20代の2人の男性が逮捕愛媛県捜査2課と松山東署が15日、振り込め詐欺の容疑で男性2人を逮捕した。逮捕されたのは愛知県半田市の鍛冶工「田中篤史」容疑者27歳と、同県知多市の機械設備修理業、「石橋卓哉」容疑者23歳。毎日新聞が報じた。事件は2008年6月23日、78歳の女性のもとに「社会保険事務局職員」などと名乗る者から電話がかかり、「医療費の還付金がある」と言って近くのATMに電話で誘導。女性は指示に従い、約50万円を振り込まされる被害にあった。※画像はイメージ捕まったのは「出し子」か?今回逮捕された2人の容疑者は、同日に岐阜市内のコンビニエンスストアに現れ、女性が振り込んだ現金を引き出した疑いが持たれている。これは電子計算機使用詐欺にあたる。報道によると、田中容疑者は容疑を認め、石橋容疑者は容疑を否認しているという。警察は、2人をATMなどから現金を引き出す「出し子」役と見ており、県内には同様の手口でおよそ2,000万円の被害が出ていることから、全容解明を進めている。
2010年10月19日年金いくら戻るだろう?日本年金機構(旧社会保険庁)は10月8日、最新の「年金額回復の具体的事例」を発表した。対象期間は平成22年8月第1週。同機構は1週間で年金回復額が大きかった10ケースを、毎週公表している。1番は約95万円今回1番回復額が大きかったのは82歳の女性で、回復前が年額103万9,400円だったのが、回復後は199万2,500円となった。増加額は年額で95万3,100円。回復の理由は、突合せをしたところ、厚生年金加入期間が新たに216月増加したというもの。本人は「黄色便」の対象者であり、「加入もれがある」として相談窓口に確認。調査をしたところ、本人の申請と一致する記録が判明した。以下は「黄色便」についての同機構の説明。未統合記録約5000万件について、「ねんきん特別便」による記録確認の取組みと並行して、住民基本台帳ネットワークシステムや旧姓等の氏名変更履歴などとの突合せにより、未統合記録の持ち主である可能性がある方に20年6月から21年12月の間に「年金記録確認のお知らせ」を送付し、記録の確認作業を行っているもの。年金0円からの回復!!2位は69歳の男性で、増加額は年額で87万9,300円。この方は回復前は年額0円だった。厚生年金加入期間が新たに94月確認された。3位は75歳男性で年額767,600円の増加。この方も回復前は0円だった。厚生年金加入期間が127月追加された。なお10番目の方の回復額は80歳男性で44万1,600円。厚生年金加入期間が154月追加されたものだった。
2010年10月11日年金保険料滞納は強制徴収も日本の年金制度は国民皆年金であるにも関わらず、年金制度に対する不信感や、厚労省や旧社会保険庁によるずさんな管理・運営なども原因で、徴収率が低下しており大きな問題となっています。年金保険料徴収における民間委託のテストなどがされていますが、厚労省は年金保険料の滞納に対して1部強制的に徴収する方針を決めました。時事ドットコムによると厚生労働省は27日、厚生年金と国民年金の保険料を滞納している事業所、個人のうち、特に悪質なケースについて国税庁に委任して強制徴収に踏み切る方針を決めた。と、特に悪質なケースの滞納は強制徴収する方針です。全ての年金滞納者に対して適用される訳でなく、経済的に豊かな状態での未納や、多額の厚生年金を滞納している場合などのケースに対してのみ適用される方針です。年金の納付は国民の義務ですが、年金という制度や厚労省に対する不信感を払拭しない限り、強制徴収を行っても根本的な解決にはなりません。
2010年10月06日