10月期、フジテレビ系“月9”ドラマで篠原涼子が初主演を務めることが決定!これまで、数々の強くてカッコイイ女性を演じてきた篠原さんが、市政や社会の悪と対決する新米女性市議となり、いま旬な俳優として大注目の高橋一生、石田ゆり子と初共演を果たす。佐藤智子は、夫と保育園に通う子ども1人の家族3人、ごく平凡な生活を送ってきた。両親が次々と失踪し、自暴自棄になり高校を中退するも、その後、職を転々としながら、決して両親のようにはなるまいと真面目に生きてきた。そして、バイト先で知り合った夫と結婚。それまでフリーターだった夫は転職を繰り返し、結局、智子がパートで家計を助けていた。しかし、そんな智子も会社のルールに納得がいかず、逆らった末、クビになってしまう。40代、高校中退、資格なしで職が見つかるのか…。意気消沈する智子だったが、あるとき、ワイドショーで取り上げていた市議会議員の汚職事件が気になり調べてみることに。そこで目にしたのは、市議会議員の高額報酬。さらに調べていくと、なんと実際に市区町村議員の当選確率は80%超(2010年NPO法人ドットジェイピー調べ)という驚くべき事実を知る。学歴も教養もなく、全く政治経験のない新人にとっても、どうやら無謀な挑戦ではなさそう…。猪突猛進する性格の智子は、“高額報酬=家族の幸せ”を求め、市議会議員に立候補することを早くも決意する!“ママさん議員”を目指し、“就職活動”をスタートさせた智子。最初はポスター製作や演説原稿作成など悪戦苦闘しながらも、夫やママ友の協力のもと市民目線で選挙戦を戦う。キャッチコピーは「しあわせになろうね!」。果たして、政治の素人が番狂わせを起こすことができるのか!?私利私欲にまみれた海千山千の候補者たちに翻弄されながらも、一か八かの大勝負、“無所属の新人・佐藤智子候補”にとって運命の開票が始まる…。昨年の流行語にも選ばれた「保育園落ちた、日本死ね」が象徴する「待機児童」問題をはじめ、「介護」「生活保護」、連日報道される政界の不正やスキャンダルなど、多くの問題に直面している現代日本。本作では、篠原さん演じる新米ママさん市議会議員を主人公に、声なき市民と向き合いながら、市政にはびこる悪や社会で起きている問題を素人目線・女性目線でぶった斬り、痛快で爽快な市政エンターテインメントとして描いていく。年齢問わず多くの女性の憧れの存在といえる篠原さんといえば、3度も映画化された「アンフェア」シリーズや「ラスト・シンデレラ」などでお馴染み。月9には「月の恋人~Moon Lovers~」でヒロインとして出演しているが、意外にも主演は初めて。また、フジテレビ連続ドラマで女性メインで政界を描くのも、今回が初となる。共演には、篠原さんとは互いに初共演となる大ブレイク中の演技派・高橋さんと、月9枠出演は2004年「プライド」以来、13年ぶりとなる石田さん。高橋さんは、ブレイクのきっかけの1つとなった2016年1月期の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来の月9枠。演じる藤堂誠は、篠原さん演じる智子とは選挙戦で議席を争うライバル関係。誠は代々続く政治家一家の次男として、いわゆる「恵まれた」環境で育ち、ゆくゆくは総理大臣も夢ではない。まさに智子とは正反対の市政のプリンス。そんな誠も、政治家になどなりたくないと思った時期もあったが、敷かれたレールの上から外れることができなかった。そんな自分に対して葛藤を抱え、次第にゆがんでいき、誰も知らない裏の顔(!)も持つという。一方、石田さん演じる平田和美は、一流大学を卒業し、新聞社の花形・政治部記者になった、まさしく「できる女」。しかし40歳を迎えたあるとき、ひとり娘を出産してから環境が変わる。育児休暇後、記者の仕事ができるにも関わらず、事務職へ配属されてしまったのだ。それでも、「できる女」を演じる和美。そんなときに保育園のママ友である智子が立候補すると聞き、智子の行動力と求心力を見るうちに応援するように。初主演で月9に“出馬”する篠原さんは、「プレッシャーでいっぱいですが、周りの皆様に力をお借りして、楽しい作品にしたいなと思っております」とコメント、「石田さんとはこの間もCMでご一緒させていただいたのですが、気さくな方なのでまた一緒に仕事ができる!って感じです。高橋さんは初めましてなのですが、ご一緒させていただくのが楽しみです」と、2人との共演に心境を明かした。ドラマの中で“無所属新人・佐藤智子候補”のキャッチコピーは「しあわせになろうよ!」だが、篠原さんとしては「“楽しくやろうよ!”」をモットーにすると語る。「キャストやスタッフが楽しみながら作って行ける作品になって欲しいので」と篠原さん。「私自身も初めての役どころではありますが、この役を通して皆様の代弁者になれたらいいなと思っております」と、自身も初めての“新米市議役”に意気込み十分。また、高橋さんも「打ち合わせをさせていただいて、ますます期待が膨らみました」とコメント、「皆さん素敵な方々なので、ご一緒出来ることを楽しみにしています」と語り、「台本に書かれていることを土台に、監督や共演者の方々、スタッフさん方と1人の人間を作っていきたいと思っています」と真摯に語る。石田さんもまた「社会的な問題をうまくからめており、とても興味深い」と語り、「軽快でテンポよく登場人物たちがみんな生き生きとしていて、映像になるのがとても楽しみ」と期待を込める。さらに自身の役柄を「母としての自分と1人の人間としての自分の狭間で、もんもんとしてるような人。この人が篠原さん演じる佐藤智子という女性と出会うことでどんどん変わって行く…人が人と出会うことで起こる化学変化を生き生きと演じたいと思っています」と語り、篠原さんについても「ずっと、いつかご一緒できたらと願っていたので、今回とても幸せです。どんな役もするりと、そしてチャーミングに自分自身にしてしまう方だなと。今回、篠原さんがどのように智子を演じられるのか、すごく楽しみです。たくさんパワーをいただきたいともくろんでます」と期待を寄せている。クランクインは7月上旬を予定。脚本は、『お父さんと伊藤さん』『キャタピラー』などの映画作品や、ネット配信ドラマを数多く手がけ、リアルな女性像の描写に定評がある黒沢久子が地上波連ドラを初めて担当。演出は、「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」「ガリレオ2」「信長協奏曲」など数々の月9ヒットドラマを手がけてきたフジテレビの金井紘が務める。この2人を中心とする制作陣と、これまで刑事、会計検査官、頼れるOLなど存在感のあるキャラクターを数々演じてきた篠原さんが政界のエリートに対してどんな下克上を見せてくれるのか?また、篠原さん、高橋さん、石田さんらによる演技合戦がどのような化学反応を起こすのか、いまから期待が尽きない。10月クール・月曜夜9時枠ドラマ(タイトル未定)は10月、毎週月曜21時~フジテレビ系列にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年06月08日篠原涼子が、娘を虐待する母とその娘の30数年後の2役を演じるスペシャルドラマ「愛を乞うひと」の完成披露試写会が1月9日(月・祝)に開催され、上映後に篠原さん、谷口正晃監督が舞台挨拶に登壇した。1998年に映画化もされた下田治美の同名小説をドラマ化。かつて、シングルマザーとして娘と暮らす照恵が、生き別れた弟の逮捕をきっかけに、数十年を経て、記憶の底に押し込めていた母・豊子から受けた虐待の傷に向き合うさまを描く。篠原さんは10年以上前に本作と出会い、「やりたい!」と思い続けてきたという。「“虐待”ということがすごく引っかかりました。実際、虐待されている子を見たことがあり、決して他人事ではなかった。表現する側としてメッセージを送れたらいいなという思いがありました」と明かす。それだけの強い気持ちで臨んだだけあって「難しいと感じることが基本的に、ないというくらい、やっていて全部がやりがいがあり、幸せでした。『難しい』より『楽しみたい』という気持ちでやらせてもらいました」と充実感をにじませる。クライマックスでは老いた豊子と照恵がスナックで対峙するシーンもあるが、「(2人の)差をつけたいなという思いで演じた」とふり返る。このシーンでは豊子として老けメイクにも挑戦したが、鏡を見ての感想を問うと「げんなりしました(苦笑)。あーあ、私はこういう顔になっちゃうのか…とちょっとショックでした」と素直な心情を明かし、会場は笑いに包まれる。自身、夫の市村正親との間に2人の男の子を授かっており、仕事と子育てを両立させているが、子どもたちにイラっとすることは?という質問に「上の子が8歳で下は4歳。成長しても手がかかって、イライラすることはあります」と語る。その上で「イライラするのは、(子育てにおいて)つきものだと思ってますし、そこでグッとこらえることが自分の成長だとも思います。イライラする前に冷静になる“我慢スイッチ”というものを作ってるんです(笑)。子どもに『これを押すと、我慢できるんだよ』と教えたら『じゃあママも怒る前に押してね』と言われ、その言葉でアドレナリンが下がることもあり、冷静に呼吸するのが大切だと教えられてます」と明かした。どんな母親になりたいか?という質問には「子どもが『こんな人と結婚したい』と思ってくれる母親になりたいです」と微笑んだ。この日は、篠原さんにもサプライズで、照恵の子ども時代を演じた鈴木梨央も登場!劇中、豊子として激しい虐待を繰り広げたが、壇上では笑顔で理央ちゃんを強く抱き寄せ「変な感じ」と劇中との激しいギャップに苦笑い。梨央ちゃんは「つらい役で、大変でしたけど、憧れの篠原さんと体当たりの芝居ができて嬉しかったです!」と語り、篠原さんは「嫌われると思ってたので…」とほっとした表情を見せていた。「愛を乞うひと」は1月11日(水)21時より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日女優の篠原涼子が9日、都内で行われた読売テレビ・日本テレビ系スペシャルドラマ『愛を乞うひと』(1月11日21:00~)の完成披露試写会に登場し、2児の子育てで"我慢スイッチ"というルールを導入していることを明かした。下田治美の同名小説が原作の今作は、幼少時代に母・豊子から凄惨な虐待を受け、愛に飢えていた女性・照恵が、本当の自分を取り戻していくストーリー。現代の照恵を軸に、幼少時代の回想シーンも並行して描いていくが、篠原は、現代の照恵と、幼少時代の照恵の母・豊子の2役に挑戦している。実際に8歳と4歳の男の子の母親である篠原は「成長しても手がかかってイライラすることはありますけれど、そこでグッと堪えることも自分の成長だと思っています」と持論を披露。そんな中で、子供に対してイライラする前に、自分が冷静な気持ちになるために押す"我慢スイッチ"というルールを作ったことを紹介した。この"我慢スイッチ"は、子供たちにも適用するものだそうで、「『押すと我慢ができるんだよ』と子供に教えていて、そうすると子供の方も『じゃあママも怒る前に"我慢スイッチ"』って言うんです。この"我慢スイッチ"っていう言葉で、イラッとした気持ちが下がっていきくんです」と、有効活用していることを報告。「そうやって冷静に冷静に呼吸をしてやることが大切なのかなと教えられています」と、体験談を伝えた。同会では、子育て中のママからの質問を受け付け、篠原は「子供がこんなお母さんと結婚したいなと思ってくれる母親になりたいです」と理想を語る一方で、「自分のことを自分でやるということがなかなかできないので、今一生懸命伝えています」と悩みも明かした。そんな篠原は、実際の子育てでは劇中の豊子タイプなのか、照恵タイプなのかを聞かれると、「それ聞きますか!?(笑)」と苦笑いしつつも、「やっぱり十人十色だと思うので、私も豊子になったり照恵になったりするバージョンはきっとあると思います」と回答。その上で、「子供から見たら豊子かもしれないですけど、私は照恵の気持ちでやってるつもりです(笑)」と心意気を語っていた。
2017年01月09日女優の篠原涼子がこのほど、主演を務める読売テレビ・日本テレビ系スペシャルドラマ『愛を乞うひと』(1月11日21:00~)の取材に応じ、虐待シーンの裏話などを語った。このドラマは、下田治美の同名小説が原作。幼少時代に母・豊子から凄惨な虐待を受け、愛に飢えていた女性・照恵が、本当の自分を取り戻していくストーリーだ。現代の照恵を軸に、幼少時代の回想シーンも並行して描いていくが、篠原は、現代の照恵と、幼少時代の照恵の母・豊子の2役に挑戦。照恵が控えめな女性である一方、豊子は気性の激しい役柄という両極端な性格で、篠原は「先に豊子を撮ってガンガンやりたい放題大きい声で怒鳴ったりとか、身振り手振りで暴行もやっていたので、引っ込み思案な照恵は、物足りないな、みたいな気持ちになりました(笑)」と、冗談めかして語る。照恵の幼少時代を演じるのは、子役の鈴木梨央。篠原は彼女への虐待を演じたが、最初のリハーサルの時に「本当にごめんね、そんな人間じゃないんだよ」と伝えていたという。しかし、虐待シーンの気持ちの入り方を考え、本番の撮影の際は、言葉でのコミュニケーションを意識的に抑えたそうだ。それができたのは、鈴木があまりにも大人びていたからだそうで、「子供の着ぐるみに入って、実は大人なんじゃないかと思うくらい」と表現。そんな中、ケータリングが焼き肉だったときに「わーお肉だ!」と無邪気に喜んでいる様子を見て、「良かった、子供だ。うちの息子とも遊べそうだ」と、安心したことを振り返った。そして、広瀬アリスが演じる、大人になった現代の照恵の娘・深草に対しては「照恵にとって救いの立ち位置で、それを本当に見事に、ボーイッシュに演じてくださったので、自然な親子という感じに見えてるんじゃないかな」と手応え。普段の広瀬については「私と同じサバサバしているタイプだったので、すごく話が合ってて楽しかったですね」と印象を語った。同作は、1998年に原田美枝子主演で映画化されているが、「虐待をここまで見せてしまうんだということに衝撃があって、それを原田さんが抜群の演技で見せている姿に、同じ女優として挑戦してみたいという気持ちがありました」と感化されたことを紹介。当時助監督だった谷口正晃監督が、今回メガホンを取っているが、さなざまな演出プランを提案されて、「いろいろ引き出しを開けられちゃったなという感じです」と見どころを話している。重いテーマの作品だが「あんまり構えないで見てほしいですね。そして、これを見て自分のことだなと思ったときに、1人でも思い直してくれる人がいたらいいなと思います」と要望。ほかにも、ムロツヨシ、平山浩行、杉本哲太、寺島進、豊原功補、木村多江、上川隆也らが共演し、主題歌は、詞を書き下ろした中島美嘉の「Alone」となっている。
2016年12月12日宮沢りえがオダギリジョー、杉咲花らと家族を演じる主演最新作『湯を沸かすほどの熱い愛』。まもなく10月29日(土)に公開を控えた本作から、オダギリさん演じる“お父ちゃん”が、杉咲さんと新人子役の伊東蒼が演じる2人の娘を緊張した面持ちで抱きしめている場面写真がシネマカフェに到着した。余命2か月を宣告され、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく“お母ちゃん”。家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせる…。ほとばしるほどの熱い愛を注ぐ母と、遺される家族や関わった人々との絆を、『紙の月』以来の主演となる宮沢さんをはじめ、オダギリさん、杉咲さん、伊東さん、さらに松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎ら豪華実力派キャストで描く本作。本作が商業映画デビューとなる中野量太監督は、想像もつかない展開と衝撃のラストをオリジナル脚本で紡ぎ出した。今回到着した新たな場面写真は、幸野家を家出した“お父ちゃん”・一浩(オダギリさん)が、病院の待合室らしき場所で娘2人(杉咲さん・伊東さん)を抱きしめているカット。緊張した面持ちで娘たちを強く抱きしめながらも、その瞳は怯え、こちらに向けられた視線は何かを訴えかけているかのよう。ただならぬムードを漂わすこの写真、もしかしてお母ちゃん(宮沢さん)の身に何かが…。余命わずかのお母ちゃんの大きな愛に包まれ、頼りなかった“お父ちゃん”は成長し、娘たちを守る力強い父親に変貌しつつあることが伺えるが…。中野監督は、オダギリさんに一浩を演じてもらうにあたり、一浩の役柄を「だらしがなくてダメなお父ちゃんだけど、心の芯は家族を愛している憎めない人間」と説明し、撮影以外のところでも子どもたちと一緒にお弁当を食べたり、コミュニケーションをとったりしてほしいとリクエストをしたという。実生活でも父親であるオダギリさん。演じたお父ちゃんからも、親としての温かみが自然と滲み出ている様子は愛すべきポイントだ。死にゆく母の熱い愛は、遺される家族へ確かに伝わり、新たな愛を生み出す。本作では、何気ない、さまざまなシーンに散りばめられている熱い愛の形を、目撃することができるだろう。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日宮沢りえ主演最新作『湯を沸かすほどの熱い愛』。この度、公開に先駆け10月18日(火)109シネマズ二子玉川にて本作の特別試写会が開催され、オダギリジョーと中野量太監督が登壇した。自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野監督の待望の商業デビューとなる本作。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆″という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎ出し、涙と生きる力がほとばしる驚きと感動の詰まった物語となっている。キャストには、“お母ちゃん”双葉役の宮沢さん、娘・安澄役に杉咲花、お父ちゃん役にオダギリさん。そのほか、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎らが出演する。まず本編の上映が行われたこの日の特別試写会。上映後は、鼻をすする観客が多く見られた。そんな中登場したのは、出演するオダギリさんと中野監督。本作の試写会イベントにオダギリさんが登場するのは今回が初めてで、出演者の試写後の舞台挨拶というのも今回が初のため、ネタばれOK、自由なトークが繰り広げられた。完成からしばらく映画を観なかったというオダギリさん。その訳を「絶対良い作品だったから、観たくなかったんです。自分の作品で泣くというのが恥ずかしくって」と明かすと、「自分の出ているシーン以外観たことなかったから、新鮮だったでしょ?」と監督。ダメ男だけど憎めない、このお父ちゃんという役にオダギリさんオファーしようと思ったきっかけについて監督は「僕はオダギリさんの演じる3枚目が大好きなんです。だから、このお父ちゃんという役も絶対やれると思ってました」と話し、「最近SNSで試写の感想を見ると、『オダギリさんが演じるお父ちゃん、本当にやだ!!でも憎めないんだよね』という書き込みがよくあって」と思ったとおりだったと満足げ。そして今回、なんとお客さんからの質問に2人が答えるというスペシャル企画が実現。小学生の女の子からは「オダギリさんの一番好きなシーンはどこですか?」という質問が飛び出すと、「監督オリジナルならではの緻密な脚本に張り巡らされた伏線の数々が、見どころだと思いましたよ」とあるシーンを例にあげて語った。さらに、監督から印象的なシーンとして飛び出したのが、娘・安澄がトイレにこもるシーンのドアの外でお父ちゃんがひたすら語りかけるシーン。なんとそのお父ちゃんの長台詞は全部オダギリさんのアドリブだったそう。オダギリさんは「脚本を見たら、すごいセリフの量だったので、覚えられないなと(笑)なので、全部アドリブにしてもらいました」と明かしていた。最後にオダギリさんは「初めて脚本を読んだときから、こんなに練られた脚本は見たことがなくてすぐに『やりたい』と思いました。本当に良い作品に巡り合えた年になりました」とコメントし終了。製作秘話を聞けるという大満足な試写会となっていた。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月19日宮沢りえが銭湯「幸の湯」の“お母ちゃん”を演じ、頼りないけど憎めない“お父ちゃん”をオダギリジョー、その娘を「とと姉ちゃん」の杉咲花と新人子役・伊東蒼が演じる映画『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、本作に“心を熱く沸かされた!”各界の著名人からコメントが到着。漫画家・ヤマザキマリからは描き下ろしイラスト付きコメントが寄せられ、あの“お風呂大好き”古代ローマ人とまさかのコラボが実現していることが分かった。余命2か月を宣告された母と、残される家族や関わった人々の愛と絆を、宮沢さんを主演にオダギリさん、杉咲さん、伊東さん、さらに松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎ら豪華実力派キャストで紡ぎ出した本作。「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく“お母ちゃん”。家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせる…。その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらも、より強い絆で結びついていく。そんな本作を、いち早く鑑賞した著名人から絶賛コメントが続々到着。中でも、古代ローマ帝国の浴場設計技師・ルシウスが、お風呂を愛するあまり現代日本の大衆浴場にタイムスリップする、前代未聞の大ヒットコミック「テルマエ・ロマエ」を生み出したヤマザキ氏からはイラストも到着!描き下ろされたイラストでは、突如「幸の湯」の湯船から現れた、古代ローマ人らしき謎の人物が、「そなたの湯を沸かすほどの熱い愛に導かれて時空を超えて来たぞ!」と叫び、幸野家のお母ちゃんと娘2人をブルブル怯えさせている。この時空を超えた今回限りのスペシャルなコラボレーションは、まさに“お風呂が繋いだ縁”。思わずクスッとなり、ワクワクで心がさらに沸騰。さらに、ヤマザキ氏は「お母ちゃんひとりの愛情で、恐らく日本全国中の銭湯の湯を涌かせることだろう。間違いない 」という熱いコメントも寄せている。<著名人コメント>■辻村深月(小説家)作中で、まるでミステリのように次々と誰かの思いや秘密が明らかになる。何度目かの驚きがやってきたところで、心から思った。この映画が大好きだ、と。■安彦麻理絵(漫画家)観ている間中、泣き過ぎて、試写後はマスカラが全部ごっそり落ちていた。アイメイク完全崩壊。マブタ腫れ上がって人相も変わってるし。女の顔をここまで変えてしまうこの映画は本当に凄い。だからこそ「デートには向かない映画」とも言える。けれど、顔面崩壊しつつも、心の中は、熱い風呂に浸かったように、芯まであったまるのでした。■伊藤理佐(漫画家)途中まで泣いていたのに、ラスト5分で目玉が飛び出るくらい驚いて、涙がどっかにとんでっちゃいました。す、すごかった。■鎌田實(医師・作家)愛の海から生まれ、愛の海に死んで逝く、秘密を持った人間たちの優しく美しく熱い熱い映画だ。宮沢りえがすごい。泣いた。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日女優の宮沢りえが9月20日(火)、都内で行われた主演作『湯を沸かすほどの熱い愛』の完成披露試写会に出席。初共演した松坂桃李を「瞳の奥に底がなくて、吸い込まれそう」と評し、「まだまだ知りたい。今後もよろしくお願いします」と再タッグを熱望した。死期の迫った母親・双葉(宮沢さん)が、決意を胸に「絶対にやっておくべきこと」を実行に移す姿を通して、残される家族の愛と絆を見つめ直すヒューマンドラマ。本作が商業映画デビューとなる中野量太監督(『チチを撮りに』)がオリジナル脚本を執筆。10月6日(現地時間)より開催される韓国・第21回釜山国際映画祭の「A window of Asian Cinema(アジア映画の窓)」部門への正式出品が決定している。宮沢さんは「ふとしたすばらしいタイミングで、衝撃的に素敵な脚本が届いた。ずっと心に余韻が残り、参加しなかったら絶対後悔すると思った」と中野監督のシナリオを絶賛。宮沢さんと中野監督は、同じ歳だといい「同年代の映画人が頑張っている姿は励みになります。その分、バシバシと言わせてもらうときもありました」。一方、中野監督は「宮沢さんから『脚本もいい、芝居もいい。これで面白い映画ができなければ、燃やすからね』と言われた(笑)。でも自信はあります」と胸を張った。また、旅先で双葉と出会うヒッチハイカーを演じた松坂さんは「見終わった後、自分の人生に残る作品だなと思いました。こういう気持ちは初めてで、自分でもびっくりしている」と語った。完成披露試写会には共演の杉咲花、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼が同席した。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月20日タレント・篠原ともえと、アイドルユニット・バニラビーンズがトレンド情報を伝える、テレ朝動画の番組『シノ×バニ』(毎週金曜16:00~)が、テレビ朝日で26~29日(いずれも深夜1:20~1:31)に4夜連続で放送される。同番組の地上波での放送は2回目。この番組は、篠原が社長を務めるとある広告エージェンシーを舞台として、さまざまな最新情報を発信していくもの。今回は、人気ブランド「ローリーズファーム」を扱うアダストリア、「キャンディークラッシュ」のゲーム会社・キングジャパン、ピザーラ、ANAからのPV制作の依頼を受け、それぞれの企業を取材していく。篠原は「私たちが会議で一緒にアイディアを出してでき上がっているPVなので、ぜひご覧になってください」と見どころを紹介。バニラビーンズのレナは「こんなに笑いが多くて、ゆる~い情報番組は他にないんじゃないでしょうか(笑)」、リサは「第1弾よりも、視野が広くなったシノバニ地上波に仕上がっているのではないかなと思います」と自信を語っている。
2016年09月15日女優・篠原涼子が、この冬放送のスペシャルドラマ「愛を乞うひと」で7年半ぶりのスペシャルドラマ主演が決定。また本ドラマで篠原さんは初の一人二役に挑戦することも分かった。山岡照恵は、高校生の娘・深草と2人暮らし。ある日、照恵は生き別れた弟・武則との再会をきっかけに記憶の底に押し込めていた凄惨な幼少時代を思い出していく。さらに、照恵は深草の後押しもあり、亡くなった父親の遺骨を探しに父親の故郷・台湾へと渡る。そして照恵は、いままで知らなかった母親の真実と向き合うこととなる――。原作は下田治美の同名小説。「母娘の絆」をテーマにした究極のヒューマンドラマ。幼少時代に母親から凄惨な虐待を受け、愛に飢えていたひとりの女性が、本当の自分を取り戻していくストーリーで、「愛すること」とは何かを問う。過去には1998年に原田美枝子主演で映画化され、日本アカデミー賞最優秀作品賞ほかブルーリボン賞、モントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞などを受賞している。本ドラマでは、現代の照恵を軸に、幼少時代の回想シーンも並行して描いていく。今回篠原さんは、主人公・照恵と、照恵の幼少時代に虐待を続けた母親・陳豊子、“愛し方を知らない母”と“愛され方を知らない娘”の一人二役に初挑戦。ヒロインの照恵は、母・豊子から虐待を受けていた過去を持ち、どこか控えめな女性。一方の豊子は、結婚・離婚を繰り返し心がもろく、娘を虐げることで何とか己を保っている人物。豊子においては、篠原さんがこれまで演じたことのない気性の激しい難役で、劇中ではハードなシーンも。物静かな照恵と攻撃的な豊子という両極端な2役を、どのように演じ分けるのか見どころだ。映画版を観て衝撃を受け興味を持ったと語る篠原さんは「役者さんという仕事を続けていられるのであれば、いつかめぐりあってみたい作品でしたので、出演が決まったときは、とても嬉しかったです。いまの世の中で意義のある作品だと思いますし、視聴者の皆さんの琴線に少しでも触れられるように、精一杯チャレンジしました」とコメント。そして、撮影を終えた篠原さんは「かなり難しいと思っていたんですが、それぞれの役が濃厚でしたので、大変やりがいがあり、充実した日々を過ごせました」と手応え語り、「特に豊子は私の好きな役柄で、照恵のシーンのときは、『豊子にもう一度戻りたい』って思ってしまうぐらい…(笑)。全く真逆のキャラクターなのでストレスも溜まらないというか…。甘いものばかり食べていると、辛いものを食べたくなるときありますよね?そんな感覚です(笑)。なかなかできない経験だと思いますし、良い機会をくださり、良い時間を与えて頂き、心から感謝しています」とふり返った。また、「1シーン1シーンを無我夢中で大切に噛みしめながらやらせて頂いたので、本当に1人でも多くの方に見て頂きたいです。監督も自信を持って世に送り出せる作品になったとおっしゃっていましたし、放送がとても楽しみです。こんなに楽しみなのは、いままでなかなかなかったですね(笑)」と自信を見せている。SPドラマ「愛を乞うひと」は2016年冬、読売テレビ・日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年09月14日女優の篠原涼子が、今年の冬に放送される読売テレビ・日本テレビ系スペシャルドラマ『愛を乞うひと』で主演を務めることが14日、明らかになった。1人2役に初めて挑戦する。このドラマは、下田治美の同名小説が原作。幼少時代に母・豊子から凄惨な虐待を受け、愛に飢えていた女性・照恵が、本当の自分を取り戻していくストーリーだ。すでに撮影を終えており、台湾ロケも行った。ドラマは現代の照恵を軸に、幼少時代の回想シーンも並行して描いていくが、篠原は、現代の照恵と、幼少時代の照恵の母・豊子の2役に挑戦。照恵はどこか控えめな女性である一方、豊子は気性の激しい役柄という、両極端な性格を演じ分ける。同作は1998年に原田美枝子主演で映画化もされているが、篠原は「映画版を拝見させていただいたときに衝撃を受けて、大変興味を持ちました」という印象に残っていたそうで、「いつかめぐりあってみたい作品でしたので、出演が決まったときは、とてもうれしかったです」と語る。初の1人2役には「かなり難しいと思っていたんですが、それぞれの役が濃厚でしたので、大変やりがいがあり、充実した日々を過ごせました」と手応えを感じた様子。豊子の方がお気に入りの役柄だったそうで、「照恵のシーンのときは、『豊子にもう一度戻りたい』って思ってしまうぐらい…(笑)」とハマってしまったことを明かした。読売テレビの田中雅博プロデューサーは「篠原さん中心に、キャスト・スタッフ一丸となって制作した渾身のドラマです」と自信。「胸打たれるシーンがたくさんあります。篠原さん全身全霊のお芝居を、すばらしい映像とあわせてご覧いただければと思います」と呼びかけている。
2016年09月14日女優の篠原涼子(43)が出演する新CM「天使のブラ 極上の谷間 2016年秋編」(トリンプ・インターナショナル・ジャパン)が、9日から一部地域を除いて全国放送される。新CMのテーマは"Find The One"。「天使のブラ」シリーズとの出会いによって何気ない毎日が充実していく様を、篠原の日常生活と美しいバストシルエットを通して伝える。撮影は、自然体の美しさを狙って開放感のあるスタジオで。時折スタッフと談笑しながら、リラックスした表情をカメラに向けた。篠原は、「『天使のブラ』シリーズは初めてトリンプさんのCMに出た時から長~い付き合いになりますが、自分でもうっとりするような谷間を作ってくれるお気に入りのシリーズ」と絶賛。「女性にとって、自分にぴったりの下着を見つけるって、毎日がちょっとすてきに過ごせるような気がします」と感想を語った。
2016年09月09日宮沢りえが、杉咲花、オダギリジョーらが演じる家族への愛を“沸かす”最新主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、劇中で一家が出会う孤独なヒッチハイカーを演じた、松坂桃李の笑顔こぼれる場面写真が解禁となった。「私には、死ぬまでにするべきことがある」――。ある日突然、「余命わずか」という宣告を受けた幸野双葉。その日から、彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決意、実行していく。まずは、1年前に家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させること、気が優しすぎる娘を独り立ちさせること、その娘をある人に会わせること…。母のこうした行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして、母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する…。脚本を読み、「心が沸かされた」と出演を決めた宮沢さんをはじめ、その娘・安澄役にNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」にも出演中の杉咲さん、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃん役に『オーバー・フェンス』の公開も控えるオダギリさん、さらに篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた驚きの新人子役・伊東蒼が、新しい家族の物語を綴っていく本作。今回新たに、幸野家の母・双葉(宮沢さん)が、娘・安澄(杉咲さん)と鮎子(伊東さん)を連れて旅行に出かけるシーンの場面写真が到着。お父ちゃん(オダギリさん)を家に残し、初めての女3人旅にはしゃぐ娘たち。サービスエリアで食事をとろうとしていた彼女たちが出会うのが、北海道から独りでヒッチハイクをしてきたという青年・拓海(松坂さん)だ。気さくで明るい、好青年の拓海とすぐに打ち解ける娘たち。しかし、拓海が心の奥に秘めた“孤独”を、双葉はふとした瞬間に感じとり、彼に優しく語りかけるのだった…。解禁となった場面写真では、無邪気な娘たちとのふれ合いに、ほんの束の間、癒され、思わず拓海に笑顔がこぼれる瞬間をとらえている。長い旅路のただ一度の出会い。家族でも、友人でもない、互いの素性も知らない関係でも、そっと抱えていた孤独な心を癒してくれるような出会いとなった彼ら。血の繋がりだけじゃない、“愛”にあふれた本作を象徴する1シーンとなっている。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月30日柔道家の篠原信一、お笑い芸人の永野が10日、都内で行われたDVD&ブルーレイセット『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(発売中 3,990円税抜き 発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)の発売記念イベントに出席した。世界的人気を誇る2大スーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンの激突を描いた今年最大の話題作が、早くもDVD&ブルーレイ化、デジタル配信もスタート。それを記念して行われたイベントに、篠原信一と永野が登場し、バットマン好きの篠原とスーパーマン好きの永野により、どちらが最強かというアピール合戦が繰り広げられた。最初に永野のお馴染みのネタでもある「ピカソより普通にラッセンが好き」の歌詞を替えてそれぞれがスーパーマンとバットマン好きをアピールするも、有効打にならず。続けて「スーパーマンは自己犠牲の精神」(永野)、スーパーマンに対抗しようと身体を鍛える努力なところ」(篠原)と猛アピールするも決着がつかず、永野がいきなり「スーパーマンとバットマンが強いなんてどうでもいいじゃないですか!ロイス・レーン(スーパーマンの恋人)がめちゃくちゃキレイ。だから止めません? ロイス・レーンを中心に見て欲しいぐらい」と提案すると、篠原も「ロイス・レーン最強!」と同意しながら「バットマンとスーパーマンという憧れのヒーローが夢の対決をします。その辺が見どころです」とアピールしてイベントを終えた。オリンピック開催前に柔道の解説の仕事がないと嘆いていた篠原だが、いざオリンピックが始まるとテレビ出演が増えたことに「僕に仕事がないとマスコミさんが広めてくれたお陰でオファーが来だしました。ラッキーと思ったら、日本の選手が活躍してくれるし、頑張れば頑張るほど仕事がきますよ」と感謝の言葉。そんな篠原について永野は「クソみたいな奴ですよね。スポーツマンシップのかけらもない」と一蹴しながら、自身の今後のビジョンを問われて「僕はゆっくりと文化人の枠をいこうかな。2発目を狙うから1発屋になるんですよ。昼の情報番組とかでコメンテーターとして悪戯に喧嘩を売っていきたいですね。社会派のような。あとはブロガーとか」と話していた。
2016年08月11日宮沢りえが主演を務め、オダギリジョー、杉咲花らとともに、“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”を描く『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、余命を宣告されたものの、やり残したことをいくつも成し遂げようとする、宮沢さんの熱い“お母ちゃん”に目頭が熱くなる予告編映像が解禁となった。脚本に惹かれ、「心が沸かされた」と出演を決めた宮沢さんを筆頭に、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんにオダギリさん、その娘・安澄に杉咲さん、さらに旅先で双葉たちと出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李、そして家族と関わる人物に篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた驚きの新人子役・伊東蒼が集い、新進気鋭・中野量太監督による新たな家族の物語を紡ぐ本作。このたび解禁となった予告編では、余命2か月と宣告されたものの、やり残したことをいくつも成し遂げようと力強く生きる幸野家の母・双葉(宮沢さん)の姿が映し出されていく。まずは、家出した夫(オダギリさん)を見つけ、おたまで叱咤して(?)連れ戻し、家業の銭湯・幸の湯を再開。そして、学校でいじめられ引きこもり寸前の安澄(杉咲さん)を独り立ちさせるため奔走する。「逃げちゃだめ」とゲキを飛ばす母に、娘は「なんにもわかってない」と下唇をかみしめ抵抗する。一見反発し合っているように見えても、大切な存在だからこそ真正面から向き合うこの家族には、どこか憧れを感じずにはいられない。さらに、母の大きく深く熱い愛によって、家族が一つになっていく姿に、涙をこらえているかのような“娘”杉咲さんのナレーションが重なり、涙腺を刺激。同時に、映像内でお披露目された「きのこ帝国」が歌う主題歌「愛のゆくえ」のハイトーンヴォイスの響きに、切なさがいっそう込み上げてくる。予告編のラストでは、家族がお母ちゃんにしたある“秘密”の存在が一瞬明かされ、物語をさらに想像もつかない展開へと誘うことを暗示させている。さながら『おくりびと』のように、観た者の心と日本映画史に残り続けるであろう家族の熱い愛の物語を、まずはこちらから確かめてみて。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日宮沢りえを“お母ちゃん”に、杉咲花、オダギリジョーらが家族を演じる『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、劇中で“余命わずか”と宣告される宮沢さんを筆頭に、杉咲さんやオダギリさん、松坂桃李ら登場人物たちがなぜか全員笑顔を見せる本ポスタービジュアルが解禁となった。銭湯「幸の湯」を営む幸野家は、1年前に父・一浩(オダギリジョー)がふらっと失踪し、銭湯は休業状態。母・双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘・安澄(杉咲花)を育てていた。そんなある日、突然「余命わずか」の宣告を受けた双葉は、その日から「絶対にやっておくべきこと」を実行していく。家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせる…。母の決意の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらも、より強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する――。自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか国内外で絶賛された中野量太監督が脚本も執筆し、商業映画デビューを実現させた本作。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、独自の視点で緩急交えて描き、驚きと感動の詰まった物語を完成させた。今回解禁となったポスタービジュアルでは、余命わずかの“お母ちゃん”双葉をはじめ、杉咲さん、オダギリさんと、旅先で双葉と出会い人生を見つめ直していく青年役の松坂さん、オーディションから大抜擢された子役・伊東蒼ら、登場人物みんなの清々しいほどの笑顔が満開。「最高の愛を込めて、葬(おく)ります。」というコピーからも、この物語が宮沢さん演じる“お母ちゃんからの愛”だけでなく、残される家族からの“お母ちゃんへの愛”も込められたものだということが伝わってくる。死へと向かう母・双葉へ、彼らはどのような形で愛を伝えるのか、気にならずにはいられない。また、幸野家の家族と関わる人々を演じる駿河太郎と、篠原ゆき子の劇中画像も明らかとなり、想像もつかない物語の展開とラストへの期待がますます高まるビジュアルとなっている。さらに本ポスターにも記載されているように、「この家族の熱い愛と“秘密”を共有しよう!!ネタバレOK感想ページ」が映画公式サイトに近日登場するというから、続報を楽しみにしていて。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日宮沢りえとオダギリジョーが夫婦役で共演する映画『湯を沸かすほどの熱い愛』。この度、本作の銭湯マナーポスターが到着した。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日。突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は「絶対にやっておくべきこと」を実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬ることを決意する――。自主製作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太監督の待望の商業デビューとなる本作。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎだし、涙と生きる力がほとばしる、驚きと感動の詰まった物語だ。キャストには、会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”双葉役に宮沢さん、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃん役にオダギリさんをはじめ、娘・安澄役に杉咲花、旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李。そのほか、篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた新人子役・伊東蒼が出演する。そして撮影はセットではなく、実在の銭湯、東京最古級の木造建築銭湯「月の湯」で内部のシーン、栃木県足利市にある「花の湯」で外観と窯場のシーンを撮影。本物の銭湯だからこその活気とぬくもりの気配がスクリーンからもにじみ出ている。銭湯の魅力を存分に味わえる映画だと、全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会からのお墨付きがあり、今回特別に銭湯マナーポスターの共同制作が実現したのだ。このほど到着したポスターでは、宮沢さん演じる「幸の湯」の女将・双葉が、可愛らしいイラストとなって銭湯でのマナーを説く。「かけ湯をしてから湯船に入る」「湯船にタオルは持ち込まない」「浴室から出る際は、体をよく拭く」という基本的なマナーから、映画の題名を織り交ぜた、思わずクスッとしてしまうような愛らしいマナーまで、双葉が明るく“喝!”を入れている。お墨付きがあった連合会の会長は、「物語の素晴らしさはもちろんのこと、銭湯への愛が感じられる。大号泣しました」と本作を絶賛していた。なお、本ポスターは、8月中旬から全国の銭湯で随時掲出予定だ。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月22日柔道家の篠原信一、お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつ、カズレーザーが19日、海外ドラマ『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』のDVD&ブルーレイ(ともに22日発売)リリース記念イベントに出席した。ヒットドラマ『HEROES/ヒーローズ』シリーズ最新作にして完結作となる『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』。そのDVD&ブルーレイのリリース記念イベントが行われたこの日は、柔道家として世界で活躍した篠原信一、そしてブレイク中の超合金が登場し、超能力をテーマにした同ドラマにちなみ、3人が"特殊能力"を披露した。まずはカズレーザーが「Wi-Fi飛んでます!」と場を盛り上げ、安藤の番になると特技でもある「お尻でくるみ割り」を披露して、見事くるみを割った安藤のお尻を嬉しそうに触った篠原は「本当にこのお尻固いですよ!」と驚いた様子。最後の篠原は柔道家ということで130kgを超す安藤のお姫様抱っこに挑戦し、苦しみながらも何とか持ち上げることに成功した。初めてお姫様抱っこされた安藤は「好きになっちゃうかもしれないです。乙女心が動きました。頭の中でチャペルの鐘が鳴ってましたよ」と笑顔を見せ、篠原も「そんなこと言われると好きになっちゃうかも」とすっかりその気に。そんな2人にカズレーザーは「(所属事務所の)サンミュージックにとって久々の明るいニュースですね」とベッキーの自虐ネタを交えながら笑いを誘った。メイプル超合金が所属するサンミュージックのタレントといえば、イベント前日に小島よしおが入籍したばかり。安藤とカズレーザーは「おめでとうございます」と祝福し、入籍前の営業で一緒になったというカズレーザーは「小島さんが最初に『結婚を匂わすこと言ってくるわ』と仰り、ネタの後に『幸せになります』と言って会場は『どういうこと?』となりました」と暴露。また、海の日に入籍した小島の本心を「一生海パンでやっていくという決意かも」と予想しつつ、小島の妻を「奥さんはそんなつもりないから大変ですよね」と気遣っていた。
2016年07月19日宮沢りえが死にゆく母の大きな愛を“熱演”する、主演最新作『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、本作で宮沢さんの娘役を演じる、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」でも話題の杉咲花が、はっぴ姿がキュートな銭湯の若女将に扮した劇中画像がシネマカフェにて解禁となった。自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭をはじめ国内外の映画祭で絶賛された気鋭監督・中野量太の待望の商業デビューとなる本作。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像もつかない展開とラストで紡ぎだし、涙と生きる力がほとばしる驚きと感動の詰まった物語を生み出した。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”幸野双葉を演じる宮沢さんは、彼女以外には考えられないと思わせる熱演を発揮。また、頼りないけどなぜか憎めない“お父ちゃん”にはオダギリジョー、双葉と旅先で出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李、さらに篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた驚きの新人子役・伊東蒼が新しい家族の物語に集っている。その中での幸野家の娘・安澄を演じているのが、いま最も注目の実力派若手女優・杉咲さん。TBSドラマ「夜行観覧車」などで鮮烈な演技力を発揮して注目を集め、以後多くのドラマ・映画・CMに出演。2015年に出演した『トイレのピエタ』(松永大司監督)、『愛を積むひと』(朝原雄三監督)で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」新人女優賞、「TAMA映画賞」最優秀新進女優賞、「第37回ヨコハマ映画祭」など国内映画祭で多くの賞を受賞した。現在は、視聴率がウナギ登りのNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」にヒロイン・小橋常子(高畑充希)の妹・美子役として出演しており、末っ子気質のちょっと生意気な可愛らしさと家族思いのいじらしさで話題沸騰中だ。本作では、母・双葉(宮沢さん)のように元気で強くは生きられず、学校でも気弱な態度しか取れないことを悩む安澄だが、ある日突然、「余命わずか」と宣告された母から注がれる大きく熱い愛によって、もがきながらも瑞々しく成長していく様を“熱演”。今回は、そんな杉咲さん演じる安澄が、家業の銭湯「幸の湯」を手伝い、はっぴを着て番台に鎮座するキュートな若女将姿が到着。家業を誇りに思い、笑顔で常連客の相手をする安澄。美人母娘が切り盛りする「幸の湯」が、気にならずにいられない1枚となっている。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月06日俳優の哀川翔と柔道家の篠原信一が10日、東京・台場のフジテレビで行われた、テレビ新広島・フジ系単発バラエティ番組『ニッポンを釣りたい!』(26日16:05~17:20)の会見に出席し、大しけの海で過酷な釣りに挑んだ際のエピソードを明かした。この番組は、タレントたちが日本各地の海や川で釣りに挑戦し、その魅力を伝えていくというというもの。今回は、お笑いコンビ・平成ノブシコブシと、おのののかが長崎・壱岐島へ、子役の鈴木福と谷花音、チャンカワイが三重・伊勢志摩を訪れ、哀川と篠原は東京・伊豆諸島で"ドラム缶"と呼ばれる幻の巨大魚を狙う。3泊4日のロケで、起床は深夜0時半、船の上に1日10時間乗っていたという2人。特に初日は海が大しけという過酷な状況で、プロ級の腕前の哀川でさえも「あの天候は(船が海に)出ないよ、普通」と驚くほどだった。これにはさすがの篠原も「若干、気分悪くなってきますよね」と船酔い気味になったそう。この原因について篠原は、酔い止め薬を飲まなかったことや、哀川に気を使っていたことに加え、「翔さんに『飯食って(胃の中に)もの入れると、気分悪くならない』と言われたんで、本当にボリュームのある弁当を自分も食べたんですけど、それからさらに具合悪くなりました」とクレームを入れた。それに対して哀川は「寝てないのがいけないんだよ(笑)」と、1時間程度の睡眠で荒れる海に臨んだ暴挙を指摘。それでも「あそこで10時間以上乗ってられるのは、結構いい根性してると思いますね。だいたいの人は帰りたそうな顔をするんですけど、そこはやっぱりえらいなと思いましたね」と、篠原の精神力を賞賛した。当の篠原本人は「自分はいつ帰るのか、いつ帰るのかとばかり思って、すぐに救命具のヒモをひっぱれるようにしてました」と、心の中では限界に近かった様子。しかし、「そういう中でも翔さんが声をかけてくれたり、スタッフの皆さんがカメラを回していたので、皆さんの協力のもとで頑張れたんです」と感謝しながら、「柔道で培った精神力で乗り越えられたと思いますけど、普通の人は無理ですよ」と、自身の忍耐力の強さもきっちりアピールしていた。そんな2人だが、今回の撮影で常に一緒にいたことで、強い連帯感が生まれた様子。特に篠原は、他人が失敗した際に哀川が「なにやってんだよてめぇ!」と突っ込みを入れるモノマネまで披露し、「次も翔さんと違う釣りに行かせてもらいたい。もう翔さんとしか行かないですよ!」とゾッコンだった。
2016年06月10日女優の篠原涼子が出演するトリンプ・インターナショナル・ジャパン「天使のブラ スリムライン」の新CMが、きょう9日から一部地域をのぞき全国で放送される。このCMは、「あなたの毎日を変えてくれるようなブラジャーが、トリンプならきっと見つかる」というメッセージを表現するため、同ブラジャーを着用して充足感に満ちた日々を送る篠原を映す。テーマは"Find The One"で、身支度をしたり、ソファでくつろいだりしている日常的な生活シーンを切り取って、篠原のさまざまな側面を見せる。そんな一人の女性の生活を描くため、撮影は開放感のあるハウススタジオで敢行。気温30度を超える暑い日に撮影されたが、篠原の自然体の表情にスタッフたちの視線が集まったという。篠原は、「天使のブラ」シリーズを「自分でもうっとりするような谷間を作ってくれる、お気に入りのシリーズ」と絶賛。「女性にとって、自分にぴったりの下着を見つけるって、毎日がちょっとすてきに過ごせるような気がしますよね」と話し、「皆さんもぜひ、とっておきの1枚を見つけてくださいね!」と呼びかけた。
2016年06月09日映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が、2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開される。主人公・双葉役は『紙の月』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞ほか、2014年の賞レースを総なめにし、日本を代表する女優・宮沢りえ。彼女は脚本を読み、「心が沸かされた」と出演の経緯を語り、会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”を熱演している。その娘、安澄役には、今もっとも注目の実力派若手女優のひとり・杉咲花が抜擢された。さらに、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李らが脇を固める。監督は、ベルリン国際映画祭など各国の映画祭で絶賛された映画『チチを撮りに』の中野量太だ。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせるところからストーリーは展開される。余命わずかという宣告を受けた双葉が、その日から実行していく「絶対にやっておくべきこと」。ぶつかり合いながらも、次第により強い絆で結びついていく家族たち。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎだす、驚きと感動の詰まった家族の物語。“新しい家族の物語”を彩っていく。『湯を沸かすほどの熱い愛』への出演の決め手を教えてください。宮沢:作品のラストシーンが大好きで。タイトルにも込められていますが、全てのシーンはラストのために重ねられていくと言っても過言ではないと思っているくらいです。また、双葉の持つ中々ないエネルギーや愛にすごく惹かれたというところでしょうか。杉咲:作品に「優しさ」が溢れている点に魅力を感じました。物語の中で、キーとなるシーン以外でも「優しさ」がとっても詰まっていて。例えば、安澄が絵の具を同級生にたくさんつけられてしまい、お母ちゃんが学校に来るシーンがあるんですが、そこで、そのことに関してお母ちゃんは何も触れず、ただ「何色が好き?」って聞くんです。その言葉のいらない、包んでくれるような「優しさ」のあるシーンがすごく好き。親子役を演じてみてお互い、いかがでしたか。宮沢:正直彼女が演じているところをたくさん見てきたわけじゃなかったので、その分余計な先入観もなく。逆に花はすごく緊張したと思いますが、彼女に会ったときに、嘘のない人=小手先で芝居をする人ではないな...と思ったんです。自分の心の奥底のものも一緒に放出しないと、太刀打ち出来ないぞと。こういう役をやるときに、遠慮ほど邪魔なものはないんですよね。それをなくしてもらいたかったので、作品に入る前にお互い連絡を取り、作品とは関係のない会話を重ねていって、遠慮をなくした上で撮影に入りました。スタートが高いところから入っていけたのが、映像に溢れているなと思います。杉咲:宮沢さんとご一緒させて頂けることを光栄だななと思いながらも、緊張感がありました。でも、それに負けちゃだめだなと、自分と戦わないとって思っていました。 撮影する前に、宮沢さんがどれだけ現場で時間かかっても、何も気にしなくていいよと声をかけてくださって。その言葉を頂いて、私が持っていた必要以上の緊張感が排除されて、すごくありがたかったです。それぞれの役を演じる上で一番大変だったことは何でしょうか。宮沢:余命というものを受けた人の気持ちをリアルに想像する日々は、やはりすごく精神的な強さが必要でしたね。また、そのテンションや集中力を保ち続けるということが大変でした。杉咲:役を掴めるまでの期間がとても難しかったです。私の演じる安澄はすごく弱い子なんですが、私自身がそのまま演じようとすると、もう少し強い人になってしまうので。”もっと弱い人だよ”と監督に教えてもらいながら進めたのですが、その過程は悩みました。でも、そこでやっと安澄が分かってきて、撮影する前に家族のような関係性を宮沢さんや蒼ちゃん(鮎子役)と作れていけた時に、改めてお母ちゃんの病気を受け止めるというのも苦しかったですね。お二人にとって、ずばり「家族」とは。宮沢:「損得なく愛し合える関係」でしょうか、家族って愛し合うことが当たり前ですよね。でもこの作品に関わって、本当の親子だけが家族じゃないなと感じました。血の繋がりだけが家族ではなく、そう想える人は家族なんだなって。私はこの作品を通して、花という家族ができたなと思います。杉咲:「何があってもその人のために、何でもできる」そんな関係性。わざわざ愛しているとか確かめ合わなくても、分かっているんですよね。だから、その人のために何かしたくなる。考える前に、体が動いてしまう、そんな関係だと思います。好きなブランドは何ですか。また本日のファッションチェックをさせてください。宮沢:ヴァレンティノ(VALENTINO)は、自分の体のラインと服のパターンがとても合うので、好きですね。着心地の良さが一番なので、そういう意味でもお気に入りです。 あとはアーツ&サイエンス(ARTS&SCIENCE)やマイラン(MYLAN)など、素材が良く、流行りに乗りすぎていない服が好きです。今日はヴァレンティノのベルベットワンピースを着ています。杉咲: 私はコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が好きで、いつも見に行って試着しています。今日はトップスが20,000,000 fragments(20,000,000 フラグメンツ)、スカートがミントデザインズ(mintdesigns)です。最後に、映画を見た人々に何を持ち帰ってほしいですか。宮沢:余命を宣告された双葉という人が、残りの命をどう生きるかということを通して、みなさんの日常の景色が、いつもよりも明るく美しく見えたらいいなと思います。そして、そんな事を感じさせてくれる映画になったと思うので、好きな人と、また1人でも劇場に来て頂けたらと思います。杉咲: 私は試写を見たときに、自分の大事な家族や友達に必ず見てもらいたいと思いました。見てくれた人にとっての大事な人を、もっと愛せるきっかけになるような映画になっていると思います。【作品情報】映画『湯を沸かすほどの熱い愛』公開日:2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼脚本・監督:中野量太製作:「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会(クロックワークス、テレビ東京、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、パイプライン、NTTぷらら)2016年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分© 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会【ストーリー】私には、死ぬまでにするべきことがある。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母をおくることを決意する。
2016年05月05日宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョーが、銭湯“幸の湯”を舞台に“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”を描く『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、生気にあふれた宮沢さんの仁王立ちが目を引く、ティザーポスタービジュアルが解禁された。父(オダギリジョー)が1年前に出奔したことから、銭湯「幸の湯」を休業状態になっていた幸野家。母・双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さで、娘・安澄(杉咲花)を育て、日々を送っていた。そんなある日、双葉は突然、自分の余命が残りわずかであるという宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…。双葉の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母をおくることを決意するーー。監督は、自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太。待望の商業デビューとなる本作は、”死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像を超える展開と結末で紡ぎ、観る者に涙と生きる力をたぎらせる意欲作。今回解禁されたティザービジュアルポスターには、デッキブラシをかついだ宮沢さんが、生き生きとした表情で登場。「余命2ヶ月、何ができる?」というコピーが躍っているものの、作品タイトルと同じ真っ赤なエプロンを身に着けて仁王立ちするその姿からは、死期が迫りつつある悲壮感は微塵も感じさせない。また、本作では篠原ゆき子、駿河太郎、松坂桃李、そしてオーディションで大抜擢を受けた“驚きの新人子役”・伊東蒼らが、宮沢さん、杉咲さん、オダギリさんによる幸野家を取り巻く面々として登場する。会う人すべてを優しさと強さで包み込む、宮沢さん演じる双葉と、一体どのような関係を築いていくのか、という点にも要注目。実力派俳優たちが贈る家族の愛の物語を、楽しみにしていて。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日タレント・篠原ともえと、アイドルユニット・バニラビーンズがトレンド情報を伝える、テレ朝動画の番組『シノ×バニ』(毎週金曜16:00~)が、テレビ朝日で5月2日~5日(いずれも深夜1:20~1:31)に4夜連続で放送されることが20日、明らかになった。地上波での放送は初めてとなる。この番組は、とある広告エージェンシーを舞台としてさまざまな最新情報を発信していくもの。今回の地上波放送では、企業からPV制作の依頼が舞い込み、3人が企業をリサーチしたり、担当者に話を聞いたりして、おしゃれなPVの制作に挑む。篠原は「私たちの自由なテンポで続けてきた動画番組が『地上波になるとどういう風になるのか?』という点が一番の見どころ!」と強調。「とにかく3人の不思議なバランス感を楽しんでほしい」と呼びかけている。また、自身がアーティストとしての側面も持つことから、「(バニラビーンズを加えて)3人ともミュージシャンなので、いつか番組のテーマソングを作りたい!!」と野心的。「そのときは篠原全面プロデュースで2人の魅力が満載の、全く新しいトレンドを音楽で発信していきたいです!!」と意気込みを語る。バニラビーンズのレナも「地上波の番組ではなかなか見られない、この『緩さ』を楽しんでほしい」と口をそろえ、これまで気構えずに収録に臨んでいたことから、「それが地上波で流れるということで放送事故にならないかが、いま一番の心配です」と笑みを浮かべる。リサは、「これを機に過去の『シノバニ』もみんなに見てもらえたらうれしいし、これからの『シノバニ』も見てほしい」とアピールした。5月2日の1日目は、キュレーションアプリ「MERY」の編集者に密着。2日目は、最新のキッチン情報をリサーチすべくLIXILのモデルルームへ取材する。3日目は、ほけんの窓口を突撃し、最終日は、ダイソンのショールームに潜入する。
2016年04月20日俳優・オダギリジョーや松坂桃李らが、女優・宮沢りえの主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(10月29日公開)に出演することが明らかになり6日、2枚の場面写真が公開された。本作は、自主制作映画『チチを撮りに』(13年)がベルリン国際映画祭ほか国内外の映画祭で評価を受けた、中野量太監督の商業デビュー作。死にゆく母と残される家族が紡ぎだす愛を、驚きの展開とラストで描く。銭湯「幸の湯」を営む幸野家の母・双葉役の宮沢のほか、その娘・安澄役の杉咲花も出演する。オダギリと松坂に加え、新たなキャストとして発表されたのは、篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた新人子役・伊東蒼。オダギリは、頼りないけれど憎めない父を、松坂は旅先で出会った双葉の母性に触れて人生を見つめ直していく青年・拓海をそれぞれ演じる。本作の物語を「熱く、繊細で、愛情あふれる素晴らしい脚本だと思いました」と称賛するオダギリ。オファーを引き受けたのは、「母親に対しての感覚をこのような脚本に仕上げる監督とぜひ仕事をしたい! と思いましたし宮沢さんが演じる"おかあちゃん"を見てみたいと思った」からだと明かす。その上で、「自分を例えるならば、マーボー豆腐における山椒(さんしょう)のような存在になれているならば幸い」と控えめにアピールしている。一方の松坂は、「映画を見終わった後に、しっかり残る作品」と表現。加えて、「個人的なことですが」と前置きし、「撮影中に銭湯の番台に座れた時は心躍りました」と現場での楽しいひと時を振り返っている。宮沢については、「包容力があり、一緒にいるだけで吸い込まれそうな魅力のある方」「女優というよりは、役者という感じの方」と評し、「ご一緒できたことは、もう一つの幸せ」とうれしそうに報告した。「幸の湯」が映る場面写真には、店の前に家族の女性陣と並ぶお父ちゃんの姿が。無造作ヘアでサンダル姿とラフな格好をしているが、優しげな父親像を感じさせる。もう1枚には、拓海がお母ちゃんに、子供のように優しく頬を包まれている様子が捉えられている。向き合って真剣な表情を見せる2人の関係が、どのように描かれるのか期待を煽る写真となっている。(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
2016年04月06日<a href="">『紙の月』</a>で数々の映画賞を総なめにし、舞台でも活躍する女優・宮沢りえと、注目の朝ドラ「とと姉ちゃん」にも出演する若手実力派女優・杉咲花が母娘役で共演する『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、オダギリジョー、松坂桃李ら新たなキャストが発表され、コメントとともに、心温まる場面写真が到着した。夫(オダギリジョー)が1年前にふらっと姿を消して以来、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘の安澄(杉咲花)を育てていた双葉(宮沢りえ)。ある日突然、余命宣告を受けた彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。家出した夫を連れ帰り、休業していた家業の銭湯「幸の湯」を再開させること。気が優しすぎる娘を独り立ちさせること。娘をある人に会わせること。そして、4つ目は家族も知らない双葉だけの秘密。そんな母の行動に、家族はぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬ることを決意するが――。自主製作映画<a href="">『チチを撮りに』</a>が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太監督がメガホンを取り、宮沢さんと杉咲さんが母娘役としてキャスティングされたことが昨年発表されて以来、その動向が注目を集めていた本作。このほど、10月29日(土)の公開決定と同時に新たなキャストとして発表されたのは、頼りないけどなぜか憎めない双葉の夫=“お父ちゃん”役に、オダギリさん。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂さん。さらに<a href="">『共喰い』</a>の篠原ゆき子、<a href="">『真田十勇士』</a>が控える駿河太郎、オーディションで選ばれた驚きの新人子役・伊東蒼が、宮沢さん、杉咲さんとともに新しい家族の物語を彩ることになる。また、併せて解禁された場面写真では、家業の銭湯「幸の湯」の前に、“お父ちゃん”を含めた一家が勢ぞろいした幸野家の姿や、旅先で出会った双葉に、まるで子どものように優しく頬を包まれている青年・拓海の姿が。思わず登場人物たちの織りなすドラマに思いを馳せてしまうような、おだやかな空気に満ちたカットが披露されている。<以下、コメント>■オダギリジョー熱く、繊細で、愛情溢れる素晴らしい脚本だと思いました。母親に対しての感覚をこのような脚本に仕上げる監督と是非仕事をしたい!と思いましたし、宮沢さんが演じる"おかあちゃん"を見てみたいと思ったのがお引き受けした理由です。自分を例えるならば、麻婆豆腐における山椒のような存在になれているならば幸いです。■松坂桃李台本を読んで、親子の絆を繊細に描いた優しい本だと思いました。映画を見終わった後に、しっかり残る作品だと思いました。そんな中野組に参加できたことは、本当に幸せでした。個人的なことですが、撮影中に銭湯の番台に座れた時は心躍りました。主演の宮沢りえさんは包容力があり、一緒にいるだけで吸い込まれそうな魅力のある方でした。彼女は女優というよりは、役者という感じの方でした。そんな宮沢りえさんとご一緒できたことは、もう一つの幸せでした。“死にゆく母と、残される家族が紡ぎだす愛”という普遍的なテーマを、想像できない展開から驚きのラストへと紡ぐ『湯を沸かすほどの熱い愛』。主演の宮沢さん自身も「心が沸かされた」と語る、涙と生きる力がほとばしる、驚きと感動の詰まった物語の続報を今後も楽しみにしていて。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日篠原涼子が2年半ぶりに連ドラ主演を果たした「オトナ女子」。共演には江口洋介、吉瀬美智子、鈴木砂羽、谷原章介など豪華俳優陣が出演していることでも注目を集めている本作が、いよいよ今夜17日(木)の放送で最終回を迎える。この度、主演の篠原さんと江口さんがクランクアップし、本作への想いを語った。本作は、いくつになっても“女子”であることを諦めない40歳の独身女性・中原亜紀(篠原さん)、大崎萠子(吉瀬さん)、坂田みどり(鈴木さん)の3人が、高山文夫(江口さん)や栗田純一(谷原さん)といったダメ男に振り回されながら、幸せをつかむために奮闘する様子や、“オトナ”ならでは恋愛模様が描かれ、共感を集めている。先週末、最後に撮影を終えたのは、篠原さんと江口さんの2人。最後は、亜紀を題材にして、高山が小説を執筆していたことを知り、ショックを受けた亜紀のもとを、高山が訪れるという、揺れ動く微妙な心を描いた重要なシーンだ。2人の息のあった会話劇で大団円を迎えた。最終回となる第10話では、ショックを受け泣きながらカフェを飛び出した亜紀の姿を見つけ、池田(平山浩行)は、彼女を追いかける。しかし亜紀は、何も話そうとはしなかった。あくる日、亮介(吉沢亮)は、徹夜して作った企画書を亜紀に提出する。そのとき、亜紀の様子がどこかおかしいことに気づいた亮介は、何かあれば相談に乗る、と声をかける。そんな中、フルテージに高山がやってきて、亜紀を呼び出す。そこで高山は、小説を書くことを認めてほしい、と言い出し、亜紀を怒らせてしまう。一方萠子は、母・絹江(朝加真由美)と別居することを田代(丸山智己)に打ち明ける。すると田代は、もっといい解決法があると思う、と告げる。また一方みどりは、授業参観で三男・陵(浦上晟周)のクラスを訪れる。そこで陵は、「最近思うこと」というテーマで書いた作文を発表する。別の日、亜紀は萠子、みどりと女子会を開く。そこに、池田から「会いたい」という電話が入り――。撮影を終えた篠原さんは今回のドラマをふり返り、「連続ドラマに出演させていただくと、いつも思うのですが、今回は特に勉強をさせていただくことが多くて、とてもよい経験をさせていただきました。撮影現場の空気がとてもよくて、いつも笑顔でいさせて下さることが多かったです。みなさんのおかげで、心温まるよい作品になったと思います。ありがとうございました!」と笑顔で語った。亜紀と高山の恋の行方はどうなるのか…。“オトナ女子”3人の行く末を最終回で確認してみて。「オトナ女子」は毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月17日セガが12日、都内・秋葉原のUDX THEATERにて開催した「龍が如く」シリーズの記者発表会に、柔道家でタレントの篠原信一がゲストとして参加した。人気タイトル「龍が如く」シリーズの最新作となる『龍が如く 極』(2016年1月21日発売)は、2005年に発売され、シナリオ評価が最も高かった初代『龍が如く』をベースに、大幅なドラマシーンの追加、快適なゲームプレイ、充実のプレイスポット&サブストーリーなど、あらゆる面で極まった作品。新たに「昆虫女王メスキング」というミニゲームを収録するほか、シリーズで高い人気を誇るキャラクター「真島吾朗」がいたるところに現れる「どこでも真島システム」なども用意されている。発表会の冒頭で、セガゲームス 取締役CCOであり、「龍が如く」シリーズの総合監督・名越稔洋氏が登壇。シリーズ10周年を迎えた喜びを述べた後、「約1年ごとにゲームを作り続けることで、シリーズを成長させることができた」と、この10年を振り返った。続けて、会場では『龍が如く 極』の最新映像を公開。名越氏は「美しくなったグラフィックはもちろん、期間・容量の問題で描けなかったエピソードをふんだんに盛り込めた。これだけでもプレイする価値はある」と自信をのぞかせる。本作では名越氏が語るように、主人公・桐生一馬の兄弟分である錦山彰のドラマストーリーが新たに盛り込まれている。本作ではすでにB’zの稲葉浩志が作品のテーマソング「BLEED」を手掛けることが公開されているが、同曲を収録したシングル「羽」(2016年1月13日発売)には通常版のほか、「龍が如く盤」も発売され、特典として名越氏と稲葉浩志によるスペシャル対談映像も収録されることが明らかに。また、2016年1月より公開されるテレビCMでは、名越氏自らが登場。初代『龍が如く』の「ゲームはもっと踏み込めないのか」というキャッチコピーを生かしたメッセージ性の強い内容に仕上がっているという。その後、『龍が如く 極』のゲーム内に登場することが発表された篠原信一がステージに登場。篠原は「ゲームに詳しくないが、『龍が如く』は知っていた。オファーを受けた時、『え! ついに俺が桐生役?』と思った」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。さらに「自分のキャラが弱かったら、セガさんにクレームを入れますからね」と冗談を織り交ぜつつ、「どんなシーンで登場するかが非常に楽しみ」と期待を寄せた。さらにイベントでは、『龍が如く 極』に先行体験版のプロダクトコードが封入されるシリーズナンバリングタイトル最新作『龍が如く6(仮)』(2016年秋発売予定)の最新映像も公開された。数分ではあったが、グラフィックがさらに美しくなり、ビルからビルへのシームレスに移動するゲームデモや、より演出が派手になり爽快感が増したバトルシーンなども確認できた。名越氏は「『龍が如く6(仮)』では、とことんリアリティーを追求し、いろんなところに行けるようになった。まさに"本物"になるよう仕上げている」と作品への熱い思いを吐露した。そのほか、「龍が如く」10周年記念として、満20歳以上の女性を対象に、『龍が如く6(仮)』の世界に登場するキャバクラ嬢として出演したい人を募集することも明らかに。オーディションの詳細は特設サイトで公開されている。最後に名越氏は「10周年を迎えられたのは、ファンの皆さんあってのこと。今回の『極』も『龍が如く』らしいタイトルになっているので、ぜひプレイしてください」と改めて作品をアピールしてイベントは終了した。PlayStation 4/PlayStation 3用ソフト『龍が如く 極』は、2016年1月21日発売。価格は各6,490円(税別)となる。(C)SEGA
2015年12月14日米映画『インサイド・ヘッド』のMovieNEX発売を記念し11月18日(水)、東京・お台場ヴィーナスフォートで「今年の想い出ツリー」点灯式が行われ、柔道家の篠原信一とタレントの藤田ニコルが出席。今年ブレイクした二人が、“ヨロコビ”の1年をふり返った。現役引退後、持ち前の明るいキャラクターを武器に、バラエティ番組やイベントに引っ張りダコだった篠原さんは、「まさか芸能界で、こんなにお仕事させてもらうなんて、まったく思わなかった。でも、名前を覚えてもらえたのがうれしかったですね」と満面の笑み。来年は「ドラマをやりたいですね。どんな役?そりゃ主役でしょ」とリップサービスを披露した。一方、おバカ界の新女王となった藤田さんも「いろんな世代の皆さんに応援してもらい、ガラッと変わった一年だった」。注目度が高まり、多忙を極めるなか「ツイッターのフォロワーが、1日で2,000人ずつ増えている。たいしたことをつぶやいているわけでもないのに、何がいいのか分からない」と“ビビリ”、「友だちが遊びに誘ってくれない…」と“カナシミ”を明かした。世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念した本作。11才の少女ライリーの幸せを祈る、頭の中の5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミの冒険と成長を描いた冒険ファンタジーで、この夏、国内興収40億円突破の大ヒットを記録した。二人は「改めて人にはいろんな感情があるんだと知った。思わず吸い込まれるストーリーで、(泣きそうで)ヤバイヤバイと思う瞬間もあった」(篠原さん)、「ヨロコビだけじゃなくて、カナシミって感情も必要なんだなって思いました。ほっこりしました」(藤田さん)と映画をアピール。すっかり意気投合したようで、二人一緒に藤田さんの持ちネタである“ニコルンビーム”を披露する場面もあった。『インサイド・ヘッドMovieNEX』は発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月18日女優・篠原涼子が2年半ぶりに出演・主演する連続ドラマ「オトナ女子」。本作で篠原さん演じる“女子”であることを諦めない40歳の独身女性・中原亜紀の、年下のミュージシャンの彼氏・山岡伸治役を、多くの女性を魅了してやまない俳優・斎藤工が演じることが明らかになった。本作は、篠原さんをはじめ吉瀬美智子、鈴木砂羽ら演技派女優陣が演じる40歳独身女性3人が、江口洋介や谷原章介ら実力派俳優陣が扮するダメなオトコに振り回されながら、幸せをつかむために奮闘していく物語。先日、若手俳優・千葉雄大が本作で初の教師役と、40歳と28歳の“年の差愛”に挑戦することが話題となったが、さらにこの豪華俳優陣の中に、4月期ドラマ「医師たちの恋愛事情」で主演を務めたばかりの斎藤さんが加わり超豪華なゲスト出演が実現した。斎藤さんが演じる伸治は、亜紀より6歳年下の34歳で、デビューを目指す売れないミュージシャン。亜紀の家に転がり込み、生活の面倒をみてもらったり、ギターを買ってもらったりしている、いわゆる“ヒモ彼氏”。でも、亜紀にはいつも優しく甘えて、憎めない役どころだ。斎藤さんは「けっこう辛辣で、女性への発言もオブラートにつつまない憎まれ役ではあるんですが、世論を踏襲したような役の気がしています」と、自らの役を分析しつつも、「篠原さん持ち前の明るさに、伸治という役としても、僕自身も甘えて、ゆだねている感じだったので、そこにも注目して下さい」と語る。また、斎藤さんは今回が篠原さんとの初共演だそうで、収録をふり返り「初日から、撮影の合間に食事や健康の話など、僕だけでなく、周りの人みんなに自然に気を遣って、身内のように接してくださいました。主演だからとかではなく、自然にその雰囲気にいざなう事が出来る方なんだなと思い、背筋が伸びる気持ちでした」と共演の感想を寄せた。いよいよ本日放送の第1話の中では、朝、会社にいこうとする亜紀を、伸治が少し強引にベッドに誘おうとしたり、料理を作ろうとする亜紀のエプロンを後ろから結んであげたりなどラブラブな同棲生活のシーンや落ち込む伸治に亜紀が優しく慰めるシーンなど、思わずドキドキする見逃せないシーンが満載だという。そのセクシーさで多くの女性を魅了してやまない斎藤さん演じる伸治と亜紀の恋の行方が気になりつつ、豪華俳優陣の共演からも目が話せない。「オトナ女子」は10月15日(木)、22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日