ファイナルプロジェクトが始動中の竹内涼真主演「君と世界が終わる日に」。この度、完全新作で贈るSPドラマに、トリンドル玲奈の妹・トリンドル瑠奈が出演、俳優デビュー&演技初挑戦となる。本シリーズは、ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された死と隣り合わせの“終末世界”を舞台に、竹内さん演じる主人公・間宮響と仲間たちが、生き残りを懸けた闘いに身を投じる極限のゾンビサバイバル。モデルやタレント、YouTuberとして活動するトリンドルさんが演じるのは、元オタクゲーマーでゾンビハンターのエース(柄本時生)が、密かに想いを寄せる謎の女性・ローズ。オンラインゲーム上のやり取りのみで直接会ったことのない2人は、エースが響らと出会い、行動を共にする中でたどり着いた「一ノ瀬リゾート」で対面することに。そこでは、若者たちが豪華な食事や音楽、踊りを楽しむ優雅な生活を送っていた。ローズはエースにもコミュニティの一員に加わるように誘うが、そのコミュニティにはあるとんでもない秘密が隠されているという。「ずっと観ていた作品の世界に自分が入れることがとにかく嬉しかった」と出演を喜んだトリンドルさんは、「撮影の初日は前日からものすごく緊張していたのですが、当日は共演者やスタッフの皆さまが温かく迎え入れてくれたおかげで、とっても楽しく撮影ができました。特に主演の竹内さんは、響みたいにみんなを引っ張っていくリーダーの風格が滲み出ていてとても頼もしい存在でした」とふり返る。また、役柄については「いつもニコニコしていて、少し能天気で、背伸びをしているけど根はとても純粋な女の子です。今までの『きみセカ』には出てこなかったタイプだと思うので、その新鮮さが出ていたら嬉しいです」と説明している。「君と世界が終わる日に」完全新作1時間SPは3月19日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送。「君と世界が終わる日に」Season4はSP放送終了後からHuluにて独占配信。「君と世界が終わる日に」Season1は2月7日(火)深夜25時59分~日本テレビにて毎週火曜日2話ずつ放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月07日竹内涼真主演の極限のゾンビサバイバル「君と世界が終わる日に」Season4に出演する新キャストとして、玉城ティナ、溝端淳平らが発表された。恋人・来美(中条あやみ)を失い、子どものミライを何者かに奪われた響(竹内さん)だが、Season4では、響がある令嬢の率いるコミュニティに出会うことから、物語がスタート。ミライを探し続け、ついに倒れてしまった響を救ったのは、玉城さん演じる令嬢・新山明日葉が率いるコミュニティ。新山財団会長の娘で、信頼できる仲間と共にこの世界を生き抜いてきた人物。そして、明日葉を支える新山財団幹部の加州宗一を溝端さんが演じる。「明日葉を守る」という会長とのかつての約束を守り、時に無茶をする彼女をいつも気にかけている加州。明日葉の命令には必ず従う一方で、彼女を傷つけようとする者を敵とみなし容赦なく倒す冷静沈着な一面を持ち合わせており、響に対しても警戒し目を光らせる。玉城さんは「最初はプレッシャーもありましたが、撮影が始まった今そんな事は吹き飛んでしまうくらい、毎日劇中では生きるか死ぬか本気でギリギリの戦いをしています」と話し、溝端さんは「僕が演じる加州はいい意味で、非常にハードルの高い役ですが、これまでのファンの方にも、初めて観る方にも楽しんでいただける手ごたえを感じながら撮影しています。僕が今まで演じてきた役柄とは違うキャラクターなので、ぜひご覧ください」とコメントしている。明日葉たちが拠点としているのは、閉鎖された刑務所。ゴーレムウィルスが蔓延する前から捕まっていた囚人たちが、そのまま収容されている。明日葉たちは仲間だけではなく、囚人たちにも等しく水や食料を与えていたが、響がコミュニティにたどり着くや否や、大きな事件が起こってしまう。そんな囚人の一人で、伊織(桜井日奈子)とも関係がある下村海斗役で前田公輝、新山財団グループに属する元格闘家の日浦健太役で徳重聡、明日葉を慕う元OLの野坂ゆら役で佐野ひなこ、元会計士で偵察隊の一員の折田幹夫役で橋本じゅん、海斗の兄で元殺人犯の囚人下村陸斗役で姜暢雄が出演。ほかにも、弓削智久、遠藤雄弥、鈴木たまよ、岩戸秀年、大西利空、柾木玲弥、野村祐希らも参加する。「きみセカ」を観ていたという前田さんは「台本を読むと海斗のキャラクターがとても良いので、魅力が半減したと思われないよう監督やプロデューサーと相談しながら撮影をしていて、アドリブも入れながら現場で海斗の人物像がどんどん膨らんでいるのを感じています。今までいなかった、チームのブレインのような新しいキャラクターにぜひ注目してほしいです」とアピールしている。「君と世界が終わる日に」完全新作1時間SPは3月19日(日)日本テレビ系にて放送。「君と世界が終わる日に」Season4はSP放送終了後からHuluにて独占配信。(cinemacafe.net)
2023年02月02日沢村一樹が主演する1夜限りのドラマスペシャル「ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者」の放送が決定した。優秀な刑事だったが、妻を殺害された事件をきっかけに退職し、高校生の一人娘を育てながら穏やかな日々を送っていた元刑事の専業主夫・獅子舞亘。ある日、「連続誘拐事件」の容疑者となった青年・元村周太から突然呼び出され、取り調べを担当することになる。元村は、いくつもの人格が入れ替わりに出現する解離性同一性障害(DID)を抱えていた。事件の真相に迫ろうと、獅子舞は再び刑事に戻り、元村の力を借りて捜査を開始する決意。そして、次々と衝撃の事実が明らかになる――。本作は、沢村さん演じる妻を殺害された元刑事・獅子舞亘が、事件の真相に迫るヒューマンサスペンスドラマ。誰がほんとうの顔で、誰がニセモノの顔を被っているのか、人間の根源に鋭く迫る新感覚ドラマとなっている。また、獅子舞が連続誘拐事件の容疑者として取り調べに挑む、いくつもの人格をもつDIDの青年・元村役は、テレビ東京のドラマ初出演となる竹内涼真が務める。企画の段階から関わったと話す沢村さんは、「DIDを表現するのは題材的にすごく難しいと思うのですが、最終的にすごく面白い台本ができた時はワクワクしていました」と言い、「自分の役作りについては、“妻を失くして父(自分)と娘の2人暮らしをしている刑事”を今までとは違う、新しい引き出しを用意しなければならないのがすごく難しかったです。とにかく台本よりも映像の方が断然いいものができているという手ごたえを感じています。大どんでん返しが何回もある作品になっているので、最後まで推理も楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。竹内さんは「今回DIDという難しい症例に向き合う中で、台本を読み説くことに一番時間がかかりました。元村周太という役が、この物語全体においてどういう意味をもたらすのかを明確にしたことで、交代人格それぞれのキャラクターや役割をどう表現していったら良いかが見えてきた気がします」とふり返り、「僕目線での見どころは、やはり人格が変わる瞬間だと思います。それぞれの交代人格は、かなり緻密にこだわって出来上がったので、ぜひ楽しみにしてもらえたら嬉しいです」と呼びかけている。ドラマスペシャル「ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者」は3月24日(金)20時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2023年01月31日イラストレーター、タレントの竹内星菜さん(28)は漫画『小学生の妹がバンギャです』を描いている“可愛すぎる漫画家”と人気に。またウエスト54cmの美しいくびれも魅力のひとつ。先日、自身のインスタグラムに美しいくびれショットを投稿し注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!キュッと引き締まった美しいくびれに視線集中 この投稿をInstagramで見る 竹内星菜????Takeuchi seina(@seina0227)がシェアした投稿 「朝くびれ!おはようございます」と丈が短いセクシーなトップスにヒップハングのデニム姿で自撮り写真を投稿した星菜さん。美しくくびれたウエストが目に飛び込んできて、ついまじまじと細くキレイなお腹に見入った方も多かったのでは。コメント欄には「くびれが理想過ぎて素敵です」「至高のくびれ」「今日もくびれに首ったけです」と“くびれ”ワードが多く飛び交い称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。星菜さんのインスタグラムは、彼女感満載なちょっぴりセクシーで可愛すぎる写真を毎日投稿しているようです。次はどんな表情で美くびれを見せてくれるのかチェックしてみては!あわせて読みたい🌈「見えそうで見えない」吉岡里帆さんの大胆露出&水濡れ体育座りショットに「美人にもほどが」と大反響
2023年01月24日ゾンビに占拠された終末世界を舞台に、竹内涼真演じる主人公・間宮響と仲間たちが、生き残りを懸けた闘いに身を投じる極限のゾンビサバイバル「君と世界が終わる日に」。この度、完全新作のスペシャルドラマに柄本時生、泉里香、小宮璃央、横溝菜帆らが出演することが分かった。今回のスペシャルドラマは、響が姿を消してしまった恋人・来美(中条あやみ)を探して旅をしていた頃に起こった、知られざるストーリー。響が旅の途中で出会うのは、柄本時生演じる≪ゴーレムハンター・エース≫。トランシーバーで各地にいるハンター仲間と交信しながら、ゾンビを狩って世界中を旅している。この世界を支配する様々なフラグを響に教えてくれるゲームのヒーローのようだが、ヒーローに憧れる元オタクゲーマーで、実はゾンビを1人でまともに倒すこともできない、コミカルで個性的なキャラクター。また同じく、泉里香演じるキュートなお姉さん系ヒロイン・レイナと旅の途中で出会う。ゾンビに襲われていたところを響たちに助けられ、行動を共にすることに。レイナが「一ノ瀬リゾート」という生存者の若者たちが集まる施設の噂を伝えたことをきっかけに、一行はリゾート地を目指す。「一ノ瀬リゾート」で響たちを待ち受けているのは、小宮璃央演じる一ノ瀬稜。明るく気さくな性格の彼は、響たちを快く迎え入れるが、彼には何か裏の顔がありそう。さらに、Season1から出演している結月役の横溝菜帆も続投。シーズンを追うごとに強くなっていく結月は、今回はどんな姿を見せてくれるのか注目。そのほか、「一ノ瀬リゾート」で暮らす若者役として、きづき、阿佐辰美、宮下咲が出演する。今回の舞台となる「一ノ瀬リゾート」は、荒廃した終末世界に似つかわしくない、華やかなパリピ集団のコミュニティ。豪華な食事と音楽、楽しそうに談笑し、踊る若者たち。柵に囲まれた場所で優雅な生活を送っている。しかし響たちは、そこで最悪の事態に巻き込まれることに。そこにはパリピ集団のあるとんでもない秘密が関係しているらしい。キャストコメント■柄本時生出演が決定したときは、よくテレビや映画などで観ていたゾンビを倒すという作品に出演することができて、とても嬉しかったです。主演の竹内涼真くんとはCM以来の共演で、印象は変わらず好青年でした。僕が通っていた学校の場所と竹内くんの地元がほぼ一緒で、遊んでいた場所が似通っていたため話が盛り上がりました。マイナス何℃というなかなか過酷な撮影現場だったのですが、Season1~3の時はもっと過酷な撮影だったとのことで、ラッキーだったなと思っています。僕が演じるエースという名の最弱ヒーローの活躍に、ご期待ください!■泉里香3シーズンに渡り、多くの人に愛されてる作品への出演のお話をいただきとても光栄です。テレビで見ていた世界に参加させていただくということで、すでに出来上がっている作品のイメージを壊さないか不安ではありましたが、私なりに精一杯チャレンジしました。竹内さんは現場でも他キャストさんやスタッフさん全員を盛り上げてくださる姿が印象的で、とても頼り甲斐のある座長でした。これまでのシーズンとはまた違った魅力があるドラマになっていると思いますのでぜひご覧ください!■小宮璃央ずっと観ていたドラマだったので、まさか自分が出演させていただけるとは思わなくて、出演が決まったときは凄く嬉しかったです!竹内さんは子供の時からずっと見てきた方で、撮影中には竹内さんの作品に対しての愛を肌で感じました。共演者の皆さんと濃い時間を過ごして、自分のお芝居への熱量がこれまで以上に強くなる、素晴しい経験となりました。一ノ瀬は、自分の道を自分で切り開き開拓して、ゴーレムに溢れたこの世界を楽しく生き抜く方法を見いだせた人間だと思います。謎が多いキャラクターなので、ぜひ注目していただけると嬉しいです!■横溝菜帆スペシャルドラマのお話をいただいた時、「また響と旅に出られる!また竹内さんと一緒にお芝居ができる!」と、とても嬉しく思いました。Season1からSeason2、Season3と進むにつれ、結月と共に私自身も成長し、心身共に強くなったと実感しています。アクションもさらに頑張りたいです。極寒の中での撮影は大変でしたが、「きみセカ」に戻って来たという実感が湧いて、とても楽しかったです!パワーアップし続ける「きみセカ」を、皆さんも楽しみにしていてください!「君と世界が終わる日に」完全新作1時間SPは3月19日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送。「君と世界が終わる日に」Season4はSP放送終了後からHuluにて独占配信。「君と世界が終わる日に」Season1は2月7日(火)深夜25時59分~日本テレビにて毎週火曜日2話ずつ地上波再放送予定(2月21日は休止)(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年01月24日株式会社バンダイ カード事業部では、ゲームソフト『真・女神転生』シリーズをモチーフとして2000年代初めに販売されていたトレーディングカードゲームである「真・女神転生トレーディングカードゲーム」をリデザインした『真・女神転生トレーディングカードゲーム Monument of Reincarnation』(15,000円 税込/送料・手数料別途)をバンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )、及びアトラスオフィシャル通販サイト「アトラスDショップ」にて2022年12月21日(水)11時に予約受付を開始いたしました。(発売元:株式会社バンダイ)※商品詳細ページ: 真・女神転生トレーディングカードゲーム Monument of Reincarnation本商品は、ゲームソフト『真・女神転生』シリーズをモチーフとして2000年代初めに販売されていたトレーディングカードゲームである「真・女神転生トレーディングカードゲーム」をリデザインした商品となります。収録カードは「真・女神転生トレーディングカードゲームdrei Monument of Goddess」を中心に復刻し、本商品用に『真・女神転生V』のカードも新規収録しております(『真・女神転生V』のカードにはゲーム要素はございません)。収納に便利なバインダーもセットになりコレクションカードとして楽しめます。■パラレル仕様のカードを新規収録また、本商品の特徴として、発売当時はノーマル仕様だったカードにホロ加工を施し「レア仕様」とした「パラレルカード」を収録しております(全9種)。より豪華になったカードをコレクションしてお楽しみください。■収納に便利なバインダーやカード画像が掲載されたポスターもセットに本商品の全カードが収録できる9ポケットバインダーと、カードリストとしても使用できる両面ポスターもセットに含まれております。バインダーは当時販売されていたバインダーをオマージュしたデザインになっております。特製BOXにカードとバインダーを収納してお届けいたします。■商品概要・商品名 :真・女神転生トレーディングカードゲームMonument of Reincarnation( )・価格 :15,000円(税込)(送料・手数料別途)・対象年齢 :15才以上・セット内容:カード125枚、9ポケットバインダー1冊、両面ポスター1枚、9ポケットリフィル14枚、収納BOX・商品サイズ:約330mm×270mm×68mm・商品素材 :バインダー表紙…PPバインダー留め具…POM・ABS収納BOX…PP9ポケットリフィル…PP・生産エリア:日本・販売ルート:バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」内バンダイカードショップ( )、アトラスオフィシャル通販サイト「アトラスDショップ」・販売開始日:2022年12月21日(水)11時~2023年2月26日(日)23時・発売元 :株式会社バンダイ(C)ATLUS (C)SEGA All rights reserved.※準備数に達した場合、販売を終了させていただくことがあります。※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。※カードは当時のものと一部デザインを変更して収録いたします。※海外の一部地域で販売する場合があります。■『真・女神転生』シリーズについて荒廃し、悪魔が跋扈する現実世界を舞台としたRPGシリーズ。主人公は、悪魔と会話し「仲魔」にして召喚し、様々な価値観の間で翻弄されながら、戦いに身を投じ、己の、そして世界の運命と向かっていく。シリーズ最新作『真・女神転生V』は2021年11月11日に発売され、2022年10月30日に『真・女神転生』シリーズの30周年を迎えた。「真・女神転生トレーディングカードゲーム」は『真・女神転生』シリーズを題材としたカードゲームで、1997年から2003年まで発売・展開されていた。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月21日竹内涼真、中条あやみらが出演する極限のゾンビサバイバルドラマ「君と世界が終わる日に」完結に向けた大型企画、ファイナル・プロジェクトが始動した。同シリーズは、ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された死と隣り合わせの終末世界を舞台に、竹内さん演じる主人公・間宮響、恋人・来美(中条さん)と仲間たちが、生き残りを懸けた闘いに身を投じていく。2021年1月放送のSeason1では、突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバル、引き裂かれた恋人たちのラブストーリー、ゴーレムウイルスをめぐる謎を描き、続くSeason2はHuluオリジナルとして3月から配信され、来美の感染という衝撃展開と迫力のアクション、濃厚な人間ドラマで視聴者を驚かせた。さらに、金曜ロードショーで「特別編」を放送、Season3をHuluで配信、続編製作を望む声が多く寄せられた。そして今回、ファイナル・プロジェクトとして、完全新作の1時間スペシャルの放送、Season4の配信、そして映画化も決定。新章にして最終章を、地上波、Hulu、映画で展開し、壮大な物語の結末を描いていく。このプロジェクトは、竹内さんが情報番組「スッキリ」に生出演して電撃発表された。「約2年の間にすごく撮影を積み重ねてきたので、体感は3~4年くらい」とふり返りつつ、「チーム一同頑張りますので、ぜひ皆さん待っていてください!」と呼びかけた。また、主人公・間宮響役の竹内さんの続投も決定。「シーズンを追うごとに厚くなっていて、自分の中でもとても大きな存在になっています」とキャラクターへの思いを語った竹内さんは、「最愛の人を失って、子どもまで連れ去られてしまって…。そんな境地に立たされた人間はどうなってしまうのか、この最悪な終末世界で何のために生きて、どんなゴールを迎えるのか。ドラマとして話数を重ねて表現できる部分もあり、映画の大きなスクリーンで一つの物語、世界観を味わってもらえることにも大きな意味があります。ドラマから映画という新たな扉を開けることで、『きみセカ』がどう進化していくのか楽しみですし、視聴者の皆さんにも見届けてほしいです」とコメント。重要人物の姿をふり返るプロジェクト・ムービー、険しい表情をした響が写し出されたプロジェクト・アートも公開された。「君と世界が終わる日に」完全新作の1時間SPは2023年3月19日(日)日本テレビ系日ドラ枠にて放送。放送終了後からHuluにてSeason4独占配信。(cinemacafe.net)
2022年12月15日竹内涼真と横浜流星がW主演を務めた、池井戸潤原作の奇跡の逆転劇『アキラとあきら』のBlu-ray&DVDが、来年1月18日(水)にリリースされることが決定した。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう異色の感動巨編として注目を集めた「アキラとあきら」。父の町工場の倒産、夜逃げと貧しく辛い幼少時代を過ごし、人を救うバンカーになるという理想を胸にどんな融資先にも全力でぶつかる熱き銀行員・山崎瑛<アキラ>を竹内さん。冷静沈着で頭脳明晰な銀行員であるが、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ階堂彬<あきら>を横浜さんが演じているほか、彬の弟役で高橋海人(King & Prince)、瑛と共に奮闘する銀行員役で上白石萌歌、瑛の上司役で江口洋介らも出演している。また、主題歌は「back number」が担当しており、映画の中での主人公2人の経験や行動・生き様をテーマに書き下ろした新曲「ベルベットの詩」が本作をさらに盛り上げている。今回リリースが決定したBlu-ray&DVDでは、映画で描き切れなかった主人公たちの人物像と奇跡の逆転劇に繋がる功績を徹底解説、クランクインの撮影風景や撮影現場でのキャストコメントなど秘蔵映像。イベント映像集や主人公2人のそれぞれの視点で描く映画のスペシャル予告なども収録。さらに、キャストのスチールが満載の20ページのフォトブックが同梱。またアウターケース仕様で豪華な内容となっている。『アキラとあきら』Blu-ray&DVDは2023年1月18日(水)リリース、レンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年11月08日俳優の竹内涼真、女優の中条あやみ、お笑い芸人のケンドーコバヤシが出演する、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ「コミックシーモア」の新CM「シーモアタウン シーモアバー」編が4日より放送される。コミックシーモアのCMは、今年8月より新章へ突入。新シリーズの舞台となる“シーモアタウン”では、街の案内人を務めるケンドーコバヤシと竹内・中条演じる兄妹が出会い、街をめぐりながらコミックシーモアの魅力に触れていく。「シーモアタウン シーモアバー」編では、シーモアタウン内にあるシーモアバーに訪れた竹内と中条が、電子コミック大賞の投票受付が始まっていることに気がつく。その様子を見た案内人・ケンドーコバヤシは、シーモアバーにいるゲストたちがネクストブレイクを選ぶのを楽しんでいると説明。電子コミック大賞の盛り上がりを見た兄妹が、自分たちもネクストブレイク作品に投票したくなる様子が描かれる。○■竹内涼真、中条あやみ、ケンドーコバヤシ インタビュー――今回のCM撮影を終えて、感想を教えてください。ケンドーコバヤシ:セットでテーブルにもたれかかっていたんですけど、小道具でオレンジジュースが置いてあって、気がついたら一口だけ飲んでましたね。あ、違う、これセットだ! と思って(笑)。中条:ドラマなどの撮影とは異なり竹内さんとの掛け合いとかも違うので、新鮮だなと思いながら、撮影していました。ケンドーコバヤシ:なんか2人競争してましたね。表情でいかに攻めれるか。竹内:カメラの撮り方もクレーンを使ったりとか、スピード感ある撮影だったりとか、高いところから上を見上げる撮影とか、すごく楽しかったです。色味もカラフルで、セットにお菓子が置いてあって、それは僕はセットなので食べなかったです(笑)。ケンドーコバヤシ:えらい(笑)。さすがプロですよ(笑)。――マンガ通のケンドーコバヤシさんから、竹内涼真さん、中条あやみさんにオススメのマンガを教えてください。ケンドーコバヤシ:2人それぞれ趣味嗜好は違うでしょうけど、ここは一つ俺のオススメを読んでほしいです。『君は放課後インソムニア』というマンガ知ってます?竹内:知らないです。ケンドーコバヤシ:ある男子高校生が不眠症(インソムニア)なんですよ。不眠症の男の子が、不眠症の女の子に出会うという話です。竹内:映画化とかもできそうですね。ケンドーコバヤシ:すでにアニメ化は決まっているみたいで、実写化になったら2人の仕事に直接関わってくるもんね。すごく素敵な話です。竹内:今のあらすじを聞いているだけで、ちょっと気になりますね!ケンドーコバヤシ:コミックシーモアにも入っているって言っていました。――マンガ以外でこれから流行りそうだと思うネクストブレイクを教えてください。竹内:港区をマッスルタウンにする。ベニスビーチみたいにしたい。ケンドーコバヤシ:あちこちにトレーニング器具を置いて?竹内:はい! 外国人の方が、あ〜マッチョがいっぱいいる街だよね、港区って! みたいな。そういう感じにしたいです。中条:街の中に健康器具とか置いてある国があったりするもんね。ケンドーコバヤシ:ベニスビーチっていうのがね、ベンチプレスとか置いてある。ゴールドジムの1号店もある場所で。竹内:港区をそういう街にしたい(笑)。ケンドーコバヤシ:なんでやねん(笑)。竹内:1個そういう街欲しいな、そしたら港区かなって(笑)。ケンドーコバヤシ:アクセスがいいということで。――電子コミック大賞は“マンガのお祭り”。皆さんのお祭りの思い出を教えてください。ケンドーコバヤシ:高校生のときに初めて彼女と花火大会に行ったことがあるんですよ。初めてその日に手を繋いだんですけど、人混みちょっと抜けようかって、抜けたら手を繋いでいる人が全然知らないおばさんだったんですよ。竹内:気まずいですね(笑)。ケンドーコバヤシ:それはそれでそんな嫌いじゃないんで(笑)。嫌いじゃない言うたらアレやけど(笑)。中条:ハロウィンの季節の時に家に帰ってくる時に、マンション上がって自分の部屋に戻ろうと思ったら、後ろに視線を感じて。あれ、視線感じる……怖い……と思ってハッて見たら、ハロウィンのお化けのおもちゃが玄関の前に飾ってあって、それがすごい怖くて、毎回それに毎年ビックリするという(笑)。ケンドーコバヤシ:そろそろ慣れてよ(笑)。そろそろハロウィンも定番化しているでしょ(笑)。中条:毎回その季節になると、ちゃんとその人形が置かれるので、すごいびっくりするんですよ。毎年レパートリーも変わってくるんですよ。どんどんどんどん怖くなってくるので、毎年ヒヤヒヤしながら帰ってました。ケンドーコバヤシ:今年は覚悟して帰ったら大丈夫やから(笑)。中条:そうですね(笑)。竹内:21歳の時に、ハロウィンの日に都内でみんなで集まって飲もうかってなって、何かやっぱり仮装したくて、金のドーランを顔に塗っていったんですけど、顔に塗りすぎて、顔の皮膚呼吸ができなくなって。ケンドーコバヤシ:危ないよ(笑)。竹内:危なくて、途中で流しました(笑)。ケンドーコバヤシ:プロでも30分に1回落とさなきゃいけないよね。竹内:そうなんですよね。2時間ぐらいつけっぱなしだったんですけど、危うく皮膚呼吸ができないところでした。やっぱり、塗ったら塗ったで恥ずかしくて、ずっと(電車の)連結部分の近くで隠れてたんですけど。ケンドーコバヤシ:余計怪しいわ(笑)。余計怖いよ(笑)。竹内:まっ金々に塗って(笑)。中条:なにやっているの(笑)。――このCMをご覧の皆様にメッセージをお願いいたします。竹内:僕らが出演するコミックシーモアの新CMが完成いたしました。中条:マンガのネクストブレイク作品を選ぶ「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞 2023」の開催にあたり、投票を開始いたしました。ケンドーコバヤシ:全6ジャンルの中から好きな作品を探してみてください。全員:ぜひ、みんなで投票して一緒にネクストブレイク作品を作りましょう!
2022年10月04日竹内涼真主演「六本木クラス」の最終話が9月29日オンエア。平手友梨奈演じる葵の「私が幸せにしてあげますね」のセリフにSNS上では、「私が幸せにしてあげますね」側なの好きすぎる」「最後の最後までカッコイイ」などの声が殺到している。2020年1月から韓国で放送され、その後Netflixで配信されたことで、日本でも大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「梨泰院クラス」。同作を日本に舞台を移しリメイクする日韓共同プロジェクトとして、7月から放送されてきた本作。撃たれて生死の境をさまよった宮部新役を竹内さんが演じ、龍河によって捕われの身となった麻宮葵に平手友梨奈。新への復讐のため葵を捕らえた長屋龍河に早乙女太一。葵とともに捕われた龍河の弟・長屋龍二に鈴鹿央士。長屋ホールディングスで働く楠木優香に新木優子。新とともに「二代目みやべ」を成長させてきた内山亮太に中尾明慶。同じく新に腕を見込まれて「二代目みやべ」で働いてきた綾瀬りくにさとうほなみ。高校時代に龍河にいじめられていた桐野雄大に矢本悠馬。茂に対して反旗を翻したが失敗した相川京子に稲森いずみ。茂にクビにされ龍河の車で命を落とした新の父・宮部信二に光石研。茂にも新にも投資した田辺弘子に倍賞美津子。余命が短い龍河の父で長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之といったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では龍河が茂に自分の居場所を伝えたうえで、新には茂が自分の居場所を知っていると伝える。龍河からのメールを受け取った新は、優香の制止を振り切り傷ついた身体で茂のもとへ。茂はこの期に及んで「この私に、土下座できるか?」と言い放つが、新は葵を救うために土下座する。新は龍河との一騎打ちを制し、優香がリークしたことで長屋ホールディングスの悪事も暴かれる。弱った長屋ホールディングスを新たちが買収。新の復讐は終わりを告げる…というストーリーが展開。全てが終わったあと、六本木ヒルズの屋上から街を見下ろしながら、葵は「私が幸せにしてあげますね」と新に告げ、新もその言葉に応じて「愛してる」と何度も繰り返す…。視聴者からは「葵が「私が幸せにしてあげますね」側なの好きすぎる」「私が幸せにしてあげますっていう葵がカッコ良すぎる」「「私が幸せにしてあげますね」って葵、最後の最後までカッコイイなぁ」などの声が。また葵への想いが報われることはなかった龍二だが、葵にアメリカ行きを告げに来たところ、葵は龍二を抱きしめ「龍二はずっと自分の気持ちに正直だった。私はそれを受け止めきれなかったけど、十分伝わった」と口にし、「私こそ龍二の気持ちを利用してごめん」と謝罪する…。この葵のハグにも「最後の最後に龍二が報われた...」「龍二~良かったなぁ葵ちゃんにハグして貰えて~!!」「龍二、あんなことされたら一生葵のこと好きでい続けるでしょ」といった反応が送られている。(笠緒)
2022年09月30日10月6日(木)より、山種美術館では、『【特別展】没後80年記念竹内栖鳳』が開催される。栖鳳の初期から晩年までの作品を網羅した同展では、美術館が所蔵する栖鳳作品全26点、初公開となる個人蔵の作品も多数紹介。山種美術館では10年ぶりとなる竹内栖鳳の展覧会だ。明治から昭和にかけて活躍した竹内栖鳳(1864-1942)は、「東の大観、西の栖鳳」と並び称された、京都画壇の巨匠。江戸時代以来の円山・四条派の伝統を引き継ぎ、早くからその才能を開花させていたが、1900(明治33)年のパリ万博視察で渡欧したことが本格的な転機となった。現地で見た西洋絵画に大いに刺激を受けた栖鳳は、帰国後、日本画の伝統と西洋の技術を融合させた独自の画風を確立。近代日本画に新しい革新をもたらしていく。そんな栖鳳が得意としたのが、「動物を描けばその体臭まで描ける」と自ら語っていたという動物画だ。同展でも東京国立博物館所蔵の《松虎》(前期展示:10月6日~11月6日)ほか、動物画の優品が紹介されるが、特に注目したいのが《班猫》だ。栖鳳の作品の中で唯一重要文化財に指定されている同作は、何種類もの絵の具で繊細な毛描きをほどこすことで、猫の柔らかな肢体を表現した、山種美術館が誇るアイドルねこ。同展では、この作品の写真撮影が可能となる。美術館公認のもと、栖鳳の傑作をカメラに収めることできるこの機会を、お見逃しなく。さらに展覧会では、江戸時代から近・現代に至る京都画壇の画家たちの作品も紹介。栖鳳門下では西山翠嶂のかわいらしい《狗子》や、西村五雲の迫力ある《白熊》など、師弟による動物画の競演が実現する。また、やはり栖鳳に学んだ村上華岳の作品では、傑作《裸婦図》(重要文化財)も特別公開される。栖鳳の作品とともに、京都画壇の名品の数々も楽しみたい。竹内栖鳳 《松虎》1897(明治 30)年頃東京国立博物館 [前期展示10/6-11/6] Image:TNM Image Archives竹内栖鳳 《みゝづく》 1933(昭和 8)年頃山種美術館西村五雲 《白熊》1907(明治 40)年山種美術館西山翠嶂 《狗子》1957(昭和 32)年山種美術館村上華岳 《裸婦図》【重要文化財】1920(大正 9)年山種美術館【開催概要】『【特別展】没後80年記念竹内栖鳳』会期:2022年10月6日(木)~12月4日(日)※会期中展示替えあり会場:山種美術館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)休館日:月曜(10月10日は開館)、10月11日(火)料金:一般1300円、大高1000円公式サイト:
2022年09月27日竹内涼真主演「六本木クラス」12話が9月22日オンエア。光石研演じる父・信二と夢の中で再会した新だが、信二に別れを告げる…その姿に感動の声が相次ぐとともに、龍河と茂親子と対比する声もSNSに多数投稿されている。父・宮部信二の命を奪った長屋龍河と、その事件を隠蔽した父・茂に復讐を誓って生きてきたが、茂の余命が短いことを知った宮部新を竹内さんが演じているほか、「二代目みやべ」のマネージャーとして辣腕をふるってきた麻宮葵に平手友梨奈。高校時代から新に想われ続けてきた楠木優香に新木優子。葵の言葉がきっかけで長屋ホールディングスに入り、後継者への道を歩み出した長屋龍二に鈴鹿央士。元々は長屋ホールディングスの後継者だったが服役し、龍二が後継者となったことで長屋から切り捨てられた長屋龍河に早乙女太一。ガンで余命いくばくもない龍河の父で長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之。また中尾明慶、さとうほなみらも出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。長屋ホールディングスの臨時株主総会当日、葵が体調を崩し倒れる。一方すべてを失った龍河は病室の葵を拉致、拉致を告げるメールを受信した新は、葵が捕われた場所に向かう。そして龍二も新のあとを追うが、龍二をかばった新が凶弾に倒れる…。新は病院に運ばれるが意識不明。一方葵と龍二は龍河によって捕われたままの状態となる。意識を失い眠り続ける新は、夢の中で父・信二(光石研)と再会していた…というのが12話の展開。夢の中で新は高校生の姿に戻り、信二と懐かしい自宅で食事する。その後信二は「もう2度と辛い夜が来ない所」に行くといい、新にも一緒に来るよう促すが、そこで葵が「ツァラトゥストラはかく語りき」から引用した「何度でもいい、残酷な人生よ、もう1度」という言葉を思い出した新は、“辛い夜が続くとしても自分を必要とする仲間がいるから、父への想いを胸にしまって生きていく”と答え、そして“生還”する…。この展開に「新は、父に別れを告げて、この残酷な世界をともに生きる人のもとに帰ることを決めたんだな……」「光石研さんの優しくて爽やかな笑顔と、竹内涼真さんの愛情の涙にグッときた」「新父との再会シーンが一番好きかもしれない。光石さんの表情も素敵すぎる」「父との邂逅は、日本版だからこその強みな気がする」などの声が寄せられる。一方、新が意識を回復したことを知った龍河は茂に電話、「ずっと父さんの自慢の息子になりたかった…どこで間違えたんだろうね…」と語る。そんな龍河に「龍河もある意味被害者だよなぁ」「最悪なやつだけど、龍河が1番可哀想な人かも」「龍河、本当に本当に嫌な奴なんだけど、なんかもう可哀想で泣けてきちゃうな……」といった言葉が送られるとともに、「新は夢?の中とはいえ父と再会して抱擁や心残りないよう愛情も伝えられて…片や龍河は電話越しで父からの愛を得られず辛かった気持ちを伝えて…」「新親子と龍河親子の対比が凄すぎて半端なかった」「最終章はこの2組の親子の対比なのか」など、新と信二、龍河と茂、2組の親子の姿に様々な想いを抱く視聴者からの投稿もSNSにアップされ続けている。【最終回あらすじ】龍河は茂に電話で葵と龍二の居場所を伝えた上で、「僕から最後に、父さんにプレゼントを贈るよ」と告げる。一方、龍河からあるメールを受け取った新は、優香の制止を振り切って、体を引きずりながら亮太と共に茂のもとへ。龍二たちの居場所を聞く新に、この期に及んで茂は「この私に、土下座できるか?」と言い放つ…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年09月23日気になる話題のドラマなど映像作品をおすすめするコラム【テレビっ子の窓】第3回。日本の作品から韓国の作品まで日々チェックしている、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりがお届けします。最終回へ向けてラストスパート『六本木クラス』 主人公の「二代目みやべ」店長、宮部新(竹内涼真)。©Kwang jin/ tv asahi【テレビっ子の窓】vol.3Netflixで大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』の舞台を東京・六本木に移した、日韓共同プロジェクトの“ジャパン・オリジナル版”ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時/Netflixでも配信中)は現在、最終回へ向けてラストスパートをかけています。高校生のときの出来事により、絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓い、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく、仲間とともに立ち向かっていく姿を描く痛快なヒューマンドラマです。主人公の宮部新を演じるのは、竹内涼真さん。『anan』2022年8月17・24日合併号にご登場いただいた際、今作について「演者や舞台が変われば、自ずと違う魅力を持った作品になる」と語っている竹内さん。今回に限らず、原作からの実写化作品は始まるまで賛否両論が起こりやすいものですが、今作はオリジナルに忠実なところと、日本ならではの構成で展開される場面が絶妙に組み合わされ、実際に回を増すごとに視聴率も上昇しています(韓国版も最終的には後半へ向け視聴率アップ)。韓国のドラマはだいたいが1週間に2話ずつの放送で全16話が基本なのですが(最近は全12話までの少ない話数も増えてトレンドの様子)、日本のドラマは全10話前後が基本となるなか、今作は異例の13話までのドラマとしても、その展開が話題を呼んでいます。主人公ら登場人物の吸引力『六本木クラス』 新の初恋の人、楠木優香(新木優子)。©Kwang jin/ tv asahi最近の日本の第4次韓流ブームを牽引したドラマとしても、不動の人気を誇るパク・ソジュンさん主演作としても、注目度が高かった『梨泰院クラス』。だからこそ、ソジュンさんをはじめ韓国版と日本版のキャストを比べる声も少なくありません。主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン)=宮部新(竹内涼真)。セロイの同級生で初恋の人のオ・スア(クォン・ナラ)=楠木優香(新木優子)。IQ162のインフルエンサーのチョ・イソ(キム・ダミ)=麻宮葵(平手友梨奈)。巨大外食企業の会長で宿敵のチャン・デヒ(ユ・ジェミョン)=長屋茂(香川照之)。その息子、チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)=龍河(早乙女太一)など。それぞれのキャラクターの個性が際立っているのは、日本版でも同じです。主演の竹内さんは、近年の主演作『テセウスの船』(2020年)や『君と世界が終わる日に』(2021年)で見せた男気は今作でも感じられましたし、複雑で繊細な役の心情を見事に体現。これまでは、泣きの演技でもグッと心を持っていかれることが多々ありましたが、今作の新に関しては“泣かない男”なのです(!)いえ、厳密には父・信二(光石研)の前では素直に感情を吐露し、信二が龍河に殺され茂に隠蔽され、信二の葬儀や龍河に激怒する場面では泣いていました(つまり全部信二絡みのときです)。『六本木クラス』 「二代目みやべ」店員で IQ162の麻宮葵(平手友梨奈)。©Kwang jin/ tv asahiただ、それ以降は茂たちへの憎悪と復讐心、そして何よりも「自分の信念を貫け!」と信二にかけられた言葉を胸に、強靭な精神で地獄から這い上がっていく新。でも、正義感の強い新は、良くも悪くも鈍感なところも。自分を慕う葵の恋心に気づかないうえ、初恋の優香への想いも貫いているのですから……。竹内さんは、真っ直ぐで古風な新そのものとなって、魅了します。そんな新は、優香に学生時代からずっと恋心を抱き続けますが、優香役の新木さんは、韓国版のクォン・ナラさんともどことなく雰囲気が似ていますよね。新の宿敵である長屋ホールディングスが資金援助する児童養護施設で育ったため恩義を感じて働くものの、敵対する新との間で揺れ動く優香。本当は新のことが大事なのに、はっぱをかけるツンデレ感も上手です。『六本木クラス』「二代目みやべ」店員の内山亮太(中尾明慶)。©Kwang jin/ tv asahiそして物語が大きく進展してくキーキャラクターの葵を演じるのは、アイドル時代から一目置かれる存在感を放つ平手さん。韓国版のイソを演じたキム・ダミさんは、韓国のゴールデングローブ賞と言われる「百想芸術大賞」で『梨泰院クラス』の演技が評価され新人賞に輝きましたが、平手さんも原作漫画の作者でドラマ『梨泰院クラス』の脚本も担当したチョ・グァンジンさんから直々に役に推薦されただけあって、今後も葵の動向から目が離せません。宿敵の会長・茂を演じる香川さんの重厚さは言うまでもなく、龍河役の早乙女さんは感情を押し殺すような表現や口元を細かく震わせる表情の作り方など、さすがの演技力。信二役の光石さんは、主人公の大事な存在として韓国ドラマ『星から来たあなた』のリメイクとなる日本版ドラマにも出演していたので、偶然とはいえ、韓国版日本版ドラマの常連キャストになりそうな予感も。父と子の姿から見返す親子の絆『六本木クラス』 長屋茂の次男で愛人の子、長屋龍二(鈴鹿央士)。©Kwang jin/ tv asahi『六本木クラス』は、新が繰り広げる下剋上や、仲間たちとの揺るぎない友情についても見どころではありますが、忘れちゃいけないのは時折起こる“きゅんポイント”です。新から優香への長〜い片想いや、実は優香も新への想いを長〜く秘めているところもそうですが、もっともきゅんきゅんするのはきっと葵のパート。新に告白して玉砕してもめげず、お店のマネージャーとしても役に立とうと必死で、とにかく一途。頭脳明晰ゆえに最初はどこか人を小馬鹿にしていたような葵が、新によって愛を知り、人間らしくチャーミングになっていくさまにも惹きつけられることでしょう。今作は、ダイナミックに巻き起こる新の復讐劇に目が向きがちですが、根底に流れる“父と子”の絆も重要なトピック。信二と新、茂と龍河。相反する父子の形ですし、正義と悪、白と黒といったふうに、敵対するコントラストがハッキリとしているふたつの父子関係。でも、どちらも、自分にとっての正義をもとに動いているんですよね。それぞれの親子関係から、親や子の在り方を見つめ直すきっかけにもなるかもしれません。『六本木クラス』 「二代目みやべ」の料理人、綾瀬りく(さとうほなみ)。©Kwang jin/ tv asahiそんな『六本木クラス』の次回9月15日放送第11話は、料理対決番組の最終決戦。長屋グループからの妨害に屈せず、より結束を固める新の店「二代目みやべ」のメンバーたち。不動産業界の大物である田辺弘子(倍賞美津子)のおかげで店の経営が安定し、全国展開も現実となり始めた頃、葵と桐野雄大(矢本悠馬)に次なる計画を伝える新。そのとんでもない内容に葵と桐野は驚くものの、新の本気を見せられて心を決めます。いよいよクライマックスとなる残り3話、見逃せません!文・かわむらあみりInformation木曜ドラマ『六本木クラス』出演:竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、中尾明慶、鈴鹿央士、さとうほなみ、田中道子・光石研、矢本悠馬・緒形直人、稲森いずみ、香川照之原作:チョ・グァンジン『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』(ウェブ漫画/電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」掲載中)チョ・グァンジン/キム・ソンユン『梨泰院クラス』(テレビシリーズ/JTBC)脚本:徳尾浩司音楽:髙見優監督:田村直己、樹下直美ほかゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、西山隆一(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)制作協力:アズバーズ制作著作:テレビ朝日©Kwang jin/ tv asahi文・かわむらあみり
2022年09月15日「六本木クラス」の10話が9月8日放送。「私と幸せになろ」と言う優香を前に、葵からの電話に出て「復讐が終わるまでは俺は幸せにはなれない」と言い切る新に「なんて地獄絵図なの」「葵に言ってるの?優香に言ってるの?」など大きな反響が巻き起こっている。Netflixで配信された超人気韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメイクした本作。キャストは葵に自分の事を「好きになるな」と言い放った宮部新に竹内涼真。その言葉に激しく傷ついた麻宮葵に平手友梨奈。高校時代から新に愛されてきた楠木優香に新木優子。服役中の長屋龍河に早乙女太一。新のもとを離れ長屋に入った長屋龍二に鈴鹿央士。「二代目みやべ」で働く内山亮太に中尾明慶。綾瀬りくにさとうほなみ。龍河の父で長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。料理対決番組の影響で賑わう「二代目みやべ」だが、新にフラれた葵が休暇を取って、同時に「二代目みやべ」のフランチャイズ展開も進めていたこともあって新たちはてんやわんや。さらにフランチャイズのオーナー説明会のための準備を進めていると、桐野雄大(矢本悠馬)がやってきて、前回10億を投資すると決めたゴールデンアースキャピタルから投資を取りやめると連絡が入ったことを知る。エース投資家が手を引いたことで他の投資家も話を白紙に戻したいと言い出し、それを知ったフランチャイズのオーナーたちは新に詰め寄る。実はゴールデンアースキャピタルは長屋と繋がっていた…というのが10話の展開。オーナーたちに資金はある。フランチャイズ展開のスケジュールを変更はしないと言い切る新だが資金などはなく、優香はまた傷ついて苦しむだけだと言い、「長屋への復讐、苦しみ、全部捨てて、私と幸せになろ」と新に想いを伝える。しかしそこに葵から着信が。電話に出た新は、優香を手を強く握りしめながら電話の向こうにいる葵に向け、自分はこんなことでつぶれない。父が自分のせいで会社を首になり、殺されても立ち直れたのは復讐を心に誓ったからと話し、「復讐が終わるまでは俺は幸せにはなれない」と言い切る。「涙ながらに想いを告げている優香の目の前で、手を握ったまま葵からの電話に出るなんて、なんて地獄絵図なの」「葵に言ってるの?優香に言ってるの?新さん、ずるいよ」「新の夢と目標が一致してるのは目の前の優香ではなく電話の向こうの葵」など、このシーンに大きな反響が巻き起こる。自分の判断ミスに責任を感じた葵は休暇を返上して「二代目みやべ」に戻ってくる。そんな葵に対し新は、自分に対する気持ちの整理がついたのかを訪ねる。すると葵は満面の笑みを浮かべ「死ぬほど好きです」と答え、新が以前恋愛はギブアンドテイクではないと言っていたことを挙げたうえで「私が一方的に与えてるだけかもしれない…それでも好きなんです」と、改めて新への想いを強く伝える…。そんな葵に「麻宮葵くらい真っ直ぐに気持ちを伝えるって、すごく素敵だ」「告白した事により吹っ切れてバンバン愛を伝える姿可愛すぎる~」「先週あんな振られ方をした葵がどうなってしまうのか若干心配しながら1週間を過ごしてきましたが心配無用でした笑」などの声が上がる。そして料理番組の決勝に向け、龍二はりくがトランスジェンダーであることをリークしネットニュース化。トランスジェンダーであることを家族に隠したかったりくは激しい衝撃を受ける。そんなりくに新は番組に出演しなくてもいいと告げ、自分が代役を務めようとする。しかし葵がりくに電話。今日の朝詩集を読んでりくを思い出したと、その詩を読み上げる。葵が読んだ詩に勇気づけられたりくは料理番組のスタジオに戻る…というラストだった。「やっぱりくと葵はいいコンビだね...。お互いにお互いがいて良かった」「励ますように言うんじゃなくダイヤモンドの詩を読み聞かせる所がすごく葵ちゃんの良さが出て涙腺緩んだ」「葵から石ころダイヤの詩を聞いた後のりくの表情めちゃカッコイイ」「原作の梨泰院クラスも、このシーンが一番好きだったし泣いた」など、このラストシーンにも感動の声が殺到している。【第11話あらすじ】りくが料理対決の決勝に臨んだことで「二代目みやべ」のメンバーがさらに結束を強める一方、茂は結果に不満を抱くも龍二を評価、後日、茂は長屋の幹部会議であることを皆に告げる。一方田辺弘子(倍賞美津子)のおかげで「二代目みやべ」の経営は安定、全国展開も現実となり始めた頃、新は葵と桐野に次なる計画を伝える。そのとんでもない内容に葵と桐野は驚く…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年09月09日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が8日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。今回、青春恋愛映画の旗手である三木監督は、池井戸作品を映画化することについて「10代の恋愛映画を撮ってた僕がどう映画化するのかというところに興味を持ってくれた人がいて、観た後の感想を聞くとなるほどと思った」と明かす。「2人主役というところが良かったのかなと思って。前も少し恋愛映画に近いところがあると言ったんですけど、意識し合う未熟な2人が、半目し合いながらもだんだん絆を結んで行って、2人じゃないと高い壁を越えられないというところは、ある種自分がやってきた恋愛映画のフォーマットと近い」と分析。さらに監督は「僕が過去にやった作品も恋愛そのものを描くのではなく、それぞれがあるべき姿へ向かって一生懸命もがいて成長していく過程を描きたいと思っているので、それって男2人の友情の物語でも一緒だなと思っていて。僕が描きたい映画ってこういうことなんだと気付かされるというところはありました」と語った。
2022年09月08日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が8日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。周囲の感想を聞かれると、竹内は「今撮っている『六本木クラス』のチームの方も観てくれて、『すごく良かった』『毎日仕事を前向きに頑張れるようになった』とか。監督は2人がお互いに求め合って一つの社会人として乗り越える過程にすごく感動して、めちゃくちゃテンション上がって現場に来てた」と明かす。「嬉しい」という横浜に、竹内も「めちゃくちゃ嬉しかったよ。『素晴らしかったって伝えといてください』言われました、そういえば」と思い返していた。山崎と階堂について「ライバルというか、いい意味で意識しあってる2人はすごくいい関係ですよね」と表した竹内。演じた2人についても「同時期にヒーローやってて、なぜか交わらずに、東映撮影所でも話さずに来て、今回もう1人が横浜流星くんだと聞いて嬉しかったんですよね。今、一緒にやれるんだと思って」と振り返る。「実際やってみて考えてるポイントやタイミングとか、絶妙なところでマッチする部分もあったし、やっぱ熱いんですよ。真面目なんです。真面目な男が好きです。そういう人たちと仕事できるのが楽しいし、現場で熱い気持ちで戦っていれば、僕らが心から喜べるような感想をもらえるんだなと思いました」と手応えを感じていた様子だった。横浜も「今、やれてよかったです。特撮が終わって数年後だったら、こんな距離が縮まってないと思うし、お互い尖ってるものが取れて丸くなり、距離感もぐっと近づけた」と同意。「あの時一緒に戦ってた2人なので、その戦ってた2人がここで戦えるということが感慨深いし、僕も裏表なく熱い人が大好きなんですよ。熱い人が大好きなので、志が一緒なのかな。そういう人と仕事できるのは幸せなことなので、今回の撮影すごく楽しかったです」と称えあっていた。
2022年09月08日池井戸潤の同名小説を、竹内涼真、横浜流星のダブル主演で映画化した『アキラとあきら』が8月26日(金)より公開された。対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念を武器に現実に立ち向かう大逆転エンタテインメントで、髙橋海人は横浜扮する階堂彬の弟・龍馬を演じる。さまざまな思惑や葛藤が入り混じる重要なシーンで、髙橋が見せた存在感とは? (『アキラとあきら』現場レポート全4回中第4回)髙橋海人の意外にして納得の役どころ俳優としては、2018年の『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(NTV)でドラマ初出演。以後、テレビでは『ブラック校則』(19/NTV)、『姉ちゃんの恋人』(20/KTV)、『ドラゴン桜』(21/TBS)と出演を重ねて、『未来への10カウント』(22/EX)での好演も記憶に新しいKing & Prince・髙橋海人。そんな彼の映画初出演となったのは、ドラマとメディアミックスで展開されたSexy Zone・佐藤勝利主演の『ブラック校則』(19)。佐藤演じる小野田創楽の親友で、空気を読まず、周囲を驚かせる行動に出る高校生・月岡中弥に扮して輝かしい魅力を見せた。その際のインタビューで、「僕のグループではこの1年でメンバーもたくさんの作品に出ていて、自分はそれを観に行く側で、そんな彼らの姿を見るのが嬉しかったんです。でも、正直心のどこかで自分も作品に出てみたいなという思いがあって。それが今回、こうした形で叶ったのですごく幸せです。出させていただくからには、主役を立てつつ、自分も作品で輝きたい……と、そんな野心を内に秘めながら、撮影に挑みました(笑)」と語っていた髙橋(『 ぴあMoive Special 2019 Autumn() 』)。満を持しての2作目の映画となる『アキラとあきら』における髙橋の役どころは、意外にして納得と言えるかもしれない。演じる階堂龍馬は、山崎瑛(竹内涼真)と合わせてタイトルロールとなっている階堂彬(横浜流星)の弟。老舗の大手海運会社・東海郵船の御曹司で、優秀な兄に対しコンプレックスを抱き、跡継ぎの座を下りて銀行員となった兄に代わって、若くして社長に就任するという人物だ。バラエティやステージなどで見せる、明るく自由で無邪気な髙橋のイメージからすれば、意外な役どころ。しかし、それこそ前に紹介したコメントで吐露していた髙橋の心内からすれば、どこか龍馬と重なるところもあって、納得の役どころだとも言える。では、今回の『アキラとあきら』において、髙橋はどんな「野心」を胸にして撮影に挑んでいたのだろうか。“俳優・髙橋海人”としての強みと魅力本作がクランクインを迎えたのは、東京2020オリンピック競技会の競技開始を翌日に控えた2021年7月20日。まずは竹内と横浜のシーンを中心に進められ、髙橋が撮影入りしたのは8月2日。階堂家の大広間で親族や関係者を招いての東海郵船創立110周年記念祝賀会が開かれているというシーンで、劇中においても成長した龍馬の初登場となる場面だ。ロケ場所は、東京・千代田区のホテル。まさに祝賀会といった雰囲気で円卓と豪華な料理が並び、本シーンに登場する髙橋、横浜、父・階堂一磨役の石丸幹二、母・階堂聡美役の戸田菜穂、そして叔父・階堂崇役の児嶋一哉、階堂晋役のユースケ・サンタマリアのほか、参加者・給仕役の約40名のエキストラがスタンバイ。隣り合った石丸や戸田と言葉を交わして、三木孝浩監督も交えて話す中、段取りスタートということで、この日がインの髙橋をスタッフが一同に紹介。髙橋は「よろしくお願いします」と、1カ所だけでなくきちんと全方向に向き直しながら頭を下げていた。『アキラとあきら』少し緊張している様子も漂わせていたが、それでも臆していたり、こわばったりしているわけではない。例えは悪いかもしれないが、子供が初めての場所に連れて来られて、戸惑っているような印象でもある。しかし、好奇心と行動力が勝る子供にとっては、戸惑いなんて最初のうちだけだ。児嶋の紹介で、スタッフがお約束の「大嶋さん……」という振りをすると、児嶋はすかさず、「児嶋だよ!(笑)」。このやりとりには髙橋も大笑い。また、段取り後には、横浜、石丸、児嶋、ユースケと輪になっていて、年齢の話やジャニーズ事務所入所の話など、場の話題の中心ともなっていた。そして芝居に入れば、その表情も雰囲気もまたガラッと変わる。屈託のない素顔の髙橋と違って、龍馬には鬱屈や屈折がつきまとう。叔父たちがパーティーで持ち出した、リゾートホテルの新たな事業計画。「俺は面白いと思うけどな」と龍馬は感想を述べるが、一磨は彬に意見を求める。その際のふてくされたような受けの態度。また、「不動産は“買い”なんだし」という場面のキザな手振り。そして、「なんで兄貴に聞くの?」と父にぶつける際の怒りを押し殺して哀しみを噛み殺すような表情。そのどれもが監督が演出で指示してつけたものではなく、髙橋が芝居をする中で自ら出してきたものだ。そして、気づかされる。髙橋の佇まいに子供っぽさがあったとしたら、それは龍馬が子供だからなのだ。もちろん、髙橋自身にもそうしたかわいらしさはある。ただ、今この場では、明らかに龍馬なのだ。しかも、それが過剰じゃない。やろうと思えば、もっと嫌味にも、もっと情けなくも振れるキャラクターだろう。しかし、精一杯、自分を示そうとしている龍馬を真っすぐありのまま等身大に表現していて、だからこそ龍馬という人間のかわいらしさや哀れさ、怒りや哀しみが伝わってくる。ありのままのその人を等身大で表現する。それが俳優としての髙橋海人の強みで魅力なのかもしれないとも気づかされる。素顔の印象が朗らかで自然体というのも、彼自身が何事にもバイアスをかけず、フラットにすべてを見て、それこそありのまま等身大に臨んでいるからだろう。嘘や飾りや気取りがない。演技においてもそれは同じで、演技を通して表現される人物においてもまた同じ。「また皆さんとお仕事できるように頑張りたい」そんな髙橋の最後の撮影となったのは、9月4日。東京・千代田区の会社ビルの一室を借りてのロケだ。東海郵船・社長室のシーンながら、監督からはスーツのシャツの第1ボタンを開けて、ネクタイも緩めてほしいという指示が入る。それというのもここでの龍馬は、いよいよ社長にはなったが、会社が窮地に追い込まれ、プレッシャーもあって疲労困憊している状況。そしてついには幻聴にさいなまれ、叫び声をあげながら倒れ込んでしまう。最後になんとも難しく大変なシーンが待ち受けていた。頭を抱えながら、「うるさい! うるさい! 黙れ!!」と声を上げる龍馬。まさに悲痛な叫びだ。シーン内のすべてのカットを撮り終えたところで、スタッフから「ということは……」と髙橋のアップを伝えるコール。髙橋は、「お疲れさまでした。ありがとうございました。間が空いた撮影だったんですけど、あっ、明日は社長になれるんだなとすごいワクワクしながら頑張っていました。最後のシーンも燃え尽きたなって感じで、楽しくやらせていただきました。この熱い作品に僕を呼んでいただき、本当にありがとうございます。また皆さんとお仕事させていただけるように頑張るので、よろしくお願いします」と締めくくった。監督から花束が渡されて、笑顔を見せていた髙橋だったが、実は『ブラック校則』の際のインタビューで、好きな映画として挙げていたのがこの作品。「『ソラニン』(10)です。ちょうどバンドにハマっていた時期に観た作品で、音楽系の映画をチェックしていた中でこの作品に出会いました。この作品で映画はハッピーエンドがすべてではないと学んだし、原作の再現度の高さに本当にびっくりして。今でも自分の中で、“『ソラニン』を観たいキャンペーン”がやって来るので、2カ月に1回は鑑賞しています!」(『 ぴあMoive Special 2019 Autumn() 』)。言わずもがな、『ソラニン』のメガホンを取ったのは、『アキラとあきら』の三木孝浩監督その人。合間に監督自身から、『ソラニン』の話も聞かせてもらったそう。宿命という名の下に縛られた自分の人生に、そして宿命という名の下に結ばれた盟友の人生に共に立ち向かう。『アキラとあきら』はそんな映画となっているが、その中で髙橋海人が見せる存在感。今度は『アキラとあきら』が髙橋のファンにとっても、また観た人すべてにとって、なにかを学べ、なにかに驚かされ、そしてかけがえのない作品となるはずだ。『アキラとあきら』取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年09月07日映画『アキラとあきら』が8月26日(金)より公開された。竹内涼真とともにダブル主演を務める横浜流星は、Netflixドラマ『新聞記者』や、映画『噓喰い』、『流浪の月』、そして主演映画『線は、僕を描く』が10月に、『ヴィレッジ』が来年公開を控えるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで圧倒的人気を誇る俳優だ。今回、本作の撮影におけるラストシーンに密着。横浜が見せた役者の顔、さらにオールアップ後の素顔をレポートする。(『アキラとあきら』現場レポート全4回中第3回)撮影のラストシーンは“苦悩と葛藤”の場面映画『アキラとあきら』がクランクアップを迎えたのは、2021年9月4日。その約1カ月半前の7月20日にクランクインして、東京2020オリンピック競技会も盛り上がる中で宿命に立ち向かう男たちのドラマが撮影されてきたが、本編の撮影におけるラストシーンとなったのは苦悩と葛藤の場面だった。『アキラとあきら』本作の原作は、経済もので知られる池井戸潤が、銀行を舞台としながらふたりの青年の青春ものとして描いた同名小説。同じ名前を持ちながら生まれも性格も異なる〈アキラ〉と〈あきら〉が、日本有数のメガバンク・産業中央銀行に揃って入行。ふたりは共に期待株として、お互いを意識しながら研鑽し合うことになる。叩き上げで、父の町工場の倒産から辛い幼少時代を送り、人を救うバンカーになるという理想を抱く有能な山崎瑛に扮するのは、竹内涼真。そして相対するエリートで、老舗の大手海運会社・東海郵船の御曹司にして、冷静沈着で頭脳明晰な階堂彬を演じるのが、横浜流星。最終日に撮影されたのはその東海郵船の社長室のシーンで、東京・千代田区にある会社ビルの一室を借りてロケを実施。横浜のシーンと合わせて、King & Prince・髙橋海人扮する階堂家の次男・階堂龍馬のシーンの撮影も行われ、まず髙橋がすべての出番を終えてオールアップ。そして再び横浜の出番となり、本編撮影自体の締めともなるシーンの撮影に入った。監督に思わず「上手い」と言わしめた演技『アキラとあきら』先ほど横浜演じる階堂は冷静沈着な人物だと紹介したが、ここでの彼は打って変わった姿を見せる。窮地に陥って追い詰められる中、机上の書類や本、小物を感情と衝動のままに手で払ってぶちまける。髪も息も乱れ、まさに苦悩と葛藤を感じさせる場面となっている。シーンは5カットに分けられ、1カット目はまず階堂が机を拳で叩くところまで。その後のカットからぶちまける芝居に入っていって、同じ動きをアングル違いで3カット。5カット目はぶちまけた後の引きのショットだ。息を呑むような、緊張感のあるシーン。デリケートにして激しい感情の芝居が求められるということでもそうだが、物をぶちまけるということでも緊張感がある。いかにダイナミックに、それでいてきれいにぶちまけることができるか。それをカット毎に同じように再現して、また小道具自体やロケ場所の破損や汚れにも気を遣わなければいけない。加えて、ロケセットの飾りのひとつとして船の模型が置かれていたが、こちらの値段はなんと500万円。そこにおいても緊張感がつきまとう。それでも演じる横浜は、まさに冷静沈着だ。それはこうしたシーンでも変わらない。変に高ぶり過ぎることも、身構え過ぎることもなく、そのカット毎で望まれる芝居と求められる画づくりに応えていく。このシーンの撮影後、三木孝浩監督は思わずひと言「上手いです」と口にしたが、そこにはさまざまな意味があったに違いない。芝居においての感情の出し方はもちろん、俯瞰で眺めての小物のぶちまけ方やシーンの見せ方という意味でも、上手い。しかも、ただこなしているだけじゃない。その中でのある種の到達点を決めて見せてくれる。極真空手の初段であることと無関係ではないのかもしれない。平静心を保ちながら試合に臨み、決め事のある中で一気に自分を上げて、最高のパフォーマンスを出し切る。冷静沈着にして、戦う人。まるで侍や武士のようだが、俳優という職業もそうしたものかもしれない。そして、横浜も階堂もまたそうなのだろう。オールアップでハグ!思わぬサプライズに破顔『アキラとあきら』メイキングそんな横浜が、思わず破顔した瞬間がこの日の撮影現場で見られた。すべてのカットを撮り終え、これでオールアップということで一同に頭を下げた横浜。そして頭を上げると、そこにはここにいるはずのない山崎役の竹内の姿が!竹内はすでに4日前の8月31日にすべての出番を終えていて、作品から離れていたが、横浜の撮了を祝うべくこの日の現場に駆けつけ、待機していたのだ。「まさか……」と喜んだ横浜は、竹内とハグ。そこにひと足先に撮影を終えていた龍馬役の髙橋も姿を見せ、撮影シーンこそひとりきりだったが、なんともにぎやかで晴れやかなオールアップとなった。コメントを求められて、「お疲れさまでした。まずまた三木さんと一緒にお仕事ができて本当に嬉しいですし(※2020年『きみの瞳が問いかけている』以来)、たくさんの挑戦があったから、たくさん学ぶことがあって、なんかすごく濃い時間でした。まさか竹内くんがサプライズで来てくれるとも思ってなくて。海人くんも嬉しいし……」と挨拶。「本当にまったく触れて来なかったものを一から学べたので、明日から経営者になれそうです(笑)。編集もまだあって大変だと思いますが、僕も宣伝を頑張ってひとりでも多くの方にこの作品を観てもらえるように頑張りたいと思います。皆さん本当に1カ月ちょっとお世話になりました。ありがとうございました」と続け、場を盛り上げた。竹内の音頭による一本締めでその場が締められ、横浜と竹内はあらためて顔を見合わせて堅い握手。ふたりの本作撮影における最後の共演シーンとなったのは、8月25日の静岡・伊豆ロケだったが、その際に「流星くんはまだまだ大変なシーンが残っていて」と気遣っていた竹内。その言葉どおり、この日の机上のものをぶちまけるシーンだけでなく、思わず目を見開き、呼吸を忘れてしまうようなシーンの撮影に、横浜はこの数日で臨んでいた。そこで見せた芝居も、感じ入るに十分のもの。横浜の気迫がスクリーンからも伝わるはずだ。取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年09月05日9月3日、さいたまスーパーアリーナで行われたファッションイベント「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(TGC)内で、テレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』(毎週木曜21:00~)のステージが行われ、竹内涼真、新木優子のほか、平手友梨奈がサプライズで参加した。3人組グループ・THE BEAT GARDENがドラマの挿入歌「Start Over」をパフォーマンス中、竹内、新木、平手がステージ上に登場。ランウェイトップでは平手と新木が、センターに立つ竹内の腕をぎゅっと抱えるポーズ。奪い合うような構図となった。帰り道は3人仲良く肩を組み、満面の笑みでウォーキングした。平手は「3人とTHE BEAT GARDENさんと一緒にステージに立ててうれしいです」とTGC参加を喜んだ。『六本木クラス』は人気を博した韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイク。復讐を誓った青年・宮部新が仲間とともに、金と権力を振りかざす巨大企業に立ち向かっていく姿を描く。1日に放送された第9話では、平手演じる麻宮葵が、竹内演じる宮部新に「愛しています。愛しているの……」と涙ながらに告白するも、新は振るという展開に。竹内は「新は葵を振ったけど、じゃあ(新木さん演じる)優香と…?」と含みを持たせつつ、「でも復讐も終わっていない。やらなきゃいけないことが、たくさんある」と語った。物語も佳境となり、残り4話となった。平手は「チーム感ができているんじゃないか」と撮影スタッフに一体感が生まれていることを明かし、新木は「離れてしまうのが今から寂しい…」としんみりだった。そんな2人は役になりきり、竹内を奪い合うようなやりとりがあり、竹内は「幸せだな、オレは! めちゃくちゃ幸せだなぁ…」とにやにやだった。竹内は「残り4話です。このチームで最後まで走り抜けます。必ずいいものを届けられるように頑張る」と意気込み。「葵は新を諦めてしまうのか?」との意見が出ると、平手は「葵は…諦めない性格だと、私は思っている」と持論を語った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「GOING MY RUNWAY」。「“わたしらしく”過ごすことが尊重されるカラフルな時代に、多様性を受け入れながらも“わたしらしく”輝く人をTGCは応援したい」という思いが込められている。撮影:蔦野裕
2022年09月03日「六本木クラス」第9話が9月1日放送。新に自らの想いを告げた葵、「私じゃだめですか」と涙を流す葵に新が告げた「好きになるな」という言葉に、SNSでは「酷だなぁ…」「胸がズキッとした」「これは全てを破壊する呪いの言葉」などの反応が相次いでいる。2020年に韓国で放送、Netflixで配信され日本でも大ブームとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日本の六本木に舞台を移してリメイクした本作。日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡取り息子に父の命を奪われたが、権力によってその事実を揉み消され、逆に自分が刑務所送りになってしまったが、その間に長屋親子への復讐を誓い六本木に自分の店「二代目みやべ」をオープンした宮部新を竹内涼真が演じる。高校時代に新と出会い、人気インフルエンサーとしての能力を駆使して「二代目みやべ」を急成長させてきたマネージャーの麻宮葵に平手友梨奈。新が想いを寄せているが長屋ホールディングスで働いている楠木優香に新木優子。父の権威をふりかざし傍若無人にふるまってきたが、父の茂から切り捨てられる長屋龍河に早乙女太一。茂の愛人の子どもで葵のことが好きな長屋龍二に鈴鹿央士。「二代目みやべ」で働く内山亮太に中尾明慶。綾瀬りくにさとうほなみ。龍河を切り捨てても長屋ホールディングスを守った会長の長屋茂に香川照之といったキャストが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。葵から「もし、どうしようもなく私のことが好きでたまらなくなったら、長屋の後を継いでよ」と言われた龍二は、その言葉がきっかけとなり「二代目みやべ」を辞める。葵に「一発逆転を狙う」と告げ、新には茂の愛人として欲を出すな、分をわきまえて行動しろと言われてきたが、新の生き方を知って衝撃を受けたと辞める理由を話し、二代目みやべを後にすると茂のもとを訪れ、長屋入りを直訴する…。「龍二も新を見てて、野心が出てきたってことか」「龍二きゅん、葵のために継ぐの?」「確かに葵ちゃんには全てをかける価値がある」などの声がSNSに投稿される。料理対決で勝利したあと、新は現場に居合わせた優香、龍二も連れて飲みに行く。その場で龍二は新に「葵を女として見たことはありますか」と質問、「葵は俺にとっての妹で大切な仕事のパートナー」と断言する新の言葉に、葵は涙を流しその場を離れる。後を追った新に葵は「社長。愛してる」と、自らの想いを伝える。「私じゃだめですか」と涙を流しながら問いかける葵に、新は「好きになるな」と告げる…。この新の言葉にSNSでは「新さんの「好きになるな」は傍観者の私でも胸がズキッとした」「すでに好きなのに、好きになるなって酷だなぁ…」「好きになるな。はズルいって。逆の立場になって考えてよ!新だって優香のこと一方的に好きじゃん?」「妹みたいな存在って言われたり好きになるなって言われたり 葵ちゃんズタズタ」「これは全てを破壊する呪いの言葉だろー」などの声が殺到中だ。【第10話あらすじ】料理対決番組の結果に納得のいかない茂は、次の勝負の結果次第では龍二に長屋を継がせないと告げる。すると龍二は番組の件を全て自分に任せて欲しいと申し出る。一方番組の影響で「二代目みやべ」は行列ができるほどの大賑わいに。しかし葵が休暇に入ってしまったうえに、フランチャイズ展開も進めていたためてんやわんや。そんな中、投資家たちから投資の話を白紙に戻したいと連絡が入る…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年09月02日池井戸潤の同名小説を映画化した『アキラとあきら』が8月26日(金)に公開された。本作で横浜流星とともにダブル主演を務める竹内涼真は、『太陽は動かない』や放送中の主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)など話題作への出演が相次ぐ実力派。池井戸作品への出演は『下町ロケット』『陸王』に続き3作目となる。爽やかな好青年からシリアスな役柄までこなしてきた竹内は、今作ではどのように役と向き合ったのか。(『アキラとあきら』現場レポート全4回中第2回)「三木監督や横浜流星と話し合いながら、気持ちを込めて撮影した」『アキラとあきら』メイキング公開タイミングからさかのぼって、ちょうど1年前の8月末。スーツに身を包んだ竹内涼真の姿が、ベイエリアのオフィス街にあった。2021年8月31日、千葉・幕張。竹内演じる日本有数のメガバンク・産業中央銀行のバンカーである山崎瑛が、上白石萌歌扮する後輩の水島カンナとともに、ある提案を持ちかけるべく企業を訪ねるというシーンの撮影だ。この場面をもって、映画『アキラとあきら』のすべての出番を終えた。池井戸潤の同名小説を原作に、三木孝浩監督がメガホンを取った本作。7月20日に新入行員研修のシーンから撮影入りして1カ月強、竹内は父の町工場の倒産から辛い幼少時代を送り、人を救うバンカーになるという理想を抱く山崎の苦悩と成長の約10年の日々を芝居の中で歩んで来た。その山崎に相対するのが、横浜流星が演じる老舗の大手海運会社・東海郵船の御曹司で、冷静沈着で頭脳明晰な階堂彬。どちらも社長を父に持ち、また同じ名前を持ちながらもまるで違う境遇を生きて来たふたりが、揃って同じ銀行に入行。切磋琢磨する中で、ふたりの宿命が重なり合うというのがそのストーリーだ。撮影から3カ月後の映画化の一報出しの際に、「現場で三木監督や流星くんと話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました」とコメントを寄せていた竹内。理論と感情。その言葉どおりの竹内の姿が、撮影現場にはあった。幾度も話し合い、考え尽くして作り上げていく『アキラとあきら』例えば、それぞれの道を進んでいた山崎と階堂が、再び顔を合わせるシーン。そこで山崎は階堂も知らなかったある事実を突きつけ、階堂自らが動くよう働きかける。「……感情的な話には付き合えない」と立ち去ろうとする階堂の背中に、「感情的になってるのはどっちだよ?」と投げかける山崎。ふたりがお互いの心の内をぶつけ、言い合いとなる場面だ。撮影ではカメラを回す前にまず段取りが行われて、芝居と動きと全体のトーンが固められ、カメラワークやカット割りも検討されていくが、ここが話し合いの場ともなる。監督がシーンの状況と人物の心情を説明。それを受けてキャスト陣が実際に動きながら芝居をしてみて、それを受けて監督が考えたもの、キャスト陣が感じたことが話し合われていく。そもそもこのとき、山崎は座っているべきなのか、立っているべきなのか。最初の段取りでは立ち上がって芝居をしていた竹内だったが、山崎が冷静に座っていることで階堂が感情的になっていることが引き立つかもしれないと監督に相談。それに対して監督は、山崎が冷静になり過ぎてしまうと、今度は階堂の「感情的な話には付き合えない」が効いてこないかもしれないと感想を述べる。そうした細かにして深いやりとりが、何度も重ねられていく。さらに言えば、この再会は入行から10年が過ぎてのシーン。20代から30代となった山崎と階堂の変化も示さなければいけないところで、どうすれば成長を見せられたうえでふたりの本来の人間性を出せるのか、お互いの感情を高め合うことができるのか、横浜も交えながら懇々と話し合いが行われていた。そのキャラクターの人間性というところでも頭を使うはずだが、銀行員ということで専門的なセリフや所作も多く、役づくりにおいて考えることが多かったに違いない今作。しかし、自分のことだけ考えていけばいいわけではない。どうすれば、共演者が芝居しやすいか。シーン自体がもっと良くなるか。スタッフに応えられるのか。それこそ考えることだらけだろう。ただ、撮影現場において竹内が考えている姿はあっても、悩んでいる姿を見たことは一度もない。立ち止まっている瞬間のない人なのだ。『アキラとあきら』カメラの外では現場の盛り上げ役も自分の芝居を離れれば、そこには周囲を気遣い、現場の盛り上げ役となる竹内がいる。竹内と横浜の撮影での初共演となった、新入行員研修の打ち上げのシーン。テーブルにつく研修のチームメンバーの同期役たちがどんな動きをするべきか思案していると、「“階堂、もっと食べなよ”ってよそってあげたりして(笑)」と冗談で活気づかせる。さらに研修のプレゼンのシーンでは、スタンバイ位置のマイク前に立って準備を待つ間、ぼそっと「やられたらやり返す。倍返しだ!」と同じ池井戸作品のあの大ヒットドラマのセリフを口に。このとき撮影されていたプレゼンで階堂とやり合うシーンの口調、展開がいかにも池井戸作品らしかったというのもあるかもしれないが、これには監督も大笑い。現場の空気を和ませていた。山崎もまた人のためにこそ動く男。無理してそうしているわけではなく、自然とそれができる男でもある。自我を殺しているわけではなく、自分をちゃんと持っているからこそ、他者と向き合えて、打ち解けて、しっかりと手を取り合うことができる人。竹内もそうだろう。強さがありながら、柔らかい。柔らかでありながら、芯を持つ。そんなところが、竹内と山崎はシンクロする。まさにぴったりな役柄だ。すべてを出し切り、まぶしい笑顔でオールアップ『アキラとあきら』メイキング振り返って、竹内のオールアップとなったオフィス街のシーン。上白石扮するカンナは訳が分からないまま山崎に付いてきていて、不安げな顔を見せている。一方で山崎は、これから相手に持ちかける提案に関して自信をみなぎらせた表情を浮かべている。その表情は、本作『アキラとあきら』の撮影ですべてを出し切り、その出来栄えに自信をみなぎらせた竹内の表情そのものだったかもしれない。すべての撮影を終えて、やはりこの日がオールアップだった上白石にまず監督から花束。続いて竹内にも渡されて、「ギュッと短い撮影だったんですけど、三木監督とは22歳ぶりくらいに作品をご一緒することができて(※2016年の『青空エール』以来)、あのときとは違った形でいいセッションができたと思います」と挨拶。「悔いはないです!」と、この日の晴天にも負けないまぶしい笑顔で締めくくった。竹内に贈られた花束はひまわりを中心とした青と白の色味のものだったが、なんとも竹内に合ったセレクト。本人はあらためて眺めて、「お花のセンスがいいですね。素敵です」。それを素直に自然と言える竹内こそ、素敵だろう。背丈や体格といった身体面においても、大きな人。また存在感においても、人間性においても、やはり大きな人。そんな竹内という人の大きさ、広さや深さの幅を、山崎瑛という役、『アキラとあきら』という作品を通してあらためて感じられるはずだ。まさに竹内涼真に包まれる映画。その意味するところが、『アキラとあきら』を観れば必ず分かる。取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年09月01日『半沢直樹』『陸王』などを手がけたベストセラー作家・池井戸潤の同名小説を映画化した映画『アキラとあきら』が8月26日(金)より公開された。対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かうさまを描いた本作。ダブル主演を務める竹内涼真と横浜流星が、初めて一緒に芝居をするシーンに密着した。(『アキラとあきら』現場レポート全4回中第1回)竹内と横浜から放たれる、息を呑むほどの存在感緊張感と期待感。そのシーンを劇場のスクリーンで目にする方もそれを感じるはずだが、撮影の現場においてもその場面にはある種の緊張感と期待感が漂っていた。竹内涼真と横浜流星が並び立ち、向き合う。ふたりは初共演にして、尚且つ本作の撮影において初めて一緒に芝居をするのがこの場面で、そこに加えて両者が対峙してぶつかるシーンでもある。池井戸潤の同名小説を原作とした『アキラとあきら』。同じ名前を持ちながら、まるで異なる境遇の下で育った“アキラ”と“あきら”が、揃って日本有数のメガバンク・産業中央銀行に入行。共に有望株として切磋琢磨するふたりの運命がある局面で交差して、それぞれの宿命に立ち向かうことになるという、異色の経済ドラマにして出色の青春ドラマだ。竹内が演じるのは、父の町工場の倒産から辛い幼少時代を送り、人を救うバンカーになるという理想を抱く有能で熱き銀行員・山崎瑛。それに対して、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で、冷静沈着で頭脳明晰なエリート銀行員・階堂彬を横浜が演じる。『アキラとあきら』冒頭で記した場面は、新入行員研修後の打ち上げのシーン。それぞれチームを率いて競ってきた山崎と階堂が、研修のプレゼンテーションを振り返りながら、お互いの胸の内をぶつけ合うことになる。撮影が行われたのは、本編のインから2日目の2021年7月21日。前日20日の初日から竹内、横浜とも出番があったが、それぞれの研修チームでのシーンを撮影していたため、共演はなし。撮影現場においては、この日が初顔合わせとなった。ロケ場所は、港区にある東京湾に面したレストラン。仲間たちが店内で騒いでいる中、ひとり外れてテラスで夜風に当たっている階堂のもとに、山崎がやって来る。ナイトシーンのため、夕方から段取りを始めて、日が暮れてから撮影となったが、海をバックにスーツ姿のふたりが隣り合っているだけでそれこそ緊張感と期待感が十分だ。その容姿と体格とオーラで、目を見張るのはもちろん、息を呑ませるほどの存在感がある。動と静。竹内と横浜には、それぞれそんなイメージがあるかもしれない。そうした意味でも山崎と階堂の配役はぴったりだが、山崎が熱いだけでは、また階堂もクールなだけではないように、竹内と横浜もそこにとどまらない。いや、そんなふたりだからこそ、山崎も階堂も型どおりではない奥深い人間味を感じさせる人物となっている。山崎を煽るような階堂の言い草。階堂を圧するような山崎の言い様。そこに山崎の優しさも階堂の哀しさもにじむ。繰り返せば、まだ撮影2日目。それでもそこにはこれまで背負ってきたものを血肉としてきた、山崎と階堂が確かにいる。タイプや見た目は違っても、共に一流であるというのも、山崎と階堂のコンビ、そして竹内と横浜のコンビの共通点だろう。対峙シーンで見せたそれぞれの現場の臨み方『アキラとあきら』現場の臨み方自体は、ふたりはやはりそれぞれ異なる。本作のメガホンを取った三木孝浩監督は、キャスト陣と話し合いながら芝居を固めてシーンを作っていくが、その中で率先して意見やアイデアを出していくのが竹内だ。例えばこのテラスのシーンでも、段取り、カット毎のテストを経て、「あの感じで動こうと思います」と監督に確認を取っていた竹内。一方、横浜は同じ確認にしても、本番を終えたところで監督にあらためて是非を伺う姿が見られた。事前に決める竹内の方が慎重で横浜の方が果敢だとも、事後を気にする横浜の方が念入りで竹内の方が大胆だとも言える。また実は竹内こそ静の理論の人で、横浜こそ動の行動の人にも思えてくる。しかし、どちらも突き詰めて芝居を考えているというのは一緒で、目指す高みももちろん同じ。違うけれど、重なり合う。そこがまた面白い。後日の撮影で、こんな印象的な姿があった。やはり山崎と階堂が対峙する場面。本番が終わって、ふたりはカットの態勢のまま顔を見合わせて監督のジャッジを待つ。監督から帰って来たのは、「もう1回いきます」の声。見ている分には素晴らしい芝居だったが、竹内と横浜は監督の言葉を受けて、頷き合っていた。言葉は交わさずとも、それぞれ自分の芝居にも相手の芝居にもなにか引っかかるところがあったのか、納得とばかりにただ頷き合って、また体勢を立て直す。重なり合っているだけでなく、通じ合ってもいるのだ。手つなぎショット実現!?素顔のふたりの心の距離は?息が合うと言えば、宣伝用の撮影。今回、SNS用として撮影合間にさまざまなふたりの姿が撮影されていたが、ある日の撮影では本編では絶対観られない、ふたりの手つなぎショットが実現。これはスタッフが指示したものではなく、遊びの中でたまたま気が合って出たもの。その画像を見て、横浜は「これを映画のポスターに!?(笑)」と冗談を飛ばしていた。そんなふたりがもたらす、緊張感と期待感。少なくとも撮影現場においては、またふたりの撮影風景を取材する者にとっては、素顔のふたりの距離がどんなふうに近づいていくのかという点でも緊張感と期待感があった。話を戻して、レストランのテラスのシーン。立ち位置についたまま、監督とスタッフの打ち合わせと準備が終わるのを待つふたり。体的な距離は近いが、心的な距離はまだありそうなふたり。そこで口を開いたのは、竹内だった。身体を横浜の方に向けて、「流星くんは……」と竹内が話しかける。ロケ地の近辺の話から始まって、やがてはふたりして海を見ながらお互い知っている場所や店の話題で盛り上がっていた。思えば、衝突こそしてしまうがテラスのシーンで最初に口を開いたのも、竹内扮する山崎だ。話しかけた竹内にしても、話しかけられた横浜にしても、文字どおり緊張感と期待感でいっぱいだったかもしれない。しかし、きっかけさえあればいい。徐々に打ち解けていったようで、合間には、竹内が横浜に自分のネクタイの結び目をチェックしてもらうという和やかな姿も見られた。『アキラとあきら』メイキングこの日の撮影が終わって撤収が始まる中、スタンバイ場所に戻ろうとする横浜に竹内が「流星くん!」と声を掛けた。「ちょっと見ていかない?」。ちょうど監督がモニターベースで手前の撮影シーンの確認を再度しようとしていたところで、横浜も駆け寄る。モニター画面の中、「人を信用できない人間が、人に金なんて貸せるのか」と迫る山崎に、階堂が「俺はただ、共感や同情で金を貸したくないだけだ」と言い放って去っていく。一方、モニター画面の外では、ここでも頷き合い、そして顔を見合わせて微笑み合っていたふたり。もはやそこに懸念事項としての緊張感はない。もちろん物語上や芝居上の緊張感はあっても、あとはふたりが織りなす作品に対する期待感しかない。そしてそれは、確実に感動という結果となって戻ってくる。『アキラとあきら』にぜひ緊張して、期待してほしい。取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月30日8月27日、28日の全国映画動員ランキングは、『ONE PIECE FILM RED』が首位を守り4週連続トップに記録を伸ばした。2位も先週と変わらず、公開5週目の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。竹内涼真と横浜流星がダブル主演を務めた『アキラとあきら』が初登場で3位にランクインした。本作は池井戸潤の同名小説を基に、貧しい幼少期を過ごし、“人のために金を貸す”という信念を持つ青年と、仕事に対して冷めている御曹司の、対称的なふたりの新入社員の姿をメガバンクを舞台に描かれる。監督は三木孝浩。続く4位には、公開14週目に入った『トップガン マーヴェリック』がつけている。5位には、観客の投票によってポケモン映画の上映作品を決める企画第3弾『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』が入った。そのほか新作では、阿部寛が主演を務めた『異動辞令は音楽隊!』が初登場7位にランクイン。仕事一筋だった刑事が、行き過ぎた捜査が原因で、“警察音楽隊”へ異動を命じられ、それまでとはまったく異なる職務に戸惑いつつも奮闘する姿が描かれる。監督は内田英治。共演は清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、板橋駿谷ほか。ジョーダン・ピール監督の新作『NOPE/ノープ』は初登場9位に入った。『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤと再びタッグを組んだスリラーで、田舎町を舞台に、牧場を経営している男女の平穏な日常が、空を飛ぶ謎の物体や人ではない何かに脅かされていく様子が描かれる。出演は、キキ・パーマー、スティーヴン・ユァン、マイケル・ウィンコット、ブランドン・ペレアら。10位には『パウ・パトロール 大空のミッション・パウ ロイヤルストーンをとりもどせ!』が先週11位から順位をあげてランクインしている。『アキラとあきら』次週『この子は邪悪』『さかなのこ』『スーパー戦闘純烈ジャー追い焚き☆御免』『特「刀剣乱舞花丸」華ノ巻』『ブレット・トレイン』『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ONE PIECE FILM RED』2位『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』3位『アキラとあきら』4位『トップガン マーヴェリック』5位『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』6位『ミニオンズ フィーバー』7位『異動辞令は音楽隊!』8位『キングダム2 遥かなる大地へ』9位『NOPE/ノープ』10位『パウ・パトロール 大空のミッション・パウ ロイヤルストーンをとりもどせ!』
2022年08月29日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の公開初日舞台挨拶が26日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、児嶋一哉、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。印象的だったシーンを聞かれた竹内は、「流星くんとで言うと、雨のシーン。みなさん、なんで山崎は傘を差さないんだろうと思ったでしょう。スコールみたいに降ってるんですけど、山崎は絶対に傘を差さないんですよ。一方階堂は運転手さんにしっかり差してもらってね」と明かし、横浜も爆笑。竹内は「2人の気持ちのぶつかり合いのシーンは印象的でしたし、雨待ちの時間も長くて、流星くんと濃い話をできたので、すごく印象には残ってます」と語った。イベントでは作品名にちなみ、融資したいほど情熱を注いでいるものを発表するトークコーナーも。横浜は「流星と芝居」というフリップを掲げ、客席からは拍手が起こる。「みなさんそうだと思うんですけど、僕は情熱を注ぐものが他になくて、これしかないので。これがなくなったら自分じゃないので。まだまだというのがわかってるからこそ、注ぎたいなというので、芝居にしました」と意図を明かした。また「涼真と潤」という竹内は周囲から訝しがられると、「池井戸潤」の「潤」だと説明。「“さん”とかつけようと思ったんですけど、なんか『潤』というのがかっこいいじゃないですか」と弁解しつつ、「池井戸さんの作品、3作目なんですよ。本当にご縁があるなあと思いまして、こういう素晴らしい原作のストーリーの1人として、3度もやらせていただけるのも誇りですし、自分の中でひとつ宝物になったなあという意味で潤」と熱い思いを表す。一方、「六本木と迷ったんですけど……」と現在放送中のドラマ『六本木クラス』にかけると、ユースケから「作品違うからね!?」とつっこまれていた。
2022年08月26日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の公開初日舞台挨拶が26日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、児嶋一哉、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。高橋は「今日は初日ということで、ソワソワして普段より早めに起きちゃいまして、そこからずっと会場まで主題歌を聴いて、だいぶ“アキラベーション”を上げてきました」と挨拶する。イベントでは作品名にちなみ、融資したいほど情熱を注いでいるものを発表するトークコーナーも。高橋が「(魚の)ベタです」とフリップを掲げると、竹内が「ベタの絵、海人が描いたの? めちゃくちゃうまくない!?」と驚いていた。高橋は「最近、ベタを飼い始めまして。びっくりしたのが、生活が整って整って仕方ないんです」と明かし、「今まで2度寝用に設定してたアラームも、1回目がベタに餌をあげる用になったり。誰かのためにしてあげる、父性本能みたいなものが生まれまして、熱注ぎまくってますね」と語る。横浜は「さっきも2人で話したもんね」と竹内と高橋の魚トークを暴露。ユースケが「ベタって闘魚だから、鏡を見せると自分と闘って疲れて死んじゃうんですよ。だから鏡に映しちゃダメよ」と注意すると、竹内は「でも、フレアリングさせないとヒレがくっついちゃうんだよね」と説明し、「そのうち絶対に水槽を大きくするから。間違いないよ」と高橋に忠告していた。
2022年08月26日竹内涼真と横浜流星がW主演を務める映画『アキラとあきら』が公開されている。本作は池井戸潤の同名小説の映画化で、育った場所も信念も違うふたりの男、山崎瑛(アキラ)と階堂彬(あきら)が銀行を舞台に向かい合う姿を描いた作品だ。監督を務めた三木孝浩は、『僕等がいた』『青空エール』『今夜、世界からこの恋が消えても』など恋愛映画、青春映画を数多く手がけているが、本作は三木監督がこれまでに描いてきたドラマに通ずる要素が多く、監督のキャリアに対する考えとシンクロする部分のある作品になっている。三木監督はどのような想いで本作と向き合ったのか? ふたりの俳優をどう見たのか? 公開前に話を聞いた。竹内演じる山崎は幼少期に父の町工場が倒産し、貧しい中で育ちながら“人を救う”ことを目的に銀行員になる。一方、横浜演じる階堂は、老舗の海運会社の御曹司だが親戚のいざこざに嫌気が差し、親の跡を継ぐことなく銀行員になる。何があっても困っている人の力になりたいと奔走し続ける山崎と、情を捨てて冷静さを失わない階堂。ふたりは同じ年に入行し、それぞれが宿命や苦境に立ち向かいながら成長を遂げていく。そんなある日、階堂家が経営するグループ企業に危機が訪れ、山崎が担当を願い出たことからふたりの人生が交差する。原作者の池井戸は『半沢直樹』や『空飛ぶタイヤ』など映像化の多い作家だが、三木監督は「池井戸さんの作品なので、ある種の勧善懲悪ものかと思っていたら、原作を読むとそれとは違うカタルシスを感じさせる作品だった」と振り返る。「相手をやりこめて、叩き潰して快感を得るのではなく、自分と意見の異なる相手とどのようにやりとりしていくのかが描かれている。主人公ふたりの成長ドラマが中心にはあるんですけど、他のキャラクターも単なる悪役ではなくて、それぞれに矜持があり、信念がある。その相手を“論破”するのではなくて、自分の意志を伝えながら乗り越えていく。そこにすごく感動したんです」だからこそ本作では自らの信念と意志で壁を乗り越えようとするアキラとあきらの演技が重要になる。ポイントは竹内涼真と横浜流星はどちらも映画の主演を務められるだけの実力を持ちながら、演技に対するアプローチが違うことだ。「そうなんです。ふたりの芝居に対するアプローチが違うことがこの映画では重要になりました。横浜流星くんはすごく感情を大事にする人で、ちょっとした感情のゆらぎでさえも、表面的に演じるのではなく、ちゃんと自分の心を揺らして演じようとする。どちらかと言えば女優さんに多いタイプなんじゃないかと思う。一方で竹内くんは強い意志をぶつけてくるタイプなんです。だから山崎と階堂のキャラクターの違いと、ふたりの演技のタイプの違いがすごく合ったんですよね」三木監督は竹内演じる山崎と、横浜演じる階堂のシーンでカメラの位置や画面の色味を丁寧に調整している。その想いが表情のひとつひとつにしっかりと宿っている竹内のシーンは、色温度の高い暖色系の色味の画面で、カメラは彼の表情をしっかりと捉える。一方、複雑な環境で育ち、内面が謎に満ちている階堂を演じる横浜のシーンでは寒色系のトーンで画面をまとめ、カメラを少し引き“階堂のいる空間そのもの”を切り取っていく。「小説とくらべると映画は短い尺の中で語らなければならないので、ふたりの関係の振り幅を大きく描くために“対立”の構造を色濃く見せたいと思っていました。竹内くんのシーンは表情をしっかりと撮りたいと思いましたし、横浜くんのシーンは観客に彼が一体、何を考えているのか想像してほしかった。だから、そんな想いがカメラ位置にも出ているのかもしれません」やがて物語が進み、ふたりの人生が交差し、それぞれが自分の信念をぶつけ合う中で、画面の色合いや、俳優をとらえるフレームも少しずつ変化していく。ドラマ的な面白さや俳優の演技だけでなく、映画としての“語りの変化”も本作の見どころのひとつだ。「今回の作品は自分の演出意図がすごく出しやすい題材だったのかもしれません。恋愛映画だと、どうしても観る方の主観であったり、観る方の恋愛経験が乗ってくる難しさがあるんですけど、今回はキャラクターの描き方もしっかりと俯瞰的に考えることができた。だから迷いなくできましたね」『アキラとあきら』は“観る人を勇気づける映画”にとは言え、映画を観ると本作はこれまでに三木監督が描いてきた要素がしっかりとつまっていることがわかる。異なった境遇や価値観、宿命を背負った人間が出会い、単なる“好き/嫌い”を超えてお互いを理解していくドラマ、人物を描写する際に俳優だけでなく“俳優とその背後にある自然”を重ね合わせる演出……ジャンル的には“恋愛映画”と呼ばれる作品群の根底にあった三木監督のカラーやこだわりが本作でも色濃く描かれている。「そうですね。この映画も基本的には“相互理解”の話です。ただ、僕はそのことについては悲観的なんです。現実の世界では相互に理解し合うことはなかなかできないからこそ、映画の中、フィクションの中では希望を描きたくなるんだと思います」監督が語る通り、本作も“希望”の物語だ。山崎と階堂はそれぞれの信念や理想を貫こうと奮闘し、どんな窮地に追い込まれても絶対にあきらめない。絶対に想いを曲げない。その姿に監督も思うところがあったようだ。「池井戸さんが『この小説には自分の青臭い部分が出ている』とおっしゃっていたんですけど、僕はそこがすごくいいなと思ったんです。僕も生きていく上では仕事していかなきゃいけないわけですけど、それ以前にまずは映画を観ている方を楽しませたい、と思っています。映画はライフラインではないですし、生きていく上で絶対に必要なものではない。だからこそ、映画をつくる限りは観客に何かを持って帰ってもらいたいですし、観ることで何かしらプラスになってほしい。だから映画の中で竹内くんが『誰かを救うことで自分も救われるんだ』ってセリフを言うんですけど、それが自分にはすごく響いたんです。僕はつくった映画を“誰かが楽しむこと”が救いになる。だからそういう意味では銀行と映画は違いますけど、“仕事”という観点で重ねて見ていたのかもしれないです」三木孝浩監督本作『アキラとあきら』は銀行を舞台に、バンカーたちが奮闘する姿を描いた激動のドラマだが、その根底には異なる信念をもつふたりの男の友情と相互理解、それぞれが信念や理想を胸に宿命に立ち向かう姿が描かれる。竹内涼真と横浜流星、ふたりの俳優が全身全霊で“希望”を語ろうともがく姿は多くの人の心をとらえるだろう。「僕はふたりとは少し年齢が離れているんですけど、撮影現場でふたりを観ていると勇気をもらえたんですよね。つくる前から観る人を勇気づける映画にしたいと思っていましたけど、ふたりが劇中のセリフを血肉にして、思った以上の強さをもったキャラクターにしてくれた。そのことに撮影中からスタッフもみんな胸を打たれていましたし、僕自身も本当に監督冥利につきるというか、この作品に関われたことが幸せでした」『アキラとあきら』公開中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月26日竹内涼真主演「六本木クラス」第8話が8月25日放送。龍河に襲われ殴られる葵…そこに現れた新が葵を助け、そして優しくハグする…その際の葵の表情に視聴者からは「デレデレじゃないか!」「お目目キョロキョロ可愛い」などの声が送られている。Netflixで配信され日本でも一大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日本の六本木を舞台にリメイクする日韓共同プロジェクトとなる本作。居酒屋「二代目みやべ」をオープンするが妨害に遭い、ビルごと購入して移転した宮部新を竹内さんが演じ、「長屋ホールディングス」に来ないかと誘われる麻宮葵に平手友梨奈。高校時代から新を知る楠木優香に新木優子。新の父・信二を殺めた過去を持つ長屋龍河に早乙女太一。龍河の父で日本の外食産業トップに君臨する長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之。茂の愛人の子どもである長屋龍二に鈴鹿央士。「二代目みやべ」で働く内山亮太に中尾明慶。綾瀬りくにさとうほなみといったキャストが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。葵を長屋ホールディングスへスカウトするため龍河が「二代目みやべ」に現れる。葵はカフェで龍河を持ち上げ気分を良くさせると、彼は12年前の事件のことをベラベラ話し出した。すると葵はその内容を公にすると告げ、怒って掴みかかろうとする龍河をかわして店の外に逃げ出すが、追いかけてきた龍河に襲われる。葵を殴りつけスマホを奪おうとする龍河だが、そこに新が現れ葵を助ける。そして龍河は逮捕。葵は龍河が信二を轢いたことを自白した音声をネットに流したことで長屋の株は暴落。その隙を狙って新は長屋ホールディングス専務の相川京子(稲森いずみ)に茂の解任決議を出しましょうと提案する。しかし葵は解任決議を承認させるには2つ条件があると話す。それは龍河の立件と茂が彼を長屋に残すことだと…というのが今回のストーリー。序盤で龍河に襲われた葵を抱きしめる新。2人のハグに「葵ちゃんと新の温かいハグは良きでした…」といった反応とともに「ハグ、ハグ!葵の表情」「大好きな社長にハグされた葵ちゃんの嬉しそうな顔よ!デレデレじゃないか!」「ハグ来たー葵ちゃんお目目キョロキョロ可愛い」など、愛する新にハグされた葵の表情に注目するコメントも多数。一方、警察への出頭を決めた龍河だが、茂は突如記者会見を開き、全ての罪を龍河に被せ彼を“切る”…。マスコミを前に必死に涙をこらえ「全て僕の過ちです」と答える龍河を演じた早乙女さんには「表情変化というか特に目元口元の表現力が豊かすぎて…衝撃と悔しさの瞳よ」「ここまでのヒール役がこなせるなんて、凄い」「目元口元だけでも伝わる感情の変化と演技力はレベチです」など絶賛の声が送られている。【第9話あらすじ】茂の解任決議は否認され大勝負に出た新たちは負ける。それでも相川に「絶対勝ちなさい」と背中を押された新は、改めて茂への復讐を誓う。そんななか「二代目みやべ」のもとへ再び料理対決番組への出演のオファーが来る。迎えた料理対決の1回戦。対決を前に緊張するりくを新たちがスタジオで見守っていると、そこへ優香と龍二が現れる…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年08月26日現在放送中のドラマ『六本木クラス』で主演を務める竹内涼真さん。原作の韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』は本国のみならず、日本でも異例の大ヒットを記録した作品なだけあり、出演オファーを引き受けるのは、プレッシャーも大きかったはず。演者や舞台が変われば、自ずと魅力が違う作品になる。「僕も、『梨泰院クラス』は面白いと思いながら楽しんで見ていました。リメイク作品というのは、いろいろな意見があるとは思いますが、この大ヒット作をこんなに早いタイミングでリメイクするという挑戦的なプロジェクトに、自分の名前をあげていただいたのであれば、受けないわけにはいきません。プレッシャーがないと言えば嘘になりますが、それ以上にみんなと同じ方を向いて取り組むことを大事にしています」ジャパン・オリジナルとして再構築するにあたって、とくに意識したこともなかったという。「どの作品でも取り組み方は一緒ですし、内容は原作と同じでも、演者や舞台が変われば、自ずと違う魅力を持った作品になると思っています。原作よりも短い話数の中で、どこをしっかり見せなければいけないか、台本も練りに練って作られているので、すごくテンポもいいですし、短さも気にならないと思いますね」竹内さんが演じるのは、自身を絶望の淵に追いやった絶対権力者に罪を償わせるべく復讐を心に誓い、仲間と共に立ち向かっていく宮部新。「新は第1話で人を殴り、少年院に入ります。でもそれは、彼の正義を貫いた結果でもあるんです。ただ、その表現の仕方が新は下手で。そういった過去を乗り越え、仲間に力を借りて、貪欲に自分のゴールに向かって突き進んでいく姿が人として魅力的に映ればいいなと思います」本作はWヒロインを務める新木優子さん、平手友梨奈さん、そして新が復讐を誓う絶対的権力者に扮する香川照之さんなど共演者も超豪華!「今回、台本がすごく緻密で、キャラクターそれぞれの純粋な欲みたいなものが素直に描かれているんです。だから演じやすいし、気持ちも乗りやすいということもあって、キャストのみなさんのお芝居が本当に魅力的で強い。現場ではみなさんの演技から刺激をもらっています」竹内さん的見どころは?「主軸は復讐劇ですけど、恋愛があったり、青春劇でもあります。六本木クラスの中に生きる人々が、最後どうなるのか、誰かしらに感情移入して見てもらえる充実した1時間になるんじゃないかなと思います。あと、注目してほしいのは挿入歌。僕も聴いて驚いたのですが、いろいろなサプライズがあるので、みなさんぜひ楽しみにしていてください」『六本木クラス』宮部新(竹内)は、父親を死に追いやった長屋ホールディングスの後継者候補・長屋龍河(早乙女太一)と事件をもみ消した会長・長屋茂(香川)に罪を償わせるべく復讐を誓う。テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~放送中。たけうち・りょうま1993年4月26日生まれ、東京都出身。主演映画『アキラとあきら』は8月26日公開。日本テレビとHuluによる共同制作のドラマ『君と世界が終わる日に』シリーズで主演を務めるなど多数出演中。※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・的場 亮インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2022年08月22日竹内涼真が主演する「六本木クラス」第7話が8月18日放送。香川照之演じる茂からヘッドハンティングされた葵…香川さん相手に堂々たる演技を見せる平手友梨奈に「対等に堂々たる演技」など、今週も多くの反応が寄せられている。2020年1月から韓国で放送され、3月からはNetflixでも配信されたことで日本でも大ブームとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日本の六本木に舞台を移しリメイク。日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡取り息子・長屋龍河が運転する車によって父の命が奪われ、しかし権力の力でその事実は揉み消されたうえ、逆に龍河を暴行したことで自らが刑務所送りに…出所後、六本木に自分の店「二代目みやべ」をオープンして長屋親子に復讐を誓う宮部新役で竹内さんが主演する本作。新に対する自らの想いが愛だと改めて気づいた麻宮葵に平手さん。新から想いを寄せられ続けている楠木優香に新木優子。長屋ホールディングス会長・長屋茂の愛人の子どもで葵のことが好きな長屋龍二に鈴鹿央士。新の父・信二を轢き殺した罪を揉み消された長屋龍河に早乙女太一。一軒の定食屋から長屋ホールディングスを成長させた長屋茂に香川さんといった俳優陣も出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「二代目みやべ」の入っているビルが茂に買われ、新たちはビルを立ち退くことになるが、新は別のビルを購入し、そこに新たに店を開店することに。開店の準備をしていると田辺弘子(倍賞美津子)が店の前を通りかかり、その場所に店を出すと1年以内に必ず潰れるなど縁起でもないことを言ってくる。一方、葵は長屋ホールディングスのセミナーへ。茂は葵を呼び出し食事に誘うと、長屋に来ないかと“ヘッドハンティング”する…。「あなたの手腕は素晴らしい」と評価する茂に、葵は「ありがたいお話しですがお断りします」ときっぱり。そんなに新に魅力があるのかと問う茂に、葵は「会長もよくご存じですよね…。だからうちの社長と二代目みやべが気になって仕方がない」と返したうえで「社長じゃなく私に興味が出てきたら、その時また声をかけてください」と続ける…。茂と堂々渡り合う葵…香川さんと1対1の芝居を繰り広げる平手さんに「いや~圧の強い香川さんと対峙できるのは友梨奈ちゃんしかいないわ」「香川照之と合間見えて一触即発の絵が撮れる21歳おらんやろ」「すごいねぇ平手ちゃん香川さんと対等に堂々たる演技」といった反応が送られる。その後、新と優香が2人で一緒に帰ったことを知った葵は、翌日「絶対付き合わないで」「もし付き合ったら、ここを辞めます」と新に告げる。「何言ってんだ?」と答える新に「とにかく本気なんで」と返答、さらにウインクまでする葵だが、新は葵の行動の意味が理解できず…。そんな新に「葵ちゃんのビームが通じない鈍感社長」「新は葵のことを妹としか見てないのが辛いねぇ」「葵の気持ち気付いてないの鈍感にも程があるけど、新は優香しか見てない」などの声も上がっている。【第8話あらすじ】龍河が葵をスカウトするため現れた。新は「葵の人生は葵が決める」と冷静さを見せるが…。龍河とカフェに入った葵は、条件の話をしながら龍河や長屋を持ち上げ2人は盛り上がる。気分を良くした龍河が12年前の事件のことをベラベラと話し出すと、葵はその内容を公にすると告げ、龍河をかわして店の外に逃げ出すが追いかけてきた龍河に襲われ…!「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年08月19日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の会社員試写会が18日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。この日は社会人1〜10年目の会社員が集まり、竹内も「僕、来年で10年経つんですよね。いろいろ振り返ると、1年目と今で考え方も全然違うし、毎年変わる。精神的にも人としても1年目と比べると大きくなったなと自覚しますし、求めるものも高くなっていきますし、比例していろんなものが見えてストレスだったりとか感じてくる年になって、10年20年と続けていくにはどうしたらいいんだろうとは考えます」と自身の変化を明かす。さらに竹内は「僕は好きな仕事をしているので、どんどん上に行きたいし、いいものを作りたいと思っていく過程で1人じゃできないので。自分のイメージとそれを共有する仲間がいて、仲間たちとどういう風にいいセッションをしながら高め合っていけるか、楽しい部分も難しい部分もある。精度をあげていくために日々努力しなければいけないし、やっぱり難しいのでストレスもかかるし、ものづくりとはこういうものだと痛感しながら毎日やってます」と社会人としての日々について語った。横浜との共演については、竹内が「日が暮れてからの撮影だったので、3時間くらい空いて、そこでいろんなことを話し込んで、言えないような話もたくさん」と距離を縮めた様子。横浜も「台本から話し合って変わったシーンが結構ありましたね。リングを渡すシーンとかも」と気になるシーンの裏側を少し明かしていた。イベントではビジネス用語・銀行用語などに関する「難問クイズ」も行われ、2人はタッグを組んで挑むことに。難問だったものの、観客も拍手で答えを教えるという協力体制で最終的には賞品である4.8kgの肉を獲得していた。
2022年08月18日