人材採用・育成、組織開発のナレッジコミュニティ『日本の人事部』( )を運営する株式会社HRビジョン(本社:東京都港区 代表:代表取締役社長 林 城)は、2024年3月、HRのオピニオンリーダー100人によるメッセージをまとめた情報誌『日本の人事部 LEADERS(リーダーズ)」vol.12を発行しました。概要: 『日本の人事部 LEADERS』vol.12企業が経営環境の変化に対応し成長を続けていくには、経営の根幹となる“人”や“組織”に関する最新の情報やノウハウを収集し、戦略を描いていかなければなりません。『日本の人事部』は、HR領域に関連する情報を発信するほか、全国の企業の皆さまが他社と共に学び、連携・成長していくための場を、さまざまな形でご提供してまいりました。現在では企業の経営者や管理職、人事に携わる方々など、約31万人の人事正会員、月間160万人の訪問者が利用するネットワークを形成しています。そして、『日本の人事部』が年に一度発刊しているのが、日本の人事を考える情報誌『日本の人事部 LEADERS(リーダーズ)』。vol.12では、多様な働き方が広がり、求心力に課題を感じている企業が多い中で、メインテーマを“人・組織・経営のコンフィデンス(信頼)”と設定。今回もHR領域のオピニオンリーダーが多数登場します。本誌がHR領域のあり方について考えるきっかけとなり、人・組織の新しい可能性を創造できる一助となることを願っています。【主な内容】<巻頭インタビュー>「人・組織・経営」研究の第一人者に聞く“コンフィデンス(信頼)”「信頼」でつながり、世界で勝つ。これからのグローバルリーダーに求められるものとは早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授大滝 令嗣さん「同質性の高いマネジメント」から脱却し、ダイバーシティを成果につなげていくには法政大学 キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科 教授松浦 民恵さん信頼を軸としたお題目ではない企業変革求められているのは、現場や経営層の困りごとをひもとく人事埼玉大学 経済経営系大学院 准教授宇田川 元一さん<HRのオピニオンリーダーが集結!HRカンファレンスイベントレポート>「人的資本経営」とは何をすることなのか慶應義塾大学 高橋俊介氏経営人材に必要な“優秀さ”とは? 企業を率いるリーダー候補の見つけ方・育て方株式会社日本M&Aセンターホールディングス 有賀 誠氏/ソフトバンク株式会社 源田泰之氏/神戸大学大学院 服部泰宏氏「組織内キャリア」から「生涯キャリア」への転換――40代からのキャリア再設計キャリア心理学研究所 宮城まり子氏「シン・人事の大研究」調査結果をもとに考える 人事パーソンの「仕事・学び・キャリア」株式会社サイバーエージェント 曽山哲人氏/株式会社シーユーシー 松浦俊雄氏/立教大学 田中 聡氏「人的資本経営」の実践における課題とポイントとはカゴメ株式会社 有沢正人氏/慶應義塾大学 高橋俊介氏働きがいを向上させる“Employee Experience” 選ばれる企業になるため、どんな体験を提供するのかシスコシステムズ合同会社 宮川 愛氏/日本電気株式会社 宗 由利子氏/神戸大学大学院 服部泰宏氏ほか<「HRアワード2023」受賞者インタビュー>変革の起点は常に「従業員の声」HRBPとして培った現場・経営との関係性を軸に富士通の戦略的人事をリード富士通株式会社 執行役員 EVP CHRO 平松浩樹さん変化を成長のチャンスに! 100人100通りのストーリーを紡ぐ富士フイルムの自己成長支援プログラム「+STORY(プラストーリー)」富士フイルムホールディングス株式会社 執行役員 人事部長総務部 管掌 兼富士フイルム株式会社 取締役 執行役員 人事部長 総務部管掌 座間 康さん従業員のWell-beingに寄り添い、志の実現へ 味の素が取り組む「人を大切にする」包括的支援味の素株式会社 コーポレート本部 人事部執行理事 人事部長 山本直子さん/成岡葉子さん/佐藤英毅さん/宮澤温志さん/中村実里さん新人には、先輩が教えられない領域に飛び込んでほしいNTTデータの「共創型OJT」に学ぶ これまでにない人材の育て方株式会社NTTデータ ITサービス・ペイメント事業本部 企画部 人事育成担当部長 矢野忠則さん<特別企画 戦略人事への転換>古い常識が崩れて人材の流動化が進む今こそ、チャンス真の「戦略人事」を実現する人事リーダーに求められることとは早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授 入山章栄さん「何を学ぶべきか」が誰にも見通せない時代社員がボトムアップで主体的に学ぶ組織づくり株式会社グロービス ディレクター GLOPLA事業開発室 事業責任者 仲川顕太さん日本企業がグローバル競争を制するための「戦略人事」実現のために必要な英語コミュニケーション力とは一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 執行理事 IP事業本部 本部長 永井聡一郎さんパーソルキャリアが目指す“キャリアオーナーシップを育む社会”の実現へ人事から始めるテクノロジードリブンへの挑戦パーソルキャリア株式会社 テクノロジー本部 デジタルテクノロジー統括部 データソリューション部 人事エンジニアグループ アナリスト 木村哲平さん/リードストラテジスト 長谷川智彦さん<「人・組織」ビジネスを牽引する希代の経営者>HRソリューション業界トップインタビュー株式会社ビースタイルホールディングス 代表取締役社長 三原邦彦さんThinkings株式会社 代表取締役社長 吉田 崇さん株式会社東京リーガルマインド 代表取締役社長兼 CEO 反町雄彦さんタワーズワトソン株式会社 代表取締役社長 大海太郎さんヒューマンホールディングス株式会社 代表取締役社長 佐藤朋也さんアクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長 山尾幸弘さん株式会社プロゴス 代表取締役社長 坪内俊一さん株式会社エル・ティー・エス 代表取締役社長CEO 樺島弘明さん<いま注目すべきテーマを徹底解説>HR領域の“傾向と対策”熊平美香氏/丸山淳市氏/相馬敏彦氏/大木清弘氏/中山真緒氏/中島隆信氏/廣川 進氏/李 超氏/松山一紀氏/開本浩矢氏/渡部博志氏/鈴木智気氏/森下雄輔氏/小山健太氏/尾澤重知氏/白肌邦生氏/岡部倫子氏/権丈英子氏/中原 翔氏<各界のリーダーが集結し、語り、提言する>HRラウンドテーブル イベントレポート【媒体の概要】■媒体名:『日本の人事部 LEADERS(リーダーズ)』vol.12■発行日:2024年4月1日■定価 :2,200円(消費税込)■判型・体裁 :A4サイズ/無線綴じ/オールカラー■ページ数 :136ページ■発行・発売元:株式会社HRビジョン 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月29日タレントの堀ちえみが26日に自身のアメブロを更新。大至急検査を受けた生検組織診断の結果を報告した。この日、堀は「ご心配をおかけ致しました皆様に、改めてご報告をさせていただきます」と切り出し「乳腺・内分泌科の組織診、生検の結果が出てきました」と説明。「結果は腫瘍性病変は見られない、とのことでした」と検査結果を報告し「人間ドックで見つかり、改めて乳腺科を予約して大至急検査をしました」と検査を受けるに至った経緯を明かした。続けて、最初の診察では「悪性であれば所見では、おそらくステージ0であり、その場合は急ぎではないが、手術で取り除く」「そのあとに場合によっては、追加の治療として化学療法も必要」と言われていたそうで「覚悟はしておりました」とコメント。「良性か悪性かは、2分の1の確率です」と述べ「きちんと検査はして、悪性であれば早期に治療した方が良いですし」とつづった。また「不安でありましたが、『もし悪性だったとしても早く見つかりラッキーだと思おうよ』と主人と話ながら前向きな気持ちで、幾つもの検査を受けました」と報告。「腫瘍はなんだったのかと言いますと、乳腺症ではないかという医師の診断でした」と明かし「来年もまた人間ドックで乳がんの検査を受け、きちんとチェックしていこうと思った」とつづった。さらに「検査結果が出るまでは日々心も揺れましたが、家族から『大丈夫!』と励まされ続けたので、根拠のない自信を持つことができました」と述べ「家族もそうですが、こちらでメッセージをいただきました皆様に、心から感謝の気持ちで一杯です」とコメント。「これからも健康でいられますよう、予防に努めて参ります」とつづった。最後に「ドトールでお昼をいただきました」と報告し「ミネストローネとチーズトースト」と堪能したメニューを写真とともに紹介。「午後からもリウマチ科の診察です」と明かし「最近あまり痛みは出ていないので、CRPも然程高くないかなと思っています。過信はいけませんけどね」と述べ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「安心しました」「本当に良かったです」「何事も早期発見大事ですね」「大丈夫だと思ってました」などのコメントが多数寄せられている。
2024年03月27日株式会社 office JK(所在地:神奈川県茅ヶ崎市、代表:土井)は、講師を招き多くの視点から組織や企業経営を深堀りし追求するセミナー『「組織進化のカギ:多角的な視点(=レンズ)からの探究!ダイアログ」 ティール組織、ソース原理、ホラクラシー、フロー経営・・・さらに新しいレンズ!・・・』を、「茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース」・Zoomにて全6講開講します。また、各セミナー終了後には、録画配信も予定しております。セミナー【新しい企業経営、組織運営の方向性を皆様と一緒に深く追求するダイアログ】2018年1月、F.ラルー『ティール組織』が刊行され、ベストセラーになりました。企業経営の新しい潮流が紹介されたのです。天外塾ではその本の解説を書いている嘉村賢州を招いて、セミナーを開催してまいりました。2023年からは、セミナーの内容が「ソース原理」、「マネーワーク」などに拡がり、講師陣に山田 裕嗣、青野 英明の両名が加わりました。2022年10月には、この三人の翻訳により、「ソース原理」の提唱者、P.カーニックの弟子のT.ニクソンの著書『Work With Source』の邦訳『すべては一人から始まる』(英治出版)が刊行されています。セミナーの内容が拡がるとともに、それぞれの説の間の矛盾点も見つかり、統合されたひとつの経営論として提示していくことが無理筋だとわかってきました。上記三人の講師陣と天外伺朗でホットなダイアログを重ねた結果、このセミナーは2024年から「コペルニクス的転換」を果たしました。どういうことかというと、提唱された説をそのままご紹介するのではなく、それらを多角的に眺める「レンズ」として磨き、多くの視点から組織や企業経営を深堀りし、立体的に、俯瞰的にとらえて進化を促していこうという方向性です。内容の範囲は、2023年よりさらに拡大し、講師陣には、長谷川 博章に加わっていただきました。いままでは、海外で提唱されたレンズの紹介に終始しておりましたが、これからは「大家族主義経営」など、日本発のレンズも発掘し、提唱し、磨いていき、逆に海外に発信して、世界の企業経営の進化に貢献していきたい、という大きな志も抱いております。多くの皆様のご参加を期待しておりますが、単に講師陣からの情報伝達にとどまらず、新しい企業経営、組織運営の方向性を皆様と一緒に深く追求できることを楽しみにしております。「ティール組織」の源へのいざない【セミナー概要】日程 :全6講第1講 2024年1月9日(火)13:00~17:00進化型組織の系譜/講師:嘉村 賢州・山田 裕嗣第2講 2024年1月23日(火)13:00~17:00ソース原理・マネーワーク/講師:青野 英明第3講 2024年2月13日(火)13:00~17:00ティール組織/講師:嘉村 賢州第4講 2024年2月27日(火)13:00~17:00生命力ある会社/講師:長谷川 博章第5講 2024年3月12日(火)13:00~17:00日本的経営/講師:山田 裕嗣第6講 2024年3月26日(火)13:00~17:00統合ダイアログ/講師:嘉村 賢州・山田 裕嗣参加費 :ファイアーキーパー 15万円オブザーバー参加費 6万円再受講参加費 75,000円会場 :ファイアーキーパー は、以下会場にて開催いたします。「茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース」〒253-0055 神奈川県茅ケ崎市中海岸 1-1-12・中海岸デンタルクリニック内・茅ヶ崎駅南口から徒歩数分・教会の隣の隣のレストラン2F・真向いにコインパーキングありその他、Zoomでの配信や終了後には録画配信も予定しております。※録画は仕上がり次第、参加者に配信させていただきます。懇親会 :17:00~希望者■お申込み ■お問合せ主催: 天外塾事務局MAIL: officejk@onyx.ocn.ne.jp 【講師】■嘉村 賢州/Kensyu Kamura「ティール組織(英治出版)」解説者東京工業大学リーダーシップ教育院 特任准教授場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome's vi 代表理事コクリ!プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。2008年に組織づくりやまちづくりの調査研究を行うNPO法人「場とつながりラボhome's vi(ホームズビー)」を立ち上げ、代表理事を務める。2014年頃に現在の組織開発のあり方に違和感を感じ、1年間仕事を休み海外を放浪する。その中でティール組織をはじめとする進化型組織の概念と出会い、その後、研究と普及に力を入れている。2019年9月、「ティール・ジャーニー・キャンパス」を主宰。F.ラルーから、日本において「ティール組織」の探求と普及に関してリーダーシップを取ることを託されている。「場とつながりラボ」『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」』(翻訳/監修)●著書 『「ティール組織」の源(ソース)へのいざない 組織の進化への旅路をつむぐ』(共著/内外出版社)■山田 裕嗣/Yuji Yamada人材育成・組織開発を支援する株式会社セルムに入社。大手企業の研修企画、人材育成体系の構築などを手掛けるとともに、自社のナレッジマネジメント体系の構築、新規事業開発室の立ち上げ、などを担う。グリー株式会社のヒューマンリソース本部に転職。エンジニアを中心とした中途社員の採用を主に担当。株式会社サイカに入社、代表取締役COOに就任。事業の立ち上げ、成長フェーズに合わせた組織設計、新規部門の立ち上げ(管理部/マーケティング/コンサルティング/広報etc)等を幅広く担当、2017年3月退任。2017年12月、EnFlow株式会社設立、代表取締役に就任。スタートアップの組織戦略立案、大手企業の次世代組織構想の構想、HR系の新規事業立ち上げの支援などを行う。2019年1月より株式会社ABEJAのグローバルの組織作りのプロジェクトに参画。2019年5月からは人事責任者を務め、2020年6月退任。また、2018年7月には、次世代の組織の在り方を探求するコミュニティとして、一般社団法人自然経営研究会を設立、代表理事に就任。2019年からは、社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業を讃え、表彰するホワイト企業大賞の企画委員に就任。『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」』(翻訳/監修)■青野 英明/Hideaki Aono1978年茨城県潮来市に生まれ育つ。子ども頃から情熱的で、好き嫌いもはっきりしていた。好きなことにはさらに集中し熱さは増していく。その熱さは時に人と交わないことも多々あり、その調整に矛盾を感じることも…そんな時、「数字は嘘をつかない」これで人を救える!と目覚め税理士への道を歩き始める。数字への情熱は功を奏し、数々の企業の財務を助けることに成功。新宿を拠点として東京の企業の顧問としてサポートしていたが、地元貢献しようと2011年に潮来へ戻り、地元活性化の活動にも注力している。どちらが趣味か本業かわからないくらい「鹿島アントラーズ」を愛し、その応援に世界中へ追っかける一面も。若き頃に空を切っていた情熱も、今や全国の企業の財務コンサルとして大きく影響させ、青野氏に救われた企業は数知れず。現在は直接顧問としての依頼は受けず、クライアント企業からの紹介のみとしているが、引き合いは多い。エンパワーメント・ダイバーシティの考えで、企業のCSRに取り組み、SDGsな世界平和を臨む。「青野英明オフィシャルサイト・青野英明税理士事務所」『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」』(翻訳/監修)■長谷川 博章/Hiroaki HasegawaRELATIONS株式会社 代表一人ひとりの可能性が自ずと開き、共創と共進化が起こる 生命力あふれる場所をつくる。2009年、株式会社ベンチャー・リンクの社員7名で共同創業。リーマンショックの影響で撤退した事業の顧客を引き継ぐために設立。創業以来、「顧客に喜んでいただく」「一人ひとりの情熱を大事に」を軸に経営する。創業以来、コスト最適化コンサルティングサービスを通じて、累計1,000社以上にコストやそれに係る経営課題の解決を支援。自社の組織づくりにも力を入れており、2017年に組織のフラット化を経て2019年にホラクラシーRを導入。現在はパーパス「会社に生命力を」を掲げ、コスト最適化と組織活性化のコンサルティングサービスを提供。企業の経営全体に影響する土壌(組織風土、心理的安全性etc)をよりよくするために、人・会社・お金のそれぞれの関係性を解きほぐし、顧客企業が自ずと躍進するために支援する。2022年ホワイト企業大賞特別賞「次世代パーパス経営賞」受賞。2023年キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2023「優秀賞(中小企業の部)」受賞。■天外伺朗(てんげしろう)プロフィール元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。2006年まで42年間ソニーに勤務。その間、CD(コンパクトディスク)、NEWS(ワークステーション)、AIBO(犬型ロボット)などの開発を主導した。その後、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所 株式会社所長兼社長などを歴任。現在、医療改革、教育改革、企業経営改革などに取り組んでいる。2014年より、ブラック企業の正反対の、社員を大切にしている企業を表彰する「ホワイト企業大賞」を推進。2005年より経営者を対象に「天外塾」を開講するが、次第にすべての人の意識の変容と、社会の進化を加速することを主眼にした塾に変わっていっている。他、瞑想や断食を指導。著書多数。「ホロトロピックネットワーク」 「サロンド・テンゲ」 「ホワイト企業大賞」「天外塾」●著書 『「ティール組織」の源(ソース)へのいざない 組織の進化への旅路をつむぐ』(共著/内外出版社) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月05日浜甲子園団地のエリアマネジメント組織、一般社団法人まちのね浜甲子園(以下、「まちのね浜甲子園」)が、2023年6月25日(日)の「定時社員総会(以下「総会」)」をもって、民間開発事業者から、地域住民・活動者が中心となって運営する、新たな地域コミュニティ組織に移行しました。まちのね浜甲子園は、兵庫県西宮市における浜甲子園団地における団地再生事業に伴い独立行政法人都市再生機構(以下「UR 都市機構」)と民間開発事業者の官民連携パートナーシップによって、2016年に設立された一般社団法人です。これまで、(株)長谷工コーポレーション、京阪電鉄不動(株)、アートプランニング(株)、フジ住宅(株)、積水ハウス(株)、阪急阪神不動産(株)、総合地所(株)、近鉄不動産(株)の8社から理事を選出し、住宅エリアにおけるエリアマネジメントを推進してきました。全国各地で近所づきあいの希薄化による孤立や地縁組織の担い手不足などの課題が顕在化しているなか、浜甲子園団地エリアでは、まちのね浜甲子園が誰でも気軽に立ち寄れる地域の拠点を6年間にわたり運営し、積極的な情報発信による活動の可視化を実現してきました。その結果、従来の地縁活動には関心の薄かった若年層の参加者も増加したほか、活動を持続的に支援するために現地での雇用も進めてきました。総会では、地域住民やスタッフから選出された理事・監事が承認され、地域住民・活動者主体による運営に移行し、UR都市機構とHITOTOWA INC.が正会員として引き続きサポートする体制となりました。今後はより持続的かつ包摂的なコミュニティ形成に向けた取組みを推進し、新たな担い手の育成を目的とした「MACHINONE:Bit(まちのねビット)」とともに、地域住民の課題意識に寄り添った活動を行っていきます。別紙: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月12日シリア北東部にあるアルホール難民キャンプには、過激派組織「イスラム国(IS)」から逃れた人々が多く暮らしている。もともと内戦などで家を失った人々が避難するために機能してきたキャンプだが、ISの支配地から移されてきた人々が増えるにつれて犯罪件数が増加。国境なき医師団の報告によると、女性や子どもは無期限に拘束され、医療へのアクセスも制限されるばかりか、暴力や搾取から逃れられない「屋外刑務所」と成り果てているという。そんな悪名高いアルホール・キャンプで、エジプト人の11歳と13歳の少女がISの構成員によって斬首されるというショッキングな事件が起こった。Daily Mailが伝えている。NGOのシリア人権監視団によると、2人は行方不明になった数日後にキャンプの下水道で遺体となって発見されたという。このような凄惨な犯罪行為は通常、ISのスリーパーセル(潜伏テロリスト)により、同団体の極端なイデオロギーに従わない女性に対して行われるものだとDaily Mailは指摘している。今年9月、このキャンプでは米国の支援を受けたシリア人兵士によって、24日間に及ぶ掃討作戦が行われ、数十人の過激派を拘束し、武器を押収していたという。今回の殺害事件は、その作戦以来初めてのことだった。国境なき医師団は、キャンプ人口の約64%が子どもであり、さらに50%が12歳未満で、母親や養育者から無理矢理引き離されて連れて来られたケースが多いとしている。
2022年11月16日一人ひとりの実力は相手チームと負けてないのに、パスやポジショニングなど組織的なプレーが上手くできず、試合に勝てない子どもたち。楽しく、真剣にやることが大事だと思って指導してきたけど、考えさせて導くコーチングだけでなく、勝たせるためにちょっと圧をかけて教え込むことも必要?と悩むお父さんコーチ。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、指導において大事なこと、組織的なプレーができるようになるアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ドリブルで相手の逆を作る動きが苦手な子どもたち。相手の動きを予想できるようにするお勧めの練習は?<お父さんコーチからのご質問>息子がいるU-9でサポートしてるパパさんコーチ5か月の者です。自分も小中と地域の社会人リーグでサッカーをしていました。自分なりに色々見て調べてサッカーのスキルをあげてきたつもりです。指導者としては初めてだらけのことなので、池上さんを参考にさせて子ども達に色々声を掛けてあげています。しかし試合になり強いチームと戦うと、個々の実力は負けてはないと思うのですがパスやポジショニングや組織的な部分で負けてしまい子ども達のモチベーションが下がってしまいます。僕は「サッカーは楽しくやるスポーツだよ!まずは練習から楽しく真剣にやろう」と言っています。試合に勝つ事は、やる気やモチベーションに繋がると思いますが、多少の圧力をかけてまでもコーチングだけではなく、ティーチングを行うべきなのでしょうか?<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。主たる悩みがはっきりとわからないのですが、最後に「多少の圧力をかけてまでもコーチングだけではなく、ティーチングを行うべきか」と書かれているので、教え込むというか、子どもに何かを「やらせる」イメージをお持ちなのかもそれません。■時としてティーチングは必要サッカーの指導において、時としてティーチングは必要です。小学生の間に知っておいたほうがいいことが9歳でもあります。特にこの年代からは、サッカーはこんなスポーツなんだという理解を深めなくてはなりません。上手な子どもがひとりでドリブルで抜いて行ってゴールするのではなく、みんなで協力し合ってゴールまでつないでいく。守るときも、誰かが抜かれたら責めるのではなく、仲間の失敗をカバーする。それがサッカーだということを伝えることもコーチの役目です。具体的には「味方をサポートするとしたら、どこの場所がいいかな?」とか「どこに動いたらボールがもらえるかな?」といった声掛けです。そういったことは、この連載のほかの回でもずっと伝えています。味方のサポートをしないと、サッカーにならないよということを教えてください。負けていると思われる「組織的な部分」こそ、まさしくサッカーの根本です。まずは、サッカーってこういうものだよと理解させるところからスタートしてください。■全員が賢いプレーをする川崎フロンターレジュニアの試合を参考にしてでは、仲間と協力してゴールするとはどういうことなのか。例えば、今年度の全日本少年サッカー大会は、JFATV(日本サッカー協会のYouTubeチャンネル)でほとんどの試合を観ることができます。そのなかで私がお勧めしたいのは川崎フロンターレのジュニアチームの試合です。彼らは体格が大きいわけではないし、スーパーな選手もいません。ただ、全員が賢いプレーをします。確か中盤の選手たちは5年生だったと思います。ご相談者様が指導なさっている子たちと2歳違いくらいです。2年後にあのような動きを目指すとしたら、今からポジショニングやサポートを認知するトレーニングをしてほしいと思います。やっていけば必ず変化が起きるでしょう。川崎フロンターレの試合も!JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会のフルマッチなど動画はこちら>>※JFAのサイトに飛びます■選手権でも「良い判断」ができなくてフィジカル勝負になるチームが多い今よりずっとコロナが落ち着いていたころ、私が主宰している交流サイトのオフ会を行いました。その際に全国高校選手権を観ておられますか?とコーチの方々に尋ねたら「観ていない」「面白くなかった」という声が多かったです。選手たちがいい判断ができないので、体がぶつかるフィジカル勝負が多かったようです。素早い判断でプレーすれば、相手とコンタクトしなくてもかわせるはずです。コーチの方からも「そこが残念だった」という声が聞かれました。高校生でこうなってしまうのは、小学生からの育成で仲間とプレーする重要性、サポートの意味を教えられていないことも一因でしょう。■オシムさんが語った、組織的なプレーをするために大事なこと前述したように、全少で組織的なプレーをするチームはフロンターレくらいでした。それ以外は、ボールが来たら蹴ってしまったり、スーパーな子どもに頼ってしまうチームが目につきました。オフ会では「日本では、リスペクトとコレクティブが別々に理解されているけれど、これはつながっているんですよ」と話しました。皆さんもご存知のように、リスペクトは「尊重する」、コレクティブは「組織的」という意味です。私がジェフ時代にたくさん勉強させていただいたオシムさんは、こう話していました。「味方が動いているから使ってあげる。動いた味方を尊重するからパスを出す。そうすると、サッカーは組織的なものになる。リスペクトとコレクティブはつながっている。同じものなんだ。選手も、コーチも、そういう感覚を持たないといけない」■大人が何も言わなくても、子どもたちは当然勝ちたいものいかがでしょうか。日本のサッカー指導者たちが、そういう理解をしてくれると、サッカーの見方や育成は変わってくると思います。そして、このようなことが海外でいう「スポーツ教育」なのです。ところが、日本のスポーツ教育は「頑張る・耐える・やり抜く」といった精神論がいまだ主役です。コーチが伝えていくべきことは何か。それをもっと勉強していただく必要があります。最後に私のチームのことを伝えます。先日、今年初めて試合をしました。ほかのチームは人数も多く、そこから選ばれた子が出てきます。練習も試合もたくさんやっています。一方、私のチームは練習を週2回。試合は月に1回か2回です。それでも、4年生、5年生が、ハーフラインからシザースパスを5本通してゴール前まで持ち込みます。私は組織的なサッカーを教えています。もちろん勝敗などまったくこだわっていません。教えている子たちがどんなレベルで、いまどこまで到達しているか。次にどの様な課題を出すべきか。そういったことを観ながら練習を進めます。課題を見つけるために試合をします。結果にもこだわるべきだという指導者は多いですが、大人が黙っていても子どもは当然勝ちたいに決まっています。じゃあ、そのために練習で何をしたらいいかな?と、一緒に考えてあげるのがコーチの役目です。池上正さんの指導を動画で見る>>■たくさん失点をしても子どもたちが「楽しい」と言う理由(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のチームの選手は試合が終わると、一人ひとり保護者の前で感想をしゃべります。その日は1分け3敗。いっぱい失点しましたが、子どもたちは「楽しかった」「こんなことができた」「パスがうまくいった」などと非常にうれしそうでした。私は同時に保護者にこんな話をします。「どうでしたか?お父さんやお母さんが見ていると、(たくさん失点したので)そうは感じませんよね?もっと頑張ったらと思いますね?でも、子どもたちは楽しいんですよ」親御さんたちは、もっと頑張ってほしいのにという顔をされています。でも、回を重ねると、出来なかったことよりも、子どもが出来たことに注目し始めます。圧力をかけるとか、やらせなくてはと考えず、「大事なことを子どもに伝える」という姿勢を持ってください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年01月14日組織変革・組織開発ソリューションを提供する株式会社ミライバ(本社:東京都品川区、代表取締役:井上 陽介、以下 当社)は、オーセンティックワークス株式会社との共同開発による自己組織化チーミング手法「SOUNDメソッド」(TM)※を10月1日より提供開始いたします。変化が激しく先行き不透明な状況下でも、チームメンバーが自律した上で目的や意義を共有・合意し、チームとして共進化(Co-Evolve)していくことを可能とする対話手法を、体系化されたメソッドとして提供します。■背景Withコロナ以降、新しい働き方であるリモートワークの定着が促され、Afterコロナを見据えた職場とリモートワークのハイブリッドな協働形態が求められています。その一方、多くの企業において、経営トップの方針が現場に浸透しない、現場では一人ひとりが目の前の自分の仕事に追われてチームとして機能していない、顧客からの重大クレーム・不正処理など以前では起きえなかったような類の問題が増えている、などという声が上がってきています。Beforeコロナ時代のやり方を変えないままリモートワークを継続してきたため、組織で起きていることへの当事者意識が大幅に低下し、綻びが生じ始めているように見えます。これらの傾向は、マネジメントのあり方を抜本的に見直すことを強いています。多様な働き方や価値観を認め合いながらも、様子見姿勢や他人ごと化を乗り越えていくためには、Beforeコロナ時代の職場での忖度やピアプレッシャーに依存するチーム運営から脱却する必要があります。図1 チームエンゲージメントマトリクス職場の同調圧力頼みのチーム運営を超えていくためには、刻一刻と状況変化を敏感に察知し、新たな方向性を見出し、チーム一丸となって試行錯誤しながら自立・自律的に活動する自己組織化チームへと変貌を遂げる必要があります。(図1:“自己組織化”チーム)。これらの課題を乗り越えるため、リモートワークへの急激な展開の際に1 on 1やOKRなどの手法を取り入れた企業も多く見られます。しかし、個人としての活動が中心となる「個業化」の加速を止められず、共通認識を醸成しづらい状況を生み出しているケースも散見されます。それが原因で全体方針への共感度が下がり、他人事化が進んでしまっていることから、トップダウンの機能不全と作業品質の低下による不正処理などの流れを招いています。(図1:“個別最適化”チーム)そこで株式会社ミライバでは、日常業務を通じて仕事の目的や意義が共有され、ベクトルが一致していく対話手法を、使いこなせる形で構造化するとともに、誰もが習得できるようにトレーニングを体系化しました。特別な場を設定するのではなく、日々の仕事の中でタスクマネジメントとピープルマネジメントの両立を可能にし、文脈の生きた自己組織化するチーム生成を可能にします。■サービス概要「SOUNDメソッド」(TM)※は、チームでの対話を構造化したものです(図2参照)。「S」「O」「U」」「N」「D」の順に対話をしていくことで、チームメンバー間に仕事の目的・意義・達成状態と、メンバー間の相互理解を促し、「生命体としてのチーム」を可能にします。チームのビジョン共有から、1on1ミーティングまで、幅広いシーンで活用できる汎用性の高いメソッドです。図2 SOUNDが示す頭文字の意味<1>オープンコース・初級編から応用編まで体系的に学べるオープンコースを設定します。企業内の人事・人材開発担当者、組織変革推進担当、管理職層が受講対象です。<2>トレーニング・企業内に「SOUNDメソッド」(TM)※を定着させていくインハウス型のトレーニングです。管理職層を中心に「SOUNDメソッド」(TM)※のノウハウを習得します。トレーニングを内製化することも可能です。<3>プロセスコンサルティング・企業内の変革推進・組織開発において、「SOUNDメソッド」(TM)※を活用したプロセスコンサルティングを行います。■サービスに対する想い私たちは、オンラインでの会議やリモートワークが常態化することによって、組織内の意思疎通の精度が下がるだけではなく、職場で起こっていることに対して、まるでテレビの向こう側で起きていることのように鈍感になる「他人ごと化」が進んでいるのではないか?という危機感を覚えています。それは、まさに「当事者意識の崩壊」とも呼べるような事態であり、これまで日本企業が培ってきた目に見えない強みを土台から崩してしまうリスクのように感じています。また、働く人が仕事から得られる「充実感・幸福感」「成長」など様々なものを大きく損なうのではないかと危惧しています。このように組織がこれまでと全く違う未知で複雑な状況に置かれている中、目の前の仕事に追われるのではなく、「本当に大切なこと」に目を向け、未来を共創していくための手法として紡ぎ出した対話の手法が「SOUNDメソッド」(TM)※です。『いつ何時も未来を見据えた活動ができるチームを創る』ことを可能にする「SOUNDメソッド」(TM)※が広がっていくことを通じて、「人と人とが、ともに未来を創ることができる社会」の実現を目指していきます。※「SOUNDメソッド」(TM)※はオーセンティックワークス株式会社の商標です【会社概要】社名 : 株式会社ミライバ所在地 : 〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-20天王洲オーシャンスクエア22F代表取締役: 井上 陽介事業内容 : 組織開発コンサルティング事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月28日リアル謎解きゲームのイベント企画制作を専門とするNAZO×NAZO劇団(株式会社ハレガケ)は、謎の組織とともに、オンラインで購入できる謎解きゲームの限定販売を決定しましたが、不明点が多い状況です。現在、公開されている謎の組織のウェブサイトにはカウントダウンが表示されており、その数値から9/17(金)21:00頃に何かが解禁されると思われます。オンラインで購入しておうちで楽しめる謎解きゲームの販売が決定しました。テーマは「暗号解読」。発表されている情報は以下のとおりです。【謎の組織からの声明】ウェブサイトに表示されているカウントダウンが終了次第、ゲームの詳細を公開します。暗号解読スペシャリストの皆様はぜひお見逃しのないようお願い致します。我々からのメッセージをお伝えします。我々は「■■■ ■■■ ■■■」七人目を探しています。以上。謎の組織のウェブサイト : 株式会社ハレガケリアルプロモーションとしてリアル謎解きゲームを使ったイベントの企画提案から制作までを専門に行うイベント会社です、これまで200以上の実績を持っています。(創業:2012年)住所: 東京都豊島区高田3-21-2 ユニハイト東京ビル4階株式会社ハレガケ株式会社ハレガケ|お祭りが日常に。リアル謎解きゲーム企画・制作・プロデュース会社 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月14日「女性の話は長い」などの発言が“差別的”と世界中で非難され、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を辞任することとなった森喜朗前会長(84)。8月2日に配信された記事で「後任を考えた」と自身に人事権があったことを仄めかし、疑問の声が相次いでいる。『読売新聞オンライン』によると森元会長は当時について「辞めるので、後任の人選を考えました。大会まで時間がなく、すぐに決める必要がありました」と回想。そして菅義偉首相(72)の意向も組み、「もう橋本聖子さんしかない」と思ったという。そして橋本聖子現会長(56)は涙を流しながら受け入れたという。「会長を決めたのは私」と堂々と語り、「橋本会長は泣いていた」と美談のように話している森元会長。しかし彼はさかのぼること2月、JOCの臨時評議員会で元JOC会長の竹田恆和氏(73)や現会長の山下泰裕氏(64)の“話し方”を絶賛したのち、「女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね」「組織委の女性はみんなわきまえておられる」などと発言。そうして「女性差別だ」と国内外問わず非難されたが、辞任会見では記者に「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」と凄むなど傲慢な振る舞いを連発。そのため“逆ギレ会見”とも揶揄されていた。そんな森元会長が人事権を持ち、後任を任命するとはーー。ネットでは森氏を非難する声がこう上がっている。《「辞めるので、後任の人選を考えました」だって?辞めさせられる人間に人事権なんかあんの?》《自分の発言がどれほど酷いかということを今もわからないのか。しかも、その後の人事まで握っていて、それをあっけらかんと公表ですか》《後任人事を決めてる時点で、あまりにもクレイジーなんだけどな》■いまだ組織内では、森会長の“力”が保持されている?また組織委のガバナンスを疑問視する声も、こう上がっている。《だからさあ不祥事で辞任した人が自ら後継を選べるってどんな組織ガバナンスなの?》《不祥事で辞めた人が堂々と後任考えるって、組織委のガバナンスどうなってんの?》《誠実さや透明性やガバナンスを尊重するまっとうな組織であれば、トップが森喜朗みたいな辞め方をしたら、少なくとも建て前のうえでは組織に一切近づけないようにするところだけど、オリパラ組織委員会の幹部は森喜朗を無観客の試合に堂々と招いたりと、むしろすがすがしいくらいの開き直りっぷり》森元会長は辞任した1ヵ月後、自民党・河村建夫元官房長官(78)の政治資金パーティーで「(河村事務所に)大変なおばちゃんがいる。女性というには、あまりにもお年ですが」とコメント。当時ネットで《年寄りに成ると女性扱いしなくても良いって事を元総理大臣が言った訳ですね……》《女性には若さが伴わなければ性自認さえ否定するのか》との声が上がるなど、再び“渦中の人”となっていた。さらに現在、彼が組織委の名誉最高顧問になる可能性が浮上している。先月、その件について問われた組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「大会開催に貢献された方々への役職等については、必要に応じて対応することとしているが、個別の人事についてはお答えすることは差し控えたい」と定例会見で言葉を濁していた。組織委は大量の税金が投入されている公的組織である。それでも、いまだ組織内では森元会長の“力”は保持されているようだ。
2021年08月03日性差別発言で辞任することとなった、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗元会長(84)。そんな経緯にも関わらず組織委が彼を“名誉最高顧問”に就任させる可能性を示唆し、ネットで非難轟々となっている。今年2月、JOCの臨時評議員会で男性の話し方を「理路整然」と評したのち「女性の話は長い」などと発言した森元会長。世界中から「差別的だ」「五輪憲章に反している」と非難され、会長を辞任することとなった。しかし五輪開幕直前になって組織委の名誉最高顧問になる可能性があると一部メディアによって報じられていた。そんななか24日、組織委の高谷正哲スポークスパーソン(以下、SP)は定例会見に出席。『日刊スポーツ』によると、同件について問われた高谷SPは「大会開催に貢献された方々への役職等については、必要に応じて対応することとしているが、個別の人事についてはお答えすることは差し控えたい」と返答。そして食い下がる報道陣に対しても「先ほどの回答が全て」と繰り返したという。「差し控えたい」といい、否定しなかった高谷SP。しかし、組織委には税金が大量に投入されている。「組織委は大会の準備と運営を目的に14年1月に設立されました。その際、東京都は1億5,000万円を供出しています。また『毎日新聞』によると大会経費は1兆6,440億円で、そのうち9,230億円は国と東京都の負担だといいます。国内外問わず非難された森元会長が名誉職に就くことだけでなく、『コメントは差し控える』との回答も公的組織のあり方として疑問が残ります」(スポーツ紙記者)そのため、ネットではこんな声が上がっている。《税金が投入されてる組織なのに「個別の人事についての回答は差し控えたい」っておかしいだろ 公表しなきゃダメだろ》《税金を食い物にした、何の反省もしない組織だということはわかった》《身内同士で勝手にやるのいいけど、無駄に使いまくってる税金返せ》《もうふざけるの止めて 税金を自分の為に使いたい 返せ》森元会長は、今年3月にも「(自民党・河村建夫元官房長官の事務所に)大変なおばちゃんがいる。女性というには、あまりにもお年ですが」と政治資金パーティーで発言。再び《若さが伴わなければ性自認さえ否定するのか》《男性も女性も、年齢で性別が決まる訳ではない》と厳しい声が相次いでいたがーー。それでも組織委は“名誉最高顧問”とするのだろうか?
2021年07月26日携わるスタッフの“不祥事”が次々と明らかになり、開会式直前とは思えないゴタゴタ続きの東京オリンピック・パラリンピック。そんななか、運営の最前線に立つ組織委員会の開会式を巡る“姿勢”が強く糾弾されている。事の発端は、開閉会式制作・演出チームのディレクターである元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)の解任劇。お笑いコンビ・ラーメンズ時代のコントで、「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言していた動画がネット上で拡散し、アメリカのユダヤ人人権団体も非難声明を発表するまでに発展。事態を重くみた組織委は22日、小林氏の解任を発表した。開会式の開催そのものも危うくする、前日の“トップ”の解任劇。各メディアによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任後に行った22日の会見で、「入場行進、聖火の点火だけにする考えはあるか」という質問に対して否定をしなかったという。しかしその会見から数時間後の22日21時ごろ、組織委は次の声明を発表した。「開会式の演出内容を精査しましたが、演出内容は様々な分野のクリエーターが検討を重ねて制作したものであり、小林氏が具体的に一人で演出を手掛けている個別の部分は無かったことを確認しました。開会式については、予定通り実施する方向で現在準備を進めています」小林氏が個別で手掛けた演出がないということで予定通り開会式を“強行”するというのだ。個別の演出箇所はないものの、小林氏が統括を手掛けていたのは紛れもない事実。小林氏を解任はしたが、式は予定通り行うという組織委の“都合のよい”姿勢にはSNS上で疑問が相次いだ。《なんのための解任なのかな表の体裁を整えるためだけの形だけのやつなのかな》《こんな屁理屈は通用しないでしょ》《あと解任しておいて開会式ではそのまま演出使いますってのも都合よすぎでは?って思う。》
2021年07月23日東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が、日本スポーツ協会公認スポーツドクターを200人程募集していると報じられた。各紙によると大会開催期間中に競技会場などで熱中症や新型コロナ感染の疑いがある人、体調不良を訴えた観客などの対応に従事してもらうという。応募締め切りは今月14日までとのこと。公認スポーツドクターとは医師免許取得後4年が経過し、必要な講習を受講して得られる資格。いっぽうで五輪大会への従事はボランティアとなり、交通費などを除いて報酬は支給されないという。五輪の医療従事者をめぐっては、組織委が日本看護協会に医療スタッフとして看護師約500人の確保を要請したことも明らかになったばかり。また看護師への待遇も交通費や食事の提供は規定されているが、肝心の報酬については明記されていないというのだ。菅義偉首相(72)は4月30日に、「看護協会の中で現在、休んでいる方もたくさんいると聞いている。可能だと考えている」と要請を容認していた。「国内ではインド由来の変異株も発見され、パンデミックが深刻化しています。新規陽性者数の高止まりが続いている大阪では、重症病床使用率が99.7%にまで達している状況です。兵庫県ではコロナ対応にあたる看護師が、全国各地から46人派遣されると決まったばかり。医療逼迫が喫緊の課題となっているなか、『五輪を開催すべきでない』という声は高まっています」(全国紙記者)NHKによると立憲民主党は、「五輪開催に必要な医療従事者の確保よりも感染者の治療とワクチンの接種に充てることを優先すべき」と大型連休明けに提言すると報じられている。五輪開催まで残すところ80日と迫るなか、医療従事者を無償でかき集めようとする組織委に批判が殺到している。《看護師に続いて今度は医師をただ働きさせるとは!どれだけ五輪搾取をやれば気がすむのか》《なんでスポーツドクター資格者が「新型コロナウイルス感染症の疑いがある人への救急対応」を無償でやらなあかんのん?》《このご時世にこれをボランティアで募集とは、どこまで人を見下す政府なのか…》
2021年05月04日東京五輪・パラリンピック組織委員会は4月1日、『週刊文春』及び『文春オンライン』に掲載された、五輪の開閉会式の演出に関する記事について、厳重抗議したと発表した。同委員会は、内部資料を掲載して販売することは著作権の侵害にあたるとし、掲載誌回収やオンライン記事の全面削除、資料破棄などを求めている。『週刊文春』で報じられたのは、開閉会式制作チームのメンバーだった振付師のMIKIKO氏のチームがIOCにプレゼンした280ページに及ぶ内部資料(昨年4月6日付)。記事内では演出内容についての言及や、資料の一部画像が掲載されている。MIKIKO氏は当時、五輪開閉会式の演出担当の責任者を務めていた。同誌の報道によると、昨年4月にはIOCに開会式案のプレゼンも行っており、その企画は高い評価を得ていたという。しかし昨年5月、急遽責任者が佐々木宏氏(66)に変更となる。その後佐々木氏は、それまでのMIKIKO氏の企画案を無視し、IOCに新たな企画案のプレゼンを重ねた。しかし、それらの案はIOCに認められなかったため、佐々木氏はMIKIKO氏の案を切り貼りして作成した企画を提出していたという。佐々木氏は、女性芸能人の容姿侮蔑を理由に、3月18日に辞任している。組織委員会の抗議文書には《さらに、制作チームの当時のクリエイティブディレクターなど、内容を知りうる全ての関係者には、あらためて守秘義務の遵守徹底を求めてまいります》とMIKIKO氏を示唆するような表現も。MIKIKO氏は、文春の直撃を受けても「守秘義務からお答えできない」と報じられていた――。再び巻き込まれる形となったMIKIKO氏には、同情の声がSNS上で多く寄せられている。《MIKIKOさん、はた迷惑だろうな》《今回の暴露で、mikiko氏が傷ついてしまうことが一番心配》《何の罪もないMIKIKO先生の負担があるんじゃないかと心配になります…》さらに、今回の抗議声明をうけて五輪組織委員会への批判も高まるいっぽうだ。《おそらくは元々の案をそのままではないにせよ、切り貼りしたような案で進めているのでは》《ボツにしたんでしょ? なら公開してもいいじゃないのよ? 》《え?クビにした人のプランですよね》身から出た錆、と組織委員会に対する世間の視線は冷ややかだ。「不採用になった案を“勝手に公開していい”という機密保持契約はほとんどないでしょうから、情報の漏洩がに批判が集まるのは仕方ないでしょう。しかし、これだけの報道があった後『MIKIKOさんの企画案を一度ボツにしたにもかかわらず、やっぱりその案を切り貼りして開会式を行おうとしていたんだ』と、組織委員会の自分勝手な行動が推測されてしまった。火に油を注ぐ形になってしまいましたね」(社会部記者)この状況下、はたしてどのような開会式が開催されるのだろうか――。
2021年04月02日映画『太陽は動かない』より、藤原竜也と竹内涼真が演じるバディが所属する秘密組織「AN通信」の最強メンバーを紹介する特別映像が到着した。「AN通信」は、表向きは小さなニュース配信会社を装っているが、世界を股にかけ、国政や企業の裏で重要機密情報を入手し売買する、優秀なエージェントが所属する組織。24時間ごとの定期連絡を怠ると、体に埋め込まれたあるものが起動し、解除の申請をしないと5分以内で死んでしまうという常に命の危険と隣合わせな職場だ。映像では、そんな「AN通信」のメンバー4人を迫力のある映像とともに紹介。藤原さん演じる冷静沈着なエージェント・鷹野一彦、竹内さん演じる優しさを持つ若手エージェントで鷹野と最強バディを組む田岡亮一、さらに佐藤浩市演じる鷹野たちの上司で司令塔の風間武、市原隼人演じる裏組織に拉致された同僚エージェントの山下竜二がスピーディーに映し出されていく。「死にたければ死ね。生きたければ働け」という鷹野のセリフからも振り切れた職場環境の一端が覗けるようだ。藤原さんは佐藤さんとの共演について「個人的に学ぶことは山ほどありましたね。本当に芝居が上手い先輩たちとの共演は、いい意味で楽なんです。演じていて面白いし刺激も受けますし、非常に得難い経験をさせていただきました」と貴重な体験だった様子。また、市原さんについては「ブルガリアで市原(隼人)くんと一緒にワイヤーで吊られている時、市原くんから“竜也くん、高い所はダメですか?”と聞かれて、“何で?”と聞き返したら、“上に行ったとたんにブルブル震えるの、やめてもらっていいですか?”と言われました(笑)」と撮影中の裏エピソードを明かしている。映画『太陽は動かない』は3月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年02月20日「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、国内外から女性蔑視として批判を浴びた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)。釈明会見では辞任を否定したが、それは周囲から引き留められての判断だったという。毎日新聞によると、森会長は「元々、会長職に未練はなく、いったんは辞任する腹を決めたが、(組織委の)武藤敏郎事務総長らの強い説得で思いとどまった」と経緯を明かしている。「森会長が問題となった発言をした際には、周囲から笑いが起きました。このことについてJOCの山下泰裕会長(63)は『指摘する機を逸してしまった』と釈明し、進退についても『最後まで全うしていただきたい』と擁護。橋本聖子五輪相(56)も辞任は求めませんでした。スポーツ庁の室伏広治長官(46)は『我々はすべての女性の味方』などとコメントを発表しましたが、森会長についてはノータッチ。国際的にも問題視されているなか、このような組織委や政府の保身的な対応に批判が広がっています」(社会部記者)■「傍観してきた結果が今につながっている」そんななか、2月5日に放送された『ワールドビジネスサテライト(WBS)』(テレビ東京系)での大江麻理子キャスター(42)の発言が注目を集めている。「WBS」でも森会長の問題発言を取り上げ、大江キャスターは「女性の話が長いかどうかというより、本当に個人の問題だと思う。それを性の違いから結論を導き出しているところに問題がある」と指摘。すると解説キャスターの滝田洋一氏が、「森さん自身が83歳のお年寄り。総理の頃から失言が多い方だったので、何を今更言わんやという感じです」とコメント。これに対して、大江キャスターは「多くの方がスルーしそうになるところですが、社会全体が『あーあ』と思ってスルーしたり、傍観してきた結果というのが今につながっている」と反論。続けて「傍観しているだけだと容認するのと同じ結果を生む」「重要な役職に就いている人がエラーを起こした場合というのは、その組織がちゃんと処分を下す。それができていないのが日本なのだと、今回分かった気がする」と、私見を述べた。さらに大江キャスターは、「性別だけでなく国籍、人種、職業、学歴もカテゴリーでまとめて語ってしまうと決めつけになってしまう」と指摘。そのうえで、「差別や偏見を生み出すことにつながりかねないので、そういうことは無意味だからやめようというのが今の社会だと思う」とも強調。最後は「普段自分の意見をあまり言わないのですが、今回は言わなければならないなと感じてお伝えさせていただきました」と、締めくくった。日頃はほとんど個人的な意見を述べることのない大江キャスター。しかし、彼女の熱弁ぶりに多くの視聴者が心を打たれたようだ。《大江キャスターの珍しく個人的な意見大変共感できます。上手く言葉で説明する事が難しい内容でしたが、腑に落ちる説明でした》《大江さんがご自分の意見をハッキリと。見過ごしてきた周りにも責任がある。全くその通りだと思います》《大江麻理子さん、よくぞ言ってくれたと思う》組織委員会や政府がするべきことは森会長の擁護ではなく、真摯に課題と向き合うことではないだろうか。
2021年02月07日ジェシカ・チャステインが組織に刃向かう美しき反逆の女暗殺者を演じたアクション・エンターテインメント大作『AVA』が、邦題を『AVA/エヴァ』として公開することが決定。併せて、メイン写真が解禁となった。■ストーリー美しき暗殺者エヴァ。完璧な容姿と知性、そして圧倒的な戦闘能力。組織に命じられるまま完璧に任務をこなしながらも常に「なぜ標的たちは殺されるのだろうか」と自問自答を繰り返していた。ある日、エヴァは全組織員が注目する極秘の潜入任務に臨むが、組織から事前に与えられていた重要な情報に誤りがあり、そのことでエヴァの正体に気づいた敵と熾烈な銃撃戦になってしまう。辛くも生き延びたエヴァは、関係者の中に自分を陥れようとしている存在を疑い、次第に組織への激しい不信感を募らせていく。そんなエヴァに、組織にとって危険因子となった彼女を秘密裏に始末しようする最強の殺し屋“サイモン”の魔の手が迫っていた。暗殺者VS暗殺者、血で血を洗う戦いの火蓋がいま、切って落とされる。■ジェシカ・チャステイン&テイト・テイラー監督が待望の再タッグ!監督には、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞作品賞・ゴールデングローブ賞最優秀作品賞ノミネートの経歴を持つテイト・テイラー。これまでメロウな人間ドラマの演出で高い評価を集めてきたが、本作でもアクション性の高いストーリーの中に説得力のある人物描写を見事に織り交ぜ、観る者を物語へ没入させていく。そんな彼と再タッグを組むのが、『ゼロ・ダーク・サーティ』や『女神の見えざる手』などで世界的に知名度を広げ、いまやハリウッド最注目の大女優となったジェシカ・チャステイン。2度のアカデミー賞ノミネート経歴もある彼女が、本作では強大な組織へひとり戦いを挑む完全無欠の女暗殺者を熱演し、圧倒的な存在感と味わい深い演技を披露している。共演者には、『コン・エアー』『RED/レッド』などのジョン・マルコヴィッチ、ゴールデングローブ賞受賞のコリン・ファレルらが出演。一切隙のない豪華キャスト、スタッフらの手により、『ニキータ』『キル・ビル』『キック・アス』『ハンナ』『悪女/AKUJO』など傑作の宝庫“女性暗殺者映画”の系譜に連なる、最高の娯楽大作が誕生した。今回解禁されたメイン写真には、赤いドレスに身を包み銃を構えた格好のジェシカ演じるエヴァの姿が。壮絶な戦いの果てに、彼女を待ち受ける運命の行方に期待が高まる。『AVA/エヴァ』は4月より、新宿バルト9ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:AVA/エヴァ 2021年4月より新宿バルト9ほか全国にて公開©2020 Eve Nevada, LLC.
2021年02月05日三軸組織(さんじくくみおり)を活用してファッション雑貨やテキスタイルを展開する新ブランド「サンジク(SANJIKU)」と、"ニューリサイクル"をコンセプトとするセレクトリサイクルショップ「パスザバトン(PASS THE BATON)」の限定コラボレーションアイテムが登場。2018年7月14日(土)よりパスザバトン京都祇園店にて限定発売される。三軸組織とは、1000年以上の歴史を持つ、京くみひもの技術を応用して作られた着物生地のこと。三軸組織の織機は日本に2台しか現存しておらず、とても希少価値の高い物になっている。今回のコラボレーションでは、その織機より生み出された国産生地を使用して、日本ならではのプロダクトである袱紗やがま口の他に、カードケースやポケットチーフ、アクセサリーなどバリエーション豊富でカラフルなアイテムをラインナップ。鮮やかな色はもちろん、アイテムは全て一点ものとなっているので、それぞれが持つひとつひとつ違った表情も魅力的。着物生地ならではの絹糸の光沢と、伝統的でありながら洗練された編地模様の美しさを是非手に取って感じてみて。【詳細】サンジク×パスザバトン オリジナルアイテムス(SANJIKU×PASS THE BATON Original items)発売日:2018年7月14日(土)販売店舗:パスザバトン 京都祇園店アイテム例:袱紗 各12,000円+税、がま口 各6,000円+税、カードケース 各6,000円+税、ポケットチーフ 各6,800円+税、イヤリング 各12,000円+税、ブレスレット 各12,000円+税、ネックレス 各18,000円+税【問い合わせ先】パスザバトン 京都祇園店TEL:075-708-3668
2018年07月14日オプトは4月5日、アドテクノロジーを中心とした研究開発および事業推進を目的としたエンジニア組織「Opt Technologies」を設立したと発表した。同社グループにおいても、2000年より延べ2500社以上に提供してきたeマーケティングプラットフォーム「ADPLAN」の継続的なバージョンアップをはじめとして、アプリプロモーション総合支援プラットフォーム「Spin App」、LINEビジネスコネクトを活用したCRMツール「TSUNAGARU」、ダイナミック・クリエイティブ生成ツール「unis」など、アドテクノロジー分野におけるさまざまなサービス開発やパートナー連携を強化してきた。このような背景を踏まえ、エンジニア組織「Opt Technologies」を設立し、エンジニアリングリソースを拡充および品質向上し、各開発拠点間の連携についても強化することで、提供サービスの価値および精度のさらなる向上を図る。また、新規プロダクト開発体制を強化し、最適なアドオペレーションテクノロジーの実現と運用広告のさらなる効率化に努めるという。2017年までに100名規模の開発体制へ強化していくとともに、開発効率向上を目的にエンジニア向けの各種制度の改善も実施していく。また、2014年より定期開催しているエンジニア向けイベント「市ヶ谷Geek★Night」の継続や、エンジニアによる情報発信にも取り組むことで、エンジニア人材の育成やエンジニア文化の醸成を目指す。
2016年04月06日LINEは3月31日、LINEおよびLINE周辺サービス事業領域におけるデータの分析・研究を行う専門の開発組織として「LINE Data Labs」を新設したと発表した。LINE Data Labsは、これまで各サービス事業領域ごとに存在していたデータチームを統合した組織となる。具体的には、LINEおよびLINE周辺サービス上で高度なデータ分析や機械学習を行うことで、サービス上で実施する、ユーザー属性・興味関心分野の自動推計やそれに基づくコンテンツ・広告配信の精緻化、運用型広告への活用、人工知能(AI)などのデータ応用システムの構築、データ統合プラットフォームの構築・運用を強化などに取り組む。機械学習、人工知能、大規模データ基盤領域における研究成果を軸とした、「LINE Data Labs」内での新たなサービス開発も視野に入れている。同社は、新組織について年内で50人規模の拡大を目指しており、データエンジニアや、データサイエンティスト、データプランナーなどデータに関連した職種の採用を積極的に行う。なお、分析・学習などに使用するデータは、LINEおよびLINE関連サービスの利用有無やその履歴、企業やセレブリティなどの公式アカウントの登録情報、スタンプの購買情報などであり、電話番号、メールアドレス、アドレス帳、トークなおの機微情報を含まず、属性情報の推定は統計的に実施され、特定の個人の識別は行っていないとしている。
2016年04月01日アドテクスタジオは3月22日、CAリワードが提供するリワードネットワーク「CAリワード」において、成果報酬型広告における不正利用検知・対策の研究組織「BOSATSU(ボサツ)」を設置したことを発表した。同組織では、NHT(Non-Human Traffic)に特化した研究開発を進めており、企業やスマートフォンメディアの不正検知の精度が向上するシステムの提供を、4月に予定している。また、月間1,000万件の成果データをもとに、不正検知された成果を調査し、成果対象外にする取り組みも行っているという。成果報酬型広告「CAリワード」での試験運用の結果、同組織の設置前と比較して、不正利用の削減により企業の投資対効果(ROI)が向上し、メディアパートナーの収益が150%改善したという効果事例も出ているという。CAリワードは、今後も高度なアドテクノロジーを活用し、さらなるサービスの拡充をするとともに、運営ネットワークの取り扱いメディアの拡大を図っていくとしている。
2016年03月22日日立製作所は3月16日、米カリフォルニア州サンタクララ市にFinTech分野の研究開発組織「金融イノベーションラボ」(Financial Innovation Laboratory)を設置することを決定した。同ラボは、北米社会イノベーション協創センタ(Global Center for Social Innovation-North America)のシリコンバレー拠点内に設置し、2016年4月から活動を開始する予定。今後、FinTech分野の中核技術として注目されているブロックチェーン技術などの研究開発や、金融機関の顧客と課題を共有し、ともにソリューションをつくり上げる取り組みを進めていく。同社は2015年4月に事業機会を見出し、事業コンセプトやビジネスモデルをつくり上げる研究開発組織である北米社会イノベーション協創センタを設立し、2016年1月にはシリコンバレーに新拠点を開所している。また、2015年12月にスマートフォンを用いたキャッシュカードレスでの金融取引を実現する「日立モバイル型キャッシュカードサービス」を日本国内の金融機関向けに販売開始したほか、2016年2月には米国の非営利団体The Linux Foundationが設立したブロックチェーン技術の国際共同開発プロジェクト「Hyperledgerプロジェクト」にボードメンバーとして参画するなど、FinTech分野の取り組みを加速している。今回、金融イノベーションラボの設立により、シリコンバレーを拠点としてブロックチェーン技術をはじめとする研究開発や顧客との協創の取り組みを進め、金融機関の業務革新を支援するソリューションを提供していくという。
2016年03月16日ソフトバンクグループは3月7日、グループ内の組織再編を行うと発表した。同社は、米通信大手のSprintやニケシュ・アローラ氏の副社長就任以降の海外企業への投資などのグローバル事業を加速させており、今回の再編はグローバルの「海外事業統括会社」、日本の「国内事業統括会社(共に仮称)」の二軸で事業を進めていくものとなる。具体的には、国内事業統括会社に、ソフトバンクやヤフーなどの子会社株式を、ソフトバンクグループから譲渡、現物出資で移管する。一方の海外事業統括会社には、Sprintの持ち株会社であるStarburst IやAlibaba Group Holdingなどの子会社株式を移管する。なお、移管の時期や方法は、代表取締役社長の孫正義氏に一任し、2016年12月31日までに決定するという。国内、海外の事業統括会社は、いずれもソフトバンクグループの100%子会社となる。国内事業統括会社の最高責任者にはソフトバンクの代表取締役社長である宮内 謙氏が、海外事業統括会社にはソフトバンクグループで代表取締役 副社長を務めるニケシュ・アローラ氏が就任する。
2016年03月07日偶発的なものなのか、サイバー攻撃の結果なのか、健康に関する情報漏えいが続いている。こうした状況を踏まえ、Sophosがブログでヘルスケア組織の安全対策についてアドバイスしている。米国では、保護すべき健康状態に関する情報(PHI)の機密性を保護することを目的とした規制「Health Insurance Portability and Accountability Act(HIPPA)」がある。HIPAAは2009年にHealth Information Technology for Economic and Clinical Health Act(HITECH)の下、PHIの侵害が発生した際の情報開示に関連した罰則にフォーカスしたアップデートが行われている。PHI侵害の結果は、関連する組織にとって深刻なものとなる。データを暗号化していなかった場合、侵害が発生した組織は関連する個人すべてにその旨を通知する義務があり、100万ドルを超える罰金を科される可能性もある。○データ損失の防御策としての暗号化データの安全性が弱い状態は、患者のアイデンティティとデータプライバシーをリスクににさらしてしまう。データを暗号化することは、リスクの緩和にとって効果的であり重要な方法となる。だがSophosの調査からは、組織や企業の多くは暗号化を十分に利用しているとは言えない状態であることがわかった。ヘルスケア組織のうち暗号化を十分に利用しているという組織は31%にとどまり、時々利用しているという組織は49%、まったく利用していないという組織は20%もあった。データ損失への防御として暗号化は最後の砦となる。不正なアクセスが発生したとしてもデータが読まれることはない。完全なセキュリティ戦略とは、機密データの暗号化を行い、サイバー脅威を予防し、そしてユーザーとすべてのデバイスを安全にすることだと、ソフォスは指摘している。
2016年03月04日クラウドワークスは2月18日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のFintech推進組織「イノベーション・ラボ」のロゴ募集を実施すると発表した。MUFGは、ITサービスによって金融サービスの革新を進める、いわゆる「Fintech」を推進する専門部署として「イノベーション・ラボ」を1月8日に設立。同組織では、スタートアップ企業や大学などの外部の知見を積極的に取り入れ、「オープンイノベーションによる革新的な金融サービスの創造」に取り組むという。クラウドワークスは、クラウドソーシングプラットフォームを展開しており、「オープンイノベーションの要素を活用する」という目的のもとに、ロゴとステッカーのデザインを募集する。採用された際の報酬は10万8000円(税込)で、期間は29日までとなる。募集は、クラウドワークスWebサイトで行われる。MUFGとクラウドワークスは、今回のクラウドソーシング活用による成果をもとに、Fintech関連イベントの開催や新規の金融サービス開発に取り組むほか、イノベーション・ラボの研究を通して開発したサービスとクラウドソーシングを連携して、クラウドワークス上の"仕事実績"に基づいた与信データを活用した個人向け金融事業の展開なども検討し、「新たなビジネスモデルの創出」を図るとしている。
2016年02月18日天海祐希が、映画『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』でコナンの宿敵“黒ずくめの組織”の一員で、オット?アイ(左右の虹彩色が異なる瞳)を持つ“謎の女性”の声を演じることが発表になった。ゲスト声優が黒ずくめの組織のメンバーに起用されるのは、コナン映画20年の歴史の中で初。天海は「強大な敵はたくさんいるけと?、負けないわよ、コナン君!」とコメントを寄せている。その他の写真天海の役は、原作でもその存在が「片目が義眼であること」しか未だ明かされていない人物で、「とにかく謎の女て?すか?、詳しいことは私も教えてもらえていない」と話す。彼女は“ある任務”をきっかけに記憶喪失になり、逃走中に偶然出会ったコナンたちと、自分の正体を思い出そうと行動を共にするうちに、その記憶を巡り、所属するはずの“黒ずくめの組織”からも狙われてしまう。諏訪道彦プロデューサー(読売テレビ)は起用理由について「作品にとって超重要な役を演じられるのは、どんな難役にも柔軟に染まることが出来る天海さんしかいない! と思いオファーしました。どうピッタリなのかは、やはり観ていただいてのお楽しみ。みなさんを驚かす自信があります!」とコメント。天海は「『名探偵コナン』か?スタートした20年前、初めて(宝塚卒業後)ト?ラマや映画に出演させていたた?いた時期。それを考えると感慨深いて?す。同級生のようなコナン君と共演て?きるなんて本当に光栄て?す。私も記念すへ?き20周年の1本となるかもしれません」と話し、「天海のところか?弱かったと思われるのは悔しいのて?、20年のキャリアをかけて、作品にちょっとて?も華を添えられるように演技て?応えたいと思います。そのつもりて?腹をくくって頑張ります!」と意気込みを語っている。『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』4月16日(土)全国東宝系ロードショー
2016年02月09日SAPジャパンは12月15日、電力・ガス事業者のデジタル化を支援する組織として、新たに「ユーティリティ・デジタルトランスフォーメーション・オフィス」を同社の公益事業統括本部内に、同日付けで設立した。バイスプレジデント公共・公益・通信統括本部統括本部長の佐藤知成氏は、新組織を立ち上げた理由について、「当社は"デジタルトランスフォーメーション"という戦略を掲げているが、これを推進するにあたり、25のインダストリーに分けている。エネルギーが供給されて初めて、他の事業も成立する。したがって、それらの中でも、ユーティリティー事業はすべての事業につながる重要な事業だとして、ドイツの本社で最初にデジタルトランスフォーメーションを行う事業と決定した」と説明した。同社は昨年10月に公益事業本部を設立し、2016年予定の電力小売全面自由化や2017年予定の都市ガス小売自由化などを見据えた変革を支援してきたが、今回の新組織設立はこの取り組みをさらに発展・強化するものとなる。現在、新組織には5名在籍しており、1年以内に20名まで拡充する計画で、公益事業統括本部としては、60名体制でスタートしたところ、100名まで拡充する構えだ。「ユーティリティ・デジタルトランスフォーメーション・オフィス」の具体的な事業内容については、ユーティリティデジタルトランスフォーメーションオフィスシニアディレクターの田積まどか氏が説明を行った。田積氏は、「電力・ガス事業においては、2016年の電力小売自由化、2017年のガス小売自由化、2020年の電力発送電分離、2022年のガス導管分離といった改革が計画されているが、その先にはデジタルエネルギーネットワークへの移行が控えている。デジタルエネルギーネットワークでは、すべての参加者はデジタルで連携し、IoT(Internet of Things)を活用するわれわれは、顧客のデジタルエネルギーネットワークへの移行をサポートしたい」と、新組織の目標を語った。同社は、公益事業のデジタル化を実現するためのフレームワークとして「SAP Utilities Digital Transformation」を提供する。このフレームワークは、同社の次世代ビジネススイート「SAP S/4HANA」をコアとして、サプライヤー、顧客、従業員、設備のデジタルトランスフォーメーションを実現していく。新組織はこのフレームワークをもとに、IoT技術で集めたビッグデータを活用することで設備や装置の予知保全やピーク需要予測の精度向上を実現したり、また、デジタル化によりビジネスプロセスやビジネスモデルを再構築したりといった形で、ビジネスの変革を支援する。田積氏によると、これまで手組みのシステムを中心に利用してきた国内の電力会社だが、新料金のメニュー作成に手組みのシステムでは半年ほどかかっているなど、市場の変改についていってないことを実感しており、ビジネスにスピード感が必要であると考えているという。
2015年12月16日アクセンチュアは12月10日、日本におけるオープンイノベーションの中核を目指す組織として、オープンイノベーションを生み出す幅広い活動を集約させた新組織「アクセンチュア・オープンイノベーション・イニシアチブ」を設立したと発表した。執行役員 デジタル コンサルティング本部 統括本部長 立花良範氏が、新組織を立ち上げた理由について説明した。立花氏は、「デジタル化の進展により、あらゆる企業において、技術力を競う戦いと新たな顧客体験を追及する戦いが置き始めている。また、事業モデルもモノを売ることから、モノとサービスを合わせた成果を提供することにシフトしつつある。そうしたなか、イノベーションが求められており、協業のあり方も変わらなければならない。これからは、大企業、スタートアップ、政府自治体がエコシステムを組成し、対等な協業を実現することが必要となってきている。われわれは、これらの橋渡しをする存在になることを目指している」と語った。同社の調査によると、企業の協業、イノベーション、収益成長率には相関性があることがわかっているという。すべての企業が、協業の度合いの高い企業と同程度の協業を実施すると、全世界で1.5兆ドルの成長機会があるとしている。オープンイノベーション・イニシアチブは具体的に、「カタリスト・ユニット」「サーチライト・ユニット」「ソーシャル・シフト・ユニット」の3つのユニットから構成される。「カタリスト・ユニット」は大企業を対象にイノベーション組織の立ち上げ、新規事業創出を支援する。「サーチライト・ユニット」はスタートアップを対象に事業のスケールアップを支援する。「ソーシャル・シフト・ユニット」は自治体や住民とつながりながら社会課題を解決するエコシステムの構築を支援する。立花氏は、オープンイノベーション・イニシアチブの特徴として「スタートアップ、大企業、政府・自治体がすべて顧客であること」「グローバルでリソースを有していること」などを挙げた。オープンイノベーション・イニシアチブの取り組みはグローバルで展開されているが、他国ではカタリスト・ユニットとサーチライト・ユニットが前面に押し出されていることから、課題先進国である日本では「ソーシャル・シフト・ユニット」に力を入れて行きたいという。ソーシャルシフト・ユニットの最近の事例に、12月2日に発表された横浜市との協業がある。両者は、具体的に「健康医療、介護と子育て(ダブルケア)支援」「青少年に対する科学(技術)への興味・関心を広めること」「困難を抱える子供・若者支援」に取り組む。同社としては、先進国でありながら、超高齢化と少子化が進むことで、多くの課題が生まれている「課題先進国」である日本からサステナブルなビジネスを世界に向けて発信することを目指しているという。
2015年12月11日IPA(情報処理推進機構)は12月1日、2015年10月の8日、27日、30日の各日において、実在する組織からの注文連絡等を装った添付ファイル付きメールが不特定多数の宛先に届くという事象が確認されたとして、注意を呼びかけた。このメールは、「実在する組織を装っており、本文に不自然な言い回しがないなど、その内容に不審な箇所を見い出しにくい」「添付ファイル(ウイルス)がセキュリティソフトで検知できない」点など、標的型攻撃の手口と似ているという。IPAは確認した相談および情報提供の内容から、ばらまき型メールの特徴には「メールの内容(件名や本文)」と「添付ファイル」に特徴があるとしている。「メールの内容(件名や本文)」は、実在の組織をかたったり、FAXや複合機の自動送信を装ったりしており、特に組織をかたったメールの場合、日本語に不自然な表現もなく、一見では、不審をいだきにくい内容となっていたという。「添付ファイル」については、別のウイルスをインターネットからダウンロードし、実行(感染)させるマクロが仕掛けられたWordファイルが添付されており、このWordファイルを開き、さらにマクロを有効にするとウイルスに感染してしまうという。加えて、インターネットからダウンロードされる際のファイル名(通信ログに記録される情報)とダウンロード完了後に端末に保存されるファイル名が異なるという特徴もあったとしている。IPAでは、ばらまき型メールによってウイルス感染しないための対策として、「不用意に添付ファイルを開かない」「リンクをクリックしない」といったことが有効だとしている。また、今回のばらまき型メールの手口から考えると、「マクロが自動で有効になるような設定は行わない」「安全性が不明なファイルではマクロを有効にするためのコンテンツの有効化を絶対クリックしない」といった手段も有効だという。
2015年12月02日米Dropboxは11月4日(現地時間)、大規模な企業・組織を対象とした新しいサービス「Dropbox Enterprise」をリリースした。日本での提供は、現在準備中としている。同サービスでは、Dropbox Businessと同様の機能のほか、数万人単位のユーザーの管理機能や効率的にDropboxの利用を促進できる機能、企業内データの保護に必要な詳細管理機能が利用できる。社員の多くがDropboxの個人用アカウントをすでに使用している場合は、ドメイン認証とアカウント一括管理機能を使うことで、管理者はユーザーをエンタープライズ用アカウントへ簡単に移行できる。また、ドメインインサイト機能を使うことで、IT部門は企業ドメインで使われている個人用Dropboxの利用状況が把握可能となる。加えて、コラボレーションインサイト機能では、社員が外部の作業相手とどのようにDropboxを利用しているのかを監視できるため、企業情報の管理につながるとしている。その他の新機能として、既存のITシステムやワークフローとDropboxをシームレスに統合できるように、Dropbox APIへ制限なくアクセスすることが可能となった。カスタムで統合する場合は、Dropboxプラットフォームチームからサポートが受けられる。また、スムーズな導入を図るために、専任のカスタマーマネージャーや、「導入」「データ移行」「ユーザートレーニング」といったサービスも提供する。
2015年11月06日日本ラドウェアはこのほど、空港や観光関連組織、メディア、漁業関連組織といった公共性の高い組織のサービス停止を目的とする攻撃が10月初旬から頻発し、今後も継続する可能性があるとして注意喚起を行った。これらの攻撃は、政治的メッセージや嫌がらせなどを目的に、サービス停止を引き起こす攻撃として行われているが、特に2015年10月から、公共性の高い組織のサービス基盤を対象とした攻撃が増加している。これらの攻撃は今後も継続すると考えられる。サービス停止を引き起こす攻撃としては、Webサーバ上のアプリケーション脆弱性を狙うものや、大量のコネクションリクエストやパケットを送り込むことによるリソースや飽和を狙うDDoS攻撃などが考えられるという。
2015年10月26日