星占いの記事やエッセイを執筆しているライター・石井ゆかりさんからのスペシャルメッセージを紹介します。大きく動く“スタート”の瞬間2020年が「ちょっと怖いな」という読者の方へ。こんにちは、石井ゆかりです。2020年という年について、すでにたくさんの方々の記事やコメントが、各所で紹介されています。そうした記事を読んだ方が、「2020年が怖くて仕方がない」とご感想を書かれているのを、某所で目にしました。2020年は山羊座・牡羊座というパワフルな星座に星が集い、年末にグレート・コンジャンクション(木星と土星の大会合)を迎える年でもあります。「星占い」は科学ではない以上、読み手によって様々な解釈があり、どれが正解でどれが間違いということもないのですが、2020年に関してはニュアンスの差こそあれ、「ハデな、大きな動きのある年である」という読み方は、共通しているのではないかと思います。「大きな動きがある」と聞いて、ワクワクする人もいれば、「何か恐ろしい変化が起こるのではないか」「今の平穏や安定した生活が失われるのではないか」と考える人もいます。日頃不安を感じやすい人や、不安定な状況で生活している人、感受性の鋭い、敏感な心の持ち主の人々は、どちらかといえば後者に傾きがちかもしれません。何か大変なことに巻き込まれたらどうしよう、という恐怖で足がすくんでしまう人も、少なくないはずです。ですが2020年の「動き」は、もしかすると、それほど「怖がる」必要はないのかもしれません。なぜなら、2020年にスポットライトが当たっているのは、主に「活動宮」と呼ばれる星座だからです。「活動宮(カーディナル・サイン)」は、自ら何かを始めようとする世界です。能動の世界、主体性の世界、自意識の世界、リーダーシップの世界なのです。ゆえに2020年は「自分から何かを始めたい」と思っている人には、ごく動きやすい年となるでしょう。一方「自分から何かを変えるのはいやだな」「現状維持に徹したい」という人は、「現状維持に徹するぞ!」という主体的な意志を持ち、そのために動いていけば、その目標を自分の手で達成できる年、という解釈もできると思うのです。問題なのは「だれかになんとかしてほしい」「自分では何もしなくても、うまくいくといいな」という姿勢かもしれません。もとい、それでも「だれか」をうまく選んでついていくことができれば、もしかすると、「なんとか」なるかもしれません(!)。年末の「グレート・コンジャンクション」は約20年おきに起こる現象で、前回は2000年、牡牛座での会合となりました。ですから、まずは単純に、1999年から2000年に皆さんに起こったことを思い返してみると、2020年の流れとリンクする部分もあるかもしれません。もちろん、「全く同じことが起こる」わけではありませんが、流れの中にある仕組みや起こる出来事の強度みたいなものが、どこか似ているのではないかと思うのです。ある星の形を「怖い」と感じる人は少なくありません。そういう方には、ぜひ、日記をつけていただきたいと思っています。この「日記」は、毎日のことを細ごま書くのではなく、目立った出来事やイベントがあったら、それをメモしておく、という程度の方が、星を読むには役に立ちます。占いの記事に「来週こんな星の配置があります」と書かれていたら、同じような配置の日を、過去に遡って探し、日記を読んでみます。そうすれば、過去に起こった「事例」を参考にして、「その時期起こりそうなこと」をちょっとは、想像できるのです。私たちはどんなに大変なことでも、人生の中でなんとか対処しています。ですから「自分は、そのことに対処できるだろうな」という心の準備も、多少は整うのです。私自身は、「日記」というほど立派なものではなく、ごく簡単な「年表」を作っています。引っ越しや本のリリース、病気、歯の治療など、自分にとって「これはちょっと大きなイベントだったな」と思えることを、箇条書きにメモしてあるのです。この「年表」をくってみますと、2000年は私にとって、何をかくそう星占いの活動をスタートさせた年でした。まだインターネット黎明期、「筋トレ」というWebサイトを立ち上げて発信を始めたのが、ちょうど2000年の春分の日だったのです。その時は完全に「趣味のサイト」で、まさか20年後にはその活動が仕事の中心になっているとは想像もしませんでした。星占いで言う「コンジャンクション」とは、星と星が空で近づき、スピードの速い星が遅い星を追い越していく現象です(あくまで、地球からそう見える、ということです)。私たちが最も頻繁に経験している「コンジャンクション」は、新月です。太陽と月が地球から見て同じ方向に位置するタイミングを「新月」と呼びます。星占いではこの新月のタイミングを物事の始まり、「スタート」のタイミングと考えます。では、木星と土星の重なりはどう考えられるでしょうか。これも実は、「物事の始まり」と解釈できるのです。私の「筋トレ」のスタートはまさにそのとおりなのですが、この「スタート」の解釈の厄介なところは、「始まりの段階では、その先どんな展開になるか、わからない」という点です。前述の通り私自身、20年前のグレート・コンジャンクションのタイミングでは、いずれアンアンのような有名な媒体に記事を書かせていただけるようになるとは、想像もしていなかったわけです。頼りない話ですが、少なくともあの時の私は、「ここから自分の大きな仕事が始まるな」なんて、占えませんでした(!)。もとい、2000年のグレート・コンジャンクションは牡牛座、2020年のそれは水瓶座で起こります。この星座の違いにも、実は重要な意味があります。この件は他の場所でも多くの方が書いていらっしゃるので、ここでは割愛します。ただ、「始まり」のスケールとしては、前回よりも今回の方が「大きい」イメージです。自分の人生において、何か大それたことを始められるようなタイミングなのです。夢を描いて夢を追い始める人もいれば、ふとしたキッカケでいきなり、夢の中に飛び込んでしまう人もいるでしょう。「人生何があるかわからない」の言葉通り、2020年は何か素敵なことが起こりそうな年だ、と思っていいと私は考えています。ただ、私のWebサイト立ち上げのように、「その先に何が起こるか」は、スタートの段階では、全くわからないかもしれません。そもそも、スタートというものは、そういうものなのではないでしょうか。面白いのは「スタート」の先に展開してゆくことであって、「スタート」の瞬間自体には、大して面白いこともない、ということだって、珍しくないのです。始まりは、「向こうからやってくる」場合もあれば、「こちらから仕掛けてゆく」場合もあります。2020年全体を見渡すと、どちらかといえば「こちらから仕掛けてゆく」スタイルの方が、フィットする感じがあります。これは、要求するのでもなく、ゴリオシするのでもなく、自分から道を選んで自分から歩き出す、というイメージの動きです。2017年の終わり頃から造ってきた道に、ようやく足を踏み出せる、という感じもあります。更に言えば、2020年の後半は、「戦いの時間」でもあります。私は幼い頃は少女マンガを読んで育ったクチなのですが、最近なぜか、少年マンガや青年マンガを読むようになりました。それらを読んでいてしみじみ驚くのが「戦闘シーン」の多さです。とにかく、戦いの場面が長くて多いのです。「ふふふ…そんなもので私に勝てると思うのか」「うおおおお!」どかーん!ばきーん!「なにぃ!」「トドメだ!」みたいなものが延々と繰り返されていくのが、最初は退屈で読み飛ばしていたのですが、今ではだんだん慣れてきました(!)。2020年の後半に強調されている「戦い」はもちろん、少年マンガの戦闘シーンのようなあからさまなものではないだろうと思うのですが、「あきらめないで、勝ち目のなさそうな強い相手に立ち向かっていく」ことには、何かしら意味があるのかもしれない、と考えている今日この頃です。いしい・ゆかりライター。星占いの記事やエッセイを執筆。近著に12星座別『星栞 2020年の星占い』(幻冬舎コミックス)ほか。※『anan』2019年12月25日号より。©Ko Hong-Wei/EyeEm(by anan編集部)
2019年12月21日数々の傑作娯楽映画や現在も語り継がれるカルト作を数多く手がけた石井輝男監督の作品を集めた特集上映「石井輝男 キング・オブ・カルトの猛襲」が24日(日)から開催される。デビュー作『リングの王者 栄光の世界』から遺作『盲獣VS一寸法師』まで全38作品が集結。2020年1月まで続く超大型特集だ。1924年に生まれ、東宝で撮影助手として活動を始め、新東宝、東映などで数々の傑作を手がけた後、晩年は自身でプロダクションを立ち上げて活動した石井輝男監督は、監督作が膨大にあり、そのジャンルも多岐にわたっている。スター俳優とタッグを組んで大ヒット作を連発することもあれば、後世に語り継がれるカルト映画を量産する時期もあった。その内容は娯楽性と芸術性が同居しており、確かな技術と作劇で魅せる安定感と、時に観る者をあ然とさせるアナーキーな展開が人気で、2005年にこの世を去ったが、現在も支持者、研究者、熱烈なファンが多い。今回の特集では石井監督の膨大なフィルモグラフィーの中から厳選した38作品を上映。高倉健が主演の『網走番外地』『恋と太陽とギャング』や、海外でも人気を集める『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』、女性に迫る男のあまりの執拗さに恐怖と笑いが同時にこみあげてくる怪作『異常性愛記録 ハレンチ』、鶴田浩二、高倉健、丹波哲郎、江原真二郎ら豪華キャストが勢ぞろいするアクション『暗黒街の顔役 十一人のギャング』など強烈な作品が連日上映される。時代の波を捉えながらも、スタイルをあえて壊して完成度や安定を否定して走り続けた石井輝男の作品群は“キング・オブ・カルト”の名にふさわしい。早くも没後14年。今回の特集を機に新世代が石井輝男の世界に新たに足を踏み入れることを期待したい。石井輝男 キング・オブ・カルトの猛襲『花と嵐とギャング』『黄色い風土』『いれずみ突撃隊』『温泉あんま芸者』『徳川女系図』『リングの王者 栄光の世界』『日本ゼロ地帯 夜を狙え』『網走番外地』『恋と太陽とギャング』『残酷異常虐待物語 元禄女系図』『戦場のなでしこ』『大悪党作戦』『霧と影』『親分を倒せ』『神火101 殺しの用心棒』『異常性愛記録 ハレンチ』『殺し屋人別帳』『女体渦巻島』『大脱獄』『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』『決着』『ゲンセンカン主人』『暗黒街の顔役 十一人のギャング』『監獄人別帳』『続 決着』『明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史』『女王蜂と大学の竜』『昇り竜 鉄火肌』『網走番外地 望郷篇』『ギャング対Gメン 集団金庫破り』『無頼平野』『セクシー地帯』『緋ぢりめん博徒』『顔役』『盲獣VS一寸法師』『徳川いれずみ師 責め地獄』『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』『直撃地獄拳 大逆転』11月24日(日)から2020年1月25日(土)まで※12月31日(火)と1月1日(水)は休館ラピュタ阿佐ヶ谷
2019年11月24日星占いって好きですか?ロマンティックな感じがして憧れるとか、テレビで見かけたら、ついチェックするという人も多いのでは。でも、自分でも占えたらいいな、と本を読み始めものの、すぐに脳内が疑問符だらけになり閉じてしまった…なんて話を聞くことも。確かに覚えることが多いし、難しいですよね。その気持ちわかります。でも大丈夫!「私には無理…」と諦めかけている方にこそ読んでほしい星占いの本があるんです。■専門用語はほぼなし!易しい星占いそれは石井ゆかりさんの『月で読むあしたの星占い』(すみれ書房)。帯に《石井ゆかりが教える、いちばん易しい星占いのやり方》と書いてあるだけあって、超絶とっつきやすく、サクサク読み進められる1冊です。石井さんいわく「本物の『ジャングル』が本格的な占星術の世界で、『ジャングル・ジム』が本書の星占い」とのことなので、ビギナーさんも心配ご無用。サファリジャケットにブーツの重装備ではなく、Tシャツ&スニーカー姿で思う存分楽しめます。本の後半で少しハウスやホロスコープに触れていますが、そこまでは全くと言っていいほど専門用語は登場しません。易しい、そして優しい表現で毎日の星占いの「やり方」を説いているため、スッと頭に入ってくるんです。■12種類の「〇〇の日」とは?石井さんは「今日の月」が位置する星座で決まる12のテーマに、それぞれ「〇〇の日」という名前をつけました。--------------------------1.スタートの日2.お金の日3.メッセージの日4.家の日5.愛の日6.メンテナンスの日7.人に会う日8.プレゼントの日9.旅の日10.達成の日11.友だちの日12.ひみつの日--------------------------この「12種類の毎日」が2~3日ごとに切り替わりながら進み、1ヶ月でひとめぐりするのです。第1章は、星座別の12種類の「〇〇の日」を手帳やカレンダーに書き写し、「毎日の占い」の基本を作る章。筆者(射手座生まれ)もさっそく手帳に書き込むことにしました。とりあえず10月1日から31日まで記入したのですが、1日は「ひみつの日」。3日には「スタートの日」に移行し、6日は「お金の日」、8日は「メッセージの日」…。全ての「〇〇の日」を書いたら、それぞれについての詳しい解説を熟読します。例えば「スタートの日」は“目新しいことが多い日”で、何かしら変化が起こりやすいのだそう。解説を読んでは手帳をちら見して「この日はこんな日なのね!」とわくわく。「お金の日」とか「愛の日」とか、やっぱり気になっちゃって。■占いとの理想的な付き合い方?とはいえ、夜寝る前などに「“あした”はこういう日かぁ」と手帳を眺めはしたけれど、起こりそうな出来事を意識してスケジュールを立てたり、当日の朝「〇〇の日だから、こうしよう」と考えて行動したりはしませんでした。なのに、後で振り返ってみたら…あっ!と思いあたることが結構あったんです。例を挙げると…--------------------------◎お金の日気前がよくなって散財しやすいそうです。6日は電子レンジを買い替えて勢いづいたのか、気づいたらカルディで、普段は買わないちょっとお高めの冷凍食品を購入していました。◎人に会う日18日。いつもより早めに退社したところ、駅で高校時代の同級生とバッタリ再会。◎達成の日25日。やらなきゃと思いつつ、滞っていた原稿をなんとか仕上げて解放感に浸ることしばし。◎友だちの日27日「友だちの日」は昔からの友人と美術館へ。--------------------------まるで最初からそうと決まっていたかのような出来事が重なり、なんで?とびっくり。「こんな日」ということをなんとなく知っていて、それに該当する事柄に遭遇すると、ちょっと得した気分になりますね。学校の先生が「ここは大事だよ」と言っていたポイントを復習しておいたら、テストに出題された、みたいな。全面的に頼るわけではなく、転ばぬ先の杖として参考にするのって、占いとの理想的な付き合い方ではないでしょうか。■「自分で少し占えるようになる」とは?石井さんは本書の終わりのほうで、過去の日記を見ると、12種類の「〇〇の日」がめぐってきたとき、自分の身にどんなことが起こったのかを確認できると述べています。そのことは、今後を予測する上で大きなヒントになるとも。1ヶ月間、占いを試してみて、それは正にその通りだろうなと納得しました。「自分で少し占えるようになる」とは恐らく、起こっていることの意味を考え、その延長上にある将来の見通しを立てるのが上手になる、ということ。占いに振り回されるのではなく主体的に自分のリアルな日常を見つめ、そこに星占いをそっと添えるのは、とても素敵なことだと思います。占いによって視野を狭めるどころか、自身の物語が豊かな広がりを見せるでしょう。そんな気づきを与えてくれる『月で読むあしたの星占い』。読めば未来が、この先の人生が、今よりも楽しみになるかもしれません。プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年11月02日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、「石井ゆかりの幸福論」第5のテーマ、愛と創造について(前編)をお届けします。■5.愛と創造について。(前編)星占いの「ハウス」に沿ってお題を決めて書いている本稿ですが、今回は「愛と創造」がテーマです。星占いで「第5ハウス」と言えば恋愛のハウス、ということになっています。恋愛は占いの場で、もっともよく話題にのぼるテーマです。多くの人が恋に悩み、愛に傷ついて、占いに手を伸ばします。一般に、人が「占いをしたい」と思うのは、「自分の力ではどうにもならないと思えること」に直面したときだろうと思います。「自分の力ではどうにもならないこと」、その最たるものが恋愛です。意中の相手の心を自分の思い通りにできたら、どんなにいいでしょうか。でも、そうはなりません。そうはならないからこそ、恋愛が素晴らしい、と言うこともできるかもしれません。もし、自分の意思で他人の気持ちを自由自在に変えられるならば、「人から愛される」ことは、そんなに貴重なことだとは思えないはずです。自分の思い通りにはならないはずの「他者の心」が、自分という存在を強く求めてくれる、というところに、愛の神秘、愛の奇跡的な感動が生まれるのだと思います。恋の前では、人はどこまでも無防備です。とても傷つきやすくなりますし、感情は揺れ動き 、ほかのことが手につかないくらい、感情に支配されてしまうこともあります。こうしたとき、「占いをしたい!」という気持ちになるのは、当たり前です。星占いで「恋愛を見てください」と言われたら、まず第5ハウスの状態(とそのルーラー※)を見るはずです(人にもよりますが)。でも、実はほかにもいくつか、見るべきところがあります。まず第7ハウス、次に金星、火星、そして第8ハウスや第11ハウスも見たりします。さらに月と太陽、土星、などと、まあ複合的にどんどん見ていくわけですが、特にこの5・7・8・11の4つのハウスは、それぞれ担当が分かれています。第5ハウスは「与える愛」、第7ハウスは「パートナーシップ、結婚」、第8ハウスは「性愛」、第11ハウスは「受け取る愛」をそれぞれ、検討できる場所なのです。第5ハウスが「愛と創造の部屋」であることが、これで少し、ピンときます。愛は愛でも、第5ハウスの愛は「愛する」愛なのです。自ら生み出す愛、行動する愛、注ぐ愛が、第5ハウスの愛です。「愛するだけが愛でしょうか?愛されるのを望むのは、ワガママなのでしょうか?」と時々、質問されます。「愛されたい」という願いは、本当に多くの人が胸に抱いている、切実な願いです。ワガママ、ということではないと思います。でも、これだけ多くの人が「愛されたい」と思っているならば、裏を返せば「愛することのできる人」こそが求められている存在だとも言えます。愛情深い人、愛することのできる人を、みんなが待ち望んでいるのです。ならば、「愛することができる人」こそが、「必要とされる人」なのではないでしょうか。占いの場で問われるのは、「私はあの人に愛されますか?」「私を愛してくれる人が現れますか?」が圧倒的に多いように思います。とにかく「自分の思い通りにならない・コントロールできない」のは、自分の心ではなく、自分以外の他人の心のほうなので、そういう問いが前に来ます。でも、本当にそうでしょうか。誰かを好きになる、愛する、ということは、どんなに努力しても、なかなか、できることではありません。もとい「頑張って好きになる」「相手のいいところを見つけようとする」ことは、できます。でも、「辛抱してつきあってみたら、相手がいい人だということはわかったし、仲良くもなったけれど、でもどうしても、愛情を持つことができない」というのは、よくあることです。こう考えると、「頑張ってもできない」「コントロールできない」のは、本当は「自ら愛すること」のほうなのかもしれません。何かを好きになること、夢中になること、愛すること。これは、とても大変なことです。※ルーラー:占星術では、12星座それぞれが「王様」のような惑星を持っています。それを支配星という呼び方のほか、ルーラー、守護星とも呼びます。>>次回もお楽しみに(11月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年10月25日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、「石井ゆかりの幸福論」第4のテーマ「帰るべき場所」と幸福(前編)をお届けします。■4.「帰るべき場所」と幸福。(前編)「家」は、「帰るべき場所」です。私たちは自分の人生において、一体どこを目指しているのだろう、と考えると、この「家」という概念は、ひと味違ったイメージを帯びてきます。たとえば、人間が赤ん坊として生まれ、成長し、一人で世の中に出られるようになろうとし、世に出てなんとか社会的立場を獲得しようとし、多くの場合、自分なりの「成功」を目指して頑張ることになります。受験や就職、結婚や出産、昇進や独立など、人生の各段階において「目指すもの」はどんどん変わっていきます。5年前に目指したものと今目指しているもの、10年後に目指しているものは、たとえ同じ仕事をし、同じ立場にあったとしても、「完全に同じ」ではあり得ないでしょう。私たちは人生の中で、実に様々の細かいゴールを設定し続けます。そのゴールという点を、線で結ぶようにして生きている、と言えるかもしれません。では、そんな人生の物語は、最終的にどこにたどりつくのでしょうか。少なくとも星占いの世界では、それは「家」を扱う場所なのです。このコラムでは、星占いの「12ハウス」という技術を下敷きにして「幸福」について考えていますが、基本的に星占いの技術自体には触れないで稿を進めるつもりでした。「12ハウス」はあくまで、テーマ設定のためのヒントとして使うつもりだったのです。でも、この第4回、つまり「第4ハウス」を下敷きにする回について考えていたとき、どうしても他のハウスに触れたい気持ちになったので、少しその話をします(といっても、星占いの仕組みに全く興味がない・知識がない方でも、お楽しみいただける内容になっている、はずです!)。星占いの「第4ハウス」のテーマは、一般に「家」です。居場所、住処、家族、親、地元、などを司るのが第4ハウスとされています。ただ、第4ハウスにはこのほかに、ちょっと興味深い「担当分野」があるのです。それは、「死」「物事の最終的な結果」「本心」です。「死」は一般には第8ハウス、「結果」は第10ハウス、「本心」は(異論はありそうですが)第12ハウス的なテーマと言えそうです。「隠れた問題」というテーマも第4ハウスに関連づけられることがありますが、これも元々は第12ハウスマターです。つまり第4ハウスは、8、10、12ハウスという3つのハウスを分かち合っているようなところがあるわけです。特に第4ハウスが「死」と関連づけられたのはごく古い時代で、「第8ハウスが示すのは『周囲の人々の死』で、『自分自身の死』は第4ハウスで読む」という説もあります。成功を求め、愛を求め、仲間を求め、やりがいを求めて生きて生き続けた結果、最終的に到達する場所が、「死」です。死ぬ時にどんな気持ちでいるか、本当に欲しいものはなんだったのか、最後の瞬間、幸福でいられるか。第4ハウスが「家」であり「死」であり「最終的な結果」であり「本心」の場所である、ということが、こう考えると、とてもしっくりくるように感じられます。第4ハウスの「家」は、日々帰る場所であると同時に、人生という旅の最終的な「帰着点」でもあるわけです。以下は、以前noteに書いたコラムの一部を改稿したものです。「人生の終わり」が私たちにとってどんな意味を持つのか、ということについての、ある調査のお話です。*******************次の2つのシナリオを比べてみて下さい。“シナリオ1:ジェンという女性がいる。ジェンには子どもがなく、独身で、30歳のある日、自動車事故で少しも苦しまずに即死する。彼女の人生はとても幸せなもので、仕事や旅行を楽しみ、趣味もあり、友人もたくさんいた。シナリオ2:ジェンという女性がいる。ジェンには子どもがなく、独身で、35歳のある日、自動車事故で少しも苦しまずに即死する。彼女の30歳までの人生はとても幸せなもので、仕事や旅行を楽しみ、趣味もあり、友人もたくさんいた。が、30歳から35歳までの最後の5年間は、そこそこ楽しいが、30歳までほどではなかった。”さて、どちらが「より幸せな人生」でしょうか。この2つのシナリオは、心理学者エド・ディーナーによる実験の素材です。実験の被験者は、上の2つのシナリオを読み、以下の質問に答えました。“「ジェンの人生を全体として見たとき、どのくらい好ましく感じますか?」「ジェンが人生で経験した幸せまたは不幸せの総量はどの程度だと思いますか?」”シナリオ2は、シナリオ1に、「そこそこ楽しい5年間」を足しただけのものです。ゆえに、幸せの「総量」は、2つのシナリオで一致するはずです。ですがなんと、被験者の回答では、シナリオ2のほうで「幸せの総量」が大幅に減らされていたのです(!)。“少しばかり幸せでない5年間を付け加えただけで、まともな人たちがジェンの人生の評価を大幅に下げるとは思っていなかった。だが私はまちがっていた。大半の人が、この5年間のせいでジェンの人生は台無しになった、という直感的な判断を下したのである。-ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』(ハヤカワノンフィクション文庫)より”*******************「最後の瞬間に、幸福でいられるかどうか」。このことは、多くの人にとって人生全体の価値を左右する、大問題であるらしいのです。多くのドラマや物語にも、そのことはよく表れています。たとえば前掲書では、オペラの『椿姫』が例に挙げられています。高級娼婦ヴィオレッタと青年貴族のアルフレードは恋に落ちますが、アルフレードの父はヴィオレッタに別れるよう要請し、ヴィオレッタは恋人を思って身を引きます。事情を知らないアルフレードは激怒しますが、最後には事情がわかり、彼女のもとに駆けつけます。ヴィオレッタは病で死の床にありましたが、死の直前に最愛の人に再会が叶ったのでした。この物語は「ハッピーエンド」であり、最後に恋人の腕の中で死んでいけたヴィオレッタの生涯は「幸福だった」と感じる人が多いのだと言います。ヴィオレッタの人生を冷静に客観的に考えると、全体としてはかなり辛いものだったろうと思われるのです。娼婦として不名誉を背負って生きざるを得ない苦労、最愛の人と引き裂かれる苦悩、若くして病に倒れた苦しみなど、あまりいいところがありません。ですが、この物語に触れた人の多くが、最後のただ一瞬の逢瀬によって、彼女の人生の全体が光に照らされ、「彼女は幸福だった」と感じるのです。このオペラの原作小説、小デュマの『椿姫』では、エンディングが大きく異なります。ヒロインの高級娼婦マルグリットと青年貴族アルマンがその仲を引き裂かれるまでは同じですが、アルマンはマルグリットの死に際に間に合わないのです。マルグリットの生きている間には誤解の解けぬまま、二人は死に別れてしまうのです。こちらはまったくの「バッド・エンド」です。死に際の一時間が幸福だったかどうか、それだけで物語全体の印象が大きく変わってしまうのです。これは「物語の印象」だけの問題ではないのかもしれません。私たちの多くが抱く「人生観」と直結しているのかもしれません。すなわち「死に際が幸福な人生こそが、真に幸福な人生と言える」という人生観です。※ヴィオレッタ(オペラ版)=マルグリット(原作小説版)アルフレード(オペラ版)=アルマン(原作小説版)>>次回:4. 「帰るべき場所」と幸福(後編)(9月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年08月25日「つい先日、小泉さんと恵比寿駅で会ったんです」と語るのは、小泉今日子(53)の古くからの知人。現在は制作会社『明後日』の社長としても活動している小泉。恵比寿駅といえば、会社の最寄り駅でもある。知人が続ける。「久々に会ったので、すごく懐かしかったのですが、驚いたのは彼女が電車で移動をしていたこと。会社の社長さんになりましたし、昔とは経済感覚なども変わってきているのかな、と思いましたね」’18年2月に、事務所からの独立と、妻子のある豊原功補(53)との恋愛関係を公表した小泉。それから1年半が経過し、2人は新たな試みに挑もうとしている。プロデューサーとして映画の製作を手がけているというのだ。ある映画プロデューサーは言う。「豊原さんも小泉さんも映画のプロデュースは初めての体験だそうですが、なかなか映画がヒットしない時代に思い切った決断だと思います。昨年は製作費300万円という低予算映画『カメラを止めるな!』が大ヒットして話題になりました。でもお2人の映画『ソワレ』は主演の1人が若手人気俳優の村上虹郎さん(22)で和歌山県内のロケも1カ月弱おこなったそうですから、製作費用は少なくとも1~2千万円はかかるのではないでしょうか」彼らは製作費や広告費を集めるために、クラウドファンディングサービスを利用している。8月5日時点で支援金は350万円を超えており、かなり反響を呼んでいるようだが、小泉と豊原の“捨て身の作戦”も功を奏したようだ。「2人で経済誌のインタビューに応じ、豊原が“創造の世界はもっと自由であるべき”など映画製作について熱く語ったのです。2人で取材に応じたのは初めてのことで、7月末に配信された記事では和歌山県の海岸で撮影されたツーショットまで公開しています」(芸能関係者)豊原はインタビューではこんな発言も。《テレビに出られなくなる、CMに起用されなくなる、生活ができなくなる、映画が撮れなくなる。無言の圧力をみんな勝手に自分の中に感じてしまっているわけです。自分自身もそういう思いをすることはあるんですが》(『Forbes JAPAN』)現在の豊原は経済的に苦境にある。小泉への不倫愛を宣言して以降、テレビドラマや映画のオファーは激減しているのだ。ある舞台関係者は語る。「いまの収入の大部分が、『明後日』から支払われている演出料や出演料で、いわば小泉さんが捻出したお金です。その収入から、奥さんの生活費やお子さんの養育費を払っているわけですが、豊原さんも金欠状態に苦しんでいるのでしょう」この関係者は、2人のこんな場面も目撃したという。「楽屋で豊原さんが、ふと『飲み物がなくなったなぁ』と、つぶやいたんです。するとすかさず小泉さんが財布から千円札を渡して『私の分もこれで買ってきて』と……。すごく自然で、お金のことは小泉さんが全部面倒をみているんだな、と思いました」金欠苦に耐えながらも、“自由な創作”を目指し、映画製作という新たな夢に向かって走り出した恋人のために、実は小泉は大きな決断を下していた。“お気に入りの我が家”を売却したのだ。以前、小泉が住んでいたのは都心の一等地に所有するマンションだった。彼女を知る音楽関係者は言う。「小泉さんが50歳の誕生日を迎えたときに、『MEKURU』という雑誌が、彼女の大特集を組みました。すっぴんで撮影に臨んだことも話題になりました。広いリビングルームにたたずむ姿や、ソファに横たわる姿が印象的でしたが、その撮影現場となったのが、彼女の自宅マンションだったのです」部屋の広さは190平方メートル!その重厚なたたずまいが外国人にも人気の物件で、地元の不動産関係者によれば「売却金額は3億円と聞いています」とのこと。この決断の理由について、前出の知人は次のように語る。「女としての意地というのでしょうか。豊原さんを妻子から引き離し、公の場で“恋人宣言”もさせてしまったわけですからね。『彼の夢は私が支える!』という思いにとらわれているのでしょう。交際を公にしたころ、小泉さんは賃貸マンションに引っ越していました。所有している物件を売却して当面の活動資金を調達することで、豊原さんの創作を支えていきたいと考えていたのでしょう」“男の夢”と“女の意地”をかけた映画は、来年公開されるという。
2019年08月06日俳優の豊原功補と女優の小泉今日子が立ち上げた制作会社の初プロデュース作品で、村上虹郎・芋生悠が主演する映画『ソワレ』。現在、その制作応援サポーターを募集するクラウドファウンディングがMakuakeにて実施されている。2020年秋公開を目指す和歌山県を舞台にした『ソワレ』のサポーターを募集するための本プロジェクト。『ソワレ』は短編映画『春なれや』の外山文治監督作品で、村上虹郎・芋生悠主演、若きふたりの逃避行を追ったロードムービー。豊原氏、小泉氏ら数人で昨年立ち上げた、映画製作会社「新世界合同会社」の第1作目の作品となる。支援枠は3,000円~50万円まで。本プロジェクトを支援したサポーターには、ロケ地・和歌山や東京で行われる試写会に参加できる権利や、ホームページ/映画エンドロールへの名前記載、豊原氏・小泉氏によるクリエイターズトークイベントへの参加権など、様々なリターンが用意され、集まった資金は製作費およびPA(プリント+広告)費として活用していくという。豊原功補&小泉今日子、初プロデュース作に込めた映画業界への思いとは…我々は、もとより日本映画の興行システムにおける大小の差に疑問を感じておりました。よく耳にし、実感としても伴っていたのはオリジナル脚本の企画の通りづらさ、また、キャスティングにおける発想の自由度の狭さです。映画事業、ビジネスといったところをからすれば、国内でのヒットとその中での製作と回収を考えることは至極当然のことなのでしょうが、そこで後回しになるのは国内のみの需要にとどまらぬ作品の質の追求や、認知優先ではない本当に役柄に適したキャスティングの追求なのでないかと思うところがあります。しかし、独自性を打ち出し、自由度を求める企画にはなかなか資金が集まりません。結果インディペンデントの精神を持ちながら小さな映画を目指すことになります。決して悪いことではありません。目指すべき映画を作り公開して観ていただくという点では、映画作りをしている者すべてなんら変わりはありません。ただ、これからはもっとアジアや世界に広がる独自性と作家性を感じる作品を、日本のいろんな映画館でたくさんの方に観てもらえる環境になればと思うのです。日本には本当に優れた俳優や監督、技術スタッフがたくさん存在します。その一人一人にもっと多くの創造する機会、場所を作り、色とりどりの新たな映画が生まれることを願い、はじめの一歩を踏み出してみました。初プロデュースは初めて知り得ること、困難の連続を思い知りながらの日々となることとは思いますが、覚悟を持って、精一杯頑張ります。注目の若手俳優2人のキャスティング理由主人公の翔太役には、瞬時に村上虹郎くんの姿が浮かびました。外山監督とも『春なれや』という短編で組んでいた経験もあり、彼の内面から発する危うげながらも繊細かつ熱量のある躍動感はこの役に不可欠だと感じました。タカラ役の芋生悠さんは100人を超すオーデションからの抜擢となりました。監督が台本を書き上げる上で想像力を膨らませる大きな要因ともなったようです。今作の直前に作・演出した舞台での仕事が初の顔合わせでしたが、彼女の瞳の奥にある儚くも憂いのある光と、大きく飛躍する演技への底力をとても強く感じました。この二人でしか作り得ない時間が生まれるだろうととても期待しています。ストーリー東京で役者を目指す翔太は、噛み合わぬ実人生に自分を見失いそうな日々の中にいた。そんな中、小さな劇団のツテから、演劇を通したレクリエーションを行うために向かった先は、故郷の和歌山にある老人養護施設。終の住処になるであろうその施設に住む老人たちの中で、自分と変わらぬ年若いタカラは働いていたが、彼女は何か失い切って諦めたように佇んでいた。数日後、一緒に祭りに行こうと誘ったタカラを迎えに行った翔太は、そこで驚くべき光景を目にし、2人は事件を起こしてしまう。タカラの手を取り駆け出した翔太。そして2人は“かけおち”とも呼べる逃避行の旅を始めることになる――。『ソワレ』は2020年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年07月30日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。前回に引き続き、「石井ゆかりの幸福論」第3のテーマ“「知る」という幸福”の後編をお届けします。~ 3. 「知る」という幸福・後編~■生きるための知、純粋な知的好奇心私たちは社会生活を送り、自分を守るために、多くの知識や情報を必要とします。生活の基本を学び、世の中の仕組みを学び、仕事のやり方を学び、人との関わり方を学んで、私たちはやっと、この世界でなんとか生きられるようになります。これらは、幸福に生きるための「土台」のような学びです。さらにこの競争社会では、多くを知り、人を出し抜くようなアイデアを持つ者が勝利する、ということになっています。なにかを知らなければバカにされ、バカにされないために学ぶ、といった小競り合いがあちこちで起こっています。こうした競争の中で多くの人が疲れ、傷つき、人を信じられなくなって、孤独に陥っているようにも見えます。「学ぶ」ことは、この辺りまで来ると、幸福への道から大きく逸れています。一方で、私たちには「閉じられた箱の中に入っているものを、どうしても見たい」と感じるような「好奇心」が備わっています。「古代文明の謎」「古城の開かずの部屋」「この村の秘密」「徳川埋蔵金」などという言葉に、私たちは敏感に反応します。このときの「知りたい」という思いは、「マウントをとりたい」「ビジネスに役立てたい」などという思いとは関係がありません。純粋な楽しみのための読書、お気に入りの散歩道を歩く時間。その中にあるとき、私たちの魂は誰にも傷つけることのできない状態になっている、と悪魔は言います。そのような状態の魂は、誘惑も脅迫も受け付けないからです。仲野先生(※)は、「世界を知りたいと思うのは、その世界に生まれた自分自身を知りたいということでもあるだろう」とも言われました。自分が生きているとはどういうことか、死んだらどうなるのか、この世界はそもそも、なんなのか。私たちは「自分」について、よく知っているようで、肝心なことを知りません。それはまさに、大いなる謎です。自分自身と直接関係のある謎です。それを「知りたい」という思いを、誰もが心の片隅に抱えているのではないでしょうか。※仲野徹先生(大阪大学)『3. 「知る」という幸福・前編』にも登場誰にも命令も強制もされないのに、ちいさな子供が言葉を覚えるのは、なぜなのでしょうか。2つか3つの子が「これなあに?」「なんで?」ばかり繰り返すのは、なぜなのでしょうか。「ほめられたいから」ではないだろうと思います。「知りたい」という欲求は、私たちの中にもともと、食欲のように強く備わったものであるようです。どんなに食欲旺盛な人でも、お腹がいっぱいのときには、なにも食べたくないのが当然です。情報の大洪水のようなこの世の中で、私たちの「知りたい」という欲求は、お腹いっぱいなのにもっともっと食べさせられようとしているような、危機的な状況にあるのではないか、という気もします。なんでも読まなくちゃ、知らなくちゃ、と焦っているうちに好奇心自体が鈍磨し、摩滅してしまうとしたら、それは怖ろしいことです。最近の私は、悪魔が警戒する「純粋に自分を楽しませるためだけの読書、楽しみのためだけの散歩」を、もっと増やしたい、と思っています。C.S.ルイスの考えた「悪魔の意見」は、この点では、正しいような気がするのです。>>次回もお楽しみに(8月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年07月25日世代随一の実力派・村上虹郎を主演に、インディーズ映画で最注目の新星・芋生悠をヒロインに迎えた映画『ソワレ』が始動。豊原功補、小泉今日子らによる「新世界合同会社」が初プロデュースを手掛ける。本作は、役者を目指し上京した若者・岩松翔太が、生まれ育った海辺の街の高齢者施設で演劇を教えることになり、そこで働く山下タカラと、ある事件をきっかけに先の見えない逃避行を始める――というストーリー。主人公の翔太を演じるのは、外山文治監督とは短編映画『春なれや』以来二度目のタッグとなる村上虹郎。また、同じくタカラはインディーズ映画界の新星・芋生悠(いもうはるか)が100人以上のオーディションから大抜擢。地元住民らでつくる「御坊日高映画プロジェクト実行委員」らのサポートで7月5日にクランクイン、7月末にアップ、そして秋の完成を目指していく。短編『此の岸のこと』(’10)が「モナコ国際映画祭2011」で最優秀作品賞など5冠を達成し、長編デビューとなった『燦燦―さんさん―』(’13)で「モントリオール世界映画祭2014」から正式招待を受けた外山文治監督が、和歌山市出身のプロデューサー・前田和紀氏の依頼で幾度となく和歌山を訪れ、オリジナル台本を執筆、当地の名所・道成寺にまつわる「安珍清姫伝説」なども取り込み、夏の御坊市、日高エリア、そして和歌山市を横断するロケを敢行する。タイトルの“ソワレsoiree”とはフランス語で「陽が暮れた後の時間」「夜会」、または劇場用語で「夜公演」のこと。本作に関してプロデューサーの豊原氏は「誰もが心の奥底に秘める癒えることのない傷や大切な想いを“一夜かぎりのソワレ(夜会)に閉じ込め、次のまた新しい朝を迎え歩き出す」というメッセージがあると本作への意気込みを語っている。また、撮影中の7月18日よりMakuakeによるクラウドファウンディングがスタート。現場のリポートや動画、和歌山情報などを発信しながら、この映画のサポーターを募っていきたいという。村上さんは既にインスタグラムのフォロワーが17万人。彼の発する言動やビジュアル、関わる作品は多くの人々の関心の中にあり、芋生さんはインディーズ映画を中心に活動しているが、彼女の将来に期待を寄せる人はこれからも増えていくはず。そして外山監督は、まだ三十代ながら『此の岸のこと』『春なれや』『わさび』など短編集の上演はユーロスペース動員数で記録を出すほど。海外での受賞経験もあり、その才能は少しずつ認知されてきている。この若き表現者たちを見守り、育てることもクラウドファンディングの意味を広げていくことになる。豊原功補:プロデューサーコメント外山監督の人の営みに対する深い観察眼を感じさせる『此の岸のこと』に強い感動を覚え、その時からすでに何かに導かれるように新世界の立ち上げ、プロデュースへと至った気がします。唸るような繊細さと躍動を併せ持つ村上虹郎、儚げでありつつも芯のある瞳の奥へと惹きつける芋生悠、この二人の疾走する生命の瞬間を捉えさせたらどうなるのかと、とても胸がざわつく思いです。その構図の力強い背景となる和歌山と我々を繋げてくださった前田プロデューサー、そして全スタッフとともに、新しい扉を開くべくこの映画に挑みます。たくさんの人々の心に届けばと願っています。クラウドファンドの実施も決定し、広く皆様のご参加を募ります。応援宜しくお願い致します。小泉今日子:アソシエイトプロデューサーコメント『此の岸のこと』に感銘を受け、僭越ながら外山文治監督の存在を世に知らしめたいと思った。その思いが長年の夢だった映像作品のプロデュースという挑戦へと背中を押してくれました。縁も所縁もない和歌山県と我々を引き合わせてくれたもう1人のプロデューサー前田和紀さん(和歌山県出身)と共に全力でこの夏を駆け抜けたいと思っています。村上虹郎さんと芋生悠さん。実存と幻想を行き来するような2人の眼差しや透明感はいつか失われるかもしれない儚さの元に醸し出されるものかもしれません。そんな今の2人をそのままこの映画に閉じ込められたらと思います。主人公・岩松翔太役/村上虹郎コメント皆さまお元気ですか村上です。待望の外山監督長編作です。きっと僕等が体感したことのない色やリズムによって未知なる感情とその旋律に出逢えることと予言致します。乞うご期待。主人公・タカラ役/芋生悠コメントソワレの主演をやるということは自分の人生においても大きな出来事になると感じています。W主演の村上虹郎さんは、目の前にするとより一層凄みを感じます。絶対にこの人には嘘をつきたくないと思う何かがあります。心を裸に。一緒に演じられるのが楽しみです。監督の外山文治さんは、リアルにそこに存在するかのような人物を描き確かに映画にされます。ソワレは現実と映画の結びつきの核みたいな存在になるんじゃないかと。台本から読み取った愛を信じて監督ついて行きたいです。そしてプロデューサーの豊原功補さん小泉今日子さんへの信頼もあり、いい環境の中で映画がつくれることに感謝しています。ソワレの未来は何も見えないですが、今は今ここにある全てを捧げられたらと。和歌山の土地のエネルギーと現地の皆様のお力添えをお借りして最後まで生き抜きます。脚本・監督/外山文治コメントこれまで流行に背を向けて、「生活者」の心の在りようを撮り続けてきました。時代が大きく変化し、作品主義・作家主義を今いちど掲げられる時に、この度の機会とご縁を頂くことができましたことを大変嬉しく思います。舞台となる和歌山県の魅力と、村上虹郎と芋生悠という若いふたりの放熱を余すところなく撮ることを約束し、プロデューサー陣の志を羅針盤に、ささやかながらも一石を投じるような骨太な映画を目指して歩を進める所存です。『ソワレ』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月04日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、「石井ゆかりの幸福論」第2のテーマ「お金があれば、幸福になれるか?」についてお届けします。2.お金があれば、幸福になれるか?お金と幸福の関係は、もうあらゆるところで語り尽くされていて、今更私がここで何か付け加えることもないようにも思われます。ですが、「幸福」を語る上では、避けて通れないところでもあると思います。お金は、現代社会を生きていく上でどうしても必要なものです。お金がなければ生活できない、食べていけない、ということになります。キリストは「人は、パンのみにて生くるにあらず」と言ったそうです。そうなのです。「パンだけで生きていけるわけではない」のですから、「パンなし」では、やっぱり生きていけないのです。お金があれば幸福になれる、と考える人は少なくありません。お金がないときは特に「お金さえあれば!」と思えます。たくさんお金を持っている人でも「これでは足りない」と思い続けている、という話を聞きます。たとえば、20代の頃よりも30代のほうが給料は多くなったけれども、お金に対する心配はむしろ、強く大きくなった、という人がいます。持っているお金の多寡によらず、お金は「常に何となく足りない」ものなのかもしれません。「お金さえあれば幸せになれる」へのアンチテーゼも、古来、普遍的に語られ続けています。『ヴェニスの商人』や『クリスマス・キャロル』など、お金を持つ人々が決して幸福ではない、というハナシはずっと愛され続けています。サスペンスドラマなどでも、「根深い愛憎ゆえの凶行」と「金目当ての犯行」とは、おそらく同じくらいの割合なのではないでしょうか。他人に殺されるのはたいがい、お金持ちです。あまりハッピーではありません。最近では「ミニマリスト」「こんまりメソッド」など、物質的な条件に縛られないで生きることを模索する人々が増えてきているようにも思われます。生活の豊かさイコール、お金で買えるものをゆたかに持っていること、ではない、という考え方です。たくさんお金を稼いでも、時間が仕事で埋め尽くされて疲れ果て、日々に何の喜びも感じられないなら、それは幸福とは言えないでしょう。最低限の収入で営まれる真の幸福な生活とは何か、を考えるために、小屋に住んだり、できるだけお金を使わない生活を試みたりと、言わば「実験的生活」をしている人のルポルタージュをしばしば、みかけます。こう考えていくと、お金はとても妙なものです。なければ困るし、あっても困るのです。皆が欲しがるものなのに、悪いもののように言われるのです。お金持ちになりたい人がたくさんいる一方で、お金持ちは一般に悪党扱いされるのです。宗教的な考え方では、お金は大抵、悪とされます(で、寄付が求められます)。■お金と、危険と、死と。学校の授業で「お金とは社会を流れる血液のようなものである」と教わったことがあります。社会を生かし、財を動かし、新陳代謝を促すお金と血液の比喩は、さらりと納得できるものでした。しかし、最近別の意味で、この比喩に「なるほど」と思うこともあります。というのも、私たちは誰もが体の中に大量の血液を持っているのに、血液自体を目にすることは「非日常」なのです。いつでもここにあり、指先を温めているのに、それがちょっとでも表に出ると「さあ大変!手当てを!」となります。「血を見る」ことは、ゾッとするような怖いことなのです。昨年、海外でビルの上からお札を撒いた人がいて、ニュースになりました。お金を見ても「ゾッと怖くなる」ことは無いかもしれませんが、たとえば現金がその辺にポンと放り出されていたら、何となく落ち着かなくなります。「はやくしまったほうがいい」と感じるものではないでしょうか。この点でも、お金と血液は、ちょっと似ていると思うのです。私は、ディズニーランドのアトラクションの中で「カリブの海賊」がいちばん好きです。船に乗って眺めてゆく光景の中に、「洞窟の中で、金貨や財宝の山の上に座っているガイコツの海賊」というのがあります。おそらく飢えて死んでしまったのかなと思うのですが、それでも尚、彼は自分の戦利品である宝の山を守り続けています。あの光景は、滑稽でもあり、恐ろしくもあります。彼を見ると、悲しく切ない気持ちになることもあります。限りない満足と果てしない孤独、奪われることへの恐怖など、激しい感情が彼の中に渦巻いたことでしょう。その感情に窒息するかのようにして、彼は死んだのかもしれません。彼は幸福だったのでしょうか。もし「お金があれば幸福になれる」のであれば、彼ほど幸福な人間はいないでしょう。巨万の富の上に座って死んだのですから。そう思って見てみれば、確かに、幸福そうに見えないでもありません。でも、自分も彼のようになりたいかというと、そうは思えません。お金は、使えば消えてしまいます。でも、使わないでおいても、骸骨の守る金貨のように、意味をなさないのです。お金は、考えれば考えるほど、不思議なものです。■お金と、幸福と、「罪悪感」と。東日本大震災の時、普段とは違った光が、お金を照らし出しました。ひとつは「寄付」、もうひとつは「経済を回す」という言葉です。あの時は、多くの人が当たり前のように寄付をしました。海外からも寄付金が集まりました。被害を被った人々への共感、何とか助けたいという思いがそこに詰まっていたのは確かです。その一方で、「申し訳ない」という言葉を口にする人がいました。方や、全てを奪われて苦しんでいる人々がいる。その一方で、特に何も奪われなかった自分がいる。このことに「罪悪感を持った」人がいたのです。そこで、まるで負債を返済するかのような気持ちで、「寄付をした」という人がいました。寄付をすると、罪悪感が軽くなったのだそうです。勿論、被災地の人々は、被災しなかった人に罪悪感を持ってほしいなどと思わなかったはずです。でも、被災しなかった側では、自動的に罪悪感に苛まれた人がいたのです。そこでは、お金は確かに「正しいもの」として扱われていました。「経済を回す」という言葉もまた、多くの人が口にしたフレーズでした。これもまた、被災地ではない地域での言葉でした。大きな災害が起こったけれども、ほぼ普段通りの生活をし、普段通りに仕事をすることに、多くの人が違和感を持ったのです。「苦しんでいる人がたくさんいるのに、私たちは『普段通り』でいいのだろうか」。この問いの中で出てきた答えが、「普段通りに生活し、仕事をするということは、つまり世の中の経済活動をいつも通りに回していくことであり、間接的には被災地の人々の助けにもなるのだ」という考え方でした。「自分の生活・仕事」という狭い経済活動の範囲が、「世の中の経済」という視野へと、一気に拡大したのです。震災時、多くの人が「経済的な視野の広がり」を得たのではないかと私は想像します。お金はここでも「善」そのものでした。私たちは、幸福になろうとするとき、目に見えない他者への負債を抱えるものなのでしょうか。親が子どものためにお金を使うこと、介護のためにお金を使うことは、非難されることはほぼ、ありません。一方、自分のための贅沢は、人からもあれこれ言われますし、自分でも「これは贅沢かな」と罪悪感を抱かされたりします。他者のためにお金を使うことは善で、自分のためにお金を使うのは悪である、という考え方は、どうも「生きているということはそれ自体、なにかに・誰かに借りがある」というような考え方に繋がっているのかもしれません。「感謝」は、この世の中ではとても重要な思いとされています。「感謝を忘れないように生きています」「いちばん好きな言葉は『ありがとう』です」と言う人はたくさんいます。一方で、「ありがとう」が好きではない、という人もいます。お礼や感謝は「負債を精算したいという気持ち」に通じ、よそよそしく失礼な感じがする、というのです。昨年『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』という本が話題になりました。強く結びついた人間関係や共同体においては、「感謝の表現」は異質なものになることがあるようです。お金の問題が難しいのは、人が幸福になることや満たされることの土台に「善・悪」という概念が横たわっているからなのでしょうか。多くの人は満たされることを願っているわけですが、そのことが果たして「善いこと」なのかどうか、というところで、立ち止まらざるを得ないのかもしれません。「頑張った自分への御褒美」というフレーズがごく一般的に使われるわけですが、そもそも自分で自由にしてもいいお金であれば、好きに使っていいのです。「頑張った自分」というエクスキューズがどうして必要なのか。ここにもうっすらと、お金にまつわる倫理観のようなものの影が見えるのです。私たちが満たされることは、そんなに悪いことなのか。「過剰に満たされるのは善くない」という考え方もありますが、そこには自分の体や心を害する恐れがあるという意味の「良くない」に留まらないものが含まれています。私は個人的に、「そんなに申し訳ながる必要は、無いのではないか」と思っています。罪悪感というのは、確かに誠実で清らかな、人として正しい感情かもしれません。でも、本当に感じるべき罪悪感と、そうでもないものがあると思います。少なくとも「被災しなかったことへの罪悪感」は、私にはとてもよく理解できる感情なのですが、同時に、とても理不尽な感情でもある、と思えます。それは、被災した人々の苦悩への共感とは、別のものです。私たちはそんなにも、多くを「負って」しまうのか。満たされることに罪悪感を抱き、蕩尽する人々に嫌悪を感じる世の中は、なぜそうなっているのだろうか。幸福とお金の関係を考えると、どうしても私は、その疑問にたどりついてしまうのです。>>次回もお楽しみに(6月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年05月25日Tシャツにスパッツというラフな格好で、無造作に髪を束ねたすっぴんの女性。5月中旬の午後4時ごろ、自ら車を運転して都内のスタジオにやってきたのは、小泉今日子(53)だった。しばらくしてスタジオから出て来た小泉は、車から差し入れのお茶が大量に入った重そうな段ボールを1人で運び出す。さらにスクリーンのような機材も搬入するなど、孤軍奮闘していた。この日、5月25日から東京・紀伊國屋ホールで始まる舞台『後家安とその妹』の稽古が行われていた。企画・脚本・演出・出演の4役を務めるのは、恋人で俳優の豊原功補(53)だ。小泉は、この舞台を企画した制作会社『明後日』の社長でもある。小泉が甲斐甲斐しく裏方仕事に立ち働いているのをよそに、豊原は何度かスタジオから外に出てきたものの、タバコを美味しそうに一服するだけだった――。昨年2月、小泉は所属事務所から独立し、妻子ある豊原との恋愛関係を公表した。同時に豊原も会見を開き、小泉との恋愛関係を認めるコメントを発表。以降、2人は公然と愛を育んできた。しかしあれから1年3カ月の月日が経ち、2人の蜜月に陰りが見えてきたという。「昨年末から小泉さんの“お節介焼き”が原因でよくケンカするようになったようです。彼女は裏方として豊原さんの出演する舞台をプロデュースしてきましたが、今回の舞台に向けてお互いの考えがぶつかり合い激しい言い争いになったんだとか。2人は私生活でもパートナーなので、24時間365日ベッタリ一緒。さらに小泉さんが豊原さんの仕事以外のことにも口を挟んでくることが増えたそうです。そんな生活が続き、豊原さんが『いい加減にしてくれ!』と猛反発。束縛のキツさに耐えられなくなってきたようです」(舞台関係者)そんな大ゲンカのすえ「2人は最近、同棲を解消した」と親しい知人が明かす。「今年に入ってから、豊原さんは小泉さんの自宅マンションを出ていき、近くに“仕事部屋”と称して新しいマンションを借りたと聞いています」愛の巣を“飛び出した恋人”を仕事場まで追いかけてきた小泉。だが、その献身ぶりはまだまだ“序の口”で――。稽古を終えて2人がスタジオから出てきたのは、午後7時半過ぎ。小泉が車に乗り込んでエンジンをかけ、しばらくすると豊原が助手席へ。小泉の運転で発車すると、20分ほど走ってコインパーキングに停車した。車から降り立った2人が向かった先は、帰り道にある老舗焼き肉店だった。席につくと、小泉はウーロン茶、豊原はマッコリを注文。2人で仲良くサラダを分け合っている。注文した肉がテーブルに並べられ、豊原がせっせと焼いていく。いっぽう小泉はほとんど焼き肉に手をつけず「あの映画、観た。悪くなかったけど……」と、映画や小説などの話題を振っていた。食事が終わると、2人でタバコを一服。そんな沈黙の時間も自然で、長年連れ添った夫婦のような雰囲気だ。会計時は、当然のように小泉が財布を出す。小泉がレジで支払いをしている間、豊原はトイレに立っていた。約2時間後、店を出た2人は、また車に乗りコインパーキングを発車。帰りも運転するため、小泉は食事中もアルコールを我慢していたのだろう。小泉の自宅方面に向かうが、途中の交差点で車は止まり、豊原だけが降りる。そして一軒のマンションに入って行った。豊原を送り届けた小泉は、かつて豊原との同棲が報じられ、本誌もたびたび豊原の出入りを確認していた自宅マンションへと1人で帰宅。豊原のマンションは、小泉の自宅から徒歩10分ほどの距離だった。運転手や荷物の搬入などをマネージャーのようにこなし、食事代も小泉持ち。これだけ尽くしているにも関わらず、豊原は別居生活を選んだのだった。こんな状態でも小泉が豊原との関係を続けるのには“ある計画”があるからだという。「豊原さんはあと1年ほどで奥さんとの別居生活5年目を迎えます。一般的に、離婚調停で婚姻関係の破綻が認められるのは、5年以上の別居ケースが多いんです。小泉さんは本格的に女優復帰する20年までに、豊原さんが“何らかの決着”をつけることを望んでいるといいます」(前出・知人)焼き肉店での楽しげな様子とは一転、豊原の出て行った自宅に独りで帰っていく小泉の背中は、どこか寂しげに見えた。その切ない痛みも“略奪愛の代償”なのだろうか――。
2019年05月21日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、3月に行ったTwitterアンケートの結果について、石井さんのコメントをお届けします。■あなたにとって「幸福」とは?第1回目の公開後、ココロニプロロさん のtwitterアカウントで「幸福」についてのアンケートをお願いしました。ご回答くださった皆様、誠にありがとうございました!『#石井ゆかりの幸福論 』連載スタート!あなたは今、幸せですか?もし「いいえ」なら、何が足りないと思いますか?RTもしくはコメントをお寄せください!#ココロニプロロ— cocoloni_PROLO (@cocoloni_portal) 2019年3月25日4000以上のお応えを頂き、半数近くが「幸せです」を選ばれたのには少し驚きました。もっとも、「幸せ」の定義は人によって大きく異なります。また、このアンケートがタイムラインに流れた時間帯や、このアンケートが目に止まる方々が私かココロニプロロのフォロワーの方が大多数であること、また、そもそも「回答するかどうか」の判断がこの手前に含まれているなど、様々なバイアスがあります。『幸せじゃない人は心理的に「押したくもない」ってなりそう@TeteGift0727さん』(※Twitterの引用は全て原文ママ)というご意見もありましたが、たしかにそういう気持ちになる方もあるだろうと思います。ゆえに、これだけでわかることはそれほどないわけなのですが、それでも「幸せ」について様々な関心があり、ご意見がある、ということは、感じられる気がしました。■お金、健康、愛が足りない!コメントの中には「お金や愛などが足りない」との声が多く見られました。確かに、生活が安定していて孤独でない、ということは、幸福の最大の条件だと思います。『幸せではない方に入れました。他人の幸せを羨むのではなく喜ぶような心の余裕がないといくら周りがあの人は幸せそうだと思っても当人は幸せだとは思えなくて。そんな心の余裕は経済的余裕や健康な体があってこそ生まれると思っています。@bisco_mItSUyoさん』お金が欲しい、愛されたい、健康になりたいという望みは決して、利己的なだけのものではないと思います。自分以外の人も幸せになってほしい、でも、それを祈れるようになるには、自分自身の生活の余裕が必要だ、という意見は、納得できます。確かに、世の中には自分のことなど構わず、他人を気遣うことができる人もいます。私自身、そういう人に出会ったことがあります。その人は余命一週間ほどだった病床でも、世話をしに来た家族を気遣って、楽しませようと、冗談を言ったりしていました。ですがその人もまた、他者からの愛の記憶に守られていたのではないかと思います。受け取ったものの大きさ、与えるものの大きさは、客観的に量れるものではありません。人が別の人からどれだけの喜びや庇護を受け取ったのかは、当人にしかわかりません。与えた側さえ、それはわからないものだろうと思います。■自分のものの考え方・思い方『40過ぎてやっとこさ「幸せはなるものじゃなくて気づくもの」って意味が分かってきたような気がします……@Shuto_Kaito_Momさん』『10年ほど前「しあわせになれない理由は私にはなにひとつないのに、自分が自分をそうしたくないんだ」と気づき、長い旅をして、「しあわせ」の定義が変わりました。しあわせって調和なんだ。四方が合っている、wholeであるということ。実は常に成就していることで、ただ認識の問題なんだなって、今は。@atohchieさん』自分だけが幸せではいけないのでは、という思いを持たれる方もいらっしゃいました。『ただ、自分が幸せでもつらい人がいる状況が目に入った時、私だけが幸せではいけないのでは、と思っているフシがどこかあります。@havingfun724さん』「幸せである」と認めることを怖れるような思いを持つ方は、結構いらっしゃるのではないかと思います。「幸せだ」と認めてしまうことが悪いことのような気がしたり、「幸せだ」と認めてしまったらもうそれ以上のものは手に入らないように感じたりする、ということもあるのかもしれません。たとえば、「これでおなかいっぱいです、満腹です」と言ったら、もうおかわりはもらえません。神様のような存在がいるとしたら、「まだまだ、おなかに余裕があります」と言っておきたい気がするわけです。満足することが、向上心を失わせる、と考える人もいます。あくなき努力を続けていくためには「まだまだ足りない」というハングリー精神が必要だという考え方です。こうした考え方を採る人にとっては、「幸福だ」と感じることは害悪となることもあるようです。「自分以外の誰かが幸福だからといって、その人に怒りを感じるのはばかげている、その人が私から何か奪ったわけでもないのに!」。これは、ある小説の中の一節です。この言葉はまるで正しいのですが、これを口にした人物は確かに、身近にいる人の幸福を妬んで、その人を遠ざけようとしていたのでした。この言葉は、自戒、反省の言葉であり、自嘲の言葉でもあったのです。私たちは他者の幸福を羨まずにはいられませんし、特に、自分が傷ついて苦しみや悲しみを抱え、不安に苛まれているときは、そうした思いを抱きがちです。それを知っている人々は、幸福なときでも、「自分が幸福だ」とは言わないようにします。無用の悪意から身を守るためです。「あなたは幸福ですか?」という問いの前で立ち止まり、口を閉ざしたくなるとすれば、それは「他の人々は幸福だろうか?」という問いが心の中に渦巻くからなのかもしれません。■幸福かどうかわからない。幸せになるための条件がわからない、何かが必要な気がするが、それが何かわからない、といったご意見も多かったように思います。『「いいえ」にしました。このところ「幸せ」についてずっと考えていたので思わずリプライしてしまいました。私の場合は幸せになりたいとは思っているものの自分が「どうしたら」や「何があったら」幸せを感じるかがはっきり認識できてないのが原因かなと思ってます。@love_toucanさん』『私は幸せかどうか分からない。何の不自由もなく生活できているのだから幸せなのかもしれないけど、幸せを感じる実感はなくて。分からないのでその他で。@neeze37さん』『恵まれているとは思うけれど、それがイコール幸せではない気がして。@naokosunsky1973さん』『何をしたらいいのか、何をしたいのか、歳をとるだけで先に光が見えない。@kakailuさん』幸せ自体の感じ方が時間によって変わる、というご意見もありました。『幸せだと思っていても後になってみると幸せではなかったと思う事もあるし、幸せじゃないと思っていても後になってみると幸せだった事もあり、「幸せと感じる事」には時間が経てば訂正が入ります!今の感想はあてにならないです。@horeisyouさん』幸せには常に「比較」がつきまといます。他人と自分の比較、過去と現在の比較、過去の2点間での比較などを通して「あの時は今よりは幸せだったな」「今にして思えばアレが幸せだったのかも」などと考えることも確かに、あります。「幸福」ということを、リアルタイムの感情・感覚として捉える方がいる一方で、ある種の価値判断・評価のようなものとして捉える方もいらっしゃるのだと思いました。また「自分は多分、幸福なんだろうと思う」というようなご意見もたくさんありました。これは、「感情や感覚ではよくわからないが、客観的に自分の生活を眺めると、いろいろな条件が調っているなあ」ということなのでしょう。「あたりまえだと思っていた条件を失って初めて、幸福だったのだとわかる」という言説は、ごく一般的なものです。だとすれば、私たちは「幸福」に関して、感情や感覚の上では、かなり鈍感だということなのかもしれません。少なくとも、そう自覚している方が少なくないんだな、という印象を受けました。「幸福ではない」を選んだ方のコメントの中で「お金が足りない」「仕事がない」というご意見がたくさんありました。次回、「幸福論」第2のテーマは、その「お金」についてです。>>次回もお楽しみに(5月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年04月25日ココロニプロロでも、12星座別今週の占いや毎月の占いが大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場!占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。第1回目は、「自分」というものについて掘り下げていきます。1.「自分が自分である」ということ「自分」。これは、本当に難しいテーマです。でも、星占いはとにもかくにも「自分」から始めようとするのです。当たり前のようで、ものすごく難しいことだな、と思います。私たちは生まれた時から「自分」というものを引き受けて生きています。そして、自分と人とを比べたり、戦って勝利したがったり、注目してもらいたがったり、愛されたがったりします。たとえば、友だちが誰かに褒められても、自分が褒められたときほどには嬉しくありません。ごく幼いうちから、自分と他人の区別がついているのです。私自身の話をしますと、私は幼い頃、まわりの子と比べて、かなり肥っていました。そして、髪の毛は天然パーマで、転校生だったため、言葉遣いも周囲と違っていました。これらの属性は私にとって、非常に悲しいものでした。「自分は醜い」という劣等感の塊でしたし、キャラクターも多分、浮いていましたし、先生も私のことは、良く思っていなかったようです。ただ「周囲と違う自分」が当たり前だったおかげで、よくも悪くも「人と違うことをする」のが、あまり怖くありませんでした。でも、世の中には「人と違っていること」を怖れる人がたくさんいます。「幸福は十人十色、10人いれば10種類の幸福がある」と考えると、これは結構辛いことです。「自分の幸福は、人のそれとは違うのだ」ということをまず、前提としなければ、自分の幸福を探し始めることができないからです。とはいえ、単に「自分の幸福と人の幸福は違う」とわかっていても、「自分の幸福」にたどり着くのは大変です。というのも「自分の幸福ではないもの」にぶつかっては試し、試しては振り捨てていく、という作業を重ねていかなければ、「自分の幸福」にたどり着かないからです。私自身、若い頃は本当に、夢をとっかえひっかえしながら七転八倒していました。今にして思えば「なぜ、あんなに向いていないことばかりに憧れて必死に取り組んだのだろう?」と不思議な気持ちにしかならないのですが、なにかが「自分には向いていない」とわかるには、まずそれを試してみて、何度も失敗して、いやーな思いをしたあげく、挫折しなければならないのです(!)。いえ、普通はそこまで行かなくても「これは、ダメだな」とわかるのかもしれませんが、私は往生際の悪いタチで、なかなか、わかりませんでした。転職を繰り返した20代に、それが表れています。自分がどんな人間なのか、自分とは誰なのか。もうすぐ45歳になろうとする私ですが、まだよくわかりません。先日も「アイデンティティ」をテーマに、noteで1万字近くも書いたくらいです。しかし1万字書いても、よくわかりませんでした(!)。ただ、私は上記の通り「人と違ったことをする」のは怖くありませんでしたが、若いときに「他人に好かれたいため」「人に怒られないようにするため」「人の機嫌を取るため」に、色々な行動をするクセがありました。たとえば、プレゼントを贈ったり、人の世話を焼いたりするようなことです。今にして思えば誰にも必要とされていない無駄な努力だったのですが、当時は人の気持ちを引こうとして、必死に健気っぽい努力をしていたのです。アラサーの頃に、そのムダなクセを自覚し、全てやめました。この「実は誰にも喜ばれていない、ムダなクセ」をやめるとき、私は「自分は、もっと自分になろう」と強く思った記憶があります。多分、それまでは「人の好意」というもので「自分を作ろう」としていたのかもしれません。実は、「それ以前」の気持ちをよく覚えていないのです。ただ痛烈に「私は、私自身のために生きたことがないかもしれない」と感じたことを記憶しています。「私は私自身として生きたことがなかったかもしれない」「私は私に『なった』ことがなかったかもしれない」という疑いが黒雲のようにわき起こりました。「ひとのため」にしていたことをやめたとき、長いこと自分を縛っていたものを断ち切るような、強烈な衝撃を内側から感じた記憶があります。喜びとも悲しみとも言えないような、色々な思いが入り交じった衝撃でした。今の私は、他人から見れば「幸福」とは言い難い状況かもしれませんが、かなりワガママに生きている自覚があります。そして、それが一番いい、と思っています。このことは、幸福なんだろうな、と思います。これまでいろんな所に頭をぶつけるような生き方をしてきましたが、頭をぶつけたおかげで、できることやできないこと、痛いところや弱いところなど、「自分」のアウトラインがぼんやりとわかった部分もあったのかな、と思います。>>次回もお楽しみに(4月25日更新)プロフィール石井ゆかりライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆、「12星座シリーズ」(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。Twitterのフォロワー数は30万を越える。著書多数。
2019年03月25日〔成城石井ゲートシティ大崎店〕が、2019年2月7日(木)にオープンしました!店内には〔成城石井〕初のデリオーダー式「フードカート風スタンド」があり、ランチタイム限定の《デリごはん》や時間帯限定のスイーツメニューなど、できたての味を楽しめちゃうんです♡オフィスワーカーのみなさん、毎日のランチに迷ったら要チェックですよ~!もちろん、食品スーパーとしても大崎エリアでの生活に欠かせない存在になりそう。新たなグルメスポット〔成城石井ゲートシティ大崎店〕の魅力をリポートします。〔成城石井〕初の試み!注文を受けてから仕上げる「バイオーダー」式のフードカート風スタンド♡新たにオープンした〔成城石井ゲートシティ大崎店〕で注目なのが、なんといってもこちら!注文を受けてから一つ一つ仕上げる「バイオーダー」式で、おいしいメニューが楽しめる「フードカート風スタンド」です。11:00~14:00のランチタイムにはラインアップ豊富な《デリごはん》が、11:00~20:00までの時間帯にはスイーツメニューとドリンクメニューがそれぞれ販売されますよ♪《デリごはん》はあらかじめ〔成城石井〕のセントラルキッチンで、プロの調理人の手によって半加工されたものを店内で最終的に仕上げるのだそう。これによって、味にブレがなく、スピーディーな提供が可能になるのだとか!ラインアップは、季節に合わせて楽しめる約12種類の定番メニュー+週替わりの1品と豊富。忙しいときには手早く済ませてしまいがちなランチタイムですが、できたての味を手軽に味わえるので、メニューを選ぶのも楽しみになりそうですね♡それでは、その中からおすすめをピックアップしてご紹介します!「ロカボ」「エスニック」がキーワード!《デリごはん》《ロカボ生活!成城石井自家製ローストビーフ丼~キャロットラペとアーリーレッドのトマトサラダ~》799円(税別)〔食・楽・健康協会〕が推奨する1食あたりの糖質量を「40g」に抑えた、ロカボ生活を意識する方におすすめの《デリごはん》です。〔成城石井〕のセントラルキッチンで焼成したローストビーフを、店内で一枚一枚スライス。半熟卵、ネギをトッピングし、素材の味わいを引き立たせるしょうゆベースのタレをかけたローストビーフ丼で、お肉をさっぱりといただきたいときにおすすめです♡ブロッコリーとカリフラワーを和えた変わり種ごはんは、食べ応えがあるのに「ガッツリ炭水化物を食べてしまった……」なんて罪悪感も抱かずにすみそう。お弁当に入っている野菜って温めるとしんなりしてしまいがちですが、こちらの《ロカボ生活!成城石井自家製ローストビーフ丼~キャロットラペとアーリーレッドのトマトサラダ~》に使われているブロッコリーとカリフラワーは、店内でロースト処理をしているそうで、フレッシュな歯応えが楽しめます。副菜にはキャロットラペをトッピングしたサラダがイン。見た目も味も楽しめる《デリごはん》です♪《鹿児島県産赤鶏さつまとパクチーのカオマンガイ~ガラスープで炊いたジャスミンライス~》799円(税別)「カオマンガイ」とは、東南アジアの諸国で親しまれている屋台料理で、ごはんの上に蒸し鶏を乗せた料理のこと。昨今のエスニックブームもあり、日本でも人気のメニューですよね♪鹿児島産の赤鶏さつまを使用した《鹿児島県産赤鶏さつまとパクチーのカオマンガイ~ガラスープで炊いたジャスミンライス~》は、ヘルシーな蒸し料理を食べたいときにおすすめです。お米はガラスープ、鶏油、ショウガで炊き上げたタイ米のジャスミンライスでさっぱりとした味わい。シラチャーソースや仙台味噌を使用した特製のエスニックソースは、「これだけでごはんが食べられちゃうかも!」というくらい、とってもおいしいですよ♡《成城石井自家製ローストビーフとパクチーのバインミーサンド》599円(税別)ボリュームたっぷりの《成城石井自家製ローストビーフとパクチーのバインミーサンド》は、数量限定の商品。ベトナムのサンドイッチ「バインミー」を〔成城石井〕流にアレンジしたという一品です。フランス産全粒粉を配合し、ゲランドの塩やココナッツシュガーを使用した自家製のドッグパンは、パンだけでも味わいたくなるほどのおいしさ♡半分にカットしたところ。パクチーの風味とシャキシャキの食感を楽しめます♡ドッグパンの中には、バターと〔成城石井〕自家製の国産豚のレバーパテが塗られていて、店内でスライスするというローストビーフとの相性もバツグン♡さらに、スイートチリソースで味付けした自家製のベトナム風生酢とパクチーをトッピングし、上からエスニックソースをかけて仕上げるのだそう。満足感たっぷりのメニューです♪お腹を満たしたら、なんだか甘いものが食べたくなりませんか?続いてはスイーツメニューからおすすめの一品をご紹介します♡「モーモーチャーチャー」って一体何?《ハイブリッドスイーツ》も必見♡《成城石井自家製モーモーチャーチャーソフトクリームのせ》499円(税別)インパクト抜群の気になる語感、「モーモーチャーチャー」……。実はこの言葉、「ごちゃ混ぜ」を意味していて、マレーシアなどで親しまれているデザートのことなんです!〔成城石井〕でも大人気の自家製スイーツ《モーモーチャーチャー》が、〔ゲートシティ大崎店〕のみの限定商品としてアレンジされて登場♡ココナッツブラマンジェとアングレーズソースがベースとなったムースと、上に乗ったソフトクリームをかき混ぜて食べると、さらに濃厚なおいしさを楽しめる一品に仕上がっていますよ。手に持ってみると、見た目よりもずっしりと重みを感じます。こだわりの低温殺菌製法で作られているという《成城石井牛乳》を使用したソフトクリームは、さっぱりとした甘みで、ムース部分のココナッツミルクの甘い風味とも相性◎。トッピングされたサツマイモの甘露煮と赤えんどうかのこ、自家製の羽二重餅の食感も楽しめます。また、同じくトッピングされた黒豆は塩気が利いていて、お口の中でアクセントになってくれるので最後まで飽きずにぺろりと食べられちゃいますよ♪ご紹介したものはどれもとってもおいしいメニューばかりでした。ぜひ実際に味わってみてください!店内にはプロテインやオーガニックコスメコーナーも!「真のライフスタイルスーパー」を目指す〔成城石井ゲートシティ大崎店〕では、「健康」「美容」のキーワードに着目し、通常の食品だけでなくプロテインコーナーやオーガニックコスメコーナーも設置されています。プロテインを扱っているお店というと薬局やスポーツ用品店といったイメージがありますが、いつも立ち寄るスーパーでお買い物のついでに手に入れられるのはうれしいですね♪「サステナビリティ」という言葉がありますが、まさに持続的な習慣付けにも一役買ってくれそう。JR「大崎駅」からアクセス便利な〔成城石井ゲートシティ大崎店〕に立ち寄ってみては?2019年2月7日(木)に新しくオープンした、〔成城石井ゲートシティ大崎店〕をご紹介しました。店内にはできたての味が楽しめる「フードカート風スタンド」をはじめ、プロテインコーナー、オーガニックコスメコーナーなどがあり、大崎エリアでの新たな食の選択肢として定着していきそうな予感♡また、〔ゲートシティ大崎〕は、JR「大崎駅」からデッキで直結とアクセスも便利で、雨の日でも比較的濡れずに立ち寄れるのが魅力です。ぜひ足を運んでみてくださいね♪●店舗名:〔成城石井ゲートシティ大崎店〕●店舗住所:東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティプラザ地下1階●営業時間:【平日】8:00~22:00【土日祝】10:00~21:00●フードカート風スタンド営業時間:【デリごはんメニュー】11:00~14:00【スイーツメニュー】11:00~20:00●売り場面積:233.2平方メートル(70.5坪)●取扱予定商品:グロサリー、菓子、酒、パン、乳製品、日配品、加工肉、塩干、総菜、雑貨など
2019年02月17日日本そして世界各地から集められた選りすぐりの食品のみならず、オリジナル商品も大人気の〔成城石井〕。そんな〔成城石井〕から2019年1月8日(火)にはじめてのオリジナルアイスが登場します♪今までにないスッキリした後味が食後の「シメ」にぴったりなんです。全国のコンビニでも買えるから今すぐ食べてみたい♡〔成城石井〕初のオリジナルアイス!最近、冬に食べるアイスが充実していて、何を買うか迷っちゃう……。そんな方にぜひ食べて欲しいのが、2019年1月8日(火)に新登場する〔成城石井〕の《ミルクアイス》と《チョコレートアイス》。なんと〔成城石井〕初めてのオリジナルアイスなんです!シメに食べたくなる!さっそく食べてみると……まるで搾りたての牛乳のような濃厚な味わいなのに、後味は驚くほどさっぱり!冬のアイスといえば濃厚でクリーミーなものが多い中、あえてスッキリした後味がめずらしいと思います♪冬はごはんもこってりしがちだからこそ、このさっぱり感が食後のデザートにぴったり合いそう♡さっぱり感のヒミツはなんと「氷砂糖」。いろいろな甘さがある中、氷砂糖は「キレのよい甘さ」が特徴なんだそう!まさに、そんな氷砂糖の特徴が活かされたアイスです♪濃厚なクリームと氷砂糖から作られていて、もちろん乳化剤や安定剤、香料、着色料も不使用だから、小さなお子さんから大人まで安心して食べられますよ。チョコレート味もあるんです♡続いてこちらはチョコレート!こちらも、口溶けはすっとしているのにチョコレートの風味が口いっぱいに広がって、大人の味♡年始に家族ですき焼きや焼き肉パーティーをした後のデザートなんかにぴったり!成城石井と、全国のローソンでも買えます!「食べてみたいけど近くにお店がない」そんな方もご心配なく。〔成城石井〕の店舗だけでなく全国の〔ローソン〕でも同日発売されるんです!ぜひ近くの店舗または〔ローソン〕に足を運んで食べてみてくださいね♪●商品名:成城石井アイスクリームミルク/チョコレート●価格:198円(税抜)●発売日:2019年1月8日(火)●容量:140ml※取り扱いは冷凍ケースのある〔成城石井〕のみ。一部取り扱いのない店舗があります。
2019年01月03日●AD時代の思い出はお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10年目に突入。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし氏、奥田泰氏、藤井青銅氏、ディレクターの石井玄氏、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第4回は、石井玄氏にインタビューを実施した。○「オードリーだったら絶対やりたいです」――いつから『オードリーのオールナイトニッポン』に携わっているのですか。最初はADとして2011年の10月からつきました。「戦慄の腰掛け」というラジオコント企画のときが引き継ぎ期間だったんです。いきなりラジオコントだったので大変で、すごく覚えてます(笑)。――オードリーの番組に携わりたいという希望を出したのですか。「深夜ラジオ」をやりたくてこの業界に入ったので、最初から「オールナイトニッポンをやりたい」と希望は出していました。当時『オードリーのオールナイトニッポン』のADをしていたビーチさん(鈴木賢一)に「オードリーはどうなの?」て聞かれたとき、僕はお笑いのラジオをやりたかったので、「オードリーだったら絶対やりたいです」と言いました。その後、他の仕事が増えたビーチさんが番組を離れなければいなくなった時に「石井やりなよ」と言ってくれて、引き継ぐ形となりました。――ADとしてついたときの、オードリーさんとの初対面はどんな感じだったか、覚えていますか。「よろしくお願いします」とあいさつだけですね。若林さんは「あーお願いします」という感じだったし、春日さんは「勉強したまえ」という感じで。春日さんは見習いのADが見学に来ると絶対に言うんですよ。その後、僕の後輩が研修で来ても、同じこと言ってましたから(笑)。全員に言ってるんだろうなと。○前任・宗岡芳樹Dに「1回だけ褒められた」出来事――当時は宗岡(芳樹)さんがディレクターでしたね。僕は1年目で、しかも初めての『オールナイトニッポン』だったので、実力もないのに、やる気があふれすぎていました。なので、宗岡さんにとっては、うっとうしかったと思いますよ。――AD時代には、どんなお仕事をされていましたか。番組最後にくっついている放送の"ハイライト"は、僕がAD時代に始めたことです。僕が入ったときは、盛り上がった印象的な一言を流していて、特になかった場合はなしという感じでした。でも、ある回で宗岡さんに「今日はないかなあ」と言われたときに、僕が「ここがいいんじゃないか」と勝手につくったんです。「流していいですか?」と聞いたら、OKが出たので流しました。その後、宗岡さんに「石井に任せる」と言っていただき、僕が勝手に面白いところをつなぎ合わせてハイライトぽく出していたら、すごいスタジオでウケたしSNSでも反応が良かったのを覚えています。それくらいしか番組上でADとしてできることがなかったですし、番組に関わりたい気持ちが強くて、ハイライトの長さをどんどん伸ばしていきました(笑)。――ハイライト編集のなかでも、特に思い出深いものはありますか。宗岡さんに1回だけ褒められたことがあるんですよ。それはRGさんが次週にゲスト出演する回で、RGさんのコメントが流れたんです。その中の「あるあるだ!」というコメントだけを切り取って、放送中にオードリーの2人が言ったあるあるっぽい話とくっつけて、4つくらいのパッケージにして出したら、宗岡さんに初めて褒められました。認められたと思った瞬間ですね。――宗岡さんがディレクターで石井さんがADと、ある意味で師弟関係だったと思います。宗岡さんからはどんなことを学びましたか。具体的に教えてもらったことはほとんどないです。どうやってパーソナリティと接しているのか、どうインカムやジングルを入れているのかなど、宗岡さんを見ながら「こうするといいんだ」と学んでいった感じです。僕が初めて「オールナイトニッポン」のディレクターになったのが2013年の『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0 (ZERO)』からなんですが、そこで改めて「宗岡さんってすごいんだな」と感じました。宗岡さんは雰囲気作りが上手い方で、スタッフやパーソナリティとよくコミュニケーションをとっていたのをそばで見ていました。みんなが笑いやすい環境になって、それがリスナーにもやっぱり伝わるんだと思います。「なんか楽しそうだな、この人たち」という空気感は、特に「オードリーオールナイトニッポン」はでているし、宗岡さんが積極的に作り出しているのを見てましたから、それは参考にしていますし、引き継いでいると思います。――チェ・ひろしさんにインタビューさせていただいたときも、「こんなみんな楽しそうに笑いながらやるんだなと驚いた」と話されてました。そもそもオードリーのトークが面白いですからね。ただ、ディレクターとしてよく笑うのは大事だと思います。「楽しい番組にしたいんだから、楽しい空気でやりましょう」というのはあります。●若林正恭の“変化”○『オードリーのANN』を襲ったピンチ――その後、2016年の途中から宗岡さんに代わり、石井さんがディレクターとなりました。宗岡さんが急に番組を外れることになり、僕が引き継ぐ形になりました。――急にディレクターになることになり、やはり不安はありましたか。急に言われたので、やるしかないですよね。あの時期、僕はニッポン放送で『星野源のオールナイトニッポン』『back numberのオールナイトニッポン』『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』TBSラジオで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』のディレクターもやっていたので、いっぱいいっぱいで訳が分かってなかったと思います。実はあの当時の記憶があまりないんですよ(笑)。それまでオードリーさんとはもちろん顔を合わせていますが、番組についてなど面と向かってしっかり話をしたことがなかったんです。今までやってきたことを引き続きやろうと思いましたが、それでも不安の方が大きかったです。ただ、急なことだったので、僕もそうですし、他のスタッフもそうですし、オードリーさんもピンチだと思っていたのではないでしょうか。――それではオードリーさんの方から、歩み寄ってくれたという感じだったのですか。そうですね。そういう意味ではすごく優しかったですし、「一緒に頑張ろう」という感じで巻き込んでやろうとしてくれていました。例えば、若林さんにスペシャルウィークのゲストを相談しに行ったら、一緒に考えていただいたりもしました。――どなたがゲストの回ですか。梅沢富美男さんです。「来ていただけるのかな」とも思ったのですが、快く引き受けていただけました。それまでのゲストは、ビトたけしさんや、バーモント秀樹さんなど、あえて『オードリーのオールナイトニッポン』らしいゲストを呼んでいました。ただ、僕は聴いたことがない組み合わせを聴きたいと思っていたところに、梅沢さんのお名前が挙がりました。円滑に動くように若林さんから提案してくれたというか、コミュニケーションをとろうとしてくれていたように思います。○AD時代のイメージとは違った若林正恭――そうだったんですね。若林さん本人もおっしゃっていましたが、その時期は人見知りが治った時期だったこともありますね。僕がADになった前半なんて、変な話、しゃべってくれないし正直、怖かったので(笑)。たまたま、いろいろとスタッフとコミュニケーションをとるようになった時期に、僕はディレクターになったので、楽屋でもよくしゃべるし、僕がADのときに思っていたイメージとは全然違いました。ビビッていたんですけど、「あ、普通にしゃべるんだ」と(笑)。――確かに近年、若林さんはテレビでMCの仕事をするようになり、それが人見知り克服につながったと話されていました。後で知りましたが、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』や『人生のパイセンTV』、『激レアさんを連れてきた。』といった番組の演出の方々が僕とほとんど同世代なんですよ。そういう若林さんから見ると1世代下のスタッフと接するようになっていたから、年下のディレクターと円滑にコミュニケーションをとる方法をなんとなく理解してくれていたのかもしれません。――その一方で、春日さんとはそういったやり取りはあったのですか。春日さんはディレクターになった当初も今も、なんもないですね(笑)。春日さんだけ楽屋が別ですし、僕から「こういうのに決まったのでお願いします」と説明しにいくやり方なので。ディレクターが変わったことに対して、思うところはあったと思いますが、それを表に出すということはなかったです。――石井さんはディレクターとして番組を統括する立場になったわけですが、他の「チーム付け焼き刃」のみなさんの反応はいかがでしたか。ひろしをのぞいて、全員先輩だったんです。一番下だった人間がディレクターになったので、それはやりづらいですよね(笑)。でも、僕をディレクターとしてちゃんと立ててくれるメンバーなので、僕がやりづらいだろうというのも分かったうえで、仕事をしていただいています。「年下なのに」という空気感はないスタッフでしたから、本当に良かったと思います。だからといって、プライベートで遊んだりは絶対にしないので、仲が良いわけではないんですが(笑)。○印象的だった『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』――そうなんですね(笑)。これまでの放送の中で、印象的な回はありますか。2017年の『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』ですね。『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』のパーソナリティにオードリーが決定して、さらに若林さんと打ち合わせするようになったので、大変でしたが思い出深いです。――24時間の放送ですから、かなり大変ですよね。『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』を進めている最中に、『オードリーのオールナイトニッポン10周年ツアー』が決まったので、接する時間は明らかに長くなりました。若林さんから深夜にLINEがきたりしてやりとりすることも多いです。若林さんは忙しい中で常に思考しているタイプなので、「ああしたら面白そう」と思いついたら、メモ的に「これ覚えといて」という意味でも僕に送っているのではないでしょうか。――『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』のお話ですと、若林さんがLINEで「キャリアハイかもしれない」と石井さんに送ったところ、否定することなく「僕もそう思います」と返信したエピソードが放送で語られていました(笑)。完全に僕のキャリアハイです(笑)。ニッポン放送でディレクターをやっていて、『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』以上に大変な番組は存在しないのではと思っていますし。幸いなことに皆さんが面白かったと言ってくれたし、ラジオ番組としてはもうこれ以上はないなという気持ちにはなりました(笑)。――たしかに梅沢さんをはじめ、ショーパブ芸人の方々や吉田(尚記)アナなど、番組とゆかりのある方が数多く登場し、オールスター感がありました。ちょっとした集大成にはなりましたね。ただ、来年3月の(『オードリーのオールナイトニッポン10周年ツアー』)武道館では、ラジオ番組とはまた違った良いものをやりたいなと思っています。――楽しみにしています! それでは最後に、オードリーさんについて、「すごいな」と感じる点があればお聞かせください。ラジオをやることがとにかく楽しそうですよね。普通、モチベーションが下がってくるものなんですが、どんどんラジオが楽しいと思う度合いが増していると感じます。ラジオを「まだやりたい」「もっとやりたい」という欲があそこまである人はそうそういないと思います。テレビのMCなどもやるようになったら、「ラジオよりもっと大きい仕事で」となりそうなところを、よりラジオが楽しくなっているというのは、珍しいコンビですよね(笑)。でもこちらとしては本当にありがたいです。「もっとラジオを面白くしたい」という気持ちを毎週更新していくところがすごさだと思います。
2018年12月14日品質にこだわる〔成城石井〕のチョコレートがスゴイ!というのは〔成城石井〕ファンにはおなじみですよね。毎年、世界のトレンドを見ながらバイヤーが自信をもって選定したハイクオリティな商品が並びます♡2018年11月10日(土)から本格販売がスタートしたチョコレートはなんと最大約400種類(!)。ラックや合成着色料不使用という基準はそのままに、華やかなパッケージのチョコレートがラインアップしました。さらに今年は〔成城石井〕初となるオリジナル板チョコレートも新登場!ギフトはもちろん自分へのご褒美としてもオススメですよ♪この季節食べたくなるオススメのチョコレートをご紹介します。寒い時期にはチョコレートが食べたい♡秋冬になるとチョコレートが恋しくなりませんか♡〔成城石井〕では今年、約400種類のチョコレートが勢ぞろい!その約半数を自社輸入しているという、こだわりの詰まったラインアップになっていますよ。今回はその中から厳選して3種類を試食しました♪〔成城石井〕初のオリジナル板チョコ!《シングルオリジンチョコレート》《シングルオリジンチョコレート》100g各499円(税抜)まずは〔成城石井〕初となるオリジナル板チョコ、《シングルオリジンチョコレート》。バイヤーが選定した4つの産地それぞれの風味を活かした、絶妙な配合の味わいが楽しめます♡デザイン性の高いオシャレなパッケージには、よく見るとさりげなく〔SEIJOISHII〕のブランドロゴが入っていますよ!各499円(税抜)と、自社輸入によるコスパのよさもポイントです。パキッと割りたい板チョコ♪ウガンダ産のフォラステロ種カカオを使用した、クラシカルな気品漂うチョコレート。やわらかな酸味とスモーキーな香りが奥深く、しっかりとした味わいです。カカオ80%ですが食べやすく、試食担当スタッフの中でもこだわり派に人気でした♡柔らかく繊細な味わいのエクアドル産アリバ種カカオを使用。花のような香りとフルーティーな酸味が豊かにマッチした、華やかな印象のチョコレートです♡甘さの中にもほんのりビターなコクがあり、ミルクティーに合わせたくなるお味でした。ペルー産カカオを使用した、フレッシュでドライフルーツのような香りを堪能できるチョコレート。マイルドな口当たりで食べやすく、重すぎない味わいなので、どれを選ぼうか迷ったらこちらの《ペルーカカオ分64%》がオススメです♡すっきりとした酸味と調和したカカオの苦みが特徴の、マダガスカル産カカオを使用したチョコレートです。4種類の中ではもっとも口当たりがやわらかく、濃厚なミルクやホワイトチョコに近いような甘みが感じられますよ♡お子さまや甘いもの好きの方にオススメです。イタリア土産の定番《Baci》が新入荷☆《バッチオリジナル3P》330円(税抜)イタリアのお土産といえばコレ!というほど定番人気なのが《Baci(バッチ)》。イタリア語で「キス」という意味のこちらは、ヘーゼルナッツが丸ごと1個使われていて、大小のナッツのザクザクとした食感が楽しいチョコレートです♡2層になったチョコレートはなめらかなくちどけで、満足感たっぷりの味わいはデザートにぴったり♪イタリアにちなんで、エスプレッソと合わせてブレイクタイムのお供にするのもありです。写真のものは3個入りですが、この他にも《10Pパック》や《14Pボックス》があるようです♪ちょっとしたギフトや手土産としてもいいですね。こだわりの品質!《PUREラズベリー&チーズケーキフレーバー》《ピュアラズベリー&チーズケーキフレーバー96g》890円(税抜)ベルギー産のチョコレートが濃厚にとろけるトリュフチョコ。フィリングやトッピングのベリーにはラトビアなどで採れた良質な原料を使用しています。鮮やかな赤色は「添加物を使わない」という〔成城石井〕の基準にもとづきフリーズドライされたラズベリーを使用した自然の色なので、安心して食べられますね♡濃厚なホワイトチョコレートの風味に、くどすぎないミルクチョコレートとベリーの甘酸っぱさがマリアージュ♡粒々した触感が弾けるようなイメージのトリュフです。シャンパンやスパークリングのフレーバーティーなどに合わせてもいいですね。個包装なので、ばらまきやパーティーシーンでのセルフスナックとしてもオススメです♪《ミルクココナッツ96g》や《ミルクキャラメル100g》とバリエーションもあるので、気になる方はぜひそちらも試してみてくださいね!新作チョコをチェックしよう♪〔成城石井〕の2018年秋冬ラインアップ約400種類の中から、厳選して3点をご紹介しました。クリスマスやバレンタインなどイベントごとの続く季節、オシャレなパッケージのチョコレートはギフトにも活躍しますよ♡どれもバイヤーさんこだわりの品質とあってとってもおいしいので、ぜひチェックしてみてくださいね!成城石井オンラインショップ
2018年12月02日冬が近づくにつれてお店のチョコレートコーナーには気になる新作が並びます。世界中の美味しいを取りそろえる成城石井でバイヤーさんがおすすめするチョコBEST5!をご紹介。実際に試食をした感想をお伝えします。 第5位シモン コル カカオニブシモン・コルカカオニブいつでもどこでも大好きなチョコレートを カカオニブってご存知でしょうか?カカオニブとは、カカオ豆を発酵、乾燥、焙煎し、外皮などを取り除き細かくくだいてチップ状にしたもの。ポリフェノールやミネラルが豊富で、美肌に効果的なんです!食感はカリカリっとしてまるでナッツのよう。成城石井から発売された「シモン コル カカオニブ」はガーナ産カカオニブを、カカオ70%チョコレートでコーディングしたもの。可愛い缶に入っているので、持ち運びにも便利。鞄に忍ばせて小腹がすいたときにお口にポイっとしても美肌効果があるので罪悪感はありません。試食の感想カカオのほろ苦さとカカオニブのほのかなフルーティーさと酸味がたまらない美味しさのチョコレートです。美容効果が高いカカオニブなので、食べるたびにキレイになれる気がして気持ちもたかぶります。 第4位ナポリタンチョコレートカカオ含有量の食べ比べをしてみるのもおすすめ大袋に入っていて、会社やお家でストックさせておいてちょっとずつ食べるのがおすすめ!ラベルにThank youと書かれているので、お礼の気持ちをチョコレートにこめるものgood。今年は初めてハイカカオタイプも登場です。試食の感想優しい甘さで疲れた身体にピッタリ!さすが、成城石井のお菓子売り上げTOP3に常に入っているだけあります。いつもありがとう!というメモ書きとともに同僚の机の上に置きたいチョコレートです。 第3位 マテス ファンタジートリュフどのフレーバーも試してみたい!成城石井の秋冬チョコレートシーズンにしかお目にかかれない、滑らかな舌触りのトリュフチョコ。なぜ、秋冬限定かというと温度変化に影響を受けやすいため。オレンジピールとマールドシャンパーニュもあり、様々な味が楽しめるアソートセットも人気。試食の感想ミルキーなのに、スッキリとした甘さ。いくつでも食べてしまいそうな病みつき注意の美味しさです!トリュフって周りについているカカオパウダーとチョコの甘さのバランスがなかなかとりにくいのですが、そのバランスがお見事です! 第2位 成城石井 シングルオリジンチョコレート詳しくはこちらの記事でお伝えしていますが、これまでの超ハイカカオチョコレートのイメージを覆す美味しさ。カカオ含有量によって、チョコと飲み物のマリアージュを楽しむのがおすすめ!試食の感想カカオ含有量80%のウガンダは想像よりも甘く、ハイカカオなのに食べやすい。いやむしろ美味しいです!百聞は一見に如かずもとい、百聞は一食に如かずでぜひ一度食べていただきたいチョコレートです。 第1位ピュア (特にラズベリーチーズケーキ)口に入れるとぱっと広がるドライラズベリーの甘酸っぱい香りがなんともいえない、新感覚のトリュフチョコレート!その他、ミルクキャラメル・ミルクココナッツのフレーバーがあり。試食の感想ラズベリー&チーズケーキを試食。チョコの中にチーズケーキ風味のチョコが入っていて、それがなんともベストマッチでした。周りに惜しみなくついているドライラズベリーはフレーバーがとてもフレッシュでいつまでも口の中に心地よく残っていました。クリスマスのちょっとしたプチギフトにおススメのチョコレートです。 いかがでしたか?成城石井のチョコレートは毎年バイヤーさんが見本市でトレンドをみながら自社輸入するものをセレクトしています。そのバイヤーさんが胸を張っておススメする新作たち。ぜひ店頭で見つけて試してみてくださいね! 【お問い合わせ先】成城石井お客様相談室電話:0120(141)565 受付時間(平日)10時〜17時 成城石井公式ホームページ
2018年11月23日ダンボール箱を1人で抱え、劇場から車へと運ぶ小泉今日子(52)。10月8日、豊原功補(53)が演出、小泉がプロデューサーを務めた舞台『またここか』が千秋楽を迎えた。観客が帰った劇場で、小泉は後片づけをしていたのだ。車に段ボールを積み込むと、豊原と同棲中と報じられたマンションまで車を運転。荷物を下ろすと休む間もなくタクシーで打ち上げ会場の居酒屋へ。豊原や役者陣、スタッフも加わり、打ち上げは翌朝の6時まで続いた。2月に事務所からの独立と、妻子ある豊原さんとの恋愛関係を公表した小泉。『またここか』は、その豊原との“共作”だ。6月に“女優休業”を宣言した小泉は、制作会社『明後日』の社長として裏方に徹している。力仕事から事務処理までこなす小泉には、欠かせないものがあるという。「最近の小泉さんはいつも、首から老眼鏡を下げています。16歳でデビューしたキョンキョンもいまや52歳。脚本や会社の書類にもしっかり目を通すために、老眼鏡は欠かせなかったのでしょう」(演劇関係者)劇場のロビーでは、豊原との“堂々ツーショット”で観客を出迎えていた小泉。上演後にはこんな場面もあったという。「キョンキョンは業界人の方から名刺を差し出されると、首から下げた老眼鏡をさっとかけました。そして名刺を受け取ると、丁寧にお礼を言っていましたよ」(公演を観た男性)デビューから36年にして、事務仕事をこなすようになった小泉。「文字が小さすぎて読めない!」と心の中で叫びながら、老眼鏡をかけているのかもしれない――。
2018年10月18日満面の笑みで観客一人ひとりに頭を下げる小泉今日子(52)。小泉は自ら、舞台の感想が書かれたアンケートを回収し、記念撮影にも応じるなど忙しく歩き回る。同じロビーには、満足げな表情を浮かべながら観客と談笑する豊原功補(53)の姿が――。10月8日、豊原が演出を務める舞台『またここか』が千秋楽を迎えた。プロデューサーとしてこの公演を支えたのが、小泉だった。「小泉さんは2月に、事務所からの独立と、妻子ある豊原さんとの恋愛関係を公表しました。その豊原さんとの“共作”ですから、特別な思いもあったのではないでしょうか。脚本は豊原さんと長年親交のある坂元裕二さん(51)による書き下ろし。大勢の芸能人も観劇に訪れ、千秋楽まで連日のように満席となる大盛況でした」(演劇関係者)6月に“女優休業”を宣言した小泉は、制作会社『明後日』の社長として裏方に徹している。演劇関係者が、その驚くべき変貌ぶりを語る。「いまはマネージャーもいないので、小泉さん本人が問い合わせの電話や取材の対応にあたっています。豊原さんと車に乗るときも小泉さんがハンドルを握っています。稽古場では役者たちが帰った後、いつも小泉さんが黙々とモップ掛けをしていました。周囲の人が手伝おうとしても『私の仕事だから』と、1人で“掃除係”を続けていたそうです」稽古場では豊原が役者を厳しく指導するなか、小泉はスタジオの隅で静かに見守っていたという。「豊原さん自身はこれまで、たった1回しか舞台演出の経験がありません。しかし役者に対しては、納得いくまで何時間も同じシーンを練習させたり、声を荒げたりすることも少なくなかったといいます。小泉さんは叱られる役者たちを励ましながら、少しでも稽古場の雰囲気が明るくなるように気遣いを欠かさなかったそうです」(前出・演劇関係者)小泉は9月21日に公開された主演映画『食べる女』のプロモーション活動にもほとんど不参加。小泉が豊原を全力サポートしていた一方で、豊原は演出の仕事に専念するため、俳優業をセーブしているという。インタビューでも「身体と精神がフルに活動できるのはあと10年、15年だと思うと、今やりたいことをしなければという思いです」と語っているのだ(9月28日『朝日新聞デジタル』)。「小泉さんとの交際も舞台での共演がきっかけですし、豊原さんが演劇に打ち込みたい気持ちも理解できます。しかし、豊原さんはいまだに現在の奥さんとの離婚も成立していない状態です。そんな豊原さんとの不倫関係を続ける小泉さんは、世間から猛バッシングを受け続けています。仕事を選り好みして自分の“やりたいこと”をする前に、まず“やるべきこと”をすべきではないでしょうか。それにもかかわらずインタビューで“俺様”ぶりを宣言する豊原さんに、小泉さんがこれ以上振り回されなければいいのですが……」(前出・演劇関係者)すべては敬愛する彼のため……。女優を捨てて雑用係に徹するキョンキョンだったが、その瞳は変わらず輝いていた――。
2018年10月17日2月に豊原功補(53)との不倫関係を公表した小泉今日子(52)。自身がプロデュースする舞台『またここか』の会場で、不倫公表以来はじめて豊原との堂々2ショットを披露した。WEB女性自身は10月1日、2ショット写真とともに仲むつまじい2人の様子を報じた。この記事に対して、Yahoo!ニュースでは2500を超えるコメントが殺到。その多くが《堂々と不倫してるなんてどうかしてる》《人として許されない》といった、小泉への激しい非難だった。しかし小泉自身はそんな世間の声にはまったく動じていないようで、毎公演ロビーで観客を出迎えているという。「お芝居にも感動したのですが、間近でキョンキョンを見れたのも嬉しかったです。キョンキョンは業界人の方から名刺を差し出されると、さっと老眼鏡をかけていました。そして名刺を受け取ると、丁寧にお礼を言っていましたよ」(公演を観た男性)会場で観客を“おもてなし”しているのは、小泉だけではない。演出の豊原はもちろん、脚本の坂元裕二(51)まで毎公演のように姿を見せている。「坂元さんは公演に合わせて発売される著書600冊にサインを入れ、自らロビーで手売りしています。脚本家がそこまでして公演を盛り上げるのは珍しいこと。『東京ラブストーリー』や『カルテット』で知られる坂元さんも、テレビドラマの仕事からしばらく離れることを宣言しています。同様の決断をした小泉さんや豊原さんを全力で応援したいのでしょう」(演劇関係者)会場入り口には風間杜夫(69)、松たか子(41)、くりぃむしちゅー有田哲平(47)などから贈られた花が。多数の芸能人も観劇に訪れている。「初日にはYOUさん(54)と加瀬亮さん(43)の姿が目撃されています。さらには松雪泰子さん(45)、のんさん(25)、荒川良々さん(44)、AKB48の峯岸みなみさん(25)、演出家の岩松了さん(66)ら多彩な面々が会場に足を運んでいるようです。芸能界やテレビ業界の不自由さを知っているからこそ、新しい道を模索する小泉さんと豊原さんのコンビに期待を寄せる芸能人も多いのでしょう」(前出・演劇関係者)猛バッシングを受けながらも、多数の芸能人を味方につけた小泉。たった200席の小さな劇場から、キョンキョンの逆襲が始まるーー。
2018年10月04日「ありがとうございました~!」劇場のロビーで、甲斐甲斐しく観客を出迎える小泉今日子(52)。その隣には豊原功補(53)が――。豊原功補が演出を務める舞台『またここか』が、9月28日からDDD青山クロスシアターで上演されている。脚本は『東京ラブストーリー』や『カルテット』で知られる坂元裕二(51)。そしてプロデューサーは、この公演を企画した株式会社『明後日』の社長・小泉今日子だ。「坂元さんが脚本を書かれたドラマが好きでこの舞台も観に来たのですが、劇場に入ったらキョンキョンがいたのでビックリしました。キョンキョンは上演前も上演後も豊原さんのすぐ隣にいて、2人そろってお客さんにあいさつしていましたよ」(公演を観た女性)小泉は2月に事務所からの独立、妻子ある豊原との恋愛関係を公表し注目を浴びた。さらに6月には2年間の女優休業を宣言。現在は舞台制作などの”裏方”としての活動に専念している。「豊原さんとの“共作”は2度目ですが、事務所独立と豊原さんとの不倫関係を公表してから初めての公演ですから、小泉さんがこの作品にこめる思いも並々ならぬものがあったでしょう。彼女はプロデューサーとして、若手や小劇場の実力派にも声をかけてキャスティングしたようです。今はマネージャーもおらず、取材依頼の電話も小泉さん自身が対応しています。ときには稽古場のモップかけまでやっているそうですよ」(演劇関係者)小泉みずから雑用までこなし、豊原との共同作業で作り上げた『またここか』。Twitter上では《感情をぐわんと持っていかれる》《全ての役者さんから熱いものを感じて胸がじーんとなった》と、絶賛の声が上がっている。「前売り券は早々に売り切れ、急遽増席が決まったほどの盛況ぶりです。初日にはタレントのYOUさん(54)が、わざわざ当日券を買い求めて見に来ていたようです。上演は10月8日までですが、全公演満席になるのではないでしょうか」(前出・演劇関係者)豊原は現在の妻との離婚がまだ成立していないとみられるが、小泉との堂々としたツーショットはもはや夫婦のよう。『またここか』の成功は、2人の絆をさらに強固なものにすることだろう――。
2018年10月01日現在公開中の映画『食べる女』より、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、鈴木京香が数々の料理を味わい尽くす、“女の宴シーン”を切り取った本編映像が公開された。小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香と豪華女優陣の共演で話題の本作は、年齢、職業、恋愛に対する考え方や人生における価値観と何もかもが異なる8人の女性が、おいしいものを心置きなく、好きなだけ食べる“女の本音満載の宴”を通して、現代に生きる女たちの“いま”を描いた作品だ。また、本作は冒頭から印象的な食のシーンで始まっており、「自分の食べたいものを食べて自分を元気にし、よい恋愛をするためにもまずは自分自身が“おいしい女”になろう」というメッセージが今作には込められている。この度到着したのは、小泉さん演じる雑文筆家・敦子(トン子)の家“モチの家”に、沢尻さん演じる担当編集者・圭子(ドド)と、前田さん演じるドドの飲み仲間の多実子、そして鈴木さん演じるトン子の幼なじみ・美冬が集まって食事をするシーンの映像だ。本作の見どころの一つとなっているのが、おいしそうな料理たち。撮影現場での印象について聞かれると、キャストたちは必ず「料理がおいしかった」と答えるほどで、登場する全50品以上の料理は、全て現場で実食できるように作られているのだという。本映像では、「手のひらを太陽に」を歌いながら、トン子と美冬が料理するシーンから始まり、ドドがつまみ食いしたり、多実子が献立を読み上げながらにやけたり…。そして、鮮やかで美味しそうな料理たちが運ばれると、豪華女優陣が次々に平らげ、見る方も気持ちの良い映像となっている。またこのシーンは、レシピの考案者である原作者・筒井ともみから、「もっとタイトルの意味を思い出してぱくぱく食べて!」と指示が入ったそうで、それに応え、女優陣は料理を手づかみで食べたり、料理も次々に頬張るなど、生野慈朗監督も思わず感嘆の声を漏らすほどの食べっぷりを披露している。『食べる女』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月30日小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という豪華女優陣で贈る映画『食べる女』。公開前夜の9月20日(木)、二子玉川蔦屋家電にて、原作者・脚本・プロデュースを務める筒井ともみによる「おいしいレシピとおいしいトーク」イベントが開催。映画化に至るまでや撮影中の裏話が語られ、劇中に登場した料理の実食も行われた。筒井氏が自身の短編集「食べる女 決定版」を自ら脚本化した本作。映画オリジナルの設定を盛り込みながら、それぞれに悩み抱え、自分にとっての本当の幸せは何なのかを模索し、見つけていく現代女性たちを描き出した。■最初は「セックス・アンド・ザ・シティ」のようなものを作ってとこの日、登場した筒井氏は、料理はもちろん、映画を楽しみにしている観客を前に、プロデュースを務めた本作の舞台裏を語った。なぜ「“食”と“性”をテーマで作品を書こうと思ったのか?」と問われると、「最初、出版社からお話をいただいたときは、高級レストランで展開するラブアフェアなラブストーリーをお願いされたんです」と告白。「だけど、私はそういった高級レストランも好きじゃないし、実直な食べ物と普通に、だけどチャーミングに生きている女性たちの物語を描くことにしました。そして私は食もセックスもどちらも大事なもので、同じフィールドの中のものだと思っています。なので今回“食”と“セックス”をテーマにした作品を作り上げました」と、物語の出発点を語った。そんな経緯を経て映画化に至った本作だが、その道のりは簡単ではなかったと筒井氏は言う。「最初は『セックス・アンド・ザ・シティ』のようなものを作ってと言われたんです。だけれど私はそういった作品は好きではないので、今回のような脚本を書いたのですが、『話が分かりづらい』と言われて、思うように実写化に至らなかった」そうで、現在になってようやく「いい意味で“リアルな女たち”を描く映画ができたと思います」と明かした。■主演は、絶対に小泉今日子で!さらに、原作を書き上げていた10年以上前から、主演は“絶対に小泉今日子”がいいと思っていたと語る筒井氏。「小泉さんとは『センセイの鞄』という作品で初めて出会った」という。老齢の恩師と“居酒屋デート”する女性を描いた川上弘美の原作を筒井氏が脚色し、WOWOWが2003年にドラマ化、久世光彦監督の晩年の代表作としても知られる作品だ。その時に「とてもきっぱりした方だし、小泉さん自身がとても“おいしそうな方”だなと思ったんです。それに私の描きたい世界にピッタリだと思っていたので、主演は絶対に小泉さんがいいなと思っていました」と明かし、映画の脚本が完成してから映画化に至るまで約2年間、小泉さんにラブコールを送り続けたと語った。■キャスティングの理由は「全員がくいしんぼうで大食い」また、本作には小泉さん以外にも、沢尻さん、前田さん、鈴木さんらが集結したことも大きな話題となっているが、キャスティングはすんなりと決まったという。「スタッフ・キャスト誰に聞いても楽しかったと言われるようないい雰囲気の現場でした。それに全員がくいしんぼうで大食いなんですよ。そこもよかったかなと思います」と筒井氏も笑顔で語る。この女優陣が勢ぞろいした食事会のシーンの雰囲気を聞かれると、 「その場で私が実際に料理を作ることはありませんでしたが、温かいものは食べる人のことを考えてベストのタイミングで出せるようにしていました。だから女優陣のみなさんもカットがかかっても食べ続けていて(笑)。みなさん残すことなく、きれいに食べてくださったんですよ」との逸話も。「ある日の現場で、菜の花の昆布締めが出ていたんですが、私は普段から料理と自分の間に極力、距離を作りたくて、手で食べられるものは手で食べるんです。そして撮影現場でもみなさんに『手で食べて!』と言っていました。その演技もとてもよくて、みなさん、まさに“おいしい女”でしたね」 と現場の舞台裏も明かしてくれた。■「おいしい」筒井氏の料理と言葉に思わず箸が進むまた、自身も食べることが大好きで、料理は毎日作り、献立も毎日自分で考えていると語る筒井氏。そうして料理の話で盛り上がる中、実際に筒井氏がこの日のために作った品々が参加者の前へ。用意されたのは劇中にも登場し、実際に小泉さんらキャストも食している「手羽先の岩塩焼き」「牛ひきと春雨の煮込み」「だだちゃ豆ごはん」の3品。早速、筒井氏のこだわりだという大皿に盛られた料理を、思わず身を乗り出して覗き込む参加者たち。筒井氏自身が取り分けた、これらの料理を口にした会場からは思わず「おいしい」という言葉が漏れていた。もともとあるレシピを、自分で作りながらアレンジをしていくという筒井氏だが、作品を作り上げるうえでも「他人が発したある一言を掘り下げて作品に活かすこともある」と言う。しかし、一番のいい素材は「自分自身」と断言、「そこが作品の人物を作り上げるうえで核になります」とコメントした。最後に、筒井氏は本作のキーとなる“満月”にかけ、「今年の十五夜は24日で、映画公開後の3日後にやってきます。十五夜は月に願い事をする日ですけれども、世間も普段はこの時期 ハロウィーンでにぎわっていますが、そういった雰囲気今年は少ないように感じます。今年は災害が多い年だったからでしょうか。そんな年だからこそ、みなさんもこの映画を観て、月に何かお願い事をしてもらえればなと思います」と締めくくり、“おいしい”イベントは終了した。『食べる女』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月21日9月21日公開の映画『食べる女』の完成披露舞台あいさつが30日、東京・丸の内TOEIで行われ、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、原作・脚本の筒井ともみ、生野慈朗監督が出席した。筒井ともみ原作の短編集『食べる女 決定版』を、ドラマ『男女7人夏物語』(TBS系)などの生野慈朗監督が映画化した本作。年齢や職業、価値観も異なる8人の女たちが、おいしいものを心置きなく好きなだけ食べる"女の本音満載の宴"を通して、"自分を味わいつくす"ことの大切さを描く。主演の小泉は「この映画の撮影で美味しいものをたくさん食べて、教わったレシピを家で作ったりしました。生活やちょっとした時間が豊かになったなと改めて感じています」と話し、「どんな職業や場所に行っても女の人がとても輝いてお仕事をしていると思います。男の人が元気がない時は、女の人が引っ張って行ってもいい世の中になっている気もします。女たちよ! 美味しいモノを食べて頑張りましょう!」と女性たちにエールを送った。そんな小泉について沢尻は「本当に小泉さんと共演してうれしかったです。いい刺激になったし、素敵すぎて現場でこんなに楽しいことってないんですけど、(撮影が終わっても)戻らないしご飯もあってみんなで喋っているんです。女子会のようなテンションで素敵な現場でした」と振り返り、前田も「きょんさんに会えるだけでうれしかったです。実際にお会いして包容力があるというか、ずっと目で追っちゃう方で、撮影していない時も何しているのかと探している自分がいました。本当に幸せでしたね」とすっかりファン目線のようだった。舞台あいさつの後半には、観客の質問をキャスト陣が答えるQ&Aのコーナーも。「みなさんみたいに素敵な女性になりたいです。どうすれば素敵な女性に近づけますか?」という質問に小泉は「私は今50代ですが、過ぎてきたことは分かるので、何もないより間違えても何かあった方がいいと思います。引っ込み思案で何もしなかった後悔より、"やっちまったな"と後悔した方が人は成長すると思いますよ」とアドバイス。その意見に同調した沢尻も「私も人生で悩むことがいっぱいあるし、恋愛や仕事で悩んだりと、皆さんと変わりません。皆さんが知っている通り失敗もしてきています」と自虐的なコメントで笑いを誘いつつ、「それも経験だし、乗り越えれば人って強くなれると思いますよ」と回答すると、会場から拍手が巻き起こった。映画『食べる女』は、9月21日より全国公開。
2018年08月31日小泉今日子、沢尻エリカ、広瀬アリスらが演じる、年齢・職業・価値観も様々な8人の女たちの日常を通して、「食」と「性」の本来のあり方を描いていく『食べる女』。この度、本作の予告編が到着した。今回到着した美味しそうな料理が映し出される予告編では、自分のマンションを買い、仕事をバリバリこなす沢尻さん演じる小麦田圭子(通称:ドド)が、「男なんていらない!」と豪語したり、広瀬さん演じる本津あかりは、求められると断れない自分を思わず、「私ってひき肉みたい」とたとえたり…。ほかにも、足りないと感じていた彼氏に「結婚しよう」と言われ、安定と情熱的な恋愛の間で揺れ動く白子多実子(前田敦子)、夫に不倫されてしまうマチ(シャーロット・ケイト・フォックス)、夫と別居中の2児の母・ツヤコ(壇蜜)など、それぞれの悩みを持つ女優陣が登場。トン子(小泉今日子)の「満ち足りた時も、淋しい時も、ちゃんとおいしいごはんを食べよう。心も体も、きっと元気になるから」という言葉で贈られるメッセージ。最近、“心の中がハラペコ”な全ての女性へ。日々に寄り添いそっと応援するような、本作の雰囲気楽しめる映像となっている。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年08月21日80年代にエンターテインメント性溢れるステージで絶大な支持を集めた米米CLUBのフロントマン、石井竜也が大阪・新歌舞伎座で初座長公演「石井竜也コンサートツアー2018-陣JIN-」を開催する。原案・音楽・美術を手掛ける主演作について石井は「今までにない舞台をお見せしたい」と合同取材で意気込みを語った。舞台は芝居とコンサートの2部構成。1部エンターテインメントパフォーマンスステージ「将軍たちの午後」は西暦2120年の龍ノ国(日本)が舞台。鎖国体制の中、国土は7人の将軍により分断されていた。しかしこの日、隣国からの侵略を考慮して数十年ぶりに“七将会議”が開かれることに…。石井は現在の北海道を治める「龍頭の国」の将軍役。大殿として一目置かれる存在だ。「石井竜也コンサートツアー2018 -陣JIN-」チケット情報「将軍が丸腰で向き合えば、教科書では分からない赤裸々な人間模様が描けるのではないかと思ったのが始まり。僕も大殿とはいえ、いつ力関係が変わるか分からない。小競り合いを続けながらも猥談では一致団結したり、男のバカさ加減も出てきます。少し過激な落語と思って貰えれば」。娘を政略結婚させる戦略家、「女性票が得られない」と嘆く政治家風情、「お控えなすってい」が口癖の強面まで。石井は七将軍の個性を際立たせるため、甲冑デザインにも苦心したと明かす。「例えば科学に注力する国の将軍は全体にスチームパンクな雰囲気にしたり。現代の若者が見てもカッコいいと思えるデザインにしつつ、甲冑としてのイメージも忘れない。細部まで非常にこだわった作りなので、オペラグラス持参で楽しんで」2部のプレミアムコンサート「天龍降臨」は“和テイスト”がテーマの3枚組の新譜『龍』に収録された全39曲から、一部を日替わりでお届けする。中でも、舞台主題歌の『神器』『陣太鼓』、米米時代の名曲『浪漫飛行』『君がいるだけで』の4曲は漏れなく披露する。「ポップロックな雰囲気の中、全体に和を感じさせる“和ポップス”は、ありそうでなかったジャンルの曲。何かしながらでも聴いていて気持ちが良いですし、オーケストラでも演奏できるカッコ良さや深みもある。創作しながら『俺って天才だな…』って何度も呟きました(笑)」米同時多発テロを機に2002年からはアートを通した被災者支援にも積極的な石井。東日本大震災以降は必然的に「日本で生きる、日本を愛する」というテーマが芽生えたという。「例えば今、薬師寺が国宝・東塔を解体修理中ですが、そこで分かったのは数百年後の木の反りまで考えて建材が組まれていたということ。当時の宮大工の凄みですよね。日本人には、異文化を日本風に変換する頭脳明晰さや、自然信仰に根付いた誇るべき感性や繊細さがある。だからこそ長い歴史の中で、独自の文化を継承できたのだと思う。僕がこの舞台で一番伝えたいのは、日本は凄く良い国で、日本人は凄くカッコいいよ!という事だと思います」公演は、8月4日(土)から19日(日)まで大阪・新歌舞伎座にて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2018年07月27日小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という豪華女優陣の共演が話題を呼んでいる『食べる女』から、“おいしい女”たちが勢揃いする場面写真が初解禁となった。職業や年齢もばらばらな8人の女性たちの日常を、<食>と<性>をテーマに赤裸々に描いた本作。脚本は、原作者の筒井ともみ自身が担当した。先日特報が公開となったばかりだが、今回は見逃せない場面写真が初公開された。物語を彩る女性陣のほか、ユースケ・サンタマリア、勝地涼、小池徹平、間宮祥太朗といった彼女たちと出会う男性キャストの姿も見られる。卵かけご飯を頬張る主人公・トン子(小泉今日子)や、通称・マチ(シャーロット・ケイト・フォックス)に料理を教える美冬(鈴木京香)、ドド子(沢尻エリカ)とサラリーマンのタナベ(ユースケ・サンタマリア)のツーショットなど、物語のキーとなる場面写真の数々。なかでも、“モチの家”と呼ばれるトン子の家に集う女性たちは、この作品を象徴するワンシーンのようにも思える。恋愛と人生に迷った彼女たちは“食べる”ことを通し、様々な男性たちといったいどんな関係を築いていくのか。続報に期待していて。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年07月06日主演の小泉今日子をはじめ、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優ら豪華女優陣が出演する映画『食べる女』の公開日が、このほど9月21日(金)に決定。特報映像とティザービジュアルが解禁された。本作は、「食」と「性」をテーマに“自分を味わいつくす“ことの大切さを、年齢・職業・価値観も様々な8人の女たちの日常を通して描いた筒井ともみの「食べる女決定版」の短編集を、筒井氏自身が脚本化した作品。到着した特報映像では、小泉さんを始め、恋に仕事に悩みながらも、本来の自分を取り戻そうとする等身大の女性たちを演じる、沢尻さん、前田さん、広瀬さん、山田さん、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香と豪華女優陣が次々に“卵かけごはん”を食べるシーンが収録されている。そして、小泉さん演じる敦子(トン子)が、「人ってね、おいしいゴハン食べてる時と、愛しいセックスしてる時が一番、暴力とか差別とか争い事から遠くなる」と語り掛けている。さらに併せて、「例えばセックスも味覚だと思う。」というセンセーショナルなコピーと共に、卵が割れた瞬間を捉えたインパクト強めなティザービジュアルも公開された。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年06月29日女優の相楽樹(23)が21日、自身のブログを更新し、映画監督の石井裕也氏(35)と結婚したことを報告した。相楽樹「ご報告」と題した投稿で、「いつも応援してくださってるみなさまへ私事ではございますが、この度石井裕也さんと入籍いたしました」と報告。「新しい命も授かることができ、現在は穏やかな日々を過ごしております」と妊娠も明かした。そして、「これからの人生を彼と共に過ごし、家庭を守っていきたいと思います」と続け、「まだまだ未熟な私でありますが、これからも周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに毎日を大切に過ごしてまいりたいと思います」と伝えた。
2018年06月21日