神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』の東京公演が、2024年3月20日(水・祝) にサンシャイン劇場で開幕。それに先駆け、演出・構成の野坂実、林一敬、小園凌央、加藤雅也、片岡鶴太郎による囲み取材と公開舞台稽古が行われた。本作は、世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、2023年8・9月に高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズを初めて舞台化し好評を博した『呪縛の家』に続く神津恭介シリーズの第2弾。大阪公演を経て、東京初日を迎えるにあたっての心境や意気込みを聞かれた林は「稽古の時点でチームワークが良いカンパニーでしたが、大阪公演を経てさらに良くなった実感があります。たくさんの方に見てほしいですね」と自信を見せ、小園も「もともと仲が良いんですが、特に一高生グループは修学旅行みたいな雰囲気でした。もしかしたら当時もこんな感じだったのかなという感覚も芽生え、大阪公演が先にあって良かったと思います」と頷く。加藤が「大阪公演からスタートするのは僕にとって初めて。新鮮ですがいいなと思いました。ふたりはすごくいいことを言っていましたが、さっきまでは(大阪で)終わった感じがあって再演みたいな気分ですねと話していました」と暴露し、林と小園が慌てる一場面も。片岡は「皆さんがおっしゃっているように、一高生たちが修学旅行で私はその引率の先生という感じ(笑)。大阪はリピーターの方も多くいらっしゃいました。何回見ても楽しい作品ですので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。野坂は「神津恭介は日本三代名探偵のひとりですが、あまり知られていません。でも、舞台を見てリピートしてくださる方が多くて嬉しいなと思っています。また、個人的には林くんがどこまで成長するかも楽しみ。前回は内海(光司)さんがすごくフォローしてくれていて、今回は林くんが先輩として若い3人をどう見てあげるのか楽しみにしていました。大阪公演でお気に入りの中華屋さんに連れて行くつもりだと言っていて……」と座長の成長を語りだすが、林が「誘ったら断られちゃいました(笑)」と明かし、小園が「ふたりで行きました!」と話して一同は爆笑。代わりに大阪公演では後輩とたこ焼きを一緒に食べたそうで、林は「(関)翔馬の誕生日祝いを兼ねてご飯に行こうと言ってるんですけど、また断られたらやだな……」とぼやいてはいたが、終始座組みの仲の良さが垣間見えるやり取りを披露していた。野坂は「若い彼らを鶴太郎さんや加藤さんといった先輩たちがニコニコ導いてくれています。年齢が離れているけどチームとしてまとまっている。しっかりディスカッションをするメンバーが揃っているので、年齢による壁もない、仲の良い座組だなと思いますね」と、カンパニーの魅力をまとめた。前作に引き続き神津を演じる林は、「今回は学生時代。天才探偵が生まれる前の話です。前回は探偵として依頼を受け、事件を解決する話なのでわちゃわちゃしたにぎやかさはありませんでした。今回は先ほど話に出た後輩3人、僕と小園くんが一高生。みんなキャラクターが立っていて、楽しいシーンが多いと思います」と見どころを語る。また、ホームズとワトソンに例えられることもある神津と松下。演じる林との関係を聞かれた小園は「僕らは本当に仲が良くて、稽古中も大阪公演が終わってからもご飯に行っています。神津と松下は凸凹コンビだと思うんですが、プライベートでもそう。お互い足りないところを埋め合える関係なので、舞台上で表現できたらいいなと思います」と笑顔を見せた。大人ならではの目線で注目ポイント教えてほしいという質問が出ると、加藤は「難しい質問」と悩みつつ「ミステリーって登場人物を見ると犯人のあたりがつく。その中でどう話を展開させるかという意味で、面白く作れていると思います」と答える。前回とは違う役で再び出演する片岡は「前回の私は神津と対峙する役でしたが、今回は神津の先生。前回見ていただいた方には、その違いも楽しんでもらえるかと思います。今回は神津に対してアドリブを入れづらいので、他の一高生をあたふたさせようかと考えています」とお茶目に語った。最後に、公演を楽しみにしている方に向けて野坂は「稽古場でも皆さんがすごく話し合って作ってくれました。コミュニケーションを取れているので、お芝居も濃くて見応えがあります。推理ものの難しさ・硬さをできるだけなくしましたし、顔と名前を一致させるために皆さんに頻繁に出てきていただいて、覚えようとしなくても話の筋がわかるようにしています。気楽に見にきていただけると嬉しいです」とアピール。林は「僕からすると二度目の神津なので、前回からの成長を見てもらいたいです。座組の仲の良さも舞台から伝わると思いますし、神津の推理力にも注目しながら本作を楽しんでいただけたらと思います」と締め括った。今回は神津恭介が第一高等学校(一高)に通っていた時の事件を描いた表題作『わが一高時代の犯罪』と、その続編とも言える『輓歌』の2編を組み合わせた作品。時系列としては舞台第一弾である『呪縛の家』より前であり、若かりし頃の神津や松下が描かれる。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』大阪公演より舞台稽古で披露されたのは冒頭20分ほど。林演じる神津と智恵子(能條愛未・中野郁海)が10年の時を経て再会するプロローグの後、一高生の日常から物語がスタートした。松下(小園)は、親近感の湧く語り手として客席と物語を繋いでくれる。短いシーンながら神津への尊敬や信頼がしっかり伝わってきて微笑ましい。プレイボーイの青野(関翔馬)、上昇志向が強い飯島(高橋曽良)、変わり者の妻木(小山龍之介)と、学友たちも個性豊か。エリートだが子どもらしさも残る高校生たちのやり取りが楽しく、その輪に入ると神津の一際落ち着いた物腰や聡明さが目を惹く。一方、師である天沼教授(片岡)とのシーンではまだ未熟な一面も見え、ギャップが魅力的だ。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』大阪公演より神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』大阪公演より一高生たちの若さや勢いが眩しいぶん、大人たちの存在感も際立っている。軽いように見えて頼もしい天沼、優秀な実業家であり一高出身の先輩である水町(加藤)、彼の有能な秘書である稲田(細貝圭)、秘密を抱えているらしい章子(滝佑里)らが物語にどう関わってくるのか、続きが気になる公開稽古だった。<公演情報>神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』演出・構成:野坂実脚本:須貝英音楽:村井邦彦、上野耕路原作:高木彬光(光文社文庫)【出演】林一敬/小園凌央/能條愛未、中野郁海(Wキャスト)/関翔馬高橋曽良小山龍之介滝佑里/細貝圭/加藤雅也/片岡鶴太郎(特別出演)ほか※高橋曽良の「高」は「はしご高」が正式表記。【東京公演】日程:2024年3月20日(水・祝)~31日(日)会場:サンシャイン劇場チケット情報:公式サイト:
2024年03月21日演出家・野坂 実が2021年に始動した、世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」。2023年8・9月には、高木彬光による推理小説・神津恭介シリーズを初めて舞台化し好評を博した。2024年3月8日(金)に、神津恭介シリーズ第二弾『わが一高時代の犯罪』が大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで開幕。主演は第一弾に引き続き林一敬が務め、小園凌央、関翔馬、高橋曽良、小山龍之介、滝佑里、細貝圭、加藤雅也、能條愛未・中野郁海(Wキャスト)、片岡鶴太郎(特別出演)と、若手からベテランまで多彩なキャストが集結している。3月20日(水・祝)にスタートする東京・サンシャイン劇場公演を前に、演出・構成の野坂 実、林 一敬、小園凌央、加藤雅也 、片岡鶴太郎による囲み取材と公開舞台稽古が行われた。大阪公演を経て、東京初日を迎えるにあたっての心境や意気込みを聞かれた林は「稽古の時点でチームワークが良いカンパニーでしたが、大阪公演を経てさらに良くなった実感があります。たくさんの方に見てほしいですね」と自信を見せ、小園も「もともと仲が良いんですが、特に一高生グループは修学旅行みたいな雰囲気でした。もしかしたら当時もこんな感じだったのかなという感覚も芽生え、大阪公演が先にあって良かったと思います」と頷く。加藤が「大阪公演からスタートするのは僕にとって初めて。新鮮ですがいいなと思いました。2人はすごくいいことを言っていましたが、さっきまでは(大阪で)終わった感じがあって再演みたいな気分ですねと話していました」と暴露し、林と小園が慌てる一場面も。片岡は「皆さんがおっしゃっているように、一高生たちが修学旅行で私はその引率の先生という感じ(笑)。大阪はリピーターの方も多くいらっしゃいました。何回見ても楽しい作品ですので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。野坂は「神津恭介は日本三代名探偵の1人ですが、あまり知られていません。でも、舞台を見てリピートしてくださる方が多くて嬉しいなと思っています。また、個人的には林くんがどこまで成長するかも楽しみ。前回は内海(光司)さんがすごくフォローしてくれていて、今回は林くんが先輩として若い3人をどう見てあげるのか楽しみにしていました。大阪公演でお気に入りの中華屋さんに連れて行くつもりだと言っていて……」と座長の成長を語りだすが、林が「誘ったら断られちゃいました(笑)」と明かし、小園が「2人で行きました!」と話して一同は爆笑。代わりに大阪公演では後輩とたこ焼きを一緒に食べたそうで、林は「(関)翔馬の誕生日祝いを兼ねてご飯に行こうと言ってるんですけど、また断られたらやだな……」とぼやいてはいたが、終始座組みの仲の良さが垣間見えるやり取りを披露していた。野坂は「若い彼らを鶴太郎さんや加藤さんといった先輩たちがニコニコ導いてくれています。年齢が離れているけどチームとしてまとまっている。しっかりディスカッションをするメンバーが揃っているので、年齢による壁もない、仲の良い座組だなと思いますね」と、カンパニーの魅力をまとめた。前作に引き続き神津を演じる林は、「今回は学生時代。天才探偵が生まれる前の話です。前回は探偵として依頼を受け、事件を解決する話なのでわちゃわちゃしたにぎやかさはありませんでした。今回は先ほど話に出た後輩3人、僕と小園くんが一高生。みんなキャラクターが立っていて、楽しいシーンが多いと思います」と見どころを語る。また、ホームズとワトソンに例えられることもある神津と松下。演じる林との関係を聞かれた小園は「僕らは本当に仲が良くて、稽古中も大阪公演が終わってからもご飯に行っています。神津と松下は凸凹コンビだと思うんですが、プライベートでもそう。お互い足りないところを埋め合える関係なので、舞台上で表現できたらいいなと思います」と笑顔を見せた。大人ならではの目線で注目ポイント教えてほしいという質問が出ると、加藤は「難しい質問」と悩みつつ「ミステリーって登場人物を見ると犯人のあたりがつく。その中でどう話を展開させるかという意味で、面白く作れていると思います」と答える。前回とは違う役で再び出演する片岡は「前回の私は神津と対峙する役でしたが、今回は神津の先生。前回見ていただいた方には、その違いも楽しんでもらえるかと思います。今回は神津に対してアドリブを入れづらいので、他の一高生をあたふたさせようかと考えています」とお茶目に語った。最後に、公演を楽しみにしている方に向けて野坂は「稽古場でも皆さんがすごく話し合って作ってくれました。コミュニケーションを取れているので、お芝居も濃くて見応えがあります。推理ものの難しさ・硬さをできるだけなくしましたし、顔と名前を一致させるために皆さんに頻繁に出てきていただいて、覚えようとしなくても話の筋がわかるようにしています。気楽に見にきていただけると嬉しいです」とアピール。林は「僕からすると二度目の神津なので、前回からの成長を見てもらいたいです。座組の仲の良さも舞台から伝わると思いますし、神津の推理力にも注目しながら本作を楽しんでいただけたらと思います」と締め括った。今回は神津恭介が第一高等学校(一高)に通っていた時の事件を描いた表題作『わが一高時代の犯罪』と、その続編とも言える『輓歌』の2編を組み合わせた作品。時系列としては舞台第一弾である『呪縛の家』より前であり、若かりし頃の神津や松下が描かれる。舞台稽古で披露されたのは冒頭20分ほど。林演じる神津と智恵子(能條愛未・中野郁海)が10年の時を経て再会するプロローグの後、一高生の日常から物語がスタートした。松下(小園凌央)は、親近感の湧く語り手として客席と物語を繋いでくれる。短いシーンながら神津への尊敬や信頼がしっかり伝わってきて微笑ましい。プレイボーイの青野(関翔馬)、上昇志向が強い飯島(高橋曽良)、変わり者の妻木(小山龍之介)と、学友たちも個性豊か。エリートだが子供らしさも残る高校生たちのやり取りが楽しく、その輪に入ると神津の一際落ち着いた物腰や聡明さが目を惹く。一方、師である天沼教授(片岡鶴太郎)とのシーンではまだ未熟な一面も見え、ギャップが魅力的だ。一高生たちの若さや勢いが眩しいぶん、大人たちの存在感も際立っている。軽いように見えて頼もしい天沼、優秀な実業家であり一高出身の先輩である水町(加藤雅也)、彼の有能な秘書である稲田(細貝圭)、秘密を抱えているらしい章子(滝佑里)らが物語にどう関わってくるのか、続きが気になる公開稽古だった。大阪公演より大阪公演より<あらすじ>時は 1938年。日中戦争が泥沼化する中、神津恭介と松下研三が通う第一高等学校(一高)には優秀かつ個性的な学生たちが数多く在籍している。ある時、彼らの寮を一人の女性が訪ねて来る。意外にも普段女っ気のない妻木という学生に会いに来たのだった。妻木と女は連れ立って去って行くが、同じく同級生である飯嶋と⻘野がその女を知って いるらしい反応を見せたことを、神津は訝しく思う。その日の夜、寮に戻って来た妻木の提案で肝試しが行われることになる。一高の時計塔の上まで登って帰って来れば汁粉をご馳走するという彼の誘いに乗って、松下、青野、飯嶋が参加することになる。飯嶋の後に時計塔に登った妻木が一向に戻って来ず、一同は不審に思って階段を駆け上が る。しかし妻木はどこにもおらず、神津のマントのみが置いてあった。妻木は忽然と姿を消してしまったのだ。神津と松下は彼の行方を独自に捜査することになり、水町家へと赴く。そして、更なる事件に巻き込まれるのだった……。<公演概要>神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英音楽:村井邦彦、上野耕路原作:高木彬光(光文社文庫)出演:林 一敬/小園凌央/能條愛未、中野郁海(W キャスト)/関 翔馬高橋曽良小山龍之介滝 佑⾥/細貝 圭/加藤雅也/⽚岡鶴太郎(特別出演)ほか※高橋曽良の「高」は正しくは「はしご高」です。【東京】2024年3月20日(水)〜3月31日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)3⽉ 20 ⽇(⽔)18︓30 開演◆3⽉ 21 ⽇(⽊)14︓00 開演◇3⽉ 22 ⽇(⾦)14︓00 開演◇/18︓30 開演◇3⽉ 23 ⽇(⼟)12︓00 開演◆/17︓00 開演◆3⽉ 24 ⽇(⽇)12︓00 開演◇/17︓00 開演◇3⽉ 25 ⽇(⽉)休演⽇3⽉ 26 ⽇(⽕)14︓00 開演◆3⽉ 27 ⽇(⽔)14︓00 開演◆/18︓30 開演◆3⽉ 28 ⽇(⽊)14︓00 開演◇3⽉ 29 ⽇(⾦)14︓00 開演◆/18︓30 開演◆3⽉ 30 ⽇(⼟)12︓00 開演◇/17︓00 開演◇3⽉ 31 ⽇(⽇)12︓00 開演◆◆…能條愛未 ◇…中野郁海チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 大阪公演より大阪公演より大阪公演より 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月21日2024年3月に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、東京・サンシャイン劇場にて上演する、神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』のキャラクタービジュアルが公開されました。世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、2023年8~9月に高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑んだ『呪縛の家』に続く、神津恭介シリーズ第二弾となります。原作は明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人と言われる「神津恭介」が主人公のシリーズ作品で、第一弾の『呪縛の家』では東京大学医学部法医学教室に所属していた神津恭介が、旧制第一高等学校、通称一高に通っていた時の事件を描いた表題作『わが一高時代の犯罪』とその続編とも言える『輓歌』の2編を1つの作品にして舞台化いたします。前作に続いて構成・演出は「ノサカラボ」の主宰で、海外戯曲から漫画原作まで幅広いジャンルの舞台を手がけ、高い評価を得ている野坂実。脚本を手掛けるのは、演劇ユニット「Mo’xtra」の主宰で、新国立劇場演劇公演『私の一ヶ月』の脚本を手掛けるなど活躍中の須貝英です。そして、音楽を、「翼をください」や「虹と雪のバラード」の作曲をはじめ、映画『金田一耕助シリーズ』の一つ『悪魔の手毬唄』の音楽を担当した村井邦彦と、1970年代後半よりバンド『8 1/2』『ゲルニカ』で活動し、近年では、映画「のぼうの城」、「大怪獣のあとしまつ」の音楽を担当した上野耕路が前作に続き担当します。また、主演に林一敬、共演に小園凌央、関翔馬、高橋曽良、小山龍之介、滝佑里、細貝圭、加藤雅也、そして、能條愛未、中野郁海がWキャストとして出演、さらに片岡鶴太郎が特別出演いたします。今回は、全キャストのキャラクタービジュアルが公開されました。さらに、まもなく迎える開幕に向けて、キャストの林一敬、小園凌央、加藤雅也よりコメントが到着!!林一敬コメント神津恭介役をやらせていただきます。林一敬です。今回は「我が一高時代の犯罪」というタイトルで僕(神津恭介)が高校時代の物語となっております。初恋も描かれています。あの天才名探偵がどのような学生時代を送っていたのか、どのような初恋をしたのか。タイトルにある"犯罪"とは何なのかを考えながら観ていただけると作品をより楽しんでもらえると思います。小園凌央コメント松下研三役の小園凌央です!松下は神津恭介の親友にして相棒です。シャーロックホームズでいうと、ワトソン博士ですね!明るくて好奇心旺盛な正直者ですが、それ故に気になったことに対して首を突っ込み、事件に巻き込まれていきます。キャスト全員一丸となって、この激動の時代を作り上げております。今回は、神津の恋や謎解きなど、見どころがてんこ盛りです!皆様お楽しみにしてください!!加藤雅也コメント今回、私は貪欲で野心家の実業家、水町泰蔵を演じます。今回の舞台は原作を読まれて結末がわかっている方でも楽しめる演出になっております。あの時代の空気や陰影を同じ空間で感じ取ってもらえたら嬉しいです。舞台上で繰り広げられるハラハラドキドキの展開をお楽しみください。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』に、どうぞご期待ください。<公演概要>神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英音楽:村井邦彦、上野耕路原作:高木彬光(光文社文庫)出演:林 一敬/小園凌央/能條愛未、中野郁海(W キャスト)/関 翔馬高橋曽良小山龍之介滝 佑⾥/細貝 圭/加藤雅也/⽚岡鶴太郎(特別出演)ほか※高橋曽良の「高」は正しくは「はしご高」です。【大阪】2024年3月8日(金)〜10日(日)場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪府大阪市中央区大阪城3−6)3⽉ 8⽇(⾦)14︓00 開演◆/18︓30 開演◆3⽉ 9 ⽇(⼟)12︓00 開演◇/17︓00 開演◇3⽉ 10 ⽇(⽇)12︓00 開演◇【東京】2024年3月20日(水)〜3月31日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)3⽉ 20 ⽇(⽔)18︓30 開演◆3⽉ 21 ⽇(⽊)14︓00 開演◇3⽉ 22 ⽇(⾦)14︓00 開演◇/18︓30 開演◇3⽉ 23 ⽇(⼟)12︓00 開演◆/17︓00 開演◆3⽉ 24 ⽇(⽇)12︓00 開演◇/17︓00 開演◇3⽉ 25 ⽇(⽉)休演⽇3⽉ 26 ⽇(⽕)14︓00 開演◆3⽉ 27 ⽇(⽔)14︓00 開演◆/18︓30 開演◆3⽉ 28 ⽇(⽊)14︓00 開演◇3⽉ 29 ⽇(⾦)14︓00 開演◆/18︓30 開演◆3⽉ 30 ⽇(⼟)12︓00 開演◇/17︓00 開演◇3⽉ 31 ⽇(⽇)12︓00 開演◆◆…能條愛未 ◇…中野郁海チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円一般発売中公式サイト: 宣伝:キョードーメディアス<主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月22日2024年3月に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、東京・サンシャイン劇場にて上演する、神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』のキービジュアルが解禁、さらに追加出演者が決定いたしました。世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、2023年8~9月に高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑んだ『呪縛の家』に続く、神津恭介シリーズ第二弾となります。原作は明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人と言われる「神津恭介」が主人公のシリーズ作品で、第一弾の『呪縛の家』では東京大学医学部法医学教室に所属していた神津恭介の学生時代を描いた、1951年に発売された作品『わが一高時代の犯罪』です。今回は表題作『わが一高時代の犯罪』とその続編とも言える『輓歌』の2編を1つの作品にして舞台化いたします。前作に続いて構成・演出は「ノサカラボ」の主宰で、海外戯曲から漫画原作まで幅広いジャンルの舞台を手がけ、高い評価を得ている野坂実。脚本を手掛けるのは、演劇ユニット「Mo’xtra」の主宰で、新国立劇場演劇公演『私の一ヶ月』の脚本を手掛けるなど活躍中の須貝英です。これまでに主演に林一敬、共演に小園凌央、関翔馬、高橋曽良、小山龍之介、細貝圭、加藤雅也の出演が決定しておりましたが、神津恭介の初恋相手、ヒロインの水町智恵子役に能條愛未、中野郁海がWキャストとして決定いたしました。さらに一高に訪れる怪しげな美女の藤山章子役に滝佑里の出演、そして前作『呪縛の家』に出演した片岡鶴太郎が東京大学数学科教授の天沼銀治役として特別出演することが決定いたしました。そして今回、学生服に身を包んだ神津恭介に扮する林一敬のキービジュアルが公開となりました。チケットは1月27日(土)より一般発売開始。詳細は公式サイト( )をご確認ください。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』に、どうぞご期待ください。<あらすじ>時は 1937年。日中戦争が泥沼化する中、神津恭介と松下研三が通う第一高校には優秀かつ個性的な学生たちが数多く在籍している。ある時、彼らの寮を一人の女性が訪ねて来る。意外にも普段女っ気のない妻木という学生に会いに来たのだった。 妻木と女は連れ立って去って行くが、同じく同級生である飯嶋と青野がその女を知っているらしい反応を見せたことを、神津は訝しく思う。 その日の夜、寮に戻って来た妻木の提案で肝試しが行われることになる。一高の時計塔の上まで登って帰って来れば汁粉をご馳走するという彼の誘いに乗って、松下、青野、飯嶋が参加することになる。 飯嶋の後に時計塔に登った妻木が一向に戻って来ず、一同は不審に思って階段を駆け上がる。しかし 妻木はどこにもおらず、神津のマントのみが置いてあった。妻木は忽然と姿を消してしまったのだ。神津と松下は彼の行方を独自に捜査することになり、水町家へと赴く。そして、更なる事件に巻き込まれるのだった…。<公演概要>神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英原作:高木彬光(光文社文庫)出演:林 一敬/小園凌央/能條愛未、中野郁海(Wキャスト)/関 翔馬高橋曽良小山龍之介滝 佑里/細貝 圭/加藤雅也/片岡鶴太郎(特別出演)※高橋曽良の「高」は正しくは「はしご高」です。【大阪】2024年3月8日(金)〜10日(日)場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪府大阪市中央区大阪城3−6)3月 8日(金)14:00開演◆/18:30開演◆3月 9日(土)12:00開演◇/17:00開演◇3月10日(日)12:00開演◇【東京】2024年3月20日(水)〜3月31日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)3月20日(水)18:30開演◆3月21日(木)14:00開演◇3月22日(金)14:00開演◇/18:30開演◇3月23日(土)12:00開演◆/17:00開演◆3月24日(日)12:00開演◇/17:00開演◇3月25日(月)休演日3月26日(火)14:00開演◆3月27日(水)14:00開演◆/18:30開演◆3月28日(木)14:00開演◇3月29日(金)14:00開演◆/18:30開演◆3月30日(土)12:00開演◇/17:00開演◇3月31日(日)12:00開演◆◆…能條愛未◇…中野郁海チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円一般発売:2024年1月27日(土)12時〜公式サイト: 宣伝:キョードーメディアス<主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月29日2024年3月に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、東京・サンシャイン劇場にて上演する、神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』の追加出演者が決定いたしました。世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、2023年8~9月に高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑んだ『呪縛の家』に続く、神津恭介シリーズ第二弾となります。原作は明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人と言われる「神津恭介」が主人公のシリーズ作品で、第一弾の『呪縛の家』では東京大学医学部法医学教室に所属していた神津恭介の学生時代を描いた、1951年に発売された作品『わが一高時代の犯罪』です。今回は表題作『わが一高時代の犯罪』とその続編とも言える『輓歌』の2編を1つの作品にして舞台化いたします。前作に続いて構成・演出は「ノサカラボ」の主宰で、海外戯曲から漫画原作まで幅広いジャンルの舞台を手がけ、高い評価を得ている野坂実。脚本を手掛けるのは、演劇ユニット「Mo’xtra」の主宰で、新国立劇場演劇公演『私の一ヶ月』の脚本を手掛けるなど活躍中の須貝英です。これまでに主演に林一敬、共演に関翔馬、高橋曽良、小山龍之介の出演を発表しておりましたが、新たに神津恭介の同級生で親友、探偵助手的な存在でもある松下研三役に小園凌央、水町泰造の秘書、滑稽で卑怯な稲田勉役に細貝圭、そして貪欲で野心家の実業家の水町泰蔵役に加藤雅也の出演が決定いたしました。本作では、ミステリー要素のほか、神津恭介の初恋が描かれますが、その相手となるヒロインの水町智恵子役は後日発表いたします。さらに、今回12月28日(木)より公式サイト先行が決定。詳細は公式サイト( )をご確認ください。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』に、どうぞご期待ください。<公演概要>神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英原作:高木彬光(光文社文庫)出演:林 一敬/小園凌央/関 翔馬高橋曽良小山龍之介/細貝 圭/加藤雅也※高橋曽良の「高」は正しくは「はしご高」です。【大阪】2024年3月8日(金)〜10日(日)場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪府大阪市中央区大阪城3−6)3月 8日(金)14:00開演/18:30開演3月 9日(土)12:00開演/17:00開演3月10日(日)12:00開演【東京】2024年3月20日(水)〜3月31日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)3月20日(水)18:30開演3月21日(木)14:00開演3月22日(金)14:00開演/18:30開演3月23日(土)12:00開演/17:00開演3月24日(日)12:00開演/17:00開演3月26日(火)14:00開演3月27日(水)14:00開演/18:30開演3月28日(木)14:00開演3月29日(金)14:00開演/18:30開演3月30日(土)12:00開演/17:00開演3月31日(日)12:00開演チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円公式サイト先行:2023年12月28日(木)12時〜 一般発売予定:2024年1月27日(土)12時〜公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月28日2024年3月、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、東京・サンシャイン劇場にて神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』の上演が決定いたしました。世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、2023年8~9月に高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑んだ『呪縛の家』に続く、神津恭介シリーズ第二弾となります。原作は明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人と言われる「神津恭介」が主人公のシリーズ作品で、第一弾の『呪縛の家』では東京大学医学部法医学教室に所属していた神津恭介の学生時代を描いた、1951年に発売された作品『わが一高時代の犯罪』です。今回は表題作『わが一高時代の犯罪』とその続編とも言える『輓歌』の2編を舞台化いたします。前作に続いて構成・演出は「ノサカラボ」の主宰で、海外戯曲から漫画原作まで幅広いジャンルの舞台を手がけ、高い評価を得ている野坂実。脚本を手掛けるのは、演劇ユニット「Mo’xtra」の主宰で、新国立劇場演劇公演『私の一ヶ月』の脚本を手掛けるなど活躍中の須貝英です。主演の頭脳明晰、クールな名探偵の神津恭介役には前作に続き、音楽朗読劇 THE LITTLE MATCH GIRL〜アンデルセン童話「マッチ売りの少女」より〜に出演、『Arcana Shadow』の主演を務めるなど舞台を中心に活躍する林一敬。さらに義に厚いプレイボーイな青野和彦役に関翔馬、高慢な自信家で神津のライバル飯沼良太郎役に高橋曽良、そして使命に燃える謎多き同級生の妻木幸一郎役に小山龍之介などフレッシュな顔ぶれが揃いました。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』に、どうぞご期待ください。<公演概要>神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英原作:高木彬光(光文社文庫)出演:林 一敬関翔馬、高橋曽良、小山龍之介※高橋曽良の「高」は正しくは「はしご高」です。【大阪】2024年3月8日(金)〜3月10日(日)場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪府大阪市中央区大阪城3−6)3月 8日(金)14:00開演/18:30開演3月 9日(土)12:00開演/17:00開演3月10日(日)12:00開演【東京】2024年3月20日(水)〜3月31日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)3月20日(水)18:30開演3月21日(木)14:00開演3月22日(金)14:00開演/18:30開演3月23日(土)12:00開演/17:00開演3月24日(日)12:00開演/17:00開演3月26日(火)14:00開演3月27日(水)14:00開演/18:30開演3月28日(木)14:00開演3月29日(金)14:00開演/18:30開演3月30日(土)12:00開演/17:00開演3月31日(日)12:00開演チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円一般発売予定:2024年1月27日(土)12時〜公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日世界の名作ミステリーを舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」。明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人・神津恭介シリーズの舞台化『呪縛の家』が8月26(土)より上演される。頭脳明晰な美貌の天才探偵・神津恭介を演じるのはジャニーズJr.の林一敬。神津の親友・松下研三を濱田龍臣が務める。さらに、手島麗央(ジャニーズJr.)、入山杏奈、神志那結衣、関根優那、賀集利樹、福室莉音、岡田達也、内海光司、片岡鶴太郎(特別出演)と、幅広いジャンルのキャストが集結した。■演出・構成の野坂 実、林一敬(ジャニーズJr.)、濱田龍臣、内海光司、片岡鶴太郎による囲み取材を実施初日を前にした今の気持ちを聞かれた林は「約1ヶ月、みんなで作りあげてきた舞台をやっとお見せできるのが楽しみ」と笑顔を見せ、濱田も「どんどんきれいな形に削りあがっています。自分自身色々な学びを得た稽古なので、本番を無事に走り抜けたいです」と意気込んだ。内海は「フーダニットのミステリーですから、お客様も謎解きを楽しんでもらえたら」と語った上で「林くんは舞台の経験が多いわけではないので、僕はちょっとハラハラドキドキしていました。でも、野坂さん、鶴太郎さんや濱田さんにも助けてもらって頑張っています。その頑張りも見てあげてください」とあたたかいコメントを送る。片岡は「私が演じるのは新興宗教の教祖。この物語の根幹というか、諸悪の根源です。本作はギミックが非常に凝っておりますから、上質な刺激を楽しみにしてください」と話し、教祖というキャラクターらしく「絶対に成功いたします」と予言した。野坂は「僕らはミステリーを専門に扱っていきたいということもあり、わかりやすさを大事にしています。予備知識なしでふらっと来ていただいても、作品のよさを味わっていただけるんじゃないか」と自信を見せる。「鶴太郎さんがおっしゃる通りギミックが多く、秒単位で細かく調整して作り上げました」という言葉に、林は「僕自身、初めてのタイプの舞台でした。慣れるまで時間はかかりましたが、うまくやりたいです」と意気込む。また、シリーズの魅力の一つは、神津と松下の名コンビ。濱田の「これまでもたくさんの事件を解決してきた二人ならではの掛け合いや信頼関係も描かれています」という言葉に、野坂が「稽古の後に二人で芝居について話していたり、濱田くんの提案に林くんが頷いていたりと盛り上がっていました。二人に限らずカンパニー全体が優しさに溢れていて、若手が遊んでも鶴太郎さんはずっとニコニコ見てらっしゃるし、若手が朝早くや夜遅くに練習していると内海さんがこっそり見守ってくださっていて」と明かす。林も「オフの日に稽古場を開けていただいたことがあるんですが、内海さんが来てくださいました」と話し、内海は照れながらも「太字で書いてくださいね」とお茶目にアピール。「すごく頑張っていて、日に日に神津恭介らしくなっているので心強い」と後輩を称える内海に、片岡も「最初は心配しましたが、集中力と吸収力がすごい。日増しに良くなって初日に間に合わせるのはさすがですね」と頷いていた。最後に林は「みんなで悩んで作り上げました。油断できないシーンもたくさんあるし、最後まで何が起こるかわからない作品です。ぜひ皆さんも劇場で一緒に犯人を考えて、ゾワっとする感覚を味わっていただけたら」とアピールした。■公演に合わせて『池袋ミステリータウン』とのタイアップも発表!2023年は江戸川乱歩の作家デビュー100周年。豊島区の協力によるまちづくりプロジェクト『池袋ミステリータウン』(主催:一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会)が行われている。本作のタイアップキャンペーンとして、名探偵・神津恭介を演じている林一敬が顧問探偵に就任することも発表された。会見には架空の新聞社・ミステリータイムス社の社員が登場。池袋の各所で起きている事件への捜査協力を求められると、内海が「(神津は)名探偵だから任せてください!」と請け合い、林も「もちろん!」と快諾する。池袋ミステリータウンでは、池袋周辺の商店街や商業施設、ホテル、博物館などでストーリーの世界観を味わいながら楽しめるミステリーアトラクションを10以上展開している。林がアトラクションに挑戦し、その様子が池袋ミステリータウン及び『呪縛の家』のHPやSNSで配信される予定だ。野坂は「神津恭介シリーズの作者である高木先生がデビュー作を江戸川乱歩先生に届けて、面白いと取り上げられたことから作家になったんです。そのご縁も感じる素敵なタイアップですよね」と話し、林は「顧問探偵として池袋を盛り上げたいです!」と意気込んだ。■謎めいた世界で繰り広げられる上質なミステリー続いて行われた舞台稽古では、神津と松下が事件の内容や容疑者について整理する一場面が披露された。ステージ上には重厚な日本家屋が置かれ、レトロな雰囲気の衣装や鮮やかな紅葉の幕も相まって、不気味さもありつつ絵画のように美しいビジュアルが完成している。短いシーンの公開だが、スマートな佇まいの神津(林一敬)と、実直な雰囲気の松下(濱田龍臣)の意気のあったやり取りが楽しい。名コンビの活躍への期待が高まった。 紅霊教の教祖・舜斎(片岡鶴太郎)やその家族、村の人々もそれぞれの個性と存在感を十分に放っており魅力的だ。また、会見でも出た通り、本作では様々なギミックが取り入れられている。それによって不可解な密室殺人が目の前で繰り広げられるのも大きな魅力だろう。ストーリーを知っていても「いつの間に?どうやって?」という驚きが得られる。神津・松下コンビとともに犯人当てを楽しんだり、個性豊かなキャラクターたち一人ひとりに注目したり、物語の魅力を存分に引き出す数々の工夫を堪能したりと、様々な楽しみ方ができるだろう本作は8月26日(土)より9月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演されたあと、9月16日(土)・17日(日)に福岡・キャナルシティ劇場、9月21日(木)~24日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて公演が行われる。さらに、2023年7月22日(土)より池袋にて舞台オリジナル謎解きイベントも開催中。東京公演実施中は、公演チケットをお持ちの方にクリア特典のオリジナルクリアファイルも配布される。詳細は各種キャンペーンやイベントの様子は公式HPで確認しよう。<公演概要>ノサカラボ神津恭介シリーズ『呪縛の家』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英音楽:村井邦彦、上野耕路原作:高木彬光『呪縛の家』(光文社文庫)出演:林 一敬(ジャニーズJr.)/濱田龍臣手島麗央(ジャニーズJr.)/入山杏奈神志那結衣関根優那賀集利樹福室莉音岡田達也/内海光司/片岡鶴太郎(特別出演)太田秀介東井隆希【東京】2023年8月26日(土)〜9月3日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)【福岡】2023年9月16日(土)~17日(日)場所:キャナルシティ劇場(福岡県福岡市博多区住吉1-2-1キャナルシティ博多ノースビル4F)【大阪】2023年9月21日(木)〜24日(日)場所:サンケイホールブリーゼ(大阪府大阪市北区梅田2丁目4-9 ブリーゼタワー7F)チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: <池袋ミステリータウンタイアップキャンペーン>ノサカラボ 神津恭介シリーズ『呪縛の家』 の主演、林 一敬(ジャニーズJr.)が、ミステリータイムス社の顧問探偵に就任いたします。池袋ミステリータウン公式サイト: <舞台オリジナル謎解きイベント概要>■華麗なる予告状の謎を解け〜第二の神津恭介を探せ〜冊子を片手に池袋の街を回遊していただきながら物語の真相に迫る体験型謎解きゲームです。■開催期間:2023年7月22日(土)〜9月3日(日)■開催場所:池袋サンシャイン通り周辺■謎解きキット配布場所:サンシャイン劇場WACCA IKEBUKURO 1F入口ラックGraffArt Shop 池袋本店■参加費:無料■参加方法&遊び方・池袋のサンシャイン劇場やWACCA1F入り口などで謎解きキットを入手・公式LINEの友だち登録を行い、ストーリーを進める・指示に従って謎解きキットに書かれた4つの謎を解く・全ての謎を解いてゲームをクリア■Story舞台演劇を見に来たあなたが目にした1枚の張り紙。実に挑戦的なキャッチコピーだったが、内容は少し変わったものだった。「華麗なる名探偵諸君劇場、そして池袋の街にいくつかの謎を仕掛けさせていただきました。期日までに私の仕掛けた謎を誤記明かすことが出来なければ、劇場の大切なものを頂きに上ります。謎を解き明かしていただける名探偵が現れんことを」あなたはこの池袋に仕掛けられた謎を解き明かすことが出来るだろうか。■クリア特典(東京公演実施中)オリジナル"クリア"ファイルと追加の謎カード※東京公演の全ステージ開演1時間前から終演30分後まで、サンシャイン劇場入り口付近に引換所を設置します。公演チケットと、ゲームのクリア画面をお持ちください。チケットは観劇前でも後でもどちらのものでも問題ございません。■注意事項・このゲームは池袋を巡って物語を進めていく体験型謎解きゲームです。・ゲームの進行にはLINEを使用します。インターネット等、通信にかかる通信費はお客様のご負担となります。ご注意ください。・このゲームに制限時間はございません。・一般のお客様のご迷惑にならない様、移動の際などは周囲の状況を確認し、安全に注意してください。・本イベントの解答をSNSやブログなどで公開・投稿することはお控えください。企画運営:よだかのレコード 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月26日世界の名作ミステリーを舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、2023年8月・9月に、東京・福岡・大阪にて高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズを舞台化する。神津恭介は、明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人。頭脳明晰な美青年の神津と、高校からの同級生である親友・松下研三のコンビが事件の謎を解いていく人気シリーズだ。天才探偵・神津恭介を演じるのはジャニーズJr.の林一敬。濱田龍臣、手島麗央(ジャニーズJr.)、入山杏奈、神志那結衣、関根優那、賀集利樹、福室莉音、岡田達也、内海光司、片岡鶴太郎(特別出演)と、幅広いジャンルのキャストが集結した。さらに、東京公演を行う池袋で、舞台オリジナルの体験型謎解きイベントの開催も決定。公演とイベント開催に先駆け、演出・構成の野坂実、林 一敬(ジャニーズJr.)、濱田龍臣、 手島麗央(ジャニーズJr.)、入山杏奈、内海光司による制作発表兼謎解きイベントの紹介が行われた。野坂は「舞台の中ではあまりジャンルとして確立されていないミステリーを専門にやりたいと思い、ノサカラボを立ち上げました」と話す。これまで10回にわたり、世界のミステリー作品を舞台化してきたノサカラボ。今回の題材である神津恭介については「意外と知られていない日本三大名探偵の1人である神津恭介シリーズを読んで非常に面白いと感じ、この人を紹介したいと思いました」と語り、「難しいことは抜きで、見に来たお客様がハラハラドキドキする、豪華絢爛でドラマティックな展開にしたいです」と意気込んだ。主演を務める林は「吐きそうなほど緊張しています。2回目の主演で、成長した姿を見せられたら。神津は天才ですが、僕は真逆なのでどう見せるか」と課題を語る。相棒・松下を演じる濱田は「ミステリー作品、しかも名探偵の助手という役は中々ない。松下はストーリーの潤滑油のような存在だと思うので、松下なりの良さが見ている皆さんに伝わり、緊迫した中でもちょっと和んでもらえたら」と意欲を見せる。手島は「僕が演じる卜部鴻一は地方の旧家に生まれてずっとそこで暮らしている。僕自身、山口県の田舎出身ですが、お正月に1週間くらいの帰省でも暇で早く帰りたかったので想像がつきません」と演じる役に思いを馳せる。また「外部の舞台が初めてなので、先輩たちにアドバイスをもらって成長したいです!」と意気込んだ。続く入山は「今はメキシコとの2拠点生活をしていて、この作品のために帰国しました。まだ稽古が始まっていないので原作を読んだイメージですが、私が演じる卜部土岐子は可憐な少女。片岡さんの孫娘役ということで、本当のおじいちゃんと孫みたいになりたいです」と話す。内海は「ノサカラボの作品は観たことがあり、野坂さんとお話した際も非常に優しい印象を受けたので安心しています。だだ、稽古場に入ると人が変わる演出家さんもいますので……」と心配そうな顔に。野坂は「変わらないので大丈夫です。むしろちょっとゆっくりになります」と話して笑わせる。ネタバレにならない範囲での見どころを聞かれると、内海が「ミステリーなので、当然お客様は犯人やトリック、動機など色々な部分に注目されると思います。それだけじゃなく、人間の憎悪や家族愛、友情といったドラマの部分もあるので、僕らもしっかり作っていかなきゃいけないし注目してほしいですね」と語る。また、演出プランやこだわりを聞かれた野坂は「日本三大名探偵の中で、神津と松下は2人でセット。ホームズとワトソンのようなコンビだと感じました。脚本のポテンシャルが圧倒的に高いのがポイントです。また、舞台美術に力を入れ、美しいものを揃えようと思うので、楽しみにしていてください」とアピール。「ミステリーは複雑ですが、あまり考えなくても楽しんで見られることにこだわろうと思っています」と、誰もが気軽に楽しめる作品になることも語った。また、23日から順次公開されるキャストのコメント動画の中から片岡鶴太郎のコメントがいち早く公開されたほか、野坂からの熱いオファーに応えて音楽を手掛ける村井邦彦からのメッセージも届いた。村井は本作への期待を寄せたあと、楽曲の一部をピアノで披露。ノスタルジックで上品なメロディに、キャスト陣もうっとり聴き入っていた。続いて、ビジュアル撮影時の林を見て、神津のイメージにぴったりだと感じたと語る野坂。「会話すると打てば響くような反応が返ってくる。キレッキレで、役作りしなくてもいけそうだと思った」という言葉に、林は照れ笑いを浮かべていた。事務所の先輩で林との共演経験もある内海は「(林は)歌やダンスはもちろん、芝居への愛がすごく強い。野坂さんに新たな引き出しをたくさん作ってもらえたらいいなと思います」と保護者のようなコメント。親友役を演じる濱田と林はこの日が初対面ということだが、共通の友人がおり、会うのを楽しみにしていたと語る。濱田は「僕はまだキレキレな状態を見ていないけど、役のベールを被った時の化け具合が楽しみです」と期待を寄せた。その濱田に関して、野坂は「松下はすごく大変な役。キャスティングもすごく悩んで、長いこと打ち合わせをして、濱田さんの名前が出た時にまだオファーもしていないのにみんな狂喜乱舞しました(笑)。オファーを受けてもらって、勝ったと思いましたね」と笑顔で語る。最後に林が「みんなで一丸となって取り組み、仲良くなれたらと思います。僕は2回目の主演で、1回目とはまた違う緊張感があります。みんなを引っ張っていけるような座長になりたいです」と締め括った。また、7月22日から9月3日まで、池袋の街を巡り、劇場に届いた予告状の謎を解く体験型謎解きイベントの開催が発表された。このイベントは数多くの謎解きゲームを手がける「よだかのレコード」が企画運営を手がける。謎解きキットとLINEを使って誰でも無料で参加でき、制限時間はない。この日は野坂と登壇したキャスト陣が簡単な謎解きに挑戦。数字とアルファベットのヒントをもとに、隠されたキーワードを解いていく。「難しい」「どういうこと?」とそれぞれ首を捻る中、入山が「わかりました」と手を挙げ、鮮やかに1つ目の謎をクリア。さらに2つ目の謎も入山がスムーズに解いてしまい、内海から林に「名探偵らしいことしてない」とツッコミが入る場面も。無事に答えがわかると「面白い!」と声があがり、最後は林と濱田のコンビが答えを発表していた。謎解きイベントの詳細は後日HPで発表されるため、公演情報と合わせてチェックしてほしい。舞台オリジナル謎解きイベント開催決定池袋のサンシャイン劇場で上演される神津恭介シリーズ『呪縛の家』を盛り上げるために、 劇場に届いた予告状の謎を解く謎解きイベントを企画いたしました。公演を観に来ていただく方にも、謎解きが好きな方にも楽しんでいただけるイベントです。第二の神津恭介として、全ての謎を解き明かし劇場の救世主になっていただきます。<イベント概要>■タイトル:華麗なる予告状の謎を解け〜第二の神津恭介を探せ〜■開催期間:2023年7月22日(土)〜9月3日(日)■開催場所:池袋サンシャイン通り周辺■謎解きキット配布場所:池袋wacca1F入り口・サンシャイン劇場 ・サンシャインシティ内 他予定■参加費:無料■参加方法&遊び方・池袋のサンシャイン劇場やwacca1F入り口などで謎解きキットを入手・公式LINEの友だち登録を行い、ストーリーを進める・指示に従って謎解きキットに書かれた4つの謎を解く・全ての謎を解いてゲームをクリア■Story舞台演劇を見に来たあなたが目にした1枚の張り紙。実に挑戦的なキャッチコピーだったが、内容は少し変わったものだった。「華麗なる名探偵諸君劇場、そして池袋の街にいくつかの謎を仕掛けさせていただきました。期日までに私の仕掛けた謎を誤記明かすことが出来なければ、劇場の大切なものを頂きに上ります。謎を解き明かしていただける名探偵が現れんことを」あなたはこの池袋に仕掛けられた謎を解き明かすことが出来るだろうか。■注意事項・このゲームは池袋を巡って物語を進めていく体験型謎解きゲームです。・ゲームの進行にはLINEを使用します。インターネット等、通信にかかる通信費はお客様のご負担となります。ご注意ください。・このゲームに制限時間はございません。・一般のお客様のご迷惑にならない様、移動の際などは周囲の状況を確認し、安全に注意してください。・本イベントの解答をSNSやブログなどで公開・投稿することはお控えください。公式サイト: 企画運営:よだかのレコード<公演概要>ノサカラボ神津恭介シリーズ『呪縛の家』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英音楽:村井邦彦、上野耕路原作:高木彬光『呪縛の家』(光文社文庫)出演:林 一敬(ジャニーズJr.)/濱田龍臣手島麗央(ジャニーズJr.)/入山杏奈神志那結衣関根優那賀集利樹福室莉音岡田達也/内海光司/片岡鶴太郎(特別出演)太田秀介東井隆希【東京】2023年8月26日(土)〜9月3日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)【福岡】2023年9月16日(土)~17日(日)場所:キャナルシティ劇場(福岡県福岡市博多区住吉1-2-1キャナルシティ博多ノースビル4F)【大阪】2023年9月21日(木)〜24日(日)場所:サンケイホールブリーゼ(大阪府大阪市北区梅田2丁目4-9 ブリーゼタワー7F)チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円一般発売:2023年7月22日(土)10:00公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月21日音楽を映画『金田一耕助シリーズ』の一つ『悪魔の手毬唄』を担当した村井邦彦に決定!!2023年8月、9月に東京、福岡、大阪にて上演する神津恭介シリーズより『呪縛の家』のキービジュアル第二弾が解禁されました。世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑みます。原作は、明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人 と言われる「神津恭介」を主人公に書かれたシリーズの初期の作品となる『呪縛の家』。天才探偵神津恭介が新興宗教一族を襲う連続殺人事件に立ち向かう物語です。本作の構成・演出はノサカラボ主宰の野坂実、脚本は須貝英が手掛けます。主演は林一敬(ジャニーズJr.)、さらに濱田龍臣、手島麗央(ジャニーズJr.)、入山杏奈、神志那結衣、関根優那、賀集利樹、福室莉音、岡田達也、内海光司そして、片岡鶴太郎(特別出演)と幅広いジャンルからの多彩な顔ぶれが集結しました。今回、第二弾キービジュアルの公開に合わせて、キャラクタービジュアルが公式HP( )にて公開。さらに、音楽を、「翼をください」や「虹と雪のバラード」の作曲をはじめ、映画『金田一耕助シリーズ』の一つ『悪魔の手毬唄』の音楽を担当した村井邦彦、編曲や劇中曲は上野耕路が担当することが決定しました。全編に流れるまがまがしい空気や、それぞれ秘密を隠し持つ登場人物たち、手の込んだ殺人トリックなど、ミステリーの王道をいく面白さが満載な今作品、どうぞご期待ください!<あらすじ>大伯父の舜斎と三人の又従妹が奇怪な死を遂げる予感がする。できるなら神津さんと一緒に来て欲しい…。旧友の卜部鴻一からの手紙を受け、松下研三は八坂村を訪れる。その旅の途中で怪しげな男と出会い、「今宵、汝の娘は一人、水に浮かびて殺さるべし」という卜部家への予言を告げられる。その夜、舜斎の孫娘のひとりが浴槽の中で死体となって見つかった。この事件を発端に連続殺人の幕が開く。はたして神津恭介はこの凶事の連鎖を止めることができるのか……。<公演概要>神津恭介シリーズより『呪縛の家』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英音楽:村井邦彦、上野耕路原作:高木彬光『呪縛の家』(光文社文庫)出演:林 一敬(ジャニーズJr.)/濱田龍臣手島麗央(ジャニーズJr.)/入山杏奈神志那結衣関根優那賀集利樹福室莉音岡田達也/内海光司/片岡鶴太郎(特別出演)太田秀介東井隆希【東京】2023年8月26日(土)〜9月3日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)8月 26日(土)17:0027日(日)12:0028日(月)14:0029日(火)18:3030日(水)14:00/18:3031日(木)14:009月 1日(金)18:302日(土)12:00/17:003日(日)12:00【福岡】2023年9月16日(土)~17日(日)場所:キャナルシティ劇場(福岡県福岡市博多区住吉1-2-1キャナルシティ博多ノースビル4F)9月 16日(土)17:0017日(日)12:00/17:00【大阪】2023年9月21日(木)〜24日(日)場所:サンケイホールブリーゼ(大阪府大阪市北区梅田2丁目4-9 ブリーゼタワー7F)9月 21日(木)18:3022日(金)14:0023日(土)12:00/17:0024日(日)12:00チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円キャスト先行:2023年6月26日(月)12:00~7月2日(日)23:59一般発売:2023年7月22日(土)10:00~公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月26日2023年8月、9月に東京、福岡、大阪にて上演する神津恭介シリーズより『呪縛の家』のキービジュアル第一弾が解禁されました。世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑みます。原作は、明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人 と言われる「神津恭介」を主人公に書かれたシリーズの初期の作品となる『呪縛の家』。天才探偵神津恭介が新興宗教一族を襲う連続殺人事件に立ち向かう物語です。本作の構成・演出はノサカラボ主宰の野坂実、脚本は須貝英が手掛けます。主演は林一敬(ジャニーズJr.)、さらに濱田龍臣、手島麗央(ジャニーズJr.)、入山杏奈、神志那結衣、関根優那、賀集利樹、福室莉音、岡田達也、内海光司そして、片岡鶴太郎(特別出演)と幅広いジャンルからの多彩な顔ぶれが集結しました。公開されたキービジュアルは、神津恭介に扮する林一敬の姿。手に持つ懐中時計がキラリと光る、頭脳明晰な天才探偵にふさわしい雰囲気と、どこかノスタルジックなミステリアスな空気を感じさせる仕上がりとなっています。さらに出演キャストよりコメントが到着!■入山杏奈メキシコから帰国して早速、日本三大名探偵と名高い神津恭介シリーズの作品に出演が決まり、とても嬉しいです!舞台上でどのようにミステリーの仕掛けを見せていくのか今から楽しみです。みなさんにも舞台を観ながら推理を楽しんで頂けるような作品にできたらと思います。ぜひ劇場にお越しください!■神志那結衣卜部烈子役として出演させていただきます、神志那結衣です。私は今回が初のミステリー作品への出演なのですが、どういった演出で名推理が描かれていくのかとてもワクワクしています!本作品を通した自分自身の役者としての成長も楽しみです。ご観劇いただく皆様にも名探偵の1人になってもらって、推理しながら楽しんでいただけたらなと思います!■関根優那日本三大名探偵の一人とされている神津恭介シリーズに参加することができて光栄です!元々ミステリーは大好きなので、どのようにトリックが解き明かされるのを表現するのか、舞台だからこそ伝えられる生のスリルが感じられると思います!私自身もすごく楽しみです!■賀集利樹この度、ノサカラボ 神津恭介シリーズ『呪縛の家』に木下六郎役で出演することとなりました賀集利樹です。舞台でのミステリー作品に参加するのは初めてなので、嬉しさと素敵な舞台に作りあげなくては!というプレッシャーも同時に感じておりますが、何よりも僕自身が楽しんで演じていこうと思います!■福室莉音何度台本を読んでも、じわじわと展開されていく物語にドキドキしてしまいます。ミステリーならではの緊張感です。この話に住む個性豊かなキャラクターの一人として、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。よろしくお願いします!■岡田達也「名探偵」と呼ばれる人が存在する。例えば、明智小五郎、金田一耕助僕の郷土・鳥取にはコナンが世界に目を向ければポアロ、コロンボ、ホームズみんな天才であり、どこか偏りがあり、そして不思議な魅力にあふれている人物たちだ。神津恭介、彼もまた同じ。凡人の僕は、神津さんのお手伝いをしながら、客席のみなさんの謎解きのお役に立てたら、と思っている。ご来場、お待ちしています。全編に流れるまがまがしい空気や、それぞれ秘密を隠し持つ登場人物たち、手の込んだ殺人トリックなど、ミステリーの王道をいく面白さが満載な今作品、どうぞご期待ください!<あらすじ>大伯父の舜斎と三人の又従妹が奇怪な死を遂げる予感がする。できるなら神津さんと一緒に来て欲しい…。旧友の卜部鴻一からの手紙を受け、松下研三は八坂村を訪れる。その旅の途中で怪しげな男と出会い、「今宵、汝の娘は一人、水に浮かびて殺さるべし」という卜部家への予言を告げられる。その夜、舜斎の孫娘のひとりが浴槽の中で死体となって見つかった。この事件を発端に連続殺人の幕が開く。はたして神津恭介はこの凶事の連鎖を止めることができるのか……。<公演概要>神津恭介シリーズより『呪縛の家』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英原作:高木彬光『呪縛の家』出演:林 一敬(ジャニーズJr.)/濱田龍臣手島麗央(ジャニーズJr.)/入山杏奈神志那結衣関根優那賀集利樹福室莉音岡田達也/内海光司/片岡鶴太郎(特別出演)太田秀介東井隆希【東京】2023年8月26日(土)〜9月3日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)【福岡】2023年9月16日(土)~17日(日)場所:キャナルシティ劇場(福岡県福岡市博多区住吉1-2-1キャナルシティ博多ノースビル4F)【大阪】2023年9月21日(木)〜24日(日)場所:サンケイホールブリーゼ(大阪府大阪市北区梅田2丁目4-9 ブリーゼタワー7F)チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円一般発売予定:2023年7月22日(土)公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月09日神津恭介シリーズより『呪縛の家』を初舞台化!世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑む。第1弾は『呪縛の家』、天才探偵神津恭介が新興宗教一族を襲う連続殺人事件に立ち向かう物語である。神津恭介シリーズは短編・長編合わせて実に数多くの作品があり、ノサカラボでは本公演を皮切りに、続々と舞台化していく予定だ。公演は、8月26日(土)〜9月3日(日)に東京・サンシャイン劇場、9月16日(土)・17日(日)には福岡・キャナルシティ、9月21日(木)〜24日(日)には大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。『呪縛の家』は、明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人と言われる「神津恭介」を主人公に書かれたシリーズの初期の作品で、1950年に発表されている。主役となる神津恭介は、美青年のうえに頭脳明晰で、東京大学医学部法医学教室に所属。そんな神津恭介と高校からの同級生である親友・松下研三が、息の合ったコンビぶりで事件の謎を解いていくのが、このシリーズの見どころの1つで、本作でも神津・松下コンビと犯人との頭脳戦は見逃せない。物語の舞台となるのは、奥武蔵野の八坂村。新興宗教の教祖を大伯父に持つ旧友の依頼で、村に出向いた松下が遭遇した事件をきっかけに、恐ろしい連続殺人が幕を開け、松下に助けを求められた神津恭介の登場となる。全編に流れるまがまがしい空気や、それぞれ秘密を隠し持つ登場人物たち、そして手の込んだ殺人トリックなど、ミステリーの王道をいく面白さが満載で、まさに神津恭介が初めて舞台に登場するのにふさわしい華麗なミステリーとなっている。脚本を手がけるのは、演劇ユニット「Mo’xtra」を主宰する須貝英。昨年11月には新国立劇場演劇公演『私の一ヶ月』で脚本を担当するなど気鋭の脚本・演出家として活躍中だ。そして構成・演出は「ノサカラボ」の主宰で、海外戯曲から漫画原作まで幅広いジャンルの舞台を手がけている野坂実。その緻密で洞察力に富んだ演出に期待が高まる。幅広いジャンルからの多彩な顔ぶれが集結!次々に難事件を解決する神津恭介(かみづ きょうすけ)役に抜擢されたのは、ジャニーズJr.の林一敬。22年4月に新橋演舞場公演『流星の音色』で初の本格舞台に出演、本年7月には、『Arcana Shadow』で初主演を飾るなど、期待の若⼿俳優として注⽬を集めている。神津恭介の一高時代からの親友で、探偵助手的な存在でもある松下研三(まつした けんぞう)には濱田龍臣。ドラマやテレビのみならず、2021年にギリシア劇『オレステスとピュラデス』でW主演、昨年11月のミュージカル『東京ラブストーリー』でもW主演を務めている。この事件の依頼人である卜部鴻一(うらべ こういち)には、本格舞台は今回が初出演となるジャニーズJr.の手島麗央。八坂村の開業医・菊川隆三郎(きくかわ りゅうざぶろう)には、元光GENJIで今は俳優として活躍中の内海光司。そして鴻一の祖母の兄で紅霊教の教祖である卜部舜斎(うらべ しゅんさい)には、演技派のベテラン片岡鶴太郎が特別出演で名を連ねる。殺人事件の不吉な予言を受ける舜斎の孫娘三姉妹には、日本とメキシコ を行き来しながらグローバルに活躍の幅を拡げる元AKB48の入山杏奈、 グループ在籍当時から舞台女優としても注目を集めてきた元HKT48の神志那結衣、舞台『新サクラ大戦 the stage』シリーズで主演を務める関根優那と、三人の実力派女優が華やかに並んだ。さらに紅霊教の元門弟で 不吉な予言者・木下六郎(きのした ろくろう)には『仮面ライダーアギト』で知られる俳優・賀集利樹。卜部家の女中お光(おみつ)には今年7 月7日公開の映画『一秒先の彼』でメインキャストに抜擢された新人の福室莉音。事件を担当する警部・楠山秀雄(くすやま ひでお)は、演劇集団キャラメルボックスの実力派俳優・岡田達也が務める。今回上演決定にあたり、主演の林 一敬と濱田龍臣、手島麗央、内海光司、片岡鶴太郎そして演出・構成:野坂 実からコメントが到着!<神津恭介役: 林 一敬(ジャニーズJr.)>神津恭介役を演じさせていただきます、林一敬です。主演をつとめさせていただけることを、本当に嬉しく思います。神津恭介は「日本三大名探偵」のひとりと称されていて、そんな役を僕が演じられるのかと不安もありますが、出演者の皆さんの力をお借りしたくさん成長したいです。よろしくお願いします。<松下研三役:濱田龍臣>今回は、神津恭介シリーズの『呪縛の家』という名作ミステリーを舞台化するということで、舞台で作るからこそ見せることができる事件のトリックや伏線の作り方が今からとても楽しみです。自分自身、舞台のお仕事が増えてきていてとても嬉しい限りなので、今作も全力で駆け抜けて行ければと思っています。<卜部鴻一役:手島麗央(ジャニーズJr.)>ジャニーズJr.の手島麗央です。この度は、卜部鴻一として出演させていただきます。初めての舞台をノサカラボさんの作品に出演することができとても嬉しいです!共演者の方から沢山のことを学びながら、みなさんに「来てよかった」と思っていただけるように一生懸命に演じます。是非、劇場にお越しください。<菊川隆三郎役:内海光司>僕自身、久しぶりのミステリーとなります「呪縛の家」作品との出会いに感謝しています。舞台化に向け、原作の世界観を大切にしつつ自分なりの人物像を創り上げられたらと意気込んでいます。神津恭介役の林一敬くんとは、二度目の共演なので今から楽しみにしています。<卜部舜斎役:片岡鶴太郎(特別出演)>高木彬光さんの原作を舞台化。また、ミステリーを舞台にするということで私としても初の試みです。私は横溝正史さんの『金田一耕助シリーズ』にて金田一耕助を約10年演じておりました。その時は謎を解く側でしたが、今回の舞台では「呪縛の家」の当主といいましょうか信仰宗教の教祖の役でございます。この役はどのように事件に絡んでくるのか。それを楽しみに謎解きの舞台を観ながら推理していただけたらまた、舞台の楽しみ方もより一層深まるのではないでしょうか。どうぞ沢山のお客様にご覧いただけることを願っております。<演出・構成:野坂 実>演出の野坂実です。満を持して、神津恭介シリーズをお届けできることをとても嬉しく思います。神津恭介は、他の【日本三大名探偵】である明智小五郎、金田一耕助とは全く違う個性を持ち、推理力はこれまでのどの探偵とも違います。初の舞台化のこの機会に、彼を知らない多くの方の目に触れて欲しい。是非、これからの神津恭介の活躍を見届けてください。<あらすじ>大伯父の舜斎と三人の又従妹が奇怪な死を遂げる予感がする。できるなら神津さんと一緒に来て欲しい…。旧友の卜部鴻一からの手紙を受け、松下研三は八坂村を訪れる。その旅の途中で怪しげな男と出会い、「今宵、汝の娘は一人、水に浮かびて殺さるべし」という卜部家への予言を告げられる。その夜、舜斎の孫娘のひとりが浴槽の中で死体となって見つかった。この事件を発端に連続殺人の幕が開く。はたして神津恭介はこの凶事の連鎖を止めることができるのか……。<公演概要>神津恭介シリーズより『呪縛の家』演出・構成:野坂 実脚本:須貝 英原作:高木彬光『呪縛の家』出演:林 一敬(ジャニーズJr.)/濱田龍臣手島麗央(ジャニーズJr.)/入山杏奈神志那結衣関根優那賀集利樹福室莉音岡田達也/内海光司/片岡鶴太郎(特別出演)太田秀介東井隆希【東京】2023年8月26日(土)〜9月3日(日)場所:サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館4F)【福岡】2023年9月16日(土)~17日(日)場所:キャナルシティ劇場(福岡県福岡市博多区住吉1-2-1キャナルシティ博多ノースビル4F)【大阪】2023年9月21日(木)〜24日(日)場所:サンケイホールブリーゼ(大阪府大阪市北区梅田2丁目4-9 ブリーゼタワー7F)チケット料金(全席指定・税込):S席前売9,500円/当日10,000円A席前売8,500円/当日9,000円一般発売予定:2023年7月22日(土)公式サイト: <主催・問合せ>株式会社ノサカラボTEL:050-3159-9601MAIL: info@nosakalabo.jp WEB: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月02日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(45)が、人目に触れない場所で行った“善行”が話題だ。伊達の後輩芸人・田中光(37)が2月4日に、Twitterでこう明かした。《事務所の洗面所のドアを開けたら、手洗い場を綺麗に拭き上げているサンドウィッチマン伊達さんがいた》と報告。続けて、《「まぁ、たまにしか事務所来ねぇからこれくらいはな。変なとこ見られちゃったなぁ」と照れ臭そうに言った。なんてかっこいい先輩なんだろう》と称賛した。このツイートは、5日18時の時点で14.5万件の「いいね」を記録。フォロワーからも伊達を称賛するコメントが相次いだ。《かっこ良すぎるわ。俺も真似しよう》《本当に素晴らしい方ですね…!素敵なエピありがとうございます》《典型的な「人は見かけによらない」人。もともと好きだけど更に好きになりました。かっこいい…》07年の『M-1グランプリ』で優勝し、確かな実力と愛されキャラですぐさま大ブレイクしたサンドウィッチマン。いっぽうで、彼らが育った宮城県も大きな被害を受けた東日本大震災が発生した際は、震災孤児等を支援する『東北義援金』を開設。今も、ファンと一緒に被災地に行く『東北応援バスツアー』を実施するなど、慈善活動にも力を入れてきた。そして、『好きな芸人ランキング』では1位を獲得するまでにいたった彼らだが、伊達の“人格者ぶり”も注目を集めてきた。「伊達さんは芸人になる前は、福祉用具を扱う会社で営業をしていました。芸人になってから、耳が不自由な知人に『お笑いDVDを見たことがない』と言われたそうです。そこからヒントを得て、ライブDVDに日本語字幕を付けるといった工夫も。さらに今後に活かすために、全国にある聴覚障害者の団体にDVDを送って感想を募ったそうです。こういった誰かを思いやる行動に、人気の秘訣があるのでしょう」(テレビ局関係者)伊達の小さな行動が、ますます好感度を上げたようだ。
2020年02月05日人気ピアニスト三舩優子がデビュー30周年を迎えている。シャープなタッチから繰り出される色彩に富んだ華やかな表現が魅力。6月2日(日)に東京・富ヶ谷のHakuju Hallで開く記念リサイタルはオール・リスト・プログラム。《巡礼の年~第1年:スイス》と《巡礼の年~第2年:イタリア》の全曲を弾く。【チケット情報はこちら】《巡礼の年》は4集まであり、《第1年:スイス》と《第2年:イタリア》は、20代のリストが恋人マリー・ダグー伯爵夫人とともに訪れた旅の印象を書き留めた作品。若いリストらしい技巧的なピアニズムと、文学や絵画から多くのインスピレーションを受けて表現しているのが特徴。三舩は1994年のCDデビューにも《イタリア》を選んでいた。「大学の卒業試験も《イタリア》の終曲の〈ダンテを読んで〉でしたから、デビュー盤もあまり迷わず《イタリア》に決めました。リストのピアノ曲というとやはり、『技巧的』という言葉が第1に出てきますが、私はむしろ叙情的というか、激しさと静けさの対比みたいなところに非常に魅力を感じていました。どっしりした構築の中に繊細なものがたくさん詰まっていて、それらをひとつひとつひも解いていく楽しみがあります。彼の音楽の流れにも気持ちを乗せやすく、自分の手にも1番しっくりくる感覚もあります」技巧より表現。その感じ方は、より深化している。「それでも若い頃はやはり、いかに速く弾けるか、いかに間違いなく弾けるか、ということに捉われていましたけれども、今はもっと物語を語りたいというか、“音を弾く”ということからすごく離れることができるようになってきたように思います」リストとの出会いは、ニューヨークで暮らしていた小学生時代にさかのぼる。父親に連れられて出かけたカーネギーホールで、当時ようやく西側での演奏活動を開始したラザール・ベルマンの演奏を聴いて鮮烈な印象を受けた。強靭なタッチで知られる20世紀のロシアの巨匠のひとりだ。「とにかく深い音。直接的な音というよりは、うゎーんという全体的な響きが新鮮でした」。そんな、音に「耳をすます」という聴き方は、正式にピアノを習い始めるよりも前に、音を探りながら自分ひとりで弾いていた幼い日からの、ピアノとの向き合い方のようだ。ずっと変わらない原点。だから表面的な技巧の華やかさではなく、その音の導く、奥底の「表現」を自然に捉え、そこに寄り添おうとするのだろう。6月のリサイタルには作家の神津カンナがゲスト出演する。「お父様の神津善行先生の音楽会に出演させていただくようになって以来、10数年間、家族ぐるみのお付き合いです」。演奏の合間にふたりの対談を交え、また、リストの作品の源流となった詩を神津の訳で朗読するコラボレーションも。「とにかく博識で楽しい方なので、うかがいたいことがたくさん。長くなりすぎないように気をつけます(笑)」。30周年に花を添えるプレゼントといったところ。あたたかな音楽会になりそうだ。取材・文:宮本明
2019年04月22日