気鋭のアニメーション映画監督・新海誠監督の最新作にして、神木隆之介や上白石萌音を声優陣に迎え2016年日本映画界を大いに賑わせた大ヒット映画『君の名は。』が、この度、ハリウッドにて実写映画化されることが決定。新海監督とプロデューサーを務めた川村元気からコメントが届いた。描かれるのは、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。2016年8月に日本公開が始まると、口コミでその評判が拡散。実に15年ぶりの興行収入200億円突破し、邦画歴代興行収入ランキングで『千と千尋の神隠し』に次ぐ第2位を記録。日本のみならず、台湾、香港、タイ、中国、韓国などアジア圏でも公開され、各地で日本映画としての記録を塗り替える大ヒットを達成。映画史に残る金字塔を打ち立てた。また本作のDVD&Blu-ray Discが7月26日に発売され、オリコン週間映像ランキングで邦画アニメで初の快挙をなり遂げるなど、劇場公開後も多くのファンを魅了し、いまだに社会現象を巻き起こしている。そんな勢いそのままに、この度、本作のハリウッドでの実写映画化が決定。東宝は、米パラマウント・ピクチャーズとフィルムメーカー・J.J.エイブラムスが設立した「バッド・ロボット」とともに開発を進めているという。脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが担当。プロデュースには、監督作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が世界中で大ヒットを収め、今後も『ミッション:インポッシブル6』『スター・ウォーズ/エピソード9』とビックタイトルが控えるJ.J.エイブラムスとリンジー・ウェバー、さらに川村氏もプロデューサーとして開発に参加する。以下、スタッフ陣からのコメント。■新海誠/原作・脚本・監督『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています。■川村元気/プロデューサーこれ以上ない、夢のようなチームになりました。J.J.エイブラムスさんが『君の名は。』をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで「これは夢だ、きっと夢に違いない」そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです。数々の名作を現代的なセンスで生まれ変わらせてきたJ.J.エイブラムスさん。『君の名は。』をハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJ.J.エイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います。また脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた『メッセージ』はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む『君の名は。』を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています。J.J.さん、エリックさんと共に『君の名は。』のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います。なお、東宝は、日本のIP(知的財産)を基にした海外との共同製作・リメイクを進める専門チームを立ち上げており、今後、同様の案件を増やしていく予定だという。日本の人気作がハリウッドで実写化・リメイクされる流れは、今後増々加速しそうだ。(text:cinemacafe.net)
2017年09月28日女優の山本美月(26)が、10月12日スタートのフジテレビ系ドラマ「刑事ゆがみ」で中性的なキャラクターに初挑戦する。 天才偏屈刑事の弓神(浅野忠信)とまじめな刑事・羽生(神木隆之介)が難事件を解決する同ドラマ。山本は敏腕ハッカーのヒズミ役。豊富なサイバー知識で弓神の捜査をサポート。 注目すべきは公開された山本のビジュアル。ダーク系の服装で髪はボサボサ。今年7月までファッション誌「CanCam」(小学館)の専属モデルとして若い女性の憧れだった山本と、同一人物とは思えない。 「ファッション誌のモデルをつとめていたこともあり、これまでは女子が憧れるようなかわいらしい女性の役柄が多かった。しかし、ここに来て突然のキャラ変。うまく役がハマれば、女優として大きくステップアップできそうです」(映画業界関係者) 山本は高校3年生だった09年7月、「第1回東京スーパーモデルコンテスト」でグランプリを獲得して芸能界入り。たちまち同誌の人気モデルとなり、11年に女優デビューした。 芸能活動と並行しながら、明治大学農学部を卒業したリケジョ。プライベートではアニメオタクであることが知られている。 「高校時代は演劇部で数多くのアニメ作品を見ているなど、もとももかなりのめり込むタイプ。今回、彼女はモデルを“卒業”して女優に専念しようという心意気でしょう。リケジョらしくまじめで研究熱心なので、女優として羽ばたける要素は十分。新たに挑戦する役どころで、女優として開眼してくれそうです」(ファッション業界関係者) 新境地開拓で、視聴者にインパクトを残すことができるかーー。
2017年09月25日浅野忠信と神木隆之介が凸凹バディが難事件を解決するフジテレビ木曜劇場「刑事ゆがみ」に、山本美月がレギュラー出演。これまでの彼女のイメージを打ち破る、パッツン前髪の敏腕ハッカー役を務めることになった。犯罪者の心を読める天才偏屈刑事・弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ)を、民放連続ドラマ初主演となる浅野さん、正義感強い真面目刑事・羽生虎夫(はにゅう・とらお)を自身初の刑事役となる神木さんが演じる本作。さらに、うきよ警察署刑事課強行犯係・係長で警部補の菅能理香役に稲森いずみ、同・刑事課強行犯係の中で一番の年長者であり、弓神&羽生を温かく見守るベテラン刑事の多々木挙男役に仁科貴、多々木と共に強行犯を支えるしっかり者の中堅刑事・町尾守役に橋本淳など、脇を固めるキャストも充実。山本さんが演じるのは、中性的な敏腕ハッカーのヒズミこと氷川和美(ひかわ・かずみ)。ヒズミは、豊富なサイバー知識を生かしたリサーチ能力で弓神の捜査をサポート。警察組織には属せずに弓神の独自調査にも同行する彼女は、神木さんの羽生を弓神の“表のバディ”とするならば、“裏のバディ”ともいえる存在。加えて、ストリートに生きる強い女性を表現した特異な容貌のみならず、彼女が過去に巻き込まれた大きな事件により、声を失っており、実は弓神と深い因縁がある…というミステリアスな役どころとなっている。「幸せになろうよ」(フジテレビ系・2011年)でドラマデビュ-した山本さんは、女優としてコンスタントに活躍の幅を広げているが、主演の浅野さんとは初共演、神木さんとは映画デビュー作『桐島、部活やめるってよ』以来、約5年ぶりの共演となる。これまで、明るくさわやかで、天然系のイメージが強かった山本さんにとっては新境地となり、浅野との“裏バディ”感にも要注目。山本さん自身も、今回のヒズミというミステリアスな役柄について「いままでに演じたことがない役柄なのですが、中性的なキャラクターは大好きなのでとても楽しみ」と語りながら、「機械関係はとても苦手なので、得意な妹に教わろうかと思っています。いままでスカートをはく女の子らしい役ばかりだったので、今回の衣装はとても新鮮です」と、普段の山本さんらしさを覗かせる。浅野さんとの“裏バディ”には、「まさか浅野さんと共演させていただけるなんて思っていなかったので、とてもうれしいですし、一緒にお芝居させていただくのが楽しみで仕方ないです。浅野さんに身を委ねてしっかり演じていきたいです」と、気合いのコメント。過去の事件のトラウマから声を失ったという設定だが、「ぶっきらぼうだけどどこか愛されるキャラクターにしてきたい。初挑戦の役柄なので新しいイメージで皆さんを驚かせることができたらうれしいです」と、ファンに向けてメッセージを贈る。「ヒズミは声を失っているため、しゃべることができません。表情と仕草だけで感情を表現していただくので、お芝居も非常に難しいと思います」とは、本作のプロデューサー・藤野良太氏。「どんなお芝居を見せてくださるか僕自身、非常に楽しみにしてます」と、山本さんの新境地に期待を込めている。木曜劇場「刑事ゆがみ」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日9月22日、芸能人が自らの特技を披露し、その分野での頂点を決めるテレビ番組・フジテレビ系『TEPPEN』に神木隆之介(24)が出演。今回から新競技として加わった、9マスの中で戦う「9マス将棋」対決に参戦した。 神木は今年3月に公開された映画「3月のライオン」で主人公の天才棋士・桐山零を熱演。「キャラクターにそっくりすぎる」と、原作ファンからも高い評価を得ていた。 その際、役作りのために4か月間にわたってプロの指導を受け、異例の速さでアマチュア初段を獲得。今回はそんな神木が久しぶりに将棋を指す姿を見られるとあって、ファンは注目していた。 1回戦の神木の対戦相手は、タレントのつるの剛士。アマチュア三段の腕前で、自宅に将棋専用の部屋もあるほど。後手でスタートした神木は防戦一方だったが、終盤で逆転勝ちを収めた。 決勝戦はアマチュア初段を持つ芸人・ザブングル加藤と対戦。口もとに手を当て悩みながら指し続けたが、惜しくも敗れ「負けました」と頭を下げた。その後、加藤の持ちネタにひっかけて「いやぁ~悔しいです!!」と叫び、笑いを呼んでいた。 負けてしまったものの、視聴者は「悩んでる姿もかわいかった」「零くんだ!!『3月のライオン』また見たくなってきた」と大喜び。今月末にはDVD&Blu-rayが発売される映画「3月のライオン」だが、今回の一件で購入する人が続出するかも?
2017年09月23日浅野忠信と神木隆之介が初共演する、10月スタートの新木曜劇場「刑事ゆがみ」。現在「ビッグコミックオリジナル」にて連載中の井浦秀夫の同名コミックを原作に描く本作から、この度「刑事ゆがみ」の世界観が凝縮されたポスタービジュアルが公開された。先入観ゼロで人の心の奥底に潜む闇を鋭く観察し、真実解明のためには違法捜査もいとわず事件を解決していく弓神適当(浅野さん)と、成績優秀で真面目、強い正義感ゆえにふりまわされてしまう後輩の刑事・羽生虎夫(神木さん)という凸凹バディが、様々な事件を解決していく物語。本作には浅野さん、神木さんのほかに弓神と羽生が所属する、うきよ警察署刑事課強行犯係・係長で警部補の菅能理香役に稲森いずみ、うきよ警察署刑事課強行犯係の中で一番の年長者であり、弓神・羽生を暖かく見守るベテラン刑事の多々木挙男役に仁科貴、多々木と共に強行犯を支えるしっかり者の中堅刑事・町尾守役には橋本淳が出演する。今回、凸凹バディを組む2人が写るポスタービジュアルが公開!ビジュアルを監修したのは、様々なテレビCMを手掛け、カンヌクリエティブフェステイバル銀賞2017、SPIKES ASIA銀賞2015&2016銅賞などを受賞しているクリエイティブディレクターの田中寿氏。「刑事が事情聴取にくるという特別な状況下において、限られたドアの世界から漏れでる刑事の人間模様を描きました」とコンセプト明かしている。さらに、KOKUYO DESIGN AWARDグランプリ、日経広告賞などを受賞し、今回ポスターのアートディレクションを手掛けたアートディレクターの今井祐介氏は、「味のある2人の刑事を味のあるフィルムカメラでシンプルに撮影しました。味のあるデザインになって良かったです」と語っている。木曜劇場「刑事ゆがみ」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2017年09月19日もはや当たり前となったドラマ公式SNSだが、最近は以前にも増してSNSでのプロモーションに力を入れる作品が増えてきた。SNSのために俳優陣が映画ポスター風の“画作り”をするなど“本気”のドラマ公式SNSをチェックすれば、よりドラマが楽しめそうだ。今年1月クールに放送されたTBS系「カルテット」では撮影裏話などはもちろん、放送開始直前には「まもなくスタート」と書かれた紙を持ったキャストの画像をUPするなど、俳優陣も積極的に投稿に参加して作品をアピール。放送日には1日に10回以上投稿されるなどSNSでのプロモーションに力を入れていた。また日本テレビ系「フランケンシュタインの恋」ではほぼすべてのツイートで出演者の画像や動画が投稿され、出演者が様々なシチュエーションで撮影した動画などで視聴者を楽しませてくれるなど、その充実ぶりには目を見張るものがあった。現在放送中のドラマ「過保護のカホコ」もSNSコンテンツが充実している作品の1つ。若い女性に人気の「SNOW」などの人気アプリを使った動画や、第8話放送のタイミングでは「波止場で呼ぶ女」と題し昭和の日本映画のポスター風の画像をインスタに投稿。本編の内容を紹介しつつ、単にドラマの紹介にとどまらない話題作りに並々ならぬこだわりをみせている。こうした取り組みはSNSで“バズる”だけでなくネットニュースなどで拡散されることでより作品を宣伝する効果につながっている。また出演している俳優のSNSアカウントや作品に関するニュース記事をリツイート。キャストが番宣で出演するバラエティの情報などもきめ細かくフォロー。さらに毎話色々なハッシュタグを作るなど、視聴者が常に番組と繋がっている感覚を演出。ネットならではの視聴者と盛り上がれる仕掛けを工夫している。「過保護のカホコ」は13日(水)の放送で最終回を迎えるが、ラストに向けてどんな投稿が上がるのかに期待したい。そして浅野忠信と神木隆之介の共演でこの秋からスタートするフジテレビ系「刑事ゆがみ」の公式SNSも注目。浅野さんと神木さんが自撮り棒で撮影する姿や、ネットでブームの「デートなう」を彷彿させる2人の姿などが溢れるSNSはドラマ本編とはまた違った楽しみに溢れながらも、ドラマの情報も入手できるようになっていて、放送が待ち遠しくなること間違いなし。ぜひチェックしてみて。「刑事ゆがみ」は10月12日(木)から毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送。初回15分拡大。(笠緒)
2017年09月11日アニメーション映画監督・新海誠のデビュー15周年を記念して、開催される「新海誠展 -『ほしのこえ』から『君の名は。』まで-」の記者発表会見が9月7日(木)、会場となる東京・六本木の国立新美術館で行われ、新海誠監督が挨拶に立った。「光栄であると同時に、少し居心地の悪い気もしますね」と恐縮しきりの新海監督。「アニメーションは集団製作なので、展示物の多くは、スタッフが描いてくれたものも含めた結果なんですね。ですから、『新海誠展』として1人の名前を冠していただけるのは、申し訳なさもあります」と本音を明かした。また、「いま思えば、『ほしのこえ』も『君の名は。』も、僕が作らなくても、別の誰かがあのタイミングで作っていたような気がします。自分でも不思議ですが、時代とたまたまリンクしたのでしょうか」とも。「この展示を通して、『どうしてあのとき、あの作品を作ったんだろう?』という問いへの答えが、自分でも発見できるかもしれません」と話していた。昨年公開の『君の名は。』が、国内外で旋風を巻き起こした新海監督の軌跡を、絵コンテ、設定、作画、美術、映像をはじめ、 世界観を体験できる造形物など、貴重な制作資料を通じて、紹介する本展。国立の美術館で、現役アニメーション映画監督の展覧会が開かれるのは今回が初となる。国立新美術館は『君の名は。』のデートシーンに登場する“聖地”でもある。個人制作で商業デビューを飾った短編『ほしのこえ』から、初の長編作品にして毎日映画コンクールで受賞した『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』、『言の葉の庭』『君の名は。』を1章から6章にふり分け、世代や国境を越えて多くの人々を惹きつける“新海ワールド”の魅力に迫る。音声ガイドを務めるのは、『君の名は。』で主人公・立花瀧を演じ、自他共に認める“新海ファン”の神木隆之介。新海監督は「彼の声でどんな風に、僕の作品を解説してくれるのか。それを聞くのが、とにかく楽しみです」と期待を寄せていた。すでに静岡・大岡信ことば館、長野・小海町高原美術館で開催され、ついに開館10周年を迎えた東京・国立新美術館へと巡回。同館はほかの会場より広い2,000平米もの展示空間になるため、巡回展での展示内容に加え、特別にキュレトリアルチームを結成し、初公開を含む制作資料類が多数盛り込まれる。また東京会場の後、来年1月より札幌、福岡などを順次巡回予定となっている。国立新美術館開館10周年『新海誠展 -「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-』は11月11日(土)~12月18日(月)国立新美術館(東京・六本木)にて開催。※休館日:毎週火曜日(text:cinemacafe.net)
2017年09月07日芸能の地・茅ヶ崎にゆかりのある人々を取材、様々な視点から茅ヶ崎の魅力とそこに住んでいる人々についての謎をひも解いていく映画『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』。神木隆之介と野村周平が出演することでも話題の本作だが、このほど桑田佳祐が烏帽子岩で熱唱するシーンが登場することが明らかになった。本作は、独自の視点で茅ヶ崎の秘密を探る音楽探訪記。これまで誕生したどの作品にも当てはまらない新たな試みと挑戦が詰まっている本作は、前半部分は茅ヶ崎の芸能史を紐解くように日本一のレコードコレクターの宮治淳一が中心となり、この土地にゆかりのある様々な人たちに話を聞いていく。また後半部分には、桑田さんの親友であり“「サザンオールスターズ」の名付け親”としても知られる宮治さんと桑田さんにとってこれまで明かされることのなかった運命的な出来事を描く。当時をふり返った再現ドラマでは、宮治さんを神木さん、桑田さんを野村さんが扮し、当時の2人の関係性を想像させる程の怪演ぶりを見せている。さらに、映画のハイライトシーンでは、桑田さんが茅ヶ崎のシンボルともいえる“烏帽子岩”で熱唱するシーンが登場!烏帽子岩に降り立って音楽を演奏した人はこれまで存在せず、史上初。今年はソロ30周年を迎え、いまなお果敢に新たなチャレンジを続ける桑田さんを象徴するようなこのシーンは必見。撮影当日は、早朝から地元の漁船にも協力を仰ぎ、何往復もして機材を運び、ドローンでの空撮は圧巻。今回は、その秘蔵写真も初公開された。撮影現場に同行していた宮治さんは、「海から茅ヶ崎の街を見るのは今回が初めての体験。普段は、釣り人が乗る漁船が行き交うしかないところに桑田は烏帽子岩で歌うことを自ら提案した」と明かし、また「やっぱり、桑田はすごいことを思いつくと思った瞬間だった。半世紀近くの時を超えてあの頃に戻ったようだった。偶然にも彼が初めて人前で演奏した曲と同じだった」と感慨深げにふり返っている。なお本作は、9月16日(土)より東名阪主要都市をはじめとする5か所の映画館での一般公開を皮切りに、10月から始まる桑田佳祐 LIVE TOUR 2017「がらくた」に帯同する形で、各都市の公演に合わせて全国公開される。『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』は9月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月22日主演・神木隆之介、監督・大友啓史による実写版映画の大ヒットも記憶に新しい、羽海野チカ原作の高校生プロ将棋棋士を描いた漫画「3月のライオン」。この度、2017年10月14日(土)よりTVアニメ「3月のライオン」第2シリーズの放送開始が決定。キービジュアルが公開された。原作画「3月のライオン」は、「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中、高校生プロ将棋棋士の主人公と彼を巡る人々との交流を描いたストーリー。2011年に第4回マンガ大賞2011、及び第35回講談社漫画賞一般部門を受賞し、その後も数々の賞を総なめに。漫画にとどまらず、2017年3月、4月には、神木さんを主人公に実写版映画が公開され大ヒット。2016年10月からはNHK総合テレビにてTVアニメ第1シリーズが放送。原作者の羽海野氏自身がアニメ化にあたり熱望した監督・新房昭之×アニメーション制作・シャフトのタッグによる、繊細かつ丁寧なキャラクターの心情描写や、原作漫画の世界観を再現したアニメーションが話題となった。そしてついに、2017年10月14日(土)よりNHK総合テレビにて全22話、第2シリーズの放送が決定。第2シリーズでは、主人公・桐山零が成長していく姿や、いじめ問題についてなど、あらゆるテーマが包括的に展開されるという。スタッフ&キャスト共に、第1シリーズに続き同じ布陣が集結。主人公・桐山零役の河西健吾(「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」三日月・オーガス役ほか)をはじめ、川本あかり役には茅野愛衣(「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」ヒロイン・本間芽衣子役)、川本ひなた役には花澤香菜、川本モモ役には久野美咲がキャスティング。また、9月3日(日)には埼玉・狭山市市民会館にて TVアニメ「3月のライオン」スペシャイベントも開催!本イベントには川本3姉妹の声優を務める、茅野愛衣、花澤香菜、久野美咲が登壇予定。TVアニメ「3月のライオン」は10月14日より毎週土曜日23時~NHK総合テレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年08月21日俳優の山崎賢人と声優の小野友樹が20日、都内で行われた映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の公開記念舞台挨拶に登場した。同作は荒木飛呂彦原作、1987年に連載を開始した人気コミックで、現在はPart8(第8部)を集英社「ウルトラジャンプ」(集英社)で展開している。今回実写化されるのはPart4(第4部)「ダイヤモンドは砕けない」で、山崎賢人演じる主人公・東方仗助が杜王町に潜むスタンド使いと戦いを繰り広げる。アニメ版の仗助役を務める小野が実写映画版を観て、自身のTwitterに「仗助について語り合いたい」と投稿したことから企画が決定した。しかし、山崎は「実は先日、アニメの方の康一役の(声優)梶裕貴くんと神木隆之介くんが出会いまして、その出会いきっかけで僕と友樹さんと出会う会を……」と明かし、会場を驚かせた。小野も「先日実は一緒に飲んだり卓球したりもしてるんですよ。ドララララ! って」と様子を語り、「神木くんめっちゃうまかったですよ、卓球」と振り返った。実写版を3回観たと言う小野は「ずるいなと思ったのが、スタンドとCGの相性抜群!」「(山崎が)中盤くらいからどんどん仗助になってくる」と称賛。山崎もまたアニメ版を見直していると語ると、小野は「惹かれ合う感じがありますね」と笑顔になり、山崎も「スタンド使いとスタンド使いは惹かれ合う」と頷いた。またMCからは、控え室でも小野が着ているTシャツの仗助にアフレコをして「2人できゃっきゃして楽しんでいた」ことが暴露されるなど、和気藹々とした様子を見せた2人。山崎が小野の腹筋を「固い」と触っていると、小野は「あ~イチャイチャしてるわこれ! 確かにこれはしてるかもな!」と納得していた。また小野は、山崎の喋り方に「ちょいちょいセクシーだよね。セクシー賢人。セクティー」と自由にツッコミを入れていた。山崎は仗助のスタンドであるクレイジー・ダイヤモンドの掛け声「ドラララ」をアフレコする小野について「改めてすごいなと思いました」と感心。小野は「本当に毎日、ドラララの素振りをしてた」と語り、「”ル”と”ラ”の間。“ラ”が綺麗じゃないから」とコツを伝授する。さらに小野が「両足をぐっと開いて力を入れて、腹筋に力を入れて、喉はむしろルーズにしながら、上から吊られているイメージで、憎い相手に向かって……」と指導すると、山崎は迫力たっぷりに「ドララララララララァ!!」と叫んだ。会場からも拍手が沸き起こり、山崎は「成長してる! 今かよ!!」と自身につっこみながらも嬉しそうな様子に。小野は「お前、いけんじゃん! おいおい、成長性Aですよこれ!」と褒め、二人で「ドラァ!」と拳を合わせ喜びを表した。
2017年08月20日細田守監督作品『サマーウォーズ』が8月18日(金)の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて放送されるを記念して、テレビを見ながらスマートフォンで遊べる放送と連動した特設サイト「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!! ボタン」が開設されることが分かった。この特設サイトでは、ストーリーにあわせて内容が変化!神木隆之介演じる健二に届いた暗号を一緒に解いたり、夏希と一緒に花札「こいこい」をしたり、また、映画のクライマックスシーンでは、健二と一緒に世界を救うため、あの有名なセリフである「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」をサイト上で追体験できる仕様になっており、テレビで映画を観ながら、ストーリーと連動してスマートフォンをセカンドスクリーンとして一緒に楽しむことができる。そして、8月18日(金)21時からの放送中、テレビ放送と連動しながら、暗号を解く、アバターを預けるなど映画と同じ出来事をセカンドスクリーンとして、体験していくことができる「本番モード」の前に、テレビ放送直前まで、特設サイトでは“よろしくボタン”「練習モード」を楽しむことが可能に。サイトにはエンターキーが表示され、指で押すと「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」の文字と音声が流れる仕組みとなっており、エンターキーは何度でも押すことができ、押した数がカウント。また、キリ番でアバター絵柄の花札壁紙をプレゼント。本番に備えて練習することができるのだ。さらに放送中、健二と一緒にエンターキーを押した人は、世界に1つしかない主人公・健二の声を演じた神木さんのサイン入り巨大エンターキーが当たるキャンペーンに応募することも。映画に登場する仮想世界「OZ」やワールドクロックを最新のWeb技術で再現し、自分のスマホからOZとつながるような体験ができるファン必見の本企画。ぜひ放送とあわせて楽しんでみて。なお、東京スカイツリータウン内ツリービレッジにて開催中のサマーウォーズカフェ(オズスタンド)にて、この“よろしくボタン”が設置されることが決定。初日の15日(火)には、エンターキーを押して、「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」を大声で言う参加型イベントも開催される。金曜ロードSHOW!『サマーウォーズ』は8月18日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS
2017年08月15日アニメーション作品「君の名は。」がコップのフチになって登場。PUTITTOシリーズ第92弾「PUTITTO君の名は。」がカプセルトイで発売される。日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を受賞したアニメーション作品「君の名は。」。2016年8月公開の劇場版アニメでは、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の新海誠監督がメガホンをとり、神木隆之介・上白石萌音らを声優陣に迎え、山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)と、東京に暮らす男子高校生の瀧(たき)の奇跡の物語を描いた。キタンクラブが打ち出す、コップのフチ版「君の名は。」では、ファンにはたまらない名シーンを再現。オープニングのワンシーンを切り取った、お互いに探し合う「瀧」と「三葉」、そしてペンなどの小道具まで完全に再現した「瀧(顔に落書き)」「三葉(顔に落書き)」、さらに「瀧(入れ替わり)」、「三葉(入れ替わり)」の全6バージョンがラインナップする。どれも衣装まで細かく再現されているので、360度どこからでも「君の名は。」の世界観を楽しめるようになっている。【アイテム詳細】PUTITTO 君の名は。発売日:2017年8月4日(金)※地域によっては多少異なる場合有り。種類:全6種価格:1回400円(税込)©2016「君の名は。」製作委員会
2017年08月10日アミューズ事務所所属の若手俳優によるファン感謝祭が、2017年も開催決定!今年は新たなチャレンジを行うべく「HANDSOME FILM FESTIVAL 2017」と題し、脚本家・鈴木おさむをはじめ7人の映像クリエイターを迎え、神木隆之介、吉沢亮、小関裕太をはじめとしたハンサム11名がハンサム史上最高のフィルムを上演する。昨年行われた、ファン感謝祭はこれまでの「SUPERハンサムLIVE」から「HANDSOME FESTIVAL2016」へとタイトルを変え、“学校”をコンセプトに、出演者も新入生も新たに加わり、過去最大の25名、そして会場もハンサムとしては初めてとなったTOKYO DOME CITY HALLで開催。さらに、追加公演は過去最大規模の東京国際フォーラム ホールAで行い、15,000人を動員する大成功を収めた。そして、2017年の今年は新たなチャレンジを行うべく、「フィルム(映像)」とトーク、ミニライブを融合したイベントスタイルで、新しいハンサムのカタチをみせるという。出演者は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が公開中の神木隆之介、『銀魂』ほか今後も出演作目白押しの吉沢亮、『覆面系ノイズ』の公開が控える小関裕太をはじめ、石原壮馬、太田将熙、富田健太郎、正木郁、溝口琢矢ら「DearDream」メンバー、そしてライブ・スペクタクル「『NARUTO-ナルト-』~暁の調べ~」で主人公を務める松岡広大、甲斐翔真、金子大地とフレッシュな面々がズラリ!脚本・構成には『新宿スワン』、ドラマ「奪い愛、冬」など数々のヒット作品の脚本を手掛ける鈴木おさむ氏、監督には、7人の日本トップレベルの映像クリエイターを迎え、ハンサム史上最高のフィルムを上演予定だ。監督や、フィルムのあらすじなどは、随時発表予定とのこと。これまでに見たことのない、新しいハンサムが見れること請け合い「HANDSOME FILM FESTIVAL 2017」にぜひ参加してみて。「HANDSOME FILM FESTIVAL 2017」は12月25日(月)、12月26日(火)、12月27日(水)、TOKYO DOME CITY HALLにて開催。※松岡広大は26日のみの出演(text:cinemacafe.net)
2017年08月09日シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦の人気コミックを、生誕から30年のアニバーサリーイヤーに実写映画化した『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の公開記念舞台挨拶が8月5日(土)、都内で行われた。舞台挨拶には山崎賢人(東方仗助役)、神木隆之介(広瀬康一役)、小松菜奈(山岸由花子役)、岡田将生(虹村形兆役)、新田真剣佑(虹村億泰役)、山田孝之(片桐安十郎役)、伊勢谷友介(空条承太郎役)、三池崇史監督が勢ぞろい。リーゼントをあしらった特注の“JOJO”ケーキを囲んで、映画の門出を祝していた。主演の大役を果たした山崎さんは、「自分にとって大きな作品。早いようで、早かったですね」と公開を迎えた心境をコメント。「たくさんの皆さんに支えていただき、うれしく思っています。連載30周年でもありますし、映画とともに盛り上がってもらえれば」とアピールした。『テラフォーマーズ』『無限の住人』で知られる三池監督は、「ご覧になった通り、まだ終わりきっていない。皆さんに望んでもらえれば、このすばらしいチームでドンドン進んでいきたい」と続編製作やシリーズ化に期待を寄せていた。神木さんは「プレッシャーや不安もあったので、(公開を迎えて)荷が下りた」と安どの表情。極寒のスペインロケをふり返り「小松さんとのシーンは、めっちゃ寒かった」と語ったが、“寒かった”のニュアンスがうまく客席に伝わっていないことを察し「いや、気候がね」と思わず苦笑いを浮かべた。小松さんが「私や神木さんがお湯で温まっているのに、山崎さんは現場でハトを追いかけていて、不思議な人だなと思った」と明かすと、当の山崎さんは「覚えていない…」と当惑していた。また、伊勢谷さんが「そういえば、急に名字がついたよね!」と新田さんにツッコミを入れると、新田さんは「(実父の名字である)千葉でも良かったんですけど…、うちの社長につけてもらいました」と説明していた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年08月05日7月8日(土)より公開中の米林宏昌監督作『メアリと魔女の花』。この度、本作の公開を記念して映画をイメージした「ガーデンサンドカフェ」が8月4日(金)~9月2日(土)の期間限定で東京都・港区のレンタルスペース「hanami」表参道にて開催されることが決定した。7年に一度しか咲かない、かつて魔女の国から盗みだされた禁断の“魔女の花”。一夜限りの不思議な力を手にしたメアリは、雲海にそびえたつ魔法大学「エンドア」への入学を許可されるが、メアリがついたひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。本作は、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林監督の最新作であり、監督が最も得意とする精緻で美しい背景美術と圧倒的なアニメーションで、まさに静と動が融合した夏のエンタテインメント超大作。ヒロインで魔女の国で大冒険を繰り広げる元気な少女・メアリを杉咲花が演じるほか、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、大竹しのぶら豪華俳優陣が出演している。今回オープンするのは、作品の世界観を表現したレンガ調の可愛らしいカフェ。作中登場する魔女世界の最高学府「エンドア大学」の入り口にある「マダム噴水」のオブジェや、森をイメージした巨大なディスプレイの前で、不思議な花「夜間飛行」を持って写真が撮れるフォトスポットなど、作品の世界に入り込めるスポットがあるほか、米林監督がこのカフェのために描いた、ここでしか見られないメアリのイラストも飾られている。メニューは、メアリが出会う“ほうき”が盛り付けられた「ガーデンサンド チキン&たまご」、2つの魔法にチャレンジできるドリンクや、グラスを持ち帰ることができるシルエットミルクティなどを用意。また、噴水マダムの指人形や、木いちごと白桃のジャム、ランチトートバッグなど、カフェ限定グッズも販売される。映画を観た後はぜひ、こちらにも立ち寄ってみて。「メアリと魔女の花 ガーデンサンドカフェ」は8月4日(金)~9月2日(土)まで、東京都・港区のレンタルスペース「hanami」表参道にて開催。(11時~21時/20時ラストオーダー※日曜日のみ 18時30分クローズ/17時30分ラストオーダー)『メアリと魔女の花』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年08月04日新感覚エンターテインメントショー『FUERZA BRUTA(フエルサブルータ)』が、遂に今月1日幕を開け、公演前にはレッドカーペットイベントが開催された。【チケット情報はこちら】『FUERZA BRUTA』は、NYでの約10年間に及ぶロングランを始め、世界30の国と地域で500万人以上を魅了している南米アルゼンチン発の新しい“体験型”エンターテインメントショー。ビヨンセやレオナルド・ディカプリオ、ペネロペ・クルスら錚々たるセレブ達も体験し、人気はさらに加速した。世界初演となる今回の最新作は、日本にインスパイアをされて作られており、タイトルの「WA !」には「和風」、「調和」、「平和」、「輪」、「驚きのWA!」と様々な意味が込められている。そんな世界初披露の「WA!」開幕前のレッドカーペットに現れたのは、アンバサダーをつとめる岸谷五朗、大谷亮平、松井愛莉をはじめ、佐藤健、神木隆之介、仲里依紗、テクノポップユニットのPerfume、八木アリサ、三吉彩花、平岡祐太、小関裕太、Aya Satoら今注目の俳優、モデル、アーティスト。フエルサブルータ体験済みの佐藤健は「初めて見たときの衝撃を今でも覚えているので、今日はどのように僕達を驚かせてくれるのかすごく楽しみです」とコメント。その横にいた神木は「僕は全くの初めて。一体何が起こるのか本当に楽しみでドキドキ、ワクワクしてます!だから前情報は入れないで!」と佐藤をチラリと見ながら話した。熱狂の70分が終わると記者会見が行われ、アンバサダーチームである岸谷五朗、大谷亮平、松井愛莉、サンプラザ中野くんが登場。岸谷は、実際にブエノスアイレスに赴き彼らの体を張った厳しい稽古を見守ってきただけに、無事公演が終了したことに感動もひとしお。「凄すぎて真似ができません。日本の舞台装置にはまだない最新の技術やオリジナルの仕掛けが駆使されていますからね。美術にしびれました。和服や刀とかを使う工夫にもグッときた」と大絶賛。大谷は、「気づくと横にパフォーマーの方がいたり、僕も思わず手が伸びて、知らないうちにフエルサ・ブルータに参加していました!」と興奮気味に語った。松井も「観客とキャスト、スタッフの距離がとても近くて、一体感がたまらなかったです」と目をキラキラさせながら、興奮混じりに話した。開幕初日に追加公演の開催が決定。10月1日(日)から12月10日(日)まで。現在先行先着プリセール実施中。受付は8月25日(金)午後11時59分まで。取材・文:ミカマイコ
2017年08月04日山崎賢人、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑ら超豪華キャストが三池崇史監督のもと、シリーズ累計発行部数1億部を超える人気コミックの実写化に集う『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。このたび、伊勢谷友介演じる空条承太郎のスタンド“スタープラチナ”が確認できる新映像が到着。さらに、神木さん演じる広瀬康一もスタンド使いであることが分かった。本作は、<スタンド>と呼ばれる特殊能力を持つ高校生、東方仗助(山崎賢人)が、平和な町・杜王町で連続する変死事件に関わる凶悪な連続殺人犯アンジェロ(山田孝之)、そしてその背後で暗躍する、虹村形兆(岡田将生)と虹村億泰(新田真剣佑)の虹村兄弟たちに立ち向かう。仗助は、血縁上では仗助の甥にあたる空条承太郎(伊勢谷友介)、そして仗助の同級生の広瀬康一(神木隆之介)たちと共に、杜王町を守るため、スタンドを駆使したスタンドバトルを繰り広げていく。そして、このたび解禁となるのは、これまでベールに包まれていた承太郎のスタンド“スタープラチナ”が炸裂、さらに康一が繰り出すスタンド“エコーズ”、億泰のスタンド“ザ・ハンド”や形兆のスタンド“バッド・カンパニー”と激熱のスタンドバトルを繰り広げるシーンを収めた15秒のスポット映像。仗助と出会ったことから、杜王町で起こる奇妙な事件に巻き込まれることになった康一。その最中、凶悪なスタンド使いに襲われ窮地に陥った康一の目の前に突如現れたのは、緑の斑点がついた大きな卵。その卵の中から、殻を突き破り何かの手が出現する!加えて、空間を削りとることができる能力を持った億泰のスタンド“ザ・ハンド“が仗助に襲い掛かる姿や、形兆のスタンド“バッド・カンパニー”がミサイルを発射し攻撃するバトルのシーンが立て続けに映し出されると、続いて承太郎が登場!水分に溶け込み操ることで人体を内部から破壊する“アクア・ネックレス”というスタンドを操るアンジェロに、承太郎は自身のスタンド“スタープラチナ”の時を止める能力「スタープラチナ・ザ・ワールド」を繰り出す。「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァーッ!!」と叫びながら、強烈なパンチをアクア・ネックレスに浴びせまくる。そして映像の最後には、康一の目の前に現れた卵から飛び出した、康一のスタンド“エコーズ”の姿が。ジタバタと腕を振り回しながら攻撃する様子が伺えるが、その姿は何だかキュート!?果たして、その能力とはいかに!?先日行われた本作のジャパンプレミアでは、原作者の荒木飛呂彦先生より「完成度が高く、皆さんの想像を超えてきている」とコメントが到着しており、原作者もお墨付きのスタンドバトルが期待されている。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年08月04日生誕から30年を迎える大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」第4部を、山崎賢人ら超豪華キャストで実写化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。8月4日(金)に迫った劇場公開を前に、小松菜奈演じる美少女・山岸由花子が、神木隆之介演じる広瀬康一に“異常なまでの愛”をアピールする本編映像を独占入手した。本作の舞台は、架空の町・杜王町。<スタンド>と呼ばれる特殊能力を持つ高校生、“ジョジョ”こと東方仗助(山崎賢人)は町で連続する変死事件の犯行現場に出くわしたことから、同じく<スタンド>の使い手である凶悪な連続殺人犯・片桐安十郎、通称“アンジェロ”(山田孝之)と攻防を繰り広げることに。だが、それは壮絶な戦いの序章に過ぎず…。本作は、現地時間7月2日(日)、スイス・ヌーシャテルで開催されたヨーロッパを代表する映画祭の1つ「第17回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」にてワールドプレミア上映され、見事、投票で選ばれる“観客賞(RTS Audience Award)”を受賞。日本のみならず、世界からも熱い視線を注がれている。そんな本作から今回到着した本編映像は、神木さん演じる 広瀬康一と小松さん演じる山岸由花子の1場面。2人は仗助の同級生で、康一は杜王町に引っ越して来たばかり。転校してきた康一の世話役に使命感を抱く由花子の、“異常なまでの愛”が垣間見えるシーンだ。通学途中、「あ!仗助くんだ」と嬉しそうな表情を浮かべた康一だが、自転車のペダルに力を込めたその瞬間、行く手を阻むかのように突然姿を現したのは由花子…。「ねぇ、私を見て何か気づかない?」と由花子は言うが、いつもと変わりなく見える彼女の姿に「えッ…」と困惑を隠せない康一。たたみかけるように「私、どこか変わったでしょ?」と問われ、「えー…どこだろうなぁ~」と笑ってごまかしながら思考を巡らし「かッ…髪?」と答えてみるも、由花子の期待に添えていない様子。やがて「爪です!爪がとてもキレイです…」と康一が正解にたどり着くと、「康一くん…!気づいてくれたのね。私のすべてに気づいてくれると信じていたわ」と、由花子の喜びあふれる姿が。普段はクールビューティな由花子が、時折見せる極端な性格に終始押され気味の康一の心情を見事に表現した神木さん、そんな奇妙な雰囲気を醸し出す美少女・由花子を体現した小松さんの名演に期待が高まる映像となっている。とはいえ、由花子が見せる意中の相手に対してのアプローチも、ここまでいくとこじらせすぎ!?原作でも有名な由花子の執拗なまでの愛。果たして、この2人の関係性はどのように変化していくのか、その続きはスクリーンで確かめてみて!『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年08月03日新海誠監督の最新作にして、神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみらが声優を務めたアニメーション映画『君の名は。』。本作のDVD&Blu-ray Disc(以下BD)が7月26日に発売され、8月7日付オリコン週間映像ランキングでBDの3形態が総合トップ3を独占!邦画アニメで初の快挙を達成した。本作は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを、精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎ出す“新海ワールド”で描き出す。声優陣には、主人公・瀧役の神木さんと三葉役・上白石さんをはじめ、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、谷花音と豪華俳優陣が並び、さらに悠木碧、島崎信長、石川界人ら人気声優陣も集結。そして、主題歌4曲含めた全音楽を「RADWIMPS」が担当したことでも大きな話題となり、興行収入250.3億円で邦画歴代2位を記録するメガヒット作となった。そして7月26日、本作のDVDとBDがリリース。BDの3形態「『君の名は。』Blu-ray スタンダード・エディション」、「『君の名は。』Blu-ray コレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray同梱(初回生産限定)」、「『君の名は。』Blu-ray スペシャル・エディション」(共に東宝)が、発売初週でそれぞれ20.2万枚、12.6万枚、9.4万枚を売り上げ。結果、今週発表のBDランキング(集計期間:7月24日~7月30日)で総合TOP3を独占した。2008年7月のBDランキング発表開始以来、アニメBD作品のTOP3独占は、2010年11月15日付『トイ・ストーリー3』(2010年11月発売)に次いで歴代2作目。邦画アニメBDでは今作が史上初となる。また、同時発売のDVD「『君の名は。』DVD スタンダード・エディション」も初週売上21.6万枚の数字を叩き出し、同日付DVDランキング総合1位を獲得。BD&DVD同時総合首位に輝いた。なおアニメDVDの初週20万枚超えは、2010年5月発売『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』が記録した28.3万枚以来7年2か月ぶり。さらにBD盤の初週20万枚超えは、2014年7月発売『アナと雪の女王 MovieNEX』の151.4万枚以来約3年ぶりで、DVD、BD共にアニメ作品としては今年度最高の累積売上を初週で記録する快挙を達成した。ちなみにアニメ関連では、テレビアニメ放送時から大反響を呼んだ人気アニメ「ユーリ!!! on ICE」のキャストイベントの模様を映像化した「ユーリ!!! On STAGE DVD」 、「ユーリ!!! On STAGE BD」が「その他」部門で1位を獲得。総合ランキングでもDVD、BD共にTOP10入りとなった。同イベントには、主演の勝生勇利役の豊永利行をはじめ、諏訪部順一、内山昂輝、福山潤、小野賢章など出演キャストが勢揃い。本作は劇場版の公開も発表されており、そちらの公開も待たれる。『君の名は。』DVD&BDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年08月02日「サザンオールスターズ」の名付け親としても知られる、洋楽ポップスの一流プロモーター・宮治淳一の若きころを神木隆之介、同じく桑田佳祐を野村周平が演じる『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』。先日の限定公開の好評を受け、ついに9月16日(土)より全国公開が決定し、初予告編がお披露目された。ドキュメントとファンタジーを融合させた「ドキュファ」という、いままでにない形式で綴られた本作。数多くの才能を輩出し続ける“芸能の地、茅ヶ崎”の謎に迫るべく、茅ヶ崎の芸能史を編纂する“日本一のレコードコレクター”であり、洋楽ポップスの一流プロモーターでもある宮治さんと、アースダイブという手法で茅ヶ崎の秘密を数万年規模で遡る人類学者・中沢新一への密着、今年御年80を迎えたいまも、現役で新しい音楽に挑み続ける加山雄三へのインタビューなどのドキュメンタリーパートと、宮治さんと桑田さんにとっての運命的な出来事を回想劇として描くファンタジーパートが融合し、展開されていく。6月25日(日)に開催された「第6回茅ヶ崎映画祭」でのプレミア上映に続き、7月21日(金)~7月23日(日)の3日間、全国15館にて実施された【夏祭り】特別上映では、チケットは即日完売。限定上映だったため、鑑賞後に多くの観た人がSNSに書き込み拡散され、それにより見ることができなかった映画ファン、音楽ファンから各地での劇場公開を求める声が多数寄せられたため、その要望に応える形で全国公開が実現した。今回発表された全国公開は、9月16日(土)より東名阪主要都市をはじめとする5か所の映画館での一般公開を皮切りに、なんと10月から始まる「桑田佳祐 LIVE TOUR 2017 がらくた」に帯同する形で、各都市の公演に合わせて全国的に公開していく、というもの。本作の中でも、ひときわ重要なポジションを担う桑田さん。桑田ファンにとっては、そんな映画が本人のライブと一緒にやってくるという、垂涎の展開となっている。全国公開決定と同時に解禁となった初の映像となる予告編では、映画本編同様、小倉久寛による“烏帽子岩”の「わたし、知ってるんです」というナレーションによって構成されている。ファンタジーパートでは、青年期の宮治さんを演じる学ラン姿の神木さんが安定感のある演技で熱演。また、男子校で天才的な感性が開花し始める桑田さんの学生時代を演じる野村さんは、本人さながら(?)のテンションの高さで怪演を見せている。茅ヶ崎名物・烏帽子岩が見守って来た、スターが生まれる地・茅ヶ崎の秘密とは…。そして予告編のラストに登場する、あの後ろ姿の男といえば…。チャレンジングな表現に挑んだ、茅ヶ崎愛、音楽愛にあふれた本作。なお、今週末8月5日(土)より前売券の発売も決定している。『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』は9月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月01日10月スタートのフジテレビ木曜10時ドラマは、“犯罪者の心を読める天才偏屈刑事”と“正義感強い真面目刑事”の凸凹バディが難事件を解決する刑事ドラマ「刑事ゆがみ」に決定。演じるのは、今作で民放連続ドラマ初主演を果たすことになる浅野忠信と、初の刑事役に挑戦する神木隆之介という、最強バディが誕生する。正義があまりに主観的で、真実がどこまでも曖昧な現代社会の中――刑事・弓神は、ただひたすらに事実を追い、真実へと辿り着こうとする。相手が国会議員だろうが、地元の人が全員に慕われる教師だろうが、はたまたコソ泥だろうが、前科10犯の凶悪犯だろうが関係ない。全て同じ人間である以上、全員容疑者。弓神は、人間に潜むわずかな“ゆがみ”を見逃さない。真実を求めるために違法捜査も日常茶飯事。独特な推理力を持つヒーローだ。そして、弓神の相棒を務めるのは、真面目・正義感にあふれるが腹黒ムッツリな新米刑事・羽生。バンバン犯人を捕まえて点数を上げたい羽生にとって、違法捜査だらけの弓神はとんでもなく邪魔な存在…。そんなかみ合わない凸凹バディが真実を見抜いていく!原作は、「ビッグコミックオリジナル」にて連載中、漫画界にあって希代のストーリーテラーと評される井浦秀夫の同名漫画。井浦氏といえば、2003年から連載を開始した「弁護士のくず」が、第52回小学館漫画賞を受賞し、2006年4月期にはドラマ化もされた。本作の演出を手がけるのは、福山雅治主演「ガリレオ」、草なぎ剛主演「任侠ヘルパー」、上戸彩&斎藤工が出演し映画版も大ヒットとなった『昼顔』など、数々の大ヒット作品を世に送り出してきた西谷弘監督。主人公・弓神を演じるのは、今作で民放連続ドラマ初主演を果たすことになる、浅野さん。1990年に「バタアシ金魚」でスクリーンデビューして以来数々の映像作品に出演し、2010年には『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』と『剣岳点の記』で第33回日本アカデミー賞優秀主演男優賞をダブル受賞。2014年『私の男』では、第36回モスクワ国際映画祭でコンペティション部門最優秀男優賞を受賞するなど、確かな演技力と唯一無二の存在感が高く評価されている浅野さんが、満を持してフジテレビ連続ドラマに登場する。「ラッキー!と思いました!」と出演の喜びを明かす浅野さんは、初共演の神木さんについて「神木君が僕を支えてくれると思います!」とすっかり信頼している様子。見どころについては「一人では何もできない中年刑事を思う存分楽しみたいと思います!」と話した。一方、弓神とバディを組む羽生は優秀で規則を守る几帳面なタイプの若手刑事。演じるのは、今作で初の刑事役に挑戦する神木さん。出演が決まって「25歳という自分の年齢に近い男性なので、どんなふうに等身大で演じていけるか、いまからとても楽しみ」と思ったそうで、「年齢とか関係なく、遠慮せず弓神に突っ込み、たまに突っ込まれるというおもしろい2人になればいいなと思います」と意欲をコメント。また、初共演の浅野さんについて「しっかりとお芝居でご一緒するのは初めてなので本当にうれしい気持ちでいっぱいです。以前、道ばたで偶然声をかけていただいたことがあって、とても気さくで優しい方だと思いました。カフェが好きだとおっしゃっていたので、そんなお話しもできるかな…といまから楽しみです」と、楽しみな思いを語った。原作者・井浦氏も「えー、弓神刑事の名前は“適当”と言いますが、“てきとー”って本来悪い意味じゃなくて、“いい加減”ということで…白黒極端じゃなく“灰色”…(汗) えー、ドラマでどんな風に料理してもらえるか、すごく楽しみです!」と、期待を寄せた。木曜劇場「刑事ゆがみ」は2017年10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日俳優の岡田将生が26日、都内で行われた映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(8月4日公開)のジャパンプレミアに、山崎賢人、神木隆之介、小松菜奈、新田真剣佑、山田孝之、伊勢谷友介、三池崇史監督とともに登壇した。キャスト陣が撮影時の思い出話やオススメのシーンを紹介するなどして大いに盛り上がったトークショーの終盤、同作を楽しみにしているすべてのファンへメッセージを求められた三池監督は「今の楽しいトークを聞いて、頭の片隅で"この映画、大丈夫だろうか"と思っているかもしれませんが、そこは大丈夫です。この男たちは撮影現場においては超人です。プライベートにおいてはいろんな障害を持つ役者ですけど、役者の中の役者です」と太鼓判を押した。さらに三池監督は「(ロケ地の)バルセロナもシッチェスもいいところなんですが、観光で行かれたときに気を付けていただきたいのは、お風呂場がちょっと滑りやすいんですよね」と続けると、横で聞いていた岡田が「あっ…ちょっと待ってください」と焦りだし、それでも三池監督が「お風呂で滑って縁(ふち)頭をぶつけて、そのまま気を失って1時間くらい経って目が覚めたら湯船が真っ赤だったっていう…」と話すと、観客から驚きの声が上がり、「岡田さんの頭がいっちゃったという話ではなく、気を付けてくださいねということを言いたかったんです。冗談はさておき、ジョジョの名前に恥じない作品に仕上がっていると思います」と締めたが、岡田は「その話はダメ…」と冷や汗をぬぐっていた。また、フォトセッションでは、東方仗助の触れるだけで他人のケガや壊れたものをなおすことができる"最も美しいスタンド"「クレイジー・ダイヤモンド」の巨大氷彫刻も登場し、一緒に写真に収まった。同作は、シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦氏原作の同名人気コミックのPart4(第4部)『ダイヤモンドは砕けない』を実写映画化したもので、杜王町を舞台に、"スタンド"と呼ばれる能力を持った高校生・東方仗助(山崎)が、連続殺人鬼・アンジェロ(山田)らと対峙し、死闘を繰り広げるというストーリー。
2017年07月27日大ヒット漫画を実写映画化する今夏の注目作『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』に出演する山崎賢人、神木隆之介、小松菜奈が、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにサプライズで登場。期間限定イベント「ユニバーサル・ジャンプ・サマー」の大人気アトラクションにして、ジョジョ“史上初”の4-Dアトラクションを体験した。「ユニバーサル・ジャンプ・サマー」の最新アトラクションとしてこの夏、初めてユニバーサル・スタジオ・ジャパンに期間限定で登場したアトラクションが、「ジョジョの奇妙な冒険・ザ・リアル 4-D-DIOの世界-」。原作第三部を舞台に、承太郎と宿敵・DIOのスタンド同士が繰り広げる超ド迫力のハイスピードバトルを体感できる、ジョジョ“世界初”の4-Dアトラクションとして人気を博す。この日、アトラクション体験を楽しみに待つ招待ゲスト200名の前にサプライズで現れたのは、劇場版『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』に出演する山崎さんと神木さん、そして小松さんの3人。彼らが姿を現すと、ゲスト約200名は大興奮!歓喜の声で迎えた。トークセッションでは、今年で30周年を迎え、アトラクションや映画で注目を集める「ジョジョ」の魅力や、映画の撮影秘話などを語り合った後、招待ゲストと一緒にアトラクションを体験。すると山崎さんは「スゲーーー!ジョジョ世界初の4-Dアトラクションと聞いて楽しみにしていましたが、大・大・大満足です!もう1回見たい!ジョジョ好きにはたまらない体験だと思います」と大興奮で体験の感想を語り、「今年はジョジョ原作30周年という記念すべき年。撮影の現場にはスタンドがいない想像の中でやっていたので大変でしたが、アトラクションのように体感できる映画なので、この夏は映画、アトラクションと2つのジョジョの世界を楽しんでいただきたいですね。グレートだぜっ!」とアピール。神木さんも「マンガで見てた脳内イメージどおりの滑らかな動きとスピード感がたっぷりでめちゃくちゃ楽しかったです。CGっぽくないというか、すごく質量を感じるアトラクションで、パンチ1発が重く体感できました。光とか振動の仕掛けもあって、ワクワクドキドキして、新しい世界に出会えた感覚です」とアトラクションを満喫した様子。小松さんは「(アトラクション体験中は)私だけがスゴく笑ってて(笑)。血しぶきとかが飛んでくる演出とか、すご過ぎて思わず笑ってしまいました。映像もとてもきれいで、映画とはまた違ったジョジョの世界を味わうことができました」と、それぞれに、目の前で繰り広げられた白熱のバトルの感想を興奮冷めやらぬ状態で語った。スペシャルイベントの最後には、会場にいる全員で「この夏、ジョジョがアツい!」の掛け声とともに、「ジョジョ」のスタンドが背景に浮かびあがると、原作「ジョジョの奇妙な冒険」の象徴的な擬音語が掲げられ、シアター内に降り注ぐ紙テープとともにこの日一番の熱気で包まれた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日(金)より全国にて公開。画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年07月19日『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』などで知られるヒットメーカー・細田守監督作品『サマーウォーズ』が8月18日(金)日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でオンエア。夏にピッタリの本作放送に向けて、制作を手がけた「スタジオ地図」の齋藤プロデューサーのコメントが到着した。主人公は数学オリンピックの日本代表をあと一歩のところで逃した、数学好きの高校生・小磯健二。健二は買い物から行政手続きまであらゆることができる仮想世界「OZ」のメンテナンスのアルバイトで夏休みを過ごしていたが、そこに憧れの先輩・篠原夏希から「田舎に一緒に帰ってフィアンセのふりをする」というとんでもないお願いをされることに。その頃「OZ」では健二のアカウントが乗っ取られシステムに障害が発生。そのせいで健二は容疑者として疑われてしまい、さらにその障害が世界に危機をもたらすことに。内気で弱気な理系少年の健二だが信じてくれる人のために、守りたい人のために、世界を救うために、田舎の大家族と一致団結して謎の敵に立ち向かう…。2006年公開の『時をかける少女』が国内外で数々の映画、アニメ賞などを受賞するなど高評価を得た細田監督が、同作の主要スタッフとともに挑んだ初完全オリジナル作品となる本作。健二役には『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など俳優としての活動だけでなく、昨夏大ヒットを記録した『君の名は。』や現在公開中の『メアリと魔女の花』などで声優としても大活躍中の神木隆之介、夏希役を『進撃の巨人』シリーズや三菱地所のCMでおなじみの桜庭ななみがそれぞれ担当するほか、谷村美月、富司純子、仲里依紗、中村正、永井一郎ら豪華キャストが集結した。本作のプロデューサーであり、細田監督の制作拠点として立ち上がった「スタジオ地図」の代表取締役でもある齋藤優一郎氏から今回の放送にあたってコメントも到着している。「今年は『サマーウォーズ』の公開から8年目の夏、“金曜ロードSHOW!”で本作が放送されるとの決定を聞き、驚き、またうれしく感じています。僕も細田監督もこの作品を作っているときはこんなことが起こるなんて全く思っていませんでしたし、ただただ面白い映画を作りたい、その一点だけを思っていました」「実は僕らはいま、また新しい映画を作っているのですが、思いはあの頃と変わっていません。これからも映画の新しい可能性にチャレンジをして、子どもと大人が一緒に楽しめる夏のアニメーション映画を一生懸命作っていきたいと思っています」。「では今年の夏も『サマーウォーズ』をよろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」。8月1日(火)からは東京ソラマチで本作の世界観を楽しめるコラボカフェ「サマーウォーズ OZ STAND -オズ スタンド-」も開催。この夏、あの感動と興奮をもう1度体感してみては!?金曜ロードSHOW!『サマーウォーズ』は8月18日(金)21時~日本テレビ系でにて放送。(笠緒)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS
2017年07月14日大ヒット公開中の『メアリと魔女の花』で声優を務めた杉咲花と神木隆之介が、7月13日(木)放送のニンゲン観察バラエティ「モニタリング」に出演。「ありえない声優オーディション」のモニタリングに仕掛け人として登場し、同じく仕掛け人として人気声優の梶裕貴も“顔出し”で出演。放送中からネットでは大反響が見られたが、放送終了後、さらにファン歓喜の事態に。梶さんが神木さんと2ショットのオフショッを自身の公式Twitterで公開し、「プライベートで遊ぶ仲になりましたー!」と喜びを露わにした。「もしも○○だったら、アナタはどうする?」をコンセプトに、街角で出会った一般人やタレントたちの素のリアクションを紹介していく本番組。昨日の放送では、「もしもありえない声優オーディションに呼ばれたら…受け入れる?受け入れない?」と題し、森脇健児、加藤諒、藤田ニコルをターゲットに声優オーディションを開催。杉咲さんと神木さんとともにアフレコを実施。ターゲットたちの予想を超えたアドリブやリアクションに、ネットも大いに盛り上がった。そして、強力な仕掛け人として「進撃の巨人」主役エレン・イエーガー役をはじめ数々のアニメ作品でメインキャストを務める梶さんが出演。番組内では人気に違わぬ演技力を披露し、その場のターゲットたちは圧倒されていたよう。さらに番組視聴者たちもリアルタイムで「最高!!さすがだよ~」「梶さんすご!!」と絶賛し、声優さんの“顔出し出演”そのものに喜ぶファンの声も多数上がっていた。興奮冷めやらぬ中、梶さんの所属事務所VIMSスタッフによるTwitterにて、梶さんが「モニタリング、いかがでしたでしょうか?」というコメントと共に、神木さんと仲良し2ショットを投稿。極めつけは「僕は出演しておりませんが『メアリと魔女の花』、ぜひ劇場でご覧ください!」とアピールすると、「そして神木隆之介くんと、そのまま食事へ。意気投合し、その後もプライベートで遊ぶ仲になりましたー!まさかの展開。(笑)」と大告白。これには「まさかまさかの展開です!」「ええ…もう泣きそうなんですけど梶さんも大好きだし、神木くんも大好きやから…尊いわ!!笑笑」「神木くんとのツーショットが見れるなんて最高の一言しか言えないです」「え!?ちょっ!まっ!!!!びっくりし過ぎて思考が追いつかないんだけど笑笑夢の共演」「ほんと生きててよかったです笑笑神木くんと梶くんが共演してくれただけで十分なのにもう遊ぶ仲なんて…!!!関係ない私までありがとうございますです」と両方のファンから鳴り止まない歓喜の声が。俳優と声優という主フィールドの違いからこれまで直接的な共演こそなかったものの、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズにおいては、“広瀬康一”という人物を、梶さんはテレビアニメ版の声優として、神木さんは実写版で演じている。さらに、俳優として『るろうに剣心』シリーズや『3月のライオン』『バクマン』など話題作に立て続けに出演し確固たる人気を誇りつつ、『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』『サマーウォーズ』『君の名は。』と日本を代表するアニメーション映画で声優を担当し、その演技力が高く評価される神木さん。一方、「進撃の巨人」をはじめ「黒執事」「七つの大罪」「曇天に笑う」「ノラガミ」など代表作は数知れず、現在放送中の「DIVE!!」では主演を担当。加えて、映画『神☆ヴォイス』での演技披露や、テレビ出演、最近では雑誌の表紙を飾るなど、いまの声優界人気の中でも第一線で活躍し続ける梶さん。多くの大作で主演という重責を務め上げ、互いに多岐にわたる表現に挑戦し、実力と人気を積み重ねてきた同じ“役者”たち。今回の共演で共通点や相通ずるものを感じたとしても、不思議ではない。Twitterのコメントは「素敵な出会いに感謝!」と結ばれている。今後の日本のエンターテインメント界を担うであろう2人の出会いには、今後の新たな可能性を期待する声もちらほらと伺えた。【梶】モニタリング、いかがでしたでしょうか?僕は出演しておりませんが「メアリと魔女の花」、ぜひ劇場でご覧ください!そして神木隆之介くんと、そのまま食事へ。意気投合し、その後もプライベートで遊ぶ仲になりましたー!まさかの展開。(笑)素敵な出会いに感謝! pic.twitter.com/zkI4VSCIEA— 梶裕貴@staff (@KAJI_staff) 2017年7月13日(text:cinemacafe.net)
2017年07月14日7月13日(木)今夜放送の「ニンゲン観察!モニタリング」は『メアリと魔女の花』から杉咲花、神木隆之介の2人がゲストで登場するほか、ドラマ「ハロー張りネズミ」からは瑛太と深田恭子も登場。さらに金田朋子の出産に密着など豪華なラインナップでお届けする。本番組は日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意、遭遇した人の行動を観察する“ニンゲン観察バラエティ”。前回に続き「TOKIO」長瀬智也と俳優の坂口健太郎が登場、「もしも夫の友だちが芸能人だったら妻は、信じる?信じない??」というモニタリングを実施。突然目の前に長瀬さん、坂口さんが現れ父親と友人だと聞かされた妻と娘の反応は!?大ヒット公開中の映画『メアリと魔女の花』で声優を務める杉咲さん、神木さんのモニタリングは「ありえない声優オーディション」。森脇健児、加藤諒、藤田ニコルがオーディションで思わず笑ってしまうような“ありえない”ディレクションをされることに。ムチャぶりに暴走する藤田さんをはじめ参加者の反応にも注目。また人気声優の梶裕貴も登場するのでお楽しみに。また催眠術をかけられ目の前に瑛太さん、深田さんが現れたとき人はそれを信じるのか!?「もしも催眠術で夫や妻が芸能人に見えたら…」もお楽しみに。そのほか金田さんの第一子出産までに密着したモニタリングなども放送される。今夜のゲスト、長瀬さんと坂口さんが共演している日曜劇場「ごめん、愛してる」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。日曜劇場初主演となる長瀬さん、連ドラ初ヒロインとなる吉岡里帆、そして坂口さんのほか大西礼芳、池脇千鶴、大竹しのぶらも出演。心に孤独を抱えた岡崎律(長瀬さん)が三田凜華(吉岡さん)に出会い、かつて自分を捨てた母親(大竹さん)を求める姿を描く。杉咲さん、神木さんが声優を務める映画『メアリと魔女の花』は現在全国公開中。『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督が杉咲さん、神木さんをはじめ天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えりら豪華俳優陣をキャストに迎え、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”を見つけ一夜限りの不思議な力を手にいれた主人公メアリの物語が展開する。瑛太さん、深田さん共演の「ハロー張りネズミ」は7月14日(金)22時から放送開始。「島耕作シリーズ」の弘兼憲史による同名コミックを『モテキ』や『バクマン。』の大根仁が映像化。森田剛、山口智子、伊藤淳史、吹越満、ムロツヨシ、國村隼らも出演。東京の下赤塚にひっそり佇む「あかつか探偵事務所」の所員、五郎(瑛太さん)とグレ(森田さん)が1か月前に亡くした娘を探す無理難題を言われ…というストーリーが綴られる。「ニンゲン観察!モニタリング」2時間SPは、7月13日(木)19時56分~TBS系で放送。(笠緒)
2017年07月13日俳優の山崎賢人が9日、東京ドームシティ アトラクションズで行われた「ジョジョの奇妙な遊園地からの脱出」開催記者発表に登場した。同イベントはTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』とリアル脱出ゲームのコラボとなり、実写版映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年8月4日公開)主演の山崎が応援に駆けつけた。会見の前にゲームを体験した山崎は、小さい頃からよく来ていたという後楽園で「見慣れている景色の中でジョジョの世界を楽しみながら、遊園地の敷地内を巡って、キーワードを書いたり、迷路をやったりするのが楽しかったですね」と、満喫した様子。映画の出演者では「山田孝之さんがゲームが大好きなので、得意そうだと思います。神木隆之介も頭がいいので、スイスイ解いていくと思います」と印象を語った。実写映画では「スタンドが初めて映像で出てきたときは興奮しました。スタンドを使った戦いの映像というのは、ジョジョにしかない世界なので、見ていて興奮しましたね」と自身の感想を明かした。また、スイスで開催された第17回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭でワールドプレミアを行い、同映画祭で観客賞に輝いた同作。山崎は「現地の方々が楽しんでくださっていて、熱もすごかったです」と振り返り「観ていただいたお客さんに投票いただいたので、本当に嬉しかったです」と喜びを表した。
2017年07月09日スタジオポノック第1回長編作品『メアリと魔女の花』の初日舞台挨拶が7月8日(土)、都内で行われ、メガホンをとった米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)、杉咲花(メアリ役)、神木隆之介(ピーター役)らが出席した。スタジオジブリ出身の米林監督が3度目の長編メガホンをとる本作。イギリスの児童文学を原作に、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を偶然見つけた主人公のメアリの大冒険が描かれる。一夜限りの不思議な力を発揮し、魔法世界の最高学府であるエンドア大学への入学を許可されたメアリだが、彼女がついたウソが大切な人を大事件に巻き込んでしまう。長編アニメ3作目のメガホンとなる米林監督は、「ゼロからのスタートで、苦労が多かったが、たくさんの皆さんの力のおかげで公開初日を迎えて、感謝しています」と感無量の面持ち。「ジブリ超えですか?そんなこと、おこがましくて言えないです。ただ、ジブリを乗り越えていければという気持ちで、作品をつくった。一歩ずつ前作よりも良くなっていければ」と背筋を伸ばした。『思い出のマーニー』に続き、米林作品に出演した杉咲さんは、「取材などで、米林監督が『ジブリという魔法が解けて』とよくおっしゃっていましたが、私はこの世界にスタジオポノックという新たな魔法が生まれたと思う」と語り、「自分にとってのコンプレックスが、ほかの人から見れば魅力や憧れになることも。メアリを演じて、そんな魔法にかけられた、うれしい気分になりました」とふり返った。一方、神木さんは、先に杉咲さんが収録したアフレコ音声を聞きながら、演技をしたといい「“花さま”に助けていただいたおかげで、ピーターを演じることができた」と感謝の意。当の杉咲さんは「花さまって、やめてください(笑)。すべては“神さま”のおかげです!」と照れ笑いを浮かべていた。舞台挨拶には杉咲さんと神木さん、米林監督に加えて、小日向文世(エンドア大学の魔法科学者、ドクター・デイ役)、佐藤二朗(エンドア大学のほうき小屋の番人、フラナガン役)、渡辺えり(バンクス役)、大竹しのぶ(メアリの大叔母、シャーロット役)、プロデューサーの西村義明が出席した。『メアリと魔女の花』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年07月08日米林宏昌監督の最新作『メアリと魔女の花』に、女優の杉咲花が主人公のメアリ役、俳優の神木隆之介がメアリと冒険をともにする少年ピーター役で声の出演を果たした。ご存じの通り2人とも米林作品に出演した経験があり、今回ファン待望の共演が実現した形だ。『思い出のマーニー』で好奇心旺盛な少女・彩香を好演し、公開時には同作の“第3のヒロイン”として注目を集めた杉咲さん。一方、神木さんは米林監督の長編デビュー作『借りぐらしのアリエッティ』でアリエッティと出会う病弱な少年・翔を演じた。そんな両名はインタビューが始まるや、互いを“神さま”“花さま”と呼び合い、劇中のメアリ&ピーター同様、息の合ったコンビネーションを披露。その様子に米林監督も「2人が初めて出会うシーンの演技を聞いて、冒険が始めるワクワクを感じ、これはイケると確信した」と目を細めながら、回想する。■米林監督の最新作が見られる喜びが大きい…杉咲花「また、ご一緒できる幸せはもちろん、米林監督の最新作が見られる喜びが大きいです。前作のご縁がありますし、神木さんが声を担当された『借りぐらしのアリエッティ』が(スタジオジブリ作品の中で)一番大好きなので。アフレコ前は不安もありましたが、米林監督やスタッフの皆さんの作品に対する、変わらぬ愛を感じ、自然と不安は和らぎました。私自身、メアリへの愛着が増していき、毎日楽しく、幸せな気持ちで演じることが出来たんです」「アフレコは私が先だったんですが、神木さんがピーターを演じると知り、とてもイメージが沸きました。過去に神木さんが出演された作品を、ずっと拝見していたので。実際、神木さんが演じるピーターを想像することで、メアリという女の子が引き出されたと思います。普段、自分が出演した作品は客観的に見られないんですが、今回はそんなこと考える隙もないほど面白く、(上映時間の)103分があっという間。本当にワクワクしっ放しでした」■ピーターは12歳、実年齢の半分なので…神木隆之介「ピーターは12歳なんです。僕はいま24歳なので、実年齢の半分で…。ただ、単純に年相応に演じればいいかといえば、そうでもないと思ったので、声のトーンなどは米林監督と相談させていただきました。それよりも意識したのは、ピーターの成長です。最後には、ご覧になる皆さんのピーター像が(成長を通して)変わっていれば良いなと思います。ピーターはカッコいい存在でいたいなという想いもありました」「僕自身は、(先に収録を終えた)花さまの声に甘えっぱなしでした(笑)。メアリのお芝居に反応しながら、『それでは自分は…』という組立ができました。『借りぐらしのアリエッティ』のとき、僕はまだ高校2年生くらいだったと思います。米林監督をはじめ、ジブリで働いていたスタッフの皆さんも多くて、時間が巻き戻ったような懐かしさを感じ、うれしかったです。小さな勇気が、大きな力に変わっていく。そんな背中を押してくれる作品ですし、僕自身も元気をいただきました」■魔法は目に見えないもの、一瞬で消えて無くなることも…米林宏昌監督「メアリはウソもついてしまうし、勝手にどこか行っちゃうし、失敗ばかり(笑)。見方によっては、嫌われてしまうキャラクターなんですが、前作同様、杉咲さんが僕らの想像の“斜め上”の演技をしてくれたおかげで、愛すべき主人公になった。ピーターは、本当によくできた男の子なんです。でも、心の中では『変わりたい』という気持ちがある。神木さんは少年の無邪気さ、成長の兆しという両面を見事に演じてくれました」「僕がスタジオジブリで手がけた2つの作品は、どちらも静かなトーンで、ラストに別れがあった。ですから、ジブリを去り、スタジオポノックの第1回長編作品として作るなら、どこからかやって来た主人公が、その場に定住するお話にしたかったんです。(ジブリ時代は)アニメーターとしてアクションを担当することも多かったので、ジブリで学んだことを活かし、もっとエネルギッシュで躍動的な作品を作ってみたかった。そして、最後は一歩を踏み出したくなる…。新しい環境で、動き出した自分たちに重ね合わせる部分も大きいです」「スタジオジブリを去ったことで、確かに“魔法”を失ったと言えるかもしれません。それでも作品を作りたくて、スタジオポノックという現場ができました。ちょうど折れたホウキを手に、深い霧に包まれた森に歩み出るメアリの姿と同じですね。そこで改めて『魔法って何だろう?』って考えると、それは目には見えない、信頼や信用なのではないでしょうか。震災を始め、僕らはそういうものが一瞬で消えて無くなる場面に遭遇した。それでも歩き出さなくてはいけないし、僕らにとっては作品作りだった。『メアリと魔女の花』は魔法を持たない女の子…、つまり私たちの物語なんです。ご覧になった後、一歩踏み出す勇気を感じてもらえれば、これほどうれしいことはありません」(text:Ryo Uchida/photo:You Ishii)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年07月07日映画『メアリと魔女の花』のチームメアリ結成トークイベントが7月5日(水)、都内にて開催され、声優を担当した杉咲花、神木隆之介、佐藤二朗、主題歌を担当した“セカオワ”こと「SEKAI NO OWARI」、米林宏昌監督、西村義明プロデューサーが登壇した。同作は、スタジオジブリ出身の米林監督がメガホンを取り、イギリスの児童文学を原作に、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を偶然見つけた主人公・メアリの大冒険を描く。一夜限りの不思議な力を発揮し、魔法世界の最高学府であるエンドア大学への入学を許可されたメアリだが、彼女がついたウソが大切な人を大事件に巻き込んでしまう。スタジオポノック第1回長編作品となり、杉咲さんが主人公メアリ役を、神木さんがメアリと一緒に冒険を繰り広げることになるピーター役を演じる。トークでは、米林監督から、子どもをはじめ幅広い人たちに口ずさんでもらえるような主題歌を構想した際に「SEKAI NO OWARI」が頭に浮かんだエピソードが語られた。映画の制作途中に「SEKAI NO OWARI」のメンバーにスタジオに来てもらい、絵コンテなどを見てもらったうえで主題歌「RAIN」を制作してもらったそう。米林監督の言葉を受け、「SEKAI NO OWARI」のSaoriさんは「最初にオファーを頂けたという話を聞いて、スタジオポノックさんに4人で伺ったのですが」とふり返った。「プロデューサーと監督がすごい熱意で、『こんな思いで映画を作っているのです。僕らは本気なのです』ということをおっしゃって、その後に、“僕たちについてこれますか?”みたいな(笑)」と明かした。「僕たちについてこれますか?」と直接、言葉にしたわけではないそうだが、「SEKAI NO OWARI」のFukaseさんも「大きい意味ではそうでした」といい、Saoriさんは「“挑戦状だな。これは!”と『SEKAI NO OWARI』のメンバーは思いながら受け取りました」と続けた。同時にSaoriさんは、「今回の歌詞はFukase君が先に書いて、それを引き継ぐ形で私も一緒に書いたのですが、Fukase君はもう最初にスタジオポノックさんに行った帰りの車の中で、私が『歌詞、どんな感じにする?』と話しかけたら、『大丈夫、俺、もう考えているから』とピシッと言われました。そのときに浮かんでいたのだと思います」と制作秘話を披露する一幕もあった。イベントでは、出演者や関係者向けの試写会の様子も話題にあがった。Saoriさんは「私たちの前にプロデューサーさんや神木さん、みなさんがいらっしゃいました。私たちの前に後頭部が見えていて、その先にスクリーンがあったので、『どんな顔をして観ているのだろう』と。でも、見えないのですごくソワソワしていて」と告白。Fukaseさんが「後頭部の圧力があったよね(笑)」と相づちを打つと、Saoriさんは「後ろに向かって放たれていたので、緊張していました(笑)」と同意し、トークを盛り上げた。一方、「SEKAI NO OWARI」の大ファンで「RAIN」の感想を尋ねられFukaseさんに「何であんなに美しい声なのですか?」と質問していた神木さんは、「後頭部からオーラを放っていませんし、威圧もしていません」とたじたじの様子。逆に、「素敵な曲に引きこまれながら、『あっ、後ろにいるんだ』と思いました」と当日の様子を回顧。Fukaseさんは、「みんなそういう感じだったのですね」と納得した様子を見せていた。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)から全国にて公開。(竹内みちまろ)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年07月05日