女優の米倉涼子が出演する、コーセーコスメポート「グレイス ワン リンクルケア」の新CM「グレイス ワン リンクルケア No.1」編が17日にYoutubeにて先行公開、3月11日より全国で放送される。CMでは、シャンパンゴールドに輝く空間の中、真っ赤なドレスを抜群のスタイルで着こなす米倉が登場。美しい笑顔や、肌の仕上がりに満足する様子、自信に満ち溢れた表情を見せている。撮影当日は、1シーンごとに1発OKを続けていった結果、予定よりも数時間早く進行。休憩の希望有無を聞かれた際には、スタッフらのお腹の空き具合を確認したうえで「このまま一気に終わりたい人〜!」とアンケートを取るなど、“姉御肌”な一面を見せた。「1つひとつのお仕事、1つひとつの経験が“オンリー1”」だと語る米倉が、撮影後インタビューに応じた。――最近米倉さんが「眉間にシワを寄せる」ほど、怒りたくなった出来事はありますか?最近というよりちょっと前になりますが、街のイルミネーションがきれいな時期、家の周りにイルミネーションのキレイな場所があって、それの渋滞! あと少しで家に着けるのに、着けない。っていう怒り、それがちょっとイラっとした時期でした(笑)。――もうすぐ卒業シーズン前ですが、「卒業したいと思っているのにやめられないこと」はありますか?食べたいものを我慢できないこと。夜(やることが)全部終わった後に、映画やシリーズ系のドラマとかを観ることが多いのですが、それを観ながらアイスクリーム食べたり、時間構わず結構やっちゃうところですね。(よく食べているのは)レモンとか果実系のシャーベットやアイスクリームがすごく好きです。――いつまでも変わらず美しい米倉さんですが、キレイを保つための秘訣は何ですか。ちゃんと気を付けなきゃいけないなと思ったのは30代後半から。⼀番大切にしているのは、「人から見られていること」を常に意識しなきゃいけないのを忘れないようにすることですね。意識するようになったきっかけは、小さい頃からダンスやバレエをやっていて、あまりお化粧とかはしなかったものの、汗をかいたときに色んな方向で汗を拭いていて、それが30代後半になったときに(気になるようになりました)。やっぱり目元とか保湿とか、お姉さんたちがやっていたように大切なことだったんだなっていうのを、気づくようになりました。
2022年02月17日●『新聞記者』での役作りと藤井道人監督との仕事について第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』を藤井道人監督自らの手で新たに紡いだNetflixシリーズ『新聞記者』。進行形の政治問題やスキャンダルに真正面から切り込むチャレンジングな作品で、米倉涼子、綾野剛、横浜流星という実力派陣の共演がかなった。それぞれ新境地に挑んだ彼らだが、米倉は「お二人からたくさんのエネルギーをもらった」としみじみ。撮影を振り返りながら、3人がお互いから受けた刺激を明かした。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信。権力の不正を追及する東都新聞社会部の記者・松田杏奈(米倉)が、事件を闇に埋もれさせないように必死で証言を集め、真相を追っていく物語で、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、映画版にはなかった視点から現代社会の問題を浮き彫りにしていく。――リアリティを追求した作品でもありますが、役作りにおいてはどのようなリサーチをされたのでしょうか。米倉:藤井監督と一緒に東京新聞さんを訪ねて、女性記者やベテラン記者の方にお話を伺いました。新聞社のフロアを回せていただき、どのように新聞ができ上がっていくのか、またどのような気持ちで記事を書いているのか、記事に注目してもらうためにどのように動いているのかなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。横浜:僕が演じた亮は、普通の若者であり、ある出来事をきかっけに環境が変化していく役どころです。演じる上では、もともと政治や社会にあまり興味がなかったけれど、どんどん知りたくなっていく……という亮と同じ気持ちになれたらと思っていました。また新聞配達に関しては、実際に作業されている場所に行って、折り込みのやり方や配達の仕方を教えていただきました。日常的に亮がやっていることとして表現できるように、新聞を持って帰って家でも折り込みの練習もしていました。綾野:僕は役作りをする上では誰にもお会いしていません。官僚の方々にも、それぞれに向き合っている正義があるはずなので、村上を演じる際にも誰かの主観を入れるわけにはいきませんでした。松田さんや、亮さんの生きている姿を素直に受け取ること、そして台本に描かれている時間で村上を作り上げていこうと思いました。――米倉さんは、藤井監督とは初タッグとなりました。藤井監督とのお仕事の印象を教えてください。米倉:映画界にはこんなイケメンがいるんだなと思いました(笑)。初めてお会いしたときに、「思ったようにやってください」と言ってくださって。背が高いのに、腰が低い方だなって(笑)。――現場での藤井監督はいかがでしたか?米倉:いざ撮影に入ると、藤井監督はものすごく粘り強くて一歩も引かない(笑)。私は地上波のドラマを主戦場として活動をしていたので、映画のチームの方々にはほとんどお会いしたことがありません。だからこそ新しい世界に飛び込んだという印象も強く、撮影現場ではとても緊張していました。まだ勝手がわからない部分も多かったので、またぜひ藤井組でリベンジしたいなと思っています。――綾野さんと横浜さんは、藤井監督とのお仕事を重ねられています。藤井組に参加する喜びとは、どのようなものでしょうか。横浜:藤井監督から今回のお話をいただいたときに、「映画版では描ききれなかった部分を流星に託したい」と言っていただき、とてもうれしいことだなと感じました。同時にその思いに応えるためには相当な覚悟が必要だと思いましたが、藤井監督はいつも僕たちに寄り添ってくれて、いい作品をつくるためには一切の妥協をしない方。そういう藤井監督だからこそ身を任せられるし、いつも“自分も知らなかった自分”のようなものを引き出してもらえる。話していても感覚や考え方が似ているなと思うところも多く、僕にとって一緒にいると安心する方です。綾野:藤井組に一貫して言えるのは、芝居だけに集中できる環境があるということだと思います。作品づくりの現場では分担することが大事ですが、そうでない事もあります。藤井組は、俳優部が芝居以外のことはすべて、各部署に任せてしまえるような器の広さがある。それは、藤井組にいるそれぞれが努力して作り上げた器に他なりません。藤井監督は各部署に対するリスペクト心や、分かち合うことをとても大事にしている方。藤井組は、そういった監督を中心に、各部署の尊厳を慮ることで進化しているんだなと感じています。●綾野、米倉のプロ意識に感銘横浜も先輩たちから学び――チャレンジングな作品でお三方の共演がかないました。共演されて、お互いに刺激を受けた部分も大きかったでしょうか。米倉:剛くんと流星くんからは、こうして見ているだけでもそれぞれのオーラとエネルギーがある方だということがわかりますよね。今回ご一緒させていただいて、俳優という仕事に対してものすごく真面目に向き合っているお二人だなと実感しました。剛くんとは、病室で会話をするシーンがとても印象的です。本作は『新聞記者』というタイトルではありますが、松田という新聞記者を通していろいろな人の正義や責任を視聴者の方にお届けする作品だと思っています。そういった意味では、病室での村上さんの姿を見たときに、彼がみんなの重荷を背負っているということがひしひしと伝わってきてとても心を打たれました。剛くんは今回身体づくりにも励んでいらっしゃって、本当にストイックだな! と。綾野:病室のシーンは、僕もものすごくシビれました。刺激的な時間でしたね。横浜:お二人の現場でのたたずまい、役への向き合い方などすべて、すごいなと感じる瞬間ばかりでした。一緒にお芝居をさせていただけることが幸せだなと、毎日喜びをかみ締めながら撮影していたのを覚えています。米倉さんはとてもフランクに現場を引っ張ってくれて、いつもいい雰囲気づくりをしてくださいました。亮が松田さんに会いに行き、彼女の信念や本音を聞く場面がありますが、そのときの松田さんの目からいろいろなものが伝わってきて、僕も感情を動かされました。また綾野さん演じる村上は、亮の大切な人を追い詰めた側の人間で、亮にとっては憎むべき立場の人。でも剛さん演じる村上の姿を見たときに、憎むべきなのかよくわからない気持ちになったんです。剛さんの村上には、そう思わせてくれるものが詰まっていた。作品への向き合い方や、役への入り込み方など、僕ももっと深く考えながら臨んでいくべきだなと刺激を受けました。綾野:米倉さんには、もっと早く出会い、その背中を体感したかったと思いました。積み上げてこられたプロ意識が、きちんとご自身の中に存在している、もっと言えば纏われている。なにより今年またブロードウェイに挑戦されるというニュースを見たときに鳥肌が立ちました。とてつもないことをされている。僕にはまだ到底想像ができない世界観ですが、「もっともっと」と、ものすごく元気が出たんです。気持ちが溢れてきました。そういった意味でも、人を動かす力があるんです。一方で、僕は流星くんからもいつも心を動かされています。僕の言葉で彼に色をつけてもあまり意味がないと思いますが、流星くんは今、無色無属性にいろいろなカラーをまといながら七色になって発光をしようとしている。ここからさらに一緒に上がっていけたらと。――本作自体も、見た後にもっと社会について知りたくなるような人の心を動かす力を持った作品だと感じます。みなさんは本作に参加したことで新たに発見したことや、気づきを得たことはありますか。米倉:初めての藤井組で、初めてお会いする俳優さんもたくさんいらっしゃいました。「こうやってお芝居をしていくんだ」と刺激を受けることも多く、剛くん、流星くんからもたくさんのエネルギーをいただきました。今はまた新しい扉を開いていきたいという思いでいっぱいです。記者という仕事について取材をする中では、今を生きて、声なき声を届けようと頑張っている記者の皆さんがいることを知って。完成作を観ても、いろいろな思いを抱えて生きている人がいるんだと実感することもあり、私自身とても勉強になることが多かったんです。お二人とご一緒できたこともそうですが、本当に出会えてよかったなと思える作品になりました。綾野:僕も、劇中で起きる出来事を自分の肉体を通して感じることで、たくさんの気づきがありました。米倉さんと流星くんを通して感じたことも多くありましたし、そこを目指して走っていたような撮影期間だったと思います。今回は肉体的な役作りもしていますが、それも松田さん、亮さん、村上の3人が顔を合わせるシーンに向けて作り上げていったもの。あのシーンから感じられるものを、視聴者の方々にもぜひ受け取ってもらえたらうれしいです。今回、米倉さん、流星くんと初めて共演をさせていただき、藤井組で新しい風を感じながら作品に臨むことができました。生きている限り前進と改めて感じさせてくれたように思います。横浜:これまでは同世代との共演も多かったですが、本作で先輩方と一緒に作品をつくっていくという経験をさせていただいて、僕にとっては学ぶことばかりの撮影期間でした。また僕も亮と同じように政治や社会について興味、関心が薄いところがあったように思いますが、亮として生きることで、ニュースの見方や捉え方にも変化が起きたり、世の中に起きている出来事を他人事としてではなく、もっと自分のこととして考えられるようにもなりました。社会で生きている一人の人間としても、ものすごくいい時間を過ごすことができたなと感じています。■米倉涼子1975年8月1日生まれ。神奈川県出身。1993年モデルとしてデビュー。1999年に女優へ転身。近年はドラマ『35歳の高校生』(13年)、『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(18年)などに出演。『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)は10年続く人気シリーズとなった。ミュージカルでも活躍しており、2008年に『CHICAGO』の日本版でミュージカルに初出演。2012年7月には『CHICAGO』でブロードウェイデビューを飾り、2017年、2019年と、3度ブロードウェイ主演を果たし、2022年4度目のブロードウェイ公演も決定している(東京凱旋公演は12月)。■綾野剛1982年1月26日生まれ、岐阜県出身。モデル、音楽活動を経て、2003年に『仮面ライダー555』(テレビ朝日系)にて俳優デビュー。2007年に映画『Life』で長編映画初主演を果たし、2009年、映画『クローズZERO II』に出演。2010年にドラマ『Mother』、2012年の連続テレビ小説『カーネーション』などで注目を集め、2013年、映画『横道世之介』『夏の終り』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『そこのみにて光輝く』(14年)、『怒り』(16年)、『日本で一番悪い奴ら』(16年)など代表作も多数。藤井道人監督とは、映画『ヤクザと家族 The Family』(21年)、ドラマ『アバランチ』(21年)でタッグを組んでいる。■横浜流星1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。直近の出演作に、主演映画『きみの瞳が問いかけている』(20年)、主演映画『DIVOC-12 「名もなき一篇・アンナ』、映画『あなたの番です劇場版』、主演ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』、ドラマ『私たちはどうかしている』(20年)、ドラマ『着飾る恋には理由があって』(21年)に出演。現在はTBS×ハリウッド共同制作日曜劇場ドラマ『DCU』に出演中。今後、主演映画『嘘喰い』が2月11日公開、映画『流浪の月』が5月公開予定、主演映画『アキラとあきら』の公開が8月26日控えている。
2022年01月28日女優の米倉涼子が、コーセーコスメポートの日やけ止めブランド・サンカット プロディフェンスシリーズの新商品「オールインワン UV ムース」のイメージキャラクターに起用された。出演する新CM「泡誕生」編は、27日にYoutubeで公開、2月3日より全国で放送される。新CM「泡誕生」編では、太陽が照りつける夏の青空の下、背中が大きく開いた真っ白なワンピース姿の米倉が登場。撮影ではリハーサル・本番ともに1発OKの連続でスタッフから拍手が起こる場面も。美脚・美肌はもちろん、振り向き様に見せる笑顔にも注目だ。撮影後のインタビューで、今回の商品が「泡タイプ」であることにちなみ、弾けるほどテンションの上がる「泡」について聞かれた米倉。「私の中で『泡』というとシャンパンとかを思い出しちゃうんですよね(笑)。美味しいシャンパンに出会った時とかは弾けるくらいうれしいです。ここのところお酒をあまり嗜んでいないので、そろそろ(飲みたいですね)」と笑顔を浮かべ、「ジェットバスも好きです」と続けた。また、台詞にちなみ「これだけは妥協できないことは」という質問には「たとえば舞台や踊りとか、何かみなさまの前で披露しなければいけないものがあったりしたら、練習とかを『ここまででいいか』という妥協はあまりしたくないですね」と答えた。
2022年01月27日2019年6月に劇場公開された映画を全6話のドラマとして新たに描くNetflixシリーズ「新聞記者」。今日の総合TOP10入りし、話題を集める本作について、米倉涼子・綾野剛・横浜流星・藤井道人監督が貴重な撮影裏話を語るスペシャル映像が解禁された。配信直後の週末から、Netflix日本における「今日の総合TOP10」1位となり、SNS上でも「見始めたら止まらなくなり最後まで5時間一気見してしまった」「役者さんや作り手のエネルギーが画面からはみ出してくるような、すごい熱量」「凄いドラマを観てしまった…!」と大反響を巻き起こしている本作。この度解禁されたのは、米倉さんらが具体的な3つのシーンを一緒に見ながら撮影秘話を語るスペシャル映像。まずは、米倉さん演じる不屈のジャーナリスト魂を持つ東都新聞社会部記者の松田杏奈と、横浜さん演じる新聞配達をしながら大学に通う就活生の木下亮が初めて出会うシーン。米倉さんは「こんなに背骨が曲がってたなんて…」と役に入り込んだ自分に驚いた様子を見せるが、松田の「声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う」という台詞について「監督と一緒に(実際の新聞記者に)取材をさせて頂いて、新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた“声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来ました」と本作のテーマとなる重要な裏話を披露。人生の帰路に立つ亮に対し、松田が絞り出すように言葉を伝えるこのシーンは「緊張した!」と正直に明かす米倉さん。その大事な言葉を伝えられた横浜さんは、就職活動中の亮のシーンをふり返り「藤井監督が描きたかった“一般市民”の目線を任せてもらったのですけれど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」とNetflix版で新たに加わった大学生・亮に起きる変化に注目してほしいと語る。すると綾野さんが、亮の「なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ」という台詞について「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」と指摘、まさにこの台詞を書いた藤井監督からは「(亮が)大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になること。それに対しての彼の無関心さとの対比が出るなと思って」と真意が語られると、米倉さんも思わず納得した様子。3つ目は、綾野さんが演じる、国民に尽くすという理想を持ちながらも運命に翻弄されるエリート官僚・村上真一が抑えていた感情を一気に爆発させるシーン。綾野さん自身も「こんなに頭を下げるのが大変なんだなと、どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と夢中になった撮影をふり返る。本シーンで村上から絞り出される「申し訳ありません」という台詞については「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました。たくさん撮りましたよね」という本作屈指の壮絶なシーンも、テイクを重ねて撮影したという裏話を明かしている。Netflixシリーズ「新聞記者」は配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月21日Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』より、主要キャストである米倉涼子、綾野剛、横浜流星、そして藤井道人監督が撮影秘話を語るスペシャル映像が公開された。2019年6月に劇場公開され、大ヒットした映画『新聞記者』。同作は近年の政治事件やスキャンダルなどに真正面から切り込み、タブーに挑戦した衝撃的な内容が話題を呼んだ。ドラマは、映画版とは違った角度から、新たな物語としさらにスケールアップし、1月13日(木)から全世界に配信されている。ドラマには、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈役に米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役に綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役に横浜流星と、豪華キャストが集結。監督は映画版に引き続き、藤井道人が務める。配信直後の週末から、Netflixの日本における今日の総合TOP10にて1位となった本作。この度、米倉、綾野、横浜、そして藤井監督が3つのシーンを一緒に見ながら撮影秘話を明かすスペシャル映像が公開された。米倉演じる松田と、横浜演じる亮が初めて出会うシーンでは、米倉が「こんなに背骨が曲がってたなんて……」と役に入り込んだ自分に驚いた様子を見せる。一方で、松田の『声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う』という台詞について「監督と一緒に(実際の新聞記者に)取材をさせて頂いて、新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた”声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来ました」と本作のテーマとなる重要な裏話を披露。人生の帰路に立つ亮に松田が絞り出すように言葉を伝えるこのシーンで米倉は「緊張した!」と正直な感想を明かした。その大事な言葉を伝えられた横浜は、就職活動中の亮のシーンを振り返り「藤井監督が描きたかった”一般市民”の目線を任せてもらったのですけど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」とNetflix版で新たに加わった普通の大学生・亮に起きる変化に注目してほしいと語る。綾野が亮の『なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ』という台詞について「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」と指摘すると、まさにこの台詞を書いた張本人である藤井監督から「(亮が)大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になること。それに対しての彼の無関心さとの対比が出るなと思って」と真意が語られると、米倉も思わず納得した様子を見せた。そして、綾野演じる村上が抑えていた感情を一気に爆発させるシーンでは、綾野自身も「こんなに頭を下げるのが大変なんだなと、どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と夢中になった撮影を振り返る。本シーンで村上から絞り出される『申し訳ありません』という台詞については「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました。たくさん撮りましたよね」という本作屈指の壮絶なシーンも、テイクを重ねて撮影したという裏話を明かした。最後は米倉がたった一言を言うためにNGを繰り出す様子も収められ、キャスト・監督の仲睦まじい様子が微笑ましい映像になっている。Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』全世界独占配信中
2022年01月21日常に努力を怠らず、挑戦し続ける女優人生を歩んでいる米倉涼子。“かっこいい女性”といえば一番に思いつく一人でもあるが、主演を務めたNetflixシリーズ『新聞記者』(全世界独占配信中)では、元気でパワフルという彼女のパブリックイメージや、代表作であるドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の“失敗しない医者”とは対照的な役柄にトライ。米倉は「吐息にも力を込めず、なるべく内股で歩いて、かっこつけない(笑)。つらいなと感じることもありましたし、大きい声を出したい! と思うこともありました」と笑顔を見せつつ、「本当に出会えてよかったと思える作品になった」としみじみ。新境地に飛び込んだ心境や、充実感を語った。○■かっこつけないヒロインに挑戦「ものすごく緊張していた」近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。米倉は、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を演じている。松田は権力の不正をとことん追及する“闘うヒロイン”だが、記者としての使命感を抱きながらも、徒労感や葛藤をにじませ、折れそうな心を必死に奮い立たせているような女性でもある。米倉は「最初はもっと強いキャラクターを作っていこうと思っていた。強さを表に出していこうとしていた」そうだが、映画版に引き続きメガホンを取った藤井道人監督からは「もっと声を小さくして。もっと優しい松田さんにしてください。そこから自分の思いを訴えていってほしい」と指示があったという。「藤井監督が大きな挑戦をさせてくれました。“削ぐ”という作業が必要なキャラクターで、本来の自分ともかけ離れているし、これまで私が求められてきたのとはまったく違う役柄でした」と告白する。米倉の持ち前の力強さや華やかなオーラを封印した役柄となったが、「なるべく内股で歩いて、歩幅も大きくせず、ポケットに手を入れてはいけない。かっこつけない!」と役作りを笑顔で振り返りながら、「つらいな、苦しいなと感じたり、大きな声を出したい! と思うこともありました。不安や戸惑いもあり、フラストレーションも溜まる(笑)。毎日がドキドキの連続で、本作の撮影はものすごく緊張していたことを覚えています」と心境を語る。○■刺激を受けた新境地への挑戦「また新しい扉を開いていきたい」実際にロケ地となった東京新聞で働く記者へのリサーチを重ね、松田役に反映していったという。米倉は「新聞記者としての日々はどのようなことが起きるのか、どうして新聞記者になりたかったのか、家に帰ったらどんなことをしているのか、いろいろなお話を聞かせていただきました」とリアルを追求し、「松田の自宅の壁にポストイットを貼りたいとか、電動歯ブラシで歯を磨きたいなどの提案もさせていただいた」とアイデアも注ぎ込んだ。演じる上でもっとも大切にしたのは、「取材対象者となる人たちに、『あなたたちの声を伝えたい』と思っていることを示す」こと。「松田は『新聞記者です!』と前に出ていくのではなく、新聞記者という目線を通して、いろいろな痛みや傷を抱えた人の思いを聞いて、心を開いていく立場だったんだなと感じています」と媒介としての役割を重視し、松田の心に寄り添っていった。不安や戸惑いを覚えながらも、また役者としての新たな扉を開いた米倉。「初めての藤井組で、初めてお会いする俳優さんもたくさんいらっしゃいました。『こうやってお芝居をしていくんだ』と刺激を受けることも多く、エネルギーもたくさんいただきました。今はまた新しい扉を開いていきたいという思いでいっぱいです。最初はまだ藤井組の勝手がわからない部分もあったので、ぜひリベンジしたい!」と藤井監督との再タッグも希望。「取材をする中では、今を生きて、声なき声を届けようと頑張っている記者の皆さんがいることを知りました。完成作を観ても、いろいろな思いを抱えて生きている人がいるんだと実感することもあり、私自身とても勉強になることが多かった作品です。本作は世界に向けて配信されますが、政治家と一般市民の間にある考え方のギャップというものは、きっとどの国の人も共感できる問題であるはず。日本で起こり得る問題に興味、関心を持ってくれる方が少しでもいたらうれしいです」とたくさんの発見、学びがあったことを明かしていた。■米倉涼子1975年8月1日生まれ。神奈川県出身。1993年モデルとしてデビュー。1999年に女優へ転身。近年は『35歳の高校生』(日本テレビ系)、『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)などに出演。『ドクターX~外科医・大門未知子~』((テレビ朝日系)は10年続く人気シリーズとなった。ミュージカルでも活躍しており、2008年に『CHICAGO』の日本版でミュージカルに初出演。2012年7月には『CHICAGO』でブロードウェイデビューを飾り、2017年、2019年と、3度ブロードウェイ主演を果たし、2022年4度目のブロードウェイ公演も決定している(東京凱旋公演は12月)。
2022年01月21日Netflixシリーズ『新聞記者』(全世界同時独占配信中)より、女優の米倉涼子が演じる主人公・松田杏奈の新場面写真が13日、公開された。近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(19)。全6話のドラマとして新キャストで新たな物語を描くNetflix版では、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜流星が演じ、監督は映画版に引き続き、藤井道人氏が務める。この度、同作が本日より配信スタートしたことを記念して、米倉演じる松田の新場面写真が公開。鋭い視線から泣き顔、遠く未来を見つめる儚げな姿など、様々な表情が捉えられている。米倉は松田を演じるにあたり、リアリティを追求した。監督から渡された約2,400字に及ぶキャラクターシートを何度も読み込んだだけでなく、同作の撮影が行われた東京新聞へ藤井監督とともに事前に訪れ、同年代の記者に取材を敢行。「どんな靴を履いてますか?」「どんなバッグを持っていますか?」「ネイルはどのくらいしますか?」など事細かに質問しながら、実際の記者たちの仕事ぶりを何時間も観察して、ひたすらメモに落とし込んでいった。
2022年01月13日俳優の綾野剛が10日、都内で行われたNetflixシリーズ『新聞記者』のワールドプレミアに、米倉涼子、横浜流星、藤井道人監督とともに登壇した。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務めた。綾野は「全編を通して自分も学ぶところがたくさんありました。演じた僕らでさえもたくさんの気づきを教えて頂いたような気がしていますね。何より藤井組という最高のチーム力を踏襲しているので楽しんで見てもらえたら幸いだなと思います」と、『ヤクザと家族 The Family』、『アバランチ』に続いて3作目となる藤井監督とのタッグに手応え。また、「作風はシリアスな部分もありますが、ちゃんと支え合って立っていられる現場でした。本来おいしいはずのご飯がおいしくなくなっていくのはラッキーだなと思ってました」と綾野節で撮影を振り返り、すかさず米倉が「それってなんでって聞いてほしい?」とツッコむと、綾野は「おいしいと思っているご飯が(追い詰められていく)村上として生きているとどんどん味がしなくなっていくんです」と説明し、演じる役への没頭ぶりが改めて明らかになった。イベントでは、「成人の日」にちなみ、今なにかに挑戦しようとしている観客たちから事前に質問を募り、キャストと監督がダイレクトに答えるというQ&Aタイムも設けられた。綾野に向けて、俳優の卵から質問が寄せられた。「現在役者を志し日々、レッスンを受けているのですが、その中で脚本読解を課題に挙げて取り組んでいます。綾野さんが台本を受け取って読解に入る中で最も重視している点はどこですか? また、今作において綾野剛さんが演じた村上真一という役の最も大切にしなきゃいけないなと感じた部分はどこでしょうか?」。これに対し綾野は「好きな風に読んだ方がいいと思います。脚本は数学のように答えがあるものではないので、今日まで生きてきて体感してきたことだけで読んでいいと思います。自分自身を否定する必要はなく『僕はこう思った』という部分がより大事だと思いますし、それを僕は受け止めたいと思います。本作は村上から何かが伝わっていくのではなく、村上を通して松田や亮の眼差しから最終的に感じ取ってもらうような感情を線に繋いでいたので、僕から何かを発信していくというよりかは最終的には未来を生きる若者でもある亮に行きつくにはどうしたらいいかと考えて役を生きていました」と答えた。また、モチベーションを保つ秘訣を聞かれると、綾野は「最高の仲間を見つけるということですかね。自分を磨いてくれて、自分が敵わないと思っている人たちとい続けるということですね」と答え、「僕の周りには天才が多すぎて、凡人の自分が必死にそこに食らいついていくと、なんとなく後天性で生まれてくる発想を信じられるようになる。先天性は生まれ持ったものだと思いますが、後天性は自分が生きた証しが出ると思う。自分を磨いてくれるいい仲間を見つけることだと思います」とアドバイス。米倉も「すごくいいと思う」と太鼓判を押した。そして、若者たちに向けて「いっぱいご飯食べて! 食べるパワーは生きるパワーに直結していると僕は思ってて。仕事がない時もとにかく食べるということはしてました。あと仲間を見つける。仲間に教えてもらったことが自分の夢になったっていい。僕だって自分が俳優になるなんて思ってなかった。大好きな仕事を見つけてくれた人がいたので、それが大事だと思います。まずは食べよう!」とメッセージ。さらに、「俳優とかエンターテインメントの世界に興味がある人が何人かいらっしゃいましたけど、自分もさらに精進していきますので、いつか必ず現場で会いましょう」と温かい言葉をかけた。
2022年01月11日Netflixシリーズ「新聞記者」が1月13日(木)より世界同時配信される。第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか、3部門を受賞した映画『新聞記者』を、藤井道人監督自らの手で、新たな物語として築き上げた。真実を追究し続ける東都新聞記者・松田杏奈が、政府が起こした公文書改ざん事件の真相を追う本シリーズ。新聞業界の異端児と呼ばれる主人公の記者・松田を米倉涼子が、エリート若手官僚として職務に邁進する村上真一を綾野剛が演じた。さらに政治には興味も知識もない、新聞配達のアルバイトをしている就活中の大学生・木下亮を横浜流星が担当している。異なる世界に生きてきた3人が、あるスクープをきっかけに交わり始める。そこには、それぞれの正義と意志、思いがうごめきあうのだ。3者3様の輝きを放ち作品に臨んだ米倉さん、綾野さん、横浜さんに「新聞記者」撮影にまつわるエピソードや、彼らが仕事をする上での正義・大事にしていることなどを聞いた。米倉:我慢、ですね。普段、私はボディランゲージがすごく多いんです。話しているときに手がすごく動くし、言葉とともに身体で表現することも多い。けど、松田を演じる上では、思いを溜め込みながら自分の思いは我慢することを意識していました。綾野:自分の精神状態を追体験しない、ということでした。「あのときこうだったら」という感情は完全に捨てました。人は、何でもない会話の中で“たられば”があるからポジティブにもなれたりする。採択していることを捨てたので、きつかったですね。横浜:僕が意識したことは何だろう…一番は素直にいることですかね。まっすぐに。変に「こうしよう」というのを決めずにいました。亮は、いろいろな人たちの言葉や出来事に影響されて揺れ動いていくので、その人たちの言葉をしっかり素直に受け取って、自分がそのとき“思って”行動できたらいいなと。一般市民として若い皆さんにも共感してもらえるように、という役でもあるので、だからこそ自分も亮とともに学んでいけたらと思いました。――それぞれのバックグラウンドを見せながら、シーンが交差していきます。皆さんの出演パートをご覧になって、いかがでしたか?米倉:それぞれのシーンを作品として見たときに、ひとりひとり、それぞれの役作りがものすごく強くて。それぞれの思いが、なんていうか…背中にのしかかっているような気がしました。綾野くんの役と私の役は、最初はそれこそ敵対しているんですけど、それでも見ていると、その人の気持ちになれるというか。流星くんの新聞配達をやっているシーンも、私は1回も(現場で)見ていなかったのもあって、「あ、こんなに穏やかに何の問題もなく生活を送っていた彼に、ふとした瞬間に、あんな出来事がのしかかるんだ」と思いました。辛い経験をし、自分で道を切り拓いていくまでの流れを、ひとりの人生の例としてこの6話で見て追いかけていけるんです。すべての人の見方になれる、すべての人の思いになれるような、細かいところまで設定と演出をしている作品という印象を、すごく受けました。綾野:松田さんが見ているまなざしの先に何が映っているのか、毎話どんどん変わっていきます。もともと断定していたものが、どんどん変わっていく。表情の柔軟さが、今、世の中に足りていない気もしている中で、真実はひとつですが、真実の見方はたくさんあることを体現されている(米倉さんの)お姿に、とても感銘を受けました。流星君の亮さんは、ある種、国民代表としての立ち位置で生きていた。亮さんという青年が、これから自分が国民のひとりであるという自覚を持って進んでいく。6話が終わった後、その先にある彼の瞳には何が映っているのかということが全てです。僕たちが一番大事にしなきゃいけない、国を作り動かし豊かにするのも、やはり国民のまなざしひとつで大きく変わるんだな、と。おふたりに共通して思っているのはまなざしで、その瞳の中に映っている未来でした。横浜:ある大きな出来事が亮に振りかかり、米倉さん演じる松田と出会っていくんですけど、僕は亮と同じ気持ちでした。松田がまっすぐに真実を追究する姿を見て、亮は影響され成長していきます。現場でご一緒させてもらっている僕も、亮と同じで尊敬する気持ちというか「この人についていきたい」という思いになりました。剛さんの村上は、自分の中で一番敵だと思っている人。でも、そんな人にもその人のいろいろな思いがある。そのことを感じたので(共演シーンの)部屋で会ったとき、何も言えない気持ちになったんです。亮としてなのか、自分としてなのか、よくわからなくなるというか。お二方とも言葉よりも行動で見せてくれる人だったので、僕はそれを吸収しないといけない、という思いで現場にいました。藤井監督との現場に、米倉さん「こんなに毎日緊張するってないんじゃないのかな」――藤井監督とのお取り組みについても伺いたいです。綾野さんは『ヤクザと家族 The Family』、「アバランチ」と続いていますよね。綾野:藤井監督とは『ヤクザと家族 The Family』(2021年公開)に次いで本作が2作目。声を掛けていただいたとき、素直に嬉しかったです。新たな「新聞記者」の一員として参加できる事、そして、米倉さんと流星君とご一緒できる事、なにより藤井監督とまた現場で魂を揺さぶり合いながら戦えると思うと。どれだけ苦しくても、どれだけ愛せるか。特に藤井監督とは、そういう想いでやっています。――米倉さんは初めての藤井監督、いかがでしたか?米倉:初めて参加させていただく組だったので、藤井監督のことも、クルーも、すべての方を存じ上げなかったんです。衣装合わせのとき、最初に藤井監督とカフェでお話をしたんですけど、すごく「うんうん」と聞いてくれたので、実は「不思議な方だな」と思っていました(笑)。いざ撮影に入ると、ものすごく入り込みやすくて、見たことのない撮影現場でした。大人になってから、とにかくこんなに毎日緊張するってないんじゃないのかなというぐらい…毎日すごく緊張しましたし、応えたい思いにもなりました。その分、悔しい思いもしたので、どこかでもう1回リベンジしたいです。――横浜さんは『青の帰り道』や、最近では『DIVOC-12』の短編でもご一緒していました。本作では藤井監督から「ベストアクト」ともコメントが出ていますが、いかがでしたか?横浜:藤井さんが「映画版では描き切れなかったところを託したい」と言ってくださったときは、本当に幸せなことだと思いましたし、だからこそプレッシャーも責任もあり、覚悟を持っていました。現場では、藤井さんのチームにはやっぱりすごく信頼感があって、身を任せられました。本当に、ほかにはない雰囲気があるんです。締めるところは締めて絶対に妥協しないので、僕は亮として生きていて、毎回自分の知らない自分みたいなものを引き出してもらえました。だからこそ楽しいし、生きてるな、という感じがしました。米倉さん&綾野さん&横浜さんの正義とは…「嘘をつきたくない」「愛と熱狂」「自分は自分」――普段仕事をしていると、どうしても妥協してしまう瞬間があったりもしたので、「新聞記者」を見て、何よりも自分の正義みたいなものを大事にしていきたいと思いましたし、そう感じる視聴者が多いと思います。皆さんはお仕事する中で、譲れないこと、自分の中の正義など、どういうものでしょうか?米倉:私はメディアやすべてのことに対しても、とにかく嘘をつきたくない、という思いだけかな。別に私自身のことを隠したいとも思っていないのに、なんでわざわざ隠さなきゃいけないことがあるんだろう、とも思うんです。嘘をついてしまうと、理由をくっつけていって、とてつもない大きなサンドイッチみたいになっていっちゃうでしょう。芯が見えなくて倒れちゃいそうになっちゃうと思うので、言わないことはいいのかもしれないけど、嘘をつくことは嫌だなと思います。横浜:僕はまだまだ未熟者だし、この年齢で代わりなんてたくさんいるから、やっぱり比べられることもあります。でも「自分は自分だ」と思って、自分の芯をぶれないようにすること、ですかね。いろいろ言われますけど、ぶれないように。そこは変わらないようにしたいです。綾野:熱狂、です。いつでも愛と熱狂、していたい。妥協されたことがあるというお話をされていましたが、選択の余地もないことは確かに妥協かもしれません。ですが結果どんな小さなものでも選択をしたという事は、きっと妥協ではない気がしています。選択できなくなったときに、自分たちがどう立ち向かうのか。自分たちは常に選択できるような環境作りを、トップダウンではなくボトムアップしていくことがとても大切ですし、いろいろな人たちの言葉を聞いて、感じていくことがとても大切だと思っています。ちゃんと選択していくこと、その環境作りを熱狂を使って、愛を通してやれたらと思っているんです。2021年見た中で、3人がお勧めする作品とは…?――2021年ご覧になった中で、一番ご自身を熱狂させたお勧め作品は何でしたか?綾野:僕は「ペーパー・ハウス」は、かなり熱くなりました。米倉:ああ、私も「ペーパー・ハウス」かな~!スペイン語を練習しているのもあるから。――米倉さん、原語でご覧になっているんですね…!?米倉:そうですけど、もちろんサブタイトルもつけていますよ!…でもね、絶対自分ではやりたくない作品(笑)。泥だらけになりたくないもん~。綾野:泥だらけになりますけど、シーズン1だったらまだ大丈夫じゃないですか?米倉:確かにね。一番最初のバーで教授と飲みながら…ぐらいまでだったら、やってもいいかな(笑)。ドキュメント(「ペーパー・ハウス: 人気の秘密に迫る」)を見ていたら、泥だらけだったから「ああ、無理!!」と思ったの。綾野:俺、デンバー好きなんです。真っ直ぐで。あとトーキョーも好きです。米倉:トーキョーねー!私はナイロビも好きだった!綾野:流星は?横浜:俺、見られてないんです。見たいです!――横浜さんは、2021年印象的だった作品、何でしたか?横浜:僕は、素直に『ヤクザと家族』。綾野:嬉しい。横浜:本当に、心がえぐられましたね。試写室で観たんですけど、終わった瞬間に、藤井さんと剛さんにすぐ(感想を)送りました。そのぐらい、なんかずっと浸っていて、すぐには立ち上がれなかったです。同時に、「なんで自分(出て)いないんだろう」って…。綾野:(笑)。嬉しいよ。そういう意味だったら、「FAMILIA」聴いたときもかな(※『ヤクザと家族』主題歌)。2021年の中では最大の出来事でした、「総合芸術って美しいな」と結実した瞬間でした。(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月11日俳優の横浜流星が10日、都内で行われたNetflixシリーズ『新聞記者』のワールドプレミアに、米倉涼子、綾野剛、藤井道人監督とともに登壇した。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務めた。横浜は「ドラマとは思えないくらいクオリティが高い作品。僕自身も亮と同じで、政治とか世の中の出来事に対して他人事というか切り離しているところがありましたが、亮の若者目線が入ることによって自分事として捉えられると感じたし、改めていろんなことについて考えさせられるきっかけになった作品だなと感じました」と完成した作品を鑑賞した感想を述べ、「こんなにも素敵な先輩方と一緒にお芝居できたことを幸せに感じていました」とも話した。この日が成人の日ということにちなみ、イベントには10代、20代の若者を中心とした観客が参加。観客からの質問に登壇者が答えた。看護師を目指している看護学生の女性は、「周りと比べて(看護師が)自分は向いていないんじゃないかと思って落ち込むことがある」と打ち明けてから、「俳優業に向いていないと思ったことはありますか? そのときどう乗り越えたか教えてください」と質問。この質問に対し、横浜は「今の自分に満足していないからこそより頑張れるし、こんな自分なんて代わりはいくらでもいるので、自分も10代のときは比べてしまう時期はあって、その都度、向いていないんじゃないかと思うことはありました」と、自身も悩んだ時期があったと明かした。そして、「ただ、自分が決めた道だし、単純に芝居が好きだし、辞めるという選択肢はなくて。いつ何が起きるかわからない、明日死ぬかもしれないし、時間もどんどん過ぎていくので、落ち込んでいる暇もないし、比べる暇もない。今に全力を尽くせばそういうことを考えなくなりました」と説明。「僕は応援することしかできないですけど、時間を1秒でも大切にして、人と比べずに、自分が今やりたいことを考えていればいいのかなと。応援しています」とエールを送った。さらに、新成人に向けて「二十歳からまだ5年しか経っていないので言える立場じゃないですけど、今この瞬間を大事にしてほしいなと。どんどん過ぎていってしまうので、今を全力で楽しんでくれたらうれしいなと思います」とメッセージを送った。Netflixシリーズ『新聞記者』は、1月13日より全世界同時配信。
2022年01月10日女優の米倉涼子が10日、都内で行われたNetflixシリーズ『新聞記者』のワールドプレミアに、綾野剛、横浜流星、藤井道人監督とともに登壇した。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務めた。この日が成人の日ということにちなみ、イベントには10代、20代の若者を中心とした観客が参加。看護師を目指している看護学生の女性は、「周りと比べて(看護師が)自分は向いていないんじゃないかと思って落ち込むことがある」と打ち明けてから、「俳優業に向いていないと思ったことはありますか? そのときどう乗り越えたか教えてください」と質問した。この質問に、米倉は「私はこの仕事が天職なのか確信したことはない」と告白し、「ただ、やってやるという思いと、せっかくやり始めたことはやり通してやりたいという思いと、いつも隣の芝生が青く見えるタイプで、全部自分に納得したことがなくて、あの人のほうがいいなっていつも思っちゃう。まだまだ自分に足りないなということが多くて、自分は向いてないのかもと思ったことを超えてやろうという思いで、悔しいなと思いながら生きている」と説明。「そういう気持ちが湧きたたないと次のエネルギーにはならない。どんな居場所も楽なことなんてないと思っているし、20歳のときには感じていないような壁とかつらい思いって、ぶち当たってみないとわからないし、超えてみないと、すごくいい経験になっていると思えないから、これからもっと泥まみれになってください。そのほうが大人になってから楽になる気がする」とアドバイスを送った。Netflixシリーズ『新聞記者』は、1月13日より全世界同時配信。
2022年01月10日俳優の横浜流星が10日、都内で行われたNetflixシリーズ『新聞記者』のワールドプレミアに、米倉涼子、綾野剛、藤井道人監督とともに登壇した。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務めた。横浜は「ドラマとは思えないくらいクオリティが高い作品。僕自身も亮と同じで、政治とか世の中の出来事に対して他人事というか切り離しているところがありましたが、亮の若者目線が入ることによって自分事として捉えられると感じたし、改めていろんなことについて考えさせられるきっかけになった作品だなと感じました」と完成した作品を鑑賞した感想を述べ、さらに「こんなにも素敵な先輩方と一緒にお芝居できたことを幸せに感じていました」と語った。また、亮役について「若者目線ということで、僕も亮の考えに共感できる部分があった。皆さんにも感情移入してもらえるような立ち回りだと思ったので、変に作り込みすぎず、その場で素直にいるというのを意識しました」と説明。「あとは監督とその都度話して。監督はいい作品にするために寄り添ってくれて、妥協せず撮影を進めてくださるので、身を任せられるし、亮として生きることができました」と語った。この日が成人の日ということにちなみ、イベントには10代、20代の若者を中心とした観客が参加。二十歳の頃を振り返って若者に言いたいことを聞かれると、横浜は「二十歳からまだ5年しか経っていないので言える立場じゃないですけど、今この瞬間を大事にしてほしいなと。どんどん過ぎていってしまうので、今を全力で楽しんでくれたらうれしいなと思います」とメッセージを送った。Netflixシリーズ『新聞記者』は、1月13日より全世界同時配信。
2022年01月10日2016年に「第1回ミス美しい20代コンテスト」にて審査員特別賞を受賞しデビューを果たした宮本茉由。ファッション誌『CanCam』(小学館)専属モデルとして活躍しながら、2021年は『監察医 朝顔 第2シーズン』(フジテレビ系)、『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)、『ドクターX~外科医・大門未知子~ 第7シリーズ』(テレビ朝日系)と注目作への出演も続いた。この3作品で務め上げた役との出会いは、彼女にとって確かな自信になったという。そして2022年、その経験を糧に、映画初出演にして初主演作となる『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(2022年6月公開予定)に挑む。昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」終了後、米倉涼子ら先輩女優から学んだ“大切なこと”を教えてもらった。――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えました。驚くことに、今回でもう4回目の参加になりました。実は1回目に参加させていただいた時も青のお着物で、今日は初心に戻った気持ちで参加させていただいたんですけど、4回目なのに変に緊張してしまって……。トップバッターで登場した時はガチガチで、笑顔がひきつっていたと思います(笑)。でも、(事務所の)皆さんがいらっしゃったので、安心して話せました。――4回目にもなると、晴れ着撮影会の日が来たら、もうそろそろ1年も終わりという感覚になりそうですね。そうですね。このお着物を着たら、あっという間に次の年が来るような気がします。晴れ着撮影会が1年の区切りと言いますか、もう今年も終わるんだなと思うようになってきました。――2021年はどんな年になりましたか?『朝顔』『ボイスII』『ドクターX』と3作品に出演させていただいたのですが、どの作品でも深く追求させていただけるような役を頂けたので、演技に対する自信に少し繋がりました。2022年は主演映画の公開も控えておりますので、その作品に向けて自信を持って頑張ろうという気持ちになりました。――主演作の撮影を控え、3作品に出演されている先輩女優の方々から学んだことも多そうですね。上野樹里さん、真木よう子さん、米倉涼子さん、皆さんとても温かい方々で、女優としてはもちろん、人として勉強させていただきました。現場での立ち振る舞い、雰囲気づくりも、良い作品を作るために大切なことの一つなんだなと学ばせていただいて。『斜陽』でもスタッフさん、キャストの皆さんが気持ちよく演技をできるような環境づくりを私も頑張ろうと思いました。――お三方の雰囲気づくりで印象に残っていることはありますか?米倉涼子さんは(『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』共演以来)3年ぶりにお会いしたので、私のことは覚えておられないだろうな……、どんな風にご挨拶させていただこうかな……と考えていたのですが、米倉さんのほうから「久しぶりー!」って声をかけてくださって。それだけですごく嬉しいですし、そういう心遣いが大切なんだと学ばせていただきました。――『斜陽』では宮本さんが座長になりますが、米倉さんのようにフランクに声をかけられるタイプですか?『CanCam』のモデル仲間にはできるんですけど、お芝居の現場ではまだ緊張しますね……。セリフもたくさん覚えないといけないし、頑張らないと。――では最後に、2022年の抱負を教えてください。2022年は行動力を持って進んでいきたいです。それこそ、お芝居の現場でも自分から声をかけられるようになって、現場の雰囲気づくりができるようになりたいなと思います。■プロフィール宮本茉由(みやもと・まゆ)1995年5月9日生まれ。2016年9月、第1回ミス美しい20代コンテストにて審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。同年12月から『CanCam』専属モデルに抜てきされ、2018年10月期のテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』でドラマデビュー。2021年は『監察医 朝顔 第2シーズン』(フジテレビ系)、『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)、『ドクターX~外科医・大門未知子~ 第7シリーズ』(テレビ朝日系)に出演した。2022年6月、映画初出演にして初主演作となる『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』の公開を控える。
2022年01月02日2022年秋、米倉涼子がミュージカル『CHICAGO』のロキシー・ハート役で、ブロードウェイの舞台に出演することが決定した。米倉がブロードウェイで、同作の主演のひとりであるロキシー・ハートを演じるのは今回が4回目。2012年にブロードウェイデビューを飾り、2017年の『CHICAGO』20周年アニバーサリーイヤーで2度目の出演、2019年の3回目のブロードウェイ出演は自身の女優生活20周年の節目となった。そして、2022年に挑戦する4度目のブロードウェイは、『CHICAGO』の25周年アニバーサリーにあたる。日本人俳優の4度目のブロードウェイ主演は、過去に例がない。『CHICAGO』は、禁酒法時代1920年代のアメリカ・シカゴを舞台に女性殺人犯の裁判とメディアの扱いを巡り、コミカルかつドラマチックに描いたメガヒット・ミュージカルだ。「オール・ザット・ジャズ」など、名曲揃いのミュージカル・ナンバーと、鬼才ボブ・フォッシーの振付を体現するセクシーな衣装に身を包んだ超一流のダンサーたちは、世界中の観客を魅了している。ブロードウェイ初演は1975年。1977年まで、936公演が上演された。その後、1996年にブロードウェイで再演(リバイバル)の幕が上がり、現在に至るまで、リバイバル公演として史上最長記録を更新中で、正にブロードウェイを代表する作品である。「初めて観たときにすぐに恋に落ちた作品」と語る『CHICAGO』、そしてロキシー役で、4度目のブロードウェイの舞台に立つ米倉にその意気込みを聞いた。──4度目のブロードウェイ出演が決まっての率直な思いは?まず、「本当にやれるのか」と自分に問いかけをしました。ドラマに打ち込んでいるときは運動らしい運動ができません。ダンサーとしてのスキルを整えられる環境にいないので、普段からブロードウェイに立っているみなさんと同じようにできるのか、と。30代のときは体も動いたし、やりたい、やってやるという熱意で乗り越えてきました。でも改めて今回やれるのならやりたいと、出演を決めました。何より、私のなかで、好奇心が消えたら終わりだと思っています。挑戦しないわけにはいきません。──米倉さんにとって、作品『CHICAGO』とは?私の理想に近いミュージカル。人間にはいろいろな部分があります。かわいらしさ、悲しさ、憂い、鋭さ──、そんな相反するキャラクターがひとりの人間に同居していますが、この作品はそんな部分が描かれていて、そこにとても魅かれます。また、ロキシーの、もっと上に立ちたい、どうにかして生きてやるという思いは、私ともリンクします。隣の芝が青く見えるところも似ているかな(笑)。見かけは(もうひとりの主人公の)ヴェルマのほうがかっこいいし、私も最初に観たときにいちばん目を奪われたのは彼女の登場シーンでした。でもロキシーは途中から出てきて、奪っていくから楽しいんです(笑)。私とは切っても切り離せない、いちばん誇りに思っている役かもしれません。ロキシーを演じ始めた頃は、チャーミング、チャーミングと言い聞かせながら作っていきましたが、もうだいぶ時間も経っているので、そういうところを少しそぎ落とし、大人のロキシーを作っていきたいです。—2022年はビッグイヤーになりそうですね?好奇心が消えたら終わりだと思っています。個人事務所「Desafio(デサフィオ)」の名のとおり「挑戦する」ということを大事にしたいです。2022年1月13日から全世界同時配信で、Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』に初めて主演します。2022年も新しい挑戦をしたいと思っています。ミュージカル『CHICAGO』ニューヨーク公演:2022年11月アンバサダー劇場(ブロードウェイ)日本凱旋公演:2022年12月東京国際フォーラム ホールC(有楽町)※日本凱旋公演は来日キャストによる英語上演(字幕付)※公演の詳細情報は後日発表ミュージカルCHICAGO日本公式ホームページ CHICAGO on Broadway公式ホームページ 写真=(公演キービジュアル=Junji Ishiguro、舞台写真撮影=Masahiro Noguchi、ポートレート=GEKKO) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月01日米倉涼子、横浜流星、綾野剛らが共演し、藤井道人監督が手掛けるNetflixシリーズ「新聞記者」。この度、本作の撮影舞台裏の様子を収めたメイキング写真が公開された。東都新聞社会部記者・松田杏奈役の米倉さんや、若手官僚・村上真一役の綾野さん、就活生・木下亮役の横浜さんらキャストたちが、真剣な表情で本作の撮影に挑んでいる様子が伺える今回のメイキング写真。米倉さん演じる杏奈は、「国民には知る権利があり、メディアには伝える責務がある」という強い信念を持ちながらも、届けたい小さな声と企業や世論といった大きな力や組織との板挟みにもなる葛藤も抱えている、複雑な役どころ。本作のオファーを、脚本が完成する前の段階で快諾していたという米倉さんについて、藤井監督は「インディペンデントから出てきた僕らのやり方を積極的に面白がってくださった。空き時間もあえて控え室に戻らず、丸椅子に座ってスタッフや共演者とお喋りしたり、自分もチームの1人というスタンスで現場にいてくださったので、本当に助けられました」とチームを引っ張る米倉さんの姿勢を絶賛。そんな米倉さんは「実は毎日緊張していました」と明かし、「今まで演じた役柄では思ったことを言葉や身体を使って表現することが多かったのですが、今回はそれを我慢しました。監督の期待に応えたいと何回もテイクを重ね、悔しい思いをすることもありました」と強い女性のオーラを抑える演技にあえて挑戦し、等身大の新聞記者像を築き上げた。また綾野さんは、権力側のエリート官僚を演じ、自責の念に駆られて憔悴していくキャラクターを演じるため、肉体改造にも取り組んだ。「4日間のセットでの撮影期間の間、剛さんはボクサーの減量みたいに一切食べず、水分もほとんど取らず着実に身体を絞っていった。本当に倒れてしまうんじゃないかとスタッフが心配するほど、鬼気迫る執念でした。剛さんの場合、根底に登場人物への愛情がある。そこが信頼できるんです」と絶大な信頼を寄せる。そして、政治をどこか他人事に感じている役どころの横浜さんについて、「プライベートでもよく一緒にいますが、ものごとの捉え方や感じ方が結構自分と近い」と藤井監督。「2人とも、選挙や政治のことより目先の生活、就活とか恋愛で頭がいっぱいという若者の気持ちが実感としてよく分かります。だからこの役は絶対彼に演じてほしかった」とコメント。監督自身の視点も強く反映されたキャラクターを、強い絆で結ばれた横浜さんに託した。なお、映画版に引き続き、本作でも劇伴を手掛けた岩代太郎による映画&Netflixシリーズ「新聞記者」オリジナル・サウンドトラックが、来年2月23日(水・祝)にリリースされることが決定した。Netflixシリーズ「新聞記者」は2022年1月13日(木)全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年12月27日主演・米倉涼子、綾野剛、横浜流星共演のオリジナルシリーズ「新聞記者」、韓国サバイバルホラー「今、私たちの学校は...」など注目のシリーズ、人気シリーズ「スノーピアサー」「オザークへようこそ」「The Sinner -隠された理由-」の待望の新シーズンほか、クロエ・グレース・モレッツ主演のSFスリラー『マザー/アンドロイド』、ベストセラー小説の映画化『ミュンヘン:戦火燃ゆる前に』、アリッサ・ミラノ主演のミステリースリラー『傲慢な花』など最新映画タイトルも続々配信。1月のNetflix配信作品をピックアップした。「新聞記者」1月13日独占配信大ヒット映画が新たな物語の、Netflixシリーズとして始動。主演・米倉涼子、綾野剛、横浜流星らが藤井道人監督のもとメディア、官僚、市井の人々――それぞれの正義がせめぎ合う中、葬られた事件の真相に迫っていく。「アーカイブ81」1月14日独占配信ジェームズ・ワン製作の超常現象ホラー。大量のビデオテープを修復するダンは、ある女性映像作家の作品修復からカルト教団の調査に引き込まれていく。「家をめぐる3つの物語」1月14日独占配信独立系ストップモーションアニメ界で活躍するクリエイターたちによるダークコメディ・アンソロジーシリーズが配信開始。“家”にまつわる不思議な物語とは?「今、私たちの学校は...」COMING SOON韓国サバイバルホラーが配信開始。「イカゲーム」で注目を集めたイ・ユミも出演。突如ゾンビウイルスが広がった高校で、生徒たちは生き残ることができるか?Netflix映画『マザー/アンドロイド』1月7日独占配信クロエ・グレース・モレッツ主演のSFスリラー。アンドロイドたちの反乱により、終末を迎えた世界。出産を控えるジョージアは安全地帯を目指して危険な旅へ――。Netflix映画『傲慢な花』1月13日独占配信アリッサ・ミラノ主演のミステリースリラー。ミステリー作家で犯罪専門家のグレイスは、天性の推理能力を使って、妹が殺害された事件の謎に迫っていく。Netflix映画『ミュンヘン:戦火燃ゆる前に』1月21日独占配信ベストセラー小説を映画化。世界大戦の影が忍び寄る1938年秋。戦争回避のために訪れたミュンヘンで、英国役人ヒューとドイツ外交官ポールの運命が交差する。そのほか、デンゼル・ワシントン主演、ラミ・マレック、ジャレッド・レト共演のスリラー『リトル・シングス』(1月7日)、パク・ソジュン主演のアクションホラー『ディヴァイン・フューリー/使者』(1月15日配信)などが配信に新たに加わる。また、『思い、思われ、ふり、ふられ』が1月20日よりSVOD独占配信となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年12月23日12月16日(木)今夜、最終回が放送される米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。この度、フリーランスの天才外科医・大門未知子役の米倉さんのクランクアップ写真が到着した。シリーズ誕生から10年目となる今年、待望の第7シリーズが放送中。2年ぶりの新作は、100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子の新たな戦いを描いていく。今夜の最終回の放送に先立ち、12月某日、撮影も無事終了したことが明らかに。撮影最終日、いつもと変わらぬ明るい笑顔で、現場を盛り上げていた米倉さん。同じシーンの撮影がなかったものの、「神原名医紹介所」所長・神原晶役の岸部一徳が、米倉さんをねぎらうため、突如「未知子~!」と呼びかけながら登場。粋なサプライズに米倉さんは感動し、岸部さんと熱いハグを交わしながら、思わず涙があふれ出てしまったそう。また、今シリーズの撮影中、改めて仲間の絆の深さを感じていたという米倉さん。クランクアップ直後のインタビューでは、「『ドクターX』ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、改めてみんなの話を聞き、『本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!』と、心の底から感じました」としみじみ。さらに今回は「これまで以上に『人は生きていく過程で、時として思わぬ壁にぶち当たり、自分が思うようにいかなくなることも多々あるんだな』と実感するようになったシリーズでもありました」と回顧。「さまざまな病気と闘ってらっしゃる方々、日々支えてらっしゃる身内の方々、そして医療に関わっている方々への尊敬の念が一層ふくらみましたし、この気持ちをこれからも大切にしていきたいです」と愛に満ちた表情を浮かべる。そして、「作品に関わるみんなが愛を込めて作っている『ドクターX』は、私の中で“不滅のドラマ”です!」と力強く作品愛を明かした。先週の第9話では、今シリーズ最強の敵・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が重度のがんを患っていることが判明。さらに、東帝大学病院で国内初の新型ウイルス感染者が確認されるという緊急事態まで発生。最終回では、忍び寄る第ニのパンデミック、蜂須賀に襲いかかる命の危機に、未知子が立ち向かっていく。「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終回は12月16日(木)21時~テレビ朝日にて放送。※10分拡大(cinemacafe.net)
2021年12月16日ガールズユニット・821(ハニー)の米倉れいあがこのほど、東京・新宿のブックファースト新宿店でカレンダー『米倉れいあ 2022年カレンダー』(発売中 2,970円税込 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。2018年に開催された「第43回ホリプロスカウトキャラバン」の合格者で結成されたガールズユニット・821のメンバーで、現在は日本テレビ『ZIP!』のコーナー「ペラペラENGLISH」のヒロインとして注目を集めている米倉れいあ。そんな彼女の2作目となるカレンダーは、B2サイズで2カ月めくりの8枚で構成されており、前作以上に大人っぽい姿を披露するなど米倉の魅力が詰まったカレンダーとなっている。大人を意識したワンピース姿で登場した米倉は「この前出させてもらったカレンダーはピュアで清楚系ですが、今回はちょっと大人めの写真が入ったり表情も大人っぽいイメージです。できの良いカレンダーでございます(笑)」と内容には自信を見せ、お気に入りを7~8月に掲載された白ワンピの写真をあげて「白いワンピースなんですが肩を出してセクシーめな感じで私的にはオススメです。服装が大人っぽいけど顔は子供っぽくてギャップがあり、夏っぽくて爽やかさもあっていいかなと思います」とお気に入りのポイントを解説した。誕生月でもある1~2月にはメイド服を着用した写真が掲載されており、「メイド服は着たことがないんですよ。初めてです。しっくり来ない感じもしますが、褒めてもらったのでいいかなと思います」と満足げで、「コスプレしてみたいですね。アニメが好きなのでアニメのキャラや二次元の女の子をやってみたいです。来年リクエストしてみますね」と語った。残り3週間を切った2021年は「コロナで結構大騒ぎであまり出掛けられなかったし821の活動もできませんでした。来年こそはコロナが落ち着いてイベントをもっとやれたらと思います。(今年は)よく寝て食べて育ちました(笑)」と今年の漢字一文字を「睡眠」の「睡」と表現。来年の目標は「何事にもチャレンジしたいという目標を掲げたいと思います。あれやってと言われたらもちろんやりますが、そういう勢いで突き進もうかなという感じです」と意欲を見せ、プライベートでは「資格をとってみたいですね。美容の専門学校とか考えています。お母さんがネイリストなのでその資格をとりたいし将来美容系にも興味があるんですよ」とタレントとの二刀流にも視野に入れているようだった。
2021年12月14日女優の米倉涼子が主演、俳優の綾野剛、横浜流星が出演するNetflixシリーズ『新聞記者』(2022年1月13日より全世界同時配信 全6話)のメイキング映像が公開された。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、タブーに挑戦したといわれる衝撃的な内容とスリリングな展開で第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(19年)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務める。今回公開された映像は、藤井監督が同作に懸ける思いや、体当たりで挑んだ俳優陣の魅力を解き明かしていく内容。撮影するにあたって藤井監督は、「自分自身が政治に詳しくないし、新聞も読んだことがなかったから、どうやったらこの作品がエンターテイメントとして伝わるか」を追求し、登場人物たちの人間関係やドラマに踏み込んでいった。主演の米倉については、「納得できなかったら何度でも、すごく粘り強くやってくれる女優さん」「今まで見たことのない米倉さんだねと言ってもらうことが何よりも嬉しい」と新境地の熱演を絶賛。さらに綾野を「すっごくストイックな映画アスリート」と評し、「すごく肉体改造してくれて。セットを4日間で撮影しなければならなくて、その間、水も食べ物も一切摂らなかった」と驚きのエピソードを明かす。10代の頃からよく知る横浜にも、「周りからは突如現れたイケメン俳優って思われているかもしれないですけど、実直な映画人」と賛辞を送った。また、映像監督を務めた今村圭佑氏も登場。「いちばん重要なことは、右を向いているか、左を向いているかで進んでいるか戻っているかを表している」といい、「特別な技を使うんじゃなくてお芝居が一番見えるところにアングルを切る。どうしたいって思ってるかっていうのが見える画が一番の映像美」とこだわりの映像手法を力説する。そして最後に、藤井監督は「世界に配信される時に演出とお芝居と画の力では負けたくないっていうのは意識しました」と並々ならぬ意欲を再び思い浮かべ、「やりきったと思います」と作品の完成度に自信を覗かせた。
2021年12月14日米倉涼子、綾野剛、横浜流星が出演するNetflixシリーズ「新聞記者」より、スタッフ陣が豪華キャストの魅力と見どころを語るフィーチャレット映像が到着した。2019年6月に劇場公開され大きな話題を呼んだ映画『新聞記者』。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、タブーに挑戦したといわれる衝撃的な内容とスリリングな展開、スタイリッシュな映像で多くの映画賞を受賞。それが今回、さらにスケールアップし、全6話のドラマとしてキャストを一新、新たな物語として制作した。今回到着した映像では、映画版に引き続き監督を務めた藤井道人は「自分自身が政治に詳しくないし、新聞も読んだことがなかったから、どうやったらこの作品がエンターテイメントとして伝わるか考えました」と、より制限のない表現方法で登場人物たちの人間関係やドラマに踏み込んだと語っている。“新聞業界の異端児”東都新聞社会部記者・松田杏奈役の米倉さんについては「今まで見たことのない米倉さんだねと言ってもらうことが何よりも嬉しい」と言い、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役の綾野さんについても「すっごくストイックな映画アスリート」と全幅の信頼を寄せ、また「すっごい肉体改造してくれた」と、精神的に追い込まれていく役を演じるための驚愕のエピソードも披露。また、今回新たに取り入れられた、市井の人の目線を担う重要な役柄である、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役の横浜さんは、十代からよく知る仲。「実直な映画人」と評しており、藤井監督ならではのコンビネーションで等身大の人間ドラマを作り上げている。一方、藤井組の映像美を支える撮影監督・今村圭佑は「特別な技を使うんじゃなくてお芝居が一番見えるところにアングルを切る。どうしたいって思ってるかっていうのが見える画が一番の映像美」とこだわりを明かし、日本を代表するキャスト・スタッフ陣が集結した本作に、藤井監督も「やりきったと思います」と作品の完成度に自信を覗かせている。Netflixシリーズ「新聞記者」フィーチャレット映像Netflixシリーズ「新聞記者」は2022年1月13日(木)全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年12月14日女優の米倉涼子が9日、都内で行われた「Precious WATCH AWARD 2021」発表・贈賞式に出席した。同賞では、その年の新作時計の中から、真に価値のあるラグジュアリーな時計をカテゴリー別に選出。さらに、今年もっとも“輝いた時”を過ごした人に贈られる賞『時の人』に米倉が選出され、贈賞式に登壇した。受賞を記念した盾を受け取った米倉は、今年1年を振り返っての感想を求められると「コロナ禍で大変な時期だったんですけど、いろいろな挑戦をしていこうということで私は独立しましたので、春に小さいショーをやらせていただいたり、城田優くんと一緒に合同プロデュースとしてガラショーを(シアター)オーブでやらせていただいたりしました。そんな挑戦をしながらでめまぐるしい日々だったんですけれども、楽しい挑戦をさせていただきました」と満足げな表情を浮かべ、「今日は9時(21時)から、もうそろそろなんですけど、『ドクターX』が放送されますので、みなさん早く帰ってぜひ見ていただきたいなと思います」と番宣して会場を沸かせた。また、1日で1番大切にしている"時"について「今年は体調を崩すことが多くて、今回のドラマ中にも体調を崩して杖をつきながらやっていた時期があったんですね。なので、私の今のプライオリティ(優先度)はまさに睡眠なんです」と打ち明け、「自分の年齢と、怪我とかに気をつけて、まずは健康第一に終えることをすごく大事にしています」とコメント。加えて、もし時間を戻したり進めたりできるとしたら、どの時に行ってみたいか質問されると「私は全然戻りたくないし、先にも行きたくないです。今の今を楽しんだら、絶対、この先も素敵な時間待っているんじゃないかなと思います」と答えた。そして、来年はどんな時間を過ごしたいか尋ねられると「1月にNetflixで『新聞記者』という社会派のドラマが配信されます。それは『ドクターX』とは違ったキャラクターを演じていますので、その作品をぜひ見ていただきたいなと思います」とアピールし、「あとは新しい挑戦をまだまださせていただける準備が整っておりますので、それに邁進していきたいなと思っております」と意気込みを語った。
2021年12月10日米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」の9話が12月9日放送。蛭間の妻・華子に放った大門の言葉に「名言過ぎ」といった感想が送られるとともに、野村萬斎演じる蜂須賀の“真の姿”に「愛おしい」など“蜂須賀推し”の視聴者も急増している様子だ。100年に1度のパンデミックによって感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針となった日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子が“失敗しない”オペで患者を救っていく…というストーリーが展開してきた本シーズン。「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの未知子を米倉さんが演じるほか、未知子と同じく「神原名医紹介所」所属の城之内博美に内田有紀。未知子が師匠と慕う「神原名医紹介所所長」の神原晶に岸部一徳。東帝大学病院内科リーダーの鍬形忠に小籔千豊。一旦は解雇されたがフリーランスとして戻ってきた原守に鈴木浩介。外科副部長をしている加地秀樹に勝村政信。蛭間に服従する元外科部長の海老名敬に遠藤憲一。分院に押しやられ今は院長代理をしている蛭間重勝に西田敏行。蜂須賀が招へいした興梠広に要潤。広報室長の三国蝶子に杉田かおる。看護師の大間正子に今田美桜。ケミカルサージェリーを推進し、感染研究センター設立を急ぐ蜂須賀隆太郎に野村萬斎といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。念願だった感染研究センターの完成を目前に控える蜂須賀だが、大門と寿司に行くも手をつけず、背中に痛みを感じるようなそぶりも見せる。そんな蜂須賀は組織の腐敗を防ぐためとして、病院長以外の役員の任期を1期1年に制限すると決定する。必死に反撃しようとする蛭間は、具合が悪いと言って来院した妻・蛭間華子(藤真利子)のことも「気のせいだろ」とぞんざいに扱う。だが大門は華子の体調悪化を見逃さなかった。検査の結果華子はすい臓がんであることが判明、困難が予想される手術だが、いつもなら反対するはずの蜂須賀がGOサインを出す…というのが9話の展開。検査を受けるにあたって「もし悪い病気だったとしても主人には言わないで」と話す華子に、「妻の病気より大変なことってこの世にある?」と答える大門。このセリフに「未知子の「妻の病気より大変な事ってこの世にある?」が名言過ぎて」「未知子、良いこというよね~」「こういうやり取りがさらっと出てくるのがかっこいい」などの感想が。そんな蜂須賀もまたすい臓がんを患っていることが判明。大門に「できることなら、あなたに切って欲しい」と頼み込む蜂須賀。患部の3D画像を見ながら厳しい表情を浮かべるも「私、失敗しないので」と答える大門に「今夜の失敗しないのではメチャかっこいい」「大門未知子しか勝たん!かっけ~!」といった声が続出。徹夜で資料を読みあさり蜂須賀の術式を研究する姿にも「大門先生めっちゃ頑張ってる」「大門先生は影でちゃんと努力してるしただの天才じゃなくて努力の人だなあ…」「前日までこうしてどう治すか考えてるの見てるとやっぱ未知子はすごいわ…」と感心する投稿も多数。一方、新型コロナウイルスのパンデミック以前どころかSARS、MARSが流行る以前から海外にマスクを送り、寿司屋の大将(小堺一機)からも「出世にも名誉にも興味がない」と言われるほど感染対策に尽力してきた蜂須賀。今まで見えてこなかった彼の“真の姿”に「根っこが大門先生と蜂須賀先生は似てるんだ」「蜂須賀先生はミチコと同類だった…?」といった声とともに「蜂須賀先生、なんか段々愛おしいキャラになってきた」「蜂須賀良い奴すぎ」など、蜂須賀“推し”となった視聴者も急増中の模様だ。(笠緒)
2021年12月09日米倉涼子が“失敗しない”スーパードクターを演じる「ドクターX~外科医・大門未知子~」の8話が12月2日放送。米倉さん、内田有紀、ゲスト出演した瀬戸朝香の共演と、高畑淳子の“復活”に、SNSには視聴者からの喜びのコメントが続々と投稿されている。「いたしません」「私、失敗しないので」などの名セリフでおなじみ大門未知子を米倉さんが演じる本シリーズ。第7シーズンとなる本作では、100年に1度のパンデミックのなかで日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」が感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針となったことから、かつて花形だった外科が別棟の分院へ追いやられ、代わってメスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭。内科部長が病院を牛耳るなか、未知子が舞い戻ってくる…というストーリーが展開してきた。キャストは米倉さんのほか、未知子と同じくフリーランスの麻酔科医・城之内博美には内田有紀。「ケミカルサージェリー」で内科主導へと組織変革を進め、感染研究センターの設立に注力する蜂須賀隆太郎に野村萬斎。蜂須賀の右腕として行動する広報室長の三国蝶子に杉田かおる。「ケミカルサージェリー」を進める東帝大学病院の内科リーダー・鍬形忠に小籔千豊。東帝大学病院に復帰した原守に鈴木浩介。秋田に飛ばされてしまった海老名敬に遠藤憲一。分院へと押しやられた「東帝大学病院」院長代理の蛭間重勝に西田敏行。また看護師の大間正子に今田美桜。外科副部長・加地秀樹に勝村政信。神原名医紹介所所長・神原晶に岸部一徳といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8話では蜂須賀は感染研究センター設立のため、厚生労働事務次官・神部八尋(宮川一朗太)と裏で手を組むことに。科研費の助成継続を含め全面的バックアップの約束を取り付ける。一方、外科を率いる蛭間は蜂須賀を潰しにかかろうと暗躍する。そんな蛭間に蝶子が接近する。実は神戸はがんを患っており、蝶子は神部をケミカルサージェリーではなく、外科手術で完治させてほしいと頼み込む。そんななか、城之内の高校時代の同級生、八神さつき(瀬戸朝香)が東帝大学病院に入院。他の病院で手術適応外と言われるほど進行したがんで、最先端のケミカルサージェリーに望みをかけた一人息子・八神祐希(元之介)からの頼みで入院することになった…という展開。今回は瀬戸さんがゲスト出演。「神回だった!米倉涼子、内田有紀、瀬戸朝香とは!」「ドクターXで内田有紀さんと瀬戸朝香さんが共演してて感激した!」など米倉さん、内田さんとの共演に感動する声が上がったが、その後亡くなってしまうという展開に「今回のストーリーはメッチャ涙が出っぱなし」「まさかの展開に今回は凄くショックでした…」と悲しみも声が。また高畑淳子演じる白木淳子が第3シーズン以来に再登場。大間がかつて働いていたガールズバーの店員として登場、ナースの仕事が忘れられなかったと話す白木の“復活”に「ドクターXこんなところで高畑淳子さん再登場」「ナース服着てナースができればどこでもいいんかい!」「高畑淳子婦長のインパクト強すぎ。今夜寝られない」など、タイムラインも大きく盛り上がっている。(笠緒)
2021年12月03日米倉涼子、綾野剛、横浜流星らが共演し、藤井道人監督が手掛けるNetflixシリーズ「新聞記者」より、本キーアートと場面写真が公開された。国民の知る権利を守ろうと闘うジャーナリストだけではなく、政治家、官僚、司法関係者、そして市井の人々が自分たちなりの矜持を持ち、現実と葛藤する姿が描かれる本作。キーアートでは、登場人物5人が異なる方向に鋭い視線を向け、それぞれの正義のせめぎ合いが表現された。場面写真では、権力の不正をとことん追及する“新聞業界の異端児”松田杏奈(米倉さん)と、組織に翻弄されるエリート若手官僚・村上真一(綾野さん)、物語に新たな視点を持ち込む就活中の大学生・木下亮(横浜さん)の姿が写し出されている。映画でも登場した東都新聞や内閣情報調査室といった舞台のほか、藤井監督が新たに「自分自身の目線から物語を紡ぐ」ために市井の人々、特に若者の視点が取り入れられ、本作ではより等身大で身近な物語に仕上がっている。また、吉岡秀隆と寺島しのぶが演じる中部理財局の職員・鈴木和也とその妻・真弓の深刻な表情を切り取った写真も到着。彼らの運命が如何にして翻弄され、3人の運命をも突き動かしていくのか、期待が膨らむようだ。Netflixシリーズ「新聞記者」は2022年1月13日(木)Netflixにて全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年11月30日米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6話が11月18日放送。9歳の少年を執刀する未知子がつぶやく優しい「失敗しないので」に感動の声が続出。鈴木浩介演じる原も含めた手術シーンに「初期メンバーでの手術エモすぎる」といった声も上がっている。米倉さん主演で10年にわたり続いてきた人気シリーズの最新シーズンとなる本作は、100年に1度のパンデミックで日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」では感染治療と内科を最優先、不要不急の外科手術は延期する方針に。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭する。そこに未知子が舞い戻る…という展開の本作。「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみ大門未知子を米倉さんが演じ、フリーランスの麻酔科医・城之内博美には内田有紀。神原名医紹介所所長の神原晶に岸部一徳。内科主導の体制を築こうとしている東帝大学病院内科部長・蜂須賀隆太郎に野村萬斎。名医のはずが手術で失敗が続く興梠広に要潤。外科副部長の加地秀樹に勝村政信。広報室長の三国蝶子に杉田かおる。興梠のせいでクビにされそうになった大間正子に今田美桜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。中国一のITグループ、その会長の御曹司で9歳の王弥六(吉田隼)が小児肝腫瘍の手術を受けるため来日、「東帝大学病院」に入院する。未知子と加地は執刀医に立候補するが蛭間は却下し、すでに決まっているという執刀医を紹介する。その人物は未知子も加地もよく知る元「東帝大学病院」の外科医・原守(鈴木さん)だった。しかも未知子が所属する「神原名医紹介所」の所長・晶が弥六と原をセットで「東帝大学病院」に斡旋したといい、原は「東帝大学病院」をクビになった後、フリーランスに転向、ここ1年ほど中国の病院で働いていたが晶にスカウトされ「名医紹介所」に所属することになったと話す。実は原、弥六に自分が名医だと嘘をついていて、父である会長からも信頼されたことで後に引けなくなり、未知子を頼って日本に戻ってきていた。その後弥六が急変。原が加地と手術を担当するが非常に困難な事例で…というのが6話の展開。そこに未知子が現れ華麗な手さばきで弥六を救う。その際加地から“プレッシャーはないのか”と問われた未知子は「プレッシャーのないオペなんてないから」と答えると、弥六に向け優しく「私、失敗しないので」とつぶやく…。この“優しい「失敗しないので」”に「優しい「失敗しないので」いただきました」「世界一優しい「私、失敗しないので。」「あの大門未知子からめちゃくちゃ優しい「私失敗しないので」出てきて泣いちゃう」などの声が続出。また未知子、加地、鈴木さん演じる原による手術シーンに「初期メンバーでの手術エモすぎるって」「やっぱりレギュラーメンバーいいよな。安心感凄い」といった声も寄せられている。(笠緒)
2021年11月18日Netflixシリーズ『新聞記者』(2022年1月13日全世界同時配信)で主演を務める女優の米倉涼子が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に出席。胸元がざっくり開いたスーツ姿で登場し、本作での役作りについて語った。2019年6月に公開された映画『新聞記者』は、近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得。Netflix版では、映画版とは違ったアプローチで、さらに深く刺激的に現代社会の問題を浮き彫りにしていく。本作の主人公、“新聞業界の異端児”と呼ばれる記者・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野剛、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜流星が演じ、監督は映画版に引き続き、藤井道人氏が務める。巨大権力に臆することなく立ち向かっていく主人公を演じる米倉は「今回の松田安奈という新聞記者は、一般の人に寄り添う新聞記者であるということが大事。声なき声を届けるのが記者の仕事だという信念のもと人に寄り添って、努力とあきらめない気持ちを大切にして、真実を伝えていきたいという強い思いを持った、一見弱々しい静かな女性なんですけど、思いを伝えるという信念だけはすごく強いキャラクタ―だなと思っています」と説明。米倉といえば強いヒロインの印象が強く、本作においても当初、「もっと強いキャラクターを作っていこうと思っていた」と言う。だが、「今まで通り、強さを表に出して圧力でいこうとしたら、監督から『米倉さん、違うんです。もっと声も小さく、もっと静かでいいんです』と。私の構想はすべてぶち壊されました」と監督から違うヒロインを求められ、「新しい姿をいただけたなと思って感謝しています。地味な戦うヒロインです」とにっこり。本作で新境地を切り開いたようだ。
2021年11月11日世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflixが11月10日、2021年冬以降に配信する作品ラインナップを一挙に発表する『Netflix Festival Japan 2021』を開催。Netflixシリーズ『新聞記者』に主演する米倉涼子、綾野剛、映画版に引き続き、監督を務める藤井道人が出席した。第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得し、大ヒットした映画『新聞記者』を新たな切り口でドラマ化。真実を追求し続ける女性新聞記者が、政府が起こした公文書改ざん事件の真相を追う。報道側、政権側、市井の人々という3つの視点から、それぞれの正義がせめぎ合う中、葬られた事件の真相に迫っていく。米倉は“新聞業界の異端児”と呼ばれる記者・松田杏奈を演じ「人に寄り添い、声なき声を届けるのが仕事だと信じている。努力と諦めない気持ちを大切に、真実を伝えたいと思っている人物」だと役柄を分析し、「地味に戦いヒロインです。とてもチャレンジングで、新しい役柄をいただいた」と新境地に自信をのぞかせた。これまでは“強い女性”を演じる機会が多く、実際「私自身も今まで通り“失敗しない”強いキャラクターを作って現場入りした」と振り返る。しかし「撮影が始まると、藤井監督から『違うんです。もっと声も小さく、静かな女性なんです』と言われた」そうで、「私の構想はすべて、ぶち壊されました(笑)」と舞台裏のエピソードも明かしていた。綾野は『ヤクザと家族 The Family』『アバランチ』と藤井監督のタッグが続いており、「とても信頼しているので、オファーを断る理由はなかった。それに主演が米倉さんだと聞いて、ぜひご一緒したい気持ちで、即決でお受けしました」と回想。理想を抱きつつも、組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を演じ、「ピュアで真面目な彼が、世界の見え方が変わったとき、それを受け止められるのか?演じながら、常に村上から問いかけられているようで、これが役の気持ちなのか、自分の気持ちなのか分からなかった。今まででベスト3に入るくらい精神的につらい役だった」と難役の生みの苦しみを明かしていた。藤井監督は米倉、綾野はもちろん、ドラマシリーズ化にあたり書き加えた新キャラクターで、新聞配達をしながら大学に通う就活生を演じた横浜流星を絶賛。「彼のベストアクトと言っても過言ではない」と太鼓判を押し、「すばらしい俳優の皆さんに囲まれて、プレッシャーでめちゃくちゃ白髪が増えましたが(笑)、悔いはないです」と強い手応えを示していた。この日は独身を謳歌していたサラリーマンが妊娠という予期せぬ事態に遭遇する社会派コメディドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』から斎藤工と上野樹里が駆けつけた。自身の妊娠に翻ろうされる主人公を演じる斎藤は「社会派だけど、娯楽性もあり、この軽やかさがあれば、見やすいトーンで問題提起できると思った」と語り、「実際にお腹が大きくなり、行動の重心が変わると、心境も変わった」と振り返った。パートナー役の上野は「命を宿すことを通して、それぞれ成長する姿を楽しんで見てもらえれば」とアピールしていた。また、先日劇場公開と配信が同時にスタートした『ボクたちはみんな大人になれなかった』に出演する森山未來と伊藤沙莉、森義仁監督登場した。作家の燃え殻が2016年に発表した同名デビュー作を映画化。小説家になる夢を実現できぬまま、テレビ業界の片隅で働き続けるボク(森山)の現在と青春時代を過ごした1990年代が交錯する。森山は自らSNSなどで映画の感想をリサーチしたそうで「映画館で見た方、ネットフリックスで見た方、それぞれの“ならではの感想”がいろんな熱量で返ってきている」と話していた。取材・文・写真=内田涼Netflixシリーズ「新聞記者」2022年1月13日(木)より全世界独占配信Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」2022年全世界独占配信Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』全世界独占配信中
2021年11月10日Netflixシリーズ『新聞記者』(2022年1月13日全世界同時配信)で主演を務める米倉涼子と共演の綾野剛が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に、藤井道人監督とともに出席。本作で初共演した感想を語った。2019年6月に公開された映画『新聞記者』は、近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得。Netflix版では、映画版とは違ったアプローチで、さらに深く刺激的に現代社会の問題を浮き彫りにしていく。本作の主人公、“新聞業界の異端児”と呼ばれる記者・松田杏奈を演じるのは米倉涼子。そして、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役を綾野剛、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役を横浜流星が演じ、3つの視点から物語が描かれる。監督は映画版に引き続き、藤井道人氏が務める。米倉と綾野は今回が初共演。米倉は、綾野について「噂では、かっこよくてちょっと変わり者。変わり者なんでしょうけど、とにかくストイックだなと。今回は体作りも頑張って、どんどん病んでいく姿を見て、『頑張っているな、えらいな。私頑張り足りないのかな』と思いながら見ていました」と印象を語った。綾野は、オファーを受けた際、主演が米倉だと聞いて「ぜひご一緒したい」と思ったと告白。「ただただ素敵な人です。本当にその一言に尽きます。温かいんですよ、米倉さんって」と人柄を称賛すると、米倉は「褒めてもらっちゃって、ありがとうございます!」と照れていた。
2021年11月10日株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に米倉涼子さんを迎え、北海道札幌市で地元民に愛されるスポットを巡るまち歩きの特集や、“縄文愛”あふれる井浦新さんがプランニングした、縄文文化が好きになるような旅の紹介などを掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2021年11月号を公開しました。■ 「月刊旅色」2021年11月号米倉涼子さんが訪ねる「愛おしい日常をおもう札幌まち歩き」 電子雑誌「月刊 旅色」11月号では、米倉涼子さんが札幌へ。遺跡のような公園を訪ねたり、お知り合いのシェフのお店で食事をしたり、住民のような少しディープな旅へ。かつて建材として多く使われた、札幌軟石(なんせき)の採掘場跡地だった石山緑地を訪ねた米倉さんは、「“パワースポットだ!”って感じられる、すごく気持ちのいい場所。石でできた遺跡のようなイベント広場は、シェイクスピアの舞台が似合いそうな、絵になる雰囲気でしたよね」と気に入った様子。今回の旅の感想のほか、普段している旅や、これから行きたい場所についてもインタビューしました。詳しくは、ぜひ本誌でご覧ください。そのほか、旅好きにおすすめの旅スタイルを聞く「あの人の旅プラン」では、前回あふれる“縄文愛”を語ってくれた井浦さんに、さらに縄文文化を楽しむおすすめの旅プランを作成してもらいました。こちらも個性的!世界が広がる旅体験を、ぜひ電子雑誌でお楽しみください。■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー / 米倉涼子さん 米倉涼子さんが、ご縁がありながら今までなかなか実現できなかったという北海道札幌市の旅で、名所とは違う土地の魅力を再発見。景色や食が心の栄養になったと振り返ります。また、これまでの旅、これからの旅について尋ねると、ちょっぴり意外な一面も見せてくれました。■ 1泊2日のRefresh Trip / 札幌市(北海道)晩秋の札幌で心を満たす大人旅 北海道の中心地・札幌、王道の観光スポットもいいけれど、ときには地元の人に愛される場所を訪ねて、札幌の別の顔も見てみたい。晩秋の札幌へ米倉涼子さんと出かけ、歴史や自然、美味を満喫する少し大人な旅を楽しみました。米倉涼子さんの旅ムービー: 動画1: ■ あの人の旅プラン / 俳優・井浦新さん(後編) 旅に詳しい著名人におすすめの旅を聞く連載第2回の後編では、俳優の井浦新さんが愛して止まない「縄文文化」を感じられる北海道・東北の旅プランを提案してくれます。これを読めば、きっと縄文遺跡群を巡る楽しさが分かるはず。■「あれ食べに行こう」からはじまる旅 タベサキ / 新しいのにノスタルジー 東京、中華そばの潮流 ■ 写真家・浅田政志の宿旅 / Vol.30 勇助(富山県) ■ プレゼントキャンペーン / 「筑波ハム」より人気商品の詰め合わせを7名様に 次号、2021年12月号(11月25公開)の表紙は、中村ゆりさんです。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。本リリースに関するお問合せ株式会社ブランジスタ広報担当:田口隆一e-mail: press@brangista.com TEL:03-6415-1183 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月25日米倉涼子主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7シリーズの2話が10月21日オンエア。要潤演じる興梠に怒りの声が上がるとともに、米倉さん演じる未知子がみせた“飛沫防止御意ポーズ”にも多くの視聴者の注目が集まっている模様だ。100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」では感染治療と内科を最優先、不要不急の外科手術は延期する方針となっており、かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭の兆しを見せていた。そこに舞い戻った未知子が疲弊しきった医療現場でも怯むことなく、目の前の命を救うべく邁進するのだが、彼女の前にまた “新たな敵”が立ちはだかる…というという展開の本作。米倉さんのほか、城之内博美に内田有紀、神原晶に岸部一徳、海老名敬に遠藤憲一、加地秀樹に勝村政信、原守に鈴木浩介、大間正子に今田美桜、蜂須賀隆太郎に野村萬斎、蛭間重勝に西田敏行といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回ラッサ熱に感染しなんとか一命を取り留めた未知子は、外科医に復帰すべくリハビリを続けていたが、一向に手術を担当させてもらえないでいた。そんななか蜂須賀がアメリカからスーパー脳外科医・興梠広(要潤)を「東帝大学病院」に招聘する。未知子のことを知っている様子の興梠だが、未知子は記憶になく…。一方、分院に追いやられ肩身の狭い思いをしている蛭間は、気晴らしのために加地と海老名を連れ銀座のクラブへ。しかし昔馴染みのママ・二木麻也子(夏川結衣)が不意によろけ、長年懇意にしてきた彼女のため病院の特別室を空けさせ、検査入院の手配を整える。検査をしようとする未知子だが、そこに蜂須賀が現れ興梠を担当医に任命。興梠の検査結果分析を聞いた未知子は、もっと詳しく検査すべきと主張するが相手にされず、興梠は麻也子の手術を開始する。しかし途中で麻也子の血圧が急低下、興梠は麻也子の心臓にあった腫瘍を見逃していた。…というのが2話の展開。しかも未知子は興梠がNYでコロナ対策に当たっていた際、逃げ出すように帰国していたことを思い出す…そんな興梠に「興梠先生、逃げちゃダメだ…」「何ロックダウン中の街から逃げてスーパードクターだよ」「現場から逃げたのかそりゃみちこ激怒だわな」などの声が上がる。興梠から手術を引き継ぎ見事に成功させる未知子を見た蜂須賀は、彼女に自分の懐刀として働くよう告げるが、未知子はコロナ仕様の飛沫防止御意ポーズを見せるも、その後「それはいたしません」ときっぱりそれを拒む…。「未知子もヘンテコ御意した」「未知子が新しい御意のポーズをした」「まさかの未知子の、無言御意ポーズ」「未知子の御意ポーズは可愛いからイライラしないわぁ」など未知子の“飛沫防止御意ポーズ”にも多くの視聴者の注目が集まった様子だ。(笠緒)
2021年10月22日