ファンレターやファンイベント、SNSなど、様々なファンの言葉に触れる機会が多い中、どんな言葉が嬉しいのか、俳優・タレントに聞いていく連載『心に残るファンからの言葉』。今回は、テレビ東京系ドラマ25『サ道』(毎週金曜24:52〜)に出演する磯村勇斗に話を聞いた。心に残る言葉について聞くと、「自分の作品や役を見て『体調崩して入院していたけど、元気になって退院した。あなたのおかげです』と書いてあって。自分たちの仕事は、誰かの人生の手助けができるのかな、何かの力になってるのかな、と思えて嬉しかったです」と答えてくれた磯村。普段は「ファンレターも見ますし、SNSのコメントも見ます」とのことだが、どんな内容が嬉しいのか尋ねると「僕はレターをいただける時点で嬉しいです。内容がなんであれ、自分に時間をかけてくれているんだと思うと、メッセージを送ってくれたということに愛を感じる」という。さらに「良い意見の方がそれは嬉しいですけど、決して良いだけではない意見でも、『気になってる』ということだと思う。本当に興味なかったり嫌いだったらなんもしないですから。愛情を感じます」と持論を展開する。一方で、「100通りの意見があると思うので、参考にはしないです」ときっぱり。「すべての意見を聞いていたら個性がなくなっちゃうので」と、自己を強く持っているからこその考え方で、自分への言葉を喜んでいる様子だった。○ドラマ『サ道』主人公・ナカタアツロウ(原田泰造)はサウナに興味がなく、むしろ苦手意識をもっていたが、 ある日謎の男「蒸しZ」(宅麻伸)に出逢い、サウナの本当の気持ちよさを知ってしまう。 偶然さん(三宅弘城)やイケメン蒸し男(磯村勇斗)など個性的なサウナ仲間とサウナのある日常を楽しむ一方、蒸しZの姿を追い全国の理想のサウナ施設を探訪。“サウナ”とは? “ととのう”とは? その答えを求め、今日もまた、サウナ旅を続けている…。磯村勇斗1992年9月11日生まれ、静岡県出身。2015年『仮面ライダーゴースト』でアラン/仮面ライダーネクロム役で注目を受け、2017年に連続テレビ小説『ひよっこ』出演で話題に。2018年は、ドラマ『デイジー・ラック』『SUITS/スーツ』『今日から俺は!!』『キミの墓石を建てに行こう。』、映画『恋は雨上がりのように』『ういらぶ。』『春待つ僕ら』、2019年はWEBドラマ『御曹司ボーイズ』、ドラマ『きのう何食べた?』『インハンド』に出演と引っ張りだこに。7月からはドラマ『サ道』、『TWO WEEKS』、8月には舞台『PARCOプロデュース プレイハウス』で主演を控えている。
2019年07月26日三浦春馬主演、芳根京子らが出演する火9ドラマ「TWO WEEKS」の第2話が7月23日放送。殺し屋・灰谷役で出演した磯村勇斗に「いろんな役になりきっててすごい」「今度は怖い」などの声が続々と集まっているほか、若手刑事役の鈴木仁に注目する声も寄せられている。殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が白血病の娘の命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンスである本作。結城役に三浦さん、結城を追う新米検事・月島楓役に芳根さん、結城の元恋人・青柳すみれ役に比嘉愛未、すみれの夫の刑事・有馬海忠役に三浦貴大、悪徳実業家の柴崎要役に高嶋政伸、楓を支援する国会議員・久我早穂子役に黒木瞳といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。何者かによって柏木愛(立花恵理)殺害の犯人として逮捕された結城だが、護送車が事故に遭い脱走。防犯カメラの目を逃れ八王子方面まで逃走に成功する結城だが、目撃情報から追い詰められていく。一方、早穂子の計らいで結城の事件の担当検事となった楓は、愛の部屋を捜索。渡したデジカメの行方を探すなかで愛がデジカメを質入れしたと思われる結城の質店に辿りつく。一方の結城は八王子の雑木林に逃げ込むが、捜査員たちに取り囲まれる。だが、万事休すというところで爆発が起き捜査員たちが混乱。そして結城の前に黒い服の男・灰谷が現れる…というのが2話のストーリー。灰谷を演じるのは「今日から俺は!!」「きのう何食べた?」などで話題の磯村さん。今回の登場シーンは四駆の車内で警察無線を盗聴する灰谷が画面に映し出されると、「最初、磯村勇斗ってわからなかった。いろんな役になりきっててすごい」「ジルベール感消えてた、、、やっぱ磯村勇斗くん振り幅すげえ」「謎の男どっかで見たことあると思ったら今日俺の相良やん!!」などの声がSNS上に書き込まれる。そしてラスト、爆発で捜査員が混乱するなか、結城の前に現れ「こっちだ」とつぶやくその姿にも「こわーい磯村もゾクゾクする」「ラストでいきなりイケメン磯村氏が飛び出してきて突然のイケメン対決になった(笑)」などの声が続々。一方、三浦さんとバディを組む刑事・乾役で出演しているのが「花のち晴れ」「3年A組」などの鈴木仁。22日に20歳の誕生日を迎えたばかりのフレッシュな刑事ぶりに「着実に演技が上手くなっている」「刑事らしい鋭い眼差しだったり言葉がとてもカッコよかった」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2019年07月24日俳優の磯村勇斗が、14日放送のラジオ局J-WAVE(81.3FM)の特別番組『J-WAVE S ELECTION RADIO SAUNA』(22:00〜22:54)にて初のナビゲーターに挑戦した。7月期のテレビ東京系ドラマ25『サ道』(毎週金曜24:52〜)に出演することから、今回の特別番組出演が決定。ドラマ『サ道』は、サウナの伝道師といわれるタナカカツキ氏による『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』を初実写化し、磯村はコンサル会社を経営する若手サウナー「イケメン蒸し男」を演じる。ドラマ出演をきっかけに、サウナにはまったという磯村。番組では『サ道』原作者・タナカや、ドラマの音楽を担当するサウナー作曲家とくさしけんごをゲストに迎えるほか、原田泰造からの熱いコメントや、日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」の"中の人"が今オススメのサウナスポットを紹介するなど、とにかく「サウナ」だらけの1時間となる。今回は、ラジオ収録を終えた磯村を直撃! 初のラジオナビゲーターの感想、そしてサウナへの熱い思いを聞いた。収録中も初挑戦だとは思えないくらいまったく危なげなく、ディレクターとアイコンタクトをとりながらラジオのナビゲートを行なっていた磯村。「最初は緊張してました。自分が責任をもって、引っ張っていかなきゃと思うっていたんですけど、今回は『サウナ』というテーマを扱っているので、緊張をほぐしてくれるような"ととのい"曲も流れ、リラックスして、望むことができたと思います」と収録を振り返る。収録ではゲストのタナカに導かれるようにサウナとの運命を説かれていたが、磯村は「自分が燻製やゾンビが好きなことが、サウナに繋がってると聞いた時、『宿命なのか』と感じました。タナカさんの『サ道』に出会えてよかったと思いました」と感銘を受けた様子。「相手の言葉を質問してききながらも、次の展開を考えていかないといけないし、すごく頭を使う仕事。言葉だけでお客様に伝えていかなければいけないので、普段ナビゲーターをされている方はすごいと思いました」と改めてラジオの奥深さを語った。8日には駐日フィンランド大使館に赴き、『サ道』に出演する原田泰造、三宅弘城とともにフィンランドサウナアンバサダーに任命された。磯村は「まだ自分もサウナ歴が浅いのに任命していただけたのは『サ道』のおかげですし、もっともっとサウナの魅力を知らなければいけない」と燃えつつ、実際のフィンランド行きについては「海外だとなかなか難しいですから、何かの企画などで行けたら!」とアピールする。ドラマ『サ道』では、サウナと水風呂をセットで行うことによって得られる快感="ととのい"を、宇宙空間のような形で表現。磯村は「シュールでしたよね(笑)。ドラマではあくまでも誇張しているんですけど、感覚としては、ぐるぐる溶けていくような、気持ち良さに全身が浮いていっちゃうんじゃないかな? みたいな気持ちになります」と実際の"ととのった"ときの感覚を表す。「役作りのために初めて、それがいまやもう自分の趣味になっている」としみじみとしていた。実際の好みのサウナについては「探し中」としつつ、「テレビがないサウナが好きです。あとは100度くらいの高温の方が好き。ちゃんと入ってるという感覚があって」と、指針を見出す。さらに改めて、初ナビゲートの『J-WAVE S ELECTION RADIO SAUNA』について「濃すぎました」と振り返った磯村は、「すごい、斬新なことが起きてる。『サ道』のドラマが始まった時から、革新的なことが起きてるなと思ってて。どんどんサウナというものが世に広まって、もっともっと火がついていくと考えると、たぶん日本は、争いごとがなくなるんじゃないかなと思います」と真剣に語る。「そのうち国会議事堂がサウナになったりして。そうなってくれたらもっといい解決方法が見つかるんじゃないかなと思います」「ミーティングルームも全部サウナにした方がいい。絶対いいアイディア出ますよ!」と新たな企画を提案。サウナアンバサダーとして「責任は感じてますから!」と胸を張った。■磯村勇斗1992年9月11日生まれ、静岡県出身。2015年『仮面ライダーゴースト』でアラン/仮面ライダーネクロム役で注目を受け、2017年に連続テレビ小説『ひよっこ』出演で話題に。2018年は、ドラマ『デイジー・ラック』『SUITS/スーツ』『今日から俺は!!』『キミの墓石を建てに行こう。』、映画『恋は雨上がりのように』『ういらぶ。』『春待つ僕ら』、2019年はWEBドラマ『御曹司ボーイズ』、ドラマ『きのう何食べた?』『インハンド』に出演と引っ張りだこに。7月からはドラマ『サ道』、8月には舞台『PARCOプロデュース プレイハウス』主演を控えている。
2019年07月13日パルコと初タッグを組み、根本宗子が作・演出を手がけるPARCOプロデュース2019『プレイハウス』。本作でアイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)とW主演を務める磯村勇斗に、稽古前の心境を聞いてみた。【チケット情報はこちら】新宿・歌舞伎町を舞台に、ギャンパレ演じる10人の風俗嬢を中心とする群像劇が繰り広げられる本作。磯村は物語の主軸となり、全体をつなぐ役割のカリスマホスト・一ノ瀬聖也を演じる。初主演、初めてのミュージカル出演を「楽しみであり挑戦の場」と捉えつつ、台本の到着を前に作品について思いをめぐらせている段階だという。出演が決まって根本と会った折に、自らの生い立ちをヒアリングされた磯村。公演フライヤーに記されている「人からちやほやされることしか経験せずに育った」聖也のキャラクターには、1列に並ぶ女子へひとりずつキスした幼稚園時代の“モテ期”エピソードが反映されているのでは、と類推する。当時からカリスマホストの片鱗が?……と筆者が尋ねると「昔とは違いますよ」と笑顔で謙遜。同時に「人を惹きつける力を演技でどう見せるか、実在するホストの方と友人になって密着してみたい」と役づくりに対して積極的な姿勢を見せた。一方で、聖夜(也)はクスリが手放せない“影”のあるキャラクターとして描かれる。磯村は「影があるからこそ輝ける聖夜(也)の二面性を、バックボーンを設定して使い分けるように演じていきたいですね」と現段階での構想を明らかにした。ギャンパレが自身の楽曲に乗せて風俗嬢の切実な思いを歌い上げるなら、芝居パートでメインを張る磯村はどのようなパフォーマンスを展開するのか。最後まで見届けよう。また磯村は本作を「これまでのミュージカルとは異なる、ライブに近い新感覚の作品になりそう」と予想。その要素となるギャンパレの野音ライブに足を運んだ時の感想を「カワイイというよりクールでエネルギッシュ。本当にパワフルでしびれました!」と熱く語り、MVを観て楽曲に親しむなど“遊び人(ギャンパレファンの総称)”として彼女たちを応援している日常を覗かせた。『プレイハウス』は、8月25日(日)から9月1日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。取材・文:岡山朋代
2019年07月08日朝ドラ「ひよっこ」や「今日から俺は!!」「きのう何食べた?」など話題作での活躍が続く注目若手俳優・磯村勇斗が、三浦春馬主演の“火9”ドラマ「TWO WEEKS」に出演。冷酷な殺し屋という闇をまとった役柄を演じることになった。本作は、殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦春馬)が白血病の娘の命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンス。結城を追う新米検事・月島楓役に芳根京子、結城の元恋人・青柳すみれ役に比嘉愛未、結城を追い詰めていく刑事・有馬海忠役に三浦貴大、悪徳実業家・柴崎要役に高嶋政伸、国会議員・久我早穂子役に黒木瞳の出演が決定している。磯村さんが演じるのは、逃亡中の結城が遭遇する冷酷な殺し屋・灰谷(はいたに)。闇をまとった不気味な雰囲気と殺気を帯びた目が印象的だが、誰からの指示で動いているか、そして結城にとって敵か味方かも不明の謎の男。第2話(7月23日放送)から登場し、2週間というタイムリミットのある結城の逃亡劇に大きな影響を与えるキーパーソンとなるという。連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK)で注目を浴び、『今日から俺は!!』(NTV)での卑劣なヤンキー・相良猛役、「きのう何食べた?」(TX)の自由奔放な美青年ジルベールこと井上航役など、話題作で鮮烈なインパクトを残してきた磯村さん。今作では寡黙な殺し屋として視線や表情での繊細な芝居が求められる中、これまでで最も凶悪な役をどう演じるのか、三浦さん演じる結城とどう関わっていくのか、期待がふくらむ。さらに三浦さんとの激しいアクションシーンも予定されているというから注目だ。脚本を読み、「『次はどうなる? 次は次は?』とページをめくる勢いが止まらなかった」という磯村さん。演じる灰谷という男については、「ある事情を抱えた闇深い謎の男。口数が少なく表情で伝えるシーンが多いので、目の芝居が必要になるかと。見え方は謎の男ですが、演じる側としてはしっかりバックボーンを持って臨みたいと思います」と明かした。また、「三浦さんとご一緒させていただけることがうれしく、2人のシーンは楽しみです。灰谷が結城とどう関わっていくのか…肉体的にも精神的にもダメージを与えられるよう、灰谷としてぶつかっていきたいです」と、三浦さんとのがっつり共演に意気込む。本作の岡光寛子プロデューサー(カンテレ)は、「磯村さんは、ついつい目で追ってしまう唯一無二の雰囲気を持っていらっしゃる俳優さんだなという印象です。演じていただく灰谷という役は、無表情でセリフもほとんど無い、何を考えているのか分からないミステリアスな人物」と語り、「先日お2人が対面する姿を見てワクワクしました。彼の行く先にもご期待いただければ幸いです」と、コメントを寄せている。「TWO WEEKS」は7月16日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(text:cinemacafe.net)
2019年06月26日西島秀俊(48)と内野聖陽(50)のダブル主演『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の第11話が6月21日に放送された。几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)が2LDKのアパートで暮らす日々を描いたドラマ。帰省したシロさんだが、将来について口うるさい母(梶芽衣子)がやけに優しい。すると、意を決した母から「あなたたちは結婚してるも同然なんだから、家族に引き合わせるのは当然」とケンジを正月に実家へ連れてくるよう言われ、困惑する。そんななか、小日向(山本耕史)とジルベールこと航(磯村勇斗)を招いて開催したクリスマスパーティでシロさんは……というのが第11話のあらすじ。航から年越しパーティーを誘われるが、シロさんは「正月はケンジを連れて俺の実家に帰ろうと思ってるんで」と断る。まさかの告白に驚くケンジ。しかし、航は「息子がゲイだってことでショックなのに、その上髭の生えた恋人なんてリアルに見ちゃったら親にとってはダブルショックじゃん……下手したら余計ゲイなんて気持ち悪いって実感持たれるよ。どうしたってゲイの偏見がなくなるわけでもないだろうしさ……」と現実を突きつける。すると、シロさんはゆっくりとこう語り始める。「俺、ずっと考えてたんだよね。両親は……。俺がゲイだとわかったとき最初にどう思ったんだろうって。で、こう思った。きっと両親は俺がゲイだとわかったとき俺のことかわいそうな子だって思ったって。次に俺がこんなふうになってしまったのは、『私たちの育て方が悪かったんじゃないか……』って自分を責めたかもしれない。だから。だからさ……。ゲイの何たるかを知ってほしいってことじゃなくて、少なくとも今俺が、両親が思っているよりも不幸じゃないんだってことをわかってほしくて、ケンジをうちに連れて帰ろうと思ったんだ」料理仲間の富永(田中美佐子)や弁護士事務所所長の上町(高泉淳子)らと話し、親心に触れたシロさんの決意。これまでずっと冷静だったシロさんだが、言葉に詰まりながら涙を流す姿にはゲイとしての葛藤や両親への思いが込められていたのではないだろうか。ネット上でも西島の名演技にもらい泣きする人が続出。《シロさんを演じる西島さんが、歳をとっている加減がいい。親の想いも自分の行く末もだんだん分かるようになり一緒に暮らす相手とのことも自分の親のことも大切にしているところ。男も女もなく人間としてとてもいい》《シロさん、というか西島さんの泣きの演技が凄かった……。嗚咽を我慢しながらなんとか自分の心の中にあった気持ちを必死に言葉にしようとするシロさんをみて、私も泣いてしまった》次回はいよいよ最終回。シロさんは、ケンジを連れて実家へ帰ることに。ふたりがつくる愛のかたちとは?どのような結末が待っているのか楽しみでならない。
2019年06月24日「僕にとっては刺激的な現場でした。やっているときは、必死に食らいつくことしかできなかったんですけど、終わってみると、すごい楽しかったなって。いい経験をさせてもらいました」男性カップルの日常を描くドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系・毎週金曜24時12分~)の撮影を振り返る磯村勇斗(26)。西島秀俊と内野聖陽、そして恋人役を演じた山本耕史。演技派俳優3人との共演で、芝居の楽しさを改めて実感したという。「お三方の演技を間近で見られて、しかもアドバイスまでいただいて。すごく勉強になりました。内野さんは、僕のことをちょっとライバル視しているところがある役なので、撮影の合間にも嫉妬のまなざしで見つめられた瞬間がありましたけどね(笑)」磯村が演じる井上航は、恋人を振り回すわがままな役どころ。しかし、自身は正反対だとか。「振り回すよりは、振り回されたいほうなんですよね。女性にはちょっと“小悪魔感”があってもいいのかなって。でも、航ほど度を越したわがままは、さすがにたまったもんじゃないですけど(笑)」このドラマは、西島演じる主人公の手料理も見どころのひとつ。実は、磯村も大の料理好きだ。「いつも行きつけのスーパーを何軒か回るんですけど、前の店で買ったものが、次の店で安く売ってたりすると、めちゃくちゃ悔しいんです。最近は、チャーハンとか野菜炒めばっかりで、あまり手の込んだものが作れていないので、今度時間ができたら、カレーのスパイスの調合に挑戦してみたいと思ってます!」料理といえば、’17年の朝ドラ『ひよっこ』で、コック役を演じていたことも記憶に新しい。「自分のことを幅広い世代の方に知っていただけたのが、本当にありがたかったです。でも、自分はまだまだ未熟だなって思うことも多くて。これまで携わってきた作品はどれも、僕にとってすごく大切なもの。なかでも『ひよっこ』は、俳優としての心構えをさらに強くしてくれた気がします」磯村は今年で27歳。多くの若手俳優がしのぎを削る世代だが、仕事にかける情熱は、誰にも負けないと断言する。「役作りひとつとっても、こだわりにこだわりまくっちゃうほうなんです。具体的なことは、ちょっとここでは言えないですけど(笑)。俳優っていう仕事への情熱が強すぎて、自分でも行きすぎかなって思うくらいです」
2019年06月24日山下智久主演、濱田岳、菜々緒らが共演する「インハンド」が6月21日の放送で最終回を迎えた。兵器として開発された新型エボラの脅威と闘う紐倉たちの最後の雄姿とその結末に、多くの視聴者から涙と感動の声が送られている。ロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲を山下さんが、お人好しで正義感の強い紐倉の熱血助手・高家春馬を濱田さんが、クールでやり手な官僚・牧野巴を菜々緒さんがそれぞれ演じる本作。5年前、CDCに在籍していた紐倉は赴任先の島でエボラウイルスと遭遇。それは米軍が生物兵器化した新型エボラだった。それから5年、紐倉のCDC時代の上司・福山和成(時任三郎)はフューチャージーンを起業。高家の故郷・相羽村に危険な病原体を取り扱う科学研究所・BSL4施設を建設しようとする。そんななか、村で新型エボラの感染が始まり、村は封鎖。その原因は福山の息子、新太(磯村勇斗)が秘かに新型エボラを村に持ち込んでいたからだった…というのが前回までのおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。高家と紐倉は相羽村に残り現地対策室で調査を始めるが、感染は日に日に拡大し、死者も増えていく。エボラと闘う日々のなかで高家の旧友・棚橋(平岡祐太)が亡くなり、福山も肺がんで逝く。さらに棚橋の恋人で高家の幼馴染み・美園(石橋杏奈)の宿した子が逆子であることがわかり、高家は決死の覚悟で帝王切開。そんな矢先高家が新型エボラに感染してしまう…というのが最終回のストーリー。高家に感染したエボラが弱毒化したウイルスだったことと、有機栽培された野菜を食べていた高家の体内にいた寄生虫の作るたんぱく質のおかげで高家は生還。紐倉は高家の血液から生ワクチンの開発に成功、村、そして日本の危機を救う…というラストだった。1話でも登場した“衛生仮説”、そして救えなかった元助手・入谷の遺したヒントが、現助手である高家を救うという展開に「キーワードだった衛生仮説、入谷編、そして一話からの壮大な伏線回収見事」「最後もちゃんと寄生虫が助けてくれたし控えめにいって最高」「助けられなかった助手を、今度は助けたこの胸熱。なにこれ。泣ける!」などの声が殺到。そして紐倉と高家、牧野の3人の友情にも「紐倉博士と高家と牧野の素敵な最後が見られて良かった」「山Pの両側を固める濱田岳も菜々緒も最高だった。とにかく愛すべき3人組」など感動のコメントが続々と送られている。(笠緒)
2019年06月22日西島秀俊(48)と内野聖陽(50)のダブル主演『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の第10話が6月14日に放送された。几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)が2LDKのアパートで暮らす日々を描いたドラマ。三宅(マキタスポーツ)の妻・レイコ(奥貫薫)が同じ美容室で仕事復帰することに。夫の不倫に気づかないふりをしているレイコは、ケンジに「大事な人に絶対に浮気なんかされちゃダメよ」と忠告する。そんななか、頻繁に小日向(山本耕史)と電話をするシロさんの姿に不安を抱いたケンジは……というのが第10話のあらすじ。ケンジが参加できなくなった食事会に小日向と2人きりで行こうとするシロさん。すると、ケンジは「俺が行かないとシロさんと小日向さん、2人きりってことになっちゃうでしょ。それはダメだよ……」と浮気されることを心配する。レイコの忠告が胸に引っかかっていたケンジは、過去に自分が浮気した経験から“シロさんもそうなってしまのうでは?”と不安で仕方なかったのだ。浮気の経験をシロさんに打ち明けたケンジは「嫌いになったでしょ、俺のこと。普通引くよね?心の狭いこと言ってるってわかってる!自分が浮気したことあるくせに嫉妬深いって最低だよね!あ〜〜!!なんて俺ってばか!こんなこと言ったらシロさんに嫌われて、愛想尽かされて、うざがられて、最終的に捨てられってわかってるのに……」と涙を流しながら絶叫。切ない気持ちを見事に表現した内野の鬼気迫る演技に、心震わせる人が続出。《ケンジのいつもより俄然重い嫉妬心を唇震わせながら鼻もひくひくさせて涙こらえて感情爆発させて泣いちゃうっていうのを見事に伝えられる内野さんほんとすごすぎて》《え、もう天才??内野聖陽という役者が演じるとこれがああなるの?天才?》《神回に次ぐ神回。内野聖陽がケンジで良かったと心底思うと共に、内野聖陽とんでもねぇな…って》と、ネット上では絶賛の嵐だった。また、そんなケンジを「嫌いになんかならないよ!!」と真剣に受け止める西島演じるシロさんにも《ケンジさんが本心をぶちまけても「嫌わないよ」って言い切る、目の前で行動に移すシロさん…愛》と惚れ込む声が聞こえていた。次回は、ジルベールこと航(磯村勇斗)&小日向カップルが再登場し、クリスマスをともに過ごすようだ。そしてシロさんにも新たな局面が。最終回まで残りわずか。ひとときも目が離せない。
2019年06月16日話題沸騰中のドラマ『きのう何食べた?』に出演中の山本耕史さん、磯村勇斗さん。劇中での役柄そのままにチートデイの恋人を演じていただきました。「ドラマでもここまでイチャイチャしてないですよ」という貴重なカットが実現!?西島秀俊さん、内野聖陽さん演じる主人公カップルの友人で、真面目な芸能プロダクションマネージャーの小日向大策を山本耕史さんが、彼を翻弄するツンデレ年下彼氏、通称ジルベールの井上航を磯村勇斗さんが演じるこのドラマ。お二人は初共演ですが、意外なことで意気投合したようで…。――ドラマの出演依頼が来たときは、どう思われましたか?山本:僕は内野(聖陽)さんと長い付き合いだから、現場が楽しそうだなって思ったのが最初の感想です。同性愛という、ある意味ではシリアスなテーマを扱ってはいつつも、物語の雰囲気はほんわかしているところもいいな、と。それにしても磯村くんの役は、すごい大変だよねぇ。磯村:え、そうですか?山本:そうだよ~。4人の中で一番若いのに、西島さん、内野さん、俺の間に入ってこなきゃいけない。俺が26歳のときだったら、結構悩むし、やりづらいと思うけどね。磯村:そこはもちろん思いましたよ?お相手が山本さんだって聞いて、うわぁ!!って一気に緊張しましたし。しかも山本さん演じる小日向を振り回さなきゃいけないっていう…。山本:最初、磯村くん、どんな演技で来るのかな~って思って見てたら、すごくちゃんと役作りをしているし、台詞も完璧に入ってるし、何より演技に物怖じがなかった。だから俺も、“こういうふうにやってみたら?”って、ちょっと難しいことを要求したりもしたんだけど、それにもきちんと応えるわけ。だから一緒にやるのがとてもおもしろかった。磯村:役柄では僕は振り回す側でしたけれど、現場では山本さんがものすごく引っ張ってくださって。役以外では逆の立場だったっていうのも、楽しかったです。――同性を好きになる、という演技は、難しいものですか?山本:僕はこれまでも何度か同性愛者の役をやっているので、そんなに悩んだりはしないのですが、相手を男性とか女性とか考えず、“好きな人”と思って向かい合うといいのかな、と思ってます。磯村:今回は、恋愛関係なんだけどラブシーンみたいなものがないという作品なので、その上で親密な空気感を作るのが難しかったです。でも、やりがいがありました。――今号はダイエット特集です。憧れの男の体ってありますか?山本:え、そりゃもう絶対、孫悟空でしょ。超(スーパー)サイヤ人の、孫悟空。磯村:山本さん、たぶん女の人たちはわからないと思います(笑)。山本:えー、ホント?(笑)じゃあ、日本では俳優って割と細いのがいいとされてるじゃないですか。でも僕は、筋肉がついたデカい体がいいと思ってるんですよね。筋肉があると瞬発力が出るし。磯村:僕、山本さんが脱いだところ見たことあるんですが…って、着替えてるときですよ(笑)。で、それが、すんごかったんですよ!胸板と腕の厚みが!!うわー、こうなりたいって感じ。だから山本さんの体が、僕の憧れです。山本:磯村くんも鍛えてるよね?タンパク質の摂取が大事だよ。磯村:教えていただいた、鶏の胸肉を茹でたのに塩をつけて食べるやつ、やってますよ。山本:本当?おいしいでしょ?磯村:めちゃくちゃおいしい。おやつみたいに食べてます。小腹がすいたら鶏胸肉。あれは別腹です。山本:俺も2日に一回、鶏胸肉2枚買ってきて塩茹でにしてるもん。磯村:さすがです。山本:あ、もう一つ別腹あった。チョコレート。チョコレートって、ほんの少しだったらとても体にいいって知ってる?磯村:えー、そうなんですか?山本:カカオ率が高いやつね。俺、寝る前にプロテインを飲むんだけど、それを飲みながらチョコをかじるの、最近の至福の時間。鍛え始めてから酒も飲まなくなったし。――それって山本さんにとっては晩酌的な…?山本:そう、僕の晩酌のお供はプロテインです(笑)。磯村:憧れます!!(笑)山本:え、ホント?じゃあぜひやってみて。チョコもいいよ。磯村:はい、今夜から!(笑)『きのう何食べた?』原作はよしながふみの人気漫画。同棲中のカップルである弁護士の筧史朗(西島秀俊)と美容師の矢吹賢二(内野聖陽)の日常を、日々の料理とともに描く。毎週金曜深夜0時12分よりテレビ東京系で放送中。やまもと・こうじ1976 年生まれ、東京都出身。10歳で舞台デビュー、16歳でドラマデビュー。以降、映画、舞台、ドラマと幅広く活躍中。9月より出演映画『スタートアップ・ガールズ』が公開予定。ジャケット¥32,400パンツ¥20,700シャツ¥13,700シューズ¥20,000(以上AX アルマーニ エクスチェンジ/ジョルジオアルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)ネックレスは本人私物いそむら・はやと1992 年生まれ、静岡県出身。‘15年に『仮面ライダーゴースト』、‘17年『ひよっこ』で注目を集める。7月よりドラマ『サ道』(テレビ東京系)にイケメン蒸し男役で出演予定。ニット¥40,000(ダブレット)カットソー¥16,000(ウル)パンツ¥29,000(アトリエベトン)以上スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575ケーキラブリーリボン(直径16cm)¥4,500アニバーサリー早稲田店東京都新宿区早稲田鶴巻町519 TEL:03・5272・843110:00~19:00水曜休※『anan』2019年6月12日より。写真・森山将人(Trival)スタイリスト・岡野友美(山本さん)齋藤良介(磯村さん)ヘア&メイク・西岡和彦(PARADISO le plus/山本さん)佐藤友勝(磯村さん)取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2019年06月09日アイドルグループ「GANG PARADE」(以下ギャンパレ)を主演に、彼女たちの楽曲でミュージカルを!劇団旗揚げ10周年を迎えた根本宗子が、そんな熱い企画でパルコ・プロデュースの舞台に初登場する。もともとギャンパレのファンで彼女たちを知り尽くした根本はどんな世界を生み出そうとしているのか。次世代の演劇界を担う作・演出家に聞いた。【チケット情報はこちら】「みんなの遊び場 」をキャッチフレーズにし、ファンを「遊び人」と呼んでいるギャンパレ。その精神を魅力に感じた根本は、そこから発想を膨らませて、今回の『プレイハウス』を作ろうとしている。始まりは、「ギャンパレで遊び場を表現しようと思ったときに、こんなにたくさんの人数がいるグループとお芝居が作れる機会もないので、バーレスクっぽいものがやってみたいなと思った」ことだったと語る根本。そこから、近未来の新宿歌舞伎町を舞台にした、“歌舞伎町プレイハウス”にいる10人の謎めいた風俗嬢の物語が立ち上がっていった。そこで描くのは、「普通の作家はここまで書かないだろうというところまで書くのが、自分の芝居の色だと思っている」という根本だから見せられる「それぞれの女の子の切実な思い」だ。しかもそれが、ギャンパレの楽曲のカッコよさを活かしながら歌って踊って描かれる。「私の芝居は基本的に、何を思っているかっていうことを全員がものすごくしゃべるんですけど、歌ったほうが伝わることも大いにあって、音楽は自分の演劇を広げてくれるなと思っているんです」。また、もともとある楽曲を使いながらも、「無理やりストーリーにした感がまったくないように(笑)、かなり考えていますし、そうならないような楽曲をギャンパレは歌っているので。ストーリーと自然につながっていくのをぜひ楽しみにしていただければ」と強調する。ギャンパレが作り出す世界でうごめく人物には、男性主演として、朝ドラ『ひよっこ』で一躍注目を集めた磯村勇斗が登場。磯村を取り囲むギャンパレの姿はまたカッコよさを増すだろう。「彼女たちはパフォーマーとしての意識が高いので一緒に作っていくことが楽しみですし。今回は彼女たちにエモーショナルなものを求めていて、そこは役者が本業じゃない彼女たちだからこそ、技術ではなく熱量で出せるものがあると期待しています」。根本とギャンパレの魅力がふんだんに盛り込まれるミュージカル。面白いことになりそうだ。公演は8月25日(日)から9月1日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは現在、チケットぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:大内弓子
2019年06月05日山下智久が右手が義手の天才科学者で主演する放送中のドラマ「インハンド」に、若手俳優・磯村勇斗が出演することが決定。第9話より、最終回へのキーパーソンとなる若き科学者を演じる。本作は、山下さん演じる天才科学者・紐倉哲と、濱田岳演じるお人好しの助手・高家春馬、そして菜々緒演じる美人官僚・牧野巴の凸凹トリオが、科学が巻き起こす様々な事件を解決していくヒューマンサイエンスミステリードラマ。6月7日放送の第9話から登場することが明らかになったのは、連続テレビ小説「ひよっこ」や『春待つ僕ら』、「今日から俺は!!」に出演、放送中の「きのう何食べた?」で演じる“ジルベール”も話題の磯村さん。近年、話題作への出演が続く磯村さんが本作で演じるのは、時任三郎演じる福山和成の息子・新太。アメリカ帰りの若き科学者で、アメリカで出会った研究者仲間・柏木(夕輝壽太)らと共に、「フューチャージーン」で研究に勤しんでいる。そしてある日、新太はひょんなことから紐倉と遭遇するが…という、最終回に向けた重要な役どころとなっている。TBS連続ドラマへの出演は今回が初となる磯村さん。自身、視聴者として本作を観ていたそうで、「出演が決まりとてもうれしいです」とコメント。役柄については「新太は、時任さん演じる父が作ってきた科学の道を受け継いでいきたいという強い意思を持った科学者。アメリカで研究していただけあって、若いけど自信もあるし、力もある。科学の未来のために突き進む新太のエネルギーをまっすぐに表現していくことで、最終回に向けたスパイスになれたらうれしいです」と意気込む。また、主演の山下さんについては「山下さんとは初共演ですが、今回一緒にお芝居をさせていただけて光栄です。惹きつけられるオーラがあって本当かっこいいです」と共演を喜んでいる。<第9話あらすじ>ある日突然、紐倉(山下智久)の研究所に高家(濱田岳)の母・良子(宮崎美子)がやって来る。高家は良子からの話で、昔から恩師として尊敬している医師・陽子(市毛良枝)が入院していることを知る。そしてその入院先は、高家が懲戒解雇された台田病院だった。陽子を見舞うため、紐倉と共に台田病院を訪れる高家。陽子は原因不明の下痢や嘔吐を繰り返し、意識も不明瞭な状態が続いているというが、どういうわけかきちんとした治療が施されていなかった。しかも担当医は、高家に懲戒解雇を言い渡した黒野院長(正名僕蔵)だという。黒野が何か隠していると確信した高家は、紐倉と共に調査に乗り出す――。金曜ドラマ「インハンド」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年06月04日西島秀俊(48)と内野聖陽(50)のダブル主演『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の第7話が5月17日に放送された。几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)が2LDKのアパートで暮らす日々を描いたドラマ。友人の小日向(山本耕史)と航(磯村勇斗)カップルとの食事会を楽しんだ賢二(内野)と史郎(西島)。しかし、その翌日に史郎は風邪を引いてしまう。いつも世話をされてばかりの賢二はここぞとばかりに張り切るが、卵焼き作りに苦戦し……というのが第7話のあらすじ。第6話で初登場したジルベールこと航がまたも大暴れ。ある女優について興奮気味に話す史郎に対して「筧さんってバイなの?」と詰め寄るドSぶりを発揮したかと思うと、賢二に対して「タイプじゃないのに選ばれた賢二は史郎に愛されてる」と背中を押す小悪魔な一面も。そんな航に史郎らはタジタジ。ネット上でも《ジルベール航…恐ろしい子…》と魅力に取り憑かれる人が続出。さらに、ドラマファンを熱狂させているのが内野と山本の共演。2人の共演は内野が徳川家康を、山本が石田三成を演じた大河ドラマ『真田丸』(NHK総合)以来3年ぶり。関が原で激しい争いを繰り広げていた2人が、カップル同士で“再会”する展開にファンも歓喜!《真田丸ではお互いの首を取る為に死闘を繰り広げていた三成と家康が、まさかお互いのパートナーを交えて超ラブラブな食事会をしているなんて感無量》《初めて一緒に視聴している夫(真田丸ファン)がゲイドラマに家康と三成が出ていることに驚愕しているw》さて、次回は賢二の友人同性カップルと食事会をすることに。しかし、人目を気にする史郎は冷たくあしらってしまう……。波乱の展開から目が離せない――。
2019年05月20日西島秀俊と内野聖陽のW主演で贈るドラマ24「きのう何食べた?」の第7話が5月17日オンエア。今回も山本耕史と磯村勇斗演じるカップルとの“Wデート”に内野さん演じるケンジの料理シーンと見どころいっぱいで視聴者を大いに沸かせている。2LDKのアパートで同居する料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗=シロさんを西島さんが、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二=ケンジを内野さんがそれぞれ演じ、2人の日々の食卓をリアルに描いていく本作。前回からついに山本耕史演じる芸能マネージャーの小日向大策と、磯村勇斗演じる“ジルベール”井上航のカップルも本格登場となった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は史朗と賢二、小日向と航のカップルが新宿二丁目で2対2の食事会をすることに。そこで自由奔放な発言と“小悪魔”ぶり全開の振る舞いをみせる航に「ジルベールかっわいいな!想像以上に小悪魔」「ジルベール磯村くんめちゃくちゃ最高だな」「磯村ジルベールワタルが最高すぎて笑いが止まらなかった」などの声が寄せられる。だがその帰り道、雨に濡れた史朗は風邪で寝込んでしまう。そんな史朗の看病のため仕事を早上がりしてキッチンに立つ賢二だが、料理の手際が悪すぎて、史朗は寝込みながらも心のなかでツッコミを入れまくる…という展開に。特に賢二が雑炊に鳥モモ肉を1枚まるごと使ってしまい史朗から「モモ肉は高いんだぞ」とツッコまれてしまうシーンには「モモ肉のくだりは、激しく同意」「シロさん、それ激しく同意っす」など共感する投稿が多数。さらに賢二の好きなタイプがコミック「シティーハンター」の主人公・冴羽りょうで、史朗を「三次元の冴羽りょう」と話す様を微妙な表情で見つめる小日向と航には「二人して表情の引き出しすごいな」「似てないと思われてる目がすごい冷めてて草」「ジルベール航くんと、小日向さんの冷めた表情がもう……!!!今回も神回」など、山本さんと磯村さんの演技力に感嘆するツイートが殺到。今回もタイムラインを様々な声が飛び交った「きのう何食べた?」は毎週金曜深夜0:12~テレビ東京で放送中。(笠緒)
2019年05月18日俳優の磯村勇斗が、PARCOプロデュース『プレイハウス』の男性主演を務めることが14日、明らかになった。同作は、演出家の根本宗子が手がけ、アイドル界の新興勢力・ギャングパレード(カミヤサキ、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ユイ・ガ・ドクソン、ココ・パティーン・ココ、テラシマユウカ、ハルナ・バッ・チーン、月ノウサギ、ナルハワールド)が主演を務めるオリジナルミュージカル。小さな頃から引っ込み思案だった歌舞伎町の風俗嬢・ミキと、幼少期からとにかくモテて、人からちやほやされることしか経験せず育った、歌舞伎町一のホスト・聖也。全く真逆だった二人の人生が運命に導かれ歌舞伎町で交差する時、ミキは人生最大の嘘をつくことになる。カリスマホスト役の磯村は、初のミュージカル主演に。さらに栗原類、鳥越裕貴、富川一人、ブルー&スカイ、猫背椿が集結し、ホスト、ドラック漬けのジャンキー、ホテルの掃除婦、サラリーマン、風俗嬢が生きる歌舞伎町の世界を作り上げる。公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて8月25日~9月1日。○GANG PARADE コメント初めての舞台作品に挑戦します。しかも私たちの楽曲を使ったミュージカルということで、今はまだ想像もつかないのですが、とにかく楽しみです! 根本さんの舞台は圧倒的な台詞の力と、思いもよらない展開が面白く、私たちがちゃんとその中に入っていけるのか不安もありますが、根本さんや演技経験豊富な出演者の皆さんに教えていただきながら、全力で頑張ります。いつもとは違う曲のアレンジや振付、そしてお芝居で、ライブとはまた違う私たちを見てもらえると思います。私たちの初舞台を劇場で見届けていただけたら嬉しいです。○磯村勇斗 コメント自分にとっては初となる根本宗子さん脚本・演出のオリジナルミュージカル。しかもお相手は個性豊かなGANG PARADEのみなさん。想像もつかないステージで、今から胸踊る気持ちでいっぱいです。ですが、新たな挑戦の場でもあると感じています。彼女たちとの共演でどんな化学反応が起きるのか新たに創り出される世界に、好奇心の血が波打っています。これから稽古に入りますが、皆様にこの溢れる想いが届くようぶつかって参ります。○根本宗子 コメント今回初パルコ・プロデュースで夏にお祭りのような企画をというお話をいただいて、何がやりたいかと考えた時にまず浮かんだのが、私が以前からファンで追いかけていた「GANG PARADE」の楽曲でミュージカルをやりたい! でした。ギャンパレは楽曲の良さはもちろんのこと、メンバーの入れ替えなどグループ自体が持っているドラマやパフォーマンスのエモーショナルさが魅力だと思います。彼女たちのエモさと私が書く世界観のエモさが重なって、今までにない作品が生まれるのではないかとワクワクしています。出演には主演の磯村さんをはじめ、舞台・映像で活躍する、いつかご一緒したいと思っていた方たちが集まってくれました。演劇としては初舞台のギャンパレを俳優としてお迎えし普段合わさることがない、演技経験豊富かつ個性的なキャストが一緒になることで何が起こるのかも楽しみにしていただけたらと思います。演劇を普段あまり観ない方、ギャンパレファンの皆さんも、演劇ファンの皆さんも、また、エンターテイメントに携わる皆さんも、アイドルと演劇の組み合わせでこんなことができるんだというのを観に来てください。きっと全く新しい芸術が皆さんの中の感じたことのない快楽の扉を開くことになると思います。P.S.ギャンパレの皆さんには、全員、風俗嬢を演じていただきます。ファンの皆様、先に謝っておきます、ごめんなさい。
2019年05月14日西島秀俊(48)と内野聖陽(50)のダブル主演『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の第6話が5月10日に放送された。几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)が2LDKのアパートで暮らす日々を描いたドラマ。小日向大策(山本耕史)からの執拗なディナーのお誘いに頭を悩ませる史郎(西島秀俊)。そんななか、働く弁護士事務所に女性の司法修習生の指導係を任される。しかも、やって来た修習生・長森(真魚)は史朗に好意があるそぶりを見せる。突然の”モテ期到来”に動揺する史郎だったが……というのが第6話のあらすじ。原作でも人気の高いジルベール初登場回とあっって放映前から期待を集めていた6話。史郎はディナーで小日向から恋人・ジルベールへの不満を聞かされる。小日向の話しぶりから、わがままな絶世の年下美男子を思い浮かべる史郎。しかし、小日向の紹介でその場にやってきたのは不精ひげを生やし服装も無頓着な青年・航(磯村勇斗)だった。小日向を「だいちゃーん!」と呼び、だらけた様子の航に「どう見ても普通の青年じゃないですか」と史郎も思わずツッコんでいた。磯村演じるジルベールこと航の再現率に興奮する人が続出!ネット上では《ジルベールの絶妙な再現が予想をはるかに超えてた》《気怠い表情や色気が表現されていて磯村さんめちゃくちゃハマってた》と原作ファンからも絶賛の嵐だった。さらに航が着用していたネズミが両手に針を持った「針ネズミTシャツ」に注目する人も多く、《針ネズミTってなんなの(笑)》《あのTシャツ売ってほしい!》と話題沸騰。TwitterやYahooでトレンド入りするほどの盛り上がりを見せていた。次回はなんと、史朗・賢二と小日向・航がダブルデート。一見、飄々としている航だが、物事の核心をつく発言をするタイプ。史朗は苦手としているが、賢二とは意外に馬が合うみたい。果たしてどのような科学変化が起こるのか、今から楽しみだ。
2019年05月12日西島秀俊&内野聖陽のW主演で「モーニング」(講談社)連載中の人気コミックをドラマ化する「きのう何食べた?」。その第6話が5月10日深夜オンエア。磯村勇斗演じる“ジルベール”航に視聴者が視線が集中。トレンド入りを果たすほどの話題となっている。シロさんこと几帳面で倹約家の弁護士・筧史朗を西島さんが、史朗の恋人で、ケンジこと人当たりの良い美容師・矢吹賢二を内野さんがそれぞれ演じる本作。3話で史朗はひょんなきっかけから山本耕史演じる小日向大策と知り合い、自らと同じく男性の恋人がいる小日向から、竹宮恵子の伝説的漫画「風と木の詩」に登場した“ジルベールみたいな美少年”だという恋人・航のノロケ話を聞かされまくった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の6話でついに“ジルベール”航が本格登場。3月になり、史朗の元には小日向から食事の誘いが。何度も送られてくる誘いのメッセージに頭を悩ませていた史朗は、女性の司法修習生の面倒を見ることに。史朗が指導役になったことで賢二は2人の間に何かあったら…とヤキモキする。事務所に来た修習生・長森夕未は笑顔が絶えず感じもいい。史朗は自分への尊敬の念を好意と勘違いしてしまう。さらにケンジが飲み会に行った日、小日向と食事することになった史朗は、自分が迫られてると勘違い。しかし小日向は単に恋人の航を自慢したかっただけだった。さらに史朗は夕未を変に意識しすぎるあまり思わず「彼氏はいるの?」と質問。担当を外されてしまう…というのが今回のストーリー。小日向の誘いと司法修習生のそぶりに自意識過剰になってしまう史朗に、「本当うぬぼれシロさんwww」「シロさんおもしろすぎww」という声とともに「こんなに、西島秀俊さんをかわいく思ったことはなかった」「西島秀俊さん笑顔が可愛いなぁ」など愛おしさを感じる視聴者も続出。また今回より登場した“ジルベール”こと井上航と航を演じる磯村さんにも熱い視線が集中。史朗の脳内ではマンガのイメージが実体化したような金髪美少年だった航だが、実際は無精ヒゲで謎の“針ネズミ”Tシャツを着た30歳の青年。これには「ヒゲのジルベールwwwwwww」「ジルベールやべー!!!」「針ネズミTシャツww」「いやいや美少年じゃん」「マンガからそのまま出てきた感じ」など様々な声が殺到。早速Twitterでトレンド入りを果たすなど大きな注目を集めている模様だ。(笠緒)
2019年05月11日俳優の磯村勇斗が22日、東京・吉祥寺駅直結の商業施設「キラリナ京王吉祥寺」の1日支配人就任イベントに登場した。同施設は、開業5周年に伴い23日にリニューアルオープンを迎え、磯村も同じくデビュー5周年であることからアニバーサリーモデルを務めることに。子供の頃は俳優になるとは考えてもいなかったという磯村だが、この日は特別に5歳の頃の写真を公開し、集まったファンからは「かわいい〜!」という声が上がる。七五三の時に撮ったという自分の写真を見た磯村は「素敵なモデルポーズしてるなって。左足どうなってんのかな?」とつっこみながらも、「やんちゃでしたね。猿みたいにキーキー言ってたって、いろんな人から聞きました」と振り返る。イベントでは、磯村がキャラメルゴーストパーティのキャラメルバナナスフレ、ピカールのミニクロワッサンを生試食。さらにファンに対して多奈加亭のレモンパイを「あ〜ん」すると、ファンは「おいしいのと、ドキドキと、やばいです……」と顔を覆っていた。イベント終了後には、「本当に素敵な出会いがあって、色々な方々に感謝」と俳優生活の5年間を表した磯村。今後については「世界的に視野を広げて、活動していきたいなと思います。もっと世界を見てみたいなと思うので、日本だけで生きてるのもったいなって」と、世界に思いを馳せる。またスイーツについては「ちっちゃい頃から好きでした。みたらし団子とか、スイートポテトが好きです」「太りたい人なので、体にとっては大歓迎。太れなくて」と語る。自身でも「最近はイチゴのタルト作りました」と、作る方にも興味がある様子。「見よう見まねで作ってるだけなので、うまく焼けずに、カスタードもドロドロすぎて。生地にかけたら、全部こぼれてカスタードがなくなっちゃったという失敗があったので、もう作りたくない」と苦笑していた。
2019年04月22日俳優の磯村勇斗が、東京・吉祥寺駅直結の商業施設「キラリナ京王吉祥寺」のアニバーサリーモデルを務めることが16日、明らかになった。同施設は、開業5周年に伴い23日にリニューアルオープンを迎え、磯村も同じくデビュー5周年であることからアニバーサリーモデルを務めることに。「Our Favorite Space~私たちのお気に入り~」というコンセプトとともに、アニバーサリーを館内ポスターや、MOOK誌などに登場する予定だ。また22日11時より、同施設の4階キラリナ広場にて、磯村勇斗「キラリナ京王吉祥寺 一日支配人」就任イベントを実施する。○起用コメントこの度、キラリナ京王吉祥寺は開業5周年を迎えます。さらに4/23には低層階を中心にリニューアルオープンいたします。5周年アニバーサリーを本施設と同じくデビュー5周年を迎える「磯村勇斗」さんを起用させていただきました。幅広い層から人気の「磯村勇斗」さんを起用することで女性だけでなく、男性も気軽に利用できる施設であることをお伝えしたいと思っております。○磯村コメント吉祥寺は新しさと懐かしさが交わった新旧のトレンドが詰まった街なので好きです。キラリナ京王吉祥寺さんの5周年アニバーサリーに、ちょうどデビュー5周年の自分がご一緒させていただけること、とても嬉しく思います。ビジュアル撮影もとても楽しかったです。一足先に新しく入るお店のスウィーツを食べさせていただいたのですが、どれも絶品でした!その様子はMOOKにも掲載されますのでご覧ください。他にも新しいお店がたくさん入ると聞いてワクワクしています。館内には僕のビジュアルが飾られると思いますので、是非、僕を探しに来てください。
2019年04月16日賀来賢人と伊藤健太郎が“ツッパリ”コンビを組み、福田雄一監督が手掛けた「今日から俺は!!」の映画化が決定!4月24日(水)のBlu-ray&DVDリリースを前に、ドラマ全10話をユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて一挙上映するイベントでサプライズ発表された。本作は、“ツッパリ”全盛期の80年代を舞台にした、累計4000万部を超える西森博之のヤンキーギャグ漫画を実写化。2018年10月期に放送されると、若いファンだけでなく“ちょっぴり懐かしい”親世代も取り込み、話題を呼んだ。本イベントには、主演で三橋貴志役の賀来さんと福田監督が登壇し、最後の挨拶で福田監督が「皆さんの応援がありまして、映画化が決まりました」とサプライズで発表。また、この発表を受けて、伊藤の彼女でスケバンの早川京子を演じた橋本環奈はTwitterで「映画化!京ちゃんも出たい」と反応し、「今日俺イベントやるんだよなー一日やってんのかなー角材持って乗り込みたいなー三橋どこだー」とツイートしていた開久の相良役で人気となった磯村勇斗も「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」と喜びを表現。ゲスト出演した城田優は「僕のSPECで、月川を演じた記憶をみんなの頭の中から抹消するので、違う役で出演したいです」、須賀健太は「ヘル男は!?」と出演の意思(?)を示しており、ファンたちも「京ちゃん、絶対出てほしい!また伊藤さんとのらぶらぶいちゃいちゃが見たい」「絶対京子と明美(若月佑美)で出て」「相良をまた見たい!」「サトサガ出ますよね」、「優くんが変装してエキストラとして通行人役でもかなり面白い」「月川リターンズ!!ってのも見たい」、「開久高校にまだ在籍していたら、出演できるね」「唐辛子に気をつけて」など、各々へ期待するコメントが続々。思えば福田監督が、4月2日に自身のTwitterにアップした東宝スタジオの前で撮った満開の桜もこの布石だったのかも。イベント後に改めて、次のようにTwitterを更新している。(text:Reiko Uehara)
2019年04月05日西島秀俊と内野聖陽のW主演で贈るドラマ24「きのう何食べた?」。この度、ドラマ化発表当初から「いったい誰が演じるの?」と話題になっていた注目の小日向&航役を、山本耕史と磯村勇斗が演じることが分かった。累計発行部数500万部(電子版含む)突破の、よしながふみによる人気漫画をドラマ化した本作。先日行われた先行試写会で第1話を見たファンからは「何回でも見たくなる!」「涙が出そうになった」「優しい気持ちになれた」「本当にごはんがおいしそう」「至福の時間」「チャーミングな2人をずっと見ていられる」など熱い声が続々と寄せられている。放送スタートを目前に期待感も最高潮に高まっている中、今回明らかになったのは、原作でも人気の高い同性愛者のカップル。史朗(西島さん)とひょんなことから知り合い、同じ同性愛者として史朗・賢二(内野さん)と親交を深めていくことになる小日向大策役には、数多くの舞台やミュージカルで活躍しながら、大河ドラマ「新選組!」の土方歳三役や「真田丸」の石田三成役、「陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~」シリーズ主演などドラマ・映画で確固とした存在感を放つ俳優・山本耕史。そして、小日向が竹宮恵子の伝説的漫画「風と木の詩」に登場した美少年を引き合いに「(僕にとっては)ジルベールみたいな美少年」と語る恋人・井上航役には、「仮面ライダーゴースト」出演以降、連続テレビ小説「ひよっこ」では主人公の夫となる見習いコック役を演じ、「今日から俺は!!」では極悪不良役を演じて鮮烈な印象を刻み続ける注目俳優・磯村勇斗が決定!芸能プロダクションマネージャーである小日向は、同性愛者同士ということで紹介されて史朗と知り合う。恋人・航との同棲生活の悩みを打ち明けるも、史朗にはノロケにしか聞こえない…。その恋人の航は、小日向曰く“ジルベールみたいな美少年”。帰りがちょっと遅くなった小日向を締め出し、激怒りした挙句アイスを真夜中に買いに行かせるなど、わがままな性格らしい!?原作でも人気の高い小日向&航のカップルが、シロさん&ケンジと繰り広げる可笑しくもドキリとさせられるやり取りは必見となりそう。さらに、第1話を鑑賞した原作のよしなが氏からも「いつもよりやわらかな笑顔が多めの西島さん。しかめっ面もうろたえる様も本当にキュートです。内野さんの『ゴメン』のタイミングも絶品!」と絶賛のメッセージが到着。「オレンジ色の照明の中の夕ご飯のおいしそうなこと。ラストにのんびりした音楽が流れてくると、多少のさざ波は立ってもこの2人はきっとこれからも大丈夫、と幸せな気分になれました」と語り、「2話以降も楽しみに待っております!」と期待を寄せている。「きのう何食べた?」は4月5日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。※テレビ大阪は翌週月曜日深夜0時12分~放送。(text:cinemacafe.net)
2019年04月03日3月30日に神奈川・横浜アリーナで開催される「マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」に、俳優の小関裕太が出演する。子役から活躍し数々の話題作に出演、若い女性から熱い支持を受けつつ、NHK連続小説『半分、青い。』で演じた個性的なキャラクターでは全世代で話題に。今回は小関に、TGCで楽しみにしていることや、意外な私服の話を聞いた。○TGCは、いろんな人に会える大切な場所でもある――TGCは2017年の「第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」に続き2回目ですが、前回の感想はどうでしたか?ファッションがメインだし、こちらのエネルギーや、いろいろな最先端のものを会場で感じていただけるというのが醍醐味だと思いました。プラス、出演させていただく方としては、なかなか会えてなかった仲間に会える場所でもあります。ゲストの方々にも俳優さんが多いし、メインのモデルさんにも、僕が小中学生の時に、ドラマや雑誌でご一緒してた人がたくさんいて、久しぶりに会える場です。しかも人数が多いから、一気にみんなに会える、大切な場所かな。――今回はどなたと会えそうでしょうか?誰が出るのかな? あ、磯村っち(磯村勇斗)! 香川(沙耶)さんは学校の先輩だし、中条(あやみ)さん、トリンドル(玲奈)ちゃん、竜星(涼)くん、ドラマや映画で共演した方達の違う一面が見れるのも、楽しみですね。柳(俊太郎)くんは前回のTGCで初めましてで、気さくで面白い人だった! そんなところも楽しみです。――普段は俳優として活躍されていて、ランウェイを歩いて観客のみなさんから声援を浴びて……というのは、また違う感覚なんですか?嬉しいですし、「キャーって言って!」と思います(笑)。普段は地味に部屋で台本を読んで、撮影して、という生活なので、なかなかこういう場面はないんです。目の前でみなさんとお会いできる機会もそんなに多くないので、僕も同じ空間にいられることが楽しみです。――小関さんは、どんなファッションの女性がお好きななんですか?僕は、いろんなファッションが着こなせる人が好きですね。フェスに行った時にはアクティブな格好で、ディナーやパーティーではドレッシーな格好、とか。中でも、ドレッシーな格好が好きです。僕自身、スーツを着るのが好きなので、パーティーなどの空気感に則って楽しむ時間が好きです。――カジュアルやシンプルが好きという意見をよく聞くので、ちょっと意外でした!僕は私服でもスーツを着ているんです。あまり着る機会がないからこそ興味があって。舞台挨拶の日に、スーツでいってスーツの衣装に着替えるということも、よくあります(笑)。スーツを着たりハンカチを合わせたりってちょっと一手間がかかって、でもそれをやっている心の余裕を実感する瞬間でもあります。最近も新しいのをゲットしました! 普段の服ともクローゼットを分けて別にしています。僕もふだんはシンプルな服が多いけど、気分変えたい時はスーツを着るし、ネクタイもいろいろ縛り方を試すのが好きなので、そういうことを楽しんでいる女性が好きだなと思います。――ちなみに、今日の私服のポイントは?ないです!(笑) 今日は移動が多かったので、楽にしてきました。――先日行われた、映画『サムライマラソン』の舞台挨拶では、「平成が終わるまでにイノシシに出会いたい」とおっしゃってましたが、その後は会えたのかが気になってまして…。結局、会えなかったです(笑)。「イノシシ注意」という看板はいっぱいあったんですけど、会えないまま、撮影が終わっちゃいました。でもまだ、平成終わってないから! 新元号が発表されて、それからでも遅くないかなと(笑)。――まだ猶予が(笑)。春から何か新しいことをはじめたい、といったことはありますか?今までは、春に新しい出会いを求めてたんですけど、今年は出会ったものを大切にする春にしたいなと思います。親から「春に新しいことをスタートすると、より良くなっていくから、やった方がいいよ」と言われて育ってきたんですけど、今はやりたいことをやりすぎていて、日課が多いので、今年はキープする年かな。ある程度ルーティーンが出来上がってるので、あっというまに時間がすぎちゃうんです。実際春になってみて、何があるかもわからないですけど、今はそんな心意気です!■小関裕太1995年6月8日生まれ、東京都出身。NHK『天才てれびくんMAX』(06~08)のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優活動をスタートさせる。その後、舞台『ミュージカル・テニスの王子様』(11~12)や舞台『FROGS』(13)、『わたしは真悟』(17)、ドラマ『ビターブラッド』(14年)、『ごめんね青春!』(14)、『ホテルコンシェルジュ』(15)、『恋がヘタでも生きてます』(17)、『特命刑事カクホの女』(18)、『ゼロ一獲千金ゲーム』(18)、『半分、青い。』(18)、映画『Drawing Days』(主演/15)、映画『ドロメ』(主演/16)、『覆面系ノイズ』(17)、『ちょっとまて野球部!』(18) 、『曇天に笑う』(18)、『わたしに××しなさい!」(W主演/18)『春待つ僕ら』(18)などに出演。また、2018年10月より『ゆっくり私時間~My Quality Life~』にレギュラー出演中。
2019年03月29日3月30日に神奈川・横浜アリーナで開催される「マイナビ presents 第28回東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」に、俳優の磯村勇斗が出演する。2018年は、ドラマ『SUITS/スーツ』『今日から俺は!!』、映画『恋は雨上がりのように』など話題作に多数出演し、28日まで『ひよっこ2』が四夜連続で放送されるなどひっぱりだこの磯村に、TGCの面白さや役者としての思いについて聞いた。○前回のTGCは「けっこう緊張!」――TGC出演は、「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」以来、2回目ですね。どのような印象でしたか?盛大なお祭り、ファッションフェスティバルというイメージで、今まで着たことないファッションを着て、ステージに上がるので、すごく楽しかったです。「自分のファッションを見て」と思いましたし、故郷の静岡で初めてのTGC参加ということも、すごく思い出になりました。今回は横浜アリーナなので、また違う空気感だろうし、たくさんの方がいらっしゃると思うので、楽しみたいです。――俳優さんだと、大きな会場で「アリーナ〜!」みたいなことはなかなかないですもんね。ないですね(笑)。アーティストの方ではないので、違う表現の仕方として、新しく感じましたし、けっこう緊張しました! ライトが自分に当たっているので、集中していればいいんですけど、「どういう風に歩こうかな」とか考えると、緊張しちゃいますね。だから今回は、何も考えずに行こうかなと思っています。ロックな服装になりそうなので、表現者として、一味足していきたいです。――そうやって普段と違うシーンで声援を受けるのは、どういう気持ちなんですか?もちろん嬉しいです。でも、そこだけに気持ち良さをもとめるタイプではないかな(笑)。声援だけを求めていたら、俳優としての先がなくなってしまうのかな? と思うので。――今日は私服とのことですが、どのようなファッションがお好きなんですか?ゆるっと着ることが多いですね。ヨウジヤマモトのような、真っ黒なものも好きですし、最近だとMIHARAYASUHIROさんのような、カジュアルだけど一歩攻めてるようなデザインのものも好きです。今日も黒一色ですが、足元をスニーカーにして、少し外しめにしています。――逆に、好きな女性にはどんなファッションを着てほしいですか?僕、これがほんとうになくて! その女性の本人にあったスタイル、シルエットであればいいと思うんです。洋服って個性であって、着てる服から性格が出るのが面白いものだと思うので、あまり求めないです。――2018年は色々話題の作品に出演されていて、特に『今日から俺は!!』はまた違った磯村さんが見れたのかなと思いましたが、周りの反響はいかがでしたか?今までは正統派な好青年の役を演じさせていただくことも多かったんですけど、『今日から俺は!!』に参加して、役の振り幅に驚いてくださる方がたくさんいたので、今後も俳優として色々なキャラクターに挑戦したいなと思いました。飽き性でもあるから、いろんなタイプの役をやっている方が楽しいです。今後も変な役でもいいし、面白い役でも正統派でもいいですし、挑戦したいです。毎回、作品ごとに違う色を出したいなと思っています。「これが磯村勇斗だ」という、ポジションは作りたいと思っていますけど、役としてはいろんな人でいたい。真っ白な色に、赤が混ざったり青が混ざったり、そういう、絵の具みたいな俳優になりたいですね。――今回のTGCはちょうど春の生活の変わり目の開催ですが、新生活を迎える方へのアドバイスなどぜひいただければ。新しい生活になって、落ち着かなかったり不安なこともあると思うんですが、結局は慣れてくる。そこまでが苦しかったりするけど、いずれ楽しい環境になってくる。自分はそういう風にしてきたので、恐れずに前を向いて、楽しく取り組んでもらえたら、うまく環境が回ってきて、人が助けてくれたりするんじゃないかなと思います。――でも、俳優さんだと作品ごとに毎回新生活ですよね。たしかに、言われてみたらそうですね。毎回違うスタッフさんやキャストの方なので、落ち着かないときや不安なときもありますけど、その分いろんな方と出会えて吸収させてもらえて成長できることが、この仕事の楽しみですね。――では、最後にTGCで楽しみにしていることを教えてください。自分は洋服が大好きなので、とにかく素敵な服を着てランウェイを歩けることが楽しみです。違う自分になれるような気がするし、それを見てくださったかたが盛り上がってもらえれば、一石二鳥かな。知り合いの方も何人も出るので、応援したいと思います!■磯村勇斗1992年9月11日生まれ、静岡県出身。2015年『仮面ライダーゴースト』でアラン/仮面ライダーネクロム役で注目を受け、2017年に連続テレビ小説『ひよっこ』出演で話題に。2018年は、ドラマ『デイジー・ラック』『SUITS/スーツ』『今日から俺は!!』『キミの墓石を建てに行こう。』、映画『恋は雨上がりのように』『ういらぶ。』『春待つ僕ら』とひっぱりだこに。2019年3月には、『ひよっこ2』が四夜連続で放送された。4月からはAbemaTV『御曹司ボーイズ』が放送される。
2019年03月29日俳優の矢本悠馬(28)が27日、公式サイトにアップした直筆メッセージを通じて、同日に結婚し、妻が妊娠していることを発表した。矢本は、「私事ではございますが、本日1月27日かねてよりお付き合いさせて頂いておりました方と結婚を致しました」「同時に新しい命を授かることとなり、大切な家族がひとりふえる事になります」と報告。「日頃から、こんな私を応援して下さってる優しい日本の皆様、いつもエゴサーチして嬉しいお言葉に力をもらい、勇気をもらい、支えられております。ありがとうございます!」と感謝し、「突然のご報告となり驚かれたと思いますが、これからも矢本悠馬をどうか温かく見守って頂けると幸いです」と呼びかけた。最後に、「俳優として、夫として、そして父として更に進化していけるよう努力することをここに誓います」と宣言し、「汚い字ですみません」と結んでいる。矢本は、自身のTwitterで「日頃、お世話になってる皆様へ、感謝の意もこめて私事ではございますが、大事なお知らせがございます」と共に、同じメッセージ画像をアップ。ファンのみならず、業界内からも祝福の声が多数届いた。中でも、昨年10月期の日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』で共演したばかりの賀来賢人は「うおー!!!!やもちゃーん!!おめでとう!!!!!最高だね」、磯村勇斗は「おめでとう!!これは嬉しい、幸せ」、同作の福田雄一監督は「矢本、おめでとう!!まあ、それでも中学生役はやるんだろうなあ、この先も」とそれぞれツイッターを通じて祝福のメッセージを送っている。
2019年01月27日静岡県沼津市出身の俳優・磯村勇斗が12日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場で行われたファッションイベント「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC しずおか 2019)に出演した。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』に出演し、そのビジュアルと演技力で一気に知名度を上げた磯村が地元凱旋! 静岡の四季と遠州織物をテーマにした「SHIZUOKA ENSHU-ORIMONO COLLECTION STAGE」で、遠州織物のファッションを披露した。会場から黄色い悲鳴が沸き起こる中、クールな表情でランウェイを歩いた磯村。先端で観客に向けて手を伸ばすとひと際大きな歓声が。帰りは笑顔も見せながら左右の観客に手を振り、地元ファンを喜ばせた。東京ガールズコレクション(TGC)は、地域の魅力や産業を全国に向けて発信する「TGC地方創生プロジェクト」を発足し、これまでに福岡県北九州市、広島県広島市、富山県富山市で開催。初開催の「TGC しずおか」では、国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を若い世代に知ってもらおうと、“What’s your GOAL?(あなたのゴールは何?)”をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを実施した。
2019年01月13日現在公開中の土屋太鳳主演映画『春待つ僕ら』から、北村匠海と小関裕太が登場する胸キュン必至の本編映像が到着した。今回到着したのは、小関裕太演じる美月(土屋さん)の“安心感”の幼なじみ・亜哉と、北村匠海演じる無口で天然な“憧れ”の永久が、美月へ想いを伝える本編シーン。異なるタイプのこの2人。映像前半は亜哉が「好きだよ。昔もいまも」と真っ直ぐに告白、美月にそっと顔を近づけるドキドキのシーン。素直に気持ちを表現できるキャラクターであることが分かるワンシーンだ。一方後半では、天才バスケ選手の亜哉が美月へ想いを寄せていることを知った永久が、「いまはまだ神山さんに敵わないかもしれないけど、頑張るから。絶対強くなるから。待ってて」と美月を抱きしめ、想いを打ち明ける…。いつもは無口だけど、ここぞというときには積極的になる悶絶シーンとなっている。また永久はバスケを始め、恭介(磯村勇斗)や竜二(杉野遥亮)、瑠衣(稲葉友)と出会い、弱かった自分を克服。そして弱い自分を変えたいともがく美月にかつての自分を投影し、励ました。さらに亜哉も、小さい頃公園で泣いていた美月に「大事なものがあれば強くなれる」と慰めていた。永久と亜哉は美月を励ましながらも、美月の存在が支えになっていったのだ。『春待つ僕ら』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:春待つ僕ら 2018年12月14日より全国にて公開©あなしん/講談社 ©2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
2018年12月21日「5人でギュッと近づいてください」、そう伝えると最年少の21歳・北村匠海を取り囲むように、23歳の小関裕太と杉野遥亮、26歳の磯村勇斗と稲葉友(※早生まれ)は、自然と顔を寄せ合い笑顔を交わしていた。取材の写真撮影でさえ阿吽の呼吸なのだから、共演した映画『春待つ僕ら』現場での、共に過ごした時間の濃密さがおのずとうかがえる。近い距離感だからこそ生まれた作品の価値が、そこにはあった。あなしんの人気コミックを映画化した本作は、うまく友達が作れず、なかなか“ぼっち”から抜け出せない春野美月(土屋太鳳)が、同じ学校の人気男子バスケ部の4人と出会うことで、自分らしさを大事にしながら成長する物語。北村さん、磯村さん、杉野さん、稲葉さんは、「四天王(浅倉永久役、若宮恭介、多田竜二、宮本瑠衣)」と呼ばれるバスケ部の花形となり、一方、小関さんは彼らのライバル校のエース・神山亜哉として、また美月に想いを寄せる永久の恋のライバルとしても立ちはだかった。監督は、『ROOKIES-卒業-』のほか、「世界の中心で、愛をさけぶ』「JIN-仁-」、「仰げば尊し」と心の機微を丹念に捉える映像が印象に残る平川雄一朗が務めた。平川監督のもと、それぞれの見せ場もきちんと用意されている同作では、かなり高度なリクエストもあったというバスケットのシーンも加わり、見どころたっぷり。1年前に撮影が終わってからも、頻繁に連絡を取り合い、よく会う仲だという5人に、役以上とも言える親密なムードのまま、クロストークしてもらった。バスケ漬けの日々が実を結んだ撮影の成果――とても打ち解けた5名のご登場です。どの段階から今のような雰囲気になったんですか?小関:割と最初から、みんなと仲は良かったです!というのも、撮影が始まる前から、みんなでバスケの練習をしていましたし、練習終わりにみんなでごはんを食べに行ったりもしていましたから。北村:2か月くらい前から、週1回は練習していたっけ?杉野:結構バスケ漬けだったよね。磯村:そうだね、やっていたね。作品が始まってからも本番前に夜、体育館で練習したりして、やっていました。戦術とかも難しかったよね。北村:そうそう。全部決まっているから、殺陣みたいな感じなんですよ。小関:しかも、清凌高校(※北村さんたち)は試合数が多かったから、パターンも多かったんじゃない?稲葉:試合以外に練習のシーンとかもあったしね!北村:そうそうそう、ちょっと大変でしたね。稲葉:懐かしいなあ。バスケの練習で会ったときに「はじめまして」で、この少人数でバスケをしながら、コミュニケーションを取りながら、という感じだったんです。作品を作りながらの、あの時間は、すごくありがたかったですね。――北村さん、磯村さん、杉野さん、稲葉さんはバスケ経験者ですが、小関さんは未経験の中、入っていかれたんですよね?小関:そうなんです。皆からたくさんアドバイスをもらったり、優しくしてもらったりしました。僕はかなり盲目的にやっていたので、みんなに気を遣ったりもできない状況で。みんなの顔とか、全然見えてなかった!――4名が小関さんをしごく、的な練習もあったり?北村&磯村&杉野&稲葉:いやいやいやいや(笑)!稲葉:勝手にやっているんだよ、裕太は!杉野:努力家なんだよね!稲葉:「もう帰るよ」と言ってるのに、まだやっているんだもん。「じゃあ置いていくか」って置いて帰ったけど(笑)。「そういう人なんだなあ。ああ、すげえなあ」と思って見ていましたね。磯村:うん、本当にそうだね。北村:ずっとバスケやっていたよね。みるみる上手くなっていくし。杉野:1回、小関くんが「膝が痛い」みたいなことを言っていて。バスケ練習以外のところでも自主的にバスケを練習していた、と聞いて「まじか」と思って、すごくいい刺激を小関くんからもらいました。小関:いやいや…僕は持っているベースがみんなと本当に違うし、練習が体に入っていく「なるほどな、わかってきた」という波も違うから、やらざるを得なかった。北村:こせっきーは、人としてのスペックが高すぎる。そもそもの運動神経がすごく高いから、頑張れば本当にダンクできるくらいの脚力を持っていて。磯村:馬と一緒の脚力を持っているもんね(真顔)。「あいつはいい足をしている。1馬力俳優だ」って。北村:馬一頭と同じ脚力だから。稲葉:…ねえ、馬の流れ、誰も止めないの(笑)?全員:(笑)。平川監督VS男子バスケットボール部…!?――平川監督とご一緒されて、印象に残っている演出もありますか?北村:僕は、平川監督とは(「仰げば尊し」以来)2回目でした。平川監督は、さりげなくと嫌味なことを言って(笑)、闘争心を燃やすのが上手なんです。そう言われたことで、キャスト側の結束力みたいなものを高まらせる感じなので、平川監督のディレクションで、自分たちの意見をいろいろ話し合ったりもしました。僕らだけでも話し合いましたし、監督とも話し合いましたし、「ああでもない」「こうでもない」といろいろなことを言い合いながら、やっていった作品でしたね。監督と役者という関係値の中での本心を抜き出すのが、すごく上手い、考えさせてくださる監督です。小関:『ROOKIES-卒業-』でスポーツ映画をやっていらした偉大な監督で、ご自身が「『ROOKIES-卒業-』を超える作品を作る」とおっしゃっていたので、僕たちもみんな気合いが入っていて。これまで濃厚なドラマをたくさん撮っていらっしゃるし、「厳しい人」とも聞いていたので、どんな質問をされてもすぐ返答できる体制で現場に挑みました。…なんか、「もしかしたら理不尽に厳しいのかも」と思っていたんですけど、違いました。ズバリとした指摘がくるので、厳しく感じるだけというか。僕が見えないものを見える、隙を見つけてくれる監督なので、いつ質問をしても自分が把握している以上の答えが返ってきたので、とにかく勉強になりました。アドバイスをいただきながら、監督の言葉を自分に飲み込ませながら、進めていましたね。磯村:すごくパッションが強い監督なんですよ。特にバスケットの試合のシーンでは、僕たちの気合いや熱量が足りないと感じた時点で、監督自身が奮い立たせてきてくれるんです。自ら声を張って、「もっと声、出せ!」とか、「団結して“おおーっ!”ってやれ!」とか言ってくれて、熱くさせてくれるのが上手い方でした。自分たち俳優陣を、すごくいい試合のシーンに持っていってくれたことは、本当に感謝しています。杉野:僕は、現場を止めるくらい、監督と1時間くらい話し合いをさせてもらいました。最初は、僕が「こういうふうにしたいです」と意見を言ったりしていたんですが、よく話し合って、監督や先輩の意見も聞いて、「よし、監督にゆだねてみよう」とやってみたんです。結果、完成した作品を観て、「ああ、監督の言っていたことで正解だったんだな」と感じたので、信じることを学びました。『春待つ僕ら』の現場で学んだことは、ほかの現場でも生かされたりしています。改めて自分の中でリセットされた何かがあった作品でした。稲葉:なんかね、もう…ほとんどみんなが言ってくれて(笑)。平川監督は、「このラインですね」といくまでの区分が、ほかの人より細かいというイメージです。例えば、同じ容量だとしても、大きいものをふたつ、とかではなく、小さいものが10個で、積み上げたら同じ容量、という感じとでもいうか。悩んだときに監督に話すと、返ってくる言葉が、僕にすごくわかりやすい言葉だったりするので、そこですごく感じました。ベースを下からも上げてくれるし、上からも引っ張ってくれるので、とにかく面白かったです。5人がそれぞれのよさをプレゼン!北村匠海のよさは「顔」&小関裕太は「王子様」…――皆さん、本当にバラバラの個性をお持ちですから、お互いに自分には持っていない武器や魅力に感じていることを、ぜひ教えてほしいです。まず、北村さんのいいところは…。稲葉:顔!小関:顔、ね(笑)!北村:え~。顔で言うと、僕はもう杉野くんが(いい)。磯村:へえ~!北村:ハイパーいい。国宝級イケメンですから、やっぱり。磯村:360度、どこから見ても格好いいもんな。稲葉:角度を選ばないよね。真後ろから見てもね。杉野:ふざけてるでしょ!?北村:いま、しゃべっているのをずっと横(※北村さんは杉野さんと隣同士)で見ていて「格好いいな…」って思ってたよ。杉野:僕は…北村くんのオシャレな顔立ちが、すごく好き。北村:オシャレな、顔立ちっ!?全員:(笑)。杉野:本当に好きだよ!!小関:僕は磯村っちのオールマイティーさがいいな。磯村:オールマイティーじゃないよ~。小関:いろいろなものに対応できる人だよ。稲葉:磯村はオールマイティーみたいな顔をしているけど、心の中にジョーカーを隠し持っているから怖いんだよ。実は一番危ない人ですよ(笑)。磯村:友は、達者だよな。本当に場を盛り上げてくれるしさ。北村:友くん、人に気を遣いすぎて、肩凝っちゃったんです。稲葉:鍼師さんに「背中が異常に張っている、人に気を遣いすぎだ」って言われました(笑)。北村:小関くんは、もう、ナチュラル・ボーン・輝きを放っている人。生まれた瞬間から光っていたんじゃないかって思う。杉野:王子様。感性が独特だから。磯村:それはあるね。ロマンチストだし、優しいしね。王子様だね。北村:だって、友くんが現場でいきなり「愛とは?」って聞いたとき、小関くん、「バラ」って即答したんですよ。稲葉:本当に答えてたよな!選ぶ日本語がなかなか考えられない人だから、すごく気になる。ミステリーですね!磯村:24時間、密着したいよね。杉野:確かに。普段、何してるんだろうね。何してるの?小関:全然面白くないよ…たぶん!!(急に立ち上がる)全員:(笑)。(text:Kyoko Akayama/photo:Masashi Kuroha)■関連作品:春待つ僕ら 2018年12月14日より全国にて公開©あなしん/講談社 ©2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
2018年12月17日映画『春待つ僕ら』の公開記念舞台あいさつが15日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の土屋太鳳をはじめ、北村匠海、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友、平川雄一朗監督が出席した。前日に公開初日を迎えた本作の公開記念舞台あいさつに、キャスト陣と平川監督が勢揃い。主演の土屋は「卒業式に参加する気分です。朝ドラが終わってからキラキラとした青春映画が多く、制服を着させていただきました。その集大成というか、この映画が卒業作品と思いながら撮影させていただいたので、無事皆さまにお届けできて本当にうれしいです」とあいさつ。印象に残ったシーンについて「作文を読むシーンです。監督と一緒に言葉を選ぶところから関わらせていただき、監督も真正面からぶつかってくださいました。あのシーンは集大成というか、自分が制服を着て感じたことを込めたので、卒業文集のような気分でとても印象に残っています」と振り返ると、平川監督も「使われている部分は少ないですが、原稿用紙5枚もありました。その裏の努力がありましたよね」と文章を一緒に考えた土屋の労をねぎらった。舞台あいさつの最後には、撮影中にも行ったという"ワードウルフ"を登壇者全員で実施。トークをしながら1人だけ違うワードを渡されていた"ウルフ"を当てるというもので、1人だけ違う"ダンクシュート"と渡された北村を当てたのが北村自身と平川監督だけ。代表して土屋が罰ゲームを受け、劇中のセリフでもある「大事な者なんて見つからないと思っていた」というセリフを小関に面と向かって言うことに。最初は思わず笑ってしまった土屋だったが、ここ一番はしっかりと小関の目を見て同セリフを披露。それを受けた小関は「役じゃないところだと緊張しますね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。あなしん原作の同名人気少女漫画を、土屋太鳳主演で平川雄一朗監督が実写映画化した本作。なかなかクラスに馴染めない女子高生・春野美月(土屋太鳳)と男子バスケットボール部の面々の成長を描く。
2018年12月16日映画『春待つ僕ら』(12月14日公開)のバスケシーン本編映像&メイキング映像が13日、公開された。同作は2014年より『月刊デザート』(講談社)にて連載中で、累計280万部突破の少女漫画を実写化。脱"ぼっち"を目指して高校に入学したものの、なかなかクラスに馴染めない春野美月(土屋太鳳)が、偶然バイト先で出会った学校でも有名なバスケ部の四天王(北村匠海、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友)に振り回され、さらに幼なじみ(小関裕太)も海外から戻ってくる。『ROOKIES -卒業-』の平川雄一朗監督と、『君の膵臓をたべたい』のプロデューサーが強力タッグを組んだ。実は、バスケ経験者縛りでキャスティングしていなかったにも関わらず、全員バスケを経験しているというキャスト陣。今回公開された特別映像でも、レベルの高さが伺えるバスケシーンとなっており、カットがかかった後の素の姿も映し出された。平川監督は「バスケシーンは、やっぱりかっこよくないと! だから、みんな気合い入ってましたよ」と撮影を振り返る。北村は「練習からレベル高くて、ちゃんとバスケをやっているなという感覚がありました。アツさとか、汗とか、“男くさい”感じがちゃ んと伝えられたと思います」と自信を見せ、磯村は「4人のメンバーた ちと2か月近く練習をしたので、チームワークとか空気感とかを感じてもらえると思う」と語った。さらに杉野も「ウソのないバスケシーンが伝わると思います」、稲葉も「練習でできた 空気感が本番に活かされたと思います」と本気のバスケシーンに期待が高まるコメント。春名慶プロデューサーは「バスケが嘘だと映画自体が嘘っぽくなる」と作品内での重要性を明かした。
2018年12月13日映画『春待つ僕ら』(12月14日公開)のプレミア試写会が3日に都内で行われ、土屋太鳳、北村匠海、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友、泉里香、佐生雪、平川雄一郎監督が登場した。同作は2014年より『月刊デザート』(講談社)にて連載中で、累計280万部突破の少女漫画を実写化。脱"ぼっち"を目指して高校に入学したものの、なかなかクラスに馴染めない春野美月(土屋)が、偶然バイト先で出会った、学校でも有名なバスケ部の四天王に振り回される。バスケのユニフォームをリメイクしたという衣装で登場した土屋は、ホットパンツと膝上ブーツで絶対領域を見せ、美脚で客席を魅了。作中の場面をイメージし、バスケットボールを持った北村が土屋にパスし、観客も盛り上がっていた。主演の土屋は「平日にも関わらず、およそ400名の方が来てくださったと聞いています。今日から、ここにいるみなさんは『春待つ僕ら』の仲間です。四天王ならぬ、400天王です」と大胆な発言で周囲を笑わせる。バスケットシーンも見どころとなっている同作では、出演者陣もガチ練習。小関は「匠海くんと再会したのは代々木公園のバスケコートだった」と偶然の出会いを明かし、北村は「"撮影"というか、『バスケをしよう』というベクトルでやってました」と振り返った。平川監督も「(野球を題材とした)『ROOKIES』の時は練習する時間がなかったからカットで割って撮影したけど、今回はカット割らなくても見せられるほど練習してくれてよかったですね」とキャスト陣を称賛した。また撮影中に男子チームは、よくお風呂に入っていたという。稲葉は「スーパー銭湯だったり、ホテルに着いてる大浴場には、だいたい、いるやつを集めて行ってました」と語る。杉野が「そこで、桶みたいなところに入った!」と思い出し、稲葉が「壺みたいな湯があって、2人入れる用と1人入れる用が並んで置いてあったんです。そこに4人で、2人ずつ入ったんですよ」と説明。さらに北村は「座り位置が、この作品の中で出てくるカフェでの座り順のまんまで。お風呂を出て、外で立ってる時もその位置!」と無意識に作品を再現していたことを明かし、磯村も「その前のラーメン屋でもその位置だった」と笑顔で語っていた。
2018年12月03日