元格闘家の魔裟斗とタレントの矢沢心の夫婦が2月10日(火)、へーベルハウス(旭化成ホームズ株式会社)が同日を「二世帯住宅の日」に制定したことに合わせて、両親との同居による二世帯住宅を視野にトークイベントを行なった。ちなみに魔裟斗さんは、現役時代に26歳の若さで家を建てたが「まだその時は子どもがいなくて、寝室とリビング以外の部屋が、物置やペットの部屋、服を置く部屋とかになってる(苦笑)」と明かす。また、次男という立場の気楽さもあってか、魔裟斗さんは両親との同居について「正直、いままで考えたことなかった」と告白。「父はもう70過ぎてるんですが考えたことなかった。この先どうしようか?という思いは漠然とある」と明かす。現在は両親とは、孫の顔を見せる目的もあって「月に1回くらいは会って、食事をしてる」とのことだが「たまに(両親の家に)そのまま泊まることあるけど、もう1回、次の朝に食事をすると微妙な距離感がある…。ある程度距離がある方が上手くいくと思う」と肉親でありつつも、常に一緒に顔を合わせることへの抵抗を口にする。その一方で、この日、同じくゲストとして出席した元プロ野球選手の東尾修が娘の理子&石田純一夫婦との同居を、口に出さないが実は希望していると知り「もしかしてうちの親も同居したがっているのかも…」とも。ちなみに、妻の矢沢さんに関しては「本当に良くやってくれてる。酒ももう4~5年飲んでないと思う。家のこともよくやってるし」と感謝と労いの思いを素直に口にする。とここで矢沢さんも登場し、二世帯住宅の話し合いに参戦!矢沢さんは、魔裟斗さんの両親とうまく暮らしていけるのか?という疑問に「すごく素敵な両親で話してて勉強させてもらえるし楽しい」と語るが、魔裟斗さんは「それは月に1回だから!」とあくまで不安を口にする。両親の家に行っても、魔裟斗さんがすぐに「そろそろ帰ろうか」と言い出すそうで、これには東尾さんが横から口出しし、月1回では両親も孫の顔が見られると張り切ってくるため、親の本当の状態は分からないと語り「元気と孫の顔が見たいのは別のこと!」と年の功でピシャリと言い切った。魔裟斗さんもだんだん、同居に傾いているようで「いまは子どもが小さくて夫婦で出かけることもできないけど、両親がいてくれたら見ててもらえるかも」と夫婦2人の時間を大切にするために両親との同居は現実的だと考え始めたよう。「親はいつまでも元気だと思ってるし、まだまだ元気だけど、ちゃんと考えないといけない。親孝行もしないといけないし」と語り、矢沢さんは「あとはお金ですね(笑)」としっかりと主婦の顔を見せていた。魔裟斗さん、矢沢さん夫婦にも双方の希望を取り入れた間取り図と模型が提示されたが、実際に形となっているのを見ると、テンションが上がるようで、矢沢さんも「その気になってきました」と乗り気。魔裟斗さんも「(建てたい気持ちは)70~80%!あとはローンで…」と語り笑いを誘っていた。なおへーベルハウスでは「二世帯住宅の日」制定を記念して、2月11日(祝・水)、14日(土)、15日(日)に「二世帯住宅全員納得!相談会」を全国で開催する予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月10日永作博美と佐々木希をメインキャストに迎え、アジアの名匠エドワード・ヤンの後継者とも目される台湾出身の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)がメガホンを握った映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。完成披露舞台挨拶が1月29日(木)に都内で行われ、永作さん、佐々木さん、姜監督に加え、桜田ひより、保田盛凱清らキャスト陣が登壇した。故郷である奥能登のさいはての海辺に帰り、焙煎珈琲店を開いた岬(永作博美)と、この地に住むシングルマザーの絵里子(佐々木希)。生き方も価値観も全く異なる2人が出会い、やがてそれぞれが本当の自分、そして大切なものに気づいていく姿を丁寧に描き出す。満席の会場の中、劇中さながらの衣装をまとって登場した永作さんは、「今日は本当に寒い日でしたが、こんなにお客さんが来てくれて、本当に嬉しく思っております。とても静かで優しい、そしてなぜかちょっぴり切なくもなる映画ができたなと思います。みなさんに気に入って頂けたら幸いです」と挨拶。佐々木さんは「初めてのシングルマザー役で不安でしたが、この日を迎えられて本当に嬉しく思います。弱さを隠すために強がるというトゲのある母親でしたので、とても繊細な表現が必要だったと思うのですが、そういう時に監督や永作さんがアドバイスをくれて何とか乗り切れました。みなさんの感想が気になります(笑)」とハニカミながら語った。台湾から来日したチアン監督は「日本人の俳優、撮影スタッフは、プロフェッショナルだと聞いておりましたが、実際は期待以上でした。永作さんは真摯でオープンな気持ちで、私みたいな海外の監督に接してくれました。佐々木さんは、グッドタイミングで出会ったと思います、これから実力派の女優になる方だと思いますが、この映画でも、ものすごく努力をされていたと思います。素直なところ、ひたすら頑張るところは役に重なるところがあって。みなさん、真心をもって接していけたので、本当の家族のように過ごすことができました」と日本の最果ての地・能登半島の珠洲市での撮影についてふり返った。そんな監督の演技指導について話が及ぶと、「あまりカットを割らないで、撮っていく手法が、日本の静かな空気をきちんと形にしてくれたと思います。私にとっても非常にありがたい作品です」と永作さん。一方、佐々木さんは「長回しの手法は、なかなか体験したことがなくて、結構目が泳ぐぐらい戸惑っていたのですが、永作さんが魔法の言葉をかけてくれて、自分の思う事をやっていいんだとふっきれて、力をくださってありがたいなと思いました」先輩への感謝の言葉を口にした。舞台上に設置されていた焙煎機(170kg、約250万円)に話が及ぶと、「本当に欲しいです、ただ、こんな大きいものは家族がびっくりしてしまうと思うので…でも本当に愛おしい!淹れる機会があったら是非みなさんに飲んでもらいたいですね」(永作さん)。その腕前に太鼓判を押して「永作さんは本当にこの焙煎機をマスターしてました!撮影じゃない日もスタッフにも振る舞ってましたし。撮影の時も朝から外までいい香りが漂ってる中現場に向かうのが本当に幸せでした」(佐々木さん)。最後にフォトセッションでは、永作の「ただいま」の呼びかけに観客が「おかえりー!」と返し、本作のオリジナル特製マグカップで乾杯し、この日のイベント幕を閉じた。映画『さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~』は2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2015年01月30日映画『さいはてにて~ やさしい香りと待ちながら~ 』の完成披露試写会が29日、新宿バルト9で開催され、永作博美、佐々木希、子役の桜田ひよりと保田盛凱清、来日した台湾の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)が舞台あいさつに登壇した。同映画は、能登を舞台に、心に傷を抱えた2人の女性が出会い、友情を築いていくという心温まる人間ドラマ。ホウ・シャオシェン監督の弟子で、エドワード・ヤンの後継者ともいわれるチアン・ショウチョン監督がメガホンをとった。永作は本作について、監督の演出を称え、「やはり監督が大きかったです。台本はほとんど説明がない。でも、それを最後まで信じて、ぶれない監督がいた。あまりカットを割らない手法が、しっかりくっきりと日本の背景を切り取ってくれた印象があります」と、長回しの演出法について触れた。その一方で、佐々木は長回しのシーンで大苦戦。「目が泳ぐくらいどうしようと思った時もありましたが、永作さんが来てくださり、魔法の言葉をかけてくださった。本当に力をくれて、ありがたいなと思いました」と振り返る。永作も「はっきり目に見えて戸惑ってました(笑)。でも、すごく頑張ったと思います」と佐々木をねぎらう。また、佐々木は初のシングルマザー役について「監督や永作さんからいろんなアドバイスをもらい、乗り切れました」と感謝の言葉を口にした。子役の2人は、永作たちについて「休憩時間も遊んでくれたりして、楽しかったです」とうれしそうにコメント。チアン・ショウチョン監督も2人をこう賛辞する。「永作さんは、ベテランの女優さん。外国人の監督にも真摯な態度でオープンな気持ちで接してくださり、最後まで大きなエネルギーになってくれました。佐々木さんは、グッドタイミングの出会いでした。実力派の女優を目指しているということで、ものすごい準備をされ、努力もすごくなさった。素直なところと、ひたすら頑張るところは、絵里子(佐々木希の役柄)に重なったと思います」と称えていた。『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』は2月28日(土)より全国公開。
2015年01月30日永作博美、佐々木希主演の『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』のキャストと監督による完成披露舞台あいさつが、1月29日(木)に新宿バルト9で開催される。その他の写真映画は、日本の“さいはて”と呼ばれる奥能登を舞台に、ひとりで気丈に生きてきた女性(永作)と、シングルマザーの女性(佐々木)が出会い、一杯の珈琲が繋ぐ縁で友情を育み、本当の自分を見つめなおす姿を描いたヒューマンドラマ。ホウ・シャオシェンに師事した台湾の女性監督チアン・ショウチョンが、『八日目の蝉』の演技に惚れ込んだ永作と佐々木を主演に迎え、世界遺産の能登半島の珠洲市で撮り上げた。新宿バルト9で行われる完成披露舞台あいさつには、永作、佐々木、桜田ひより、保田盛凱清、チアン・ショウチョン監督が登壇する。チケットは、1月17日(土)午前10時より一般発売が開始される。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』完成披露舞台あいさつ1月29日(木)会場:新宿バルト9開場18:30/開映19:00 上映前舞台あいさつ登壇者(予定):永作博美、佐々木希、桜田ひより、保田盛凱清、チアン・ショウチョン監督料金:大人 1800円、大学・高校生 1500円 ※当日要学生証、3歳~中学生 1000円、シニア 1100円 ※60歳以上、障がい者手帳お持ちの方 1000円 ※当日要障がい者手帳チケット発売:1月17日(土)10:00AMより
2015年01月15日『八日目の蝉』の演技派・永作博美を主演に迎え、若い世代のファッションアイコンである佐々木希がシングルマザー役に初挑戦した『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。奥能登の美しい自然の中で暮らす女性たちを温かく描いた本作から、待望の予告編が到着した。舞台は能登半島の最北部に位置する“最果ての地”の海辺。故郷に帰ってきた岬(永作博美)は、かつて行方不明の父と暮らしたその町で焙煎珈琲店を営み始める。岬が出会った隣人の絵里子(佐々木希)はシングルマザーで、生活のためにキャバクラで働き、子どもを育てていた。生き方も価値観も全く異なるふたりが出会ったことで、それぞれがほんとうの自分、大切なものに気づいてゆく…。今回披露された予告映像では、奥能登の厳しくも美しい自然を堪能できるのはもちろんのこと、複雑な想いを抱えつつも逞しく生きる岬と絵里子の懸命な姿が見てとれる。永作さんが凛とした佇まいの中ににじませる哀しみは、実力派女優としてさすがの風格を感じさせ、強さと弱さが同居した母親を演じる佐々木さんの、女優としての新たな魅力にも注目せずにはいられない。石川県珠洲市でのオールロケで撮影された本作のメガホンを取ったのは、新進気鋭の女性映画監督、チアン・ショウチョン。カンヌ「監督賞」受賞の“アジアの名匠”エドワード・ヤンの後継者ともいわれる実力派だけあり、本作は第33回バンクーバー国際映画祭、第19回釜山国際映画祭、第58回ロンドン映画祭など各国の映画祭でも大きな注目を集めた。岬と絵里子、その子どもたちがゆっくりと心を通わせていく様は、劇中に登場する焙煎珈琲の香りがじんわりと開いていくかのよう。温かく、心地よい感動がいっそう染み入る予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年12月13日佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』の公開日が来年5月30日(土)に決定し、特報映像が公開になった。本作は、出会ってから17年経ってようやく結婚するも悪性腫瘍によってこの世を去ってしまったヨメがなぜか姿を現し、夫と夫婦の軌跡を振り返る姿を描いた“笑える”感動作だ。『夫婦フーフー日記』特報映像本作の基になったのは闘病ブログから生まれた書籍『がんフーフー日記』。NHKでドキュメンタリードラマが放映されるなど話題を集めたが、映画化に際し“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定が追加された。監督を務めるのは『婚前特急』の前田弘二監督で、佐々木、永作のほか、杉本哲太、佐藤仁美らが出演する。このほど公開された特報映像は、妻が1か月前にこの世を去ったダンナの前になぜかヨメが現れ、なぜかハンバーガーを食べている場面から始まる。佐々木演じるダンナは「なんで?」と動転しているが、永作演じるヨメは平然としている。17年に渡る友人関係を経て結婚し、子を授かるも、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかり、闘病、出産と怒涛の日々をおくってきたふたりが、それぞれに抱えていた想いが、コミカルな展開を交えながら明らかになっていく。『夫婦フーフー日記』2015年5月30日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月22日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じることでも話題の映画『夫婦フーフー日記』。実在する闘病ブログから生まれた夫婦の感動物語に、死んだはずの“ヨメ”が“ダンナ”の目の前に現れるという驚きの設定を加え、結婚生活をふり返る本作の公開日が、2015年5月30日(土)に決定!本日11月22日の「いい夫婦の日」に合わせて、待望のビジュアルと超特報映像も解禁となった。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“べー”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。原作となった「がんフーフー日記」は実在の闘病ブログが書籍化されたもの。怒涛の育児と闘病生活に向き合いながら綴られた、夫婦の493日の記録が人気を博し、2012年3月にはNHK BSプレミアムにてドキュメンタリードラマ「ヨメとダンナの493日~おもろい夫婦の「がんフーフー日記」~」として放映された。今回の映画化にあたっては「死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡をふり返る」という大胆な設定が加わり、夫婦の想い、家族の愛を浮き立たせるストーリーとなっている。「いい夫婦の日」である本日解禁となったビジュアルでは、死んだはずのヨメの登場に驚く喪服姿のダンナと、好物のハンバーガーを手に微笑むウエディングドレス姿のヨメがお目見え。さらに超特報映像は、ヨメを亡くし悲しみに暮れるダンナの姿からスタート…と思いきや、死んだはずのヨメがハンバーガーをもぐもぐ食べながら登場する、予想外の展開に!混乱するダンナが思わず漏らす言葉を茶目っ気たっぷりに返すヨメという、ふたりの絶妙な掛け合いに思わずクスッとしてしまう。命や夫婦の愛を題材にしながらも、笑って泣けるドタバタ奮闘劇を連想させる今回の映像。本編では、ふたりで夫婦として共に過ごした日々をふり返るうちに、時には伝えられなかった想いや、ブログには書かれなかった真実が明かされる様子が描かれるという。プライベートでは最後の“独身貴族”として注目を集める佐々木さんと、二児の母である永作さんを始めとした実力派俳優が紡ぐ、新しい夫婦の物語の公開を心待ちにしていて。『夫婦フーフー日記』は2015年5月30日、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月22日女優の永作博美が10月15日(土)、東京都内で行われたNHK総合のドラマ10「さよなら私」の女子会トークショーに出席した。入れ替わりをテーマにした内容にちなんで、観客の女性が「3歳の子どもと入れ替わってみたい」と言うと、二児の母親でもある永作さんは「日々の生活の中で子どもの気持ちが分かれば、時短が出来ますもんね」と深々と共感しながら「わかります」と頷いていた。同作は、高校時代の親友と心と体が入れ替わってしまった女性2人の数奇な運命を描くドラマ。誰もが羨むような幸せな家庭を築いていた専業主婦の友美(永作さん)が、久々に再会した高校時代の親友・薫(石田ゆり子)の何気ない一言によって、薫と夫の不倫関係を疑う。不倫が事実であると発覚した途端、衝撃的な出来事が友美と薫に降りかかる。藤木直人演じる夫から“セックスの似合わない女”と言われてしまう役どころの永作さんは「ドキッとしますね。自分に対して(そのセリフが)書かれているんだと思うと、『なるほどな』と。喋らなければそんな風に見えなくもないのかな」と苦笑い。佳境を迎えているドラマについては「(脚本を)読めば読むほど考え抜いた物語だと思うし、やる方も大変だけれど、これを作り出したのは凄いこと。この先の展開も緻密ですし、切ないですね」と残り3話への期待を煽り、「思い出したら…」と感極まりながら涙をこらえていた。NHK総合ドラマ10「さよなら私」は毎週火曜22:00~放送中。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日前後篇の二部作で送るミステリー大作『ソロモンの偽証』の製作報告会見が11月12日(水)に開催。佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子ら実力派キャストが、10代のフレッシュな中学生キャストとの共演をふり返った。宮部みゆきの手による文庫本で6巻におよぶ長編ミステリーを『八日目の蝉』の成島出監督が映画化。ある雪の日に中学生が死体で発見された事件を巡る様々な謎、クラスメイトの中学生たちが真犯人を探し出すべく開く“校内裁判”の顛末を描き出す。本作で演じた主人公の役名を女優名にしてデビューを飾った藤野涼子を始め、フレッシュな10代のキャストがオーディションで選ばれたが、彼らを取り巻く大人たちを演じる俳優陣も超豪華! だが、経験豊富な彼らも初々しい10代の俳優陣の演技から感じたことも多かったよう。涼子の父親役を演じた佐々木さんは「撮影に入るにあたって周りから『(藤野さんは)新人なのでよろしく。支えてあげて』と言われた」と明かすが、「リハーサルから入って、いつも全身全霊で、裸一貫というか、体当たりで小細工せず、シナリオと真剣に向き合い、格闘しもがき戦っている姿にいつも衝撃を受けていました」とふり返る。「クタクタになる現場でしたが、毎回、僕が教わり、支えてもらいました」と藤野さんの姿勢に称賛を送る。母親役の夏川さんも「初めて会ったのは家族のシーンのリハーサルで、あどけなく、素朴でその辺に普通にいる中学生で初々しかった」と第一印象を語るが、「撮影が進んでいくと、監督の指導を受けて、分からず、迷ってうつむいている姿を見て、自分の新人時代を思い出して、後ろから『頑張れ』と思ってました。そこから少し時間が経ってから会うと、急に大人びた顔をしていた」とその成長の速さに驚いたよう。藤野さんは、夏川さんからある“言葉”を掛けてもらったことを明かす。自分の中で大切にしたいと、ここではその内容までは明かさなかったが、「いまも心の中で念じています」と力強くうなずいた。また、事件から23年後の大人になった涼子を尾野さんが演じているが、中学生キャストとは撮影を共にする機会がなかったため、この日が初対面。藤野さんについて「とても生き生きとしっかりしてて、私が大人役でいいのか?と感じました」と苦笑交じりに語る。藤野さんからは「初めてお会いして、鋭くて綺麗な瞳だなと思い、20年後、尾野さんのような綺麗なカッコいい大人になりたいと思いました」と堂々とした口調で憧れを口にし、尾野さんは照れ笑いを浮かべていた。永作さんも「子どもたちの成長をこんなに身近で見られる現場に誘っていただき嬉しかったです」と笑顔。特に娘役の樹里を演じた石井杏奈を見やり「後半の校庭のシーンで、いつもは後ろに引っ込んでいたのが、誰よりも前で待っていて、その姿を見てグッときました。『演じるのが楽しくなってる?』と聞いたら、『はい、早くこのシーンをやりたいです』という言葉が返ってきて頼もしいと思いました」と“母”の顔でその成長を嬉しそうに語っていた。黒木さんは涼子らのクラスの担任を演じたが「担任としてみなさんに関われてよかったです。初めてのシーンが教室だったんですが、リハーサルで見た監督とのやり取りからもさらに進化していて集中し、成長する吸収力が本当にすごくて、自分もまだまだ若いので、見習わないとと思い、勉強になることも多かったです」と大いに刺激を受けたようだった。『ソロモンの偽証』前篇・事件は2015年3月7日(土)、後篇・裁判は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日角田光代原作の『八日目の蝉』で日本アカデミー賞など各賞を総ナメにした永作博美と、沢尻エリカ主演のドラマ「ファーストクラス」で大活躍中の佐々木希を主演を務める映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。11月9日(現地時間)、“中華圏のアカデミー賞”と称される第51回台北金馬影展の「アジアの窓」部門に正式招待され、永作さんと本作の監督にして台湾映画界の新星チアン・ショウチョンが会見・舞台挨拶ティーチインに登壇した。生き別れた父を探すため、日本のさいはて・奥能登の海辺に戻り、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作博美)。その店の向かいにある民宿に、子連れのシングルマザーの絵里子(佐々木希)がやってくる。海辺にできた珈琲店に興味を示す絵里子の子どもたちに、岬は優しく手をさしのべる。だが、絵里子は生き方も価値観も違う岬を受け入れられずにいた。やがて、1杯の珈琲が、2人の女性の傷ついた心を癒やしていく――。これまで、第33回バンクーバー国際映画祭、第19回釜山国際映画祭、第58回ロンドン映画祭など海外の映画祭に正式招待され、上映されるたびに絶賛を浴びた本作。この日も、台湾の新聞週刊誌TV媒体などメディアが多数詰めかけた。永作さんは、最初に台湾語で「ありがとう」と挨拶した後、台湾は「Ribbon」として活躍したアイドル時代に訪れて以来だと明し、「謝謝!21年ぶりに台湾に来れました!」と喜びを語った。台湾人監督チアン・ショウチョンとの出会いについて「最初、話を頂いたときに本当に楽しみだった。監督は慣れない日本という土地での演出、日本人の演技レベルを察するのは非常に困難だったと思います。ただ監督のやり方は非常に魅力的に見えましたので、演出の指し示す方向を探ろうと一生懸命に聞いて演じようと思いました」と嬉しさをアピールした。一方のチアン監督は、本作の制作に至ったきっかけが5年前の台北金馬影展であると言い、「永作さんと仕事ができて嬉しかったです。最初、話をいただいた時は『あなたの作品を観て、妙に気に入ってこの雰囲気が好きだ』とその場で伝えてきた男性プロデューサーがいて、『一体何を話しているんだろう…』といぶかしく思いました」と当時のことを感慨深くふり返り、会場の笑いを誘った。その後行われた舞台挨拶でも、永作さんが中国語で流暢にタイトルと自己紹介すると、会場からは歓声が。さらに観客からのティーチインでは、男性ファンから芝居をどう捉えているかという質問が飛び、「ファンでいてくれて謝謝。芝居は人生勉強の場、修行の場と思っています。人間日々何が起こるか分からないと。役をやる度に日々楽しもうと思います」と語ると、会場には再び温かい拍手が沸き起こった。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年11月10日永作博美、佐々木希主演の『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が中華圏のアカデミー賞と称される第51回台北金馬影展“アジアの窓”部門に正式招待され、11月9日に永作と姜秀瓊(チアン ショウチョン)監督が会見と舞台あいさつに登壇した。その他の写真映画は、日本の“さいはて”と呼ばれる奥能登を舞台に、ひとりで気丈に生きてきた女性(永作)と、シングルマザーの女性(佐々木)が出会い、一杯の珈琲が繋ぐ縁で友情を育み、本当の自分を見つめなおす姿を描いたヒューマンドラマ。台湾語で「ありがとう」とあいさつした永作は、会見で台湾訪問はRibbon時代以来だと明し、「謝謝! 21年ぶりに台湾に来れました!」と笑顔を見せた。チアン監督との撮影について「監督は慣れない日本という土地での演出、日本人の演技レベルを察するのは非常に困難だったと思います。ただ監督のやり方は非常に魅力的に見えましたので、演出の指し示す方向を探ろうと一生懸命に聞いて演じようと思いました」と語った。チアン監督は、この作品のきっかけが5年前の台北金馬影展であることを語り、「永作さんと仕事ができてうれしかった」と振り返った。さらに永作は舞台あいさつでは、流暢な中国語でタイトルと自己紹介をし、「珈琲は飲むばかりだったので、焙煎の仕方から勉強しました! 役には愛情の深さ、優しさも感じてます。21年ぶりの台湾は全然違う街になってたと感じています」とコメント。Q&Aで、永作の熱烈なファンだという男性から、歓迎の言葉と芝居をどう捉えているか?と質問されると「ファンでいてくれて謝謝。芝居は人生勉強の場、修行の場と思っています。人間、日々何が起こるかわからない。役をやる度に日々楽しもうと思います」と回答した。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)全国公開
2014年11月10日永作博美と佐々木希が主演を務め、台湾出身の女性監督チアン・ショウチョンがメガホンを執った映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が2月28日(土)に公開されることが決定し、ポスタービジュアルが解禁された。その他の画像本作の主人公は、日本のさいはての地・奥能登の海辺に焙煎珈琲店を開いた岬(永作)と、その向かいの民宿に住むシングルマザーの絵里子(佐々木)。映画は、生き方も価値観も異なるふたりが“さいはての地”で友情を育み、本当の自分を見つめなおす姿を描いたヒューマンドラマだ。アジアを代表する名匠エドワード・ヤン監督の後継者とも目されるチアン・ショウチョンがメガホンをとり、石川県珠洲市で撮影された。このほど公開されたポスタービジュアルには、岬が海辺の舟小屋を改装して開いた焙煎珈琲店“ヨダカ珈琲”で、コーヒーカップを手に向かい合って座るふたりの姿が映し出されている。本作は、バンクーバー映画祭、ロンドン映画祭などに正式招待されることが決定。釜山映画祭での公式上映では、エンドロール中にも関わらず、観客から拍手が贈られるなど、すでに海外から高い評価を集めている。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)全国公開
2014年10月23日角田光代原作の『八日目の蝉』で日本アカデミー賞など各賞を総ナメにした永作博美と、沢尻エリカ主演のドラマ「ファーストクラス」にもカムバックすることになった佐々木希が主演する『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。このほど本作が、カナダで開催中の北米最大の映画祭のひとつ、第33回バンクーバー国際映画祭の正式招待作品として9月27日、29日(現地時間)に上映されるほか、釜山、ロンドンなど、多くの有名映画祭に続々と招待されていることが分かった。生き別れた父を探すため、日本のさいはて・奥能登の海辺に戻り、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作博美)。その店の向かいにある民宿に、子連れのシングルマザーの絵里子(佐々木希)がやってくる。海辺にできた珈琲店に興味を示す絵里子の子どもたちに、岬は優しく手をさしのべる。だが、絵里子は生き方も価値観も違う岬を受け入れられずにいた。やがて、1杯の珈琲が、ふたりの女性の傷ついた心を癒やしていく――。凛々しい佇まいの中に哀しみをにじませる岬を永作さんが演じ、佐々木さんは初のシングルマザー役に挑戦。強さと弱さが同居する絵里子の複雑な想いを体現し、女優として新境地を見せている。そんな本作の監督は、アジアの名匠エドワード・ヤンの後継者ともいわれている台湾出身の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)。撮影はロンドンを拠点に活躍する真間段九朗と、海外の才能溢れる若手映画人たちが集結。日本初の世界農業遺産にも登録された美しい奥能登、石川県珠洲市でオールロケを行い、本物の家族以上に深くつながり合う隣人たちの姿をやさしい目線で紡ぎ出していく。本作が出品されるのは、開催中のバンクーバー国際映画祭、10月2日~11日まで開催される第19回釜山国際映画祭ほか、第58回ロンドン映画祭、第34回ハワイ国際映画祭、第11回香港亜洲電影節など、全世界5か国の由緒ある映画祭ばかり。さらにほかの映画祭からも招待依頼が続々届いているという。美しい能登の海や里山を舞台に、日常から人と関わることの喜びを見つめ直していく珠玉のヒューマンドラマ。普遍の物語は、世界中の人たちの心にも寄り添うことだろう。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年09月27日現在43歳ながら、“肌美人”としても知られる永作博美。まもなく公開となる、彼女が主演を務めた『四十九日のレシピ』でヘアメイク担当の竹下フミさんに、永作さんの“美”の秘訣をこっそりと聞いた。ある日突然、母・乙美を失った百合子(永作博美)。父・良平(石橋蓮司)が心配だからと実家に帰るが、実は夫(原田泰造)との間に問題を抱え、憔悴しきっての帰郷だった。そんな折、百合子と良平の元に派手な服装の不思議女子・イモ(二階堂ふみ)と、日系ブラジル人の青年・ハル(岡田将生)が現れる――。本作では出戻り娘として実家に帰ってきたヒロインを演じており、竹下さんも「永作さん本人の持っている可愛らしさや綺麗さを少々消し、生活感を感じさせる為に色々と話合いました」と明かすようにメイクはもちろん薄め。素っぴんから永作さんを見ている竹下さんは、それでも“可愛い”と思わせる彼女の美肌についてこう語る。「常に肌のコンディションは良好にしていました。撮影時は11月~で乾燥の時期、その上ホテル暮らしという状況の中、自己管理はさすがです!」と女優としても、女性としてもプロの姿勢を崩さない永作さんを絶賛。実際にお肌のプロから見た永作さんの肌年齢は?と聞いてみると「キメが細かく、弾力がある美肌。第一印象は『毛穴がない!』です。30代前半の肌ですね」とまたも手放しで賛辞を贈る。美肌だけではなく、同性ながら女性としての魅力にも心奪われたそうで、「テンションがいつも一緒んでブレない方だなと。誰にでも同じように接していてとても可愛い人。あの笑顔がたまりません!スタッフみんなメロメロでした(笑)」。また永作さんは、劇中前半は生活に少々疲れている設定のため、役作りのために肌のお手入れをあえてせず、さらに「永作さんの輝きを少々隠しました。マイナスメイクからのスタートでした」という。その後のメイクプランについては、「後半からはラストシーンに向かって再スタートという意味もあり、メイクをプラスして輝かせるようにしました」と語るように、新たに一歩ずつ前へと踏み出していく彼女の終盤の輝きには女性なら誰もが憧れてしまうはずだ。最後に、美のプロに永作さんのような美肌を手に入れるためのアドバイをお願いした。「汚れはキレイに落として、しっかりと水分を入れ込む、たっぷりと化粧水を、そして蒸発しないようにフタをするクリームをのばす。そして、リンパの流れをよくすることです」。本作を観て心を綺麗にした後は、永作さんをお手本に肌美人を目指してみては?『四十九日のレシピ』は11月9日(土)より新宿バルト9、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:四十九日のレシピ 2013年11月9日より新宿バルト9・有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会
2013年11月07日矢沢永吉が武道館公演を含んだライブツアーEIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2012 「JAMMIN’ ALL NIGHT」を行う事が決定した。【公演情報はこちら】ツアーは11月7日(水)広島市文化交流会館から、年末恒例となっている12月17日(月)東京・日本武道館公演まで、全国16か所、22公演が予定されている。8月にはデビュー40周年を記念したライブハウスツアーを敢行し、9月1日(土)には横浜・日産スタジアムにて同じくデビュー40周年記念の大規模なライブを行う矢沢永吉。今回は8月にリリースしたアルバム『Last Song』のリリースツアーも兼ねており、還暦を過ぎて今なお走り続けている永ちゃんを生で見る絶好の機会だ。なお、チケットぴあでは12月12日(水)・13日(木)・15日(土)・16日(日)・17日(月)に行われる東京・日本武道館公演のいち早プレリザーブを実施。受付期間は9月1日(土)午前11時から9月6日(木)午前11時まで。■EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2012「JAMMIN’ ALL NIGHT」11月7日(水) 広島市文化交流会館(広島県)11月8日(木) 神戸国際会館こくさいホール(兵庫県)11月10日(土) 倉敷市民会館(岡山県)11月12日(月) 仙台サンプラザホール(宮城県)11月13日(火) 青森市文化会館(青森県)11月17日(土) 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)11月20日(火) コラニー文化ホール(山梨県)11月22日(木) なら100年会館(奈良県)11月25日(日) マリンメッセ福岡(福岡県)11月27日(火) 本多の森ホール(石川県)11月28日(水) 富山オーバード・ホール(富山県)12月1日(土) 日本ガイシホール(愛知県)12月2日(日) 日本ガイシホール(愛知県)12月4日(火) アルファあなぶきホール(香川県)12月5日(水) 鳴門市文化会館(徳島県)12月8日(土) 大阪城ホール(大阪府)12月9日(日) 大阪城ホール(大阪府)12月12日(水) 日本武道館(東京都)12月13日(木) 日本武道館(東京都)12月15日(土) 日本武道館(東京都)12月16日(日) 日本武道館(東京都)12月17日(月) 日本武道館(東京都)
2012年08月31日9月7日(金)から日本公開されるデンゼル・ワシントン主演作『デンジャラス・ラン』の日本版イメージソングに、矢沢永吉の『翼を広げて』が決定し、このほど矢沢の楽曲がフィーチャーされた特別映像が公開された。『デンジャラス・ラン』特別動画本作は、伝説のCIAエージェントと謳われながらも、組織を裏切り犯罪者となったトビン・フロスト(ワシントン)と、新米CIAのマット(ライアン・レイノルズ)の32時間におよぶ決死の逃避行を描いたサスペンス・アクション。ワシントンがこれまでのイメージを覆すほどの“悪役”に徹しており、全米では7週連続でトップ10内に入る大ヒットを記録した。日本版イメージソングに決定した『翼を広げて』は、現在発売中の矢沢のデビュー40周年記念アルバム『Last Song』に収録されている楽曲。配給会社は、主演のワシントンと矢沢が共にアラウンド60になってもスクリーン/ステージで精力的に活動を続けていることに着目。矢沢が配給会社のオファーを快諾したことで、矢沢×ハリウッド大作のコラボレーションが実現した。このほど公開された特別動画では、緊迫感あふれる『デンジャラス・ラン』の映像と疾走感あふれる矢沢の楽曲が見事にマッチしている。なお、矢沢の楽曲が使用された映画のテレビCMも25日(土)より放送される。『デンジャラス・ラン』9月7日(金)より、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー矢沢永吉ニューアルバム『Last Song』※『翼を広げて』を収録初回限定版(特製オリジナルTシャツ付):3500円(税込)通常盤::3000円(税込)発売元:ガルルレコード
2012年08月24日9月1日(土)神奈川・日産スタジアムで行われる、矢沢永吉のデビュー40周年記念ライブ「BLUE SKY」のスペシャルアクトとタイムテーブルが発表された。【公演情報はこちら】EIKICHI YAZAWA 40th ANNIVERSARY LIVE 「BLUE SKY」と題されたこの記念すべきライブに、日本のロックシーンをリードする5組のアーティストがスペシャルアクトとして参加する事となった。出演するのはマキシマム ザ ホルモン、The Birthday、ギターウルフ、怒髪天、ザ・クロマニヨンズの5組。開演時刻の15時30分からそれぞれ順番に登場しライブを披露、18時の矢沢永吉登場まで会場を盛り上げる。矢沢は8月1日(水)に約2年ぶりとなるアルバム『Last Song』をリリース。40周年という大きな区切りの年にリリースされるこのアルバムは、前作をも凌駕する至極のROCKナンバーがラインナップされているとのこと。こちらもライブと合わせてチェックしたい。豪華なメンバーが彩るEIKICHI YAZAWA 40th ANNIVERSARY LIVE 「BLUE SKY」、チケットは発売中。■EIKICHI YAZAWA 40th ANNIVERSARY LIVE「BLUE SKY」日程:2012年9月1日(土)※雨天決行。荒天の場合は、9月2日(日)に順延会場:日産スタジアム (神奈川県)開場14:00/開演 15:30TIMETABLE15:30~15:50 マキシマム ザ ホルモン15:50~16:10 The Birthday16:10~16:30 ギターウルフ16:30~16:50 怒髪天16:50~17:10 ザ・クロマニヨンズ18:00~矢沢永吉
2012年07月13日矢沢心、結婚6年目に授かった赤ちゃんを無事出産23日、女優の矢沢心(30)が自身のブログで喜びの第1子誕生を報告した。矢沢と夫の元K-1世界MAX王者の魔裟斗(32)は、2001年に共通の知人を通じて知り合い、6年の交際後2007年2月に結婚している。矢沢は今年2月に第1子の妊娠をブログで、「お母さんになります。ただいま5ヶ月で安定期を迎えました」と発表していた。矢沢心ブログ全文2012-06-23 19:26:00ハッピーニューステーマ:コベビ昨夜お腹の赤ちゃんがこの世に誕生してくれました!うぅ感激(T-T)新月から2日目に陣痛がきて入院。『7月に入るかも!?』『6月中には産まれそうだよ』と予定日より遅れると言われていましたが予定日より少し早めにご対面出来ました!今日は1日目なのでよく寝てくれています。なんの仕草も可愛くて愛くるしくてたまりません..詳細はまた今後~と、母になった喜びを記している。子供は女の子?矢沢のブログには赤ちゃんの性別は記していないが、17日、東京・玉川高島屋S・Cで“父の日トークショー”を開いた夫の魔裟斗は、ファンからの質問に女の子だと応えており、矢沢も妊娠6ヶ月の時に女の子だと発表している。また、魔裟斗は子供が格闘技をしたいと言ったらNOと応えるともコメントしている。矢沢は家中を雑巾がけするなど安産のために努力を重ね、結婚6年で念願の子供が無事誕生した二人の喜びは、ひとしおだと思われる。元の記事を読む
2012年06月24日藤原竜也と永作博美が初共演&W主演する劇団☆新感線の最新作「いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』」。5月14日に千秋楽を迎えた大阪公演に続き、5月24日(木)より東京公演が始まる。前日23日には公開リハーサルが行われ、出演の藤原竜也、永作博美、高橋克実、古田新太が会見に応じた。『シレンとラギ』チケット情報いのうえ歌舞伎とは、いのうえひでのりが演出を手がける神話や史実などをモチーフとした新感線の時代活劇シリーズ。今回の物語は、南北朝のようなふたつの王朝がある時代背景。毒使いのシレン(永作)は、20年前に暗殺したはずの南の独裁者・ゴダイ(高橋)が生きていたことを知り、王宮警備にあたる若きラギ(藤原)とともに再びゴダイを殺しに南へと向かう。だが、ふたりを待ち受けていたのはふたつの王朝に渦巻く陰謀と因果。人々の愛憎に翻弄されるふたり。新感線作品には珍しくラブストーリーも盛り込まれており、任務の中でシレンとラギは互いに惹かれあっていくが、この恋がふたつの王国を大きく動かすことになってしまう。花道や見得を切っての決めポーズなど、歌舞伎を思わせる手法を使いながらも、劇中の音楽は重低音のロックナンバーが響き渡る。ロックバンドのコンサートのようなド派手な照明と音響、ダイナミックな殺陣、次から次へとテンポよく場面が移り変わっていく展開は、観客をまったく飽きさせない。サービス精神旺盛ないのうえならではの演出は、初心者にも観やすく、随所にある笑いも、絶妙なアクセントになっている。新感線の公演アンケートで「出てほしい俳優」として常に上位にランクインされながらも今回が初出演となる藤原は「劇団に客演として出演するのも初めて。今まで触れていなかった環境で、日々新たな発見があります。すでに大阪でやっているので、東京ではもっと完成されたものをお見せできたら」とコメント。19年ぶりに新感線の舞台に出演する永作は、「うれしい。本望です。この先の目標として次に何をたてようか、という感じ」と念願が叶った様子。同じく初参加の高橋は「キャストもスタッフも、受け入れる体制がパーフェクトなので、外から入っても気が楽ですね。ただ、新感線には減点制みたいなものがあって、大阪公演でズボンをはかずに(舞台に)出てしまい、かなり減点されました」と自らのミスを暴露する場面も。劇団内の雰囲気は良好のようで、古田は「うちの劇団は体力的にきついんですけど、あいかわらず和気あいあいとしています。和を乱すのは北村有起哉くらいですかね。よくわからないんですよね……いい役者なんだろうけど」と突き放し、笑いを誘った。他にも、新感線初参加の石橋杏奈や個性派俳優の三宅弘城と、古田を筆頭に橋本じゅん、高田聖子、粟根まことら劇団員が2年ぶりに勢ぞろいするのも楽しみ。新感線ワールドを存分に味わえそうだ。東京公演は5月24日(木)から7月2日(月)まで青山劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:大林計隆
2012年05月24日藤原竜也と永作博美がW主演する舞台、劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』の製作発表が3月5日、都内で行われ、藤原、永作のほか共演の高橋克実、古田新太、作の中島かずき、演出のいのうえひでのりが登壇した。いのうえ歌舞伎とは、神話や史実をもとに人間の業を浮き彫りにした劇団☆新感線の大掛かりな時代活劇シリーズ。藤原と高橋は新感線初参加、永作はアイドルグループのribbon時代に初舞台『TIMESRIP 黄金丸』を踏んだ新感線に19年ぶりの参加となる。舞台は南北朝のようなふたつの王朝のある時代が背景。北と南のふたつの王国に長年潜む陰謀に翻弄される、北の毒使い・シレン(永作)と同じく北の王宮警備にあたるラギ(藤原)、さらにふたりをめぐる人間たちの愛憎が入り乱れ、ドロドロとした人間ドラマが展開される。また新感線作品では珍しいラブストーリーも今回盛り込まれており、南の独裁者・ゴダイ(高橋)の暗殺を命じられたシレンとラギが暗殺行の最中、互いに惹かれあう。そして、この恋こそがふたつの王国の運命を変えてしまう。藤原は「劇団☆新感線は初めて。不安もありますが、信頼を寄せる大好きな先輩たちに囲まれて、稽古場で積み上げて、良いものをお客さんに届けられたら」と意気込む。また新感線の印象を訊かれると、芝居についてではなく「よく飲みに行く人たち」とトボけて笑わせ、さらに劇団員の古田から「余計なものを考えずに稽古場に入っていけば、あとはいのうえさんが細かく演出をつけてくれるので」とアドバイスを受けたことを明かした。永作は初舞台だった19年前の新感線で女優開眼したエピソードを披露し、2度目の新感線出演は念願が叶ったと話す。また作品について「今回はビックリするくらいいつもの新感線のイメージとは違うヘビーな要素が含まれている。シレンやほかの役どころも同じだと思うんですけれども、色々な試練を越えてきたであろう人たちがまたその先の試練と闘わなくてはいけない。闘いの先に何が見えたのか。その部分を演技で埋めていかなくてはいけないので、どう埋めていくか思案中です」と語った。作の中島が「今、書かなければいけないことは書いた」と語る劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』。大阪公演は4月24日(火)から 5月14日(月)まで梅田芸術劇場 メインホールにて、東京公演は5月24日(木)から7月2日(月)まで青山劇場にて上演。チケットはいずれも3月11日(日)より一般発売。なお、大阪公演は3月7日(水)11:00まで、東京公演は3月9日(金)11:00まで先行抽選販売「プレリザーブ」を実施。
2012年03月06日矢沢永吉が、キャロルデビューから40周年となる節目の今年の秋、大型のライブを実施することを発表した。これは2月6日掲載の朝日新聞のインタビューに答える形で明らかになったもの。詳細は後日発表としており、日程・場所などは一切明らかにされていないが、インタビューの中で矢沢は「大きなサンキューの気持ちを込める」と語り、そのライブが大規模、且つ特別なものになることを示唆している。矢沢永吉の情報を見るまた同日、オフィシャルホームページに「矢沢永吉 40周年、今秋、その幕が上がる―」というコピーと、矢沢のシンボルともいえる白いマイクスタンドがアップされ、何かのはじまりを予感させる内容となっている。インタビューでは大型ライブ計画発表と同時に、2棟目となるリハーサル用スタジオの建設に着手していることに触れている。若いヤツらが練習できる場所、音楽シーンを底上げして元気にしたい、との思いからその計画はすでにはじまっているとのこと。自身の言葉で発表された大型ライブが、いったいどんなものになるのか注目だ。
2012年02月07日先月発表された「2011年第85回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が2月4日(土)、都内で開催され、主演女優賞を受賞した永作博美、助演女優賞の小池栄子らが出席した。米アカデミー賞よりも長い歴史をもち、いまも国内外で高い注目を集める同賞。今回の表彰式には、自ら“最後の作品”と公言する『一枚のハガキ』が日本映画作品賞に輝いた新藤兼人監督も来場し、永作さん、小池さんら受賞者たちがスタンディング・オベーションで最大級の敬意を表した。日本最高齢の現役監督として知られる新藤監督は現在、99歳。受賞スピーチでは、「審査員のみなさんに頼み込んで選んでもらった」とユーモアを交えつつ、監督業を志したきっかけから修業時代、さらには自身の戦争体験を語り『一枚のハガキ』に込めた反戦の思いを熱弁。「もっと頑張りたいが、99歳ですからもうダメです。(今回の脚本は)逃げ捨てるように、投げ捨てるように書いた。映画で描きたかったのは『なぜ私が存在するのか?』ということ。いま私が存在していることがベストワンです」と挨拶すると、壇上はもちろん、映画ファンで埋め尽くされた客席からも鳴りやまない拍手が起こった。『八日目の蝉』での熱演が高く評価された永作さんは「平面の台本から3次元の人間を生みだすのは心細いもの。スタッフや共演者のみなさんに支えられたおかげで、やり遂げることができた」。出産後初の仕事にして、愛人の子供を誘拐するという役どころで「いま思えば、現場でも家でも心が休まることはなかった。子育てが大変なのはもちろん、撮影で私が赤ちゃんを抱くとやっぱり泣き出すので、早く本当のお母さんに返してあげたい気持ちも分かった」とふり返った。小池さんは、永作さんと同じく『八日目の蝉』、そして『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』での演技が評価されての受賞で「結果を知った瞬間、『嬉しい、嬉しい、嬉しい』と叫んでしまった。その後で嬉しさと驚きで涙が出た」とこちらも感激しきり。また、昨年7月に亡くなった原田芳雄さん(『大鹿村騒動記』)に代わって、実娘の原田麻由が主演男優賞を受け取り「芳雄だったらどんな挨拶をするか考えたが、やはり思い浮かばない。ただ、喜んでいるのは確か」と亡き父に思いを馳せていた。「2011年第85回キネマ旬報ベスト・テン」日本映画作品賞:『一枚のハガキ』(監督/新藤兼人)外国映画作品賞:『ゴーストライター』(監督/ロマン・ポランスキー)文化映画作品賞:『大丈夫。─小児科医・細谷亮太のコトバ─』(監督/伊勢真一)日本映画監督賞:園子温(『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』)外国映画監督賞:ワン・ビン(『無言歌』)日本映画脚本賞:荒井晴彦、阪本順治(『大鹿村騒動記』)主演女優賞:永作博美(『八日目の蝉』)主演男優賞:原田芳雄(『大鹿村騒動記』)助演女優賞:小池栄子(『八日目の蝉』、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』)助演男優賞:でんでん(『冷たい熱帯魚』)新人女優賞:忽那汐里(『少女たちの羅針盤』、『マイ・バック・ページ』)新人男優賞:松坂桃李(『アントキノイノチ』、『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』)読者選出日本映画監督賞:成島出(『八日目の蝉』)読者選出外国映画監督賞:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』)■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズマイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会 少女たちの羅針盤 2011年5月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 映画「少女たちの羅針盤」製作委員会冷たい熱帯魚 2011年1月29日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© NIKKATSURAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 2011年11月19日より富山にて先行公開、12月3日より全国にて公開© 2011「RAILWAYS2」製作委員会大鹿村騒動記 2011年7月16日より全国にて公開© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:第66回毎日映画コンクール最高賞は『一枚のハガキ』、男優賞に『モテキ』森山未來第35回日本アカデミー賞発表!女優陣の健闘で『八日目の蝉』最多12部門受賞永作博美「報知映画賞」主演女優賞を受賞し号泣「押しつぶされそうだった」海外で活躍してほしい俳優1位は水嶋ヒロ、2位に向井理必須条件は語学力と長身?難役乗り越え、会心の笑み松坂桃李『アントキノイノチ』舞台裏の貴重な写真が到着
2012年02月06日魔裟斗と矢沢心がブログでJrを授かった事を発表格闘家の魔裟斗と女優の矢沢心が二人の間に、結婚6年目にして始めて赤ちゃんを授かった事を、それぞれのブログで発表した。矢沢のブログでは、2月1日「にこにこにゅーす」と題し、「祝」と印字した饅頭の写真と共に喜びのコメントを寄せている。妊娠5カ月に入り、無事安定期を迎えた矢沢は色々あった妊娠までの道のりをこれから色々話していきたいと記している。矢沢の以前のブログより昨年の12月31日のブログでは「今年思うこと人は一人では生きていけなくていつも誰かに助けられ支えられているそう思った年でした。」また、1月10日のブログでは【家政婦のミタ】さんのお言葉。『奇跡は人間の強い意思で起こる』強い意思そして大事なことは努力全て妊娠の喜びにつながっているかのようなブログになっている。魔裟斗のコメントは皆様へご報告です。「ようやく待ちに待ったJrが心のお腹に出来ました。5ケ月が過ぎました。まだ男の子か女の子かは分かりませんが待ち遠しいです。」と、ストレートにJrを授かった喜びを記している。6年目に授かった待望のJr、無事に誕生することを願い、将来は格闘家?それとも女優?と大変嬉しいニュースとなった。元の記事を読む
2012年02月03日女優の永作博美が12月21日(水)、都内で開催された「第36回報知映画賞」表彰式に出席。『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、『八日目の蝉』での熱演が高く評価されて「生まれて初めての主演賞です」(永作さん)。特に『八日目の蝉』への思い入れは格別のようで、共演した子役・渡邉このみちゃんから花束を手渡されると、「この子がかわいい分、罪悪感も増してしまって、撮影中は押しつぶされそうだった。いま思い出しても泣けてきます」と感極まり号泣する場面もあった。一方、『武士の家計簿』、『日輪の遺産』、『ツレがうつになりまして。』の3作品で主演を務めた堺雅人は、こちらも初となる主演男優賞を受賞。“ツレうつ”で共演した宮崎あおいとともに登壇し、「いくら感謝してもしきれない」(堺さん)、「ただただ嬉しいの一言」(宮崎さん)とここでも夫婦愛の強さをアピールしていた。また、『武士の家計簿』を手がけた森田芳光監督の突然の訃報には、堺さんも驚きを隠せない様子。「ご一緒したんだという気持ちを胸に、来年も一歩一歩、現場で汗をかきたい」と故人に思いを馳せていた。『阪急電車片道15分の奇跡』で4年ぶりの映画出演を果たした宮本信子は、助演女優賞を獲得。「わずか15分の間、電車に乗ったり降りたり、引き返したり(笑)。楽しんで演じることができた」と笑顔でふり返り、「今年はいろいろなことがあった年。やり切れない思いや、立ち止まってしまったうつろな時間をこの映画が優しく包み込んでくれた」と語った。花束ゲストとして、共演の中谷美紀が登壇し「撮影中は、私たちはもちろん、エキストラの方にも気を配っていらっしゃった。懐の大きな方で、憧れの存在です」と尊敬の眼差しを向けた。俳優のでんでんは、園子温監督の大ヒット作『冷たい熱帯魚』で猟奇殺人鬼を怪演し、見事に助演男優賞を受賞。「よう、みんな元気かい?」と役柄そのままに、豪快な挨拶をしたかと思えば、今度は「こんな私を選んでくださり、審査員の方もさぞ勇気がお要りだったことでしょう。還暦過ぎて、いきなりこんな名誉ある賞をいただけるなんて」と低姿勢に徹し、カメレオン俳優の面目躍如。園監督も監督賞を受賞し、同作が2冠を達成している。<受賞一覧>作品賞・邦画部門:『八日目の蝉』(成島出監督)作品賞・海外部門:『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)監督賞:園子温監督(『冷たい熱帯魚』)主演男優賞:堺雅人(『武士の家計簿』『日輪の遺産』『ツレがうつになりまして。』)主演女優賞:永作博美(『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』『八日目の蝉』)助演男優賞:でんでん(『冷たい熱帯魚』)助演女優賞:宮本信子(『阪急電車片道15分の奇跡』)新人賞:砂田麻美監督(『エンディングノート』)特別賞:新藤兼人監督(『一枚のハガキ』)、原田芳雄(『大鹿村騒動記』)■関連作品:一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダスマネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開エンディングノート 2011年10月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「エンディングノート」製作委員会大鹿村騒動記 2011年7月16日より全国にて公開© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会冷たい熱帯魚 2011年1月29日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© NIKKATSU阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会ツレがうつになりまして。 2011年10月8日より公開© 2011「ツレがうつになりまして。」製作委員会酔いがさめたら、うちに帰ろう。 2010年12月4日よりシネスイッチ銀座、テアトル新宿ほか全国にて公開© 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』製作委員会■関連記事:J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表第36回報知映画賞、『八日目の蟬』が作品賞&主演女優賞の2冠!ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、新たな養子縁組を計画中?ベン・スティラー、次回主演作の通行人役をチャリティ・オークションで募集ブラッド&アンジー、息子・パックスの故郷ベトナムを家族で訪問
2011年12月21日サッポロビール「サッポロ金のオフ」の新CM発表会が9月14日、都内にて行われ、CMキャラクターの永作博美が登場した。永作博美のつけひげ写真CMで夫婦役をひとりで熱演した永作は「(1人2役は)凄く楽しみだったんですが、緊張しました。厳格で味にうるさい夫役だったので、ビールを見る目つきなど、みんなが楽しく喜んでCMを見てくれることを想像して演じました」と笑顔をみせた。夫役でひげ姿にチャンレジしたという永作は、会見でも実際につけひげ姿を披露。「懐かしいですね(笑)。(撮影で)どんどん飲んでいるうちに剥れるようになって、飲み終わった後にニカっと笑ったら取れちゃうし、だいぶ苦労しました」と、撮影を振り返った。最後に「(金のオフは)ついつい1本多めに飲んでしまう、飲みやすさとコクが魅力です。ぜひ、ご夫婦、ご家族で楽しんで飲んでください」と締めくくった。麦本来のうまみを味わえる糖質70%・プリン体50%オフの新ジャンル「サッポロ 金のオフ」は、9月21日(水)から全国発売される。同日より、新CM「こだわり夫」篇がスタート。発売に先駆け、9月18日(日)よりCM「お待たせしました」篇がオンエアされる。
2011年09月16日なんと初の男性役で“ちょびヒゲ”!いつも若々しくキュートな魅力で人気の女優、永作博美。アラフォーとは思えない美しさとかわいらしさをみせてくれるが、そんな彼女がCMで初の男性役に挑戦!14日、都内でその新CM発表会が行われた。CMはサッポロの機能系新ジャンルビール『サッポロ金のオフ』。永作はこのCMのなかで、仲むつまじい夫婦を一人二役で演じている。男性役では、なんと“ちょびヒゲ”をつけたちょっとお茶目なお父さんに。「厳格で味にうるさいお父さん」がイメージだそうだが、彼女が演じるとかなりキュート。「ほんわかした気分で、楽しくゆっくり観ていただければ」という彼女のアピールコメントも納得の姿だ。まもなく公開のCMでぜひチェック☆このCMは18日から全国オンエアされるとか。「お待たせしました」篇では、彼女の扮する夫が渋い声で商品をアピール。つづく「こだわりの夫」篇が21日から放送され、こちらは庭先のテラスで商品を味わう夫と、家のなかからそれを温かく見守る妻の様子が描かれている内容だそう。「サッポロ金のオフ」は欧州、北米、オーストラリアの3大陸から厳選した麦芽をバランスよく配合、麦本来のうまみを味わえるように仕立てた新ジャンルの商品とのこと。彼女もCM撮影でかなり飲んだそうだが「飲みやすいけど香りが後に残るのが印象的。とてもおいしかったです」とコメント。CMとともに商品もぜひチェックを。元の記事を読む
2011年09月15日角田光代のベストセラー小説を映画化した『八日目の蝉』に出演する永作博美が4月7日(木)、東京・港区の東京ミッドタウン内にある「ビルボードライブ東京」で行われた「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」にゲストとして出席した。三池監督が主催する同イベントは、今回が3回目の開催。毎回、豪華ゲストを招き、三池監督が“暴走トーク”を繰り広げるが、今回も永作さんを相手にトークは思わぬ方向に…!?不実な男とその妻の子供を誘拐した女・希和子(永作さん)、その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた娘・恵理菜(井上真央)の数奇な運命を通して、女として生まれたことの痛ましいまでの悲しみ、そして生き抜く強さを描く。誘拐という大罪を犯してまで、“母”になろうとした希和子を演じた永作さんは、本作が出産後初めての映画出演。劇中では自ら髪の毛をばっさり切るシーンもあり、まさに体当たりの熱演を披露する。三池監督は「見終わった後に、希望が見える作品。感情移入とは違う凄みを感じたし、魂が震えた。来年、各賞を騒がせるでしょうね。確実に行くでしょう」と、早速『八日目の蝉』を大絶賛。さらに「こういう手触りの作品が、いまの日本映画界で作られるのは、成島(出)監督の力でもあるはずだし、僕自身ホッとする。こんな大変な時期ですが、僕も新作に向けて、淡々、粛々と頑張っていきたい」と決意表明した。話題が劇中の各シーンに及ぶと、三池監督は「永作さんが誘拐した赤ちゃんを静かにさせようと、出るわけもない母乳をあげようとするシーンがあるでしょ?あの現場にいたかったなぁ。オレが演出したかった」とこの日、最高の(!?)熱弁。これには永作さんも言葉に詰まって苦笑しきり。「あぁ、ありがとうございます…」とテレながら、返事するのがやっとだった。その永作さんは「力強い作品に仕上がったと思う」と手応え十分。「成島監督も『希望につながる映画にしたい』とずっと言っていて、それを断固貫いた。自分が求めるものに達するまで、何度もテイクを重ねていたし、長回しにもこだわっていた。欲張り屋さんですね」と撮影現場をふり返った。「観ていただければ、また頑張ろうと思ってもらえるはず」と永作さん。三池監督も「こんなときだからこそ、自分自身の立っている場所や向かうべき方向を見つめることからしか、何も始められない。この映画もそういう映画だと思う」と本作を応援していた。『八日目の蝉』は4月29日(金)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!井上真央が新境地に挑む『八日目の蟬』完成披露試写会に10組20名様ご招待永作博美『八日目の蟬』で自ら髪を切る!「サッパリして良かった」とあっけらかん中島美嘉が『八日目の蝉』主題歌で復活!待望の新曲リリース決定
2011年04月07日作家・角田光代の小説「八日目の蟬」(中央公論新社刊)が映画化され、井上真央が不倫相手の子供を身籠る主人公を演じることが発表され、永作博美が共演することも明らかになった。小泉今日子主演で映画化された「空中庭園」(文春文庫刊)や芥川賞を受賞した「対岸の彼女」(文春文庫刊)をはじめ、人間の内面を繊細に描写し、高い支持を集める角田さん。本作の原作小説は角田さんにとって初めての新聞連載小説であり、2007年に単行本化され、第2回中央公論文芸賞を受賞した。不倫相手の赤ん坊を誘拐し、逮捕されるまで4年間、赤ん坊と共に逃げ続けた希和子と、その誘拐犯に育てられ、家庭に戻されたのちも自分の居場所を見つけられないまま成長し、やがて不倫相手の子供を身籠る恵理菜。この2人の女性の生き方を通して命や愛、そして母性とは何かを問いかけ大きな反響を呼び、19万部を売り上げるヒット作となった。今回の映画では、恵理菜の物語に主軸が置かれ、数奇な運命を背負った主人公が、かつて自分を誘拐した女との思い出の地を巡る旅を通して自身の人生を肯定し、成長していく姿が描き出される。この恵理菜を演じるのが井上さん。『花より男子』シリーズをはじめ、悩みつつも元気いっぱいの役どころを演じることが多かった彼女だが、今回の複雑な内面と過去を抱え、おまけに不倫相手の子供をお腹に宿した妊婦という難しい役どころで新境地を開く!井上さんは「育児放棄や虐待など、いたたまれないニュースが増えている中、悲しくも深い、親子の愛情を描いたこの作品に参加できることになり、とても深い意義を感じています。これまでに演じたことのない役柄は新たな挑戦なので、役と真摯に向き合い、いい作品が作れるよう頑張ってまいります」と意気込みを語る。そして自分の子供を持てなかったという鬱屈した思いから不倫相手の赤ん坊を奪い、その思いを反映させるかのように赤ん坊に愛情を注ぐ希和子を演じるのは永作さん。「どうしたらこの役になれるのか、まだ分かりません。いまはただ、なすがまま、役に翻弄されたいと思います。とても難しい内容ですが、だからこそ自分がどう変化するのか楽しみでもあります」とのコメントを寄せてくれた。監督を務めるのは、『ラブファイト』、『孤高のメス』の成島出。「初めて原作を読んだ時、心が震えたのを昨日のことのように覚えています。愛人の赤ん坊を誘拐し、逃亡した女。その女を母と慕い、4歳まで育ってしまった少女が21歳になって感じるこの世界は、安直なハッピーエンドではない美しい光に満ちていました。彼女たちと一緒に逃避行をし、旅に出よう。本を閉じた瞬間に私は、映画化権を出版社に問い合わせていました。この秋、その願いが最高のキャストと共に叶うことになりました。すばらしい女優陣の新たな宝物を、スクリーンでお見せできると信じています」と作品にかける熱意、意気込みを語ってくれた。ちなみに本作は今年の春、NHKで連続ドラマとして映画より一足先に映像化されているが、このTVドラマ版では希和子の逃亡劇を主軸に描かれており、希和子を檀れいが、恵理菜を北乃きいが演じた。映画版には井上さんと永作さんのほかに、小池栄子、森口瑤子、劇団ひとり、田中哲司、風吹ジュンらが出演する。果たしてどのような世界が描かれるのか?すでに9月23日(木)より撮影は開始されており、都内および小豆島での撮影を経て10月末にクランクアップの予定。蟬は通常、地上に出て7日間しか生きられないと言われるが、8日目を迎えた蟬が見る世界とは――?『八日目の蟬』は2011年公開予定。■関連作品:八日目の蟬 2011年、公開
2010年10月01日女優の永作博美が2月23日(火)、東京・帝国ホテルで行われたWOWOWの主演ドラマ「蛇のひと」の発表会見に、ブルガリの約450万円相当のジュエリーを付けて登場した。商社のOL・陽子(永作さん)が、上司の部長が自殺した日に失踪した課長(西島秀俊)を探す過程を通じ、人間の不可解な業を描き出すヒューマン・サスペンス。第2回WOWOWシナリオ大賞受賞(三好晶子)作品のドラマ化。監督を『重力ピエロ』などの森淳一が務める。タイトルに引っ掛けて、蛇をモチーフにしたホワイトゴールドにダイヤモンドを散りばめたバングルを左手首に付けた永作さんは、左腕を上下させて450万円の重みを感じて笑顔。自身の中に蛇は潜んでいる?の問いに「人間、頭があるワケですから善悪、損得を考えるし、間違いなく潜んでいる、確かです。それに気づけていないのか、これから出てくるのか。出てきても対応できる人間でいたい。そういう部分があることを認めたいですね」と、どんとした構え。同じ質問に西島さんは「確信を持って人に害を及ぼす役が多くて、自分はそういう人ではないんですけど、そういう役をもらって『できる!』と思うので…潜んでいるのかなと思います」と思案顔。左手人さし指には約124万円のブルガリの蛇型指輪を付けており「普段ジュエリーって付けませんが、これから前向きにチャレンジしたい」と照れていた。同作について永作さんは「台本を読み、とにかく新鮮で読んだことがないと思い、自分でどう形にしていくか楽しみだった。人間の変化、心の変化を感じながら見てほしい」とクオリティをアピール。劇中、口笛を吹く場面があるが「口笛でしょ、って思ったんですが、肺活量の問題で大変でした。息が続かないんですよ。難しいですね、口笛って」と愛嬌タップリに語った。西島さんは劇中、大阪出身の設定で「正直、関西弁の役は避けていました。ハードルが高いので。今回はしかも言葉で人をふっとある方向に持っていく役で。國村隼さんとか実際に関西出身の人の前だったのでプレッシャーでした」と苦笑いし、会場の笑いを誘っていた。ドラマW「蛇のひと」は3月7日(日)午後10:15〜WOWOWにて放送。ドラマW「蛇のひと」公式サイト(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:酔いがさめたら、うちに帰ろう。 2010年秋、公開© 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』製作委員会サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々中山美穂、凱旋舞台挨拶で感涙!すかさず西島秀俊がハンカチ差し出す中山美穂がフランスから緊急帰国!『サヨナライツカ』日本横断凱旋舞台挨拶が決定中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…
2010年02月23日YAZAWAがグリーンカーペット&舞台挨拶に参上!ミュージシャンの矢沢永吉の歩んできた軌跡を追ったドキュメンタリー『E.YAZAWA ROCK』が10月21日(水)に東京国際映画祭で上映された。上映前には、矢沢さんのためだけに劇場前にグリーンカーペットが敷きつめられ、多くのファンの声援に受けながら矢沢さんは堂々とカーペットを闊歩。続いての舞台挨拶では、初めての経験に少し戸惑いを見せながらも、熱烈な観客たちの声援に応えた。舞台上で矢沢さんは、苦笑いを浮かべながら「(初の舞台挨拶は)落ち着かなくて、手を前で組んだり、“いい人”になってしまうんですね」とコメント。30年前のインタビューの映像の中の自分について「『何て生意気なヤツ!』って思いましたね。青くて、生意気で言いたいことスパンって言ってる。いま思うと恥ずかしいくらいです。あぁ、これがあのときの自分か…という気持ちでした」と少し照れくさそうにふり返った。増田久雄監督は、この映画を作ることになったきっかけについて「18年ぶりに永ちゃんと一緒に『RUN & RUN』(※1980年に製作された、増田監督のプロデュースによる矢沢さんのドキュメンタリー作品)を観たんです。隣りにいまの永ちゃんがいて、スクリーンに30歳の頃の永ちゃんがいて、ブレてないんですよ。でも変わった部分もあって…理屈じゃなく、1年追いかけたくなったんです。そのつもりが2年追いかけてしまいました」と語り、「野球のクライマックス・シリーズの巨人vs中日が気になってる人もいると思いますけど、この映画を観たら、永ちゃんについて語りたくなって、野球のことなんて忘れると思います」と自信満々。さらに「(映画を観て矢沢さんの良さが)分かんなかった人は、僕のとこ来てください!勝負するので」とも。監督の発言に隣りの矢沢さんも驚いたような表情を浮かべつつ、笑っていた。「(劇場で)フィルムで観て楽しんでください!」と呼びかけ舞台を去っていく矢沢さんに、客席のあちこちからは熱烈な「永ちゃん」コールが響き渡った。『E.YAZAWA ROCK』は11月21日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催E.YAZAWA ROCK 2009年11月21日より全国東映系にて公開©2009 映画「ROCK」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!
2009年10月22日