10月10日(現地時間)に閉幕した第20回釜山国際映画祭。後半、もっとも華やかだったのが、2年ぶりに復活した、旬のスターたちが集合する“スターロード”と名付けられたイベントだった。昨年はセウォル号沈没事件の影響で派手なイベントが見送られていたが、今年は海雲台マリン・シティ沿いのレッドカーペットに日本の佐藤健、長澤まさみ、韓国のキム・ウビン、キム・ゴウン、台湾のマーク・チャオ、サンドリーナ・ピンナという、アジアの若手スターに選ばれた6名に加え、KARAのギュリ、EXOのディオ、シン・ヒョンジュン、ソ・ジュニョン、ソ・シネら多くのスターが登場した。佐藤さんは黒いタキシード、長澤さんは足元がすけるレースのドレス姿で、全長150メートル以上のレッドカーペットをそれぞれ歩き、大勢のファンの声に応えた。1時間ほどのイベントの最中、特に大きな歓声があがったのは、俳優ド・ギョンスとして登場したEXOのディオと、日本でも『二十歳』が間もなく公開になる長身スター、キム・ウビンで、若い女性ファンから悲鳴のような声があがった。KARAのギュリも、映画祭でお披露目された『Two Rooms, Two Nights』の女優パク・ギュリとして登場、ピンクのシフォンドレスに「お姫様みたい」と歓声が飛んだ。『Two Rooms, Two Nights』でヒロインを務めたギュリは日本生まれの韓国人編集者という役で、主演のキム・ジェウクと共にほぼ全編日本語で演じている。映画祭は中島裕翔、菅田将暉、別所哲也、行定勲監督、是枝裕和監督、河瀬直美監督、諏訪敦彦監督ら日本からのゲストや、タン・ウェイ、チャン・チェン、チェン・ボーリン、サイモン・ヤム、ジョニー・トー監督、シルヴィア・チャンら中華系のスターも多く来場した。欧米からもハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、ナスターシャ・キンスキーら、また後半にはフランス特集があり、女優ソフィー・マルソー、監督のレオス・カラックスとクロード・ルルーシュらがトークショーを行うなど、充実した10日間を終えた。(photo / text:Ayako Ishizu)
2015年10月13日タムロンは、「第8回タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景コンテスト」の入賞作品写真展を、そごう大宮店3階特設会場(ビックカメラ連絡通路)にて開催している。期間は10月9日から10月31日まで。入場は無料。本稿では、入賞作品授賞式と入賞作品写真展の様子をお伝えする。タムロン鉄道写真コンテストは、今年で8回目の開催となるフォトコンテスト。風景、スナップなどのスタイルを問わず、鉄道が写った写真を広く募集するもの。撮影機材や撮影場所、カラー・白黒といった制限もない。一般の部と小・中・高校生の部を設けており、小学生未満も応募可能だ。2015年5月1日から8月20日までの期間に作品募集を行い、1,753名から6,554点の応募があった。審査員は鉄道写真家の広田尚敬氏とフォトライターの矢野直美氏が務め、一般の部「大賞」には富澤涼一さんの「新種!電車桜」、小・中・高校生の部「大賞」には北村伶奈さんの「いすみ鉄道女子会」、「ユーモアフォト賞」には西河博美さんの「夏のおもてなし」を選出。それぞれ、賞金とタムロン製レンズが進呈された。入賞作品受賞式では、さいたま市長である清水勇人氏と、さいたま市商工会議所 会頭の佐伯鋼兵氏が祝辞を述べた。清水市長は、「どの写真も、努力なしでは撮影できない個性を持った写真ばかり。写真や鉄道に対するあたたかい想いが伝わってきて、微笑ましかった」とコメント。また、さいたま市商工会議所の佐伯鋼兵氏は、「一瞬のシャッターチャンス狙って、撮影している感じが伝わった。幅広い世代の作品が展示されているので、多くの人に見てもらいたい」と話した。審査員を務めた鉄道写真家の広田氏と、フォトライターの矢野氏は、「年々応募作品のレベルが上がってきている。今年の夏は暑かったが、その熱気をはらんだような作品ばかりだった。今年の傾向として個性的な作品が目立ちましたね」と述べた後、今後のアドバイスとして、「プリントをもう少し頑張れば、もっと良くなる写真が多かった。デジタル写真は簡単にプリントできる分、プリントを良くすると、もっと審査員に伝わりやすい作品になる。撮影技術だけでなく、プリント技術を磨くこともおろそかにしないでほしい」と講評を締めくくった。
2015年10月09日第16回東京フィルメックスのラインナップ発表会見が10月7日に、東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で行われた。アジアの新進作家がしのぎを削るコンペティション部門には全10作品がエントリーされ、ディレクターを務める林加奈子氏は「どれも揺るぎない覚悟を感じさせるものばかり。映画の未来を担う10本が揃った」と期待を寄せた。その他の写真また、会見には最新作『ひそひそ星』が特別招待作品としてオープニング上映される園子温監督が駆けつけ、「日劇という大きな小屋で上映してもらえるのは名誉なこと。国内でもすばらしい第一歩を踏み出せて、幸せです」とあいさつした。福島県でロケを敢行し、ロボットが8割、人間が2割になった近未来を描いた異色のSF作品で、今年9月に第40回トロント国際映画祭NETPAC賞を受賞したばかり。独立プロ「シオンプロダクション」の第1回作品にあたり、「今後、1年に1本作品を作っていきたい」と抱負を語った。『ひそひそ星』をはじめ、ジャ・ジャンクー監督の『山河故人』、ジョニー・トー監督の『華麗上班族』などフィルメックス常連監督の最新作、今年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞したイラン映画『タクシー』、ヴェネチア映画祭で好評を博したピーター・チャン監督の『最愛の子』などが特別招待作品として上映される。また、ジャック・タチの創作活動に大きな貢献を果たした才人ピエール・エテックス監督の日本未公開作品の上映や、ホウ・シャオシェン監督、ツァイ・ミンリャン監督の特集上映など例年以上に多彩で豪華なラインナップも発表されている。【コンペティション部門】『わたしの坊や』(カザフスタン/ジャンナ・イサバエヴァ監督)『白い光の闇』(スリランカ/ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督)『黒い雌鶏』(ネパール、フランス、ドイツ/ミン・バハドゥル・バム監督)『消失点』(タイ/ジャッカワーン・ニンタムロン監督)『人質交換』(フィリピン/レムトン・シエガ・ズアソラ監督)『酔生夢死』(台湾/チャン・ツォーチ監督)『タルロ』(中国/ペマツェテン監督)『コインロッカーの女』(韓国/ハン・ジュニ監督)『クズとブスとゲス』(日本/奥田庸介監督)第16回東京フィルメックス11月21日(土)から11月29日(日)まで有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇、有楽町スバル座にて開催取材・文・写真:内田 涼
2015年10月07日「U-22プログラミング・コンテスト」を主催するU-22プログラミング・コンテスト実行委員会は10月6日、10月4日に秋葉原UDXで行われた最終審査において、入選作品16作品についての各賞受賞を決定したと発表した。同コンテストは、優れた才能を持ったイノベイティブなIT人材の発掘と育成などを目的として、1980年より経済産業省の主催で開催されてきたが、2014年からは同コンテストの主旨に賛同・協賛する企業から構成された「U-22プログラミング・コンテスト実行委員会」が主催している。各賞の受賞者は以下のとおり。経済産業大臣賞経済産業省商務情報政策局長賞スポンサー企業賞/サイボウズ賞スポンサー企業賞/豆蔵ホールディングス賞スポンサー企業賞/PCA Dream21賞スポンサー企業賞/usefule賞スポンサー企業賞/オービックビジネスコンサルタント賞スポンサー企業賞/さくらインターネット賞スポンサー企業賞/フォーラムエイト賞CSAJ会長賞
2015年10月05日宣伝会議は、オンライン動画コンテスト「Brain Online Video Award(BOVA)」を、開催している。協賛企業から出された課題に沿った3分以内の動画を募る「一般公募部門」のグランプリ作品には賞金50万円、準グランプリに20万円、ユーザーエンゲージメント賞に15万円などの賞金が贈呈される。応募締切は2016年1月18日まで。同アワードは、映像制作業界の活性化とオンラインビデオクリエイターの発掘と育成を目的として、2013年から毎年開催されているオンライン動画のコンテストで、今年で3回目となる。ネット上で話題となり、230万もの再生回数を記録した「LOVE(ハート)48愛の48手組んでみた」も、同コンテストから生まれたものだ。応募部門は、協賛企業から出された課題の解決策となる3分以内の動画を募る「一般公募部門」(プロ・アマ年齢不問)と、2015年1月1日~2016年1月18日の期間中に企業のWebサイトや動画共有サイトなどで公開され、クライアントのマーケティング課題を解決しているオンライン動画を募集する「広告主部門」の2部門。なお、一般公募部門の各企業の課題は、同アワードの公式Webページ上で確認できる。同ページでは動画で使用する素材や音源、詳細な資料のダウンロードが可能となっている。募集期間は2015年10月1日~2016年1月18日。2014年 広告主部門 グランプリ「忍者女子高生」応募作品は、一般投票や審査員による審査を経て、グランプリなどの入賞作品が決定する。一般公募部門のグランプリ(1点)には賞金50万円が贈呈されるほか、準グランプリ(1点)に賞金20万円、ユーザーエンゲージメント賞(1点)に賞金15万円、審査員特別賞(3点)および学生部門賞(2点)には賞金5万円、協賛企業賞(各企業1点)には賞金3万円が贈られる。一方、広告主部門のグランプリ(1点)には賞金30万円、準グランプリ(1点)に賞金10万円、審査員特別賞(3点)に賞金5万円が贈呈される。審査員は、一次審査を池田一貴氏(KOO-KI)、太田慧氏(AOI Pro.)、小野田玄氏(東北新社)、北田一真氏(TOKYO)、佐藤渉氏(ティー・ワイ・オー)、中西尚人氏(電通クリエーティブ)が担当し、最終審査を川村真司氏(PARTY)、木村健太郎氏(博報堂ケトル)、齋藤精一氏(ライゾマティクス)、佐々木康晴氏(電通)、澤本嘉光氏(電通)、谷川英司氏(TOKYO)が務める。
2015年10月01日ワコムは、イラストレーター前田浩孝氏が描いた線画に色を塗って投稿するコンテスト「塗りコンっ!!~DwWからの挑戦~」を開催する。最優秀作品(1名)には同社の液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」などが贈呈される。このコンテストは、同社のYouTubeチャンネル「Drawing with Wacom」の特別企画として開催されるもので、毎回、プロイラストレーターによる線画を題材に色を塗り、SNSなどに投稿して応募する。今回、第1弾に選出されたイラストレーターは、10月開始のアニメ「Dance with Devils」のキャラクターデザインなどを手がける前田浩孝氏。同氏が描いた人物の塗りだけでなく、背景の描きこみも可能ということだ。また、作品制作にはペンタブレットはもちろん、アナログ画材の使用も可能となっている。また、「最優秀作品賞」(1名)には同社の液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」と同キャンペーンオリジナルのサイン入りポスターが贈呈されるほか、「優秀作品賞」(2名)にもサイン入りポスターが贈られる。審査は同社のスタッフのほか、前田浩孝氏も参加するということだ。作品の投稿方法は、線画ダウンロードページからダウンロードした線画に色を塗り、TwitterおよびInstagram、またはワコム公式Facebook内の特設イベントページにハッシュタグ「#dwwからの挑戦」を付記して投稿するか、あるいは同イベントの特設Webページ内に記載されているワコムキャンペーンアドレスにメールに添付して送信する。なお、同Webページの最下部には、今すぐぬり絵ができないユーザー向けに、メールアドレスを登録するだけで前田浩孝氏の描き下ろしポスターがもらえる(抽選で5名)プレゼントキャンペーンの申し込みボタンが用意されている(受付は10月25日まで)。ちなみに、10月4日に東京国際展示場(東京ビッグサイト)において開催されるイベント「Comic City東京」の西アトリウム ワコム製品体験ブースでは、展示されているCintiqを用いて今回の線画をその場で塗ることが可能。USBメモリを持参すれば、途中まで塗った線画のデータを持ち帰り、自宅等で続きの作業を行うことも可能ということだ。
2015年09月30日連載第1回目から第20回目の愚痴をご提供いただいた方のご連絡をお待ちしております。詳しくはこちら≫誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(こる/女性/20代後半)私の両親は、私が中学に上がるころ離婚しました。以来、母と三姉妹の四人で暮らしています。母は結婚して以来ずっと専業主婦だったため、とにかくお金がなく、なんとか高校までは行かせてもらえましたが、高2のときの三者面談で私が進学を希望したところ、帰り道の車の中で「進学費用なんて出せない」とはっきり言われました。今考えればバイトしてお金を貯めたり、奨学金について調べればよかったのでしょうが、私は母にそう言われたとき「ああこれは働けってことか」となんとなく察して進学をきっぱり諦め、高卒で就職しました。底辺レベルの高校でしたが私自身の成績がそれなりに良かったため、運良く希望していた事務の仕事につくことができ、7年経った今も同じ会社で働かせていただいています。仕事は大変ですが上司や先輩に恵まれ、職場に対する不満はほとんどありません。ありがたいことです。先日、母がいつも母方の祖母宅で行われる親族の集まりに行きたくない、と言い出しました。祖母と母はこのところ折り合いが悪く、仕方ないかなあと思いましたが、行きたくない理由について聞くと、「弟たちの子供はみんな成績優秀。立派に進学している。弟たちもいい家を持っている。そんなところに行ったら劣等感でつらい」と。つまり母にとって私たちはいとこたちに劣る、恥ずかしい子供だということです。母のその一言で、なんだかわかりませんが私の中でなにかがぽっきりと折れてしまいました。私なりに、母を支えてきたつもりでした。自分の仕事も頑張ってきたし、帰宅すれば母の職場の愚痴をたくさん聞きました。自慢の娘、までは行かないまでも、それなりに評価してくれてるかなあと思っていたのです。それなのに、恥ずかしいんだって。お母さんは私が恥ずかしいんだって。いっぱい頑張ったのに、いっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱい頑張ったのに。両親揃って明日食べるものの心配もなく塾にも部活にも行かせてもらえる、頭のいいいとこのほうがいい子なんだって。できちゃった結婚して仕事をやめる同僚の娘さんのほうがいい子なんだって。なんなんだろう????私の人生なんなんだろう????お給料半分以上家に入れてるのに????残業してへろへろになって帰ってきてもいっぱい愚痴聞いてるのに????しんどくて泣きたくても家に帰ったら笑ってなきゃって頑張ってるのに????好きなことして勝手に機嫌悪くして体調悪くしてる妹のほうが心配されるのはなんで????褒められるのはなんで????私が自分勝手でわがままだって怒られるのはなんで????こんなこと考えてしまう自分が嫌で嫌で仕方ありません。顔もブスなのに性格まで歪んでるなんてもう最悪です。役満級で最低です。自分だって好き勝手生きているのだから、母にこれくらいの扱いをされても仕方ないんです。彼氏なんてできたこともないしこれからできるはずもないし結婚なんて不可能です。子供なんて夢のまた夢。母に孫の顔も見せてあげられないなんて親不孝しているのだから当然です。それでも、生きていて楽しいな、と思うことも結構あるのです。新しい漫画やゲームに出会えたとき。友達と遊んでいるとき。おいしいごはんを食べているとき。職場の飲み会でお酒を飲むとき。でもそうやって楽しいことの陰に、つらいことがたくさん潜んでいる。母に言われたことがその筆頭です。そのつらいことが耐えられなくて、早く死にたいなあと最近よく思います。生きている以上つらいことからは逃れられない。死ぬしかない。でもそれなりに楽しいから今すぐはちょっとなあと思うので、10年というリミットを自分で決めました。最近。10年経つ間にいろんなことが好転してるかもしれないし、悪化しているかもしれない。好転していればリミットをまた10年のばして、悪化していたらそのときは潔く死のう、と思うと少し楽になりました。その考え自体甘いし馬鹿丸出しなんですけど。世の中には私より困難な目にあっても強く生きている人が山ほどいるでしょうから、こんなこと大声では言えませんが、私は私なりにつらいのです。人生ってつらいことだらけだなあガハハ。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)ありますよねぇ、家族との関係で悩むことって。すごい虐待だとか、暴力でもない限り「よくあることだよ」と言われちゃったりしますけど、それでも家族のことって、どうしてこんなにこたえるんでしょう。はい、とろろ昆布とわかめと海苔で簡単なお吸い物作ってお出ししますね。こういうのが沁みるときもありますよね。こるさんのお母さんは、こるさんに進学を望まず、進学しない結果として、こるさんは最良と言える結果を手に入れているのにもかかわらず(職場に対する不満がほとんどないなんて!素晴らしい職場なのか、こるさんがすごくいい人なのか、どっちかだと思います。しかも勤続7年!たいしたものです)なんか、それじゃあ物足りない!もっと出世してる子もうらやましいし、出産する子もうらやましい!と、むちゃくちゃ言ってる印象です。これっていわゆる「子供自慢・孫自慢」の世界の話なのではないでしょうか。こるさんのお母さんが、本当にどう思っているかはともかく、わかりやすいスペックで子供を自慢し合う会の中では、「頭が良くていい学校に行ってる」とか「もうすぐ子供を産む(すでに産んだ)」人たちが持ち上げられやすいですよね。特に女の場合、どんないいところに進学しようが就職しようが、「孫を産んでくれない子供は親不孝」みたいなの、ありますからね。私も田舎では、とてもここには書けないレベルのことを親戚に言われています(PC的配慮をすると一文字も書けないレベルのことです)。「出世しそうな子供」や「孫を産みそうな子供」は「望ましいもの」なのでしょう。まぁ、理解はできますけど、ときおり「半径5メートル以内に近づいたら撃つからね」と言いたい気持ちに駆られます。親子の間って、これまで愛情の深さばかりがクローズアップされてきましたし、そこには何ものにも代え難い絆がある、ということになっていましたが、私はこの思い込みこそが、諸悪の根源なのではないか、と思います。「親子の間は特別なんだ」という思いが、特別な甘えを許容し合う関係を作ってゆくのではないか、と思うんです。だって、子供に対して「就職してお金は入れろ。大学には行かせられない。でも自慢できる子供でいてほしい」なんて、無理難題もいいところの甘えでしょう?しかももう20代後半の立派な大人の人生なんて、親の人生とは切り離されてしかるべきなのに、まだそんなこと言ってるなんて。私だったら、高卒でちゃんと就職して、7年勤めて、会社に不満もなくうまく働いてる娘がいたら、ホッとします。いい子に育ったなぁ、と思うし、そのいい子がいい環境に恵まれて良かったなぁ、と思います。彼氏がいなくても、結婚してなくても、「この子の良さをちゃんとわかってくれる男とつきあってほしいなぁ。変な男にひっかかって、傷つけられたりしてほしくないなぁ」と思うでしょう。こるさんは、客観的に見て、そういう人です。十分すぎるほど親孝行な娘さんだと思います。成長過程で子供は、人としてありえないクラスの甘えを親にふっかけますし、理屈の通用しないわがままを全力で通そうとしてきます。子供側からすると「記憶にございません!」で済ませたいところですが、そうもいかないですよね……。そのせいで、お互いにちょっと普通の人間関係ではありえない要求を親子の間では通そうとしてしまう、というのがあるのかもしれません。でも、ある程度育ってくると、たとえ親子で一緒に暮らしていても違う価値観を持ったり、まったく別の性格の人間同士になったりするんだ、ということもお互いに受け入れなければ、やっぱり関係はおかしくなっちゃうと思うんです。こういう小さなひずみは、表面化してないだけで、すごくたくさんあると思います。「絶縁するほどひどい親ではないけれど、なんか合わない」「実家に帰るのが苦痛」「父か母、どちらかとどうも衝突してしまう」「頼りない親が依存的で困る」などなど、大きな実害がないから取り立てて人には言わないものの、「積極的に会いたいわけじゃない」程度の複雑な気持ちは、ある人も多いんじゃないでしょうか。私は、親のことが嫌いではありませんが、ずっと複雑な気持ちはやっぱり持っています。愛情はありますし、育ててもらったことへの感謝の気持ちもあります。でも、友達や恋人と違って自分で選び取った関係ではありませんから、「家族というのは、別に気が合って一緒にいるわけじゃないんだな」ということに最近気付いて、不思議な気持ちになりました。「嫌いじゃないけど、家族と長時間一緒にいるのはしんどい、一人の時間がほしい」ということを、本当はずっと感じていたのに、それを「思ってはならないこと」のように感じていたのです。家を借りるときには保証人の欄に名前を書いてもらって、頼りにするときだけ頼りにして、でも自分は何にもしてあげてない、という、私が一方的に甘えている関係だから、そんなことを思ってはいけない、感謝すべきなんだ、と思う気持ちもあるような気がします。そんな「気が合うから一緒にいる、というわけではない他人」が家族の面白さだとも思いますが、そんな関係なのだから、無理して仲良くしようとか、無理してうまくいかせようとかしなくてもいいんじゃないか、と最近は思うのです。もちろん好きだし、困っていれば助けたい。けど、それ以上、無理にでも仲良くしようとしたり、親の期待に応えようとしたりすると、自分の中にある親への愛情が壊れてしまうような気がするのです。親の望みを叶えてやれないことを悲しく思うときもあります。その一方で、はっきり「自分の人生は自分の人生だし」と思う気持ちもあります。でもその人生は、親に与えてもらった人生でもある。だから、揺れます。いったい、親のことを、家族のことを、どう思ったらいいんだろう?と思います。最近は、それを「決めない」ことにしようと思っています。断絶するか、親の希望をべったり聞き入れるかの二択じゃなくて、「好きなところもあれば、苦手なところもある人」として、ある程度は受け入れる、最低限これだけのことはする、という覚悟だけ決めておいて、なるべく波風立てないように、お互いに良い距離感でやっていけたらいいのかなと。こるさんが、どんなふうに自分の気持ちと親との関係に折り合いをつけていかれるのかわかりませんが、もう、お母さんの愛情を頼りにするのはやめたほうがいいのではないかと思います。親の愛情って、大事な後ろ盾だったりしますが、お母さんはこるさんの自信を奪っていますよね。こるさんの性格がブスとかそういう問題じゃ全然ないです。そんな扱いを受けているから、自分をそういう人間だと思っているだけです。こるさん程度の嫉妬や怒りなんて普通だし、むしろ性格がいいからこの程度で済んでいるのです。それは、どんな育てられ方をしても、こるさん自身が、まっすぐな人間であろうと努力してきた証だと思います。楽しいこと、いっぱいあるじゃないですか。些細なことなんかじゃないです。一緒にいて楽しい友達がいること、飲み会が楽しいと思える職場にいること、どちらも得難いし、何物にも代え難い幸せです。そしてそれは、こるさんが自分の力で勝ち取ってきたものです。こるさんを愛する、周りの人の評価を信じてください。親よりそっちを主軸にしてください。こるさん自身の人格や生き方を評価してくれる声に耳を傾けてください。こるさんは親の自慢の道具じゃありません。親以外に、かけがえのない愛情が得られる方向があるとしたら、それは必ず、そっちの方向にあります。今彼氏がいないとか、そんなのは大した問題じゃありません。たとえお母さんがこるさんを誇りに思わなくても、こるさんを大事に思う人は、こるさんの周りの素敵な人たちのつながりの先にもっとたくさんいます。大げさなようですが、生きることに希望があるとしたら、私はそこにしかないと思うんですよね。自分を理解し、愛してくれる人がいて、自分が愛する人がいること。大きな愛情でなくても、小さな思いやりや、長く続く友情でもいい。それがどんなに大きな支えになってくれることか。10年とおっしゃいますが、その10年を、周りのみなさんと楽しく過ごしてください。死ぬ気なんかなくなるほど、絶望を希望で埋め尽くすほど楽しく過ごしてください。自分を打ちのめす言葉に負けて死ぬなんて、そんな悔しい死に方をしちゃだめですよ。あと、親に恥ずかしい子だと言われたとしても、それがすべてだとは思わないでほしいのです。甘えのある関係では、こうした暴言がお互いに出てしまうことがあります。でも、それは本当に思っていることのすべてではなくて、もののはずみとか、うっかり言っただけのことで、本当はお母さんはこるさんに感謝しているとか、そういうこともあり得ると思います。どうしてもダメだと思えば、お母さんから離れるのもいいと思いますし、本当にひどいお母さんである可能性もあります。もののはずみだとしても絶対に許せない言葉もあるでしょう。けど、いつか、許せるときが来るのかもしれません。憎しみにも愛情にも、どちらにも執着しないのは難しいことですが、揺れる気持ちを、どうか揺れるまま、無理やりどちらかの方向に処分しないで、見守ってみてください。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。愚痴投稿はこちらから<< 第26回 友人がいない自分が駄目な人間に思えて苦しい第28回 ●●● >>-->>>穴の底でお待ちしています 目次ページへ雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2015年09月28日第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)PFFアワード2015の表彰式が9月24日に、東京都国立近代美術館フィルムセンターで行われ、21歳(応募時)の杉本大地監督が手がけた『あるみち』がグランプリを受賞した。PFFアワード2015入選作品はこちら主人公の杉本大地を監督本人が演じるほか、実際の友人や母親も出演する本作は、監督自身の体験を再現し、浪人時代を経て大学に入学してからの日々を描く。杉本監督は「自分の物語として撮らせてもらった。意識したのは、どんなエモーションがあるものを撮れるかということ。内にある爆発、現場の空気や匂いが撮れないかと考えていたので、それをくみ取っていただき、とても嬉しいです」と受賞の喜びを語った。中山剛平監督の『したさきのさき』は、一般審査員による映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)をはじめ、ジェムストーン賞(日活賞)、エンタテインメント賞(ホリプロ賞)の3冠に輝いた。片思いの相手に対し、常軌を逸した妄想を膨らませる異色青春映画で、中山監督は「中学時代のドキドキした実体験を、スクリーンで見ればきっとドキドキするんじゃないかと思い作った作品。自分が見たことない映像を見てみたいという思いもあった」と感激していた。表彰式には最終審査員を務めた奥田瑛二(俳優・映画監督)、阿部和重(小説家)、熊切和嘉(映画監督)、西村義明(プロデューサー)が出席。グランプリを受賞した『あるみち』について、阿部氏は「杉本さんにしか撮れないものが、画面から伝わり、現場で映画が作られている感覚があった」、熊切監督は「鮮度の高さがズバ抜けていた」と評していた。映画の新しい才能の発見と育成をテーマに1977年からスタートし、今年で37回目を迎えるPFF(ぴあフィルムフェスティバル)。今年はアワード応募総数577本のうち、20本が入選した。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・祝)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定) 福岡市総合図書館で開催取材・文・写真:内田 涼
2015年09月24日9月2日(現地時間)より開催中の第72回「ヴェネチア国際映画祭」。今年は残念ながら、コンペなど主要部門に日本映画の出品はないが、ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)主演のオープニング上映作『エベレスト3D』を始め、ハリウッドスターの出演作がラインナップされ、レッド・カーペットは今年も華やかなものとなった。夫のジョニー・デップ(Johnny Depp)と共に、それぞれの出演作上映に合わせてやって来たアンバー・ハード(Amber Heard)は、まずジョニー主演の『ブラック・スキャンダル』の公式上映でツーショットを披露。ここでは夫を立てて、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)のシンプルなドレスに身を包み、髪も自然なダウン・スタイルだったが、翌日に行われた自身の出演作『The Danish Girl』(原題)の公式上映ではアレクサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)の花柄ストラップレスのドレスで登場し、髪もアップに結い上げ、ハリウッドスターのオーラ全開だった。同作主演のエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)の妻、ハンナ・バグショー(Hannah Bagshawe)もアレクサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)のヌードカラーのロングドレスを着こなした。同じく出演者のアリシア・ヴィカンダー(Alicia Vikander)はルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のロングドレス。丁寧な刺繍が施されたクラシックなスタイルで清楚なイメージを醸し出していた。また、昨夏に東京ロケも行われた『Equals』(原題)が上映されたクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)は、シャネル(Chanel)のシルバーのドレス。ポイントはレースをあしらったアシンメトリーな裾。フォトコールでも、自身がミューズを務めるシャネルを着用していた。『A Bigger Splash』(原題)のダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)は公式上映にはマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、フォトコールではロダルテ(Rodarte)のワンピース。黒にポピーの花柄、チャイナカラー、とオリエンタル・テイストのディテールが目を引いた。ダコタは『ブラック・スキャンダル』の公式上映ではプラダ(Prada)のパウダーピンクのドレスでフローレスなスタイルも披露した。映画祭は12日(現地時間)まで開催。これから参加予定の女優たちの装いにも注目が集まりそうだ。
2015年09月07日初音ミクのワールドツアー「HATSUNE MIKU EXPO」において、世界規模の楽曲コンテスト「HATSUNE MIKU EXPO SONG CONTEST」を開催されることが発表された。コンテストの開催期間は10月19日。同コンテストでは、初音ミクが単独で歌うオリジナル曲(3分~5分以内)を、プロ、アマ、年齢などを問わず世界規模で募集。 グランプリ作品は、今後開催される「HATSUNE MIKU EXPO」のコンサートの1曲として演奏される。また、同コンテスト開催を記念して「初音ミク V3 English」の体験版のダウンロード提供も実施。応募方法はSoundCloud上のコンテストページに楽曲と歌詞の投稿を行うことで完了する。なお、グランプリ受賞作品は、HATSUNE MIKU EXPOのコンサートで「初音ミク」により歌唱されるほか、 グランプリ作品が演奏されるコンサートのペアチケットとステージ上での初音ミクとの記念撮影(現地への渡航費はご本人にて負担)、さらにSONICWIRE商品券(100万円分)、準グランプリ(2名) SONICWIRE商品券(3万円分)などの賞品が贈呈されるとのこと。その他、詳細な応募要項などは、同コンテストのWebページにて確認できる。
2015年09月02日9月に行われる第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)の“サプライズ上映”のプログラム内容が発表になった。その他の写真これまで発表になっていなかった“サプライズ上映”は全3作品。映画祭では特別講座にも登場する周防正行監督と、美術監督の種田陽平が手がけた『変態家族兄貴の嫁さん』を上映。周防監督が1984年に発表した作品で、小津安二郎監督作品にオマージュを捧げた作品として、現在も語り継がれている。さらに映画祭で最新作『唇はどこ?』がプレミア上映される長崎俊一監督が1982年に発表して熱狂的なファンを生んだ伝説の8ミリ作品『闇打つ心臓』も上映。若き日の内藤剛志、室井 滋、諏訪太郎が出演しており、後に35ミリでリメイク版も製作されたが、本映画祭ではオリジナル版が上映される。また、韓国のインディーズ映画で、河瀬直美がプロデューサーを務めた『ひと夏のファンタジア』も上映。監督のチャン・ゴンジェは世界の映画祭で注目を集めている俊英で、上映日には監督も緊急来日することが決定している。“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった577作品の中から20作品が入選作に決定。全作品が映画祭で上映され、各賞が決定する。また、“サミュエル・フラー~誰もが憧れた奇跡の作家~”や、“映画内映画~映画は映画をつくることをどのように描いてきたか~”などの特集も開催される。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル9月12日(土)から24日(木)まで 東京国立近代美術館フィルムセンター10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・宿)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定)福岡市総合図書館で開催
2015年08月31日東京・六本木の国立新美術館にて9月2日から14日まで、「第100回記念 二科展」が開催される。1914年、文部省美術展の洋画部に対して新進作家たちが“第二科”の新設を働きかけたが実現できなかったことから、有志が日本洋画の革新をめざして集結して始められた「二科展」。“流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する”を信条とし、洋画界の黎明期に多くの著名な芸術家を輩出してきた。これまでの参加者は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出樽重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など。海外からもジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ボナール、ブールデル、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニなど、数多くの著名作家の作品が出品された。「第100回記念 二科展」では、同展に多大なる功績を遺した洋画家、彫刻家たちの作品を特別展示。歴代理事長の作品や、デザイン部と写真部の会員による同展に向けた作品も展開される。また、国立新美術館2階にある休憩室A、B、C、Dでは、絵画、彫刻、デザイン、写真の4部の会員有志によるコラボ展を実施。メインテーマは“あそび”、サブテーマは“ネコ100態”と設定され、様々な“ネコ”作品が展示される他、講演会やギャラリートーク、ミニコンサートなども予定している。また、二科の100年の歴史を一覧出来る「伝説の洋画家たち 二科100年展」が現在、東京都美術館で開催中。9月12日から11月1日まで大阪市立美術館、11月7日から12月27日まで福岡・石橋美術館でも行われる予定だ。【イベント情報】「第100回記念 二科展」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:9月2日~14日時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)※金曜日は20:00まで入場は19:30まで、最終日は14:00までで入場は13:00まで休館日:9月8日料金:一般1,000円、高大学生800円、中学生以下無料
2015年08月24日8月15日、第8回目となる「Underhanded C Contest」の開催が発表された。Underhanded C Contestはある簡単なデータ処理問題を解決するコードの開発を競うコンテストで、ソースコードはシンプルでわかりやすく、信頼が置けるように見えるものでなければならないとされている。このコンテストが面白いのは、素晴らしいソースコードの記述を競うように見せかけつつも、裏では悪意ある動作をするような機能を実装しなければならない点にある。プログラミングには、逆コンパイルや逆アセンブラによるソースコードの解析を防いだり、スクリプトを人間が解読しにくい状態に変換したりする難読化と呼ばれる技術があるが、Underhanded C Contestの取り組みは難読化の方向性が真逆である。難読化ではシンボル名や変数名を無意味なものに置き換えたり、解析が困難になるような仕組みを入れたりすることで、視覚的に人間の理解を困難なものにするが、Underhanded C Contestでは人間に理解しやすい綺麗なソースコードを書きつつ、裏には悪さを働く機能を気づかれないように実装することを求めている。第8回目の課題は、仮想の2カ国間で締結された核軍縮の取り組みを確実に進めるために開発された「Information Barrier」と呼ばれるプログラムを巡るもの。これは弾頭に核兵器が存在しているかどうかを判断するソフトウェアとされており、このソフトウェアにわからないように問題を仕込むといった内容になっている。Underhanded C Contestでは、現実に存在する問題に基づいてコンテストを開催することで、こうした問題の複雑さや、こうした状況におけるベスト・コーディング・プラクティスの必要性への注目度が向上することに期待すると説明している。
2015年08月18日プラダ(PRADA)がイタリアの出版社フェルトリネッリ(Giangiacomo Feltrinelli Editore)の協力のもと、第3回「プラダ ジャーナル文芸コンテスト」を実施する。13年に始まった同コンテスト。今年は「イルミネーション、影、蜃気楼。物事はいつも見かけどおりとは限らない」をテーマに、1ページ400語程度で10ページから20ページのショートストーリーを募集する。応募資格は18歳以上で、1人1作品。なお、すべての言語での応募が可能となっている。受賞者には賞金5,000ユーロが与えられる他、受賞作品はプラダ及びフェルトリネッリ出版のウェブサイトにて電子書籍化される予定。応募期間は8月31日までで、審査員については後日発表される。
2015年08月16日9月に行われる第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)のプログラムが新たに発表になった。その他の画像/第37回PFFのプログラムが決定“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった577作品の中から20作品が入選作に決定。全作品が映画祭で上映され、各賞が決定する。今年は、多くの映画人が敬愛した伝説の映像作家サミュエル・フラーの作品を上映。『最前線物語』『東京暗黒街・竹の家』などの名作のほか、日本初上映となる『ベートーヴェン通りの死んだ鳩』や、フラーに関するドキュメンタリー『フラーライフ』も上映される。また、映画の製作現場を描いた映画を集めた特集“映画内映画~映画は映画をつくることをどのように描いてきたか~”を開催。長崎俊一監督の最新作『唇はどこ?』、鈴木卓爾監督の新作『ジョギング渡り鳥』のプレミア上映が行われ、フランソワ・トリュフォー監督の名作『アメリカの夜』なども上映される。さらに世界の映画祭で好評を博した短編映画を集めた特別企画“世界が絶賛した日本の短編たち”も実施。5作品が上映される。9月13日(日)と19日(土)には特別講座を開催。13日には美術監督の種田陽平と周防正行監督が映画の“美術”について対談し、小津安二郎監督の『小早川家の秋』が上映される。19日には映画プロデューサーの伊地智啓と濱口竜介監督が“プロデューサー”について語り合い、『居酒屋ゆうれい』が参考上映される。会期中にはさらに何作品か“サプライズ上映”が予定されており、詳細は追って映画祭の公式サイトで発表される。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル9月12日(土)から24日(木)まで 東京国立近代美術館フィルムセンター10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・宿)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定)福岡市総合図書館で開催※東京会場のチケットは8月8日(土)より発売開始
2015年08月12日オリンパスとデジタルステージは8月10日、動画コンテスト「PhotoCinema Award 2015 with OLYMPUS」において作品応募受付を開始した。動画作成ソフト「PhotoCinema(フォトシネマ)」を用いて作った動画が対象となる。応募締め切りは11月1日。PhotoCinema Award 2015 with OLYMPUSは、撮影した写真や動画を、映画のような作品に仕上げて公開することを楽しむために企画されたコンテスト。対象となる作品は、デジタルステージの動画作成ソフト「PhotoCinema」を使用したものだ。今回のコンテスト開催を受け、製品版を購入していない人を対象とした無料の「PhotoCinema -OLYMPUS 特別版-」も公開。特別版は30日間無料で使用できるが、書き出しがYouTubeへの公開に限定されているほか、収録している音楽素材やプラグインの数が製品版より少ないなど、コンテストへ応募するための機能に絞られている。応募部門は家族や恋人、ペットなどの好きなものを対象にした「LOVE」、おもしろ動画や娯楽動画が対象の「Entertainment」、旅やイベントなどの記録動画が対象の「Documentary」、CMやイメージビデオなど商業的コンテンツが対象の「Promotion」、写真やアニメなどが対象の「Art」、チームで作成する動画が対象の「Collabo」の合計6部門。応募方法は、PhotoCinemaで作成した動画をYouTubeにアップロード後、アワード公式サイトの応募フォームからエントリーする。結果発表は12月上旬を予定しており、グランプリ受賞者には「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II」12-50mm EZ レンズキット、準グランプリ受賞者には「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」14-42mm EZ レンズキットが贈られる。また、参加者には全員にPhotoCinema Award特製のテンプレートが贈られる。詳細は特設サイトを参照のこと。
2015年08月10日銀座コージーコーナーはこのほど、「夢のクリスマスケーキコンテスト 2015」のグランプリ決定WEB投票キャンペーンを開始した。同コンテストは、0歳~小学6年生の子供から"こんなクリスマスケーキがあったらいいな"と思うケーキのイラストを募集し、グランプリ受賞作品はパティシエが本物のケーキにつくり上げ、受賞者にプレゼントするという企画。さらに、今年のクリスマスに「2015 Kid’s Dream Cake」として商品化も予定している。7回目となる今年は、応募数が過去最多の1万3,280作品となった。応募作品は全国6つの地域ブロックごとに厳正な審査が行なわれ、各地域ブロック代表の計6作品が選ばれた。同キャンペーンでは、グランプリ1作品を決定するためのWEB投票を行う。北海道・東北ブロックの代表作品は、クリスマスツリーのメリーゴーランドに、サンタ、ゆきだるま、ジンジャーマンを乗せた「メリーゴーランドたのしいな! ケーキ」。東京ブロックの代表作品は、チョコレートとモンブランのケーキの上にショートケーキをのせた「チョコレートのえんとつからいちごさんたがやってくる! 」。関東Aブロックの代表作品は、フルーツやチョコを使って色あざやかに仕立て、栗を多く使用した「トナカイのそりケーキ」。関東Bブロックの代表作品は、ツリーケーキを自分で飾れて、菓子のプレゼントボックスも開けられる「かざろう! ツリーケーキ」。中部ブロックの代表作品は、今年のクリスマスを笑顔で過ごせるようにと願った「ニコニコクリスマス」。西日本ブロックの代表作品は、皆で一緒に食べられる3つの味のケーキ「みんないっしょにくりすます」。投票は8月31日まで、「夢のクリスマスケーキコンテスト 2015」スペシャルサイトにて受付中。なお投票に参加した人には、抽選で銀座コージーコーナーの焼菓子ギフト「銀座スイーツ」をプレゼントする。
2015年08月10日小田急グループの小田急レストランシステムが運営する「箱根そば」は5日、開業50周年を記念した「あなたが食べたい箱根そば」メニューコンテストの結果を発表、応募の中より2つのメニューを商品化し、期間限定で販売する。また、8月5日が「箱そばの日」として日本記念日協会に認定された。○約1,500件の応募から2つのメニューを商品化「あなたが食べたい箱根そば」メニューコンテストは、2015年4月15日から5月15日まで、キャンペーン特設サイトにて実施された。その後約1,500件の応募作品の中から選定された6品に対し、5月18日から31日まで投票を行った。寄せられた投票にプロの料理人の審査を加えて選出した結果、「夏の衝撃!ミョウガとトマトの冷しカレーそば」、「冷しキーマカレーそば」を商品化。両メニューは、50周年特別価格500円(税込)で、実際に箱根そば店舗(田町店一部店舗を除く)で販売する。各商品で販売期間が異なる。「夏の衝撃!ミョウガとトマトの冷しカレーそば」は、夏野菜のミョウガ・トマト・オクラと鶏肉をトッピング。そばつゆにカレー粉とトマトソースを加えたあっさり風味の冷しカレーそばとなる。発売日は、8月5日~14日(予定)。 数量限定となり、なくなり次第終了となる。「冷しキーマカレーそば」は、ピリ辛のキーマカレーをおそばにトッピング。麺にキーマカレーがよく絡み、より深い味わいのそばとなっている。発売日は、8月15日~24日(予定)。 数量限定となり、なくなり次第終了となる。また、箱根そば開業50周年を機に、8月5日を「箱(はこ)そばの日」として日本記念日協会に申請し、このほど正式に認定された。
2015年08月07日レシピコンテスト開催「株式会社やずや」が、人気商品「やずやの発芽十六雑穀」を使用した「おにぎらず」のレシピコンテストを開催する。募集期間は、8月3日(月)から10月31日(土)までで、11月初旬にグランプリを発表する。昨年から大ブームとなった「おにぎらず」は、今ではすっかりポピュラーな料理として定着。作り方は簡単で、海苔の上にご飯と具材を載せ、折り紙のように海苔を折り畳み、半分に切れば完成。華やかさと手軽さが魅力手を汚さずに誰でも簡単に作れて、ボリュームのある具材も入れることが出来る。また見た目も華やかで、サンドウィッチのように食べやすいと大人気になった。「おにぎらず」のルーツは、漫画「クッキングパパ」と言われており、その元祖レシピは、明太子や梅干し、おかかなど、定番のおにぎりが使われていたようだ。冷めても美味しい「やずやの発芽十六雑穀」今回のレシピコンテストでは、特有のもちもち感で冷めても美味しく、おにぎりに適していると言われる「やずやの発芽十六雑穀」を使用したレシピを募集する。審査員は、料理講習会や健康セミナー、栄養講習会、食育活動など多方面でも活躍するフードコーディネーターの渥美真由美氏。ホームページでは、渥美氏が考案した「やずや」の商品を使用した“オリジナルおにぎらず”レシピも公開中である。(画像は、やずやホームページより引用)【参考】・やずやホームページ・やずやキャンペーン「おにぎらずレシピコンテスト」
2015年08月05日株式会社わかさ生活株式会社わかさ生活は、8月8日の“ブルーベリーの日”に『第1回 わかさブルーベリー祭り』を開催する。京都三条会商店街とのコラボレーションイベントで、ブルーベリーを使ったさまざまな企画が用意されている。『第1回 わかさブルーベリー祭り』の目的は、ブルーベリーの魅力を広げること。祭りでは、家族が楽しめるイベント満載だ。京都では初の開催。第1回 わかさブルーベリー祭りブルーベリーの日に開催される祭りの詳細は下記の通り。日時:2015年8月7日(金)・8日(土) 11:00~17:00場所:京都三条会商店街および三条大宮公園(雨天決行)(プレスリリースより抜粋)当日は、「ブルーベリーフードコンテスト」や、「ブルーベリージャム試食販売会」「ブルーベリージャム試食販売会」「みんなで作ろうブルーベリージャム手作り体験」他多数のイベントを開催する。ブルーベリーフードコンテストブルーベリーフードコンテストは、わかさブルーベリー祭りの目玉企画。同祭りのために作られたブルーベリーを使った料理やスイーツを楽しむことができ、参加約30店舗から「スイーツ部門」「フード部門」について『グランプリ』と『わかさ生活賞』を決定する。(画像はプレスリリースより)【参考】・京都初!商店街まるごとブルーベリーづくし『わかさブルーベリー祭り』開催!~8月8日「ブルーベリーの日」にわかさ生活と京都三条会商店街がコラボイベントを開催~
2015年08月05日データ分析ツール「Tableau」を展開するTableau Japanは、8月4日より「第1回 Tableau ビジュアライゼーションコンテスト」を開催することを発表した。同コンテストでは、台風のデータや夏のボーナスのデータなど「夏」をテーマとしたデータセットをもとに、Tableau Publicを使ったデータビジュアライゼーションを公募している。また、アサツー ディ・ケイが実施しているADK生活者総合調査のデータの一部も用意している。応募者は、提供された一つ以上のデータセットからデータビジュアライゼーションを制作。各方面の専門家たちが厳正に審査し、グランプリが決定する。グランプリには、10月に米ラスベガスで開催される「Tableau Conference 2015」招待券(航空券を含む)が、準優勝および3位の参加者には、11月に東京で開催される「Tableau Conference On Tour Tokyo 2015」招待券がぞれぞれ賞品として送られる。応募作品の受付は8月4日~8月31日まで。9月7~11日にファイナリストが発表され、9月14~18日にグランプリ、準優勝、3位の作品が発表される予定だ。
2015年08月04日アドビ システムズとGIFアニメの投稿・共有サービス「GIFMAGAZINE」を運営するcreative boxは、GIFアニメコンテスト「the GIFs 2015」を共同開催する。作品の募集期間は2015年8月3日から11月8日23:59まで。同コンテストは、スマートフォンの普及と共に再び注目が集まっているファイルフォーマット「GIF」によるアニメーション作品を募集するもの。一度はFlashや動画に押されて廃れたかのように見えたGIFだが、「短編」「ループ」「クリックレス」という特性がスマートフォンの閲覧環境とマッチしたことで、昨今世界的な盛り上がりを見せているという。審査員を務めるのは、奥下和彦(アートディレクター・映像作家)、1041uuu(ドット絵作家)、谷口マサト(LINE チーフプロデューサー)、轟啓介(アドビ システムズ)の4名とGIFアニメ投稿・共有サービス「GIFMAGAZINE」で、最優秀賞(1作品)、優秀賞(6作品)をはじめ、アート部門賞、インタラクティブ部門賞、シネマグラフ部門賞、ドット絵部門賞、審査員賞、U-22部門賞、Adobe賞、GIFMAGAZINE賞など全15賞が決定される。なお、最優秀賞には賞金25万円、優秀賞には賞金3万円が贈られるとのこと。審査期間は11月9日~11月30日で、表彰式は12月13日に行われる。作品の応募は、公式サイトのリンクから「GIFMAGAZINE」に投稿することで可能。ただし、作品が「アニメーションGIF画像である」「他者の著作権を侵害していない」「ファイルサイズが20MB 以内」「投稿者のオリジナルであること」という4つの条件を満たしている必要がある。詳細は公式サイトまで。
2015年08月03日今年もやります!! 「マイナビニュース杯 真夏の心霊写真 "かもしれない" コンテスト」。主催 マイナビニュース編集部、協賛 アドビ システムズで開催する、読者投稿による写真作品のオンラインコンテストです。投票や審査で決まる優秀作品の投稿者には、豪華プレゼントも贈呈。開催期間は本日から2015年9月30日まで。ご好評にお応えして、今年で第3回目の開幕を迎えることができました。コンテストの参加要件は例年同様、偶然撮れてしまった恐怖写真で勝負するも良し、フォトショりまくった写真で勝負するも良し……。「心霊写真だ」と言い張れる写真であれば、誰でも何でも投稿できます。投稿作品は随時、こちらの特設コンテストページにて公開。閲覧者投票や編集部審査によって各賞を選出、副賞も贈呈。例によって編集部は"お払い"等の配慮はまったくもって実施しませんので、霊障確実っぽいものや、公序良俗に反する投稿は、色々な意味で編集部員の身を守るため、闇から闇へお蔵入りする場合もありますのであしからず。作品投稿で10ポイント、投票で1ポイントの「マイポポイント」を貯めることもできます。各賞と副賞プレゼントは以下の通り。コンテストの詳細、投稿・投票フォームなどは、こちらの特設コンテストページ(をご覧ください。
2015年08月01日電子書店パピレスが運営する電子書籍投稿&編集サイト「upppi」は、「ガールズラブ小説コンテスト」および「第2回ぷちほらーコンテスト」を同時開催。7月30日より作品の募集を開始した。「upppi」は、各種コンテストの開催などを通じて、多くのクリエイターが利用している電子書籍投稿&編集サイト。これまで5,000作品以上が「upppi」を通じて公開されている。「ガールズラブ小説コンテスト」では、学園、ファンタジー等のジャンルは問わず、女性同士の恋愛を描いた小説を募集。大賞1人、佳作2人には賞金が贈られ、作品の電子書籍化が行われる。一方の「ぷちほらーコンテスト」では、既存のホラー小説にとらわれない自由な発想を持ったホラー風のショートショート作品を募集。大賞1人、佳作3人、審査員特別賞5人に、賞金や賞品が贈呈されるほか、作品は電子アンソロジー化される。募集期間は「ガールズラブ小説コンテスト」が2015年9月29日10時締め切りで、9月30日~11月下旬にかけて選考が行われる。「ぷちほらーコンテスト」は10月13日10時締め切りで、選考は10月14日~12月。結果発表は、ともに12月を予定している。
2015年07月31日雪印メグミルクはこのほど、同社が販売する商品「雪印北海道100 さけるチーズ」を使用したコンテストをホームページにて開始した。コンテストの開催は8月25日まで。コンテストでは、同商品を使用した画像をホームページ内で募集する。募集コースは、「さき方編」「デコレーション編」「レシピ編」の3つ。さき方編では、さけるチーズの"さける特性"を生かした画像、デコレーション編では、楽しい・食べられるデコレーションを施した画像が対象。レシピ編では、さける・温めると伸びる・キュッキュッという食感などの特性を生かしたレシピ画像を募集する。投稿作品のうち、優秀作品に選ばれた各コース10人(合計30人)に、「雪印北海道100 さけるチーズ」60本(2本入り×30個)をプレゼントする。応募は8月25日の23時59分まで受け付ける。
2015年07月28日一般社団法人東京指定自動車教習所協会は7月24日、第6回「交通安全」川柳コンテストの入選作品を発表した。コンテストは5月11日~6月11日にインターネット、はがき、都内の指定自動車教習所窓口で募集が行われ、全国から過去最多の2万4,345句が寄せられた。このコンテストは、春の全国交通安全運動の一環として交通安全の啓発を呼び掛けることを目的に実施。応募作品の審査は、同協会会員と特別審査員として一般社団法人全日本川柳協会が行い、最優秀賞1作品、優秀賞2作品、佳作50作品、団体賞1組が決定した。最優秀賞受賞作品、優秀賞受賞作品(2作品)、団体賞受賞団体は次の通り(敬称略)。最優秀賞: 「二人のり しあわせなのは 二人だけ」(ペンネーム: ねこもっち)優秀賞: 「安全は たった三色 守るだけ」(ペンネーム: めぐ)優秀賞: 「赤信号 待てする犬と 進む君」(ペンネーム: りのんぱ)団体賞: 葛飾区立金町中学校なお上記入賞作品と佳作50作品は、同協会のWebサイトに掲載されている。
2015年07月24日リニアテクノロジーは7月21日、都内にて「第2回ダスト・コンソーシアム」を開催し、同社が展開するダスト・ネットワークスの無線通信技術の最新情報を公開した。同社ダスト・エバンジェリストで、ダスト・コンソーシアム事務局長も務める小林純一氏は、普及しつつあるIoTに触れ、「ダストのスターターキットの日本での販売推移を見ると、2013年7月の販売開始から毎月増加傾向を示しており、今後、その勢いは加速度的に増していく」との見方をしめした。また、コンソーシアムへの参加企業・団体数もハードウェアやシステム・インテグレータを中心に増加しており、今後も参加数が増加することが見込まれることを強調した。さらに同氏は、ダスト・ネットワークスの技術の強みは大きく3つあると説明。1つ目はシンプルであるという点。2つ目はレジリエント(強靭さ)。そして3つ目がWi-Fiなどの従来の無線技術で培われてきた暗号技術を利用可能である点で、ここまでのHype Curveを示すと、EMERSONでの採用などを介し、2011年にLinear Technologyによる買収を底に、今後、IoTやM2Mの現実化の要求に対し、そうした技術が活用されることとなり、それをけん引するのがダスト・コンソーシアムだとした。また、同じくダスト・コンソーシアム事務局の水谷章成氏は、より多くの場所で、より簡単にダスト・ネットワークスを活用してもらうことを目的とした次世代製品のロードマップを提示し、高温度Hグレード品(-55℃~+105℃)の「LTC5800HWR-xxx」を2015年11月頃を目安に量産出荷を開始する計画だとしたほか、SmartMesh IPネットワークでのワイヤレス・ノード(モート)として機能する「LTC5800」および、パワーアンプ、ローノイズアンプ、DC/DCコンバータ、RFフィルターなどを搭載し、ノード間の通信距離を延長できるマイクロモジュール「LTM5850」の開発も進んでおり、2015年末頃の発売を計画していることを明らかにした。さらに、ソフトウェアとして、「WirelessHART 7.4」に対応したファームウェア「SmartMesh WirelessHART Motes」のアップデートもHART Communications Foundation(HCF)の承認の後(2015年第3四半期末頃を予定)、実施される予定だとしたほか、長期的には、SmartMesh IPのネットワークをより高次な自由度とスケーラビリティを提供することを目指しており、接続数も現状の最大100個を無限大にする計画で、2016年には数百から数千レベルに拡張予定とし、ネットワークスピードの増加と、レイテンシの低減も併せて実現していきたいとした。なお同氏は最後にプロトコルの進化として、ネットワークメンバー外からのデータの送信を実現する「SmartMesh IPブリンク通信」の開発も進めており、近いうちに実用化できる可能性があるともしており、ダストネットワークスの活用範囲がより広がっていくことを強調していた。
2015年07月22日オリンパスは7月20日「海の日」より、「未来に残したい海」をテーマとした「第4回 子どもフォトコンテスト」を開始した。NPO法人OWSとの共催で、11月9日までの期間、小学3年生から中学3年生を対象に作品を募集する。応募するには、2,048×1,536ピクセル(約300万画素)以上でJPEG形式の撮影データを同コンテストの専用フォームより送信する。審査員は自然写真家・OWS副代表理事の高砂淳二氏と、海洋写真家・OWS理事の杉森雄幸氏が務める。最優秀賞(1点)には「OLYMPUS OM-D E-M10 14-42mm EZ レンズキット」、優秀賞(3点)には「STYLUS TG-4 Tough」が副賞として贈られる。「子どもフォトコンテスト」は、同社の「未来に残したい海」プロジェクトの一環として、2012年に初開催された。
2015年07月21日日本工学院とオリンパスイメージングは15日、第6回「高校生デジタルフォトコンテスト」の開催概要を発表した。応募資格は高校生であることのみ。「高校生活」をテーマとした作品を7月24日から9月30日まで募集する。作品の応募は「高校生デジタルフォトコンテスト」のWebページにて受け付ける。「高校生デジタルフォトコンテスト」は、2010年より日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきたイベントだ。前回は999点の応募があり、デジタル一眼レフによる力強い作品や、スマートフォンやコンパクトカメラを使った自由な発想の作品なども多く寄せられた。審査員を務めるのは、ともに写真家の清水哲郎氏と小泉修氏。賞品として、グランプリ作品には「OLYMPUS PEN Lite E-PL7 EZダブルズームキット(ホワイト)」が、準グランプリには「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough(レッド)」が贈呈される。結果発表は11月中旬を予定している。
2015年07月15日サーモフィッシャーサイエンティフィックはこのほど、第3回サーモフィッシャーサイエンティフィック川柳コンテスト「川柳 in the ラボ」の入選作品を発表した。同コンテストではライフサイエンス分野の研究者を対象に川柳を募集し、研究や実験にまつわる日常の悲哀や苦楽をユーモラスに表現した句を選考した。3回目の開催となる今年は、全国から1177句の作品が寄せられた。入選作品は以下の通り:・最優秀人気作品賞:「私より 食費が贅沢 iPS」 (Yanagi氏)・Molecular Probes特別賞 蛍光の事がお好きで賞:「光ってる ネガコン一番 光ってる」 (STARD10氏)・Gibco特別賞 細胞を育てま賞:「どうしても ギブ子じゃないと ダメなのか?」 (どらごんR氏)・佳作:「買い換えよう! その一言を 待っていた」(パム氏)「ボスの言う 『前にも言った』 いつ言った?」 (トマトジュース氏)「予算なく タイムラプスは 全手動」(にしみん氏)「CRISPR 編集できない 俺の過去」(Iは地球を救う氏)「失敗を 試薬の値段で 叱られる」(湯本タマ氏)「何気ない ボスの「良いね」が 嬉しくて」(renkon89 氏)
2015年07月13日