現在公開中の映画『弱虫ペダル』より、原作者・渡辺航とアニメ版キャストからコメントが到着。あわせて原作コラボ映像が公開された。本作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画『弱虫ペダル』が満を持して初の実写映画化。全国レベルの強豪校・総北高校自転車競技部を舞台に、高校生の熱い青春を描いた物語だ。主人公・アニメ好きの高校生・小野田坂道役をKing & Princeの永瀬廉が主演を務め、同じ自転車競技部の仲間として伊藤健太郎、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健ら人気上昇中の俳優陣が本気で自転車競技に挑み、CG一切なしの走行シーンが迫力満点で大きな話題となっている。渡辺は「本物の汗、美しい背景も見どころですよ!」と実写ならではの映像に興奮した様子。アニメ版で小野田坂道を演じる声優の山下大輝は「ワンシーンワンシーン、とても丁寧につくられていることに感動しましたし、アフレコしていた頃を思い出しながらニヤニヤしながら観ていました!!そして僕もまた走り出したくてウズウズしてしまいました!」と、アニメの雰囲気を思い出す感動を表現し、今泉俊輔役を演じた鳥海浩輔も「私の想像を遥かに超えたモノがそこにありました。非常に濃密な約120分を楽しませていただきました」と想像以上の完成度を絶賛した。鳴子章吉役の福島潤は「総北魂を感じる素晴らしい『弱虫ペダル』です。映画を観たら、すごく自転車に乗りたくなっちゃいますよ!」と実写ならではの演出に目を奪われ、寒咲幹を演じた諏訪彩花も「胸の高鳴りや仲間との絆が、沢山詰まっていてずっと心を揺さぶられていました。映画ならではの景色の美しさや迫力も素晴らしかったです!」と興奮のコメントを寄せた。さらに、原作コミックと本作の映像をリンクさせたコラボ映像では、原作のセリフが随所でそのまま使われていることがわかる胸アツなシーンが目白押し。今泉が坂道に勝負を持ち掛けるシーンや、坂道が初めてロードレーサーを手にした瞬間など、坂道の運命が動く印象的なシーンはもちろん、「誰よりも早く、山の頂上にたどりつけ!」と鳴子に背を押されるシーンや、裏門坂で今泉の背中を追いかけようとする坂道の姿など、疾走感あふれるシーンを原作と比較して見ることができる。『弱虫ペダル』公開中
2020年08月28日コロナ禍での劇場再開第1弾となり、大泉洋、山本耕史、竜星涼らが出演した三谷幸喜作・演出舞台「大地」(Social Distancing Version)が、WOWOWで放送されることが決定した。三谷さんが書き下ろした新作舞台「大地」。2020年のコロナ禍の中、“Social Distancing”という状況で、今回三谷さんがより豊かな演劇表現に昇華させ、タイトルも「大地(Social Distancing Version)」としてアップデートさせた。演じるとは何か?生きるとは何か――?本作のテーマは、俳優への愛を込めた“俳優論”。大泉洋や、舞台「おのれナポレオン」以来7年ぶりの三谷作品となる山本耕史をはじめ、栗原英雄、濱田龍臣、藤井隆、相島一之、浅野和之が集結。さらに、三谷作品初参加の竜星涼、辻萬長、小澤雄太、まりゑが出演、三谷流“俳優論”に挑んだ。なお、放送されるのは、7月11日の東京・パルコ劇場で収録されたものとなる。<ストーリー>舞台はとある架空の国家、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちの収容施設。強制的に集められ、自由を奪われた彼らを何よりも苦しめたのは、“演じる”行為を禁じられたことだった。役者としては三流だが面倒見のいいチャペック(大泉洋)、映画スターのブロツキー(山本耕史)、女形のツベルチェク(竜星涼)、大御所舞台俳優バチェク(辻萬長)、世界的パントマイマーのプルーハ(浅野和之)、大道芸人のピンカス(藤井隆)、演出もする正義漢のツルハ(相島一之)、そして演劇を学ぶ学生ミミンコ(濱田龍臣)ら8人の俳優たちは、政府の監視下で広大な荒野を耕して毎日を過ごしていた。ある日、ミミンコの恋人ズデンガ(まりゑ)が、女性専用の収容所にいることを知った一同。指導員のホデク(栗原英雄)や政府役人のドランスキー(小澤雄太)の目を盗み、恋人たちを会わせようと計略を練るが…。三谷幸喜「大地」(Social Distancing Version)は10月、WOWOWにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月24日8月14日に全国公開を迎え、週末興行ランキング新作実写邦画第1位を獲得、3日間の累計興収は約2.5億円を記録するなど、大ヒットスタート切った映画『弱虫ペダル』が原作とコラボした本作の主題歌『Key of Heart』のスペシャルPV映像が公開された。本作は、累計2500万部突破の大人気漫画『弱虫ペダル』が原作とした青春スポーツドラマ。全国レベルの強豪校・総北高校自転車競技部を舞台に、高校生の熱い青春を描く。主人公・アニメ好きの高校生・小野田坂道役をKing & Princeの永瀬廉が主演を務め、同じ自転車競技部の仲間として伊藤健太郎、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健ら人気上昇中の俳優陣が本気で自転車競技に挑み、CG一切なしの走行シーンが大きな話題となっている今回公開されたスペシャルPV映像は、「みんなの役に立ちたい、だから走ってる」という坂道の決意が伝わる力強いセリフからスタート。そして、King & Princeによる書き下ろし主題歌『Key of Heart』の爽やかなイントロとともに、坂道の入学したばかりの初々しい姿から、裏門坂の白熱した今泉とのレース、ロードレーサーとの出会いなど、名シーンが収められている。本編とリンクする原作の名台詞、名場面も挿入されており、まさに原作ファンも必見の映画であることが伝わる映像だ。主演の永瀬からスペシャルPV映像と本編の反響に関するコメントが到着したので、そちらもチェックしてほしい。『弱虫ペダル』主題歌スペシャルPV映像<永瀬廉 コメント>★スペシャルPV映像について自分たちの歌声に乗りながら、漫画の中の一部分や映画のレースシーンとリンクするのが、感動的でとても胸が熱くなりました!★本編の反響について(原作ファンから寄せられた感想 など)映画の完成度はもちろん、「原作ファンの方にも気に入って頂きたい!」という思いが強かったです。そんな中、原作ファンの方からの感想が前向きな反応も多く、今すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。また、「山下大輝さん(アニメ「弱虫ペダル」坂道役)と声が似ている」というありがたい感想もあるようで、「山下さんに失礼にならないかな?笑」と思いながらも、素直に嬉しかったです!King & Princeのメンバーも観てくれたのですが、皆すごく褒めてくれて、「泣いた」「何回でも観たい!」と言ってくれて、嬉しい反面、少しくすぐったい気持ちにもなりました。★学生に今伝えたいメッセージこの状況下で一生懸命頑張ってきた部活や試合など諦めざるを得ない状況になった学生さんたちは、悲しい気持ちや悔しい気持ちをたくさんされたと思います。この映画が、少しでも皆さんの気持ちを前向きにするような作品になっていたら嬉しいです。『弱虫ペダル』大ヒット上映中
2020年08月21日現在公開中の竜星涼×犬飼貴丈主演映画『ぐらんぶる』より、高嶋政宏の全力ダンスを切り取った本編映像が到着した。高嶋さんが本作で演じているのは、主人公・伊織(竜星さん)のおじで、ダイビングショップ「グラン・ブルー」のオーナー兼ピーカブーのOB古手川登志夫。離島にある大学への進学に伴い、「グラン・ブルー」に居候をすることになった伊織。しかしそこは、ダイビングと酒をこよなく愛するマッチョな先輩たちが集うサークル“ピーカブー”の根城でもあり、同じく巻き込まれた耕平(犬飼さん)と共に、夜な夜な繰り広げられるマッチョたちとの飲み会で、夢見たキャンパスライフはおろか、授業もままならない2人。今回到着した映像は、脱走を決意するものの、唯一の脱出ルートである港で見つかり、飲み会恒例のバモスダンスで迫られ、さらに登志夫も登場し全力ダンス!伊織と耕平は、最初は救世主の登場に思わず笑みがこぼれるも、服を脱ぎ捨て一緒に踊り始める登志夫に、頭を抱え絶叫…。そんな高嶋さんの全力脱衣系演技に英勉監督も「高嶋さんこそが新しい地平線に連れて行ってくれる本物です。中学とか高校くらいの時に出会っていたら“アニキ”と呼んでいただろうな、というくらいです」とコメントしている。『ぐらんぶる』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年08月17日三谷幸喜の描き下ろし新作舞台「大地(Social Distancing version)」の大阪公演が上演中。この度、本作がおうちで観られるライブ配信が決定した。本作は、新型コロナウィルス感染予防策のために客席の配席の見直しを行い、さらに演出面でも密閉・密集・密接の三密を避けた「Social Distancing Version」での上演となる。キャストには、大泉洋をはじめ、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長といった個性豊かなキャストが集結している。「PARCO STAGE@ONLINE」の一環として配信された東京公演に続き、大阪公演のライブ配信も決定。配信されるのは、大千穐楽の8月23日(日)公演を含む限定3公演となっている。なお、視聴チケットは「ぴあ」にて8月15(土)12時~、「e+」にて8月17日(月)18時~発売となる。<三谷幸喜コメント>舞台上での俳優の濃厚接触を限りなく避け、俳優同士は常に距離を取って演技。それによる不都合を不都合に終わらせずに、より豊かな演劇表現に昇華させる。それがSocial Distancing Versionです。要は、面白さのポイントがひとつ増えたとお考え下さい。PARCO劇場オープニング・シリーズ「大地(Social Distancing version)」大阪公演は8月23日(日)までサンケイホールブリーゼにて上演。(cinemacafe.net)
2020年08月16日現在、大阪・サンケイホールブリーゼにて上演中の三谷幸喜脚本・演出の舞台『大地(Social Distancing Version)』。舞台、映画、ドラマでさまざまな俳優へセリフを書き下ろしてきた三谷幸喜が、俳優への愛を込めて書き下ろした新作だ。新型コロナウィルス感染予防策のために客席の配席を見直し、演出面でも密閉・密集・密接の“三密”を避けた「Social Distancing Version」で上演されている。「大地」チケット情報舞台はとある共産主義国家の収容施設。そこには、独裁政権が遂行した文化改革の中、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちが収容されている。強制的に集められた彼らは、政府の監視下のもと、広大な荒野を耕し、農場を作り、家畜の世話をして過ごしている。過酷な生活の中、何より彼らを苦しめたのは「演じる」行為を禁じられたこと。役者としてしか生きる術を知らない俳優たちが極限状態の中で織りなす、歴史と芸術を巡る群像劇だ。不都合を不都合に終わらせず、より豊かな演劇表現へと三谷幸喜が俳優陣とともに創作した本作。出演は大泉洋をはじめ、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長と三谷作品には欠かせないメンバーから注目を集める実力派まで一筋縄ではいかない個性豊かなキャストが集結。そんな彼らが、激動の時代に生きる俳優を演じ、極限状態の中、演じるとは何か?笑うとは何か?生きるとは何か?を問いかけている。そして現在開催中の大阪公演で、劇場に足を運ぶのが難しい方々はもちろん、すでに観劇した方も新たな視点で作品を楽しめるようにと、ライブ配信が決定した。配信は大千穐楽の8月23日(日)公演を含む限定3公演。演劇を劇場で観たことのある方もそうでない方も、今だからこそ胸に響く「三谷流俳優論」に期待してほしい。『大地(Social Distancing Version)』劇場公演のチケットは販売中。ライブ配信のチケットは8月15日(土)12:00より発売開始。【配信公演】8月22日(土) 13:008月22日(土) 18:008月23日(日) 13:00
2020年08月14日8月8日、9日の全国映画動員ランキングは、1980年からスタートした『映画ドラえもん』シリーズの記念すべき通算40作目『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(全国377館)が初登場で首位を飾った。公開4週目の『今日から俺は!!劇場版』(全国359館)は2位に。公開3週目の『コンフィデンスマンJPプリンセス編』(全国344館)は3位になった。そのほかランキングには新作が4作品ランクイン。井上堅二原作・吉岡公威作画による人気漫画を竜星涼と犬飼貴丈のダブル主演で映画化した青春コメディ『ぐらんぶる』(全国339館)が初登場4位に。ウルトラマンタロウを父に持つ、タイガの戦いが描く『劇場版ウルトラマンタイガニュージェネクライマックス』(全国122館)が初登場5位に入った。2019年2月に“けやき坂46”から改名し、新たなスタートを切った日向坂46初のドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』(全国55館)は初登場6位に。日本・韓国合同の12人組グローバルグループ・IZ*ONE初のアジアコンサートツアーに密着した『EYES ON ME : THE MOVIE』(全国111館)は初登場10位になった。またTVアニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』に新規カットを加え、再編集した劇場版アニメーション『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド 』(全国27館)は初登場11位につけている。次週は『思い、思われ、ふり、ふられ〈実写〉』『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]III.spring song』『東映まんがまつり〈2020年〉』『僕の好きな女の子』『ポルトガル、夏の終わり』『弱虫ペダル』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『映画ドラえもん のび太の新恐竜』2位『今日から俺は!!劇場版』3位『コンフィデンスマンJPプリンセス編』4位『ぐらんぶる』5位『劇場版ウルトラマンタイガニュージェネクライマックス』6位『3年目のデビュー』7位『もののけ姫』8位『千と千尋の神隠し』9位『風の谷のナウシカ』10位『EYES ON ME : THE MOVIE』
2020年08月11日主演の永瀬廉(「King & Prince」)をはじめ、橋本環奈、坂東龍汰、柳俊太郎、竜星涼ら人気若手キャストが出演する映画『弱虫ペダル』。この度、本作の新たなメイキング映像とオフショット写真が到着した。今回到着した映像は、自転車初心者ながら驚異の追い上げを見せる主人公・坂道(永瀬さん)と、総北の新エースとして絶対に負けられない意地を見せる今泉(伊藤さん)が、山頂のバトルを繰り広げるシーンのメイキング。自転車の撮影では一切、CGを使用していない本作。このシーンでも、実際に永瀬さんと伊藤さんが山道で自転車を漕いで撮影。ここまで1カットごとに繰り返し何度も走行し、そして山頂のシーンの撮影が行われた。走りぬけた後、三木康一郎監督と共にモニターチェック中も2人の息が上がっており、かなりの体力を使っていることが感じられる。一方で、2人が撮影の合間にくつろぐひとコマも。寒い時期、早朝から日が落ちるまでの時間をフルに使っての撮影が行われ、体力的にも精神的にも過酷な撮影となった本作。今回初対面となり、練習や撮影を通じて徐々に打ち解けていった2人は、地面に寝転がり、「何も考えられない…」(伊藤さん)、「地球の一部になったみたい」「光合成してる」(永瀬さん)と、全身で日光を浴びている様子が映し出されている。『弱虫ペダル』は8月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:弱虫ペダル 2020年8月14日より全国にて公開(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008
2020年08月09日俳優の竜星涼と犬飼貴丈が、W主演を務める映画『ぐらんぶる』が8月7日より公開中だ。原作:井上堅二、漫画:吉岡公威による同名人気漫画の実写化作で、国内でも珍しい離島にある大学・伊豆大学に入学した普通の青年・伊織(竜星)と、オタクなイケメン・耕平(犬飼)が、ダイビングサークルで破天荒な青春を繰り広げる。イケメン2人が「ほぼ裸」で登場する同作で、伊織のいとこであるヒロイン・千紗(20)を演じたのが、乃木坂46の与田祐希だ。初映画ながらW主演の2人に負けず劣らず弾けた様子を見せ、出演発表時にはマネージャーが謝罪文を寄せるなど、話題を呼んでいる。今回は与田にインタビューし、同作についての思いを聞いた。○■マネージャー謝罪も「笑っちゃいました」――マネージャーさんの、ファンへ向けての「きっと『こんな映画に与田ちゃんを出して大丈夫か?』と不安になっていることと思います」という謝罪コメントも話題となった『ぐらんぶる』ですが、完成作を観ていかがでしたか?マネージャーさんは試写の時に隣で楽しそうに観ていたので、コメントを見て私も笑っちゃいました(笑)。撮影していたのは1年くらい前なので、懐かしいなという気持ちと、楽しい気持ちになりました。撮影の時は裸を見慣れすぎていたせいで違和感なく過ごしちゃってたんですけど、実際見ると画面がめっちゃ肌色だなとは思いました。――でも、いやな感じの裸ではないのかな? とも思いました。きれいですよね(笑)。すごく整っていました。この作品の宣伝でまた竜星涼さんにお会いして、「足、長いですね」という話をしました。本当に長いです。――撮影で裸に見慣れていったということですが、最初はびっくりしたんですか?そうですね、最初は刺激が強かったです。ちょっと、「どうしよう」みたいな感じもあって……でも、映画に入ると、伊織と耕平という役として見ているので、変な恥ずかしさは全くなく、大丈夫でした。”そういう人”という感じです。当たり前に、服を着ていないんだなと。――衝撃的な場面も多いですが、予告などを見たメンバーからの反応はありましたか?「観に行くね」とは言ってくれていたんですけど、メンバーに会えない時期に公開日が決まったので、あまり反応は聞けていないです。最初からインパクトが強かったんですけど、どんどんすごい情報が公開されていって。裸の2人の頭を踏んでる写真は結構見てくれていたみたいで、メンバーがどう感じるのかは気になります(笑)。――頭を踏んでいる写真は反響が大きかったですよね。衝撃的ですよね。自分で見てもびっくりしました。――踏んでいる時の気持ちは…?気持ちですか!?(笑) でも、その時は足が届くように必死でした。その気持ちが出てしまっているかもしれません。必死に踏みました。――与田さんは他にも、白目でバットを振り回すようなシーンもありましたが、殻を破るような気持ちはあったんですか?最初は「大丈夫かな?」とか、「痛いかな」とか考えてしまって、ノリノリという感じではなかったんですけど、だんだん千紗として暴れることができていったように思います。指導していただきましたし、竜星さんや犬飼さんにも「こうしたらいいよ」と色々教えていただきました。口から水を吹くシーンも、練習に付き合っていただきました。やったことがなかったので、口から霧吹き状に水を吹くのが難しくて、芝生に向かってたくさん練習しました。本番では濡れてしまって直しが大変だから、一発で成功させなければと、緊張しましたね。きれいに水を吹けたのは竜星さんのおかげです(笑)。――竜星さん、犬飼さんからは色々アドバイスをもらっていたんですか?私にとって初めてのことが多かったので、遠慮しそうになる時も、さらっと「思いっきりやっていいよ」と言ってくださって、すごく優しくて、ありがたかったです。お二人が引っ張ってくださったので、弾けてる空気にも飲まれていきました(笑)。他の出演者の皆さんも一人ひとり濃くて、本当に明るくて、和気あいあいとしていました。――一方で、ダイビングシーンはとても綺麗でした。与田さんはもともとライセンスをお持ちだったんですよね。番組の企画で(撮影の)2年前程に取得しました。短期間で頑張って取った上に、2年のブランクがあったので、体にもガタがきてて、最初は水の中でフラフラしてしまいました。体力がないので、戦いでしたね。結構体を張ったりプールに飛び込んだり、叫んだり殴ったり、体力的にすごい疲れることはあるけど、それよりも「楽しい」という思いが一番でした。――今回の撮影自体が青春のようなところがあったんでしょうか?乃木坂46に入ってから、夏といえばツアーの思い出だったんですが、また新たな思い出ができました。普通の学生の感じで海に入ったり、すごく新鮮でしたし、いい経験になりました。――それでは、最後にファンの方へメッセージをいただけたら。公開は延期になってしまったのですが、ちょうど夏の時期に映画館で観られることになったので、ぴったりだと思います。この映画を見て皆さんが笑顔になってくれたら嬉しいです。私自身も観た時は新鮮に笑ったし、少しでも世の中が明るくなればいいなと思いました。外に出て思いっきり夏を感じることが難しくもある世の中だと思うので、その分、映画を通して夏の気持ちになっていただければ嬉しいです。■与田祐希2000年、福岡県出身。アイドルグループ・乃木坂46のメンバーで、2017年に発売されたシングル「逃げ水」ではセンターに抜擢された。モデルとしても活躍し、『MAQUIA』『bis』のレギュラーモデルを務める。『モブサイコ100』(18年)で女優デビュー。続いて『ザンビ』(19年)、『乃木坂シネマズ~STORY of 46~/第7話 嗚呼! 素晴らしきチビ色の人生』(20年)に出演する。
2020年08月08日肌色面積が多すぎる!そんな恥ずかしくもうれしい叫びが全国の映画館から聞こえてきそうな映画が誕生した。それが、8月7日(金)公開の映画『ぐらんぶる』だ。大学のオリエンテーションの朝、目が覚めたら、なぜかキャンパスのど真ん中で素っ裸になっていた。いったいなぜ服を着ていないのか?俺の服と記憶はどこへ行ったのか?日本の映画史上、類を見ない謎を追いかけ、一糸まとわぬ姿で大学内を爆走する主人公の伊織と耕平。演じる竜星涼と犬飼貴丈も当然全裸だ。「最初はワーナーさんでカッコいいバディものをやるということで、てっきり『ビーチボーイズ』みたいな感じかなと思って、ぜひやりたいですと参加させていただいたんですけど、いざ台本を読んでみたら『あれ、思ってたのと違うな……』と(笑)」(竜星)「僕はもともと原作を知っていたので、マネージャーからお話を聞いたときは、実写化することにまず驚きで。『ワーナーさん、大丈夫かな?』と思いました(笑)」(犬飼)竜星と犬飼といえば、今が旬の若手俳優。そんなふたりの文字通り裸一貫の演技は記憶にも記録にも残ること間違いない。「僕より先に竜星さんがインしていたんですね。それで、僕がインしたときにはもう竜星さんがほぼ裸で走り回っていたので……やるしかないなって覚悟を決めました(笑)」(犬飼)「こんなにも合わせる洋服のない衣装合わせは初めてです(笑)。ほぼ裸のシーンばかりなので、逆にパンツを履いているシーンのときだけ香盤表に(パ)って書いてありました(笑)」(竜星)特に衝撃なのは、冒頭の大学でのシーン。生まれたままの姿でエキストラの大学生に囲まれる竜星と犬飼。撮影時はさぞや大変だったはずと思って話を聞いてみると……。「ほぼ裸の僕をみんながスマホのカメラで撮るっていうシーンだったんですけど、使っているのはエキストラのみなさんの私物のスマホ。どうか撮影が終わったら消してくださいってお願いしました(笑)」(竜星)「でも最近のスマホはデータを消しても復元できるらしいですよ」(犬飼)「そうなの?そのときは……もう覚悟します!(笑)」(竜星)キラキラな大学生活を夢見た伊織と耕平を待っていたのは、ヤバすぎる男たちが集まるダイビングサークル・Peek a Boo(ピーカブー)。演じるキャストたちも筋肉自慢の屈強な俳優が揃った。「撮影の合間も毎日みなさん筋トレをしているので、刺激を受けて僕もその輪に入って毎日筋トレをしていました。沖縄での撮影は、朝起きたらちょっと筋トレをして、朝食にバナナと納豆を食べて、テラスからみんなに『おはよう』と挨拶するのが僕のモーニングルーティーン。服を着ないことに慣れてしまった現場だったので、基本的に裸でしたし、それが許される温かい現場でした(笑)」(竜星)「僕も初めは筋トレに参加させてもらっていたんですけど、中盤以降ついていけなくなっちゃって……。途中でもういいやと思って脱落しました(笑)」(犬飼)酒を飲むと男子校ノリ全開になるPeek a Booの仲間たち。水着の男たちの一糸乱れぬダンスシーンも見どころのひとつだ。「実はもともとダンスをする予定じゃなかったんです。そこを、監督がただ俳優が酔っ払っているところを見て何が面白いんだということからダンスを取り入れようと思いついて。原作にはないあのダンスシーンが生まれました」(竜星)「実際に出来上がったダンスシーンを観たらなんだかインド映画っぽいなと思いました。確かに監督の言う通り、ただお酒を飲んで騒いでいるよりも、ダンスを取り入れたことで、作品にメリハリができた。ぜひみなさんにも僕らのダンスを楽しんでもらえたら」(犬飼)とにかくパワフルなPeek a Boo。実際にPeek a Booのようなサークルがあったら、ふたりは入りたいだろうか。「絶対に入りたくないです(笑)」(竜星)「僕も嫌です(笑)」(犬飼)「ああいう部活ノリは青春の一コマという感じはしますよね。だから、見ている分には憧れますけど、実際に自分が入りたいかと言ったらお断りします(笑)」(竜星)毎日ビールをガブ飲みして大はしゃぎするPeek a Boo。そんなPeek a Booにちなんで、最後にふたりのお酒にまつわる失敗談を聞いてみた。「起きたら部屋の玄関の前だったことがあります(笑)」(竜星)「次の日、15時の飛行機に乗る予定だったのが、朝まで飲んでいたせいで起きたら16時半だったことがあります(笑)」劇中、登場人物は全員二十歳を超えているが、飲んで羽目を外すのも青春の思い出のひとつ。とは言え、飲み過ぎには要注意!おいしく適量を守って、映画のような楽しい夏を過ごしたい。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2020年08月07日映画『ぐらんぶる』(8月7日公開)の公開記念前夜祭が6日に配信され、竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希、木村良平、sumika(片岡健太、小川貴之)が登場した。同作は講談社原作:井上堅二、漫画:吉岡公威による同名人気漫画の実写化作。ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミックで、既刊14巻で440万部を突破、2018年にはアニメ化され高視聴率を記録した。犬飼から「全力天然系」と称されたヒロイン役の与田。犬飼は「撮影中では、ドライ、テスト、本番という順で撮るんですけど、ドライの時に1人だけ違うシーンを演じてたんです。みんなが『あれ、与田ちゃん?』となったら、『あ、私間違えてた!』と。1人だけ違うシーンを演じてた」と暴露する。竜星が「これはすごいことですよ。1人だけ」と追い討ちをかけると、与田は「途中で『あれ? 何かがおかしいぞ』って気づいたんですけど、言い出せなくて、空気を読もうと決めたんですけど……」と苦笑。竜星は「セリフも違うもんね。いっぱいあったよね。全然違うセリフ言い出したり」とさらに明かすと、与田は「え!?」と驚き、「気づいてないよ」(竜星)、「これは天然だ」(犬飼)と感心されていた。また、リモート参加した視聴者からの「夏のせいにしがちなことはありますか?」という質問には、「ぐうたらしちゃうところ」と答えた与田。竜星が「朝、いつもモツ食べてなかった?」と指摘すると、「昔の話ですよ! ここ数カ月くらい重いもの食べられなくなって、毎日朝トマトジュースしか飲めないんですよ」と弁解する。竜星が「ちゃんと解凍してからモツを食べてたよね」と振り返ると、与田は「私、もう20歳になったので……」と説明していた。
2020年08月06日映画『ぐらんぶる』(8月7日公開)の公開記念前夜祭が6日にYouTubeで生配信され、竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希、木村良平、sumika(片岡健太、小川貴之)が登場した。同作は講談社原作:井上堅二、漫画:吉岡公威による同名人気漫画の実写化作。ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミックで、既刊14巻で440万部を突破、2018年にはアニメ化され高視聴率を記録した。TVアニメ版で今村耕平を演じた人気声優の木村良平は、実写版・耕平役の犬飼の演技について「めちゃくちゃ耕平がいて、嬉しいです。チラッと袖でお話しした時も『不安だった』とおっしゃってたんですけど、久しぶりにみんな(キャラクター)に会ったという気分がすごくして、『相変わらず馬鹿だな、こいつらは』と思いながら観させてもらいました」と称賛する。「本当に面白かった。部屋で男たちの裸を見ながらゲラゲラ笑った」という木村。改めて会ったW主演の2人について、「こんなに綺麗な顔してるのに、お二人が服着ているところをあんまり見たことないからドギマギしてる。素敵だと思います。脱いでても素敵でしたよ」と笑顔を見せた。犬飼は「僕もアニメ・漫画が好きで、出演のお話をいただく前から『ぐらんぶる』のアニメを見ていたので、プレッシャーがすごかったです。結構ビクビクしながらご挨拶させていただいたんですけど、『よかったよ』という言葉をいただけたのでほっとしてます」と安堵の表情に。「声でお芝居されてる所を少しでも吸収できるようにということで、アニメを見返したりしてたので、褒めていただいた時はほっとしました。なのであんま叩かないで欲しいですね、耕平のことは」と本音をのぞかせた。竜星も、参考のためにアニメを見たと明かし、「僕の中での今村耕平は木村さんなんですよね」としみじみ。犬飼はその言葉に「えっと……一緒にバディを組んだ俺は何なんですか?」と尋ねる。竜星が「犬飼貴丈」と答えると、犬飼は「僕、犬飼貴丈として『ぐらんぶる』出てないよ!」と苦笑し、竜星から「あれ、素だと思ってたよ?」といじられていた。
2020年08月06日夏真っ盛りにもかかわらず、「今年は夏定番の遊びを満喫できないのでは?」と落ち込んでいる人も多いはず。そこで、夏も海もお祭り騒ぎも青春も、すべてが一度に体感できてしまう映画『ぐらんぶる』をご紹介します。今回は、「絶対に映像化不可能」と言われた話題作に出演したこちらの方にお話をうかがいました。写真・北尾渉(犬飼貴丈)俳優の犬飼貴丈さん!【映画、ときどき私】 vol. 315夢のキャンパスライフに胸を膨らませる北原伊織と今村耕平という2人の男子が、あるダイビングサークルとの出会いをきっかけに、刺激的な日々を送っていく姿がユーモアたっぷりに描かれている本作。『仮面ライダービルド』やNHK連続テレビ小説『なつぞら』で注目を集めた犬飼さんは、竜星涼さんとともにダブル主演を務めています。演じているのは、無駄にイケメンなアニメオタクの耕平。そこで、ほぼ全編裸と言っても過言ではないほど体当たりで挑んだ犬飼さんに、舞台裏や自身の思い出について語っていただきました。―今回のオファーがあったとき、マネージャーさんは参加を即決したそうですが、ご自身の反応はいかがでしたか?犬飼さん僕はもともと原作を知っていたので、昨今のアニメや漫画が実写化する流れのなかでもこの作品は無理だろうなと思っていました。なので、初めて聞いたときは、「本当に実写化するの?」という驚きのほうが強かったですね。―そんななかで喜びと不安、どちらのほうが大きかったですか?犬飼さんもちろん、喜びはありましたが、「観てくださるファンの方々に納得していただかなければいけない」というプレッシャーもあったと思います。特に、原作のノリをそのまま実写にするのはちょっと難しいところもあったので、うまくバランスを取りながら慎重にやらなきゃいけないなという気持ちがありました。―ここまで主人公たちがほぼ裸の姿になる作品も珍しいと思いますが、そこに対する抵抗はありませんでしたか?犬飼さんまずは、コンプライアンス的にヤバいんじゃないかなというのと、普通に人前で裸になるって誰でも恥ずかしいことだと思うので、そこに対する抵抗は当然ありました。でも、僕がインした瞬間に目の前を走り抜けていったのがほぼ裸の竜星さん(笑)。その様子を目撃して、「こういう現場なら大丈夫だな」と順応していった感じです。今回の現場は、最初から最後までほぼ裸でした(笑)―なるほど(笑)。とはいえ、最初のシーンはやはり緊張したのでは?犬飼さん僕よりも、逆にエキストラのみなさんが目のやり場に困っていて、すごく戸惑っていたのが印象的でした。―確かに、それはあったでしょうね。ちなみに、今回裸になるにあたって、事前に体作りなどもされましたか?犬飼さん最低限プヨプヨしないこと、というのは意識しましたが、それ以外は特に準備しませんでした。というのも、はじめからムキムキだとこの役としては違和感がありますからね。―現場では、どのくらいの割合で裸のシーンがありましたか?犬飼さん最初から最後まで、わりとずっと服を着ていなかったんじゃないかな。服を着ているときのほうが珍しかったので、基本的に現場行ったらパンツ一丁か裸かみたいな状態でした(笑)。―ほかではあまりないことですよね。では、撮影中に起きたハプニングなどがあれば教えてください。犬飼さんけっこういろいろあったんですけど、服を着ないで撮るシーンが多かったので、竜星さんがかなり日焼けしてしまって、シーンのつながりが危なくなったことはありました。あとは、沖縄でダイビングしているときに人間に立ち向かってくるメンタルの強い魚がいて、それに襲われかけたのもハプニングでしたね……。―魚に襲われたんですか!?犬飼さんちょうど卵を守っていたときだったらしく、近づいたら攻撃されてしまいましたが、適切な距離をとってことなきを得ました。でも、足のフィンを噛まれたりして、本気で危なかったです。そのときは、「ここはお前のフィールドじゃないよ」と言われている気がして、気持ちも引き締まりました。海のなかはリトルマーメイドの世界のようだった―それはけっこうな恐怖体験でしたね。とはいえ、本作ではダイビングのシーンも大きな見どころ。実際にライセンスも取られたほど、事前にかなり練習もされたんですよね?犬飼さんダイビングをしたのは、今回が初めてで不安も大きかったですが、撮影が始まる前に、ライセンスを取りに行かないといけなかったので、まずはそこで練習しました。撮影に入ってからもダイビングの練習時間を取っていただいたので、本当の部活くらいの練習量だったと思います。―実際にいろいろな海を潜ってみて感じたダイビングの魅力とは?犬飼さん僕はけっこうディズニーが好きなので、かなり個人的な感想ですが、沖縄のきれいな海に潜ったときは大好きなリトルマーメイドの世界みたいに感じました。これはライセンスを取ってもぐらなければ見られなかった景色だなと。耕平が初めて海に潜ったときと同じ感覚を得られたのはうれしかったですし、本当に感動した瞬間でした。―そんなふうに同じ感動を味わったり、練習を一緒にしたことでキャスト間の絆も強くなったと思いますが、竜星さんとの共演はいかがでしたか?犬飼さん本当に仲良くならないままバディの役をするのは嫌だなと思っていたんですけど、竜星さんはすごく気さくな方なので、スムーズに仲良くなれました。実際に体験してみて思いましたが、裸の付き合いは心と心の距離を縮めますよね。おかげで急速なスピードで仲良くなれた感じはありました。細かいアドリブを見つけて楽しんでほしい―ほぼ裸でいたことで、お互いに心もすぐにオープンになれたということでしょうか?犬飼さんそうですね。あとは地方でのロケが多かったこともあり、撮影のあとにご飯に連れて行ってもらったりもしたので、そういうコミュニケーションの取り方でよりいっそう仲良くなれたというのもあったと思います。温泉もあったので、毎晩のようにみんなで一緒に入りましたね。本当に裸の付き合いができたので、心の距離も縮まっていったのだと思います。―現場でも現場以外でも、今回はずっと裸の付き合いをされていたんですね(笑)。犬飼さんただ、その影響で、自分の感覚がおかしくなったこともありました。というのも、この作品の撮影中に違う作品も撮っていたんですが、その現場に行ったときに、普通にみんながいる前で着替え始めようとして、「あ、ダメだ!ちゃんと衣装室に行かなきゃ!」みたいなことになり、現実世界とのズレは生じていましたね(笑)。―そんなところにも、支障が出ていたのですね……。犬飼さん元に戻すのに、わりと時間がかかりました。―危なかったですね。この現場で、竜星さんから刺激を受けた部分は?犬飼さん僕の役は、いろいろできる役だったので、わりとアドリブ多めで演じさせていただきました。でも、それができたのは、竜星さんがしっかり受け止めてくださったからこそ。安心してアドリブができたことに感謝していますし、仕事に対する向き合い方は見ていてものすごく刺激になりました。―ちなみに、犬飼さんイチオシのアドリブシーンがあれば、教えてもらえますか?犬飼さんシーンが始まってわちゃわちゃしているところが多いですが、大きなアドリブというよりも細かいところでいろいろとしているので、それをみなさんで見つけていただきながら楽しんでもらえたらうれしいなと思います。髙嶋政宏さんの演技は、とにかく衝撃的でした―細かいところまで注目ですね。あと、今回はダンスシーンも見どころだったと思いますが、練習などは大変でしたか?犬飼さん絶妙な配置とタイミングで動かないといけなくて、人数も多かったので難しかったですね。やっぱりそろっていないときれいに見えないので、そういうところに気を遣いながら踊るのは大変でした。でも、練習をたくさんして、みんなできっちりと仕上げたので、本番ではわりとスムーズにOKをもらうことができてよかったです。―ちなみに、共演の髙嶋政宏さんがダンスシーンに関して、アドリブを見せて周囲を驚かせたそうですが、その瞬間は目の当たりにされましたか?犬飼さん実際に見ていましたが、ここでは言えないような危ないアドリブをしようとしていて、現場がざわついていましたね(笑)。本編で使われていたのは、乳首をこすりながら近寄ってくるような動きでしたが、それを超えるようなことをされようとしていて本当に衝撃的でした。―さすが髙嶋さんですね。それを見てどうでしたか?犬飼さんそのときの僕は服を着ていたんですが、ただただすごいなと。これは高嶋さんのキャラだからできることでもあるんですけど、本物の役者さんならではのものを見せていただいたので、尊敬しています。実生活でもオタクなので、役作りしていない部分もある―そのあたりも見逃せないですね。今回演じた役についてもおうかがいしますが、オタクの役ということで、どのような役作りをしましたか?犬飼さん実は、僕自身がもともとオタクなので、そのあたりはスムーズにいった感じでしたね。―つまり、役作りしていない部分もあると。犬飼さんそうですね、あまりしていなかったかもしれないです。でも、台本で読んだ時点では想像できない部分も多かったので、今回はわりとフラットな状態で現場に入りました。―ちなみに、犬飼さんのオタクな部分を教えていただけますか?犬飼さん昔からアニメや漫画が大好きで、いまもずっとハマってはいますが、最近は特にゲームに夢中なので、夜な夜なオンラインで友達とゲームをしています。あと、おうち生活をしていたときには、いままでの趣味をより深く掘っていこうと思って、好きな音楽の理論を学んだり、覚えたりしたりもしました。アニメや漫画でも、いままで見たことなかったジャンルや幅広い作品をたくさん観たので、自分の趣味について話せることも増えたかなと思っています。―趣味を極めたことで、仕事にもつながっている部分もあるのでは?犬飼さんもちろん、仕事にもつながればいいなという考えはあります。ただ、もともと自分の好きなことや興味のあることはちゃんと話せるくらい突き詰めたほうがいいと考えているほうなので、今回はめちゃめちゃ掘っていきました。地中を越えて、地球内部のマントルくらいまで掘り進めたと思っています(笑)。忘れられない青春の思い出とは?―素敵です(笑)。また、この作品では青春時代ならではのエピソードが満載ですが、いまだから笑える青春の思い出があれば、教えてください。犬飼さん高校時代ですが、『ぐらんぶる』に近い思い出が僕にもありまして、バスケットコートのある友達の家に放課後集まっては、1on1(ワンオンワン)をしていました。ただ、負けた人が全裸になるみたいな遊びだったので、まさに劇中の野球拳と同じような感じですよね。僕たちは、「ワンオンワン」ではなく、「〇ンオンワン」と呼んで遊んでいましたが……(笑)。それが『ぐらんぶる』とめちゃめちゃ被ったので、撮影中もそんなことを思い出しながらやっていました。―ほぼ同じことをされていたんですね(笑)。観る方もそんなふうに青春の思い出がフラッシュバックすると思いますが、見どころなどを最後にメッセージとしてお願いします!犬飼さん若い人だけではなく、実は大人の方々にも刺さる映画だと僕は感じています。というのも、この作品はきっと青春時代の些細なことを思い出したり、青春へ想いを巡らせたりするきっかけになるからです。そういう意味では、青春ノスタルジー映画の側面もあると思うので、たくさんの方に観ていただきたいと思っています。あとは、チケットを買って劇場に入ってしまえば、強制的に裸を見せられることになるので、単純にバカだなっていう目で見て、偏見なしに楽しんでいただけたらと(笑)。夏の思い出に少しでも寄り添えればうれしいです。インタビューを終えてみて……。裏話から青春時代のギリギリの話まで、笑わせてもらいっぱなしとなった今回の取材。劇中では、イケメンもびっくりの変顔満載の犬飼さんですが、取材の撮影では色気満載のギャップを披露してくれました。ananであることを伝えると、「いつでも脱げます」とも言ってくれましたが、その肉体美は本作で存分に堪能してください!次から次とやってくる夏の欲望に溺れる!脱力系ならぬ、脱衣系の最高峰とも言えるほど全力の脱ぎっぷりで突っ走っている本作。イケメンたちの裸にドキドキすることはもちろん、これを観ただけでひと夏分の思い出を味わえるかも!?ストーリー青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し…国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織の目標はただひとつ。それは気のあう友人や可愛い女子と<キラキラな大学生活>を送ること。なのに…「何かおかしい」最初に異変を感じたのはオリエンテーションの朝。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平と出会い、共にある場所にたどり着く。そこは常識が通用しない“無法地帯”、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった!狂暴なクーデレいとこ、どシスコンのお姉さま、エロい先輩、はたまた激ケバギャルも神様、僕たちに普通の大学生活を送らせてください…ヤバすぎるメンバーに囲まれた、伊織と耕平の運命はいかにぶっ飛んだ予告編はこちら!作品情報『ぐらんぶる』キャスト:竜星涼犬飼貴丈与田祐希朝比奈彩小倉優香石川恋 / 髙嶋政宏8月7日(金)より、全国ロードショー配給:ワーナー・ブラザース映画©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年08月05日古川雄輝と竜星涼のW主演映画『リスタートはただいまのあとで』の記者会見と完成披露舞台挨拶が8月3日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、古川さんと竜星さん、メガホンをとった井上竜太監督が出席。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、完成披露舞台挨拶は観客のみを入れて行われた。今回、初共演だったという古川さんと竜星さん。お互いの印象を聞かれると、古川さんに“知的でクール”という印象を抱いていたという竜星さん「現場に入っていくと、監督とディスカッションして、作品の中でも、撮影が終わったあとでも親身に話をなされている姿を見て、ハートは情熱的な方なのかなという印象を受けました」と答える一方、竜星さんは“イメージ通り”と答える古川さん。「“男”って感じの、男性から見てもかっこいいなと思うような印象だったんですけど、実際も男らしい方で、大和を演じているときは漫画から飛び出てきたかのような感じでそっくりで、僕が演じている光臣という役は(竜星さんの)芝居を受ける側だったので、非常にお芝居もしやすくて、素晴らしいと思いました」と絶賛した。本作をどう作り上げていったか尋ねられた井上監督は、10年前に古川さんが芸能界に入るキッカケとなったオーディションを手伝っていたことを明かし、「そのときから魅力的だなと思っていて、いつかご一緒したい」と思っていたそう。「今回、初監督作品でご一緒させていただいたんですけど、現場でいろいろと助けていただいて感謝しています」と頭を下げ、「竜星君はいろんな作品を見て、魅力的な方だなと思っておりまして、今回の大和という役は難しい役ですし、今までとはイメージが違う、かわいい弟キャラだったので、それで髪の毛を下ろしてくださいって話をしたんですけど、大和を非常に魅力的に演じてくださったので感謝しています」と笑顔でねぎらいながら語った。改めて、本作を見た感想を聞かれると、古川さんは「ほっこりする映画」「癒される映画だなと思いました」と吐露し、竜星さんは「素敵な長野の風景と一緒に二人の物語が描かれているので、景色も物語もとてもきれいだったし、見応えがあるんじゃないかなと思います」とニッコリ。さらに、予告編で公開され話題となっている2人のキスシーンにも話が及ぶ。竜星さんは「とてもきれいだったんじゃないでしょうか(笑)」と照れ笑いを浮かべ、古川さんは「照明とかも含めて幻想的なシーンになっていて、なるべくきれいなキスシーンになったらいいなと思っていたので、それを心がけながらやりました」と満足気な表情を浮かべた。その後、記者会見後の舞台挨拶に登壇した古川さんは、1席空けて着席するなど、感染拡大防止策にご協力いただいている観客を見て「ソーシャルディスタンスは取られていますが、こうやってたくさんの方々と久しぶりにお会いできて、いま嬉しいです」と目を輝かせ、竜星さんも「こうやってお客さんが舞台挨拶に来てくださって、今までは当たり前のことでしたけど、今は舞台挨拶というものもできない状況の中で、来てくださったことに幸せを感じます」と感慨深げに語った。また、古川さんから「基本的に性格が正反対で、(竜星さんは)積極的で地元の方々と飲みに行ったりして、僕はホテルに帰っちゃうみたいな」と暴露されるひと幕も。「温泉街で撮影をしていたんですけど、僕は温泉が大好きなので、毎日温泉に浸かりながら、そして美味しい信州の馬肉を、知らないお店に行って食べて、そこのスタッフや大将と仲良くなって、それが輪になって気付いたらおじさん4・5人が毎日飲んでいるみたいな…。不思議な光景でしたね」と竜星さん。続けて「役柄が田舎育ちの青年なので、地元の人をまず知って、地元民になろうと。だから、役作りの一環で、僕は地元の人たちと一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んでいたので、決して僕だけが遊んでいるわけではなく、仕事が終わっても役作りを一生懸命やっていました」とコメントをして、観客の笑いを誘った。さらに、本作の内容にちなみ、何もかもうまくいかないときにどう気持ちの対応をしているか質問されると、「今回もそうなんですけど、諦めずにちゃんと話せば、絶対にいい方向に行くと思うので、自分からコミュニケーションをとったりして解決しようとしますけど、それで解決できないものは、家に帰ってお酒を飲んじゃいます」と正直に答えて笑わせる古川さん。そして、竜星さんは「僕は根が明るいタイプなので、クヨクヨしないといいますか、寝ちゃえば忘れる、よくできた人間なんです(笑)」と胸を張り、「悩んでいる方とかにアドバイスをしたいんですけど、なかなかそれができないので、逆に僕に相談してくれたら明るくなると思います」と笑顔を見せていた。『リスタートはただいまのあとで』は9月4日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスタートはただいまのあとで 2020年9月4日よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開©映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
2020年08月04日まさかの実写映画化『ぐらんぶる』がもうすぐ公開。竜星涼&犬飼貴丈が主演する本作からこの度、ほぼ裸、変顔、バカ騒ぎだけじゃない、本作の名シーン、爆笑必至のジェスチャー大喜利をする本編映像が到着した。今回到着したのは、ダイビングサークルに加入し、ダイビングのイロハを学ぶ伊織(竜星さん)と耕平(犬飼さん)が、水中で使用する重要なサインを覚えなければならないと知らされ、早速挑戦するシーン。先輩から出されるサインが何か、それぞれ考える2人。“止まってください、こちらを見てください、潜行します”という先輩のジェスチャーなのだが、伊織は「そこまでだ、この俺が、目を潰し、お前を殺す」とありなえない読み間違え方をし、そして「相手より先に水中銃を打ってやります!」と物騒すぎる回答を披露。さらに別のジェスチャーで耕平は「ノってる?アイーン、YEAH!YEAH!」と、なんとも陽気すぎる読み間違え。どうするのかという問いかけには、「暖かい目で見守ります」と回答…。そんな2人のあまりにもかけ離れた回答に、千紗(与田祐希)は思わず豪快に吹き出してしまう。『ぐらんぶる』は8月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年08月04日青春ダイビングコメディ漫画の実写映画化作品『ぐらんぶる』が、8月7日(金)に公開される。この度、竜星涼と犬飼貴丈演じるふたりのシュールな回答が笑いを誘う本編映像が公開された。本作は、講談社『good!アフタヌーン』にて2014年4月から連載中の、原作・井上堅二、漫画・吉岡公威のコンビによる累計発行部数555万部超えの同名漫画を実写化する青春コメディ。『ヒロイン失格』『映画 賭ケグルイ』の英勉がメガホンを取り、ダブル主演を竜星と犬飼が務める。竜星演じる、史上最も服を着ていない主人公・伊織と、犬飼演じる無駄にイケメンなオタク・耕平。そして彼らとキャンパスライフを謳歌する個性キツめなキャラクターたち。伊織のイトコで、バットを振り回しメンチを切るクーデレ美少女・古手川千紗役に乃木坂46の与田祐希、さらに千紗の姉で彼女に近づく男を縛り上げる重度のシスコン・古手川奈々華役に朝比奈彩、伊織と耕平が付き合っていると勘違いする美ボディの先輩・浜岡梓役に小倉優香、強烈なメイクで大学デビューしてしまったケバめ女子・吉原愛菜役に石川恋、そして伊織のおじでダイビングショップ「グラン・ブルー」のオーナー兼ピーカブーのOB・古手川登志夫役にべテラン俳優・高嶋政宏が、本作にキャスティングされている。この度公開された本編映像では、ダイビングのイロハを学ぶ伊織と耕平の姿が切り取られている。彼らは、水中で使用する重要なサインを覚えなければならないと知らされ、早速挑戦することに。サークルの先輩から出されるサインが何か考える伊織は「そこまでだ、この俺が、目を潰し、お前を殺す」とあり得ない読み間違え方をし、サインに対してどうするか聞かれると、「相手より先に水中銃を打ってやります!」と物騒すぎる回答を披露。そして耕平は出されたサインに対し、「ノってる?アイーン、YEAH!YEAH!」と陽気すぎる読み間違えをしたあげく、「暖かい目で見守ります」と回答。ふたりのあまりにもかけ離れた回答に千紗も思わず水を吹き出してしまうなど、大喜利のようなやり取りが笑いを誘うシーンとなっている。『ぐらんぶる』8月7日(金)公開※高嶋政宏の「高」は、はしごだかが正式表記。
2020年08月04日映画『リスタートはただいまのあとで』(9月4日公開)の記者会見が都内で行われ、古川雄輝、竜星涼、井上竜太監督が登場した。同作はココミ著のBLコミック『リスタートはただいまのあとで』(プランタン出版)の実写化作品。職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めて10年ぶりに田舎に戻った光臣(古川雄輝)は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星涼)と出会い、「馴れ馴れしくてウザい奴」と思うも、交流を深めていくうちに恋愛感情として惹かれていく。ハートウオーミングな純愛BL映画となっている。初共演となった2人だが、竜星は古川について「知的でクールな方という印象があったんですけど、撮影に入ると監督と熱心に話していて、ハートは結構情熱的な方なのかなという印象を受けました」と語る。一方古川は「監督は10年ほどから知り合いで、監督をしたいという思いを聞いていましたので、いい作品にしたいなという思いで演じていました」と説明。竜星については「イメージ通りだったかなと思います。男! という感じ、男性から見てもかっこいいなと思うような印象だったんですけど、大和を演じてる時は漫画から飛びててきたようにそっくり。お芝居もしやすくて演じやすいと思いました」と称賛した。同作について古川は「純愛映画だなという印象を持ちました」「ほっこりする」と表し、竜星は「LGBTの作品も見ますけど、自分が役として演じることはなかったので、すごく挑戦しがいがあるなと思った」と振り返る。井上監督は「古川くん主演の映画を探してて、原作と出会って、光臣が非常にぴったりだと思いました。2人の青年が寄り添いながらも成長していく姿が本当に愛しくて、この2人と会ってみたいと思って、企画しました」と意図を明かした。作中では2人のキスシーンも。古川は「男性とのキスシーンは以前もやったことはあるんですけど、非常に、やりやすかったです。竜星くんも綺麗な顔をしてるので、キスしやすいなと思いました」とにやり。「緊張はしなかったですね。すっとできました」という古川に、竜星は「いやもう、すごく柔らかかったです」と返しつつ、「これ、記事になるな」と苦笑する。「僕も男性ながらすごくドキドキしましたよ。目を瞑ってるんで、いつされるんだろう、いつされるんだろう、と」と"キス待ち"の心境を語った。
2020年08月03日記憶を失くした脱衣状態の男が、キャンパスのど真ん中で目覚める――。これから始まるのは謎深きサスペンス?それとも奇天烈なSF?と思いきや、やがて浮かび上がってきたのは、妙に弾けた熱量たっぷりの青春ストーリー。作品の世界に足を踏み入れたときから、映画『ぐらんぶる』は観る者を翻弄してくる。それは観客だけでなく、物語の中心にいる主人公たちも同様。キャンパスのほぼ裸な男、もとい大学生活に期待を膨らませていた新入生・北原伊織を演じた竜星涼も、「最初はこんな作品だと思っていなくて」と苦笑いを浮かべる。監督の指示なしでも「テンション高く、ああなりました」「ダイビングのバディ映画と聞いて、『ぜひ参加したいです!』というところから始まりました。そのときの僕は、原作をまだ知らなかったんです。脚本を読んだときも、想像していたのとは違ったけど、楽しそうだなと思いました(笑)」。竜星さんの言葉通り、『ぐらんぶる』は大人気コミックの実写化であり、ダイビング映画でもある。伊織がほぼ裸だったのも、入部した(させられた!?)ダイビングサークルが関係しているようで…。そんな彼と同様の運命をたどり、同じサークルの仲間となる「バディ」、今村耕平を演じたのが犬飼貴丈だ。ただし、「入学した途端、事態に巻き込まれていくのは伊織も耕平も同じなんですけど…」と、犬飼さんは少々申し訳なさそう。「耕平は耕平で、ちょっと変わっていて。伊織が普通に喋ってる横で、変なことをしていたりもするんです。なので、そこで自由に遊ばせてもらったというか。竜星さん、僕がどんなお芝居をしても受け止めてくださるので」。となると、“巻き込まれ型主人公”の立場は伊織=竜星さんが一手に引き受けていた?「でも、犬飼くんも、サークルメンバー役の皆さんも、熱量高く仕掛けてきてくださったので。僕はリアクションを取るだけ。自然に反応したら僕もテンション高く、ああなりました(笑)。『もっとオーバーに反応して』なんて監督からの指示は一切なかったです」。キャンパスライフを疑似体験「お手本にはしてほしくないですけど」「変なこと」「リアクション」「テンション高く」…。青春ダイビング映画と思えないワードが続くが、伊織&耕平の“受難”はサークルに入会させられ、ほぼ裸のキャンパスライフを送ることに留まらず。サークルメンバーの古手川千紗(与田祐希)ら、個性も腕力も強めな女性キャラクターたちが2人を取り巻く。「踏まれたり、罵倒されたりね。ただ、撮影中の僕らメンズは基本ほぼ裸なわけで。その異様な光景が心をオープンにしてくれたのか、女性たちからの棘のある言葉も快感に思えて。麻痺していたのか…。伊織としても竜星としても、いい刺激でした(笑)」。(竜星)「カメラの前以外でも、女性キャストの皆さんが僕をバンバンいじってくれましたから、いいコミュニケーションになりました」「男湯に女性たちが入ってきたような空間でしたよね?」と笑う犬飼さんに対し、「確かに!しかも、彼女たちがいないと、僕らの裸は死んでしまいます」と竜星さん。ますます青春ダイビング映画から遠ざかっている気がするものの、作品のキャッチコピーには「世界よ、これが日本のキャンパスライフだッ!」の一文も。「僕らはそう思っていますよ」と涼しい顔で竜星さん。「大学に行っていないので、『ああ、そうなんだな』って」と、犬飼さんも真顔でボケる。さておき、撮影を通し、キャンパスライフを疑似体験することはできたそう。「みんなでわちゃわちゃと騒ぐ。そういうのが僕自身も楽しかったし、みんなで楽しんで作れた気がしていて。去年の夏(撮影時期)を超える夏は、そうそう来ないかなって。いい夏を過ごさせてもらったなと思っています。ご覧いただく方にも、『なんだか分からないけど楽しそう』と思ってもらえるはずです。こんな青春、いいなあって」。(竜星)「撮影なんですけど、撮影じゃないというか。学生の熱量で騒げたと思っていて。そういった熱量は、年齢を重ねて低くなっていくもの。だから、騒がなくなった大人たちに観てもらいたいし、学生時代真っ只中の人には『これくらい楽しいものだよ』と示したい。決してお手本にはしてほしくないですけど(笑)。でも、僕自身の学生時代の思い出の中に『ぐらんぶる』を入れたいくらいです」。(犬飼)“やりたいかやりたくないか”を「逃してしまうのはもったいない」『ぐらんぶる』には青春のメッセージもきちんと込められている。大事なのは“やれるかやれないかではなく、やりたいかやりたくないか”。やがてダイビングの世界に本気で飛び込む伊織&耕平に、その問いを投げ掛けてくるのだ。「この映画からメッセージを読み取ってくださるとは!」(竜星)と笑いながらも、問いに向き合う2人の表情は真剣。「仕事をしていてもそうですよね。僕らの仕事は、求められて初めて成立するものなので、その中でどう楽しむか、自分らしくいるかが問題になってくることもあります。だから逆に言えば、やりたいかやりたくないかで決められる瞬間があるのなら、それを逃してしまうのはもったいない」。(竜星)「僕はまさしく、その問いにこの映画で直面して。実は、ダイビングができなかったんです。というか、かなづちで。なので、出演なんてとんでもないと思い込んでいたんですが、僕は『ぐらんぶる』に出たかったし、耕平になりたかった。まさに、『やりたいから、やる』ですよね。気持ちをそうシフトチェンジしたことで結果的にダイビングのシーンも楽しくできましたし、できないと思っていたことができたのもうれしかった。そういう意味では、僕自身が『ぐらんぶる』を体現できたのかもしれません」。(犬飼)(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年08月03日7月1日より東京・PARCO劇場にて幕を開けた三谷幸喜脚本・演出の舞台『大地(Social Distancing Version)』が、8月12日(水)より、大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。本公演を上演するにあたり、感染防止対策を徹底。客席の配席はもとより、舞台上での俳優の濃厚接触を限りなく避け、演技中も俳優同士が常に距離を取るように演出されている。「大地(Social Distancing Version)」チケット情報舞台はとある共産主義国家の収容施設。そこには、独裁政権が遂行した文化改革の中、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちが収容されている。強制的に集められた彼らは、政府の監視下のもと、広大な荒野を耕し、農場を作り、家畜の世話をして過ごしている。過酷な生活の中、何より彼らを苦しめたのは「演じる」行為を禁じられたこと。役者としてしか生きる術を知らない俳優たちが極限状態の中で織りなす、歴史と芸術を巡る群像劇。演じるとは何か、笑うとは何か、生きるとは何か…。三谷幸喜が俳優への愛をこめて描く三谷流俳優論だ。出演は、大泉洋、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、他。個性あふれる魅力的なキャストに三谷が当て書きして描いているという本作。コロナ禍により、演劇のある日常が当たり前ではなくなった今、感じるものは大きいはず。大阪公演は8月12日(水)から23日(日)まで、大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは8月2日(日)一般発売開始。チケットぴあでは、7月30日(木)18:00より先着先行プリセールを受付。
2020年07月30日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)のオフショット映像が30日、公開された。同作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の初実写映画化作。連載は今年で12年を迎え、アニメ・アニメ映画・舞台・小説・ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている。地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。ハードな撮影の中、キャスト達は本気で自転車の走行シーンに挑んだが、そんな過酷な撮影現場の合間に、本物の部活のように和気あいあいと過ごすオフショット映像が公開された。映像では、永瀬、伊藤健太郎、坂東龍汰の3人が制服姿で休憩中にはしゃぐ姿が収められており、永瀬と伊藤はまるで現役高校生のように、坂東のカメラに向かって無邪気な笑顔を見せる。この日は珍しく自転車での走行シーンがなく、さらに1年生全員が揃っていたこともあり、かなりリラックスした雰囲気。坂東はカメラの回っていないところでも元気にはしゃぎ回り、メイキングカメラを異常に意識したり、自らスタッフのカメラをもって撮影したりと、周りからは「鳴子劇場」とまで言われていたほどだったという。クールな今泉を演じた伊藤からは、その様子にしばし愛のあるダメ出しやツッコミが入る場面も見られた。走行シーン撮影の合間には、永瀬の足元で暖を取る坂東が、1人離れたところにいる伊藤を見て「いじけちゃったよ」といじると、永瀬が坂東にすかさずつっこんだりと、1年生トリオの仲睦まじい様子をみせている。2~3月頃に撮影されただけあり、現在のソーシャルディスタンスではなかなか見られない貴重な"密"なショットとなった。また、坂東カメラで撮影した竜星涼・栁俊太郎・菅原健の写真も解禁。早朝から日没までの限られた撮影時間の中で、夕焼けをバックに3年生たちを撮影するも先輩たちからはやや不評のようだが、撮影の様子は部活の合宿のように和気あいあいとしており、ハードな撮影で疲れ切っていながらも、充実感溢れるキャストたちの姿が収められている。
2020年07月30日人気コミックを原作とした実写映画『弱虫ペダル』が、8月14日(金)に全国公開される。この度、本作の撮影中のオフショット映像&写真が初公開された。全国レベルの強豪校・総北高校自転車競技部を舞台に、高校生たちの熱い青春を描く本作。ロードレース初心者ながら思わぬ才能を発揮した主人公・小野田坂道(永瀬廉)、期待の新人エース今泉俊輔(伊藤健太郎)、同じく経験者で負けん気の強い鳴子章吉(坂東龍汰)の3人が、金城真護(竜星涼)、巻島裕介(柳俊太郎)と田所迅(菅原健)といった先輩たちとともにインターハイを目指し、過酷な練習やレースを乗り越えてチームの力を磨いていく。公開されたオフショット映像では、永瀬、伊藤、坂東の3人が制服姿で休憩中にはしゃぐ姿が。まるで現役高校生のように坂東のカメラに向かって無邪気な笑顔をみせる永瀬と伊藤。この日は珍しく自転車での走行シーンがなく、さらに1年生全員が揃っていたこともあり、かなりリラックスした雰囲気だったという。坂東はカメラの回っていないところでも元気にはしゃぎ回り、メイキングカメラを異常に意識したり、自らスタッフのカメラをもって撮影したりと、そのはしゃぎぶりに周りからは「鳴子劇場」とまで言われていたほど。本作でクールな今泉を演じた伊藤からは、その様子に、しばし愛のあるダメ出しやツッコミが入る場面もみられた。そして、走行シーン撮影の合間には、永瀬の足元で暖を取る坂東が、ひとり離れたところにいる伊藤を見て「いじけちゃったよ」といじると、永瀬が坂東にすかさずつっこんだりと、1年生トリオの仲睦まじい様子を見せている。また、坂東カメラで撮影した竜星、柳、菅原の写真も公開。早朝から日没までの限られた撮影時間の中で、夕焼けをバックに3年生たちを撮影するも先輩たちからはやや不評のよう。だが、その撮影の様子は部活の合宿のように和気あいあいとしており、ハードな撮影で疲れ切っていながらも、充実感溢れるキャストたちの姿が収められている。※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記『弱虫ペダル』8月14日(金)全国公開
2020年07月30日「King & Prince」永瀬廉が主演し、累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画を初めて実写映画化する『弱虫ペダル』。この度、過酷な撮影の合間で見せるキャストたちのリラックスした様子が映し出される、撮影中のオフショット映像と写真が公開された。到着した映像では、鳴子役の坂東龍汰がカメラを構え、「いいねいいね!」と、坂道役の永瀬さんと新人エース・今泉役の伊藤健太郎を撮影する休憩中の様子から始まる。この日は、珍しく自転車での走行シーンがなく、さらに1年生全員が揃っていたこともあり、かなりリラックスした雰囲気。特に坂東さんは、カメラの回っていないところでも元気。メイキングカメラを異常に意識したり、自らスタッフのカメラで撮影したりと、そのはしゃぎぶりからは“鳴子劇場”と言われていたほど。さらに、走行シーンの撮影の合間には、永瀬さんの足元で暖を取る坂東さんの姿も映し出される。そして、一人離れたところにいる伊藤さんを見て「いじけちゃったよ」といじり、すかさず永瀬さんがツッコミを入れるなど、1年生トリオの仲良しな一幕が切り取られている。また、“坂東カメラ”で撮影した竜星涼、柳俊太郎、菅原健の写真も到着。早朝から日没までの限られた撮影時間の中で、夕焼けをバックに3年生たちを撮影するも、先輩たちからはやや不評の様子。しかし、撮影の様子は部活の合宿のように和気あいあいとしていたという。『弱虫ペダル』は8月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:弱虫ペダル 2020年8月14日より全国にて公開(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008
2020年07月30日竜星涼と犬飼貴丈がW主演する『ぐらんぶる』プレミアム夏祭りが7月27日(月)に開催。与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋の女性陣は夏祭りらしく華やかな浴衣で姿を現し、映画から飛び出てきたようなマッチョな男性たちが担ぐ神輿に乗って竜星さんと犬飼さんがド派手に登場した。まず本作の撮影現場での雰囲気を聞かれた竜星さんは「裸ばっかりのキャンパスライフでしたけど、キャストみんな和気あいあいとしていました。花火をしたり、流れ星を見たり、ダイビングで綺麗な海も見て青春を味合わせてもらい最高でした」とコメント。それに対し犬飼さんも「撮影は楽しかったです!ものすごく男性の肌色が多く、撮影が進むにつれて服を着ないことに慣れていく自分も怖いなと思いました(笑)そんな中でも自分だけはフラットにいたいと思っていました」と、ほぼ裸でいることが多かった撮影時の心境を激白。今回メガホンを取った英勉監督は「女優さんを綺麗に撮影することと、主演2人の裸を綺麗に撮ることにこだわりました」と本作を撮影で特に意識した点を語った。さらに、英監督は「この映画はダイビングがテーマなので、少しだけダイビングのシーンがあるんです(笑)みんなダイビングライセンスも取得して頑張っていた姿を見ていたマリン監督が完成した作品を見て号泣してました」と本作のマリン監督を務めている中村勝が号泣したという裏話を披露。次に石川さんは、“ダイビングシーンでの失敗”として「ダイビングシーンの撮影が難しくて沢山練習して臨んだんですけど、本番中に気づいたら浮いてしまっていて、他のみんなの姿が海中に残ったまま自分だけ浮き上がってしまいました(笑)このままだと映画に愛菜がいないことになってしまうと思い頑張りました」と撮影中の失敗談を明かした。続いて小倉さんは“台湾一人旅”のエピソードを披露。「高校生の時に台湾に旅行したんですけど、現金を持っていなくホテル代や食事代が払えなくて泣いて歩いていたら、現地のタピオカ屋さんが日本大使館に電話をしてくれて助けてくれたんです」とひとり映画と関係のないテーマで受けるひと幕も。また、朝比奈さんは「撮影するにあたってダイビングのライセンスを取る必要があり、筆記と実技の試験も順調に進んでいったんですけど、マスククリアだけ上手くできなかった」と明かし、「練習してできるようになってクランクインしてみたら、みんな私がマスククリアできないことを知っていて恥ずかしかったです」と撮影現場の雰囲気の良さが垣間見えるエピソードを語った。与田さんは「撮影の時に、服を着替えることがめんどくさくなってしまい誰にも会わないと思って浴衣のまま現場に向かう車両に乗ったら竜星さんも浴衣姿のままで乗ってきたのでかなり恥ずかしかったです」と、息の合った撮影裏のエピソードを明かした。そして、竜星さんと犬飼さんは、劇中さながらバディのようにそれぞれ披露。犬飼さんは「毎日、竜星さんとはバディを組ませてもらい裸の付き合いをしていたので、ただ普通に数か月間共演することよりも裸で共演をしていたので心の距離が縮まり方が早かったです。心も身体も丸裸になったので隠すものが何もない状態でした(笑)」と竜星さんとの撮影期間を楽しそうにふり返る。それに対して、竜星さんも「みんなに僕たちの全てを見られた感じがしましたし、この作品には僕らの全てが詰まっていますね!あと布と服の大事さを知りました(笑)。序盤のシーンの撮影で背中を毛虫に刺されて服って大事だなって思いましたね」と思わぬところで衣服の大事さを知ったことを語り、会場の笑いを誘った。最後に犬飼さんは「自分たちが全身全霊を込めて作った作品となっていますので、是非劇場でご覧ください」と公開を待ち望むファンに向けてメッセージ。そして竜星さんは「正直ここまで脱がされるとは思っていなかったです。映画を見ていただいたて、世界に通じる日本のキャンパスライフはこうなんだと思って貰えるような作品になっています。日本を明るく元気に笑いを起こせる映画なので、劇場で笑っていただけたらと思います」と、全力で撮影に臨んだ本作への想いを込めて挨拶し、夏祭りは盛況の内に幕を閉じた。『ぐらんぶる』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年07月28日映画『ぐらんぶる』(8月7日公開)のプレミアム夏祭りイベントが27日に都内で行われ、竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋、英勉監督が登場した。同作は講談社原作:井上堅二、漫画:吉岡公威による同名人気漫画の実写化作。ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミックで、既刊14巻で440万部を突破、2018年にはアニメ化され高視聴率を記録した。「基本クールでたまにデレ」なヒロインを演じた与田は、ピンクの浴衣姿で登場。「クーデレというところを表現できるように頑張りました」と役について紹介した。また、作品にちなみ「丸裸になったこと」というテーマのトークで、与田は「浴衣のまま…」とフリップを掲げる。「丸裸ということでもないんですけど、遠くに行って泊まりがけの撮影の時、着替えるのがめんどくさくて。朝旅館を出て浴衣のまま現場に行っちゃったんです」と明かす。「誰かと会うなんて想像もしていなかったら、何人か車両に乗ってきて、やばい、恥ずかしいと思ったら竜星さんも浴衣のままだったので安心しました」とエピソードを披露した。イベントでは途中から小雨がパラつき、キャスト陣が傘をさす姿も。しかしイベント終了時には雨も上がり、マッチョ男性陣に見守られながら登壇者たちは晴れやかな表情を見せていた。
2020年07月27日映画『ぐらんぶる』(8月7日公開)のプレミアム夏祭りイベントが27日に都内で行われ、竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋、英勉監督が登場した。同作は講談社原作:井上堅二、漫画:吉岡公威による同名人気漫画の実写化作。ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミックで、既刊14巻で440万部を突破、2018年にはアニメ化され高視聴率を記録した。女性陣は浴衣で登場し、竜星&犬飼は法被姿でマッチョ男性たちに担がれた神輿の上から登場。「史上最も服を着ていない主人公」と紹介された竜星は「この映画を通して、服の大切さ、布の大切さを感じることができました」と苦笑した。犬飼も「撮影中はものすごく男性の肌色が多くて、撮影が進むにつれ、それに慣れていってる自分も怖いなと思って、僕だけはフラットでいたいなと思っていた」と振り返る。英監督は同作のポイントについて「女優さんを綺麗に撮ることですかね。あとは2人の裸を綺麗に撮ること。それ以外ないですね」と明かした。作品にちなみ、「丸裸になったこと」というお題にはキャスト陣がフリップで回答する。ともに「『ぐらんぶる』の撮影」と掲げたW主演の2人だが、犬飼は「毎日裸の付き合いをしていたので、ただ単に数カ月間撮影するよりも、心の距離の縮まり方がすごい」としみじみ。「みんなに俺らの全てを見られた気がして」(竜星)、「心も体も丸裸になってしまった。隠すものは何もない」(犬飼)と、全てを曝け出した様子だ。また、竜星は「本当に、布の大事さを感じました。服ってこんなに大事なんだと。草むらでお芝居するシーンがありまして、草むらを全裸で転がったり、ないじゃないですか。見事に毛虫に刺されました。背中が痒くて痒くて、服って大事だなと思いました」と語った。イベントではジェスチャーゲーム対決も行い、負けた犬飼・与田・小倉チームが、マネージャー提供の「恥ずかしい写真」を披露することに。犬飼は「中学生か小学生の時に、誕生日の前に友達と撮った」という、「マジイキリ」と書かれたプリクラを披露。与田は撮影中にヤギに髪を食べられた写真、小倉は誕生日をスタッフに祝ってもらったときの写真が出されていた。
2020年07月27日2018年にアニメ化もされた青春ダイビングコメディ漫画の実写映画化作品『ぐらんぶる』の公開を記念した「プレミアム夏祭りイベント」が7月27日、都内の複合スポーツ施設で行われ、ダブル主演を務める竜星涼と犬飼貴丈、共演する与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋、英勉監督(『ヒロイン失格』『映像研には手を出すな!』)が駆けつけた。史上最も服を着ていない主人公と称されるダイビング部部員・伊織を演じた竜星は「こんなに脱がされるとは!この役柄を通して、服の大事さ、布の大事さを知りました」と笑いを誘い、「見事に毛虫に刺されて、背中がかゆくてかゆくて」と恨み節も。それでも「撮影はみんな本当に和気あいあいで。大人(現在の年齢)になってから、青春を味わえた。すべてが詰まっている」と清々しく振り返り、「日本を明るく元気に、笑いを巻き起こしてくれる作品」だと“ほぼ全裸”の主演作をアピールしていた。犬飼が演じるのは、同じくダイビング部部員で、無駄にイケメンなオタク・耕平役。竜星同様に、ほぼ全裸のシーンも体当たりで演じており「ものすごく男性の肌色が多い撮影で、徐々にそれに慣れていく自分が怖いなと(笑)。なので、僕だけはフラットでいたいな」と回想。「毎日バディとして、裸の付き合いだったので、心の距離が縮まるのも早かった」と竜星との共演を振り返っていた。この日のイベントは無観客ながら、はっぴ姿の竜星と犬飼が神輿に乗って登場し、女性陣は涼しげな浴衣姿をお披露目するなど、文字通り“夏祭り”テイスト満載。英監督は「女優さんをきれいに撮ること、あとは(笑)ふたりの裸をきれいに撮ること」にこだわったといい、「ここにいるみんなが(ダイビングの)ライセンスを取って、海やプールの中で大変なお芝居をやってくれた。よく頑張ってくれた」とキャスト陣の奮闘に感謝を示していた。取材・文・写真:内田 涼『ぐらんぶる』8月7日(金)公開
2020年07月27日King & Princeの永瀬廉主演映画『弱虫ペダル』が8月14日(金)に公開される。この度、本作の新しい場面写真が公開された。累計2500万部突破の青春漫画を実写映画化した『弱虫ペダル』。あることをきっかけに自転車競技部に入部することに小野田坂道。坂道は、そこで出会ったかけがえのない仲間たちのために、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。主人公の坂道役でKing & Princeの永瀬が主演を務め、坂道のライバル・今泉俊輔役を伊藤健太郎、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役を橋本環奈が演じるほか、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets)、皆川猿時が出演する。この度公開されたのは、アニメ好きで自転車レース経験のない坂道と、自転車競技部・期待の新人エースで努力型の天才である今泉が出会い、ともに裏門坂を自転車で走るシーン。ママチャリで激坂を登る坂道に対して、初心者相手でも絶対に妥協しない今泉と、お互いの性格が現れる注目のシーンとなっている。この裏門坂のレースによって、坂道は自転車で走る楽しさに気づき、物語が動き出していく。本作を見るうえで欠かせないのが、永瀬演じる坂道と、伊藤演じる今泉俊輔、坂東演じる鳴子章吉の関係性。同じ総北高校自転車部の1年でありながら、全く異なるタイプの3人によって、熱い青春ストーリーが描かれている。坂道を演じるために、永瀬はまだ寒い時期のクランクイン前から過酷な自転車練習を繰り返してきたという。撮影を終えた際には「今日の激坂はとにかくキツかった!でも、皆でずっと練習から頑張って、苦しい時もありましたが、それすら今はいい思い出です!」と、ポジティブな気持ちで撮影を乗り越えたことを明かす。一方で、坂道と対照的なのが、総北の期待の新人エース・今泉だ。既に中学時代から数々の成績を残し、当然のように、強豪である総北高校自転車部に入部した今泉。どんな時も自分にも周囲にも妥協を許さず、ストイックに練習を積み重ねてきた努力型の天才は、容姿端麗ながらクールで、どこか孤独すら感じさせる。今泉を演じた伊藤は、原作を飛び越えた実写を作り上げたいと、忙しいスケジュールの合間を縫って自転車を猛練習。「体力というよりも気持ちでどれだけ行けるかという状況でした」と語るほどに精神的にも追い込まれていたことを明かしている。そして、ムードメーカーとして欠かせないのが、関西出身で「浪速のスピードマン」の異名を持つ、仲間思いで面倒見がいい鳴子章吉。鳴子を演じた坂東もまさにムードメーカーとして寒い屋外での撮影でもキャストやスタッフを全力で盛り上げ、さらに撮影の合間、メイキングカメラマン並みに共演者の写真を撮影したり、一方で伊藤から写真にダメ出しを受けたりと、常に現場を明るく盛り上げていたという。『弱虫ペダル』8月14日(金)全国公開
2020年07月24日2018年にアニメ化もされた青春ダイビングコメディー漫画の実写映画化作品『ぐらんぶる』が、8月7日(金)に公開される。この度、本作の公開を記念して公開前日の8月6日(木)に、“ぐらんぶる前夜祭”の開催が決定した。本作は、講談社『good!アフタヌーン』にて2014年4月から連載中の、原作・井上堅二、漫画・吉岡公威のコンビによる累計発行部数555万部超えの同名漫画を実写化する青春コメディ。『ヒロイン失格』『映画 賭ケグルイ』の英勉がメガホンを取り、ダブル主演を竜星涼と犬飼貴丈が務める。竜星演じる史上最も服を着ていない主人公・伊織と、犬飼演じる無駄にイケメンなオタク・耕平。そして彼らとキャンパスライフを謳歌する個性キツめなキャラクターたち。伊織のイトコで、バットを振り回しメンチを切るクーデレ美少女・古手川千紗役に乃木坂46の与田祐希、さらに千紗の姉で彼女に近づく男を縛り上げる重度のシスコン・古手川奈々華役に朝比奈彩、伊織と耕平が付き合っていると勘違いする美ボディの先輩・浜岡梓役に小倉優香、強烈なメイクで大学デビューしてしまったケバめ女子・吉原愛菜役に石川恋、そして伊織のおじでダイビングショップ「グラン・ブルー」のオーナー兼ピーカブーのOB・古手川登志夫役にべテラン俳優・高嶋政宏が、本作にキャスティングされている。この度決定した前夜祭では、主演の竜星、犬飼、そして本作に出演している与田祐希のキャスト陣に加え、主題歌と挿入歌を担当したsumikaの出演も決まった。前夜祭では、撮影中の裏話やリモートでファンとの交流、さらに特別映像を見ながらの生オーディオコメンタリーなどの内容を予定しているという。映画『ぐらんぶる』前夜祭概要◆開始時間:20:30~21:30(仮)◆出演:竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希◆ゲスト:sumika(ボーカル・ギター:片岡健太、キーボード・コーラス:小川貴之)※ワーナーブラザース公式YouTubeチャンネルにてライブ配信URL: 『ぐらんぶる』8月7日(金)公開※高嶋政宏の「高」は、はしごだかが正式表記。
2020年07月22日竜星涼と犬飼貴丈がW主演する青春ダイビング(?)コメディ『ぐらんぶる』がまもなく公開。竜星さんはこのほかにも話題作公開が控え、2020年の夏、さらなる勢いを見せている。2010年フジテレビ系ドラマ「素直になれなくて」で俳優デビューを飾った竜星さん。「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013)でキョウリュウレッド/桐生ダイゴに抜擢され、その後はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、「アンナチュラル」「同期のサクラ」など数多くのヒット作に出演。着実に経験を積み実力をつけてきた竜星さんは、2019年公開の『トイ・ストーリー4』で新キャラクター・フォーキーの日本語吹き替え声優をオーディションで勝ち取ると声優初挑戦ながらも「素晴らしい」「上手すぎてプロかと思った」など絶賛の声が続出。各作品で世間を圧倒するほどの演技を見せた竜星さんの勢いは、2020年に入ってからも増すばかり。W主演を務める『ぐらんぶる』と『リスタートはただいまのあとで』(9月4日公開)、そして『弱虫ペダル』(8月14日)といった作品が待機。特に注目すべきはその演技の幅の広さで、『ぐらんぶる』では“ヤバイサークルに入ってしまった史上最も服を着てない主人公・伊織”を、『リスタートはただいまのあとで』では“田舎暮らしで優しい方言おっとり男子”を、『弱虫ペダル』では“サングラスがトレードマークの厳しくも優しい自転車競技部部長”とそれぞれが全く違った役どころを演じ、「まったくの別人に見える!」とその実力を如何なく発揮。さらには、三谷幸喜が書き下ろした新作の舞台「大地(Social Distancing Version)」にも出演中で、まさにいまオファーが引きも切らずの若手随一の演技派として活躍の場を広げている。そんな作品ごとに全く違う表情を見せ、観客の心を掴む竜星さんがこの夏、裸一貫、全力で挑んだ『ぐらんぶる』からチェックしてみてほしい。『ぐらんぶる』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会弱虫ペダル 2020年8月14日より全国にて公開(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008リスタートはただいまのあとで 2020年9月4日よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開©映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
2020年07月22日若手俳優の矢本悠馬と森永悠希が、実写映画『ぐらんぶる』に出演していることがこのほど分かった。2人が写るカオスな場面写真も到着した。熱狂的なファンを持つ累計発行部数555万部突破の青春ダイビング(?)コメディ漫画を、竜星涼×犬飼貴丈という最旬キャストで実写化する本作。ポスタービジュアルや映像など、情報解禁される度に話題となっている本作だが、今回新たに『ちはやふる』シリーズなど青春映画に多く出演している矢本さんと森永さんが出演していることが明らかに。演じるのは、伊織(竜星さん)と耕平(犬飼さん)に接近し、千紗(与田祐希)とお近づきになることを目論む大学生、山本真一郎と野島元。原作でも度々登場する世のリア充を憎む隠れた人気キャラだ。山本を演じる矢本さんは「今回の出演は、英監督の別作の舞台挨拶の裏側で英監督と世間話をしている中で直接のオファーがありました。英監督は、『次撮る作品でやもっちゃんに出てほしいシーンがあんねん!』『やもっちゃんの一緒にやりたい役者を1人誰か考えといて!』と二言を残して去りました」とオファーをふり返り、「原作ファンの自分は、たとえワンシーンの出演であろうと出たい!と思いました。そして配役を確認するとモテない男子ということで、あ!森永悠希をキャスティングしよう!となりました(笑)」とコメント。野島を演じる森永さんは「聞けば英さんと矢本君が僕をご指名くださったと言うじゃないですか・・・!光栄でございます」と喜び、「矢本君との久々の共演も嬉しかったです。やっぱり面白い。アイデアがキレッキレ(笑)矢本君ご指導の下、本当に伸び伸びとやらせて頂きました!なんとも言えないカオスが魅力の作品に、さらにカオスを加えることができていましたなら幸いでございます」と撮影をふり返っている。さらに今回、ブラジャーを被った山本と、何かを必死に訴えかける野島。カオスな状況の新場面写真も到着。伊織が千紗と付き合っていると勘違いし、伊織の部屋に押しかけた2人が、とある衝撃の光景を目撃。その衝撃たるや思わずブラジャーを被るほどで…。2人だからこそできる、安定&息のあったエンドレスボケは爆笑必至だ。『ぐらんぶる』は8月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年07月20日