藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の特別映像が28日に公開された。同作は吉田修一による同名小説の実写映画化作。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。今回公開されたのは、竹内演じる田岡の激しいアクションシーン。猛スピードで走る列車の中、スーツケースを持つ怪しげな男の後をつける田岡だが、扉の先に男が待ち伏せており、一触即発の肉弾戦となる。攻撃をしかけてくる男に果敢に挑む田岡はあらゆるものを駆使し、どうにか抑制しようとするが、追いつめられてしまう。さらにはサンドバックのように体を殴ら続け、猛スピードで走る列車から振り落とされそうになるという、絶体絶命の様子を見せる。撮影の合間に入念なリハーサルをこなし、全てスタントなしでの撮影に挑んだ竹内。本作の大瀧亮プロデューサーはこのシーンの撮影について「竹内さんは見せ場となる列車内でのアクションに向けて非常に緊張もされていましたが、鍛え上げてくださった肉体のおかげもあり重戦車のようなパワーとそれでいてしなやかなアクションを体現してくださいました。見た目にはなかなか伝わりにくいかもしれませんが、実際に動いている列車の中でのアクションなので体が左右に振られたり、足元が覚束ないという枷を背負いながらやっていらっしゃるということを認識した上で観ると、その凄さが伝わると思います」と振り返っている。
2021年01月28日3月からようやく撮影がスタートする長澤まさみ(33)の主演映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』。’18年の連続ドラマから始まり、’19年には映画化。昨年公開した映画第2弾の『プリンセス編』は興行収入30億円を超える大ヒットとなった。実は準備稿ではあるものの、今回の『英雄編』台本の出演者欄に竹内結子さん(享年40)と三浦春馬さん(享年30)の名前が載っていたというのだ。ファンたちにとっては、まさに“奇跡の映画”となるはず。その陰には、長澤の熱い思いがあったという。「彼女はずっと、竹内さんや三浦さんとの“再共演”を熱望していたんです。竹内さんとの初共演は’03年公開の映画『黄泉がえり』。そのときにデビュー間もなかった長澤さんに主演の竹内さんが優しく接してくれたそうです。以来、彼女にとっては竹内さんがずっと“憧れの女性”になっていたといいます。映画化の際に、共演を熱望したのも長澤さんでした。また三浦さんについても、長澤さんが当初から猛プッシュしていました。実はもともと、三浦さんは2作目までしか出演しない予定だったのです。しかし、彼女は三浦さんを『撮影初日からまぶしくて。いまだかつて、この作品にこんなまぶしい人がいただろうかというぐらい』と絶賛。結果、3作目では主要キャストになることが決定していました。そんな2人が亡くなった後、長澤さんは『このシリーズはもう終わらせたい……』と漏らすほどショックを受けていました。ただいっぽうで、この作品が“2人との最後の接点”でもあったということ。そう思い直したことで、改めて“再共演”したいという意向を抱くようになったといいます」(芸能関係者)さらに長澤だけでなく、スタッフたちも『もう一度だけ2人の共演を実現させたい!』と奔走していた。「コロナ禍に加えて脚本がすべて白紙になったことで、調整は困難を極めました。しかし1月に入ってからもスタッフが海外に飛ぶなど、実現に向けて動き始めています。すべては、2人との“共演作”を最高のものにしたいからです。この映画に関わっている人たちはみんな、竹内さんと三浦さんが今でも欠かせない存在であると思っています。だからこそ、もう一度出演させることによって『彼らは作品の中で生きている』というメッセージを伝えたいそうです」(前出・芸能関係者)公開は来年を予定。再びファンの心を揺さぶる作品となりそうだ。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月26日「年明けから緊急事態宣言が発出されるなか、『コロナ禍で本当に撮影できるのか』と不安の声も上がっていました。しかし、ようやく3月半ばから4月にかけて撮影がスタートすることで決定したそうです。そしてまだ準備稿段階なのですが、台本にはしっかりと“あの2人の名前”が載っていたんです!」(テレビ局関係者)先週号の本誌で今年の春にクランクインが予定されていることを報じた、長澤まさみ(33)の主演映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』。’18年の連続ドラマから始まり、’19年には映画化。昨年公開した映画第2弾の『プリンセス編』は興行収入30億円を超える大ヒットとなった。そんな人気シリーズの映画化第3弾とあって早くも注目を集めているが、実は準備稿の出演者欄に竹内結子さん(享年40)と三浦春馬さん(享年30)の名前が載っていたというのだ。「竹内さんが演じたのは、主人公のダー子が尊敬する美しき詐欺師のスタア。そして三浦さんは、天才恋愛詐欺師のジェシーを演じていました。映画版から登場した2人の演技は、1作目も2作目も大好評。そのため当初、3作目は竹内さんと三浦さんにスポットライトを当てるような作品にする予定だったんです。しかしメーンキャストになるはずだった2人が亡くなられたことで、計画は頓挫。脚本も白紙に戻ってしまい、イチから書き直しせざるをえない状態になっていました。そんな経緯があったため、キャストもスタッフも今回の“再共演”を聞いて大喜びでした。具体的には、1作目と2作目の製作時に撮っていた2人の映像や写真をうまく使って構成することになりそうです。まだ公開されていない未公開映像やカットもあるので、新しいジェシーとスタアが見られることになるでしょう」(前出・テレビ局関係者)三浦さん演じるジェシーは、映画1作目から話題だった。当時からネット上で『色気がすごい!』と絶賛の声が続出し、作品のヒットを後押ししていた。「天才恋愛詐欺師という役柄もあって、三浦さんは大人の色気を漂わせて熱演。細マッチョなボディとセクシーなしぐさで女性客を魅了していました。『プリンセス編』の興行収入が30億円を突破したのも、彼の功績は決して少なくなかったといわれています。今回も限られたシーンでの出演にはなるでしょうが、それでも影響力は大きいでしょう」(前出・テレビ局関係者)『英雄編』で、三浦さんと竹内さんは天才詐欺師として輝かしい姿のまま描かれることになるという。「準備稿に書かれていたのはメーンキャストである長澤さんと東出昌大さん(32)、小日向文世さん(67)らが思い思いに語るという内容です。三浦さんについては『いまごろ、ジェシーはどこで何をしているのかな……』『きっと、どこかで女をはべらせているんじゃないの?』などと回想。竹内さんについてもやっぱり同じで、『スタアはきっと、また大がかりな仕掛けを準備しているんだろうね……』と語るシーンでした。重要な場面に竹内さんと三浦さんについて触れるセリフを用意することで、今作でも2人の存在感は際立つことになるのではないでしょうか」(製作関係者)「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月26日「“受難続き”で続編製作を危ぶむ声もありましたが映画第3弾が、早ければ今春からクランクイン予定です」(芸能関係者)連続ドラマから始まった長澤まさみ(33)主演の『コンフィデンスマンJP』。’19年と’20年には映画が公開され、特に’20年の『プリンセス編』は興行収入30億円超えの大ヒット。しかしその裏で……。「公開直前に出演者の三浦春馬さん(享年30)が、2カ月後には竹内結子さん(享年40)が亡くなるという悲しい出来事がありました」(前出・芸能関係者)三浦さん、竹内さんは、第3弾にも出演するはずだったという。「2人の逝去によって、脚本にも変更が出たと聞いています」そう話すのは映画関係者。また撮影地も製作陣の悩みの種で……。「コロナ禍のため海外、国内どちらで撮るのか議論になっていました。結果、“海外ロケ敢行”の方向で製作側は意思を固め、実現に向けて調整中だそう。1月上旬からスタッフが海外に飛び、撮影場所を探していると聞いています」『コンフィデンスマンJP』の製作陣が海外にこだわるワケとは。「映画版第1弾は香港、第2弾はマレーシアが舞台。毎回、詐欺師が大富豪を華麗にだまして金を巻き上げるさまが痛快なエンタメ作品で、豪華なキャスト陣や海外ならではのド派手さが、映画版が支持を受けてきた大きな理由。あの世界観を作り出すうえで“海外ロケは不可欠”という判断なのでしょう」(前出・映画関係者)ロケ地の候補として名前が挙がっているのが、あのリゾート地だ。「最有力候補は、地中海のマルタ島だそうです」(前出・映画関係者)マルタ島は、真っ青な海に加え、大聖堂などの歴史ある建物が並ぶ街並みや古代の神殿といった世界遺産を擁する美しく神秘的な土地。「1月中旬現在、日本からマルタ共和国への渡航は、72時間以内に発行されたPCR検査による陰性証明書を提出すれば入国可能で、14日間の待機措置もない。“入国しやすい国”といえるでしょう。撮影を敢行するかどうかは、今後の感染拡大状況などを鑑みて流動的に対応することにはなるのでしょうが……」(前出・映画関係者)製作するフジテレビにマルタ島での撮影などについて問い合わせると、「映画製作の詳細についてはお答えしておりません」との回答。迫るクランクイン。仲間の死に落ち込んでいた時期があった長澤だが、前出の映画関係者によると、「今は気持ちを切り替えて第3弾の撮影に前向きだと聞いています」三浦さんも竹内さんも同シリーズの出演を楽しんでいたという。撮影実現の暁には、長澤がマルタの地で天国の2人に思いをはせ、祈りをささげることだろう――。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月18日竹内涼真主演、日本テレビ×Hulu共同制作ドラマとなる「君と世界が終わる日に」の初回が1月17日オンエア。竹内さんの“射手”姿と、茶髪&髭のワイルドなスタイルに多くの視聴者が魅了されている模様だ。竹内さんの日本テレビ連続ドラマ初主演作となる本作は、生き血を求めて人間を食らう化け物たちがはびこる“終末世界”を舞台にしたサバイバル×ラブストーリー×ミステリー。自動車修理工をしている間宮響を竹内さんが演じ、響の高校時代からの恋人で同棲中の研修医・小笠原来美に中条あやみ。響と来美の同級生で警察官をしている等々力比呂に笠松将。響が行動を共にする大学生の柊木佳奈恵に飯豊まりえ。等々力とコンビで行動する警部補の本郷大樹に大谷亮平。小説家の宇和島雅臣に笹野高史。引っ越し屋の甲本洋平にマキタスポーツ。甲本の部下でテコンドーが得意なユン・ミンジュンにキム・ジェヒョン。介護士の三原紹子に安藤玉恵。その娘の結月に横溝菜帆。“化け物”を研究する首藤公貴に滝藤賢一といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。来美にプロポーズするつもりだったその日、職場に向かった響は謎のトンネル崩落事故に巻き込まれ閉じ込められる。数日後トンネルを脱出した響だが、街から人が消え、職場の同僚は“化け物”となっていた。急いで自宅アパートに戻るが部屋に来美の姿はなく、バイク便の姿を追った響はその先で等々力と再会する。そこで響は化け物に噛み付かれることで伝染する“謎の感染症”がパンデミックを起こし、避難指示が出ていたことを知らされる。来美の勤務する病院にたどり着いた響だが、そこにあったのは来美の白衣だけで彼女の姿はない…。来美を探す響は2人が付き合うきっかけとなった弓道場を発見、そこで弓と矢を手に入れ、佳奈恵らに襲い掛かる“化け物”に反撃する…というのが1話のストーリー。SNSには「弓を放つ涼真くんは格好良かったです」「高身長だと和弓が映えるな…」「弓をひく響がかっこ良すぎ」「弓道の弓でゾンビやっつけるの斬新」など、響役の竹内さんが矢を射る姿に視聴者からの反応が相次ぐ。また「髭生えた竹内涼真最高」「今の竹内涼真の髪型といい髭といいとてもすてき」「髭になった竹内涼真が疲れた体に染み渡る...」など、竹内さんのワイルドな茶髪&髭姿も多くの視聴者から好評の様子だ。(笠緒)
2021年01月18日’19年の取材時に「2020年は破綻と崩壊の年になる」と、コロナ禍による混沌を予言するかのように警鐘を鳴らした江原啓之さん。その混迷の先にたどり着いた’21年はどんな年になるのか。どう生きれば、幸せをつかめるのか。気になる問いに、優しくほほ笑みながら答え始めた江原さん。迷えるいま、必要な言葉がここにありますーー。苦難の連続だった’20年を振り返ると、数々の悲しいニュースが思い浮かぶ。なかでも、新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)や岡江久美子さん(享年63)ら有名人の訃報は日本中に悲しみをもたらした。「確かに、あまりにやるせない出来事でした。ただ、それでも悲しむだけではなく、そこから何を学ぶかが大切。病気の残酷さを前に、私たちはウイルスとどう向き合うべきか明らかになりました。まずは医療崩壊を防ぐために、個々ができることをする。感染しない、させないためにマスクをつける。その際、『自分と家族さえ守ればそれでよい』という利他愛のない尺度は最も恥ずべきもの。『誰かの大切な人を守る』という、共感力と利他愛を尺度とした行動を選択することが大切です」また、昨年は東出昌大(32)、渡部建(48)、瀬戸大也選手(26)といった有名人の不倫が次々と報じられ、そのたびにネットを中心に激しいバッシングが巻き起こった。「彼らの行動に問題があることは明白ですが、私が憂うのは“一億総モラハラ時代”とでもいうべき世間の風潮です。自分のことは棚に上げ、正義を振りかざし、相手が立ち上がれないほど叩くネットの世界の住人は、想像力が欠如した不幸な人たち。もし、そんなバッシングにより自死を考えるほど悩んでいる人がいるとしたら、“放念”することの大切さを伝えたい。だって、幸せな人は意地悪しませんから。ネットにそんな書き込みをするような不幸せな人には関わらなくていいのです」そして、三浦春馬さん(享年30)、竹内結子さん(享年40)らの命を絶ったニュースも、世間に大きな衝撃を与えた。このことについて問うと、江原さんはひと呼吸置き、静かに語り始めた。「『彼らはなぜ死を選んだのか』と釈然としない思いを抱え、自らのたましいを悪いほうへ向けてしまう人もいると思います。そうした方々のためにあえて言いますが、私は『お2人はつらくて追い詰められて死を選んだのではない』と思うのです。何が原因とか誰が悪いとかではない。一生懸命に生きている人ほど、魔が差すことがあるものなのです。くたくたに疲れ、自分を見失い、“もういいかな”とふと思った瞬間に思ってもみない行動に出てしまう。他人や社会に対して常に誠実であろうとするあまりに起きてしまった不幸であり、逆に言えば、お2人の誠実なお人柄が私には強く印象に残りました。いずれにせよ、混沌のなかでは“もういいかな”は連鎖しやすい。責任感が強く、ひとりで抱え込んでしまいがちな方は、特に深刻な状況に陥りやすい。アメリカのようにもっと気楽にカウンセリングを受けられる環境づくりも必要だと思います」「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月16日NHK紅白歌合戦に初出場するシンガーソングライター・milet(ミレイ)。「年齢も公表しておらず、業界でも“謎だらけの女性”とされていますが、カナダへの留学経験があり、歌唱力も定評があります」(レコード会社関係者)’19年にメジャーデビューしてから、わずか2年での紅白出場は快挙だが、彼女にはさらなる夢があるという。「歌手と女優の“二刀流”です。好奇心旺盛な彼女はデビュー当時から、『ゆくゆくは女優にも挑戦してみたい』と、言っていました。11月には主題歌を担当したドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)の第5話で、ストリートミュージシャン役で出演しています。今後は、彼女の演技を目にする機会も増えていくことになると思います」(miletを知る音楽関係者)実は彼女には憧れている女優がいた。’20年9月に急逝した竹内結子さん(享年40)だ。「’19年に放映された『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)は竹内結子さんの最後の主演ドラマになりました。そのオープニングテーマがmiletが歌う『inside you』でした。miletにとってはメジャーデビュー曲。竹内さんにご挨拶したときに『とても素敵な曲ですね』と、褒めてもらったことが嬉しかったそうです。感極まった彼女が、『私もいつか演技に挑戦したいと思っているんです』と、夢を語ると、『いつか共演できるといいね』と優しく言ってくれたそうです。その言葉はmiletの励みになりましたが、竹内さんの逝去により、実現することはもうありません……」(前出・音楽関係者)竹内さんからかけてもらった言葉を胸に、彼女は今後どんな活躍を見せていくのか――。
2020年12月24日「中林さんが出演した映画『奥様は、取り扱い注意』の公開が決まりました。新型コロナの影響で延期となっていましたが、’21年3月の封切りが決定したんです。正直、中林さんはまだ、結子さんを失った傷が癒えていません。ですが、公開が決まったことを前へ踏み出すきっかけの一つと考えているようです」(中林の知人)竹内結子さん(享年40)の急逝から3カ月。夫・中林大樹(35)は一歩ずつ前へ歩み始めたようだ。「中林さんは10月に竹内さんの個人事務所の代表取締役に就任したんです。過去の出演作の著作権や、所有していた不動産管理などを引き継ぐことになります。これまで取締役は竹内さんと彼女のお父さんが務めてきました。これからは中林さんが社長として高齢のお父さんのサポートをするようです」(前出の知人)竹内さんの実父は彼女にとって愛憎入り混じる存在だったようだ。「お父さんは手厳しく、竹内さんを殴ることもあったとか。さらに彼女のお母さんが病気で亡くなった翌年に、3人の連れ子がいる女性と再婚しています。当時、思春期だった竹内さんは複雑な気持ちだったそうです」(前出の知人)そんな実父を竹内さんは13年前に個人事務所の取締役にした。「悩んだ末、家族のバランスをとるための決断だったのでしょう。中林さんも結子さんの遺志を継いで、お父さんを支えることを選んだといいます」(前出の知人)義父の面倒も看ると決めた中林だが、彼には中学3年生と、まもなく1歳になる2人の息子もいる。「中林さんは『僕が育て上げることが、結子がいちばん喜ぶこと』と息子さん2人を全力で支えています。ただ、彼の実家は奈良県ですから、家を留守にせざるをえないときには、結子さんのお姉さんがサポートを務めるようにしていると聞いています」(前出の知人)12月上旬、中林は2人の息子を連れて都内のタワーマンションに転居したと報じられた。竹内さんとの思い出の詰まった家を離れ、家族は新たな生活を始めるという。「竹内さんはカラオケが好きで、旦那さんと一緒に、友人も連れて歌いに行くことがありました。実は中林さんは歌がとても上手で、特に秦基博さんの『ひまわりの約束』が十八番。結子さんは彼が歌い上げる姿を動画に撮っていて、寝る前にほほ笑みを浮かべながら眺めていたそうです。周りの人たちは皆、中林さんがまた仲間と笑顔で歌える日が来ることを、心から願っています。家族3人、新年を新居で迎えることで、中林さんの気持ちにも、きっといい変化が生まれることを信じています」(夫妻の知人)再出発に向けて、少しずつ動きだした中林と子供たち。天国の竹内さんもひまわりのような笑顔で見守っていることだろうーー。「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2020年12月23日女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が亡くなったことで、ネット中傷が社会問題となった’20年。しかし、いまだSNS上での誹謗中傷が収まりを見せることはない。そんななかでも、故人の元パートナーに対する誹謗中傷が目立った。たとえば今年9月、竹内結子さん(享年40)が亡くなったときのこと。訃報の前日、前夫である中村獅童(48)がInstagramに我が子の写真をアップしていた。すると、コメント欄にはこんな声がつづられたのだ。《一人の女性、一人の子供を不幸にしておきながら、自分がいかに幸せかアピール》《竹内さんは、自分のお子さんの笑顔を、もう見れないし、撮れない。中林さんはインスタに載せる余裕もない。他人の子の人生を考えている。獅童さんご夫婦身勝手だと思う》また’18年に三浦春馬さん(享年30)との熱愛が報じられた三吉彩花(24)にも、同様のケースが発生していた。今年5月には竹内涼真(27)との“半同棲”が報じられた三吉。すると三浦さんの訃報が伝えられた際、彼女のInstagramに「あなたが三浦さんを傷つけた」といった内容のコメントが書き込まれたのだ。その後、三吉はコメント欄を閉じる事態に発展した。死の真相がわからないにもかかわらず、元パートナーのせいだと言わんばかりに攻撃する人たち。彼らはなぜ、ネット中傷に走るのだろうか。「元パートナーを中傷する人たちには、2種類のタイプがいます。ストレス発散型とダーティーハリー―症候群タイプです」こう語るのは心理学を専門とし、「トップ2%の天才が使っている『人を操る』最強の心理術」(河出書房新社)の著書でもある山本マサヤ氏(Twitter:@3m_masaya/Instagram:@masaya_mentalist)だ。「ストレス発散型は、著名人の亡くなった悲しみがやがて怒りに変化して起こるものです。怒りを一人で溜め込むことは難しいため、中傷で発散することになります。とはいえ、職場や家庭で溜まったストレスを発散しているだけの人もいるでしょう。ダーティーハリー症候群は『犯人をこらしめたい』と正義を追求するがあまり、時として暴走してしまう精神状態を指します。『自分は正しいことをしている』と思うとドーパミンが分泌されて快感となり、行動が過激になっていきます。正義に依存するのは『正しいと認めてほしい』という承認欲求もあるでしょう」しかし、なぜ中傷の標的が元パートナーになるのだろうか。山本氏は「錯誤相関が起きてしまうのでは」と推測する。「錯誤相関とは無関係な事柄を結び付け、関係があると思い込むことを指します。竹内さんや三浦さんがこの世を去った理由を探すとき、因果関係に確証はないのに前後関係から『亡くなったのは元パートナーのせいだ』と錯覚するのです。ネガティブな記憶は印象に残りやすいため、すでに終わった関係に結び付けるのではないでしょうか」また中傷をするひとは、元パートナーたちに“期待”をしていることもあるという。「彼らのなかには、『悲しんでいるならこういう行動をすべき』と元パートナーに期待している人もいます。期待通りに沿ってくれなかった場合、怒りが生まれて中傷に走ります。『なぜ訃報にコメントを出さないんだ。亡くなった人が悲しむのでは?』などと中傷する人たちも見受けられます。これは、故人の気持ちに忖度している状態といえるでしょう。故人がどう考えるのかは、誰にもわからないのですが……」山本氏は「SNSで発散することにより、ストレスが軽減されるという研究報告もあります」と話し、「いっぽう、その投稿を見た人にストレスが溜まるとも。SNSは、感情のはけ口として適切ではありません」と続ける。しかし、ネット中傷をする可能性は誰にでもあるかもしれない。例えば家族や友人など、親しい人たちが手を出さないよう防ぐにはどうすればいいのだろうか?「普段から話に耳を傾けてあげてください。そのなかで『竹内さんが亡くなった理由は中村さんにあると思う』と言われて賛同できないのなら、『そういうふうに考えているんだね』と受け流して大丈夫です。わざわざ『そうだね!』という必要はありません。聞き手側がむしろ自分の気持ちに嘘をつくことになり、ストレスが溜まって『やっぱり、私はそう思わない!』と暴発する可能性もありますから。いちばん大事なことは、『相手の考えを否定しない』ということです。否定されると、より感情的になってしまいます。ネットで発散しないよう、普段のコミュニケーションを大切にすることが重要です」
2020年12月16日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。竹内結子さんがこの世を去ってからまもなく3カ月。突然の死に日本中が慟哭するなか、前夫である中村獅童(48)も決して例外ではなかった。自身の不貞によって離婚を招いた獅童だが、離れ離れになった長男への愛情だけは注ぎ続けていた。獅童が語っていた家族への思いとは――(以下、2020年10月27日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま《「獅童さんは竹内さんが亡くなった当日は何も手をつけられないほど憔悴して、一人で大泣きしていたそうです。獅童さんの奥さん・沙織さんもひどくショックを受けていて……。さらに、以前から家族写真を載せていた獅童さんのインスタに次々に《無神経すぎる》など、心ないコメントが寄せられるようになり、夫妻はますます落ち込んでいたんです。とはいえ、上の子は2歳で、まだ3カ月の赤ちゃんもいますから、奥さんは気丈に振る舞って家族を支えています」(歌舞伎関係者)竹内結子さん(享年40)が亡くなって2週間。前夫の中村獅童(48)も悲しみから立ち直れていない。竹内さんの長男(14)と子供が同級生だったママ友も、心に穴が開いたままだという。「彼女はあんなに忙しいのにPTAの役員も自分から買って出てくれて、私たちにも、とても気さくに話してくれる人でした。どんなに多忙な有名人であっても、学校行事にも進んで参加してくれて。本当に真面目な方だったので、残されたお子さんたちのことが心配です……」長男、そして再婚相手・中林大樹(35)との間に授かった生後8カ月の次男。残された2人の子供たちの今後を案じる声は後を絶たない。前出の歌舞伎関係者は言う。「当初、獅童さんのところにも後援会筋から“竹内さんのところの長男を引き取ったらどうか”という連絡もあったようです。それを聞いた獅童さんは贖罪の思いも込め、一時は、引き取ることも真剣に考えたようです」一部では、獅童は竹内さんと離婚後、長男と連絡を取っていないのではとも伝えられた。しかし、父子交流は続いていた。獅童は雑誌『ハーパーズバザー』’18年5月号のインタビューで、聞き手の漫画家・桜沢エリカ(57)から、《失礼ですが、前の奥様との息子さんとは会っていますか?》と率直に聞かれ、このように断言していた。《会っています。そして彼のことを一日として忘れたことはありません。僕の再婚話が持ちあがったあとに会ったときは、「お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?」って聞いたら、「お父さんがいいならいいよ」と言ってくれました》実父として、長男とは定期的に対面していることを明かしたのだ。もちろん、長男のことを誰よりも気にかけているのは、養父の中林も同じだ。奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務める中林の父は前号の本誌の取材にこう語っている。《大樹は、こう言っているんです。「2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ」と――。ただ下の子もまだ小さいですからね。中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います》獅童は、人づてに、中林のこの考えを聞いたという。前出の歌舞伎関係者は言う。「中林さんが長男を育てると言っているのなら、今は見守るのが最善だと考え直したようです。中林さんのご実家もサポートしていきたいと言っているわけですから、彼女が選んだ旦那さんの意思におとなしく従い、見守っていくべきではないか、と。獅童さんにも守るべき新しい家庭があるわけですからね。もちろん、長男になにか困ったことがあったら、いつでも連絡してきてほしいと思っていますし、いつでも全力で手を差し伸べるでしょう。『少しでも長男の力になりたい』という立場は、なんら変わっていません」獅童も前出の雑誌のインタビューで、長男への思いをこう続けている。《親の都合でなかなか会えなくなって、これから思春期に入って父親のことをどう思うかわからないけれど、彼がどこか誇りに思ってくれるような人物になりたいと思っています》思春期の長男を思いやる2人の父。その気持ちは天国の竹内さんにも届いているに違いない――。
2020年12月14日「三浦春馬さんと竹内結子さんが亡くなったことは、制作サイドにも衝撃が強すぎました。劇場版『コンディデンスマンJP』第3弾はもともと、来年3月から撮影スタートする予定でした。しかし実は今、暗雲が立ち込めているんです……」(テレビ局関係者)『コンフィデンスマンJP』は長澤まさみ(33)演じる詐欺師のダー子、東出昌大(32)演じるボクちゃん、小日向文世(66)演じるリチャードが奇想天外な詐欺計画で欲望にまみれた人々から大金をだまし取る痛快コメディー。月9での連続ドラマや映画版第1弾『ロマンス編』を経て、第2弾となる『プリンセス編』が新型コロナウィルスで延期されながらも無事公開。興行収入は前作を上回る勢いだ。しかし映画版の登場人物でキーパーソンだった三浦春馬さん(享年30)や竹内結子さん(享年40)の相次ぐ逝去により、第3弾の撮影が難航中だという。「フジテレビは長く続くシリーズ作品にするため、三浦さんと竹内さん2人のキャラを立てていました。しかし結果的に、次回作の制作においては裏目に出てしまったかたちです。すでにメインキャストのスケジュールは来年3月から4月にかけて押さえているのですが、年内には台本さえ上がらない可能性が高いです。撮影開始までに間に合うのかどうか、スタッフもやきもきしていますよ……」(芸能関係者)制作サイドの不安はもちろんだが、出演者の不安も募っているようだ。主演の長澤も「今年は予定通りに事が進まず、不安になったり先の見えない時間が孤独と言いようの無い葛藤を生んだように思います」とのコメントを出している。「新型コロナウィルス第3波の影響も深刻になってきていますからね。ロケ地についても当初は海外を予定していたのですが、それも難しいのではないかと言われています。海外らしさを求めるなら沖縄という選択肢もあるのですが、それもどうなるかわかりません。キャスティングについては三浦さんと竹内さんが所属されていたのは大手事務所なので、代役を立てようと思えば立てられるでしょう。ただ制作側の意向もあり、なかなか簡単には進んでいないようです。このままスケジュールがずれ込んでいけば、出演者の他の作品への影響も出てきかねない。現場は頭を抱えています」(広告代理店関係者)作品同様、大どんでん返しとなるのだろうか――。
2020年12月05日本誌が東京都内で中林大樹(35)を目撃したのは、10月中旬のこと。9月27日に女優・竹内結子さん(享年40)が自宅で急逝してから1カ月をむかえようとしていたころだった――。シングルファーザーとなった中林の日々について、彼の知人はこう語る。「彼はこれからも俳優の仕事を続けながら、お子さんたちを育てていこうと考えています。お父さんも“何か困ったことがあれば、いつでも言いなさい”と、全面的な支援を約束してくれているそうですが、彼の実家は奈良県ですからね……。彼が家を留守にせざるをえないときには、竹内さんのお姉さんにサポートをお願いするという話になっているそうです。竹内さんが亡くなって間もないですが、銀行に行って手続きをしたりと、すでに忙しい毎日を過ごしているようです」竹内さんには2人の姉がいる。今後は、竹内家と中林家が協力し合って子供たちを養育していくようだ。中林は銀行などにも通っているというが、相続・終活コンサルタントで行政書士の明石久美さんは次のように語る。「生前の準備がなく突然、家族が亡くなってしまった場合、遺族にはさまざまな悩みが残されます。どんな葬儀にするのか、などの供養の問題もありますが、意外に難しいのが“お金の手続き”です。通帳はどこにあるのか?銀行口座にはいくら残っているのか?未払金はいくらあるのか?どのような口座引き落としがあるのか?……、家族はこれらを調べなければなりません。もしネットなどでやりとりしていた場合には、情報の把握は難しいものです」また竹内さん・中林夫妻の知人によれば、さまざまな問題のなかでも、中林が直面している大きな悩みが2つあるという。まず1つ目が、“自宅退去のタイミング”だ。「中林さんと子供たちは、いまも同じところで生活をしています。ただ、あのマンションにいつまでいるべきか、彼も悩んでいるようです」’19年2月、竹内さんは中林と再婚した直後に、都心にある低層マンションに転居した。一戸が200平方メートル以上あるメゾネットタイプで、家賃は月に180万円ほど。「かなり高額ですが、少女時代にお母さんが早逝したりなどで、家庭環境に恵まれなかった竹内さんは、家族のために“理想のわが家”を用意したかったのでしょう。環境もよく、セキュリティも万全というだけではなく、ご長男の通学にも便利という条件もあって決めたようです」(竹内さんの仕事関係者)転居から1年7カ月の間には、次男も誕生。幸せな日々を過ごし、楽しい思い出もいっぱいだが、その半面で、“竹内さんが亡くなった悲劇の家”でもある。「子供たちにとっては“ママの温もり”が残る家です。そこから退去することは、中林さんも忍びないようです。しかし家賃はかなり高額だそうですからね。中林さんのいまの収入だけでは払い続けることは不可能です。実家は会社を経営しているそうですが、ずっと頼り続けるわけにはいかないでしょう。現実的には、遺品の整理を終えるころには、退去せざるをえないと思います」(前出・夫妻の知人)家族が悲劇的な最期に見舞われた場合、遺族はどのような決断を下すのか?一般社団法人「終活カウンセラー協会」代表理事・武藤頼胡さんに聞いた。「悲劇的な事件があった場合、その家に住み続けるかどうかというのは、難しい問題です。私が知っているケースでは転居された遺族が多かったです。新たな場所でやり直したい、というお考えだったと思います。ただ持ち家だったり、長年住み続けた家だったりした場合は、残るという選択肢を選ばれた方もいました」竹内さんは、少女時代の多くを埼玉県内で過ごした。特に実母亡きあとは、母方の祖母は“母親代わり”ともいうべき存在だったのだ。その祖母と同居している竹内さんの親戚女性はこう語る。「結子の次男坊はまだ生後9カ月ほど。やはり男手一つでは、なかなか難しいことがあるのではないでしょうか。その点、結子の姉は、結子に長男が生まれたときにも、手伝ってくれていました。もうすぐ四十九日?……そうですね、こちらには39歳で亡くなった結子の母が眠っているお墓があります。私たちの間では、結子もそのお墓に入ればいいのではないかという話もありました。しかし先方のお考えもあり、納骨やお墓のことは、中林さんにお任せすることになっています。結婚期間は短かったとはいえ、確かにそのほうがふつうに思えますね」この親戚女性が語る“お墓のこと”は、まさに中林が直面している第二の悩みなのだという。前出の夫妻の知人が続ける。「中林家の代々のお墓は奈良県にあるそうです。竹内さんは、中林さんの故郷を自分の故郷のようにも思っていたそうですが、さすがにそこで眠ることまで考えていたかは、いまとなっては誰にもわかりません。中林さんは次男です。将来的には竹内さんと2人で話し合って、東京にお墓を買い求めるという話にもなったかもしれませんが……。もちろん、いますぐに決める必要はないでしょうが、ゆくゆくは竹内さんのお骨を納める場所も中林さんは決めなくてはいけないのです」この第二の悩みについて前出の武藤さんは、「ご主人も俳優として働いていかれるわけですから、最終的にはお墓を東京近辺に新しく用意されるのが、いちばんだと思います。でもお骨はしばらくの間は自宅に安置しておくこともできます。また、お寺さんや霊園に預かってもらうこともできるのです。特に年配の方だと、“毎日お経をあげてもらえるので安心”と、思う方も多いようです」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月27日愛する妻を突然失った悲しみのために、幾晩も眠れぬ夜を過ごしたのだろうか。俳優・中林大樹(35)の頬の肉は落ち、目の周りは黒いクマで覆われていた。それでも、落ちくぼんだ目にはしっかりと光が宿っているように見えた。そう、彼には“守らなければならない息子たち”がいる。父として、悲しみに暮れているばかりではいられなかったのだ――。本誌が東京都内で中林を目撃したのは10月中旬のこと。9月27日に女優・竹内結子さん(享年40)が自宅で急逝してから1カ月をむかえようとしていたころだ。竹内さんの葬儀は家族だけで営まれたという。その翌日、中林の父であり、奈良県で医薬品原料卸売会社の会長を務めているAさんは、本誌にこう語っていた。「突然のことですからね……。家族みんなが憔悴しているのですが、特に大樹が憔悴しきっている状態です。しかし、そんななかでも大樹は、こう言っているんです。『2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ』と――」竹内さんには2人の息子がいる。前夫・中村獅童との間に生まれた14歳の長男と、今年1月に中林との間に生まれたばかりの次男だ。中林にとって長男は実子ではないが、父子の間にはすでに絆が結ばれており、中林は“2人の息子を守っていく”ことの決意を固めていたのだ。家族葬を営んだ当時の中林はAさんによれば“どんな言葉をかけても心に届いていない状態”で、そんな息子のことをAさんは心配していた。だが、それから3週間がたち、中林も少しずつ変わってきたようだ。Aさんは本誌にこう語った。「いま(息子も含め)みんなが一生懸命立ち直ろうとしています。静かに見守ってくださると助かります」その柔和な表情からは、立ち直ろうとしている息子に強い信頼を寄せている様子がうかがえた。本誌が中林を目撃した日、彼は都内のビルに立ち寄り、すぐにパンフレットを手に姿を現した。パンフレットを持つ左手の薬指には、指輪がキラリと光っていたのだ。そのビルには、あるレッスンスクールが入っており、中学生にも人気だという。「竹内さんと中林さんは、長男くんがやりたいと思っている習い事などは、全部挑戦させてあげよう、という方針を決めていました。だからサーフィンに長男くんが興味を持ったときにも、すぐに中林さんが海に連れていって熱心にコーチをしてあげたのです」(中林の知人)多忙ななかで中林は、長男のために、スクールのパンフレットをもらいにきたのだろうか。今もはめ続ける薬指の指輪と同じように、竹内さんから託された子供たちを守るという覚悟を秘めた中林の目の輝きが失われることはないだろう。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月27日竹内涼真主演の日本テレビ×Huluの共同制作ドラマ「君と世界が終わる日に」に、中条あやみの出演が決定。自身初の医師役で、竹内さん演じる主人公の恋人を演じる。主人公の間宮響を演じる竹内さんの、人生初のブリーチや短髪といったワイルドな姿が話題となったばかりの本作。恋人・小笠原来美へのプロポーズの直前、トンネル崩落事故によって閉じ込められた響が命からがら脱出すると、そこに広がっていたのは“終末世界”。街に人の姿はなく、来美も失踪。響は来美が生きていると信じ、未知の脅威が潜む“終末世界”での生き残りを誓うというストーリーが展開する。優秀な成績で有名大学医学部を卒業し、研修医として働きながらも、ある事件をきっかけに響の前から姿を消してしまう来美。前代未聞の生死不明、「恋人と会えないヒロイン」を演じる中条さんはすでにクランクインし、撮影に合流している。以前、兄妹の役を演じたことのある竹内さんとの再共演に「心強いなと思っていました」と語る中条さん。「ただ、クランクインした日に二人の幸せな日常シーンを撮影して以来、一緒のシーンがほぼなくて…(笑)」と、ドラマ本編同様に竹内さんと会えないままでいることを明かしながら「でも、すれ違いの時間が続くからこそ私の中でも響への気持ちをきちんと作っていけるんじゃないかな」と役へ向き合っていく意気込みをコメント。「これまで経験した作品と比べてもスケールの大きい内容で、このような新しいことに挑戦する作品に呼んでいただいて嬉しかった」と、本作出演の喜びを語りつつ、「つらいだけじゃない温かい人間模様もあり、響と来美の究極のラブストーリーでもあります。シンプルな言葉で表現できないぐらい、見ていていろんな気持ちになる濃い作品」とアピールする。そんな中条さん、竹内さんらと“極限状況”を生き残ろうとする共演者らについては今後、随時発表されていくという。「君と世界が終わる日に」Season1は2021年1月より毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定(全10話)。Season2は2021年3月、Hulu オリジナル配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2020年10月26日俳優の竹内涼真が出演する、ロッテ「クーリッシュ」の新WEB CM「お風呂あがリッシュ」編が、きょう22日に公開された。新WEB CMでは、竹内が風呂あがりのプライベート感あふれるラフな部屋着姿で登場し「お風呂フィニッシュ!」「冷凍庫にダッシュ!」「クーリッシュ I miss you(アイミッシュー)」など語尾に「シュ」のつく言葉を連発。お風呂あがりにクーリッシュを体に当てたり、味わったりする新しいナイトルーティーン「お風呂あがリッシュ」を楽しむチャーミングな表情を見ることができる。撮影は、序盤から「かっこいい!」「文句なしです!」という声が次々とスタジオを飛び交い、絶好調なスタート。多岐にわたる監督の指示に完璧に応えながら、アドリブを加えて面白く変えたりと、竹内のおちゃめな一面にスタジオが笑いに包まれるシーンも。撮影を終えた竹内に、最近夢中になっていることを聞くと「27歳になったので、歳を重ねるごとに自分の体をケアすることにこだわっている気がします。20歳になりたてのころはジャンキーなものも食べていましたが、今はちゃんと体調管理するようにしています」と食事に気を使っていることを明かす。また、CMのテーマでもある“ナイトルーティーン”については「実はあまりないんですよね(笑)」と語り、「ストレスフリーで『これやらないと寝られない!』ってことがあまりないんです。わりといつでもどこでも寝れるし……。ただ、食べてすぐ寝ると消化しにくいので、寝る前2時間くらいはあまり食事をしないです」とコメント。やはり体調管理を意識しているようだ。
2020年10月22日【今週の悩めるマダム】竹内結子さんの自死に大きなショックを受けました。竹内さんとは同世代で幼い子どもが2人いるので、共通点が多いと勝手に思っています。私自身、いますぐ死にたいというわけではないけど、「死んじゃったら楽かな」と思ってしまうことが最近増えました。この気持ちはどうしたら解消できますか? (埼玉県在住・40代主婦)このところ、芸能人の自死が続いていますね。死に至る理由はきっとさまざまでしょうが、こうも続いてしまうと、同時代を生きる者として、不安になるのは当然です。ましてや幼いお子さんがいらっしゃる奥様のような方は尚更だと思います。実は、僕も何度か「死にたい」と思ったことがあります。どれもいま思うと、真剣に考えた「死にたい」ではなかったように感じます。実際に死を選ぶ人は「死にたい」気持ちを深く考察されたというよりも、死に招かれた方が多いのではないでしょうか。「死にたい、死にたい」と言い続けている僕の友人はいま、2人も孫がいるおじいちゃんになって、ぴんぴん、生きています。先日会ったら、「長生きも悪くないな」と言っていました。この友人と同じというわけではないですが、奥様は「生き切る」と思います。そもそもここにお悩みを投稿してくださったということに、生きたいという希望が見えるからです。だから、僕は少し安心して、この先のことを書かせていただきますね。結論から言いますと、「死にたいと思っていい」というのが僕の考えです。その気持ちをもっと誰かに話してもいいし、それを言葉にしてこうやって投稿されてもいいのです。ただ、「死にたいと言ってもいいから、生きてください」と、いま死にたいと思っている方々へ伝えたいです。僕も離婚直後、「異国の地でどうやって幼い息子を男手一つで育てればいいんだ……」と絶望的になりました。マスコミにもあることないこと書かれ、そういう記事を見た在仏日本人から誹謗中傷まで受けました。さらに、その連中はかつて自分が面倒をみてきたような人たちで、「ああ、死ぬしかないな」と幼い息子の寝顔に向かって言ったことがあります。そういうときは憎しみよりも諦めの方が大きく、いま思えば危険な状態でした。でもそのとき、寝ていた息子の目尻に涙が見えた。一粒の輝く光でした。みんなを許そう。自由気ままに生きてきた自分にも責任がある。でも、この子にはいっさい罪がない。この子を守る存在が必要じゃないのか。もう一人の僕が、僕にそう告げたのです。そして、寝ている息子を抱きしめ、声を殺して泣きしました。そして泣き終わったとき、僕は強く生きようと決意していたのです。あれから約7年が経ち、在仏生活も18年になります。今年は2カ月のロックダウンをパリで経験し苦しい日々でしたが、僕は「絶対、生き切るぞ」と自分に言い続けてきました。奥様、こうやって投稿してくれてありがとう。それはあなたからの「生存するぞ」という決意だと思いました。人間は死にたいと思っていいのです。辛い世界ですから、当然です。でも、生きてください。共に、生きていきましょう。【JINSEIの格言】結論から言いますと、「死にたいと思っていい」というのが僕の考えです。ただ、「死にたいと言ってもいいから、生きてください」と、いま死にたいと思っている方々へ伝えたいです。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】(@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月20日イモトアヤコ(34)が10月14日、『イモトアヤコのすっぴんしゃん』(TBSラジオ)で竹内結子さん(享年40)について語る一幕があった。竹内さんのInstagramに登場するなど、その仲良しぶりから親友として広く知られていたイモト。9月27日に竹内さんの訃報が報じられると、ネットでも相次いで彼女を慮る声が広がっていた。番組エンディングで、リスナーや友人から心配の声が届いていることを明かしたイモト。「正直まだ何も整理できていないのが今の気持ちです」と、苦しい胸中を打ち明けた。生活や仕事が日々進んでいくいっぽう、「今は踏ん張ることしかできない」と沈んだ声で告白。竹内さんについて「すごく結子さんは私のことを愛してくれていました」「いっぱい愛をくれたのは本当です」と声を震わせた。また「嬉しいこと、辛いこと、悲しいことがあった時、誰よりも先に1番に結子さんに伝えていました」と振り返ったイモト。竹内さんと喜怒哀楽を共有したことを回想し、「本当に、たくさん愛をもらったなと感じています」と繰り返した。そして声を詰まらせ、「私も心から結子さんのことを愛しています」と偲んだ。「一部週刊誌でも憔悴しきっていたことが報じられたイモトさんですが、現場では気丈に振る舞っていたようです。竹内さんの家族葬が営まれた9月30日、イモトさんは『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でブルーインパルスに搭乗するロケに挑んでいました。その予定を考慮したのか、イモトさんは葬儀が営まれた日よりも前に故人と対面。親友を失ったことを受け入れられず、泣き崩れてしまったそうです……」(スポーツ紙記者)ラジオで何度も「踏ん張る」という言葉を繰り返したイモト。前に進もうとする彼女に、寄り添う声が溢れている。《イモトさん… そりゃまだまだ整理なんてできないよね どうか頑張り過ぎないでください》《まだ気持ちの整理なんかつくはずないよね……竹内結子さんがインスタでアヤコ!ってまるで妹のように慕って本当にイモトさんのことが大好きだったよね今は踏ん張ろう、そう踏ん張ろう》《イモトさんと竹内さんの互いに対する愛の深さを感じますイモトさんずっと応援していくよ》
2020年10月15日2020年9月27日、俳優の竹内結子さんが逝去しました。突然の訃報に、多くの人が悲しみの声を上げています。竹内結子の親友、イモトアヤコが想いを吐露同年10月14日、お笑いタレントのイモトアヤコさんが、ラジオ番組『イモトアヤコのすっぴんしゃん』(TBSラジオ)で、逝去した竹内さんについて想いを吐露しました。竹内さんは生前、自身のInstagramにイモトさんとの写真を頻繁に投稿。2人の仲のよさは多くの人に知られていました。竹内結子がインスタを開設ただ1人フォローされている人物とはそのため、竹内さんの逝去後、イモトさんを心配する声が多く上がっていたのです。心配する声に対し、イモトさんは涙ながらに竹内さんへの想いを打ち明けました。この『イモトアヤコのすっぴんしゃん』の方にも、リスナーのみなさんからたくさん本当に心配してくださってる声があると聞いております。本当にありがとうございます。まぁ、個人的にもいろんな連絡だったりとか、本当に全部、心配してくださっているみな様、本当にありがとうございます。正直…まだあの、何も整理できていないというのが、正直な今の気持ちです。ただ、目の前の生活だったりとか、目の前のお仕事はあるわけで。そういうものは前に進んでいて。だけど、自分の中では、感覚的には踏ん張っているという感覚。なんていうんだろう。今は、踏ん張ることしかできないですけど…踏ん張ってます。私が感じた本当っていうのは、本当にすごく、結子さんはすごく私のことを愛してくれてました。いっぱいいっぱい、愛をくれたのは、本当のことです。私自身、何か嬉しいことがあったりとか、何かつらいことがあったりとか、悲しいことがあった時は、誰よりも先に、一番に結子さんに伝えてました。そういうときは、誰よりも喜んでくれるし、誰よりも悲しんでくれるし、誰よりも怒ってくれるし、私以上に怒ってくれたり。本当にたくさんたくさん、愛をもらったなと感じております。私も本当に心から結子さんのことを愛してます。この先、ちょっと、自分がどういう想いで、どういう気持ちで、何を見て何を感じて今までとそれがどう違うのか、正直分からないし、いろんなことに自信がなくなっているのも事実ですけど。だけど、踏ん張って頑張っていこうと思います。なので、このラジオも、楽しく来週からもお届けしたいと思っております。ちょっと今日は、最後、心配をおかけするような声だったかもしれないし、悲しくなってしまうような声だったかもしれないですけど。今日はどうか、許してください。また来週からこの時間を楽しく過ごせるように頑張っていきたいと思います。イモトアヤコのすっぴんしゃんーより引用「まだうまく整理しきれていない」という心の内を明かし、竹内さんへの想いを言葉にしたイモトさん。ネットからはイモトさんに対し、応援の声が多数上がっています。・イモトさんの竹内さんへの想いを聞いて涙が止まりません。本当にお互いに大切な存在だったんだなと思いました。・イモトさん、心配していました。まだ話すことがつらいと思います。それでも一つひとつ、丁寧に心の内を話してくれてありがとう。・ファンの私でさえ、まだ受け入れられません。親友のイモトさんの喪失感やショックは本当に大きいと思います。無理しないでください。イモトさんの気持ちの整理がつくにはまだまだ時間がかかることでしょう。しかし、涙で言葉を詰まらせながらも、「これからも楽しく頑張っていきたい」と語ったイモトさん。イモトさんのこれからの活動を温かく見守りたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月15日竹内結子さん(享年40)が亡くなってから2週間が経った。遺族や仕事をともにした知人が今も悲しみの淵にいるが、08年に離婚した前夫の中村獅童(48)も同じだった。「竹内さんが亡くなった当日、獅童さんは一人でずっと泣き腫らしていたそうです。離婚後も交流を続けていた長男のことを特に心配しており、一時期は引き取ることも考えたとか。ただ、再婚した中林大樹さん(35)が『長男も僕が育てる!』と言っていることを知って、今は遠くから見守る決断をしたそうです」(歌舞伎関係者)親子関係カウンセラーの横山真香さんは、竹内さんの長男にとって、実父・獅童の支援は非常に大事だと語る。「息子さんは14歳という思春期の難しい年ごろです。母親の自死をどう受け止めるかというなかで、義理の父親と一対一よりも、関わる大人は多いほどいいと思います。まず、亡き母のさまざまな思い出話ができます。『グリーフケア』といって、悲しみを癒すプロセスにおいて必要なことなんです。そのなかでも、実父と定期的に会っていたことは、不幸の中でのひとつの希望です。竹内さんは長男には実父のことを否定的に伝えず、息子さんと信頼関係を作らせていたのではないでしょうか」実父との、ある程度の距離感が、今後はプラスに働く面もあるのだという。「妻に先立たれた今の夫の中林さんもつらいはずです。ときには、ご自身を責めることもあるかもしれません。そんななかで獅童さんは離れていたぶん、冷静にアドバイスできるのでは。息子さんの生来の性格も熟知しているからこそ、メンタルをうまくサポートしていくことができるはず。 距離があるゆえ、息子さんが救われることもあるのです。息子さんがこれから生きていく中で出てくる多様な悩みと向き合ううえでも、実父の支えもあるのは、精神的にもとてもいいことです」(前出・横山さん)中林の知人によれば、中林が獅童と対面したという話をまだ聞いたことはないという。「直接、2人はまだ会って話したことはないように思います。しかし竹内さんが長男のことで獅童さんと連絡を取った際には、中林さんは『実父の意見は大事』と獅童さんを立てる気持ちがあったと聞きます」2人の父親のサポートが、長男の進む道を明るく照らすことを願うばかりだ。「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月13日「獅童さんは竹内さんが亡くなった当日は何も手をつけられないほど憔悴して、一人で大泣きしていたそうです。獅童さんの奥さん・沙織さんもひどくショックを受けていて……。さらに、以前から家族写真を載せていた獅童さんのインスタに次々に《無神経すぎる》など、心ないコメントが寄せられるようになり、夫妻はますます落ち込んでいたんです。とはいえ、上の子は2歳で、まだ3カ月の赤ちゃんもいますから、奥さんは気丈に振る舞って家族を支えています」(歌舞伎関係者)竹内結子さん(享年40)が亡くなって2週間。前夫の中村獅童(48)も悲しみから立ち直れていない。竹内さんの長男(14)と子供が同級生だったママ友も、心に穴が開いたままだという。「彼女はあんなに忙しいのにPTAの役員も自分から買って出てくれて、私たちにも、とても気さくに話してくれる人でした。どんなに多忙な有名人であっても、学校行事にも進んで参加してくれて。本当に真面目な方だったので、残されたお子さんたちのことが心配です……」長男、そして再婚相手・中林大樹(35)との間に授かった生後8カ月の次男。残された2人の子供たちの今後を案じる声は後を絶たない。前出の歌舞伎関係者は言う。「当初、獅童さんのところにも後援会筋から“竹内さんのところの長男を引き取ったらどうか”という連絡もあったようです。それを聞いた獅童さんは贖罪の思いも込め、一時は、引き取ることも真剣に考えたようです」一部では、獅童は竹内さんと離婚後、長男と連絡を取っていないのではとも伝えられた。しかし、父子交流は続いていた。獅童は雑誌『ハーパーズバザー』’18年5月号のインタビューで、聞き手の漫画家・桜沢エリカ(57)から、《失礼ですが、前の奥様との息子さんとは会っていますか?》と率直に聞かれ、このように断言していた。《会っています。そして彼のことを一日として忘れたことはありません。僕の再婚話が持ちあがったあとに会ったときは、「お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?」って聞いたら、「お父さんがいいならいいよ」と言ってくれました》実父として、長男とは定期的に対面していることを明かしたのだ。もちろん、長男のことを誰よりも気にかけているのは、養父の中林も同じだ。奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務める中林の父は前号の本誌の取材にこう語っている。《大樹は、こう言っているんです。「2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ」と――。ただ下の子もまだ小さいですからね。中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います》獅童は、人づてに、中林のこの考えを聞いたという。前出の歌舞伎関係者は言う。「中林さんが長男を育てると言っているのなら、今は見守るのが最善だと考え直したようです。中林さんのご実家もサポートしていきたいと言っているわけですから、彼女が選んだ旦那さんの意思におとなしく従い、見守っていくべきではないか、と。獅童さんにも守るべき新しい家庭があるわけですからね。もちろん、長男になにか困ったことがあったら、いつでも連絡してきてほしいと思っていますし、いつでも全力で手を差し伸べるでしょう。『少しでも長男の力になりたい』という立場は、なんら変わっていません」獅童も前出の雑誌のインタビューで、長男への思いをこう続けている。《親の都合でなかなか会えなくなって、これから思春期に入って父親のことをどう思うかわからないけれど、彼がどこか誇りに思ってくれるような人物になりたいと思っています》思春期の長男を思いやる2人の父。その気持ちは天国の竹内さんにも届いているに違いない――。「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月13日「どうして……」。突然の訃報に、日本中が呆然とした。映画にドラマにと活躍し続けるトップ女優の姿に、私たちはどれだけ心を震わせてきたことだろう。時代を追うごとに、違う魅力を開花させてきた竹内結子さん(享年40)。そこで、30代以上の本誌読者約1200人に緊急アンケートを実施。読者に聞いた「好きな作品」トップ5とともに、彼女の功績をしのびますーー。【第1位】ドラマ『ランチの女王』(’02年)/麦田なつみ役「オムライスを頬張って幸せそうにほほ笑むシーン、彼女の透き通るような笑顔が大好きです」(60代)「当時、田舎に住んでいた私に、下町のおいしいランチを食べに行く夢をいただきました」(30代)「当時、ボーイッシュな見た目でこんなにかわいい人がいるなんて、と衝撃を受けました」(30代)洋食店を舞台に、ランチをこよなく愛するヒロインと4兄弟の恋模様を描いた本作。月9初主演作ながら明朗快活な女性をのびやかに演じ、一気にスターへと駆け上がった。【第2位】ドラマ『ストロベリーナイト』(’10年〜)/姫川玲子役「クールな感じと赤のエルメスのバッグ。ピッタリ似合ってカッコよかったです」(50代)「警察組織の中で闘う強い女の部分もあるけれど、菊田に対して時には弱い部分もさらけ出す……そんなシーンが好きでした」(40代)竹内さんが演じたのは、警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係の主任刑事。西島秀俊演じる菊田をはじめ個性豊かな男性刑事たちを率いる姫川は、彼女の代名詞とも言える当たり役に。【第3位】ドラマ『プライド』(’04年)/村瀬亜樹役「恋人を待っている一途な彼女の顔。切なげで、奇麗な目がうるうるした感じが今でもハッキリ印象に残っています」(30代)「キムタクとの掛け合いに、何度見てもキュンとします」(40代)アイスホッケーを通してスポーツと恋を描いた青春ドラマ。木村拓哉と竹内さんのラブシーンでは、キムタクの決めゼリフの「maybe」や氷の上のお姫様抱っこなど名場面が誕生。【第4位】映画『いま、会いにゆきます』(’04年)/秋穂 澪役夫婦を演じた中村獅童と本作の撮影中から恋人に。’05年、交際半年のスピード婚で世間を騒がせた。同年男児を出産したが’08年に離婚。【第5位】映画『コンフィデンスマンJP』(’19年〜)/ラン・リウ(スタア)役劇場版第1作で香港マフィアの女帝を演じた。共演者の三浦春馬さんの横で笑顔を見せていたが、公開から1年後、2人は帰らぬ人に。竹内結子さんのご冥福をお祈りいたしますーー。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月11日女優の羽田美智子(はだ・みちこ)さんが、2020年10月9日に開催された自身のエッセイ『羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方』のイベントに出席。自身の子供や、同年9月に亡くなった竹内結子さんについて語る場面がありました。羽田美智子子供を流産した過去を明かす羽田美智子さんは2011年5月に、水中カメラマンである広部俊明さんと結婚しました。当時、報道各社に向けたFAXでは「ずっとよい友人関係でしたが、2年ほど前から私にとって特別な人となり、結婚させていただく運びとなりました」と報告しています。その後も夫婦関係は順調に見えた2人でしたが、羽田美智子さんは2018年3月9日のブログで、2017年に離婚していたことを発表。羽田美智子さんは東京、広部俊明さんは沖縄を拠点に活動しており、遠距離での夫婦生活を送る中で生まれたすれ違いが、離婚の理由の1つであることを明かしています。羽田美智子が離婚した理由をブログで語る開店したネットショップ『羽田甚商店』の評判は?そんな2人には子供がいませんでしたが、今回のイベントで羽田美智子さんは「流産をした経験がある」と告白。同エッセイの中では初めてその出来事について語っているといい、意図についてこのように説明しました。(世の女性に)そういう思いをさせたくなくて、若い人たちに早く読んでいただいて「こういうことが待っているんだな、人生には」って予習してもらいたいというか、そういう思いもあって書かせてもらいました。羽田美智子竹内結子の死に「言葉にならない」イベントの中では、羽田美智子さんに「亡くなった竹内結子さんについてどのように感じているか」という内容の質問が投げられました。羽田美智子さんと竹内結子さんは、2009年の映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』で共演しています。2人は共演をきっかけに連絡をとるようになっていたといい、羽田美智子さんは竹内結子さんが亡くなったことについて「まだ信じていないというか、ふに落ちてなくて言葉にできない」と告白。「言葉が出てこなくて…。自分の中でまだ消化できてないっていう。なんでっていう思いになっちゃうんですよね」と、自身の中で整理がついていないことを明かします。『ジェネラル・ルージュの凱旋』で共演した後、竹内結子さんとはしばらく交流があったものの、徐々に仕事で一緒になることがなくなり、連絡を取らなくなってしまったそう。羽田美智子さんは神妙な顔つきで「友人関係が続いていたら、聞きたかったこともいっぱいあるし。言葉にならない、悲しすぎて」と語り、竹内結子さんとの不意の別れを惜しんでいました。羽田美智子悲しいことがあっても前向きに常に笑顔のイメージがある羽田美智子さん。普段から「小さな幸せを見つけるのが得意」だといい、同エッセイでは日常に隠れている幸せの見つけ方をつづっているといいます。羽田美智子さんは毎日『あした日記』というものをつけているそうで、これは明日、行うことにいい結末が待っていると事前に書き記すのだとか。すると、物事が必ずといっていいほど前向きに進むそうで、「ぜひ、やってみてほしい」と笑顔を見せました。そのポジティブなライフスタイルで支持を集め、さまざまな人にエールを送っている羽田美智子さん。昔も現在も変わらず輝いて見えるのは、その生き方に理由があるのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月09日「コロナ禍のなか、ここ1〜2カ月で『うつ』になる人が増加している傾向がみえます。私が診察していても『うつ』と診断する方は確実に増えてきていて、その7割方が女性という印象です」こう話すのは、立教大学教授で精神科医の香山リカさん。緊急事態宣言が出された4月ごろにも「コロナうつ」の危険は指摘されていたが……。「緊急事態宣言のころは『感染したらどうしよう』という、新しい感染症への恐怖心や不安、一過性の心のパニックなどで受診する方が多かった。でも、ここ最近では、『うつ』の診断基準の当てはまる状態の方が、増えているんです」女優の竹内結子さん(享年40)が9月27日に亡くなった。警察庁発表「月別の自殺者数」では、今年8月の女性の自殺者数は’19年8月より40%もの急激な増加となっている。自殺とうつには深い関係があるという。「自殺された方の遺書などから。8割方はうつ病状態だったのではないかという研究報告もあります。多くの方が、もしも亡くなる前に診察できたのなら『うつ』と診断される状態だったということです」では、どんな人がうつになりやすいというのだろうか?「責任感が強く、人に頼れずなんでも自分で解決しようとする人、また、『自分は大丈夫、うつにならない』と思っている人こそ注意すべきです。なにかに失敗したとき、『自分のせいだ』と自分を責めやすい性格の人もそうですね。また『いまはみんなコロナで大変だから』と考えるような人は、カウンセリングや受診も遅れ、重症化してしまう恐れがあります」竹内さんは今年1月に第2子を出産したばかりだったことから、「産後うつ」の可能性も指摘されている。初産のときは大丈夫でも、2人目以降で発症することはあるのだろうか?「子どもの数が多くなることで、育児の負担が増えます。そして、人によっては、初産のときと比べてしまう。1人目の出産は無我夢中で必死だったけれど、2人目だとある程度、客観視する余裕が出てくるので、『ちゃんとできるはずなのに、こんなこともできない』と自己批判してしまう部分があるかもしれません」また、2人目の出産は、初産時よりは年齢が上がるため、身体的負担も大きいうえに、更年期障害と重なる可能性も出てくる。「出産でホルモンバランスが崩れるのに加え、40代にさしかかっての出産は、更年期障害の始まりの時期とも重なります。二重のストレスがかかってくる可能性がある」またアルコールにも注意が必要だ。特に、主婦の場合は台所でお酒を飲んでしまう“キッチンドリンカー”が危ないという。「キッチンでお酒を飲んでいると、家族は気付きにくく、飲んでいる頻度や酒量が把握しにくい。心のエネルギーが低下していると自制がききませんから、止める人がいなければ飲み続けてしまいます。しかし、精神的な不調をお酒で紛らわせていると、酔いが覚めたときに現実に戻り、不調がさらに悪化してしまう場合も。そんなときに自殺の危険が出てくるのです」因果関係は不明だが、竹内さんもキッチンでお酒を楽しんでいたことを、テレビで明かしている。『子どもが寝静まって「2〜3時間はボーッとできる」と思ったら、だいたい台所でお酒を飲んでいる。キッチンドリンカーは危ないよって言われるけど……』(’19年3月10日放送『ボクらの時代』フジテレビ系より)そんなうつ自殺を防ぐ、10の習慣を香山さんが教えてくれた。【1】「もっと頑張らないといけない」などと自分を責めない【2】何にもしない日を作る【3】ネガティブなことは「たまたま起きただけ」と片づける。原因を追求しない【4】コロナの感染拡大や有名人の相次ぐ死去に気分が落ち込んでいる人は、ニュースをチェックする時間を朝と夕にそれぞれ一度だけに限る【5】休みの日に資格の勉強などの自己研さんをやりすぎない【6】問題をお酒で解決しない【7】いま苦手な人でも「嫌いな人」と決めつけない【8】物事の「よい」「悪い」の判断をすぐしないで、とりあえず保留する【9】犬の飼い主同士の挨拶くらいはするなど、ちょっとした人付き合いの煩わしさは受け入れる【10】夜は寝ること。とにかく寝て、朝起きてから考える。日曜の夜は自殺が多いので要注意もっとも幸せそうなタイミングでも精神に不調をきたすこともあるのだという。「夜中にひとりで悩むのを何としても避けたいのはもちろんですが、竹内結子さんはご家族と同居している状況で、一家団らんしたあとに亡くなったと報道されています。日曜の夜にもっとも自殺が多いともいわれています。家族と暮らしている方も、単身の方も、夜、特に『週末の夜』には悩まないで、寝てしまうのがいいでしょう」「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月09日ロサンゼルス生まれで京都在住、現役大学生シンガーソングライターの竹内アンナさん。2018年のデビュー以降、ハイペースに作品を生み出しているが「常に鮮度の良い状態でやりたいことを音楽に落とし込めている」と語る。「好き」を信じて、これまで以上に「あなた」へ。4枚目のE・P『at FOUR』は、この春の自粛期間中に書いた3曲を含む全5曲。1曲目の「Love Your Love」からポップで柔らかなメロディが新鮮。「自粛期間中に改めて音楽は生活の中の最優先事項ではないと考えてしまい、好きだと信じてやってきた気持ちが揺らいでしまった瞬間もあって。でもそれは自分が今まで積み上げてきたことを全部否定してしまうことになりかねないから、これまで以上に自分の“好き”を信じながら聴いてくれている“あなた”を意識してこの曲を作りました」コーラス・ワークが心地よい「Striking gold」はイギリスのモダン・ソウル・バンド、Mamas Gunのボーカル・Andy Plattsとの念願の共作。「彼らが来日した時にライブを観に行って、一緒に写真まで撮ってもらって完全にただのファンだったんです(笑)。その時に『私も音楽をやっています』とお話しできたことがきっかけで、コラボが実現しました」他にもハウスのテイストを取り入れてクールに仕上がった「+imagination」や、ライブの定番曲をアコースティック・アレンジで初収録した「Sunny day」など感度の高いアレンジとソングライティングのみならず、彼女の鮮やかなギタープレイにも注目。「最初はギタリストになりたかったんです。師匠に奏法や音楽理論だけじゃなく、スタジオには一番乗りで入るとか、楽譜は誰が見てもわかるようにといったミュージシャンとしての礼儀も教わりました。プロになっても恥をかかないように厳しく教えてくれたことに感謝しています」コロナ禍が落ち着いたら「やっぱりライブがやりたい!」と笑顔を見せる22歳。ステージでも多くの音楽ファンを魅了してくれるだろう。永井聖一、渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)や岡本啓佑(黒猫チェルシー)ら多彩なミュージシャンが参加。新世代のポップなクリエイティビティが光る。4th E・P『at FOUR』¥1,818(インペリアルレコード)たけうち・あんな1998年4月25日、ロサンゼルス生まれ。幼少より‘70~‘80年代の音楽に触れ、中学1年生でギターを始める。2018年にE・P『at ONE』でメジャーデビュー。愛らしい歌声とギター・テクニックに注目。※『anan』2020年10月14日号より。写真・黒川ひろみスタイリスト・Jun Ishikawaヘア&メイク・舟崎彩乃(UpperCrust)取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2020年10月07日イモトアヤコ(34)が竹内結子さん(享年40)と無言の対面を果たしていたと、10月6日に報じられた。スポニチアネックスによると、イモトは家族葬が執り行われる前に竹内さんと対面。泣き崩れ、現実を受け止められない様子だったという。イモトと竹内さんの出会いは、14年の舞台「君となら」。長女の恋人を巡り勘違いが繰り広げられるホームコメディで竹内さんは主演の長女役を、イモトは次女役を演じた。舞台初挑戦だった2人は意気投合し、親交を深めていった。「イモトさんは竹内さんも緊張していたため、『名女優でも不安になるんだ』と逆に安心感を覚えていたそうです。そんななか、2人きりのシーンでイモトさんがセリフを忘れるという一幕が。慌てていると、竹内さんが動きやセリフを合わしてくれたそうで感謝しきりでした。役を通して『お姉ちゃん』と呼んでいましたが、舞台を通して自然とプライベートでもそう呼ぶようになっていました」(スポーツ紙記者)またイモトは、竹内さんから教わったことがあったようだ。「竹内さんと一緒に時間を過ごすなかで、イモトさんの心に余裕が生まれたといいます。イモトさんは花の美しさに気づき、生花店に通うようにも。海外を飛び回っていた彼女ですが、竹内さんの優しさに触れることで“周囲を見回すことの大切さ”を知ったそうです」(前出・スポーツ紙記者)17年4月には一部週刊誌で、イモトが竹内さんと同じマンションに引っ越したとも報じられている。また同年7月、 竹内さんはInstagramを開始。フォローしたのはイモトのアカウントのみだった。それほど、竹内さんもイモトを慕っていたようだ。イモトは18年10月期のドラマ「下町ロケット」(TBS系)に出演。同年12月、イモトは本誌で竹内さんに激励の言葉をかけられたといい、「ドラマを見てくれていて『台本読み、いつでも付き合うよ』と連絡をくれて」と“後押し”を明かしている。竹内さんはプライベートだけでなく、イモトの女優業にも深く関係していた。“お姉ちゃん”をなくした、その心痛は計り知れないーー。
2020年10月06日竹内結子さん(享年40)が亡くなって数日がたった10月上旬の昼下がり。都内の路上をうつむきながら歩くのは長澤まさみ(33)。その表情からはひどく憔悴している様子が伝わってきた。長澤は竹内さんの遺作となり、現在も公開中の映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』で主演を務めている。同作の製作関係者は言う。「竹内さんは表裏のない姉御肌で、手の込んだ洋菓子などをたびたび差し入れてくれ、スタッフと共演者から愛されていました。わずか2カ月の間に共演した三浦春馬さん(享年30)に続いて竹内さんも亡くなってしまい、みんな大きなショックを受けています」同作で共演した俳優の小手伸也(46)は竹内さんの訃報が流れた9月27日、SNSでこうつづった。《だめだ、言葉が見つからない、みんなにLINEしたらいいのかな?僕から?誰のために?心配するふりをして落ち着きたいのは自分だろ、悲しい、でももっと悲しんでる人がいる》竹内さんが演じたのは、長澤演じるダー子が尊敬する美しき詐欺師・スタア。昨年公開された映画第1弾の『ロマンス編』に続いての出演だった。長澤は現実でも竹内さんへの憧れを長年抱いていた。「2人が初めて共演したのは’03年1月に公開された映画『黄泉がえり』。当時デビューまもない長澤さんに、竹内さんは現場で常に優しく接したのです。それ以来、長澤さんは18年間、竹内さんに憧れ続けてきました。実は『コンフィデンスマンJP』映画化に際して、長澤さんは竹内さんとの共演を熱望したそうです。最初に一緒のシーンを撮影するとき、竹内さんの出演映画をほとんど見ている長澤さんは『あの映画はよかったですよね!』と話して、2人で大盛り上がり。“憧れの竹内さん”と話しているときの長澤さんはいつも以上にキラキラしていました」(映画関係者)長澤のショックは周囲の想像をはるかに超えているという。「製作サイドと長澤さんは『コンフィデンスマンJP』を『男はつらいよ』のようなずっと続くシリーズにしたいと考えていました。しかし、長澤さんは『もう3で終わらせたい……』とこぼすほど落ち込んでいるそうです。これ以上の続編は難しいかもしれません」(製作関係者)「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日9月27日にこの世を去った竹内結子さん(享年40)。どの共演者からも愛された竹内さんだったが、劇場版『コンフィデンスマンJP』で2度共演した長澤まさみ(33)は特に強い愛を抱いていた。「03年公開の映画『黄泉がえり』が2人の初共演。すでに女優としてブレイクしていた竹内さんは、まだ駆け出しだった長澤さんに現場で優しく接していたそうです。以来、長澤さんが最も敬愛する先輩の一人に。『コンフィデンスマンJP』が映画化されるにあたり、竹内さんとの共演を熱望したのも長澤さんだったそうです」(芸能関係者)今年7月に出演したラジオ番組で、長澤はリスナーからの質問に答えるかたちで、竹内さんへの愛を打ち明けていた。《全然関係ないけど、竹内結子さんのことは大好き。竹内結子さん、ずっと見てたい》竹内さんもその後行われたインタビュー取材で長澤の“告白”にこう応答している。《わー、うれしい。残念ながら今回は一緒に撮影する期間が短かったんですよね……。私も海外ロケに参加したかった!(笑)》8月に製作が発表された映画第3弾『英雄編』にも竹内さんは出演する予定だったという。「第3弾の撮影はもう決まっており、コロナ禍もあってロケ地を海外、国内どちらにするか調整が進んでいました。またストーリーはもともと、三浦春馬さん(享年30)演じるジェシーと竹内さんのスタア、そしてダー子の3人の過去を中心にする予定だったと聞いています」(映画関係者)しかし、三浦さんと竹内さんの急逝によって大幅な変更が余儀なくされているようだ。「メインキャストに考えていた三浦さんと竹内さんが亡くなったことで、脚本は完全な白紙状態になったそうです。予定していた来年3月のクランクインは困難で、配役変更などの協議に追われています」(前出・映画関係者)「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日「ある地域の“いのちの電話”の担当者によると、竹内結子さんの自殺が報じられた翌日と翌々日に電話件数が増加し、しかも女性の割合が8割以上だったそうです。その担当者は、電話の際に、竹内結子さんの名前を出す人が多いと感じていたそうです」こう語るのは長年、自殺問題の取材をしてきたジャーナリストの渋井哲也さんだ。今年1月、次男を出産後、8カ月で自ら命を絶った竹内結子さん(享年40)。発売中の『LEE』10月号のインタビューでは、赤ちゃんとの久々の生活をこう語っていた。《わかっていたつもりでしたが、眠れないし、もらった風邪はなおらないし……。赤ちゃんのお世話は本当に大変ですね。育児の常識も長男のときとは変わっていることが多くて、育児雑誌で離乳食について調べたりしています》実は、出産後1年未満での死因第1位が「自殺」だったという衝撃的なデータが発表されている。国立成育医療研究センターが出産後1年未満の女性について分析したところ、’15~’16年の2年間で「自殺」が92人で最も多かった。専門家の多くは産後うつが関係しているとみているという。「がん」が70人で続き、次が「心疾患」の24人だった。92人の命を絶った時期を調べると、出産直後の1カ月で10人。その後も続き、9カ月で最多の13人だった。同センターこころの診療部・立花良之診療部長に、このデータ結果について聞いた。「あくまで一般論としてですが、産後の自殺で多いのは3~4カ月、その後は減り、また8~9カ月ごろにも増えています。明確な理由は不明ですが、8~9カ月頃に自殺者が多い理由の可能性として次のようなことが考えられます。まず、産後うつが長引いている場合。産後うつの症状は産後2週間~1カ月くらいなど比較的早い時期が多いです。しっかり休むことで数週間位でよくなることが多いです。こじらせてしまうと回復に月単位以上かかってしまうことがあります。産後うつの要因には色々なことがいわれています。3~4カ月の場合は、出産後の母体のコンディションなども影響しているかもしれません。一方で産後8~9カ月など時間が経ってからうつ状態になった場合、“産後うつ”ではなく“育児期のうつ”ということになります。育児期の疲れが心身ともにあるところに、もともとの要因、例えば“つらい気持ちになりやすい”などが重なって死にたい気持ちになってしまうことがあります。この時期のうつ状態の要因はケースバイケースで一概には言えません」公表されたデータによると、産後1年未満の自殺者92例の年齢では、35歳以上が多かったという。「データも少ない母集団なので、強いて言うならば、20代に比べれば体力的につらくなりやすいのかもしれません。ただ逆に、若い人よりも年齢を重ねた方の方が、経験が積み重なっている分上手く育児をできる面があるかもしれません。ですが、うつ状態になると脳機能が一時的に低下するので、そうした対処もむずかしいです」高齢出産の場合、産後の回復も遅れがちだ。心身ともに負担を感じる母親も多いのだろうか─―。そして今、産後の女性に決して無視できないのがコロナ禍という特殊な状況だという。「コロナ禍というのは、お母さんたちのストレスにも影響を及ぼしていると思います。 『子どもがコロナにかかるのが心配で外出するのが怖い』という方は、当院の外来でもいます。引きこもりに近い状態になっている方にもお会いします。子どもを守らないといけないという気持ちから、不安を抱えるのも無理はないと思います」出産後の自殺者をこれ以上、増やさないためにはどうすれば……。「強調したいのは“産後うつ=自殺”ではないということです。産後うつになる人はとても多いですが、自殺に至ってしまうのはその一部の方です。また、産後の時期に自殺するのは他の要因による場合もあります。産後うつだと感じたら、つらい気持ちを一人で抱え込まずに誰かに話を聞いてもらうことも大切です。つらい気持ちをパートナーや家族など、周りの信頼できる人に話す。そうした相手がいなければ、地域の保健センターなど相談機関で話す。また、できる限り負担を減らして、心身ともにしっかりと休むことが大事です」産後の母親のケアはもはや社会問題なのだ─―。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日竹内結子さん(享年40)が9月27日に逝去してから1週間ほどがたつ。竹内さんは少女時代のほとんどを埼玉県で過ごした。いまも多くの親戚や知人が埼玉県に住むが、彼らがいまいちばん心配していることが、“残された2人の子供たちは誰が養育していくのか”ということだという。竹内さんは05年に中村獅童(48)と結婚。同年に第1子となる長男を出産したが、08年に離婚した。そして19年に中林と再婚。今年1月に第2子となる次男を出産していた。「上の14歳の男の子は、いまのご主人の中林さんの実子ではないわけですし、下の子供は、まだ生後8カ月ぐらいですからね。その2人ともを、まだ若い中林さんが育てていくのは難しいのではないでしょうか。私たちは、結子の姉が引き取って育てるのがいいように思うのですが……」(母方の親戚女性)だが実は、残された夫・中林大樹(35)は、静かに決意を固めているのだという。中林の知人はこう語る。「中林さんは2人の子供を、ほかの人に預けることは考えていないと思いますよ。確かに“実父・実子”という関係ではありませんが、長男くんは、中林さんを深く信頼しているのです。結子さんと結婚する前から、彼のことを“パパ”と呼んでいたぐらいですからね。中林さんの趣味はサーフィンですが、結婚後は長男くんの休日に合わせて、サーフィンを教えるために海へ行っているんです。今年の夏も2人きりで、千葉の海でサーフィンに励んでいたそうです。長男くんも筋がいいし、中林さんの教え方も丁寧なので、かなり上達しているとか」竹内さんと中林は、同じ所属事務所の先輩・後輩という間柄。’09年公開の竹内さんの主演映画『ジェネラル・ ルージュの凱旋』で初共演したことをきっかけに知り合い、後に真剣交際へと発展していったという。竹内さんが再婚を決断した理由の1つが、当時13歳の長男の後押しだったという。再婚を公表するコメントで、竹内さんはこうつづっている。《将来を話し合う中で、『3人一緒になればこれから楽しくなるね』と息子が背中を押してくれたこともあり、このような運びとなりました》第2子に恵まれた後も、家庭は円満だったようだ。今年9月1日に「サッポロ一番」のPRイベントに登場した際も、竹内さんは笑顔でこんなエピソードを語っている。「お湯を沸かすのもハラハラしながら見守っていたうちの子が、自分でサッポロ一番を作るようになって。夫といっしょに夜食を囲んでひそひそ男の話をしたり……」中林の実父・Aさんは、奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務めている。竹内さんの家族葬が営まれた翌々日、Aさんは本誌の取材に、息子の“決断”について明かした。「突然のことですからね……。家族みんなが憔悴しているのですが、特に大樹が憔悴しきっている状態です。しかし、そんななかでも大樹は、こう言っているんです。『2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ』と。ただ下の子もまだ小さいです。だから中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います。大樹の精神面のサポートも必要ですよね。いまの彼にはどんな言葉をかけても心に届いていない状態です。まず大樹が、子供たちを守っていけるように立ち直ってもらわないと、と考えています。つらいでしょうに上の子も気丈にふるまっています。いま中学3年生ですが、『(高校への)進学も頑張ります』という言葉を聞いて、なんとも言えない気持ちになりました……」成長していく2人の子供たちの姿が、シングルファーザーとなった中林の活力になり、また天国にいる竹内さんを笑顔にすることを願いたい。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日9月27日に逝去した竹内結子さん(享年40)は、少女時代の多くを埼玉県で過ごした。かつては母方の祖母が暮らす一軒家もあり、いまもその近所に住む竹内家の知人は言う。「結子さんは3人姉妹の末っ子です。幼いころには、よくおばあちゃんの家に遊びに来ていて、このあたりを元気よく走り回っていたのを覚えています。当時は畑ばかりで、いまよりも広々としていましたからね。その後、彼女が12歳のころにお母さんが離婚し、3人のお子さんたちを連れて、おばあちゃんの家に身を寄せていた時期もありました。でも、お母さんが、がんで亡くなって……」母が39歳の若さで他界したとき、竹内さんはまだ14歳。それから間もなくして実父は再婚した。「お父さんの再婚相手には、3人の息子がいましたから、6人きょうだいになったわけです。男の子たちは同年代でした。多感な年ごろの結子さんにとっては、いろいろ思うところもあったのではないでしょうか」(前出・竹内家の知人)桜井亜美の小説『サーフ・スプラッシュ』(幻冬舎文庫)の解説文で、当時10代だった竹内さんは、自身の家庭環境について次のように書いていた。《足早に台所を通り過ぎる時、一人の人間として父が必要とした女の人が、彼女の子供たちのために食事の支度をしている。(中略)私は父に人生を好きに生きてくれたらいいと思っていた。連れ子という荷物がいることを面倒に感じられたくなかったのだ》父が再婚後の家に自分の居場所を見つけられなかった竹内さんにとって、祖母は“母親代わり”ともいうべき存在だった。祖母と同居している竹内さんの親戚の女性はこう語る。「中村獅童さん(48)と結婚した後は、よくこちらのほう(祖母宅)に、獅童さんを連れて遊びに来ていました。お子さんにも恵まれ、“自分の家庭”を作ることができたのが本当にうれしかったのでしょう」しかし結婚から3年後に離婚。獅童の女性関係が発覚し、夫婦関係に亀裂が生じたのだ。竹内さんの喜び、そして悲しみを見守り続けてきた祖母も、いまでは91歳。昨年は体調を崩してしまったという。前出の親戚の女性が続ける。「おばあちゃんの体の具合が悪いことを知らせると、結子は2人のお姉ちゃんたちといっしょに、(当時入所していた)介護施設にお見舞いに来てくれました。昨年暮れごろのことで、結子は2番目の子供の出産を控えており、大きなおなかをしていました。おばあちゃんもすごくうれしそうで、その後は体調も持ち直したのです。結子もきっと生まれた赤ちゃんをおばあちゃんに見てもらいたかったでしょうに、こんなことになってしまって……。おばあちゃんも見ていて気の毒になるほど、気落ちしてしまっています」「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日