映画『キングダム2 遥かなる大地へ』(7月15日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が25日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、清野菜名、岡山天音、真壁刀義、佐藤信介監督が登場した。同作は原泰久による、人気コミックスの実写化作。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(山崎賢人)と、後の始皇帝となるエイ政(吉沢亮)が、ともに中華統一を目指す。2019年4月19日に第1作目が公開され、興行収入は57.3億円を突破、同年に公開された邦画実写作品でNo.1を獲得し、数々の映画賞にも選出された。俳優として参加した真壁は「僕はプロレスラーなんですよ。プロレスラーなので、この作品に呼ばれた時にプロレスラーはダメだなと思われたくなかったんですよ。他のプロレスラーはダメかもしれないけど真壁刀義だけはダメじゃねえぜって、そこを見せたかったんですよ」と熱い思い。「最初に皆さんと顔を合わせたときにそうそうたる顔ぶれで、これちょっとやべえなって一種飲まれそうになったんですけど、ここで引いちゃいけないなと思って、どんどん自分出しましたね」と振り返る。さらに演技について聞かれると「俺の演技? 100パーだよね?」と客席に語りかけ、拍手に対し「センキュー!」と叫んでいた。共演した清野については「運動神経いいに決まってんだろ! 坂道のシーンで駆け上がるシーンがあったんだよね。女の子じゃんか、離れてんだろうなと思ったら俺の真後ろにピッタリくっついて、全然息が切れてない。びっくりして『うわ、マジか』と思ったら、俺が先に息切れたからね」とエピソードも。「普通に抜かれちゃったから。みんな甘く見んなよ。この人ほんとすげえかんな」と客席にアピールする。山崎演じる信が号令で走るシーンも「足が速すぎる」と話題になっているというが、真壁は「いい加減にしろよ、この野郎。俺たち、結構足腰きてんのよ。練習方法とか全然違うし、6m四方で戦ってるから6mの中なら誰にも負けねえよ。でも信、すげえよ。ぶわーって息切れてねえなってずっと見てたんだよ。追いつけねえじゃん」とキレながら称える。清野が「真壁さん、気づいたら1番後ろにいた」と暴露すると、真壁は「そういうこと言っちゃダメだよ!」とつっこんでいた。そんな清野が「速すぎてちょっと待ってって叫びたくなりました」というくらい足が速かったという山崎だが、「僕としては『この世で1番足が速いんだぞ』と思って走ってた。みんながやめてくれよと言っていたのを、山崎としては申し訳ないと思いつつ、信としては関係ねえと思いつつ、行かないといけなかった」と当時の心境を吐露する。真壁が「マジな話で、ほんと速えのよ。文句言ってたのはマジだからね。カメラの位置とかもあるだろ、合わせろよと思ったの。1人でばっと行っちゃったからね」と感心すると、山崎は「本能で走ってた。本気で走っちゃったところから加速しないといけないので、『加速してやらあ!』と思ったら、本当に加速できて、限界突破できて、マインド次第なのかなって思いました。心、大事だなって。心強く生きてこうと思いました」と語っていた。
2022年07月25日「ドクターホワイト」第8話が3月7日オンエア。小手伸也演じる真壁に「真壁先生に号泣させられてしまうとは」「真壁先生の本領発揮回」などの声が殺到、ラストでみせた白夜の涙には演じた浜辺さんへの演技に対する賞賛の声も多数送られている。豊富な医療知識だけを与えられた謎の女性・雪村白夜が、医師たちを前に「それ、誤診です!」と病名を覆して患者の命を救っていく新感覚医療ミステリードラマとなる本作。正体不明なまま将貴たちに託された白夜を浜辺美波が演じ、白夜を自宅に引き受け、その素性を探ろうとして脅迫されるなどした月刊メディカルサーチ」記者・狩岡将貴に柄本佑。将貴の妹で持病を持っている狩岡晴汝に岡崎紗絵。白夜も参加する診断特化の協議チーム(CDT)の内科医・高森麻里亜に瀧本美織。前回白夜に“フラれた”CDTの若手研修医・佐久間新平に高橋文哉。白夜が将貴に恋してると見抜いたCDTの精神科医・西島耕助に片桐仁。前回白夜にアタックするよう新平をけしかけたCDTの皮膚科医・夏樹拓実に勝地涼。白夜の秘密を知っている麻里亜の兄・高森勇気に毎熊克哉。将貴と同級生で白夜のことを調べる刑事・奥村淳平に宮田俊哉。高森総合病院の外科部長・真壁仁に小手伸也。ガンを患っている高森総合病院院長・高森巌に石坂浩二といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8話は巌が末期のスキルス胃がんで余命わずかだと知った白夜が、寝る間も惜しんで治療法を模索。積極的治療は行わないのが巌の意志だったが、ある治療法を発見した白夜と麻里亜は、院内で唯一成功させられる可能性がある真壁に執刀を依頼する。そんななかCDTは産婦人科医の東堂絵馬(華優希)から、ある患者の子宮内にいたはずの胎児が消えたと相談を受ける。考えられるのは自然流産や子宮外妊娠だったが、不可解なのはいまだ妊娠のサインが残っていることだった。メンバーは妊娠ではなくがんの可能性を疑う。調べていくとガンを患いながら妊娠もしており、胎児を犠牲にするしかないと思われた。が、白夜は胎児を助ける方法が書かれた論文を見つける。その論文を書いたのは真壁だった…という物語。「子どもをあきらめ、妻の命を第一に考えたい」と話す患者の夫に「簡単にあきらめてはいけません」と答える白夜。そんな白夜に真壁は「判断を簡単に下せたとでも思ってるのか…!」と真剣な口調で問いかける。その後、瀕死の巌から手術を執刀するよう懇願された真壁は心を決め、患者と夫を前に「私が、あなたとこの小さな命を必ず助けます」と力強く宣言する…。視聴者からは「真壁先生に号泣させられてしまうとは 院長から妊婦さんの手術を懇請される場面の熱演はしばらく忘れられません」「真壁先生の熱さに胸打たれる日が来るとは」「真壁先生の本領発揮回、小手伸也かっこよかった」などの声が殺到。しかし真壁が手術をはじめた頃、巌の容態が急変。なすすべもなく息を引き取る。将貴の肩にもたれ涙する白夜を演じた浜辺さんに「涙を流す白夜さん役の美波さんを見て、涙が止まらなくなった」「感情がわからなかった白夜ちゃんの溢れ出した涙にみーちゃんのすごさが全部詰まってる」「美波ちゃんの泣き方・涙が完全に白夜の心から溢れてる涙で感動」といった感想も送られている。(笠緒)
2022年03月08日菅田将暉、神木隆之介、菅田将暉がお笑いトリオを演じ、有村架純らが共演する「コントが始まる」。その第4話が5月8日に放送され、鈴木浩介演じる真壁の言葉と、神木さん演じる瞬太と絶縁状態にある母・友利子の関係に様々な声が送られている。高岩春斗(菅田さん)は高校時代、美濃輪潤平(仲野さん)を誘いお笑いコンビ「マクベス」を結成。親と「10年やっても売れなかったらキッパリ辞める」と約束し活動を始める。2人の友人で「ぷよぷよ」の日本一になりプロゲーマーの道を歩んだ朝吹瞬太(神木さん)がその後合流しマクベスはトリオに。そして10年の時が流れ、売れなかった彼らは解散を決意する。一方、中浜里穂子(有村さん)は一流企業に就職するがトラブルの責任を押し付けられ、結婚するつもりだった彼氏にも裏切られ、廃人のようになっていたところにマクベスと出会い、彼らの“オタク”となったことで生きる希望を取り戻すも、初めて行ったライブで解散を知らされる。そして“廃人”となった里穂子を心配し、彼女と同居することにした妹のつむぎ(古川琴音)は、働いているスナック「アイビス」で瞬太と出会い、里穂子とマクベスの3人をつないだことで彼らは少しづつお互いを知り、距離が近づいていく…というのがこれまでのストーリー。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春斗、潤平、瞬太らの高校の時の担任、真壁(鈴木浩介)が3人が暮らすアパートにやってくることになり、部屋を掃除していると瞬太の母・友利子(西田尚美)の危篤を知らせる電話が。母と絶縁状態だった瞬太だが、つむぎの説得もあって病院に向かう…というストーリーが展開。春斗と潤平の2人で真壁を迎え、解散を迷っていることを真壁に打ち明け率直な意見を求めると。真壁は「解散したほうがいいと思うぞ」と即答。自分も大学卒業してからすぐ教員になったわけではなく、回り道したから夢を追いかける辛さがわかると言う真壁は「18から28までの10年と、これからの10年は別次元の苦しみだぞ」と真面目な表情で2人にアドバイスを送る。真壁の言葉にネットでは「苦しみがわかるからこそ解散をすすめる真壁先生…」「30代以降も夢追う辛さが別次元だと知っているからこそ、解散した方がいいと言う先生…」などの反応とともに、真壁に解散を止めてもらいたかった春斗と潤平に対する「解散を止めてもらうつもりだったのか潤平…」「背中押されたかった気持ちと虚しさがすごいよなーこれ」「遮二無二やれよって、言って欲しかったんだね…」といった共感の声も。真壁の言葉にショックを受ける2人だが、これに「先生に、「解散はやめとけ、まだ夢を追っていい時期だ」と言われることを期待してたってことは、単純に春斗と潤平が「自分たちの意思として」続けたいってだけなんだよな」「欲しい言葉があるのは気持ちがそっちに傾いてるでしょ」といった反応を見せる視聴者も多数。一方、瞬太と友利子との関係に対しては「母の日の前日にこの話を放送する意味がすごくあったと思う。私もちゃんと感謝を伝えよう」という声がある一方、「母親を許せとは誰も言わなかったのはよかったな」「別に死ぬからって許す必要ないよね 死んでから時間経ってから消化できてからでいい」といった意見まで、色々な声がSNSに投稿されている。(笠緒)
2021年05月08日映画『すくってごらん』(3月19日公開)の公開初日舞台挨拶が19日に都内で行われ、尾上松也、百田夏菜子、柿澤勇人、石田ニコル、真壁幸紀監督が登場した。同作は大谷紀子による世界初の金魚すくい漫画の実写化作。思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠(尾上松也)が、金魚すくいの店を営む美女・吉乃(百田夏菜子)と出会い、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」やそれを取り巻く人々と出会い、成長していく。歌うシーンや英語ラップにも挑戦した松也は「本当にチャレンジングな構成になってまして、歌もふんだんに使われてますし『これどうなるんだろう』と一抹の不安がよぎったくらいぶっ飛んだ脚本だったんですけど、そのチャレンジングな精神が僕の中では共鳴しました」と明かす。撮影について「百田さんには割と厳しく接してきた」という真壁監督は、ピアノ演奏にも挑戦した百田の努力を改めて称賛し、「監督から褒めていただくことがなかった」という百田もこの言葉には喜ぶ。百田は「普段音楽の世界にいながら歌や楽器と触れる時間になるとどうしても後ろ向きになってしまう私を、松也さんが一番近くで応援してくださってました。ピアノのシーンの時もお休みの日なんですけど応援に来てくださったりとか」と感謝。「『ももいろ歌合戦』という番組でピアノ一本で松也さんと一緒に歌う企画では、不安定なピアノで生放送で歌うって相当やりづらいと思うんですけど、私がどんなに間違えても『大丈夫大丈夫、もう1回やろう』『本番で間違えても、もう1回最初からやろう』と言ってくださって、本当に心強かったなと思います。松也さんとじゃなかったらこんなに色んな挑戦ができなかったと思います」と深い感謝を表した。「松也さんが現場を盛り上げてくれたり和ませてくれたりした」(石田)、「初日から、松也が『カッキー、飲みに行こう』って。松也の部屋に押しかけて、帰れと言われても帰らないと言ってずっと一緒にいました。でっかい器に救われた」(柿澤)と、次々と松也に感謝。松也は「嬉しいです。僕も映画初めての主演だったので」と応え、「カッキーは出てもらったことによって、すごく心強かったし、石田さんは僕より年下なんですけど、ものすごい堂々としてらっしゃるので安心感があった。キスシーンはお互い初めてで僕はめちゃくちゃ緊張してたんですけど堂々としてたので」とそれぞれの様子を明かす。百田については「2人のシーンがずっと続いてましたので、どういう風に接したらいいかと思ったらすごくフランクに接してくださった」と振り返り、「終わったあとも、『ももいろ歌合戦』でピアノのこともお願いして。涙を流されてた時はグッときました」とその時の気持ちを語った。
2021年03月13日世界初の金魚すくいマンガにして、「このマンガがすごい!」にもランクインした大谷紀子による同名漫画を映画化した『すくってごらん』(真壁幸紀監督)の公開記念イベントが3月2日、東京・中央区のアートアクアリウム美術館で開催。映画初主演の尾上松也、共演するももいろクローバーZの百田夏菜子と石田ニコルが出席した。順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、左遷されたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠(尾上)が、世界一静かで優雅なスポーツと言われる“金魚すくい”や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく。映画の題材に加えて、3月3日が金魚の日であることから、30000匹超の金魚を光、音、香りのオリジナル演出で魅せる展示「アートアクアリウム」を常設とした同所がイベント会場に選ばれた。劇中で歌唱にも挑んでいる尾上は、「新感覚ポップエンターテインメントとして、歌あり、笑いあり、ラップあり、感動あり。いろんな要素が詰まった唯一無二の作品になっています」とアピール。「絶対に映画館で観るべき映画。こんな時期だからこそ、ぜひ見に来ていただき、明るい気持ちになっていただければ」と呼びかけた。タイトルにちなみ「お互いに“すくって”あげたい部分」を問われると、尾上は百田について「インドアの部分を救ってあげたいなと思います。ももクロのリーダーとして、元気はつらつ、活発に動いているイメージが強かったんですが、撮影中にお話を聞いていると、どうやらかなり引きこもりタイプらしくて」と暴露。さらに「(ももクロの)メンバーの皆さんからも『心配している』とお話を伺いました(笑)。こんなに明るいのに、家ではずっと引きこもりって、怖いじゃないですか」と心配していた。この発言に、百田は「怖いってやめてください」と苦笑いしつつ、「お家が大好き」と尾上の暴露を渋々認める場面も。また、石田について「とてもおきれいなので、気づかれないようにずっと見ていました」と告白すると、当の石田も「共演する前からファンだった」と明かし、「まるでお姫様。かわいらしさの宝箱だと思った」と相思相愛ぶりを披露していた。取材・文・写真=内田涼『すくってごらん』3月12日(金)公開
2021年03月02日尾上松也が初主演し、ももいろクローバーZの百田夏菜子が初のヒロイン役を務めた映画『すくってごらん』が3月12日(金)より公開される。この度、公開に先駆け無観客生配信イベントが3月2日に開催されることが決定した。本作は、思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠が、世界一静かで優雅なスポーツと言われる“金魚すくい”や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく物語。世界初の金魚すくいマンガにして、「このマンガがすごい!」にもランクインした大谷紀子による同名漫画を、『ボクは坊さん』で長編監督デビューを果たした真壁幸紀が映画化した。香芝を尾上、彼が一目ぼれする美女・吉乃を百田が演じるほか、柿澤勇人、石田ニコル、矢崎広、大窪人衛、清水みさと、辻本みず希、北山雅康、鴨鈴女、やのぱん、竹井亮介、川野直輝、笑福亭鶴光らがキャストに名を連ねた。「映画『すくってごらん』公開直前!無観客生配信イベント」は、3月2日の15時より開催。尾上、百田、真壁監督が生出演する。実は、翌日3月3日は金魚の日。金魚の日前夜祭とも言える当イベントは、30000匹超の金魚を光・音・香のオリジナル演出で魅せる展示「アートアクアリウム」を常設とし、昨年8月に東京都・日本橋にオープンしたばかりの「アートアクアリウム美術館」より生配信される。美しく舞う金魚を背景に、世界初の金魚映画で“新感覚ポップエンタテインメント”と謳われる本作の魅力と、その舞台裏が語られる。三者による金魚すくい対決も開催予定で、まさに見逃せない一日限りの特別イベントとなっている。『すくってごらん』3月12日(金)公開■概要『すくってごらん』公開直前!無観客〈生〉配信イベント3月2日(火)15:00 ~ 15:30 終了予定出演者:尾上松也、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、真壁幸紀監督配信URL: ※配信終了後もアーカイブ視聴可
2021年03月01日尾上松也初主演映画『すくってごらん』より、ヒロイン役の「ももいろクローバーZ」百田夏菜子が初挑戦したピアノ演奏シーンも散りばめられたTVCMが公開された。百田さんが演じる主人公が一目ぼれする生駒吉乃は、ピアノを弾くことが大好きなキャラクターのため、今回初めてピアノに取り組んだ。「指一本で鍵盤を叩くくらいはやったことがありますが、ここまで本格的に演奏したことは初めて」と言い、「先生について基礎から徹底的に教えていただきました」とふり返った百田さん。それも楽しかったようで、「撮影が終わってからも続けています」と明かしている。さらにピアノを弾くことで、音楽との関わりにも変化があったそう。「普段やってる仕事、音楽というものをもっと細かく勉強しはじめました。ピアノに触れたことによって今までやってきたこととつながった部分もありますし、もっとここを勉強しないと、勉強したいなということにたくさん出会え、私の人生ですごく大切な時期になりました」とコメント。公開されたCM映像は、本作の見どころポイントごとにまとめられており、各映像でそんな吉乃の演奏シーンを少し覗くことができる。▼TVCM(恋愛編)▼TVCM(音楽編)▼TVCM(コメディ編)またピアノだけではなく、役で歌うことにも初挑戦している。普段の歌い方とは変えており、真壁幸紀監督は「ワンフレーズずつ、吉乃が歌っているかどうかを百田さんと確認しながら、丁寧にレコーディングしていきました」と様子を語った。一方、百田さんは「気づかないうちに百田夏菜子の要素が出ていると指摘されることもあり、そのおかげでどういうふうに歌うと私っぽく聞こえるか自覚することができました」と言い、「私らしさをすべて削ぎ落として歌ったときに出る声を聞いていただきたいです」と話している。さらに、ピアノのレコーディングにも初挑戦。本編で使われるピアノの音はプロが弾いたものに差し替える予定だったが、百田さん自身のレコーディングへ変更されることに。撮影終了後も練習を重ね、さらにブラッシュアップした演奏を披露している。『すくってごらん』は3月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:すくってごらん 2021年3月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2020映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社
2021年02月19日映画『すくってごらん』の真壁幸紀監督と座長を務めた尾上松也さん。互いを信頼し合い、本気で作品と向き合う撮影期間を通して作り出された、本作の「愛する表現」とはいったい。夜の撮影でも、毎カット、全力で歌ってました。――ラップや歌、スクリーンに映し出される言葉が、ポップな世界観を作り出していますね。真壁:原作の躍動感や優雅さは、音楽をフィーチャリングしたときにすごく合うんじゃないかと思ったんですよね。配信で大作も観られるなか、映画館だからこそ味わえる映画の魅力として、音にこだわりたいなと。松也:真壁さんのことは撮影に入る前から「どうかしてるぜ」って思ってました(笑)。金魚すくいの漫画に歌を入れて描こうとする、ぶっとび感ときたら。撮影に入るまで、どんな作品になるのか明確にイメージできるわけではなかったのですが、正直、監督のそのぶっとんだ感覚が好きだと思ったんですよね。真壁:松也さんなら、そんなわけのわからない映画に乗っかってくれるんじゃないかと。初主演でこれをやってくれる気概と器の大きさに感謝ですし、現場がすごくいい雰囲気だったのは、座長が楽しく現場をもり立ててくれたから。朝一番だけちょっと機嫌が悪かったけど(笑)。松也:朝だけがね、どの現場でも駄目なんですよ(笑)。真壁:夜の撮影が多かったから逆に良かったかも。夜は人間、疲れてくるものなんですけど、松也さんは集中してやってくれて、スタッフが眠い顔をしてるとそこをちゃんといじりつつ、共演者も引っ張ってくれてた。松也:「オンリー・ユー、オンリー・ミー」のシーンも、結構、夜遅い撮影でしたよね。「近所迷惑になるので、もう歌わなくていい」とスタッフさんたちに言われても、毎カット、本気で歌ってました。監督は何もおっしゃらなかったですし、香芝が勇気を出して一歩踏み出す瞬間には迷いがないほうがいいと思ったので、僕も歌っていいのかどうかという迷いは捨てました(笑)。歌わなくても、音楽は流してましたし。真壁:それは松也さんの役作りとして大切ですし、その全力の歌を聴いてる吉乃役の百田(夏菜子)さんの役作りにもすごく響く。実際、あれだけ歌われると、百田さんの芝居も変わりますよね。本当にいいものを撮れるなら、プロデューサー陣の声が聞こえないふりをするのは監督の仕事です(笑)。――監督が「愛する」という表現で大切にされていることは?真壁:エンターテインメントにおける恋愛ものでは、やっぱり大袈裟に描くことが主流なんですけど、そこにどう自分の目線を入れて作品にするかは考えてます。この脚本を書いてるときは、自分とは違う価値観を受け入れるかどうかだという話を結構してたんです。逆に言えば、価値観を受け入れるということは愛すること。香芝という出世命の人間が、金魚すくいばかりしてる町で、自分とは違う価値観の人たちと出会って成長していく。それが、大きな意味で人を愛するということになってる。松也:そんな香芝の成長が、最初と最後で点と点が繋がるようになればいいなと思って演じさせていただいていた気がします。そこは撮影に入ってからも結構悩んでいたところですね。真壁:物語の冒頭で出会う王寺昇(おうじ・のぼる)に最後、香芝が「お兄さん」と呼びかけるんですけど、それは松也さんのアイデアですね。松也:そもそも香芝は人のことを「お兄さん」と呼ぶヤツが好きではない。それなのに、王寺には初対面からそう呼ばれ、しかも自分が好きな吉乃が惚れている相手でもある。基本的には彼に対しては憎悪しかないのですが、最後の最後に一番嫌いだった相手を、一番嫌いな呼び方で呼ぶことで、香芝の中で変な偏見がなくなって、階段をひとつ上ったことを見せられたらなと思いました。真壁:100%晴れやかな「お兄さん」だったら嫌だなと思っていたんですけど、まだ受け入れきっていない感がありつつ、成長を感じさせるのがいいですよね。キャスティングって役者さんへのラブレターなんですけど、素晴らしい愛情を返していただきました。真壁幸紀1984年5月14日生まれ。東京都出身。『ボクは坊さん。』(‘15年)で劇場用長編映画監督デビューし、海外の映画祭でも注目を浴びる。監督作『すくってごらん』は3月12日、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。尾上松也1985年1月30日生まれ。東京都出身。1990 年に二代目尾上松也を名乗り初舞台。『メタルマクベスdisc2』など歌舞伎以外の舞台でも活躍。山崎育三郎、城田優と立ち上げたプロジェクト「IMY(アイマイ)」でも活躍。ジャケット¥36,000パンツ¥18,000(共にミスターオリーブ/ウォークインクローゼット TEL:03・5459・1885)シャツ¥31,000(ティーエスエス/ティーエスエス 代官山ストア TEL:03・5939・8090)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年2月17日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・椎名宣光ヘア&メイク・岡田泰宜(PATIONN)取材、文・杉谷伸子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年02月12日尾上松也が初主演し、ももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子が初のヒロイン役を務める映画『すくってごらん』が3月12日(金)公開される。この度、本予告と本ポスター、主題歌情報が解禁となった。原作は世界初の金魚すくいマンガにして「このマンガがすごい!」にもランクインした傑作マンガ『すくってごらん』(大谷紀子 / 講談社)。メガホンを取ったのは、長編デビュー作『ボクは坊さん。』で高い評価を受けた俊英・真壁幸紀。原作と同じ奈良県を舞台に「和」の世界と斬新な映像表現を融合させ、大胆かつ優雅、そして華麗なるエンタテインメントが誕生した。物語は、とある失敗で左遷されたプライドは高いがネガティブな銀行員・香芝誠の、都会から遠く離れた地で出会った「金魚すくい」を通じた思いもよらない成長が描かれる。香芝を演じるのは映画初主演の尾上。彼が一目ぼれする美女・吉乃を初のヒロイン役となる百田が務める。本予告は、たった1度の過ちで左遷され、気持ちが荒む香芝が偶然出会った吉乃に一目惚れし「お兄さん、こっち」といざなわれ、金魚すくいの店「紅燈屋」に迷いこむ場面が切り取られている。そこは夢と現実の境が曖昧になったかのような魅惑の世界。本作の見どころのひとつである優雅で斬新な映像表現に注目だ。そんな香芝は、取引先のカフェ店員・山添明日香(石田ニコル)に 「かわいくて、切なげな姿に惚れちゃったんだ?」と吉乃に恋心を抱いていることを見抜かれるが、動揺しながらも認めたくない。仕事一筋で生きていくと決めたはずだが、明日香にキスをされ、さらに動揺し、「なんだー!」と仁王立ちで叫ぶことに。左遷の地での予期せぬことの連続に、少しずつ変わっていく姿が興味深い。そして遂に「真剣勝負だ!」とポイを持って宣言。仕事しか知らなかった“元エリート”銀行員が人生の大逆転をかけた一世一代の大勝負に期待が膨らむ。また、本作で流れる歌はすべてキャストの歌唱によるもので大きな魅力となっている。予告の「紅燈屋」のシーンで流れる「ゆらゆらゆらり~」という歌詞の曲は、今回初めて披露される百田夏菜子演じる生駒吉乃の歌声だ。さらに熱唱する香芝、ピアノを弾く吉乃と王寺昇(柿澤勇人)、山添明日香がギターを手に歌う姿も。さらに、主題歌は百田夏菜子演じる生駒吉乃『赤い幻夜』に決定。気になる楽曲などの詳細は後日発表となる。ポスターは「人生も恋も大ピンチ!」というコピーと、人生と恋の荒波にもまれ様々な表情を見せる香芝、彼にとって第きな存在の吉乃、そして王寺昇、山添明日香らが集まった明るく遊び心あふれるコラージュ。ますます公開に向けて期待が高まる。映画『すくってごらん』3月12日(金)公開
2021年02月03日大谷紀子による漫画『すくってごらん』(講談社)が尾上松也主演で実写映画化され、2021年3月に全国公開されることが決定した。漫画『すくってごらん』は世界初の金魚すくい漫画であり、日本で最も支持されるマンガ賞<このマンガがすごい!>にもランクイン。映画化を熱望していたファンも多く、今回待望の実写化となった。同作を原作に、メガホンを取ったのは長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を得た真壁幸紀。奈良県を舞台に。原作と同じ奈良県を舞台に、エリート銀行員の人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきた男・香芝誠が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」を通して人と関わり合いや、成長していく物語を紡ぐ。そんな“元エリート”銀行員の香芝を演じるのは、今回が映画初主演となる尾上。TBSの日曜劇場『半沢直樹』でIT社長・瀬名を演じ、話題を集めた尾上がプライドだけは高いが、ネガティブな男を好演する。そして、香芝が一目ぼれする美女・生駒吉乃に抜擢されたのは、国民的アイドルでありながら、朝ドラ『べっぴんさん』に出演するなど、女優としても注目を浴びるももいろクローバーZの百田夏菜子。いつも元気いっぱいな百田が初のヒロイン役を務め、ミステリアスで大人の佇まいで主人公が左遷初日に運命的に出会い、一目ぼれをするミステリアスな女性を演じる。今までの元気いっぱいのイメージを封印し大人の佇まいで香芝を翻弄する。追加キャストや、詳しい公開日は後日発表。<尾上松也コメント>オファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました。とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています。<百田夏菜子コメント>台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人で良かったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています。まだ言えないこともたくさんあるので、みなさまには色々なことを楽しみにしていただきたいです。<監督:真壁幸紀コメント>配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった。その為には「稀代のエンターテイナー」である尾上松也さんの才能が必要でした。映画を見終わった後、誰もが「映画館で観なければ意味がない。松也さんしかこの役は出来ない」と思うはずです。『幕が上がる』を観て以来、ずっと役者としての百田夏菜子さんに興味がありました。圧倒的な”光“の中 に見える”影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく”映画”になりました。主演のお二方の名前を見て、勘の良い方は「これは...」とお気づきかと思われますが、その予想すら超える“エンターティメント”を映画館に″体験”しに来てください。<大谷紀子コメント>長かった...!やっと...やっとここまで辿り着きました。映画化のお話を頂いたのが約4年前。コロナの影響もあって今このタイミングでの発表となりました。主演の香芝役を尾上松也さん、ヒロインの吉乃役を百田夏菜子さんに演じて頂けるという、贅沢かつ幸せな作品です。『すくってごらん』を描くにあたってお世話になった方々、読者の皆さまのお力あっての映画化です...!本当に感謝しかありません!!上映される頃には三密も解かれて楽しく鑑賞出来ることを願っています。『すくってごらん』2021年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
2020年10月14日2014年から「BELOVE」(講談社)で連載され、“このマンガがすごい!2015女性編”にランクインした大谷紀子の漫画「すくってごらん」の映画化が決定。映画初主演の尾上松也を迎え、メガバンクのエリート銀行員を演じる。大手メガバンクのエリート銀行マン・香芝誠は左遷され、東京本社から片田舎の町へやってきた。そこで偶然かつ運命的に金魚すくいの店を営む美女・吉乃と出会い、一目ぼれをする。持ち前のネガティブな性格と左遷のショックから、香芝は心を閉ざし仕事だけを生きがいにしようと心に決めながらも、吉乃のことが頭から離れない。何とかお近づきになろうとするが、秘密を抱える吉乃の心もまた閉ざされたままで――。本作は、思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、左遷の地にやってきた香芝が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく物語。尾上松也が演じるのは、本作の主人公、“元エリート”銀行員の香芝。とある失敗で東京本社から左遷されたネガティブなキャラクターだ。「オファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました」とオファー時をふり返った松也さんは、「出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました」と出演した感想を語る。さらに「とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています」と本作について明かしている。監督は、長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を受けた真壁幸紀。香芝が一目ぼれするヒロイン・生駒吉乃役は「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子が演じる。今回、これまでの元気いっぱいのイメージを封印し、ミステリアスな女性という大人の佇まいで新たな一面を見せる百田さんは「台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました」とコメントしている。『すくってごらん』は2021年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年10月14日歌舞伎俳優の尾上松也が、映画『すくってごらん』で初主演を務めることが14日、明らかになった。ヒロインをももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子が務める。同作は大谷紀子による世界初の金魚すくい漫画の実写化作。思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠(尾上松也)が、金魚すくいの店を営む美女・吉乃(百田夏菜子)と出会い、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」やそれを取り巻く人々と出会い、成長していく。日曜劇場『半沢直樹』(TBS)でのIT社長・瀬名役も記憶に新しい松也は映画初主演で“元エリート”銀行員の香芝誠を演じる。さらに香芝が一目ぼれする美女・生駒吉乃役として、百田が初のヒロイン役を務める。主人公が左遷初日に運命的に出会い、一目ぼれをするミステリアスな女性を演じ、今までの元気いっぱいのイメージを封印し大人の佇まいで新たな一面を見せる。原作は世界初の金魚すくいマンガにして、『このマンガがすごい!』にもランクインした『すくってごらん』(大谷紀子/講談社)。映画化を熱望していたファンも多く、今回待望の実写化となった。メガホンをとったのは、長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を受けた俊英・真壁幸紀で、原作と同じ奈良県を舞台に、原作で描かれた城下町と金魚の持つ「和」の世界観を活かしながら、斬新な映像表現を駆使した新たなる物語を誕生させた。○尾上松也 コメントオファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました。とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています。○百田夏菜子 コメント台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人で良かったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています。まだ言えないこともたくさんあるので、みなさまには色々なことを楽しみにしていただきたいです。○真壁幸紀監督 コメント配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった。その為には「稀代のエンターテイナー」である尾上松也さんの才能が必要でした。映画を見終わった後、誰もが「映画館で観なければ意味がない。松也さんしかこの役は出来ない」と思うはずです。『幕が上がる』を観て以来、ずっと役者としての百田夏菜子さんに興味がありました。圧倒的な”光“の中 に見える”影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく”映画”になりました。主演のお二方の名前を見て、勘の良い方は「これは...」とお気づきかと思われますが、その予想すら超える“エンターティメント”を映画館に″体験”しに来てください。○原作者・大谷紀子 コメント長かった……! やっと……やっとここまで辿り着きました。映画化のお話を頂いたのが約4年前。コロナの影響もあって今このタイミングでの発表となりました。主演の香芝役を尾上松也さん、ヒロインの吉乃役を百田夏菜子さんに演じて頂けるという、贅沢かつ幸せな作品です。『すくってごらん』を描くにあたってお世話になった方々、読者の皆さまのお力あっての映画化です……! 本当に感謝しかありません!! 上映される頃には三密も解かれて楽しく鑑賞出来ることを願っています。
2020年10月14日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が主演を務める映画『ラスト・ホールド!』(公開中)が、第21回上海国際映画祭(21th Shanghai International Film Festival/6月16日〜6月25日)の、パノラマ部門にて正式招待作品として上映されることが6日、明らかになった。同作は2020年の東京オリンピックの追加競技となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生(Snow Man/ジャニーズJr.)を必死で集める。同映画祭は1993年より開催されている、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認のアジア最大級規模の長編映画祭。同作は受賞対象外で話題作品を上映するパノラマ部門に出品される。メガホンを取った真壁幸紀監督は「とても光栄です。上海国際映画祭での上映は、これから国内外で、より多くの人に観てもらえるキッカケになると思います」と喜びを表す。同作は声援OK、サイリウム持ち込みOKの「応援上映」も幾度となく開催されているが、「以前、中国の映画祭に参加した時は、観客の皆さんが自由に喜怒哀楽を声に出しながら鑑賞されていたので、自然と”応援上映”のようになるかもしれません。反応が楽しみです」と語った。○塚田僚一コメント完成された作品を見て、たくさんの方にご覧頂きたいなっと思っていたので本当に嬉しいです。東京オリンピックに向けてこれから盛り上がるボルダリング、まだ馴染みのない方もいる中で「わかりやすい」とか「面白い」という感想を頂き、この作品が届いた事を実感しました。日本での壁を登りきり、次は上海国際映画祭の壁! 海外の人たちの壁も登りきれる事を信じています。「ガンバ!」※映画『ラスト・ホールド!』特集はこちら!
2018年06月06日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■往生際の悪いヤツこそ、最後に花を咲かせるおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!この連載でも度々話しているように、俺様は歯ごたえのあるスイーツが大好きだ。具体的に言うと、食感の変化を楽しめるスイーツだな。ずっと同じ質感じゃなく、ナッツ類やドライフルーツが織り交ぜてあると、「おっ!」と思うだろ?スイーツと同じように、プロレスラーも歯ごたえのあるヤツがいい。たとえば「練習」「トレーニング」という観点で言うと、本番で自信を持てる練習量をこなしているヤツ、ハードな練習についてこようとするヤツ、っていうのかな。俺は後輩とタッグを組んで試合に出ることがある。そのときは、自重トレーニングをした後、ウエイトトレーニングをする。試合前に、だよ。普段は180kgの重さを上げるんだけど、試合前は少し軽めなものを回数多めにやることにしてるんだ。100~120kgの重さを100回持ち上げるんだけど、そのトレーニングに後輩を付き合わせると、3セット目くらいでつぶれちゃうんだよな。俺がサポートについて「上げろ!」「行け!」とか言うんだけど、なかなか上がんないから、結局、俺様の腕のトレーニングになっちゃってんだけど(笑)。でも、そうやって諦めずに食いついてくる後輩は、試合でも粘りが違うんだよな。ヤツらはトレーニング中、良い意味ですごく往生際が悪い。できなくても諦めないし、苦しい顔をしながらも、必死で食いついてくる。そこでの努力が自分のものになるって知ってるから。ただ、往生際の悪いヤツこそが、最後に花を咲かせると思うんだよ。逆に、往生際がいい、ってなんだよ?って俺は思うね。格闘技やスポーツなんかの勝負の世界で往生際がいいヤツなんて、何も生まねぇよ。往生際悪く生きていたら、必ず後につながる。できなくてもやめずに、どれだけバカ真面目になって、本気でやるか。そういうヤツが結果を出すんだと俺は信じてる。■真壁刀義さんがおすすめする、5月の手土産プロレスの話をした後は、DRESSから「5月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のスプリング・スイーツをお見舞いしてやるッ!!パティスリー パブロフ「パウンドケーキベーシック」いやー、このカラフルなパッケージとか見た目、いいね!女性も男性もみんなが喜ぶスイーツだと思う。何種類か入っていて、DRESS編集部から「真壁さんが一番ひかれるものを選んでください」って言われたんだけど……俺、女性からひかれることが多いんで……って、その「引かれる」じゃねぇだろ(笑)。うーん、一番惹かれるのは「オレンジ」かな。オレンジの果肉がどーんと付いたこのビジュアル、ものすごい華やかだし、見るからに美味いってわかるよな。香りよし、味よし、噛みしめると少し出る苦味がよし。インパクトがあるね。このドライフルーツの美味さと香り高く甘すぎない生地のバランスがいいんだよ。ドライフルーツの存在が、酸味や苦味を味わわせてくれるから、甘いものがあまり得意な人じゃなくてもかなり気に入ると思う。もうひとつ、「チョコレート」も食べてみるかな。ナッツ!……ナッツ!って言いたいだけっていうのは冗談で、ホントにナッツがごろごろ入ってんだよ。ダークチョコを使ってるであろうこの生地は、ほどよいビター感がたまんないね。生地、ナッツともに、適度にウエッティな食感も、カリカリしすぎてなくてちょうどいい。このチョコレートはとくに男性向けだと感じたね。仕事をがんばりすぎて、遊び心を忘れちゃってる?っていう男性がいたら、渡してあげると喜ぶと思う。このカラフルさや華やかさに確実に癒されるはずだぜ。■商品情報パティスリー パブロフ「パウンドケーキベーシック」しっとりていねいに焼き上げた定番のパウンドケーキ。パブロフオープン当時から大人気の「オレンジ」「チョコレート」「抹茶」「マロン」など全8種が一口サイズになった詰め合わせです。オレンジは、香り高いオレンジと柚子のさわやかな風味が特徴。1800円(税込)。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「濵かつ Presents レスリングどんたく 2018」日時2018年5月3日(水)・4日(木)@福岡国際センター「NEW JAPAN ROAD」日時:2018年5月6日(日)@アイテムえひめ「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」日時: 2018年5月18日(金)~2018年6月4日(月)「DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL」日時:2018年6月9日(土)@大阪城ホール最新情報はこちらより構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年05月01日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■キャリアを重ねたからこそ見せられる世界があるおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!3月6日は俺様が所属する新日本プロレスの「旗揚げ記念日」興行だった。そのビッグマッチで俺はIWGPインターコンチネンタルのベルトを奪取すべく、王者・鈴木みのるに挑戦したんだ。結果は俺の負け。すげぇ悔しいけど、俺と鈴木にしか見せられない試合ができたと思ってる。プロレス界で地獄を見てきた男たちが、リング上で人生ドラマを繰り広げる――そんな時間になったんじゃねぇかな。プロレスの面白さって、何だと思う?リングの上でぶっ倒れてる姿なんて、カッコいいもんじゃないと思う。でも、やられている姿は隠さない。プロレスはそうやってすべてをさらけ出す。そこに魅力があるんだと俺は思うぜ。俺は40代半ばになった。年齢的にもう若くはない。ただ、キャリア20年超っていうのは、だてに積み重ねてきただけじゃねぇんだ。世代交代が進んで若手が台頭してきたけど、まだまだ他の奴らに負ける気はしない。絶対的な練習量や覚悟……そういったものに自信があるから、これからもバリバリと、泥臭いところも含めて、俺にしか見せられない世界観をリング上で展開していきたいと思う。■真壁刀義さんがおすすめする、4月の手土産プロレスの話をした後は、DRESSから「4月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のスプリング・スイーツをお見舞いしてやるッ!!小樽洋菓子舗ルタオ「ドゥーブルフロマージュ」俺、何を隠そう、プロレスラーだろ?って、隠してねぇけどな(笑)。試合やプロモーションで各地を回るわけで、北海道にもけっこう足を運んでて。あるとき小樽にも行って、ルタオ本店に寄ったんだよ。そこでびっくりしたのは、店員さんの何人かが「スイーツ真壁」を知らなかったこと!俺、メディア出演も一生懸命がんばってるんだけど、お前ぇら知らねぇのか!って驚いたよな(笑)。でも、知られてないことで、逆にのびのびできたんだ。素の俺を見せてもいっか、ってリラックスして過ごしてたな。そこで作りたてのドゥーブルフロマージュを食ったらびびったよ。口に入れた瞬間、チーズの深みのある味わいや香りがふわっと広がるんだ。もともとドゥーブルフロマージュは知ってたけど、マジで、「なんじゃこりゃあ!」ってなった。チーズが何種類か入っていて、それぞれの味や香りのいいとこ取りをしたスイーツ、って印象。香りの強弱があるんだよね。心持っていかれるのもわかるだろ?フォークを持つ手が止まらなくて、あっという間に1個ぺろりと食べ切っちゃうんだよなぁ。チーズはにおいがあるから苦手、って人も中にはいると思うけど、ドゥーブルフロマージュで使われてるチーズは「うまい!」って感動する人が多いんじゃないかな。一番おすすめなのは、俺みたいに現地で作りたてのドゥーブルフロマージュを食べることだけど、遠方に住んでたり、小樽へ旅行する機会が当分なかったり……って人は、オンラインストアで注文して食べてみてほしい。保存は冷凍なんだけど、食べる数時間前に冷蔵庫に移して解凍するんだ。解凍から48時間以内に食べて、って説明書きにはあるけど、俺としては「半解凍の半解凍」くらいの状態で冷蔵庫から取り出して、家族や友達なんかとしゃべりながら食べるのがおすすめだな。しばらくしてくるといい感じの硬さになるからさ。■商品情報小樽洋菓子舗ルタオ「ドゥーブルフロマージュ」北海道の新鮮な生乳から作るルタオ特製の生クリームと世界のチーズの最強タッグが魅せる濃厚なチーズケーキ。しっかりしたコクを感じさせるベイクドチーズ層と、ミルク感が楽しめるレアチーズ層が、口の中で一体となってとろける。保存が冷凍(-18℃以下)。食べるときは冷蔵庫で解凍し、解凍開始から48時間以内に食べること。1728円(税込)。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「濵かつ Presents レスリングどんたく 2018」日時:2018年5月3日(木)~2018年5月4日(金)@福岡国際センター最新情報はこちらより構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年04月03日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が26日、主演映画『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)の完成披露試写会に、ジャニーズJr.のユニット・Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)、真壁幸紀監督と共に登場した。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生(Snow Man/ジャニーズJr.)を必死で集める。初主演映画について聞いた塚田は「一生懸命頑張ろうと思いました。Snow Manと共演と聞いた時に、ずっと一緒にやってきたので、『よかった、心強いメンバーで」と思って。さらに撮影進んで、監督やスタッフさんも含めこのメンバーで一緒にできてよかったと思いました」と振り返る。所属するA.B.C-Zが主題歌を担当するが、メンバーは「嬉しいって言ってました」と素直なリアクションを明かした。岩本は「撮影の時は舞台『滝沢歌舞伎』に出演していたので、(壁に)登りながら、腹筋太鼓をしながらで大変でした」とボルダリングに苦労したという。舞台と映画の両立について聞かれると、塚田が「そうですね〜」と割ってきたためにSnow Manは「出てない!」と総ツッコミ。塚田が「誰よりも出てたから! 滝沢くんがストイックなので……」と話し始めると、阿部が「多分、滝沢歌舞伎の会見ではないので」と控えめに止めていた。明日、大学院を卒業するという阿部は「院卒アイドルです!」とアピール。「僕は趣味でボルダリングをやってたので、お仕事が決まって、『ラッキー』と思いました」と語る。「体を使ったチェスと言われている」とボルダリングについて説明し、「頭も使って課題に挑戦していくのが魅力の一つだと思います」と表した。また、 "壁の乗り越え方"を聞かれた塚田は「初主演というのも不安はちょっとはあったんですけど、ジャニーズの先輩方がみんな経験しているということで、『自分、まだまだだ。頑張ろう』って。壁という風には思ってないかもしれないです」と同作についての心境を語る。さらに「僕は壁を登るんじゃなくて、殴るんです。そしたら血が出ますよね。痛いです。ケガには注意してください」とコメントを終了すると会場は騒然。宮舘が「傷口を消毒していただいて、バンドエイドをしていただきたいですね」とフォローすると、深澤が「何のつなぎ!?」とつっこむなど、シュールな流れとなった。舞台挨拶冒頭では「塚ちゃん桜、五分咲きです」とややしょんぼりしていた塚田だが、舞台挨拶が終わる頃には「塚ちゃん桜、満開です!」と開花宣言し、Y字バランスも披露。撮影用に自ら全方位に回りながらポーズを見せるなど、抜群の身体能力に拍手が起こっていた。
2018年03月26日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■いちご、うますぎ。品種改良がすさまじいレヴェルになってるおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!いちごがうまい季節がやってきたな。俺様といちごとの思い出といえば……岩手に住んでたじいちゃんが昔、ビニールハウスでいちごを作ってたんだ。売るために栽培してたわけじゃなくて、身内で食べる分を作るくらいの、気軽な感じだったから、正直めちゃくちゃうまいとは言えなくて、どこか青臭かったのを覚えてるよ。まぁ、そんなもんだろ、って思ってたけど。それにしても、最近のいちごはすげぇよな。こないだある仕事で、うまいいちごをたらふく食う機会があったんだ。いや〜、びびったよ。いちご1個でごはん3杯余裕で食える、って例えがちょっと変だけど、伝わるだろ(笑)?要は、それくらいうまいのよ。17年かけて開発された「きらぴ香」、あとは美味しいと定評のある「紅ほっぺ」とか食べたなぁ。生で食べるか、スイーツ用に加工して食べるか――用途によっても使われるいちごは違うみたいだね。それぞれの食べ方に合わせて、最高に美味しいいちごが育つように、品種改良のレヴェルはすごいことになってんだよ。■真壁刀義さんがおすすめする、3月の手土産真面目な話(?)をした後は、DRESSから「3月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のスプリング・スイーツをお見舞いしてやるッ!!京みずは「いちご大福」なんとなく今回はいちごスイーツだろうな、って冒頭のくだりから予想してた人がいるかもしれないけど、その通り。京都の和菓子店「京みずは」のいちご大福を紹介するぜ。ここのいちご大福と出会ったのは巡業中だな。俺様のファンの方たちが、「スイーツ真壁を喜ばせたい」と思って、いろいろと探してきてくれるんだよな。プロレスを通してスイーツを、スイーツを通してプロレスを伝えている、スイーツの手練ともいえる俺様がもらって、「ほぉ……?」と満足しそうなものを、差し入れてくれるわけよ。その気持ちは嬉しいけど、俺は正直何でもいいのよ。昔から駄菓子屋で売ってるヨーグルト味風のクリームみてぇなやつでもいい……っていうのは極論だけど(笑)、俺がスイーツで笑顔になるのを想像しながら、選んで買ってきてくれる、その人の気持ちが入ったものなら、何でも嬉しいってことを言いたいわけ。で、京みずはのいちご大福。これをひと目見て、「おっ?」って思わない人、いないんじゃねぇかな。うっすらと見えているいちご本体……。中にいちご入ってんじゃないの!?って、当たり前だろ(笑)。一口食べると、いちごの凄まじい弾力を感じるんだ。噛んだ瞬間、新鮮でジューシーな果汁がジュワッとあふれる瞬間がいいんだよな。いちご自体に噛みごたえもある。俺、歯ごたえのある食材が使われてるスイーツが好きなんだよ。その証拠に、これまでもナッツやドライフルーツが使われたスイーツを、この連載で紹介してきたよな。もちろん、ペースト状とかクリーム状になった食材が使われたスイーツもうまいけど、若干歯ごたえがあるくらいの方が、「こいつ生きてるな」とか「全身で存在を訴えてるな」とか感じるわけ。それがいいんだよね。いちごの周りを薄く覆う白餡も、果汁を邪魔しない、甘すぎないタイプだからたまらねぇな。餡の量やバランスもほどよい感じ。「大福っぽさ」を出しすぎるいちご大福が案外多いんだよな。どうしても、いちごより餡のほうの主張が強くなる。いちご大福は大福の一種だから、最後は大福として終わっていいでしょ、って気持ちもわかるけど、いちご大福の場合は、いちごを活かしたほうがいいと俺は思う。だから、京みずはのいちご大幅は俺好み。いちごの存在感を大事にして、何よりいちごを優先した結果、餡も引き立って、すべてがいいバランスに保たれてうまい。最高の材料を組み合わせてるから、うまくないわけがない。これは誰に渡しても喜ばれること間違いなしだと思うぜ!■商品情報京みずは「いちご大福」京都の和菓子店「京みずは」店長が、同店の商品のなかで最も美味しい和菓子だと絶賛する一品。長崎産の新鮮な大粒Lサイズのいちごを、北海道テボ豆の白あんとふわっふわっの白いぎゅうひ餅で優しく包んだ、高級感たっぷりないちご大福。消費期限は発送日を含めて2日(到着したその日が消費期限当日)。6個入りで2106円(税込)。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「旗揚げ記念日」日時:2018年3月6日(火)@大田区総合体育館第7試合にて、「鈴木軍」の鈴木みのるが保持するIWGPインターコンチネンタル王座への挑戦が決定!「NEW JAPAN CUP 2018」日時:2018年3月9日 (金) 〜 2018年3月21日(水)「Road to SAKURA GENESIS 2018」日時:2018年3月30日(金)@東京・後楽園ホール最新情報はこちらより構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年03月01日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■70代のおばあちゃんたちからチョコをいただいた思い出おぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!もうすぐバレンタインデーじゃねぇか!俺様はこのビジュアルだからよ、45年間生きてきて、今まで死ぬほどチョコをもらってきたぜ。……いや、もらいたかった、の間違いだわ(笑)。正直、もらいたいよな〜。ただ、何年か前、大阪でサイン会をしたときに、ちょうどバレンタインシーズンだったこともあって、すごいことになったんだ。サイン会に来てくれたファンたちが、ほんとにいろんな種類のチョコを持ってきてくれてさ。大きなダンボール2箱以上の量になって、マジでびっくりしたね、あのときは。とくに印象に残ってるのは70代後半のおばあちゃん3人組。「はい、真壁さん」ってチョコを手渡されたときは、俺も背筋がぴんと伸びて、「どうもありがとうございます!」って、敬語を使わずにはいられなかった(笑)。若いファンや俺と同じくらいの世代のファンがついてくれて、会いに来てくれるのも、もちろんすげぇ嬉しいけど、おばあちゃんたちとの対面が、その日一番嬉しかったかもな。ついにおばあちゃん世代の中にも、真壁刀義っていうプロレスラーを知ってくれる人たちが現れたんだ……と思うと、プロレスラーをやってて良かったなって思ったし、メディア出演もがんばってきた甲斐があるなと改めて感じたね。■真壁刀義さんがおすすめする、2月の手土産ちょっといい話をした後は、DRESSから「2月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のウインター・スイーツをお見舞いしてやるッ!!BAKED「ディープダーク・ブラウニー」今回紹介するのは、ニューヨーク発のブランド、BAKEDの「ディープダーク・ブラウニー」。これの何がすごいかって、まず手に持った感じがずっしりしてて、すげぇ重いんだよ。重くて開封する前からニヤついちゃうくらい(笑)。生地の表面はアスファルトかよ、ってくらいかてぇんだよ。……そこまでじゃないけど、見た目は乾いてて硬そうな感じなんだよな。写真で見ると、その硬さが伝わるだろ。このブラウニーで一番すごいのは食感。生地のサクサク感と内側のしっとりしたやわらかさの対比……これは滅多に出会わない、珍しい食感だな。口に入れるとブラウニーが分裂していって、口の中で溶け始めるんだけど、飲み込む直前にはねっとりしたチョコのクリームに変わってるんだよ。なんじゃこりゃあ!って思ったな。マジで、なんじゃこりゃあ!って思うはずだぜ。この不思議な食感は、今までに食べたブラウニーとは全然違う。チョコの味わいが最後まで残るウマさも、実際に食べて自分の舌で確かめてほしいね。俺のおすすめはコーヒーじゃなく、紅茶と一緒に食べること。ブラウニー自体が濃厚だから、紅茶との相性もいいと思うぜ。これ食べたら午後もかろやかに、仕事や家事も楽しめるよ!■商品情報BAKED「ディープダーク・ブラウニー」ニューヨーク発の「クラシックなアメリカンスタイルのデザートを提供すること」をコンセプトにしたブランド。ずっしり、しっとりが特徴的な、リッチなブラウニー。540円(税込)真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「THE NEW BEGINNING in OSAKA」2018年2月10日(土)@大阪府立体育会館「HONOR RISING:JAPAN 2018」2018年2月23日(金)〜 2018年2月24日(土)@後楽園ホール「旗揚げ記念日」日時:2018年3月6日(火)@大田区総合体育館最新情報はこちらより構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年02月06日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■今年もプロレスを通じて、がんばる人の背中を押していくぞおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!俺様は先日、1月4日に開催された「WRESTLE KINGODOM 12 in TOKYO DOME」での戦いを終え、2018年もいよいよ始まったな、と感じてやる気に満ちあふれてるところだ。新年といえば、目標を立てる人も多いんじゃねぇか?去年、デビュー20周年を迎えた俺は、大河ドラマ「おんな城主直虎」をはじめ、ドラマや映画、バラエティetc.と、これまで以上にいろいろな作品や番組に出演させてもらった。「プロレスラー真壁刀義は、プロレスにこんな夢を持ってんだ。」と多方面へ訴えるありがたい機会になったと思う。そのなかで、役者の皆さんや、パティシエ、飲食店経営者、鍼灸師etc.、異業種の人たちとたくさん知り合うことができた。皆、得意なことや職業は違うけど、スタート地点では何もできなくて、それぞれ大変な思いや苦しいことも経験して、高い地点を目指すためにがんばってきたし、今もがんばり続けてる。何が言いたいかっていうと、大変さや苦しさ、つらさは、肉体的なものなのか、精神的なものなのか、人によって違う。でも、どんな職業であれ、皆、自分の前に立ちはだかる壁を乗り越えてがんばっている。そう感じたんだ。がんばっている人たちといい出会いをして、今年も俺は今までと変わらず、がむしゃらに生きていきたいと思ったよ。ただ、全然変わらない、ってことじゃない。新しいことを取り入れて、常に挑戦し続けながら、新日本プロレスのスタイルを貫きたいし、改革もしたい。新しいものもいずれは古くなる。だから進化していかないとな。プロレスを通じて、自分より若い人たちはもちろん、いろいろ悩むこともある年上の人たちにも、足踏みしてる場合じゃねぇぞ、って伝えたい。激動の新日本プロレスで、45歳の俺ががんばってんだ。お前らもがんばれないわけがねぇだろ、って。今年もそうやって、俺を観てくれる人の背中を押したいね。■真壁刀義さんがおすすめする、1月の手土産さて、DRESSから「1月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のウインター・スイーツをお見舞いしてやるッ!!BEL AMER パレショコラ「マンディアン抹茶」今回紹介するのは、BEL AMERのスイーツ2種類。仕事の合間にしているスイーツ探訪で出会った、とっておきのスイーツだ。ひとつめはパレショコラ「マンディアン抹茶」。これは食った瞬間に「おッ!」と思ったね。見てわかる通り、ナッツやドライフルーツがいろいろ散りばめられていて、ナッツのカーニバル状態だな(笑)。なぜここまでいろいろ入れるのか、考えながら食べたんだ。そしたらすごかった。食感も香りもすべて違うナッツたちに、甘みと酸味を両方感じさせるドライフルーツ……それが甘い口溶けのチョコにいい具合に効いてくるんだ。チョコにベリー系のドライフルーツを合わせるのはさすがだなと思ったよ。噛めば噛むほど歯ごたえが楽しいし、口の中でチョコが溶けたときの香りも良くて、ドライフルーツの苦味が甘さを追い抜いて、最後は苦味がちょっと勝つかな、って印象。ナッツとドライフルーツとチョコ……全部の要素を合計すると8個なんだ。一粒で8度美味しい、って自信を持って言えるくらい、贅沢なうまさ。ちなみに8って数字を横にすると無限大(∞)だろ?つまり、無限大の美味さってことよ。って今、俺良いこと言ったなッ(笑)!BEL AMER フィナンシェ「オランジェ」最近フルーツを上に乗せたスイーツが多いなと、スイーツ探訪をしながら感じてる。見た目が華やかになるから、一種のトレンドになってるのかもしれねぇ。このオランジェも最初に出会ったとき、ヤバいなと思ったのを覚えてる。ビター寄りな味わいのチョコを混ぜ込んだ生地を噛みしめると、フルーツの酸味が口の中いっぱいに広がるんだ。それがチョコと混ざると「まぁ、なんて美味しいんでしょう」ってなる(笑)。口調がちょっとおかしくなっちまったけど、それくらいびっくりするわけよ。甘みだけじゃなく、香りや酸味がいい具合に広がっていくんだ。チョコとフルーツが合うから組み合わせてみよう、と考えた人はマジで天才だよな。甘さと香り、酸味の三位一体感がすごい。ただ甘いだけ、ただ酸っぱいだけだとあまり面白味はない。「甘いけど渋いな」っていうスイーツが一番しっくりくるようになった。そうなると、ベースになるチョコ選びも重要だ。ダークな感じというか、重たい甘さのチョコを使うことで、フルーツの香りがうまく効いてくるんだろうな。ブラックコーヒーと一緒に食べてほしいね。■商品情報BEL AMER パレショコラ「マンディアン抹茶」素材や厚さ、歯ごたえにこだわった、直径6cm厚さ6mmの円形の板チョコレート。豊富なラインナップは選ぶ楽しみがあります。抹茶入りホワイトチョコにナッツ類とドライフルーツをトッピング。281円(税込) AMER フィナンシェ「オランジェ」ビターチョコを使用したしっとり生地に、オレンジをトッピングした程よい甘みと酸味が特徴的なフィナンシェ。195円(税込)真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2018」日時:2018年1月12日(金)~22日(月)「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」日時:2018年1月27日、28日構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年01月05日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が主演を務める映画『ラスト・ホールド!』の主題歌と公開日が19日、明らかになった。2018年5月12日に公開される。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生を必死で集める。主題歌はA.B.C-Zの新曲「Future Light」に決定。2月に結成6年目を迎える同グループの、初めての映画主題歌となる。同作のために書き起こされた楽曲は「壁を越えて仲間と共に進め」と謳う超正統派応援歌で、力強くダンサブルなナンバーとなっている。真壁幸紀監督も「映画館がノリノリになる事、必至! どこをどう切り取っても『ラスト・ホールド!』の歌になっています」と太鼓判。「この映画がなければ、『Future Light』という素晴らしい曲が生まれなかったんだなぁと思うと、自分を誇らしく感じます。ありがとう、A.B.C-Z!」と感謝の気持ちを表した。同作にはジャニーズJr.内のユニットSnow Manのほか、永野宗典、駒木根隆介、勝村政信らが出演する。○塚田僚一コメントカッコいいEDMの曲に、至る所に「僕ら」が散りばめられていて仲間の大切さを教えてくれる歌詞。映画と同じ様に、力強く希望に溢れている曲です!撮影の4~5カ月後に曲が決まりレコーディングをしました。最後の最後にA.B.C-Zが『ラスト・ホールド!』に手を貸してくれた気がします。映画もですが、色々な人達が携わって出来た曲です。必ず皆さんの心に届くはず、楽しみに待っていて下さい!!
2017年12月19日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■プロレスファンにとっての「初詣」1.4東京ドームの楽しみ方をレクチャーおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!いよいよ「WRESTLE KINGODOM 12 in TOKYO DOME」(以下、通称の「1.4東京ドーム」)まで1カ月を切った。今回は1.4東京ドームを初めて観にいく人向けに、俺様なりの楽しみ方をレクチャーするぜ。最初に押さえておいてほしいのが、プロレスと他の競技との違いだ。プロレスは「相手の技を受ける」んだな。ぶつかり合うのを前提としたスポーツなんだ。でも、あえてよけることもある。基本的にはぶち当たっていく。でも、すかすこともある。選手同士の「読み合い」があるんだ。その予想や予想の違いを目の当たりにしてみると面白いと思うぜ。ただ、やっぱり、初めて観るならシンプルに、体のデカい人間がぶつかり合うのを生で観てほしい。光る汗が飛び散る様子とか、打ち合う音とか、テレビの画面だけじゃ伝わらないものを、現場で自分の目で観て、心がどう動くのか、楽しんでほしいね。1.4東京ドームはその名の通り、東京ドームで行われる。新日本プロレスにとって、年間で一番規模が大きな試合だよ。会場の大きさもハンパない。俺たちプロレスラーは、ドームの中央に設置したリングに立つ。客席との距離は他の会場と比べると、かなり遠い。ただ、一番上の席に座っている人にも伝わるプロレスを、俺は心がけている。大きなモニターでも観えるけどね。当日は音楽ライブやフェスに行っているような感覚で、大声出してストレスを発散してほしい。広い会場で、応援している選手に大きな声援を送って。かなりスッキリするし、戦う選手たちから元気をもらえること間違いなしだ。新年からの仕事も気分よくスタートを切れるはず!絶対に観にこいよなッ!■真壁刀義さんがおすすめする、12月の手土産さて、DRESSから「12月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のウィンター・スイーツをお見舞いしてやるッ!!ノワ・ドゥ・ブール「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」今回紹介するのは、ノワ・ドゥ・ブールの「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」だ。ある日の仕事帰り、スイーツ探訪をしていて、出会っちまった。この店の焼きたてフィナンシェは何種類かあるんだ。でも、俺はそのなかで、ヘーゼルナッツキャラメルが1位だな。なんでかって?このナッツ感がすごくいいんだ。ごろごろしたナッツが丸ごと入っているから、噛めば噛むほど味わいが出るわけよ。リズムを刻む感じもある。ナッツの食感と中のほどよいやわらかさの対比が絶妙にしても、こんなにナッツが散りばめられてると、こっちまで楽しくなるよな(笑)。この噛みごたえがたまんない。おっ、やるじゃねぇか、って思うよ。プレーンなものより、カリッとした食感があるほうが、確かな存在感があって俺好みだ。表は硬くて、中はやわらかい、っていう風に、ひとつで2種類の食感を楽しめるのもいいよな。もっと詳しく言うと、外見はサクサクした感じなんだけど、中がエアー系というか、ほどよくやわらかいんだ。単純に硬い、やわらかい、っていうんじゃなく、きめ細やかに考えられて、作られてるんだと思うよ。ぬれ煎餅みたい、というのが近いかもな。仕事をする上で忘れてはならない「きめ細やかさ」「きめ細やか」って話で思い出すのは、昔、蝶野正洋さんから受けた指導。若いときはよく、「練習でもきめ細かくやれ」と先輩たちから言われてきた。例えば、首を鍛えるトレーニングに「首押し」がある。ひとりは仰向けに寝転がって、ひとりは相手の頭の側に座って、相手の頭を押さえ込む。寝ている側は首の力を使って、首から頭を上に上げる。頭を押し込む側は、もちろん相手の首の力や鍛え具合に合った押し方をしないといけない。じゃないと、相手の首にダメージがかかるからだ。ただ闇雲に強く押せばいい、ってわけじゃないんだな。この首押しのトレーニングをしているときに、若手時代の俺は、蝶野さんから注意を受けたことがある。「ガムシャラに行くだけでは試合には勝てない。相手に合わせてやらないとダメだ」と。何でもきめ細やかにやる、というのは蝶野さんから学んだね。当時からずっと俺の頭にある。どんな仕事においても大事なことだと思うよ。■商品情報ノワ・ドゥ・ブール「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」アーモンドプードルとバターで作る、中はしっとり、外はカリッとした食感が美味しいフィナンシェ。一つひとつ丁寧に焼き上げている。303円(税込)。「ヘーゼルナッツキャラメル」は12月26日までの期間限定。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME」日時:2018年1月4日(木)15:30開場 17:00開始会場:東京・東京ドーム構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2017年12月07日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■真壁刀義さんがおすすめする、11月の手土産おぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!DRESSから「11月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のオータム・スイーツをお見舞いしてやるッ!!絶品スイートポテトとの出会いで、さつまいもとの関係(?)が雪解けした今回紹介するのは、さつまいもスイーツ専門店「らぽっぽ」のスイーツだ。俺が、らぽっぽを知ったのは2〜3年前。巡業中に立ち寄ったPA内に店があったんだよな。そこで、「おっ、スイートポテトか」と二度見(笑)。それが、「焼き芋スイートポテト」だった。実際食べてみると、さつまいもをそのまま潰したようなスイーツじゃねぇか、って感想を持ったよ。まぁ、スイートポテトって、見た目も食感も、手加えてないように見えるくらい、さつまいもだよな(笑)。でも、バターや生クリーム、ミルクが入ってスイーツになってるわけだ。ただ、さつまいもっていう素材のうまさがなきゃ絶対に美味しくはならないスイーツだな、と感じたよ。子どもの頃、おやつの時間にさつまいもが出ることがあった。母ちゃんがアツアツのさつまいもにバターをつけて、うまそうに食べてたとき、俺はそれがうまいのか当時は理解できてなかった。その後もわざわざ焼き芋を食う機会もなかったし、さつまいもの魅力に気づいてなかったんだよな。でも、らぽっぽと出会って、俺とさつまいもの関係が雪解けした、というか変わった(笑)。楽しめるようになったんだ。うまいさつまいもから、うまいさつまいもスイーツができる、ってわかったんだよ。らぽっぽ「焼きたてポテトアップルパイ」らぽっぽの焼き芋スイートポテトを食べてしばらくしてから、りんごとさつまいもを使った「焼きたてポテトアップルパイ」の存在を知ったんだ。これも、もろ、さつまいもだぜ。女性に渡すとかなり喜んでもらえると思うよ。一番の売りはやっぱり素材のうまさ。「アップルの意味ねぇだろ(笑)?」ってくらい、さつまいもの存在感が前面に出てんだよな。1年前の秋、俺がカルビーの「ポテトチップス モンブラン味」をプロデュースしたの、覚えている人もいると思う。食べた人もいるはず。ワケわからん感じもありつつ、モンブランの甘さが特徴的だっただろ?でも、最後にはポテトチップスに戻る。ポテトチップスとして売っているし、メーカーとしてもじゃがいもに自信があるわけだから、ポテトに戻らないと変だよな。焼きたてポテトアップルパイも考え方は似たようなもんだ。アップルパイとして売っているけど、会社の売りはさつまいも。さつまいもスイーツ専門店だしな。だから、さつまいもに戻ってくるんだ。アップルパイがメインを張る専門店にも注目焼きたてポテトアップルパイ以外にも、最近うまいアップルパイが増えてるよ。今になってようやく、俺はアップルパイのうまさに気づいた。昔、アップルパイって言うと、カリッともサクッともしてなかったし、ただのパイ風のパン、みたいな印象じゃなかったか?食べる機会もあまりなくて、「よし、アップルパイ食いにいこうぜ!」みたいなノリ、なかったよな(笑)?でも、近年アップルパイを“メイン”にした店が増えていて、例えば「グラニースミス アップルパイ アンド コーヒー(GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE)」。グラニースミス青山店に、天山(天山広吉選手。新日本プロレス所属のプロレスラー)っていうゴツい男とふたりで行って、デカい男同士で「こりゃうまいっすねー!」と高いテンションで食べた思い出がある(笑)。もうひとつ、「焼きたてカスタードアップルパイ専門店 RINGO」のアップルパイも、差し入れでもらったことがあって、うまかった。生地のサクサク感、りんごのほのかな温かさが絶妙なんだよな。焼きたてポテトアップルパイを筆頭に、今回紹介したアップルパイは、万人が「これは間違いない」と興奮する、紛れもない“本物”だ。納得せざるを得ないうまさを持った、すごい素材を使ったスイーツ。この秋、手土産に買ってみるといいと思うぜ。■商品情報らぽっぽ「焼きたてポテトアップルパイ」発売開始から約20年。らぽっぽを代表する人気商品のひとつ。できる限り砂糖を使わず、さつまいもの甘みを生かした、女性人気の高いヘルシーなパイ。843円(税込)。真壁 刀義(まかべ とうぎ)さんプロフィール1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「KING OF PRO-WRESTLING」日時:2018年1月4日(木)15:30開場 17:00開始会場:東京・両国国技館構成/池田園子写真/小林航平
2017年11月06日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■真壁刀義さんがおすすめする、10月の手土産おぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!俺様・真壁刀義の昨日は……不二家にて、黄栗のクリームとマロンブラウンクリームがハーフ&ハーフになった「Wクリームモンブラン」を買って帰ってやったんだッ!!(C)新日本プロレス「ケーキはいつものモンブラン以外、食さん!」みたいな母ちゃんに、冒険させてやろうじゃねぇかと思ってな。って、どんだけ頑固なんだッ!!クリームが2種類あるから、ウマさも2倍だろ?って俺は思ってて。初めてWクリームモンブランを食べた母ちゃんの反応も良かったな。……わかりゃいいんじゃい(笑)!!DRESSから「10月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のオータム・スイーツをお見舞いしてやるッ!!真壁刀義少年、モンブランに目覚める俺とモンブランの思い出は12〜13歳頃まで遡るッ!そもそもその頃は、ケーキなんてめったに食えなかったんだ。近所の喫茶店は大人の世界で立ち入りできないし、お金もなかったから、ケーキ屋もただ目の前を通りすぎるだけだった。そんなワケで、ケーキを食べられるのは、家族の誕生日とか「記念日」くらいだった。親父と母ちゃん、兄貴と俺だから、チャンスは1年でだいたい4回ある。誕生日というと、デカいデコレーションケーキを買うイメージもあるけど、そんなにたくさんは食わないから、小さいケーキをひとり2個くらい買う、って選択肢もある。選べるのって嬉しいよな。選べるっていっても、親父はショートケーキ、母ちゃんはモンブランって決めていた。いつも同じなんだ。俺はチョコケーキやフルーツが乗ったケーキとか、毎回楽しみながらいろいろ選んでたよ。でも、あるとき急に、モンブランに注目したんだ。「母ちゃんがこよなく愛するモンブランって、いったいなんなんだ?」って。それまで全然関心がなかったんだ。モンブラン=栗=栗きんとんみたいなもんだろ?みたいな意識だった(笑)。でも、毎回モンブランを選ぶ母ちゃんを見てると、なんか特別なウマさがあるんだろうと思って、一口もらったらなんだこれ、ウマすぎるぞ……!って気づいたんだよ。なめらかなモンブランクリームが口のなかに広がって、今度、誰かの誕生日が来たら、丸ごとひとつ食うぜ!と決意するくらい、ハマったんだ(笑)。不二家「モンブラン」そんな俺が生まれて初めて食べたモンブランは、不二家のモンブランだった。とくに思い出深いのが「マロンモンブラン」だ。今もどこかへケーキを持参するときは、不二家へ寄っていろいろな種類のケーキをランダムに詰めつつ、マロンモンブランは多めに入れることにしてんだよ。俺も絶対に食いたいから、モンブランだけは必ず、余裕を持った個数で買う(笑)。不二家のマロンモンブランがなぜ、俺をここまで惹きつけるのか……。ちょっと真面目に考えてみたら、モンブランクリームだけじゃなく、中に入っているカスタードクリームもめちゃくちゃウマいからなんだ。俺流の食べ方は、(1)表側のモンブランクリームだけ先に味わう、(2)中のカスタードクリームを食べる、というもの。こうすれば、ウマさを追い込めるぜッ!モンブランクリームで1回満足して、さらにカスタードクリームで大満足するんだわ。ヴィタメール「モンブラン」ここまで長く不二家のモンブランについて語ってきたけど、今回、DRESS編集部が持ってきてくれたのは、「あえて」という理由らしいが(笑)、俺が食べ慣れている不二家のじゃなくて、ヴィタメールのモンブラン。フォルムからしてこだわりを尽くして作られているのがわかるぜ。食ってみたら……ものすごく優しいんだよな、これが。ふわっと広がる栗の香りは、これまで食ってきたどのモンブランよりも強めな気がしたよ。後味の広がりもGoodだッ!とろけるような口溶けも良くて、まろやかなモンブランクリーム全体を味わっている感覚がある。モンブランクリーム特有のねっとりした食感を楽しむというより、香りや味わいを堪能する、大人にぴったりなモンブランだと思う。食感を楽しみたいなら、てっぺんに乗っている栗だな。俺は今回、栗を最後に食べた。栗にこのモンブランの「終着点」があると感じたからだ。ショートケーキの上のいちごなど、乗っているものを先に食べることもあるけど、今回の栗はセンターにどんと陣取っていて、スペシャルな「宝物」感があった。だから、無意識のうちに最後まで残していたんだと思う。この食べ方で、大正解だったぜ。モンブランクリームやケーキの生地を味わい尽くした後、栗の歯ごたえを楽しんで、完璧に満足。上品な大人に愛されるタイプのモンブランだよ。■商品情報不二家「モンブラン」マロンクリーム、シャンテリークリーム、スポンジの一体感が楽しめる、定番商品の「マロンモンブラン」は300円(税込)。2種類のクリームが贅沢な味わいの「Wクリームモンブラン」は388円(税込)。ヴィタメール「モンブラン」取材時(8月末)のモンブランとは商品が一新し、栗とショコラの贅沢な味わいの秋限定のモンブラン「ショコラ・モンブラン」として展開中(9月1日〜11月30日)。フランス産のマロンペーストを使用したショコラマロンクリームを絞っています。681円(税込)真壁 刀義(まかべ とうぎ)さんプロフィール1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「KING OF PRO-WRESTLING」日時:2017年10月9日(月・祝)15:30開場 17:00開始会場:東京・両国国技館構成/池田園子写真/小林航平
2017年10月04日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載がスタート!■真壁刀義さんがおすすめする、9月の手土産おぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!俺様・真壁刀義の昨日は……毎度そうしているように、実家の親と兄貴の子供に、スイーツを買って帰ってやったんだッ!!俺様は今や「スイーツのおじさん」かッ!!DRESSから「秋の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のオータム・スイーツをお見舞いしてやるッ!!ありあけ「横濱ハーバー ダブルマロン」横濱ハーバーはガキの頃から、俺にとって身近なスイーツだったんだ。昔住んでいたところの近くにありあけの工場があったんだよな。そんなこともあって、うちにやって来るおばちゃんたちは、かなりの高確率で横濱ハーバーを手土産に持ってきてくれてたんだッ!今年で45歳の俺は、それこそ40年近く前から、横濱ハーバーに馴染みがあるんだよ。当時の横濱ハーバーは銀紙にくるまれてて、表面のカステラ生地が付くから、指ですくって食ってたわ。あの頃からマジで美味かった。でもよ、あるとき突然、横濱ハーバーがなくなったんだ。店で取り扱われなくなったのかな、って思って、気づいたら俺も大人になってたよ。そこから急に話が飛ぶけど勘弁なッ(笑)!!いつだったか、ありあけの公式Twitterアカウントが、俺のTwitterフォロワーになったんだ。いきなりだぜ。「横濱ハーバー、食ってます」ってつぶやいたら、「真壁さん、ありがとうございます!」ってリプライが来た(笑)。面白いよな。思い出深いスイーツの公式Twitterから、今になってフォローされるんだからよ。16年前のキツかった話横濱ハーバーと俺が“再会”を果たしたのは、ここ数年のことなんだよな。いつ復刻したのか調べてみたら、2001年、今から16年前だってよ。その頃、俺は何してたんだッ!?って思い出してたら、海外遠征から帰国したばかりで、毎日が苦しくてストレスしかなくて、もがいていた時期だったんだわ。心も荒んでて、家族にも友達にも胸を張って会えないくらい、プロレスラーとしてうまくいかない、上に上がっていけない時期だった。今みたいに実家に立ち寄って、みんなで飯を食うこともなかった。そんな心の余裕なんかなかったんだよ。愛犬にだけちょっと顔を見せて、「じゃあ帰るわ」って言ってたのを思い出したわ。家族に顔も見せず、愛犬にだけ会うって、どんだけ病んでたんだ、俺(笑)。まぁ、そんなこんなで、スイーツどころじゃなかったんだよな。心に余裕がないときだったから、まさか横濱ハーバーが復活を遂げてたなんて、知る由もなかったわけだ。和洋折衷スイーツの魅力は、大人だからこそわかる横濱ハーバーは昔と比べて、いろいろな種類が出てきたけど、俺がとくに好きなのはダブルマロンだ。当時からある定番商品で、薄くてやわらかいカステラ生地に、刻んだ栗と栗餡がたっぷり包まれてるんだよ。外は洋菓子なのに、中には餡が入ってんのが特徴だ。俺、ガキの頃、解せなかったんだよな。なんで中にクリームが入ってねぇんだ!?こういう場合はクリームだろッ!?って(笑)。なんで餡なんだよ、っていつも考えてたな。でも、大人になった今は、この和洋折衷が面白いし、美味いって感じるんだよ。和洋折衷の良さは大人にしかわかんねぇんだよな。■商品情報ありあけ「横濱ハーバー ダブルマロン」横浜で生まれて60年余のお菓子。船と港町横浜を愛してやまない柳原良平画伯でお馴染のオリジナルパッケージで、船の形をかたどった人気のマロンケーキ。単品では¥178(税込)。真壁 刀義(まかべ とうぎ)さんプロフィール1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「KING OF PRO-WRESTLING」日時:2017年10月9日(月・祝)15:30開場 17:00開始会場:東京・両国国技館構成/池田園子写真/小林航平
2017年09月11日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が、映画『ラスト・ホールド!』(2018年公開)に主演することが13日、わかった。後輩であるジャニーズJr.のユニット・Snow Manの6人も出演する。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生を必死で集めるが、ゲームおたく、ダンス好き、元ドラマーなど、河口(岩本照/Snow Man)一人を除いてクセの強い初心者ばかりだった。失敗を繰り返しながら競技に向き合ううちに本当の仲間になっていくが、インカレの団体戦前に事件が起こってしまう。本格的な映画に初出演にして初主演となる塚田だが、Snow Manとともに随時ボルダリングの合同練習を重ねた。コンサートの合間を縫ってジムでトレーニングに励み、現在も6月中旬のクランクインに向け今も準備を重ねているという。塚田は「ボルダリングでオリンピックを目指したい位!」と手応えを感じている様子で、インストラクターも「短期間でよくぞここまで」と驚いたほど。メガホンを取った真壁幸紀監督は、正式種目に決まり注目されつつあるボルダリングについて「塚田君とSnow Manにリンクする部分があると感じます」と語り、「今、まさに飛躍しようとしている彼らを映像に収める事に喜びを感じますし、彼らの躍動感がお客さんに伝わる映画にしたいと思います」と意気込んだ。○キャストコメント■塚田僚一(A.B.C-Z):岡島役この作品で僕は「映画初主演」と「ボルダリング」という2つの挑戦をします。ボルダリングは今までTVの企画でやったことがある、という程度でした。今回大役を与えて頂き、後悔だけはしたくないという気持ちで、お仕事以外の時間は全てボルダリングの練習に費やしました。そのおかげで 体も締まり、今ではベストマッチョです!! そして仲間役はA.B.C-Zのバックダンスを務めてくれているSnow Manですからチームワークもバッチリ。映画初主演にプレッシャーや重圧もありますが、気遅れしている時間はありません。心も体も燃えています。皆様に素敵な作品をお届けできるよう、全身全霊を捧げます。■岩本照(Snow Man/ジャニーズJr.):河口役演技は普段やっているダンスとは違って、新たな発見をしたり勉強になることが多いので、映画出演が決まった時はとても嬉しかったです。Snow Manみんなで、というのも嬉しい。ボルダリングは全く知らない世界です。恥ずかしい姿は見せられないので撮影が始まるまで、まだまだ練習します。そのうえで、ボルダリングに興味がある方も僕らのファンの皆さんも、どちらの方たちが観ても「この映画、面白い!」と言って頂けるようSnow Manの良さと塚田君の良さを互いに引き出し合って、いい映画にしたいです。■深澤辰哉(Snow Man/ジャニーズJr.):新井役Snow Man6人で映画出演出来ることが素直に嬉しいです。また塚田僚一君とご一緒することで、先輩からいろいろ学びたいと思います。ボルダリングは仕事の合間を見てジムに行って練習してますが、正直キツいです。何事もそうだと思いますが、経験して初めて分かりました。この映画は仲間と一緒に夢に挑戦 する話です。仲間がいてこそ目標を達成できたり、つながっていける。ボルダリングに興味を持って頂くと共に、観て下さった方が、仲間っていいなと思っていただける映画になったら、と思います。■渡辺翔太(Snow Man/ジャニーズJr.):桃田役映画出演の話を聞いた時は、驚きました。今まで舞台やコンサートが多かったので、新鮮と言った方がいいかもしれません。その後に嬉しさがこみ上げて何度も「ホントに?」と聞き返しました。ボルダリングは初心者です。運動神経が良ければ出来るものなのかな、と思っていたのですが難しいです。手と足の位置がずれているだけで体の重心が変わる、頭も使う競技です。東京オリンピックの正式種目にもなりましたので、多くの方に興味を持って頂きたいですし、微力ながら僕らもオリンピックを盛り上げられたらと思っています。■宮舘涼太(Snow Man/ジャニーズJr.):高井戸役映画出演は純粋に嬉しいという気持ちと、ボルダリングをやったことがなかったのでプレッシャーの両方がありました。でも、やったことがないからこそ自分の知らない世界に行ける、と思って今はワクワクしてます。出させて頂くからには絶対に生半可な気持ちでいたくないので、ボルダリングの練習も人一倍やりました。他のメンバーに負けるわけにはいきません。一方で笑いもある映画です。でもただ笑えるだけではなく人の心を動かすことの出来る映画にしたい、特にこれから何かを始める人たちに向けてエールを送れたら、と思います。■佐久間大介(Snow Man/ジャニーズJr.):桑本役まずは、このような機会を与えて頂いたことに感謝してます。ボルダリングの映画ということで、身体を動かすことが得意なSnow Manに合っているなと思いました。ボルダリングは趣味でちょっとやったことがあったのですが、いざ本格的にやるといろんな課題が出てきて本当に難しいです。目の前に新たな壁が立ちはだかっている感じ。この映画でボルダリング人口を増やしたいですし、競技の楽しさを伝えられたらと思っています。演技については、今までの舞台のお芝居と映画は違うと思うので、演じる面でも楽しみを見つけたいです。■阿部亮平(Snow Man/ジャニーズJr.):中道役元々趣味でボルダリングをやっており、この競技の楽しさを知っていました。この映画でそれを広める側にまわ れることが出来て嬉しいです。楽しさをスクリーンで伝えたいと思う一方、ボルダリングを競技としてやられている方にも失礼のないように、真摯に向き合わなければならないと思っていますので、今は時間が空くとジムに行って練習をしています。映画をご覧になった方に「ボルダリングって面白いだけじゃなくてカッコいいんだぞ」と思って頂きたいですし、「このスポーツに対応できるSnow Manは凄い」ということもお見せしたいです。
2017年06月13日新日本プロレスの人気レスラーで、“No.1イケメンレスラー”棚橋弘至選手とタレントとしてもブレイク中の“スイーツ真壁”こと真壁刀義選手が、国民的人気長寿アニメの劇場版第36弾『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』でガッチリとタッグを組んだ。ギガゾンビに操られる原始人・クラヤミ族の声を担当するほか、本作応援のために結成された「ウンタカ!ドラドラ団」のメンバーに名を連ねている。アニメ声優初挑戦の2人が、アフレコ現場に突如降臨した“怪優”の存在を明かすと共に、“勇気”と“友情”で歩んできたプロレス道を熱く語ってくれた。声優挑戦はハリウッド映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』以来2度目となる真壁選手は「嬉しかったけれど、俺は独身だからその喜びを伝える相手がいねえんだ。だから実家のワンちゃんに報告したよ」と見た目とは裏腹なメルヘンぶりを伺わせつつ「実際のアフレコでは、ディレクターから“もっと語尾を強めに”とか微調整が入ったりして、そのイメージに近づけるのがとても難しかった。でも凄く勉強になったよ」と苦労を明かす。細かい演出をつける監督を黙らせるために、必殺技のキングコングニードロップも飛び出したかと思いきや「それをやってしまうとクビになるどころか、オナワになって大事件に発展するだろ?クラヤミ族一人の行動で映画全体が“クラヤミ”に葬られるのは流石にマズイ」とプロレス技封印で挑んだ。一方、アフレコ初挑戦の棚橋選手は、自称“100年に一人の逸材”というだけに「緊張は全然しませんでした。名だたる声優さんと一緒に参加できるわけですから、もう楽しくなってハイになりました」と強心臓で振り返る。すると真壁選手は「クラヤミ族は見た目もゴツくて、声も低いイメージがあるでしょ?でも、ある後輩が“せ、精霊大王?”というセリフをまさかのとてもキーの高い軽やかな10代少年のような声で放り込んできた。それを聞かされたら、俺のセリフなんか全部吹っ飛ぶ」と“怪優”降臨目撃談だ。その怪優の正体である「ある後輩」こそ、棚橋選手だった。しかしそんな先輩からのツッコミも何のその「ですから、劇中で僕の声は探さずともすぐにわかるはずです。自己評価?もちろん100点満点ですよ。常に全力、が僕のモットーですからね」とポジティブシンキングで跳ね返す。2人はゲスト声優のほか「ウンタカ!ドラドラ団」としても活動中。真壁選手が「同じマンションに住んでいる子供に“ドラえもんに出ている人だ!”と声をかけられたし、ママ世代にも話しかけられる。ドラえもんって、こうやって世界を平和にするんだな」とシミジミすれば、父親でもある棚橋選手は「子供たちの見る目が変りました。子供の学校に本の読み聞かせに行ったら、“踊って!踊って!”と凄いリアクションだった。プロレスに触れる機会のない人たちに、ドラえもんを通して僕らの存在を知ってもらえるのはありがたい」とその広がりを実感する。『映画ドラえもん』シリーズがスタートして、今年で36年目。棚橋選手と真壁選手も、レスラーとして長いキャリアを歩み、ジャンルを飛び越える程の人気を獲得した。しかしその道中には様々な試練や挫折があった。真壁選手のターニングポイントは、アキレス腱を断裂した時のことだ。「その時は怪我も多くてね、“もうプロレスは無理だ”とサジを投げられた。自分も正直諦めかけた時に、手術後の経過を見てもらうためにドクターに呼ばれた後、自分の病室に戻った。そうしたら、俺がその場にいなかったにも関わらずレスラー仲間とプライベートの友人が楽しそうに談笑していた。差し込む西日が綺麗で、俺にはそれが輝いているように見えた。その時に“俺を応援してくれるこいつらに、もっといい思いをさせて『真壁の知り合いだ!』と胸を張って言わせたい”と思った」と打ち明ける。プロレス魂に再び着火。通常、アキレス腱断裂は完治まで1年必要といわれるが、5か月で病院を退院。諦めない心が、現在のブレイクへの足掛かりとなった。「超えられない壁というのは人間には与えられない。努力した結果ダメでも、そこで得たものや閃きは必ずあるし、大切なのは諦めない心だよ。のび太を見てみろよ、とんでもねえダメ野郎だろ?だけど諦めない心があるからこそ、仲間も背中を押してくれる」と“勇気”の重要性を説く。棚橋選手も、チャンピオンになったにもかかわらずレスラーとして伸び悩み、客席からブーイングを浴び続けた時代があった。「でも僕の前には真壁選手という熱意とハートを持った志の高い先輩がいてくれて、プロレスの未来についても熱く語り合うことが出来た。自分以上に志が高い人が近くにいてくれるからこそ、ここまで来られた」と、上下関係を超えた同志としての“友情”に感謝しきりだ。「お礼を言いたいので、スイマセンがこの場所にドラえもんを呼んできてもらえますか?」と照れ隠しにジョークを口にする真壁選手だが「この映画はまるでチョコレートケーキだね。チョコは甘いし、ケーキという見た目も美味そうだ。でも食べていくと甘みの中にビター感がある。甘いだけじゃない、味わい深さと同時に深い苦みもある。それは人生と同じで、この映画で描かれている事そのものだよ」。スイーツ真壁として締めたその言葉には、説得力を超えた重みがあった。(photo/text:Hayato Ishii)
2016年03月03日実話をもとに24歳で書店員から住職になったボクが自分の道を見つけるまでを描く『ボクは坊さん。』のブルーレイとDVDが、3月16日(水)にリリースされることが決定した。主演の伊藤淳史は「この作品は、決して特別なことをたくさん描いているわけではありませんが、誰しもが送っている当たり前の日常の中の喜びや悲しみがたくさん詰まった、愛すべき映画になりました」とコメントを寄せている。その他の画像本作は、糸井重里主宰のWEBサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で約7年に渡って連載され話題となった、白川密成のエッセイが原作。伊藤のほか、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、イッセー尾形らが出演し、祖父の死をきっかけに仕事を辞めて、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になった主人公の奮闘が描かれる。メガホンを執った真壁幸紀監督は、人気エッセイを映画化するにあたり“優しさ”という要素を大切にしたと話す。「原作が持っている読後感や、ロケ地の栄福寺の空気感が、とても優しかったので。『優しい映画を作ろう。けど優しいだけじゃつまらない。じゃあどうしよう』そうやって出来たのが、この映画です」。撮影は愛媛県・今治市で行われ、劇中に登場する寺院は、原作者の白川氏が住職を務める栄福寺でロケが行われたほか、高野山奥の院でも初めて映画撮影が許可された。真壁監督は「メイキング映像でもわかると思いますが、撮影現場はとても穏やかに進んでいきました。その撮影現場の雰囲気が、そのまま映画の空気になっていると感じます」とコメント。このほど発売されるブルーレイとDVDには、特典映像としてメイキングや白川密成の般若心経や、初回生産限定『般若心経ミニ経本』が封入される。伊藤は「映画の中で『僕にはまだまだできないことがある』という台詞があるのですが、僕自身、今の自分にできることは少ないけど、目の前のことをコツコツやろうとずっと思ってきたので、それをこの映画で再確認できました。悩んだり、エネルギーを使い果たしたときに、ふとこの映画を観て、癒やされたり、大切な人に思いを寄せてもらえたらうれしいです」と語っている。『ボクは坊さん。』ブルーレイ&DVD:3月16日(水)発売ブルーレイ:4700円+税DVD:3800円+税※レンタルDVDも同時開始発売・販売元:ポニーキャニオン
2016年01月14日日々、迷いも不安もある24歳の青年がお寺の住職となり、自分の道を見つけていく、伊藤淳史主演の『ボクは坊さん。』。現在、ジワジワ来ている“お坊さん”ブームを後押しする(?)本作のブルーレイ&DVDが3月16日(水)にリリースされることに合わせ、伊藤さんと真壁幸紀監督からコメントが到着した。白方光円、24歳。突然の祖父の死をきっかけに書店員を辞め、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になったばかり。この寺で生まれ育ったものの、住職として足を踏み入れた“坊さんワールド”は想像以上に奥深いものだった!個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしたり、檀家の人たちとの関係に悩んだり。お葬式や結婚式で人々の人生の節目を見守るのはもちろん、地域の“顔”としての役割もお坊さんには必要。職業柄、人の生死に立ち合うことで“生きるとは何か?死ぬとは何か?”と考えたりもする。坊さんとしての道を歩み始めたばかりの光円は、試行錯誤を繰り返しながら、人としても成長していく――。本作は、糸井重里が主宰するWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されていた本物のお坊さん、白川密成による人気エッセイを『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフにより映画化。実話をもとにした生きるヒントがたくさん詰まった、“お坊さん”エンターテインメントだ。主演を『ビリギャル』『劇場版MOZU』の伊藤さんが務めるほか、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、イッセー尾形と豪華キャストが集結。開創1200年を迎えた高野山・奥の院で史上初めて映画撮影が敢行された。また、本作には意外なお坊さん専用グッズや心にしみいる仏教用語、さまざまなタイプの僧侶など、知られざるお坊さんの日常が満載、コミックやドラマなどでも取り上げられた“お坊さん”ブームをひそかに後押しする。<伊藤淳史コメント>この作品は、決して特別なことをたくさん描いているわけではありませんが、誰しもが送っている当たり前の日常の中の喜びや悲しみがたくさん詰まった、愛すべき映画になりました。観てくださった方々が、自分の日常とか、身近な存在の人をあらためて『感じてもらえる』作品になっていると思います。映画の中で「僕にはまだまだできないことがある」という台詞があるのですが、僕自身、いまの自分にできることは少ないけど、目の前のことをコツコツやろうとずっと思ってきたので、それをこの映画で再確認できました。悩んだり、エネルギーを使い果たしたときに、ふとこの映画を観て、癒やされたり、大切な人に思いを寄せてもらえたらうれしいです。<真壁監督コメント>「ボクは坊さん。」を映画化するにあたり、大切にした要素の一つとして、「優しさ」があります。原作が持っている読後感や、ロケ地の栄福寺の空気感が、とても優しかったので。「優しい映画を作ろう。けど優しいだけじゃつまらない。じゃあどうしよう」そうやって出来たのが、この映画です。メイキング映像でもわかると思いますが、撮影現場はとても穏やかに進んでいきました。その撮影現場の雰囲気が、そのまま映画の空気になっていると感じます。劇場でご覧になった方も、そうでない方も、肩の力を抜いて、リラックスして観ていただきたいです。見終わった後、温かい気持ちになれると思います。『ボクは坊さん。』は3月16日(水)よりブルーレイ&DVDリリース(※同日レンタル開始)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクは坊さん。 2015年10月24日より全国にて公開(C) 2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
2016年01月14日大人気アニメ『ドラえもん』の劇場版シリーズの36作目となる『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(2016年3月5日公開)で、新日本プロレスの棚橋弘至選手と真壁刀義選手、お笑い芸人の小島よしおがゲスト声優を務めることが21日、発表された。本作は、映画シリーズ歴代1位となる動員数420万人を記録した『ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年公開)のリメイク版。『新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』(2014年)を手がけた、八鍬新之介監督がメガホンを取り、新たな作品として描く。3人のゲスト声優は、劇中に登場する原始人"クラヤミ族"役を担当。7万年前の中国に住む、猿人に近い種族でゴリラのような顔が特徴のクラヤミ族は、嵐と雷を操る不死身の精霊王"ギガゾンビ"の部下・ツチダマのしもべというキャラクターだ。アフレコは12月に実施予定。また3人に、人気子役のエヴァちゃんが加わり、本作をヒットに導くべくスペシャル応援団"ウンタカ! ドラドラ団"を結成。これも、クラヤミ族をイメージしたビジュアルで、オリジナル楽曲に合わせ、"ウンタカダンス"を歌い踊って映画を盛り上げる。「ウンタカ」という謎の言葉を繰り返しながら展開されるこのダンスは、ゲスト声優の男性陣3人は原始人風の衣装、エヴァちゃんは原始人風ワンピースに身を包んで行われる。初声優挑戦となる棚橋選手は、「子どもたちと一緒に『ドラえもん』を見ているのですが、見るたびに人と人のつながりや温かい人間味がじーんときます」と前置きした上で、「そんな『ドラえもん』に出演できるなんて、棚橋家の歴史にも残ります」と感慨深げ。ただし、ダンスについては、「間違いなく足を引っ張るのは自分と真壁さんだと思いましたので、プレッシャーの中、頑張りました」と吐露している。真壁選手も「自分が小さい頃からある人気アニメに出演だなんて、真壁家の歴史に残る光栄なこと」「覚えるのにとても苦労したこのダンスにあるクイックな動きはプロレスにも生かせる」と口をそろえる。一方の小島は「ダンスの曲中に自分のネタ『そんなの関係ねぇ!』が入ってるんです」と打ち明け、「このネタはエヴァちゃんが生まれる前、8年前から存在しているので、それが今7歳のエヴァちゃんと一緒にミックスされるなんてとってもうれしい」と歓喜。「ゲスト声優の件も含め、小島家一族に伝えたい」と満足気に話した。エヴァちゃんは「ドラえもんはいつも優しいから大好き」で、「『どこでもドア』でハワイに行きたい」そう。ダンスは、両選手同様に「覚えるのが大変だったので、頑張ってお家で練習してきました」と話した。なお、リハーサルを何度も重ねたというウンタカダンスは、30日放送のTVアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系/毎週金曜19時~)のエンディングでの披露を予定している。(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2016
2015年10月21日10月24日公開の映画『ボクは坊さん。』特別試写イベントが19日、東京・高輪の高野山東京別院で行われ、本作の主題歌『Today,Tonight』を歌った吉田山田の吉田結威、山田義孝が登場し、アコースティックライブを行った。本作は、「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間にわたって連載された白川密成の実体験を綴った人気エッセイを、本作で長編映画初監督となる真壁幸紀が映画化。24歳で書店の店員から住職に転職した白方光円(伊藤淳史)の日常を描く。住職が主人公の物語ということで、この日は高野山東京別院での試写会を実施。試写会前には本作の主題歌「Today,Tonight」を歌った吉田山田によるアコースティックライブを行い、吉田結威は「いつもとは全然空気感が違って神聖な場所でしたが、本番は緊張せずに歌うことができました」と胸をなでおろせば、山田義孝も「ここで歌うことによってお寺全体が楽器のような感じで、すごく気持ちよく歌うことができました」と感想を。本作の脚本を読んでから書き下ろしたという主題歌「Today,Tonight」について吉田は「住職の方も1人の人間として悩みや不安を抱えながら、周囲の方々からのサポートを受けて成長していきます。僕はそこに刺激を受け、自分も不安や悩みを抱えたりするので、そのことを歌に込めて作りました」と本作の影響を受けたと明かしつつ、「この映画のお陰で『Today,Tonight』ができ、自分たちにとって大切な1曲になりました。メッセージのある作品なので、見終わった後に『Today,Tonight』が流れた時、また違った感じで歌が聴こえてくると思います。そこに注目して欲しいですね」とアピールした。また、一足先に見たという本作の感想として吉田が「出てきた色んな言葉がとても印象に残りました」と語れば、山田も「冒頭会話もなくお堂の雰囲気が流れるんですけど、それは日本人だけでなく世界の人が見ても楽しめる雰囲気だと思います。本当に素晴らしい作品だと思いました」と賞賛していた。映画『ボクは坊さん。』は。10月24日より全国公開(四国エリアは10月17日より先行公開)。
2015年10月20日