立花尚美 著『好きな場所、時間、スタイルで月8万円! ちいさな起業のすすめ』2024年4月9日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は立花尚美著『好きな場所、時間、スタイルで月8万円稼げる!ちいさな起業のすすめ』 を2024年4月9日(火)に刊行いたします。地方在住でも、楽しみながら起業するための具体的なノウハウ満載━地方在住でも、新しいビジネスは見つけられる━都会のように、手軽なアルバイトなどが少ない地方都市。今後のマネープランのため、「あと○○円の上積みがほしい」人のための起業本です。長野県飯田市在住で、営業コンサルタントとして約1000人の起業家・経営者を指導してきた著者が、特別な資格や才能がなくても、「好き」「やりたい」気持ちを仕事につなげていくために、知っておきたいことをわかりやすく伝えます。企業設計図・事業計画書作成のためのワークシート付。※以下、本書より一部抜粋“楽しみながら起業するために”何からスタートしたらいいのか?起業には覚悟が必要だと、よく言われます。私が実際に8年間会社を運営してきて思うのは、大きな〈覚悟〉をした覚えはないけれど、責任感は必要であるということです。楽しみながら計画やプログラムを考え、誰かにお披露目しようとワクワクしている時点で、あなたはもうスタートしています。自分らしさを大切にして、チャレンジしてほしいです。次の5つを、想像してみてください。1. お客さまと共有したいものは何ですか2. お披露目してみたいものは何ですか3. 誰に最初に見てほしいですか4. お客さまが一日に何人ぐらい来てくださったら嬉しいですか5. どんな場所で披露したいですかもちろん、スタートするための事務的な準備も大事なのですが、それ以前にとても大切な、あなたがワクワクすることに焦点をあててほしいのです。自分の棚卸をすると強みが分かる!起業設計図自分のこれまでの人生について、振り返ったことはありますか?振り返ることによって自分の得意なことが明確になったり、不得意なことが分かったり、やりたいことに気づいたりと、多くの発見があります。まずは、起業設計図を自分でつくってみましょう。あなたが思い描いた通りにやりたいことができていたとしたら、満足度も高いことでしょう。もしやりたいことがあまりできていなくて、現時点で満足度が低くても、大丈夫です。あなたの中にはあなたの魅力・強みが必ず眠っていますから、それを活かしていけば、やりたいことをどんどん叶えていける人になれます!恥ずかしくて正直に書かなかったり、カッコいいことだけを書いたりしたくなるかもしれませんが、起業して成功する人は自分に対して正直な人です。自分をごまかすことは、人をごまかすことにつながるからです。自分の思いは、常に正直に真っすぐに、が鉄則です。まずは大事な人に伝えることから!起業すると、技術を高めなきゃいけない、資格のレベルを上げなきゃいけない、といったことばかり考えていませんか?自分にばかり目を向けて時間を使ってしまうと売上伸び率が遅く、目を外へ向けてお客さまに向き合うと、どんどん売上が伸びていく方が多いのです。熱烈応援者をファンとするならば、あなたのファンは何人いますか?ファンは大お得意さまのはずなのですが、一番の売上の元をつくっているファンは何人だろうと数えたことはありますか。すぐに出てこなかったとしたら、今すぐに数えてみてください!頭で覚えていても忘れてしまいますので、ぜひ顧客手帳をつくることをお勧めします。※本書では、ファンづくりのための顧客手帳の書き方、事例を紹介!書籍情報表紙タイトル:好きな場所、時間、スタイルで月8万円! ちいさな起業のすすめ著者:立花尚美ページ数:232ページ価格:1,595円(10%税込)発行日:2024年4月9日ISBN:978-4-86667-671-5書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章趣味が仕事になるスローライフ起業法とは?第2章もう他人に振り回されない!自分の個性を知って柱をつくる第3章「どんな人が手にしてくれるんだろう?」想像して商品をつくると無理なく売れる第4章たった一人の声から口コミの波が起こる、感動提供術第5章お客さまに支持されて、夢が叶う著者プロフィール立花尚美(たちばな・なおみ)著者:立花尚美開拓群代表、営業コンサルタント、書道家1972年、北海道生まれ。長野県飯田市在住。家庭用医療機器の営業に従事し年間10億円の売り上げを15年継続。2014年から独立起業し営業コンサルタントとして約1000人の起業家・経営者を指導。教室事業はフランチャイズを含め12店舗を経営。アジア・日本優秀企業家連盟(AEEFJ)主催ASIA GOLDEN STAR AWARD 2018年の文化貢献賞を受賞。⦆ひとりっ子で母親の気持ちを忖度しながら育った幼少期。自分の意見も言えず最初に就職したのが事務職。入社1日目にして自分には合っていないことを感じ退職を決意するも3年間勤務した後転職。自分の意見を言い実行することで頭角をあらわし管理職に選ばれる。結婚後も自分の意見を表現し続けキャリアアップしていった。自分に合ったやりがいのある仕事が営業だと気づき成果を上げ続けたが、40歳の頃「雇われのままでは面白くない、自分でイチからつくり上げてみよう」と起業を決心し、現在に至る。【報道関係各位】『好きな場所、時間、スタイルで月8万円稼ぐ! ちいさな起業のすすめ』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月05日声優の立花慎之介が2月22日、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」の新番組『〇〇(まるまる)な控え室』に出演。「めちゃくちゃ感動した」というマジックについて語った。○高重翔のマジックに感動今回の番組テーマは「マジックな控え室!」。立花がオーダーした特別ゲストとして、世界最大級のマジックの大会『FISM』3位にも輝いたことのあるマジシャン・高重翔を招き、マジシャンを志したきっかけなどについてトークを繰り広げたほか、高重が実際にマジックも披露した。テレビで高重のマジックを見たという立花は、「ストーリー仕立てで、箱を置いてお金を乞う貧しい少年がいて、お金をもらうんだけど、それが何かの拍子で増えていく。少年の喜びがあるんだけど、それがいきすぎたから手元から消えてしまうっていうマジックを見たときにめちゃくちゃ感動して、この人すごい! と思ったのが初めだったんですよ」と回想。その上で、「あのマジックはテレビ番組だけのものだったんですか?」と尋ねると、高重は「あの演技自体が、世界大会に出たときの自分の演技なんですよ」と明かした。さらに、立花は「その時は全く接点がなくて」と続けつつ、高重がコロナ禍に行っていたYouTubeでのライブ配信に言及。これに高重が「暇だったんで、自分の誕生日のときにライブ配信をしてたんですよ。だいたい70人くらいの方が観てくださっていたんですけど、ある年、何百ってくらいの人数の方が観にきてくれて。Xを見たら、立花さんがポストしてくださっていたんです」と明かすと、立花はコロナ禍で自分たちの活動も止まっていたことに触れながら、「山口県で活動しているマジシャンとして地道にそういうことを始めてたから」と感慨深げに振り返り、「しかも誕生日だったから、片っ端からプレゼントを贈ろうと思って(笑)。そこで初めてSNS上でやり取りをして、お会いするのは今回が初めてで」とうれしそうに語っていた。【編集部MEMO】『〇〇な控え室』は、立花慎之介、前野智昭、ランズベリー・アーサーがメインMCを担当。初回は、「〇〇な控え室 戦略会議」と題して、3人が今後番組でやっていきたいことやチャレンジしたいことを中心にトークを繰り広げた。2回目以降からは、毎回メインMCの3名が入れ替わりでMCを担当し、各回のトークテーマに関係のある声優ゲストと、異業種で活躍している特別ゲストを招き、さまざまな企画を行なっていく。
2024年03月01日1980年代後半にアイドルとして活躍した女優の立花理佐が14日に自身のアメブロを更新。抗がん剤治療で見舞われた副作用を告白した。この日、立花は「自分の事かなり強いと思ってた。相当我慢強いって」と述べ「でも違ってた」とコメント。「抗がん剤治療なんクールくらいからかどんどん自分じゃなくなっていくのがわかった」と明かし「泣こうもんなら抗がん剤の副作用で、目の奥の方から凄い痛みが」と抗がん剤治療中に見舞われた副作用を告白した。続けて「泣く事も許されないんだ 必死に涙こらえた」といい「息することも苦しくて・・・どうやって息すればいいのかさえわからなくなって」と回想。「気が付けば、毎日寝る前に『どうかもう目が覚めませんように・・・』祈ってた」と述べ「頭の中が死でいっぱいになって当時の記憶があまりない」とつづった。また、検診の際には無意識に医師に対し「私。死にたいです」と言っていたそうで「ハッと我に帰って なんて失礼なこと言ってるんだ」と思い「ごめんなさい!なんて事言ってるんだろう?助けてもらったのに」と医師に謝ったことを説明。医師からは「いいんですよ」と返答があったそうで「優しく色々聞いてくれました」と嬉しそうにつづった。最後に「また色々頭の中整理して詳しく書いていこうと思います」と予告し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ほんとに大変な思いをされたんですね」「つらかったのですね」「いつまでもその素敵な笑顔でいてください」などのコメントが寄せられている。
2024年02月15日1980年代後半にアイドルとして活躍した女優の立花理佐が14日に自身のアメブロを更新。医師に紹介された病院で予定を前倒しにして検査を受けたことを明かした。この日、立花は「検査」というタイトルでブログを更新し「先生に紹介された病院に」と医師から紹介された病院を受診したことを報告。一方で「怖くなって泣いたり、これって現実?って感じになったりと自分の中で感情がいっぱいありすぎて訳のわからない状態が続いて記憶があやふや」だといい「とにかく診察室に入る時、異常に緊張してたの覚えてる」と振り返った。続けて「先生と何話したのかもほぼ覚えてない」と述べ「検査のスケジュールたててくれていたんだけど、症状聞かれたのかな?血がでてる時もあることと、とにかく痛いと言ったと思う」と説明。医師から「症状出てますね。検査前倒ししましょう」と言われたそうで、検査を受けたことを明かしつつ「何種類検査したんだろ?ほんと憶えてない」とつづった。また「一番最初は、PET」と説明し「痛くなかったし、ゆったりした椅子に横になってるだけでこれでいいの?って思ったから憶えてる」とコメント。「これだったら乗り越えられるかもって思った」というも「そんなに甘くはなかった内視鏡の検査。お尻にカメラ入れるんだけど、あまりの痛さに気が狂いそうだった」と検査中の自身の様子を明かした。さらに「聞いた話だと、カメラが2センチなのに、がんのせいで私のが2センチくらいになってたらしい」と述べ「だからすごく痛かったんだって」と説明。手を握ってくれていたという看護師から「我慢しないで泣いていいのよ」と声をかけられたそうで「その一言で私の中で緊張が切れたのか、子供のようにわんわん泣いちゃった」と明かした。最後に「終わってからも涙が止まらなくてヒックヒック泣いてた」といい「検査のために待ってる人たち何されるんだ!って思わせちゃったかも」と申し訳なさそうにコメント。「何日かかけて検査をして検査結果」については「家族の方と来て下さい」と言われたことを明かし、ブログを締めくくった。
2024年01月15日1980年代後半にアイドルとして活躍した女優の立花理佐が12日に自身のアメブロを更新。あまりにも深刻な様子の医師から病気の告知を受けた日を回想した。この日、立花は「病院へ」というタイトルでブログを更新し「ずっと行ってこいと言われたてたのに」「怖くて行けなかった」と説明。しかし、夫から「行こう!」と言われたそうで「やっと重い腰をあげて病院へ」と病院を受診したことを明かした。続けて「診察が始まってほんとすぐだった」と述べ「先生の顔色が変わり『すぐ検査するから!』と別室に」と説明。「検査結果わかったらすぐ連絡するから」と言われたそうで、検査後の自身について「一週間くらいかな?あまり覚えてなくて・・・」と振り返った。また「病院に来て下さいの連絡が」あったといい、医師から「がんです」と告知を受けたことを告白。「聞きたくなかった一言。でも不思議と冷静だった」と述べ「あまりにも深刻な先生に、笑顔で『私、死んじゃうんですか?』」と問いかけたといい、医師から「机をバン!って叩いて、『何言ってるの!!!』怒られた」とつづった。最後に、車で待っていた夫に「どうだった?」と問いかけられたといい「平気って感じで『がんだって』」と報告したそうで「その後ずっとお互いむごんだった・・・」と説明。「信号待ちで停まってる間」「見せたくなくて我慢してた涙が溢れてきて、必死に外をみて誤魔化したけど見られてるのわっかた」(原文ママ)と述べつつ、夫について「知らないふりしてくれた」と明かし「ありがとう」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月13日2023年10月26日、アイドルグループ『妄想キャリブレーション』の元メンバーである、水城夢子さんが亡くなったことが分かりました。この日、本人のX(Twitter)アカウントで関係者によって明かされた、水城さんの逝去。患っていた病気の完治を願って闘病していましたが、27歳で息を引き取ったといいます。水城夢子のファンの皆様、関係者の皆様へ pic.twitter.com/9JU9a6jkf4 — 水城 夢子 (@mizuiki422) October 26, 2023 『妄想キャリブレーション』のメンバーとしてメジャーデビューし、同グループの活動終了後は、俳優として活躍していた水城さん。闘病中も、ファンのことを考えていたといいます。きっと、1日も早く病気を治し、再びステージに立つことを夢見ていたことでしょう。水城さんの最後の投稿は、2023年4月に迎えた誕生日での「おいしいご飯をもりもり食べたよ。おめでとう、私」という明るい一文でした。私より今日を楽しく過ごすことだけに集中してる大人いる?クリスマスツリーなんて1年中飾っちゃうよ pic.twitter.com/SeR6mCp7S4 — 水城 夢子 (@mizuiki422) December 23, 2022 あまりにも早すぎる旅立ちに、ネットでは関係者と多くのファンが「信じたくない」「夢子さんの歌声が大好きです」といった声が上がっています。水城さんの輝く笑顔は、たくさんの人の心の中で残り続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年10月27日7月の参院選で初当選を果たすも、滞在先のドバイから帰国する見込みのないNHK党の“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。相次ぐ波紋を呼ぶ行動に、立花孝志党首(55)も手を焼いているようだ。初登院となるはずだった8月3日召集の臨時国会を欠席したガーシー氏。事前に参議院に海外渡航届を提出したが、参院議院運営委員会の理事会からは全会一致で否認された。立花氏は12日に開いた記者会見で、ガーシー氏とドバイで面談したことを報告。ガーシー氏には不当逮捕の可能性があるとしつつも、「本人としても日本に戻ってきたいという強い意向がある」と明かした。「立花氏はガーシー氏の帰国が実現するには、政治家の不祥事を追求するような暴露で世論から支持されることだと考えているようです。ですが、ガーシー氏は“暴露系YouTuber”から国会議員に転身したものの、『国民が納得するような暴露はない』と立花氏は不満気でした。立花氏はガーシー氏の役割を、『政治家の不祥事を暴くことによって辞任などの成果を出すこと』と改めて強調していました」(スポーツ紙記者)ガーシー氏が当選後に行った暴露といえば、人気YouTuber「東海オンエア」のてつやが女性YouTuberのきりたんぽにキスする動画を公開したこと。しかしこの暴露によって、きりたんぽはYouTuber活動を休止する事態に追い込まれたのだった。「この暴露について、世間からは『公益性が感じられない』『民間人への個人攻撃』とガーシーさんに批判の声が上がりました。ガーシーさんは8月の臨時国会を欠席した際、インスタで《政界に嵐を吹き込んだるから》と息巻いていました。最近では、自民党の木原誠二官房副長官の暴露を仄めかしていますが、まだ実行には移していません。ガーシーさんといえば、TwitterやYouTubeチャンネルなど相次いでアカウントが停止され、発信の場が制限されています。そのため、近日中に開設するオンラインサロンでの発信がメインになるそうですが、そのサロンは有料だといいます。いまやガーシーさんは国会議員。そもそも、選挙公約に“47人の実名暴露”を掲げていましたが、『落選したら有料会員サロンのみで暴露する』と話していたはず。料金を取って情報を発信するとは不平等ですし、“公約違反”と見なされかねません。政治家の暴露を行うとしても、有料とあれば公人としての見識を疑われても仕方がないでしょう」(前出・スポーツ紙記者)当選から1カ月が経つも“有益な暴露”がなく、立花氏からも“指導”が入ったガーシー氏。8月12日には《みんなー、いよいよオンラインサロンオープンするでー!楽しみに待っててやー!》とInstagramで呼びかけていたが、多くの国民から納得を得られるだろうか。
2022年08月15日先月行われた参院選で初当選を果たしたものの、その行動が問題視されているガーシー参議院議員(50)。その火の粉は、ガーシー議員の所属するNHK党の立花孝志党首(54)が降りかかっているようだ。ガーシー議員の問題行動は二つある。一つ目は、“国会の欠席”。8月3日から5日まで3日間開かれた臨時国会に、東谷議員は1度も姿を現さなかったのだ。「ガーシー議員は滞在先のドバイからオンラインで選挙活動を行い、当選直後から帰国しない意向を示していました。帰国しない理由について、立花党首は『ガーシーが警察から詐欺容疑などで不当逮捕されることを恐れている』などと説明しています。いっぽうで先月22日にYouTubeで公開された堀江貴文氏(49)との対談動画で、立花党首はガーシー議員について『一生帰ってこないんじゃないですか。だって、値打ちがなくなると思うんですよね、彼の。日本でビビりながらYouTube出すよりも、ドバイにいたままの方が面白い』『国会議員という肩書きのままドバイにいる方がベスト』と話し、国会に出席しないことを容認していました」(スポーツ紙記者)そして二つ目は、“キス動画晒し”だ。ガーシー議員は先月27日に、人気YouTuber『東海オンエア』のてつやが女性YouTuberのきりたんぽにキスする動画をInstagramのストーリーで公開した。「ガーシー議員の公開した動画には、カラオケ店で周囲から『キス!キス!キス!』と促されるてつやさんの姿が。その後、てつやさんはきりたんぽさんを抱き寄せてキスしていました。しかし今月2日、きりたんぽさんは『キス動画は4年以上前のもの』とYouTubeで説明。さらに動画が公開されたことで誹謗中傷や殺害予告が届いたため突発性難聴を発症したと明かし、当分の間は動画投稿を休止するとも発表しました」(前出・スポーツ紙記者)物議を醸すガーシー議員の行動の数々。そんなガーシー議員を擁するNHK党のトップである立花党首はというと……。4日、立花党首はYouTubeにアップした動画で“キス動画晒し”について言及。しかし、「党の代表は立花ですので、どのような責任を取るのかと言われれば、何もしません。責任の取りようがありません」とコメントしたのだ。さらに、「ガーシーがどういう意味をもって、きりたんぽさんのキスしてる動画を出したのか、正直わからないんですよね。もっというと、知りたいとも思いません」とも語っている。放任の姿勢を見せる立花党首だが、ある全国紙の記者は首をかしげる。「選挙出馬前にガーシー氏が行ってきた数々の“暴露”はあくまでYouTuberとして行ったものなので、そこに関しては当事者間で解決すればいい問題でしょう。ただ、今は参議院選挙で当選した一人の国会議員です。国会議員と並行してこれまで通り暴露を続けることは止められるものではありませんが、公益性があるとは言えない女性YouTuberの4年前のキス動画を晒すというのは議員として見識を疑われても仕方がありません。そんな行動が問題視されている議員の行動を正すのが、党首としての務めではないのでしょうか」にも関わらず“ノータッチ”を貫く立花党首。ネット上では、そんな振る舞いを疑問視する声が上がっている。《党首の立場でしたら、自党の議員の個人的行動について責任は無いにせよ、明らかに議員活動から逸脱している他人のプライバシーを侵す行為については注意するべきではないでしょうか。その前に自党の党員が当選していながら帰国しようとせず国会を欠席する行動については、党首としての責任があると思うのですが》《一般企業でも、部下のしくじりで他人が不利益を被ることがあった場合 それが直接の関係がなくても 状況精査 本人に説明を求めるよう話位はするように思います》《党に所属する議員が他人へ迷惑をかけたら党首として謝罪して、議員へ注意するのが一般的でしょう》《おいおい。党首なんだから、自分とこの議員の不祥事なんだから、責任もって対処しろよ。党の公認候補だったんでしょ?》
2022年08月06日●『ゲゲゲの鬼太郎』舞台版ならではの楽しみ方がある水木しげるさん生誕100年を記念して上演される舞台『ゲゲゲの鬼太郎』(以下、ゲゲステ)で、舞台オリジナルキャラクター・タケル役を務める俳優・立花裕大。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで豊前江役、舞台『ブルーピリオド』の恋ヶ窪役などを務めた今注目の2.5次元俳優だ。7月3日に30歳を迎えた立花にとって『ゲゲステ』が30代初めての舞台、さらに自身初の明治座公演と、“初づくし”の挑戦となる。どんな思いで本番に臨むのか、意気込みを聞いた。――『ゲゲステ』では舞台オリジナルキャラクターとなる、村人のタケルを演じます。どんな役でしょうか?出演が決まった時点では何の役を演じるのかわからなかったのですが、妖怪役だと思っていました(笑)。鬼太郎たちが人間の悩みを解決していくお話で、僕が演じるタケルは完全に人間サイドではなく、妖怪と人間をつなぐ、架け橋のようなキャラクターになると思います。――どんな演技プランを考えていますか?原作にいない役なので、周りを見ながら役を作っていく作業が多くなると予想しています。個人的には、感情の起伏がかなりある役なんじゃないかなと。いずれにせよ、熱量が大事になってくる。今回の舞台は蓋開けてからが勝負になってくる気がしているので集中力も高めていきたいです。――『ゲゲゲの鬼太郎』は水木しげる先生による大変有名な作品です。僕も幼い頃にアニメも見ていました。出演が決まったとき、あまりにも有名な原作なのでもちろんプレッシャーはありましたが、『ゲゲステ』は舞台版なりの楽しみ方があると思うんです。ファンの方には舞台版ならではの世界観を楽しんでいただきたいし、僕も楽しみながら作っていきたいです。――主人公ゲゲゲの鬼太郎を荒牧慶彦さん、ねこ娘を声優の上坂すみれさん、ねずみ男を藤井隆さん、砂かけばばあに浅野ゆう子さん、天邪鬼-リンを七海ひろきさん、子泣きじじいをカラテカの矢部太郎さんが演じます。さらに目玉おやじはアニメでも演じられている野沢雅子さんが声のみで出演されます。豪華な俳優陣ですよね、共演めちゃくちゃワクワクします!みなさんがどうやって役と向き合って作り上げていくのか、その過程を見られるのがもう楽しみで仕方がないです。さまざまなジャンルの活躍されている方が集まっているので、めちゃくちゃ面白いことになるんじゃないかと期待しています。――カラテカ矢部さん以外は初共演となる役者さんだとか。そうです。唯一、カラテカの矢部さんとは共演したことあるんですが、1日だけしかご一緒していないので、ほぼほぼはじめましてです。早く仲良くなりたいけど……如何せん、人見知りなので(笑)――立花さん、全然人見知りっぽく見えないです。あはは、よく言われるんですよ。仲良くなりたいと思っても自分からすぐにいけなくて。『ゲゲステ』の方とは早く仲良くなりたいなと思っていますが……どうなるかな?ドキドキです。――7月3日に30歳の誕生日を迎えた立花さんにとって、『ゲゲステ』が30代初めての舞台になりますね。もうバッチリ決めたいですよね!“30歳の役者”と聞くと、若い頃の自分からしたらだいぶしっかりした素敵な役者さんになっているとイメージがありました。でも、まだまだと思うことばかり。今回の舞台では聞ける人がたくさんいる環境だと思うので、自分にプラスになることをたくさん吸収したい。自分を鍛えられる、そんな舞台にしたいです。――東京公演の上演会場は明治座です。立花さんが明治座の舞台に立つは初めてですね。初めての明治座に立てるのもめちゃくちゃうれしいです。自分の名前の幟が出るのは憧れていたので、とても楽しみです。正直に言うと、伝統ある会場で緊張もプレッシャーもある。でも、だからこそしっかりしなきゃと思います。プレッシャーとワクワクしている気持ちが交差しています。――20代でやり残したと感じることはあります?小さいことかもしれないですけど、生まれてからこれまで髪を染めたことがないんです。理由はわからないですけど、これまで真面目な雰囲気の役柄を多くいただいていて、それをやり続けていたら30歳になっていた。これはちょっと心残りかもしれません。髪を染めなきゃいけない役、やってみたかったな。30代以降、絶賛お待ちしています(笑)●陣内孝則が師匠「陣内さんと出会って、今がある」――人生の1つの節目を迎えた立花さんですが、これまでの役者人生で転機となった作品はなんでしょうか?14歳のときに初めて出演した映画『スマイル 聖夜の奇跡』です。僕の師匠である陣内孝則さんが監督と脚本を務めた作品で、僕はただアイスホッケーをやっていた少年でした。この映画はアイスホッケーを題材にしていて、陣内さんは役者ではなくアイスホッケーをやっている少年で映画を撮りたいとおっしゃっていて、オーディションで選ばれたのが僕でした。そこから陣内さんと出会って、今があると思っています。――この出会いと作品がきっかけに立花さんは役者人生を歩んでいくんですね。陣内さんは本当に面倒見がいいんです。映画『スマイル 聖夜の奇跡』のあと、舞台『菊次郎とさき』でもご一緒しました。いっぱい服をくれたり、陣内さんの奥さんが僕の分のお弁当まで作ってくれたりした。そうやって可愛がってもらったからこそ、僕は役者をやれている。だから僕ももっと成長して、後輩にそういうことをできる人間になりたいと思っています。陣内さんは本当にかっこいいんです。でもやってくれたことを「恥ずかしいから言うなよ」って言うんですよ(笑)――陣内さんとの再共演はいかがですか?共演したいです! もうめちゃくちゃしたい(笑)。共演が30代の目標かな。“こんなに大きくなりました”って見せたいです。『ゲゲステ』で共演される浅野さんは、きっと陣内さんとお知り合いだろうし、いろいろお話をしてみたいなって思っています。――最後に『ゲゲステ』を楽しみにしてくれている方にメッセージお願いします。初めての明治座、30歳になって初めての作品、初めましての方との初共演と“初づくし”ですが、めちゃくちゃ熱いものを見せたいと気合いを入れています。自分は気持ちで勝負しているので、そこを感じとっていただけたら。いい舞台を作り上げたいと思っていますので、ぜひお楽しみにしていてください。――ありがとうございました。ちなみに、立花さんは幽霊や妖怪を信じますか?まったく信じない人間ですが、人生で2回めちゃくちゃ怖い経験はしたことはあります。――えっ!昔舞台で地方に行ったとき疲れ果ててホテルで寝ていたんです。そこで初めて金縛りの状態に。何をしても体が動かなくて、「これが金縛りか」と思いました。ふと見たら浴室の電気がついていて、さらに蛇口をひねる音がしてシャワーが流れる音がし始めて。しばらくしてシャワーの音が消えたと思ったら、ペタペタとこっちに近づいてくる足音が聞こえたんです。「やばい!」と思ってグッと力を入れたらやっと体が動いて、浴室を見に行ったけど誰もいなくて……でも浴室はびしょびしょに濡れていました。――それってガチの怖いやつですね。めっちゃ怖かったです! でも、信じていないんですけどね。どうしても科学的に考えてしまうタイプで(笑)■立花裕大1992年7月3日生まれ、神奈川出身。14歳のとき陣内孝則がメガホンをとった映画『スマイル 聖夜の奇跡』に出演し、デビュー。NHKの『天才てれびくん』シリーズ『天才てれびくんYOU』では団長として出演した。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの豊前江役などで注目を浴びる。舞台『ゲゲゲの鬼太郎』で初めて明治座の舞台を踏む(7月29日~8月15日に東京・明治座にて、8月19日~8月28日に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演)。
2022年07月30日文字や紙、本を素材・テーマに作品を制作してきたアーティスト、立花文穂(たちばな・ふみお/1968年広島市生まれ)による、美術館での初個展が7月23日(土)より水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。製本業を営む家に生まれ、幼少期から身近に存在した紙や印刷物、文字が身近に存在していた立花は、1995年にクリエイティブディレクターの小池一子が開設した佐賀町エキジビット・スペースでの個展『MEDE IN U.S.A.』でデビュー。2000年に入ると活版による印刷物や大判カメラで撮影した写真、さらにブロンズや石膏による彫刻など「文字」を基軸にした作品を制作。一方で、ハガキからポスターまで多種多様な印刷物や本などのグラフィックデザインに携わり、美術・グラフィックデザイン・編集・印刷・出版など領域を横断しながら活動してきた。2007年からは責任編集とデザインを自らが担当し発信する媒体として『球体』を刊行。立花が「“美術、写真、建築、ことば、…さまざまな表現をぐちやつとまるめた紙の塊” 」と称する媒体は、形態や仕様を変化させながら、現在8号まで続いている。同展では、四半世紀にわたる立花の活動を振り返るとともに、2021年に開催された「東京ビエンナーレ 2020/2021」のなかで、活版印刷機を楽器と見立て、ギターや鍵盤とのコラボレーション作品として発表された《機会OPPORTUNITIES》を再展示するなど、新たな展開も紹介。さらに、7月1日には「東京ビエンナーレ 2020/2021」の記録として『球体』最新号『球体9《機会OPPORTUNITIES》』をリリース。「印象」(英語では「IMPRINT/IMPRESS」)というタイトルのもと、印刷/印字と象形(かたどる/かたちづくる)という、立花の創作の思想・思考に深く触れられるまたとない機会だ。《へのへのもじへ》2014年《クララ洋裁研究所》2000 年撮影:久家靖秀《傘下》2020 年《木のなかに森がみえる》2007年【開催概要】『立花文穂展印象IT’S ONLY A PAPER MOON』会期:2022年7月23日(土)~2022年10月10日(月・祝)会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)料金:一般900円公式サイト:
2022年07月01日朗読劇 恋を読むin クリエ『逃げるは恥だが役に立つ』の合同取材会がこのほど行われ、太田基裕、立花裕大が登場した。同作は海野つなみによる同名人気コミックの朗読劇。原作は2015年に第39回講談社漫画賞8少女部門)を受賞し、翌年連続テレビドラマ化もされ大ヒットとなった。ラブストーリーの朗読劇シリーズ「恋を読む」第2弾として2019年に舞台化され、同シリーズ第4弾として再演となる。院卒だけど内定ゼロ、派遣切りで無職になってしまった森山みくりが、恋愛経験ナシの独身サラリーマン・津崎平匡の家事代行として働き始めることから、契約結婚をすることになる……というストーリーの同作。平匡役には細谷佳正、太田基裕、戸塚祥太(A.B.C-Z)、立石俊樹、荒木宏文、みくり役には仙名彩世、桜井玲香、大原櫻子、花乃まりあ、城妃美伶、内田真礼が決定した。さらに平匡の同僚・風見涼太役に梅津瑞樹、立花裕大、有澤樟太郎、梅原裕一郎、水田航生、牧島輝、矢田悠祐、みくりの伯母・土屋百合役に壮一帆、シルビア・グラブ、友近、春野寿美礼、朴ロ美(※ロは王偏に路)が集い、8月11日~8月18日まで東京・日比谷シアタークリエにて様々な組み合わせで公演が行われる。○作品での共演は初となる2人共にミュージカル『刀剣乱舞』シリーズに出演する2人だが、作品での共演はなく、1月に行われたミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念 壽 乱舞音曲祭が接点だったという。今作では1回目の稽古の帰りにたまたま一緒になった時に話したそうで、風見役の立花は「僕は『刀ミュ』には後から参加したので、一方的に太田さんのことは知ってて、めちゃくちゃ尊敬してる先輩です」と明かし、平匡役の太田は「よく言うわ!」とツッコミ。立花は「帰りが一緒になって、めちゃくちゃ緊張しました。本当に優しい先輩で、胸を借りて頑張っていこうと思います」と意気込んだ。今回はまた違う役柄での共演となり、太田は「全然イメージは違いますけど、ミュージカル『刀剣乱舞』でもにじみ出る真面目さを感じたし、そのまっすぐさ、人間性は今回の風見役でも出てる」と立花を評価する。立花は「太田さんは本当にミザンス(立ち位置)付けから本当に素敵で、どんな風になるんだろうってひたすら観察していました。楽しいです」と先輩を絶賛。『刀ミュ』とは全く異なるキャラクターを演じることに、太田は「僕は普段からああいう感じではないので、違和感はないんじゃないかなと思うんですけど……」と苦笑し、立花は「『刀剣乱舞』の時にすごい振り切られているので、『どうやって役作りしてるんだろう』とびっくりして、今回はちょっとワクワクしてるところ。平匡さんにすごい合ってるような感じ」と期待する。太田の普段に近い演技が見えるのではないか、と予想しつつ「僕は、まだまだ全然太田さんのことを深掘りできてないんですけど」という立花に、太田は「ファンか!」とつっこんでいた。朗読劇となるため、互いの声についての印象を聞かれると、立花は「僕はもう、太田さんの声、めっちゃ好きです。透き通ってて、めちゃくちゃ高い声も出る」と絶賛し、太田は「ハードル上げるなよ!」と焦った様子に。「僕は舞台も見てますから、素敵だなと思って。歌も上手なので、『生まれ持ったものだな、良いな』と聞いてます。慕ってます」とラブコールを続ける立花に、太田は「怖いですね。こうやってうまく世間を渡ってってるんだなあ」と達観。「でも立花くんの声も、人間性をすべて知っているわけではないんですけど、にじみ出てると思う。まっすぐで真面目な感じで、すごく素敵な印象を持っています」と表した。○『逃げ恥』から感じたこと漫画もドラマも大ヒットした同作については、2人とも「今回台本をいただいて、原作の漫画を読んだんですけど、コメディとはいえ、人間同士の関係性だったり、色んな要素が含まれる作品だと思いました」(太田)、「僕も漫画を読んでいろんな要素が盛り込まれているなと思って、女性が社会進出してくるために抱える問題や、男性がどうあるべきかみたいなところも面白かったし、繊細な気持ちのやり取りがすごくリアルで、一気に読んでしまいました」(立花)と感想を述べる。太田はさらに「男性女性ということではなく、家事を搾取と捉えたり、人間同士の付き合い方が『愛』という言葉だけで片付けられていない。人との関わり方について、自分の中でも感じるものがあった」と振り返り、立花も「今回の朗読劇では、内側の声もめちゃくちゃ出てくる。僕はやっぱり(相手役の)百合さんが新鮮で、一線を引いてるんだけども、だんだんその価値観が揺らいで女子の部分がちょっと出てくる。誰しもがそういうところを持っているのかな、と再認識しました。百合さんみたいな人こそ、表には出しにくいと思うので、なかなか日常でも感じ取れる自信はないんですけど、『みんな人間なんだな』と思いました」と、キャラクターから感銘も受けた様子。太田は「個々をどれだけ尊重できるかが、テーマだなと思う。それぞれがセンシティブであり、それは人間が生きてたら当たり前なんですけど、そういうことを色々な概念とかで流して無視していた部分があって、そこをどうしていくか、すごく考えさせられる。コメディなんだけど深くて、いいバランス」と物語の魅力を表す。立花は「原作ではもっと色々な話も出てきて、青空市のエピソードではボランティアとお金の問題になったりして、めちゃくちゃ面白かった。現実にも避けては通れないものがいっぱいあると思うんですけど、1つ1つちゃんと向き合って、幸せに向かって行ってるんだと思う」、太田は「誰かが笑ったら誰かが泣いてる、というのはどんな状況でもあり得ることで、どう折り合いを付けていくかは、当事者同士でしっかりと話し合い、理解し合わないと先に進めない。『自分の落ち度はここか』とも思いながら読みました」と、熱く語った。○俳優としての思いに変化もコロナ禍で様々な試みが行われている演劇界について話が及ぶと、やはり大きいトピックスだったのは配信の増加だったようで、太田は「戸惑いはまだ拭い切れてないというか、カメラがどこから抜いてくるのかとか、気にするところが増えてしまう」と正直な感想も。立花は「いいなと思うところは、これまで遠くて躊躇していたような人も見れるようになったこと」と挙げつつ、「お客さんも入ってるし配信もあるとなると、どちらにも届けたくて、難しい」と太田に同意。太田は「やっぱり、人間の欲が出てきちゃうので。どちらにもいい顔したいって……人間、愚かだから」と笑わせつつ、「今後ドローンでの中継も全然あり得ると思うので、総合芸術みたいな形になっているのかな。楽しいと捉えながら演じることができたら、さらに1つ違うフェーズに行けるんじゃないかなという気もしてます」と新たな希望も示した。俳優としても、世情の変化により「自分の中で、責任感は増した。良くも悪くも考える時間が本当に増えて、この仕事の意味とか意義を前より深く感じるようになった気はします。それと同時に『何ができるんだ』と、いろんな絶望も味わうんですけど、お芝居の形態も変化している中で、作品の大きなピースになれるように頑張っていかないといけないという責任感が前より増えた」(太田)、「『今日が千秋楽のつもりでやれ』とよく言われるけど、本当にそういう状況になったことで、より熱量が上がった。リアルにそういう状況だと、全然違う」(立花)と気持ちの変化もあったという。そんな中で届ける今回の作品について、太田は「"ムズキュン"の世界観を楽しんでいただきながらも、何かこの作品を通して、様々なことを改めて考えるきっかけにもなってほしい」、立花は「初めての朗読劇ということで、今まで見せたことないような自分を表現してみたいし、相手も変わることでまた違った化学反応を得て、いい公演にできればと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただければ」と、それぞれ最後にメッセージを贈った。
2021年08月02日浜辺美波が最狂の賭け狂い・蛇喰夢子を再び熱演する『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』。現在公開延期となっている本作から、ギャンブルの強さだけで学内ヒエラルキーが決まる私立百花王学園の絶対的権力=生徒会に暗雲が立ち込める本編映像が初解禁された。今回解禁となった映像は、生徒会書記の五十嵐清華(中村ゆりか)の「生徒会長のお作りになった階級制度は完璧に機能しております。生徒会の権力は盤石です」という言葉から幕を開け、対する生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)の「本当にそうかしら?」というセリフで不穏な空気に包まれる。「本当にそうなの?」と訝しがる西洞院百合子(岡本夏美)と夢見弖ユメミ(松村沙友理・乃木坂46)。どうやら家畜に許された最後の権利である“公式戦”を挑む生徒が増えているようだ。そんな状況に思わず「キモいんだよ!」と声を荒げる裏の顔を覗かせてしまう夢見弖の姿も垣間見ることができる。「全ては蛇喰夢子から始まった」。そう新渡戸九(小野寺晃良)が語る理由は、夢子が生徒会役員の半分以上にギャンブルで勝利した上、生徒代表指名選挙での動乱を巻き起こしたから。夢子によって絶対的権力である生徒会は着実に蝕まれていた。「蛇喰夢子。彼女は革命家か? それともただの賭ケグルイ…か」、その言葉で映像は幕を閉じる。この暗雲立ち込める生徒会の状況を打破しようと、西洞院と夢見弖はある行動に出るのだが、それが思わぬ波乱の展開を招いてしまうことになる、という。ますます期待が高まる本編映像となっている。『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』は近日公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット 近日公開(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年05月21日強烈キャラが目白押しの『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』より、浜辺美波演じる主人公・蛇喰夢子をはじめ、5人のキャラクター特別映像が到着した。今回公開された映像でフォーカスされているキャラクターは、浜辺さん演じる夢子のほか、高杉真宙演じる鈴井涼太、森川葵演じる早乙女芽亜里、「ジャニーズWEST」藤井流星演じる視鬼神真玄、池田エライザ演じる桃喰綺羅莉。まず、シリーズの主人公・夢子にスポットを当てた映像では、一見穏やかな夢子だが、賭ケグルイの本性が様々な猛者とのギャンブルの中で明かされていく様子が映し出され、今作の「指名ロシアンルーレット」の夢子の姿も垣間見ることができる。「賭ケグルイ双(ツイン)」で主人公を務めるほど読者から熱い支持を得ている“高飛車ツインテール”早乙女芽亜里の映像では、最初は絶好調の芽亜里だが、本作では“呪い”にかかってしまうようで、まさかの絶不調(?)な様子が覗ける。さらに、これまでのシリーズでの“愛すべきモブ”の姿が映し出される一方、「モブ卒業!?」という言葉が表記され今作の展開が気になる「鈴井涼太編」。本作より登場する最凶最悪のギャンブラー・視鬼神真玄の恐ろしい姿が堪能できる「視鬼神真玄編」。学園の絶対的支配者である生徒会長・桃喰綺羅莉が、シリーズ初となるギャンブルに挑む様が映し出されている「桃喰綺羅莉編」が公開。いずれも、キャラクターたちの個性がぎゅと詰まった映像となっている。『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』は4月29日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット 2021年4月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年04月18日私、昔から妄想癖がありましてね(笑)結婚当初の私はまだまだ何も知らない脳内お花畑ちゃんで、第一子妊娠中は素敵な妄想しかしてこなかったんですね。なので実際に子育てをはじめると『思ってたんと違う!!!』っていうことの連発で…。まず、赤ちゃんがこんなに寝てくれないなんて知りませんでした。赤ちゃんっていつも寝てると勝手に思い込んでいたから(CMイメージ)あまりの寝なさに発狂(笑)更に、母乳は勝手に出てくるし授乳はすんなりいくものだとばかり思っていたら…なかなか母乳でないし乳首は裂けるし、裂けて激痛だけど飲まさないと出ないし、最初の頃の授乳はただただ激痛で歯を食いしばってました。更に更に…子どもの猪突猛進さ!!ちゃんと言うこと聞いてちゃんとついてくるなんて思っていたら全くの真逆で、ちょっとでも目を離したら一瞬でいなくなるから常に気を張っていないといけないし、急に走り出すからこっちも猛ダッシュ!!服装も、実際に子どもができる前までは親子で常にオシャレをするのが夢だったんですが、実際子育てをはじめて見て、汚れてもいい、動きやすい服が一番ベストなんだと気が付きました。最後がこれ。もちろん、子育て中でもキレイなママは沢山いらっしゃいます。私もそんなママになりたかった。なりたかったのに…今ではもはや性別すら分からないほど見事なまでにおっさん化。体重10キロ肥え。髪ボサボサ白髪にひげ、気を抜くと表情筋が機能しなくなり、目は死んだ魚のように光を失います(笑)当時の私が今の現実を目の当たりにしたら、さぞや驚くでしょう。でも、これが現実。今回のはあくまで私の場合の話ですが、「理想と現実って残酷なほど相反するものだよね!」っていうお話でした☆
2020年12月09日「勝ったぞ!NHKをぶっ壊す!」7月22日午前4時過ぎ、今回の参院選の比例区で「NHKから国民を守る党」は1議席を獲得。代表で元NHK職員の立花孝志氏(51)は喜びを爆発させた。選挙区で擁立した候補者の得票率が2%を超えたことで、政党要件を満たすことに。政党と認められ、政党交付金が配分される。NHKへの批判を第一の政策とする立花代表は、13年6月に政治団体「NHKから国民を守る党」を設立する。大阪府摂津市、東京都町田市の市議会選挙落選を経て、15年4月の千葉県船橋市市議会選挙で初当選。“浪人時代”の立花代表は5年前、「FLASH」のインタビューで「受信料義務化を検討している」と会見で発言したNHKの籾井勝人会長(当時)に対し、熱くこう語っていた。「会見後、私になんで義務化なのか!という問い合わせが多く寄せられました。それは、裏を返せば受信料を払っていない人たちがそれだけ多くいるということです。NHKは約70%と発表していますが、実際に受信料を支払っているのは、約50%ぐらいでしょう」当時から“受信料支払いに疑問をもつ人たち”に対して、自説を繰り広げていた立花代表。受信料未納裁判に持ち込まれた場合でも、こう強弁していた。「受信料は払わなくても放送法に罰則はありません。もちろん、裁判で支払いの判決が下った場合も、払わなくても損失はありません。未払い期間が10年経てば時効なんです」立花代表が独自に試算したNHK受信料“未納者約半数”の国民へ訴え続けた信念が、一定数の有権者の心をとらえたのだろうか。
2019年07月23日3月20日、元カリスマキャバ嬢の立花胡桃(37)が、3月いっぱいで芸能界を引退するとブログで宣言した。立花は2018年秋から保育士専門学校に通っていた。キャバ嬢時代の立花は22歳で最高月収2,000万を稼いでいたというが、私立保育園の保育士の平均月収は、手取り18万円程度。これほど収入に格差があるにもかかわらず、なぜ立花は転職を決意したのだろうか。20日に更新したブログで彼女は《保育士の収入が低いことも重労働なことも理解しています》としながらも、こう覚悟をつづっていた。《保育士として子どもの発達に寄り添いたい思いと、もう一つ、子どもの虐待に向き合っていきたいという思いがあります》児童虐待への問題意識が背景にあることを明らかにした立花。2018年5月15日のブログでも、保育士を目指したきっかけについてこう語っている。《まず何よりも子供が好きな事 そして、自分自身が子育てをする中で保育を一から学びたいと思ったから》そんな立花に対して、ネットでは感銘を受けた人が続出している。《チャレンジすることはいい事だと思う。銭の為の転職ならやらないと思うから、真剣なんだと思う》《保育士は、キャバ嬢に比べ、かなり安い給料なので、キャバ嬢で高額稼いできたこの人が、それをどう感じるか、大変興味があります》立花は今後も専門学校への通学を続け、保育士としての活動を本格化させていく予定だという。《不安もありますが、やる気でいっぱいです》とする彼女の転身に、注目が集まりそうだ。
2019年03月21日アーティストでグラフィックデザイナーの立花文穂による展覧会「Plastic プラスティック」が、11月25日から12月18日まで東京・表参道のThe Massにて開催される。立花文穂は、文字や紙、本を素材やテーマにした作品を国内外で発表しているアーティスト。立花文穂の手により創り出された“文字”たちは、ときには平面に、ときには立体に現れ、解体したり、組み直されたり、再び解体したりする。文字という根源に問いかける立花の作品は、その質感と存在から様々な想像を掻き立て、観る者に新しい価値観を与える。2年ぶりの個展となる同展では、今回のために制作された新作のブロンズによるスカルプチャーをメインに、インスタレーションも展開される。【イベント情報】立花文穂展「Plastic プラスティック」会場:The Mass住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1会期:11月25日~12月18日休館日:火・水曜日時間:12:00~19:00入場無料
2016年11月14日NHK・BSプレミアムが贈る、夜の音楽番組「The Covers」。この度、7月18日(月)の放送にて、声優・歌手の水樹奈々が出演することが分かった。歌は歌い継がれることでスタンダードとなり、永遠の命を授けられる。この番組では、ジャンルを超えたJ-POPのアーティストたちが、日本の歌謡曲やポップスを中心に、自身が影響を受けた名曲を、それぞれの持ち味でカバーし、新しい命を吹き込んでいく。 MCには、歌謡曲をこよなく愛する、俳優・リリー・フランキーと、この4月から新たに参加している女優・仲里依紗が務める。今回ゲストとして登場するのは、昨年11月の放送以来、2度目の出演となる水樹さん。近年では『ハンガーゲーム』シリーズや、現在も公開中の『スノーホワイト/氷の王国』で声を担当するなど、声優や歌手として絶大な人気を博している。初出演となった前回では、中森明菜の「セカンド・ラブ」や美空ひばりの「悲しき口笛」カバー、また自身の楽曲「エデン」を歌唱し楽しませていた。そして、今回水樹さんが披露する楽曲は、「B’z」のヒット曲「LOVE PHANTOM」(’95)や、渡辺真知子の「迷い道」(’77)をカバー。そして、今月13日(水)リリース予定の自身34枚目のシングル「STARTING NOW!」も披露。この楽曲は、水樹さんも立花夢子として登場する、この夏放送のTVアニメ「この美術部には問題がある!」のオープニングテーマにもなっている。水樹さんが「B’z」や渡辺さんの楽曲をどうカバーするのか。まさにファン必見の夜となりそうだ。「The Covers」は7月18日(月)23時15分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2016年07月01日文化放送は、「動画」と「音声」でストリーミング配信を行っている日本最大級のアニメ&ゲーム系専門チャンネル「超!A&G+」にて、声優の井澤詩織と立花理香がパーソナリティーを務める新番組「井澤・立花 ノルカソルカ」を2016年4月4日よりスタートすると発表した。毎週月~木の24時30分ごろから10分間放送される。本番組は、同日の4月4日からスタートする新ワイド番組「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」内で放送される動画番組。パーソナリティーが対決するゲームやオタクトーク、男性の好みを話し合う女子トーク、フリートークなど、日毎にテーマを設けてさまざまなトークや企画を展開していくという。
2016年03月25日1985年に国際ビデオビエンナーレで立花ハジメが映像ユニットのラジカルTVとジョイントして発表したのはデジタルとアナログ、機械と人間、ハイテクとローテクを調和させた“テクノ”をベースにした「ロックンロールという伝統芸能の枠を超えたショービジネス」だった。レコードの売り上げがCDの売り上げを上回っていたその時代に、既に音や映像のデジタルデータ化というものをテーマにして作品を発表していた立花ハジメは、90年代に入りデザインの個展を開始。1991年にタイポグラフィーでADC賞最高賞も受賞している。94-95AWに東京コレクションでデビューしたアンダーカバーは、03SSからパリコレクションに参加。11-12AWでパリでのショーを一旦休止していたが、13-14AWよりパリコレを復活。一貫して東京ミックスとも言える様々な要素、カルチャーを混ぜ合わせた独自のモード観が海外のメディアでも評価されている。高橋盾(以下J):僕は音楽にしてもフォークやミニマルなテクノといろんな引き出しがあるし、映画やファッションもいろんな物が好きで雑食。いろんなレイヤーがあって、それをいかに消化して混ぜて発表するというのは自分のスタイルなんです。立花ハジメ(以下H):それってすごく東京ぽいことじゃない。J:そうなんですよ。リミックス世代。90年代的なんですよね。でも、ハジメさんがなさってきた活動も、そうでしょ。今回の『Monaco』の作品の中でも、ミックスするという行為は同じアプローチなんじゃないですか?H:原点のプラスチックスをやっていた70年代後半に、60年代にロンドンやニューヨークが注目されたように、TOKYOがTOKIOになって世界的にも東京が面白い街として注目を浴び始めた時期があって、その頃からミックスするという行為は変わってないかも知れない。今回のMonacoに関しては何故、USBで出したかと言うと、今までCDやDVDで出していたものをこれからはファイルで販売される時代になるので、まずUSBを買ってもらおうと。ホームページもリニューアルしてTシャツのデザインのマスターデータや、95年のアプリケーションツアーの本のデータをオンラインで売っていたりするんだけれど、今後はデータとして作品をファイルで出していくことが多いので、USBにファイルをコレクションしてもらうという、ファンとは長い付き合いの作業になる。J:デジタルデータ化というのは洋服だと中々難しくて、自分では中々作品としては結びついていないんです。ハジメさんのやっていることって時代とリンクしていて面白いなと思います。デジタルデータでのアーカイブということで言えば、アンダーカバーは今年でショーをやって20年目だから、ショーの映像は40シーズン分あるから、みんなに見てもらうためにDVDで出すとなるとボックスセットになっちゃう。でも、もうそういう時代じゃないんで、それならUSBというのも出来ますね。H:ジョニオは自分でMacも触るし、自分自身の中でアコースティックな部分とデジタルな部分のバランスが取れれば、すぐやると思うよね。ただジョニオにことだから普通のUSBだと面白くないだろうし。J:メチャクチャ大きいUSBとか(笑)。H:USBというのはあくまでも差し込み口の形状のことだから、何でも良いんだよ。ドレスやテーブルにUSB付いてても良いんだし、盆栽でも大丈夫だよ(笑)。J:そういう新しいことは大体、東京発信で始まるし、それが後から世界各国で誰かが、自分が最初にやったかのように広がっていきますよね。H:それはプラスチックスの時から、新しいことを東京から始めるという意気込みで世界を意識していたんだよね。あの頃から比べると本当に東京のクリエーターの活動はワールドワイドになった。ジョニオが出てきた時、そんな時代になったんだと思ったよね、(藤原)ヒロシの最近の活動なんて本当にワールドワイドだし。J:ワールドワイドにやることは普通になりましたね。H:プラスチックスの頃は気負いがあって、世界一より日本一、東京一が世界一、みたいな東京と世界に区切りを付けていた感覚があったけれど。でもいつの間にか、ボーダレスになって東京でもロンドンでもいい物はいい!という感じになったよね。J:インターネットが普及してそれは大きく変わったんでしょうけど、僕がデザインを始めた頃はまだインターネットは無くって、友達の関係とかで意外なところで人と関係して広がったって言う感じがありますね。H:それは僕もネットのない時代にプラスチックスで世界をツアーして、ディーボやトーキングヘッズ、B52s、トムトムクラブなどと友達になってネットワークが広がったというのが大きい。Monacoの1曲目の「Max’s Kansas City」 もその頃のNYのクラブというかライブハウスの名前が曲名。NYでクラブ誕生前夜というか変わり目の頃で、CBGBとかと同じライブハウスなんだよね。マッドクラブやペパーミントラウンジに出てたバンドが出演していたのがMax’s Kansas City。店自体はオールドスクールのライブハウスだっただけど、そこに今日は誰が出ているというような歌詞。あの曲で話しているのはコンピューターなんだけどね。MacのOS9のシンプルテキストを打ち込んだら話すやつ。4/6に戻る。6/6に続く。
2014年05月30日H:ところで、ジョニオはまだ走っているんだよね。1回どれくらい走るの?J:10kmですね。H:すごいね。僕も水泳と加圧トレーニングをやっているけれど、運動しているとその間、モノを考えられるし、いいよね。アドレナリンも出るし。J:そうですね。ジョギングをしていると、その最中にいろんなことを考えるんですけど、考えがまとまるかというと逆にまとまらず、走り終えたときに、まっ、いいか、ってなっちゃうんです。あまり考えずその先に進むことっていうのはファッションに関しては、重要なのかも知れないですね。ただ、あの達成感というのはスポーツにしかないものだと思いますね。ショーをやってもあまり達成感というのはないんで。H:今年3月にパリで発表された14-15AWコレクションもそうだけれど、最初はストリートから誕生したアンダーカバーのコレクションは、シーズンを重ねるごとにどんどんモードぽくなっていってるよね。J:そうじゃないと、パリでやる意味もない。でも、その背景には僕が育ってきた東京とかストリートとか時代感が投影されている。パリでいろんなブランドがショーをやっていますけど、その意味では特殊な位置にいるブランドだと思います。H:特殊という意味では、他のブランドと全然違うよね。「サンローラン(SAINT LAURENT)」でエディ・スリマンがロックとファッションというイメージを打ち出して、既出感のあるアイテムを発表しているけれど、アンダーカバーは独自だものね。J:エディ・スリマンってすごくストレートですよね。LAとか行くと、ああいう格好した人いっぱいいるじゃないですか。H:そうそう。ライダースに黒のパンツ。確かにあれはあれで定番で王道でアリなんだろうけれど、あそこに手作り感はゼロだもんね。J:コレクションを見ていると、面白いと思うのと、それで良いのかなぁ、とどっちも考えますね。H:アンダーカバーが数シーズン前に白のライダースを解体してドレスを作っていたじゃない。アンダーカバーの象徴的なアイテムだと思うけど。同じライダースというテーマを扱うにしても、素材にして見せているジョニオの作品を見ると、エディ・スリマンとアンダーカバーの違いがハッキリしていると思う。J:パリの第一線でやっている人たちを見ていると、現れ方や育った環境が、自分が歩んできた経歴とかとまったく違う。東京でバンドやって、音楽が好きでいろんな人と遊んで、知らないうちに東京でショーをやるようになって、それがパリでショーをやるようになったという特殊な位置なんで、パリの業界のなかで一つそういうジャンルみたいなのが作れればいいなと思っています。自分しか出来ないことなんで。H:でも、それはもうすでに根付いているから、そうやって続けられてるんじゃないの?J:最近やっと認められつつあるんで、それをもっと面白くエスカレートさせたいといという野望はありますね。3/6に戻る。5/6に続く。
2014年05月29日昨年9月、ソロとしては2002年の『THe End』以来、バンドとしては2007年の「THE CHILL」以来となる作品『Monaco』でアーティストとしての活動が再始動した立花ハジメ。完全限定生産のUSBアートピースで初回発表された作品は、今年4月にそのダウンサイズUSBが発売され、音楽とアート、またデジタルピースの発表形態にも注目が集まっている。立花ハジメ(以下H):プラスチックスやっていた頃は、グラフィックデザイナーかミュージシャンどっちなんですか、とか言われたんだよね。当時はまだアーティストという呼び方も市民権を得ていなかったし。僕自身はいろんなことをやっているように思われるけれど、デザインと音楽しかしていない。洋服はね、好きだけれど楽しめればいいや、という感じであまりこだわりがない。ファッションに関してはヒロシやジョニオのフォロワーでいいやと思っている。デザインや音楽で誰かのフォロワーになってしまったら僕なんかはおしまい。(デザインと音楽は)やっぱり仕事だからね。楽しければいいや、というわけにはいかない。高橋盾(以下J):それは絶対そうでしょうね。H:でもジョニオなんてすごいと思うよ。アルバムを年1枚出すなんて言ったら、大変なことだけど、それを年2回もミュージシャンにとってはアルバムとも言えるコレクションを発表するわけでしょ。J:いや、それはサイクルが決まっているわけで。ファッションは展示会での発表と商売のベースが決まっているわけです。出来る、出来ないではなくて、そういうレールの上でやらないと、この業界やっていけないということですから。H:慣れなのかも知れないけれど、それにしてもすごいよ。J:慣れもありますけど、やっぱりファッションが好きなんで。H:今まで、今シーズンは休みたいと思ったことはないの?J:発表したくないと思ったことはないですね。ショー形式での発表をやりたくないということはありましたけど、違う形で発表を考えますし、洋服をデザインしたくないということはなかったですね。作りたいんです。今回、ハジメさんの新作『Monaco』は、自分もグラフィックをMacで作りますけど、自分が考え、捉えたりしているものと全然違うアプローチだから、作品自体を俯瞰して見ることができましたね。不思議でした。自分の場合はコンピューターを使うにしても、ウェブにしてもベーシックなことしかやらないから、もっといろいろ深い部分で捉えているんだなぁと。H:深い?J:ハジメさんは90年代の頃からタイポグラフィーやアプリケーションというテーマに関して、すごく神経質にかかわっているじゃないですか。神経質なアーティスト好きなんですけど(笑)。H:それはそうだね。本職だからね、やっぱり。神経質すぎるから、時々おかしくなっちゃう(笑)。去年も1年間ずっとこのMonacoを集中して作っていたから、発表した後の今年は少し緩んじゃう。だから、ジョニオが年2回、コレクションを安定して発表しているというのは人間としてすごいと思う。J:安定してとはいうものの、その中でいろいろ波があります。会社としていろいろなことをやるから売り上げの波もあるし、家庭のことを含めプライベートなことも考えなくてはいけない。アンダーカバーは来年25周年になるわけですが、以前は顧客も一緒に年齢を重ねてきたけれど、最近は20歳位の若い世代も再び増え始め、ブランドとしての波もある。そしてすべて早めに決断、処理していかないと自分の仕事のスピードに着いていけない。この業界にとってそれは非常に重要で、ミュージシャンのように2年に1枚などのペースでやってしまうと、逆に作品の製作中に間が空いて、そのことが不安になって自分には無理なんじゃないかな、と思う。H:『Monaco』自体の製作は時間的には実質、半年間集中して製作したわけだけれど、僕自身はそれが終わって、さあ次というわけにはやはりいかない。J:純粋なアーティストというのは,締め切りに追われて自分の中で不完全燃焼のまま、作品を発表するということはないでしょう。アーティストは自分のタイミングというのが最優先じゃないですか。H:それは、そうだね。J:ファッションデザイナーはそういう点ではアーティストと少し違って、もう少し職人的な感じがします。あまり考えすぎていたら、先に進めない。4/6に続く。
2014年05月29日H: 80年代後半というのはHIPHOPからHOUSEという時代の流れになって個人的には音楽もファッションもちょっとついて行けなくなった時代なんだよね。そこで登場したスターが、藤原ヒロシ、高木完とかジョニオなどだよね。そのジョニオがショーをやるからって、見に行ったのがリキッドルーム。J:リキッドルームでやった95年の3回目のコレクションですね。メチャクチャだったやつ。H:僕としては、あのMILKのひとみちゃんにくっついてクラブで遊んでいた“東京セックスピストルズのジョニオ”がショーをやるんだ。すごいなぁ、と思いながら見に行ったら、見終えて、これはすごい時代になったなと驚いた。J:メチャクチャですよ(笑)。H:(真剣な表情で)メチャクチャじゃなかったよ、全然。70年代から80年代に掛けてプラスチックスやYMOが登場するまで、日本からオリジナリティーが外に出るってことは無かったと思うんだけど、音楽でもファッションでも外国=カッコイイ、というのではなく、オリジナリティーを持って表現できるアーティストが出てきたんだ、と素直に思った。もちろん、それまでにデザイナーブランドとして東京でコレクションを発表してきたデザイナーの先達達はたくさん居たんだけれども、ジョニオのはストリートから出てきたものだったから。僕もそうだけど、ストリートデザインが好きだし、ストリートのアイデアが好き。東京でそういう見せ方をする若いアーティストが出てきたことが、素直にすごいと思った。僕がプラスチィックスや、それ以降にソロになって発表した『H』『Hm』『テッキー君とキップルちゃん』『太陽さん』などのアルバムや、タイポグラフィー展やアプリケーションツアーの個展もそうだけど、新しい考え方やスタイルをストリートからの視点で発表して、世界にそのセンスやモノを見てもらいたいというのが、僕が70年代からやって来たこと。その頃から蒔いてきた種がいろんな場所で形になってきたということかも知れないんだけど、実際には、あっ、ヤバイ!と思ったね。自分はその頃の音楽に着いて行けてなかった頃だから。スラッシュメタルとか、まったくダメだったから(笑)。J:確かに90年代に入ってそれまでの音楽と大きく変わりましたよね。僕もHIPHOPとハウスはダメだったんですよ。ハウスは今でもダメで、ずっとダンスミュージックは好きじゃない。H:音楽の入り口はセックスピストルズだったの?J:最初は歌謡曲とビートルズ、友達の影響でレッドツェッペリンとかも聞いてましたけど。ピストルズは中学1年生の頃に、そのネーミングとジャケットデザインがカッコイイと思って聞き始めました。H:それってリアルタイムじゃないよね。J:ええ、ピストルズが実際にやっていた頃って僕が7歳の頃ですから。中学の頃にピストルズと並行して日本のバンドとかを聞いていて、プラスチックスを知って、日本にもこういうことをやっている人たちがいるんだと思いました。H:ジョニオは結構幅広く聞くんだよね。J:ええ、山下達郎とか大好きですよ。あと、ジャーマンテクノ、プログレ、ハードコアとか。H:ノイ、カン、グルグル、クラスターとかジャーマンロックは僕も好きだよ。テレビジョンとかも好き?J:テレビジョン、大好きですよ。プラスチックスはメンバー自身がデザイナーやスタイリストが集まってやっているバンドで、それが格好いいんですよ。仕事があった上でやっていて、それで世界中で同じニオイを持った人達とつながって行くじゃないですか、それは自分がファッションでやっていることと重なる部分があるんですよ。自分達がやって来たことの、原点を世界レベルでやって来たルーツなんだと思います。H:ジョニオもデザイナーをやりながらバンドをやってたよね。J:ただ、バンド自身は自分の意志で始めたモノじゃないんです。MODSの森山(達也)さんが「お前、ジョニー・ロットンに似ているからバンドやれ」って言われて始めたモノだから、自分の中でそれがクローズアップされるのは少し……。H:パンクという存在はやっぱり大きくて。パンク以前は楽器へたな人は音楽やっちゃダメなんだというのが、パンク以降は感情だけで音楽をやってもいいんだ、センスだけで音楽やってもいいんだという風潮になった。感覚だけで、センスだけでデザインやってもいいんだというようにデザインにおいてもパンクの影響は大きくて、それがロンドンからNYやLA.、東京に飛び火して現在になっている。1/6に戻る。3/6に続く。
2014年05月28日70年代からプラスチックスを起点に、後に世界的なブームを巻き起こす東京ストリートカルチャー誕生の火付け役的存在の立花ハジメと、ストリートの流れをモードに消化して世界を相手にコレクションを展開する「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のデザイナー、高橋盾(ジョニオ)が、お互いのクリエーションを振り返りながら、東京、音楽、ファッションについて語った。立花ハジメ(以下H):ジョニオと初めて会ったのっていつだっけ?高橋盾(以下J):東京セックスピストルズの頃でしょう。H:それっていつだっけ?J: (青山のスパイラルであった)「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」のショーに出た時ですよね、1989年か90年。H:そうだ、みんなで出たんだ。(藤原)ヒロシとか甲田益也子、(高木)完ちゃんとかと一緒に。J:日本のコレクターの人が持っているワールズエンドやセディショナリーズを着て。ヴィヴィアン本人も来日して。僕はまだ、学生だったんで、ヴィヴィアンの本物は持ってなかったですけど。ヒロシ君に誘われて。H:ジョニオ、あの時まだ学生だったの?NIGOとかも一緒の頃?J:そうですよ。文化服装学院の2年か3年生。NIGOは1年下です。そのショーで(MILKの大川)ひとみさんが僕を見つけて、次の週にあなた面白いからって呼び出され、それからあっちこっち遊びに連れてもらって。H:僕も(藤原)ヒロシを紹介されたのはひとみちゃんなんだよね。彼女はとにかく、キレイでカッコイイ才能のある子は男の子でも女の子でも大好きで、いつも若い子を連れていて、ツバキハウスやいろんなところ連れていっては、いろんな人を紹介するんだよ。J:僕の頃はもうツバキハウスはなかったんですが、もう毎晩クラブを4軒位回る。その頃は芝浦のGOLDとかピカソ。H:新宿の花園神社のところ何だっけ?J:元第3倉庫の跡のミロスガレージ。H:そう、ロンドンナイトをやってたよね。J:そのロンドンナイトで大貫憲章さんのレコードとかを学生の僕が運んでて、ただでクラブとか入れてもらってて。その時に、ヒロシ君が「君、おしゃれだね」と声を掛けてきて。H:へぇー。そうなの(笑)。J:僕はジョニー・ロットンみたいな格好していて。こっちは勿論、ヒロシ君のこと雑誌とかで知ってるじゃないですか。そこから仲良くなって、ヴィヴィアンのショーに出てって感じです。ハジメさんとはそのショーで直接お会いしたのは初めてですね。中学の頃からパンクとか好きだったんで、プラスチックスのこともリアルタイムではなかったんですけれど、レコードは聞いていたので立花ハジメの存在は知っていましたよ。H:僕自身はクラブとかあまり遊びに行かなかったから、一緒に遊ぶという関係ではなかったんだけど。J:ちょうど、藤井フミヤさんとも仲良かったんで、ハジメさんの個展を見に行きましたね。H:プラスチックス(Plastics)を止めて10年ほど経って、92年に「BAMBI」を出したけれど、ジョニオに会ったのはそれを製作していた頃かな。90年代に入って個展をやることが多くなって。92年が初の個展となるタイポグラフィ展、93年がDEPT展、95年がアプリケーションツアー、97年にリトグラフ展をやって、その年に発表した「LOW POWERS」のバンドの衣装デザインをジョニオにお願いしたんだよね。J:あれって、もうそんな前ですか?H:そう、新しいバンドをやるとか、DJやるからって時はいつもジョニオにTシャツのデザインとか頼むんだよね。お世話になってます(笑)。ちょっと話を元に戻そう。そう、東京セックスピストルズだ!あれってメンバーは誰がいたんだっけ? NIGOもいた?J:ベースが(BOUNTY×HUNTERの岩永)ヒカル君、ギターは(DOGDAY AFTERNOONの)片桐 (Katcin’) 克巳君。NIGOはレギュラーメンバーのドラムが突然、ライブに来ないなどということがあって、たまにドラム叩いてもらっていました。NIGOはドラム叩けるんで。東京NO.1ソウルセットの(渡辺)俊美君とかにも手伝ってもらったことありますよ。H:でも、ライブとかで一緒になったこととかは無いんだよね。J:まあ、僕達はコピーバンドですから(笑)。2/6に続く。
2014年05月28日