2019年にデビュー45周年を迎えた歌手の太田裕美さん(65)。大ヒット曲『木綿のハンカチーフ』の初セルフカバーなど、今までにない挑戦をした45周年記念アルバムをリリースした。そんな太田さんが胸に異変を感じたのは、レコーディングを終えた昨年3月末。2ヶ月後に検査をすると、乳がんはもう初期ではなかったーー。内視鏡手術後、休養せず抗がん剤治療をしながら、ライブを続けることを決断。ステージを乗り切れたのは、自分から切り離せないという、歌に「元気」をもらえたからだった。しかし、太田さんにも活動が重荷になっていた過去があったという。歌とともに歩んできた太田さんの半生をたどった。小さい頃から歌うことが大好きだったという太田さん。小学3年生の時からピアノを習い始め、すでに作曲もしていたという。最初の転機は、中学3年生で訪れた。「ある日、クラスメートの1人が、“スクールメイツ募集”のはがきを持ってきたんです。当時、私は座・タイガースのジュリー(沢田研二)の大ファンだったから、同じ事務所のスクールメイツに入れば会えるかな、と(笑)」軽い気持ちで受けた太田さんだったが、見事合格。歌唱力と音楽センスが認められ、74年に『雨だれ』でソロデビュー。19歳だった。アイドルのような容貌の太田さんが、ピアノを弾きながら透明感ある声で歌う姿は新鮮で、人気を集めた。「私の場合は、フォーク系の歌手のように音づくりにもこだわりながら、テレビやバラエティにも出てアイドルの仕事も…。そのおかげで2倍忙しかったけど、様々なジャンルの方と仕事ができたことは、いい経験でした」75年発売の4枚目シングル『木綿のハンカチーフ』が大ヒット。しかし、やがてこのヒットが太田さんの重荷となっていく。「いまでこそ代表曲があるのは歌手としてすごく幸せなことだと思うけど、当時は、新曲を出しても『“木綿”はいい曲でしたね』と言われてしまう。生意気にも、『もういいかげん、“木綿”は卒業したい』と思うこともありましたね」デビュー当時から、「いずれ音楽に対する思いを見つめ直す時期が来る」と感じていた太田さん。「休んだらファンに忘れられてしまうよ」と反対する事務所の社長を押し切って、82年、27歳で単身ニューヨークに渡る。「忘れられてしまうなら、私はそれだけの存在だったってこと。仕方ないと思いました」ニューヨークは刺激的だった。「いまでもそうですけど、マンハッタンのど真ん中に立っているだけでエネルギーを感じるんです。東京とは、生きている人の“本気度”が違う気がして」髪もバッサリ切った。語学学校に通い、休みの日には本場のミュージカルやライブに通う日々。「すごく楽しくて。でも、『楽しみ尽くしたらまた歌いたい』と思うように。自分の人生と歌は切り離せない存在だと気づいたんです」8ヶ月間のニューヨーク生活を終え日本に帰国。歌手活動を再開する。30歳で結婚し、のちに長男と次男を出産した。「育児に手がかかるうちは、子供に聞かせる童謡アルバムを制作したり、ほかの歌手に楽曲を提供したりして、自分のペースで音楽活動を続けていました。次男が幼稚園に入って、自分の時間が持てるようになり、『ライブがしたい』と思うようになったんです」41歳の時、ライブ活動を再開し、本格的に歌手活動に復帰した。「ピアノ一本での弾き語りライブだったので、お客さんが来てくれるか心配でした。でも、すごくたくさんの方が来てくれて。あぁ、待ってくださっていたんだなぁと」45周年の大きな節目、そして乳がんの発覚を乗り越え、昔を振り返った太田さんは言う。「先のことより、この一年を生きるのに必死というのが正直な気持ち。積み重ねた分だけ、深みのある歌を歌える歌手になりたいと思っています」これからも、歌とともに歩んでいくーー。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月08日フリーアナウンサーの川田裕美(36)が29日、自身のブログを更新し、かねてより交際していた音楽関係の仕事をする一般男性と結婚したことを報告した。川田は「この度、私 川田裕美はかねてより交際しておりました音楽関係の仕事をしている方と入籍しましたことをご報告させていただきます」と報告。「同じ大阪出身で、とても朗らかで面白く、思いやりがあって頼もしい彼と一緒にいると、安心できて素直な自分でいられます」とお相手について紹介した。続けて、「この先、どんな事があっても二人同じ方向を向いて、力を合わせて楽しい人生をつくっていきたいと思います」とつづり、「仕事は変わらず続けて参りますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。今後とも宜しくお願い致します」と締めくくった。
2019年10月29日展覧会「没後200年 中村芳中」が、2019年10月26日(土)から12月22日(日)まで京都・細見美術館にて開催される。中村芳中は、色をぼんやりにじませた「たらし込み」と呼ばれる技法を用いるなど、おおらかで味わい深い作品を数多く手がけた絵師。近年かわいいとも評される、ほのぼのとした力みのないタッチの画が特徴だ。また、文人画風の山水画や、筆以外の物を使って描く指頭画の名手としても知られている。「没後200年 中村芳中」は、そんな中村芳中を特集する展覧会。ほのぼのと愛らしい芳中画の数々を紹介する。代表作品の一つである「仔犬」は、太く緩やかな輪郭で描かれた、芳中らしい"ゆるふわ"な作品だ。また、琳派風の草花を描いた屛風や人気の高い版本「光琳画譜」のほか、文人画風の山水画、指頭画なども展示する。【詳細】琳派展 21「没後200年 中村芳中」期間:2019年10月26日(土)~12月22日(日)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)会場:細見美術館住所:京都市左京区岡崎最勝寺町 6-3休館日:毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)入館料:一般 1,400円(1,300円)、学生 1,100円(1,000円) ※( )内は20人以上の団体。
2019年10月14日歌手の太田裕美(64)が9月18日、乳がんを公表した。治療をしながらも「歌っていく」と明かし、ネットではエールが上がっている。同日、ブログを更新した太田は「突然で驚かれると思い、なかなか公表出来ませんでした」と切り出し「乳癌に罹患しました。すでに7月の京都のコンサート後に手術をし、8月から抗癌剤治療に入っています」と報告。しかし来春までのスケジュールが決まっていることや11月に開催されるデビュー45周年を祝うイベントを控えていることを理由に、「あえて、治療しながら歌っていく、ということを選択しました」と明かした。太田は「病気になって初めて知る“気づき”がたくさんあります」とつづり、「神様はまた新たな試練を与えて下さってるんだ、と現実をしっかりと受け止め」家事などの日々の営みを大事に続けていくと述べた。そして、こう結んだ。「これからもまごころ込めて歌っていきます。今までと変わらず、太田裕美の音楽を愛し、応援していただけることを心から願っています」太田の発表は話題を呼び、Twitterでは「太田裕美」がトレンド入りを果たした。さらにエールが上がっている。《大変驚きました。裕美さんの想いお察し致しました。大丈夫です、頑張りましょう》《裕美さんの強いプロ意識に感銘を受けました。裕美さんの歌手活動と、治療も応援させていただきます。》《私達の願いは1日でも長く裕美さんの歌声を聞いていられること、どうぞ最善の選択を》治療を受けながらも歌い続けると発表した太田。04年、本誌に登場した際には育児中にも歌手活動を続けていたことについて語っていた。太田は育児と家事が大変だったと明かしながらも、その分「1年に3~4回の仕事が楽しかった」と回想。さらに「無理をしない」「あきらめない」「心に正直に生きる」という3カ条を心掛けていると告白し、こう語った。「自分の好きなものをあきらめる必要はないんです。私の場合はそれが『歌』だった。いちばん私の好きなことだし、天職だと思っています」
2019年09月19日脚本の背景を丁寧にたどり、血肉の通った人間像を描き出す手腕で、数多の演劇賞を受賞している演出家・鈴木裕美。彼女が日本女子大在学中に劇作家の飯島早苗らと旗揚げした劇団「自転車キンクリート」は、1980~90年代の小劇場ブームを牽引したことで知られる。中でも1993年に初演された『絢爛とか爛漫とか』は、4人の小説家の春夏秋冬を通して、笑いの中にも普遍的な人生の命題を浮き彫りにする名作。26年間、多くのカンパニーで演じられてきた本作が、本日8月20日、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて、いよいよ初演演出の鈴木の手で幕を開ける。舞台は昭和初期の東京、純和風住宅の一室だ。この部屋の住人で、処女作のあと2作目が書けずに悩んでいる小説家・古賀(安西慎太郎)と、批評家志望の泉(鈴木勝大)、耽美小説家の加藤(川原一馬)、さらに破天荒な小説が売れ始めている諸岡(加治将樹)がことあるごとに集い、軽口をたたき合いながら物語は進む。友情や恋を楽しむ一方で、理想と現実の間で悩み、己の道を模索する4人。誰にでも覚えのある、ほろ苦くてどこか温かい日々が、美しい四季の中で展開してゆく。1993年の初演から26年、女性4人が演じる『~モダンガール版』を追加してオリジナルの男性版『~モダンボーイ版』と併せて上演された1998年からでも21年ぶりに本作の演出を手がける鈴木。改めて初演の思い出を聞いてみると、「この作品は脚本の飯島が“書きたいことがある”と言って持ってきたんです」との答えが返ってきた。「当時の自転車キンクリートは、テーマやモチーフを飯島と私で考えながらつくっていたんですけど、この作品は別でしたね。そういう意味では主人公の古賀はもちろん、他の登場人物にも飯島自身の心情を託したところはあると思います」と鈴木は話す。「ただ、魂の叫びをそのまま書いたものではなくて、一個の作品として成立させるというのは、意識していると思います。あるクリエイターの言葉で、“ケガをして血が出ているところを見て見て!”というのは子供の、素人の表現で、こう治しましたよ、とかさぶたを見せるのが大人の、プロの表現だというのがあるんです。この作品がある種エンタテインメント作品に成り得ているのは、そういうところかもしれないですね」と振り返る。毎年4~5本の作品を演出し、そのどれもが高い評価を得るなど精力的に活動を続けている鈴木だが、本作にはやはり特別な想いがあるという。「たくさんの作品に携わってきましたが、この作品に関しては不思議なことに、古賀や泉、加藤、諸岡は“会ったことがある人”という感覚なんです。だから今回新しい俳優さんたちとやる稽古場は、旧知の友人が新しい肉体を得て生まれ変わったかのようで、“また会えた”という気持ちなんですよね」と笑う鈴木。キャストについて問うと、「4人とも“他の仕事もできたけど、たまたま役者をやっている”のではなく、“この世に〈演じる〉という仕事があってよかったよね”と感じる人たち。そういう人じゃないとこの作品の役は演じられないと思っていました。稽古が終盤を迎えた今も、それは間違っていなかったなと感じています」また演出に関しては、「初演のつもりで」向き合っていると鈴木は言う。「むしろ初演より、戯曲に忠実にやっていますね。初演当時の小劇場演劇華やかなりし頃は、アドリブを差し挟んで、役者と役の線引きが曖昧なほうが、お客様に、より“真実”を感じていただけたという実感があります。でも今は、役の後ろに役者さんがぴったり寄り添うことで、お客様に“真実”が伝わると感じます。だから今回は戯曲に描かれていることを深く掘っていくことで、役者4人の魅力を際立たせるアプローチをしているところですね」創作で苦悩する傍ら、“フロイライン”をナンパするために策を練ったり、みんなでダンスホールに繰り出したりと、男子ならではのにぎやかなシーンも魅力だ。「男性の、まっすぐで純情で、かわいらしいところ……愛すべき“おバカ”なところも楽しんでいただきたいと思います。女性はもちろん、幅広い世代の男性にもぜひ観ていただきたい」と意気込む。「登場人物は小説家だけど、“オレは才能がないんだ”とか“アイツのほうが上手い”なんていう感情は、きっとどなたでも感じたことがあると思うので。まぁ、俳優さんは、だいたいそう感じてますけども(笑)」と、辛口ながらもコメントには愛情がこもる。“真実”はいつも甘くはないが、ウィットと知性で着陸するのが鈴木演出の妙味。たくさんの観客に愛されてきた本作を、改めてじっくりと味わいたい。取材・文:佐藤さくら
2019年08月20日「ウエストにくびれがなくて、お腹周りが目立つ気がする」と感じたことはありませんか?まずは以下をチェックしてみてください。◼︎ウエストのくびれがない◼︎お腹が出ている◼︎トップスの裾でお腹を隠すことが多い◼︎太るとお腹周りがキツくなる◼︎派手色や柄など、目立つ服は避けている今回は、上の質問に「YES」がふたつ以上あった方におすすめのアイテム選びと着こなしのコツをお届けいたします。◼︎「ウエストは隠さず、出す!」がスタイルアップへの近道キュッと引き締まってくびれたウエスト……理想ですよね。メリハリのあるボディシルエットは、年齢に関係なく手に入れたいものです。スタイリングを依頼してくださるお客様の中で、「ウエストがない」「お腹がポッコリしている」などお腹周りの悩みを持つ方は、ウエストを隠す着こなしをしている方が多いように思います。みなさんも、長めのシャツやTシャツでお腹を隠したり、パンツの上にチュニックを着てウエスト周りのシルエットを出さない着こなしを選んでいませんか?実は、その「隠す着こなし」は逆効果!メリハリのあるスタイルは、ウエストを隠さず「ウエスト位置をきちんと作る」スタイリングテクニックで叶います。上の写真でわかるように、「ウエスト位置」をきちんと作っているかどうかで、お腹周りの見え方は大きく異なります。左はウエストを隠すようにトップスを出した着こなし、右はウエスト位置を作るようにトップスを入れた着こなしです。トップスをインしたほうが、ウエスト周りがすっきりして、メリハリのある体型に見えます。スカートを買う際は、「ウエストのベルト幅」をチェックするのもポイント。ウエストのベルト幅が広いものを選んだほうが、ウエストがすっきりキレイに見えます。このスカートはウエストのゴムシャーリングの幅が広く、ウエストを細く見せてくれます。今シーズンは「色×色」の配色コーデがトレンドなので、ライトパープルと水色の配色を。トップスの裾を入れるだけで、スタイルアップ効果と共に大人上品な雰囲気が作れます。◼︎柄アイテムを大胆に楽しんでメリハリを味方にメリハリを作るには、パッと目を引く大胆な柄アイテムを使ったコーディネートもおすすめ。派手柄は視覚に入りやすく、体型の粗を隠してファッション全体の印象を作ってくれます。また、トップスとボトムスの差をつけることで、ウエストがキュッと締まって見えます。柄は大胆に楽しめば楽しむほど「オシャレな雰囲気」を印象づけることができます。トップスの裾はきちんと入れて、ウエスト位置を作ることが大事。今回着ているブラウスのように、柔らかくふんわりする素材のものは膨張しやすいので、ウエストをマークしてスタイルアップを図りましょう。◼︎デニムの日はトップスにビッグシルエットを楽に過ごしたい日はゆるいシルエットのデニムを選びがちですが、メリハリのあるシルエットを作りたい日はスキニーパンツを選ぶと良いでしょう。脚のラインがくっきり出るので、ゆったりシルエットのパンツよりも緊張感はありますが、トップスにビッグシルエットのものを合わせればウエストが細見えします。こちらのコーディネートでは、UNIQLOのメンズLサイズのリネンブラウスを合わせました。シャツをビッグシルエットにすることで、トップスに視点が集中しやすく、ボトムスのスキニーパンツをより細く見せてくれます。スキニーパンツは下半身をすっきり見せてくれるので、シャツの裾の前側をINするだけでバランスの良いコーディネートができます。後ろ側はシャツを出して着れば、ヒップ周りもカバーできます◎◼︎ファッションでメリハリを手に入れる身体のメリハリシルエットは、ファッションで作れます。ポイントは「隠す」よりも「出す」!パッと目を引く主役アイテムを大胆に取り入れるのもおすすめです。これまで「ウエストをきちんと作る」ことを避けてきた方や、「派手色や柄アイテムは似合わなさそう……」と思っていた方にこそ、鏡の前で「今のわたしにちょうど良い」着こなしのバランスをチェックしていただきたいです。今夏はファッションの一工夫で、憧れのメリハリボディを叶えてくださいね。
2019年06月08日タレントのマツコ・デラックス、フリーアナウンサーの川田裕美が13日、都内で行われた資生堂の化粧品『薬用 ケアハイブリッドファンデ』発表会に出席した。資生堂ジャパンは、ファンデーションと薬用スキンケアを融合した資生堂「薬用 ケアハイブリッドファンデ」を発表。 それに伴い、CMキャラクターにマツコ・デラックスを起用した新CM「ケアハイブリッド誕生」編が3月21日より全国で放映される。「年間3500時間のファンデタイムで、素肌までキレイに。」をテーマにした同CMは、いくつもの女性の肖像画が並ぶ不思議な部屋にいるマツコ・デラックスが、同商品の効果を知って驚きを見せるという内容となっている。化粧品のCMは初出演となるマツコ。「資生堂がこんなことして良いの? 資生堂だからオカマが出る? IKKOさんも出てたけど、オカマ好きの会社なのね」と言いたい放題だったが、「資生堂さんのCMに出させていただくなんて、いつ死んでも良いですよ。色んなことに気づかせてもらったわ。その頃だったら出られないけど、だいぶ敷居が低くなって有り難いわよ」と独自の表現で喜びを表した。自身の意見も取り入れたというCMについて「どうやったら売れるかは資生堂さんの方が知っているわけだから、わがままって訳ではないのよ」と言い訳をするも「一緒に協力したわ。頑張りましたよ」とやり切った様子。また、市販される前に使用したという同商品の効果は「忙しくてストレスがある46歳のオヤジがこの肌を意地しているのはこれですよ」と驚きの表情で「皆さん買ってよ! 本当に買ってね! それが全てです。本当にいい商品なんだから!」とアピールした。イベントの後半にはフリーアナウンサーの川田裕美も登壇。忙しくてメイクをおろそかにしてしまう川田にマツコは「前の日にケアしなかったとしても、これで変わるってことよ。美容液だから働く女性向き!」と同商品をすすめ、川田の年齢(35歳)を聞いたマツコは「これからが大変よ。35歳ぐらいまではどうにかなるんだから」とアドバイスを送って同商品をプレゼント。喜んだ川田から「明日から使います! テレビ映りがよくなりますかね?」と問われたマツコは「良くなるわよ。でもスキップは止めないでね」と話し、「本当、可愛いのね。昔の80年代のアイドル顔だよね。本当にこんなに可愛いなんてビックリした。テレビ映り微妙なんだな」と言いながら初対面の川田を賞賛していた。
2019年03月14日フリーアナウンサーの川田裕美が8日、東京・新宿の紀伊國屋書店 新宿本店でエッセイ本『あんことわたし 日日大あん吉日』(発売中 1,300円税抜き ぴあ刊)の発売記念イベントを行った。2015年に読売テレビを退社後、フリーアナウンサーとして活動している川田裕美の初めてとなるエッセイ本は、好物というあんことともに歩んできた半生のほか、あんこへの愛やアナウンサーという仕事に対する思いなどを、自身の言葉で綴っている。初めてのエッセイを出した感想として川田は「自分が本を出せるとは思っていなかったので、出来上がるまで現実味がありませんでしたが、無事完成して安心しています」と安堵の表情を浮かべながら「読んだ方からの感想も続々いただきまして、一つ一つ読む度に作って良かったなと思っています」と満足げ。「自分の半生といってもそんなに中身がないんじゃないかと思っていたのでページが埋まるか不安でしたが、食べ続けてきたあんこのことを書きたいと思ったら書きたいことがいっぱい出てきてまとめるのに苦労しましたね(笑)」と苦労も語った。さらに「あんこの情報や自分の半生以外にも就職活動で感じたことや宮根誠司さんをはじめ皆さんから学んだことも書いていますので、ぜひ読んでいただけたらと思います」とアピールした。幼稚園に入る前からあんこが大好きだという川田。「もう止まらないですね。一生止まらないと思いますよ(笑)。1日必ず1回は何かしら食べています。ポリフェノールや栄養価も高いので、だから健康なのかなという気もします。最近は登山にハマっていて、山を登ってからのあんこがまた格別なんです」と笑顔を見せた。また、同エッセイ本の帯には指原莉乃のコメントも書き記されている。「さっしーもあんこが大好きで、お食事に誘ってくれたりします。だからさっしーには読んでもらいたいし、感想を聞きたいと思いました。そしたら『すごく家族に会いたくなった』と言ってくれて、うれしかったですね」と感謝の言葉を口にしていた。
2018年10月09日『日文研コレクション描かれた「わらい」と「こわい」展-春画・妖怪の世界-』が京都・細見美術館で開催。会期は2018年10月16日(火)から12月9日(日)までとなっており、4期に分かれて実施される。本展では、国際日本文化研究センターが所蔵する妖怪画と春画のコレクションより精選された約150点を展示。「笑い」と「怖い」という一見相反するテーマのもと、恐怖と笑いが地続きで繋がる前近代の豊かな日常を感じることが出来る。中でも注目の展示となるのが、世界初公開作品「俳諧女夫まねへもん」。鈴木晴信「風流艶色真似ゑもん」の続編となる本組物は伝存数が少なく、全24図のうち所在が明らかなものはわずか8図のみ。本展では今回、その所在が明らかになった3図を含む4図を展示。そのうち2図は研究書にも図版掲載がなく、初公開となる。その他にも、北斎季親の「化物尽絵巻」をはじめとする妖怪画や、真野暁亭の玩具絵「東都千社納札大会披露」など、普段目にする日本画とは一味違ったテーマの作品が多数展示されるほか、「春画復刻プロジェクト」では江戸時代の春画を現代の職人たちが復刻。100年以上の時を経て鮮やかに蘇った作品を是非目に焼き付けておきたいところだ。【詳細】日文研コレクション描かれた「わらい」と「こわい」展-春画・妖怪の世界-会期:2018年10月16日(火)~12月9日(日)開館時間:10:00~18:00(最終入館は17:00) ※毎週土曜日は~20:00(最終入館は19:00)会場:細見美術館住所:京都市左京区岡崎最勝寺町6-3休館日:毎週月曜入館料:一般 1,500円※18歳未満入館不可<展示期間>1期:10月16日(火)~10月28日(日)2期:10月30日(火)~11月11日(日)3期:11月13日(火)~11月25日(日)4期:11月27日(火)~12月9日(日)<プレイガイド・前売チケット>・プレイガイドチケット販売期間:10月16日(火)~12月9日(日)販売窓口:京都新聞文化センター、取り扱いプレイガイド(セブンチケット、ローソンチケット)価格:1,400円・前売りチケット販売期間:9月6日(木)~10月15日(月)販売窓口:細見美術館、京都新聞文化センター、取り扱いプレイガイド(セブンチケット、ローソンチケット)価格:1,300円【問い合わせ先】細見美術館TEL:075-752-5555
2018年09月30日袖にボリュームやデザイン、ポイントがあるものを総称して呼ぶ“袖コンシャス”。“ボリューム袖”“盛り袖”とも呼ばれ、一昨年あたりから継続して“トップスのトレンド”となっています。ボリュームを持たせることで袖に目線が集中するので小顔効果が見込め、さらには二の腕をカバーしてくれる。かわいいだけでなく、細見え効果も果たしてくれる優秀アイテムなのです。しまりんごさんの春夏コーデでも、袖を活かしたかわいいトップスが並んでいます。フレアスリーブ、バルーンスリーブ、リボンスリーブ…。いろいろな種類があって、しまパトするのも楽しくなりそうですね。では、早速しまりんごさんの袖コンシャスコーデを見ていきましょう。■ストライプ柄のキャンディ袖ブラウスの爽やかコーデ「全身しまむらでトータル7480円コーデでした。夏らしい爽やかなストライプ柄ブラウスと、素肌涼やかデニムを履きました!」「キャンディ袖がかわいいブラウスは、長袖なので今の時期から着られます。子供がいると汚れやすい白は避けてしまいがち…。でも700円なら汚れてもいいやーって思えます。写真ではアウターを着ていませんが、薄手なのでロングカーデを羽織りました」。「先日購入した素肌涼やかデニム&パンツ。ストレッチが効いて動きやすくストレスフリー。私はスキニータイプを購入しました。遮熱糸を生地に使用しているので、体感温度-5℃を実現。ひんやりとした肌触りで暑い夏も過ごしやすい。テーパードやストレートなど種類が豊富! そしてW58cmや61cmも展開しているので、Sサイズを着ている方にもオススメ。自分好みのデザインを見つけることができますよ」。「足元は900円のパンプスを履きました。ブラウスがホワイト×ブルーの配色なので、足元もカラーを統一。最近急に天気が崩れる日も増えてきたので、足元はプチプラで安心して過ごしたいですね」。■刺繍入りバルーン袖&ワイドパンツでカジュアルコーデ「全身しまむらでトータル6600円コーデでした。涼しげな刺繍ブラウスとワイドパンツで、休日のカジュアルコーデです。HK WORKS LONDON(コシノヒロコ×しまむら)の刺繍バルーンブラウスは、どのボトムスにも合わせやすいシンプルなデザイン。膨張色のホワイトでも、身体のラインを拾わない! ゆったりとしたデザインを選ぶと、むしろ着痩せして見えるのでお気に入りです。ボタンの付いた前開きなので、授乳中のママさんでも着られますよ。少し透けが気になるので、小林製薬×しまむらのニオわなインナーを着ました」。「先日購入したSサイズのワイドパンツ。しまむらは小さいサイズ展開があまりないなーと思っていましたが、最近増え始めました! 私は基本的にはMサイズを着ていますが、しまむらのアイテムは物によってはMサイズでも大きく感じることがあります。今回購入したワイドパンツは薄手の素材なので、真夏にも履けそうです」。「休日コーデにぴったりなかごバッグ。ショルダーバッグで使いやすく、巾着になっているので荷物が見えないのが良い! ほんのりナチュラルな風合いのブラウン系で、大人かわいいデザインです。今季はかごバッグが続々と発売していて目移りしちゃう。季節感が出るので暑い日に持ちたいですね」。■袖と首のフリルがポイント! ドット柄ブラウスのジャンスカコーデ「全身しまむらで、トータル9200円コーデでした。デニムのジャンスカでカジュアルコーデです。“かわいいジャンスカだね~”とママ友からも褒められたアイテム。スカート丈が長めなので、子供と一緒でも安心して着られます。中に着る服で印象が変わるので、着回ししやすくコーデが楽しくなります」。「1月に購入したフリルスリーブのブラウス。今季トレンドのドット柄です。シフォン素材で透け感があり見た目も軽やかで、首回りと袖のフリルがかわいいポイント。アクセサリーを付けなくても十分華やかになります」。■女性らしいフレアスリーブ×鮮やかスカートで女子ウケ◎「全身しまむらでトータル8200円でした。今日も暑くて、見た目は夏のようなコーデ。女友達とランチしてきましたー。女子ウケのよいスカートで履いて良かった。トップスはオフホワイト(ベージュに近い)でフレアスリーブのプルオーバーを着ました。2年前に購入したHK WORKS LONDONです。ふわっと軽やかで薄手のシフォン素材が、二の腕をカバーしてくれて着やせ効果も。肌馴染みの良いカラーで、コーデに合わせやすい」。「プリマクラッセ風のマップ柄のショルダーバッグは2年前に購入しました。コロンとした形が可愛くてお気に入り。通年使えるデザインですが、私はよく春~夏にかけて使う事が多いかもしれません。淡いカラーの服に映えるんです。同じ形は見かけませんが、少し違ったデザインのマップ柄バッグは今でもしまむらで販売しています」。「去年購入したしまむらPBのCLOSSHIシリーズ。シンプルなブラックのサンダルで、大人かわいい足元に…。少しヒールは高めですがストラップ付きで安定感があるので、安心して履けます。今年も似たデザインが発売したらリピ買いしたいなー、と思うほどお気に入りのサンダルです」。しまりんごさんがセレクトしたものは品があり、“今年らしさ”も取り入れた大人女子ぴったりの袖コンシャス。そして、実はどのアイテムも、スカートにもパンツにも合わせやすいという着回し力に優れたものばかり。涼し気でオシャレなトップスは、これから夏が終わるまで活躍しそうですね。■しまりんごさんプロフィールしまむらのアイテムを使ったコーデが人気のAmeba公式トップブロガー。ブログではしまむらの商品をパトロールする通称"しまパト"で見つけたアイテムの特徴や在庫状況などを含めてレポート。「10代~20代ファッション」ジャンルではランキング1位の常連。
2018年05月19日クラフトバンドの開発・販売を手がけ、作り方の教室も営む〔M’sFactory(エムズファクトリー)〕の代表・松田裕美さん。クラフトバンドとは紙製のバンドで、バッグなどの手芸品に使う材料。〔M’sFactory〕ではオリジナルのクラフトバンドを開発していて、豊富なカラーバリエーションが人気の理由です。かつては専業主婦だったという松田さんに、クラフトバンドとの出合いから極めるまでの道のりと、手作りする魅力についてお話を伺いました!“誰かのために作る”のがハンドメイドの楽しさ——〔M’sFactory〕が発信するクラフトバンドの作品は、“手芸”の域を超えたアートですね!松田裕美さん(以下、松田さん):ありがとうございます。紙のバンドとはいえ、応用の幅が広くて、実はいろいろできるんです。——クラフトバンド自体は、以前からあるものなんですか?松田さん:はい。もともとは、古くからある梱包用の紐でした。それが加工され、ハンドメイドの材料になっていったんです。ただ、いわゆる再利用の“エコバンド”のようなものが主流で、おしゃれとは言い難いものでした。——そうなんですね。まずお聞きしたいのですが、松田さんが思うハンドメイドの魅力とはなんでしょうか。松田さん:さまざまなジャンルのハンドメイドがあると思うのですが、共通することは“作る喜び”だと思います。誰かのために創作する、それを贈るという喜びもまたあります。——自分のためのものというよりは、ギフトですね。松田さん:はい。受け取った人が喜ぶ顔を想像しながら作っている瞬間が、実は一番楽しいと思うんです。「あの人は紺色を好んで着ているから、似合う色でバッグを作ってあげよう」と思い描きながらみなさんも作っていらっしゃるのではないでしょうか。——作る過程と手渡す瞬間、どちらもハンドメイドの魅力であると。松田さん:私は、贈り物はただやみくもに高級なものを買ってくればいい、と思っていません。包装紙のまま渡されるより、「あの人が私のために時間を割いてくれた」と伝わる方がインパクトも大きいですよね。そこで使えるのが、ハンドクラフトを用いたカゴやバッグです。——なるほど!松田さん:クラフトバンドなら、小さなカゴ1つが2時間ぐらいでできますし、材料代も500円ほど。そこにフルーツや、ちょっとしたクッキーを焼いて入れるのはどうですか?それが市販のクッキーでも、手作りのカゴに入って入れば、ぐっと価値が高まりますよね。さらに小物入れとして二次利用もできます。——形として残るのはいいですね。松田さん:見るたびに「これは、去年あの人が私の誕生日に編んでくれたもの」と、ずっと思いが残るでしょう?クラフトバンドで作ったものは、紙なのですが、何年でも使えるのがすごく良いところなんです。“手芸嫌い”の松田さんが協会を立ち上げるまで——松田さんご自身は、もともと手を動かすというか、何か作ることがお好きでいらしたのですか?松田さん:実は……私は“手芸”が大嫌いで(笑)。編み物も縫い物もできなかったんです。——意外ですね!松田さん:学生時代は家庭科の裁縫の授業が、もう本当に大変!針に糸を通して何か縫うとかボタン付けがとにかく嫌いで(笑)。子どもに持たせる学校の雑巾など、作るのに苦労しました。専業主婦になってからは、ビーズが流行ったら試して……とあれこれトライしてみたのですが、ダメですね。——そんな松田さんがどうしてクラフトバンドに目覚めたのでしょう!?松田さん:私、工作は得意だったんですよ。牛乳パックやダンボールで何かを作ったりする方が好きでした。“編み棒よりはノコギリ”というタイプですね。そしてクラフトバンドには、工作の要素があるんです。というのも、針や糸は必要ないし、使うのはほぼハサミとボンドだけ。——なるほど!工作の感覚。松田さん:クラフトバンドが広く受け入れられている理由も、そこかもしれませんね。道具が少なく、しかも手軽。“安い・早い・簡単”が特徴です。クラフトバンドの師匠を求めて静岡まで走る!——松田さんが、クラフトバンドに初めて触れたのはいつですか?松田さん:きっかけは、上の子が小学生の時に住んでいた地域での、PTAの集まりでした。同じクラスのお母さんたちで月に1度集まって、お茶をしながら何かを作る会があったのです。「手芸か……」と渋々足を運んだのですが、渡されたのは、紙のヒモとボンドとハサミ。「バッグを作りましょう」と言われて、私の大好きな木工用ボンドを使ってたった2時間でバッグが完成したのです。「これが材料費500円!?」とすごく感動してしまって。そこからクラフトバンドを使ったバッグの大量生産の日々が始まりました。——出会ってすぐにハマってしまったんですね。松田さん:当時は専業主婦だったから、暇な昼の時間をバッグ作りに費やしました。お世話になった方や、お姑さん、近所の人に編んであげたり。主婦のお小遣いは少なくて、贈り物に何か高いものを買う余裕もありませんでしたから。——松田さんの作品は、代官山あたりのセレクトショップで、数万円で売っていてもおかしくないクオリティだと思います。松田さん:バッグやカゴに限らず、コースター、ペン立て、ごみ箱など、家中のものがたいてい編めますよ。強度も特徴なんです。椅子のカバー、屏風なんかも編んでみました。何でもできることがわかると、楽しさはどんどん広がっていきます。——この棚にはまる収納グッズが欲しいけど、100均にも売っていない……という時に、ぴったりのサイズの収納を自分で作ることができるのですね。松田さん:そうです。私の場合は、はじめはハウトゥー本で学び、徐々に独学で作り進めていきました。でも、それでは何種類も編めません。周囲に「教えてほしい」という人が増えてきたのですが、そもそも教えるほど自分に技術がなく愕然として……。——独学から、教室を開いたのですか?松田さん:いえいえ!最初は友人相手のボランティアでした。そもそも友達からレッスン料を取るのはどうかと思っていましたし、資格もないくせに……と自信のなさもありました。それが、「もっとこういうものは教えられないの?」と友人からの要望が増えていったんです。そこで、クラフトバンドの材料の仕入れ先だった工場の社長さんに、「資格が欲しいのですが、編み方を教えてくれる先生はいませんか?」と相談しました。そうしたら、静岡に名人がいると。——静岡!?松田さんのお住いは千葉ですよね?松田さん:でも、静岡にすごい先生がいる、お免状を出してくれるかどうかわからないけどきっと教えてくれると聞いたら、居ても立っても居られなくて。夫に内緒で通うわけです。静岡まで、毎月。——もしかして日帰りで!?松田さん:ええ(笑)。朝の6時に主人を見送り、そこから急いで支度をして、子どもをおぶって新幹線で行きました。でも夕方には戻らないと、上の子も学校から帰ってきてしまうから、滞在2時間ぐらいで習って帰ってきて、先生からの宿題をやって、また翌週行って、というのを半年ほど続けました。——お免状はもらえたんですか?松田さん:はい。正式なものは世の中にはなかったのですが、先生が、「どうしても」と言う私に手書きのお免状をくださいました。——すごい情熱です!松田さん:静岡の先生には13種類の編み方を習いまして、いよいよ教室を開きました。会費は500円。やっとスタートです。でも、すぐに行き詰まるんです。私が半年で習ってきたことは、半年後には生徒さんが追い付いてしまいますから。それでまた「あれっ?」となりました。資格まで取ってきたのにこれは困った、と。そこで自分で協会を立ち上げる決意をしたのです。13種類ぐらいでは全然お話にならないからもっと編み方を考えよう!と。——それが現在の〔M’sFactory〕の礎(いしずえ)ですね。松田さん:編み物というのは世界中にいく通りもあります。バナナの葉で編んだ屋根や、木の皮やツルなど、どんな国にも“編む”技法があるんですね。世界中の編み方を集めて調査を始めました。あれこれ取り寄せ、自分で解体しては編み直して。半年がかりで100通りの編み方を1冊のテキストにまとめたのです。それを持って協会を立ち上げました。——100通りもですか!松田さん:それだけあれば、組み合わせが無限に広がっていきます。テキスト1冊をマスターしていただければ、ハンドクラフトで編むには一生困らないだけの知識が身に付きます。——応用していけばいいわけですね。松田さん:協会と同時に会社も立ち上げ、今年でちょうど15周年。今になって思うのですが、よくやったなあと思います。もともとは専業主婦の身でしたから。とにかく夢中で、辛いとは思いませんでした。——現在はたくさんの講師の方を育成されていますよね。松田さん:私がそうだったように、ビジネスを退いて主婦をしていても、ブランクがあっても、手に職を付けられる女性がもっと増えるように、協会を立ち上げたんです。実際、リタイア後に60歳から教室に通い始めて先生になった方もいらっしゃるんですよ。今うちで最高齢の先生は90歳です。——それはすごい!そんな風に“第二の人生”を始められるってステキです。松田さん:女性の人生って長いですよね。しかも途中には、就職、結婚、出産、退職、子育て、介護、自分の病気……とさまざまな出来事があります。そこで、うちの教室のコースは途中でお休みしてまた復帰できるようにしてありますし、価格もなるべく抑えているんです。カラーとネーミングは女性社員のアイデアの結晶——誰もが取りかかりやすい点もやはりクラフトバンドの魅力と言えますか?松田さん:そうですね。ハサミとボンド、固定するための洗濯バサミ。全部100均で買えます。作業する場も汚れないし、材料費も安い。私がこだわったのは、まさに“特別なものはいらない”ところです。——〔M’sFactory〕の特徴は、何といってもクラフトバンドの豊富なカラー展開ですよね。松田さん:現在は約200色ほど展開していて、業界でもここまで色を持っている会社はうちだけだと思います。——微妙なニュアンスのパステルカラーなどは、社内でアイデアを出し合って開発しているんですか?「イチゴチョコパイ」や「オレンジミルフィーユ」など、ネーミングもユニークです。松田さん:社員は全て女性なのですが、みんなに色や柄のアイデアを出してもらい、多数決で新色にするかを決めています。おいしそうな名前のものが目立ちますよね(笑)。——初めてハンドクラフトで何かを作る場合、どんなものがいいでしょうか。松田さん:小さめのバッグやカゴでしたらそれほど大変なことはなく、初回でも2時間ほどでできます。次のステップで、ちょっと難易度の高い“網代編み”に挑戦していただくと、また違った風合いのものができて楽しいですよ。かつて教室はご高齢の方が多かったのですが、近ごろは、「インスタ映えするから」と若い女性も増えています。——リミアユーザーのみなさんにもぴったりと言えそうです!松田さん:取りあえず手始めに、何かを作ってみていただきたいです。続けていくうちにアレンジができるようになって、楽しさが増していきますから。——ありがとうございました!【松田裕美(まつだひろみ)】株式会社M’sFactor代表取締役/クラフトバンドエコロジー協会会長。著書は『今日がときめくかご&バッグ』『クラフトバンドで作る毎日使いたいかご&バッグ』(きこ書房)など多数。M’s Factory●聞き手藤島由希●カメラ柏木鈴代
2017年10月11日フリーアナウンサーの川田裕美(33)が23日、オフィシャルブログを更新し、俳優・綾野剛(35)の神対応エピソードを明かした。「少し前に綾野剛さんが『ピーチCAFE』のインタビューを受けてくださって、お誕生日が近かったことからプレゼントを渡しました」と始まる今回の投稿。川田がレギュラーを務める番組に綾野が出演した際、綾野の誕生日(1982年1月26日生まれ)が近かったため、出演者からプレゼントを渡すことになった。誰が選んだプレゼントかは明かさず、綾野本人に欲しいものを選んでもらった。高級マスク、似顔絵入りの酒などがあり、綾野が選んだのは川田セレクトの「お笑い番組のDVD」。綾野は「何かお返ししなきゃ」と言い、「川田さん、ややあんこバカですもんね!」と川田の大好物が「あんこ」であることを知っていたという。そして後日、同番組の収録現場に届いたのが箱詰めされた大量のあんぱん。川田が載せた写真には10箱以上が写り、「届きました!!」「本当に送ってくださるとは」「こんなに大量に!!」と感激をあらわにする。「しかも、冷やして食べるクリーム入りの生あんぱん」「ありがとうございます!!」と感謝の思いをつづった。ブログには「綾野さんの心遣いに、全員感激!」「ホントありがとうございました」と共に、共演者とあんぱんを頬張る写真も。川田だけでなく他の出演者に対するお返しと配慮に、コメント欄には「アヤノサンドロスさん、優しい」「さすが」「お人柄が出てますね」と絶賛の声が書き込まれている。
2017年02月23日フリーアナウンサーの川田裕美が、来年1月に放送される日本テレビ系のドラマに相次いで出演する。まずは、超能力を持ったメンバーたちが探偵業を行う田中直樹主演の『増山超能力師事務所』(1月5日スタート、毎週木曜23:59~)の第1話に登場。日本超能力師協会の専務理事にインタビューするアナウンサーの役だが、川田は「なんとセリフが17行もあったんです! こんなに多いのは初めてでした」と驚く。その専務理事役は大物俳優の鹿賀丈史で、「緊張と不安で当日まで生きた心地がしませんでした」といい、「ここはミヤネ屋。私は宮根誠司」と言い聞かせて演じきったそうだ。同作は古巣の読売テレビ制作で「現場にも先輩方が大勢いて少し恥ずかしかったですが、安心して撮影を終えることができました」とホッとした表情を見せた。そして、この翌日の1月6日(21:00~)は、国民的漫画の実写化第2弾『天才バカボン2』に出演。とある競技の参加者として、袴・たすきにハチマキ姿で登場するが、「華やかな袴姿での撮影はウキウキしました。リハーサルを重ねるうちにどんどん本気になってきて、手を畳に何度も打ちつけながら撮影しました」と、すっかり楽しんだようだ。川田は、フリーになる際の会見で、今後やってみたい仕事のひとつに「女優」を挙げていたけに、「フリーになって1年半ですが、こんな機会がくるとは思ってもいませんでした」と喜び。「演技はとても難しかったですが、どちらも本気で取り組んでいます。違和感なくドラマに溶け込めていることが理想ですが、少しだけ気にしながら見ていただけるとうれしいです」と謙虚にアピールした。
2016年12月19日フリーアナウンサーの川田裕美、長野美郷、寺川奈津美、神田愛花が、27日(19:00~20:54)に放送される『ネプリーグSP』(レギュラーは毎週月曜19:00~19:57)に、同チームとして出演。他チームの押切もえから「チームワークがひどい」と言われていまう。フリーアナウンサーチームは、1stステージから緊張感が漂い、川田は早速、初出場の寺川に「平常心でやらんかい!」と喝。長野は「初対面ですが、川田さんだけには怒られないようにがんばろう」と恐れながらクイズに挑む。それを聞いた川田は「神田さんに比べたらマシですよ」と、同チーム内でライバル心をむき出しにし、他チームの押切から「チームワークがひどい。あのチームじゃなくて本当によかった」と言われる始末だ。ステージが進むにつれ、フリーアナチームは「結束が強くなってきた」と自信を持ち始めるが、そんな最中に『笑点』の問題で大苦戦。最終ステージでは、輝かしい経歴に傷がついてしまう出来事が発生してしまう。他のチームでは、作家チームが押切に加え、はあちゅう、深澤真紀、やすみりえが参戦。東大チームは、大宮エリー、八田亜矢子、三輪記子、林修が出演する。
2016年06月24日伊藤若冲の展覧会「生誕300年記念 伊藤若冲 ―京に生きた画家―」が京都の細見美術館で開催される。期間は2016年6月25日(土)から9月4日(日)まで。伊藤若冲は、2016年で生誕300周年を迎える江戸時代の画家。京都に生まれた若冲は、40歳を機に絵画制作に没頭、その個性的な画風が、大きな注目を集めた。近年になって、彼の作品は国内外で再注目され、毎回混雑必須の展覧会となっている。本展では、細見美術館の若冲コレクションを始め、ゆかりの場所や作品、弟子らの作品も併せて展示。主な出展作品として、「鼠婚礼図」や「花鳥図押絵貼屏風」などが揃う。彼の魅力的な世界観をより実感できる機会となりそうだ。また、この展覧会に合わせて京都ホテルオークラでも、1階ロビーにて作品5点の複製画を展開。「雪中雄鶏図」「糸瓜群虫図」「伏見人形図」「群鶏図」「風竹図」の複製画展示のほか、細見美術館展覧会のチケット付き宿泊プランや、若冲ゆかりの地をめぐる日帰りのプランも用意している。【展覧会概要】■「生誕300年記念 伊藤若冲 ―京に生きた画家―」期間:2016年6月25日(土)〜9月4日(日)会場:細見美術館住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6−3入館料:一般 1,200円(1,100円)、学生 1,000円(900円) ※カッコ内は20名以上の団体料金。開館時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30まで)休館日:毎週月曜(祝日の場合、翌火曜)■京都ホテルオークラ展示展示期間:2016年6月3日(金)~6月29日(水)会場: 京都ホテルオークラ 1階ロビー中央(観覧無料)住所 :京都市中京区河原町御池展示予定作品:「雪中雄鶏図」、「糸瓜群虫図」、「伏見人形図」、「群鶏図」、「風竹図」(すべて複製)TEL:075-211-5111(代表)
2016年06月09日フリーアナウンサーの川田裕美、小島慶子、神田愛花、上田まりえが、23日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグ』(毎週月曜19:00~19:57)に出演し、高学歴らしからぬイージーミスを連発する。それぞれ元読売テレビ、TBS、NHK、日本テレビ出身の4人は、その名も「フリーアナウンサーチーム」として登場。英語で出題される人や物の名前を解答するクイズではまさかのミスを連発し、川田は「ちゃんと勉強してこんかい!」と関西弁でツッコミを入れる。しかし、そんな川田も、さまざまなモノの割合を答えるゲームで予期せぬ事態に陥り、先輩の小島から「この世間知らず!」と一喝。神田は「付き合っていない男性と手をつないだことがある女性は何%?」という問題で驚きの解答を披露し、恋愛遍歴が浮き彫りになる。フリーアナウンサーチームと対決するのは、デヴィ夫人、デーモン閣下、山村紅葉という"合計11万84歳"のベテランを擁する大御所チーム。白熱のバトルが繰り広げられる。
2016年05月20日幼い頃、自然に訪れた音楽との出会い。加藤ミリヤさんの歌手への道は、フットワークの軽さといい人間関係を築くことで開かれました。そんな加藤さんの“運命の出会い”を、ご本人に語っていただきました。* **加藤ミリヤさんと音楽との最初の接点は<詩>だったと言う。「机に向かって静かに何かをコツコツとするのが好きで、勉強の延長で、小学生の時から詩を作りはじめたんです」詩を書くことに興味がわいたのは、「自分の存在価値が何なのかを示す手段だったから」とミリヤさん。記憶をたどると、メロディに乗せれば歌になる、歌詞のような詩だったそう。「10歳でたまたま始めたことが作詞だったのは、ラッキーだったと思うけど、誰かに見せたり話したりするものではなく、自分だけの大事なものでした」言葉が<音楽>にグッと近づいたのは、その頃に憧れた女性ソロアーティストたちの存在だ。「小学校1年生の時から安室奈美恵さんの大ファンでした。その後は浜崎あゆみさん、宇多田ヒカルさん、椎名林檎さんを好きになって。まるで夢の世界を見せてくれるような輝くアイコンだけど、どこか薄紙に包まれているような生活感のないイメージに、強く憧れていました」憧れのアーティストたちが自ら楽曲を作ることが、詩を書きためていたミリヤさんにとって、大きな励みになった。「その頃は自分の心の叫びが詩になっていて、人に聴いてもらいたいという気持ちが強くなっていたんです。この目的を実現するには、歌手になればいい、と考えました。その時、自分が歌手になっている姿がピンとイメージできたんですよね。そこからどんどん“なりたい”でなく“私、歌手になる”というマインドになっていきました」中1の時、思い切ってソニーミュージックのオーディションに応募し、見事合格。デビューを目指していた時、その後の人生に幸運を呼び込む出会いがあった。オーディションを見た女性スタッフが「この子の声が好きだから、私が担当したい」と名乗りを上げたのだそう。「直属の担当者として、私のイメージを完璧に理解し、売り出しから10年間一緒に仕事をしました。私も頑固な性格だし、彼女も自分の意見をはっきり言う熱い人。でも、お互い絶対に間違ったことは言わない、という信頼があったので、うまく譲り合う関係でもありました。それでも感情的にぶつかりそうな時は距離を置いていましたね」熱心さと冷静さのバランスが良い関係を、最も近い仕事仲間と築けたこと。これもミリヤさんを成功に導いた鍵だろう。◇かとう・みりや’88年生まれ。一昨年デビュー10周年を迎え、その後ファン待望のアルバム『LIBERTY』をリリース。4/14より、全国ツアー「“DRAMATIC LIBERTY”tour 2016」がスタートする。◇トップス¥16,000パンツ¥14,000(共にLABRAT/LABRAT BOUTIQUETEL:03・5474・6060)その他はスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・西川哲也(holy.)取材、文・ 北條尚子
2016年03月16日テレビ画面に映るのは、いつも新しい何かに挑み続ける姿。死にもの狂いで珍獣から逃げまくり、泣きながら山を登る。いつでも必死なイモトアヤコさんのその姿は、視聴者に笑いと勇気を与えてくれます。太い眉毛メイクと“珍獣ハンター”の肩書は、トレードマークとして定着。唯一無二のその座をどう目指して、どうつかんだのでしょう。イモトさんの運命を決定づけた出会いについてご本人に語っていただきました。* **「いやいや、珍獣ハンターを目指していたわけではなくて(笑)。そもそも何かをつかみ取ろうなんて野望は一切ない人間ですから。ただ小さい頃から、テレビに出る人になりたいなぁと思っていたし、アイドルになった自分を妄想するのが大好きでした。私が厄介なのは、『安室ちゃんになりたい』じゃなく『安室ちゃんになった』と妄想して生活していたこと。芸人養成所時代も芸能人に『なって』マスクにサングラス、帽子を深々とかぶって通っていたので、同期全員にバカにされてました。そんなある時、何も知らずに受けたオーディションで、足が速いってだけで珍獣ハンターに選ばれた。なれるもんですね(笑)」初仕事はインドネシアで、コモドドラゴンから逃げ切ること。「怖かったし死ぬかと思ったし、何回も泣きました。正直、なんで自分がこんなことしなくちゃいけないのか、帰国しても全然わかりませんでした。でも編集室に呼ばれて、コモドドラゴンに追いかけられる自分を初めて映像で見たらめちゃくちゃ面白かった!そこで、なるほどそういう仕事か、と納得したんです。あれから10年、今では、珍獣ハンターと呼ばれれば躊躇せずに虫も食べるし、ライオンの頭をワシワシとなで回せる。珍獣ハンターというお仕事との出会いこそが、芸人イモトアヤコを作ったすべてです」「そういう運命の出会いって、向こうから寄ってくるものかもしれない」とイモトさん。「キリマンジャロ登山の話がきた時、また絶妙にツラい仕事を上手に見つけてきたな~って思いました(笑)。でも登ってみたらイモトは高山に強いぞってことがわかったし、いざ始めれば頂点を目指している自分がいて、しかも登れちゃうんですよね。私は断れない性格で超イエスマンだから、どんな仕事やお誘いにもイエスと言って受けてきたらここまでこられた。楽観的なんです。でもイエスと言ったからにはプライドを持ってやり抜こうと決めています」◇イモト・アヤコ’86年生まれ。『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ系)で珍獣ハンターとして注目される。自身の原動力となっている言葉を集めた書籍『イモトの元気の素88の言葉』(日経BP社)が発売中。◇シャツ¥17,000パンツ¥24,000(共にC’est pas Grave/SOIco.,ltdTEL:03・6300・7680)シューズ¥12,800(enchanted/GrandeTEL:03・6231・7361)※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・下平純子ヘア&メイク・鈴木京子(ロッセット/イモトさん)取材、文・ 若山あや
2016年03月16日AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日韓国だけでなく日本でも人気急上昇中のApink。彼女たちが愛される理由とは?元気な姿や可愛らしさだけでなく、意外に男前な内面、さりげない大人な気遣い…。取材を通して、6人がモテモテな理由が見えてきました!歌手活動だけでなく、バラエティやドラマなど多方面で活躍している6人。ステージでの女の子らしい姿から一転、バラエティ番組では、顔を真っ赤にしてエクソシストのモノマネをしたり、泣きべそをかきながらバンジージャンプを飛んだり、テコンドーを披露したり、頭でゆで卵の殻を割ったりと、お笑い芸人顔負けの大奮闘!いつでも全力投球の姿に、思わず応援したくなっちゃいます。スタジオに入るやいなや、以前“たった一度だけ”会ったことのあるスタッフに気づき、「お久しぶりです!」と声をかける6人。お土産のお菓子に喜んで「カワイイ♪写真撮ろっと!」と携帯を取り出したり、こちらが椅子に座るのを待ってから腰掛けたりと、さりげないけれど、思わず嬉しくなってしまう振る舞いの数々に、スタッフ全員、さっそくファンになってしまったのでした。Q.一番、慰め上手なのは?ナムジュ:誰だろう?同じ部屋にいる人同士で慰め合うから……。ナウン:私はハヨンが慰めてくれるんだけど、冗談を言ったり、おもしろい話で笑わせてくれるの。ハヨン:ナウンさんは、落ち込むと自分の世界に閉じこもっちゃうところがあるから。ナウン:音楽をかけてくれるんだけど、その選曲が絶妙で!その瞬間、私に必要な曲がドンドン出てくる。ハヨン:DJハヨン!(笑)ボミ:おー!じゃあ、一番はハヨンできまりね!Q.一番、思いやりがあるのは?ウンジ:(即答で)私!(笑)チョロン:ウンジのは「今、優しくしてますよ」アピールでしょ!(全員、手をたたいて大爆笑)ウンジ:え、えぇ~!?チョロン:これは全員が一番だよ。お互いが気持ちよく過ごせるように、いつも気を配ってるもん。ボミ:(いじけているウンジを見て)ウンジは具合が悪いと、すぐ気づいてくれて、薬を飲ませてくれたり、看病してくれるよね?ナムジュ:絆創膏も常備してるし。ウンジ:してないから!(笑)ハヨン:ナウンさんが転んで、ウンジさんが傷口に薬塗って、私たちが世話をするのが、“Apinkあるある”です。あ!もしかして、ナウンさんがよく怪我するのは、私たちが介抱できるようにっていう、ナウンさんなりの思いやりだった?ナウン:あはは!そんなわけないでしょ。(涙を拭きながら)あ~、笑いすぎて、なんか涙出てきた~!◇エーピンク‘11年、韓国でデビュー。歴代最多の新人賞を受賞。‘14年「Mr.Chu」で、韓国の5大音楽番組で1位を獲得し、同年秋、日本デビュー。今年2月10日、LIVE DVD&Blu‐ray『Apink 1st LIVE TOUR 2015~PINK SEASON~』発売。17日、20日に大阪・東京でファンミーティング開催予定。※『anan』2016年1月20日号より。写真・細見裕美(go relax E more)取材、文・酒井美絵子
2016年01月13日日本の黎明期アイドルにも通じる透明感&ピュアなオーラを放つ、Apink。セクシーコンセプトが主流のK-POP界で、一貫して清純派路線をひた走る、正統派アイドルの代表です。真っ白なワンピースや制服、パステルカラーのミニスカートをヒラヒラ揺らしながらキュートに踊る姿は、地上に舞い降りた妖精そのもの。一方、ステージを下りれば、優しくて明るい“隣のお姉さん”的親近感が。デビュー前から共同生活を送っている6人はとにかく仲良し!今回の取材現場でも、髪や衣装の乱れを直しあったり、大声で歌いだしたチョロンにウンジがハモり、それに合わせてボミが即興ダンスを踊ったり、突然ゲームを始めたりと和気あいあい。意外だったのは、年下メンバーが年上メンバーに敬語を使っていたこと。“親しき仲にも礼儀あり”がApink的仲良しの秘訣のようです。Q.一番サービス精神旺盛なのは?ナウン:ファンへのサービスだったら、全員一致でボミさんだよね。ナムジュ:時々、やりすぎ(笑)。ボミ:(笑って可愛く)オイッ!ウンジ:愛情表現がホントにうまいの。私なんかは恥ずかしくてできないことも、平気でやるし。ボミ:(チュッチュッとファンに投げキスするふりをしながら)メンバーに対してはナムジュかな。ナムジュのマッサージは最高だもん!チョロン:スタッフさんとかマネージャーさんにもやってあげてるよね。ハヨン:宿舎ではチョロンさんが一番。この前、私の洗濯ものを全部きれいに干しておいてくれたの。ナムジュ:確かに。料理もしてくれるし、掃除もしてくれるもんね。チョロン:家事は得意だから。ご用命はこちらにご連絡を~!(笑)Q.一番、聞き上手なのは?ウンジ:ナウン!ボミ:私もナウン!自分がどんなに疲れていても、いつも笑って話を聞いてくれるから。辛い時に笑顔でいるって簡単なことじゃないのに。ナウン:そうかな、えへへ。ハヨン:私のマシンガントークもニコニコ聞いてくれます。あと、ナムジュさんも、私たちが「こんなことされた」「あんなことされた」って愚痴ると、本人の3倍くらいの勢いで一緒に怒ってくれるでしょ?全員:そうそう!ナムジュ:それ、聞き上手じゃなくて、ディスり上手じゃない?(笑)チョロン:(笑)。最終的には、文句言ってた本人が「もう大丈夫だから、ナムジュはそれ以上怒らなくていいよ」って言っちゃうもんね。ナムジュ:それが作戦だもん。ふふ。Q.一番、褒め上手なのは?ウンジ:ボミ!オーバーリアクションで「おぉ~!すごい~!ほんと~?」の三段活用(笑)。チョロン:賛成。でも私たちって褒めるのはあんまり上手じゃないよね。なんか照れくさくって。ボミ:そうだね。全員、「褒められて伸びるタイプ」なのにねえ。ハヨン:私は、ウンジさんに歌がうまくなったって言われると、もっと頑張りたくなっちゃう。単純かな?◇エーピンク‘11年、韓国でデビュー。歴代最多の新人賞を受賞。‘14年「Mr.Chu」で、韓国の5大音楽番組で1位を獲得し、同年秋、日本デビュー。今年2月10日、LIVE DVD&Blu‐ray『Apink 1st LIVE TOUR 2015~PINK SEASON~』発売。17日、20日に大阪・東京でファンミーティング開催予定。※『anan』2016年1月20日号より。写真・細見裕美(go relax E more)取材、文・酒井美絵子
2016年01月13日京都府・東山の細見美術館では、江戸時代を通じて制作され、大名から庶民まで貴賤を問わず広く親しまれた"春画"の名作を集めた展示会「春画展」を開催する。会期は2月6日~4月10日(月曜休館、3月21日は開館)。開館時間は10:00~18:00(3月18日以降の金・土曜日は20:00まで開館。入館は閉館30分前まで)。入館料は当日券 1,500円/前売り券 1,300円。18歳未満は入館禁止。同展は、昨年9月19日~12月23日にかけて東京・永青文庫で開催され、約20万人を動員した日本初の「春画展」を、京都展用に一部内容を変更して開催するもの。「春画」とは、江戸時代には笑い絵とも呼ばれ、性的な事柄と笑いが同居したユーモラスで芸術性の高い肉筆画や浮世絵版画の総称。大名から庶民にまで広く愛された春画が一同にそろう機会となっている。今回は、海外からはデンマーク、また、日本の美術館や研究所、個人が秘蔵する鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎など江戸時代の浮世絵の大家たちによる「春画の名品」が勢ぞろいするのに加え、京都会場限定となる、京都の西川祐信や大坂の月岡雪鼎の作品も展示されるということだ。なお、会期中は「前期」(2月6日~3月6日)と「後期」(3月8日~4月10日)とで、展示替えが予定されている。
2016年01月07日