近年は『翔んで埼玉』の実写映画化がヒットし話題にもなっている漫画家・魔夜峰央氏による名作ギャグ漫画『パタリロ!』の、舞台「パタリロ!」~霧のロンドンエアポート~が、2021年1月21日〜31日、東京・天王洲 銀河劇場で上演される。「Mr.パタリロ」と名高い加藤諒主演によるシリーズは2016年より上演され映画化もされたが、キャストを一新し、メインキャラであるバンコランの過去に迫る原作でも屈指の人気エピソードを舞台化することとなる。今回は、マリネラ王国の若き国王・パタリロ役を続投する加藤諒と、MI6所属のエージェントであるバンコラン役を演じる宇野結也(男劇団 青山表参道X)にインタビュー。作品の面白さや、キャストを一新した舞台についての思いを聞いた。○■「自分が引っ張るぞ」という気合い――お二人はすでに共演経験があるとのことですが、互いにどんな印象でしたか?加藤:宇野くんとはNHKの『民謡魂 ふるさとの唄』という番組で、”長州ファイブ”という歌とお芝居を1回やったんです。でもそのあとビジュアル撮影であったら、すぐバンコランになってました! 早かった。宇野:それは嬉しいな。加藤:何の心配もしてなかった。長州ファイブをやってる時に、本人から「バンコラン役やります」って知らされたんですよ。演出の(小林)顕作さんからオーディションをやってるというのは聞いてて、「芝居のうまさとかは関係なくて、人柄を見たい」と言っていたから、バンコラン役に決めたってことは、「おかしい人なんだな」って。宇野:(爆笑)――"人柄"ってそういう意味なんですか!?加藤:面白い子が来るんだな、と(笑)。宇野:逆にプレッシャーですけどね!(笑)――宇野さんは『パタリロ!』はご存知だったんですか?宇野:知ってました! 見た目でバンコランが好きだったんです。ただ、推しはマライヒなんですよ! だから、バンコラン役で良かったと思いました(笑)。でも最近、パタリロとバンコランの関係について愛おしく思えてきて。加藤:あ〜、だんだんパタリロとバンコランとマライヒが家族みたいに思えてくるんですよね。ほっこりします。――キャスト一新となりましたが、舞台『パタリロ!』の第一人者である加藤さんはどんな心境でしょうか?加藤:第一人者!?宇野:そう思う! アニメや漫画を見ても、ずっと諒くんで再生されちゃう。加藤:うそ~! 本当に!? でもそうですね、「なんで自分だけ残るの!?」とは思いました(笑)。あとはキャストを見た時に、ミュージカル『テニスの王子様』出身の子が多くて。実を言うと、『テニミュ』の振り付けをやっていた本山新之助さんが、僕の小学校の時のダンスの先生なんです。宇野:新之助さん!? そうなんだ!加藤:だからダンスの基礎は一緒なんです。新之助先生ってめちゃくちゃ厳しいから、そこで鍛え上げられた人たちが来るのは楽しみです。みんな年下だから、お兄さんにならなきゃってすごく思う! 今までは中堅くらいだったから不安ですけど、「自分が引っ張るぞ」という気合いでやりたいです。――『テニミュ』出身の方が多いとのことですが、宇野さんはもう皆さんと共演もされてるんですか?宇野:ほぼ知ってますし、マライヒ役の後藤(大)に関しては、はちゃめちゃに共演しています(笑)。『パタリロ!』の前の舞台『HELI-X』でも共演するし、連続しています。今回のマライヒとデミアン(川上将大)はプライベートでも愛し愛されなので(笑)。タマネギ部隊の皆は、共演はしてないですが同じ青学(せいがく:ミュージカル『テニスの王子様』青春学園中等部)の後輩が多いですね。(原嶋)元久君は同い年の先輩です。――『テニミュ』で手塚を演じていた宇野さんからすると、青学キャストは学校の後輩みたいな感覚なんですか?宇野:本当に、そんな感覚があります。不思議ですね。加藤:『テニミュ』ならではですね。○■絶対に本当にキスしてもらいたい――改めて『パタリロ!』についてですが、子供の頃は何も考えずにギャグ漫画として読んでたけど、今読むと結構濃厚で驚く内容で。加藤:アニメを見ていても、結構過激で、これを子供たちが喜んでたと思うと、すごいなと思いますよね(笑)。宇野:80年代に同性愛を描いているのが先駆けだと思うし、それが2020年になっても続いていて、改めてすごい。加藤:ミーちゃん先生(魔夜峰央)に聞いたら、女性の絵が描けないから、マライヒとバンコランが恋愛関係に発展したんだって。宇野:女性が描けないんですか!? それにしては美しすぎますけど!加藤:マライヒも、もう、妊娠してますからね(笑)。マライヒの妊娠、舞台で見たいな〜! 前回伏線を張って終わってるから、いつかやってほしいです。でも、今回もまだ脚本がどうなるかわからないから、来るかも? 大体1つの大きなお話に色んなエピソードが入ってきたりするので、もしかしたら入ってくるかもしれないです。――宇野さんはマライヒ推しとのことですが、どんなところが魅力なんですか?宇野:もう、かわいい! あんな風に愛されたら、本当に好きになっちゃう!加藤:原作の「霧のロンドンエアポート」でも、最初にバンコランの髪の毛を三つ編みしてるマライヒがめっちゃかわいい!宇野:地毛でやって欲しい! 自分の髪の毛を結われる感覚を味わいたい!(笑) 本当にかわいいんですよね。ビジュアル撮影で後藤のマライヒにも会ったけど、かわいかった。スタイルがいいんですよ。加藤:どっちが背高かった?宇野:ほぼ一緒なんです。加藤:だったら、キスはしやすいよね。『パタリロ!』では、絶対に本当にキスしてもらいたいと思っているんです。前回のバンコラン(青木玄徳)とマライヒ(佐奈宏紀)にもそう言ったら、どんどんキスシーンが長くなっていって、音もすごく聞こえてきて。でも、2作目の時にキスシーンが減っちゃったら、ファンの方からのアンケートに「バンコランとマライヒはちゃんと愛し合ってなきゃダメだ」という意見があったので、大阪公演から増えたんです。僕も『パタリロ!』に偽物のキスはいらないと思うので、本物の愛を示してください!宇野:任せてください! 1度、ワークショップで男性との恋愛を演じた時に「愛せる!」と思ったんです。それまでは考えたことがなかったけど、役として、愛せる! 今のこの状況だからこそ、『パタリロ!』みたいな作品に笑いを届けて欲しいし、その中でよりリアルな世界観、作品で出来る限りの限界を届けたいなと思います。加藤:本当に、ニュースを見てるとけっこうしんどくなる。こういうご時世だからこそ、『パタリロ!』を観て笑ってほしいと思います。今、世界に笑いが足りない。笑顔になってもらいたい!――笑いという点ではやはり『パタリロ!』ですよね。今回は若い頃のバンコランも出てくると思いますが…。宇野:そこが「霧のロンドンエアポート」の1番面白いところでもあると思います。あのバンコランが、デミアンの前ではメロメロで、乙女みたいになっちゃう。加藤:そこを楽しみにしている人は絶対いっぱいいる!――今回、加藤さんが楽しみにしてるのはどんなところですか?加藤:まずは、このメンバーで舞台『パタリロ!』をやるとなった時に、自分はどう演じたらいいかなというところがすごく楽しみです。メンバーが替わったから違う感じにしたいとは言っていたんですけど、結果「一緒になっちゃった」ということでもいいと思うし。宇野くんと後藤くんも楽しみ! 佐奈くんのマライヒは、クレイジーボーイだったので……(笑)。宇野:佐奈とはとても仲良いですけど、すごいですからね(笑)。でも、後藤もなかなかですよ!加藤:後藤くんはかわいいマライヒでいてほしい!(笑) ビジュアルもすごく綺麗だし。佐奈ちゃんは本当にクレイジーで、自らきわどいポーズしたりとか、とにかくすごかった。○■こういう時代だからこそ笑ってほしい――ちなみに『パタリロ!』は少女漫画ですが、人生の中で好きだった少女漫画はありますか?宇野:えっ、ないかも! でも『カードキャプターさくら』が好きでした。少女漫画かな?加藤:僕も『カードキャプターさくら』大好きです。六本木の原画展も1人で行ったし、コラボカフェも行ったし、さっきも楽屋でスタイリストさんと「一番チャーム」の話題で盛り上がってました(笑)。青春時代には少女漫画の実写化も多くて、『ハチミツとクローバー』にハマって多摩美(多摩美術大学)に入ったんだけど、学長から「『ハチミツとクローバー』みたいなことを期待して入学した人は、諦めてください」と言われて(笑)。でも、『ハチクロ』好きな子が多かったから、「ハチクローゼ」というサークルを作って皆で遊んでいました。『花とゆめ』の『フルーツバスケット』も好きで、小学生の時にアニメ化されたけど静岡で放送してなかったから、ビデオを親戚に送ってもらっていました。あとは矢沢あいさんの『NANA』『パラキス』(『Paradise Kiss』)も!宇野:『NANA』も少女漫画に入るんだ!?加藤:もしかして、知らないだけだったんじゃない?宇野:『ハチクロ』も『NANA』も読んでました!加藤:高校のクラスには男子が3人しかいなかったから、女子たちとみんなで映画館に『NANA』見に行ったりしてましたね。宇野:めっちゃいい! 青春! 俺なんて、部活終わりに食べ切れないラーメンを食べに行っていました。加藤:それもいいじゃん! 憧れるよ!――それでは、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをいただけたら。宇野:『パタリロ!』は今も原作が続いていて、ファンの方やミーちゃん先生の熱い思いがあるし、諒くんをはじめとしたこれまでのキャストの方が築いてくれた土台があるからこそ、今回の舞台があると思います。リスペクトを込めて全力でいただいたキャラクターを演じて、新生舞台『パタリロ!』の座組みを盛り上げていきたいです。こういう時代だからこそ、みなさんと大笑いして楽しい作品を届けていけたらと思います。加藤:すご~い! しっかりしてる~! 僕は、今回キャストが変わっている中で、初演から演じているのが自分しかいないので、前作の魂を伝えつつ、新しいキャストには、彼らにしかできない役を演じて欲しいと思います。前作のファンの方たちが楽しめる要素は僕が担いますので、みなさんがそれぞれのオリジナリティを活かして自由にやってくれたら嬉しいな。新しいパタリロをぜひ楽しみにしていただきたいです。1月の公演なので、初笑いしに来てください!■加藤諒1990年2月13日生まれ、静岡県出身。2000年に『あっぱれさんま大先生』にて芸能界デビューして以来、様々な作品・バラエティで活躍。特に2016年からの舞台『パタリロ!』シリーズは当たり役として話題となる。近年の出演作にドラマ『アシガール』シリーズ(17年)、『ルパンの娘』(19年〜)、ドラマ「僕は歌が歌いたい」(20年)、映画『ギャングース』 (18年)、『翔んで埼玉』『パタリロ!』(19年)、『一度死んでみた』『事故物件 恐い間取り』『とんかつDJアゲ太郎』(20年)などがある。公開待機作に映画『老後の資金がありません!』(2021年公開) 、ドラマ『バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間〜』など。■宇野結也1992年5月21日生まれ、岐阜県出身。男劇団 青山表参道Xのメンバー。2016年にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 手塚国光役でデビューし、その後様々な作品で活躍する。主な出演作にドラマ『ドクターY 外科医・加地秀樹』(18年)、『真・三國無双 赤壁の戦い』(19年)、舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-(19年)、ミュージカル「陰陽師」~大江山編~中国14都市にて(19〜20年)、主演舞台『あいまいばかりの世界』(20年)、舞台『HELI-X』(20年)など。ヘアメイク:伊熊美砂 スタイリスト:東正晃(加藤諒)
2020年12月17日株式会社メルカリは、株式会社ローソンと共に2020年7月1日からのレジ袋有料化を前に、通常は捨てられてしまうレジ袋にも付加価値を与えるべく、「モノガタリ by mercari」に寄稿している伊坂幸太郎氏、吉本ばなな氏、筒井康隆氏の小説を印字したレジ袋“読むレジ袋”を、2020年6月24日~26日の3日間限定で全国のナチュラルローソン138店舗※にて無料配布いたします。※筒井康隆氏『花魁櫛』のレジ袋は、ナチュラルローソン芝浦海岸通店にて26日限定で配布になります。“読むレジ袋”は、通常は捨てられてしまうレジ袋に「小説を読む」という新たな価値を与えたレジ袋です。レジ袋にはメルカリが2020年4月から始動したプロジェクト「モノガタリ by mercari」で連載されたモノにまつわる3つの小説が印字されています。国内では年間450億枚のレジ袋が使われていると推定※されており、捨てられがちなレジ袋に小説という付加価値を加えることで、身のまわりのモノにも一つひとつに価値があると気づきを与え、改めてモノとの向き合い方について考え直すきっかけになることを願い、企画しました。ナチュラルローソンでは「人と地球にやさしい」をテーマに、環境に配慮し自然に優しい天然成分を使用した化粧品の取り扱いや、紙製包材を使用した弁当や調理パンを販売するなど、これまでも積極的に環境対策に取り組んでまいりました。※環境省の中央環境審議会の専門委員会資料より(2018年実績)このような経緯から、これまでもSDGsを積極的に推進してきたナチュラルローソンと「モノガタリ by mercari」の取り組みの方向性が一致し、7月1日のレジ袋有料化を前に共同でサステナブルな社会を目指したアクションとして、ナチュラルローソン138店舗にて“読むレジ袋”を配布します。なお、本レジ袋は環境に配慮し、バイオマスプラスチック※を50%以上配合しております。※バイオマスプラスチックは、石油ではなく再生可能資源である生物資源(バイオマス)を原料とするプラスチックです。環境負荷が少なく、かつ炭酸ガスのバランスを崩すことの無いなどが特徴です。■背景メルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことをミッションに、誰かにとって不要になったモノが、他の誰かの役に立つ、そんなマーケットプレイスを目指しています。その信念のもと、モノにまつわるストーリーを通じてモノの価値を伝えるプロジェクト「モノガタリ by mercari」を2020年4月28日より始動いたしました。10名の有名作家に寄稿いただいたモノに関する小説は、プロジェクト開始初日にツイートした作品の反応数は211万(6月20日時点)などを一つひとつのモノが持つストーリーに共感いただいた読者のコメントが相次ぎました。ローソンは、店舗を起点に「3つの約束」として、「圧倒的な美味しさ」、「人への優しさ」、「地球(マチ)への優しさ」の実現を目指しています。「地球(マチ)への優しさ」として、環境課題の解決を目指し、商品のプラスチック削減や店舗のCO2排出量の削減、食品ロス削減などの取り組みを進めています。また、ローソンでは7月1日からのレジ袋有料化に先駆け、5月18日から一部店舗にてレジ袋の有料化実験を行っております。実験店舗ではレジ袋をご購入されるお客様は全体の約3割で、マイバッグを持参されるお客様やレジ袋不要を申告されるお客様が増えました。今後もマイバッグ持参のご協力やレジ袋有料化のお客様への周知を図ることで、さらなるレジ袋削減を目指してまいります。■配布概要・配布期間:2020年6月24日(水)~2020年6月26日(金)※配布時間は各日14時~予定・配布個数:各店舗、各日100枚 ※なくなり次第終了・配布場所:ナチュラルローソン 138店舗※帝京大学病院本院・アーバンドックパークシティ豊洲・S六本木ヒルズ・S六本木ヒルズ50F・港日赤通り・順天堂医院B棟・プラナ東京ベイ・東品川四丁目・クオールアトレ竹芝・SOCOLA武蔵小金井クロスを除く※筒井康隆氏『花魁櫛』のレジ袋は、ナチュラルローソン芝浦海岸通店にて26日限定で配布になります。・配布方法:各店舗内、専用ブースにて配布・配布スケジュール:2020年6月24日 伊坂幸太郎「いい人の手に渡れ!」2020年6月25日 吉本ばなな「珊瑚のリング」2020年6月26日 筒井康隆「花魁櫛」※筒井康隆「花魁櫛」のみ、Twitter・公式サイトでの作品公開に先行してレジ袋を配布■「モノガタリ by mercari」概要「モノガタリ by mercari」は、筒井康隆氏、吉本ばなな氏など日本を代表する有名作家や小説デビュー作『ふたご』が直木賞候補にノミネートした「SEKAI NO OWARI」の“Saori”こと藤崎彩織氏ほか、10名の書き手が書き下ろした「モノ」のストーリーをメルカリ公式Twitterで発表するプロジェクトです。・投稿期間:2020年4月28日~2020年6月30日・特設ページ:・メルカリ公式Twitter:・公式ハッシュタグ:「#メルカリのモノガタリ」■「メルカリ」についてメルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションに、フリマアプリ「メルカリ」の開発・運用を行っています。世の中には価値があるモノが捨てられてしまうなど、地球資源が無駄になっていることが多いと私たちは考えており、個人間で簡単かつ安全にモノを売買できる「メルカリ」を日本とUSで展開しています。■「ナチュラルローソン」について「毎日だから大切に」をコンセプトに、“美しく健康で快適な”ライフスタイルを身近でサポートするお店です。都内を中心に145店舗(2020年5月末現在)を展開し、素材にこだわったオリジナル商品や、有名ブランドとのコラボレーション商品など、ナチュラルローソンでしか手に入れることのできない商品を取りそろえています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月23日クラフトマンシップあふれる、モダンなかたいプリンを、乃木坂46の遠藤さくら&筒井あやめが紹介。モダンなかたいプリンWHITE GLASS COFFEE(ホワイト グラス コーヒー)生クリームを入れずぷるっと仕上げた、噛んで味わう『ホワイト グラス コーヒー』の「濃厚プリン」¥380。卵感しっかり。『green bean to bar CHOCOLATE』がプロデュースするロースタリーカフェだけに、スイーツが充実!東京都渋谷区桜丘町23-18TEL:03・6416・45508:00~21:00(土・日・祝日11:00~20:00)無休DIXANS(ディゾン) 神保町パティシエメイドのこくまろプリン。系列のパティスリー『ドゥ・ボン・クーフゥ』『ル・コフレ・ドゥ・クーフゥ』から届く生菓子と挽きたてのコーヒーで、ゆるりと過ごせるカフェ。このプリンはパティスリーでも味わえない、『DIXANS 神保町』だけのメニュー。オーブンで湯煎焼きして仕上げたこくまろな味わいが、アマレットシャンティでさらにリッチに。プリンセット¥1,200(税込み)プリンは神保町店限定メニュー。夕方には売り切れることも。東京都千代田区神田神保町1-24-1~2FTEL:03・5244・56188:00~19:00(18:30LO)、土・日・祝日11:00~18:00(17:30LO)不定休egg baby cafe(エッグ ベイビー カフェ)プリンで味わう卵料理専門店の本気。卵料理専門店のプリンはエッジが立った直方体。熱の伝わり方で食感が変わるからと、色んな型で試行錯誤し、行き着いたのがステンレスのテリーヌ型で大きく蒸し焼きして切り分けるこのスタイル。プリッと中までかたいのに、舌にのせれば想定外に口どけがよく、香ばしいカラメルに負けることなく卵感しっかり。エッグベイビープリン¥450(14:00~)プリンは14:00~取り扱いが始まり、すぐに行列に。卵サンドも人気のツートップ。東京都台東区上野5-10-9TEL:03・6823・115510:00~22:00(21:30LO)無休NORIZ COFFEE(ノリズコーヒー)芳醇に香る、コーヒーのためのプリン。店主・田中宣彦さんが有名ホテルのフランス料理人である友人と生んだ、コーヒーと楽しむプリン。茨城の奥久慈卵を卵黄多めに配合してコクを深め、ラム酒で芳醇な香りを纏わせて。焼き上がりから1~2日寝かせることで、さらにまろやかに仕上がる。深みがありつつ苦すぎない、中煎りに自家焙煎したコーヒーと。自家製プリン¥430(以下、全て税込み)5~6種から豆を選べるドリップコーヒーは¥480。プリンとなら「コロンビア」がオススメ。プリンは+¥60で生クリームのせにも。東京都武蔵野市境2-8-1TEL:非公開10:00~19:00木・金曜休Ayame Tsutsui2004年6月8日生まれ、愛知県出身。4期生。乃木坂46の全シングル衣装の制服を着て撮影した特設サイト、「筒井あやめ 制服コレクション」が話題。ニット¥23,000(カレンテージ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)スカート¥30,000(ビリティス・ディセッタン/ビリティス TEL:03・3403・0320)イヤーカフ¥10,000(サスキア ディーズ/フレームワーク ルミネ新宿店 TEL:03・5324・7676)Sakura Endo2001年10月3日生まれ、愛知県出身。4期生。24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』では初めてセンターに抜擢。おやつはみたらし団子が大好物。ワンピース¥38,000(ビリティス・ディセッタン/ビリティス)リング¥25,600(FARIS/ジョンブル 原宿 TEL:03・3797・3287)※『anan』2019年10月2日号より。写真・山口 明土佐麻理子スタイリスト・武政ヘア&メイク・KUBOKIpakuchan(共にThree PEACE)取材、文・chico(by anan編集部)
2019年09月28日昔懐かしくてキュート。かためプリンがたまらない!名店で愛され続ける、憧れのレトロプリンを、乃木坂46・遠藤さくら&筒井あやめが紹介。レトロなかたいプリンGouter De Maman(グーテ・ド・ママン)『グーテ・ド・ママン』の「キャラメルプディング」¥420 。南蛮窯でじっくり卵の力を引き出すことで弾力と口どけが両立!1983年から続く洋菓子店。三富恵子さんの優しいお菓子に長年のファンも多い。プリンは数量限定、電話で取り置きが安心。東京都港区三田2-17-29-1FTEL:03・3456・320511:00~19:00日曜休(不定休あり)ヘッケルン日常にそっと寄り添う名物プリン。1971年の創業時からコーヒー&プリンが看板の喫茶店。蝶ネクタイがトレードマークの森静雄さんがクルッと鮮やかな手つきで型から出すプリンは、鼈甲色のカラメルが艶やか。舌にふるりととろければ、卵の旨味と穏やかな甘さがじわり。さっぱり素朴、毎日でも食べたくなるこの味を求め、今日も常連さんが通い詰める。ジャンボプリン¥350(税込み)サイホンで丁寧に淹れるコーヒーとプリンのセットは¥600。50年近い常連さんも。東京都港区西新橋1-20-11安藤ビル1FTEL:03・3580・56618:00~19:00(土曜~17:00)日・祝日、第2土曜休喫茶 DEN(デン)プリンを覆い隠す、ソフト巻きの衝撃。プリンを注文すると運ばれるのは、ソフトクリームを巻いた迫力のひと皿。根本さんファミリーが営む喫茶店で40年ほど前から変わらぬ光景であり、遊び心溢れるメニューを次々生み出したお父さんの発明の一つ。ソフトクリームとプリンは一緒に食べるのが正解。すっきりした甘さと乳味がプリンを優しく引き立ててくれる。プリン¥550(税込み)1972年創業。ソフトクリーム&コーンがそびえ立つフロート類など個性派メニューが人気。プリンは弾力あり。東京都台東区根岸3-3-18TEL:03・3875・30099:00~19:00(18:00LO)木曜休武蔵野珈琲店オーソドックスな喫茶店プリンの理想型。濃いめのコーヒーとよく合うプリンには、マスター・上山雅敏さん曰く「一度知ったら他は使えなくて」と、マダガスカル産バニラビーンズを惜しみなく使う。お皿にしっかり立つプリンを口にするとたちまちフワッと消えて、卵とミルク、そしてバニラの香りに包まれる。ビターすぎないカラメルでまとめられる、余韻までも心地いい。プリン¥450(税込み)吉祥寺で38年、静かに時を刻む珈琲店。コーヒーは全てネルドリップ。又吉直樹さんの小説『火花』にも登場。東京都武蔵野市吉祥寺南町1-16-11-2FTEL:0422・47・674111:00~23:00無休Ayame Tsutsui2004年6月8日生まれ、愛知県出身。4期生。乃木坂46の全シングル衣装の制服を着て撮影した特設サイト、「筒井あやめ 制服コレクション」が話題。ニット¥23,000(カレンテージ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)スカート¥30,000(ビリティス・ディセッタン/ビリティス TEL:03・3403・0320)イヤーカフ¥10,000(サスキア ディーズ/フレームワーク ルミネ新宿店 TEL:03・5324・7676)Sakura Endo2001年10月3日生まれ、愛知県出身。4期生。24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』では初めてセンターに抜擢。おやつはみたらし団子が大好物。ワンピース¥38,000(ビリティス・ディセッタン/ビリティス)リング¥25,600(FARIS/ジョンブル 原宿 TEL:03・3797・3287)※『anan』2019年10月2日号より。写真・山口 明土佐麻理子スタイリスト・武政ヘア&メイク・KUBOKIpakuchan(共にThree PEACE)取材、文・chico(by anan編集部)
2019年09月28日アイドルグループ・乃木坂46の4期生、遠藤さくら、賀喜遥香、筒井あやめが28日、千葉・幕張メッセで開催中の「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」にモデルとして登場した。3人は、乃木坂46のメンバー13人が出演した「GRL」のステージのトリとして、3ショットでランウェイをウォーク。遠藤は、ショートパンツで美脚を披露した。先端では、3人で投げキッスを観客に送り、会場を沸かせた。同ステージでは、齋藤飛鳥がトップバッターを務め、松村沙友理、堀未央奈、山下美月、星野みなみ、久保史緒里、佐藤楓、新内眞衣、北野日奈子、梅澤美波も出演。乃木坂46がモデルとしてランウェイを彩った。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。20回目となる今回は幕張メッセにて、“女の子のわがままが全部詰まったKIRA KIRAの魔法に包まれる夢のような空間”という意味を込めた「KIRA KIRA CELEBRATION」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催する。撮影:蔦野裕
2019年09月28日「懲役8年は大変重い刑です。結愛ちゃんは戻ってきませんが、こうなってしまったことを裁判が終わってからもしっかり考えてください。人生をやり直してください」裁判長からの説諭に、スーツ姿の船戸優里被告(27)は小さくうなずいた。’18年3月に5歳児・船戸結愛ちゃんは亡くなった。体重は標準より6キロも軽い12.2キロ、なきがらには古いものから新しいものまで170以上の傷やあざが残されていたという。それから1年半、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親・優里被告に対して、東京地裁は懲役8年の実刑判決を言い渡した。裁判長は「夫の暴行を認識しながら結果的に容認し、犯情は重い」と指摘しており、インターネット上でも、優里被告に対する厳しい声があふれている。《母親なら、なぜ体を張って止めなかったのか》《甘い幼児虐待は死刑にすべき》《自分の子供を殺して、懲役8年か》……。だが実は優里被告自身も裁判長の“大変重い刑”という言葉には、内心で違和感を覚えていたという。「私は厳しい判決だと思いました。でも優里さんは、もっと重い量刑を予想していたようです。求刑が11年でしたから、そのくらいと思っていたのでしょう」と語るのは、優里被告を担当した弁護士。「私が彼女に会ったころは、『私は鬼母なんだから、死んでもいいんだ』と言っていました。結愛ちゃんを救えなかったことも苦しかったでしょうし、逮捕されるまでの3カ月間、自分を糾弾する報道も目にする機会もあったのでしょう。とにかく“死にたい”“死ねば結愛に会える”と……。頭や心に膜がかかった状態といえばいいのでしょうか。何を聞いてもなかなか正確には答えも返ってきませんし、自分の太ももをたたき始めたり……。判断能力が低下している状態で、彼女にはカウンセリングが必要だと思いました」優里被告は再婚相手だった雄大被告(今年4月に離婚が成立)から心理的なドメスティックバイオレンスを受けていたという。彼女は法廷で次のように証言している。《私の行動や発言、すべてが怒られます。何回言っても許してくれないので、自分を傷つければわかってくれるかなと思って、自分の髪の毛を引っ張ったり、太ももを次の日真っ黒になるまでたたいたり、自分の顔をたたいたりということを見せました》優里被告が自分がDVを受けていたことを理解するまで、数カ月を要したという。彼女をカウンセリングしたNPO法人Saya-Sayaの代表理事・松本和子さんは言う。「1年ほど前、東京拘置所で何度も面会しました。いまでも優里さんは結愛ちゃんが亡くなったことについて『死んでお詫びしたい』と、言うのです。心理的DVの加害者は狡猾です。罵倒したかと思えば、急に理解してみせたり優しくしたりして、“アメとムチ”を使い分けます。彼女が自分の量刑について『短すぎるのでは』と、考えているのは、元夫からのマインドコントロールがいまだ完全には解けていないということ。とても気の毒だと思います」また公判では優里被告に対する元夫の言動を、“DVとして典型的で最悪なケース”と証言した精神科医の白川美也子医師は次のように語った。「公判での彼女の姿から、悪質なDVの影響による心の傷や解離(意識が飛ぶこと)、さらに夫の洗脳から完全に回復していないことを思わせる様子がうかがわれました。ですから当初の供述でも、“本当は何が起こったのか”を話せていたのか疑問です。今後の彼女に必要なのはPTSDや解離性障害の治療ですが、(刑務所でも)その機会が与えられ、次の人生にしっかり向き合えるようになることを望んでいます」最初は“死にたい”を繰り返す優里被告だったが、勾留15カ月を経て、少しずつ事件に向き合う気力を養っていったようだ。前出の担当弁護士が続ける。「彼女には今回の事件の資料をファイルにして渡しており、彼女は東京拘置所の部屋に、それを置いていました。ファイルのなかには結愛ちゃんの、あざだらけになった遺体の写真もあったのです。彼女は最初、そのファイルを見ることもできませんでした。しかし公判1カ月前の8月には、ようやく読むことができるようになったのです。彼女にとっては勇気が必要なことだったでしょう。最近はこんなことを言うようにもなりました。『自分が死んだら、結愛が生きていたことを覚えている人間がいなくなってしまう』と……」だが彼女には刑務所生活に入る前に、別の“罰”も待っているという。「10月1日から雄大被告の公判もスタートします。その法廷に彼女も検察側の証人として立つのです。雄大被告は事件の詳細について、ほとんど口を開こうとしないため、検察は優里さんに証言することを求めたのです。法廷では遮蔽板も立ててもらいます。でもDVの加害者と同じ場にいなければならないのは、彼女にとって恐怖だと思います。最初は『絶対に無理です』と、泣くばかりでしたが、ようやく承知してくれました。彼女も結愛ちゃんの死の真相を明らかにするために、耐えなければいけない、と考えているのでしょう」優里被告に下された刑期は8年。だが彼女は一生、わが子を救えなかったという自責の念を抱えながら生きていくのだ。
2019年09月28日『淵に立つ』の深田晃司監督オリジナル映画『よこがお』より、この度本作で初共演となった筒井真理子と池松壮亮の本編冒頭映像が到着した。本作は、無実の加害者に仕立てあげられた女・市子が、自分を見捨てた人生に復讐するため、自由奔放な“リサ”へと姿を変えてある計画を実行するという、女の哀しくも危険な復讐を描く極上のヒューマン・サスペンス。今回到着した映像は、美容院で筒井さん演じるヒロイン・市子と池松さん演じる和道が会話を交わすシーン。リサと名乗る市子は、「どこかでお会いした気がするんですけれど」と言う和道に対し、「いえ、初めてです」と答え、自分の身の上話を続ける――。いたってよくある美容院での会話にみえるが、市子が和道をじっと見つめる意味ありげな横顔からは、このあとの物語の波乱を予感させるかのよう。深田監督は、市子(リサ)と基子、2人の女性の間で揺れ動く美容師を演じた池松さんについて「和道役は、筒井さんと『演技力でも釣り合いながら対峙できる俳優さんでなければ』と思って池松さんにお願いしました」と起用理由を明かし、さらに「脚本ではもっとチャラい美容師役でしたが、20代後半とは思えない落ち着きぶりの池松さんが演じることで、ニュアンスが変わっていきました」とコメントしている。『よこがお』は7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:よこがお 2019年7月26日より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS
2019年07月24日2016年『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した深田晃司監督が、再び実力派女優・筒井真理子とタッグを組んだ新作『よこがお』が完成。併せて、筒井さん演じるヒロインの横顔が印象的なポスタービジュアルが公開された。本作は、運命を受け入れ、ふたたび歩み続けるまでの絶望と希望を描くヒューマンサスペンス。ある事件をきっかけに、“無実の加害者”へと転落した女。身に覚えのないことで不利な状況に陥り、気がつくと日常が崩壊し始めていた。誰にでも起こりうるかもしれない人生の不条理に、人はどう立ち向かえるのか…。世界が注目した『淵に立つ』監督×主演女優がタッグ『淵に立つ』でカンヌ映画祭をはじめ、世界から注目を集めた若き鬼才・深田晃司監督が自身オリジナル脚本で挑む問題作。ヒロインには、“演技者としての天才的なセンスを持つ”と監督が絶賛する女優・筒井真理子を再び起用、筒井さんは市子/リサという異なる横顔をもつヒロインを演じる。さらに、彼女の運命を握る怖ろしくも愛おしい“闖入者”(ちんにゅうしゃ)、基子と和道を市川実日子と池松壮亮が演じる。今回解禁となったポスタービジュアルには、映画を彩る3人の登場人物の“よこがお”ポートレイトがレイアウト。ところどころに施された、絵の具の染みのような跡が不穏さを感じさせる。タイトルの“よこがお”とは、その半身は見えていても反対側の姿は見えない状態であること。「一度には見ることのできない人間の複雑な多様性を描きたかった」という深田監督の思いから付けられている。また、ひと際大きく使われているのは、筒井さんが演じるヒロイン、市子/リサという異なる2つのよこがおを持つ1人の女性の横顔。この写真について、深田監督は「『よこがお』の全てを雄弁に物語っている」と絶賛。どこか無防備で危うげな表情に対し「ある女のささやかな復讐。」というコピーがかかり、どんなドラマが彼女を待ち受けているのか期待させる。そして市川さんが演じる基子、池松さんが演じる和道との2ショットは、ヒロインの過去と現在のとあるシーンを切り取ったもの。復讐を心に誓った彼女の過去とは何なのか?彼女の復讐の計画はどうなるのか?引き続き注目していて。『よこがお』は7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:よこがお 2019年夏、全国にて公開予定© 2019「よこがお」製作委員会
2019年04月03日表現者としてさらなる高みを目指す羽生結弦。原点回帰、そして今季のビジョンを織り込んだ、新プログラムに迫ります。静かなピアノの曲は音も抑えて滑りたい。幼い頃から目標にしてきた、23歳での五輪制覇。それをディック・バトン(アメリカ)以来66年ぶりに果たす“連覇”という快挙とともに達成。そしてそれにより始められると思った、自分のための、新たなフィギュアスケートへの挑戦。自分が競技者として目覚め、世界を意識する気持ちを生み出してくれた憧れのスケーターふたりの、代表的なプログラムで使用された曲を使うと決めた。だからこそ、いま自分ができる最高の技術を入れ込んだプログラムにしたいという思いは強い。その表れが、SPでジャンプをすべて後半の初めまでに入れ、その後はスピンやステップを行う構成にしていることだ。昨年4月に自ら企画・参加したアイスショーの“コンティニューズ・ウィズ・ウィングス”で、羽生はジョニー・ウィアーの、体をかがめて足の間に手を入れて回転する彼の“パンケーキスピン”に衝撃を受けたと話していた。アイスショーではウィアーだけではなく、ステファン・ランビエールなどもスピンだけで感情を表現する技術の高さを見せている。そんなスピンとステップで表現する世界を、さらに際立たせようとする試みなのだろう。自身の世界最高得点を更新する110. 53点を出したGPシリーズロシア大会では「曲自体も序盤はゆったりしているので、その中の滑りではあまりエッジの音は立てたくないし、ゴリゴリとスケートを滑らせたくないので。そういった、何かジャンプにつながる部分の難しさみたいなものも感じながら滑っています」と話していた。それは彼が『バラード第1番ト短調』を滑るシーズンイン前の言葉と共通している。静かなピアノの調べで始まる曲だからこそ、スケーティングの音も極力抑えて静かに滑らなければいけないと思う、と話していたのだ。羽生がウィアーの滑りに憧れたと話した中のひとつに、彼のジャンプのランディングのスムーズさときれいな流れがある。静かな曲調の中で力を使わずにスムーズな“静”を感じさせるジャンプをし、曲が盛り上がる後半のスピンとステップで自らの感情を爆発させるようなプログラムを意識しているのだ。日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、シーズン初戦オータムクラシックの、羽生のSPのスピンが印象的だったという。「レベル4を取るためには今までと同じことをやればいいが、今季はその組み合わせを難しいものに変えていた。それでこれまでの彼には見られないミスをしたが、本人も自分のためにスケートをすると話していたように、楽しみながら新しいことに挑戦しているなと感じました」と話している。ほぼスコアに縛られず演技ができている。フリーで彼の挑戦の気持ちが表れているのが、後半に入れている4回転トウループ+トリプルアクセルだ。このコンビネーションは着氷した足では踏み切らないために“シークエンス”扱いとなり、得点は2つの基礎点を加算した8掛けになる。羽生はそれを入れようとした理由を「今はほぼスコアに縛られることなく演技ができているので。点数は関係なく、今の自分ができる最高のコンビネーションとなるとやっぱり4回転トウループからのトリプルアクセルになると思うから、やろうかなと思いました」と話す。自分が得意にしていて思い入れのあるトリプルアクセルを2本入れたいという強いこだわりもある。それを入れることによって、連続ジャンプで2回転トウループを入れる必要がなくなることにもこだわった。エフゲニー・プルシェンコが『ニジンスキーに捧ぐ』で見せていた重厚感のあるカリスマ性を意識し、演技時間が30秒短くなり演技に余裕が持てない中で、すべてのジャンプに難しい入り方や出方を織り込む。そして最後にトリプルアクセル2本を含めたコンビネーションジャンプを3連続で入れる、極めて難度の高い構成にした。その難しさを承知しながらも、自分ができうる最高難度に取り組もうとするのは、“皇帝”とも称されるプルシェンコのこれまでの功績に敬意を払ってのものだろう。そのプログラムを自分のものとして完成させることこそ、羽生が目指すものだ。はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。4歳からスケートを始める。 2014年のソチオリンピックに続き、2018年平昌オリンピックで金メダルを獲得。五輪連覇は66年ぶりの記録。※『anan』2019年1月30日号より。写真・能登 直(a prest)取材、文・折山淑美(by anan編集部)
2019年01月27日昨年8月末、拠点であるトロントのリンクにジャージー姿の羽生結弦の姿があった。公開練習のリラックスした表情に接近。公開練習で、いい意味での力をもらっています。昨年8月30・31日にカナダ・トロントのクリケットクラブで行われた、羽生結弦の新シーズンへ向けての公開練習。クラブに入ってくる彼を数多くのカメラが迎え、ロッカールームから出てスケート靴を履く時も、間近までカメラが迫ってくる。そんな中で彼にとっての公開練習の意味を聞かれると、笑みを浮かべながらこう答えた。「ひとつには自分にとって締め切りというか、テスト的なところがありますね。人間って追われるものがないと、最終的には詰めることができないじゃないですか。そういう意味で公開練習というのは皆さんが期待して来てくれることだから、自分の中で『ここまでにある程度仕上げておかなきゃ』という、ある意味でのプレッシャーというか…。いい意味での力みたいなものをもらっています」羽生は平昌五輪の後で、「五輪というのは卒論みたいなものだ」と話していた。4年間の集大成。そのためにゼミに入って研究を積み重ね、積み重ねて結果を出すものだと。だが平昌ではケガでその期間がギュッと短くされてしまった。すべてがゼロになった状態から、またすべてを一から作り直すのが大変だったと苦笑していた。そんな状況でも大きな目標にしていた五輪連覇を果たした羽生。今季の公開練習では、五輪へ向かう気迫を心に秘めていた昨季とは違う、穏やかな表情を見せていた。そこで発表した新プログラムは、ショートはジョニー・ウィアーが’06年トリノ五輪の前にフリーで使っていた『秋によせて』。『Origin』と名付けたフリーは、エフゲニー・プルシェンコが旧採点法時代に芸術点ですべてのジャッジが満点の6.0点を付けた、伝説のプログラム『ニジンスキーに捧ぐ』で使用していた曲。共に幼い頃に憧れ、その演技に刺激を受けた尊敬する存在。ふたりには自身が企画・プロデュースしたアイスショー“コンティニューズ・ウィズ・ウィングス”に出演してもらった時に、使いたいという思いを伝え、快く了承してもらったという。「フリーはまだ自分が使ったことのないジャンルの曲。小さい頃からずっとやりたいと思いながらも、プルシェンコさんの代表的なプログラムだから自分が使うべきではないと我慢してきた曲です。彼の圧倒的なオーラだったり、ニジンスキーのポーズ、一つひとつの音に合わせている動きやジャンプなどに、ものすごく惹かれた記憶があります。ウィアーさんの『秋によせて』も、男性だからこそ出せる中性的な美しさは彼の一番の魅力だと思ったし、スピンでの手の使い方やジャンプのランディングの美しさに惹かれ、自分もこういうふうに滑りたいなと思った記憶があります」曲の中に、自分の色を入れ込みたいと思う。以前は自分の色というより、尊敬しているスケーターたちの様々な部分を受け取り、それをつなぎ合わせて自分になればいいと思っていた。だが昨シーズンあたりからは自分らしさ、色というのがやっと出せるようになったと思えてきた。だからこそふたりへのリスペクトを持ちながら、曲の中に自分の色を入れ込みたいと思うようになったというのだ。競技を続行しようと決断した彼の心の中には、4回転アクセルに挑戦し、跳びたいという強い気持ちもある。それが今の最大のモチベーションだと。だがそれとともに、新しいプログラムに自分の思いを込めて作り上げ、演じたいという気持ちもある。「プログラムに関しては何か、自分の好きなようにしちゃおうというのが一番ですね。もう素直に、自分の気持ちとか、童心の中にある夢というものを叶えてあげようという気持ちが、今はすごく強いので。だから今は、すごく子供に戻った感じです」羽生はこう言うと明るく笑った。大きく開放された心。彼はそれを存分に楽しもうとしているかのようだった。はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。4歳からスケートを始める。 2014年のソチオリンピックに続き、2018年平昌オリンピックで金メダルを獲得。五輪連覇は66年ぶりの記録。※『anan』2019年1月30日号より。写真・能登 直(a prest)取材、文・折山淑美(by anan編集部)
2019年01月26日フィギュアスケートの羽生結弦選手が出演するロッテ「ホットガーナ」新WEB動画、「マフラー男子」編と「マドラー当たる」編が15日、公開された。ロッテは、この冬「ガーナミルクチョコレート」をより簡単に、いろいろなシチュエーションで楽しんでもらおうと新動画を制作。「マフラー男子」編では、白いセーターに真っ赤なマフラーを巻いた羽生選手が、ホットガーナを飲んでホッと一息。カメラ目線で、「お疲れ様です。はい、ホットガーナ」と優しい表情で甘く語りかける。「マドラー当たる」編では、「羽生選手マドラー」を使って「5、6からの~7回転!」と遊ぶ、無邪気な羽生選手の姿を見ることができる。羽生選手の競技中の様子を再現した「羽生選手マドラー」は、羽生選手自ら監修。ジャンプやスピンのポーズには細微の部分までこだわり、躍動感あふれる仕上がりに。ホットガーナをつくって画像をSNSで投稿すると、抽選で500人にこのマドラー3種セットが当たるキャンペーンも実施する。羽生選手は、撮影の打ち合わせで「羽生選手マドラー」の試作品を渡されると、「おお!衣装の細部までこだわっていますね!」と出来栄えに感心。そのままじっと真剣な目つきで指先や衣装の細部まで確認すると、「よし、僕が技の見本になります。さらに完璧なマドラーを作りましょう!」と自らスタッフへ提案し、「結弦だけに、ユヅれないんですよね(笑)」と、衣装を脱いで、記録用のカメラに向かってマドラーのポーズと同じ体勢を披露した。そして、指の向き、角度、足の高さなど、羽生選手のこだわりが細部まで表現されたマドラーが完成。羽生選手は「それぞれのマドラーによって、回した時の感覚が全然違うんです。(ホットガーナを混ぜる際に)いろいろな回し方を楽しんでいただきたいです!」と呼びかけている。
2018年11月15日「くまのプーさん」を愛する羽生結弦選手や、「もぐたろう」紛失騒動で話題になった江口ともみさんなど、今、ぬいぐるみ愛を堂々とアピールする大人が急増中。それって変なの?いえいえ、もはや「ぬいぐるみは子どものもの」という考え方こそ古いんです。 「大人になったからといって無理にぬいぐるみと離れることは好ましくありません。『いつまでも一緒にいていいんだよ』と言いたいですね」 快獣ブースカ、リラックマ、くまモンといったキャラクターがズラリと鎮座する研究室でそう語るのは、法政大学教授の青木貞茂さん。ぬいぐるみを愛する大人が増加する背景を、青木さんはこう分析する。 「社会の変化に伴い、家庭も仕事も努力なくして安定はなく、生き抜いていくために常にバージョンアップが求められる時代。その中にあって、『ぬいぐるみ』は激流の中で自分をつなぎとめてくれる“心の錨”のような存在なんです。野球の大谷翔平さん、スケートの羽生結弦さんといったトップアスリートの方々がぬいぐるみ好きであることを公言し、アルピニストの野口健さんも自宅でくまモンと差し向かいで晩酌をしているとか。保証のない世界で闘う彼らが、ぬいぐるみに精神の安定を求め、癒しを得ていることはその典型例といえるでしょう」(青木さん・以下同) もちろん心のよりどころとなりうるものは、ほかにもある。しかしペットや人はケアが必要であり、亡くなってしまうことも。絶対的に自分を受け入れてくれる“守り神”的な存在として、ぬいぐるみは理想的だという。 また、日本では古来、長い年月を経た道具などに神が宿る「つくも神」という考え方が受け入れられてきた。 「“ぬいぐるみ愛”の根底にもこの思想が流れています。だから断捨離などといって、親がお子さんのぬいぐるみを勝手に捨ててしまうのは言語道断。自分も簡単に捨てられてしまう存在なのだと、とらえられかねない。どうしても処分したいなら、お焚き上げなどの儀式をしたほうがいいと思いますが、そもそもそこまでして捨てなければならないのでしょうか。大人になってもそばに置いておくことで、人に対しても慈しみの心が芽生える。ぬいぐるみを愛する心に、何も不都合はないのです」
2018年05月20日≪これなら負けない!≫ Twitterでこう意気込むのは、羽生結弦選手(23)のとあるファンだ。競技名は題して「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」! 羽生は4月22日、地元・宮城県仙台市で祝賀パレートを開催。平昌オリンピックで金メダル獲得という偉業を成し遂げただけに、11万人もの人々が集まった。 羽生を乗せた車は、仙台市役所までの1.1キロを40分かけて進んだ。背伸びをして手を振り、時折沿道に向かい指をさすなどサービス精神旺盛。精いっぱい、声援に応えようとする姿がそこにはあった。 ファンも精いっぱいその姿を撮影しようと努力していた。羽生は一瞬で通り過ぎてしまう。今か今かと待ち構え、人をかき分けシャッターチャンスをファンは待っていた。 しかしすし詰め状態のなかで撮影したものに、ミスは当然多い。そこで失敗した写真をあえて披露しようとTwitterで企画されたのが「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」だ。失敗した写真をアップし、それぞれがコメントを投稿するという。 たとえば興奮のあまりブレてしまい、背景しか撮れてないものにはこうだ。 ≪仙台の美しい風景をお楽しみください ≫≪杜の都≫≪本人不在≫ またせっかく羽生の姿を収めても、ブレてしまったものには≪涙でにじんだのよね、きっとそう≫と一言。遮るように謎の光が映りこんだものには≪このホヤホヤした光、たぶん私の魂(抜けた)≫とコメント。 さらに体の一部しか撮れなかったものには≪左手は写った≫≪な ぜ 顔 を 撮 ら な い の 私≫≪シャッター切る瞬間ことごとくお顔を伏せてしまう羽生さん≫とも。≪人違い≫と遠くにいる警備員らしきひとを撮影したものもある。 そんなファンの愛を改めて伝える「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」に、「むしろ熱気が伝わる!」と絶賛の声があがっている。 ≪たとえそこに…羽生が写っていなくても…羽生愛が感じられさえすれば…それは…立派な羽生写真なのです…破棄しては…いけません…≫≪現地の狂乱がとても伝わってくるのと同時に、皆さんのことが愛しくてたまらなくなる。つまり面白い≫ 羽生に、この愛は届くのだろうか?
2018年04月24日女優の吉川愛が18日、東京・神保町の書泉グランデでファースト写真集『i』(発売中 2,800円税抜 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。写真集『i』の発売記念イベントを行った吉川愛子役して活躍した後、芸能界を一旦引退したが、2017年4月から復帰して以降、女優として活躍している吉川愛。復帰作となった日本テレビ系の連続ドラマ『愛したって、秘密はある。』の女子高生役で大きな話題を集めた。そんな彼女の初めてとなる同写真集は、昨年9月に自ら望んだという三宅島でロケを敢行。無邪気な表情から大人っぽい表情など、女優としての表情とは違う様々な顔を披露している。黒の衣装が多いというプライベートとは異なる純白のワンピース姿で報道陣の取材に応じた吉川は「清楚系で色んな私の表情が撮れていて、すごく良い写真集になったと思います」と笑顔を見せて、お気に入りの写真を「普段は好きじゃない横顔」とあげて「私は魔女鼻というか鷲鼻でそれが嫌なんですが、初めて横顔で一番良い写真が撮れたと思ったのでこれを選びました」と説明。水着姿も披露しているが、「あまり恥ずかしくなかったです。ずっと楽しくできました。抵抗もなくやってましたね」と胸を張り、「お腹に筋肉をつけたくてちょっとだけトレーニングをやったんですが、もうちょっと筋肉が欲しかったですね(笑)。また写真集を撮る時があったら、ゴリゴリとまでは行かないんですけど、筋肉が見えるように引き締めたいです」と課題もあげていた。イベント前日には平昌オリンピックで羽生結弦が金メダルを獲得。「脚のケガも感じさせず本当に綺麗なジャンプでした。私も感動して応援してました。金メダルを取ってくれて本当に嬉しかったです」と感動した様子だったが、写真集の自己採点を求められた際に「今回の写真集は120点!羽生さんを超えました(笑)」と羽生がショートプログラムで記録した111.68を超える採点で自画自賛していた。
2018年02月19日66年ぶりとなる五輪連覇を成し遂げた羽生結弦(23)。絶対王者が「伝説」となった瞬間だった。 2月16日に行われたショートプログラムでは111.68点を獲得し、首位発進。フリーでも圧巻の演技を見せつけ、206.17点を獲得。合計317.85点となり、金メダルに輝いたのだ。 昨年11月のNHK杯で公式練習中に転倒し、右足首靭帯を損傷。練習再開までには2カ月間かかり、ジャンプ練習は今年に入ってから。演技構成についても直前まで迷うなど、まさにギリギリで臨んだ大舞台だった。 しかし羽生はすべてを終えた後、こう語っている。 「本当に自分がやりきれたなと思うくらいの演技ができたことがよかったと思う」 11日にカナダ・トロントから現地入りした際も「どの選手よりも勝ちたいという気持ちが強くあると思うし、ピークまでもっていける伸びしろがたくさんある」と意気込んでいた羽生。平昌五輪で金メダルを取る。そのイメージだけは揺るがなかった。 実は羽生、その夢をすでに10代のころから見据えていたという。 16年に発売されたスポーツライター野口美惠氏の『羽生結弦 王者のメソッド 2008-2016』(文藝春秋)。13歳の少年が絶対王者に至るまでの軌跡を本人の肉声とともに描いたものだが、そのなかでシニア転向した羽生の“予言”が記されている。 《14年のソチ五輪は、とにかく出場したいです。あの空気を味わって,初の五輪だからある程度緊張もするだろうけれど、『僕は五輪で滑っているだぞ』っていう空気を味わって、すごく思い切って出来るんじゃないかな。そして、18年平昌五輪は23歳で年齢的には味も出てくるし、一番ベストの年齢。平昌五輪では金というイメージです》 快挙の陰には、どんなときでも決してぶれなかった“強い信念”があったのだ。
2018年02月17日桜井日奈子と吉沢亮がW主演を務める映画『ママレード・ボーイ』(2018年4月27日公開)の追加キャストが17日、明らかになった。中山美穂、檀れい、谷原章介、筒井道隆が主人公たちの両親Sを演じる。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井)と、同い年の松浦遊(吉沢)の恋模様を描く。遊の両親・千弥子(中山)&要士(谷原)と、光希の両親・留美(檀)&仁(筒井)は、互いのパートナーを交換して再婚するという複雑な関係。自由すぎる夫婦たちを、かつて様々な恋愛を演じてきた4人が演じるが、実は4人全員がそれぞれ初共演だという。撮影現場も和気あいあいとした雰囲気で、桜井は「二家族全員が揃った初めてのシーンは皆さんの放つオーラに息ができない位のパワーを感じましたが、撮影を重ねるごとに本当のパパとママのような温かい空気で包んでくださって、ずっと一緒にいたような気がしてきました」と印象を語る。「最高に美しいママと、最高に楽しいパパの最強の遺伝子を持つ光希を演じれて嬉しかったです!」と感謝した。吉沢は「物語の中でもっともKEYとなる両親S(りょうしんズ)をこんなに素敵な皆さんが演じられると聞いたときは、正直びっくりしました」と驚きを表す。「谷原さん以外の皆さんは初めましてだったのですが、初日からとても素晴らしいチームワークで現場を盛り上げてくださり、そしてシリアスなシーンではその存在感と懐の深さで僕たちをガッチリと支えてくださいました。とても心強い存在でした」と撮影を楽しんだコメントを寄せた。原作の吉住も「こんな豪華メンバーに、あのしょうがない(私は大好きなんですが!)両親Sを演じていただくことになるなんて、有難いやら申し訳ないやら……」とキャスティングに驚いた様子。「撮影を見学させていただいた時、あの4人が3Dになって、全く違和感なくそこに居るということが、何だか不思議で…でもとても嬉しく楽しい気持ちになりました」と印象を語った。○松浦千弥子役 中山美穂コメント私はコミック原作というものに、ひとつハードルを感じていたのですが、周りに『ママレード・ボーイ』がすごく好きだったという方がたくさんいらっしゃったので、引き受けてみようと思いました。今まで初共演でもこんな気持ちになった事はないのに、撮影初日に、『あ! 知っている方たちだ!』と初めてそんな気持ちになりました。初共演の方と一緒にお芝居するというのは、緊張もするけれど、知っている方たちだからこそわかるというか、とても不思議な関係で演技ができ、嬉しかったです。この4人だから、両親Sというファンキーな設定にも拘らず、大人としての空気が出せているのが楽しかったです。○小石川留美役 檀れいコメント連載されていた頃に、『ママレード・ボーイ』を読んでいました。まさか20年以上経って、自分がこの映画に出られるとは思ってなかったので、オファーをいただいた際は、本当にびっくりしましたし、嬉しかったです。とにかく『ママレード・ボーイ』の世界観を大事に演じたいなと思いました。両親がそれぞれパートナーチェンジして、年頃の2人が同じ屋根の下で、色んな思いを抱えながら、ぶつかりあったりとか、惹かれあったりしている。普通なら学校でしかで会わない同級生が、同じ屋根の下、どうなっちゃうんだろうっていうドキドキとありえない設定だからこそのワクワク感がすごくありました。多くの世代の方に映画『ママレード・ボーイ』を楽しんでもらえたらいいなと思います。○松浦要士役谷原章介『僕も若いころ、こういう恋愛モノに出演していたな』と思い、今回は父親の役として出演するというところにとても感慨深いものがありました。4人ともが初共演ですが、違和感というか、ギクシャク感もなく、もともとこういう風にはまるようなパズルが4つ揃ったなみたいな感じがします。ありえない設定じゃないですか。ありえない設定だからこそ、主人公の2人が状況に翻弄されて、心が揺れ動いて、強く惹かれあうと思うので、そこがやっぱりこの作品の一番の魅力なのかなって思います。○小石川仁役筒井道隆僕も恋愛モノに何度か出演させてもらっていたので、親の目線から見るというのは楽しそうだなと思いました。楽しく過ごしてます。主人公の2人見てると恥ずかしいですね(笑)。あー、こういうこと、昔ドラマでしてきたなみたいな。ちょっとむずがゆい感じもします(笑)。両親たちを演じる僕たち4人はすごく年齢が離れているわけではないので、同じ世代を生きてきた空気感を感じました。その感覚が作品にも表れると良いなと思っています。
2018年01月18日子役でフィギュアスケーターの本田望結と本田紗来が4日、東京スカイツリータウンのスカイアリーナで行われた「本田望結・紗来スペシャルスケーティングプログラム」に登場した。左から本田紗来、本田望結東京スカイツリー タウンでは、本物の氷を使用したアイススケートリンク「TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK」を1月4日から3月11日の期間に東京スカイツリータウン4階のスカイアリーナにオープン。そのオープニングイベントに本田望結と紗来の姉妹が登場し、華麗なフィギュアスケートのプログラムを披露して会場を訪れたファンから喝采を浴びた。同プログラムでは衣装から選曲、振り付けまで担当したという姉の望結は「今回はいつもとはちょっと違うようにしたかったので、ペアみたいにしました」と明かしつつ、「最初の頃は紗来が小さかったんですが、今回は提案してくれたので、大きくなったなと思います」と妹の成長ぶりに笑顔。今年で4回目の登場となった紗来は「振り付けは分からなかったので、お姉ちゃんが考えてくれました。いいお姉ちゃんを持って幸せだなと思います」と姉を持ち上げ、それに対して「ありがとう」と感謝した望結は「大会のような緊張の中で2人で滑れてうれしかったです。2人で息を合わせるのは難しかったですが、たくさん練習したし無事にできてよかったです」と同プログラムでの滑りには合格点を与えていた。お正月のイベントということで、今年の目標を「Study English」と書き記した望結は「スケートで海外に行くことがあるので、1つの勉強として英語も頑張りたいと思います」とその理由を説明。望結は現在、フィギュアスケートと芸能界という二足のわらじで奮闘しているが「二刀流なんて全くできてないし、どっちも中途半端。スケートは全日本に行っただけで満足しているので、もっと上を目指していきたいです。今年はスケートもお芝居も頑張りながら、もっと視野を広げてたくさん遊びたいなって思います」と抱負を。また、平昌オリンピックへの出場が叶わなかった姉の真凜について「お姉ちゃんは姉妹の夢でもあります。またイチから家族みんなで力を合わせて頑張りたいと思います」と気遣い、昨年出場したすべての大会で優勝した紗来は「真凜お姉ちゃんと戦う時にライバルだと思ってもらえるような選手になりたいです」と力強く語っていた。
2018年01月05日(写真:アフロ) 「結弦はショックを受けて泣いていた……」 帯同していたコーチはそう明かしたという。11月10日、グランプリシリーズ第4戦となるNHK杯を棄権した羽生結弦(22)。大会前日の公式練習で転倒してしまい、右足首じん帯を損傷したのだ。 今回の欠場で、12月のGPファイナル出場は絶望的。大会5連覇という前人未到の夢は消えてしまった。さらに年末の全日本選手権や、来年2月の平昌五輪出場にも影響が出かねない状況だという。 「羽生選手のケガの状態について現時点では“全治不明”とのことで、全日本への出場も心配されています。GPファイナル出場を逃した羽生選手が五輪に出場するためには、全日本で表彰台に上がらなければなりません。もしここに出場できないとなると、五輪出場に黄信号がともってしまうのです」(前出・フィギュア関係者) だがそんななか、連盟はある計画を“画策”し始めているというのだ。 「連盟から『羽生選手が全日本に出場できなくても五輪代表に決める』との声が上がっているそうです。五輪代表の選考基準では、基本的に全日本の表彰選手とGPファイナル上位2名が出場対象となります。世界ランキング上位選手や今季最高得点をあげた選手も可能性があるのですが、そうなると全日本やGPファイナルで好成績だった選手を差し置いて繰り上げ当選させることになります。こうした措置は過去にも賛否を呼んでいます。羽生選手はケガがなければ、正々堂々と代表の座を勝ち取っていたはず。連盟のプランは屈辱的でしょう」(前出・フィギュア関係者) だが、ケガのたびに何度も蘇ってきた羽生。今回も「治療に専念し、全日本に向けて頑張ります!」と出場に意欲を見せている。 「この時期に練習できなくなるのは、羽生選手にとってかなりのマイナスです。それでも彼は『五輪本番じゃなかったのが不幸中の幸い』と言って、切り替えていますよ」(別のフィギュア関係者) 羽生は逆境を乗り越え、平昌五輪にたどり着けるのか!?
2017年11月19日家族の朝ごはんの風景によく似合う、icuraを主宰される筒井則行(つついのりゆき)さんの木のテーブルウェアたち。炉の必要なガラスや窯の必要な焼きものと比べて、筒井さんが当初「自分の手で完結できるもの」として始めた木を扱うそのものづくりは、なんだかご本人にとっても思わぬ方向に(笑)9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開されるアンジェの「あきいろ作家市」から、今日は、icuraを主宰される筒井則行さんについてご紹介しますね。■icura 筒井則行さんのこと活動名の「icura」は、初期の頃の作品であるLED照明「イクラライト」から。かわいくて、覚えやすいお名前です。岐阜の大学で土木を勉強されたという、icuraの筒井則行さん。大学で勉強する対象であった橋やダムは工期が長くスケールが大き過ぎて、小さな対象であるインテリアにどんどん興味が移っていったとおっしゃいます。その後、伝統工芸品などを扱う東京のインテリアショップで働くようになった筒井さん。筒井さん「仕事で伝統工芸品を扱う傍ら、普段の暮らしの中で使えるもう少し身近なものを自分の手で作りたいと思ったんです。でもガラスを作るには炉がいるし、焼きものを作るには窯がいる。木なら自分の手で完結すると思ったんですよね。」水に濡らして彫りやすくなった桜の木。木のプレート「ほりほり」は、やすりもかけられない、彫りの技術が試されるもの。上は彫る前の状態で、下は彫った後。キレイに揃った彫りよりも、ランダムな彫りが好きとおっしゃる筒井さん。技術が上達すればするほど揃いがちになってしまう彫りも、キレイに整い過ぎないように意識しているんだとか。こちらはスプーンの彫り風景。マスクや眼鏡をする必要のないこの工程は、流れるラジオの音が心地よい、筒井さんのお気に入りの時間。木目が1本1本異なるから特に難しいという彫りの作業。スピードも求められる工程です。最後は丁寧にやすりをかけて。やすりの土台として使うのはマウスパッド。筒井さんの創意工夫がここでもキラリ。お皿などを取ったあとの切れ端などから削り出すというスプーン。左の木のブロックから、重さもまるで異なる右の最終形へ。こうしてみるとますます愛着がわいてしまいます。どう作るのか分からないまま真夜中の公園で見よう見まねで金づちややすりを使って作品を作るところから始まったという筒井さんのものづくりは、大きな作業場をリノベーションしたり、お手製エレベーターを取り付けたり、木材小屋を作ったりとなんだか今ではものすごいスケールに。筒井さん「木工でのものづくりは簡単に始められましたが、結局のところ、ちゃんとやりだすといろいろ必要で(笑)この作業場ももともとの壁をぶち抜いてそれぞれの工程に応じて部屋を仕切りなおしたり、削る木を抑えるようなちょっとした道具も自分たちで作ったり、誰が使っても分かるように収納まで組み立てたり。外に木材を保管する小屋も建てたんですが、おととしにはそこに自分たちで木材を詰め込めるようにフォークリフトも買って、免許も取ったんですよ。」温かな気持ちになるような木のテーブルウェアを制作しながら、ゆるっとこんなスケールのことまでやってしまう筒井さんです。作業場内の筒井さんお手製エレベーターに乗っちゃいました!在庫を上階から降ろすために作っちゃったんだとか。朗らかでいて、本当にスゴい方なんです。木材を保管する小屋ももちろん手作り。といっても、この小屋はほんの一角。働く皆さんのネームプレートも木で手作りされたもの。それぞれの作業部屋にはこんな可愛い手作り時計もありましたよ。「特別なものとしてではなく、普段使いのものとして使ってほしい。」そう語る筒井さんの、木のテーブルウェア。木のぬくもりが丸ごと伝わる、筒井さんの手仕事です。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年09月18日アイドルグループ、カントリー・ガールズ、アンジュルムのメンバーである船木結が4日、都内で1st写真集『結 MUSUBU』(発売中 3,000円 税込 ワニブックス刊)発売記念イベントを開催した。船木にとって初めての写真集で、船木が掲げるアイドルとしての目標を1つ達成したことになる。船木は「まさか中学生のうちに出すとは思っていなかったので、うれしいです」と喜び、「写真集は中学3年の最後の夏休みがテーマで、田舎に遊びに行ったという設定。夏っぽくて1stらしくフレッシュな写真集になっています」とアピールした。水着ショットも披露しているが恥ずかしさよりも「謎の自信はあった」と胸を張る。「カントリー・ガールズでセクシーポーズ対決をやっているので、その成果が出せたんじゃないかな。カメラマンさんにも大人っぽいねと褒めてもらった。楽しく撮影できました」と声を弾ませた。ロケ地は地元・大阪と初めて訪れた沖縄。「沖縄の撮影前にダイエットに挑戦した。けど、当日沖縄名物をたくさん食べてお腹が膨らんじゃって。へこませるのが大変だった」と舌を出し、「大阪では新世界で撮りました。普段、行かないTHE大阪という場所に行ったので、大阪の良さも出せたんじゃないかな」と語った。船木は、事務所の先輩の"ももち"こと嗣永桃子さんが6月をもって芸能界を引退した影響でカントリー・ガールズとアンジュルムを兼任することになったが「忙しさはあるけどすごく充実している。ももち先輩もたくさんグループをやっていたので、その姿を見て自分も複数のグループに加入できたのはマイナスではないと思います。持ち歌もたくさんあってうれしい」と前向き。囲み取材では中学生ながらハキハキとしゃべる姿が印象的で、報道時から称賛の声があがった。「アイドルは歌とダンスというイメージが強かったんですが、ももち先輩に会ってからトークも考えさせられた」としっかりと"ももちイズム"を継承していた。写真集の帯には"ハロプロの未来がここに"と記してあり、この言葉に本人も「船木の船という時には"ハロ"が入っているので、まさに未来だと自分でも思うのでうれしい一言。(自分は)ハロプロの未来なので写真集を見ていただけたら!」と力強く呼びかけた。
2017年08月05日フィギュアスケート選手の羽生結弦が14日、ロッテ「ガーナミルクチョコレート 手づくりバレンタイン企画」に参加した。羽生は真っ赤なエプロンで登場し、一度溶かしたチョコレートを再び固める際に必要な"テンパリング"作業に挑戦。説明を聞いて不安げになりながらも、丁寧に作業を進める。テンパリング作業を終えた羽生は、「ふーっ」と一息。「どんどん上達していますよ」とほめられると、「いえ、本当にテンパってます! かなり……」と"テンパリング"にかけつつ苦笑した。その後も持ち前の集中力と身体能力で作業を続けた羽生は、自分でテンパリングしたチョコレートを試食すると「すごくなめらか! うわーすごい美味しい……風味が広がる!」と感動した様子を見せた。また、チョコプレートに「全力」というメッセージを書き、羽生の顔がデザインされたチョコプレートとともにホールケーキの上にのせると、特製チョコレートケーキが完成。「もったいないから食べたくない!」と言いながらも、満足そうに試食していた。バレンタインデーにちなみ、チョコ作りを体験した羽生。「一部の工程をさせていただきましたが、(実際は)もっと大量のチョコレートを使って皆さん作られるのかなと思うと、すごく良い香りがするんだろうなと」と、笑顔で想像を膨らませた。また、「挑戦することは、もちろん不安も緊張もありますし、僕も今回(不安や緊張は)ありました」とチョコ作りを振り返り、「挑戦することによって楽しさも生まれるし、達成した時のときめきって特別なもの」と、アスリートとして挑戦の大切さを説いた。
2017年02月14日俳優・筒井道隆が1日、都内で行われた3日スタートの東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『リテイク 時をかける想い』(毎週土曜23:40~24:35、全8回)制作発表に、共演の成海璃子、浅野温子とともに登場した。同作は"オトナの土ドラ"枠で放送されるオリジナル作品。一方通行のタイムトラベラーが未来からやってくる現代の日本で、タイムトラベラーたちが現代人に影響を及ぼさないように保護するという極秘任務を担う法務省 民事局 戸籍管理課の活躍を描く。"タイムトラベル"を題材にした作品にちなみ、デビュー当時を振り返った筒井。1990年に公開されたデビュー映画『バタアシ金魚』の画像が出てくると、「変わらないなあ。だいぶ変わりましたけど、基本的には変わらない」と、26年間を振り返った。デビュー時は「何も考えてない」と語り、「毎日監督に台本で殴られ、毎日怒られてました」としみじみ。「怖いところに来ちゃったなと思って、ちゃんとしなきゃと思って、頑張りました」と当時の心境を思い出しながら、「就職する気分で入ったら、すごい怖い人たちばっかりだった。本当にブラックでした」と笑顔で懐かしんでいた。
2016年12月01日オトナの土ドラ「リテイク時をかける想い」の制作発表会見が12月1日(木)、都内にて開催され、出演の筒井道隆、成海璃子、浅野温子が出席。浅野さんが、ドヤ顔で爆笑トークを繰り広げた。同作は、未来からやってきたタイムトラベラーを専用の居住区に隔離し、保護観察下に置くことを極秘任務とする法務省民事局の戸籍管理課メンバーたちの奮闘を描く。筒井さんが戸籍管理課の課長・新谷真治を、成海さんが戸籍管理課職員・那須野薫を、浅野さんが戸籍管理課パート職員のパウエルまさ子を演じる。1話完結の構成で、ハラハラドキドキのちょっと泣けるストーリーを撮影しているという同作。浅野さんが演じるまさ子は、主に現場に出掛けて行く新谷と那須野を後方支援する役割。浅野さんは、自身が2人よりも年上で、同作がヒューマンドラマと聞いていたため、「落ち着いた芝居をしようと思った」と述懐。しかし、撮影が始まると、演出家から「ボス感が出過ぎちゃうので軽くやって下さい」と注意されたエピソードを明かした。クランクインしてから当初は、筒井さんと成海さんが外出先で調査を進める場面を撮影し、その後、浅野さんを加えた3人で管理課の部屋の中でのシーンを撮ったそうだ。成海さんは、浅野さんとの共演の感想を「役柄もそうですが、すごくパワフルで、私と筒井さんが衝撃を受けました。廊下で、『私たちって地味なのですね』と話したのです。それをすごく憶えています」とにっこり。会見では、ドラマの内容にちなんで、3人が写真で過去をふり返る企画が行われた。浅野さんの過去の写真は、25年前に連続ドラマ「101回目のプロポーズ」(1991年)でヒロインを演じた際のウエディングドレス姿のもの。ウエディングドレス姿の写真について、筒井さんは「おきれいです」と感想を言葉にした。が、浅野さんから腕をバシッと叩かれるとあわてて、「いまもおきれいです」と付け加えた。成海さんも「おきれいです」と続き、そんな筒井さんと成海さんに向かって、浅野さんは、“ボス感”丸出しのドヤ顔で「あとで私の部屋にいらっしゃい!」と一喝。一連のやり取りが笑いを誘った。オトナの土ドラ「リテイク時をかける想い」は毎週土曜日23時40分~フジテレビ系で12月3日(土)よりスタート(全8回予定)。(竹内みちまろ)
2016年12月01日俳優・筒井道隆が、12月3日(土)から放送されるオトナの土ドラ「リテイク(仮)」で主演を務めることが決定。筒井さんが連続ドラマで主演するのは、2009年放送のNHKドラマ「再生の町」以来7年ぶりとなる。主人公は運命に翻弄され、輝かしいキャリア、家族、友人、全てを失った男・新谷真治。彼の現在の役職は法務省民事局戸籍監理課課長。戸籍監理課は、同僚から「やってもやらなくてもいい仕事をしている課」と陰口を叩かれているが、彼らの本当の職務は、「未来からやってくるタイムトラベラーを、専用の居住区に隔離し、保護観察下に置く」という、法務大臣政務官からの極秘指令を遂行することだった――。近い将来、タイムマシンが開発され、現代には様々な目的を持ったタイムトラベラーがすでに来ているという。そんなタイムトラベラーが現代に影響をおよぼすのを未然にくい止め、その存在が国民に知られ混乱を招くのを防ぐべく、新設されたのが、戸籍監理課。物語は、そんな新谷たち戸籍監理課の奮闘を、1話完結形で描いていく。主人公・新谷を演じるのは、90年代トレンディドラマの代表「あすなろ白書」で脚光を浴び、その後ドラマ「王様のレストラン」、NHK大河ドラマ「新撰組!」に出演。11月19日(土)には出演映画『聖の青春』の公開を控えている。新谷は東大法学部を卒業し、法務省へ入省。その後、大学教授の娘と結婚し一女を授かり、順調にキャリアを築いていたが、2年前のある日、通勤列車内で痴漢容疑で逮捕。後に嫌疑不十分で不起訴処分とはなったものの、その出来事をきっかけに、家族、キャリア、友人など全てを失ってしまう。そして、現在は法務省の地下で、閑職と言われる戸籍監理課に勤務しているという役どころだ。筒井さんは「この話は、未来から来た人たちと交流する設定ですが、あまり“未来”という設定にとらわれすぎないように、出来るだけ普通にしつつ、少しだけ未来的なものを入れていければ」と語り、「おそらく、もう一度過去に戻ってやり直せればと考える人はけっこう多いのではと思います。この新谷という男も過去に戻れるなら戻りたいと思っていますが、たくさんの未来人や現代人と関わることによって、少しずつ考え方が変化し成長していくので、その辺りを楽しんでもらえればと思います」とコメント。さらに、新谷演じる筒井さんのほかにも、戸籍監理課の職員で新谷と行動を共にする那須野薫役に成海璃子、新谷の元妻・紗栄子の弟で刑事の柳井研二役に敦士、法務大臣政務官秘書・大西史子役におのののか、衆議院議員・法務大臣政務官の国東修三役に木下ほうか、大学時代の同級生である国東に頼まれ、パートの職員として戸籍監理課で働いており、イギリス人の夫を持つパウエルまさ子役に浅野温子がキャスティング。成海さんは「少し不思議な設定のドラマですが、楽しんで演じたい」と意気込み、「筒井さんとのコンビも楽しみ」と期待を語る。最初に台本を読んだときから面白い作品になりそうと思ったという浅野さんは「設定や内容でコミカルな部分もありますが、毎話しっかりとした人間ドラマが描かれています。また、私が演じさせて頂く、戸籍管理課のパウエルまさ子とほかのメンバーの掛け合いも楽しんで頂けると思います」と本作について話し、「楽しめる要素がたくさん詰まった作品ですので、私も視聴者の皆さまと一緒にこのドラマを楽しんでいきたいと思います」とコメントを寄せている。オトナの土ドラ「リテイク(仮)」は12月3日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送(全8話)。(cinemacafe.net)
2016年11月10日俳優の筒井道隆が、12月3日スタートの東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『リテイク 時をかける想い』(毎週土曜23:40~24:35、全8話)で主演を務めることが9日、明らかになった。連ドラの主演を務めるのは、2009年のNHK『再生の町』以来、7年ぶりとなる。筒井が演じるのは、運命に翻弄され、輝かしいキャリア、家族、友人、全てを失った男・新谷真治。法務省の戸籍監理課課長という閑職で働いているが、本当の職務である、過去をやり直そうとして未来からやってくるタイムトラベラーを、"専用の居住区に隔離し、保護観察下に置く"という、大臣政務官からの極秘指令を遂行する姿を描く「SFの皮をかぶったヒューマンドラマ」(後藤勝利プロデューサー)だ。筒井は、「沢山の未来人や現代人と関わることによって、少しずつ考え方が変化し成長していくので、その辺りを楽しんでもらえればと思います」と見どころを紹介。部下役として成海璃子が出演するが、「成海さんは昔から好きな女優さんでした。自然体な人で、既成の枠にとらわれない感じがするので、一緒に仕事をするのが楽しみです」と期待を語っている。その成海は「筒井さんとのコンビも楽しみです。愛されるドラマになるよう、頑張ります」とコメントしている。ほかにも、新谷の元妻・紗栄子の弟役で敦士、法務大臣政務官秘書役でおのののか、法務大臣政務官役で木下ほうか、戸籍監理課で働くパート職員として役で浅野温子も出演。浅野は「設定や内容でコミカルな部分もありますが、毎話しっかりとした人間ドラマが描かれています」と作品への自信を示した。
2016年11月09日「2017ミス・インターナショナル日本代表選出大会」が25日、都内で行われ、東京都出身の筒井菜月さん(23歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並び世界3大ミス・コンテストの一つに数えられるミス・インターナショナル。来年行われる世界大会への出場権を賭けた日本代表選出大会がこの日行われ、書類審査および予選会を勝ち抜いた22人の候補者たちが、着物・水着・ドレス姿でアピールして美しさを競い合い、元セラピストの筒井菜月さんが選ばれた。名前を呼ばれて満面の笑みを浮かべた筒井さんは「私がこの場に立てているのは、たくさんの方の支えがあったからです。一緒に頑張ったファイナリストの皆さんはもちろん、裏で支えてくれたスタッフの皆さん、事務局の皆さん、そして会場にいるすべての皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。特に母はどんな時でも支えてくれたり最適なアドバイスをしてくれました。愛する母に感謝の気持ちを伝えたいですね」と母子家庭に育ったせいか、母親に感謝の言葉。来年行われる世界大会に向けて「もう一段階英語を上達してミス・インターナショナルになりたいです!」と意欲を見せた。高校卒業後はワーキングホリデーのためオーストラリアへ渡り、その後は同コンテストのためにミスコンの盛んなフィリピンでトレーニングを積んだという筒井さん。「この1年間はフィリピンでトレーニングをしてきました。帰国したのも4日前で風邪気味です。もちろん日本大会に向けてのトレーニングでしたが、私は世界大会を見据えてトレーニングを積んできました。セラピストもアロママッサージの仕事をしてましたが、仕事を辞めて日本代表を目指すためにトレーニングのみをやって臨みました」と背水の陣で同コンテストに臨んだという。今後の目標は「ゲストハウスの経営」といい、その理由としてフィリピン在住時にセブ島の貧困街ロレガの自立支援センター建設に尽力した経験をあげながら、「社会的に弱い立場の方に対して働ける場所を提供して自立支援を行っていきたいと思います」と話していた。なお、2015準ミス・インターナショナル日本代表には、2位に神奈川県出身の村上麻衣さん(25歳)、3位に兵庫県出身の福井千聖(25歳)さん、4位に東京都出身の文室理惠(21歳)、5位に東京都出身の大倉由莉(22歳)さんが選出。2位の村上さんは特別賞となるミスパリ ダイエットセンター ヘルシーボディ賞も同時受賞した。
2016年10月26日ロッテのミルクチョコレート「ガーナ」のCMキャラクターを務める土屋太鳳、松井愛莉、広瀬すず、そして男子フィギュアスケートの羽生結弦が8月29日(月)に開催されたイベントに登場し、真っ赤な衣装に身を包んで“ときめき”をテーマにトークを繰り広げた。羽生選手は、チョコレートのデザインの扉の向こうから真っ赤な衣装で華麗なターンを決めながら登場!これには土屋さん、松井さん、広瀬さんも一瞬で魅了されたよう…。松井さんは「ポーズも決まってますけど、笑顔も素敵でした!」とうっとり。少しずつ夏の暑さが和らぎ、秋の気配が近づいてくるが羽生選手は「僕たちスケーターにとっては、涼しいチョコの季節の到来イコールシーズンが始まるんだなという気持ち」とシーズン開幕を前にワクワクした表情を見せる。この日は、それぞれ名字ではなく下の名前で呼び合うことがルールとして課されたが、大人気の若手女優3人から「結弦くん」と呼びかけられ、羽生選手は表情まで衣装と同じく真っ赤に!「緊張します(苦笑)。『ときめきました』と言わなきゃいけないんでしょうけど…普段(『結弦くん』と呼ばれることが)ないですので…全然、顔が見れなかったです(笑)」と大テレだった。トークでは、今後挑戦したいこと、新たに始めたいことを尋ねたが、土屋さんは、映画でトランペットと出会い、肺活量が増えたと明かし、それを生かして「素潜りに挑戦したいです」と表明。これまで「陸の上でのスポーツはやってきたけど、海のスポーツはやったことがなかったので」と語ったが、羽生選手はこの発言にすぐさま反応し「ぜひ、スケートも!氷のスポーツも挑戦してみてください!」と笑顔で土屋さんをスケートの世界に勧誘していた。ちなみに土屋さんは、別の作品ではオリンピックに出場するスキーの選手の役に挑んだそうで役作りについて「結弦くんの演技での表情や目線を参考にさせてもらいました!」と明かす。また、広瀬さんは、プライベートで筋トレに励んでいることを報告!ここでも羽生選手は「筋肉」と聞いてアスリートの血が騒ぐようですぐに反応したが、ほっそりとした広瀬さんを見やり「この体のどこに筋肉が…?」と驚いたよう。広瀬さんは「お腹に意外とつき始めてます!『目指せ6パック』なんですけど、若干、気持ち悪いんじゃないかと、家族会議が開かれまして…(笑)」と明かし、笑いを誘っていた。羽生選手は「それはそれでかっこいいです!ぜひ6つに割れているところを見てみたいです」と広瀬さんにエールを送っていた。ちなみに、羽生選手自身は「ときめき」を感じるものとして、常に持参している大量のイヤホンの写真を公開。写真には8本もの種類の異なるイヤホンが写っていたが本人曰く「まだ2本くらい、本気を出していない」状態だとか。「無線で飛ばせるものもあったり、音質もそれぞれ違ってて、聞きたい音楽によってハマれるイヤホンがあるとときめきます!自分と音だけの世界に浸れるんです(笑)」と意外な素顔を見せて、会場をわかせた。改めて、シーズン開幕を変えに「これから、みなさんを元気にできるようないい演技を見せていけたら。ショートプログラムもフリーも、気持ちよく、そして気持ちを込めて滑ることができるプログラムになってますので、楽しみにしていてください!」と力強く意気込みを語っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年08月29日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の日本語吹替え版で、本田望結がヒロインの少女ソフィー役を演じることが発表になった。声優初挑戦になる本田は「すごく緊張しましたが、ソフィーになれたことは一生の宝物ですし、私の夢が叶いました」とコメントを寄せている。その他の画像少女ソフィーは、ロンドンに住む好奇心旺盛な10才の少女。ある晩、彼女は街を歩く巨人を窓から発見したことをきっかけに、心優しい巨人=BFGの暮らす世界に誘われる。本田は「アフレコのためにディズニー・アニメーションをみさせていただきました。今回は“本田望結を全部捨ててソフィーを演じる”ということを一番に考えました。『この声、本田望結ちゃんがやってたんだ!』と気付かれずに言われたらと思います」と話し、「たくさん練習しました。オーディションの時はドキドキし過ぎて、手と足が同時に動く感じで会場へ行ったのを覚えています」と振り返る。ソフィーはBFGと出会い、新たな世界に飛び込んでいくが、BFGについて「初めて映像を観た時は大きくてビックリしました。ひとりぼっちのソフィーが優しい巨人のBFGと出会って、ふたりで力を合わせて、ふたりの友情とソフィーの勇気で世界を変えていくお話なので、掛け合いのシーンを大切にやりました。最後まで『巨人て大きいな』、『一度はあの巨人の世界に行ってみたいな』と思いました」と印象を語り、「ソフィーとBFG、ふたりの思いで世界が変わっていくので、奇跡を与える物語になっていると思います」とコメント。最後に本田は「3歳から芝居の勉強をしてきた中で、今回は声だけにすべてを込めて、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います」といい、「声優さんというのがひとつの夢だったので、今回叶ってすごく嬉しいです。でも女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、出来ればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです。でも、まだ大きな大きな夢なんですけど…。この映画でもっともっとお芝居の、そして声優さんへの想いが深くなりました」と決意を新たにした。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年08月18日筒井康隆による小説で、映画やドラマ、アニメ化もされた人気作品「時をかける少女」が、主演に黒島結菜、共演に「Sexy Zone」の菊池風磨を迎え、7月期土曜9時ドラマとして日本テレビ系で放送されることが明らかになった。ある日の放課後。理科実験室でラベンダーの香りをかいでから、少女は「時を自在に超える能力」を身につけた。そこから起こる不思議な出来事…繰り返す毎日…。そして、未来からやってきた少年に抱く、初めての「恋心」。きっと、今年は忘れたくない「夏」になる――。原作は、角川書店で発売された小説「時をかける少女」。現在累計250万部を超える大ロングセラーとなっている。発売から50年、幾度となく実写映像化・アニメ化・舞台化が実現。2006年には、主人公の声優を仲里依紗が務め、細田守監督がメガホンを取ったアニメ映画が公開。2010年には、仲さんが再び主人公を演じ、中尾明慶、安田成美、勝村政信、石丸幹二、青木崇高らと共演した実写版が公開された。今回のドラマ化にあたり、そんな数々の“時かけ”映像作品には見られなかった初の試みとして、主人公の少女の心情だけでなく、未来からやってくる少年側から見たストーリーも深く丁寧に描かれるという。いままで描かれることのなかった、「彼はなぜ未来から現代に来たのか?」「現代での生活をどう感じているのか?」「少女のどこに恋をしたのか?」「自分のせいで少女に『時を超える能力』を与えてしまい、どう収拾しようと苦悩していたのか?」…など、連ドラだからこそできる丁寧な心理描写で、誰もが知るストーリーに新たな目線が追加されていく。主演を務める黒島さんは、『ストロボ・エッジ』『ストレイヤーズ・クロニクル』など話題作に多数出演するも、今回が連ドラ初主演!演じるのは主人公の少女・芳山未羽。突然身についてしまった「時を自由に超える能力」にはじめは戸惑いつつも、それを受け入れ、様々なチャレンジを始める。受験が近づいているのに未だ「将来の夢」が見つからない未羽は、この能力を使って起こる様々な出来事を通して、自分を見つめなおしていく…。“時かけ”とはアニメ作品を観たのが出会いだったそうで、今回の抜擢にはプレッシャーもありつつも「頑張ろうという気持ちが大きい」と気合充分。「いままでとはまた違った新しい『時をかける少女』に出会えると思います。見てくださる皆さんの記憶に残るような作品にするために、この一夏をキャストスタッフの皆さんと一緒に、一生懸命全力で駆け抜けたいと思っていますので、よろしくお願いします」と意気込んでいる。そして、未羽に恋をする深町翔平こと未来人、ケン・ソゴル。2122年から来た優秀な研究者である彼は、「時を超える薬」を使って2016年に来てみたものの、帰るための薬を落としてしまい戻れなくなってしまう。しかし、高校生として初めての「授業」や「学校祭」などを経験し思い出が増えていくたびに、未羽や友だち、先生や家族たちへ愛着を感じ始め…。翔平を演じるのは「Sexy Zone」菊池さん。「もう戻ることのできない高校時代において青春を過ごすことができるという、この上ないチャンスを頂いたことに対し、感謝の気持ちに満ち溢れてます」と喜びを語ると共に、菊池さんが始めてドラマに出演した“日本テレビの土曜9時”という枠に対して、「8年の時を経てこの枠に帰ってきたということもあり、少しでも成長した自分で、当ドラマに貢献できたらなと心から思います」と、抱負を述べた。ドラマ「時をかける少女」は7月より毎週土曜21時~日本テレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日VOCALOMAKETSは、「VOCALOID4 結月ゆかり 純」の公式キャラクターMMDモデル『結月ゆかり純MMDモデル』を、情報共有サイトBowlRollにて配布開始した。価格は無料。同データは、有名ボカロPが集まった「VOCALOMAKETS」が監修し、しっかりとしたきれいな歌声を持つ女性をベースに制作されたボーカロイド音源「VOCALOID4 結月ゆかり 純」の公式MMDモデルとなっている。MikuMikuDance(樋口優氏制作)、およびその互換プログラムにて使用が可能だ。また、モデリングは「ままま氏」が担当しており、クレジット表記不要・改変可、個人・同人利用可とのこと。その他、利用にあたってのガイドラインはWebサイトにて確認できる。
2016年03月31日