「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」が20日、京セラドーム大阪で開催。MCは前回に引き続き2度目となる朝日奈央と、お笑いコンビ・見取り図が担当した。登場すると「すごいですね」「圧巻の光景」と熱気あふれるドームに圧倒された見取り図。朝日が「すごい、見取り図さんのおかげでこんなに…」と話すと、盛山晋太郎が「俺ら出てきたとき一切歓声なかったで!? 申し訳ないけど」とツッコんだ。すると会場にリリーのネームボードを持ったファンの姿が。それを発見したリリーが「たった1名のファンがいました」と報告すると、盛山は「1名でもいいじゃない。俺と奈央ちゃん1人もいない」とぼやいていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開した。撮影:蔦野裕
2024年03月22日元日向坂46で俳優の影山優佳が、20日放送の日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(毎週水曜後7:54)のロケゲストとして「ハシゴの旅」に挑戦する。影山は、事務所から難色を示されても「いつか絶対出ますから!」と宣言するほど出演したかったそう。ハイテンションで出発する。今回の目的地・阿佐ケ谷駅に到着した影山は、さっそく呼び止められ、記念すべき1軒目に入店する。“リアル阿佐ヶ谷姉妹”が経営するその店で、常連客から聞く「ドラマのような夫との出会い」や「阿佐ヶ谷留学をしている」という話に感動する。別の店では、小中学校の同級生というグループに同席すると、片思いに悩む男性に「恋愛をしたことがない」という影山がなぜか張り切ってアドバイス。影山の作戦に従って意中の女性にLINEを送る男性。その返信に影山は「やばいやばい!」「うわー!」と大絶叫。果たしてうまくいったのか。その後もハイペースで飲み続け、得意のサッカートークで熱弁をふるう。どこに行ってもその場を盛り上げる影山に所ジョージも「影山さんすごいね!」と脱帽する。「日本列島 渋谷の旅」では、“昭和のおっさんディレクター”コマツバーラが若者の街・渋谷に繰り出し、令和の最先端を調査する。すると、プライベートを満喫中の乃木坂46“なおまお”こと冨里奈央&五百城茉央と遭遇する。2人の推す最先端はフィルムカメラ。冨里は「現像するまで楽しみ。待っている時間もすごい好き」と、趣味の域を超えてあることに熱中していると明かす。さらに、冨里が撮影した五百城の秘蔵写真を大公開。そのほか、コマツバーラがパニックになる最先端ゲームも登場する。
2024年03月20日プロ雀士でモデルの岡田紗佳が6日、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました。」で新番組『岡田紗佳、動画ためしてみました』をスタートさせた。番組は「みんなが思っているより私は多才なんです」と自ら語る岡田の、新たな魅力や知られざる素顔を発掘する企画を届ける。初回はYouTubeの人気企画、質問ラッシュに挑戦。「長所と短所は?」「どんな性格?」「子どものころの夢は?」といった定番の質問に加え、「かわいいと思う女性の仕草は?」「かっこいいなと思う男性の仕草は?」「初デートはどこに行きたい?」といった少し突っ込んだ内容まで答えていく。「どんなアルバイトをしていた?」という質問では、有名店で働いていた過去が明らかに。また、カラオケの十八番は昭和の名曲であることや、自然体になると猫語を話すことなどを告白する。初めての収録を終えた岡田は「質問に答えることは全く苦じゃなかったけど、スタッフの皆さんが初めましての方ばかりで、距離感が分からなくてやりとりに困った」と感想を語っている。また今後配信される番組では、コスプレをしたいという岡田が、メイドカフェで本当のメイドになる企画も。秋葉原の「マジカルロリポップ」に見習い入店して、接客体験も行う。オムライスを作ったり、客とチェキ撮影をしたり、メイドになりきるなどかわいらしい姿を見せる。同企画について岡田は「こんな衣装を着てみたかったので本当にうれしかったし、楽しかったです!接客する立場を経験してみて、その大変さが身に染みてわかりました。大変だからこそ、お客さんも癒やされるんだと思います。次はプライベートでお客さんとしてマジで行きます!!」と熱意を語った。さらに、爬虫類を飼ってみたいという岡田と相性の合う爬虫類を探す企画「マッチング爬虫類」や、小悪魔コスプレ&男装コスプレで岡田の今年の目標だというカラコンのイメージモデルを目指す企画にも挑戦する。
2024年03月06日早見和真の同名小説をドラマ化した高橋海人主演「95」の新キャストが発表された。本作は、1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちを描いた熱き青春群像劇。この度解禁されたのは、高橋海人演じる本作の主人公・広重秋久(通称:Q)を取り巻く同級生たちを演じる豪華出演者。鈴木翔太郎役/中川大志黙っていても人を惹きつけるカリスマ性があり、Qをチームに誘い入れる鈴木翔太郎(通称:翔)を演じるのは中川大志。中川さんは「95年は、自分も生まれる前の時代ですが、ファッションや、音楽カルチャー、街の賑やかさなど憧れるところがたくさんあります」と語り、自身が演じる翔については「主人公に大きな影響を与える、いわばカリスマ的存在」としながら、「秋久をこれまでとは全く別の世界に連れて行きます。彼の中にあるブラックホールのようなものをしっかりと表現したいです」と意気込みを語った。岸セイラ役/松本穂香翔と幼なじみであり、Qが思いを寄せることになる岸セイラを演じるのは松本穂香。松本さんはオファーについて「もう高校生役をすることは無いと思っていたので正直驚きましたが、10代のまっすぐさと良い意味でがむしゃらな時期を、こうして再び演じられることが純粋に嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せ、「10代の方には彼らの生きる95年がどう映るのか、これから皆さんの感想が楽しみです」と視聴者へメッセージを寄せた。丸山浩一役/細田佳央太畳屋の息子で、明るくムードメーカー的存在の丸山浩一(通称:マルコ)を演じるのは細田佳央太。細田さんは「明るく奔放な男の子なので、重い空気を和ませようとしたり、みんなの中ではおふざけ担当であるなという印象」と役柄について語り、また現場は「凄く明るく、楽しい毎日」と撮影を楽しんでいる様子。さらに「若い世代の方にも、当時高校生だった方にも届く作品だと思う」と自信を覗かせた。堺怜王役/犬飼貴丈さらに、暴力団幹部の息子で、翔やセイラと幼なじみの堺怜王(通称:レオ)を演じるのは犬飼貴丈。犬飼さんは「今まで1995年という時代の設定の作品に携わった事が無かったので、純粋にワクワクしました。台本を読むと、その当時はそんな事があったのかと新たな発見があって楽しかったです」とコメント。撮影については「同年代付近のキャストで固まってお芝居することがあまりなかったので毎日新鮮」と和やかな現場であると語っている。新川道永役/関口メンディーレオと同じく翔、セイラと幼なじみでケンカが強い新川道永(通称:ドヨン)を演じるのは関口メンディー。関口さんは「それぞれ葛藤や悩みを持つ若者たちの青春群像劇に心を打たれたと共に『カッコいい大人』とは一体何なのか?そして自分は『カッコいい大人』になれているのだろうかと考えさせられる内容でした」と原作の印象について語り、演じるドヨンは「スポーツをしていたり、読書家であったり、自分とも共通点が多く、共感できる部分は多かった」という。最後に「全力で生きるとは何なのか、カオスな世の中で葛藤を抱える青年たちが教えてくれるはずです。ぜひ最後までこの物語を見届けて欲しいなと思います」とコメントを寄せた。カッコイイ大人になるために、死ぬ気でいまを生きると決めた高校生たちを、豪華実力派俳優たちが演じる本作に期待が高まる。テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23「95」は4月、毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送予定。※高橋海人の「高」は、正しくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日W主演の芳根京子と江口のりこが報道記者を演じる、開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち~」に、青木崇高、細田佳央太、富田望生、中村中、山崎静代(南海キャンディーズ)、坂東彌十郎の出演が決定。さらに、予告映像が初公開された。本作は、日本テレビの報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話を基にテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。日本テレビの報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描くことで、あらためて昭和・平成・令和をふり返るヒューマンドラマ。コロナ禍直前に日本テレビに入社し慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者・和泉令を演じるのは芳根さん。和泉の先輩で、社会部に配属後、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者・真野二葉を江口さんが演じる。青木崇高が演じるのは、日本テレビ報道局の報道カメラマンで、真野(江口のりこ)の夫・須貝辰哉。細田佳央太が演じるのは、和泉(芳根京子)の恋人で、会社員の西原宏樹。富田望生が演じるのは、和泉が新型コロナウイルスの感染拡大の取材で出会う老人ホームの介護スタッフ・柳田皐月。中村中が演じるのは、真野(江口のりこ)の後輩でトランスジェンダーを公表して働く報道局デジタル班の記者・高梨和美。南海キャンディーズ・山崎静代が演じるのは、長年記者たちが通う焼き肉屋さんの店主・カン。そして、坂東彌十郎は、時効撤廃のために活動する元警察署長・海老名雄一を演じる。また、「テレビ報道記者」の最新予告が公開。予告映像の中には、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、実際の“あのニュースの裏側で”真実を届けるために戦った報道記者たちの葛藤が描かれている。新キャストよりコメント到着青木崇高我々が普段目にするテレビのニュース。その裏には報道に関わる方々の強い信念を感じました。そして当然、そこには一人ひとりの人生があります。悩み、苦しみ、それでも「正しく伝える」ことに徹底してこだわる。そんな方々を誇りに思うと同時に、今回のドラマに関われたことを嬉しく思います。細田佳央太本を読んだ時には、観る人によっては、宏樹は嫌われてしまうかもしれないと思ったのですが、衣装合わせの時に監督や、プロデューサーさんから「嫌な奴に見せたくない。彼なりの優しさを持って和泉と接して欲しい」と言って頂けて。その時に方針がガッチリと固まったので、皆様にしっかりと届くと嬉しいです。僕は1日だけの撮影だったのですが、お久しぶりの再会に嬉しく感じたり、あるシーンでは何度もお芝居をリテイクしてしまったりと良い意味で気持ちが沢山動いたので、あっという間でした。3年ほど前より「コロナ」に対しての距離感が大きく変わった中で、あの時に最前線で情報を届けてくださっていた記者やアナウンサーの方々の日常が皆様にとってどう見えるかがとても楽しみです。是非ご覧ください。富田望生報道記者に取材される側であるということに、とても緊張感のある撮影でした。物語る言葉や雰囲気、カメラがこちらを向いてる状況が、まさに“やけにリアル”で。マイクが心臓の音を拾うのではないかと思う程、手に汗握る時間でした。「だが、情熱はある」の狩山俊輔監督に、馴染みのあるスタッフの方々。“やけに信頼”のある空間での新しいセッションは、少し恥ずかしく、なんとも嬉しかったです。中村 中実際に起きた事件を扱うドラマという事もありオファーをいただいてから撮影終了まで常に気持ちが張り詰めていました。私が演じた高梨は、警視庁記者クラブに勤務経験のある数人の記者の方の体験を合わせた人物です。そのうちの一人で、トランスジェンダーの女性である事を公表して働く谷生俊美さんから「トランスジェンダーを演じるのは当事者であって欲しい」との希望がありました。私は、経験した事のない人物を演じる事は、その人物に触れ、理解を深める事でもあると思うので悪い事だとは思いません。ですが谷生さんは過去にトランスジェンダーを非当事者が演じる何かを観て納得出来なかった経験があるのかも知れません。放送に携わる立場から考えた選択だとも思うので、その事も念頭に置いて撮影に臨みました。働き方についても訴えているドラマなので、部下がいる方も上司がいる方もそれぞれに発見があるドラマだと思います。山崎静代(南海キャンディーズ)テレビ報道記者のドラマと聞いて、記者の役なんてやったことないし、できるかなぁと不安に思っていたら、焼肉屋のマイペースなおばちゃんの役でした笑役の中で私はいろんな時代を生き、いろんな記者さんと接することができたので、すごく得した気分で楽しい撮影でした。坂東彌十郎台本を読ませていただいて、実際にあった事件や出来事のお話で、殺人事件などの時効制度の廃止に尽力された方々の努力に感動し、ぜひ出演させていただきたいと思いました。私の出させていただいた部分は多くはありませんが、時効と長く戦ってきた方の大切な記録です。この作品に参加できて良かったと思っております。報道の方々の努力の歴史を感じ取っていただければ幸いです。開局70年SPドラマ「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」は3月5日(火)20時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日現在公開されている『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』。2021年より日本テレビとHuluの共同製作ドラマとして日本テレビ系でSeason1が放送され、その後はSeason2~4まで動画配信サービスHuluで独占配信された。ゴーレムウィルスという、噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、Hulu内でも2年連続で年間視聴者数ランキング1位を獲得(※2021年、2022年)している。シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響(竹内涼真)の最後にして最大の戦いを描いた映画版で、響がたどり着く人類最後の希望の都市・ユートピアのタワーにある地下街の住人をまとめている悪党のリーダー・加地裕也を演じるのが、俳優の黒羽麻璃央だ。舞台を中心に活躍し、2022年からはほぼ毎クールドラマ出演し続けるなど引く手あまたの黒羽だが、フィールドが広がる中で、より「力が抜けてきた」と語る。○『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』で悪党のリーダー・加地裕也を演じる――今作のオファーを受けた時の感想はいかがでしたか?長く続くシリーズの作品で、劇場版を作るということに対する驚きもありましたし、ファイナルという集大成のような作品にお声がけいただいて非常に嬉しく思いました。――4年間続いた作品の集大成で、レッドカーペットイベントにも参加されて。レッドカーペットは人生初でした。「いつかレッドカーペットを歩きたい」と思っていたし、お客様もいっぱいいて、演出もすごく豪華で、これまでニュースで見ていたような中に自分もいるんだな、と。――主演の竹内さんのすごさを感じたとのことですが、具体的にどのようなところがすごかったですか?現場での気配りや配慮、コミュニケーション、そしてお芝居で引っ張っていく姿が、もうトータルとして魅力しかないというか。ついて行きたくなるし、ガンガン引っ張ってくれるし、頼もしすぎました。背負っているものも大きいと思いますけども、すごく大きな背中を見させていただきました。同い年だけど、器の広さ、人間としての大きさを持っている方なんです。すべてに説得力があるし、お芝居を作る時も、段取りが終わった後の「もっとこうした方がやりやすいかな」と話し合う時間に、誰よりも周りのことを見ていることがわかって。――ご自分が真ん中に立つことも多かったと思うんですけど、竹内さんのすごさを感じられたんですか?僕なんかもう、へなちょこなんで(笑)。涼真くんの安心感が、根が深いところまで生えているようなところが、“大木”という感じです。――他に共演者の方で印象に残ってる方は?板垣李光人くんは、すごくおしゃれで印象に残っています。ミッキーマウスが履くくらいの大きなクロックスを履いていて、「どこで売ってるんだろう」と気になりました。たぶん李光人くんだから似合っているのであって、僕が履いたらあまり似合わないかもしれません(笑)――アクションシーンも多かったですね。大変でしたけど、すごく丁寧に作り込まれていて、アクション部の方も自分たちも怪我がないようにみんなで確認しながら臨んでいました。ワイヤーアクションにも挑戦したんですが、次の日は体が痛くて。 1回くらいの僕でもあれだけ痛くなるんだから、もっと飛んでいた人たちは大変だっただろうなと思いました。――それを乗り越えられたのは、どのような要素が大きかったですか?それはもう、チームワークです。特に涼真くんとの戦いでは、アクションが始まる前もまるで試合前のように「お願いします!」と言うところから始まって、体育会系のような雰囲気だったので、決して一人で作ってる場面ではなく、相手がいて一緒に 作っているという感覚がありました。○『きみセカ』『エリザベート』『LUPIN』とワイルドな役が続き…――今回かなりワイルドな役ですが、ミュージカル『エリザベート』や『LUPIN』など、髭を生やす役が続いているような印象もあります。求められればなんでも、というところですが、たしかにそういう役をいただけることは増えました。いつ「髭を生やしてほしい」と言われるのかわからないので、脱毛もできません(笑)。でもそういう役が増えると、今度は「いい人を演じたいな」という気持ちも芽生えてきて、今はピュアで弱気な役を募集中です。戦うというよりも、怯えて逃げるような……ぜひ事務所の方にお問い合わせください(笑)――30代になっての変化なのかとも思いましたが、ご自身では心境などに変化はありますか?あんまりないんです。もしかして今後悩むかもしれないですけど、どんどん仕事が楽しくなっている感覚で。より力が抜けてきたというか。昔は全力投球しかできなかったものが、徐々に良い意味で心に余裕が出てきて、楽しく感じ始めているのかなと思います。物事を重く考えすぎないようになりました。――フィールドも広がってきていると思います。「売れたな」みたいな実感ってあったりしますか?難しい言葉ですよね。僕らも「売れたね〜」とか言うことありますけど、「売れる」とは? その基準って何なんだろう? もちろん20代の頃は、もっとざっくりとした「売れたい」みたいな気持ちはありましたけど、今となっては「良くないな」と思うかもしれません。闘争心、エネルギーは持っていた方がいいと思うけど、自分の中では“そこじゃない”という感覚になったような気がします。素晴らしい人と出会い、素晴らしい作品に出会い、勉強し楽しみながら、作品に関わってくれた方、観に来てくれた方の心が動いてもらうことの方が大事な気がして。「面白い」と思ってもらえる作品に携わることの方が楽しいというか。だから自分のことはどうでもよくて、「作品が良かった」「役が良かった」と言っていただけることが喜びです。――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをいただけたら。1番感じて欲しいのは、やっぱり響の愛です。いろんな登場人物がいて、いろんな愛がありますが、響という男の物語だから、愛の深さや人を愛する気持ちの美しさ、かっこよさを通して、自分を見つめ直すきっかけになるんじゃないかと思います。人を愛したくなるような作品になっているので、1人で観てもいいし、大切な人と観てもいいし、ぜひ他人を愛する気持ちを再確認してほしいです。■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年「第23回JUNON SUPERBOY CONTEST」で準グランプリを受賞。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』シリーズ、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』、ミュージカル『エリザベート』、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』『ウソ婚』『トリリオンゲーム」(23年)、映画『貞子 DX』(22年)、『最後まで行く』(23年)など。
2024年02月05日飛び込み選手の馬淵優佳が3日に自身のアメブロを更新。現役を引退し海外へ移住したことを報告した。この日、馬淵は「ご報告」というタイトルでブログを更新。「ニュースでご覧になった方もいると思いますが、飛び込みを引退しました!」と2日に現役引退を発表したことについて言及し、花束を手にした自身の姿を公開した。続けて、自身のブログについて「よく練習のことを書いたりしましたが、その際にたくさんコメントをくださって応援してくださってありがとうございます」と感謝のコメント。「しばらく子供と離れることが多かったので今後は娘たちとの生活を大切にしようと思います」と述べ「ということで、オーストラリアに住んでます!」と報告した。また「これからはオーストラリアでの様子も少しずつアップしていこうかなと思う」とつづり「今後のアメブロは海外で子育て奮闘してる私の日常みたいなブログになるかと思います」と説明。最後に「引き続き、暇な時にでもみてくださいねー!」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年02月05日「寄生獣」や「ヒストリエ」などで人気を博す岩明均の人気コミックを映像化した「七夕の国」がディズニープラス「スター」にて、7月より独占配信されることが決定した。主人公・南丸洋二は、周囲からはナン丸と呼ばれ愛されているが、どこか抜けている平凡な大学生。ただ一つ、“あらゆる物に小さな穴を空ける”という不思議だが何の役にも立たない超能力を持つ。だが、その能力を持つことで、世界を陥れる危機に立ち向かうことになる――。原作は、岩明均が1996年から1999年にかけて小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載したSF漫画。岩明氏の作品の中でもカルト的人気を誇り、その壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化不可能」と言われ続けていた“怪作”だ。細田佳央太主演を務めるのは、「ドラゴン桜」「どうする家康」など話題作への出演で躍進を続ける若手俳優・細田佳央太。監督は「大豆田とわ子と三人の元夫」や『クレイジークルーズ』でメガホンを取った瀧悠輔が務める。配信決定にあたり、岩明氏は「とても楽しみです。自分の執筆漫画の映像化作品は、いわば孫みたいなもんなので、目の中に入れても痛くないです。ジイジたる私の頭ではとても追いつけない、いろんなワザや映像を見せてくれると思います」と映像化への期待を寄せた。細田さんは「今までで1番、主演として現場やスタッフの皆様とコンタクトできたと感じています。それにはキャストの皆様、何よりも自分のことを受け入れてくれたスタッフチームの皆様のお心があってこそだったので、撮影が進むにつれ、主演としての自覚や意志が固くなっていきました。今作を初めて知る方々もあまり身構え過ぎず、楽しんで頂けると思います」と、チーム一丸となって制作へ臨んだ想いを語る。そして、瀧監督は「『七夕の国』実写化という挑戦が出来ることにワクワクしています。ここまで来るのに多くの困難がありましたが、岩明均先生の込められたスピリッツに負けないよう最後まで丸神の里の人達と向き合っていくつもりです」と困難を乗り越えながら作品へ真摯に向き合った姿勢、ドラマ化への熱い意気込みをコメント。さらに配信決定と併せて、都心の高層ビルが球体の形に大きく抉られた衝撃のビジュアルが解禁となった。細田さん演じるナン丸ら群衆が突如として起こった事象を受け止めきれず呆然と立ち尽くしビルを見上げる様子は、事態の異様さと人々の絶望を映し出すと同時に、これから展開されるであろう壮大なスケールのドラマを期待させる。コメント全文■原作:岩明均とても楽しみです。自分の執筆漫画の映像化作品は、いわば孫みたいなもんなので、目の中に入れても痛くないです。ジイジたる私の頭ではとても追いつけない、いろんなワザや映像を見せてくれると思います。■主演:細田佳央太今までで1番、主演として現場やスタッフの皆様とコンタクトできたと感じています。それにはキャストの皆様、何よりも自分のことを受け入れてくれたスタッフチームの皆様のお心があってこそだったので、撮影が進むにつれ、主演としての自覚や意志が固くなっていきました。ストーリーとしては、全部のロジックを一瞬で理解することは、少し難しいと感じるかもしれません。ただ、だからこそ原作で描かれているところはより丁寧に作られていると思いますし、物語のスピード感は、とても観やすいものになっているので、今作を初めて知る方々もあまり身構え過ぎず、楽しんで頂けると思います。■監督:瀧悠輔『七夕の国』実写化という挑戦が出来ることにワクワクしています。ここまで来るのに多くの困難がありましたが、岩明均先生の込められたスピリッツに負けないよう最後まで丸神の里の人達と向き合っていくつもりです。今の日本を生き抜く皆様にぜひとも見て頂きたい物語となっていますので、どうぞよろしくお願いします。「七夕の国」は7月よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年01月19日元SKE48で女優の松井玲奈が1日、SNSを更新し、シンガーソングライター・近藤晃央との結婚を報告した。松井は「謹んで新春をお祝い申し上げます」の書き出しから、「私事で恐縮ですがかねてよりお付き合いさせていただいておりました近藤晃央さんと入籍いたしましたことをご報告させていただきます」と発表。「いつも応援し、支えていただいている皆様には心より感謝しております」と伝え、「まだまだ未熟な私ですが今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」と結んだ。一方の近藤もSNSで結婚を報告し、「一緒に笑い合い、一緒に考えながらお互いにほっとできるような穏やかな居場所を共に作っていけたらと思っています」「まだまだ未熟な私ではございますが思いやり、謙虚さ、感謝の気持ちを忘れずに人として成長していけるよう精進して参ります」と記している。2人の交際は今年5月に一部メディアで「今夏にディズニーランドで結婚式を予定」などと報じられ、松井はSNSで「この度は突然の報道で驚かせてしまい、すみませんでした。記事に書かれていた結婚、挙式の予定はありませんが、優しく見守ってくれる寛容な方で、良いお付き合いをさせて頂いています」とコメントしていた。
2024年01月01日注目の若手ガールを紹介するananのイットガール。ここでは、俳優の鈴木梨央さんに注目!物心がついた頃から、演じることに夢中です。芸能活動を始めたのは5歳の時。「ドラマが大好きで、セリフを暗記しては好きなシーンを再現して遊んでいました。芦田愛菜さんの演技を見た時に、私もテレビに出たいと強く思ったんです。人見知りで泣き虫でしたが、挑戦したいと母に必死に伝えたのを覚えています」12月15日公開のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』は、想像の友達“イマジナリ”を題材にしたストーリー。鈴木さんはその物語の中心となる少女、アマンダを演じる。「私より9歳ほど下の年齢の役なので、自分が幼い頃の出演作を見返して、子供らしい表現を探りました。思い返せば、小さい頃ドラマごっこをしていた時、想像の相手役がいたんです。私にとっては、それがイマジナリーフレンドだったのかも!」サラダ作りにハマっています。野菜に合わせたチーズを入れてみたり。ドレッシングも手作りします。アロマキャンドルで睡眠前にリラックス。お気に入りはバニラ系。薄明かりのなか香りに包まれたら、もうぐっすり。大人な部屋を目指してインテリアを改造。コンクリート風のシートとフロアライトを導入したら、落ち着く空間に。すずき・りおNHK大河ドラマ『八重の桜』、ドラマ『Woman』など数々の話題作に出演。2024年4月26~28日上演の舞台『新生!熱血ブラバン少女。』への出演が決定している。※『anan』2023年12月20日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年12月20日11月10日、細田博之前衆議院議長が死去した。79歳だった。細田氏は10月13日、体調不良を理由に議長を辞任。7月に脳梗塞の症状があったため、手術していたという。「いっぽうで『一国会議員として国政に携わりたい』とも述べ、次期衆院選への出馬に意欲を示していました。しかしこの日の会見では、足取りがおぼつかず、今後の政治活動には不安を抱かざるを得ない状態でした」(政治記者)議長辞職後に細田氏は再び入院。衆院選への出馬は叶わなかった。体調が思わしくないなか、死の1カ月前まで議長を務めていた細田氏。SNS上にはこんな声が上がっている。《政治家内の若手って何歳までを指すのだろう?政治家の経験は何よりも必要だとは思うが。ただ自分自身の引き際の問題で、それを促す為にも定年制が必要かも?定年があれば本人も定年に合わせた行動も取り易くなるし引き継ぎやすくもなると思う》《国会議員の定年制導入は良いことと思います。ただその法案を立法する人たちが国会議員ですから、結局無理なんよね笑自分がもし国会議員だったとしても、居続けたいと思うもんね笑誰もそんな法案作らんよね。普通に考えたら。まあみんながみんな志なく国会議員やってないとは言わないけど、きちんと志を持ったひとが国を動かしてほしいですな》《これを機に国会議員の定年化を。それでも議員をしたいなら都道府県市区町村で議員を。生まれ育った地元で議員をしてください。隠居ではないのですが、余生を過ごすのに一番いいと思う。国会議員してたのだからそれだけの力はあると思う。》国民が指摘する「議員定年制」の必要性。前出の政治記者は言う。「現在の国会議員で最高齢なのは自民党の二階俊博氏(84)。同じく自民党の麻生太郎氏(83)が2番目です。自民党には『衆議院比例代表は、73歳以上は公認せず』という内規があります。03年には当時の小泉純一郎首相(81)がそれを適用し、宮沢喜一氏(享年87)、中曽根康弘氏(享年101)が政界引退しました」高まる「議員定年制」必要論。適切に国政が進むよう、検討してほしい。
2023年11月10日三吉彩花が主演、前田公輝、細田佳央太、伊藤英明らが共演するAmazon Original映画『ナックルガール』がPrime Videoにて世界独占配信中。三吉さん演じる、ナックル1つで命を懸けた戦いに果敢に挑む主人公・橘蘭が立ち向かっていく犯罪組織の中心人物、白石誠一郎を演じたのは窪塚洋介。実はこの白石役は原作には登場しないキャラクターで、窪塚さんに演じてほしいと製作陣からの強い思いがあり生まれた役だったという。本作で描かれるのは、失踪した妹を救うため、大切なグローブを外しナックルをはめて、たった1人で裏社会に挑んでいく蘭の壮絶な戦いの物語。韓国製作陣からの熱いオファーを受けた窪塚さんは、「プロデューサーから、原作にない役を用意するというお話を頂き、そんなことしてもらえるの?と驚きつつ、台本を頂いてから出演を決めようと思っていました。台本を読んでみたら、ストーリーは面白いし、日韓の合作という座組も面白いなと思ったので、ぜひ演じたいと思いオファーを受けました」と明かす。蘭が妹の行方を追う中で立ちはだかるのが、「JUNIN」グループという犯罪組織。この組織の幹部であり、人の痛みが分からない白石を演じた窪塚さんは、白石を演じる上での役作りをふり返り、「現場ではテストで演じてみて、それに対して監督が意見をくれます。白石は世間知らずな極悪人なので、余裕があって人を見下している人の立ち振る舞いを意識したり、白石が言いそうなセリフの言い回しを提案したり、小さなことを積み上げて白石像を創り上げていきました」と明かす。「例えば、白石には潔癖症という裏設定があって、これは監督の案なんですけど。少ない出番の中でも、そういった所作が多いキャラクターだと思います」と、台本には直接描かれないセリフや所作を積極的に取り入れるなど役作りへの熱量を見せた。これまでも幅広い役を数多く演じ切ってきた窪塚さんが挑む、本作での役どころに注目だ。『ナックルガール』はPrime Videoにて配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月06日映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』のDVDが来年1月1日(月)にリリース決定した。4月に公開された本作は、京都のとある大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、細田佳央太演じる男らしさや女らしさのノリが苦手な大学生・七森、彼と心を通わす麦戸(駒井蓮)、そして彼らを取り巻く人々の物語。『21世紀の女の子』の金子由里奈監督による長編商業デビュー作で、小説家・大前粟生にとって初の映像化作品となった本作は、「第25回上海国際映画祭」アジア新人部門への選出、「第15回 TAMA映画賞」最優秀新進監督賞をはじめ、国内外で評価された。また、12月下旬より予定している各種プラットフォーム配信に先駆け、本日より「U-NEXT」で先行配信がスタートとなった。▼『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』《DVDリリース情報》2024年1月1日(月)発売予定本編109分+特典映像(メイキング)3分16:9/ステレオ/カラー/片面1層1枚組/日本語【セル】品番 JGFS-94108 JANコード 4582614941086 価格:3,600円(税別)【レンタル】品番 JGFS-94107 JANコード 4582614941079(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい 2023年4⽉14⽇より全国にて公開©映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」
2023年10月25日三吉彩花主演で韓国発の大人気Webコミックを映画化した『ナックルガール』に伊藤英明、窪塚洋介、前田公輝、細田佳央太らが出演。さらに、犯罪組織との闘いに挑む“戦闘モード全開”の本予告と追加ビジュアルが解禁された。本作は、日本の豪華俳優陣と新進気鋭の韓国人クリエイターによる日本のAmazonスタジオ初製作の日韓共同作品。ナックル1つで命を懸けた闘いに果敢に挑むボクサー、橘蘭を演じる三吉さんに続く豪華キャスト陣が明らかに。蘭の最大の敵で、目的のためには手段を選ばない二階堂陽輝を演じるのは、これまでも多くの作品で存在感を発揮してきた伊藤英明。二階堂のボス・白石誠一郎を、数々の映像作品で主演からバイプレーヤーまで幅広い役柄で存在感を放ってきた窪塚洋介。向こう見ずな蘭を心配しながらも協力する元恋人の神谷役に、『HiGH&LOW』シリーズやNHK連続ドラマ小説「ちむどんどん」で印象的なキャラクターを演じた前田公輝。父の復讐を誓う頭脳明晰なハッカー・成瀬役を、TBS日曜劇場「ドラゴン桜」やNHK大河ドラマ 「どうする家康」での好演が話題を呼んだ細田佳央太。さらに、蘭の唯一の家族である妹・柚希を演じるのは、女優だけでなくモデルとしても活躍が目覚ましい南琴奈、事件に携わる刑事の大石義行をバイプレーヤーとして数々の作品に華を添える神保悟志、大石の部下となる刑事の半田夏菜子に松田るか、正義感の強い刑事の鈴木正人に三浦誠己。二階堂の右腕である東賢太郎に栄信、蘭と闘う鬼頭雄大に現役プロレスラーの納谷幸男、蘭の叔母に有森也実、蘭の叔父に八十田勇一、蘭が通うボクシングジムの会長・田端秀俊に近藤芳正が加わる。解禁となった予告編では、三吉さん演じる蘭が壮絶な闘いに挑む壮大な物語の一部が映し出される。将来有望視されるボクサーの橘蘭は、ある日突然、大切な妹が失踪し、自殺したと警察からの知 らせを受ける。蘭は、警察の検視結果を信じることができず、独自の調査を開始。ある日、手に入れた監視カメラの映像から妹がまだ生きていることを確信する。やがて辿り着いたのは、容赦なく人を痛めつける二階堂やそのボスである白石が取り仕切る、巨大な犯罪組織とルール無用のコロッセオ、GARAGE(ガレージ)と呼ばれる無法地帯。人を死に至らしめるほどの暴力が横行する犯罪組織に、「何が何でも絶対闘う」と決意した蘭は、元恋人の神谷、天才ハッカー・成瀬と協力しながら、大切なグローブを外しナックルで妹を救うべく命をかけた闘いに挑んでいく。キャスト陣からコメント到着前田公輝/神谷瞬役オファーは嬉しかったですし、『ナックルガール』というタイトルにもある通りナックルを使ったアクションを描く作品なので、僕自身もアクションが好きですし、すごく楽しみだと思いました。蘭がどんどん法も秩序もない闇に立ち向かっていく『ナックルガール』を観てくださった方が、夢に立ち向かっていくための勇気が出るような作品になることを祈っています。細田佳央太/成瀬秀治役配信で世界の人に見られることを考えた時に、自分の芝居は通用するのかという不安がありました。でもこの年齢で、少しでも海外の方の考え方や撮影方法を学ぶ機会がもらえたと思うと、凄く恵まれているなと思いました。僕が演じた成瀬は、この物語で、蘭の妹を救い出す作戦を進めるにあたって、欠かせない存在になっています。一番の見どころはアクションですが、個人的にはしっかりと悪者たちの野望も描かれていることが面白いと思います。窪塚洋介/白石誠一郎役台本を読んでみたら、ストーリーは面白いし、日韓の共同作品という座組も面白いなと思いました。蘭を演じる三吉さんのビジュアルを見て、原作の主人公にそっくりでした。三吉さんはどんどん注目を浴びるようになっているところだと思いますが、そんな彼女を中心に据えて贈る作品は凄く楽しみな作品です。伊藤英明/二階堂陽輝役このお話を頂いた時に凄く可能性を感じて嬉しかったです。チャン監督は凄く熱い人で、初顔合わせの時に、「私は伊藤さんにこの作品に出て欲しい!と念を送っていました」と、言われました。そんな風にオファーをいただき、凄く嬉しかったです。洗練された世界やそのクオリティが知られている韓国作品ですが、本作はそこに日本の丁寧さを上手く融合させていて素晴らしいと思いました。Amazon Original映画『ナックルガール』は11月2日(木)よりPrime Videoにて世界独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年10月12日元卓球選手でタレントの石川佳純、俳優の志尊淳が11日、都内で行われた「第21回ベストフォーマリスト授賞式」に出席した。「ベストフォーマリスト」は、日本フォーマル協会がより豊かで充実したフォーマルシーンの普及を目的に、この1年間に活躍してフォーマルウェアが似合う各界の著名人を選ぶというもの。4年ぶりの開催となった今年は、女性部門に石川佳純、男性部門に志尊淳が選ばれた。シルバーのラメが入った豪華なドレス姿で登壇した石川。豪華なドレスは「今回が初めてです(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ、「縦向きにつけていただいたラメはすごく美しくて華やかで大好きです」とお気に入りのポイントを。同賞の受賞には「最初お話をいただいて本当にビックリしましたが、大変光栄に思っています」と笑顔を見せた。イベントには志尊のエスコートで登場。「すごくうれしかったですし、初めて志尊さんにお会いできてすごく格好良くて光栄でした」と満足げ。それを受けた志尊は「エスコートに慣れてないのでこれからしっかりエスコートができるように心掛けたいと思います」と反省の弁も、「僕はテレビで応援していた立場だったので、プレイとは全く違う石川さんはすごくおキレイだしゴージャスで色気もあって素敵だと思いました」と語った。また、石川は「華やかなドレスを着た時は格好良いドレスに見合うような姿勢や所作などを学んでいきたいと思います」と背筋が伸びる場面も。続いてフォーマルウェアを着て行ってみたい場所を問われた志尊は「ゆくゆくは自分の結婚式で着れたらイイなと」と話すも「今のところは全く予定がないので、しっかり授賞式で呼ばれるような人間になってそこで披露したいと思います」と答えた。最後に今年1年を振り返り、石川が「私は5月1日に現役を引退して、今までの人生で一番変化があった1年でした。これからは新しいことにどんどチャレンジして学び、成長し続けられる自分でいたいと思います」と抱負を。一方の志尊は「ちょうど連続ドラマの撮影をしていてとても忙しい日々を過ごしています」とまだまだ今年1年を振り返る余裕がないそうだが、「残り2カ月は身体に気をつけてただただちゃんと乗り越えられるようにしてきたいと思います」と気を引き締めていた。
2023年10月11日タレントの朝日奈央が出演する、ゲオの新CM「スマホ 選び方 改革」編が2日より放送されている。○■朝日奈央、パワフルに熱弁新CMは、朝日が「リユーススマホで、スマホ選び方改革だ!」と呼びかけるところからスタート。ゲオでは、多くのリユーススマホの中からお気に入りの機種を見つけられることや、購入してすぐに使えることをキャッチーに伝え、今こそスマホの選び方を変えようとパワフルに熱弁する。また、同日公開のWEB CMでは、ユーザーのスマホに入りこんだ朝日が、ゲオでは品質の高いリユーススマホが揃っていることや、簡単に乗り換え手続きができるなど、リユーススマホが”いいリユー”を直接プレゼンしている。○■朝日奈央 インタビュー――昨年に続き2回目のリユーススマホのCM撮影でしたが、1年間リユーススマホのCMに出演してみて反響はありましたか?ありました! 共演者の方が「ゲオのCM見たよ」と言いに来てくださったりすることもあり、それをきっかけに会話が弾んだりしたこともありました。ゲオさんに助けてもらったなという風に思いました。やっぱりCMの影響ってすごいんだなと感じました。――今回「スマホ選び方改革」というテーマでCM撮影を行いましたが、いかがでしたか?1回目(去年)の撮影も「これ、完成したらどうなるんだろう?」とわくわくしながら撮影させていただいたんですけど、今回も楽しみですね! 今回は、前回とまた違った撮り方をしたバージョンもあったので、みなさんに楽しんでいただけるんじゃないかと思います 。――工夫されたところはどこですか?工夫したところは、声の張り方です! たぶん、ゲオのCM撮影が普通に生活している中で一番声を出しているんじゃないかと思います。私が、目一杯伝えようと表現しているところが、みなさんに伝わったらいいなと思いながら撮影しました。――今回2度目のCM出演ということで、改めてゲオの魅力について教えてください。今回もお声がけいただいてありがたいなと思います。ゲオに行くと、今まで出会ってこなかった新しいものに出会えたり、宝探ししているような感じが魅力的だなと思っています。ぜひ、みなさんも新しい出会いをしに行って欲しいなと思います。――ずばり、リユーススマホの魅力はどんなところでしょうか?すぐに買って、すぐに使えることがすごく魅力的だなと思います。携帯を買うとなると、大変そうだなというイメージがありますが、その場で買ってすぐに使えるというのはスムーズですし、すごくいいなと思います。――WEB動画では、リユーススマホが「いいリユー」について触れていますが、朝日さんが1番だと思う「リユーススマホが良い理由」はどんなところですか?良い理由はたくさんありますが、特に保証がついているのは安心できるところかなと思います。あとは、動作チェックもできるので安心して買えると思います。――過去にゲオにもよく通われていたとのことですが、店舗での思い出を教えてください。今でも覚えているのは、幼いころに妹と2人でゲオに行ってゲームソフトを買ったことです。今となっては、そんなゲオさんのCMに出させていただいて、お店に足を運べば自分のポスターがあって、本当にありがたいなと思います。――ご両親からCM出演について反応はありましたか?両親からも「まさかだよね」と言われます。普段から利用しているところで、CM出演できるのは奇跡だと思いますし、ありがたいなと思います。これからもよろしくお願いします!――今回のCM動画をご覧になっている皆様に向けて、メッセージをお願いいたします。みなさん、こんにちは。朝日奈央です。今回も、とっても楽しいCMに仕上がったと思います。多くの方に見ていただいて、リユーススマホという選択肢も検討していただけたらと思います。頑張って声を張って、楽しく元気に撮影したので、ぜひ見てください!
2023年10月02日9月29日、細田博之衆議院議長(79)が体調不良を理由に衆議院議長を退任する意向を固め、政府与党の幹部に伝えたことが報じられた。X(旧Twitter)では瞬時に「辞職の意向」がトレンド入りし、まだ果たしていない“説明責任”を求める声が溢れた。「細田議長は今月7日、公務中に軽い体調不良を訴え、脳血管に関する予防的治療のため一時入院しましたが、今月17日には、北海道で行われた式典に出席。しかし、今年7月にも、都内の自宅で体調不良を訴え病院に救急搬送されていて、かねて体調面の問題が心配されていました」(全国紙政治部記者)細田氏は’21年11月から衆議院の議長を務めてきたが、これまで旧統一教会との関係をめぐり接点を認めた一方で、説明責任を果たしていないなど批判を浴びてきた。「細田議長は、教団トップの韓鶴子(ハンハクチャ)氏が出席した’19年の会合で『会の内容を安倍総理に早速報告したい』などと挨拶した動画の存在が明らかになるなど、教団との複数の接点が指摘されていました。さらに、教団と関係が深いとされる自民党最大派閥・安倍派の元会長であり、国政選挙では旧統一教会の票を差配した疑惑も指摘されていました」(前出・全国紙政治部記者)■“議長の立場”理由に調査、説明の対象外にところが、自民党が昨年9月8日に発表した党所属国会議員と教団との関係を“自主点検”したアンケートでは、細田議長は調査の”対象外”だった。「衆参の議長は中立を保つため、任期中は自民党会派から離脱しています。これを理由に自民党は“所属議員ではない”として細田氏を報告の”対象外”としていたのです。さすがに批判はおさまらず、同月29日に教団と自身の接点に関するA4用紙1枚の説明文書を公表し、教団関連会合に計4回出席したことなどを認めました。しかし、詳細な説明はなく、ますます疑惑は深まりました」(前出・全国紙政治部記者)翌’23年1月、党は改めて細田氏に説明責任を果たすよう要求。衆院各会派の代表者と議長公邸で懇談形式での質疑に応じた。「質疑は冒頭の1分半のみ報道機関に公開され、あとは非公開で約1時間の質疑が行われました。選挙で教団の組織票を差配した疑惑に関しては『事実でない』と否定。一方で、安倍氏と教団については『大昔から関係が深い』との認識を示しました。野党が求めていた記者会見には『議長の立場でふさわしくない』との理由で応じず、実態解明は進みませんでした」((前出・全国紙政治部記者)その“議長の立場”を辞職するとなれば、当然求められるのがこれまで議長の立場を盾に果たされなかった”説明責任”だ。長年、統一教会の問題に取り組んできた紀藤正樹弁護士は自身のX(旧Twitter)で次のように投稿。《自民党に復党する以上、統一教会問題については説明責任を果たしてもらいたいところです》SNS上には同様の声が続出した。《てことは議長の間は離脱していた自民党籍に戻るわけですね。ではこれまで所属議員と統一教会との関係調査の対象外だった細田さんに対しても自民党には厳しく調査してもらいましょう》《辞めてからでも良いから統一教会との関係を説明してよ。自民党はこうやって関係を持っていましたって話す義務はあると思うんだが》《実際体調不良なのだろうけど、結局統一教会問題に対して深いつながりを説明することはなかった。自民党にはそんな議員がたくさんいるけど、特に繋がりが深い派閥のトップであった人物であることを考えると、許される話ではない》《統一教会との関係の説明責任が終わってないぞ!そのままバックレる気か!》《おい説明責任果たすコト山程有るだろ逃げんなや》国民はまだこの問題を忘れていない。
2023年09月29日高橋文哉×志尊淳W主演ドラマ「フェルマーの料理」に、細田善彦、宇梶剛士、高橋光臣が出演することが分かった。数学者を志すも、その道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋さん)は、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊さん)と出会い、料理の世界に導かれていく。本作は、海が経営する二つ星を獲得した新進気鋭の超一流レストラン「K」で、シェフ・赤松蘭菜(小芝風花)や世界中から集まる実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない料理の真理の扉を開くべく、料理×数学で前人未到の世界に挑む青春ストーリー。細田善彦が演じるのは、「K」の副料理長・布袋勝也。料理長になれる技量・才能を持っているが、海の才能に惚れ込み、副料理長として働いている、店の立ち上げ当初からのメンバー。スタッフの誰からも愛されている存在だが、“永遠のナンバー2”としての苦悩も…。「布袋は竹を割ったような性格で、新人の岳を厳しくもあたたかく見守り、カリスマ的存在の海にも意見を言えるキャラクターです」と役どころを説明し、「そんな布袋を力強く演じたいと思います」と意気込む。宇梶剛士が演じるのは、自転車販売店を営みながら、息子を男手ひとつで育て上げてきた岳の父親・北田勲。熱くて真っ直ぐな父親を演じる宇梶さんは、「今まで父親の役はたくさん演じてきましたが、子どものことを最優先に考えて愛情を表現するような役は初めてな気がします。息子の岳役の高橋さんとの共演は初めてですが、感性が鋭く繊細なイメージがあります。自分と似ている部分があると感じるので、親子役を演じるのが楽しみです」とコメント。高橋光臣が演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターで、上半身裸の謎の男・淡島優作。服についたソースを洗い落とす手間を省くため、ディナーのたびに上半身裸になる淡島は、いたって合理的で謎な男。度々、海と渋谷(仲村トオル)と密会している。オリジナルキャラクターということで、「今のところどうなるのかまったく想像もつきません」と話す高橋さんは、「ただただ誠実に役と向き合い、料理を題材にしたこの作品のスパイスになれたらいいなと思っております」と話している。「フェルマーの料理」は10月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日●初の有観客舞台に喜び&期待「すべてが学びになる」NHK大河ドラマ『どうする家康』で徳川家康の長男・松平信康を演じ注目を集めた俳優・細田佳央太。8月11日~20日に東京・世田谷パブリックシアターで上演される舞台『メルセデス・アイス MERCEDES ICE』では主人公役を務める。細田にインタビューし、初めての有観客舞台への意気込みや自身の子供時代について、俳優としての目標など話を聞いた。イギリスの劇作家フィリップ・リドリーの同名児童小説を白井晃氏の演出で舞台化。街の中心にそびえ立つ巨大なタワー(Shadow Point)を軸に、その街に暮らす3世代にわたる人物たちが、愛や憎しみ、喜びや悲しみとともに生きる様子を描く。同舞台は「せたがやこどもプロジェクト2023」の一環で上演し、各回150人(合計1500人)限定で18歳以下の観客を無料で招待する。主人公メルセデス・アイスを演じる細田は、コロナ禍でオンライン演劇に出演した経験はあるが、有観客舞台は今回が初めて。出演が決定したときはとても喜んだという。「もともと舞台をやりたいという思いがあり、しかも白井さんに演出していただけるということですごくうれしかったです。舞台はよく見させていただいていて客席から舞台上に拍手を送る側だったので、初めてお客さんの拍手を生で受けたときにどんな気分になるのか楽しみです」初の有観客舞台だからこそ、「すべてが学びになる」と期待している。「学べることが楽しみですし、どんな形であれ成長すべきだと思います。舞台の上に立つことに関して赤子同然で、だからこそ白井さんに育てていただきたいというか、経験値がない中で白井さんとご一緒し、白井さんの色に染めてもらえることがすごくうれしいです」アミューズ所属俳優ユニット“チーム・ハンサム!”のライブで生のステージは何度も経験している細田だが、「今回は歌ったり踊ったりするものではないので、その経験が生きるのかなんとも言えませんが、もし緊張しなかったらハンサムで舞台慣れしているんだなと、そこで自覚することになるかもしれません」と話した。本作については、大人にも子供にも楽しんでもらえる作品だと感じているという。「親子の絆や親同士の関係性が描かれ、親子で見るのにぴったりな作品だと思います。大人と子供で解釈が変わるような気がしていて、それぞれの感想を聞いてみたいです」主人公メルセデス・アイスと似ている点はあるか尋ねると、「僕はこんなにわがままではなかったと思いますが、人間誰しもわがままな部分はあるので、知らない感情ではないなと。自分の持っている感情も引き出しながらやっていけたらと思います」と答えた。また、自身の子供時代について「すごくシャイで、大人と大きい音が苦手でした」と説明。「あと、よく親に怒られていました。部屋が散らかっているから片付けなさいとか、しょうもないことですが、手のかかる子供だったと思います」と笑った。●『町田くんの世界』での経験が「100%僕のベースに」シャイながら芸能界に飛び込んだ細田。芸能界に憧れていたというわけではなく、ゲームのCMを見て、「テレビの世界に入ったらゲームができる」と思ったのだという。「小さい頃からゲームが好きで、『ヨッシーアイランドDS』のCMで人がプレーしているのを見て、テレビの中に入ったらDSができると思ったんです。そして、『テレビの中に入りたい』と言ったら、母親がいろいろな事務所に履歴書を送ってくれました」「ゲームがしたい」という思いで飛び込んだ芸能界。当初思い描いていたものと現実は全く違ったと言い、芸能界に興味があったわけではなかったから「現場で言うことを聞いてなかったと思います(笑)」と振り返る。そんな細田が、俳優として活動していきたいと気持ちを固めたのが、オーディションで1000人を超える候補者の中から主人公役をつかみとった映画初主演作『町田くんの世界』(19)。この作品で「お芝居の面白さに気づいてしまいました」と語る。「池松(壮亮)さんと2人のシーンで、お互い興奮状態でセリフのやりとりをする場面があり、興奮状態というのもあったと思いますが、すごく楽しかったんです。カメラのセッティングをしているときもニヤニヤが止まらないような、なんだろうこのワクワク感って。初めての経験で、それがきっかけでお芝居でご飯を食べていきたいと思いました」そこからは俳優業への思いがブレることはないそうで、「『町田くん』の現場での感覚がずっと心に残っていて忘れられず、ある種トラウマになっているところがあります。あまりとらわれすぎないようにしようと思っていますが、とらわれている自覚もあるので。でも間違いなくあの経験が100%僕のベースになっています」その後、発達障害を抱える原健太役を演じたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』(21)や、松平信康役を演じた『どうする家康』などさまざまな作品に出演。どの作品も大切な経験になっているという。「これまでの道筋や出会ってきた人々に関して恵まれているなと。『ドラゴン桜』と大河ドラマは特に大きいですが、全部が自分の糧になっていると思います。タイミングや縁や運は、すごくいいなと自覚しています」●「業界の環境を変えていきたい」という目標も現在21歳。20代になってからの変化を尋ねると「めちゃくちゃあります」と答えた。「いろんな作品を経験させていただき、言いたいことをちゃんと言おうと思うようになりました。マネージャーさんたちにも自分の思いを伝えるようにしていますし、先輩たちからバトンを受け継いで自分も現場でできることをしていこうと考えるようになりました」この先をどのように思い描いているか尋ねると、「今ちょうど僕らの年齢はふるいにかけられる年だと思うので、まずは25歳まで役者を続けていきたいなと。25歳まで続けられたら、次は30歳まで続けることを目標に。そうやって進んで行けたら」と語った。また、「僕の中の最終目標として、この業界の環境を変えていきたいと思っています」と述べ、「もう少し全体的にゆとりを持てないかなと。今、先輩方が動いてくださっていますが、自分も何かできたら」と真剣な眼差しで語る細田。「ピリピリした現場より楽しい現場のほうがいいですし、寝る時間やご飯を食べる時間を用意されていることを当たり前にしなきゃいけない。質のいいものを作っているからこそ余裕のない環境になってしまいがちですが、朝6時から夜10時が1週間続くより、朝8時から夜8時のほうがいいパフォーマンスができると思うので、そうなっていくように自分も働きがけをしていきたいと思います」そして、「演者だけでなくスタッフさんたちにとっても恵まれた環境になっていけたら。夢を与える仕事である以上、夢のある世界であってほしいですから」と熱く語った。『どうする家康』の現場で主演の松本潤が現場全体のために奮闘している姿にも刺激を受けたそうで、「作品の中でも主演という立場で全体の士気を高めて引っ張ってくださりつつ、お芝居外のところでも戦ってくださる方で、かっこよかったです」とリスペクト。そして、初の大河ドラマは自身にとって大きな経験になったと振り返る。「時代劇が初めてで、槍などを使ったアクションも初めてで、自分の中で初めて尽くしでした。キャストの方も脚本も役も、初めての大河にしてはあまりにも恵まれたものをいただきすぎたと思っていて、その経験を今後にも生かしていかなければいけないと感じています」初尽くしの大河ドラマに続き、初の有観客舞台。実りの多い年となりそうだが、「本当にありがたいです」と今の状況に感謝している。そして最後に本作について「初めての舞台なのでどこまでできるかわかりませんが、全力でやろうと思っていますし、『せたがやこどもプロジェクト』という、大人も子供も楽しめる環境づくりがされている中での舞台なので、ぜひいろんな年齢層の方に見ていただきたいです」とメッセージ。「初の有観客での舞台経験は、映像にも生かせることがきっとたくさんあると思うので、今回の経験が次にもつながるように頑張ります」と意気込んだ。■細田佳央太2001年12月12日生まれ、東京都出身。4歳から活動を始める。2019年に1,000人超えの応募者の中から抜てきされ、映画『町田くんの世界』にて映画初主演。2021年、TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』や日本テレビ系『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』などで注目を集め、2022年、テレビ朝日系『もしも、イケメンだけの高校があったら』で連続ドラマ初主演を務める。2023年は、映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』、NHK大河ドラマ『どうする家康』、WOWOW『ドロップ』に出演。8月11日から初の有観客での舞台『メルセデス・アイスMERCEDES ICE』にて主人公を演じることが決まっている。■舞台『メルセデス・アイス MERCEDES ICE』【原作】フィリップ・リドリー【翻訳】小宮山智津子【演出】白井晃【出演】細田佳央太、豊原江理佳、東野絢香、篠原悠伸、名村辰、大場みなみ、斉藤悠、今泉舞、松尾諭【日程】8月11日~20 日 【会場】世田谷パブリックシアター※18歳以下無料招待あり(各回150人限定、先着順、要予約/発券手数料、当日要証明書)
2023年08月09日演出家の白井晃×ストーリーテラーのフィリップ・リドリー。これまで何度となく評判を呼んできた組み合わせ。人間のグロテスクさをファンタジーで包み込むリドリーのブラックな物語を、白井さんは、静謐で美しいけれどどこか不穏な世界観の中で繊細に描き出す。その世界に魅了されたひとりが細田佳央太さんだ。大人の方も子供の柔軟な視点で楽しんでもらえたら嬉しいです。「吉沢亮さんが出演された『マーキュリー・ファー』という舞台が衝撃でした。タイミング的に、僕にとって久々に観た生の舞台だったことや、ロシアのウクライナ侵攻が始まった時期だったことも影響していると思いますが、舞台上で表現されている以上の大きなものを受け取った気がして。素晴らしいけれどしんどくもある、ある種、観る側の体力や考える力的なものが問われる舞台を作られるってどんな方なんだろう、と。いつかご一緒できたらと思っていたら、まさかこんなすぐに実現するなんてとても嬉しいです」現在、絶賛稽古中。実際に体験した白井演出の魅力とは?「僕のようにずっと映像をやってきた人間からすると、白井さんの演出や説明の仕方がとてもわかりやすいんです。この作品では、基本的に全員が何かしらの役でずっと舞台に出ています。映像なら、カット割りやクローズアップでお客さんが誰に注目すればいいかを見せますが、舞台は編集ができない。だから流れをみんなで作る必要があると説明されて、すごく腑に落ちました。難しいけれど、こんな見せ方をしたらどうだろうかって考えるのも楽しいです」そもそも、それが舞台をやりたいと思っていた理由なのだとも。「生の舞台と映像では見せるものが違うようだけれど、やっていることは同じお芝居です。舞台で自由に動けるようになれば、映像でも自由度が上がるし、カット割りの可能性も広げられるはずで、間違いなく今後に生かせるだろうと思っています」本作はリドリーによる児童小説が原作で、“影のタワー”で生きる3世代の家族を描いた物語。「かわいらしいやり取りがある一方で、どこか生々しい怖さもある。最初は変に重く受け止めて、神妙な顔でやらなきゃと思っていたけれど、リドリーの原作本の挿絵がすごくかわいらしくユーモラスで、そこを表現したいから楽しんでやってほしいと白井さんに言っていただけて、気持ちが楽になりました。大人も楽しめるけれど、子供向けのプロジェクトですし、たぶん本番中に子供から思いもよらないレスポンスがあるだろうなと思うので、とりあえずそのときの心の準備だけはしています」映像の世界でも、アドリブを求められることがあるはずだけど?「基本はカットがかかるまで芝居を止めるなと教わってきたので、アドリブにはがんばってついていけるようにしています。でも、あとで自分はセンスないって思うことも(笑)。ただ、格闘しながらですけれど、苦手ではないかな」大人の読者に向けてもひと言。「子供の柔軟性ってすごくて、目の前のことを現実的にとらえるのではなく想像で楽しんだりできる。大人の方もそんなふうに、子供の視点で受け止めてもらえたら嬉しいです」せたがやこどもプロジェクト2023『メルセデス・アイス』建設中の“影のタワー”に憧れて育ったロージーとティモシーは、やがて結婚し、念願のタワーに暮らし始める。彼らの間に生まれた男の子・メルセデスは甘やかされて育ち、やがてとんでもない事件を引き起こす。8月11日(金)~20日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター原作/フィリップ・リドリー翻訳/小宮山智津子演出/白井晃出演/細田佳央太、豊原江理佳、東野絢香、松尾諭ほか一般8000円ほか(18歳以下無料招待あり)世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515宣伝写真:二石友希ほそだ・かなた2001年12月12日生まれ、東京都出身。4歳から活動を始め、’19年の初主演映画『町田くんの世界』で注目される。大河ドラマ『どうする家康』の松平信康役では強烈なインパクトを残した。シャツ¥39,600カットソー¥46,200パンツ¥49,500シューズ¥66,000(以上OURLEGACY/EDSTROM OFFICE TEL:03・6427・5901)※『anan』2023年8月9日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・岡本健太郎ヘア&メイク・菅野綾香インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年08月08日タレントの朝日奈央が6日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2023 AUTUMN & WINTER」にMCとして出演した。同じくMCを担当するKOJIとともにステージに現れた朝日は、シースルーのインナーに黒いジャケットとワイドパンツと大人シックな装い。髪は高い位置で結い、耳元は大きなシルバーアイテムで上品さをプラスした。朝日が関西コレクションに出演するのは今回で初めてで、「MCと聞いて私で大丈夫かなと思いましたが、選ばれたからにはしっかりMCをやりたい」と意気込んだ。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。25回目となる今回は、「自分スタイルで進もう」をテーマとし、自分のスタイルを楽しみ、また自分以外のスタイルも受け入れる、認め合う文化を発信する。撮影:加藤千雅
2023年08月06日アイドルグループ・日向坂46の1期生・影山優佳の卒業セレモニーが19日、東京国際フォーラム ホールAで行われた。影山は、2016年5月に前身グループの「けやき坂46」(通称・ひらがなけやき)に加入。一時は学業のため2年にわたって休業するが、復帰後は東大生たちにも引けを取らないクイズ力や、元日本代表も認めるサッカーの知識をいかして、グループの知名度アップに貢献してきた。その影山のアイドルとしてのラストステージは、歌はもちろん、「影山優佳のやり残したこと」としてクイズやラジオの公開収録まで盛り込んだ、バラエティ豊かな内容になった。セレモニー終盤には、真っ赤なドレスに身を包んだ影山が、便せん6枚にわたって綴ったメッセージを読み上げた。「こんちゃ! 日向坂46の影山優佳です。今回は影山優佳卒業セレモニーに足を運んでくださったり、配信を見てくださったり、本当にありがとうございます。あ、あともうひとつ自己紹介をさせてください。あなたのハートにゲーゲンプレス! こんにちは、日向坂46の影山優佳です!ありがとうございます。私はですね、今までこの日向坂のグループでの活動の中で、このキャッチコピーを披露することが実はあまりなかったので、これも私のやり残したことということで、今この場にいる皆さん、配信をご覧のみなさんと一緒に叶えられたことが本当にうれしいです。聞いてくださってありがとうございます。今年の2月17日に卒業発表をしてから丸5カ月が過ぎました。私が卒業を決意したときからすると、もう1年以上経っていたのかなと思います。加入したばかりの頃の私も、高校の単位が足りなくて活動休止をした私も、自分のすべてだと思っていたものを失っていた頃の私も、今こうしてこんなにも素敵な場所で素敵なみなさんに私の卒業を祝ってもらえることを想像できてなかったんじゃないかなと思います。ここから私のこれまでだったり、今の思いなど、少し込み入った話をするかもしれません。伝わりにくい表現がありますことをお許しください。私は先ほど挙げたような人生の分岐点の時間に深く谷底に突き落とされたような時間を過ごしてしまったこともありました。人は私を完璧だと言ってくれるけど、私は完璧じゃない。だからこそ完璧じゃないといけない、完璧にならなければならないのだと、完璧でなければ私じゃないのだと、常に私という存在に後ろめたさを感じていました。卒業してから今日までも、正直怖い思いを、悲しい思いをするなどして自分自身へ不安を感じることがよくありました。でも今はこーんなにもこんなにも私のことを支えてくれる人が、直接であってもなくても応援の声をかけてくれる人がいるんだと、みなさんの力を借りて胸を張ることができています。本当にありがとうございます。振り返ると休業から明けて復帰することを勧めてくれたのも、なかなかに負荷の高い個人活動との両立を応援し続けてくれたのも、メンバーのみんな、スタッフのみなさま、そしてこのみなさんでした。今の私はみなさんのおかげでここに立てています。そんな中で私は今でも少し後悔していることがあります。それは、耳の特性でライブに不安を感じているとカミングアウトしたことです。これを言ったことによってみなさんが私たちのライブで感じてもらった幸せとか勇気とか元気とか楽しさの記憶が、影ちゃんに無理をさせてしまったのかもしれないなっていう申し訳なさの記憶に、私のせいでもしかしたら塗り替えられてしまったかもしれない。そんな人もいるかもしれないと思いました。本当にごめんなさい。今の状態で言うと、舞台観に行くの好きだったり、あるいはライブの多くも観に行くことができる程度なんですね。もしかしたらこうやって立つこともできるかもしれません。ただ、こんなにたくさんの愛のこもったみなさんに来ていただく、大きな会場でより日向坂のライブは、だんだん私にとってはこのイヤモニの中の音、耳の中の音がとても大きな音に感じてしまうということがあります。だけと言えばそれだけのことです。でも私にとって大好きな日向坂のライブで苦しい顔をしてしまったり、気が滅入って気が散ってしまって思うようなパフォーマンスができなかったりする自分が心底許せませんでした。ライブをお休みさせていただくというお知らせは、みんなのようにまた輝いていけるために、いつも無理をしすぎてしまう私自身を許してあげられるように自分に素直にならなきゃな、変わらなきゃな、と思っての言葉でした。そしてそのあとの期間で常に輝き続ける必要はないんだよっていうことをみなさんに教えていただきました。そのおかげで今はもうちょっと周りが見えるようになって気持ちも穏やかになってきて、私、日向坂大好きだなあってこととか、表現の活動私大好きなんだなっていうことが実感することができています。今は視力が2.0で、ちょっと人混みが苦手で、家の外から夜ご飯の匂いを当てられるみたいな、そういうちょっと感覚の鋭い自分が好きでいたいって思えるようになって、みなさんにも自分自身を愛して、というのは、今こうして聞いてくださっているファンのみなさんだけじゃなくて、メンバーにも伝えたい言葉です。自分を愛してください。メンバーへのより深い思いみたいなのをこういうスピーチで話すと思うんですけど、なんかちょっと気恥ずかしいので、それぞれにお手紙を書いてきたので、また後で渡したいと思いますが、ここではちょっと軽くお話ししようかなと思います。同期! 先にいなくなってごめん! 1期は誰かがやめるときは『せーの』でみんながやめるときだっていう話が大好きだった。私が甘えられるようになったことを成長だと言ってくれてありがとう。みんなに会えたことが私の人生の誇りだよ!後輩! ひらがなけやき、日向坂に入ってきてくれてありがとう。このグループを愛してくれてありがとう! 前に進みたいのに前がわからなくなることだって、自分が何者かわからなくなることだって、まあだいたい笑ってりゃなんとかなる! 私が人生をもって証明するぞ! これからを頼んだぞ!はい。すみません。失礼いたしました。ちょっと意気込んでしまいました。改めていろいろな挫折や失敗がこの身に降りかかっても、メンバー、スタッフさん、そして今こうしてあたたかい眼差しを向けてくださっているみなさんが背中を押してくれたから今の私があります。私って本当に幸せ者です。出会ってくださってありがとうございます。これからのことについて話したいと思います。まず抽象的なことで言うと、先ほどのVTRでもあったんですけど、自分を許せるようになりたいです。そしてもっともっともーっと大きな人間になって、ある日どこからか「あ、影山優佳ちゃんって日向坂にいたんだね。日向坂ってすごいんだね」みたいな話が聞こえてくるようになったらいいなって思います。具体的にって言うと、どうなっていくかは私自身もわからないです。お芝居を観ることが大好きなので、そちらに踏み入っていくのかもしれないし、あるいはちょっと充電するかもしれないです。また不思議なようわからん資格とか見つけて勉強するのかなっていうこともあるかもしれないです。それでもみなさん、どの未来になっても私をあたたかく見守っていてくれませんでしょうか? ありがとうございます。見守らなくても、なんかちょっと頭の片隅にでも、脳内メーカー端のちょんくらいでも入れてもらえたらなって思います。そして日向坂をよろしくお願いします。日向坂はこれからです。最後にひとつ私らしくここで豆知識をお話ししたいと思います。一番星とは夕暮れのときに空を見上げて、あなたが一番はじめに見ることのできた星です。そうです。あなたがはじめて認識した星です。あなたにとっての一番星は何ですか? 先ほどみなさんから輝き続ける必要はないと教えてもらったと話したんですけど、あなたが方向だったり目標だったりを見失ってしまったときにパッと辺りを照らせる、そんなあたたかい星に私はなりたいです。これからも日向坂46をよろしくお願いします。影山優佳もちょっとだけよろしくお願いいたします。と、まあここまで書いたんですけど。やっぱりねえ、寂しいのよ!(笑)。メンバーに会えなくなることも、みなさんに会えなくなることも寂しい、悔しい。せつないけど、だからこそもっと頑張ってはいつくばって生きていきます。これからもよろしくお願いします。2023年7月19日、日向坂46・影山優佳!」ここで影山にサプライズで1期生が登場。「ない段取りだったから」と怯える影山を囲んで、けやき坂46が初めてもらった始まりの曲である「ひらがなけやき」をアカペラで歌った。「ほんとに、1期生でいられて幸せだった」「この1期生じゃなかったら頑張れてなかったなと思うので」「卒業したら友達になれると思うので」と言いながら、影山は思わず涙をこぼした。イベントのラストは、卒業する影山のために作られた最初にして最後のセンター曲「友よ 一番星だ」を披露。青春感のある曲調で、去りゆく者と仲間の思いを歌った。撮影:上山陽介
2023年07月20日今回、ご紹介するのは、『メルセデス・アイス MERCEDES ICE』。イギリスの劇作家フィリップ・リドリーの同名児童小説を原作とした舞台です。主人公メルセデス・アイスを演じる細田佳央太さんと、メルセデスの幼なじみで純粋な女の子ヒッコリーを演じる豊原江理佳さんにお話をうかがいました。「大人と子どもで感じ方が変わる作品です」左から、細田佳央太さん、豊原江理佳さん【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 149舞台『メルセデス・アイス MERCEDES ICE』は、まつもと市民芸術館を拠点として活動する劇団 TC アルプのため、演出家の白井晃氏が 2012 年に創作した作品です。原作は、イギリスの劇作家フィリップ・リドリーの同名児童小説。物語では、街の中心にそびえ立つ巨大なタワー(Shadow Point)を軸に、その街に暮らす3世代にわたる人物たちが、愛や憎しみ、喜びや悲しみとともに生きる様子が描かれます。登場するのは近所の魚屋さんやケーキ屋さん、超高層マンションの建設など、どれも身近な事柄ばかりだというのに、どこか奇妙で幻想的な世界。ふと気がつくと、いまの私たちが生きる人生や社会の本質が浮かび上がってくるような、不思議な魅力に満ちた舞台です。ーー細田さんは、以前、白井晃氏の演出作品に感銘を受け、出演を熱望していたそうですね。出演オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。細田さんとてもうれしくて。マネージャーさんがニコニコ顔で「うれしいお知らせがある」と伝えてくれました。ーー白井晃氏の演出作品に関して、どのようなところに魅力を感じていますか?細田さん『マーキュリー・ファーMercuryFur』や『春のめざめ』を観覧して、すごく頭を使うところが好きになりました。観ている側の知性を刺激するというか、考えることを止めるとおいていかれるというか。どういうことだったんだろうとずっと考えていたいですし、他にはどんな解釈があるのか考えるところが楽しいと思っています。『メルセデス・アイス』も語り切れないところが多くて。芸術作品を観て、面白かったで終わらず、考えることができるのは、幸せだなと思っています。豊原さん白井さんは、人間の苦悩や葛藤を繊細に表現される方という印象を抱いています。白井さんに、私が出演した舞台『ピーター&ザ・スターキャッチャー』を見ていただき、『メルセデス・アイス』のヒッコリー役にお声がけいただきました。自分に近いところがたくさんあって、演じることが楽しみです。細田佳央太さんーー具体的には、演じる役とどのようなところが似ている、もしくは共感できると思いましたか?豊原さん幼い頃、誰かを世話したり、一緒に何かをしたり、お姉さんのようなことをするのが好きでした。人と関わって何かをしてあげたいという気持ちは、ヒッコリーと似ていると思います。細田さん僕の母はとても厳しくて、欲しい物があっても「今度ね」と先延ばしにされていました。ですから、物に対して、わがままを言うことはありませんでした。メルセデス・アイスは、あれが欲しいこれが欲しいと物に対して子どもらしくわがままを言います。そこは僕と似ていませんが、誰もがわがままな気持ちは持っていると思います。自分のなかの譲れない気持ちを、どのようにして役に昇華させていこうかと考えました。映像作品の場合、本読みをしないで撮影に入ることもあります。ありがたいことに、舞台は稽古の期間があるので、その時間を1秒も無駄にせず、吸収していきたいと思っています。豊原江理佳さんーー稽古をすることによって、生まれるものがありそうですね。細田さん役作りは個人で行うものと思っていますが、稽古の期間があると、みんなで作っている感覚が強くなり、心強いですし、心が軽くなるような気持ちになります。ーー今回、座長として心がけていることはありますか?細田さん映画ド新人の僕が主演をやらせていただいた、映画『町田くんの世界』(2009年)のときと、状況が似ていて。舞台ド新人の僕がタイトルロールを演じさせていただくので、周りの方々に教えていただき、助けていただきながら、全力で舞台を学んでいきたいと思います。ーー豊原さんは、舞台の稽古を通して、どのようなことを学んでいきたいですか?豊原さん私が台本を読んで感じて演じたものを、白井さんがどう受け取るのか知りたいので、たくさん質問をしたいと思っています。ーーこの舞台は、「せたがやこどもプロジェクト2023」のひとつとして上演されます。舞台を楽しみにしている子どもたちにどのようなところを楽しんでもらいたいですか?細田さん子どもたちにストーリーがきちんと伝わるように演じたいと思います。観る子どもたちの年齢によって、舞台の感じ方は全く違うと思いますが、どの解釈も自由という選択肢を届けたいです。豊原さん劇場という空間を楽しんでもらいたいです。ひとつの舞台をみんなで作り上げているところ、かっこいいセットなど、特別な場所であることを感じて、ときめいてほしいです。すごく奥が深い作品ですので、ぼんやりとしたものであっても、子どもたちが何かを持ち帰ってくれたらと思います。ーー最後に、舞台の見どころをお願いいたします。細田さん大人と子どもで感じ方が変わる作品だと思います。年齢を重ねていくと自然と現実的なものを視野にいれていきます。ご家族でご覧いただく際は、子どもの柔軟な受け止め方を観て、親御さんたちにも刺激を受けていただけたら、うれしいです。ーー豊原さんは『リトル・マーメイド』日本語吹替版でアリエルを演じていらっしゃいます。豊原さんこの舞台は、人が人生をかけて探していく、愛することや自分は何だろうというところを描いていると思います。そこは『リトル・マーメイド』と共通していると思います。子どもたちが成長して、そういうことを人生をかけて探していくタイミングに出会ったときに、この舞台のことを思い出してくれたらいいなと思います。インタビューのこぼれ話このインタビューを収録したのは、初共演の細田さんと豊原さんが、初めてお会いした日。「『町田くんの世界』を拝見しました。細田さんが演じていらした役から、素朴で飾らずまっすぐな方なのかなという印象を抱いていました」(豊原さん)「うわ、本当ですか。一番うれしい。ありがとうございます。お人柄を知ることも稽古期間の特長ですから、これから(豊原さんのことを)知っていけたらなと思います」(細田さん)。少し緊張気味に取材を受けていらっしゃったおふたりが、舞台稽古を通して、どのような演技の化学反応を起こしていくのか、楽しみです!Informationせたがやこどもプロジェクト2023《ステージ編》『メルセデス・アイス MERCEDES ICE』8月11日(金・祝)~20日(日)会場:世田谷パブリックシアター原作:フィリップ・リドリー翻訳:小宮山智津子演出:白井晃出演:細田佳央太豊原江理佳東野絢香篠原悠伸名村辰大場みなみ斉藤悠今泉舞松尾諭チケット料金(全席指定・税込):一般:8,000円 18 歳以下:0円 (各回150枚限定/先着順/要予約・発券手数料/当日要身分証明書)※18歳以下限定無料招待ありこの夏、劇場でとびきりの演劇体験を!※ほかU24会員割引など各種割引あり ※託児サービスあり ※車椅子スペース取り扱いありチケット取扱い:世田谷パブリックシアターオンラインチケット 問合せ先:世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515(10~19 時)主催:公益財団法人せたがや文化財団企画制作:世田谷パブリックシアター後援:世田谷区衣装協力:細田さんブレザー ¥154,000、シャツ ¥33,000、トラウザー ¥61,600、靴 ¥75,900(すべて、エンポリオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニジャパン株式会社03-6274-7070)豊原さんワンピース(Wild Lily03-3461-4887)、そのほかのアイテムは、スタイリスト私物写真・園山友基文・田嶋真理 スタイリスト・岡本健太郎(細田さん)津野真吾(impiger/豊原さん)ヘアメイク・菅野綾香(細田さん)野中真紀子(豊原さん)写真・園山友基 文・田嶋真理 スタイリスト・岡本健太郎(細田さん) 津野真吾(impiger/豊原さん) ヘアメイク・菅野綾香(細田さん) 野中真紀子(豊原さん)
2023年07月18日俳優の黒羽麻璃央プロデュースの野球×エンターテインメントショー『ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2023』が3日に東京・東京ドームで行われた。『ACTORS☆LEAGUE 2023』は、2021年より続く俳優によるイベントプロジェクト。高野プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Games』が6月19日に日本武道館、黒羽麻璃央プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Baseball』が7月3日に東京ドーム、岡宮来夢プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Basketball』が10月11日に東京体育館、そしてアートをテーマとした『あくたーず☆りーぐ』が11月18日~19日によみうりランドにて開催される。初年度より出場する黒羽麻璃央率いるBLACK WINGS、和田琢磨率いるDIAMOND BEARSに加え、今回は荒牧慶彦率いるGEM SCARLETSが参戦。EXHIBITION MATCHとして、試合前に野球の基本動作をテーマとした3つのゲーム(アクターズ玉入れ、エキサイトノックナイン、トスバッティングリレー)に挑戦し、1位のチームから「先攻」「後攻」「応援」を選ぶ新ルールとなった。EXHIBITION MATCHの1位のBLACK WINGSが「後攻」、2位のDIAMOND BEARSが「先攻」、3位のGEM SCARLETSが「応援」となり、5イニング制の野球を開始。会場使用時間の関係で4回の裏を最終回に、10対1でDIAMOND BEARSが圧勝、3連覇を果たした。2回裏の後には「なんでもエンタメ研究所」の所長である荒牧と、客席にGEM SCARLETSのメンバーが登場し、応援する一幕も。さらに3回表の後に「とんでもドッキリ研究所」の所長として鈴木拡樹がサプライズ登場し、会場を驚かせた。毎年恒例となった「猫乱入」ではリベンジのたすきをかけた猫が「高野 かかってこい」というプラカードを持って追いかけっこし、着ぐるみの頭部を取られると中身は染谷俊之(2年ぶり2回目)と、様々な趣向で会場に集まった15,000人を楽しませた。企画・プロデュースを務めた黒羽は「この企画に力を貸していただきまして、本当にありがとうございます。この『in Baseball』は今年で3回目となります。プロデューサーという名はついておりますが僕自身の力は微々たるもので、いつも支えてくださる仲間がいて、いろんなことを教えてくださる先輩がいて、寝る間も惜しんで動いてくださるスタッフの皆様がいて、何よりこうして球場に足を運んでくださったり画面の向こうで応援してくださる皆様一人一人のあたたかい心で完成するのが『ACTORS☆LEAGUE』だと思っています。今日もたくさんのあたたかい気持ちを本当にありがとうございます」と感謝。さらに「コロナ禍にエンターテインメントに元気と活力を与えたいという思いで始まったのですが、いざ長い時間をかけ、僕自身が1番元気や活力をもらっていました。この経験は自分の俳優人生、そして野球人生において貴重な財産です。宝物になりました。皆様の人生の中でも今日という日を思い出した時に楽しかったなと思ったり、胸がドキドキしてくれるような企画になっていたら嬉しいです」と語りかける。「……というのは考えてたんです。でもちょっとだけこの場で1日振り返った時に、ものすごく楽しくてあったかくて、試合が途中で終わっちゃったのはすっごい申し訳ないんですけど、皆さんが『え〜!』と言ってくれたことに、愛されてるなという実感をもらえました。ドームに駆けつけてくれた皆様、画面の向こうの皆様、本当にありがとうございました」と熱い言葉でイベントを締めた。2024年2月には試合映像のほか、メイキングなどスペシャルコンテンツを収録したBlu-rayが発売される。○監督、キャプテン、各賞受賞者コメント・荒牧慶彦(GEM SCARLETS キャプテン)我々GEM SCARLETSはEXHIBITION MATCHで負けてしまって応援に回ったんですけども、どっちのチームを応援していいのか、どちらもかっこよすぎて全力で応援できました。本当にかっこよかったです。・黒羽麻璃央(BLACK WINGS キャプテン)すいません、3度目の正直、できませんでした。でもスポーツの怖さと楽しさを同時に味わった贅沢な時間でした。ありがとうございました。・和田琢磨(DIAMOND BEARS キャプテン)皆さん、応援ありがとうございます。3連覇できました! 本当に野球って1人でできないスポーツなので、3年連続勝利というのは、チーム一丸となってみんなで勝ち取った3連覇だと思ってます。改めて野球の楽しさ、エンタメの素晴らしさ、身をもって実感することができました。本当に長い1日ありがとうございました。・フェアプレー賞: 小西詠斗たくさんの応援本当にありがとうございました。負けてしまってめちゃくちゃ悔しいんですけど、あそこで点を入れることができてよかったです。今日1日ありがとうございました。・ファインプレー賞:小南光司この賞を獲れたのも、苦しい中でのバックの声がけだったりがあると思いますので、本当に感謝しています。ありがとうございました。・ハッスル賞:有澤樟太郎3連敗ということで結果は悔しい形になってしまいましたけども、やっぱり野球って楽しいってことを実感した1日でした。ありがとうございます。・エレガンス賞:田村心驚いてます。僕、違う『ACTORS☆LEAGUE』で高橋健介から「お前はけっこういいプレーするけど、地味だから賞はもらえない」と言われたんですけど、こんな形でもらえて嬉しいです。健介さんに会ったら自慢しておきます! ありがとうございました。・里崎智也賞:大見拓土里崎からのコメント:今日全ての選手を見させていただいた時に1番素晴らしいフォームで投球していましたし、七色の変化球、奪三振、本当に素晴らしかったと思います。ナイスピッチング!大見:めっちゃ泣きそう。てか、泣いてる。これだけ素晴らしいピッチャーがいる中でこの賞を頂けたことがすごく嬉しいですし、小さい頃から見ていた里崎さんに選んでいただいて、何より今年怪我で出られなかった椎名鯛造さんの分まで絶対抑えてやると思って投げてたので、抑えられてよかったです。・ビアボール賞:笹森裕貴僕お酒あんまり得意じゃないんですけど、本当に名誉なことだと思いますので、来年は勝ちてえ。麻璃央くんを胴上げしてえ。それだけ。・MVP:北園涼本当に嬉しいです、ありがとうございます。第1回の『ACTORS☆LEAGUE in Baseball』でバットを購入して、第3回でようやくヒットを打てました。これも皆さんが応援してくださったおかげです。ありがとうございました。○出場キャスト・キャプテン 黒羽麻璃央(BW) 和田琢磨(DB) 荒牧慶彦(GS)・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)有澤樟太郎 岡宮来夢 丘山晴己 小西詠斗 小西成弥 近藤頌利 笹森裕貴 章平 立石俊樹 田中涼星 田村升吾 西川俊介 橋本祥平 平野宏周 廣野凌大 八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅 岩瀬恒輝 上田堪大 上田悠介 大見拓土 北川尚弥 北園涼 小南光司 椎名鯛造 高野洸 富田翔 鳥越裕貴 松井勇歩 松島勇之介 結城伽寿也 横山真史・GEM SCARLETS チームメンバー(五十音順)蒼木陣 石川凌雅 糸川耀士郎 梅津瑞樹 木津つばさ 立花裕大 田村心 増子敦貴・ゲスト解説 里崎智也 おばたのお兄さん・オープニングアクト ZIPANG OPERA(佐藤流司 福澤侑 心之介)・総合演出 川尻恵太撮影:小境勝巳 (C)ALB2023
2023年07月03日現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」より、有村架純と細田佳央太のインタビュー映像が公開された。松本潤が徳川家康を演じ、脚本家・古沢良太が家康の生涯を新たな視点で描く本作。松本さんのほかにも、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、山田孝之、松嶋菜々子、松重豊、岡田准一、阿部寛ら豪華キャストが揃った。今回公開されたインタビューに登場するのは、意外にも今回が大河ドラマ初出演となる有村さん。演じるのは、家康の正室・瀬名だ。映像では、「とても心に残る作品になりました」と話し、これからの物語について「家康さんたちの成長を見ていただけたら」とメッセージを寄せている。そして、瀬名の息子である徳川家嫡男・信康役は、「ドラゴン桜」や「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」、『花束みたいな恋をした』などに出演した細田佳央太。映像では、死を選択した信康の心境、両親から学んだことなどを語っている。そんな2本のインタビューが公開されると、SNSでは「有村架純さんで本当に良かった」、「瀬名ロス」、「次週から瀬名がいないの寂しすぎます」、「生きていて欲しかった...未だに思い出すと涙が溢れる」などと視聴者から多くの感想が書き込まれた。第26回 ぶらり富士遊覧 あらすじ(7月9日放送)信長(岡田准一)を恨む様子もなく従順に付き従う家康(松本潤)を理解できず、忠勝(山田裕貴)ら家臣の一部は不満を持っていた。そんな中、家康は安土へ戻る道中に信長を接待したいと申し出る。家臣団に於愛(広瀬アリス)や茶屋四郎次郎(中村勘九郎)も加わって富士遊覧の饗応が始まるが、気まぐれな信長に振り回され、計画は思うように進まず…。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合/毎週日曜日18時~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年07月03日ミュージカル『浜村渚の計算ノート』の制作発表会見が6月15日(木)に開催され、主演の桑原愛佳をはじめ、立石俊樹、藤岡真威人、井上小百合、朝隈濯朗、レ・ロマネスクTOBI、ダイアモンド☆ユカイ、演出の植木護が出席した。2007年より刊行されている青柳碧人による人気小説シリーズを原作に、学校教育から数学が消えてしまった社会を舞台に、天才的な数学センスを持つ女子中学生・浜村渚がテロに立ち向かう姿を描く。会見は桑原、立石、ユカイによる歌唱披露からスタート。劇団四季のミュージカル『アナと雪の女王』のヤングエルサ役で注目を集め、オーディションを経て今回の浜村渚役を勝ち取った桑原は力強い歌声を響かせた。桑原は「このような豪華なキャストのみなさんに囲まれて、初めて主演をやらせていただくプレッシャーもあるんですが、それ以上に渚ちゃんという素敵な女の子を演じさせていただくことへのワクワクの気持ちの方が大きいです」と満面の笑みを浮かべ堂々たる挨拶。そんな桑原について、演出の植木はオーディションをふり返りつつ「桑原さんの渚はツッコむところがなく、歌もキャラクターも素晴らしかった」と手放しで称賛を送る。渚をサポートする武藤刑事を演じる立石は刑事役初挑戦。「渚ちゃんの頼りになる存在になるべく熱量で稽古場を回していきたいと思います」と意気込む。この日は衣装の鮮やかな青いスーツ姿での出席となったが「こんなに青いんだ!と思いました(笑)」と驚きを口にする。ユカイは、政府の進める数学排斥の流れに対抗して「黒い三角定規」を結成し、テロを実行する“ドクター・ピタゴラス”を演じるが、実は桑原はユカイの娘と同い年とのこと。自身の役柄について「『バットマン』でいうところのジョーカーのような役割」と評し「優しいパパにならないように、命を懸けて敵役を頑張りたいと思います」と宣言する。本作が初舞台となる藤岡は「素晴らしいみなさまと新しいこと挑戦できることが嬉しいです」と喜びを口にする。演じる瀬島刑事は「予想以上にコミカルなキャラ」とのことで「敵のクセ強なキャラたちに負けないように頑張ります!」と語っていた。桑原は「数学に苦手意識を持っている方もたくさんいると思うんですけど、数学が好きな方もそうでない方も楽しんでいただける新感覚ミュージカルになっています。ぜひ劇場に見に来てください」と呼びかけた。取材・文:黒豆直樹
2023年06月22日細田守が監督を務めた映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』の2作品が、全国で2週間限定上映。『時をかける少女』は2023年7月7日(金)から、『サマーウォーズ』は7月28日(金)から上映される。細田守の“夏の代表作”を限定上映夏のアニメーション映画の代表作ともいえる、細田守のアニメ映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』の2作品が再びスクリーンに登場する。作中に登場する“記念日”に注目、入場者プレゼントも注目したいのは、両作品に登場する“記念日”。記念日当日に鑑賞した人には、数量限定で入場者プレゼントを用意する。過去に飛べる“タイムリープ”の能力を手にした女子高生・真琴の瑞々しいひと夏を描いた『時をかける少女』では、真琴が初めてタイムリープする7月13日の「ナイスの日」が記念日。また、豪快なバトルと繊細な人間ドラマが繰り広げられるアクション家族映画『サマーウォーズ』では、主人公・健二の憧れの先輩である夏希の曾祖母、陣内栄の誕生日である8月1日が、“記念日”として劇中に登場する。ちなみに、『サマーウォーズ』の侘助おじさんのスマホの解除パスワードも「0108」であり、映画封切り当時の公開日も8月1日だった。映画『時をかける少女』あらすじ待ってられない未来がある。タイムリープという、過去に飛べる能力を手にした女子高校生の真琴は、自分の過去をやり直していくうちに「人生のかけがえのない時間」の意味を見つけ出していく。映画『サマーウォーズ』あらすじこれは新しい戦争だ。数学だけが取り柄の少年が、長野の田舎で憧れの先輩とその親戚達とともに、“OZ“と呼ばれる仮想空間から勃発した世界の危機に挑む。【詳細】細田守作品 期間限定上映上映期間:・映画『時をかける少女』2023年7月7日(金)~7月20日(木)・映画『サマーウォーズ』2023年7月28日(金)~8月10日(木)※詳細は各劇場にて確認。公開劇場:全国104館チケット料金:大人 1,600円/高校生以下 1,000円※各種サービスデーや他の割引サービスは利用不可。※チケットは各劇場にて販売。■公開劇場[北海道]札幌シネマフロンティア、イオンシネマ江別、イオンシネマ旭川駅前[青森]イオンシネマ弘前[宮城]MOVIX仙台、ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原、イオンシネマ石巻、イオンシネマ新利府、イオンシネマ名取[山形]イオンシネマ天童[福島]ポレポレシネマズ いわき小名浜[茨城]シネプレックスつくば、イオンシネマ守谷[栃木]MOVIX宇都宮、ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが[群馬]MOVIX伊勢崎、イオンシネマ高崎、イオンシネマ太田[埼玉]MOVIXさいたま、MOVIX三郷、ユナイテッド・シネマ新座、ユナイテッド・シネマ ウニクス秩父、イオンシネマ川口、イオンシネマ羽生、イオンシネマ春日部、イオンシネマ大宮、イオンシネマ浦和美園[千葉]キネマ旬報シアター、京成ローザ10、成田HUMAXシネマズ、イオンシネマ幕張新都心、イオンシネマ市川妙典[東京]新宿ピカデリー、MOVIX亀有、イオンシネマ板橋、イオンシネマ シアタス調布、イオンシネマむさし村山、イオンシネマ日の出、イオンシネマ多摩センター、池袋HUMAXシネマズ、ユナイテッド・シネマとしまえん、ユナイテッド・シネマ豊洲、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、立川シネマシティ[神奈川]シネプレックス平塚、横須賀HUMAXシネマズ、小田原コロナシネマワールド、イオンシネマ新百合ヶ丘、イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマみなとみらい、イオンシネマ座間、109シネマズ川崎[新潟]イオンシネマ新潟南、イオンシネマ新潟西[富山]ほとり座[石川]ユナイテッド・シネマ金沢、イオンシネマ白山[福井]福井コロナシネマワールド[長野]イオンシネマ松本[岐阜]大垣コロナシネマワールド、イオンシネマ各務原[静岡]シネシティザート、シネプラザ サントムーン[愛知]ミッドランドスクエア シネマ、MOVIX三好、ユナイテッド・シネマ豊橋18、ユナイテッド・シネマ稲沢、イオンシネマ常滑、イオンシネマ岡崎、イオンシネマ豊田KiTARA、イオンシネマ長久手、イオンシネマ・ワンダー、イオンシネマ名古屋茶屋、センチュリーシネマ[三重]イオンシネマ桑名、イオンシネマ東員、イオンシネマ津南[滋賀]イオンシネマ草津[京都]MOVIX京都、イオンシネマ京都桂川[大阪]MOVIX堺、なんばパークスシネマ、ユナイテッド・シネマ枚方、イオンシネマ茨木[兵庫]塚口サンサン劇場、kino cinema神戸国際[奈良]ユナイテッド・シネマ橿原[和歌山]イオンシネマ和歌山[岡山]イオンシネマ岡山[広島]福山コロナシネマワールド、イオンシネマ広島西風新都[香川]イオンシネマ綾川[愛媛]ユナイテッド・シネマ フジグラン今治[福岡]中洲大洋映画劇場、ユナイテッド・シネマ福岡ももち、ユナイテッド・シネマなかま16、シネプレックス小倉、ユナイテッド・シネマ トリアス久山、イオンシネマ戸畑、イオンシネマ福岡、イオンシネマ大野城[佐賀]イオンシネマ佐賀大和[長崎]ユナイテッド・シネマ長崎[熊本]熊本ピカデリー©「時をかける少女」製作委員会2006©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
2023年06月12日品川ヒロシの半自伝的小説で、2009年には品川自ら監督を務めて映画化し約20億円の大ヒットを記録した『ドロップ』が再び品川の監督・脚本で、新たなキャラクターやエピソードを加えた完全リブート版としてWOWOWにて連続ドラマ化される。品川自身がモデルの、不良になるために私立中学から公立中に転校してきた主人公・信濃川ヒロシを演じるのは、ドラマ『ドラゴン桜』、現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』など話題作への出演が続く若手実力派・細田佳央太。自他ともに認める“非ヤンキー”の男はどのような思いで本作に挑んだのか?狛江北中に転校してきたヒロシの、不良グループのリーダー・達也(板垣瑞生)らと出会い、近隣中の面々とのハードな抗争の日々をコミカルに描き出す本作だが、最初にヒロシ役でオファーが届いたとき、細田の心をよぎったのは「自分にできるのか?」という不安だった。「いわゆるヤンキー言葉とか口に出したこともないですし、メンチ切ったこともないし、基本的に争いごとはキライな性格なので、僕にできるのかな?と。ただ、ヒロシはヤンキーに憧れて、その世界に飛び込んでいくので、僕も同じような気持ちでいいのかなと。そこはやりやすかったです」『クローズ ZERO』シリーズ、『ごくせん』から『今日から俺は!!』まで、ヤンキー学園ものはいつの時代も愛され続け、世代ごとの人気俳優を輩出する“登竜門”とも言える存在にもなってきた。その意味で、ヤンキー・不良作品への憧れはなかったのだろうか?「あんまりなかったですね。今、“登竜門”という言葉を聞いて“たしかに”と気づきましたが、僕が子どもの頃、登竜門っていわゆる特撮シリーズか、『花より男子』のようなキラキラした作品、あとは学園ものかスポ根だったんですよね。だからそこまで“やってみたい!”と思ったこともなかったです」プライベートでの“不良願望”、ヤンキーカルチャーへの憧れも一切なかったという。「僕、“うらやましいね”と言われるくらい、直毛なんですよ(笑)。でも、染めちゃうと髪がダメージを受けるじゃないですか?だから(今回、役で染めてみて)新鮮でしたね。この役に出会えなかったら真っ赤にすることもないし、これが最初で最後の可能性もあるので、良いタイミングで、作品のおかげでできたと思います」そんな、不良要素ゼロの細田が、どのようにヒロシという役を作り上げ、不良たちのケンカ上等な世界に身を委ねていったのか?「最初に品川さんから言われたのは、映画や原作を参考にしないでほしい、ということ。それから“ヤンキーがいない世界から、ヤンキーが当たり前の世界に入っていく――つまり、これは異世界ものだと思ってもらえばいいよ”と。その言葉にはすごく納得しましたし、この世界観に対する違和感や距離がなくなって、吹っ切れて悩まなくなりましたね」大ヒット作へのプレッシャーには「もう慣れてます」そしてもうひとつ、品川監督から直接、伝授されたのが、劇中のヒロシが見せる芸人ばりのツッコミの技術である。劇中、ヒロシはとにかくよくしゃべり、個性あふれる仲間たちの言葉に鮮やかにツッコミを入れていく。「僕自身、これまでも普通にコメディ作品は見てきたし、出演もしてきましたので、自分なりのセリフの読み方はなんとなくつかんでいたんですが、監督からは“テンポもいいし器用だけど、それだと印象に残らない”と言われました。例えば“なんでだよ”と言うとき、前に小さい“ン”を入れるような感じにしたり、いろんなスキルを教えていただきました。逆に今もクセになって残っているんじゃないかと心配です(笑)」友情、ケンカに恋など、青春全開のエピソードが10話にわたり展開するが、細田がもうひとつ、本作の魅力として挙げるのは、不良たちの周りにいる大人たちの存在。少年課の刑事・荒牧(三浦誠己)、気性の荒い達也の父親(深水元基)、ヒロシの姉(佐津川愛美)にその恋人(SWAY(DOBERMAN INFINITY/劇団EXILE))など、大人たちも個性豊かな面々が顔を揃えている。「ここに出てくる不良たちが、犯罪の一線を超えることなく、なんでケンカだけでとどまることができたのか?それは周りの大人たちが、不良たちが間違った方向に行かないようブレーキをかけてくれていたからだと思います。大人たちの気配りなしには、僕らもこんなに自由にやれなかっただろうし、もしかしたらヤンキーで収まらず、片桐(波岡一喜/元ヤクザ)みたいになっていたかもしれない。そう考えると、大人たちと子どもたちのつながりもこの作品の見どころだと思います」先述のように、ヒロシという役が務まるかどうかについては「不安があった」という細田だが、一方で、10年以上前に劇場版が大ヒットを記録した作品をリブートするということへのプレッシャーの有無を尋ねると、落ち着いた表情で「もう慣れてますね」という答えが返ってきた。「(2021年公開の細田も出演した映画)『子供はわかってあげない』で、主人公の女の子(上白石萌歌)が“何でもかんでも実写化すればいいってもんじゃないんですよ”と言うのがすごく好きなんですけど(笑)、漫画は漫画、映画は映画だなって教えてくれたのは『町田くんの世界』でした。やってみなきゃ分からない。慣れましたね」ちなみに「不良のような」とまではいかないにせよ、ケンカをした経験は?「母とは結構、ケンカしますよ(笑)。最近はあんまりないけど、口ゲンカすることは多かったです。どうしても、撮影でストレスがたまりやすいところもあって、申し訳ないと思いつつも、家で雰囲気が悪かったり。特に『町田くんの世界』では、それ以前にあんなに大きな作品をやることもなかったので、プレッシャーも抱えてマイナス思考になってて、そうすると“じゃあ、やんなきゃいいじゃない”とか言ってくるんですけど、それもまたムカつくんですよ(笑)。“何言ってんの?こっちの立場も分からずに”とか……。反抗期はなかったけど、撮影の期間中にピリピリして気を使わせてしまったことはありましたね」「何でもやってみて引き出しを増やしていきたい」小学生の頃から事務所に所属して活動してきたが、芸能界からドロップアウトして、普通の生活を送りたいと望んだことはなかったのだろうか?「辞めたいと思ったことはないけど、今でも考えてしまうのは、小さい頃からお芝居を続けてきた人と、18~20歳くらいでこの仕事を始める人と、どちらの方がいいのかな?ということ。部活や勉強に打ち込んだり、恋愛をしたりして学生生活を送った方が、経験値という意味で優れているのかもしれないし、どっちが良かったんだろう?と今でも思います。だからといって、小さい頃からこの仕事を始めたことを後悔はしていないし、辞めたいと思ったこともないので、他の仕事に就こうと考えたこともなかったですが……」21歳にして、途切れることなく次々と話題の作品に出演し、存在感を発揮しているが、夢は“俳優”という仕事だけにとどまらない。「自分で作品を撮ってみたいというのはずっと思っています。何を撮りたいかというと、僕は沖田修一監督の作品が好きで、特に『キツツキと雨』が大好きなんです。ああいうちょっと難しい笑い――ちょっとしたテンポのずれや表情で笑わせたり、クスっとさせられたりする笑いを自分の作品にも取り入れたいです。最近、iPadを買いまして、(ネタのための)日記を書き始めました。いつか本も書いてみたいなと思ってるんです」世間でいうところの“Z世代”のど真ん中にいる細田。俳優としてまだ「○○世代」という呼び名で呼ばれることはないが、作り手たちも見る側も、誰が頭ひとつ飛び出してくるか?誰がこの世代を引っ張るか?楽しみに見守っている。そんな周囲の思惑をもちろん、本人も理解している。「同世代へのライバル意識はありますね。この仕事をしていると、得意なスタイルだったりジャンルや路線の違いってなんとなく見えてくるんですけど、だからこそまず、自分と同じレーンを走っている人たちに負けたくないという思いは強いです。自分も他の人たちに負けないように頑張っていかなきゃと思っています」現在21歳。「20代になったことで現場でもある程度、できて当たり前と見られるし、ありがたいことにオーディションを経ずに直接お話をいただける機会も多くなって、なおさら責任を感じます」と語り、さらに先を見据える。「今は失うものもないし、新しいことに挑戦しやすい年齢だと思うので、20代は筋トレのつもりで、“どんな役でもやれます!”と言えるように、何でもやってみて引き出しを増やしていきたいです。それで30代になったとき、自分がやりたいことをできるようになっていたらいいですね」取材・文:黒豆直樹撮影:源賀津己ヘアメイク:菅野綾香スタイリスト:岡本健太郎連続ドラマW-30『ドロップ』WOWOWにて6月2日(金)スタート(全10話)毎週金曜午後11時放送・配信第1話無料放送【WOWOWプライム】【WOWOW4K】無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】出演:細田佳央太板垣瑞生森永悠希林カラス大友一生田鍋梨々花中村里帆佐津川愛美SWAY(DOBERMAN INFINITY/劇団EXILE)/佐田正樹(バッドボーイズ)金城碧海(JO1)/波岡一喜三浦誠己深水元基ほかぴあアプリでは細田佳央太のアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年06月02日女優の松井玲奈が27日、自身のインスタグラムとツイッターを更新。一部メディアで報じられたシンガー・ソングライターの近藤晃央との交際について認めた。松井は「いつも応援してくださる皆様、並びに関係者の皆様へ。この度は突然の報道で驚かせてしまい、すみませんでした。記事に書かれていた結婚、挙式の予定はありませんが、優しく見守ってくれる寛容な方で、良いお付き合いをさせて頂いています」と説明。続けて、「今後も仕事に真摯に向き合い精進していきますので、引き続き応援宜しくお願いします。どうぞ皆様、暖かく見守って頂ければ幸いです」と呼びかけた。松井と近藤の交際については、25日に「文春オンライン」が報じ、「今夏にディズニーランドで結婚式を予定」などと伝えていた。
2023年05月27日5人の注目の写真家と、5人の若手俳優がタッグを組んで作品を撮り下ろしす写真展「私が撮りたかった俳優展 001」が、7月に表参道で開催されることが決定した。年代や経歴の異なる写真家たちが、撮りたい俳優を指名し、作品を撮り下ろす同企画展。2019年より毎年開催されている「私が撮りたかった女優展」の男性俳優版として生まれた新企画となっており、今回が記念すべき1回目の開催だ。参加俳優は、現在「王様に捧ぐ薬指」に出演中の坂東龍汰(フォトグラファー:井崎竜太朗)、主演映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が公開中の細田佳央太(フォトグラファー:染谷かおり)をはじめ、新原泰佑(フォトグラファー:駒谷優)、本田響矢(フォトグラファー:武井宏員)、三浦獠太(フォトグラファー:松井綾音)の5人。坂東龍汰 × 井崎竜太朗なお、前売り券の販売予定はなく、当日受付となる。会場では、150点以上の作品と撮影秘話を全256ページに及ぶ大ボリュームで収録した同名写真集も販売する。「私が撮りたかった俳優展 001」は7月1日(土)~9日(日)AQ space OMOTESANDOにて開催。写真集「私が撮りたかった俳優展 001」は7月1日(土)展示会場&オンラインストアにて販売開始。オンラインストアにて先行予約中。(cinemacafe.net)
2023年05月18日