人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。ある日、喉の異変に気付いた和田さん。念のため、耳鼻科を受診してみると、どんどん大ごとになっていき……。★前の話喉仏に出っ張りがあり、少し痛みも…喉仏を触ると出っ張りがあることに気付いた和田さん。少し痛みもあったので耳鼻科を受診することに。すると思いがけない展開が待ち受けていました。今年の2月のこと。喉がイガイガする日があり、なんとなく喉を触って異変があるのに気が付きました。喉にゴルフボールのような突起があったのです。その日まで自分も家族もまったく気付きませんでした。念のためと思い耳鼻科を受診しましたが、私は内服薬ですぐ治るようなものだろう、と思っていました。しかし耳鼻科の先生には「甲状腺が腫れている」と言われ、「おそらくウイルスで炎症を起こしているか、水がたまっているのだと思うけれど、念のため内科も受診したほうがいい」と紹介状を渡されました。「甲状腺」と聞いて少し不安になりつつ、すぐに中規模の個人病院を受診しました。いくつかの検査を受けたあとにやってきたのは、今にも踊りだしそうな陽気な医師。検査結果を見てすぐに、紹介状を書いて予約するので、もっと大きな病院で検査してください、と明るく言われてしまいました。また違う病院へ行くの!?しかも病院の規模が大きくなっている……。ちょっと喉が腫れているだけだと思ったのに、どんどん大ごとになっていってしまい、自分の体に一体何が起きているのかと、ものすごく不安になりました。--------------「念のため」というような軽い気持ちで受診したのに、どんどん大きな規模の病院を受診することになった和田さん。ちょっとした異変だと思ったことが大ごとになっていくと、気持ちが付いていかなくて、より不安を感じてしまいそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/和田 フミ江(46歳)イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張りたい! 雑誌『フォアミセス』で「朝子のムジカ!!」連載中。
2023年08月30日健康診断や普段とは異なる違和感から、病院を受診して疾患を見つけられたという経験はありますか?「たいしたことではない」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくありません。そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。Cさんの場合……元々寝つきが悪かったこともあり、朝起きることが苦手でした。しかし、日に日に起きづらく朝食も気持ち悪く食べられず、だるさや頭痛が続きました。だんだん休みがちになり、「このままではいけない」と病院に行くことを決意。内科の病院で検査し、起立性調節障害と判明しました。そして、寝つきが悪いことも睡眠障害になると知り睡眠障害とも診断されました。どのような治療を受けましたか?起立性調節障害の治療として、最初に採血を行い、月に1回病院に通って診察を受けました。薬は起立性調節障害のお薬、血圧を上げる薬、また頭痛を和らげる薬を処方されました。睡眠障害の方では、眠剤や抗不安薬を処方されています。伝えたいことは?最初は、「薬を飲んで治るのか?」と不安ばかりでした。しかし、医師に従い薬を飲んでから徐々に回復していきました。自分の疾患をしっかりと受け入れ、薬を処方された通り飲み、主治医に従うことが大切だと思います。今でも悩むことはありますが、相談相手もいなく原因のわからなかった日々よりはずっといいです!違和感を覚えたときは早めに専門家へ違和感を感じたときは、迷わず専門家に相談してみましょう。身体からの大事なサインかもしれません。今回は「疾患に気づくことができたエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月24日足がつったり、しびれたりする症状に悩んでいませんか?病院を受診するなど早めに対処法を考えることで、早期回復につながるかもしれません。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Lさんの場合……椎間板ヘルニアになりました。初めは右足がたまにつったり痺れたりするくらいの違和感でした。しかし、段々とひどくなり、歩くのも痛く立っていられないようになり、とうとう歩けなくなるところまでいきました。痛くて夜も寝られないし、何よりもショックだったのは歩けなくなったことです。どんな治療を受けましたか?整形外科に行き、レントゲンを撮って、まずは湿布と痛み止めの薬を処方されました。全くよくならず、薬を強くしましたが、それでも痛みから解放されることはなく……。ブロック注射を打ちましたが、これも効いて30分。別の病院へ行き、MRIを撮って腰椎のどこがヘルニアになっているのかを調べてもらい、さらに別の病院で手術を受けました。伝えたいことは?異変を感じたら、整形外科よりも高くても腕の確かな整骨院などにまずは行ってみた方がいいかもしれません。私はひどくなり過ぎていたので意味がなかったですが、早い段階で行けば、整骨院などの施術で治る可能性があります。ヘルニアの痛みは脳の錯覚とも言われているそう。手術後、お世話になったリハビリの先生が言っていました。できるだけ体にメスは入れたくないとお考えの方は検討してみてください。違和感があるときは早めに専門家へ椎間板ヘルニアの痛みは悪化する恐れがあるため、早めの対応が重要であることがわかりました。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月16日「頭痛が多くなってきた」「見え方がおかしい」といった症状に悩んでいませんか?なかには、病院の検査で思わぬ疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Hさんの場合……頭痛が多く気になっていたなか、モノが二重に見えるという異変が……。眼科を受診しましたが視力に問題はなく、脳神経外科での検査で頭蓋底脳腫瘍が見つかりました。どんな治療を受けましたか?頭蓋底脳腫瘍と診断され、10時間以上の開頭手術を2回行い、さらにサイバーナイフという放射線治療も行いました。現在は定期的なMRIなどの検査を行っており、とくに大掛かりな追加治療は行っていません。違和感があるときは早めに専門家へ「頭痛が続いている」など、違和感を覚えたら早めに専門家に受診しましょう。皆さんも、体に異常を感じた場合は専門家に早めの受診をお勧めします。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月13日結婚して子どもが欲しいと思い、初めて婦人科を受診する方もいるでしょう。中には、妊活をきっかけに婦人科疾患が見つかる人もいるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Hさんの場合……結婚し数年経った頃、そろそろ子どもが欲しいと思い婦人科を受診しました。そのときに、先生から「卵巣が腫れていて卵巣嚢腫の疑いがある」と衝撃の診断結果を言われたのです。痛みなどの症状はありませんでした。どんな治療を受けましたか?内診検査と超音波検査を行い、その後腹部CT検査をしました。その結果、卵巣の腫れはなかったため治療はしていません。初めて行った産婦人科でしたが、治療を受けるにあたって、先生との相性はとても大事だなと感じました。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮や卵巣の病気は症状がわかりにくく気づくのが遅れます。手遅れにならないよう、年に一度の検査は受けた方がいいですよ。読者からの感想は『私も婦人科を受診したことで病気の危険性が指摘され、何もなかったからよかったものの、もし指摘された通りの病気だったら大事になっていました。定期的な受診の必要性を感じました。』『特に症状が無くても、定期的な検査は大事ですね。それによって不安が解消されるんだから、私も年に1回婦人科検診に行こうと思いました。』『妊活をきっかけに婦人系疾患に気付くことはよく聞きます。市区町村や会社では、定期的な検診を行なっていることも多いので歯の定期検診と同じで癌や婦人系疾患も定期的な検査が大切だと改めて感じました。』『なかなか婦人科に受診することは勇気がいるが、検診などきちんと受けることが大事だと感じました。』『医者との相性も大事だと感じました。不安ならいくつか病院を回って、信頼できる医者に出会うことも大切ですね。』など、さまざまなコメントが寄せられました。定期的に婦人科へ……子どもが欲しいと思い婦人科で受診した結果、卵巣嚢腫の疑いがあると言われたHさん。自覚症状がなくても婦人科疾患が隠れていることもあります。痛みや違和感がなくても、定期的に婦人科へ受診するといいかもしれませんね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月12日体調が悪かったり、ストレスを抱えていたりしていませんか?悩みや不安があれば、早めに受診をすることで体の負担を軽減できるかもしれません。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Kさんの場合……30代前半の頃。起床後、足に鈍い痛みがありました。患部を目視してもとくに異常はありませんが、触れると内側に響く強烈な痛みが。当時はストレスによる鬱、自律神経の乱れなどで体調が悪かったです。また、母親が帯状疱疹にかかったことがあり、患部の状態やどんな痛みか、すぐに病院に行かなければならないという話を聞いていたので「もしかして」と思いました。昼頃に患部に発疹が現れ、押したときの痛みも変わらず……。翌日に有休をとって皮膚科で確認したところ、帯状疱疹で間違いないと診断されました。どんな治療を受けましたか?目視での確認と帯状疱疹についてのパンフレットをもらいました。1週間分の薬(カプセル)を処方され、当日分はできるだけ早く服用してくださいと言われました。また、薬代が高かった記憶があります。初期症状で軽かったため、痛み止めや塗り薬の処方は辞退しました。伝えたいことは?見た目は何もないのに、低温火傷のような内部に響く痛みを感じた場合は警戒してください。数時間後にうすく赤みが差したり、赤いぶつぶつが出てきたりしたら帯状疱疹を疑い、できるだけすぐに皮膚科へ行ってください。72時間以内に薬を服用できれば、後遺症もなく治ります。違和感があるときは早めに専門家へ体の異変を感じたら、早めに専門家に相談することが大切です。皆さんも、違和感を覚えたら専門家へ受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月09日「不調が続いている」「疲れやすい」ということはありませんか?気になる症状があって病院を受診したところ、思わぬ疾患が判明することもあるようです。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Cさんの場合……関節リウマチを25歳の時に発症しました。最初は右手親指つけ根の腫れと箸を使うと疲れる、字を長い時間書くと指が疲れるといった症状がありました。その状態が2週間ほど続いた後、左上半身が石のように固くなって腕が上がらなくなり発熱。寝る時も寝返りがうてないという状態になりました。最初は近くのクリニックに行き血液検査だけでは病名が分からず、何度か病院を変え2ヶ月後にリウマチと診断。病名がはっきりするまでの2ヶ月間は何の病気かも分からず不安でした。どんな治療を受けましたか?投薬治療でリウマトレックスの薬を服用。発症から1年ほど経ったとき、右手の髄膜が溜まって指が曲がりかけていたため、髄膜の除去と筋を治す手術をしました。妊娠前からはリウマトレックスをやめ、胎児に影響のない薬に変え投薬治療を続けました。現在はまたリウマトレックスを服用しています。伝えたいことは?正直、関節リウマチは中年女性がなる病気と思っていたので結婚前に発症したときはショックでした。しかし、自分に合う薬が見つかれば投薬治療だけで普段と変わらない生活が送れます。妊娠、出産時にはステロイドの薬は使用できませんが、代わりのお薬を飲むことで症状はおさえられ、胎児にも母体にも影響は出ません。結婚、妊娠、出産も大丈夫。今は人工関節なども普及していますし、決して怖がる病気ではないので一緒に頑張りましょう。違和感があるときは早めに専門家へ若い世代でも関節リウマチになることがあることを知っておきましょう。違和感を覚えたら早めに専門家に相談することが大切です。皆さんも、体に違和感があれば専門家へ受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月05日息切れや動悸に悩まされていませんか?なかには、歩けないほどの状態になり、病院を受診した方もいるようで……。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Eさんの場合……「甲状腺機能亢進症(バセドウ病)」に苦しみました。30代前半のとき、毎日疲れやすさを感じ、少し歩くだけで息切れや動悸が。しばらくは体調の変化を年齢によるものだと思い込み、放っておきましたが、ある日突然動悸と疲労感がひどくなり、窓際まで歩けないほどの状態に。受診した循環器科で甲状腺機能亢進症を疑われ、専門科を紹介された結果、バセドウ病と判明。治療を受けて一度寛解した後に再発し、現在は寛解に向かって回復中です。どんな治療を受けましたか?投薬治療を行いました。メルカゾールとヨウ化カリウムなどのお薬が使用され、病状によってバランスを考慮して処方されました。徐々に薬の量を減らし、寛解へ向かっています。伝えたいことは?バセドウ病は若い女性に多い病気ですが、30代になってから発症する場合も。とくに「バセドウ病眼症」と呼ばれる眼球突出の症状に気を付けることも重要です。体調に変化を感じたら、若くないから仕方がないと諦めずに、受診しましょう。早めの治療開始が症状進行を防ぐことにつながるかもしれません。違和感があるときは早めに専門家へ皆さんも、体に異変を感じたら早めに専門家に受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年07月31日目の疲れや視力の低下を感じていませんか?なかには、視界がぼやけたことがきっかけで病院の受診し、疾患が判明した方もいるようで……。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Eさんの場合……30代の頃、突然片目がぼやけてきて、不安になり眼科を受診。白内障と告げられ驚きました。どんな治療を受けましたか?白内障の治療には手術が必要でした。病院で一泊し、手術が行われることに。優しい男性医師に手術をしてもらい、安心感を抱きました。手術当日は他の患者さんと一緒に夕食をとる機会もあり、仲間がいるような気持ちで安心しました。伝えたいことは?目の病気は日常生活に支障をきたすことがあります。病院へ行くことは気分が乗らないかもしれませんが、治療を受ければ悩みが改善し、気持ちが楽になります。また、目に違和感がない方でも40代を過ぎたら定期的な検診に訪れることをおすすめします。日常生活を快適に送るために目の健康管理は重要です。違和感があるときは早めに専門家へ突然視界がぼやけたのは、白内障が原因だったというEさん。適切な治療やケアを受けることは、より健康な生活を送ることにつながります。皆さんも、体に変化や違和感を覚えたら、迷わず専門家の診断を受けてみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月23日「子どもがほしいのになかなかできない」と悩んだり、不安を抱えたりしている方もいらっしゃるのでは?なかには、病院を受診した際に、思わぬ疾患が判明した方もいるようです。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Kさんの場合……結婚して数年経ち、子どもを授かることなく、不妊治療を始めたKさん。しかしながら、結果が出ないために悩み、原因が違うところにあるのではと感じたそうです。そんなときに甲状腺の診察を受けることになり、重度の橋本病と診断されたのです。どんな治療を受けましたか?Kさんは薬物治療を開始することに。毎日定まった時間に、指定された量の薬を服用し、症状の改善に努めています。2ヶ月に1度、数値の状況を確認し、薬の量を調整する治療法です。伝えたいことは?初めて診断された時、先生から「身体がしんどくなかったですか?」と尋ねられたKさん。それだけ数値が異常だったそう。なにか違うと感じるけれど、体調不良とは言えない方がいらっしゃったら、一度詳しく調べてみて欲しいというメッセージを伝えています。違和感があるときは早めに専門家へ甲状腺の診察を受けた際に、重度の橋本病と判明したKさん。「体に違和感がある」など悩みがあり解消されない時には、迷わず専門家に相談することが大切です。早期発見は早期治療につながります。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月19日体のことで慢性的に気になる症状があるという方も多いのでは?病院を受診するなど早めに対処をすることで、悩みが解消されるかもしれません。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Gさんの場合……40歳を過ぎた頃、何も特別な症状がないなかで手足のかゆみに悩まされました。皮膚科で受診し、アレルギーの薬を処方されました。当初は一時的なものと思われた蕁麻疹でしたが、時間が経つにつれて慢性的なものに。皮膚科の医師は甲状腺の病気の可能性を考慮し、採血をすすめました。その結果、橋本病が発覚しました。どんな治療を受けましたか?橋本病の診断後、薬の内服によって甲状腺の数値を安定させる治療が開始。妊娠中は定期的に受診し、医師の指示に従いました。出産後は内服をやめましたが、半年に一度の受診と採血が続いています。世の女性陣へ伝えたいことは?橋本病の症状がないまま、皮膚科で病気が発覚するとは思ってもみませんでした。しかし、こんなこともあるのです。早期発見と治療は重要です。自身の体調に異変を感じたら、素早く専門医に相談しましょう。違和感があるときは早めに専門医へ手足のかゆみは、橋本病が原因だったというGさん。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門医に受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切な対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月05日最近、目が疲れやすく、物がかすんで見えるなど目に違和感を覚えるようになりました。若いときには紫外線は浴び放題、疲れとは無縁のスポーツ三昧の生活をしていたのに……。年々体力が落ち、皮膚や髪、目にも衰えを感じるようになったアラフィフの私。眼科に行くと「白内障の初期かもしれない」と追加検査を受けることとなり、目の前が真っ暗になりました。このまま慢性的に紫外線を浴びていると、加齢とともに白内障へと加速するそうです。これから目の紫外線ケアにどう立ち向かうべきなのか、私の体験をお話しします。★関連記事:健診で「緑内障の疑い」に。再検査を受けたら思いも寄らない結果が!【体験談】ショック! 紫外線が原因で「慢性紫外線角膜炎」?若いころの疲れは少し休養していれば元に戻りました。寝不足やパソコンの見すぎが原因の眼精疲労もしかり。しかし、50歳を境に視力が低下し、最近はしっかり睡眠を取ったあとでもぼんやり物がかすんで見え、スッキリしません。さすがに目の違和感を覚えながらの運転に不安を感じた私は、眼科で診てもらうことにしました。まずは、赤と緑の電光パネルを使った簡単な視力チェックから始まり、目に風を当てるチェックなど複数の検査を受けました。私の場合は、左目が極度の近視+乱視なので左右の度差が大きく、以前から疲れやすい傾向がありましたが、今回の検査では、いわゆる老眼が進んでいました。それだけでもショックなのに、「角膜に炎症が見られるので、もしこの後にお時間があれば、白内障の検査も受けてください」とのこと。平静を装いつつも、父親が70代に白内障の手術を受けたと聞かされていたので、「白内障? こんなに早く?」と頭の中は真っ白に……。ドキドキしながらも瞳孔を広げる目薬を点滴されたあと、検査を受けることにしました。結果からいうと、「慢性紫外線角膜炎」の兆候があり、軽い炎症を起こしていました。医師からは日常的に紫外線から目を守りつつ、目をよく休めるようにと言われました。まだ白内障ではないようですが、このまま紫外線を浴び続けると白内障に近付くそうです。少しでも進行を遅らせる努力をしたいと、強く思いました。白内障の原因の一つは紫外線?白内障は、加齢が大きな要因ですが、紫外線も危険因子の一つなのだとか。紫外線の蓄積でレンズの役割をする水晶体が濁って視力が低下し、視界が見えにくくなるのだそうです。紫外線によるシミやそばかすは目に見えますが、慢性紫外線角膜炎の怖いところは、「あれ? なんだか最近、視力が落ちたかな?」くらいにしか感じないところです。紫外線は長い時間をかけて瞳の水晶体に蓄積されるらしいのですが、痛みを感じないので、私も検査を受けるまで気付きませんでした。先生によると、目の異常は40代から始まる場合が多く、60代で40%、70代で80%以上の方が白内障になるとのこと。手術でないと完治しない白内障ですが、最近では技術も向上し、手術自体は15分くらいで完了するため、日帰りで済むのだそうです。でも、やっぱり手術は怖い私は、少しでも進行を遅らせるために対策をおこなうことにしました。目を守るため日ごろからできる3つの対策! 眼科の先生からアドバイスをいただき、私がおこなった対策は次の3つです。①サングラスをかける日ごろできる対策は、まずサングラスで目を紫外線から守ることだそうです。黒などあまり色の濃いレンズだと瞳孔が開くため、目を痛める恐れがあるとのこと。もし白内障の予防としてサングラスを新調するのであれば、紫外線と青色光線のカット率の高いレンズ、例えば暖色系のブラウンやグレーを選ぶと良いそうです。私は、普段使いには淡いブラウンの度付きサングラスを新調し、庭の芝刈りの際には目全体を覆うゴーグルタイプのサングラスをかけて目を守るようにしました。②姿勢を正す仕事などでパソコンを使うときは姿勢を正すよう注意されました。くつろぐときも、寝転がって本を読んだりテレビを見たりするのは、左右の視力に偏りが出るためNGだそうです。疲れたらまばたきをしたり、目を閉じて休養するようにしています。③目の健康維持に良い栄養をとる目の健康維持のためには、ポリフェノールとビタミンC+E、抗酸化作用の高い食品を食べることが大切だそうです。具体的には、ブルーベリー、にんじん、ブロッコリー、トマト、かぼちゃやほうれん草など。また、目のビタミンと言われるルテインやビタミンAは、うなぎや卵、レバーなど、疲れ目に効果があるビタミンB1・B2は豚肉やアーモンドなどに含まれているそうです。私はサプリメントを併用しながら、積極的に食事に取り入れるようにしました。まとめ今回、眼科での検査をきっかけに、今後の30年、40年という年月をクリアな視界でスッキリ過ごしたいと感じるようになりました。サングラスはこまめにかけられるように、濃すぎないブラウンのものをハンドバックに携帯するなど今でも対策を続けています。50代になりこれまで以上に、目にやさしい思いやりを注がねばと、決意を新たに過ごしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/マヌカハニー(50歳)海と山が好きな元体育会系母。高齢出産後に視力と体力が落ち、毎日ブラッシングのたびに抜け毛の量に恐怖を感じている。最近、テニスエルボーから五十肩に移行してしまった。中二病の娘と反抗期の猫を抱え、犬の散歩に一縷の明かりを見出している。
2023年07月01日刺された箇所が硬くなり腫れる(※画像は小泉貴之さんオフィシャルブログより)昨年1月に第一子を出産したタレントのだいたひかるさん。長男の「土手ボーイ」くん(愛称)は1歳になりました。夫でアートディレクターの小泉貴之さんと一緒に子育てを頑張っているだいたさんですが、蒸し暑い季節の到来とともに、気になる症状が出て病院へ行ったとブログに投稿。原因は「虫刺され」です。だいたさんは12日に「可哀想な事をしました」とブログを更新し、長男が脚を虫に刺されたようで「かなり痒そうな脚刺された場所が硬くなっていて」と写真を投稿。ドラッグストアで塗り薬を買ったものの、その後もやはり様子が気になり、長男自身も患部を引っ掻きはじめたため、医療機関を受診したといいます。夫の小泉さんも同様に、「赤く腫れたところも少し固く、二次感染とかも怖いので皮膚科に連れて行きます。ここまで酷いのは初めてです」と投稿。皮膚科では「今日明日が、腫れのピーク」と言われ、塗り薬とシロップを処方してもらったそうです。季節柄、緑が茂り虫もたくさん出てくるこれからの時期。だいたさんは100円均一ショップにて、予防のため虫除けスプレーや虫除けミスト、ベビーカーに引っ掛けて使える虫除けアイテムを購入したと報告したそうです。(※画像は小泉貴之さんオフィシャルブログより)(※画像はだいたひかるさんオフィシャルブログより)蚊に刺された時のケアと注意点「たかが虫刺されくらいで大袈裟な……」と思う人もいるかもしれませんが、虫刺されは意外と侮れません。刺した虫がただの蚊だとしても、かゆみや痛みでつらいだけでなく、アレルギーや感染症の可能性もあります。赤ちゃんや子供が蚊に刺されると、大人よりも大きく腫れてしまうことがあります。蚊に刺されてかゆくなる、赤くなるという症状は、蚊の唾液に対するアレルギー反応。蚊に刺されることを繰り返すうちに次第に体が慣れるため、大人になると反応は軽くなっていきます。蚊による虫刺されに気づいたら、まずは応急処置的なケアをして悪化を防ぎましょう。かゆがっている時、腫れがある時は清潔な冷たいタオルなどでよく冷やしてあげると、落ち着くことがあります。かゆみを抑えるためには、虫刺され用の薬を塗ります。市販薬の場合、使用開始目安年齢を確認し、月齢に合ったものを選ぶといいでしょう。生後6ヶ月以降であれば、大半の虫刺されの市販薬を使うことができますが、念のため使う前に薬の説明書で確認を。刺された箇所を掻き壊すと細菌感染を起こし、とびひになって広がることがあります。市販の塗り薬や冷やすことでかゆみを抑えるほか、虫刺され用のパッチやガーゼで保護するなどして掻き壊しを防いでください。爪は短く切っておきましょう。様子を見てもよくならない、水ぶくれが破れたなどの場合は迷わず受診してください。治りが悪いまま自宅でのケアを続けていると、症状が長引いたり跡が残ったりする原因になります。また、蚊アレルギー(蚊刺過敏症)もあるので、経過をよく観察して、38度以上の熱が出る、リンパの腫れ、刺された部分に潰瘍が見られるといった症状が出たら医療機関で検査を受けましょう。刺された後の対策を知ることも必要ですが、そもそも刺されないように対策することが大切です。野外へ行くときは、防虫スプレーや体に塗るタイプの虫よけ剤を使うことである程度予防ができます。ただし主成分がディートの虫よけ剤は、子供に使用する際の注意として顔には使用しない、生後6ヶ月未満は使用しない、2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日1~3回にとどめるといったことがあります。注意事項を守って適切に使用しましょう。また、野外で過ごす際には肌を露出しない服装を選び、特に野山に行くときは、薄手の長袖、長ズボンを着て、手足を露出しないようにしましょう。
2023年06月14日50代に入ってからというもの、手指のこわばりやホットフラッシュなど更年期特有の症状が起こり始めたり、滑って転んで手首を骨折したりなど、次から次へと体の不調やけがが続いて困っています。最近はどうにか落ち着いてきたと思っていたら、今度は突然、目が真っ赤に! これも50代で起きやすい疾患のようです。そのときの体験を紹介します。★関連記事:「飲み過ぎ?寝不足?」心配されるほど目が真っ赤!充血の原因と私の対処法【体験談】白目が真っ赤になっていた買い物に出かけるため軽くメイクをしようと、鏡の中に映った自分の顔を見てギョッとしました。右目外側の白目に7mm大ほどの範囲で、真っ赤な鮮血の色をした出血部分が突然現れていたのです。過去に充血したことは何度もありましたが、様子がまったく違って大変な状態のように思えたので、かなりドキッとしました。ただ、とても乾燥している感じと少々ゴロゴロした感覚はありましたが、特に痛みやかゆみはなく、ぶつけたり引っかいたりした覚えもないため、何が原因でこうなったのかがわかりません。出血部分以外には、2mm大ぐらいの突出した血の塊が目尻側にできているのが気になりました。右目の内側の白目やまぶたに隠れた部分、それから左目の白目もよく見てみましたが、その他の出血は見あたりませんでした。眼科に行って診断を受けた結果はまずネットで調べると、どうやら結膜下出血の症状らしいとわかり、1~2週間で自然に回復すると書いてありました。そこで1週間は様子を見ることにしたのですが、5日たってもどんどん範囲が広がる一方で不安になり、6日目に眼科に行きました。口頭質問と検査から感染症ではない「結膜下出血」と診断されました。結膜下出血は、外傷だったり、こすったりすることによる刺激、マラリア・コレラ・インフルエンザなどの熱性疾患でない場合はほとんどが原因不明で、50歳以上に多い疾患だそうです。せきやくしゃみ、強く鼻をかんだりいきんだりした場合や嘔吐、お酒の飲み過ぎがきっかけで結膜下にある細くて小さな血管が破れて出血するようです。動脈硬化や高血圧、糖尿病や白血病など全身疾患を患っている場合にも結膜下出血が起こることがあるので、繰り返すようであれば全身の検査をしたほうが良いと言われました。通常1~2週間ほどすれば血が自然に吸収され、後遺症もなく元に戻るとのこと。目が乾燥しているように感じていたので伝えると、ドライアイを緩和する目薬を処方されました。2週間でやっと完治発症当初はある一部分が赤く染まっていたのですが、翌日には出血部分が広がり始め、日に日に範囲が広がって3日後には右目の外側半分が真っ赤になりました。回復の兆しが見え出したのは1週間後。右目の外側半分の出血部分が内側に広がり出したと同時に、色の濃さが少し薄くなり始めました。それからは日がたつにつれて徐々に血の色が薄く変化し、最終的にはちょうど黒目の周りに赤く輪が残る状態になり、そのうち消えてなくなりました。出血がかなり多かったせいか、結局完全に元の白目に戻るまで2週間かかってしまいましたが、その後は繰り返していません。一つ気を付けたことは、当たり前かもしれませんが目を休めることです。仕事は減らし、スマホもなるべく使わず、睡眠時間を増やしました。また、重大な疾患ではない割にギョッとするほど目が真っ赤で目立ってしまうので、外出時は以前作った茶色いレンズの度付き眼鏡をかけて気付かれないようにしていました。まとめ自分の周りで結膜下出血を起こした人がいなかったこともあり、白目に真っ赤な鮮血が突然現れたときはとても驚きましたが、眼科で見た目ほど深刻な症状ではないと聞き、完治まで落ち着いて過ごすことができました。50代に入り、立て続けに更年期の症状や手首の骨折というけがにも見舞われ、気分が落ち込むこともあります。でも、ただ悲観的になるのではなく、これも健康で長生きするための「教え」と捉え、毎日の生活を改善する機会だと思っています。また、結膜下出血は加齢による血管の老化も一因であり、ストレスや睡眠不足、そして疲れも症状を引き起こす原因になり得るそうなので、今後はより一層、心と体の健康維持に努めていくつもりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/サトウユカ著者/よーさ(52歳)英語なんでも屋・ライター。長い海外生活で気付いたらストレートの髪が天パに。現在は夫と思春期の息子と南国に暮らす。40歳で老眼、50歳で白髪が増えホットフラッシュに苦しむ。仕事で不規則な生活なため運動不足解消に時々走ったり泳いだりする。甘い物が大好きで困っている。
2023年06月03日幼い子供は、注意していても勝手に動き回ってしまうもの。日常に潜む危険に気付かず、巻き込まれてしまうことがありますよね。これは3人の子供を育てる、hanemi(hanma_ma)さんが描いたエピソードです。2歳の末っ子ヨウくんを連れて、眼科を訪れた時のこと。hanemiさんが受付を済ませていると、隣で急に「ブシャー!」という音が聞こえてきて…。アルコールスタンドのセンサーが、ちょうど顔の位置にあり、思いきりアルコールを吹きかけられてしまったヨウくん。突然の出来事に号泣してしまい、せっかく眼科に来たのにもかかわらず、診てもらえない状態になってしまいました。仕方なく目薬だけもらって帰ろうとするも、なんと目を離した隙に2度目の噴射!投稿のコメント欄には、共感の声が寄せられていました。「すごく分かります…」「本当にこれ何回もやってしまう」「うちもやらかして、何度泣いたことか」「ちょうど幼児の顔面にあたる作りが困るんだよね」大人でもたまに意図せず噴射させてしまい、腰回りが濡れてしまうことがありますが、子供連れの人は十分に注意してくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月01日皆さんは、おりものや経血の状態をチェックしていますか?中には、おりものに異変を感じて婦人科を受診した方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Nさんの場合……元々おりものが多い方ではありましたが、あるときポロポロとしたおりものが大量に出るようになりました。それに伴い、陰部に燃えるような痛痒さがあり「これはマズい!」と近くの婦人科を受診。その結果「腟カンジダ」と診断され、抗真菌薬などを投与してもらいました。不潔にするのはもちろんですが、洗いすぎても良くないとのことで、私の場合は石鹸でゴシゴシ洗いすぎていたことが原因だったようです……。どんな治療を受けましたか?病院では腟内錠を入れてもらい、あとは処方された抗真菌薬の服用と塗り薬で1〜2週間ほどで完治!世の女性陣へ伝えたいことは?市販のデリケートゾーン用の塗り薬もありますが、まずは専門の先生に診てもらうことが大切だと思います。婦人科系のトラブルは同性の方が相談しやすいと思うので、女医さんがいる病院を選ぶと良いのではないでしょうか?婦人科で適切な治療を……ポロポロとしたおりものと陰部の痒みがあり、婦人科を受診したというNさん。「膣カンジダ」が原因だったことがわかり、適切な治療を受けて無事に完治したようですね。皆さんも自身の身体に異変を感じた場合は、なるべく早く婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月17日医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科(院長:松岡 俊行、所在地:大阪府吹田市)は、緑内障手術と白内障手術の併用手術であるiStent(アイステント)手術を行う患者様が前年比2倍に増えていることをお知らせします。40歳以上の日本人のうち20人に1人が緑内障になると言われています。緑内障は中途失明原因1位の進行性の眼疾患であり、現在の医療では完治する治療法がありません。しかし、早期に発見し適切な治療を続ければ失明を回避できる可能性が高いため、当院では早期発見・早期治療に力を入れています。【日本人の中途失明原因第1位の緑内障 年齢とともに有病率が増加傾向】日本人の中途失明原因第1位の緑内障※「日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査」報告から引用平成12~13年実施の「日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査」によると、緑内障患者が40歳台では約2%、70歳台になると10.5%になるという報告がなされています。緑内障の症状は主に見える範囲が狭くなる視野障害です。個人差はありますが、症状は10~15年という長い年月で少しずつ進行していきます。中心の見える範囲は最後まで残存する為、自覚症状が無いまま症状が進行していくケースが多くございます。【自覚症状の乏しい緑内障 白内障と同時に見つかるケースも】緑内障は自覚症状が乏しい為、定期的な検査を受けることが大切です。当院では眼底検査の検診で緑内障疑いの為来院し、精密検査をした結果早くから治療を始められた患者様が多くいらっしゃいます。また、白内障が気になると来院した結果、白内障と緑内障の2つの疾患が見つかるケースも多々見られます。白内障は症状が霧視や見えにくさ等自覚症状に出やすく、周りで白内障手術を受けたと耳にすることも多い為だと思われます。白内障の一番の原因は加齢の為、白内障と緑内障を併発している方は多くいらっしゃいます。当院でもiStent手術を受ける患者様の年代は60~70代が多いです。【初期緑内障患者に適用されるiStent手術治療の詳細】数ある治療法の中で、iStent手術は初期から中期の緑内障に有用です。iStent手術は、iStentという器具を用いて白内障手術(水晶体再建術)と同時に行う、眼圧を下げる緑内障の手術です。iStentは医療用チタンでできた、長さ360μmの非常に小さなインプラントです。これを眼の中の線維柱帯に埋め込むことで、眼内の液体の排出を促し、眼圧を下げます。手術時間が10~15分と短く、手術の傷口が小さく回復も早い為、患者様の負担が少ない手術です。緑内障治療用の点眼薬の種類を減らせることが期待できます。白内障手術(水晶体再建術)と同時に行うことで、健康保険が適用されます。【今後の展開】超高齢社会の日本ではこれからも緑内障患者は増え続ける事が予想されます。白内障手術を早期にされる患者様も増えている為、今後も白内障手術と同時に行えるiStent手術の需要は高まると予想されます。QOV(視覚の質)の向上の為には、緑内障と白内障を早期に発見し、適切な治療を行うことが必要不可欠です。iStent手術件数は増加傾向ですが、まだまだ認知度が低い為、今後も力を入れていく所存です。【会社概要】名称 : 医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科所在地: 〒564-0051 吹田市豊津町9-44 ハートランド江坂3FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日眼科と内科の診療を行う江坂まつおか眼科(院長:松岡俊行、所在地:大阪府吹田市)では、糖尿病とそれによる眼疾患に対し、内科・眼科の手厚い連携により早期発見早期治療を実現させ、糖尿病患者はここ数ヶ月からみても約2倍に増加しています。一度に2つの診療が可能な当院のシステムがコロナ禍の「受診控え」の影響のなかで、より一層需要が高まったと考えられます。糖尿病の合併症である糖尿病網膜症は、初期段階では症状がほとんどない場合が多いですが、放っておくと最悪の場合失明に至る疾患です。その為眼科の定期受診が早期発見の鍵となるのです。【糖尿病患者2040年には世界で7億越えの予想】糖尿病患者2040年には世界で7億越えの予想世界では約5億3,700万人もの成人(20~79歳)が糖尿病を患っています。(2021年時点)今後、糖尿病患者の総数は2030年までに6億4,300万人、2040年までに7億8,300万人に増加すると予測されています。出典:IDF 糖尿病アトラス 第9版(国際糖尿病連合、2019年) 糖尿病患者増加の背景には食生活の変化や運動不足といった近年の生活スタイルの変化があると考えられます。【『受診控え』コロナ禍で通院への不安が増加】合併症である糖尿病網膜症は初期段階では自覚症状が少ないですが、放っておくと最悪の場合失明に至る疾患です。その為眼科の定期受診が早期発見の鍵となるのです。増加し続ける糖尿病ですが、眼科定期受診が大切な糖尿病患者にとってコロナによる「受診控え」の影響は、さらに通院のハードルを上げる要因となってしまっていると考えられます。そんな中、眼科と内科を構える当院では糖尿病患者が多く通院しており、糖尿病患者にとって症状のないうちからでも気軽に眼科の定期健診が可能となっています。通院中の方からは、「糖尿病でも眼に異常はないのには眼科に通うのが億劫だった。ここなら内科の検診ついでに眼も診ていただけるので通院が楽になった。」との声が届いており、コロナが落ち着いてきた今も「大きな病院に通っていたがコロナの不安もあり受診を諦めていた。クリニックでも眼科と内科一度に診てもらえるのが良い。」と当院を選んでいただくことも増えました。【糖尿病網膜症の治療 網膜光凝固術(レーザー光凝固術)】レーザー治療の目的は、血管の詰まりで酸素を受け取れなくなった網膜の細胞が、新しい血管を作るために放出するVEGFという物質を抑制することです。レーザーでこれらの細胞を凝固して間引けば、眼内での VEGF産生が止まります。視力低下の原因である糖尿病黄斑浮腫の治療にもなり、さらに症状悪化して引き起こされるような牽引性網膜剥離を予防することにもなります。◇網膜光凝固術(レーザー光凝固術)の費用 ※いずれも税込1割負担(通常のもの)約10,000円 (その他特殊なもの)約16,000円2割負担(通常のもの)約20,000円 (その他特殊なもの)約32,000円3割負担(通常のもの)約30,000円 (その他特殊なもの)約48,000円【今後の展開】近年健康寿命が重視されるなか、コロナの影響による屋外での活動の制限伴う運動不足やストレスといった生活習慣の乱れから、さらに今後私たちの健康に影響していくことが予測されます。私たちの健康とQOLの向上のために眼の健康は必要不可欠です。当院では眼科と糖尿内科の強い連携により糖尿病患者のサポートにさらに力を入れていきます。【会社概要】名称 : 医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科所在地: 〒564-0051 吹田市豊津町9-44 ハートランド江坂3FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月06日年齢とともに目のかすみや疲れがひどくなるのは、仕方のないことかもしれません。でも、実際に自分の身に起こるとショックもひとしおです。普段は眼鏡ユーザーの私、目の疲れは眼鏡の度が合っていないからだと思っていたのに、違っていたのです。目の疲れの原因は……。★関連記事: 「どんな眼鏡を選ぶのが正解?」悩まし過ぎる!近視の私の遠近両用の眼鏡選び【体験談】 夕方になると眼精疲労で目が開けられない!昨年の1月から、在宅ワークに加えて午前中3時間だけ事務の仕事を始めました。業務内容はパソコンでのデータ入力や郵便の仕分けです。ダブルワークを始めて一週間ほどたったころです。 午前中に事務の仕事を終えて自宅に帰り、午後、昼食を済ませてから在宅ワークを始めるのですが、夕方になるにつれて目が痛くて開けられなくなってきたのです。まずパソコンの画面がまぶしく感じられ、字もぼやけてきて、情報が頭にまったく入ってきません。これでは仕事にならず、頭を抱えてしまいました。「午前中からの慣れないパソコン仕事で、目が疲れやすくなってるのかな」と、ホットタオルを目に当てたり、ちょっとお高い目薬を購入して試したりしてみましたが、あまり効果がありませんでした。普段は眼鏡を使っており、何年も同じ眼鏡を使い続けていたので、「もしかして眼鏡の度が合わなくなったのかも」と思い、仕事が休みの日に眼科に行ってみました。 眼科医に言われた衝撃のひと言!眼科の受け付けでは、「最近、眼鏡の度数が合わない気がするので視力検査をお願いします」と伝えました。ほどなく視能訓練士さんがひと通りの検査をしてくださいました。 そして待合室で待つこと5分。診療室に入った私に、ダンディーな先生がやさしくこうおっしゃったのです。「お年ごろですからね……。あなたにはこちらの眼鏡が合うんじゃないかな」。先生が指された方向を見ると、そこには「遠近両用眼鏡」のポスター!! 衝撃でした。最初に受け付けで眼鏡の度数のせいにした自分を思い出し、顔が熱くなりました。 その後、視能訓練士さんに遠近両用眼鏡の利点や使い方を教えていただきました。普段使っているパソコンはデスクトップかノートパソコンかを聞かれ、そしてパソコンで作業する際の姿勢やスマホを見るときの姿勢まで実演(!)させられましたが、私の普段の生活にピッタリの眼鏡を提案してくださいました。遠近両用眼鏡のかけ心地は?私は初め、目の疲れは「眼鏡の度が進んだからかな」と考えましたが、実際は今まで使っていた眼鏡はむしろ見え過ぎで、目に負担がかかり過ぎていたことが判明。遠くを見るときには度は緩めに、パソコンやスマホなど近くを見るときにはくっきりとクリアに見えるように調節してもらいました。その後、注文して1週間ほどで遠近両用眼鏡ができ上がりました。遠近両用眼鏡は文字通り近くも遠くも負担なく見られるもので、見た目は普通の眼鏡と変わりません。早速仕事にかけていき、普段と同じように過ごしてみました。すると、夕方の目の疲れ具合が全然違うのです。いつもは画面を見るだけでつらくなくなる時間なのに、午前とまったく同じ集中力を保つことができたのです。感動でした。まとめあまり乗り気ではなかった遠近両用眼鏡でしたが、その後仕事で不自由することなく、これのおかげでとても快適に過ごせています。夕方、目の疲れに悩まされることもありません。「40代前半で老眼なんて」と初めはショックでしたが、見た目は普通の眼鏡となんら変わりなく、レンズも不自然さがありません。何よりも仕事がスムーズにできることが一番うれしい!! 頼れるものにはなんでも頼って、快適なアラフォーライフを満喫しようと思う今日このごろです。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/シロボシ(43歳)高齢出産のため、下の子はまだ幼稚園。体にムチ打って遊びにつき合うが、年々きつく感じるアラフォー。子どもが成人したときにホッとして抜け殻にならないよう、生きがいと趣味を模索中。
2023年02月08日満員電車でスマホを見ると文字がぼやける……など、「もしかして老眼かも」と思い、眼科に行くと意外な結果に。これ、コンタクト愛用者には誰にでも起こりそうな出来事でした。★関連記事:「老眼は体質?」「老眼鏡はなくてもいい?」40代の老眼ありがち勘違い5つ【眼科医監修】直視できなかった老眼という文字スマホの文字が見えづらい、パソコンを見ていると目がショボショボする……。こんな症状にコンタクト愛用歴25年になる私は「ドライアイ?」と思い、薬局でコンタクト用の目薬を購入。数日間、つけてみました。ところがまったく症状は変わらず……。ネットで同じような目の症状を検索すると、老眼という文字が!たしかに2年くらい前から、時々見えづらい、目がショボショボするという症状はあったのですが、「まだ40歳(当時)だし」という理由で、老眼という言葉を直視してこなかったのです。その後、数日間見えづらさを我慢しましたが、耐えられず眼科に行くことにしました。受付の人もびっくり!8年ぶりの診察眼科といってもネットで定期的に購入しているコンタクトショップの隣にあるクリニック。いつ行ったかもわからないまま、記憶を頼りに以前行ったことがあるコンタクトショップに行ってみました。ショップがあったはずのビルはなく、その代わりコンタクトショップの呼び込みをしているお兄さんが「もしかして〇〇コンタクトお探しですか? こちらのビルに移ったんです」と案内してくれました。受付で診察券がない旨を伝え、名前と生年月日を伝えると私のカルテが。なんとそのカルテの日付は「2011年」だったのです。受付の方も驚いた様子で「2011年以降、こちらで診察した記憶ないですか?」と。きっぱり「記憶にないです」と伝え、潔く診察を受けました。自分の勝手な判断が不安を増大させることにコンタクトを外し、裸眼の視力を測ると、右目0.1(8年前)→0.3、左目0.1(8年前)→0.3。明らかに視力が良くなっていてびっくり!「視力が上がることってあるんですか?」と先生に聞くと、「遠くを見る力は上がることはありますが、近くを見る力は衰えています」と。つまり老眼は進んでいるということを遠回しに教えてくれました。しっかり視力に合ったコンタクトをつけると、スマホの見えづらさや目のショボショボは解消。遠くのものも近くのものも、薄暗くなった夕方もはっきり見えるようになり、ストレスフリーに。まとめ老眼という言葉を恐れ過ぎて、眼科に行っていなかった自分は本当にバカでした。見えづらさを感じたら勝手に自分で判断せず、すぐに眼科に行けばよかったと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/取材・文/茂原好子(43歳)8歳女児、6歳男児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。
2022年12月06日アジアのノーベル賞 マグサイサイ賞受賞の眼科医・服部匡志著『人間は、人を助けるようにできている』はじめに公開アジアの平和や発展に尽くした個人や団体をたたえ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれるマグサイサイ賞の授賞式が、11月30日にフィリピンで行われ、日本の眼科医、服部匡志さん(58)に賞が贈られました。ベトナムでの長年の無償治療が評価され、今回の受賞となりました。(出典:2022年11月30日 NHKニュ―スより )服部匡志さんの著者『人間は、人を助けるようにできている』 は、およそ20年にわたり日本とベトナムを往復し、現地の人たちに白内障などの手術を無償で行ってきた服部匡志医師の現地での情熱にあふれたエピソードと、思いが詰まった一冊です。今回は、その本書より服部先生のベトナムでの治療にかける思いが詰まった「はじめに」を公開します。※以下、本文より抜粋はじめに患者さんとその家族は人生を懸けて僕のところにやって来る。だから僕も人生を懸けて手術に挑む。結果、患者さんの眼に光が戻り、笑顔がよみがえる。心からあふれる最高の笑顔。けっしてお金では買うことのできない、その笑顔が僕に生きる勇気と力を与えてくれる。ベトナムでの無償の医療活動を続けて八年になる。僕は現在、開業せず、どこの大学や病院にも属さないフリーの眼科医だ。一カ月の半分は、北は盛岡から南は鹿児島まで約十カ所の病院を渡り歩いて診察と手術を行う毎日。残りの半分はベトナムの首都ハノイと地方へおもむき、貧しい人たちへの無償の活動をしている。自宅で丸一日過ごせるのは年に一日か二日。忙しい毎日だ。日本で得た収入で家族の生活とベトナムでの活動費用をすべてまかなう。ベトナムでは、患者さんからはいっさいの金銭を受け取らず、渡航費、滞在費、医療品代などもすべては持ち出しで活動を続けている。僕の生き方に疑問を持つ人や、いぶかしがる人もいる。「なぜ、そんなことをしているのか?」とよく聞かれるが、なぜだろう、その答えは僕にもいまだにわからない。ただ、目の前に困っている人たちがいる。失明の危機にさらされているのに手術を受けられない人たちがいる。彼らを放っておくわけにはいかない。自分の技術で彼らを救うことができるなら、遠慮せずに助けたい。その思いだけだ。僕は眼底(網膜硝子体もうまくしょうしたい)という、眼の中ではもっとも難しい部位が専門だ。カメラでいうなら水晶体はレンズで、眼の奥にある網膜はフィルムにたとえられる。瞳から入った光や色は網膜で映像として感知される。網膜は再生が利かず、人工物に取り替えることができない。だから網膜のキズは致命傷になる。少しでもキズがつくと景色はぼやけ、光はゆがんでしまう。普段、多くの人は眼の大切さを意識しない。見えることが当たり前だと思っているからだ。でも、想像してほしい。もし眼が見えなくなったとしたら、こんなに怖いことはない。この恐怖に直面し、闘っている人が現実に大勢いる。「ベトナムの赤ひげ先生」と呼ばれることがあるが、僕は何も特別な存在ではない。多くの人に支えられながら、がんばれていることに感謝したい。ボランティアは崇高なものでも、格好いいものでもない。とても地味な活動の連続だ。今回、この本を通じて世の中にはまだまだ自分の知らない世界があることを 知ってもらえたら、そして健康な身体で眼が見えて、毎日美味しいごはんを食べられることがどれほど幸せなことかを感じてもらえたら、こんなにうれしいことはない。そして、ひとりでも多くの人が生きる勇気とよろこびを受け取ってくれること を願っている。世界は広い。そして人間はすばらしい。2010年12月吉日服部匡志著者プロフィール服部匡志(はっとり・ただし)著者:服部匡志1964年大阪生まれ。フリーの眼科医。父親の入院中の心ない医師の言葉がきっかけとなり、「患者の痛みをわかる医者になる」と決意。京都府立医科大学卒業後、日本各地の病院で経験を積む。2002年よりベトナムのハノイ国立眼科病院で最先端の内視鏡を駆使して網膜剥離や糖尿病網膜症などの治療、指導を始める。その技術は世界トップレベルで、誰もが認める凄腕。ベトナムでは報酬をいっさい受け取らず、日本で稼いだアルバイト代で旅費、滞在費、治療費などをまかなっているため、「ベトナムの赤ひげ先生」と呼ばれることも。2003年に発足したアジア失明予防の会(木下茂理事長)の活動をサポートしている。2005年に当時の町村外務大臣より感謝状が贈呈される。2006年に宮沢賢治「イーハトーブ賞」を受賞。2007年にベトナム保健省より「人民保健勲章」を受章。2008年に全国日本学士会より「アカデミア賞」、(財)世界平和研究所より「中曽根康弘賞」奨励賞を受賞。現在も精力的に活動を続けている。(情報は刊行当時のものです)書籍情報表紙タイトル:人間は、人を助けるようにできている著者:服部匡志ページ数:216ページ価格:1,540円(10%税込)発行日:2015年7月2日ISBN:978-4-86063-435-3書籍紹介ページ: amazon単行本: kindle版: 楽天: 目次はじめに第1章ベトナムへ第2章親父の死第3章幸せ物質第4章お前はどうしたいんだ?第5章毎日が宝物第6章行けるところまで第7章瞬間を生きるおわりに 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月01日娘が生後1カ月ごろ、歯茎に白いブツブツができていました。もしかして病気なのではないかと心配し、病院を受診したときのことをお話しします。 赤ちゃんの歯茎に小さな白いブツブツが!わが家の娘が生後1カ月ごろ、歯ぐきに小さな白いブツブツがいくつかできていました。実は上の子のときも、生後2~3カ月ごろに同じようなブツブツがあったのです。 そのときは「歯が生えかけているのかな?」と思いながらそのままにしていました。しばらくすると消えてなくなっていたので、今回も気にしないで放置していました。 今度は白い大きなかたまりが!娘が生後4カ月のころのことです。小さな白いブツブツは消えてなくなっていたのですが、今度はひとつだけ大きな白いかたまりができていました。この間まであった小さなブツブツがかたまって、大きくなったような白いかたまりです。 最初は、白いかたまりが見えているだけでしたが、しばらくするとぷっくりふくらんで、できもののようにも見えました。そんな白いブツブツの変化に心配になり、病院で診てもらうことにしました。 診断の結果は「上皮真珠(じょうひしんじゅ)」医師によると、前にあった小さなブツブツも、この大きな白いかたまりも、「上皮真珠(じょうひしんじゅ)」というものなのだそうです。 あごの中で歯が形成するときに残った組織が歯茎から出てきたもので、病気ではないとのこと。「生後6カ月を過ぎるころにはなくなっていくので、そのままにしていて大丈夫ですよ」と説明を受けました。特に治療も必要ないとのことだったので、娘もそのままにしています。 子どもが小さいと、何でも気になります。赤ちゃんだとなおさらです。娘の場合は心配になり受診しましたが、病気ではなくそのままで大丈夫とのことだったので、先生に診てもらってよかったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:藤川智子結婚前は小学校教員、現在は幼児への音楽教育を指導している音楽ママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年11月23日シンガーソングライターの矢野顕子さんが、2022年10月22日に自身のTwitterを更新しました。現在、アメリカのニューヨークで暮らしている矢野さん。眼科を訪れた際、会計中の年配女性が、手持ちのお金が足りず、困っていたそうです。その姿を見た矢野さんは「どうぞ、使って」とお金を差し出しました。矢野さんの優しさに「ありがとう」とお礼をいった女性。続けてこんなセリフを言ったそうです。あなたがもし、次の宝くじに当たった時は、「あー、あの時の女性が私のためにお祈りしてくれたんだわ」って思っていいからね。今日の眼科にて。会計をしてた年配の女性、ダイム(10セント硬貨)が足らなくて困っていたところに、わたしが「どうぞ使って」と差し出した。その女性「ありがとう。あなたがもし次の宝くじに当たった時は、あーあの時の女性がわたしのためにお祈りしてくれたんだわって思っていいからね」みんな大笑い。— 矢野顕子 Akiko Yano (@Yano_Akiko) October 22, 2022 年配女性の言葉に、その場にいた人たちは大笑いしたといいます。お礼とともに、とっさにユーモアがあるセリフで、周囲を笑顔にできるのは素敵ですね。また、サッと助けの手を差し伸べられる、矢野さんの行動も見習いたいものです。この投稿には、さまざまな声が寄せられています。・素敵なエピソードですね。こんな風にとっさにユーモアあふれる言葉が出てくるのはすごい。・かっこいい!粋な返し方だな。この女性は、素敵な人生を送って来たんだろうなと思った!・なんだか心が温まりました!サッとお金を差し出せる矢野さんも素敵です。ユーモアある年配女性のひと言は、矢野さんのTwitterを介して多くの人に笑顔を届けたようです。[文・構成/grape編集部]
2022年10月24日年に1度、緑内障や白内障の予防のために、眼科を受診しています。私は老眼で飛蚊症です。飛蚊症はある程度の年齢になったら誰でもあると思っていたのですが、飛蚊症がひどくなったことから、それは飛蚊症だけではなく、違う病気が隠されていることがわかり、眼科検診の大切さを知ったのです。私が経験した目の病気についてお伝えします。★関連記事:「虫?糸くず?」明るい所や白いものを見ると浮遊物が。これって病気?受診する?【眼科医監修】年に1度の眼科検診乳がん、子宮がん検診は毎年行っている私。そんな私が3年前から年に1度、眼科検診に行くようになりました。それは仲の良い同い年の友人が、緑内障になったからです。彼女は手術をしたものの、視力が低下し、今は不自由な生活を送っています。両目の視力が落ちた上に片目はほぼ見えず、ランチをするときに、ご飯をこぼしてしまったりすることが恥ずかしくて、悔しくて悲しい思いをしています。そんなこともあるんだと思い、52歳になった私も年に1度眼科検診に行くことにしました。眼科検診では視力を検査し、眼圧を測定し、視野検査をおこない、そのあと瞳孔を開いて、目の中もしっかり診てもらいます。毎年受けることで、視力や眼圧に変化がないか、しっかりチェックしてもらっています。私はこれといって特に症状はないですが、あえて言えば老眼と軽い飛蚊症。夫も同じく老眼、飛蚊症で、そこは年齢的に仕方ないよ! といつも話していて、私もそう思っていました。ですから今年も飛蚊症のことはあまり考えず、緑内障のことを意識して年に1度の眼科検診に行きました。何これ?いつもと違うんだけど?年に1度の眼科検診は無事終わり、1カ月ぐらいたったころ、急に飛蚊症が激しくなりました。それまでは、点のような小さな黒いものが、時々見える程度。そのくらいだと生活にも支障はなく、年齢的な症状だと思っていました。それが突然、左目に毛のような長く黒い糸が、常に視野の上からぶら下がって見えるようになりました。最初はすぐに治るだろうと思い、少し様子を見ていましたが、一向に治らず、視野を遮るほどうっとうしい毎日になりました。そしてさらに別の症状が! 夜、就寝前に電気を消すときや蛍光灯の下にいると、目に白い光が差し込むような、いつもとはまったく違う症状が出てきました。長い毛のような飛蚊症に加え、白いピカっとした光。これはいつもと違う! 私の目に何かあったのでは! と思い、年に1度の検診が終わったばかりですが、眼科に行くことにしました。えっ!いきなりレーザー治療?眼科に行くと先生は「もしかしたら目の周りの網膜の部分に小さな穴が開いているかもしれないので、瞳孔を開いて見てみましょう」と言われました。瞳孔を開いた結果、言われた通り左目の左上に小さな穴が開いていることがわかりました。網膜裂孔(もうまくれっこう)という診断でした。でも先生に「早く気が付いて、来てくれてよかったです。これ以上時間がたってからだと入院になりますからね」と言われ、本当に早く来てよかったと思いました。そしてレーザー治療すれば治るとのことで、おこなうことになりましたが、その病院は小さな眼科なので、どこかの病院を紹介されるのかと不安になりました。しかし先生は診断書を持ってきて、保険が効きますからサインしてくださいと言い、「では今からレーザー治療しましょう」と言うのです。「え? 今から??」と思いましたが、隣の診察室に移動して、そのままレーザー治療が始まりました。レーザーは、100発ぐらい打ちました。痛い感覚もありましたが、耐えられる範囲で10分ぐらいで終わりました。先生からは「一応これで大丈夫かと思いますが、これから月に1回、きちんとレーザーの部分を確認しましょう」。お会計もドキドキしたのですが、保険適用とのことで、30,000円もかからず病院を後にできました。まとめそれから毎月1度、瞳孔を開いて、レーザー治療したところにまた再度穴が開いたりしていないか、眼科に通うようになりました。レーザー治療をしてから、あの視界を遮る長い毛のような症状は徐々になくなり、飛蚊症自体も良くなってきました。飛蚊症は年齢的には、あって当たり前、仕方ない! という考えが強く、うまく付き合っていくしかないと思っていました。ただ、飛蚊症は加齢による生理的なものから、網膜裂孔、網膜剥離などの別の病気になる可能性もあるようなので、少しでもおかしいと感じたら、すぐに眼科を受診したほうが良いと今回の件で学びました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/サトウユカ著者/SK(52歳)大学4年生の娘と大学2年生の息子を持つ母。毎日2km歩いて体の健康を維持しています。お年ごろの子どもたちの恋バナを聞いて心は若く! 年齢には逆らえませんが、心豊かで味わいある人間になることがモットー。
2022年10月14日40歳を過ぎたあたりから、夕方に見えにくい、目が乾燥するなど目に関する悩みが増えてきました。43歳のある日、ふと鏡を見たとき「あれ!? 左右の目の大きさが違う!」と気が付き、驚きました。しかも目を見開いてみると、明らかに左目だけ目が開けにくいのです。眼科を受診してわかった原因とは。★関連記事:加齢でまぶたが急降下!不調を引き起こす下がったまぶたをスッキリさせた救世主とは【体験談】目の体操や保湿クリームも効果なし私はこれまで目に関して特別なケアをしてきませんでした。それが今回の原因かと反省し、目のケアについてネットで調べまくりました。調べてわかった可能性のある原因は2つ。1つ目は使用しているハードコンタクトの影響、2つ目は目の周りの筋肉が加齢で衰えていることでした。いきなり眼科に行くのは抵抗があったので、とりあえず自分でできる対策をしてみようと思い、目の体操と保湿を毎日実践。目を大きく見開いたり力を抜いたりする体操で目の筋肉を鍛え、アイクリームを購入して目の周りを保湿しました。毎日続けること1カ月、まったく変化なしでした。やはり自分の判断で問題を解決するのは難しい! と諦めて眼科を予約しました。眼科であっさり原因がわかった!眼科を受診するのはどうも億劫(おっくう)なので、できるだけ自分で解決しようとあらがっていましたが予約したら行くしかありません。医師に診てもらうと、あっさり原因がわかりました。原因は、ハードコンタクトを長年使い続けたことによる目の筋肉付近の腱の衰えでした。左右同じように使用していたにもかかわらず、なぜか左目の腱だけ先に衰えたようです。しかも一度衰えた腱は元に戻らないとのこと。ということは左右で目の大きさが異なるのはもう治らず、これ以上ひどくならないようにするしかないのです。私は小学生のころから目が悪く、眼鏡生活。中学生になったころから外見が気になりだし、中学1年生でソフトコンタクトレンズをつけることにしました。ですが近視だけではなく乱視も強かったため、ソフトレンズでは矯正が難しいと診断され、大学生になったタイミングでハードコンタクトレンズに変更しました。そこから25年間ハードコンタクトレンズを使い続け、少しずつ目の筋肉付近の腱を傷つけてしまっていたようです。ハードコンタクトレンズを外すときは目の際の皮膚を引っ張ります。それを毎日続けたことが今回の原因でした。解決策はソフトコンタクトレンズにするか眼鏡にするか。ただしソフトコンタクトレンズに変えると、ハードコンタクトレンズより視力の矯正ができないので、乱視用を使用しても見えづらくなると言われました。迷った末、私が取った行動は…ソフトコンタクトレンズにして見えづらくなるのもストレス、でも眼鏡は抵抗がある、かといってこのままハードコンタクトレンズを使い続けると目の左右の大きさが異なるのはさらに悪化する……。迷った末、ソフトコンタクトレンズへ変更すると決めました。ソフトコンタクトレンズに変えたばかりのときは、かなり見えづらく、今も遠くはよく見えません! でも少しずつ慣れてはきたので、日常生活をする上では大丈夫です。困るのは電車を乗るときに見る案内や、車の運転をするときに見る標識が見にくいこと。ですが、それよりも目の大きさがこのままどんどん異なってしまうよりはましだと思ってソフトコンタクトレンズで過ごしています。今のところ、左右の目の大きさが前よりひどくなってはいません。まとめ今回の件で私が学んだことは、自分で判断せずに早めに病院を受診するのが良いということ。自己治癒力が若いころに比べて弱まっているため、症状が悪化したり、まったく改善されなかったりするためです。年を重ねるにつれ、体のあちらこちらに今までなかった症状が出てくると思いますが、これからは面倒くさがらずに医師の判断にお任せしようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/sawawa著者/MA(44歳)中学生と高校生の女子のママ。天職だと思って従事していた幼稚園教諭に体力に限界を感じ、5年前に退職。次女が中学生になったタイミングでにライター・ブロガー活動を始めた主婦。
2022年09月08日「老眼鏡なんてかっこ悪い……」。そんなネガティブな気持ちでいた私。娘の眼科受診への同行がきっかけとなり、老眼鏡を作りました。老眼鏡ユーザーになり、どんな変化があったのかご紹介します。★関連記事:「老眼は体質?」「老眼鏡はなくてもいい?」40代の老眼ありがち勘違い5つ【眼科医監修】まさか30代で老眼?「あれ? 何かおかしい」と目に異変を感じたのは、38歳のころ。私は2人の娘の出産・育児を経て、パートで仕事を再開していました。パソコン作業をすると、とにかく目が疲れるのです。当時はデータの入力作業が主な仕事だったので「仕方ないのかも」と諦めていて、市販の目薬は手放せませんでした。その一方で、私の中に「老眼?」と疑う気持ちもありました。もともと視力がとてもよかった私は、先輩から「あなたは老眼が早いかもしれない」と言われたことがあったからです。でも「30代で老眼鏡は恥ずかしい」という気持ちがとても強く、そのことは考えないようにしていました。40歳を過ぎると、症状に変化が出てきました。パソコンの画面がぼやけるのは当たり前で、仕事中にとんでもない睡魔に襲われることもしばしば。一番困ったのは、夜の車の運転でした。対向車のライトが今まで以上にまぶしく感じられて……。「もしかしたら、何か目の病気なのかもしれない」。病院嫌いな私が「病院に行かなければ」と思い始めたのはこのころでした。42歳、老眼である自分を認める42歳のとき、当時小学生だった次女が学校健診で視力低下を指摘されました。要検査の通知を見て、ようやく「私も行かなくちゃ」と重い腰を上げることができたのです。眼科でひと通りの検査を終えた私に医師が言った言葉は「あなたの目は老眼以外の何物でもない。事実をきちんと認めて、眼鏡を作りなさい」という内容でした。実際にはもっときつい調子で言われてしまったためショック大でしたが、安心したというのも事実。「よかった、悪い病気ではなかった!」。すぐに眼科を受診しなかったことをとても反省しました。そのまま眼鏡の処方箋を書いていただき、その日のうちに老眼鏡を作るため眼鏡店に向かいました。選んだのはいわゆるおしゃれ眼鏡。仕事のモチベーションアップにもなりました。老眼鏡ユーザーになってみての感想老眼鏡を使うようになり、目の不調は軽減されました。お気に入りの眼鏡に巡り合えたことで、テンションもアップ。老眼の心強い味方となってくれる相棒だから、納得の1本を持つことができたことに満足しています。つらかった読書も苦でなくなり、おうち時間がますます楽しくなりました。日常生活で気を付けるようになったこともあります。仕事柄、パソコンとスマホは手放せないのですが、できるだけ仕事は昼間だけにするよう心がけています。長時間のスマホいじりは厳禁。しっかり睡眠を取り、疲れた目をしっかり休めてあげることが、オトナ女子世代の私には必要と考えるようになりました。まとめこの体験を通じて私が学んだことは、「不調を感じたら、早めに専門家に相談する」「加齢という事実を受け入れて、対応・対策を考える」、そして「老眼鏡はかっこ悪くない」ということです。オトナ女子世代にとって、加齢による変化はごくごく自然なこと。恥ずかしくなんかありません。「次の自分へのご褒美は、とっておきのグラスコードにしよう」。もっとかっこよく快適な老眼鏡ライフを実現するため、私は心に決めています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/とろママ(47歳)2女の母。45歳のときに会社勤めを辞め、現在はフリーランスで活動。家族は夫と年ごろの娘2人と愛犬。子どもたちの送迎も大切な業務。加齢という現実に直面し、認めたくない気持ちと認めなければいけない気持ちの間で揺れるお年ごろ。犬にはモテる。
2022年08月04日若いころは奥二重のくっきりしたラインがあったのに、まぶたが覆いかぶさってラインが見えなくなっている。鏡を見るたび、この重いまぶたが老け顔の原因ではないかと考えるようになりました。試しに額の皮を上方へ引っ張ってみると、目元にハリが出て若返るのです。ネットでいろいろ調べた結果、自己診断では間違いなく「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。病名がつくくらいなら治療せねばと考えた私は、都内でも名の知れた眼科に予約を入れて嬉々として出かけました。★関連記事:「え? コンタクトレンズの長年使用が一因!?」思い切って眼瞼下垂の手術をしてみたら…【体験談】眼瞼下垂だと確信した理由「眼瞼下垂」とは加齢とともに目を開く筋肉が衰え、まぶたが下がる病気。セルフチェックポイントは、「コンタクトレンズを使用している」「おでこにシワが入る」「目が小さくなった」「奥二重のラインがなくなった」「上まぶたがくぼんでいる」「目と眉毛の間が広くなった」など。私は「上まぶたのくぼみ」以外、すべて当てはまりました。最近、おでこのシワも目立つようになりました。まぶたが下がってくると無意識に額の筋肉を使って目を見開く癖がつくので、おでこにシワができるそうです。こっそり娘のアイプチを試して二重にしてみると視界全体が明るくなり、心なしか肩凝りも軽くなりました。テレビの情報番組で見た眼瞼下垂を治療した患者さんが語っていた状態とまったく同じです。この瞬間、眼瞼下垂であることを強く確信しました。保険適用で手術したい昭和世代だからでしょうか。娘には「顔の整形手術はNG!」と言ってきた手前、美容整形には抵抗がありました。でも病気だったら治療するべき、本音を言えば、保険がきくなら治療したいという願望がありました。ネットで調べてみると、眼瞼下垂の手術は保険適用であれば両目で5~6万円、保険適用外の場合は30~60万円が相場のようでした。手術の方法は、細い糸で処置する皮膚を切らない埋没法と眉の上か下を切開する方法がありました。どちらも比較的簡単な手術で、入院の必要もないとのことでした。いざ病院へ!そして眼科医の診断に泣く名前を呼ばれて診察室に入ると……先生は同い年くらいの女医さんでした。私からの説明が終わるやいなや、「これは眼瞼下垂ではありません」とぴしゃり。「眉に手を置いて、目を閉じてから開けてみてください」と言われそのとおりに目を開けました。すると、「開きますよね。眼瞼下垂の人は目が開けられません」「あなたの場合は病気ではなく老化現象です」と言われてしまいました。先生のお話では、瞳の中心からまぶたの縁までの距離が3.5mm以下、つまり瞳孔の半分がまぶたで隠れると「眼瞼下垂」と診断するそうです。「審美的な手術を保険適用でおこないたい人」と見透かされているようでとても恥ずかしく、すごすごと病院を後にしました。まとめ私と同じように、下がってきたまぶたをなんとかしたいと考える方は多いのではないでしょうか。インターネットで調べるとたしかに症状は一致しますし、保険適用で手術できるかのようなうたい文句もあふれています。しかし今回の一件から、保険適用のハードルは思った以上に高いことがわかりました。過度な期待はするべからずだと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/矢野 ハル子元・印刷会社の営業職。趣味は料理と散歩。お金の勉強やミニマルな生活、終活に興味がある。
2022年06月29日市でおこなわれている住民検診を受診しました。そこで眼科検診をしてもらったところ、眼科の要検査を指示されました。眼科に行った私に医師が告げたのは「緑内障の恐れがあります」のひと言。それからの私が目を悪くしないためにおこなっていることを紹介します。診断結果はあまり良くなかった…私が住んでいる市では45歳を過ぎると、住民検診で目の検査を受けることができます。その内容は眼底検査、視野検査、視力検査の3つ。その検診を受け、視野が狭いという指摘を受け眼科で再度検査を受けるように言われました。私は子どものころから視力が悪く、コンタクトや眼鏡が手放せない生活を送っています。しかし、今まで目の病気はしたことがありませんでしたし、検診を受けるまでは何の問題もないと思っていました。それなのに住民検診の結果は良くなく、驚きを隠せませんでした。眼科を受診し、改めて検査をしてもらったところ信じられない診断結果を下されました。それは「緑内障の恐れがある」ということ。私が調べたところ、中途失明の原因の1位が緑内障となっていました。このまま失明してしまうの!? と不安とショックでいっぱいになってしまいました。不安になった私は…医師によると、眼圧の数値はぎりぎり正常値内だがこのままでは数値が悪くなってしまい、緑内障が進行してしまう恐れがあるとのことでした。眼圧の数値が高いと視神経を圧迫し、視野がどんどん狭くなり失明してしまうみたいです。なので病院からは眼圧を下降させる点眼薬の処方と、月に一度の受診をするよう指導されました。私は緑内障が一体何なのかわからず、とにかくネットで緑内障について検索しまくりました。ですが、私は気付いたのです。こんなことしてたら、かえって目に悪いわ! ハッとわれに返った私は、本屋で緑内障の入門本を買いました。その本ではわかりやすく緑内障について解説してあり、私はそれをじっくりと読みました。原因や対策がわかり、今は緑内障とうまく付き合っていくしかないと諦めつつも気持ちは落ち着いています。私が目を悪くしないために始めた対策病は気からと言うので、私は自分の気持ちのためにもさまざまな対策を始めました。まずはアントシアニンを含んでいるサプリを飲み始めました。いくつかの商品を試しましたが、初めに飲んでいたものはあまり効果を感じられませんでした。今飲んでいるものは少し効果があるかな? と思っています。本やネットで見た眼科医が推奨する眼球運動も欠かせません。右目を10秒くらいかけてゆっくりと1周させ、それを5回おこないます。左目も同じようにして、それを3セットおこないます。激しく回すのは良くなく、ゆっくりと回すのがコツみたいです!毛細血管を刺激するというシナモンをコーヒーや紅茶に一振り入れることもしています。私はコーヒーにシナモンを入れるのが好きで、ブレンドよりもモカに合うと思いました。モカの甘い香りとシナモンの相性が抜群です!まとめ検査から3年たち、私は49歳になりました。眼圧の数値は10〜14mmHgと少し波がありますが、なんとか正常範囲内(40〜50代の眼圧の正常数値は10〜21mmHgとされています)を保っています。進行は免れていますが、いつ失明してもおかしくないのが現状です。治療を続けながら自分の目とうまく付き合っていきたいものです。文/青山ゆきこ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2022年06月23日眼科と美容内科を診療科目としている江坂まつおか眼科(院長:松岡 俊行、所在地:大阪府吹田市)の美容専門外来では、増えるリモートワークによりビデオ会議で自分の顔をよく見るようになったことで、毛穴の開きや皮脂汚れに気が付き、肌ケアの相談に駆け込む男性が急増しています。それを受け、2022年6月に男性向け毛穴洗浄サービスとしてハイドラフェイシャルの提供を開始しました。ハイドラフェイシャル1【コロナ禍後も伸びる男性向け美容市場とサービスの増加】数年前から男性向け化粧品の増加、市場の拡大が続いており、昨今は普段あまり自分の肌を気にしなかった男性も、ビデオ会議によりじっくりと顔を見る機会が増えたことで、肌ケアの必要性に気が付き、何か手入れをしなくてはと考える傾向が増えています。日常化したマスク生活で顔は常に摩擦にさらされ、皮脂汚れや毛穴の開きや黒ずみといった肌トラブルは起きやすくなっており、ビデオ会議では化粧をしない男性の顔のくすみは目立ちトラブルに気付いたという声も聞かれます。【ビデオ会議で気が付く肌荒れに、駆け込み肌ケア急増】そんななか、当院に肌トラブルの相談で来院する男性患者様が急増しています。マスクによる摩擦や、蒸れによる毛穴のつまりや開きが原因の肌トラブルが多いことに着目し、当院では2022年6月より毛穴洗浄サービス「ハイドラフェイシャル」を開始しました。肌ケアが習慣化しておらず、マスクによる摩擦で乾燥や毛穴の皮脂汚れが進んでしまった男性の肌にもおすすめで、体験した男性からは「直後から肌にハリツヤが出た」「終わってからもしばらく効果が続いて助かる」、美容医療は敷居が高いと感じていた方も「エステ感覚で受けられる」と、手軽さも含めて好評をいただいています。【毛穴に悩む男性に!ハイドラフェイシャル詳細】ハイドラフェイシャルは約30分という短時間で、クレンジング、ピーリング、毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護という6つの機能を行います。美容成分を含んだ水流を起こし、痛みなく古い角質や皮脂を取り除き、同時に美容成分を導入していきます。すべての肌質に対応しており、1度施術すると効果は2週間程度持続するため、定期的な来院をおすすめしています。一度で肌がトーンアップするので、効果を実感していただけるよう、お試し価格をご用意しています。1ヶ月に1回を5回程度続けるのが効果的です。お試し1回:¥15,000(税込)1回 :¥22,000(税込)5回コース:¥99,000(税込)ハイドラフェイシャル2施術前後【今後の展開】今後もマスク生活が長引くことで、肌荒れや素肌に悩む方は増加し続けていくことが予測されます。当院では、肌あれ、素肌に悩む方はもちろん、マスク生活の間に美肌を目指す方へ、今後も最新の美容治療を提供してまいります。【会社概要】名称 : 医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科所在地: 〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9-44 ハートランド江坂3FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月21日明るい場所や白い所、青空などを見たときに、黒い浮遊物が見えることはありませんか。「若いときはこんなことなかったのに」と思う人も多いでしょう。痛みやかゆみなどがないために、どうしていいかわからない人もいるのではないでしょうか。この目に起こる現象の正体はいったい何なのか、眼科医の田辺直樹先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。なぜ目の前に虫のようなものが見える?40代以降で多い「飛蚊症」目の前に浮遊物が見える場合、どんな原因が考えられるのでしょうか。「生理的要因と病的要因の可能性が考えられます。圧倒的に多いのは生理的要因で、約9割を占め、「飛蚊症(ひぶんしょう)」と呼ばれます。飛蚊症とは「目には、硝子体という部位があり、ゼリー状になっています。硝子体は、加齢などで成分が変化して委縮することで液状になります。すると硝子体が濁ってその影が網膜に映り、視野の中で黒い点のように見えるのです。見えるものは以下のような形状が多いです。虫状糸くず状ごま状カエルの卵状たばこの煙状近視が強いと20代、30代でも見られますが、加齢が一因なので多くは40代以降に見られます。ただ、誰もに見られる症状というわけではありません。また、まれですが生まれつきと言う場合もあります」。まれに網膜剥離である場合も「確率としては低いですが、網膜剥離の場合もあります。浮遊物が見えたあと、突然“黒い点の量や範囲が急に増えた”“暗い場所で突然稲妻のような光が見える”“急に視力が低下した”“視野の一部分が欠けている”といった症状が見られます」。受診したほうが良い?一度検査をしておくと安心「生理的要因なのか、病的要因なのかは検査してみないとわかりません。病気が隠れている可能性はゼロではありませんので、受診することをおすすめします。ただ、飛蚊症には今のところ有効な治療法がありません。目薬や飲み薬も効果がありません」。気にならなくなるケースが多い「一度できた硝子体の濁りが完全に消えることがありませんが、視野の中心からずれることも多いです。また、明るい場所や青空などを見るときは出るもののそれ以外は気にならなくなる、慣れていく、ということも多いです」。慣れるためにできることは?1.浮遊物を見ないようにする「明るい場所でたくさん浮遊物が見える場合は、ピントを合わせないようにするのも方法です。また、全般に言えますが気にし過ぎるとストレスになります。受け入れて慣れていくこともストレス回避には有効です」2.サングラスやブルーライトカットグラスをかける「明るい場所では、どうしても浮遊物が見えやすくなります。目に入る光を減らすことで見える浮遊物を減らしてみても良いでしょう」。3.しっかり休息を取る「目を使い過ぎたり、体が疲れていると目の調節機能が落ちて浮遊物が見えやすくなることもあります。しっかり休息を取って目の健康を保つことも大切です」。まとめ痛みやかゆみなどがないためについ放置しがちな飛蚊症ですが、一度検査をすると安心です。紫外線が強い季節は特に気になるかもしれませんが、日傘やサングラスといった紫外線対策が飛蚊症対策にも。自然に慣れていくことが一番の治療法のようです。取材・文/岩崎みどり(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/田辺直樹先生田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
2022年06月08日