「私、逃げました」について知りたいことや今話題の「私、逃げました」についての記事をチェック! (6/6)
田舎の八百屋に嫁いだユメさん。夫に言いたいことがあっても、義母に文句を言われてしまうため、グッと堪えなければいけないことが多く、「言えない私が悪いのかな」と自分を責めてしまいます。悪気があるのかないのか、義母は授乳にも口を出してきます。「いっくんもう1歳でしょ? そろそろ断乳しないとね〜」「私が若いときなんか7カ月で断乳してバリバリ働いてたわよ〜」と泣き叫ぶ息子を無理やり連れて行かれて……。 義母の身勝手な言動と行動で思い出すのは… 授乳したいのにできないユメさん。家事をしながら、義母と息子が遊ぶ様子を眺めるうちに、以前の義母の言動をふと思い出します。 それは、妊娠とともに性別を報告したときのこと。 「あら〜!! 跡取りができて良かった〜」「天国のお父さんも喜ぶわぁ〜」 ユメさんは「えっ!?」と思い夫・ダイを見ると、うんうんとうなづいていて……。 この親子、この子に八百屋を継がせる気だ。まだ授かったばかりの命なのに。勝手にこの子の未来を決めないで!! ユメさんは、息子の未来を勝手に決めつける義母とダイに対し、とても複雑な気持ちになったのでした。 「悪気がない」ですまされてしまう、義母が言いがちなNGワードですね。もし皆さんが同じようなことを言われたら、どう答えますか? 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年10月25日田舎の八百屋に嫁いだユメさん。田舎の生活には慣れたものの、ユメさんがどんなに大変そうにしていても、夫も義母も無関心な様子につらさを感じます。食事でも、息子の世話には全くタッチしようとせず、ユメさんへの気遣いもない夫に「その前にごはんあげるの代わって……!」とモヤモヤしてしまい……。 夫に言いたいことがあっても義母が… 夫・ダイに、子どもと妻であるユメさんのことをもっと気にかけてほしいと思っても、義母に文句を言われることがわかっているため、なかなか口には出せません。 言えない私が悪いのかな……。 そう思いながら家事をしていると、息子のいっくんがおっぱいを欲しがってきました。 ユメさんは家事を中断し、授乳をすることを義母に伝えるのですが……。 「いっくんもう1歳でしょ? そろそろ断乳しないとね〜」「私が若いときなんか7カ月で断乳してバリバリ働いてたわよ〜」 義母は泣き叫ぶいっくんを無理やり連れて行ってしまいます。 この家では、母親なのに授乳も好きにできないと、ユメさんは思ったのです。 ユメさんと息子の気持ちを尊重せずに、断乳させようとする義母。もし皆さんが同じような状況になったら、義母に対してどう対応しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年10月24日イルカさんのフォロワーさんの体験談。田舎の八百屋に嫁いだユメさん。子どもにも恵まれ、夫が切り盛りする八百屋で働き、毎日が慌ただしく過ぎていきます。幸せな生活を送っているはずなのに、ユメさんは心のどこかで「いつもちょっと苦しい」と感じていて……。 田舎の暮らしには慣れたけれど… ダイと結婚し、田舎に嫁いだユメさん。 ダイの実家は代々八百屋を営んでいて、義母・夫・子どもと共に暮らしています。 仕入れからダイが戻ってきたタイミングで、息子のいっくんを起こし、朝食作りを始めるユメさん。 食事中も、息子に食べさせることを優先し、自分の食事は毎回ダッシュでかきこむ状態。ですが、義母もダイもその様子を気にする様子は一切なくて……。 「食った食った。じゃあ、今日も仕事頑張るか」 妻への気遣いもなく、育児にも全くタッチしようとしない夫に「その前にごはんあげるの代わって……!」とユメさんは心の中でモヤモヤと思うのでした。 自分の食事が終わったら、子どもに食べさせるのを代わってくれてもいいのに、気が付かない夫は少なくありませんよね。もし皆さんだったら、実際に「代わって」と言いますか? それとも、ユメさんのように我慢してしまいますか? 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年10月23日■前回のあらすじ掲示板の書き込みからようやく夫のモラハラに気づいたあゆみ。とりあえず病院に向かうと、レントゲンを撮ることに…。念の為、妊娠の有無を調べることになります。■まさかの結果に絶望するあゆみ■モラハラ夫との夜の営みは…抵抗する気力さえ、失っていたあゆみ。まさに夜の営みも夫からのモラハラ行為の一つでもあったのでした。次回に続く「優しかった夫の裏の顔」(全35話)は21時更新!
2022年08月08日■前回のあらすじトイレにこもって出てこない夫。あけみは子どもを預けていることもあり、仕方なく帰宅することに決めます。しかしその後、夫と浮気相手ともに連絡がとれなくなり…。■夫と連絡がとれなくなったあけみは…■まさか一緒に逃げた…!?さらなる裏切りを知り、怒りに震えるあけみ。2人は一体どこに逃げたのでしょうか?次回に続く「とんでもない女に人生を壊された話」(全38話)は21時更新!
2022年07月03日田舎の八百屋に嫁いだユメさん。夫・ダイと義母のモラハラな言動にずっと我慢していましたが、とあることでユメさんの書いたチラシがテレビ局のスタッフの目に留まり、次第に「似顔絵を描きたい」と思うように。そしてユメさんは、テレビ局の男性スタッフ・コースケの協力を経て、似顔絵を描く仕事をスタートさせたのです。ユメさんが自分の夢を追いかけ始めたころ、ダイが取引先であるフクフク料亭の女将・フク美と不倫をしていることが発覚! 保育園で知り合ったシングルファザーの友人・トクマとその家政婦・カセ子に協力してもらい、夫の不倫旅行を尾行したユメさん。夫の裏切りを目の当たりにしながらも、これから先どうすればいいのか、まだ決心がつきません。バツイチのトクマの話を聞きながら、改めて夫婦を続けることの難しさを実感しました。トクマとカセ子さんに送られ無事に帰宅したユメさん。布団に入ってからも、夫への怒りを収めることができません。これからどうしたらいいんだろう… 夫の裏切りを知ったその夜、ユメさんはコースケからのメールで、やりたかった仕事の企画が通ったと知らされました。「私ももう頑張れない」そう思いながらも、翌日ユメさんは仕事の打ち合わせへ。泣きはらしたユメさんの顔を見て、何かあったことを悟るコースケ。とうとうダイの不倫を知り、しかも尾行までしてきたという話に、協力者として登場したのは、これまでたびたびユメさんの口から語られていた、トクマという社長であることにコースケは驚きます。さらに、トクマを勝手に年配の男性とメージしていたコースケでしたが、まだ若いことを知り、さらに嫉妬心を燃やすのでした。 信じていた夫が隠れて不倫をしていたとなれば、もう頑張れなくなるのも当然ですよね……。幸いにも、コースケは親身になってユメさんの話を聞いてくれる仕事仲間です。 夫の話を聞いてもらうことで、今のユメさんの気持ちが少しでも軽くなり、次の行動を取るきっかけになることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター イルカ
2022年05月17日大人気サレ妻シリーズ、今回はつばさ(@tsubasa86129)さんの投稿をご紹介!「夫の不倫相手は同居する夫の妹」第9話です。夫の妹は夫が忘れていったスマホに証拠が全部入ってると…。取りに来た時に備え、同じ機種の夫の妹のスマホと入れ替え、2階に移動しました。いざ、中を見てみるとそのデータに綾子さんは言葉を失った…。次に取るべき行動出典:instagramどうしよう…出典:instagramどこに行くんですか?出典:instagram車を走らせること約1時間出典:instagram本当にごめんなさい
2022年04月26日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻まゆ(@sarezuma_mayuuuu)さんの投稿をご紹介!「夫が妊娠させた相手は部下でした」第12話です。このタイミングで別れ話をしている夫。闘うと決めたまゆさんはこのまま突撃することに…!!わかりやすすぎるだろ…出典:instagram逃げようとする夫にトドメを…!出典:instagramとうとう話し合うことに出典:instagram俺、不倫した…出典:instagram夫の子を妊娠…
2022年04月09日大人気マンガシリーズ、今回はかっぱ太郎(@kappataro3)さんの投稿をご紹介! 「弟が生まれて壊れた母との18年間」第24話です。おじさんから逃げるため、みーくんを連れて帰ろうとするあさこさんでしたが…?嫌がるみーくんの手を掴み…出典:instagram無事、家に到着。出典:instagram「お母さん、帰ったよ」出典:instagramお腹すいたと訴えかけてくる母。
2022年01月22日2022年1月3日、寒さが厳しいアメリカのニューハンプシャー州で、「道路に犬が野放しになっている」と警察に通報がありました。時刻は午後10時頃で、警察官は犬が目撃されたバーモント州境の橋に向かいました。現場に到着すると、通報どおり1匹のシャイロシェパードを発見。警察官が捕まえようとしますが、犬は逃げようとして、なかなか捕まえることができません。犬は走り去ることはせず、すぐに立ち止まります。しかし警察官が近付くと、また逃げる、という動きを繰り返していました。逃げる犬についていくと…そのまま犬を追いかけているうちに、警察官たちはバーモント州へ入っていました。すると彼らは、近くのガードレールが破損していることに気が付きます。そのガードレールの下を見ると、横転して大破した小型貨物自動車『ピックアップトラック』があり、そばに男性2人が倒れていたのです。Posted by New Hampshire State Police on Tuesday, January 4, 2022Posted by New Hampshire State Police on Tuesday, January 4, 2022男性たちは、事故を起こした車から投げ出されて重傷を負い、さらに低体温症になっていました。警察官はすぐに救急車を呼び、2人は病院に搬送されて一命を取り留めました。逃げていたシャイロシェパードは、ケガをした男性の1人であるキャム・ローンドリーさんの愛犬のティンズリー。ティンズリーは助けを求めるためにその場を離れ、警察官を事故現場に誘導したのです。幸い、トラックに同乗していたティンズリーにケガはなかったそうです。退院したキャムさんは、海外メディア『WMUR-TV』の取材で、命を救ってくれたティンズリーへの感謝を語っています。ティンズリーは、僕の小さな守護天使です。彼女がこんな知性を持って、僕を助けてくれたことは奇跡ですよ。WMUR-TVーより引用(和訳)Here is a photo of the adorable hero herself, a 1-year-old Shiloh shepherd named Tinsley. pic.twitter.com/kJflH76bTN — WCVB-TV Boston (@WCVB) January 5, 2022 ニューハンプシャー警察のFacebook投稿には、「ティンズリー、よくやったね!」「このいい子に特大のステーキをあげて」などの声が寄せられています。ティンズリーはまだ1歳なのだそう。事故で負傷したキャムさんを見て、「助けを呼ばなければ」と思ったのでしょう。犬の賢さと勇敢さ、そして飼い主への忠誠心の強さには本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月17日メキシコで動物の保護活動をしているアマド・サスエタさん。2021年7月、アマドさんと彼の仲間たちは農道の水路に集まっていました。何かを見つけて、次々と濁った水の中に入っていく男性たち。そこにいたのは…イルカ。彼らはそのイルカを捕まえようとしているのです。迷いイルカを海に返してあげよう!アマドさんたちは興味本位でイルカを捕まえようとしているのではありません。実はこのイルカは、海から遠く離れたこの場所まで迷い込んでしまったのです。そこでアマドさんたちは、自らの手でイルカを捕まえて、海に返してあげることにしました。しかしイルカはとても大きく、救助は困難を極めました。近付くと逃げてしまい、なかなか大人しくしてはくれません。それでも彼らは諦めずに何度も挑戦して、ついに安全にイルカを捕まえることができました。イルカの体を傷付けないように、慎重にトラックに載せて、彼らは海へと向かいます。そして…結末はこちらをご覧ください。 View this post on Instagram A post shared by Amado Zazueta (@amado.zazueta) 海の中でイルカを放すと、イルカは元気に泳いでいきました!アマドさんたちはイルカに向かって「Adios!(さようなら)」と別れを告げ、喜びの声が上がりました。この動画には「素晴らしいチームワークだ」「海に帰れてよかった!」「イルカを助けてくれてありがとう」などの声が寄せられています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Amado Zazueta (@amado.zazueta) アマドさんの投稿によると、農道に迷い込んだイルカは2頭いたのだそう。彼らは2日間かけて2頭とも救助したのです。また救助は専門家にアドバイスをもらってから、その指示通りに実行したといいます。もしあのまま放っておいたら、濁った浅い水の水路で、エサとなるものもなく、イルカたちはいずれ死んでしまったでしょう。心優しい男性たちのおかげで、イルカが無事に海に帰れて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月29日「そんなに返して欲しいなら、これでいいでしょ! 」と、クレ子さんに突き飛ばされ、1枚の千円札を叩き付けられたカモ田さん。すると、そそくさに逃げ去っていきました。カモ田さんは、そんな彼女の行動にあっけにとられながらも、自分の今の状況を冷静に分析し、「このままでいいの!?」と自問自答。そして……!? 散々好き勝手されて、もう黙っていられない! クレ子さんに返してもらったお金は、なんと千円だけ……! 走り去り、小さくなっていくクレ子さんを見ながら、(昨日、何がななんでも返してもらうって言っていたのに、これで終わりなの? )と悔しさをにじませます。 すると、クレ子さんを全力で追いかけ、「お金返して!」と言いながら近づくのですが……!? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2021年11月26日■前回のあらすじ「生き地獄だ」と話す男性に「一緒に逃げよう」と声をかける母。しかし男性の言葉にさらなる絶望が待ち受けます。■病院から逃げるという希望を失った母■テレビから聞こえてきた音楽に…母は大の音楽好きで、家ではしょっちゅう音楽を流していました。私たちは小さい頃から教育テレビと同じくらい音楽番組などのミュージックビデオを観せられていたのです。そんな母と、同じく音楽大好きのトシヤ君はたまたま流れたテレビの特集により意気投合。音楽の話で盛り上がったそうです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全54話)「母とうつと私」連載は21時更新!
2021年08月08日■前回のあらすじ談話室を訪れると廊下ですれ違ったあの男性の姿が…。思い切って話しかけると彼の口から病院に入ったいきさつが語られます。■生きているのが苦しくてしょうがない…■ここから出るのは絶対に無理…母が入院していたのは閉鎖病棟でした。入り口は鍵で施錠され、窓は患者自ら開けることが出来ないようになっていて、看護師からも監視されていました。そのようになっているのは、母以外にも病院から逃げ出そうとする患者が沢山いるからです。その事情を知っていたトシヤ君に「逃げるのは諦めて」と言われ、母は落胆します…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全54話)「母とうつと私」連載は21時更新!
2021年08月07日・何回見てもかわいすぎる!・満足げな表情がたまらない。・疲れが吹っ飛んだ。ソファのすき間って入りたくなるよね。田口ナツミ(@NatsuTagu)さんがTwitterに公開した写真に、27万件を超える『いいね』が寄せられています。2021年8月現在、2歳の長男と、1歳になったばかりの次男を育てている、母親の田口さん。ある日、長男から逃げてきた次男が、ソファへやってきたといいます。絵本を読むために、次男が隠れ場所として選んだのは…。お兄ちゃんから逃げて、ここで絵本を読み始めました。 pic.twitter.com/ktynDFJpAm — 田口ナツミ (@NatsuTagu) August 4, 2021 小さな身体を、ソファのすき間にすっぽりと埋めて、絵本に集中している次男。「ここなら、お兄ちゃんに見つからないぞ」と、自信ありげにほほ笑んでいるようにも見えます。しかし!次男が大好きな、長男の目はごまかせません。すぐさま次男は長男に見つかってしまうのでした。次男を見つけ、嬉しそうに背後からくっつく長男。見つかった次男のほうも、「見つかっちゃった!」といいたげな表情を浮かべています。かわいい兄弟の仲睦まじいやり取りに、心が癒されますね。これからも2人仲よく、すくすくと成長しますように![文・構成/grape編集部]
2021年08月07日恋愛に苦労する理由はひとつではありませんが、男性が逃げたくなる言動のせいで恋愛がうまくいかなくなってしまうことも少なくありません。では追われる女性になるには、なにが必要なのでしょうか?今回は、男性に「追われる女性」と「逃げられる女性」の違いから、男性に選ばれる女性になるヒントをお伝えしたいと思います!■ 自分軸と他人軸追われる女性と逃げられる女性には、自分の軸を持っているのか、他人を軸にして生きているのかの差があります。追われる女性は、自分の生活リズムや価値観を大切にしているため、自分を犠牲にしてまで相手に合わせない傾向が強いです。反対に、自分を犠牲にしても相手に合わせてしまう人は、「周りがこう言うから」「彼が好きだから」となんでも他人の意見で決めがち。それが男性には、「自分を持っていない、つまらない女性」「なんでも委ねてくる重たい女性」と見えてしまい、男性に逃げられる女性となりやすいです。他人に対する優しさや思いやりは大切ですが、自分を大切にすることを忘れないことが、追われる女性に近付く第一歩と言えるでしょう。■ 行動の根底にある動機恋愛において追われやすい女性は、相手が望むことを行動に起こす傾向があります。逆に逃げられる女性は、自分が望むことを行動にしがちです。たとえば、好きな人のために料理を作るという一見良い行動でも、相手が望んでいなければ、ただ自分のスキルをアピールしたいがだめの行動だと思われてしまうかもしれません。もちろん、相手のためになにかしようとする気持ちは素敵なこと。ただ、行動の前に「自分がしたいだけなのか」「相手が望むことなのか」を考えることを忘れないようにしましょう。それだけでも、追う立場から追われる立場へ変わりやすくなるはずです。■ 客観的視点と主観的視点恋愛は、他人と心を通わせるものですから、どうしても感情的になりやすいもの。でも、だからといって感情的に突っ走るのは、男性が逃げたくなる原因になりやすいです。恋愛でも、客観的な視点を忘れず冷静に行動できる女性は失敗しにくく、男性に幻滅されにくいと言えます。反対に、つねに自分の主観で物事を判断して行動してしまうと、感情的な行動に走りやすく、すれ違いも生じやすいです。主観的視点から客観的視点へと見方を変えることも、逃げられる女性から追われる女性に変わるきっかけになるでしょう。■ 考え方を変えて愛される女性へ!男性が追いかけたくなる女性とそうではない女性には、考え方や意識の違いがあります。つまり、難しい努力をしなくても、考え方や意識を変えていけば、男性が離れていってしまう弱点を克服し、愛される女性に近付けるということです!自分自身を見つめ直す時間を大切にして、愛され、追われる女性になっていきましょう!(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月28日人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の空間を貸切体験できるレンタルスペース「逃げ恥スペース presented by TBS」-私とみくりと平匡と-が期間限定でオープン。当初は2021年10月31日(日)までの実施を予定していたが、好評につき12月31日(金)まで期間が延長される。新垣結衣×星野源『逃げるは恥だが役に立つ』期間限定レンタルスペース『逃げるは恥だが役に立つ』は、2016年10月期の火曜ドラマ枠で放送された新垣結衣主演の連続ドラマ。夫が雇用主で妻が従業員という仕事としての契約結婚をテーマとする、新しい“結婚”の形、そして“仕事”についても考えさせられる社会派ラブコメディで、笑って泣いてキュンとするストーリーは多くの人の心を掴んだ。また、主人公の森山みくりを演じる新垣結衣と、契約結婚の相手である津崎平匡を演じる星野源の好演も話題に。星野が書き下ろした主題歌「恋」は、エンディングで出演者たちが躍る「恋ダンス」とともに人気を博した。『逃げ恥』ドラマスタッフ演出、“みくりさん”と“平匡さん”が暮らすリビングその人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で“みくりさん”と“平匡さん”が暮らすリビング空間を、スペースマーケットとTBSテレビのコラボレーション企画によって忠実に再現。ドラマ制作スタッフが直々にプロデュースするスペース内には、恋ダンスの飾りやもちくま・雇用契約書・ペアスリッパ・原作漫画全巻などファン必見のアイテムも。さらに、本企画のために『逃げ恥』ドラマスタッフが考えたオリジナル演出も加えられている。ドラマのワンシーンを思い出しながら“みくりさん”と“平匡さん”気分でのんびり過ごすのもよし、みんなで「恋ダンス」を楽しむのもよし、テレワークスペースとして使うもよし、自由な時間を楽しむことができる。11月17日(水)からは期間限定でクリスマス仕様に11月17日(水)から12月25日(水)までは、部屋がクリスマス仕様の飾り付けに。“みくりさん”と“平匡さん”とクリスマスパーティーを楽しむような気分で、特別なひと時を過ごすことができる。【詳細】「逃げ恥スペース presented by TBS」-私とみくりと平匡と-住所:東京都世田谷区奥沢6-1-21 奥沢ハイツ1階貸出期間:2021年7月22日(木)~12月31日(金)金額:4,065円 ※サービス料込み/1時間から利用可能利用人数:1~8名■クリスマス限定装飾期間:11月17日(水)~12月25日(土)予約開始日:10月20日(水) 10:00~申し込みURL:※予約対象期間は順次公開予定。※商用目的での利用は不可。
2021年06月20日この漫画は書籍『消えたママ友』(野原 広子)の内容から一部を掲載しています(全15話)。■前回のあらすじ息子のツバサ君を置いて突然家を出てしまったと噂される有紀ちゃん。仲良しのママ友にも何も言わずに…有紀ちゃんはそんな人じゃない…はず。有紀ちゃんに何があったのでしょう?次回に続く「消えたママ友」(全15話) 連載は6時更新! 『消えたママ友』 野原 広子(KADOKAWA) \1,210(税込) 手塚治虫文化賞短編賞受賞!「離婚してもいいですか」「ママ友がこわい」の野原広子さんが描く話題作を無料で試し読み!仲よしだったのに何も知らない…。優しい旦那さんと協力的なお姑さん、息子のツバサ君に囲まれてうらやましいほど幸せそうだった有紀ちゃん。そんな有紀ちゃんがある日突然姿を消した。ママ友の失踪をきっかけに、仲良しママの輪のバランスが崩れていって…。
2021年06月16日■前回のあらすじDVされていることに気がついたけれど…自信を失っている私は逃げられない。※この話は「ひとり親世帯」の経済的支援と心の支援に取り組んでいるサービスwaccaに投稿された実話を元に漫画化しています。逃げる決心はつかないままでしたが、私は夫に気づかれないよう準備をはじめました。万が一のための避難セットのような気持ちでしたが、これが後々大活躍したのです。復職して職場の同僚と話す時間が持てたことで、私は間違ってない。雅人がおかしいんだということに確信を持てるようになっていきました。SNSで同じ悩みを持つ人と辛さを共有したり、なぐさめあえたりすると自分はひとりじゃないと思えました。それにモラハラは治らない…話し合いもできない可能性が高いから逃げる方がいいと思いはじめました。これまで雅人が何をやっても、私にもいけないところがあったんじゃないか、もっと上手くやれるんじゃないか…そう思ってしまっていた私にとって、これは大きな第一歩でした。そう思っていた矢先…雅人がまたとんでもないことをやらかしたのです…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションですウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!記事協力:waccaのご紹介▼ひとり親のみなさまへ〜無料でお金や心の支援が受けられますwaccaとは、ひとり親のみなさまが「万が一(失業、入院、癌)の時やお子様の入学の際のお金の支援」や「生活に関する質問相談」を、会員登録するだけで”無料”で受けられるサービスです。 詳しくはこちら ▼社会問題解決に興味がある方へ〜温かい社会作りチャレンジwaccaに参加すると、生活に困難を困難を抱える方々をお金や心の面で直接支援し、社会に感謝の輪を広げることができます。 詳しくはこちら 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2021年03月01日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。今回は、私が幼い頃のお話を書きたいと思います。■幼い頃、嫌なことから軽い気持ちで逃げていたちょうど、今の息子と同じくらいの年なので、家族に心配をかけて申し訳なかったと、今になって思います。当時は嫌なことから、軽い気持ちで逃げていました。よく覚えているのが、兄が小学校1年生で給食試食会があった日のことです。その日、母はカゼをひいて寝ていました。幼稚園は休みだったのか、バスに乗り遅れてズル休みしたのか、よく覚えていませんが、とにかく暇だったことは覚えています。母は寝込んでいたため、給食試食会には祖母が参加していました。家には祖父もいたと思うのですが、家族は、私が勝手に外へ行くとは思わなかったのではないかと思います。もしも、家の中で遊んでいた息子が、突然いなくなったと想像するとゾッとします。今になって恐ろしいことをしたな、と思います。私は兄と祖母が小学校へ行ったことを知っていたので、自分も行ってみたくなったのです。小学校までは大人がゆっくり歩いて15分ほどの距離でした。場所を覚えていた私は、小学校が見えるところまで歩いていましたが・・・小学校の近くに歩道橋があったのですが、歩道橋の下で待ち伏せすることにしたのです。このときのことを今もうっすら覚えています。時間がたち…給食試食会が終わり、たくさんの親子が家に帰っていくのを見ていました。 ■成長するにつれ、逃亡癖はなくなったが…あのとき、兄がこちらを振り向かなかったら、私は気づかなかったかもしれません。祖母が驚いたのは言うまでもありません。そんな私も成長するにつれ、逃亡癖はなくなりました。家族が心配しますし、逃げることはいけないことだと、認識したのだと思います。でも、家族を心配させたり、怒らせたりはしたくないけれど…嫌なことから逃げることは、本当にいけないことなのでしょうか。大人になると、あのときの自分の行動力をうらやましくもなるのです。そして、息子にも、逃げたくなるほど嫌なことは、させないようにしよう…と思うのでした。
2020年11月26日■前回までのあらすじ私を見て「みっともなくて外出もできない」という母。容姿が悪くて“かわいそう”な私のために、母が準備したのは整形手術だった…!》 私を「醜い」と嘆く母…認められたい私は15歳で整形に踏み切った ■誰も本当の私を知らない世界■みんなに好かれて楽しいはずなのに…新しい生活の始まりは好調でした。誰も私が整形をしていることを知らない環境。容姿が違うと周りの反応はやっぱり違う。それを強く実感しました。私の顔を見ては、哀れでいた母。「かわいくない」という言葉をずっと母にかけられた私にとって、周りからの「かわいい」という言葉は強烈に突き刺さりました。でも周りに好かれ、「かわいい」と言われるほど、自分が否定されていくような錯覚。そして自分に嘘をついているような気持ちになっていってしまったのです…※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。■本連載が書籍化!オール描き下ろし 『親に整形させられた私が母になる エリカの場合』 (グラハム子著/KADOKAWA 1210円(税込))ウーマンエキサイトで連載された本作をイチから再構築した作品が書籍化!『親に整形させられた私が母になる エリカの場合』として発売中です!
2020年01月31日前回 の6パターンに続き、メンタル系モンスターの例を解説します。「モンスター」とは、女性の内に潜む「イヤな女」の部分。当てはまったらアウトかもしれませんよ。■1.イライラ妻「不機嫌な私」をあえて夫に見せつける、タチの悪いモンスター。「なんで不機嫌なのかって?それを考えるのが夫の仕事でしょ」「もっと私にやさしくしてよ」という不満げな態度で、常にブツブツ文句を言っています。このモンスターは実のところ、単に未熟で夫に甘えているだけの「察してちゃん」。けれども夫のほうは、常に眉間にシワを寄せている妻が、自分に甘えているなどとは思いもよりません。きちんと言葉にしなければ、男性には女性の気持ちが伝わりません。しかし自分の気持ちが伝わらないことで、妻はさらにイライラし、モンスターはレベルアップしていくのです。■2.夜泣き妻このモンスターは、とにかくメソメソとすぐに泣きます。「男は女の涙に弱い」と言いますが、それは普段涙を見せない女性が堪えきれずに流す涙のことです。四六時中メソメソされていては、夫もたまりません。涙を流すことには、ストレス解消効果があります。泣いてスッキリしたら、冷静になった頭で状況を分析して、次の行動に向かう。それが健全な姿なのですが、このモンスターは際限なく泣き続けます。自分は世界一不幸な妻だと、「不幸な自分」に浸って、思考も行動も完全に停止。夫婦仲は悪化するばかりです。家に毎日泣いている妻がいる・・これはもう恐怖の館です。■3.恨み妻・皮肉妻非常に粘着質な性格のモンスター。一度夫が罪を犯そうものなら、夫がどれほど反省しようが、夫婦関係修復のためにどれほど努力しようが、いつまでもその罪を許そうとしません。夫の罪を「死んでも許さない」という気持ちでいるならば、離婚を選ぶべきです。「許せないけれど、離婚も選択できない」という中途半端な状態で悶々としている妻が、いつまでもネチネチと恨みつらみを言う恨ミーナと化すのです。同じく粘着質な姉妹モンスターの皮肉リーナも、夫にいつまででもチクチクと皮肉の言葉を浴びせます。夫がテレビでアイドルを見ているだけで「あら、やぱり若い女好きは治らないのねえ…」などチクチクつつき始めます。これらのモンスターに延々責められ続けたら、過去を反省してよい未来を目指そうとする夫の前向きな気持ちもコッパ微塵に。家庭に夫の居場所はなくなってしまいます。■4.妬み妻しょっちゅう自分と他人の生活レベルを比べては、妬んだり、羨ましがったり、卑下したりと、大騒ぎしているモンスターです。大切なのは自分の現実の生活に目を向けることなのに、このモンスターがいつも気にしているのは、隣の奥さんやママ友の暮らしぶり。自分と他人を比較して、どちらが幸せかなどと優劣をつけることで頭がいっぱいです。他人を妬んでは、無意味な背伸びをしようとしてみたりします。時に刃が夫に向き「あなたがろくな大学出てないからうちの子が負けるのよ」「稼ぎが少ないからいい塾に行かせられないのよ」と夫のせいにしてしまいます。先にご紹介した「セレブ憑き」同様、このモンスターもSNSの普及により増殖・パワーアップ中です。■5.育児天狗妻「育児」を楯に、慢性的に夫を放ったらかしにしている自分を正当化するのがこのモンスター。子供はとにかく手がかかります。特に初めての子育ては、初体験の連続。子供のことでいっぱいいっぱいになってしまい、夫には「育児が大変なんだから、ちょっとくらい我慢して」という態度になってしまうことも、時には仕方がないかも知れません。産んだからには責任を持って子供を育てるのは、母親の務めです。そして、結婚したからにはちゃんと夫を支えるのが妻の務めです。ところがこの後者の部分をすっかり忘れてしまう妻が多く、育児に気を取られ、肝心の夫婦の絆が崩壊していく例が後を絶たないのです。セックスレスになる時期の第1期は、出産後の妻の対応の仕方です。赤ちゃん優先で夫の手を振り払った経験はありませんか。■6.耳なし妻夫の意見はまったく耳に入らず、話の中心が常に「私」のモンスターが「耳なし妻」。自分の気持ちを一方的にまくし立て、夫の気持ちや考えはまったく理解していません。夫婦が支え合って生きていくには相互理解が必要で、そのためにはコミュニケーションが不可欠です。ところが耳なし妻は、一方的に自分の意見をしゃべり倒すことで「コミュニケーションは取れている」と勘違いしたり、自分の気持ちが伝わらないことを、一方的に夫のせいにしたりします。■7.仕切り妻「仕切り妻」も夫の意見などお構いなしで、何事も自分が決めなければ気が済まないモンスターです。妻もしくは母という地位を楯に権力を振りかざし、家の中のことをすべて一人で仕切ります。妻たちに言わせれば、自分が何もかも仕切らなければならないのは、「夫が頼りないから」。しかし、夫に何の相談もなく妻があらゆることを決定してしまっては、夫の立場がなくなってしまいます。またこうした状況は、夫が「頼りがいのある夫」に成長するチャンスを、わざわざ根こそぎにしているようなものなのです。とはいえ、最近は自分で決めるのが苦手な男性も増え、妻にしきってもらうことで楽チンという夫もいます。私の経験からすると、年を重ねてからセックスレスになりやすい傾向にあります。ベッドも妻が仕切るので、雄のプライドがたもてなくなります。以上が代表的なメンタル系モンスターです。自分にもあてはまるものがあると感じたあなたは、ぜひとも後にご紹介するモンスター撃退法もお読み頂き、脱・モンスターワイフを目指してください。モンスター撃退法をお伝えするその前に、ご紹介しておかなければならないモンスターのカテゴリーがあと2つあるのですが、次回ご紹介するのは「セクシャル系モンスター」です。「えっ?セクシャル系?」と思われた方もいらっしゃるかも知れません。しかし先に触れたように、妻たちのお悩みトップ3は「夫の浮気」、「セックスレス」、「ED」です。夫婦仲改善のために、セクシャル系モンスターは避けて通れないトピックなのです。
2017年10月20日ある日突然、パニック障害を発症して出典 : 前回の記事で紹介したとおり、私はある日突然「パニック障害」になってしまいました。前触れなんて全然ありませんでした。電車の中で突如起こった、激しい動悸、吐き気、いてもたってもいられないほどのめまい、そして過呼吸発作。そのまま救急搬送されたその日から、私の生活は一変してしまったのです。私が生きる世界は、出来ないこと、行けない場所、怖い場所だらけになってしまって、これまで楽しかったいろんなことが、「怖いこと」に変わってしまいました。パニック障害は、激しい発作が起きていないときでも、心身に大きな負担がかかります。外の世界は怖いものばかりで、常に身体の変化に敏感になって身体がガチガチになっているのです。パニック障害が一番ひどかった時期、SNSなどに自分の写真を投稿すると、「なんか痩せました?」「やつれた?体調悪いの?」というようなコメントをたくさんもらいました。発作に翻弄され、疲れ果てていた私は、顔つきまでも変わっていたようでした。また、発作が起こる状況も、徐々に多様化してゆきました。ときには、階段を上ったり、ちょっと走ったりするだけで発作が起きてしまうこともあります。これは、運動をして心臓がドキドキしたり、呼吸が荒くなったりしてしまうと、身体が「パニック発作だ!」と勘違いして、臨戦態勢に入ってしまうためです。さらには、夏の暑さで発作が誘発されることもありました。暑い日というのは、ちょっと頭がくら~っとしたりするものですが、これを身体が「発作だ!」と間違って知覚してしまうのです。パニック障害になってから、私は暑さにことさらに弱くなりました。発作からの逃げ場のない状況を避けていればよかった初期と違い、このころには暑くても発作、運動をしても発作です。この地球上に私の逃げ場はどんどんなくなっていきます。そのうち、友達とお喋りして大笑いしたりするだけでも発作が出てくるようになりました。それがショックで、友達からの食事の誘いなども全て断るようになってしまったのです。こうして、日を重ねるごとに自分にできることが減っていき、最後は「家に閉じこもる」こと以外の選択肢が消えてしまったのでした。そうだった、できるところから少しずつだ!踏み出した回復への一歩出典 : もはや生きていることすらも辛く感じられたとき、私は医師に「認知行動療法」を薦められたのです。パニック障害の認知行動療法では、恐怖場面に直接臨み、「発作が起こらない」、あるいは「起こったとしても必ず落ちつく」ということを確認していくのだそうです。恐怖の対象から逃げれば逃げるほど不安が増すというパニック障害の悪循環を断ち、ある場面で条件反射のように発作が起こる反応を消去することを目的としています。重要なのは無理をしないことで、例えば電車に乗ることが怖ければ、最初は一駅だけ乗ってみる。それで大丈夫であれば、次の日はもう一駅乗ってみる。無理そうだと思ったら、一度休憩する。こうやって、少しずつ距離を伸ばしていくのです。最初は「電車に乗る」と考えただけで息が苦しくなりました。私は電車で発作を起こし救急搬送されたあの日から、それこそ「パブロフの犬」のように、電車に対して恐怖反応を示すようになっていたのです。そこで私はこう考えました。「電車に乗れた先に、ご褒美を設定しよう。どうしてもやりたかったことを、我慢せずにやってみよう!」そのとき、私にはどうしても見たかった映画がありましたが、パニック障害のためにずっと見に行けずにいました。映画館は、最寄りの駅から五駅ほど。さらに、私にとっては映画館も怖い場所でした。あの暗い空間に入った瞬間に、発作が起こってしまうのです。でも、平日の午前中なら、きっと映画館はガラガラのはず。発作が起きたら外に出ればいい!そうだった、発達障害の息子を育てながらいつも言っていたじゃないか。「できるところから少しずつ」私も、できるところから少しずつやっていけばいいんだ!私は勇気を振り絞って、駅に向かったのでした。パニック発作に向き合い、訪れた「クリア!」の瞬間出典 : 読者の皆さんの予測どおり、電車で5駅は遠い道のりでした。アロマを染み込ませたタオルで顔を覆って、リラックス音楽をガンガンかけて、とにかく気持ちを紛らわすためにありとあらゆることをやりました。しかし、電車の扉が閉まった瞬間に「そいつ」はやってきたのでした。「キ…キタ」「うううう、この感覚、ひえええええ」「倒れるっ倒れるっ」「もう帰ろう、ムリっムリっ!!!」頭の中はパニックに陥った自分の声でぐちゃぐちゃになっています。何度も諦めて電車を降りようとしましたが、「あともうちょっとで念願のあの映画が見られる」「きっとたどり着いて見ることができたら、自信になるだろう」と自分を励まし続けました。また、夫にお願いして常時連絡が取れるようにしておき、「発作きた!」「もう無理」「降りる~!!」などと辛い気持ちを送信し続けました。既読がつくたびに、ホッとする気持ち。そして、「頑張れ」「大丈夫」「君ならできる」という言葉が返ってくると、辛いけれど一人じゃないという気持ちになれました。そしてなによりも、これだけは自分に言い続けました。「パニック障害で死ぬことはない!」「たとえ発作が起こっても、10分もすれば必ずおさまる!」そして、発作と戦いながらとにかく気を付けていたこと。それは、「呼吸を整える」ということでした。パニック発作で怖いのは、過呼吸になってしまうことです。なったことがある方は分かると思うのですが、過呼吸ってびっくりするほど苦しいんです。私の場合、過呼吸で顔と手足まで痺れてしまい、手の指はこわばって変な方向に曲がってしまっていました。呼吸をし過ぎて辛いはずなのに、とにかく息が苦しくて、本当に空中をひっかきまわしながら空気を求めるような状態でした。私は心臓が激しく打ち鳴らされるのを感じながらも、冷静に自分に言い聞かせました。「過呼吸にさえならなければ、倒れることはない」発作で頭がめちゃくちゃな状態のなか、とにかく呼吸を整えることに集中しました。大きく1回息を吸って、10秒かけて吐く。これを繰り返すのです。そのうちに、ふと気づいたら、目的地の駅に着いていました。顔面は蒼白で、身体中が冷たい汗でぐっしょりになっていました。周囲から見たら、ちょっと心配な状態だったかもしれません。それでも私は、やり遂げた満足でいっぱいでした。降りた駅で空に向かってガッツポーズ。今でも忘れられない瞬間です。自分の中の「クリア!」を増やしていくために出典 : 映画館でも何度か小さな発作はありましたが、途中からは映画の内容に集中することができました。平日の午前中でお客さんが少なかったということも、リハビリとしては良い条件だったと思います。そして、なんと帰りの道中ではパニック発作を全く起こさずにいることができたのでした。そのときに、電車の窓から見えた空の青さを私は忘れることができません。パニック障害で一番つらかったころ、世界は色を失い、全ての景色が灰色に見えていたのでした。残念ながら、今でもたまに発作が起こることはあります。パニック障害は、一度発症してしまうと、長い付き合いになることが多いようです。その中で、私はパニック発作を怖がって、やりたいことを我慢することをやめました。会いたい友達がいれば、電車で会いにいくようにしました。参加したいイベントなどがあれば、閉塞空間でも頑張って出かけています。相手が理解してくれそうなときは、「実はパニック障害だから、途中で抜けることがあるかもしれない。そのときはごめんね。」と前もって言うようにしています。相手が分かっていてくれるというだけで、だいぶ気持ちが楽になるものです。「できることから少しずつ取り組んで、できることを増やして自信をつける」このことの大切さを教えてくれたのは、他でもない発達障害の息子です。息子と一緒に歩み続けた7年間が、パニック障害に苦しむ自分を救うヒントをくれたのでした。そしてもう一つ。「好きなことに取り組むこと」、最後はこれが回復への糸口になります。同じくパニック障害で長いこと苦しんでいた長嶋一茂さんも同じことを言っていました。私が行動療法の恐怖に立ち向かうことができたのは、どうしてもやりたいこと、好きなことを「やりたい」と強く思う気持ちでした。パニック障害をすぐに治すことのできる魔法は、残念ながらなかなかないようです。子育てと同じ、一歩一歩、できることをやっていくしかありません。その一歩一歩はとても辛いことなのですが、確実に前進している実感があります。だから今日も私は、できるところから一歩一歩、です。
2017年07月20日