『愛のゆくえ』の窪塚愛流、「忍びの家」の蒔田彩珠が主演を務め、嶽本野ばらの同名小説を映画化した『ハピネス』から本ポスタービジュアルが解禁。主題歌に、「三月のパンタシア」の書き下ろし曲「僕らの幸福論」が決定した。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年が繰り広げる純度100%のラブストーリーとなる本作。この度、残された日々を笑顔で<幸せ>に過ごすと決めた、雪夫(窪塚さん)と由茉(蒔田さん)の愛おしさ溢れる本ポスタービジュアルが完成。由茉の背に顔を寄せる雪夫の儚げな表情と、憧れのロリータファッションに身を包み、優しく雪夫を見つめる由茉の温かな眼差しに、互いの愛情の深さを感じるビジュアルとなっている。また、そんな2人を見守る家族たち、由茉の両親を演じた山崎まさよし、吉田羊、雪夫の姉・月子を演じる橋本愛の温かな表情も捉えている。主題歌を担当するのは、10代~20代を中心に圧倒的な支持を集めるボーカルの「みあ」を中心としたユニット「三月のパンタシア」。本作のために書き下ろした主題歌「僕らの幸福論」は、作詞を手掛けた「みあ」が、愛を知ることで強くなれた雪夫の想いと惹かれあったまま引き裂かれる<幸福>をテーマに、雪夫の気持ちに寄り添うように歌いあげる。【「三月のパンタシア」みあコメント】この映画は、生きることの意味、生まれてきた意味、そして死ぬことの意味を深く感じさせてくれる作品だと思います。それはきっとひとりきりでは知ることができなくて、大切な人と出会えたことではじめて気づける。肌と肌の重なり合う優しい体温や命のぬくもりを感じながら、はじめて愛という幸福に触れられる。映画の中の雪夫と由茉のふたりを見つめながら、そんなことについて考えさせられました。主人公の雪夫が愛を知って強くなれた想いや、惹かれあったまま引き裂かれる幸福について歌詞を書き、雪夫の気持ちに寄り添うように歌っています。映画とともに愛してもらえたら嬉しいです。『ハピネス』は5月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ハピネス(2024) 2024年5月17日より公開嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会
2024年03月12日撮影現場は新宿のとあるビルの屋上。冬の晴れた空の下、椅子や床でポーズをとる窪塚愛流さん。スラリと背の高い体と少し子供っぽさが漂う表情のバランス、そしてひとつひとつ言葉を吟味しながら語る澄んだ瞳が印象的な、現在20歳の俳優です。――小学生の時、お父様(窪塚洋介さん)の映画の撮影現場に遊びに行きスカウトされ、俳優の世界に入ったそうですね。もともと演技に興味があったのですか?窪塚愛流さん(以下、窪塚):はい。憧れの職業でした。小さい頃から僕は、何かになって遊ぶ、いわゆる“ごっこ遊び”が大好きで。幼稚園くらいの時だったと思うのですが、アニメに感化され、アニメキャラが使う技を本当に使えると思い込んでいた記憶があって(笑)、僕も実際に友達と一緒に、自分で考えた技を公園とかで披露していました。子供ってみんなそんな感じですよね。ただ僕は、なりきることよりも、“なりきって技を繰り出す自分を友達に見てもらうこと”のほうが楽しかったんです。だから、僕が俳優に憧れた原点は、子供の時のごっこ遊びにあるんじゃないのかな、と思っています。――まさに夢が叶ったんですね。実際芝居が仕事になって、楽しいですか?窪塚:う~ん…、楽しく…、楽しい気持ちでやろうとは思っているのですが…。最初は、憧れていた経験をさせてもらえていること自体が楽しかったのですが、なんかこう、難しさのほうが大きくて。ただただ、がむしゃらに走っているような感じでした。もちろん今もそういうところはあるのですが、少しずつ感覚が変わってきた感じはあって。――きっかけになった出来事や作品がありました?窪塚:いま思うと、2022年に『差出人は、誰ですか?』というドラマに出演させていただいた時に、カメラに映っていない場所でも、もっと努力できることがあるんじゃないか…と考えていた記憶があるので、そのあたりかな。そのあと、去年『最高の教師1年後、私は生徒にされた』のドラマで、たくさんの同世代の俳優と共演できたことが、さらに大きな経験として残っています。今まで自分が感じたことがない、良い緊張感に満ちた現場で、そんな中で同世代のライバルたちと芝居をすることが、とても楽しかった。――あのドラマは、子役出身や現役アイドルなど、いろんな背景を持っている若い役者さんが勢ぞろいしていましたよね。窪塚:はい、全員が僕が持っていないものを持っていたからとても勉強になりました。そんな人同士が本気でぶつかり合うことで起こる“芝居の化学反応”を、19歳の僕が体験できたことは、本当によかったと思います。たぶんあの現場で見た景色や感じた雰囲気は、生涯忘れない気がします。他の作品の撮影に入る時にちょっと彼らの顔が浮かぶんです。その面影は僕の背中を押してもくれるし、また同時に“負けたくない”っていう気持ちを呼び起こしてもくれる。今の僕にとってあのドラマは、気合の源みたいな感じです。年齢も育った環境も違う役、理解できるか、不安だった。――昨年はドラマ出演が多かった印象がありますが、今年は出演映画がいろいろ公開されますね。もうすぐ、北海道が舞台の『愛のゆくえ』が封切られます。窪塚:この作品は2年前の冬に撮影をしていて、当時18歳の僕が、14歳の中学生を演じているのですが…。出演依頼をいただいた時は一番そこが心配でした。当時から僕はわりと背が高かったので、果たして14歳に見えるのかなっていう。宮嶋風花監督にも相談したんですが、「年齢は変えられないので、14歳でお願いします」と言われてしまい…。――拝見しましたが、14歳の、思春期の入り口のなんともいえないトゲトゲした感じが、ものすごく滲み出ていた気がしました。窪塚:え、本当ですか?それならよかった…(笑)。僕が演じた宗介は、両親からの愛をあまりもらうことができずに育ってきた少年で、そこが僕とは真逆だったんです。僕は両親から愛をたくさん注がれて育ってきたので、どうやって彼の気持ちを理解すればいいのかわからなかったし、そんな彼にどのくらい寄り添えるのか、難しいなと思いながら演じていました。――ちなみに窪塚さんは14歳の頃、どんな少年でした?窪塚:僕、14歳からちょっと背伸びするようになったんです。ヘアワックスとかへアスプレーを初めて買ったのは14歳だったし、初めての香水をドン・キホーテで買ったのも14歳。あとヴィレッジヴァンガードで、ちょっとレンズが紫がかったダテメガネも買いました(笑)。14歳って、若干おしゃれを意識し始める年齢ですよね。母に、門限を遅くしてくれって初めて頼んだのも14歳だったかな…。断られましたけど(笑)。――この映画は、真っ白な雪景色が印象的な作品です。北海道での撮影はどうでした?窪塚:東京を離れて映画に集中することも初めてで、北海道に行ったのも初めてだったんです。思った以上に雪が白くて、光の反射で目がしょぼしょぼしてしまい、最初の頃は眩しさに気を取られて、カメラテストなのに全然集中できませんでした(笑)。撮影前に、ホテルの部屋で、窓の外の雪景色を眺めながら改めて脚本を読んでみると、東京で読んでいた時よりもスッとセリフが自分の中に入ってきました。そういう感覚は、初めての経験でした。あと、雪の中、道なき道を歩くようなシーンもあったので、肉体的には今までで一番過酷でした。――映画の中の2年前のご自分の演技、現在20歳の窪塚さんにはどう見えました?窪塚:いや、あの、当時の自分はもちろん精一杯やっていたんですけれど…いま見ると、ここはこうしたほうがよかった、とか、こんなこともできたのでは、とか、気になるところはたくさんあります。でも、こういう少しシリアスなテーマの作品に参加できたことは、俳優として大きな糧になったと思います。両親への感謝も改めて感じました。あの、ちょっと話が飛んじゃうんですけれど、自分にもし将来子供ができたら、僕はどんな時でもその子のことをとことん愛そうって思いました。――先ほど、ご自身はご両親から愛をたくさんもらって成長してきたとおっしゃっていましたが、どんな言葉をかけられたとか、覚えていることはありますか?窪塚:母は、昔からずっと、言葉と行動ではっきり愛を伝えてくれます。いま僕は一人暮らしなので、たまに母に会うと、僕の頭をぐしゃぐしゃと撫で回してくるので、僕は「やめろよ~」とか言って手を押しのけたりします(笑)。父は、僕が大人になってからは、そんなにストレートに愛情を表現してくれなくなりましたが、いつも僕を送り出す時に、「楽しんで」と言ってくれるんです。学校に行く時、友達と遊びに行く時、仕事に出かける時など、いつでもその言葉をかけてくれる。僕にとってその言葉は、たとえどんな状況だとしても、せっかく生きているんだから楽しまなきゃ、と自分を奮い立たせてくれ、気合を入れてくれる言葉です。ただやるのではなく、楽しむ。それが僕の人生のモットーかもしれません。映画『愛のゆくえ』は、北海道で暮らす幼馴染みの愛(長澤樹)と宗介(窪塚)の物語。14歳の宗介は父を亡くし母とも別離し、同じ年の愛と、愛の母と3人で暮らしていた。しかし愛の母親が亡くなり、その生活が崩壊。愛は東京に引っ越すことを余儀なくされ…。孤独な少年少女の、喪失から再生までの姿を描く。3月1日より全国順次公開。くぼづか・あいる2003年10月3日生まれ、神奈川県出身。’18年に映画『泣き虫しょったんの奇跡』で俳優デビュー。これまでの出演作に、ドラマ『差出人は、誰ですか?』『最高の教師 1年後、私は生徒にされた』、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』などがある。昨年、父親で俳優の窪塚洋介さんと共演したCMも話題に。ジャケット¥75,900トップス¥63,800(共にOUR LEGACY/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)※『anan』2024年3月6日号より。写真・渡辺宏樹(TRON)スタイリスト・上野健太郎(KEN OFFICE)ヘア&メイク・中山八恵(by anan編集部)
2024年03月02日『La Mere 母』『Le Fils 息子』製作発表会が東京・東京芸術劇場で行われ、若村麻由美、岡本圭人、岡本健一、ラディスラス・ショラー(演出)が登場した。同公演では、フランス演劇界を牽引する稀代の劇作家フロリアン・ゼレールが手掛けた『La Mere 母』『Le Pere 父』『Le Fils 息子』の"家族三部作"から『Le Fils 息子』『La Mere 母』の2作を同時上演。キャストの3名は、全く異なる2作品を同じ役名(母×息子×父)で演じることとなる。○■『La Mere 母』『Le Fils 息子』製作発表会にキャストが登場三部作の中では2018年に3人が出演する『Le Fils 息子』、そして2019年に若村が主演した『Le Pere 父』が上演され、『La Mere 母』は初上演となる。圭人は「前回の『Le Fils 息子』初演が自分にとって本当に特別な舞台でもあって、初めての舞台、俳優となっての第1本目の舞台、そして憧れだった父親と初めての親子共演で、印象に残っていることがいっぱいある」と振り返った。さらに「1番思い出に残ってるのが、初日の15分前ぐらいの緊張の中、父親が自分の楽屋まで来てですごくいい言葉をかけてくれて。『これからお前の新しい人生、新しい道が広がっていく。だから自分を信じてこれからもやっていってほしい』と。今じゃないでしょう?」と苦笑。「これから不安定なニコラという役を演じる のに、その時、満たされそうになっちゃって。『やばいやばい、これどうしよう』と思って、涙が出そうになっちゃって、印象的に残ってますね。『いや、今じゃないでしょ』っていう。でも父親は悪くないです」とエピソードを披露した。演出のショラーは3人に信頼を置いている様子。それぞれの印象を「麻由美さんは役をコツコツと構築していくタイプの役者さんだと思います。ミルフィーユの生地のように、多層的に役を重ねていく。少しずつ役が前進していき、構築して行く。たくさんお稽古をなさって、素晴らしい役を作っていくタイプの方だと思います」「健一さんはすごく勘がいい人だと思います。動物的な勘があって、理解が早い。私は健一さんと仕事をしていると、ライオンの調教師になったような気分です」「圭人さんは、3年前に『息子』で彼の舞台デビューの仕事を一緒にするという名誉があり、最初は私からいろいろなことを教えたりした記憶があるんですけれども、最終的に私の期待を超えたところまで到達していて、本当に驚かされた記憶があります。またご一緒できることが嬉しいですし、演出家にとっては役者さんがどれだけ進歩したかを見るのが、いつも感動する経験なので、そういった感動ができることと期待しています」と表した。親子の会話について話題が及ぶと、圭人は「父親の舞台を観に行ったり、ライブを観に行ったりとかして、その時の感想とかを話したりするぐらいだと思うんだけれども、何か言ってくれたっけ?」と尋ねる。健一は「今ちょうど舞台の公演中で、それに来て終わった後に話をして、それ以来2、3週間ぶりぐらいに久しぶりに会ったら、プレゼントもらいました。タンブラー。なんかちょっと嬉しかったですね。『プレゼントをくれるんだ』と思って」と照れた笑顔に。圭人は「ちょっとなんだ」と笑っていた。一方で、圭人は「最近だと若村真由美さんとは本当に何度も共演をさせていただいてて……」「真由美さんの方が、父親より会ってます」ともコメント。若村は圭人について「本当に刺激的な存在です。おそらく圭人くんが言ってた通りに、岡本健一さんより私の方が親じゃないかと錯覚するくらい。と言っても子に育てられる親という感じがするんですけど、彼は会うたびに成長していて、きっとラッドは驚くと思います」と太鼓判を押す。若村は「初舞台の時の圭人くん、翌年に『ハムレット』で(自分が)ガートルード、レアティーズで会った時の圭人くん、『ラブレター』で幼なじみの役をやった時の圭人くん。私は彼に『ひまわりのようだね』と言ったんですけど、会うたびに大きくなって大きな花が開いていってる。恐ろしいです。今回の『Le Fils 息子』再演がどんなに前回と違うかというのを多分目の当たりにして、ラッドは『若村、何やってたんだよ』と思うに違いない。そんなふうに思うくらいに彼の成長は著しくて、観客の皆様も絶対に感じているはずです」と絶賛していた。『La Mere 母』は東京芸術劇場シアターイーストにて4月5日〜29日、『Le Fils 息子』は東京芸術劇場シアターウエストにて4月9日~30日。
2024年02月20日俳優の若村麻由美(57)、岡本圭人(30)、岡本健一(54)がこのほど、都内で行われた舞台『La Mere 母(※e=アキュートアクセント付き)』『Le Fils 息子』製作発表会見に登壇した。今回は、フランス演劇界を牽引する劇作家のフロリアン・ゼレール氏が手掛ける『La Mere 母』 『Le Fils 息子』を、2作品同時上演する。若村は『La Mere 母』でタイトル・ロールの母・アンヌ、岡本圭人は息子・ニコラ、岡本健一は父・ピエールを演じ、異なる2作品を同役で競演する。初演の『Le Fils 息子』(2019年)以来の親子共演となる父・健一との最近の思い出を問われた圭人は「全く(会話などを)していないです。どちらかと言うと、父親の舞台を見に行ったり、ライブを見に行ったりして、感想を話したりするぐらいだと思う」と回答。「何かしてくれたっけ?」と健一に問いかけると、健一は「舞台に来て、終わった後に話をしたきり。2週間ぶりに(この日)会ったらプレゼントをもらいました。タンブラー。なんかちょっとうれしかったです」と照れ笑いを浮かべた。また、圭人と若村は『Le Fils 息子』(19年)、『ハムレット』(23年)、朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』(2024年)と、共演が続いている。若村は圭人について「本当に刺激的な存在です。岡本健一さんより私の方が親じゃないかと錯覚するくらい、子に育てられる親という感じ」と言い、「会うたびに成長していて、きっとラット(=ラディスラス・ショラー)は驚くと思います」と語った。続けて「私は彼に『ひまわりのようだね』と言ったのですが、会うたびに大きくなって大きな花が開いている。再演が恐ろしいです。どんなに前回と違うのかというもののを目の当たりにして『若村、何やっているんだ』と思うくらい」と苦笑い。「観客の皆さまも感じているはずです。ぜひ、ご覧ください」と呼びかけた。『La Mere 母』は、ゼレールが『Le Pere 父(※e=アキュートアクセント付き)』『Le Fils 息子』の執筆に先立って、3部作の最初に書いた作品。2010年にパリで初演され、さまざまな国での上演を経て、最近ではフランスが誇る名俳優のイザベル・ユペールの主演でブロードウェイでも上演された。『Le Fils 息子』は、フランス演劇界で最高の栄誉とされるモリエール賞を受賞するなど高い評価を受け、ロンドンのウエストエンドなど世界13ヶ国以上で上演された。22年にはハリウッドでゼレール自身の監督によりヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーンの出演で映画化、23年に日本でも公開された。『La Mere 母』は4月5日から29日まで東京劇術劇場・シアターイースト、『Le Fils 息子』は同月9日から30日まで東京芸術劇場・シアターウエストで上演。その後、鳥取、兵庫、富山、山口、高知、熊本、松本、豊橋で上演する。会見には、演出を務めるラディスラス・ショラー氏も登壇した。
2024年02月20日娘が幼稚園に通っていた頃、幼稚園から親子行事のお手紙が来ました。■幼稚園の親子行事にダンスレッスンがあり…ダンスの先生のヒップホップ系の激しいダンスを披露され、激しく動揺する保護者たち。 ■ついていないダンス子どもたちに教えるダンスはそれよりもずっと簡易なものでしたが、子どもたちはついていけても、保護者たちにはついていくことのできない早さと動きで、翌日は当たり前のように筋肉痛になりました。よ、幼稚園よ、なぜこんな激しいダンスにしたんだ…? といまだに思い出します。
2024年02月19日俳優の窪塚俊介が15日に自身のアメブロを更新。訃報が届くも後悔していることを明かした。この日、窪塚は「昨年の12月22日に神山清子さんが亡くなられました」と陶芸家の神山清子さんの訃報について言及し「滋賀県信楽の女性陶芸家で、若かりし当時、女性が歓迎されなかった作陶の世界でその大きな壁をはねのけ、後進に道を開いた草分け的存在の先生です」と説明。また「息子の賢一さんが29歳で慢性骨髄性白血病を発症し」と明かし「骨髄バンクの設立に尽力した方でもあります」とつづった。続けて「神山先生の訃報が昨年末に届き、晩年はなかなか連絡も取らずにいたことを後悔しています」と述べ「関西に行った際にふらっと顔を出すこともできたのに」と後悔した様子でコメント。「高橋伴明監督の『火々』という映画があります」「僕の映画デビューであり、自分にとってかけがえのない経験と今日までの指針を与えてくれた作品です」と明かし「田中裕子さん演じる神山清子の息子・賢一役に抜擢してもらいました」と振り返った。また「もう20年近く前の作品ですが、神山先生との思い出を書いておきたいと思いました」といい「撮影までの準備、台本の読み方、役作り、現場での立ち居振る舞い等々、ほぼ何も分からない素人の僕が最も心を寄せさせてもらった人が神山先生でした」と回想。「亡くなられた賢一さんを重ねて見てくれたのだと思います」と述べ「一ヶ月半ほどの撮影期間ずっと一緒に居させてもらえて、本当の母のように感じられる瞬間が何度もあり」とつづった。さらに「実際の母ではない人に対してこういう気持ちになることと『芝居をする』ということはとても関係があることなんじゃなかろうかと素人ながらに感じた」といい「役者として試行錯誤してきた中で、それは『核』なる部分でした」とコメント。「一生懸命に頑張ること、自分のできなさを認めること」「自分の知らない世界を学ぶこと、この映画を通じて、生涯大切にしなくちゃいけないことをたくさん教えてもらいました」とつづった。また「神山先生の作品は、火によって生命が与えられたのだと疑う余地もないほど力強いものでした」と回想し「本当に目を奪われたなぁ」とコメント。「のちの個展の際に頂いた信楽焼の湯飲みで毎日コーヒーを飲んでいます」と述べ「焼いてくれた僕の初めての作品は現在6歳になる息子のご飯茶碗になっています」と明かした。最後に「二児の父となり、不十分ながらも親としての務めを果たしていく中で、神山先生の、仕事に対する向き合い方や子供との関わり方を思うと、一層その凄みを感じます」といい「歯を食いしばって生きて、話せば冗談ばかり言って笑ってる。すごいなあ」とコメント。「こころから尊敬している先生。ありがとうございました」と感謝をつづり「どうぞ安らかに休んでください」と追悼した。
2024年02月16日窪塚愛流、蒔田彩珠、橋本愛、山崎まさよし、吉田羊らが出演する映画『ハピネス』より、場面写真が公開された。本作は、残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げるラブストーリー。今回公開された場面写真では、公園のベンチで画集を開く由茉(蒔田さん)と、彼女を見つめる雪夫(窪塚さん)の姿、美術室でデッサンの手を止めて談笑する場面が切り取られている。放課後の美術部の活動を通して出会い、次第に惹かれあっていく2人の初々しい表情が印象的だ。さらに、2人を見守る家族たちの写真も到着。初めて由茉の家を訪ね、緊張の面持ちの雪夫を、温かく迎えて食卓を囲む様子や、雪夫の不安な気持ちを和らげようとする姉・月子(橋本さん)も登場している。「私ね、あと1週間で死んじゃうの」恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”。残りの人生を笑顔で幸せに過ごすことを選んだ2人の、悲しくて、最高に幸せな7日間を映し出す場面写真となっている。『ハピネス』は5月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ハピネス(2024) 2024年5月17日より公開嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会
2024年01月11日多くの学校で、年に数回行われるという個人面談。担任教師は学校での子供の様子やクラスの運営方針を、親は家庭環境や家での子供の様子を伝え、互いに理解を深める情報共有の場です。我が子がどのような学校生活を送っているのかなど、担任に聞きたいことを事前に考える親も多いでしょう。母親が焦った、個人面談の予定とは?化粧狂いの狂子(@kurutta_onna)さんは、息子さんが学校で配布されたであろう個人面談の予定表をX(Twitter)に投稿。その内容を見て、思わず「ハードルが高すぎる」とプレッシャーを感じたといいます。投稿された写真を見れば、その理由が分かるでしょう。月曜日から金曜日まである日程のうち、投稿者さんが割り振られた『火曜日』の欄に書かれていたのは…。『個人漫談②』よく見ると1日だけ『漫談』が予定されていたのです…!家庭での様子を担任に伝えるはずが、漫談を披露するとなれば話が変わってきます。予定表を見た、ほかの保護者も焦ったことでしょう…。突如笑いのセンスを試されることになってしまった投稿者さんには、続々とエールが送られました!・ネタ作りが大変だ…先生のモノマネとかを入れるとウケるかも!・声を出して笑っちゃった!火曜日の方々頑張ってください!・お笑い力が試されますね。出番がくるまで、しっかり練習してください。・「どうもー。息子の母ですーよろしくお願いしますー」で始めなきゃいけないのか。また、「出囃子は私が…」「ぜひとも観覧させてください」など、『漫談』を盛り上げようとする声も。たったひと文字の入力ミスで、レベルが上がってしまった、投稿者さんの個人面談。火曜日に割り振られた保護者たちが、意を決して教室のドアを開ける様子が目に浮かびますね…![文・構成/grape編集部]
2023年11月29日JR中央線西荻窪~吉祥寺間の全長約200mの高架下空間が再開発により生まれ変わる。2025年度までに順次開業予定だ。JR中央線西荻窪~吉祥寺間の全長約200mに飲食・物販店が開業ジェイアール東日本都市開発によって、「寄り添う高架下 日々西荻生活」をコンセプトに進められる西荻窪高架下の再開発。約5,000㎡という開発総面積に及ぶ同エリアには、飲食や物販、サービス店舗などが集積され、第1期から第3期にかけて順次新たな店舗をオープンし、地域とともに街の成長を目指す。高架下の南北に抜ける通路周りには共用空間も完備。さらに敷地内には緑化された歩道も整備し、街歩きが楽しくなるような高架下を実現する。第1期として「オオゼキ西荻窪店」がオープンなお、第1期としてスーパーマーケット「オオゼキ西荻窪店」が11月8日(水)にプレオープン、11月9日(木)にオープンを迎える。開業あわせて11月8日(水)から11月12日(日)までの期間、店舗横2階広場では、開発計画の模型展示のほか、日替わりでキッチンカーが出店する。【詳細】西荻窪高架下 開発計画開業時期:2025年度場所:JR中央線西荻窪~吉祥寺間の全長約200m■第1期開業オオゼキ西荻窪店プレオープン:2023年11月8日(水)オープン日:11月9日(木)営業時間:10:00~21:00 ※プレオープンのみ11:00~19:00■西荻窪高架下まちづくり 開業イベント期間:11月8日(水)~11月12日(日)時間:10:00~16:00※10日(金)のみ模型展示は実施しない。※8日(水)のみ11:00開始。
2023年11月04日「窪塚洋介」。その名を発するとき、どこか憧れを込めてしまう。90年代~00年代に圧倒的なカリスマティックを放つ彼の存在を、ブラウン管のテレビ越しに強烈に浴びた人間なら皆同じだろうし、00年以降のグッと大人な色気に少年っぽさも入り混じった彼ののびやかな雰囲気をスクリーンで感じた人間だって、また同じように痺れていることだろう。どの時代を生きていても、誰にも似つかず、気負わず、自分軸で仕事もプライベートも謳歌しているように見える窪塚さん。その姿勢は彼の出演作品選びからもうかがい知れる。主演級の映画出演はもとより、近年ではポイントとなるポジションをむしろ嬉々として演じている。例えば、現在公開中の齊藤工監督作『スイート・マイホーム』では主人公(窪田正孝)の兄の引きこもり、かつキーマンとして驚きの姿をさらしてくれた。11月2日(木)より配信される最新出演作、Amazon Original映画『ナックルガール』でも、窪塚さんは、主人公のボクサー・橘蘭(三吉彩花)の妹を拉致する犯罪組織の役員・白石誠一郎を演じた。もともと韓国で人気の同名コミックを映画化した本作だが、窪塚さんの役は原作にない映画オリジナルの存在。製作勢立っての熱烈な希望で、オファーとなったのだ。窪塚さんへのインタビューでは、本作のエピソードのほか、いつまでも輝きを失わずしなやかに生きるマインド、さらに多忙なスケジュールを乗り切る息抜き方法まで教えてもらった。役選びは「その役、作品をやりたいと本当に自分が思えるか」――『ナックルガール』で演じた白石誠一郎、公開中の『スイート・マイホーム』の清沢聡など、近年、窪塚さんは主演以外でも意外な役で作品に彩りを与えています。役を選ぶスタンスは、20~30代から変わってきたんでしょうか?どうですかね。そんなに意識はしていないというか、もともといろいろな役をやりたい気持ちがあってデビューしたんです。確かに10代後半や20代前半は主演が多かったけど、あのときも脇役で面白いものがあればやりたいスタンスではあったから、「俺はこの役じゃないとやらない」とかは、ないんですよね。やはり一番は台本を読んでその役をやりたい、その作品をやりたいと本当に自分が思えるか。それだけを基準に考えています。なので、主演のものがあればさせてもらうし、脇役で面白いのがあればさせてもらうし、というような。すごくフラットな、ニュートラルな感じなんです。(齊藤)工の作品で言えば、工があの役でとオファーしてくれて。近年なかなかなかったタイプの役だったのもあって、すごく感謝しています。あ…でも『沈黙 -サイレンス-』のキチジローは、ざっくり分けると何となく同じような感じだったかな(笑)?――確かに見た目もそうかもしれません!ご本人的にはポジションにこだわることなく、いろいろな役で楽しみたいという思い自体、変わっていないということなんですね。そうですね。毎日毎日ラーメンを食っていたら、飽きるから。ハンバーグを食べたいとか、生姜焼きも食べたいとなるような感じで。役が違うという意味だけじゃなくて、その役のサイズ感とか、主演だろうが脇役だろうが、どちらもやれるのはすごい大事だし楽しいことだと思うんです。主演しかできないのも、脇しかできないのも「んー」となる感覚があるので。シンプルに役者として、どんな役もやれる自分でいたいんですよね。あと、作品を作って完成したら、それがまた次につながってくるなあと思っています。正直、観ないとわからないときもあって、「ああ、あそこであんなことやっちゃったな!」とか、「あー、これやんなきゃよかった…」と思うこともあるんですよ。そうやって「ああ、やっぱこうだったな」と思うことは次に絶対に生きるから。そういう意味では常に何の作品でもリハーサルでも本番でもなくて、それでどんどん成長していくのかな、と思っています。――楽しみながら挑戦して吸収していくという窪塚さんのスタンスは、ストレスの多い現代社会においてもすごく重要なサバイブ術のようにも思います。窪塚さんのように常にしなやかに生きるための極意…というかヒントはもっとありますか?俺がしなやかなのかは、置いておいて(笑)。思うのは、出来事は絶対全部よくなるために起こっているんじゃないかな、と。それは世の中で起こっていることでも、自分の身に降りかかることでも、直接的にエフェクトを受けることも間接的にエフェクトを受けることもありますよね。どちらの場合であれ、その出来事は絶対によくなるために起こっているはずなんです。今がよりよくなるためのギフト、インビテーションみたいな感じで捉えられるような自分で常にいられれば、どんな瞬間も楽しんで前向きに生きていけるんじゃないのかな。そう思えたら、失敗は成功のもとだし、成功の母だし、という考え方になってくるじゃないですか。いろいろなことにトライできるかもしれないし、失敗してへこんで…へこむことも全然あってよくて。そこにまたやる気が芽生えてきたり、「ちくしょう」とか「くやしい」とか思ってまた頑張れたりするから。そのマインドセットだけはミスらないようにしているので、おっしゃっていただいたような「しなやか」に見えているのかもしれないですね。日韓合作で新たな経験「すごい新鮮」――『ナックルガール』についても教えてください。白石は窪塚さんのためにできた役だったそうですね。なんかね、そう言ってくれていたけれど「ほんまかなあ?」と思って(笑)。でも、だからお引き受けしたということでもなくて。ひとつは、今回は日韓合作のプロジェクトという枠組みが面白そうだったこと。あと、原作の流行っていた韓国の漫画を読んで、脚本を読んだら設定を日本に置き換えていたので、「そういうアプローチがあるんだ!」と思って、そこも面白いなと感じたんですよね。――窪塚さんが演じられたことで、白石という役がより怖くも、チャーミングにも見えました。だといいです。白石は東大卒で、本当は不良じゃないけど悪いヤツなんです。はしばしにそういう立ち居振る舞いが出てしまう、本当のところで根性が入っていない、という感じでやりたいなと思っていました。温室育ちできちゃったから修羅場のときに対応できないのが、修羅場じゃないシーンにもちょっと出るといいな、という感じで。――先ほどお話のあったキチジローもですが、窪塚さんは海外での現場経験も多いですよね。日韓合作ということにおいて、新たな経験はありましたか?そうだな…でもそういう言い方をすると、ひとつとして同じ現場はないんです。たとえ同じ監督でも座組みが違ったり、作品が違ったりすると雰囲気が違うものなので。今回の現場だと、スタッフが韓国と日本の合同だったところがすごい新鮮でしたね。特にすごいなと思ったところは、韓国の監督やスタッフの感覚で撮られているから、日本の見慣れた景色がよく出てくるんだけど、すごく新鮮に感じたんですよね。撮っていく画と、その構成の仕方が違うんだろうな、すごいなあと感心しました。あとね、チャンさん(監督)がとってもチャーミングな方なんですよ。『ナックルガール』はアクションクライムというジャンルだけど、もともと優しい作品も撮っている方だから、推して知るべしではあるけれど。すごい波長が合いました。チャンさんがハグして撮影を始める、みたいな感じだったんです。――ハグされるのは窪塚さんだけですか…!?ほかの人は…わかんない(笑)。俺は「イエーイ」とか言って、ハグしてから撮影が始まる感じでしたね。――なかなか聞かない話ですよね。窪塚さんも毎回監督とハグはされないですよね?誰とでもしているわけじゃないですよ。堤(幸彦)監督にはしないし、豊田(利晃)監督にもしないし(笑)。だけどそうしたくなるような、チャンさんの人柄だったんですよね。現場でチャンさんはすごく柔軟でいてくださって、こちらの提案やアイデアを聞いてくれました。懐が深いなと感じましたし、ご一緒できてよかったです。息抜きは“お酒”「こんなに好きになるとは」――最後に、多忙な窪塚さんの日々の息抜き方法も教えていただきたいです。うん、お酒かな(笑)!20代の頃はそんなに飲まなかったんですよ。飲むときは雰囲気で「みんないるし」とか「打ち上げだし」という感じでパーっと飲んで「ヒャーっ!」となっていたりしていたけど。今は酒自体が好きで、こんなに好きになるとは思わなかったですね。最近、特に日本酒にハマっているんですよね。――味が好きになったということなんですか?味も、そのときの空気も、そのときの自分も含めて。今日もこの取材が終わって家に帰ったら、飲みながら「今日も楽しかったな」とじんわり感じると思うんです。その瞬間こそ、圧倒的なガス抜きなんだなと思っています。ヘアメイク佐藤修司(Botanica make hair)(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)
2023年10月30日子供の遠足の楽しみの1つといえば、持っていくお菓子選びでしょう。ただ、学校や地域によっては、お菓子の予算が決められていることも…。『遠足のおかし』小学校の先生として働く、あみたろう(amitaro_t)さんは、児童から、『遠足あるある』な質問をされました。お菓子の上限金額が300円ということに、不満を持つ児童へ「昔からそう決まっているの」となだめる、あみたろうさんですが…。あみたろうさんは児童たちの反応を見て、300円以内でお菓子を買いに行くことに。そこで見かけたのは、100円のチョコと180円のグミ!予想以上に値段の高いお菓子に、あみたろうさんは思わず言葉を失ってしまいます。その後、チョコとグミしか買えなかったあみたろうさんは、教室で「300円は確かに少ない!」と児童の主張に賛同したのでした。【ネットの声】・大人も経験することが大事ですね。・懐かしい!・私が子供の頃は、110円まででした…。遠足のおやつが、300円以内は十分ではないと、身をもって体験した、あみたろうさん。自ら同じ境遇に立ち、相手の気持ちを理解しようとする姿勢は、きっと児童からの信頼も厚いのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月20日女優の三吉彩花が主演を務めるAmazon Original映画『ナックルガール』(11月2日よりプライム会員向けに世界独占配信)に、伊藤英明、窪塚洋介、前田公輝、細田佳央太らが出演していることが12日、発表された。本作は、『梨泰院クラス」(『六本木クラス』)等の原作で知られる韓国の企業Kakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』が原作の、日本のAmazonスタジオと韓国の映画制作会社クロスピクチャーズ(Kross Pictures)による日韓共同制作作品。ナックル一つで命を懸けた闘いに果敢に挑む主人公の女性ボクサー・橘蘭を演じる三吉彩花の発表に続き、このたび、前田公輝、細田佳央太、窪塚洋介、伊藤英明をはじめとするキャストが発表された。蘭の最大の敵で目的のためには手段を選ばない二階堂を演じるのは伊藤英明。そして、二階堂のボス・白石役を窪塚洋介、向こう見ずな蘭を心配しながらも協力する元恋人の神谷役を前田公輝、父の復讐を誓う頭脳明晰なハッカー・成瀬役を細田佳央太が演じる。さらに、蘭の唯一の家族である妹・柚希役に南琴奈、事件に携わる刑事の大石義行役に神保悟志、大石の部下となる刑事の半田夏菜子役に松田るか、正義感の強い刑事の鈴木正人役に三浦誠己、二階堂の右腕である東賢太郎役に栄信、巨体を振りかざして蘭と闘う鬼頭雄大役に現役プロレスラーの納谷幸男、蘭の叔母役に有森也実、蘭の叔父役に八十田勇一、蘭が通うボクシングジムの会長田端秀俊役に近藤芳正氏が加わった。また、主人公・橘蘭が、妹を救うため犯罪組織との闘いに挑む壮大な本予告と、その犯罪組織の中心人物である伊藤演じる二階堂陽輝、窪塚演じる白石誠一郎が描かれた新たなビジュアルが公開された。予告では、三吉演じる橘蘭が壮絶な闘いに挑む壮大な物語の一部が映し出されている。将来有望志される女性ボクサーの蘭は、ある日突然、大切な妹が失踪し、自殺したと警察からの知らせを受ける。蘭は、警察の検視結果を信じることができず、独自の調査を開始―、ある日手に入れた監視カメラの映像から妹がまだ生きていることを確信する。やがて辿り着いたのは、容赦なく人を痛めつける二階堂やそのボスである白石が取り仕切る、巨大な犯罪組織とルール無用のコロッセオ、GARAGE(ガレージ)と呼ばれる無法地帯。人を死に至らしめるほどの暴力が横行する犯罪組織に、「何が何でも絶対闘う」と決意。元恋人の神谷、頭脳明晰な天才ハッカー・成瀬と協力しながら、大切なグローブを外しナックル一つで妹を救うべく命をかけた闘いに挑む。前田、細田、窪塚、伊藤がコメントを寄せた。○■前田公輝オファーはうれしかったですし、『ナックルガール』というタイトルにもある通りナックルを使ったアクションを描く作品なので、僕自身もアクションが好きですし、すごく楽しみだと思いました。蘭がどんどん法も秩序もない闇に立ち向かっていく『ナックルガール』を観てくださった方が、夢に立ち向かっていくための勇気が出るような作品になることを祈っています。○■細田佳央太配信で世界の人に見られることを考えた時に、自分の芝居は通用するのかという不安がありました。でもこの年齢で、少しでも海外の方の考え方や撮影方法を学ぶ機会がもらえたと思うと、凄く恵まれているなと思いました。僕が演じた成瀬は、この物語で、蘭の妹を救い出す作戦を進めるにあたって、欠かせない存在になっています。一番の見どころはアクションですが、個人的にはしっかりと悪者たちの野望も描かれていることが面白いと思います。○■窪塚洋介台本を読んでみたら、ストーリーは面白いし、日韓の共同作品という座組も面白いなと思いました。蘭を演じる三吉さんのビジュアルを見て、原作の主人公にそっくりでした。三吉さんはどんどん注目を浴びるようになっているところだと思いますが、そんな彼女を中心に据えて贈る作品は凄く楽しみな作品です。○■伊藤英明このお話を頂いた時に凄く可能性を感じてうれしかったです。チャン監督は凄く熱い人で、初顔合わせの時に、「私は伊藤さんにこの作品に出て欲しい! と念を送っていました」と、言われました。そんな風にオファーをいただき、凄くうれしかったです。洗練された世界やそのクオリティが知られている韓国作品ですが、本作はそこに日本の丁寧さを上手く融合させていて素晴らしいと思いました。(C)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates
2023年10月12日児童たちがさまざまな科目を学び基礎的な学力を身に着ける、小学校。先生は、児童が楽しく勉強できるよう、あらゆる工夫を凝らしながら授業を行っていることでしょう。そんな小学校での日常のワンシーンをテーマにした、仲曽良ハミ(@nakasorahami)さんの漫画をご紹介します。『工夫してくれる先生』漫画の主人公であるいくるの小学校では、先生が算数の授業を行っていました。しかし、前の時間に体育の授業でプールに入ったいくるたちは、体力を使い切り眠気がマックスに!うつらうつらとしている児童たちを見て、先生がとった行動とは…。「仕方ない…眠気覚ましにあれを使うか」こういって先生が取り出したのは、板書用の大きな定規!いくるたち小学生にとって、大きな定規はまるで勇者が持つ盾のようでかっこいい存在だったのです。このことを知っていた先生は、興味を引かせるために「さあ、みんな注目だ!」と定規を取り出し、いくるたちの眠気を覚ましたのでした!小学生の子供心を理解し、楽しく学べる環境を作る先生の対応には称賛の声が集まっています。・プールの後の授業の眠さ、そして『ジャンボ定規』のかっこよさを分かっている先生は最高ですね!・これは小学生には刺さるヤツ。チョークを入れて使うでっかいコンパスも大興奮でした!・子供たちの興味を引きながら、勉学に打ち込める環境を作るの、本当に尊敬するなぁ。先生の工夫により、この後いくるたちは眠気に打ち勝ち、楽しく算数を学ぶことができたことでしょう。こうした経験は記憶に残り、「先生の授業、楽しかったよね」と将来思い出話になるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月03日しゅしゅしゅ(@syusyumylove)さんがSNSに投稿した、支援学級に通う息子さんに課せられた宿題をご紹介します。ある日、息子さんは先生からの宿題として、お菓子のパッケージをもらって帰ってきたそうです。パッケージは、上部を切り取られていました。これは一体どんな宿題なのでしょうか。ちなみに、宿題完了後の写真がこちら。実はこれ、『パッケージをうまく開ける練習』なのです。しゅしゅしゅさんが写真とともに投稿した文章を読むと、先生が出した宿題の意図が理解できるはず。まじでこれが今日の息子の宿題。嘘でしょなんやねんコレwってお思いでしょうが、これは給食のストローが1人で開けられない息子の為に、担任の先生がプライベートで各種難易度のギザギザオープンを集めてくれたうちの1つで、これを愛と呼ばずして何を世界の中心で叫ぶというの。息子さんは、給食で飲み物についてくるストローの袋をうまく開けられないのだとか。そんな姿を見て、先生が考え出した宿題がこれ。そして、息子さんは上手に、パッケージを開ける練習ができたようです。この投稿には、「素敵な先生」などの声が寄せられています。・指先のトレーニングは、身近な物で行えば日常にも応用しやすい。たくさん考えてくれたんだろうな。・先生の気持ち、とても嬉しいですね。素敵すぎる。・これはいいアイディアだ!うちでもこの方法を行ってみます。・まぎれもない、生徒を想う愛ですね。涙が出ました。しゅしゅしゅさんによると、切り取られたお菓子のパッケージは写真のほかにも、難易度別にいくつか用意されていたとのこと。生徒の苦手を克服するため、さまざまな工夫を凝らす先生に、拍手を送りたいですね!grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2023年09月28日9月13日より「ディズニープラス」にて配信中の宮沢りえ主演「火の鳥 エデンの宙」より、ジョージを演じている窪塚洋介のコメントが公開された。人間が地球以外の星へ移住するようになった時代。主人公のロミと恋人のジョージは、惑星・エデン17へと降り立つも、そこは荒廃した土と岩しかない枯れ果てた星だった。やがてロミが妊娠し、大喜びするジョージだったが、大地震による事故で彼は帰らぬ人となってしまう。将来、息子・カインがひとりぼっちになることを恐れたロミは、カインに「13年後に目覚める」ことを約束し、自らコールドスリープに入る。しかし、システムの誤作動でロミが目覚めたのは、1300年後――。手塚治虫の漫画「火の鳥」の望郷編を原作としたオリジナルシリーズを、全4話で配信中(中国本土を除く)。手塚さんが終生に渡り、加筆修正を繰り返したライフワークである「火の鳥」は、全12編に渡って過去・現在・未来、そして地球だけではなく宇宙を舞台に“生命の本質”を描いている。そこから今回、『鉄コン筋クリート』のSTUDIO4゜Cが望郷編を初めて映像化した。荒廃した惑星でロミを幸せにすべく奮闘するも、不慮の事故で帰らぬ人となるジョージを演じた窪塚さんは、声の演技について「アニメ シリーズのアフレコは初めてなので新鮮で楽しかったけれど、自信を裏打ちする経験がないので緊張感や不安は正直ありました。監督やスタッフを信じて、『それだ!』と言ってくれるものを追い求める作業でした。視覚の情報量は80%くらいあるそうなので、俳優はそこを使える。アニメは見た目をキャラクターにお任せするしかないので、声でどれだけ寄り添えるか。大変な作業でしたが、今後挑戦したいジャンルなので、大きな経験として参加できてありがたかったです」とふり返る。6歳の娘と一緒に本作を観たそうで、「僕が感じた以上にズダーバン(狡猾な宇宙商人)の汚さや地球の変わりように強く反応していて、僕も昔はそういう感覚があったなと。認めたくはないけれど、どこかで諦めているというか、慣れてしまった。もっとピュアに、今の地球の現状や世の中をどう捉えるべきなのかを、娘の涙を見て考えました。そういうふうに思わせてくれるような作品になっています」と感想を述べる。さらに、「手塚先生が『望郷編』を描いたのは僕が生まれる3年前。その時よりも今は、先生が憂い、恐れた未来に行っているような気もして、より身につまされました。時間がないというか社会的に行き詰まっていて、地球も悲鳴をあげている。執筆当時よりはるかに悪化していると思います。それを僕らが今見てどう思うのか、どうすべきか。『ゴミを分別しよう』とかコンポストを利用するとか、小さなことだけど全員がやったら変わるかもしれない。その延長線上に緑が戻ってきたり、川が綺麗になったりするのかなと。その最初の一歩は自分のやる気スイッチなので、やれることを一つでもやる。考えるだけでも違うのでそういうきっかけになるといいなと、心底思う作品でした」と、いま新たにアニメーションとして蘇った意義を語る。最後には、「手塚先生が人生を捧げて、真摯に描き続けた『火の鳥』を、アニメという媒体を使うことで広く万人に届けられる。そういうものに携われたことは嬉しいです」と不朽の名作に参加した喜びのコメントも寄せている。「火の鳥 エデンの宙」はディズニープラススターにて独占配信中。劇場版『火の鳥 エデンの花』は11月3日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月17日毎日1番近くで見ているからこそ、その態度にイライラしたり、もどかしさを感じたり。周りにいわれて「そっか、そうだったのか!」と子供の成長に気付くことも多いですよね。これは、3人のお子さんとの日々を絵日記で綴るhanemi(hanma_ma)さんが体験したエピソード。ある日、息子レン君の水泳記録会を観覧しに行ったhanemiさん。惜しくも自己ベスト更新を逃した反抗期真っ只中のレン君にどう声をかけるべきか悩んでいたところ、なんと予想外の展開に…。記録会を終えてhanemiさんの元へ戻ってきたレン君。目を逸らし、何もいわず歩き出したかと思いきや、突然足を止め悔しい思いをhanemiさんにぶつけました。最近、レン君に無視されることが増えたと感じていたhanemiさんはハッとします。担任の先生の言葉を思い出したのです。「無視も、成長の一環」先生がいっていた通り、レン君は自分自身で悩んだり葛藤したりして、気付かない間に大きく成長していたようです。水泳の記録会は残念な結果に終わったものの、悔しさをバネに気持ちを切り替えた息子の成長に、hanemiさんは涙が出るほど感激したのでした。この心温まるエピソードに、多くのコメントが寄せられました。「ちゃんと見守ってくれる人たちがいるって幸せ」「子供も1人の人間、気持ちを尊重しながら過ごしたいです」「分かってくれている人がいるって、親としてとても心強い」それに対し、hanemiさんも「本当に周りの人たちに助けられて成り立っているんだと実感しました」と返信していました。子供が小学生になると、それまでとは違い一気にしっかりした印象になるもの。はじめは「成長したなぁ」なんてしみじみしていても、学年が上がり無視されることが増えたり、突然言葉遣いが悪くなったりすると、ついつい文句の1つもいいたくなってしまいますよね。そんな時こそ、1歩引いて「これも成長の一環かも」と見守ることができれば、今よりもっといい関係を築けるはず。[文・構成/grape編集部]
2023年09月01日母と担任の先生の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は先生であることがわかりました。母を問いただすと、両親にはたくさんの秘密があることが発覚! すみれさんは、父も浮気していたこと、そして自分は父と浮気相手の子どもだったという事実を知りました。その後、父と母は離婚を決め、それを知った先生も妻に離婚を持ちかけます。しかし、先生の妻・かすみは離婚に応じなかったので、先生はかすみが留守にしている間にこっそり家を出たのでした。離婚の話し合いは平行線のまま、勝手に家を出て浮気相手との生活をスタートさせた夫。怒ったかすみは、「先生が保護者と不倫をしていた」という噂を流しました。噂はあっという間に広がって……。噂の矛先は子どもへ…… かすみさんが夫である先生を苦しめるために流した噂によって、最もつらい立場に立たされたのは、他でもないすみれさんでした。 卒業を間近に控えていたすみれさんは転校を選ばず、両親が離婚してもなお、母の浮気相手が勤務する学校に通っていました。それだけでも苦痛な学校生活だったのに、追い打ちをかけるように噂によってからかわれる毎日……。 もちろん先生が助け舟を出すことはありません。 苦しむのは結局何の罪もない子ども。すみれさんは、この件で人生を棒に振るほどの傷を受けるかもしれません。大人の身勝手で起きた今回の騒動。子どもを悲しませることがないように、最後まで責任を持って対応してほしいですね。 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年08月12日窪塚洋介と松田龍平がW主演する、豊田利晃監督最新作『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』に、千原ジュニア、芋生悠、東出昌大、渋川清彦が出演することが分かった。また新ビジュアルも解禁された。本作は、2023年5月に栃木県にてクランクイン。製作発表時、<宇宙まで舞台を広げ、時空を超越するような壮大な物語>と発表され、窪塚洋介×松田龍平をW主演に、現代編、未来編、近未来編と三つのブロックに分かれて撮影を予定。その序章にあたる現代編の撮影が終了し、現在は秋に予定されている後半の撮影準備中だ。この度、新たなキャストとして発表されたのは4名。千原ジュニア豊田監督デビュー作『ポルノスター』の主役である千原ジュニアは、20年ぶりの豊田映画出演。本作では、阿闍梨と呼ばれる宗教家を演じる。30年前に大阪で出会った2人は、豊田監督24歳、千原ジュニア19歳の頃からの付き合い。盟友の再登場に期待が膨らむ。芋生悠芋生悠は『全員切腹』に続き、唯一のヒロイン役である野々花という謎の女を演じる。芋生さんは「映画を愛し生きる人達の船に乗りこみました。自分にとって凄く大きなことです。撮影の度に見たことのない景色が見れて、身体がビリビリと痺れるような感覚がありその全てがとても豊かでありがたいです。まだまだ撮影が続きますので精進致します。『次元を超える』楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。東出昌大東出昌大は『クローズEXPLODE』以来、豊田作品には10年ぶりの出演となり、千原ジュニア演じる宗教団体の信者を演じる。渋川清彦豊田組常連の渋川清彦は田舎町の不良の修験道者、関屋鉄平を『破壊の日』に引き続き演じる。併せて新ビジュアルも解禁。夜空に北斗七星が輝くインパクトのあるデザインとなっている。また現在、クラウドファンディング第2弾がスタートしており、8月31(火)23時59分まで新たにサポートを募っている。『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』は2024年公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS 2024年公開予定© 豊田組
2023年07月26日■前回のあらすじついに限界を迎えた私に、円形脱毛の症状が! 慌てた母は、学校と塾に休みの連絡を入れ、私を病院へと連れていきました。事前予約をしていなかったため、精神科の診断は難しく、皮膚科で処置。その後、母の様子に大きな変化が。■常に最下位を争っているような状態に中学受験には本番というタイムリミットがあります。時間は待ってくれず、周りはどんどん進んでいきます。周りは、レベルの高い中学校への入学を目指して、勉強を積み重ねている子がほとんどでした。そのような環境で、完全に停滞している私は、常に最下位を争っているような状態に。しかし、当の私は「なんかもうしょうがないよねー」という感覚でした。そのくらい疲弊していたのです。受験前、最後の三者面談はお通夜のような雰囲気だったのを覚えています。 ■先生に絵の勉強ができる中学を教えてもらう「絵の勉強ができる中学校がある」と知らなかった私は驚きましたが、調べてみた結果、このときの私の学力では手の届かない、レベルの高い学校でした。そのため、やる気が出ず、完全に「詰み」の状態に逆戻りしました。次回に続く(全16話)毎日10時更新!
2023年07月15日学校は、たまたま同じ年に生まれたというだけで、価値観、性格、趣味嗜好が異なる人たちが集まっています。だからこそ、学校以外ではおおよそ関わらないであろうタイプの人との出会いもあるでしょう。しかし、それは生徒同士に限ったことではなく、相手が先生の場合も同じです。むめい(@mumei10101)さんが通っていた高校には、『相手のオーラが見える』と噂の先生がいたといいます。しかも、むめいさんは、卒業後も忘れられない恐怖体験をしたのだとか…。文字を反転させて書くのは、決して容易なことではありません。オーラが見えることと、文字を反転させて書けることが関連しているのかは分かりませんが、先生の行動に教室中がざわついたといいます…!むめいさんは恐怖したというこの出来事。しかし、あまりにも予測不能な内容だったためか、笑ってしまう人が続出しました。・霊感とか関係なく『変』で爆笑した。・怖すぎて、ちびりました。・いったい、『何に向けて』黒板に文字を書いていたのか…。オーラが見えるとの噂ですから、先生の目には、生徒以外の『何か』が映っていたとしても不思議ではないでしょう。しかし、文字を反転されては生徒は板書もできません。授業をしてください、先生…![文・構成/grape編集部]
2023年07月10日誰しも、1人か2人は印象に残っている先生がいるのではないでしょうか。その中には、先生にいわれたことまで覚えている人もいるでしょう。漫画家の、ふえふき(@hohindahohinda)さんにも、忘れられない先生がいるそうです。当時中学生だったふえふきさんに地理を教えていた先生は、ある日こんなことを伝えてくれました。自身の授業について「無駄です」と断言をする先生の迫力に、教室の生徒たちはザワつきます。その後もドキッとする話をやめない先生は最後に「この無駄話で直前の暗記は飛びましたね?」といい、小テストが始まることを宣言。どうやら先生は生徒たちが付け焼き刃の知識でテストに挑むのを阻止しようとしたようです…!ふえふきさんの漫画を読んだ人からはさまざまなコメントが寄せられていました。・この先生は「付け焼き刃の暗記で取った点数なんて『無駄』でしかない」って思っているんだろうな。・策士だ。こういう先生は嫌いじゃないな!・こういう性格は悪そうだけど、憎めない先生っているよなぁ。ふえふきさんによると、この先生は小テストの前に、いつも生徒たちがザワつく話をする人だったとのこと。「苦手な先生だったけど、この話は覚えている」と、ふえふきさんは先生についてつづっています。ふえふきさんの漫画を読んだ多くの人も、この先生のことを忘れないことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年07月01日あなたには、大人になってからも深く印象に残っている『学校の授業』はありますか。18年ほど前に中高一貫の女子校に通っていた、枇杷かな子(kanakobiwa)さんは、過去の思い出を描いた漫画をInstagramに投稿しました。枇杷さんは、高校生の時に受けた保健体育の授業が、今も忘れられないといいます。『コンドームの授業を受けた日』校則に厳しいT先生のことが、ちょっぴり苦手だったという、枇杷さん。そんなT先生が、保健体育の授業で教えたのは『コンドームの付け方』という具体的な避妊方法でした。近年は、性教育の重要性が世の中でも広く認識されるようになってきていますが、当時はまだ、性について具体的に話すことは『タブー視』される風潮もあったそうです。きっとT先生は、時間をかけて、いろいろな工夫や配慮をして周囲を説得し、この授業に臨んだのでしょう。コンドームの付け方を説明しながらも「望まない性行為は断ることも大切だよ」と『性的同意』の重要性についても、生徒たちに伝えた、T先生。枇杷さんは「保健体育の時間自体が少ない中で、先生は私たちを守るための授業をしてくれたのだと思います」と当時を振り返り、つづっていました。投稿には「批判の声もあっただろうに。先生の覚悟に涙が出た」「感動しました。女性の命と尊厳を守るための授業ですね」などの声が寄せられています。性と真剣に向き合い、適切な知識を身に付けることは、よりよい人生を歩むために不可欠です。T先生の熱い想いは、枇杷さんを含むその場にいた生徒たちの心に、しっかりと刻まれていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年06月26日「今シーズンの社員旅行 in 沖縄もサイコーだ」6月11日、窪塚洋介(44)がインスタグラムで、山田孝之(39)やMONGOL800のボーカル・キヨサク(42)などと一緒にいる写真を公開し、話題を集めた。’17年に窪塚が設立した個人事務所の社員旅行に山田らが合流したようだが、窪塚は以前から俳優やミュージシャン仲間に慕われているようだ。「40代半ばになりましたが、カリスマ性は今も衰えていません。チャラチャラしていそうに見えますが、仕事に対してはストイック。役者仲間からは憧れの対象です」(舞台関係者)窪塚は’00年のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のキング役でブレークすると、翌’01年の映画『GO』では最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。俳優として華々しい経歴を積み上げる一方で、’04年6月には自宅マンションの9階から飛び降りて一時重体に。その後もたびたび「奇行」が報じられている。「’20年ごろから始めたインスタグラムの生配信で『警察にガサ入れされた』と発言。また、深夜の配信で泥酔して、自分の銀行口座の暗証番号を明かしたり、放送禁止用語を連呼しながら熱唱したこともありました」(芸能関係者)どんなに同業者から好かれていても、これではキャスティングされにくいのでは……と思いきや、窪塚への出演オファーは今も引っ切りなし。その秘密は彼の営業力にあるという。「『どんなオファーでもお待ちしています』と低姿勢でアピールし、やりたい仕事を自分で探してオーディションに挑戦したりもするんです」(前出・舞台関係者)記憶力もよく、社交の場でいかんなく発揮しているという。「昨年末、あるイベントで窪塚さんに初めてご挨拶しました。その5カ月後に別のイベントで偶然再会したら、私の顔と名前を覚えていて、彼から声をかけてきてくれたんです」(イベント関係者)また、窪塚は自著で《基本、どんな人でも、敬意を持って会うね》(『コドナの言葉』)と語っており、そんな姿勢を裏付けるのが糸井重里氏のもとで働く編集者の発言だ。《(窪塚と会った当時)その現場では、いちばん下っ端の雑用係だったんです。で、部屋の端っこの方にいる自分にも、わざわざ来て、明るく挨拶をしてくれて。(中略)すごい人だなと思った》(「ほぼ日刊イトイ新聞」’19年6月24日)窪塚の仕事への向き合い方は、息子で俳優の窪塚愛流(19)にも多大な影響を与えている。「彼はまだ一度も窪塚くんに刃向かったことがないらしく、『父は憧れ。父のような俳優になりたい。少しでも近づきたい』と話しているそうです」(前出・舞台関係者)同業者やスタッフ、息子をも虜にするカリスマ性と営業力。当分、キングの座も安泰のようだ。
2023年06月23日学生時代、学校に弁当を持参していた人は多いでしょう。育ち盛りの学生は、すぐお腹が減ってしまうので、午前の授業中にひっそりと弁当を食べる、いわゆる『早弁』をしてしまった人も、ひょっとしたらいるかもしれません。そんな『早弁』をテーマにした漫画を、きむらむ(kimu_ramu)さんがInstagramに投稿しました。『授業中に弁当を食べない奴』きむらむさんは、2つの作品を投稿しています。1つ目の作品は、机の上に本を立てている生徒のエピソード。『早弁』をする時は、先生に見つかってはいけないので、本を目隠しにするのが『定番』ですが…。本の後ろでは、男子生徒が筆記用具を持って、ノートにひたすら書き込んでいます。『早弁』をしているように見せかけて、実はキチンとノートを取っていたのでした…!うってかわって、2つ目の作品は、先生が本を立てている男子生徒に注意する場面から始まります。「はい、そこ!早弁してるんじゃないだろうな?」と先生が指摘すると、男子生徒はすぐさま否定。フライパンとガスコンロ、そして卵を用意しており、「今から弁当を作るんだよ!」と、まさかの展開を見せたのでした…!【ネットの声】・笑った!その発想は、初めて見た…。・なんでそうなるの!今から作るんかい!・『早弁』どころか「先生の分もよろしく」って、作るのもアカンやろ!人のことを見かけだけで判断してはいけませんが、先入観の一歩先を行く展開には、驚きのあまりクスッとしてしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2023年06月04日学校は子供たちにさまざまなことを教え、成長を支える場所です。子供たちと接する教員らは、勉強だけでなく、社会で生きていく上で大切な常識についても、日々の学校生活を通して伝えています。業務がハードであり、責任も重い教員という仕事。しかし世間には、教員に本来の仕事以上の要求をする保護者も多数存在するのだとか。保護者から入った『とんでもないクレーム』に教員絶句10年間、小学校で音楽の教員として働いていた経験をもとに、エッセイ漫画を描いている小星さくら(koboshi_sensei)さん。子供たちと触れ合いながら、楽しく仕事をしていた小星さんら教員ですが、たびたび『あること』に悩まされていたといいます。それは、保護者からのクレーム。時には、『意見』や『苦情』という範囲を超えたあまりにも理不尽なクレームを入れられることがあったのだとか。同僚の杉本先生が受けたクレームは、なんと「うちの子に箸の正しい使い方を教えろ」というもの!杉本先生がこれだけ心身ともに疲弊しているということは、保護者は長々と電話で文句をいってきたのでしょう。このクレームを聞いた小星さんや杉本先生を含む、多くの人がこう思ったのではないでしょうか。「いや、それは家で親が教えることでしょう」…と。もしかすると、クレームを入れた保護者は、『学校はすべてを教えてくれる場所』と思っているのかもしれません。しかし、学校はあくまでも子供の成長をサポートする場であり、親が子供への教育の責任を転嫁していいわけではありません。理不尽なクレームに遭遇するたびに、「こんな恥ずかしい親には、なりたくない」と強く思ったという、小星さん。一般的に子供は、一番身近な大人である親を見て育つといわれています。だからこそ、親は意識して『手本となる振る舞い』を心掛けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月28日皆さんは、子どもの教育について意識していることはありますか?人気の先生でも、相性によってはやりづらさを感じることも…。今回は、担任の先生についてのエピソードを漫画で紹介します。新人の先生なんだか慌ただしい…影響を受けやすい時期担任の先生は重要2年生のときの先生とは、相性がよくなかったのでしょう。先生も生徒も人間同士ですから、合わないときもありますよね。次の学年では、相性のいい先生と出会えてよかったですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月25日新ドラマ「この素晴らしき世界」において、主演・鈴木京香の体調不良による降板が発表されていたが、この度、若村麻由美が主人公を演じることが決定した。平凡な生活を送る主婦が、ひょんなことから芸能界で活躍する大女優になりすまし、二重生活を強いられてしまう完全オリジナルのなりすましコメディ。若村さんが演じるのは、平凡な主婦と悪魔のような性格の大女優、浜岡妙子と若菜絹代の二役。主演交代による役名の変更はない。「科捜研の女」の風丘早月役でお馴染みの若村さんは、「夜桜お染」以来、約20年ぶりの地上波連続ドラマ主演となる。また、すでに出演が決まっている木村佳乃、沢村一樹、マキタスポーツとは初共演だ。「この素晴らしき世界」は7月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年05月18日俳優の窪塚洋介、窪塚愛流が10日、東京・銀座のスーツスクエア TOKYO GINZA店で行われた青山商事「SUIT SQUARE」記者発表会に出席した。青山商事が展開する「ザ・スーツカンパニー」は、5月10日より屋号を「THE SUIT COMPANY」から「SUIT SQUARE(スーツスクエア)」に変更。その発表会にアンバサダーの窪塚洋介、窪塚愛流親子が登場し、「変化と進化」をテーマにしたトークセッションを行った。親子揃ってイベントに登場するのは、この日が初めてとなった洋介と愛流。息子の愛流が「初めての現場がSUIT SQUAREさんの現場で、またそれから3年経ち、こうやって父親と一緒に仕事をすることができてうれしく思っています」と笑顔を見せると、父の洋介は「3年前にスーツカンパニーさんの方で初めて彼のコマーシャルの仕事とモデルの仕事ということで心配になりまして現場へ偵察に行きましたが、その時に初々しくも堂々と仕事をしている姿を見てほっこりしたのを覚えています。まさか3年後にこうやって親子で同じステージに立ってマイクを握るは夢にも思いませんでした」と感慨深げ。2人は今回のキービジュアルで初めて共演を果たした。愛流が「キービジュアルは服を着てませんが、この撮影が初めてだったので自分の中では思い出になりましたし、自分が想像してた以上に素敵な写真になりました」と満足そうで、洋介も「子どもはあっという間に大きくなるとまざまざと見せつけられましたね」と息子の成長に目を丸くしていた。息子の愛流は今年10月3日で20歳を迎える。背丈はすでに父親を超えているが、「誰よりも一番先頭で走っているのが僕の父親。生き方や仕事に対する姿勢はすごい素敵だと息子ながらに思います。父から何か奪っていきたいですね」と今後も父の背中を見て成長していきたいという。一方の洋介は「年々真面目になっていくというか、昔の方が圧倒的におバカキャラでした。役者やモデルを志して歩き出してからは真面目なことを言うようになったが気がします。進化していく彼の姿を楽しんで見せてもらおうと思っています」と今後の活躍に期待を寄せた。また、「THE SUIT COMPANY」から「SUIT SQUARE」に屋号が変わることにちなみ、「生まれ変わるとしたら?」という質問に愛流が「鳥になりたい」と答えると、洋介が「お前止めなさい! お父さんのことがあるんだから。なれなかったんだから止めなさい! 飛べないんだから」と2004年に起きた転落事故を思わせる自虐ネタで会場を笑わせていた。
2023年05月10日毎年4月になると、多くの学校に1年生が入学します。あみたろう(amitaro_t)さんが勤務する小学校にも、新1年生が入ってきました。普段、1年生と関わる機会のないあみたろうさんが、接点を唯一持てるタイミングは掃除の時間だそうです。ある日の掃除の時間、あみたろうさんは生徒から落ちていた画びょうを受け取ります。上級生の行動を見ていた、1年生の女の子。掃除に貢献したいと思ったのでしょう、どこからともなく画びょうを持ってきて、あやたろうさんに差し出します。しかし女の子が渡した画びょうは、壁に刺さっていたもの。恐らく画びょうなら何でもいいと勘違いしてしまったようです。女の子の行動には「外してまでも渡したい気持ちは分かる」「かわいすぎる真っ直ぐさ!」というコメントや、「次はできるよね!」と応援する声も寄せられていました。学校生活に慣れない中、上級生の行動を見て掃除を手伝おうとした1年生の女の子はとても立派ですよね!今後、下級生が見習いたいと思うような上級生になることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月09日西荻窪の路地裏。テラス席も人気の隠れ家的イタリアン本場仕込みの技で味わうのは、厳選した各地の旬素材乾杯は、イタリア各州から集めた50種以上のワインで西荻窪の路地裏。テラス席も人気の隠れ家的イタリアンアクセス至便な、住宅街の一角というロケーションも◎まず目に留まるのが、赤い日よけとテラス席。緑の鉢植えが並ぶ店構えは親しみやすく、ついつい引き寄せられてしまいます。この人気のテラス席は、路地裏の路面店ならではの特等席。ペットの同伴もOKなので、散歩の途中に気軽に立ち寄ることも可能。アンティークショップや雑貨屋めぐりの際に立ち寄るスポットとしてもインプットしたいお店です。普段使いから記念日まで、シーンに合わせて使いたいウッディベースの店内は温かで、どこかほっとする雰囲気に満ちています。ゆったりと配されたテーブル席にはママたちが気軽にランチに集ったり、カウンター席ではカップルが語り合っていたり。年配のご夫婦が食事のひとときを楽しむ姿も見かけられます。気さくな雰囲気に惹かれて、幅広い年齢層に支持されるのも魅力のひとつです。本場仕込みの技で味わうのは、厳選した各地の旬素材イタリア産の素材を大切に、香川産オリーブ牛といった厳選素材や各地の旬野菜がたっぷりと味わえるイタリア料理が自慢。本場の味わいを可能にするのが、イタリア・ピエモンテ州とシチリア島で修業を積んだ確かな技。パスタはすべて手打ちで、しかも数種類を取りそろえるこだわりぶり。苦手な食材などにも対応してくれるきめ細やかさも、人気の秘密です。では、お店がオススメするメニュー3品をご紹介します。香川産オリーブ牛を使った『手打ちタヤリンオリーブ牛のラグーソース』手打ちのタヤリンにソースをしっかり絡めて味わって「タヤリン」とは、ピエモンテ州で親しまれる定番のロングパスタのこと。独特の食感とコクのある味わいが特徴で、あっさりした香川産オリーブ牛との相性はぴったりです。牛モツの旨みたっぷり『トリッパとギアラの白ワイン煮込み』看板メニューのひとつ。凝縮された牛モツの旨みを存分に聞きなれない「トリッパ」に「ギアラ」。実は牛の胃袋のことで、イタリアでは代表的な食材です。国産牛の“モツ”を下処理し、白ワインで3時間煮込んで引き出した旨みをどうぞ。『イタリア産ホワイトアスパラのソテー生ハムと半熟卵のビスマルク』ホワイトアスパラと半熟卵&生ハムとの取り合わせも抜群!「イタリア産のホワイトアスパラのおいしさをぜひ味わってほしい!」というシェフの思いがこもったメニュー。シンプルに、香り高いトリュフオイルでいただきます。乾杯は、イタリア各州から集めた50種以上のワインでビールやカクテルもあり。お好みでチョイスイタリア各州から、それぞれの特徴あるワインをセレクト。ボトルワインだけでも常時50種あり、グラスワインやロゼも含めると、なんと約100種という品ぞろえ!料理に合わせて自在に楽しめます。パーティーコース(要予約)などで最適なワインに悩んだら、ぜひ相談を。実家が中華料理店だったことから、幼少期より料理に対する興味が強かったというシェフの木村さん。なかでも憧れたのはイタリア料理のシェフ。国内での研鑽の果てに渡伊したその情熱のままに、郷土の味を追求し続けています。料理人プロフィール:木村哲章さん調理師専門学校を卒業後、東京・恵比寿のイタリア料理店で約4年間勤務。さらに数店舗のイタリア料理店での修業を経て、単身イタリアへ。約2年、ピエモンテ州やシチリア島のレストランで経験を積む。帰国後もチーズ工房やイタリア料理店などで腕を磨き続け、2011年、念願の自分の店を西荻窪にオープンした。GOLOSO TETSU【エリア】荻窪【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】西荻窪駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年04月25日