刺繍を用いた現代美術作品で知られる、目黒区出身・在住の現代美術家、青山悟の個展『青山悟刺繍少年フォーエバー』が4月20日(土)〜6月9日(日)、目黒区美術館で開催される。「ヨコハマトリエンナーレ2017」ほか国内外で発表している青山は、森美術館や京都国立近代美術館、愛知県美術館など、日本の主要な美術館に作品が収蔵されている作家でもあるが、意外にも今回が日本の美術館で初の個展となる。1973年生まれの青山は、1998年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジ テキスタイル アート科を卒業、2001年シカゴ美術館付属美術大学大学院ファイバー&マテリアルスタディーズ科修了後、工業用ミシンを使って制作を行ってきた。近年は世界情勢にも向き合い、人と機械の関係や「労働」の問題を多角的に捉え、自身の制作にも引き付けながら、巧みな技術で描写している。青山悟《News from Nowhere (Labour day)》2019年個人蔵撮影:宮島径 ©AOYAMA SATORU, Courtesy of Mizuma Art Gallery同展では、時代とともに社会から姿を消そうとしているさまざまな「消えゆくもの」に対し、「永遠なんてあるのでしょうか」というメッセージを投げかける。また、刺繍は女性がするものという伝統的な男女の役割の問題についても問いかける。「刺繍少年」という展覧会タイトルは、50代である青山がジェンダーやエイジズム(年齢差別)の問題を暗示するねらいであえて付けたものだ。作品を鑑賞しながら、手仕事とテクノロジーの発達、働く喜びや尊厳と搾取の違い、製品と美術作品の違いなど、さまざまなことに考えが及ぶだろう。なお、5月3日・6月2日には自作について語り、ミシンによる実演も行うアーティストトーク、 5月6日には小泉元宏(立教大学社会学部教授)との対談、5月19日には担当学芸員とのトークイベントもある。美しい絵画のようでいて、ユーモアも含ませながら風刺をチクリと効かせた世界を楽しみたい。<開催概要>『青山悟刺繍少年フォーエバー』会期:2024年4月20日(土)~2024年6月9日(日)会場:目黒区美術館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日;月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)料金:一般900円、大高・65歳以上700円公式サイト:
2024年04月05日今回、お店をご紹介してくださるのは……【eman】小林 悟シェフ1984年、千葉県生まれ。学生時代のスペイン料理店アルバイトをきっかけに、スペイン料理の道へ進む。都内レストランで研鑽を重ね、25歳でスペインに渡る。ラ・マンチャの【エルボイオ】、バスクの【アスルメンディ】といったミシュラン獲得店で腕を磨く。帰国後は奈良【アコルドゥ】を経て、銀座【アロセリア ラ パンサ】の立ちあげから携わる。2021年12月に独立、清澄白河に【eman】をオープン。小林 悟シェフがオススメするお店石川・金沢【respiracionレスピラシオン】オススメの理由「食事しに行って感動を与えてくれたお店です。お料理のおいしさ、美しさだけでなくサービスの丁寧さ、室礼、シェフたちの人柄、全てがよかったです。チームの努力に素晴らしさを感じました。金沢まで行く価値のあるレストランだと思っています。」respiracionレスピラシオン【エリア】兼六園周辺【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】金沢駅 徒歩15分ご紹介してくださった【eman】小林シェフの店舗情報eman【エリア】清澄白河【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】清澄白河駅 徒歩1分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月30日今シーズンより新国立劇場バレエ団のプリンシパルの ひとりとしてカンパニーを牽引する速水渉悟が、古典の傑作『ラ・バヤデール』ソロル役に初挑戦する。入団以来、数々の主要な役柄で存在感を示し、つい先頃は芸術選奨文部科学大臣新人賞・中川鋭之助賞受賞で話題をふりまいた。ますますの活躍が期待される彼に、新たな役柄への取り組み、舞台への思いを聞いた。「前回、入団して1年目に上演され他の役で踊ったので、上演が決まった頃から楽しみにしていた作品です。配役を聞いた時は嬉しかったですね」『ラ・バヤデール』は、古代インドを舞台に、寺院に仕える舞姫ニキヤと戦士ソロルの悲恋を描く古典の傑作。主役の踊りはもちろんのこと、エキゾチックかつ絢爛豪華な美術・衣裳、見応えあるソリスト陣の踊り、どこまでも幻想的な群舞、愛憎渦巻くドラマと、様々な魅力がぎゅっと詰まった作品だ。「役柄を自分なりに解釈し、唯一無二の、僕にしかできないソロルになりきれたらと思っています」新国立劇場バレエ団 速水渉悟戦士ソロルは、舞姫ニキヤと燃え上がるような恋の只中にあるにもかかわらず、王侯ラジャーの娘で絶世の美女、ガムザッティとの縁談を断りきれず、恋敵となる女性ふたりの直接対決、ヒロインの命の危機まで招いた末にニキヤは命を落としてしまう。「古典バレエに登場する男性の役というのは、良くも悪くも素直な人が多いのかな(笑)、という印象ですね。『ジゼル』のアルブレヒトもそうですが、リハーサルが始まる前の段階であまり深く考え過ぎず、踊りながら作り上げていくほうがいいのかなと感じています」凛々しい戦士でありながら極めて優柔不断という、複雑な人物像だ。「気持ちは、わかります(笑)」。が、「踊りの部分で大事にしたいのは、力強さ。それがソロル役の魅力の一つだと思うので、そこはしっかりと残しながら、味付けをしていきたい」と、意欲を見せる。「2月の公演、『ホフマン物語』の時、指導に来てくださった大原永子先生(前芸術監督)から、『あなたたちは“演じ”たらダメ。役になりきらないと』という言葉をいただきました。なりきるほうが入りやすいな、と以前から感じてはいたので、大原先生の言葉で再確認、という思いです。また、舞台は自分以外のダンサーと一緒に作り上げるもの。 “自分はこうする”と決め込んでしまうと、他の役の方と噛み合わないところが出てきます。臨機応変というか、パッときたものに返信できるようにしなければいけない。その点、なりきっていたほうがいろいろと視野が広がってくるのかなと思います。もちろん、お客さまに自分が一番綺麗に見えるポジションを、と自分を客観視する意識はあります」舞台経験が多いほど引き出しが多くなる「ポケモンと一緒です」ニキヤ役の柴山紗帆、ガムザッティ役の木村優里というふたりのプリマとのパートナーシップも見どころだ。「これまでも一緒に踊ってきたダンサーたちですから、コミュニケーションもとりやすい。この作品についてはまだ話をしていませんが、スタジオでリハーサルに取り組んで初めて、こういうふうに踊りたいんだな、こう接するのがいいんだな、ということが見えてくるのだと思います」『くるみ割り人形』より、柴山紗帆と(撮影:長谷川清徳)ドイツの名門、ジョン・クランコ・バレエ学校で学んだのち、米国のヒューストン・バレエで活躍。新国立劇場に入団して6シーズン目、プリンシパルとして着実に活躍の幅を広げているが、ここでのキャリアは決して順風満帆ではなかった。本番を翌日に控えた舞台稽古中に負傷、という苦い経験も。「2年目、3年目、4年目と、コロナ禍や怪我で踊れなくなる時期がありましたが、5年目にやっとコロナ禍が終わり、自分の身体もコントロールできるようになった。去年はたくさん勉強でき、レベルアップできた年だったかと思います。やはり、舞台をたくさん経験している人のほうが引き出しは多い。ポケモンと一緒です」ポケモン? と、一瞬耳を疑うが──。「戦えば戦うほど経験値が増えて、レベルアップする。入手困難なポケモンより、すぐに出会えるポケモンでも経験値を上げてレベルアップすればそのほうが強くなる。やはり経験で差が出るのかなと思うんです」エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』より、木村優里と(撮影:鹿摩隆司)舞台経験の重要性を、身をもって知ったダンサーならではの力強い言葉。自身のことを「あんまり悩まないほうです」とも明かす。舞台での姿から、ポジティブなエネルギーを感じるというファンの声もよく聞く。「嬉しいですね! 僕たち、舞台で踊る者は、お客さまに感動していただけるように、と取り組んでいる。そういった感想を聞けるのはすごく嬉しいです」『ラ・バヤデール』の見どころについてあらためて尋ねると──「前回踊らせていただいた黄金の神像のシーンです」。2018年の公演で自身が踊ったこの役は、物語の展開には絡まないが、『ラ・バヤデール』の世界観を象徴する重要な役柄。全身を金色の姿で大技を繰り出すさまが異彩を放つ。「全身金ピカに塗って踊りましたが、肌が弱くて真っ赤になりました。でもテクニック満載の踊りでカッコいい役! 今回も素敵なダンサーたちが踊りますから、本当に楽しみです。僕自身は、まだ誰にも見せていないソロルをお届けしますので、ぜひ、映像では伝わらない、生の舞台を見ていただきたいですね。毎回、期待に応えるだけでなく、期待以上のものをお届けする。ずっとそう思っています」公演は4月27日(土)から5月5日(日・祝)まで、東京・新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子<公演情報>新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』振付:マリウス・プティパ演出・改訂振付:牧阿佐美音楽:レオン・ミンクス編曲:ジョン・ランチベリー美術・衣裳:アリステア・リヴィングストン照明:アリステア・リヴィングストン/磯野睦出演:新国立劇場バレエ団指揮:アレクセイ・バクラン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団2024年4月27日(土)~5月5日(日・祝)会場:新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()
2024年03月22日東伊豆のジオスポット「細野高原」で行われる-山焼き体感イベント-を限定開催!一般社団法人東伊豆町観光協会(所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町:代表理事 加藤昌利)は2024年2月10日(土)、天城山脈に連なる東伊豆町のジオスポット「細野高原」で-山焼き体感会-を開催します。細野高原の「山焼き」は、125ha(東京ドーム約26個分)の広大な草原である細野の大地を維持していくうえで毎年必要な活動であり、熟練の経験をもつ地域住民が広大な細野高原を焼き払う作業です。東伊豆町においては山焼きが春の訪れを感じる風物詩となっていますが、これまで安全面を考慮し一般の見学案内等しておりませんでした。しかし山焼きの文化継承、町資源のPRといった観点で昨年2023年に限定的に細野高原の山焼き見学ツアーを開催いたしました。参加者の方からは「ここでしか見られない景色に出会えた」、「ジオパークの壮大な大地を感じるツアーだった」とご好評をいただき、本年も土地管理者と協議し2024年2月10日の山焼き作業に合わせ体感会を開催する運びとなりました。ツアーでは現地の作業者などから細野高原の歴史や山焼き作業についてご案内をし、山焼き終了後の焼けた直後の「煤が舞う漆黒の大地」のガイドウォークを予定しています。*作業の進行によってツアー内容が前後したり変更となる場合もございます。山焼き体感会2024炎の波がうねり 煤が舞う.pdf : 背景現状、細野高原を運営管理する稲取財産区の人手不足や高齢化により、「近い将来”細野高原”を運営管理できなくなる」という問題が昨今、浮き彫りになってきました。実際に山焼きの経験や火入れのノウハウを持つ地域住民を100名近くを揃えることが近年困難になってきております。細野高原の景観を含め観光資源としてPRしてきた当協会においても、今後も細野高原の素晴らしい景観を継続して守るため、このような会を開催し、細野高原ファンづくり・関係人口の増加に寄与したいと考えておりますまた2022年10月に細野高原が「未来に残したい草原の里100選」に選出されました「未来に残したい草原の里100選」-稲取細野高原-稲取細野高原 : 広大な草原を毎年山焼きし、草原を維持する「山焼き」とは細野高原を「草原のまま」にしておくために必要な年に一度の作業です。生い茂った草木を焼き払うことで、森林となることを食い止め、また焼き払った草木が栄養となり豊かな草原として保たれます。この山焼きは、江戸時代より細野高原では毎年続いてきました。また、隣の河津町と隣接しているため延焼をさせられないこと、高低差や急斜面についても焼き払う必要があることからも熟練した経験と、高度な火入れのノウハウが必要となります。「山焼き体感会」とは火入れにおいては危険が伴う作業になるため、経験やノウハウが必要となるため、本体験会ではあくまで「体感」をしていただくことを目的としております。その為、参加者の皆様による火入れの作業はありません山焼き作業の参加者として、当協会が実施する山焼き作業者の方々への感謝やお疲れ様の意味を込めた「ふるまい」をお手伝いいただき、参加者も山焼き作業の一端を担って頂きます。イベント概要・イベント名:細野高原山焼き体感会・開催日時:2024年2月10日(土)11時集合16時解散予定・参加料金:4,000円(ガイド、昼食、保険、草原管理費を含む)・お申込み:東伊豆町観光協会にメールもしくは電話(0557-95-0700)【予約フォーム】Booking engine : イベント内容について・山焼き鑑賞山焼き作業を長年経験した財産区の方より、歴史・作業内容の解説を聞きながらの山焼きを鑑賞いただきます炎の波がうねり、煤が舞い、大地が漆黒に変わっていく様子をご覧いただけます・ふるまい参加山焼き作業員の方々への振る舞いをお手伝いいただきますふるまいを通して、作業員の方より作業の様子などのお話を伺うなど親睦を図って頂く事を目的としています・漆黒の大地のガイドウォーク山焼き直後の真っ黒に焼けた跡の細野高原をガイドウォーク頂きます初夏のみずみずしい緑、晩秋のススキの黄金色ではない、漆黒の大地を体験下さい~注意事項~【作業について】本イベントは山焼きの様子の見学となります。火入れ作業などに参加はできません。【当日の恰好について】難燃素材の服装で、肌の露出が少ないようにご準備ください。また現地での行程はすべて屋外ですので防寒対策もお願いいたします。【中止判断について】・山焼きは天候(風・湿度・雨天など)により当日早朝に中止となる恐れがございます。・山焼きが中止の場合には、本イベントも中止といたします。また代替のイベントはございません。・中止の場合は高原保存協力金1,000円を頂戴いたします。残りの3,000円から振込手数料を差し引いた額をご指定の口座に返金させていただきます。稲取細野高原入口地図地図 : 会社概要社名:一般社団法人 東伊豆町観光協会代表者:代表理事加藤昌利所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取33541F設立:2015年3月URL : お問い合わせ先一般社団法人東伊豆町観光協会営業日:月~日(9:00~17:00)祝日休業TEL:0557-95-0700Mail : info@e-izu.org 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月11日真木よう子主演、今泉力哉監督の『アンダーカレント』で、音楽を担当した細野晴臣の音源作品「Undercurrent」が10月4日(水)にリリースされることが分かった。高い評価を受けている豊田徹也の同名長編漫画を映画化した本作は、突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえ(真木よう子)、彼女の前に「働きたい」と現れる謎の男・堀(井浦新)、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎(リリー・フランキー)らを中心に、心の奥底<アンダ―カレント>に閉じ込めた気持ちを描く、ヒューマンドラマ。細野晴臣によるサントラは、10月4日(水)にKAKUBARHYTHM/mediumより各音楽プラットフォームにて発売される。さらに限定のアナログ版が1月にリリースされることも同時に発表された。また、本作のイメージビジュアルをベースとした美しいジャケットも同時解禁。映画を見る前の予習に、見た後のリフレインに、原作漫画を読みながら、と作品世界にどっぷりと浸れる音源作品となっている。<細野晴臣コメント>映画「アンダーカレント」に添えたイメージの数々を再構築しました。映画用には音の断片を極力シンプルに、素っぴんに近い形で作りました。音の世界を完成形にすれば、映画に溶け込む隙がなくなると思ったのです。ですから今回アルバムとしてまとめる際は、音楽の世界を再構築することが必要でした。とはいえ映画のために作った素材以外は使用していません。そして静けさと激しさが同居した映画、「アンダーカレント」のイメージがこの様になりました。細野晴臣「Undercurrent」は10月4日(水)より各音楽プラットフォームにて配信開始。(限定のアナログ盤は1月リリース予定)『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年10月03日二宮和也、波瑠共演の話題作『アナログ』より場面写真が解禁された。ビートたけしによる原作小説を映像化した本作は、携帯を持たないみゆき(波瑠)と主人公・悟(二宮和也)の“会うこと”を大切にする温かな関係を描く感動作。この度解禁されたのは、二宮和也演じる主人公の悟のキャラクターを捉えた場面写真。みゆきに一途に思いを寄せる悟は、手作りの温もりを大切にするこだわりを持つキャラクターだ。朝起きると飼っている魚に餌をやり、窓から差し込む柔らかな日の光に目を細める。部屋は雑誌や模型、工具などに溢れ、仕事である建築デザインへ真摯に向き合っている姿勢も感じさせる。眠そうな表情で向かうのはキッチン。焼き魚、味噌汁、納豆など手際よく朝食を作り、顔を綻ばせながらご飯に舌鼓をうつ。またキッチンに置かれた小さなプランターではいくつかの葉物野菜を栽培し、漬物を自作で漬けるなどその暮らしぶりは丁寧かつ豊かだ。そしてその性格は仕事ぶりにもよく表れている。悟が手掛ける建築物のデザインはグラフィックではなく模型を作り、デザインイラストも自ら鉛筆で線を描き、水彩で色を付けるというこだわりよう。みゆきとの出会いの場となった喫茶店「ピアノ」も悟がデザインを手掛けた店舗で、こだわり抜いた店内の装飾品にみゆきが気づいてくれたことをきっかけに、2人は関係を深めていく。みゆきを演じた波瑠は二宮さんが演じた悟について「二宮さんだからこの悟のキャラクターがうまくいったというか、嘘に見えないんです。二宮さん自身の魅力が悟という人物にすごく自然に流れ込んでいるようなところがありました。でも、二宮さんが狙っているのか、狙わずにそうなっているのかが分からないっていう。だからすごいなと思うばかりですね」とその演技に感服した様子でコメントを寄せた。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年08月03日新国立劇場バレエ団ダンサーの柴山紗帆と速水渉悟が、2023/2024 シーズンよりプリンシパルに昇格することが発表になった。この決定は、17日の夜に行われた『白鳥の湖』のカーテンコールで吉田都芸術監督より観客の前で発表された。柴山紗帆Photo by Masatoshi Yamashiro柴山紗帆は、東京都出身で、これまでに田中洋子、スヴェトラーナ・オシエヴァ、デニス・マーシャル、マジョリー・グルントヴィに師事。バレエスタジオ DUOや、ハリッド・コンサーヴァトリー、ピッツバーグ・バレエシアター・スクールで研鑽を積んできた。2014年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団し、『くるみ割り人形』『シンデレラ』『白鳥の湖』などの公演に出演。2021年にはファースト・ソリストに昇格していた。速水渉悟Photo by Masatoshi Yamashiro速水渉悟は京都府の出身。ジョン・クランコ・バレエ学校を経て、2015年にヒューストン・バレエに入団。同年にはユース・アメリカ・グランプリ NY ファイナルシニア男性の部で金メダル、審査員特別賞を受賞している。2018年に新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。2020年『ドン・キホーテ』で全幕主演デビューを果たし、『ジゼル』『くるみ割り人形』『コッペリア』などの公演に出演した。柴山と同じく2021年ファースト・ソリストに、そしてこのたびプリンシパルに昇格した。新国立劇場では通常のバレエ公演だけでなく、こどものためのエデュケーショナル・プログラムなども実施しており、7月には「こどものためのバレエ劇場 2023 エデュケーショナル・プログラム 白鳥の湖」が開催。柴山と速水も出演する。こどものためのバレエ劇場 2023エデュケーショナル・プログラム白鳥の湖7月28日(金)~7月30日(日)新国立劇場 オペラパレス■チケット情報月28日(金)13:00【オデット/オディール】米沢 唯【ジークフリード王子】渡邊峻郁7月28日(金)16:00【オデット/オディール】木村優里【ジークフリード王子】速水渉悟7月29日(土)13:00【オデット/オディール】柴山紗帆【ジークフリード王子】井澤 駿7月29日(土)16:00【オデット/オディール】米沢 唯【ジークフリード王子】 渡邊峻郁7月30日(日)13:00【オデット/オディール】木村優里【ジークフリード王子】速水渉悟7月30日(日)16:00【オデット/オディール】柴山紗帆【ジークフリード王子】井澤 駿【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ/ピーター・ライト【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー【美術・衣裳】フィリップ・プロウズ【照明】ピーター・タイガン【指揮】冨田実里【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
2023年06月22日真木よう子と今泉力哉監督が初タッグを組み、国内外から熱狂的な人気を誇る伝説的漫画を映画化した『アンダーカレント』。その音楽を細野晴臣が担当することが発表され、そのほか豪華クリエイター陣が集った特報とティザービジュアルが解禁となった。この度解禁されたティザービジュアルは、「生きるための嘘は、罪ですか?」という心に刺さるコピーとともに、水中に浮遊する主人公・かなえ(真木さん)の心の奥深くに潜む何かを感じさせる、美しくもどこかミステリアスなもの。また、メイン写真は、かなえが銭湯の湯船にプカッと浮かび、何か考えこんでいるような原作のコマを忠実に再現した1枚となっている。特報は、主演の真木さんを筆頭に日本映画界を代表する実力派俳優陣を迎え、本作で新しい一面を開花させた今泉監督の映像表現がうかがえる。突然、失踪した夫の悟(永山瑛太)。そこに突如現れた謎の男・堀(井浦新)。さらに怪しげな探偵・山崎(リリー・フランキー)の姿も。「生きるための嘘は、罪ですか?」との言葉とともに、俳優陣の表情から登場人物が抱える繊細な心情が想像される特報映像となった。音楽を担当するのは音楽界の至宝・細野晴臣。『万引き家族』(18)で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞、第65回グラミー賞を受賞したハリー・スタイルズのアルバム「Harry’s House」の由来にもなった「HOSONO HOUSE」(50周年記念盤)を5月25日にリリースしたばかりと、日本のみならず世界のアーティストに影響を与え続けている。細野晴臣本作での楽曲提供でも、まさにアンダーカレント、深層に響き渡るようななんとも心地よい音色で観る者を物語の中へいざなう。ティザーポスターを手掛けたのは『万引き家族』『パリ13区』など邦画・洋画を問わず数々の作品に携わってきたデザイナー・大島依提亜。映画の内容を深く理解した上で作り出されたビジュアルは、作品の世界観を残しつつ新たな魅力を引き出している。そして本作のキービジュアルの写真撮影を担当したのは、これまで今泉監督の『愛がなんだ』『街の上で』『窓辺にて』をはじめ、様々な映画のキービジュアルとなる写真の撮影を手掛けてきた、国内外で活躍する注目の写真家・木村和平。俳優(キャラクター)に流れる感情を、その人物が置かれた空間や時間とともに切り取れる写真家として、今泉監督から圧倒的な信頼を得ている木村さんが手掛けた写真を活かし、美しくも複雑な感情を宿したティザービジュアルに仕上がった。なお、原作漫画「アンダーカレント」単行本の再重版も決定している。『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年06月01日2023年3月28日に逝去した、世界的に著名な音楽家の坂本龍一さん。坂本さんは2020年6月にがんが発覚して以来、闘病生活を送っていました。細野晴臣、坂本龍一を追悼2023年4月17日、音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:YMO)』で坂本さんとともに活動していた、ミュージシャンの細野晴臣さんは、坂本さんへの追悼を自身のTwitterに投稿しています。坂本くんは数年かけて準備をし永眠しました。御本人も御家族も後悔なく、静かに旅立ったと聞きました。それを知ってから、僕も安らげています。@hosonoharuomi_ーより引用 pic.twitter.com/kpBGP5wu69 — 細野晴臣_info (@hosonoharuomi_) April 16, 2023 短いコメントで、現在の心境を率直につづった、細野さん。同じくYMOのメンバーである高橋幸宏さんが同年1月11日に逝去した後、立て続けに坂本さんが亡くなったことで、細野さんは、いいようのない悲しみの中にいるのかもしれません。それでも、故人が充実した人生を生きたという事実が、細野さんの気持ちを救っているのでしょう。投稿には、細野さんを気遣うコメントなどが多数寄せられていました。・つらいのに心境を語ってくれたことに感謝。さびしいけど、YMOの音楽を楽しみ、今こうして悲しめることを幸せに思います。・細野さんが何も気負わずに、自分を大切に生活してほしいと祈っています。・YMOは永遠です。細野さんが少しでも和らぐことができているなら、それが一番。身体を大切に長生きしてほしいです。・愛に満ちた優しいコメントで、私たちファンの心も癒されました。3人で素晴らしい音楽を生み出し、たくさんの感動を届けてきた、YMO。細野さんが今後も活躍し続ける姿を、天国から高橋さん、坂本さんも見守っているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月17日細野晴臣が出演する一夜限りのスペシャルイベント『HARUOMI HOSONO「SAYONARA AMERICA」Cinema&Talk&Music』が、2月11日(土・祝) にI’M A SHOWで開催されることが決定した。2021年に公開された映画『SAYONARA AMERICA』は、2019年に音楽活動50周年を迎えた細野晴臣が、ニューヨークとロサンゼルスで行った“集大成”となるライブを記録したライブドキュメンタリー映画。公開当時、優れた音楽ドキュメンタリーとして国内外から高い評価を得た作品で、そこに記録された全17曲のパフォーマンスは音楽ファンを中心に大きな反響を巻き起こした。今回のイベントは、映画『SAYONARA AMERICA』上映会と、本人出演のトーク、ミニライブで構成。細野晴臣自身も出演し、原田郁子(クラムボン)と角銅真実のユニット「くくく」を迎えてのトークを中心に、ミニライブも披露する予定だ。くくく(原田郁子 / 角銅真実)<イベント情報>『HARUOMI HOSONO「SAYONARA AMERICA」Cinema&Talk&Music』2023年2月11日(土・祝) I’M A SHOW開場 16:00 / 開演 17:00出演:細野晴臣 / くくく(原田郁子 / 角銅真実)【チケット料金】指定席:6,000円(税込)U-22チケット:3,800円(税込)※未就学児童入場不可。小学生以上はチケットが必要です。問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2023年01月23日東伊豆のジオスポット「細野高原」で行われる草原維持の山焼きを体感する特別イベントを開催一般社団法人東伊豆町観光協会(所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町:代表理事 加藤昌利)は2023年2月12日(日)、天城山脈に連なる東伊豆町のジオスポットの細野高原で「細野高原山焼き体感会」を開催します。「細野高原山焼き」とは、広大な細野高原を草原として維持していくうえで毎年必要な活動であり、熟練の経験をもつ地域住民が広大な細野高原を焼き払う作業です。東伊豆町においては春の訪れを感じる風物詩となり、今年は2月12日が細野高原の山焼きとして予定されておりますこれまで安全面を考慮し、一般開放しておりませんでしたが、本年は限定20名に限りこの細野高原の山焼きを鑑賞いただき、また歴史や作業について学んでいただく機会を設けました。山焼き終了後には、漆黒の大地でのガイドウォークを予定しています赤黒映画祭ポスター (2).pdf : 背景現状、細野高原を運営管理する稲取財産区の人手不足や高齢化により、「近い将来”細野高原”を運営管理できなくなる」という問題が昨今、浮き彫りになってきました。実際に山焼きの経験や火入れのノウハウを持つ地域住民を120名揃えることが近年困難になってきております。細野高原の景観を含め観光資源としてPRしてきた当協会においても、今後も細野高原の素晴らしい景観を継続して守るため、このような会を開催し、細野高原ファンづくり・関係人口の増加に寄与したいと考えておりますまた2022年10月に細野高原が「未来に残したい草原の里100選」に選出されました草原の里100選HP 広大な草原を毎年山焼きし、草原を維持する山焼きとは細野高原を「草原のまま」にしておくために必要な年に一度の作業です。生い茂った草木を焼き払うことで、森林となることを食い止め、また焼き払った草木が栄養となり豊かな草原として保たれます。この山焼きは、江戸時代より細野高原では毎年続いてきました。また、隣の河津町と隣接しているため延焼をさせられないこと、高低差や急斜面についても焼き払う必要があることからも熟練した経験と、高度な火入れのノウハウが必要となります。山焼き体感会とは火入れにおいては危険が伴う作業になるため、経験やノウハウが必要となるため、本体験会ではあくまで「体感」をしていただくことを目的としております。その為、参加者の皆様による火入れの作業はありません山焼き作業の参加者として、当協会が実施する山焼き作業者の方々への感謝やお疲れ様の意味を込めた「ふるまい」をお手伝いいただき、参加者も山焼き作業の一端を担って頂きます。イベント概要・イベント名:細野高原山焼き体感会・開催日時:2023年2月12日(日)11時集合16時解散予定・参加料金:4000円(ガイド、昼食、保険、草原管理費を含む)・お申込み:東伊豆町観光協会まで【公式HPURL】 【予約フォームURL】 予約フォームは以下のリンクをクリックしてください。イベント詳細・山焼き鑑賞山焼き作業を長年経験した財産区の方より、歴史・作業内容の解説を聞きながらの山焼きを鑑賞いただきます炎の波がうねり、煤が舞い、大地が漆黒に変わっていく様子をご覧いただけます・ふるまい参加山焼き作業員の方々への振る舞いをお手伝いいただきますふるまいを通して、作業員の方より作業の様子などのお話を伺うなど親睦を図って頂く事を目的としています・漆黒の大地のガイドウォーク山焼き直後の真っ黒に焼けた跡の細野高原をガイドウォーク頂きます初夏のみずみずしい緑、晩秋のススキの黄金色ではない、漆黒の大地を体験下さい~注意事項~【作業について】本イベントは山焼きの様子の見学となります。火入れ作業などに参加はできません。【当日の恰好について】難燃素材の服装で、肌の露出が少ないようにご準備ください。また現地での行程はすべて屋外ですので防寒対策もお願いいたします。【中止判断について】山焼きは天候(風・湿度・雨天など)により当日早朝に中止となる恐れがございます。山焼きが中止の場合には、本イベントも中止といたします。また代替のイベントはございません。予約フォーム(JTB BOKUNボークン)Booking engine : 稲取細野高原入口地図地図 : 会社概要社名:一般社団法人 東伊豆町観光協会代表者:代表理事加藤昌利所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取33541F設立:2015年3月URL : お問い合わせ先一般社団法人東伊豆町観光協会営業日:月~日(9:00~17:00)祝日休業TEL:0557-95-0700Mail : info@e-izu.org 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月11日『恋せぬふたり』のカズくん役、『鎌倉殿の13人』の平維盛役での好演が記憶に新しい濱正悟さん。放送中の『何かおかしい』が、民放連続ドラマ初主演となる。人間の恐ろしさや狂気にゾクゾクさせられる新感覚ホラー。「これまで連続ドラマではゲスト出演が多く、レギュラー出演すらあまりなかったのに、いきなり主演のお話が来て、最初はビックリしてフリーズ。少し経ってから、遅れて喜びをかみしめました(笑)」本作はミステリー小説『変な家』で知られるオカルトホラー作家の雨穴さんが原案&ストーリーテラーを担当。ラジオブースを舞台に、生放送中に起こるちょっとした違和感が、後戻りできない恐怖に変わっていく、リアルタイム進行型ヒューマンホラードラマだ。その中で濱さんは、若手構成作家の花岡を演じる。「僕自身、小さい時から実録モノの作品を見て育ち、学生時代も深夜帯に放送されていたホラー作品にハマっていたので、そんな馴染みのあるホラードラマで初主演を務められることに縁を感じています。脚本を読んで、バッドなニュアンスが多く含まれたストーリーと攻めた作りに、これは絶対におもしろくなると確信しました。撮影自体も生放送のリアル感を出すために、15台以上の機材を使って長回しで一発撮りの連続!通常のドラマでは考えられないような撮影方法で、緊張する余裕もなく始まり、毎回怒涛の結末を迎えるので、アトラクションに乗ったような疾走感がありました。そのぶん集中できたし、出演者やスタッフとあれこれ相談しながら進めていったので、現場の一体感も強かったですね」濱さんが演じる花岡は、生放送中に悲劇が起こっているにもかかわらず、してやったりとほくそ笑む少々不気味な役柄で、興味をそそられる。「花岡は、タチの悪いタイプの人間ですね(笑)。序盤ではどんなキャラクターなのか見えてこないかもしれませんが、回を重ねるほどに人間性が明らかになってくるので、そこも見どころのひとつです。人間の恐ろしさを感じられる衝撃的な話ばかりで、先の読めないバッドな展開が繰り広げられるので、目が離せなくなると思います。オカルトではなく、私たちの身近でも起こりえる話ばかりで、実際に起こった話も盛り込まれています。もしかしたらドラマで出てくるストーリーに近い経験をしたことがある方もいるかも?毎回、ゾクゾクハラハラしてください」『何かおかしい』花岡(濱)が構成作家を務める『オビナマワイド』の生放送中に悲劇が巻き起こるヒューマンホラー。毎週火曜24:30~テレビ東京ほかにて放送中。テレビ東京のYouTubeチャンネルでは第3話まで、Paraviでは全話先行配信中。はま・しょうご1994年8月22日生まれ、東京都出身。「GirlsAward×avex BoysAward Audition」で特別賞を受賞しデビュー。『恋せぬふたり』『鎌倉殿の13人』(共にNHK)などドラマに出演。映画『辻占恋慕』も公開中。ジャケット¥68,200トップス¥18,700パンツ¥39,600(以上ザ ヴィリディアン/ザ ヴィリディアン TEL:03・5447・2100)※『anan』2022年6月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・徳永貴士(SOT)インタビュー、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2022年06月12日DisGOONie Presents Vol.11 舞台『Little Fandango』の航海ゲネプロが10日に東京・EXシアター六本木で行われ、萩谷慧悟(7ORDER)、長妻怜央(7ORDER)、渡辺みり愛、校條拳太朗、瀬戸利樹、萩野崇、松田賢二、西田大輔(作・演出)、司会の長友光弘(響)が取材に応じた。同作は西田大輔主催によるDisGOONie(ディスグーニー)11作品目の公演。アメリカの西部開拓時代、21人を殺し、21歳でその生涯を閉じた「ビリー・ザ・キッド」の遺した伝説を中心に、ニューメキシコ州の街に生きた少年たちの運命と、隠された歴史を描く。稽古について聞かれると、萩谷は「2週間前に稽古に入って、2週間で作ったんだという感想なんですけど、今回ゲネプロができるということも奇跡なんですよね。座組みが揃ったのも奇跡ですし、みなさんの前でゲネプロができるのも奇跡で、ここから良い航海を切れるように奮闘していければと思っています」と気合い十分。長妻は「若いキャストが多くて、すごく勢いがあって素敵だねって西田さんにも萩野さんにも賢二さんにも言っていただける。でも弱点が2つあると。油断することと、忘れちゃうこと。すごくいいんだけど忘れちゃうようで、忘れないように頑張ります」と語り、司会の長友が「けっこうでかい弱点だね」とつっこんでいた。萩野は「西田大輔さんが11作目で、DisGOONieがセカンドシーズン、新たな船出のスタート。尺に関しても今までは3時間45分だとか、終電までやる、朝までやるみたいな豪快なものでやってきたんですけど、今回なんと約3時間というスピーディーさになっていまして、そういった意味では我々も何か挑戦している作品になってきています」と明かす。また、激しいガンアクションが満載の作品に、萩谷は「刀がないんだな、どうやって殺陣を表現するんだろうなと思った方も多いと思うんですけど、いつもと違った殺陣で、銃やナイフ、近距離や遠距離といろんなところに視点が移るようなアクションになってます」と紹介し、長妻は「僕は銃を回すのをめっちゃ練習しました。ずっと練習してたので落とすことはないんじゃないかな。センスがあるキャラなので、意識して見てほしいです」とアピールする。男性陣はさらに「距離感がすごくあるから、息を合わせる部分はすごく大変。西田さんがそれぞれのキャラクターの味が出ている殺陣をつけてくださったので、楽しんでいただきたい」(校條)、「ガンアクションと聞いた時は『すぐ撃っちゃいそうだけど、どうするの?』と思ったんですけど、納得できるような台本を書いてくださっている」(瀬戸)とそれぞれ感想も。一方、松田は「ド派手なアクションはお若い方達にお任せして、(自分が演じる)タンストールというおじさんは、ある意味、僕の話す言葉がアクションになってるかなと。うまいこと言ってますよね、僕」と語った。6月5日が誕生日の長妻は稽古中に24歳になったそうで、「誕生日にちょうど配信がありまして、その時にキャストの皆さんから色紙みたいなのを……萩谷慧悟くんが用意してくれてこう、なんですかね? 前開きのこういうやつにちっちゃく紙があって、なんか一人ひとりのつらつらとメッセージが」と概要の説明から入り、萩谷が「嬉しそうじゃないけど!」とつっこむ。長妻は「色紙の言葉にすごく個性があるキャストさんたちだなと感じまして、すごく嬉しかったです。家に保管してあります。たまに元気がなくなった時に見ようかなと思います」と喜びを表していた。東京公演は東京・EXシアター六本木にて6月10日~6月19日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて7月2日~7月3日。東京公演では、6月16日18:00公演限定で、観客カーテンコールの写真撮影(スマートフォンのみ)が可能で、さらに大阪千秋楽公演(7月3日13:00)のイープラス「Streaming+」での生配信も決定した。
2022年06月10日DisGOONie Presents Vol.11 舞台『Little Fandango』の初日前会見が10日に東京・EXシアター六本木で行われ、萩谷慧悟(7ORDER)、長妻怜央(7ORDER)、渡辺みり愛、校條拳太朗、瀬戸利樹、萩野崇、松田賢二、西田大輔(作・演出)、司会の長友光弘(響)が登場した。同作は西田大輔主催によるDisGOONie(ディスグーニー)11作品目の公演。アメリカの西部開拓時代、21人を殺し、21歳でその生涯を閉じた「ビリー・ザ・キッド」の遺した伝説を中心に、ニューメキシコ州の街に生きた少年たちの運命と、隠された歴史を描く。のちに「ビリー・ザ・キッド」として知られることとなるヘンリー・マカーティ役の萩谷は「影のある役で、自分の本質とは真逆にある役に挑戦させていただいています。若くして伝説を作ってると、いろんな作品にも取り上げられてますし、西部劇自体、俳優人生で演じるのはあまりないと思うので光栄に思っています」と役について説明する。「僕はすごくおしゃべりなんですけど、マカーティは口数も少ないですし、一匹狼で何か気になるなと思わせるようにやっていきたいなと思っています」と意気込む。司会の長友も「慧悟はおしゃべりだからな」と納得していた。マクスウェル/ピートの2役を演じる長妻は「ひゃい!」と甲高い声で手を上げ、喉が詰まったような声で文字で表せないような挨拶を続ける。「ずっと昨日から準備してこのボケを考えてきて、面白いですか?」と尋ねる長妻は「今回ピートとマックスの2役をやらせてもらって、僕とは真逆のキャラでめちゃくちゃおしゃべり」と萩谷のコメントにかぶせてさらにボケる。「なんかミスりましたかね?」と聞く長妻に、萩谷は「大ミスしてるよ!」と指摘していた。長妻は改めて「西田さんが以前に書いて、僕らもやらせてもらうということでアレンジが加わって、僕にすごく当てはまるようなキャラクターに書いていただいて、僕はそれをもうただまっすぐ馬のように走るだけだなと感じてお芝居をさせていただいます。物語の中で色々なシーンがあるんですけど、気持ちの落差が激しい役なので、皆さんにどれだけ心を動かしていただけるのかが、このキャラクターの醍醐味だと思うので、全力で頑張っていきたいと思います」と真面目に語った。また父の日が近いということで親孝行のエピソードについて聞かれると、萩谷は「ちょうど母の日の時に、両親に会いまして。この舞台があるので、父の日には父親には会えないということで、合同でやったんですけど、父親が趣味でギターを始めて今後のライフワークにしていきたいと言ってて、習い始めたんですって」と語り始める。「『上手くなったら良いギターを買おうと思ってるんだよ』言ってたので、『だったら今からいいギターを僕が買うよ』と言って、いいギターを買いました」と明かす。長妻も「僕もちょうど……」と言いながら、「親に車を買いました。僕は免許持ってないんですけど、ありがたいことにお仕事もさせていただいて、ちょうど車検が切れるということで、新車にしようとプレゼントしました」と、豪華プレゼント話を披露した。東京公演は東京・EXシアター六本木にて6月10日~6月19日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて7月2日~7月3日。東京公演では、6月16日18:00公演限定で、観客カーテンコールの写真撮影(スマートフォンのみ)が可能で、さらに大阪千秋楽公演(7月3日13:00)のイープラス「Streaming+」での生配信も決定した。
2022年06月10日7人組アーティスト・7ORDERの萩谷慧悟と長妻怜央が、DisGOONie Presents Vol.11 舞台「Little Fandango」でW主演を務めることが1日、明らかになった。同作は西田大輔主催によるDisGOONie(ディスグーニー)11作品目の公演。アメリカの西部開拓時代、21人を殺し、21歳でその生涯を閉じた「ビリー・ザ・キッド」の遺した伝説を中心に、ニューメキシコ州の街に生きた少年たちの運命と、隠された歴史を描く。W主演の萩谷、長妻をはじめ、渡辺みり愛、校條拳太朗、山口大地、内堀克利、村田洋二郎、大海将一郎、吉川友、中村嘉惟人、横井翔二郎、瀬戸利樹、萩野崇、松田賢二が出演。東京公演は東京・EXシアター六本木にて6月10日~6月19日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて7月2日~7月3日。○萩谷慧悟 コメント3年前にvol.7で初めてディスグーニーに乗船し素敵な仲間と出会ってからまたあの船に乗りたいと願っていましたところ、こうして再び乗船できて嬉しく思っています。今回の作品が西部劇ということで、あまり演じる機会が少ない世界をこの座組みで挑戦できるのが楽しみです!人の信念と正義、さまざまな解釈を皆様に楽しんでいただきたいです。○長妻怜央 コメントディスグーニーさんとの出会いはDECADANCEという作品でした。その作品をやらせていただいてからお芝居に対する考え方だけではなく、僕の根本の部分が変わった作品に出会えたと思いました!そんなディスグーニーさんにそれも主演という形で出させていだけることを本当に光栄に思います!出させていただくからには全力の全力投球でやらせていただこうと思っています!見ていただいた方の心にブッ刺さるような作品にしていけるように頑張りたいと思います!よろしくお願いします!○渡辺みり愛 コメントDisGOONieさんの舞台は今までに何人かメンバーも出ていて、私が今回出させて頂けることがとてもびっくりで不安ですが、誠心誠意努めてまいります。この舞台を通してまた新たな表現を身に付けたり、色々な発見が出来たらいいなあと思っています。是非、沢山の方々に見に来ていただきたいです。宜しくお願い致します!○西田大輔(作・演出・プロデュース) コメントまた力強く、ディスグーニーの航海が始まります。物語は、西部開拓時代。今から150年前のフロンティア精神溢れるアメリカ。困難の中で何かを産み出そうともがく、ならず者たちの生き様を、若き彼らと精一杯描いてみようと思います。荒波を越えるような想いを一緒に。
2022年04月01日手編み教室を展開する、自由が丘トリコ・ダァールサロンは、ニット作家 細野雅子が展開する個展「35周年Anniversary 細野雅子展 アートの手編み美術館」を4月11日(月)~19日(火)まで開催いたします。特許取得の三角形や円などのモチーフを、パズル的に組み合わせたオンリーワンのフォルムが特徴。確かな技術、選び抜かれた天然素材、自然から色をいただいた草木染の色、着心地、軽さを兼ね備えたこだわりの一着に仕上げています。ウエアや帽子・バッグなど150点余り、贅沢で凛とした一点ものをご覧ください。35年の軌跡を振り返り、編み物の可能性を未来につなげる作品展です。カーディガン エスカルゴ+トライアングル■手編みで社会進出、経済自立する編み物人口は底辺には多くいますが、年々減少しています。手編みはなかなか仕事としてなりえない分野です。好きなことで仕事ができれば最高ですが、それには作り手側の意識改革と技術向上は欠かせません。手づくり品をネット販売する数も上昇している中、売れるものづくりが必須となります。数年前から、プロを育てるマイスタークラスと、小さい時から編み物に親しんでもらう、小学生編み物クラスを開講し、人材の育成をしています。今回の作品展で、編み物人口の格上げと、手編みの地位向上、さらには経済自立につながれば、未来が見えてくると期待しています。■開催概要タイトル: 35周年Anniversary 細野雅子展 アートの手編み美術館会期 : 4月11日(月)~19日(火)10:00am~5:00pm ※最終日は3:00pm会場 : 新宿京王プラザホテル本館3階ロビーギャラリーTEL 03-3344-0111 運営 : 株式会社トリコ・ダァール<公式サイト>URL : Instagram: tricots_dart■会社概要会社名: 株式会社トリコ・ダァール所在地: 〒192-0045 東京都八王子市大和田町3-6-20 トリコ・ダァールアトリエ連絡先: E-Mail info@tricots-dart.com URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月22日阪本奨悟が、4月10日に日本橋三井ホールにてワンマンライヴを開催することを発表した。ミュージカルや舞台と幅広く活躍を続ける阪本奨悟。5月からは、ミュージカル『「刀剣乱舞」~真剣乱舞祭2022~』に堀川国広役として出演が決定しており、大型ライブ公演アリーナツアーで全国8都市を回る。ライブタイトルは『阪本奨悟 ONE-MAN LIVE 2022「Re:Starting Over」』。今回のワンマンは、阪本が「これまでの集大成を見せる」と意欲を燃やすように、新旧織り交ぜたベストのセットリストとなっており、久々のバンドスタイルでのライブとなっている。<ライブ情報>『阪本奨悟 ONE-MAN LIVE 2022「Re:Starting Over」』2022年4月10日(日) 日本橋三井ホール1部:14:45 開場 / 18:15 開演2部:15:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】全席指定:6,600円(税込)※ドリンク代別途必要※オリジナルポストカード付き(数種類からランダムに一人一枚 / 1部2部は別バージョン)※未就学児童入場不可 / 6歳以上チケット必要チケットはこちら:問い合わせ:ホットスタッフプロモーション:03-5720-9999(平日12:00~18:00)■阪本奨悟 OFFICIAL SITE
2022年03月19日音楽家の細野晴臣が11月12日、大阪ステーションシティシネマで行われたライブ・ドキュメンタリー映画『SAYONARA AMERICA』の初日舞台挨拶に、『NO SMOKING』も手掛けた佐渡岳利監督とともに登壇した。細野さんは今回、1週間大阪に滞在しており、こんなに長く大阪にいたのは生まれて初めてとのこと。また、天神橋筋商店街を端から端まで歩き、「世界一の商店街だと思っている」と絶賛。続けて、「こんなに大阪を好きになって、この作品が大阪の舞台挨拶から始まることに意義を感じています。大阪に住みたい」と大阪愛を語った。まずは、2年前に公開された前作『NO SMOKING』から『SAYONARA AMERICA』を製作するするきっかけについて細野さんは「確かなことは何もなかった」と言うものの、佐渡監督は「やっぱりライブが素晴らしかった」ことが本作の構想に繋がったと明かしていた。2019年にアメリカ、ニューヨークとロサンゼルスで開催された、集大成とも言えるライブの模様と細野のトーク、そしてファンへのインタビューを映した本作。コロナウィルスによって自由が制限される世界になってしまった今日だからこそ、「アメリカで古いアメリカ音楽を演奏すること自体が不安しかなかった。でもステージに上がったら歓声をいただいて、ここは大阪かいな?と(笑)。アメリカでも日本でも変わらないと感じて安心して演奏することができました」と懐かしそうに振り返り、「もうあんなライブはできないだろうな。今はリセットされて白紙状態になった感覚です。これが集大成になるんだろうなと薄々感じています」(細野)と2019年のライブへの思いを語っていた。また、細野の印象を問われた佐渡監督が「マスター、マスターヨーダのような感じです」と答えると会場からは大きな笑い声が起きる場面も。さらに、「BODY SNATCHERS」の演奏の際、映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の映像が流れるアイデアについて佐渡監督は、「細野さんはアメリカの映画や文化が大好きなので、アメリカを感じさせるものを入れたかった」とこだわりを語ると、細野さんは「僕から『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の最後のシーンを使いたいとお願いしたら、大変だったみたいですが、使えるようにしてくれたんです。使えると思わなかったから、よくやったよ」とお褒めの言葉をもらうと、監督も「やりました!」と嬉しそうに笑っていた。そして、アメリカのファンの方のインタビューについて佐渡監督は「細野さんの音楽を的確に捉えてらっしゃると驚きました」と話すと、細野も「うかうかしてられない(笑)。油断できないな。でも、わかってもらえているんだと。長く生きていると良いこともあるんだと思いましたね。若い頃は何の反応も感じなかったので、だったらもっと早く言ってほしかった(笑)」と楽しそうに語っていた。取材・文=華崎陽子『SAYONARA AMERICA』全国公開中
2021年11月12日2019年に音楽活動開始から50周年を迎えたことをきっかけに、改めて国内外で評価が高まっている日本音楽界の至宝・細野晴臣。2年前に六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリーで開催され大好評を博した展覧会、細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」が、「細野観光1969-2021」として11月12日(金)よりグランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて再び開催される。細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2021」チケット情報このイベントは、細野晴臣がデビューした1969年から2021年までの50数年の軌跡を、「情景の音楽」、「楽園の音楽」、「東京の音楽」、「彼岸の音楽」、「記憶の音楽」という5つの年代から巡るビジュアル年表を中心に、音楽、写真、映像、ギター・世界各地の楽器コレクション、音楽ノート、ブックコレクション(細野文庫)などを通じて体験できる展覧会になっている。なお、六本木での開催時に大好評だった“図録「細野観光」”の増補版の発売も決定している。これは「活動年表」をベースに、写真・ポスターなどのビジュアル、歴代の使用楽器、創作ノート、過去の発言などを組み合わせた、資料的価値の高い1冊だったが、8000字を超える細野晴臣語り下ろしインタビューが新規収録されるなど、さらにその価値が高まった一冊になっている。こちらもお楽しみに。会期中、グランフロント大阪の1Fにある「カフェラボ」と、「細野観光」とのコラボも決定(コラボメニューの詳細は後日発表)。また、グランフロント大阪の隣にある大阪ステーションシネマでは、2019年に行ったUSツアーのライブドキュメンタリー映画『SAYONARA AMERICA』が、展覧会と同日に公開スタートするなど、11月の大阪は細野晴臣一色となる!会期は11月12日(金)から12月7日(火)まで。チケットは発売中。
2021年10月25日2019年にアメリカ・ニューヨーク、ロサンゼルスで開催された細野晴臣の貴重なライブ映像と直近のトークシーンをまとめたライブ・ドキュメンタリー『SAYONARA AMERICA』が11月より公開。この度待望の予告編が解禁された。今回解禁となった予告編では、「久しぶりにギターを持った。もう2年も触ってなかったなぁ」という言葉とともに屋上でひとり、ギターを片手に佇む細野晴臣の姿が映し出される。「突然現れたウィルス。このパンデミックは、世界的なオペラのように感じる」と静かに語る場面から、映像は2019年アメリカでのライブに変わる。5月のニューヨークのグラマシー・シアター、6月のロサンゼルスのマヤン・シアターで開催されたライブのチケットはすぐに完売。伝説のライブ当日、長蛇の列となったファンが「すごく興奮するわ!」「独創的で超クール」「すごく幸せにしてくれるの!」と嬉々として語る。ファンで埋め尽くされた客席は細野さんの登場で熱を帯び、彼の音楽に酔いしれていく様子が伝わってくる。前作の『NO SMOKING』に続き監督をつとめた佐渡岳利監督は、「今回の映画は、『NO SMOKING』でも一部紹介した、細野さんの2019年のアメリカツアーを主題にしたライブドキュメントです。タイトルの『SAYONARA AMERICA』は細野さんご自身がつけてくださいました。映画を最後まで観ていただけると、細野さんがこのタイトルをつけた意味が良くわかっていただけると思います。アメリカへの愛、音楽への愛、そして楽しくてチャーミングな細野さん満載のこの映画は、世界が変わらざるをえないこの時代だからこそ伝えたいメッセージがたっぷりつまった作品です」とコメント。“憧れの地”アメリカの舞台で、軽やかに、そして自由にギターを奏で歌う細野さん。「住所不定無職低収入」「Sports Men」「Body Snatchers」など全17曲の楽曲で彩られるライブが映画館で蘇る。『SAYONARA AMERICA』は、11月12日(金)よりシネスイッチ銀座、シネクイント、大阪ステーションシティシネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SAYONARA AMERICA 2021年11月12日よりシネスイッチ銀座、シネクイント、大阪ステーションシティシネマほか全国にて順次公開©2021“HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA”FILM PARTNERS ARTWORK TOWA TEI & TOMOO GOKITA
2021年10月14日「呪術廻戦」の原点であり、愛と呪いの物語を描く『劇場版 呪術廻戦 0』。この度、最強の呪術師である五条悟の劇場版最新ビジュアルが到着した。五条悟は、東京都立呪術高等専門学校の教師で、強力な術式である「無下限呪術」の使い手だ。結婚の約束をした幼なじみ・里香を目の前で亡くし、呪いとなって自らに憑りついたことで苦しみ、死刑を望んでいた乙骨憂太の前に現れ、学校へ導くことになる。TVアニメシリーズからの黒色のアイマスクが、今回のビジュアルでは大きく変化。普段のマイペースさや軽薄さは鳴りを潜め、白色の包帯から左目が覗く、クールなビジュアルとなっている。『劇場版 呪術廻戦 0』は12月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 呪術廻戦 0 2021年12月24日より全国東宝系にて公開© 2021 「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会©芥見下々/集英社
2021年09月27日12月24日(金)に公開となる『劇場版 呪術廻戦 0』より、人気キャラクター五条悟の劇場版最新ビジュアルが発表された。『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載中、10月4日発売の17巻でシリーズ累計発行部数5500万部を突破する大人気コミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)。それを原作としたTVアニメシリーズは、2020年10月2日から、毎週金曜日深夜1時25分よりMBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送され、MBS/TBS深夜アニメ枠歴代1位の視聴率を獲得、今なお原作・アニメ共に一大ムーブメントを起こし続けている。そんな『呪術廻戦』初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』が、ファンにとって重要な“百鬼夜行の決行日”である12月24日(金)に公開されることとなった。そしてこの度、主人公・乙骨憂太、乙骨の同級生となる禪院真希、狗巻 棘、パンダの設定画に続き、“東京都立呪術高等専門学校”の教師であり、最強の呪術師である五条 悟の劇場版最新ビジュアルがついに公開となった。強力な術式である「無下限呪術(むかげんゅじゅつ)」の使い手である五条悟は、TVアニメシリーズから黒色のアイマスクが大きく変化。普段のマイペースさや軽薄さは鳴りを潜め、白色の包帯から左目がのぞいているクールなビジュアルに仕上がった。結婚の約束をした幼馴染・里香を目の前で亡くし、呪いとなって自らに憑りついたことで苦しみ、死刑を望んでいた乙骨憂太の前に現れ、東京都立呪術高等専門学校へ導くことになる五条悟。最強の呪術師として、スクリーンでどんな活躍を見せてくれるのか。『劇場版 呪術廻戦 0』12月24日(金)より公開
2021年09月27日トリックスターエンターテインメント株式会社、西川悟平サポーターズクラブ、株式会社コットンクラブ・ジャパンでは、2021年10月1日(金)~2日(土)まで、東京・コットンクラブにて、「西川悟平ソロライヴ~クラシカルクロスオーバー/西洋と東洋の文化の出会い~」を開催いたします。西川悟平ソロライヴ■ニューヨークで20年間活躍してきた西川悟平が再び東洋の文化と出会う特別なライヴを開催します。ピアニスト・西川悟平が自身の原点である東洋文化や音楽にリスペクトの気持ちを込め、日本の伝統文化を牽引するアーティストを迎えてソロライヴを開催します。会場は、多くの著名アーティストによる上質かつエキサイティングなステージと、本格的な美味とお酒が楽しめる大人の社交場「コットンクラブ」。今回は西川悟平初のコットンクラブでのライヴ開催を記念し、日本で活躍する和楽表現者を招いて特別なコラボレーションを行います。■奇跡の「7本指」のピアニスト・西川悟平×日本を代表する表現者による上質なコラボレーション。難病“ジストニア”と診断され、一時は両手の演奏機能を失うも、懸命なリハビリの末、「7本指」で奇跡の再起を果たし、唯一無二の演奏で世界中の聴衆を魅了している西川悟平。氏の魂を揺さぶる演奏に、和太鼓奏者として世界各国での演奏経験を持ち、作曲家・アレンジャー・楽器の製品開発に携わるなど幅広い活躍をみせる坂本雅幸の和太鼓と、その高い表現力から、若手トップの舞踊家として日本舞踊界を牽引する花柳幸舞音による舞がクロスする。唯一無二の西川悟平ワールドに、同じDNAを持つ東洋文化が掛け合わされることで起こる化学変化をどうぞご期待ください。■9月6日(月)12:00より、一般発売開始。本公演のチケット一般発売を9月6日(月)12:00よりコットンクラブチケットサイトにて開始いたします。2日間・全4公演限定の特別なステージをお楽しみください。※本公演は1st.showと2nd.showで料金、セット内容が異なります。出演アーティスト西川悟平<ピアノ>カーネギーホールをはじめ世界各国の会場で観客を熱狂させているピアニスト。15歳からピアノを始め、3年後にニューフィルハーモニー管弦楽団とピアノコンチェルトを共演。輝かしいキャリアの中、突如難病“ジストニア”と診断されるが、10年以上にわたる懸命なリハビリの末、再起を果たす。国内外でのライヴ活動に加え、CMや映画への楽曲提供、ベストドレッサー賞の受賞など、話題が絶えない。2021年9月かねてから夢であった「東京2020パラリンピック閉会式」にて演奏。西川悟平急遽、名古屋・しらかわホールにてクリスマスライブ決定!2021年12月25日(土)しらかわホールにて『西川悟平ソロライブ/クリスマスライブ2021奇跡は起きる』を開催決定。チケット先行発売開始!チケット詳細は以下URL: 坂本雅幸<和太鼓>太鼓とロックのバックグランドを融合させた次世代の表現が世界から注目を集めるアーティスト。鼓童在籍時代は新人の時からソロ、センターで演奏し、10年以上舞台を牽引。研ぎ澄まされた肉体と鋭い感性、圧倒的な技術が観客を魅了し、2018年よりソロ活動開始。あくなき探究心により電子和太鼓や調律桶太鼓の発案・開発にも携わり、常に未踏の世界に挑んでいる。坂本雅幸花柳幸舞音<日本舞踊>NHK Eテレ「にっぽんの芸能~今輝く若手たち~」で特集されるなど、表現力に優れた若手トップの舞踊家。これまで、FIFAワールドカップ決勝戦前夜祭などに出演。「TEDxSeeds」では、ユーコ・スミダ・ジャクソンと即興によるパフォーマンスを披露し、オープニング・パフォーマンスの振付も注目された。テレビ・演劇・ミュージカルの振付、舞踊所作指導や講師として活躍している。花柳幸舞音<概要>【タイトル】西川悟平ソロライヴ~クラシカルクロスオーバー/西洋と東洋の文化の出会い~【出演】西川悟平(ピアノ)坂本雅幸(和太鼓)、花柳幸舞音(日本舞踊)【スケジュール】2021年10月1日(金)~2日(土)全4ステージ[1st.show] open 2:00pm / start 2:45pm[2nd.show] open 4:45pm / start 6:00pm※ステージ90分予定※2ステージ完全入替制:2ndのみ全席ディナーコース(ウエルカムドリンク付き)【会場】コットンクラブ(東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F)【料金(税込)】[1st.show]テーブル席 :¥10,000ボックスシート・センター(2名席):¥15,000(ウエルカム・シャンパン付)ボックスシート・サイド(2名席) :¥12,500ボックスシート・ペア(2名席) :¥13,000ペア・シート(2名席) :¥12,000※料金は1名様あたりの金額となります。[2nd.show]★全席食事付(ディナー・コース)ウエルカム・ドリンク付テーブル席 :¥19,500ボックスシート・センター(2名席):¥30,000(ボトル・シャンパン付)ボックスシート・サイド(2名席) :¥22,000ボックスシート・ペア(2名席) :¥22,500ペア・シート(2名席) :¥21,500座席表はこちらをご確認ください ※料金は1名様あたりの金額となります。※本公演は1st.showと2nd.showで料金、セット内容が異なります。※通常と異なる座席レイアウトになっております。【お知らせ】[1st.show]★ボックスシート・センターはウエルカム・シャンパン付(1名様につき1杯)[2nd.show]★全席食事付(ディナー・コース)/ウエルカム・ドリンク付≪ディナー・コース≫アミューズ・前菜・メイン・デザート※2nd.showのボックスシート・センターはボトル・シャンパン付(1BOXにつき1本)※アレルギーなど召し上がれない食材がございましたら、ご予約時にお知らせください。※開演60分前までのご来場をお勧めいたします。【チケット発売スケジュール】■一般発売受付URL : 電話番号: コットンクラブ|03-4215-1555(12:00pm - 7:00pm)受付期間: 9月6日(月)12:00~注意事項・営利目的の転売は不可とさせて頂きます。・車椅子でご来場されるお客様は、必ずご来場日の前日までにお問い合わせ先までご連絡ください。・複数枚ご購入の際、情勢や感染対策等の関係でお席を連番でご用意できない場合がございます。予めご了承ください。・会場における感染症(COVID-19)に対する取り組みについては下記の公演サイトにてご確認下さい。【公演サイト】 【主催】トリックスターエンターテインメント/西川悟平サポーターズクラブ/コットンクラブ・ジャパン【ご予約/お問い合わせ】コットンクラブ:03-3215-1555(12:00pm - 7:00pm) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月06日細野晴臣が、2007年にHARRY HOSONO & THE WORLD SHYNESS名義でリリースしたアルバム『FLYING SAUCER 1947』のアナログ盤を11月27日に再発売する。今作は細野自身の選曲によるカヴァー曲が中心となっており、2008年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。アナログ盤は2013年に発売されていたが、中古盤市場でもレアアイテムとしてなかなか入手できない作品となっていたため、リリース日に開催されるアナログレコードの祭典「レコードの日 2021」に合わせて再発されることとなった。なお今回もカッティングは小鐵徹が担当した。細野は、11月5日・6日に日本武道館で開催される松本隆の作詞活動50周年記念コンサート『風街オデッセイ2021』に出演することが決定している。<リリース情報>HARRY HOSONO & THE WORLD SHYNESS『FLYING SAUCER 1947』アナログ盤2021年11月27日(土) リリース価格:4,180円(税込)HARRY HOSONO & THE WORLD SHYNESS『FLYING SAUCER 1947』ジャケット【収録内容】■Side APISTOL PACKIN’ MAMATHE WAYWARD WINDBODY SNATCHERSFLYING SAUCER BREAKDOWNCLOSE ENCOUNTERSMIRACLE LIGHT■Side BMORGAN BOOGIEPOM POM JOKISPORTS MENSHIAWASE HAPPYYUME-MIRU YAKU-SOKUFOCAL MIND【ゲスト】忌野清志郎 / UA / 木津かおり / 木津茂理 / ミッキー・カーチス<番組情報>Intar FM「Daisy Holiday !」毎週日曜25:00~25:30 放送※細野晴臣レギュラー番組番組HP:関連リンク細野晴臣 公式サイト:細野晴臣 公式YouTubeチャンネル:細野晴臣 公式インスタグラム:細野晴臣 公式ツイッター:
2021年09月03日アーティスト・青山悟の新作展『Everyday Art Market@GINZA TSUTAYA BOOKS』が、銀座蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX6F)店内インフォメーションカウンター前にて、7月17日(土)~8月7日(土)の期間に開催される。青山は東京を拠点に活動する現代アーティスト。工業用ミシンを用いて、世相をポップに表現した刺繍作品を制作し、国内外の多くのアートファンの支持を集めている。そして「Everyday Art Market」は、2020年4月の緊急事態宣言直後に青山がスタートした活動。「非日常」な毎日であっても「日常」的に制作を続けることをモットーに、即興的に刺繍するシリーズを発表している。今回の新作展では、青山の定番となっているワッペンタイプの作品や、初めての試みとなるジャケットに刺繍を施した作品などを制作し、店頭、オンラインにて販売する。photography by Ayaka Aoyamaphotography by Ayaka Aoyamaまた、洗練されたモードやカルチャー、ファッションが並ぶGINZA SIXを意識して、アートやファッション、デザインなど既存の枠組みを横断しながら、日々を楽しく過ごす作品を提案する。作品は、銀座蔦屋書店の店頭・オンラインストアにて7月17日(土)10時半より販売開始される。Everyday Art Market@GINZA TSUTAYA BOOKS期間:2021年7月17日(土)~2021年8月7日(土)会場:銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
2021年07月16日Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』に出演する、阪本奨悟さんのインタビューをお届けします。いま、世界が最も注目する劇作家で作曲家でもあるリン=マニュエル・ミランダ。『イン・ザ・ハイツ』は、リンを一躍スターダムにのし上げた出世作であり、ヒップホップやラテン音楽を使い、ミュージカル界に大きな影響を及ぼした作品だ。「ラップやラテンのリズムとセリフとがキレイに繋がって続いていて、気持ちいい作品なんです。僕も初挑戦のジャンルだし、観た方もきっと新鮮なんじゃないかなと思います」そう話すのは、シンガーソングライターで、ミュージカル『刀剣乱舞』などで俳優としても活動する阪本さん。自身の音楽性とは違うジャンルゆえ、「いま稽古場でDef TechのMicroさんを見ながらグルーヴ感を勉強している」最中。「Microさんのラップは言葉ひとつひとつが全部リズムになっていて、聴いていても楽しいんです。ただビートを刻むだけじゃなく、+αで自分のリズムをのせてみたり、時に敢えて外してみたり。そこがとても演劇的な表現に繋がる気がしていて。今まで僕があまり掘り下げてこなかったジャンルの楽曲ですが、だからこそ新しい扉を開かせてもらっているような気持ちです」NYで移民たちが暮らすワシントンハイツを舞台に、雑貨店を営むウスナビら移民たちの姿を描いた群像劇。阪本さんが演じるのは、ウスナビの従弟で共に店を手伝うソニー。「ソニーは生意気で憎たらしい口はきくけれど、ウスナビのことが大好きな可愛い弟キャラです。そんな彼の愛あふれるところをちゃんと伝えられたらいいなと思っています。ペルーで生まれ育った共演者のエリック・フクサキさんの話を聞くと、ここで描かれているようなラテン系の人たちと僕らでは、人と人とのコミュニケーションのとり方も、恋愛のアプローチの仕方も全然違うんだそうです。今の日本人的な価値観を一回リセットして、ラテンの人たちの生き方や考え方をインプットした上で、演じたいと思っています」阪本さんにとっては、これが初めての海外ミュージカル作品への挑戦。「この作品に出てくる移民の人たちと同じように、僕も今を抜け出して、大きな夢を掴みたいと思って上京したひとり。今の自分に満足して、何もせずに現状維持でいるのは嫌なんです。いま27歳。うかうかしていたらあっという間に30ですよね。時代に置いていかれないよう、いろんな現場でいい刺激を受け、自分がやるべきことは何かを見つけたいです」『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』プレビュー公演・3月27日(土)~28日(日)鎌倉芸術館 大ホール東京公演・4月17日(土)~28日(水)TBS赤坂ACTシアター原案・作詞・作曲/リン=マニュエル・ミランダ脚本/キアラ・アレグリア・ウデス演出・振付/TETSUHARU出演/Micro/平間壮一(Wキャスト)、林翔太/東啓介(Wキャスト)、田村芽実、石田ニコル、阪本奨悟、エリアンナ、青野紗穂、エリック・フクサキ、山野光、戸井勝海、未来優希、田中利花ほかS席1万2000円ほか(税込み)公演事務局(平日10:00~18:00)information2@pia.co.jp大阪、名古屋公演ありさかもと・しょうご1993年6月13日生まれ、兵庫県出身。昨年リリースした2ndアルバム『=+』が現在好評発売中。俳優としては、ミュージカル『刀剣乱舞』堀川国広役で高い人気を誇る。ジャケット¥57,000(アンバー/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)ニット¥48,000(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス/スタジオ ファブワーク)Tシャツ¥12,000(ジョン メイソン スミス/ヘムト PR TEL:03・6721・0882)※『anan』2021年3月31日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・森田晃嘉ヘア&メイク・永瀬多壱(VANITES)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年03月29日テノールの西村悟が新境地、ドイツ歌曲の世界に臨む。自身初のリート・リサイタル[3月31日(水)Hakuju Hall]でベートーヴェンの歌曲集とシューマン《詩人の恋》を歌う。コロナ禍による活動停止中、自宅でひたすら自分の声と向き合ううち、テクニックの進化に気づいたと語る。「声のコントロールです。若い頃はオケに負けない声の“圧”を出すことが前提でしたが、声を繊細に操るテクニックが身につき始めていることに気づいた。そんな自分の声だけで表現することに魅力を感じて、だったら歌曲を歌ってみようと」学生時代からイタリア・オペラひとすじだった西村。数年前から、宿命が彼をリートの世界に導いていたようだ。まずは2017年にびわ湖ホールの《ラインの黄金》でローゲを歌ったこと。「沼尻竜典さんのご指名。初のドイツ語オペラでした。ローゲはすべて語り口調のような、流暢なドイツ語が必要です。しかもドイツの大御所ミヒャエル・ハンペの演出。1年かけて徹底的に仕込まれ、最終的にはとても好評をいただきました」その翌年には、クラウス・フロリアン・フォークトのリート・リサイタルで衝撃を受けた。「彼はヒロイックな声でわーっと持っていくようなワーグナー歌いではなく、一本のラインの上で声を操るような感覚の現代的な歌い手。オペラ歌手のリートはいいなと、その時に思いました」そして、ドイツ語体験と自らの声の変化が徐々にリンクしてリート挑戦を思い描き始めた頃、ピアニストの仲道郁代から、彼女のリサイタルで《詩人の恋》を歌ってみないかと誘われた。「二つ返事でやらせていただきました。仲道さんの音から、僕が感じていたのと同じ景色が見えて、漠然としていた感覚が確信に変わりました」「僕の表現力はオペラで培ってきたものです。大劇場で歌うオペラは、表現を拡大する世界。一方、歌曲の繊細な世界でも、その表現を凝縮して届けることで、より幅が広がるんじゃないかと思っています」もうひとつ、物語性へのこだわりもオペラと繋がる。「特に《詩人の恋》。物語性がオペラと似ているように感じています。詩の言葉だけでなく、歌の旋律やピアノ伴奏からも物語の背景が見えてくる。僕の感じた背景を知っていただき、同じ目線で物語を見ることで、より面白く感じていただけると思います」いわばオリジナルの「標題」だ。そんな丁寧な姿勢からも、彼の「リート愛」がひしひしと伝わってくるではないか。西村悟の新たな顔、新鮮な《詩人の恋》を目の当たりにできそうだ。(宮本明)
2021年03月26日結局楽しみにしていた同窓会に行くことを断念した私は、悟からの愛情に疑問を感じ始めるようになりました。悟の言動は明らかに行き過ぎたものだったけれど、普段私がおとなしくしていれば優しく接してくれていたのです。しかしある休日の夜、同窓会をドタキャンしたことを心配して電話をかけてきてくれた友人に悟の束縛について初めて相談したのです。悟が盗み聞きしていることなど知る由もなく……。これまで見たことのない鬼のような形相で怒り狂う悟。そんな悟を見て、張りつめていた心の糸がプチンと切れる音がしました。これまで我慢していた感情があふれだし、自分自身の心の声に気づいたのです。もっと私自身が幸せに暮らしていくためにも、悟からは離れるべきだと……。その後、すべてを両親に話した私は離婚に向けての一歩を踏み出すことにしました。まずは、夫と過ごしながら離婚できる準備を虎視眈々と進めることに。悟の束縛を愛情だと勘違いしていた私は、悟に罵倒されるたびに何も言い返せず、自分ばかりを責めていました。そんな夫婦関係はとても健全とは言えないのに、子どもたちのためにも家庭のいう居場所を壊したくないがために、ずっと見て見ぬ振りしていたのかもしれません。だけどこれからはもう心を殺さず、母親として、そして一人の人間として、自分自身を信じることを忘れず私らしく生きていきたいなと思います。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 倉沢れい /イラスト・ もちふわ
2020年08月27日結婚後は子宝に恵まれ親になった私たちですが、悟の束縛は変わることはありませんでした。むしろ子どもが生まれてからの方が「母親なんだから」と都合のいい口実を見つけたかのように私の行動をますます制限するようになったのです。そしてますます悟の束縛はエスカレートしていき……会社の男性社員と電話することさえも許せないという悟家庭内が平和であることが何より大切だった私は、その後、悟の要求通り、派遣先を変えることにしました。常に悟からは監視され、人付き合いも制限され、どんどん孤立していく日々。そんなある日、大学時代の同級生から同窓会の連絡がありました。孤独に耐えかねていた私は悟に頭を下げてお願いしたところ、珍しく参加することを許してくれたのです。しかし当日、準備をして出かけようとしたところ…お願いしたのはつい1週間前のこと。私の行動を逐一チェックしたがる悟がこのことを忘れるわけがありません。おそらく悟は私が行けなくなるように、あえて当日にこう言うことを言ってきたのかもしれません。その後、悟の束縛はますますエスカレートし、私が愛情と信じていたものが、絶対的な支配欲だったことに気づいていくのでした。次回に続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 倉沢れい /イラスト・ もちふわ
2020年08月26日細野豪志衆議院議員(48・無所属)が2月11日、「LGBTを支援する理由」をツイートした。しかしその投稿に疑問の声が上がっている。15年に「LGBTに関する課題を考える議員連盟」の顧問に就任するなど、これまでも積極的にLGBTに関する問題に取り上げてきた細野議員。そんな彼は11日、Twitterに《私がLGBTのアライ(支援者)である理由》として以下の5点を挙げた。・当事者の友達がいる・それぞれの生き方(人権)を尊重した方が良いと思う・才能のある人が多く、国や地域に活力が出る・外国人にだけ同性の配偶者に在留許可を出している(内外逆差別)のはおかしいと思う・オリンピック憲章に書いてある(今年は特に)そんな細野議員の投稿には《当事者として感謝申し上げます》《当たり前に普通に存在を受け入れて普通に幸せになれる世の中にしたいですね》といった声が。しかし、いっぽうでは「才能のある人が多く」という文言を疑問視する声が続出。ネットでは「才能と人権は関係あるの?」との声が上がっている。《あなたの友達かどうかとか、その人に才能があるかどうかとか、オリンピック憲章に書いてあるかとか、そういうことじゃないのでは?》《たとえ当事者に才能がなくて国や地域に活力が出なくても、普通に応援しませんか?》《男が好きでも女が好きでも、結婚する人もしない人も、子供がいてもいなくても、「尊重しなければいけないもの」が人権だと思います》《才能がないとダメなんですか?》
2020年02月14日