俳優・三浦春馬が、5月12日(土)放送の「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」に出演することが決定。あわせて、この特別編の放送に先立ち、5月5日(土)から過去の人気作品を放送する「世にも奇妙な物語 傑作選ウイーク」も開催されることが分かった。ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ「世にも奇妙な物語」。今回三浦さんが主演するのは、ヒューマンSF作品「明日へのワープ」。「モーニング」(講談社)で連載された小出もと貴による「アイリウム」を原作にした本作は、服用した途端24時間分の記憶が完全に無くなり、まるで24時間後の未来にワープしたかのような感覚になれる“アイリウム”という謎の薬の奇跡に人生をかけた、一人の青年の“タイムワープ的体験”を描いた作品。アイリウムを処方される映画監督志望の青年・小林峰雄役を、『アイネクライネナハトムジーク』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』への出演が決定し、また主演ミュージカル「キンキーブーツ」の再演が発表され話題となった三浦春馬が。そして、同棲中の恋人・須藤由紀役には、連続テレビ小説「ひよっこ」で注目を集め、7月放送のドラマ「チア☆ダン」や、来年公開予定の『あの日のオルガン』にも出演が決定している新進気鋭の女優・佐久間由衣が抜擢された。本シリーズへの主演は、「世にも奇妙な物語2011年秋の特別編」のエピソード「JANKEN」以来7年ぶり、2回目となる三浦さん。「自分と向き合うとき、(現実から)逃げてしまうような弱さって誰もが持ち合わせていると思うのですが、そんなところに僕も共感しました」と本作について語り、実際にこのような薬があったら…という問いかけには、「たとえば満員電車でつらいときとか、めちゃくちゃお腹が痛いときは飲んでしまうと思います(笑)」とコメント。また視聴者へ「この作品が“明日の自分から逃げない、もしくは活力をもって挑む”ための源に少しでもなれれば良いなと思うので、ご自身と重ね合わせて見ていたければ、うれしいです。ぜひ楽しみにしていただければと思います」とメッセージを寄せている。一方、本シリーズ初出演となる佐久間さんは、「小さい頃から『世にも奇妙な物語』を見ていたので、お話をいただいたときには、本当にうれしくて、“私が出ていいのかな”ってびっくりしました」と心境を明かす。また初共演となる三浦さんについては、「優しくて面白い方だったので、現場の雰囲気も和やかで、お芝居のやりやすい環境を作っていただきました」と印象を語り、「目の前に立たれている三浦さんのたたずまいにすごく助けられて、役に入ることができました。連続ドラマとは違った短編ならでは難しさと楽しさを経験できました」と感想を述べている。「明日へのワープ」あらすじ映画監督を夢見る青年・小林峰雄(三浦さん)は、アルバイトをしながら自主制作映画を作り続けて早10年、全く芽が出ないまま。同級生たちが皆まともな職に就き、家族を作り、大人になっていく中、惨めな思いをすること必至の友人の結婚式に招待されてしまう。かつて一緒に夢見ていた女優志望の恋人・須藤由紀(佐久間さん)からも愛想を尽かされそうな状況で、焦燥が憔悴となり、追い込まれていく峰雄。眠れぬ日々が続くある日、心療内科で精神科医・宇堂公康(相島一之)から謎の薬“アイリウム”を処方される。“アイリウム”とは、1錠服用した途端24時間分の記憶が完全に無くなり、まるで24時間後の未来にワープしたかのような感覚になれる薬。つまり嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、そのことを体験しなかったかのように記憶から消し去ることができてしまうのだ。記憶を薬でコントロールできるようになったとき、果たしてその人生は思い通りになっていくのか。謎の薬“アイリウム”にわずかな希望を託す峰雄だが…。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」は5月12日(土)21時~フジテレビにて放送。「世にも奇妙な物語 傑作選ウイーク」は5月5日(土)16時~、7日(月)~11日(金)15時50分~フジテレビにて放送(※関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2018年04月13日独演会には老若男女が訪れ、チケットは入手困難。そんな大人気の実力派落語家・春風亭一之輔さんが、初のエッセイ集、『いちのすけのまくら』を上梓。落語が一級品なら、文章を書かせても一級品でした。子どもが僕に、「このまま伸びていってもらいたい」と言うんです。――2男、1女のお父さんでもいらっしゃいますよね。お子さんたちもエッセイを読みますか。一之輔 :いま、小学6年、3年、1年です。上の子なんか「へえ」とか言いながら読んでますね。たまに「ここウソじゃん」とかツッコむんですよ。いいだろ、そのまま書いたら面白くないんだ、脚色はあっていいんだって言い張ってます。――お子さんたちに、高座を見せたりもするんですか。一之輔:たまに連れていきます。感想を聞くと、「いいんじゃないですかねぇ、まっすぐ伸びていってもらいたいです」って言う(笑)。――お子さんが、飄々としていて頼もしいですよね。一之輔さんがうっかり準備し忘れていた年賀状の文面を、しらっと息子さんに書かせた「年賀状」の回は、読んで噴き出してしまいました。一之輔:息子が〈ことしもいちのすけをよろしくおねがいします〉って書き添えた話ね。あれは楽でした。でも、早く大きくなってもらいたい。「可愛さ」と「手が掛かる」を天秤にかけると、まだまだ大変ですからね。――一之輔さんの「初天神」を見たことがあるんです。何も買わないよと出かけたお祭りで、息子の金坊がお父っつぁんに、あの手この手でおねだりする話ですね。あの噺の中で、一之輔さんがやる金坊の表情がすごくイキイキしていたというか。お子さんたちの表情を参考にしたりするんですか。一之輔:こういう顔をするのか、と観察はしますね。子どもっていつもテンション高いかといえば、そうでもない。意外と冷めていたり。子どもの表情は間口が広いです。実際、表情とかを鏡を見て練習したりは僕はしないですからね。セリフの調子に、自然と表情もついていけばいいかなと思ってます。――落語は声の芸でもあります。一之輔:声の良さ、抑揚、ハリ、艶、リズム感とか、稽古でプラスアルファも出せるけれど、やっぱりアスリートみたいに、持って生まれたものは大きいです。――単純計算で休みなしに1日2.5回高座に上がっている計算なんですが、ご自身でも、最近ノッてるなあ、なんかスランプだなあとかあるんですか。一之輔:調子がいい悪いはありますよ、多少は。サイコーって日はないけど、お客さんに乗せられるときもあるし、30分なら30分、やりながら調整していく感じです。――そういうところもスポーツみたいですね。一之輔:僕は最初はテンション低いんです。だらーっと入っていくんです。いつも通りの感じで高座にも上がって、そのまましゃべり始めますね。落語って、おしゃべりですから。芝居の発表会みたいに、稽古してきたものをどーんと観客にぶつけるというより、「どうだい?」ってふつうの会話みたいに話しかける。で、自然に古典のネタに入っていくというのがいちばんいいのかなと。しゅんぷうてい・いちのすけ1978年1月28日生まれ、千葉県野田市出身。2001年、日本大学藝術学部卒業後、春風亭一朝に入門。NHK新人演芸大賞、文化庁芸術祭新人賞、国立演芸場花形演芸大賞など数々の受賞歴あり。年間900席を超える高座に出ている。『週刊朝日』で連載中のコラムが書籍化。執筆ツールは、現在、ガラケーから自慢のガラホに移行。連載から選りすぐった100本のコラムを、テーマ別にカテゴライズ。最終章には、落語好きで知られる俳優・東出昌大さんとの対談も収録されている。読むマクラともいえる味わい深さを体験して。『いちのすけのまくら』朝日新聞出版1500円※『anan』2018年3月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年03月11日34歳のとき、兄弟子21人を抜いて真打に昇進。さらには、200を超える落語の持ちネタがあるだの、年間に上がった高座が940を超えただの、春風亭一之輔さんは、とかく記録に事欠かない落語家だ。落語のバラエティ番組や雑誌の落語特集には、必ずと言っていいほど引っ張り出される人気者。先ごろ、週刊誌で連載中のコラムが『いちのすけのまくら』と題され、書籍としてまとまった。喫茶店、よく行きます。ガラホで原稿書くためにね。――連載開始が4年前で、いまも続いていますが、ずっとガラケーで書いていたそうですね。一之輔 :いまは、ガラケーじゃなくガラホです(どや顔)。――ガラホ?一之輔:ガラケーは、使いすぎて壊れちゃったんですよ。操作ボタンが次々と取れちゃった。使えるものを捨てるのがイヤで、取れた箇所に油性ペンで数字を描いたりしてずいぶん使ってたんですけど、買い替えたほうがいいんじゃない、とカミさんに説得されてしぶしぶですよ。歯を食いしばって店に行ったら、もうガラケーはうちでは扱ってないと。店先に並んでいるのを指さして「あるじゃねえか」と言ったら、…いえ、実際には「えー、あれってガラケーじゃないんですか」と丁寧に聞いてみたら、あれはガラホです、見た目はガラケーですけど、中身はスマートフォンと同じ機能です、って。LINEもできるらしいけど。やりませんけど。――『いちのすけのまくら』に収録されている100本のコラムは、「45度」「地平線」なんていう、どんな展開になるか予想もつかないものから、「マイナンバー」や「○活」といった時事ネタ、「思い込み」のように下ネタで落とすものまで、いろいろですね。一之輔:下ネタ?そんなのありましたっけ。――落語のクスグリの話が出てきて、茶せんを喩えて〈アナル・ザ・バンブー〉と言ったとか。一之輔:アナルくらい、いいでしょ、医学用語ですよ(笑)。本当は下ネタ、もっと書きたいくらいです。――これだけお忙しいのに、いつ書いているんですか。一之輔:僕、移動の合間にちょこちょこ書くんです。1回、喫茶店で書き終わったのを、うとうとしてたらクリアボタンを長押ししてたらしくて消えちゃって。くやしいから「30分で書いてやる!」と要らぬ奮起。しかも同じ話題だとクオリティは変わってしまうから、違う下げ(オチ)に変えました。――より面白く、という落語家の矜恃ですか。一之輔:そんなの誰にも伝わらないんですけどね。――高座はお客さんを「笑わせたい」という気持ちで臨むと思うのですが、コラムは読者に対してどんな気持ちで書いていますか。一之輔:ものを書く仕事はこれが初めてなんですね。もともと作文は好きでした。小学生のころはもう少しマジメに書いていましたけれど、中学高校くらいになればね、「適当でいいんだ、好きなように書けばいいんだ」とわかってきて、そうしたら面白くなりました。かえって、型にはまっていなくて自由でいいって、先生に褒められたりしましたね。――お題は、一之輔さんが決めているんですか。一之輔:僕はあらかじめお題があったほうが書きやすいので、毎回、編集者さんに送ってもらっています。連載のタイトルが「ああ、それ私よく知ってます。」なんです。全然知らないことを、知ったかぶりして書くのが最初のコンセプト。――知ったかぶりを笑う古典落語みたいな感じですか。「転失気(てんしき)」や「千早振(ちはやふ)る」のような。一之輔:最初のころは読んでくれる人に気を遣って、投げられたお題からちゃんとつなげて、最後はオチをつけなきゃ、面白くしなきゃ、と考えていたんですが、最近はどうでもよくなりました。キーワードがどっかひとこと出てくりゃいいだろ、くらいですね。落語もそうなんですよね。マクラも噺も、自分がしゃべって楽しいのがいちばんなので、あまり人に合わせたりしなくなりました。しゅんぷうてい・いちのすけ1978年1月28日生まれ、千葉県野田市出身。2001年、日本大学藝術学部卒業後、春風亭一朝に入門。NHK新人演芸大賞、文化庁芸術祭新人賞、国立演芸場花形演芸大賞など数々の受賞歴あり。年間900席を超える高座に出ている。『週刊朝日』で連載中のコラムが書籍化。執筆ツールは、現在、ガラケーから自慢のガラホに移行。連載から選りすぐった100本のコラムを、テーマ別にカテゴライズ。最終章には、落語好きで知られる俳優・東出昌大さんとの対談も収録されている。読むマクラともいえる味わい深さを体験して。『いちのすけのまくら』朝日新聞出版1500円※『anan』2018年3月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年03月08日2014年、米・ロサンゼルスで初演されるやいなや、大きな話題を呼び、その後映画化もされた『プライムたちの夜』の日本版舞台が、11月7日から新国立劇場で上演される。現代の優れた欧米戯曲を日本で初演しようという同劇場の企画の一環で、アメリカの新進作家ジョーダン・ハリソンによるもの。娘夫婦(香寿たつき、相島一之)と暮らすマージョリー(浅丘ルリ子)は、85歳を迎え記憶にも霞がかかってきた。そんな彼女が30代の男性(佐川和正)と昔話をしている。彼女の夫にそっくりのその男性は、実はアンドロイドだった――という物語だ。【チケット情報はこちら】10月某日、その稽古場を取材した。浅丘、香寿、相島、佐川の4人が初日をめざし、シーンを丁寧に構築している。演出を担当するのは、新国立劇場の芸術監督でもある宮田慶子。宮田は香寿と相島が演じる夫婦の会話に、細かい演出をつけていく。「この夫を語るとき、きっと“思慮深い”という形容詞が入ると思うんだよね」という具合に、キャラクター一人ひとりの性格や背景を様々な表現で伝える宮田。「なぜその言葉を使ったのかを意識して」「初めてのように、新鮮に言おう」とふたりに伝えるたび、妻の苛立ちや焦り、夫の寛容がより際立ってみえてくる。浅丘の演じるマージョリーは、記憶はところどころ薄れつつあるものの、言動はしっかりしている。時に頑なだったり皮肉っぽかったりする彼女のセリフに、稽古場はたびたび笑いに包まれた。「最初は、全容をつかむのにずいぶん苦労しました。でもこの物語は、じつは何千年前から同じように悩んでいた家族の関係、母娘の関係を描いている作品なんです」と宮田が話す通り、2062年という近未来の設定が信じられないほど、現代と変わらない家族の姿がそこにはある。人間のように精巧なアンドロイド――けれども、浅丘と佐川の会話には、その端々にちょっとした違和感が混じる。「ほぼ人間だけど、どこかちょっと違うんですよね。人間と人工知能の差異を見つけることが、人間の尊厳を再確認することになるのかもしれない」と宮田。稽古場では佐川があるセリフのニュアンスをつかむのに何度も繰り返し、さまざまな言い方を試す場面も。ひとりで繰り返そうとする佐川に、手を差し伸べるかのように直前のセリフを発して流れをつくる浅丘。それぞれが真摯に作品に立ち向かいながらも、稽古場には穏やかな空気が流れていた。斬新な切り口で普遍的な問題を描き出すべく、稽古を重ねる宮田と4人のキャスト。この作品が新たな古典になり得る予感がした。公演は11月7日(火)から26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて上演後、兵庫を巡演。チケット発売中。取材・文:釣木文恵
2017年10月25日直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説を基に、林遣都主演で映画化する『しゃぼん玉』。この度、本作の公開日が3月4日(土)に決定し、あわせて感涙必至特別映像が解禁された。親に見捨てられ、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返してきた伊豆見翔人(林遣都)。誤って人を刺してしまっ た彼は、逃亡途中に老婆・スマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで、彼女の家に居座ってしまう。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、伊豆見をスマの孫だと勘違いした村の人々に世話を焼かれ、山仕事や祭りの準備を手伝わされるうちに、伊豆見の荒んだ心に少しづつ変化が訪れた。そして10年ぶりに村に帰ってきた美知(藤井美菜)との出会いから、自分が犯した罪を 自覚し始める。「いままで諦めていた人生をやり直したい」――決意を秘めた伊豆見は、どこへ向かうのか…。原作は、直木賞作家・乃南氏の同名ベストセラー小説。阪本順治監督や和泉聖治監督の元で助監督を務め、「相棒」シリーズで演出を手掛けてきた東伸児が劇場初監督に臨んだ作品だ。主演には、昨今の活躍が目覚ましい林さん、伊豆見が逃亡先で出会う老婆・スマ役に市原悦子。そのほか、藤井美菜、綿引勝彦、相島一之らが出演している。このほど公開されたのは、林さんと市原さんの感涙必至の特別映像。林さん演じる無償の愛を知らずに育った若者・伊豆見が、市原さん演じるスマのくったくのない愛に心を開く、本作のクライマックスともいえる重要なシーンとなっている。また今回、2月16日(木)に本作の舞台挨拶付きワールドプレミア上映会の開催が決定。主演の林さんと東監督らが当日登壇予定となっている。『しゃぼん玉』は3月4日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月31日韓国で人気を博したミュージカル『フランケンシュタイン』が日本に初上陸する。あの有名なフランケンシュタインの物語を大胆にアレンジし、メインキャスト全員が一人二役で演じる手法にも注目が集まる。メインキャストのひとりは、舞台をはじめ、映画やテレビドラマで味のある演技を見せる、ベテラン俳優の相島一之。「ミュージカルコメディの経験はありますが、シリアスなミュージカルは初めて」という相島にその思いを聞いた。ミュージカル「フランケンシュタイン」チケット情報「今回は、『ザ・ミュージカル』ですよ。『ザ』ですよ、ザ(笑)。本当に僕でいいの?と何回、念を押したことか」と豪快に笑いながら、オファーを受けた心境を語る。19世紀のヨーロッパを舞台に、死人の命を甦らせ、「生命創造」の研究に身を捧げる科学者ビクター・フランケンシュタインが主人公だ。ビクターは、友人のアンリを無実の罪で亡くしたことから、アンリにその研究成果を注ぐが、誕生したのはアンリの記憶を失った「怪物」だった。「死者を生き返らせるという物語はiPS細胞やクローンなど、21世紀の医学の進歩で突拍子もない話ではなくなってきた。観客は色々なことを思い巡らせるはず。また、登場人物が救いを求め、人間の生きる意味を問う姿は話に深みを与えます。そこに壮大でドラマティックな音楽が入ると、物語がさらに勢いよく立ち上がり、本当に素晴らしいんですよ」と熱を込める。相島は、第一幕でビクターの婚約者ジュリアの父・ステファン、第二幕でギャンブル闘技場に出入りするフェルナンドを演じる。社会的地位や名誉があるステファンと、金の亡者で裏社会とも繋がるフェルナンド。一方、研究熱心なビクター役の中川晃教、柿澤勇人(Wキャスト)は、ギャンブル闘技場を営む悪党のジャックに豹変する。あまりにも正反対なキャラクターは、一人二役というものの、実は同じ人間ではないかと思わせる。どんな人間にも光と闇があるように。「まさにそうですね。脚本と歌詞を手掛けたワン・ヨンボムさんが意図して書いているのだと思います。一人二役は役者にとっては、苦労より楽しみのほうが大きい。振り幅の大きい違う役をやればやるほど、バッと弾ける。その生き生きとした役者の魅力が芝居全体の高揚感にも繋がり、物語自体が大きく揺れる。Wキャストだと揺れ方もそれぞれ違うはずです」役者のほか、立川志らくと落語会をしたり、自身のブルースバンドのライブでブルースハープを吹いて熱唱したりする。また、長男は5歳、長女は2歳とかわいいさかり。50代にして人生花盛りの様子だ。「いえいえ(笑)。でも、異業種に挑戦して確実に分かったのは、僕は俳優以外の何物でもないということです」。きっぱりとそう言い切った。公演は、1月8日(日)から29日(日)まで東京・日生劇場、2月2日(木)から4日(土)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。その後、福岡、愛知でも公演あり。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2017年01月05日年明けからNHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」にも登場する林遣都が主演を務める『しゃぼん玉』。直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説の映画化となる本作から、待望の予告編が解禁。秦基博の名曲「アイ」の弾き語りVer.が主題歌に起用されている。親の愛を知らずに育ち、通り魔や強盗傷害を繰り返す無軌道な若者・伊豆見翔人(林遣都)。あるとき、誤って人を刺してしまった彼は、逃亡の途中に老婆・スマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで、彼女の家に居座ることに。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、スマをはじめ村の人々とのふれあいによって、伊豆見は人生の大きな決断をすることに…。生まれて初めて愛を知った人間が、自分の居場所をみつけ再生していく過程を描いた本作。乃南アサの同名ベストセラー小説を、阪本順治監督や和泉聖治監督の元で助監督を務め、「相棒」シリーズで演出を手掛けてきた東伸児が初監督で映画化した。Netflixオリジナルドラマ「火花」主演をはじめ、近年の活躍が目覚ましい林さんを主演に、伊豆見が逃亡先で出会う老婆スマ役には、日本を代表するベテラン女優・市原悦子。さらに、『デスノート Light up the NEW world』の藤井美菜や、綿引勝彦、相島一之ら実力派が脇を固める。全編が宮崎県の「天孫降臨ひむか共和国」一帯で撮影されただけあり、予告編映像でも、大自然に抱かれた山深い村の生活が人間ドラマの中に映し出されていく。今回、泰さんの主題歌起用に関しては、東監督をはじめ製作サイドが、“宮崎県にゆかりのある”シンガーとしてラブコールを送ったところ、なんと本作を観た秦さん本人から、自身の“ターニングポイント”となった「アイ」(‘10年発表)の提案があったという。本作の持つ“無償の愛”と曲の歌詞に込められた“愛のあたたかさ”が融合し、人々の心に確実に何かを残すものへと昇華させるということで、監督含めスタッフは全員一致で即決。弾き語りバージョンにて、起用されることになった。泰さんは、「生きることの困難さや、自分たちの抱える矛盾――善悪とは何か、本当の意味での優しさとは何か、といったことについて、改めて考えるきっかけをくれる作品でした」と、本作に触れた感想をコメント。「主人公が初めての土地で様々な人たちと出会い、初めての感情を知っていく…そんなところが『アイ』という楽曲の世界観に合っていると思いました」と、映画との融合に手応えをのぞかせる。また、「『アイ』は、もともと秦さんの曲の中でも特に好きな1曲」と言う林さんは、「主人公・翔人の誰にも伝えることのできない切ない思いを代弁してくれているかのようで、撮影時に見ていた景色や抱いていた感情が頭を駆け巡りました。よりいっそう公開が待ち遠しいです」と、万感の思いでコメントを寄せている。『しゃぼん玉』は2017年3月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日先日より、4週連続でスペシャルインタビュー動画を解禁している北川景子主演WOWOW連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」。この度、いよいよ佳境に入る本作から、第4話のスペシャル動画が到着した。人気推理小説家・中山七里の迫真の法医学ミステリーを基にドラマ化する本作は、主人公の女性研修医・栂野真琴(北川景子)が偏屈だが解剖の腕は超一流という法医学教授・光崎藤次郎(柴田恭兵)の下で学び成長していく物語を軸にした、WOWOW初の法医学ドラマ。目まぐるしく二転三転する先の読めないストーリー、“解剖”をめぐって人間の生死に関わる人々の苦悩や葛藤を描いていく。10月23日(日)放送の第4話では、光崎教授が解剖した三人の遺体が、浦和医大の元患者であり、主治医が梶原英雄(相島一之)という共通点があることが発覚。立て続けに亡くなった患者の死因を医療ミスと疑う刑事・古手川(尾上松也)。真琴は梶原を問い詰めるが、妙な言いがかりはよせと立ち去ってしまう。疑いを掛けられた梶原は、内科教授・津久場(古谷一行)と医学部長・坂元義彦(金田明夫)のもとへ。ついに坂元は光崎を排除しようと画策し…といった展開。クライマックスに向けて大きくストーリーが動きだす4話だが、北川さんは「これまでの真琴と違う点は、1話や2話、3話の中でも一番成長して強くなっていて、自分から調べようとしたり、自分で動き回る話でもありますので、 そこで真琴の成長を感じられると思います」と話し、「(梶原先生役の)相島さんとは、ガラっと作風が変わったかのような、ちょっとホラーのようなシーンも撮影して、緊迫感のある良いシーンになっていると思います」と見どころを語る。また「最後は切ない終わり方」「梶原先生の思いをどういう風に消化できるかというのが、5話に向けて繋がっていくお話かなと思います」と4話はより大切なストーリーになっているとコメントした。いよいよ次週、最終話のスペシャル動画が解禁。また、これまで放送された第1話から第4話を10月28日(金)25時より一挙放送することが決定!最終話放送の前にもう一度こちらで見直してみては?連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」第4話は10月23日(日)22時~WOWOWにて放送。※第1話~第4話は28日(金)25時~一挙放送(cinemacafe.net)
2016年10月17日誰もが知るフランケンシュタインの物語に大胆な解釈を施し、さらにメインキャスト全員がひとり二役を演じるというトリッキーな演出で大ヒットとなった、韓国発のグランドミュージカルが、日本初上陸。出演する中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹、小西遼生らが8月19日、製作発表会見を行った。ミュージカル『フランケンシュタイン』チケット情報19世紀のヨーロッパ。科学者ビクター・フランケンシュタインは、殺人事件に巻き込まれた自分を救うために命を落とした友人・アンリを生き返らせようと、アンリの亡骸に自らの研究の成果を注ぎ込む。だが誕生したのは、アンリの記憶を失った“怪物”だった……。演出を担当する板垣恭一は「日本ではマンガの影響か、フランケンシュタイン=怪物と思い浮かべてしまう人もいるかもしれませんが、実は、博士の方の名前です。あえて言っておきます(笑)。韓国のこのミュージカルでは、その身体の元になっているのが友人だというところがまったく新しい。原作では博士と怪物が、創造した人と作られたモノ、という関係なのですが、本作では“人間対人間”となっているところが面白い。もともと優しい心を持っていた人間が違うものになってしまうという悲劇の部分を、きちんと日本の観客に腑に落ちてもらえるようにしたい」と、ポイントを語る。キャストは、フランケンシュタイン博士と悪党・ジャックの2役を中川晃教と柿澤勇人、アンリ&怪物に加藤和樹、小西遼生のWキャスト。中川は「まさにフランケンシュタインというのが、あの怪物だと思いそうになっていました(笑)。(人を生き返らせるという)倫理に反することを、やってはいけないことをしてしまう葛藤の中、なぜ彼がそれをしてしまったのか。そこには愛する仲間を生き返らせたいという理由がしっかりあった。それが今回の作品の中で説得力があるところだと思う」と語る。また柿澤は「1幕と2幕でまったく違うキャラクターを演じるということが想像できなかった。新解釈のフランケンシュタインに挑戦できることが楽しみ」と語った。柿澤は6月に右足を負傷し、自身の主演作『ラディアント・ベイビー』大阪公演が中止になったが「アキレス腱の手術をしましたが、今は歩くまで回復しています。1月には元気な姿でみなさんに恩返ししたい。いいタイミングだったのか(苦笑)、僕の傷口がいまフランケンシュタイン状態。それを見ると本当にゾクゾクするんです。この感情を何かに使えたら」と話していた。この日は中川と柿澤が、デュエットで劇中曲『偉大なる生命創造の歴史が始まる』を披露。事前公募で約5000人の中から当選した一般オーディエンス200人もふたりの歌声に聴き惚れ、大きな拍手を贈っていた。登壇者は、ほかに音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ。公演は、2017年1月8日(日)から29日(日)まで、東京・日生劇場にて。チケットは9月10日(土)に一般発売を開始する。チケットぴあでは8月23日(火)11:00から29日(月)11:00までWEB先行抽選「プレリザーブ」を受付。東京公演ののち、大阪、福岡、愛知でも公演あり。
2016年08月22日ミュージカル『フランケンシュタイン』の製作発表記者会見が19日に都内で行われ、出演の中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹、小西遼生、音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ、潤色・演出の板垣恭一が登壇した。同作は1818年に出版されたゴシック小説『フランケンシュタイン』を脚色し、韓国でロングランを続けているミュージカル。フランケンシュタイン博士は親友の死を嘆き、怪物として生き返らせたという新解釈で、人間の愛憎を描いていく。メインキャスト全員が1人2役を演じることも話題となっている。主役のビクター・フランケンシュタインを演じる中川と柿澤は、会見で劇中ナンバー「偉大なる生命創造の歴史が始まる」を披露した。昔から中川の大ファンだった柿澤は、3日前に歌稽古を行ったが「あの日の記憶ほとんどないんです」と苦笑。柿澤は「頑張るぞと思って下を見たら、社会の窓全開でした。それくらい興奮したんだと思います」と振り返った。柿澤は、6月に舞台『ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~』東京公演でアキレス腱断裂の怪我を負い、同舞台の大阪公演が中止となった。今もまだ傷が残っているが、「たくさんの人に迷惑をかけたし、来年の1月に元気な姿で、恩返ししたいと思っていますし、頑張りたいなと思います」と決意を表明した。また、「東京グローブ座でやっていた舞台『フランケンシュタイン』を観に行っていた」という中川は「同じ作品をやるんだろうと思ったら、実は韓国版のミュージカルなんだとわかった」と、様々な可能性を持つ作品に対して驚きを表す。中川は「今回の『フランケンシュタイン』では、ビクターは愛する仲間を生き返らせたいという理由がしっかりあり、説得力が生まれていくるんだなと感じました」と印象を語った。怪物を演じる加藤は、韓国版の俳優が「上半身裸で、ムキムキのバディ」だったことを意識しつつ、「怪物は生まれたてで、何も知識もないし、赤ちゃんだと思うんですよ。見た目と反する中身のギャップを作れたら」と役作りを意識。小西は「怪物の存在によってビクターの心の中がわかったり、葛藤や苦しみがわかるような役にしたい」と意気込み「造形に関しては、エヴァンゲリオンに負けないくらい」とイメージを膨らませた。東京公演は2017年1月8日~29日、日生劇場で行われる。また、大阪公演(梅田芸術劇場 メインホール)は2月2日~5日、福岡公演(キャナルシティ劇場)が2月10日~12日、愛知公演(愛知県芸術劇場)が2月17日~18日の予定。
2016年08月19日10月より「デスノート」シリーズの“正当な続編”として放たれる『デスノート Light up the NEW world』。この度、「Hulu」にて前作と本作の10年間の衝撃の真相に迫るオリジナルドラマが全3話で配信されることが決定した。犯罪のない社会を目指し、デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵L。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、キラによるメッセージが発信された。「デスノートを手に入れろ―」。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。同時多発的に発生する大量の殺人事件。そんな中、三島(東出昌大)が率いるデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が加わり、無差別殺人事件の現場で1冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラの信奉者・紫苑(菅田将暉)の姿が。いま、それぞれの譲れない“正義”を懸けた、3人の壮絶な頭脳戦が始まる──!最新作『デスノート Light up the NEW world』で、三つ巴の頭脳線を繰り広げる東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の主要キャスト3名。今回配信が決定した「デスノート NEW GENERATION」では、それぞれが主人公として描かれている。まず最初に配信されるのは、東出さん演じる捜査官・三島が独自の視点による捜査でデスノート対策本部のエースに抜擢されるまでの活躍を描いた「新生」 。2作目は、池松さん演じるLの後継者で世界的名探偵・竜崎 がデスノート捜査に参加するに至る事件と、Lへの想いと約束を描いた「遺志」。そして最後は、菅田さん演じるキラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑の過去のトラウマとデスノートに関わる契機を描いた「狂信」。と3部作での配信となっている。本ドラマは、佐藤信介監督をはじめ、脚本・真野勝成、音楽・やまだ豊ほか、映画スタッフが再集結して製作。香港での海外ロケなど映画本編同様のハイクオリティな映像美で、映画に至るまでの各キャラクターの「真相」が濃厚なドラマとして描き出される! また、今回3人の主要キャストだけでなく、デスノート対策本部のメンバーは全員出演し、超進化を遂げたフルCGで描かれる死神リューク中村獅童ももちろん出演。さらに史上最悪のデスノート所有者・青井さくら役の川栄李奈も存在感たっぷりに竜崎とやり合っているようだ。さらに、中村倫也、相島一之といったドラマだけの豪華スペシャルキャストも登場する。デスノートシリーズならではの超難解な謎解きに加えて、事件解決の刑事捜査ストーリー 、サイコサスペンス的展開など、オリジナルドラマとしての新たな面白さも盛り込まれ、さらに最新作映画の“謎”につながるヒントが隠されている本ドラマ。まさにデスノートファン必見となっている。さらに、「Hulu」では映画の公開を記念し、『デスノート』の映像作品をまとめて特集した「デスノート」チャンネルが開設されておりこちらも要チェックだ。「デスノート NEW GENARATION」は9月16日(金)よりHuluにて3週連続配信(全3話)。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月10日「欅坂46」が初主演&総出演の新土曜ドラマ24「徳山大五郎を誰が殺したか?」の初回放送日が、7月16日(土)に決定。これに併せて、ドラマを彩る豪華キャストに、 嶋田久作、 相島一之、江口のりこらが出演することが明らかとなった。私立欅学園3年C組の教室。生徒たちが登校した途端、担任教師の徳山大五郎の遺体を見つけて誰もが右往左往している。「まだ生きてるかも?」「人工呼吸とかすれば…」そのうちに背中にナイフが刺さっているのを見つけ、死んでいることを悟る。こうなったらどこかに隠さなきゃ…。やばい、時間がない。「あそこなら入るんじゃない?」ひとりの女生徒が指さした先は、なんと教室のある場所。「意外と見つからないかも!」「入るかな?」「手足とか切っちゃえば?」かくも無責任で、残酷な、女子高生たち。そうして教室に先生の遺体があることを、バレないように必死に隠しながら過ごす奇妙な学校生活が始まる。学園の教師や、担任教師の妻、不倫相手、刑事、記者…毎回誰かが教室を訪れ、遺体に気付かれるかもしれないピンチが続く。果たして隠し通すことはできるのか。そして、誰が先生を殺したのか――!?本作は、デビューシングルが女性アーティストのデビューシングル初週売上で新記録を更新した「欅坂46」が総出演で贈る、シュールな笑いに包まれた学園ミステリードラマ。また、企画・原作は秋元康が担当している。そして「欅坂46」総出演の脇を固めるキャスト陣が発表。番組冒頭から遺体で発見され隠し続けられる徳山大五郎役を、独特の存在感と幅広い演技で観ている者を魅了する嶋田さん、欅学園の校長である参宮橋校長役を、劇作家・俳優・演出家と多岐にわたり活躍している岩松了が好演。また、担任が行方不明になり、代わって3年C組を担当する神崎役に個性派女優の江口さん、古文の先生である竹村哲也役に、演技派俳優の相島さん、そして、“物の気持ち”を大切にする用務員の橋部役を、現在放送中のドラマ「お迎えデス。」でも幽霊という独特のキャラクターを演じきった今野浩喜が演じ、3年C組の生徒たちを毎回ヒヤヒヤさせるという。なお、本ドラマの主題歌となる「欅坂46」2ndシングルのタイトルが「世界には愛しかない」に決定。10代の心象風景とリアリティを、意表をついた“ポエトリーリーディング”で表現。未来に向かって自分の気持ちに正直に進んでいく強い意志を、疾走感あふれる爽快なメロディーで鮮烈に伝える青春ソングに仕上がっているそうだ。共演者たちからコメントが到着した。■嶋田久作(徳山大五郎役)「欅坂46」の皆さんの新鮮な感性に触れながら、日々撮影に勤しんでいます。何もせずただひたすら目を開けて「もの」と化してます。自身には貴重でスリリングな役柄ですが、視聴者の方々はどう受け止められますか。ドラマの中でしっかり働いてくれれば嬉しいです。よろしくお願いします。■江口のりこ(神崎役)徳山大五郎を誰が殺したか…、タイトル通り、演者である私も誰が殺したのかわかりません。わからないまま演じているわけですが、これが楽しいです。視聴者のみなさんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。■今野浩喜(橋部役)用務員橋部役の今野です。生徒たちが多すぎて本当に名前を覚える所から四苦八苦しています。学校の先生って凄い。カメラが回っていないときの教室は本当に女子校感丸出しです。携帯のインカメラを鏡にして髪を直す生徒多数。早急にこの空気に溶け込めるよう頑張ります!■相島一之(竹村哲也役)徳山大五郎を誰が殺したか?何故女子高の教室に死体が?何故その死体が嶋田久作さんなのか?何故この女子高は可愛い娘ばかりなのか?そしてあいじまは1話以降いつ出るのか?このドラマはミステリーに満ちている!是非その事件を目撃してください。土曜ドラマ24「徳山大五郎を誰が殺したか?」は7月16日より毎週土曜0時20分~テレビ東京にて放送開始。※「Amazonプライム・ビデオ」にて7月10日(日)より独占先行配信開始。(cinemacafe.net)
2016年06月14日アイドルグループ・欅坂46の初主演&総出演のテレビ東京系ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(7月16日スタート 毎週土曜24:20~)の主題歌タイトル、出演者が、このたび明らかとなった。欅坂46は2015年8月にデビューした、秋元康氏プロデュースのアイドルグループ。ドラマの企画・原作も秋元氏が担当し、メンバーが総出演する。私立欅学園3年C組の教室に横たわっていた男性教師の遺体を隠してしまったことから、しばらく死体と共に過ごさなくてはならなくなった女子高生たちの姿をコミカルに描く。初回放送に先駆けて、7月10日よりAmazonプライムで独占先行配信がスタートする。ドラマ主題歌となる2ndシングルタイトルは「世界には愛しかない」(8月10日発売)に決定。10代の心象風景を、詩を朗読する「ポエトリーリーディング」で表現し、テンポの良いメロディーで歌い上げる青春ソングとなっている。遺体となって発見される徳山大五郎役は、伝説的劇団・東京グランギニョル出身で、舞台『ライチ・光クラブ』のライチ役を務め、数々の作品に出演する嶋田久作が演じる。また、欅学園の校長・参宮橋役には岩松了、副担任・神崎役に江口のりこ、用務員・橋部役に今野浩喜、古文の先生・竹村哲也役には相島一之と、実力派が脇を固める。嶋田は「欅坂46の皆さんの新鮮な感性に触れながら、日々撮影に勤しんでいます。何もせずただひたすら目を開けて『もの』と化してます」と遺体役について語る。そして「自身には貴重でスリリングな役柄ですが、視聴者の方々はどう受け止められますか。ドラマの中でしっかり働いてくれれば嬉しいです」とメッセージを送った。また、今野は「カメラが回っていない時の教室は本当に女子校感丸出しです。携帯のインカメラを鏡にして髪を直す生徒多数」と撮影中の雰囲気を明かし、「早急にこの空気に溶け込めるよう頑張ります」と意気込みを語った。
2016年06月14日女優の高島礼子が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『女たちの特捜最前線』(毎週木曜20:00~20:54)で主演を務めること決定。このほど取材に応じ、宮崎美子・高畑淳子との女子会シーンなどの魅力を語った。このドラマは、高島演じる京都中央警察署・総務課の室町京子、宮崎演じる広報課の一条弥生、高畑演じる食堂調理員の八坂美鈴が、"井戸端捜査会議"を繰り広げながら犯人を暴いていくというもの。昨年12月に『土曜ワイド劇場』枠で放送され、好評を受けて連ドラ化されることになった。今作の見どころは、高島・宮崎・高畑が食堂で繰り広げる"井戸端捜査会議"と称される女子会シーン。第1弾の撮影の際、台本通りだとセリフの掛け合いにとどまってしまうことに「女子会ってこういうもんじゃないわよ!」と悩んでいた高畑の発案で、スタジオの食堂でミーティングを行ったところ、会話がどんどん脱線していくものの、最終的には結論に近づくという、まさに女子トークの面白さに気づき、その後の井戸端会議シーンに生かされたそうだ。プライベートでも女子会にハマっているという高島は「年上の方と女子会をすると勉強にもなるし、新しい情報も聞ける」と自らの糧にしているそう。ただ、宮崎と高畑の前で「この中で私が一番年下です」と言っただけで、「今年下って言ったわね!」「50過ぎたらみんな一緒よ!」と激しく突っ込まれてしまったそうだが、「びっくりしたんだけど、これは面白い!と思いました」と、手応えを実感したことを振り返った。また、今回は総務課員の役だが、自身がかつて3年間OLとして勤務していた時も、総務部総務課所属だったという。洗剤の補充が間に合わなかったり、備品の計算が合わなかったりで怒られたそうで、お局的な先輩もいたそうだが、「せっかくだから過去の経験を生かしたいなと思います」と意気込んだ。これまで、ハードボイルドな役柄のイメージが強かった高島だが、今作は打って変わって裏方目線でストーリーが進行。「見ている方にも親近感があるような作品になっていくと思うので、楽に謎解きをしてもらえるようになれば」と狙いを語っている。コメントを寄せた宮崎は「言いたいことを言いあって、"おばさんたちだけど活きのいいドラマ"になれば」、高畑は「"オンナって元気だなぁ"と、うらやましがられるようなお芝居をしていきたいですね」と抱負。ほかにも、渡辺いっけい、相島一之、飯田基祐、冨家規政、増澤ノゾム、近野成美、杉浦琴乃、泉川実穂らが脇を固める。
2016年06月07日芥川賞受賞の又吉直樹原作のNetflixオリジナルドラマ「火花」の主演や、話題作『僕だけがいない街』への出演、『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』での声優初挑戦と活躍著しい俳優・林遣都が市原悦子、藤井美菜らと共演、乃南アサの同名ベストセラー小説の映画化『しゃぼん玉』で主演を務めることが分かった。親に見捨てられ、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見(林遣都)は、逃亡途中の宮崎県の山深い村で、怪我をしている老婆・スマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで、彼女の家に寝泊まりするようになる。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、スマをはじめ、伊豆見をスマの孫だと勘違いした村の人たちが、あれこれ伊豆見の世話を焼くようになり、山仕事や祭りの準備を手伝わさせられるうちに、伊豆見の荒んだ心に少しずつ変化が訪れる。また、ある事件をきっかけに村に10年ぶりに帰ってきた美知(藤井美菜)との出会いから、自分が犯した罪を自覚し始める。「人生をやり直したい」、そう決意した伊豆見は…。「凍える牙」で直木賞を受賞した乃南アサの同名ベストセラー小説を、『亡国のイージス』の阪本順治監督や劇場版『相棒』の和泉聖治監督のもとで助監督を務め、TV「相棒」シリーズでも演出を手がける東伸児が、自ら脚色して映画化。本作で劇場映画監督デビューを果たす。通り魔や強盗傷害を繰り返す無軌道な若者が、逃亡先での老婆や村の人々の出会いによって、失くした感情を取り戻していく物語で主演を務めるのは、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』や『悪の教典』ほか、『僕だけがいない街』『にがくてあまい』、ドラマ「火花」などの話題作に立て続けに出演する林さん。また、伊豆見が逃亡先で出会う老婆・スマ役には、『あん』にも出演した日本を代表する名女優・市原さん。ある事件をきっかけに村に戻ってきた美知役には、最旬若手女優が結集した『女子ーズ』や今秋公開『デスノート2016』などに出演し、韓国で爆発的人気を誇る藤井さん。厳しくも伊豆見を見守る村人・シゲ爺役に綿引勝彦、スマの息子役に相島一之らが脇を固めている。先日3月18日(金)には宮崎県でクランクイン、19日(土)には、本作のメインロケ地となる宮崎県・椎葉村に作られたスマの家でお祓いと製作発表会見が行われ、原作者の乃南さん、東監督、林さん、市原さんが出席し、映画の無事完成を祈願した。さらに本作は、延岡市、日向市ほか9市町村で構成される宮崎県北部広域事務組合(天孫降臨ひむか共和国)が特別協賛し、現代に忘れ去られた“血のつながり”を越えた人々のつながりを地域から描き出していく。<以下、コメント>■林遣都愛はどこからでも生まれ、人を築いていってくれる。どんなに苦しくても、大切な何かを失っても、生きてさえいて、誰かが見ていてくれれば、必ず取り戻すことができる。原作を読み、自分自身と重ね合わせ強く感銘を受けました。自分の居場所を見つけ、愛を知り、どんどん変わっていく伊豆見の心の動きを、大事に、繊細に表現したいと思います。■東伸児監督企画立ち上げから3年、ようやく映画化できる事を大変嬉しく思っております。登場人物はもちろん、豊かな自然や食物、そこで暮らす人々の温かさなど、舞台となる宮崎県北部(天孫降臨ひむか共和国)や椎葉村の魅力を存分に感じる映画にしたいと思っています。主演の伊豆見役には、本作では、極力台詞を排して細かい表情や行動で心情を描きたいと思っていたので、繊細な表情や存在感が際立つ役者さんだと常々思っていた林遣都さんにお願いしました。また、突然やって来た「訳ありな若者」に、何も聞かず黙って受け容れるスマ役には、「懐の深さ」「包容力」を感じさせる方が良いと考えたとき、一番に市原悦子さんが頭に浮かび、出演をお願いしました。『しゃぼん玉』は2017年春、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月22日黒木瞳主演のWOWOWオリジナル連続ドラマ『スケープゴート』(4月12日スタート、毎週日曜 22時~)の主題歌に、平原綾香の「Prayer」が決定した。作家・幸田真音原作の社会派政界ドラマである同作は、権力と嫉妬が渦巻く永田町で女性政治家が総理大臣のポストに向けて突き進むサクセスストーリー。「Prayer」は、仕事と家庭の両立といった苦労に追われながら一生懸命働いている“羽ばたく”女性たちへのエールソングとなる。主演の黒木は「『スケープゴート』は、可能性を試し、大空に羽ばたこうとする女性の物語でもあります。主題歌『Prayer』から、何色にも染まれる勇気と、今を生きようとする強さを感じました」と、楽曲からのパワーを受けた実感をコメント。主題歌を歌う平原は「『飛べるはずがない』…そうやって心に鍵をかけているのは、運命でも、誰かのせいでもなく、自分自身かもしれません。ドラマを見て励まされるように、主題歌『Prayer』も、これから飛び立とうとしている人へのエールになればうれしいです」と語っている。出演はほかに佐々木希、山口紗弥加、小市慢太郎、相島一之、光石研、神保悟志、小林隆、西岡德馬。連続ドラマ『スケープゴート』はWOWOWプライムで4月12日(22:00~ 全4話)スタート。第1話は無料放送。
2015年03月11日日本初の女性総理大臣が誕生するまでのサクセスストーリーをスリリングに描いた幸田真音の『スケープゴート』が黒木瞳主演で連続ドラマ化され、WOWOWで4月12日からスタートすることが4日、明らかになった。物語の舞台は男たちの権力と欲望が渦巻く永田町。大学教授・三崎皓子(黒木)はある日、元恋人のテレビ局役員・矢木沢峻(石丸幹二)に呼び出され、明正党総裁・山城泰三(古谷一行)と引き合わされる。父親との過去の確執から政治家を敬遠していた皓子だが、次の総選挙で政権奪還を狙う山城の思惑に次第に巻き込まれていく――。これまでさまざまな社会派ドラマを放送してきたWOWOWドラマだが、政界を舞台にした作品は今回が初めてとなる。主人公の三崎皓子を演じる黒木は「皓子があれよあれよという間に政治家への階段を上がっていくように、私もこのハードル高き役柄をチャレンジしなければと心しました。女性の目線で政治ワールドをどう捉え、どう立ち向かうか、政治家の役が初体験なだけにとても楽しみです」とコメント。同局のドラマ『第三のミス~まず石を投げよ~』(2009年)以来、5年ぶりとなる主演を務める。皓子の元恋人・矢木沢役の石丸はWOWOWドラマ初出演。「能力のある女性が一国のトップになってゆくサクセスストーリーに爽快感を覚えました。フィクサー的な役回りに面白みを感じています。そして主人公はかつて自分が恋人であったことを誇りに思える女性。そんな彼女に見合うような男性像を創ろうと思います」と意気込みを語った。原作者の幸田は「女性の登用がますます話題になり注目されていますが、それでもさまざまな厳しさがあり、その行く手を阻んでいるのが現実です。政界に限らず、自らの夢の実現や社会のために迷い、悩みながらも頑張っている日本全国の多くの女性たちと、それを見守る男性たちに心からエールを送るようなドラマになるのは間違いないでしょう」と、今回のドラマ化に大きな期待を寄せている。出演はほかに佐々木希、山口紗弥加、小市慢太郎、相島一之、光石研、神保悟志、小林隆、西岡德馬。連続ドラマ『スケープゴート』はWOWOWプライムにて4月12日(22:00~ 全4話)スタート。第1話は無料放送。
2015年02月04日10月19日からWOWOWでスタートする連続ドラマW『株価暴落』(毎週日曜 22:00~ 全5話)の特別披露試写会が14日、神奈川・横浜の新都市ホールで開催され、出演者の相島一之と鈴木浩介監督がトークショーを行った。同ドラマは、昨年大ヒットを記録した『半沢直樹』(TBS系)の池井戸潤の原作で、銀行を舞台にした金融ドラマ。経営危機に陥りながらもプライドを捨てきれない巨大企業、彼らの再建の鍵を握るメインバンク、企業テロの真相を追う警察、そしてそれらを取り巻く人々の複雑に絡み合う思惑を通して、銀行と巨大企業にはびこる闇に鋭く切り込む。主演の織田裕二が、組織の論理に染まらず自らの信念に忠実に突き進む熱き孤高のバンカー・板東を演じる。試写会後に行われたトークショーに、鈴木監督と相島が織田裕二のパネルを抱えながら登壇。同ドラマで初めて一緒に仕事をしたという織田について鈴木監督は「お茶会の時に初めてお会いしたんですけど、目の前に織田裕二ですから緊張しましたね」と明かし、坂東が勤務する銀行の企画部部長で、坂東と対立することになる来栖太平を演じた相島も「存在感のある人。一緒に演じる立場から言わせてもらうと、一つ一つが絵になるんです。貫く感じが織田裕二ですね」と絶賛した。坂東と、行内で権力争いを繰り広げるエリート行員・二戸を演じた高嶋政伸の怪演ぶりも同ドラマの見どころ。鈴木監督は「すごかったですよね。高嶋さんがかなりアグレッシブな演技をされていて。1話はまだまだ序の口。2話、3話、4話なんて行ったら、もう大変ですよ」と話し、相島も「私生活の鬱憤を晴らすごとくの演技ですから見てください。本当に振り切っています。高嶋さんの悪役ってすごく良くて、これからももっと悪役を演じて欲しいですよね」と褒めちぎっていた。
2014年10月15日