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第74回カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション「カンヌ・プルミエール」部門に、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(英題:『BELLE』)が日本作品として唯一選出されることが決定、細田監督から喜びのコメントが到着した。主人公すず/ベル役の二役を演じ、さらに作品の要ともいえる“歌”を担う大役に抜擢されたのは、注目のミュージシャン中村佳穂。その同級生役に成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、すずを見守る合唱隊メンバーに森山良子、清水ミチコ、岩崎良美、中尾幸世、坂本冬美、父親役に役所広司が出演。音楽面でも、岩崎太整、Ludvig Forssell、坂東祐大と才気溢れる複数の音楽家が集結。壮大な物語の幕開けを感じさせるメインテーマには、熱狂的な支持を集めるロックバンド「King Gnu」の常田大希が率いる最強クリエイター集団「millennium parade」が担当するなど、これまでにない試みでの挑戦的な音楽創作が作品世界を彩っている。そんな細田監督最新作が、この度、カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション内に新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出。前作『未来のミライ』も「監督週間」で上映されたが、今回は初のオフィシャル・セレクション(公式選出)でのカンヌ国際映画祭参加となった。カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクションには、コンペティション、ある視点、アウト・オブ・コンペティション、ミッドナイト・スクリーニング、特別上映などの部門があるが、本年、これまでの作品が高く評価されている監督たちの注目すべき新作を集めた「カンヌ・プルミエール」が新設。細田監督のほかには、『プラトーン』や『JFK』『スノーデン』で知られるオリバー・ストーン監督、『逃げた女』でベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞したホン・サンス監督や、『アンチクライスト』『ニンフォマニアック』などで知られるシャルロット・ゲンズブールの初監督作品など、名だたる世界有数の監督たちが顔を揃えている。細田守監督「映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたい」監督は「前作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭・監督週間に選ばれたことに続き、今回『竜とそばかすの姫』がオフィシャル・セレクション『プルミエール部門』に選ばれたことをとても光栄に思います」と喜びをコメント。「アニメーション映画がカンヌ国際映画祭に選ばれること自体が極めて稀なことであり、今回の選出が、これから変化していく新しい映画の価値を観客に指し示す兆しと思います。コロナ禍の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたいと思います」と言葉に思いを込めた。カンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形で1960年に「アヌシー国際アニメーション映画祭」が創設され、カンヌは実写、アニメーションはアヌシーという暗黙のルールがある中で、今回、本作『竜とそばかすの姫』が選出されたことは大変稀なこと。また、「カンヌ・プルミエール」部門に選出された13本の中で、日本からは唯一の選出作品となった。細田監督作品としては、2018年に公開された『未来のミライ』(英題:MIRAI)が第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出され、現地にて上映を行ったが、今回は初のオフィシャルセレクションとして、日本での公開前夜にあたるフランス現地時間7月15日20時に、カンヌでのワールドプレミアに細田監督自ら臨む予定。『竜とそばかすの姫』は7月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年07月05日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックT シャツブランド「UT」から細田守監督作品とのコラボレーション「細田守アニメーションワークス UT」が2021年7月16日(金)より発売される。ユニクロ「UT」が細田守監督作品とコラボ「細田守アニメーションワークス UT 」は、国内外から高い評価を集めるスタジオ地図・細田守によるアニメーション映画とのコラボレーション。最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念して実現した今回のコラボレーションでは、最新作はもちろんのこと、細田守監督作品の中でも特に人気を博す『時をかける少女』『サマーウォーズ』『バケモノの子』をラインナップに加えた全6柄を展開する。『竜とそばかすの姫』:仮想世界<U>や謎のアバター「竜」をモチーフに発売日と同日に公開される『竜とそばかすの姫』は、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>で、主人公が成長していく姿を描くリアル×ファンタジーな物語。今回のコラボレーションデザインでは、仮想世界<U>の幻想的な空間がデザインされた柄や、制作段階の貴重なコンセプトアートから、謎のアバターである「竜」のキャラクターデザインをモチーフにした柄をラインナップする。『時をかける少女』:大切な人を守るために奔走する主人公『時をかける少女』では、主人公が大切な人を守るために奔走する印象的なシーンをフロント部分にオン。左袖には、タイムリープができる残りの回数「01」をデザインしている。『サマーウォーズ』:主人公が解いた最大の危機を回避するための暗号『サマーウォーズ』では、主人公・ケンジが解いた最大の危機を回避するための暗号と、パスワードを解除した際の画面をモチーフに採用している。ポケット部分にはアバターの“仮ケンジ”をさりげなくあしらっている。『バケモノの子』:ひとりぼっちの主人公がたくましく生きる姿『バケモノの子』では、ひとりぼっちの主人公がたくましく生きるために剣術を鍛錬しながら成長していく場面を描いた。【詳細】細田守アニメーションワークス UT発売日:2021年7月16日(金)販売店舗: 全国のユニクロ店舗およびオンラインストア価格:全6柄 1,500円
2021年07月01日常田大希率いる音楽集団millennium paradeが、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』のメインテーマ「U」を書き下ろしたことが発表された。『竜とそばかすの姫』は、細田監督作品としては、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生がヒロインとなるアニメーション作。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語を描く。細田監督が「インターネット仮想世界「U」の巨大な世界観を音楽で表現するために、「どうしても常田さんに音楽を作ってほしかった」と熱烈なオファーを送ったという。細田作品のファンだった常田は、監督の緻密な絵コンテを見て圧倒され、楽曲制作を快諾した。常田が作詞作曲したのは、今作のメインテーマであり、主人公ベル(すず)が巨大インターネット仮想世界「U」で歌うオープニングシーンを飾る楽曲。タイトルもまさに「U」で、これまでクリエイティブファーストに様々なゲストを迎えてきたmillennium paradeに、主人公すず/ベル役を演じる中村佳穂が歌唱で初参戦する。制作にあたって行われた打ち合わせで監督は、「(常田さんは)打ち合わせの最初から音楽が聞こえていた」と、常田の世界観・表現力を絶賛。一方、常田は「僕たちはインターネットの発達とともに成長し、世界中のいろいろな年代・ジャンルの音楽をインターネットを通して触れあい始めた世代。今作の世界観とリンクしたのでは」と今回のコラボレーションを分析した。また、先日行われたレコーディングの感想を聞かれると、常田は「中村さんとの作業は初めてでしたが、いい緊張感を持ちながら和気あいあいと楽しくレコーディングを行うことができた」と振り返り、さらに、中村の歌唱を聞いた時の感想として「さすが!日本語をここまでグルーブさせられるシンガーはなかなかいない。うれしいサプライズだった」と笑顔を見せた。中村は、「常田さんとは同い年ということもあり、楽曲をより良くするためのアプローチが似ており、納得がいくまで粘ったクリエイティブができた」と互いの表現方法を尊敬し合いながらレコーディングを行えたと振り返る。また、本楽曲「U」は、7月16日(金)に公開となる今作に先立ち、7月12日(月)に配信リリースが決定している。■細田守監督原作・脚本・監督millennium paradeとBelleのコラボレーションは、あらゆる制約を軽々と突き抜け、グローバルな高みに達成している。これは、大変なことになるんじゃないかな。■常田大希(millennium parade)メインテーマ「U」制作細田監督から『竜とそばかすの姫』のスケッチを見せていただいた時、その世界で鳴り響く音が自然と湧き出てきたのを覚えています。小さい頃から慣れ親しんだ細田守監督渾身の最新作ということで、全身全霊で挑ませて頂きました。そして主役”ベル”を演じるのが "日本音楽界の宝" 中村佳穂ということで音楽面に於いても最高に刺激的な製作となりました。映画としては勿論、音楽作品としても間違いなく素晴らしい出来になっておりますので、是非劇場で大迫力でご覧ください。■中村佳穂主人公・すず(ベル)役、劇中歌歌唱常田さんとは音楽フェスですれ違う程度でしかお会いしたことがなかったので、今作でご一緒できて嬉しかったです。お互いに楽曲制作の初コラボということで緊張しましたが、『竜とそばかすの姫』の曲でもあるというお題もあったので、お互いバランスをとりながらも、もっと良くなる部分を熱を持って探しながらレコーディングさせていただき、とても楽しい時間でした。私たちはインターネットがまさに始まった時の世代で、ジャンル関係なくカッコいいと思えるものを見たり聴いたりが手に取る事が容易になり始めた世代ですが、人の心を打つものは結局何なのか、この作品を通して改めて考えるきっかけになりました。今作はそれが命題だと感じつつも、頭で考えすぎず、楽しんで波に乗るような気持ちで取り組みました。『竜とそばかすの姫』7月16日(金)公開millennium parade × Belle「U」2021年7月12日(月)配信リリースMusic & Lyrics: 常田大希Vocal: Belle (中村佳穂)Timpani, Drum line snares, Marimba, Gran cassa & Cymbals: 石若駿Horn arrange, Trumpet, A.Sax & Flute: MELRAWPiano & Synthesizer: 江﨑文武Trombone: 川原聖仁Horn: 濱地宗Beat Programming & all other Instruments: 常田大希Recording & Mixing: 佐々木優
2021年06月03日役所広司がスタジオ地図が贈る細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』にて、主人公・すずの父親役を演じる。『バケモノの子』『未来のミライ』に続き、3度目となった細田作品への出演について語った。『バケモノの子』では主人公の熊徹役を、『未来のミライ』ではじいじ役を演じた役所さん。本作では、過疎化が進む高知の田舎町で妻を亡くし、高校生の娘と2人暮らし、思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親役を演じる。妻という大きな存在、そして母という大きな存在をそれぞれ突然亡くし、心に傷を抱えたまま、時と共に距離も開いてしまった父と娘。うまく言葉を交わせないながらも、娘を心配し、あたたかく見守る父親に、役所さんの優しい雰囲気と繊細な演技が重なり、説得力をもたらしている。「細田監督の大ファンで、作品をいつも楽しみにしているので、『バケモノの子』『未来のミライ』と続き、今作も参加できてとても嬉しい」と役所さん。「今回は主人公の父親役で、出来るだけ絵の雰囲気に近いやさしさと思春期の娘を持つ父親の距離感を大切に、互いに深い傷を持ちながらも寄り添っていく過程を表現できたらいいなと思いながら演じました」と語る。アフレコ合間には、「子供が女の子だと、お父さんは近寄りがたいとか、気を遣っちゃうみたいなこともありそうですよね…」(役所さん)、「男の子でも、お父さんと距離がある瞬間みたいなものはありましたか?」(監督)「後から聞くと、気を遣っていたという話はしましたね…」(役所さん)と、親同士の雑談も交えつつ、役所さんは微妙な父娘の距離感を見事に表現し、監督からOKが出るなど、2人の信頼関係を感じさせるやり取りも見られたという。『未来のミライ』以来の声優ということもあり、「アフレコは緊張しました」と笑いながら話す役所さんは、細田監督から「是非この役を役所さんに演じてほしい!」とオファーを受けて快諾。アフレコを終えて細田監督は「役所さんの演じたすずの父のお声から娘(すず)がどういう状態でも受け止める、という父親の覚悟を感じました!役所さんに演じていただけて、本当に光栄です!!」と称賛を惜しまない。また、役所さんは「監督の絵コンテを観ると、自由な発想がそのまま映像になるアニメは、つくづくすごいなと感じます」と語り、「高知と<U>の風景のギャップは、メリハリが効いていて、この映画の醍醐味だと思います。僕はSNSには疎いですが、若い方々は身近に感じながら生活しているので、今作で自分がインターネットの中で生きている姿を客観的に見ているような不思議な体験ができるのではないでしょうか」と本作の世界観についてコメント。「監督の作品は非常にダイナミックな一方、家族を丁寧に繊細に描き、子どもが大きく成長する物語が多いので、この映画を見て、コロナ禍の中ですが、子どもたちが、前向きに生きる勇気や希望が持てるようになることを期待しています」と語り、まだ未発表の娘・すず役については、「張った声もささやく声も素敵で、声のコントロールが自在にでき、歌も素晴らしかった」と絶賛を贈っている。『竜とそばかすの姫』は7月16日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月28日金曜ロードショーでは、7月16日(金)より公開となるスタジオ地図作品、細田守監督待望の最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念し、7月2日から「3週連続細田守SP」と銘打ち、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『サマーウォーズ』の3作品の放送する。細田監督は2006年公開の『時をかける少女』以降、監督した5作品全てが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、前作『未来のミライ』では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を得ている。そんな細田監督が、未開の境地に辿り着くのが『竜とそばかすの姫』。この3作を見れば、いずれも細田監督が辿ってきた最新作にも通ずるルーツが見つかるはず。細田監督も、3週連続放送について「今回の作品は、いろんな過去作品の連続性上にある、と考えています。一番大きいのは、『サマーウォーズ』、インターネット世界が舞台、という大きな共通点があります。『おおかみこどもの雨と雪』とも親子の話であるという接点がありますし、『バケモノの子』の『擬似家族』というテーマ性とも共通点がある。その意味でも3本のチョイスは素晴らしいラインナップだと思います」とコメントを寄せている。●7月2日母と子を描く『おおかみこどもの雨と雪』『時をかける少女』『サマーウォーズ』に続き、細田監督の名を世界に知らしめた大ヒット作。スタジオ地図設立後初めての作品。※本編ノーカット大学生の花は“おおかみおとこ”と恋に落ち、やがて生まれた姉弟は、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、“おおかみこども”だった。豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住んだ母と子の、13年間にわたる物語。たくさんの里の人たちに見守られながら、手探りで子育てに奮闘する花。周りとは違う自分に戸惑いながら成長していく雪と雨。それぞれの葛藤と成長は観る者の心にも響くこと間違いなし。●7月9日“新しい家族の形”を描く最大ヒット作『バケモノの子』2015年公開の邦画No.1となる興行収入を記録し、細田監督作品最大のヒット作となった“新冒険活劇”。※本編ノーカット舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす異世界・“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹の一風変わった“親子の絆”を描く物語。“家族”は、細田監督が描き続ける大きなテーマの1つだが、本作でも“新しい家族の形”がテーマに。熊徹役の役所広司、九太役の染谷将太は『竜とそばかすの姫』にも出演。●7月16日最新作の世界観の原点!?『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』の公開日となる3週目には、『サマーウォーズ』が登場。最新作の<U>と呼ばれる仮想世界は、本作の<OZ>に似ていると話題になっている。2017年の放送では、「#サマーウォーズ」がTwitter世界トレンドワード1位となるなど放送の度に注目されてきた。ちょっと気弱な男子高校生が、憧れの先輩とその大家族とともに、“愛”と“絆”を武器に世界の危機に立ち向かう壮大な物語。公開から12年になるが、仮想世界OZの設定は、まさに現実が近づいてきたといえる。作中では「ネットの中だからって何でもやっていいと思ったら大間違いだ!」と言う、まさにいまの時代にこそ響くセリフも登場する。なお、「金曜ロードショー」では2018年7月20日からスタジオ地図が手掛けたオープニングを放送しているが、オープニングにも登場する番組キャラクター“アンク”の生みの親は、細田監督なのだそう。「金曜ロードショー」最新作『竜とそばかすの姫』公開記念「3週連続 細田守スペシャル」は7月2日:『おおかみこどもの雨と雪』、7月9日:『バケモノの子』、7月16日:『サマーウォーズ』、21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSおおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月28日細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の新ビジュアル、そして本作に参加するスタッフ陣が公開された。本作は、『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018)と過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守の最新作。インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公・すずが、“もう一つの現実”と呼ばれるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語だ。すずは、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加。母の死をきっかけに歌うことができなくなっていたすずは、<U>では自然と自ら作った歌を披露することができ、その歌声で世界に注目される存在に。そんな矢先、ベルの前に<U>で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れるーー。先日、現実世界で、すずと同じ高知の高校に通う同級生たちの声を成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、そして相対する、超巨大インターネット世界<U>を彩る個性豊かなキャラクターたちに森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守といった豪華声優陣が集結することが発表され、SNSを中心に話題となっている本作。そんな中、この度、歌姫・ベルと竜の姿が描かれた新鮮なビジュアルが公開された。これまで、主人公が少しずつ成長する様子と入道雲の雄大な姿を重ね合わせることで「夏休みに冒険をして、一皮むけ、成長する」というテーマを象徴的に表現してきた細田監督。それを表すように、歴代ポスターにも欠かさず、“入道雲”が描かれてきたが、今回は澄み渡るような満点の星空の下で<U>の歌姫・ベルと竜が見つめ合う姿がロマンティックに描かれている。このビジュアルがポスターとして、6月上旬から映画館に掲示される予定。ぜひ、映画館に行った際にはポスターを見つけてほしい。さらに、『ウルフウォーカー』含め、5本のアカデミー賞ノミネート作品を誕生させてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンや、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家でデザイナーのエリック・ウォンの参加、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』をはじめ数々のキャラクターデザインを生み出したジン・キムが歌姫・ベルのキャラクターデザインを担当することが発表されたが、今作には世界のクリエイターだけではなく、日本屈指のクリエイターたちも集結する。今回、<U>の世界でみんなから恐れられ、忌み嫌われている竜のデザインを手掛けたのは、書籍の装画なども手がけ、緻密で幻想的な世界観で多くのファンを持つ秋屋蜻一。数あるデザイナーの中から、細田監督が「この人が描く竜が良い!」と直々に選んだ新しい才能で、今回、その竜のキャラクターデザインも公開となる。また、東映動画所属時代に細田監督の師匠であり、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』以降、細田作品のメインスタッフとしてすべての作品に参加している山下高明が、<U>の世界の作画監督を担当するほか、同じく、ほぼすべての細田作品に原画や作画で携わっており、1997年にはエミー賞アニメーション部門の「優れたアニメーション演技賞」も受賞した経歴を持つ青山浩行が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを担当。長年、細田監督と共に良質な作品を世に送り続けてきた二人が、今作でも腕を奮う。さらには、『千年女優』『東京ゴットファーザーズ』『パプリカ』などの代表作をもつ今敏監督の全作品で美術監督を担当し、数多くのイマジネーションと現実が融合した世界を描いてきた池信孝が、美術監督を担当。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『サマーウォーズ』でインターネット上の仮想世界<OZ>の美術デザインを担当した上條安里が、美術設定(プロダクションデザイン)を担い、およそ10年ぶりとなるインターネット世界を舞台にした今作でも、圧倒的な世界観を描く。加えて、『サマーウォーズ』で、<OZ>の世界とアバターの CG を制作指揮した堀部亮が、今作でもCGディレクターを担当するほか、同じく『サマーウォーズ』でCGを担当した下澤洋平が堀部と共にCGディレクターとして参加。細田監督作品の特徴でもある手書きとデジタルのハイブリッドな表現を支えてきた二人の高いCG技術が、本作でも遺憾なく発揮される。そして、本日5月21日(金)よりムビチケ前売券(オンライン)の販売もスタート。ムビチケ購入者限定で、映画公開前から本作をより深く楽しめるキャンペーンが始まる。映画の制作過程で作られた画像や動画をいち早く閲覧したり、限定 SNS 企画に参加できたりなど、様々な特典が用意されているとのことなので、ぜひ早めの購入を検討してほしい。公式HP: 『竜とそばかすの姫』7月16日(金)より公開
2021年05月21日細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の予告編が公開された。『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、そして、『未来のミライ』(2018)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。その最新作『竜とそばかすの姫』が、スタジオ地図創立10周年を迎える今年、いよいよ7月に公開される。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずが、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そして、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム(Jin Kim)が、歌姫ベルのキャラクターデザインを手掛けたことが明らかとなった。互いの作品をリスペクトし合っていた、ジン・キムと細田監督は、ロサンゼルスで出会い意気投合。いつか一緒にクリエイティブを、と語り合ったという。今回、歌姫ベルのデザイン制作にあたり、細田監督が正式に依頼、互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。貴重なキャラクターデザインも合わせて公開されている。また、先日公開された世界50億人以上が集う<U>のコンセプトアートを担当したのは、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家 / デザイナー、エリック・ウォン(Eric Wong)。ユニバーサルでインターナショナルな超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田監督自らが探し出し、たっての希望で実現した。さらに、先日3月15日に発表された第93回米国アカデミー賞長編アニメーション部門へノミネートされた『ウルフウォーカー』を始め、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督を始めとするスタッフたちが今作に参加。日本と世界の才能が集結し、未だ誰も観たことのない独創的な世界を表現し、新たな“地図”を描き出している。また、歌姫ベルの歌声が初公開。公開された予告映像には、ジン・キムがデザインした歌姫ベルの美しく輝く姿が。高知の田園風景や校舎という日常から、仮想世界<U>へと新たな世界の扉を開いていくすず(ベル)。そんな彼女の目の前に<U>で恐れられている謎の存在・竜が姿を現す。ついに明らかとなった竜のビジュアルとその竜に抱きかかえられるベルの姿も映し出されている。『竜とそばかすの姫』7月公開
2021年04月02日脚本家の登竜門「フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞作を映像化、ドラマ初主演となる堀田真由が代理出産に臨む主人公を演じる「サロガシー」が、3月24日(水)24時55分から放送される。この度、撮影を終えたキャスト陣からコメントが到着した。タイトルのサロガシーとは、代理母出産のこと。建築士として働く独身の江島環は、同性愛者である兄・江島聡のために代理母になることを決意。妊娠4か月を過ぎたころ、両親に妊娠の事実を告げる。取り乱す両親に聡は「俺はゲイだ」と初めて告白、環は兄のパートナー・水野圭人の精子と自分の卵子で、2人の子どもを代理母出産するのだと説明する。兄妹は、兄の元彼女・西岡麻友が医師を勤める産婦人科に通うことに。聡たちの生き方に理解を示し、2人を応援する麻友。一方、聡は産まれた子どもを引き渡すときの妹の心理的負担を考え、環の母性本能の目覚めを心配していた。仕事を続ける環は、会社の先輩・神谷晃を中心とした男性社会と対立し悔しい思いをすることもあるが、同僚の野池幸四郎はそんな環の良き理解者として見守る。妊娠9か月を迎えた頃、環は切迫早産で倒れ緊急入院してしまう…。ドラマ初主演となる堀田さんが、代理母出産やLGBTQに向き合う主人公・江島環を熱演、ゲイである兄・聡役を細田善彦。そのパートナー・水野圭人役を猪塚健太、兄の元恋人の医師・西岡麻友役を松本若菜。環の同僚でよき理解者・野池幸四郎役に田村健太郎、環が女性性に抵抗感を抱くきっかけを与えた母親・江島彰子役に宮田早苗、父親・江島忠役に井上肇。そして環の会社の先輩・神谷晃役を斎藤工が演じる。細田善彦「三人の女性が丁寧に描いています」細田さんは、「共演経験のある堀田さん、松本さん、さらには、以前にも同性パートナー役としてご一緒させて頂いた事のある猪塚さん。こんなに心強く素敵な方々とご一緒させて頂けるのならば、あとは皆さんから頂くエネルギーに素直に反応しながら、聡というキャラクターに寄り添っていけたら」と、気持ちが固まったと明かす。そして「脚本の的場(友見)さん、監督の清矢(明子)さん、主演の堀田さん、三人の女性が代理出産をする環の心を丁寧に描いています。環の決断、そして環を取り巻く家族の心の機微を、皆さんにも温かく見守っていただきたい」とコメント。野池役の田村さんも、「いざ現場で堀田さんが演じる環を目の当たりにすると、男性である自分がイメージしきれていない“痛み”や“思い”があるんだと感じました。そして少しでもわかった気でいた自分への恥ずかしさも。だから、この作品に耳を傾けよう、そうすれば多くのことに気づけるかもしれない、という希望を持って」演じたと打ち明ける。猪塚健太「自分の大切な人の幸せってどんなことだろう?」聡の同性パートナー、水野圭人を演じる猪塚さんは、「幸せのかたちというものは本当に人それぞれバラバラで、でもそれを知り、考えることもまた大切なことだということを改めて感じました」と語る。「環、聡、そして僕が演じさせてもらう圭人の3人も、それぞれが悩み、葛藤し、そして共に決断をしてこの物語の冒頭に繋がっていきます」と明かし、ドラマを見て「自分や、自分の大切な人の幸せってどんなことだろう?と一瞬でも心のどこかで感じてもらえたら」と期待を込める。そして産婦人科医・西岡麻友役を演じる松本さんは、共演経験の多いキャスト陣に「安心感は更なる信頼感へと変わっていきました。特に堀田さんの芝居根性は素晴らしく、出産シーンでの演技は必見です」と熱くコメントを寄せた。斎藤工が友情出演「今だからこそ生まれる必然性がある」最後に映画監督としても活躍し、友情出演となる斎藤さんは、「数年前から自分の監督作の現場では、極力“託児所”を設けています」と打ち明け、「出産・育児という希望に満ちたタイミングで、映像業界で働く女性が現場から離れてその多くの才能が現場から失われることは、業界として損失だとかねてから思っていました。海外の映像業界の体制では家族が休憩時間に訪れたりと、スタッフ、キャストのプライベートも当たり前に守られている場面を目撃してきました」と語る。「(日本の)変わるべき変わらぬ体制には疑問を持っていたので、小さくとも行動することで少しずつでも何か変わっていくと良いなと思っています。また、去年から児童養護施設のドキュメンタリーを作るために、とある施設に時より通っています。そんな私事と作品の内容が少し重なって、必然的な流れで出会わせてもらったと思っています」と思い入れがあったよう。そして、本作について「今作られ、今発表されるべく、数年前だと生みだされなかったドラマだと思います。本を読ませて頂き、2021年の今だからこそ生まれる必然性がある作品だなと感じました」と、本作が世に出ることの意義に力を込めている。なお、本作の撮影は先日、無事クランクアップ。主演・堀田さんのコメントや現場のオフショットはドラマ公式HPで公開中となっている。第32回フジテレビヤングシナリオ大賞「サロガシー」は3月24日(水)24時55分~フジテレビにて放送(関東ローカル)。※「世界フィギュアスケート選手権2021女子ショート」により時間変更の可能性あり。(text:cinemacafe.net)
2021年03月17日3月19日(金)配信スタートのHuluオリジナル「THE LIMIT」の第3話「ユニットバスの2人」より、スペシャルPR映像が到着した。リミット空間でリアルタイム進行する1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」。第3話は、細田善彦演じる人気お笑い芸人・マジカル島田と、脚本も務める岩崎う大(かもめんたる)演じる泥棒の桑元のマンションのユニットバス内で巻き起こる男の攻防戦を描く。島田は女優の妻がいるにもかかわらず、女性のアパートにいた。そしてユニットバスで身を潜めている泥棒・桑元を発見。顔を隠しながら桑元を追い払おうとするも、バレてしまう。警察に通報できない島田の弱みに付け込んだ桑元は、「のどが渇いた」「お笑い芸人好きの娘のためにサインが欲しい」「ネタを見せろ」「カネをよこせ」などおねだりし、しまいには自身の不遇な人生を嘆き、妬みまじりの説教をし始める――。撮影でも実際の一人暮らし用ユニットバスを使用して行われ、岩崎さんは本番ギリギリまでセリフを調整し、細田さんに細かくニュアンスを説明。また2人は、空いた時間ができるとセリフの掛け合いを練習し、芸人でもある岩崎さんが細田さんにキレのあるツッコミ方も伝授する一幕もあったとか。台本を読み「すごく面白いし、『最後こうなるんだ!』って、ちょっとゾッとする瞬間もある本でした」と感想を語った細田さんは、実際の撮影では「『これ、どうなるんだろう!?』という不安もありましたし、ものすごい緊張感がありました。う大さんと2人であの狭い空間にいるということが何よりも異様なムードで、あんな経験は今までになかったし、これからもないことを願います(笑)。でも、面白かったですね」とふり返る。そして見どころについては「もちろん全部です」と言いつつ、「その中でも、恥ずかしながら、ちょっとした一発芸ネタをやらせていただいたので…。自分でもまだ見られていないので、どのようになっているのか恐怖感もありますが、ぜひご注目ください」とアピール。一方、岩崎さんは「いざ書いたら、意外と普遍的なお話なんじゃないかな、と思いました。落語とかでもできそうだな、と。僕はコント出身なんですが、今回の物語はコントにも近いんですよね。意外と会話劇になっているんですけど、そのへんは楽しく書かせていただきました」と語っている。さらに配信に先駆けて、番組スペシャルPR映像も公開。2人のコメントと共に、岩崎さんが10秒間で作品の見どころを早口で伝える“リミット”告知にも挑戦している。Huluオリジナル「THE LIMIT」は毎週金曜日配信中(※通常配信に加え、4K UHD/HDR/5.1chサラウンドでも配信)。(cinemacafe.net)
2021年03月15日伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大ら“未知の可能性を感じさせる若手俳優”が集結した、“究極”の1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」が3月5日(金)よりオンライン動画配信サービス「Hulu」にて配信。この度、第1話「ネコと井戸」に出演する伊藤さんと堺小春が“リミット“告知と題し、10秒間で見どころの告知を行った。本作は、“限られた空間、限られた時間、限られた状況”でリアルタイム進行する“半径3メートルの人間ドラマ”をオムニバス形式および、4K・HDR映像&5.1chサラウンドで贈る1シチュエーションドラマ。今回のスペシャル映像では、伊藤さんが「ネコと井戸」の見どころを熱弁。そのほか、「THE LIMIT」に出演が決まった時の思いや、タイトルにちなんだ人生で“リミット“を感じたことなどのコメントも到着。プライベートでも大の仲良しという伊藤さん、堺さんがチャレンジした「10秒”リミット”告知」では、想像以上の早口に思わず笑ってしまう2人。息の合ったコメント映像に注目だ。■Huluオリジナル「THE LIMIT」 第1話「ネコと井戸」見どころ&あらすじネコの救出劇が生み出す恋のトライアングルを描いた作品。6作品中唯一のオープンロケを敢行し、朝から日没までの間にドラマを撮影。まさに撮影そのものが"リミット"な状況下、なんと思わぬピンチも到来...!? 意図せず生まれた“リアルな役者陣の表情”も収められている。■「THE LIMIT」出演が決まったときの感想は?伊藤沙莉会話劇が本当に大好きなので、台本を読んでいてあっという間でしたし、今まで自分がやらせてもらったのは友人を応援するという役割が多かったので、今回自分が応援される側というのは初めてで新鮮でした。撮影もリアルにちゃんとその場をハラハラしたり、ドキドキしたりでき、1つのシチュエーションでそういう気持ちがどんどん生まれてくるというのが、すごく面白く、初めての感覚でとても楽しかったです。堺小春伊藤沙莉の友達役と最初に聞いた時は、驚くと同時にすごくテンションが上がりました。また、脚本の玉田(真也)さんが大好きで、玉田さんの作品に出るのが夢だったので、沙莉と本当に親友みたいな役、そして玉田さんの作品に出演するというのはすごく夢が詰まっていると思いました。とにかくなにより嬉しかったのを覚えています。■人生で”リミット“を感じたことは?伊藤沙莉飯塚健監督の作品を何作か出演させて頂いているのですが、その中でも序盤の方はキャラものの役が多かったんです。でもある作品で初めて、普通というかリアルな女性を演じることがありまして。その時に、「いつもじゃない沙莉を作りたい」と言われて「分かりました」と答えたのですが、自分が思いもしない瞬間に変顔とかしている時があるんです。普通に話しているのですが、リアクションが基本的に大きいので、そこでのNGがあったというのが、今まで経験しなかった制限というかリミットだったかもしれませんね。笑堺小春コメント大学3年生の時に役者になろうと決めたのですが、当時は建築の勉強をしていて、お芝居とかけ離れたところにいたので、役者をやりたいと母に初めて伝えた時は反対されたんです。やりたい!という気持ちとやっちゃダメなのかな?という気持ちでぎゅーと押し込まれた感じがしていたのですが、逆にそれが燃えて、自分でオーディションとか受けていたのですが、その制約があったからこそ原動力になったなと今は思います。受かってから親に報告したのですが、自分で進んでいったからこそ、そこからは母も応援してくれていて、あの時は人生で制限されたな~って感じでした。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)。(text:cinemacafe.net)
2021年03月01日細田守監督がインターネット世界を描く映画『竜とそばかすの姫』より、ベールに包まれていたストーリーが明らかに。そして、最新ビジュアルと特報映像が公開された。映画公開決定発表時には、タイトルと公開時期、そして物語の舞台となる全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>を描いたコンセプトアートという、少ない情報だけだった本作。そんな詳細が分からなかったストーリーが今回発表され、主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずであることが明らかに。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、“もうひとつの現実”と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加する。そして、心に秘めてきた歌を歌うことによって、あっという間に世界に注目される存在になっていく彼女の前に、この世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れる――。本作は「ずっと創りたいと思っていた映画」だと語る細田監督。「恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います」とコメント。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 、『サマーウォーズ』と、約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公にして、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、リアル×ファンタジーを通じ描き出す。また特報映像では、高知の現実世界とインターネット空間の仮想世界<U>のカットがスピーディーに映し出されていく。すずのアバター「ベル」、謎の存在「竜」の表情、これまで細田作品のモチーフのひとつとなってきたクジラの尾ひれも登場している。細田守監督コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』は夏、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年夏、全国東宝系にて公開予定
2021年02月18日伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが出演する、リアルを徹底追求した“究極”の1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」より、選りすぐりの映像が映し出されるPR映像が公開された。「限定された空間、限られた時間、限られた状況」でリアルタイム進行する「半径3メートルの人間ドラマ」をオムニバス形式および、4K・HDR映像&5.1chサラウンドで配信する本作。リアルな臨場感を漂わせながら、様々な限定空間の中で追い詰められた主人公たちが、深みのある人間ドラマが展開されていく。配信開始まであと約1か月となった今回、全6話のエピソードがそれぞれ放つ世界観を、満を持して初めて映像で一挙公開。第1話の井戸を覗く男女3人や、第2話のタクシーに乗っている門脇さん、第3話の狭いユニットバスのシーンなどと、不思議な世界観を覗くことができる。“ここから一体何が起こるのか!?”とワクワクするような緊迫シーンや衝撃シーン、思わずハッとさせられる主人公たちの追い詰められた様子が厳選収録されている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)。(cinemacafe.net)
2021年02月05日WOWOW開局30周年を記念し、4月18日(日)より放送・配信となる『連続ドラマW 華麗なる一族』に新川優愛、宮田俊哉(Kis- My- Ft2)、堀部圭亮、井上肇、細田善彦、六角精児、甲本雅裕、温水洋一の8名が出演することが発表され、オールキャストが出揃った。本作は1974年に山村聡主演でドラマ化、同年に佐分利信主演で映画化され、2007年にも木村拓哉主演でTBS系「日曜劇場枠」にドラマとして放送された山崎豊子の傑作小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)をふたたび中井貴一主演で連続テレビ化したもの。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期を舞台に、阪神銀行頭取を務める主人公・万俵大介を中心とした、一族の繁栄と崩壊が描かれる。これまで主演以外に、大介の長男・鉄平役の向井理、次男・銀平役の藤ヶ谷太輔(Kis- My- Ft2)、大介の愛人・高須相子役の内田有紀、大介の妻・寧子役の麻生祐未をはじめ、万俵家の面々や、メインキャストとなる出演者陣が明らかとなっていた。そして、今回も新たに豪華キャストの参戦が明らかに。まずは大介の息子や娘に関わる人物。次男・銀平とかつて深い関係にあった女性画家・小森章子役を新川、二子(松本穂香)が閨閥結婚相手として見合いをすることになる役を宮田が務める。次に、阪神銀行で大介の側近となる融資担当・渋野常務役を堀部が、経理担当・大亀専務役を井上が、大介の秘書・速水英二役を細田が担当。さらに、その阪神銀行と関わる面々で、大同銀行の専務・綿貫千太郎役を六角が、阪神特殊製鋼の専務・銭高孫六役を甲本が、大蔵省の金融検査官・田中松夫役を温水が演じる。個性派かつ実力派役者陣が熱演する、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた『連続ドラマW 華麗なる一族』。オールキャストが集結し、ますます本作への期待が高まる。『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)4月18日(日)スタート / 毎週日曜22:00より、放送・配信※第1話無料放送
2021年01月29日アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の設立10周年を記念して、細田守監督が手掛けた5作品をWOWOWで特集放送することが発表されているが、この度、これらをみんなで一緒に観る“WOWOW同時鑑賞会”の開催が決定した。日本が世界に誇るアニメーション映画監督・細田守。今回特集されているのは、役所広司、宮崎あおいが声優を務め、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街」での修行と冒険、親子の絆やヒロインとの淡い恋愛を描いた、WOWOW初放送となる『バケモノの子』。何度も映像化されてきた筒井康隆のSF小説の世界観をアップデートしてアニメーション映画化した2006年公開の『時をかける少女』。神木隆之介が出演、スタジオ地図・細田監督の初のオリジナル長編映画となった、夏の定番『サマーウォーズ』。宮崎さん、大沢たかお、黒木華らが参加した母と子の成長の物語『おおかみこどもの雨と雪』。上白石萌歌、黒木さん、星野源、麻生久美子らが出演、妹にかかりきりの両親に戸惑う4歳の男の子くんちゃんと、未来からやってきたミライちゃんがめぐる物語『未来のミライ』がラインアップされている。決定した同時鑑賞会は、WOWOW加入者は放送やWOWOWオンデマンドで、WOWOW未加入者はDVDやBlu-rayなどを同時に再生して参加。「#WOWOW同時鑑賞会」を付けてSNSで一緒に盛り上がることができる。「スタジオ地図 10th Anniversary そして、最新作『竜とそばかすの姫』へ 細田守監督特集」は2月13日(土)WOWOWシネマにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSおおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2021年01月18日3月5日(金)からHuluにて配信となる、Huluオリジナル『THE LIMIT』のメインビジュアルが公開された。本作は、玉田真也、岩崎う大、荻上直子など気鋭の人気脚本家が、伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大といった若手俳優たちをタッグを組み、 《限定された空間、限られた時間、限られた状況》でリアルタイム進行する《半径3メートルの人間ドラマ》をオムニバス形式で届ける1シチュエーションドラマ。第1話「ネコと井戸」では伊藤沙莉、堺小春、坂東龍汰が出演し、ネコの救出劇が生み出す恋のトライアングルを描く。また、第2話「タクシーの女」と第6話「高速深夜バス」は走行車の中が舞台。ハリウッド映画などでの利用される、投影された映像の前で役者が演技をするシステム「LEDスクリーン・プロセス」を採用し、車が今まさに走行しているような臨場感を生み出した。そのほか、第3話・第4話・第5話でも限られた空間の中で、実力のあるキャストたちが通常のドラマでは味わえない臨場感溢れる演技を見せる。そんな彼らが演じる主人公たちの緊迫の表情が、今回公開されたメインビジュアルに収められた。タクシーや長距離バス、ユニットバスやベランダなど、それぞれのリミット空間に追い込まれた時、人間はどんな本性を露わにするのか。各話、一瞬も見逃せないHuluオリジナル『THE LIMIT』に期待してほしい。Huluオリジナル「THE LIMIT」3月5日(金)より、Huluにて毎週1話ずつ配信(※通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)<出演>・第1話「ネコと井戸」:伊藤沙莉、堺小春、坂東龍汰・第2話「タクシーの女」:門脇麦、古川琴音・第3話「ユニットバスの2人」:細田善彦、岩崎う大(かもめんたる)・第4話「ベランダ男」:岡山天音・第5話「切れない電話」:泉澤祐希、岩松了、夏子・第6話「高速夜行バス」:浅香航大、木野花
2021年01月15日リアルを徹底追求した究極の1シチュエーションドラマ、Huluオリジナル「THE LIMIT」より、伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが写るメインビジュアルが公開された。全6話からなる本作。伊藤さんが出演する第1話「ネコと井戸」は、ネコの救出劇が生み出す恋のトライアングルを描く。本作唯一のオープンロケを敢行し、朝から日没までの間に撮影された。続いて、門脇さんが出演する第2話「タクシーの女」と、浅香さん出演の第6話「高速夜行バス」では、走行車の中が舞台となっており、ハリウッド映画などでも利用される撮影システム「LED スクリーン・プロセス」(※投影された映像の前で役者が演技をするシステム)が使われ、臨場感を生み出した。また細田さん出演の第3話「ユニットバスの2人」はユニットバス内で巻き起こる“芸人と泥棒のバトル”を描いた作品。実際の一人暮らし用マンションのユニットバスで撮影されている。岡山さん出演の第4話「ベランダ男」も“忍び込んだ女性宅のベランダでピンチに陥った男”が追い込まれてく様を生々しく切り取るため、実際のマンションを使い、20分ワンカットで撮影。そして泉澤さん出演の第5話「切れない電話」は、喫茶店で謎の発信者から脅迫を受け、主人公たちがゲームに強制参加させられる物語。電話をかけてくる女性を演じる青山祥子が、リアルタイムで電話をしながら撮影された。どのエピソードも、撮影でリアルを徹底追求した本作。通常のドラマでは味わえないリアルな臨場感は必見だ。そんな本作のメインビジュアルでは、各話の主人公たちが緊迫の表情を浮かべている。登場人物たちの意外な過去、隠された本音、衝撃の事実、リミット空間に追い込まれたときに表れる人間の本性――人間ドラマの深みが伝わってくるビジュアルとなっている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(全6話)(※通常配信に加え4KHDR/5.1chでも配信)(cinemacafe.net)
2021年01月15日アニメーション映画監督・細田守の最新作、映画『竜とそばかすの姫』が2021年7月に公開される。女子高生を主人公に迎え“リアル×ファンタジー”を描き出す細田守の集大成『竜とそばかすの姫』は、これまで数々の名作アニメを生み出してきた細田守監督の最新作。監督・脚本・原作を細田守、企画・制作を細田率いる制作会社スタジオ地図が手掛ける。これまで『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』、代表作である『サマーウォーズ』と描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公に迎えてリアル×ファンタジーを通じ描き出す。『竜とそばかすの姫』は、まさに“細田守集大成”ともいえる。超巨大インターネット世界≪U≫が物語の舞台に『竜とそばかすの姫』の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加することに。心に秘めてきた歌を歌うことによってあっという間に世界に注目される存在になっていくベル(=すず)の前に、<U>の世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れ、ストーリーは動き出す。世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、細田監督ならではの視点でダイナミックに展開していく。すずを取り囲む登場人物すずを取り囲む登場人物の声優キャスト&その役どころを紹介。すずと近しい関係にある同級生たちには、これまでも細田監督作品の常連として活躍してきた成田凌と染谷将太をはじめ、『Diner ダイナー』『悪の華』で強い存在感を放った玉城ティナ、そして声優初挑戦となるシンガーソングライターの幾田りらといった豪華な面々が揃う。<登場人物>・しのぶくん(成田凌)何かとすずを気に掛ける幼馴染。バスケ部で女子からも絶大な人気を誇る存在でありつつ、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。幼い頃に、すずにプロポーズしたことも。・カミシン(染谷将太)カヌー部をひとりでたちあげインターハイを目指す、天真爛漫でまっすぐなアツイ男子生徒。そのアツさゆえに、周囲からちょっとだけ浮いている。・ルカちゃん(玉城ティナ)吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルのような女の子。太陽のような存在でみんなから人気もあるキラキラハイスペックガール。・ヒロちゃん(幾田りら)すずの親友で良き理解者。ネットを使いこなす毒舌メガネ女子。すずを<U>の世界へと誘い、ベルとしてプロデュースする。すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソン。役所広司が父親役にすずの父親(役所広司)過疎化が進む高知の田舎町で、主人公・すずと二人暮らしの父親。互いに心に傷を抱えたまま、時と共に距離も開いてしまった。うまく言葉を交わせないながらも、娘を心配し、あたたかく見守っている。演じる役所広司は、『バケモノの子』『未来のミライ』に続く、細田作品3度目の出演。思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親役を、繊細に演じる。インターネット世界<U>の個性派キャラクターまた超巨大インターネット世界<U>を彩るキャラクターたちも一挙紹介。突如ベルの前に現れる謎の存在・竜は、キーキャラクターでありながら、いまだベールに包まれたまま。そのほか<U>に住まう個性豊かなキャラクターには、『ズートピア』のニック、『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役(2016年8月以降)を務める森川智之をはじめ、 “アラレちゃん”や“コロ助”の声で知られる小山茉美がなど、アニメ界の実力派キャストが声をあてる。・ジャスティン(森川智之)全世界で 50 億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>の中で、正義と秩序を守る自警団・ジャスティンのリーダー。<U>の秩序を乱す竜の正体を暴こうとしている。・イェリネク(津田健次郎)<U>で盛り上がる「竜の正体探し」の中で、候補にあがる、現代美術アーティスト。・スワン(小山茉美)「竜の正体探し」で疑惑の人となる、豪邸に住む貴婦人。・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸(宮野真守)「竜の正体探し」を盛り上げる Youtuberコンビ。トム・ムーア&ロス・スチュアートなど、世界的クリエイターが集結また、仮想世界<U>のコンセプトアートは、ロンドン在住の新進気鋭イギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォンが担当。超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田守自らが探し出した。さらに、『ウルフウォーカー』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督をはじめとするスタッフも参加。世界的クリエイターが集結し、作品を作り上げる。『アナと雪の女王』キャラクターデザイナーが歌姫「ベル」をデザイン歌姫「ベル」のキャラクターデザインを務めたのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム。ジン・キムと細田守は、『未来のミライ』が米国アカデミー賞にノミネートされた頃に、ロサンゼルスで出会い、意気投合。互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。細田守の最新作、映画『竜とそばかすの姫』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』と、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しており、監督・脚本・原作を手掛けた『未来のミライ』では、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞や第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされ、第46回アニー賞で最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞した。細田守 コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』あらすじ高知の自然豊かな村に住む 17 歳の女子高生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。いつの間にか父との関係にも溝が生まれ、現実の世界に心を閉ざすようになっていく。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、偶然にも、全世界で 50 億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に、「ベル」というキャラクターで参加することになる。もうひとりの自分。もうひとつの現実。もう、世界はひとりひとつじゃない。<U>では自然と歌うことができたすず(ベル)は、自ら作った歌を披露し続けていく内に、あっという間に世界中の人気者になっていく。そんな驚きも束の間、突如轟音とともにベルの前に現れたのは、竜の姿をした謎の存在だった―。作品詳細映画『竜とそばかすの姫』公開時期:2021年7月原作:細田守監督・脚本:細田守出演:成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守企画・制作:スタジオ地図
2020年12月18日細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が2021年夏に全国公開されることが決定した。『時をかける少女』(2006年)や『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)、『バケモノの子』(2015年)、そして『未来のミライ』(2018年)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネート、と日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。いよいよ来年夏、スタジオ地図が創立10周年を迎える2021年、彼による待望の最新作が登場する。タイトルは『竜とそばかすの姫』。その内容はまだ秘密のベールに包まれている。明らかになっているのは、タイトルと物語の舞台となる全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界“U”を描き出した1枚のコンセプトアートだけ。これまで細田監督は『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 (2000年) や『サマーウォーズ』 で発展しつつあるインターネットをはじめとするデジタル技術が人々の生き方をどう変えていくかを描いてきた。『サマーウォーズ』から12年。彼は最新の知見に基づいて、みたびネット世界を題材にして現代に切り込もうとしているのだろうか。青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖など様々な作品テーマの中で細田守が一貫して見つめ続けてきたもの、それは、「困難に直面しながらも自らの勇気で一歩を踏み出し、懸命に未来へむかって生きる人間の姿」だ。世界中の人々がかつてない困難に直面した2020年が暮れようとしているが、細田監督は本作で新しい年である2021年に向けての、希望と勇気の物語を紡ぎだしてくれるだろう。『竜とそばかすの姫』2021年夏全国東宝系にて公開
2020年12月15日前作『未来のミライ』が米アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた細田守監督の最新作、『竜とそばかすの姫』が「スタジオ地図」創立10周年を迎える2021年の夏に公開されることが決定した。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』、そして『未来のミライ』と過去作全てが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』では第46回アニー賞最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞受賞、第91回アカデミー賞長編アニメーション部門や第76回ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされた細田守。日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきた細田監督の最新作、その中身はまだ秘密のベールに包まれており、明らかになっているのはタイトルと、物語の舞台となる全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界「U」を描き出した1枚のコンセプトアートのみ。細田監督はこれまで、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 や『サマーウォーズ』で、発展しつつあるインターネットやデジタル技術が人々の生き方をどう変えていくかを描いてきた。『サマーウォーズ』から12年。細田監督は最新の知見に基づき、今回もネット世界に題材をとって現代に切り込むようだ。青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖…様々な作品テーマの中で細田監督が一貫して見つめ続けてきたのは、「困難に直面しながらも自らの勇気で一歩を踏み出し、懸命に未来へむかって生きる人間の姿」。困難の2020年を経た2021年、どんな希望と勇気の物語を紡ぎだしてくれるのか注目だ。『竜とそばかすの姫』は2021年夏、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月15日企画・原作に秋元康を迎え、中井貴一、鈴木京香ら超豪華キャストでおくるテレビ東京系「共演NG」の3話が11月10日放送。今回は細田善彦と若月佑美に評価が集まり、放送後には若月さんの公式サイトがダウンするほどの注目ぶりを見せている。かつては恋人同士だったが、破局後、長らく共演NGだった大物俳優・遠山英二と大園瞳。この2人が25年ぶりにドラマ「殺したいほど愛してる」でまさかの共演を果たすことに――だがこの作品、2人以外の出演者も共演NGだらけという恐ろしい現場だった…という本作。英二を中井さんが、瞳を鈴木さんがそれぞれ演じるほか、英二が瞳と二股をかけていた元アイドルの妻・雪菜に山口紗弥加。「殺したいほど愛してる」で英二、瞳と共演する大御所俳優・出島徹太郎に里見浩太朗。出島と共演NGの小松慎吾に堀部圭亮。戦隊モノ出身イケメン俳優の佐久間純に細田善彦。佐久間と“キャラ被りNG”の加地佑介に小澤廉。アイドル出身の女優・篠塚美里に若月佑美。美里の後輩で共演NGの内田梢に小野花梨。TV局のスタッフとしてドラマ監督の池田匠に岡部たかし。新人助監督・佐々木信也に森永悠希。フリーAP・楠木美和に小島藤子。局プロデューサーの是枝育夫に迫田孝也。テレビ東洋ドラマ部長の戸沢寛治に岩谷健司。出演者たちを追う芸能記者・中川に橋本じゅん。英二の所属事務所社長・マーク野本にリリー・フランキー。瞳の所属プロダクション社長・古川しおりに猫背椿。英二と瞳を25年ぶりに共演させたドラマの“仕掛け人”市原龍に斎藤工といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話は「殺したいほど愛してる」の初回視聴率が発表されるが低調で、配信数も伸びないなか、佐久間と美里の不倫がスクープされる。2人とも降板かと思われたが市原がスポンサーを説得、撮影は続行されることになる。しかし2人の続投の条件としてスポンサーは謝罪会見を要求。市原はこれを宣伝に利用しようと、英二、瞳も同席させた前代未聞の謝罪会見を開こうと企む…というストーリーが展開。不倫発覚後も撮影が続行されることになり、やつれた表情で現場に現れる佐久間と美里。出演者らに謝罪し撮影が始まるが、よりによって撮影は佐久間が父・英二の、美里が母・瞳の不倫をそれぞれ責めるシーンで、2人は「不倫」というワードを口にした途端、言葉に詰まり演技できなくなってしまう…。極限の精神状態を見事に演じた2人にネットでは賞賛の声が続出。「2人のお芝居が上手すぎて苦しくなった」「細田君、凄い良かった」などの声がSNSにあふれる。特に若月さんには「今日初めて若月を知った人は元アイドルなんて思わないだろうな」「演技上手すぎてほんとに苦しくなったし手に汗握りすぎて手が洪水おこしてた」など、女優としての成長ぶりを評価する声も多数。放送後には若月さんの公式サイトがサーバーダウン。大きな注目を集めている模様だ。若月MGです。#共演NG の反響のおかげか、ただいま、若月のホームページのサーバーがダウンしてます。復旧しましたら、再度告知させていただきます。— 若月佑美official (@WAKA_Y_official) November 9, 2020(笠緒)
2020年11月10日玉木宏と高橋一生が双子役を演じて初共演した「竜の道 二つの顔の復讐者」の最終回が9月15日放送。竜一と竜二の復讐の切ない結末に「救いがなさすぎ」「悲しい」といった声が上がるとともに、キャスト陣の熱演には惜しみない賛辞が贈られている。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓った双子の兄弟を描いた作家・白川道による未完の同名原作をベースに、オリジナル展開で結末までをドラマ化した本作。顔も名前も変えた双子の兄・竜一を玉木さんが、エリート官僚となり復讐相手の娘と交際する弟・竜二を高橋さんが、2人とは血のつながりのない妹・吉江美佐を松本穂香が、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平を遠藤憲一が、源平の娘・まゆみを松本まりかが、息子・晃を細田善彦が、竜一の部下・遠山凛子を奈緒が、竜一の部下となる砂川を今野浩喜が、巨大ヤクザ組織会長・曽根村始を西郷輝彦がそれぞれ演じた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではフリージャーナリストの沖(落合モトキ)が竜一の素性にたどり着き、竜一だけでなく美佐のもとにまで現れたことで竜一は沖を手にかけるが、沖が曽根村の息子だったことで激しい暴行を受けてしまう。一方、竜一に危険なことをさせたくない竜二は、大臣に手をまわしキリシマ急便をエニイウェイズに買収させようとするが、源平は沖と接触していて、兄弟の復讐のことを知っており、復讐を続けるなら竜二や美佐が不幸になると逆に脅されてしまう。そして美佐も竜一が兄だと知る…というのが今回のストーリー。結局、キリシマ急便はエニイウェイズに吸収され、源平の野望はあと1歩のところで潰える。まゆみは源平のもとを去り、自分の道を歩み出し、竜二は国交省を辞め、竜一はかつて自分が手にかけた大野木の息子に刺される…というラストだった。SNSでは切ない幕切れに「切ない。復讐の連鎖」「竜一に救いがなさすぎ」「悲しい結末…。これが因果応報なのか」「これで復讐の連鎖は断ち切られた…のか?」など、竜一の最期を悲しむ声があふれる。また「竜の道みんな演技やばすぎ」「役者さんの演技に見応えがあって好きなドラマだった」「演技上手い人しかいないから毎週見応えあった」「実力派俳優揃いの作品って本当に見応え抜群」などキャスト陣の熱演にも、視聴者から惜しみない賛辞の言葉が途切れることなく贈られている。(笠緒)
2020年09月15日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の6話が9月1日放送。少しずつ距離が生まれ始めた竜一と竜二の関係性を不安視する声や、まゆみと美佐の静かな“対決”に視聴者の注目が集まっている。白川道による未完の同名小説をオリジナル展開で結末まで描く本作。キャストは養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄・竜一に玉木さん、弟・竜二に高橋さん。2人とは血のつながりのない妹・吉江美佐に松本穂香、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平に遠藤憲一、その娘で竜二に惹かれていくまゆみに松本まりか、父に反旗を翻す源平の息子・晃に細田善彦、竜一がブラジルから連れてきた遠山凛子に奈緒、源平の妻・芙有子に斉藤由貴、巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に西郷輝彦といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。晃を利用して竜一がクーデター計画を進めるなか、芙有子が心筋梗塞で倒れ源平は激しく動揺。竜一はそれを利用しようと取締役会を早めるが、芙有子の本心を知った晃が翻意したことでクーデターは失敗に終わる。一方、竜二と本気で付き合うことにしたまゆみは美佐の学校を訪れるというストーリーが展開。何やら言いたげなまゆみに「謝りたいんなら…ゆっくり聞きますよ」と食事に誘う美佐。その姿に「ほんっっっと心臓強いな妹」「松本vs松本静かな対決」「妹ちゃん、対応が「先生」て感じだね~」などの声が。その後、食事に向かった2人だがそこに芙有子が倒れたという報が。その夜、霧島家に竜一、竜二、美佐、まゆみ、晃の5人が揃う。主人の源平と芙有子不在の霧島家で食卓を囲む5人。そこで竜一は竜二の過去をまゆみと晃に話すよう勧める。その後芙有子が亡くなったと連絡が入る…という展開に。強引に源平潰しを進める竜一に対し、微妙な表情を浮かべ始める竜二。さらに竜一にもう人殺しをさせないだと言いながら、晃を裏切ろうとした役員の事を隠すなど、2人の仲に亀裂が入る気配も。「竜二くんもお兄ちゃんの悪党発言に無理を感じている顔をしてる」「霧島に情が湧いたと、ミサのことでの嫉妬か?」「竜二と竜一の間にズレが生じてきたぞ…」といった反応も多数寄せられており、今後の展開を「誰も幸せにならない結末」と心配する視聴者も現れている。(笠緒)
2020年09月01日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の4話が8月18日放送。今回は松本まりか演じるまゆみと松本穂香演じる美佐、2人の“対決”と、美佐を巡る竜一と竜二の想いに多くの視聴者が想いを馳せている。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟の姿を描いた、作家・白川道による未完の同名原作をオリジナル展開で結末までドラマ化する本作。整形し顔も名前も変え、さらに海外逃亡を経てコンサル会社社長として帰国、復讐を誓う運送会社・キリシマ急便に食い込もうとする竜一を玉木宏が、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚となり、キリシマ急便の社長の娘に近づいていく竜二を高橋一生がそれぞれ演じる。また2人とは血のつながりのない妹で、小学校教師の道に進んだ吉江美佐を松本穂香が、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平には遠藤憲一、源平の跡取り息子の晃に細田善彦、娘で竜二と接近していくまゆみに松本まりか、竜一がブラジルから日本に連れてきた遠山凛子に奈緒、竜一に心酔し復讐のことを知りながらついていく砂川に今野浩喜。竜一と源平両方とつながるヤクザの会長・曽根村始に西郷輝彦といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美佐はまゆみからホームパーティーに招待される。そこで竜二がまゆみとの結婚を望んでいることを知った美佐は、自分が血のつながりのない妹だと明かす。するとまゆみの表情がこわばり、それから美佐の周囲にホストが現れ嫌がらせを始めるように。美佐がホストたちの店に行くとそこにはまゆみの姿が。まゆみから竜二が金目当てで自分に近づいたと言われた美佐は、自らの過去を調べ始め両親の死の真実を知る…というのが今回のストーリー。美佐を拉致し「誰からも愛されて、まっすぐ育ってきましたみたいな顔して、私の前をうろつかないでくれる」と言い放つまゆみに、「それは誰からも愛されないからまっすぐ育たなかったと言ってるの?」と切り返す美佐。「美佐はおしとやかで弱そうにみえて本当は芯の強い人」「まゆみお嬢様、悪女なの分かるんだけど、実は愛されるのを求めてるんじゃないか?と思わせる感じ」「美佐VSまゆみが激熱」と対照的な2人の姿に視聴者から様々な反応が。その後、美佐は竜一が差し向けた曽根村の手下によって助けられるが、竜一の正体を知らない美佐は彼のことが気になっていく。そんな美佐の様子を複雑な様子で見守る竜二…。「美佐ちゃん、竜一のこと気になっちゃってる??よね!」「美佐を巡って双子と三角関係になったらやだなぁ……辛すぎる」「竜一、竜二、美佐それぞれの思いが切なく、辛い」など、美佐を巡る竜一と竜二の関係性にも多くの視聴者が想いを巡らせている。(笠緒)
2020年08月18日松本まりかが、現在放送中の玉木宏主演ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」の第3話から本格参加。この度、“悪女”役で出演する松本さんのコメントが到着した。養父母を死に追いやった人物への復讐を誓った双子の兄弟を描いた本作は、復讐のために心を捨て、顔も名前も変えて裏社会に身を投じる兄・竜一を玉木さんが、弟・竜二を高橋一生が演じている。松本さんが演じるのは、双子の復讐相手・霧島源平(遠藤憲一)の娘まゆみ。源平が息子の晃(細田善彦)の代わりに、政略結婚によってまゆみの婿養子を新たに後継者に据えようとしている動きを知った竜二は、まゆみに対して積極的にアプローチをかけていく。婿養子の候補は、同じ国交省の役人で有力政治家を父に持つ三栗谷仁志(尾上寛之)。まゆみを巡る竜二と三栗谷の争いの行方は、思わぬ展開に…。クランクイン前は、まゆみの悪女っぷりを「言葉も態度も超ド級」と表現していた松本さんは、「このまゆみという女性を完遂したい。こんなにも大きな宝と興奮をもたらしてくれたこの悪女の本性に、皆さまの心がザワッとしてくだされば本望です」と抱負を語っていた。「まゆみという役をやりたくてやりたくて、もっと知りたくて知りたくて、心の中が『ウワー!』ってなってきたところでの中断でしたので、その喪失感たるや、絶望感たるや…。もしかしたらもうやれないんじゃないかという不安もあって、本当にショックでした」と撮影中断時の心境を明かす。また「自粛期間中も、ずっと『竜の道』のことは私の隣にありましたが、一切台本を開かず、一切何も入れない時期を作ったんです。そんな“熟成期間”をおいて再び台本を読むと、まゆみという人間が全然違って見えたのは、すごく良かったと思っています」とコメント。6月に撮影が再開され、7月下旬にクランクアップを迎えたそうで、クランクアップ直後には「彼女は私を最後まで悩ませましたね…。それほど掘っても掘っても答えが見つからない、表面じゃわからない中の部分がなかなかつかめない役でした」とふり返り、「たぶん、私はゴールテープを切っていないと思います。たぶん、この人のことを引きずると思いますし、いつかどこかで『そうだったのか』と理解する気がするというか、それほど私に問いを与えてくれました」と自身に大きな影響を与えたようだ。「竜の道 二つの顔の復讐者」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年08月11日玉木宏主演、高橋一生と双子の兄弟を演じ、2人の復讐劇を描く新火9ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」。この度、本作の新たなキャストが発表。松本まりか、奈緒、今野浩喜、渡辺邦斗がレギュラー出演する。松本まりか、仕組まれた恋で明らかになる真実の姿とは…「ホリデイラブ」「ブラックスキャンダル」「奪い愛、夏」などで強烈な印象を残す松本さんが今回演じるのは、復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一(玉木さん)とその弟・竜二(高橋さん)の復讐相手・霧島源平(遠藤憲一)の娘・霧島まゆみ。社長令嬢として裕福な家庭で育ち、フードコーディネーターとして注目されることで承認欲求を満たしつつ、派手な私生活を送り、周囲に対して尊大な態度を取るワガママな女性だ。松本さんは「超強気な社長令嬢にして相当な悪女。ほぼ確実にそう映るでしょう。言葉も態度も超ド級ですから」と今回のキャラクターについて明かし、「私はこのまゆみという女性を完遂したい。こんなにも大きな宝と興奮をもたらしてくれたこの悪女の本性に、皆さまの心がザワッとしてくだされば本望です」とコメント。また、物語が進むにつれて、次第に竜二がまゆみに接近していくが、それは双子の復讐計画。竜二とまゆみの関係は予測不能の展開を見せ、まゆみの思わぬ本性があらわになっていく。「私が演じるまゆみは、高橋一生さん演じる竜二と深く深く絡んでいく役です」と松本さん。「竜二と出逢ったことで運命が動き出し、彼からたくさんの影響を受け、まゆみが一体どんな風になっていくのか。竜二に出逢うまで気付かなかったことを、彼は与えてしまう。その関係性は、とても緻密で繊細で、何よりも非常に強い“やりとり”となっていくと思います」と語っている。愛くるしい笑顔を封印、奈緒が演じるのは「謎めいたおもしろい女性」連続テレビ小説「半分、青い。」、「あなたの番です」などが話題となった奈緒さんが演じるのは、竜一が携わるグレーな仕事をサポートするITのプロ・遠山凛子。竜一を一番近くで支える彼女は謎に包まれ、“笑わない女”。頭脳明晰で常に冷静かつ無表情。竜一の正体は知らないが、報酬さえもらえればハッキングなど違法なことでもやるというスタンスで、竜一とは奇妙な信頼関係を築いている。「『復讐』というとても強い目標に向かう竜一と竜二がどこにたどり着くのか、目が離せない作品」と本作の印象を明かした奈緒さんは、「作中で描かれるかは分かりませんが、凛子さん自身とても謎めいたおもしろい女性だと思います。竜一さんとの関係を大切にしながらそばにいたいです」と撮影に向けて意気込みを語っている。今野浩喜、ドラマのコメディーリリーフに「僕たちがやりました」「ストロベリーナイト・サーガ」などで印象的な役柄を演じた今野さんが演じるのは、竜一が出会う人当たりが良くお調子者の砂川林太郎。シリアスでスリリングな展開が続くドラマにおいて、砂川とクールな凛子とのやり取りは、コミカルでホッとする場面となるようだ。今野さんは「砂川の印象は一見弱々しい人間っぽいのですが、結構ピンチの場面でも自分の意見をなんだかんだしっかり言うし、正義感が強く自分にウソをつかない奴だなぁと思います」と役柄の印象を明かし、「視聴者の方には関係のない事ですが、原作の白川さんが『ふざけんな』と思わないような取り組みをしていきたいと思います」と意気込む。“裏がありそうで一番嫌なタイプ”――渡辺邦斗が物語をかき回す!?『空母いぶき』や「知らなくていいコト」にも登場した渡辺さんが演じるのは、源平の秘書を務める大友由伸。ワンマン経営者である源平と、そんな父親への不満を募らせる息子・晃(細田善彦)の対立が繰り広げられる社内で暗躍する…。「毎回、復讐する側とされる側の攻防が繰り広げられるのですが、相手をやり込めるためにかなり際どい手を使い攻撃を仕掛け、それをさらに上回る予想出来ない方法で攻撃を回避していく、それがこの作品の見どころの一つです」とまず本作のポイントを明かした渡辺さん。また、大友に“二面性”を最初に感じたそうで「その部分を最大限に活かし、『裏がありそうで一番嫌なタイプ』と言われるキャラクターになっていけたらと思います」と話し、「何より、遠藤憲一さんと共演させていただくことが非常に楽しみです。源平の迫力をビシビシと感じながらの撮影になると思うので、その緊張感を感じていただけるように、全力で秘書・大友を演らせていただきます」とコメントしている。「竜の道 二つの顔の復讐者」は4月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回20分拡大(cinemacafe.net)
2020年03月17日玉木宏が主演し、初共演の高橋一生と双子の兄弟を演じるサスペンスドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」。この度、本作に遠藤憲一、西郷輝彦、斉藤由貴、細田善彦の出演が決定した。本作は、両親を自殺に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描く物語。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え裏社会に身を投じる主人公・竜一を玉さん、竜一の双子の弟・竜二を高橋さん、双子にとって血のつながりのない妹・吉江美佐を松本穂香が演じる。そんな竜一と竜二の復讐相手となる、広島の小さな運送会社を全国規模の大企業へと育て上げたワンマン社長・霧島源平を演じるのが、「ドクターX~外科医・大門未知子~」「民王」などに出演する遠藤さん。竜一と竜二の育ての両親が営む運送会社に悪質な乗っ取りを行い、両親を自殺に追い込むが、本人は覚えてさえいない。やがて、2人の復讐の標的となるが、政財界や裏社会とのつながりを狡猾に利用しながら対抗していく。「悪役を本格的にやることがしばらくなかったので、頭の中の隅では『もう一回やりたいなあ』と常に思っていました」と久しぶりの悪役に喜ぶ遠藤さんだが、「コメディーで滑稽な役もいっぱいやってきたので、逆におかしさが怖さになることもあるだろうし、今まで培ったものを出したいですね。でも、初回が終わった時に嫌われまくって、もう悪役しか来なくなっちゃったりして…(苦笑)。最近は自分でも『ウソだろ!?』って思うくらい小学生が慕ってくれるようになりましたが、まず子供たちがドン引きするだろうなあ(笑)」と少し心配する様子も。さらに、復讐劇のキーパーソンとなる個性豊かな登場人物たちも決定。政財界とつながり、裏社会で圧倒的な力を持つ巨大ヤクザ組織の会長・曽根村始役には、歌手で俳優の西郷さん。政略結婚で夫婦となった源平の妻・霧島芙有子役を「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の斉藤さん。源平と芙有子の長男で、キリシマ急便の社員・霧島晃役を「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の出演が記憶に新しい細田さんが演じる。西郷さんは「私にとって現代劇のヤクザは初めての出来事です。政界、財界にも顔が利くフィクサーでもありますが、隠せない裏社会の顔も楽しみたいところです」と意気込み、「現場では私が最長老であることは間違いなく、若い監督や俳優さん方の中で沢山のことを学びたいと思います」とコメント。源平と芙有子の関係性も物語が進むにつれ、竜一と竜二の復讐計画の鍵となっていくという本作。斉藤さんは「幼い兄弟に起きた悲劇の復讐もの、と定義つけてしまうのは早計かとは思いますが、憎しみという感情の持つ強い力が、物語の起爆剤となり、引っ張ってゆく、そんな強いドラマになるのではと思っています」と期待し、「遠藤憲一さんの妻の役ですが、遠藤さんは、顔は怖いですが心の優しいユーモアに溢れた人だと感じますので、夫婦間もそんな、隠れた感情が行間に表れてきたらいいな、と考えています」と話している。そして源平を反面教師にし、社員や家族思いの性格の晃は、その正義感を利用しようと竜一と竜二が近づいてきて、復讐劇に巻き込まれることに。「脚本にとても魅了されています」と語る細田さんは、「連続ドラマの醍醐味である、次回が気になるという気持ちに毎話させてくれる作品だと思います。『復讐劇』というと、日常とかけ離れた世界の様に感じる方もいらっしゃると思いますが、登場人物それぞれが持つ信念が、この物語を躍動させていくので、復讐劇から始まるストーリーが身近な人間ドラマに変化していく様がこの作品の持つ魅力なのかもしれません」と見どころを説明。「撮影の楽しみとして、玉木さん、高橋さん、そして、遠藤さんと対峙するシーンがいくつも登場します。先輩方からいただけるエネルギーを存分に味わえたらと思います」と楽しみな点を明かしている。なお、今夜21時放送の「10の秘密」内でドラマのスペシャル予告映像が初放送される。「竜の道 二つの顔の復讐者」は4月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回20分拡大(cinemacafe.net)
2020年03月10日スタジオ地図・細田守監督作品とコラボレーションしたテーマパーク「SUMMER WARS EXPERIENCE PARK in よみうりランド」が、よみうりランドに誕生。細田守監督作品コラボテーマパークアニメーション映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』などを手掛ける、スタジオ地図。今回、映画『サマーウォーズ』劇場公開10周年を記念して、細田守監督作品とコラボレーションした特別イベントがよみうりランドで限定開催される。スタジオ作品コラボアトラクション&限定フード『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』5作品とコラボレーションしたエリアが限定オープン。“新たな体験”をテーマににしたアトラクションが10種類楽しめるほか、各エリアごとにイベント限定フードメニューが登場する。さらに4月3日(金)からは、「サマーウォーズ公開10周年記念特別展」を実施。このイベントでしか見られない特別映像の公開や未公開展示作品を含む展示を行う予定だ。なお、展示内容、アトラクションやグッズなどの詳細は3月上旬に発表予定。特別ノベルティがついた前売券も販売される予定だ。【詳細】SUMMER WARS EXPERIENCE PARK in よみうりランド開催期間:2020年3月20日(金・祝)~6月7日(日)※当初、2020年3月20日(金・祝)~6月7日(日)の開催を予定していたが延期。開催期間は、決まり次第発表。場所:よみうりランド住所:東京都稲城市矢野口4015-1
2020年02月28日賀来賢人が警察の地下組織と戦う刑事を演じる「ニッポンノワール」の8話が12月1日オンエア。過去の自分が犯罪者だったことに悩み苦しむ宮城の悲劇的な最期に悲しみが声が上がるとともに、組織に人体実験を受けていた清春の“覚醒”にも驚きの声が上がっている。賀来さんが警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ、ニッポンノワールの秘密を清春に託し亡くなった女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春の先輩の公安刑事・才門要に井浦新。捜査一課長・南武修介に北村一輝。清春と碓氷の娘・克喜に田野井健。清春らの同僚・名越時生に工藤阿須加。ニッポンノワールの実験台となった宮城遼一に細田善彦。清春の自宅の下の階で喫茶店「bonnaro」を営む深水喜一に笹野高史。さらに深水咲良に夏帆、本城芹奈に佐久間由衣、立花恵理、杉本哲太らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。宮城は「ニッポンノワール」による人体実験の最初の被験者だった。刑事としての記憶しか持たない宮城は自分が子どもを殺した犯罪者だったことに苦しむ。一方、警視総監の命令で身柄を拘束された清春も失われていた記憶が次々に戻っていく。そんな清春がニッポンノワールに抹殺されないよう交代で見張る捜査一課の同僚たち。そこにガスマスクの男が現れ克喜の危機を告げる。宮城の手助けで脱獄した清春は「bonnaro」に戻り薫のUSBを解読。克喜が捉われた場所を突き止める…というのが今回のストーリー。克喜を助け自首することを決意した宮城。芹奈からの「待ってますから」という言葉に「笑顔の練習をしてまた来ます」と返す姿に「宮城くんにフラグ立っちゃった」という叫びにも似た声が視聴者から上がる。克喜を救うため清春、宮城、捜査一課の刑事たちが施設に乗り込むと、そこに待ち構えていたのは眞木光流(矢本悠馬)だった。清春の怒りを頂点まで高めるよう指示を受けたという眞木が宮城を撃った瞬間、清春は超人的な力を発揮する。その後「bonnaro」に帰った清春は深水に「お前が黒幕か」と迫る…というラストだった。殉職した宮城に悲しみの声が続々と送られるなか、終盤でみせた清春の“超人的覚醒”に「そのうち変身するんじゃない?」「刑事ものというより大人向け特撮ヒーロー」といった感想も寄せられている。(笠緒)
2019年12月02日賀来賢人主演「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の12月1日(日)放送の第8話に、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演した椎名桔平が登場。細田善彦演じる宮城と再会を果たす。全ての謎が明らかにされる新章「覚醒編」がスタートし、物語も佳境を迎えている本作。警察の極秘地下組織という“ニッポンノワール”の闇が徐々に明らかになりつつあるも、まだまだ多くの謎が残されたまま。そんな中迎える第8話では、生徒たちに続き「3年A組」では宮城遼一(細田善彦)と共に瀬ヶ山署生活安全課の刑事として魁皇高校立てこもり事件を担当した郡司真人が登場。物語の終盤、担任・柊一颯の真意を確かめようと、深夜の高校に単身で乗り込み、柊と対決した彼が、今作では身柄を拘束された清春(賀来さん)の身に危険が迫る中、捜査一課分室でかつての部下・宮城と再会する。「今回の出演オファーを聞いて、何よりまた『3年A組』のスタッフの皆さんに会えると思うと、嬉しくなりました」と今回の出演を喜んだ椎名さんは、「『3年A組』で部下役の細田くんと一緒で、非常に感慨深い撮影でした。郡司役の衣装に身を包むと、なんだかワクワクして、とても楽しめましたね」と撮影をふり返っている。一方、第1話から出演している細田さんは「遂に、椎名桔平さん演じる“郡司さん”の登場です。僕にとって、宮城にとって、大好きな先輩との再会は、胸が熱くなりました」と興奮気味。そして「半年前の『3年A組』の時とは、2人の関係に変化がある?ない? 何せ、記憶が曖昧なもので…。是非、放送をお楽しみ下さい」と意味深なコメントを寄せている。そして、清春の失われていた記憶の中でも、事件の核心に辿り着くには欠くことのできない断片がよみがえり、ついにラストで清春が黒幕に迫る。<第8話あらすじ>警察の地下組織:ニッポンノワールが極秘プロジェクトとして行っていた人体実験。その最初の被験者は宮城遼一(細田善彦)。警視総監の命令を受けた南武修介(北村一輝)により、身柄を拘束された遊佐清春(賀来賢人)。これまでモザイクがかかっていたように、失われていた記憶が次々に戻ってゆく。碓氷薫(広末涼子)の一人息子であり、自身の息子でもあると分かった9歳の碓氷克喜(田野井健)は、母の愛を獲得するために、自ら志願してこの人体実験を受けたのだという。碓氷政明(大和田伸也)の命令により、ニッポンノワールの工作員らに連れ去られた克喜。眞木光流(矢本悠馬)が再実験を施そうと克喜に迫る。一方、克喜の身を案じながらも、拘留され身動きの取れないままでいる清春。と、その清春の前に現れたのは、ガスマスクの男。その頃、衝撃的な事実を突きつけられた宮城は、未だに葛藤に苦しんでいて…。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月29日女優の上白石萌歌が、映画『子供はわかってあげない』(2020年初夏公開)に主演することが11日、明らかになった。 細田佳央太が相手役を務める。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。主人公の美波を演じるのは上白石は、第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリに輝き、『義母と娘のブルース』で注目を集める。『未来のミライ』では主人公の男の子役で声優に初挑戦し、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(19)など話題作に出演。引っぱりだこの上白石が、7月から8月にかけて約1カ月の撮影に挑み、特別な夏を過ごした。相手役の細田は、超新人ながら石井裕也監督作『町田くんの世界』主演に大抜擢され話題を呼んだ。本作では沖田修一監督とタッグを組み、日本映画を代表する監督たちの起用が続く。『南極料理人』『横道世之介』など、手がけた作品たちが愛され続ける沖田監督は、山崎努・樹木希林が演じる円熟の夫婦を描いた『モリのいる場所』から一転、以前から熱望していたテーマのひとつである“高校生の青春”に挑む。○上白石萌歌 コメントかねてから大好きだった沖田監督の作品に携われることが心から幸せでした。瑞々しい原作の空気感と沖田監督の映像美がどんな化学反応を起こすのか楽しみで仕方がありませんでした。ずっと沖田監督の世界で息をしていたくて、撮影が終わるのがとても寂しかったです。そして、共演の細田佳央太さんはお芝居をするうえで一番助けられた存在。門司くんは彼そのもので、細田さんがいなければ美波を演じきれなかったかもしれないと思うほどです。10代最後の夏はすべての想いをこの作品に込めました。きっと人生の宝になります。○細田佳央太 コメント沖田監督から『原作の門司くんっぽさは台詞で表しているから、細田くんは自由にお芝居して良いよ』と言って頂いて作品に入ったので、原作を意識しすぎず自分らしく門司くんと向き合うことが出来ました。沖田組の明るく、笑いが絶えない雰囲気が、自然と原作の世界観に寄っていったのだと思います。?上白石さんにもお芝居で引っ張って頂き、特にラストシーンの二人芝居では、目のお芝居に感化されました。?高校最後の夏に沖田組での撮影に参加させて頂けたこと、素敵な共演者・スタッフの方々・作品に巡り会えたこと、全てに感謝です。○沖田修一監督 コメント何気なく手にして読んだ、好きな原作でした。田島列島さんの描かれた、独特のユーモアのようなものを、映画にするのが、難しそうでしたが、それ以上に楽しそうで、挑戦してみることにしました。美波を探す中で、上白石さんに会いました。自分の映画の雰囲気に、とても似合いそうだと思いました。素朴な可愛らしさがあって、映画のために身体を張ってくれる強さもありました。あと、すごい泳げました。細田くんは、驚くほどに純粋な青年で、今時珍しいくらいでした。この二人と一緒に、映画を作れる喜びを感じながら、一夏の撮影をさせてもらいました?○田島列島 コメントこの度『子供はわかってあげない』が実写映画化という事で、漫画・映画好きの心の中に常にある漫画の実写映画化どないやねん問題ですが、あの沖田修一監督が撮ってくださるということで、私、イチ邦画ファンとしましても大変出来上がりが楽しみな作品です。私の漫画を大切に思ってくださる方にも楽しみにして頂けたら嬉しいです。
2019年11月11日