家族になりたいと思える大切な人に、結婚を申し込む『プロポーズ』。やり方は人それぞれですが、中には指輪のケースをパカリと開けて目の前に差し出すという、ロマンチックな演出を夢見る人もいるかもしれません。真船佳奈(@mafune_kana)さんも「恋人にドラマのようなプロポーズをしてもらいたい」と、夢見ていた1人。来る30歳の誕生日に、なんとしても恋人からプロポーズをしてもらうため、毎日指輪を催促していたそうです。しかし、真船さんの恋人は、全く『その気』がない様子で…。『私がプロポーズされなすぎて妖怪になった話』誕生日当日、真船さんの恋人は、友人が働いているという店で、豪華な食事をプレゼントしてくれました。ですが、一向にプロポーズをする素振りを見せてくれないのです…!すべての食事が終わり、「今日はプロポーズされない」と真船さんが完全に諦めたその時。友人に「彼女の誕生日なのに、プロポーズとかないの?」と聞かれた恋人が…。「あるよ」いや、あるんかい!指輪を用意したのにも関わらず、なぜか渡すか悩んでいたという真船さんの恋人。友人との会話中という、まさかのタイミングで結婚を申し込んできたのです!しかも、箱ごと指輪を渡された真船さんは、嬉しい気持ちはあるものの、予想していた『指輪パカリ』とは全く違う展開に、心の中でツッコミを入れざるを得ませんでした。ロマンチックなプロポーズをされたい真船さんと、マイペースな恋人の温度差がコミカルに描かれた漫画には、多くの人がクスッと笑ってしまった模様。さまざまなコメントが寄せられていました。・序盤から笑いをこらえるのに必死でしたが、『妖怪パカッと』でもう無理でした。最高です!・予想外の展開すぎた。悩むなよー!・普段サプライズとかしない恋人に『パカリ』されたいなら、あらかじめいっておいたほうがいいよね。分かる。・笑った。友人も「え、この流れで?」ってなっただろうな…。なかなかプロポーズをされず、危うく『結婚を催促し続ける妖怪』になりかけた真船さん。その後無事に結婚し、4年経ってもなお、夫婦は幸せに過ごしているそうです。ドラマチックな演出ではなくとも、『その人らしさ』が表れたプロポーズだからこそのよさもあります。真船さんにとっては、結果的に『めでたしめでたし』なプロポーズだったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月07日初のベストアルバム『Love rises...2007-2018』を発売したシンガーソングライターのLOVEが、リリースライブツアーを渋谷WWWより開幕。公演日の3月14日は、LOVEの誕生日でありデビュー日。「本日から11年目が始まりました。ベスト盤のツアーということで曲が多いですのでどんどんやりますよ!」と力強く宣言すると、新旧織り交ぜたセットリストでたっぷり25曲を熱唱した。【チケット情報はこちら】久しぶりのフルバンドによるステージは、真船勝博(B)、波多江健(Dr)、神佐澄人(Key)、弓木英梨乃(G)という個性豊かな技巧派ぞろいのメンバー。彼らを従え、『Let Your Love Sing!』で華々しく幕開けした。ベスト盤を制作するにあたり、5枚のフルアルバムをはじめ、これまでリリースした作品を聴き直したというLOVE。選曲にはファンのリクエストも参考にしたそう。「この曲がどうしてリクエストが一番多かったのか分からない」と明かした『Don’t Be Sorry』や、「早くおばあちゃんになって聴いてみたい」と語る『あなたを忘れるその前に』、「この曲を書いて本当によかった」と振り返った東日本大震災後に制作した『YES YES YES』など、曲に込めた思いやエピソードを語りながら、歌い上げていった。また、今年8年目となるTOKYO FMの昼の顔として活躍するラジオ番組『LOVE CONNECTION』のエンディングテーマ『Drive』や、「水都大阪2015 大阪大発見!水都村ビッグ盆」テーマソングとして制作した『Osaka On My Mind』なども披露した。「ベスト盤が出せるなんて思ってなかったので、“ありがとう”という気持ちが大きかったですが、今日は“おめでとう”という気持ち。昨日までの自分に伝えたいです。たくさん曲を作ってくれてありがとう」と自らをねぎらったLOVEだったが、その目は未来を見つめている。ツアーの合間、ライフワークともなっているイベントが4月28日(土)に福島・スポーツアリーナそうまにて開催されるが、このイベント“今日ここにいること”のために制作した新曲『SOMA BLUE』を、相馬東高校吹奏楽部の学生が参加したバージョンで初披露。さらに、アンコールでは、ベスト盤に収録のもうひとつの新曲『Time Flies』をしっとりと聴かせた。この日からデビュー11年目となるLOVEは、次のステージに向けて走り始めた。本ツアーは6月16日(土)大阪・心斎橋Varon、17日(日)愛知・ell.SIZEにて開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2018年03月29日今年デビュー10周年を迎えたシンガーソングライターLOVEが、「LOVE Live 10th Anniversary 360度ライブ vol.4 ~’Pearl’ TRIOの巻~」と題し、トリオバンドによるライブステージで観客を楽しませた。LOVE ライブ情報観客がステージをぐるりと囲む360度ライブは、自分もステージにいるかのように身近で音楽を楽しめる毎年一度の幸せなライブ。今回は、セッションゲストに、ウッドベース真船勝博(EGO-WRAPPIN’)とドラム佐治宣英(FLOWER FLOWER)を迎え、今年4月にリリースしたニューアルバム『Pearl』の楽曲を中心にセッションを繰り広げた。ステージに登場したLOVEは、アコースティックギターを抱え『Stay Gold』を弾き語りで披露。「FUJI ROCKの裏で、“LOVE ROCK”しようぜ!」と叫ぶと、2曲目の『LOVE CONNECTION』へとなだれ込んだ。浜辺の夕日を思わせるオレンジのライトに照らされて、ゲストのふたりも登場。3人が向かい合う状態でセッティングし、アイコンタクトを合図に競演スタート。今回はオリジナルギターのグレッジも多用し、夏を連想される音色にに魅了された。弾き語りでしかやったことがなかったという『Antidote For Life』をブルースバンドのように、そして数々のアーティストがカバーしている名曲『Can’t Take My Eyes Off You』のローリン・ヒル・バージョンはウッドベースのループからスタートし、リズム隊だけのシンプルアレンジにカズーでのアドリブも混ぜながら歌い上げるなど、ルーツミュージックを感じさせながら観客を魅了した。10周年に感謝し久々に演奏するという『過ちのサニー』から、ラストに向かって3人のソロやアドリブを駆使したセッション「Wonderlove」など、観客とのコール&レスポンスで大盛り上がり。ロックンロールチューンの『Osaka On My Mind』に合わせてLOVEの関西弁トークもヒートアップし、会場は爆笑につぐ爆笑となった。本編最後には人々を鼓舞するように『One More Day』を今回ならではのトリオアレンジにして締めくくった。アンコールには観客からお題をもらい、3人で即興ソングを披露。軽快なビートに合わせLOVEが歌ったのはファンク。アドリブにも関わらず、すべての働く人たちへ送る応援ソングとなった。最後は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「LOVE CONNECTION」のエンディングテーマでもある「Drive」をひとりで、アコギのルーパーを途中からアンプに切り替える二重演奏でしっとりと締めくくった。ライブでは、LOVEのデビュー日であり、誕生日でもある来年3月14日(水)に、渋谷WWWにてワンマンライブを開催することを発表。チケット先行受付を実施中。
2017年08月09日