『~Fallait pas le dire~「それを言っちゃお終い」VIII.~ドラマ・リーディング~』が、2024年3月29日(金) から4月15日(月) に東京・六本木トリコロールシアターで上演される。本作は、パリのTheatre De La Renaissanceをはじめ、フランス・ヨーロッパで繰り返し上演されているSalome Lelouchによる『~Fallait pas le dire~』を原作とした現代劇。第8回目となる今回はドラマリーディングとして上演され、松本幸大・瀬戸かずやが出演する。演出・プロデュースは、映画や舞台女優として多くのステージに出演し、数々の舞台をプロデュースするなどプロデューサーとしても活躍している白樹栞が手がける。■松本幸大 コメント議論好きで、思慮深い男らしい男!?そして彼女役と……2役に挑戦!ご期待ください!■瀬戸かずや コメント思ったままを口に出してしまう自由奔放な可愛い女とコケティッシュな大人の男……2役を演じ分けます!<公演情報>~Fallait pas le dire~『それを言っちゃお終い』VIII.~ドラマ・リーディング~原作:Salome Lelouch『~Fallait pas le dire~』翻訳:岩切正一郎演出:白樹栞出演:松本幸大瀬戸かずや日程:2024年3月29日(金)~4月15日(月)会場:東京・六本木トリコロールシアター六本木トリコロールシアター 公式サイト:
2024年03月11日恋人がほしい、でも自分らしいオタ活を満喫したい、そんな欲求を同時に満たしたい人も多いかもしれませんね。それでは今回、オタ活でも恋活でも両方楽しみたい人が選んだ、恋人としての理想像をエピソードを通じて覗いてみましょう。一緒に趣味を楽しんでくれる恋人「シューティングゲームという男性受けはよくない趣味をもつ私。その趣味がきっかけで恋人と仲よくなりました。『女性では珍しい』と驚かれたものの結果的に彼はゲームに対する私の姿勢を受け入れてくれ、一緒にゲームを楽しむことができる上に、新作ゲーム発売時には店舗へ一緒に出向いてくれるようになりました。趣味を真摯に理解してくれる彼には感謝しています」(女性)恋人に趣味を制限されることは大きなストレス源となります。ですが、趣味を理解し、共有できる恋人がいれば、充実した日々をすごすことができますね。喜びを共感してくれる恋人「高校を卒業してから熱中している男性アイドル。男性に誤解されることを恐れて、一人でささやかに応援していました。そんな矢先、職場で仲よくなった同期の男性とつきあうことになり、アイドルが好きだということすら受け入れてくれる優しい彼『今まで興味がなかったけど、きちんと曲を聴いてみるといい曲が多いね』と言って、グッズを買うことも、ライブの当せんも、まるで自分のことのように喜んでくれます。彼と出会ってからの人生は素晴らしいものです」(女性)趣味について、恋人が一緒に喜んでくれたり、応援してくれることが最高の喜びです。恋愛と趣味、両方から幸せを得ることができ、そのような恋人が存在すると、一段と幸せを感じられるでしょう。すべてを受け入れてくれる恋人「半同棲状態の彼女が自分の趣味に興味を持とうと常に挑戦してくれる人でした。二人ですごしているときに、半ば冗談で言った『特撮モノの映画を一緒に見ないか?』という提案に『それなら見てみよう』と驚くべき返答が。普段なら一人で楽しむ特撮の世界を、二人で発見し、キャラクターを応援する至福の時間をすごしました」(男性)恋人が何でも受け入れてくれると、その恋人を深く信頼してしまいます。また、趣味に一緒に参加してくれる恋人の姿が愛らしく見えると、そのほかの時間も充実してくるでしょう。受け入れてくれる彼は大切にいかがだったでしょうか?自分自身の時間を大切にしたい場合は、すべてを含めて受け入れてくれる恋人を望んでいるかもしれません。(Grapps編集部)
2024年02月21日今回は、LINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。【LINE】就活仲間の正体就活中の主人公はグループ面接で就活仲間ができました。ある日、就活仲間から面接での自己PRについて相談を受けます。主人公はグループ面接で起業経験や海外でのインターン経験を話しており…。就活仲間はその能力を見込んで相談してくれたのです。しかし主人公は「自己PRなんて適当に話を作ればいい!」と返信。なんと主人公が話していた経験はすべて嘘だったのです。その事実を知った就活仲間は…。内定はあきらめて出典:Youtube「Lineドラマ」「面接を受けた会社での内定はあきらめて」と言い放ちます。なんと就活仲間の正体は予想外の人物だったのです。問題さあ、ここで問題です。就活仲間の正体は何でしょう?ヒント就活仲間の正体に主人公は顔面蒼白になります。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「人事」でした。主人公が受けた会社は、就活生の素顔を知るために新たな施策を実行。それは「グループ面接に人事を加える」というもの。就活仲間の正体を知った主人公は「…は?」と絶句したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月16日2024年2月15日(木) に東京・シアター1010で初日を迎えた舞台『地獄楽-終の章-』の公開ゲネプロと囲み取材が行われた。本作は、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で掲載され、単行本を含むシリーズ累計発行部数が650万部を突破、2023年4月にはアニメ化も果たした賀来ゆうじによる『地獄楽』を原作とした舞台化の第2弾にして最終章。アニメ版に先駆けて、物語の結末までが描かれる。かつて石隠れ最強の忍として恐れられた死罪人・画眉丸(木津つばさ)は、“不老不死の仙薬”を持ち帰り、最愛の妻と再会するために、打ち首執行人の山田浅ェ門 佐切(白本彩奈)とともに、“神仙郷”へと向かう。舞台第1弾では、無罪放免をかけ仙薬を求める死罪人たちとぶつかりあい、時には共闘しながら、神仙郷を統べる"天仙"に立ち向かう姿が描かれた。最終章では、命を落とした仲間たちの想いを胸に、「生きて帰る」その目的のために、最終決戦へと挑んでいく。第1弾のラストで離ればなれになった亜左 弔兵衛(佐奈宏紀)&山田浅ェ門 桐馬(田淵累生)ら亜左兄弟。画眉丸&佐切と共闘関係を結んだ杠(太田夢莉)・民谷 巌鉄斎(郷本直也)・山田浅ェ門 付知(宮崎湧)。山田浅ェ門 典坐(飯山裕太)の仇討ちを誓う山田浅ェ門 士遠(中村太郎)&ヌルガイ(吉浜あずさ)。そして、実はかつては天仙の仲間だったメイ(高乘蒼葉※)。それぞれが氣(タオ)の修行をつみ、共闘を重ねる中で、死罪人と打ち首執行人が立場を超えた絆で繋がれていく。そんな中、新たな刺客が島に上陸する。「島にいる罪人は全て皆殺し」と山田浅ェ門家の使命を貫く、山田浅ェ門 殊現(小南光司)。試一刀流三位の実力者ながらも謎が多い山田浅ェ門 十禾(松田岳)。石隠れ衆として、かつての同胞・画眉丸に異常な執着をみせるシジャ(櫻井圭登)。曲者ぞろいの新勢力が闘いに参戦した。そして、神仙郷を統べる“天仙”(佐々木喜英・立道梨緒奈)が1,000年もの歳月を注いだ悲願を達成すべく、ついに動き出す――。本作では、前作よりもさらに『地獄楽』の世界観を追求した演出が駆使された。なんと客席には開演前から竈神(そうしん)が闊歩し、不思議な香りが場内を包み込む。会場全体を「神仙郷」の世界へと誘う空間演出、華麗な映像を駆使して「神仙郷」の極彩色を表現する映像演出、美しいコンテンポラリーダンス、ふたりで同じ役を見事に演じ、妖艶な所作・振付でシンメトリーを見事に表現した天仙(佐々木喜英・立道梨緒奈)、ステージと客席を縦横無尽に掛けながら、大幅に拡大された殺陣・アクションシーンなどが見どころとなっている。(※メイは澤田理央とのWキャスト。16日公演では高乘が出演)その後行われた囲み取材には、木津、白本、佐奈、田淵、小南、佐々木、立道が登壇。冒頭の挨拶で木津は「作り上げてきた舞台『地獄楽』の有終の美を飾れるように精一杯努めます」と語り、白本は「今日まで大切に色づけしてきたものをみんなで精いっぱいお見せしたいです」と、ついに最終章を迎える本公演への意気込みを語った。続いて、キャストがそれぞれの質問に回答。本作の見どころを聞かれると、木津は「思い描いている理想や夢、目的を沢山感じられる、人間味のある作品」と作品の魅力に加え、激しいアクションシーンが見どころのひとつとなる本作について、「熱量が高い中で、お客さんに何を感じてもらうか。僕たちは何を届けられるのかを模索していきたいです」と答えた。そして、「第1弾の公演から1年が経過した今、成長したこと」を聞かれた白本は「前作の佐切やキャラクターのセリフを振り返っていく中で、自分の毎日と照らし合わせて痛感することが多かった。前作を経て、自分の感受性が豊かになった」と振り返った。続いて、今回からの新キャストとなる佐奈は、「役作りや稽古で難しかったこと」を尋ねられると、「新キャストなので、稽古前から田淵さんとの関係性を深められるかなと心配していましたが、優しく、受け入れ態勢をつくってくださったので、すぐ馴染むことができました」と笑顔で語り、「桐馬との関係性を重視しすぎて、他のキャストさんとの仲を深めるのが難しかったです(笑)」と周囲の笑いを誘った。田淵が演じる亜左弔兵衛の弟、山田浅ェ門 桐馬は、弔兵衛と桐馬は死罪人と執行人というだけでなく、兄弟という間柄。演じてみて絆を感じたエピソードを聞かれると、「稽古中、とあるシーンで手を差し出したところ、(本来ならそろわないタイミングで)同時に佐奈さんも同じポーズで手を差し出していたことがあり、その時は兄弟を超えて双子みたいだなぁと思いました」と稽古中のほほえましいエピソードを語った。そして、今回から“神仙郷”への上陸者として新たに登場した山田浅ェ門 殊現を演じる小南は、カンパニーの雰囲気や稽古での印象的なエピソードを聞かれると、「人見知りの自分を巻き込んで皆さんが仲良くしてくださり、だからこそ前作から熱く紡いでいける作品なんだ」と、カンパニーの仲の良さに驚いたとのこと。また、「山田浅ェ門 十禾役の松田岳さんのアドリブシーンも見どころ」と同じく新登場となる松田への注目ポイントも明かした。今回は、天仙を佐々木・立道のふたりで演じ、天仙の“陰と陽”の側面をふたりで表現していることが、本公演の大きな魅力のひとつ。「天仙をふたりで演じる上で苦労した点」を尋ねられると、立道は「パフォーマンスをシンメトリーになるように揃えたり、セリフを揃えたりするのは初めての経験だったのですが、それが楽しくもあり、本番をお客様に見ていただくのが楽しみです」と同じ役を演じるからこその難しさを語った。そして、同じく天仙役の佐々木は「天仙の注目ポイント」を聞かれると、「天仙のセリフの割り振りを自分たちで考えたりするのですが、立道さんから言い回しの大変な方を“ひでさん(佐々木)お願いします”と頼まれました(笑)」と裏話を暴露。他にも「衣装もかなり変わるのでそこにも是非注目してください」と天仙の見どころを明かした。最後に木津は、「前作からご覧いただいたお客様も、今回初めていらっしゃる方も皆様同じように楽しめる作品になったと思います。板の上を全力で駆け回っているので、前のめりになって見ていただけると嬉しいです。是非ご期待ください!」と前作より大幅に増えた殺陣やアクションシーンを含め、これから来場する観客に向けてメッセージを送った。<公演情報>舞台『地獄楽 -終の章-』原作:『地獄楽』賀来ゆうじ(集英社 ジャンプ コミックス刊)演出:加古臨王脚本:Spacenoid Writers’ Room(月森葵、野ノ栖千晶、会沢青)【出演】画眉丸:木津つばさ山田浅ェ門 佐切:白本彩奈亜左 弔兵衛:佐奈宏紀山田浅ェ門 桐馬:田淵累生杠:太田夢莉山田浅ェ門 士遠:中村太郎ヌルガイ:吉浜あずさ民谷 巌鉄斎:郷本直也山田浅ェ門 付知:宮崎湧山田浅ェ門 殊現:小南光司山田浅ェ門 十禾:松田岳シジャ:櫻井圭登メイ:澤田理央・高乘蒼葉(Wキャスト)天仙:佐々木喜英・立道梨緒奈【アンサンブル】藤原儀輝 / 小林聖尚 / 福島悠介 / 小川丈瑠桝原華奈 / 市川絵美 / 岡本真友 / 山田美貴 / 中込萌 / 中野紗耶可 / 岩見柾孝※片伯部浩正さんは脚の怪我のため、岩見柾孝さんにキャスト変更となりました。※出演者は変更になる可能性がございます。2024年2月15日(木)~2月18日(日) 東京・シアター10102024年2月20日(火)~2月25日(日) 大阪・クールジャパンパークTTホールチケット情報:()公式サイト:賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ
2024年02月16日親の終活について考えるのは、避けがちながらも重要なテーマです。元気なうちに、親に聞いておけばよかったと思うことは、後になってからでは遅いこともあります。この記事では、「親の終活について、事前に聞いておくべきだったと後悔したこと」について、親が管理していたことや親しか知らないことを中心に紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。Kさんの場合母方の祖母の家の鍵を保管してある場所を聞いておけば良かったと後悔しています。空き家である母の実家の管理が私に回ってきました。しかし、鍵が見つからず、中に入れず困り果て、無理に入ろうとして通報されました。親に終活ノートを書いてもらうことをおすすめします。(56歳/公務員)Hさんの場合スマホで登録しているアプリやサブスクです。お金がどこから引かれるのか把握しておけばよかった。銀行口座を止めても、やはり次々に来るお知らせなどが気になるからです。終活ノートの作成をお願いすべきだと思います。(30代、会社員)Nさんの場合母親の子どもの頃や、なくなってしまった祖父母の思い出などの記憶的な部分を聞いておけばよかったです。自分が家族の縁が薄い方なので、それを知ることで自分のルーツも知れると思ったからです。できるだけ聞きたいことなどはメモにとっておいた方が忘れにくくてよいですよ。Sさんの場合母にやりたかったことを聞いた時には、自由に動ける状態ではありませんでした。離れて住んでいましたが、もっと電話などで話を聞いてあげればよかったと思っています。一緒に旅行に行ったり、好きな食べ物を食べに連れて行ったりできませんでした。後悔しないために、些細なことでも、耳を傾けることが大切ではないかと思います。きっと話すきっかけになるはずです。後からでは、終活を手伝うことも、親孝行もできません。(52歳/会社員)終活とは?終活と聞くと、お墓の選定などを思い浮かべがちですが、実際にはもっと広い意味を持ちます。「今だから聞けること、できること」という視点で終活を捉え直すことは、親子の関係をさらに深める機会にもなります。終活について広く考えてみるのもいいかもしれませんね。(MOREDOOR編集部)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
2024年02月03日40代に差し掛かると、親の終活について考える機会が増えてきます。早めに準備を始めることで、将来の不安を軽減し、大切な家族に対する思いやりも表現できるでしょう。今回MOREDOORでは、40代から意識したい「親の終活」について実際の体験談をご紹介します。※当事者の声はさまざまですが、あくまで一例として、参考になれば幸いです。Uさんの場合断捨離です。物が多過ぎて私には判断できないので少しずつ始めています。足腰が弱ってくるのは仕方ないので、せめてつまずかないようにと思いました。親が元気なうちから始めた方がいいです。(43歳/自営業)Eさんの場合万が一のために備えた保険の加入と相続問題のための遺言書の作成です。同世代の友人の親族が大変なことになり慌ただしくなったことを知りました。親の終活を検討する余地はあると思います。なぜなら、人生、明日がわからないからです。(60歳/アルバイト)Tさんの場合銀行口座や株式投資など、お金に関する情報を、少しずつ集め始めています。60代までは全くでしたが、70歳を過ぎてから親自身が終活を意識し始めました。誰にでも言えることですが、いつその時がくるか分からないので、悩んでいるなら動き始めることをお勧めします。(41歳/会社員)いざという時のために……大切な人の最期に向けて、思いやりと計画をもって接することで、家族の絆がより深まるのかもしれませんね。将来に備えつつも、今を大切に過ごしていきましょう。みなさんは、親の終活について考えたことはありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月02日「終活」というと、シニア層がやることで、30代や40代の方にはまだ早いと考えていませんか? しかし、もしものことは誰にも予想ができません。仮に今、自分にもしものことがあったら…。身の回りのモノが整理されていれば、遺された大切な人たちの負担を軽くできる、立派な「終活」ではないでしょうか。今回は整理収納アドバイザーである筆者が、30代からはじめる終活のポイントや、モノを整理するコツをご紹介します。30代の終活は身の回りの整理から終活といっても、葬儀やお墓の検討やエンディングノートの作成ばかりではありません。30代は身の回りを整理することからはじめるのがいいでしょう。大切な人たちの負担を少しでも軽減するためにも、終活として身の回りのモノを見直して整理していくことをおすすめします。今の自分に大事なモノを選びとるモノを整理するときに意識したいのは、「今の自分にとって大切にしたいモノを選びとる」ということです。手放すことを前提とするのではなく、大切なモノやお気に入りを残すように考えると、片付けが苦手な人も気持ちがラクになるのではないでしょうか。今の自分にフォーカスすれば、以前は使っていたけど今は使っていないモノや、なんとなく持っていたモノが不要と判断できるようになります。お気に入りや大切なモノに囲まれて生活すると気分よく暮らせそうですね。さらに大事なモノだけに整理された状態なら、結果的に遺された人の負担を減らすことにつながるはずです。管理できる量にスリム化する増えがちなモノは種類ごとにまとめる書類衣類食品や日用品ストック本や雑誌これらはいつのまにか増えがちなモノですが、ひとまとめにして収納するだけでも、管理しやすくなります。特に各種契約に関する書類は、わかりやすく誰が見てもわかるように収納しておけば、遺族も解約手続きがスムーズになるでしょう。©木村孝子書類の収納方法はたくさんありますが、今回はコスパよく簡単にできる方法をご紹介します。用意するモノは、クリアファイル・インデックスシール・ファイルボックスのみ。すべて100円ショップで購入可能です。©木村孝子同じ種類の書類をクリアファイルに入れ、インデックスシールに何の書類かわかるように書くだけ。ファイルボックスに入れるときは、必ず左側から入れるようにしましょう。古い書類が右側に集まるので、書類が増えてまた整理するときに便利です。口座やクレカは必要最低限にする現在使っていない金融機関の口座やクレジットカードについても、必要なモノだけを残して整理しましょう。退職した会社で指定された給与用の口座や、以前よく行っていた商業施設で作ったクレジットカードなど、今使っていないモノがあれば解約してください。SNSやサブスクも忘れずにとりあえず登録してみたSNSや、利用頻度の少ないサブスクリプションサービスも、忘れずに整理しておきましょう。特にサブスクリプションは、亡くなったあとも料金を請求し続けられる恐れがあるため、よく使うサービスだけを残すようにしたいですね。誰にも見られたくないモノはなるべく処分仲の良い家族やパートナー、友人であっても、見られたくないモノは誰でもあるのではないでしょうか。日記や手紙、写真など、人に見られると恥ずかしいけど、思い入れがあって手放せないモノもあるかもしれませんね。終活として整理をするのであれば、なるべく早めに処分しておきたいところ。亡くなったあとは言い訳できないので、見られてもよいモノだけ残しましょう。まとめ30代で死を意識して終活をはじめることは、これからの生活を快適にすることにもなると筆者は感じています。今回紹介したことを面倒に感じるのなら、「今自分がいなくなったら」と想像してみませんか。できるところからでいいので、少しずつ身の回りを整えてみてくださいね。©Pormezz/Adobe Stock©Syda Productions/Adobe Stock筆者情報木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home文/木村孝子
2024年01月07日「お寺とあんしん終活」 関西エリアで初の開催株式会社アンカレッジ(本社:東京都港区、代表:柏 昌宏、矢島 靖擴、以下、「アンカレッジ」)は、寺院を通じた終活支援 「お寺とあんしん終活」 の一環として 「 『ハッピーエンディングカード』 体験会」 を、去る2023年12月3日(日)に開催。一般社団法人日本HappyEndhing協会認定講師を招き、京都市上京区の日蓮宗寺院・本昌寺を会場として実施しました。体験会では、 “老後のリスク” が書かれた 「HappyEndingカード」(※)が参加者全員に配られ、講師の説明に従って、現在それに対し備えが出来ているかを各自が判断しながら仕分けていくかたちで進行。「突然意識不明になったとしても、すぐに家族と連絡がつく」 「セカンドライフに見合った保険をかけている」 などが書かれたカードを 「yes」 「no」で分けた後で、各項目ごとに講師から説明が加えられます。基礎的な知識から気づきにくい盲点まで話が展開し、参加者は自身の理解と備えが十分であるかを再確認しながら、現在の状況を一から見直していきました。最終的には、備えができていない項目が書かれたカードを 「自分でできること」 「専門家への相談が必要なこと」 に分けていき、次に動くべき方向を導いたうえで体験会は締められました。説明の中では、一部自治体でも配布を行っている 「緊急医療情報キット」 など、身近なところで提供されているサービスの紹介や、すぐに始められる備えとして 「緊急連絡先カード」 も配られ、参加者の終活の第一歩を促す構成となっていました。また、終活に関する各種専門家と繋がれるサービスを提供する (一社) 日本Happy Ending協会の紹介もされ、 「聴いて終わり」 ではなく 「次の行動」 へ繋がる道筋も示されています。参加者からは 「”考えなくてはいけない” という認識ができて良かった」 「(終活を) すぐにでも始めたい」 という声が聞かれたほか、実際に本昌寺境内にある樹木葬もご覧になったうえで仮契約を結んで帰られた方もおられ、終活を具体的に考え行動する大きな助けになったことが窺えました。※<Happy Endingカード>一般社団法人日本HappyEndhing協会が製作したカードゲーム。各カードに書かれた内容に 「Yes」 「No」 などで答えていくことで、老後のリスクを洗い出すことができ、ゲーム感覚で楽しみながら、これからの人生と終活を考えるきっかけを提供します。参考サイト: ライフエンディングトータルサポート事業 「お寺とあんしん終活」アンカレッジは、寺院コンサルティングとして全国29カ寺で庭園型樹木葬や合同墓の造成と販売支援を展開してきました。当体験会は、アンカレッジが本年から始めたライフエンディングトータルサポート事業 「お寺とあんしん終活」 として開催した、関西では初のイベントです。参加者からは 「お寺を会場としているのが良かった」 という声もいただいており、お寺ならではの安心感や特別感の元で終活について考えられることが、利用者にとっても意義あるものになると考えます。当活動を通じて、更なる寺院価値の向上と活性を目指してまいります。「アンカレッジの樹木葬」 「アンカレッジの合同墓」当体験会の会場となった本昌寺は、関西で初めて 「アンカレッジの樹木葬」 を導入したお寺であり、現在は樹木葬 「上京庭苑みのり」 および合同墓 「萬霊供養塔」 を販売しています。【アンカレッジの樹木葬の特徴】①四季折々の花が咲く、庭園デザイナー監修の庭園型樹木葬②承継者不要、入檀義務のない永代供養墓③一定期間は個別の墓標の下に埋葬の後、合祀墓(合同墓)へ合葬して供養④安心の寺院経営墓地⑤ペットも家族の一員として供養また、「アンカレッジの合同墓」 は②④に特化し、個別の墓標を設けないことで、より廉価で提供できるものとなっています。「アンカレッジの樹木葬」 「アンカレッジの合同墓」 は、従来のお墓の制度に囚われない、現代のニーズに合ったお墓として、多くの方にご好評をいただき、約10年の間で5000基以上のご契約をいただいています。株式会社アンカレッジ 会社概要お寺の住職がつくったお寺のための会社お寺と人々をつなぐ架け橋となる会社に会社ロゴには、お寺、人々にとって困った時に立ち寄る港、アンカーになりたいとの住職の想いが込められています。【会社概要】社名:株式会社アンカレッジ本社所在地:東京都港区高輪2丁目16番13号代表取締役:柏 昌宏、矢島靖擴事業内容: 寺院墓地の企画・設計・販売、寺院における各種イベント企画・運営、寺院での葬儀・結婚式の施行支援、寺院経営における税務・法務・不動産有効活用化の支援、寺院運営のウェブ・システム導入支援設立:2009年4月HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月08日両親がいなくなったあとの実家、どうする?テレビや雑誌で「終活」が取り上げられることが増え、「終活」という言葉自体を耳にしたことがある人も多いでしょう。終活の中でも悩む人が多いのは、「両親がいなくなったあとの実家をどうするか」。そこで、訳あり物件買取ナビでは今回、「実家の終活に関する意識調査」を実施。そのデータをランキングにしています。実家で終活をしている人は約4割に実家が持ち家の500人に「実家で終活をしているか」を聞いたところ、「している」と回答した人は37.2%。4割近い人が終活をしていることがわかりました。テレビ番組や雑誌などのメディアで終活について取り上げることも増えているため、「終活したほうがいいだろう」と動き始めた人も多いのではないでしょうか。ただ最も多かったのは「していない(46.4%)」です。「実家で終活しているかわからない」という回答も多く、実家の両親が終活をしているか聞けていない人や具体的に動けていない人も多いとわかります。実家で行っている終活は「不要品の処分・整理」が1位に続いて、実家で終活をしていると回答した186人に、具体的にどのような終活を行っているかを聞きました。その結果、圧倒的多数の票を集めて1位になったのは「不要品の処分・整理(157人)」でした。2位「保険の確認・見直し(59人)」、3位「老後資金の検討・準備(51人)」、4位「葬儀や墓地の手配(46人)」、5位「医療や介護方針の計画・意思表明(38人)」と続きます。「不要品の処分・整理」は両親の死後を見据えた作業であると同時に、今の実家を過ごしやすくするための作業でもあるため、取り組みやすい項目です。両親に対し「お父さんお母さんが死んだ後に実家を片付けるのは大変だから、今から整理しておこうよ」とは言いにくいもの。しかし「物が多くてスペースが狭くなるし、災害のときにも危ないから物を減らしていったらどうかな」となら言いやすいのではないでしょうか。「保険」「老後資金」「医療・介護方針の意思確認」も、老後をよりよく生きるための「生」を見据えた作業なので、家族から提案しやすいはずです。両親に終活を促したいけどなかなか言い出せない人は、両親の性格や状況に合わせて、取り組みやすいものから始めてみてはいかがでしょうか。実家の持ち家は将来的に「売却する」が最多に最後に、実家が持ち家の500人に「実家を将来的にどうするか」を聞きました。その結果、1位は「売却する(129人)」、僅差の2位は「わからない(119人)」、3位は「家族・親族に引き継いでもらう(117人)」でした。売却して手放す人が1位。しかし全体としては「家族や自分が引き継ぐ」「改装して住む」など、実家を手放さない人のほうが多くなっています。また「わからない」と回答した人も全体の2割強いました。実家をどのように扱うかは、「築年数や立地」「自分や親族が実家の近くに住んでいるか」などによります。思い入れのある実家であっても「古いし辺鄙な場所にある」「自分の生活拠点は地元にない」などの事情で、実家の扱いを決められず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。<1位売却する>・築年数が古くリフォームなどしても住めないと思うので、売って現金化します(30代 女性)・兄弟それぞれに持ち家があるので、平等に分けるには売却するのが一番良いと思う(40代 男性)・自分の家から遠く、田舎の一軒家で庭も広くて、管理が大変(50代 女性)売却する理由は「管理が大変」「誰も住む予定がない」など。自分がすでにマイホームを購入している場合、田舎の家や古い家をもらっても困ると考える人が多いようですね。売却して現金化すれば、相続人が複数いる場合に資産を分けやすくなるメリットもあります。<2位わからない>・姉が現在独身で実家に住んでおり、今後結婚するかどうかによって変わると思うから(20代 男性)・実家は立地が良くないので、売れそうにありません。また兄弟みんな実家を出ているので、今のところどうするかまったく不明です(30代 女性)・両親が健在で終活もしていないし、兄とも相談していないからです(50代 女性)「両親が元気なので、先のことは考えられない」「兄弟や親族の状況によって変わるから、なんともいえない」という人も多数。「今はまだ実家の扱いを検討するタイミングではない」というケースですね。一方、売却したいけど売れそうにないのでどうしたらいいものか……と悩んでいる人もいました。<3位家族・親族に引き継いでもらう>・母が「家と土地は兄にあげる」と言っているから(20代 女性)・弟の家族が近くに住んでいるから(40代 男性)・現在、実家には母・妹・弟が住んでいて私は別居しているので、妹か弟が引き継いでくれれば良いと思っています(50代 女性)実家や実家近くで暮らしている兄弟がいる場合には、「親が亡くなった後も引き続きよろしく」と言いやすいでしょう。親子間・兄弟間ですでに誰が引き継ぐかの意思確認が終わっているケースもあれば、なんとなく「兄弟が継ぐだろうな」「兄弟が相続してくれたらいいな」と思っているケースも多いようです。いざ相続となったときに揉めないよう、事前にお互いの意思確認をしておきたいですね。調査概要調査対象:実家が持ち家の人調査期間:2023年10月25日〜26日調査機関:自社調査調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:500人(女性358人/男性142人)回答者の年代:10代 0.6%/20代 13.0%/30代 40.0%/40代 26.8%/50代 16.4%/60代以上 3.2%AlbaLink物件買取ナビ(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅離婚で裁判をした人は3割!争点となったこと―3位「面会交流」、2位「親権」、1位は?✅賃貸を選ぶ基準、子育て中の父親と母親で重視する項目に差。母親が「賃料」より重視していることは?✅【はびこる盗撮の実態】4割の女性が盗撮された感覚を経験、「男性がスマートフォンを素早く隠すような動きをして…」
2023年11月08日私は、2023年の夏に母の初盆を迎えます。大切な人を亡くした悲しみをかき消すように、今日まで葬儀や忌明けなどの法事をバタバタとおこなってきました。初盆を控え、遺品整理やお墓の問題も浮上。年を重ねて自分が残された家族の立場となったことで、私なりの「終活」を具体的に考え始めました。今後のために、できる限り身の回りの整理をしておかなければならないと感じた、私の終活についてお話しします。★関連記事:遺品やお墓、遺産について…もうすぐ70歳の両親が始めた「終活」のリアル遺品整理と掃除の日々10年ほど前だったかと思います。私が子どものころに習い事で着ていた着物を、母が京都の知人に譲ったことがありました。「着物を必要とし、喜んで引き取ってくれるところに着物を渡せてよかった」と笑顔で私に話していました。家族の本や洋服、そして私が桃の節句で親戚からいただいた博多人形なども、ひとまとめに整理していたのを覚えています。そのときは、「何で思い出の品を整理整頓しているのだろう」と思いました。今思うと、母なりに身の回りの整理をしていたのだと思います。しかし、母は体調がすぐれなくなるにつれて、物を捨てることが難しくなっていきました。私は、今年に入ってから現在に至るまで毎週のように実家に通い、母の遺品整理と掃除をしています。片付けても、片付けても、次から次へと家族の思い出の品が出てきます。思いが詰まった遺品の整理は涙が出てきて手が止まることもあり、心身共に大きな負担となっています。私は今回、遺品整理の大変さを実感したことで、身の回りの物について生前整理をする「終活」を始めました。捨てるかどうかを迷う物は、写真を撮り「ありがとう」と言って‟さよなら”しています。できるうちにしておかないと、体が思うように動かせなくなったときには物を捨てられなくなってしまうかもしれません。生前の母の姿を思い出し、そう思ったのです。お墓の管理と今後の不安も…今後のお墓の管理も、私の悩みの一つです。実家のお墓には先祖代々の親族が埋葬されています。しかし、私以降はお墓を継ぐ者がいないので、先々のことを考えると、永代供養(遺族の方に代わって、霊園や寺院が遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法)についても検討しなければなりません。また、実家のお墓は山の中腹にあり、歩いて坂を上り下りします。年齢のことを考えると、「いつまでお墓に足を向けることができるのだろうか」と不安を感じます。ゆくゆくは墓じまい(墓石を撤去し、墓所の使用権を返還すること)をして、永代供養にするかもしれませんが、それに伴う費用の問題も浮上します。また私自身、自分の葬儀にかかる費用だけは、残される家族の負担にならないように、できるだけやりくりしておきたいと思っています。母の葬儀後に親族で集合写真を撮影したのですが、全員、生気のない表情で写っていました。大切な人を亡くして、心身共に疲れ果てています。そんなときに、葬儀やお墓にかかる多額の費用の悩みも出てきてしまうと、想像もできないほどの大きなダメージになると感じたからです。私の代で、できる範囲でお墓の供養を済ませておき、残された家族に心身的・金銭的負担のかからない葬儀をおこなってほしいと思っています。お墓に関する「終活」もしておきたいと思いました。いざというときの「終活ノート」も私の暮らす街には、初盆にお墓へ提灯(ちょうちん)を供え、花火や爆竹を鳴らして精霊船を流す伝統行事(死者の魂を弔う行事)があります。初盆に用意する物などを私が教えてもらう前に、母は病に倒れてしまいました。私は姑や親戚、そしてご近所の方にいろいろと教えてもらいながら、どうにか初盆の準備をしました。初盆に用意する提灯だけでも、お迎え提灯・仏壇の前に置く行灯・送り提灯・お墓の提灯があります。また、精霊船を用意し、お盆に海に流しに行き、翌日、後始末までします。その他にも、初盆に向けてお坊さんと連絡を取ったり食事の手配をしたり、準備しなければならないことがたくさんあります。私は、残された家族が、故人を送るためにどうしたら良いのかわからなくて困らないように、初盆では何を準備すれば良いのか、どういうふうに親族などに連絡をしたら良いのかなど、「終活ノート」のようなものを作って少しでも書き留めて残しておこうと思いました。今回、わが子と一緒に初盆の提灯の組み立てをおこないました。いつか「こうするんだったな」と初盆の風景を思い出してくれると良いなと思いながら。まとめ母の初盆を機に、身の回りを整理する「終活」を始めました。また、お墓や仏事など、手間や準備の大変な行事に関して、どのようにしたら残された家族に負担をかけないで済むか、「終活ノート」にまとめておこうと思っています。私ひとりでは解決できない問題でもあります。もうすぐ迎える初盆で、家族そろって故人を懐かしみながら、今後についていろいろな話ができるといいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ちびむす(52歳)マスコミで働いていた両親に似て、仕事に真っ黒になるきらいがある。衛生管理者の資格所持者。仕事と健康の両立を図ろうと奮闘する一児の母。
2023年09月05日昨年12月3日に上映がスタートしたアニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』が、昨日8月31日をもって終映した。一部劇場・地域を除き、上映終了を迎えた本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載された、高校バスケを題材にした井上雄彦の名作漫画「SLAM DUNK」の映画化。IMAX上映、時間帯別上映、全国同時刻上映、応援上映など、様々な企画で観客をさらに楽しませた。今回、8月31日までの累計272日間で、観客動員数1,088万2,776人、興行収入157億3,371万5,060円となり、上映最終日は公開から約9か月経ったにも関わらず、その日の国内興行ランキング1位を獲得した。(シネマカフェ編集部)■関連作品:THE FIRST SLAM DUNK 2022年12月3日より全国にて公開© I.T.PLANNING,INC. © 2022 SLAM DUNK Film Partners
2023年09月01日絶好調だけど終売目前のスイカフラペに代わる!?人気上昇中の限定ドリンクを元スタバ店員のまゆみさんがご紹介します。スイカフラペの今話題の飲み方もお伝えします!「終売間近のスイカフラペの裏で売れまくってます!」元スタバ店員が教える「今しかない限定ドリンク」2023年8月9日に全国のスタバでは初となるスイカフラペが登場してから約3週間が経とうとしています。インパクト大の存在感を放ちながら、他商品を寄せつけぬ圧倒的な売れ行きを誇っていましたが、販売期間が残り僅か(※1)というタイミングでようやく(と言っても大人気ではありますが)、少しヒートダウンしてきたよう。そこで元スタバ店員のまゆみさんが、スイカフラペの最新注目ワザと、スイカフラペに代わって人気上昇中のドリンク2種をご紹介します。まゆみさんもうすぐ終売のスイカフラペの裏でガンガン支持を集めているドリンクのうち、ひとつはメニューに載っている商品なのですが、もうひとつは今しかできないものを加えた限定アレンジドリンクとなります。それは連日続く酷暑に負けない“涼”をもたらしてくれるフラペで、知人スタッフの情報だけでなく、SNSでもやってみた画像が投稿されていてだいぶ盛り上がっているようです。今しかできないフラペの新しい飲み方、とも言えるので私もこの期間中、できるだけ多く頼もうと思っています(笑)。発売当初の勢いは落ち着いたものの、依然注目度の高いスイカフラペは、そのまま頼むよりも変化球を加え、より夏に合う味わいにして飲む人が目立つと聞いています。夏らしい味わいとは?ではこちらからお伝えしましょう。GABURI スイカ フラペチーノ®¥690スイカフラペと言っても、スイカだけで構成されているわけではありません。スイカジュースと氷にドラゴンフルーツ果汁とパッションフルーツ果肉がブレンドされていて、カップ底にはキウイ果肉、そしてこんもりと盛られたホイップにはスイカ塩が振りかけられているという、企業努力がぎっしりと詰め込まれた渾身作となっています。見事な完成形ではあるのですが、こう暑いとさっぱり味を求める人が増えるのでしょうか、「ホイップ抜き」のカスタマイズにオーダーが集中しているとのこと。個人的にはもったいないなぁと思いつつも、さっぱり度合いはかなり高くなるので、試す価値は大いにありますよ。私は「シトラス果肉追加」にハマッていまして、正直シトラス果肉ナシでは物足りなさを感じてしまいます。とはいえ、そこまで主張が強いわけではなく、スイカとの絶妙なハーモニーがこれまた、さらにさっぱりした味わいになるんです。激推しです!おすすめカスタマイズホイップクリーム抜き(無料)またはシトラス果肉追加(¥110)<商品情報>GABURI スイカ フラペチーノ®Tallのみ¥690続いて、スイカフラペに代わるほどの人気急上昇ドリンク2種をお伝えしましょう!抹茶 ティー ラテアイス¥460~2023年6月、定番メニューにようやく仲間入りした抹茶ティーラテのアイスがよく出ているそうです。これまでホットしかなかったというのが不思議でならないこちら、高い香りに程よい苦みの抹茶とコク豊かなミルクがベストマッチ。喉越しがよく、暑い日にゴクゴク―ッと飲みたい美味しさです。カスタマイズは、抹茶感が強まる「抹茶パウダー多め」にする人も多いようです。ぜひお試しください。おすすめカスタマイズ抹茶パウダー多め(無料)<商品情報>抹茶 ティー ラテアイスShort ¥460Tall ¥500Grande ¥545Venti® ¥590最後は、今しかないものを加えた限定アレンジフラペです!バニラ クリーム フラペチーノ®¥535~ × キウイ果肉¥110スイカフラペの販売期間中は、スイカフラペに使われているキウイ果肉が、基本的にどのドリンクにもカスタマイズできるんです。なかでも、おすすめなのがバニラクリームフラペに加えること。スイカフラペのようにカップ底に入れてもいいですし、通常「キウイ果肉追加」というとスプーン1杯分なのですが、SNSでは複数杯にして、かつバニラフラペにブレンドしてもらったという声も見かけます。キウイの甘酸っぱさがいいアクセントとなりヤミツキになる人続出です!今しかできないカスタマイズキウイ果肉追加(¥110)<商品情報>バニラ クリーム フラペチーノ®Short ¥535Tall ¥575Grande ¥620Venti® ¥665以上、「終売間近のスイカフラペの裏で売れまくってます!」元スタバ店員が教える「今しかない限定ドリンク」でした。うだるような暑さに辟易している人も多いと思いますが、フラペや冷たい抹茶ラテで、過ぎ行く夏を楽しみましょう。次回も乞うご期待。まゆみさんスタバが好きすぎるあまり、数年間スタバ店舗でのパートナー(店員)経験あり。離れてもなお、現役パートナーへのリサーチは怠らず、新作は必ずチェック。新たなカスタマイズも日々模索中。好きなスタバドリンクは、キャラメル系の甘いもの。座右の銘は「No スタバ, No Life」。<筆者情報>田中亜子年間100種類以上のスタバドリンク&フードを購入し、日々絶品カスタマイズをリサーチ、トライ中のスタバマニア。好きなスタバドリンクは王道のスタバラテ。飲むときの最高のシチュエーションは、「車も人もない休日の早朝散歩。澄み切った空気とスタバラテがカラダに染み渡ります」。※1.8月31日までの販売予定ですが、原材料がなくなり次第終了となります。※公式HPの店内税込み価格を記載しています。※販売期間は予定であり店舗により異なる場合があります。文・田中亜子
2023年08月26日フランスやヨーロッパで上演され続けている人気戯曲『それを言っちゃお終い』(原題『Fallait pas le dire』)が六本木トリコロールシアターにて8月21日(月)に開幕した。フランスらしい夫婦のシニカルな笑いとウィットに富んだ会話劇で、夫役を演じるのはアニメ『ONE PEACE』のサンジ役などで活躍するベテラン声優・平田広明。妻役は歌舞伎役者の坂東巳之助と中村米吉がWキャストで務める。左から)平田広明、坂東巳之助、中村米吉同劇場で6回目の上演となる本作は、声優×歌舞伎役者という異色コラボで挑む意欲作だ。シンプルな舞台セットにピアノの生演奏が響く、平田・巳之助ペアの初日舞台を観劇した。義母が息子のために何十年も作り続けてきたケーキ、ありがたいけど美味しくない「ケーキパサパサ問題」など、夫婦の“あるある”を通して男女の考え方の違いが浮き彫りになる。「あなたのママのケーキ、パサパサし過ぎ……」なんて思っていてもなかなか口にできないことを平然と言ってのける妻に、「本当のことなんて言わなくていい!」と反論する夫。お互いにわがままで融通は利かないが、どこか愛嬌のあるふたりの会話に客席から笑いが漏れる。ベースにあるのは凸凹な夫婦喧嘩だが、扱うテーマはジェンダーや代理母、性についてなどセンシティブなものから時事ネタまで幅広く奥が深い。頭では理解しても感情で割り切れない部分を、エスプリの効いたセリフであばきだしていく。巳之助が夫・平田に向ける不機嫌な目線や溜息交じりの相槌が、いかにもフランス女らしい。チクチク攻めてくる妻の攻撃を、素知らぬ顔で受け流す平田の間合いも良い。進歩的な妻VS保守的な夫という構図だが、自分の主張が揺らいだり形勢が悪くなると話題をすり替えたり相手のせいにしたりと、男女のズルさや甘さを人間くさく表現している。日常会話の中でも議論するのが大好きなフランス人の国民性や、欧米的な思想や価値観を日本の観客に伝えるのは難しい面もあるが、熟年夫婦の良い意味での脱力感が、舞台の後味を軽やかにしている。「本音を言うべきか、言わざるべきか?」というのは我々が常に迷ってしまう問題だ。昨今のSNS時代において、思ったことをありのまま包み隠さず言う人は、自分の意見を持った勇気ある人物に見えがちだ。しかし、本音はときに偏った考えの押し付けになりかねない。とある大きな秘密を抱えて悩む夫に妻が助言する、「本音を言うにも技術がいるのよ」というセリフが刺さる。夫婦の間にある“相手を思いやる心”が、言葉を介さず流れる瞬間に心が温かくなる。スペシャル・カーテンコールとして終幕後に出演者のトークが楽しめるのも嬉しい。平田は「もとはストレートプレイ用の戯曲だったので、朗読劇としてやるために試行錯誤した」と稽古時の苦労を語った。巳之助は歌舞伎の公演と並行して出演しているため、「(歌舞伎座がある)東銀座で男を演じ、移動の電車の中で性別を変えて六本木に来ています(笑)」と客席の笑いを誘った。Wキャストの米吉について、「歌舞伎ではあまり役が被ることがない」と巳之助が言うとおり、芯のある立役(男役)を演じることが多い巳之助と、可憐なお姫様などザ・女形な役どころがハマる米吉は真逆のタイプだ。平田は「相手が代わると自分の演じ方も変化していくかもしれない」と語る。ぜひ巳之助・米吉と2パターンの公演を見比べて違いを楽しんでほしい。公演は六本木トリコロールシアターにて8月27日(日)まで。休演日は8月24日(木)。取材・文:北島あや中村米吉「なんとも不思議な取り合わせ」【中村米吉コメント】夏の盛りの六本木。 日本屈指の繁華街でフランスの短編を歌舞伎役者が読む。 なんとも不思議な取り合わせだと思われているでしょう。 大丈夫。私自身が1番不思議でよく分かっていなんですから(笑)今回の作品は、風刺の効いた、ある種の人の心理を突いた作品だと感じています。これまで触れてきた作品とは全く 毛色が違いますね。 社会問題すらもサラッと扱うこうした作品はやはりフランスというお国柄ならではのものなのではないかなと感じています。“本音と建前”が良きにしろ悪きにしろ駆使されている日本では書きにくいのではないでしょうか。 フランスの作品といえば、今年初めて歌舞伎以外の舞台、『オンディーヌ』に主演させていただきました。 水の精であるオンディーヌが人間に恋をし悲恋を迎える作品でしたが、その理由も純粋すぎて嘘のつけないオンディーヌが嘘や建前、お世辞に溢れた人間世界と相容れなかったからでした。 そんなオンディーヌを表現するために、セリフには風刺の効いた言葉をオンディーヌの口を借りて、作家が人々への 皮肉を込めたのでしょう。演じさせて頂きながら、フランス戯曲ならではの作り方だなと面白く感じたものです。今回もの作品も同じように風刺や皮肉が込められ、題の表す通り「それを言っちゃお終い」なのかもしれないけれど、 どうして言ってはいけないのか、言えないことの方が不健全ではないのか、そんなことを思わせてくれます。 言葉尻を取られて批判されることも多く、当たり障りのない言葉でしか表現が出来なくなりつつある今の時代に上演することの面白さのある作品なのではないでしょうか。ご共演の平田さんは子供の頃から幾度となくお声を拝聴し、楽しませてくださった方です。嬉しい反面、朗読という声を駆使する今回のような作品では相対する怖さも感じています。 とにかく胸を借りまして、“クソ”お世話になりたいと思っています(笑)また、常日頃からご一緒の巳之助兄さんとは、ある意味ダブルキャストとなりますが、同じようなお役を勤めること は普段あまり多くありませんし、一から役を組み立てる時の発想にいつも驚かされ、感心されられる先輩でもありますから、私自身も肩を並べられるように作っていかなくては! 個人的に、人となりに親近感や共通点を感じる兄さんでもありますから、こうした企画で共演せずともご一緒できるのは嬉しい限りです。是非とも皆さんには見比べて楽しんでいただきたいと思っています。3〜4ページほどの短い2人による会話のみで構成され、場所、時間、性別、年齢、関係性いった役柄すらも定めらておらず、自由に読んでいくという、読み手側の技量や引き出し、発想にかなり委ねられた作品でもあります。 中身もかなりセンシティブなワードも飛び出しますし、冷静に読んでいくと中々シビアなものになりかねないのではないでしょうか。 皆さんと相談しながら、遊べるところは遊んで、考えさせられるだけではなく、娯楽としての面をしっかり持った作品にできたら!え? こんな暑い最中に六本木なんて行きたくない? 「それを言っちゃお終い」ですよ!(笑)是非とも足をお運びくださいませ。よろしくお願い致します!<公演情報>『それを言っちゃお終い』ドラマ・リーディング公演2023年8月21日(月)〜27日(日)チケット情報
2023年08月25日学生の頃に多くの人が経験をした、アルバイト。学校では出会えないような人たちと関わることができるでしょう。ほうじ茶(@tomizawa1217)さんはアルバイトをしていた頃に出会った男性との思い出を、SNSに投稿しました。図書館でアルバイト中に困った、同僚からの質問図書館でアルバイトをしていた投稿者さん。休憩時間、同僚たちと畳の部屋で和菓子やチョコレートなどを食べていると、60代くらいの男性から「今、終活をしててな、ここの墓地はどう思う?」と、立地などの情報を見せられつつ聞かれたそうです。終活とは、人生の終わりを迎えるにあたり、身の回りの整理整頓をする活動を指す言葉。まだ若かったこともあり、終活について相談されるのが初めてだった投稿者さんは、どのように答えたらいいのかが分からず、どぎまぎしてしまいました。なんとか返答をしようと考えた投稿者さんが、ひねり出したのは…。「近くにアウトレットモールがあって、素敵だと思います…!」※写真はイメージ投稿者さんが精一杯考えた賛辞なのでしょう。立地を褒めることにしたようです。図書館のアルバイトを辞め、会社員となった投稿者さんは「返答を間違えたかもしれない。アウトレットモールが近くにあっても、亡くなっていたら多分行けない」と、自身が発した言葉を振り返っています。投稿者さんの返答について、さまざまなコメントが寄せられました。・お墓参りに来る家族が、アウトレットモールでお供えとか線香とかを買えるので、とても大切なことだと思う。・アウトレットモールに行ったついでに、お墓参りする家族もいそう。お墓参りの回数が増えて寂しくないかも!・いい返答だったかもしれませんよ。ちなみに、投稿者さんに質問をした高齢の男性は、「そうかあ~」というリアクションだったとのこと。納得をしてくれたということは、正解の返答だったのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年07月28日「終活」をしなかったために、思わぬトラブルに発展することも……「終活」という言葉が世に浸透し始めて長らく経ちますが、実際に終活に取り組んだことのある人はどれくらいいるのでしょうか?亡くなった人が全く終活をしていなかったことにより、思わぬトラブルや遺族間での争いに発展してしまうケースも少なくありません。実際にどんな遺族間トラブルがあるのでしょうか。遺族間でのトラブル、最も多いのは【兄弟・姉妹間トラブル】!?はじめに、どのような遺族間トラブルが多いのか調査したところ、遺族間トラブルを経験した人と、司法書士・行政書士それぞれの回答は以下のようになりました。遺族間トラブルを経験した人の半数以上が兄弟・姉妹間でのトラブルを経験したと判明しました。一方で、司法書士・行政書士の回答として、「遺書」に関連する回答が上位を占める結果となりました。■遺族の間で起こった相続トラブルエピソード・故人が誰にも言わずに多額の借金を残して死去し、その返済で子供同士が揉めた(40代/男性/宮崎県)・遺言書を個人で調べて作成したようだが内容が不十分となり効力がなかった(50代/男性/東京都)・資産(遺産)がどこにどれだけあるのか不明なため相続の可否や手段を決められなかった(50代/男性/長野県)・遺書に記載された相続の不公平で遺族間で争いが起きた(50代/男性/奈良県)それまで仲の良かった兄弟や姉妹であっても、骨肉の争いになったという回答が多く寄せられました。相続がきっかけで不仲になってしまうようなことは、できるだけ避けたいものですね。もしトラブルになってしまったら…解決に必要な費用は「50万円」次に、トラブルが解決に至るまでの時間や費用はどのくらいなのか調査しました。「トラブルを解決するまでにどれくらいの時間がかかりましたか?」と質問したところ、それぞれの回答は以下のようになりました。※司法書士、行政書士は、解決までにかかる平均時間を回答遺族間トラブルを経験した人のおよそ3割が、未だ解決していないと回答。半年から1年かかったという人も約2割いることから、トラブル解決には時間を要することがわかります。一方、司法書士・行政書士の26%が1ヶ月程度で解決したと回答。一般の人だけで解決するのは、なかなか難しいのが相続問題と言えそうです。次に、トラブルを解決するためにかかった費用について聞きました。「トラブルを解決するまでにどれくらいの費用がかかりましたか?」と質問したところ、それぞれの回答は以下のようになりました。【遺族間トラブルを経験した人】『1万円未満(22.3%)』『6~10万円程度(16.5%)』『21~50万円程度(16.0%)』『11~20万円程度(14.9%)』『1万~5万円程度(11.1%)』【司法書士・行政書士】『6~10万円程度(32.8%)』『11~20万円程度(26.2%)』『21~50万円程度(16.5%)』『1万~5万円程度(13.9%)』『1万円未満(4.8%)』※司法書士、行政書士は、解決までにかかる平均金額を回答遺族間トラブルを経験した人の約2割が1万円未満で解決できたと回答し、司法書士・行政書士の約3割が6~10万円程度が平均金額であると回答。プロに依頼した場合とそうでない場合で、金額にも差が出ることがわかりました。また、21~50万円と回答した人も少なくないことから、遺族間トラブルの解決には多額の費用がかかる可能性があることも明らかになりました。個人の終活でトラブルを避けられる?当事者と専門家との間で意見に差もここまでの調査で、遺族間トラブルの解決には多額の費用がかかる可能性があることが浮き彫りとなりました。では、そもそも遺族間トラブルは個人が行った終活の内容だけで充分に解決できるのでしょうか。「遺族間トラブルは個人の終活だけで解決できると思いますか?」と質問したところ、遺族間トラブルを経験した人、司法書士・行政書士それぞれの回答は以下のようになりました。遺族間トラブルを経験した人のおよそ6割が、個人の終活だけでトラブルを解決するのは難しいと回答。個人の終活だけに頼っていた結果、遺族間トラブルが起きてしまい後悔している人が多いのではないでしょうか。そこで、トラブルを未然に防ぐために必要なことは何か聞きました。■遺族間トラブルを未然に防ぐために取り組むべきこととは?・生前、早い内に遺書を用意する。トラブルになった時の為に、頼れる人を探しておく(30代/女性/埼玉県)・遺書を公正証書として残す。 銀行口座・証券口座などは整理してまとめておく(30代/女性/東京都)・正式な遺言書の作成。相続人にあらかじめ連絡等があれば揉める事も少ないと思う(40代/男性/三重県)・事前に遺言書を正式に法的効力があるものを作成し信頼できる方に預けておく事(50代/男性/長崎県)正式な遺言書の作成および、財産の管理を徹底するという回答が多く寄せられました。また、事前に相続人にきちんと話をして納得してもらうという回答もありました。個人の終活が抱えている課題、第1位は「書類の不備」遺族間トラブルを実際に経験した人は、個人の終活だけでは充分でないと感じている人がおよそ6割いることが明らかになりました。そこで、個人の終活が抱える課題にはどのようなものがあるのかを、司法書士・行政書士に尋ねました。「個人の終活が抱えている課題は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、「書類に不備がある可能性がある(44.5%)」と回答した人が最多に。次いで「手間と時間を要する(41.0%)」「専門的な知識が少ない(38.5%)」「家族の協力が必要(33.4%)」「家族の同意が得られない可能性がある(24.6%)」と続きました。書類の不備が生じている可能性があることや、手間と時間を要する、専門店知識が必要といった回答が上位を占める結果となりました。では、今後どのような点を解消していくべきなのでしょうか。■個人の終活で、解消すべき問題点とは?・エンディングノート的なものを残しておいてもらう(40代/東京都/女性)・明確な証書(40代/男性/大阪府)・家族間と第三者を交えて決めるべきことはしっかりと決めておき、いざとなったとき言った言わないの根本的トラブルを防ぐことが何よりも重要(40代/男性/埼玉県)・生前から意思疎通をとっておく(60代/女性/東京都)などの回答が寄せられました。生前から意思確認をし、適切な書類を作成することが重要であることがわかりました。調査概要「終活と遺族間トラブル」に関する調査【調査期間】2023年7月8日(土)〜7月14日(金)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査対象】調査回答時に 家族が終活をしておらず遺族間トラブルを経験した人/司法書士/行政書士 と回答したモニター【調査人数】1,024人【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
2023年07月28日7月も後半に突入し、「そろそろ本格的にお盆休みの計画を練らなきゃ!」と考えている人も多いのではないでしょうか。なかには、お墓参りに行く予定を立てている人もいることでしょう。そこで今回は、お墓参りの実態についてアンケートを行っています。お墓参りに行く時期は旧盆(8月)が主流(N=200名、複数回答。2023年7月4日~7月7日に実施したインターネット調査による)「いつお墓参りに行きますか?」という質問では、「旧盆(8月)」が123票を集め、「春のお彼岸」「命日・月命日」が52票、「帰省したとき」が51票、「秋のお彼岸」が47票で続く結果になりました。最も票を集めた旧盆(8月)をはじめ、お彼岸や帰省時など家族や親族が集まりやすい時期に行く人が多いようです。命日や月命日は、亡くなった人を偲ぶ大切な節目の日としてお参りをする人が多いのでしょう。お墓参りの頻度は年に1~3回が主流では、みなさんどのくらいの頻度でお墓参りをしているのでしょうか。(N=200名、単一回答。2023年7月4日~7月7日に実施したインターネット調査による)「どのくらいの頻度でお墓参りに行きますか?」という質問では、「年に1回」が37%を集め、「年に2回」が24%、「年に3回」が13%で続く結果になりました。先述のお墓参りに行く時期として多くの人が挙げていた旧盆(8月)と、春・秋のお彼岸や帰省時などにお参りをする人が多いのではないでしょうか。「命日や月命日に、亡くなった大切な人に会いに行きたい」と思っていても、遠方に住んでいたり多忙だったりなどの理由から、年に1~3回にお参りをする人もいるのでしょう。お墓参りのこだわり・必ずお供えするものはなに?では、みなさんお墓参りでこだわっていることや必ずお供えするものはあるのでしょうか。「お墓参りでこだわっていることや必ずお供えするものは何ですか? 」という質問の回答を紹介しています。お墓の掃除と草抜きをする・雑草を抜いたり、苔を取ったりして見た目を綺麗にしています。祖父母の墓ですが、生前一緒に掃除をしたとき、気にしていたので特に念入りにしています。(30代女性)お線香と花は必ずお供えする・お線香や花は必ずお供えしている。浄水は山の水を使用している。(20代女性)亡くなった人が好きだったものをお供えする・好きだった出身地の焼酎をお供えしています。(30代男性)自分の家で育てた花をお供えする・家で育てている季節の花をつんで持っていき、お供えします。(30代女性)家族みんなでお参りする・できるだけ家族でお参します。子どもたちも大きくなり忙しく、なかなか予定が合わなくなってきましたが、大切な事だと思っているので一緒に行くようにしています。故人が好きだった物をお供えするようにしています。(50代女性)旧盆(8月)のお墓参りは日中を避ける・お花は必ずお供えしています。こだわっていることは8月13日の墓参りは、毎年暑いのでできるだけ日中を避けるようにしています。(30代男性)墓石に水をかける・お盆は暑い時期なので、必ず墓石に水をかけてあげるようにしている。(40代女性)お墓参りのこだわりとして「お墓の掃除や草取り」を挙げた人が非常に多くみられました。大切な家族やご先祖様が眠るお墓を綺麗に整えることは、お参りの基本と考えている人が多いのでしょう。また、必ずお供えするものとして「お花とお線香」「亡くなった人が好きだったもの」を挙げた人が非常に多くみられました。なかには「家で育てている花をお供えする」という回答も。家で育てている花や好きだったものをお供えすることで、亡くなった人を近くに感じながら偲ぶことができるのでしょう。「家族みんなでお参りをする」という回答も複数みられ、お墓参りを家族の行事として捉えている人が多い印象です。旧盆(8月)のお墓参りのこだわりとして、「日中を避ける」「墓石に水をかける」という回答も。猛暑の中でのお墓参りは、大切な人やご先祖様に元気な姿で会いに行けるよう、熱中症に注意したいですね。さらに「特にこだわりやお供えすることはないが、自分の中でモヤモヤが溜まるとご先祖参りをするようにしている。(40代女性)」という回答もみられ、お墓参りが心の拠り所になっている様子がうかがえます。お墓参りの思い出・エピソード集続いて、アンケートに寄せられたお墓参りにまつわる思い出やエピソードを紹介しています。ご先祖様がみんなを引き寄せてくれる!?・夫の先祖のお墓が他府県にあるのですが、約束をしてお参りに出かける訳でもなくいつも同じ時刻に行くわけでもないのにお墓に着くと夫の兄家族も必ずやってくることが多々で、皆でにぎやかにお墓の掃除もお参りもできています。(50代女性)線香係は大人の証・幼い頃から家族で墓参りに行っていたが、線香に火を着ける係は父親であったが、大学生になった頃から線香を自分も着けるようになり、大人になった実感をした。(30代男性)お墓参りに行くと必ず良いことが起きる!・学生の頃、お墓参りに行くとささやかながら良いことが必ず起きました。思い込みもあるかもしれませんが、「部活の大会のメンバーに選ばれる」「席替えで良いところになる」「地区のくじ引きで当選する」など、途中からげんかつぎのつもりでお墓参りに出かけていました。(30代女性)亡くなった人やご先祖様に守られている・お墓参りに行った後は、何かに守られているような不思議な感覚になります。(30代女性)猫になって会いに来る!?・海の見える高台の墓ですが、行くと必ずどこからか猫が来て、甘えてきます。(50代女性)お別れの涙雨…・先日祖母がなくなって初めてお墓参りに行った際、ずーーっと朝から雨が降っていたのに、帰りの車に乗ると雨が止んだ。これはどういう意味なのかなあって色々考えてしまいました。(20代女性)お墓の前での記念撮影にびっくり!・夫の両親のお墓参りに親戚みんなで行った時、みんなが集まった記念にとお墓で記念写真を撮ったことがあった。そんなことは初めてだったのでびっくりした。(40代女性)ご先祖様に引き寄せられるように自然と親族が集うエピソードや、線香係を任されたことで大人になったと感じたエピソードからは、お墓参りが大切な家族行事である様子がうかがえます。また、お墓参りに行くと必ず良いことが起こったり守られている感覚になったり…ご先祖様の目に見えない力で、わたしたちは支えられ生かされているのでしょう。必ず現れる猫の存在や涙雨は、亡くなった人の姿や持ちを代弁しているのかもしれませんね。なかには、嫁ぎ先のお墓参りの際に、お墓の前での記念撮影にびっくりした経験がある人も!【地域や都道府県でこんなに違う!】お墓参りの風習アンケートでは、地域や都道府県で独自に伝わるお墓参りの風習についても聞いています。【長崎県・岩手県】爆竹や花火をする・長崎にお墓があり、お盆になるとそれぞれのお墓で爆竹や花火を楽しんでいました。小さい頃からそれが当たり前で、お墓で花火は当たり前だと思っていましたが、他県の友人と話している時、驚かれ、普通じゃないのだと知りました。小さい頃は爆竹が怖くて、ところ構わず、歩道などでも爆竹をやりまくってるクソガキによくイライラしていました。笑(30代女性)・岩手県ではお墓参りで爆竹やロケット花火をする。(30代男性)【宮崎県】お墓の前でつけたろうそくの火を自宅まで持って帰る・宮崎県ではお墓の前で松明を燃やしてろうそくに火をつけ、それを消えないように自宅まで持って帰ることで直接先祖を家まで連れ帰るのが風習です。(30代女性)【広島県】お盆には盆灯篭を立てる・広島県、盆には「盆灯篭(竹と和紙で作ったもの)」を墓の周りに立てます。初盆のお宅では華やかな盆灯篭でなく真っ白な盆灯篭が墓の周辺に立てられます。(60代以上男性)【長野県】迎え盆、送り盆は歌を歌う・長野県では、迎え盆、送り盆の時は火を炊きながら歌を歌う。(50代女性)【長野県】8月1日はお墓参りの日・長野県です。ごく一部の地域ですが、8月1日はお墓参りの日という日があります。(50代女性)【山梨県】あべかわ餅をお供えする・山梨県ではあべかわ餅をお供えにする風習があります。(50代女性)【青森県】甘いお赤飯をお供えする・赤飯をお供えすることが多いのですが、青森県の赤飯は甘いことが多いです。(40代女性)【愛媛県】お参りに来た人にパンを配る・愛媛県ではお参りに来た人にパンを配る。(20代女性)【奈良県】お墓の前でお弁当を食べる・夫の生まれが奈良県でお墓も奈良にあるのですが、お参りに行くときはお弁当を持参してお墓の前で食べる習慣があり、お墓に行くとかなりの数のご家族が同様にお弁当を広げておられます。(50代女性)【沖縄県】5月の「シーミー」は親族の一大行事・私の地元の沖縄県では5月に『シーミー』と言う季節行事があって、親戚一同集まり お墓の前にブルーシートをひいて花見みたいな感覚で重箱やオードブルなどのご飯を食べます。お盆と同じくらいシーミーは大きな行事で、このためにみんな帰省したりします。(30代女性)お墓の前で花火をしたりパンを配ったりなど、個性豊かな回答が寄せられました。大人になって初めて、子どもの頃から慣れ親しんできた風習が地域独特のものであると気づいた人。結婚した新しい家族の風習を目にして、新鮮に感じる人。お墓参りの風習を通じて、自身のルーツを振り返ったり大切な人との新たな絆の広がりを実感したりするのかもしれませんね。また、今後の生き方を考えるうえでも、大切な人や自身のお墓について考えてみるとよいのではないでしょうか。調査概要調査期間:2023年7月4日~7月7日調査機関:クラウドワークス調査方法:インターネットでのアンケート調査調査対象:20代~60代以上の男女有効回答人数:200名林商会(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅「骨折した」「引き出しに入れておいたお金が無くなった」介護施設でのトラブルの実態は?5割を占めた回答とは…✅7割の人がもつ実家への「ある不安」、しかし6割超は親と話したことがない、その理由は?✅孫の帰省、うれしい反面「食事の用意」が大変…。祖父母の8割以上が「帰省時には特別な料理を用意する」一方、食材選びなどの準備に苦戦
2023年07月21日カードを使って 「不安」 を⾒える化、専⾨家への相談をサポート株式会社アンカレッジ(本社︓東京都港区、代表︓柏 昌宏、⽮島 靖擴、以下、「アンカレッジ」)は、寺院を通じた終活⽀援 「お寺とあんしん終活/道往寺 終活のつどい」 の夏季セミナーを、去る2023年6⽉11 ⽇(⽇)に開催しました。開催場所は東京都港区の浄⼟宗寺院・道往寺。道往寺の檀信徒や縁者を対象として募った3組4名の⽅々にご参加をいただき、幅広い年齢層に需要を得ることが出来ました。今年の3⽉〜5 ⽉に開催した春季クール(全3回)に続き、2 期⽬となる夏季クールは6⽉〜8 ⽉で開催予定です。今季クールの第1 回⽬の今回は、『ここから始まる終活』 と題して、各参加者⾃⾝が、終活への備えや理解がどれだけできているかの再確認をすることを主題に進⾏しました。セミナーでは、前回と同じく 「HappyEnding カード」(製作:(⼀社)⽇本HappyEndhing 協会)を使⽤し、各項⽬について、その重要性や⾒落としがちな注意点が講師から説明されました。各参加者は、カードを通して⾃⾝の “不安な点” を明らかにしたうえで、「⾃分で解決できること」 「専⾨家への相談が必要なこと」 をふるい分け、どのように⾏動すれば解決に⾄れるかを知ることができます。また、セミナーの最後には、必要に応じて寺院が相談窓⼝にもなれることに加え、(⼀社)⽇本HappyEndhing 協会を通じた専⾨家への無料相談の案内もされました。 「聴いて終わり」 ではなく 「次の⾏動」 へ繋がる道筋を得られることが、このセミナーの狙いであり、参加者にとっての⼤きなメリットとなっています。<Happy Ending カード>⼀般社団法⼈⽇本HappyEndhing 協会が製作したカードゲーム。各カードに書かれた内容に 「Yes」 「No」 などで答えていくことで、⽼後のリスクを洗い出すことができ、ゲーム感覚で楽しみながら、これからの⼈⽣と終活を考えるきっかけを提供します。参考サイト︓ セミナーは秋季・冬季も開催予定 <⽉1回、全3回連続セミナー>今季のセミナーは、6⽉〜8⽉の全3回を1パッケージとして開催します。第2回⽬は 「お墓、葬儀、医療の備え」、第3回⽬は 「相続・遺⾔・エンディングノート・ペットのための備え」 をテーマにし、全ての回に参加することで、終活の主要な項⽬を全て把握することができます。またその後も、秋季(9⽉〜11⽉)、冬季(12⽉〜2024年2⽉)と各クール3ヶ⽉ずつ、同⼀内容のセミナーを開催予定。提携寺院を会場として、開催場所の拡⼤も計画しています。開催の詳細は、専⽤のWeb サイトやSNS を展開し告知してまいります。公式LINE「アンカレッジのお寺とあんしん終活」をお友達登録していただくことで、最新情報をご覧いただけます。◆「アンカレッジのお寺とあんしん終活」友達登録⽅法スマートフォン等のLINE アプリから、下記いずれかの⽅法で友達登録できます。1) 追加URL( )へアクセスして登録2) 右の友達登録⽤⼆次元コードを読み取り3) LINE ID︓@785wpnln を使⽤して友達登録※LINE ID での友達登録の⼿順は下記URL のリンクを参照 ライフエンディングトータルサポート事業 「お寺とあんしん終活」アンカレッジは、全国に展開する庭園型樹⽊葬の販売を通じて、寺院維持の要となる信徒や縁者の獲得、提携寺院の財政基盤の確保に努めてきました。しかしこれにとどまらず、寺院コンサルタントとして更なる⼀歩を踏み出し、ライフエンディングトータルサポートを提供する企業を⽬指してまいります。その⼀環として、寺院を介した⼀般向けの付加価値拡⼤を狙い 「お寺とあんしん終活」を⽴ち上げ、 「お寺」 を中⼼とした 「檀信徒や⼀般顧客」 「⼠業」 「終活関連企業」などを繋げるサービスインフラを整備しました。お寺ならではの⾝近さや安⼼感を最⼤限に活⽤したこの事業が、更なる寺院価値の向上に繋がり、寺院活性の⼀助になると考えます。株式会社アンカレッジ 会社概要お寺の住職がつくったお寺のための会社お寺と⼈々をつなぐ架け橋となる会社に会社ロゴには、お寺、⼈々にとって困った時に⽴ち寄る港、アンカーになりたいとの住職の想いが込められています。【会社概要】社名:株式会社アンカレッジ本社所在地:東京都港区⾼輪2丁⽬16番13号代表取締役:柏 昌宏、⽮島靖擴事業内容:寺院墓地の企画・設計・販売、寺院における各種イベント企画・運営、寺院での葬儀・結婚式の施⾏⽀援、寺院経営における税務・法務・不動産有効活⽤化の⽀援、寺院運営のウェブ・システム導⼊⽀援設⽴:2009年4⽉HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月26日住まい・税・資産・相続・終活など、生活に関するさまざまな悩みはあるけど、どこで相談できるのか分からなかったり、それぞれ別の場所へ相談しなければならなかったりと、不安を抱えたままになってしまっていることはないでしょうか。専門的な内容も多く、忙しい暮らしの中でじっくり時間を使って考えるのも簡単ではありません。こうした不安や悩みをワンストップで相談できる「ニッポン放送ライフコンシェルジュ『生活の窓口』」をご紹介します。ニッポン放送ライフコンシェルジュ『生活の窓口』出典:ニッポン放送ライフコンシェルジュ『生活の窓口』『生活の窓口』は、FP(フィナンシャルプランナー)資格を持つ相談員が悩み事を聞き、最適な専門会社へ橋渡しするワンストップサービスです。相談内容は、保険、住まい、税・資産、相続、終活など、さまざまな相談内容に対応しています。また、相談は無料で行えます。『生活の窓口』サービスの特徴1.1か所で解決さまざまな分野の悩みに、窓口1ヵ所で解決まで対応します。相談先をご自身で探す必要がありません。2.相談料は無料ご相談は無料です、まずは、あなたの不安や悩みをお聞かせください。3.公平・中立依頼者にもっとも合った解決方法を中立な立場でご提案します。ご相談内容保険:生命保険、医療保険、自動車保険住まい:火災保険・地震保険、リフォーム、売却・住み替え、生前整理、住宅ローン税・資産:資産運用、税務申告相続:相続税申告、民事信託、遺言、生前贈与、名義変更終活:高齢者施設、霊園墓地、死後事務その他:山林処分、身元保証セミナー・イベント随時開催中ニッポン放送ライフコンシェルジュ『生活の窓口』では、そのほかにも「プロが教える投資信託セミナー」や「整理収納アドバイザー2級認定講座」など、セミナーやイベントを随時開催しています。漠然としたお金に関するお悩みを抱えている方は、一度サービスサイトを訪れてみてください。ニッポン放送ライフコンシェルジュ『生活の窓口』[文・構成/grape編集部]
2023年05月30日寺院をハブとした終活に関するワンストップサービスを構築寺院運営支援、樹木葬墓の開発・販売を支援する株式会社アンカレッジ(本社:東京都港区、代表:柏 昌宏、矢島 靖擴、以下、「アンカレッジ」)は、終活支援を行う一般社団法人日本Happy Ending協会(所在地:東京都千代田区、代表:齋藤 真衡、以下、「日本Happy Ending 協会」)と2023年5月8日に業務提携契約を締結しました。本業務提携によって、アンカレッジの提携寺院を中心に、各種専門家による総合的な終活支援の体制を整えます。「葬儀と墓」 だけではないライフエンディングのトータルサポートを提供する拠点として、さらなる寺院価値の創出を図ってまいります。業務提携の背景株式会社アンカレッジは、「お寺の持つ価値を最大化し、お寺と人々が繋がる架け橋になる。」を経営理念に、寺院運営支援事業を行っています。現在の中心事業である、寺院に特化した樹木葬タイプの永代供養墓の開発・販売支援においては、全国29ヶ寺での導入実績があり、檀家離れが進む寺院に対し、時代に合った永代供養墓を通じた新たな信徒とのご縁を結んできました。一方で、樹木葬のお客様との対話の中で、「自分の葬儀の差配」や「実際に誰が自分のお骨をお墓まで運んでくれるのかが決まっていない」という心配、さらには「相続や家の処分の対処が分からない」といった不安を聴くことも多く、信頼を受けてお墓・お骨の永代管理を託された寺院の立場であるからこそ、親和性を以って解決を図れるであろう問題が、未だ多くあることも感じます。そこで、多くの方が問題解決に難航する一因が 「信頼できる専門家を知るきっかけがない」 という点にあることに着目し、終活全般に関して各種専門家サービスとソリューションを提供できる、日本Happy Ending協会と事業提携をいたしました。業務提携の概要日本Happy Ending 協会は、各士業をはじめ、ファイナンシャルプランナー、医療や葬祭関連企業に至るまで幅広い事業者との連携に取り組んでおり、超高齢化社会に伴う広範な問題の包括的サポート体制を整えています。アンカレッジ、寺院、そして日本Happy Ending協会の連携により、寺院を拠点とした終活に関するワンストップサービスの提供が可能となりました。お客様は、アンカレッジ提携寺院の僧侶の立会いのもと、日本Happy Ending協会を通じて安心感をもって専門家へ相談することができます。また個々人のライフエンディングプランを信頼のおける寺院の僧侶に相談しながら組むことで、終活に関する想い、方針の整理が効率的に行えることも期待されます。さらに、葬儀や死後事務委任等の寺院が専門的に関われる分野に関しては、寺院が直接契約を結ぶこともでき、寺院側は相談に寄り添う過程でお客様との関係をより密なものとしながら、寺院運営にも利益をもたらします。今後の展望アンカレッジはライフエンディングトータルサポート事業 「お寺とあんしん終活」 を立ち上げ、終活啓発セミナーの開催や専門家との連携をはじめとした、終活関連サービスインフラを整備・拡大していきます。「葬式仏教」 とも揶揄されるように、近現代の日本の寺院は、葬儀・墓地に関わる部分ばかりが注視される時期が長く続いていました。人生の最期にしか必要とされない状況には危機感を抱くべき一方で、人生の終わりを見届け守る役割を担ってきた寺院が持つ信頼性と、非日常ゆえに保たれてきた寺院ならではの静謐で特別な空間の価値もまた再評価するに値すると考えます。人生を振り返り、自分を見つめ直す場としてふさわしい “お寺” を窓口とし、 “安心してお墓に入る” を終着点とした終活が、多くの方に自然と受け入れられるものとなるよう推進してまいります。株式会社アンカレッジ会社概要お寺の住職がつくったお寺のための会社お寺と人々をつなぐ架け橋となる会社に会社ロゴには、お寺、人々にとって困った時に立ち寄る港、アンカーになりたいとの住職の想いが込められています。【会社概要】社名:株式会社アンカレッジ本社所在地:東京都港区高輪2丁目16番13号代表取締役:柏 昌宏、矢島靖擴事業内容: 寺院墓地の企画・設計・販売、寺院における各種イベント企画・運営、寺院での葬儀・結婚式の施行支援、寺院経営における税務・法務・不動産有効活用化の支援、寺院運営のウェブ・システム導入支援設立:2009年4月HP: 一般社団法人 日本Happy Ending 協会 概要一度きりの人生という物語を意味あるものとし、素晴らしい体験として締めくくるために必要な情報と判断する仕組みをHappy Endingカードを起点に提供し、その実現を様々な専門家がチームでサポートします。ロゴは①Happy の「H」 ②インフィニティ(永遠)③時間の希少性を現す砂時計 の3つの意図をイメージしています。【会社概要】法人名:一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会所在地:東京都千代田区一番町8-15 MYビル8階代表理事:齋藤真衡事業内容:ハッピーエンディングに関する知識の啓発と普及、ハッピーエンディングに関する調査、研究及び情報の提供、ハッピーエンディングに関する書籍等の発行、ハッピーエンディングプランナーの教育と資格認定試験の実施、ハッピーエンディングを望む顧客をサポートする事業者とプランナーとの連携の仕組み・組織作り、その他前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業設立:2015年11月HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月17日映画『戦場のメリークリスマス』の『メリー・クリスマス ミスターローレンス』をはじめ、多くの名曲を生み出してきた、音楽家の坂本龍一さん。2023年4月2日、坂本さんが同年3月28日に息を引き取ったことが所属事務所によって明かされました。坂本さんは2020年6月にがんが発覚して以来、闘病生活を送りながらも、体調がいい時は自宅のスタジオで創作活動に励んでいたといいます。日本を代表する音楽家の1人として、楽曲を通してたくさんの人に感動を与えてきた坂本さん。その旅立ちに、国内外から感謝する声が相次ぎました。坂本龍一が生前に作った『葬儀用のプレイリスト』が公開へ2023年5月15日、坂本さんのウェブサイトやSNSアカウントがスタッフにより更新。坂本さんが生前に作っていたという、自身の葬儀で流すために作った楽曲のプレイリストを一般公開したことを発表しました。最期の時は、誰にでもいつか訪れます。だからこそ、坂本さんは自分が旅立った後のことを考え、あらかじめ葬儀で流す楽曲を選んだのでしょう。坂本さんが作ったプレイリストのタイトルは、『funeral(葬儀)』。33曲が登録されており、全部でおよそ2時間半です。公開されたプレイリストは、音楽ストリーミングサービス『Spotify』で聴くことができます。funeral - playlist by Ryuichi Sakamoto坂本さんは有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハの『シンフォニア第9番』をはじめ、クロード・ドビュッシーなどのクラシック楽曲をセレクト。また、自身が過去にコラボレーションをした、ミュージシャンのアルヴァ・ノトの楽曲も収録されています。プレイリストの公開を告知したスタッフは、坂本さんについて「最期まで音楽とともにあった」とコメント。音楽を心から愛しているからこそ、葬儀の楽曲にもこだわったのでしょう。坂本さんのプレイリストに対し、ネットからは「公開してくれてありがとう!」「素晴らしい選曲に泣いてしまった」といった声が上がりました。また、坂本さんの『終活』に感銘を受け、「自分もマネをしたい」と思った人も少なくないようです。日本を代表する音楽家が「この曲で見送ってほしい」と思った珠玉の楽曲を、あなたも聴いてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年05月15日現在40歳の私は、夫と2人の子どもと4人で暮らしています。私の両親は車で2時間のところに住んでおり、年に4〜5回遊びに行く程度です。両親は現在70歳手前で年金暮らしをしています。どうやら終活を始めたようなので、両親の終活事情をご紹介します。★関連記事:毎日充実しているけれど…老後を考えると不安に。私が始めた「終活」【体験談】両親と共に「終活」を始めて生前整理を始めた両親ある日突然、母から「あんたの荷物、処分していい?」と連絡が来ました。実家を出てから20年ほどたち、生活に必要な荷物は実家には置いてありません。しかし、小学生のときに使っていたランドセル、卒業アルバムなど思い出の品が保管してあります。私は卒業アルバムだけ残してもらうように頼みました。なぜそんなことを聞かれたのかというと、両親は家にある荷物を見直していました。母は「あんたのおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなったとき、お母さんが遺品整理をしたのよ。娘の自分からするとどれも思い出深くてね……。捨てるのがつらかったわ」と言いました。たしかにどれも親の形見に思えて捨てられないだろうなと思いました。両親の埋葬へのこだわり私の両親には入るお墓がありません。両家とも両親以外にお墓を引き継ぐ人がいるので、自分たちでお墓を用意する必要があります。父は「俺の遺骨は海にまいてくれ。お墓はいらん」と言い、母も「私も散骨がいいわ」と言いました。私が「え……でもお墓参りができないよ?」と聞くと、母は「あのね、お墓を管理するってとても大変なの。定期的に掃除に行かないとほこりがたまるし、管理するにはお金がかかるもの。死んでからも面倒を見てもらわないといけないなんてごめんだわ!」と言いました。自由だなと思いつつ、私に負担をかけまいとしているのが伝わりました。遺産についての注意事項私はひとりっ子なので両親が亡くなった場合、遺産を分ける人はいません。しかし「お母さんたちの通帳に入っているお金は、全部自分のお金だとは思わないでね!」と念を押されました。詳しく話を聞くと、法事のために親戚から預かっている積立金と、友だち夫婦と旅行するために預かっている積立金が含まれているそうです。私は「聞いておいてよかった。忘れるかもしれないから、詳細は遺言書にも書いておいてね」とお願いしました。まとめ両親は2人とも大きな病気をせず、今は不自由なく2人で生活しています。だから亡くなった後のことを話すなんて、なんだか寂しいなと思いました。ですが、突然最期が訪れたとき「ちゃんと話をしておけばよかった」と後悔することがないように、私も両親の終活に参加していきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/あんらくりん総合病院に勤務していた元看護師で小学生になる子どもが2人いる。カラーコディネーターなどの資格も持っている。
2023年04月28日2023年4月11日(火)・4月15日(土)各回13時00分~終活の専門家のセミナーの後は、樹木葬も現地見学株式会社アンカレッジ(本社:東京都港区、代表:柏 昌宏、矢島 靖擴、以下 「アンカレッジ」)では、2023年4月11日(火)・4月15日(土)に、「お寺で安心はじめての終活・樹木葬セミナー」を開催します。会場は、アンカレッジが樹木葬を展開する寺院の一つ、本昌寺(京都市上京区)。シニアの活動支援を行う、公益財団法人京都SKYセンターの内山貴美子氏を講師に迎え、終活の基本をレクチャーいただきます。参加料無料、各回定員20名で、参加には事前予約が必要です。「亡くなる時の為の準備」だけではない終活「終活」というと、相続や葬儀、お墓といった、亡くなった後への備えが注目されがちですが、実際は医療・介護といった、亡くなる前の長期にわたるライフプランの設計も含まれます。樹木葬の販売支援を行うアンカレッジでは、お墓を通してお客様と関わる中で、ライフエンディングに纏わる様々な不安の声を耳にしてきました。伴侶の急な病をきっかけとした戸惑いや、頼れる身寄りがいない自身の先々のことへの懸念など、その多くは事前に備えることで、ある程度解消できることも多くありますが、全体像が分かりにくいことと、どこに相談したら良いのかが分からないという問題も見えてきます。この度、シニア活動の支援を行う公益財団法人京都SKYセンター様のご協力を得て、地域の皆様の不安解消の一助になることを願い、まずは終活の全体像を知っていただけるセミナーを開催することとなりました。また、開催場所となる寺院の境内にある樹木葬もご見学いただくことで、お墓の用意が出来ていない方にとっては、終活の端緒となりえます。「お寺で安心はじめての終活・樹木葬セミナー」について【開催概要】イベント名:「お寺で安心はじめての終活・樹木葬セミナー」開催日時:2023年4月11日(火)13:00〜16:002023年4月15日(土)13:00〜16:00※各回同一内容開催場所:本昌寺(京都市上京区出水通六軒町西入七番町341)参加費:無料定員:各回先着20名(1組2名まで)主催:株式会社アンカレッジ企画協力:京都リビング新聞社会場となる本昌寺【プログラム】13:00~14:30終活セミナー終活を始める人に向けた基礎知識を解説。14:30~14:45休憩14:45~15:30樹木葬セミナー(樹木葬の概要)15:30~上京庭苑みのり現地見学(自由解散)※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。▪ 参加者には石原和幸デザイン研究所(※)製作の生花でできたボックスフラワーをお土産にプレゼント(3月中に参加申し込みをされた方限定・1家族1つ)※「アンカレッジの樹木葬」専属庭苑デザイナー(参考URL: )生花のボックスフラワー【お申し込み・問い合わせ先】株式会社アンカレッジ上京庭苑みのりTEL:080-7992-2225営業時間9:00~17:00定休日:水曜日参加申込締切:各回前日15時まで●終活セミナー講師内山 貴美子 氏公益財団法人京都SKYセンター事務局次長・ 京都府高齢者情報相談センター所長会場アクセス:京都市バス「千本出水」バス停から徒歩3分※車は近隣のコインパーキングをご利用ください。※会場は換気・アルコール消毒を実施しておりますが、心配な方はマスクを着用のうえ、ご参加ください。アンカレッジの樹木葬 庭苑シリーズ近年急増する庭苑型樹木葬の先がけとも言える 「アンカレッジの樹木葬」 は、庭苑デザイナー監修による、四季折々の花と緑に包まれる植栽の美しさが特徴です。供養の捉え方が多様化する現代において、お寺の境内地にある安心感と、宗旨宗派不問で承継や入壇を必要としない気軽さを兼ね備えているお墓として、今後もニーズが高まると予想されるお墓です。上京庭苑みのり【アンカレッジの樹木葬の特徴】▪石原和幸デザイン研究所監修アンカレッジの樹木葬は、「英国チェルシーフラワーショー」で計11個の金メダルを獲得した実力ある庭園デザイナー石原和幸氏が専属監修。木を仰ぎ花の香りを感じる、明るく四季の移ろいを楽しめる庭園型樹木葬です。▪承継者不要、入檀義務のない永代供養墓お墓を継ぐ必要がなく、ご遺族への費用負担も最小限に抑えられます。▪ご遺族の故人への想いのよすがとなる個別埋葬区画を用意納骨時にすぐに合祀墓(合葬墓)へは埋葬されず、一定期間は個別の墓標の下で埋葬されます。想いを手向ける記念碑のような墓石と、温かみのある緑に包まれた墓域で、お参りしたくなる場所作りを目指しています。▪寺院経営墓地お寺が運営しているので安心してお任せいただけます。信頼できるお寺の供養で故人を悼む場を提供します。▪ペットも家族の一員として供養コロナ禍でより家族の一員としての注目が高まったペットも、同じ境内に納骨できます。株式会社アンカレッジ 会社概要お寺の住職がつくったお寺のための会社お寺と人々をつなぐ架け橋となる会社に会社ロゴには、お寺、人々にとって困った時に立ち寄る港、アンカーになりたいとの住職の想いが込められています。【会社概要】社名:株式会社アンカレッジ本社所在地:東京都港区高輪2丁目16番13号代表取締役:柏 昌宏、矢島靖擴事業内容: 寺院墓地の企画・設計・販売、寺院における各種イベント企画・運営、寺院での葬儀・結婚式の施行支援、寺院経営における税務・法務・不動産有効活用化の支援、寺院運営のウェブ・システム導入支援設立:2009年4月HP: 上京庭苑みのり公式Webサイトは こちら をクリック : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月10日近年、自分らしい生き方を考えるうえで欠かせなくなってきた終活。今回ご紹介するのは、年々関心が高まっているテーマにユーモアを織り交ぜて描き、フランスで初登場新作1位に輝いた話題作です。『パリタクシー』【映画、ときどき私】 vol. 568パリでタクシーの運転手をしているシャルル。お金も休みもなく、さらに免停寸前という状態にまで追い込まれ、人生最大の危機を迎えていた。このままでは最愛の家族にも会わせる顔がなかったが、そんな彼のもとに、あるマダムをパリの反対側まで送るという依頼が偶然舞い込む。そのマダムとは、92歳のマドレーヌ。最期のときが近づいてきた彼女は、老人ホームへと向かう途中でシャルルに寄り道をしてほしいとお願いをする。人生を過ごしたパリの街には、マドレーヌの秘密がたくさんあり、彼女の並外れた過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅になるのだった…。フランスの国民的歌手であるリーヌ・ルノーとコメディアンとして大人気のダニー・ブーンが共演を果たし、本国で大きな注目を集めた本作。そこで、作品の見どころについてこちらの方にお話をうかがってきました。クリスチャン・カリオン監督(C)Jean Claude Lother監督と脚本を手掛けたのは、『戦場のアリア』などで高く評価されてきたカリオン監督。今回は、出演者とのエピソードや撮影時の苦労、そして自身が感銘を受けた言葉などについて語っていただきました。―本作はシリル・ジェリーさんによるオリジナル脚本が基になっているそうですが、最初に脚本を読まれたとき、思わず電車のなかで涙を流してしまったとか。どのあたりに心を動かされましたか?監督特に、どのシーンというわけではありませんが、高齢の女性がタクシーで最後の旅をしている様子や話している内容、そして彼女の行動のすべてに感動して泣いてしまいました。そして、本作ではドメスティックバイオレンスについても語られていますが、これは1950年代だけの話ではありません。いまでも世界中で起きていることなのです。―マドレーヌとシャルルを演じたリーヌさんとダニーさんは、プライベートでも親交があり、親子のような関係性だそうですね。そんなおふたりだからこそ、できたこともあったのでは?監督彼らは昔からの知り合いであるだけでなく、一緒に映画に出演したいという気持ちがあったので、それがシナリオにもプラスの効果をもたらしてくれたのは確かだと思います。実際、アドリブもたくさんありましたし、2人で演技をすることに彼らが喜びを感じているのもわかりました。彼らには“共犯関係”のようなところがあったと言えるかもしれません。厳しい人生でもポジティブに生きる姿に感銘を受けた―もともとおふたりは同じ北部出身ということもあって意気投合したそうですが、監督も北部のご出身なので、そういう部分で絆が深まる部分もあったのでしょうか。監督それはありますね。日本でも同じだと思いますが、地域によって文化は異なるので、フランスでも北部と南部では生活のスタイルがまったく違います。たとえば、北部では太陽が少ないので家にいることが多く、その代わりにお互いに家に招き合って一緒にコーヒーを飲んだり、おしゃべりを楽しんだりするのが好きです。逆に南部では太陽が多いので、外で過ごす時間が長くなる傾向があるように思います。ある意味、この映画は北部出身者のつながりから成り立っている映画と言えるかもしれませんね。―なるほど。また、劇中のマドレーヌが発する言葉にはどれも重みと説得力がありましたが、監督自身に響いた言葉があれば教えてください。監督「人は微笑むと若返り、怒ると老ける」というセリフがありますが、この言葉はリーヌ自身も実践していることであり、彼女の哲学を定義している言葉だと感じました。ただ、僕はリーヌの言葉よりも、彼女の人間性に感動することが多かったように思います。今回、彼女はこの映画に出演することを非常に喜んでおり、「これは私の遺言のような映画です」とも言ってくれました。僕は「そんなことは言わないでほしい」と伝えましたが、「それは事実だから仕方がないのよ。長年こういう映画を待っていたなかで、いまその機会が私のところに訪れたことはとてもいいことなんだから」と話してくれてうれしかったです。―ダニーさんも、マドレーヌの生き方や苦しみに対するものの見方から人生の教訓を得たと感じていらっしゃるようですね。監督いまほど女性の権利が認められていない時代を乗り越えてきたマドレーヌの生き方には、僕も感銘を受けました。彼女はドメスティックバイオレンスに直面し、大切な人を失うという厳しい人生を送っていますが、それでも活力を持ち、ポジティブに生きようとしているのです。そういう生き生きとした姿がマドレーヌの魅力ですが、それはリーヌの性格にも近いと感じました。フランス映画でも初めての撮影方法に挑んでいる―リーヌさんは監督のことをアドバイスが的確で、「自分の持っているすべてをこの監督のために出し切りたい」と思わせてくれる人だとおっしゃっていましたが、現場で大事にしていることは?監督映画を作るときにいつも感じることですが、俳優がしていることは非常に難しいことだと思っています。なぜなら、すべてが偽物の世界のなかで、本物の演技をしなければいけないからです。だからこそ、俳優がリラックスした状態で安心して演技ができるようにする環境を作ることに時間をかけています。それが僕のやり方です。―本作の現場では、どのようなところに苦労されたのでしょうか。監督この作品では、特殊な状況で撮影を行いました。というのも、実はタクシー内のシーンは、実際にパリで車を走らせて撮っているわけではありません。実は、撮影所のなかに車を置き、その周りに設置した4Kの大きなスクリーンでパリのなかを走って撮った映像を上映して撮影しているのです。フランス映画でもこの形式で映画を作ったのは、初めてのことだったので、僕たちはまずこの撮影方法に適応しなければなりませんでした。―まるで本当にパリを走っているかのような臨場感だったので、大半がスタジオで撮影されているのには驚きましたが、そのような手法を取った理由を教えてください。監督なぜスタジオでの撮影にしたかというと、当時リーヌはすでに93歳と高齢だったので、彼女を疲れさせる撮影は避けたかったからです。パリは大好きな街ではありますが、そこで撮影をしようとすれば、本当に大変なことですからね。ただ、初めてのことだったので、撮影に入る前に正しいやり方を見つけるまでに時間はかかりました。日本は独自の文化を持ち、別世界のように感じる―日本ではパリに対しては憧れを抱いている人は多いと思いますが、監督は日本にどのような印象をお持ちですか?監督これまで日本には2回訪れたことがありますが、初めて来日したのは『戦場のアリア』を公開したとき。東京で開催されたフランス映画祭では観客賞をいただくことができ、日本のみなさんに受け入れられたことに感動しました。日本というのは島国なので、独自の文化や強いアイデンティティがありますが、それを守ることに努力している国でもあると思うので、僕からすると別世界のようにも感じています。―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。監督本作のマドレーヌは、周りからされるがままではなく、自分自身で選択して生きてきた1人の女性です。ですから、日本の方々にも「自分らしくあれ」というのは伝えたいと思います。日本の女性たちが置かれているいまの状況はわかりませんが、フランスでは50年ほど前から女性も男性も同じように扱われるべく動いているところです。とはいえ、現在でも男性と同じ能力があっても女性のほうが男性よりも給料が安い場合もありますし、女性に対する男性の暴力も増えているので、フランスでもまだまだ改善すべき点は多いと感じています。最後の瞬間まで全力で走り抜ける!人生もドライブも、寄り道をするからこそ味わえる喜びがあることを教えてくれる本作。美しいパリの街並みを堪能しながら、マドレーヌのような強さを身につけることを学び、そして自分らしい生き方とは何かに思いを巡らせてみては?取材、文・志村昌美驚きに満ちた予告編はこちら!作品情報『パリタクシー』4月7日(金)新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国公開配給:松竹️(C) 2022 - UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION
2023年04月06日ショートムービーのような余韻とハッとさせられる印象的な会話。田沼朝さんの『四十九日のお終いに』は、一編一編が忘れがたいオムニバスコミックだ。商業誌未発表作品を含め、読み切りと表題作の後日談となる描き下ろしの全9編を収録。ありそうでなさそうな1対1の絆。各編に漂う空気感にはまる人、続出。「1話めの『海はいかない』は、編集さんとの打ち合わせのときに、大人になってから出会った人と仲良くなることって、ちょっとめずらしいしワクワクするよね、というところから物語が広がっていったような記憶があります」女性ふたりの距離感とテンポのいい会話の妙に痺れる短編。女性会社員の高森は、社外の女性とひょんなきっかけで、休憩所でおしゃべりする仲になる。何も起きない夏なのに、やけに思い出深いものになりそうな、ガール・ミーツ・ガールの秀作だ。「私も会社員時代に、しゃべったことはないものの、なんとなく顔見知りという別の職場の人がいました。私には話しかける勇気はなかったですが、思い返すと、あのふたりみたいに話すことができたら楽しかったのかもしれないですね(笑)。高森たちはこの関係がずっと続くとも思っていないでしょう。それでもこの出会いの特別感はうらやましいなと。自分の憧れを描いた感じです」表題作は、石川青年が父の葬儀で幼なじみと再会したことからストーリーが動いていく。父権的な父親が亡くなり、母親の口からこぼれたひと言に傷ついた石川。家族の難しさと無二の友情の描き方が繊細で、読者を揺さぶる。「彼らは20年来の幼なじみで、疎遠だった時期もあります。だけど、ここからここまでが友情というように、パチンとスイッチが切り替わるわけではないんじゃないかと。長く一緒にいるからこそグラデーションな関係性を振り返ることができる。それこそが、かけがえのないものかも」なんといっても感服するのは、田沼さんの抜群のネームセンスだ。〈夏なのに勤労で日々が溶けていく…〉〈行動こそが人生をつくるとだけ言っておきますよ〉等々、ハッとさせられる名フレーズが随所に。「作品に取り掛かる前に、ヒントを求めてスマホのメモをスクロールしつつ眺めたりすることもあるのですが、実際はほとんど使えないですね。でも『こんなことを考えていたのか』という発見もあって、それが取っ掛かりになったり」商業誌掲載されたのはデジタル作品だが、同人誌時代のアナログの雰囲気を踏襲しているそう。「生活感を描くのが好きなんですね。それと余白を大事にして抜けをつくることにはこだわっています」田沼 朝『四十九日のお終いに 田沼朝作品集』男×男、男×女、女×女、男×かかと(?)など、描かれるのは、基本、1対1の関係。誰かと出会ったり、誰かがいなくなったりの、小さな変化を見つめる。KADOKAWA814円©田沼朝/KADOKAWAたぬま・あさ大阪府生まれ。2014年より同人活動を始め、’21年5月商業誌デビュー。本作と、現在『ハルタ』連載中の『いやはや熱海くん』1巻が同時刊行。※『anan』2023年4月5日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年04月03日全3回で終活の 「やるべきこと」 を見える化株式会社アンカレッジ(本社:東京都港区、代表:柏 昌宏、矢島 靖擴、以下、「アンカレッジ」)は、寺院を通じた終活支援セミナー 「お寺とあんしん終活/道往寺 終活のつどい」 を、去る2023年3月5日(日)に開催しました。第1回目(全3回)となる今回は、『ここから始まる終活 ~セカンドライフのためにできること』 と題し、「HappyEndingカード」(製作:(一社)日本HappyEndhing協会)を使用して “終活に大切なことを再確認” を主題に進行。開催場所となった東京都港区の浄土宗寺院・道往寺の檀信徒や縁者を対象として募った、6組7名の方に参加いただき、ご自身の状況や想いを⾒つめ直す、終活開始のきっかけとしていただきました。セミナーの中では、一部自治体でも配布を行っている 「緊急医療情報キット」 など、身近なところで提供されているサービスも紹介。すぐに始められる備えとして 「緊急連絡先カード」 をお土産にお持ち帰りいただき、簡単に始められることから一つずつクリアにしていくことを経験することで、次のアクションにも繋げやすい工夫がなされました。また、セミナーの最後には、寺院が相談窓口となることに加え、(一社)日本HappyEndhing協会を通じた専門家への相談ができることも紹介されました。全3回のセミナーは、第2回目に 「お墓、葬儀、医療の備え」、第3回目に 「相続・遺言・エンディングノート・ペットのための備え」 をテーマに開催予定。全ての回に参加することで、終活の全体像をお寺と一緒に考えていくことを目指します。■ セミナー冒頭、道往寺 柏住職からの挨拶「終活」といっても、財産分与の仕方、葬儀をどのようにあげればよいのか、また最近ではデジタルデータの処分で頭を悩ますケースなど、内容は多岐にわたります。お墓を通じてご縁をいただいた方々からも、そういったことに関する相談をいただくことがありますが、お寺としてもどうにか力になれないかと調べはするものの、法的な問題もあり、なかなか満足いく対応ができていませんでした。そのような中、(一社)日本HappyEndhing協会様の協力により、そのノウハウを提供いただくことで、ようやくこういったセミナーを開催する運びとなりました。全3回のセミナーで、終活の 「こうすれば良いんだ」 というものが分かります。その後、具体的な 「自分はどうしよう」 を、私たちお寺と一緒に決めていっていただければと思います。<Happy Endingカード>一般社団法人日本HappyEndhing協会が製作したカードゲーム。各カードに書かれた内容に「Yes」「No」などで答えていくことで、老後のリスクを洗い出すことができ、ゲーム感覚で楽しみながら、これからの人生と終活を考えるきっかけを提供します。参考サイト: 次期セミナーは6月開始 <月1回、全3回連続セミナー>今期のセミナーは、3月~5月を1パッケージとして開催します。次期は6月~8月の3ヶ月間で同一内容のセミナーを開催予定。以後、提携寺院を会場として、開催場所を拡大していきます。開催の詳細は、専用のWebサイトやSNSを展開し告知してまいります。公式LINE「アンカレッジのお寺とあんしん終活」をお友達登録していただくことで、最新情報をご覧いただけます。◆「アンカレッジのお寺とあんしん終活」友達登録方法スマートフォンのLINEアプリから、下記いずれかの方法で友達登録できます。1) 追加URL: 2) 右(スマートフォンでは下)のQRコードを読み取り3) LINE ID:@785wpnlnを使用して友達登録※LINE IDでの友達登録の手順は下記URLのリンクを参照 ライフエンディングトータルサポート事業 「お寺とあんしん終活」アンカレッジは庭園型樹木葬の先駆者として一定の認知を得ていますが、 社是として 「お寺のある暮らしをつくる」 を掲げて立ち上げた企業でもあります。“墓売り” だけではない、ライフエンディングトータルサポートを提供する企業を目指して、寺院を通じた、一般向けの付加価値サービスの拡大を行ってまいります。本セミナーは、アンカレッジが今後の展開を狙う、お寺を中心としたライフエンディング全般のサポートの一環です。お寺ならではの身近さ、安心感を最大限に活用し、「お寺」 を中心として、「檀信徒や一般顧客」 「士業」 「終活関連企業」などのサービスインフラを整備し、各顧客へ提供していくことを構想しています。株式会社アンカレッジ 会社概要お寺の住職がつくったお寺のための会社お寺と人々をつなぐ架け橋となる会社に会社ロゴには、お寺、人々にとって困った時に立ち寄る港、アンカーになりたいとの住職の想いが込められています。【会社概要】社名:株式会社アンカレッジ本社所在地:東京都港区高輪2丁目16番13号代表取締役:柏 昌宏、矢島靖擴事業内容: 寺院墓地の企画・設計・販売、寺院における各種イベント企画・運営、寺院での葬儀・結婚式の施行支援、寺院経営における税務・法務・不動産有効活用化の支援、寺院運営のウェブ・システム導入支援設立:2009年4月HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月15日45歳で独り身の私。毎日仕事に趣味に、と充実した日々を過ごしていましたが、将来のことを考えると急に不安に。「独り身の老後」に関する本をいろいろ読んだ結果、周りに迷惑をかけないよう早めの終活に取り掛かることを決意しました。これは私が始めた「終活」についての体験談です。★関連記事:ライフステージごとに不要な物を処分!家も心もスッキリ快適【体験談】毎日充実しているけれど45歳独身の私、職業は美容師です。35歳のときに独立して早10年、おかげさまで評判も上々で固定客も多く、少々ぜいたくできる程度には成功しています。休みの前には外でおいしい料理とお酒に舌鼓(したつづみ)を打ち、休日には趣味の日帰り旅行を楽しむ毎日です。海外に恋人はいるものの、お互いに干渉しない性格で、相手は結婚したくない主義、私も家庭には縛られたくない!と思っているので、お互い「気楽な関係」を続けていました。しかし、そんな私が「老後の不安」に襲われる出来事が起こったのです!その出来事とは、インフルエンザにかかったことでした。私は40度近く発熱し、倒れてしまいました。両親はすでに他界しており、私はひとりっ子なので兄弟もおらず親戚とも疎遠、恋人も海外在住……と誰にも頼れずにひとりでうなされていたのです。そのときばかりは「このまま死んでしまっても、誰にも気付かれず孤独死してしまうのかも」という恐怖が押し寄せ、心細くなってしまいました。その後、無事に体調が回復した私が真っ先に向かったのは本屋。そこで「独り身の老後」に関する本を数冊買って読破し、「いつ何があってもいいように終活をしよう」と思い立ったのです。「要らないものの処分」からスタートいよいよ終活スタート! 私が最初におこなったのは「実家の処分」でした。私の実家は両親が死んでから、誰も住む人がおらず、長い間空き家になっていたのです。家が傷んでしまわないように、たまに帰っては風を通したり掃除をしたりしていたのですが、正直管理が負担になっていました。そこでこれを機に、思い切って実家を売りに出すことに! 幸いなことに、買い手はすぐに見つかりました。実家がなくなったことで少し寂しさも覚えましたが、それよりも大きかったのが開放感! 「要らないものを手放すって、こんなにラクになれるんだ」と悟りました。それからは、「要らないものを徹底的に処分しよう」と決意。たんすの肥やしになっていた服や昔よく聞いていたCDなど、どんどん捨てたり売りに出したり…… いつの間にか、必要最小限のものしか持たない「ミニマリスト」になっていました。今まで以上に毎日が楽しい!もともと物欲がそんなになかったせいか、ミニマリストという生活がとてもしっくり来た私。今までいかに「無駄なものに囲まれていたのか」を実感しました。また、「必要最小限のものしかないので、もし私に何かあっても処分に手間がかからないはず」と周りに迷惑をかけることがなくなったと確信できたこともあり、終活にある程度の手応えを感じていました。それでも、人生何が起きるかわかりません。念のため、自分に万が一のことがあったときに身の回り品をどう処分するかをノートに書いておくことにしました。「いつ死んでも大丈夫。誰にも迷惑をかけずに済む」と思うと、なんだか気分がラクになり、今まで以上に毎日が楽しめるようになりました。終活を進めてみて感じたのは、「終活は今までの人生の締めくくり」なんだということ。実家を処分したり、思い出の品を手放したりすることは、正直胸が痛みました。でも、それ以上に「自分の人生を自分でちゃんと後始末している」という実感が湧いたので、途中で挫折することなくやり遂げることができたのだと思います。また、終活することで「残りの人生」を意識することができ、毎日を無駄にせず、充実して過ごさなければ、と思えるようにもなりました。まとめ周囲に終活をしたことを話すと、大抵の人には「え? その年で終活なんて早すぎるんじゃない?」と驚かれます。中には「そんなに早く終活しちゃうと縁起悪いんじゃない?」なんて言う人もいましたが、後悔はしていません。なんでも思い立ったが吉日! 年を取って、あちこちガタが来てからおこなうよりも、心も体も元気な内におこなっておくに越したことはない、と実感しています。結果として現時点で私の終活は大成功。今では恋人や同じく独り身の友人に「終活はいいよ」とおすすめしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/もりはなこイラスト/おみき著者/もりはなこ(46歳)高齢出産した娘の育児に毎日奮闘しつつ、迫りくる更年期の陰に怯えるアラフィフです。
2023年02月15日公開中の映画『ONE PIECE FILM RED』が1月29日(日) をもって終映することが決定し、1月15日に「終映直前ッ!舞台挨拶」が行われた。イベントには、ルフィ役・田中真弓、ウタ役・名塚佳織、シャンクス役・池田秀一、谷口悟朗監督が登壇。「応援に感謝!」と書かれた真っ赤なバックパネルを背にキャストが登場し、温かい拍手に迎えられながらイベントの幕が上がった。2022年8月6日に公開され、イベント当日で公開163日間ものロングランヒットとなった本作。1月29日での終映も発表され、ついに“ラストラン”が始まるということで、今の気持ちを問われると、田中は「本当に嬉しい。ありがとうございます!」、名塚は「まさかまたこうしてこの場に立たせていただけると思っていなかったのでびっくりしています。何度も足を運んでくれた方、年を越して初めて観てくれた方、日々応援してくれた皆様に支えられて今日またここに立たせていただいています。感謝しています」、池田は「シャンクスと巡り会って二十数年。こういう舞台で皆様とお会いできるのはこの作品が初めてのこと。感無量です。初日を経てからもこうやって皆さまとお会いできることがとても幸せです」と語り、谷口監督は「まさかここまでのロングランになるとは考えてもいなかった。皆様に感謝するしかありません。ありがとうございます」と話し、作品への思いとともに、観てくださった沢山の方々へ感謝の気持ちを述べた。印象的だった出来事について、名塚は「この場で初日舞台挨拶をさせていただいた日がやっぱり未だに印象に残っていて、思い出すだけで気持ちが上がってきます。バラの花束と素敵な言葉もいただいて、結婚式の帰り道みたいな幸せいっぱいな気分で帰りました(笑)。そこから皆様が観てくださって、沢山の応援や感想の声に勇気を貰った半年でした」、池田は「TVシリーズ1000話を超えていますが、シャンクスは20話くらいしか出ていないので、あまり印象深くないのかなと思っていたけど、この半年で、シャンクスを好きでいてくれている人が沢山いると実感しました。改めてシャンクスというキャラクターをやらせていただく責任を感じています」と振り返り、本作の反響の大きさを噛みしめた。また本作は、日本での公開後、北米やヨーロッパ、アジアなど様々な国でも公開され、各地でイベントも開催。現地のイベントに参加した谷口監督は、それらの雰囲気を「どこの国でもベポが出てくるときに笑いが起こる。笑いは共通なんだなと思った。ロンドンでは上映中に『ONE PIECE is No1!』と叫び出した人がいたり、イタリアは上映中はシーンとしていたけど、終わってからワーッと盛り上がったり。各国それぞれ国民性がありましたが、皆楽しんでくれていました」と話し、世界中で『FILM RED』が注目され盛り上がっている様子を伝えた。さらに、昨年末にはヒロインである歌姫ウタが『UTA TV LIVE TOUR』として音楽番組・イベント出演に数多く出演したことも大きな話題に。各番組のウタ登場時には毎回SNSでトレンド入りをするなど、まさにウタフィーバーを巻き起こした。そんなウタの姿を名塚は毎回テレビで観ていたそうで、「各番組それぞれ、衣裳や歌の組み合わせなど演出が違って、映画の中だけではない色んなウタのパフォーマンスを観ることができて楽しかった。映画から飛び出して、ウタの夢がまた一つ叶ったような気がして嬉しかったです」と振り返った。田中は印象深かった番組を問われると「ミュージックステーション! ウタが飛び出してきて……びっくりした。あれどうやってたの?」と興奮気味に語り、会場を沸かせた。登壇者それぞれにとってどのような作品になったかMCから問われると、田中は「こんなに長く続く映画は初めて。すごい作品になりました」、名塚は「初めてのことが多い劇場版になりました。劇場を飛び出して歌番組に出てMCの方とトークをしたりする経験も初めてだし、声優をやっていてまさか武道館に立てるとも思っていなかった。初めてづくしの作品になりました」と振り返り、約半年にわたり共に走り抜けてきた『FILM RED』への熱い思いを語った。そして1月15日は、モンキー・D・ルフィ役の田中真弓の誕生日ということで、サプライズのお祝いが! 何も知らない田中の前に、名塚がルフィのトレードマークである麦わら帽子の形の巨大なフラワーオブジェを運んで登場すると、田中は「すごーい! ありがとうございます! 68歳になりました。あと10年くらいは頑張れると思います! よろしくお願いいたします」と喜びと感謝の声を上げ、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。そんな田中に名塚は「いつも沢山のパワーをいただいている。常にこの現場を引っ張って下さって、私が緊張しているときも、その緊張を一瞬で解いてくれた。その力と優しさに本当に感謝しています」と感謝の言葉を伝えた。池田は「おめでとう。原作も最終章に入りましたし、もうひと踏ん張り頑張ってください」とメッセージを贈ると、田中が「ルフィがシャンクスに帽子を返す話なんだから、あなたも頑張らなきゃ」と突っ込み。それに対し池田も「きっと立派な海賊になって帽子を返してくれるんでしょ? お待ち申し上げております」と切り返し、会場は大きな笑いに包まれた。最後に田中が「ここまで突っ走れたのは皆さんのおかげ。誕生日をファンの皆さん、『ONE PIECE』が好きな皆さんと過ごせて嬉しいです。ありがとうございました」と感謝を述べ、温かい空気の中でイベントは終了した。なおイベントでは、感謝の思いを込めたフィナーレ企画も発表され、1月15日(日) から1月29日(日) の終映までの期間限定で、本編終了後にフィナーレ映像の上映が決定した。フィナーレ映像では、麦わらの一味声優陣、歌姫ウタのボイスキャストを務めた名塚佳織、歌唱キャストを務めたAdo、ゴードン役の津田健次郎、本作の主題歌・劇中歌の楽曲提供アーティスト、谷口悟朗監督、原作者・尾田栄一郎のサインやコメントが映し出される。また、THANK YOUグッズの配布も決定。1月21日(土) から配布開始となるのは「ワンピースカードゲームフィナーレセット」。第2弾入場者プレゼントで好評だった「ワンピースカードゲーム」が新しいバージョンになって登場。今回封入されているカードは、全12種12枚。収録カードには、元旦の読売新聞朝刊の一面をジャックし話題となった尾田栄一郎描き下ろしの戦闘服姿の麦わらの一味が1人ずつデザインされている。「ワンピースカードゲームフィナーレセット」そして、終映前日の1月28日(土) と当日の29日(日) の2日間限定で、終映記念として「クライマックスクリアファイル」を配布する。クリアファイルのデザインは、ウタを中心に麦わらの一味や赤髪海賊団、その他、激闘のラストバトルを繰り広げた人気キャラクターが描かれ、ラストバトルでタッグを組んだ登場人物たちが集結。裏面には、キャストサインも描かれる。「クライマックスクリアファイル」さらに、1月28日(土) には「フィナーレ大宴 (おおうたげ)舞台挨拶」の開催も決定。フィナーレを記念して、田中真弓をはじめとした麦わらの一味声優陣やウタ役の名塚佳織らが集結。全国生中継も実施される。<フィナーレ企画>「ワンピースカードゲームフィナーレパック 」/「 クライマックスクリアファイル 」1月15日(日) よりカードゲーム / 1月28日(土)・29日(日) 限定でクリアファイル※全国合計20万セット限定 /全国合計20万枚限定※劇場により数に限りがございます。なくなり次第終了となります。※お 1人様で同じ上映回の座席指定券を複数ご購入いただいても、特典のお渡しはご鑑賞者様1名につき1点のみとなります。「フィナーレ大宴舞台挨拶」2023年1月28日(土) 丸の内 TOEI本編:14:50~ / 舞台挨拶:17:00~※生中継は全国の劇場にて実施■登壇者(予定)田中真弓/中井和哉/岡村朋美/山口勝平/大谷育江/チョー/宝亀克寿/名塚佳織 ほかチケット詳細:<作品情報>『ONE PIECE FILM RED』公開中原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)監督:谷口悟朗脚本:黒岩勉音楽:中田ヤスタカ声の出演:田中真弓中井和哉岡村明美山口勝平平田広明大谷育江山口由里子矢尾一樹チョー宝亀克寿名塚佳織Ado津田健次郎池田秀一山田裕貴霜降り明星(粗品、せいや)新津ちせ関連リンク公式サイト::
2023年01月16日12月16日(金)19時~放送2022年12月16日(金)19時よりSHOP CHANNEL(ショップチャンネル)にて弊社のナノファイバー製品「油終の美」が紹介されます番組ではご家庭での様々な油のお悩みに対応する「油終の美」の実力を紹介致します。是非、ご覧ください番組内容12月16日(金)19時~SHOP CHANNEL驚きの油吸収力!魔法のナノファイバー繊維「油終の美」デビュー製品紹介自重の70倍の油を吸収。水を弾き、油だけを吸収するというナノファイバーの特性で調理後のフライパンや鍋の油だけを吸収します。ナノファイバーの綿を5cm角の大きさにカットしてあるので、容量に応じてお使いやすくなっております。1袋でペットボトル約7本分の油を処理できます※500ml/本。油の種類や温度、環境によって変化します商品情報商品名:「油終の美」内容量:50個入り原料:ポリプロピレン用途:油の吸着処理価格:1,200円(税込)会社概要会社名:株式会社いぶき所在地:宮城県仙台市青葉区中央三丁目6番22号駅前のぞみビルホームページ: オンラインショップ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月08日猛アプローチされても、どうしても好きになれない人っていますよね…。今回は実際に募集した婚活トラブルエピソード「どうしても好きになれない」と「同僚にドン引き」の2本をご紹介します!どうしても好きになれない婚活で知り合ったAさんはすごく積極的な人ですが、失礼にならない程度にあしらっていました。そのAさんから「ご馳走するのでお食事に」とのお誘いがあり、それくらいならいいか…と行ってきました。出典:lamireしかしAさん、お酒を飲んだくせに「車で送る」と主張してきてドン引きしました。そういうところですよAさん、私があなたを好きになれないのは…。(女性/会社員)同僚にドン引き婚活パーティーに同僚のA子と出席。そこで知り合った人から「あのとき来てた◯◯さん、既婚者なのに主催者にどうしてもって言われて参加したんだって」と聞き「何それ!」と思っていた所…。今度はA子から「◯◯さんとお付き合いすることになった!」と報告されました。しかも既婚者だとは知っているそうです。いい加減なパーティー主催者にも同僚にも引いてます…。(女性/会社員)いかがでしたか?同僚は既婚者と付き合って、どうするつもりなのでしょうか?婚活パーティーでも、常識がない人はたくさんいるようですね…。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月09日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!不用品回収業者75歳になる義母が最近ハマっているのは終活。遠方の田舎町に義両親だけで住んでいるので、出来るだけ物を残さないように…とすっきり片付けてくれるのはありがたいのですが、困っているのは捨てたくないものを我が家に送り付けてくることです。それも夫が子どものころにもらった賞状、美術作品、お客様用の食器類、何かの賞品でもらったクッションなど。送られてきてもかさばるし、実用性のないものばかりです。先日は、手編みのセーターやよそ行きの服など義母のお古の洋服がたくさん届き、サイズも合わないし絶対に着られないデザインです。夫に愚痴ると「捨てられないんだろうから、送ってきたらこっちで捨てたらいいよ」というので、本当に送られてきたその日に捨てています。我が家を不用品回収業者の代わりにするのは本当に迷惑です。(女性/会社員)出典:lamireクローゼットチェック年に1度は義母が東京の我が家に遊びにきて2、3泊して帰るのが恒例になっています。その義母が、遊びにくるたびにそーっと私たちの寝室に入り込み、クローゼットやたんすの引き出しを勝手に開けて中をチェックするのです。初めてそれに気づいたときは、やんわりと「お母さん恥ずかしいからやめてください」と注意したのですが、しれーっと「クローゼットの引き出しの中がどういうふうに整理整頓されているのか見てみた」と言い訳をしてきました。その際、全く反省の色がないのです。義母なんだから嫁がしっかり家事をしているかチェックするのは当たり前といったふてぶてしい態度に怒りがおさまりません。(女性/主婦)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月05日