東京都・両国の東京都江戸東京博物館は、真田信繁(幸村)の生涯をゆかりの品や歴史資料で紹介する、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」を開催する。会期は4月29日~6月19日(月曜休館、ただし5月2日、5月16日は開館)。開館時間は9:30~17:30。観覧料は一般1,350円、大学・専門学校生1,080円、高校生・65歳以下680円、中学生以下無料。同展は、NHK大河ドラマ「真田丸」と連動し、「大坂の陣」において、大坂城東南に出丸「真田丸」を築き奮戦した勇将真田信繁の生涯をゆかりの品や歴史資料で紹介するもの。大坂冬の陣・夏の陣での活躍が中心に紹介されるとともに、信繁の人間像と彼が生きた時代が浮き彫りにされる。真田信繁は、のちの信濃国上田城主真田昌幸の次男として生まれ、織田、北条、徳川、上杉とめまぐるしく主君を変える真田家において、上杉景勝に人質として差し出され、その後豊臣秀吉の人質として暮らした人物。慶長5年(1600)の関ヶ原合戦では、親子兄弟が東西に分かれて戦ったが、石田三成が率いる西軍は敗退し、父・昌幸と信繁は九度山(和歌山県)に幽閉の身となった。しかし、豊臣家と徳川家による最終決戦「大坂の陣」が起こると、信繁は大坂城へ入城。亡き父から受け継いだ知略と武勇を武器に、劣勢が明らかな豊臣方として戦うことを決意した。慶長19年(1614)の大坂冬の陣において信繁は、大坂城の東南に真田丸と呼ばれる出丸を作って徳川方を迎え撃ち、その武名を天下に知らしめることとなった。翌年の大坂夏の陣では、寡兵ながらも果敢に徳川方を攻め、その奮戦ぶりは家康に死を覚悟させるほどだったと後世に伝えられている。最後は兵力で勝る徳川方に敗れ大坂城は落城、信繁はその生涯を閉じた。同展では、勇将真田信繁の生涯が「プロローグ」、「第1章 武田と真田」、「第2章 上田合戦から小田原合戦」、「第3章 関ヶ原合戦と真田」、「第4章 真田家と桃山文化」、「第5章 大坂冬の陣・夏の陣」、「エピローグ 信繁から幸村へ」という構成で紹介される。
2016年03月02日連続テレビ小説「あまちゃん」に出演し、その後も『猫なんかよんでもこない。』『ちはやふる』の映画作品や綾野剛主演の「コウノドリ」などのドラマ、さらにバラエティにも果敢に挑戦する松岡茉優。幅広い世代から愛される女優として活躍する彼女がこの度、現在放送中の大河ドラマ「真田丸」に出演することが決定。堺雅人演じる真田信繁の正室・春(竹林院)役を演じることが明らかになった。「新選組!」に引き続き、2度目の大河ドラマ執筆となった三谷幸喜が手がける本作は、英雄としての真田幸村ではなく、真田信繁の物語。信州の小さな領主の家に生まれ、周囲の大名たちが繰り広げる戦乱の荒波に翻弄されながらも、的確に時代と人を読んだ幸村は、父や兄をはじめとした家族とともに、知恵と勇気と努力で、戦国の世を必死にサバイバルしていく姿が描かれる。主演・真田信繁(幸村)を演じるのは、「新撰組!」(’04)、「篤姫」(’08)に続いて三度目の大河への出演となる堺さん。戦国時代を駆け抜けた戦国武将を熱演している。そのほか、大泉洋、木村佳乃、長澤まさみ、黒木華、草刈正雄、遠藤憲一、内野聖陽、高畑淳子ら豪華俳優陣が集結。そんな中今回、豊臣秀吉の重臣である大谷吉継の娘・春に抜擢された松岡さんは「大河への出演は目標でした。三谷さんとご一緒するのは野望でした。自分が出来得るすべてをかけて挑戦させて頂きます」と意気込みを語っている。松岡さん演じる春は秀吉の仲立ちで信繁の正室となり、嫡男・大助を産むこととなる。制作統括の屋敷陽太郎氏は「大谷刑部の娘である春と、真田信繁との結婚は、政略結婚的な要素がなかったとは言えません。でも、きっと、信繁は次第に心の底から春に惹かれていったのではないでしょうか。松岡さん自身も、飾らない人柄と、機転の利いた会話で、周囲の人々をあっという間に温かい気持ちにしてしまう魔法のような魅力があります。そんな松岡さんが演じる春が、いまから楽しみでなりません」とコメントを寄せた。NHK大河ドラマ「真田丸」は毎週日曜日20時~NHKにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日舞台『戦国BASARA4 皇』が1月21日より東京・Zeppブルーシアター六本木で上演中。【チケット情報はこちら】同公演の原作は、戦国時代を舞台にした人気テレビゲーム『戦国BASARA』シリーズ。2009年に初演され、今回で11作目となる人気舞台だ。本作では、昨年7月に発売された『戦国BASARA4 皇』を原作に、真田幸村役を演じる松村龍之介らレギュラー陣に加え、新キャストとして伊達政宗役の塩野瑛久、片倉小十郎役の井上正大、猿飛佐助役の椎名鯛造、千利休役の寿里が出演している。公演初日を前にした挨拶で、主演の塩野は、「今まで様々な方が作り上げてきた、舞台「戦国BASARA」シリーズに参加することができて光栄です。初参加となりますが、これまで作品を作ってきた皆様と力を合わせ、良いものにしていきたいです。2.5次元の舞台ということで、僕たち3次元の人間が2次元を演じる難しさもありますが、ゲームの世界観をしっかりと再現し、全力で千秋楽まで演じ切ります」とコメント。続いて、松村は、「新しく参加される方も増え、いつしか僕も迎える側となっていました。新旧メンバー、皆で力を合わせて頑張っていきます」と力強く語った。また、原作で “二重人格の茶人サイキッカー”のキャッチフレーズでおなじみの千利休役を務める寿里は、「新キャラクターとしての出演ということもあり、プレッシャーはあります。しかし、そのプレッシャーを楽しむつもりで、千秋楽まで駆け抜けていきたいです」とその心意気を語った。舞台『戦国BASARA4 皇』は、1月31日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、2月5日(金)から7日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは発売中。
2016年01月26日今日1月10日、堺雅人さん主演のNHK大河ドラマ『真田丸』がスタート。「日の本一の兵」と讃えられた戦国武将・真田信繁(通称:幸村)の生涯を描く物語、楽しみですね!信繁には一つ年上の兄がいました。大泉洋さん演じる兄・信幸と信繁は、対照的な性格ながらも深く信頼し合う仲だったそう。でも、天下分け目の関ヶ原の戦いで敵味方に分かれて戦うことに…。◆兄と弟が敵味方の関係に…慶長5(1600)年、関ヶ原の戦いを前に父・昌幸と兄弟は、真田家が東軍(徳川家康の軍)と西軍(石田三成の軍)、どちらにつくかを話し合いました。密談の結果、兄は東軍、父と弟は西軍につくことを決意。しかし訣別しようとも、兄は敗軍の将となった父弟を陰で支え続けたそうです。家族の絆は切っても切れないものなんですね。◆世渡りがうまいのは兄?弟?ところで長男と次男とでは、どちらのほうが世渡り上手だと思いますか?文筆家・宗教学者の島田裕巳さんが監修するモバイルサイト『生まれ順・性格判断』 で、「人生をうまく生きていきそうな生まれ順は?」というアンケートを取ったところ、こんな結果になりました![Q1] 仕事で得しそうなのは?1位:末っ子…45%2位:第一子…28%3位:真ん中っ子…22%4位:一人っ子…3%[Q2] 恋愛で得しそうなのは?1位:末っ子…57%2位:真ん中っ子…19%3位:第一子…12%4位:一人っ子…11%【仕事で得しそうな生まれ順】【恋愛で得しそうな生まれ順】ともに「末っ子」が1位。その理由として挙げられるのはこちら。・上の子を見て育っている分、失敗が少ない・年上の人と仲良くでき、気に入られやすい・かわいがられてきたので愛されオーラがある甘え上手で要領がいいイメージがあるんでしょうね。4位の「一人っ子」は末っ子と同様、もしくはそれ以上に家族の愛情を受けていそうですが、ライバルがいないからマイペースに育ち、あまり器用ではないのかもしれません。◆長男は仕事上手、次男は恋愛上手?真田家の場合、兄・信幸は長男なので【仕事で得しそうな生まれ順】…2位【恋愛で得しそうな生まれ順】…3位長男や長女は「お兄(姉)ちゃんなんだから」の一言で、イヤでも親の言いつけに従わなければならない子ども時代を過ごすことから、生真面目で堅実な性格になりがち。その分、仕事では上司に素直に従いかわいがられそうですが、恋愛に関しては身近にお手本がないのでうまく立ち回れないのかも。弟・信繁は兄のほか、姉や弟妹に囲まれた真ん中っ子。こちらは【仕事で得しそうな生まれ順】…3位【恋愛で得しそうな生まれ順】…2位真ん中っ子は上と下に挟まれているため、協調性があり人付き合いがうまそう。そこから恋愛上手なイメージを持つ人も多いのかもしれません。ただ、“熱しやすく冷めやすい”“気に入らないことがあると黙り込む”などの特徴があるようなので、仕事においては不器用に見えてしまうケースもあるのでしょう。◆真田兄弟の恋愛事情兄・信幸のパートナーは政略結婚で迎えた正室の小松姫。彼女には父弟と訣別した夫を気丈に支えた、自分になかなか子どもができないので側室を取ることをすすめた、など、戦国の世ならではの強い女的エピソードが残っています。信幸は小松姫の死後も正室は取らなかったとか。不器用ながらも妻を一途に愛するタイプだったのかもしれません。一方、弟・信繁の生涯のパートナーとなるのは、ドラマのヒロインでもある側室のきり。ドラマには彼の最初の子を産む初恋のお相手も登場するし、正室の竹林院は、戦いに敗れた夫が幽閉されたとき、「真田紐」という紐を考案し、それを売って支えたと伝えられているし、なんというか軽やか。乱世の英雄の素顔は母性本能をくすぐる、女性にとって放っておけないタイプなのかも。特に信繁は姉も妹もいるから、女心をわかっていそうですしね。なお、実生活では、堺雅人さんは3人兄弟の長男、大泉洋さんにはお兄さんがいるそうです。ドラマの役柄とは逆なんですね。そんなお2人がどんな兄弟を演じるのか今から期待が膨らみます。◆彼氏にするなら長男?次男?ところでみなさんは、彼氏にするなら長男と次男、どっちがいいと思いますか?恋愛において、両者にはそれぞれこんな特徴があると考えられています。・長男プライドが高く、女性には消極的。引っ込み思案になりやすい・次男意中の女性には積極的にアプローチする。相手に頼るのがうまいこれだけ読むと長男はちょっと面倒くさそう?でも、“自分を好きになってくれた人を好きになりやすい”そうなので、プライドを傷つけないよう注意しつつ上手にアプローチすれば、意外と落としやすいのかも。次男は一緒にいて楽しそうですが、“恋愛が長く続かない”傾向があるとか。また、追われるより追いたいタイプのようなので、女性からのアピールにはあまりなびかない可能性も。ちなみに、・三男自由奔放で楽しいけれど、女性に依存しすぎる傾向あり・一人っ子恋愛に積極的か臆病かの両極端になるだそうです。結婚するとなると、義両親と同居する可能性の高い長男は大変!なんて言われますが、お付き合いならばそこまで気にする必要もないはず。こちら、恋を進めるうえでの参考にしてみてはいかがでしょうか?監修者紹介島田裕巳1953年、東京生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。文筆家、宗教学者。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。主な著書に、『相性が悪い!』『「「末っ子男子」のオトし方』『「生まれ順」診断BOOK』『葬式は、要らない』『無欲のすすめ』『日本宗教美術史』など。スマートフォンサイト『生まれ順・性格判断』2016年上半期、あの人の恋愛はどう動く?【無料占い】
2016年01月10日2016年のNHK大河ドラマは真田一族に着目した『真田丸』。その真田一族の"聖地"を巡る企画の最終回の第4回では、大坂の陣で果てた幸村(※)の兄であり、真田の名を後世に伝えた信之ゆかりの地・松代(長野県長野市)を紹介しよう。○松代 - 信之が築いた真田家安住の地関ヶ原の戦いで幸村の父・昌幸と幸村が西軍に味方した一方、信之は東軍に与した。信之の妻・小松姫が、家康の重臣・本多忠勝の娘だったためだ。昌幸と幸村が家康に敵したにも関わらず、信之は大坂の陣後、上田から松代に加増転封された。信之が家康からいかに信頼を得ていたかが分かるだろう。現在の松代には、信之が生涯を費やして発展に力を注いだ城下町がよく残っている。藩主の居館で明治に入っても真田家の私邸として使われた「真田邸(新御殿)」や、開明的な教育がなされていた藩校の「旧文武学校」、真田家を支えた家臣らの屋敷跡などが、江戸時代の面影を今に伝える。○平成になってよみがえった松代城同じ長野県の上田から松代に移った信之にとって、新たな居城となったのが「松代城」だ。明治維新をむかえるまで約250年間、城は真田家統治のシンボルであり続けた。現在は本丸を中心に、水堀や石垣、門などがよく整備されているが、20年ほど前までは城の面影はほぼ失われていた。明治の廃城令によって城は埋め立てられ、学校や運動場として利用されていた。しかし平成に入り、江戸時代の設計図や発掘調査をもとにして、本丸と二の丸を中心に往時の威容を回復したのだ。城の出入り口を守る門や天守台、二の丸の土塁など、城は小ぶりながら見どころが多い。水堀と石垣のコントラストも美しく、春は桜の名所としてもにぎわう。四季を感じながら城を歩いてみたい。○一族の歴史が凝縮された真田宝物館松代の城下町には250年の治政を伝える観光地が多い。東に位置する「長国寺」の信之御霊屋は、黒漆の社殿と細やかな装飾が美しい国の重要文化財である(見学は要予約)。信之の妻・小松姫の菩提を弔う「大英寺」など、真田家との関わりが深い古刹も多い。また、「象山神社」や「象山記念館」など、松代藩が輩出した幕末の偉人として著名な佐久間象山ゆかりの場所も残されている。これらの観光地は徒歩圏内に集中しているので、1日かけてじっくり散策してみてはいかがだろうか。最後に、松代散策で外せないのが「真田宝物館」だ。肖像画や甲冑、刀剣、書状など真田家伝来の宝物が展示されているばかりではなく、真田一族の歴史や江戸時代の真田家の治政を分かりやすく解説している。文具やシールなど、オリジナルグッズも多数用意されていてお土産にももってこいだ。真田一族をもっとも身近に感じられる"聖地"と言えるかもしれない。そして本日1月10日は、いよいよ『真田丸』が始まる。三谷幸喜がつむぐ真田家の歴史を、堺雅人をはじめとした豪華キャストが魅せてくれる。そんな真田家一家の生き様をとくとご覧あれ。※ドラマでは真田"信繁"の名前が用いられるが、今回は一般に知られている"幸村"を使用(文・写真/かみゆ歴史編集部 滝沢弘康)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部「歴史はエンタテインメント! 」をモットーに、ポップな媒体から専門書まで、歴史関連の編集制作を行う編集部。ジャンルは戦国、幕末を中心に古今東西を問わず、アート、カルチャー、宗教・神話、観光ガイドなど幅広く手がける。おもな編集制作物に『真田一族巡礼の旅ガイド』(KKベストセラーズ)、『日本の仏像巡礼名鑑』(廣済堂出版)、『日本の山城100名城』『春秋戦国500年の興亡』(どちらも洋泉社)、『戦国武将イラスト名鑑』(学研パブリッシング)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス出版)など「かみゆ」
2016年01月10日歌舞伎役者の中村勘九郎が、2014年に日本テレビ開局60年特別公演として上演された同名舞台の映画化作品『真田十勇士』(2016年9月公開)で主演を務めることが15日、発表された。俳優・松坂桃李や元AKB48で女優の大島優子も出演する。原作は、豊臣と徳川の最後の決戦"大坂の陣"から400年となった昨年、舞台化され大ヒットを記録した時代劇。同作の演出も手がけた堤幸彦監督が、メガホンを取る。原作舞台にも出演した中村が務めるのは、真田幸村を"真の武将"に仕立てあげる真田十勇士の中心的存在・猿飛佐助役。おどけたキャラクターながらも、実は十勇士一の策士という役柄だ。松坂は、佐助と共に十勇士を支える霧隠才蔵役。中村同様に原作でも才蔵を演じており、佐助と才蔵は「まるで太陽と月だ」と各所で評価されたという。大島は、そんな佐助と才蔵の幼なじみで女忍びとして2人を翻弄(ほんろう)する火垂役を担当。なお、松坂と大島が堤監督とタッグを組むのは2人共、本作でちょうど3度目となる。映画化に際して中村は、「舞台出演時は、こんなにビッグ・プロジェクトになるとは露とも想像しておりませんでしたが、近年まれに見る壮大な映画になりそうで、これは心してやらなければならないと身が引き締まる思い」とコメント。佐助の役については、「舞台版も映画版も、取りあえず"バカ"という基本線は変わりません」としながら、現場で堤監督から「佐助は頭の回転がものすごく速く、常に何か考えていて、最終的には彼が状況を操っていくほどの策士。そういう面を表現するために、独特の間を作って」と指示を受けたことから、"間"に注意を払っているという。そんな堤監督を、「ほんとにアイデアマン」と表現。「監督が現場でアイデアをひらめく瞬間に居合わせた時の幸せは格別です」とたたえている。松坂は、才蔵役について「『お待たせしました、あなたの霧隠才蔵です』なんていうぶっ飛んだキメ台詞のインパクトの強い役」だったと舞台を振り返りながら、「映画版ではこの台詞自体はないけれど、真田十勇士の中で、とびきりクールでかっこいい、"水も滴るいい男"」になるとアピール。本作はもちろん、時代劇自体も初出演となる大島は、「お姫様役ではなくて、"くノ一"という忍者の役柄だったことが、自分にはぴったり」と笑みを浮かべながら、「普段は、目の力強さや姿勢、人に対しての距離の取り方などで"くノ一"らしく演じながら、思いを寄せる相手と接するときには、普通の女の子らしさも出したい」と意気込んでいる。また、アクションについては「吹き矢使いなので、直接的な戦闘シーンはそんなになさそうですが、女性のずる賢さや俊敏性みたいなものがくノ一として表れたら良いんじゃないかと思っています」とも明かしている。本作の撮影は、今月2日よりスタート。来年8月の完成を予定している。さらに、映画と同時に、2016年9月に東京・新国立劇場中劇場での舞台化も。こちらは同年10月に神奈川芸術劇場と兵庫県立芸術文化センターでの公演も予定されている。舞台の佐助役は引き続き勘九郎が務め、才蔵役と火垂役は後日あらためて発表される。
2015年12月15日“大坂の陣”から400年となる2014年、日本テレビ開局60年特別舞台として大ヒットを記録したスペクタクル超大作「真田十勇士」が、演出を手がけた鬼才・堤幸彦監督により映画化されることが決定、さらに映画の公開と同時期に舞台上演されることも決定した。本映画のキャストには、中村勘九郎、松坂桃李、大島優子らが出演するという。関が原の戦いから10年以上の歳月が流れ、徳川家康は天下統一を目前にしていた。最後に残ったのは、豊臣秀吉の遺児・秀頼と付き従う武将たち。秀頼の母・淀殿は、「豊臣の世をふたたび」という妄想に駆られ、徳川との対立を深めていた。世にいう大坂冬の陣の始まりである。次々と大坂城に入城する豊臣方の武将たち、その中に一際、異彩を放つ一団がいた。天下の名将として名高い真田幸村を筆頭とした真田十勇士の面々である。戦力の乏しい豊臣方の期待は一心に幸村たちに注がれていたのである。しかし、幸村、どうやら様子がおかしい。実は幸村、男前が過ぎるばかりに周囲に勘違いされ、凡庸な武将にも関わらず、天下の名将に祭り上げられていただけなのだ。幸村大活躍のエピソードは偶然が重なったに過ぎなかった。そこに現れたのが抜け忍びの猿飛佐助。つまらない世を面白く生きるために抜け忍びとなった佐助は、己の虚像と実像のギャップに苦しむ幸村に出会い、「オイラの嘘で、あんたを本物の立派な武将に仕立て上げてみせようじゃないか!」と、同じ抜け忍びの霧隠才蔵を筆頭に十人の勇士をあつめ、陰日向に幸村を支えてきたのであった。歴史の教科書には載っていない、大坂冬の陣、夏の陣の火ぶたが切って落とされた――。今回、映画の公開と同時期に舞台上演するというスペシャルダブルプロジェクトが始動!映画とともに舞台演出も堤監督が手がけ、脚本は2014年の舞台と同じく演劇界の重鎮・マキノノゾミ氏が担当。壮大な世界観と濃密な人間ドラマを描く。本作で、主人公・猿飛佐助を演じるのは、2014年の舞台同様、歌舞伎の舞台公演に留まらず、映画など幅広い分野への挑戦を続ける中村さん。「舞台初演時は、こんなにビッグ・プロジェクトになるとはつゆとも想像しておりませんでしたが、近年稀に見る壮大な映画になりそうで、これは心してやらなければならないと身が引き締まる思いです」と今回の映画化について思いを語る中村さんは、持ち前の味わいと演技力で、おとぼけなキャラクターながらも、実は十勇士イチの策士であり、真田幸村を“真の武将”に仕立て上げる猿飛佐助を、スクリーンとステージをところ狭しと飛び回り演じる。共に2014年の舞台へ出演した松坂さんは、「真田十勇士」を支える霧隠才蔵を続投。『ピース オブ ケイク』のオカマ役・天ちゃんや『劇場版 MOZU』の残虐非道な殺し屋・権藤など様々な役どころをこなす、若手実力派俳優の松坂さんは、今回の映画化について「ワクワクしています」「とびきりクールでかっこいい、“水もしたたるいい男”霧隠才蔵として、最後まで駆け抜けたいです」と意気込みを寄せた。また、佐助と才蔵の幼馴染で、女忍びとして二人を翻弄する火垂を、元「AKB48」の大島さんが演じる。『紙の月』で第38回アカデミー賞優秀助演女優賞ほか、多くの映画賞で助演女優賞を受賞し、「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」で連続ドラマの初主演を務め、堤監督とは本作が3作目のタッグとなる。大島さんは「お姫様役ではなくて、“くの一”という忍者の役柄だったことが、自分にはぴったりだな」と語り、初共演の2人については「勘九郎さんは、以前見たドラマで、そのお芝居の魅力に心を奪われました。今回は、そのときのシリアスな役柄とは全然違うお調子者の役ですが、それを勘九郎さんがどういうふうに演じられるか気になります。松坂さんとは生年月日が一緒で、幼なじみという役にすんなり入っていけそうで、共演を楽しみにしています」とコメントした。舞台版のキャストは、佐助は映画と同じく中村さんが務めほかは後日発表だそう。さらに同時期に出版化も予定しており、“映画×舞台×小説”というメディアミックス展開が期待される。映画『真田十勇士』は2016年9月、全国にて公開予定。舞台「真田十勇士」は2016年9月、新国立劇場中劇場にて開演予定。(cinemacafe.net)
2015年12月15日2014年に日本テレビ開局60年特別舞台として上演された『真田十勇士』を、映画と舞台で来年9月に公開/公演するダブルプロジェクトが発表された。映画版の主人公・猿飛佐助は、舞台版に引き続き中村勘九郎が演じ、佐助とともに真田十勇士を支える霧隠才蔵を演じた松坂桃李も続投するほか、映画版では大島優子が彼らの幼馴染で、女忍びとしてふたりを翻弄する火垂を演じる。監督と脚本は、同作の舞台演出を務めた堤幸彦監督と脚本を手がけたマキノノゾミが続投する。その他の情報『真田十勇士』をふたつのジャンルで同時期に公開/公演する画期的な試みについて堤監督は「(舞台の)再演に向かって走り出したところに、映画化の企画が加わった」と説明。撮影は12月2日から来年1月にかけて行われ、8月の完成を目指しており「現在撮影中ですが、とにかくセットがすごい。監督の私すらセットの端から端まで全部見渡すことができないほど」と明かし、「すばらしい音楽やハリウッドに負けないCGをご用意している上、テーマソングも大物が決定しております。まさに盆暮れ正月がいっぺんに来たような、そんな娯楽大作に致しますので、どうぞご期待ください」と意気込みを語っている。このダブルプロジェクトの主演を務める中村は「申年で猿がつく役をできるのは縁起が良さそうですし、大阪城落城400年の年(2015年)に、ゆかりの人物を演じることができるとは役者冥利に尽きますね」といい、「仕掛けのハデな最高のエンターテインメント作品であり、壮大な歴史ロマンであり、さらには、ラストの大どんでん返しに至るまでに、マキノノゾミさんが巧妙に隠した伏線を楽しめるミステリー要素もあって、とにかくいろいろな要素がつまった映画になりそうです」とコメント。一方、松坂は「お芝居ももちろんのこと、勘九郎さんの座長としての佇まいに色々と学ばせていただくことばかりです。映画がクランクインしたばかりにもかかわらず、既に完全に仕上がっていて、何を言ってもやっても、佐助以外の何者でもない。一緒に行動する場面が多いので、非常に楽しい時間を過ごしています」と話し、「映画版では真田十勇士の中で、とびきりクールでかっこいい、“水もしたたるいい男”霧隠才蔵として、最後まで駆け抜けたいです」と語っている。大島は「時代劇に出演するのは初めてなのですが、お姫様役ではなくて、“くの一”という忍者の役柄だったことが、自分にはぴったりだなと思いました」といい、中村と松坂については「お二人とも初めて共演させて頂きます。勘九郎さんは、以前見たドラマで、そのお芝居の魅力に心を奪われました。今回は、その時のシリアスな役柄とは全然違うお調子者の役ですが、それを勘九郎さんがどういうふうに演じられるか気になります。松坂さんとは生年月日が一緒で、幼なじみという役にすんなり入っていけそうで、共演を楽しみにしています」とコメントを寄せている。なお舞台版は、中村が映画と同じく佐助を演じるが、才蔵と火垂を演じるキャストは後日改めて発表される。『真田十勇士』2016年9月全国ロードショー!
2015年12月15日シチズン時計のファッションウオッチブランド「INDEPENDENT」から、カプコンのアクションゲーム「戦国BASARA」10周年記念コラボレーションウオッチが登場する。2016年2月の発売予定で、税別価格は23,000円。ラインナップはそれぞれ戦国武将をテーマに、「伊達政宗」「真田幸村」「石田三成」「島左近」「長曾我部元親」「毛利元就」という全6モデルを用意。文字板には各武将のトレードマークやアイテムをモチーフにしたデザインが施され、裏ぶたには「戦国BASARA」10周年の記念ロゴと各武将の名前が刻まれる。共通の仕様は、ケース素材がステンレススチール、ケースサイズが径40mm×厚さ11.2mm(設計値)、風防が球面クリスタルガラス、防水機能が5気圧。バンドの素材はカーフで、バンドカラーと文字板カラーはモデルによって異なる。いずれも数量限定となるが、詳細は2016年1月以降に公開される予定だ。(c)CAPCOM CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年11月20日今も昔も人々から愛され、そのドラマが熱狂を生み出してきた真田幸村の“知られざる物語”を講談師・旭堂南湖が語りまくる『映画講談 難波戦記-真田幸村紅蓮の猛将-』が今週末から公開になる。本作は古典芸能の“講談”を描いた作品だが、高座の記録ではなく、観客の“想像力”を刺激するこれまでない映画になっている。本編映像の一部が公開になった。本編映像の一部ラジオもテレビもない時代から講談師は様々なドラマを語り、人々はその声に耳を傾けては想像力を膨らませて様々な物語を楽しんできた。本作はそんな古典講談を継承に取り組んでいる旭堂南湖(きょくどうなんこ)が、戦国武将・真田幸村の物語を、情熱と持てる技術をすべて投じて語りに語った様を基に制作されている。通常、この種の作品は高座にあがった語り手を“記録”しただけの作品が多いが、勝呂佳正監督は、“講談師の息づかいや迫力を寄席では見られない角度から見せる”ことと、“敷居が高そうなイメージの講談を親しみやすく見せる”ことにこだわった。このほど公開された映像でも、講談師の語りを阻害するようなカット割や演出は一切なく、旭堂南湖の語りを聞いた観客の“想像”がさらに広がるように補足の文字やアニメーションが追加されている。本作が描くのは、戦国末期に、関東の大御所・徳川家康を迎えうつ真田幸村のドラマ。講談師の勢いのある語りと映像演出で、観客の頭の中には、どんなCGを駆使しても、どれだけのエキストラを用意しても敵わない“手に汗握るドラマ”が展開されるはずだ。『映画講談 難波戦記-真田幸村紅蓮の猛将-』11月21日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2015年11月16日アイ・イーシーは、東京都・浅草に期間限定の甲冑フォトスタジオ「SAMURAI STUDIO」をオープンする。期間は10月27日~11月5日。「SAMURAI STUDIO」は、武士が戦で着用した伝統的な武具「甲冑」を着用し、本格的な写真を撮影できるフォトスタジオ。外国人観光客が増加していることを背景に企画されたものだが、もちろん日本人でも利用可能だ。同スタジオの担当者によれば、「甲冑」に絞りこんだサービス提供を企画した理由は、すでに着物や羽織袴などの「和服衣装」が多数展開されているため差別化を図ったこと、また海外では伝統工芸としての人気が高かったためだという。また、着用できる甲冑は全4種類。兜の「愛」の一文字が目をひく「直江兼続モデル」、次年度のNHK大河ドラマの主役である「真田幸村モデル」といった有名武将ゆかりの物に加え、使われた時代が異なるベーシックな「甲冑当世具足(江戸)モデル」、「当世具足(戦国)モデル」を用意。この中から1種類を選んで着用して撮影、終了後は任意の2カットを台紙付き写真として、その他の撮影データはすべてDVDに収録して当日受け取れる。なお、利用価格は、ベーシックプラン(甲冑1種/撮影はスタッフ/5カット)が4,900円、プレミアムプラン(甲冑1種/プロカメラマンが撮影/10カット/フォトアルバム)が3万2,000円。各プランの詳細は同スタジオのWebサイトを参照のこと。
2015年10月01日2016年に脚本・三谷幸喜、主演・堺雅人で注目を集めるNHK大河ドラマ「真田丸」。老若男女を問わぬ人気を誇り、これまで数々の小説・漫画・ゲーム・ドラマ・映画で描かれてきた伝説の戦国武将、真田幸村の原点といわれた講談が、『映画 講談・難波戦記 -真田幸村 紅蓮の猛将-』として劇場公開されることになり、その予告編が解禁となった。2015年、幸村没&大坂夏の陣から400年を迎え、来年の大河ドラマ「真田丸」の放映に向けて、改めて大きな注目を浴びている真田幸村。徳川家康という強大な権力を持つ男の首にあと一歩のところまで迫ったという江戸時代より語り継がれている禁断の物語を、日本が誇る話芸・講談という形で紡いだのが「講談・難波戦記」だ。日本の伝統芸能の講談は、演者は高座におかれた釈台と呼ばれる机の前に座り、“張り扇”でそれを叩いて調子を取りながら、話を読み聞かせる。主には歴史に関する演目で、幸村はもちろん、水戸黄門、大岡越前、国定忠治、柳生十兵衛といった時代劇のヒーローは、講談から語り継がれてきた。幸村の凄まじい生き様を口舌鮮やかに語りつくすのは、伝統を引き継ぎつつ、新たなる可能性にチャレンジし続ける講談師・旭堂南湖(きょくどう・なんこ)。戦国時代最後の戦い大坂の陣を舞台に、戦場を駆ける幸村、絶体絶命の家康、空を焦がす大坂城…。旭堂南湖の躍動する言葉に導かれれば、見たこともない映像があなたの頭の中に拡がること間違いなし。講談独特の話法「修羅場読み」で描かれる幸村の激しく、凛々しい姿に思いを巡らせてみて。『映画 講談・難波戦記 -真田幸村 紅蓮の猛将-』は11月21日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月01日カプコンの人気タイトル「戦国BASARA」シリーズに登場する武将をデザインしたスタンプや印鑑が、2015年9月24日に、谷川商事から発売される。簡単に「ポンッ」と押せるおもしろスタンプから、本格的な印鑑セットまで4アイテムがラインナップ!■戦国BASARA スタンプ (12種) / 各500円(税別)伊達政宗、片倉小十郎、真田幸村、武田信玄、猿飛佐助、徳川家康、石田三成、島左近、柴田勝家、前田慶次、長曾我部元親、毛利元就■戦国BASARA クロム印鑑ケース (4種) / 各1,000円(税別)伊達政宗・真田幸村、徳川家康・石田三成、島左近・柴田勝家、長曾我部元親・毛利元就■戦国BASARA ポーチ (5種) / 各1,200円(税別)伊達政宗、真田幸村、武田信玄、徳川家康、石田三成■戦国BASARA 印鑑セット (5種) / 各4,500円(税別)伊達政宗、真田幸村、武田信玄、徳川家康、石田三成(C)CAPCOM CO., LTD.※仕様および外観は開発中のため変更される場合がある。
2015年09月11日ディー・エル・イーのオリジナルIP「秘密結社 鷹の爪」と「戦国BASARA」のコラボレーションがいよいよ本日9月3日より開催。渋谷パルコにて、コラボグッズが販売される。FROGMAN氏描き下ろしによる「戦国BASARA」仕様のレオナルド博士と吉田くんのイラストがデザインされたグッズが多数登場!■「戦国BASARA×秘密結社 鷹の爪コラボ展 ~戦国の英雄とSHIROZEME~」概要【実施期間】2015年9月3日(木)~9月28日(金)10:00~21:00 / 年中無休 / 最終日は18時閉場【実施会場】PARCO GALLERY X 渋谷パルコ PART1 ・ B1F【入場料】無料【公式サイト】イベントの詳細は公式サイトにて○世界征服の足掛かりに!? 「戦国BASARA×秘密結社 鷹の爪」コラボグッズ第2弾■「戦国BASARA」×「秘密結社 鷹の爪」Tシャツ(伊達政宗/真田幸村 全2種)価格 / 各2,500円(税別)■「戦国BASARA」×「秘密結社 鷹の爪」フェイスタオル(伊達政宗/真田幸村 全2種))価格 / 各1,200円(税別)※会期途中より販売予定■「戦国BASARA」×「秘密結社 鷹の爪」ぬいぐるみ(真田幸村)価格 / 2,300円(税別)※会期途中より販売予定グッズ購入2,000円ごとにオリジナルコースターをランダムで1枚プレゼント(なくなり次第、終了となる)。○「戦国BASARA」シリーズプロデューサー小林裕幸氏が"鷹の爪団"に!?2015年9月4日(金)21:00から放送の「鷹の爪情報局」に「戦国BASARA」シリーズプロデューサーの小林裕幸氏が出演決定! 吉田くんとの掛け合いに注目だ。詳細は「鷹の爪.jp」にて。(C)ETDO / (C)CAPCOM CO., LTD.
2015年09月03日カプコンは、『戦国BASARA4 皇』に登場する各武将のイラストとゲームの中で流れるアニメーション映像からのカットを組み合わせてデザインした全12種のミニ色紙をリリース。発売は2015年8月27日の予定で、価格は1枚450円(税別)で、1BOX(12枚入)が5,400円(税別)。和のテイストを生かした武将ミニ色紙コレクション。素材は紙で、サイズはおよそH135×W120mmとなっている。ラインナップされている武将は、「伊達政宗」「石田三成」「真田幸村」「徳川家康」「島左近」「片倉小十郎」「柴田勝家」「千利休 ワビ助」「千利休 サビ助」「京極マリア」「足利義輝」「後藤又兵衛」の12人。なお、武将ミニ色紙コレクションは、開けるまでどれが当たるかわからないブラインドパッケージでの発売となる。全国のホビーショップ、家電量販店のほかカプコンオフィシャル通販サイト「イーカプコン」にて取り扱い予定。(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.※画像はイメージのため実際の商品とは異なる場合がある。
2015年08月25日きちみ製麺はこのほど、白石温麺「幸村の願い」(税込476円)を数量限定で発売した。同社は宮城県白石市に位置しており、400年の歴史を持つ白石温麺(うーめん)を製造・販売している。白石温麺は油を使用しない手延麺の製法による麺で、通常のそうめんに比べてひと回り太い。そのためコシが強く、舌触りがよいという。また長さは9センチと短いため、茹(ゆ)でやすく食べやすいのも特徴とのこと。今回販売を開始した同商品は、真田幸村とその娘・阿梅(おうめ)、白石城主の片倉小十郎公をイラストに使用した白石温麺のセット。イラストに描かれた「片倉小十郎公」は、仙台藩・白石城の主であり「白石温麺」という名称の名付け親でもある。「真田幸村」は、今から約400年前の大阪夏の陣で、片倉小十郎とは敵同士だった。激戦の末、自らの死を覚悟した幸村は片倉小十郎を知勇の兼備の将と見込み、娘の「阿梅(おうめ)」らの後事を託したという歴史がある。同商品には、真田幸村と片倉小十郎のイラストを描いた白石温麺各1束と、梅パウダーが入った阿梅姫柄のピンク色の温麺1束が入っている。3食分一緒に茹でれば白とピンクのコントラストが鮮やかな温麺に仕上がるという。冷やしでも温めてもおいしく食べることができるとのこと。同社直営売店、インターネット通販、各種販売店にて3,000袋限定で販売している。
2015年07月30日『ジュラシック・ワールド』のスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、オスカー女優のハル・ベリーと日本を代表する国際派俳優・真田広之が共演を果たす、最注目海外ドラマ「エクスタント」のDVDリリースが決定。その謎だらけの予告編映像がひと足先にシネマカフェに到着した。女性宇宙飛行士モリー・ウッズ(ハル・ベリー)は、宇宙ステーション"セラフィム"で13か月間にも及ぶ単独ミッションの後、夫・ジョンと息子・イーサンが待つ地球に無事生還。だが、帰還後のメディカルチェックで、不妊症にも関わらず、妊娠していることが発覚する。宇宙ステーションでの通信障害時に現れた、かつての恋人マーカスとの再会が謎の妊娠と関係があるのではと1人悩むモリー。一方、夫のジョンは、人間性を持つアンドロイド開発“ヒューマニクス・プロジェクト”を計画し、試作品の開発に成功。事業化のため資金援助を依頼した大企業ヤスモト社には断られてしまうが、社長のヤスモト(真田広之)本人が個人的な融資を申し出る。彼が興味を持っているのは、ジョンの開発したヒューマニックではなく、モリーだった…。本作は、巨匠スピルバーグがショッキングながら普遍的なテーマと謎が謎を呼ぶ先の読めない展開の近未来を、映画規模の壮大さで描いたミステリー超大作。本国アメリカでは、第1話が2014年夏のドラマシリーズでNo.1(ニールセン調べ)となり、すでにこの7月よりシーズン2の放送が決定。日本でも、WOWOWで今春に初放送され、注目を集めた。巨大な陰謀に立ち向かう主人公・宇宙飛行士モリー役を演じるのは、ハル・ベリー。また、今回スピルバーグのオファーを受け、出演を快諾したという真田さんが、物語の重要な鍵を握る大企業の社長ヤスモトを演じている。モリーがお腹に宿した“もの”とは、何なのか?死んだはずの元恋人が目の前に現れるのは、何かの啓示なのか? 徐々に誰も信じられなくなる中、謎の大富豪が裏で糸を引く強大な組織の秘密計画が次第に明らかになっていく。『A.I.』や『マイノリティ・リポート』を彷彿とさせ、「LOST」「アンダー・ザ・ドーム 」を上回る謎だらけの展開に、中毒者が続出しそうだ。「エクスタント」は 10月14日(水)よりDVDリリース(※レンタル同日開始)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月09日きょうご紹介したいのは、高野山開創1200年を記念して発行されたという『心を整える高野山のお経CDブック』(高野山一乗院著、アスコム)。平易でわかりやすい文章、そして大人気の寺院として知られる高野山一乗院の朝の勤行をそのまま収録したCDとによって、お経、そして高野山についての知識を無理なく身につけることができます。とはいえ、そもそもお経ってどんなものなのでしょうか?■お経を唱えることで心が安らぐ!お経は、古くから日本人に親しまれ、心を整えるために唱えられてきたもの。古くは戦国武将の真田幸村、近代であれば実業家の松下幸之助など多くの著名人も、心の安らぎを得るためにお経の力を借りていたのだといいます。しかし、そうなると、今度は高野山のことが気になってきます。■今年で開山1200年の高野山とは?和歌山県伊都郡高野町に位置し、今年で開山1200年を迎えた高野山は、日本人が古くから憧れ、心の拠り所を求めて訪れてきた場所。霊験あらたかな修行の地として知られており、悠久の神秘に出会える場所として人気のスポットです。訪れる人は、歴史の流れを感じさせる重厚な建造物、そして山深い自然が調和した荘厳で美しい景色に圧倒されるといいます。そして高野山では、いにしえの時代から変わることなく、独特な文化やしきたりが守られ、敬虔な生活が営まれています。そして、ここでお経が重要な意味を持つわけです。■毎朝必ず行われる「朝勤行」とは?お経は、修行のため、そしてお祈りのために毎日読まれているもの。そしてその象徴的なものが、高野山の寺院で毎日欠かさず行われている「朝勤行」なのだそうです。文字どおり、朝に行われるお経のこと。しかし、そうなると気になるのは、勤行の内容です。そこで、そのことについてご説明しましょう。高野山の朝勤行では、おもにお経を読んで、声明(しょうみょう)を唱えるのだといいます。声明とは、メロディーがついたお経のこと。お経だけだと抵抗もありますが、メロディーがついているなら親しみやすいかもしれませんね。厳しそうなイメージもありますが、朝勤行に参加すると、すがすがしい空気を感じ、お経の響きが心地よく感じられるのだとか。そして心が穏やかに整って、気分がリフレッシュする……というのですが、そんなに都合のいいことがあるのでしょうか?そう感じても無理はありませんが、つまりはそんな疑問を解消してくれるのが本書だということ。難しいことを考える必要はない。でも、お経が持つ力を、現代人のために役立てられないだろうかという思いからつくられたというわけです。■心を穏やかに整えてくれる深みが!しかも本書についているCDの最大の魅力は、高野山一乗院の本堂で、実際に収録されたものであるということ。レコーディングスタジオで録音されたものとは違い、歴史を背負った木造建築ならではの奥行きを実感できるのです。実際に聴いてみるとよくわかるのですが、お経だけでなく半鐘(鐘)の音も含め、耳に心地よいその音場には心を穏やかに整えてくれる深みがあります。お経と聞くだけで抵抗を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。ただし基本的には、聴いて、なにかを感じればいい。難しいことはなにも必要ない。そんなことを、本書と付属のCDは教えてくれると思います。(文/印南敦史)【参考】※高野山一乗院(2015)『心を整える高野山のお経CDブック』アスコム
2015年07月02日あすなろ舎は、「コップのフチ子」と各地の観光地の顔ハメ看板がセットになった、新タイプのフィギア、地域限定「ご当地フチ子顔ハメのフチ子」(全55種)を発売する。販売開始は7月下旬~(地域により異なる)。価格は各650円(税別)。地域限定「ご当地フチ子顔ハメのフチ子」は、マンガ家や映像作家などとして活躍中のタナカカツキ氏と奇譚クラブが共同開発した、コップの"フチ"で遊べる人気カプセルトイ「コップのフチ子」と、観光地などで見かける「顔ハメ看板」がセットになった新しいタイプのフィギュア。顔ハメ看板の"穴"からフチ子がぶら下がる形で顔をのぞかせる、ユニークな商品となっている。また、発売種類は6月現在で、北海道(ラベンダー、函館、小樽、札幌、登別、阿寒湖、摩周湖)、東北(会津若松)、関東(日光、原宿、台場、浅草、秋葉原、羽田、横浜、厚木、海老名、箱根、鎌倉、草津、高崎、富岡製糸場)、信越(信州、真田幸村、富士山、山梨)、東海(伊豆、熱海、三保の松原、駿河湾、浜名湖、静岡茶娘)、近畿(通天閣、大阪城、大阪のおばちゃん、京都)、北陸(兼六園)、中国(出雲大社、山陰、山口、広島、岡山)、九州(博多、大分、桜島、佐賀、熊本城、宮崎)、沖縄(シーサー)などの55種類が予定されているが、今後ほかの地域の発売も予定されているということだ。フチ子のカラーは各地域によって異なり、北海道が紫、東北がミントグリーン、関東がピンク、信越が黄緑、東海がエメラルドグリーン、近畿が黄、北陸が白、中国・四国がオレンジ、九州が赤、沖縄が水色となっている。なお、顔ハメ看板のデザインを手がけたのは、顔ハメ絵師&イラストレーターであるタバタ画房(TABATA GABO)三代目。祖父と父の描いていた映画看板や銭湯ペンキ絵、観光地の顔ハメ看板を見ながら育った同氏は、顔ハメ絵師という肩書きとは裏腹に「2011年似顔絵世界大会優勝」という経歴も持ち、ユーモラスなイラストも得意としているという。(c)タナカカツキ/KITAN CLUB
2015年06月25日コンビニエンスストアや書店などを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」の最新作『一番くじ 戦国BASARA ~戦国創世~』が書店、TSUTAYA、アニメイト、ホビーショップ、ゲームセンターなどで発売されている(取り扱いのない店舗もあり)。価格は1回620円。今回の「一番くじ」は、アニメ、ドラマ、舞台化などさまざまな展開を行っている人気アクションゲーム『戦国BASARA』シリーズを題材にしたアイテムを展開。A賞~I賞の9等級全27種+ラストワン賞のアイテムがラインナップされている。A賞は、細部にこだわった造型と自信たっぷりの表情を浮かべた、一番くじで初のリアルフィギュアとなる全高約18cmの「伊達政宗フィギュア」(全1種)、B賞は、頭の兜は取り外し可能、刀を抜いて挑発ポーズを取る「伊達政宗 きゅんキャラ(全高約10cm)」(全1種)を用意。C賞は、納刀直後のポーズを決めた「石田三成 きゅんキャラ(全高約10cm)」(全1種)、D賞に、気さくで陽気な笑顔を見せる「島左近 きゅんキャラ(全高約10cm)」(全1種)、さらにE賞は、静かな佇まいとクールな眼差しの「柴田勝家 きゅんキャラ(全高約10cm)」(全1種)と、上位5賞はすべてキャラクターのフィギュアが揃っている。ほかにも、各武将のシルエットやモチーフがデザインされた『F賞 ハンドタオル(伊達政宗、石田三成、真田幸村、徳川家康)』(全4種)、因縁のある武将たちをセットにした『G賞 一筆箋(伊達&石田、真田&徳川、島&柴田、長曾我部&毛利)』(全4種)、"きゅんキャラいらすとれーしょんず"を全長約6.5cmのラバーストラップにした『I賞 粋 ラバーストラップ』(全7種)と『H賞 極 ラバーストラップ』(全7種)など、多彩な雑貨アイテムがラインナップされている。恒例となったラストワン賞には、A賞のリアルフィギュアを白ベースにアレンジしたスペシャルカラーリングの『伊達政宗フィギュア スペシャルカラーver.』を用意。なお、くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、100名に石田三成と島左近のきゅんキャラがメタリックカラーになった『石田三成&島左近 きゅんキャラ スペシャルカラーver.』が2体セットでプレゼントされる。(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年04月02日愛知県岡崎市康生町の三河武士のやかた家康館で、コーエーテクモゲームスの「戦国無双」シリーズに登場する武将たちの扱う武器を展示する「戦国無双の刀剣展」が行われる。日時は3月14日~5月17日、9時~17時(最終入館は16時30分)まで。入場料は岡崎城・家康館共通で大人(中学生以上)510円/小人(5歳以上)270円(税込)。○「戦国無双」に登場する武器をリアルに再現同イベントでは、「戦国無双」シリーズに登場する武将たちの扱う武器を現代の刀匠・職人の技術で再現した9作品を展示する。登場するのは、真田幸村「十文字槍」、前田慶次「単鉤型鉾」、森蘭丸「大太刀」、本多忠勝「大笹穂槍」、石田三成「鉄扇」、加藤清正「片鎌十文字槍」、綾御前「大薙刀」、真田信之「直刀」、大谷吉継「采配」など。また、戦国武将ゆかりの武具として、3月14日~4月12日まで「黒糸威胴丸具足本多忠勝所用(重要文化財)」、「本多忠勝画像(重要文化財)」なども展示される。なお、全日本刀匠会の職人が銘(名前など)を彫る「オリジナルプレートへの銘切り」(数量限定)を3月14日、15日、4月4日、5日、5月2日~6日、16日、17日に実施。そのほか、図録、クリアファイル、ポストカードなど、戦国武将グッズも販売される。
2015年03月12日上川隆也の主演舞台『真田十勇士』が1月8日(木)、東京・赤坂ACTシアターで幕を開ける。前日の7日には舞台稽古を公開、上川をはじめ、柳下大、黒川芽以、賀来千香子、里見浩太朗ら出演者が会見を行った。舞台『真田十勇士』チケット情報2013年に続いての再演。豊臣家への忠義を貫き、知力を尽くして徳川勢と戦った真田幸村と幸村に仕えた個性あふれる十勇士の生き様を描く舞台だ。上川は再び幸村を演じる。「1回目の公演を終えたあと、とても早いタイミングで(再演の)お話をいただけたこと、3人の新キャストを除くと、ほぼオリジナルメンバーで集まれたことがとても幸せ。舞台の世界ではなかなかありえないことなので」と上川。「時代劇は、人とのつながりや思いを強く描くことができる。現代劇にはない魅力を楽しんでいただけたら」とアピールした。東京公演は1月25日(日)まで。その後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場で公演。チケット発売中。
2015年01月08日2013年に新たな真田幸村と十勇士を作り上げて評判となり、2015年の年明けまもなく、再演の幕が上がる『真田十勇士』。稽古場では、幸村を演じる上川隆也をはじめとするキャストたちが、すでに本番さながらの熱を放出していた。その姿は、立ち回りはもちろんのこと、人間ドラマもさらに細やかに骨太になることを予感させるものだった。舞台『真田十勇士』チケット情報この舞台が新しい真田十勇士と言われたゆえん。それは、劇団☆新感線の座付き作家・中島かずきがユニークなアイデアのもと書き上げた壮大なストーリーを、宮田慶子が丁寧に演出し、俳優たちがそれを見事に体現したことにあった。真田幸村という男がなぜ徳川家康という強敵に立ち向かったのか。十勇士たちがその幸村になぜ付き従ったのか。大坂夏の陣で勇猛果敢に散ったと伝えられる真田十勇士一人ひとりの心のドラマが、本当にこうだったのかもしれないと思えるほど、きめ細やかに描かれていたのである。再演の稽古場で印象的だったのも、その繊細さだった。たとえば、幸村が豊臣秀頼とその母・淀の方と対面する大坂城のシーン。まだ実績のない幸村に対する彼らの態度は冷ややかなものなのだが、淀の方や家臣の目線や動きがほんの少し修正されるだけで、幸村にかかる圧迫感が増大し、それを受けて上川幸村の内側に悔しさがたぎっていくのが手に取るようにわかるのだ。迫力ある殺陣のシーンも同様に、動きを一つひとつしっかり確認していく。なぜそう動くのか、役の気持ちで動きを組み立てることもあれば、相手の動きやすさを考えて動くこともある。面白かったのは、猿飛佐助を演じる柳下大だ。抜群の身体能力が裏目に出て、動きが速すぎて客席から見えない恐れがあるため、もう少しゆっくりはっきり動くという注文を受けていた。また、上川自ら十勇士のなかに入って、スムーズな動き方をアドバイスする場面も。殿と十勇士たちのチームワークの良さがうかがえる。『真田十勇士』が大舞台で繰り広げられるエンターテインメントであることは間違いない。しかし、そのダイナミックな物語は、一人ひとりの細やかな思いと動きの積み重ねでしか、作り上げることができないものでもある。この真田十勇士が今を生きる私たちの胸に響く理由は、そこにあるのかもしれない。公演は1月8日(木)に東京・赤坂ACTシアターで開幕後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から2月8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から2月15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。取材・文:大内弓子
2014年12月27日上川隆也主演で2013年に初演された舞台『真田十勇士』の再演が、2015年1月8日(木)よりスタート。真田幸村を演じる上川のほか、十勇士も初演とほぼ同じキャストが集結する。その中で、“鎖鎌の名手” 由利鎌之助役で初演でも見事な殺陣を見せた松田賢二に、再演に挑む意気込みを訊いた。舞台「真田十勇士」チケット情報劇団☆新感線の座付き作家でもある中島かずきの脚本を、演出家・宮田慶子が丁寧かつ大胆に演出。戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、織田家、豊臣家への忠義に生き、知力を尽くして戦い抜いた武将・真田幸村と、幸村に仕えた十勇士たちの心の機微を繊細に描いた人間ドラマだ。鎌之助を演じた松田も「この作品は、良い意味でごまかしが効かない、骨太な印象があります」と語り、「自分の腕一本で勝負しないといけないので、僕にとっては試練。今回は初演よりもさらに飛躍させながら鎌之助を演じたい」と意気込む。鎌之助を演じる中でも、初演で最も力を注いだのが鎖鎌を使って見せる殺陣で、「舞台人生の中で一番緊張した」と言う。「鎖鎌は特殊な武器で、どこへ飛んでいくのか分からない。それに、毎回同じことをしていても、相手役との距離感が毎回変わってくるんですよ。そうすると相手の刀や足に絡まったり、意思とは違う方に飛んでいったりするので、稽古中も本番も毎日緊張感がありました。あの緊張をもう一度味わうのかと思うと恐さがありますが、その分やりがいもあるので楽しみです。再演ではもっと完成度を高めたいですね」。初演とほぼ同じキャストがそろうこともあり、チームワークはすでにばっちり。さらに強固な絆を見せてくれるはずだ。「真田幸村に魅了された十勇士と同じく、“上川隆也”に魅了されたカンパニーですね。上川さんは舞台上で空気を読みながら、遊べるところは遊んで、魅せるべきところはカッコ良くキメる。役者としての基礎体力はもちろん、動じない心や、お客様を楽しませる想いだったり、共演者や若手への配慮だったり、すべてをお手本にしたい方ですね。上川さんのもと、また熱い舞台をお見せしたいと思います」。男たちの熱き戦いは、「男性にも共感してもらえたら嬉しい」と語る松田。「『あとは見事に戦い、死に花を咲かせるのみだ』という幸村の言葉が好きなんですよ。負け戦だと知りつつ、勇猛果敢に戦いに挑む姿は、男として熱いものを感じます。さらに磨きをかけた姿を見ていただきたいですね」。公演は1月8日(木)に東京・赤坂ACTシアターで開幕後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から2月8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から2月15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。取材・文:黒石悦子
2014年12月22日2015年4月よりWOWOWでスタートする海外ドラマ『エクスタント』の特別試写会が4日、東京・渋谷ヒカリエで行われ、同ドラマに出演した真田広之が出席した。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ハル・ベリーが主演した同ドラマは、ハル・ベリーのほかに日本を代表する国際派俳優の真田広之やTVドラマ『ER 緊急救命室』のルカ・コバッチュ役で知られるゴラン・ヴィシュニックらトップスターたちが勢揃い。壮大かつ予測不可能なSFサスペンスを展開しながらも、スピルバーグならではの"宇宙"や"未来"、"少年"を掘り下げた物語となっている。そんな超話題作の放送を記念して行われた試写会の舞台あいさつに、物語のキーを握るヒデキ・ヤスモトを演じた真田が登壇し、今年の夏以来、実に3カ月ぶりという日本を「好きな居酒屋に行き、大勢でワイワイと楽しく過ごさせてもらいました」と楽しんだ様子。共演したハル・ベリーについては「オスカー女優としての貫禄を持ちながら非常に現場ではシンプルにその役を生きるという、一生懸命で情熱もありプロとしても完璧でした。俳優としてのピュアな部分と女性としてのチャーミングな部分を兼ね備えた素敵な人でしたよ」と手放しで賞賛し、同ドラマを「シリーズを通してSFありサスペンスありアクションもありながら、すべては人間ドラマに着地しています。SFと人間ドラマの融合ドラマを楽しんでください」とアピールした。また、年末ということで今年1年を「『エクスタント』に始まり『エクスタント』で終わりました」と海外での仕事で充実した表情を見せ、「来年は日本映画をやりたいなと。あっという間に10年が経ってしまったので本当に色々と思うところもありますから、日本映画をやりながら垣根を取っ払って、いい形で世界のマーケットとコラボレーションができればと思います」と今後も国際派俳優としての活動に意欲を見せていた。
2014年12月05日真田広之が12月4日(木)、出演した米ドラマ「エクスタント」の試写会に出席。2014年を「このドラマの準備に始まり、ロンドンで別作品の撮影もあった」とふり返り、「来年は日本映画も出たいですね。垣根を取っ払い、いい形で世界とコラボできれば」と意欲を見せた。スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、全米CBSネットワークで今年7~9月に放送された話題の海外ドラマ。13か月の単独宇宙滞在ミッションを終え、地球に帰還した宇宙飛行士モリー・ウッズが、人類の存亡に関わる陰謀に巻き込まれていく姿を描くSFサスペンス。無事、地球に帰還したモリーを待っていたのは、単独任務かつ不妊症であるにもかかわらず妊娠していたという事実だった。真田さんは、人間性を持つアンドロイドの開発をする“ヒューマニクス・プロジェクト”に資金援助する大企業ヤスモト社の代表ヒデキ・ヤスモト役をミステリアスに熱演。「人間の魂がロボットに宿るかもしれないというテーマを通して、テクノロジーの進歩が使い方次第で善にも悪にもあると描いている。エンターテインメントとして楽しんでもらいつつ、人間のあるべき姿を考えてもらえれば」と見どころを語った。主人公のモリーを演じるハル・ベリーについては、「プロとして完璧なのはもちろん、現場で情熱的に役になりきるピュアさ、女性としてのチャーミングさを兼ね備えている」とベタ褒め。クランクイン当日には「ハルから花束と宇宙をモチーフにしたクッキーの差し入れがあった」とアカデミー賞女優からの“おもてなし”も明かした。真田さんが出演する『エクスタント』はWOWOWにて2015年4月よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日長野県のゆるキャラ「アルクマ」をご存じだろうか。今年行われた「ゆるキャラグランプリ」では1,580キャラ中28位となった長野県観光PRキャラクターだ。地方の名産・名物をゴテゴテと身にまとったいかにもなデザインではなく、かわいらしい外見にかぶりもので名産・名物をアピールしている。クオリティは高く、県外にも熱狂的なファンがいるほどなのだが、全国区での知名度は今ひとつ。そこで長野県観光部観光振興課に、アルクマが誕生した経緯から現在の活動までいろいろと聞いてみた。アルクマは、2010年秋に行われた信州の魅力を全国に紹介する観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」のイメージキャラクターとして2009年8月に誕生。キャンペーンキャッチフレーズである「未知を歩こう。信州」を、かわいらしいキャラクターが楽しそうに歩く姿で表現するために生み出された。また、信州の名産品である「りんご」のかぶりものを身につけることで、信州らしさを表現しているとのこと。プロフィールは「信州だけに出没する、大変珍しいクマ。クマなのに寒がりで、いつも頭にかぶりもの。クマなのに旅行好きで、いつも背中にリュックサック。信州をクマなく歩きまくり、信州の魅力を世の中にクマなく広めるのが生きがい」。信州・日本アルプスのどこかが出身であり、性別と年齢は不明。身長はリンゴの木の半分くらい、体重はリンゴ70個くらい。長所は行動的なことで、短所は寒がり。趣味は信州旅行とかぶりもの収集で、特技は信州のお国自慢。好きなものは山、そば、リンゴ、苦手なものは海ともずく。そして、座右の銘は「未知を歩こう。信州」だ。……いやぁ、しっかり作り込まれている。やはりかなりのクオリティである。かぶりもの収集が趣味とのことで、リンゴ以外にも、栗、松茸、ワイン、そばといった名産品から、日本アルプスや真田幸村(兜)などの信州らしいかぶりものを身に付けたバージョンも存在している。現在は、長野県内外で実施されている「信州アルクマキャラバン」という観光キャラバン等にて活動中であり、冬期はスキー場などでも活躍しているとのこと。キャラクター商品は多岐にわたり、ぬいぐるみや携帯ストラップ、リンゴ飴やキャラメル、そばなども販売されている。取り扱いは、長野県内JR東日本主要駅のコンビニエンスストア「NEWDAYS」、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、観光土産店、長野県東京観光情報センターなどだ。冬の長野県は、都道府県別では北海道に次いで多いというスキー場をはじめ、諏訪湖などでのワカサギ釣り、ハウス農園でのいちご狩り、滝が凍り付く氷瀑・氷柱などなど、見所や楽しめる観光スポットも多い。そして、長野県内各地を歩き回るアルクマと一緒に写った写真を撮影し、信州アルクマキャラバンのWebサイトに投稿すると、抽選でアルクマのオリジナルグッズをプレゼントする企画も開催中だ。なお、アルクマの訪問予定も同サイトにて確認できる。この冬は、ぜひ長野を訪れてアルクマに出会って欲しい。
2014年01月10日人気キャラクター“ウルヴァリン”が現代の日本を舞台に新たな敵と戦う最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』で、真田広之が謎に満ちた男シンゲンを演じている。日本だけでなく海外でも活躍する真田は俳優だけでなく、様々な分野で本作を支えたようだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』本編映像『ウルヴァリン:SAMURAI』は、不老不死の肉体と強靭な爪をそなえた“ウルヴァリン”ことローガンが、日本を舞台に過酷な戦いに巻き込まれていく様を描いた超大作で、シンゲンは、ローガンの旧友である矢志田の息子であり、マリコの父だ。父の興した巨大企業グループを率いるエグゼクティヴでありながら、巨大な父の存在と、思い通りにならない娘の間に立つシンゲンはとても複雑なキャラクターだ。「最初に監督とお会いして脚本について話をした時も『キャラクター重視、ドラマ重視でそこに生まれてくるアクションをキッチリ抑えていきたい』と。僕もアクションを見せ物ではなくドラマとリンクしていきたいというのがテーマですから、意気投合しました」。だからこそ真田は、撮影前からスタッフとアイデアを出し合った。「スタントコーディネイターとアクションの振り付けから参加しました。それぞれの動きがドラマから逸脱しないというのは最低限のことで、キャラクターにそった動きとコントラスト、それぞれの感情…アクションの一手一手にサブタイトルが入るぐらい作って、それを監督に見せて。現場ではスタントマンの指導をすることもありました」。「アクションのあるなしに関わらず作品への関わり方は同じ」という真田はハリウッドの超大作であっても、信頼関係を第一に“映画人”として現場に入った。「毎作思うのは人間関係なんですね。いかに監督やスタッフと信頼関係を築けるか? 信頼関係を築くと相手に失礼にならず、プライドも傷つけずに日本人が観て最低許せるところまで友達感覚で水面下でもっていける。半分スタッフと思われてますけど、それは決して面倒なことではなくて、作品を良くしていくことが楽しいんです。トップクラスの人になればなるほど“聞く耳”を持っている。妙なプライドがないし、異文化をリスペクトしてくれる。システム化はされているけど“映画屋魂”に火をつけることはできるんです」。国や言語が違っても“映画屋魂”は変わらない。だからこそ真田の目は“未来”に向かっている。「当たり前のようにどこの国でも日本人がキャスティングされるようになるといいな、と。スポーツができることが映画、演劇でできないのは言葉の問題もあるんですけど、僕も四十の手習いで毎作少しでもと思ってやってるんですが、若い世代にはもっと可能性があるわけですよ。だから自分が少しでも畑を耕して、次に来た人がいきなり種を植えるところから始められる土壌だけ作れたら面白いな、と。自分も楽しめて次の世代にも何かを渡せれば一石二鳥だし、それをやり続けることだな、と思っています」。『ウルヴァリン:SAMURAI』公開中
2013年09月13日戦国武将・真田幸村に仕えたとされる伝説のヒーロー軍団〈真田十勇士〉。彼らの物語は小説、映画から漫画、ゲームに至るまで、繰り返し描かれてきた。2014年の幕開きには、マキノノゾミのオリジナル脚本、堤幸彦演出による舞台『真田十勇士』が登場する。主人公の猿飛佐助には歌舞伎俳優の中村勘九郎が扮し、佐助と並ぶ十勇士のツートップ・霧隠才蔵を、話題作への出演が続く松坂桃李が演じる。『真田十勇士』チケット情報今回のマキノ脚本で軸となるのが、「実は平凡な武将の幸村を、口八丁の猿飛佐助が“本物の名将”に仕立て上げる」という大胆な設定だ。佐助と才蔵は同じ忍びの里で育ちながら、とことん陽気なホラ吹きとクールな知能派という正反対のキャラクター。だが互いに認め合う存在でもあり、十勇士の両輪として物語を牽引していく。才蔵役を「一度やってみたいと思っていた」という松坂は、「十勇士の中で一番影がある印象」と語る一方で、忍びという存在そのものが持つ宿命に悲哀を感じるという。「たとえ汚名を着せられても、任務を全うするために命尽きるまで耐え忍ぶのが“忍び”たるもの。決して光の当たらない場所で主のために生き、時には敵の前で仲間を殺すこともある。自分の感情を常に押し殺しながら生きるというのは、非常に悲しいですよね。身近な人間に感情を抱けば抱くほど、苦しみも深くなるのではないかな、と」。たとえるならば「太陽」の佐助と「月」の才蔵との対比も見どころになるが、勘九郎との初共演には胸を躍らせている。「歌舞伎界の先頭を走る方とこれだけの時間を一緒に過ごせる機会はなかなかないので本当に楽しみです。勘九郎さんの役の捉え方、物事の考え方に少しでも触れられれば。歌舞伎公演は休演日もなくハードだと聞くので、一定のコンディションを保つための身体のメンテナンス法も訊いてみたいですね」。近年は映画やドラマで主要な役を任される機会も増え、今年初めて挑戦したシェイクスピア劇『ヘンリー四世』での好演も記憶に新しい。手ごわいセリフをこなし、舞台俳優としての資質を高く評価されたが、常に自分に問うのは「作品の一片として役割を果たせているか」ということだ。「演出家や監督の言葉をいかに汲み取り、たぐり寄せられるか。作品のためが第一であって、“自分らしさ”は二の次三の次、いや、なくてもいいくらいだと思います。才蔵のような鋭利さを持つ役は今までに経験がないので、作品の中の人物としてしっかり向き合っていきたい」。松坂桃李の肉体に宿る才蔵が、戦国の世を駆け抜ける姿を早く見たい。公演は2014年1月7日(火)から2月2日(日)まで東京・青山劇場、2月7日(金)から19日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットの一般発売は9月7日(土)午前10時より。取材・文:市川安紀(アルカディア社)
2013年08月30日俳優の梅宮辰夫と松方弘樹が4月24日(水)、映画『L.A. ギャング ストーリー』のトーク・イベントに登場。劇中に登場する“伝説のギャング王”をイメージした自前の衣裳で登場し、若かりし頃の思い出話に花を咲かせた。1940年代後半のロサンゼルスを舞台に、実在した伝説のギャング、ミッキー・コーエンと彼の組織を壊滅させようと違法行為も厭わずに操作を行う警察の攻防をスリリングに描く本作。まさに劇中と同時期の終戦直後の広島を舞台にしたヤクザの抗争を描いた『仁義なき戦い』シリーズを始め、数々の任侠映画に出演してきた2人がゲストとして来場した。梅宮さんは「30年くらい前の自前のもの」という黒いスーツに白いストールを巻いて登場。示し合わせたわけでもなく、松方さんは正反対の真っ白いスーツ。ボルサリーノ帽はこの日のための特注で、松方さんが店に足を運び、2人分を注文したという。梅宮さんは「帽子は似合わないんですよ、顔がデカいせいか。家族には『カメラの前では被らないで』って言われてるので(苦笑)、今日だけです。もう死ぬまでないと思います」と照れくさそうに明かした。映画について、松方さんは「ロサンゼルスも平和な街だと思ってたけど、どこの国にもすごい時代があったんだなと思いました。向こうはガン(銃)が幅を利かせているけど、外国人が一番怖がるのは日本刀なんですよ。場所によって持つ道具が違うんですね」としみじみと語った。すでに芸能生活は半世紀を超える2人とあって、若い頃はさぞや人に言えないような危ないこともやってきたのでは?そんな問いに梅宮さんは「大きな声じゃ言えないけど…」と前置きしつつ、「芸能界に入った頃はヤクザになりたいと思ってた(笑)」と冗談交じりに仰天の告白。「55年も前のことなので勘弁してくださいね(笑)」と豪快に笑い飛ばしていた。一方、松方さんは、役者一家の生まれとあって任侠願望はなかったそうだが「外車に洋モク(外国製のタバコ)、洋酒にかわいい女の子を手に入れるには、芸人として何とか伸びなきゃという気持ちが強かった」と述懐。梅宮さんも松方さんの言葉に同意し、異性にも車にも興味のない現代の若者について「何が楽しみで生きてるんですかね?」と首をかしげる。松方さんにとっては梅宮さんは芸能界に入った頃から「辰ニイ」と呼んで慕う最も近しい先輩。揃って公の場に登場するのは久々となったが「年を取ったなという感じ(笑)。撮影所に入った頃はスリムだったけど、3人前食べて90キロになって、最近になってやっと少し戻ったかな?」と“兄貴”を評する。さらに松方さんは、俳優・梅宮辰夫について「体型を考えたりすることも全くなかったし、役作りもしなかった。丹波(哲郎)のボスもそうだったけど、台本の自分のとこだけ破って持っていって、物語は分かってなかったり、『真田幸村』で『オレとお前、どっちが兄貴だ?』と現場で聞いてきたこともあった」と暴露。梅宮さんは「自分を作り上げていこうとか、いい演技をしようなんて思ったこともなかった」と平然と言い切り、笑いを誘っていた。『L.A. ギャング ストーリー』は5月3日(金・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:L.A. ギャング ストーリー 2013年5月3日より全国にて公開(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED
2013年04月24日