森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守が、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』に出演することが分かった。超巨大インターネット世界<U>を彩る個性豊かなキャラクターに声をあてる。主人公の女子高生・すずが歌姫“ベル”として参加する、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>。まず、キアヌ・リーブスやトム・クルーズなどの吹き替えなどでお馴染みの森川さんが、その中で正義と秩序を守るジャスティンを演じることが決定。竜の正体を暴こうとする自警団・ジャスティスのリーダーという役どころだ。監督とは同い年ということもあり、とてもフィーリングが合ったと語る森川さんは、今回の役柄について「ストーリーの中でも特に異彩を放つ個性派のキャラクターの一人」と説明し、「とても注目されている作品でもあるので、否が応でも、演技に力が入りましたが、実際のアフレコは、監督との細かで、率直なディスカッションのもと楽しく収録できたので、完成が楽しみです。早く多くの皆さんに観ていただきたいです」とコメント。また、「テニスの王子様」「Free!」などのアニメ作品、近年では朝ドラのナレーションでも話題となった津田さんは、<U>で盛り上がる「竜の正体探し」の中で候補にあがる現代美術アーティスト・イェリネクを、「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻アラレや「キテレツ大百科」のコロ助役、「名探偵コナン」のベルモット役などでお馴染みの小山さんも、同じく「竜の正体探し」で疑惑の人となる豪邸に住む貴婦人・スワンを演じる。そして、「機動戦士ガンダム00」「DEATH NOTE」「うたの☆プリンスさまっ♪」などいくつもの人気作品に出演し、細田作品へは『バケモノの子』に続き2度目の出演となる宮野さんは、「竜の正体探し」を盛り上げるYoutuberひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸の2役を演じることが決定。子どもたちに人気のYoutuberコンビという役どころを演じる宮野さんは「『バケモノの子』の時の『一郎彦』とは、全然違う印象のキャラクターになります。『ひとかわむい太郎』と『ぐっとこらえ丸』です(笑)なんと、二役(笑)実際のアフレコでは、細田監督と、丁寧にディスカッションを重ね演じていき、宮野の新境地をかなり開拓してもらいました(笑)キャラクターのネーミングから、もう既に楽しい空気が伝わってきますが、どんな役柄になっているのかは、楽しみにしていてください」と呼びかけ、「細田監督の作品は、深い『愛』と、前を向く『勇気』をもらえる物語。今作も、みなさまの心に、『温かい感情』が抱かれることでしょう。どうぞ、劇場でご覧ください」とメッセージを寄せている。『竜とそばかすの姫』は7月、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月14日細田守最新作『竜とそばかすの姫』の主人公・すずと同じく高知で暮らす同級生の声優キャストが発表された。本作は『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018)と過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画の巨匠・細田守監督の最新作。これまで細田監督が『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 (2000) と代表作『サマーウォーズ』 と、約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公に迎え、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、細田監督ならではのリアル×ファンタジーを通じ描き出す。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そんな彼女の前に竜の姿をした謎の存在が登場。すず(ベル)と竜が出逢った先に一体どんな物語が待っているのか。そして竜の正体に早くも注目が集まっている。この度、未解禁の主人公・すず(ベル)と竜の声優キャストに先駆け、すずと同じく高知で暮らす同級生の声優キャストとして発表されたのは成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらの4人。NHK連続テレビ小説『おちょやん』をはじめとする実写作品はもちろん、新海誠監督の『君の名は。』『天気の子』では両作品で同じ役を演じるなど、声でもその存在感を発揮する成田が演じるのは、すずの幼馴染で何かと彼女を気にかけるしのぶくん。幼い頃、すずにプロポーズした?というエピソードも登場するなど、ふたりの甘酸っぱい関係性の行方と共に気になる役どころだ。アフレコ時には、監督から「成田くんならどう思う?」とふたりで役に付いて話し合う姿も。女子たちから絶大な人気を誇る存在でありつつも、どこかミステリアスな雰囲気のしのぶくんに、成田の低音ボイスが合わさり、魅力が倍増する。そして、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続き、3度目の細田作品出演となる染谷が演じるのは、カヌー部を一人で立ちあげ、インターハイを目指す天真爛漫を通り超し、少し周囲から浮きつつもアツイ男子生徒・カミシン。『バケモノの子』以来、染谷にとって6年ぶりとなるアニメ声優だが、アフレコ時には監督と「6年も経った気がしない(染谷)」「ブランクを感じさせない、さすがです!(細田)」と、久々の再会を喜び、盛り上がる声も。過去に演じたキャラクターとはまた一味違う、個性的なカミシンを演技派の染谷がどう演じるのか注目して欲しい。そして、モデルとしても活躍し、『Diner ダイナー』『悪の華』『地獄少女』などアクの強い作品で、その演技と存在感が話題となった玉城は吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルのような女の子で、太陽のような存在感からみんなの人気者のハイスペックガール・ルカちゃん役に。自身とも重なる美しくて人気者の役柄ながら、ただ明るいだけでない一面ものぞかせ、「さすが女優さんという気がしました…」と細田監督がうなる一幕もあったとか。オーディションで選ばれ、アニメ声優初挑戦ながら、共演の染谷からも「とてもお上手だった…」という声があがるなど、仕上がりに期待がかかる。さらに、今、音楽業界を席巻する勢いのシンガーソングライターの幾田が主人公・すずの良き理解者であり、親友のヒロちゃん役で声優に初挑戦。本格的な演技自体も今回が初となる。今作では、すずを<U>へと誘い、歌姫・ベルとしてプロデュース。すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソンで、自身の持つふんわりとした優しいイメージとは正反対の毒舌冴えわたる女子高生を演じる。幾多はオーディションを受け、今回の役に決まったが、声を聞いた監督からは「聞いたことのない声。滑舌がとても良く、プロの声優のよう。初めてやるとは思えない!」と絶賛の声が。かわいくも鋭い毒舌がついつい笑いを誘い、観客と同じ目線で物語を引っ張っていく。人気実力共に兼ね備える俳優ながら、大ヒット劇場アニメのキーパーソンを演じてきた成田と染谷、そして、アニメ声優初挑戦となる玉城と幾田が、細田監督が描く未だ誰も観たことのない新たな“地図”に命を吹き込む映画『竜とそばかすの姫』。未だ謎に包まれているすず(ベル)役、竜役の声優キャスト、そして、今作のテーマである“歌”にもぜひ注目してほしい。さらに、本日5月7日(金)19:00より、現在、制作真っ只中の映画『竜とそばかすの姫』の完成までを追う特別密着映像「Making of 竜とそばかすの姫」が東宝MOVIEチャンネルにて配信スタート。映画の公開に向け、毎週金曜に配信され、細田守最新作が創り上げられていくプロセスを最前線で楽しめる。■成田凌細田監督の作品をずっと観ていたので、今回初めてご一緒して、演出をして頂けるのはとても嬉しかったですし、貴重な時間だと思いながら、毎日を過ごしていました。監督はすごく優しくて、「成田くんならどう思う?」と優しいアプローチの仕方をしていただいたので、言って下さることも分かりやすかったです。もちろん妥協しない部分もたくさんありますし、僕が「今の大丈夫かな…」と思ったところが、意外に「今の良かったよ!」と言ってもらえたりもして、監督の中に常に正解があるんだなと思いながら、アフレコしていました。僕が演じるしのぶくんは、久々に高校で再会するすずの幼馴染で、すずが抱える悩みも唯一知っている男の子です。すずに寄り添いながら、そっと近くにいてあげられるのは自分だと思っているのですが、すずからしたら、ちょっと遠い存在にいるような人で…。なかなか難しい関係性ではありつつも、そのちぐはぐさが、演じていておもしろかったです。自分のアフレコが終わった後、ベル役の方が歌うと聞いたので、残って聴かせてもらったのですが、凄すぎましたね…。映画館で聴いたらどうなるんだろう…と想像しましたし、あの歌声を壁一枚挟んで聴けたのは、すごい体験で、自慢できるなと思いました。主人公の心の持ちようで歌い方も変わっていくのですが、そこを表現できるベル役の方は本当に素晴らしいです。今作の見どころは、やっぱり何と言ってもベルの歌だと思います。■染谷将太細田監督の作品はずっと観ていて、毎回感動させて頂いてます。今回呼んで頂き、とても嬉しかったです。監督が、カミシンは、その場の空気というか、温度がガっと上がるような存在だけど、元気なだけじゃなく、ある種どこか天然で、読み切れない部分があり、そこを表現してほしいとおっしゃっていて、ただ元気なだけではなく、繊細な部分は繊細に、いいグラデーションが出せるよう、魅力的なキャラクターを台無しにしないように演じました。普段は自分の顔が出るお芝居が多いので、監督がおっしゃっているニュアンスを声で体現するのは、改めて難しいなと思いましたし、求められるレベルに応えるのに必死でした。アフレコ自体は短い時間でしたが、とても濃厚な、良い経験をさせて頂きました。監督の作品は、自分を認めてくれているような、「人間いろいろあるけど、それでもいいよ」と優しい言葉をかけてもらっているような気がして、そこがグッときます。背中を押してもらえるような、自分にとっても大切な作品が多いです。今回はアクションやファンタジー要素も多いですし、純粋にエンターテインメント作品として楽しめながら、みんなが抱えているものだったり、人としての闇の部分であったり、そこもちゃんと描いた上で、見ごたえのある作品になっていると思います。実際完成したアニメーションにベルの歌声が響くのも、今からものすごく楽しみです。■玉城ティナ細田さんの作品は、以前から、新作の発表を待ち望んでいたので、オーディションでこの役が決まった時は、嬉しかったですし、初めてのアニメ声優のお仕事が、細田さんの作品でとても光栄です。脚本を読んでいても、惹きつけられる部分が多く、ルカちゃんとして作品に貢献できればと思っています。私が演じるルカちゃんは、皆から好かれていて、クラスの中心にいる目立つタイプの女の子ですが、物語が進むにつれ、表面的な部分だけじゃなく、内面も見えてくるキャラクターです。ただかわいいだけの女の子ではないので、自分としてもしっくりきましたし、そんな子を演じられて、とても嬉しかったです。「どんな子だろう…」と自分なりに考えていましたが、現場で監督がその都度アドバイス下さるので、安心して臨めました。『サマーウォーズ』でもインターネットの世界が舞台でしたが、今作は、それが当たり前となった2021年という時代にピッタリですし、自分の居場所が、今いる場所じゃないところにもあるのかもしれない…と思っている方もたくさんいらっしゃると思うので、きっと誰でも感情移入して観られると思います。■幾田りら私の演じるヒロちゃんは、喜怒哀楽が豊かなタイプで、一つのセリフの中だけでも、強弱や変化が多いので、声の高低差や言い回し、細かいニュアンスをつけるよう意識しました。どこかプロデューサー的な、放っておけないすずの手を引っ張っていくような女の子ですが、とにかくすずが大好きで、応援したくてという愛の部分が大きく、そこを真摯に表現したいと思いました。細田監督から「聞いたことのない、他にない声だね。ヒロちゃんのこの声は、きっと作品の味になると思う」と言っていただき、その言葉に応えられるよう頑張りました。初めての声のお芝居でプレッシャーもありましたが、実際にアフレコが進んでいく中で、皆さんともコミュニケーションを取らせていただき、ヒロちゃんを通して私自身も成長させてもらえたのではないかと思います。普段、音楽活動をしていてマイク前に立つことは多いですが、声優さんや俳優さんの方々と並んでやることはもちろん初めてで、同じマイク前でも今までとはまったく違う感覚でした。ブース内に一人ずつ仕切りがありましたが、それを飛び越えてくるような熱量を感じ、特に激しいシーンは、部屋全体の空気感のまま演じるように気を付けました。すず役の方とは初日から一緒で、一言目のセリフから「すずだ!」と思ったのが、印象に残っています。ベルの歌声も素晴らしくて鳥肌が立ち、ご本人の感情が高ぶって声に現れる感じが、マッチしていて、感動しました。監督の作品はどれも映像が美しく、今作でも<U>の世界や現実世界の風景も細かい所までとても美しく描かれているので、その絵の中で自分の声のキャラクターが動くと思うと感無量です。完成を楽しみにしています!『竜とそばかすの姫』2021年7月公開
2021年05月07日女子高生を主人公にインターネットの世界を描く細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』。この度、主人公の同級生のキャラクターの声を務めるキャストが発表された。本作の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす女子高生のすず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていた彼女は、超巨大インターネット仮想世界<U>に歌姫・ベルとして参加し、その歌声で瞬く間に世界で注目される存在になっていく。そんな“すず/ベル”の声優キャストに先駆けて今回発表されたのは、すずと同じく高知で暮らす同級生キャラクター。まず、すずの幼なじみであり、何かとすずを気に掛けるしのぶくんを、新海誠監督作品『君の名は。』『天気の子』にも出演した成田凌。幼い頃、すずにプロポーズした(?)というエピソードも登場するなど、甘酸っぱい関係性の行方と共に気になる役どころ。「監督はすごく優しくて、『成田くんならどう思う?』と優しいアプローチの仕方をしていただいたので、言って下さることも分かりやすかったです。もちろん妥協しない部分もたくさんありますし、僕が『今の大丈夫かな…』と思ったところが、意外に『今の良かったよ!』と言ってもらえたりもして、監督の中に常に正解があるんだなと思いながら、アフレコしていました」と収録をふり返り、「自分のアフレコが終わった後、ベル役の方が歌うと聞いたので、残って聴かせてもらったのですが、凄すぎましたね…」と未だ未発表のベルについても語る。また、カヌー部を一人で立ちあげ、インターハイを目指すアツイ生徒・カミシン役を、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続き、3度目の細田作品出演となる染谷将太が演じる。「普段は自分の顔が出るお芝居が多いので、監督がおっしゃっているニュアンスを声で体現するのは、改めて難しいなと思いましたし、求められるレベルに応えるのに必死でした」と話し、「今回はアクションやファンタジー要素も多いですし、純粋にエンターテインメント作品として楽しめながら、みんなが抱えているものだったり、人としての闇の部分であったり、そこもちゃんと描いた上で、見ごたえのある作品になっていると思います」と物語についてコメントした。さらに、吹奏楽部でアルトサックスを吹くみんなの人気者・ルカちゃん役を、アニメ声優初挑戦で今回オーディションで選ばれた玉城ティナ。「細田さんの作品は、以前から、新作の発表を待ち望んでいたので、オーディションでこの役が決まった時は、嬉しかったですし、初めてのアニメ声優のお仕事が、細田さんの作品でとても光栄です」と参加を喜び、「ルカちゃんは、皆から好かれていて、クラスの中心にいる目立つタイプの女の子ですが、物語が進むにつれ、表面的な部分だけじゃなく、内面も見えてくるキャラクターです。ただかわいいだけの女の子ではない」と自身が演じたキャラクターについて説明した。そして、すずの良き理解者であり親友のヒロちゃん役には、「YOASOBI」のメンバーikuraとして活躍する幾田りらが抜擢。すずを<U>へと誘い、歌姫・ベルとしてプロデュースする、すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソンだ。「初めての声のお芝居でプレッシャーもありましたが、実際にアフレコが進んでいく中で、皆さんともコミュニケーションを取らせていただき、ヒロちゃんを通して私自身も成長させてもらえたのではないかと思います」と語る幾田さんは、すず役のキャストと初日から一緒だったそうで、「一言目のセリフから『すずだ!』と思ったのが、印象に残っています。ベルの歌声も素晴らしくて鳥肌が立ち、ご本人の感情が高ぶって声に現れる感じが、マッチしていて、感動しました」と印象を明かしている。また本日より、現在製作真っ只中の本作の完成までを追う「Making of 竜とそばかすの姫」が東宝MOVIEチャンネルにて配信開始。映画の公開に向け、毎週金曜に配信されていく。『竜とそばかすの姫』は7月、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月、全国東宝系にて公開予定
2021年05月07日女優の吉田羊が、24日から全国で放送されるトヨタホームの新CM「つづけ、心地よさ」編に出演する。今回は、アニメーション映画監督の細田守氏が監督・脚本・原作を務める映画『竜とそばかすの姫』が7月に公開されることを記念して、スタジオ地図とのタイアップが実現。同作の予告映像と『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』などの名シーンを使用しながら、吉田が家族で過ごす時間の尊さを語るスペシャルなCMが完成した。撮影現場では、自身の家族へも思いを馳せながらメッセージを伝える吉田の姿に、制作チームが心を打たれる場面も。撮影の合間には、スタジオ地図作品をモチーフにした小物が散りばめられたセットの中で、スタッフと談笑していた吉田。撮影は、終始和やかな雰囲気で進行した。
2021年04月23日柳楽優弥と田中泯がW主演を務める映画『HOKUSAI』が5月28日(金)に公開となる。この度、本作が台湾でも今夏に公開されることが決定した。代表作『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏』が2020年2月に新たに刷新された新パスポートや2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト葛飾北斎の生涯を描いた本作。19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人で、米LIFE誌「この1000年で偉大な功績を残した100人」にも唯一の日本人として選ばれている北斎は表現者たちが自由を奪われていた時代に、ひたすら絵を描き続けていた。この映画では、抑圧に負けず自分の道を貫き、表現の自由を求めた北斎の姿を通して、今を生きる人々にメッセージを届ける。台湾では葛飾北斎の作品も扱われた展示「江戸風華-五大浮世絵師展」が2020年に1月から4月まで台北市で開催され、北斎の絵を一目見ようと10万人を超える来場者が訪れる大盛況を見せた。本作がどう受け入れられるのか注目したい。さらにアジアや中南米、ヨーロッパ、北米での公開も準備中ということで、ますますの広がりも期待できるだろう。今回の公開決定を受けた配給会社ifilmからのコメントは以下。配給会社ifilm・コメント弊社は今までたくさんの日本映画を配給させていただきました。是枝和裕監督や三谷幸喜監督の作品、また阿部寛さん主演の『テルマエロマエ』、アニメ映画に関しても新海誠監督の『君の名は。』をはじめ、細田守監督の『未来のミライ』、『バケモノの子』などを配給しました。今回の『HOKUSAI』に関しては、まず北斎という人と彼の作品は世界的に有名ですごく人気があります。台湾でも一番よく知られている日本人だと思います。昨年行われた台湾の北斎展覧会では、初めて彼の作品が台湾の人たちにお披露目となり、大変人気を博していました。『HOKUSAI』という映画はあまり知られてない北斎の生涯、また同じ江戸時代に活躍した絵師たちのことも描かれていますが、この映画を通じで台湾の人達に浮世絵だけではなく、その絵の裏にある背景をもっと深く理解してもらうことができると思います。これが私たちが配給したいと思った一番の理由です。また『HOKUSAI』は豪華なキャスティングで、柳楽優弥さん、田中泯さん、阿部寛さんをはじめ、台湾の観客によく知られている俳優さんたちばかりなので、とても期待しています。映画『HOKUSAI』5月28日(金)より公開
2021年04月13日細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の予告編が公開された。『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、そして、『未来のミライ』(2018)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。その最新作『竜とそばかすの姫』が、スタジオ地図創立10周年を迎える今年、いよいよ7月に公開される。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずが、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そして、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム(Jin Kim)が、歌姫ベルのキャラクターデザインを手掛けたことが明らかとなった。互いの作品をリスペクトし合っていた、ジン・キムと細田監督は、ロサンゼルスで出会い意気投合。いつか一緒にクリエイティブを、と語り合ったという。今回、歌姫ベルのデザイン制作にあたり、細田監督が正式に依頼、互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。貴重なキャラクターデザインも合わせて公開されている。また、先日公開された世界50億人以上が集う<U>のコンセプトアートを担当したのは、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家 / デザイナー、エリック・ウォン(Eric Wong)。ユニバーサルでインターナショナルな超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田監督自らが探し出し、たっての希望で実現した。さらに、先日3月15日に発表された第93回米国アカデミー賞長編アニメーション部門へノミネートされた『ウルフウォーカー』を始め、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督を始めとするスタッフたちが今作に参加。日本と世界の才能が集結し、未だ誰も観たことのない独創的な世界を表現し、新たな“地図”を描き出している。また、歌姫ベルの歌声が初公開。公開された予告映像には、ジン・キムがデザインした歌姫ベルの美しく輝く姿が。高知の田園風景や校舎という日常から、仮想世界<U>へと新たな世界の扉を開いていくすず(ベル)。そんな彼女の目の前に<U>で恐れられている謎の存在・竜が姿を現す。ついに明らかとなった竜のビジュアルとその竜に抱きかかえられるベルの姿も映し出されている。『竜とそばかすの姫』7月公開
2021年04月02日この夏公開予定の細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』より予告編が公開された。インターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公に迎え、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を描き出していく本作。今回の予告編では、主人公・すずの超巨大インターネット仮想世界<U>でのキャラクター、歌姫「ベル」が登場。高知の田園風景や校舎という日常から、<U>へと新たな世界の扉を開いていくすず(ベル)の目の前に、謎の存在・竜が姿を現す場面も。そして、ベルの透明感と力強さを備えた歌声が聞ける楽曲も初公開。母親の死以来、心に深い傷を負い、歌うことができずにいたすずが、ベルとして自分を解放し、心に秘めてきた想いを歌ったこの歌は、劇中でベルが歌う重要な楽曲のひとつだ。さらに今回、本作を手掛けるクリエイターも発表。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キムが、歌姫ベルのキャラクターデザインを。先日公開された世界50億人以上が集う<U>のコンセプトアートを、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォンが担当。加えて、『ウルフウォーカー』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』などを手掛けたアイルランドのアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」のトム・ムーア、ロス・スチュアート監督を始めとするスタッフたちが今作に参加していることも分かった。『竜とそばかすの姫』は7月、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月、全国東宝系にて公開予定
2021年04月02日上白石萌歌が主演、細田佳央太ほか豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らが出演する映画『子供はわかってあげない』。コロナ禍で公開が延期になっていたが、8月13日(金)よりテアトル新宿より先行公開、8月20日(金)より全国公開が決定。夏休みが待ち遠しい(!?)スペシャル動画も解禁された。原作は、第24回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞、また「マンガ大賞2015」2位や数々の漫画賞を受賞した田島列島の長編デビュー作。沖田修一監督が初の漫画原作でメガホンをとり、映画化した。この度、本作の公開日発表と共に解禁となったスペシャル動画では、「全人類待望の夏休みが帰ってくる」という“夏宣言”から始まり、「水泳×書道×ガールミーツボーイ×アニヲタ×家族×迷!?探偵×本当の父探し×元教祖」と、ちょっぴり変わった美波(上白石さん)の“青春”がオンパレード。様々な出会いを通して、子供と大人の間で揺れ動く美波にとって、一体どんなスペシャルな夏休みが待ち受けるのか。また、動画のラストは、劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のKOTEKO役で出演している声優・富田美憂(アニメ「かぐや様は告らせたい?」「いわかける!-Sport Climbing Girls-」)のとびっきりキュートなタイトルコールで締めくくられている。『子供はわかってあげない』は8月20日(金)より全国にて公開、8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年04月01日ミュージカル『ウェイトレス』が9日に東京・日生劇場で初日を迎え、高畑充希、宮野真守、宮澤エマ、LiLiCo、浦嶋りんこが取材に応じた。同作は、アメリカ映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』(07年)をベースに製作されたブロードウェイミュージカルで、今回が日本初演となる。アメリカ南部の田舎町でとびきりのパイを提供するウェイトレスのジェナ(高畑)は、ダメな夫・アール(渡辺大輔)に苦しみながらも妊娠していることに気づき、妊娠は嬉しくないが産むことを決める。産婦人科の若い医師・ポマター(宮野)と惹かれ合い、「全国パイづくりコンテスト」で優勝して賞金を獲得できたら夫と別れようと決心するが……という、悩める現代女性を全力で応援するコメディ・ミュージカルだ。同作を何回も観たという高畑は「最初はニューヨークで拝見して、あまりに面白くて感激してしまって。曲も素晴らしいし、もう1回観たいと思ってロンドンに行って、もう1回観たらもう1回観たくなって、またニューヨークに行って観た」とワールドワイドに楽しんだ様子。「日本に帰ったときに『こんな素晴らしいミュージカルがあって、チャンスがあったらやりたいなあ』と言ってたら、叶った」と念願の出演となった。同じくブロードウェイで観たという宮澤は「大号泣って、こういうことかなと。嗚咽混じりで泣きながら観て、パイも売ってたからパイをむさぼりながら泣きながら、浄化されて劇場を出て行くみたいな、宗教的な体験をした」と振り返る。「日本にいつか来るのであれば何らかの形で関わりたいなと思っていたんですけど、『ピピン』に出た際に演出家のダイアンさんが『ウェイトレス』も演出されていて、『あなた、ドーン(役)にぴったりだと思う』と言われ、社交辞令かと思ってたら、本当にオファーをいただいたので、縁ってこういうことなのかな」と意外な経緯を明かした。またミュージカルでは初共演となる高畑について、宮野は「年に1回くらいは会ってたんですけどね、バラエティで」と、星野源の冠音楽番組『おげんさんといっしょ』(NHK総合)のことをほのめかし、高畑も「そうですね。かなりアブノーマルなシチュエーションでいつも顔を合わせていただいていたので、まさか」と同意。今回は不倫関係に陥る役柄で、高畑は「ポップとはいえかなりいろんなことが繰り広げられるミュージカルなので、最初は大丈夫かなと思ったけど、相談しながら稽古できてすごく心強い存在です」と信頼を寄せる。改めて「お芝居できてすごく嬉しいです。やっとお芝居できたから」(宮野)、「お芝居したことなかったから」(高畑)という2人だが、宮野は「すごい引き込まれますね。舞台で一方的に拝見したときも引き込まれて目が離せなかったけど、実際に相手役となった時に、充希ちゃんと対面すると、自然と物語の登場人物になれる。それが楽しくてしょうがない」と息ぴったりの関係を見せた。取材では「今の気持ちをパイに喩えると?」という難問も飛び出し、「外見は甘いクリームで、中身はボリューミーでフルーツがいっぱい入ってるパイにして作品をお届けしたい」(浦嶋)、「なんで奥さんがミュージカルデビューしてるのに名古屋で別の舞台やってるんだろうパイ」(LiLiCo)、「"1口食べたら絶対ずっと健康パイ"が食べたい。私たち、何回PCR検査受けたのかってくらい万全の体制でやってるので」(宮澤)と個性的な回答が続く。さらに「パイ生地だけパイ!」と叫んだ宮野は、「色んなことがあったけど、今はまだパイ生地だけパイ! お客さんが入ってやっと僕らの『ウェイトレス』が始まるので、パイ生地だけパイ!」と連呼。最終的には高畑が「皆が楽しかったらそれでいいよパイ」とまとめ、キャスト陣も「座長ありがとうございます!」と感謝していた。東京公演は日生劇場にて3月9日〜30日、福岡公演は博多座にて4月4日〜11日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて4月15日〜19日、名古屋公演は御園座にて4月29日〜5月2日。舞台写真提供/東宝演劇部
2021年03月10日細田守監督によるアニメーション映画『時をかける少女』が、4DX版で期間限定上映。『時をかける少女 4DX』として、2021年4月2日(金)より公開される。細田守監督‟伝説的アニメ映画”が4DX版で『サマーウォーズ』(09)、『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』(18)といった話題作をはじめ、2021年に最新作『竜とそばかすの姫』の公開も控えているアニメーション映画監督・細田守。中でも彼の代表作として知られる『時をかける少女』(06)は、‟タイムリープ”を題材にした人気青春アニメーション。当時わずか6館の劇場公開から全国へと驚異的に広まった伝説的作品が、細田の企画制作会社「スタジオ地図」の10周年を記念して、4DX版となり蘇る。女子高生・真琴が送るひと夏のストーリーもとは筒井康隆の小説を、細田守監督が再構築したという本作は、過去に飛べる能力を手にした女子高校生・真琴が主人公。当初はその力を駆使して、好き放題に高校生活を楽しんでいた真琴だったが、この「タイムリープ」には限界があることを知る。青春のひと夏に見つける友情、そして恋心―。自分の過去を何度もやり直していくうちに、‟人生のかけがえのない時間”の意味を見出す真琴の選択とは―?リアルな演出でパワーアップなお上映される4DXとは、「体感型(4D)」を演出するための最新劇場上映システムのこと。座席が作品中のシーンと完璧に連動し、前後上下左右へ稼働。また、風、水(ミスト)、香り、煙など、各種演出も体感できるアトラクション効果も搭載しているため、よりリアルでパワーアップした作品の世界観を楽しむことができる。主人公の声優を務めた仲里依紗のコメントなお当時16歳で、本作の主人公・紺野真琴の声優を務めた仲里依紗からコメントも到着。「私にとって大切な作品である『時をかける少女』が 映画館に帰ってきます!しかも、4DX! 私も体感しに劇場に行きたいと思います。 今からとても楽しみです。」と、映画再上映に喜びの声を寄せている。あらすじ高校2年生の紺野真琴は、理科実験室に落ちていたクルミをうっかり割ってしまったことがきっかけとなり、時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れる。彼女はさっそく「タイムリープ」の力を試すべく、妹が食べてしまったプリンを食べにいく。 自分が“飛べる”ことを確信した真琴は、男友達の間宮千昭や津田功介とカラオケでノドが枯れるまで歌ったり、3人で何度も野球をして好プレイを連発してみたり…。何気ない日常を思う存分満喫するのだった。何があっても大丈夫、また戻ればいい、何回でもリセットができる。そんな楽しい毎日が続くはずだった。千昭が真琴に「俺とつきあえば?」と告げるまでは。Time waits for no one.(時は人を待たない)。「タイムリープ」を繰り返し、残り回数が底をついたとき、真琴は自分にとって一番大事なかけがえのない時間がそこにあったことに気づくのだった…。【詳細】『時をかける少女 4DX』公開日:2021年4月2日(金)~全国4DX シアターにて期間限定公開※一部劇場を除く。監督:細田守原作:筒井康隆脚本:奥寺佐渡子声優:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵配給:スタジオ地図 LLP ユナイテッド・シネマ■入場者特典イラスト入りミニクリアファイルを、入場者に先着プレゼント。
2021年02月27日2021年夏に公開が予定されている細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』のストーリーが明らかに。あわせて最新ビジュアルと、特報映像が公開された。『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018)と、過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきた細田監督。最新作のタイトル『竜とそばかすの姫』と公開時期、そして物語の舞台となる全世界で50億人が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>を描いた1枚のコンセプトアートが先日公開された時には、SNSで一気に話題となった。ついに明らかになった今作の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加することに。心に秘めてきた歌を歌うことであっという間に世界中から注目される存在になっていくベル(すず)。そんな彼女の前に<U>の世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れる。今作は、これまで『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(2000) や『サマーウォーズ』 を通して約10年に1度、インターネットの世界を舞台に物語を紡いできた細田監督が、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公に迎え、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を描いた“リアル×ファンタジー”なのだ。この度公開となった30秒の特報映像では、「高知の現実世界×インターネット空間の仮想世界<U>」のカットを多数お披露目。すずが住む高知の自然豊かな美しい夏の風景と、<U>を浮遊するたくさんのアバターの姿や、すずのアバターである「ベル」の姿、そして謎の存在「竜」の表情、さらに『サマーウォーズ』『バケモノの子』などこれまでの細田作品のモチーフのひとつとなってきたクジラの尾ひれも登場し、現実×インターネット空間という対照的な世界が融合していく美麗な映像が、作品への期待感をますます高める。すずと竜が出会った先には一体どんな物語が待っているのか。スタジオ地図と、細田守監督が辿り着いた最新作『竜とそばかすの姫』の続報に、期待してほしい。◆『竜とそばかすの姫』特報映像細田守監督コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』2021年夏公開
2021年02月18日細田守監督がインターネット世界を描く映画『竜とそばかすの姫』より、ベールに包まれていたストーリーが明らかに。そして、最新ビジュアルと特報映像が公開された。映画公開決定発表時には、タイトルと公開時期、そして物語の舞台となる全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>を描いたコンセプトアートという、少ない情報だけだった本作。そんな詳細が分からなかったストーリーが今回発表され、主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずであることが明らかに。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、“もうひとつの現実”と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加する。そして、心に秘めてきた歌を歌うことによって、あっという間に世界に注目される存在になっていく彼女の前に、この世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れる――。本作は「ずっと創りたいと思っていた映画」だと語る細田監督。「恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います」とコメント。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 、『サマーウォーズ』と、約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公にして、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、リアル×ファンタジーを通じ描き出す。また特報映像では、高知の現実世界とインターネット空間の仮想世界<U>のカットがスピーディーに映し出されていく。すずのアバター「ベル」、謎の存在「竜」の表情、これまで細田作品のモチーフのひとつとなってきたクジラの尾ひれも登場している。細田守監督コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』は夏、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年夏、全国東宝系にて公開予定
2021年02月18日アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の設立10周年を記念して、細田守監督が手掛けた5作品をWOWOWで特集放送することが発表されているが、この度、これらをみんなで一緒に観る“WOWOW同時鑑賞会”の開催が決定した。日本が世界に誇るアニメーション映画監督・細田守。今回特集されているのは、役所広司、宮崎あおいが声優を務め、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街」での修行と冒険、親子の絆やヒロインとの淡い恋愛を描いた、WOWOW初放送となる『バケモノの子』。何度も映像化されてきた筒井康隆のSF小説の世界観をアップデートしてアニメーション映画化した2006年公開の『時をかける少女』。神木隆之介が出演、スタジオ地図・細田監督の初のオリジナル長編映画となった、夏の定番『サマーウォーズ』。宮崎さん、大沢たかお、黒木華らが参加した母と子の成長の物語『おおかみこどもの雨と雪』。上白石萌歌、黒木さん、星野源、麻生久美子らが出演、妹にかかりきりの両親に戸惑う4歳の男の子くんちゃんと、未来からやってきたミライちゃんがめぐる物語『未来のミライ』がラインアップされている。決定した同時鑑賞会は、WOWOW加入者は放送やWOWOWオンデマンドで、WOWOW未加入者はDVDやBlu-rayなどを同時に再生して参加。「#WOWOW同時鑑賞会」を付けてSNSで一緒に盛り上がることができる。「スタジオ地図 10th Anniversary そして、最新作『竜とそばかすの姫』へ 細田守監督特集」は2月13日(土)WOWOWシネマにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSおおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2021年01月18日グラニフ(graniph)が「スタジオ地図」とコラボレーション。第5弾として映画『未来のミライ』をモチーフにしたTシャツが、2021年5月26日(水)より、グラニフ国内店舗などで発売される。「スタジオ地図」設立10周年記念グラニフと、2011年に細田守監督作品の制作拠点として設立されたアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」のコラボレーションは、「スタジオ地図」設立10周年を記念して実現。2021年1月より5カ月間連続で、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』の5作品をモチーフにしたTシャツを、映画作品の公開順に発売していく。人気作家による描きおろしイラストまた、Tシャツにあしらうイラストを人気作家が描くのも、このコラボレーションのポイント。ダイスケリチャード、ツペラ ツペラ(tupera tupera)、中村佑介、福田利之、リトルサンダー(Little Thunder)の参加が決定しており、それぞれの作品を1人の作家が表現していく。第1弾『時をかける少女』記念すべき第1弾は、「タイムリープ」という能力を手にした女子高生・紺野真琴を主人公にした2006年公開の映画『時をかける少女』を、イラストレーターのダイスケリチャードが描き下ろし。夕暮れの中、自転車で二人乗りをしている真琴と千昭を描いており、一人分しかない影がその後の展開を思わせるせつないデザインに仕上げた。第2弾『サマーウォーズ』2月24日(火)より登場する第2弾は、2009年公開の『サマーウォーズ』。描いたのは、 イラストレーター・中村佑介だ。夏希と健二を中心に、 陣内家のアバターや物語に出てくるアイテムたちが隅々にまで詰め込まれており、見どころ多数のデザインとなっている。第3弾『おおかみこどもの雨と雪』3月24日(水)に発売される第3弾では、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ“おおかみこども”の姉弟が成長する姿を描いた感動作『おおかみこどもの雨と雪』にフォーカス。元気いっぱいな雪と、母親の花にしがみついている控えめな雨を、香港出身のイラストレーター・リトルサンダーが描き下ろした。ピュアなホワイトに優しい色合いのイラストが映える、可愛らしいTシャツだ。第4弾『バケモノの子』第4弾として4月21日(水)に登場するのは、2015年公開の『バケモノの子』。ひとりぼっちの少年・九太と、ひとりぼっちのバケモノ・熊徹、人間でもバケモノでもない謎の生き物・チコがクジラの中に溶け込むような、美しいグラフィックをフロントにあしらった。デザインは、イラストレーターの福田利之が担当している。ラストを飾る5月26日(水)発売の第5弾は、2018年公開の『未来のミライ』を、絵本作家のツペラ ツペラ(tupera tupera)が描き下ろした。 おとうさん、おかあさん、くんちゃん、ミライちゃん、そして作品の中でも実際にツペラ ツペラがデザインを担当した遺失物係・ ペットのゆっこで、「MIRAI」の文字を模っている。【詳細】グラニフ×スタジオ地図■第1弾「時をかける少女×ダイスケリチャード」発売日:2021年1月20日(水)販売店舗:グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストアアイテム:Tシャツ 1種類 2,750円(税込)サイズ:SS/S/M/Lカラー:ホワイト素材:綿100%■第2弾「サマーウォーズ×中村佑介」発売日:2021年2月24日(水)販売店舗:グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストアアイテム:Tシャツ 1種類 2,750円(税込)サイズ:SS/S/M/Lカラー:Fuji素材:綿100%■第3弾「おおかみこどもの雨と雪」発売日:2021年3月24日(水)販売店舗:グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストアアイテム:Tシャツ 1種類 2,750円(税込)サイズ:SS / S / M / L / XLカラー:ホワイト素材 : 綿100%■第4弾「バケモノの子×福田利之」発売日:2021年4月21日(水)販売店舗:グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストアアイテム:Tシャツ 1種類 2,750円(税込)サイズ:SS / S / M / L / XLカラー:ホワイト素材 : 綿100%■第5弾「未来のミライ×ツペラ ツペラ」発売日:2021年5月26日(水)販売店舗:グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストアアイテム:Tシャツ 1種類 2,750円(税込)サイズ:SS / S / M / L / XLカラー:Magellan Blue素材 : 綿100%※販売店舗により入荷状況・販売開始時間が異なる。※グラニフ国内店舗では、一度の会計でTシャツを2点以上購入、またはTシャツと1,078円(税込)以上のアイテムとの購入でお得になるセットプライスサービスを実施。(一部商品対象外)※グラニフ公式オンラインストアではセットプライスサービス適用後の価格。
2021年01月08日アニメーション映画監督・細田守の最新作、映画『竜とそばかすの姫』が2021年7月に公開される。女子高生を主人公に迎え“リアル×ファンタジー”を描き出す細田守の集大成『竜とそばかすの姫』は、これまで数々の名作アニメを生み出してきた細田守監督の最新作。監督・脚本・原作を細田守、企画・制作を細田率いる制作会社スタジオ地図が手掛ける。これまで『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』、代表作である『サマーウォーズ』と描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公に迎えてリアル×ファンタジーを通じ描き出す。『竜とそばかすの姫』は、まさに“細田守集大成”ともいえる。超巨大インターネット世界≪U≫が物語の舞台に『竜とそばかすの姫』の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加することに。心に秘めてきた歌を歌うことによってあっという間に世界に注目される存在になっていくベル(=すず)の前に、<U>の世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れ、ストーリーは動き出す。世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、細田監督ならではの視点でダイナミックに展開していく。すずを取り囲む登場人物すずを取り囲む登場人物の声優キャスト&その役どころを紹介。すずと近しい関係にある同級生たちには、これまでも細田監督作品の常連として活躍してきた成田凌と染谷将太をはじめ、『Diner ダイナー』『悪の華』で強い存在感を放った玉城ティナ、そして声優初挑戦となるシンガーソングライターの幾田りらといった豪華な面々が揃う。<登場人物>・しのぶくん(成田凌)何かとすずを気に掛ける幼馴染。バスケ部で女子からも絶大な人気を誇る存在でありつつ、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。幼い頃に、すずにプロポーズしたことも。・カミシン(染谷将太)カヌー部をひとりでたちあげインターハイを目指す、天真爛漫でまっすぐなアツイ男子生徒。そのアツさゆえに、周囲からちょっとだけ浮いている。・ルカちゃん(玉城ティナ)吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルのような女の子。太陽のような存在でみんなから人気もあるキラキラハイスペックガール。・ヒロちゃん(幾田りら)すずの親友で良き理解者。ネットを使いこなす毒舌メガネ女子。すずを<U>の世界へと誘い、ベルとしてプロデュースする。すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソン。役所広司が父親役にすずの父親(役所広司)過疎化が進む高知の田舎町で、主人公・すずと二人暮らしの父親。互いに心に傷を抱えたまま、時と共に距離も開いてしまった。うまく言葉を交わせないながらも、娘を心配し、あたたかく見守っている。演じる役所広司は、『バケモノの子』『未来のミライ』に続く、細田作品3度目の出演。思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親役を、繊細に演じる。インターネット世界<U>の個性派キャラクターまた超巨大インターネット世界<U>を彩るキャラクターたちも一挙紹介。突如ベルの前に現れる謎の存在・竜は、キーキャラクターでありながら、いまだベールに包まれたまま。そのほか<U>に住まう個性豊かなキャラクターには、『ズートピア』のニック、『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役(2016年8月以降)を務める森川智之をはじめ、 “アラレちゃん”や“コロ助”の声で知られる小山茉美がなど、アニメ界の実力派キャストが声をあてる。・ジャスティン(森川智之)全世界で 50 億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>の中で、正義と秩序を守る自警団・ジャスティンのリーダー。<U>の秩序を乱す竜の正体を暴こうとしている。・イェリネク(津田健次郎)<U>で盛り上がる「竜の正体探し」の中で、候補にあがる、現代美術アーティスト。・スワン(小山茉美)「竜の正体探し」で疑惑の人となる、豪邸に住む貴婦人。・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸(宮野真守)「竜の正体探し」を盛り上げる Youtuberコンビ。トム・ムーア&ロス・スチュアートなど、世界的クリエイターが集結また、仮想世界<U>のコンセプトアートは、ロンドン在住の新進気鋭イギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォンが担当。超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田守自らが探し出した。さらに、『ウルフウォーカー』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督をはじめとするスタッフも参加。世界的クリエイターが集結し、作品を作り上げる。『アナと雪の女王』キャラクターデザイナーが歌姫「ベル」をデザイン歌姫「ベル」のキャラクターデザインを務めたのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム。ジン・キムと細田守は、『未来のミライ』が米国アカデミー賞にノミネートされた頃に、ロサンゼルスで出会い、意気投合。互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。細田守の最新作、映画『竜とそばかすの姫』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』と、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しており、監督・脚本・原作を手掛けた『未来のミライ』では、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞や第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされ、第46回アニー賞で最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞した。細田守 コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』あらすじ高知の自然豊かな村に住む 17 歳の女子高生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。いつの間にか父との関係にも溝が生まれ、現実の世界に心を閉ざすようになっていく。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、偶然にも、全世界で 50 億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に、「ベル」というキャラクターで参加することになる。もうひとりの自分。もうひとつの現実。もう、世界はひとりひとつじゃない。<U>では自然と歌うことができたすず(ベル)は、自ら作った歌を披露し続けていく内に、あっという間に世界中の人気者になっていく。そんな驚きも束の間、突如轟音とともにベルの前に現れたのは、竜の姿をした謎の存在だった―。作品詳細映画『竜とそばかすの姫』公開時期:2021年7月原作:細田守監督・脚本:細田守出演:成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守企画・制作:スタジオ地図
2020年12月18日細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が2021年夏に全国公開されることが決定した。『時をかける少女』(2006年)や『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)、『バケモノの子』(2015年)、そして『未来のミライ』(2018年)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネート、と日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。いよいよ来年夏、スタジオ地図が創立10周年を迎える2021年、彼による待望の最新作が登場する。タイトルは『竜とそばかすの姫』。その内容はまだ秘密のベールに包まれている。明らかになっているのは、タイトルと物語の舞台となる全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界“U”を描き出した1枚のコンセプトアートだけ。これまで細田監督は『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 (2000年) や『サマーウォーズ』 で発展しつつあるインターネットをはじめとするデジタル技術が人々の生き方をどう変えていくかを描いてきた。『サマーウォーズ』から12年。彼は最新の知見に基づいて、みたびネット世界を題材にして現代に切り込もうとしているのだろうか。青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖など様々な作品テーマの中で細田守が一貫して見つめ続けてきたもの、それは、「困難に直面しながらも自らの勇気で一歩を踏み出し、懸命に未来へむかって生きる人間の姿」だ。世界中の人々がかつてない困難に直面した2020年が暮れようとしているが、細田監督は本作で新しい年である2021年に向けての、希望と勇気の物語を紡ぎだしてくれるだろう。『竜とそばかすの姫』2021年夏全国東宝系にて公開
2020年12月15日前作『未来のミライ』が米アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた細田守監督の最新作、『竜とそばかすの姫』が「スタジオ地図」創立10周年を迎える2021年の夏に公開されることが決定した。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』、そして『未来のミライ』と過去作全てが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』では第46回アニー賞最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞受賞、第91回アカデミー賞長編アニメーション部門や第76回ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされた細田守。日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきた細田監督の最新作、その中身はまだ秘密のベールに包まれており、明らかになっているのはタイトルと、物語の舞台となる全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界「U」を描き出した1枚のコンセプトアートのみ。細田監督はこれまで、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 や『サマーウォーズ』で、発展しつつあるインターネットやデジタル技術が人々の生き方をどう変えていくかを描いてきた。『サマーウォーズ』から12年。細田監督は最新の知見に基づき、今回もネット世界に題材をとって現代に切り込むようだ。青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖…様々な作品テーマの中で細田監督が一貫して見つめ続けてきたのは、「困難に直面しながらも自らの勇気で一歩を踏み出し、懸命に未来へむかって生きる人間の姿」。困難の2020年を経た2021年、どんな希望と勇気の物語を紡ぎだしてくれるのか注目だ。『竜とそばかすの姫』は2021年夏、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月15日常設のドライブインシアター会場「ドライブイン・ワンダーシアター」が、神奈川・横須賀に誕生。第1弾イベントとして「ドライブインシアター2020 ミーツ キント(Drive in Theater 2020 meets KINTO)」を、2020年12月25日(金)・26日(土)・27日(日)に開催する。常設のドライブインシアター会場「ドライブイン・ワンダーシアター」今回オープンする「ドライブイン・ワンダーシアター」は、シアタープロデュースチーム「ドゥーイットシアター(Do it Theater)」が手掛ける、常設のドライブインシアター会場。「ドゥーイットシアター」は、これまでにないシアター体験を提供する事をコンセプトに掲げ、2020年には様々な会場でドライブインシアターイベントを主催しており、いずれも好評を博している。「ドライブイン・ワンダーシアター」が位置するのは、三浦半島の海沿いの開放的で眺望に恵まれた長井海の手公園の一角。絶好のロケーションで、様々な団体や企業とタッグを組みながらドライブインシアターイベントを展開していく。第1弾イベントでは『時をかける少女』など人気3作品を上映そんな「ドライブイン・ワンダーシアター」の第1弾イベントとして、トヨタの提供する自動車のサブスクリプションサービス「キント」とコラボレーションしたドライブインシアター企画「ドライブインシアター2020 ミーツ キント」を開催。上映ラインナップは『秒速5センチメートル』『時をかける少女』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の3作品。新海誠、細田守、庵野秀明といった、日本アニメ映画界の巨匠たちによる人気作品を、“車の中”という特別な空間から楽しむことが出来る。【詳細】ドライブイン・ワンダーシアター住所:神奈川県横須賀市長井4丁目 長井海の手公園 特設会場■第1弾イベント「ドライブインシアター2020 ミーツ キント」開催日時:2020年12月25日(金) 20:00開演予定、12月26日(土)/27日(日) 17:30開演予定上映作品:12月25日(金)『秒速5センチメートル』12月26日(土)『時をかける少女』12月27日(日)『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』<チケット情報>発売日:12月11日(金) 18:00~※peatixにて発売。先着順。※料金及びチケットページ詳細は後日発表。
2020年11月29日シアタープロデュースチーム「Do it Theater」が、横須賀市と連携し新しいエンターテインメント・カルチャーを追求するドライブインシアター常設会場「Drive in Wonder Theater」をオープン。12月25日(金)から3日間、「ドライブインシアター2020 meets KINTO」と題したイベントで3つの映画を上映する。「Do it Theater」 は、新たなチャレンジとして、恒常的にドライブインシアターを実施できる場として「Drive in Wonder Theater」を立ち上げ。映画にとどまらず、様々なエンターテインメントとドライブインスタイルを掛け合わせることで、アップデートされたシアター体験とカルチャーの活性化を目指す実験的な取り組みだ。三浦半島の海沿いの開放的で眺望に恵まれた長井海の手公園の一角に創り出した「Drive in Wonder Theater」。「Do it Theater」が提供するシアター体験と横須賀市の観光・飲食・地域産業や資源が連動することで、地域活性の新しい形も模索していくという。「Drive in Wonder Theater」第1弾コラボレーションとして、トヨタの提供するクルマのサブスク「KINTO」とともに、クリスマスにドライブインシアターを開催。上映作品は、もはや説明不要の名作3作品。新海誠監督の連作アニメーション『秒速5センチメートル』、細田守監督がアニメーション映画化した『時をかける少女』、そして最新作が公開を控える『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(庵野秀明総監督)。いずれも、ドライブインシアターでは初めての上映となるラインアップだ。なお、本イベントのチケットは、応募受付中のKINTOプレゼントキャンペーン、もしくはpeatixにて12月11日(金)18時より購入することができる(※先着順)。「ドライブインシアター2020 meets KINTO」は12月25日(金)~27日(日)Drive in Wonder Theater(長井海の手公園 特設会場)にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開
2020年11月26日映画『ウルフウォーカー』の公開を記念し、来年3月開催の「東京アニメアワードフェスティバル2021」のプレイベントとして、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督と本作のトム・ムーア/ロス・スチュアート監督とのスペシャル対談が10月19日に行われた。「東京アニメアワードフェスティバル」は、“東京がアニメーションのハブになる”を合言葉に、次世代のアニメ制作の人材発掘と育成、文化と産業の発展・振興を図ること、東京の観光振興に資することを目的に、2014年から開催されている国際アニメーション映画祭。『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』がグランプリを受賞したことをきっかけに、本作の監督らから、同じ“狼とこども”をモチーフにした作品を手掛けた細田監督へのラブコールがあり、スタジオ地図、東京アニメアワードフェスティバル事務局、そしてアイルランドの3か所を繋ぎ、本企画が実現したという。元々、細田監督の大ファンだというムーア監督とスチュアート監督。対談にあたり、事前に『ウルフウォーカー』を観た細田監督は、「本当に素晴らしい作品でした。『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』は誰も見たことのない様なアニメーションで感動しましたが、この作品も期待を上回りました。当たり前なカットがない。1カット1カットが驚きの連続で、森と町との対比が素晴らしかった」と絶賛。「児童文学的な要素も含まれた、叙事史的な物語がとても力強かった。どんな風にして作ったのですか」と尋ねると、「アクション満載の映画にしたいと思ったんです。これまでの作品で学んだテクニックを詰め込んだんです」(ムーア監督)、「民話的なムード、古典的なムードは狙って作ったんです。町は檻に閉じ込められている様に見せるために平面的に描いて、森では自由な印象を与える様な線を意識して描いたんです。線にエネルギーを残すということも意識しました」(スチュアート監督)と説明していた。また司会者から、お互いの作品がオオカミや人が何かに変身するという部分が共通するということについて話題が振られると、細田監督は「オオカミがワルモノにされたのはヨーロッパ的な人間中心主義のせいです。人間が発展していく上で動物を森に追いやる必要があった。でも僕は、追いやられたオオカミや動物のほうに興味があるし、肩入れしたくなる」と答え、ムーア監督は「自然との付き合い方、人間の中にある“野生”をもう1回我々は抱き直す必要があるのかもしれない。またアイルランドと日本は、アミニズムという観点から似ている気がします」と共通する理由を話し、そしてスチュアート監督も「古い民話には共通点があって、何かしら普遍性があるのかもしれない。アイルランドでは昔からオオカミと人間は共存する関係性だったのですが、キリスト教が浸透してからそれが変わってしまった。古の考え方が今後人間が生き残るために必要なのかもしれない」と語った。さらに細田監督から、「カートゥーン・サルーン」の今後の制作に関してCGを使っていく予定かを問われたムーア監督は「個人的には手描きにこだわっていきたいが、CGを使うことで表現の豊かさが増えるので必要なところでは使っていきたい」と答えた。一方、ムーア監督からはアニメを作る上で大切にしていることを聞かれると、細田監督は「家族をテーマに作品を作ることが多いけど、本当に描きたいのは、どうやって子供は成長していくのか、ということなんです」と言い、スチュアート監督からは、企画は並行して進めることがあるのかなど、次々と質問があがった。また対談では、ちょうど次回作の絵コンテが終わったところだということも明かした細田監督。スペシャル対談は盛況の内に幕を閉じた。なお、今回の対談の様子は編集後、10月25日(日)にYouTubeプレミアにて無料配信される予定だ。『ウルフウォーカー』は10月30日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウルフウォーカー 2020年10月30日よりYEBISU GARSEN CINEMAほか全国にて公開© WolfWalkers 2020
2020年10月20日声優や歌手、俳優としてマルチに活躍している宮野真守(みやの・まもる)さん。長身でさわやかな外見と甘い声で、多くの女性ファンをとりこにしています。そんな宮野真守さんがいつ結婚したのかや、結婚相手、子供、結婚式で人気の曲など、さまざまな情報をご紹介します。宮野真守はいつ結婚したの?子供はいるの?宮野真守さんは、2008年12月に一般女性と結婚したことをブログで発表。同月に出演していたラジオ番組『朴ろ美・宮野真守のポケ声ファイト!』(文化放送)で、改めて結婚についてと、結婚相手との間に子供を授かったことを報告しています。当時、アニメ『DEATH NOTE』の夜神月や、『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイなどの声優を務め、人気を博していた宮野真守さん。ファンからは『マモ』の愛称で親しまれ、イケメンボイスと完璧なビジュアルで多くの女性をメロメロにしていました。そのため、熱烈なファンの多くが、嘆き悲しむことに。祝福のメッセージが上がる一方、嫉妬からか結婚に対しあまり好意的ではない声も聞かれました。そのこともあってか、宮野真守さんはその後、プライベートや家族について話すことを控えており、妻や子供の詳細については明かしていません。そんな宮野真守さんは、2019年にgooランキングが公開した『結婚したと知って一番ショックを受けた声優ランキング』で、堂々の1位を獲得。既婚者となって数年が経ちますが、その人気の高さから、ファンの間ではいまだに結婚した時のエピソードが話題に上がっているのかもしれません。宮野真守の曲を結婚式で使いたい人が増えてる?宮野真守さんは歌手としても活動しており、2008年に『Discovery』でCDデビューをしています。宮野真守「Discovery」MUSIC VIDEO(Short Ver.)その後も数多くのアニメやゲームのタイアップ曲をリリースし、アニメソングアーティストとしても知られるように。2009年には国内最大のアニメソングライブイベント『Animelo Summer Live 2009 -RE:BRIDGE-』に初出演したほか、2013年には日本武道館で『MAMORU MIYANO SPECIAL LIVE 2013 〜TRAVELING!〜』と題したライブ公演を行うなど、歌手としての人気を高めています。MAMORU MIYANO SPECIAL LIVE 2013 ~TRAVELING!~その経験や実力が認められ、2014年に『宮野真守』個人の名前で『第8回声優アワード』歌唱賞を受賞。2014年3月に更新されたブログで、その喜びをつづっています。この度、わたくし宮野真守は、第八回「声優アワード」にて「歌唱賞」を、受賞させていただきました。歌い手として、まだまだ未熟な、ほんとにほんとに未熟な僕が、このような栄えある賞をいただけたのは、応援してくださるファンの皆様、支えてくれるスタッフ、そして、僕と一緒に素晴らしい曲を作ってくださるクリエーターの方々のお力添えがあってこそ……心より感謝いたしております。自分で「歌い手としての自分」を認められる日が来るよう、しっかり想いを込めて、自分なりの音楽活動を目指してきましたが、今回、皆様のおかげでこの素敵な賞をいただけたことで、恐縮ですが、少しの「自信」をいただけたように感じます。本当に本当にありがとうございます。しかし、この賞に甘えず、これからも声優・宮野真守だからこそ歌える歌にこだわって、全力でパフォーマンスしていきたいと思いますので、どうぞ、応援よろしくお願いいたします。本日は、本当にありがとうございました!!宮野真守オフィシャルブログーより引用この投稿を見たファンからは、宮野真守さんがこれまで積み重ねてきた努力や功績を讃える声が殺到。「これからもついていきます!」「本当にすごい!」といった称賛コメントがたくさん寄せられています。そんな宮野真守さんが歌う楽曲を「ぜひ、結婚式で使いたい!」という人が増えているとか。その中でも人気なのが2017年リリースのアルバム『THE LOVE』に収録されている『EVER LOVE』と、2013年に発売された9枚目シングル『カノン』の収録曲『THANK YOU』です。特に『EVER LOVE』はライブで披露されると大盛り上がり!暗い気持ちを明るくさせてくれるような歌詞がつづられており、元気が出る曲として愛されています。宮野真守『EVER LOVE』宮野真守さんは2017年7月に更新したブログで、『EVER LOVE』の製作秘話について明かしています。一曲目の「EVER LOVE」は、デビューからお世話になっている、大好きな大好きな僕の大恩人、Jin Nakamuraさんとの曲なのです☆僕に、いつも、大事な大事な「きっかけ」をくれる人。。。そんなJinさんと一緒に、愛に満ち溢れた、素敵な曲を作りました☆僕がみんなに伝えたかった、このアルバムのテーマとも言える「愛」を、歌詞に込めています。是非とも…お楽しみに♪宮野真守オフィシャルブログーより引用宮野真守さんの愛がたくさん詰まった同曲は、幸せの舞台ともいえる結婚式にぴったりなナンバー。これからも、多くの人に末長く歌い継がれる楽曲となることでしょう。宮野真守の演じた中で結婚したいキャラは?宮野真守さんは持ち前のイケメンボイスで、多くのアニメファンを魅了しています。その中でもアニメ『文豪ストレイドッグス』では、自殺愛好家でありながら、いつもひょうひょうとしていて、つかみどころない太宰治役を熱演。【アイコンプレゼントキャンペーン】本日は多くのニュースをお届けいたしましたが、最後に「黒の時代」のツイッターアイコンを皆さまにプレゼントです♪第15弾は太宰治!公式サイトでも配布中です! #bungosd pic.twitter.com/0UWwvzlr5J — アニメ「文豪ストレイドッグス わん!」公式 (@bungosd_anime) October 14, 2016 鼻にかかった甘く優しい声が「キャラクターのイメージにぴったり!」「惚れてしまった」と絶賛されています。また、アニメ『うたの☆プリンスさまっ♪』で演じた一ノ瀬トキヤ役も「かっこよすぎる」と話題に。【BIRTHDAY】8月6日は一ノ瀬トキヤさんのお誕生日です。福岡県出身。日課はジョギング、野菜と豆乳が好き。ちなみにチャームポイントは耳だそうです。『良い夏を過ごしていますか?』 #utapri_tokiya_BD2015 pic.twitter.com/YILyL6RrbV — うたの☆プリンスさまっ♪ (@utapri_official) August 4, 2015 同作ではアイドルグループ『ST☆RISH』のメンバーの1人として、何ごとにもひたすらストイックに向き合い、努力するという熱いキャラクターを演じ、「宮野さんにしか務まらない役!」「歌声が素敵…」と高い支持を得ています。また、宮野真守さんの演じた人気キャラクターと「結婚したい!」という声も殺到。毎日、こんな声を聞くことができたら最高ですね。宮野真守のこれから声優としてだけでなく俳優としても活躍している宮野真守さん。2020年に大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)に片岡愛之助(かたおか・あいのすけ)さん演じる黒崎駿一の部下・古谷役で出演し、大きな反響を呼んでいます。【スタッフメモ】緊迫としたシーンですが、実は現場は終始和やかです!黒崎さんの部下の古谷さんが「はい!」と返事するたびに、周りのスタッフは「いい声や・・・」と感動しておりました。 #半沢直樹 #宮野真守 #tbs pic.twitter.com/PlWDsbTy4A — 半沢直樹【応援ありがとうございました‼︎】 (@Hanzawa_Naoki) August 23, 2020 この投稿をInstagramで見る 出演情報6話予告チェックされましたか♀️♂️?気づかれた方もたくさんいらっしゃいましたが、宮野真守さんがあの黒崎さんの部下・古谷役でご出演されます!! 今週の放送も、ぜひお楽しみに!! #半沢直樹 #宮野真守 #tbs 半沢直樹 (@hanzawa_naoki_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 8月月17日午前3時48分PDTまた、2020年10月11日開催のオンラインアニメイベント『ジャンプスペシャルアニメフェスタ2020』内でお披露目されたオリジナルアニメ『忘却バッテリー』で、要圭の声を担当。【公式サイト更新】アニメ「忘却バッテリー」要圭 役 出演情報 #宮野真守 — 宮野真守公式 (@miyanomamoru_PR) October 5, 2020 同年11月7日に公開される中国アニメを代表する作品『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』に、ムゲン役の日本語吹き替えで出演します。"「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来」出演!" — 宮野真守公式 (@miyanomamoru_PR) August 27, 2020 さらに、同年12月12日には自身初となるオンラインライブ『MAMORU MIYANO STUDIO LIVE ~STREAMING!~』の開催が決定しています。 #宮野真守 初となるオンラインライブ『MAMORU MIYANO STUDIO LIVE ~STREAMING!~』が12/12(土)に開催決定!全世界に向けて、宮野真守のライブをリアルタイムでお届けします!→視聴方法など詳しくはこちらから!(12/20までアーカイブ視聴可) #MMstreaming pic.twitter.com/PpsMGxyBxO — 宮野真守公式 (@miyanomamoru_PR) October 2, 2020 そして、アニメ『文豪ストレイドッグス』のスピンオフギャグマンガが原作の『文豪ストレイドッグス わん!』が2021年1月から放送スタートすることが決定。宮野真守さんは前作に引き続き、人気キャラクター・太宰治の声を演じています。【INFO(1)】ぱんぱかぱーん「文豪ストレイドッグス わん!」のティザービジュアルが公開!放送時期は2021年1月に決定〜❗️メインスタッフ情報とイントロダクションも公開!お楽しみに〜 #bungosd pic.twitter.com/60CXow4nXK — アニメ「文豪ストレイドッグス わん!」公式 (@bungosd_anime) September 30, 2020 ファンからは「楽しみすぎる」「放送まで待ちきれない」といった期待の声が殺到。結婚してもなお、宮野真守さんの人気は衰える気配がありませんね。そんな宮野真守さんには、これからも愛する家族に囲まれ、活躍し続けてほしいと思います。宮野真守プロフィール生年月日:1983年6月8日出身地:埼玉県血液型:B型身長:1823所属事務所:劇団ひまわり所属レーベル:KING AMUSEMENT CREATIVE小学生の頃から『劇団ひまわり』に所属し、テレビCMなどに出演。海外ドラマ『私はケイトリン』の吹き替えで声優デビューを果たす。その後、アニメ『DEATH NOTE(デスノート)』の主人公・夜神月役を演じ、一躍注目される存在に。以降、アニメ『機動戦士ガンダム00』や『文豪ストレイドッグス』でも主要キャラを演じ、人気声優としての地位を確立する。また、歌手としての実力も評価されており、2014年には『第8回声優アワード』歌唱賞を受賞。2020年にはドラマ『半沢直樹』に出演するなど、俳優としても幅広い活躍を見せている。宮野真守の代表作は?ドラマでも活躍結婚して子供がいるが…[文・構成/grape編集部]
2020年10月13日声優をはじめ、俳優、アーティストとして活躍する宮野真守が、自身初となるオンラインライブ「MAMORU MIYANO STUDIO LIVE ~STREAMING!~」を開催。「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて12月12日(土)生配信される。東京のレコーディングスタジオより、全世界に向けて発信される今回のオンラインライブ。通常のダイナミックな演出で魅せる宮野さんのライブとは全く雰囲気を異にした世界観の中で、今回はオンラインライブならではの魅力が楽しめる。また当日は、お馴染みのバンドメンバー4名も登場。ここでしか聴けない生の歌声やメッセージに注目だ。そして本ライブのチケットは、11月6日(金)正午より、ABEMAコイン2,750コイン(3,300円相当)で購入可能。12月20日(日)23時59分まで見逃し配信もされる。「MAMORU MIYANO STUDIO LIVE ~STREAMING!~」は12月12日(土)18時30分~ABEMA PPV ONLINE LIVEにて生配信。(cinemacafe.net)■関連作品:音楽 2020年1月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定©大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン
2020年10月07日ヴィレッヂプロデュース2020 Series Another Style『浦島さん』『カチカチ山』が4日に初日開幕を迎え、福士蒼汰と宮野真守がコメントを寄せた。同作は、太宰治の小説『お伽草紙』を原案にした『浦島さん』『カチカチ山』の少人数芝居。演出は劇団☆新感線のいのうえひでのりが手掛け、福士主演『浦島さん』は倉持裕、宮野主演『カチカチ山』は青木豪が脚色。2022年に公演延期となったいのうえ歌舞伎『神州無頼街』でタッグを組む福士と宮野がこの企画に改めて共鳴し、主演することとなった。『浦島さん』の共演には、福士が『髑髏城の七人』Season月でも座組をともにした劇団☆新感線の羽野晶紀、粟根まことが決定。『カチカチ山』は、宮野と井上小百合の2人芝居となる。同作は全公演「PIA LIVE STREAM」にてライブ配信も行っている。○福士蒼汰 コメントたったいまゲネプロが終わりました。また開幕に向けて、気合いを入れなおしています! 本番でお客さんが実際に入って、自分がどこまでノッていくか、どう感じるかが未知数です。多少の緊張はありますが、楽しく、『浦島さん』の物語を表現したいです。誰もが知っている「浦島太郎」ですが、登場人物の個性がぶっ飛んでいて、とてもエネルギッシュです。社会性のあるメッセージも盛り込まれているので、そこも感じとっていただきたいです。エンターテインメントは、無くても生きていけるけど、舞台やドラマをやってほしいという皆様からの声があって、こうして上演することができます。皆様からの声が心からありがたいです。オンライン配信も行うのでそれを観て、また生の舞台を観に行きたいと思ってもらえる作品にしたいです。ぜひご覧ください!○宮野真守 コメント僕自身2人芝居はなかなか無い機会です。セリフ量や運動量がすごく、95分の濃密なエンターテインメントがつまっています。昨日、初日公演を迎えましたが、とても手ごたえを感じました。この勢いで、千秋楽まで向かっていきたいと思います。僕の衣装は、見ていただいた通りとても汚いです(笑)。こういう衣装でステージに出演するのは初めてです。皆様が知っている「カチカチ山」ですが、今回は太宰治の弟子の目線と解釈が加わっているので、ケレン味があり、少し屈折した部分が非常に面白いなと思っています。自分の欲望に対して、どのように向かい合って認めていくのか、心理的に深い部分もあります。福士くんと共演する予定だった『神州無頼街』が延期になり、くやしさがありますが、でもこの状況下だからこそ作り出せる、新しいエンターテインメントの形があるんだと実感しています。応援、よろしくお願いします!撮影:田中亜紀
2020年10月05日俳優の福士蒼汰と宮野真守が、ヴィレッヂプロデュース 2020 Series Another Style『浦島さん』『カチカチ山』太宰治著「お伽草紙」より に主演することが4日、明らかになった。同作は、太宰治の小説『お伽草紙』を原案にした『浦島さん』『カチカチ山』の少人数芝居。コロナ禍の煽りを受け、春と秋の公演中止を余儀なくされた劇団☆新感線が、何かできることは無いかと試行錯誤する中、今から25年ほど前にいのうえひでのりが演出し、若かりし劇団☆新感線の劇団員・橋本じゅんと山本カナコが演じた狸と兎の二人芝居『カチカチ山』よりヒントを得て、二人・三人芝居への挑戦する。演出は劇団☆新感線のいのうえひでのりが手掛け、福士主演『浦島さん』は倉持裕、宮野主演『カチカチ山』は青木豪が脚色。2022年に公演延期となったいのうえ歌舞伎『神州無頼街』でタッグを組む福士と宮野がこの企画に改めて共鳴し、主演することとなった。『浦島さん』の共演には、福士が『髑髏城の七人』Season月でも座組をともにした劇団☆新感線の羽野晶紀、粟根まことが決定。『カチカチ山』は、宮野と井上小百合の二人芝居となる。公演は東京建物Blliria HALLにて10月4日~17日を予定しており、PIA LIVE STREAMにて全公演のライブ配信も決定。上演時間は各約70分で、昼公演・夜公演で『浦島さん』『カチカチ山』を分けて上演していく。○演出:いのうえひでのり コメント最近は、いろんなところで、いろんな演劇人が、探り探り、新しいコロナ時代の演劇のカタチを試みています。僕らも、新感線の通常公演は断念せざるを得ませんでしたが、コロナ時代に即した“よりミニマムでタイトなカタチでの上演を!”という事でこの太宰治の二作品をやることにしました。“月ドクロ”の際には僕の時間があまりなく、福士君と宮野君に対して僕的には不本意な稽古しか出来なかったというリベンジの意味もあり、今回は物理的な密は避けつつも濃密な中身の詰まった稽古、そして、舞台を作り上げたいと思います。と、言うわけで今まであまり見たことの無かった福士君・宮野君をお見せできる作品になると思います。○倉持裕 コメント当面、通常の芝居作りは無理だと覚悟した頃、「少人数の短編を作る」というこのオファーを頂き、これは我慢や妥協をあんまりしていない企画だ、と感じてすぐに引き受けた。しかも原作小説『浦島さん』(というか大本の昔話)には、このコロナ禍に符合する要素がいくつもあった。かつて日常を送っていた村、何もせず遊んで暮らせる竜宮城、様変わりした元の村……。さらに、作中の太宰治の世間に対する批評は、今の社会にも十分通用するものだった。しかし原作は本当に短くて、最低でも一時間の芝居にするために膨らませる作業はなかなか苦労した。落語か漫才の様な、道具は座布団、スタンドマイクぐらいしか必要ないような台本になったが、そこはいのうえさんの演出だから、海底を大冒険するスペクタクルに仕上げて下さるに違いない。こういう事態の真っただ中にご覧頂くことを意識して書いた芝居です。ご期待ください。○福士蒼汰 コメントこの状況でなにか自分にできることはないかとずっと考えていたところに、今回のお話をいただきました。色んな葛藤がありましたが、スタッフの方々が様々な思いで作ってくださった機会なので、全力で挑もうと決心しました。まだまだ予断を許さない中ですが、皆様が明るい気持ちになるエンターテイメントにできたらと思っています。宮野さんとの共演は2022年『神州無頼街』に持ち越しになりましたが、今回もまた、ある種「一つの月を二人で形作る」んだなぁと感慨深い気持ちです。お互い成功させて、2年後に向けて、さらに期待を膨らませたいと思います!三人芝居は初めてなので、期待と不安が入り混じっていますが、濃い時間になると思うので待ち遠しいです。さらに今回は配信もあるので、より多くの方々に届くことを祈っています!皆様の心の栄養になるよう、精進したいと思います!○青木豪 コメント今回、コロナ禍で急遽の話なので、そう申し上げるのは気が引けるところがあるのですが、お話を頂けて単純に「嬉しかった」です。そもそも、いのうえさんに書かせて貰えるのが僕は一番励みになるし、久々だし。「いざ鎌倉」って命令が下った時の御家人は、こんな気分だったんだろう、と、とにかく発奮しました。原作はとても短いので、引き伸ばすにはどういう仕掛けを組んだら良いか、が難しかったです。あと原作の狸は本当にブサイクで汚らしいので、宮野さんにそれはどうか、と改変したところは、苦労したけど楽しかった。これまでいのうえさんとご一緒させて頂いた作品では、僕が「ちょっと本音を書いてしまって恥ずかしいな」と密かに思っているところの演出が予想とまるで違っていて、何度も救われた思いがしていました。今回も、そういう「予想外」を期待しております。「安心して演れて、安心して見られるように、二人芝居にしたいんだ」と、いのうえさんからオーダー頂き、「距離」を一番念頭において書きました。演者も観客も肉体的には離れていても、気持ちだけは「濃厚接触」出来るようにしたつもりです。どうぞ劇場へお越しください。○宮野真守 コメント『神州無頼街』の延期が決定し、やはり僕も悔しい想いがありました。なので、僕らの想いを、何か届けられる方法がないか、どんな形になるかわからないけど、前に進める方法は無いかと思っていたので、今回の企画は、本当に嬉しかったです。ただ、『神州~』での福士君とは本当に楽しみにしていた共演だったので、また共に舞台に立てないのは残念ですが、僕は「福士蒼汰」が大好きなので、今回も一緒に、想いを一つにしてお芝居を作っていける場所に居られることが、嬉しいし、ありがたいです。今回の公演、実は、とても緊張しています(笑)。二人芝居と言う事は、出突っ張りって事ですし…。セリフ覚えられるかなぁ…(笑)。でも、この状況でも、みなさんにエンターテインメントを楽しんでもらうべく、気合入れて臨みますので、是非、楽しみにしていてください!
2020年08月03日人気声優・宮野真守が主演を務めるドラマ「U.F.O.たべタイムリープ」が、7月14日(火)12時よりYouTube LIVEにて配信されることが分かった。今回配信が決定したドラマは、焼きそばを食べようとするたびに様々な邪魔が入って食べることができないという場面を何度も繰り返す、タイムリープに翻弄される男の悲劇を描く、劇団「ヨーロッパ企画」の脚本・演出による作品。主演を務めるのは、声優だけでなく、歌手、俳優などマルチに活躍する宮野さん。今回、宮野さん演じる会社員が、お昼休みに焼きそばを食べようとお湯を注ぎ待っていると、突然、目の前に上司が現れる。上司のせいで食べられなかった彼は、なんと食べる前、過去にタイムリープしてしまう。その後も部下、ゾンビなど、予測不能な存在に邪魔をされ続ける…。本作は、ワンカメラの長回しで収録したドラマ作品。撮影では、宮野さんをはじめとした出演者と撮影クルーが息の合った動きを繰り広げ、ほとんどのカットが一発OK。宮野さんは、カメラが回っていないところでも共演者と談笑するなど積極的にコミュニケーションをとっており、緊張感に包まれた現場の空気もいつの間にか和やかなムードに変わっていったという。宮野さんは「僕らしさ全開で挑みました!声優の僕とはまた違う一面を楽しんでもらえればと思います!」と呼びかけ、ヨーロッパ企画代表の上田誠は「予期せぬ焼そばの食べられなさはタイムリープに値するでしょう。『3分』をテーマにしたタイムリープ焼そばSFができました」とコメントを寄せている。「U.F.O.たべタイムリープ」は7月14日(火)12時~YouTube LIVE(「日清食品グループ公式チャンネル」)にて配信。(cinemacafe.net)
2020年07月08日スタジオ地図・細田守監督作品とコラボレーションしたテーマパーク「SUMMER WARS EXPERIENCE PARK in よみうりランド」が、よみうりランドに誕生。細田守監督作品コラボテーマパークアニメーション映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』などを手掛ける、スタジオ地図。今回、映画『サマーウォーズ』劇場公開10周年を記念して、細田守監督作品とコラボレーションした特別イベントがよみうりランドで限定開催される。スタジオ作品コラボアトラクション&限定フード『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』5作品とコラボレーションしたエリアが限定オープン。“新たな体験”をテーマににしたアトラクションが10種類楽しめるほか、各エリアごとにイベント限定フードメニューが登場する。さらに4月3日(金)からは、「サマーウォーズ公開10周年記念特別展」を実施。このイベントでしか見られない特別映像の公開や未公開展示作品を含む展示を行う予定だ。なお、展示内容、アトラクションやグッズなどの詳細は3月上旬に発表予定。特別ノベルティがついた前売券も販売される予定だ。【詳細】SUMMER WARS EXPERIENCE PARK in よみうりランド開催期間:2020年3月20日(金・祝)~6月7日(日)※当初、2020年3月20日(金・祝)~6月7日(日)の開催を予定していたが延期。開催期間は、決まり次第発表。場所:よみうりランド住所:東京都稲城市矢野口4015-1
2020年02月28日第92回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされたフランス映画『レ・ミゼラブル』のプレミア試写会が2月17日(月)、都内で行われ、2度目の来日を果たしたラジ・リ監督が出席。さらに本作に感銘を受けたという細田守監督が駆けつけた。長編デビュー作で、いきなりアカデミー賞候補に!「幸運であり光栄」ヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」で知られ、現在は犯罪多発エリアとなったパリ郊外のモンフェルメイユを舞台に、犯罪防止班に配属された刑事の視点から、現代社会に潜む闇を描いた。ある少年が引き起こした事件によって、同地で対立する複数の犯罪グループが、かつてない緊張状態に陥る…。ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』がパルム・ドールに輝いた第72回カンヌ国際映画祭(2019年)で審査員賞を受賞している。先日のオスカー授賞式にも出席したラジ・リ監督は「自分にとって初めての長編作品でノミネートされたのは幸運であり光栄なこと。たくさんの人たちの目に触れるチャンスを得られますから」と喜びのコメント。昨年、同じくアカデミー賞の授賞式に参加している細田監督は「今年は作品賞も、国際長編映画賞も良い作品がいっぱいで充実していた。そのうちの1本が間違いなく『レ・ミゼラブル』だった」と太鼓判を押していた。細田守監督「僕らがどうするべきか突きつけてくる」モンフェルメイユで生まれ育ったラジ・リ監督は、本作を作る上で「ここに暮らす子どもたちの未来はどうなるんだろうという思いが強かった」そうで、「実際、健全に機能していない社会で、最初に犠牲になるのは子どもだから、社会や教育がいかにあるべきか考えている。それに僕自身が10歳の頃、警察から職務質問を受けた記憶も根強く残っている」とも。映画には、現地に暮らす演技経験ゼロの子どもたちを起用し「すばらしい演技を見せてくれて、誇りに思っている」と胸を張った。細田監督は「子どもたちの存在がカギを握る点は、僕の作品と共通している」と分析し、「社会派の作品で、ここまで子どもたちのリアリティを描いた作品はあまりないはず。それがとても感動したところ。僕らがどうするべきか突きつけてくる」。また、ハードな中にコミカルな要素を含む作風について「(北野武監督の)『その男、凶暴につき』を思い出したり、いろいろな切り口で楽しめる。観終われば、タイトルも腑に落ちる」と語ると、ラジ・リ監督も大いにうなずいていた。『レ・ミゼラブル』は2月28日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル(2020) 2020年2月28日より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© SRAB FILMS LYLY FILMS RECTANGLE PRODUCTIONS
2020年02月17日細田守監督による映画『サマーウォーズ』のフィルムコンサートが、2020年6月6日(土)に東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールにて開催予定だったが中止となった。映画『サマーウォーズ』本編をオーケストラの生演奏と共に上映映画『サマーウォーズ』公開10周年プロジェクト《UP DATE》のフィナーレを飾る本イベントは、巨大スクリーンに上映される映画本編を、電子楽器とフルオーケストラによる生演奏と共に鑑賞するエンタテインメント・コンサート。作中のセリフや効果音はそのままに、音楽パートを国内屈指の名門オーケストラとして知られる東京フィルハーモニー交響楽団と、同作の音楽を担当した作曲家・松本晃彦が演奏。大迫力の生演奏で「仮想世界OZ」と「現実世界」の楽曲の数々をステージ上で完全再現する。豪華特典付きチケットチケットは特典付き指定席と一般指定席の2種類で発売。前者には、描き下ろしイラストがプリントされたトートバッグのプレゼントに加えて、コンサートのエンドロールにチケット購入者の名前が掲載(希望者のみ)されるという豪華特典付きだ。開催概要<開催中止>映画『サマーウォーズ』フィルムコンサート開催日:2020年6月6日(土)時間:昼公演 開場12:45/開演13:30、夜公演 開場17:45/開演18:30会場:東京渋谷・Bunkamura オーチャードホール※チケットは払い戻し対応。詳細は公式HPにて確認。
2020年02月09日オンラインブックショップ、フロットサムブックス(flotsam books)が2020年1月11日に実店舗をオープンした。場所は、東京・代田橋。オープン後数日してTwitterにポストされた突然の告知に、驚きと歓喜の声をあげた人も多いのではないだろうか?ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、突然だけど雑に実店舗始めました。 pic.twitter.com/liPXDu1uRr— flotsambooks (@flotsambooks) January 14, 2020ファッション、写真集、アート系のジャンルを中心に、ビジュアルブックを専門に扱う唯一無二のオンライン書店、flotsam booksを営む店主の小林孝行。その活動はオンラインでの書籍販売に止まらず、「TOKYO ART BOOK FAIR」への出店、伊勢丹新宿店やJOURNAL STANDARD relume表参道店などでのポップアップ、今はなき原宿VACANTでの「写真集飲み会」、写真集に特化した新しいアートブックフェア「Photobook JP」、トゥエルブブックス(twelvebooks)と共同主催で行う「Offline Art Book Shop」といったイベントの開催、さらにはオフィスの書棚のための選書など多岐にわたり、業界問わず多くのファンを持つ。そんな待望のflotsam booksリアル店舗にてオープンから間も無く、2月15日より第一回目となるイベント「aki moris books in flotsam books」が開催される。「aki moris books」とは、グラフィックデザイナー・守先正の将来的な構想の中にある書店。装丁デザインを手がけ、自身も本愛好家である守先さんはflotsam booksの古くからの顧客であり、ある時flotsam booksへ蔵書の買取を依頼した際に「将来的に自身でオンライン古書店をやりたい」と話し、その後小林さんから「実際に限定のリアル古書店を作ってみませんか? 」と提案。このポップアップが実現することとなった。“よく行く古本屋の棚が急に充実することがある。たまに立ち寄る古本屋のラインアップが急に自分好みに変わることがある。自分に似たどこかの本好きの誰かが手放したのかもしれないし、亡くなった方の本を遺族が処分したのかもしれない。古本屋の棚はそんな名も知らない誰かの物語をひっそりと引き継いでいる。”期間中は、一人の本好き、守先正の本にフォーカスし、本屋の中にもうひとつの本屋が作られる。【イベント情報】POP-UP SHOP: aki moris books in flotsam books会期:2月15日〜24日会場:flotsam books住所:東京都杉並区和泉1-10-7時間:15:00〜21:00入場無料URL:
2020年02月08日映画『パラサイト 半地下の家族』の受賞ラッシュが止まらない。2019年カンヌ国際映画祭では、最高賞であるパルムドールを受賞。2020年1月6日に発表されたゴールデングローブ賞でも、外国語映画賞に輝いた。2月10日に行われるアカデミー賞授賞式においても、台風の目となることは間違いないだろう。(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED俳優や監督たちの熱量がほとばしるコメントからは、本作の放つ衝撃がいかに大きなものであるか伝わってくる。2018年にパルムドールを受賞した『万引き家族』の監督・是枝裕和さん(57)は『パラサイト 半地下の家族』の同賞受賞に際し、こんなコメントを寄せた。「観る前の人に、この映画の内容を説明するのは野暮だ。『見ろ!』としか言えないし、『面白い!』としか言いようがない。だから、とにかく見て欲しい」『永い言い訳』の原作および映画監督を手掛けた西川美和さん(45)も絶賛だ。「ポン・ジュノ監督の持つ天才的なグロテスクさと笑いとに、最高の洗練が加わった。これだけ社会の重い病巣を描いているのに、どうしてこんなにも面白く観られてしまうんでしょうか。どんなに斜に構えている人でも、どんなに映画を見慣れていない人でも、五分で目を離せなくなるように作られています。世界中に褒められて当然!」また『天気の子』などを代表作に持つ映画監督の新海誠さん(46)は、昨年11月28日の試写会後にTwitterで感想を残した。「凄い。マスコミ試写であれほど笑いが起きたのも、あれほどの一体感で展開を見守ったのも初めての経験でした。今も思い返して、アニメ映画にもらえるものを必死に探し続けてしまっているくらい刺激的です。できれば友人と観てからソジュを飲みたかったな…笑」俳優・映画監督の斎藤工さん(38)は、公式サイトにコメントを寄せている。「史上最強傑作!!遂にポン・ジュノは現代映画の到達点を本作でサラッと更新してしまったのではないだろうか。己の現在地は、果たして地上なのか、地下なのか、それとも半地下なのか。観終わってからずっとその疑心に寄生されている」『サマーウォーズ』などの映画監督・細田守さん(52)も、同じく公式サイトでこう語っている。「ものすごいものを観た! 家2軒しか出てこない映画かと思わせて、最後には予想もつかないようなところまで連れて行ってくれる。観た後に誰かと語り合いたくなる映画です。ネタバレ厳禁につき多くを語れないので、とにかくまずは観てください!」しかしまだ観ていない人に魅力を伝えようとすると、どうしても慎重に言葉を選ばざるを得ない。そう、本作は「ネタバレ厳禁」の映画なのだ。今回は、映画のストーリーについての言及を必要最低限に抑えながら、今作のポイントを紹介していきたい。まず、簡単なあらすじから。《全員失業中。日の光も、電波も弱い“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。大学受験に失敗し続けている長男ギウは、ある理由からエリート大学生の友達に家庭教師の仕事を紹介される。身分を偽り訪れた先は、IT企業を経営するパク社長一家が暮らす“高台の大豪邸”。思いもよらぬ高給の“就職先”を見つけたギウは、続けて美術家庭教師として妹ギジョンを紹介する。徐々に“パラサイト”していくキム一家。しかし、彼らが辿り着く先には、誰にも想像し得ない衝撃の光景が待ち構えていた―》(映画公式ホームページより)特筆すべきは、その一切予測不可能な怒涛の展開である。いくら予想しようとしても、豪快に、鮮やかに、そして観たこともない形で覆され続ける。果たして、今作はコメディなのかコメディなのか、サスペンスなのか、ジャンルの分類は不可能である。(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVEDそして『パラサイト 半地下の家族』が世界を震撼させている最大の理由、それはポン・ジュノ監督(50)が込めたメッセージである。二つの家庭の姿を通し、不平等な社会の負の側面がスクリーンに映し出される。この映画が鳴らす警鐘は、僕たちが生きる現実世界における問題意識と恐ろしいまでに共振しているのだ。「パラサイト」とは何か。「半地下」とは何か。それぞれの登場人物に、善悪の境界線を引くことはできるのだろうか。加速する負の連鎖を前にして、私たちにできることはあるのか。この映画は全ての観客に、そういった問いを突きつける。普段はあまり映画館に足を運ばないという人にこそ、この映画を観て欲しい。圧巻の132分間を体験できることを、ここに約束する。【プロフィール】松本侃士(まつもと つよし)編集者・ライター。1991年生まれ。慶應義塾大学卒業。2014年、音楽メディア企業 ロッキング・オン・グループに新卒入社、編集・ライティング等を経験。2018年より、渋谷のITベンチャー企業にてメディア戦略を担当。「note」(@tsuyopongram_)にて、音楽や映画のコラム記事を毎日投稿中。
2020年01月18日