櫻井翔が主演する現在放送中のドラマ「大病院占拠」に出演する“鬼”、菊池風磨(Sexy Zone)、忍成修吾、ベッキーの誕生日サプライズが、ドラマの撮影現場で行われた。本作は、鬼のお面を被った武装集団が病院を占拠し、医師・職員が人質となる中、櫻井さん演じる休職中の捜査官・武蔵三郎らが事件に立ち向かっていく、ノンストップ籠城サスペンス。櫻井さんのほかにも、妻で医師役の比嘉愛未、警察関係者役でソニン、白洲迅、渡部篤郎。徐々に正体が明らかになっていった“鬼”役で、菊池風磨、忍成修吾、ベッキー、浅川梨奈、村上淳らが出演。「Snow Man」の主題歌「W」も話題になっている。残すところあと2話となり、鬼の占拠の目的や、真の黒幕の存在など、結末に向けて目が離せないスリリングな展開となっている本作。そんな中、青鬼・耕一役の菊池さん、赤鬼・美作役の忍成さん、黒鬼・みさき役のベッキーさんの誕生日サプライズが行われた。占拠の目的に深く関わる最終話での重要なシーンを撮影していた3人は、突如、スタッフから声がかかり、それぞれの鬼の色の包装紙に包まれたプレゼントが渡されると、白洲さんらキャスト陣とスタッフから拍手が起こった。忍成さんは5日、ベッキーさんは6日、菊池さんは7日と、3日連続で誕生日を迎えた3人。続くことに3人は驚きの表情を見せ、菊池さんや忍成さんが「誕生日のおかげでキャスティングしてもらえました(笑)」とコメントすると、現場は温かな笑いに包まれたそう。ベッキーさんは「大切な誕生日に素晴らしい作品に関われて本当に嬉しい」と喜び、菊池さんは「撮影も残りあとわずかですが、最後まで頑張りましょう」と語ると、現場は盛大な拍手に包まれた。「大病院占拠」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2023年03月07日佐々木蔵之介主演「IP~サイバー捜査班」の第5話が8月12日放送。数々の作品で犯人役を演じてきた忍成修吾だが、今回“無実”だったことに視聴者から驚きの声が上がったほか、忍成さん演じる勇次の「おためごかし」というセリフにも多くの注目が集まっている。サイバー犯罪に立ち向かうべく、ネット分析やプロファイリングなど最先端の機器とスキルによる捜査支援を主とした部署に“現場捜査+逮捕権”を付与した「サイバー総合事犯係」を舞台にした本作。サイバー犯罪に関する知識も捜査スキルも一級の“超デジタル人間”だが、最近は自ら現場に足を運ぶようになるなど変化を見せる安洛一誠を佐々木さんが演じ、安洛が自身の父親かどうか確かめるために、サイバー総合事犯係もやってきた古宮山絆に福原遥。安洛を監視するため捜査一課からサイバー総合事犯係にやってきた多和田昭平に間宮祥太朗。サイバー総合事犯係で映像解析を担当する川瀬七波に堀内敬子。プロファイリングを担当する平塚栄太郎に杉本哲太。サイバーパトロール担当の岡林琢也に吉村界人。サイバー総合事犯係に味方する鑑識課の畑野陽葵に中川知香といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ソーシャルゲーム運営会社の社員・鶴本勝弘(谷口知輝)がビル屋上から転落死。安洛らが落下して壊れた鶴本のスマートフォンを復元すると、彼は死の直前、自社の人気ゲームの画面を開き犯人と思われる相手に見せていたことがわかった。栄太郎は珍しくリーダーシップを発揮して捜査開始を宣言するのだが、実は浪人中の息子・拓夢(森山瑛)が件のソーシャルゲームにハマっていることを知り、親子の会話の糸口になればと考えていた。さっそく捜査が開始され“シャイロック”という悪質なゲーマーが捜査線上に浮かぶとともに、ソーシャルゲーム運営会社社長の吉岡三紀彦(駿河太郎)と共にゲームを開発した秋原勇次(忍成さん)が、その後ケンカ別れしたことが判明。“シャイロック”の身元を調べるとなんと拓夢であることが判明する…というのが今回のストーリー。これまでも様々な作品で犯人役を演じてきた忍成さんだが、今回は忍成さん演じる勇次の会社の経理を担当する男が犯人だったことに「忍成くん、疑ってごめんね」「忍成さま犯人じゃない世界」などの声が殺到。また、事件解決後に吉岡から声をかけられた勇次が発した「そんなおためごかしまっぴらだ」というセリフに「おためごかしとか今日日中々聞かない言葉聞いたな」などの声も。おためごかしとは“利他的な行動のように見せて自らの利益を得ようとする”という意味合いだが、なかなか使われない表現であるため、こちらにも多くの反応が集まっている。(笠緒)
2021年08月12日亀梨和也主演、松下奈緒、趣里、松村北斗らが共演する「レッドアイズ 監視捜査班」の4話が2月13日放送。伏見たちを狙う“青いコートの男”は高嶋政伸だった…忍成修吾も再登場し“名悪役”の共演に視聴者たちが沸いている。国内に500万台あるといわれる監視カメラを駆使した科学捜査を行う「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」が設立され、愛する人の命を奪われ警察からも身を引いた敏腕刑事が、天才的な頭脳を持った元犯罪者たちを引き連れ“復帰”。凶悪な連続殺人鬼に迫っていく本作。元刑事で探偵を経て「KSBC」特別捜査官となる伏見響介を亀梨さんが演じ、前回夫を亡くしてしまったKSBCセンター長・島原由梨に松下さん、サイバー犯罪対策課出身の長篠文香に趣里さん、過去に伏見に逮捕された元自衛官の湊川由美子にシシド・カフカ、防衛省のサーバーに侵入し逮捕されたことがある天才ハッカーの小牧要に松村さん、元犯罪心理学者でプロファイラーの山崎辰二郎に木村祐一、前回拉致された島原の妹・大塩はるかに高橋ひかるといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蠣崎(忍成修吾)が美保(小野ゆり子)の事件に関係があるのではないかと疑う伏見。そんななか優希(冨手麻妙)という女性が行方不明になり、彼女の部屋から木留という男の遺体が発見される。現場付近の映像から怪しい男を見つけた伏見は男を確保するが、その男は山崎の息子、克巳(塩野瑛久)だった。克巳は木留から運搬を依頼された覚醒剤を盗み、恋人の優希とともに海外に逃げようと画策していたが、半グレ集団の元締め・神流川一馬(今井朋彦)と羊介(真壁刀義)の兄弟が木留を殺害、優希を連れ去ってしまったという。山崎は優希が覚醒剤を隠すために袋ごと飲み込んだと推理、小牧は袋が腸に到達したら命が危ないと指摘する…というのが今回の物語。今回、物語の鍵を握るであろう“青コートの男”の顔が明らかに。高嶋政伸が演じていることを知った視聴者からは「うわあああああ高嶋さん」「高嶋さんだったのか」など驚きの声が上がる。さらに終盤では夫を亡くし過労で倒れた島原に、上司である刑事部長の奥州寛治(矢島健一)がカウンセリングを受けるよう命じるのだが、そのカウンセラー・鳥羽和樹が高嶋さん演じる“青コートの男”で「どんな狂った演技をするのか楽しみ」「レクター博士的サイコパス精神科医か それとも復讐か何か個人的な目的のためにさらなる黒幕に手を貸してる系か」など、彼の今後の行動にも様々な憶測が。一方、蠣崎が神奈川兄弟とつながっていたことが判り、伏見は蠣崎と面会する。「待ってたよ、伏見刑事」と伏見を見上げる蠣崎に「忍成修吾さん、引き続き見れるの嬉しい。怖いけど」「ちょっとやそっとでいなくなる悪役だとは思ってなかった」など再登場を喜ぶ声も。「悪役とサイコパス役の二大巨頭、忍成修吾と高嶋政伸が出演」「犯人役の上手い役者さんが次々と出てきて見応えある」など、忍成さんに高嶋さんと“名悪役”の共演に視聴者が沸いている。(笠緒)
2021年02月14日亀梨和也主演の土曜ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」3話が2月6日放送。忍成修吾演じる蠣崎の真の目的が判明、そして訪れる“最悪の結末”…蠣崎に同情の声も上がるなか、事件の黒幕と思われる青コートの男についての考察も盛り上がりをみせている。国内に500万台あるといわれる監視カメラを駆使して犯罪捜査を行う「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」で、婚約者を殺された元捜査一課の敏腕刑事と元犯罪者による最強チームが連続殺人鬼を追うクライム・サスペンス作品となる本作。神奈川県警捜査一課の敏腕刑事だったがその座を追われ、探偵生活を経てKSBCの特別捜査官となる伏見響介を亀梨さんが演じ、元々伏見と同じ捜査一課の刑事だったKSBCセンター長・島原由梨に松下奈緒。サイバー犯罪対策課からKSBCにやってきた長篠文香に趣里。元自衛官の湊川由美子にシシド・カフカ。天才ハッカーの小牧要に松村北斗。元犯罪心理学者で優秀なプロファイラーの山崎辰二郎に木村祐一。島原の妹・大塩はるかに高橋ひかるといったキャスト。。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“ゾディアック事件”を模倣したと思われる殺人事件が発生、被害者かと思われた蠣崎(忍成さん)が湊川を拉致する。湊川は蠣崎が自分の過去の犯罪や家族について詳細に知っていることに驚く。その頃女性を殺害し、蠣崎のことも刺したとして逮捕された漆川(般若)は、蠣崎が女性を殺し自分で自らの腹を刺したと証言する。山崎は蠣崎の「原点に戻れ」というヒントから湊川の居場所を探り当て、伏見が廃工場で漆川を発見、救出する。一方で蠣崎がバスに爆弾を仕掛けており、そのバスに湊川の息子が乗車していることが判明。長久手(川瀬陽太)、姉川(長田成哉)らが救出するが、爆弾は偽物だった。さらに伏見が湊川の拉致されていたアジトを探ると、蠣崎の真の狙いが島原の家族であることがわかる。8年前、島原が追っていた犯人を確保する際、巻き込まれた蠣崎の恋人が階段から落ちて死亡。その恨みから蠣崎は今回の犯行に及んでいた。伏見が現場に向かうが、すでに蠣崎によって島原の夫は撃たれていた。蠣崎は「俺たちは同類だ」と捨て台詞を吐いて連行されていく…というラストだった。忍成さん演じる蠣崎の“犯行理由”を知った視聴者からは「まさか蠣崎にあんな悲しい過去が…伏見と重なる消えない悲しみ憎しみの過去があったなんて…」「蠣崎の理由を知った瞬間涙止まらなかった」など同情の声も上がるなか、蠣崎が湊川の家族や、伏見の婚約者・美保の妊娠を知っていることに「サプライズだったのどこで知ったの?!青コートが忍成さんの役に情報流した可能性高いとみてる」「SNSのやりとりを盗み見られていたから? だとしたら、これは現実でも起こり得るからこわい」など、蠣崎の“情報源”に言及する声も。また事件の“黒幕”と思われる青コートの男だが「伏見への復讐心はやっぱ過去に伏見が逮捕した事件に関係あるのかなぁ…」「伏見に復讐したい様にも見えるけど、実験してる様にも見える」など、一連の行動の理由について考える声をはじめ、「北斗のパーカーが青コートの中のパーカーと同じ説...」「伏線をまとめていくと…やっぱり松村北斗説」「最後、湊川出てこなかったし湊川が最後まで現場にいた青コート?」など、青コートがKSBCメンバーではないかという説も登場。SNSでは“考察合戦”も盛り上がりをみせている。(笠緒)
2021年02月06日小説家・乙一として知られる安達寛高の完全オリジナルホラー『シライサン』の追加キャストとして、忍成修吾、谷村美月、江野沢愛美、染谷将太の4名が出演することが決定。併せて、場面写真とキャストコメントが解禁となった。「痛快TV スカッとジャパン」の再現ドラマや「絶対正義」などで演じた、悪役キャラのイメージが強い俳優・忍成修吾さんが演じるのは、雑誌記者の間宮幸太。乙一(安達寛高)原作の『手を握る泥棒の物語』にも出演しており、本作では間宮の陰影深い人物像に惹かれ参加を決意。シライサンの呪いと連続不審死の関係性を追う記者を好演する。NHK連続テレビ小説「まんてん」で女優デビューし、『テラフォーマーズ』や『深夜食堂』シリーズなど映画にも多数出演する実力派女優・谷村美月さんが演じるのは間宮の妻・冬美。乙一(安達寛高)原作の『死にぞこないの青』へも出演しており、本作ではある事故によってつらい記憶を抱えるミステリアスな役どころに挑む。雑誌「non-no」の専属モデルで、タレントとしても活躍する江野沢愛美さんが演じるのは、飯豊まりえさん演じる主人公・瑞紀の友人であり、あるきっかけでシライサンに運命を狂わされていく加藤香奈。同じくモデルとして活躍する飯豊さんとは今回が初の映像共演であり、本作への出演や役作りに対して大いに意気込みを見せている。『ヒミズ』『寄生獣』など話題作で主演を務め、5月31日(金)に公開された『パラレルワールド・ラブストーリー』にも出演中の演技派俳優・染谷将太さんが演じるのは、山奥の旅館に出入りする酒屋店員の渡辺秀明。安達監督の初監督作品『一周忌物語』に出演していたことから本作への出演を決意。2度目のタッグにも注目が集まる。■キャストコメント忍成修吾(間宮幸太役)久しぶりのホラー映画への出演でした。最初は事件を調べていたはずだったのに、徐々に人外の存在に気づき始めて巻き込まれていく男の役です。大事な人を守りたくて暴走してしまうのが、いけないものと思いつつ。。。とても共感出来ました。自分の出演しているシーンは昼間が多かった印象です。それがまた不気味なのかなと思いつつ、どの様に仕上がってくるのか楽しみにしています。谷村美月(間宮冬美役)物語を読んで、出来るだけ自分の中で想像を膨らませて作品に取り組んでいたものの、 実際に撮影をして、少しばかりの映像を見させて頂いたとき、自分の想像を遥かに上回り、 そこには不気味さが際立っていました。早く多くの皆さんに見て頂き、この恐怖の連鎖を味わって頂きたいです。江野沢愛美(加藤香奈役)最初は全く経験のない役柄だったのでとっても難しくて不安でした。ただ本読みの時に自分が用意していった香奈を相談したところ監督がすごく褒めてくださったのでとても安心して撮影に臨めました。特殊メイクのクオリティも素晴らしいので、そちらにも注目していただきたいです。この映画は1シーン目の私がきっかけでストーリーが進んでいくため、本当に私にとって1番難しいシーンで、撮影日もとっても悩みました。そのくらいそのシーンは特に大切に演じました。なのでしっかり見ていただけたら嬉しいです。あと私の撮影初日が旅館で怖い話をするシーンだったんですが、染谷さんが素晴らしすぎて全員が本当にビビってたところをぜひ見て欲しいです。笑染谷将太(渡辺秀明役)およそ10年前に安達組の短編に出演させて頂きました、そして初長編映画に呼んでいただき、自分を忘れないでくれた!と感謝感激でございます。すごい濃厚な後味の残る「シライサン」、映画館に異様な寒けと空気が流れるこの映画を、是非劇場で感じて欲しいです。出演者たちも“不気味”と語り、観る者を恐怖のどん底へと陥れる本作。彼らがどのように“シライサン”と関わっていくのか想像を巡らせながら、映画公開を待ちたい。『シライサン』は2020年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シライサン 2020年1月、全国にて公開予定
2019年06月12日20世紀後半のイギリスを代表する劇作家、ハロルド・ピンター。彼の代表作『管理人』を溝端淳平、忍成修吾、温水洋一の3人が演じる。職をなくしたばかりの老人と、たまたま老人と知り合いになったある兄弟。3人の関係が緊張感をもって描かれる今作。演出の森新太郎とキャストの初顔合わせの場で、話を聞いた。舞台『管理人』チケット情報「不条理演劇の旗手」とも呼ばれ、難解な印象もあるピンターの作品だが、演出の森は「笑えなくては意味がない」と意外な言葉を口にする。「初めてピンターを読んだときは、正直何が面白いんだかわからなかった。でも、たまたま気分が塞がっているときにこの『管理人』を読んだら、3人の無力な登場人物が身近に思えた。物語がとても自分に寄り添ってくれる感覚があったんです」。ピンターで“笑える”作品を目指す森だが、キャスティングに希望したのが今回の3人。「ピンターを演じるなんて、ふつうの俳優さんなら断りそうなもの。お三方が受けてくれただけでありがたい。しかも今3人が並んでいるところを見たら本当にイメージ通りで、テンションが上がっています」と嬉しそうに話す森。1959年に発表された戯曲は、今回の上演のために翻訳も新しくした。「現代の人の会話調になっていて実にスピーディです」と徐賀世子の新訳にも手ごたえを感じているようだ。人間同士のかけひきや争いをユーモアを交えて描く本作だが、演じる側はどう感じているのか?溝端は「演じるときにはどうしても過去の経験から役を考えて、形作ろうとしてしまう。でも今回はそれがまったく通じない作品という予感がして、大きな挑戦になると思います」と語ると、3人の中で唯一森演出を経験したことのある忍成が「森さんの演出は、大変だけれどくせになる。今回も稽古場で苦労するんだろうけれど、楽しみです」と話す。最年長の温水は「あまり哲学的に考えず、かといって無理に笑わせようとせずに、ふわふわとその場にいられたら。そこで笑いが生まれたらいちばんいいと思います」と自然体だ。森の話した“笑える”というキーワードに反応した溝端が「最初に読んだ時は難しいと思っていたけど、そういえばこの気まずい空気、アンガールズさんの『ジャンガジャンガ』がずっと続いているようなもんですね」と言うと全員から納得の笑いがもれた。「こんな優れた作品があまり日本で上演されていなくてラッキーだった」という森。「そもそも『管理人』という全く劇的な匂いのしないこのタイトルからして大好き(笑)。この地味なタイトルに少しでも惹かれる人は見にきてほしい。そして笑っていただいて、その奥にある切なさを感じてもらえたらいちばんいいなと思います」と締めくくった。ピンターを敬遠しがちな人も知らない人も、純粋に3人の関係を面白く見られる作品になりそうだ。公演は11月26日(日)から12月17日(日)まで東京・シアタートラムにて、その後兵庫で上演。取材・文:釣木文恵
2017年08月29日俳優の忍成修吾(35)が、5日に放送された日本テレビ系『チカラウタ』(毎週日曜17:00~17:25)で、俳優としての壁にぶち当たった20代後半のバイト生活を初告白した。1999年にドラマ『天国に一番近い男』(TBS)で俳優デビューした忍成。注目を集めるきっかけとなった2001年の映画『リリイ・シュシュのすべて』の時は「すごく楽しかった」と振り返った。ところが、「20代後半になると、自分のお芝居が薄っぺらく思えてきたり、自信がなくなったり、同時に仕事の量も減ってきて、どうしようどうしようって思っていると悪循環になって本当に暇になった」と20代後半に壁に衝突。羽鳥慎一アナウンサーが「『花より男子』とか『山田太郎ものがたり』とか見てましたよ。そういうのに出た後に仕事なくなる状況が?」と驚くと、「やらせていただいてたんですけど、自分の心の中で完全に下がってきている状態で、お芝居もつまらなくなっちゃっていました」と答えた。そんな時に、「いろんな自分を開拓するために外に出なきゃ」という思いもあり、足場組みの現場のバイトを始め、「すごい刺激になった」という。「職人のみなさんがかっこよくて、その方たちが『もっと頑張んな!』『見たよ!』と応援してくれるんです。そうなった時に初心に帰った」と振り返り、「『リリイ・シュシュのすべて』をやって、みんなが頑張ってスタッフさんがいいものを作ってくれて、エンドロールで自分たちやスタッフさんの名前が流れてすっごい感動した気持ちがよみがえってきた。友達に『良かったよ』『見たよ』って言っているところから始めてたんだなってよみがえってきた」と明かした。そして、「自分を変えなきゃ。いろんなところに行っていろんな自分を作らなきゃ」と思っていたその頃に影響を受けた曲として、DREAM COME TRUEの「何度でも」を紹介。曲が流れると涙を流し、「何回ダメでも1万回ダメでも、1万1回目があるからっていう…。不安になると辞めなきゃと思ったこともあったけど、あきらめないってすごい大事」と力をもらったそうで、「今何かできるようになったわけじゃないですけど、とにかく自分を信じて」と語った。ツイッター上では、「忍成くん20代後半にバイトなんかしてたのか…!びっくり…」「足場組みのバイトしてた時期あったんか」という驚きの声や、「忍成くん見て泣けてしまった」「チカラウタの忍成くんに涙…」「忍成さんの言葉が心に響く…諦めないことが大切」「忍成くんの涙に涙しちゃった」「もらい泣きした」と感動の声が上がった。
2016年06月06日