エド・シーランとビヨンセがコラボレーションした新曲「パーフェクト・デュエット(ウィズ・ビヨンセ)」がリリースされた。グラミー賞ノミネートアルバム『÷(ディバイド)』3月にリリースされたエド・シーランの最新アルバム『÷(ディバイド)』。全世界で1000万枚以上の大ヒットを記録し、第60回グラミー賞で2部門で見事、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞と最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞にノミネートを果たしている。エド・シーラン×ビヨンセ 豪華コラボ今回リリースされたのは、アルバム収録曲「パーフェクト」のデュエット曲。なんとコラボレーション相手はビヨンセという豪華タッグになっている。ロマンチックな恋を歌ったラブ・バラード「パーフェクト」が、ビヨンセの歌声でさらに魅力的に仕上がった。MVも公開なお、オリジナルソング「パーフェクト」のミュージック・ビデオも公開された。真っ白なゲレンデが広がるスキーリゾートを舞台にした男女の物語が描かれている。【詳細】「パーフェクト・デュエット(ウィズ・ビヨンセ)」リリース日:2017年12月1日(金)■エド・シーラン『÷(ディバイド)』発売中トラックリスト:1. Eraser / イレイサー2. Castle On The Hill / キャッスル・オン・ザ・ヒル3. Dive / ダイブ4. Shape Of You / シェイプ・オブ・ユー5. Perfect / パーフェクト6. Galway Girl / ゴールウェー・ガール7. Happier / ハピヤー8. New Man / ニュー・マン9. Hearts Don’t Break Around Here / ハーツ・ドント・ブレイク・アラウンド・ヒア10. What Do I Know? / ホワット・ドゥー・アイ・ノウ11. How Would You Feel (Paean) / ハウ・ウッド・ユー・フィール(パエアン)12. Supermarket Flowers / スーパーマーケット・フラワーズ13. Barcelona / バルセロナ14. Bibia Be Ye Ye / ビビア・ベ・ィエ・ィエ15. Nancy Mulligan / ナンシー・マリガン16. Save Myself / セーブ・マイセルフ価格:1,980円+税品番:WPCR-17707
2017年12月08日12月3日(現地時間)、ロサンゼルス映画評価協会賞が発表された。作品賞に輝いたのはルカ・グァダニーノ監督作の『Call Me by Your Name』(原題)。この作品は監督賞、主演男優賞も受賞した。1983年のイタリアを舞台に2人の青年の恋を描いた同作は、サンダンス映画祭でプレミア上映が行われる前々から評判がすこぶるよく、今後の賞レースでもたびたび名前を聞くことが予想されている。ジェームズ・フランコが監督・主演を務め、弟のデイヴ、「フリークス学園」での共演以来仲の良いセス・ローゲンをキャストに起用した『The Disaster Artist』(原題)も好評。今回はジェームズが主演男優賞の次点に選ばれた。主な受賞者及び受賞作品は以下の通り。■作品賞受賞:『Call Me by Your Name』次点:『The Florida Project』監督賞受賞:ギレルモ・デル・トロ (『シェイプ・オブ・ウォーター』)受賞:ルカ・グァダニーノ (『Call Me by Your Name』)主演男優賞受賞:ティモシー・シャラメ (『Call Me by Your Name』)次点:ジェームズ・フランコ (『The Disaster Artist』)主演女優賞受賞:サリー・ホーキンス (『シェイプ・オブ・ウォーター』)次点:フランシス・マクドーマンド (『スリー・ビルボード』)助演男優賞受賞:ウィレム・デフォー (『The Florida Project』)次点:サム・ロックウェル (『スリー・ビルボード』)助演女優賞受賞:ローリー・メトカーフ (『Lady Bird』)次点:メアリー・J・ブライジ (『マッドバウンド 哀しき友情』)(Hiromi Kaku)
2017年12月04日「TOKIO」長瀬智也が、WOWOWにて放送される「生中継!第60回グラミー賞授賞式」のスペシャルゲストに決定。長瀬さんは前回の第59回にもゲスト出演しており、今回で2回目の出演。決定にあたり長瀬さんは、「グラミー賞は、例えるなら“音楽のオリンピック”。世界の音楽、そして会場の熱気を日本の方に伝えることができるのは、音楽好きとして嬉しい限りです」と喜びのコメントを寄せている。音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。60回を数える今回の授賞式は、これまでのロサンゼルスからニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンに会場を移し開催。先日、ノミネーションが一挙発表され、ジェイ・Zが最多8ノミネートを果たすなど注目を集めている。この度、2018年1月に行われる授賞式の模様を、今回もWOWOWが独占生中継。ニューヨークにスタジオを構え、スペシャルゲストとして長瀬さんを迎えて、会場の熱気と興奮を伝える。初参加となった昨年をふり返り、長瀬さんは「『あわよくば、何か盗んでやろう!』と意気込んでいましたが、そんなことを考える余地もないほど、感動と刺激的なシーンの連続でした。パフォーマンスの迫力はもちろん、アーティストの音楽に対する想いや人間性までを感じ取れることが、授賞式を生中継で見る醍醐味だと思います」と話し、「今回の会場はニューヨーク。さまざまな人が行きかう街での60回の節目となる授賞式であり、どんなことが起きるか期待しつつ、さまざまな音楽・アーティストの魅力に触れてほしいです」とコメントしている。「生中継!第60回グラミー賞授賞式」(2か国語版※同時通訳)は2018年1月29日(月)8時30分~WOWOWプライム、「第60回グラミー賞授賞式」(字幕版)は2018年1月29日(月)22時~WOWOWライブにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月01日11月29日(水)、第42回「報知映画賞」全9部門が発表。中でも注目の「新人賞」には今年7月より公開された『君の膵臓をたべたい』北村匠海&浜辺美波がW受賞した。まず「作品賞」(邦画)に選ばれたのは寺山修司の原作を基に、岸善幸監督が前篇/後篇と二部作で手掛けた、菅田将暉&ヤン・イクチュンW主演の『あゝ、荒野』。「監督賞」に選ばれたのは、浅野忠信や田中麗奈らをキャストに迎え、直木賞作家・重松清の傑作原作を映画化した『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子。「主演男優賞」および「主演女優賞」は菅田さんと蒼井優。菅田さんは1月に公開された『キセキ -あの日のソビト-』、4月に公開された『帝一の國』『あゝ、荒野』『火花』など、2017年公開の話題作に立て続けに出演。蒼井さんも10月に公開された『彼女がその名を知らない鳥たち』で主演を務め、10月に開催された「第30回東京国際映画祭」では安藤サクラ、満島ひかり、宮崎あおいとともにオープニングセレモニーに登場した。そして注目の「新人賞」には今年7月より公開された『君の膵臓をたべたい』の北村さん&浜辺さんがW受賞。「第22回釜山国際映画祭」にもオープンシネマ部門への正式招待された同作で、北村さんと浜辺さんは膵臓の病に侵されたクラスの人気者の少女と、彼女の病気を家族以外で唯一知る地味なクラスメイトを演じた。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日女優の波瑠が、「第46回ベストドレッサー賞」の芸能部門に選出され29日、都内で行われた授賞式に出席した。波瑠ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的に、政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなどの各分野で時代をリードする著名人に贈る同賞。1972年にスタートし、今年で第46回を迎える。波瑠は「すごくうれしいです。身に余る賞というか、光栄です」と謙虚にコメント。この日の衣装について「1からオーダーメイドで作っていただいた衣装で、世界に一つしかない服を着させていただいてうれしいです」と話し、また、「かかとの高い靴を履いて、久しぶりに視線が高いです」と笑った。普段の服については、「たいしたものは着てないです」と言い、「Tシャツや、冬はニットにジーンズだったり、現場に行ったら着替える仕事なので、脱ぎきしやすい着心地がいい服を着ています」と説明。「気に入りの服があるとずっとそれを着て、クタクタになってきてそろそろやめようかなと思ってやめる」とお気に入りの服を大切に着るタイプだと語った。波瑠のほか、経済部門にワコールホールディングス代表取締役社長の塚本能交、学術・文化部門にギタリストの村治佳織、芸能部門に歌舞伎俳優の尾上菊之助、スポーツ部門にスポーツキャスター・モデルの畠山愛理が選出された。
2017年11月29日「第60回グラミー賞」授賞式が、2018年1月28日(日本時間29日)にこれまでのロサンゼルスからニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンに会場を移し開催。この度、全84部門のノミネーションが発表された。今回発表されたノミネートでは、ジェイ・Zが「年間最優秀レコード候補」「年間最優秀アルバム候補」「年間最優秀楽曲候補」の主要3部門を含む8ノミネートで最多!ジェイ・Zは、過去にプロデューサーとしてのノミネーションは多数あるが、アーティストとしての自身の作品としては初の主要部門ノミネート。前回の第59回授賞式で、主要部門の受賞を逃し波紋を呼んだ妻・ビヨンセのリベンジなるのか?と注目が集まる。そして、ケンドリック・ラマーの7ノミネート、ブルーノ・マーズの6ノミネートが上位に続いている。また日本からは、喜多郎の「空海の旅5(Sacred Journey Of Ku-kai Vol.5)」が、「最優秀ニューエイジ・アルバム」にノミネートされた。なお、WOWOWでは29日(月)にこの授賞式の模様を生中継することが決定。ほかにもWOWOWでは、今回の授賞式をより楽しむための特別番組や、前回の「第59回グラミー賞授賞式」などを放送する特集番組が組まれている。主要4部門ノミネーションは以下の通り<年間最優秀レコード候補>「Redbone」チャイルディッシュ・ガンビーノ/「デスパシート」ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー/「ザ・ストーリー・オブ・O.J.」ジェイ・Z/「ハンブル」ケンドリック・ラマー/「24K・マジック」ブルーノ・マーズ<年間最優秀アルバム候補>「アウェイクン、マイ・ラヴ!」チャイルディッシュ・ガンビーノ/「4:44」ジェイ・Z/「ダム」ケンドリック・ラマー/「メロドラマ」ロード/「24K・マジック」ブルーノ・マーズ<年間最優秀楽曲候補>「デスパシート」ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー/「4:44」ジェイ・Z/「Issues」ジュリア・マイケルズ/「1-800-273-8255」ロジックfeat.アレッシア・カーラ&カリード/「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」ブルーノ・マーズ<最優秀新人賞候補>アレッシア・カーラ/カリード/リル・ウージー・ヴァート/ジュリア・マイケルズ/SZA「生中継!第60回グラミー賞授賞式」(二か国語版※同時通訳)は2018年1月29日(月)8時30分~WOWOWプライム、「第60回グラミー賞授賞式」(字幕版)は1月29日(月)22時~WOWOWライブにて放送。※生中継・字幕版ともにWOWOWメンバーズオンデマンドで配信予定。(cinemacafe.net)
2017年11月29日第70回カンヌ国際映画祭にて脚本賞を受賞した、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督最新作『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が、来年3月3日(土)より日本公開されることが決定した。心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な2人の子どもに恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンはついに容赦ない選択を迫られることになる…。本作は、『籠の中の乙女』で第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞、続くコリン・ファレルやレイチェル・ワイズら人気俳優が集結した『ロブスター』では、第68回カンヌ国際映画祭「審査員賞」を見事受賞し、本作でカンヌ映画祭3度目の受賞となったランティモスの監督・脚本による最新作。主人公を演じるのは、前作『ロブスター』に続き、監督と再び組んだコリン・ファレル。『ロブスター』では結婚できずメタボで冴えない中年男を演じたが、本作ではあることをきっかけに少年に追い詰められる心臓外科医スティーブンを演じる。また彼の美しい妻には、オスカー女優のニコール・キッドマン。謎の少年役を、『ダンケルク』で兵士の救出に向かう民間の船に乗り込む正義感の強い少年を演じ、注目を集めた期待の新星バリー・コーガンが演じる。なお、本作の「選べるオリジナルクリアファイル付き前売券」が発売。新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開劇場の窓口で販売される(数量限定)。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は2018年3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月20日WOWOWでは今年も、音楽界で最も権威ある賞として知られるグラミー賞授賞式を現地から独占生中継。第60回となる今年は、15年ぶりにニューヨークの “音楽の殿堂”として知られるマディソン・スクエア・ガーデンにて行われる。毎年、全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。今回は60回目を記念し、ロサンゼルスからニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンに会場を移し、華々しく開催される。なお、ニューヨークでの開催は2003年の第45回以来、15年ぶり。WOWOWでは、その授賞式の模様を2018年1月29日(月)8時30分から二か国語版(同時通訳)で独占生中継。また、同日22時からは字幕版の放送も決定している。なお、ノミネーション発表は日本時間11月28日(火)深夜を予定。今後、授賞式やノミニーの情報は随時、特設サイトで発表されていくそうで、昨年の「第59回グラミー賞授賞式」の模様や「エド・シーラン ロンドン・ウェンブリースタジアム 2015」などの関連番組も合わせて放送される。今回のグラミー賞の熱気と興奮、そして感動の瞬間を現地のスタジオからお届けする案内役には、前回に引き続き、ジョン・カビラとホラン千秋が決定。2人から、記念すべき今回の授賞式に臨むコメントが届いている。◆ジョン・カビラグラミー、ゴールデンな60周年授賞式はビッグアップルからお届けします。各賞の行方ももちろんですが、奇しくも50周年を迎えるマディソン・スクエア・ ガーデンのステージを飾る一夜限りのパフォーマンスにぜひご注目。ジャンルを超えたコラボレーションに心震わせるひと時を!◆ホラン千秋今回で第60回目を迎えるグラミー賞。記念すべきアニバーサリーイヤーは舞台をニューヨークに移し、この1年のエンターテインメントを総決算します。今回もジョン・カビラさんと現地から生放送でお届け出来ることを嬉しく思いますし、いまから興奮が止まりません!いままで以上に熱く楽しく現地の熱気を皆さまに伝えられるよう、とにかく私も思いっきり楽しみたいと思います!(笑)「生中継!第60回グラミー賞授賞式」は2018年1月29日(月)8時30分~WOWOWプライムにて放送。※二か国語版(同時通訳)「第60回グラミー賞授賞式」は2018年1月29日(月)22時~WOWOWライブにて放送。※字幕版「第60回グラミー賞授賞式 ノミネーション情報」は2018年1月7日(日)ほか放送。 ※無料放送(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日第9回TAMA映画賞の授賞式が18日に都内で行われ、最優秀新進女優賞を授賞した女優・土屋太鳳が、“ひたむきさ”を評価されての受賞に感激の涙をこぼした。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。土屋にとって、2017年は映画界で大活躍した一年。『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』に出演し、「どの役に対しても誠心誠意ひたむきに向かっている」と評価されての受賞となった。この日、土屋はシースルー素材のブラックドレスで登場。くるりと後ろを振り向くと、大胆に開いた背中を見せるなど、健康的なセクシースタイルで会場を魅了した。家族も来場していたという土屋。感激の面持ちでトロフィーを受け取ると「映画の扉を叩いてから12年」とこれまでの道のりを述懐。「少しずつ、必死にその扉をこじ開けた中で、たくさんの言葉に出会いました。温かい涙があふれる言葉もあれば、冷たい涙が心をえぐる言葉もあって、いつのまにかデコボコな……」と決して楽ではない道のりを振り返ると、思わず涙がこぼれた。言葉につまる土屋に、会場からは「がんばれ!」との声援が。大きな拍手に励まされた土屋は「いつのまにかデコボコな心になっていましたが、今回の受賞理由で言っていただいた言葉は『それでいいんだよ』と包み込んでくださるような言葉。これからの自分の背中を押してくださるような言葉でした。この言葉を胸に、これから女優として歩いていきます」と力強く宣言した。今年公開となった映画のタイトルを一つ一つ噛みしめるように口にし、「この愛してやまない作品たちの名前と一緒にここに立てていることが、本当にうれしいです。この作品を通して出会ったすべての人、すべての時間に心から感謝を伝えたい」と輝くような笑顔を見せた土屋。「静かな役でも激しい役でも、人として“野生”を感じられる演技を目指したい」とまっすぐに前を見つめていた。
2017年11月18日難民の青年を受け入れる家族の絆を描くドイツ映画『はじめてのおもてなし』。2016年に公開され空前の大ヒットとなり、ドイツ・アカデミー賞観客賞を受賞した本作の予告編が解禁となった。ミュンヘンの閑静な住宅街に暮らすハートマン家のディナーの席で、母アンゲリカは難民の受け入れを宣言。教師を引退して生き甲斐を失った彼女は、夫リヒャルトの反対を押し切って、ナイジェリアから来た難民の青年ディアロを自宅に迎える。家族は、“はじめてのおもてなし”に張り切るが、あるとき大騒動が起きてしまう。さらに、ディアロの亡命申請も却下に。果たして、崩壊寸前の家族と天涯孤独の青年は、平和な明日を手に入れることが出来るのか――?『善き人のためのソナタ』のプロデューサーと、ドイツのヒットメーカーのサイモン・バーホーベン監督がタッグを組み、本国で2016年興収No,1となる大ヒットを記録した本作。ドイツの人気俳優たちが競演し、家族の絆、難民やテロなど、リアルにあふれた悩みを、明るくユーモアたっぷりに、笑いと涙で描く必見の1作だ。このたび公開された予告編は、「家に難民を迎え入れるわ!」という母アンゲリカの、突然の発言からスタート。ひとりぼっちでドイツにやってきた青年ディアロを受け入れることにより、家族や地域に戸惑いが広がる様、逆にディアロが周囲に影響を与えていく様をコミカルに、そして人間味たっぷりに描く映像となっている。本作で描かれる、異国からの来客とともに、絆を確かめあい、変わってゆく家族の姿にはきっと心動かされるはず。『はじめてのおもてなし』は2018年1月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月15日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。前回は、恋愛で同じ失敗を繰り返さないために、「失敗の内容」を知り、次に生かすべしとお伝えしました。今回は、別の角度から「失敗を繰り返さないための行動」を考えたいと思います。失敗は「課題」を克服しないから実は先日、結婚相談所のベテラン相談員さんと情報交換をしていたら、彼女がつぶやいたのですよ。「婚活で失敗する人は、同じ失敗を繰り返します」と。詳しく聞いてみたところ、「婚活をしている女性でなかなかうまくいかない人は、失敗後に出会う相手が、また同じようなタイプだ」というのです。それは、女性の好みだとか、「選んでいるから」とかそういうのではなくて、「なにか人智を超えた“めぐりあわせ”のようなものを感じる」と言うのです!曰く、「大勢の男女を見てきて、最近気が付いたのですが、同じような人に巡り合うのは、その女性に与えられた課題なのかもしれません。そして、与えられた課題を克服しない限り、幸福な境地にはたどり着けないのかもしれません」…なんということでしょう。しかし当相談所に寄せられるお悩みやリポートの内容と合致するのも事実なのですよ。つまり、「同じような男性と同じような失敗をする女性たちは確実に存在する!」。巡り合うのは「課題」かもしれない「例えば、巡り合った相手に『好みでない』部分を見つけたとしましょう。最近の例でいうと、お金にだらしないタイプの男性にばかり巡り合う女性がいたのですね。で、彼女が次に選んだ相手もやっぱりお金にだらしなかった。だけど、それは最初からわかっていたことではなく、付き合って結婚を決める段階でやっとわかった事実だったんです。それで思ったのですが、彼女が最初からお金にだらしないタイプを選んでいるのではなくて、また、相手にはだらしない自覚はないので、そういうタイプからあえて選ばれてる…というのでもないのです。同じタイプの男性と、引き寄せられるように近づいて、『いいな』と思い合ってしまう。これは、なんらかの課題なのではないでしょうか。だから彼女は、その課題を克服しない限り、結婚にはたどりつけないのかもしれないと思うようになったんです」課題を克服するのは?例に出してもらった女性は、「お金にだらしない男性」と巡り合ってばかりいるわけですが、精神的にもろい男性とばかり巡り合う女性も、女性にだらしない男性とばかり巡り合う女性も世の中にはいるでしょう。いずれも、条件や見た目で男性に共通項があるわけでなく、「ふたを開けてみれば…」がほとんど。そして、「止めておこう」と身を引いてもやはり同じ問題を抱える男性に巡り合ってしまうのだとか。「だから、『違う』と思えた関係は、ストップさせるのではなくて、違うと思う部分があっても、一緒に過ごしてちゃんと課題を克服するのが女性に与えられたミッションなのかもしれません」「愛」を与える具体的には、違うと思った相手でも、「きちんと向き合うべし」だとか。愛し愛される関係を目指すために「まずは、ここが嫌だからと避けないで、彼を自分から愛する。だって避けたところで、ほかの誰かももしかしたら、何らかの問題を抱えているんです。そもそも女性自身もなんらかの問題を抱えているのに、それを見ないでいいとこどりを目指そうとしますよね。けれど、誰だってなんらかの問題を抱えている以上、少しでも惹かれるところがあって、付き合ったり、好意を持ちあったりした相手とは『ちゃんと付き合ってみなさい』ということなのだと思います」…聞いていて感じたのですが、欠けたところがある(と感じられる)男性と巡り合う私たちは、その「欠けている」と感じるのと「同じ量」だけ欠けた部分を持っているのかもしれません。そして巡り合う相手というのは、自分と同じレベル感の相手。だからこそ、「欠けた部分」を補い合うためにも、まずは相手の欠けているところを女性の愛情でカバーする意識を持つと活路が開けるのかもしれません。まとめ→●大人女性は「同じタイプの男性」と失敗を繰り返しがち。●失敗したタイプの男性は、実は向き合うべき相手。●女性から愛することで「欠点」をフォローする関係を目指そう!Written by にらさわ あきこ
2017年11月15日世の中のおとーさんたちが、お小遣い制という言葉をこよなく愛しているのか、忌み嫌っているのか知りませんが、ときどきテレビの中継で「不景気ですが、お小遣いのほうは?」と、リポーターが新橋駅前になぜかいるおとーさんに尋ね、「いや~、嫁に小遣いを減らされまして」なんて答えているのを見るにつけ、お小遣い制に内心、反対しているおと~さんも大勢いるのではないかと思います。お小遣い制度 VS 夫婦別財布お小遣い制にするのか、夫婦別財布にするのか?は、夫婦のいかなる話し合いによって決められているのか?について、ぼくは長年興味を抱いていました。だって、新橋駅前の寒空の下、缶コーヒーをすすりながらリポーターに愚痴をこぼすくらいなら、夫婦別財布にして、喫茶店に自由に入ることができる環境くらい、大のオトナとして確保したいと思うのが人情ってものでしょう。それをみすみすお小遣い制にさせられてしまうおとーさんたちって、どういう思考回路をしているのか、不思議でならなかったから。なにもおとーさんたちを批判しているわけでなく、単純にその思考回路を知りたかった。男の条件反射を刺激せよ先日、この積年の疑問が一気に解消されました。「一緒に住んだら、家賃とかどうする?」と、ヨメはぼくに尋ねました。家賃とか、の「とか」がかなり曲者だと、瞬間ぼくは感じましたが、つねに冷静沈着なヨメを前に、「とかってなに?」と言うことができず、「毎月決まった金額を渡すから、そこから払えばいいよ」と答えました。こういうのはもう、男の条件反射みたいなものです。「家賃、折半ね」と、しれっと言える反射神経が欲しかったと思っても、そんなもの、あとの祭りですよ。続けて、「わたしのお小遣いは?」と、ヨメが尋ねました。「毎月渡すお金の中から自由にとればいいよ」と、ぼくは答えました。「ということは、あなたもお小遣い制になるけど?」と、ヨメは、しれっとぼくに言いました。今度は「けど」が怪しい、なにか良からぬにおいがプンプンする、とぼくは思いました。が、長年このカラダに染みついてしまっている哀しい反射神経ゆえ、ぼくは「はい」と答えそうになりました。が、ここは踏みとどまった。新橋の駅前で、鉄でできている黒いメタリカルなSLよりカタくこわばった表情で缶コーヒーをすすっているおとーさんたちの姿が、反射的に脳裏をよぎったから。しばし沈黙がふたりを包みました。新橋のおとーさんたちが束になって、「お前、ここで踏ん張らないと、哀しい結末にしかならないぞ!寒空の下で飲む缶コーヒーもいいけど、ルノアールで居眠りこくのもいいぞ」などと、頭の中で応援してくれていました。おとーさん100人くらい?もっと?だからぼくは「小遣い制でもいいけど、おれ、個人事務所を持っているから、会社の経費とかいろいろあって…」と、思いつく限りの、かつ、ヨメが否定しづらそうな言葉を並べました。その間中ずっと、ヨメは黙ってぼくの話を聞いていました。ぼくの言い訳の言葉が尽きてもなお、ヨメは黙っていました。ぼくも負けじと黙っていました。がしかし、長年このカラダに染みついてしまっている哀しい反射神経ゆえ、気づくと「まあ小遣い制でもいっか」と口走っていました。沈黙はカネなり…!「沈黙はキンなり」という言葉をヨメは、幼い頃から「沈黙はカネなり」と読んできたのかもしれません。沈黙はカネなり…ってまあ、確かにそのとおりやなあ…と、新橋駅前にいるおとーさんたちも、物言わぬSLをぼんやりと眺めつつ、新婚当初、感心したのかもしれません。感心している場合では全然ないけど。(ひとみしょう/文筆家)
2017年11月14日「ミスター・ビーン」役でおなじみのローワン・アトキンソンが、62歳にして再びパパになるという。ローワンには前妻との間にすでに成人している2人の子どもがいるが、今回は交際中のパートナーで女優のルイーズ・フォードがおめでただ。ローワンにとっては第3子、ルイーズにとっては初めての子どもとなる。「デイリー・ミラー」紙は現在のルイーズのお腹の大きさから見て、数週間後には赤ちゃんが誕生すると報じている。ルイーズは現在33歳で、イギリス王室をテーマとしたコメディドラマ「The Windsors」(原題)にあのキャサリン妃として出演中。ローワンとは2012年に舞台で共演したことがきっかけで2014年から交際を始めた。1年後、前妻がローワンとの離婚を申請。裁判所においてたった65秒で離婚が成立し、25年間に渡る結婚生活に終止符が打たれた。さらにその1年後の2016年からルイーズはローワンの約7憶円の豪邸に移り住み、同棲生活をスタート。関係者は2人について「ローワンとルイーズはとにかく大喜びしています。赤ちゃんの誕生が待ちきれないみたいですよ。2人にとっていまはすごく幸せなひとときでしょうね」と語っている。(Hiromi Kaku)
2017年11月13日2018年3月発表の第90回アカデミー賞の長編アニメーション部門の候補対象作が選出され、『この世界の片隅に』をはじめ、日本の作品5本がエントリーを果たした。10日(現地時間)、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は長編アニメーション部門の候補対象となる26作を選出。12日に日本での劇場公開1周年を迎え、いまもロングラン上映が続く片渕須直監督の『この世界の片隅に』のほか、選出されたのは米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』(英題『Mary and the Witch’s Flower』)、神山健治監督の『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(英題『Napping Princess』)、山田尚子監督の『映画聲の形』(英題『A Silent Voice』)、伊藤智彦監督の『劇場版ソードアート・オンラインオーディナル・スケール』(英題『Sword Art Online: The Movie Ordinal Scale』)の5作。主な選出作は、ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションがタッグを組む第1弾で、アレック・ボールドウィンらが参加する『ボス・ベイビー』(2018年3月21日(水・祝)日本公開予定)、人気シリーズ第3弾となる『カーズ/クロスロード』、こちらも人気シリーズ第3弾で日本でも大ヒットした『怪盗グルーのミニオン大脱走』、3Dアニメ『レゴバットマンザ・ムービー』といったハリウッド・メジャーの大作。ほかにアンジェリーナ・ジョリーがプロデュースした『The Breadwinner』(原題)、ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』(2018年3月16日(金)公開予定)、現在日本公開中の『ゴッホ最期の手紙』など。厳正な審査を経た後、アカデミー会員の投票によって最終的に選出された候補作5本は1月23日(現地時間)に発表される。授賞式は3月4日(現地時間)に発表される。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 2017年2月18日より全国にて公開(C) 2016 川原 礫/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Projectひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会レゴバットマン ザ・ムービー 2017年4月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.怪盗グルーのミニオン大脱走 2017年7月21日より全国にて公開(C) 2017 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDメアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会カーズ/クロスロード 2017年7月15日より全国にて公開(C) 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年11月13日「ハリウッド・レポーター」が公表した2018年の第90回アカデミー賞作品賞候補の1本として注目を集めるNetflixオリジナル映画『マッドバウンド 哀しき友情』が、11月17日(金)より全世界同時配信されることが決定。その場面写真と予告編が公開された。『ダンケルク』や『ダウンサイズ』『グレイテスト・ショーマン』などとともに、米国のエンターテインメント紙「ハリウッド・レポーター」がアカデミー賞作品賞候補作に選出した本作。第2次世界大戦中のミシシッピ・デルタの綿花農場で働く2家族の物語で、夢想家の地主ヘンリー(ジェイソン・クラーク)とその新妻ローラ(キャリー・マリガン)のマッカラン一家と、小作人の家長ハップ(ロブ・モーガン)と妻フローレンス(メアリー・J・ブライジ)のもと、一族のより良い生活を求めて粘り強く働き続けるジャクソン一家の姿を描いていく。それぞれの家族から、ヘンリーの弟で空軍パイロットのジェイミー(ギャレット・ヘドランド)と、ジャクソン家の長男で陸軍戦車大隊軍曹のロンゼル(ジェイソン・ミッチェル)が従軍。やがて受勲し、戦争の英雄としてデルタへ帰郷してきたことで、両家は図らずも共通の困難に立ち向かうことになる。戦場で苦難を共にした2人の若き退役軍人は、白人と黒人の人種隔離政策が社会に根深く染み付いた南部の田舎街で、予想外の友情を育んでいくことになるが…。メガホンをとったのは、クイーン・ラティファが伝説のブルース歌手ベッシー・スミスを熱演したエミー賞受賞作「Bessie」のディー・リース監督。「アメリカという国における人種と不平等をめぐる議論さながらに、マッカラン家とジャクソン家は、己に対する先入観とアメリカが強いる頑迷な階級的社会秩序との間で、泥沼にはまったかのように身動きが取れずにいます。世間や互いの関係にかろうじて突破口が見えたと思うたびに、それを一気に跳ね返すような出来事が起き、彼らは再び疑いと苦悩の中に突き落とされてしまいます」と、本作を説明する。すでに多くの映画祭で公式招待作品として上映されており、「衝撃的で見事な作品」(THE DAILY BEAST)、「今年一番の傑作」(YAHOO! Movies)など高い評価を得ている本作。早くも、独立系映画を対象にした「第27回ゴッサム・インディペンデント映画賞」ではアンサンブル賞を獲得。2017年のアカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚本賞、編集賞の4部門にノミネートされた『最後の追跡』と同様、Netflixオリジナル映画が再び賞レースを席巻することになりそうだ。『マッドバウンド 哀しき友情』は11月17日(金)よりNetflixにて全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)
2017年11月10日TBSでは、「第50回日本有線大賞」を12月4日(月)の夜7時から4時間、生放送されることが決定。この度、日本有線大賞候補となる「有線音楽優秀賞」ほか、各賞の受賞者が発表。また、50回目を数える今回でラスト放送となることが分かった。有線放送に寄せられたリクエストのデータに基づき決定している「日本有線大賞」。いわば、2017年に「最も聴きたい曲」「最もリクエストされた曲」が明らかになる賞だ。今回発表されたのは、「有線音楽優秀賞」「新人賞」「有線大衆賞」「有線奨励賞」。今年の有線大賞候補となる「有線音楽優秀賞」には、「AKB48」「欅坂46」「乃木坂46」と人気アイドルグループをはじめ、海外でも高い評価を受ける三浦大知や、昨年の第49回では「Dear Bride」で大賞に輝いた西野カナ。そして、大月みやこ、天童よしみ、氷川きよし、水森かおり、三山ひろしの10組が決定。当日は、この「有線音楽優秀賞」の10組の中から、「日本有線大賞」が発表される。<第50回日本有線大賞受賞アーティスト>■「有線音楽優秀賞」AKB48、大月みやこ、欅坂46、天童よしみ、西野カナ、乃木坂46、氷川きよし、三浦大知、水森かおり、三山ひろし■「新人賞」つばきファクトリー、NOBU、半崎美子■「有線大衆賞」市川由紀乃、JUJU■「有線奨励賞」木島ユタカ、中澤卓也、松原健之※50音順「第50回日本有線大賞」は12月4日(月)19時~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2017年11月09日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。出会いを求めて行動していると、過去に好きになった人と同じタイプの男性に出会ったり、付き合ってみたら「あれ、この部分って前の彼と似てる?」なんて思うことってよくありますよね。そしてその「似たような」理由から、失恋したり、破局を迎えたり…。私たちは、どうして同じ失敗を繰り返すのでしょうか。好みの人と「合うハズ」は幻想その理由は、「好み」と「合う・合わない」が合致しないから…というのが大きいのではないでしょうか。人には、異性に対する「好み」がありますが、それと同時に「相性や性格が合う・合わない」という問題もありましょう。もちろん、好みの人と性格や相性もぴったりというのは理想ですが、最初から両方が合う人に出会うのはまれ。そして、私たちはそれを知らずに、「同じハズ」つまり、「好きな人とは相性も合うはず」「分かり合えるはず」という幻想を抱いてしまいがちなので、失敗に陥りやすくなるのです。「好み」と「合う」は別問題もちろん、最終的には「好きな人とは相性も合う」し、「分かり合える」となりたいところですが、「最初から同じはず」と思っていると、ミスを生む原因になりやすいのですね。一方、付き合うにあたって、「合う人の中から、好きになれる人を選ぶ」という順番を選べると、こういうミスは減るでしょう。「今まで好きになった人は、最初は友達だった」という人は、まずは友達付き合いのできるサークル活動を行ったり、習い事やボランティアをしたり…と「生活を充実させる」場所づくりから始めるのが、遠く見えて近道かもしれません。とはいえ、大人になると、学生時代のように「相手の人柄を知っていくうちに恋愛感情が芽生える」機会を持つのは、難しいと言えば難しいでしょう。しかも、「好きな人でないと、交流すらしたくない」という女性もいるでしょうし。では、先に「好きになれるか」を考えてしまうタイプに当てはまる場合は、どうすればいいのでしょうか。「好み」から入りたいなら実は大人の出会いでは、好きな人であれ、「気が合いそうだ」と思っている人であれ、「相手は自分とは違うんだ」ということを胸に深く刻んでおくのがもっとも大事です。相手の行いが「自分の思っていたもの」と違うから、「これってどういうこと?」「好かれてない?」とすぐに女性は落ち込んでしまうのですが、そもそも相手は自分とは違う人。思っていたのと違う対応をされて「当たり前だ」と思うべきなのです。特に恋愛を進める上では、「男性は女性ほど恋愛に重きを置いていない」と言われるように、薄い反応でも仕方ないのです。相手の反応に一喜一憂し、気持ちの裏を読むのを止めて、「これが(相手の)普通なんだ」と思う習慣をつけるといいでしょう。自分の「普通」を相手に伝えるたとえば、相手が押し押しでないからといって、「好きな女性には積極的になるのが普通だから、これって脈がないんだ」と思うのは、早計。また、付き合ってゆく中で、「今度も連絡がまめでない人だった」「お金にだらしない人だった」などと前の彼とのときと同じミスを繰り返してしまう理由も同じです。女性が最初に自分の意思を伝えてないからわかった「すれ違い」なのです。つまり、あなたの普通が彼の普通でないというだけのことで、「また失敗した」というのは、あなたが「自分自身の常識」を彼に伝えてないからだったりするのです。失敗から学ぶのが大事なので、いつも同じ失敗を繰り返している自覚があるなら、「その失敗は何なのか」をちゃんとリストアップしておくのがオススメです。「前の彼は連絡がまめでなかったから辛くて別れた」というのなら、「自分はどれくらいのマメさが欲しいのか」「ラインや電話はどうしてほしいのか」を具体的に考えてみましょう。そして、新しく好きになれる男性に出会ったら、出会いがしらに自分の希望を相手にちゃんと伝えましょう。たとえば、「私は、ラインは毎日もらうと嬉しいんだよ」とか、「週に一度は会いたいな」など。こうして希望を伝えることで、男性は「彼女は、そうしてほしいんだな」とわかって、行動に移せます。伝えてないから、彼は彼にとっての「普通」を行って、それがあなたにとっては「普通でない」と思えて不満がたまってゆくのです。ということで、恋愛で同じ失敗を繰り返している自覚のある人は、自分の「失敗の内容」を知り、その失敗を繰り返さないためにはどういう行動がとれるのかを考えておくと、きっと次回は繰り返さないですみますよ。まとめ→●最初から「合う人は少ない」と肝に銘じよう●合うために「こうしてほしい」と思う内容をリストアップしておこうWritten by にらさわ あきこ
2017年11月08日先日、長年愛用していたジャケットの、片方の袖口のボタンが1つ取れました。こういうとき、世の男たちはきっと「彼女がいてよかったなあ」と思うのだろうと思います。ぼくもそう思ったし、きっと隣の部屋に住んでいる、名前も知らない不器用そうな顔をしている男も、こう感じるはずです。なぜなら世の男の多くは、裁縫はおろか、ボタン1つ付けることができないから。男子にとって"女子力"は「スゲ〜!!」裁縫のなかにボタン付けは当然含まれるはずですが、裁縫ができるというのはたとえば、「子供服を作ること」であり(最低でもランチョンマットが作れることであり)、ボタンをつけることと子供服を作る(ランチョンマットを作る)ことの間にはかなり乖離があり……しかし、ようするにもう、ボタンを付けることができる女性も、ランチョンマットを作れる女性も、子供服を作れる女性もみな、男にとってはスゲ~わけですよ。女子だって、そういうことができる女子をスゲ~と思いますよね。最近はスゲ~とは言わず、しれっと「女子力」と言うのかもしれませんが。で、その「スゲ~」を我がヨメに感じたくて、ぼくは彼女に「悪いけど、袖口のボタンが取れたから付けてもらえる?」と言いました。いついかなるときも冷静なヨメはまず、ぼくのジャケットの両方の袖口を手に取って眺めました。右の袖口に3つボタンがついてあり、左には2つ付いていることを確認したヨメは、ぼくに言いました。「ジャケットを買ったとき、スペアのボタンがあったでしょ?」と。「そんなもん、もうどっかにいった」と、ぼくはしれっと言いました。言いながら内心、「彼女にユザワヤ(手芸用品を多数取り揃えているスゲ~お店)に行かせることになって悪いな」と思いました。がしかし、長年愛用してきたジャケットに対する愛情もあります。しばし沈黙がありました(きっと彼女は、いかにしてユザワヤに行かなくて済むかを考えていたにちがいない。うちから遠いから)。ほどなくしてヨメの口から、超画期的なひと言が出てきました。さらに「スゲ〜!!」嫁の発想とは…「これさ、右のボタンを1つ取って、左右2個ずつにして、最初から2個しか付いていなかったことにすればいいじゃない」「ワイルドな発想やな」動揺しつつ、ぼくはこう答えるのが精一杯でした。ぼくの常識の中に「取れたボタンは付けるもの」というのはあっても、ボタンが取れたらさらに取るという発想はなかったから。続けてヨメは、満面の笑みでこう言いました。「ワイルドなヨメはお好き?」。ぼくはさらに動揺しつつ、気づいたら「はい」と答えていました。こんなもん、「はい」と答えるしかなかろうが。(ひとみしょう/文筆家)
2017年11月06日JY名義で歌手活動をしている元KARAの女優・知英(23)が、初めて映画主題歌を担当することが6日、明らかになった。女優・桐谷美玲が主演する映画『リベンジ girl』(12月23日公開)の主題歌「Secret Crush~恋やめられない~」は、グラミー賞受賞のプロデューサーでもあり、ワン・ダイレクションやケイティ・ペリーなどヒット曲を連発するサム・ホランダーによって書き下ろされた。JYは映画の脚本を読んで作詞に参加し、映画のストーリーに合わせながら、恋する女の子の素直になれない気持ちを表現した。今回の発表を受け、「今まで数多くの素晴らしい楽曲を生み出し、グラミー賞も受賞されたサム・ホランダーさんと今回コラボする機会を頂きとても光栄です。最初にサムさんが曲を提供してくださると聞いた時はびっくりしましたが、私もイギリス留学の経験があるのでワン・ダイレクションのチームとお仕事をご一緒できてとても嬉しかったです」と喜ぶJY。「映画の脚本を読んで女の子の恋する気持ちにとても共感できたので、この素敵な曲と私も参加させて頂いた歌詞にも是非注目して聴いてほしいです」と語り、「映画が公開されるクリスマスシーズン、冬のラブソングとしてぴったりの曲なので、『密かな片想い』を経験した事がある方も多いと思いますが、恋は思い悩むことがあっても、諦めずに頑張ろうと思う前向きな気持ちもあると思うので、恋をしている女の子の応援ソングになればいいなと思います」と同曲に込めた思いを伝えている。
2017年11月06日第30回東京国際映画祭が11月3日(祝・金)に最終日を迎え、トルコ人のセミフ・カプランオール監督による近未来SF映画『グレイン』が最高賞の東京グランプリを獲得。日本映画『勝手にふるえてろ』が観客賞を受賞した。クロージングセレモニーはまず、今年から新設された、全出品作品を対象に新進の若手俳優に贈られる「東京ジェムストーン賞」からスタート。『勝手にふるえてろ』主演の松岡茉優、『夜空はいつでも最高密度の青空だ』の石橋静河、『マリリンヌ』のアデリーヌ・デルミー、『アケラット-ロヒンギャの祈り』のダフネ・ローの4人が受賞した。日本映画を対象にした「日本映画スプラッシュ部門」の作品賞には、同部門で唯一のドキュメンタリー作品であり、大阪の下町で弁護士事務所を営むゲイカップル、彼らの元に社会での生きづらさを感じてやってくる依頼者たちの姿を描いた『Of Love & Law』(戸田ひかる監督)が受賞した。アジア映画を対象にした「アジアの未来」部門では、まるでドキュメンタリー映画のようなリアルなタッチで祖国を離れて日本で暮らすミャンマー人一家の姿を描いた『僕の帰る場所』(藤元明緒監督)が国際交流基金アジアセンター特別賞」と作品賞を受賞。同作と共に高い評価を得た中国映画で、内モンゴルを舞台にした家族映画『老いた野獣』にスペシャルメンション(審査員特別賞)が贈られた。俳優部門では、東京ジェムストーン賞に輝いたアデリーヌ・デルミーが最優秀女優賞との2冠を獲得! 本人はパリで舞台に出演中で来日はかなわなかったが、喜びのビデオメッセージが寄せられた。最優秀男優賞には中国映画『迫り来る嵐』のドアン・イーホンが輝いた。『迫り来る嵐』は芸術貢献賞も受賞しており、こちらも2冠を達成!最優秀監督賞は、『アケラット-ロヒンギャの祈り』のエドモンド・ヨウ監督が受賞。ヨウ監督は壇上で涙ながらに関係者、俳優陣への感謝の言葉を述べると共に、映画でも描いており、国際的な人権問題となっているミャンマーの少数民族であるロヒンギャ族への虐殺に触れ「彼らは過酷な運命を送っています。正解はありませんが、私も大きな疑問を抱えています。映画を通じて感じていただければと思いますし、世界は平和であらねばと思っております」と呼びかけた。そして最優秀作品賞にあたる「東京グランプリ東京都知事賞」に輝いたのは、トルコ、独、仏、スウェーデン、カタールの合作による近未来SF『グレイン』。現代社会が抱える移民問題や食糧危機をモチーフに、白黒の映像で描き出す。審査委委員長を務めたトミー・リー・ジョーンズは、本作について「美しい撮影、神話を現実としたような部分に感銘を受けました」と称賛し、全会一致でグランプリ受賞が決まったと明かす。カプランオール監督は「ドウモアリガトウ」と日本語で喜びを口にし、5年の歳月をかけて本作が完成したと明かし「これが世界へと羽ばたく出発点になることと信じています」と語る。そして、映画のテーマに触れ過剰な消費や資本主義社会への警鐘を口にし「私はこの映画を種子、大地、創造への敬意を持って作りました。我々は自分たちがどこから来て、どこに向かうのか把握し、理解しなくてはいけません」と呼びかけた。授賞式後にはクロージング作品として、10年前に世界的な話題を呼んだ環境映画『不都合な真実』の続編となる『不都合な真実2 放置された地球』が上映。映画に出演している、アル・ゴア元アメリカ副大統領が来場した。ちなみにゴア氏とトミー・リー・ジョーンズは50年来の友人であり、壇上でガッチリと抱擁を交わした。また、セレモニーと舞台挨拶には、かつて環境大臣を務め、日本におけるクールビズの仕掛け人としても知られる小池百合子東京都知事も来場。2020年の東京五輪に向け、環境問題に関しても積極的に取り込んでいく所存であると語った。<第30回東京国際映画祭受賞一覧>【コンペティション部門】東京グランプリ/東京都知事賞:『グレイン』審査員特別賞:『ナポリ、輝きの陰で』最優秀監督賞:エドモンド・ヨウ(『アケラット―ロヒンギャの祈り』)最優秀女優賞:アデリーヌ・デルミー(『マリリンヌ』)最優秀男優賞:ドアン・イーホン(『迫り来る嵐』)最優秀芸術貢献賞:『迫り来る嵐』最優秀脚本賞 Presented by WOWOW:『ペット安楽死請負人』観客賞:『勝手にふるえてろ』【アジアの未来部門】作品賞:『僕の帰る場所』スペシャル・メンション:『老いた野獣』国際交流基金アジアセンター特別賞:藤元明緒監督(『僕の帰る場所』)【日本映画スプラッシュ部門】作品賞:『Of Love & Law』SAMURAI賞:坂本龍一東京ジェムストーン賞:石橋静河、松岡茉優、アデリーヌ・デルミー、ダフネ・ロー劇場動員数:63,679人/上映作品数:231本(text:cinemacafe.net)
2017年11月03日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。合コンや飲み会で気になる人に出会ったとき、皆さまはどうしてますでしょうか?当相談所に寄せられるのは、「気になる人がいたけど何もできなかった」というお悩みです。どのように動けば、気になる人と次回につなげられるのでしょうか?同席中に近くに行くべし「何もできなかった」という女性たちに、詳細を伺うと、「ずいぶん遠い席にいた〇〇さんが気になりました」「飲み会中に話せなかったから、話してみたいと思って」などと会合中に会話すらしてない場合が多かったのですね。さらに、お見合いパーティーでも「マッチングしなかった」という女性に話を聞きますと、「遠くにいたBさんが素敵で」「途中話ができなかったので」マッチングできなかったというのです。しかもそんな女性たちが「モテない」「人気がない」と言っているのでお伝えしますが、「気になる人とは、出会った時間内に声を掛け合うようにすべし!」です。印象のあるうちに行動を具体的には、飲み会や合コンで「気になる」人がいたのなら、その会合中に近くに行って話をするようにしないとダメ。「あとで幹事に伝えてもらえば」「またきっと会えるから」などと願いたくもなりますが、実際大人のわれらに「次の約束」はなかなか訪れません。ましてや、「顔の印象」すら持ってもらえなかった場合には、そんな「見ず知らずの人」のために時間を割く男性はいないのです。だって忙しい社会人。そうでなくても日々の仕事に忙殺されて、貴重な土日はメンテに趣味にお勉強…とやることはいっぱいなんです。特に、オトナ女子が好きになるような男性は「忙しい人たちだ」ということを心得ておきましょう。「無理目女子」は誘われない「でも、イケメンの横にべったりくっつくようなやり手女子には、とてもなれません!」というお気持ちはわかります。それに、「バレバレな行動をしたら、好きという気持ちがバレて男性に引かれるのではないですか?」という疑問もわいてくるでしょう。しかし、バレバレな行動をするくらいでないと、男性に気にしてもらえないのが現実。「この子、僕に気があるのかな?」→「可愛いな」→「誘おうかな」くらいの気持ちの変遷があるのが、昨今の男性だからです。逆に言うと、無理かも?と思われたら「男性は誘ってこない」というのも覚えておきましょう。また、「男性の横にべったりくっつく」ような行動が苦手な場合、自分から行く必要はありません。そんな時こそ、幹事やお世話焼きの人を頼りましょう。「別の人とも話してみたいです」「全員と話したいです」と言えば、たいていの幹事は席替えをしてくれるはず。「つまらない」と思った会が「つまらないまま」なのは、たいていの場合、我慢し続けるから。「つまらないこと」を表明すれば、責任感ある幹事か世話役がきっとなんとかしてくれるので、相談の姿勢で切り抜けていきましょう。近くなれなかったら挨拶をとはいえ、最後の最後まで、近くに行ったり、話したりができなかった場合もあるでしょう。そんな時には、①「帰りぎわに声をかける」②「印象のあるうちにLINEを送る」のどちらかを行いましょう。①の「帰りぎわに声をかける」は、立ち上がってみんなが帰路に就く間に「今日は話せなかったですね」とか、「お話してみたかったです」と声をかけるパターンです。たいていの男性は、そう言われたら悪い気にはなりませんから、「そうですね」と返してくれますよ。そしたら、連絡先を交換したり、グループLINEを作っているならば、「あとでLINEしますね」と宣言しておきましょう。②の「印象のあるうちにLINEを送る」は、①を踏まえて行うのがベターですが、いきなり送っても大丈夫です。連絡は「会の印象があるうちに」が鉄則です。なので、幹事に連絡先を聞いてもらったあと「一週間後」などに送るのは効果が薄いです。それよりも、会の印象が残っている翌日の夕方までに第一報は送りましょう。なお、なぜ翌日の夕方までかと言いますと、飲み会の場合だったら、「次の飲み会で記憶が消える前」という意味です。お見合いパーティーなら、翌日の昼までが現実的かもしれません。…以上、気になる人がいた場合の動きについてご案内しました。繰り返しますが「次がある」のは、時間のある学生や、同じ会社や趣味の場で出会った人の場合のみ。オトナ女子が、デイリーでない場で、気になる人と出会ったら、その日のうちに「声を掛け合う」関係になるのがスムーズであると心得ておきましょう。まとめ・「その会のうちに会話する」を目標に!・リカバーは、翌日までのLINEで。Written by にらさわ あきこ
2017年11月02日音楽家の坂本龍一が、第30回東京国際映画祭のSAMURAI(サムライ)賞に選出され1日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた授賞式に出席した。第27回東京国際映画祭より新設されたSAMURAI賞は、比類なき感性で"サムライ"のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える賞。今年は、『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、映画音楽家としても世界で名を馳せる坂本龍一が選出された。同映画祭の久松猛朗フェスティバル・ディレクターからトロフィーを受け取った坂本は、「刀の絵が描いてある」と"刀"デザインを発見。「映画に関わった最初の作品『戦場のメリークリスマス』では、役者として刀で居合いをするシーンがあり、撮影の前に居合道場に通って刀の使い方を習ったのを思い出しました」と懐かしそうに話した。また、「撮影現場でも刀を振り回して刀が曲がっちゃったり」と続け、「こういうのを持つと切りたくなっちゃうんですよね、人間って」と、やんちゃにトロフィーを刀のようにして振り回す動きも。「そんな思い出が頭をよぎって思わず振り回したくなっちゃった」と笑い、「侍という名に私がふさわしいか、大いに疑問がありますが、ありがとうございます」とネーミングと自身のギャップにやや戸惑いつつ、受賞を喜んだ。授賞式に続いて、特別招待作品として出品された坂本龍一のドキュメンタリー『Ryuichi Sakamoto: CODA』(11月4日公開)の舞台挨拶も行われ、坂本とスティーブン・ノムラ・シブル監督が出席した。なお、SAMURAI賞の第1回受賞者は北野武とティム・バートン、第2回受賞者は山田洋次とジョン・ウー。第3回受賞者はマーティン・スコセッシと黒沢清となっている。
2017年11月01日第30回東京国際映画祭において、音楽家の坂本龍一が時代を切り拓いていた映画人に贈られる「SAMURAI賞」を受賞。11月1日(水)に授賞式が行われ、坂本さんは映画『戦場のメリークリスマス』撮影時の思い出などを語った。今年で4回目を迎えるSAMURAI賞。大島渚監督作で、音楽のみならず、俳優としてビートたけし、デヴィッド・ボウイらと共演を果たした『戦場のメリークリスマス』、アカデミー賞受賞の『ラストエンペラー』、また近年では山田洋次監督作品『母と暮せば』、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督『レヴェナント:蘇えりし者』、李相日監督作品『怒り』など、そのキャリアにおいて数々の映画音楽に携わってきた坂本さんに贈られた。■坂本龍一、『戦場のメリークリスマス』撮影時をふり返り「当時はそんな意識も高くなくて…」侍の刀をイメージしたトロフィー受け取った坂本さんは、自らに突き刺すようなしぐさを見せるなど、壇上でも茶目っ気たっぷり。「思い起こすと『戦場のメリークリスマス』では、役者として居合いをするシーンがあり、撮影前に道場に通って、文字通りの付け焼刃で刀を振り回すのを習いました。現場でも、みんな軍人の役で刀を持ってるんですが、振り回して曲がっちゃったり…(笑)。こういうのを持つと、振り回したくなっちゃうんですよ。危ないですね、人間って(笑)。いまでこそ森林保全の運動とかやってますけど、当時はそんな意識も高くなくて、撮影が行われた南太平洋の島の木をバッサバッサと切ってました(笑)」と明かし、会場は爆笑に包まれた。坂本龍一/第30回東京国際映画祭■5年にわたるドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』について言及この日は授賞式に加えて、坂本さんに密着し、その活動を5年にわたって追いかけたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』の上映も行われた。坂本さんは「僕は、自分の素顔をさらけ出すとか、そういう趣味はないんです。ではなぜ撮影を承諾したのか?ひとえに監督の人柄、人間性に惹かれて、任せてもいいかなと思ったから」と同席した本作のスティーブン・ノムラ・シブル監督を称賛する。坂本龍一&スティーブン・ノムラ・シブル監督/第30回東京国際映画祭5年におよんだ撮影について「当初、監督も何か『こういうものに…』という計画があったと思うけど、だんだん収拾がつかなくなっていきました(笑)。そのうち僕が病気(※2014年7月に中咽頭癌の罹患を発表。その後、1年にわたって治療、療養を行なった)になって『やった!』と思ったでしょ(笑)。『これでドラマチックになる!』と。思ったに違いないです(笑)。計画通りじゃなく、起こることを追ってるうちにこうなって、気がついたら5年経っていました」とふり返った。坂本龍一にとって“映画音楽”とは?大島渚、ベルトルッチ、ペドロ・アルモドバル、イニャリトゥなど、これまで錚々たる名匠たちと仕事をしてきた坂本さん。改めて「坂本さんにとっての映画音楽とは?」と問われると「難しい質問だな…(苦笑)」と思案しつつ「映画にはルールはない。自分の仕事を否定するみたいですが、必ずしも映画に音楽は必要なくて、あってもなくてもいいと思っています。映画が(音楽を)必要とするかどうか?映画が主人公であり、作っているうちに、必要とされる場所、いい場所に必要とされる“音”があれば、映画音楽の役割として、最高に幸せなケースだと思います」と語った。『Ryuichi Sakamoto: CODA』は11月4日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日気づいたらなんとなく結婚しましょうかということになっていたので、ぼくは彼女に対していわゆる正式なプロポーズというものをしたことがありません。で、「プロポーズなしの交際とか結婚というのも、この世にあるんだなあ」と、しばし感慨にふけっていたら、彼女が「正式なプロポーズはいつでもいいからしてね」と、こうきたもんだ。「通帳を見せてください」って…先日、テレビ東京の「通帳を見せてください」という番組を見ていたら、ある日いきなり30万円引き出している彼氏の通帳を見た彼女が、「この30万円って、なにに使ったの?キャバクラ?」と言っていました(今時、キャバクラで30万円も使えないですよね…レミーマルタンの時代じゃないんだから)。実際には、彼が彼女に交際だか結婚だかのプロポーズをしたときに、指輪だかなんだかを買った費用だったらしいのですが。こういう彼氏がいるということは、「プロポーズはしかるべきお金をかけて、しかるべき手段を踏んでお願いします」と思っている女子がいるということで。そういう女性がいる一方で、正式なプロポーズなしに結婚となったぼくは、「世の中には非常にものわかりのいい女性がいるもんだな」と、なかば彼女のことを尊敬していました。結婚式やそのあとの生活を思えば、お金などいくらあっても足りないんじゃないかと思えるほどで、プロポーズが0円で済んだというのは、なんて合理的な考えの彼女なんだろう…もう少しお金をかけてもいいから、非合理的なプロポーズをしてもよかったかな。テレビ画面に映る他人の通帳を見ながら、ぼくはこう思っていました。この、ぼくの気持ちを見事に見抜いたのが、ほかでもないぼくの嫁候補。通帳を見せるから、おれの表情を見るなよな、とも言えないしね。毛を逆立てているネコのスタンプが返ってきました彼女はしれっとぼくに言いました。「できればサプライズ感のある正式なプロポーズをしてほしい」と。だからぼくはある日、彼女とLINEで何気ないトークをしているときに「結婚してください」という文章を送りました。何気ないトークのなかに「結婚してください」という一文を混ぜると、サプライズ感が出るプロポーズになりえると考えたからでした。ソッコーで、毛を逆立てているネコのスタンプが返ってきました。ネコの絵に、ご丁寧に「シャー」という擬容語がついているスタンプでした。少しばかり反省したぼくは後日、彼女への「おはようメール」のあとに「結婚してください」と送りました。しばらくして「ケンカ売ってる?」という、非常にシンプルなお返事が返ってきました。とても静かな、神聖な朝の出来事でした。ぼくにだけなんらか致命的な欠陥があるのか、世の多くの男たちにも共通する欠陥なのか、よくわからないのですが、ぼくにはサプライズを演出する方法がよくわからないのです。わかるかわからないか、で言えば、おそらく「調べるとわかる」のだろうと思います。ググればいくらでも答えが出てくる時代、「調べるとわかる」。シャー!でもどこかしら気恥ずかしいのです。サプライズってたとえば、しんとしたレストランでいきなり明かりが消えて、ハッピバースデーが流れて、火を灯したろうそくが立てられたスイーツのプレートが運ばれてきて、多くの店員さんがテーブルの周囲を取り囲み、なんならそこに居合わせたお客さんもハピバを歌って、歌い終わって店内に明かりが戻ると、ぎこちない表情になっているお誕生日の人がいるあれのことでしょ?たとえばこれがサプライズでしょ?こういうのを彼女は望んでいるのだろうか?彼女が言う「サプライズ感のある『正式な』プロポーズ」って、なんだろう?ハピバみたいに強烈なやつじゃなくとも、レストランで食事をしている途中に指輪を渡すことか?と思ったところで、彼女はかなり強烈な金属アレルギーときたものだ。こっちが毛を逆立てているネコのスタンプを送りたいくらいだ。シャー!(ひとみしょう/文筆家)
2017年10月26日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。恋をすると、「好み」とか「タイミング」とか様々な要因が結果を左右していくとわかるものですが、意外と忘れられがちなのが、「ニーズ」でしょう。ニーズとは、「どれくらいの情熱で」「どういう結果を求めているか(=目的)」ということですが、実はニーズこそが大人の恋の行方を左右しているのですよね。そこで、今回は「ニーズの重要性」とどう意識してゆけばいいかについて、お伝えしていこうと思います。結婚したいのか恋愛したいのかまず恋を左右するニーズとは何かといいますと、「結婚したい度合い」と「恋愛したい度合い」、つまり目的(結果)のニーズと、「すぐにしたいのか」「できればしたいのか」という情熱の高さに対するニーズです。それぞれが同じくらいだと、恋愛関係は成立しやすいのですが、どちらかがズレているとなかなか成立しないです。また、いったんは成立したかに見えても、「実はそれは幻だった」なんてことになりかねず、結果、女性が悲しい思いをすることになる。具体的に見ていきましょう。結婚したい男性とでないと難しいアラフォーのAさんは婚活アプリで20代の男性と知り合い、意気投合。結婚については、男性側は「意識しているが、すぐというよりはいつかは」という意識で、Aさんは「できればしたいけど、結婚ありきの恋愛はしたくなく、それよりもまずは恋愛でしょう」という意識でした。対面の日に、それぞれのニーズを表明し合ったところ、Aさんは「まず付き合うというスタンスなので付き合いたい」と言い、一方の男性は、「付き合うからには結婚を意識したい」という姿勢でしたので、結婚したい意識が不明のAさんとは微妙だったうえ、そもそも「結婚対象としては年齢的に微妙」に思えたので「楽しく話せればいいや」との印象を持ちました。しかしAさんの押しもあり、かつ「すぐに結婚を考えているわけではないから」という余白から、付き合うに至ったのですが、そのような関係にすぐに息苦しさを感じ始めました。先の見えない関係は息苦しい「この先、どうなるの?」という思いが、彼に芽生えたのですね。結局、2人はほんの2か月で別れたのですが、傷ついたのはAさんです。「まずは恋愛でしょ?」とは言いながらも、結局は、「いずれは結婚できる恋愛」を心では求めていたのです。また、35歳のBさんは、すぐに結婚したい思いで婚活を始めました。しかし好ましく思えた男性は33歳の働き盛り。恋には積極的だったのですぐに関係がスタートしましたが、「彼女を作るつもりはないし」「結婚もすぐにはしない」とわかり、Bさんは苦しい状況に。とはいえ、もう好きになっていたので、あきらめることも難しく、いつ終わるとも知れぬ関係を3年も続けているのです。大人だからこそ確認したいことAさんもBさんも、20代だったらもしかしたら、こうならなかったかもしれません。「好きな人と付き合えて」「いつかは結婚出来たら嬉しいけれど、それは流れによる」と素直に受け止めることができたかもしれません。しかし、大人になってくるとどうしても「将来はどうなるの?」という思いが心にちらつきますよね。考えないようにしようと思っても、人生設計もあるし、時間は日々、刻々と過ぎてゆきます。そんな中で、「結婚」という単語を無視することのできる女性などなかなかいないのが現実でしょう。もちろん、「しない」という選択もあり得ますし、「しない」と決めている女性たちは、のびやかに恋愛を楽しんでいます。収入と立場も関係また年収の高い女性…中でも正社員でもある女性は、もっと自由な印象です。人を養えるほどの収入があると、「シングルマザーになる道もある」し、「男性を養える」などと選択肢が増えるからです。なので、自分の収入と選択肢を一度洗いなおすのは大事ですが、その大本になるのは、やはり「自分自身がどういう人生を歩みたいか」ということに尽きます。「結婚をしたい」のか、「結婚につながる恋愛をしたい」のか、それとも単純に日々を彩る「恋愛」ができればいいのか。そして、そのニーズの度合いは「絶対に」「今すぐ」か、「できれば」「いい人がいれば」なのか。これも一緒に考えてみるといいでしょう。意識すると結果がついてくる「意識するとどうなるか」と言うと、なんと結果がついてくるのですね。なぜかというと、出会いにあたっての選択肢に迷いがなくなっていくからです。たとえば「絶対に」「今すぐ」結婚したい女性なら、先のAさんやBさんが選んだような男性には出会いません。出会いはするのですが、意識にないので目に入らなくて、結果的に「出会った」という意識に残らないのです。そして実は私たちは「出会いがない」と言いながらも、日々ありえないほどの出会いを実際には体験しています。その中から、自分の求める出会いだけが目に入り、意識に残っていくのです…。そのためにも、自分の「欲望を意識する」のは大事です。意識することで、求める男性の造形が際立ってくるからです。欲望にフタをしてはいけない実はAさんもBさんも自分の欲望はあるのに、意識にフタをしていたので、欲望の外にある「単なる好みの男性」に恋愛感情を持ってしまいました。しかし一方で、自分は「結婚したい」から、「結婚したいと思っている男性とでなければ付き合わない」と決めている女性たちは、するすると結婚相手にどこかで巡り合い結婚していっています。なぜかというと、彼女たちは、同じように「結婚したいと思っている男性」しか、選ぼうとしないからです。さあ、あなたはどんな将来を見据えて、恋愛相手を探しますか?自分の気持ちがわかると、相応な男性に巡り合ったときに「この人だ」とわかってきます。まずは、自分の気持ちにフタをせず、正直な人になりましょう。まとめ・結婚に対するニーズこそが、大人の女性の恋を左右する。・まずは自分の欲望に正直になるのが大事Written by にらさわ あきこ
2017年10月25日先日、彼女とちょっとした高級串揚げ屋に行きました。と書くと、「自慢か?」と思った人、そう早まるなって。「巻き」でデートを楽しもうと思ったわけですよあの~ですね、40歳も過ぎて結婚するとなると、どうしても「巻き」でやったほうがいいことがいくつか出てきます。食事デートもそのひとつだとぼくは考えています。20代30代のカップルであれば、これからいくらでもふたりで食事デートを楽しむことができますよね。時間はまだ、たっぷりとあるのだから。でもこれが40歳を過ぎると、どうしてもすべてにおいて発想が逆算になるわけです。「彼女とあと何回、食事デートを楽しむことができるかな」と。もちろん、何回でも楽しもうと思えばそれも可能なわけですが、40歳を過ぎるとリアルに、いわゆる定年のことが頭をよぎります。ということは、定年までにやり遂げておきたい仕事がいくつも脳裏をよぎるわけで、そうそう「今日も高級串揚げ屋でデートしました」と、インスタに写真をあげている場合ではない。ということで、3回分のデートの楽しみを1回のデートにハメこんでしまえと思って、ちょっとした高級串揚げ屋に彼女と行ったわけです。「あ、これ食べます」お酒がすすんだときのぼくのクセとして「みんなで楽しむ」というものがあります。みんなというのは、そこの店にいるみんな、つまり彼女はもとより、店員さんやカウンターの隣に座っているお客さんも含めてということ。その日はすでに遅い時間ということもあり、カウンターにはぼくたちふたりしかいませんでした。ホールにアルバイトの女子が1名。このアルバイトの女子がまた、マジメな素人とみえて、少し食べ残しているぼくらの皿を頻繁に下げに来るのです。たとえばウズラの卵の揚げたやつを1つ皿に残しておくと、「お下げします」と言って下げようとするのです。そのたびにぼくは「あ、これ食べます」と言って、下げるのを阻止していました。が、「これ、食べます」と言っても場が盛り上がらない、つまりアルバイトの女子も含めてみんなで楽しめないなと、酔っぱらいつつある頭でぼくは考えました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。やおら、案の定、今度は箸休めに注文した「いぶりがっこ(大根の漬物のようなもの)」の最後の一切れを少し齧って皿のすみっこに置いているのを見たバイト女子が、「お下げします」とやってきました。すかさずぼくは「君、これ、食べる?食べるんやったら下げて向こうで食べてくれていいよ。でもぼくの食べかけだから、新しいいぶりがっこを頼んであげようか?なんなら一緒にお酒でも飲む?」と言いました。バイト女子は恥ずかしそうに、でも笑いながら(多分おもしろかったんだと思う)、「すみません。食べません」と言って(当たり前だ)、皿に伸ばしかけた手をぎこちなさそうに戻し、どこかに去って行きました。それを見た彼女が、半ギレ気味にぼくに言いました。「ふざけるのもいい加減にしなさい」。ぼくはふざけてなんかいない。「巻き」でデートを楽しもうと思って、みんなのことを楽しませたいと思っているだけだ!と、心のなかで叫んだところでどこ吹く風。彼女は「家に帰ったら説教ね」と、背筋を伸ばしシブイ顔をしてウーロン茶を飲み干しました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。(ひとみしょう/文筆家)
2017年10月19日「第3回 湘南T-SITE パンまつり」が、2018年5月26日(土)・27日(日)の2日間、神奈川・藤沢の湘南T-SITEにて開催される。第3回目の開催を迎える今回のテーマは、湘南のパン屋特集。“パン屋の宝庫”と称される湘南エリアの人気店が集結し、各店自慢の一品を振る舞ってくれる。小規模ながら、その本格的な味わいから地元で愛される「マダムルージュ」や「パッパグラッセン」、ふるさと納税サイトでパン部門全国1位を獲得した「パン遊房 亀吉」、石臼で挽く小麦や20年継ぐ自家製酵母など、素材にとことん拘った鎌倉の天然酵母パン屋「カノムパン」など、約20店舗が出店する。また、都内でも連日行列を作る人気店「パンとエスプレッソと」からは、本イベント限定となる「フレンチトーストのレモン味」が登場。会場に訪れた際は、ぜひ本イベントでしか味わえない貴重な一品を堪能してみてほしい。【開催概要】「第3回 湘南T-SITE パンまつり」開催日:2018年5月26日(土)・27日(日)会場:湘南T-SITE 屋外プロムナード住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1<出店者>チガヤ/パイニイ/ブレドール葉山/キビヤベーカリー/カノムパン/ウルス/ケイズパン/シールズベーカリー/マダムルージュ/パッパグラッセン/ブーランジェリーユイ/カラヘオベーカリー/パナケナケ/パナデリーヤティグレ/グリット/パン遊房亀吉/パンとエスプレッソと/haluta with FOOD&COMPANY
2017年10月13日大人のデートといえば、仕事終わりに食事というのが大抵のパターンであります。しかし先日、私はこれまでにないパターンのデートをしました。二人で行ったので、一応デートと書いてみましたが、甘い雰囲気などは一切なく、しいて言えば部活動に近かったように思います。なぜなら私たちが向かった先は住宅街にある古いバッティング・センターだったからです。当日、バイクで迎えに来てくれたY君は、家から出てきた私を見て「西山さん、ウケますね。何で家にバットあるんですか?」と爆笑。「いや、そこ笑うとこじゃないから」私の手には、小学4年生の時に母に買ってもらったミズノのバットが大切に握られていました。グリップには小学生の私の文字で『西山』と記されています。そんな子ども用のバットを手にしているのに、アラフォーおばさんはヤンキースの帽子をかぶってやる気まんまん。今でも草野球をやっているというY君ももちろんバット持参だったのですが、二人してバットを持ってバイクに乗ってるってもう完全に暴走族ですよね。この時点でデート指数がガタ落ちです。「先にメシ行きましょう」とまずY君が連れて行ってくれたのは古いちゃんぽん屋。バットを持った男女の入店に一瞬顔を曇らせた店主でしたが、私たちをカウンターの隅に案内してくれました。「ここ、うまいんですよ」と嬉しそうなY君の横でちゃんぽんをすする私。確かに美味しい!しかし量が多い!私が半分も食べ終わらぬうちにY君は完食。それを見た私は思わずうっとり。もちろんY君の食いっぷりにではなく、自分の女子っぽさに。どこまでも自分大好き、西山繭子であります。その旨をY君に話すと「いや、俺が食べるの早いだけなんで、うっとりしないでください」と全否定。なかなかやるわね。そして完食の結果パンパンに膨れた腹でバッティング・センターに到着。普通、男女で来た場合ってお互い順番に打ちつつ「や~ん、打てな~い」という甘い時間が流れるんだと思うのですが、私たちは同時に隣同士のブースへ。しかも私は右打ちでY君は左打ち。よってお互いに背を向けて黙々と打つという、まさに部活動の時間に突入したのでありました。「西山さん、ホームラン打ったら俺とつきあって下さい!」とか言われるのかなと少しドキドキしていたのですが、私の背後でY君は「ああ、呼び込みすぎた」とつぶやいたりして完全に練習モード。別れ際、家まで送ってくれたY君は「打席に入ってる西山さんのことをちらっと見た時、構えがどっしりしてて良かったです」と褒めてくれました。ああ、改めて書いてみても思うけど、これ、やっぱりデートじゃなかったんだろうなあ。Written by 西山繭子
2017年10月13日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。「彼を作るために努力しているのに、まったく成果が出ない」とか、「私がこんなに頑張っているのに、男性が努力をしてくれない」など、恋を求めて活動していると虚しくなる時がありますよね。「もう、恋活なんて止めてしまいたい」と思う気持ちはわかるのですが、当研究所の調べでは、「くじけないで続けた人たちは、もれなく幸せになっている!」そこで、どういう心構えでいれば続けられるのかについて、書いていこうと思います。努力の方向が違う?努力が成果に結びつかないと「努力の方向が違うのかも?」と疑ってしまいますよね。自分の方法に自信が持てなくて、人の言うことを信じたくなる。そして、「洋服のせいじゃない?」とか、「性格を変えたほうが…」などの助言を受けると、「なるほど」と思い、変えたくもないのに変えようとする。もちろん心から「変えたい」と思ってするのならいいのでしょうが、自分がしっくり来ていないのに、変身するのは微妙です。見た人も「しっくりこない」印象を受けて、結局は恋がうまくいかなくなる恐れが高くなるからです。「自分らしい」とは?当研究所では追跡取材も長く行っていますので、しみじみと感じてるのですが、自分に合った幸せな恋を見つけるためには、自分らしい形で努力をし続けるのが一番。好みでない外見や、うわべだけを取り繕ろおうとしても、結局はほころんでいくのです。実例を申し上げましょう。すごくおせっかいで、時に口うるさく感じられることもあるA子さんという女性がいました。彼女は恋活をしていたのですが、なかなかうまくいかなくて、「おせっかいをやめれば、もう少し人気が出るのに」とも言われていました。また、ファッションがラブリーすぎるアラフォーのBさんには、「もっと年齢に応じた格好をすればいいのに」と助言をする人が多くいました。2人とも、いろんな場所に積極的に出かけているにも関わらず、なかなか恋人ができなかったので、一時、それらの助言を受けて変わろうと努力したのですが、いつのまにか元に戻っていました。彼女たち「本来の姿」とは、違うと感じたのでしょう。そのままの「自分」を愛してくれる人その後、さらに「不遇の時代」を過ごした2人でしたが、恋活を意識してから2年後に、A子さんは結婚、Bさんも見事婚約を果たしました。研究所では、お相手にも合わせてもらったのですが、2人の彼氏は、おせっかいなA子さんそのままのキャラと、ラブリーなBさんのファッションを含めたBさんを愛してくれる人でした。「受け入れる」というよりも、「むしろ、そこがいい」と思ってくれるレベルです。そんな彼らは、はたから見ていると、まさに「おせっかいされるにふさわしい」夫と、「ラブリーを好みそうな」彼氏でした。つまり、2人の女性は「そのままの自分」にふさわしい相手を見つけたということです。ではどうして、2人はそんな相手に巡り合うことができたのでしょうか。「モテ」よりも「合う」かが大事一言でいうと、「止めなかったから」。どんな不遇な時でも、辛くても、彼女たちは「彼氏が欲しい」という欲望にフタをせず、探し続けたのです。もう一つの勝因は、「自分らしさ」にやはりフタをせずに自分を出したことでしょう。先ほども書いた通り、A子さんに助言をしてきた人たちは、「おせっかいをやめれば、もう少し人気が出るのに」と言いました。確かに、おせっかいをやめればA子さんは人気が上がったかもしれません。けれど、「A子さんタイプ」を好きでない人から、広く人気を得たところで、A子さんは幸せになれたでしょうか?結果から考えれば、「人気」なんて出なくても実はいいのです。A子さんにちょうど合う「一人」が見つければいいのですから。大人女子には「癖」があるそして、大人の私たちは、どんな人でもきっとそれなりの「癖」を持っています。なのでモテようと思うと、その「平均値」から外れている分だけ、どこかにきっと無理が出る。もちろん、無理をしないで「平均的モテ女性」を目指せる人や、それが「しっくりとくる」と思える人ならその方法でいいのです。だって平均値こそ、大勢の人が所属する位置なのですから、「多くの分母」の中から愛する人を探すことができる。けれど、大人の私たちはなかなか「平均」にはなれません。ならば、必要なのは、「場数」。くじけずに続けていく中で、平均ではない面を持つ、自分にしっくりとくる人に巡り合えることができるのです。癖があるなら「数」が必要といっても、延々と続くわけではありません。A子さんは32歳で結婚するまでの2年間、Bさんは43歳で彼ができるまで3年間、いろんなところに意識的に出かけましたし、片思いの失恋もしました。彼女たち含め、大人女性が最愛の人に巡り合うために必要な期間を研究所で調査した結果、だいたい2年くらいでした。しかしその2年は、休んだりせずに、真剣に動くのが条件です。恋活は、ダイエットや勉強などと違い、結果が「階段状」にすら出ないのがつらいところ。闇の中に居続けることになり、やさぐれることもあるでしょう。けれど、決まるときにするすると「逆転」していくものなのです。だから今、いろんな努力をしているのに結果が出なくて、辛いと感じている女性たちに伝えたいのは、「今はオセロの陣地を増やしている時なので、止めないで」ということ。…そう、恋活とは、まるでオセロのようなもの。「負けがこめばこむほど、最後の陣地(=満足感)は大きくなるもの」なのです。それをわかっていれば、変に焦る時間が減るのではないでしょうか。だって、今はゲームの「途中」。途中で止めたら、永遠に「自分(の色)」のスペースができないけれど、止めないで動いている女性は全員結果を出しているのです。それを頭に思い描いて、ぜひ続けてくださいね。まとめ・努力は必ず実を結ぶ。・ふいに「オセロ」現象が起きるのが恋活!written by にらさわ あきこ
2017年10月11日先日、第9回TAMA映画賞で「最優秀新進男優賞」の受賞が発表され話題となった俳優・高杉真宙。この度、彼が主演する株式会社ブルボン制作の胸キュン動画「ズルイよ、甘杉くん!」の新シリーズ「5人もズルイよ!全員甘杉くん」が、10月16日(月)より5週連続で配信されることが決定。動画では、高杉さんが1人で5タイプのキャラクターを熱演するという。今年1月、第1弾として配信された「ズルイよ、甘杉くん!」は、“いつもそばにいて、笑顔をくれる”ブルボンのお菓子を、「周囲に必ず一人はいる、気になる男の子」に置き換えたシリーズ。全5本となる今回の動画では、パワーアップして気になる男の子が5タイプのキャラクター別で登場!そんな5タイプのキャラは、「王道イケメン」「チャラ男」「ヤンキー」「理系男子」「子犬男子」。動画は、妄想女子のリアルな目線を中心にしながら、文字通り甘すぎな展開が繰り広げられ、胸キュン必至。放課後、突然の雨で2人きりになる「王道イケメン篇」、不意打ちの頭ポンポンがたまらない「チャラ男篇」、危ない見た目に反して心優しい「ヤンキー篇」、メガネキャラがまぶしい「理系男子篇」、母性本能くすぐられまくりの「子犬男子篇」…。それぞれのシチュエーションは、現役女子高生120人から独自のアンケート調査を行いストーリーに盛り込まれているようで、リアルなストーリーが期待できそう。高杉さんは、「再び『甘杉くん』ができることになって嬉しいです。今回は、5人のいろいろなキャラクターの甘杉くんが出てくるので、ぜひ皆さんに違いを楽しんでいただきたいです」とコメント。また、撮影は楽しかったと話す高杉さんは、中でも自身のお気に入りは「理系男子」だそう。「よく考えたらあまりいままでにやったことのない役だなぁと思い、新鮮でしたね。理系甘杉くんを演じたことで『いつかがっつりとやってみたいなぁ』と思うきっかけにもなりました」と話し、「皆さんもぜひ全てのムービーを見て、どのキャラクターが好きか教えて頂けると嬉しいです!」と呼びかけた。「5人もズルイよ!全員甘杉くん」は10月16日より毎週月曜日ブルボン公式Twitterおよび公式YouTubeチャンネルにてより5週連続配信(全5本)。(cinemacafe.net)
2017年10月11日