真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。野口は、10代の頃から共に走ってきた“戦友”、『新御三家』について語ってくれた。「3人は仲間だったけど、いいライバルでしたね」その仲間とは、郷ひろみであり、西城秀樹さんだ。『新御三家』と呼ばれ、3人でスターダムに上りつめた。中でも、西城さんとは家族ぐるみの付き合いになった。妻同士、子ども同士も仲がよく、西城さんの子どもたちからは「五郎パパ」と呼ばれている。「当時は近所に住んでいて、ふらっと秀樹が遊びに来たり、僕が行ったり。何でも話し合える仲。彼は何でも話してくれました」15年、西城さんは還暦コンサートを開催。11年に脳梗塞を再発し、右半身マヒと言語障害の後遺症で苦しんだが、リハビリを重ね、復活した祝いのステージでもあった。『Happy Birthday』を観客全員が歌うなか、舞台袖からケーキを乗せたワゴンを押して出てきたのは、サプライズ・ゲストの野口だ。西城さんは心底、驚いて、「なんだよ」と、照れた。握手をした野口は思わず言った。「恥ずかしいけど、いままでやったことないけど、やっていい?……抱いていいか?」一瞬、戸惑ったが、西城さんも笑みを浮かべた。ファンが歓声をあげるなか、抱き合った、そのときの感触を思い出したのか、野口の目に涙が光る。「何であんなこと言ったのか。抱いた感触は……。つらいから思い出したくないけれど。彼がどんな思いであのステージに立っていたのか、僕は自分の体で感じていました。そこまでして、このステージに立ちたかったのか、と。あいつの男として、アーティストとして、父親としての生きざま、すべてを感じ取った一瞬でした」ふたりの交流は、西城さんが亡くなる直前まで続いた。「おーい。体調はどう?」「寒いときはちょっとね」そんな短いやりとりの電話がしばらく続いた。訃報は突然、やってきた。2年前の5月16日だった。すぐには現実を受け止め切れない。しばらく心にぽっかり穴があいた感覚だった。葬儀後初めての仕事で西城さんの故郷の広島へ行った。瀬戸内に臨むホテルから見上げた空が雲ひとつない青空だった。「ふと、秀樹の『ブルースカイブルー』を思い出した。それをきっかけに、そういえば、あいつ、うちで歌っている曲があったよなぁって思い出して」探してみると、段ボール箱に、西城さんが歌ったオープンリールの古いテープ音源が残っていた。野口のスタジオで録った西城さんの歌声だ。その未発表音源に、自分の歌を加えて録音した“時を超えたデュエット”を、テレビ番組で発表。さらに、野口が特許を持つ「テイクアウトライブ」というスマホアプリで「HIDEKI&GORO」として配信した『LOVE SONGを永遠に』は、野口と西城さんの子どもたちからも、一緒に歌いたいと声が上がり、みんなで歌った。「秀樹の若い声を聞くと、泣けてくるから、僕は少し鼻声になっちゃった。顔は映さなかったけれど、子どもたちの後ろ姿が未来を象徴していてね。この姿を見たら、秀樹もきっと喜ぶかなって……」冒頭のコンサートのMCで野口は、思い出話でこの50年を振り返った。「あるとき、雑誌から新御三家の鼎談(ていだん)企画がきて。こういうとき、僕も秀樹も『ひろみがOKなら受けます』と答える(笑)。でも、このときは、ひろみがOKしたんです。秀樹から電話がきて『どうしようか』と話したくらい(笑)」西城秀樹さん、郷ひろみ(64)と3人で『新御三家』と呼ばれた時代のエピソードは、同世代のファンにとって宝物だ。2年前、63歳で逝去した「秀樹」の名前を聞き、涙するファンの姿もあった――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。会場が揺れるほどの「ゴロー」コールを巻き起こしたかと思うと、しっとり聴かせる。その緩急織りまぜた演出に圧倒された。そんな、ファンを魅了し続ける彼が、知られざる苦悩を語ってくれた――。野口のブレイクのきっかけはデビューの3カ月後。演歌からポップスに転向した野口の2枚目のシングル『青いリンゴ』がスマッシュヒットを飛ばす。売れることは夢だったが、想像を超えたアイドルブームに、別の葛藤も芽生えていた。緞帳が上がった途端、観客が一斉にステージに駆け上がろうとしたため、すぐさま緞帳が下りて、歌えないまま終わったことも。公演中は何百、何千人もの歓喜の声に包まれ、ホテルへ戻ると一転、誰の声もない孤独な空間だ。「歌を聴いてほしいのに、聴いてもらえない。アイドルの自分に違和感があった。どうしたら大人のプロ歌手に成長できるんだろうと、いつも考えていました」人気におごることなく、歌手としての成長をひたすら目指した野口。海外レコーディング、コンサート録音、ディナーショーなど他より先駆けて取り組んできたのが野口だ。20代後半からは、ミュージカルも。野口五郎は常に挑戦してきた。しかし、ハードスケジュールと突き詰めすぎる性格がたたったか、『レ・ミゼラブル』の初演で突然、パニック症候群に襲われた。その後も何度も再発を繰り返す。「でも、35~36歳くらいで病気のコントロール法を習得したんです。あるとき、芝居中、自らパニック症状を起こしてみた。観客には芝居に見えるけど、実はリアル。医師に安定剤の注射を打ってもらいながら、繰り返しやっているうちに、病気との距離感がわかるようになった」パニック症状に苦しみながらも、音楽活動を一度も休まなかった。「かなりの音楽オタクですよね」そんな野口に、別の世界を開いてくれたのが、タレントの三井ゆりだ。コンサートを見に来てくれた歌手仲間と一緒に、彼女が来ていた。それが初対面。その後、共通の知人に呼ばれて少し、話した。「そしたら雑誌か新聞に“交際”って出た。参ったなぁと思っていたら、彼女から電話がきて。『ご迷惑をおかけして』って」それがきっかけで、本当の交際が始まった。縁は異なものだ。野口は01年2月に結婚。父親になると、野口の“音楽オタク”生活は一変する。「初めてプライベートでデパートに行きました。デパートなんて売れない時代に営業に行ったくらい。買い物するのは初めてで、前日、下見に行って、駐車場から売場までの行き方を調査した(苦笑)。僕が世間のことをあまりにも知らないっていうことが恥ずかしくて」ディズニーランドへ行ったときは、まだ小さかった子どもから「お父さん、子どもよりはしゃいでる」と、言われてしまった。結婚して19年たつが、いまも仲よし夫婦だ。「(妻は)スポンジみたい。音楽オタクの僕が、変なことをしても、わがままを言っても吸収してくれる。だから、けんかにならない。芸能活動からも少し離れて、家族のために頑張ってくれています」家族の温かさを感じながら活躍を続ける野口だが、実は18年、食道がんが見つかって手術を受けている。支えたのは、やはり家族だった。「奥さんは強いですね。僕には動揺する姿も見せず、『大丈夫だから』と安心感を与えてくれました。それでもなかなか寝られない。そんな夜、子供2人に病気を告白したんです。2人を両脇に抱えて、ギュッと強く抱きしめて」その時、ある種の“覚悟”ができた。そう語った野口は、それ以来、ステージに立つたびに『これが最後だ』という気持ちで歌うようになった。強い気持ちのこもった曲は、変わらぬ少年のような歌声とともに、私たちを魅了し続ける――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。会場が揺れるほどの「ゴロー」コールを巻き起こしたかと思うと、しっとり聴かせる。その緩急織りまぜた演出に圧倒された――。そんな、ファンを魅了し続ける彼の、大ブレイクに至るまでの道を語ってもらった。野口五郎(本名・佐藤靖)は、56年、岐阜県美濃市で生まれた。「父方の祖父が人形浄瑠璃の語りをやっていて、親父も歌手を目指して頑張っていたんです」ところが、太平洋戦争で召集され、歌手の夢は断たれてしまう。「母も歌手志望で、ポリドールレコードからデビューする話もあったんです。でも、家族に大反対されて断念。戦後、ボランティアの青空楽団の専属歌手をしていて、父と知り合った。だから、家族全員、歌が好き。家族みんなでよく、しりとり歌合戦をしましたね。いちばん古い僕の記憶は3歳。町内ののど自慢大会に出たんです」小学生になると頻繁に全国のど自慢大会に参加するようになった両親は全力でバックアップ。息子に自らの夢を重ねていた。小6から、のど自慢の審査員をしていた米山正夫氏に師事。月1回、東京に通ってレッスンを受け、米山氏作詞作曲の『友情の花束』でデビューすることが決まった。中学2年の5月。いよいよ上京。「米山先生に上京のご挨拶に行き、声を出したら、なぜか声が出なかった。先生に『少し休みましょう』と言われて、デビューの話もなくなったと思っちゃったんです」一緒に上京した母とともに4畳半の部屋を借り、母は、印刷工場の作業を手伝うかたわら、夜は洋裁の内職にも励んで、支えてくれた。慣れない土地で、朝から晩まで働きづめの母に申し訳なくて、弱音も吐けない。月に1度、仕送りを持って上京する父には何度、「俺、ダメだから」と、言おうとしたかわからない。「頑張れよ」と言って、帰っていく父を追い、わざと見つかるように地下鉄の駅までついていった。「見つかったら、『親父、もう帰るよ』って言おうと決めていたのに、親父は振り向いてもくれなくて。あとで聞くと、実は気づいていたみたい。振り返って抱きしめたかったけど、心を鬼にして気づかないふりをしていた。そんなことも当時の僕にはわからなくて」頑張るほかに道はない。新聞でオーディションの告知を知り、スクールメイツにも入った。友人のバンドに入って、赤坂のライブハウスで歌ったりもした。歌への情熱だけはなくさなかった。上京から2年、15歳で演歌でのデビューが決まった。デビューしても、歌番組の仕事ではなく、九州など地方での営業ばかり。レコード店を回り、みかん箱に乗って拡声器で歌ってレコードを1枚1枚手売りする。夜は、年齢をごまかしてストリップ劇場やキャバレーで歌った。「お客さんは踊り子さんやホステスさんが目的だから、僕は邪魔。指で弾いた火がついたままのたばこがビーンッて飛んでくる。それを素早くよけるのが、ずいぶんうまくなりました(笑)」「坊主、レコード買ってやるよ」と呼ばれて行くと、いきなり酒を頭からかけられる、というような日々が続く。しかし、チャンスは突然やってきた。転機はデビューの3カ月後。演歌からポップスに転向した野口の2枚目のシングル『青いリンゴ』がスマッシュヒットを飛ばす。スターダムに上りつめるきっかけだった。「正直、思い出したくない過去もある。それでも50年、歌い続けている。これは奇跡。ファンや仲間の支えがあって、ずっと『この思いを届けたい』という信念があったから、できたんじゃないかな」少しホッとしたような表情で語った野口。50年目の今も、彼の声のキーは、デビュー当時から全く変わらない。今も、そしてこれからも、美しく伸びやかな高音を響かせ続ける――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日東村アキコの原作をドラマ化、中村倫也が美食家の私立探偵を演じる「美食探偵 明智五郎」の第4話が5月3日にオンエア。高校時代の明智のブレザー姿に視聴者から「似合いすぎ!」と歓喜の声が上がっている。代々続く一流デパート・扇屋百貨店の御曹司だが、その育ちゆえの味覚を生かして美食家私立探偵となった明智五郎を中村さんが演じる本作。明智に浮気調査を依頼したことがきっかけとなって、地味な主婦から殺人に目覚め連続殺人鬼へと変貌する“マグダラのマリア”に小池栄子。明智がランチに利用する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、いつの間にか明智の助手役を務めることになる小林苺に小芝風花。捜査一課の刑事、上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太。苺の友人・桃子に富田望生といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話では姑から送られてくる手料理にストレスを感じる主婦・みどり(仲里依紗)が、マリアに背中を押され無理解な夫・和宏(落合モトキ)を殺害。和宏は明智の同級生で、和宏が同窓会を無断欠席したことを心配した明智が自宅へ向かうと、和宏に代わり、届けられた“お袋の味詰め合わせ”を預かる。その頃、和宏の死体はマリアに派遣されたシェフ・伊藤(武田真治)とみどりに解体されていた…というストーリーが展開。小中高一貫の男子校で学生時代を送った明智に対し、新潟から上京した和宏は学食が口に合わず母から料理を送ってもらい弁当にして食べていた。明智はそれを分けてもらい“おふくろの味”を知る…回想シーンで登場したブレザー姿の中村さんに「学生時代も本人出演てwww」「倫也さんブレザー似合いすぎ!笑」「こんな同級生いたら自分が男でも好きになる自信ある」などの声が。みどりが殺害した夫を伊藤とともに解体して冷蔵庫に保管。小分けに“処分”していくという展開に「今日の美食探偵なかなかエグい」「今日のはちょっと怖いぞぉ~」などの反応もSNS上に上がっている。(笠緒)
2020年05月03日中村倫也主演、御曹司にして美食家の探偵が、連続殺人鬼に変貌した美女と惹かれあっていく…「美食探偵 明智五郎」の3話が4月26日放送。今回は中村さん演じる明智の“変装”と、その食事シーンに目を奪われる視聴者が続出した模様だ。一流デパートの御曹司で幼いころから美食に慣れ親しんできたゆえ、食に対し尋常ならざるこだわりを見せる私立探偵の明智五郎。本作は中村さん演じる明智が、彼との出会いをきっかけにして連続殺人鬼に変貌した“マグダラのマリア”を追いながら、惹かれあっていく危険な関係になるという美食サスペンス。小池栄子が明智に浮気調査を依頼したことで、平凡な専業主婦から殺人鬼に目覚める“マグダラのマリア”に。小芝風花が移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で明智の助手役を務めることになる小林苺に。さらに北村有起哉が捜査一課の刑事・上遠野透に。佐藤寛太が上遠野の部下・高橋達臣に。富田望生が苺の友人・桃子にそれぞれ扮する。またフレンチ店のオーナーシェフ・伊藤役で武田真治がゲスト出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。向かいに立ち食いフレンチがオープンし売り上げが落ちていたフレンチレストラン「メゾン・ヴェリテ」で客がパンを喉に詰まらせ窒息死。明智は店の厨房にモナリザの絵葉書が飾ってあったと知って、マリアが絡んだ事件であると確信。死んだのがグルメサイト「食べリポ」で店を批判していたレビュアーだと突き止める。翌日、グルメサイトのあるレビューに目を留めた明智は、苺を連れて「メゾン・ヴェリテ」を訪ねる。極上の料理を堪能したあと、シェフを呼び出した明智は厨房にあるマリアのポストカードについて尋ね、「誰かにこの料理を否定されたら?」と続ける。するとオーナーシェフの伊藤は強い口調で「殺します」と答え…というのが今回の物語。今回はいつものスーツ姿からチェンジ、白のタートルネック姿のグルメライターとなって聞き取り調査、苺に代わっていちご柄の三角巾とエプロン姿で「いちご・デリ」の売り子になるなど、明智の変装に多くの視聴者が注目。「変装ビジュアルが甘々で美しすぎ」「気負いない変化感が良い」「いちごイチゴエプロン姿も、かわいー」などの声がSNS上に飛び交う。また「明智さんが食べ物を口に運ぶところがだいすき」「中村倫也がもぐもぐしてるとこが見たくて美食探偵見てる」など、明智の食事シーンに注目する視聴者の声も多数投稿されている。(笠緒)
2020年04月27日中村倫也が美食家にして名探偵を演じ、自らがきっかけで殺人鬼へと変貌した主婦と対決する異色のラブ・サスペンス「美食探偵 明智五郎」の2話が4月19日放送。富田望生演じる桃子の豪快な“食べっぷり”とファッションに注目した視聴者が続出している。本作で中村さんが演じるのは、一流デパートの御曹司でありながら私立探偵でもある明智五郎。本作は明智が浮気調査をしたことがきっかけで、平凡な専業主婦から殺人鬼に目覚めた“マグダラのマリア”と対決していく…というもの。その“マグダラのマリア”を小池栄子が演じるほか、明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、気が付けば明智の助手になっている小林苺に小芝風花。明智にライバル意識を燃やすちょっと残念な警視庁のベテラン警部・上遠野に北村有起哉。捜査内容を明智にペラペラしゃべってしまう、上遠野警部の部下で新米エリート刑事の高橋達臣に佐藤寛太。不動産社長の一人娘で超お金持ち、食べることが何より好きな苺の幼なじみにして親友の桃子に富田さんといった面々がレギュラー出演。前回と今回の2話にわたり、青森のリンゴ農家の娘役で志田未来も出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ホテルでのカップル毒殺事件の犯人を追う明智と苺。被害者の胃からルームサービスでとっていた朝食には使われていないはずの“リンゴ”が検出され、明智は犯人がリンゴジャムに毒物を混ぜて提供したのでは?と推理する。上遠野は、毒殺された男に二股をかけられた恨みを持つ茜に疑いの目を向ける。事件の影にマリアの存在を感じる明智は、茜の実家が青森のリンゴ農園だと知ると一路青森へ向かう…というのが2話のストーリー。おでん屋でお酒を飲んでしまい運転できない苺に代わり、青森への運転手を務めるのが桃子。青森名物“のっけ丼”を豪快に頬張りながら苺と話すシーンでは、なんとセリフに“字幕”が。「日本語なのに字幕w」「桃子食べんの早っ!あれほんまに早食いしたんかな」など、桃子の豪快な食べっぷりにコメントが続々。富田さんにも「富田望生ちゃん(笑)最高(笑)もう本当最高(笑)」「若き名バイプレイヤーって言われてんのめっちゃカッコイイ」とその演技力に賞賛の声多数。また「美食探偵の富田ちゃん着てる服って渡辺直美さんのプロデュースの?」「桃子(富田望生ちゃん)の衣装、今後も全部PUNYUSなんかな。楽しみ」とそのファッションにも注目する声が上がっている。(笠緒)
2020年04月19日中村倫也が食にこだわる“美食探偵”に扮し主演する「美食探偵 明智五郎」が4月12日放送開始。中村さん演じる明智と小池栄子演じる“マグダラのマリア”の禁断キスシーンに魅了される視聴者と、宇多田ヒカルの主題歌に感激の声が殺到している。「海月姫」「東京タラレバ娘」「偽装不倫」などの東村アキコによる初サスペンス漫画をドラマ化する本作。類まれなグルメの知識を使い、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する探偵・明智五郎に中村さん。明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主ながら、明智に助手として駆り出されてしまい、結果相棒となっていく小林苺に小芝風花。平凡な専業主婦だったが明智に夫の浮気調査を依頼したことをきっかけに、本当の自分に目覚め殺人鬼へと変貌していく“マグダラのマリア”に小池さん。また明智に捜査を邪魔され疎ましく思っている捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下で明智に憧れ、捜査情報などを伝えてしまう高橋達臣に佐藤寛太。実家が超お金持ちな苺の友人・桃子に富田望生といったキャストがレギュラー出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では小池演じる主婦の依頼で浮気調査を行った明智が、その報告の際に主婦の寂しげな笑顔に魅了され「これからは本当のあなたをもっと自由に解き放つべきだ」と言葉をかけたことから、主婦が殺人に目覚め、自殺しようとする主婦を止めようと“最後の晩餐”に誘うのだが、そこで逆に睡眠薬を盛られ、主婦は「ありがとう、私の謎を解いてくれて」と意識が薄れゆく明智に禁断の口づけをする…というストーリーが展開。中村さん演じる明智と、小池さん演じる殺人鬼に覚醒した“マグダラのマリア”のキスシーンに「中村倫也と小池栄子のキスシーンとか美×美で美しすぎ」「美しいキスシーンは一瞬なのに脳裏に焼きついて終始妖艶」「キスシーンがもうなんか画面から色気がダダ漏れてた」と魅了される視聴者が続出中。またオンエアで流れた宇多田さんが歌う主題歌「Time」にも「最初の音からもう既に好みだったから最高」「宇多田ヒカルさんの歌とストーリーがマッチして心に染みました」「色気の中に切なさがある曲」など絶賛の声が送られている。(笠緒)
2020年04月13日6月2~30日(8・15・24日は休演)に東京・新橋演舞場で公演される舞台『熱海五郎⼀座 新橋演舞場シリーズ第7弾 東京喜劇「Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー~日米爆笑保障条約~」』の制作発表が17日、都内で行われ、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、紅ゆずる、横山由依が出席した。東京喜劇をテーマに、前身の「伊東四朗一座」を立ち上げて以来、多くの観客を集めてきた人気興行の「熱海五郎一座」。新橋演舞場に進出して7年目を迎える今年は、座長の三宅裕司らおなじみのメンバーに、元宝塚歌劇団の紅ゆずるとAKB48の横山由依をゲストに迎え、歌ありダンスありの喜劇作品をおくる。横山は「三宅座長をはじめ皆さんのことは幼い頃からテレビで観ていたので、夢のようですごくうれしかったですね」とオファーを喜んだそうで、「個人的に小学校2年生から6年生まで音楽教室でドラムを習っていました。それが12年越しにお披露目できるのは夢のようですね」と今から公演が待ち遠しい様子だった。同舞台が宝塚歌劇団退団後、初舞台となる紅ゆずるは「宝塚を退団して4カ月が経ちました。本日、実は公の場で初めてスカートを穿いております。大変スースーしておりまして、全然慣れないですね(笑)」としつつも、「今はとても暗い世の中になっていますが、最後に残るのは喜劇。皆さまに現実を忘れていただいて笑ってもらえるような作品に、そして一座の一員となって私も笑いに貪欲になって頑張っていきたいと思います」と意欲を示した。また、座長の三宅裕司は「1番に考えていることは、お年寄りと小学生が一緒に笑える笑いを最初から最後まで羅列して最後に感動を持っていくお芝居を目指しています」と意気込み、「分かりやすい笑いは免疫力をあげます。6月に熱海五郎一座を観ていただいて、皆さんの免疫力をあげていただくと非常に良い状況になっていくと思います。熱海五郎一座が日本を救う、という形で公演に臨みたいと思います」と力を込めた。「このままの状態が続いたら大手もヤバいことになります」と新型コロナウイルスの影響で公演の中止が相次ぐ演劇界を憂うラサール石井は「万全の態勢を整えて開催したいと思います。できるだけ早く収束することを願いますが、できるだけ演劇を続けたいと思っています」と新型コロナウイルスの早期収束を願った。
2020年03月18日中村倫也主演4月スタートの新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」に小池栄子が出演することが決定。自称・マグダラのマリアを演じる小池さんのビジュアルも到着した。本作は、東村アキコの初サスペンス漫画「美食探偵―明智五郎―」のドラマ化。中村さん演じる探偵・明智五郎が、類まれなグルメの知識を使い、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。今回小池さんが演じるのは、元は平凡な専業主婦で明智に夫の浮気調査を依頼。その明智との出会いがきっかけで本当の自分に気づかされ、明智の気を惹くように次々に殺人を演出、殺人鬼へと変貌していく役どころだ。「恐ろしい役」と言いつつも、「女性なら皆、共感できる部分もあるのではないでしょうか」と今回の役柄の印象を話した小池さん。「これといった役作りせず、普段の自分が抑えている気持ちを解き放って、演じたいと思っています」と意気込み。特に共感したセリフについては「改めて、そうだよな……と再認識したのは、夫婦にとってセックスと食事ってどちらが大切な営みだと思う? っていう、問いかけのセリフです。日々の食事の裏切りの方が、身体の浮気をされるよりも悔しいというのは、すごく共感できました」と明かす。そして共演する中村さんについては「頼もしいです。なんの心配もいらないですし、とても芝居を愛している、芝居を楽しむ方なので、頼りにしています」と信頼を寄せ、「この作品で、今までお見せしたことのないような小池栄子のお芝居ができればいいなと思っています。是非期待して下さい」と呼びかけた。「美食探偵 明智五郎」は4月期日曜ドラマにて放送スタート(レギュラー放送枠 毎週日曜22時30分~)。(cinemacafe.net)
2020年02月04日熱海五郎一座の新橋演舞場シリーズ第6弾『翔べないスペースマンと危険なシナリオ ~ギャグマゲドン mission~』が東京・新橋演舞場で5月31日に開幕、それに先がけ公開舞台稽古と囲み取材が行われ、取材には出演・構成・演出の三宅裕司、出演者の渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之(東と深沢はWキャスト)、今作ゲストの高島礼子と橋本マナミが出席した。【チケット情報はこちら】新橋演舞場シリーズも6作目となる今作は「作家(新橋演舞場シリーズ1作目から手掛けている吉高寿男)も当て書きをしますからね。役者をわかっていればいるほど面白い台詞をつくることができるんです」(三宅)と、変わらぬメンバーで歴史を重ねてきたからこその仕上がりになっているそう。そんな熱海五郎一座の面々について橋本が「皆さん本当に仲良し。その空気感が舞台上にも出ると思います」と語ると、三宅も「特に今作は全員が出ている場面が多い。みんなが順番にガンガン笑わせるし、失敗したらしたで誰かがフォローして、また笑いに持っていける」とチームワークを明かし、「このメンバーじゃなきゃだめです」と笑顔をみせた。日本航空宇宙開発局・通称JASCA(ジャスカ)を舞台にした今作は、「30日後に大きな隕石が日本にぶつかります」という衝撃の発表から始まる物語。「練りに練り込んだ、『え!?』となるストーリーです。爆笑が続いて、橋本さんのセクシーさがあって、高島さんがいい芝居でグッと締める。泣けますよ!」(三宅)という内容だ。稽古について喜劇初挑戦の高島が「毎日が戦い。刺激的でした」と振り返ると、三宅は「この一座の楽しさが本当にわかるのは本番です」とニヤリ。それぞれが濃厚すぎるほど濃厚なキャラクターを炸裂させながらも、どんでん返しに次ぐどんでん返しの展開をしっかりと芝居でみせていく、メリハリのきいた本作。歌、ダンス、アクションも満載で、フライングなど華やかな演出のなか細かなギャグが次々と投下されるギャップに爆笑が巻き起こっていた。三宅が「令和最初の作品。平成ではやらなかった新しいことをたくさんやります。ですが“爆笑の連続で、最後に感動”は間違いないので、前知識を持たずに、ぜひ観に来てください」と語ったように、何も知らずに観るとより楽しめそうな内容。劇場でまさかの結末を楽しんで!『翔べないスペースマンと危険なシナリオ ~ギャグマゲドン mission~』は、6月26日(水)まで東京・新橋演舞場にて上演中。取材・文:中川實穗
2019年06月05日「今までシリアスな役が多かったので、喜劇の舞台は初めて。すごく新鮮です」そう話すのは、三宅裕司率いる「熱海五郎一座」の東京喜劇『翔べないスペースマンと危険なシナリオ~ギャグマゲドンmission~』に出演する高島礼子(54)。オファーを二つ返事で引き受けた。「『熱海五郎一座』は前から憧れの座組。この舞台に出たい方はたくさんいらっしゃると思うので、今回選んでいただいたのは光栄ですし、期待に応えていきたい。三宅さんに思う存分、高島礼子を料理していただきたいです」アドリブや一発ギャグなどの瞬間芸ではなく、練り上げた台本と設定の中で役柄をきちんと演じることで生まれる笑いは、常に劇場を大爆笑の渦で包み込む。出演は座長の三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之などお笑いの手だれたち。「皆さんとは同じドラマに出たことはあっても現場で一度も絡んだことがないので、初共演ですね。とにかくおなかが痛くなるくらいお客さまに笑っていただけるよう、一生懸命ついていきます!」人を泣かせるよりも笑わせるほうが難しいといわれるが、以前こんな経験をしたことが。「あるシリアスな舞台に出たとき、初日から、え?なぜ?と思うところで毎回笑いが起きて。最初は戸惑いましたが、笑いが沸くたびにお客さまが楽しんでいる波長を感じ、快感になっていきました。今回もそれが楽しみ。お客さまの反応を感じるライブ感が舞台の命ですから」物語の舞台は30日後に巨大隕石衝突の危機を迎えた日本。今回の役どころは?「天文学者です。じつは今までダメ人間を演じたことはないのですが、今回はダメダメ人間大集合(笑)。狙って笑いをとるのはプレッシャーですが、最終的には高島は喜劇もできるんだなと思われたい。ただ心配なのは私自身がゲラ子なこと。緊張しすぎると笑いが止まらなくなるので舞台でそれだけは気をつけないと」クールなイメージの高島。ダメ人間の部分はあるのだろうか。「……じつは料理が大の苦手で、友人たちにも“ちゃんと食べてる?”って心配されるくらい。去年、フライパン、炊飯器、調味料を買いました。肉を焼く、野菜を炒めるといった、簡単な料理しかまだできないので、今いろいろと勉強中です!」
2019年05月20日熱海五郎一座の新橋演舞場シリーズ第6弾「翔べないスペースマンと危険なシナリオ ~ギャグマゲドン mission~」が5月31日(金)から東京・新橋演舞場で上演される。その製作発表が行われ、構成・演出・出演の三宅裕司と、出演者の渡辺正行、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、今作のゲストの高島礼子と橋本マナミが登壇した。【チケット情報はこちら】熱海五郎一座とは、「お客様が心からおもしろいと思える東京の喜劇“軽演劇”を上演しよう」「“東京の笑い”を継承しよう」と伊東四朗座長のもと喜劇人たちが集った伊東四朗一座の一員である三宅が、伊東がどうしても参加できないときのために座長を務める一座。毎年公演を行っており、今年は「お芝居で笑わせる」(三宅)作品になるという。「3時間たくさんの笑いが続き、最後に意外な結末と感動に持っていく。今回は一番難しいことをやるんだと自分で思っています」と三宅。それもあり「ゲストはベテラン女優である高島礼子さんと、女優として脂がのった橋本マナミさんなんです」と明かした。台本はできており「(1月に)骨折したおかげで時間ができちゃいまして。台本を直しに直して隙がありません。今までの最高傑作になると思っています!」と太鼓判を押した。内容はタイトルからもわかる通り『アルマゲドン』のパロディとなるそうだが、渡辺は「今回は中身をあまり知らされていなくて、あらすじも余白が多いんですよ。宇宙ものだけに“スペース”が多い…!」と切れ味鋭いひと言。「今回は特に楽しみです」と言う小倉は「三宅さんは“笑いはギャップである”とよく言うのですが、今回のチラシはすごくカッコいい。だからそのぶん、すごくおもしろくなる気がしています」と熱く語った。ゲストの高島は、三宅が座長を務める劇団「SET」出身の岸谷五朗と寺脇康文によるユニット「地球ゴージャス」の公演に出演したときのことを振り返り「(岸谷や寺脇に)三宅さんの武勇伝をずっと聞かされていました。その三宅さんが座長を務める熱海五郎一座の公演に出られるのは、すごく嬉しいこと。なんにでも臨機応変に対応できる演技力を磨けたら」と意気込む。橋本は「このお話をいただいたときは“私でいいのかな!?”と思いながらも舞い上がりました」と喜び「人を笑わせるってすごく難しいことだと思うので、それができる方々を稽古で間近で見られることが楽しみです」と笑顔をみせた。「まじめに演じれば演じるほど面白くなっていく。そういう芝居はこの一座には新しいことかもしれません」と三宅が語る熱海五郎一座の新たな公演は、5月31日(金)から6月26日(水)まで東京・新橋演舞場にて。チケット一般発売は3月17日(日)10時から。取材・文:中川實穗
2019年03月15日テレビ朝日の開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」が岡田准一(38)主演で今年に放送される。1月29日には財前五郎役を務める岡田のコメントが発表され、ネットでは大きな話題を呼んでいる。同作は山崎豊子さん(享年89)原作による、名作ドラマのリメイク版。財前のライバル医師・里見脩二を松山ケンイチ(33)が、財前の師である東貞蔵を寺尾聰(71)が演じる。各メディアによると岡田は「物語の後半になるにつれて、財前が追い込まれていくので、撮影も苦しくなることが多くなりました」とコメント。「これまでに財前を演じられてきた歴代の方々も苦しまれたんじゃないでしょうか。僕も最後まで悩みつつ、皆さんに喜んでいただけるようなお芝居ができたらと思っています」と語り、「原作と過去の作品をリスペクトしながらも全く別のものを作っている感覚があるので、皆さんにはまた新しい現代の『白い巨塔』を楽しんでもらえると思います」と結んだという。財前五郎は、傲慢で上昇志向が強い役どころだ。Twitterでは、そんな役柄を岡田がどう演じるかに期待の声が上がっている。《財前役が岡田准一……!!!演技に信頼感持ってる俳優さんだからめちゃくちゃ嬉しい……!!!》《岡田くんの白い巨塔も楽しみ 財前五郎の生き様を岡田くんがどう演じるのか》《岡田君とはある意味対極の人間 財前五郎を演じるのは本当に辛く悩みに悩んだんだろうな。それだけにどんな岡田財前を魅せてくれるのか放送が待ち遠しいです》「岡田さんは昨年、映画『散り椿』や『来る』で主演を務め話題を呼びました。先述の2作品とは、キャラクターがまったく異なります。また岡田さんは財前とは違い、謙虚で慕われるタイプ。今回の挑戦的な役柄には、業界でも期待の声が上がっています」(テレビ局関係者)
2019年01月29日女優・高畑充希が、来年1月期放送のTBS新ドラマ「メゾン・ド・ポリス」で主演を務めることが決定。共演には西島秀俊、小日向文世、野口五郎ら豪華俳優陣が顔を揃えた。本作は、加藤実秋の小説「メゾン・ド・ポリス」シリーズ(角川文庫刊)のドラマ化。今年1月に発売された「メゾン・ド・ポリス退職刑事のシェアハウス」は、半年も経たずに5度の重版がかかり、その人気から、続編となる「メゾン・ド・ポリス2退職刑事とエリート警視」が10月24日(水)に発売されることも決定している。■高畑充希、初の刑事役に楽しさと不安「五分五分」ドラマは、新人刑事・牧野ひよりが退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありのおじさまたちに振り回されながら事件を解決していく、1話完結のストーリー。主人公ひよりを演じるのは、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務め、「過保護のカホコ」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などに出演、人気漫画を実写化する『ヲタクに恋は難しい』では、主演を務めることが決定するなど、若手を代表する女優のひとりとなった高畑さん。今回が刑事役初挑戦、TBS連続ドラマにレギュラー出演するのは「3年B組金八先生」第8シリーズ以来約10年ぶり、TBSドラマの主演は今回が初となったことについて高畑さんは、「10年ぶりに帰ってこられて嬉しいです!痛快な刑事ドラマが好きで、10代の頃からよく見ていました。今回初めての刑事役ということで、ウキウキ楽しみな気持ちと、あんな難しいたくさんのセリフ覚えられるのかな…と不安な気持ちが五分五分です」と現在の心境を明かしつつ、「先輩方の胸をお借りして、のびのび楽しく撮影出来たらな、と思います」と意気込みを語っている。■西島秀俊とコンビ? シェアハウス住人に豪華キャスト集結高齢ゆえの持病を抱えながらも、元警官として抜群の能力や知識を持つアクの強いおじさまたちが仲良く暮らす、退職警察官専用のシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」。物語は、ここに主人公・ひよりが訪ねて来るところから始まる。そんなおじさまを演じる俳優陣もこの度発表!エプロン姿でメゾンの使用人を務めるが、2年前までは警視庁捜査一課の敏腕刑事だった夏目惣一郎役には、高畑さんとは「とと姉ちゃん」で親子役で共演した西島秀俊。ひよりの来訪をきっかけに捜査魂が再燃、事件に介入していくおじさまたちだが、ひとりだけ捜査に乗り気になれない夏目とひよりの2人が渋々コンビを組んで捜査に乗り出すことになる。「真面目で不器用な男」と、今回の役柄を説明する西島さんは、「高畑さんとは以前の作品では親子でしたが、今回はコンビという新しい関係でのお芝居が楽しみです。そして、個性豊かなシェアハウスの同居人を尊敬する大先輩たちが演じると聞き、是非ご一緒させて頂きたいと思いました」とコメント。そして、「第1話の台本は、『さあこれから何かが始まる!』、そんな期待に溢れています。週末の金曜日に、視聴者のみなさんの疲れを吹き飛ばすような楽しいドラマを目指して、スタッフ、キャスト、みんなで頑張ります」と強く意気込んでいる。また、現役警官時代は事務畑一筋で、現在はメゾンの管理人を勤める高平厚彦役に小日向文世。元科学捜査研究所勤務の博士・藤堂雅人役に野口五郎。定年退職と同時に妻から離婚を切り出された元所轄刑事・迫田保役に角野卓造。メゾンの大家・伊達有嗣役に近藤正臣と、存在感たっぷりの超豪華俳優たちが演じる。<第1話あらすじ>所轄内で人が焼かれる動画が投稿サイトにアップされるという事件が発生。捜査本部は5年前に起きた焼殺事件の模倣犯と見て捜査を開始。新人刑事・牧野ひより(高畑充希)は、事件の手がかりを探るべく「デスダンス事件」と呼ばれたその5年前の事件を担当していた元刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)から話を聞くため、高級住宅街にある古びた洋館、元警察官のおじさんばかりが共同生活を送るシェアハウスを訪れる。ひよりは夏目に話を聞きにきたのだが、当の夏目は口を割ろうとせず、藤堂雅人(野口五郎)や迫田保(角野卓造)のペースでことが進んでいく。いまや一般人のおじさんたちが捜査に介入しようとすることにひよりは慌てるが、「上には私が一声かけておきましょう」という伊達有嗣(近藤正臣)の謎の一言で話は進んでいってしまう。こうしてひよりとおじさんたちの不思議な捜査会議がスタート。老眼、腰痛、高血圧だが捜査の腕は超一流のくせ者おじさんたちと共に、ひよりは事件を追っていくことになるのだが――。金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」は2019年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年10月20日歌手の野口五郎が、4日放送のニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(毎週土曜 5:00~)にゲスト出演し、今年5月16日に亡くなった歌手・西城秀樹さんについて語る。番組パーソナリティのフリーアナウンサー・徳光和夫とは、デビュー当時からの付き合いという野口。また西城さんとは、「新御三家」と呼ばれ、同じ時代を駆け抜けた"親友"だ。野口は西城さん・郷ひろみと初めて出会った時のエピソードや西城さんが発病後からずっと実現させたいと思っていた事や家族ぐるみでの交流についてなどを語る。また徳光も、野口と西城さんそれぞれの結婚式の司会も務めたこともあり、収録にあたり野口は「今日は徳光さんですから。僕も秀樹も甘えていたし、お世話になっている。今日は特別と思って思いつくがまま(秀樹さんの事を)徳光さんと共有させて頂きたいと思います」と明かした。さらに番組では、野口が西城さんに唯一、楽曲提供した「LOVE SONGを永遠に」の想い出を語る他、西城さんの音源に野口五郎の歌声を加え新たに制作された「HIDEKI & GORO デュエットバージョン」をいち早くラジオでオンエアする。
2018年08月02日ビーントゥバーチョコレートに特化したイベント「クラフト チョコレート マーケット 2018」が、東京・清澄白河で2018年1月27日(土)・28日(日)に開催される。ビーントゥバーチョコレートとは、豆(ビーン)からバーになるまで、すべての工程を1つの作業所で完結したョコレートのこと。素材や作り手のこだわりを重視するチョコレートの新カテゴリーとして、日本でも広がりを見せている。当日は「グリーン ビーン トゥ バー チョコレート」「クラフトチョコレートワークス」「カカオ研究所」など、日本全国各地を代表するビーントゥバーチョコレートメーカー16ブランドが集結。さらに、ビーントゥバーの本場であるアメリカをはじめとする海外の人気メーカー12ブランドも。シングルオリジンのカカオ豆とオーガニックのきび砂糖だけでつくるチョコレートが人気の「ダンデライオン・チョコレート」、ビーガンでグルテンフリーのチョコレートを展開する「パナ チョコレート」など、各ブランドこだわりのチョコレートが一気に手に入る。中には、これまで日本未輸入・未発売だった海外の貴重な一品も限定販売。チョコレート好きはぜひチェックしたいイベントだ。【詳細】クラフト チョコレート マーケット 2018開催日:2018年1月27日(土)、28日(日)時間:11:00〜18:00会場:ザ フレミングハウス住所:東京都江東区三好2-6-10入場料:1,000円(税込) ※1ドリンク付き(当日限り) ※未就学の子人は無料【参加ブランド】■国内Artichoke chocolate(東京都)、CHOCOZEYO(高知県)、green bean to bar CHOCOLATE (東京都)、love lotus(石川県)、サンニコラ(石川県)、Artisan Chocolate 33(千葉県)、BENCINY (京都府)、カカオ研究所(福岡県)、CACAO SALON A-fuku(東京都)、chocolat&lee(香川県)、ChocoReko(埼玉県)、CRAFT CHOCOLATE WORKS(東京都)、imalive chocolate (三重県)、Salagadoola(東京都)、sweets ESCALIER(新潟県)、八幡屋礒五郎(長野県)■海外Chequessett Chocolate (アメリカ)、MAROU, Faiseurs de Chocolat(ベトナム)、PANA CHOCOLATE(オーストラリア)、Hogarth Craft Chocolate(ニュージーランド)、Hunted + Gathered(オーストラリア)、Mirzam Chocolate(アラブ首長国連邦)、Parliament Chocolate(アメリカ)、Pipiltin Cocoa(インドネシア)、The Smooth Chocolator (オーストラリア)、Svenska Kakaobolaget(スウェーデン)、The Wellington Chocolate Factory(ニュージーランド)、Dandelion Chocolate(アメリカ/日本)(c)Dandelion Chocolate Japan
2018年01月13日今夏、放送された『孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編』に登場した一杯のラーメン。お昼ごはんをさんざん食べた五郎さんが思わず立ち寄ってしまった〔食堂きかく〕の《サバだしラーメン》は、五郎さんに「これを逃したら後悔するところだったと」言わしめたラーメンでした。グルメ心をくすぐる《サバだしラーメン》女川町で海鮮丼に穴子の天ぷら、殻ウニを食べた五郎さんは、満たされたお腹で軽トラに乗り込み海岸沿いを行きます。途中、目に飛び込んで来た《サバだしラーメン》ののぼりに惹かれ、五郎さんは〔食堂きかく〕に飛び込みました。1940(昭和15)年に創業した〔食堂きかく〕は、石巻市中北部の河北と呼ばれる地域にあり、近所に駅はなく、バスも1時間に1本あるかないかという、のどかな風景が広がるところです。今でこそテレビで紹介されたこともあり、遠方から訪れる人もいるそうですが、お客さんのほとんどは地元の方たち。もともと《サバだしラーメン》は、石巻専修大学の石原ゼミの学生たちが地域活性のために考案しました。この地区で家庭や食堂で用いられる「サバだし」を食文化として位置付け、また付加価値を高めるために水産加工会社から排出される鯖のアラを有効活用しました。そして飯野川商店街の食堂6店舗が「サバのアラでとったダシを使う」「トッピングにサバを入れる」「サバの豊かな風味を活かす」ことをルールに、各店が腕によりをかけ、それぞれにオリジナルの《サバだしラーメン》を作りました。サバと聞くと、青魚特有の臭みやクセがあるのかなと想像するかもしれません。〔食堂きかく〕の《サバだしラーメン》は、まったくと言っていいほど臭みはなく、まろやかでスッキリとした味わいでありながら、余韻を強く残すコクがある香り豊かなスープです。臭みがないのには理由があります。長時間、熱風乾燥し鯖の臭みを取りのぞき、旨味だけが残った頭と中骨を使ってダシをとるのだそう。このスープと相性抜群なのが、ストレートな細麺です。スープとよく絡み、麺をすするたび、香り豊かなスープが口いっぱいに広がり、麺とともに噛みしめることができます。具にはチャーシューとメンマ、サバのつみれがのっていて、焦がしネギと揚げニンニクがアクセントになっています。特筆したいのは、近所で採れたシャキシャキのネギ。たっぷりとのっています。シャキシャキのネギをスープと一緒に食べる。“ネギラー”にはたまらない幸福感が口の中に訪れます。そしてぜひラーメンと一緒にライスを頼んでください。ライスの上にシャキシャキのネギと焦がしネギ、揚げニンニクを1枚のせ、スープをかけると、サバだし雑炊の完成です。旨味の凝縮されたスープを心ゆくまで堪能できます。秘伝のタレが美味の《ソースカツ丼》『孤独のグルメ』で五郎さんが食べたものは、《サバだしラーメン》ともう一つ《ソースカツ丼》でした。五郎さんは「《半ソースカツ丼》+《サバだしラーメン》」(1,050円)を食べました。ソースカツ丼というと、会津若松や福井、駒ヶ根などがご当地グルメとして知られていますが、〔食堂きかく〕の《ソースカツ丼》もとても個性的で、人気メニューの1つです。〔食堂きかく〕の《ソースカツ丼》は、とても肉厚で、一見すると、ゴロっとしたトンカツがのっています。肉厚で、脂身は少なめ、そして衣は、サクサクというよりもザクザク。しっかりと揚げられ、油もよく切られているので衣がベトベトしておらず、ザクザク香ばしさが際立ちます。そして一口食べると、口の中いっぱいにタレの甘さと豚肉の甘みが広がります。イメージしていたソースカツ丼とまったく違う。想像とは大きく違った味わいに少々困惑しつつも、トンカツを口に運ぶ箸は止まらず、味の決め手が何なのかを探ります。でも……答えが見つかりません。すると店主の方が「うちのこのソースは師匠からレシピを受け継いだものなんです」と教えてくれました。聞けば、ソースにもサバだしを使用しており、うなぎのタレと風味が似ているので、常連さんたちはこのソースを「うなぎのタレ」と呼ぶのだそうです。サバだし以外は、何をどのようにブレンドしているかは企業秘密でした。答え合わせをしに、ぜひ足を運んでみてください。さらにまだあるご当地グルメ「ずるびきうどん」「ずるびき」はこの地区で古くから祝いの日や仏事の席などで食される郷土料理です。語源については諸説あるそうですが、〔食堂きかく〕の店主が教えてくれたのは、「ずる」は「ずるずる」と汁をすする音で、「びき」はあんかけのとろみが「ひく」ということで「ずるびき」と言うのだとか。〔食堂きかく〕では、店主がこの郷土料理をアレンジし、豆腐、しいたけ、にんじん、里芋、こんにゃく、油麩、長ネギ、ごぼう、きくらげ、ジャガイモ、大根、油揚げ、タケノコ、しみ豆腐、万能ネギなど、地場の新鮮な15種類の具材を用い、全粒粉で作る特製の太麺パスタと合わせました。サバだしラーメンといい、ソースカツ丼といい、そして、このずるびきといい、どれも、食べ逃したくない料理です。シェアして楽しむのがおすすめです。『孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編』で舞台となった宮城県の三陸は、震災の傷跡がまだ残っています。でも、そこで暮らしている人がいて、みなさん少しずつ日常を取り戻し、復興に向けて歩んでいます。お店に入れば、みなさん「よく来てくれましたね」と笑顔で迎えてくれます。《サバだしラーメン》に興味をもったら、ぜひ足をのばして食べに行ってみてください。●ライター忍章子
2017年11月20日和菓子店「鎌倉五郎本店」から、同店の代表銘菓にちなんで半月の姿に焼き上げた「大納言カステラ半月」が登場。お月見の秋に向け、2017年9月15日(金)より発売される。大納言あずきとザラメを散りばめたカステラをふっくら焼き上げ、鎌倉五郎本店の代表銘菓「半月」の形に抜き出した“お月様カステラ”。美しい月のフォルムは、音速よりも速い水の流れでくり抜く「水流カッター」で表現している。カステラの素材となる小麦は、きめこまかな口どけのために国産、豊かな風味のためのフランス産の2種を厳選。個性の違う小麦2種のこだわり配合で、ふっくら柔らかく、たまご風味たっぷりの味わいに仕上がっている。さらにカステラの底部分には、皮がしっかりした大粒あずきにだけその名を許された「大納言あずき」を入れることで、ほっくりとした旨みもプラス。底に散りばめたザラメも、シャリッとした歯ざわりの良さで食感にアクセントを加えてくれる名脇役だ。ひとつで半月、ふたつで満月。10月4日(水)の十五夜(中秋の名月)には、おめでたい“お月様カステラ”と共に風情ある一夜を過ごしてみてはいかがだろう。【商品情報】鎌倉五郎本店「大納言カステラ半月」発売日:2017年9月15日(金)価格:3個入 594円(税込)、6個入 1,080円(税込)、10個入 1,800円(税込)販売店:鎌倉五郎本店(鎌倉小町通り本店、大丸東京店)、JR東京駅催事(9/15~10/16)※鎌倉五郎本店ほか支店でも後日販売開始予定
2017年09月10日エキナカ商業施設「エキュート」の大宮、品川、立川、東京、上野など全8館で、「“心のごちそう”信州」をテーマにしたオリジナルメニュー全55種が発売される。期間は2017年7月3日(月)から23日(金)まで。オリジナルメニュー全55種類に使用されるのは、信州産のブルーベリーやあんず、桃などをふんだんに使用したスイーツ。また、信州ならではの鹿肉や信州牛を使用したデリなど信州産の食材を使用したデリの数々も提供する。瑞々しいブルーベリーはタルトで味わう収穫最盛期の瑞々しい信州ブルーベリーは、各店舗自慢のタルトで。「チーズケーキング エフ」や「パティスリーQBG」、「パティスリーアンドゥ」などが、贅沢にブルーベリーをあしらったフレッシュなタルトを提供する。甘酸っぱいあんずが奏でるハーモニー「イルフェジュール」と「スイートガーデン カスタードマニア」が提案するのは、あんずを使用した香り高い自家製タルト。どちらも、濃厚なカスタードクリームとあんずが織りなす抜群の相性が感じられる贅沢スイーツだ。また、和のスイーツとして「深川 伊勢屋」からは「あんずもち」が登場する。旬の味覚が優しい甘みの自家製しろあんと絶妙なハーモニーを奏でる。フレッシュな桃は暑い夏の味方シフォンのような軽い食感の生地と桃の香りのクリーム、そしてみずみずしい信州産の桃。この贅沢な組み合わせは「シーキューブ」の「白桃のロールケーキ」で味わえる。一方「奈良 天平庵」から登場するあんみつは、桃を取り囲むように自家製の粒あん、白玉、イチゴなどのフルーツがたっぷり入った、イートインでのみ味わえる一皿だ。信州産鹿肉&信州牛をオリジナルメニューで脂肪分が少なく、鉄分豊富な信州産鹿肉。「バル マルシェ コダマ」では、その本来の旨味をいかすため、シンプルにローストで仕上げた。また、リンゴを食べて育った信州牛を手軽に味わうなら「千駄木腰塚」がおすすめ。信州味噌を使った甘辛のたれにで風味豊かに味わえる。エキュート「“心のごちそう”信州」概要期間:2017年7月3日(月)~23日(金)開催場所:エキュート全館(大宮、品川、品川 サウス、立川、日暮里、東京、上野、赤羽)メニュー例:・「チーズケーキング エフ 」信州ブルーベリータルト 1ピース 432円 ※大宮限定・「ボビーユーハイム」信州ぶどうの杏仁プリン 1個 475円 ※大宮・品川・赤羽限定・「パティスリー QBG」ブルーベリーとヨーグルトのタルト 1個 550円 ※品川限定・「パティスリーアンドゥ」 信州ブルーベリーのタルト(直径9cm) 1,944円 ※日暮里にて取り扱い・「スイートガーデン カスタードマニア」信州産杏とチーズのタルト(直径14㎝) 1,250円 ※立川限定・「イルフェジュール」あんずのタルト(直径8㎝) 1台 508円 ※立川限定・「シーキューブ」「ティラミス スペシャリテ シーキューブ」白桃のロールケーキ 1,512円 ※大宮・東京限定・「深川 伊勢屋」あんずもち 1個 190円 ※日暮里限定・「奈良 天平庵」あんみつ(桃入り) 850円 ※東京限定・「バル マルシェ コダマ」鹿肉のロースト バジルソース添え 1,990円 ※品川限定・「ターブルオギノ」信州味噌と七味の長野県産鹿テリーヌ 680円 ※品川限定・「千駄木腰塚」信州黒毛和牛の味噌すき焼き弁当 1,620円 ※日暮里限定・「パオパオ」信州産野沢菜のジャンボ肉まん 1個 500円 ※東京限定・「串くら」「串くら京都・御池」ささみ串(信州善光寺八幡屋礒五郎使用) 1本 250円 ※立川・東京限定・「シターラダイナー」夏鹿のカレー 1,380円 ※品川にて取り扱い※価格はすべて税込み。
2017年06月16日6月2~27日(12・19日は休演)に東京・新橋演舞場で公演される舞台『熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第4弾「消えた目撃者と悩ましい遺産」』の制作発表が7日、都内で行われ、三宅裕司、渡辺正行、藤原紀香、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之が出席した。"抱腹絶倒の東京喜劇"をテーマに、前身の「伊東四朗一座」を立ち上げて以来、多くの観客を集めてきた人気興行の「熱海五郎一座」。新橋演舞場に進出して4年目を迎える今年は、ヒロインに藤原紀香を迎えて笑いあり涙ありアクションありのミステリー爆笑エンターテイメントをおくる。今は銀座の高級クラブで働く元夫婦デュオでボーカルを務めていた京香(藤原)の周りに、医者や僧侶、弁護士や検事といったきな臭い男たちがうごめく。そんな彼女の元に次から次へとミステリアスな出来事が降りかかる、というストーリーとなっている。座長を務める三宅は「去年は評判がすごくよくて、5万人動員できました。都知事だった方(舛添要一元東京都知事)が色んなことを言っていただいて面白くなりましたね。今年も何とか前都知事(石原慎太郎)と現都知事(小池百合子)のバトルがヒートアップして、何かいい一言が欲しいですね(笑)」と笑わせつつ、藤原を起用した理由について「美しさと笑いという落差の大きなものが作れるだろうと思いました。高校時代は落研にいらしたみたいでお笑いが大好きみたいですから、ズッコケの方で落差が生まれると思います。素晴らしい落差をたくさん利用していただき、最高のボケ女優になっていただきたいですね」と期待を寄せた。それを受けた藤原は「オファーを受けてすごく幸せでした。三宅さんからは新たな一面を引き出すと言われたので、少しでも違った一面が自分でも発見できればと思っています」と抱負を。同舞台で初めて経験する東京喜劇は「初めてなので皆さんのエキスをチューチュー吸いながら稽古や本番ともども頑張っていきたいです」と意欲を見せ、「やるからには身も心も染まり、最高のボケ女優を目指して頑張っていきたいと思います!」と力を込めた。藤原の元旦那役を演じる渡辺は「今からどういうキャラクターにしようか考えていますが、元旦那の方ということは、あの方(陣内孝則)をイメージしています(笑)」と藤原を凍らせるも「本番ではそういうことがないようにしっかりとした笑いを取っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。同舞台は、6月2~27日(12・19日は休演)の期間で東京・新橋演舞場で公演される。
2017年03月08日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日少し前の話だが、自由が丘にある「ノームコア」という言葉が本当によく似合う、とても素敵なからあげ店に行ってきた。きっかけは、誰かにおすすめされたわけでもなく、食べログで調べたわけでもない。「Sumally」でたまたま目に入った一枚のもものからあげの写真だった。レビューもなければ点数も付いていない。それでも行ってみようと思えたから不思議だ。なんともファッション的であり、インターネット的だ。もう夕暮れの頃、自由が丘にいた私は、トゥデイズ スペシャル(TODAY’S SPECIAL)からイデーショップ(IDEE SHOP)にはしごをして、店先で行われていたフリーマーケットでアラビア(ARABIA)のヴィンテージのカップ&ソーサーを物色していた。ふと、とよ田の存在を思い出して電話してみた。(お腹が空いていたのだ。)人気店のはずだが運良くすぐ入れそうだったので、そのまま向かう。店内は明るくて清潔感がある。基本的にメニューは、砂肝、手羽、ももの3つしかない。あとはお新香と〆の焼きおにぎりだ。本当にそれしかない。シンプルで潔いのだ。テーブルに置いてある調味料も塩としょうゆと七味唐辛子だけだ。七味唐辛子も浅草やげん堀や善光寺の八幡屋礒五郎ではなく、どこにでもありふれているヱスビー食品のものだ。こういうことをノームコアと呼ぶのだろうか。ところで洋服やからあげに限らず、シンプルなものへの回帰の流れを、1ユーザーとして大変感じている。ラーメンだってシンプルで素材に拘ったものが増えたし、プティングだってクラシックでスタンダードなものが食べられる店が、また増えてきた。これは個人的にはとても嬉しい傾向だ。さて料理は、お通しのオニオンスライス、砂肝、手羽、ももの順番に出てくる。まったく臭みがなくジューシーな砂肝の素揚げ、骨まで食べられる手羽のからあげ、皮はパリっと中はジューシーなもものからあげ。味付けに変化はないのだが、とてもバラエティを感じられる。そしてメニューにはないが〆に上品な味の鶏スープが出てくる。シンプルが故に味を語っても陳腐になるだけなので、機会があれば体験してみてほしい。もしあなたが物足りなければ、帰り道に梅華の清湯麺を食べて帰ればいい。【店舗情報】とよ田(とよだ)住所:東京都目黒区緑ヶ丘2-17-12電話:03-3723-7683営業時間:17:30~22:30(月~金)、17:00~22:30(土)定休日:日曜、祝日
2015年08月28日6月2日より、東京・新橋演舞場で三宅裕司率いる熱海五郎一座の最新作『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』が開幕。前日の6月1日にゲストの大地真央ほか、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、Take2の東貴博・深沢邦之が会見に出席、同作への意気込みを語った。【チケット情報はこちら】熱海五郎一座は、2004年に伊東四朗が座長となり旗揚げした「伊東四朗一座」が始まり。しかし、2006年に伊東がスケジュールの都合でどうしても参加できず、三宅裕司が座長になり“伊東ならぬ熱海”、“四朗ならぬ五郎”で「熱海五郎一座」を旗揚げ。伊東四朗一座から数えると、今年で12年目を迎える人気舞台だ。昨年、新橋演舞場に初進出し、今年も同会場でゲストに大地真央を迎え、歌あり、ダンスあり、笑いありの推理劇を上演する。三宅は大地の起用について「大地さんのダンスや歌などカッコいい振る舞いと相反するところで、沢山ボケ倒してくれればその落差で面白いものが生まれると思い、声をかけさせていただきました。予想通り見事にボケ倒してくれているので、期待していただいて良いと思います」と太鼓判を押した。そのほかの出演陣も大地について「大地さんと一緒に舞台を立てるのが嬉しい。稽古中は大地さんが高級なお菓子を毎回差し入れてくれて、本当にお金持ちなんだなと思いました(笑)」(渡辺)。「先ほど、大地さんはカッコよさとの落差があって面白いと三宅さんがおっしゃってましたが、我々コメディアンは落差がないので、我々の方がハンデがあるんだなと気づきました(笑)」(ラサール)。「こんなに報道陣が集まってくれるのは、僕らが12年頑張ってきたからではなく、大地さんの人気だと思います(笑)」(小倉)とコメント。出演陣からの絶賛を受けた大地。同作の印象について聞かれると、「ボケるのが苦手で、シリアスな私としては・・・」と語り始め、すぐさま出演陣から「それがすでにボケです!」とツッコミが。出演者の息が合った様子が伺えた。続けて大地は「面白くて楽しい皆さんの中にいるのが、本当に幸せです。このお芝居はストーリーがしっかりしていて、とても面白い。そして毎日微調整が入るので、やる側としても適度な緊張感がある。色々な方に見ていただきたいお芝居ですね。私も客席で見たいぐらいです(笑)」と語った。同作の見所について、三宅は「見所とよく聞かれるんですが、台本作りの段階から、出演者全員が均等に目立つような内容にというのを考えています。なので、入れ替わり立ち替わり見せ場があるということで、全編が見所だと思います。ラストはホロッとくるような作りになっていますので、笑って笑って最後ちょっとグッときていただきたい。嫌なことを忘れて、次の日から頑張れるようなお芝居になっていますので、ぜひ劇場に足を運んでください」と語った。熱海五郎一座『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』は6月26日(金)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットは発売中。
2015年06月03日国内では訪日外国人旅行者数が昨年末で1,300万人を超え、インバウンド需要も拡大。伊勢丹新宿店では、そんな外国人観光客が注目する“日本の手みやげ”を紹介している。先ず、同店がその需要から展開しているのは、“レトルト食品”。地下食品フロアには、レトルト専門店「にしきや」の化学調味料不使用の商品が並ぶ。特に、“日本のカレー”人気は海外でも確固たるものらしく、トマトビーフカレー(180g/392円)、ゆずキーマカレー、ジンジャーポークカレー(180g/356円)、こどもカレー(120g/250円)が人気だという。このほか、濃厚な牛骨スープで牛スネ肉と大根を煮込んだコムタンクッパ(180g/437円)や、牛肉と5種類の野菜が入ったユッケジャンクッパ(180g/437円)など、韓国料理のレトルトも紹介。また、フルーティーな甘さの青森県産ふかうら雪人参と、濃厚な味わいの北海道産コーンが入り、砂糖を加えず素材の味わいを活かして仕立てた冷製ポタージュのレトルトも展開している。菓子専門店「アンファン(Enfant)」からは、寿司や天ぷらそばなど、海外にも良く知られている和食のモチーフをアイシングクッキーに仕立てた、和食アイシングクッキー(寿司1枚/2,000円、天ぷらそば箸セット2枚/2,000円)も発売されている。「セゾンファクトリー(SAISON FACTORY)」からは、和菓子や洋菓子のフレーバーとして、日本独特のテーストを醸し出す“抹茶”が、欧米人に親しみやすいコンフィチュール(155g/1,500円)に仕立てられて登場。パンはもちろん、アイスや白玉、餡と合わせたり、ミルクに溶かして飲み物としても楽しめるという。最後に紹介するのは、日本のミックススパイスとして、海外でも知名度が高くなりつつある“七味”。「八幡屋礒五郎」からは、辛みを出すための唐辛子、辛みと香りを併せ持つ山椒、生姜、風味と香り豊かな麻種、胡麻、陳皮、紫蘇など7種類がブレンドされた七味(344円)がその海外需要に応えている。同店地下食品フロアで発行されている無料の小冊子『ISETAN for FOODIE』(5月号)では、上述した“手軽な日本の食みやげ”の紹介のほかにも、海外から見た“日本の郷土料理や抹茶の魅力”についても紹介している。
2015年05月02日6月2日(火)より東京・新橋演舞場で上演される、三宅裕司率いる熱海五郎一座の最新作『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』。同作の制作発表が3月10日、都内で行なわれ、座長の三宅裕司ほか、ゲストの大地真央らが出席した。【チケット情報はこちら】熱海五郎一座は、2004年に伊東四朗が座長となり旗揚げした「伊東四朗一座」が始まり。しかし、2006年に伊東がスケジュールの都合でどうしても参加できず、三宅裕司が座長になり“伊東ならぬ熱海”、“四朗ならぬ五郎”で「熱海五郎一座」を旗揚げし、毎年、練り込まれた台本をしっかりと演じることで生まれる笑いを作りあげてきた。昨年、新橋演舞場に初進出し、今年も同会場でゲストに大地真央を迎え、歌あり、ダンスあり、笑いありの推理劇を上演する。伊東四朗一座から数えると、今年で12年目を迎える熱海五郎一座。三宅は「一座はみんな物凄く個性が強いし、自分の笑いを持っている。自由にやらせるとぐちゃぐちゃになるので、それを上手く抑えてひとつにまとめようとしたんですが、そのまとめる作業に10年かかりました(笑)。最近やっと熱海五郎一座の笑いができてきたかなと思っているので、今回は熱海五郎一座史上最高傑作ができる予感がしている」と自信のコメント。ゲスト出演を果たす大地に関しては「東京喜劇と言うのは格好いい所と不恰好なところの落差が大きいものだと思っている。その格好いい所を歌でも踊りでも演技でも全て持ち合わせているのが大地さん。あとこの間一緒にコントをやる機会があったんですが、実は凄く笑いが好きで、演技の随所に笑いを入れてきてくれる方なので、稽古が楽しみです」と語った。それを受けて大地は「こうして皆さんとお会いするのは初めてなんですが・・・今日で降板させていただこうかと(笑)」と冗談で返すと、会場は大きな笑いに包まれ、登壇者からは一斉にツッコミが。続けて大地は「これまでコメディタッチの舞台に出演することはあったんですが、“東京喜劇”と謳っているものに出演するというのは初めて。そこに入っていくのは凄く勇気がいったんですが、同時に凄く楽しみだなと。出演者の皆さんは個性が強い方ばかりで稽古がどうなるか不安ですが、もう腹を括りました!(笑)」と出演の経緯を説明。「皆さんがどういう風にお芝居をつくって行くのかなど、一観客になりながら刺激を受けて最高のお芝居を作っていきたい。一座でひと筋縄では行かない皆さんを調教してきた三宅さんに私も調教していただこうかと思います」と意気込んだ。熱海五郎一座『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』は6月2日(火)から26日(金)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットの一般発売は3月25日(水)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、ぴあでは先行先着プリセールを実施中。受付は3月24日(火)午後11時59分まで。ぴあの先行期間中のみ、桟敷席はプログラム付にて販売。
2015年03月12日ジャパンフリトレーはこのほど、TOHOシネマズとのプロジェクトによる映画館専用ポップコーンブランド「シネマイク」の新フレーバー2種を、TOHOシネマズ62劇場にて発売した。期間限定での提供となる。「シネマイク」とは、できたてのポップコーンを片手に映画を観覧することをブランドコンセプトに、TOHOシネマズと2014年8月に立ち上げた新プロジェクト。定期的にアイテムを入れ替えており、12月から新フレーバー「シネマイク 八幡屋礒五郎の七味味」「シネマイク キャラメルコーヒー味」を販売している。「八幡屋礒五郎の七味味」は、日本三大七味のひとつとされる1736年創業の「八幡屋礒五郎」とのコラボフレーバー。約270年以上続く老舗の七味唐からしの香り高い風味が特徴となっている。「キャラメルコーヒー味」は、映画「零」とのコラボレーション企画で今秋に限定で発売していたフレーバー。キャラメルの甘みの中に、コーヒーのほのかな苦みが調和した新しい味が楽しめる。その他、前回好評の「北海道バターしょうゆ味」「かねふく明太子マヨネーズ味」も引き続き販売。あわせて計4種類を展開している。価格はすべて360円(税込)。
2014年12月25日2015年2月1日(日)に東京・オーチャードホールにてデビュー45周年記念コンサートを行う野口五郎が、ぴあのインタビューに答えた。まずは、45周年という歴史を感じさせない、永遠の青年のような風貌を維持し続ける秘訣について「後輩に、『どうしてそんなふうに歌っていられるんですか?』って聞かれることがありますが、答えようがないんです。気づいたらこうなっていただけで。スタッフにも『あまり45周年と言わないでね。内緒にしておいてね』と言ってるんだけど(笑)。限界を作らないほうがいいんですよ。人間って、結構どこまでもいくものですよ。キープしようと思わないで、進化を望めばいい。経験は残っていくけれど、物質的にためこんでいくものではなくて、理由があって空洞のように形が変わっていくのが人生。余計なものを捨てて、あるべき方向に導かれていくのが進化だと思います」と語った。また、これまでの歌手生活で開催したコンサートの数を聞くと、「デビュー当時は、1日3回やってましたから、それをカウントすると3000回はゆうに超えていると思います。当時、歌手は今以上にシリアスで、『歌』を大切にしていました。その時代に、照明と音響のスタッフをパッケージにして、スタジオ・ミュージャンを使い始めたのは、おそらく僕が初めてだったではないかと思います」とのこと。10代の頃から世界中の実力派プレイヤーとレコーディングを行う卓越したミュージシャンであった野口。子供の頃に始めたギターは、13歳で地元の大学生バンドに加入するほどの腕前。11月19日(水)には、ギター、ベース、ドラムスをすべてひとりで演奏・アレンジしたアルバム『Playin’ ItAll』をリリース。同作収録曲は2月のコンサートでも演奏される予定。同作に話が及ぶと「エンジニアもひとりでやっているので、すべて録り終えるのに5か月かかり、その間全くひとりきりの作業でした。女性の曲ばかりを集めたアルバムで、最初は簡単に進むと思っていたのですが…。総合的なアレンジから徹底的に始めてみると、こだわりの強さゆえに終わりが見えなくなってしまって、そのうち『自分は鬼だ』と思うようになりましたね。どうしてこんなに自分自身を苦しめられるのかと。しかし、全部自分でやると、それがどう評価されようと『やることはやった』という気持ちになるものです。すべてのレコーディングが終わって数日たちますが、心にぽっかり穴があいたような気分です」と、現在の心境を明かした。「すべての要素を確実にして、自分のオンリー・ワンと呼べるコンサートにしたいと思っています。自分自身にプレッシャーをかけるのがクセになっているのかも。オーチャードホールのコンサートに向けて、また、鬼になって頑張ります(笑)」と力強く語った。妥協を許さないミュージシャンシップは、今回のコンサートでも十二分に発揮されそうだ。2015年2月1日(日)の公演、チケットの一般発売は11月8日(土)より。(取材・文:小田島久恵)
2014年10月29日湖池屋は18日より、「スティックカラムーチョ 八幡屋礒五郎七味唐からし味」を信州限定で販売している。参考小売価格は730円(税別)。○日本三大七味の一つ同商品は、日本三大七味の一つと言われる「八幡屋礒五郎」の七味唐からしを、「カラムーチョ」に使用したもの。辛味と香りの調和が取れた独特の風味を、スティックタイプのポテトチップスになじませた。辛い味わいがより引き立つように仕上げている。「八幡屋礒五郎」がデザインされた箱の中には、35g入りの袋が6つ入っている。
2013年11月19日三宅裕司率いる熱海五郎一座の最新作『落語日本花吹雪~出囃子は殺しのブルース~』が、6月15日に東京・サンシャイン劇場にて初日を迎えた。熱海五郎一座のチケット情報東京の喜劇“軽演劇”の継承を旗印に、第一線で活躍する喜劇人たちによる公演を重ねている熱海五郎一座。今回は座長・三宅にとって実に1年ぶりの舞台復帰作でもある。昨年、椎間板ヘルニアの手術を行い、その後リハビリに取り組んでいた三宅は、震災被災地の人々の前向きな姿に励まされたという。そんな姿を見て日本人の良さを描きたいと感じ、素材として浮上したのが今回のテーマ落語だった。座付作家・妹尾匡夫が手がけた物語は、古典落語重視の三遊亭円高(ラサール石井)一派と、新作落語志向の桂飯丸(三宅)一派の対立を軸に進む。高座中の円高師匠に声の異変が起こり、飯丸たちに疑いがかかるのだ。とはいえサスペンス色はほどほどに、冒頭から笑いどころは満載。円高扮するラサールとその息子円安を演じる東貴博が実生活で新婚となることから、嫁自慢トークが繰り広げられ、プライベートなネタも笑いに変えていた。三宅扮する飯丸と、その弟子・五穀米(小倉久寛)がボケとツッコミを応酬し始めると、50から60代の男性客が多い客席から爆笑する声が聞こえ、早くも最高潮に。その波に乗るように、ノリのいい社長役の渡辺正行、落語音痴の刑事役の春風亭昇太が、クセのあるキャラクターをコミカルにみせる。また、ミステリアスな美女役を演歌歌手としても活躍している林あさ美が演じ、劇中に華を添えていた。三宅は病気後初の殺陣も披露し、完全復活ぶりをアピール。圧巻は、渡辺・東・小倉・ラサール・三宅の5人によるリレー形式の落語。それぞれの持ち味を生かしつつ、回り舞台を駆使して次の話し手に繋ぐ様は、ひとり語りの落語とは違う魅力に溢れていた。最後は林の華やかな歌謡ショーでフィナーレとなった。3度に及ぶカーテンコールに、一座を待ちかねた観客の満足感が見てとれた。明治大学落語研究会の先輩・三宅の苦労に渡辺が思わず涙すれば、それを小倉が瞬時に緩やかな笑いへと変える。公演は7月1日(日)まで同劇場にて上演。その後、7月13日(金)に一座初の宮城公演として、東京エレクトロンホール宮城で上演される。チケットは発売中。取材・文:山上裕子
2012年06月18日