4月30日(火) 19時より、オンライン落語会『志ん輔と仲間たち』がライブ配信される。本配信は、古今亭志ん輔師匠の自宅稽古場から生配信される落語会。古典芸能や落語ファン拡大を目指しゲストを招いて毎月1回配信されている。過去の『志ん輔と仲間たち』配信映像今回のゲストは、横浜にぎわい座館長の布目英一。横浜にぎわい座初代館長の故・玉置宏(アナウンサー)と、2代目館長の故・桂歌丸師匠のもとで公演企画を担い、2019年に3代目館長に就任。演芸評論家としても活躍し、日本の伝統芸能の魅力を紹介するウェブサイト「文化デジタルライブラリー 大衆芸能編寄席」の監修・執筆も務めている。演目は、大岡政談もののひとつ『三方一両損』など二席。『三方一両損』は、名奉行で有名な「大岡越前」が登場する演目。3両の金が入った財布を拾った左官が、中に入っていた書き付けを頼りに持ち主の大工に返そうとするが受け取ってもらえず、奉行所で裁いてもらう話。左官と江戸っ子の大工、奉行を演じ分ける所が見どころだ。もう一席は当日のお楽しみとなっている。古今亭志ん輔(横浜にぎわい座にて撮影)<配信情報>第37回『志ん輔と仲間たち』4月30日(火) 19:00~20:30出演:古今亭志ん輔ゲスト:布目英一(横浜にぎわい座館長、チーフプロデューサー)■視聴料金1,500円(税込み)※見逃し配信(配信後5日間)あり公式サイト:
2024年04月23日元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が4月1日に自身のアメブロを更新。抗がん剤治療を受けていて辛かった当時を回想した。この日、笠井アナは同日に自身の冠ラジオ番組『笠井信輔のBUSINESS FRONTIERS』(文化放送)がスタートすることを報告し「毎回ゲストを迎えて、その方の仕事との向き合い方や、切り開き方をお聞きしていきます」と番組の内容を説明。「本日、第一回は自己紹介ということで30分間、私自身の話をさせていただきます」と明かした。続けて「初回は特別に音楽をかけようと言うことになりました」と述べ、シンガーソングライター・宮崎奈穂子の『がんばらない日 Part2』をリクエストしたことを報告。「私が人生最大の困難に直面したときに、私を支え、励ましてくれた曲」だといい「ステージ4で大量の抗がん剤治療を受けている最中は本当に夜眠れない、辛い そんなに時に、この曲を聴いていました」と明かした。また「真夜中にYouTube スマートフォンで宮崎さんに歌で呼びかけていただいて、気持ちがすっと楽になるのです」と述べ「そして、涙枕を濡らしていました」(原文ママ)と回想。宮崎との出会いについては「7年前、夏の雨の日、JR有楽町駅のガード下でした」と明かし「路上シンガーとして歌っていた彼女の脇をたまたま通り掛かった」と振り返った。さらに「あまりにも美しく優しい歌声に、思わず足を止めてしまい」「その時売っていた『マイルストーン』と言う彼女のアルバムをおもわず買ってしまった」と説明。「路上シンガーのアルバムを買わせていただくなんて事、なかなかない体験」だったそうで「その時、撮った写真です」と宮崎との2ショットを公開し「元気がない時に聞くと、ちょうど良いアルバムでした」とつづった。最後に「先日、ついに私は、彼女のミニライブを尋ねることができました」(原文ママ)と報告し「素晴らしかった 7年ぶりに、お会いすることができました」とミニライブでの宮崎との2ショットも公開。「本日のラジオ番組では」「『がんばらない日PART2』も聴いていただくことができます」と明かし「ぜひお楽しみ下さい」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年04月02日元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が6日に自身のアメブロを更新。がん治療で病院の個室の料金に約400万円かかったことを告白した。この日、笠井アナは「新宿で生命保険業界のセミナーがありました」と報告。「がんになると、確かに医療費がかかります」と述べ「保険証を出せば、3割以下の負担になる 日本の皆保険制度は素晴らしいなと、患者になるとつくづく感じます」とコメント。一方で「薬も高いですし、なんだかんだ言ってお金かかる」といい「特に厳しかったのは、個室代金」と明かした。続けて、自身について「当初、大部屋に入ろうとしていた」と述べつつ「『ステージ4、アグレッシブな予後の悪いがんタイプ』と言う私の病気の進行具合と、その他様々な事情でナースセンターに1番近い個室に入ることになりました」と説明。「保険証きかないんですよね個室は…」と明かし「都内の大きな病院ですと、一般個室で2万5000円以上するところがほとんどです」とつづった。また「私の一般個室は、1日3万円ほど」だったといい「4ヶ月で360万円さらに、2週間と消費税でざっと400万円ほど個室料金だけでかかった」と告白。「一般サラリーマンですと4~5ヶ月入院で」「休業補償や健康保険組合の傷病手当で、基本給の6割から7割はいただけるはずなんです」と説明し、自身については「がんと診断される2ヶ月前にフジテレビを辞めたばかりでした」と明かした。さらに「役所など様々なところに電話をして支援を求めましたが『退職したばかりだとダメです』」と言われたといい「家計は苦しくなりました」とコメント。一方で「実は個室に入ったことで、精神的に本当に楽になりました」と述べ「クリスマスや節分もちょっと派手」にできたそうで「苦しい入院生活を乗り越えられた1つの要因として『個室だった』と言うのは私にとっても家族にとっても大きな事実でした」とつづった。また「いろいろな方からお見舞い金もいただいて本当に助かりました」と振り返りつつ「治療費以外に400万円近い個室代が必要と言うのは厳しいものがありました」とコメント。「結局、我が家の家計を救ってくれたのは医療保険のがん特約、がん保険だったのです」と明かし「体験者としては、それをお伝えすることも重要かなと思って、皆さんの前に立たせていただいております」とつづった。最後に、個室を選択した理由について病院から「治療が厳しくなるので、個室の方が乗り越えやすいでしょう」「仕事を考えると個室の方が良いのではないか」と提案があったといい「大部屋希望だったのですが、こちらの判断で個室に変えさせていただきました」と説明。一方で「入院している病院を伏せた方が良いと言う判断もあり4ヶ月半の間、他の患者さんとの交流は一切ありませんでした」と述べ「これは厳しかったです」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月08日《がんになると、確かに医療費がかかります保険証を出せば、3割以下の負担になる日本の皆保険制度は素晴らしいなと、患者になるとつくづく感じます》3月6日に更新したブログで、こう綴ったのはフリーアナウンサーの笠井信輔(60)。都内で開催された生命保険業界のセミナーに参加したことを報告し、自らの経験談を綴った。’19年9月にフジテレビを退社し、フリーに転身した笠井アナ。だが直後に悪性リンパ腫に罹患していることが判明し、約4カ月半に及ぶ抗がん剤治療の入院生活を経験。現在は完全寛解し、仕事に復帰している。ブログでは冒頭のように前置きした上で、《ただ薬も高いですし、なんだかんだ言ってお金かかるんですよね特に厳しかったのは、個室代金》と言及。入院当初は大部屋に入ろうとしていたが、《「ステージ4、アグレッシブな予後の悪いがんタイプ」と言う私の病気の進行具合と、その他様々な事情でナースセンターに1番近い個室に入ることになりました》と個室を選択した理由を綴った。しかし《保険証きかないんですよね個室は…》と漏らし、《私の一般個室は、1日3万円ほどでした》と告白。一般的に入院費用は治療費や入院基本料以外に、食事代、差額ベッド代、消耗品代などがかかる。なかでも差額ベッド代とは、通常の大部屋よりも条件の良い少人数部屋や個室を希望した場合に発生する費用を指す。約4カ月半の入院生活を送った笠井アナは、個室代金の総額についてこう明かしたのだ。《1ヵ月で90万円4ヶ月で360万円さらに、2週間と消費税でざっと400万円ほど個室料金だけでかかったのです》また直前にフジテレビを退社していたことも、費用負担に重くのしかかっていたようだ。笠井アナは《一般サラリーマンですと4〜5ヶ月入院で、1日も会社に行かなくても、休業補償や健康保険組合の傷病手当で、基本給の6割から7割はいただけるはずなんです》と綴り、《しかし、私はがんと診断される2ヶ月前にフジテレビを辞めたばかりでした役所など様々なところに電話をして支援を求めましたが「退職したばかりだとダメです」と、何も助けもありませんでした》と振り返った。だがいっぽうで、《精神的に本当に楽になりました》と個室ゆえの良さもあったという。家族でクリスマスや節分といったイベントを楽しむことができたといい、《4ヶ月半もの苦しい入院生活を乗り越えられた1つの要因として「個室だった」と言うのは私にとっても家族にとっても大きな事実でした》と回想。とはいえ《でも、やっぱり、治療費以外に400万円近い個室代が必要と言うのは厳しいものがありました》と綴り、《結局、我が家の家計を救ってくれたのは医療保険のがん特約、がん保険だったのです》と医療保険が役に立ったことを記していた。個室代に400万円もかかったことを明かした笠井アナに、様々な反響が寄せられている。《個室料金すごい額ですが払えたのはすごい!》《東京の大きな病院の個室は、一日3万円ですか…。ため息が出ました》《2ヶ月前にフジテレビ退職し、傷病手当金無かったんですね。会社員でいれば安心だったんですね。これが会社員や公務員と自営業の方との社会保険の違いですね。勉強になりました》
2024年03月07日元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が25日に自身のアメブロを更新。本当に驚いた突然の訃報に心境をつづった。この日、笠井アナは「劇場からもらってきたチラシを整理していた」と述べ「山本陽子さんの出演予定のチラシが出てきました」と20日に亡くなった日本を代表する女優の山本陽子さんが出演予定だった舞台のチラシを発見したことを報告。「4月5日から7日にかけて、上演する舞台」と説明し「既に台本を覚える段階に入っていて、稽古も近かったということです」と明かした。続けて「本当に驚いたのですが」と述べ「やはり突然の訃報だったということが、このチラシからもよくわかります」とコメント。「山本さんとは、以前お仕事でご一緒したりバーで一緒に飲ませていただいたこともありました」と交流があったことを明かし「本当に、素敵な方で」「かっこいいんですよ」とその人柄についてつづった。また「話しぶりも、話す内容も声のトーンも低くて、しっかりしてますしね」と述べ「いつまでも美しくてこんなふうに、歳を重ねるのは素敵だなと思いながらご一緒させていただきました」と回想。「2008年ごろ 今から15年ほど前の、『放浪記』のパーティーの時のものです」と山本さんや女優の森光子さん、芸能リポーターの武藤まき子さんとの集合ショットを公開した。最後に「皆さんに天に召されてゆきました」と明かし「『陽子さん、待ってたのよ』そんな会話を、今頃されているかもしれません」とコメント。「『そして誰もいなくなった』写真を見ながら、本当にそうだとな、と感じています」と述べ「お世話になった方々が次々と亡くなられて、寂しい思いをしているのは私だけはありません」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「寂しいですね」「本当に残念です」「ご冥福をお祈り致します」などのコメントが寄せられている。
2024年02月26日俳優の安孫子宏輔が20日に自身のアメブロを更新。調理中に電気圧力鍋が爆発し大惨事になったことを告白した。この日、安孫子は「手羽元と大根を煮込んでいたんです」と切り出し「熱したフライパンで軽く塩を振った手羽元に焼き色をつけ その間に手際よく大根の皮を剥き3センチほどの厚みに輪切りにして」と調理中の様子を説明。「電気圧力鍋に手羽元と大根を放り込みました」と述べ「醤油、酒、みりん、出汁を己の感性のままに目分量で加え蓋をして調理ボタンを押しました」と明かした。続けて「本気で作る時は鍋でじっくり火にかけて煮込むのですが、僕は腹ペコだったので迷わず電気圧力鍋をチョイス」したといい「出来上がりを待つ間、劇場版を100%楽しむ為に一から観返しているガンダムSEEDを観ていました」と報告。「一話観終わって、あとどれくらいだろうかと電気圧力鍋に近寄った」と明かし「その時ボンッという爆発音が部屋に鳴り響きました」と説明した。また「圧力鍋が爆発したんです」とハプニングを告白し「鍋から360度全方位に、世界を上下で二分するかのような一筋の光が放出されました」とその時の様子を報告。「固定したはずの鍋と蓋の間から煮汁がウォーターカッターのように放出された」といい「その一筋がお腹に直撃し、僕はその場で立ちすくみました」と自身の様子をつづった。さらに「恐る恐る腹部を触ると、パーカーが熱い液体でぐっしょりと濡れています」と明かし「キッチン周りは煮汁で大惨事になりました」とコメント。「こうなってしまった原因はなんなのか」と述べ「きっと、僕が蓋を閉め忘れたのだ」と原因を推測し「鍋に醤油と酒とみりんを足して今度こそ蓋を閉めた事を確認し、調理ボタンを押しました」と再び調理を始めたことを報告した。一方で「爆発、したんです。ボンッという音が鳴り」と再度ハプニングに見舞われたことを告白し「後から分かった事ですが蓋のゴムパッキンが洗った際に伸びてしまってしっかりとはまっていなかったみたいです」と説明。「元通りになったキッチンは再び大惨事」だったそうで「最強だと思っていた電子圧力鍋がこんな事になるなんて」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月22日元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が17日に自身のアメブロを更新。訃報を受け複雑な胸中を吐露した。笠井アナは、2019年12月に悪性リンパ腫と診断されたことを公表。入院生活を送りながら抗がん剤治療を受けてきたが、2020年4月30日に退院、5月には仕事復帰を報告していた。この日は「『あきらめるな』と言えなかった自分」というタイトルでブログを更新し「ベテランの映画宣伝担当者なら知らない人はいない伝説の映画宣伝マンと言える叶井俊太郎さんが、天に召されて逝きました」と16日に亡くなった映画プロデューサーの叶井俊太郎さんの訃報に言及。「56歳、若すぎます」とつづった。続けて、叶井さんについて「膵臓がんの末期がんでした」と述べ「1ヵ月ほど前にお会いして覚悟はしていた」と説明。「深い悲しみの一方で、ある種の安堵感とでも言うのでしょうか 叶井さん、やっと逝けたねと言う複雑な思いが交差しています」と複雑な胸中を吐露した。また「最近は連絡をとっていなかったのですが、二人ともがんのステージ4になった 気にならないわけがありません 久しぶりに会って話がしたい」と思っていたことを明かし、叶井さんが手がけた映画の試写会の会場に訪れた日に撮った叶井さんとの2ショットを公開。叶井さんから「もう治療はやってない」と言われたそうで「末期なので抗がん剤治療をすれば、最後まで入院は確実という状況から、自らどう生き抜くかを考えたのだと思いました」と推察した。さらに「もう、早く死にたいんだよね」とも言われたそうで「どう、答えていいかわかりませんでした」「叶井さんの『それ』は、あきらめからくる『それ』ではないとわかったから」と説明。「叶井さんは、自分の人生を十分生き抜いた」「自分の人生の着地をしっかりと見据えていると感じました」と振り返り「人生を自分自身の決断で全うすることを尊重して」「あげなければと、その時、私は強く感じた」といい「だから…『あきらめないで』と言えなかった」とつづった。最後に「叶井さん、山あり谷ありでしたが素晴らしい映画人生でした」とコメント。「天国からいつものように豪快に笑って、僕ら映画人のことを長く見守っていてください これからは、安らかに」と追悼し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「最期までやりたいことをやり切る選択をしたのでしょう」「お辛い心情お察しします」「ご冥福をお祈りします」などのコメントが寄せられている。
2024年02月18日歌手のアグネス・チャンが7日に自身のアメブロを更新。4日に亡くなった写真家の篠山紀信さんの訃報を聞き大丈夫かなと思うことをつづった。この日、アグネスは「シンシアは南沙織さんの英語の名前」と切り出し、篠山さんの妻で元歌手の南沙織さんについて「一緒にアメリカンスクールに通いました」と説明。「デビュー当時は学校で私に友達を紹介してくれて、優しくしてくれました」と回想し「一時期カナダへ引退する時も心配してくれました」と振り返った。続けて「日本に戻ってきて、シンシアは篠山さんと結婚していました」と述べ「連絡しあって、食事をしたり、お茶飲んだりしました。美しいなお母さん、奥様です」とコメント。一方で「最近はお会いしてない」と明かし「篠山さんの訃報を聞いて、シンシアは大丈夫かなと遠いカリフォルニアから思う」とつづった。最後に「元気で居てくださいね」と南さんに呼びかけ「日本に戻ったら、連絡しますね」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年01月07日2024年1月5日、写真家の篠山紀信さんが同月4日に亡くなったことが分かりました。83歳でした。産経ニュースによると、東京都出身の篠山さんは、日本大学芸術学部写真学科在学中に、広告制作プロダクションに入社。その後フリーとなり、広告から肖像、芸術的表現までジャンルを問わずに幅広く活躍してきました。篠山さんは、作家の三島由紀夫さんや歌手の山口百恵さん、シンガーソングライターのジョン・レノンさんとその妻で芸術家のオノ・ヨーコさんなど数々の著名人の写真を撮影。1970年代に、女性のグラビア撮影で使い始めた『激写』という言葉は流行語にもなったそうです。また、1991年に発表され大きな話題となった、俳優である宮沢りえさんのヌード写真集『Santa Fe』などを手掛けたことでも知られています。突然の訃報にネット上では悲しみや追悼のコメントが相次ぎました。・偉大な人がまた逝ってしまった。宮沢りえさんの『サンタフェポーズ』、みんなで真似したなぁ…。・数々の素敵な写真をありがとうございました。お疲れ様でした。・驚きました。本当に残念です。内面の美しさも切り取る素晴らしい作品ばかりでしたよね。・本当に偉大な人でした…。ご冥福をお祈りします。篠山さんが残した作品は人々の記憶の中に刻まれ、これからも語り継がれていくことでしょう。篠山さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2024年01月05日元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が12月31日に自身のアメブロを更新。かなり辛かったステージ4と診断されたがんの治療を振り返った。この日、笠井アナは「年末年始は、どうしても4年前の自らの体験のことを思い出してしまいます」と切り出し「悪性リンパ腫のステージ4と診断され死ぬのかなと思いながら」「入院生活が2019年12月19日に始まりました」と回想。「1回目の抗がん剤治療の最中にクリスマスを迎えました」と明かし「まさに、その副作用と闘っているときに、年末年始を迎えたのでした」と振り返った。続けて「抗がん剤の副作用の中で辛かったのが真夜中です眠れないのです」と自身の写真とともに述べ「厳しい倦怠感や体の痛み果たしてこの病気は治るのだろうかと言う不安」と心境を吐露。「まさに、奇跡を望んでいました」といい「たまたま見ていた『ミュージックフェア』でJUJUさんが『奇跡を望むなら』を歌ったのです」と明かした。また「歌を聞いて、あんなに泣いたのは記憶にありませんでしたあの歌の通りでした」と述べ「かなり辛かった治療本当に奇跡を望んでいました」と回想。「レコード大賞の歌を聴きながらあの頃の日々を思い出して改めて目に涙を浮かべてしまいました」と明かし「すべての歌詞が歌詞の全てが当時の自分に当ては待ってしまっていたから…」(原文ママ)としみじみつづった。さらに「今の医学では、がんを乗り越える事は、奇跡ではなく、医療の進歩としての結果なんだとそのことを知ったのは、4ヶ月半後の完全寛解の診断を得たときでした」と説明。「JUJUさん、ありがとうございます」と感謝を述べ「入院中、真夜中に何度もあなたの歌を聴きました」「私が入院中に支えられた歌の1つですおかげさまでとても元気になりました」とつづった。最後に「今は3ヶ月に1度病院に行って経過観察をしています」と報告し「乗り越えられたのにこうやって書いていても、なぜか涙が溢れてしまいます」とコメント。「JUJUさん最優秀歌唱賞本当におめでとうございました」と祝福し「そして…心より、ありがとう」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月01日『春蝶・一之輔の“春一番”』が、2024年3月9日(土)に神戸朝日ホールで開催される。「春蝶・一之輔の“春一番” 」 チケット情報上方落語から桂春蝶、江戸落語から春風亭一之輔という、東西で人気・実力ともに高いふたりが、「今、1番聴いてほしい」お薦めの噺家として、桂九ノ一と春風亭一花を招いて開催する4人の落語会となる。演目は、後日発表されるのでお楽しみに。チケットは、11月20日(月)23:59までオフィシャル先行(抽選)を受付中。桂春蝶コメント『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画として、僕と一之輔君、それぞれ推しの若手を紹介する会です。僕の推しの桂九ノ一くんは、間といい、声の出し方といい、本人の持つリズムといい、上方落語界でも「めっちゃいい!」と評判です。当日は、東と西の落語を交互に聞いてもらいます。東と西のコントラストをご堪能ください!春風亭一之輔コメント僕の推しの春風亭一花さんは妹弟子で、二ツ目ですが、性別を感じさせない落語をします。ボーイッシュでもなく、女性的な感じでもなく、一花さんを通して落語の登場人物が自然に会話をしているような、落語本来の面白みを感じさせてくれる若い噺家さんです。今回は4人全員がメインの四人会。寄席ならではの団体芸もお楽しみください。
2023年11月13日来年3月9日(土) 神戸朝日ホールにて、落語会『春蝶・一之輔の春一番』が開催されることが決定した。本公演は、『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画。上方落語から桂春蝶、江戸落語から春風亭一之輔のふたりが、「今、1番聴いてほしい」お薦めの噺家として桂九ノ一と春風亭一花を招いて開催する4人の落語会となる。併せて、桂春蝶、春風亭一之輔のコメントが到着した。■桂春蝶 コメント『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画として、僕と一之輔君、それぞれ推しの若手を紹介する会です。僕の推しの桂九ノ一くんは、間といい、声の出し方といい、本人の持つリズムといい、上方落語界でも「めっちゃいい!」と評判です。当日は、東と西の落語を交互に聞いてもらいます。東と西のコントラストをご堪能ください!■春風亭一之輔 コメント僕の推しの春風亭一花さんは妹弟子で、二ツ目ですが、性別を感じさせない落語をします。ボーイッシュでもなく、女性的な感じでもなく、一花さんを通して落語の登場人物が自然に会話をしているような、落語本来の面白みを感じさせてくれる若い噺家さんです。今回は4人全員がメインの四人会。寄席ならではの団体芸もお楽しみください。<公演情報>『春蝶・一之輔の春一番』2024年3月9日(土) 兵庫・神戸朝日ホール(全席指定)昼公演:開場 13:00 / 開演 13:30夜公演:開場 17:00 / 開演 17:30出演:桂春蝶 / 春風亭一之輔 / 桂九ノ一 / 春風亭一花【チケット料金】指定席:5,000円(税込)オリジナル手拭付き指定席:6,380円(税込)■オフィシャル先行11月11日(土) 12:00~11月20日(月) 23:59チケットはこちら:■一般発売2024年1月13日(土) 10:00~
2023年11月11日謎解きって面白い!そう改めて思わせるのが米澤穂信さんの新作『可燃物』だ。群馬県警の葛(かつら)警部が不可解な事件に挑む短編集である。「最初に“凶器は何か”という謎を思いつき、雑誌のミステリー特集に『崖の下』という短編を書いたのがきっかけでした」「崖の下」では群馬県のスキー場で遭難事故が発生、崖の下で刺殺体が見つかる。犯人は一緒に見つかった怪我人の青年と思われたが、凶器が見当たらない。情報を集め熟考を重ねた葛警部が意外な真相に辿り着く。「掲載後、編集者の方にシリーズ化しませんかと言っていただいた時、本当にいいんですか、という気持ちでした。というのもここまでストイックな本格ミステリーがはたして読者に喜ばれるのか、と思いまして」いやいや、これが実にスリリングで夢中にさせる展開。米澤さんが警察ミステリーを書くのは珍しいが、「今回は嵐の山荘などのミステリー空間ではなく、現実社会の事件を書いたので、謎解き役に法的手続きをとって調査する警察官を置くのが自然なことでした」深夜の交通事故、バラバラ殺人、街の連続放火、立てこもり…葛が対峙する事件にはどれも奇妙な点がある。都合のよい目撃証言に飛びつかず逆に不信感を抱くなど、葛の経験に基づいた判断力が冴えわたる。事件を解決しようと執念を燃やす葛がとにかく渋く、格好いい。「かつてヒラリー・ウォーのミステリー『失踪当時の服装は』で、事件を解決しようとする警察署長の不屈さに魅せられました。そこが葛に反映されているかもしれません」今回は、あくまでも捜査に焦点を当てた話運びを選んだ。「葛の私生活などは、あえて書きませんでした。人柄は仕事ぶりから立ち上がってくるのではないかと考えたからです」雑音を排しているからこそ読者も推理に集中できる。その際の“わかりそうでわからない”塩梅が絶妙だ。「“自分も推理できる”というのもミステリーの楽しさのひとつです。どの短編も、読者も考えれば真相が分かるよう、手がかりはすべて書きました。『崖の下』を発表した時、担当編集者の中で一人だけ真相を見抜いた人がいたんです。それはつまり、読者に分かるように書けたということなので、嬉しかったですね」米澤穂信『可燃物』群馬県警捜査一課の班長、葛警部が不可解な事件の捜査にあたる短編集。葛の捜査に集中する姿、鮮やかな推理で魅了する警察ミステリー。文藝春秋1870円よねざわ・ほのぶ2001年『氷菓』で角川学園小説大賞の奨励賞を受賞しデビュー。『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞、『満願』で山本賞、『黒牢城』で山田賞、直木賞、本格ミステリ大賞を受賞。※『anan』2023年8月30日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2023年08月29日マーベル・スタジオ劇場公開最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に、中井和哉と武内駿輔が吹き替えで参加することが分かった。これまで幾度となく、銀河のピンチをなんだかんだで救ってきたガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。そんなガーディアンズの家族の命を懸けたラストバトルが描かれる最終章で、彼らの前に“最凶の完璧主義者”が立ちはだかることに。中井さんと武内さんが吹き替えるのは、そんな最凶の敵。「ONE PIECE」のロロノア・ゾロ、「銀魂」の土方十四郎などの人気キャラクターを演じてきた中井さんが演じるのは、高度な知識と驚異的な力を持ち、この銀河を“完璧な世界”に作り替えようと恐ろしい計画を遂行しようとしているハイ・エボリューショナリー。ハイ・エボリューショナリーによって、命の危機が迫るロケット。命を救うカギは、ロケットとハイ・エボリューショナリーの間にある、知られざる過去に隠されていた…。中井さんは「マーベルのヴィランを演じさせていただける喜びで、私としては、ついついハイ・エボリューショナリーに肩入れしてしまいそうになりますが…。“完璧な世界”を目論む彼は、寛容さを失っている現代社会の象徴のよう。そりゃあ彼なりに言い分もあるんでしょうけど、世界はお前のためだけにあるんじゃない!これはもう愛すべきガーディアンズのみんなにブッ飛ばしてもらうしかないでしょう!」とガーディアンズへの期待を語る。また、「アナと雪の女王」シリーズのオラフ役を務める武内さんは、黄金に輝く身体が特徴的で、戦闘能力や目的は未知数の謎に包まれたアダム・ウォーロックを演じる。あることをきっかけに、彼はガーディアンズの前に立ちはだかる。「実はアニメーション版でクイルの吹替を担当させて頂いていたので、個人的に思い入れのあるガーディアンズに参加出来ると聞いた時、本当に嬉しかったです。しかもそれがウォーロックだとは!」と熱い思いを語った武内さんは、「強大なパワーを持ちつつも、心はまだチグハグな彼を、上手く吹替られたらなと思います。これに連動してまたアニメーションシリーズも復活したらいいな…なんて妄想は置いておいて、精一杯頑張らせて頂きます!ガーディアンズ最新作、ぜひご期待下さい」とコメントしている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2023
2023年04月14日格闘家でタレントの角田信朗、歌手の大西洋平が3月31日、都内にて行われたイベント「戦国時代 × 花の慶次 ~17LIVE REAL EVENT~」に登場した。ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で毎年開催されているリアルイベント「戦国時代」と、漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』がコラボレーションした同イベント。事前にアプリ内イベントを勝ち抜いた約60名のイチナナライバーが同じ会場に集まり、リスナーから贈られるギフトや投票の数などを競うライブ配信バトルを行った。そして同イベントには、パチンコ台『CR花の慶次』関連曲を歌う角田信朗と大西洋平もゲストとして登場。歌唱パフォーマンスを披露したほか、会場のライバーたちと交流した。イベント後に行われた囲み取材にて、大西は「ライブ配信をしている方々の前で、ライブをするのは初めての経験でした(笑)」と笑いを誘いつつ、「僕の歌をきっかけに、ライブ配信バトルを行うライバーの皆さんのトークが広がればいいなと思いながら、歌っていました。そのあと、角田さんと一緒に会場を回って、皆さんの配信画面を見させていただいたのですが、とても楽しそうで、いい経験をさせていただきました」と笑顔を浮かべた。一方の角田は「一番は、『時代は変わったな』ということですね。僕らが若いときのコミュニケーションとは全くスタイルが違って、それが成立していることにまず驚きました」としみじみ。続けて「配信のような顔が見えない人とのコミュニケーションでは、ポジティブな意見もあれば、当然ネガティブな意見もあって、100%サポートしてもらえることなんてあり得ない」と持論を述べた上で、「ネガティブな意見に心が負けてしまうこともあると思うのですが、そういうものを含めて楽しんでもらいたいですし、僕らもそうなんですけど、一番つらいのは無関心でいられることなので、最後にはアンチも味方にするような気持ちで楽しくコミュニケーションをしてほしい。そこから新しい輪が生まれて、これからの世界を明るくしていくようなものにしてほしいなと思います」と伝えた。また、K-1競技統括プロデューサーを務めた経歴も持つ角田は、「K-1はなぜ成功したのかと言うと、観客論を格闘技に取り入れたからなんですよね。観客に対して『観たいんだったら、そこで観てろ』という“上から目線”から、いかにお客さんの目線に立つかという風に目線を変えた。そういった風に目線をちょっと変えることによって、変化が生じるものなので、イチナナさんもそういうことにどんどん手をつけていって、これからライブ配信というものがさらにポジティブなものになっていくことを期待しています」とエールを送った。
2023年04月03日店ごとの個性が出る内装。飲食店に入った際には、室内のデザインを見るのも楽しみ方の1つです。落語家であり、演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)のレギュラーとして活躍している、春風亭一之輔さんは、とある飲食店で撮影した写真をTwitterに投稿しました。「奈良のトイレはみんなこう」というコメントの通り、一之輔さんが撮影したのは店内のトイレです。トイレも店の個性が現れる場所ですが…。奈良のトイレはみんなこう。 pic.twitter.com/bJvtu1RLYh — 春風亭 一之輔 (@ichinosuke111) February 20, 2023 個性が出すぎ!便器を囲む大量のトイレットペーパーと、「神に囲まれて運が出る」の貼り紙が目を引きます。トイレの一大事である『紙がない』という状況に対し、万全の体制を整えていますね。しかし、尋常ならざる備えゆえに、写真には「嘘だぁ!」とツッコミが相次いでいます。・八百万の神々ならぬ『紙々』だな。・千手観音でも大丈夫ですね!・トイレの神様に囲まれすぎて緊張しそう。・めっちゃ運がよくなりそう。・いやいや、このお店がすごいだけですから…!もちろん、これが奈良の通常…というわけではなく、奈良県奈良市で落語好きな店主が営む『落語喫茶 古々粋亭(ここいきてい)』だからこそのデザイン。同じように、トイレットペーパーだらけのトイレがある店は、いくつか存在しますが、運が上昇しそうな雰囲気の場所はそうそうないでしょう。奈良県を訪れた際には、観光スポットの1つとして検討してみてください![文・構成/grape編集部]
2023年02月28日2月25日(土) 13時30分より横浜にぎわい座にて、『みどり生命プレゼンツ「志ん輔と仲間たち」スペシャル公演』が開催される。本公演は、落語家の古今亭志ん輔がホストを務めるオンライン落語会『志ん輔と仲間たち』の2周年を記念した企画で、これまでゲスト出演した芸人が再結集しリアルでの落語会をお届け。インターネットでのライブ配信も予定している。出演は、林家正楽(紙切り)、翁家和助(太神楽曲芸)、桂小すみ(音曲)、神田茜(講談)、本條秀慈郎(三味線)、古今亭始(二ツ目)、鈴々舎美馬(前座)、恩田えり(お囃子)。トリは志ん輔が落語『お若伊之助』を披露する。<公演情報>『みどり生命プレゼンツ「志ん輔と仲間たち」スペシャル公演』2023年2月25日(土) 横浜にぎわい座開演 13:30『みどり生命プレゼンツ「志ん輔と仲間たち」スペシャル公演』ビジュアル■出演古今亭志ん輔(落語協会相談役)林家正楽(紙切り)翁家和助(太神楽曲芸)桂小すみ(音曲)神田茜(講談)本條秀慈郎(三味線)古今亭始(二ツ目)鈴々舎美馬(前座)恩田えり(お囃子)■チケット料金観覧:3,500円オンライン視聴:1,500円公式サイト:
2023年02月10日『須澤紀信ワンマンライブ2023「何処にいたって、歌はそばに」』が、3月4日(土) に東京・晴れたら空に豆まいてにて開催されることが発表された。今回はサポートバンドも入り、アコースティックバンド形態で開催。須澤のライブでの人気曲「何処にいたって」がタイトルに冠されており、同曲を中心にセットリストが組まれるとのこと。チケットは、1月31日(火) 19時より須澤紀信ファンクラブ先行にて受付がスタート。一般発売は、2月11日(土・祝) 10時より販売が開始される。<ライブ情報>『須澤紀信ワンマンライブ2023「何処にいたって、歌はそばに」』2023年3月4日(土・祝) 晴れたら空に豆まいて開場 12:00 / 開演 12:30【チケット料金】(全席自由席・整理番号付 / 税込)前売り:4,000円当日:4,500円※入場時ドリンク代別途600円必要※6歳以上チケット必要※当日券を発売する際にはオフィシャルウェブサイトにてお知らせいたします。※出演者変更の場合でも払い戻しは致しかねます。※車椅子でご来場の方は、チケット購入後、ウドー音楽事務所までご連絡ください。※本公演はお客様の安全を第一に考慮し、新型コロナ感染対策を十分に行ってまいります。当日はガイドラインに沿った会場運営になりますので、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。公演情報はこちら:問合せ:ウドー音楽事務所TEL:03-3402-5999(営業時間:月曜・水曜・金曜 12:00〜15:00 ※火曜・木曜・土曜・日曜・祝日はお休み)須澤紀信公式サイト:
2023年01月20日2023年1月3日、フリーアナウンサーの笠井信輔さんがInstagramを更新。生後7か月の愛猫エリザベスちゃんが元日の朝に行方不明になってしまったそうです。家中どこを探しても見当たらなかったという、笠井さん。リビングのドアを開けっぱなしにしていたことに気が付き、「家族が出入りしたすきに脱走してしまったのでは…」と、気が気ではなかったようです。行方が分からなくなってしまったのです。家中どこを探してもみつからない。こんなことは今までありませんでした。もう心配で心配で…。shinsuke.kasaiーより引用家族で、家の外や中を捜索しますが、エリザベスちゃんは見当たりません。その後、8時間が経過した頃、家族から「いましたーッ!」という声が上がったそうです!なんと、エリザベスちゃんがいたのは、押し入れの奥の奥でした。エリザベスちゃんは、笠井さんたちがオロオロする姿を見て「何か、ただごとではないことが起こっている!」と思い、隠れていたのでしょうか。なんにせよ、見つかってほっとしたのでしょう。笠井さんは涙がこみ上げそうになったといいます。※写真は複数あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 笠井信輔official(@shinsuke.kasai)がシェアした投稿 泣いているように見えますが、笠井さんの表情をよく見ると、涙はこぼれていません!そんな笠井さんの姿を見た息子さんや妻からは、「泣いてないじゃん」「演技?」などとからかわれたそうです。家族全員が心から安堵したからこそ、こんな風に冗談をいい合えたのでしょう。【ネットの声】・本当に、脱走じゃなくてよかった!うちの猫ちゃんも、家の中で呼んでも出てきてくれないので見当たらない時の不安にとても共感します。・「外に出られないはずなのに、もしかして…」と悪い想像が次々と止まらなくなる気持ち、分かります。無事でよかった!・エリザベスちゃん、お返事をしてあげて~!8時間も隠れていたのは、すごい!・私も泣きながら愛猫を探していたら、しれっと押し入れの奥から出てきたことがありますよ。めちゃくちゃ焦りますよね。家族の安堵した顔を見て、エリザベスちゃんは「私を探していたのかな?」と気が付いたかもしれません。愛猫には、かくれんぼをしても、数時間おきには、かわいい姿を見せてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月05日「LUPIN ZERO」のメインキャストが発表。ルパン役を畠中祐、次元役を武内駿輔が務める。本作は、ルパン三世の少年時代を描いた新作アニメーション。漫画「ルパン三世」連載当初と同じ昭和30年代を舞台に、まだ何者でもないルパンが、高度経済成長期の日本を駆け巡る、懐かしくも新しいオリジナルストーリーだ。祖父から盗術を仕込まれながらも、将来カタギになるか泥棒になるか決められずにいた中学生のルパンは、傭兵の父について各地をまわっている、不良相手に銃を抜く同級生・次元と出会う。2人は、ひょんなことからある女性を巡るトラブルに遭遇し、行動を共にすることに。そんな本作で13歳のルパンを演じる畠中さんは、『ナルニア国物語』の一般公募オーデイションに合格し声優デビュー後、「甲鉄城のカバネリ」、「僕のヒーローアカデミア」「東京リベンジャーズ」など人気作品に出演。そして、後にルパンの相棒となる少年・次元を演じるのは、で「アイドルマスター シンデレラガールズ」「ダイヤのA」、『アナと雪の女王』ではオラフの吹き替えを担当している武内さん。ルパン役に決定し、「ルパン三世」TVシリーズを改めて観直したという畠中さんは、「PART5の23話は特にお気に入りです!ルパン三世のセリフは、もうたまらなかったですね。泣けるんです。『LUPIN ZERO』はルパン三世になるまでの物語なので、まだ少年で思春期のルパンだから、すごく悩むし普通に照れちゃったりする。自分自身の道を探している途中で、そういうところはやっぱり大人になったルパンとは全然違うところがありました」とコメント。オーディションは水面下で動いていたと話す武内さんは、「少年ルパン役を誰が受けているのか全然わからなくて。個人的に絶対畠中くんが合うなと思ってたら、まさかで驚きました(笑)」と言い、「オープニングからエンディングまで全てが見どころですが、もう本当に毎話、毎話、違うパターンで話が展開していきます。最終回の一番最後のシーンがお気に入りなので、ぜひ最後まで観てください!」とアピールしている。「LUPIN ZERO」は12月16日(金)、12月に新しくローンチされる動画配信サービスにて配信予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2022年11月19日2023年2月に帝国劇場で上演される舞台『キングダム』で信役を演じる三浦宏規と高野洸が、グランフロント大阪 北館で開催中の展覧会『キングダム展 -信-』を訪問した。『キングダム展 -信-』は、原泰久によるマンガ『キングダム』の原画や描きおろしイラスト、迫力あるパネルが展示されている原画展。三浦は「一コマ一コマをじっくりみることによって、自分がこれから演じる上でも、全てのシーン、全てのセリフを大切に演じていこうと改めて強く思いました。」と意気込み、「この展覧会、序盤からストーリーをなぞっていくので、『キングダム』を見たことのない人でも、展覧会に来ていただければ楽しめるんじゃないでしょうか。」と語った。(C)原泰久/集英社(C)原泰久/集英社また高野は、開幕前の展示準備に立ち会っていた原との面会を果たし、「めちゃくちゃ嬉しかったですね。絵についても、画材のこだわりとか色々なことを優しく話してくれて胸が一杯になりました。原先生が、『キングダム』への愛があふれていらっしゃる方だと、改めて肌で感じることが出来ました。」とコメント。そして「僕もしっかりこのまま信を愛して舞台に臨みたいと思いました。」と意気込みを寄せた。(C)原泰久/集英社(C)原泰久/集英社(C)原泰久/集英社なお『キングダム展 -信-』は12月11日まで同所で開催される。■三浦宏規 コメント全文原作ファンの方にとってはたまらない原画の数々、そして、今回の展覧会のために原先生が描きおろしてくださった絵も多数ありまして、鳥肌がとまらないというか、非常に楽しませていただきました。一コマ一コマをじっくりみることによって、自分がこれから演じる上でも、全てのシーン、全てのセリフを大切に演じていこうと改めて強く思いました。この展覧会、序盤からストーリーをなぞっていくので、『キングダム』を見たことのない人でも、展覧会に来ていただければ楽しめるんじゃないでしょうか。ここで初めて見て、漫画を読んでみるというのも、アリなんじゃないかなと思いました。『キングダム展 -信-』すごくオススメです。ぜひ足を運んでみてください。【好きな展示】描きおろし原画「信 前へ」■高野洸 コメント全文今日は、『キングダム展 ‐信-』にお邪魔したのですが、キングダムだらけで幸福感にあふれています。原画やこの展示のために原先生が描かれた絵が、壁一面にドン!と飾られていて漫画やアニメで見るよりも体で体感出来ました。感動と興奮のまま会場をずっと歩いていました。そして、僕は今回、原先生とお会いすることが出来まして、めちゃくちゃ嬉しかったですね。絵についても、画材のこだわりとか色々なことを優しく話してくれて胸が一杯になりました。原先生が、「キングダム」への愛があふれていらっしゃる方だと、改めて肌で感じることが出来ました。僕もしっかりこのまま信を愛して舞台に臨みたいと思いました。【好きな展示】「大将軍の見る景色」王騎からそう言われた信の眼前に広がる戦場の絵関連リンク『キングダム展 -信-』公式サイト:舞台『キングダム』公式サイト:
2022年11月16日出演に笠井叡のほか大植慎太郎、島地保武、辻本知彦、森山未来、柳本雅寛が集結一般社団法人天使館主催、笠井叡新作ダンス公演『櫻の樹の下には』〜カルミナ・ブラーナを踊る〜が2022年11月23日 (水・祝) ~2022年11月27日 (日)に吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 櫻の樹の下には死体が埋まっている残酷な惨劇の中に美と生命復活人の屍を岩盤大地のうえに接ぎ木して春を待つ青空がささくれだっているから太陽はあの地平線上には昇るな運命の女神フォルトゥーナ去れ!本作品は大植慎太郎、島地保武、辻本知彦、森山未来、柳本雅寛という日本のコンテンポラリーダンサーとして実力を兼ね備えたダンサーをそろえ、笠井叡のカルミナ・ブラーナへの想いを通して、彼らの中に沈潜している日本的霊性とカルミナ・ブラーナの原初の意味をかさなり合わせることで、ポスト舞踏(舞踏以降、日本から生まれる新しい表現)が現れる可能性をこの作品で示したい。笠井叡の身体性を真似することではなく、同じ空間を共有し、笠井叡とコミュニケーションをとり、稽古を重ねて公演に挑むことで、笠井が考える、次世代への可能性をダンサー、観客に感じてもらえる作品とする。構成としては、笠井叡振付で5人のダンサーが踊る群舞、トリオ、デュオ、ソロがあり、笠井叡との共演シーンもある。笠井がカルミナ・プラーナからインスパイヤされた上記したイメージからシーンが構築されていく。抽象的な概念から生まれるシーンの連続であるが、この舞台で生まれるムーブメントがポスト舞踏作品を次世代が紡ぎ出すきっかけとなっていく。初演の「櫻の樹の下には」は2022年度江口隆哉賞舞踊批評家協会賞ダブル受賞作品イメージ全世界の支配者である運命の女神フォルテゥーナは、まず鉱物の中に、人間の死体の中に、全動物の死体の中に入り込んで、死体を復活に変える力を発揮する。酒の神は人間のすべての苦悩を浄化する。豊饒な生殖力の中に、最高のアートを生み出す創造力が潜んでいる。真に歴史を牽引するのは政治的な力、戦争以上に、アートの創造力。春夏秋冬の四季の変化の中に働いている自然力。冬は鉱物的結晶力による根源的生命。春は植物的に花々や樹木が成長する力。夏は太陽の光と生命力。秋はすべての死者によみがえりの力。死体の中には宇宙が滅びた後に、新たな宇宙を生み出す創造力が潜んでいる。公演概要笠井叡新作ダンス公演『櫻の樹の下には』〜カルミナ・ブラーナを踊る〜公演期間:2022年11月23日 (水・祝) ~2022年11月27日 (日)会場:吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)■出演者ユリアヌス大植、カリオストロ島地、ジニウス辻本、ド・モレー未來、ジャンヌ柳本、ヘリオガバルス笠井(※辻本氏の「つじ」のシンニョウは点1つです)■スタッフ照明:森下泰音響:山田恭子舞台監督:河内崇映像技術:岸本智也衣裳:萩野緑音楽:角田寛生映像:角田寛生宣伝美術:NU映像記録:中瀬俊介制作:高樹光一郎、瀧本麻璃英プロデューサー:笠井久子(一般社団法人天使館)■公演スケジュール11月23日(水・祝) 19:3011月24日(木) 19:3011月25日(金) 19:3011月26日(土) 15:0011月27日(日) 15:00※開場は開演の30分前■チケット料金一般前売り6,000円一般当日6,500円U24(24歳以下)4,000円(全席指定・税込)*24歳以下のチケットをお求めの方は、当日、証明書をご提示ください。主催:一般社団法人天使館助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会協力:公益財団法人武蔵野文化事業団 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月08日一般社団法人天使館主催、『笠井叡 DUOの會』が2022年11月16日 (水) ~2022年11月19日 (土)に吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ ダンスの事件が蘇る!笠井叡とその師:大野一雄が踊ったデュオ3作品「犠儀」(1963年)、「丘の麓」(1972年)、「病める舞姫」(2002年)のリメイク作品と、新作「笠井叡の大野一雄」を発表する。【上演作品】笠井叡新作「笠井叡の大野一雄」(初演)笠井叡・大野一雄 デュオ リ・クリエイト作品「犠儀」(1963年)「丘の麓」(1972年)「病める舞姫」(2002年)笠井叡・大野一雄デュオ作品について「犠儀」(1963年)朝日講堂「生と死の間に花が咲く」という言葉に大野一雄が共感し、デュオが実現した。19歳の笠井の死体を隠坊となった大野が焼くという内容で、抽象ダンスでも具象ダンスでもない、その中間の「新具象ダンス」を摸索した作品。「丘の麓」(1972年)青年座舞踊評論家の市川雅氏が「現代舞踊の異形」展を企画し、「丘の麓」はその第1回の企画展において上演された。松山俊太郎が所持していたビアズリーの原典を、澁澤龍彦が翻訳して話題になった小説をダンス作品として創作。大野一雄が客演し、ヴィーナスとしてデュオを踊った。「病める舞姫」(2002年)スパイラルホール2002年に都内で開催された「JADEインターナショナルダンスフェスティバル」にて舞踏の創始者:土方巽を顕彰し、舞踏の現在を紹介する企画「土方メモリアル」にて原作:土方巽、振付・出演:笠井叡、特別出演:大野一雄にて発表されたデュオ作品。プロフィール笠井 叡Akira Kasai舞踏家/振付家1943年生まれ。60年代に大野一雄、土方巽に出会い、舞踏家として活動を始める。71年天使館を設立。79年〜85年ドイツに留学し、オイリュトミーを研究。帰国後、94年に『セラフィータ』で舞台に復帰。これまでに、「牢獄天使城でカリオストロが見た夢」「桜の樹の下には -笠井叡を踊る-」「高丘親王航海記」「今晩は荒れ模様」など多くの作品を輩出し続け、2001年初演『花粉革命』は代表作として世界各都市での上演を果たす。2014年芸術選奨文部科学大臣賞受賞、2022年江口隆哉賞受賞。 川口隆夫Takao Kawaguchi振付家/ダンサー1990 年よりコンテンポラリーダンスカンパニーATA DANCEを主宰。96 年よりダムタイプに参加。2000年以降はソロ活動を中心に、「パフォーマンスとしか言いようのない」(朝日新聞・石井達朗) 作品を数多く発表。08年〈自分について語る〉をテーマに『a perfect life』シリーズを開始、13年そのVol. 06「沖縄から東京へ」で第5回恵比寿映像祭に参加。近年は土方巽著『病める舞姫』を元にした『ザ・シック・ダンサー』(12年初演、共演・田辺知美)、ビデオ映像を元に完全コピーを試みる『大野一雄について』(13年初演)を発表。笠井瑞丈Mitsutake Kasaiダンサー笠井叡に舞踏を、山崎広太にダンスを師事。1998年より自作のソロダンスを開始。様々なスタイルのダンスのエッセンスを取り入れながら、独自の世界観を持つ作品を発表している。09 年平成20年度文化庁新進芸術家海外留学研修員として、1年間ニューヨークで研修。10年横浜ソロ×デュオ・コンペティション・プラス審査員特別賞受賞。16年テロ・サーリネン・カンパニーの作品にゲスト出演。17年笠井叡振付作品『花粉革命』を踊る。第12回(17年度)日本ダンスフォーラム賞受賞。近年はソロだけでなく作品振付や客演でも注目を集めている。大野一雄Kazuo Ohno(1906-2010)1930年代から日本モダンダンスの先駆者等に師事し、舞踊家として活動を始めた。1960年代に土方巽等とともに世界的にも全く新しい舞踊表現である「舞踏」と呼ばれる新たな舞踊形式を創出し、二十世紀の舞踊史に刻まれる優れた作品群を生み出した。公演概要『笠井叡 DUOの會』公演期間:2022年11月16日 (水) ~2022年11月19日 (土)会場:吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)構成・演出・振付:笠井叡■出演者川口隆夫 / 笠井瑞丈 / 笠井叡 (語り)■スタッフ照明:森下泰音響:山田恭子舞台監督:河内 崇映像技術:岸本智也衣裳:富永美夏音楽:角田寛生映像編集:角田寛生映像記録:中瀬俊介映像協力:NPO法人魁文舎宣伝写真:行竹亮太宣伝美術:AD=榎本了壱D=坂口真理子制作:高樹光一郎、瀧本麻璃英プロデューサー:笠井久子(一般社団法人天使館)■公演スケジュール11月16日(水) 19:3011月17日(木) 19:3011月18日(金) 19:3011月19日(土) 15:00※開場は開演の30分前■チケット料金一般5,000円U243,000円(24歳以下)当日一般5,500円(全席指定・税込)*24歳以下のチケットをお求めの方は、当日、証明書をご提示ください。主催:一般社団法人天使館助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会協力:公益財団法人武蔵野文化事業団 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月08日2019年に始まった『関西演劇祭』が今年もCOOL JAPAN PARK OSAKA SSホールにて、11月12日(土) から20日(日) まで開催される。第4回となる今年もバラエティ豊かな10劇団が参加する本企画について、新たに実行委員長に就任したフリーアナウンサーの笠井信輔、初回からフェスティバルディレクターとして参加している板尾創路に話を聞いた。上演時間45分でいくつも楽しめるまるで “食の祭典” のよう――笠井さんは演劇を年間100本近くご覧になるそうですね。今回の実行委員長発表会見でも「ご褒美をもらったよう」とおっしゃっていて、演劇愛が伝わってきました。この『関西演劇祭』のことはご存知でしたか?笠井実はオファーを受けたときはよく知らなかったんですよ。だけども内容について話を聞いていくうちに、「これは面白いな」と感じました。――どんなところにそう感じられたのですか?笠井主催の吉本興業が「実はこんなに面白いものが大阪にあるんだよ」ってことを紹介したくて選んだ10劇団が、「45分」という非常にショートな上演時間で作品を発表していく。このスタイルが面白いですよね。ちょっと“食の祭典”みたいな感じ。こっちでこれを食べて、あっちであれを食べてっていうつまみ食い方式で演劇を楽しめる。演劇って通常は、どんなものであってもカロリーが高いんですよ。人によっては(移動も含め)一日がかりになりますし。それをコンパクトにいくつも楽しめるというのは、いいなと思いましたし、ちょっと新しいなと感じました。――板尾さんは今まで3回参加されていますが、今回はどんなことを楽しみにされていますか?板尾ちょっとしたことですけど、例えばティーチインではこうしたほうがお客さんが手を挙げやすいみたいなこととか、この時は立っていたほうがいいとか座っていたほうがいいみたいなことは、回数を重ねて少しずつわかってきた感じがあります。だけどやっぱり劇団に関しては、僕たちも毎年蓋を開けてみないとわからないところがあるんです。だから今年もきっと、僕がイメージしているものとは違うものになるんだろうなと思っていて、そこが楽しみな部分ですね。――思いもよらないものと出会えるのは演劇祭ならではの楽しみですよね。1枠2劇団なので、お目当ての劇団めがけて行ったとしても、もう1つの劇団は自分で選べないのも面白いなと思います。笠井参加する10劇団も、主催の吉本興業が、演劇ファンに「やっぱり(お笑いが得意な)よしもとの演劇祭だね」と思わせないようにしたい、というのは相当意識している感じがしました。スタッフの皆さんがさまざまな目で劇団を選んでいる感じがする。これまで賞をとってきた作品も多彩でしたしね。そこはやっぱり楽しみだなと思います。板尾そうですね。“よしもと感”は僕がいることくらいです。僕もちょっと、よしもとらしからぬところもあるし。笠井うん、らしからぬ。板尾(笑)。でもさっき笠井さんから「芝居はカロリーが高い」という話がありましたが、確かにお芝居を観るってそうですよね。でもこの演劇祭ではいけます。2劇団で1枠なのですが、それが一日最大3枠あります。つまり僕ら審査員は一日に芝居を6本観るわけなんですよ。笠井大変!板尾と思うでしょ?でもね、観れるんです。僕も最初思いました。「これ、大変やな……。なんとか抜けられへんかな……」笠井(笑)板尾でも、実際には6本くらい平気です。45分っていう上演時間も、つくる側は大変らしいんですけど、観る側には観やすいと思います。それにちょっと楽しいんです。一日で6本観れてる自分が楽しい。笠井わかる、それ。板尾めちゃくちゃ充実してるっていうかね。朝から晩まで芝居三昧っていうのはやっぱり楽しいですよ。――各劇団の作品のクオリティの高さもあってのことですよね。板尾そうですね。予選があるわけではないですけど、スタッフが公演を観に行って、面接して、実力とバランスも考えて選んでいるので。それこそさっき笠井さんがおっしゃった“食の祭典”みたいですよね。選び抜かれて、バランスも考えられて、楽しめるようになっています。笠井埋もれている劇団って本当にありますからね。こんな面白い劇団いたんだとか、こんな作家いたんだ、って。「芝居を観て、喋る」がその場で共有できるのも演劇祭ならでは――先ほど板尾さんのお話に出た「ティーチイン」はこの演劇祭の魅力でもありますよね。毎公演後、観客やスペシャルサポーターからの質問に、俳優やクリエイターがその場で答えてくれるシステムです。関西演劇祭2022 実行委員長発表会見より、左からスーパーバイザーの西田シャトナー(劇作家・演出家・俳優・折紙作家)、スペシャルサポーター(審査員)の三島有紀子(映画監督)、板尾創路、笠井信輔、スペシャルサポーターの野上祥子(株式会社ネルケプランニング代表取締役社長)、山本敏彦(NHKエンタープライズ 第3制作センター ドラマ部エグゼクティブ・プロデューサー)笠井そのやりとりによって劇団の次の上演(※演劇祭の期間中に劇団は3回上演の機会がある)で芝居が変わっていくことがあるとか、(質疑応答ばかりではなく)ディスるお客さんもいるというのを聞いて、面白いなと思いました。――演劇ファンの笠井さんは参加も楽しみなのではないですか?笠井ただ、実行委員長は登壇しないらしいんですよ。板尾あ、でも客席から喋る実行委員長はいましたよ(笑)。笠井じゃあ僕も手を挙げます。そこであててもらえなかったら暴れますよ。「俺は実行委員長だぞ!」って。板尾(笑)笠井基本的にやっぱり「芝居を観て、喋る」というのは、僕にとっては大事なルーティンなんです。僕は深読みするのが好きですし、演劇ってすごく解釈の余地がある作品が多いですし。ティーチインをやると、「あの人はこう見たいんだ」とか「そういうことなのか」とか、答え合わせみたいなことができる。しかもつくった人、演じた人が直接答えてくれるわけで。それはきっとかなりの面白さがあると思います。板尾そうですね。それに自分が質問しなくても、やり取りを聞いていて気付くこともあるんですよ。「あ、そうやったんや」って。それで「じゃあもう一回観てみたい」とも思うし。演者さんは演者さんで、お客さんが思っていることが聞こえてくると、演じ方が変わってきたりもするので。笠井「お芝居が好きでいろいろ観るけど演劇祭には参加したことがないよ」って方は、『関西演劇祭』にぜひ参加したほうがいいと思います。ティーチインは、この演劇祭に参加するうま味を倍増させているし、きっと「こんなに面白いんだ」って再発見するんじゃないかな。僕もそこにとても期待しています。演劇ならではのライブの力、繰り返し観る喜び――最後に、おふたりは演劇のどんなところが好きなのか教えてください。板尾ライブであること。それが一番です。僕は映画もアニメも好きですけど、それでもやっぱりライブの力っていうのはすごいなと思います。この演劇祭には若い劇団員もたくさん出るのですが、以前、声の出し方もわからない、どっち向いて喋ったら正解なのか、どれくらいの音量、どれくらいの発声がベストなのかもわかっていないような劇団がいて。でも彼らは自分に与えられたことを一生懸命やるんですね。それを観ていると、不思議と言ってることもだんだん聞こえてきました。やっぱりこっちが集中すると、引き込まれていくと、表情であったり身体の動かし方であったりで伝わってくる。すごいなと思いました。ドタバタしてるんですよ。セットが倒れたりもするし(笑)。でも結果、その劇団の作品は10日間を通してすごくいい作品になって、けっこうね、総なめで賞をとっていました。きれいに整理されていないものだったけど、あれはあれでよかった。そういう魅力を伝えるライブってすごいなと思いましたね。笠井僕は「繰り返し観る喜びがあるところ」に演劇の魅力を感じています。再演があるとまた観てしまう。『ミス・サイゴン』でも『レ・ミゼラブル』でも『エリザベート』でも、その都度その都度、面白みがある。それはやっぱりお芝居って生だから、毎回感動と受け止め方が違うんですよね。私は伯父が東宝で演劇プロデューサーで、高校時代に『ラ・マンチャの男』のチケットを4枚くれたので、友達と観に行ったことがあるんです。感想は「つまんなかった」。友達にも謝りました。だけどやっぱり『ラ・マンチャの男』は「すごい」って聞くから、5年に1回くらいは観続けて、あれは5回目くらいだったかな、初めて「見果てぬ夢」(劇中歌)で泣いたんですよ。40代でした。それで「俺はようやくこのミュージカルに追いついたんだ」という感銘があった。僕は映画も好きですが、映画では、そういう経験はあまりないんです。そんなふうに、自分の実年齢や環境で刺さる度合いが激しく左右されるから、人生を左右するような作品とも出会えるんじゃないかと僕は思います。「あの時のあの芝居……!」みたいなね。そこが演劇の面白さかな。取材・文=中川實穗撮影=藤田亜弓<公演情報>『関西演劇祭2022』2022年11月12日(土)~11月20日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール ※配信あり■参加劇団かのうとおっさん(大阪)/ 劇団イロモンスター(大阪)/ 劇団なんば千日前(大阪)/ 激団リジョロ(東京)/ 幻灯劇場(京都)/ 芝居処 華ヨタ(大阪)/ TAAC(東京)/ Micro To Macro(大阪)/ ラビット番長(東京)/ RE:MAKE(大阪)チケット情報:
2022年10月31日毎年恒例となっているひこね市民大学特別講座の第二弾、笠井信輔講演会「引き算の縁と足し算の縁~がんステージ4からの生還~」を2023年1月9日(月・祝)にひこね市文化プラザ エコーホールにて開催します。笠井信輔講演会朝の情報番組「とくダネ!」を20年間担当後、2019年9月に33年間勤めたフジテレビを退社し、フリーアナウンサーとなったわずか2か月後に血液のがんである悪性リンパ種と判明。4か月半の入院、治療の結果「完全寛解」となった笠井信輔氏が一時は死を覚悟しながらも、生きる希望を求めて奮闘した闘病の記録や、猛烈に働いていたときには見えなかった発見など、激動の日々と気づきをありのままに語ります。宣材写真【概要】名称 : 笠井信輔講演会「引き算の縁と足し算の縁~がんステージ4からの生還~」日時 : 2023年1月9日(月・祝) 13:30開場 14:00開講場所 : ひこね市文化プラザ エコーホール料金 : 全席指定・税込 一般 1,000円購入方法: ・Webサイト ひこね市文化プラザオンラインチケットサービス ・窓口購入 滋賀県彦根市野瀬町187-4ひこね市文化プラザ内 チケットセンター・電話予約 ひこね市文化プラザチケットセンター0749-27-5200(受付時間:9:00~19:00 月曜休館・月曜祝日の場合翌日休館)主催 : ひこね市文化プラザ(指定管理者:株式会社ケイミックスパブリックビジネス)詳細 : ※未就学児は入場いただけません。※託児サービスがあります。(未就学児お1人1,000円/2022年12月25日(日)までにお申し込みください。)【お問い合わせ】ひこね市文化プラザチケットセンターTEL:0749-27-5200 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月21日2022年9月5日、声優の武内駿輔さんと、映像監督の、かとうみさとさんが結婚を発表しました。武内さんはアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役で一躍有名になり、『KING OF PRISM』シリーズの大和アレクサンダー役、映画『アナと雪の女王』シリーズのオラフ役など多くの作品に出演。かとうさんは、映像監督やアートディレクターなどアーティストとして幅広く活躍し、数々のミュージックビデオの制作を行っています。武内駿輔&かとうみさとが結婚を発表この日、同時にTwittterとInstagramのアカウントを更新し、結婚を報告した、武内さんと、かとうさん。ツーショットとともに、お互いへの想いと今後についてつづりました。武内駿輔さんコメントどんなことがあっても、サポートして下さった、先輩方、81プロデュースには本当に感謝しております。そして、これからも支えて下さっている皆様、応援して下さっている皆様に、恩返し出来るように日々精進して参ります。声優としても人間としてもまだまだ半人前ではありますが、引き続きご指導、ご鞭撻頂けますと幸いです。PS. 私の業界の父”鈴木琢磨様”。業界の兄”杉田智和様”。そして音楽の師でありパートナー、”Lotus Juice様”には格別の感謝を。jwamadeusーより引用かとうみさとさんコメント私事ですがこの度、声優の武内駿輔さんと入籍致しました。一緒に居ると自分らしくいれる彼と、日々精進していきます。いつもお世話になっている関係者様、スタッフの方々に感謝の気持ちを忘れずに、一層真摯に作品づくりに励んでいければと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/rvGQWdzZgZ — かとうみさと (@nebiru3) September 5, 2022 17歳という若さで声優として有名になったため、武内さんの結婚に対し、親戚のように見守ってきたファンからは驚く声が続出。「あの武内くんが結婚…!?」「驚いたけど、お2人ともお似合い!」といった声が相次いでいます。いろいろな作品に携わり、物作りをしていく人同士、きっとお互いを高め合っていくのでしょう。ご結婚、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年09月05日2023年2月帝国劇場にて上演される舞台『キングダム』の信役と嬴政(えいせい)・漂役のキャストが発表された。原作は、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載中の原泰久による大人気コミック『キングダム』。既刊65巻の累計発行部数は9000万部を突破(2022年6月現在)しており、現在TVアニメ第4シリーズが放送され、実写版映画の第2作『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開されている。今回『風と共に去りぬ』の世界初の舞台化や、『ラ・マンチャの男』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『エリザベート』といった名作ミュージカルの日本初演、映画『千と千尋の神隠し』の世界初舞台化など、伝統を大切にしながら革新的な舞台に取り組んできた帝国劇場が初舞台化に挑む。時は紀元前、春秋戦国時代。未だ一度も統一されたことのない苛烈な戦乱の中にある中国を舞台に、戦災孤児の少年・信と玉座を追われた後の始皇帝・嬴政の2人が、時代の荒波にもまれながらも友との約束のために、そして己の夢のために史上初の中華統一を目指す。上段左から)三浦宏規(信役)、高野洸(信役) 下段左から)小関裕太(嬴政・漂役)、牧島輝(嬴政・漂役)天下の大将軍を目指す、戦災孤児の少年「信」を演じるのは、三浦宏規と高野洸の二人。三浦は、近年ミュージカル『GREASE』(2021年 シアタークリエ)主演や、舞台『千と千尋の神隠し』(2022年 帝国劇場)ハク役など、着実にキャリアを重ねての帝劇初主演となる。高野はダンスユニット「Dream5」としてキャリアをスタートさせ、映像・舞台・音楽と活動の場を多彩に広げながら、異例の帝劇初出演にして初主演を務める。中華統一を目指す若き秦国王「嬴政」と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す「漂」の二役を務めるのは、小関裕太と牧島 輝。今年5月にこのコロナ禍で全日程完売となったミュージカル『四月は君の嘘』で主演を務めた小関と、現在ミュージカル『刀剣乱舞』を中心で支える牧島が、いずれも帝劇初登場となる。演出は、帝劇で『ローマの休日』『風と共に去りぬ』『ダンス オブ ヴァンパイア』など数多くの作品を手掛ける山田和也。脚本は、イギリスでの演劇活動から体得した朗読手法と、日本古来の話芸である落語や常磐津、声優文化、オペラやミュージカルの手法を混ぜ合わせた「藤沢朗読劇」と呼ばれる独特の朗読スタイルで唯一無二の存在感を放つ藤沢文翁が担当。音楽は TVアニメ版『キングダム』(第3シーズン、第4シーズン)のKOHTA YAMAMOTOが手掛け、生演奏で俳優の迫力ある演技と音楽が一体となるライブエンタテインメントならではの舞台『キングダム』をお届けする。■三浦宏規 コメント帝国劇場で『キングダム』が舞台になります。その初演の信役を演じさせて頂きます。信の熱さ、そして政や漂とのかけがえのない友情を皆様にしっかりと感じて頂けるように演出の山田和也さんをはじめ、とても信頼している高野洸くん、素晴らしいスタッフキャストの皆さまと一緒にこの作品を創っていけることに今からとても楽しみです。■高野洸 コメント初めて帝劇に立たせて頂きます。多くの読者の皆さんが愛する『キングダム』の初舞台化、そして僕は信の役ということでとても恐れ多いのですが、信と同じような気持ちで、歴史に名を刻む覚悟でやりたいなと思っています。一人の少年が、やがて中華統一を果たしていく、その第一章の部分を、帝国劇場の舞台でやるということで今から準備をしていきたいと思っております。そして信役をダブルで演じる三浦宏規は、信頼していますし、一緒に頑張っていけるような仲なので今からとても楽しみです。『キングダム』初演を成功させたいと思います。■小関裕太 コメントこのたび『キングダム』が帝国劇場で初めて舞台化されることになり、僕は政・漂役を演じさせて頂くことになりました。春秋戦国時代を生き抜いた人々を描いているこの作品、時代は違えど、なんとなく舞台と共通している部分がある気がします。同じ戦場で戦う中で、心の中で横一列になって手をつないで一つの目的に向かっていくのは舞台と通じるのではないかと思います。物語と同じようにキャスト同士激を飛ばしあいながら、自分を鼓舞しながら、素晴らしい作品というゴールに向かって突き進んでいきたいと思っています。■牧島 輝 コメント舞台『キングダム』の政・漂役で初めて帝国劇場に出演させて頂きます。僕は漫画から入ったのですが、漫画の1巻のスタートが、信が大将軍になっているところから始まり、政も始皇帝になることが決まっている。どうなるのかが分かっているのに、こんなにワクワクできる、素晴らしい作品です。政の役は大好きですけれど、この政なら始皇帝になれそうだな、という希望を皆さんに感じ取ってもらえるように立派に演じていきたいと思っています。<公演情報>舞台『キングダム』2023年2月 帝国劇場にて上演原作:原泰久(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載)脚本:藤沢文翁演出:山田和也音楽:KOHTA YAMAMOTO作品公式HP:
2022年08月21日『ぴあ 50th Anniversary「ぴあ演劇学校」2022秋期特別講座』が、10月1日・2日に開講されることが決定。併せて講師と聞き手が発表された。「ぴあ演劇学校」は、ぴあ関西10周年を記念して1996年2月24日・25日に大阪・扇町ミュージアムスクエアフォーラムで行われたイベント。演劇関係の多彩な講師陣が講義を受け持ち、ちょっと硬派なものや楽しく笑えるものなど様々な授業が展開された。今回はぴあ創業50周年を記念して、初日はオンライン配信、2日目は東京・TOKYO FMホールで行われる。10月1日21時より配信される歴史学「劇団☆新感線42年の激闘とこれから」には、講師としていのうえひでのり(劇団☆新感線主宰)、古田新太(劇団☆新感線)、聞き手として笠井信輔が出演。また10月2日13時30分からの共同幻想学「共同幻想の物語と、共同幻想としての演劇」は講師を末満健一、聞き手を鞘師里保、16時からの2.5次元演劇学「マンガと舞台のステキな関係」は、講師を野上祥子(ネルケプランニング代表取締役社長)、中野博之(集英社『週刊少年ジャンプ』編集長)、聞き手を阿久津仁愛、18時30分からの表現学「松尾スズキ、その原点と創作の秘密」は講師を松尾スズキ、(大人計画主宰、シアターコクーン芸術監督)、聞き手を安藤善隆(京都芸術大学教授)が担当する。なお各授業すべて約60分の講義を予定している。入場券のチケット先行受付は、8月19日12時よりスタート。入場券と視聴券の一般発売は9月10日10時より開始される。<イベント情報>ぴあ 50th Anniversary「ぴあ演劇学校」2022秋期特別講座10月1日(土) オンライン配信10月2日(日) 東京・TOKYO FMホール(オンライン配信もあり)『ぴあ 50th Anniversary「ぴあ演劇学校」2022秋期特別講座』ロゴ■10月1日(土) 21:00科目:歴史学講義内容:劇団☆新感線42年の激闘とこれから講師:いのうえひでのり(劇団☆新感線主宰)、古田新太(劇団☆新感線)聞き手:笠井信輔(フリーアナウンサー)※事前に収録した講義の配信となります。■10月2日(日) 13:30科目:共同幻想学講義内容:共同幻想の物語と、共同幻想としての演劇講師:末満健一聞き手:鞘師里保■10月2日(日) 16:00科目:2.5次元演劇学講義内容:マンガと舞台のステキな関係講師:野上祥子(ネルケプランニング代表取締役社長)、中野博之(集英社『週刊少年ジャンプ』編集長)聞き手:阿久津仁愛■10月2日(日) 18:30科目:表現学講義内容:松尾スズキ、その原点と創作の秘密講師:松尾スズキ(大人計画主宰、シアターコクーン芸術監督)聞き手:安藤善隆(京都芸術大学教授)【チケット料金】■入場券 ※10月2日(日) 講義のみ販売全席指定:3,900円全席指定(教科書付):5,900円※1講義ごとにチケット必要■視聴券視聴券:2,200円視聴券(教科書付):4,200円(送料別)※1講義ごとにチケット必要※視聴券通し券、視聴券通し券(教科書付)も一般発売から販売を予定しています。※視聴券販売に関する詳細は後日、「ぴあ演劇学校」オフィシャルサイトで発表いたします。※アーカイブあり。講義の開演時間~10月15日(月) 23:59まで。※教科書とはパンフレットのことを指します(各回共通の1種類を販売)。教科書は必ずしも授業を受ける際に必要なものではございません。受講の記念としてお買い求めください。教科書は当日に会場でも販売いたします。教科書付のチケットをお買い求めの方は教科書が売り切れた場合でもお取り置きしておきます。■チケットぴあいち早プレリザーブ先行(ぴあプレミアム会員対象)受付期間:8月19日(金) 12:00~8月26日(金) 23:59受付席種:入場券(全席指定)■チケットぴあプレリザーブ先行受付期間:8月27日(土) 11:00~9月1日(木) 23:59受付席種:入場券(全席指定)■一般発売:9月10日(土) 10:00~受付URL:※出演者変更に伴う払戻し不可。※チケット購入はお一人様4枚まで。※未就学児の入場は不可。【お問い合わせ】チケットぴあMail: information2@pia.co.jp(mailto:information2@pia.co.jp)オフィシャルサイト:
2022年08月17日インタビューを通じて、彼の口からこぼれる言葉のひとつひとつが、凄まじいまでの熱を帯びている。まるで『キングダム』で演じた信のように。信という直情型の熱い主人公を演じ切った『キングダム』は、2019年に公開され興行収入57.3億円を叩き出し、この年の邦画実写No.1作品に輝き、山崎さんの代表作となった。そして、待望の続編となる『キングダム2 遥かなる大地へ』がついに公開を迎える。果たして『キングダム』という作品、信という役柄との出会いは、山崎賢人をどのように変えたのか――?「プレッシャーよりもワクワクするような気持ち」――前作『キングダム』が公開を迎えるまで、原泰久さんによるこの大人気漫画の実写化に対して否定的な声も少なくありませんでした。主演としてプレッシャーもあったかと思いますが、公開されてからの数多くの称賛の声や57.3億円の大ヒットという結果をどのように受け止めましたか?実写版『キングダム』の世界観をどうやって作り上げていけばいいのか?明確な“答え”が見えない状態で始まりましたが、とにかく現場の熱量が凄まじかったし、自分自身も全身全霊で挑ませてもらいました。それがあれだけの熱い作品、日本の映画ではなかなかないスケールの映画として完成して、嬉しかったですし、それを実際にたくさんの方に観ていただけて、楽しんでもらえたのは素直に嬉しかったです。――大ヒットという結果に安堵する気持ちもありましたか?自分としては「やれることは全てやった」という気持ちでしたが…、それでもホッとした部分はありましたね。普段から数字はあまり気にしないようにしてはいますけど、きちんとヒットしたのはやっぱり嬉しかったです。――その数字があって実現した今回の続編ですが、前作からスケールアップし、合戦シーンもあるなど、ゼロから全てを作り上げた前作とはまた異なる難しさやプレッシャーもあったかと思います。そこは、信が初めて戦場に出ていくときの気持ちとも重なるというか、プレッシャーよりもワクワクするような気持ちが大きかったですね。やる気満々で、アクションの練習も早めに始めましたし、武者震いするような気持ちというか、良い意味での緊張感がありました。――前作では厳しい減量を行なったそうですが、もう一度、そういう厳しい状況に自身を持っていくのはつらくなかったですか?今回の信は、前作でいろんなことを乗り越えてより強くなっていたので、前作のように(過酷な環境で生きる信を体現するために)減量をして…ということはなかったので、そこまでつらいという感じではなかったです。どちらかというと「強く優しく」、「たくましくみんなを引っ張っていく」という気持ちで、思い切り暴れてやろうという思いでした。――今回、再び演じてみて、信という人間に対して発見や新たに魅力を感じたところはありましたか?信は、前作で漂という大切な存在を失っていて、その哀しみを知っているからこそ、本作で出会った同じような境遇の羌瘣(きょうかい/清野菜名)が「姉の仇を討てたら死んでもいい」と言うのに対して、ストレートな言葉で「ふざけんな」と言えるんですよね。そこで“夢”の話をするんですけど、出会ったばかりの相手に「死んじゃダメだ!」と言える信はやはり優しいし、みんながどこかで躊躇してしまったり、言いづらかったりすることを力強く言えるっていうのは、信の魅力だなと改めて思いました。信が羌瘣に言う言葉って、実はいまの時代、みんなが言ってほしい言葉なんじゃないかって思うんです。映画を観に来て下さった人たちに、信を通して『生きる』という力強さを伝えられたらと思います。存在感のある役者がキャラクターをリアルに演じる――前作の「王宮奪還編」で生死を共にした嬴政(えいせい/吉沢亮)や河了貂(かりょうてん/橋本環奈)とは今回、一緒のシーンは前作より多くはないですが、撮影自体は彼らと共演する王宮のシーンからスタートしたそうですね?そうなんです。やはり熱い思いをもって一緒に『1』を作り上げたお亮と環奈ちゃんと共に撮影を始めることができたというのは、すごく大きかったです。「あぁ、『キングダム』が始まったんだな」という感覚でスーッと入っていけて大きな安心感がありました。僕自身、信と政と河了貂の関係ってすごく好きなんです。それぞれが、自分の道で頑張りつつ、目指すべきところは一緒というところが。それこそ、お互いに離れていて、別々の作品でそれぞれ頑張っている時間があっても、また『キングダム』でこうやって一緒になって、同じ志で頑張れるというところで、すごく僕らの関係とも重なるし、2人がいてくれることで自然にそこにいられるんですよね。――大沢たかおさんが演じる大将軍・王騎も、決して一緒のシーンは多くはないんですが、前作に続いて信に非常に大きな影響を与えます。大沢さんの王騎将軍は『1』でもそうでしたが、とにかく圧倒的なオーラと存在感、説得力があって、対峙すると自然と信として憧れの感情がわいてきます。個人的にも大沢さんのことが大好きで尊敬しているので、自分と信の重なる部分をすごく感じられるんですよね。現場でも前回よりもいろんなお話ができてすごく嬉しかったです。大沢さんだけでなく、『キングダム』って役者のみなさんの存在感をそれぞれのキャラクターですごくリアルに感じられるんですよね。豊川(悦司)さんが演じられた麃公もそうですし、佐藤浩市さん(呂不韋役)、玉木宏さん(昌平君役)、高嶋政宏さん(昌文君役)、要潤さん(騰役)…、みなさん、ご自身の“オーラ”ですごくリアルにキャラクターを成立させているなと思います。――撮影、そして完成した作品をご自身でご覧になって、最も心動かされたのはどの部分ですか?「ここ」という一部分というより、全編を通じてノンストップで走り続ける感じが今回の続編の魅力だなと思いました。とにかく勢いがすごくて、走って、走って突き進んで、着いたと思ったらまた…という感じで、そこにすごい数のキャラクターが出てきて、それぞれにドラマがあって、最初から最後までずっと面白いです。役を通して自身も成長「良い相乗効果が生まれている」――山崎さんは10代後半に俳優としてデビューされて、それから現在まで10年以上にわたって、いろんな作品で主演を務めてきましたが、10代後半や20代前半の頃と、20代の後半になった現在とで、作品に向き合う気持ちや俳優という仕事に対する思いに変化はありますか?以前と比べて「みんなで作っている」という気持ちをより強く感じるようになったのかなと思います。ひとりで作品を背負うものでもないし、自分の役だけをやっていればいいというものじゃなくて、共演者のみなさん、衣装、ヘアメイク、小道具、特殊メイク、撮影、照明、録音……本当にいろんなみなさんの力をあわせることでひとつの作品ができているというのをすごく感じますね。――本作でも“仲間”の大切さが大きなテーマとして描かれます。先ほどからお話を聞いていると、『キングダム』という作品、そして信の姿にご自身を重ね合わせながら、生きる上での“道標”のように捉えているのが伝わってきます。そうなんですよね。信は成長していく中で、少しずつ、背負うものができたりもしていきますが、僕自身、俳優として歩んでいく上でリンクする部分がすごく多いなと感じています。『キングダム』という作品に出会い、信を演じさせていただくことで、良い相乗効果が生まれているのを感じています。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」※高嶋政宏の「高」は、正しくは「はしごだか」(text:Naoki Kurozu/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:キングダム2 遥かなる大地へ 2022年7月15日より全国にて公開(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
2022年07月18日フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメルが共演した映画『愛する人に伝える言葉』の予告編が公開。フリーアナウンサー・笠井信輔がナレーションを務めた。予告編では、ブノワ演じる膵臓癌を宣告されるバンジャマンが、主治医から余命を告知され、カトリーヌ演じる母クリスタルの悲しみに暮れる姿が映し出される。バンジャマンは、名医ドクター・エデから「一緒に進みましょう」と声をかけられ、様々な葛藤に苛まれながらも、死と対峙していく。今回が初の映画予告編のナレーションだったという笠井さんは、「これは、末期がんを悲しむ映画ではありません。人生の終点までどう生きればいいのか?そして、どう見送ってあげればいいのかを優しく教えてくれるのです。がんサバイバーの私も希望と気づきを頂きました」とコメント。監督のエマニュエル・ベルコは「この映画は人生の讃歌だ」と語っている通り、本作は死を語ることで逆説的に生を描き、その尊さを見つめる作品となっている。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛する人に伝える言葉 2022年10月7日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE
2022年07月15日