ボーイングは現地時間の8月25日、大韓航空にボーイング747型機の最新鋭機にあたる747-8インターコンチネンタルの初号機を引き渡したことを発表した。今回の受領により、大韓航空は747-8の貨物機と旅客機をともに保有する初めての航空会社となる。同機は大韓航空が発注した747-8型旅客機10機のうちの1機目にあたり、同社は737,747,777型機など計87機のボーイング製旅客機を運航している。貨物機に関しては、現在運航中の機材は全てボーイング製で、7機の747-8F貨物機を運航するほか、747-400や777フレイターなどを計28機保有している。747-8インターコンチネンタルの航続距離は1万4,310km(7,730海里)で、前身モデルである 747-400と比較して、騒音を30%抑えながら燃料消費量とガス排出量を16%低減する。同機にはカーブを描いた階段など、787ドリームライナーに影響を受けた客室インテリアが採用され、搭乗客により広い空間と優れた機内快適性を提供する。大韓航空向け747-8の座席数は368席の仕様。最新のファーストクラス コスモスイート2.0には、スライド式ドアとより高いパーテーションが備えられ、搭乗客のプライバシー性を高めている。また、24インチの大型高精細モニターや新しいタッチ式の小型リモートコントローラーなど、最新鋭の機内エンタテインメント・システムも搭載されている。ビジネスクラス プレステージには、交互配置のシートやプライバシーパネル、18インチ高精細タッチスクリーンが備えられている。
2015年08月26日小さい子どもがいると、衛生面の配慮には万全を期したいところ。毎日掃除をして、洗濯をして…と頑張っているママも多いでしょう。しかし、そんなママでも、意外なところを見落としている可能性が…。それは、洗濯槽のカビや汚れ。衣服を洗濯してキレイにしたつもりでも、実は洗濯機の中にカビが生えているおそれがあるのです。カビのついた洗濯機で衣服を洗っても、汚れを付けているのと同じこと。きちんと洗濯機の掃除をして、キレイな衣服を着させたいですよね。今回は洗濯機の黒カビについてお話ししましょう。洗濯機の中には、実は菌がたくさん洗濯機の中は、実は黒カビが繁殖しやすい絶好のスポットと言えます。カビは洗濯機内の石けんや洗剤のカス、服についた食べカスなどをエサとして成長する生き物です。洗濯機の中は、エサに困ることもなく、繁殖しやすい湿度、温度に加え、通気性も悪いと、カビにとっては3拍子揃った環境。放っておくとどんどん繁殖してしまい、恐ろしいことになってしまうかもしれません。早いうちに対策を取っておくことが大切です。洗濯機のカビに効く商品もあるけれど…洗濯機の黒カビを除去・対策をするための商品はたくさんあります。洗濯機の中に専用の液を入れるだけで黒カビを取り除けるという簡単なものもあるので、とても手軽で便利ですよね。ただ、心配な点が1つあります。それは、そうした商品には薬剤や塩素系漂白剤が使われていることが多いということです。デリケートな肌の赤ちゃんを持つママの中には、そういった市販の商品を使うのには抵抗がある人もいるでしょう。お酢の力で菌を取り除くそこでおすすめしたいのが「お酢」を使った対処法です。お酢には高い殺菌能力があり、洗濯槽の黒カビにも非常に効果があります。水を一杯に張った洗濯機に3カップ(600ml)程度のお酢を注いでください。100円ショップで売られている食用のお酢でOK。ただし、すし酢のように、砂糖や塩などの成分が入っているものはNG。穀物酢や米酢など、調味料の入っていないお酢にしてください。黒カビ予防なら、そのまま1~2時間放置、黒カビを除去したいなら1日置いておいたほうがよいでしょう。その後、普通に運転を開始してすすぎをすればキレイに黒カビを取り除けているはずです。ドラム式洗濯機の場合は、電源を入れてから先にお酢を入れておき、そのあと通常の運転をスタート。洗剤を入れる部分の汚れが気になるなら、そこにもお酢を入れておくといいですね。「お酢を使うとニオイが気になるのでは?」と思うかもしれませんが、意外と気にならないもの。すすぎを2回にすれば、ほとんどニオイはしないので、ニオイへの懸念がある人も安心して使えるはずです。安全で安心な衣服を着させられるように、お酢の力で黒カビ対策、いかがですか?(ライター:RUREI)
2015年08月24日●空気清浄機を「何となく欲しい」人がターゲットシャープは8月6日、空気清浄機の2015年モデル発表会を開催した。いずれの新製品も発売は9月以降。発表会では、デザイン性と省スペースに主眼を置いた新シリーズ「S-style(エス-スタイル)」などがお披露目された。○薄くてシンプルな見た目の「S-style」今回発表された新製品で目玉となるのがS-styleシリーズ。シャープが行った調査によると、空気清浄機の非保有者のうち、54.8%が「購入したい」あるいは「機会があれば購入したい」と答えている。しかし、すでに空気清浄機を持っている人が花粉・ニオイ対策として、あるいは結婚・出産などのライフステージの変化を機として、明確な動機を持って購入しているのに対し、非保有者は「何となく欲しい」と思っている人が多いとわかった。そこで今回、そうした「何となく欲しい」と思っている人に対して訴求するべく、デザイン・スタイルを重視した新シリーズを投入。空気清浄機の「FP-FX2」と加湿器の「HV-EX30」を発売する。いずれも単機能の製品だが、薄型の省スペース設計、シンプルでスタイリッシュなデザインが共通している。まずは空気清浄機のFP-FX2。適用床面積の目安は約6畳で、本体サイズはW43×D9.8×H44.4cm。適用床面積が約13畳の「FP-FX2」(2014年発売)と比較して奥行がおよそ1/2となっている。この薄型化を実現できたのは、送風ファンをスリム化したおかげ。従来ファンが幅6cmだったのに対して、新型では幅2cmと1/3になっている。薄型化したものの、トンボの羽根を模した形状のファンによって、スリムながらも送風効率を高めることに成功した。正方形に近いスクエアな見た目も特徴的だ。本体はホワイトがベースだが、部分的にシースルーとなっており、内部の構造を外から見ることができる。また、空気の汚れ度合をセンサーによって検知し、吹き出し口から付近の「きれいモニター」が光って知らせるなど、空気の状態を目で見て確認できるようになっている。加湿器のHV-EX30は、加湿適用床面積の目安がプレハブ洋室で8畳まで、木造和室で5畳まで。本体サイズはW34.5×D20.7×H34.7cmと、これまた正方形に近いデザインだ。FP-FX2と同様、デザイン性を重視。給水用のタンクがシースルーで内側がほのかに見えるだけでなく、水面を柔らかい光で照らし、水が減る様子を確認できる。本体前面が7色に光り、室内の湿度やタンクの水切れなどを表現する。●性能重視の空気清浄機新モデルも○パワフルショットで生乾きのニオイも消臭デザイン性を重視したS-styleの登場により、従来の空気清浄機における新モデルは性能・機能を重視したラインナップと位置付けられる。高濃度プラズマクラスター25000を搭載した、適用床面積16畳~26畳の大型モデルは「KI-WF」シリーズと「KI-FX」シリーズの2シリーズ。前者は、クラウド経由でスマートフォンと連携し、外出先から遠隔操作などを行える「ともだち家電」に対応するフラッグシップモデルで、後者はともだち家電に対応していない。ともだち家電以外の機能については共通だ。KI-WFシリーズとKI-FXシリーズの新機能は、窓を閉めたまま掃除機がけを行うことを想定した「掃除アシスト運転」、日本気象協会のデータをもとに雑菌が繁殖しやすい環境かどうかを知らせる「雑菌予測モニター」だ。なお、掃除アシスト運転とは、掃除機がけをした際に舞い上がったホコリをすばやく吸じんできるというもの。冷暖房運転中や花粉が気になる時期、窓を閉め切ったままの掃除機がけをサポートする。また、従来モデル「KI-EX」シリーズから継承する「パワフルショット運転」では、部屋干し衣類の生乾き臭や、30~40代特有の体臭を消臭できると、新たに実証されたという。これはKI-EXシリーズのモニター調査にて、部屋干し臭や体臭の対策にも活用されていることが分かったために、検証を行った。○子ども部屋、寝室向けモデルスタンダードモデルにあたる「KC-F」シリーズは、プラズマクラスター7000を搭載した、適用床面積11畳~17畳の製品群。最も小型の「KC-F40」(適用床面積は11畳)は子ども部屋向け、「KC-F70」(同17畳)、「KC-F50」(同13畳)は寝室向け、と用途に応じて細分化された。子ども部屋向けのKC-F40には「学習タイム運転」を搭載。部屋を十分に加湿した後、自動で25dB以下の静かな運転に切り替える。寝室向けのKC-F70とKC-F50には「静か寝運転」を搭載。部屋の照度を検知し、消灯後は15dBの静音運転に切り替える。静か寝運転中は、空気が乾燥した時でも運転音を20dBに抑えて加湿を行う。
2015年08月07日シャープは8月6日、プラズマクラスター空気清浄機の新モデルとして、「KI-WF」シリーズを発表した。発売は9月30日。価格はオープンで、推定市場価格は適用床面積が約26畳の「KI-WF100」が120,000円前後、約21畳の「KI-WF75」が88,000円前後だ(いずれも税別)。KI-WFシリーズは、従来モデル「KI-EX」シリーズと同様、高濃度プラズマクラスターイオンを前方向に集中して放出することで、ニオイや雑菌などを除去できる「パワフルショット運転」機能を搭載する加湿空気清浄機。料理やペット、タバコのニオイだけでなく、部屋干しした際の生乾き臭、30~40代特有の体臭を消臭できると新たに実証したという。窓を閉めた状態で掃除機がけするシーンを想定した「掃除アシスト運転」を新たに搭載。掃除機がけをして舞い上がったホコリの落下を抑えつつ、スピード循環気流によってすばやく吸じんする。日本気象協会「tenki.jp」が提供する「雑菌指数」に基づいた「雑菌予測モニター」機能を持つ。雑菌予測モニターとは、雑菌の繁殖しやすい温度・湿度を光の色の変化で知らせるというものだ。ユーザーをサポートするクラウドサービス「ともだち家電」にも対応。外出先からスマートフォン上で部屋の空気の状態を確認できたり、空気清浄機を遠隔操作できたりする。スマートフォンで録音した家族への伝言メッセージなどを、空気清浄機で再生できる「家族メッセージ機能」を新しく搭載した。シャープは同日、ともだち家電機能を省略した「KI-FX」シリーズ、スタンダードモデルの「KC-F」シリーズも発表した。発売は9月4日。価格はオープンで、推定市場価格は、KI-FXシリーズで適用床面積約26畳の「KI-FX100」が110,000円前後、約21畳の「KI-FX75」が78,000円前後、約16畳の「KI-FX55」が68,000円前後、KC-Fシリーズで適用床面積約17畳の「KC-F70」が58,000円前後、約13畳の「KC-F50」が48,000円前後、約11畳の「KC-F40」が40,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年08月06日シャープは8月6日、シンプル&スマートがデザインコンセプトの「S-style(エス-スタイル)」シリーズから、プラズマクラスター空気清浄機「FP-FX2」とプラズマクラスター加湿器「HV-EX30」を発表した。発売はFP-FX2が9月19日、HV-EX30が10月20日。価格はオープンで、推定市場価格はFP-FX2が45,000円前後、HV-EX30が30,000円前後だ(いずれも税別)。S-styleシリーズは、「上質な空気のカタチ」をコンセプトにした新たな製品群。FP-FX2は、前面部に透明度の高いパネルを採用し、送風ファンの動きが透けて見える空気清浄機。空気の汚れ具合をセンサーでモニタリングし、空気がキレイになったら吹き出し口の「きれいモニター」が光って知らせる。送風ファンには、トンボの羽根の形状を応用し、送風効率を高めた薄型「ネイチャーファン」を採用した。「高感度ホコリセンサー」によって微細なゴミを検知し、PM2.5などの目安濃度を色で知らせる「PM2.5モニター」機能も持つ。0.3μm以上の微細なゴミを99.97%以上集じんし、ニオイも低減できる「静電HEPA・脱臭一体型フィルター」を搭載する。HV-EX30はタンクの水量や部屋の湿度、運転状態を7色のイルミネーションで表現する気化式の加湿器。1時間に最大300mlの加湿性能を持つ。水タンク容量は約2.4Lだ。サイズと重量はFP-FX2がW430×D98×H444mm/4.9kg、HV-EX30がW345×D207×H347mm/3.5kg。消費電力はFP-FX2が2.4~12W、HV-EX30が3.5~8W。
2015年08月06日パナソニックは8月5日、加湿空気清浄機の新製品として、適用床面積が40畳までの「F-VXL90」と31畳までの「F-VXL70」を発表した。発売は9月15日。価格はオープンで、推定市場価格はF-VXL90が91,000円前後、F-VXL70が67,000円前後だ(いずれも税別)。パナソニックによれば、花粉やハウスダストといった大きくて重い粒子は落下速度が速いにもかかわらず、空気清浄機は床に落ちた汚れを吸引できない。汚れは人が動くたびに舞い上がっては再び落下するという動きを繰り返しており、床上30cm付近には花粉やハウスダストがたまりがちだ。そこで、F-VXL90とF-VXL70では、床上30cmを強力吸引する新形状の「メガキャッチフォルム」を採用。本体前面は空気の流れを作りやすい曲線形状、下部吸い込み口は大きく開口している。また、花粉の吸引に特化した「花粉撃退モード」も搭載。ルーバーから前方30度に吹き出す強い風で「花粉撃退気流」を作り出し、下部吸い込み口から吸引する。従来モデル「F-VXK90」と比較すると、約2倍の花粉吸引スピードを実現した(約6畳のスペースにおいて)。1時間に1回、風量を強めた運転を5分間行い、花粉などを見つけやすくする機能も持つ。約0.3μmの微細な粒子まで検知できる「高感度ハウスダストセンサー」を搭載。これによって、2.5μm以下の粒子の量をモニタリングする「PM2.5解析プログラム」の精度が向上した。PM2.5の質量濃度が高い時は本体正面のサインで知らせ、風量を高めて吸引する。F-VXL90は、突起部を含むサイズがW398×D309×H640mm、重さが約11.8kg。加湿用のタンク容量が約4L。F-VXL70は、突起部を含むサイズがW398×D279×H640mm、重さが約10.2kgで、加湿用タンク容量が約3.2L。パナソニックは同日、花粉撃退モードを搭載した「F-VXL55」も発表した。適用床面積は25畳まで。推定市場価格は税別53,000円前後。サイズはW360×D230×H560mm、重さは約8.3kg、加湿用タンク容量は約2.3L。
2015年08月05日ダイキン工業は8月4日、「加湿ストリーマ空気清浄機」の新製品として、デザインを一新した「MCK55S」と「MCK40S」を発表した。発売は9月16日。価格はオープンで、推定市場価格はMCK55Sが58,000円前後、MCK40Sが53,000円前後だ(いずれも税別)。MCK55SとMCK40Sは、スリムタワー型を採用した加湿機能付きの空気清浄機。集じん性能を維持しつつ、小型化と運転音の低減を図ったモデルだ。送風ファンや集じんフィルター、加湿ユニットなどの部品の形状や内部構造を見直したことでスリムタワー型を実現。設置面積は従来の構造に比べて約30%縮小した。また、運転音の原因となる送風ファンを本体最下部に、その上に集じんフィルターを配置したことで、人が感じる運転音(SONE)の大きさを約30%低減したとする。これまで本体前面に配置されていたプレフィルターを、本体側面に設置。これにより、前面のパネルを開けずに、プレフィルターに付着したホコリを掃除機で直接吸い取れるようになった。MCK55SとMCK40SともにサイズはW270×D270×H700mm、重量は9.5kg。最大風量はMCK55Sが1分間に5.5立方メートル、MCK40Sが1分間に4立方メートル。空気清浄時の適用畳数はMCK55Sが25畳(41平方メートル)、MCK40Sが19畳(31平方メートル)。加湿時(プレハブ)の適用畳数はMCK55Sが14畳(23平方メートル)、MCK40Sが11畳(18平方メートル)。8畳を清浄するのにかかる時間は目安として、MCK55Sが11分、MCK40Sが15分。カラーはMCK55Sがホワイト、ディープブラウン、ブライトオレンジ、ミッドナイトブルー、MCK40Sがホワイト。また、ダイキン工業は同日、リビングなどに適した「MCK70S」も発表した。最大風量は1分間に7立方メートル。適用畳数は空気清浄時で31畳(51平方メートル)、加湿時(プレハブ)で18畳(29平方メートル)。サイズはW395×D287×H620mm、重量は12.5kg。推定市場価格は税別65,000円前後だ。
2015年08月04日「なるべく家事の負担を減らしたい」と、誰もが思うもの。文明の力により、掃除機、洗濯機、乾燥機など多くの便利な家電商品が開発され、生活は楽になりましたよね。そして、食器洗い乾燥機もそのひとつです。でも、美味しい食事をしたあと、シンクで山積みになった食べたあとの食器を見て、一気にテンションが下がってしまったことありませんか?その思いで開発されたのが、食器洗い乾燥機。これが登場したことで、食後の片付け時間が短縮され便利な家電として注目されました。しかし、食器洗い乾燥機も万能ではありません。いくら便利でも、食器洗い乾燥機を使っている人がすべてにおいて満足しているわけではないのです!■3人に1人は日々の食器洗いがストレス!2014年5月にパナソニックと三菱総研が調査した結果、食器洗いを負担に感じているひとが、35.5%。つまり、3人に1人は食器洗いがストレスだったのです。1日に食器を洗う回数は、2回以上の人が48.3%で約半数。次に多かったのが1回で20.7%、合わせるとなんと7割以上の人もいます。さらに1回の食器洗いには平均13.05分もかけており、これは全国的にみても大差はありません。1回に約13分、仮に3回としたら1日のうち、約40分食器洗いをしていることになります。これだけの時間を費やしていれば、食器洗いが負担になってくるのは当然ですよね。そこで便利な食器洗い乾燥機を購入する人もいますが、デメリットを考え購入を鈍る人も……。■食器洗い乾燥機を使ってもストレスが食器洗い乾燥機を買うことを躊躇している理由で一番多かったのが、「キッチンに置くスペースがない」(53.6%)とスペース的なものがありました。次に「電気・水道代がかかりそう」、「設置に手間がかかりそう」と続きます。その次は、「手洗いに比べて汚れが落ちなさそうだから」(19.8%)……。確かに、過去の食器洗い乾燥機には、予洗いが必要だったり、しつこい汚れが残っていたりすることがありました。家事を軽減するために購入したのに、機械に入れる前に汚れを落として、終わってからまた洗っていたのでは二度手間です。かえって時間を費やすことになっているように感じて、水道料金も高くなっている感じさえ受けてしまいます。それで、中には「それなら最初から手洗いにすればよかった」と思ってしまう人もいるので……。確かに、これはこれでストレスですよね。■食器洗い機用洗剤もどんどん進化中しかし、食器洗い機も次々と新商品が発売されています。昔に比べてコンパクトになりキッチンの狭いスペースでも置けます。各社は、汚れ落ち度合、時間短縮、水道量の少なさなどをアピールします。どれを買っていいのか迷ってしまうほどです。新商品が発売されるごとによりよい製品にはなります。しかし、高価な物を新商品が出るたびに買い替えるわけにはいきません。それなら、まずは食器洗い機用洗剤を変えてみるのも解決策のひとつです。強力洗浄で油汚れもサッと落ちれば、二度洗いも必要がなく、水道料金もかかることなく、家事にかける時間も短くなります。■二度手間が減る食器洗い機用洗剤を!例としてひとつ挙げるなら、『ジョイジェルタブ』のような洗剤が便利。ジェル状のタブレットを、「ポンと入れて、一度洗いでキュッ」となります。優れた洗浄力でこびりつき汚れも予洗いなしの一度洗いでOK!液体洗剤のような液だれや、粉末のような粉がこぼれることもなく、分量を量る必要もありません。その秘密は、こびりつき汚れに効く粉末と油汚れに効くジェルが融合した二倍の洗浄成分。さらに、新しくなったジェルタブは庫内消臭機能がアップグレード、食洗機の中もキレイになり、ライムの爽やかな香りで消臭します。これに、食器洗い機用ブラシと、お弁当用のシリコンカップなど小物を入れるカゴがあったら、さらに便利。今、使っている食器洗い機を買い換えようと思っている人。不満がある人は、まず食器洗い機用洗剤を変えてみてはいかがですか?(文/Jeana)【参考】※【ジョイジェルタブ】「ポンと入れて一度洗いでキュッ!」90秒-YouTube
2015年08月03日東京工業大学で建築環境工学、空気環境を研究する鍵直樹准教授を訪ねて、花粉や粉じんなど様々な室内のホコリ対策についてお話を伺いました。睡眠中は、きれいな空気を吸って、睡眠の質を上げたいものです。換気や睡眠家電としても利用できる空気清浄機の正しい使い方についても伺いました。室内に舞う様々なホコリQ:室内に舞うホコリには、どのようなものがあるのでしょうか?鍵先生:室内には、繊維の糸くずや、花粉、ハウスダスト、ダニの死骸や糞、カビの胞子などが舞っています。しかしそれがまんべんなく室内の空気にただよっているわけではありません。ホコリは静かにしていれば重力により、やがて床に落下します。たとえば、花粉、ペットの毛やダニの死骸などはホコリとしては大きく、大きさは50ミクロン程度で、2メートルの高さから床にまで落下するのに27秒で到達します。カビの胞子や菌などは15ミクロンほどとすると、5分程かかります。1ミクロン以下のバクテリアや小さな菌などになると、16時間もかかります。これらは計算上の風や人の影響のない静かな空間での値ですが、実際のホコリは、エアコンの吹き出し空気や人の行動などによって、落下する途中で舞いあげられ、上昇したりします。こうして、室内の空気といっしょにいつも動いている状態です。空気の新鮮度には、年齢がある。Q:部屋のなかで新鮮な空気の入れ替わる指標は、どのように捉えればいいのですか?鍵先生:空気の入れ替わりの指標として,「換気回数」というのがあります。これは部屋の空気が新鮮な外気に対して1時間あたりにどの程度入れ替わったかを示す値です。また、空間でも入れ替わりの良いところと悪いところがあります。この空間場所毎を表す指標として、「空気齢」という概念があります。空気齢は、その空間での「換気の効率」を示す指標です。例えば新鮮な空気が入る部屋の給気口の近くは、新鮮な“若い”空気ですが、遠くなればなるほど“歳を取った”空気になります。給気口からその位置に空気が到達する時間を空気の年齢にちなみ「空気齢」と呼び,小さな値が新鮮な空気で,歳を取るとその空気のいる時間が長くなるので年齢が高くなり、汚れた空気がその場所に存在することを示します。換気がいいか?空気清浄機がいいか?Q:そうすると空気を新鮮に保つには、頻繁に窓などを開けて、こまめに換気をすれば良いのでしょうか?鍵先生:いいえ、実際は過度な換気は、良くありません。なぜなら、外の空気は汚れている場合が多いからです。例えば,春先においては外には花粉が浮遊していますし,今話題のPM2.5やその他のホコリなど,外気も室内より汚染されている場合には,室内に入れてしまうことになります。また掃除の際に、外気を取り入れると、床の上に積もっているホコリを掃除機などで吸引するより先に、舞いあげてしまうので掃除の効率が悪くなることもあるようです。Q:室内の空気をクリーンに保つには、換気よりも、空気清浄機の方が良さそうですね。鍵先生:両方を上手に使うことが良いと思います。最低限の換気は必要です。なぜならば,空気清浄機は全ての汚染物質を除去することはできないからです。しかし過度な換気は,冷房や暖房をしている空気を外に逃がしてしまうので,省エネにはならなくなってしまいます。また、空気清浄機は、なるべく人の近くにおいたほうが、その人が先ほどの「空気齢」の概念からすると、“若い”新鮮な空気が吸えることになります。床上30センチの空気Q:たとえばパナソニックやダイキンの空気清浄機は、床上30センチの空気を清浄にすることをアピールしています。どうして床上30センチの空気をきれいにする必要があるのでしょうか。鍵先生:赤ん坊がはいはいしたり、よちよち歩きしたりするとき、頭の高さがだいたい床上30センチです。また、床上近くの方がホコリの量は相対的に多いことはあります。それを狙ってアピールしているのかもしれません。しかし,先ほども申しましたように居住者の行動で常に空気は混ぜられているので、必ずしもそうとも言えません。Q:空気清浄機以外にこの床上30センチの空気を清浄に保つ方法はありますか?鍵先生:堆積したホコリには掃除をこまめにすること、室内にホコリを持ち込まないことです。たとえば外出先から帰宅したときには、特に花粉のシーズンなどは玄関で服に付着したホコリを払い落としてから室内に入るなどの工夫が必要です。掃除機をかけることそのものが床のホコリを舞いあがらせることにつながりますから、水をしぼったぞうきんなどで床を拭いてから掃除機をかけるなどの工夫が必要だそうです。鍵先生:何よりも床の上に積もったホコリを舞いあげてしまうのは、室内で生活する人間の行為なのです。床の上を歩くことなどでホコリを舞いあげてしまうのです。床に堆積していた花粉、ハウスダスト、ダニの死骸や糞などは再び舞いあがっては床に落ち、また人間が床の上を歩くことで舞いあがりを繰り返します。まずは床の上にホコリをためないことです。睡眠時の空気を新鮮にQ:睡眠と空気の関係は、どうなっているのでしょうか?鍵先生:寝室に足を踏み入れることで、やはり床上に落下していたホコリは舞い上がります。さらにベッドであっても、布団であっても、掛け布団などの寝具を動かしますよね。このときに寝具に堆積していたホコリはやはり舞いあがるのです。すると就寝しようとする時間帯や眠りについた時に空間中のそのホコリが浮遊しているので、汚れた空気を吸い続けることにはなります。Q:眠るときの空気はきれいであって欲しいものです。鍵先生:花粉症などのアレルギーを引き起こす可能性のある花粉とダニの死骸や糞は、起きていても,寝ていても,常に呼吸をすることによって取り込む危険性はあります。そのような意味では,睡眠をさまたげるとも言えます。睡眠時の空気もクリーンに保ったほうがいいでしょう。
2015年07月09日ボーイングはフランス時間の6月15日、ガルーダ・インドネシア航空が787-9型機を30機、737MAX8を最大30機、それぞれ購入する意向を示したことを発表した。ボーイングは2014年10月に発表した737MAX8の50機購入に関しても、ガルーダ・インドネシア航空に購入する意向を再確認した。また、ガルーダ・インドネシア航空は今回のパリ・エアショー会場で、A350XWBを30機発注する基本合意書(LOI)をエアバスと締結している。
2015年06月17日三菱航空機と三菱重工業は6月8日、次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機初号機による走行試験(Low Speed Taxiing Test)を県営名古屋空港(愛知県豊山町)で開始した。Taxiing(タキシング)は航空機が自らの動力で地上を移動するもので、航空機は離陸前と着陸後の移動をほとんどタキシングによって行う。今回の走行試験では、低速自走状態における制動確認およびステアリングによる方向制御の確認を実施する。三菱重工業と三菱航空機は現在、9~10月の初飛行を目指し、各種地上試験や量産段階への移行準備など一体となった事業展開を進めている。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年06月08日毎日の暮らしに欠かせない家電を価格だけで選ぶのはもったいない! 最新家電はデザインが素敵で、思わず友達に自慢したくなるモデルが豊富に揃っています。出しっぱなしにしてもインテリアにマッチする、そんな魅せる家電を今回は3つセレクトしました。その1. 部屋の空気もきれいにしてくれる、最新クリーナー三菱電機『iNSTICK(インスティック)』HC-VXE20Pは、充電台に空気清浄機能を搭載したユニークなスティッククリーナー。掃除をしないときは、充電台にクリーナーをセットして、空気清浄機として使えます。空気清浄運転は、AUTO ・HIGH ・LOWの3モード。HIGHモードを使った場合、8畳の部屋を約51分でキレイにできます。ダイニングに置いたり、玄関先に置いたり。シーンや場所を選ばず設置できるのが魅力です。パイプを外せば、ハンディサイズにもなるので、テーブルの上の食べこぼしやチェストの上の掃除も楽々こなせます。掃除のたびに、クリーナーを組み立てたり片付けたりするのは、忙しい人にとって面倒な作業でもあります。三菱電機の『インスティック』は、美しいデザインでありつつ、空気清浄機としても使えるので、片付ける必要はなし! 出しっぱなしにして使えるのがポイントです。その2. おいしい水は、おしゃれなウォーターサーバーで!ペットボトルのミネラルウォーターを買うのもいいけれど、料理にもおいしい水を使いたい。そんな時に活躍するのがウォーターサーバーです。ダイニングやキッチンに置いて使うウォーターサーバーこそ、デザインも重視して選ぶべきアイテム。 今回注目したのは、日本国内の自然環境に恵まれたエリアから採水した軟水「CLYTIAの天然水」を展開しているウォーターダイレクトと、加湿器などの家電を製造販売しているcadoがコラボして誕生したモデル。 本体下から、ボトルの出し入れができるのが、このモデルの魅力。 冷水や温水のほか、弱冷水にも対応しているので、冷たい水は苦手、という人にぴったりです。 ウォーターサーバーはどれもデザインが似ているイメージがありますが、『cado×CLYTIAウォーターサーバー』のように素敵なデザインを採用したモデルが増えているので、好みのモノを見つけてみて下さい。その3. スピーカー付きのLED照明でリラックスタイムを最後はソニーから発売になったユニークなアイテムを紹介しましょう。 このLED電球は、ワイヤレススピーカーを内蔵。Bluetoothにも対応しているので、スマートフォンやiPhoneに入れた音楽を、Bluetooth経由でこの電球に転送して再生することができます。ベッドルームでリラックスしながら音楽を聴いたり、キッチンで洗い物をしながら好きな曲を楽しむ。といった使い方ができます。頭上から音楽が降り注ぐので、部屋全体に曲が広がる感覚が楽しめます。 専用アプリを使って、調光などの操作もできるので便利です。今使っている照明をこのLED電球に取り替えるだけで使えるので、配線などの面倒な設定は不要。照明としてだけでなく、スピーカーとしても使える、新感覚な家電は、まさに友達に自慢したくなるアイテムです。暮らしを快適にすることが家電の役割ではありますが、そこにデザインや使いたくなる楽しい機能をプラスすることで、愛着が生まれます。その愛着こそが、日々を楽しくするエッセンスになるので、皆さんも、ぜひ魅せる家電選びにトライしてみてください。・ 三菱電機『iNSTICK(インスティック)』 ・ ウォーターダイレクト『cado×CLYTIAウォーターサーバー』 ・ LED電球スピーカー『LSPX-100E26J』
2015年06月02日アイリスオーヤマは5月28日、ペット用家電「Design for Pets」シリーズを発表した。第1弾製品として、空気清浄機3モデルとスティック型掃除機を6月下旬に発売。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はPM2.5 対応空気清浄機「PMAC-100S」が16,800円前後、PM2.5 対応空気清浄機モニター付の~17畳タイプ「PMMS-AC100」が19,800円前後、~25畳タイプ「PMMS-DC100」が26,800円前後、スティック型掃除機「ICP-SLDC1」が19,800円前後だ(いずれも税別)。Design for Petsシリーズは、「ペットと共に暮らす人が快適な生活を送ることができる」をコンセプトとした生活家電ブランド。シリーズ全体で、白をベースに赤の差し色を入れた統一のデザインを採用している。○PM2.5 対応空気清浄機 / PM2.5 対応空気清浄機モニター付PM2.5 対応空気清浄機「PMAC-100S」とPM2.5 対応空気清浄機モニター付「PMMS-AC100」と「PMMS-DC100」の2モデルは、「抜け毛用使い捨てフィルター」と脱臭効果のある「特殊加工活性炭フィルター」を搭載し、一般的な家庭用空気清浄機よりも、抜け毛や消臭効果に特化した。PM2.5 対応空気清浄機モニター付の2モデルは、PM2.5濃度とハウスダスト濃度をセンサーで検知し、空気の汚れ具合を数値で表示する機能も持つ。空気の汚れの推移を分・時・日単位でグラフ表示でき、時間経過による汚れの増減で空気清浄機の効果を視覚化できるのが特徴だ。さらに、モニター付タイプは、部屋のニオイが気になった際に急速脱臭が可能な「ペットモード」を搭載。ペットモード使用時、17畳の部屋なら、約11分で空気をキレイにできる。サイズと重量はPMAC-100SがW405×D162×H480mm / 4.4kg、PMMS-AC100がW400×D164×H536mm / 5.5kg、PMMS-DC100がW400×D201×H586mm / 5.6kg。○ペット用超軽量スティッククリーナーICP-SLDC1は、総重量約1.4kgと軽量な紙パック式のスティック型掃除機。ヘッドとハンディ用ノズルに、エチケットブラシの素材を使用した「超吸引毛取りヘッド」を採用しており、じゅうたんやソファなどにへばり付いた抜け毛を吸引できる。掃除モードには「自動モード」を搭載。センサーがゴミの量を感知し、汚れが多い時は強運転、少ない時は弱運転に自動で切り替えるため、不要なバッテリー消費を抑えられる。自動モードでは、最大約30分の連続使用が可能だ。サイズはW215×D140×H953mm、ダストカップ容量は0.35L。
2015年05月28日ダイキン工業は5月15日、2014年10月に告知したルームエアコン室内機と家庭用空気清浄機のリコール対象製品を拡大すると発表した。送風用ファンモーターから発煙・発火するおそれがある。対象製品のユーザーには無料で点検、修理を行う。このたび追加された機種は、2006年から2007年にかけて製造されたルームエアコンと、2006年に製造された空気清浄機「光クリエール」。機種名と品番はルームエアコンが製品下面、空気清浄機が製品側面または背面に表示されている。対象製品の使用者には無償で点検と修理を行う。ルームエアコンはファンモーターを点検したうえで、過大電流を遮断するための保護装置(ヒューズ)を取り付ける。空気清浄機は製品をいったん預かり、ファンモーターの点検、保護装置の取り付けを行う。問い合わせは同社のWebページ、またはフリーダイヤルにて受け付ける。対象機種や無償点検の申し込み方法など詳細は同社のWebページを参照のこと。
2015年05月15日ダイソンは3月17日、同社初となる空気清浄機能付きファン「Dyson Pure Cool」を発表した。2009年に発売された"羽根のない扇風機"に搭載される「Air Multiplier(エアマルチプライアー)テクノロジー」を応用した製品の第3弾となる。本稿では、同日に開催された新製品発表会の様子をレポートする。新製品発表会には、微生物学者であり、ダイソンのシニアパフォーマンスエンジニアであるトビー・サヴィル氏と、ダイソンのシニア デザインエンジニアでエアマルチプライアーテクノロジーを用いた製品開発に携わっているオラ・パピエルコゥスカ氏の2名が登壇した。○毎日吸い込んでいる空気の中には……冒頭、サヴィル氏は新製品開発の背景を説明。「私たちは毎日1万リットルの空気を鼻や口、そして肺を通じて体内に取り入れている。その中には超微小粒子状物質、いわゆる"PM"が含まれている。PMは固体と液体が複雑に混ざり合ったもので、ディーゼルの排気ガスやタバコの煙、有害な有機化学合成物などもPMの一種だ。これらを体内に取り込むことで健康に大きな害をもたらす危険性がある」と述べた。PM10より大きな物質は鼻の粘膜や繊毛がとらえ、くしゃみや咳を通じて体外に排出されるが、PM10より小さい物質は肺に取り込まれた後、気嚢(きのう)に蓄積され、そこから血流に入っていくという。物質が小さければ小さいほど体に取り込まれやすいわけだが、ダイソンでは一般的に知られているPM2.5よりさらに小さいPM0.1に着目し、このたびの新製品を開発したと説明する。PM0.1レベルの物質は肺を通じて血流に入り込み、体全体に循環して気管支炎や喘息を引き起こすおそれがある。「もっとも影響を受けてしまうのは、免疫や呼吸器の機能が衰えている老人や、それらが未発達の子どもたちだ」とサヴィル氏は指摘する。日本人の多くを悩ませている花粉は比較的大きな粒子となるが、「ダイソンは常に既存の技術に疑問を投げかけている」と、既存製品の性能は完璧ではないとサヴィル氏は説明。「既存の空気清浄機は勢いよく空気をフィルターに送り込んでいるため、PM物質がフィルターを通過して部屋の中へ再放出されている。つまり、既存の空気清浄機は"ただそこに置かれている"だけだ」とした。○PM0.1を99.95%除去できるフィルターを開発せよサヴィル氏の説明を受けて、パピエルコゥスカ氏は「こうした既存の空気清浄機の性能にフラストレーションを覚えたジェームズ(ダイソンの創業者)は、より高性能なフィルターの開発をダイソンのエンジニアたちに命じた。そうして生まれたのがPM0.1レベルの物質を99.95%除去できる空気清浄機であるDyson Pure Coolだ」と新製品をアピールした。PM0.1レベルの物質を99.95%除去するために開発したのが、円筒状の「360°グラスHEPAフィルター」である。1.1平方mのマイクログラスファイバーを254層のプリーツ状に加工したものを、Dyson Pure Cool本体の台座に搭載し、全方向から空気を取り込めるようにした。「ダイソンのフィルターは密度が非常に高いのが特徴。だからこそPM0.1という超微小な物質をとらえることができる。日本国内におけるベストセラー空気清浄機TOP10のモデルと、Dyson Pure CoolのPM0.1放出率を比較した結果、Dyson Pure Coolは放出率が非常に低かった。しかし、多いものでは24%以上も放出されてしまっている」とパピエルコゥスカ氏は胸を張る。高密度なフィルターの性能に加えて、取り込む気流をあえて制御することで、PM0.1をフィルター通過させないことに成功した。フィルターはプラスティック製のカバーと一体になっており、使い捨てタイプだ。パピエルコゥスカ氏は「フィルター交換は60秒どころか、30秒以内で行える」とアピールしていた。フィルターの交換目安は1日12時間の使用で約1年間だ。交換用フィルターの価格は税別6,000円。なお、フィルター内部には脱臭のために顆粒状活性炭層も設けている。
2015年03月18日象印マホービンは3月11日、衣類乾燥除湿機「サーキュレート ドライ RJ-XA70」を発表した。発売は4月下旬。部屋全体の空気をかき混ぜながら室内の湿気を除去する「360°送風オートスイングルーバー」を採用している。価格はオープンで、推定市場価格は税別45,000円前後だ。同社によれば、除湿乾燥機市場は年間65~70万台で安定して推移しているという。特に近年は、PM2.5や花粉の飛散を嫌って屋外に洗濯物を干すのを控えたり、共働きのために夜しか洗濯できなかったり、マンション規約によりベランダに洗濯物を干せなかったり、というように部屋干ししたいという人が増えている。サーキュレート ドライは、こうした部屋干しニーズに応える製品だ。水平方向に最大360°の送風を実現した「360°送風オートスイングルーバー」を装備。狭い範囲から広い範囲まで、60°/90°/180°/360°の4段階で送風幅を調節できるので、ピンポイントもしくはまんべんなく洗濯物に風を当てられる。さらに風向きを上下(垂直方向)に調整する「上下ルーバー」を採用。上方向60°、下方向30°、上下方向90°の3つから送風範囲に設定できる。日によって異なる洗濯物の量や種類に合わせて、横方向と縦方向の送風幅をそれぞれ設定可能だ。また、360°送風オートスイングルーバーは衣類に風を当てるだけではなく、部屋全体の空気も乾燥させる。風の当たらない部分にも乾いた空気が触れるため、効率の良い衣類乾燥を実現。2kg相当の洗濯物であれば、約50分で乾燥できる(象印マホービン調べ)。また、部屋干し特有の生乾きのニオイを抑えるために、送風口の奥にナノプラチナユニットを2基設置した。運転コースは「乾燥」「エコ」「夜干し」「循環送風コース」から選べるほか、「5段階風量調節」により風量を5段階で調整可能だ。なお、運転音は風量「強」で47dB、夜干しコースでは31dBとなっている。そのほか、2/4/6/12時間の4段階で設定できる切タイマーや衣類乾燥時自動停止、異常高温時自動停止、タンク満水時自動停止、タンクはずれ時自動停止、モーター異常時自動停止、転倒時自動停止、切り忘れ防止タイマー12時間などの機能を備えている。本体サイズはW295×D295×H550mm、重量は約9.5kg、本体カラーはクールホワイト。除湿方式はゼオライト式。消費電力は570/580W(50/60Hz)。定格除湿能力は7L/日で、タンク容量は2.8L。適用床面積は木造住宅和室が13平方m(8畳)、プレハブ住宅洋室が20平方m(12畳)、コンクリート住宅洋室が26平方m(16畳)となっている。
2015年03月12日テレビや新聞、インターネットなどのメディアで旅客機の大きさの表現が微妙に違うことに気が付いたことはないだろうか。実際、大型機・中型機・小型機など大きさの区別は曖昧なのである。○747とA380とは文句なしの大型機かつて日本国内線を飛びまわっていたジャンボジェットことボーイング747。それと総2階建てのエアバスA380。これらの飛行機は2階席があるくらいだから大型機としか呼ばれない。ワイドボディと称される2通路機で、エンジンが4基(4発機)なのも同じ。標準座席数は747が416~467席、A380は525席とどちらも自社最多だ。これ以外の4発機にはA340シリーズがあるが、下がり気味とはいえ燃料代が経営を圧迫する現代の航空業界では、評判はそれほど芳しくない。燃油代が最もかさむ4発機であるのに関わらず標準座席数は平均で360席前後と747やA380よりも少なく、たとえ満席でも乗客からの運賃収入は単純計算で少なくなる。そのためA340は現在生産されていない。○全長37mも10m未満も同じ小型機!?大型機の次に大きいのはもちろん中型機だが、その前に分かりやすいので小型機の話をしよう。小型機と聞いてまず思い浮かべるのはプロペラ機のATR72(標準座席70席前後)のほか、映画でセレブが乗っているガルフストリームなどのいわゆるプライベートジェット、あるいは小型プロペラ機の代名詞となっているセスナ社の軽飛行機ではないだろうか。これらの飛行機は見た目も小さく、誰もが小型機だと思うだろう。ところが、2012年から日本国内で運航をはじめた低コスト航空会社(LCC)が使っているA320や737も、一般に小型機と呼ばれている。しかし、A320や737の標準座席数は180席以上もある。見た目に分かりやすいのは機体の長さだが、例えばA320が全長37.57mなのに対し、ガルフストリームの最新機G500は29.4m、セスナ社のプロペラ機にいたっては10mに満たない機種もある。LCCに乗る際、ボーディングブリッジ(搭乗橋)ではなく機体の下からタラップを上って搭乗することも多いが、A320などの小型機でも間近で見るとかなり大きく感じる人もいるだろう。○新型機多数の中型機が一番複雑では、その180席クラスの機種を中型機と呼べばいいかというと、それも難しい。それより一回り大きい機種に250~300席前後の767やA330があり、その上には近年777やA350-900/1000といった300席~350席クラスの機種も登場している。さらにややこしいことに、それらの中間規模の787-8/9やA350-800といった300席弱の新型機も生産されるようになった。最近の旅客機は路線ごとの需要(旅客数)に細かく対応して設計・製造されるため、規模や大きさのバージョンがより細かく分かれるようになっている。○航空管制ではヘビー・ミディアム・ライトの3種ちなみに、大型機・中型機・小型機を明確に区別する基準は一応ある。それは、航空管制で定める基準で最大離陸重量がもとになっている。最大離陸重量とは機体そのものの重さ、積める乗客や荷物、そして燃料を合計した重さのこと。航空管制用語は全て英語で表現され、最大離陸重量30万ポンド/136t以上をヘビー、同1万5,500ポンド/7t~30万ポンド/136t未満をミディアム、1万5,500ポンド/7t未満をライトと称する。これに前述の機種を当てはめると、747、A380、777、767、787、A330、340、350などの2通路機はヘビー=大型機、737や320、ガルフストリームG550などのナロウボディ(単通路)機はミディアム=中型機、セスナのプロペラ機などの軽飛行機はライト=小型機に、それぞれ分類されてすっきりはする。ただ、前述した総2階建てのA380のような525席旅客機と787-8のような300席弱の旅客機が、同じ大型機というのも違和感がある。例えば、747やA380のような2階席が機種を"超大型機"、777やA350-900/1000のような300席以上の機種を大型機、787-8/9や767、A330、A350-800 などを中型機、737やA320、ATR72などを小型機、セスナ機などを"超小型機"と分類すればしっくりくるように思えるがどうだろうか。
2015年02月13日三菱電機は2月10日、充電台に空気清浄機能を搭載したコードレススティッククリーナー「iNSTICK HC-VXE20P」を発表した。価格はオープンで、推定市場価格は70,000円(税別)。発売は3月1日を予定している。本稿では製品発表会の様子をレポートする。○充電台には"空気清浄機"の役割もiNSTICKの大きな特徴は、充電台に搭載されたPM2.5にも対応する空気清浄機能。HEPAフィルターによって、花粉もしっかりキャッチする。8畳の部屋を約51分でキレイにする空気清浄能力を持つ。掃除性能では、風速毎秒60mの高速旋回流でゴミと空気を遠心分離する三菱電機独自のサイクロン技術により、コードレスながら吸引力が約99%持続する。たまったゴミが風でかく拌されるのを抑制し、掃除中に気になる排気のにおいも約73%低減している。スティック型として床の掃除ができるほか、ハンディ型の掃除機としてテーブルの上なども掃除できる。専用アタッチメントの毛ブラシも装備しており、サッシなど狭い隙間のゴミもかき取る。また、掃除動作に応じてパワーを自動でコントロールし、節電する「スマートSTOP」機能を搭載。ダストボックスは凹凸がないシンプルな構造で、分解も簡単だ。丸洗いが可能なので、手入れもしやすい。○"目立ちすぎない"スティッククリーナーiNSTICKは、部屋のインテリアに調和するデザインとカラーで、コンセプトは"お部屋に出しておく"新しい掃除スタイル。クリーナー本体と充電台を一体化させた円柱状のフォルムが特徴だ。リビングや玄関など生活の場に、積極的に置けるデザインを目指して設計されたという。いつでも手に取れる場所に置くことで、ゴミが気になったらすぐ掃除に取り掛かれるのもメリットの一つだ。○ユニークな"空気清浄機付き"スティッククリーナー三菱電機が行ったアンケートによると、掃除機を使いたくない理由の1位が「掃除機を出し入れするのが面倒」という結果だった。そこで、部屋に出しておけるデザインにこだわり、充電している間も空気をきれいにできる「空気清浄機能付きスティッククリーナー」を企画したという。三菱電機ホーム機器 代表取締役社長 田代正登氏は「曜日や回数を決めて掃除をする人が多かったが、最近は散らかったり汚れたりした時に掃除をするスタイルが広まってきた。使いたい時にいつでも使える空気清浄機付きのスティッククリーナーは、他社にはない新しいジャンルの製品だ」と自信を見せた。
2015年02月10日三菱電機は2月10日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「iNSTICK HC-VXE20P」(インスティック)を発表した。発売は3月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別70,000円前後だ。iNSTICKは、インテリアに調和するデザインを採用したスティック型掃除機。掃除機本体と充電台が一体となるような円柱状のフォルムでデザイン性が高いため、リビングなどに出したままにしておけるとする。充電台にはHEPAフィルターが設けられており、空気清浄機能も持つ。充電台の空気清浄機能は、掃除中に舞い上がったゴミを吸引するため掃除中は強運転で稼働し、掃除終了後は自動で弱運転に切り替える。風速毎秒60mでゴミと空気を分ける独自のサイクロン技術によって、吸引力が99%以上持続する。パイプを付け替えることで、スティック型とハンディ型の2通りで使用可能だ。3軸加速度センサーにより、掃除動作を検知して自動でパワーをコントロールする「スマートSTOP」機能を搭載する。サイズと重量は、掃除機本体がW226×D195×H1,053mm/2.1kg、充電台セット時がW250×D252×H1,087mm/4.7kg。ダスト容量は0.4L。約2時間でフル充電され、標準モードで約20分、強モードで約10分の連続運転が可能だ。カラーはシャンパンゴールド。
2015年02月10日ミーレ・ジャパンは2月3日、「きれいな空気を最大10年分プレゼントキャンペーン」を開始した。対象の掃除機を購入した応募者から、抽選で10名に「HEPA エアクリーンフィルター」を10個プレゼントする。2015年2月3日から4月30日の期間中、対象製品を購入した人が応募可能なキャンペーン。応募者から抽選で10名に、約10年分に相当する「HEPA エアクリーンフィルター」10個をプレゼントする。また、応募特典として「HEPA エアクリーンフィルター」1個を、抽選に外れた人にももれなく贈呈。応募締め切りは5月18日だ。対象製品は「SDAO 0 RG レーシングリーン」「SDAO 0 CY カナリーイエロー」「SDBO 0 MR マンゴーレッド」「SDCO 0 NB HomeCare Specialist ネイビーブルー」「S6340 HB ロータスホワイト」。販売店、あるいは同社Webサイトから入手した専用応募用紙に必要事項を記入のうえ、郵送する。オンラインでの応募は不可。応募には掃除機を購入したときのレシートが必要だ。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。
2015年02月04日ジャパネットたかたは2月2日、「アプリダウンロードキャンペーン」を開始した。期間中にスマートフォン用アプリ「ジャパネットたかた」をダウンロードし、クイズに正解した人の中から抽選で10人にシャープのプラズマクラスター加湿空気清浄機「KC-D40-W」をプレゼントする。アプリのダウンロードは無料だ。同キャンペーンは、2月27日18時までに「ジャパネットたかた」アプリをダウンロードし、キーワードの穴埋めクイズに正解した人が対象となる。新規でダウンロードした人だけでなく、もともとアプリをダウンロードしていた人も応募可能だ。キーワードクイズは「○にふさわしい字を回答するというもので、ジャパネットたかたのコーポレートサイトにヒントがある。「ジャパネットたかた」アプリは、専門チャンネル「ジャパネットチャンネルDX」を24時間いつでも視聴できるほか、「ジャパネットチャンネルDX」を放送中のテレビ画面にスマートフォンなどをかざして紹介中の商品を購入できる「買い物カメラ」などユニークな機能を搭載。また、チラシやカタログにスマートフォンのカメラをかざすと、商品説明の動画が再生される。視聴者参加型のインターネット生放送「WEBスタ!」を受信して、数量限定商品や特別価格の商品を放送中に購入予約することも可能だ。アプリの対応OSはiOS 5.0以上、Android 2.3以上。
2015年02月02日エアバス(本社: 仏トゥールーズは1月30日、ANAホールディングス(以下、ANA)がA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機と、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)追加発注することを発表した。ANAは2014年7月にも30機(A320neoを7機、A321neoを23機)を確定発注している。今回、ANAが7機を追加発注したことにより、同社がすでに発注済みの30機と合わせ、合計37機が現在ANAで運航中の機材と入れ替えられる。シャークレット付きのA321を運航するのも、A321neoを運航するのも、日本ではANAが初めてとなる。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「ANAのような優れたエアラインがあらためてA320ファミリーを選択されたことを非常にうれしく思います。単通路型機の中で最も快適な客室空間と優れた運航性能を提供するA321は、ANAのオペレーションに最適な機材となるでしょう」と語った。最先端の客室設計を取り入れたA321は座席幅が広く、乗客一人ひとりの快適性が高い設計になっている。また、A320ファミリーの4機種は操縦方式が共通化されているため、運航上における柔軟性も高い。単通型機として人気の高いA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡された。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で18インチと広い。A320neoは2014年9月に初飛行に成功。現在は約3,000時間におよぶ飛行テストを行っている。初号機の引き渡しは2015年第4四半期を予定。なお、ANAが始めてエアバス機を発注したのは1987年で、この時A320を10機発注し、1995年にはA321を7機発注したという。
2015年01月30日JALと三菱航空機は、三菱リージョナルジェット(以下、MRJ)32機(確定32機)の購入について正式契約を締結した。両社は2014年8月28日にMRJ32機の導入に関して基本合意をしており、1月28日に正式契約に至った。JALは、次世代リージョナルジェット機であるMRJの性能のみならず、導入後の運航支援などに関する三菱航空機からの提案を高く評価。三菱航空機にとって、MRJの合計受注機数は、今回の契約を含めると407機(確定223機、オプション160機、購入権24機)となっている。なお、JALへの納入は2021年に開始する予定となっている。契約した32機は、JALグループのジェイ・エアが運航する予定。JALグループは、MRJを地方ネットワーク路線の主力機として活用し、利便性の高いネットワーク構築に努めるとともに、商品・サービス品質の向上に取り組み、最高のサービス提供を目指すという。三菱航空機が開発するMRJは、70~90席クラスの次世代民間旅客機。世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、大幅な燃費低減と騒音・排出ガスの削減を実現する。また、高い運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献するという。1列4席の配置、大型のオーバーヘッド・ビンの装備などを採用し、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を提供する。MRJは今春にも初飛行を予定しており、1月13日には飛行試験機初号機において右舷エンジンの試験運転を初めて実施した。ほかの飛行試験機2,3,4号機においても、最終組み立てを進めている。その進捗として、1月13日に実施した飛行試験機初号機における右舷エンジンの試験運転と、2014年12月25日に実施した全機静強度試験機の主翼上曲げ試験の様子が公開されている。飛行試験機初号機における右舷エンジンの試験運転の動画全機静強度試験機の主翼上曲げ試験の動画
2015年01月28日ネオマーケティングはこのほど、「足のニオイに関する調査」の結果を発表した。同調査は、2014年9月25日~29日、足のニオイを気にしている20~39歳の女性会社員2,000人を対象に、インターネットで実施したもの。「自身の足のニオイがどれくらい気になるか」を聞いたところ、「まあまあ気になる」と回答した人が45.0%で最も多かった。「とても気になる」と回答した人との合計は72.3%となり、7割以上の人が足のニオイを気にしていることが判明した。「とても気になる」「まあまあ気になる」と回答した人の合計を年代で比較してみても、どの年代も足のニオイを気にしている人が7割を超える結果となっている。次に「足のニオイが気になるシーン」を聞いたところ、「家で履物を脱いだ時」が73.2%で最多となった。次いで「飲み会などで靴を脱いだ時」(55.5%)「職場の自分の席にいる時」(30.8%)が上位にあがった。続いて、「足のニオイで失敗した経験があるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人が31.1%を占めた。具体的には、「彼に、『もうちょっと気をつかって』と言われた。(29歳女性)」、「当時かわいがっていたハムスターが散歩中に近くによってきたが一瞬フリーズして逃げていったことがトラウマ。(25歳女性)」、「友人の家に上がった瞬間、玄関にあった空気清浄機のセンサーが反応した。気まずかった。(38歳女性)」などの声が寄せられた。また、働く女性はストッキングを履く機会も多いことから、その頻度を聞いたところ、ストッキングを履く女性は69.7%を占めた。その中でも最も多かったのは「週5~6回程度」(29.1%)だった。そこで、「足のニオイ対策として行っているもの」を聞いたところ、「制汗・消臭用のスプレーを使う」が34.6%で最多となった。次いで「こまめに靴下を履き替える」(17.8%)「制汗・消臭用のクリームを使う」(16.1%)があがった。また、「特になし」と回答した人は全体で29.3%にとどまり、約7割の人は何らかの対策を行っていることがわかった。さらに「制汗・消臭用のスプレー」と「制汗・消臭用のクリーム」を使用している人に、「足のニオイ対策をいつ行っているか」を聞いた。「朝、家を出る前に行っている」が、スプレー使用者は50.9%、クリーム使用者は65.4%と、ともに最も多い結果となった。また両タイプを比較すると、スプレータイプは「会社などのトイレ」「会社にいる時」など、すぐにニオイの対処をしたい時に使用している人が多いことがわかった。一方でクリームタイプは「朝、家を出る前」「入浴後」「寝る前」「入浴時」に使用している人が多い傾向となっている。
2015年01月26日ユニットコムは16日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、USB給電のコンパクトなミニ空気清浄機「G138 USB AIR PURIFIER」を発売した。ライトグリーン、ブルー、イエローの3色を用意し、価格は1,707円。回転するスクリューがタンク内の水を攪拌(かくはん)し、ホコリやチリが水に溶け込み、空気をきれいにする(清浄性能は12平方メートル)。使用ごとに、新しい水の入れ替えが必要だ。本体のスイッチを入れると内蔵LEDが光るほか、市販のアロマオイルをタンク内の水に入れることで、光と香りを同時に楽しめる。本体サイズは直径80×85mm、重量は110g。USB給電ケーブルは約100cm。
2014年12月18日ライオン事務機は15日、新開発の手動ハンドルに電動アシスト機能を搭載したハイブリッド式断裁機「PC-A3HB」を発表した。2015年1月13日から発売する。価格は298,000円(税別)。刃が駆動する電動操作と、ハンドル操作による手動操作で用紙を切る裁断機。刃が小刻みに左右に動いて裁断するため、手動式裁断機のように力をこめて押し込む必要がない。断裁テーブルは分割可能で、B4横・B5縦までの断裁サイズであれば、補助テーブルを外すことで設置スペースを節約して作業できる。手動で動かすハンドルは安全ロックを解除しないと操作できなくなっており、排紙テーブル側には透明樹脂製の安全カバーを設置。カバーを閉じないと刃が作動しないなど、安全にも配慮されている。裁断できる用紙は、PPC用紙 / 再生紙 / 藁半紙などで、裁断時間の目安はPPC用紙200枚の場合約27秒、300枚で約40秒。断裁幅は最大で430mm(A3判長辺サイズ)、最小で50mm。断裁能力はPPC用紙300枚。本体サイズはW650×D590×H290mm、重量は19kg。
2014年12月15日ねむログが運営する女性専用「おひるねカフェcorne(コロネ)」は2015年1月6日より、花粉症対策として「ブルーエア空気清浄機」を設置する。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、関東では平年(2008~2014年平均)の110~150%と非常に多くの花粉が飛散する予想だという。また、室内に入った花粉は浮遊しながら落下し、割れた中から0.5~1マイクロメートルアレル物質を拡散させるため、室内に舞い込む花粉を床に落ちるまでに効率よくかつ速く除去することが大事とのこと。仮眠スペースを設ける同店では、花粉症がピークとなる2月から4月は、世界基準No.1(※)の「ブルーエア空気清浄機」を仮眠ルームとカフェスペースに常設することを決定。花粉を気にせずにゆっくり休める空間を提供するという。※米国家電製品協会(AHAM)が定める「CADR」の全項目で最高値を取得。設置する商品は、一般的な空気清浄機と比べ2.5倍のハイスピード清浄と、空気中に漂う0.1マイクロメートルの物質を99.97%除去する高い性能をもつブルーエアシリーズの「ブルーエア センス」「ブルーエア 650E」「ブルーエアミニ 空気清浄機」。
2014年12月11日カンキョーは8日、タービュランス空気清浄機の新モデル「TB202」と「TB502」を発表した。発売は12月25日。価格はオープンで、推定市場価格はTB202が税込29,800円前後、TB502が税込88,800円前後だ。タービュランス空気清浄機とは、ファンとフィルターの役目を同時に果たすカンキョー独自の空気清浄エンジン「HRF(ハイブリッド・ロータリーフィルター)」を搭載した空気清浄機。回転するファンに高圧放電をすることで「ロータリーイオン」を発生させる。ロータリーイオンによってアレル物質を分解・除去することが可能だ。HRFは0.1μmから2.5μmの大きさの粒子「PM2.5」にも対応する。このたびの新モデルでは、HRFの回転数が約20%アップした。HRFはファンと一体になっているため、フィルター交換時に汚れたファンもまるごと交換できる。HRF交換の目安は1年から3年程度。内部構造がシンプルで凹凸が少ないため、定期的な掃除も簡単に行える。また、花粉専用のHRF、ウイルス専用のHRFを用意し、ユーザーはニーズに合わせてカスタマイズ可能だ。購入時にはTB202に花粉専用のHRF、TB502にウイルス専用のHRFが標準装備されている。サイズと重量は、いずれもW502×D117×H434mm/5kg。適用畳数は202が25畳まで、502が27畳まで。502は5分間に限って出力を最大化させる「急速5分モード」を搭載。カラーは202が白、502がチタンシルバー。交換用HRFは、花粉専用のものを税込6,480円、ウイルス専用のものを税込10,800円で用意する。
2014年12月09日●まずは空気清浄機のトレンドをチェック空気の乾燥やウイルスの蔓延、花粉・PM2.5の飛散などが気になるこの時期。家電量販店でも、その対策として空気清浄機を買い求める人が目立つ。売り場に設けられた専用コーナーには、今年も新商品からスタンダードな製品まで各社の商品が並んでいる。家電量販店の担当者によると、今年の空気清浄機のトレンドは、昨年に引き続いてやはり"PM2.5対策"を謳った商品だそうだ。PM2.5は自動車や工場の排ガスなどに起因する直径2.5マイクロメートル以下の極めて小さな大気汚染物質で、肺などに吸い込んでしまうと深刻な健康被害を及ぼすとされている。ここ数年、このPM2.5が"環境基準値"と呼ばれる、1立方メートルあたり35マイクログラムを超える日が増え、気象庁などが注意喚起を行うようになってから、人々の間で関心が高まっている。花粉の飛来と同じで、特に冬から春にかけては偏西風の影響で、日本全土に広がりやすいという。こうした状況の中、各社がこのPM2.5対策を謳った空気清浄機を市場に送り込んでいる。空気清浄機で言う、PM2.5対応というのは主にフィルターの性能が基準となっている場合が多い。現在、主流となっているのは"HEPAフィルター"と呼ばれるもので、工業製品規格上「0.3マイクロメートルの粒子を99.97%以上捕集できる」というのがその定義。PM2.5はその範囲に含まれるため、PM2.5対応と謳うことができるのだ。さて、このPM2.5対策を考えると、空気清浄機で最も重要となるのが"空気清浄能力"だろう。空気清浄能力をメインに製品を選ぶのであれば、マイナビニュースの別稿「寒い季節を"キレイな空気"で乗り越える! - 空気清浄機の選び方について考えた」で紹介している通り、"加湿空気清浄機"や"除加湿空気清浄機"といった多機能型ではなく、空気清浄機能に特化したシンプルな製品を選ぶのがおすすめだ。加えて、日々の手入れの手軽さも重要。工業規格で認められた性能でも、当然ながら使用し続けるにつれて下がっていくもの。また、メーカーが推奨する方法で適切なメンテナンスを行わなければスペック通りの性能は維持できない。通常、一般的な空気清浄機では、フィルターのお手入れは2週間から1カ月に1回というのが標準的だが、このお手入れを怠ると、フィルターはホコリや微粒子によって目詰まりしてしまい、見る見るうちに空気清浄能力が低下してしまう。さらに、加湿機能を兼ね備えた機種では、加湿フィルターなどの内部の部品がカビや雑菌の温床となりやすく、最悪の場合、浄化したはずの空気に混ざって、空気中に再放出されるという危険性もあるのだ。本稿で紹介する「ブルーエア450E」は、この"空気清浄能力"と"手入れの手軽さ"という2つのニーズを満たす製品だ。ブルーエアは、スウェーデンに本社を置く空気清浄メーカー。加湿機能などを搭載した多機能型の空気清浄機が占める日本市場では、少々異端児に映るが、世界的にはその実力を認められたトップメーカーで、米国家電製品協会(AHAM)が定める"CADR(Clean Air Delivery Rate/クリーンエア供給率)"と呼ばれる世界基準でナンバーワンの実績を誇る。日本では、病院など医療や福祉機関で設置されていることが多いことからも、空気清浄機としての信頼性が高いイメージだ。家電量販店の販売員の話でも「ブルーエアは"空気清浄力"を求めるユーザーに人気。コンパクトな製品も出てきており、一般家庭の選択肢としても注目されている」とのこと。とはいえ、量販店の売り場に並んでいても、はっきり言って他の製品よりもひと回りは大きく、設置場所の観点から躊躇してしまう人も多いかもしれない。筆者もはじめはそういう印象を抱いていた。「確かに性能は高そうだし、見た目もスタイリッシュだけど、自宅のリビングには大きすぎる」と思って、長年選択肢から外していた。ところが、実際に約14畳の自宅のLDKに設置してみたところ、以前使用していた国内メーカーの機種に比べて邪魔くさいという印象はなかった。シンプルで表面にゴチャゴチャとした装飾がないフラットなデザインのせいか、壁と一体化してインテリアとしてなじんでさほど自己主張せず、それまで抱いていた印象は一変した。しかし、加湿機能などを備えた多機能型でもなく空気清浄機能に注力した特化型の製品なのに、なぜこれほどまでに大型なのだろうか? という疑問は、使用し始めてしばらくして解消された。それは圧倒的な風量だ。●ブルーエア450Eの実力をチェック!!ブルーエア450Eには、本体(右側面上部)にダストセンサーとニオイセンサーの2つのセンサーを備える。このセンサーもなかなかのもので、本体から2~3メートル離れた場所でバタバタと動いたり、異臭が放たれても、瞬時に反応するほどの感度の高さだ。センサーが空気の汚れを検知すると風量がアップする。しばらくの間は風の音が気になるが1分ほどですぐに静かになる。平常時は本体に耳をそばだててみないと稼動しているかわからないほどの静音だ。このように、空気の汚れを感知すると、内部のファンが激しく稼動する。一気に空気を大量に吸込み、とにかく汚れた空気が広がるのを阻止しようと働くのだ。1週間ほど経過した後には、外側のスチールパネルの穴にホコリが大量に付着しており、内部に入り込めない粒子の大きな浮遊物はここに溜まり、空気を強力に吸い込んでいる形跡だと感じられる。続いて、メンテナンス性に言及しよう。前述のとおり必要なのは、24時間の稼動を一日とカウントすれば、6カ月に1回のフィルター交換のみ。それ以外は、外側に付着したホコリを床掃除やテーブルなど他の家具や家電製品と同様に行う以外は一切必要なしだ。フィルターの交換も、側面の扉を開けてボックス型のフィルターを引き出すように取り出し、新しいものに入れ替えるだけ。使用済みのフィルターは普通ごみとして捨てればよい。基本的にはこの作業を半年に1回行うだけだ。ちなみに、ブルーエアで採用されている技術は"HEPASilentテクノロジー"と呼ばれる独自のもの。大風量のファンにより強力に吸い込まれた空気中の汚染物質はまずは"イオナイザー"と呼ばれる部品で帯電させられる。これにより、プラスに帯電されたその奥にある"3ステップHEPASilentフィルター"と呼ばれる使い捨てのフィルター効率的に吸着される。この不織紙のフィルターは、目の粗さが排気側に行くにつれ細かくなっていく3層の構造を持ち、強力な風で吸い込まれた微粒子がそれらを通ってろ過されていき、最終的にキレイな空気だけが反対側の排気口に吐き出される仕組みとなっている。フィルターを取り外す際に中を開けて驚くのは、拍子抜けするほどシンプルな内部の構造だ。フィルターを外した奥にブリキ缶のようなファンが見える以外は、目立つものは特にない。しかし、ここでもうひとつ気付いたのは、世界で認められる空気清浄能力はこのシンプルな構造ゆえということだ。というのも、空気を浄化するのに必要な空気の通り道を確保するには、間に余計な障害物がないことが重要。それを思うと、複雑な構造やギミックというのはどう考えてもその阻害要因である。中を見るとわかるが、本製品では吸気口から排気口まで送風路が一直線だ。ブルーエアは無駄なく空気清浄能力を発揮させることを優先したゆえのこの大きさや形状と言えるのかもしれない。このシンプルさこそが高い空気清浄能力の秘密とも言えるだろう。構造、機能以外の部分もシンプルだ。天面に操作パネルを備えるが、ボタンは、電源、タイマーと風量調節のみ。表示項目も、風量と検知したホコリ、ニオイレベルと、フィルター交換の残り日数の4つだけだ。これに加えて、電源のオン/オフとタイマー、風量調整ができるリモコンが付属する。キッチンを併設するリビングで煙やニオイが発生する調理の際に、遠くから事前に強運転させておいたりするのに便利だ。ここまでブルーエア450Eの特長を紹介してきた。使い捨てのフィルターというとランニングコストがかかり、他社に比べて割高に感じる人もいるかもしれない。しかし、言い換えれば手入れしなくても半年間は性能を維持できるということだ。また、掃除機などで手入れできるフィルターを備えた他社製品もあるが、こちらは手入れが面倒なだけでなく、手入れの際に付着した汚染物質を再度空気中にばら撒いてしまう可能性も伴う。それを考えると、多少割高でもより確実で面倒のない製品を選ぶというのも考え方のひとつだ。"空気"という、目に見えない空間のお掃除を担う空気清浄機。せっかく購入するのだから、間違いのない製品を選択したい。本稿で紹介したブルーエア450Eは、安心度、信頼度が高い質実剛健な製品と言えるだろう。
2014年12月04日アイリスオーヤマは27日、空気の汚れ具合を数値・グラフ化して表示する「PM2.5対応空気清浄機 PM2.5ウォッチャー」を発表した。発売は12月8日。価格はオープンで、参考価格は17畳用が税別30,000円前後、25畳用が税別35,000円前後だ。PM2.5ウォッチャーは、数値とグラフで空気の汚れ具合を可視化する空気清浄機。高感度センサーを搭載し、PM2.5やハウスダストなどを検知する。グラフでは分・時・日単位でPM2.5やハウスダストの濃度を確認可能。空気の汚れ具合の変化がモニターに表示されることで、空気清浄機を使用した効果を実感できるとしている。毛などを吸着するプレフィルター、ニオイを除去する活性炭フィルター、0.3μmの微粒子を99.97%以上除去するHEPAフィルターの計3枚のフィルターを搭載。また、ターボモードでは、8畳の部屋を約9分で清浄する(25畳用の場合)。サイズと重量は、17畳用がW400×D164×H536mm/5.5kg、25畳用はW400×D201×H586mm/5.6kg。いずれの機種もイオン発生装置を搭載している。
2014年11月27日