俳優・神木隆之介の2021年カレンダーが発売されることが決定。カメラマンは、25周年プロジェクトのひとつとして、蜷川実花との念願のコラボレーションが実現した。今回のカレンダーは、“神木に演じて欲しい小説の登場人物”を、神木さんの公式Twitterで公募。その中から選んだ12作品をテーマに構成。古典作品から、「谷中レトロカメラ店の謎日和シリーズ」といった最新作品まで幅広いラインアップとなっている。カレンダーの中で12作品全て異なる役柄を演じるという新しい試みとなった今回。カレンダーの8月では、「好色一代男」を表現し、煙管などの小道具を使って大人の色気を収めた。また5月は「人間失格」。人間の闇と男性の美しさを演出した。さらにカレンダー撮影のためだけに、自身初となるシルバーヘアーにも挑戦している。カレンダー仕様は、横型A5サイズの卓上形式。表紙1枚+53枚のリングタイプ。なお本日より、カレンダーで惜しくも使用できなかったアザーカットをまとめたポストカードセットや、25周年アニバーサリーグッズの第2弾となるトートバッグ、バスタオルなどのグッズの予約受付も開始となる。「神木隆之介2021年カレンダー」は12月25日(金)発売。(cinemacafe.net)
2020年10月20日今年デビュー25周年イヤーを迎えた俳優の神木隆之介が、「神木隆之介2021年カレンダー」を12月25日に発売することが決定した。本日19時より予約販売を開始する。「神木隆之介2021年カレンダー」より今回のカレンダーは25周年プロジェクトのひとつとして、写真家・映画監督の蜷川実花氏との念願のコラボレーションが実現。今回は“神木に演じて欲しい小説の登場人物”を、神木の公式Twitterにて公募し、その中から選んだ12作品をテーマに構成。古典作品から、『谷中レトロカメラ店の謎日和シリーズ』といった最新の作品まで、幅広いラインナップとなった。また、公募の際には、声優の梶裕貴、映画監督の岩井俊二氏ら著名人や、作品の作者からも直接反応があるなど、盛り上がりをみせた。カレンダーの中で12作品全て異なる役柄を演じるという、新しい試みだったが、蜷川氏が作りだす世界観の中で、見事に12作品を体現。カレンダーの8月に掲載の小説『好色一代男』では、色彩豊かなセットの中で、煙管(きせる)などの小道具を使い、今までにない大人の色気を表現し、5月に掲載の小説『人間失格』では、人間の闇と男性の美しさを表現した。さらに神木は、今回のカレンダー撮影のためだけに、自身初となるシルバーヘアーにも挑戦。黒髪での撮影を含め、2日に渡って行われ、このカレンダーでしか見ることが出来ない、貴重な姿が収められている。また、本日より、カレンダーで惜しくも使用できなかったアザーカットをまとめたポストカードセットや、25周年アニバーサリーグッズの第2弾となるトートバッグ、バスタオルなどのグッズの予約受付も開始される。
2020年10月20日20歳から2年間、本誌で連載された神木隆之介さんによる「Master’s Cafe」。その第1回のゲスト、グラフィックデザイナー・佐藤卓さんと7年ぶりの対談が実現しました。神木さんが各界の達人と対談をした連載企画「Master’s Cafe」。ここでの出会いがきっかけとなり、神木さんたっての希望で25周年アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』のロゴ&ブックデザインを佐藤さんに依頼。7年間で変わったこと、変わらないこと、ぐんと深度の増した対談になりました。佐藤:今はもう27歳でしょう?神木:アラサーですよ!アニバーサリーブックのロゴデザイン、卓さんにしていただけて嬉しかったです。佐藤:連載時のロゴに続き、声をかけてもらって僕も嬉しかったですよ。前回はたしか、対談の場でロゴを作る話になったんだよね。神木:僕が突然お願いしてしまって。佐藤:僕としてはそっちが本業だから、喜んで作りました。神木:卓さんは僕のことを一番知ってくれているデザイナーさんだと思っていたので、素敵な作品になるはずっていう期待でいっぱいでした。佐藤:喜んでお引き受けしたものの、神木さんのことをどのくらい知っているのか、自分ではわからないところもあるわけです。メディアを通して見る神木さんと直接お会いした姿、もしくは外側から受ける印象とは違う部分もあるかもしれないので、どの辺に目盛りを合わせようか考えました。それで全然違う考え方のデザインを3案作ったんだけど、最初にできてこれを選んでくれたらいいなと思っていたものを選んでくれて。神木:そうだったんですね!見た瞬間に「僕はこれがいいです!」って即決したら、「ほかもあるので見てください」って(笑)。佐藤:早かったよね。通常、企業の仕事だといろんな部署に確認したり、調査をしたりするので、決定にかなり時間がかかるんです。だけどデザイナーとしては、直感的にこれがいいと言ってもらうのが本当は快感。打ち合わせの後、スタッフとハイタッチしましたから(笑)。あらゆる人に受け入れられるニュートラルなイメージ。神木:このロゴデザインは、どんなふうに考えていったんですか?佐藤:何しろ名字が素敵なので「神の木」をシンボルにしようと思いました。“神”という字のへんとつくりは、棒状のものが下に向かっているので幹になるなと。根元が2本に分かれた木のイメージですね。それで、これはできるなとなりました。神木:神木でよかった(笑)。僕のどのイメージに目盛りを合わせるか考えたそうですが、どうやってチューニングしたのでしょう?佐藤:神木さんはユニセックスな感じというか、ジェンダーを超えたかわいらしさがありますよね。だから子どもっぽくしすぎず、大人っぽくもしすぎず、あらゆる人に受け入れられるような、ニュートラルなかわいさを意識しました。あと優しさも大切だと思ったので、尖っているところがない丸みを帯びた形にしています。ちなみにお仕事のときも、直感を生かせる場はよくありますか?神木:芝居ではありますね。なぜかわからないけどテストでは感じなかった感情が湧いてきて、本番の芝居が少し変わったりとか。直感はかなり大事にしていますし、それが間違っていたとしても勉強になるから、ああすればよかったとは思わない。佐藤:やっぱりクリエイターですね。今の世の中は理屈のほうが優先されて、直感や本能など人が本来持っている素晴らしいところがどんどん削除されているけれども、これからはより直感が求められる気がします。神木:一方でデザイナーさんは、直感を言葉で説明しなければいけない場面もありそうですよね。「よくわからないけどこっちがいい」とはクライアントに言えない気が(笑)。佐藤:ひと昔前まではそういうタイプのデザイナーが多かったんです。だけどそれだと、大きな組織の人たちをなかなか納得させられない。神木:この7年の間、世の中に求められるデザインは変わってきているのでしょうか。佐藤:刻々と変化はしていると思います。デザインは間をおつなぎする仕事なので、人や社会の価値観、志向が変われば、つなぎ方も当然変化するわけです。たとえば環境問題への意識が世界的に一気に高まっていることもそうですし、SNSなどでコミュニケーションのあり方が変わり、参加できるデザインが求められています。抽象的な言い方だけど、未完成のものをクオリティの高い状態で仕上げるようなイメージです。神木:たしかに、完成されたものは単に好き嫌いで終わったり、近寄りがたい感じがしそうですよね。佐藤:まったくその通り。完成の手前で止めておくと、カスタマイズして自分なりの付き合い方ができるから。神木さんの役の作り方も、そんな感じがちょっとするんだよね。神木:演技の場合は、現場に入って監督の言うことを聞いてやってみないとわからないところが多いので、最初は特に完成させず、第一印象をまとめるくらいですね。あとは直感をいかに表現できるか。その瞬発力が大事だと、最近感じています。佐藤:デザインはややもすると脳ばかり使って、身体性を失いがちだから、役者のように体とともにクリエイションがあるのは、ものすごく健全だし羨ましいですね。『おもて神木/うら神木』発売中。俳優としての“おもて”と、27歳の男性としての“うら”の2つの面から、25年間の歩みをひもとくアニバーサリーブック。染谷将太、中村隼人、志田未来、本郷奏多との対談のほか、母へのインタビュー&親子ショット、錚々たる著名人からのメッセージなどを収録。[限定版]特装BOX&メイキングDVD付き¥4,500[通常版]¥3,000さとう・たく株式会社TSDO代表。「明治おいしい牛乳」「ロッテ キシリトールガム」のパッケージデザイン、国立科学博物館のシンボルマークなどを手がける。著書に『塑する思考』。かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台への出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。デビュー25周年記念プロジェクトを始動中。YouTube公式チャンネル「リュウチューブ」は毎週木曜20時配信。ジャケット¥49,000パンツ¥42,000(共にスタジオ ニコルソン/キーロ TEL:03・3710・9696)シャツ¥26,000(ファクトタム/ファクトタム ラボ ストア TEL:03・5428・3434)シューズ¥21,000(クレマン/プーオフィス TEL:03・6427・7081)※『anan』2020年10月14日号より。写真・松田 拓スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年10月13日神木隆之介さんは今年、27歳の若さにして役者生活25周年。人気稼業といえるこの仕事を25年間も第一線で続けてきたこと自体がかなりすごいが、当のご本人に気負った感じは見受けられない。「今までも節目をそれほど気にしてこなかったから、正直実感はあまりないです。だけど、この仕事を四半世紀やらせてもらってきたのだと考えると、早かったといえば早いかな。イメージ的には大卒からストレートで会社に入って、今は47歳の気分。パワーのある若い子たちを見ると、元気だなあって思っちゃいます(笑)」神木さんから見て“若い子”というのは、「同世代か、3つくらい下」とのこと。やはりこの業界に長くいるだけあって、10代や20代で役者の仕事を始めた人たちとは違う落ち着きや、思慮深さがあるのも神木さんの魅力のひとつ。もっと言えば、ここ数年でより成熟したのかもしれない。「もちろん僕もお芝居に関しては頑張るぞ!と思いますけど、昔みたいに“何も怖くない”感じはたぶんもうない。それこそ20歳くらいのときは、勢いだけはあって何でもできると思ってましたから」現状維持をやめた今、挑戦したくてたまらない。「この仕事って、本当はものすごい競争社会だと思うんですけど、僕は昔から周りのことがあまり気にならなくて。マイペースなんでしょうね。友達が活躍している姿を見るとすごく嬉しいし、行け行け!って思います」類まれな競争社会のなかでマイペースでいられるのは、2人の人物のおかげと考えている。ひとりは11歳のときから神木さんを見てきた、マネージャーさん。もうひとりは母親だ。「そのマネージャーさんには会った頃から、こう言われていました。『君にしてあげたいのは、長く生きていける居場所をこの世界に作ること。だから君にしかできないことをゆっくりやらせてあげたい』って。何をもって“売れる”というのかわからないけど、マネージメント的にはやろうと思ったらいろんな道筋があったはず。だけどそう言ってもらえたおかげで、奇跡的に焦りもしなかったし、誰かに対して競争心を持つこともなかった。仲間みんなで、最高のエンターテインメントを作ればいいよねって思えたんです」芸能界に入るきっかけを作った母親もまた、神木さんを競争させようとはしなかった。「母は、あの子に負けちゃダメよみたいなことを絶対に言いませんでした。学校の成績にも口を出さなかったし、通信簿で気にするのは先生の短評だけ。だから、勉強するもしないも、完全に僕の意思次第だったんです」一方で母親が神木さんにことあるごとに言っていたのは、感謝をすることの大切さ。「今この環境にいられるのは、人にしても作品にしても本当にいい出会いがあったおかげ。子どもの頃からずっとそれは思ってます」素晴らしい出会いを生かして、最近は俳優業以外にも新しい挑戦を楽しんでいる。6月に開設して、週1回配信しているYouTube公式チャンネル「リュウチューブ」は、自らの提案で実現した。「ファンの方と近い距離でやり取りできる場所があったらいいなとは、以前から思っていました。だけど生配信なんてしたことがなかったし、SNSの怖さもわかるから、いろんなリスクを背負うくらいなら別にやらなくてもいいかなと二の足を踏んでいたんです」心境が変化し始めたのは、2年前の25歳のとき。「役者をずっといい感じでやってこられたので、来年の目標を聞かれると毎年のように『現状維持』と答えていました。でもあるときふと、このまま何年、何十年も現状維持を続けるということは、失敗が許されないのと同じだと気づいたんです。もちろん最初から目に見えるような失敗は避けたいけど、失敗から学んで次に生かせることもあるし、そもそもやってみなければわからないことはたくさんある。それなのに25歳の頃までは、ここで失敗したら一巻の終わりという思いが自分のなかに無意識にあって、息苦しさを感じていました。一回でも失敗したら人生終了くらいに思ってましたから」失敗を極端に恐れたのは、小さい頃から当たり前のように芝居の世界に身を置き、それ以外の場所にいる自分を想像したことすらなかったから。演じることに盲目的になるほど、広い視野を持てなくなっていったと冷静に振り返る。「失敗できないから、挑戦もできない。ある意味淡々と芝居をやっていくだけなのかなと想像したら、僕自身がつらくなってくるんじゃないかなと思ってしまって……」突破口となったのは、やはり母親の言葉。直接的に悩みを伝えたわけではなかったけれども、神木さんのことを思う気持ちに後押しされ、進むべき道が見えてきた。「あるとき母が、『この世界にあなたを入れたのは私だし、あなたが続けたいと言ったからそうさせたけど、正直今も心配している』と言いました。『重い作品で役にのめり込みすぎて、心が壊れたりしてほしくない。親としては、息子がどんな職業でも元気で楽しく生きていてくれれば、それでいいのよ』って。それを聞いて、役者を辞めたいわけじゃないけど、辞める選択肢もあるし、この世界だけじゃないんだと心が軽くなりました。だったら失敗を恐れず何でも挑戦してみようと思えるようになったんです。それまでは失敗しないことに重きを置いていたけれど、今はせっかく恵まれた環境にいるのだから、面白いことを自分たちで作り出して何でもやってみることに価値を感じています」『おもて神木/うら神木』発売中。俳優としての“おもて”と、27歳の男性としての“うら”の2つの面から、25年間の歩みをひもとくアニバーサリーブック。染谷将太、中村隼人、志田未来、本郷奏多との対談のほか、母へのインタビュー&親子ショット、錚々たる著名人からのメッセージなどを収録。[限定版]特装BOX&メイキングDVD付き¥4,500[通常版]¥3,000かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台への出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。デビュー25周年記念プロジェクトを始動中。YouTube公式チャンネル「リュウチューブ」は毎週木曜20時配信。チルデンニット¥36,000(ジョン メイソン スミス)チェーンブレスレット¥25,000バングル¥14,000(共にトゥエンティー エイティー) 以上HEMT PR TEL:03・6721・0882※『anan』2020年10月14日号より。写真・松田 拓スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年10月11日俳優・神木隆之介が、10月10日(土)放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」でパーソナリティを担当することが決定。神木さんがラジオのパーソナリティとしてトークするのは、今回が初めてとなる。今年、芸歴25年を迎え、先日はアニバーサリーブック「おもて神木/うら神木」が発売。開設したばかりのYouTubeはチャンネル登録者数33万人を突破し、普段とはまた違った新たな一面を配信し話題の神木さん。番組では、自身の25周年を「おもて/うら」に分けて語っていくほか、番組内で流す楽曲も自ら選曲。また、「黒歴史相談」企画も実施され、誰にも言えない「恥ずかしい黒歴史」をリスナーから募集し、それを神木さんが優しい心で読み上げるという。「神木隆之介のオールナイトニッポン0(ZERO)」は10月10日(土)27時~28時30分、ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで生放送(一部ネット局では29時まで放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月02日俳優・神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)さんの、『神木隆之介25周年アニバーサリーブック』発売を記念して開設されたインスタグラムアカウントが話題になっています。2020年9月19日には、『ちび神木』と題した3歳の頃の写真が公開。「かわいすぎる」と多くの人が注目しました。 この投稿をInstagramで見る ちび神木。 ・ アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』には、幼少期のプライベート写真も満載!9月25日発売です ・ #ちび神木 #3歳 #神木隆之介 #おもて神木うら神木 神木隆之介 25周年アニバーサリーブック【公式】 (@kamiki_25th)がシェアした投稿 - 2020年 9月月18日午後7時51分PDT幼少期の神木隆之介さんは、とてつもなくキュート!女の子のような出で立ちですが、どこか今の面影も感じますね。そして、2020年でデビュー25周年を迎える神木隆之介さんは、同月25日にアニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』が発売されることをPR。同作にも貴重な子供時代の写真が多数掲載されているということで、ファンからは「絶対に買います!」「癒されたい…」といった期待の声がたくさん寄せられています。・たまらなくかわいい…。天使なのか?・素敵な写真ですね!本も楽しみにしてます。・かわいすぎて動悸が…。ちびりゅう、最高!!神木隆之介のインスタグラムにはイケメンショットが満載!子役時代はかわいい印象が強かった神木隆之介さんですが、27歳を迎えた2020年9月現在はすっかりイケメンに。『神木隆之介 25周年アニバーサリーブック』公式インスタグラムには、撮影オフショットをはじめプライベートを感じる写真が掲載されており、ファンをメロメロにしています。 この投稿をInstagramで見る \祝/Instagram開設! ・ 記念すべき1枚目の投稿は、『リュウチューブ』生配信中に撮影したコチラ ・ 今後も『おもて神木/うら神木』の情報やオフショットなど載せていきますので、お楽しみに! ・ ◆神木隆之介 25周年アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』(9月25日発売/アミューズ) 《特設サイト》 #神木隆之介 #神木25周年 #おもて神木 #うら神木 神木隆之介 25周年アニバーサリーブック【公式】 (@kamiki_25th)がシェアした投稿 - 2020年 8月月13日午前4時57分PDT この投稿をInstagramで見る #おもて神木の1枚 #神木隆之介 #神木25周年 #おもて神木うら神木 神木隆之介 25周年アニバーサリーブック【公式】 (@kamiki_25th)がシェアした投稿 - 2020年 8月月20日午前3時32分PDT この投稿をInstagramで見る 『おもて神木』に収録されている、ロングインタビューのメインビジュアルを公開 ・ ◆神木隆之介 25周年アニバーサリーブック 『おもて神木/うら神木』(9月25日発売/アミューズ) ・ #おもて神木の1枚 #神木隆之介 #神木25周年 #おもて神木うら神木 神木隆之介 25周年アニバーサリーブック【公式】 (@kamiki_25th)がシェアした投稿 - 2020年 8月月24日午前2時26分PDT この投稿をInstagramで見る 本日放送された、『 #借りぐらしのアリエッティ 』で共演している、#志田未来 さんには、【うら神木】の対談でも参加していただいております ・ 限定盤に付いてくる、特典DVDには、幼馴染のような仲の良さを感じられる2人の対談&撮影風景の様子が余すところなく収められてます ・ #志田未来 さん #神木隆之介 #神木25周年 #おもて神木うら神木 #9/25発売 ・ ◇8/31までに予約して下さった方には、神木と個別でお話しができるオンラインイベントなど、豪華な特典も盛りだくさんです✌️✨ お見逃しなく! 神木隆之介 25周年アニバーサリーブック【公式】 (@kamiki_25th)がシェアした投稿 - 2020年 8月月28日午前7時32分PDT この投稿をInstagramで見る 神木隆之介アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』 ・ おかげさまで、たくさんのご予約を頂いてます!ありがとうございます お手元に届くまで、しばしお楽しみにお待ち下さい♀️ ・ #うら神木の1枚 #おもて神木うら神木 #神木隆之介 #神木25周年 ・ ▼Twitterでは、『神木に演じて欲しい小説の登場人物』を募集してます。 本日23:59締切 宜しければご参加下さい! 神木隆之介 25周年アニバーサリーブック【公式】 (@kamiki_25th)がシェアした投稿 - 2020年 9月月6日午前6時04分PDT神木隆之介ってどんな人?神木隆之介さんは2歳の時に芸能事務所のオーディションに応募し、見事に合格。その4年後の1999年に、ドラマ『グッドニュース』(TBS系)で俳優としてデビューしました。2001年には、スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』で坊役を務めています。2005年に出演した映画『妖怪大戦争』では、『第29回日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞しました。それからはドラマ『探偵学園Q』(日本テレビ系)や『風のガーデン』(フジテレビ系)、『11人もいる!』(テレビ朝日系)、映画『桐島、部活やめるってよ』など数々の話題作に出演。その一方でアニメーション映画『サマーウォーズ』や『君の名は。』で、再び声優としての才能を発揮しています。2020年でデビュー25周年を迎えた神木隆之介さん。さらなる活躍が期待されています。神木隆之介が『屍人荘の殺人』で浜辺美波に振った『ムチャぶり』とは生存率1%の病気を患った過去[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日神木隆之介(27)が8月12日、三浦春馬さん(享年30)を追悼するコメントをTwitterに公開した。「なかなか皆様にお伝えできなかった事があります」と切り出し、「個人的にも祖母が同時期にこの世を去ってしまったこともあって、気持ちの整理が出来ないまま、悩んでました」と明かした。続けて、「まだうまく言葉には出来る自信はありませんが、春馬くんの事です。今もただただ悲しいですし、悔しいなどの言葉には表現できない気持ちです」と偲んだ。その上で「これからもこの想いと、そして彼と共に過ごしていきます」とし、「彼を大好きな僕らの、みんなの気持ちは彼に届いていると思ってます」と記している。7月18日に三浦さんが亡くなった後、7月23日に配信予定だった『リュウチューブ #6』を休止した神木。そのため、《無理しないで》など神木を慮る声が上がっていた。神木は、三浦さん初主演ドラマ『ブラッディ・マンディSeason2』(TBS系)で共演。15年の「Act Against AIDS」では、「生きる」をテーマにした『あなたに泣いてほしくて』を吉高由里子(32)含めた3人で朗読した。同じ事務所の先輩・後輩という間柄であり、共に子役から俳優業を歩んできた。「三浦さんと佐藤健さん(31)が親しかったこともあり、神木さんも親交を深めたといいます。神木さんは敬語を使わないほど、2人を慕っています。神木さんと三浦さんは、“礼儀正しく、人好きがする”という人柄も共通。互いに、子役時代から培われた長所なのでしょう。神木さんは19年、『キレイ〜神様と待ち合わせした女〜』で舞台に初挑戦。三浦さん始め、事務所の先輩たちは地球ゴージャスの舞台を経験しています。舞台の楽しさを教えてくれたことが、『出演する後押しになった』と明かしていました」(芸能関係者)三浦さんの死から約1カ月ーー。思いを打ち明けた神木を励ます声が上がっている。《言葉にするのも辛いことと思います 前に進むためにとあえて伝えてくれてありがとうございます》《ゆっくり仲間と共に上を向いて、彼の分まで歩んで下さい》《神木くん、同時期におばあさまも亡くされてたんだね。大切な事務所の仲間、おばあさま、身近にいる人が亡くなって、本当に辛いと思う。神木くんの思いが春馬くんに届きますように》
2020年08月13日俳優のみならず、近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮している、神木隆之介さん。アニメーション監督の新海誠監督が“俳優・神木隆之介”の色気について語ってくれました。『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうに。役者は感情を表現するのに全身を使いますが、神木くんは優しさ、雄々しさ、色っぽさなんかを、声という彼固有の「音」だけで演じることができてしまう。声の持つ情報量が、普通の人よりとても多いのが魅力ですね。芝居の勘が抜群によくて、アニメーション作品に必要な「間合い」や「息芝居」というものを、理屈でも体感でも完璧に把握していると思います。考えることが大好きで、演じることも大好きで、作品も愛している神木くんと仕事をすることは、最高に楽しいですよ。素顔のときは「あなたのことが好きだから、僕は今あなたと話しているんですよ」と思わせてくれる。手のひらの上で踊らされているだけかもしれないけれど(笑)、とても素敵な資質だと思います。宮崎駿監督の『ハウルの動く城』では、マルクルの芝居のあまりの可愛らしさに一観客として悶絶しました。僕が『君の名は。』を監督したときには声の青春感、爽やかさに聞き惚れましたし、『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうになりました(笑)。これからも声の演技もたくさん聞かせてほしいけれど、あまり他のアニメには出演しないでいてほしいです。嫉妬しそうだから(笑)。しんかい・まことアニメーション監督。2002年、短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年、神木さんが声優を務めた『君の名は。』が国内外で高い評価を受け、続く『天気の子』も大ヒット。かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。最新作『連続ドラマW 鉄の骨』は、4月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送スタート。全5話・第1話無料放送。ジャケット¥24,000シャツ¥11,800トラウザーズ¥13,800(以上メゾン スペシャル/メゾン スペシャル青山店 TEL:03・6451・1660)※『anan』2020年4月1日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月31日柔和な表情から一転、鋭い眼差しに。これまでに数々の作品で異なる表情を見せてきた俳優・神木隆之介さんがいま目指す色気のカタチに迫ります。奮闘する人が素の表情をふっと見せるとき。「色気がテーマって、(佐藤)健先生じゃなくて僕で本当に大丈夫なんですか!?」開口一番、おどけて場の雰囲気を和やかにしてくれた神木隆之介さん。役者としてすでに成熟した安定感がありながら、作品ごとに新たな魅力を見せてくれる。主役を務める最新作は、池井戸潤さん原作の『連続ドラマW 鉄の骨』。建設業界を舞台にした社会派エンターテインメントで、神木さんは中堅建設会社で働く入社4年目の富島平太を演じている。「会社員の役は以前もやったことがありますが、建設業界は未知の世界なので面白いです。ビルは都会にいたら身近な存在といえますが、自然と目に留まるものもあれば、風景に溶け込んでいてスルーしてしまうものもある。僕らが生活のなかで意識するしないにかかわらず、それぞれのビルにはいろんな思いが詰まっていて、どんな人がどうやって造っているのか、垣間見ることができるんです」建設現場を愛する平太は、仕事にプライドを持つ実直な青年。「人に夢を与えるビルを建てたいっていう情熱があるものの、未熟者なんですよね。序盤のシーンで、下請けの若者が建設現場でタバコをポイ捨てするのを見て、胸ぐらをつかむんですけど、体が先に動いてしまうところがある。彼の主張は正しいのですが、その正しさが畑違いの部署に異動して通用せず、打ち砕かれてしまうんです」異動先は「談合部」と揶揄される業務部で、大規模な公共工事の受注を巡り、社内外の人間が本音と建前を使い分けながら巧妙に駆け引きをしていく。平太の上司で常務取締役を内野聖陽さん、業務部の次長を中村獅童さん、そして談合を仕切るフィクサーを柴田恭兵さんが務め、まさに色気のある大人の演技も見ごたえがある。「内野さんは背中が大きいイメージで、頼りがいがあります。過去に親子役で共演させてもらったのですが、父親的な温かさを持ちつつ、今回は上司としての威厳も兼ね備えています。獅童さんの役は、いろんな問題を乗り越えてきた先輩のかっこよさがあって、平太が困るようなことでも余裕を見せるところに色気を感じます。柴田さんの役はもう…神ですね(笑)。言葉は優しいけど、どういう生き方をしてきたのかが端々に感じられて、とても重みがあるんです」正義は勝つと信じる平太が、こうしたツワモノたちに揉まれながら成長していく物語でもあるのだが、不器用な彼にも奮闘する人ならではの色気がある。「自らの理想と、会社の一員としてやるべきことの間で葛藤して、苦しむんですけど、離れて暮らす母と話すときにふっと見せる寂しさや優しさも彼の魅力のひとつ。仕事では精いっぱい頑張っているんだけど、母親の前では普通の息子なんだなっていうのを感じてもらえたらいいですね」このドラマの顔ぶれだけでも、色気とはひとことで説明しがたい複雑な“何か”であることがわかるが、神木さんが最近ただならぬ色気を感じたという人物が、舞台『キレイ-神様と待ち合わせした女-』で共演した阿部サダヲさん。「普段は優しくて面白くて、ちょっと棘のあるロックな人なんですけど、同じ舞台に立っているとつい目で追ってしまうんですよね。阿部さんが次に何をするのか、共演者みんなが楽しみにしているような感じで、もっと阿部さんの芝居を見たいと思わせてくれる。そういう役者に憧れますね」神木さんにとっては、意外にもこのときが初舞台。役者としてその経験は大きかったようだ。「なんとなくですけど、カメラの前で堂々とできるようになりました。今までは迷いがありましたが、全48公演を完走できたことが自信につながったのかもしれません」色気にも、におい立つくらい濃密なものや、気配のようにそこはかとなく漂うものなどがあるが、神木さんが魅力的に思う色気のイメージを色で例えるなら…。「直感で思い浮かんだのがワインレッド。品のある、マットなワインレッドですね。黒のなかに雷みたいにワインレッドの切れ目が見える、そんなイメージです」役の幅が広がることは武器が増えることであり、それはつまり魅力が増すということなのだろう。コミカルな役からシリアスな役まで振れ幅がどんどん広がっているいまの神木さんは、まさに魅力が増している時期といえる。「実年齢より上の役を演じられるのも、色気があるということなんでしょうね。20歳で大人っぽい色気があったら30歳の役もできるわけだから、やっぱり役者にとって大事なもの。といっても健先生みたいな色気とはジャンルが違いますからね。それぞれの担当部署で僕も頑張ろうと思います(笑)」かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。最新作『連続ドラマW 鉄の骨』は、4月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送スタート。全5話・第1話無料放送。ジャケット¥24,000シャツ¥11,800トラウザーズ¥13,800(以上メゾン スペシャル/メゾン スペシャル青山店 TEL:03・6451・1660)※『anan』2020年4月1日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月28日新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』で、主人公の瀧を演じた神木隆之介さん。新海映画をこよなく愛する神木さんが、愛情溢れる解説を披露してくれました!取材現場に現れた神木隆之介さんの傍らには、小さなノートが。「大好きな新海作品について語るので、昨日の夜、いろいろ観直して予習してきたんです(笑)」と言う神木さんは、自他ともに認める筋金入りの“新海誠マニア”。魅力を語り始めると、とにかく言葉が止まりません!「最初に監督の作品を観たのは高校生のときです。レンタルビデオ店に並んでいたパッケージの美しさに惹かれ、『秒速5センチメートル』を借りたのですが、始まって数秒で、なんだこの世界観は!!とノックダウンされました。こんな美しく描かれた世界にもっと浸りたい…と思い、そのときに観られる新海作品を一気に観ました」入り口は絵の美しさでしたが、観続けていくうちに、セリフの内容や言い回しのリアリティ、人間を描く深さ、そして日常音の美しさなど、魅力を発見してはますますハマっていったそう。「僕が思うに新海監督は、きっと心にずっと空洞があって、そこを埋めるための何かをずっと探しているのかな、と思います。その、どこか満たされていない状況は寂しくて切なくて儚いのですが、そこに監督が憧れているロマンがあるような気が…。『ほしのこえ』からずっと、一貫してその雰囲気を感じますね」ここでは、お話に出てきた『秒速5センチメートル』、『ほしのこえ』、そして主人公を演じた『君の名は。』の見どころを神木さんが熱く解説。神木さんの溢れる愛を汲み取りながら、お楽しみください!『ほしのこえ』(2002年)2046年、同じ中学で同じ部活に所属する、同級生のミカコとノボル。淡い恋心を感じていた二人だったが、中3の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれ、宇宙に旅立つ。高校に進学したノボルは、遠く離れたミカコと携帯メールで通信をするのだが、ミカコが太陽系の深淵に向かうに従い、メールのやりとりにかかる時間が、数日、数週間、そして年単位…と開いていく。「宇宙と地上に引き裂かれる恋人の話です。監督の第1作ですが、後の作品に脈々と引き継がれていく、新海さんの核みたいなものが描かれている作品だと思う。宇宙にいるミカコとノボルの間には、想像もできないほど遠い距離があって、メールがどんどん届かなくなっていくわけですが、強く思えば思うほど、二人は遠く離れていくんです。すごく切ない、悲しい恋物語。繊細で儚くて、でもだからこそとても美しい。実はこの作品も、登場人物と天気が大きく関わっていて、彼らの心情で雨が降ったり、入道雲が発生したりするんです。『天気の子』にも通じますよね。監督の描きたいものにブレがないんだなと、観返して改めて思いました」『ほしのこえ』第1作は、監督、脚本、演出、作画、美術、編集のほとんどを一人で手がけた完全個人制作アニメ。オリジナル版はノボルの声を新海監督が務めている。ミニシアター1館での公開ながら、1か月で約3500人の観客動員が。声の出演/武藤寿美、鈴木千尋25分DVDサービスプライス版¥2,286(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『秒速5センチメートル』(2007年)東京に住む小学生のタカキとアカリはお互いに想い合う仲。しかし卒業後、アカリが栃木へ引っ越して二人は離れ離れに。さらに中学生になったタカキは鹿児島に転校が決まる。遠くに引っ越す前にアカリに会おうと決め、大雪の中タカキは栃木に向かう。時は過ぎ、種子島で高校生活を送るタカキは、同級生からの想いを知りつつ、遠くにある何かを見つめていた。後日、東京で社会人になり、タカキは仕事に追われて疲弊する中で、忘れかけていた一人の女性のことを思い出す。「物語は〈桜花抄〉〈コスモナウト〉〈秒速5センチメートル〉の3章から成り立っていて、僕は最終章が一番好きです。タカキはアカリの面影を求め、彼女に似た女性と付き合うんですが、過去を思い出にできず、関係は破綻します。その、タカキのダメな感じが、だらしない生活ぶりから強く伝わってきて、特に部屋の中で空き缶が転がるシーンの音と描写がとにかく秀逸。何かを追い求めているんだけれど、それが何なのかわからない。タカキのその感覚は、僕にも重なるところがある。最終章の彼の言動を見るたびに、なんとも言えない気持ちになります」『秒速5センチメートル』題意は、作中でアカリが「桜の花びらが舞い落ちる速度」と言う。惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を、3章の連作で描く。海外でも、アジアパシフィック映画祭の最優秀アニメ賞など、映画賞を受賞。声の出演/水橋研二、近藤好美、尾上綾華1時間13分DVD通常版¥3,800(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『君の名は。』(2016年)1000年ぶりとなる彗星の来訪を控えた日本。東京に住む男子高生の瀧はある日、山奥の田舎に住む女子高生・三葉になる夢を見た。一方、三葉は瀧になる夢を見た。二人とも「変な夢」と思うが、この妙にリアルな夢は繰り返される。抜け落ちた記憶、不思議な時間感覚…。「もしかして、入れ替わってる?!」と気がつく二人。奇妙と思いつつも二人なりのやり方で協力し合い、瀧と三葉は打ち解けていくのだが…。「それまでの作品と比べると、とにかくテンポが速いです。それからコメディシーンがあるのも、過去の新海作品にはない新しい側面かも。コメディ要素を盛り込みながら展開の速い作品ですが、登場人物の心情をしっかり丁寧に描いているところはさすがです。観てほしいところは…やっぱり二人が入れ替わっているシーンかな。瀧くんの中に三葉が入っている場面は、僕はちょっと内股で演じていましたし、三葉を演じた(上白石)萌音ちゃんは、逆にガニ股になっていたのを覚えています。最先端のCG技術を使った映像がとにかく美しく、RADWIMPSの音楽と一体化したときのエンタメ感は、本当に素晴らしい」『君の名は。』日本における邦画の興行収入第2位という大ヒット作。世界100以上の国と地域で公開され、世界興行収入が日本映画として歴代1位になった。RADWIMPSが映画音楽を担当したことも話題に。声の出演/神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ1時間47分DVDスタンダード・エディション¥3,800(発売、販売:東宝)©2016「君の名は。」製作委員会かみき・りゅうのすけ1993年生まれ、埼玉県出身。俳優として、また声の出演でも数多くの作品に参加。公開待機作に、『屍人荘の殺人』(今年12月公開)、『Last Letter』(’20年公開)が。※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2019年08月14日俳優の佐藤健、神木隆之介が2日、東京・西銀座チャンスセンターで行われた「サマージャンボ宝くじ」、「サマージャンボミニ」の発売記念イベントに出席した。7月2日から8月2日の期間に全国で発売される令和元年のサマージャンボ宝くじ(市町村振興 第800回全国自治宝くじ)、サマージャンボミニ(市町村振興 第801回全国自治宝くじ)。サマージャンボ宝くじは、1等賞金が5億円で1等の前後賞が各1億円ずつ設けられ、1等と前後賞合わせると総額7億円が当たる。発売日に行われた同イベントに、CMキャラクターを務める佐藤健と神木隆之介が浴衣姿で登場。浴衣姿に佐藤が「僕は浴衣を着るのも見るのも好きなのでうれしいですね。誰かが着ている浴衣を見るのも好きです」と和装好き。神木は「もうね、格好良すぎてどうするんですかね? 夏限定の佐藤健を見られるのですごく楽しいです」と絶賛した。サマージャンボ宝くじは、1等前後賞合わせて7億円もの大金が当たる。イベント中には「7億円当たったらお互いに何をプレゼントしたい?」という質問を投げ掛けられ、佐藤が「神木くんにずっと欲しいと言われているんですが、探しているんですけどなかなかないので、7億円を使って本物のプラネタリウムをプレゼントしたいです」と答え、神木も「僕はマンションを買ってあげたいですね。それに合鍵をもらうという(笑)。それまでがワンセットです。そうすればいつでも入れるしいつでも会いに行けますから」と"佐藤健愛"をアピールした。イベントでも随所で仲の良さを見せていた佐藤と神木だが、最初は神木からのアプローチだったという。「一番最初に健くんが仮面ライダーをやっている時にマネージャーさんを通して電話したことがあるんです。それが最初のコンタクトでした」と神木が明かし、佐藤も「本当に人懐っこいんですよ。歳とか関係なく話し掛けてくれたりするので、仲良くなれたのは神木くんのお陰だと思います」と感謝。続けて神木が「憧れですよね。色気が浴衣着ているみたいですから。もうそれこそ色気ってどうやって出すの? って一番最初に聞いた方なんです。表現者や役者としても色んなことをやられてますし、僕にとっては素敵な先輩です」とべた褒めだった。
2019年07月02日5月19日、俳優の神木隆之介が26歳の誕生日を迎えた。Twitterではファンや様々な公式アカウントから《お誕生日おめでとうございます!》《神木隆之介さんの誕生日をRTでお祝いしましょう》《幸せな1年になりますように》と祝福の声が続々。《#神木隆之介誕生祭》《#神木隆之介は26歳になりました》とハッシュタグがつくほどだ。神木は5歳で子役デビュー。キャリアはすでに21年になるが次々と新境地をかいたくしている。01年にはジブリ映画「千と千尋の神隠し」を皮切りに、声優としても活躍。また14年の映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」では、佐藤健(30)と迫真の殺陣を披露した。そして今年2月に公開された映画「フォルトゥナスの瞳」では、初のラブストーリーを演じた。そんな年を重ねるごとに活躍の場を広げている神木に、彼が“アラサー”になったことを驚く声もあがっている。《もぅ26歳か、早いな》《すっかり大人》《アラサーなんて信じられん》《月日経つの早いーー》神木は現在、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)や「集団左遷!!」(TBS系)にレギュラー出演中。どちらも神木の誕生日に放送予定となっている。《ドラマ見てます》《集団左遷楽しみ~》《いつも誕生日の日にドラマ出てない?幸せすぎですありがとう》とファンにも嬉しい誕生日となりそうだ。
2019年05月19日2月15日公開の映画『フォルトゥナの瞳』の公開直前イベントが12日、都内で行われ、神木隆之介、有村架純が出席した。『永遠の0』や『海賊とよばれた男』の百田尚樹による同名小説を映画化した本作。"死を目前にした人間が透けて見える"という不思議な能力・フォルトゥナの瞳を持ち、最愛の女性の"死の運命"を知ってしまう主人公の青年・慎一郎(神木隆之介)と、彼と未来を誓い合いながらも死の運命に導かれていくヒロイン・葵(有村架純)の感動的な愛の形を描く。主人公の慎一郎を演じた神木は「自分たちが作った作品を世に出して皆さんに見てもらう不安はありますが、楽しみしている気持ちも半分あります」と話し、神木の相手役を務めた有村は「神木くんのラブストーリー初めての瞬間に携われて光栄です。これだけ経歴がある方なのに、まだ初めてあるの? と思うぐらいですが、新鮮な神木くんの姿をたくさんの方々に見ていただけることを楽しみに思っています」と公開が待ちきれない様子だった。イベント後半では、本作の内容にちなみ、神木と有村の"愛の献身度"が透けて見える「究極の選択で心理テスト」を実施。「愛の献身度50%。程よい距離感、ただの無難な人タイプ」と診断された神木は「物品で補う無難な人です」と自虐的で「一番無難な選択をしてしまいました(笑)」と苦笑い。対する有村は「愛の献身度90%。ちょっと重たい! 振られ体質タイプ」と診断されたが「自分じゃ分からないですよね。でもある程度の距離感は欲しいです」と恋愛体質でないといい、「相手の人にこうしてとかああしてとかはないですよ。見返りはあまり求めないです」とコメントすると、神木は「お母さんみたい!」と驚いていた。また、イベントの最後には、翌日が有村の26歳となる誕生日ということで、神木がサプライズとしてバースデーケーキを有村に贈呈。神木が取ってくれたケーキを口にした有村は「美味しい! みんなに食べてもらいたい。すごく美味しいですよ。これは女子にとってすごくうれしいケーキです」と舌鼓を打つと、神木は「こんな幸せな笑顔でうれしいです」と観客とともに有村の誕生日を祝った。映画『フォルトゥナの瞳』は、2月15日より全国公開。
2019年02月13日映画「カメラを止めるな!」の主演・濱津隆之(37)が2月1日、Twitterを更新。アニモプロデュースに所属すると発表した。事務所の公式Twitterが「本日より、俳優・濱津隆之が所属となりました。今後の活動に是非ご注目頂ければ幸いです!」とツイート。すると濱津も「どうぞ宜しくお願いします」と続けてツイートした。昨年12月、本誌に登場した際「皆さんの応援のおかげでここまで来られたと思っています」とファンへの感謝の気持ちを語っていた濱津。Twitterではエールが上がっている。《色々な役の濱津さんを見たいです!! 濱津さんの魅力を沢山引き出して下さいね!!!》《今までご自分ですべてされていて大変でしたよね。俳優業に専念できますね》《さらなるご活躍をお祈りします!!! そしてカメ止めの事はずっと心に置いていて下さいねー!!!!》「濱津さんは『カメ止め』でのブレイクを機に、アルバイトを卒業。以降は織田裕二さん(51)主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)などに出演していましたが、事務所には所属せずフリーとして活動していました。『カメ止め』の上田慎一郎監督(34)は映画制作にあたって『出演者全員の見せ場を作りたかった』と語っていましたから、濱津さんの事務所入りをさぞ喜んでいることでしょう」(映画関係者)濱津だけではなく、他の俳優陣も続々と事務所に所属。テレビにバラエティにと活躍の幅を広げている。「『カメ止め』は興行収入が30億円を超え、さらに全国350館以上での公開を記録しています。年末年始にかけ、日本アカデミー賞といったいくつもの映画賞を受賞。さらにスピンオフ作品の放映や、新たなサントラの発売も控えています。『金曜ロードSHOW!』(読売テレビ系)での放送も決定したばかり。19年もまだまだカメ止めフィーバーは続きそうです」(テレビ局関係者)
2019年02月01日俳優の佐藤健と神木隆之介が出演するスマートフォン向け位置情報ゲーム『ポケモン GO』の新CM「2人でバトル」編が、11日より全国で放送される。新CMは、佐藤と神木が『ポケモン GO』のような世界観の中で、ほかのプレイヤーとの1対1の対戦を手軽に楽しむことができる新機能「トレーナーバトル」を仲良く楽しむ内容。ポケストップで遊んだり、トレーナー気分でフィールドを歩いたりしつつ、バトルの準備をし、バトルに出す3匹のポケモンを選びながら自分のポケモンを自慢する。バトルが始まると、時折、真剣な表情をのぞかせながらも、相手のポケモンやバトルの内容について楽しく会話する2人。結果は、神木の勝利! バトルに負けた佐藤は少し悔しそうな表情を浮かべるが、2人とも楽しそうに笑顔を見せる。今回の撮影では、台本なしで自然な表情とリアクションを撮影。普段から『ポケモン GO』で遊んでいる2人ということもあり、本番中は終始楽しくプレイをしていて、思わず「CM撮影?」と思ってしまうほど自然体の2人の姿が収められている。また、佐藤と神木のWeb限定オフショット映像も公開。普段から仲の良い2人が外に出て『ポケモン GO』をプレイしている様子が見られる。(C)2019 Niantic, Inc. (C)2019 Pokemon. (C)1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
2019年01月11日神木隆之介が、25歳になる。この言いようのない感慨深さに、共感する方は多いだろう。子役から活躍し、20年以上も第一線で活躍している俳優はそうそういるものではない。しかも、日本映画歴代興行収入ランキングベスト5のうち、第1位の『千と千尋の神隠し』から第2位『君の名は。』、第3位『ハウルの動く城』、そして第5位の『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(実写作品としては歴代1位)と4作品に出演する栄誉を持つのは神木さんだけだ。代表作を数え上げればキリがないが、この世代トップの実力派俳優であるのはもちろんのこと、上記3作品をはじめとする声優の仕事にも定評のある神木さん。少々寂しくもあるが、もう学生服は卒業する年ごろだ。そんな神木さんの軌跡と、現在、そして未来に迫った。“声優”神木隆之介の経歴のすごさ、そのポテンシャル1993年5月19日生まれ、2歳のときに子役の有名事務所として知られる「セントラル子供タレント」に入り、CMでデビュー。1999年には「グッドニュース」でドラマデビューを果たした。筆者が初めて神木さんを知ったのは、“人間ではない”少年役を演じた平成仮面ライダーシリーズ2作目「仮面ライダーアギト」。中性的で謎めいた美少年であることが重要なキャラだったが、そのころから演技力が際立っており、“神童だ!”と衝撃を受けたことをよく覚えている。その麗しさは、滝沢秀明主演の大河ドラマ「義経」(2005)で牛若(義経の幼少期)を、さらには、その7年後の「平清盛」(2012)でも義経を演じたことからもよく分かる。その一方で、まず注目したいのが、神木さんの声の仕事。『千と千尋の神隠し』(2001)で湯婆婆の息子“坊”の声を務めたのが、8歳のとき。その後、『ハウルの動く城』(2004)のマルクル役、声変わりをしてからは『借りぐらしのアリエッティ』(2010)ではアリエッティが出会う病弱な少年・翔の声を務め、スタジオジブリの3作品に出演。『アリエッティ』米林宏昌監督とは、スタジオポノックの『メアリと魔女の花』(2017)でも再タッグを組んだことが記憶に新しい。また、新・声優陣による劇場版ドラえもん1作目『のび太の恐竜2006』で、恐竜“ピー助”の声を務めていたのは神木さん。一色まことの人気コミックを原作にした『ピアノの森』ではピアニストを目指す雨宮修平の声を演じたが、彼に影響を与えていく天才的なピアノの才能を持つ少年・一ノ瀬海を上戸彩が務めて話題となった。細田守監督の『サマーウォーズ』では主人公・小磯健二の声を演じ、代表作の1つに。そのクライマックスの決めセリフ「よろしくおねがいしましまぁぁぁすっ」は『天空の城 ラピュタ』の「バルス!」並に(?)SNSを沸かせるものとなっている。今夏、続編が公開されるアカデミー賞受賞作『皇帝ペンギン』(2005)ではかわいい子ペンギンの声を務めたことも。『アーサーとミニモイの不思議な国』、そして『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』ではハリウッドの人気子役(現在も活躍中)フレディ・ハイモアの吹き替えの声を務めている。彼以外には考えられない『君の名は。』瀧くんのほかにも、これだけ数多くの作品に起用されてきた神木さん。声の発し方や間、抑揚などでキャラクターに息吹を与え、説得力を持たせる卓越した演技力があればこそで、“俳優が声の出演をする”以上のものを作品に残している。俳優・神木隆之介の転機は『SPEC』、そして『桐島』か2003年の『踊る大捜査線THE MOVIE2』で、“万引き家族”ならぬ“スリ家族”の長男役を演じていた神木さん。少年係のすみれ(深津絵里)にお世話されていた可愛い姿が、懐かしく思い出される。その後、主人公タダシ役を演じた『妖怪大戦争』(2005年)では12歳にして日本アカデミー賞新人賞を受賞。2007年には、あどけない少年ぽさを残しつつ行定勲監督のジュブナイル『遠くの空に消えた』で同じく子役として活躍していた大後寿々花と共演。その後、大後さんとは『桐島、部活やめるってよ』やドラマ「刑事ゆがみ」でも共演する。また、『Little DJ ~小さな恋の物語~』では、同じく福田麻由子と淡い初恋を演じる姿にときめかされた。病院内放送のDJを務める少年という役柄によって、その声の良さも存分に活かされた。そして、2010年にスタートしたドラマ「SPEC」は神木さんにとって、転機の1つとなった作品だろう。演じたのは、時を止める能力をもつ“ニノマエ”。最終章となる2013年の劇場版『SPEC~結~』(漸ノ篇、爻ノ篇) 公開時のシネマカフェインタビューでは、この“ニノマエ”として過ごした時間を「役と一緒に成長してきた3年だった」と大切にふり返っている。これまでのイメージとはがらりと変わって、「何を考えているか分からない」無邪気さを持つ悪役を熱演し、新境地を開いた。何度も蘇っており、「連続ドラマが終わって死んだはずなのにスペシャルドラマに呼ばれ、『おつかれさま』と言われたはずが映画にも呼ばれ…まだそのパターンが続いているような気がします。撮影を終えてしばらく経って『終わったんだな』と思っているのですが、心のどこかでまだ終わっていないような…それくらい、この3年は長く特別でした」と、当時の神木さんはその入り込みようを明かしていた。また、ドラマでは2011年、脚本を務めた宮藤官九郎が「向田邦子賞」を受賞した深夜ドラマ「11人もいる!」であろうか。約4年ぶりの連ドラ主演で、進学をあきらめ、バイト三昧だった大家族の長男(高3)がバイト先のお姉さんと勢いでHしてしまい、妊娠させてしまうという役回りだった。同作には長女役の有村架純ほか、星野源や高橋一生、矢本悠馬、加藤清史郎なども出演しており、宮藤さんとは監督作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)でも再タッグを組むことに。あのハイテンション芝居を引き出した宮藤さんとのタッグは、後述する大河ドラマでも期待されている。さらに、主要映画賞を席巻した2010年代を代表する青春映画、いや日本映画の金字塔『桐島、部活やめるってよ』(2012)では、いわゆるスクールカーストの“底辺”に属する映画部の前田という、とても“らしい”高校生がハマり役となった。「高校を卒業して『桐島』のプロモーションが始まって、おこがましい言い方だけど“座長”としてしっかりしなくちゃという意識、責任感を強く感じていました」と、先の『SPEC』のインタビューで神木さんは語っている。“職業・役者”としての実感が、さらなる高みを目指す後押しになったのだろう。例えば、『太陽』(2015)での、近未来の超絶的な2分化社会に生きる、屈辱と劣等感にまみれた役どころは新鮮味があった。『るろ剣』『バクマン。』…人気漫画の原作もハマる!また、2007年のドラマ初主演作「探偵学園Q」を始め、大人気漫画原作の実写作品がハマる男でもある。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(2014)では原作でも人気の高い瀬田宗次郎役を演じ、高速殺陣アクションにも挑戦した。主演の佐藤健とは『バクマン。』(2015)でも息の合ったコンビを見せてくれたが、同作では当初、主演2人の“キャスティングが逆では?”と話題となった。真面目な作画担当のサイコー役を演じたのが佐藤さんで、神木さんは原作担当のチャラくて調子のいいところもあるシュージン役。だが、これがまたハマッた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)でも、友達思いの明るいキャラ・広瀬康一はぴったりだった。さらに、『3月のライオン』(2017)の桐山零に至っては、原作ファンやアニメファンも納得のキャスティングとなった。弱々しいほどの見た目とは裏腹に、内に秘めた将棋への呪縛のような熱量や愛に飢えた心を表現できるのは、やはり神木さんしかいない。このギャップは、「SPEC」や『るろ剣』ともどこか近しいものを感じる。実際、神木さんも『るろ剣』公開当時のインタビューで「宗次郎も、ニノマエも、何で演じられたんだろう?と思いつつも楽しい。たぶん、自分に何ができるのか、自分がどんな人間なのか、いまだに分かっていないのが面白いんでしょうね。そういう意味では、自分自身に興味を持ち続けています」と語り、「陰の部分も、陽の部分も、もっと自分に何かがあってほしい。そこを探りながら、いろいろな役を演じていくのが楽しいんです」とも述べている。学生服は卒業…!?刑事や弁護士、サラリーマンを演じるいままた、先の『SPEC~結~』でのインタビュー当時、“社会人”になったばかりの神木さんは、「スーツを着て会社勤めをする役がやりたいです。上司や部下や同期の仲間がいて、ほかの部署の女の人と社内恋愛したりとか(笑)」と語っていた。その願いがついに叶ってか(?)、会社員ではないが、2017年10月期に放送されたドラマ「刑事ゆがみ」では、正義感と上昇志向が強い刑事・羽生虎夫に扮し、ルール&常識度外視の破天荒な刑事・弓神(浅野忠信)とバディを組んだ。もちろんスーツ姿ではあるが、何度も弓神にからかわれていたように残念ながら「25歳で童貞」という設定…。だが、この羽生役は視聴者にとっても感慨があったようで、「“学生”じゃなくて“大人”の役を演じてる神木くんが新鮮」「スーツ神木かっけえええええ」など“大人の男”にネット上は盛り上がった。さらに、この4月21日にスタートしたNHK土曜ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」がまた、抜群に面白い役どころだ。本作では、アメリカでは一般的となっているモンスターペアレントや、パワハラ、モラハラ、いじめなど学校で起こる出来事に法が介入していく「スクールロイヤー(学校弁護士)制度」が取り上げられている。神木さんが演じるのは、やけに弁の立つ弁護士・田口章太郎。スーツ姿に弁護士バッジを着けた神木さんは「凛々しい」のひと言に尽き、成長を感じさせるが、実はまだ“法廷デビュー”はできていない新米。弁護士事務所のボス・高城(南果歩)によって、ある中学校にスクールロイヤーとして派遣される。田口は「僕は先生の先生ですから」と、弁護士として常に正論をぶちまけるが、現代の伏魔殿・学校には暗黙のルールが多々あり、とにかく穏便に済ませたい校長たちとも対立しがち。中でも、教務主任とは何かと意見が衝突するが、演じているのが「11人もいる!」で父親役だった田辺誠一なのは、ファンにはツボかもしれない。ものすごいセリフ量だが、まったく言いよどむことのない“弁の立つ”神木さんに、「滑舌がすごくいいですね」と何度も繰り返す田辺さんには納得するばかり。しかも、学校のチャイムや吹奏楽の放課後練習を思わせる音楽をバックにしながら、映画部員でも、天才棋士でも、漫画作家でもなく校内にいるスーツ姿の神木さんというのは初めて見る光景。子役時代の神木さんと共演経験があるという南さんも「こんなに立派になって。叔母のような目線で喜んでいる」としみじみ。今回は弁護士先生だが、学園ドラマの先生役を演じてもいいころだ。とはいえ、auのCMシリーズ「意識高杉、高杉くん」では、『桐島』の前田よりは社交的だが、IQが高そうで“意識が高すぎる”高校生・高杉くんに扮していて、貴重な制服姿を目にすることができる。その一方、この5月からは、20代を中心にした第二新卒の転職・就職サイト「Re就活」のCMキャラクターにも起用されている。通勤途中の若手サラリーマンを演じており、満員電車の洗礼も受けるひと幕も!サラリーマンの恋と仕事の成長物語もぜひ見てみたい、と思わせてくれる。今後は、実写映画『フォルトゥナの瞳』で初めての本格ラブストーリーにも挑む。相手役は、『3月のライオン』でもぶつかり合う義理の姉弟を演じた有村架純だ。さらに、宮藤さん脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描く、2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演が決定。1912年の「ストックホルム」から1936年「ベルリン」、1964年「東京」までの3大会を描く中で、東京五輪前後の人気落語家・古今亭志ん生をビートたけしが演じ、神木さんはその弟子となる、その名も“五りん”役を務め、川栄李奈が恋人役になるという。まだまだ25歳!神木さんが挑戦し続ける未来を、これからも見守っていきたい。(text:Reiko Uehara)
2018年05月19日俳優の神木隆之介(24)が主演映画「フォルトゥナの瞳」(三木孝浩監督、来年公開)で本格的なラブストーリーに初挑戦すると、一部スポーツ紙が報じた。 同作は作家の百田尚樹氏の同名小説を映画化。「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な能力を持つ青年・木山慎一郎(神木)が、明るく優しい女性・葵と出会い展開される切なく美しいラブストーリー。 葵役を演じるのは有村架純(25)。神木と有村は昨年公開の神木主演映画「3月のライオン」など過去3作品で共演しているが、恋人役は今回が初めてとなるという。 「神木さんは95年にわずか2歳でCMデビュー。99年から子役として活動するとすぐに頭角をあらわし、『天才子役』と呼ばれるようになりました。05年から現在も所属する大手芸能プロに移籍。同年公開された主演作『妖怪大戦争』で主演し、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。『天才子役』と呼ばれ大成するのはなかな難しいものですが、その後も第一線で活躍し続けています」(テレビ局関係者) 俳優としては続々と話題作に出演。さらに声優としても18年現在、歴代邦画興行収入ランキングTOP3の「千と千尋の神隠し」「君の名は。」「ハウルの動く城」に出演する“ヒットメーカー”なのだ。 「これまではどうしても純朴な青年の役が多く、そのイメージが強かった。しかし年齢を重ね、所属事務所もそろそろ“大人の俳優”としてステップアップをはかろうとしています。それもあって、本格的なラブストーリーのオファーを受けたようです」(映画業界関係者) これまで見せていなかった神木の魅力を発揮してくれそうだ。
2018年05月09日俳優の神木隆之介が、映画『フォルトゥナの瞳』(2019年公開)に主演することが7日、分かった。有村架純がヒロインを務める。同作は百田尚樹による同名小説を実写映画化。「死が近い人が透けて見える能力」を持つ木山慎一郎(神木)は、偶然入った携帯ショップで会った桐生葵(有村)に出会い恋人同士となるが、ある日葵の身体が透け始めてしまう。数えきれないほどの出演作を持つ神木だが、本格ラブストーリーは初挑戦。映画『3月のライオン』では義理の姉弟だった神木と有村が、初の恋人役を演じることになる。メガホンを取った三木孝浩監督は、「ファンタジーであり、サスペンススリラーの要素もあるこの物語ですが、その根底に流れているのは愛の在り方を求めて彷徨う切ないラブストーリーであり、誰の身にも起こり得る選択と運命を描いた物語でもあります」と語る。「神木隆之介くん、有村架純さんという素晴らしいキャスト二人とともにこの儚くも美しいこの愛の物語を丁寧に紡いでいきたいと思います」と意気込んだ。○神木隆之介コメントこのお話を頂く前に、たまたま原作を読んでいたので、お話を頂いた時は運命のようなものを感じました。慎一郎がどのような道を選択し運命に向かっていくのか、一人の男として大切な事を教えて貰ったような気がします。僕は今回、初めてラブストーリーに挑戦させて頂くのですが、とても緊張しています。三木監督をはじめとするスタッフ、共演者の皆さんに助けて頂きながら精一杯、慎一郎を演じたいと思います。有村さんは過去に何度か共演させて頂きましたが、今回は恋人役ということで、どんなお芝居になるのだろうと、今からとても楽しみです。三木監督は初めてご一緒させて頂きます。何度かお会いしましたが、とても優しく、役者の気持ちに寄り添ってくださる方だなと思いました。○有村架純コメントこれまでとは一味違ったラブストーリーができるのではないかと、脚本を読んで率直に思いました。出逢った二人が、本能的に惹かれあっていくさまを、微笑ましく、幸せに、どうかこの関係が壊れないでほしい、と思っていただけるように、一つ一つの描写を大切にしていきたいと思います。神木さんとは、今回四度目の共演となりますが、過去に神木さんとご一緒した取材で「神木さんのラブストーリーが見てみたい」と答えたものが、まさか、自分自身が相手役で実現するとは思ってもみなく、驚いています。とても信頼できる役者さんであり、安心感しかないので、楽しみながら一緒に頑張れたら嬉しいです。監督の三木さんは、いつかご一緒してみたい監督の一人で、このご縁を無駄にしないように、全力で三木さんの演出にお応えしていきたいです。とても丁寧に向き合って下さる方で、今から撮影が楽しみです。(C)2019映画「フォルトゥナの瞳」製作委員会
2018年05月07日俳優の神木隆之介が、江崎グリコの大粒チョコ「HOBAL(ホーバル)」イメージキャラクターに起用されたことが16日、わかった。新CM「切っちゃダメ」編は、17日から全国でOAされる。またTVCMと連動したWEB動画「どっぷりチョコレートコース」編、「どっぷりバブルバスコース編、「どっぷり焚き火コース」編(各60秒)は16日からYouTube グリコ公式チャンネルで公開される。CMでは、ウェイターに扮した神木が、「HOBAL」をナイフとフォークで切ろうとする女性を「あぁ!切っちゃダメ!」と止めに入り、「ほおばる時は一口で」と助言。神木のアドバイス通り一口で食べた女性は、チョコのソースと甘みを堪能し、至福の表情を浮かべる。またWEB動画は、ヘッドフォンを使って再生すると、その場に居合わせたかのような臨場感を再現する「バイノーラル録音」という手法を採用。「どっぷりチョコレートコース」編では、CMに登場する女性と同じ視点から、神木の声と表情を感じることができる。「どっぷり焚火コース」編は炎をまった り見つめながら、「バブルバスコース」編は泡に包まれながらリアルな音の世界と「HOBAL」を楽しめる映像となっている。撮影ではカメラの周囲に特殊な頭型のマイクが配置され、 神木はカメラを女性に見立てて正面から背中側に回り込んだり、耳元まで顔を近付けて囁いたりしながら、60秒間の独り芝居に挑んだ。60秒で収めなければいけないため、ミスをすると最初からやり直しになってしまうが、抜群の集中力を発揮する神木に、監督も「素晴らしい!」と絶賛。OKテイクはジャスト60秒となり、周りのスタッフから大きな拍手が沸き起こった。また神木もモニター前でバイノーラル録音収録のテスト映像をチェック。ヘッドフォンで再生した神木は 「面白い! 映画館で見ているみたいですね!」と実際に自ら体験していた。
2018年01月16日今年も開催される、アミューズ所属の若手俳優たちによるファン感謝イベント「ハンサムフィルムフェスティバル」。去年は神木隆之介さんとともに寸劇「君の名は。」を披露、話題をさらった吉沢亮さんが、今年のイベントについて語ります。去年のハンサムライブは、ネット配信があったり、過去最大規模の会場で追加公演もやれたりして、これまでで一番多くの人に観てもらえましたし、自分としても、すごく激しいダンスを踊らせてもらったりして充実感もあって、すごくいい形で終われた感じがしているんです。そんななかでも、神木とやった『君の名は。』は楽しかった。あの場に出たら、普段の自分とは違うよくわからないテンションになって、何でもいいやってくらい楽しくてふざけてしまって。おかげで、普段言ったこともない「バイブス」なんて言葉を連発しちゃいました(笑)。でも、このイベントを毎年待ち望んでくださっている方々がいるという事実、実際にステージに出た時のすごい熱狂は、僕の気持ちをそれくらい盛り上げてくれるんですよね。じつは僕、出演し始めた頃は、神木も含めて、他のハンサムメンバーとそんなに仲が良くなかったんです。同じ事務所に所属していても、俳優同士だとあまり顔を合わせる機会もなく、言ってみれば、年に一度、ここで会うだけ。当時はものすごい人見知りだったし、先輩後輩みたいなものも苦手で、皆と距離を置いていたと思います。意識が大きく変わったのは去年。自分より下の新人ハンサムがたくさん入ってきた時、打ち解けない先輩がいたらやりづらいだろうなと思って、これまでにないくらい、いろんな人と話したし、稽古終わりに皆で食事にも行ったりして。神木とも、その頃から仲良くなりました。去年のいま頃は、ふたりで取材を受けてもぎこちなかったけど、いまはめちゃくちゃ楽しくて、自分でもすごく変わったなと思っています。今回は僕と神木が最年長。ふたりともリーダーシップを発揮するタイプでもないので、後輩たちがやりやすいような雰囲気作りくらいはしなきゃと思っています。今年は映像を披露することになります。普段、他のメンバーの芝居する姿を見る機会がそんなにないだけに、結構楽しみにしているんです。それに、お目当てがあって来てくれたファンの方たちが、他のメンバーの芝居を観て、そっちのファンにもなってくれるかもしれない。そうやって輪が広がっていくのっていいですよね。最上級生となった僕らは、後輩の魅力を少しでも伝えられる役割を担えたらと思っています。よしざわ・りょう1994年2月1日生まれ、東京都出身。近作に、舞台『百鬼オペラ 羅生門』、映画『斉木楠雄のΨ難』、ドラマ『恋する香港』など。‘18年には『リバーズ・エッジ』『悪と仮面のルール』『ママレード・ボーイ』など出演映画の公開が相次ぐ。カットソー¥8,000(UNITED ARROWSTEL:03・3562・7798)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月20日号より。写真・中野修也(TRON)スタイリスト・野友健二(um)ヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI)取材、文・望月リサ
2017年12月16日俳優の神木隆之介が1月22日(日)、東京・渋谷の書店「HMV&BOOKS TOKYO」にて、写真集+DVDブック「Sincérité(サンセリテ)」の“お渡し会”を実施。主催者発表で約2,600人のファンが駆けつけ、「緊張します」と背筋を伸ばした。昨年公開された主演アニメ『君の名は。』の一大旋風も記憶に新しい神木さん。その瑞々しい魅力をギュッと凝縮した写真集「Sincérité(サンセリテ)」がA4ワイド版、ハードカバーでDVDブック付きの特別装丁BOX仕様という豪華さでついにリリース!本人たっての希望でパリ、モン・サン・ミッシェル、そしてバルセロナなどヨーロッパの有名スポットや都市で撮影が行われ、「こんな美しい景色の中に、自分がいるのが信じられない」といまも夢見心地だ。タイトルはフランス語で“真実・真心”といった意味を表しており、「いままでお見せしたことがない、素の表情もたくさん載っているので、『こんな表情もするんだ』と楽しんでいただければ」とアピール。バレンタインデーに話題が及ぶと、「学生の頃は意識していましたけど、いまやただの1日です。あっ、自分で自分に買いますよ。トラックでチョコ?桜蘭高校みたいじゃないです」とジョークを交えて、話していた。2017年も主演を務める『3月のライオン』前後編、人気コミックを実写化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など話題作が目白押し。「毎回、勉強させていただき、成長できる作品に携われるのは恵まれているし、感謝しかないです」としみじみ語っていた。写真集+DVDブック「Sincérité(サンセリテ)」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日俳優・神木隆之介が22日、公式Instagramアカウントを開設した。神木は2016年、映画『太陽』主演、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』出演、さらに大ヒット映画『君の名は。』で主人公の声を務め、2017年には映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年夏公開)を控えている。Instagramでは、本人とスタッフが海外ロケの写真を中心に投稿を行っていく。記念すべき初投稿は、神木による自撮り写真。今後は自撮り動画も予定しており、海外で撮影を楽しんでいる様子を垣間見ることができる。また、30日に神木の新作情報発表が行われることも予告されている。
2016年11月22日共演した声優たちが「瀧がそこで“息をしている”と感じた」と、口をそろえて評した映画『君の名は。』での神木隆之介の芝居――ところが本人にそのことを伝えると、「本当ですか!そんなことを言っていただいていたんですね。嬉しいです」とまるで無自覚な様子で、「僕は、島崎(信長)さんと石川(界人)さんのお芝居を横で聞いていて、声が良すぎて耳が溶けそうでした」と無邪気に言葉を続けたのだった。「芝居のリアルさはあまり…考えていなかったかもしれないです。ただ今回は…新海監督の作品は、実写により近いアニメーションだと思っています。例えばひとりごとのところとか、“もし自分が実写の現場でひとりごととしてお芝居するなら、どういうふうに話すだろう?”というのは、すごく考えました。掛け合いでは信長さんと石川さんが両隣にいて、僕が真ん中だったのですが、画面を通して話しかけるというよりは…司に話すときは信長さんに話しかけているような感じで、高木に話すときは石川さんに話しかけているような感じで演じていました」。それこそが、芝居のリアルさに繋がってくるのではなかろうかと思ったが、神木さんは「信長さんたちが僕を引っ張って下さったので(笑)、すごく安心しました。本当にすごいです、職人です」と心底感心した様子で、ひとりごとのように小さくつぶやいている。なるほど、神木隆之介という役者は基本的には“感覚の人”なのだろう。特に今回主役を演じた『君の名は。』では、いくつかの理由によって彼のセンスがピタリとはまり、立花瀧というキャラクターがより一層鮮やかに、みずみずしく浮かび上がったのではないだろうか。ひとつは、神木さんが新海誠監督の大ファンだったということ。高校生のときに『秒速5センチメートル』と出会い感銘を受け、ほかの作品も全て観たという神木さんは、新海監督が描く世界を“色彩のイメージ”で捉えたうえで、『君の名は。』はこれまでとは少し違ったものになっていると感じたようだ。「これまでの新海監督の作品は、深い色、もしくは白と黒というようなモノクロのイメージだったんです。それが今回、監督の声でセリフが入っているビデオコンテをいただいて観たときに、“なんてカラフルなんだろう!”と思ったんです。表情が豊かというか…楽しかったり、笑えたり、切なかったり、感情がすごく鮮やかになるような作品だなと思いました。しかし、モノローグの節々には、やはり新海監督の独特な間や表現が折り込まれているので最初は、どのぐらい芝居をカラフルにしていいのか、監督とすごく話しました」。そもそも神木さんは、自分の声が新海監督の世界には合わないと思っていたという。「僕は自分の声を、“特徴のある声だな”と思っているんです。というのも以前、ドラマで周りの声を録ったときに、ふざけて入ったら一発でバレてしまったんです(笑)。そのとき、“僕は人と少し違う声質なのかな?”と思ったからこそ、新海監督が描く日常の、あのモノトーンな感じが絶対合わないと思っていました。前作の『言の葉の庭』を観て、次回作が“早く出ないかな”と、とても楽しみにしていました(笑)。いまだになぜ僕が『君の名は。』にキャスティングしていただけたのか、まったく分からないのですが…今作はモノトーンだけではなくて“色分けだ”と思いました。三葉のときはオレンジや黄色の声です。滝のときは青という感じで、モノローグは黒か白かグレー。でもたぶん僕は、モノトーンな声は出ないと思うので、モノローグはとてもがんばりました(笑)。できるだけモノトーンをイメージしながら」。もうひとつ、神木さんがアニメ好きということも大きかった。共演した声優陣について――それまでの会話よりも、わずかに声のボリュームを上げつつ――楽しそうに語る神木さんを見ていると、現場でもイキイキとした表情で、心から楽しんで芝居していたのだろうなあと容易に想像できる。「声優の方々はすごいです。何十回も同じトーンで声が出せますし、監督の指示にも的確に対応して、そこから絶対ブレないんです。本当に職人だなと思います。横で聞いていて“畑が違うって、こういうことなんだろうな”と思いましたし、勉強させていただくことも本当にたくさんありました。勉強させていただきながら、すごい心地良い時間を過ごさせていただきました(笑)。本当にアニメが大好きなので、幸せの場でした」。一方で、アニメが大好きだからこそ、高度な技術を要する声優という仕事を十分に理解していた神木さんは、彼らと同じ舞台に立つことに戸惑いがあったようだ。「役者が本業の声優の方々と一緒に、声に関わる仕事をするのは本当に緊張します。違う畑にお邪魔しているような。なので最初は、すごく緊張していたのですが、信長さんが話しかけてくださって、石川さんが同い年だということが判明して。同じアニメを好きで観ていて、ほぼ同世代で同じようなアニメを辿ってきたという話をしたら、一気に仲良くなりました(笑)。そうやって距離が近くなって打ち解けてから、3人でのお芝居に入れたので…打ち解けられずに“この場を僕はどうしたらいいんだろう?”というようにならなかったので、信長さんと石川さんには本当に感謝しています」。最後に、たくさんのオススメシーンがあることは承知の上で、神木さんに「ネタバレしない程度に」という条件で、『君の名は。』の見どころや、印象に残っているシーンを聞いてみた。「瀧と三葉が入れ替わったときの上白石さんの声がカッコイイです。『あれ、私のことだよね?』と言って机を蹴飛ばすところとかもカッコイイですし。あと印象に残っているところは、歩道橋での奥寺先輩とのシーンです。憧れの先輩と男の子の、絶妙な、理解しあえていない、少しズレた感じっていうのが、やはりリアルだなと思いました。長澤(まさみ)さんの“先輩っぽさ”もすごく良いので、観ていただきたいです。長澤さんとは初めてお会いしたのですが、役者同士だからという違和感も特になかったです。役を通して、きちんと受け入れていただいていたんだろうというのはすごく思いました。ぎこちない感じでもないし、気持ち良く瀧を演じさせていただくこともできました」。これまでいち(熱狂的!?)ファンとして新海監督の作品を観ていたためだろうか、「公開されてから、新海監督のファンの方にどう思われるか、すごく不安です。自分ではやっぱりまだ…客観的に観れないです」と語っていた神木さんだが、みなさんも観ていただければ分かるだろう。新海誠監督の最新作『君の名は。』には、俳優・神木隆之介の溢れる想いがこぼれ落ちそうなほど、詰まりに詰まっていることを。(text:とみた まい/photo:Nahoko Suzuki)
2016年08月27日アイドルグループ・TOKIOのメンバーで俳優の長瀬智也と、俳優の神木隆之介が25日、都内で行われた主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)初日舞台挨拶に、共演の尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古館寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督とともに登場した。同作は、不慮の事故によって地獄に送られてしまった普通の高校生・大助(神木)が、地獄農業高校軽音部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬)に導かれ、現世に転生するチャンスを狙って地獄めぐりをするというコメディ。宮藤が監督・脚本を務めた。映画にちなんだ「誰が一番鬼か?」という質問に、桐谷と長瀬は神木を指さした。桐谷が「リュウ(神木)はカレーのごはんに対して、ルーをティースプーン1杯しかかけない」というエピソードを披露し、「変態鬼」と命名すると、神木は「ごはんに染み込んでいるルーが好きで」と弁解。長瀬は、神木が地獄で拷問を受けて吊るされるシーンでスタッフに気遣われるも「『いや大丈夫です~』ってすごい爽やかな笑顔で言う」と神木の様子を語り、「最後の方は快感を覚えていたんじゃないかと」と疑惑を話した。相次ぐ"変態"疑惑に、長瀬と桐谷は「みんなからキャーキャー言われるかわいい変態の鬼」(桐谷)「そんなリュウも好きだから」(長瀬)「神木ルーのすけ」(桐谷)と、”神木いじり”が止まらなくなった様子。神木は「鬼ってつけ足しただけでしょう!」「カレー屋さんじゃないし!」と全ての球を打ち返し「ツッコミの鬼」と呼ばれた。また、神木が話し出すと長瀬が急に「お前かわいい顔してるなあ。みんなかわいいって言ってるぞ」と言い出し、客席からも「かわいい!!」と悲鳴が上がる一幕も。2001年に放送されたフジテレビ系ドラマ『ムコ殿』以来の共演となる神木に、長瀬は「本当久しぶりだったので、大人になったな、なんて思いもありましたね。僕も人間じゃなくなって鬼になっちゃったんで。あの頃はまだ人間で一緒にお風呂に入るシーンもあったんですけど」と、しみじみと振り返っていた。
2016年06月25日神木隆之介と門脇麦の主演映画<a href="">『太陽』</a>の公開直前トークショーが4月2日(土)、東京・ヴィレッジヴァンガード下北沢店にて開催され、入江悠監督と原作・脚本の前川知大が登壇し、映画の制作秘話を語った。『太陽』は、2011年に前川さんが主宰する劇団イキウメによって上演された同名舞台に強く惹かれた気鋭の入江監督による実写化映画。人類が、夜にしか生きられない進化した新人類・ノクスと、太陽の下で貧しく暮らす旧人類・キュリオに分かれた近未来で、己の未来を探そうとする若者たちを描く。イベントは、映画化の経緯や、舞台と映画の違い、2人が影響を受けた作品などをテーマにして始まった。入江監督は舞台「太陽」を観劇した際、「ディズトピアに至るちょっと手前の世界かなと思ったところが面白かったんですよね」とふり返った。前川さんに、「『太陽』を観て俳優陣はどう映った?」との質問が向けられた一幕があった。前川さんは「主演の2人はすごくいいなと思いました」と神木さんと門脇さんの演技を絶賛し、「自分で演劇をやったときの俳優さんの顔を思い出すわけでもなく」と語った。前川さんは続けて、神木さんと門脇さんの顔は別作品などで知っていたが、『太陽』を観ているときは、「(知っていたその顔を)思い出すわけでもないというのがありました」と言い、2人の演技に引き込まれたことを明かした。入江監督も、映画化の実現には「神木君の出演が決まったことが大きかったです」と製作秘話を披露。神木さんのキャスティングについて、入江監督は、「彼の明るさといいますか、ポジティブさが映画版の方ではかなり大事だったんですよね」とも。「色々としがらみとか、難しいこともあるかもしれないけど、神木君のような次世代の人であったら突破してくれるかもしれないという思いがありました」と神木さんに期待していたエピソードを語った。前川さんが手がける舞台「太陽」も、5月と6月に東京と大阪で再演される。前川さんは2月に小説版「太陽」(KADOKAWA)も上梓した。イベントではQ&Aコーナーもあり、会場に詰め掛けたファンから、映画『太陽』と舞台「太陽」のどちらを先に観たらよいのかとの質問が出た。前川さんは「ネタバレで面白さを損なうタイプの作品ではないので、どちらでもよいのでは」と回答。入江監督は、「小説から入ったらよいのでは?」と、「太陽」の楽しみ方をファンに“逆提案”していた。『太陽』は、4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年04月03日羽海野チカの人気コミックを実写化する映画『3月のライオン』で、神木隆之介が主演を、大友啓史が監督を務めることが発表になった。映画は前後編の2部作で、2017年に公開される。その他の情報『3月のライオン』は、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、夢を獲得していく様を描いた作品。「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかった」という神木は「大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」とコメント。『るろうに剣心』でも神木とタッグを組んだ大友監督は「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と意気込みを寄せている。また、原作者の羽海野も「棋士である主人公の“身の内にライオンが棲む男の子”を神木隆之介さんに演じていただける事が本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」とコメント。実写化が発表になった際には、ネットで神木が主演予想に挙がることが多く、ファンも原作者も監督も期待を寄せるキャスティングになったようだ。映画は今月末から撮影を開始する。『3月のライオン』2017年 前編、後編2部作 全国ロードショー
2016年03月16日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「名将MOVIE REALIZATION」より、SF大作『スター・ウォーズ』に登場するストームトルーパーをモチーフにした2016年6月発送予定「名将MOVIE REALIZATION 太鼓役ストームトルーパー」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。価格は8,856円(税込)。「名将MOVIE REALIZATION」は、トップクリエイターによる「映画」をテーマとしたキャラクターをアレンジするハイクオリティーフィギュアシリーズで、劇中とは異なる「和」をモチーフとしたデザインアレンジが特徴のモデル。12月18日に最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開となる『スター・ウォーズ』シリーズからは、今までに「侍大将ダース・ベイダー」「足軽ストームトルーパー」「浪人ボバ・フェット」「赤備えロイヤル・ガード」「侍大将ダース・ベイダー ~死星具足~」などが発表されている。「名将MOVIE REALIZATION 太鼓役ストームトルーパー」は、デザインアレンジに日本を代表する造形作家の竹谷隆之氏、原型制作には谷口順一氏を迎えて制作。戦国時代に戦況や合図を伝えた「太鼓役」をモチーフに、背中には旗を挿し、劇中でも印象的な白い装甲服ではなく、白い甲冑をまとった「和」アレンジのモデルに。付属のバチやほら貝、背中の旗は着脱可能なため、多様なポージングが楽しめる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各2種、バチ×2、ほら貝、旗一式。商品価格は8,856円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は2016年6月を予定している。(C)&TM Lucasfilm Ltd.
2015年12月16日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「名将MOVIE REALIZATION」より、SF大作『スター・ウォーズ(SW)』に登場するダース・ベイダーをモチーフにした「名将MOVIE REALIZATION 侍大将ダース・ベイダー ~死星具足~」が12月18日に発売される。価格は9,504円(税込)。「名将MOVIE REALIZATION」は、トップクリエイターによる「映画」をテーマとしたキャラクターをアレンジするハイクオリティーフィギュアシリーズで、劇中とは異なる「和」をモチーフとしたデザインアレンジが特徴のモデル。『スター・ウォーズ』をテーマにしたアイテムは、庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』(2016年7月29日公開)のキャラクターデザインや雨宮慶太氏の「牙狼-GARO-」シリーズで特殊造形監修を務める造形作家の竹谷隆之氏が手がけ、今までに「侍大将ダース・ベイダー」「足軽ストームトルーパー」「浪人ボバ・フェット」などがリリースされた。「名将MOVIE REALIZATION 侍大将ダース・ベイダー ~死星具足~」は、昨年12月に発売され好評を博した「侍大将ダース・ベイダー」がデス・スターを思わせる具足「死星具足(デス・スター・アーマー)」をまとった姿で立体化。日本甲冑をイメージした緻密な造形に加え、胸部には新たなディテールを追加する。さらにデス・スターをあしらった大型の立物が目を引くアイテムとなっている。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各3種、日本刀一式、ライトセーバー風日本刀2種。(C)&TM Lucasfilm Ltd.
2015年12月16日『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏を総監督に迎えて制作されている映画『シン・ゴジラ』(2016年7月29日公開)より、史上最大の設定で登場するゴジラのビジュアルが初公開された。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、12年ぶりに東宝が製作することでも話題になっている本作。脚本・総監督を庵野秀明氏、監督・特技監督を実写版『進撃の巨人』前編・後編で監督を務めた樋口真嗣氏が担当し、劇中に登場するゴジラの体長はこれまで最大とされてきたハリウッド版『GODZILLA』(2014年)を上回り、過去最大の118.5メートルに及ぶという。キャストには主演の長谷川博己のほか、竹野内豊、石原さとみの出演が発表されている。また、ゴジラのイメージデザインには『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)でコンセプトアート&デザインを手がけた、国際的にも評価の高いアニメーターの前田真宏氏が参加。前田氏は今作ゴジラの造形について「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました」と着想についてコメント。新ゴジラは「戦後間もない頃に製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と、かつてのゴジラに対して、新たな世代にとっての"脅威"を表現する存在になっているという。キャラクターデザインには、『仮面ライダードライブ』で怪人デザインを手がけ、特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』で巨神兵の雛形造形を担当した、日本におけるキャラクター造形の第一人者・竹谷隆之氏が参加。竹谷氏は「庵野総監督と前田さんが作り上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました」と、長期にわたってアイデアが固められていったことを振り返る。そして「庵野総監督の頭の中にある"ゴジラ"の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした」と制作は充実したものだったようで、「人類が本気で畏怖するにふさわしい存在がダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです」と作品への期待を語っている。なお、現在最新の特報動画が公式サイトなどで公開されている。映像は、都内近郊の街をまるごと封鎖した大規模ロケで撮影されたもので、ゴジラから逃げ惑う大勢の人々が描かれ、街中がパニックになっている様子が映しだされている。撮影は、すでに10月で終了し、現在は編集の真っ只中であるという。本編は6月下旬に完成を予定している。(C)2016 TOHO CO., LTD.
2015年12月10日長谷川博己、竹野内豊、石原さとみという人気俳優が総監督・庵野秀明のもとに集結し、12年ぶりに日本から発信する『シン・ゴジラ』。このほど、本作の公開日が2016年7月29日(金)に決定、全世界待望の“ゴジラ”の最新ビジュアルが初披露され、さらに舞台となる日本が大混乱に陥る超リアルな特報映像が解禁となった。『ゴジラ FINAL WARS』(’04)以来、およそ12年ぶりに東宝製作の“ゴジラ”が登場する本作。なんと今回は、これまで最大とされていたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(’14)の108mを10m以上も上回る、ゴジラ史上最大の118.5mとなり、まさに最大&最強のゴジラが誕生する。そのイメージデザインには、スタジオジブリ作品をはじめ、数多くのアニメ作品の原画を担当するほか、『マッドマックス 怒りのデスロード』ではコンセプトアート&デザインを務めるなど、国際的にも評価の高い前田真宏氏が参加。キャラクターデザインには、「仮面ライダードライブ」で怪人デザインを担当し、『巨神兵東京に現わる』では巨神兵の雛形造形を担当した日本におけるキャラクター造形の第一人者、竹谷隆之氏と、一流のクリエーターたちが集結、世界に通用するゴジラビジュアルを庵野総監督らとともに制作した。期間にして1年以上、100回以上もの意見交換を経て固められていったという新たな日本版ゴジラは、庵野総監督の意見が存分に反映されたものとなっており、今回のビジュアルで初お披露目されている。そして、巨大ゴジラにかかる「ニッポン対ゴジラ。」というコピーからも分かる通り、本作の舞台は、ズバリ日本!“ゴジラ”という脅威に直面したとき、日本の街に暮らす人々はどのように行動し、“ゴジラ”と向き合うのか。まさに、本作の見どころともいえるリアルさを追求した様子は、同時に公開された特報映像からも伺い知ることができる。史上最大のゴジラから逃げ惑う人々で街中がパニックになっている様子は、都内近郊の街をまるごと封鎖し、多数のエキストラによる大規模ロケが敢行されたという。東宝のプロデューサーは、このコピーに関して「“想定外”という言葉が様々な脅威の枕詞になったように、いままでのゴジラの踏襲ではない何かを求めました。前作から12年が経ち、その期間、日本は様々なパラダイムシフトを経験しました。その経験を端的に現したテーマが今回のコピーとして誕生しました」とコメント。ある種、異様ともいえる特報映像についても「いま、日本や世界が感じている漠然とした時代の雰囲気やムードを映し出したものだと考えています」と、そのこだわりを明かしている。また、“ゴジラ”のイメージデザインを担当した前田氏は、「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました。戦後間もないころに製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と語り、現代だからこその原点回帰を強調。キャラクターデザイン・竹谷氏も「庵野総監督と前田さんがつくり上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました。庵野総監督の頭の中にある“ゴジラ”の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした」とコメント。「人類が本気で畏怖するにふさわしい存在が、ダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです!」と語り、現在、編集作業中という本作の完成に期待を込めた。『シン・ゴジラ』は2016年7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日