サントリーの新発売のビール「ザ・モルツ」のCMに「EXILE TRIBE」が出演することになり、9月3日(木)に行われた新CM発表会にメンバーの中から松本利夫、USA、MAKIDAIの3人が出席した。発表された新CM第1弾「カウンターの男たち」篇では「EXILE TRIBE」の中からHIRO、ATSUSHI、TAKAHIROら7人が出演し、横並びのカウンターテーブルでビールを飲む。さらにこの日は、10月より放送予定の第2弾のメイキングの様子も公開されたが、こちらには松本さん、USAさん、MAKIDAIさんも出演している。「EXILE」および「三代目 J Soul Brothers」のメンバーがいくつかのグループに分かれて、テーブルを囲みビールを飲みながら会話に花を咲かせる様子が映し出された。撮影をふり返りUSAさんは「3時間ほぼカメラを回しっぱなしで、普段の『EXILE』の飲み会のようでリラックスしてました」と語り、松本さんは「若いメンバーも入って絶妙な空間でした」と述懐。ちなみに松本さんのテーブルには「TAKAHIROとTETSUYAがいて、プライベートのことや仕事のこと、モルツのこと、この場では言えない話で盛り上がりました」と笑みを浮かべる。MAKIDAIさんは「HIROさんと登坂広臣がいて、懐かしい話をして、新しいメンバーが『そんなことあったんですね』と聞いたり、モルツを片手に盛り上がりました」と楽しそうに語った。CMで使われる「EXILE」の新曲「Ki・mi・ni・muchu」はアップテンポなナンバーでATSUSHIさんが作詞を担当。USAさんは「聴いた瞬間、体が動き出しました。いままでの『EXILE』になかったタイプの曲で嬉しかったです。全員でレコーディングし、ワイワイガヤガヤとしたそんな楽しさも入ってます」とアピールした。「ザ・モルツ」は「UMAMI(旨み)」を特徴としているが、「旨みのある魅力的な人とは?」という質問に松本さんは「パッと出てくるのは、『EXILE』としてデビューして14年になりますが、メンバーと居るのはかけがえのない時間であり、楽しいときも苦しいときも共に過ごしてきた仲間のことです」とメンバーの存在を挙げた。特にお酒の大好きなメンバーについて尋ねるとUSAさんは「全員が大好きなんです。ことあるごとに喜びの乾杯をしてきました」とお酒を通じて培われてきた絆を強調。この日も「新しいステージに!」という松本さんの音頭で3人は壇上で乾杯し、おいしそうに「ザ・モルツ」を飲み干していた。(text:cinemacafe.net)
2015年09月03日10月10日に公開される『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット』のポスタービジュアルが、このほど公開された。本作は、5月1日に公開された『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』で総監督を務めた押井守氏の強い要望により、劇場版の全カット責任編集を行い、27分の映像を追加したもの。押井監督自身が「今回、最もこだわって創り出した、現代を象徴するキャラクター」と明かす、テロリスト・灰原零(森カンナ)をめぐるミステリーがさらに踏み込んで語られるほか、生死を賭けた戦闘に巻き込まれる特車二課の面々の描写が新たに加えられたことで、キャラクターたちの人物像がより深く掘り下げられた。その結果、押井監督が「語るべきテーマの詰まった特濃版」と語るように、作品に込めた監督のメッセージがより鮮明に表現されたものになっている。今回公開されたポスターは、ロボットアクション要素が強調された『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のポスターとは対照的なものに。テロリスト・灰原の正体に迫る本作を象徴するように、コクピットから不敵にイングラムに迫る灰原の姿が全面に登場するデザインになっている。さらに、パイロットスーツとゴーグルに身を包んだ灰原の横には「おまえは誰だ!?」のメッセージが添えられ、ミステリアスな要素が強調されている。すでに劇場公開されている『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は、総監督である押井氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない、壮大なスケールの作品に仕上がっている。キャストには、筧利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、高島礼子、しおつかこうへい、堀本能礼、田尻茂一、藤木義勝、千葉繁らが出演している。(C)2015HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2015年06月22日モデルの筧美和子が渋谷の仮想“巨大迷路”から脱出する、映画『メイズ・ランナー』のPR企画。このほど、本企画より筧さんのコメント入り特別映像が公開となった。一瞬先も読めないストーリーと度肝を抜くシチュエーションで話題を呼び、全世界興行収入400億円突破している本作のPR企画として、日本版“メイズ・ランナー”としてモデルの筧美和子が迷路を駆け抜ける本企画。舞台となるのは、複雑過ぎる構造が、まるで“地下迷宮”と話題の渋谷駅の地下。謎の仮想迷路を東横線渋谷駅ヒカリエ改札前の7つの柱×4面=28面で展開されるデジタルサイネージで表現し、日本初となる28面のサイネージを連動させ、出口を探す筧さんが、選ばれしランナーとして縦横無尽に駆け抜ける。今回公開となったのは、筧さんからのコメントと、実際にサイネージに映し出される映像。本格的でリアルなセットの中、迷路の中をさまよう彼女の様子が映し出されている。映像の冒頭、筧さんは「様々なパターンで撮影をしたので楽しみにして下さい。そして皆さんの協力で、私を助けて欲しいです!」とコメント。続く映像では、緊迫した音楽が流れる中、薄暗い迷路の中で映し出される彼女の姿が映し出されている。今回の企画は、twitterアカウントを持つ一般ユーザーが実施期間中に「#筧美和子脱出」のハッシュタグをつけてツイートすることで彼女の脱出を手助けすることができる。前代未聞のスケールの本企画、ぜひ参加してみては?筧美和子脱出企画は、5月18日(月)から5月24日(日)の7日間開催。『メイズ・ランナー』は5月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メイズ・ランナー 2015年5月22日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film.
2015年05月18日5月22日(金)より全国にて公開となる『メイズ・ランナー』のPR企画として、元テラスハウスメンバーの筧美和子が日本版メイズ・ランナーに抜擢!渋谷駅地下の仮想迷路からの脱出に挑むことが明らかになった。一瞬先も読めないストーリーと度肝を抜くシチュエーションで話題を呼び、世界55か国で初登場NO.1、興行収入400億円突破の大ヒットを遂げているサバイバル・アクション大作『メイズ・ランナー』。このほど決定となったのは、5月18日(月)~24日(日)までの7日間、渋谷の仮想迷路にモデルの筧さんが閉じ込められ、毎日脱出を試るという前代未聞のPR企画だ。一大ムーブメントを巻き起こしたCX番組「テラスハウス」では、日本中の若者の圧倒的な支持を受け、抜群のプロポーションとスポーツ万能の才を持ち合わせた筧さん。世界中の若者から受け入れられ空前の大ヒットを記録し、MTVムービー・アワード2015では3部門受賞を果たした本作に相応しいキャスティングとして、配給元の20世紀フォックス映画がオファー、今回の起用が実現した。常に姿形を変え迫りくる謎の巨大な迷路(メイズ)を、極限の知力・体力で駆け抜けるランナーたちのサバイバルを描く『メイズ・ランナー』。本作のPR企画の舞台となったのは、複雑過ぎる構造がまるで“地下迷宮”と話題の渋谷駅地下。謎の仮想迷路を東横線渋谷駅ヒカリエ改札前の7つの柱×4面=28面で展開されるデジタルサイネージで表現し、日本初となる28面のサイネージを連動させ、出口を探す筧さんが、選ばれしランナーとして縦横無尽に駆け抜ける。そして、twitterアカウントを持つ一般ユーザーが、筧さんを導く手助けとなるキーマンとして参加できるのが本企画の大きな特徴。公式WEBサイト上でもダイジェスト版映像がアップされ、実施期間中に「#筧美和子、脱出」でツイートすることで彼女の脱出を手助けすることができる。この企画の為に、本格的でリアルなセットを組み、迷路にさまよう様子を長時間に渡って何パターンも撮影。女優としても活躍する筧さんは監督と多くのスタッフとの共同作業で、見事この前代未聞の企画を実現。その撮影の様子はこのたび公開となった本企画のメイキング映像からも確認をすることができる。筧さんはこの企画について「こんな大掛かりな撮影は初めてだったので、とても新鮮で楽しめました。そして言葉もなく表情だけで過酷な状況が伝わるようにするのが難しかったです」コメント。さらに、本映画については「究極のサバイバル・アクションと、衝撃のクライマックスが待っている映画!新しい体感型エンターテイメントだと思いました。ぜひ劇場まで足を運んでください!」と熱烈にPRしている。筧さんが全身全霊で臨んだ渋谷駅地下で繰り広げられる前代未聞の本企画。ぜひ参加してみてはいかがだろう。『メイズ・ランナー』は5月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メイズ・ランナー 2015年5月22日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film.
2015年05月11日モデルの筧美和子が東京・渋谷の仮装迷路を駆け抜ける、映画『メイズ・ランナー』(5月22日公開)のPR企画が、5月18日~24日の7日間実施されることが8日、わかった。本作は、常に姿形を変え迫りくる謎の巨大迷路(メイズ)からの脱出を目指し、極限の知力・体力で駆け抜けるランナーたちのサバイバルを描いた物語。このたび、筧美和子を日本版メイズ・ランナーに抜擢したPR企画が実施されることとなった。舞台は、構造が複雑な渋谷駅の地下。東横線渋谷駅ヒカリエ改札前の7つの柱×4面の全28面で展開されるデジタルサイネージで謎の仮装迷路を表現し、筧は迷路に閉じ込められたランナーとして、出口を探して縦横無尽に駆け抜ける。筧を導く手助けとなるキーマンは、Twitterアカウントを持つ一般ユーザー。公式サイト上でもダイジェスト映像がアップされ、期間中に「#筧美和子、脱出」でツイートすることで彼女の脱出をサポートする。なお、28面のサイネージを連動させた企画は日本初となる。同企画のため、本格的なセットを組み、迷路にさまよう様子を長時間にわたって撮影。このたびメイキング映像も公開された。筧は「こんな大掛かりな撮影は初めてだったので、とても新鮮で楽しめました。そして言葉もなく表情だけで過酷な状況が伝わるようにするのが難しかったです」と振り返り、「さまざまなパターンで撮影をしたので楽しみにしてください。そして皆さんの協力で、私を助けてほしいです!」と呼びかけている。(C) 2014 Twentieth Century Fox Film
2015年05月11日公開中の映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の大ヒット御礼舞台挨拶が9日、都内で開催され、泉野明役の真野恵里菜、後藤田継次役の筧利夫、押井守総監督が登壇。舞台あいさつ中には押井監督から、未公開カットを加えたディレクターズカット版が、10月10日に劇場公開されることが発表された。「みんなありがとゥ! 再び舞台あいさつができてありがとゥ! レインボーブリッジが封鎖されたり、爆破されたりする僕ですが、今日もレインボーブリッジを通ってまいりました!」と、まずはハイテンションであいさつした筧。続けて、長期にわたって実写版『パトレイバー』を演じてきた役者としての変化について「んー、やるべきところでやり、やらないところでは鞘に納める。その緩急ではないでしょうか。でもやりすぎて失敗して反省する毎日です!」とエネルギッシュに振り返った。筧はネットの反応も見ているそうで、「作品を受け入れているファンと受け入れていないファン、受け入れている一般の人と受け入れていない一般の人、こう別れておりますね! 芸術であり商売なので色々ございますが、最終的にはいいところに着地すると思います!」と身体でエックスを描きながら表現すると、押井監督も苦笑い。そんな筧だが、「まだまだ『パトレイバー』終わる感じがしませんし、一生このままいくんじゃないかと!」と、後藤田継次役への愛着を感じさせた。真野は劇場版の見どころについて、「特車二課の隊員たちの姿を見てほしいです。あんなにふざけたりダラダラしていた隊員たちがやる時はやる姿を見てほしいです」とコメント。公開後の周囲の反応については、「みんなから劇場版のラストの意味をすごく聞かれます。でも自分では『パトレイバー』が終わった気がしなくて、まだまだ続くような不思議な感覚があります」と語っていた。また、泉野明から受けた影響について真野は「私もオンとオフのつけかたです。私は休みの日ってどうしていいかわからなくて、仕事がしたくなってしまうほうなんですね。でも明たちを見ていて休みも必要なんだなと思うようになりましたし、ますますゲーム好きになりました」と明かしていた。押井監督は「ここで最初に(イングラムを)デッキアップして一年三カ月、豊洲に来ると帰ってきた感じがあります」と会場への思い入れを吐露。本作に関わってきてからの変化、周囲の反応については「変化は特にない。ふたつ年を取って、空手が二段になりました。反応は何もないですね。誰も何も言ってこない。気を使っているのか、僕が怒ると思っているのか……」と韜晦した答え。だが、重大発表の時には「このたび引退することになりまして……嘘です。体が動く内は映画作ります」と爆弾発言で関係者を慌てさせた。実際の重大発表は前述の通り、未公開カットを加えたディレクターズカット版が10月10日に劇場公開されることが明らかに。押井監督によれば約27分の追加があるそうで「切るべきか切るべきでないかプロデューサーとやりあった結果、お互いの顔を立てて別に作ることになった」という。押井監督は「ディレクターズカット版はやっぱり切ったほうが正解だったというような風潮があるが、この作品は27分ぶんちゃんとお得になっていると思います。自信を持っております」と独特の言い回しで表現。一足早くディレクターズカット版を見たという筧は「ファンは納得すると思います! 謎が深まる描写があって、ここ本当に切っていいの? と思いました。隊員の赤裸々な姿も描かれてます」とアピール。まだディレクターズカット版は見ていないという真野は、「夜中にたくさん撮影したシーンで本編に入っていないところがあったので、そこが入っているのかが楽しみです」と期待を寄せていた。舞台あいさつの最後に筧は「ディレクターズカット版の発表もありましたが、まだまだお祭りは続きます。近日六本木の方で限定の4Kドルビーアトモスでの上映がありますので、その時またそこで集結しましょう! 本日はどうもありがとうございました!」と締めくくった。
2015年05月10日俳優の筧利夫が7日、現在公開中の映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』で使用された実物大「98式AVイングラム」を積載したトランスポーターで都内を走行し、映画のPRを行った。このトランスポーターは、アドカーとしてすでに新宿、渋谷、銀座など都内各所を走行して本作の宣伝を行っていたが、今回、劇中で特車二課第二小隊隊長・後藤田継次を演じた筧が助手席に乗り込み、渋谷、新宿、銀座、有楽町、桜田門(警視庁前)を回遊。全長8mの巨大ロボット積載トラックと筧の突然の出現に、街頭は一時騒然に。道行く人々も、驚いて足を止め、携帯電話やスマートフォンなどで写真撮影を行っていた。筧は「劇場公開が始まりましたが、今後もデッキアップイベントを行ったりと、まだまだ『パトレイバー』は終わりません!」と力強く宣言しながら、「ここからが勝負の始まりです。皆さんもぜひ、劇場に足を運んでください! 私も今後もイングラムと一緒にいろんなところに行きたいと思ってます!」とアピールしていた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日より公開されている長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年05月08日1988年にスタートした人気アニメシリーズを世代交代したまったく新しいキャラクター&ストーリーで描く実写映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が公開されている。そこで、全7章のシリーズと長編劇場版に出演した筧利夫と真野恵里菜がインタビューに応じた。その他の画像本作の舞台は、20世紀末に登場した汎用人型作業機械“レイバー”が普及した世界。そこではレイバーに絡んだ犯罪が多発しているため、警視庁は特車二課“パトロールレイバー中隊=パトレイバー”を設立している。実写版の物語は21世紀に入った特車二課の“三代目”メンバー、泉野明(いずみのあきら)たちがレイバー犯罪に立ち向かう姿を描くもので、本作では首都圏1000万人が人質になる状況下で、テロ集団とパトロールレイバー中隊がぶつかり合う。シリーズと本作は連続して撮影されたが、筧は「ロングスパンで撮影するのは非常にいいですね。せっついたスケジュールではなく、撮影が日常になるといいますか。今回はオファーが来た時点で、シリーズと長編劇場版の脚本がすべてありましたから、そういうことはすごくめずらしいよね」と振り返り、真野は「半年間ずっと皆さんと一緒にいたのは大きかったですね。ずっと明のままで劇場版の撮影ができたので、シリーズから長編劇場版までの明の成長が、パトレイバーの世界に出会った私、真野恵里菜の成長と重なったと思います」と語る。さらに本作では全編が高精細な4Kで撮影が行われ、日本映画で初めて最新音響システムのドルビーアトモスが採用された。公開前にアトモスを体験したという筧は「あれで観るのと観ないのでは全然違うよね。一度体験してしまうと、これまでの5.1chでも音がガリガリ鳴ってるように感じる」という。「とにかく音質がクリアだし、効果音もだけど、セリフの音色がまったく違うんだよ。すごくなめらかに聞える。だから、観られるのであればアトモスで観ないとダメだよね。それから2Kと4Kもまったく違うから、できるならでっかいスクリーンで観てもらいたいよね」と力説する。初代の二課の残した“遺産”と向き合いながら、未曾有のテロに立ち向かう隊長・後藤田、旧式のレイバーを武器に最新鋭のヘリと対峙する泉野。劇中にはこれまで上映されてきたシリーズだけでなく、過去に発表された『パトレイバー』の要素がギッシリとつめこまれている。真野は「今回の映画は1回観ただけでは、なかなか気づかない部分もたくさんあると思うので、一緒に観た人と上映後に話をしてもらいたいですね」と笑顔を見せる。ついにシリーズは完結したが、筧は「やっとお客さんに観てもらえる時が来ましたし、海外の配給もふくめて“これから”が始まりですよ!」と宣言。本作が海外も含めどこまで広がっていくのか楽しみだ。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』公開中
2015年05月08日公開初日を迎えた人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の初日舞台あいさつが1日、東京・新宿ピカデリーで行われ、女優の真野恵里菜ら主要キャストが出席した。ヒロインの泉野明を演じた真野は、シリーズ公開のたびに舞台あいさつを行ってきたことを振り返り、「第1章がはじまったころの舞台あいさつは、これからいろんなことが始まるんだとワクワクしていました。でも、今日これで舞台あいさつが最後なのかと思うと寂しいです」とコメントした。2014年にスタートした、実写化プロジェクトの集大成ともいえる本作。キャスト陣は、2013年から演じた役への思い入れもひとしおで、総監督を務めた押井守氏が「気がついたら今日という日が来ちゃった。それくらい、パトレイバーと離れたことがなかった3年間でした」と感慨深く語ると、真野もうっすらと目に涙を浮かべた。久しぶりに再会した特車二課のメンバーを前に真野は、「最初は距離感があるなと思っても、しゃべるといつものメンバーの関係に戻る。撮影は終わってしまったけれども、こうやって出会ったメンバーはいつまでたっても戦友です」と感謝の言葉を述べ、「やっぱりこみ上げてくるものがある」と言葉を詰まらせた。そこにすかさず隊長役の筧利夫が「泣け! 泣け!」とあおったが、「今日は泣きません!」と、ぐっとこらえて「これから、まだまだたくさんの方に見ていただけるように、私たちもまだまだ頑張ります」と力強く語った。各メンバーのコメントのあとに、筧が合いの手を入れて盛り上げるなど、隊員・スタッフたちのチームワークのよさが随所に見られたこの日の舞台あいさつ。塩原佑馬役の福士誠治が「この日のために髪を切ってきました!」と仕込んできたネタを披露すると、カーシャ役の太田莉菜が「あれはウソです」と冷静にバラしたり、撮影中のエピソードを聞かれた御酒屋役のしおつかこうへいが「福士君と真野さんに進められた『パズドラ』が、今では福士君のランクを超えました」と告白すると、「撮影中もやってたよね」と真野と太田が手を取り合って爆笑するなど、現場の雰囲気のよさを感じさせていた。舞台あいさつには、高畑慧役の高島礼子、大田原勇役の堀本能礼、山崎弘道役の田尻茂一、淵山義勝役の藤木義勝、シバシゲオ役の千葉繁、灰原零役の森カンナらも参加。総勢12名での舞台あいさつは、新宿ピカデリーでは史上最多の記録となる。本作は、総監督である押井氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない、壮大なスケールの作品に仕上がっているという。
2015年05月01日『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が5月1日(金)に公開を迎え、押井守監督を始め、筧利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、田尻茂一、堀本能礼、しおつかこうへい、藤木義勝、千葉繁、森カンナ、高島礼子の総勢12名がそろって舞台挨拶に登壇した。メディアミックス戦略の先駆けとして漫画、アニメなどで1980年代後半から展開してきた人気シリーズの完全実写プロジェクトで、7編のイベント上映に続く長編映画となる本作。人間型ロボット“レイバー”を操る警視庁特車二課が、自衛隊から強奪された最新鋭ヘリコプターによるテロと対峙する。撮影は2年前から、企画に至っては3年もの歳月を費やして進められてきた実写版『パトレイバー』シリーズも本作の公開を持って一区切りとなる。“隊長”筧さんは、おなじみの選挙演説調の大音声で「この作品は我々だけのものではなくみなさんのもの。みなさまに捧げます!」と語り喝采を浴びる。長く泉野明を演じてきた真野さんは映画の公開に「寂しい思いもあります」と本音を吐露。「歴史が長いこの作品がこのタイミングで実写化されてお話をいただくということに運命や縁を感じていました。最初は不安でいっぱいでしたが、押井さんが選んでくださったからには、自分にしかできない明をやろうと思いました」と語る。この日は久々に特車二課の面々が勢揃いしたが、真野さんは「このメンバーはいつまで経っても“戦友”です。こみ上げてくるものがあります…」と感慨を口にする。筧さんからは「泣け!」という“指令”が飛んだが、真野さんは「今日は泣きません!」と笑顔で作品を送り出した。福士さんは初日を迎え「朝、押井さんに初めて会ったときのことを思い出しました。奇跡のように3年が過ぎました」としみじみ。太田さんは「長かったような短かったような…。今日で一区切りという感覚がなく、いまも実感がわきません。胸がいっぱいです」と語った。押井監督も「長い仕事になりました。『パトレイバー』から離れたことのない3年でした」とこの3年を述懐。今回の長編に関しては「珍しく大サービスしています。日本映画でこんなにいろいろとてんこ盛りにした作品は僕にとっては初めて」と本作への特別な思いと自信を口にする。真野さん、太田さん、森さん、高島さんら“女の戦い”を打ち出している本作だが、押井監督は「一番怖かったのは?」という質問に「うーん…」と考え込みつつ、「では一番好きなのは?」と尋ねられると「あ、高島さんです」とレギュラーの真野さん、太田さんをあっさりと袖にして即答し、会場は笑いに包まれた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日●部隊の中の非常勤講師な感じだったアニメ作品の実写化は、ファンにとって期待よりも不安が勝ることが多い。あの『機動警察パトレイバー』が実写化されると知った時も、そう思ったオールドファンは少なくなかっただろう。特に今回の『THE NEXT GENERATION パトレイバー』では、アニメ版から代替わりをした次世代の人物たちを据えながら、名前や立ち位置がセルフパロディーともいえる設定になっているため、過去の作品を知るファンはどうしてもその印象を引きずらざるを得ない。しかし、そんな思惑をよそにキャストたちはシリーズ中で独自のキャラクター像を作り上げ、実写版パトレイバーの世界を描き出していった。過去の記憶に引きずられるべきでないと気付かされたのは、見ている我々の方だったのかもしれない。だが、そうやって過去の作品から距離を作っておきながら、シリーズの締めくくりとなる長編劇場版『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』(以下、『首都決戦』)で我々はシリーズを象徴する劇場作品『機動警察パトレイバー 2 the Movie』(以下、『パト2』)の再来を見ることになる。筧利夫演じる特車ニ課隊長・後藤田継次は、ここを繋ぐキーパーソンとなっている。今回の映画について、そして後藤田という人物について、筧にお話をうかがった。○部隊の中の"非常勤講師"――『TNG パトレイバー』は、シリーズ13本+長編劇場版という形で制作されました。撮影期間も長かったと思いますが。特殊な作品でした。(撮影期間は)7カ月くらいですかね。長い間やるのは楽しかったです。――以前、主演の真野恵里菜さんはニ課棟に毎日通って、本当に勤めてるようだと話していらっしゃいましたが、隊長の筧さんはいかがでしたか?僕は撮影がそう毎日じゃなかったので、まあ非常勤講師のような感じだったかな。最初のうちは10日に1度、1シーン撮影するだけで、そのために他の9日間はずっとまんじりともせず過ごし、また1シーンやって……という感じだったので。その1カ月感は思い出深いかな。出勤日が多い月もありましたけど。――そうした毎日の関係性の中でキャラクターがつくられていったことが、劇場版の"インフラ"になったと押井監督がおっしゃっていましたが、隊員たちの距離感はどんな感じでしたか?やっぱり隊員と隊長ですからね。何考えているかわからない隊長ですし、歳も違いますし、距離感はありましたよ。近いようでいながら、最低机一台分くらいの距離感はありましたね。――それは意識してそうしていらっしゃったのでしょうか。そうですね……そうだと思います。もし本当に学校の先生みたいな感じなのであれば、もうちょっと一緒に居たと思いますね。○後藤田は「言っていることと考えていることが違う人」――撮影にあたって過去のパトレイバー作品はご覧になりましたか?『パト2』はだいぶ前にビデオで見たことがあったのですが、当時は全然わからなかったですね。パトレイバーの世界も知らないまま見たので、何もわからずに終わってしまいました。まさかその実写版で自分が隊長の役をやることになるとは思いませんでしたけど。撮影前には原作のコミックも読んだし、パトレイバーの1・2も含めて、押井監督の作品は軒並み見ました。(『パト2』は)改めて見返しても、やっぱり分からなかったかな(笑)。今回の実写版を自分で見て、やっと何かわかったような気がしています。●これは決してロボット映画ではない――後藤田の先輩に当たる後藤隊長には、どんな印象をお持ちでしたか?後藤先輩のことは、今でもちゃんとは理解できませんね。でも(後藤田が)同じ方向の役なので、後藤さんのことは押井監督の本を読んだりして研究したんですけど、押井監督が望むであろう上司像なのだなというのはわかりました。だから、(後藤が)押井さんだということですね。――では、後藤田は?そうなろうと思っても、なかなかなりきれない所があるんじゃないでしょうか。(後藤を)目指すというより、引きずられているというか。――シリーズ編ではひょうひょうとした振る舞いが印象的でしたが、『首都決戦』では正に渦中に置かれシリアスなシーンが続きました。役作りで意識して変えた部分はあったのでしょうか?長編から初めて見る方もいると思うので、少しわかりやすく演じたところはあるかもしれません。基本的にシリアスですが、全部シリアスという訳ではなくて、そうでない部分は少しコミカル目にやっていたのかなとは思うんですけど……やってないかもしれない(笑)。4Kで観るのと、2Kで観るのとでは、全然印象が違うんです。4Kのほうがより深いんですよ。表情とか、写りがぜんぜん違いますね。――シリーズでは回を重ねるたびに後藤田の存在感が増して行った印象があります。ご自身でも演じるうちに変わっていった部分はありましたか?長編では特に出番が多くて、ほとんどシリアスなのですが、そうなることはわかっていたので、シリーズの方ではありとあらゆる方向の後藤田を見せたいと思っていました。だから、演技はいろいろとその場その場で工夫してやっていましたね。もちろん、これはずっとシリーズを見てきた方にしか通用しませんけど、その方々の頭の中にはありとあらゆるシーンの後藤田のイメージが入っていると思うので、逆に今回はあまり大きく動かずにシリアスな演技を続けても、いろいろ見えてくるのではないかと思います。どちらかというと、長編では抑え目ということですね。――公安の高畑(高島礼子)が、シリーズ編に続き今回も重要な役割で出てきました。高島さんとの共演は初めてではないですし、(二人のシーンは)何か違う作品を撮っているようで楽しかったですよ。僕は長編ではほとんど隊員たちとは会っていませんでしたし。フランス映画を撮っているような気分でした。映っているものとか、風景なども含めて。フランス映画には出たことはありませんけどね(笑)。――シリーズ編では切れ者だけに危ないものはうまく避ける人物のように見えましたが、今回は使われているとわかっていながら使われる行動に出ていますね。後藤田というのは言っていることと考えていることが違う人なので。いろいろ先読みしてやっている人なんです。結局、やらないわけにはいかないんですね、高畑さんからの命令は。やらないわけにはいかないんですけど、会話の中でどれだけ探れるか、という部分がある。だから、中身としては流れのことしかしゃべってないんですけど、実はあのシーンは公安とこちらの腹の探り合いをしているシーンなんですよね。ただ、そうしながらも巻き込まれたくはないんですよ。要するに前と同じようなことが起きているので、巻き込まれれば(後藤と)同じ道を行ってしまうわけです。だからやりたくない。そのあたりの逡巡があるんですよ、前半は。先代は失踪していなくなってしまったし、同じ轍を踏まないつもりできているのに、またそういうことになっているというのが、隊長としては本当は嫌なんですよ。でも最終的には"守るため"にやる気になって……という流れですね。○決して、ロボット映画ではない――押井監督は筧さんから見てどんな方でしたか?押井さんは"総監督"というのがふさわしい方、という印象です。周りの人が出してくる技術を総合的に見て、最終的にバランス良くまとめるというところなど。監督というのはもともとそういう職業なんですけど、押井監督は特にそういう感じがします。監督自身が作るというより、ある程度は自分でやるけれど大部分は周りにやらせて、出された素材や技術を組み合わせる。そういう印象でした。今回の『首都決戦』について言えば、世間の人が好きな押井監督のアニメの感じがあるじゃないですか。完全に、その実写版になっています!――最後に、公開を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。普段、この社会で平和に生活している私たちですが、それが本当に当たり前ではないのだということが、最近徐々に分かり始めているわけです。そういった中で、少しザワついてきたみなさんの心に、この作品は深く刺さっていくのではないかと思います。これは決してロボット映画ではございませんので、心して劇場に足をお運びください。筧が演じる後藤田隊長は、シリーズ編エピソード12になるまでストーリーの中心に描かれることはなかった。だが、それまでの段階で描かれすぎないことが、時間をかけて見えない部分の見えないがゆえの存在感を示唆する要因にもなっていた。筧が狙ったとおり、シリーズから追い続けたファンなら『首都決戦』に"いつもと違う"後藤田隊長の重みを感じることになるだろう。劇場版『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は、2015年5月1日より新宿ピカデリーほか全国公開。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月29日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使用された、8メートルの実物大イングラムのデッキアップイベントが21日、東京・新宿で行われた。実物大イングラムのデッキアップは、2014年3月の豊洲デッキアップを皮切りに、吉祥寺や中野、東京国際映画祭、東京マラソン2015といった東京都内、そして大阪・京都・名古屋・福島など、全国各地で開催。吉祥寺でのデッキアップでは、駅前に観客が殺到してしまい中止を余儀なくされたこともあったが、多くの観客が集まる一大イベントとして認知されている。デッキアップイベントには、泉野明役の真野恵里菜、後藤田継次役の筧利夫、カーシャ役の太田莉菜、灰原零役の森カンナら主要キャストに加え、押井守総監督が登壇。さらに、この日のイベントは警視庁とのコラボレーションが実現し、女性白バイ隊の「クイーンズスターズ」や警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」も応援に駆けつけた。新宿駅前から歌舞伎町方向に抜ける目抜き通りの新宿モア4番街で行われたイベントには、約250人の観覧客が詰めかけ、イベントの開催をTwitterなどを通じて知ったファンが多数来場。登壇者を代表して筧が「全国各地で行われてきたデッキアップ。私がよく飲みに来る、演劇の聖地である紀伊国屋ホールのある新宿でできることを非常にうれしく思っております。デッキアップイベントは縁起物です。持ち上がった際にはレイバー様を神聖な気持ちでお迎えください」と筧節を披露すると、登壇者たちは失笑。さらに「若い頃からウロウロしていたところで、マイクを使った大音量で声を出せるということが、どれだけ幸せなことかわかるでしょうか? パトレイバーありがとう、東北新社ありがとう、思い出横丁ありがとう、テング酒場、ABCマートありがとう」と、ノリノリで演説を行い観客の笑いを誘った。イングラムとともに全国各地のイベントに出動した真野は「新宿ピカデリーで、毎回舞台あいさつをしましたが、やっとここ新宿でデッキアップイベントができました」と感慨深げな様子。今回の長編でイングラムに立ちはだかる灰原零役を演じる森は「イングラムをいつもどうやって運んできているのか疑問に思いました」と率直な疑問をぶつけると大田が「腕は取っているみたいだけど、このまま運ばれてくるよ」と回答。押井総監督は「デッキアップ、そろそろ限界かな? と。そろそろ耐用年数が限界に近いかもしれないので、今日が最後になるかもしれません。普段、歩いている新宿の町でデッキアップイベントができるので、気分は最高です」と上機嫌で感想を述べた。待ちに待ったデッキアップは、筧が音頭をとって行われ、全長8メートルのイングラムが見事に立ち上がりその勇姿を見せると集まった観客たちから大きな歓声が上がった。イベントの最後に警視庁のコラボということで筧が「警視庁の皆さんのご協力がなければ、このイベントは成立しなかったと思います。本当に皆さんのおかげです。私はこれから、白バイのおまわりさんを道路の隅っこのちょっとわかりにくいところで見かけても、なんとも思いません。喜んで皆さんに従いたいと思います。安全第一!」とのあいさつで締めくくった。
2015年04月22日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使用された、8メートルの実物大イングラムのデッキアップイベントが、4月21日に東京・新宿で開催されることが明らかになった。実物大イングラムのデッキアップは、2014年3月の豊洲デッキアップを皮切りにして、吉祥寺や中野、東京国際映画祭、東京マラソン2015といった東京都内、そして大阪・京都・名古屋・福島など、全国各地で開催。吉祥寺でのデッキアップでは、駅前に観客が殺到してしまい中止を余儀なくされたこともあったが、多くの観客が集まる一大イベントとして認知されていた。今回「やはり都内のど真ん中に立つイングラムが見たい!」という要望に応えて、映画『首都決戦』の公開目前となる4月21日に、映画の舞台でもある東京・新宿でデッキアップを敢行。開催場所は、靖国通りと新宿通りの間という街のど真ん中で行われる。当日は、筧利夫、真野恵里菜、森カンナらキャストと、そして押井守監督などが登壇する4Kプレミア上映も行われる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月11日スフレクリームでデートメイクタレントでモデルの筧美和子が、メイクを学ぶWEB番組「SUGAOメイクスクールTV」に出演。人気YouTuberのRisaに、新感触スフレファンデ「SUGAO」を使ったデートメイクを学んだ。同サイト内の「SUGAO体験ムービー」に、すっぴん姿で登場した筧。春先のお昼デートをイメージした「ショッピングデートメイク」に挑戦している。「SUGAO」を使用するのは初めてだという筧は、スフレのようなクリームを手に取った瞬間「すごーい」と一言。ふわふわした触り心地に感激した様子だ。新商品も使いこなそう「SUGAO」のクリームはベタつき感がなく、肌にのせるとさらさらとよく伸びるため、パウダーいらずのベースメイクが完成する。Risa曰く、新商品のピンクブライトタイプは、ナチュラルなのにキラキラした色味が内側から輝くような印象を与えるという。使用するアイライナーはブラウンをチョイス。目尻側が下がるようにひいてブラシでぼかすなど、デートにぴったりのメイクテクニックを丁寧に伝授している。デート別メイクも紹介今後「SUGAO体験ムービー」には、今井華も登場。少しセクシーな「ディナーデートメイク」や、接近戦もOKな究極のすっぴん風「お泊まりデートメイク」を学んでいく。(画像はプレスリリースより)【参考】・SUGAOメイクスクールTV・プレスリリース(PR TIMES)
2015年04月03日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のポスターが公開された。これまでに「時限爆弾」「スナイパー」「怪獣もの」など、シリーズ各話の内容に合わせてバラエティに富んだポスターが制作されてきたが、今回で10パターン目を迎える長編劇場版のポスタービジュアルが公開。「ニッポンが戦場になる」というキャッチコピーが添えられた本ポスターには、爆発炎上する都庁やレインボーブリッジを背景にして、リボルバーカノンを構える2体のイングラムの姿、怪しい存在感を醸し出す戦闘ヘリAH88-J2改=グレイゴーストなど、激しいバトルを予感させるロボットアクション感満載のデザインに。また、本作での主人公となる筧利夫や真野恵里菜など、特車二課のメンバーを演じるキャストたちも勢ぞろい。その中には、数多くのヒット作に出演し、強烈な印象を残す名バイプレイヤーの吉田鋼太郎の姿も確認できる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年03月12日公開初日を迎えた、人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』の初日舞台あいさつが10日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、押井守総監督、泉野明役の真野恵里菜、後藤田継次役の筧利夫、シバシゲオ役の千葉繁が登壇した。『THE NEXT GENERATION-パトレイバー-』第7章の中で上映されるエピソード12「大いなる遺産」は、押井総監督自らがメガホンをとった物語。5月1日公開の長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に繋がるエピソードとなり、押井総監督は「このエピソードだけでは完結しない部分が残されています。今回のエピソード12で疑問を並べて、答えは映画で見てねという小狡い仕掛けになっています(笑)」と自嘲した。また、このエピソード12「大いなる遺産」は、1993年に公開されたアニメーション映画『機動警察パトレイバー 2 the Movie -』の後日談でもあるため、アニメを見ている人ならピンとくる演出があり「やってはいけないこともやりました」と押井総監督。アニメ時代から出演している千葉以外は釈然としない様子だったが、途中で筧は「あれだ! たったひとつ、ここ変な話じゃないのって思った部分があった」と思わず声を上げていた。主演の真野は、ひとまず最終章の公開を迎えた感想を「最終章を迎えましたが、実感がわかずにフワフワしています。久しぶりに袖を通した隊員服ですが、若干ゆるくなっていたのがうれしいです。いま見返すと明は丸かったな」と撮影を通じてシェイプアップされた様子。千葉は自身の役どころについて「これまでのシバシゲオは、整備班班長として怒鳴りつけたりテンションが高いキャラでしたが、どっしりと構えて、間合いを取って、後藤田体調としゃべっているこれまでとは違った雰囲気になっています」と役どころを説明し、「演じていて楽しかった。そのあたりの雰囲気も見ていただけたらうれしいです」と伝えていた。続く筧は、「千葉さんとのしゃべるシーンを撮影した時は、長編版のレイバーに乗る敵の操縦者役が決まってなかったんです。で、僕が台本を読んだら、撮影スタッフのなかでピッタリの子がいたんで、押井さんにこの子でいいじゃないですか! って直談判をしたんですよ」と話すも、押井からは「覚えていません」とつれない一言。会場の笑いを誘っていた。最後に真野は「この章は、劇場版に繋がる大事な章になっています。スクリーンの隅々まで見て欲しいです。今年もまだまだ私たちは頑張りますので、みなさんも特車二課の隊員として応援よろしくお願いいたします」と5月の長編劇場版へと繋がるあいさつで締めくくった。
2015年01月10日2015年1月10日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』のポスタービジュアルが公開された。第7章のポスタービジュアルでは「守るべきものはあるか?」というコピーとともに、2015年のゴールデンウィーク公開予定の『長編版』の主役になるという隊長の後藤田継次(筧利夫)とイングラムが全面に登場。不穏な雰囲気に包まれた背景には、「特車二課解体」「ベイブリッジ爆撃」といったワードに加え、「柘植行人」(アニメ映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』で鍵となった人物名)や「Ultima Ratio.」(同作で出現した飛行船に書かれていた文字)、「正義の戦争」と「偽りの平和」(ともに同作で竹中直人演じる荒川茂樹の台詞)、さらに過去となったはずの「幻のクーデター」という言葉が書かれている。第7章のエピソード12「大いなる遺産」は、押井守監督本人によって描かれる『機動警察パトレイバー2 the Movie』の後日譚となっており、2015年GWに公開される『長編版』への布石となる、シリーズ中で最もシリアスな展開かつハードな内容になっているという。実際の物語では、病に倒れた警視総監の後継者人事が噂される中 、無用の長物といわれながら存続してきた特車二課の解体が遂に現実に。不穏な空気を察知した特車二課隊長・後藤田が、先代の隊長・後藤が特車二課の存続のために、警察内部に仕掛けた"遺産"を探り始め、かつて幻のクーデターを率い、現在は収監されている一人の男と対峙する。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日からは、エピソード10「暴走!赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が、2015年1月10日からは、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年11月21日(株式会社メルカリより)フリマアプリ「メルカリ」のユニークな新しいCMに登場する「筧美和子」さん!フリマアプリ「メルカリ」の新しいTVCMに、話題の「筧美和子」さんが登場している。またCMの全国オンエア(一部を除く)は2014年10月11日からで、この新CM【売れてない人篇】には、有名人の菅谷哲也氏やダンディ坂野氏の2名も登場している。新TVCMの内容について新しいTVCM【売れてない人篇】の内容について、カフェで筧美和子さんと菅谷氏が楽しく会話をしている。「メルカリだとすぐ売れる」という筧美和子さんの言葉に“売れていない、ダンディ坂野”氏が反応し、すぐにメルカリで出品したダンディ坂野氏のステージ衣装に、菅谷氏が気付き即購入。そして「メルカリで」と煽(あお)る筧美和子さんの前で、菅谷氏が一発ギャグとともに衣装を披露するという、視聴者を楽しい気分にさせてくれるユニークな流れだ。またメルカリの出品および購入システムの便利さが、3名の演技力で見事にアピールされている。筧美和子さんについて東京都出身で1994年生まれ。女優やグラビア アイドル、モデルなどで活動している。2013年にモデルオーディションで受賞して以来、テレビやCM、映画、雑誌や写真集など幅広い分野で活躍している。筧美和子さんのさらなる活躍を期待したい。【参考】・シーエムジャパン株式会社・株式会社メルカリ・筧美和子さんのオフィシャルブログ
2014年10月22日つかこうへいの舞台「新・幕末純情伝」と「広島に原爆を落とす日」の2作を連続上演する「つかこうへいダブルス2014」初日を前に8月28日(木)、本作で初舞台にして初主演を務める河北麻友子を始め、共演の神尾佑、細貝圭、早乙女友貴、広海深海が会見に臨んだ。「つかこうへいダブルス」は2003年に筧利夫と広末涼子を主演に迎え「幕末純情伝」と「飛龍伝」の2本立て連続公演として行われており、今回は11年ぶりに広末さん以来となる連続ヒロインに、舞台初挑戦の河北さんが挑むことになる。「新・幕末純情伝」で河北さんは新選組の剣士・沖田総司に扮し、坂本龍馬との恋や勤王・佐幕に分かれての幕末の動乱に身を投じる。一方の「広島に原爆を落とす日」では「大日本帝国敗戦処理班」として原爆投下のスイッチを押させる女という役どころを演じている。「新・幕末純情伝」の初日を前日に控え、河北さんは「まだ一公演もやってないので自信はないです。緊張が取れないし、終わる気がしない。いまも吐きそうです!」と苦笑い。それでも一緒に登壇した共演陣を信頼し「みなさんが素晴らしいので、(自分を)上手く見せてくれると思います」と笑顔を見せた。もちろん、殺陣も初挑戦となるが「難しいですが、友くん(=早乙女さん)に教わってます。なので、私の殺陣がダメだったらそれは友くんのせいで…(苦笑)」と責任を回避しつつ、「痣は増えてますが元気です!」と力強く語る。“師匠”の早乙女さんも「最初は慣れていなかったけど、徐々にうまくなってきて、感情も入っていい殺陣が見せられると思います」と太鼓判を押す。神尾さんは以前、桐谷美玲が沖田を演じた同作でも龍馬を演じているが「性格的な違いもあるけど、勝ち気だよね?負けたくないっていう闘志がある。いざとなるとグイグイと前に来る」と“河北版”沖田の特徴を明かす。さらに、神尾さんから「乗ってる時と乗ってない時の差が激しい」という指摘を受けると、「常に乗ってますよ(笑)!」と反論。双子の「広海深海」とは楽屋が同じそうだが、「ビーフジャーキーをずっと食べてますよ。いまからチューするって時に大丈夫?と思うけど」と暴露され「イメージが悪くなるから!」と慌てて2人の発言を制し、会場は笑いに包まれた。改めて初舞台を前に、河北さんは「悔いがないようにとにかく一生懸命やります」と語り「死ぬ気で頑張ります!」と奮戦を誓っていた。「つかこうへいダブルス2014」はは8月29日よりシアタートラムにて開幕(「新・幕末純情伝」は8月29日より、「広島に原爆を落とす日」は9月6日より上演)。(text:cinemacafe.net)
2014年08月28日ソニーマーケティングは6月20日、ミラーレス一眼カメラ「α5000」のプロモーション企画として、Webムービー「筧美和子と知床カメラ旅」を公開した。関連記事ソニー、APS-C機で世界最軽量ミラーレス一眼「α5000」 - Wi-Fi・NFCも対応(2014年1月22日)タレントの筧美和子さんを起用したα5000のプロモーションプロジェクト「my first photograph.」の一環として公開される企画。ムービーでは、世界遺産・知床を初めて訪れるという筧さんが、α5000のさまざまな機能を駆使して撮影を行う。アーティスティックな写真を撮れる「ピクチャーエフェクト」、カメラまかせでシチュエーションに最適な設定で写真を撮れる「プレミアムおまかせオート」、スマートフォンでシャッターを切れる「スマートリモコン」などの機能を使いながら、フレペの滝、知床国立公園など知床の各地で感じたことを画面越しに語りかけてくる内容となっている。
2014年06月20日若者を中心に大人気のリアリティショー「テラスハウス」で注目を集めた“みーこ”こと筧美和子が、連続ドラマ初レギュラー出演を果たすことが明らかとなった。出演するのは、「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔、山崎賢人らイケメン男子の出演で話題を呼んでいる「水球ヤンキース」(フジテレビ/7月放送開始)だ。現代に失われつつある“男気”を心に秘める熱きヤンキー主人公が、上昇志向もなくダラダラと毎日を過ごし続ける“マイルドヤンキー”たちが通う高校に転校し、ひょんなことからプライドをかけて“水球”に打ち込むことになるのだが――。本作で筧さんが演じるのは、主人公・稲葉尚弥(中島さん)の通う霞野工業高校(通称:カス高)のライバルでエリート校・水蘭高校の女子水球部員・前畑涼子役。「水蘭高校の水球部に所属している」というプライドが強く、水球選手という道を諦めてマネージャーになった岩崎渚(大原櫻子)のことを面白く思っていない。また、主人公が通うカス高を見下しているため、カス高水球部メンバーを、なにかにつけてバカにして…という勝気な役どころだ。今回の連続ドラマ初レギュラーを受けて筧さんは、「お芝居をもっとやっていきたいと思っていたので、このドラマのお話を頂いたときすごくうれしかったです。嬉しいのと同時に初の連続ドラマで少し緊張もありますが、この夏は水球ヤンキースに力を尽くしていきたいと思います!」とコメントを寄せている。「テラスハウス」で見せていたキャラクターとはまた違った、女優・筧美和子の表情に注目だ。ドラマ「水球ヤンキース」はフジテレビの7月クール・土ドラ枠にて毎週土曜23時10分~23時55分放送。(text:cinemacafe.net)
2014年06月12日(画像はプレスリリースより)Girls Awardのパンテーンステージには筧美和子さんも!P&Gの人気ヘアケアブランド、パンテーンは、今年春から「髪がキレイになれば、前を向ける。」キャンペーンのイベント第2弾として、先日、国立代々木競技場第一体育館にて開かれたGirlsAwardに参加。3万人以上が集まった会場のパンテーンのステージには、chayさんや、新しく筧(かけひ)美和子さんも登場した。筧美和子さんは、ふわっとなびく美しいツヤツヤした髪とともにランウェイを先頭で歩き、たくさんの女性たちを魅了。またパンテーンを使用した感想について、「近頃は、手による感触も良くて、髪がまとまりやすく、とてもいい調子。一週間でこんなにも、変化できるんだって思いました」(プレスリリースより)と、喜びの笑顔で語った。筧美和子さん1994年、東京生まれ。2013年5月から「テラスハウス」(フジテレビ系)に登場した。愛らしいルックスで人気が高く、モデルだけではなく、情報番組やスポーツ番組のレポーターの仕事などでも活躍している。さらにファースト写真集「ヴィーナス誕生」やドラマなど、幅広く活動の場を積極的に広げている。今後のさらなる活躍を期待したい。【参考リンク】▼プロクター アンド ギャンブル ジャパン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)▼筧美和子のオフィシャルブログ
2014年04月24日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクトで、2014年4月5日に第1章が公開される映画『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』の「全7章シリーズコンプリート前売り券」のビジュアル、特典内容が公開された。『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』は、総監督と脚本に当時のアニメシリーズを手がけた押井守監督を迎え、シリーズ全12話(各話48分)を全7章に再構成して上映される。「全7章シリーズコンプリート前売り券」は全7章の通し券で、価格は11,000円、B3型の大判仕様。ビジュアルは本チケット用にデザインされたもので、メタリックな文字列をバックにした「イングラム」のスタイリッシュなポスターに仕上がっている。さらに、前売り券の特典となる「特二レプリカTシャツ」の詳細も判明し、劇中で特車二課のメンバーが着用しているTシャツをそのまま再現したデザインが公開されている。「全7章シリーズコンプリート前売り券」には、そのほかに2015年ゴールデンウィークに公開される長編劇場版の世界最速試写会への応募券も同梱されているという。前売り券は3月1日より全国の上映館にて販売がスタート。詳細は各上映劇場まで。本作の上映スケジュールは、第1章が4月5日、第2章が5月31日、第3章が7月12日、第4章が8月30日、第5章が10月18日、第6章が11月29日、第7章が2015年1月10日、そして2015年ゴールデンウィークに長編映画が公開される。キャストは主人公・泉野明役に真野恵里菜、塩原佑馬役に福士誠治、カーシャ役に太田莉菜、シバシゲオ役に千葉繁、後藤田継次役に筧利夫と豪華キャストが名を連ね、これまで培ってきた知見や技術、そして最新CG/VFX技術を駆使して新たな『パトレイバー』が描かれる。(C)2014 「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年02月26日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクトで、2014年4月5日に第一章が公開される映画『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』の場面カットが公開された。公開されたカットには、「投降しないともうすぐ撃ちますよー!」と筧利夫演じる後藤田隊長が耳栓をしてリボルバーカノンを構えるイングラム、アニメ版でもよく目にしていたレイバーのデッキアップシーン、真野恵里菜演じる泉野明が搭乗するコックピットの内部などが明らかに。さらに、声優を務めた千葉繁本人が演じるアニメ版でもおなじみのキャラクター「シバシゲオ」がリボルバーカノンの傍らに立つ新写真も公開され、時代の流れに取り残された特車二課を背負う哀愁漂う背中などが披露されている。『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』は、シリーズ全12話(各話48分)と長編作品(約100分)で構成され、12話を全7章に再構成して上映される。第一章は、今現在に至る特車二課の歴史を紐解く0話「栄光の特車二課」、三代目となる特車二課の日常を描く第一話「三代目出動せよ」となる。その後、第2章が5月31日、第3章が7月12日、第4章が8月30日、第5章が10月18日、第6章が11月29日、第7章が2015年1月10日、そして2015年ゴールデンウィークに長編映画が公開される。総監督と脚本には、当時のアニメシリーズを手がけた押井監督を迎え、音楽は川井憲次氏が担当。主人公・泉野明役に真野恵里菜、塩原佑馬役に福士誠治、カーシャ役に太田莉菜、シバシゲオ役に千葉繁、後藤田継次役に筧利夫と豪華キャストが名を連ね、これまで培ってきた知見や技術、そして最新CG/VFX技術を駆使して新たな『パトレイバー』が描かれる。(C)2014 「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年01月20日ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。没後60年にも近づこうという今をもってなお、神格化された人気を持つカリスマ指揮者。彼はまた、第2次世界大戦後、ナチスへの協力を指摘され、さまざまな批判の矢面に立った人物でもあった。『テイキング サイド』チケット情報来年2月1日(金)から東京・天王洲 銀河劇場で開幕するストレート・プレイ『テイキングサイド』は、フルトヴェングラーの戦争責任をアメリカの将校が厳しく追及する濃密な会話劇である。平幹二朗のフルトヴェングラーと、筧利夫のアメリカ将校・アーノルドが演技の火花を散らし、演出を映画監督・行定勲が束ねる注目の舞台。このほど銀座にて、この舞台に関するユニークなトークイベントが行なわれたのでレポートする。出演者は、演出家・行定勲と、幻冬舎新書「カラヤンとフルトヴェングラー」の著者・中川右介。フルトヴェングラーという人物をどう捉えるか、ふたりの話が始まる。行定勲は言う。「女にもてて女好き。政治状況の読みは音痴、矛盾を抱えた性格」。続いて、中川「人間は単純に割り切れないが、その点、フルトヴェングラーは、矛盾のかたまり、と割り切れる稀有な人。怪物的な魅力。周囲は迷惑だったろう。フルトヴェングラーは亡命の選択肢もあったが、ドイツにとどまったからこそ、今、音源も豊富にある。外から見ればナチの宣伝塔でも、ユダヤ人の芸術家をたくさん助けもした。優先すべきなのは政治なのか、それとも芸術なのかは、むずかしいテーマ」。イベントでは、とある映像が紹介された。演奏後、フルトヴェングラーがナチスの宣伝相ゲッベルスと握手をしていることで有名な、1942年のベートーヴェン第九のラスト数分とカーテンコールの映像だった。ヒトラーの誕生日を祝うコンサートである。「他のスケジュールを入れて逃げようとしていたコンサートだが、外堀を埋められてしまう。いやいや演奏しているはずなのに、終わってみると、フルトヴェングラーが残した第九の演奏でも1、2を争う熱演」との中川の解説に、「相当なバカ。手を抜けばいいのに。純粋に音楽の天才なんでしょうね。全力を尽くしてしまう」と苦笑する行定。会場からも笑いが漏れる。舞台への抱負を語る行定が、イベントを締めくくった。「芝居のタイトル「テイキングサイド」は「立場の選択」というような意味。脚本家のロナルド・ハーウッドはユダヤ系。父母の体験からナチには反感があったが、そればかりではない。劇中に、筧利夫のアーノルド少佐とは別の、若いアメリカ人将校が登場する。彼は、フルトヴェングラーの音楽の洗礼を受けていて、芸術と政治、どちらの立場を選ぶべきかもがく。演劇ファンにも、フルトヴェングラーのファンにも、興味を持って観てもらえるはず」。公演は、2013年2月1日(金)から2月11日(月)まで、東京・天王洲 銀河劇場にて。チケットは発売中。
2012年12月28日筧利夫と平幹二朗が初共演する舞台『テイキング サイド』の製作発表が11月26日に都内で行われ、主演の筧、平をはじめ、福田沙紀、小島聖、小林隆、鈴木亮平ら共演陣、演出の行定勲が会見に出席した。『テイキング サイド』公演情報名作『ドレッサー』などでも知られる劇作家ロナルド・ハーウッドの戯曲で、第2次大戦後、ナチス党員として裁判にかけられたドイツ音楽界の巨匠、フルトヴェングラーの悲劇を描いた作品。フルトヴェングラーを平が、彼を追い詰める米軍のアーノルド少佐を筧が演じる。筧は「すばらしい芸術家を徹底的に追及する、血も涙もない男を演じます。2時間強ぐらいのお芝居になりますが、わたくし1回も引っ込みません。こんなことは初めて。今から、どこで水を飲み、どこで鼻をかめばいいのか、そのことばかりが頭の中を駆け巡っております」と笑わせながら、共演陣を見渡し「福田さん、大好きです」「小島さん、タイプです」とラブコール。続けて、「わたくしの演劇人生において、平幹二朗さんと共演する時がくるとは思いもしませんでした。人間真面目に生きていれば、本当にいいことがあるものです」と力強く語った。一方、平は「ロナルド・ハーウッドという人は、人生の一瞬を鋭く切り取りながら、とてもウェルメイドな芝居に作るのがうまい人。今回の作品でも、取調べ官もよく描かれているし、自分の生き方を貫いたことを言葉少なに訴えるフルトヴェングラーもよく描かれている。題名どおり“テイキング サイド”、あなたはどっち側の味方をするか、鋭く問い詰められていく芝居で、お客様はまるで陪審員になった気持ちで、スリリングな展開を楽しみながら、深く考えさせられる」と作品を紹介しながら、「表現者としてのフルトヴェングラーの生き方をつきつめて演じていけたら」と意気込みを語った。また、映画のみならず近年は舞台演出にも意欲的な行定勲は「脚本がすばらしくて、これだけの名優が揃ったわけですから、面白くないわけがない。後は私の演出にかかっているわけですが。自由に楽しく演出させていただけたら」と抱負を語った。舞台は2月1日(金)から東京・天王洲 銀河劇場公演を皮切りに、愛知・名鉄ホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティほかで上演。いずれの公演もチケット発売中。
2012年11月27日伝説的な指揮者として、今も世界中にファンをもつ巨匠フルトヴェングラー。その彼が第二次世界大戦下、若きスターだったカラヤンよりヒトラーに寵愛されていた事実の意味とは――。来年2月、戦後の非ナチ化裁判で被告となったフルトヴェングラーと、彼を追及する米国軍少佐アーノルドの息詰まる攻防戦を描いた快作『テイキング サイド』が上演される。2001年には映画化もされているが、今回は劇作家ロナルド・ハーウッドによる原作をそのまま舞台化。演出は、映画監督であり近年は舞台演出にも意欲的な行定勲が務める。出演は、アーノルドに筧利夫、そしてフルトヴェングラーに平幹二朗というベストキャスティングが実現した。これが初共演となる筧と平に話しを訊いた。『テイキング サイド』チケット情報「男ふたりが主役というのは、以前に演じた同じハーウッドの『ドレッサー』もそうでした。座長とその付き人の愛憎が印象的でしたが、この作品のフルトヴェングラーとアーノルドは国も考え方も違う。ただ、形こそ違うけれど、お互いの存在が強烈に関係し合っているところは似ていますね」と平。筧も「実在の人物の物語だからといって、実際にあったことをただ再現するならドキュメンタリー映画でいいわけで。何が正しいか正しくないのか、正しいと思って見ていることが、違う人から見たら別のものに見えるんじゃないか。アーノルド少佐を通してそういった微妙なところをお客さんに伝えられたら、演劇でやる意味があるのかなと思います」と語る。プライドをもって仕事に取り組み、時に冷酷ともいえる非情さでフルトヴェングラーの私生活まで暴いてゆくアーノルド。対するフルトヴェングラーにも、彼が世話をしたピアニストの未亡人でユダヤ人のタマーラ(小島聖)という存在が現れる。独裁者のもと、音楽家たちが生き延びるために払った苦難の数々が、次第に明らかになってゆく。平は「実際のフルトヴェングラーもシャイで、内省的な面があったそうです。伝説の指揮者といってもさまざまな顔がある。そこにいるだけでいかに彼の人となりを出せるか、稽古では苦しんで作っていきたいですね」と話す。平との初共演にやや緊張気味の筧については、「舞台から飛び出してきそうな迫力がある。僕も頭から食われないようにしなければ」と笑顔。また演出の行定について筧に聞くと、「一緒に仕事が出来て光栄です。舞台は映画の“引き”で撮る“長回し”と同じなので、あとは役者が芝居で“ズームアップ”の効果を見せなくちゃいけない」と意気込みを語った。最高のスタッフとキャストが集結して魅せる本作。その本番を、楽しみに待ちたい。公演は2月1日(金)から11日(月・祝)まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。その後、愛知、静岡、大阪、広島を巡演する。チケットは一部を除き発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年11月14日筧利夫主演の舞台『飛び加藤 ~幻惑使いの不惑の忍者~』が、6月10日、東京・シアタークリエにて開幕した。開演前には、筧、佐津川愛美、細田よしひこ、三上市朗、涼風真世のキャスト5人による記者会見も行われた。『飛び加藤 ~幻惑使いの不惑の忍者~』公演情報時は戦国時代。忍びの世界から足を洗った“飛び加藤”こと加藤段蔵は、手妻(=日本古来の手品)で日銭を稼ぐ日々を送っていた。そんな彼の前に、旅芸人の少女・楓が現れる。楓はかつて助けた若武者にひと目惚れ。加藤の操る手妻が愛しの人を探すのに役立つと考えた楓は、強引に加藤と行動を共にするようになる。だが彼らの背後には、怪しい妖術使いの影が迫っていた。この舞台の大きな魅力は“手妻”である。手妻の第一人者・藤山新太郎が手妻指導を手がけ、物語の語り部として出演もしている。加藤を演じる筧も、舞台上で数々の手妻を披露。なかでも何もない土から一瞬にして瓜を出現させる“植瓜術(しょっかじゅつ)”では、客席からこの日一番の拍手が。技としての腕前はもちろん、芸を盛り上げる話術においても、筧らしさを炸裂させていた。そんな賑やかな手妻シーンから一転、本作では『人魚姫』をモチーフにした切ない恋愛模様も描かれる。佐津川の演じる楓は、旅芸人としての明るい一面と、恋する人に真実を口に出来ない悲しい一面を持ち合わせ、その歯がゆい乙女心が観客の胸を打つ。また楓が慕い続ける若武者・河田長親役には細田。凛とした立ち姿は気品に満ち、眉目秀麗の若武者という役どころを、違和感なく演じ切って見せた。さらに特筆すべきは、涼風の圧倒的な存在感だろう。彼女が演じるのは、加藤に裏切られたことでかつての美貌を失い、妖術使いとなってしまった桔梗という女性。加藤への憎しみと愛情が入り混じり、妖術使いと桔梗との間をさまよう姿は、まさに女の執念が具現化したかのよう。改めて涼風の、女優としての器の大きさを感じさせる役どころとなった。舞台上だけでなく、会見でも持ち前のパワフルさを見せつけた筧。「マジック、アクション、そして人情と、皆さんを楽しませるあらゆる要素が詰まっております!『飛び加藤』、今日ここから羽ばたきます!!」と一気にまくしたてると、キャスト、スタッフから自然と拍手が沸き起こる。涼風の「筧さんのアクションが素晴らしいです」とのひと言に、本人が「そうかなぁ、嬉しいなぁ」と照れ笑いを浮かべる場面も見られた。東京公演は6月26日(火)まで。その後、6月30日(土)・7月1日(日)に大阪・シアターBRAVA!、7月3日(火)に石川・北國新聞赤羽ホール、7月10日(火)に福岡市民会館 大ホールにて公演を行う。取材・文:野上瑠美子
2012年06月11日『TRICK』シリーズの脚本家として知られる蒔田光治が、原案用台本を手がけた舞台『飛び加藤~幻惑使いの不惑の忍者~』。伊賀の忍びながら、今は足を洗いひっそりと生きる加藤段蔵が、旅芸人の少女・楓と出会ったことから、彼の隠された過去が明らかになっていくという痛快活劇だ。上演に先がけ、5月16日、都内の稽古場にて会見が行われ、演出の河原雅彦と出演の筧利夫、佐津川愛美、細田よしひこ、三上市朗、涼風真世と、舞台で登場する“手妻”の第一人者・藤山新太郎が登壇した。『飛び加藤~幻惑使いの不惑の忍者~』チケット情報“飛び加藤”こと、実在した伝説の忍者・加藤段蔵を主人公に、『人魚姫』をモチーフにして描かれる本作。それだけでも十分ユニークな内容なのだが、この作品の大きな特徴として手妻の存在がある。手妻とは現代で言うマジックのことで、加藤段蔵は忍者という顔に加え、手妻師としての一面も持っていた人物なのだ。演出の河原は、「今回は手妻あり、殺陣あり、また人間ドラマもしっかりと書き込まれている脚本。作品としてはすごく明瞭ですが、これまでになかったような形のエンターテインメントになると思います」と作品にかける思いを語った。古来より伝わるその手妻の技を、現代へと継承しているのが、本物の手妻師である藤山。本作における手妻指導はもちろん、手妻師役として舞台にも立つ。藤山は「思った以上にセリフが多く、四苦八苦しております」と苦笑いを浮かべながらも、話題が手妻のこととなると一気にプロの顔へ。手妻のひとつとして、世界でも5本の指に入るほど古いマジックである、“植瓜術(しょっかじゅつ)”を本編中に登場させると言う。これは何もない砂の上に種を置き、布をかぶせると一瞬にして蔓が伸び、瓜ができてしまうという芸。藤山が「非常に珍しい手妻で、お客さまも生まれて初めて見る芸だと思います」と言うだけに、こちらも大きな見どころになることは間違いない。共演者たちが「非常にパワフル」と口をそろえる加藤役の筧は、会見の場でもその熱い役者魂を披露。ふたつのコップの間に閉じた扇子を挟み、その上に手ぬぐいを乗せコップごと持ち上げるという手妻“相生茶碗(あいおいぢゃわん)”を実演してみせた。「タネは意外とアナログですが、いかに演技と話術で見せていくかが重要」と筧が語るように、彼が「筧パワーです!」と雄たけびをあげると、見事コップは手ぬぐいに吸いつけられるように空中へ。その後披露された藤山の手妻とともに、舞台への期待感をグッと高める一幕となった。公演は6月10日(日)から26日(火)まで東京・シアタークリエで開催。その後、大阪、石川、福岡と各地を回る。チケットは発売中。なお、チケットぴあでは「手妻ショー」付チケットを5月18日(金)午前10:00より販売する。対象公演は6月24日(日)13:00開演のシアタークリエ公演のみ。ショーの所要時間は約30分を予定。取材・文:野上瑠美子
2012年05月17日あまりに優れた忍術使いだったため、仕えていた上杉謙信から警戒され、のちに敵対する武田信玄の臣下になるも、やはりずば抜けた忍術から警戒されて命を狙われたという伝説の忍者・加藤段蔵。この加藤をモデルに、今は手妻(日本古来の奇術)を見せものにして暮らす抜け忍(元忍者)が、ひとりの少女と出会って再び戦いの場に身を置く姿を描く『飛び加藤』。主演の筧利夫と、演出を手がける河原雅彦に、作品の見どころを訊いた。「飛び加藤~幻惑使いの不惑の忍者~」チケット情報この作品への参加を決めた理由を、筧は間髪いれず「蒔田光治さん(脚本)と河原雅彦さん(演出)が組むこと」と答えた。河原とは2005年に上演された舞台『エビ大王』で俳優同士として共演しているが、近年の河原の演出家としての活躍に注目していたという。「次々と精力的に仕事をしているし、どれも評判がいい。それに、演出を受けた役者がみんな河原君のこと好きになっているでしょ」。対する河原は「共演した時にも当然感じましたが、客席から観ている時も、舞台人としての芯を持ちながら、筧さんがお客さんに満足して帰ってもらうために払う努力に感動していました。ずっと背中を見てきた頼りになる先輩」と、全幅の信頼を寄せる。また河原は、作品の中でフィーチャーされる手妻にも興味を惹かれたという。お茶を飲みながら手妻を見物できる店が都内にあり、下調べのために出かけたところ、「すごく素敵だったんですよ。口上がチャーミングだし、全体の雰囲気がとにかく粋。継承者である藤山新太郎さん──今回、出演もお願いしました──とお話をしたら、そういうものをずっと守っている方ならではの真摯さ、優しさが感じられて」、一気にファンになったそう。物語は、手妻やマジックを交えながら、少女の恋やかつてのライバルとの因縁などによって、再び生き方を問われる男の姿を追っていく。河原によれば加藤は「主人公なんですけど、自分から何かするのではなく、いろいろなものに巻き込まれる。そうなった時にどうするか。結果として格好いいけれど、格好をつける人ではありません」。「そうか。チラシのビジュアルだと、まじめな時代劇とかアクションものとか、判断がつきにくいかもしれないけど、これは加藤という男のドラマなんだね」と筧。ちなみにサブタイトルが「幻惑使いの不惑の忍者」だが、実年齢では不惑(40歳)をすでに超えた筧、惑うことはあるのだろうか。「ありますよ。基本、惑いっぱなしですもん、1時間ごとに気持ちが変わるくらいに(笑)。ただ、迷わない。役者という仕事を選んだことに迷いはないけど、役者として成長するためには惑ってばかり、ということです」。公演は6月10日(日)から26日(火)まで東京・シアタークリエで開催。その後、大阪、石川、福岡と各地を回る。取材・文:徳永京子<衣裳協力>NO ID.【問い合わせ】03(5772)7553M・A・R・S【問い合わせ】03(3462)8187
2012年04月06日