高良健吾を主演に迎え、罪の真実と正義の在り方を問う本格ノワールミステリー『罪と悪』。本作で、ある事件から20年間の沈黙を経て再会する幼なじみを大東駿介、石田卓也と演じた高良さんが、いまだからこそできた役づくりについてコメント。それぞれの人生を感じさせるような新場面写真が到着した。荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めて闇の仕事も請け負う会社を経営する社長<春>を演じる高良さん。春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼なじみで、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となるが、父の死をきっかけにこの街に戻ってくる<晃>を大東さん。家業の農業を継ぎ、現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている<朔>を石田さんが演じている。20年ぶりに再会することとなる幼なじみ3人は、それぞれの人生を歩み、少年時代とは全く異なる面持ちで再会することに。それぞれが背負っているものは何なのか?それぞれの20年間の人生を感じさせるスチールとなっている。高良さん、大東さん、石田さんはほぼ同世代。先日行われた完成披露舞台挨拶でも、終始感慨深い様子を見せていた3人。高良さんは「2人とも10代の頃はよくオーディションで会う人たちで、同世代で一緒にやってきた人たちだからこその特別な想いはあります。そこにライバル意識は全くなくて、リスペクトだけがある。現場ではやりやすくて仕方がなかったです」と明かす。久しぶりの再会を果たし集結した高良さん、大東さん、石田さん、そして齊藤勇起監督の4人は決して余裕のあるスケジューリングではなかった中でもクランクイン前から話し合う時間を持ったという。「あえて”本読み”というかしこまったスタイルではなく、3人と僕で”ここのセリフはちょっと言いづらそうだから変えましょうか”とか、役者さんと直でやり取りできたことは大きかったし、これこそ僕が助監督時代からずっとやりたかったことでもあったんです」と、異例の撮影前の準備期間が作品の質を固めたと監督はふり返る。高良さんも、「最近現場に入る前にこんなに長い時間話さないなというくらい何時間も話し合いましたが、すごく有意義な時間でした。大東くんも石田くんも変にべたべたしない空気感の人たちで、一緒にいてすごく楽でした」と、この3人で、いまだからこそできた作品づくりに自信をのぞかせる。文字通り、共につくりあげた俳優陣3人それぞれが見せる熱演に注目だ。『罪と悪』は2月2日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:罪と悪 2024年2月2日より全国にて公開©2023「罪と悪」製作委員会
2024年01月28日高良健吾、大東駿介、石田卓也らの共演で20年前と現在を繋ぐふたつの殺人事件を描く『罪と悪』。1月16日、本作の完成披露舞台挨拶にキャスト陣や齊藤勇起監督が登壇した。映画本編上映前、観客の拍手につつまれ登壇したキャストと監督。高良さんが「とても思い入れのある『罪と悪』の舞台挨拶ができて嬉しいです。この4人で立てることができて嬉しいです」と語り、大東さんも「この映画を皆さんに観ていただけるのは嬉しいですし、楽しんでいただければ」とコメント、石田さんも「僕たちがつくりあげたこの作品を観ていただけることが本当に嬉しくあります。楽しんでいただければと思います」と続けて挨拶。監督が「都会の片隅で書き上げた脚本に、素晴らしい仲間たちが一緒に映画をつくるといってくれて、感無量の中、ようやく完成した作品をみなさんに観ていただけるのがうれしいです。4人で立っているこの姿は脚本を書いていた時は全く想像ついていなかった世界と景色なので、この後映画で繰り広げられる世界をみなさん楽しんでいただければと思います」と挨拶した。一昨年の夏、福井でのオールロケで行われた撮影から1年半の時を経て観客に届けられることに、「(撮影は)一昨年なんですけど、皆でこの作品、役というのに必死に向き合って、答えが見つからない時はこのふたりの顔を見て、自分が困ったときに目の前にいる人から何かをもらって答えを導き出すというのはなかなかないので、作品が完成して、ここに立てて、感無量です。本当に嬉しいです」と繰り返す高良さん。齊藤監督も「誰にも求められないまま、オリジナル脚本を書き初めて、オリジナル脚本でデビューというのがずっとやりたかったので、いろいろなスタッフや仲間たち助けてくれてここまで来れた」と、それぞれ感慨深い様子で話した。10代のころから、オーディションなどでも顔を合わせることも多かったという高良さん、大東さん、石田さん。3人に本作で改めて共演した感想、同世代での撮影だからこその刺激があったという話になると、「僕らデビュー当時、学園ものたくさんあって。それぞれの学校でわちゃわちゃしてましたね(笑)」という大東さんに、「そういう時代でしたよね」と高良さんも当時を思い出す。「嬉しかったですね。10代の時からそういうところで競ってたし、20年後にこうやって再会してやれるっていうのは信頼感が違いますね」とこの3人の共演を改めて喜ぶ高良さん。「安心感があったよね」という石田さんに、「『20年経てできて嬉しい』っていうのをお互いの顔を前にして言えるっていうのが嬉しいですね。あとは20年間で自分の人生に向き合って、いろいろなことインプットして、“生きてきた”その背景が背中にあるんですよね」という大東さん。「今まで(僕たちも)会ってなかったっていうのも良かったよね」という石田さんに、「この作品にぴったりあってるんですよね。それぞれが語り合っているシーンでは、芝居をしているより、もう一個その先にいるような、語り合っているようなかんじだった」と、大東さんも改めて本作の役柄とシンクロするような3人の関係性に熱い思いが込み上げている様子。そんな奇跡のようなシンクロに、監督は「これは意図してたってことにしてもいいですけど(笑)クランクイン前に4人で話し合った時に出来上がったかたちが、いままでの経験につながってそういう芝居になったのかな。顔合わせくらいで、何気ない話をしていて、でもあの時間が至福の時間だった」と分析。高良さんは初監督作品である齊藤監督についても「自分の色に染めないで、僕たちに委ねてくれるっていうのがすごかったですね」とその演出を絶賛した。監督の地元でもある福井での撮影についても、「雄大な土地に背中を押されたよね」という大東さん、「福井の方達にも助けられましたよね」と話す高良さん。「僕地方行ったら散歩するのが好きで2~3時間歩いてましたね。卓ちゃんとも『ああいう時期あったね~』って話しながらずっと歩いてましたね」と石田さんとのエピソードを披露した。そこから、幼なじみ3人が対峙する、少年時代のある事件と20年の時を経た現在で起こる事件を繋ぐ真相が大きな柱となっている本作にかけて、20年前の自分と変わったこと、変わっていないことについて賑やかなやりとりが続き、会場から笑いが起こるひと幕も。その中で、大東さんは高良さんの印象を「僕は同じ時代を生きたと言いつつ、高良くんは10代の時から光をまとって、異質な輝きを放ってて、いまでもそうだと思いますがね」と、いまだからこそ言える高良さんの魅力を熱弁した。そんな3人とのタッグに、「20年前というと、日本映画が“ゼロ年代”と言われて、ミニシアターが流行っている時で、僕も映画を見ていて、高良さん、大東さん、石田さん、皆さんスクリーンにいたのをすごく覚えています。その20年前の方達をこの映画でキャスティングして、出てもらえるっていう第一段階で僕は勝手に感慨深かったですね」と監督。そして「この3人と、映画をつくりあげて、この場に立っているっていうのが、一番大きな変化ですね。スクリーンで観てた人たちとやれているっていうのがね」と改めて感慨深い様子。大東さんも「同じ俳優といえども、3人が全然違う道筋を辿ってきて、それぞれの人生を歩んできて、そういう3人が肩を並べて一緒に作品をやれているというのがすごいですよね」と、改めて喜びを噛み締めていた。最後に「いまも話した通り、オリジナル脚本でやっとつくりあげることができました。どこかの心の片隅に残ってくれる映画になっていたら嬉しいです」と監督。「この映画を見ることによって、それぞれにとっての罪であったり悪であったりを今一度考えてみる、考える時間を持ってしまうという、新しい自分の価値観に触れる瞬間でもあると思います。自分の中の新しい自分に出会えるものになっていると嬉しいです。10代の頃から一緒にやってきた3人でやれたものを皆さんに見てもらえるのは本当に幸せです」と高良さんが締めくくった。『罪と悪』は2月2日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:罪と悪 2024年2月2日より全国にて公開©2023「罪と悪」製作委員会
2024年01月17日2月2日公開の映画『罪と悪』の完成披露舞台あいさつが16日、都内で行われ、高良健吾、大東駿介、石田卓也、齊藤勇起監督が出席した。齊藤勇起監督の長編映画デビュー作で監督自らオリジナル脚本を手掛けた本作は、高良健吾、大東駿介ら豪華キャストを迎えて罪の真実と正義の在り方を問う本格ノワールミステリー。ある日、14歳の少年が殺害され、同級生の一人の少年が犯人を殺して殺害現場となった家に火を放つ。20年間の沈黙を経て、罪を背負った幼なじみの3人が再会を果たすも、再び同じ場所で少年が殺されるのだった。主演の高良は「とても思い入れがある『罪と悪』の舞台あいさつが今日できてとてもうれしいですし、この4人でここに立てることもうれしいです」と笑顔を見せ、大東も「皆さんに観ていただけるのは本当にうれしいです。この4人で本当に一生懸命、夏場の暑い時期に走り回って作りました」とアピール。劇中で幼なじみを演じた高良と大東、石田は、同年代ということでデビュー時から知っている仲で、高良は「(本作の出演が決まって)嬉しかったですよ。10代の頃から競っていたし、20年を経て再会してやれたのは信頼感が違いましたね」と大東や石田に助けられたという。続けて「自分たちに与えられた役割というものに必死に向き合っていたんですが、その答えが見つからない時は2人(大東と石田)の顔を見て答えをもらいました」と2人に感謝した。20年という歳月が経過して再会を果たす幼なじみを劇中で演じた高良たち。それにちなみ、高良の20年前と現在の変化を問われた大東は「変わったというか、10代の頃から強い光を放っていて、自分で自分を研ぎ澄ます怖さがありました。10代の頃から異質の輝きを放っていて、それは未だにそうだと思います」と回答。一方の高良は「3人とも共通しているのは、未だに現場に慣れず緊張してましたね。現場に熟れてないというか、未だにドキドキしながら本番を待っているのを見て、みんな変わらず現場で緊張感があるんだなと思いました」とキャリアを重ねても緊張感は変わらないといい、「10代の頃から過ごしてきた3人でやれた映画を皆さんに観てもらえるのは本当に幸せです」と改めて大東、石田との共演を喜んでいた。映画『罪と悪』は、2月2日より全国公開。
2024年01月17日高良健吾主演、大東駿介、石田卓也共演の『罪と悪』が2024年2月に公開されることが決定した。13歳の少年、正樹が殺された。死体は町の中心にある橋の下に無残に捨てられており、小さな町はたちまち不安と恐怖に包まれた。人々は警戒しあい、あらぬ噂で持ちきりになる。正樹の同級生、春・晃・朔・直哉は、犯人は正樹がよく遊びに行っていた怪しい老人「おんさん」に違いないと家に押しかけもみ合いの末、1人がおんさんを殺してしまう。そして彼はおんさんの家に火を放ち、事件は幕を閉じた。時が過ぎ、晃は刑事になり、父の死をきっかけに町に帰ってきた。葬式に来た朔に礼をし、久々に話す2人。朔は引きこもりの弟・直哉の面倒を見ながら、親の農家を継いでいた。ほどなく1人の少年が橋の下で死体で見つかる。正樹と全く同じように…。晃は少年の殺害事件の捜査で、春と再会する。春は建設会社を営みながら、不良少年たちの面倒を見ていることで慕われており、殺された少年も春のもとに出入りしていたのだ。3人の再会で、それぞれが心の奥にしまっていた22年前の事件の扉が再び開き始める。20年前、一体何があったのか。果たして事件の真相は…?監督・脚本を務めた齊藤勇起監督は、井筒和幸監督作品を中心に、岩井俊二監督・武正晴監督・廣木隆一監督作品等での助監督を経て本作が初監督。完全オリジナルの脚本で、罪の真実と正義の在り方を問う本格サスペンスとなっている。荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めた闇の仕事も請け負う建設会社を経営する社長<春>を演じるのは、高良健吾。春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼なじみには、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となるが、父の死をきっかけにこの街に戻ってくる<晃>を、テレビ、映画、舞台など幅広く活躍する大東駿介が演じ、家業の農業を継ぎ現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている<朔>を石田卓也が演じる。本作の出演に関し、齊藤監督ともともと親交があり、作品が形になる前からオファーを受けていたという高良さんは「みんなで悩み苦しみ、表現し、ここまで現場に強く結びついた経験は今までなかったと思うくらい、濃い時間でした」と撮影をふり返り、作品に込めた熱意を感じるコメント。また、大東さんは齊藤監督が助監督時代に初監督作品には参加させてほしいと話していたことを明かし、「この20年、俳優として同じ時代を歩んできた高良健吾さん、石田卓也さんと共にかたちに出来たことを心から嬉しく思います」と2人との共演について語る。石田さんは「『これだ、待ってたよ!』と思う役に出会える事は滅多にありませんが、まさにそれでした」と本作への思いを語っている。齊藤監督は「最後に出した答えも正しかったのかは分かりませんが高良さん、大東さん、石田さんの3人が導き出してくれた結末は自分も考えていなかった時を超えてのアンサーでした」と、俳優陣とともに作り上げた作品だと語っている。キャスト・監督コメント春役:高良健吾齊藤さんが助監督の頃から知っていて、オファーを頂いた当時はご近所さんでした。たまたま道で会うことが多く、そこで「罪と悪」のまだ形になる前の話をして頂き、「その時が来たら、高良にお願いしたい」と言って頂きました。それが数年前の話です。あの時、道端でコーヒーを飲みながら話していた企画がやっと形になるという事でとても嬉しかったです。齊藤さんの初監督作品。なにがなんでも齊藤監督の力になりたいと思いました。現場はとにかく刺激的で、齊藤さんの想いを、現場のみんながどうにか表現しようと必死でした。齊藤さんの地元である福井の方々の協力も手厚く、感謝しかありません。みんなで悩み苦しみ、表現し、ここまで現場に強く結びついた経験は今までなかったと思うくらい、濃い時間でした。福井での撮影で、地元の方々と仲良くなり、今でも思い出すくらい特別なものになりました。2022の夏に、現場のスタッフ、キャスト、福井の片々の協力によって出来上がった「罪と悪」は、明るく、見やすい作品ではなく、問題作だと思いますが。この世の中に堂々と向き合ってお届けできればと思います。お楽しみに。晃役:大東駿介齊藤勇起初監督作には是非参加させてほしい。映画『草の響き』撮影時、函館のスナック青りんごのカウンターで、当時助監督を務めていた齊藤氏と約束をしたあの夜の出来事が現実になりました。この作品を齊藤監督の故郷、福井県の最高のロケーションでこの20年、俳優として同じ時代を歩んできた高良健吾さん、石田卓也さんと共にかたちに出来たことを心から嬉しく思います。歪な過去を背負った3人の幼馴染の物語。撮影オールアップ時、深夜、僕たちの頭上に3羽の真っ白な鳥が旋回していました。夢のような時間でした。この作品が皆様に届く日を楽しみにしています。朔役:石田卓也脚本を読ませて頂いて最初に、朔という役に良くも悪くも人間臭さを感じました。「これだ、待ってたよ!」と思う役に出会える事は滅多にありませんが、まさにそれでした。撮影現場で共演者の方とお芝居をすると、やはり脚本を読んでいるだけではわからない心の動きや、空気感がたくさん出てきて一瞬一瞬の緊張感がありました。どんなシーンになるのか演じている僕達がとても楽しみです。一方で現場は映画内容とは真逆でとても穏やかで、監督がとてもフレキシブルにその場で出たアイデアを柔軟に取り入れているのが印象的でした。映画を観る前それから観た後で、タイトルにもなっている「罪と悪」について皆さんがどんな想いを抱いていただけるのか?自問自答してどんな答えを出していただけるのか?皆さんと共有できたら嬉しいです。お楽しみにしてください!監督・脚本:齊藤勇起遠い記憶の中でずっと引っかかっていた出来事から着想したオリジナルストーリーです。後悔の念と共に封じ込めてた記憶と向き合うことで少しずつ前進しては後退しての繰り返しでなかなかゴールまで辿り着けませんでした。最後に出した答えも正しかったのかは分かりませんが高良さん、大東さん、石田さんの3人が導き出してくれた結末は自分も考えていなかった時を超えてのアンサーでした。この作品への俳優部、スタッフの志の純度の高さが後押ししてくれて出来上がった結果です。映画はお客さんの皆さんに観ていただくことで本当の終わりを迎えます。多くの方と共に結末を見届ければこれほど喜ばしいことはありません。いつの日かこの映画について一緒に語り合える日を待っています。どうぞよろしくお願いします。『罪と悪』は、2024年2月公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月18日コメディミュージカル『ミア・ファミリア』が2023年11月から東京芸術劇場ほかで日本初演される。「3LDK」というユニットを組む植原卓也・平間壮一・水田航生の3人がミュージカル初共演ということでも話題を呼びそうだ。舞台は1930年代のニューヨーク。失業者が急増し、禁酒令にもかかわらず人々はますます酒を求める。荒涼とした都市を密造酒事業で掌握したマフィアは勢力を広げ、建物を買い占めていた。イタリアの労働者たちの癒しの場である「アポロニア イン&バー」もマフィアの手に渡り、明日には閉店する。「アポロニア」に残った最後のボードビル俳優のリチャード(平間壮一)とオスカー(水田航生)は最後の公演準備をしている。そんなとき、マフィアの手下のスティーヴィー(植原卓也)がボスの自伝を上演しろと言い始めて......。6月下旬に行われたビジュアル撮影を見学した。煉瓦造りの壁を背景に、テーブルの上にはウイスキーボトルとショットグラス。撮影の直前まで談笑していた3人だが、いざカメラの前に立つと求められている表情とポージングをさらりと体現。スタッフ側からの立ち位置に関する指示はあれど、表情やポージングに関しての注文が少ないことが印象的。裏を返せば、それだけ3人の引き出しが多く、よく作品の世界観を理解しているということだろう。撮影について水田は「この3人で撮影するときはいつも楽しい。今回は、年を重ねて大人な感じが出せているのではないかな」と話す。実際、撮影カットを少し覗いてみたが、3人のスーツ姿は様になっていて、格好いいビジュアルに仕上がりそうだ。改めて本作に出演が決まった心情を尋ねると、植原は「僕ら3LDKがミュージカルで共演することに驚きましたが、きっと応援してくださっている方にとっては嬉しいニュースだったのでは」と話す。一方の平間は「この3人でできるんだという驚きと嬉しさと怖さが一気に来ました」と言い「役を演じるのが役者の仕事ですが、この3人が集まるとどうしても平間・植原・水田が勝手に出てしまって、舞台として成り立つのかどうか......(笑)そこが勝負です」。3LDKはどんな存在なのか。平間は「洋服みたいな感じ。なくてはダメだし、当たり前のようにある」と回答し、植原は「幻想ですね」と含蓄ある答え。水田は「いい意味で何も考えずに一緒にいられる人」と答えた。東京公演は11/24(金) ~ 12/3(日) 東京芸術劇場にて。取材・文:五月女菜穂
2023年08月17日2023年4月19日、カヌー選手の羽根田卓也さんが、Instagramを通じて結婚を発表しました。羽根田さんは、2016年のリオオリンピックで銅メダルを獲得。アジア人初となる、カヌー競技のメダリストとして、一躍、その名前が日本国内だけでなく、世界で知られるようになりました。同日の投稿では、日本代表選考会で優勝したことも報告し、今後に向けて「一歩いっぽ頑張りたいと思います」ともつづっています。また併せてこの度みなさまに入籍しましたことをご報告致します。お相手は一般人の方となります。競技に向き合う日々は変わらず、引き続きパリ五輪へ向けて邁進していきますので、今後とも応援よろしくお願いします。takuya_hanedaーより引用 この投稿をInstagramで見る Takuya Haneda/羽根田 卓也(@takuya_haneda)がシェアした投稿 さわやかな風貌から『カヌー界の貴公子』の異名を持つ、羽根田さん。また過去には、タレントのマツコ・デラックスさんが出演する番組で紹介され、『ハネタク』という愛称を付けられたこともありました。世界を舞台に活躍する、ハネタクこと羽根田さんから届いた、優勝と結婚という2つの嬉しいニュースにファンからも祝福の声が殺到しています。・ご結婚、おめでとうございます!ますますの活躍を楽しみにしております!・おめでとうございます!末永くお幸せに!これからも応援してます。・ハネタクさんが結婚!ダブルでおめでたいですね。羽根田さん、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年04月19日リオ五輪・カヌー銅メダリスト羽根田卓也35のエピソード報知新聞社(代表取締役社長・依田裕彦)は書籍「Voda水の声カヌー選手羽根田卓也」を9月1日(木)に発売します。リオ五輪カヌー銅メダリストの羽根田卓也が子供時代から現在までを、年齢にちなんだ35個のエピソードでつづったフォトエッセーです。ラッパーであり、アイドル、音楽事務所のCEOを務めるSKY-HI氏とのスペシャル対談も収録してあります。定価2200円(税込)。カヌー大国・スロバキアに18歳で単身留学リオ五輪銅メダリストのカヌー・羽根田卓也選手初のフォトエッセー。器械体操からカヌーに転向した子供時代のこと。日本一、いやもしかしたら世界一ストイックに競技に取り組んでいた高校時代。文化どころか言葉もわからないカヌー大国・スロバキアに高校卒業直後の18歳で単身留学し、ショックを受け、涙に暮れ、それでも折れることなくパドルを漕ぎ続けた青春の日々――。マイナースポーツゆえの劣等感と反骨心世界の壁に何度もぶち当たりながら、リオ五輪でアジア人初の表彰台に登るまでの“獣道”を進むような歩みを振り返りました。マイナースポーツゆえの劣等感、反骨心を糧に、カヌーの普及に人生を懸けようと努力してきたハネタクが、自身の年齢にちなんで編んだ35のエピソードは、道に迷い、人生に悩む若者、劣等感から抜け出せない人たちの背中を優しく押してくれるはず。SKY-HI氏とのスペシャル対談も収録「カヌー徹底解剖」、「僕の旅支度」、「僕の好きなもの」、「ハネタク流美ボディートレーニング」など競技以外の素顔がちらりとのぞく読みもののほか、ラッパーであり、アイドルであり、音楽事務所のCEOを務めるなど八面六臂の活躍をしているSKY-HI氏とのスペシャル対談も収録。道なき道を切り拓いてきた者同士の熱いトークは必読です。タイトル:Voda水の声カヌー選手羽根田卓也体裁:菊判(150mm220mm=カバー、表紙、見返し、本文オールカラー144頁)定価:2200円(税込)発売:2022年9月1日初版発行:報知新聞社■第1章パリへ――/反骨のルーツ/なぜカヌーだったのか/コラム・カヌーはこんなスポーツです/兄/ミズハトモダチ/This is not our food/日本一ストイックな高校生/「マイナー」からの出発/土方歳三という生き方■第2章ソルカン/壁当て/毎日が晴天の霹靂/言葉の壁を越えて/涙/旅/コラム・僕の旅支度■第3章師/蛙のプライド/ままごと/ロンドン/救世主/リアリスト/コラム・ハネタク流美ボディートレーニング/獣道をゆく―SPECIAL TALK―羽根田卓也×SKY-HI■第4章男子たるもの/「ハネタク流」は持たない/悩んでいいのは1分間/大高慢であれ/ライバルがいてこそ/「楽しむ」こと/コラム・僕の好きなもの/鬼萩は語る■第5章背水の陣/2016年8月9日/勝負の分かれ目/浦島太郎/東京/夜風/ハネタクヒストリー/兄のまなざし羽根田翔太朗さん/伴走者藤原啓太さん(ミキハウス)/盟友・ミランコーチが語るハネタク/あとがきにかえて 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月16日今、大人気のスマートフォンゲーム『ディズニーツイステッドワンダーランド』。ディズニー作品に登場するディズニー・ヴィランズの魅力にインスパイアされたキャラクターたちがリズムとバトルで織りなす学園アドベンチャーゲームで、2020年3月に配信開始するやいなや人気を集め、Twitterでもトレンドを席巻している。その主題歌「Piece of my world」を歌うのが、スペシャルユニット・Night Ravensだ。ソニー・ミュージックエンタテインメントが手掛ける個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の派生ダンスヴォーカルユニット「銀河団」と、宮城県仙台市を拠点に活動する“早朝ライブ”が話題のボーイズグループ「TEAM ZENRYOKU」からなるユニットで、ゲームの劇版を担当する尾澤拓実が詞・曲・編曲を行った同曲は、ゲーム内やCMに使用され大きな話題を呼んでいる。今回は、Night Ravensの木原瑠生、矢代卓也、宮内伊織にインタビューし、「ツイステ」の魅力や曲の魅力について話を聞いた。○■楽しみとプレッシャーが大きかった――今回はNight Ravensから3人に登場いただきましたが、最初にぜひ自己紹介をしていただければ幸いです。矢代:Night Ravensと銀河団from劇団番町ボーイズ☆で活動している矢代卓也と申します。Night Ravensの中では、天然、不思議キャラと言われることが多いです。木原:Night Ravensと銀河団でメインボーカルを務めている木原瑠生です。僕はTEAM ZENRYOKUのメンバーのことも知っているので、Night Ravens全体のバランスを見ています。宮内:Night Ravensと銀河団で活動させてもらってます、宮内伊織です。僕はお料理が得意なことと、みんなに気軽にいじってもらえることが売りでやっています。矢代:料理は、誇っていいくらいのレベルなんです!宮内:その二本柱でやらせてもらっています(笑)。――今回、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の主題歌を担当すると聞いたときはどんな気持ちでしたか?木原:最初「ディズニーのゲームアプリの主題歌」と伺って、インパクトが大きかったです。矢代:ディズニーのことは、誰もが知ってるもんね。木原:楽しみでありつつプレッシャーもあり、「どういう反応をいただくのかな」と考えながらレコーディング、プリプロ、振り付けと段階を踏んでいきました。ゲームの配信が始まってから主題歌の情報が発表されたので、それまでCMやゲームで歌に触れていた方は、ボイスキャストの方々が歌っていると思っていたんじゃないかな、と思ったり。僕たちとしては「大丈夫かなあ」と心配な部分もあったんですけど、いざNight Ravensの情報が出た時に皆さんが受け入れてくださったことが嬉しかったです。矢代:僕らも今、歌番組に出演させていただくこともあるんですけど、皆さんがあたたかく受け止めてくださって、とても張り切ってパフォーマンスをしています。宮内:ゲームのファンの方も、僕たちのことを知らないからこそ「どんな子たちなんだろう?」と興味を持ってくださったりして。気を引き締めてがんばらないといけないと思いました。――先日、Twitterの「ツイステ」公式アカウントで投稿されたCMの動画が20万RTされているのを見て、桁を見間違えたかと思って驚きました。そんなCMでも主題歌が印象的に流れていますが、反響や注目を実感するところはありますか?木原:僕たちも実際にそういう数字を見て、「それだけの人が見てくださってるんだ」と驚きました。このご時世でなかなかライブもできないし、パフォーマンスを見ていただく機会が少なくなっている中で、ありがたいですし、びっくりしています。○■「ツイステ」魅力は?――ゲームのこともぜひ伺いたいです。皆さんもそれぞれに「ツイステ」を楽しまれているそうですが、好きなキャラクターはいますか?矢代:ポムフィーレ寮のエペル・フェルミエが好きです。最初にそれぞれの寮の紹介を見た時に「独自の美意識を持つ生徒が多い」という言葉に惹かれ、中でもエペルが魅力的に感じたので、この子の手を取ろうと思いました。劇団の先輩の(糸川)耀士郎さんがボイスキャストを務めているルークとも迷ったんですけど、めちゃくちゃ悩んでからエペルを選んだために愛着が湧いて、「この子を育てていく」という感覚が芽生えました。木原:僕はイグニハイド寮のイデア。身長が高くてかっこいいのに、オタク気質なところが刺さりました。ちょっと周りを見下す感じのギャップも好きなんです(笑)。それから耀士郎さんと先日ABEMA TVの特別番組『ディズニーツイステッドワンダーランド チャンネル』で共演した時に、耀士郎さんが僕のわからない「ツイステ」の用語を話していて、「そこまで追いつけていない」と悔しかったです(笑)。収録の中でもなく、普通に話しているところで出てきた言葉だったので、余計に「かっこいいな」と思いました。僕もこれからもっと勉強します。宮内:僕は最初にビジュアルを見た時、マレウスの見た目がどストライクでかっこいいなと思っていたんですけど、ゲームをやっていくうちに、リドルやデュースのSSRなどハーツラビュル寮のカードが集まってきて、そっちに肩入れするようになっちゃって……。「”推し変”ってこういうことなのかな?」と思うくらいです。後からマレウスくんが出てきたら「どうなっているんだ」と言われるかもしれないけど、リドルくんがずっと自分に寄り添って戦ってくれているので……気持ちが入ってしまって。木原:メインストーリー1章のストーリーも、切なかったもんね。矢代:わかる!木原:僕は電車でプレイしていたんですけど、クライマックスで気持ちが昂って、うるうるしてしまったのを覚えてます。ああいう過去があったから、今のリドルがいるんだなと思いました。――バトルの話も出てきましたが、頼りにしている、育てているというカードはありますか?矢代:最初にバトルをした時に、ランダムで出てくるサポートカードで、めっちゃ強いリドルのSSRの人が現れて、その人のリドルと一緒に戦ったら、全勝したんです。その人のリドルが強すぎて、リドルが強いという印象を持ちました。宮内:強いよ!矢代:あとはデュースのSSRを持っているので、必死に育てています。宮内:僕のリドルくんはグルーヴィーも完了して魔法レベルも上げているので、フレンドになれば、めちゃくちゃ活躍するよ!矢代:本当に!? ありがとう(笑)宮内:ぜひぜひ相棒にさせてください(笑)木原:今、フレンドになるの!?(笑)――今まではフレンドじゃなかったんですね。木原:意外と(笑)。メンバーの中では、よし(織部典成)が強いです。僕はその時々に新しく手に入ったカードを育てています。最近だと、期間限定イベント「 星に願いを ~Dance and Wishes~」のデュースを成長させています。○■主題歌がさらに広がる展開に――今はメインストーリー5章が配信されている中で、作中の世界でも「Piece of my world」が人気だとわかったり、もちろんOPでも使用されていたりと、ゲーム内での曲の広がりについてはどういう風にとらえられていますか?木原:5章が始まるまでは僕たちが歌っていた「Piece of my world」だけど、また新しい形でゲーム内で届けられると聞いて、びっくりしたし、すごく楽しみでした。ただ、まだバトルに勝てていないので……早く5章まで進めたいです(笑)。僕たちはダンスでフォーメーションを組んだりした「Piece of my world」のパフォーマンスを披露するけど、アレンジが違ったり、ファンの皆さんが望んでいたボイスキャストの方々の歌声が聞けたりと、別のバージョンも広がって、全部で楽しんでいただきたいです。矢代:僕はプロローグのOP映像の時点で、主題歌も流れてすごくびっくりしました。先が気になりすぎてストーリーを進めたい気持ちもあったけど、スキップせずに感動しながら見ました。こんなすごいクオリティで人気のあるゲームに、Night Ravensという形で携われることが嬉しいと、改めて思いました。宮内:自分たちの歌声を、プロローグという物語の基盤で出していただいただけでも嬉しかったんですが、さらに物語の舞台となっているナイトレイブンカレッジの生徒にも個性があって、葛藤や思いがあったりする中で、ボイスキャストの方が「Piece of my world」を歌ってくださって。それがまた還元されて新たな思いになって、いろいろな人につながっていくのだと思うと嬉しいです。――「Piece of my world」の中で好きな歌詞やパートはありますか?矢代:僕は間奏がすごく好きです。s**t kingzのNOPPOさんに振り付けをしていただいたんですが、こんなの初めてというくらい、すんなり振りが入ってきました。2〜3回踊っただけで入ってくるのは、歌詞や音に振りがハマってるからなのかなと思いました。いろいろな方に支えていただけるのを糧に、どんどん僕たち自身もスキルアップして、作品を作らなきゃいけないと思いました。木原:僕自身は、好きなアーティストの方の曲を聞く時にも、気分によって好きな歌詞や共感するところが変わるので、「Piece of my world」も「どこも好き」という感じになっちゃうんですよね。なかなかふだん生活している中では抱かない感情で、ヴィランズの気持ちが象徴されているようなところが好きです。あとは、サビの「かまわないよ ちょっと 悪いくらいがいいじゃない」という歌詞の、ギラギラしているところが、今の僕に刺さってきます。僕は真面目と言われることが多いけど、ちょっと悪い部分にも憧れるし、そこをパフォーマンスで表現できるのが、Night Ravensならではですね。宮内:僕は「闇の中 見せてあげるよ」とか、全体的にダークな世界に誘うような歌詞が多いところが好きです。サビの「刺激は僕であるためのピース」も、他者から見たら阻害されやすい、「この人クセがあるんだな」と思われるような部分、自分の刺激的なアイディンティティみたいなものを表していると思うんですけど、誰だってそういうところを持っているだろうし。自分で理解した上で、他の人達のそういう部分にも寛容なところが、ある意味平和的だと思っていて、そんな価値観が共有できたら、お互いの違う部分を許容できるんじゃないかなと思いました。――それでは、最後にぜひ今後の活動への思いも教えていただけたら。木原:『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のNight Ravensというアーティストとしてこれからもぜひたくさん「Piece of my world」を披露していきたいです。それから、銀河団とTEAM ZENRYOKUという2つのグループでもあるので、合同のライブを行うことも一つの目標です。これからも、ツイステを盛り上げて活動を行っていけたらと思います。■Night Ravensソニーミュージックが手掛ける個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の派生ダンスヴォーカルユニット「銀河団」と、宮城県仙台市を拠点に活動する“早朝ライブ”が話題のボーイズグループ「TEAM ZENRYOKU」からなるスペシャルユニット。・木原瑠生:1998年9月15日生まれ、東京都出身。主な出演作に『魔進戦隊キラメイジャー』(放送中)、Live Musical(SHOW BY ROCK!!』(17年〜18年)、『イケメン戦国 THE STAGE』(19年)など。・矢代卓也:1999年7月9日生まれ、千葉県出身。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』 3rdシーズン(16年〜)、舞台『アルカナ・ファミリア Episode4』 (18年)、舞台『夢幻泡影~夢~」(19年)など。・宮内伊織: 1997.6.12生まれ、京都府出身。主な出演作に劇団番町ボーイズ☆NEXT 第1回公演「壬生狼ヤングゼネレーション」(19年)、関西テレビ「新・ミナミの帝王」シリーズ18作「バイトテロの誘惑」(20年)など。
2020年10月07日ソニーミュージック新人開発部門SDグループが手掛ける、個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の若手メンバーで構成されたダンスボーカルグループ「銀河団」の、4th EP「Galaxy Cluster 4」が7月17日に発売される。同グループは、Live Musical『SHOW BY LOCK!!』等に出演する木原瑠生、ミュージカル『テニスの王子様』等に出演する矢代卓也、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」出演が決まっている織部典成と、劇団番町ボーイズ☆候補生の澤田優、3月に新メンバーとして加入した宮内伊織による、5人組ダンスボーカルグループ。2017年5月に1stシングルを発売後、現在までに3枚のシングルを発売している。新生銀河団としての初リリースとなる今作は、銀河団初の4曲入りEP。収録曲は、平均年齢19歳のメンバー等身大のハッピーチューン「SMILE」、銀河団史上最も激しいダンスナンバーとなる「Dance of Thunder」、メインボーカル木原瑠生の初ソロ曲「Hello Hello」、ファンからの呼び声が高かったメンバー紹介ソング「Galaxy」となる。さらに23日より東京、神奈川、埼玉、千葉にて発売記念予約イベントを開催する予定だ。8月23〜25日には、所属する「劇団番町ボーイズ☆」の次世代メンバー「劇団番町ボーイズ ☆NEXT」による舞台『壬生狼ヤングゼネレーション』の出演も決定している5人。約1年ぶりのCDリリース&イベント&舞台で夏を駆け抜ける。○木原瑠生 コメント新メンバーが加入して、銀河団としても久しぶりのリリースとなりますが、ここから新しく勢いをつけられるようなリリースイベントにしたいと思います。今回の新曲は、より自分たちの身に近いものを描いた曲なのでみなさんにも共感していただける部分が多いと思います。その日常のなかにある1つ1つの出来事をこれから銀河団と一緒に作っていただければ嬉しいです。○澤田優 コメントついに銀河団の新曲がくる、とても嬉しいです。「Dance of Thunder」はパフォーマンスしていて特に激しく魂が反応し、パワーが溢れ出す。自分が日々感じる葛藤を代弁している曲だと感じています。霧の中を自分の理想を手にするために走り続ける様に。今回のリリースイベントは「挑戦」。良いものを感じてもらえる様に。待ってて下さい!○矢代卓也 コメントリリースイベントが、始まります!新曲も、一緒に盛り上がれる曲になってます。特に、「Galaxy」はコールアンドレスポンスがあります。声を出して、一緒に盛り上がりましょう! 僕たちも思いっきり楽しむので皆さんも是非楽しんで下さい。(注)ダンスも歌も、もちろん見所です! 以前に比べてスキルアップしたものを皆さん に届けられるようにします。会場で待ってます!○織部典成 コメントEPを発売することになりました!約1年ぶりにCDをリリースさせていただきます! 今回は4曲収録されていて、その中でも1番僕がオススメする曲は「Dance of Thunder」です。銀河団の今までにない曲調かつ5人の激しいDANCE、そしてみんなで一緒にできる振りがあるからです。「Galaxy Cluster4」たくさんの人に聴いて欲しいなと思います。リリースイベントもたくさんあるので是非お時間があれば来ていただきたいです。○宮内伊織 コメント7/17に僕が銀河団に入って初めてのCD発売となるのでとても嬉しい気持ちです。どの曲も選びがたいくらい良い曲なんですが、僕の1番好きな曲は「SMILE」です。僕の銀河団初ステージとなった3月のワンマンで、初めて披露させていただいたのですがこれからみんなと銀河団の一員としてスタートしていくという気持ちと、「SMILE」の爽やかな疾走感のある曲調が重なって感じています。「Galaxy Cluster4」是非、お手にとってお聴きいただきたいです。
2019年06月03日ソニーミュージック新人開発部門SDグループが手掛ける、個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」 の若手メンバーで構成されたダンスボーカルグループ「銀河団」。23日には、東京・代官山LOOPにて2ndワンマン LIVE「Galaxy Cluster 2nd Live〜Reboot〜」を開催し、新メンバーの加入を発表した。同グループは、Live Musical『SHOW BY LOCK!!』等に出演する木原瑠生、ミュージカル『テニスの王子 様』等に出演する矢代卓也、TOKYO MX昼の情報番組『ひるキュン!』の月曜お天気お兄さんを務めていた織部典成と、劇団番町ボーイズ☆候補生の澤田優からなる4人組ダンスボーカルグループ。2017年5月に1stシングルを発売後、現在までに3枚のシングルを発売している。今回、新メンバーとして、21歳の宮内伊織が加入。ライブでは"新生"銀河団がお披露目となり、ファンからの要望も多かったというメンバーの自己紹介曲「Galaxy」を含む4曲の新曲で、会場を盛り上げた。メインボーカル・木原のソロ曲や、澤田が楽曲セレクトから振付までを担当したダンスショーケースなどのコーナーも披露し、ボーカルもダンスも高クオリティで要注目の銀河団に、アンケートインタビュー。新生銀河団についての彼らの名前の声が届いた。○新メンバー加入に不安とワクワク――マイナビニュース読者の皆さんに、自己紹介をお願いします。木原:どうもみなさん、おはようございます、こんにちわ、こんばんわ。銀河団メインボーカルの木原瑠生です。澤田:20歳の澤田優です。新潟出身。世界に通用する表現者になる事が目標。矢代:矢代卓也19歳です!織部:銀河団の織部典成 18歳です。大阪府出身。サッカー、食べることが大好きです。宮内:21歳、京都出身の宮内伊織です。――新メンバーが増えるときいた時はどう思いましたか?木原:今まで積み上げてきたものをまた一から作り上げていくのはとても不安でしたが、また新しいものができると思うととてもワクワクしました。澤田:「そうか! どんな人が入るんだろうか!?」矢代:どんな人が増えるんだろうと正直、不安も多かったです。でも、伊織が新メンバーと聞いて。僕が言うのも烏滸がましいですが、不器用で僕らより経験も少ないながら、一生懸命練習したりする姿を見て、一緒に頑張っていこう! って決意に変わりました。最高の仲間です。織部:新メンバーが増えるのは僕は賛成でした。パフォーマンスの構成とかを考えた時に人数が多い方が見栄えが良いので。新メンバーが伊織で良かったです。4人にはないキャラクターをしていますし、伊織はすごく努力家なので自分も負けられないです。一緒に高め合えるメンバーが入ってくれて嬉しかったです。――宮内さんは加入が決まったときの感想を教えてください。宮内:本当にただただ新しい世界に入っていくという楽しみや不安や緊張感が入り混じった不思議な気持ちでした。――5人になってパワーアップしたのはどんなところですか?木原:パフォーマンス力もそうですが、いままで課題だったトーク力と突っ込みが向上しました(笑)。澤田:団結感。矢代:現実的なところで言うと、MCとかで色んな話題が出来たり。団結力が深まりました!!織部:これまではボーカルは基本踊らなかったんですが新曲も増えて新しい銀河団は全員で踊ったり、パフォーマンスが力強くなってパワーアップしました。宮内:僕は立場的にあまりわからないですが、今回ダンスに苦戦している僕を各メンバーが自分の時間を割いて、順番に教えてくれたので、これから困難が訪れたとしてもみんなでなら乗り越えていけるような気がします。――メンバーそれぞれのアピールポイントを教えてください。木原:グループで活動していく中で役者としてやっているメンバーもいるし、それぞれ好きなものも違うので、それが混ざり合ったときに新しいものができることが強みだと思います。澤田:いおり=トークセンス、るい=歌唱力、たくや=ダンスの個性、よし(織部)=エンタメ性。矢代:自分は、とてもマイペースなのでよく迷惑をかけてしまう事があるのですが、オンオフをはっきりしようと心がけているので。ギャップがいいね! って言ってもらえるように日々研究してます!織部:優くんは力強いパフォーマンスだったりしなやかなパフォーマンスだったりと器用になんでもこなす所です! たくやくんはパフォーマンスの時は凄くカッコ良いのにMCとかで話している時は可愛くなる所です! そのギャップがみんなやられちゃいます。いおりはキャラクターです。ボケもできるしツッコミもできる。トークはこの人がいれば安心です。ダンスのパフォーマンスも一生懸命に想いを伝える姿はアピールポイントです! るいくんは歌唱力ですね。るいくんの歌声を聴けばみんな惚れます。宮内:僕は身体が丈夫で元気なところに自信があります。全然、風邪ひきません。笑――今後、銀河団のどのようなところに注目してほしいですか?木原:新メンバーも加わり、新しい銀河団としてこれから何年先も活動していく中の段階を余すことなく見ていただきたいです。澤田:楽曲・ダンス・ライブ・中毒になる個性!!!!!!!矢代:伊織が新たに加わり新たなスタートとなるので、とにかくダンス力の向上、そして立ち居振る舞いをもっと魅せられるようにするので、今後は是非そこに注目してほしいです!織部:銀河団の振り付けは歌詞にそって作られているので一つ一つの動きや表情に注目して欲しいのとやっぱりメンバー1人1人個性が違うのでそこにも注目して欲しいです。パフォーマンスでも個性は出ますがMCの時はとくに出ています!宮内:とても仲の良いグループだと思うので、各メンバーの仲の良さが作用し合って、みんなで成長していくところを見ていただきたいです。
2019年03月26日WEB番組「3LDK」(ストラボ東京)に出演する人気若手俳優、植原卓也、平間壮一、水田航生の3人が12月9日(土)、東京・渋谷のHMV&BOOKS TOKYOで「3LDK」2018年カレンダーボックス&DVD発売記念お渡し会を行い、ファン1000人が駆けつけた。気になるカレンダー&DVDの内容は?ドラマ、舞台などで活躍し、公私ともに交友がある同世代3人が出演する配信番組「3LDK」が、スタジオを飛び出してニューヨークへ。約1週間に渡るニューヨークでの共同生活にカメラが密着して、3人の魅力を凝縮したDVDとカレンダーが完成した。DVDにはミュージカル観劇や、ブロードウェイで活躍する日本人との出会い、レッスン風景などが収録されているほか、本人たちによる自撮り映像も多数収録。一方、カレンダーの撮影は、海外のファッション誌でも活躍する SARAI MARI氏が手がけ、さまざまなシチュエーションで垣間見える3人の表情を捉えた、全53カットの週めくりカレンダーに仕上がった。「この3人でのDVDやカレンダーは、これが最初で最後になるかもしれないので、それをニューヨークで撮れたというのは、大きな意味がある」(水田さん)。お気に入りのショットにも、3人の個性お気に入りのショットを聞かれると、植原さんはブルックリン橋をバックに撮影した1枚を選び、「日本では絶対に撮れないニューヨーク感。それを3人で表現できたと実感できる」。続く平間さんは、とあるクラブのトイレでの1枚をチョイスし「空気がリアルだし、ここはライブハウスでもあるので、いろんなアーティストがここに来たんだろうなと。壁にもいっぱいステッカーが貼ってあったし」と語った。最後に水田さんは、夕方のカフェで撮影された何気ない1枚について「ふとした瞬間に撮られた写真。素の感じがありつつ、スタイリッシュで、気に入っています」。選ぶ写真にも、3人の個性を垣間見せた。2018年はどんな年に?「今年は濃い1年だった。(来年30歳を迎えるので)役者として、しっかりと向き合えるような1年にしたいですね」(植原さん)。「いろいろな面で研究をしつつ、頑張るのはもちろん、また3人で何か新しいことができれば」(平間さん)。「もう大人ですもんね。20代後半になって、意識が変わりながら、来年もいい1年にしたいなと思います」(水田さん)。「3LDK」2018年カレンダーボックス&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年12月09日10月2日(月)、数多くの舞台で活躍中のアミューズ所属俳優・植原卓也、平間壮一、水田航生による「3LDK presents MUSICAL SHOWCASE」が、東京・渋谷のマウントレーニアホールにて開催された。3人が出演するWEB番組「3LDK」(ストラボ東京)の一環として企画されたもので、彼らの“ミュージカル”への熱い思いが伝わるミュージカルショーケースとなった。それぞれがミュージカルに活躍の場を広げており、年末恒例のアミューズ若手俳優によるイベント「SUPER HANDSOME LIVE」でも、そのパフォーマンス力の高さで熱狂的な人気を誇る植原さん、平間さん、水田さん。3人が揃ったこのライブイベントは、チケット予約開始3時間で予定枚数の7倍近くの申し込みがあり、最終的には13倍までになるほどのプレミアムイベントとなった。まず、1曲目は大ヒットミュージカル「RENT」のナンバーから「RENT」を。勢いよくステージに現れた3人は、息の合ったハーモニーを聴かせた。今年の「RENT」でエンジェル役を好演した平間さんがマークのパートを、植原さん&水田さんがロジャーのパートを歌い上げ、1曲目から客席のボルテージは一気に上昇。2曲目は植原さん&水田さんの2人で、同じく「RENT」より「WHAT YOU OWN」を披露。今度は水田さんがマークのパートを、植原さんがロジャーのパートを丁寧に歌い上げた。最初のMCで、3人が改めて自己紹介をすると、会場からは割れんばかりの長い長い拍手が!「ここで一緒の時間を過ごしているということは、仲間じゃないですか!」と平間さんが煽ると客席から歓声が響き、また植原さんが「たくさんの方に応募いただいて、(このイベントに)来たくても来られないという声を聞いています…なので、ぜひいろいろな方に伝えてほしいです。こんな歌を歌っていたとか、成長していたとか(笑)」と伝えると、つづいて水田さんが「『3LDK』の番組がはじまって、何かかたちにしたいと思ってこのようなイベントを考えました。番組はゆるっとしていますが、僕たちもやるときはカチッとやるぞというのを見てもらいたいです」と語り、“新しいことへの挑戦を3人でやりたい!”という想いを口にした。今回、このようなショーケース自体が初めてという話になると、「(植原)卓也が『この俺たちが、三声でうたっているんだね』って話してたんだよ」と嬉しそうに明かす平間さん。「だって(水田)航生が一生懸命下のパートを歌っていると思うと、かわいくて」と植原さんが答えると、「下(パート)で支えていますよ」と水田さんが返し、「年齢も(3人の中で)下だしね」と植原さんが重ねると、「パート分けは年齢順だったの?」と平間さんが突っ込むという、3人の仲の良さが垣間見え、観客の笑いを誘った。その後、ゲストに清水くるみを招き、彼女の初舞台でもあったミュージカル「ロミオ&ジュリエット」より「バルコニー」を歌うと紹介。ロミオ役を「3人のうち誰が担当するのかお楽しみに…」とMCを締めくくり、3人はステージを後に。ジュリエットパートを清水さんがソロで歌っていると、ロミオパートに登場したのは水田さん。清水さんの透明感のある歌声と、水田さんの包み込むような歌声で息のあったデュエットを響かせると、会場もうっとり。一転して、同じく「ロミオ&ジュリエット」より名曲「世界の王」を再び3人揃って披露。時折、笑顔を見せ合うなど、3人の得意とする息のあったダンスパフォーマンスと力強い歌声に、観客も手拍子で応えた。つづいて、彼ら自身で選出した作品からのナンバーをそれぞれが熱唱。その後は、清水さんも加えた4人全員で「In The Heights」より「インザハイツ」を披露。平間さんと植原さんのラップはミュージカル俳優の粋を越えたスキルで、ストリートダンス出身の特長をいかんなく発揮し、パフォーマンスとしても完成度の高いナンバーとなった。ラストは、「ラディアントベイビー」より「STAY」。キース・へリングの生涯をポップな音楽で描いた同舞台は反響も大きかった作品で、水田さんと平間さんの何気ない会話の旋律に清水さん、そして最後に植原さんが加わり、4人が情感を込めて歌い上げてキースの世界を作り上げると、客席からはすすり泣く声が聞こえてくるほど。ミュージカル俳優の底力を見せつけたシーンとなった。エンディングは、「ソングライターズ」より「ソングライターズ」を熱唱。互いにアイコンタクトをとりながら、動きの合ったテンポ良いダンスと楽しそうな彼らのパフォーマンスに、ステージも客席も一体となっていた。12月には、「3LDK」の企画でニューヨークロケを敢行したDVDとカレンダーが発売される3人。MCでも、DVDやカレンダーのお渡し会の実施を改めて告知し、「また、カレンダーお渡し会で会いましょう!」「すこしでもファンの皆さまと交流をしていきたいです」と、彼らの強い想いとファンへの感謝を伝えステージを締めくくった。1時間弱のパフォーマンスながら、彼らの“ミュージカル”への熱い思いが伝わる濃厚なショーケースとなった様子。DVDとカレンダーは、ニューヨークでの共同生活にカメラが完全密着。ミュージカルの本場で3人が見つけたそれぞれの「未来像」にも迫っており、ミュージカル観劇や、ブロードウェイで活躍する日本人との出会い、そしてスキルを磨くためのレッスン風景の様子が収められ、彼らの“ミュージカル”へのひたむきな思いをさらに深く知ることができるものとなっている。「3LDK 2018 CALENDAR BOX」「3LDK in NEW YORK」DVDは12月9日(土)より同時発売。(text:cinemacafe.net)
2017年10月03日12月22日(木)に開幕する ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン青学(せいがく)vs六角。その公演に先がけ、11月1日にファンを招いてのお披露目イベントとプレス向け発表会が行われた。ミュージカル『テニスの王子様』チケット情報2003年から続くミュージカル『テニスの王子様』は、この9月に公演を終えた「3rdシーズン青学(せいがく)vs氷帝」にて、青学(せいがく)8代目キャストが卒業。今回のお披露目では、新青学(せいがく)12名、六角7名が初めて観客の前に勢揃いした。劇中歌『24/365』に乗せ、まずは新青学(せいがく)のメンバー、次に六角のメンバーが登場し、歌とダンスを披露。さらに役柄としてのトークも展開するなど、フレッシュなパフォーマンスで公演への期待を高めた。その後は、初代青学(せいがく)・桃城 武などを演じた森山栄治がMCとして登場。主人公・越前リョーマ役の阿久津仁愛はパフォーマンスの感想を聞かれ「全力で披露できたと思います!」と笑顔。続いて青学(せいがく)・手塚国光役の宇野結也が「本日に至るまで本当に過酷なスケジュールでしたが、ここにいる仲間と全力で支え合って、今日に向かって頑張ってまいりました。その甲斐もあって新たな青学(せいがく)として、新たな六角として、本日を迎えることができたと思います。これからも常に上を目指して、もっともっといいステージになるように頑張ってまいります」、六角・葵 剣太郎役の矢代卓也が「これから先、六角の情熱、チームの団結力、テニスへの熱い想いを忘れずに、一丸になって進んでいきたいと思います。みんな、六角もよろしくね!」と、両部長の挨拶があった。さらにゲストとして青学(せいがく)8代目の神里優希(不二周助役)、田中涼星(乾 貞治役)、眞嶋秀斗(桃城 武役)の3人が応援に駆け付け、客席の温度もますます上昇。同じ役の後輩にアドバイスをする場面では、田中は加藤 将に“乾ノート”を手渡し「乾のカッコよさを自分らしく発揮して」とアドバイス、眞嶋は吉村駿作に「僕のときは髪を切りすぎじゃないかと言われたけど(笑)、髪型OKです!立体的なシルエットも完璧」と絶賛。神里は「聞かれたくない」と定本楓馬に耳打ちで長いメッセージを伝えた。最後にリョーマから「みんな、これから俺たちの応援よろしくね!」と、全員で楽曲『ニュー・ウェーブ』を披露し、イベントは終了。その後のプレス向け発表会では観客からの質問に答える時間なども設けられた。公演は12月22日(木)から25日(日)まで東京・TOKYO DOME CITY HALLにて。その後、大阪、愛知、宮城、福岡、東京(凱旋)を巡演する。取材・文:中川實穗
2016年11月04日ヒット映画の続編『リアル鬼ごっこ2』の撮影現場がこのほど、東京・千代田区内で初公開され、続投で主演の石田卓也、新加入の三浦翔平らが前作超えを誓った。人気作家、山田悠介氏の同名小説を原作に、現実世界と無数に併存するパラレルワールドに迷い込んだ主人公の佐藤翼(石田さん)が、“佐藤”姓の人々を狩る謎の殺戮集団と捕まれば処刑という命がけの“鬼ごっこ”に巻き込まれるサバイバルアクション第2弾。昨年公開の前作は、当初の36館から100館以上に拡大公開され、興行収入約5.5億円とミニシアター系では異例の大ヒットを飛ばした。今作は、前作のラストの続きから物語が始まり、“鬼”を率いる“将軍”と“佐藤”姓らのレジスタンスの壮絶な戦いが展開する。撮影の合間の会見に姿を見せた石田さんは「続編をやると知った瞬間は正直、『あーまたやるのか』と思いました、撮影もハードだったので」とふり返りつつ「前作の反省点を踏まえて体力作りをして今回の撮影に入りました。受け身、殴り方、殴られ方、銃の構え、ラックルジャンプなど前作以上にアクションがスケールもスピードもアップしています」と精悍な顔つき。翼の幼なじみ・洋役に前作の大東俊介からバトンタッチして演じる三浦さんは「『あっち(前作)がよかった』と思われないよう、どうしようかと悩みに悩みましたが、いまはもうこれでいいんだと思ってやっている、自分のモノになっています」と気持ちが乗っている様子。同じく翼の妹・愛を谷村美月からバトンタッチして演じる映画出演2作目の吉永淳は「前作を見ていましたが、撮影で実際に追いかけられると本当に怖い。体力的にも精神的にも映画に追いかけられている感じ」と苦笑い。前作から続いてメガホンを取り、今回オリジナルストーリーを練り上げた柴田一成監督は「怒濤のアクションにキャラの掘り下げ。前作以上にこんな所へ逃げるのかよ、となっているし、あとラブストーリーを盛り込みました。かなり力を入れてバッチリです」とパワーアップを強調した。この日、石田らは自動車に乗って逃げる場面を撮影。暗闇の中、それぞれの役柄の緊張感を体現してみせる一方、合間には和気あいあいと会話しチームワークの良さをうかがわせた。年内いっぱい撮影予定。映画『リアル鬼ごっこ2』は2010年、6月公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2008年2月2日よりテアトル新宿にて公開©「リアル鬼ごっこ」製作委員会リアル鬼ごっこ2 2010年6月、全国にて公開■関連記事:“佐藤”を待ち受ける次なるゲーム…『リアル鬼ごっこ』前作の大ヒット受け続編決定!「どこか人と違うことをやっていきたい」『グミチョコ』石田卓也の役作りと映画“鬼は内!”&恵方巻でヒット祈願!『リアル鬼ごっこ』初日舞台挨拶「気持ちの奥の奥の僕の根本的なものを出し切った」大東俊介『リアル鬼ごっこ』を語る世の“佐藤さん”に朗報!『リアル鬼ごっこ』“佐藤さん割引き”実施
2009年12月16日