「私は、娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは、私はわかりません」「眞子さまの結婚の見通し」について、こう話された秋篠宮さま。6月21日、ポーランドとフィンランドへの訪問を前に、ご夫妻そろって臨まれた記者会見でのことだった。「昨年11月に秋篠宮さまは『それ相応の対応をするべき』と述べられるなど、小室さんに対し厳しい発言をされました。今回は眞子さまのご結婚に関してさらに踏み込んだご発言があるはずだと、大きな注目が集まっていたのです。予想に反して、拍子抜けともいえる会見でした」(皇室担当記者)ご両親の会見の2日前、眞子さまは自身が特任研究員を務める博物館・インターメディアテクに出勤されていた。夕方、勤務を終えた眞子さまは大量の資料や研究書を入れているのか、2つの大きなトートバッグを手にされている。メガネをかけ、物憂げな表情を見せる眞子さまに、余裕は感じられなかった。会見直前、家庭内では無言の攻防が続いていたのか……。足早に送迎の車に歩み寄り、乗り込まれた眞子さま。車はまっすぐ秋篠宮邸のある赤坂御用地へと向かっていった。宮内庁関係者はこんな危惧を口にする。「眞子さまはふだんも、寄り道をすることなく帰宅されているようです。ダンススクールに通っている佳子さまと違い、勤務先と自宅を往復されるばかりの生活が続いています。小室さんについて“忠告”をしてくれる人も周囲にはいないのでしょう」
2019年06月27日和やかな雰囲気で進んでいた会見の席上、秋篠宮さまの表情がこわばった。それは、記者からの質問の中に「眞子さまの結婚の見通し」という言葉を聞かれたときだった。そして「ええと……」と繰り返し言いよどみながら述べられた。「私は、娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは、私はわかりません」6月27日から10日間の日程で、ポーランド、フィンランド両国を訪問される秋篠宮ご夫妻。6月21日にそろって記者会見に臨まれた。昨年11月の会見では「二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべき」と毅然と述べられた秋篠宮さま。だが厳しい姿勢を見せた7カ月前とはうってかわって、今回は消え入りそうに小さな声だった。そして紀子さまも「(秋篠宮さまと)同じでございます」と発言されただけだった。秋篠宮さまに近い関係者が、お気持ちを慮る。「眞子さまと小室さんの結婚に関しては、状況は膠着状態です。いまは解決を急ぐタイミングではないとお考えなのだと思います。今年は皇室にとって非常に重要な即位関連儀式が続きます。秋篠宮家としても、まずはそちらを優先すべきというお気持ちなのではないでしょうか」しかし、皇室担当記者は苦い表情を見せる。「秋篠宮さまが皇嗣殿下となられて初めての会見です。今年1月には小室さんが金銭トラブルに関して説明する文書を発表しています。小室さんの動きを受けて、眞子さまのご結婚に関してさらに踏み込んだご発言があるはずだと、大きな注目が集まっていたのです。予想に反して、拍子抜けともいえる会見でした」象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、こう分析する。「ふだんは雄弁な秋篠宮さまが言葉少なだったのは、眞子さまと小室さんの結婚問題への対応がうまくいっていない証拠だと思います。眞子さまとコミュニケーションが取れていない、八方ふさがりといえる状況なのかもしれません。秋篠宮さまは、この問題については疲れ切っておられるような気がしました」小室さんの母・佳代さんに409万円の返済を求めている元婚約者のX氏も、代理人を通じてコメントを寄せた。《小室佳代さんとの間の金銭問題ですが、先方の代理人である弁護士からは話し合いの機会を求められています。これまでは私自身の体調など種々の問題があり、話し合いの場につくことができませんでしたが、現在も前向きに話し合いを持とうと努力をしているところでございます。そもそも金銭問題は小室佳代さんとの間のものであり、圭くんとの直接の問題ではないと考えています。その問題があることでお二人の結婚の障害になっているのであれば大変心苦しく思います。お二人のご結婚についての秋篠宮様のお話については、私は何か発言させていただく立場にはございません》
2019年06月27日御代替わり以降、皇嗣殿下となられた秋篠宮さまと紀子さまのハードスケジュールが続いている。これまでのご公務に加え、天皇皇后両陛下が皇太子ご夫妻時代に受け持たれていたご公務のかなりの数を引き継がれたためだ。「特に秋篠宮さまは、地方へのお成りも多く、5月中旬以降はわずか1カ月で5回という過密ぶり。紀子さまを同伴されたものが5回、単独でのご出張は3回です。秋篠宮さまも50代半ば。宮内庁内では『このままのペースでお仕事を続けていくと、過労でお倒れになってしまうのではないか』という心配の声も上がっています」(皇室担当記者)ちなみに秋篠宮さま単独ご出張の内訳は下記の通り。・5月23~24日 宮城県『日本植物園協会第54回大会』ご臨席など・5月28~29日 愛知県『日本動物園水族館協会2019年度通常総会』ご臨席など・5月13~14日 滋賀県『第44回全日本愛瓢会総会・展示会』ご臨席などいずれの会も秋篠宮さまは総裁や名誉総裁を務められている。実は前出の皇室担当記者は“ある懸念”を抱いているという。「御代替わり後の、秋篠宮さまの激務は予想されていました。もちろん皇嗣殿下になられたからといって、すぐに数々の総裁職をお辞めにならなくてもよいでしょう。それにしても、このお忙しい時期に次々とお一人での“地方出張ご公務”の予定を入れていらっしゃるのは、現在の秋篠宮家のご家族事情が影響しているように思われてならないのです。宮邸でご家族といっしょに過ごすよりも、一人でいるほうがリラックスできるという、いわば“帰宅恐怖症”のようなご心境にあるのではないでしょうか」小室圭さんとの結婚問題を巡る、眞子さまと秋篠宮ご夫妻の深刻不和は依然として続いている。秋篠宮家の関係者は嘆息する。「よほど小室圭さんの話題にふれられたくないのか、眞子さまがご両親との会話を拒絶されている状態です。食事の席をともにされることを嫌がられることもあるそうです」そんな状況のなかで、紀子さまは一歩一歩、眞子さまの“心の雪解け”を求め続けられている。「最近では、紀子さまは眞子さまとの二人きりのご公務を増やしながら、冷え切った親子関係の修復を図ろうとされています。眞子さまは、小室さんの話題になると、すぐに口を閉ざされますが、ご公務についてなら会話もされるからです。宮邸では母娘で打ち合わせをされることもありますし、ご公務の場では、お二人で談笑されることもあります。しかし紀子さまと眞子さまの距離がわずかずつ縮まっているいっぽう、距離を縮める機会を持たない秋篠宮さまは孤立感をさらに深めていらっしゃるようです」(前出・皇室担当記者)東京農業大学客員教授として定期的に講義もされている秋篠宮さま。最近では研究室や大学の近くの店で大学関係者とお酒を飲まれる機会も以前より増えているという。
2019年06月21日即位後初の地方訪問として天皇皇后両陛下は愛知県を訪れ、約1万5,000人が駅前や沿道で歓迎した。一方で、皇嗣家となった秋篠宮家への風当たりが強くなっている。「天皇皇后両陛下に比べると秋篠宮家のご活動は報道されることも少なく、あまり注目が集まっていない状態です。数年前とは一転して秋篠宮家への支持が急落している原因には、一向に解決の糸口すら見えてこない“小室さん問題”があるとみて間違いないでしょう」(皇室担当記者)そんな中で最近目立ち始めたのが、紀子さまと眞子さま“母子同伴”でのご公務の増加だ。6月2日、横浜能楽堂で開催された特別企画公演「大典奉祝の芸能」に、紀子さまと眞子さまがおそろいでお出ましになった。お二人だけでカメラの前に姿を現されたのは、’18年4月以来だった。「5月11日から12日にも、お二人は京都を訪れ『大聖寺文化・護友会』の総会に出席されました。‘15年から会の名誉総裁をお務めの紀子さまは、毎年総会に出席されています。京都への“二人旅”では、ゆくゆくは眞子さまに名誉総裁職をお譲りになりたいといったお話もされたことでしょう」(宮内庁関係者)また、4月から5月にかけて秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さまは展覧会やコンサートに何度もそろってお出ましになっている。こうした母娘二人でのお出かけの増加こそが、紀子さまによる小室さん問題の解決、すなわち秋篠宮家の“窮地回復”への一手なのだと前出の宮内庁関係者は言う。「眞子さまと小室さんのご結婚は一刻もはやく破談にしたい――。それが秋篠宮ご夫妻のご本心でしょう。しかし令和となった現在、秋篠宮ご夫妻は“長期戦”を覚悟され、戦術変更をされたようです」小室さんはロースクールでの1年目を終え夏休みに入ったが、帰国の予定はないという。留学を終えるのは早くても2年後の予定だ。金銭トラブルの解決どころか、5月11日には「文春オンライン」で、小室さんによる“いじめ”の過去を小学校時代の同級生が告発。いまだに謝罪の言葉はないという。時間がたつにつれて、小室さんが解決すべき問題はむしろ増えていっているのが現状だが、秋篠宮家と親しい知人はこう話す。「それでも秋篠宮ご夫妻は、眞子さまのお気持ちを無視して破談にはできないとお考えなのです。今年3月、佳子さまは大学卒業にあたっての文書で《結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています》と、眞子さまの結婚を後押しされました。憲法に明記された“婚姻の自由”は侵せない――。秋篠宮ご夫妻も当然、その認識はお持ちです」つまり、眞子さまに小室さんと結婚する意思がある限り、破談にすることはできないというのだ。はたして紀子さまは、どうやってこの現状を打開するおつもりなのか。前出の皇室担当記者は言う。「紀子さまは、眞子さまと二人きりでの公務を増やされながら、まずは冷え切った親子関係の修復を図ろうとされているのです。眞子さまは小室さんについての話題になると、いっさい口を開こうとされないものの、ご公務についてならば素直に会話をされるといいます。本番に向けて打ち合わせを重ね、ご公務の場で談笑される中で、紀子さまは眞子さまと心を通わせたいとお考えなのでしょう」小室さんが渡米してから1年近く、眞子さまは直接会われる機会はないものの、スマートフォンで連絡を取り合っているという。「周囲の声に耳を傾けず、ひたすら自分の夢を追い続ける小室さんの価値観は、公を大切にする皇室の価値観とはまったく相いれないものです。眞子さまがひたむきに公務に取り組まれていくなかで小室さんの自分勝手な姿勢にきっと違和感を抱き“覚醒”してくれるはず――。紀子さまはそういった希望を胸に、眞子さまに連日の嘆願を続けていらっしゃるのでしょう」(前出・皇室担当記者)上皇さまは美智子さまとのご成婚に際し《お立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの》と話されたという。能楽堂で上皇ご夫妻が作られた『歌声の響』をお聴きになりながら、眞子さまもそのお言葉を思い出されたのだろうか。
2019年06月05日皇位継承を祝した琉球舞踊が、『歌声の響』に乗せて披露された。上皇さまが作詞、美智子さまが作曲された琉歌だ。客席に並んで座られた紀子さまと眞子さまは、その踊りにじっと視線を注がれていた――。6月2日、横浜能楽堂で開催された特別企画公演「大典奉祝の芸能」に、紀子さまと眞子さまがおそろいでお出ましになった。お二人だけでカメラの前に姿を現されたのは、’18年4月に絵本の展示会をご覧になって以来だった。5月下旬、トランプ米大統領夫妻が国賓として来日し、日本の皇室は世界中から注目を浴びることになった。「雅子さまは通訳に一切頼らずに英語で大統領夫妻と会話され、天皇陛下とともに存在感を発揮されました。その堂々たるお振舞いに、美智子さまの優雅さとはまた違った魅力を感じた国民も多かったでしょう。海外メディアからも絶賛の声が相次いでいます。皇后・雅子さまが“新時代の皇室”を世界に知らしめたといえます」(政治部記者)その一方で、皇嗣家となった秋篠宮家への風当たりが強くなっていると話すのは皇室担当記者。「歓迎式典の際には、雅子さまが紀子さまにアイコンタクトをとり、自然な形で大統領夫妻に紹介される場面もありました。お二人の関係の良好ぶりがうかがえます。しかし、紀子さまへのバッシングは日に日に厳しさを増すばかりです。眞子さまとの対立が報じられたり、お子さまたちの教育方針が疑問視されたりするだけではなく、紀子さまの父・川嶋辰彦さんや弟の川嶋舟さんの交友関係まで批判の対象になっています」令和に入ってからの秋篠宮ご夫妻はご公務にフル回転されている。宮中晩餐会の翌日も秋篠宮さまはお一人で愛知県に向かわれ、紀子さまは結核予防会の式典にご臨席されるなど、かなりの過密日程だ。6月下旬から10日間、ポーランドとフィンランドを訪問されることも決まっている。「ただ、天皇皇后両陛下に比べると秋篠宮家のご活動は報道されることも少なく、あまり注目が集まっていない状態です。ほんの数年前までは、適応障害でご公務を休みがちだった雅子さまに心ないバッシングが集中しており、精力的に活動を続ける秋篠宮家はむしろ皇室の模範と見られていたほどでした。一転して秋篠宮家への支持が“暴落”している原因は、一向に解決の糸口すら見えてこない“小室さん問題”にあるとみて間違いないでしょう」(前出・皇室担当記者)
2019年06月05日御代替わりで皇嗣になられた秋篠宮さま。『女性自身』ではその幼少期から取材を続けている。この写真で当時7歳の天皇陛下に支えられている秋篠宮さまは、まだ1歳5カ月。どうして大号泣されているのか――。《さっきまで、自動車をさして、“ブーブー”とごきげんだったのに。南米へと出発なさるお母さまの姿が車の中に消えたとたん、淋しくてたまらなくなってしまったのだ。》(『女性自身』1977年5月22日号「おたたちゃま、行っちゃイヤ!」より)この日、上皇さま(当時は皇太子)と美智子さまは、22日間にわたる南米ご訪問へ出発された。ご両親が地球の裏側に国際親善へと向かわれるあいだ、兄弟でのお留守番となったのだ。陛下はお兄さまとして、ご両親の代わりにしっかりお世話をされた。陛下が日本橋高島屋へ買い物に出かけた日には、秋篠宮さまのおみやげにブリキの機関車を買って帰られた。東宮御所に着くとまっさきに動かしてお見せになったという。長いお留守番を終え、ご両親がお帰りになる日。東宮御所の玄関で待っていた秋篠宮さまは、車のドアが開かないうちに走りより、飛び立つように降りた美智子さまは、抱き上げてほおずりをされたのだった。
2019年05月25日秋篠宮家の長女・眞子さまは5月23日、長野県松本市で開催された「全国都市緑化祭」の式典に出席された。眞子さまは「皆さまが、かけがえのない存在である花や緑を慈しみ、全国各地で都市の緑化に取り組まれていることは、誠に意義深いことと思います」とお言葉を述べられた。「全国都市緑化祭」は、昨年まで秋篠宮ご夫妻が出席されていたご公務。5月11日に都内で開かれた「みどりの式典」に続き、眞子さまが秋篠宮ご夫妻から引き継がれている。また7月中旬には、日本人移住120周年を迎えるペルーとボリビアの訪問も検討されている。「御代替わりによって、秋篠宮ご夫妻は天皇皇后両陛下がこれまで担当されていたご公務の大半を引き継がれています。秋篠宮ご夫妻がなさってきたご公務の多くは、お子さまである眞子さまや佳子さまが引き継がれることになっています。眞子さまは博物館に週3日勤務されながら、ご公務にもフル回転される日々が続くでしょう」(皇室担当記者)
2019年05月24日悠仁さまを狙った“刃物事件”や小室圭さん問題など、苦難に見舞われている秋篠宮家。しかし、明るい話題もある。次女の佳子さまが初の外国公式訪問へ向けて調整中だと宮内庁が発表したのだ。今年の9月中旬から下旬にかけて、オーストリアとハンガリーを約10日間の日程で訪問される予定だという。胸をなでおろすのは宮内庁関係者。「実は、佳子さまはこの秋から留学されるのではないかという声もあったのです。お姉さまの眞子さまも大学卒業時、『進学や就職はせず、皇族として本格的に公務に取り組む予定』と宮内庁から発表がありましたが、半年後にはイギリスの大学院に進学されています。佳子さまにとっても、海外の大学院進学は魅力的な選択肢だったはずです。毎週お忍びでダンスレッスンを続けていらっしゃった佳子さまには、より自由な環境でダンスに打ち込みたいという思いもおありだったと思うのです」しかし佳子さまはダンスへの情熱をいったん“封印”し、ご公務に取り組まれる道を選ばれたのだ。秋篠宮家は御代替わり後、総力を挙げて公務にまい進している。秋篠宮ご夫妻は「全国『みどりの愛護』のつどい」の式典出席などのため、5月17~18日に鳥取県をご訪問。さらに秋篠宮さまは、6月中旬までに単独で3回の地方ご公務を予定するハードスケジュールだ。眞子さまも5月11日に「みどりの感謝祭」式典に出席され、22~23日には「全国都市緑化祭」ご臨席のため長野県を訪問される予定。さらに21日には、秋篠宮ご夫妻と眞子さまと佳子さまがそろってコンサートを鑑賞された。「秋篠宮家に逆風が吹く中で、国民の支持を取り戻すためには、やはりひたむきにご公務に取り組むほかはない――。小室さん問題をめぐって対立するなかでも、その点ではご一家の意見が一致したのでしょう。初の外国訪問に臨まれる佳子さまからは、その先頭に立って“秋篠宮家を救う”と言わんばかりの意気込みが感じられます」(皇室担当記者)皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんも期待を込める。「佳子さまは毎朝、赤坂御用地内をジョギングされているそうですが、職員を見かけると佳子さまのほうから『おはようございます』と挨拶されるそうです。そういった社交性と海外留学で培った語学力で、佳子さまが令和の時代の新しい皇室のイメージを形作ってくださるはずです。今年3月、大学ご卒業に際して発表されたご感想の中で《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています》とつづられました。あえて堂々とご自身の考えを表明されたご姿勢は今の時代に合っていると思います」ただ、こういった佳子さまの発言に、一部週刊誌からは「『公』より『私』を優先」などと批判が上がった。前出の宮内庁関係者はこうした意見に反論する。「佳子さまは同じ文書の中で、上皇ご夫妻の60年にわたるご活動を《大変尊敬申し上げております》と綴っていらっしゃいます。また、天皇皇后両陛下についても《少しでもお二方のお役に立つことができれば誠に嬉しく思います》と語られています。上皇ご夫妻の思いを受け継ぎ、天皇皇后両陛下を支える――。その真摯なお気持ちは、きっとご公務で体現されることでしょう」秋篠宮家、そして国民の期待を背負って――。佳子さまはついに、国際親善の舞台へと足を踏み出される。
2019年05月23日秋篠宮家への逆風が止まらない。御代替わりによって皇位継承順位1位の皇嗣となられた秋篠宮さま。しかし、ご家族をめぐる問題は混迷を深めるばかりなのだ。平成最後に、悠仁さまが通うお茶の水大学附属中で起きた“刃物事件”。GW明けも休校が続き、事件から17日後の5月13日にやっと授業が再開された。「秋篠宮ご夫妻も衝撃を受けられた事件でしたが、一方でこの事件をきっかけに“皇嗣家の警備体制”を疑問視する声も上がっているのです。秋篠宮さまは皇嗣となられてからも、従来の警備体制のままにしてほしいと望まれていました。交通規制で国民に迷惑をかけたり、国民との距離が遠ざかったりすることを懸念されていたのです。ただ、’16年11月にも悠仁さまを乗せたワゴン車が追突事故を起こしています。悠仁さまの車両の前に警備車両がいれば防げた事故だったという見方もあります。これ以上、悠仁さまを危険に晒すわけにはいきません。警備体制の再考は急務ではないでしょうか」(皇室担当記者)さらに眞子さまのご結婚延期をめぐっても、秋篠宮ご夫妻が訴えていた“慎重論”が、意外に支持されていない実情が明らかになったのだ。5月16日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)は「眞子さま・小室さんの結婚応援できる?」と題して100人に街頭アンケートを実施。なんと「応援できない」はわずか19人だった。一方、「応援できる」は42人、金銭問題の解決などの条件付きで応援できるという意見が39人。大多数がお二人の結婚に賛成という結果だったのだ。「眞子さまと小室さんの結婚の意志は変わっていないとされています。皇族というお立場を鑑みても“結婚においては当人の気持ちが重要”――。国民の多くも、そう考えているのかもしれません。しかし、秋篠宮ご夫妻は、不可解な行動を取り続ける小室さんに、非常に強い不信感を持っています。眞子さまとのご結婚には断固として反対する姿勢です。親子間の対立が、いっそう深まることも懸念されます」(前出・皇室担当記者)
2019年05月22日令和へと持ち越された、眞子さまと小室圭さんのご結婚延期問題。タレントでエッセイストの小島慶子さんは、お二人の結婚に「賛成」だという。その理由とは?■報道を見る限り、もしかしたら小室さんは、多くの国民が諸手を挙げてお祝いできるお相手ではないのかもしれません。だけど、望ましい結婚の形でないとしても、本人が幸せであれば、それでいいと思うのです。もとよりひとりの人間として、眞子さまには「結婚に失敗する自由と権利」もあるのではないでしょうか。私は、眞子さまが、ご自分とお相手の方の意志のみでご結婚なさるということには賛成です。当人同士が思い合っているのであれば、その合意のみで結婚する権利があります。家族であっても止めることはできません。たとえ「結婚後に苦労しそうだな」と周りが思ったとしても……。象徴天皇制のもとでは、天皇の基本的人権が制限を受けるという考え方がありますが、眞子さまは結婚されれば皇籍を離れるお立場ですし、お相手も一般の方。人権の制限は最小限に留まると考えてよいのではないでしょうか。日本の国民にはどこか「象徴天皇制のもと、税金で生活しているのだから、皇族は国民が納得する生活をしなければならない。ご結婚相手もふさわしい人を選ばなければならない」という考えがあるように思われます。しかし、「象徴」とはそもそも何なのでしょうか?社会の皇室へのまなざしが変わり、皇族自身が生き方を模索されるようになっているにもかかわらず、国民が象徴としての今の皇室に何を求めるべきか、ほとんど議論されてこなかったのではないでしょうか。皇室をめぐる報道において、メディアは「家族の問題」として報道し、論じてきました。たとえば雅子さまについて言えば、外交の第一線でキャリアを積んできた女性が、結婚を機に皇太子妃となり、深刻な不調から適応障害に……。それは国民から見て「現代女性の葛藤の象徴」でもありました。新しい時代の皇室は、これまでよりも「個人」を尊重されていいと私は思います。秋篠宮さまが悠仁さまの学校としてお茶の水女子大学の附属校を選ばれたのは興味深いことです。皇族教育の伝統がある学習院を離れ、しがらみなく民主的な学風のお茶の水で学ばれる悠仁さま。成長されるにつれ、将来の天皇であるご自身には職業選択の自由もなく、制約だらけの人生であることに強い疑問を抱かれることもあるでしょう。時代が変わりゆく中で皇室を存続させるために、秋篠宮さまがあえてその選択をされたということでしょうか。「眞子さまは皇族として世の中の期待に応えるべき」なのか。それとも「ご自身の意志で自由な選択をすべき」なのか。象徴としての皇室に「現代の家族の形」をみるのであれば、親が苦渋の中で我が子に失敗する自由を与えるという、自立した親子の関係を選んでもよいのではないかと思うのです。
2019年05月04日皇居の宮殿に、五輪メダリストや人間国宝、ノーベル賞受賞者ら、平成を代表する人物が勢揃いした。そして皇族方の中には、秋篠宮家の長女・眞子さまのお姿も――。2月25日・26日、3回にわたり催された宮中茶会。24日に行われた、天皇陛下の御在位30年を祝う記念式典のお礼として、合わせて約2千100人が招待された。「新年の宮中行事ではご表情が硬かった眞子さまですが、今回は久々に笑顔を見せられていました。眞子さまにとっては、つらい現実を忘れられる、つかの間のひとときだったのかもしれません。小室圭さんの借金トラブルは、まったく解決の糸口が見えない状況だからです」(皇室担当記者)小室さんが突然、代理人を通じて文書を発表したのは1月22日。それから1カ月以上が経過したがワイドショーではいまだに小室さんに関する特集が続いている。テレビ局関係者は声を潜めて言う。「今年はお代替わりで皇室への注目も高まると考えていました。しかし小室さんの話題はその予想を超える反響で、かなりの高視聴率を記録しているのです」各局は小室さんの母・佳代さんが元婚約者X氏に送ったメールを公開したり、X氏のインタビューを繰り返し放映したりしている。X氏は小室さん一家とは20年以上前から顔見知りだったが、X氏と数年間生活をともにしていた元妻がこう話す。「あの人はとにかく真面目で、困っている人がいれば自分の身を削ってでも助けるような人でした。あまりテレビには出すぎないで、粛々と話し合いを進めたほうがいいのではないかと思いますが……」温厚だったというX氏まで怒らせてしまった小室さん。この重大なミスを挽回することはできるのか――。
2019年03月06日秋篠宮ご一家は2月10日、御仮寓所へと引っ越された。秋篠宮邸が改修工事に入るため、ご一家は3年間この建物に仮住まいされる。「御仮寓所の建設費は9.8億円。引越し費用や備品代も含めれば10億円を超えます。さらに秋篠宮邸の改修には、33億円もの予算が計上されています」(皇室ジャーナリスト)秋篠宮ご夫妻は、なぜこのタイミングで秋篠宮邸の改修を始め、多額の費用をかけて御仮寓所の新築と引っ越しを断行されたのだろうか。宮内庁関係者が語る。「秋篠宮ご一家が、現在は皇太子ご一家がお住まいの東宮御所に引っ越されるという案もあったのです。しかし両陛下が長年の思い出が詰まった東宮御所での生活を望まれたため、手狭な秋篠宮邸の改修が必要となりました。御仮寓所には3年しか住まわれませんが、その後は職員の事務棟や収蔵庫として使われます。皇嗣となられる秋篠宮さまは、万全の準備を整えられているのです」前出の皇室ジャーナリストは、秋篠宮ご夫妻にはもう一つのもくろみがあると語る。「実は御仮寓所が建った場所には、もともと秋篠宮ご夫妻が新婚当初を過ごされた“旧御仮寓所”があったのです。思い出の場所で過ごす3年間で、なんとしても眞子さまを『脱・小室圭さん』に導かなければならない――。秋篠宮さまには並々ならぬご決意がおありのようです」見取り図を見ると、御仮寓所のすぐ脇には小さな池がある。当時、秋篠宮ご一家を取材していた記者が懐かしそうに語る。「これは『ナマズ池』ですね。秋篠宮さまが研究対象のナマズを飼うために造られたのですが、眞子さまも餌やりをされていました。眞子さまや佳子さまがお小さかったころには、記者たちも気軽にお訪ねできる雰囲気でした。ご姉妹と庭で遊んだこともありますが、眞子さまが“佳子ちゃん”とお呼びになって、ほほ笑ましいお姉さまぶりだったのを覚えています。秋篠宮ご夫妻がナマズ池を残されたのも、『あのころを思い出して』という眞子さまへのメッセージかも知れませんね」小室さんは’21年5月にロースクールを修了予定。秋篠宮邸の改修が終わる’22年3月までには金銭トラブルも決着し、ご結婚か破談かの結論もついていることだろう。3年後、眞子さまがお住まいになるのは小室さんとの新居なのか、それともピカピカの秋篠宮邸なのか――。
2019年02月21日数台の報道カメラが待ち構えるなか、2月15日の10時45分ごろ秋篠宮さまを乗せたお車が皇居へと入っていった。その5分後、皇太子さまも皇居へ――。「月1回の定例となっている、天皇陛下との“三者会談”が開かれたのです。会談後は美智子さまも同席されて昼食を召し上がられたようです」(皇室担当記者)皇太子さまは13時20分ごろ皇居をご退出。しかし秋篠宮さまはなかなか姿を現されない。やっと秋篠宮さまのお車が皇居を出ていったのは14時50分。実に90分もの間、両陛下との会談が続いていたことになる。前出の皇室担当記者は深刻な表情を見せる。「今回は1月22日に小室圭さんが借金トラブルの“釈明文書”を公表してから、はじめての会談と思われます。小室さんをめぐる問題を話し合われたとみて間違いないでしょう。両陛下は眞子さまのご様子を非常に心配されているはずです。秋篠宮さまは、お代替わりの直前までこのトラブルを収束できなかったことを釈明されたことでしょう」しかし、眞子さまの結婚の意思は変わっていないとみられている。「ご両親でも無理やり破談にすることはできません。結局、ご結婚延期状態のまま眞子さまの心変わりを辛抱強く待つしかないのです。そのような実情をお聞きになり、両陛下も憂慮を深められたことでしょう」(前出・皇室担当記者)
2019年02月20日2月7日、秋篠宮ご一家の「御仮寓所」の外観が公開された。秋篠宮邸が改修工事に入るため、ご一家は3年間この建物に仮住まいされる。宮邸の隣に建設された御仮寓所は鉄筋コンクリート造り3階建て。延べ床面積は約1,378平方メートルで、建設費は約9億8千万円だ。本誌は赤坂御用地が所在する港区役所で、御仮寓所の「建築計画概要書」を入手。そこには、建物の概要がわかる見取り図もあった。建築計画概要書を見て、ベテランの建築士はこう語る。「建設費は坪単価に換算すると約235万円になります。ホテルでも内装費を含めて200万円前後なので割高に思えますが、皇族方のお住まいですし、内装にもお金がかかっているのかもしれません。窓が極端に小さく、セキュリティを最優先した建物のようです。要塞のような外観で、あまりお住まいに適しているとは思えませんが……」1階は応接室や執務室のある公室部分。2階と3階には事務室や厨房、そして秋篠宮家の居間や書斎、ご一家それぞれの部屋があるプライベート部分となっており、この床面積は523平方メートルだ。秋篠宮ご一家は2月10日、御仮寓所へと引っ越された。もちろん眞子さまもお引っ越しされたのだが、そこは眞子さまにとって“住むはずではなかった家”だと言うのは皇室ジャーナリスト。「御仮寓所の着工は’17年1月で、ご婚約内定報道があったのは同じ年の5月。宮内庁はこのころからお二人のご結婚後の新居として都心の2LDKや3LDKのマンションを探していました。そして当初の予定では昨年の11月4日、眞子さまは小室さんと結婚式を挙げるはずだったのです。しかし小室家の金銭トラブルが発覚し、ご結婚は延期に。眞子さまがご家族と一緒に御仮寓所に住まわれることになったのは、まったくの想定外でした。御仮寓所にはご一家5方それぞれのお部屋があるそうですが眞子さまのお部屋は“急造”されたのでしょう」皇室ジャーナリストは、眞子さまの複雑な胸中を慮る。「お引っ越しの作業は秋篠宮ご夫妻のご指示で職員や引越し業者が行いました。もちろん眞子さまのお荷物もありますから、引っ越しの段取りについて紀子さまとお話しになることもあったそうです。ただ、秋篠宮ご夫妻と眞子さまの会話はそれ以上増えることはなく、ほとんど“無言の引っ越し”となったといいます」約400万円の金銭トラブルによって小室さんとの結婚は延期となったが、御仮寓所の建設費は9.8億円。引越し費用や備品代も含めれば10億円を超える。さらに秋篠宮邸の改修には33億円もの予算が計上されている。「もちろん秋篠宮家が小室家の“借金”を肩代わりできるわけではありません。それでも眞子さまは、ご自身が10億円の新居にお住まいになりながら400万円をめぐるトラブルに苦慮する小室さんを助けられないことに、やるせないお気持ちを抱かれていることでしょう。緊張関係のままご家族と暮らす新居で、眞子さまは囚われているような孤独を感じられているに違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)
2019年02月19日「眞子さまのご結婚の意志は固く、諦めるおつもりはまったくないご様子です。ご自身の部屋にこもりきりで、ご両親とは会話の機会もほとんどありません。部屋では毎晩、小室さんと連絡を取り合っていらっしゃるのでしょう……」(秋篠宮家の知人)小室圭さんが発表した、母親と元婚約者男性との借金トラブルについて説明する文書が物議を醸している。小室さんをめぐり秋篠宮家の“分断”が深刻になるなか、5月には新天皇となる皇太子さまも、心配の声を漏らされていたという。皇太子さまの知人がこう語る。「今年に入ってから、皇太子さま友人とお会いした際に、小室さんのことが話題に上ったそうです。皇太子さまは深刻なご表情で一言『困りましたね……』とつぶやかれたそうです」天皇陛下が退位される4月30日は、3カ月後に迫っている。「皇太子さまは、小室さんをめぐる問題は、平成のうちに沈静化させるのが望ましいとのご意見だったそうです。2月24日には天皇陛下のご在位30年の式典があり、4月10日にはご成婚60年を迎えられます。本来ならば、“有終の美”を飾られる両陛下に国民の注目が集まるはずでした。小室さんの動向ばかりが取りざたされる状況は好ましくないとお考えなのでしょう」(宮内庁関係者)さらに皇太子さまは、皇室の未来を見すえて、眞子さまに期待されていたと語るのは皇室ジャーナリスト。「これからの皇室にとって非常に大きな課題となるのが、皇族の減少です。次世代の皇室を考えていくうえで皇太子さまは、眞子さまが果たされる役割は大きいとお感じになっていたといいます」女性皇族は結婚されれば皇室を離れるが、‘05年に結婚した黒田清子さんは’17年に伊勢神宮の祭主に就任した。高円宮家の三女・守谷絢子さんは昨年10月に結婚したあとも、2つの名誉職を継続して務めている。「皇族が減少する中で、女性皇族にはご結婚後も皇室を支える役割が求められているのです。さらには『女性宮家』創設を含めた安定的な皇位継承策の検討も、即位関連の儀式が終わる今年11月以降に始まる見込みです。眞子さまには以前から『女性宮家の当主に』と期待する声が根強くありました。皇太子さまも、そうした可能性も想定して、眞子さまには期待を寄せていらしたはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)しかし、もし眞子さまが小室さんと結婚されれば、ニューヨークで生活される可能性も高い。「国民からは、小室さんとの結婚を望まれる眞子さまの選択にも疑問の声が上がるようになっています。最も危惧されるのは、眞子さまが皇室との関わりを断たれてしまうことです。海外へ移住され『日本も皇室も捨てる』などという選択をされないか、皇太子さまも心配なさっていると思われます。宮家内部の問題は不干渉が原則ですが、秋篠宮家の分断の解決は急務です。皇太子さまは秋篠宮さまに、眞子さまとの親子仲を修復するよう説得されるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)皇太子さまがお嘆きを漏らされるほど、事態は混迷を深めている。だが、皇室の未来を切り開くため、皇太子さまは決断を下される――。
2019年02月08日「秋篠宮さまは、小室さんの文書公表に、非常にショックを受けられたそうです。眞子さまが事前に文書の内容まで把握していながら、ご自身にも紀子さまにも黙っていらっしゃったからです」秋篠宮家の知人はそう明かす。2月6日に1年を迎える眞子さまのご結婚延期。その直前に小室圭さんが、母親と元婚約者男性との借金トラブルについて説明する文書を発表したが、小室さんの突然の行動に、国民の多くは困惑するばかりだ。「小室さんは、借金トラブルさえ解決すれば、眞子さまと婚約できるはずだと自信満々だそうです。マスコミに送付された文書には《私は、現在、米国において勉学に勤しむ機会をいただいております》と書かれていました。小室さんは、アメリカで弁護士資格を取得したらニューヨークで就職し、眞子さまと一緒に暮らすつもりだと周囲に話しているそうです」(社会部記者)前出の秋篠宮家の知人はため息を漏らす。「秋篠宮ご夫妻は、眞子さまの小室さんに対するお気持ちは徐々に薄れていくとお考えになっていたようです。ところが眞子さまのご結婚の意志は固く、諦めるおつもりはまったくないご様子です。ご自身の部屋にこもりきりで、ご両親とは会話の機会もほとんどありません。部屋では毎晩、小室さんと連絡を取り合っていらっしゃるのでしょう……」沈黙を貫かれている眞子さまだが、1月26日の夕方にはお忍びでお出かけされていた。「国立能楽堂で、ろう者の劇団による『手話狂言・初春の会』を鑑賞されました。実は、佳子さまもご一緒だったのです。新年の宮中儀式では表情がこわばっていた眞子さまも、この日は晴れやかな笑みを浮かべていました」(皇室担当記者)佳子さまといえば、現在はICU(国際基督教大学)の4年生。本誌は佳子さまがダンスレッスンを続けられ、昨年9月には極秘に発表会にも出演されていたことを報じている。「1月上旬には夜の10時過ぎまで大学に残られ、卒論執筆のラストスパートをかけられていたそうです。姉妹そろってのお出かけは、お二人にとって心安らぐひとときになったことでしょう。小室さんの文書が物議を醸す中、あえて佳子さまは眞子さまに同行されたのです。これは、孤立無援となっている眞子さまへの“共闘宣言”であると思われます」(前出・皇室担当記者)佳子さまは以前、紀子さまの反対もあって、ダンスサークルへの入会を諦めたことがあったという。「断念しかけたダンスに再び打ち込まれている佳子さまは、ご両親の反対を押し切って選んだ道を貫く眞子さまにも、共感されているのかもしれません」(前出・皇室担当記者)
2019年02月07日「私は『返さなくていい』などとは言っていません」1月25日早朝、小室圭さんの母親である佳代さんの元婚約者・X氏は本誌の取材に応じ、淡々とした口調で語った。「眞子さまと小室さんの結婚については二人が決める問題ですから、私は何も言うことはありません。ただ、頼まれて銀行口座に振り込んだお金については全額を返してもらいたいと考えています」22日の朝、小室さんが代理人の弁護士を通して“借金トラブル”に関する文書を報道各社に送付した。’17年12月のトラブル発覚以降、初めてのコメントだ。「22日は早朝から、宮内庁宮務課はパニック状態でした」そう語るのは宮内庁関係者。「この文書の公表を知らなかったのはX氏だけではありません。秋篠宮ご夫妻をはじめ、宮内庁側は誰ひとりとして知らされておらず寝耳に水でした。秋篠宮ご夫妻は22日、23日と新潟でのご公務が入っていました。宮務課職員は情報収集に奔走し、新潟へ向かわれるご夫妻だけではなく葉山でご静養中の天皇皇后両陛下にもご報告を急ぎました。事前に相談や連絡もなくいきなりのマスコミ発表に、秋篠宮ご夫妻は“怒り心頭”だといいます」一方で眞子さまは、文書公表直後の午前10時過ぎ、赤坂御用地からお車で出勤。窓越しに報道陣に会釈し、ほほ笑みを見せられた。小室さん側からの文書公表に先立って『共同通信』は《関係者によると、眞子さまと小室さんの結婚の意思は固い。眞子さまも文書の公表を把握している》と報じていた。皇室ジャーナリストは、ため息混じりにこう語る。「眞子さまは小室さんの文書公表を、あえてご両親にまでお伝えにならなかったということです。私たちの想像以上に親子の亀裂は深刻だったのです。まさか眞子さまが秋篠宮ご夫妻との対話ではなく、小室さんに協力し“全面対決”の道を選ばれるとは……。眞子さまの“裏支援”があったとはいえ、小室さんは眞子さまの意思を盾に自身の文書の正当性を主張したことになります。このような“皇室利用”はあまりに非常識です」皇室担当記者の近重幸哉さんも、小室さんの行動を疑問視する。「秋篠宮さまは昨年11月の会見で《多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況》が必要だとおっしゃいました。皇室は“心”を大切にします。秋篠宮さまは、当事者である元婚約者の方に誠意を見せ、心を寄せてトラブルを解決する姿勢を求めておられたと思います。現状では、秋篠宮ご夫妻、そして多くの国民も、小室さんの交渉の進め方を受け入れることは難しいのではないでしょうか」
2019年01月30日秋篠宮家の長女・眞子さま(27)との婚約が延期となっている小室圭さん(27)が1月22日、コメントを発表。’17年12月から週刊誌で報じられている「借金トラブル」について釈明した。ご結婚延期の発端となった、小室圭さんの母・佳代さん(52)と元婚約者X氏の借金トラブル。X氏と’10年9月に婚約した佳代さんは、X氏から小室さんの学費や留学資金、生活費などの名目で400万円を超える援助を受けていた。X氏は当時のメールなどを証拠に、援助は貸借であったと主張している。代理人弁護士を通じて報道機関に送付されたファックスで、小室さんは「明確な説明をせず、多くの方々にご迷惑をおかけする結果になってしまった」と謝罪。しかし借金トラブルについては、’12年9月の婚約解消の際に「金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人は確認した」と主張。「母も私も元婚約者の方からの支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました」と、トラブルは「解決済み」という見解を繰り返した。X氏は22日、『朝日新聞』の取材に答え「トラブルは解決していない」と反論した。「小室さんはこの文書により、『それ相応の対応をするべき』との秋篠宮さまのご発言に応えた形です。しかし、X氏も納得しておらず、秋篠宮さまが求める『多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況』に近づいたとは到底言えません」(皇室担当記者)また『共同通信』の報道によれば「眞子さまと小室さんの結婚の意思は固い」といい、「眞子さまも文書の公表を把握している」という。22日の午前10時すぎ、眞子さまは秋篠宮邸を車で発たれ、勤務先の博物館「インターメディアテク」に出勤された。窓は閉めたままだったものの、普段のご公務と同じく笑みを浮かべられ、報道陣に会釈された。文書を発表するにあたり、眞子さまは小室さんとどのような相談をなさったのだろうか――。
2019年01月22日ご結婚延期問題に進展がないまま新年を迎えた眞子さま。ニューヨークに留学中の小室さんが年末年始にかけて帰国すると推測する週刊誌報道もあったが、日本で姿を見せることはなかった。「眞子さまも、無理に小室さんと会おうとすれば事態がさらに悪化することは理解されているはずです。小室さんは3年間かけて弁護士資格の取得を目指しています。秋篠宮ご夫妻に結婚を認めていただくためにも、しばらくは『小室さんには会わない』と眞子さまは心に決めていらっしゃると思われます」(宮内庁関係者)小室さんを信じて待ち続けるご覚悟だった眞子さま。しかし、想定外の“暗雲”が立ちこめ始めているという。昨年12月21日、自民党の大島理森衆議院議長が福岡市で行った講演の中で、女性宮家の創設についてこのように発言したのだ。「即位の礼を終えたあと、政府、国会ともに政治の場で結論を出さなければならない」つまり今年10月に新天皇の「即位の礼」が終わったあと、女性宮家創設の是非などを本格的に議論すべきだと呼びかけたのだ。「大島氏は自民党の重鎮であり、衆議院議長として皇室会議のメンバーでもあります。退位特例法の制定に向けた与野党の意見調整でも、中心的な役割を果たしました。この発言は女性宮家創設へ向けての大きな一歩になる可能性もあります」(前出・皇室担当記者)安倍政権は女性宮家創設に消極的だったが、菅義偉官房長官も昨年6月の記者会見で「皇族方の年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題」と発言している。JNNによる世論調査(’18年1月)でも、71%が「女性宮家を認めるべき」と回答した。公務の担い手が減少していくなかで女性宮家創設は急務といえる。しかし、大島氏の発言は眞子さまにとって“逆風”となると語るのは前出の宮内庁関係者。「現在の皇室典範では、皇族女性が結婚した場合、皇籍を離脱すると定められています。ただ、かねてから眞子さまにも『女性宮家の当主に』と期待する声は少なくありません。懸念されるのは、眞子さまのご結婚のハードルがさらに高くなってしまうことです。女性宮家創設が現実となれば、眞子さまは結婚後も皇室にとどまられることになります。お相手も“準皇族”というべき立場になりますので、その立場にふさわしいかどうか、世間の目もさらに厳しくなるでしょう」静岡福祉大学名誉教授で、歴史学者の小田部雄次さんはこう話す。「宮家の女性当主の配偶者を、何の審議もなしに決定していいのか、という意見も出ると思います。男性皇族と結婚する女性と同じように『皇室会議』での審議を経るようにすることも想定されます。ご結婚へのハードルはかなり高くなると考えられます」前出の皇室ジャーナリストもこう語る。「眞子さまと小室さんのご婚約は、小室さんが弁護士資格を取得できてからと考えれば、早くても’21年春以降。そのころには、女性宮家創設の検討が続いているか、場合によってはすでに法案が成立している可能性もあります。小室さんと結婚されるならば、本格的な検討が始まる前に決着をつけるしかないといえるでしょう」ニューヨークで勉学に励む小室さんを遠くから見守られるだけだった眞子さまも、自ら行動を起こさねばならない状況なのだ。しかし、秋篠宮さまも紀子さまも、小室さんとの結婚には反対のご姿勢。眞子さまはどうやって、この状況を打開されるおつもりなのだろうか。「美智子さまは、初孫の眞子さまに期待を寄せて、とてもかわいがってこられました。そして眞子さまのご結婚に関しては、眞子さまのお考えを待つ以外ないと、沈黙に徹してこられたのです。焦燥に駆られた眞子さまが、将来の小室さんとの結婚を認めてもらえるように、両陛下に“直訴”をなさってもおかしくはないと思います。1月下旬の葉山ご静養に眞子さまが駆けつければ、両陛下にじっくりとご自身のお考えを伝えることができるでしょう。いわば眞子さまにとって“ラストチャンス”になるのです」(前出・宮内庁関係者)美智子さまは、眞子さまの“最後の直訴”をどう受け止められるのだろうか――。
2019年01月18日「今年の秋篠宮さまのお誕生日が、眞子さまにとって“運命の日”になるかもしれません」神妙な面持ちで語るのは宮内庁関係者。11月30日に、秋篠宮さまが53歳の誕生日を迎えられる。その数日前には、ご夫妻がそろって記者会見に臨まれるのだ。会見の質問は事前に記者クラブ「宮内記者会」がまとめ、宮内庁に提出することになっている。皇室担当記者は言う。「すでに5つの質問項目が提出されていますが、眞子さまのご結婚延期についての質問も、もちろん入っています。これを質問しなければ記者会の存在意義に関わる、との総意で決まったそうです。宮内庁側も質問項目をすべて受け入れました。秋篠宮さまと紀子さまは、眞子さまのご結婚問題について何らかの説明をされなければならないのです」ただ、秋篠宮ご夫妻がご自身のお考えを表明するにあたって大きな難題があるという。「ご結婚問題について回答する以上、眞子さまご本人との相談が必要です。しかし眞子さまは、秋篠宮さまが呼びかけていらっしゃる『親子会議』を拒否されているそうなのです。毎日のお食事などは、ご家族とご一緒に召し上がられているようです。しかし秋篠宮さまや紀子さまがご結婚についての話題をお出しになると、眞子さまは口を閉ざして“拒絶”されるといいます」(前出・宮内庁関係者)その背景にあるのは、秋篠宮さまと眞子さまの間の埋めがたい溝ではないかと語るのは皇室ジャーナリスト。「眞子さまは現在も、ニューヨークに留学している小室さんと電話やメールで連絡を取り合われているようなのです。眞子さまと小室さんが出会われたのは6年前。小室さんに支えられて20代を過ごしてきた眞子さまは、その思いを断ち切れずにいるのです」会見の日は迫っているというのに、眞子さまと話し合うことすらできない。そんな焦燥が、健康問題にまで発展していると語るのは学習院関係者。「実は秋篠宮さまは内臓が弱く、医師からお酒は控えるようにと言われています。しかし最近は小室さん問題のストレスも大きく、夜になるとつい酒瓶に手を伸ばしてしまう日々なのだと聞きました」もともと秋篠宮さまは、かなりの酒豪として知られる。宮邸に多くのお友達を招かれて飲み会を開かれたり、街の居酒屋で目撃されたりもした。ただご結婚後、とくに悠仁さまがお生まれになってからは、お酒の量をセーブされてきた。「皇嗣殿下になられるお立場にもかかわらず酒量が大幅に増えているとすれば、その原因は小室さん問題にほかならないでしょう。袋小路となっている現実をつかの間でも忘れるための“自暴”のお酒なのかもしれません」(前出・学習院関係者)激震が続く秋篠宮ご一家。“最後の会見”までに親子会議は実現するのか。眞子さまと秋篠宮さま、お二人のタイムリミットは刻一刻と迫っている――。
2018年11月21日高円宮家の三女・絢子さんと守谷慧さんの結婚披露晩餐会が10月30日の夕方、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれた。「晩餐会に出席された眞子さまも終始笑顔で祝福されていましたが、内心は複雑な心境でいらっしゃったでしょう。本来なら、ご自身が11月4日に小室圭さんとの結婚式を挙げられる予定でした」そう語る皇室ジャーナリストが、眞子さまの衣装についてこう推察する。「眞子さまがお召しになっていたのは昨年9月の小室さんとの婚約内定会見で着ていらっしゃったワンピースと同じ色、ミントグリーンのドレスでした。ミントグリーンは、いわば眞子さまの“勝負色”。ご両親も出席されたお祝いの席にあえて勝負色の服を選ばれたことから、眞子さまが小室さんとの結婚を今でも諦めていないというお気持ちが感じられました」元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに、お代替わり後のご公務分担について聞いた。「秋篠宮殿下は皇嗣という皇太子と同等の待遇になることから、皇太子殿下の現在のご公務を引き継がれることになるでしょう。いま以上に忙しくなられることは間違いありません。眞子内親王殿下をはじめ若い世代の皇族方が担う公務は、より増えていくことになるでしょう」小室さんとの結婚はきわめて難しい状況だが、お代替わりを機にご公務は増え多忙になっていく……。そんな今後の眞子さまのご境遇を黒田清子さんに重ね合わせるのは、宮家に詳しいジャーナリストだ。「’05年に36歳で結婚した清子さんも、内親王時代には数多くのご公務に取り組んでいました。また、清子さんが20代のころには結婚相手に関する報道が過熱しました。清子さんは25歳の誕生日に《マスコミによって騒がれた多くの人々の生活が乱され、傷ついたことはとても心苦しく残念に思います》と文書で訴えたのです。多忙なご公務に追われるだけでなく、不自由な立場ゆえに恋愛もままならない――。清子さんも眞子さまと同様に、女性皇族の結婚の難しさに直面していたのです」絢子さんの晩餐会で、眞子さまのお隣に座っていたのは清子さんだった。お二人は親密な様子で談笑されていた。「眞子さまは清子さんを“ねえね”と慕い、たいへん信頼していらっしゃいます。30代半ばで黒田慶樹さんという素晴らしい伴侶に恵まれた清子さんは、ご自身の経験をもって“結婚は焦らなくても大丈夫“と眞子さまを励ましたのではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)遠のきつつある眞子さまの「華燭の夢」。それでも清子さんのような幸せな結婚へ、時間をかけてもたどり着いていただきたい――。
2018年11月07日秋篠宮家の長女・眞子さまが勤務されている博物館・インターメディアテク(IMT)。そのWebサイト上にある、研究者によるリレーコラムが掲載された“ブログ”をご存じだろうか。その執筆者の中には、眞子さまも含まれているのだ。眞子さまは2月に小室圭さんとのご結婚延期を発表。そういった事情もあったのか、眞子さまの執筆はしばらく止まっていた。しかし10月25日、4月26日以来、実に半年ぶりに眞子さまご執筆のコラムが掲載されたのだ。『「山越」のウシ解剖模型』と題されたそのコラムは、次のような書き出しとなっている。《IMTの2階に、ウシ解剖模型がある。紙製のそれはホルスタイン牛を象った縮小模型であり、背中を開くと、取り外し可能な臓器の模型が収められている。左半身の筋肉はむき出しで、教室にある人体模型を思い起こさせる。ラベルには「合資会社山越教育標本器械製作所製作」の文字。》眞子さまはこのラベルの会社名が、IMTの2階にあるキノコ模型を製作した「山越工作所」と似ていることを発見。2つの会社の関係性を探っていくコラムとなっている。「非常にマニアックな内容ですが、丹念に資料を探されたことがわかります。博物館学を専攻されている眞子さまの、研究者としての一面が垣間見えるコラムだと思います」(皇室ジャーナリスト)今回取り上げられたキノコの模型は前々回のコラム『キノコ』にも登場している。1月11日に書かれたそのコラムは、ロウでできたキノコの模型の精巧な美しさに触れたあと、次のように締めくくられている。《ところで、あくまで個人的な感想だが、この写実的なキノコ模型、見て美しいとは感じるものの、美味しそうと感じないのが不思議である。もっとも、本模型はすべて毒キノコとのことである》見た目が美しくても、はたして中身は……。これは、あくまでもキノコの模型についての記述。ただ小室さんも、インターナショナルスクール出身でバイオリンが趣味の「海の王子」という、華麗なプロフィールが話題となっていた。「昨年12月、小室さんの母・佳代さんの“借金トラブル”が発覚し、ご結婚も延期になりました。そういった経緯を照らし合わせると、今年1月に書かれた“毒キノコのコラム”は非常に意味深です。このブログは、騒動の渦中にある眞子さまがご自身のお考えを発信できるほぼ唯一の場所。10月23日に27歳の誕生日を迎えられ、その2日後に書かれた今回のコラムにも何らかのメッセージがこめられている可能性は否定できません」(皇室ジャーナリスト)入念に資料を精査し、模型の製造元をつきとめようとする今回のコラム。眞子さまはどのようなお気持ちで書かれたのだろうか――。
2018年11月05日「10月1~2日は福井県、10月14~15日は新潟県佐渡市と、眞子さまは全国を飛び回っていらっしゃいます。しかし、もともとは11月4日に帝国ホテルでの結婚式も予定されていました。その準備のためにお忙しい日々を過ごされ、これほど頻繁に地方ご公務をされている状況など、誰が予想していたでしょうか」(皇室ジャーナリスト)小室圭さんとの結婚に関する行事の延期が発表されてから8カ月、そして小室さんがアメリカに留学してから2カ月がたつ。しかし小室家に関する報道は沈静化するどころか、より激しくなっているのが現状だと、前出の皇室ジャーナリストが語る。「一連の週刊誌報道で特に注目されているポイントは2点。1つ目は、小室さんの母・佳代さんが横浜市内の自宅から姿を消し、所在が不明になっていること。そして2つ目は留学中の小室さんが、近日中に眞子さまに会うために帰国するのではないかということです。2点目については、小室さんが留学生活に必要なビザを取得しておらず、一定期間ごとにビザを更新するために帰国する必要があるのではないかと推測されていたのです」このビザ問題について、小室さんが勤務していて、いまも籍を置いている奥野総合法律事務所に問い合わせた。担当者は次のように回答した。「小室圭くんが、ニューヨークにあるフォーダム大学のロースクールの学生として滞在できる正規のビザをきちんと取得しているのは確かです。ですから報道のように一定期間ごとに帰国する必要はありません。ただ、だからといって3年間ずっと帰国しないとは、私どもも言い切れませんが……」この回答では多くの謎が解消されないままだが、驚くべきは、こうして取り沙汰されている小室家の問題について秋篠宮ご夫妻が驚くほど“無関心”でいることなどだという。宮内庁関係者は言う。「実は秋篠宮ご夫妻は、小室佳代さんの所在や、圭さんの留学にいたる過程などはまったく把握していらっしゃらないようです。しかし、一度は内親王との婚約内定が発表された男性の母親が“所在不明”とは、極めて異例の状態。秋篠宮家から指示があれば、調査に乗り出すことになりますが、そういった指示はまったくないそうです」こうした秋篠宮家のスタンスについて、秋篠宮ご一家に近い知人が語る。「秋篠宮さま、そして紀子さまが、小室家の現状について調べようとされることは、まったく考えられないと思われます。眞子さまと小室さんご当人同士がどうお考えになっているにせよ、秋篠宮ご夫妻にとって小室さんは、すでに“眞子さまの婚約内定者”でもなく、“眞子さまと交際している男性”にすぎないからです。つまりご夫妻にとっては『小室さん親子は、もう秋篠宮家にとって他人』ということなのです」小室佳代さんの借金トラブル発覚後、紀子さまは即座に破談を決断されたが、秋篠宮さまは意見を異にされていた。「秋篠宮さまは、あくまでも眞子さまの結婚のご意思を尊重されていました。ですからご婚約延期後も、眞子さまと小室さんの愛を認め続けていらっしゃったのです。眞子さまにとっては“唯一の味方”ともいうべき存在でした」しかし小室さん親子は、秋篠宮さまのアドバイスに耳を貸そうともせず、勝手にアメリカ留学を決めてしまった。「以前から小室家には“皇室軽視”の傾向がありましたが、アドバイスを無視したり、秋篠宮家の立場を考慮せずに自分たちの都合で勝手に行動したりするなど、軽視の傾向が強まりました。そのため秋篠宮さまも“小室家を切る”という決断を下さざるをえなかったのです。“もう秋篠宮家は小室家と無関係”、そうしたお考えを眞子さまにお伝えになったそうですが、眞子さまにとってはお父さまが“豹変”されたようにお感じになったかもしれません」そんな中、紀子さまは10月23日から28日まで『第49回肺の健康世界会議』に出席するため、オランダを訪問される。紀子さまが出発される10月23日は眞子さまの27歳のお誕生日。眞子さまは孤立無援のまま、その日を迎えられる。
2018年10月19日7月28日、リオデジャネイロを発たれ、帰国の途につかれた眞子さま。今回のブラジルご訪問は11日間で14都市を巡るという異例のハードスケジュールであり、眞子さまは大勢の現地日系人とふれあわれた。サンパウロを中心に活躍する日系ジャーナリストはこんな秘話を教えてくれた。「7月21日夕方に、サンパウロ市で若手の日系人たちと接見されました。その際、市内でうどん店を営む日系3世のAさんとの会話で、こんなやりとりがあったのです」眞子さまとAさんの会話を再現すると――。Aさん「緊張して手がベタベタですみません」眞子さま「私の手も同じですから」Aさん「(自己紹介の後で)うどんをブラジルに広め、将来は『情熱大陸』に出られるようになりたいです」眞子さま「出られるといいですね。そのときは(番組を)見ますよ」Aさん「そういえばPerfumeのあ〜ちゃんに似てるっていわれませんか?」眞子さま「私は、そんなに可愛くないので言われたことないですよ!」あ〜ちゃん(西脇綾香)といえば、Perfumeのメンバーとして10年連続『紅白歌合戦』にも出場中の“国民的アイドル”だ。突然の質問に少し頬を赤らめながら、照れたように微笑む眞子さまのご様子に、接見の場は和やかな笑い声に包まれたという。このときの、日系人青年たちとの会話や笑顔は、眞子さまにとっても忘れがたい思い出になったに違いない。
2018年08月03日7月29日まで、11日間にわたりブラジルを訪問されている秋篠宮家の長女・眞子さま。19日、眞子さまはブラジルの都市・ロンドリーナで日系人たちと接見された。現地紙『ニッケイ新聞』の大澤航平記者は言う。「眞子さまは、集まった日系人たちが70メートルほど並ぶ前を歩かれ、1人でも多くお声がけできるように努めていらっしゃいました。特に移住1世の平均年齢は80歳ほどで、『皇族をお迎えするのは今回が最後の機会になるでしょう』と語っている方もいます。『(眞子さまが)まさか私に手を差し出してくださるなんて』と、感激のあまり泣き出してしまう方もいました」眞子さまをご歓迎するムード一色というブラジルの日系人社会だが、現地の領事館関係者たちは戦々恐々としているという。サンパウロを中心に活動している日系ジャーナリストはこう語る。「ブラジルでも以前から眞子さまのご来訪は報じられています。しかしご婚約延期については簡単に触れられているのみで、小室圭さんのお母さんの金銭トラブルなども、ほとんど知られていません。ご懇談の参加者が『ご婚約おめでとうございます!』といった発言をする可能性もあり、そうしたやりとりをメディアにキャッチされることを、領事館関係者は恐れているのです。“婚約関連の話題にはふれないでほしい”と、地元記者に箝口令が敷かれているとも聞いています」眞子さまをとりまく緊迫感は、ご日程の最後まで続くという。ご帰国前の7月29日、眞子さまはニューヨークで1泊される。「小室圭さんの留学先もニューヨークです。そのため“2人はニューヨークで密会するのではないか”と報じている週刊誌もあるのです」(皇室担当記者)しかし前出の宮内庁関係者は“密会”はありえないと断言する。「そんなことを紀子さまが絶対に許すはずはないからです。今年2月のご婚約延期発表以降、眞子さまに外出してのデートは許されていませんし、秋篠宮邸に小室圭さんが訪れたときも、必ず職員が同じ部屋にいるようにしているのです。また、ブラジルご訪問の首席随員を務める職員は、秋篠宮家の御用係になって10年以上のベテランです。一度退職したのですが、秋篠宮ご夫妻の信頼が厚く、復職しました。紀子さまは近藤氏に、圭さんが万が一ニューヨークに現れたときにも2人きりにしないようにと、厳命していると思われます」“もう圭さんとは会わせない”という決断を下された紀子さまに対し、ブラジル各地でスピーチに植樹にと黙々とご公務に励まれている眞子さま。前出の日系ジャーナリストは言う。「両陛下や、3年前に訪問された秋篠宮ご夫妻はブラジル各地で植樹をされ、両国の友好、日系人との絆を深められたのです。20日、ブラジル南部の都市・マリンガを訪問された眞子さまも、ブラジルの国花である“イペー”を植樹されました。じょうろを手にされた眞子さまは、苗木を愛おしむように、丁寧に水やりをされていました」イペーの花言葉は『秘密の恋』。“たとえ誰も応援してくれなくても、いつか必ず……”、眞子さまは圭さんへの恋心を胸に秘めたまま、花咲く日を待ち続けていらっしゃるのだ——。
2018年07月27日宮内庁が、眞子さまと小室圭さんのご結婚に向けての行事を、再来年に延期すると発表したのは2月6日のこと。それから、すでに2カ月――。宮内庁関係者は、現在の秋篠宮家がおかれている状況をこう語る。 「秋篠宮家では眞子さまのご結婚以外にも、悠仁さまの進学先や、皇嗣となる秋篠宮さまを支える職員の確保など“懸案”が多く、このところ紀子さまがかなりピリピリされているという声も聞こえてきます」 眞子さまは、2月16日に秋篠宮ご夫妻とご一緒にドキュメンタリー映画を鑑賞されて以来1カ月半以上、外出されてのご公務がまったくない状態となっている。そんな中で眞子さまは、勤務先である「東京大学総合研究博物館」へは必ず、火、水、木の週3日間、出勤を続けられているという。 小室家の借金トラブルが報道された昨年12月12日以降、外出されることもままならず、秋篠宮邸でも険しい空気が漂う中、研究室だけが“安息の場所”となっている眞子さま。孤独なお心の“癒し”になったのは、意外なものだった。 1月11日、まさにご結婚延期のご決断を迫られていたであろう時期、博物館の研究員が持ち回りで執筆するコラムに、「キノコ」のタイトルで文章を寄せられていたのだ。 100年以上前に作られた、キノコの蝋製模型について書かれたその一節――。 《あくまで個人的な感想だが、この写実的なキノコ模型、見て美しいとは感じるものの、美味しそうと感じないのが不思議である。もっとも、本模型はすべて毒キノコとのことである》 見た目が美しくても、はたして中身は……。これは、あくまでキノコの模型についての記述であるが、眞子さまのいまの複雑な胸中があらわれているようにも思える。 お出ましが激減されている眞子さまも、4月以降は重要なご公務が控えている。 「4月13日には、秋篠宮邸でブータン国王夫妻とご面会の予定。4月下旬には、春の園遊会もあります。そして7月にはブラジルご訪問が決まっています」(前出・皇室担当記者) 5年前に眞子さまが記した留学体験記には、こんな一節がある。 《私のポリシーは「良い事も悲しい事も貴重な経験になると信じる」だ》 眞子さまなら、“憔悴の日々”を乗り越え、もう一度輝く笑顔を見せてくださるはずだ――。
2018年04月13日秋篠宮家の長女・眞子さまと、小室圭さんの「婚約延期」が2月6日に発表されてから、およそ1カ月。 一般の結納にあたる「納采の儀」が3月4日に予定されていたが、結婚に関わる儀式はすべて延期になってしまった。気になる“秋篠宮ご一家の今”について、秋篠宮さまと長年交流のある人物が明かしてくれた。 「12月中旬に、小室さんの母の借金トラブルが報じられてからというもの、ご夫妻と眞子さまの“家族会議”が何度も行われました。眞子さまから事情を聴き、今後の対応を定めるためでした。そこで、秋篠宮さまと紀子さまのご意見の対立が浮き彫りになっていったのです」 一度は眞子さまのご結婚に向けて、お心を一つにされた秋篠宮ご一家に“亀裂”が生じたというのだ。知人が続ける。 「秋篠宮さまは、眞子さまのお気持ちが変わらないのなら、いずれは結婚を、というお気持ちのようです。しかし紀子さまが、このまま結婚の儀式を進めることに、強く反対されたそうです。皇室を支える宮家として、多くの国民に不信を抱かせるわけにはいかない。天皇皇后両陛下に、ご心配をおかけするわけにはいかない――。紀子さまはそうした強い信念をお持ちでした。紀子さまご自身が、小室さんや母親の佳代さんを、全面的に信じることができなくなった。そうしたお気持ちから結婚延期を強く主張されたのです」 紀子さまのご心境について、宮内庁関係者は次のように語る。 「小室家の借金トラブルが発覚した昨年12月以降、紀子さまは非常に暗いご表情でしたが、結婚延期の発表以後は、むしろ晴れやかです。正式なご婚約となる『納采の儀』を2年間延期できた――。そのことに、ひとまず安堵されているのでしょう」 それに対して、秋篠宮さまのご表情は晴れないという。前出の、秋篠宮さまの知人が続ける。 「これだけ小室さんとのご結婚への逆風が強まっている今でも、秋篠宮さまは『僕は眞子の結婚を応援していきたい』と思われています。お小さいころから眞子さまは、お父さまの秋篠宮さまと、とても仲がよかったのです。昨年のハンガリー旅行をはじめ、親子2人で海外へ行かれることも何度かありました。そんな愛娘の思いを尊重し、望んだ相手と結婚をさせてやりたい――。それもまた、眞子さまを大事に思うからこその信念だったのですが……」 お互いに娘を思うからこそ、夫婦の間には大きな溝ができてしまったのだ。2年後に延期となった眞子さまのご結婚だが、ご一家が再び心を一つにし、結論を下すことができるのだろうか――。
2018年03月09日「窓を開けてお顔を見せてくださいました」と、沿道でお迎えしていた女性は、安堵したように話した。予定より少し早く到着した車から、柔らかな笑顔をお見せになった眞子さま。 2月9日、秋篠宮家の長女・眞子さまは、東京都中央区で開催されている「現代女流書100人展」をご覧になった。 「実は直前まで『もしかしたらご欠席になるのでは……』という懸念の声も上がっていました。ですので、会場に姿をお見せになったときは胸をなでおろしました。会場では、ひとつひとつの作品をしっかりとご覧になり、万葉集の防人を送る母の気持ちを歌った作品などに、興味を持たれていたそうです」(皇室担当記者) この3日前の2月6日、日本中に衝撃を与えた“前代未聞”の発表があった。眞子さまと国際基督教大学(ICU)時代の同級生・小室圭さんとの“ご婚約、ご結婚延期”である。 書道展の案内役を務めた柳澤朱篁さんは、高校生の時までおよそ10年にわたって、眞子さまに書道を教えていた。結婚延期について、柳澤さんが「ご婚約の期間が長ければ長いほど、お幸せがきますよ」と語りかけると、眞子さまは「ありがとうございます」と笑顔を見せたという。 しかし、この日の眞子さまのお振る舞いに「気になる点があった」と語るのは皇室ジャーナリスト。 「展覧会をご覧になっている間ずっと、眞子さまは手を前に組んで、しきりに右手を隠されていました。不思議に思い眞子さまの手元に注目していると、一瞬見えた右手には指輪がありませんでした。1月2日の新年一般祝賀でお手振りなさった眞子さまの右手薬指には、小室さんからのプレゼントと思われる指輪がキラリと光っていたのですが……」 宮内庁は「眞子さまのご結婚の意思に変わりはない」と説明しているが、指輪を外された眞子さまの本心は――。
2018年02月14日9月3日にご婚約会見を終えられた秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまと、国際基督教大学(ICU)時代の同級生・小室圭さん。本誌には眞子さまにゆかりの方たちからも、お祝いのメッセージが寄せられた。 宮田拓矢さん(45)は元宮内庁大膳課職員で、眞子さまが小学生のころに秋篠宮家の料理人を務めていた。 「私がキッチンで調理していると、眞子さまと佳子さまがいらして、『今日のごはんは何ですか?』と。眞子さまの後ろに佳子さまが隠れるようにして、とても仲が良く、可愛らしいご様子でした。紀子さまは、自らお弁当のメニューを考案されて、素材の鮮度にも気を配っていらっしゃいました。料理も家庭も温かいのが一番。きっとそういうご家庭になるでしょう」 合掌作りで知られる岩瀬家の岩瀬幹夫さん(83)も、眞子さまの素顔を知る一人だ。富山県の越中五箇山は、合掌作りの家並みが美しい集落。’03年には、秋篠宮家がご家族で訪問されている。 「かなり長くお話をさせていただいたのですが、その間、ご家族はずっと正座で聞いてくださいました。途中、楽にしてくださいと申し上げたのですが、お小さかった眞子さまも佳子さまも、脚を崩されることはありませんでした」 そのエピソードを知った皇室ジャーナリストが言う。 「秋篠宮家ではお子さま方のご興味や進路についての自由なお考えを尊重される一方、礼儀や作法、年長者への接し方をきちんと躾けられる。そうした教育のもと、眞子さまは自主性と気品の両方を身につけられたのでしょう」 まっすぐな姿勢は、ご自身の夢についても。眞子さまは現在、東大総合研究博物館で特任研究員を務め、広く美術の研究に取り組まれているが、ご興味が芽生えたのは小学生のときだった。 秋篠宮家と親交があり、眞子さまの美術に関するご研究に大きな影響を与えたのが、日本画家の上村淳之さん(84)だ。 「秋篠宮さまが学会で私の住む奈良の鳥類研究所にいらしたとき、眞子さまもご一緒で、鳥を描くときには生態を知ることが大切といった話をさせていただきました。そのことを眞子さまは学習院初等科の卒業文集にお書きくださったのですが、確かな文章力に感動いたしました」 さらに、両陛下、秋篠宮ご一家が利用されている岩手県大槌町のホテル『三陸花ホテルはまぎく』の千代川茂社長が、眞子さまのエピソードを明かす。 「眞子さまには、’04年と’06年にご家族で、’13年には、秋篠宮さまとお二人でお泊まりいただきました。ご家族でいらっしゃったときは、みなさんが同じ部屋で仲良くお休みになったのを覚えています。秋篠宮さまの『イトヨの学会』に同伴された’13年は、眞子さまが、学会に参加した2人の女性研究者とご一緒に大浴場に入られたのです。皇族の方であるのに、一般の女性とも、そうしたご交流のできる方なのだと感心いたしました」 気品ある佇まいでありながら、気さくな一面も持ち合わせていらっしゃる眞子さま。皇室を離れての生活にも、心配はないことだろう。
2017年09月06日9月3日、秋篠宮家の長女、眞子さま(25)と、国際基督教大学(ICU)時代の同級生、小室圭さん(25)のご婚約内定会見が開かれた。 午前中に皇居・御所を訪問し、天皇皇后両陛下から裁可を受けられ、正式にご婚約が内定した眞子さまと小室さん。午後3時から始まった会見では、はじめてツーショットでの登場となった。 小室さんは膝の上で拳を固く握り、緊張した面持ち。眞子さまもまず「7月の九州北部豪雨と、その後の各地における豪雨の影響で、今もなお大変な思いをされている方々がいらっしゃいます」と被災地を気遣う言葉を述べられた。 おふたりの顔がほころんだのは「普段はお互いをどう呼び合っているか」という質問のときだった。眞子さまと小室さんは揃って「普段はお名前で呼んでおります」と明言を避けたものの、記者からはさらに「具体的にはどういうふうな」と質問が飛んだ。 顔を見合わせ困惑した様子のおふたりだったが、眞子さまは「ちょっとここでは実演はご遠慮申し上げるのですけれども」とかわしつつ、「お互いファーストネームで呼びあっております」と笑顔で明かされたのだった。 Twitter上では《見事な切り返し》《眞子さまの対応が大人すぎ》《実演するわけにも公開するわけにもいかないおふたりの対応が微笑ましい》と、眞子さまの対応に絶賛の声が上がっていた。 5年間の交際を経てご婚約内定となった眞子さまと小室さん。「ファーストネームで呼び合う」というおふたりの親密さが伝わる会見となった。
2017年09月05日