元AKB48でタレントの篠田麻里子が18日、中国版インスタグラムと言われるSNS「小紅書(RED)」に公式アカウントを開設。運用を手がけるunbotが発表し、「これから中国市場におけるファン獲得、ビジネス拡大を目指して小紅書(RED)の運用を強化してまいります」と伝えた。unbotは上海と北京に運営拠点を持ち、中国圏に特化したデジタルマーケティング事業を展開する。「小紅書(RED)」は、3億人を超えるユーザー数を抱え、中華圏において旅行・観光・レジャー・美容・ファッション分野の主要な情報収集ツールとなっており、多くの女性ユーザーを抱えている。
2024年09月18日俳優の篠田光亮が10日、自身のXのを更新。第1子女児の誕生を報告した。篠田は「ご報告」と題し、「先日、第一子となる女の子が誕生しました事をここにご報告致します。母子ともに健康な出産となり安心しております」と伝えた。続けて「産まれてきてくれた事に感謝をし、これからは父親としてもより一層精進して参りたいと思いますので引き続き宜しくお願い致します」とつづった。篠田は1981年10月1日生まれ、神奈川県出身。篠田はテレビドラマ「リップスティック」でデビュー。舞台「ミュージカル・テニスの王子様」、「戦国鍋TV ~なんとなく歴史が学べる映像~」などに出演。2020年11月に一般女性との結婚を発表していた。
2024年09月10日Text:谷岡正浩Photo:小境勝巳最新デジタル・シングル「現下の喝采」を9月11日(水) にリリースするシンガーソングライターの高橋優。グイグイと背中を押してくれるようなテンポに勇気づけられる、誰もの日常に寄り添う高橋流の応援歌だ。この新曲の話を中心に、自身初となった全国47都道府県を弾き語りで巡ったツアー『ONE STROKE SHOW〜一顰一笑(いっぴんいっしょう)〜』での経験、そして9月21日(土)・22日(日) に開催が迫った『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』への想いを聞いた。常にオンモードでいることの影響と締切にまつわる考察――初の47都道府県を巡るツアーとなった、『ONE STROKE SHOW〜一顰一笑(いっぴんいっしょう)〜』を完走しました。やり切った感としてはいかがですか?今の自分でやれることはやったなっていう気はしています。――それはまだまだやれるぞ、というこれからに向けての手応えがあるということですか?本当の本心を言うと、今までは、“ツアーのテンション”というものに自分を持って行って、ピークまで上げてっていうのをやってたんですけど、今回の47都道府県弾き語りツアーは、どちらかというと路上ライブをやっていた頃の感覚に近いというか。路上ライブをやっていたときは、だいたい週一か週二くらいの間隔で週末にやって、平日は大学に通ったりアルバイトしたりしてたんですけど、なんかその感覚に似てて。それっていわばライフワークみたいなことなんですけど、そうなると、ピークっていうよりもいつでもギター1本持ってライブができるようにしておかなきゃいけない、そういう心構えで毎日を過ごすことが当たり前になってくるんですよね。で、ツアーが終わって思うのは、その気持ちでいる方がいいんじゃないかっていうことなんです。だから、おっしゃった、「やり切った感」というのは確かにある、でも今も自分の日常の中ではまだ続いている――そんな感覚なんですよね。終わってもう1カ月半くらい経つんですけど。――ずっとアイドリングしているような状態。そう。それまでは、ライブモード、曲作りモード、みたいにパキッと別れてたんですよ。そこがちょっと変わって、常にライブモードの状態でいる、という感じです。――シンプルな質問ですけど、それは良い状態なんですか?わかんないです。ぴんしょうツアー(※47都道府県弾き語りツアーのこと)中に一回喉を壊したんですよ。声帯炎というのになってしまって。幸い、日程的に恵まれてツアーを飛ばしたりすることはなかったんですけど。ただ、どうして喉をやっちゃったんだろうっていうことを最近よく考えてて。そんなに体調を崩すような日々を過ごしていたつもりもないし、まあ強いて言えば寒い時期から始まったツアーだったので、風邪をひいてこじらせたりしたのかな?っていうくらいで。でも体調管理ということで言えば、無理せず休まなきゃいけないときは休まないといけないっていう大前提があるじゃないですか。そうなると、今のこのオンモードが続いている状態っていうのは、果たして体調管理的に正解なんだろうか?っていう疑問があるんですよ。でも、よく考えたら、大人の皆さんってみんな絶えずオンモードですよね?逆に聞きたいんですけど、どうしてるんですか?みなさん、ちゃんと休めてますか?(笑)。――(笑)。さっきもスタッフの方と話してたんですけど、休み方が難しくなってきませんか?って。例えば3日ある休みのうち1日目はゴロゴロして、配信作品か何かを見ながら過ごして、あー休んだーって思っても、2日目くらいから、これでいいのかな……?って思うようになったりするんですよね(笑)。もうちょっとアクティブな趣味がある人だったら、釣りに行ったり仲間と弾丸で旅に出たりするわけじゃないですか。そういう有意義な休み方をしている人たちが羨ましいというか。SNSにそういうのが流れてきたりすると。で、SNSを見ている時点でもうこっちは休まってないんですよね(笑)。でも、ずっとライブを意識したオンモードでいることは、楽しいは楽しいんです。毎日の中で、これライブのMCに使えるかもしれないなってメモったり、曲の種になるかもしれないって思ったり、そうして過ごすこと自体は手応えを感じるんですよ。今日はやったぞ、みたいな。でもじゃあ、休めてるのか?と言われたら、これでまた知らない間に自分の体や心に蓄積されているものがあって、いつかまたそれが予期しない形で溢れ出て、体を壊したりしちゃうのかな……って。そのバランスというか、果たしてこのままオンモードでいったらどうなるんだろう?っていうのがわからないんですよね。大人のみなさんにアンケートを取りたいくらいですよ(笑)。――そういう意味では、もしかしたら大抵の日本人は、オンモードなのかもしれないですね。そうですよね。僕の場合は、仕事と言いつつ、好きな音楽をやっているわけだし、曲作りだって、そもそもそれがやりたいからやっているのであって、それが趣味だと言えなくもないというか。でも、例えばうどんが大好物だからといって、毎食毎日うどんだったら、それはさすがに辟易とするわけで(笑)。逆に苦手だったパセリを食べてみようかなって思ったりするかもしれない。だから僕で言ったらカメラを始めてみたり、もともと趣味だった映画を観たりしてるんですけどね。――やっぱり締切があるかどうかっていうのは、仕事か趣味かのボーダーラインになるんじゃないですか?ああ、なるほどね。ライターさんっぽい考え方ですね(笑)。やっぱり締切って意識せざるを得ないものなんですか?――まあそれこそ映画館で映画を観ていても、明日締切かっていうのは確実に頭の片隅にはあって、だからずっと首根っこを掴まれてるような感じですね。へー。――そういう感覚はないですか?曲作りに関して言うと、自分がワクワクして作ったものじゃないと、誰も得しなくなっちゃうなと思ってて。だから、この日までに作ってくださいっていう、“この日”っていうのを極力意識しないように僕はしていますね。すごく大人としてダメなこと言いますけど(笑)、一週間遅れても、美味しいもの食べたくないですか?(笑)。締切に間に合ったまずいものよりも。――あははは!作った人が納得した味が出ているものが、結局は周りの人も幸せにするって僕は思っちゃうんですよね。そりゃあ僕もクリエーターですから、締切は絶対に守らなきゃいけないって思ってるんですよ。でもその感覚っていうのは、小学校のときに感じた、こうした方が先生が喜ぶんだろうなっていう感覚に近くて。宿題ならそれでもいいんですけど、楽曲となったら、締切を設定した人たちの先にリスナーのみなさんが待ってくれているわけで、どうしてもそっちのことを考えてしまうんですよね。結局リスナーの皆さんがどう思うかがすべてなわけですから、「うーん、あんまり手応えも感じてないけど締切だからまあこれでよしとするか」みたいなものを出してしまったら、それは絶対リスナーのみなさんに失礼だし、評価もされないと思うんです。ということは、それは締切を設定した人たちにとっても損をすることになりますよ、という考え方(笑)。「なんで私たちは締切なんてものを作ってしまったんだ!そのせいで、駄作を作らせてしまっていたなんて!」と後悔するくらいのことに僕の中では変換して、ひたすら自分の納得いく楽曲を仕上げることにワクワクしながら集中しています。――なるほど(笑)。まあ、いろいろ言いましたが(笑)、一方で、締切を設定して待ってくれている人たちがいるっていうのは本当にありがたいと思っています。だって、さっきも話した路上時代、僕はここを長く経験しているので、それは誰も待っていないのに曲作りをしていた時代でしたから。もしかしたら路上で立ち止まってくれるかもしれないっていう薄い希望だけで曲作りしているのって、やめようと思えばいつでもやめられるじゃないですか。そこが自由でもあるんですけど……そうか、あの頃は締切に憧れてたんだなー(笑)。『サザエさん』に出てくる小説家の伊佐坂先生を見てさえ、いいなと思ってたくらいですからね(笑)。――編集者を控え室で待たせて机に向かっている姿が(笑)。そうそう(笑)。だから矛盾するようですけど、締切があるということはありがたいと思っています。だからそこに対してもモチベーションがあるのも事実です。ただ、でもね――っていう(笑)。毎日は、誰かの価値あるファインプレーで溢れている――タイアップという条件に関しては、高橋さんのなかで創作の純粋性に矛盾はしないんですか?そこは結構自由に感じているのかもしれないですね。もちろん枠組みや細かい次元での制限はあったりするんですけど、それによってがんじがらめにされるとか、そういうことはないですね。もしかしたら、幸い、なのかもしれませんが。ちなみに、タイアップのお話をいただいて、曲を書いて聴いていただいて、意見をいただくのは僕としてはワクワクする部分もあるんですよね。これに対してどんな感想を抱いてくれるんだろう?って。そこはだから純粋だし、クリエーターとしての意地もありますよね。これしか作れません、ではなくて、こうきたらこうもできますよっていう具合に。――新曲「現下の喝采」の場合も、資料によりますと番組との打ち合わせがまずあって、そこから創作がスタートしたと。そうですね。『Oha!4 NEWS LIVE』(日テレ系)のスタッフさんの中に高橋優を推している人たちがいるっていうのを聞いて、打ち合わせの8割はそれを伝えてもらうだけの感じでした(笑)。あくまで僕の体感的には。――それは気持ちがいいですね(笑)。そこから高橋さんのなかではどんなスイッチが入って創作モードに突入していったんでしょうか?例えばですけど、誰しも仕事を始めたフレッシュな頃は、ひとつひとつに手応えを感じていたはずなんですよ。お、今日はこれができた!って。でも、だんだん自分のやってることに慣れてきちゃうと、自分がクリアしていったことが当たり前になっていってしまうんですよね。昔は大成功だと思ってたことが、今じゃ普通、みたいな。そうすると、もっともっとすごいことしなきゃ大成功とはとても呼べなくなってきて、しまいにそれがどうでもよくなってくるというか。いやいや、そうじゃなかったでしょと。大したことないって今思ってるこれって、実はすごいことだよって。なんかそういうことを考えながらツアーを回っていた感じと、『Oha!4』のスタッフさんが毎朝早くからスタジオに入って毎日ニュースを伝えている感じが、うまいことリンクして、楽曲のテーマが見えてきたんですよね。だって、そもそもの話をすれば、人間誰しも立ち上がっただけでお父さんとかお母さんから手を叩かれて喜ばれたんですから(笑)。字を書けただけでどれだけすごいって褒められたか。だんだんそれが当たり前になっていってしまう。それはそうなんですけど、でもそれを人間関係で捉えたら、例えば人から嫌なことを言われて、言い返してやろうかと思ったけど、そこをグッと堪えて何事もなかったように流した。それってファインプレーですよ。言い返したら喧嘩になってたかもしれない。でも、それを誰も褒めてはくれませんよね。当たり前だと流されるかまったく気づかれないか。日常ってそういうことに溢れてるんじゃないかなって思ったんです。みんなその時その時でものすごく価値のあることをやっているはずなのに。――そういう個人個人のファインプレーの集積の上に社会が成り立っている。そう。だからあなたはいい日々を歩いているんだっていうことをもう一度思い出してほしいって思ったんですよね。店員さんの態度がすごく悪かったのに、ありがとうと言ってお店から出てきた――その瞬間スタジアムいっぱいのオーディエンスがあなたに向かって歓声と拍手を送るっていう妄想が広がったんです(笑)。うおーー!って。そういう喝采が、あなたの日々にはいくつも起こっている、なんてことない日常を歩んでいる人たちにこそ喝采は起こっているんだっていうイメージから始まりました。――それは救われるなー。人生を歩めば歩むほどだんだん褒められなくなりますからね。――“喝采”のイメージはすごくよくわかりました。一方で、タイトルで気になるのは“現下”という言葉で、あまり音楽的ではないというか、音楽の文脈で出てくることは稀な言葉ですよね。おっしゃる通りで、どちらかと言えばビジネスの世界で用いられる言葉ですよね。現下の状況から説明しますと――、みたいな感じで。――ああ、そうですね。だから『Oha!4』を見ている人たちの職場で日常的に用いられているであろう言葉をあえてタイトルで使ってみようかなと思いました。なので意味として何か深いものがあるとか、そういうことではないんですけどね。――あと、個人的に気になったのは、テンポが8分の6拍子の曲なんですけど、そうするとイメージするのは「プライド」なんですよね。アンセムのような曲だと思っているんですけど、8分の6拍子というのは、高橋さんの中で何か特別なものとしてあるんでしょうか?なんでしょうね。「プライド」を意識したということはないんですけど、言葉を届けやすいテンポなのかもしれないですね。メロを作りながら、なんとなく言葉をイメージしていくなかで、きちんと言葉を届けたいっていう意識はあったんですよ。だから、しゃべるように言葉を届ける感覚というのを探っていったら自然とそのテンポに落ち着いた、ということかもしれませんね。やっぱり、これも「ぴんしょうツアー」の影響なんですけど、言葉がきちんと聴こえる、言葉が届く楽曲というのがテーマなんですよね。もっと言えば、言葉はしっかり聴こえるけど、「え、何?」っていう驚きを含んだものを書きたいんですよ。要するに、コミュニケーションをしたいというか。「こいつ何か言ってるぞ!?」みたいな(笑)。歌ってるっていうよりも、なんか言ってるっていう感じ。それを僕はずーっと――それこそ路上時代から――やっているんだと思います。路上をやっているときに怒られたことがあるんですよ。――それは?「駱駝」っていう曲を歌った時に――それは常識とか世間体なんかクソだっていう歌なんですけど――おじさんから「それは違うだろ!」って(笑)。そのときに僕は、聴いてくれてるんだ!っていう喜びの方が大きかったんですよ。なんとなくだけど、そうやって僕の歌に聞き耳を立ててくれてる人がいるんだっていうつながりは、そのときに比べたら今の方がはるかに強くありますね。――高橋さんにとっての言葉は、メッセージに重きがあるんですか?それとも音に乗るものが優先されるんですか?そこはね、難しいですよね。一番面白いところでもあるんですけど。もちろんその両方を満たしているものが最高なんですけど、その時々のやりたいことによって、方向性は変わりますね。例えば、よりライブでお客さんと一緒に盛り上がることを想定したら、言葉の意味やそこに含まれるメッセージよりもリズムを意識した方がいいでしょうし。逆に振り切って言葉を尖らせて作ることもありますしね。そこのバランスは本当に面白いし、難しいですね。デビュー当時から、自分にそんなに言いたいことがあるかって言われたら、あまり変わってない気がするんですよ、そこは今も。もちろん世の中がどんどん変わってきているから、伝えたいことも変化するし、どんどん湧き出てくるんですけど、届け方としてどういう方法がいいのかというのは毎回手探りですね。私たちの街にキャラバンがやって来た!――『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』の開催が間近に迫ってきました。これまで続けてきたからこそ感じる今の心境を教えてください。そもそもこのフェスを始めたきっかけが、少しでも秋田を元気にしたい、盛り上げたい、そして秋田からもらったものをちょっとでも秋田に返せたらっていう気持ちがあったんですけど、2020年、2021年とコロナの影響で開催できなかったり、昨年はフェスの2カ月前に豪雨被害があったり。で、今年も台風による被害があったんですよね。『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』の開催を重ねるにつれて、一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっているような気がするんですよ。もしかしたら、楽しみたいけど楽しめない状況の人もいらっしゃるかもしれない。だから、一緒に楽しむっていうことへのプライドというか、冷静に考える部分と、はち切れんばかりの楽しさを自分が率先して表現していかなきゃっていう思いがありますね。――秋田県内の13ある市を毎年キャラバンしていくというのは、本当にオリジナルな発想だなと思います(※今年は能代市での開催)。改めて、高橋さんのなかで、キャラバンしていく意味というのをどのように考えていますか?僕自身の経験として、ずっとカセットテープで聴いていた人が、自分の街に来てライブをやってくれたことがあるんですよ。それはもう人生の中でのハイライトなくらい感動したし、今でもその時の気持ちとか景色とかって甦ったりするんですよね。あれがあったから自分もパフォーマンスをする人になったんじゃないかって思うくらい。だから『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』をやっていて、手応えを感じられる感想のひとつが、「二ツ井中央公園(※能代市にある野外多目的広場。今年の会場となっている)に斉藤和義が来るの!? だってあそこ私の家からすぐだよ!」みたいなことなんですよ(笑)。もしかしたら大人の人たちは――それこそさっきの話ではないけど――そういう感動を抑えるブレーキが備わっちゃってるから、そこまで大騒ぎはしないかもしれないんですけど、でも子供は素直に震えるくらい感動するんですよ。僕もそうだったから。目の前で実際にパフォーマンスを見ることの経験って本当にかけがえのないものになりますからね。あと自分のことだけで言うと、秋田出身ではあるけれど、まだまだ行ったことのない場所や知らないことがあるから、自分も秋田のことを知りながらフェスをやれるということがありますね。だから毎年「秋田キャラバンガイド」というフリーの冊子を作って、実際に僕がその年に開催される市で訪れた場所をガイドしています。こんなに素晴らしい人たちがいて、こんなに素敵な場所があるから、フェスが終わったらぜひ行ってみてくださいっていう思いも込めて。――ここまで、全国47都道府県弾き語りツアーや新曲「現下の喝采」、そして『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』と、お話を伺ってきました。そのどれもに共通しているのは、今の高橋さんは動くことで何かを掴んだり、表現したりする、というモードなのかなということでした。ああ、そうかもしれませんね。あんまり家の中でゴロゴロしていてもろくなことはないですからね(笑)。とあるフィジカル系マガジンの取材を受けたときに編集の方がおっしゃっていた言葉を思い出したので言っておくと、「人生の中で一番重い扉は家の扉だ」ということです(笑)。外に出て、見慣れた景色を見ることでも何かしら発見があるかもしれませんし、家の扉を開けなければ本質的な出会いも何もないですからね。外に出ることは、もしかしたら勇気がいることかもしれないけれど、喝采が待っていると思って、その扉を開けてほしいですね。衣裳協力:SOPH.スタイリスト:上井大輔(demdem inc.)ヘアメイク:眞弓秀明<リリース情報>デジタル・シングル「現下の喝采」9月11日(水) 配信リリース配信URL:<ライブ情報>『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』9月21日(土)・22日(日) 秋田県能代市・二ツ井中央公園11:00開場 / 13:00開演 / 19:00終演予定■9月21日(土)出演白神STAGE:高橋優、AI、氣志團、Saucy Dog鳥海STAGE:キンタロー。、とにかく明るい安村、ラパルフェ■9月22日(日) 出演白神STAGE:高橋優、キタニタツヤ、斉藤和義、私立恵比寿中学鳥海STAGE:だしおさん、ニューヨーク、街裏ぴんく【チケット代】1日券9,500円2日間通し券17,100円学割 / 1日券 4,900円学割 / 2日間通し券9,300円※ブロック指定/ACMF2024 オリジナルレジャーシート付きチケット情報:()★秋田CARAVAN MUSIC FES 2024 +ACTION 秋田キャラバンガイドムービーイベント公式サイト:高橋優 公式サイト:
2024年09月10日元AKB48でタレントの篠田麻里子(38)が3日、自身のインスタグラムを更新し、一般男性と交際していることを報告した。篠田は「私事ですがひとつ報告させてください。唐突にすみません」と切り出し、「現在私にはお付き合いしている男性の方がいます。一般の方なので詳細は差し控えますが、私や娘のことを大事にしてくれる、とても尊敬できる方です」と公表した。「昨年知り合い、誠実に私達に向き合ってくれる姿勢に惹かれて、最近お付き合いすることになりました。(まさかお付き合いすることになるとは、と自分が一番驚いています笑)」と本音を交えつつ、「今の私は子どものこと、仕事のことを大切に心穏やかに過ごしています。今後も何かあれば自分からお伝えしたいと思っているので、温かく見守っていただけると嬉しいです。今後とも篠田麻里子をよろしくお願いします」と呼びかけた。「事務所にお問合せ頂いたみたいですが、今回はどうしても自分の口から報告したくてここに書かせてもらいました。せっかく取材して頂いたのに、記者の方にも大変申し訳無いのですが、私のわがままをどうかお許しください」と記した。篠田は2019年2月16日に3歳下の一般男性と結婚。20年3月に第1子女児出産を発表。22年に、一部週刊誌で夫婦間の「離婚調停」や自身の「不倫報道」が掲載され、インスタグラムでは「ひとつだけはっきりとお伝えします。私が不倫したという事実はありません」などと記していた。その後、23年3月に離婚を発表した。
2024年09月03日Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子1987年のデビューから、瞬く間にシーンのトップに躍り出た永井真理子。「ミラクル・ガール」、「ZUTTO」などのヒット曲とともに、ショートカットにクラッシュデニムというスタイルで飛び跳ねるように歌う彼女の姿は鮮烈だった。アーティスト/シンガーとしてのあり方を模索した90年代、音楽活動から遠ざかった2000年代半ば以降を振り返りつつ、10年ぶりに復活した2017年から続く永井真理子の「今」を語ってもらった。ご飯食べなくてもいいから歌っていたいっていうくらいの気持ちでした――デビューまでの経緯がありそうでないパターンですよね。ざっと言うと、デモテープを作ってアポなしでレコード会社に持って行き、たまたま取り次いでくれた方が後々のプロデューサーで、その日に音源を聴いてもらうことができ、そのままデビューにつながると。なんかすごいです(笑)。しかも音楽をはじめて半年経つか経たないかくらいの頃だったので。――そうなんですか!だから毎日起きるたびに、あれ?夢じゃないんだ?って思うくらい次々に新しい扉が開いていくような状況でした。――そもそも音楽をはじめた時点でプロを目指していたんですか?プロという明確なところまで意識として持てていたかどうかはわからないんですけど、音楽をはじめる前――高校の3年間は全寮制の学校で、ものすごい狭い世界の中で生きていたんです。そこから短大への進学で東京に出て、一気に弾けたんですよ(笑)。何がやりたいの?音楽がやりたい!って。それで何もわからずに他大学のサークルのバンドにコーラスの空きがあることを見つけて、なんでもいいからやりたい!って言ってそこに入れさせてもらったら、もう歌うことが本当に楽しくて仕方がなくて、プロになるとかどうとかよりも、音楽をやることに恋しちゃったっていう感覚だったんですよね。ご飯食べなくてもいいから歌っていたいっていうくらいの気持ちでした。だからデモテープを作ったのもその勢いなんですよ。で、作っただけでなく持っていっちゃったっていう(笑)。ほんとに何にもわからなかったからそんなことができちゃったんですよね。普通に音楽業界の知識が少しでもある人なら、「そんなの無理に決まってるじゃない!」って思いますよね(笑)。――何かに夢中になるバイタリティというのは、子供の頃からそういう性格だったんですか?基本的にはそうだったと思うんですけど、ただ人見知りで、あまり人前に出るのが得意ではなかったんですよ。だから内に秘めたものはあったんですけど、じゃあ実際に何か具体的なアクションを起こせていたのかといえば、何も出来ていなかったっていうのが現実でした。そのひとつが音楽だったんです。ギターの練習をコソコソしたりはしたんですけど、人前でやったりすることはとても出来なかったし、うちは父親が厳しい人だったので、まずそんなことをやっているっていうこと自体も秘密にしてたし(笑)。――で、全寮制の高校時代もあって、ひとり暮らしを機に一気に弾けたと。大学のサークルでバンドに入って、そこから自分でデモテープを作ったのはどういうきっかけがあったんですか?そもそもそのバンドのメンバー募集には「プロ志向」って書いてあったんです。プロっていうのがどういうことなのかはわからなかったけど、ここは本気でやってるに違いないって思って私は入ったんです。なのに半年もしないうちにみんな就職活動とか始めちゃって。ちょっと待ってよって(笑)。そこで何か悔しくなっちゃって、だったらひとりでもやってやろうじゃないかってデモテープを作ろうと思ったんです。その時に出会ったのが、現在も作曲家として活躍している前田克樹さんだったんです。彼は私の入っていたバンドのギタリストの人の同級生だったんですよ。それで、前田さんに手伝ってもらいながらデモテープを作ったんですけど、その中には後に私の代表曲にもなる「One Step Closer」がすでにあったんです。――デモテープを作る時点で理想とする音楽像というものがあったんですか?いえ、とにかく歌いたいっていうことだけでした。前田さんが私の歌声とキャラから、こういう感じが似合うんじゃないかっていうものに、ご自身の好きな音楽をブレンドしてできていったんですけど、それがうまく私の気持ちにハマってスタイルになっていったんです。――デモテープを最初に聴いてくれたプロデューサーの方は、永井さんのどこに可能性を感じたか、というのは伺ったことはありますか?声がすごく好きだっていうことをおっしゃっていただきました。レコード会社の裏にあるカフェで聴いてもらったんですけど、「今聴いてください!」って言った私の目力がものすごくて、炎が見えたって(笑)。――なかなか断りづらいですね(笑)。あはは。そうですよね(笑)。それと、これは後から聞いたんですけど、当時そのプロデューサーさんは他のレコード会社から移って来たばかりだったから、せっかく新しいところで始めるんだったら、若い才能を一から発掘して世に送り出したいって思っていたんですって。そんなところに、炎の目の私がやって来たみたいです(笑)。順位や売り上げよりも、自分がそのときに何をやりたいか――デビューすることが決まってから準備期間が1年ほどあったんですよね。10代のうちにすぐデビューしたらどうですかっていうお話をいただいたんですけど、母親がすごく反対したんです。当然私の性格も熟知していますから(笑)、今は熱くなって勢いでそっちの方に向かって行っちゃってるけど、少しでも厳しさを知ったらすぐに諦めるんじゃないかって。そういうことを心配していたみたいです。だから1年間学業にちゃんと専念して卒業したら20歳だから、もう大人だし自分で決めてもいいんじゃない?って。正論です(笑)。――1ミリも言い返す隙がないですね(笑)。そのときは悔しかったけど、でもそうやって許してくれるんだからまあよかったなって思えました。じゃあその1年間を準備期間に充ててアルバムを作っちゃおうってレコード会社の人から提案があったんです。だから在学中にはもうアルバムが出来ていたし、当時東海地方で人気のあったラジオ番組にレギュラー出演させていただいたり、だからデビュー前には私のことを知っていてくださる人たちがラジオを通していたっていう状況が出来ていたんですよね。そういう意味でも、すごく大切な1年になったし、実際にデビューしてすぐにいいスタートを切れたんです。――デビュー・アルバムには先ほどデモテープのところで出てきた前田さんの曲が半分近くあって、そういう意味では自分の信じた音楽性をブレなく追求できたという感じだったのでしょうか?そうですね。わりと当時は、ソロシンガーの場合、ガラッと変えられたりすることも多かったと思うんですけど、私の場合はおっしゃったように前田さんのおかげもあって、自分のやりたいことがちゃんと出来ていました。――デビューからかなりのハイペースで作品をリリースしていくわけですが、3年目くらいになるとだんだん苦しい時期に入っていったと過去のインタビューではお話をされています。どういう状況だったんですか?ほとんどの皆さんが同じだと思うんですけど、やりたいことも少しずつ変わっていくわけですよ。でもそれはわがままとかそういうことではなく、きっと「成長」のヒントなんです。ただ、なかなかそこを理解してもらえないっていうズレみたいなものが生じてくるんですよね。いくら私が新しいチャレンジをしたいと言っても、それまでリリースしている楽曲は人気があって順調すぎるくらい順調にセールスを重ねている、だからプロダクションやレコード会社からすれば、「何も変える必要はない」っていう結論になるんです。それはそうですよね。――まあ、そうですね。あとは、忙しくなりすぎて、自分の時間がどんどんなくなっていったんです。新しいことをしたいっていう思いはあるんですけど、まったくやれない――酸素が足りない感じになっちゃったんです。気持ちだけが膨らんでいって、それを解放する道のすべてが閉ざされていくような感じがしました。それでどんどん不安になっていくんですよ。これでいいのかな?とか。もっといろいろ間違ったりしてもいいから、そのときの自分に必要なものを見つけていかなくちゃいけないんじゃないかな?って。もしこのまま忙しいだけで時間が過ぎていけば、すぐに自分の気持ちが終わってしまうんじゃないかなって思っていました。その頃に私が書いた歌詞は理想と現実が噛み合わない葛藤を綴ったものが多いと思いますよ(笑)。――「23歳」(1990年)なんかはその際たるものですよね。はい。――そうやって自分の苦しさを歌詞にしていくことで、それは解消されていったんですか?逆に自分の思いが明確になっていったので、さらに自分のやりたい方へ気持ちはシフトしていきました。――なるほど。それで、7枚目のアルバム『OPEN ZOO』(1993年)のときに全部を変えたんです。周りのスタッフからやり方に至るまですべて。ただ、一気に何もかも変えるわけにはいきませんから、最初は既存のスタッフさんに新しいスタッフさんを入れて、昔のものを捨てるのではなく融合させていくという方向で体制を変えていきました。――とはいえ、前作の『WASHING』(1991年)では、アルバムチャートで初の1位に輝いていますから、そこを変えるというのはかなりの勇気と労力が必要だったでしょうね。私はチャートの順位とか売上枚数とか気にしたことがなかったので(笑)、このタイミングで変えることに躊躇はなかったですね。もうデビューする前からそこは変わってないんですよ。順位や売り上げよりも、自分がそのときに何をやりたいか――それが一番大切なことで、それが出来なければ歌は歌えないと思っていたので、その気持ちが命そのものだと思いました。――『OPEN ZOO』で叶ったことというのは何だったんですか?それはもう全ての収録曲において自分が入って、これをやりたい、あれをやりたいっていうことを具現化していけたことですね。そのためのスタッフさんが集まってくれましたし。――当時の反応としてはどうだったんですか?やはりファンの方からも「ちょっと違うんじゃないか」っていうような反応はありましたし、これまでのチームからもいろいろと陰で言われたりっていうことはありました。「あの子言うこと聞かなくなっちゃったね」って。違うんだけどな……って私としては思いながら。それでも自分の気持ちに忠実にやるということが一番なんだと信じていました。ようやくいろんなものをきちんと抱きしめられるようになった――ここで少し話は飛ぶんですけど、10年間のオーストラリアでの生活の後、日本に戻って来られてデビュー30周年のタイミングである2017年にミニアルバム『Life is beautiful』を発表し、ライブも行いました。以降、新しい作品をリリースしながら、セルフカバーという形で過去のご自身の楽曲をリアレンジして発表されています。まずは、セルフカバーをしようと思ったきっかけは何ですか?新しい曲を作って発表していくっていうことが私のやりたいことの根本にはあるんです。それとライブですよね。で、ライブのセットリストには当然過去の楽曲も入ってくるわけですけど、そうすると今の私の気持ちに寄り添った今の音楽のアレンジが必要になってくるんです。そうやってライブアレンジでやっていたら、ファンの人たちからセルフカバーをアルバムとして出してほしいっていう声が寄せられるようになって、そんなに望んでくださるんだったら今やっているライブアレンジを集めて作品にしてみようというのがきっかけですね。――ライブでやるのと作品にするのとではまた違うかと思うのですが、やってみていかがでしたか?やってよかったと思いました。今の私の声とサウンドでやることによって、懐かしさと新しさが一緒になったというか。それと、曲を提供してくれた作家さんたちへ改めて感謝することができたっていうのがとても大きかったですね。私は活動していなかった期間も長くあったから余計に思うんですけど、楽曲って、それを歌う人がいなかったら終わっていっちゃうんですよね。私のために作ってくださったものを私が歌わなかったら終わってしまう。だからリアレンジして私が歌うことで、それを聴いてくださった人たちの中でまた新たに芽生えるものがあると思うんです。ある時期には、絶対に過去なんか振り返りたくないって頑なになっている時もありましたけど――それはそれで必要なことなんですけどね――ようやくいろんなものをきちんと抱きしめられるようになったんだと思います。――若いときの曲を今歌うことで発見するものはありますか?新曲を歌っているみたいなんです(笑)。若い頃に曲をいただいたときは、ただ無心に必死になって歌っていただけで、そこから何百回も歌って、今はそれぞれの楽曲ごとの景色が違うというか、今の私もそこに加わっているので、すごく新しい体験なんですよね。――セルフカバーがファンの方々によるリクエストの大きなきっかけとしてあったということですが、2017年の活動再開もファンの皆さんの後押しが大きかったんですよね。そうなんです。10年以上お休みしちゃっていましたし、自分の中でも……歌いたいことや自分の立ち位置みたいなことがわからなくなっちゃっている時期だったんですよね。それまでは、一歩先すらも見ないで勢いで活動してきたわけじゃないですか、せっせと。それがフリーになって、遠い世界に行ったときに、ふと気づけば、後ろを振り返るしかないんですよね。前に何も予定がないから。そうすると、自分はいったい何を残してこれたんだろう?とか、あのときのあの忙しい自分は忙しいことで「十分頑張ってきた」と勘違いしてただけだったのかな?とか。ちょっと自分のことを責めたりだとか……。どこまで巻き戻してどうやって修正したらいいのかもわからない。初めて自分自身を振り返ったんですよね。結果的にそれも必要なことではあったんですけど、そのときはずいぶん深く落ち込んだりしました。そうすると自信もなくすし、やりたいこともわからなくなっちゃって、うん、休もって。――音楽を続けるという意志を持ってオーストラリアに行かれたんですか?はい。向こうで、もっと違う空気感の中で自由に音楽をやって作っていこうと思っていました。作品も出したんですけど、先ほど言ったような迷いもあって、途中から育児に専念していました。不思議なもので、毎日走り続けていた日本を離れて遠く距離ができると、自然と目の前のものの方が愛おしく感じられるようになるんです。それは決して悪いことではない。素直に受け入れていました。いつの間にか、私って本当にステージに立ってたんだっけ?って忘れかけるくらいそっちの世界が遠くなっちゃったんです(笑)。鼻歌を歌うのも怖くなっちゃっていました。――それは“苦しい10年間”だったのでしょうか?いえ、そういうわけではなかったですよ。日々の生活は充実していましたから。ただ、自分の根っこには、音楽をやりたいっていう気持ちが残っているので、そことの葛藤は常にあるんですよ。何をやっているんだい君は?まだまだできるよね?っていう。でも、その葛藤する期間が長かったおかげで、音楽をやりたいっていう根っこの部分がすくすくと育っていったんですよね(笑)。ちょうどそのタイミングでデビュー30周年ということに気づき、というか気づかされ(笑)、懐かしいスタッフさんたちにも背中を押されて、今だ!って立ち上がった感じです。これが最後のタイミングだって思いました。――まず何をやりたいと思ったんですか?やりたいというか、やらなければいけないと思ったのは、新しい曲を作るということでした。私が何十年ぶりに出てきて、昔の曲だけを歌う懐かしい人になるのは絶対にやめようと。自分はやりたいことを全部やる人生をこれから送って行って、自分がこの世からいなくなる最後の瞬間に、本当に音楽をやっていて楽しかった、人生が最高に楽しかったって思えるようにしたい。そのためには新しい経験を積んでその気持ちを曲に乗せて歌い続けることが大切。それと同時に、自分を育ててくれた過去の曲を大切に歌い継いでいくこと。このふたつですね。――曲の作り方は昔と比べて変わりましたか?作り方というか、昔はとにかく締切がタイトでしたから(笑)。だって最初の頃なんて1年に2枚アルバムを出してましたからね。完全に自分のキャパシティをオーバーしていました。今は、自分が感じたことや感じたいこと、ステージの上から見えたお客さんの表情とかファンの人たちとの思い出、そういうものを中心に詞を書いていこうっていうふうに、ようやく心に余裕ができてきました。SNSで皆さんと繋がれることで、より一層そうした方向に向かいやすくなっていく流というのもあると思います。――それは「思い出」と言いながら、「今」を歌っているということですよね。そうですそうです。――そう考えると、「23才」のなかで〈今は何を探せばいいのかさっぱりわからない〉と綴っていたのが懐かしいですね(笑)。ほんとですね(笑)。今はもうやりたいことがたくさんあって、それをひとつずつきちんとやれているっていう実感がありますね。復帰以降、心が強くなってる。誰に何を言われても自分が崩れることはないんだっていう自信があります。それもこれも、若い頃のがむしゃらな時期やオーストラリアで活動を離れていた時期、すべてを通過してきたからなんだと思います。自分の居場所を照らしてもらって“ここ”にたどり着いたんだなっていうことに気づいた――2022年にKT Zepp Yokohamaで「Re★Birth of 1992」と題して、1992年8月7日に横浜スタジアムで行われたライブのオマージュと言いますか、当時と同じセットリストで、当時のバンドやスタッフが集まってライブを行いました。これは今の永井さんにとってどのような意味がありましたか?すごく貴重な体験でした。セットリストは同じだったんですけど今のアレンジにしたものも混ぜたし、当時のライブをオマージュした演出もあったりして、いったいどんな気持ちになるんだろう?って思ってたんです。そしたら、懐かしさよりも新鮮さの方が優っていたんですよね。あ、新しいって。ここから私たちは全然新しくなれるなって思えたんですよ。あの頃よりカッコいいんじゃないかなって。――それはもしかしたら、お客さんもそういうふうに希望を持てたからステージ上でそう感じることができた、ということなのかもしれませんね。本当にそのとおりだと思います。みんながカッコよかった。当日の会場には、20年前に横浜スタジアムに来てくれた方も多かったんですよ。このライブをきっかけに、その頃に仲の良かった友達に久しぶりに声をかけて来ましたっていう人もいたし、一方で20年前は行けなかったけどやっと来れたっていう人がいたり。そうやって懐かしさと一緒に新しい何かが始まっていくっていうムードに溢れていたんですよね。私もようやく昔の自分に、「今はこんなに楽しくやってるよ」って言えたような気がしたんです。ステージでも言ったんですけど、「こんな未来があるんだから、ほんとに長くやってて良かったね」って。――2019年にリリースしたアルバム『W』の中に「ORANGE」という曲があります。公式ファンクラブ「Orange Heart Club」の名称にも「Orange」が使われています。オレンジは特別なものなんですか?「ORANGE」は今の私のテーマソングみたいなものなんですけど、復帰して「ただいま」っていう気持ちを込めて小さい規模のサーキットツアーをさせていただいたんです。そしたら会場に来てくれた皆さんが涙を流しながら「おかえり」って言ってくれて、それが本当にうれしかったし、力になったんです。その経験をもとに私のことを待っててくれた皆さんに向けて書いたラブレターが「ORANGE」なんです。そのツアーの中に尾道の会場があって、ライブの次の日に福岡に移動する中日で海と空を見ながらオレンジジュースを飲んでたんです。オレンジの香りに包まれながらこれからのことをぼんやりと考えて作った曲なんです。――だからオレンジが幸せな未来とファンの皆さんとの絆を象徴するものとしてあるんですね。そうなんです。――10月13日(日) にEX THEATRE ROPPONGIで「Special Live 2024〜君が光を照らす〜」というスペシャルライブの開催が決まっています。EX THEATRE ROPPONGIはやってみたい会場だったんです。なんていうんでしょう、包まれているような会場の形が素敵だなって思ってて。ラッキーなことに2月に行われた岸谷香さんのイベントに呼んでいただいたときにステージに立たせていただいたんですけど、本番の前に2階席に座ってステージを見たり、いろいろとシミュレーションをしておきました(笑)。今までは、300~400くらいのキャパシティの会場で1日2公演やるっていうことが多かったんですけど、今回は毎年やっている「ファン感謝祭」も一緒にしてお祭りっぽく一気にみんな集まってもらおうって思ってます。――どんなライブになりそうですか?お祭りなので、皆さんからリクエストを募集して、投票数の多いものからセットリストに組み込んでいこうかなと思っています。それと――やりたいことがたくさんあるんですけど(笑)、スペシャルゲストさんが来てくれます。まだ発表はできないんですけど、楽しみにしていてください。皆さんも大好きな方だと思いますよ。で、あとは、去年の「ファン感謝祭」で約束していたんですけど、新曲を披露します。そしてそして、みんなで思い出を作れるシーンを考えています。これもまだ秘密。なので、スペシャルのバラエティボックスみたいなライブです(笑)。――「君が光を照らす」というサブタイトルがついていますね。これはまだリリースしていない曲で、去年の「ファン感謝祭」のときに初めて披露したんです。去年と今年に、ファンツアーを長野県の安曇野でやったんです。そのときに夜空撮影会っていうのをやって、みんなでスマホのライトで私を照らしてもらって撮影会をするっていうのをやったんですよ。これが本当に素晴らしくて、私から見たら、皆さんが星のように思えて。――それで「君が光を照らす」なんですね。一瞬日本語の意味が追いつかなかったんですけど、なるほど、ようやくわかりました。皆さんの光に照らされながら、私はこうやって今まで歩いて来られたんだなって思ったんです。自分の居場所を照らしてもらって“ここ”にたどり着いたんだなっていうことに気づいたんです。なのでその気持ちを曲にしました。もちろんこの曲も歌います(笑)。――それにしても、今とこれからのお話をされているときの表情や声がいきいきとしていますね。昔はやることが決まっていたので自分で何をやるかを決めなくてもよかったくらい忙しかった。で、途中でお休みしているときは、自分で何をやったらいいのかわからなくなった。でも今は、自分のやりたいことが山ほどあって、それがどんどん溢れ出てくるんです。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<ライブ情報>永井真理子 Special Live 2024 〜君が光を照らす〜10月13日(日) 開場16:00 / 開演17:00東京・EX THEATER ROPPONGIA席8,000円 / B席7,000円※7月17日(水) までぴあアプリ先行実施中!お申し込みはこちら()★★★EX公演に向けてリクエスト曲受付中!★★★ 投票はこちら()永井真理子『エムズノスタルジック』7月14日(日) 宮城・誰も知らない劇場7月20日(土) 東京・月見ル君想フゲスト:遠藤響子7月21日(日) 東京・月見ル君想フゲスト:藤井宏一出演:vo 永井真理子、gt 前田克樹、key 高橋亜土オフィシャルサイト: {padding: 0 24px;margin-top: 16px;height: 30px;}.spNews__pr {padding: 0 24px;margin-top: 24px;}.spNews__pr__button,.spNews__sns__button a {padding: 5px 6px;color: #A6A6A6;border: 1px solid #A6A6A6;width: 10%;font-size: 1.2rem;} .spNews__link {margin-top: 16px;padding: 0 20px;}.spNews__link__btn {width: 48%;min-height:42px;display: inline-block;vertical-align: top;margin: 0px calc(1% - 1px);border: 1px solid rgb(0, 112, 192);border-radius: 5px;background-color: rgb(0, 112, 192);box-sizing: border-box;} .spNews__link__btn p{border-radius: 5px;}.spNews__column {padding: 0 24px;} .spNews__column * {padding-right: 0;} .spNews__column 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2024年07月09日俳優の篠田麻里子さんが企画・プロデュースを手掛けるママ&ベビー向けオーガニックコスメブランド『yokayo(ヨカヨ)』。篠田さんにおすすめの使い方や、製品へかける情熱や次回作についてお伺いしました。完全自己資金でスタートした『yokayo』ーーブランド名の『yokayo』は、「親子」を逆さにした造語だとお伺いしました。どんな意味が込められているのでしょうか?篠田さん子どもの頃からアトピー性皮膚炎を患っていて、肌荒れなど苦しい思いをしてきました。娘が生まれたときに「この子にも同じ思いをしてほしくない」と強く思ったので、赤ちゃんの肌にも使えて自分でも使える親子向けのスキンケアアイテムを作ろうと考えました。当初から“親子で使える”ということにこだわったのでこの名前にしました。原材料にもこだわって、使用している甘夏の精油、酒粕、温泉水は私の出身地の福岡県糸島で生産されたものです。オーガニックコスメの国際品質基準である「ECOCERT COSMOS NATURAL 認証」を取得し、自信をもっておすすめできる製品になりました。ーー各メーカーさんとは篠田さんが直接商談されたのですか?篠田さんそうなんですよ!自然豊かな糸島のよいところを知ってほしいという想いから、生産者のかたに直接ご相談させてもらいました。続けてほしいから、大容量で手に取りやすい価格にしたかった左 yokayo body soap 450mL ¥2,800(税込)、右 yokayo body milk 180g ¥3,210(税込)ーーほかにこだわった点はありますか?篠田さん経験上、アトピーによる肌荒れはすぐに解決できるものではないので地道に自分の肌状態を整えることが重要です。だから、無理なく使い続けられるものにしたいと思いました。ボディソープは450mLで¥2,800(税込)という価格にして大容量且つ手が届きやすい価格にしました。母親としても、消耗品はすぐに無くなるので、買い替える頻度が少ない大容量にすることにはこだわりました。ーー発売当初より、篠田さんの心境の変化がありましたら教えてください。篠田さん構想から4年、スタートから2年でやっと認証も取り、リニューアルした『yokayo』がスタートしました!いろんなかたのご意見をいただき、皆さんに安心して使っていただけるような満足のいくものができたと実感しています。ーー次はこんなものを作りたい!など考えていることはありますか?篠田さん完全自己資金で運営しているので、次々と製品を作れないのが現状なのですが詰め替え用はあっても良いかな(笑)。まず今はこだわりを持って作り込んだこの2品を皆様へ届けることに注力しようと思っています。プール後や紫外線をよく浴びた日にぴったり!ーー発売からしばらく経ちましたが、どんな反響がありますか?篠田さんボディーミルクは新商品として発売したのですが、保湿効果が高くしっとり潤うのに、伸びが良くべたつかない使用感で、プール後や紫外線をよく浴びた日などのお子さんのケアに大人気です!親子で愛用してくださるかたに多く好評いただいてます。anan Beauty+読者へ向けてメッセージ篠田さん私はアトピー体質なので、小さな頃から肌荒れに悩み、身を持って肌のケアの大切さを知りました。母親になってからは、今の子どもの肌のため、将来の肌のためにどんなケアが良いかを考えるようになりました。『yokayo』はデリケートなお子さんの肌や、様々な環境の変化でトラブルが起きやすいママの肌の事を考え抜いて作ったブランドです。透明性、安全性にもこだわり安心して使っていただけるような製品ですので、是非一度手にとっていただきたいです!ーー夏はプールやBBQなどレジャーイベントが増える時期。自分も子どもも、良く汗をかく季節だから大容量の『yokayo』のボディソープとボディミルクは重宝するはず。肌トラブルゼロで夏を思いっきり楽しむために、ぜひチェックしてみてくださいね。<筆者情報>玉絵ゆきの(たまえ・ゆきの)anan等Webメディアの記事執筆&書籍制作を手掛ける美容ライター。タレント、美容家、医師等のインタビュー実績も多数。書籍実績はこれまで6冊。文・玉絵ゆきの
2024年06月18日「放送されるたびに、SNSで続々とトレンド入り。ネットでもかなり話題になっていますね。それもこれも、篠田さんの体を張った演技によるところが大きかったんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)鈴木おさむ(51)が脚本を手がけるドラマ「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-」(テレビ朝日系)に、注目が集まっている。今作が鈴木にとっての引退作であることも大きいものの、それ以上に世間を騒がせているのが篠田麻里子(37)。不倫疑惑と離婚劇を経て女優復帰した彼女が、まさかの夫を裏切り不倫に走る女性役に挑戦。大胆な濡れ場まで披露しているとあって、放送のたびに話題になっているのだ。だが、意外にも篠田の女優としての今後は前途多難だという。前出のテレビ局関係者は「今後も篠田さんにオファーする局が続くかと言われると、『このままだと次はない』というのが正直なところ」と冷ややかな反応だ。「現実問題として、あくまで今回の演技は“飛び道具”的な形だからです。私生活で不倫疑惑を報じられた篠田さんが不倫妻を演じ、さらには濡れ場にも挑戦するという数々の話題性がありました。しかし今後も彼女がこういった演技を継続的にやっていくのは現実的じゃないですし、そもそもあれ以上に過激なものを求められても断るでしょう。つまり、本当の意味での正念場はこれから。彼女が話題性だけでなく、女優としての実力を見せていかなければ他の人に取って代わられることになります」そんな状況をわかっているのか、彼女はすでに次の一手を模索しているようだ。「元AKB48のメンバーである大島優子さんや前田敦子さん、川栄李奈さんらはドラマだけでなく映画や舞台も経験してます。篠田さんは元メンバーたちから話も聞いていて、興味を持っているようです。実際、『彼女にはドラマに限らず映画や舞台に挑戦することで、女優として力をつけてほしい』と思っている関係者は少なくありません。そこで経験を積めば、さらに大きな作品に出ることも可能ですからね」(舞台関係者)
2024年02月24日Text:谷岡正浩Photo:jacK2024年1月20日(土)に控えた初の武道館公演の前売りチケットは即完とその勢いを見せつける5人組バンドKroi。ブラックミュージックを軸にヒップホップ、ジャズ、オルタナティブなど様々な音楽をクロスオーバーして生み出される独自のグルーヴがシーンを席巻中だ。武道館への景気づけ、いやいや、そこは普段と変わらない彼らのスタンスで音楽を目一杯楽しむために、11月3日よりスタートしたのが『Kroi Live Tour "Dig the Deep" Vol.4』だ。これはKroiの面々がリスペクトし、一緒に演りたい!と心から思えるバンド、アーティストと対バンするというもので、今回が4回目、約2年ぶりの開催となる。発表されたアーティストは全部で7組で、実に多彩、かつワクワクするラインナップとなった。なかでも一際目を引くのが、11月12日Zepp Hanedaで開催されたnobodyknows+との組み合わせではないだろうか。ご存知、名古屋出身5人組ヒップホップグループのnobodyknows+は、2002年にデビューした、言わば大先輩だ。はたして、どんな夜になったのか、その模様をレポートする。DJ MITSUがプレイする「オヒサシブリ」のビートに乗って、ホクロマン半ライス!!!のアッパーなフロウとノリ・ダ・ファンキーシビレサスのダミ声フロウが会場を一気にヒートアップさせていく。準備運動なし、不意打ち上等のパフォーマンスにオーディエンスは問答無用に身体を揺らす。2ヴァースからCrystal Boy、続いてヤス一番?が登場し、4MC+1DJの陣形が整う。4曲目「Let’s Dance」の時点ですでにフロアを完全に掌握。現場叩き上げのヒップホップクルーにしかできない無敵のステージだ。それはMCでも存分に発揮された。マイクをとったのはノリ・ダ・ファンキーシビレサス。「いやあKroi観に来たのに、知らないおじさん出て来て、歌わずに延々喋ってばっかじゃねーかと。それをラップって言いますよろしくお願いします。もう我々のことは気にしなくていいので、ひとつ訊いてもいいですか?我々のこと知ってるよって人どれくらいいます?(歓声とともにほぼ全員の手が挙がる)ありがとうございます。Kroiのファンは全員嘘つきということがわかりました(笑)」流れるような喋りに客いじり。のちにKroiの千葉大樹(Key)が、「おれたちに圧倒的に足りていないのはあの漫談のスキルなのではないか」と言ったほど“手練れ感”溢れるものだった。MCの頃合いを見計らって、「大丈夫“アレ”はやるから」とブッ込むと会場は一際大きな歓声と拍手に包まれた。アレ、とはもちろん「ココロオドル」のことだ。ミリオンヒットにして、発売から18年後にリバイバルヒットをしたことも記憶に新しい楽曲だ。誰もが期待するこの曲を、単純に「はいどうぞ」とはやらないのがnobodyknows+流。「エル・ミラドール~展望台の唄~」から「ココロオドル」のオリジナルバージョンへとつなぎ、そこから「ココロオドル(Remix)」へ持っていく怒涛の展開でフロアはカオス状態へ。さらに「イマイケサンバ」へなだれ込むというくどさ(いい意味で)。ラスト2曲は、「隠せない明日を連れて」で火照った身体を少しチル、最後に「愛のテーマ」でもうひと盛り上がりして大団円を迎えた。次のKroiへバトンを渡しつつ、自らの爪痕をきっちり残す最高のステージだった。菊池桃子の1stアルバム『OCEAN SIDE』のタイトル曲が会場をいい感じにシティポップに染め上げるなか、Kroiのメンバーがステージに登場。プラスティックな空気を引き裂くように、ワンカウントで「Hyper」の這うようなボーカルが滲みだすと一瞬でそこはKroiワールドへ。変則的なギターリフに導かれるようにラップパートに局面が移行しつつ、全体に漲る緊張感は高めたままサビへ突入していく。バンド全体の高密度なアンサンブルを絡めとりながら、あるいはその間を縫うように躍り狂う内田怜央のボーカルがとにかく気持ちいい。この、10月25日にリリースしたばかりの新曲に続いて、2曲目には彼らの存在を一気に押し上げるきっかけとなった楽曲「Balmy Life」を早くも投下した。フロアからは自然とクラップが打ち鳴らされる。これ以上ない最高のスタートだ。ここから「Network」「HORN」とつないでMCへ。そこでnobodyknows+へのリスペクトの思いが明かされた。「ヤバイ!ヤバイねー」と開口一番、内田が言った。「私、内田はnobodyknows+のライブDVDを小学生の時に観て、ラップを初めて聴いたのが完全にnobodyknows+だと思うんですけど、そういうアーティストが俺らの企画に出てくれてライブをしてくれるっていうヤバイ事態が起きてます。本当にありがとうございます。普通にブチあがっちゃったんで、俺らもブチあげライブをやりたいなと思います」関将典のベースに千葉のキーボードが絡み、そこに益田英知のドラムが滑り込んでファンキーな空間を作り出していく。「Mr.Foundation」だ。内田はハンドマイクで自由に動き回りながらフロアを煽り、長谷部悠生は激シブのフレーズでギターソロをキメる。まるで彼らのスタジオを覗き見しているような、そんなレアなグルーヴがそのままステージで表現されている。曲終わり、行ったり来たりするような独特のタイム感を操る益田のドラムソロから「Funky GUNSLINGER」へ。時代と場所がごっちゃになったような無国籍な雰囲気を纏ってKroiのライブワールドはいよいよ深まっていく。「夜明け」の後半では、リズム隊とキーボードでじっくりと紡いだ音楽の糸をギターとボーカルで一気に一枚の布に仕上げるような鮮やかなアンサンブルで会場を包んだ。「めっちゃ楽しいわ。調子はどうですか皆さん?」と言った内田に続いて、「俺も黙ってられないんだよ」と長谷部が口を開いた。「俺たちはやっぱり“NARUTO”世代だから。『NARUTO -ナルト-疾風伝』でnobodyknows+の『Hero’s Come Back!!』を聴いた時の“なんじゃこりゃ!”って感動は忘れられないんですよ」。そこからさらに内田のnobodyknows+愛にブーストがかかる。「だって俺、ドラムの発表会で『Hero’s Come Back!!』を叩いたからね。先生に、これ打ち込みだからやめときなって何回か言われたんだけど(笑)」。次の曲「Astral Sonar」に行く前に長谷部が照明を「エッチな感じにしてほしい」とリクエスト。そうするとピンク色にステージがほんのり染まる。それを見た内田が「古い時代のエッチな感じだね」と感想を漏らして会場の笑いを誘った。浮遊感と激情の混じる曲の最後に、スタンドマイクが緩んで垂れ下がり、内田が跪いて歌ってフィニッシュすることになった。「面白い感じで始まって、最後も面白くなっちゃった」と、おそらく二度とないであろう「Astral Sonar」が聴けた。後半4曲を一気に畳み掛け、本編ラストは「a force」で終えた。アンコールの拍手で迎えられて再びステージに姿を現した5人。1曲目はライブ定番曲「Juden」を披露。内田がボンゴなどパーカッションを叩きながら歌う姿が印象的だった。まさに禁じ手なしのフリーゾーンへ突入した感のある会場はひたすら繰り出される音楽に合わせて盛り上がっていくのみ。さらに、「Fire Brain」へ。このツアー3本目にして東京公演だけのサプライズが飛び出した。曲間の「『Dig the Deep』始まって3公演目ですけど、毎晩ヤバイ瞬間を過ごせています」という内田のMCから一気にギターソロという展開で加速していく。このままこのツアーを終え、来年1月の武道館ではさらに“ヤバイ瞬間”へ。Kroiの勢いは止まりそうにない。<公演情報>Kroi Live Tour "Dig the Deep" Vol.42023年11月12日(日) Zepp Hanedaセットリスト■nobodyknows+01.オヒサシブリ02.ススミダス→03.Hero’s Come Back!!04.Let’s Dance05.Winds of Wins06.ワサワサ07.アンダーレイン08.エル・ミラドール~展望台の唄~09.ココロオドル10.ココロオドル(Remix)11.イマイケサンバ12.隠せない明日を連れて13.愛のテーマ■Kroi01.Hyper02.Balmy Life03.Network04.HORN05.Mr.Foundation06.Funky GUNSLINGER07.shift command08.夜明け09.Astral Sonar10.selva11.Small World12.Page13.a forceEN1.JudenEN2.Fire Brain<ツアー情報>『Kroi Live Tour "Dig the Deep" Vol.4』※終了公演は割愛11月26日(日) 仙台PITゲスト:Ovall12月2日(土) Zepp Sapporoゲスト:クリープハイプチケット情報:()<ワンマンライブ情報>『Kroi Live at日本武道館』2024年1月20日(土) 日本武道館開場17:00 / 開演18:00関連リンク公式サイト:
2023年11月21日《この度話し合いにより離婚することに合意し、夫婦間の問題が無事に解決しましたことをここにご報告させていただきます》3月23日、元AKB48の篠田麻里子(37)がInstagramで離婚を発表した。昨年8月の別居報道から約7か月で夫婦生活にピリオドを打った篠田。ここにいたるまでの道は決して平坦ではなかった。「そもそもの発端は、元夫の高橋勇太氏が篠田さんの不倫を疑って家を出たと報じられたことです。夫婦が離婚調停中だと分かって以降、各週刊誌に篠田さんと高橋氏の言い争いの様子やネット上にそのやり取りの音声データが公開されただけでなく、両者の親族や関係者が週刊誌上で互いを糾弾する事態にまで発展しました」(週刊誌記者)篠田は一連の報道や不倫疑惑について、昨年末にInstagramで《私が不倫したという事実はありません》と否定。今回のInstagramでの離婚発表でも、高橋氏との連名文書の中で《私はこの度の件について、麻里子の言葉を信じることにしました》と高橋氏によるコメントがあったことから、篠田の“不倫疑惑”は完全に払拭されたこととなる。しかし、ここで気になるのが、まもなく3歳になる長女の存在だ。連名のコメントでは今後の子育てについて、《娘の父親・母親として、協力して娘の子育てを行ってまいります》と報告している。親権をどちらが持つかは明かされていないが、離婚後も手を取り合いながら愛娘を育てていくことを誓った篠田と高橋氏。しかし、無事に解決はしたものの一連の騒動が今後愛娘に重くのしかかってくると、ある芸能関係者は言う。「21年にベストマザー賞も受賞した篠田さんは、騒動前にはInstagramやYouTubeでたびたび娘さんを顔出しで登場させていました。不倫の事実はなかったことが明らかとなりましたが、高橋氏と泥沼の争いを繰り広げていたことは取り消すことができません。今後ママタレとしてのオファーが減り、以前と同じように芸能界で活躍するのはかなりハードルが高いでしょう。また、ネット上に出回っている報道や音源データも半永久的に残りますし、成長した娘さんが見聞きする可能性は大いにあります」ネット上でも、2人の娘の今後を憂う声が相次いでいる。《ただただ子供が不憫、音声データが世の中に出た時点で「子供だけが」被害者なんだと、一生両親の醜聞を背負うことになってしまったと、ご両親は自覚して欲しい》《何を信じるのかは定かじゃないですが、お子さんが大きくなって分別がつくようになって巷にバラまかれた親の話を目にしたら…と思うと気の毒。デジタルタトゥーは消えないもんね》《あの音声はのちにお子様も必ず知ることになるし、他人でもかなり衝撃的でした。 お母さんを責めてるお父さん でも責められる事をしたお母さん どちらにせよ、子供の立場ではすごく辛そう》《デジタルタトゥーとして、この件はずっと残ってて。 ママの名前検索したら出てきちゃうんだから…子どもはたまったもんじゃないな》
2023年03月24日3月23日、元AKB48でタレントの篠田麻里子(37)が離婚を発表した。この日、篠田はInstagramに夫と連名で離婚を報告し、《これからは、娘の父親・母親として、協力して娘の子育てを行ってまいります》と綴った。AKB48在籍時には人気メンバー“神7”の一角として絶大な人気を誇った篠田。13年7月にAKBを卒業してからは女優業を中心に活躍し、プライベートでは19年2月に3歳年下の実業家と結婚。20年3月には第一子となる長女も誕生し、ママタレとしても人気を博した。21年にはベストマザー賞も受賞し、公私ともに絶好調に見えた篠田だったが――。「昨年8月に篠田さん夫婦の別居が報じられたことを皮切りに、不仲や離婚調停中であることを報じるメディアが続出。夫が篠田さんの不倫を疑っているとされ、昨年末には夫婦間の言い争いを録音した音声がネットに出回りました。篠田さんは『私が不倫をしたという事実はありません』と完全否定。両者の親族や関係者がメディアにお互いの暴露を行うなど、騒動は泥沼化の様相を呈していました」(スポーツ紙記者)そんな2人だったが、今回の離婚発表では《この度話し合いにより離婚することに合意し、夫婦間の問題が無事に解決しましたことをここにご報告させていただきます》と報告。さらに、Instagramに添付された画像の中では、《私は、この度の件について、麻里子の言葉を信じることにしました》と夫側の目線で綴られた一文もあった。今後は手を取り合いながら別々の道を歩む篠田と元夫。篠田はさっそく“思い出の整理”に取り掛かったようだ。騒動前までは、Instagramへ頻繁に夫との仲睦まじい様子をアップしていた篠田。しかし、23日16時時点ですでに一連の写真がすべて削除されているのだ。明確な削除タイミングはわからないものの、離婚に合わせて削除したことが推測される。しかし、夫との写真は完全に消えたわけではなかったようで――。19年10月に開かれた篠田の結婚式には、高橋みなみ(31)や前田敦子(31)といったAKB48時代からの盟友が参列し、自身のInstagramなどに式の様子をアップしていた。例えば、前田は《本当に素敵な夫婦お茶目な夫婦大好きな夫婦です!!》などと綴った上で、ウェディングドレス姿の篠田と顔は見えないがタキシード姿の夫の写真を投稿している。自身のInstagramからは夫の写真を削除した篠田だが、前田や高橋のInstagramを見ると23日18時時点では、まだ夫と写った篠田の写真は削除されていない。
2023年03月23日元AKB48でタレントの篠田麻里子が23日、自身のインスタグラムを更新し、離婚したことを発表した。篠田は「この度は、私たち夫婦間のことで、大変皆様にご心配をおかけいたしましたが、この度話し合いにより離婚することに合意し、夫婦間の問題が無事に解決しましたことをここにご報告させていただきます」と報告。「私どもはこれからも引き続き、娘の父親・母親として、協力して娘の子育てを行ってまいります」とし、「多くの方々にご迷惑・ご心配をおかけしてしまいましたが、どうぞ温かく見守って頂けますと幸いです。今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします」と呼びかけた。夫の高橋勇太氏との連名の書面も投稿。「この度は、夫婦間のことで、世間をお騒がせして申し訳ございませんでした。夫婦間の問題について、無事に解決したことをご報告させていただきます。これからは、 娘の父親・母親として、協力して娘の子育てを行ってまいります」と伝え、「また私は、この度の件について、麻里子の言葉を信じることにしました」との一文もつづられている。篠田は2019年2月に結婚。“交際0日婚”が話題になり、翌年4月には第1子女児を出産した。昨年末には一部週刊誌で自身の不倫報道が掲載され、インスタグラムで「ひとつだけはっきりとお伝えします。私が不倫したという事実はありません」などと疑惑を完全否定していた。
2023年03月23日連日、夫との離婚騒動が世間を騒がせている篠田麻里子(36)。しかし、収束する気配はなく、激化の一途を辿っている。昨年8月に、篠田の浮気を疑った夫・T氏が家を出ていったことを報じられたのを皮切りに、12月には夫婦が 泥沼の離婚調停中でであることも報じられた。その後も、篠田と不倫関係にあると報じられている男性とのLINEのやり取りや、T氏との修羅場の様子が公開され、事態は混迷を極めることに。ネットニュース系のインフルエンサーによって篠田とT氏の壮絶なやり取りが録音された音源もネット上で拡散され、話題を集めた。それまで沈黙を貫いてきた篠田だが、攻勢に転じる。12月28日にInstagramを更新し、《ひとつだけはっきりとお伝えします。私が不倫したという事実はありません。今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます》と、不倫疑惑をキッパリと否定した。すると1月16日、「週刊女性PRIME」の記事に登場した篠田の肉親とされる人物が、T氏が篠田に対して、脅迫ともとれる行為をしていたと告発。今まで暴露された内容は、T氏が離婚の条件として請求した慰謝料8000万円などを拒んだ結果、流出されたものだというのだ。さらに24日に出た続報では、夫婦の知人やT氏の仕事関係者が一斉にT氏を糾弾。T氏の肩書きが実績を伴ったものではないことや金銭面は篠田に頼り切っていたことなどを挙げ、それにもかかわらず篠田に対するモラハラを繰り返していたと主張した。そんな状況下だが、篠田は“平常運転”のようだ。元日にInstagram上に着物姿の写真とともに新年の挨拶を投稿し、、1月18日に制定されている「118番の日」のイメージモデルにも5年連続で選ばれた。泥沼の争いは収まるどころか、親族や関係者による暴露合戦にまで突入した篠田夫婦の関係。ここで心配になるのが、間もなく3歳になる娘の存在だ。「篠田さんはママタレとして活動していくなかで、InstagramやYouTubeなどに娘さんをたびたび顔出しで登場させ、仲睦まじい様子を発信していました。写真や動画内ではまだ幼いとはいえ、今後娘さんが成長したときに、個人を特定する材料にならないとは言い切れません。今回の一連の報道はもちろんですが、SNSに投稿された写真も動画も、アカウントや投稿を削除したからといって、完全になくなることはなかなかありませんから。娘さんが大きくなってからの影響が心配ですね」(スポーツ紙記者)ネット上でも娘を案じる声が相次いでいる。《1番かわいそうなのは娘。顔出しまでしてるし》《子供が中学生なったとき、いじめの原因などにならなければいいが…》《妻と夫の問題になってますが、お子さんがかわいそう。デジタルタトゥーでずっと残るし、ここで縁切っても、この子はこのお母さんから産まれて、今はよく分からなくても、いつか目にする時がくるのに》《子供はどうなっていくんだろう このかわいいめいちゃんが心配》
2023年01月25日離婚騒動を機に夫との修羅場が伝えられるなど、窮地に立たされている篠田麻里子(36)。そこに肉親も登場し、夫婦問題の“泥沼化”はさらに加速しているようだ。’19年2月に3歳下の実業家であるT氏と結婚した篠田は、’20年4月に第一子となる長女を出産。その後、‘21年5月に「第13回ベストマザー賞2021」を受賞するなどママタレとして活躍していたが、’22年8月に状況が一転する――。T氏との別居が報じられたのだ。「『NEWSポストセブン』によると、Tさんは篠田さんの不倫を疑い、お子さんを連れて家を出ていったそうです。さらに12月1日には夫婦の“泥沼離婚調停”の状態であることを伝えました。記事によると篠田さんとTさんはともに弁護士を立てて、家庭裁判所で監護者指定の調停中。しかし、主張がすれ違うほど泥沼化しており、篠田さんは娘さんと全然会っていないといいます。さらに同月、『文春オンライン』が篠田さんと、彼女と不倫関係にあるとされる男性XさんのLINEのやりとりを掲載。その“親密すぎる内容”が話題を呼びました」(芸能関係者)また12月26日には、篠田とT氏の“修羅場”が「デイリー新潮」によって公開された。記事によると別居を始める直前、篠田とX氏の不倫を疑ったT氏は、篠田のスマホと同期したiPadを通して彼女とX氏のLINEのやり取りなどをチェック。そして音声データには、集めた証拠をもとにT氏が篠田を追及するところや篠田がT氏に不貞行為を認めて許しを請う場面もあり、T氏から「あなたは何なの。何がしたいの。家族の責任は?仕事の責任は?」と問いただされると、篠田は「最低です……」と答えたという。「27日にはネットニュース系のインフルエンサーが、独自に入手したという篠田さんとTさんの“修羅場音源”を公開しました。その中でTさんは『見過ごすこともできたけど、さっき娘に会ってもう俺は耐えられない。仮にも、あなたは世界で一人の母親だよ、何やってんの?』と訴えていました。すると篠田さんは『だって、寂しかったんだもん……』といい、さらに泣きながらベランダから飛び降りることをほのめかす発言も。音声の真偽は明らかにされていませんが、その赤裸々なやり取りに多くの人たちが衝撃を受けました」(前出・芸能関係者)しかし28日、篠田はInstagramを更新し、こう綴った。《ひとつだけはっきりとお伝えします。私が不倫したという事実はありません。今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます》そして以降、篠田は何事もないかのようにSNSを更新し続け、1月1日には埼玉県川越市のシンボルである「時の鐘」を背景に撮影された自身の着物姿をアップ。また4日にも同じ着物姿の写真を掲載し、《撮影で着物着て川越に行ってきました#川越#時の鐘 》と投稿していた。そんな篠田だが、再び波乱の予感が押し寄せている。1月16日、「週刊女性PRIME」の記事に「篠田と血を分けた肉親」だという人物が登場し、彼女を擁護したのだ。肉親によるとT氏は第三者経由で、篠田に対して離婚の条件として慰謝料8000万円をメールで請求。篠田も肉親も脅迫だと感じたが、要求を突っぱねるたびに夫婦間の問題に関する暴露が行われていったとT氏を糾弾したという。篠田にとっての助け舟が登場したが、肉親を巻き込んでの離婚騒動は吉と出るか凶と出るか。
2023年01月17日元AKB48でタレントの篠田麻里子(36)が窮地に陥っている。篠田は2019年、知り合って4カ月の実業家男性と“交際0日婚”で入籍。20年に女児を授かり、ママタレとして精力的に活動していた。しかし8月に入って、別居報道が浮上。12月には篠田の不貞行為の確固たる証拠として夫婦での話し合いを録音した音声データや、不倫相手と篠田さんとのLINEのやり取りが流出。現在は親権を含む離婚調停と、夫側から不倫相手側への提訴が進んでいるという。これを受け、29日には沈黙を貫いていた篠田もInstagramを更新。《私が不倫したという事実はありません。今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます》と投稿。音声データやLINEのやりとりが出ている中での強気の姿勢に、多くの人が驚きの声を上げている。不倫の事実確認や親権といった問題はこれから法廷論争に移っていくと思われるが、多くの人を驚かせたのは篠田のコロコロ変わる主張や温度感だったようだ。音声では当初、不倫を追求された際は夫に対して逆ギレ。次に、泣き落としへ。そして飛び降りるかのような衝動的な発言をしたかと思えば、数日後には監護者指定の調停を起こすという強気の態度へと変化している。弱々しく許しを請う姿と、強気に自分の希望を主張する彼女。いったい、どちらが本当なのか。多くの人が混乱しているようだが、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「トラブルが起きるとキレたり泣いたり真逆の態度を取るタイプは、総じて心の中に強い自己保身の力が働いている」と言う。以下、その理由を聞いた。■根底にある「受け入れたら負け」という自己保身篠田さんのような態度や主張に一貫性のないタイプは、どちらかと言えば女性に多い傾向があります。理由はこうしたコロコロ変わる態度というのが、対人関係における“弱者の戦略”だからです。女性は男性よりも腕力や経済力で負けてしまうことも多いため、話し合いになった際は無意識に「立場を巻き返す方法」を身に着けている人もいます。その1つが、こうした「不安定な態度を取ること」なのです。このタイプは、できごとを二極化思考でとらえるクセがあります。人間関係を「勝ちと負け」「被害者と加害者」「強者と弱者」など、極端な思考で見るクセがあります。本来、どんな問題も双方に原因があるものです(もちろん程度は異なります)。どんなときも人間関係は対等であることや、グレーな部分を受け入れる思考がこのタイプにはありません。問題が起きると二極化思考になり、なんとしても自分を守りたいと強い保身に走り、極端な言い分や態度に出てしまうのです。また相手の主張を認め、自分の非を受け入れてしまうと自分は「負け」になります(本来負けという概念はないのですが)。このタイプの行動動機は「強すぎる自己保身」なので、負けを認めることは困難を極めます。その結果として支離滅裂な主張を強めたり、自死をほのめかせたり、話し合いに応じないで逃避するといった行動を取ります。これらは全て、相手との勝負(話し合い)が無効になるような態度を取っていることに他なりません。■被害者意識の強さが相手を「悪者」にする先ほど“弱者の戦略”と言いましたが、こうした一貫性のない態度には「相手に罪悪感を抱かせる効果」があります。泣き落としには「泣かせてしまった」という罪悪感を抱かせ、相手を加害者に仕立て上げる効果があります。また自死をほのめかす行動も、「自分が許さなかったから相手を死なせてしまう」という深い罪悪感を抱かせます。筆者が過去に見てきた“弱者の戦略”的なコミュニケーションは、他にもいろいろあります。たとえば話がまだ決着する前に「私が悪かったんでしょ!」「どうもすいませんでした(怒)」「もう謝ったでしょ!」と、一方的にキレながら謝られることがあります。これは受け手に「謝ったのに許さない悪い奴」というレッテルを貼り、「相手を加害者にして、罪悪感を抱かせる効果」があります。皆さんも、こうした対応に頭を悩ませた経験はないでしょうか。彼ら彼女らは根底にある「自分を守りたい」という自己保身をかなえるために周りを間接的かつ無意識に悪者にしようとし、泣いたり怒ったり謝ったりするのです。■14年にはブランド閉店時のコメントが波紋今回の篠田さんと夫のやり取りを聞き、筆者は過去の発言には彼女のこうした性格の片鱗があったのかもしれないと感じました。たとえば14年には、プロデュースしていたアパレルブランドが突如として全店閉鎖に。彼女はそれに対して《閉店する事になり大変驚いています。私篠田麻里子も去年までアドバイザーとしてお手伝いしていただけに残念です》と他人事のようなコメントをして波紋を呼びました。当時もこの発言は瞬間的に注目を集めましたが、今回のような自己保身の強さがあっての発言だったのかもしれません。今回の不倫報道はママタレ生命の危機であると同時に、彼女の性格的な部分がクローズされることとなりました。2022年末に報じられたビッグスクープ。彼女はこのピンチを、どうチャンスに変えるのでしょう。(文:おおしまりえ)
2022年12月30日元AKB48でタレントの篠田麻里子が28日、インスタグラムを通じ、一部週刊誌で報じられた不倫疑惑を否定した。篠田は「この度は私事でお騒がせしてしまい、誠に申し訳ありません」と一連の騒動を謝罪した上で、「ここに至るまで私が発言を控えていたのは、家族のためを思ってのことでした」とこれまで釈明をしなかった理由を説明。「まだ幼い娘の将来や、夫との今後の関係などを踏まえると、不用意に発言をするべきではないと考えていました」と真意を明かし、「多くのマスコミの方から取材オファーを頂いておりますが、すべてお断りさせていただいたのも同じ理由からです」と付け加えた。さらに、「ですが、ひとつだけはっきりとお伝えします。私が不倫したという事実はありません」と疑惑を完全否定。「今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます」と力強く宣言し、「何かをお願いできる立場ではないのですが、私の家族や友人、スタッフの方など、私以外の周囲の方の迷惑になることだけはお控えいただければと思います。どうかお願いいたします」と呼びかけた。篠田は2019年2月に一般男性と結婚。“交際0日婚”が話題になり、翌年4月には第1子女児を出産した。
2022年12月28日“泥沼離婚調停”が波紋を呼んだばかりの元AKB48・篠田麻里子(36)。12月26日、夫のAさんから不倫を追及された際の音声データがあったと「デイリー新潮」によって報じられた。AKB48の人気メンバー“神7”として活躍した篠田は、’13年7月にグループを卒業。以降はタレントとして活動し、’19年2月に3歳下の実業家であるAさんと結婚。そして、’20年4月には第一子となる長女を出産した。その後、’21年5月に「第13回ベストマザー賞2021」を受賞し、「マイナビ子育て」で育児エッセイ『篠田麻里子の毎日ドタバタです!』の連載もスタート。ママタレ界のホープとして目されていた。「メディアの取材でも娘さんの名前と顔を公開し、SNSでは母娘のツーショットを頻繁にアップ。さらに出産から4ヵ月でYouTubeチャンネル『篠田麻里子ん家』を開設し、子供のためのレシピやママのファッションを紹介するなど、ママ向けの情報発信をメインに行っていました」(芸能関係者)ところが今年8月、「NEWSポストセブン」によって「篠田の浮気を疑ったAさんが娘と共に家を出た」と別居が報じられることに。12月1日には再び「NEWSポストセブン」が夫婦の“泥沼離婚調停”を伝えた。記事によると篠田とAさんはともに弁護士を立てて家庭裁判所で監護者指定の調停中。しかし、主張がすれ違うほど泥沼化しており、篠田は半年間も愛娘に会っていないという。そんななか26日、「デイリー新潮」が篠田夫妻の“修羅場”を報道。記事によると別居を始める直前、Aさんは篠田と30代の実業家X氏の不倫を疑い、篠田のスマホと同期したiPadを通して彼女とX氏のLINEのやり取りなどをチェック。そして音声データには、集めた証拠をもとにA氏が篠田を追及するところや篠田がAさんに不貞行為を認めて許しを請う場面も。Aさんから「あなたは何なの。何がしたいの。家族の責任は?仕事の責任は?」と問いただされると、「最低です……」と篠田は答えたという。「篠田さんは別居報道以降、YouTubeチャンネルや育児エッセイの連載をストップ。Instagramのプロフィール欄には『2歳女の子ママ』とありますが、お子さんの姿が確認できるのは5月5日『子供の日』の投稿が最後です。ママタレはクリーンなイメージを求められますから、今回の“修羅場報道”はママタレ生命に致命的なダメージを与えかねません」(広告代理店関係者)■板野友美 夫はリーグ優勝、自身もメディア露出が急増中窮地に立たされる篠田のいっぽうで、ママタレとして株を上げている神7がいる。それは板野友美(31)だ。’13年8月にAKB48を卒業した板野は、’21年1月に東京ヤクルトスワローズの投手・高橋奎二選手(25)と結婚。さらに同年10月、第一子となる女児が誕生したと発表した。板野と結婚して以降、高橋選手の活躍が目立つように。結婚前の2020年シーズンは1勝と振るわなかった高橋投手だが、’21年に日本シリーズ優秀選手賞を受賞し、今年6月12日にはレギュラーシーズン初の完封勝利を達成。さらに’22年は8勝をあげ、チームのリーグ連覇にも大きく貢献し、契約更改で昨年から倍増の5000万円(推定)でサインしている。「板野さんはAKB48を卒業してから、アーティストとして活動していたこともあり、それほどメディア露出が多いほうではありませんでした。ところが出産や高橋選手の活躍に伴い、テレビ出演が急増。今年9月以降はひと月に3本ペースでバラエティ番組に出演しています。また高橋選手との結婚を機に、板野さんのファンになったヤクルトファンの女性たちもいます。そんななか板野さんは今年2月、会社を設立し、ディレクターを務めるブランド『Rosy Luce』をスタート。ママタレとしても経営者としても、そして一人の女性としても公私ともに順風満帆です」(テレビ局関係者)篠田と板野、一体どこで差がついたのか――。
2022年12月27日今年8月、3歳下の実業家である夫・Aさんとの別居が報じられた篠田麻里子(36)。現在、さらなる窮地に立たされているようだ。「NEWSポストセブン」が12月1日に配信した記事によると、篠田とAさんはともに弁護士を立てて家庭裁判所で監護者指定の調停中で、主張がすれ違うほど泥沼化。また篠田の仕事中にAさんが長女(2)を連れ出したため、彼女は半年もの間、愛娘に会っていないという。篠田とAさんが結婚したのは’19年2月のこと。「交際0日婚」と話題になり、’20年4月には第一子となる長女を出産。その後、篠田は’21年5月に「第13回ベストマザー賞2021」を受賞した。さらに篠田は日本マザーズ協会公認の「子育て応援、ママ応援大使」に就任し、同年12月に子育てグッズを表彰する「マザーズコレクション大賞2021・受賞発表会」に登場。同月から「マイナビ子育て」で育児エッセイ『篠田麻里子の毎日ドタバタです!』の連載もスタートした。「篠田さんは娘さんの名前と顔を公開し、SNSではツーショットを頻繁にアップ。そして出産から4ヵ月で、YouTubeチャンネル『篠田麻里子ん家』を開設しました。YouTubeでは育児に関する日々の記録や子供のためのレシピ、ママのファッションやオススメのベビーグッズを紹介。ママ向けの情報発信をメインに行ってきました」(広告関係者)ママタレ界期待のホープと目されていた篠田だが、今年8月に別居報道が――。そして、愛娘との距離も生まれてしまったようだ。「『篠田麻里子ん家』の最新動画は、8月30日にアップされたもの。篠田さんの娘さんがタンポポの綿毛を吹いて遊ぶシーンが収められていますが、しかし長袖を着ているんです。そのため当時、『春頃に撮影したものでは』とSNSで話題に。同時に、『家族があまりいい状態ではないのかも』という声も上がっていました。そして、この動画を最後に篠田さんのYouTubeチャンネルはストップ。同月、『篠田麻里子の毎日ドタバタです!』の連載も、何の説明もないまま止まってしまいました」(広告関係者)またInstagramでは5月の投稿を最後に、長女の写真がアップされていない。そんな篠田だが、11月19日には『Flea market for children』という子供服などのチャリティフリマを開催している。「もし離婚の泥沼化が進み、親権を失ってしまった場合、ママタレとしてのオファーが激減することは必至。なんとかうまく持ち直してくれるといいのですが……」(広告関係者)黄色信号が点滅した篠田のママタレ業。果たして“篠田麻里子ん家”の行方はいかに。
2022年12月02日’19年2月、3歳下の実業家・A氏と結婚した元AKB48の篠田麻里子(36)。「交際0日婚」として話題になった後、’20年4月には第一子となる長女を出産。順風満帆かと思いきや、雲行きが怪しくなっている。8月25日、『NEWSポストセブン』によってA氏との別居が報じられたのだ。報道後、篠田は沈黙を貫いていたが、9月7日に篠田とA氏がすでに離婚調停に入っていると『NEWSポストセブン』が続報を。今後は長女の親権が争われる見込みだという。そんな篠田は長女を出産した後、’21年5月に「第13回ベストマザー賞2021」を受賞。その後は日本マザーズ協会公認の「子育て応援、ママ応援大使」就任、同年12月に子育てグッズを表彰する「マザーズコレクション大賞2021・受賞発表会」に登場した。また現在『マイナビ子育て』で育児エッセイ『篠田麻里子の毎日ドタバタです!』を連載するなど、ママタレとして積極的に活動している。「篠田さんは娘さんの名前と顔も公開し、SNSではツーショットも頻繁にアップ。さらに出産から4ヵ月で、YouTubeチャンネル『篠田麻里子ん家』を開設しました。そこでは育児に関する日々の記録や子供のためのレシピ、ママのファッションやオススメのベビーグッズを紹介。ママ向けの情報発信をメインに行っています」(広告関係者)ママタレの急先鋒と目されていた篠田。ところが、今や危機に瀕しているという。「『篠田麻里子ん家』の最新動画は、8月30日にアップされたもの。しかし、そこでは篠田さんの娘さんがタンポポの綿毛を吹いて遊ぶ姿が。それも長袖を着ているんです。そのため、春頃に撮影したものではと話題になっています。報道が事実なら、最近はYouTubeを楽しく撮影できるような家族仲ではないということなのかもしれません。また離婚によって親権がAさんに渡った場合、ママタレとしての需要が大きく減ることが予想されます。篠田さんは大きな強みを失うわけですから、芸能活動の幅が狭まる可能性もあります」(前出・広告関係者)’21年1月に配信された『AERA.dot』のインタビューで、子育てで悩んでいるとき、同じくAKB48出身の先輩ママ・前田敦子(31)の「考えすぎないで、いい意味で適当でいいんだよ!」という言葉に励まされたと明かしている篠田。しかし今は「適当でいい!」と気楽にはいえない状況にいるようだ。
2022年09月08日元AKB48でタレントの篠田麻里子(36)が別居中だと、8月24日にNEWSポストセブンが報じた。記事によると、原因は夫が篠田の浮気を疑ったこと。大喧嘩の末に夫は長女を連れ、家を出たという。篠田の所属事務所は浮気疑惑について「事実無根」と完全否定したものの、別居や離婚の話し合いに関しては「事実確認中です」と回答したという。ママタレとしての仕事も多いため、イメージダウンは必至かと思われた篠田。だがその矢先、火に油を注ぐような展開になっている。それはスクープ発覚から4日後、自身のInstagramを更新して《本日20時 皆さんにお知らせがあります》と発表。多くの人が別居に関するコメントを予想していたところ、なんと発表内容は自身がプロデュースするボディーソープブランドの告知だったのだ。この“匂わせ”には、多くの人から失望の声が続出。しかし、篠田はどこ吹く風。その後も「ちょっと前の」だという娘との動画をアップし、スクープにはノータッチの姿勢を貫いている。そんな自分の口から説明もないままで過去動画を掲載し、匂わせ発言で注目を集める篠田に多くの人から厳しい声が上がっている。篠田といえば、過去にも自身が関わったブランドが閉店となった際に「去年までお手伝いしていた」と無関係であるとコメントし、我関せずの姿勢を貫いていた。当時も一部からはひんしゅくを買っていたが、自分の言葉で語らないというスタンスは今も変わらないようだ。こうした対応と炎上の関係について、コラムニストのおおしまりえ氏は「今の時代は、自分の言葉で語らないとこれまで以上に損をする」と話す。それは篠田に限らず、少し前に話題となった“あのタレント政治家”も一緒だという。以下、その理由を語ってもらったーー。■生稲晃子も篠田麻里子も、自分で語らず好感度をさらに落とす篠田さんのスクープからの対応は、まさに“炎上のお手本”とも言うべき対応です。実はこの対応に似ているのが、少し前に当選した元おニャン子メンバーで現在参議院議員の生稲晃子さん(54)です。彼女は選挙期間中、アンケートがほぼ無回答だったことで批判が殺到。投開票日にもすべてのテレビ局への出演を拒否するなど、自分の言葉で語ることに消極的な姿勢を見せてきました。そして当選後も旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係が取り沙汰されましたが、現在までその件について本人からのコメントはなし。引き続きダンマリを決めており、政治家としての資質を疑問視する声はさらに大きくなっています。篠田さんと生稲さんは報道の種類こそ異なりますが、自分の言葉で真実を語らないという点においては一緒。また、語らないことで批判の声が大きくなっているという部分も似ているのです。■自分の言葉で語ることの重要性がなぜ今、増しているのかここ数年、不倫などのスクープが報じられた際には“自分の言葉で早急に真実を語って謝罪すること”が求められるようになってきました。引き続き時代の空気としては求められているのですが、最近はその求められ方がさらに強まっているように思います。理由は、人々の接するコンテンツがSNSによって“ぶっちゃけ”要素を含むようになってきているからではないでしょうか。Twitterでは芸能人も自分の言葉で本音を当たり前に語り、YouTubeではぶっちゃけトークをしています。自分の言葉で語ることがコンテンツとして当たり前になっている今、問題が起きたときだけ自分の言葉を引っ込めることは批判のリスクにつながるのです。昔は「人の噂も七十五日」と言われました。しかし今の時代に七十五日も待っていたら、噂と一緒にその人の人気も消えてしまうかもしれません。だからこそ、すぐに本人謝罪や本人釈明をすることが何より有効なのです。■さらけ出すことこそ正義の時代の処世術今の時代は“さらけ出すことこそが正義”であり、さらけ出せば出すほど熱狂的なファンや信頼を獲得する時代といえます。篠田さんはブランド閉店の際も今回の別居報道の際も、自分の言葉で語らずやり過ごしています。裏側で夫との協議がなされているからこそ、語れないのかもしれません。しかしもしこのままスルーして真実もうやむやのままタレント活動を継続するのであれば、ママタレとしての需要だけでなくタレントとしての好感度も危ないかもしれません。篠田さんの同期でありAKBの不動のセンターこと前田敦子さん(31)は離婚後に“なんでもやります”というさらけ出しスタンスで、気づけばママタレとしての人気を着実に集めています。AKB48卒業からすでに10年近くたっていますが、こうした1つ1つの対応の違いが神7の明暗を分けていくのかなと思ってしまうのでした。(文:おおしまりえ)
2022年09月02日元AKB48の篠田麻里子(36)が実業家の夫と別居していると8月24日、「NEWSポストセブン」が報じた。篠田と夫のA氏は19年に結婚。“交際0日婚”が話題になった。しかし最近になってA氏が篠田の浮気を疑うように。篠田は浮気を否定したものの、不信感を募らせたA氏は2歳の娘を連れて家を出てしまったという。「女性セブン」の取材に対し篠田の所属事務所は浮気疑惑については事実無根であると否定したが、夫婦の別居については「事実確認中です」と回答している。AKB時代は“元祖神7”として人気を博した篠田。21年には「ベストマザー賞」を受賞するなど公私ともに順調な生活を送っているかと思いきやそうではなかったようだ。篠田と同じく“神7”として活躍し、卒業後もなにかと注目を集めているのが前田敦子(31)。前田は18年に勝地涼(36)と結婚するも、21年4月に離婚。しかしそのわずか3カ月後の7月、本誌は前田の新たな恋を目撃している。「前田さんはファッションデザイナーの森川正規氏(37)の自宅に通い詰めていたのです。勝地さんとの間に生まれた男の子を連れて森川氏の自宅に泊まっていたこともあるようです」(芸能関係者)いっぽう、最近では元夫の勝地が前田とのエピソードをテレビ番組で披露することもあり、離婚後も良好な関係が続いているようだ。8月10日に第1子を妊娠していることを報告したのは大島優子(33)。夫の林遣都(31)とは21年に結婚した。「大島さんと林さんが急接近したのは朝ドラ『スカーレット』(19年)での共演でした。2人は主演の戸田恵梨香さん(34)の幼馴染役でしたが、役作りの面で相談し合うことも多く、仲を深めたようです」(スポーツ紙記者)そんな『スカーレット』の打ち上げ現場を本誌は目撃している。一次会のレストランを出た後、肩を並べて楽しそうに歩く大島と林の姿が印象的だった。初代総監督としてAKB48をまとめあげた高橋みなみ(31)は19年5月2日に15歳年上の一般男性・Bさんとの結婚を発表。本誌は結婚前に、2人のラブラブな姿を目撃していた。17年10月、高橋の姿は都心の繁華街の大衆居酒屋にあった。「このとき一緒にいた男性がのちの夫であるBさんで、高橋さんは友人2人と彼の誕生日をお祝いしていました。Bさんとは、高橋さんがAKBを卒業した直後から付き合い始めたそうです」(テレビ局関係者)また同月の別日には、都内のデパ地下で買い物をする高橋の姿をキャッチ。「高橋さんは、このときすでにBさんと半年ほど同棲していました。同棲してからは彼のためにほぼ毎日、自炊をしているそうです。食材を買い込んでは彼においしい手料理を振舞ってあげているんですよ」(高橋の知人)同じく神7の板野友美(31)は21年にヤクルトスワローズの高橋奎二(25)と結婚。同年第1子となる女児を出産し、Instagramでは愛娘の写真を掲載することも。「小嶋陽菜さん(34)はアパレルブランドのプロデュースを手掛けたり、SNSでファッションやコスメの情報を発信したりしています。渡辺麻友さん(28)は20年に芸能活動から引退。元祖神7のメンバーの芸能界引退はこれが初めてでした」(アイドル誌ライター)ともに切磋琢磨しながら一世を風靡した元祖神7。今はそれぞれの人生を歩んでいるーー。
2022年08月25日このたび菊池寛実記念 智美術館では、「篠田桃紅 夢の浮橋/Toko Shinoda Bridge Over Fleeting Dreams」と題し、水墨の芸術家、篠田桃紅(とうこう)の軌跡を紹介する展覧会を2022年6月18日(土)~8月28日(日)まで開催いたします。《朝ぼらけ》1960年頃 90.0×177.0cm 墨、銀泥、カンバス(撮影:尾見重治、大塚敏幸)篠田桃紅(1913-2021)は第二次世界大戦後、日本の書の可能性を大きく広げたひとりであり、「墨象(ぼくしょう)」と呼ばれる水墨抽象画の表現を開拓した作家です。1913[大正2]年に大連に生まれ、東京に育つと、幼少よりほぼ独学で書を学び二十代より書家として活動を始めました。やがて従来の書風に囚われない創作に進み頭角を現すと、1956~58年にかけ単身渡米、当時アートシーンの中心だったニューヨークを拠点に水墨の作品を発表し海外でも評価を高めました。当館は、創設者の菊池智(1923-2016)と作家との長年の交流が機縁となり、桃紅作品を館内に常設する所縁ある美術館として、これまで二度の個展を開催してまいりました。この度の展覧会では、昨年3月に107歳で逝去した作家を追悼すると共に、改めてその創造の軌跡をご紹介します。展示企画にあたっては篠田作品を取り扱うギャラリーとして40年来、作家と直接交流し、活動してきたザ・トールマン コレクションを監修に迎え、1950年代から晩年までの篠田桃紅の肉筆、版画の他、着物など約50点余の作品をご覧いただきます。■展覧会概要展覧会名:篠田桃紅 夢の浮橋Toko Shinoda Bridge Over Fleeting Dreams主催 :公益財団法人菊池美術財団、日本経済新聞社監修 :ザ・トールマン コレクション○会期 : 2022年6月18日(土)~8月28日(日)○会場 : 菊池寛実記念 智美術館(〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-35西久保ビル) ○開館時間: 午前11時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)○休館日 : 毎週月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)○観覧料 : 一般1,100円/大学生800円/小中高生500円○展示内容: 1950年代から晩年までの篠田桃紅の肉筆、版画の他、着物など関連作品約50余点にて構成(会期中、展示替えの予定)。○関連行事: 展覧会会期中、ゲストトーク、学芸員によるギャラリートーク等を開催。当館では本年度も平常通り事前予約不要にてご観覧いただく予定でおりますが、ご来館のお客様には、当館の新型コロナウイルス感染拡大防止対策のご確認とご協力をお願いしております。■展覧会のご案内(1)作家のご紹介篠田桃紅(1913-2021)は、書と水墨という日本の文化に深く根付いた領域で、「書く」ことを創作の起点としながら、墨による抽象表現を開拓した芸術家です。その仕事は、書、抽象画、版画等の平面作品、建築壁面や劇場の緞帳等の大型制作、また創作の日々や人生観を繊細な筆致で綴った随筆の執筆まで、多岐にわたりました。昭和初期から昨年107歳で亡くなるまで、70年以上に及ぶその活動においては、時代の変化や潮流を捉え新しいものを受けとめながらも、自らの美意識を貫き、現代の水墨の可能性を示し続けた稀有な存在といえます。幼少より墨に親しみ、書が身近にある環境で育った篠田は、未だ家父長制の強く残る戦前の昭和の時代に、書によって自立することを志し20代で独立します。古筆から学び、書家として歩み始めながらも、伝統的な書風を守り書壇の枠組みに自分を沿わせることを好まなかった篠田は、30~40代にかけ、書の制約からより自由な創作を模索しました。太平洋戦争後、アメリカ文化の流入と共に価値観が大きく変化し、書においても個性と創意の表出を求める気運が盛り上がるなか、篠田は本格的に水墨による抽象に挑み、頭角を現します。前衛書道とも言われる、日本の水墨抽象画の試みは、1940年代から興ったアメリカの抽象表現主義の運動にも刺激を与えるものでした。1953年、「日本の建築と書」展(ニューヨーク近代美術館)に展示されるなど海外で紹介される機会が徐々に増えると、篠田は56年から単身渡米し、約二年間の滞在中にボストン、N.Y.、シンシナティ、シカゴなどアメリカ各地やフランスで個展を開催し好評を博します。この異国での滞在制作の経験は、多文化の中で成立し得る抽象表現への省察、作品サイズの大型化、墨という素材に対する理解など、創作全体を深めることとなり、帰国後の篠田は、水墨にあった日本の風土の中で制作し、国内外でそれを発表するという形で仕事を充実させていきました。1950年代以降、ダイナミックな美術の動きの只中で、篠田が国際的評価を高めたのは、墨が持つ歴史性を捉え、書から培った技と鋭敏な感性を基礎にして自らのかたちを明確に提示したからだと言えます。欧米の抽象画が具象と写実の流れから成立したものであるのに対し、篠田の水墨は墨の線と色によって形象を表すという、書が内包する抽象性から発しています。それ故に、その書と抽象は分断されず同じ地平に立つことが可能となり、墨色の濃淡、線の強弱、面や点といった篠田の心身から生まれる墨の痕跡は、地の空間と緊張感のある関係を結び、直接的に作家の境地を伝える独特の強度を備えるのです。篠田は墨を生涯の創作の基とした理由について、老子の言葉を用いて「墨には明るさも暗さも、強さも弱さも、一切がある。始まりの色で終わりの色である」と言っています。本展では、篠田が書から抽象へと大きく展開した1950~60年代から、独自の表現を深めた90~2000年代の水墨肉筆の作品を中心に、リトグラフ、エッチングなどの版画作品、篠田自身が好んだ着物等の関連資料を加え、ご紹介します。(2)展示作品のご紹介《夜明け》は米国個展を成功させ、海外での活動が活発になった1960年代の作。当時、ジャクソン・ポロック、マーク・ロスコなどを取り上げ、アメリカの美術界を牽引した画廊、ベティ・パーソンズ・ギャラリーで発表された海外からの里帰り作品。1980年代以降、作品には鋭い線描、淡墨や濃墨の重なり、かすれや点描など墨の特性を活かした多様な表現が展開する。また《Harvest》のように、墨を主体に朱泥や銀泥を用い、背景に金銀地を採用するなどの試みが深まり、篠田桃紅ならではの水墨抽象のスタイルが確立していく。リトグラフ(《夢の浮橋》)制作は、1960年代より半世紀近くにおよび、篠田の仕事のなかでも重要な位置を占める。リトグラフ制作では版材に篠田自身が直接描画を行い、印刷は多くの作家の作品を手掛け、国内の刷り師として第一人者であった木村希八(1934-2014)が担った。篠田のほとんどの版画作品では、刷られた画面上にさらに肉筆が加えられている。(3)智美術館と篠田桃紅作品 ― 作家と美術館創設者、菊池智の所縁より智美術館では2003年の開館当初より、篠田桃紅の作品を空間設計に取り入れ、二点を常設しています。一点は建物玄関を入ったエントランス正面に展示する《ある女主人の肖像》で、もう一点は一階と地下展示室を結ぶ螺旋階段の円形空間に合わせ、壁面全体に直接貼られたコラージュ作品、《真・行・草》です。これらは篠田と美術館創設者、菊池智の所縁により、菊池が館の設立以前から収蔵していた作品で、両者の長年にわたる交流の証といえます。二人は菊池が建築家の堀口捨己(1895-1984)に茶室設計を依頼した1960年頃に堀口を介して知り合い、交際は半世紀以上にわたりました。出会いの当初より両者は互いが美に対して思いの強い人間であることを認め、芸術をめぐる対話を楽しみました。篠田はその出会いを随筆(「秋くさの庭」、1965年)にも記しています。当館への二点の作品設置においては、菊池自身が細部まで配置や空間に心を配りました。特に《真・行・草》は、設置場所となる螺旋階段に合わせ既存作品を再構成することを望み、篠田もそれに応じて、屏風の形式であった作品を現在の形に改めました。篠田作品の緊張感ある佇まいは、館の建物に凛とした空気をもたらしています。本展では、作品の発するエネルギーに調和し、呼応するかのような当館の空間に展示構成し、作品をご覧いただきます。■展覧会関連行事会期中、下記の関連行事を開催いたします※(予約不要、参加費無料。要当日観覧券)※状況により予定が変更になる場合がございます。最新情報は当館HPをご覧ください。・ゲスト ギャラリートーク 6月25日、7月23日の各土曜日、14時よりギャラリストとして、長年にわたって篠田桃紅の作品と作家自身に関わってきた長尾英司氏をゲストに、ギャラリートークの形式でお話を伺います。・学芸員によるギャラリートーク7月2日、16日、30日/8月6日の各土曜日、14時より担当学芸員のギャラリートークを開催します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月03日綾瀬はるかと大泉洋が共演する「元彼の遺言状」の8話が5月29日放送。逮捕された篠田。そんな篠田に麗子が告げた“決意”に「「元彼の遺言状」に物語が戻っていく」「ちゃんとずっと「元彼の遺言状」に添って話が続いてる」などの反応が多数寄せられている。新川帆立による第19回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作をドラマ化、容姿端麗、スタイル抜群、派手な高級スーツを身にまとい風を切って我が道を突き進む敏腕弁護士の剣持麗子を綾瀬さんが、麗子の元彼、栄治の大学のサークルの先輩だと名乗っていたが、実は“殺人犯”だったと告白した篠田敬太郎に大泉洋。麗子の元彼で大手製薬会社・森川製薬の跡取り息子だったが、篠田を麗子に託しこの世を去った森川栄治に生田斗真。栄治に思いを寄せていた従兄弟の森川紗英に関水渚。麗子の行く先々に現れる元上司の津々井君彦に浅野和之といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。篠田は6年前に起きた殺人事件に巻き込まれ、殺人犯として警察から追われているという。身分を偽って各地を転々としていたが3年前にたどり着いた軽井沢で栄治に出会い、匿ってもらったという。栄治がそうしたように無実だと言う篠田を信じることにする麗子。そんななか西園寺製鉄社長・西園寺一蔵(金田明夫)から直接、仕事の依頼が来る。麗子たちが一蔵の屋敷に到着すると、家の前には野次馬と橘(勝村政信)らの姿が。一蔵が死体で発見されたというのだ…というのが8話の展開。事件が解決し、麗子は篠田を食事に誘い、三ツ星レストランで食事を楽しむ。そんななか篠田に「このままでいいの?」と問いかける麗子。今の生活に満足していると話す篠田。そこに警察が現れ篠田に対し「田中守、強盗殺人の容疑で逮捕する」と告げると、篠田=田中を連行していく…。麗子の行動に「麗子ちゃんが篠田(仮)を警察に託したのは訳がある気がする…そう、逮捕と言うより、託した感じ」「篠田(田中守)がもう逃げなくてもいいように逮捕させたんだよね?」「弁護士として無実を証明するにしても一旦逮捕されないと上手く動けないだろうし」など様々な憶測が飛び交う。その後麗子は津々井を説得して身元引受人になってもらい、篠田=田中を保釈させる。自分を警察に売ったと怒る篠田=田中に麗子は弁護士として指名手配犯を匿うわけにはいかない。同時に冤罪を晴らすには自分の力だけでは足りず、警察の力を借りる必要があると話したうえで自分が篠田=田中の弁護をすると告げる…。栄治の“遺言”を守り篠田=田中の無実を晴らそうと決めた麗子。この展開に「元彼の遺言状の通りに篠田を助ける麗子」「「元彼の遺言状」に物語が戻っていくのが超面白い」「しのだをたのんだ」がここにつながってくるのか!!!」「なんだかんだ、ちゃんとずっと「元彼の遺言状」に添って話が続いてるの凄い」などの感想が殺到中だ。【第9話あらすじ】麗子は篠田の無実を証明するため、6年前に起きた「十ヶ浜強盗殺人事件」の舞台となった漁村のリストランテ「プロメッサ」を訪れる。するとスタッフの滝沢美月(成海璃子)が篠田に気づきひどく驚く。しかし篠田は美月に見覚えがないという。当時ミステリー作家になることを夢見ながら料理人として働いていた篠田は、知り合いから「プロメッサ」でパーティーがあるから手伝ってくれないかと誘われ、助っ人として参加していたのだ…。「元彼の遺言状」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2022年05月30日綾瀬はるかが主演する「元彼の遺言状」の第7話が5月23日放送。麗子から助手と認められ涙する篠田に「嬉しかったよなぁ」などの声多数、篠田の“告白”に「悪人には見えないけど」といった反応や“栄治の遺言”に改めて言及する声も上がっている。容姿端麗でスタイル抜群、派手な高級スーツを身にまとい風を切って我が道を突き進む敏腕弁護士・剣持麗子を綾瀬さんが演じる本作。栄治と同じ大学のサークル仲間だと言うが、実際は違うらしい篠田敬太郎に大泉洋。麗子の元彼で亡くなった森川栄治と、栄治にそっくりな兄・富治に生田斗真。麗子がもともと所属していた「山田川村・津々井法律事務所」創業者の津々井君彦に浅野和之。栄治の従姉妹・森川紗英に関水渚といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は津々井が痴漢の疑いをかけられ麗子に助けを求めてくる。麗子は津々井が担当するはずだった大手食品会社・ヒグマ食品の案件を引き継ぐことに。ヒグマ食品は1兆円を超える大規模なM&Aを控えていたが、総務部長の武藤利夫(谷川昭一朗)と商品開発部の木村崇(川島潤哉)は頼みたい案件は別だと言って、麗子に1枚の紙を見せる。それは「5月23日、社員食堂の毒入りシチューで死人が出る」という脅迫状だった。なぜ社食のシチューに毒を入れるのか、日付を指定したのはなぜか?疑問が沸き上がるなか、今度は社食の蛍光灯が外される。一連の嫌がらせ行為の犯人は一体誰なのか。さらに津々井に痴漢されたという女性の弁護士が事務所に乗り込んでくる。急いで隠れる津々井と篠田。相手側弁護士と麗子のやり取りを聞きながら、津々井は篠田にスマホの画面を見せてくる。そこには「あなた、何者ですか?」「誰もあなたの素性を知らない」「篠田は偽名ですね」と記されていた…というのが7話の展開。事件が解決し、麗子は篠田とともに津々井のおごりで寿司を堪能。「雑用係なんだから、少し遠慮したほうが」と、高級寿司を頼み続ける篠田を止めようとする津々井に「篠田は雑用係じゃありません。私の助手です」と告げる麗子。その言葉を聞いて嬉しさのあまり涙を流す篠田…。「篠田さんの正体も気になるけど、まずは助手に昇格…よかったね」「津々井先生にも「雑用係ではなく助手」とはじめて紹介したしね。篠田さんは嬉しかったよなぁ…」などの声が上がるなか、ラストで篠田は壺の中に隠した数々の偽名の身分証を麗子に見せ、「僕は殺人犯なんだ」と告白する。篠田の“告白”に「めちゃめちゃ気になる展開になってきたー!」「篠田が殺人犯…?ほんとに?正体がすごく気になる!」「篠田、正義感強いし悪人には見えないけど…!」などの反応が上がる一方、「栄治の遺言がこの篠田さんの罪のためにあったのかな。」「栄治だけが篠田(仮)の本当の正体を知っていて、弁護士の元カノ麗子に「しのだをたのんだ」(篠田の弁護を頼んだ)って暗号で遺言したのか」といった声も。SNS上では改めて栄治の遺言の意味に言及する投稿も多数寄せられている。【第8話あらすじ】篠田は6年前に起きた殺人事件に巻き込まれ、殺人犯として警察から追われていた。身分を偽って各地を転々とし、3年前に軽井沢で栄治に出会い匿ってもらったのだという。麗子は栄治がそうしたように、無実だと言う篠田を信じることにする。そんななか西園寺製鉄社長・西園寺一蔵(金田明夫)から仕事の依頼が。麗子たちが一蔵の屋敷に到着すると、家の前に野次馬と警察の姿が。一蔵が死体で発見されたという…。「元彼の遺言状」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2022年05月24日「元彼の遺言状」第5話が5月9日放送。栄治と篠田の出会いに「少女漫画」などの反応が送られるなか、麗子と篠田のために潜入捜査まで行う紗英に「ある意味有能過ぎる」といった声も多数投稿されている。容姿端麗でスタイル抜群、経済に強い敏腕弁護士だったが、元彼の遺言で「暮らしの法律事務所」を引き継いだ剣持麗子に綾瀬はるか。麗子の元彼・栄治が暮らしていた別荘の管理人だったが、麗子の事務所に住み込むことになる篠田敬太郎に大泉洋。麗子の元彼で亡くなった森川栄治とその兄・富治に生田斗真。麗子が所属していた「山田川村・津々井法律事務所」創業者の津々井君彦に浅野和之。栄治の従姉妹で「暮らしの法律事務所」をちょくちょく訪れる森川紗英に関水渚といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大手出版社の顧問契約の話を篠田が勝手に断ったことで、麗子と篠田は“冷戦状態”に。そこにやってきた紗英は篠田を借りるといって一緒に出かけていく。その後津々井が麗子のもとを訪ね、投資会社M&Sキャピタルの創立25周年パーティーに麗子を連れて行きたいという。そのパーティー会場で麗子は篠田と紗英と出くわす。パーティー会場はM&S社が経営しているレストランで、同社は上場を控えているらしく、会場には大企業の幹部や大物投資家たちが顔をそろえていた。パーティー会場には篠田と紗英も出席していた。M&S社は森川家の投資顧問だという。会場でM&S社代表取締役の真梨邑礼二(藤本隆宏)が挨拶を始めるが、会場の後方で突然大きな音が響く。そこでは投資家の久野が死んでいた。本当は真梨邑が共同代表の庄司健介(高橋洋)を“交換殺人”で殺そうとしたのだが、久野が間違えて殺された…というのが5話の物語。前回のラスト、回想シーンで篠田が麗子に嘘を経歴を語っていたことが明かされたが、今回は冒頭で栄治と篠田の出会いが描かれる。愛犬バッカスの散歩中に池で溺れている人を発見、同時に池に飛び込んで救出した2人が出会い、その後篠田は「君の方が寒そうだから」自分が買った缶ドリンクを栄治に渡す…。そんな2人の出会いに「栄治と篠田の出会いが少女漫画」「この出会い方なら栄治が篠田の事を信用することの裏付けにもなるね」などの反応が送られる。また篠田が「暮らしの法律事務所」に住まうようになって、事務所にちょくちょく出入りするようになる紗英だが、気づけば麗子と篠田におだてられて留守番をさせられるように。さらに事件のカギを握る熱帯魚屋に“潜入調査”まで…そんな紗英の姿に「おだてられて潜入捜査までやってしまうツンデレな紗英さんが可愛い」「慣れない重労働して、警察に泣き落としして情報収集とか、ある意味有能過ぎる!!!」などの声も殺到している。【第6話あらすじ】麗子と篠田は、とある教会で起きた密室殺人事件の真相に挑む。事件が起きたのは木下雄一郎(尾上寛之)が神父を務める教会。ホストクラブ「戦国」ナンバー2ホストの森蘭丸(味方良介)から、武田信玄の源氏名で働く同僚・黒丑(望月歩)のもとへ、助けてほしいという連絡が入る。蘭丸は黒丑から以前、麗子に助けてもらった話を聞いていたのだ。麗子と篠田が、黒丑、木下と蘭丸がいる教会の仮眠室へ駆けつけると、そこには刃物で刺され絶命したナンバー1ホスト・織田信長(土井一海)の姿が…。「元彼の遺言状」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(笠緒)
2022年05月10日幼少の頃より書に慣れ親しみ、戦後になってから書家として活動を開始。文字という形にはとらわれない独自の抽象表現、空間表現を確立した篠田桃紅(しのだとうこう)。昨年、107歳でその生涯を閉じた回顧展『篠田桃紅展』が4月16日(土)より東京オペラシティアートギャラリーで開幕した。6月22日(水)までの開催だ。同展は、昨年107歳で逝去した篠田桃紅の活動の全貌を120点以上の作品や資料で振り返る展覧会。約70年という長い活動で、彼女の作品はどのように変遷していったのかをたどっていく。篠田桃紅は1913年、中国は大連に生まれた。5歳の頃から父に書の手ほどきを受けた彼女は、独学で書に勤しむようになる。戦後になり、前衛書家として活動を開始。文字の制約から離れ、自由な形を作り出していった。篠田桃紅《萩原朔太郎「波宜亭」より》1954年頃 個人蔵展示風景より1956年、43歳の篠田は単身でニューヨークへ渡る。抽象芸術の最先端だったこの地で篠田の前衛書は大きな注目を集め、約2年間の滞在で高い評価を獲得。帰国後の篠田の作品はさらに文字から離れ、太い線や面で構成される表現に至る。《遠つ代》はニューヨークの個展で発表された作品のひとつ。墨の地に力強く引かれた銀泥の太い線は強い存在感をかもしだしている。左:《行人》1965年岐阜県美術館蔵中央:《遠つ代》1964年頃岐阜県美術館蔵右:《舞》2001年岐阜県美術館蔵4また、1950〜60年代にかけて、篠田は丹下健三の手掛けた日南市文化センターの陶壁のほか、旧電通ビル(現存せず)のロビーをはじめ、さまざまな建築とのコラボレーションに積極的に取り組み、壁画や襖絵、レリーフなどを残している。《「日南市文化センター陶壁・結ぶ」下図》1961年 鍋屋バイテック会社蔵そして、年代を経るにつれ、篠田の線はより研ぎ澄まされたものとなっていく。人よ(Ⅱ)1988年頃 岐阜市県美術館蔵左から《惜墨1》《惜墨2》《惜墨3》《惜墨4》1991年岐阜県美術館蔵《世々》 1998年左中《時間》1998年右《井筒》1998年いずれも岐阜県立美術館蔵《百》は篠田が100歳を目前にして描かれた2m近い作品。伸びやかな線と金地の背景が力強い。篠田桃紅《百》2012年 鍋屋バイテック会社蔵潔く引かれた水墨の線、その周りの余白、そして色との取り合わせの美しさなど、随所に新しい発見のある篠田桃紅。彼女の洗練された美の世界を、ゆっくりと触れることができる素晴らしい機会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『篠田桃江展』4月16日(土)~6月22日(水)、東京オペラシティアートギャラリーにて開催
2022年05月06日綾瀬はるか主演「元彼の遺言状」第4話が5月2日放送。ラストで大泉洋演じる篠田が口にした“言葉”に「じゃあ篠田は何者なの?」など衝撃を受ける視聴者が続出。ゲスト出演した白鳥玉季にも「演技めっちゃ好き」などの声が上がっている。容姿端麗、スタイル抜群、派手な高級スーツを身にまとい風を切って我が道を突き進む敏腕弁護士が、元彼が遺した“遺言”によって彼の別荘の管理人とともに様々な事件を解決していくという本作。主人公の剣持麗子を綾瀬さんが演じ、彼女の“バディ”となる篠田敬太郎に大泉さん。麗子の元彼で亡くなった森川栄治に生田斗真。栄治の兄・富治も生田さんが演じる。また栄治の従姉妹・森川紗英には関水渚。麗子の行く先々に現れる上司・津々井君彦に浅野和之といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。麗子は様々な企業の顧問弁護士の年齢を調べていた。長期に渡って契約している高齢の顧問弁護士がいる老舗企業を狙って、若くて優秀な自分が営業をかけ、引退間近な彼らに代わり顧問弁護士契約を結ぼうという算段だった。そんななか篠田が敬愛する女性ミステリー作家・秦野廉(宮田早苗)が13年ぶりに「胡桃沢啓二シリーズ」最新作を発表することになり、その記者発表会見がオンラインで生配信されることに。会見が始まると秦野はいきなり「私は、人を殺しました」と告白。篠田はそれが新作のプロモーションのための言葉だと思っていたが、彼女が言う住所には本当に男性の死体があり、男性の妻が自首する。秦野は男性の妻に小説の原稿を渡しており、秦野が殺人教唆に問われるかが問題になるが、麗子は秦野が「殺人教唆に問われない」と断言。小説を無事に出版させ顧問弁護士の契約にこぎつけようとする。しかし自首した妻と被害者の男性には娘がいて、娘が自分が小説を読んで犯行を行ったと言い出す。しかし麗子は娘が「胡桃沢啓二」の“啓二”を刑事と誤解していたことや、秦野が手袋の下に赤いマニキュアをしていたことなどから、真犯人は秦野だと見抜く…というのが4話の展開。ラストで篠田は生前の栄治と秦野の小説について語り合ったことを回想する。そのなかで篠田は「僕は大学行ってないからさぁ」と口にする。これまで篠田は麗子に対し「栄治の大学時代のサークルの先輩」と名乗っていたが、それとは矛盾するこのセリフに視聴者からは「篠田、大学行ってないってどういうこと!?」「え?大学行ってないって?じゃあ篠田は何者なの??」「篠田大学行ってないってどういうことだ??篠田と栄治の出会いはどこ?」などの声が殺到。また殺された男性の娘を白鳥さんが演じており、視聴者から「白鳥玉季ちゃん、すっかり大きくなって…」「白鳥玉季がグングン成長してる」といった反応とともに、「玉季ちゃんのキャピキャピしてない演技めっちゃ好きなんですよ」とその演技に触れたコメントも寄せられている。(笠緒)
2022年05月03日水墨抽象画という独自のスタイルを確立し、常に新しい表現に挑戦し続けていた篠田桃紅(しのだ・とうこう)。その仕事の全貌を総数約130 点の作品・資料で展観する『篠田桃紅展』が、4月16日(土)より東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。中国・大連に生まれ、東京で育った篠田は、自立した生き方を求めて書の世界に身を投じ、戦後まもなく、40歳を越えて単身渡米。新しい表現を求める熱気に満ちた当時のニューヨークで、欧米の抽象芸術とも共鳴した篠田の前衛書は大きな注目を集め、高い評価を獲得した。帰国後は書と絵画、文字と形象という二分法にとらわれない、墨によるまったく新しい独自の抽象表現、空間表現を確立。丹下健三ら建築の巨匠たちとの協働し、建築関連の仕事にも携わっていたほか、エッセイストとしても活躍した。昨年107 歳で逝去した作家の没後1年を経て開催される同展では、書家として出発した、篠田桃紅の初期作品から、身近な自然や日々のくらしと向き合った晩年の作品や資料約130点で、70年を超える活動の全貌を紹介。文字に自分なりの「宇宙」を感じ取ることで、空間と時間、運動を構築する独自の能力を獲得し、表現された篠田作品の魅力に迫る。《熱望》2001年、公益財団法人岐阜現代美術財団蔵《いろは》1960-65、鍋屋バイテック会社蔵《道》2016、ザ・トールマン コレクション蔵《惜墨2》1991、岐阜県美術館蔵篠田桃紅ポートレイト、2006年、アトリエにて唐墨を磨る、撮影 近藤茂實【開催概要】『篠田桃紅展』会期:2022年4月16日(土)~6月22日(水)会場:東京オペラシティ アートギャラリー(ギャラリー1,2)時間:11:00-19:00(入場は 18:30 まで)休館日:月曜(5月2日は開館)料金:一般1,200円、大高800円*同時開催「収蔵品展 073 1960‒80 年代の抽象」「project N 86 諏訪未知」も観覧可
2022年04月05日AKB48の元メンバーの篠田麻里子さん(36)は、2019年に一般男性と結婚。その後、2020年に第1子女児を出産し3人家族に。自身のインスタグラムにはお子さん絡みの投稿が多く、ママの顔が見られるとオフショット投稿に注目が集まっているようです。先日は、お子さんとの添い寝ショットを投稿し反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!かわいい添い寝ショットにくぎ付けになるフォロワー続出 この投稿をInstagramで見る 篠田麻里子/ᴍᴀʀɪᴋᴏ sʜɪɴᴏᴅᴀ????????(@shinodamariko3)がシェアした投稿 「日々のありがたさに感謝です!お祝いのコメントもたくさんありがとうございました‼️子育てもあっという間だけど貴重な時間を大切にしたいと思います」と、誕生日にもらったお祝いコメントのお礼をする麻里子さん。コメントとともにお子さんと添い寝している写真を投稿。可愛い2人の微笑ましいツーショットにフォロワーからは「お仕事も育児も毎日お疲れ様です。寝顔天使ですね〜」「めっちゃ寝顔可愛い」とお子さんの寝顔にメロメロなコメントが多く寄せられておりました。4月には出産後初となる連続ドラマに出演するそうです。ママになった麻里子さんがどんな演技を見せてくれるのか注目ですね!
2022年03月24日シネマ歌舞伎の最新作『桜姫東文章』が『上の巻』と『下の巻』の2部作としてそれぞれ4月8日(金)、4月29日(金・祝)より公開される。この度、大河ドラマ『麒麟が来る』に主演した長谷川博己や、直木賞作家の大島真寿美、映画監督の篠田正浩らから本作に向けてコメントが到着した。シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台を多彩なカメラワークで撮影し、高画質映像と5.1CHサラウンドの音響で楽める人気企画だ。かつて“孝玉コンビ”と呼ばれ一大ブームを巻き起こし、今なお絶大な人気を誇る片岡仁左衛門(前名・片岡孝夫)と坂東玉三郎。本作はファン待望の演目で36年ぶりに共演し大きな話題となった、昨年の歌舞伎座の舞台を撮影している。ここだけの特別映像となる仁左衛門と玉三郎のインタビューに加え、シネマ歌舞伎ならではのカットや編集を盛り込み、ドラマティックな映像作品となってスクリーンに蘇る。到着した著名人からのメッセージは以下の通り。<大島真寿美:小説家>歌舞伎演目数々あれど、の演目でしか味わえない、驚異的な美しさ、したたるエロス。この桜姫に、時を超えてめぐりあえた嬉しさたるや!<春風亭一之輔:落語家>我が娘(小5)の歌舞伎座初体験が『桜姫』。ちょっと早いか......と思いつつ、幕間にポツリと漏らした「......凄、綺麗、カッコいい」の一言。それに尽きる。<竹下景子:俳優>よくぞ還ってきてくれました。究極の様式美。仁左衛門と玉三郎の名優二人が織りなす破天荒な愛憎劇。耽美な世界にどこまでも溺れたい。<長谷川博己:俳優>瞬きから指先まで、格調高く繊細で優美な芝居が「寄り」でも見られる。スクリーンで観る意義はここにある!<八嶋智人:劇団カムカムミニキーナ>仁左衛門様・玉三郎様の凄みと色気の極み!刹那に"全て"が詰まってる!同時代に生きてる幸せをスクリーンでも!<湯山玲子:著述家・プロデューサー>桜姫はワタシか?!宿命に翻弄されながらも、自分の欲望に忠実にしたたかに生き抜いていく桜姫の現代性に心ある女子は落涙するはず。性愛と官能という人間の根源的な情動を描いた古今の芸術作品の中で、仁左衛門と玉三郎の桜姫はもはや文化的世界遺産級の傑作であり、歌舞伎という表現が到達したひとつの境地なのだ。<篠田正浩:映画監督>※一部抜粋・全文はシネマ歌舞伎HPへ貴族の姫でありながら淫乱な性欲から娼婦にまでおちぶれる桜姫を女形の坂東玉三郎が演じ、僧形ながら人間悪の塊のような長谷寺の清玄と釣鐘権助の二役を担う片岡仁左衛門とのセリフの応酬からは、オペラのような音楽性が発揮され、シネマ歌舞伎として鑑賞できました。私の耳底は鶴屋南北と同時代を生きた小林一茶の俳諧とも響き合っています。世の中は地獄の上の花見かなシネマ歌舞伎 『桜姫東文章 上の巻 / 下の巻』「上の巻」4月8日(金)より「下の巻」4月29日(金・祝)より 全国54館で公開
2022年03月23日故・石原慎太郎の原作を、篠田正浩監督が映画化した作品が4Kデジタルリマスターされ、『乾いた花 4Kデジタルリマスター版』として、配信されることが決定した。配信プラットフォーム「JAIHO」にて、2月28日(月)から3月29日(火)までの30日間独占・限定配信となる。先日逝去した石原慎太郎の同名原作小説を、妖精のような可憐さの加賀まりこも出演し、気鋭・篠田正浩監督が1964年に映画化した本作は、やくざ映画の原点ともいわれ、その鋭利な尖った表現と、武満徹と高橋悠治による音楽を伴ったスタイリッシュな映像美を誇り、一大センセーションを巻き起こした。かつてマーティン・スコセッシ監督が、本作を賞賛、心酔するあまり、フィルムを購入したという逸話まで残っている。やくざを殺して、三年ぶりに出所した村木(池部良)の足は賭場に向かった。賭けの緊張感とその後の虚脱感だけが村木に生を実感させた。その賭場で少女(加賀まりこ)と村木は出逢う。茣蓙を見つめる熱っぽい眼差しと、勝負への放胆さを持つ少女に村木は羨望と嫉妬を感じた。少女にせがまれて大規模な賭場に案内した村木だったがその部屋の隅には殺しと麻薬にだけ生きている中国帰りの葉(藤木孝)がうずくまっていた……。去る2月14日には、本作が英題『Pale Flower』として第72回ベルリン国際映画祭クラシック部門でワールドプレミア上映され、大盛況のうちに幕を閉じた。篠田正浩監督作品は、昨年、本作同様4Kデジタルリマスターされ、劇場公開、Blu-ray発売、配信と好評を博している坂東玉三郎主演の『夜叉ケ池』に続き、2作目。“松竹ヌーヴェル・ヴァーグ”の一角、篠田正浩監督の才気を、配信でも存分に堪能することができる。『乾いた花 4Kデジタルリマスター版』2月28日(月)から3月29日(火)まで「JAIHO」にて配信配信はこちら (2/28配信開始)
2022年02月28日