「いずれは結婚したい、でも今は気ままな生活を楽しみたい」 そんな方におすすめなのが“週末移住”です。週末移住とは、平日は東京で仕事をこなし、週末は田舎暮らしを楽しむライフスタイル。経済力が問われるイメージですが、やり方次第では低コストで実現できるのだとか。 週末移住で人気の地といえば、美しい海が魅力的な沖縄。しかし、旅行とは異なりたびたび飛行機に乗るとなると、費用が気になるところですよね。そこで活用したいのが、格安航空会社(LCC)。セール時にチケットを購入できれば、東京~沖縄間を往復1万円以下で移動することも可能です。移住先は、ゲストハウスを選べば1泊1,000円~2,000円程度で利用できることも。沖縄での生活を破格で実現できるだなんて、まさに夢のようですね! 富士山のある山梨や日本有数の温泉地である熱海など、東京から比較的近い田舎も人気のようです。車で好きなときに短時間で移動できるため、手軽に移住を楽しめるのがうれしいですね。 独身時代の自由な時間は、お金では手に入らない貴重な時間。上手に節約すれば、週末移住の実現も夢ではありません。一度きりの人生、思い切ってチャレンジしてみてはいかが?
2015年05月10日UQコミュニケーションズは、WiMAX機器ユーザーに対し、WiMAX 2+への移行を促進する「ギガヤバ 移住計画」を5月1日より提供する。これによりWiMAX機器ユーザーは、WiMAX 2+の使い放題プラン「UQ Flat ツープラス ギガ放題」を月額3,696円で利用できる。現在、WiMAX機器(WiMAX 2+非対応)を利用しているユーザーは、5月1日から9月30日までにWiMAX 2+対応機器へ機種変更することで、WiMAX 2+の使い放題プラン「UQ Flat ツープラス ギガ放題」が、通常料金の月額4,380円ではなく、月額3,696円で2年間利用できる。また、2015年2月20日以降に、WiMAX 2+対応機器へ機種変更したユーザーも割引料金で利用可能となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月27日福岡市は、全国各地で活躍するクリエイターを迎え、クリエイターの地方移住を考えるイベント「地方移住クリエイターサミット2015 inTOKYO」を、2015年3月1日に東京・竹橋のマイナビ本社にて開催する。このイベントは、昨年9月から福岡市が実施している、福岡移住を考えるクリエイター・エンジニアの支援プロジェクト「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」の一環として開催されるもの。福岡にとどまらず、北は北海道から南は沖縄まで、各地域で活躍するクリエイターを迎え、それぞれの地方で暮らすこと・働くことのメリット・デメリットなどを紹介する。イベントは全4部構成。第1部は、フジテレビ「とくダネ!」など多数のメディアで活躍する経済ジャーナリスト・木暮太一氏によるキーセッション。自身も鎌倉に生活の場を置く木暮氏の地方に拠点を構えて働くことへの考えを語るという。続く第2部では、「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」の活動を報告。同プロジェクトで福岡へ移住したクリエイターの方を迎え、移住後の働き方や暮らす環境など、日々感じていることを紹介する。さらに第3部では、全国各地から移住クリエイターを招き、ご当地ライトニングトークを開催。第4部は、1部の移住クリエイターに木暮氏を交え、各地域の方々がさらにホンネをぶっちゃけるクロストークを予定しており、プログラム終了後は、登壇者も交えての大交流会を開催するとのこと。なお、参加者の中から抽選で1名に、航空券(羽田-福岡間往復)をプレゼントする。現在、同イベントのWebページにて事前申し込みを受け付けている。
2015年01月27日ランサーズは12月22日、福岡移住計画を運営するスマートデザインアソシエーション(SDA)と業務提携契約を締結したと発表した。SDAは、「住まい」「コミュニティ」など移住者にとって重要な地域情報を提供し、福岡への移住支援事業を行っている。今年度にはクリエイターが体験移住できる精度「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」など、国内初の取組を福岡市と実施し、新しい移住支援の在り方を自治体と共に提供しているという。今回の業務提携で、移住者が最も不安を抱える移住後の「仕事」に関しても、具体的な案件を提供可能になる。また両社は、「仕事」「住居」「コミュニティ」など移住に際して必用となる情報を総合的に提供する専用サイトを新設する。ランサーズの九州における展開では、西日本新聞社と提携し、地域クラウドソーシングサービス「九州お仕事モール」を提供している。今回の提携事業では、モールとの連携も図っていくとしている。両社は、福岡移住支援プロジェクトを皮切りに、地方移住検討者への情報提供と仕事機会提供の取組を他の地域にも提供していくという。
2014年12月24日福岡市は、福岡移住を考えるクリエイターを支援するイベント「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ presents 『ぼくらの移住計画 in OSAKA』 」を、グランフロント大阪にて開催する。開催日は2014年11月30日。今回のイベントでは、福岡移住を支援する「福岡移住計画」と、京都移住を支援する「京都移住計画」がコラボレーション。福岡・京都に移住したクリエイターを多数迎え、移住先での働き方、暮らし方など"ホンネ"の話を聞くことができる。またイベントの後半では、登壇者を交えたワークショップや、福岡のITクリエイター企業の紹介も行うため、「移住」についてもしっかり考えることのできるようになっているという。特典として、来場者に抽選で大阪-福岡間の往復航空チケットのプレゼントも実施する。ファシリテーターを務めるのは、京都移住計画の田村篤史氏と、福岡から福岡移住計画の須賀大介氏。福岡移住の経験者として、東京オリンピック招致PRを制作した空気(KOO-KI)の木綿達史氏や、福岡・京都の両方に拠点を置いて働くヌーラボの橋本まさのり氏が登壇。また、このほどオプト、YJキャピタル、みやこキャピタルから総額200万ドルの資金調達をしたことで話題となった、Webサービスを運営するNOTA.Ink.の洛西一周氏や、京都から海外展開も積極的に行なっているフューチャースピリッツの河本暁宏氏も参加し、それぞれの視点で「リアルな移住生活」を語る予定だ。ほか、東京から生まれ育った大阪へUターンした「移住経験者」である、Web制作や多くのイベント運営を手がける合同会社かぷっとの川合和史氏も登壇するとのこと。なお、参加には事前の申し込みが必要で、同イベントの公式サイトにて受け付けている。
2014年11月14日福岡市は、福岡移住を考えるクリエイターを支援するイベント「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ presents 『ぼくらの移住計画 in OSAKA』 」を、2014年11月30日に大阪市内にて開催する。9月、10月と東京で開催されたイベントに続き、3回目となる今回のイベントでは、福岡移住を支援する「福岡移住計画」と、京都移住を支援する「京都移住計画」とのコラボが実現。福岡・京都それぞれの場所で、どう働き、暮らしているか、"リアル"な話を聞いて考える場を作るという。イベントは全4部構成となっており、第1部では、好きな場所でくらす人を支援する、「京都移住計画」・「福岡移住計画」の活動を紹介。続く、第2部では、福岡市の魅力や、現在福岡市が取り組んでいるITクリエイターに2カ月の就労体験を提供するプロジェクト「福岡クリエイティブキャンプ」を紹介していく。さらに第3部では、実際に移住を経験したクリエイターである空気株式会社(KOO-KI)の木綿達史や、福岡・京都の両方に拠点を置く株式会社ヌーラボの橋本まさのりらを迎え、福岡と京都で暮らすクリエイターの制作現場と生活のリアルを語るクロストークを予定している。ほか、第4部では、登壇者たちと交流しながら、今回のイベントの話をもとに『移住とクリエイティブ』の可能性を考えるワークショップも実施する。なお、2014年3月に東京で開催した福岡移住イベントでは、募集開始後3日で満席、さらに増席した追加分も即満了となったという。申込みは、同イベントのWebページにて受け付けている。
2014年10月28日福岡市は、福岡移住を考えるクリエイターを支援するイベント「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ トライアルワーク受け入れ企業説明会~“福岡に住む・働く”をこの手に掴む6時間 10月編~」を開催する。開催日は2014年10月11日。同イベントでは、第1部で福岡市の地域スペックや現在、市が取り組んでいるITクリエイターに2カ月の就労体験を提供する「福岡クリエイティブキャンプ」を紹介。第2部では、「職の部」と称し、福岡のIT業界に精通したgumi West・今泉潤氏、BASE・進浩人氏、GMOペパボ・今岡佐知子氏、ランサーズ・足立和久氏の4人がクリエイター目線で見た福岡評などについてクロストークする。また、第3部となる「住の部」ではKOO-KI 木綿達史氏、gumi West・小林明子氏、キャッチアップ・照山章子氏、アクティネットワーク社・曹永周氏といった実際の移住体験者4名が登壇。子育てやライフコストが実際どう変わったか、などのリアルな移住後の情報が展開される予定だ。さらに第4部では、現時点でクリエイター募集中の福岡IT企業22社の説明会が展開される。なお、同イベントでは、東京、福岡の往復エアチケットが来場者に当たる特典なども用意している。ちなみに今年の3月に開催した同様のイベントでは、募集開始後3日で満席となり、さらに増席した追加分も即満了となったという。現在、同イベントのWebページにて申し込みを受け付けている。
2014年10月06日福岡市は、福岡移住を考えるクリエイターを支援するイベント「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ トライアルワーク受け入れ企業説明会~“福岡に住む・働く”をこの手に掴む6時間 10月編~」を開催する。開催日は2014年10月11日。会場は東京都千代田区のパレスサイドビル。参加費は無料。福岡市では、近年クリエイターやIT・クリエイティブ企業を積極的に支援する「クリエイティブ・シティ 福岡」として、福岡への移住を考えるクリエイターに向けたプロジェクト「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」を行なっている。このプロジェクトは、市内のクリエイティブ企業での2カ月間の就業体験(トライアルワーク)を提供し、本格的な移住の前に“福岡に住んでみる・働いてみる”事を考えてもらう取り組みだ。このたび行われるイベントは、同プロジェクトの説明をはじめ、福岡在住クリエイターによるクロストーク「職の部」/「住の部」、トライアルワーク受け入れ企業による「企業説明の部」の4部構成。80万ダウンロードを突破したスマホアプリ『ドラゴンジェネシス』などのプロデュースを手がけるgumi West 代表取締役の今泉潤氏や、ネットショップ運営サービスを提供するBASEのCCO 進浩人氏らが登壇する。現在、Webサイトにて参加者を募集中している。
2014年09月28日移住して間もなくはホームシックを経験したが、同時に沖縄生活に新たな楽しみも見出していた。移住前沖縄によく来ていたとはいえ、いつも空港から海に直行。スキューバダイビングをさんざん楽しんだ後、再び海から空港へ直行していたので、海以外といえば最終日に国際通りをうろつく程度だった。なので、海以外についての情報はほとんどなかったし、有名なスポットでさえ足を運んだことがなかった。そんなこんなで、移住後に友人、知人が遊びに来るようになると、沖縄の観光地巡りをするようになった。テーマパーク代表の「沖縄美ら海水族館」や「おきなわワールド」、伝統工芸なら「読谷やちむんの里」や「壺屋やちむん通り」、自然を満喫しに「備瀬のフクギ並木」や「ガンガラーの谷」なども訪れた。また、岬巡り、城巡り、道の駅巡り、離島巡りなど、友人たちが興味あるテーマに絞って観光するのも意外とおもしろかった。そうして初めて、沖縄には他の都道府県とは異なる文化や習俗が存在することを体感できた。人口約140万人(東京の約1/10)の小さな小さな島である沖縄は、日本だけど日本ではないような、何かとても独特な感じがある。さらに、一歩二歩踏み込んで沖縄を知っていくと、もっともっと興味深いことも出てくる。例えば、首里城を英語にすると「castle」ではなく「palace」らしい。なるほど確かに、首里城は他の城(グスク)のつくりとは全く異なり、そこは王宮であり、祭祀が盛んに営まれるつくりとなっているのである。一つひとつの意味を紐解いていけば、ここで過去暮らした人々の想いや考えも伝わってくる気がした。そして移住後1年経つ頃、観光巡りも落ち着いたので、時間のある週末はマンション巡りに切り替えた。特に積極的に住宅購入を考えていたわけではなかったが、さまざまな住まいを見てまわるのは単純に楽しいし、勉強にもなった。しかし、まさかのマンション購入。そのあたりの詳細は次回お話しする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日移住して数カ月たつ頃、実は少し寂しさを感じる日が多くなっていた。平日は仕事に出ているので大丈夫なのだが、週末になると特に、「家族に会いたいな」「友人に会いたいな」「思いっきりおしゃれして街を歩きたいな」「舌鼓を打つお肉やお魚を食べたいな……」などという気持ちが沸々と湧いてきた。いわゆるホームシックというやつだ。ちょうど生活や職場に慣れてきた頃だったので、寂しさを感じる余裕が出てきたということなのだろう。そんな自分を見て、都会の血はなかなか抜けないなと思った。しかし、あるとき私が東京の友人に「ここは本当に何もないんだよね」と話すと、こう言われた。「あれ? 何もないのが贅沢なんじゃなかったの?? 」と。確かにその通りだ。移住前、私は都会の喧騒から離れたくて、度々沖縄に来ていたのだ。海や森といった自然の美しさ、そこでの海人(うみんちゅ)や島人(しまんちゅ)との交流で存分に癒やされ、またパワーをもらっていた。そう、ここには東京にないものがたくさんあったのだと改めて思った。ないものねだりをしてはいけないのだ。そうこうしているうちに夏も近づき、友人や知人たちが東京から遊びに来るようになった。それぞれ沖縄に期待することは違ったが、観光や食事などをしつつ沖縄で一緒に時を過ごすのは、都会で過ごす楽しさとはまた別の楽しさがあった。また、こちらでできた友人たちを時々自宅に招いてホームパーティーをするようにもなってきた。こうなると、自分にとっての人生のホームグラウンドが2つあるようで嬉しかった。ちなみに、都会が恋しい欲求だけは時々顔を出すので、2、3カ月に一度の帰省の折に思いっきり満たすことにしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日12月20日に移住して新生活の準備をした後、年末年始は再び実家に戻った。幼い頃から、お正月や誕生日といった家族行事は、原則全員参加が我が家の風習だからだ。そして三が日を終えて、再び沖縄の自宅へ。移住後初の年末年始は、あわただしいものとなった。1月4日は沖縄での初出勤日。自宅から会社までは車で約30分程度だが、車の混み具合が心配だったので、初日は早朝に自宅を出た。しかし、約束の1時間以上前に着いてしまい、会社の周辺地域をうろうろとして時間をつぶした。緊張していたせいか、車窓から見える青空がやけに透き通って見えた。この職場での私のミッションは、人材育成と労務管理の確立。実際に仕事がスタートしてまず手がけたのは、従業員たちと交流し、会社の実態をできるだけ正確につかむことだ。会社が掲げる経営理念やビジョン実現のために、いま何が必要なのか、これから何が必要なのかを模索した。そしてそれを、人材育成の基本理念や方針、3カ年計画に落とし込んでいった。正直なところ、沖縄には人事に関する情報は乏しく、自分の知識やスキルをアップしていくのが難しい。「それならば東京へ行くしかない」と思い、度々出張を願い出た。東京へ行く度に力になってもらったのは、前々職や前職でお世話になった方々だ。皆、人事のプロフェッショナルばかり。人の縁というものが、いかに大切なものであるかを実感している。現在、沖縄に移住して約2年がたつが、私の仕事は社外に広がりつつある。沖縄県内に住む学生向けの研修、さらには市役所の方から声をかけてもらった経営革新セミナーでの研修など。つい先日は、沖縄で開かれた国際イベントで、初の外国人向け研修にも挑戦した。いつ誰にどんな機会がまわってくるのか、本当にわからないものである。でも、いつでもそれに応えられる技量を身に付けていたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日沖縄での新生活は、慌ただしくスタートした。移住して10日ほどは、一通りの生活用品を取りそろえるため、毎日買い物に出掛けていた。慣れない土地で運転をするというのはなかなか勇気がいるもので、毎度ドキドキしながらの外出だった。そして、外出ついでに沖縄で暮らす知人たちのところに顔を出した。「何か困ったことがあったら、いつでも言ってね」とみんなが温かく迎えてくれたのは、本当に心強かった。少し生活が落ち着いてくると、趣味のヨガに通える場所はないか、よさそうなカフェはないか、おしゃれな美容院はないか……と探索してまわった。しかし、気になっていたのは、沖縄への移住をとてつもなく心配した家族や友人たちのこと。沖縄と東京の物理的距離は、どうしても埋めることはできない。定期的に、私の暮らしぶりや元気でいることを伝える手段はないか、少しでも安心してもらえる手段はないかと考え、この時からブログを開設した。もともと自分のことを話すことは苦手だったので、全く抵抗がなかったわけではないが、始めてみたら意外に楽しく続けることができた。本当にたまにしか会えない友人からも、「ブログがあるから、会っていない感じがしない」と言ってもらえたし、自分自身も過ごした軌跡を後で振り返れるのはよいことだと思った。そうそう、移住して最も意外だったのは、冬の沖縄は想像以上に肌寒く、特に北風が吹く日は長袖のセーターやジャケットが欲しいかったこと。日によって寒暖の差が激しいので、気候にあわせた服が欲しかったが、沖縄でお気に入りのショップを見つけるのは困難だった。服をどこで買ったらよいのかわからず……。結局、お正月に実家に帰省するまでの間は薄着で過ごしていた。駅ビルやデパートが大好きだった自分が、この後何度も都会が恋しくなることは容易に想像できた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日東京で暮らしながら移住準備をすること3カ月。感謝すべきは、最後の1カ月が毎日送別会だったこと。前々職の人たち、前職の人たち、友人たち……お世話になった方々が開いてくれ、とてもうれしかった。通常の転職とは違い、遠く離れた島へ行くという認識がどこかお互いにあったのだと思う。そして大概、まず「なぜ沖縄なの? 」と聞かれる。転職活動に1年以上かかった私にとって、既に沖縄は身近な場所だったが、突如移住を知った人たちにとってはかなり驚くニュースだったようだ。なので、時間の許す限り一人ひとりに、沖縄で実現したいことを語った。連日の宴で、移住前には身体がお酒を受け付けない状態になっていたが、彼らとは沖縄に移り住んでからも縁は続くし、色々と助けてもらう場面は多いだろう。そういう意味でも、移住までの1カ月間はとても貴重な時間だった。しかしながら、「アフリカに行くほど遠く感じる」と極端なまでの発言をした両親とは、時間をあまり取れなかった。移住する日の朝、通常出勤するような感じで家を出たのをよく覚えている。冬の冷たい風が吹いているが、太陽が顔を出す穏やかな日だった。東京を離れる感傷に浸る暇はなく、沖縄に到着するやいなや生活の準備が始まった。那覇空港から新居まで直行し、不動産屋さんと待ち合わせ。そこで鍵を受け取り、ガス会社の係員を待ってガスを開栓。電気、ガス、水道が使えることを確認したら、頼んでいた車を取りに中古車屋さんへ。その足で、電子レンジ、冷蔵庫、ガスコンロ、洗濯機、掃除機などの家電を購入。「あ、今夜寝るための布団もない……」と気づき、慣れない車を運転しながら閉店ぎりぎりで家具屋さんにも滑り込んだ。移住前はしばらく実家暮らしだったため、改めて独り暮らしの大変さを実感した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日移住までの期間は約3カ月あったが、その間も東京での仕事があるため時間を見つけて合間合間で移住の準備をした。年次有給休暇を活用したスケジュールを考えるものの、沖縄に出向けるのはせいぜい1週間程度。そして移住後はすぐに、新しい職場での仕事を予定していた。となると……そんなに悠長に構えてはいられない。移住前に家はもちろん、車も決めておきたい。移住後、すぐに沖縄での仕事がはじまることを考えると、ある程度の生活用品を準備しておかないと大変なことになると容易に想像ができた。手始めに、家探しを行った。Webで情報展開している沖縄の不動産会社を調べたり、沖縄に代理店を持つ大手不動産会社に問い合わせたりした。住みたいエリアは決まっていたので、紹介された中からいくつか物件をチョイスし、沖縄に行くタイミングで内覧ができるようあらかじめアポイントを取った。転入転出が多い時期でもなかったので物件候補は少なかったが、幸い、新築物件でキャンセルが出たという連絡をもらった。55平方メートルの2LDK、駐車場2台付で家賃6万2000円。基地が近く、朝夕は戦闘機の騒音が気になるものの、住宅街のため周囲はわりと静か。通勤に使うメイン道路にも出やすい場所だし、海がすぐそばというのも気に入った。数年前、世田谷で1人暮らしをしていた時は、21平方メートルの1Rで家賃7万6000円だったのと比べれば、沖縄での賃貸は断然安く感じた。ただ、賃貸物件の契約の場合、敷金や礼金の他、保証人をつけても保証金がかかるという沖縄ならではの仕組みには少々驚いた。契約のために何度も行けないため、物件を決めた後はほぼ書類の郵送で対応した。車については、しばらく中古の軽自動車でいいかなと思っていた。中古車を売っている場所を友人たちから聞き、家と並行して探し回った。沖縄では軽自動車の需要が多いらしく選べる数も多くなかったが、車がないとどこにも行けないので、とりあえずその中から決めた。そんなこんなで、沖縄に出向いた1週間で次々と家と車を決め、何とか生活する空間と通勤手段を確保した。あとは生活用品をどうするか……。家電を東京から運ぶとなると送料が高くつく。ならば移住してから買おうと思い、細かい生活用品だけ買って、その他の荷物と一緒に新居に送った。今思い出しても、相当忙しい移住準備だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日住み慣れた土地を離れて、どこかに移住してみたいと考えたことはあるだろうか。一年中温暖な南の島や、大自然に囲まれた土地で新たな生活を始めるのも楽しいことだろう。ということで、マイナビニュース会員の男女848名に、移住したいと思う場所について聞いてみた。Q.いつかは移住したいと思う場所(国内)はどこですか?(複数回答)1位 石垣(沖縄) 19.8%2位 京都(京都) 13.2%3位 札幌(北海道) 9.3%4位 港区(東京) 9.1%5位 富良野(北海道) 8.6%■石垣・「とてもゆったりした時間が流れているから」(24歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「沖縄の海と自然の素晴らしさに魅了されたから」(28歳女性/運輸・倉庫/技術職)・「時間や仕事に縛られずゆっくりしたい」(31歳女性/建設・土木/事務系専門職)■京都・「古都に惹かれる」(37歳女性/学校・教育関連/その他)・「昔の町並みが残っているところが多くて、老後に住むには良さそうなので」(29歳女性/その他/その他)・「寺めぐりをしたい、寺のボランティアガイドをしたい」(26歳女性/自動車関連/事務系専門職)■札幌・「都会と自然のバランスが良いので」(28歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「夏が涼しいから」(26歳男性/不動産/その他)・「雄大な土地でのんびりしたい」(49歳男性/機械・精密機器/技術職)■港区・「公共サービスも充実しているし、生活も便利だから」(29歳女性/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)・「日本で一番賃貸料が高いと聞いた港区で、セレブな生活がしたい」(32歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「綺麗な街並みだから住んでるだけで嬉しい」(25歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/その他)■富良野・「ラベンダー畑があったり自然が多く、のんびり生活できそうな雰囲気だから」(36歳女性/その他/その他)・「バイクに乗るので、まっすぐな広い道路がのびているのが魅力」(27歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)・「北の国からを見て」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■番外編: 感服する移住の動機・「仙台(宮城): 復興に役立ちたい」(34歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「仙台(宮城): お金をおとしたい」(31歳男性/情報・IT/技術職)■総評1位は沖縄の「石垣」。「海がきれいなので」「のんびりスローライフをおくれそう」という意見が圧倒的に多かった。2位は「京都」で、「景観が好き」「雰囲気が好き」「時間の流れ方がゆっくりしているから」など、古都の風情に憧れる回答が多く寄せられた。3位は「札幌」で、都会でありながら自然も多いところが支持され、「食がおいしいから」という意見も目立った。4位は東京の「港区」。こちらは都会が便利だからという声が非常に多かった。そして5位は「富良野」で、「とにかく自然に囲まれて暮らしてみたい」「夏は涼しいから」といった回答が目立った。港区以外は概ね「ゆっくり暮らしたい」という動機から、移住先が選ばれる結果になった。忙しい毎日から解放されたいと願う人が多いようだ。一方で、「地元が一番」「生まれ育った地が一番」など、移住を希望しない意見も多く寄せられた。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性381名 女性467名合計848名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日東京でバリバリ働いていたキャリアOLが沖縄への移住を決断。その理由は? 移住後の感想は?? この連載では、沖縄へ単身で移住をした著者の”想い”をつづっていく。沖縄の海に潜り始めて3年が経つ頃、現地で暮らす人たちとも顔馴染みになり、少しずつ知人や友人ができていた。2~3カ月に一度の頻度で訪れていたのだから、それもごく自然なことなのかもしれない。そして、沖縄を訪れたときにはいつの間にか「めんそ~れ(いらっしゃいませ)」ではなく、「おかえりなさ~い」と迎えられるようになり、それがとても嬉しかった。気が付けば、沖縄は自分が生きるもう一つの場所になっていた。ちょうどその頃、勤務先で大きな異変があった。昨日まで競合だった会社と合併するのだという。私がいた会社は優秀な従業員が多く、文化や風土も好きだったが、合併するとなると単純計算で従業員は倍以上。ワールドワイドで従業員4万人を超えることを想像したら、巨大企業の行く末に戸惑った。私は人材に携わる仕事をしてきており、10年近くが経っていた。そんな中で、「一人ひとりとできるだけ深く向き合って仕事をしたい」と思い始めていた頃だったので、合併話が浮上したときには、「もう一度、原点に戻ろう」という想いが自分の中で芽生え始めた。そのとき勤めていた会社は転職で入社しており、新卒で入った会社は人材コンサルティングのベンチャー企業だった。ベンチャー企業独特の厳しさはあったが、自分の思いをすぐに形にし、実現していける楽しさがあった。合併話が具体化していく中で、頻繁に当時のことを思い返すようにもなっていた。そんな漠然とした気持ちを抱えながら、求人市場を見始めた。普通なら……転職先は自分の住まいから通勤可能な範囲で探すと思うが、このとき私は沖縄に注目した。積極的に転職を考えていたわけではなかったので、まずは大好きな沖縄で、自分が求め、求められる場所があるのかを確かめてみようと思った。しかし、その話をして家族や友人たちには相当驚かれた。「遊びに行くのと暮らすのは全く別物」だと。なので、転職は慎重に検討しようと思った。自分がこの地に求められ、自分もここで頑張りたいと強く思える場所が見つかれば、そのときには思い切って移住しよう。でもそうでなければ、縁がないのだとあきらめよう、と。そこには、意外に慎重な自分がいた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日ブラッド・ピットの両親が、6人の子育て中の息子とパートナーのアンジェリーナ・ジョリーと同居するため近くフランスに移住する、とイギリスの大衆紙「The Sun」が報じている。マドックスは9歳、パックスは7歳、ザハラは5歳、シャイロは4歳。さらに双子のノックスとヴィヴィアンは2歳のいたずら盛り。ナニーを6人雇っているブランジェリーナだが、他人の手ばかりではなく、信頼のおける身内の助けも借りたいのが彼らの本音だろう。ブランジェリーナは現在、拠点の1つである南仏のシャトー・ミラヴァルの敷地内にある建物をブラピの両親、ビルさんとジェーンさんが住むためのコテージに改装中。元は鳩小屋だが、居間とキッチン、寝室2つは余裕で造れる広さだという。一家は改装が済み次第、シャトー・ミラヴァルでの生活をスタートさせる予定だという。(text:Yuki Tominaga)1月に開催された第68回ゴールデン・グローブ賞では、揃って出席したブランジェリーナ。© AP/AFLO■関連作品:メガマインド 2011年春、公開マネーボール (原題) 2011年公開ツーリスト 2011年3月5日より日劇3ほか全国にて公開■関連記事:『ソーシャル・ネットワーク』ゴールデン・グローブ賞4冠N・ポートマン主演女優賞ブランジェリーナ、シャイロの誕生地・ナミビアの自然保護区に200万ドルを寄付新年早々ジョニー×アンジー共演『ツーリスト』本編映像が到着!元日より前売券も発売【ハリウッドより愛をこめて】2010年、ゴシップシーンを賑わしたセレブたちジョニー・デップ、アイドルのコンサートにNFL観戦……マイアミで家族サービス
2011年02月22日ジョニー・デップとの共演作『ツーリスト』の全米公開が間近に迫り、慌ただしい年の瀬を迎えているアンジェリーナ・ジョリーだが、アフリカへの移住を考え始めているという。「何年かしたら仕事の量を減らすと思う。引退するわけじゃないけれど、映画出演の機会は少なくなるんじゃないかしら」と将来について語るアンジーは「本当を言うと、アフリカに移住したいの。芸術的にも(映画出演の)ほかにやることもある」と女優以外の活動に意欲を見せている。とはいえ、それはまだ未来の話。先日撮影を終えた監督デビュー作でパートナーのブラッド・ピットをエキストラとして起用したアンジーは、2人の出会いとなった『Mr.&Mrs.スミス』に続く本格的な共演作の企画を探しているという。「彼の出演作には必ず女性の相手役がいるし、私の出演作には男性の相手役がいるのにね、と2人でいつも話しているのよ。ぜひ共演したいわ。子供たちもその冒険に連れていけるから」と、6人の子供たちもまじえた家族全員での映画製作体験を目論んでいるようだ。(text:Yuki Tominaga)写真は『メガマインド』プレミアに出席したブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー。© AP/AFLO■関連作品:ツーリスト 2011年3月11日より日劇3ほか全国にて公開■関連記事:アンジェリーナ・ジョリー、新作プレミア会場で批判にさらされた監督デビュー作を擁護息子の誕生日に出演作のプレミア出席、パリでもブランジェリーナは超多忙!ジョニー・デップ告白「映画会社はジャック・スパロウが気に入らなかった」わがままプリマドンナを演じたウィノナ・ライダーが思い出した初恋の人とは?ブランジェリーナ、養子縁組家族を祝福する日に15万ドルを寄付
2010年12月06日