始めての妊娠・出産はわからないことだらけだった、という人も多いようです。もしあなたが担当医から“聞き慣れない単語”を言われたら、どうしますか……?今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの体験談を描いた人気漫画『無痛分娩で出産した話』から、その後の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!無痛分娩に向けて……本格的な不妊治療にチャレンジ後、1周期目で妊娠が判明し、出産準備を進めていたママぺいさん。ついに臨月を迎えていたある日、彼女が入院グッズの準備をしていると、トイレで“おしるし”を発見します。その後陣痛を感じたことから産院へ向かい、ついに無痛分娩の“麻酔処置”を乗り越えたママぺいさん。麻酔の効果で陣痛を感じないながらも、出産の瞬間は近づいてきていて……?担当医たちが戻り……ここでクイズです!この後ママぺいさんは、助産師が伝えた“ジンパ”という単語の意味を知ります。さて、この“ジンパ”とは、一体どんな意味だったでしょうか?ジンパの意味とは?正解は「人口破水」人口破水によって、お産がどんどん進んでいくことを体感するママぺいさん。その後彼女は、陣痛を感じないながらも“機械の表示に合わせて”イキみ、無事元気な赤ちゃんを出産するのでした……!こんなときどうする?医師からの口から聞き慣れない単語が出たら、少し不安な気持ちになりますよね……。その後お話でママぺいさんは、助産師さんに助けられながらイキみ、無事に赤ちゃんを出産します。あなたが同じ立場だったら、こんなときどう思いますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月01日未知との遭遇の連続である出産や育児。話を聞いたり本を読んだり、知識を入れていても、いざその時になると全く予期せぬ事態になる場合もありますよね。今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんが体験した出産での出来事を描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』より衝撃シーンをお届けします。出産間近で……長女を妊娠し、出産間際のはちこさん。予定日を過ぎてもなかなか兆しが来ないなか、トイレで“おしるし”に気付いて……?おしるしの正体とは……?破水しており……その後、はちこさんはすぐに病院へ向かいました。看護師さんに準備として浣腸をしてもらうのですが、それが“痔”獄の出産のキッカケになってしまうのでした……。この漫画に読者は『出産って教科書通りにはいかないし、人によって全く違うんで、いろんな心の準備が必要なんだなと改めて思いました。』『おしるしと破水の勘違いもあると思いますが、何か変化があったらすぐ病院なりに連絡することがいいと思いました。』『出産って初めての経験で、本で読んで知識はあってもドキドキですね。』など、想定外の事が起こりうる妊娠に対し、大変さに共感する声が多く集まりました。急な破水に動揺……本人も周りも慌ててしまっても無理がない、急な破水……。今回のはちこさんは、自身の体に起こった変化の正体に気付き、病院へと向かいました。妊娠中の予想外な出来事。あなたならこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月19日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。里帰りをして、久しぶりに実家での生活を楽しんでいるみかんさん。両親は忙しく過ごしているので、意外にもひとり時間を満喫できています。助産師さんが情報を発信している動画を見て、イメージトレーニングもしていました。そして迎えた臨月の内診では、すでに子宮口が2センチほど開いていると言われます。臨月に入ると、毎週健診に行くようになるので、内診の影響で多少の出血が見られることもあります。しかしある日、内診の影響とは思えないタイミングで出血を確認したみかんさん。「これは、いわゆるおしるし……?」と思いつつも、まだそんなにすぐ生まれてこないだろうと油断していたら、突然破水してしまい……!? 両親のカンペキなサポートに感謝! 妊娠中、いろいろな出産レポを読み漁って「予習」をしていたみかんさんでしたが、実際の出産は想定外の破水からのスタートとなりました。まだ夫も合流していないタイミングで急に病院へ向かうことになりましたが、幸いにも両親と一緒にいたときだったので、直前の荷造りはもちろん、大人用のおむつや車の汚れ対策など、完璧なサポートを受けられました。 病院へ向かう途中には陣痛と思える痛みも出始めますが、それよりもみかんさんが気になったのは、どんどん進む破水。「このままでははいていたおむつからも漏れてしまうのでは……?」。そんな不安から、とっさに車の座席に敷いていたバスタオルをつかみ、股に挟み込んで病院へと向かったのでした。 陣痛が少しずつ強くなったり、間隔が詰まってきたりする場合は心の準備がしやすいこともありますが、初産ならなおさら、いきなり破水してしまうと頭が真っ白になるのも無理はありません。お産の始まり方は人それぞれなので、ご家族が近くにいる人はサポート要請をしたり、いざというときの緊急連絡先を近くに置いたりして準備しておくと安心ですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月11日私には2人の息子がいます。次男を出産するとき、子宮口は順調に開いたのに破水はなかなかしませんでした。いよいよ人工破膜をしなくては、というタイミングで、思いもよらないことが起こったのです。2度目の出産だからと高をくくっていた私が、助産師さんまでをも巻き込んでしまった、次男出産時の恥ずかしかった体験談をお話しします。順調に開いていく子宮口私が長男を出産したときは、病院へ着いてから1時間もたたないうちに、第一子と思えないほどあっという間に生まれてきました。 次男妊娠中もこれといって問題はなく順調でした。2人目の出産でもあり、痛みにもわりと強いタイプだったので、私は陣痛が始まっても「夕飯を食べてから病院へ行こう」と考えられるほど余裕があったのです。 陣痛の間隔が短くなり、病院へ行くとすでに子宮口は7cm。痛みはあるものの、私はもうすぐ生まれてくるという高揚感でいっぱいでした。 なかなか破水しなくて…しかし、病院について1時間ほどたっても破水しません。子宮口は時間が経つにつれて広がっていきます。子宮口が広がるとともに、私はいきみたい気持ちになってきました。いきみ逃しも限界だと思っていたところ、助産師さんが独り言のようにこう言いました。「人工破膜をしたほうが良いみたいね……」。 人工破膜とは、文字通り人工的に膜を破り破水させることです。助産師さんが子宮口を確認しようと身をかがめたそのとき、思いもよらないことが起こりました。 人工破膜の前に、まさかの…!?バッシャーン! なんと、その瞬間に勢いよく破水したのです。それは、まるで大きな水風船が割れたかのような激しさでした。 身をかがめていた助産師さんの顔面は羊水だらけで、シャワーをかけられたかのようにびしょ濡れに。私は陣痛の痛みを感じつつも、恥ずかしさと申し訳なさで顔から火が出そうでした。何度も謝る私に、助産師さんは笑顔で「気にしないで!」と答えてくれました。 破水後、私は次男を無事に出産しました。「2人目だし、大丈夫」と高をくくっていた私。まさか羊水を助産師さんの顔面にかけてしまうとは思いませんでした。嫌な顔ひとつせず、最後まで気丈に私の出産をサポートしてくれた助産師さんに、感謝しています。こんな赤っ恥エピソードですが、今では良い思い出です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:中田りこ8歳と4歳の兄弟の母。次男は自閉症スペクトラム障害。教育業界を退職後、現在は実家の家業を手伝っている。
2023年06月29日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。1人目の出産時、陣痛間隔が狭まるまで病院に受け入れてもらえなかった経験から、今回は陣痛をギリギリまで我慢してしまいました。本格的な痛みに「やばい」と感じた水無月さんは、夫の帰りを待つのをやめ、陣痛タクシーに連絡することを決意します。動けるうちに荷物を運び、陣痛タクシーを玄関で待機しようとする水無月さんですが、立ち上がろうとした瞬間に破水してしまいます。破水から間もなく、激痛に見舞われる水無月さん。泣き叫ぶかおるくんの手を握ってなだめながら、赤ちゃんが出てきてもいいよう、タオルを床に重ね、その上に四つん這いになります。「全部出る!!」と感じた瞬間にかおるくんの手を離し、片手で赤ちゃんをキャッチすることに成功。我に返り、すぐに産院へ連絡を入れますが……!? よ…よかった! 泣いてくれた… 無事に生まれてきた赤ちゃんをキャッチした水無月さん。赤ちゃんの体を冷やさないようにバスタオルでくるみ、トントンすると、ようやく赤ちゃんは小さな声で泣き始めました。 駆け付けた陣痛タクシーの運転手さんは、水無月さんたちの様子を見て驚いたものの、すぐに救急車を手配してくれることに。水無月さんが産院に連絡すると、助産師さんもびっくり。慌てた様子で、医師に電話を繋ぐのでした。 特別な講習を受けている陣痛タクシーの運転手さんや、産院の助産師さんも、自宅出産には驚いたようです。しかし、無事に赤ちゃんが出てきても、泣くまでは気が抜けませんよね。水無月さんはテレビで見たことを思い出し、適切に対処しています。事前に知識を仕入れることも大事ですが、何より予期せぬ事態にも冷静に対処できるよう、心づもりをしておくことも大切だと感じますね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月28日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。2人目を妊娠中、陣痛の可能性を感じて産院に持っていく物の確認を始める水無月さん。しかし、初めての出産時に病院から「陣痛の間隔が狭まるまで自宅で様子を見て」と言われた経験から、産院への連絡を後回しにし、親友のA子さんに電話します。すると、「早く病院に電話しなさい!」とA子さんに怒られて、水無月さんはようやく産院に連絡することに。産院から「一度来てください」と言われた水無月さんは、夫にその旨を連絡します。陣痛タクシーを使わず、夫が帰ってきてから一緒に産院に行こうと考えていました。ギリギリまで痛みを我慢していた水無月さん。しかし、本格的な痛みに「やばい」と感じ、夫の帰りを待つのをやめ、陣痛タクシーに連絡することを決意します。ところが、玄関で陣痛タクシーを待つために立ち上がろうとした瞬間、破水してしまいます。そしてどんどんお産が進んでいき……!? う…産まれちゃった… 突然の破水に驚く水無月さん。タクシーに乗る前に着替えようとしますが、その瞬間に激痛が……! 母親の様子に戸惑い、泣き叫ぶ息子のかおるくんをなだめていると、赤ちゃんの頭が出てきそうな感覚に気付きます。 「次いきんだら……きっと産まれる」と感じた水無月さん。赤ちゃんが出てきてもいいよう、四つん這いになり、タオルを床に重ねて準備をします。「全部出る!!」と感じた瞬間、泣き叫ぶかおるくんの手を離し、片手で赤ちゃんを受け止めることに成功したのでした。 小さな子どもと2人きりの中での緊急事態にもかかわらず、状況を把握してタオルを用意を敷くなど冷静に対処した水無月さん。陣痛が始まってから出産までにかかる時間は人それぞれですが、水無月さんのように産院に行くのが間に合わず、自宅で出産する可能性もゼロではありません。さまざまな状況に対応できるよう、事前に入院セットを準備したり、緊急時の連絡先を近くに置いたりと万が一の場合に備えて準備しておくといいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月27日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。はじめての出産時に、看護師さんから「規則的な子宮収縮が10分以下になったらまた来てください」と言われた水無月さん。その経験から、2人目を妊娠した際、夫と話し合って計画無痛分娩できる産院で出産することに。妊娠38週目に入ったものの、陣痛の兆しもなく息子のかおるくんと就寝。翌朝起きると、おなかにチクチクとした痛みを感じます。1時間続く痛みに不安を覚え、念のため勤務中の夫にメッセージを送るのでした。陣痛の可能性を感じた水無月さんですが、初めての出産時の経験から、親友のA子さんに産院への連絡を促されるまで連絡しないでいました。産院から「一度来てください」と言われたものの、陣痛タクシーを使わずに、夫と一緒に行こうと帰りを待つことに。しかし、どんどん痛みが増して、ついに……!? いま…破水した!? 1人目の出産時、陣痛間隔が狭まるまで病院に受け入れてもらえなかった水無月さん。その経験から、今回は陣痛をギリギリまで我慢してしまいました。本格的な痛みに「やばい」と感じた水無月さんは、夫の帰りを待つのをやめ、陣痛タクシーに連絡することを決意します。 動けるうちに荷物を運び、陣痛タクシーを玄関で待機しようとする水無月さんですが、立ち上がろうとした瞬間に破水してしまいます。予期せぬ自宅での破水に、水無月さんは青ざめるのでした。 初産婦さんの場合、陣痛が来ても経過が長くなりがちなため、リラックスできるようにいったん自宅へ帰っていただくことも多いようです。しかし、お産の進み具合は人それぞれ。痛みに限らず、違和感を覚えたら、すぐにかかりつけの病院や産院に連絡したほうが安心できるかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月26日みなさんは『陣痛タクシー』をご存じでしょうか。『陣痛タクシー』とは、陣痛が起こった際に、妊婦が優先してタクシーの手配ができるサービス。スムーズにかかりつけの病院などに行くことができるため、非常に助かるサービスとして重宝されています。本記事では、『陣痛タクシー』のサービスを提供している、日本交通株式会社協力のもと、『陣痛タクシー』の乗車方法や利用時に注意すること、さらに『陣痛タクシー』の乗務員に聞いた思い出深いエピソードなどをご紹介します。2012年から始まった『陣痛タクシー』とは――『陣痛タクシー』とはどんなサービス?『陣痛タクシー』は、かかりつけの病院など、事前に妊婦の情報を登録いただくことで、陣痛時に優先的にタクシーを手配し、病院までお送りするサービスです。「妊婦の陣痛時にもタクシーを利用できる」ということを認知してもらうための1つのサービスとして、2012年から取り組みを始めました。実は都内での取り組みは弊社が初めてなのです。※写真はイメージ――具体的な目的は?『陣痛タクシー』の意義は、以下のように認識しています。1.緊急時でも迅速に手配し、妊婦の負担をより少なく、安心して病院まで移動して頂く。2.『陣痛タクシー』として認知いただき、利用者数が増えることで、陣痛時の救急車の利用を減らす。特に、適正な救急車利用の促進につながることから、陣痛時のタクシー利用は消防庁からも推奨されています。2023年現在、タクシー業界をあげて『陣痛タクシー』は社会貢献の取り組みであると認識しています。2013年に東京消防庁から表彰された時の様子(提供:日本交通)『陣痛タクシー』の利用方法を知っておこう――どのくらいの人が利用している?弊社では、2023年2月現在、累計で約34万件のご登録、約11万件のご利用をいただいています。東京都内の妊婦の2人に1人が登録されている状況です。『陣痛タクシー』の利用方法を聞いたところ、以下のような流れで使えるとのことです。1.専用の登録フォームから利用者情報を登録。氏名や連絡先だけでなく、かかりつけの病院、出産予定日や自宅など迎え先の住所といった情報も登録。2.陣痛が来たら、かかりつけの病院に電話し、病院からの指示を仰ぐ。3.登録した電話番号から、『陣痛タクシー』専用の電話番号へ電話する。その際、迎えに行くタクシーの無線番号(車体横に表示されている番号)と到着予定時刻が伝えられる。4.迎えに来たタクシーに乗車。事前に病院は登録されているため、道中は行先の説明や道案内をする必要は不要。※写真はイメージ――タクシー料金や送迎料金以外に、別途料金が必要?いいえ、料金は通常のタクシー利用と同等(メーター運賃+迎車料金300円)です。また、『陣痛タクシー』の登録料金もありません。産前・産後で健診に通院される際にもご利用いただけます。ただし、登録は出産予定日の1か月後に解除になるので注意してください。――そのほか、利用するうえで用意するものや注意点は?陣痛時の利用では、大きめのバスタオルかレジャーシートなどを用意してタクシーの到着を待っていただきます。また、登録完了まで1週間程度かかる場合もあるので、予定日の1か月前までを目安に、早目の登録をおすすめしています。『陣痛タクシー』を手配いただく前に、必ずかかりつけの病院に連絡し、指示を仰いだうえで利用してほしいです。『陣痛タクシー』の実情に迫ってみた――どんな人が『陣痛タクシー』の運転手に選ばれる?弊社の場合は、陣痛時にいち早くお迎えに上がれるよう、助産師による妊婦の送迎に関する講習を受講した上で、全乗務員を対象としています。送迎に関する講習会の模様(写真:日本交通)送迎中に起きた、3つの出産エピソード『陣痛タクシー』の乗務員に「病院までの送迎中に赤ちゃんが生まれるケースもあったか」と聞いたところ、「病院へ妊婦を引き継ぐ前に、車内で出産にいたるケースが何度かあった」との回答が!ここからは、陣痛タクシーを運転していた時の驚きのエピソードを3つご紹介します。乗車5分後に破水が始まってしまったが…1つ目は妊婦と母親の2名で乗車された時のエピソード。乗車時からすでに激しい陣痛が始まっており、かなり切迫した状況の中でタクシーは発進しました。乗車5分後には破水が始まり、とても病院まで間に合う状況ではなかったので、狭い路地を走行中、冷静に広い道路に出てから停車し、行き先の病院に連絡をとったそうです。その電話中になんと出産!その後、乗務員は車内の状況を病院に伝えながら、医師の指示の下で救急車を手配し、母子ともに無事、病院に搬送されました。自身の子育て経験をいかして…2つ目は病院へ向かう途中に陣痛が激しくなってしまったケース。初産のため夫婦で動揺されていましたが、乗務員には2人の子供がいるため、自身の経験を踏まえ、呼吸法を教えながら病院まで送ったそうです。病院到着後、医師が駆けつける前に車内にて出産。後日お客さまから、感謝のお便りが届いたといいます。担当した乗務員は当時のことを、次のように振り返りました。母子ともに健康で、無事出産できたので大変よかったです。乗車前からすでに陣痛が始まっており、送迎中は実はかなり緊張しました。「自分の身内だったら何ができるか」を考え、声掛けしながら送迎しました。後日お客様から届いた感謝の手紙には、赤ちゃんの写真も入っており、改めてこの仕事してよかったと感じています。続けて、「これからも1人でも多くの妊娠している人の力になれるように頑張ります」と語っており、その時の経験がモチベーションにつながっているようです。不安を取り除くために何度も『声掛け』を!最後は、妊婦と夫の2人で乗車してきた時のエピソードを紹介します。乗車時には落ち着いていた妊婦が、直後から陣痛が始まったとのこと。同乗する夫が病院に連絡を入れ、乗務員は妊婦の不安を取り除くべく「もうすぐですよ」と何度も声を掛けたそうです。病院到着前には破水が始まり、到着して乗務員が後部左側ドアのほうに回り込んだ瞬間に出産!すぐさま乗務員が受け止め、「寒いだろう」と思い、すぐに赤ちゃんをバスタオルで包み、先生が駆けつけるまで10分間抱きかかえていたといいます。その後、「出産後、赤ちゃんを抱いた時の感激は忘れられない」とのことで、汚れたシャツは感動のまま記念に残したいと語っていたそうです。社会的意義のある『陣痛タクシー』――やりがいや魅力について、乗務員からはどんな声がある?先ほどのエピソードのように、緊急時など乗務員にとっても非常に緊張する場面があります。しかし、「人の役に立っている」ということは乗務員にとって、大きなモチベーションや励みになっています。『陣痛タクシー』は、陣痛時にスムーズに病院まで行くことができるだけでなく、救急車の正しい利用の促進にも貢献する社会的な取り組みです。徐々に認知度も高まっていますが、「知らなかった」という人は、もしもの時のために利用方法などを覚えておくといいでしょう。[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
2023年05月12日妊娠中、つわりで大変なときもそのつらさを理解し、サポートしてくれた夫。初めての出産に対する不安を抱えていたときも、寄り添ってくれました。「夫は妊娠出産の大変さを理解してくれている」。そう思っていたのですが……。 私たちのバースプラン赤ちゃんは2人揃って迎えてあげたいと決めており、立ち会い出産を希望。里帰りを終え、出産予定日よりも少し前に陣痛が始まりました。しかしお産は進まず、夫は一度仕事へ戻ることになりました。ようやく進み始めたものの、夫はまだ遠方で仕事中のため、すぐには駆け付けることができません。 本格的な痛みが伴う陣痛が始まってから6時間が経ったころ、「もし陣痛が耐えられそうにないなら、希望は叶わなくなるかもしれないけれど、破水を促せば子宮口が開きやすく、もっと出産をラクに進められるよ」と助産師さんに言われました。しかし、「赤ちゃんの状態が大丈夫なら、可能な限り夫の希望を叶えてあげたい」⋯⋯そう思いながら、その後も必死に痛みと闘っていました。 出産後、夫からまさかの発言助産師さんの助言を頂いてから3時間後、夫が無事到着。それと同時に破水を促し、すぐに子宮口全開大となり、無時出産となりました。なんとか立ち会い出産を叶えることができ、夫婦そろって涙を流しながら喜びました。夫の顔を見ながら、「陣痛は苦しかったけれど、頑張って本当によかった」心からそう感じていました。 しかし、幸せな時間が流れていたのも束の間! 落ち着いたころに、夫がびっくりな発言をしたのです。「割とスムーズでラクな出産になって本当によかったね」。⋯⋯開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。「ラクな出産」。悪気はなかったにしろ、夫の発言に私はとてもモヤっとした気持ちになりました。そして悲しくもなりました。 夫に物申す!夫の言い分は…?夫は私が陣痛で苦しむ姿を一切見ることなく、病院に到着してすぐの出産だったため、スムーズでラクな出産に思えたようです。さらに出産については、自分にできることはないと思い、出産の流れについても事前に調べることもしなかったようでした。 そこで私は、「2人の夢を叶えるため助産師さんの助言後も陣痛に耐えたこと。本格的な陣痛がどれほどの痛みで、それに耐えることのつらさがいかなるものであったか。さらにラクな出産というものは、そもそもないのだ」ということを説明しました。夫はしっかり話を聞いて理解し、自身の発言を反省してくれていました。 このことから、私たちは産後のトラブルや育児に関して可能な限り、共有するようにしました。仕事が忙しいため、すべてを把握してもらうことは難しいですが、夫が理解しようと関心を向けてくれただけで私はうれしかったですし、心が救われました。慣れない育児は大変でしたが、夫の存在には救われました。それでも2人目の出産は、陣痛から付き添ってもらおうと心に決めています。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2023年05月07日子ども達に3人目妊娠をカミングアウトすることに……。子ども達への妊娠の報告のタイミングって迷いますよね〜!まさかの"破水"には笑ってしまいましたが、"破水"という言葉が出てくるのが凄いです〜!ぴなぱさんは「惜しいけどそうじゃない!」とコメントしていました。ぴなぱさんの漫画はInstagramとブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪----------------------------ご協力:ぴなぱさんInstagram:@pinapapinapaブログ:猫の手貸して※LINEでブログの更新通知を受け取る---------------------------(文:マイナビ子育て編集部)おすすめ子育て漫画、まだまだあります!✅【漫画】保育園の連絡帳に爆笑!! 保育士さんたち実はめっちゃ面白いな……?✅【漫画】寝るときの子どもメチャ尊すぎるな…! 可愛さ爆発で泣きそうになるマンガ✅【漫画】それマジでフラグだから!! ちょっとヤメてほしい同僚の一言「お熱出なくてよかったですね!」すると……「保育園からお電話です」
2023年05月06日結婚式はとても大切なイベントだからこそ、無事に成功させたいもの。しかし、そういったときに限って思いがけないトラブルが起こってしまうもの。そこで今回は「結婚トラブル」を紹介します!妊婦の友達が結婚式に参列私の結婚式の話です。旦那の友達夫婦の奥さんが臨月で、予定日1週間前くらいでいつ産まれてもおかしくない状態でした。妊婦さんならいつ何が起こるかわからないからと、欠席するという考えをする方もいると思います。しかしその方は人生初の友達の結婚式に出席ということで、ルンルン気分で出席されていました。突然起こった妊婦の大トラブル当日、新婦の私が両親への手紙を読み終わり、花束贈呈にさしかかった瞬間、破水して陣痛始まっちゃったと言い出したのです。同じようにテーブルの友達たちが騒ぎだし、会場内のスタッフが走って救急車を呼ぶ事態にまで発展。涙ポロポロしながら花束贈呈のハズが、会場内はパニック状態になってしまいました。何ごとも起きなければいいと願っていましたが、トラブルが起きてしまいました…。(女性/会社員)結婚式がめちゃくちゃに…妊婦にもかかわらず、無理をして結婚式に参列をしていた友達。嫌な予感は的中し、平和だった結婚式で破水し、救急車が駆けつける大トラブルまで発展してしまいました…。妊婦ということで、参列に不安を持っていた奥さんでしたが予感が的中。どれだけ仲の良い友達でも、結婚式などの大事なイベントは体調を優先して断る勇気も大切かもしれませんね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています
2023年05月02日息子を出産したときのこと。初めての出産にドキドキしながら夫と子どもの誕生を楽しみに待っていました。生まれる気配は感じませんでしたが、出産予定日まであと5日となった日の未明に突然破水! すぐに産婦人科へ向かいました。陣痛室へ通されたものの、まだ子宮口は開いておらず、ベッドに横たわりながら夫とたわいのない話をしていたのですが…… 出産予定日前に破水して産婦人科へ! 夜中に破水していたので私と夫は急いで病院へ。子宮口1cmだったので、陣痛室で待機することに。少しすると隣の陣痛室にも妊婦さんが到着。数分後に「死ぬ~! 何とかしろ~!」と大声が聞こえ、私と夫はびっくり。「頑張って!」と励ます男性の声と「頑張ってる! 見てわからないの?」と激怒する妊婦さんに私は「こんな壮絶なお産が待っているのか……」と不安になりました。 妊婦さんの怒鳴り声から13時間、私にも陣痛が訪れてようやく分娩台へ移動することに。分娩台は陣痛室の隣にあるため、先ほどの妊婦さんの声がよく聞こえてきます。隣の部屋から聞こえてくる妊婦さんの声から壮絶なお産がイメージされました。「まだ隣の妊婦さんの声が聞こえてくる。怖いよ……。早く産んじゃいたい!」と思っていたためか、分娩台に移動してまもなく息子が誕生。助産師さんからは「落ち着いていて、初産だと思えない」と言われました。夫はわが子の動画を撮りながらとてもうれしそう。しかしその動画にも、妊婦さんの叫び声が入っていました。 結局14時間も隣の妊婦さんの叫び声を聞いていたのですが、今振り返るとあの妊婦さんの声があったからこそ、逆に私は落ち着いて出産できたのかもしれません。夫が撮った出産の動画を見返すたびに「こんなことがあったな~」と特別な思い出になっています。 作画/CHIHIRO著者:望月陽
2023年04月26日妊娠し日々お腹の中で育っていく赤ちゃんに、喜びを感じているママも多いでしょう。その反面、無事に生まれてきてくれるのかなと不安を感じることもありますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、陣痛の痛みはなくスピード出産だったというUさんの例をご紹介します。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。Uさんの出産時の状況■家族構成:夫、長男(当時2歳半)、私■出産方法:自然分娩■かかった時間:陣痛1時間半、破水から5分Uさんの出産レポお腹の張りが10分間隔になり、2人目は痛みがなくても張りが等間隔になったら来院してくださいとのことで、家族3人で産院へ行きました。到着した頃には5分間隔になっていましたが、痛みは一切なし。そこから中々進まなかったので、廊下を歩いたりスクワットをして促進するようにとにかく動きました。出産時におこったハプニング痛みはまったくなかったのですが張りはするので、内診してもらった所「降りては来ている!」となり、先生がお琴の演奏に使うような鋭い爪を装着し人工的に膜を破り破水させました。その瞬間から陣痛最高潮の痛みがいきなり来て、一気に産まれそうな感覚に。内診をしたベッドが分娩台ではなく陣痛室のベッドだったため、お産をするには分娩室に移動が必要で、助産師さんが急いで用意をしに行きました。フリースタイル分娩を希望していたため布団を敷いてくれた分娩室へ移動。寝っ転がって次の陣痛の波でつるんと出産。破水から僅か5分で出てくるという稀に見るスピード出産でした。先生も破水させてから席を外していたため、早すぎて出産に間に合わず笑っていました。パートナーのサポートはどうでしたか?夫は長男の面倒を見ながら廊下で待機してくれていて、産まれた後に分娩室に入れたのでへその緒を長男と一緒に切っていました。転勤先での頼れる人がいない中での出産だったため、産休を夫が3ヶ月間取り予定日前から休んでくれました。2人目の出産ということもあり、何とかなると言う気持ちが身についていたので複雑な気持ちにはなりませんでした。ただ、私の少し前に出産された方が辛そうな声を出していた際、助産師さんが「そんな大声出さないの!」みたいな感じで強く当たっていて怖いなと思いました。私は5分しか痛みがなかったので大声は出さずに済みましたが、もし自分が長い陣痛だったら怒られていたのかなと思うと少し複雑でした。Uさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは2人目だったので、かなり念入りに勉強などをして持ち物や気持ちの準備をしていたため、後悔はありませんでした。Uさんからこれから出産する方へメッセージ「痛みもすべて楽しんでやる!」くらいの気持ちで挑んで欲しいです。綺麗事は言いません。ただ必ず終わりは来るので、「ここまで痛くなるのかよ!」と突っ込みを入れたり、何とか気持ちを落とさず頑張ってください。無事に出産が終わることを願っています。案ずるより産むが易しあまり不安になりすぎるときは、Uさんの「痛みも楽しんでやる」という言葉を思い出してみてくださいね。出産の準備などをして気持ちに余裕を持たせてみてはいかがでしょうか?ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「頑張って」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月19日待望の赤ちゃんを授かり、いよいよ出産。出産は楽しみな反面、不安になることも多いですよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、陣痛促進剤を投与しお産を進めたものの、骨盤が狭く緊急帝王切開になったMさんの例をご紹介します。ーーー帝王切開とは、「帝王切開とは、お母さんか赤ちゃんに、何らかの問題が生じて経膣分娩が難しいと判断された場合に、手術で赤ちゃんを出産する方法」です(ニチバンHPより引用)。Mさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫と私■出産方法:帝王切開■出産にかかった時間:丸2日と半日Mさんの出産レポ予定日よりも2週間早い日の早朝、眠っていたらお股に異変を感じて起きました。触ると濡れていたため、すぐに破水だと思いました。慌てて起きて隣で眠っている夫を起こし、病院に電話。「入院の準備をして来てください」と言われたため、すぐに病院に向かいました。病院に着くと破水で間違いないとのことで入院に。陣痛がなかったので様子を見ながら陣痛促進剤を投与してもらったところ、徐々に痛みが出てきたのですが、時間とともに陣痛が遠のいてしまいました。翌日再度、陣痛促進剤を投与してもらいましたが、子宮口が開いておらずバルーン処置をすることに。しかし、翌日もお産にはならず……。3日目、促進剤で本格的に陣痛が来て、子宮口も開いていたのですが、私の骨盤が狭くて赤ちゃんが通って来れないとの事で急遽、帝王切開になりました。陣痛がある中での、先生の診察は辛かったです。出産時におこったハプニングいろいろな処置をしてもらったのに最終的には緊急帝王切開に。自分は普通分娩だとばかり思っていたので、突然の手術で正直怖かったです。パートナーのサポートはどうでしたか?朝早いのに私を病院へ連れて行ってくれたり、赤ちゃんが生まれるまで毎日病院へ来てくれました。自宅から病院までは車で1時間かかる距離なのに、いつ連絡が来ても良いようにとあまり眠れなかったようです。緊急帝王切開になったときも、いろいろと書類を書いてくれました。でも陣痛で苦しんでいるときに夫がしょうもない話をしてきたときは、すごくイライラしました。Mさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは乳首マッサージをもっとしておけば良かったと思いました。産後の授乳のとき助産師さんがやってくれるのですが激痛だったため、もっと自分でやっておけばこんなに痛くなかったのではないかと思いました。Mさんからこれから出産する方へメッセージ人それぞれいろいろなお産がありますが、「リラックスして」と伝えたいです。出産の形は人それぞれ人によって出産の形はそれぞれ違うもの。どんな出産方法になったとしても、皆さん頑張ったことに違いはありません。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「リラックスして」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月16日出産はママにとって大きな出来事。無事に生まれてきてくれるのかなど、不安を抱えるママも多いですよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、30週で破水し管理入院になり、早産で出産することになったHさんの例をご紹介します。ーーー早産とは、「早産とは正期産より前の出産のことであり、正期産とは妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産のこと」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。Hさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:私と籍のはいってない父親と子ども■出産方法:早産■出産にかかった時間:8時間Hさんの出産レポ30週で破水してしまい、管理入院となりました。まさか、こんなに早く出産になると思わず、母親学級も受けていなかったため産まなきゃ退院できないという恐怖でいっぱいでした。33週まで持ち堪えましたが、ついに陣痛が始まり、早産での出産。土曜日の夜中だったので、看護師さんたちが慌ただしく私を分娩室に運んで行きました。出産時におこったハプニングちょうど同じ時間帯に隣の分娩室の方は、双子の早産のようでした。大学病院での出産だったので、私の方は助産師さんと私よりだいぶ若い看護師見習いの2人しかいませんでした。助産師と看護師が「先生はいつ来る?」と話をしていたので、恐怖と陣痛で苦しみながらも「私のところに本当に先生は来るんですか!」と叫んでしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?夜中に突然の分娩でしたが、駆けつけてくれたようです。早産のため産まれたらすぐに赤ちゃんの処置があり、立ち入り厳禁だったため立ち会い出産はできませんでした。もし、立ち会ってたら何か変わってたのかなと今でも思います。籍が入っていなかったので、産んだあと本当に育てられるのか不安でした。子どもはしばらく退院できず、産まれてすぐ母乳をあげることもできず……。母乳を吸う赤ちゃんがいなくておっぱいはパンパンに腫れるし、複雑な気持ちでした。Hさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは赤ちゃんの父親と上の子ときちんと向き合っておけば良かったです。Hさんからこれから出産する方へメッセージ出産は何が起こるかわかりません。安定期を過ぎたらいつ何が起こっても良いように、出産準備をしていたほうが安心です。事前にシミュレーションを出産は何が起こるか予想がつかないもの。どんなことが起きても落ち着いて対応できるように準備を進めてみてはいかがでしょうか。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月14日妊娠や出産は、女性の心身に大きな影響を与えるものです。もし出産直前に、お尻を負傷してしまったら……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』から、その後の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!出産間近で……長女を妊娠し、出産間際のはちこさん。予定日を過ぎてもなかなか兆しが来ないなか、ついに破水して……?ここでクイズです!この後はちこさんは、出産準備としてある“医療行為”をすることになります。それは一体なんでしょうか?ヒントは、出産でイキむための準備のようです。準備することとは……?正解は「浣腸」その後、この浣腸がキッカケで痔が悪化してしまったはちこさん。彼女は出産の痛みとお尻の痛み、その両方に苦しむこととなるのでした……。こんなときどうする?出産直前というタイミングでお尻を負傷してしまったら、パニックになってしまいそうですよね。その後のはちこさんは、この準備がキッカケで“痔”獄の出産を経験することになります……。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年03月25日出産や育児は未知との遭遇の連続。「こんな事が起こるよ」とあらかじめ聞かされていても、いざその時になると全く予期せぬ事態になる場合もありますよね。今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんが体験した出産での出来事を描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』の中から話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!出産間近で……長女を妊娠し、出産間際のはちこさん。予定日を過ぎてもなかなか兆しが来ないなか、トイレで“おしるし”に気付いて……?ここでクイズです!この後はちこさんは、これが“おしるしではない”と気付きます。その正体とは、一体なんでしょうか?ヒントは、はちこさんが出産の直前だということです!おしるしの正体とは……?正解は「破水」!その後、すぐに病院へ向かったはちこさん。看護師さんに準備として浣腸をしてもらうも、それが“痔”獄の出産のキッカケになるのでした……。こんなときどうする?急な破水には、本人も周りも慌ててしまいますよね。今回のはちこさんは、自身の体に起こった変化の正体に気付き、病院へと向かいました。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年03月23日Instagramにて自身の体験談マンガを投稿されている、松本ぽんかんさん。松本ぽんかんさんは娘さんを妊娠時にかなりひどい「妊娠悪阻(にんしんおそ)」になったそう。今回は、そのときのトラウマを乗り越えるために描かれた、娘さん妊娠時から出産後までのお話をご紹介します!お産が予想外のスピードで進んでいき…妊娠40週目3日目。陣痛が始まり、病院へ。 内診を受け、痛みが強いため入院することになった。 陣痛が来ている間1番つらかったのは「いきみ逃し」で、夫にテニスボールをお尻の穴にフタをするように当ててもらうと、驚くほどラクになった。 ※AM12:30→PM0:30 ※AM13:00→PM1:00 ※AM13:10→PM1:10 助産師さんが病室を見に来てくれ、「息を細く長く吐くといいよ」とアドバイスしてくれた。 夫におしりの穴にテニスボールを当ててもらいながら、アドバイスをもらった呼吸法でいきみ逃しをした。 そして、ここからお産は怒涛の勢いで進み、11時に「夜に生まれそう」と予想されていた出産は、なんと13時に早まった。 そして13時10分には分娩の許可が下り、いきむことができるようになった。 ◇◇◇ お産を進めるため、助産師さんはあることをして松本ぽんかんさんを破水させていましたね。これは「人工破膜」というもので、助産師さんが器具を用いて卵膜を破り破水させるのだそうです。破膜をした刺激によってお産が進むこともあるそうで、スムーズなお産になるようさまざまな方法があるのかと感心させられますよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 松本ぽんかんつわりが忘れられないアラサーマンガ家。夫・娘との3人家族。
2023年03月05日初産ということもあり、出産に対する意識が薄かった私は、出産予定日が間近に迫っていてものんきに構えていました。出産予定日前日も読みたい本を買いに書店へ行き、「陣痛が来てもすぐには生まれないらしいし、せっかくならコレも読みたい。アレも!」と本を3冊も買い込んでいたのですが……。突然の違和感で目覚める出産予定日前日に購入した本を読みながら寝落ちしてしまい、違和感で目覚めたのはまさに出産予定日の夜中2時。何やらパンツがぬるぬるするような……? 隣で寝ている夫を起こさないようにソロリと起き上がり、パジャマとパンツをめくってみると、そこにはほんのりピンクの液体が。 「あら。破水だわ」。マタニティ講座でも教わっていたからか、割と平静に判断できた私。寝ている夫を起こし、「破水したから病院連れていって」とひと言。破水、と言われた瞬間、眠気が飛んで慌てふためく夫の姿は今でも思い出して笑ってしまいます。 夜中に破水! そして入院まず病院に連絡し、名前と出産予定日、それから「破水したみたいです」と伝えて病院に向かいました。病院到着後、診察台に上がり当直の先生に破水か否かと子宮口の状態を確認してもらい、破水と判断され入院となりました。 「破水しているからあまり動かないようにね」と助産師さんに言われ、病室への移動も車椅子に乗ることに。不謹慎ながら、人生初の入院だったので、ちょっとだけテンションが上がっていました。ただ、ワクワクした気持ちも一瞬で、病室に入った瞬間、「あ。子ども産むんだな」と、なんとなく意識がしゃっきりしたのを覚えています。 じわじわ続く破水。こんなに出ていいの?翌朝、ベッドに横になっているところに食事が運ばれ、看護師さんから「終わったらお膳取りに伺いますね」と言われて「おお。上げ膳据え膳!」などと思ったりしました。 一方「極力動かないように」と言われるものの、やはり尿意があり、頻繁にトイレには行っていました。 破水しているため、産褥パッドという大きな生理用ナプキンのようなものを着用しながら過ごすのですが、まるでおむつほどの大きさのパッドが8時間もたずダメになり、「こんなに出ていいのかな」と不安になりましたし、これだけ出てもへこまないおなかを見て、不思議な気持ちにもなりました。 陣痛が始まり、ついに出産へその日の15時過ぎから少しずつおなかの痛みを覚え始めました。しかし陣痛の自覚はなく、19時ごろにようやくこの痛みが陣痛であると気づきました。自覚をすると急に恐怖を感じてしまい、「トイレで赤ちゃんが出てきちゃったらどうしよう」とトイレに行くのさえためらってしまうほどでした。そして、痛みも強くなり、人生で初めて「痛みで眠れない夜」を経験しました。翌朝、先生がやってきて「よし産もう!」とひと言。慌てて夫と母に「産むって!」とメールを送り分娩台へ。 練習していた呼吸法もすっかり頭から抜け落ちていましたが、助産師さんたちがサポートしてくれたおかげで混乱せず、また仕事を急きょ休んで立ち会いしてくれた夫も呼吸をまねしてくれていて、その姿がおもしろくて緊張がほぐれました。17時40分、半日がかりで、ようやく長男は産声を上げながら生まれてきてくれました。 出産予定日から1日遅れでの出産となりましたが、夜中に破水をしたということ以外は慌てることもなく無事に終えることができました。しかし、今回は夜中の破水ということで家に夫がいましたが、もし昼間だったらと思うと、あまりに楽観視していたことを反省することもあります。陣痛タクシーなどの対応地域を調べて問い合わせをしておくなど、やるべきことはあったなと今になって思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2023年02月12日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産でよかったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変だったのです。出産予定日を8日後に控えた日の深夜。突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。そして、その後陣痛を何回か経験しながらも、子宮口が開いていなかったため、我慢を余儀なくされていたyasucoさん。「おしっこ出せそう?」の問いかけに対して素直に答えると… 出産後体調が悪くなってしまったyasucoさん。 この後の記憶はあいまいだったものの、唯一はっきりと覚えているのが、助産師さんに導尿されたことでした。 (えっ!! いや待って!?) 心の中で全力で拒否していたyasucoさんですが、そんなのお構いなしに、助産師さんにガウンをめくられ導尿をされたのでした。 ツーンとした痛みに思わず言葉を失ったyasucoさん。 しかし、しばらくすると体が回復! そして、ノートに出産の記録を綴り始めたのです。 出産の記録を書き終え、また出産を振り返って思ったのは、お産は大変だということと、母は強くて凄いということでした。 (娘と出会えたお産の記憶は、私の宝物) 改めて、わが子に出会えた喜びを噛みしめるのでした。 娘さんが生まれる前、そして生まれてからも、痛い思いや苦しい思いをたくさんされていたyasucoさん。しかし、娘さんと出会えた喜びはそれ以上のものだったようで、その幸せを噛みしめることができて、本当によかったです。これからも家族で仲良く幸せな日々を過ごしてくださいね。 ◆「3時間のお産」はこれで連載終了です。短い期間でしたが、ご愛読くださりどうもありがとうございました!監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2023年01月03日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変だったのです。出産予定日を8日後に控えた日の深夜。突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。そして、その後陣痛を何回か経験しながらも、子宮口が開いていなかったため、我慢を余儀なくされていたyasucoさん。赤ちゃんが戻ってくると、洋服を着ていて… キレイにされ戻ってきた赤ちゃんは、お洋服を着ていました。 yasucoさんは赤ちゃんを見ると(本当に私から出てきたんだ……)と、思わずドキドキ! ハイテンションで写真を撮ってもらっていたら、なぜか突然気持ちが悪くなってしまったのです。 「血圧が高いわね。出血も多かったみたい。ちょっと安静にしましょう」助産師さんに言われると、部屋は暗くされ、2時間ほど分娩台の上で体を休めることになったのでした。 生まれたわが子を抱っこして、テンションが高かったyasucoさんですが、急に体調が悪くなってしまったようで心配ですね……。ただ、yasucoさんに限らず、分娩後2時間は分娩室で休むことが多いです。yasucoさんのように具合が悪くなるケースもあるので、分娩室で経過を見ているときに体調に変化があれば、助産師さんに伝えるようにしましょう。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2023年01月02日第2子の妊娠中、妊婦健診も特に問題なく過ごしていた私。しかし妊娠32週で突然切迫早産と診断されてしまいました。緊急入院の翌日に出産となったのですが、医師も助産師さんも私も驚いたエピソードを紹介します。 妊娠32週で突然、切迫早産に第2子妊娠中、出血があり病院を受診すると、切迫早産と診断されそのまま入院に。すぐ内診や血液検査、モニターで赤ちゃんの状態を確認しました。その後医師から診察結果の説明を受け、「赤ちゃんはおそらくすぐに生まれる状況ではなく元気だが、今は絶対安静が必要で、容態が安定すれば1週間ほどで退院を目指せる」とのこと。 また、もしすぐに生まれてきた場合、まだ呼吸器官が未熟なため今日と明日の2度、念のため私がステロイド注射を打つとのこと。注射は24時間空けて打つ必要があり、すぐに当日分を注射してもらいました。「すぐには生まれなそうだけど、なんだかエライことになってしまった……」と、どこかこの急展開についていけていない自分がいました。 大丈夫と思っていたら、翌朝に陣痛が説明ではすぐに生まれる可能性は低いとのことでしたが、翌朝なんだかおなかが痛いような……トイレに行くとまた出血がありました。助産師さんに診てもらうと、子宮口が3、4cm開いていると! 腹痛は、まさかの陣痛でした。 すぐに分娩室に移動し再度医師の内診を受け、モニターを開始。そのあと子宮収縮を抑えて陣痛を逃す点滴をしましたが、午前中のうちに子宮口は5cmまで開いてきました。そのため2回目のステロイド注射を打ったらもう子宮伸縮を抑える点滴は外し、お産を進めることに! まさか緊急入院の翌日に産むことになるとは……。 もう出てる? 早くない??昼過ぎに子宮口は8cmに。15時ごろ2度目のステロイド注射を打ちましたが陣痛の間隔がなかなか縮まらず、17時の内診では子宮口がほぼ全開大となったものの、まだ陣痛は不規則です。そして18時45分に陣痛促進剤を投与し、陣痛が5分間隔になってきました。ただ痛みはまだまだ耐えられる程度。19時25分ごろ、いよいよ痛みが本格的になり、医師が内診をしたその瞬間、内診が刺激となって一気に痛みが襲ってきました。 助産師さんがナースコールで「生まれます!!!」と叫び、バタバタと複数の先生や助産師さんが駆けつけました。「いきんでいいよ!!」の掛け声でいきむと、破水した感覚が。そしてすぐに先生から「頭が出てるよ! 見える!?」と言われ、おなかのほうをのぞき込むと、なんともう赤ちゃんの頭が見えたのです! ホワイトボードを見て、驚愕!!助産師さんの声に合わせて数回いきむと「生まれましたよ! おめでとうございます!」と言われ、元気な産声が聞こえました。内診から赤ちゃんが出てくるまでが早すぎて、私は出産の痛みを感じる余裕がほとんどありませんでした。生まれた娘は2,047gと小さいものの自分で呼吸ができ、検査を受けるため小児科へ移動しました。 分娩室は回復室も兼ねているLDRだったため、出産後の処置が終わると私はその部屋でひとりで過ごすことに。そのとき、ふと壁のホワイトボードを見て驚きました。ボードには破水・子宮口全開大・出生・胎盤とそれぞれの時間が手書きで記されていたのですが、「破水19:27」「出生19:31」と、破水からわずか4分で出産していたのです。まさかそんなに早かったとは、自分でも驚愕のスピード出産です……! 入院中に助産師さんとお産の振り返りがあり「先生も私たちも早くてびっくりだったよ~」と笑顔で言われ、私も驚きでしたと心の中でつぶやきました。まさかの出産、そして驚異的な速さで生まれてきた娘。スピード出産で生まれたときから親孝行だった娘は、そのまま1カ月ほど入院。妊娠週数でいうと36週で退院し、すくすくと元気に成長しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/大福監修/助産師 REIKO著者:森まり子1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。
2022年12月28日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日、2回ほど破水したような感覚を覚えたぬぴさん。 両方病院で破水の検査をしてもらったのですが、結局破水ではないという結果に終わってしまいました。 2回目に病院に行ったのが夜だったことから、明日から入院予定だったぬぴさんは、そのまま入院することに。 翌朝、バルーンを入れることになったのですが、バルーンを入れるとき、あまりの痛さに絶句してしまうのでした。 日付けが変わり、午前0時あたりから、痛みはさらに強くなってきました。 助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明! 「そろそろ旦那さん呼ぼうか」 助産師さんの言葉を聞き、旦那さんに連絡します。 午前2時50分に旦那さんが到着したのですが、陣痛促進剤を輸液ポンプを通して投与してから30分後には、さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 旦那さんにしがみつき、必死に痛みに耐えていると、先生が登場。 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 11時になると、「破水は痛くないからね~。いくよ~」という先生の言葉で、バシャ―ッと破水。 破水後はさらに強い痛みを覚え、泣いたり叫んだりするしかできなくなってしまったのでした。 それから時刻は回って14時。なかなか開かない子宮口に対して、「もう帝王切開にしたい」と本音を漏らしたぬぴさん。 旦那さんに弱音を吐きながらも、気持ちを持ち直した次の瞬間、透明な液体が下半身からバシャ―ッと出てきたのです。 その後、ぬぴさんの体調が悪化! 38度6分の熱とやナプキンが深緑色に染まるなどの異常事態に……。 そこで、急きょ血液検査をおこなうと、炎症が起きていることが判明! さらに帝王切開になる可能性が出てきたのでした……。 緊急帝王切開に変更することになって… 「緊急帝王切開にします。ぬぴさん、旦那さんいいですか?」 先生の言葉に泣きながら「はい」と答えるぬぴさん。 そしていろいろな感情が混ざり合ったぬぴさんは号泣。 旦那さんが代わりに手術の同意書を書いてくれました。 そして、18時になると緊急帝王切開が開始。 腰に麻酔が打たれ、入念な麻酔確認が済むと、いよいよ執刀となるのでした。 ようやく出産まであと一歩のところまで来ましたね。今回のことはすべて予想外の連続だったと思うのですが、ぬぴさんが言うように、本当に出産は何が起こるかわからないということを今回改めて感じました。心身ともにつらかったと思いますが、無事にお産を乗り切ることができますように……!監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月25日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日、2回ほど破水したような感覚を覚えたぬぴさん。 両方病院で破水の検査をしてもらったのですが、結局破水ではないという結果に終わってしまいました。 2回目に病院に行ったのが夜だったことから、明日から入院予定だったぬぴさんは、そのまま入院することに。 その日の夜は痛みで眠れなかったぬぴさん。 翌朝、バルーンを入れることになったのですが、バルーンを入れるとき、あまりの痛さに絶句してしまうのでした。 日付けが変わり、午前0時あたりから、痛みはさらに強くなってきました。 「いい陣痛来てるね。内診してみよっかー?」 助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明! 「そろそろ旦那さん呼ぼうか」 助産師さんの言葉を聞き、旦那さんに連絡します。 午前2時50分に旦那さんが到着したのですが、陣痛促進剤を輸液ポンプを通して投与してから30分後には、さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 旦那さんにしがみつき、必死に痛みに耐えていると、先生が登場します。 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 11時になると、「破水は痛くないからね~。いくよ~」という先生の言葉で、バシャ―ッと破水。 破水後はさらに強い痛みを覚え、泣いたり叫んだりするしかできなくなってしまったのでした。 それから時刻は回って14時―。 なかなか開かない子宮口に対して、「もう帝王切開にしたい」と本音を漏らしたぬぴさん。 旦那さんに弱音を吐きながらも、気持ちを持ち直した次の瞬間、透明な液体が下半身からバシャ―ッと出てきて……!? 「やばいなんか出た」謎の液体の正体は…!? ※この当時はコロナ禍でしたが、ぬぴさんは入院する前に抗原検査をおこっており、陰性結果が出ていました。そのため、破水に伴う子宮内感染が疑われ、血液検査を実施。すると炎症反応が高かったため、緊急帝王切開になるかもしれないということで、絶飲食になりました。(なお、その後も数日発熱の状態が続いたため、ぬぴさんはその後、さらに2回ほど抗原検査を実施。全て陰性という結果に終わっています) 「出てるのは羊水だね」 ナースコールで駆け付けた助産師さんが、謎の液体の正体を説明。 助産師さんはぬぴさんがリラックスできるようにと、足湯を持って来てくれたのですが、足湯をセットして足をお湯につけた次の瞬間、羊水がバシャ―ッと足湯に流れ落ちてしまいました。 「申し訳ないけど足湯もやめておこうか……」 「なんか体がすごく暑くて……」 ぬぴさんは体が熱いと感じたので、ひとまず体温計で熱を測ることに……。 すると、38度6分! (これ、大丈夫じゃないよね?) 旦那さんにナースコールを押すように頼み、ぬぴさんはトイレへ行きナプキンの状態を確認すると、なんとナプキンが深緑色になっていたのです。 トイレに来てくれた先生に現状を話すと、急きょ血液検査をすることに。 その結果、炎症が起きていることが判明したほか、帝王切開になる可能性が出てきたのです。 「今後一切飲食禁止で」 先生からそう言われると、ぬぴさんは絶望的な気持ちになってしまうのでした。 ぬぴさんはこの経験を通して、少しでも「あれ?」と思うことがあれば、何回でもナースコールして助産師さんに伝えることが大切だと思ったそうです。初めて出産する方は、わからないことも多いと思いますが、自分の体の異変や生命の危機を感じたときは、例え小さなことであっても、しっかりとその事実を医療関係者に伝えることで、大切な赤ちゃんとママ自身の体を守ることができるのではないでしょうか。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月23日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日、2回ほど破水したような感覚を覚えたぬぴさん。 両方病院で破水の検査をしてもらったのですが、結局破水ではないという結果に終わってしまいました。 2回目に病院に行ったのが夜だったことから、明日から入院予定だったぬぴさんは、そのまま入院することに。 その日の夜は痛みで眠れなかったぬぴさん。 翌朝、バルーンを入れることになったのですが、バルーンを入れるとき、あまりの痛さに絶句してしまうのでした。 日付けが変わり、午前0時あたりから、痛みはさらに強くなってきました。 「いい陣痛来てるね。内診してみよっかー?」 助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明! 「このまま進みそうだし、そろそろ旦那さん呼ぼうか」 ぬぴさんが旦那さんに連絡を取ると、午前2時50分に旦那さんが到着。 陣痛促進剤を輸液ポンプを通して投与してから30分後には、さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 旦那さんにしがみつき、必死に痛みに耐えていると、先生が登場します。 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 先生の言葉に「はい」と返事をするぬぴさん。 結局痛さで何がなんだかわからないまま、11時を迎えることになったのですが……!? 隣の人も痛そう。隣の陣痛室から叫び声が聞こえてきて… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。 「はい、破水は痛くないからね~。いくよ~」 次の瞬間、パチン! バシャ―ッと破水した音が聞こえました。 (これが破水か。本当にバシャーって出るんだ……) 痛みと睡眠不足により意識がもうろうとしながらも、そんなことを思っていたぬぴさん。 そして、あまりにもつらい状態が長く続いたことから、「もう帝王切開にしたい」という言葉がポロッと出たのでした。 「もうすぐぽこに会えるよ? 頑張ろう」 「私だってこんなこと言いたくなかった。いつまで頑張ればいいの?」 旦那さんに励まされるものの、本音が漏れてしまいます。 (歩いたら子宮口開くかも……。今が頑張りどきだ!) 気持ちを切り替えようと、体にグッと力を入れた次の瞬間、バシャーッと透明な液体が!! 「やばい。なんか出た。ナースコールして」 旦那さんは「えっ、何が?」と動揺しながらもぬぴさんの指示通り、慌ててナースコールを押すのでした。 長時間に渡り、痛みが続いていたぬぴさん。きっと隣から赤ちゃんの産声が聞こえてきたとき、焦る気持ちが出てきてしまったのではないでしょうか。しかし、ぬぴさんが弱音を吐いても、前向きな言葉をかけてくれる旦那さんの存在は心強いですね。監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月20日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えたぬぴさんは、念のため病院に電話をかけました。 すると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうことに! しかし病院で内診を受けると、破水ではなく、自宅に戻るのでした。 その日の夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきました。 (まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……) そう思い、痛みを我慢していたぬぴさんですが、お風呂に入ろうとすると下半身からダラダラと血が流れていたため、急いで病院に連絡。 病院からは「破水かもしれないので、今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かい、再び破水検査をおこなうことに……! しかし、またもや破水ではなくて……。 本来なら明日から入院だったぬぴさんですが、助産師さんの計らいで、この日から入院することになったのでした。 その日の夜は痛みで眠れなかったぬぴさん。 朝になると、先生に「これからバルーンを入れるよ」と言われて……!? 「まだまだ痛み全然弱いからね」って嘘でしょ!? ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。 助産師さんには、「バルーン入れるかどうかは先生が診察してから決めるからね」と言われていましたが、診察なしでバルーン入れることになったぬぴさん。 内診室に入ると(リラックスしていれば大丈夫)と、心を無理矢理落ち着かせます。 しかし、実際はあまりの痛さに絶句! 「はい! 入ったよ~。大丈夫? 下着つけて診療室来てね」 バルーンを入れ終わったというのに痛みが続き、なんとか必死で診療室へと向かいます。 診療後はごはんをしっかりと完食。 日付けが変わって午前0時あたりから、痛みはさらに強くなり、腰は爆発しそうに……! 「モニターみる感じ、いい陣痛来てるね。内診してみよっかー?」 ぬぴさんの様子を見に来てくれた助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明。 「このまま進みそうだし、そろそろ旦那さん呼ぼうか」 そう言うと、助産師さんは分娩室の準備に向かいます。 ぬぴさんは旦那さんに連絡を取り、午前2時50分に旦那さんが到着。 陣痛促進剤を輸血ポンプを通して投与してから30分後……。 さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 (冗談抜きで死ぬ……) そう思いながら、必死に旦那さんにしがみついて耐えるぬぴさん。 するとそこには先生が……! 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 内診をしながら先生がそう言うと、「はい」と返事をするぬぴさん。 そして、痛さで何がなんだかわからないまま、11時を迎えることになったのでした。 ぬぴさんの表情や言葉づかいから、必死で痛みに耐えているのが伝わってきました……。「出産は命がけ」という言葉をよく耳にしますが、まさにその通りだなぁと思ってしまいました。出産まであと少し! 無事に元気な赤ちゃんが生まれますように……!監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月18日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えました。 トイレへ駆け込んで確認すると、出血ではありませんでした。 (でもしっかりパンツ濡れたなぁ……) 念のため病院に電話をすると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうぬぴさん。 しかし病院で内診を受けると、破水ではなく、また自宅に戻ることに……。 さらにその夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきました。 (まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……) そう思い、痛みをそのまま我慢していたぬぴさん。 ところがお風呂に入ろうとすると、下半身からダラダラと血が流れていたため、急いで病院に連絡。 病院からは「破水かもしれないので、今すぐ来てください」と言われたのでした。 病院に到着すると、再び破水検査をおこなうのですが、破水ではないという結果に……。 本来なら明日から入院になっていたので、一度自宅に戻らなければいけなかったのですが、助産師さんの計らいで、この日からぬぴさんは入院することになったのでした。 とにかく痛い! 全然眠れなくて… 痛みで眠れなかったぬぴさんは、寝不足と疲労でボロボロの状態でした。 「内診するね~」 助産師さんはそう言うと、ぬぴさんの内診を始めます。 しかし、「まだ指一本くらいしか子宮口が開いてないね~」とひと言。 その言葉を聞き、(こんなに痛いのに、まだ子宮口1cmか……)と思わず落胆してしまいます。 (やっぱりバルーン入れるのかなぁ。怖いなぁ……) そんなことを考えながら、診療室に向かうぬぴさん。 診療室に入ると人の気配がなかったため、「すみませーん!」と声をかけると、先生が登場! 「バルーンの準備してた!これからバルーン入れるからね!」 同意書を片手に、先生がそう言ってきたのでした。 ぬぴさんのお母さんは、おにぎりを持たせてくれていたのですね。「おなかが減ったらかわいそうだから」と娘さんのことを思い握って持たせてくれていたなんて……。お母さんのやさしさが伝わってきて、思わずグッときてしまいました…!監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月16日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えました。 トイレへ駆け込んで確認すると、出血ではありませんでした。 (でもしっかりパンツ濡れたなぁ……) 念のため病院に電話をすると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうぬぴさん。 しかし病院で内診を受けると、破水ではなく、また自宅に戻ることに……。 さらにその夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきました。 (まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……) そう思っていたぬぴさんは、痛みをそのまま我慢することにしたのですが……!? ズキズキする下半身の痛みに、なんとか耐えていたけれど…? 「どっか痛いの?」 ぬぴさんの様子を見たお母さんは、「病院に電話したら?」と提案。 しかし、「まだ不規則だし……」とぬぴさんはお風呂に入ろうとしたのですが、下着を脱いだらダラダラ血が流れていたため、すぐに病院に電話をすることに……! すると、「破水だと思うので入院の用意してすぐ来てください」と言われ、お母さんと2人で産院へ向かいます。 産院では、再び破水検査をおこなうのですが、破水じゃないという結果に。 「え? じゃああの大量の血は一体…」 「多分ね、おしるしだと思う。今から帰ってもなんだから、このまま入院しちゃわない?」助産師さんのやさしい心づかいで、ぬぴさんはこのまま入院することになったのでした。 お風呂場では大量の血が流れ出ていたそうなので、ぬぴさんもかなりびっくりしたことかと思います。破水検査の結果は残念でしたが、助産師さんのやさしい気づかいでそのまま入院できることになってよかったですね。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月15日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。 妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。 すると、先生から誘発分娩の提案をされます。 誘導分娩について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。 そして、ついに妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えました。 さっそく確認するため、トイレへ駆け込むのですが、出血ではありませんでした。 (でもしっかりパンツ濡れたなぁ……) そう思いながら、念のため病院に電話をすると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうことに。 ぬぴさん自身も「いよいよ出産できる」と思い、心構えをしていたのですが、病院で内診を受けると、破水ではないという結果に……。 「あとNST(ノンストレステスト)して、赤ちゃんが元気か確認したら帰っていいよー」 助産師さんからそう言われると、ぬぴさんはさっそく帰る支度を始めるのでした。 なんだか家に帰る足取りが重くて… (あんなにエールもらったのに、家に帰るの恥ずかしい) そう思いながらも、結局この日は帰宅することに。 するとその日の夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきたのです。陣痛タイマーで間隔を測っていると、その間隔は10〜15分ほど。産院からは「定期的に10分間隔の痛みが来るようになったら電話してね」と言われていました。 そのため、(まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……)と思っていたぬぴさんは、痛みをそのまま我慢することにしたのでした。 翌日が入院日だったということもあり、「これくらいなら耐えられる」と思ってしまったのかもしれませんね。間隔も病院から言われた間隔と若干ですが、異なっていたため余計にそう思ってしまったのではないでしょうか。しかし、痛いのを我慢するのもつらいですよね。皆さんがぬぴさんだったら、今回の場合どうしますか?監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月13日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、さらに先生に「生まれません」と訴えることに! すると、先生から誘発分娩の提案をされます。 誘導分娩について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。 そして、ついに妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えたぬぴさん。 さっそく確認するため、トイレへ駆け込んだのですが……!? トイレに行き、パンツを見てみると……? 「よかったぁ~。血じゃない」 パンツを見てホッとするぬぴさん。 しかし、何で濡れていたのか気になったぬぴさんは、さっそくスマホで調べることに……! すると、「高位破水」というワードが引っかかります。 高位破水について調べ終わったあと、すぐさま産院に電話をかけるぬぴさん。 すると、「破水かもしれないので、病院に来てください」と言われ、急きょ病院へ行くことに。 病院に着き内診が終わると、まさかのひと言が告げられます。 「これが青色になったら破水なんだけど、色が変わらないから破水じゃないと思う」 助産師さんの言葉を聞いて、心の中で泣き出すぬぴさん。 ようやく出産できると期待していたので、その期待は見事に裏切られてしまったのでした。 病院へ向かう前に、「いよいよだね。頑張って」とお母さんにハグをされ、ぬぴさん自身も出産する心構えで病院に向かったと思うのですが、内診の結果は破水ではないという結果になってしまいました。「もう出産できる!」と思っていた訳ですから、大変残念でしたね……。とはいえ、もう少しの所まで来ていると思うので、気を取り直して出産に臨んでもらえればと思いました。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月12日