18年ぶりに復活するNHK群像ドキュメンタリー『新プロジェクトX挑戦者たち』(毎週土曜後7:30)の取材会が4月1日、東京・NHKで行われ、MCの有馬嘉男記者、森花子アナウンサー、制作統括の久保健一氏が登場した。有馬記者は個人的に「昭和からの決別」を裏テーマに掲げているといい、「新シリーズが取り上げるのは、平成・令和のプロジェクトを掘り起こして伝えていくのだから、新しい時代のプロジェクトはどういう価値観で、どんな人たちが実現してきたのか、そこを見ていくのは面白いのではないか」と話す。しかし、収録を重ね「そう簡単じゃないかっていうことが分かってきた」そうで、「結局大きなプロジェクトって、上司と部下の信頼関係だったり、時には自己犠牲をいとわないチームワークだったり、無償の家族愛だったり、あるいは友情だったり…そんな、いつの時代も変わらない人の思いが、プロジェクトを大きく動かしているんだなっていうことを改めて知った。だから、基本的には18年前のシリーズと変わらない。“努力は報われる”“きっと夢はかなう”。そう信じて頑張ってきた人たちのドラマを丁寧に掘り起こして、丁寧に伝えていきたい」と意気込みつつ、「とはいえ、個人的には『昭和からの決別』も、裏テーマとして持っていきたい」と語った。また、「平成・令和と、失われた30年じゃないですか。ものづくりで言えば、日本の敗戦の歴史とそのまんま重なってる30年でもあります。昭和の時代に勝ち取った世界でのポジションを失っていく。そして自信や活力をこう失ってしまう時代なので、美談とか、サクセスストーリーで溜飲を下げるってだけじゃなくて、30年の失敗や挫折からいっぱい読み取るべき教訓があると思う」と番組で伝える思いを語った。森アナは、水戸放送局に所属をした状態でMCを担当し、水戸放送局の業務、そして子育てを両立しながら番組に挑むといい「私自身も慣れない中で色々な挑戦をしながらこの番組と向き合っていきたい」と意気込み。続けて「この番組のMCとしてはもちろん、いち視聴者としてこの番組を通して、皆さんの知恵や工夫、働き方、考え方を学ばせていただいて、日々の生活に生かしていきたいなと考えています。番組をご覧いただいた皆さんが私と同じように、この番組を見てよかったと感じていただけるように頑張りたい」と語った。『新プロジェクトX』では、主にバブル崩壊以降の平成・令和で活躍したプロジェクトに光を当てるドキュメンタリー。主役は、旧シリーズと変わらず“無名の人々”。「失われた」と形容される時代にあって、ブレークスルーを成し遂げた人々には、どんなドラマが隠されていたのかを掘り下げる。番組の使用楽曲には引き続き中島みゆきが担当し、OP「新・地上の星」、ED「ヘッドライト・テールライト」となる。第1回放送は4月6日で「東京スカイツリー 天空の大工事 ~世界一の電波塔に挑む~」が放送される。
2024年04月01日俳優の木村拓哉が、23日にGYAO!で配信されたバラエティ番組『木村さ~~ん!』(毎週日曜12:00配信)の#182で、コピーライターの糸井重里氏との秘話を明かした。2018年8月よりスタートした同番組は、木村がパーソナリティーを務めるTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~)と連動したバラエティー番組。リスナーやスタッフからのリクエストに、木村が全力で応えていく。今回は、前回にひき続き「会いたい人に会う」企画で糸井氏のもとを訪問。糸井氏が代表を務める、ほぼ日の『ほぼ日の學校』収録スタジオで対談が行われた。早速「自分が木村拓哉をやるとなったらできるわけないだろって思うけど、今まで“キムタク”をやっていくために我慢したことはある?」と糸井氏から質問が飛ぶ。木村は「それはあるかもしれないですね。色々な“キムタク”をやっていてちょっと腐りそうなときがあって。そんな時に糸井さんの家に仕事関係なしにお邪魔して、そのときに“RCサクセションの『君が僕を知っている』を聴いてごらん”とおすすめされて聴いたところ、間一髪で(自分自身が)腐らずに前に進めた」と糸井氏の助言で救われたことを明かした。そして、「そのあと、本物の忌野清志郎さんとドラマで共演させて頂いて、時間の流れと人のコミュニケーションが不思議と過ぎていった」と感慨深げに述懐。それを受け糸井氏は「それが学校だったらいいなと思っているのが僕の考えた『ほぼ日の學校』で。 あの時自分の考えが変わったとかあの時に生き延びたと思うのってたいてい人と会った時なので」とこのときの体験が『ほぼ日の學校』の原点だと話した。その後、幼少期の木村が親から受けた教育にまつわるエピソードや、リモートで初打ち合わせをしたときに木村が感じたコミュニケーションの難しさなどが語られた。
2022年01月24日2021年2月13日の夜、福島県や宮城県を中心に、最大震度6強を観測する地震が発生しました。これにより、各地で大規模な停電や断水が発生。ケガ人も報告されています。一瞬で東日本大震災の記憶を呼び覚ました今回の地震に、被災者は不安にかられたことでしょう。糸井アナの言葉に、称賛地震が発生した翌14日のニュースに登場した、NHKの糸井羊司アナウンサーが、地震の被災者に向けて送ったメッセージに反響が上がっています。同日早朝5時の放送の冒頭で、糸井アナは次のような言葉を投げかけました。おはようございます。5時になりました。ほとんど眠れなかった方、早く目覚めてしまった方、ともにお疲れのことと思います。日の出まであと1時間ほどになりますけれども、できるだけ安全な場所で、少し目を閉じながらでもかまいませんので、最新の情報をお聞きいただければと思います。NHKーより引用番組の冒頭、糸井アナは落ち着いた口調で日の出までの時間を伝え、不安な夜を過ごした被災者たちを気遣ったのです。きっとマニュアルにはない、糸井アナ自身から出た言葉だったのでしょう。不安な気持ちで夜明けを待つ人々の気持ちをくみ取り、温かい言葉を紡いだのです。糸井アナの言葉はネット上で話題になり、称賛の声が相次いでいます。・糸井アナの言葉を聞いて、スーッと緊張の糸がほぐれ、深呼吸ができました。ありがとうございます。・本当に感動しました。地震に遭われた人々の思いをくんだ言葉ですよね。・温かい言葉が心に沁みて、泣きそうになりました。まさに『神対応』です。なお気象庁は、今後1週間程度、同規模の地震に注意してほしいと呼びかけています。糸井アナの温かい言葉は、たくさんの人の心に響きました。[文・構成/grape編集部]
2021年02月15日ロームシアター京都「レパートリーの創造」シリーズ第二弾作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』が10月に東京・あうるすぽっと、11月に京都・ロームシアター京都にて上演される。250年前から文楽や歌舞伎として愛されてきた今作は、大名家のお家騒動に翻弄される継母・玉手御前と義理の息子・俊徳丸の関係性を描く物語だ。昨年の初演に引き続き玉手御前を演じる内田慈、今回俊徳丸役に初挑戦となる土屋神葉に話を聞いた。木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一が監修・補綴・上演台本を、FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介が上演台本・演出・音楽を務める今作。内田、土屋とも、糸井の演出作品には度々参加している。土屋糸井作品の魅力はなんといっても歌。歌詞も素敵ですし、ふつうの曲には出てこないような音の運びや不思議なハモりがある。それがクセになるんですよね。内田私も糸井さんの魅力といえば最初に出てくるのは音楽で。作品が終わってもふと口ずさみたくなるような曲なんです。それから、糸井さんってジェントルマンなのにロッカーのようで、丁寧なのにバン! と振り切れられる人。その真逆の要素が作品に入っているんですよ。初演では、激しい情念を抱え、シーンごとに思いがけない振る舞いをする玉手御前という役の「パーツがつながらず困った」と語る内田。内田一度演じた今では、全てが必然に感じます。全て先を読んでいたわけではなくて、不器用だったかもしれない点も含めて。正しいかわからなくても、やるしかないと必死に行動していた人。木ノ下先生の「玉手御前の行動は彼女なりの世界平和のためだと思ってみたら?」とのアドバイスから、彼女が“自分の周りの世界を平和にしたい”と思っての行動だったと捉えることができ、スッと自分の中に入ってきました。一方の土屋は、俊徳丸という役について、「白紙です」と笑う。土屋歌舞伎でこの作品を観た印象だと、線が細くて中性的なイメージです。でも今回はどんな雰囲気にするかも含め、(稽古場で)共演者の皆さんとお会いして、まわりのお芝居を観て、その上で自分の役割を探していけたら……。すべては稽古で決まると思います。木ノ下歌舞伎では、作品の稽古に入る前にまずその演目の歌舞伎を「完コピ」することが知られている。内田お父さん役の武谷(公雄)さん、お母さん役の西田(夏奈子)さんは稽古開始1カ月前に「完コピ稽古始めた?」と連絡を取り合ったらしいですよ。(完コピ稽古初挑戦となる土屋へのアドバイスを尋ねると)土屋さんはお若いし、記憶力もいいでしょうから大丈夫!昨年の初演時とは社会状況が大きく変わった。最後にふたりに、2020年のいま「摂州合邦辻」という作品を上演することについて語ってもらった。内田コロナによって死生観が変わり、死が以前よりも身近になる中で、「摂州合邦辻」はまさにどう生きてどう死ぬかがテーマの作品です。現代を生きる人間が、数百年前の死生観を背負って演技をする。それを生で観るという形でしか伝わらないものがあると考えています。私にとってもこの機会は必要で、この作品に携われることがどんなに嬉しいか、と今感じています。土屋戯曲って普遍的な側面があって、特に今回は数百年前に作られたものを今上演するわけですが、いつ上演されてもその時々に人は意味を見出すんじゃないか、と思います。今はコロナという特殊な状況ですけど、だからこそ共感を得やすいかもしれない。ある意味でこの作品を理解するとっかかり、共通項を皆さんが持っている状態なんじゃないかって。だからこそ、いろんな方に観ていただきたいと思います。ロームシアター京都 「レパートリーの創造」シリーズ第二弾作品木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』10月22日(木)~26日(月)東京・あうるすぽっとにて11月2日(月)・3日(火)京都・ロームシアター京都 サウスホールにて東京・京都公演ともに本日9月20日(日)10:00よりチケット発売取材・文:釣木文恵撮影:佐藤友理
2020年09月20日主宰の木ノ下が作品の補綴・監修を行い、毎回さまざまな演出家を迎えて現代における古典演目の上演を行っている木ノ下歌舞伎。FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介を演出に迎えたロームシアター京都 レパートリー作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』が、2019年の初演に引き続いて早くも再演を果たす。ロームシアター京都 レパートリー作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』合同記者会見より「この作品をやるというと周りから『大変ですねえ』とねぎらわれる。それくらい難しいこの演目から、糸井さんは家族の物語を取り出してくださった。それが初演の最大の収穫でした」と振り返った木ノ下。「再演では今作の神話性を顕在化させ、人間の範疇を超えた”おおきなもの"を出現させられたら」と上演への思いを語った。その方向性のもと再補綴では細かな変更も含めて、全シーンに手を入れ直したという。ロームシアター京都 レパートリー作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』合同記者会見より初演では古典と現代を橋渡しするようなオリジナル曲を何曲も生み出した演出の糸井。「初演では原作への遠慮があった。まだちょっとカッコつけていたところがあったので、今回はもっとケンカしたり、だらしないところを見せ合ったりして(作品そのものと)打ち解けられたら。たくましい大人の第一歩という感じで作品づくりができればと思います」と語った。再演では新曲が1曲加わるという。ロームシアター京都 レパートリー作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』合同記者会見より玉手御前を演じるのは内田慈。初演では圧巻の演技で物語を引っ張った彼女だが、「玉手御前という人はいろんな面を持っていて難しい。自分の中でどこに柱を持てばいいか不安でした。木ノ下先生に『大仰かもしれないけれど、すべて玉手御前なりに世界平和を願った末の行動なのじゃないか』と言っていただいてスッと(肚に)落ちました」と話す。「今初めて『今回は神話性を強くする』と聞いて、『ん?』と。新作に挑むように取り組もうと思います」と笑った。ロームシアター京都 レパートリー作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』合同記者会見より今回初めて俊徳丸を演じることになる土屋神葉は、糸井作品に複数出演している。なかでもシェイクスピアの『Love’s Labour’s Lost』(恋の骨折り損)で舞台の面白さを知ったといい、「運命を感じています」と語った。しかし脚本を読んで「衝撃を受けました。思考が停止して、僕の解釈であってるのかな? ってネットで調べたりしました。作品自体が攻めてる。すごいな、古典! と思いました」と素直な感想をもらした。「この作品はきっと自分の血肉になると思う。稽古を通して自分の軸を探していけたら」と強い意気込みをみせる。「コロナの期間を経て、我々の死生観が変化したと思います」と木ノ下。「人の生き死にを扱った今作を現代人の胸を打つ作品にできれば、いま上演すべき『合邦辻』になるのでは」と結んだ。木ノ下歌舞伎の『糸井版 摂州合邦辻』は10月に東京・あうるすぽっと、11月に京都・ロームシアター京都にて上演される。取材・文:釣木文恵
2020年09月14日コピーライターの糸井重里(71)が4月26日、スポーツ観戦の面白さや感動を引き合いに出し「医療現場などで働いている人たちのことをもっと伝えてほしい」と自身のエッセイでつづった。ネットではその考えを疑問視する声が上がっている。糸井は、自身の主宰するウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』内コーナー「今日のダーリン」で「スポーツというスポーツが中止になっていて」「大きななにかが欠けてしまったような気持ちでいる」と切り出した。そして「『ナマモノ』の活動が見たくて、ぼくらは声援を送ったり感動したりしていたのだ」「のっぺりとしたぼくらの日常に、全身全霊でなにかしている姿を見せてくれる。これが観戦スポーツのおもしろさの真髄だったと思う」と持論を展開した。続けて、糸井はコロナ禍で医療関係や保育などに従事している人たちのことを「『全身全霊でなにかしてくれている』選手なんだと思う」とスポーツにちなんで表現。そして彼らが懸命に働いている様子をメディアで「伝えてくれないか」とつづった。「糸井さんはそうすることで現場への敬意につながるといいます。しかし、スポーツ観戦の感動や面白さに言い触れた上で医療現場などでの全身全霊な様子を『伝えてほしい』と呼びかけるのは適切でしょうか。まるでスポーツ観戦の代替品のように『感動ものとして消費するのか』と違和感を覚える声が上がっています」(全国紙記者)ネットでは、糸井の投稿を疑問視する声が相次いでいる。《働く方々は“のっぺりした日常”に彩りを与えてくれる役割だそうだ…それを番組化?ワインでも飲みながら楽しむ様子が思い浮かんでしまった…。とんでもない悪趣味に思えるのですが》《「大変な現場の人」を感動を味わうエンタメとして消費したい残酷さ》《「生命の危険や過労の渦にいる」と糸井さん本人も認識してしてる人たちを「全身全霊で何かをしてくれてる選手」としてスポーツの面白さの代わりとして見たいという発想が怖いのですよ…》《今も働いている労働者たちは、「俺たち」が気持ちよくなるための「見世物」じゃない》
2020年04月27日宇多田ヒカルが今年のデビュー記念日にあたる12月9日(土)に発売する、自身初の歌詞集「宇多田ヒカルの言葉」に、糸井重里や小田和正、「桜流し」のMVを手がけた河瀬直美監督、「いきものがかり」水野良樹ら、各界の著名人8人が寄稿していることが分かった。歌詞集「宇多田ヒカルの言葉」は、デビュー曲「Automatic」から最新楽曲となる映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』主題歌にしてソニー「ノイキャン・ワイヤレス」CMソング「あなた」までの歌詞が掲載されるほか、各界を代表する8名がいままでの宇多田さんの作品、特に歌詞にフォーカスをあてた文章を寄稿したという。50音順に紹介すると、昨年アーティスト活動を再始動するにあたり、最初のアーティスト写真を撮影した写真家、石川竜一。活動休止中のソーシャルでの会話がきっかけで、NHK「SONGS」で初対談が実現した糸井さん。デビュー時からのオファー(思い)が、ようやく昨年実現した番組「クリスマスの約束」で共演した小田さん。さらに、人間活動中のリリースとなった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』主題歌「桜流し」のミュージックビデオを手掛けた河瀬監督。エッセイなどで宇多田さんルへのリスペクトの気持ちを表している詩人、最果タヒ。ヒップホップの文脈から宇多田ヒカルの歌詞を見つめてくれたSKY-HI。昨年、番組「クリスマスの約束」で共演し、いまやEPICレコードジャパンで同じレーベルメイトとなった「いきものがかり」水野さん。そして、文学界からは、以前ブログでも宇多田さんに触れていた吉本ばななという錚々たる8名が寄稿した。なお、この夏「Forevermore」のMVコラボレーションを実現したソニー・ミュージックの音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」では、12月8日(金)に配信される新曲「あなた」のMVコラボレーション・プロジェクトを12月より始動。ミュージックビデオの撮影現場に密着し、宇多田さん本人と周辺スタッフがこだわり抜く映像制作の過程が垣間見られるドキュメンタリー番組を制作。また、本MVをフィーチャーした、放送局(ステーション)のイメージを表す映像「STATION ID」を12月初旬より公開予定。デビュー記念日である12月9日(土)には、「24時間 宇多田ヒカル」と題し、「あなた」MVドキュメンタリー特番をはじめ、計12時間にわたり、5本の歴代ライブ映像や、歴代のミュージックビデオを一気に観られる特集をオンエアする。「宇多田ヒカルの言葉」は12月9日(土)より全国の一般書店/ネット書店にて販売。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)と、プロ野球の広島東洋カープ、阪神タイガースがコラボレーションしたスペシャルポスターが1日、公開された。同作は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の“その後”を描いた衝撃のシリーズ最新作。その公開を記念し、映画と同じくチームのイメージカラー"赤"が印象的な“広島東洋カープ”と、ルークとレイを彷彿とさせる"ベテラン世代"と"若手世代"が融合する“阪神タイガース”という2球団との夢のコラボが実現した。今回お披露目された両チームのポスターには、各球団の“顔”といえる選手たちが登場し、広島のポスターは(左から)丸佳浩、鈴木誠也、菊池涼介、阪神のポスターは糸井嘉男、福留孝介、鳥谷敬が参加。彼らはバットではなく、映画に登場するライトセーバーを持っており、ジェダイさながらの勇姿で、映画の人気キャラクターC-3PO、R2-D2、BB-8との"共演"を果たしている。広島カープは「このたび、スペシャルポスターを制作する事ができて嬉しく思います。カープの象徴である〈赤〉とスター・ウォーズの〈赤〉が結びついた、見ているだけでワクワクするようなポスターになりました。スター・ウォーズ最新作とともに 2 年連続で赤い衝撃を巻き起こします!」とコメントを寄せている。8月18日に行われた広島VSヤクルト戦では、本作の公開を記念した始球式を開催し、大きな話題に。また、9月3日に行われる阪神VS中日戦は「SW ナイター」と銘打ち、ファーストピッチセレモニーのほか、さまざまな展開が予定されている。(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2017年09月01日スタイリングやライフスタイルで多くの人か支持されている、伊藤まさこさんは、実は知る人ぞ知る「気配りの達人」。コピーライターの糸井重里さんも絶賛する、その「気配り」の秘訣とは?***「スタイリストという仕事柄、現場の全員が楽しくしているかなと考えるクセがついていて。だから、相手に気を使わせているなという状態は嫌なんです」そう話す伊藤さんが、人に気を使わせたり、無理させないために実践しているのは、過剰にふみこまないということ。「旅行でも、みんなとずっと一緒に行動することはありません。人に合わせすぎると自分が疲れちゃうし、そうなるときっと相手も気疲れさせちゃうだろうから。機嫌のいい状態を保ち、メリハリを持って接すれば、みんなが居心地がいいでしょう?」そんな考え方は、近所付き合いなどの日常シーンから、対応に躊躇してしまいがちなお見舞いやお悔やみの場面でも同じ。「私は、弱っている自分を人に見られたくないタイプ。だからお見舞いにもあまり行きません。代わりに、退院したら一緒においしいもの食べましょうって誘いますね。誰かに悲しいことや辛いことがあったとしても、そのときは何も言わず、少し時間を置いてから、いつも通りに接します。だってそのほうが、私だったら嬉しいと思うんです」まずは自分に置き換える。それが適切な距離感をつかむコツ。伊藤さんについて「なかなか真似できないですよ。あの人の気配りは」と語るのは糸井重里さん。「彼女がやっていることは、マニュアルではなく、姿勢ですね。それを簡単にやってみせるから、気を使っていると相手に思わせないし、受け取る側が重荷にならないように、と“すぎない”姿勢が体に染み込んでいると思います。過剰にやりとりを増やしたりもしませんし。親切のアスリートです」その親切にいたずらっ気があるのも、伊藤さんのよさだという。「お弁当にどこかで摘んだ葉っぱを添えていたり、こちらがあっと驚くようなことを平気でやっちゃう人なんですよね。あと、ほめられるのも上手。耳は赤くなってるんだけど、笑ってる。絶対恥ずかしいんだけど、素直に嬉しがってくれるんです。どんなおばあさんになるのか未来が楽しみですね」◇伊藤さんからのお弁当。「スープもいただいたことがあって。茹で鶏のおまけって感じで会社の台所で温めてくれました」(糸井さん)◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。◇糸井重里さんコピーライター。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。作詞、エッセイ執筆、ゲーム制作などでも活躍。著書に『ボールのようなことば。』。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月30日俳優でシンガーソングライターの福山雅治がパパラッチ役を演じる映画『SCOOP!』(10月1日公開)で、新たなポスタービジュアルが19日、公開された。糸井重里氏による書き下ろしのコピーが描かれている。本作は、スキャンダルから社会事件までさまざまな"ネタ"を追う写真週刊誌カメラマンと記者の物語。46歳のフリーカメラマン・都城静(みやこのじょう・しずか/福山)は、かつて数々の伝説的スクープをモノにしていたものの、現在は芸能スキャンダルを主に扱うパパラッチとなっている。週刊誌『SCOOP!』の新人記者とタッグを組むことになってスクープを獲得していくが、次第に大きな事件を追っていく様を描き、『モテキ』(11年)や『バクマン。』(15年)の大根仁監督がメガホンを取る。福山がカメラ片手にこちらを見据えているポスターに描かれているコピーは、「ごめん。馬鹿で悪かったな」。以前より大根監督作品を応援してきた糸井氏は、本作の完成初号を見た際に、この宣伝コピーの依頼を快諾し、劇中の都城から着想を得て書き下ろしを行ったという。なお、糸井氏が映画のポスターにコピーを書き下ろすのはジブリ作品『ゲド戦記』(06年)以来、10年ぶりとなる。糸井氏は、自身のコピーおよび本作について、「ギラッギラのすれっからしに見える映画ですが、あんがい素直なことのほうが、こころに残るのではないか」とコメント。「B級映画のパロディみたいな味わいにもなりそうですけどね」とも言葉を重ねる。また、かねてより糸井氏との対面を熱望していた福山だったが、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組の収録にて初の対談が実現。何も知らずに本作を見たという糸井氏は、「まるで『インディ・ジョーンズ』みたいな冒険活劇のようでもあり、恋愛映画の要素や社会派の側面もあって、すごく楽しかった」と絶賛。「大根監督がまた新しい挑戦をしています」と明かし、「これまでの彼の映画は『(その世界観が)好きな人を存分に楽しませる』ことを意図して作られていた」と分析しながら、「今回は福山さんを主役にキャスティング・演出することで、『もっと多くの観客を楽しませてやる』という気概を感じました」と評価した。福山の演技についても、「普段、"撮られる側"の福山さんに"撮る側"を演じさせることが面白いし、福山さんがカメラを持つ所作は、実際に獲物を狙いうつ(=shoot=写真を撮る)ハンターとしてのリアリティを感じました」と称賛。「ルックスもこれまでの『フクヤマ』とは変えてきましたよね」と指摘し、「ひげも生やして、ちゃんと"だらしない男"に見えました。カッコ良すぎちゃダメな役ですもんね」と笑みを見せた。趣味でカメラを撮っていた福山は、「こんな風に作品として生かしてもらえるとは考えてもいなかったので、僕にとってこの映画はとてもうれしい作品」とアピール。続けて、「僕は以前から糸井さんのことを『生き方がカッコいい、ああいう人になりたい』と思っていたので、そのカッコいい先輩にそんな風に思っていただけたなんて本当にうれしい限り」と照れながらも喜びを表した。さらに、糸井氏が「ちゃんと悩んで考えた」というコピーについては、「映画を見終わったあとにもう一度コピーを読んでみると、ストンと腹に落ちる。その言葉の意味がさらに味わい深くなる」と太鼓判を押している。この対談の模様は全国38局ネットで放送されているTOKYO FM『福のラジオ』27日14時から放送予定。番組内では、本作の主題歌となるTOKYO No.1 SOUL SET feat.福山雅治 on guitarの「無情の海に」が初オンエアされる。(C)2016映画「SCOOP!」製作委員会
2016年08月19日糸井重里が手掛ける「ほぼ日手帳」の16年度版が9月1日に発表される。新作の目玉はミナ ペルホネンやアンリアレイジとのコラボレーション商品だ。「ほぼ日手帳」は国内だけで15年度版が55万部を売り上げ、取り扱い店であるLoFt(ロフト)の手帳部門では11年連続で売り上げNo,1を誇る。発売に先駆け、東京・青山の「ほぼ日刊イトイ新聞」の店舗兼ギャラリー「TOBICHI」で行われた内覧会では16年度版の総ラインナップが披露され、糸井自らが新作の「ほぼ日手帳」について語った。16年度版のテーマは“This is my LIFE”。ラインナップとして、糸井が任天堂と共に製作した名作ゲーム「MOTHER2」をモチーフにしたものを始め、ミナ ペルホネンとのコラボ手帳、ビームスと吉田カバンによる共同レーベル「B印YOSHID」とポーターのコラボレーションにより製作されたPCケース、ブックデザイナーの祖父江慎がデザインした漫画家・岡崎京子とのコラボ手帳など、全82種類が並ぶ。この中で今年、糸井に衝撃を与えた1つの“作品”があるという。それが、「色が変わる服」「サイズが変わる服」など最新テクノロジーを駆使し、服の可能性を様々な角度から追求するブランド、アンリアレイジがデザインを手掛け、ポーターが製作した「サークルケース」(ブラック、オリーブの2色 各1万8,500円)。開いた時に真円が現れる、直径34cmの半月形のクラッチバックのような作品だ。糸井はこのサンプルがあがってきた当時を振り返り、「ビックリしたね(笑)。これまで一緒に作ってきた人たちに『もっと遊んでもいい』『もっと自由でいい』と言ってきたけど、アンリアレイジにはそう言ってた自分が(その自由さに)驚かされた。僕自身、『ほぼ日手帳』って、もっと“手帳”として使われるものだと思ってたんですよ。でも、『(作るのを)止めろ』とは言えなかった。それは作った人以上の魂や想いがないと説得できないから。僕にはきっとアンリアレイジの人たちの想いを越えられないと思ったので、これはもう受け入れようと。その上で、絶対喜んでくれる人がいると思ったのも確かなんです。もう最終的にはね、手帳だけ抜き出して(バッグとして)使ってくれても構わないんです(笑)。このコラボは、きっと今後の展開に一石を投じるものになるでしょうね」。この度量の深さこそが糸井重里であり、「ほぼ日手帳」なのだろう。糸井は続けて言う、「みんなが好き勝手に使ってくれるようになって、“自由さ”が見えてきましたね。たまに『手帳をうまく使いこなせません』という質問が来るんです。でも、スポーツカーを買った人が『うまく乗りこなせんが、どうしたらいいでしょうか?』とはあまり言わないですよね。もう、その人のモノになっているんだから、あとはその人がどう使うかなんですよ。最近になって“あんたが主役”感が、ようやく分かってもらえるようになったなと感じてます。手帳とはいっていますが、要は使う人にとっての“日々の入れ物”であって欲しい。何も書かない日があるなら、それはそういう日だった、でいいんです。手帳を通して振り返った時に、使う人の人生そのものになっていてくれたら嬉しいですね。そんな思いもあって、今年のテーマは“This is my LIFE”なんです」。「ほぼ日手帳」は、01年に「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナルグッズとして誕生し、16年度版で15周年を迎える「ほぼ日手帳」。文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」の全4種で、世界82カ国で販売されている。また16年度版の発売を記念して、「ほぼ日手帳」を支える根幹として糸井が大切にしてきたという“ことば”を、さまざまなテーマで集めた展示イベント「手帳のことば展 This is my LIFE.」を、9月1日~8日の期間で渋谷ロフトにて開催。初日となる1日には、作詞家の松本隆を迎え、糸井と“ことば”について語るトークイベントも行われる。【イベント詳細】「手帳のことば展 This is my LIFE.」場所:渋谷ロフト6F住所:東京都渋谷区宇田川町18-2日時:9月1日~9月8日時間:10:00~21:00入場:無料
2015年08月25日プロ野球は現在、順位争いが次第に気になってくる後半戦の真っただ中。開幕前に描いていた展望以上の結果が出ている球団もあるが、順調には進まないチームがほとんどだ。特に、上位予想されていたのに現状は下位に甘んじていたり、混戦にはまっていたりするチームには、期待外れの数字しか残せていない選手が多い。そこで、本稿ではこれまでの2015年シーズンを振り返りつつ、複数球団の「戦犯」候補をピックアップしてみよう(※成績はすべて8月12日の試合終了時点)。○オリックス 糸井嘉男前評判を盛大に裏切ったオリックス。戦犯を挙げるとキリがないが、見込んでいた数字と大幅に乖離(かいり)がある選手となると、やはりその筆頭は糸井になりそうだ。日本ハム時代の2009年から6年連続打率3割、20盗塁、ゴールデングラブ賞と日本球界をけん引する成績を残してきたが、今年は開幕から極度の打撃不振。打率.237と奮わぬ途中結果となっている。夏場からは右ヒジ、右足首などのケガもあり、守備にもつけていない。チームが反撃ののろしを上げるには、やはりキャプテン・糸井の復調は絶対に必要。ここからの巻き返しに期待したい。○オリックス 金子千尋昨オフはメジャー挑戦か国内移籍かでストーブリーグを盛り上げ、結局"元サヤ"に収まった金子。ここ数年は日本球界を代表する「陰のエース」との呼び声も高かったが、昨年11月の右ヒジ手術のリハビリが長期化。開幕投手も予定されていたが、復帰は5月中旬になり大きく出遅れた。ただ、現在4連勝中と好調を維持しており、本来の実力を発揮すればまだまだ連勝は伸ばせるだろう。○広島 緒方孝市監督一方でセ・リーグは、「人気と若手の成長が著しく、黒田博樹が復帰した広島が一気にくる! 」とみた評論家が多かった。得失点差だけを見ると、378得点で350失点は僅差でセ・リーグ2位。しかし、実際の順位は借金5の4位となっている。確かに一岡竜司、野村祐輔の不調や今村猛、栗原健太、堂林翔太の復調のめどが立たないなどの問題もあるが、これはある程度は想定内だったと言ってもいいだろう。これでは「采配に責任アリ」ということになっても仕方がない。歯車をうまくかみ合わせられるか。1年目の緒方監督の手腕次第で明暗が分かれそうだ。○巨人 スコット・マシソン21ホールド、防御率2.58と数字上ではまずまずの好成績を残している中継ぎエースのマシソンだが、今年は大事なところで打たれる「ここ一番の弱さ」を見せ、すでに7敗。原辰徳監督もしばしば歯に衣(きぬ)着せぬ苦言を呈しており、今後、大一番で炎上することがあれば、一気に戦犯へと躍り出る可能性を秘めている。今シーズンは弱気なコメントも多く、精神面での疲れが見えるのも不安だ。○巨人 村田修一昨年に引き続き、復調の気配が乏しい村田。昨年はチームワーストの22併殺打を記録しながらも、辛うじての21本塁打が救いだったが、今年はここまで8本塁打。規定打席未満にも関わらず、チームワーストの9併殺打と全てが悪い方向に向かっている。6月21日の中日戦では、2点ビハインドの7回裏無死二、三塁の場面で代打を出される屈辱も。一部のファンからは「もはや守備の人」との声も聞かれる。8月5日に1試合2本塁打を放ったことから、一気に持ち直したいところだ。○ロッテ お家騒動を起こした親会社個人成績を見ても前半戦の不振とは裏腹に突出した戦犯候補もおらず、各人が予想から大きくかけ離れてはいないロッテ。それでも前半戦が奮わなかったのは、ソフトバンクや日本ハムとの地力の差。イ・デウンなど予想以上の活躍を見せた新戦力もいるが、力の差を埋めようという補強がかなわなかったのも事実だ。そんな中、7月末から7連勝で3位に順位を上げ、反撃体制も整ってきた。優勝は少し難しい位置だが、2010年に3位から日本一に輝いた「史上最大の下克上」の再現は可能だろう。しかし、時を同じくしてロッテ本社でお家騒動が勃発。球団オーナーを兼任する重光武雄氏が会長の座を追われるなど、何やら穏やかではない。1972年、オリオンズ時代から球団オーナーを務め、マリーンズを愛する同氏だけにお家騒動が拡大すれば、見せしめのごとく、球団にしわ寄せが来ることも予想される。チームに上昇機運が見えるだけに「球団売却」などの活字が、現在の勢いをそがないか、心配になってくるファンも多いだろう。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』は、『200文字でわかる! 夏の甲子園大会・49地区代表校紹介』、『名将の生き様がここに! 全国49地区代表校監督名鑑』を掲載中! 甲子園大会期間中は、試合のみどころや注目選手を毎朝配信します! 試合前にチェックしよう!
2015年08月13日「ベストのチームを作る。MLBの野球が世界で一番であることを証明するため、真剣勝負を挑む」2014 SUZUKI 日米野球 チケット情報『2014 SUZUKI 日米野球』公式記者会見で、ジム・スモールMLBジャパン・マネジングディレクターが語った言葉に偽りはなかった。9月30日、MLBオールスターチームの追加メンバーが発表された。168cmと現役メジャーで最も小柄ながら、2001年のイチロー以来となる首位打者・最多安打・盗塁王を獲得したホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、2006年ア・リーグMVPにして、今季6年ぶりの3割をマークするとともにナ・リーグ首位打者となったジャスティン・モーノー(ロッキーズ)、2012年ナ・リーグ新人王で今季はケガで3年連続20ホーマーはならなかったブライス・ハーパー(ナショナルズ)が出場予定選手に追加されたのだ。今季、通算2500安打・500本塁打・1500打点・1500得点を達成したアルバート・プホルス(エンゼルス)、6年連続3割の数字を残したロビンソン・カノ(マリナーズ)、打率.281、29本塁打、96打点のアダム・ジョーンズ(オリオールズ)、”キューバの怪人”の異名通り豪快な打棒を誇るヤシエル・プイグ(ドジャース)とともに、7人の来日が確定した。迎え撃つ小久保裕紀監督率いる日本代表は前田健太(広島)、金子千尋(オリックス)、嶋基宏(楽天)、坂本勇人(巨人)、糸井嘉男(オリックス)、中田翔(日本ハム)が名を連ねる。マエケンや金子といった日本球界を代表するエースが、プホルスらMLB屈指のスラッガーたちにどんなピッチングを見せるのか、今から期待に胸が膨らむ。侍ジャパンvsMLBオールスターチームによる『2014 SUZUKI 日米野球』は11月12日(水)・京セラドーム大阪、11月14日(金)~16日(日)・東京ドーム、11月18日(火)・札幌ドームでプレーボール。11月20日(木)・沖縄セルラースタジアム那覇では同カードが親善試合として行われ、11月10日(月)・福岡ヤフオク!ドームでは侍ジャパンvsソフトバンク・日本ハム連合チーム、11月11日(火)・阪神甲子園球場では阪神・巨人連合チームvsMLBオールスターチームが開催される。チケット発売中。Major League Baseball trademarks and copyrights are used with permission of Major League Baseball Properties, Inc.
2014年10月01日東京糸井重里事務所は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて、イベント「ものが生まれる瞬間フェス」を開催する。開催日時は11月16日 9:00~21:00。参加型イベントではなく、同社オフィス内の様子を全編USTREAMにて中継する。「ものが生まれる瞬間フェス」は、"誰かが何かをつくっているところを見るのは楽しい"というテーマのもと、人気クリエイター10名を同社オフィスに招き、その創作風景をUstreamで中継するというもの。クリエイターごとに創作を行う場所が異なり、少しずつ開始時刻がずらしてあるため、さながら野外音楽フェスティバルのようなタイムテーブルとなっている。また、参加作家は、絵本作家・イラストレーターの荒井良二、漫画家の今日マチ子、フードスタイリストの飯島奈美、海洋堂・フィギュア原型師の松村しのぶ、あみぐるみ作家のタカモリ・トモコ、料理家のなかしましほ、イラストレーターのたかしまてつを&小学校5年生の漫画家・あーちん、イラストレーターの福田利之。そして、コピーライター・ほぼ日刊イトイ新聞主宰の糸井重里といった10名となっている。なお、当日は今日マチ子が漫画「みかこさん」最終巻の表紙を描き上げ、荒井良二がはじめて1日で絵本を完成させるという試みに挑戦するなど、さまざまなものづくりがライブで中継される。それらが全て終わったのを確認した後、糸井重里が毎日「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載しているコラム「今日のダーリン」の翌日分原稿をライブで書き上げる予定となっている。当日のタイムテーブルや制作内容については同イベントの特設ページを参照してほしい。
2013年11月15日「おもてなし」の気持ちを表現するトイレタリーブランドライオン株式会社は12月8日、コピーライターの糸井重里氏とグラフィックデザイナーの佐藤卓氏によってブランド開発・プロダクトデザインが行われた、「おもてなし」の気持ちを表現するトイレタリーブランド「GUEST&ME」から、入浴液「GUEST&ME アロマバスエッセンス」(2種各45mL252円)を、12月22日より新発売することを発表した。*画像はニュースリリースよりアロマの香りとうるおいオイル成分で心地よいバスタイム「GUEST&ME アロマバスエッセンス」は、フローラルブーケの香りの<リラックス>と、フォレストグリーンの香りの<リフレッシュ>の2種。保湿成分「ヒアルロン酸」と、うるおいオイル成分「シアバター」を配合し、心地よいバスタイムを演出する。「GUEST&ME」は、人に見せたくなったり、人に薦めたくなったり、自信をもって「おもてなし」の気持ちをあらわせる、「ちょっとおしゃれなトイレタリーブランド」として、香りと泡立ちにこだわった「ソープ」、タオルやシーツに、香りのスプレー 「リネンウォーター」、固形芳香剤「フレグランスバー」、シンプル形状の泡の「ハンドソープ」を発売中。元の記事を読む
2011年12月09日村上春樹のベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』に、コピーライター、エッセイストなど多方面で活躍する糸井重里、日本のテクノ音楽の草分け的存在である「YMO」のメンバー、細野晴臣と高橋幸宏が出演していることが明らかになった。糸井さんが主催するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」上のニュースで明らかにされたもので、糸井さんは早稲田大学の教授の役を演じており、実際の撮影も早稲田大学で行われたとのこと。糸井さんは1948年生まれで細野さんが1947年、そして高橋さんは1952年生まれということで、1960年代後半から70年代にかけて10代後半から20代の青春時代を過ごしており、映画の主人公・ワタナベ(松山ケンイチ)、そして原作者の村上さん(1949年生まれ)と同世代。糸井さんは今回の出演について「ある時代を知っていて、ある時代に移行していった人、つまり、細野さんや幸宏さんやぼくがアイコンとして映画に登場するのは、おもしろかったですね。学生時代に自分が触れてきたような“あのときの教授”を将来演じるなんてことは当時は思いもよりませんでした。学生の側にいたはずの、“恋愛をしていたか、デモをしていたか”という人間を、ギリシャ悲劇を語る人にさせる。ちょっとした入れ子構造になっています」と語っている。細野さんはレコード店の店長、高橋さんは菊地凛子が演じる直子が療養のために暮らしている「阿美寮」の門番を演じているという。劇中の時代に登場人物たちと同様に青春を過ごし、原作が発表された80年代から第一線で活躍してきた著名人が本作に参加しているというのは興味深いところ。つい先ごろより放送されているポッキーのCMにYMOの3人が揃って出演して話題を呼んでいるが、YMOのもうひとりのメンバーである坂本龍一は残念ながら映画には出演していない模様…。だが、完成した映画はすでに鑑賞しているようで、自身のTwitterで「菊地凛子の直子はすごいです!」と興奮気味にツイートしている。坂本さんももちろん、糸井さん、高橋さんらと同世代。余談だが、原作が刊行された1987年は坂本さんが出演し、かつ音楽を担当してアカデミー賞作曲賞を受賞した映画『ラストエンペラー』が製作、公開された年(※日本では翌年公開)でもあり、ここにも興味深い一致が…。主演の松山ケンイチをはじめとする若き才能と時代を築いた熟年のカリスマたちがスクリーンの中でどのようなやり取りを見せるのかも楽しみだ。『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:『ノルウェイの森』の撮影が行われたレストランで“赤”と“緑”の特別メニュー誕生村上春樹ベストセラー小説『ノルウェイの森』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント『ノルウェイの森』キャッチコピーを公募!前売特典は原作の世界観を再現した…今年は村上春樹イヤー?「パン屋再襲撃」がキルステン・ダンスト出演で映画化!金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠
2010年10月19日