ABEMAのバラエティ番組『緊急渡米! 石橋貴明のベースボールのおかげです。』最終回が25日(22:00〜)、配信される。○ムーキー・ベッツと交わした“ある約束”これまでサンディエゴ・パドレスとシカゴ・カブスのキャンプ地を訪れ、日本人メジャーリーガーやMLBのスター選手、そして、レジェンド・野茂英雄氏らと交流を図ってきた石橋貴明。今回の配信では、最後のキャンプ地として、石橋がロサンゼルス・ドジャースを取材する。ドジャースのキャンプ地には大勢の日本の報道陣がスタンバイするも、球団からは厳しい取材規制が。その状況を聞くと、石橋は「苦戦必至!」と苦笑いを浮かべる。そんな中でも、「MVP3人衆を狙いたい」と、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、そして大谷翔平とのコンタクトを試みることに。ベッツはなかなか取材を受けないことで有名なものの、石橋は2年前の取材で独占インタビューに成功しているため、「ムーキーとは話したことがあるので、ひと言くらいは喋れると思う」と自信をのぞかせる。その言葉通り、ベッツは石橋を見つけると、笑顔で歩み寄ってくる展開に。そこで石橋と交わした“ある約束”に注目だ。そして、取材前日には報道陣の前に姿をわずか10分しか見せなかった大谷が、打撃練習のためグラウンドに登場。石橋のわずか5メートル先に姿を現す。超厳戒態勢の中、果たして石橋は大谷と言葉を交わすことができるのか。そのほかにも、山本由伸、開幕投手を務めたタイラー・グラスノーも登場する。【編集部MEMO】『緊急渡米! 石橋貴明のベースボールのおかげです。』は、全5回のバラエティ番組。石橋貴明がアメリカの地で開幕直前のメジャーリーグベースボールのキャンプや練習試合に実際に赴き、現役日本人メジャーリーグ選手や元プロ野球選手などの豪華メンバーに直撃したインタビューの模様を届ける。
2024年04月25日俳優の石橋静河(29)、稲垣吾郎(50)、内田有紀(48)が12日、都内で行われたNHKドラマ10『燕は戻ってこない』制作会見に出席。夫婦を演じた稲垣と内田が、互いの印象を語った。稲垣は、ドラマ初共演となる内田について「同じ世代で、同じ時代で、頑張ってきた。内田さんは僕のことを“稲垣くん”って呼んでくれているし、同級生とかに会ったような感じがして。それがすごいうれしい」とにっこり。「同じ芸能界で頑張ってきた仲間としてまとう空気感が似ているのかなって。それが夫婦としてフィットして見えるのかなという話もしていました」と抜群のバディ感で撮影に臨めていると充実感をにじませた。内田は「初めてご一緒してお芝居をするのに、最初から同じ空間に暮らしている気持ちに“稲垣さん”にさせていただいた」と稲垣のまとう空気感に感謝。「“稲垣さん”」と呼び方を変えたことについて稲垣は「良いですよ、たまに“吾郎くん”って言っています。“吾郎ちゃん”って言ったことも(あります)」と明かし、撮影現場の和気あいあいとした雰囲気を伝えた。会見前には、第1話の試写を実施。今後の展開について稲垣は「ひとつのシーンが長くて、台本7ページ分ぐらいの掛け合いも多いので、やっていて楽しいという感じです」と予告。内田は「お互いに緊張を分け合って高みを目指す感じ」と語った。さらに、“呼び名”をめぐって「私は、子どもの頃から“稲垣くん”と呼んでいる」という内田に対し、稲垣は「“有紀ちゃん”って。これからそう呼びます」と宣言。すると、内田は「私は“稲垣さん”で」と距離を取り、笑いを誘った。そんな2人に挟まれた石橋は「仲良しだなって」とうらやましげ。「ご一緒したシーンからだいぶ時間がったのですが、こんなに仲良しになっているとは。ホッコリしちゃいました」とほほ笑んだ。原作は、桐野夏生氏の同名小説。「命は誰のものか」という重要なテーマを、鮮烈なエンターテイメントに仕上げ、第57回吉川英治文学賞・第64回毎日芸術賞をW受賞している。連続テレビ小説『らんまん』の長田育恵氏が脚本を担当する。金も夢もない29歳のリキ(石橋)、元トップバレエダンサーで自らの遺伝子を継ぐ子を望む草桶基(稲垣)、基の妻で不妊治療をあきらめた悠子(内田)のそれぞれの思いが「代理出産」を通じて交差するノンストップ・エンターテインメントとなっている。石橋、稲垣、内田のほか、森崎ウィン、伊藤万理華、朴ロ美、富田靖子、戸次重幸、黒木瞳らが出演する。総合テレビでは、毎週火曜午後10時から10時45分、BSP4Kでは、火曜午後6時15分~7時などに放送。初回は30日、最終回は7月2日を予定している。会見には、プロデューサー・板垣麻衣子氏も出席した。
2024年04月12日俳優の石橋静河(29)、稲垣吾郎(50)、内田有紀(48)が12日、都内で行われたNHKドラマ10『燕は戻ってこない』制作会見に出席。石橋は、出演にあたって葛藤があったことを明かした。原作は、桐野夏生氏の同名小説。「命は誰のものか」という重要なテーマを、鮮烈なエンターテイメントに仕上げ、第57回吉川英治文学賞・第64回毎日芸術賞をW受賞している。連続テレビ小説『らんまん』の長田育恵氏が脚本を担当する。金も夢もない29歳のリキ(石橋)、元トップバレエダンサーで自らの遺伝子を継ぐ子を望む草桶基(稲垣)、基の妻で不妊治療をあきらめた悠子(内田)のそれぞれの思いが「代理出産」を通じて交差するノンストップ・エンターテインメントとなっている。石橋は「この作品をやると決めることに勇気が必要だった」と告白。「原作を開くのに時間がかかりました。興味があるけど、怖いなと思って勇気が出なかった」と語った。一方、一度手に取ると、1日で読み終えたそう。「代理母のことだけではなく、女性の貧困や女性が生きていく上で感じている口にするほどじゃないけど感じている思いが叫びとして頭の中に響いた気がして。エコーのように衝撃として走りました」と回想。「これは、ドラマというかたちを通して伝えなきゃいけない話だと思いました。伝えるべきだと決めました」と覚悟が決まったと話した。そして、共演者について「どなたがやられるか気になって」いたという。「内田さんと稲垣さんと聞いて、勇気が出ました。役としては孤独ですが、頼もしい先輩方と一緒に挑めることがうれしかったです」とにっこり。会見中も親しげなやり取りを見せる稲垣と内田を見つめ「お芝居していた時は、おふたりともすごく真剣で、すごくシリアスだったんですが、楽しそうでうらやましい」と本音をこぼしていた。石橋、稲垣、内田のほか、森崎ウィン、伊藤万理華、朴ロ美、富田靖子、戸次重幸、黒木瞳らが出演する。総合テレビでは、毎週火曜午後10時から10時45分、BSP4Kでは、火曜午後6時15分~7時などに放送。初回は30日、最終回は7月2日を予定している。会見には、プロデューサー・板垣麻衣子氏も出席した。
2024年04月12日元宝塚歌劇団員で女優の遼河はるひが7日に自身のアメブロを更新。“戦場カメラマン”として知られるフォトジャーナリストの渡部陽一さんが堪能した大好きな品を紹介した。この日、遼河は「先日よじごじで放送されました撮影しながらの大人旅」と切り出し「河口湖の湖畔にて、富士山と」と湖畔をバックにした自身の写真を公開。「残念ながら、今年は桜の開花が遅れ富士山と桜の写真は撮れませんでした」と残念そうに述べつつ「それでも一本だけ!咲いてました!」と桜の写真も公開した。続けて「花より団子!富士山の羊羹!富士山を眺めつつ。。桜の香りと共に」と和菓子を手にした渡部さんとの2ショットを公開。「ランチは、絶品親子丼」と明かし「渡部陽一さんは、大好きな牛丼を!我ながら、良い写真撮れました!」と食事中の渡部さんの写真も公開した。最後に「さてさて!今日は、お天気も良く桜も満開で、お花見日和!」と述べつつ、自身については「今年はお花見せずですが」と説明。「それよりなにより!!今日は!!桜花賞」とコメントし「クィーンズウォーク&川田騎手!頼みましたよ」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月08日お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明と元メジャーリーガーの川崎宗則が5日、都内で行われた「BOSS × SHOHEI OHTANI CAPSULE COLLECTION & POP UP STORE LAUNCH EVENT」に登場した。BOSSのブランドアンバサダーであるドジャース・大谷翔平選手のカプセルコレクション「BOSS × SHOHEI OHTANI」が4月から発売。これを記念し、4月6日から5月12日まで、東京・表参道のOMOTESANDO CROSSING PARKにてポップアッブストアをオープン、それに先立ち、オープン前日の4月5日にPRイベントが行われた。石橋と川崎は同コレクションを着用して登場。石橋は「すごいかっこいいですね。僕の年齢でもかっこよく見せてくれる。さすがBOSS! 本当に軽いです」とご満悦の様子で、川崎も「ニューBOSS。新しい感じがします。ストレッチがきいていて動きやすいです」と語った。石橋は、川崎から「若いですし、体がスポーティー」と言われると「今年63歳になります。ちなみについ最近まで大谷さんと同じジムに行っていました」と明かし、川崎は「一緒のジム!?」と驚いていた。ポップアップストアは、ファッションと野球の架け橋となる没入型イベントとして展開。アメリカのスタジアムのフードからインスパイアされた料理を提供するキッチンカーや、フォトスポットにもなる巨大な野球ボールやキャンペーンビジュアルの巨大な壁画などが設置される。また、ストラックアウトゲームなどのアクティビティが楽しめる他、今後、トークショー等のイベントも開催予定。隣接する店舗スペースでは、大谷翔平選手の魅惑的なカリスマ性とスタイルにスポットライトを当てた印象的なキャンペーンビジュアルとともに、コレクションの商品を展開する。
2024年04月05日お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明(62)、NPB・MLBで活躍し現在は「栃木ゴールデンブレーブス」に所属する川崎宗則(42)が5日、東京・OMOTESANDO CROSSING PARKで行われた『「BOSS×SHOHEI OHTANI」カプセルコレクション』のポップアップストアローンチイベントに出席した。新作のセットアップを着こなした石橋は、イベント共演した川崎から「アスリート体型」だと絶賛される。「今年で63歳」と切り出すと、体型キープの秘訣について「ついこの間まで大谷さんと同じジムに通ってました」と明かしていた。BOSSとブランドアンバサダーを務める大谷翔平は、コラボレーションしたカプセルコレクションを展開。今回のポップアップストアは、単なる店舗ではなく、このモジュール式のスペースは、ユニークで予想外の方法でファッションと野球の架け橋となる、没入型イベント体験へと変貌を遂げる。この唯一無二の環境には公園があり、野球場からインスパイアされたフードを販売するキッチンカーや、フォトスポットになる、巨大な野球ボールやキャンペーンビジュアルの巨大な壁画などが設置される。ひと足早く店舗を見て回った石橋は「すっごいカッコいい!」と目を輝かせながら「なんで石橋貴明でも作ってくれなかったんだろう?(笑)」とジョークを飛ばす。また、新天地・ドジャースで活躍する大谷に向けて「とにかくワールドチャンピオン、そしてリングを持って、来年の春にここに来てほしいですね」とエールを送った。
2024年04月05日お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明と元メジャーリーガーの川崎宗則が5日、都内で行われた「BOSS × SHOHEI OHTANI CAPSULE COLLECTION & POP UP STORE LAUNCH EVENT」に登場した。BOSSのブランドアンバサダーであるドジャース・大谷翔平のカプセルコレクション「BOSS × SHOHEI OHTANI」が4月から発売。これを記念し、4月6日から5月12日まで、東京・表参道のOMOTESANDO CROSSING PARKにてポップアッブストアをオープン、それに先立ち、オープン前日の4月5日にPRイベントが行われた。石橋と川崎は同コレクションを着用して登場。石橋は「すごいかっこいいですね。僕の年齢でもかっこよく見せてくれる。さすがBOSS! 本当に軽いです」とご満悦の様子で、川崎も「ニューBOSS。新しい感じがします。ストレッチがきいていて動きやすいです」と語った。また、大谷選手が待望の今期1号本塁打を放ったことについて、石橋が「今日のオープンに合わせて大谷さん昨日ホームランを打った。今日のオープニングのために打ったんじゃないか」と喜ぶと、川崎も「翔平さんそういうところあるんですよ!」と声を弾ませる。さらに石橋は、今季の大谷選手について「(ホームラン)50本打って50盗塁。50-50」と期待し、川崎も「行ってほしい。それぐらい可能です」と話していた。ポップアップストアは、ファッションと野球の架け橋となる没入型イベントとして展開。アメリカのスタジアムのフードからインスパイアされた料理を提供するキッチンカーや、フォトスポットにもなる巨大な野球ボールやキャンペーンビジュアルの巨大な壁画などが設置される。また、ストラックアウトゲームなどのアクティビティが楽しめる他、今後、トークショー等のイベントも開催予定。隣接する店舗スペースでは、大谷翔平選手の魅惑的なカリスマ性とスタイルにスポットライトを当てた印象的なキャンペーンビジュアルとともに、コレクションの商品を展開する。
2024年04月05日ABEMAのバラエティ番組『緊急渡米! 石橋貴明のベースボールのおかげです。』の#2が、きょう4日(22:000〜)に配信される。○クローザーへの思いも最初の目的地として、米・アリゾナ州にあるサンディエゴ・パドレスのキャンプ地を訪れた石橋貴明。初回放送では、日米通算200勝が間近に迫ったダルビッシュ有へのロングインタビューを実施し、今シーズンの意気込みや、日本人メジャーリーガーへの熱き思いに迫った。今回は、今季より海を渡り、ダルビッシュの後輩となった松井裕樹と石橋が初対談を実施する。3月29日に開催された本拠地開幕戦でMLB初勝利をあげるなど、順調なスタートを切っている松井へ、石橋がMLBとプロ野球のキャンプの違いを尋ねると、「MLBのキャンプは休みがないです。週に1日休みがある生活をプロ野球で10年やってきたので、休みが欲しくなっちゃいます(笑)。『あぁ、明日休みか』と、落ち着ける夜が欲しいです」と早速本音を吐露。その後も松井はクローザーへの思いや、新球種の感触、他の日本人メジャーリーガーへの意識など、胸の内を明かした。また、パドレスのキャンプでブルペン入りした際に、コーチから「“日本式の練習”はやめてほしい」と言われて戸惑った体験を告白し、石橋が「全然違うんですね……」と仰天する一幕も。松井を高校時代から追いかけていた石橋だからこそ引き出せた素顔に注目だ。【編集部MEMO】『緊急渡米! 石橋貴明のベースボールのおかげです。』は、全5回のバラエティ番組。石橋貴明がアメリカの地で開幕直前のメジャーリーグベースボールのキャンプや練習試合に実際に赴き、現役日本人メジャーリーグ選手や元プロ野球選手などの豪華メンバーに直撃したインタビューの模様を届ける。
2024年04月04日元宝塚歌劇団員で女優の遼河はるひが13日に自身のアメブロを更新。夫に指摘された料理を公開した。この日、遼河は「冷蔵庫のものをかき集めた」「おウチごはん」と述べ、料理が並べられた食卓の様子を写真で公開。「色々ツッコミどころはある」といい「右のツナとカブの葉のサラダ」「ほぼ、葉というより、茎」とコメントし「ちょっとツナとのバランスが」「なので、、牛肉との炒め物に使ったほうれん草を、足しました」と報告した。続けて「シラスも、本当は大根おろし欲しかったんですが、なかったので、我慢」と述べ「醤油とお酢をかけまして」と説明。「牛肉とほうれん草のオイスター炒め」については「ほうれん草を茹でた後、切るのを忘れまして」と明かし「旦那さんからお年寄りだったら、喉につかえそうだよ と、突っ込まれ」とつづった。また「さきに、私は食べてたのですが不思議と私。。。なーんにも気にならず」だったといい「鈍感力!」とお茶目にコメント。「お味噌汁に至っては、もう具が、乾燥わかめしかない。。。と困ってたら、冷凍庫に冷凍した油揚げ発見」と述べ「良かった!」「どうにかおウチごはん完成!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月14日高橋一生主演ドラマ「ブラック・ジャック」の第1弾キャスト情報が発表された。法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描きながら、医療の在り方や人の生き方に深いメスを入れてきた名作漫画「ブラック・ジャック」。連載開始50周年記念を迎えた本作が、コロナ禍を経て医療の在り方が再び問われるいま、原作から厳選した有名エピソードを凝縮し、その真髄をぐっと掘り下げていく。もはや《死》のみでしか救われようがない患者のため――揺るぎない使命感を胸に、日本では非合法とされている安楽死を秘密裏に請け負う医師・キリコを演じるのは、朝ドラ「半分、青い。」や「東京ラブストーリー」、「ノッキンオン・ロックドドア」などに出演した石橋静河。《生》を与えることで患者を救おうとするブラック・ジャック(高橋さん)とは正反対の理念を持つがゆえに、常に対立する宿命的ライバルで、重要キャラクターだ。さらに、「教場」「大奥」などに出演する味方良介、現在公開中の『ゴールデンカムイ』でも高評価を得ている山内圭哉、大河ドラマ「どうする家康」で唯一無二の存在感を放った千葉哲也、舞台から映像まで幅広く活躍する玉置孝匡、映画監督、画家としても類まれなる才能を発揮する奥田瑛二も本作に参加している。テレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」は2024年、テレビ朝日にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日1950年代に発表された小説を映像化し、インドで大ヒットした「Ponniyin Selvan Part One」が、『PS1 黄金の河』として5月17日(金)より、「Ponniyin Selvan Part Two」が『PS2 大いなる船出』として6月14日(金)より全国で公開されることが決定した。10世紀、南インドで繁栄を極めるチョーラ王朝。しかし王が病に伏し、臣下たちはその息子ではなく、従弟を次期国王として擁立することを画策する。2人の王子が領土拡張のためそれぞれ北方と南方で戦いを繰り広げる中、父と共に都に残る聡明な王女。遠く離れた3人だが、不穏な動きを察知し、共にこれに対抗すべく密使を送り出す。密使に選ばれた若く陽気な騎士・デーヴァンの壮大な旅が始まった…。10世紀のインド南部:タミル地方に実在したチョーラ王朝の宮廷を舞台にした愛憎と陰謀、国の存亡をかけた戦いの物語「Ponniyin Selvan(ポンニ河の息子)」は、1950年に刊行され、瞬く間に誰もが知る一大ベストセラーとなった。幾度も映画化が試みられたが、その壮大なスケールから難航を極めていた。そして70年の月日を経て、撮影技術の進化やインド映画界の大作主義を背景に、ついに映画化された。後にチョーラ王朝の黄金期をもたらすラージャラージャ1世の若き日を描く原作の前編となる『PS1 黄金の河』では、様々な登場人物の交錯する思惑と、複雑な関係が、絢爛豪華な舞踊、壮大なスケールの戦闘など圧倒的な映像美と共に描かれる。後編『PS2 大いなる船出』では、各々のキャラクターの数奇な運命の行方が神話的に描かれる。その名前で観客が殺到する監督となった世界的巨匠、マニラトナム監督のもと、日本でも公開された『ミモラ-心のままに-』(99)、『ロボット』(10)など数々の作品で“ボリウッドの女王”と称されるアイシュワリヤー・ラーイ、『囚人ディリ』(19)でハードなアクションを披露したカールティなど、南インドを代表する豪華キャストが演じる個性的なキャラクター達の愛憎と権謀術数渦巻く宮廷ドラマは、インド版「ゲーム・オブ・スローンズ」と話題を呼び、2022年インド国内興行収入第3位となる大ヒットを記録している。『PS1 黄金の河』は5月17日(金)より、『PS2 大いなる船出』は6月14日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:PS1 黄金の河 2024年5月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Madras Talkies ©Lyca ProductionsPS2 大いなる船出 2024年6月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Madras Talkies ©Lyca Productions
2024年02月26日トラブル肌のサポート&むずむずにもオリジナルビタミンEオイル「セラリキッド」の販売や治療院を運営する株式会社セラは、『セラリキッド 静もりブレンド 60ml 』をオンラインストア「セラストア」で販売中である。若返りのビタミンとされるビタミンEオイル「セラリキッド」に、ラベンダー・ティートリー・ローマンカモミールの100%天然精油を配合した。期間限定商品で、販売は12月31日まで。「セラリキッド」の成分は、ビタミンE・必須脂肪酸・スクワレンである。ビタミンEは、抗酸化力が強く、酸化しやすい細胞を元気に保つ働きを持っている。活性の高い天然のビタミンEであり、肌から浸透してダイレクトに作用する。やさしい香りで気持ちから落ち着かせてラベンダーは、心を落ち着けて、ストレスを和らげ、リラックス効果が高い。肌荒れ・かゆみ・あせもなど肌の炎症を鎮めて再生をはやめてくれる。アンチエイジング目的のスキンケアやストレスによる肌トラブルにも役立つ。フローラルでスッキリとした爽やかな香り。ティートリーは、肌の炎症を抑えたり、傷を治したりする作用を持つ。アトピー性皮膚炎や水虫など、あらゆる肌トラブルに使用される。グリーン系でスッキリとした鼻に通るような香り。ローマン・カモミールは、気分の落ち込みや不安を緩和して、安心感を生み出す。炎症を鎮める作用や抗アレルギー作用があり、かゆみや乾燥などを緩和する。神経をリラックスさせて、不眠にも効果的。りんごのようなフルーティな香り。通常販売しているセラのビタミンEオイルは20mlだが、こちらはクリニックやサロンなどに業務用として利用されているものと同量の60ml。販売価格は、10,670円(税込み)。送料は無料。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社セラ※セラストア
2023年12月15日作家の伊集院静さんが、2023年11月24日に逝去しました。73歳でした。直木賞や司馬遼太郎賞など、数々の文学賞を受賞したほか、小説家としての長年の功績が認められ『紫綬褒章(しじゅほうしょう)』も受賞しています。妻であり、篠ひろ子の名で俳優として活動した西山博子さんは、次のように追悼のコメントを寄せました。いつもお世話になっております皆様へ突然のご報告となりますが、11月24日伊集院 静は永い旅に出てしまいました。 かねてより肝内胆管がんの治療をしておりましたが、 残念ながら回復に至りま せんでした。自由気ままに生きた人生でした。人が好きで、きっと皆様に会いたかったはずですが、 強がりを言って誰にも会わずに逝ってしまった主人のわがままをどうかお許しください。最期まで自分の生き方を貫き通した人生でした。私たちに寄り添って2人だけの時間を作って下さった皆様、そして応援してくださったファンの皆様に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。西山 博子令和5年11月24日サンケイスポーツーより引用伊集院さんは作詞家としても活躍し、歌手である近藤真彦さんの『ギンギラギンにさりげなく』や『愚か者』など、多くのミュージシャンの楽曲に携わっています。ライブの後に訃報を聞いたという近藤さんは、悲しみつつ感謝の言葉を寄せました。「私の人生の節目節目に必ずいてくれた頼もしい兄貴でした」とし、「『ギンギラギンにさりげなく』では新人賞をいただきました。また『愚か者』でレコード大賞をいただいた年には、母親を亡くし一番勇気づけてくれたことを思い出します」と自身の大ヒット両曲を作詞した伊集院さんに感謝した。サンケイスポーツーより引用伊集院さんの作品を愛していた多くの人たちも、哀悼の言葉を贈っています。・伊集院先生、たくさんの素敵な歌詞をありがとうございます。・伊集院さんから『歌詞の美学』を学びました。お悔やみ申し上げます。・先生の作品が大好きでした。まだまだ、小説やエッセイを執筆いただきたかったです。・悲しくて仕方がありません。多彩な方でした。数々の珠玉の作品を遺した伊集院さん。作品を通して、これからも人々の中で生き続けることでしょう。伊集院さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年11月25日北野武(76)が11月22日放送の『石橋貴明 THE強運マスターズ2023 in韓国』(ABEMA)にスペシャルゲストとして出演。そこで、お金にまつわるぶっちゃけトークを連発した。番組の冒頭では、ホストを務める石橋貴明(62)やおぎやはぎ、千鳥の大悟(43)、蛍原徹(55)が韓国の高級レストランに集合。MCを務める平成ノブシコブシの吉村崇(43)が「超VIPをお迎えしております。世界的な」というと、一同は「とにかく明るい安村か?」など冗談を交わし合っていたが、レストランにある巨大な扉を開くと現れたのは北野だった。思わず一同は爆笑し、その後、食卓を囲みながらトークが行われた。序盤、北野はアメリカの有名サングラスブランドの、世界の有名人でも何十人しか呼ばれていないCM撮影に呼ばれて行くも、ギャラがサングラスだけだったエピソードを披露。選ばれたことは名誉だと説明しつつ、「何にも嬉しくなかった。名誉なんていらないから金くれ」「金くれりゃ闇金(のCM)だって何だってやるよな。ブラック企業でも何でもやるよCM」と漏らした。また『THE強運マスターズ』の出演オファーを受けた理由を聞かれると、ロケ会場であるレストランのオーナー夫婦との交流エピソードを披露。「スケジュール合えば行くよ」と話したそうだが、いっぽうで「格好つけてそんなこと言ったんだよ。本当は小銭が欲しいだけ」と説明。さらに蛍原がMCを務めるゴルフ番組について「出して」「最近、俺暇なんだよ」と本人に直談判するも、「ギャラはちゃんと相談して」と釘を刺していた。食事が進むにつれ、北野のぶっちゃけトークはさらにヒートアップ。話題が北野の新作映画『首』に及ぶと、製作を務めたKADOKAWAの元会長で東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄罪で起訴された角川歴彦被告(80)と「大揉めに揉めちゃってね。ギャラとか」と発言。『首』について「良い配給収入があるんじゃないかと期待している」と言ったかと思えば、「当たると俺にいくらか入ってくるんでよろしくお願いします」と視聴者に向かって頭を下げた。ここ数年、テレビ局や映画会社などに高額なギャラを要求したと一部週刊誌で報じられている北野。お金に関して、思うことがあるのだろうか?
2023年11月24日第36回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された小松菜奈・松田龍平W主演、富名哲也監督による『わたくしどもは。』の追加キャストが決定。また、野田洋次郎(RADWIMPS)が劇中の音楽を手掛けることが分かった。本作は、ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト、Biennale College Cinema 2018-2019においてインターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画。香港国際映画祭、昨年の東京国際映画祭など多くの国際映画祭でも映画化の期待と注目を浴びていた。企画から5年の月日を経て、10月23日(月)に開幕を迎える東京国際映画祭のコンペティション部門公式出品作品として念願のワールドプレミアを迎える。佐渡島の金山跡地を舞台に、不思議な世界観で送る本作。記憶を失った女(小松菜奈)を助ける金山跡地の掃除員キイ役に、日本映画界で唯一無二の存在感を放つ大竹しのぶ、ジェンダーに悩む高校生の透役に歌舞伎界ホープの片岡千之助、謎のバスガイドのムラサキ役に映画・ドラマ・舞台と多岐にわたって表現の幅を広げている石橋静河。あの世とこの世の狭間の番人をする館長役に舞踊家・俳優として幅広く活躍する田中泯、透の母親役にエッセイ本などの執筆や海外作家の絵本などの翻訳を手掛ける内田也哉子、爛れた男に国内外でジャンルを横断した活動が目立つダンサー・演出家の森山開次、そして能楽師役に重要無形文化財保持シテ方宝生流能楽師の辰巳満次郎。実に様々な分野から珠玉の表現者たちが集結し、観客を神秘の世界へと導く。そして劇中音楽は、日本を代表するバンド「RADWIMPS」のフロントマンとして活躍する野田洋次郎が手掛けている。野田洋次郎『わたくしどもは。』は2024年、公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたくしどもは。 2024年公開予定©️TETSUYA to MINA film
2023年10月18日Eテレの「怖い絵本」の中から、夏の夜にぴったりな作品6本を一挙再放送することが決定した。美しくも怖い怪奇絵本が動き出したら、どのような世界が広がるのか――。大人もゾクッとするような絵本を、絵のタッチを忠実に再現しアニメ化した「怖い絵本」。これまでに18作品が放送され、俳優たちが絵本の朗読に挑戦。朗読だけでなく、絵本の世界とリンクした不思議なドラマを演じ、恐怖の世界へと視聴者を誘う。今回再放送するのは、柳田国男原作の「かっぱ」(出演・朗読板垣李光人)、恩田陸作の「かがみのなか」(出演・朗読趣里)をはじめ、「くうきにんげん」(出演・朗読三吉彩花)、「夜の神社の森のなか」(出演・朗読矢本悠馬)、「きつね、きつね、きつねがとおる」(出演・朗読北香那)、「かえりみち」(出演・朗読石橋静河)という6作品(1話10分)。「かえりみち」ナビゲーターは、「かっぱ」の回にも出演した板垣さん。怖い話は好きだという板垣さんだが、「個人的には鏡が小さいときから怖かったんです。実家の洗面所の鏡の前に立つと、なにかが後ろにいる気がして。『かがみのなか』は、まさにそういう自分の実体験的なことも思い出させてくれて怖かったですね」とコメント。そして「お部屋をぜひ暗くして、視覚と聴覚とで絵本の世界を楽しんでいただければなと思います」と放送を待つ視聴者へメッセージを寄せた。各作品あらすじ「かっぱ」遠野では、川岸で足跡を見つけることがある。猿の足跡にも似ているが、小さな人間の手の跡にも見える。それは、河童の足跡。他の土地と違い、遠野の河童の顔は赤い。あるとき、馬に水を浴びさせていたら河童が馬にとりついた。河童は馬を淵に引きずり込もうとしたが、逆に厩の前まで引きずられてしまい、かいば桶をかぶって隠れた。やがてある家の娘が子を生んだ…。「かがみのなか」鏡の中の世界は本当にこちらの世界を反射して映しているだけなのか?映っている自分は本当に自分?ある日、少女が鏡を見ていると、映った分身に引きずり込まれてしまい…。「くうきにんげん」誰にも気づかれず、世界中にたくさんいるという、目に見えない魔物、くうきにんげん。普通の人間に襲いかかって空気に変えてしまうという。本の中の主人公は、実は、絵本を読んでいる読者自身だった――。「夜の神社の森のなか」少年たちが神社で遊んでいると、うちわのようなものを見つけた。その夜、花火の約束に遅れたケンジは、道で妖怪たちに出会う。そして妖怪たちに連れられ、ケンジは森の中に入っていき…。「きつね、きつね、きつねがとおる」はやく大きくなりたい女の子。花嫁行列も、大道芸も、お祭りも、塀の向こうのきれいなお庭も、背伸びしても全然見えない。子どもには何も見えない、と不満を漏らす少女が、両親と出かけたある夏の夜、暗闇の先から近づいてくる炎に気づく――。「かえりみち」「ねえ見えるでしょ?ほら、あそこ」学校からの帰り道、空にはキリンや恐竜やマンモスがうごめいている。校門に立つ女性が旗を振ったら、かえりみちの世界のスタートだ。何気ない道がいつの間にか断崖絶壁に――。「怖い絵本 夏のイッキ見!」は8月14日(月)0時45分~(日曜深夜)Eテレにて6本一挙放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月13日映画『悪は存在しない』が、2024年4月26日(金)に公開。監督は濱口竜介、音楽を⽯橋英⼦が担当する。濱⼝⻯介×⽯橋英⼦、ライブ映像の制作過程で生まれた物語映画『悪は存在しない』は、映画『ドライブ・マイ・カー』で初顔合わせした濱⼝⻯介と⽯橋英⼦による共同プロジェクトであり、濱⼝⻯介にとっては『ドライブ・マイ・カー』以降初の長編映画作品。⽯橋がライブパフォーマンスの為の映像を濱⼝に依頼したことをきっかけに、⾳楽ライブ⽤の映像を制作する過程で106分の⻑編劇映画『悪は存在しない』が完成したという。自然に囲まれた町、穏やかな世界から息をのむクライマックスに“映画と音楽の旅”ともいえる制作過程を経てまるでセッションのように作られた『悪は存在しない』では、自然に囲まれた長野県、水挽町(みずびきちょう)を舞台にした物語を描く。主人公の巧とその娘・花は、町の中でつつましく暮らしていた。そんな中、近所にグランピング場を作る計画が持ち上がったことで町内が動揺に包まれ、その余波を巧たちも受けることになるのだった。穏やかな世界から一転、息をのむクライマックスまでの没入感に注目だ。主演は、当初スタッフとして参加していた⼤美賀均。主人公の巧を演じる。また、巧の娘・花役に⻄川玲、物語のキーパーソンとして重要な役割を果たす人物として⼩坂⻯⼠、渋⾕采郁が脇を固める。なお、『悪は存在しない』は第80回ヴェネチア国際映画祭への出品され、審査員グランプリである銀獅子賞を受賞した。石橋英子のライブ用サイレント映画『GIFT』も同時制作また、映画『悪は存在しない』と共通の映像素材から、⽯橋英⼦の⾳楽ライブ⽤サイレント映画『GIFT(ギフト)』も同時制作。『GIFT(ギフト)』は、2023年10⽉にベルギーで開催されるゲント国際映画祭で初披露され、それ以降、⽯橋によるライブ・パフォーマンスとともに世界各地で上映が予定されている。映画『悪は存在しない』あらすじ長野県、水挽町(みずびきちょう)。自然が豊かな高原に位置し、東京からも近く、移住者は増加傾向でごく緩やかに発展している。代々そこで暮らす巧とその娘・花の暮らしは、水を汲み、薪を割るような、自然に囲まれた慎ましいものだった。しかしある日、彼らの住む近くにグランピング場を作る計画が持ち上がる。森の環境や町の水源を汚しかねないずさんな計画に町内は動揺し、その余波は巧たちの生活にも及んでいく。【詳細】映画『悪は存在しない』公開日:2024年4月26日(金)プロデューサー:⾼⽥聡監督・脚本:濱⼝⻯介⾳楽:⽯橋英⼦企画:濱⼝⻯介、⽯橋英⼦出演 :⼤美賀均、⻄川玲、⼩坂⻯⼠、渋⾕采郁、菊池葉月、三浦博之、鳥井雄人、山村崇子、長尾卓磨、宮田佳典、田村泰二郎撮影:北川喜雄録⾳・整⾳:松野泉英題:Evil Does Not Exist
2023年07月28日7月29日(土)からスタートする新ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」の制作発表記者会見が、7月24日(月)に開催され、西畑大吾、石橋静河、畑芽育、監督の堤幸彦が登場、約500人もの観客から割れんばかりの歓声が上がった。「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION」の会場のひとつ、六本木ヒルズアリーナで行われた今回の会見。本作は、松村北斗(SixTONES)と西畑大吾(なにわ男子)という、ドラマ初共演となる2人が、相棒にしてライバルの最強W探偵を演じる本格ミステリードラマだが、松村さんはインフルエンザのため、残念ながら欠席。しかし、バディとして日々絆を深めている松村さんと西畑さんの心は、いつだってすぐ側にあるようで、会見では冒頭から、西畑さんのバディ愛が炸裂。今回、松村さんの欠席が告知されると、涙を拭う素振りを見せ、胸ポケットでは松村さんのアクリルスタンドが顔を覗かせていた。西畑さんは「北斗くんの思いは絶対この会場にも来ていると思いますし、僕の胸にも北斗くんがいます」と言い、「『南くんの恋人』のように『氷雨くんの相棒』としてここにいますので、皆さんも北斗くんの分まで楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。また会見では、「堤監督は結構ムチャブリが多くて!シーンの終盤にワンボケを入れたがるんです。『あー、ムチャブリされてる!』という感覚になって、本当にうれしいし、とても楽しく撮影に臨めています」と、嬉々とした表情で現場の様子を報告した西畑さん。実は、このムチャブリは、堤監督の並々ならぬ信頼の証。「撮影が始まる前に『とりあえず、セリフは全部覚えてきてね』と、半分脅しみたいなことを言った」と監督。2人は、期待通り長ゼリフはもちろん、ほかの人のセリフもバッチリ覚えてきたそうで、「2人はとりわけ真面目で素晴らしい俳優さん。この前提条件があるから、こちらはいくらでもボケられるんです。今後、どんどんボケていきたいですね」と語った。そんな監督の真意を初めて知った西畑さんは、「その上でのムチャブリだったんですね!ありがたいです」と喜びを倍増させた。一方、キャスト陣の観察眼をチェックすべく「似顔絵対決」が行われ、2分以内で堤監督の似顔絵を描くことに。畑さんは、しれっと「つつみです」という吹き出しを入れる反則技を繰り出したり、西畑さんは余計な手足を描き、石橋さんと畑さんに「何なんですか(笑)?」と失笑されたりと、個性あふれる珍妙対決となった。一等賞に選ばれたのは、石橋さん。一番似ていない絵に選ばれてしまったメンバーには、モノマネを披露するという罰ゲームが用意されており、西畑さんがこの憂き目に遭ってしまった。しかしここでも、西畑さんのバディ愛が花開き、「誇張した御殿場倒理」と題し、松村さんが演じる【トリック=不可能(HOW)専門探偵】倒理のデフォルメ・モノマネを披露。髪を指でクルクルしながら、決めゼリフ「俺たちに解けない謎はない」でバッチリ決めた…つもりが、微妙な空気に。「半スベリでしたね~。この映像、北斗くんの目に触れてほしくない!」と苦笑いが止まらない西畑さんに、会場からは温かい笑い声が湧き上がった。「ノッキンオン・ロックドドア」は7月29日より毎週土曜日23時~テレビ朝日にて放送(※初回拡大スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月24日タレントの伊集院光、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが、29日(22:00〜)に配信されるABEMAのバラエティ番組『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』に出演する。同番組は、石橋貴明と豪華ゲストの様々な「感謝」にまつわるエピソードを、“お礼参り”と題してお届けする全4回のバラエティ番組。今回は、みやぞんが、芸能界で活躍するきっかけを作ってくれた石橋と伊集院へ、“感謝の接待ツアー”をプレゼントする。みやぞんが「芸能界で長く生き残るにはどうしたらいいですか?」と相談すると、石橋は「“長く生きていくこと”を目標にしたら、ダメなんじゃないの?」と口を開き、とんねるずが長年愛されている秘訣を真剣に回答。すると、話を聞いていた伊集院が「ちょっと酔っぱらっているので、変なこと言ってるかもしれない……」と切り出し、現在の若手芸人に対する本音を吐露。石橋も「俺も、『そのやり方は違うんじゃない?』と思ってる」と頷く。果たして、2人が若手芸人に抱く思いとは。また、自身が目指してきた“芸人としての立ち位置”について、石橋は「(木梨)憲武がどう思ってたか分からないけど、俺は“エースで4番バッター”じゃないと嫌だった」と断言。伊集院も「“2番バッター”として、場のつなぎに徹しようと思っていた」と野球にたとえ、みやぞんに“芸能界を生き抜いてきた極意”を説く。そのほかにも、「お笑いは団体芸? 個人芸?」「漫才やコントは“お笑いスクール”で学べるもの?」「テレビはこの先どうなる?」「50歳を超えたら、趣味を楽しむのは難しい?」など大いに語り尽くす。
2023年06月29日元メジャーリーガーの松井秀喜氏が、22日(22:00〜)に配信されるABEMAのバラエティ番組『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』に出演する。同番組は、石橋貴明と豪華ゲストの様々な「感謝」にまつわるエピソードを、“お礼参り”と題してお届けする全4回のバラエティ番組。22日の初回放送では、 石橋がアメリカで行ったお礼参りの模様をお届け。ニューヨークでは、読売ジャイアンツとニューヨーク・ヤンキースで4番打者を務めた野球界のレジェンド・松井秀喜氏との特別対談が実現する。2019年以来の再会となった2人は、顔を合わせるなり、すぐさま野球談議に花を咲かせる。松井氏がメジャーリーグに挑戦した1年目に、苦悩しながらバッティングフォームを変えたエピソードで盛り上がると、現在海を渡って活躍している日本人メジャーリーグ選手の話題へ。自身と同じ左打者である大谷翔平や、松井氏と同じ北陸出身の吉田正尚について「日本人の選手ではあまりいないタイプ」と絶賛するなど、日本人メジャーリーグ選手たちについて、率直な思いを語る。また大谷や吉田が活躍し日本代表が優勝を遂げた「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(以下、 WBC)」に話題が移ると、松井氏が明かした告白に石橋は「衝撃的ですよ……」と驚く。松井氏が明かした「WBC」での極秘エピソードとは。さらに、松井氏の今後の展開について、石橋が斬り込み。石橋は「野球ファンとしては、松井さんにまたユニフォームを着てほしいと思っている。それに、“侍ジャパン”が世界一になって、日本の野球熱が上がっているので、さらに野球界を盛り上げるためにお願いしますよ」と懇願すると、松井氏は「ユニフォームを着たほうがいいですかね?」とまさかの逆質問。果たして、松井氏が描く未来とは。そのほか、番組では、石橋がフェンウェイ・パークとヤンキースタジアムで取材を敢行し、吉田正尚や大谷翔平の同僚であるマイク・トラウト、昨年MVPを獲得したアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、アンソニー・リゾなどスター選手たちと対面を果たす。
2023年06月22日5月より上演された窪田正孝主演「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」が8月、WOWOWにて放送・配信されることが決定した。15年前、世界各地に謎の「侵略者」が出没。人類の敵「使徒」が出現したとの公式発表が報道される。これに対抗するため、特務機関「メンシュ」最高司令官、叶サネユキ(田中哲司)は部下の桜井エツコ(宮下今日子)と共に、四体の兵器・エヴァンゲリオンを開発。サネユキは息子のトウマ(永田崇人)をパイロットとして搭乗させる――。大人気作品「エヴァンゲリオン」が、新たなエンターテインメントとして舞台化。「東急歌舞伎町タワー」の新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として上演された。窪田さんがエヴァパイロットが通う学校の臨時教師・ソウシを演じるほか、石橋静河、板垣瑞生、永田崇人、坂ノ上茜、村田寛奈、宮下今日子、田中哲司が出演し、新たな「エヴァンゲリオン」が体現された。原案・構成・演出・振付は、演劇やコンテンポラリーダンスの公演、バレエ、オペラ、歌劇などの演出・振付でも幅広く活躍する世界的振付家シディ・ラルビ・シェルカウイが担当した。また同月、完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を含む『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ4作品も放送予定だ。「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」は8月、WOWOWにて放送・配信予定。(シネマカフェ編集部)
2023年06月19日お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が出演する、ABEMAのバラエティ番組『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』が22日(22:00〜)より、4週連続で配信される。22日(22:00〜)は、読売ジャイアンツとニューヨーク・ヤンキースで4番打者を務めた野球界のレジェンド・松井秀喜氏と石橋の特別対談が、アメリカ・ニューヨークで実現。“侍JAPAN”メンバーの活躍や、大谷翔平や吉田正尚など日本人メジャーリーグ選手らについて、松井氏が率直な思いを語る。さらに、4月にSNSやメディアで「MLBスター から握手を求められる石橋の姿」が話題となった、現地スタジアムでの取材の全貌もお届け。吉田本人や、大谷のチームメイトであるマイク・トラウト、昨年MVPを獲得したアーロン・ジャッジなどスター選手たちとの貴重な交流の様子も。29日(22:00〜)は、ANZEN漫才・みやぞんが、芸能界で活躍するきっかけを作ってくれたと語る石橋と伊集院光に感謝の接待ツアーを実施。7月6日(22:00〜)は、爆笑問題・太田光が登場し、お互いのコンビとバラエティ番組の歴史について赤裸々にトークする。そして7月13日(22:00〜)は、「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下、WBC)で日本代表を優勝に導いた“侍ジャパン“前監督・栗山英樹氏が登場。同級生であり、かつて甲子園出場をかけて明治神宮球場で44年前に対峙した経験のある2人が、同じ場所で再会を果たす。再会を果たすなり石橋は「WBC」の感動を振り返り、「大変感激いたしました」と一言。また、2人で44年前の情景を回顧するなか、栗山氏は「ここが原点なんですね」と感慨深い様子を見せるなど、お互いに熱い気持ちを語りつくす。(C)AbemaTV, Inc.
2023年06月15日「王様に捧ぐ薬指」の8話が6月6日オンエア。松嶋菜々子演じる静の過去に「完璧な母親になろうとした結果なのかな…」「静さんは静さんなりに東郷を愛してきたんだろうな」など、様々な反応が寄せられている。本作は貧乏な環境で育った絶世の美女が、家族のために大企業の御曹司と契約結婚。最初は互いをいがみ合っていた2人だが次第に本気の恋に落ち…しかし御曹司の母が2人の仲を引き裂こうとしていたという展開の胸キュンラブコメ。キャストは初恋相手の神山を「信じてる」と言ったことで、東郷から拒絶された羽田綾華に橋本環奈。神山をかばった綾華を「寝るよりないな」と拒絶した新田東郷に山田涼介。静の命で綾華と東郷の仲を引き裂こうとしている神山絢斗に坂東龍汰。東郷の学生時代からの友人で今は秘書をしている秋田幸司に森永悠希。綾華が勤務し東郷が社長を務めるラ・ブランシュ社員の竹本光輝に三浦獠太。綾華と東郷の動画撮影などを手伝う羽田陸に長尾謙杜(なにわ男子)。ラ・ブランシュ箱根店支配人の桜庭新に北村匠海。東郷の義理の母で綾華との仲を引き裂こうと企む新田静に松嶋さんといった俳優陣が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。東郷は智宏からラ・ブランシュの社長交代を命じられる。東郷の前に現れたのは、ラ・ブランシュ箱根店の支配人だった桜庭新だった。さらに新が社長に就任することを知った静は顔色を変える…というのが今回の物語。新は静の実の息子だった。名家の1人娘として生まれた静は跡取り娘として厳しく育てられ、恋愛結婚は許されなかったが、ある男性と恋に落ち子どもを身ごもる。しかし家を捨てられなかった静は、子どもを男性に託し、自分は家のために生きていく道を選んだ…。そんな静に会うためラ・ブランシュに入り、社長にまで登り詰めた新は彼女に「会いたかったです。お母さん」と語りかける。「あなたは私の息子じゃない」と言葉を返す静に新は「どうして認めてくれないんですか」と訴えかける。すると静は「私の息子は東郷だけ」と断言し、これ以上関わるのは辞めてと言いながら金の入った封筒を渡そうとする。すると新は自分の父が亡くなったことを告げ、「僕はずっと母さんに捨てられたと思っていたけど違うんですね。母さんは僕を守るために、僕の元を離れた」と話す。静は新が自由で幸せな人生を歩むことを願い、新の父に彼を託していた…。そんな新に「私と関わることは許しません」と強い口調で告げ、その場を立ち去った静だが、一方で東郷からは「あなたは母じゃない」と冷たく告げられ涙ぐむ場面も。今回のエピソードで語られた静の過去に視聴者からは「静さんの歪んだ行動は、実子と別れた分も全愛情を東郷に注ごうとした、完璧な母親になろうとした結果なのかな…」「2人の息子を違う形で守る静の母性、すごいと思うよ。自分を守ってくれる人はいないのに…」「静さんは静さんなりに東郷を愛してきたんだろうなっていうのが今回如実に現れててそっちも苦しくなる…」「嫌な人かもだけど…自分の子どもと離れ離れで愛人の子どもを育てるってどんな思いがあったのだろうと考えてしまう」など、様々な声が寄せられている。【第9話あらすじ】綾華のもとに金太郎がいなくなったと陸から連絡が入る。家族が心配するなかやっとの思いで帰ってきた金太郎は、悲痛な面持ちで連帯保証人として借金を背負ってしまったことを桃子に打ち明ける。一方、2人を別れさせたいと思っていた計画が一度は失敗した静が、新たな計画を立てていた…。「王様に捧ぐ薬指」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2023年06月07日松村北斗(SixTONES)と西畑大吾(なにわ男子)が探偵役で主演する新ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」に、石橋静河と畑芽育のレギュラー出演が決定した。本作は、松村さん演じる【トリック=不可能(HOW)専門探偵】御殿場倒理と、西畑さん演じる【動機や理由=不可解(WHY)専門探偵】片無氷雨という、相棒だがライバルの最強W探偵が、数々の難事件に挑んでいく本格ミステリードラマ。ノッキンオン・ロックドドア (徳間文庫)画像:amazon.co.jp連続テレビ小説「半分、青い。」や「この恋あたためますか」、「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」、昨年は大河ドラマにも出演した石橋さんが演じるのは、勝ち気で口が悪い警視庁刑事部捜査一課の刑事・穿地決。現実主義で出世も望む彼女は、「謎が解けたら手柄は全部もらう」という打算的な条件のもと、大学時代のゼミ仲間、倒理&氷雨にこっそり事件現場を見せ、共に真相解明に挑んでいく、第3の相棒的存在だ。「演じるのが楽しみ」と話す石橋さんは、「皆さん“はじめまして”の方ばかり。松村北斗さんと西畑大吾さんもきっと素敵な方なんじゃないかと想像しますし、皆さんとお会いするのが今から楽しみです」「今回はそんな素敵なキャスト・スタッフの皆さんと一緒に、軽快なリズムでいろんな事件に挑んでいくことになりそう。ダークで大人な雰囲気も漂う作品になるのかな、と私自身も胸を躍らせています。皆さんと力を合わせ、原作ファンの方々にも面白がっていただけるよう頑張りますので、放送を楽しみにしていただけたら、うれしいです」とコメントしている。また、「純愛ディソナンス」『なのに、千輝くんが甘すぎる。』などに出演した畑さんが演じるのは、女子高生・薬師寺薬子。探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」でアルバイトをする彼女は、どこか小生意気であざとい言動で大人たちを翻弄していく。畑さんは「一度ご一緒させていただいた頼もしい先輩・石橋静河さんを頼りにしながら、全力でこの作品に挑んでいきたいです」と意気込み、「今回は倒理さんや氷雨さんや穿地さん…周りの大人たちを翻弄する役。そういう役は初めてですし、先陣を切って掻き回すようなお芝居をしていきたい!堤監督のムチャブリにも耐えられるよう(笑)、『何でも来い!』の姿勢で頑張りながら、劇中で松村さんと西畑さんを振り回していきたいです(笑)」と気合十分だ。「ノッキンオン・ロックドドア」は7月、毎週土曜日23時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年06月01日2023年7月9日(日)にコニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1(有楽町)にて、優河 with 魔法バンドによるプラネタリウムライブ「where the light leads(東京公演)」を開催します。優河 with 魔法バンドが初のプラネタリウムライブを開催アルバム「言葉のない夜に」が音楽業界のみならず幅広い層から支持を集める優河が、盟友・魔法バンドと共にキャリア初となるプラネタリウムライブを開催します。今年3月には同メンバーにてNHK総合ドラマ『月食の夜は』の主題歌と劇伴を担当するなど、プラネタリウムと親和性の高い“夜”をテーマにした楽曲を数多く発表している優河。優河 with 魔法バンドの「where the light leads」と題した全国ツアーの東京会場となる本公演は、プラネタリウムという環境に合わせた空間的かつアンビエンスなサウンドを目指し、ドラムレスの編成・アレンジにて開催します。星空の中で優艶に輝く優河の歌声をぜひお楽しみください。●チケット販売に関して●■ticket board先行受付(抽選)電子チケットシステムticket boardにて先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。期間:2023年5月10日(水)10時00分~5月17日(水)23時59分■ticket board一般販売(先着)電子チケットシステムticket boardにて一般販売を行います。期間:2023年5月27日(土)10時00分~ ※予定枚数に達し次第終了▼特設サイト/チケット受付 ※先行受付、一般販売いずれの場合も特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●優河 with 魔法バンド「where the light leads」イベント概要●出演:優河(Vo.Gt) / 千葉広樹(B) / 岡田拓郎(Gt) / 谷口雄(Key)日程:2023年7月9日(日)時間:1st Stage 16:00開演(15:30開場) / 2nd Stage 18:00開演(17:30開場)料金:一律 6,900円(税込)場所:コニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1(有楽町マリオン9階)【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は時節に応じた感染症防止対策を徹底して実施いたします。※公演中のマスクの着用を推奨とさせていただきます。※マスク無しでの歓声や掛け声はご遠慮ください。※本イベントはプラネタリウム施設で星空と生演奏をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上、アーティストが見えにくい場合がございます。※未就学児のお客様はご入場いただけません。本イベントはプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●優河 プロフィール●2011 年からシンガーソングライターとして活動を開始。 2015 年、ファーストフルアルバム「Tabiji」 をリリース。 映画『長いお別れ』の主題歌 ”めぐる” やTBS系 金曜ドラマ『妻、小学生になる。』の主題歌 ”灯火” を担当し、世界各地でも反響を呼んだ。 2022年アルバム「言葉のない夜に」では盟友 魔法バンドのメンバーと共に制作し、全国各地でツアーライブやフェスに出演。TVCMのナレーションや歌唱、サウンドロゴ、ミュージカル『VIOLET』ではオーディションにより主役 VIOLET に抜擢されるなど、幅広い活動を展開している。優河 with 魔法バンドとして、NHK総合 ドラマ『月食の夜は』の主題歌、劇伴を担当し、2023年3月にサウンドトラック「月食の夜は」を配信リリースした。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月09日俳優の窪田正孝、女優の石橋静河が13日、東京・新宿で行われた「東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー」に出席した。14日に開業する同施設から隣接するシネシティ広場にかけて、歌舞伎町の文化に根ざす「水」をモチーフにした鮮やかなブルーカーペットを設置。そのブルーカーペットに同施設で予定されている公演に出演するゲストが登場した。窪田と石橋は、同施設にオープンする新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として5月6日より上演される『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』に出演する。これまでに多くの人々を魅了し続けてきた『エヴァンゲリオン』が舞台ならではの演出によるオリジナルの物語として繰り広げられる本作で、窪田は主人公の渡守ソウシ、石橋はイオリを演じる。窪田は「日本のアニメは世界に誇れるカルチャーになっていて、世界的に人気のある『エヴァ』を舞台化するというのはすごく大きな挑戦だと思います。ある種、手を出しちゃいけないものに手を出したなというのは自負しているんですけど、演劇というアナログな中で、人間がどれだけ身体を使って表現できるかというところに挑んでいるので、そこをフォーカスして見てもらえたらうれしい」とメッセージ。石橋は「劇場に来たことがない方もいらっしゃるだろうし、『エヴァ』を見たことがない方もいらっしゃると思う。いろんな方に舞台を体感していただきたいなと思って、日々稽古を頑張っています」と語った。セレモニーには、舞台『パラサイト』に出演する古田新太、宮沢氷魚、「Zepp Shinjuku (TOKYO) OPENING SPECIAL 4DAYS!」に出演する渋谷龍太(SUPER BEAVER)、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、Little Glee Monsterも出席した。
2023年04月13日言葉、芝居、ダンス…境界線が融けた、ひとつづきの身体表現で魅せる『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』。シディ・ラルビ・シェルカウイさんが構成・演出・振付を手がける本作品に挑む、窪田正孝さん、石橋静河さんのインタビューをお届けします。窪田正孝:僕はお芝居は4年ぶりなんですけど、舞台って、常に丸裸で人前に立たされている感じがしていたんですね。役者は物語のなかで、「ここで悲しみを表す」など、流れがあらかじめ決められていたほうがラクなんだと思います。でも、舞台ではそれが通用しない。そこに一番の魅力を感じましたね。石橋さんは何作も舞台に出ていらして、ずっとご一緒したいなと思ってました。石橋静河:嬉しいです。私もです。窪田:『未練の幽霊と怪物―「挫波/敦賀」』(’21年)を観せていただいたんだけど、舞台での居方が独特でした。ダンスをされていたこともあって、軽やかさもありながら、立ったときには地面に根っこが生えているような印象。うまくセリフを言おうとかいうのとは、別のアプローチをされている。だから唯一無二な感じがするんでしょうね。石橋:ありがとうございます。褒められすぎてちょっと恥ずかしいです(笑)。私は舞台が好きで、自分の居場所のように思っています。映像は、画面によって観る人の視点が定められます。演じながら、カメラと演出が迫ってくる気がして、ちょっと怖く感じるんです。窪田:それ、よくわかるなあ!石橋:だけど、舞台はお客さんがフォーカスを自由にあてられます。私は、舞台上で完結する物語より、観た人に解釈を委ねるような作品を割とやらせていただいていて、それが楽しいですね。『~ビヨンド』もその匂いがプンプンしています。窪田:そうだよね。ストーリーはもちろんあるけれど、一冊の台本から肉付けして具現化していく作り方ではなく、みんなが動いて、アイデアを出し合い、ラルビさんがやりたいと思っているたくさんのことからチョイスしていく、外側から作っていく舞台になるんじゃないかなという気がしています。石橋:そんな感じがしますね。窪田:僕はいま、物語を伝えることよりも心情を伝えるほうに興味が向いているんです。そうしたら、コロナ禍以降、そういう作品に縁がつながっていきました。『~ビヨンド』もその一つ。情報で埋めすぎない、想像の余白を大事にした舞台にしたいです。作る過程のセッションが面白いエンタメにつながる。石橋:私は2020年のロックダウンのときに『未練の幽霊と怪物』が上演中止になってしまって。でも、作・演出の岡田利規さんのお声がけで、発表の目処もないままリモートで1か月ぐらい稽古を続けて、最後にはワーク・イン・プログレスとして配信で発表しました。その経験が私のなかで衝撃だったんです。窪田:どんなふうに?石橋:知らないうちに、作品がどう世の中に受け入れられるかや、興行・評価が一番大事なことと思い込んでいたと気づいたんです。発表予定もないのに稽古することに「意味あるの?」と言う人もいるかもしれないけど、その創作時間がものすごく楽しくて尊くて。試行錯誤しながらものを作る、過程の楽しさ、面白さは効率重視のなかで削られてしまいがちだけど、そこを楽しむことが結果、面白いエンタメを生むような気がして、大切にできたらと思います。窪田:その通りだと思います。今回の作品なんて未知の領域、どうなるかわからないけれど、みんなでセッションし合って、エヴァンゲリオンというひとつのクラウドができればやる価値があるのかなと思います。いまは情報化社会になりすぎて、「知る」ことに重きを置かれがちだけど、知識よりも自分がどう感じて何を思うのかのほうが価値はあると思います。自分の感覚に蓋をするのはもったいない。余白のある演劇やエンタメには想像力を注ぎ込めます。そこを思い切り楽しんでいただけたらと思いますね。THEATER MILANO-Zaこけら落とし公演 COCOON PRODUCTION 2023『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』人生にかけられた重い枷。そこから目を逸らし生きてきた渡守ソウシ(窪田正孝)。贖罪、そして再生のため、彼は世界の秘密を解き放つ――。日程/東京公演・5月6日(土)~28日(日)THEATER MILANO-Za、長野公演・6月3日(土)・4日(日)まつもと市民芸術館、大阪公演・6月10日(土)~19日(月)森ノ宮ピロティホール構成・演出・振付/シディ・ラルビ・シェルカウイ上演台本/ノゾエ征爾出演/窪田正孝、石橋静河、板垣瑞生、永田崇人、田中哲司ほかチケット/S席1万3000円A席9500円(全席指定)Bunkamura TEL:03・3477・3244くぼた・まさたか1988年生まれ、神奈川県出身。『ある男』(’22)にて毎日映画コンクール男優助演賞、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。公開待機作に『スイート・マイホーム』『春に散る』がある。シャツ¥60,500Tシャツ¥40,700パンツ¥70,400シューズ¥80,300(以上エムエム6 メゾン マルジェラ/マルジェラ ジャパン クライアントサービス TEL:0120・934・779)いしばし・しずか1994年生まれ、東京都出身。初主演作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(’17)にてブルーリボン賞新人賞ほか多数受賞。主な出演作に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)など。ワンピース¥253,000ブーツ¥94,600(共にsacai TEL:03・6418・5977)ピアス¥17,600(JUSTINE CLENQUET/THE WALL SHOWROOM TEL:03・5774・4001)Sidi Larbi Cherkaoui演劇やコンテンポラリーダンス、バレエ、オペラ、映画など多ジャンルで、独創的な演出・振付をし、世界中から注目を集める。受賞多数。’17年にはビヨンセのグラミー賞パフォーマンスの振付も担当した。日本では、『テ ヅカ TeZukA』にて、手塚治虫の漫画の世界、思想、「描く」という行為自体もモチーフに、森山未來らの圧倒的肉体表現と映像で、手塚を浴びるような劇場空間を創出。ワールドツアーも成功させ、3年後に『プルートゥ PLUTO』でも日本発の舞台を作り上げた。※『anan』2023年4月19日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・菊池陽之介(窪田さん)ヤマモトヒロコ(石橋さん) ヘア&メイク・菅谷征起(GARA/窪田さん)秋鹿裕子(W/石橋さん)取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年04月12日全く新たな物語として世に放たれる『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』。新劇場のこけら落としとなる作品で正解のないまっさらなところから、窪田正孝さん、石橋静河さんがその大きな壁に挑もうとしている。窪田正孝:エヴァを舞台化するなんて、最初に聞いたときには、正直無謀な挑戦だなと思いました。ただ、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』は完全なオリジナルストーリーだから、なぞるものがない。そこに、逆にやる価値がある気がしたんです。石橋静河:私は、エヴァンゲリオンを観て育ってきていなくて。もし詳しく知っていたら、怖くて飛び込めなかったかもしれません。窪田:わかる気がします(笑)。デジタル技術が進むなかで、演劇は唯一残るアナログなもの。身体表現の可能性を担うのはあくまで人なんですよね。今回構成・演出・振付をされる、シディ・ラルビ・シェルカウイさんの『プルートゥ PLUTO』を観たときに、表現の境界線をなくしているように感じたんです。言葉とアクションとダンスが並行世界でつながっているような、表現の余白のようなものを感じて、そこに飛び込んでみたいと参加させていただくことにしました。石橋:ラルビさんの手がける作品はどれもカオスというか、残酷な世界のなかに尊さや神聖なものを見つけようとしているのを感じます。モロッコ人とベルギー人という文化の異なる両親のもとで育ち、葛藤があったと話すインタビューを読んだことがありました。属性や価値観の違いなどの境界を超えた、共生を模索するようなテーマを訴えられるものを選ばれている気がします。私はお芝居を始める前から、いつかラルビさんとお仕事をしたいと思っていたんです。窪田:そうなんだ?何をきっかけに?石橋:少林寺武僧と踊られた『sutra(スートラ)』の映像を観たのが最初でした。窪田:あれは衝撃的だよね!石橋:19歳くらいのとき、バレエ留学から帰ってきて、コンテンポラリーダンスをしていたころに観て、踊りにはこんな可能性もあるんだ!とワクワクしました。それからずっと憧れていたので、こんなに早くご一緒できるなんて感激しています。エヴァンゲリオンの舞台化はとんでもない挑戦かもしれないけれど、ラルビさんが真ん中に立って、みんなを率いてくださるのなら、絶対に面白くなるに違いない、ぜひやりたいと思いました。窪田:でも、数日後の本稽古を前に、台本もまだできてないし、セリフを一つも覚えていないというのは初めての経験(笑)。石橋:私たち、さっき、プレ稽古で初めてラルビさんとお会いしたんです。ダンサーの方に教えていただいた振りに合わせて動いて。窪田:顔合わせの代わりというか、まずは体で舞台とセットと場の空気を感じてみようという時間だった気がします。でも、「あなた、どこまでできますか?」と見定められているようなところもあって、毛穴からこれまでかいたことのない汗が噴き出しました(笑)。石橋:たしかに、試されている感はすごくありましたね。窪田:僕はボクシングをやっているんですけど、ボクシングの練習よりもハードでした。八百屋舞台(ステージの奥から手前にかけて傾斜をつけた舞台)もすごかったよね?石橋:とんでもない傾斜でした。窪田:ちゃんと体をケアしないと本番ももたないなと覚悟しました。ラルビさんがだいぶSだということがよくわかった(笑)。石橋:ニコニコされていますけどね(笑)。窪田:優しい笑顔なんだけどね。ご自身がダンサーでもあるでしょう?体の技術の共有を目指そうとされているのを感じたし、表現に対するプロフェッショナルさを垣間見た気がしましたね。THEATER MILANO-Zaこけら落とし公演 COCOON PRODUCTION 2023『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』人生にかけられた重い枷。そこから目を逸らし生きてきた渡守ソウシ(窪田正孝)。贖罪、そして再生のため、彼は世界の秘密を解き放つ――。日程/東京公演・5月6日(土)~28日(日)THEATER MILANO-Za、長野公演・6月3日(土)・4日(日)まつもと市民芸術館、大阪公演・6月10日(土)~19日(月)森ノ宮ピロティホール構成・演出・振付/シディ・ラルビ・シェルカウイ上演台本/ノゾエ征爾出演/窪田正孝、石橋静河、板垣瑞生、永田崇人、田中哲司ほかチケット/S席1万3000円A席9500円(全席指定)Bunkamura TEL:03・3477・3244くぼた・まさたか1988年生まれ、神奈川県出身。『ある男』(’22)にて毎日映画コンクール男優助演賞、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。公開待機作に『スイート・マイホーム』『春に散る』がある。シャツ¥60,500Tシャツ¥40,700パンツ¥70,400(以上エムエム6 メゾン マルジェラ/マルジェラ ジャパン クライアントサービス TEL:0120・934・779)いしばし・しずか1994年生まれ、東京都出身。初主演作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(’17)にてブルーリボン賞新人賞ほか多数受賞。主な出演作に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)など。ワンピース¥253,000(sacai TEL:03・6418・5977)ピアス¥17,600(JUSTINE CLENQUET/THE WALL SHOWROOM TEL:03・5774・4001)Sidi Larbi Cherkaoui演劇やコンテンポラリーダンス、バレエ、オペラ、映画など多ジャンルで、独創的な演出・振付をし、世界中から注目を集める。受賞多数。’17年にはビヨンセのグラミー賞パフォーマンスの振付も担当した。日本では、『テ ヅカ TeZukA』にて、手塚治虫の漫画の世界、思想、「描く」という行為自体もモチーフに、森山未來らの圧倒的肉体表現と映像で、手塚を浴びるような劇場空間を創出。ワールドツアーも成功させ、3年後に『プルートゥ PLUTO』でも日本発の舞台を作り上げた。※『anan』2023年4月19日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・菊池陽之介(窪田さん)ヤマモトヒロコ(石橋さん) ヘア&メイク・菅谷征起(GARA/窪田さん)秋鹿裕子(W/石橋さん)取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年04月12日タッグを組むのは2度目だが、互いに近しさを感じているという。その成河と藤田俊太郎が挑むのは『ラビット・ホール』。2007年にピュリツァー賞を受賞し映画化もされた作品で、息子を亡くした夫婦が再生していく姿を、日常の会話を通して描いていく。その繊細さをどう届けるか。演劇を身近なものにするべく格闘する様子は、実に楽しそうである。初対面での会話は気づいたら7時間──成河さんと藤田さんは、ミュージカル『Violet』(20年)に続いて2度目のタッグになります。前回ご一緒されたときの感想からお話いただけますか。成河『Violet』は予定されていた上演がコロナで中止になり、その半年くらい後の少し落ち着いた頃に、3日間だけという形で上演したものでした。中断したその半年の間に、オンラインで読み合わせをしたり話し合ったり、手探りでずっとコミュニケーションを取り続けながら上演にこぎつけたんですけど。そんな特別な状況が藤田くんとの最初の出会いだったので、とても思い出深いですね。そういう中で、藤田くんはとにかく、そこにいる人たち全員の主体性を重んじるというか、どうすればみんなで作るということができるかということを真剣に考えている人で。僕にとってはとても貴重な同志で、次はいつ一緒にできるかなと思っていたんです。藤田僕にとっても成河さんとの仕事はやはり特別です。僕が演出家として活動を始めたのは30代からですが、同い歳である成河さんのことはずっと憧れの目で見ていて、いつか一緒にお仕事をしたいと思っていました。『Violet』では、成河さんがおっしゃったように、上演が一度止まり、どのように再開していくか、どのように未来に向かっていくかということを、問い続けながら一緒にものを創ることができました。現場での再会を熱望していましたが、今回、ストレートプレイの会話劇でご一緒できることになり、とてもうれしく思っています。成河藤田くんとは初対面のときに、ファミレスで明け方まで7時間くらいしゃべったんですよね。そのときにすでに、近しい考え方を持っているなと、同志のような気持ちになっていたんです。演劇に対する距離みたいなものが同じというか。藤田くんも、美大を出たとか、バンドをやっているとか、演劇の畑だけで純粋培養されたのではなく、いろんな角度から演劇にたどり着いていて、演劇だけが特別ではないんじゃないかと思っているところがある。だから藤田くんとの会話はストレスがなくて、気づいたら7時間経っていたんですね(笑)。藤田僕もあのときの楽しく熱い思いが今も続いていますし、もっといろいろなお話をしたいと思っています。ただ、近しい気持ちと同時に、やはり先ほど言った憧れの気持ちが僕には強くあるんです。僕は俳優をしていた時期もあって、成河さんが立つ舞台を観て、僕らと同世代の俳優が舞台に新風を吹かせ、新しい時代を創っていることに、深く感動しました。例えば、『エンジェルス・イン・アメリカ』(04・07年)や、『春琴』(08・09・10・13年)といった作品は、本当に衝撃を受けました。また、成河さんは、演劇は特別なものではなく生活の中にあるんだと、もっとシンプルに劇場に観に来てほしいと、お客様を大事にするもの作りをずっと続けている。その姿勢に対しても、僕は憧れ続けています。だから、一緒にもの作りをするのは、楽しくもあり、緊張感もあるんです。日常会話により近づけた翻訳劇に──今回の『ラビット・ホール』では、どんなもの作りが始まっているのでしょうか。成河これは観てくださる皆さんも楽しみにしていてほしいんですけど、おそらく今回は、「私たちが日常の中でしている会話だよね」という翻訳劇、会話劇に近づけるんじゃないかと思うんです。それこそ演劇は特別じゃないっていうものができるんじゃないかなと。というのは、まず、宮澤エマさん、土井ケイトさん、シルビア・グラブさんと、今回の座組の女性俳優3人が全員、英語のネイティブスピーカーなんです。だから、もとの英語のニュアンスをちゃんと理解した上で、今の日本語の日常会話に置き換えられる。そしてそれを、今回の翻訳を手掛ける小田島創志くんも、「勉強になります。そうしましょう」と言って受け入れる。そんな翻訳家さんいますかって驚くくらいですけど(笑)、おかげで、翻訳についての話し合いが熱くて楽しくて。『ラビット・ホール』チラシ藤田読み合わせしながら、翻訳のことをみんなで話しているんですが、とても充実しています。中でも、成河さんが僕に「基本的に自分のセリフは俳優が自分でテキレジ(※「テキストレジ」の略。上演に合わせて脚本の訂正や手直しをすること)をしても良いのではないか」とおっしゃったのが印象的でした。俳優自身が考え、それを受けた翻訳家が全体を見ながら修正する。そこに演出家も加わって、どういうビジュアルや関係性を作っていこうとしているかを翻訳に反映していく。プランナー・スタッフの方もフラットに意見が出し合える空気ができていて、時間がいくらあっても足りないくらいです。カンパニーみんなでディスカッションすることですごく豊かな作品になると思いました。この喜びは確実にお客様に伝わると思っています。成河セリフを自分の言葉でテキレジするのは、あくまで、近現代の会話劇として、リアリズム演劇として書かれたものに関しては、そうしたほうがいいと思う、ということなんです。そして、稽古前のテキレジで自分の言葉をいくつか準備しておいて、それと役としての言葉を溶け合わせていく作業を、稽古場でしていく。これは『タージマハルの衛兵』(19年)でも一緒だった創志くんと発明した方法なんですけど(笑)、今回もまたそうやって、本番まで悩みたいと思っています。言葉の向こう側にあるものをどう届けるのか──藤田さんは、この『ラビット・ホール』の演出を熱望されていたと伺っています。どこに魅力を感じられていますか。藤田映画版もあり、数多くの傑作上演を続けているだけあって、物語が繊細で素晴らしいです。家族を失った夫婦がどのように再生していくかというストーリーで、悲しい出来事があった後の日常が淡々と描かれます。夫婦を取り巻く人々が、日々の会話の中で、自分たちのこの先の人生を見つけていく。『ラビット・ホール』というタイトルが示している通り、今自分たちが落ちてしまった穴とは別の、あり得たかもしれない穴を探していくわけです。その意味では、日常こそ劇的であるとも言えるかもしれませんが、会話の一つひとつが重層的、多層的に解釈できて、悲劇的でもあり喜劇的でもあることが魅力だと思います。しかも、答えを出していないんですね。登場人物の思いだけを伝えている。そこに深みを感じ、その深みの向こう側に到達したいなと思い続けてきました。だから、言葉を突き詰めるほど、役を掘るほど、自分たちの個やこの座組の解釈を追求するほど、それが普遍化され社会化され、お客様自身の人生の物語になる。この登場人物たちは観る方の人生のどの瞬間にもいる人間であるというふうに思っています。俳優の皆さんには生々しく舞台上を生きていただきたいと思っています。──その中で成河さんは、息子を亡くした夫婦の夫・ハウイーを演じられます。成河稽古前(取材時)の今の段階で大切にしたいのは、本に書かれている情報をきちんと整理しておくことなので、役についての意見はまだありません。ハウイーは2000年代初頭の証券会社に勤務しているバイヤーであり、とてもちゃんとした人であり、ちゃんとしているがゆえにいろんなものを抱えてしまったり、人との関係で不器用なところがあったりする。その大前提の上に何が乗っかっていくのかは、共演者の方々とシーンを作っていく中で出来上がっていけばいいなと思っています。ただ、僕は比較的、様式性の高い演劇をやることが多く、特にここ1年くらいはミュージカルや、ダンスや歌舞伎などの形式を使ったものをやっていて、こんなに純粋な会話劇をやるのは久しぶりなので怯えていたんです(笑)。でも、せっかくやるんだったら、心がぐしゃぐしゃになるところに勇気を持って踏み出そうかなと思っています。自分の感情記憶を使うという、近現代のリアリズム演劇に有効だと言われているメソッドに則って、一度自分の中にグワッと入っていこうかなと。その作業は苦しいものですけど、今はとても楽しみです。藤田キャストお一人おひとりが、演劇人生の中でご自分のメソッドをきちんと作ってきた方々ばかりだと思っています。僕自身、キャストの皆さんとじっくり向き合い、この作品の繊細さを大事に、言葉の向こう側にあるものをどう抽出し、届けるのかということに挑戦していきたいと思います。PARCO劇場の舞台が“ラビット・ホール”に「びっくりすると思います」──答えを出していない戯曲だということですが、このカンパニーとして目指すのは、どういうものになりそうでしょう。藤田答えは出さないけれども、お客様に対して楽しく劇場を出られる「問いかけ」はきちんとできたらと思っています。上演の約2時間、作品の様々な魅力、「再生」というテーマを通して、演劇にしかできない演劇賛歌を届け、お客様に幸せな問いかけができたらなと。成河普遍化されることで、これは自分だけの悲しみじゃないんだと癒えていくんですよね。それって芸術全般が持っている力ですけど、舞台芸術は、決められた時間、場所で、かなりの人数と一緒に半強制的にそれを体験することになりますから、自分はハマらなくても(笑)、すごくハマっている隣の人を見るだけでも効果はあって。個人ではなくコミュニティとして経験するというのが、これだけ長く演劇がなくならない理由じゃないかと思います。言ってみれば、劇場は大切な避難場所。どうぞ劇場に逃げてきてください、というふうに思います。藤田ビジュアル的にも、オープニングとラストはPARCO劇場の舞台上を“ラビット・ホール”にすることを考えていますので、楽しみにしていただきたいです。成河すごい演出になってますからね。びっくりすると思いますよ。取材・文:大内弓子撮影:石阪大輔ヘアメイク:河村陽子<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』4月9日(日)〜25日(火) 東京・PARCO劇場※秋田・福岡・大阪公演ありチケット情報
2023年03月22日窪田正孝が主演、さらに石橋静河、村上虹郎、田中哲司らを迎えた新作「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」が、東急歌舞伎町タワーにオープンする新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として5月6日(土)~5月28日(日)に上演されることが決定。反響の声が相次いでいる。これまでに多くの人々を魅了し続けてきた「エヴァンゲリオン」が舞台化。描かれるのは、壊滅的な状況になった地球と生き残った人々。人類再生の“切り札”を発見し、希望に向けて突き進む「エヴァンゲリオン」と搭乗する14歳の少年少女たち。しかし、計画に繋がりを持つ青年・渡守ソウシ(窪田正孝)は、新たな悲劇の扉が開くのを目撃。真相を探るため、ソウシは特務機関の女性・瑞穂ユウ(石橋静河)に接触する…という舞台ならではの演出によるオリジナルの物語が展開する。構成・演出・振付はシディ・ラルビ・シェルカウイ。演劇やコンテンポラリーダンスの公演はもちろんのこと、バレエ、オペラ、歌劇などの演出・振付でも幅広く活躍し、新作を発表するごとに常に世界中の注目を集める世界的振付家。その活動は高い評価を得て、2014年には母国ベルギーで国王から爵位の名誉称号を授与されるなど、現代舞台芸術を牽引する存在。日本文化への造詣も深い。さらに上演台本は、「劇団はえぎわ」の主宰で、俳優・脚本家・演出家として活躍するノゾエ征爾が手掛ける。卓越した発想力とユーモアに富み、丁寧な作劇で、独特の奇想天外な世界観を愛情一杯に描く気鋭のクリエイター。主演を務めるのは、ドラマ・映画と映像を中心に活躍する窪田正孝。2019年に上演された「唐版 風の又三郎」以来4年ぶりの舞台出演となる。共演には注目の若手実力派俳優として多彩に活躍する石橋静河、数々の作品で強烈な個性を放ち話題を集める村上虹郎、人間味あふれる演技と確かな存在感が光る田中哲司ら、豪華なキャストが集結。窪田さんは「舞台版は物語も登場人物も変えて新たなシナリオで描くことになりました。神、人類、戦争、侵略、破壊、そして再生。エヴァが描くメッセージを、蠢く今この時代に演劇を通して観客に直接届けられたらと思っています」と語り、「エヴァンゲリオンという山のように高い壁に挑む事を真摯に受け止めてビヨンドを完成させたい」と意気込む。【主な登場人物】・渡守ソウシ(キャスト:窪田正孝)ドルフの一つ、「エアデ」にて育ち、暮らす。両親のことは知らない。主にエネルギー資源にまつわることを担当し、エアデのリーダー的な存在である。・瑞穂ユウ(キャスト:石橋静河)かつては菅生マサツグのもとで、エネルギー探索及び、エヴァンゲリオン開発に従事するも、やがて特務機関「メンシュ」のドルフ担当局に異動。現・ドルフ上級担当官。・蓮見タン(キャスト:村上虹郎)エヴァンゲリオンのパイロットチームに、一番最後に加わった少年。しかしパイロットであることにはあまり乗り気ではない。・菅生マサツグ(キャスト:田中哲司)特務機関「メンシュ」の最高司令官で、エヴァンゲリオン出撃時には自身が指揮を執る。人類の希望となる新エネルギーの発掘に尽力する。ファンからは「窪田くん主演なら見に行きたい」「圧倒的な演技力に期待」という声とともに、「まさかの舞台オリジナルストーリー!?」「あの独特な世界観をどうやって表現するのか気になる」という舞台化への期待のコメントも上がっている。なお、本作は新宿の新たなランドマークとなる「東急歌舞伎町タワー」の“好きを極める”施策第1弾「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」の一環。ホテルでは「エヴァンゲリオン」ファンのためのコラボレーションルーム宿泊プランの予約を開始。宿泊プラン特典として、人気イラストレーター白根ゆたんぽ氏による限定「エヴァンゲリオン」グッズ、コラボレーションメニュー、スペシャルムービーのほか、6階の劇場「THEATERMILANO-Za」での公演をチェックイン日に観覧できるS席チケットを同時予約できるオプションも用意される。ライフスタイルホテルHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel「LIFESTYLE HOTEL EVA」また、5月28日(日)にはZepp Shinjuku(TOKYO)にて、全て「エヴァンゲリオン」関連楽曲で構成された高橋洋子氏によるスペシャルライブ、“YOKO TAKAHASHI EVANGELION ultimate Live「月十夜」”も開催される。YOKO TAKAHASHI EVANGELION ultimate Live「月十夜」THEATER MILANO-Zaこけら落とし公演COCOON PRODUCTION 2023「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」は5月6日(土)~28日(日)THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて上演。(text:cinemacafe.net)
2023年02月02日