兵庫県神戸市の街クラブ、「ロヴェスト神戸」代表である昌子力さんにインタビューしました。昌子さんは、Jリーガーであり元日本代表である昌子源選手の父親です。親としてそして指導者としての2つの視点から、サッカー少年・少女を育てる保護者として大事なこと、心得についてお聞きしました。後編では指導者として接する保護者への心構えなどとともにコーチへの助言をまじえてお話しいただきました。(取材・文:貞永晃二写真:柳瀬心佑)Jリーガー昌子源選手の父・昌子力さんに、サッカー少年の保護者としてしていたことを伺いました(柳瀬心佑)子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>><<前編:「指導者ではあるけれど息子にサッカーを教えたことはない」昌子源選手の 父・力さんが実践していた子どもへのかかわり方とは■親が子どもの行動をストップさせるので子どもたちも言われるまで動かない―――他のチームのコーチからお聞きするのは、最近の親が以前とは変わってきているということですが、どう感じますか?私自身も感じますし、うちの若いコーチたちも言いますね。小さいときって、やっぱりいろいろな失敗体験って大事じゃないですか。失敗するからリカバーの方法も考えつくし、サッカーだけじゃなく生活の中でそんなことを繰り返し成長していくわけです。ですが、最近の親御さんはわが子に手や口を出し過ぎだと思います。親はわが子が失敗しないように心配して、良かれと思ってやってあげているんでしょうが......。あれはダメ、これもダメ、何々しなさいと、日常の中で子どもの行動をストップさせる言葉が当たり前の会話になっていますね。特に心配なのはあまり深く考えずになんとなく口に出してしまうことが多いように感じるところです。買い物に出た街の中でも「そんなことするんだったらもう連れてこないよ!」といった交換条件を出すパターンや体裁が気になるのか無理やりある姿に当てはめて、よい子を装うような言動が親に見られることです。勿論体裁や人に迷惑かけないことは大切ですが親の体裁ではないんですよね、本質は。躾ですよね、根本に置いておかないといけないものは。だから子どもたちが冒険をしない、何か言われるまで動かない。もう全国的に今はそんな感じだと思うんですよね。そういうのをやっぱり変えていきたいですよ。みんながワーッと何かやって失敗して......、すると「誰や、ボールを投げたんは!」と、昔ならそんなカミナリ親父が怒る姿が日常でした。どうやったら許してもらえるのか?どうしたらそもそも怒られずに済むのか?いろいろ知恵を働かせたものです。サザエさんじゃないけど、あんな世界が今はもう全くないですもんね。でも昔はそれなりにちょっと駄目もとでやってみようかなって思えたんです。子どもの頃からの積み重ねで、やってみて失敗もしたけど上手くいったという成功体験があるからとにかくやってみようかという思いも湧いてくるんでしょうけど、それすらもなくなってしまったという印象です。それは何か行動を起こすたびに誰かに何か言われるような社会になったからだと思うんですよ。加えてそれは年齢の逆転現象もあると思います。大人も若者を注意しなくなりました。だから余計に考えなくなったのだと思います。■関わりすぎるな=放っておけという意味ではない親が関わり過ぎるな、というのは子どもを放っておけ、という意味じゃありません。7、8年ぐらい前に「親は手をかけすぎないで」というテーマで、ある小学校のPTA向けの講演に伺ったとき、その時女性の校長に聞かされたのですが、画板持参で校外写生大会をすると知った親がその前日に集まってみんなで公園を掃除したというんです。なので、写生をしようと公園に行くと何も落ちていない。先生としては子どもたちに落ち葉やいろんなものをそのまま見たり感じたりしてほしいのに。保護者にどうして掃除したんですかと聞くと、「うちの子が葉っぱに足を取られ滑って転んだらどうするんですか?」と逆に平気な顔で言われたそうです(笑)。びっくりしてね。そんなふうだから、気持ちが一度折れると立ち上がれない。やっぱり失敗経験がないと打たれ弱くなってしまうだろうなと感じました。■「先生はどんな答えを求めているんですか?」と聞く生徒が増えた――何が原因でそうなるんでしょうね。先日高校の先生と話をしていたら、「先生はどんな答えを求めてるんですか」とか「どんなこと言ったらいいんですか」と、そんなことを質問してくる高校生がいると。本当ですか?と聞くと、そんな生徒が増えたというんです。相手を不愉快にさせないで、相手が求めていることにちゃんとストレートで答えてあげたい、そういう気持ちから出た行為にも見えますけど、そんなのは大人になってやればいいことで、子どものときにそんなふうに考えなくてもいいのにな、と思います。どうしても正解を欲しがるんですよね。「1+1=2」みたいな。そのような、すべてにおいて正解を求める気持ちに何か拍車がかかってるような気がしますね。よく例えられる話で、外国だったら「□+□=5」という問題があれば、□に何が入るかな?と聞いたら、1と4が入ったり、2と3が入ったりいろいろあるよねというそのプロセスがすごく大事だけど、そういうことが今なされていない。ここでもまさに質問力ですよ。質問によって会話や求めていくもの、得られるものが広がっていかないんですよね。■スポーツでさえも正解を欲しがる選手が増えたそんな状態で唯一の救いがスポーツのはずなんですが、そのスポーツでさえも「YES」を欲しがる傾向があるように感じます。コーチも選手のプレーに対して否定したり、そうじゃないだろうとすぐに答えを言ってしまう。選手に「今のは何か狙いがあったの?」というワンクッションを入れて尋ねてあげるということが本当に少ない、全然足らない感じがしますね。スポーツって唯一冒険ができて。サッカーなんて特に合法的に相手を騙すことが許されているスポーツなんですよ。100m走のように号砲より早く出発したら失格になる競技ではないんですよ。自分が先に動いたり先に何かをやれば、それが自分に有利になり、先手を打てる訳ですよ。なのにそれを許さない指導者が増えてしまうとちょっと残念ですね。ライセンス講習会でも見られますし、一般的な少年サッカー現場でも習慣になっちゃってるんでしょうけど、ゲームスタートさせるとき「いくぞ、いいか?せーの」とボールを入れるんです。「『せーの』なんて声かけはしないまま、ポンとボールを出して始めさせればええねん、ぼーっとしてる方が悪いねんから」と言うと、それじゃ不公平になりますから、と返ってくるんですそれは、子どもたちに気を遣いすぎですよ。だって試合というのはそんなものでしょう?ゲーム中にこぼれ球が出るたびに誰かが「せーの」と言ってはくれません。不公平、理不尽なことがサッカーにはいっぱいあって......。サッカーだけでないですね、スポーツみんなですよ。場合によっては試合のあらゆる環境にそんな理不尽さを思い知らされることもある訳です。でもそれらを含めてサッカーなんだから、サッカーの競技特性を日頃の練習に取り入れないといけないんですよ。■子どもの頃から周りを見たり、考える力をつけておくことは大事最近はやれボール扱いだの、戦術だの、フォーメーションだのってそんなことばっかり先立っていますが、そんなことは後回しでもいいんじゃないか。そのために指導者の「観る」という能力がすごく問われるんじゃないかなっていうのは、大学生を指導する場合もそうですが、最近小中学生を観ていてより一層思いますね。子どもの時にやるべきは、ボールを扱うこと、神経系に刺激を与えること、と言われますが、刺激を与えるというのは何もボールを触ることだけではないんです。ボールがあろうがなかろうが周りを見るとか、自分がどうあるべきかなって、その「考える」ことそのものに意味があると思うんです。ボールを触る=神経系への刺激=少年時代に必要なことだとか、ドリブル=少年に必要なことだとか言われますが、私はキック練習だって神経系刺激の一つだと思っています。やっぱり小さいときにちゃんと(足で)捉えるフィーリングを養っておかないといけません。近年、キックが上手くない子がすごく多い気がします。高校年代になると、やっぱりキックの質の差が如実に個人差、チーム差になっていると思います。ましてや日本代表レベルなんて、速さと上手さに加えて正確性が必要ですから。■なんでもルール通りきっちりやるのではなく、時に余韻を楽しむこと現在私が代表を務めるロヴェスト神戸は先代の代表者が「ドリブルのロヴェスト」と言われたいと、ずっとドリブルを主体にやっています。私もそれを否定はしませんが、ドリブルと同じくらい他の何かを付け加えないといけないと考えています。ドリブル主体のチームあるあるで、ボールが足元に来て「さあ、サッカーが始まるぞ」みたいなことが多くて......。ですから5割以上とは言いませんが多少はボール操作力と合わせてキック、そして飛んできたボールのワンタッチコントロールにも注力すべきだと思います。例えば飛んできたボールをコントロールしてからドリブルドリルを開始するとか。ファーストタッチで最初のドリブル操作へスムーズに移行させるコントロールをしないと実践的ではない訳です。指導者も先入観や、思い込みを捨てて常に「なぜだろう、どうしてこうなるんだろう」というところを持っていないと、子どもたちに刺激を与えられいないと思うんです。課題を与えられて挑戦し、成功もするし失敗もする。うまくいったら、「ナイス、いいぞ!」ともっと褒めてあげたらいいのにとある指導者に言うと、「次の順番を待っている子のことが気になって、一人ひとりの子どもたちを観れていない」と言ってました。私としては、「いや、何秒以内に次がスタートしないといかん、というルールでもあるんか?別にいいやん、その余韻を楽しんだら」って思うのですが、コーチたちも真面目なので「こういう風にしないといけない」という思い込みがあるみたいです。最近は真面目で一生懸命である一方で、挑戦することを不安がったりする慎重な行動をする子が多いとも感じますが、実は指導者側にもそういうタイプの人が出現し始めている感じが、ライセンス講習会や様々な講演や講習会を通して感じます。選手にも指導者にも、何かトライをするとか、失敗を失敗に見せないような努力、たとえば「こういう失敗はこうしたら防げるな」という研究心をくすぐる必要があるなと感じているところです。■子どもを成長させるには、チームと親で反比例しないこといつの時代もプロならプロ、大学なら大学、高校なら高校でトップの選手たちにはいろいろと磨かれていく環境はあると思いますけど、そこを目指す小・中学生の世界はやっぱり最後は指導者の力がものをいうと思います。そして、保護者はチームの教えと反比例することをしないことをお願いしたいです。例えば、自分のことは自分でやるように伝えているのに、ウェアの準備から何から何まで沢山のことを親がやってしまったり、失敗させないよう先回りして思考力や挑戦・調整する力を奪うような行動を控えて欲しいんです。ユニフォームは自分で用意し、もし忘れたら自分が試合に出られない......。自分で責任を持つのです。そしてその子は次の機会ではきちんと準備するでしょう。■サッカー少年少女の親として何より大事なのは、子どもをプロにすることではない――以前、サッカー少年少女を育てる親として大事なのは、子どもをプロにすることじゃなく経済的、精神的に自立させることだとおっしゃっていましたね。プロになりたいならなりたいでいいと思うんだけど、プロなんていう特殊な能力の仕事をしようと思ったら、余計に自立が必要だと思うんです。サッカーに限らず、どんな仕事でも結局その積み重ねがない人は、何をやってもちょっと物足りないだろうと思うんです。スポーツがとてもクローズアップされるのですが、歌手でも俳優でも会社でも、その筋のプロ(大きな仕事のできる人)と言われる人はそれ相当の努力を重ね、他の人にない技・技量を身につけ、いつ何時でもミスなくタスクを成し遂げるのですよ。歌手・俳優さんはいつも笑顔で苦しい顔も見せずに平然と(そう見えるように)歌い上げ、演技して見せ、歌劇団の演者はステージでミスしないです。ミスがあったとしてもわからないようにカバーもできるんだと思います。サッカーのプロを目指す人たちは普通の努力と経験だけでは簡単にプロになれるものではないからこそ、プロセスが大切なんだと思います。小さい時はサッカーを大好きになり、技の習得など"続ける"力を養いたいですね。歌手で言えば幼少期から歌うことが好きだったというような。そして年齢が上がる度に持っている技の強さ速さを磨いていく。辞めずに繰り返しレッスンする歌手志望・俳優志望の女の子のように。同時に社会を生きていくことを意識していく。ですからもっと子どもにいろんな体験をさせてあげないといけません。■グラウンドは子ども自身が思考して行動する場所、親は手をかけず見守ってサッカーは頭を使って考える良いスポーツだと思います。そんな良い土台・素材になるスポーツであるサッカーをやっているのに、そこに立ち向かう子どもに失敗を含むいろんな経験をさせないようにしているのは、言えば矛盾している行動です。グラウンドの中に入ればそんなに危険なことは起きないので、そんな過保護にならないでくださいと保護者の皆さんには伝えたいですね。それでなくても自分で行動しない環境(親が準備してしまう)が多い中、子ども自身が自ら何かを考えて行動を起こせる折角の時間(サッカー・スポーツ)に親は入ってこないでください、と。スポーツの場面でも常に親があれこれやってあげるなら、わざわざサッカーを習う必要がないんじゃないかと。それなら大事に家に置いておいたら?と言いたくなります。保護者のみなさんが、サッカーを通じてわが子にどうなってほしいのか、親はどうあることが子どもの自立につながるのか、いま一度考えてお子さんの成長を見守って欲しいです。急がば回れ。子どもをサッカー選手にさせたいのであれば自主自立です。子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2024年04月11日公益財団法人 江戸糸あやつり人形芝居 結城座主催、『変身』が2024年5月29日 (水) ~2024年6月2日 (日)に下北沢ザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1-45-15)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 江戸糸あやつり人形結城座 公式ホームページ 江戸糸あやつり人形結城座 X(旧:Twitter) この度、結城座は満を持して「変身」を再演いたします。2022年の公演では、脚本・演出に劇団温泉ドラゴンのシライケイタ氏、人形美術に若手油絵画家の谷原菜摘子氏を迎え、たくさんのお客様にご来場いただきました。多くのご好評の声を頂いた中での再演となりますが、今回は、初演とは全く異なるアプローチで、よりアグレッシブに「変身」の本質に迫ります。 奇しくも本年はカフカ没後100年にあたりますが、前触れなく降りかかる戦争や災害、日常で感じる些細な不条理など、今だからこそ「変身」で描かれた「カフカ的状況」にリアリティを感じられるのではないかと考えています。カフカの色褪せない世界認識の鋭さを、江戸糸あやつり人形独自の表現でお楽しみいただければ幸いです。皆様の賑々しいご来場を心よりお待ち申し上げております。結城座とは結城座は、江戸時代の寛永12(1635)年に初代結城孫三郎が江戸の葺屋町(現在の日本橋人形町周辺)に旗揚げ以来、現在の十三代目結城孫三郎まで400年近い歴史を持つ、伝統ある糸あやつり人形劇団です。現在では「伝統と革新、古典と新作の両輪」を活動指針に掲げ、古典公演はもとより、新作・写し絵・ 海外公演等、世界数十か国に及ぶ 公演を重ねています。公演概要『変身』公演期間:2024年5月29日 (水) ~2024年6月2日 (日)会場:下北沢ザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1-45-15)■出演者十三代目結城孫三郎結城育子湯本アキ小貫泰明大浦恵実中村つぐみ三代目両川船遊■スタッフ原作フランツ・カフカ脚本・演出シライケイタ人形美術谷原菜摘子舞台美術松村あや照明プラン奥田賢太音響プラン佐久間修一舞台監督青木規雄演出助手島田香澄宣伝美術小田善久■公演スケジュール5月29日(水)19:305月30日(木)14:00/19:305月31日(金)14:00 ●6月1日(土) 13:00/18:30 ●6月2日(日)14:00※ ●:アフタートークを予定。開場は開演の30分前。受付開始は開演1時間前より。■チケット料金一般:5,600円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月28日「スペースクラフトグループ」の『創立50周年記念パーティー』が26日、都内で行われ、同事務所に所属する俳優の結城モエ(29)が、囲み取材に参加した。パーティーでMCを務めた結城は「正直、もっと緊張するかと思っていた」と落ち着いて役目を果たせた様子。「きょうを迎えるにあたってみんなとナレーション録りをしたり、打ち合わせした日々があったので、一緒に作っているんだなと言うのを感じながら、不思議なほどに温かさを感じながら、お世話になった皆さんを見ながら司会ができたので楽しい時間でした」と語り、「100点で」とかわいらしいほほ笑みを見せた。結城は、日本テレビ系1月期土曜ドラマ『新空港占拠』でCAの庭瀬美月を演じ、話題になった。主演映画『乱歩の幻影』の公開を今夏に控える。囲み取材には、結城のほか、ヒロコ・グレース、黒谷友香、紺野彩夏、白河れい、其原有沙、桜井凛、永尾柚乃が出席した。
2024年03月26日兵庫県神戸市の街クラブ、「ロヴェスト神戸」代表である昌子力さんは、Jリーガーであり元日本代表である昌子源選手の父親です。親としてそして指導者としての2つの視点から、サッカー少年・少女を育てる保護者として大事なこと、心得についてお聞きしました。前編では親の立場から幼少期の源選手のサッカーへの関わりについてお話しいただきました。(取材・文:貞永晃二写真:柳瀬心佑)Jリーガー昌子源選手の父・昌子力さんに、サッカー少年の保護者としてしていたことを伺いました(柳瀬心佑)子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>■指導者ではあるが、息子のプレーを見たことはほとんどなかった―――源選手のジュニア時代のお話からお聞かせください私は基本的には自分が指導するチームがありましたから、そもそも息子の試合を見る機会があまりありませんでした。息子がチームに入ったきっかけは、たまたまフレスカ神戸というクラブが近所の幼稚園に出張指導していたんです。そのときの子どもたちが小学校に上がるときにフレスカ神戸はチームを立ち上げて活動を始めていたのです。それが息子の2歳、3歳上の年代の上手な子たちでした。息子はその先輩やお友達に誘われて入れてもらいサッカーを始めました。そのチームは近所の公園で練習していたので仕事休みの木曜日にたまに見ることはあったのですが、土日の試合においては何回か見た程度でした。息子の送り迎えも皆無でした。それでも6年生のときに関西トレセンに選ばれ、私も協会スタッフとして会場入りするので、息子を車に乗せて行ったことがあったのですがそれが初めてだったくらいです。■質問を続けていたら、その日のプレーを事細かに覚えて帰ってくるように私は息子の試合を見ていない分、親として息子の様子を知りたいという気持ちは当然ありました。ですので帰宅してきた息子に夕食のとき質問するわけです。「今日どうやった?」「どこでやったん?何時頃までやってた?」「点入れたん?」とか......。あまり矢継ぎ早にあれこれ質問したら息子も面倒くさくなるだろうから、頃合いを観ながら適度な間を作りながら質問をしていました。すると息子が質問に答えて、という繰り返しが日常になりました。やがてあの子は父親に教えてあげようと考えたのか、その日のことをとても克明に細かく覚えて帰ってくるようになったんですね。「今日はこうやった、ああやった、こんなプレーをしたよ」みたいに。でも私は「へえすごいやん」と言うだけでした。「そんなときはこうすんねん」とか「そんなんじゃアカンねん」とかも一切言わずにね。そのうち本人が試合に出なかったときでもしっかりその日あったことを覚えて帰ってくるようになりました。プロ選手になってからのプレーを観ていると息子がなにか物を俯瞰して見ているような感覚さえ感じましたが、今から思えば子どもの時にその日の試合の様子や出来事を覚えて帰るというところから、"試合をやりながら全体を観る"という能力が養われたのかもしれませんし、小さい時の質問のやりとりが影響したのかもしれないと思っています。■サッカーについて息子に質問し、話を聞いて肯定するだけだった私は息子(源選手)に対しては質問して感嘆して同調することしかしなかったですね。話を聞いてやって肯定して、って感じでした。小学校のときは仲間に喜びを求めてみんなでワチャワチャやって楽しいですが、年齢が上がってくるにつれてサッカーの内容が難しくなったり、悩みが出てきたりします。それは私たち親子も一緒で、常にプラスのやり取りばかりが続くわけではなかったです。息子は夢がかなってプロ選手になりましたが、何事でもチャンスのタイミングや場所を何となく掴める子と、ちょっとそれをポロポロ逃してしまう子がやっぱりいると思うんですよね。そういう能力を育てるレシピがあれば良いのですがそのようなものはない訳ですから、それに近いものという意味では自分で見極める力や大人に相談できる力をつける事が大事だと思います。そのためにも子どもの話を引き出す大人の質問力が大切だと思っています。■家では自主練も遊びでのサッカーもほとんどしてなかった息子は小学生時代に、自分でボールを持って近所の公園でリフティングするとか、友達とボールを蹴るとかもほとんどしてないと思います。本当に家ではサッカーをしなかったんですよ。自宅が六甲山の麓だったので、いつも麓の川へ行って、天然の滑り台みたいな岩で遊んだり、近所の家のテラスで遊んだりとかしていました。源がサッカーをしているのをほとんど見たことがないのです。小学1~2年生頃はお友達を誘って極たまにミニゲームをやったことはありますが......。サッカー以外の遊びで運動能力が養われたというのもあると思います。その後選抜に選ばれて、関西トレセンにも選ばれてと経験値やステージが上がっていく訳ですよ。協会スタッフとしてたまに試合を観たりしましたが、幼少期から勘は良かったと思います。自らボールを持ち仕掛けていくか、ボール周辺の密集近くにいるかでした。ボールの周辺にいるがためにこぼれ球を拾っては点を取るし、味方が危ない時も自分が守るし、チャンスもピンチも俺が決めるみたいなタイプでしたね。それに加えてちょっと足が速かったりしたので、そんなところを評価されたのだと思います。■「お子さんには教え込まれたでしょう?」への返答時折、私がサッカー指導者をしているものですから「お子さんにはさぞかし教えて仕込まれたでしょう?」などと言われますが、「実は全く教えていないんですよ」と言うと、次に返ってくるのは「元々の素材が違いますからね」という言葉です。多少は持って生まれたものはあると思います。妻が結構運動能力高くて、ソフトボールでは日本リーグの選手でしたし、サッカーでも当時のLリーグの神戸FCレディースというチームに所属し西が丘競技場など幾多のサッカー場でもプレーしてるんです。2つの球技でトップリーグプレーヤーだったことや、さらにバスケットボールやバレーボールをやっても確かに上手いんです。そういう母親の持つ身体能力が、受け継がれているとは思っています。私の能力はほとんど受け継いでいないですが(笑)。■「サッカー辞めたい」と言われたとき、心底「辞めていいよ」と思った理由息子は中学からガンバ大阪ジュニアユースに入団したのですがそこでは宇佐美貴史らと同学年でした。当時めちゃくちゃ強い年代で周囲の期待も大きく、スタッフもかなり気合が入っていました。しかしながら体が小さかった息子は当時のコーチにかなり理不尽な扱いを受けたり、チームメンバーのいじめにもあって、中3へ上がる前にサッカーを辞めたんですよ。そのときは息子も親に気を使ったのか、ユニフォームを泥で汚して練習した振りをして帰宅したりしていました。母親が練習着の異変に気付き問うてみると、「もうサッカーはしたくない」と言いましたね。私はそれに対して「全然かまわないよ。無理してやることないし、辞めてもいいよ」と。父親の仕事がコーチだから、辞めるのは......と考えていたみたいでしたが、本当に心底もう辞めてもいいよと思いましたね。というのは、私も仕事柄プロを目指していた子がドロップアウトしてしまうのを過去たくさん見てきましたから、我が子もあんなふうになるぐらいだったら、もっと気楽に生きたらええんちゃうか、なんていう気持ちがありました。それでサッカーを一旦辞めたのですが、そんなときに私がインストラクターを務めていたB級ライセンスの受講生に米子北高の中村真吾コーチ(当時、現監督)がいて、城市徳之監督(当時)が大阪体育大学の後輩という縁もあって、米子北高の練習会に参加させてもらったんです。本人も久しぶりにボールを蹴ったこともあり、帰ってきた息子の表情は久しぶりに見る晴れやかな顔でした。数日後、本人が「俺、米子北に行くわ!」と言うてきたのでに行かせることにしました。米子北はかなり校則、躾が厳しい学校であったことや、寮生活を通して自主自立を育てられたと思います。また、ある程度ボールを扱える子がいても、攻守の切り替えの早さや連続したプレーを求めるチームスタイルで、加えてそれを徹底させていく強さのあるサッカー部でしたから、体力も根性もついて、あの子にとっては足らないものを補ってもらえてよかったみたいです。■子どものサッカーに対して何も言わなかったことが何よりの指導だったそこで何か物事が私の中でもスーッと1本に繋がった感じがしましたね。小さいときはやっぱりスキルをキチンと身につけて、15歳から17歳ぐらいで持っている技をより早く強く連続して発揮できるように持っていくのが絶対に必要だなと思いました。結局、源にはちょっとした身体能力があったかもしれないけど、あの子の実践するサッカーに対して何も言わなかったことが、何よりの指導だったんやと思っていますよ。あの子が自分で失敗をして自分でケツを拭かなあかんような環境に入ってこそ、これをやったらあかんのやな、ここまではええねんな、とかが理解できたようでした。■いつも何かに頼る環境にいると成長できないその後、鹿島アントラーズに加入してからのあの子を観て一番驚いたのは、喋れる選手になったことですね。実は中3のときに彼の持つ正義感に驚くことがありました。それを元々持っていたのか、そのときに芽生えたのかは分からないですけど、そういうことと相まって、色々な経験したからこそ自信を持って物を言えるんだろうなと。頼りないと思っていた子だったのに、インタビューでもちゃんと答えたり、自分の思いを言葉にしたりできるようになっていました。親が知らないだけで、子どもってまがりなりにも30年生きてきて色々な経験をして色々な人に出会って、ときには怒られときには褒められ、成長する度に自分の中で基準ができて行くわけですね。結局、たまたまうちの子はそういうふうになったけど、いつも何かに頼るような環境にいたら、そうはならなかったんじゃないかと思うんです。親離れ、子離れなんていう言葉で言うと簡単だけど、今は子離れできない親が多いんでしょう。最近は、子どもだけで過ごす時間があまりない感じがしますが、それはそれで親離れを遅らせる一つの要因になっているのかもしれません。■親が色々助けるのは学ぶ機会を失わせ、自立を遅らせる――何かその辺りで源選手と今どきの子というのは育ち方自体が違うかなと思います。家内も割と「子どもは子どもだ」と言っていました。子育てでは両親の仲がいいとか、子どもより父親(配偶者)を優先させることが一番重要だと。どういう意味かというと、例えば子どもの事は放っておいて夫婦でどこかへ遊びに行く。「あんたはサッカーでしょ、私たちは遊びに行くから。何時までには帰るからあんたもそれまでに帰っておいで」ぐらいでいいんですよと。我が家は割とそんな感じで子離れができていたんじゃないですかね。子どもの試合にも用事があればわざわざそれをキャンセルしてまで観に行くということはほとんどなかったですからね。親がいろいろ助けてやると、自立がやっぱり遅れる。本来経験すべきこと、失敗とか、ときには危ない目に会うとかを学ぶ機会を失わせているなと思います。それに加えてサッカー指導者も情報を与え過ぎ、準備のし過ぎだと感じます。丁寧すぎるんだと思いますね。後編では、ご自身の経験や指導者をしてきた中で実感している「保護者の心構え」についてお伝えします。子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2024年03月14日公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座主催、『わが父、耳なしの琵琶奏者』が2023年12月10日(日)~12月17日(日)にザムザ阿佐谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21 ラピュタビル B1F ラピュタ阿佐ヶ谷)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて10月3日(火)0:00より発売開始です。カンフェティにて10月3日(火)0:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 小泉八雲の「耳なし芳一の話」を、シンガポールの現代演劇を代表する演出家・チョン・ツェシエン氏が大胆に翻案し、2023年12月に上演します。結城座としては、ワン・チョン演出の「雀去冬来」以来、6年ぶりに海外演出家を招いた作品となります。琵琶法師の芳一は、現代を生きる音楽家(琵琶奏者)に置き換えられ、零落した芸術家として描かれます。芳一を通じて現代社会に生きる人々の欲望や孤独、苦悩を表出させ、芳一の心に平家の亡霊が憑りつき引き込まれていく様が描かれています。また、今も各地で続く紛争など現代の社会情勢を源平合戦に重ねて描写し、人類が繰り返してきた闘争の歴史を浮き彫りにする令和の怪談物語となっています。客演には、能役者・清水寛二氏と琵琶奏者・荒井靖水氏を迎え、日本の伝統と現代性が渾然一体となった舞台をつくりあげます。江戸糸あやつり人形結城座結城座は、江戸時代の寛永12(1635)年に初代結城孫三郎が江戸の葺屋町(現在の日本橋人形町周辺)に旗揚げ以来、現在の十三代目結城孫三郎まで380年以上の歴史を持つ、日本唯一の伝統ある糸あやつり人形劇団です。結城座は葺屋町に幕府公認の座として常打ち小屋を持ち活動していました。当初、説経節で興行していましたが、いち早く義太夫節に転向し、次々に新しい作品を発表していきました。その代表といえるのが、 1785 年結城座に書き下ろされた「伽羅先代萩」 です。この作品は、歌舞伎でも文楽でも度々上演される人気演目です。他にも、かの有名な平賀源内も「前太平記古跡鑑」「荒御霊新田神徳」等を書き下ろしています。その後「天保の大改革」によって、市村座、中村座、河原崎座の歌舞伎三座と、手あやつりの薩摩座、そして糸あやつりの結城座、これら江戸五座が浅草猿若町に引っ越し、華やかな芝居町として賑わっていました。しかし、明治維新とともに浅草猿若町にはそれらの劇場もなくなり、薩摩座は姿を消し、 歌舞伎の三座も座元の名のみ継承され、現在「座」として存続するのは結城座のみとなりました。現在では「伝統と革新、古典と新作の両輪」を活動指針に掲げ、古典公演はもとより、新作・写し絵・ 海外公演等世界数十ヵ国で公演を重ねています。2021年6月には結城数馬が十三代目結城孫三郎を襲名し、結城座は世代交代に向けて着実に歩を進めています。公演概要江戸糸あやつり人形結城座『わが父、耳なしの琵琶奏者』公演期間:2023年12月10日(日)~12月17日(日)会場:ザムザ阿佐谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21 ラピュタビル B1F ラピュタ阿佐ヶ谷)■出演者両川船遊、結城孫三郎他結城座能役者:清水寛二琵琶奏者:荒井靖水■スタッフ原作:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)翻案・演出:Chong Tze Chien(チョン・ツェシエン)訳:佐和田敬司ドラマトゥルク:ボイド眞理子人形美術:マックス・タン舞台美術:久保田悠人照明:横原由祐音響:島猛映像:濱島将裕通訳・演出助手:原啓太舞台監督:青木規雄宣伝美術:小田善久■公演スケジュール12/10(日)15:0012/11(月)14:00☆12/12(火)19:0012/13(水)14:0012/14(木)14:00☆12/15(金)14:0012/16(土)18:0012/17(日)14:00※受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前です。☆:アフタートークあり12月11日(月)小泉凡(小泉八雲記念館館長、小泉八雲曾孫)、両川船遊、結城孫三郎、水谷彰宏(司会・元NHKアナウンサー)12月14日(木)チョン・ツェシエン、両川船遊、結城孫三郎、水谷彰宏(司会・元NHKアナウンサー)■チケット料金全席指定:5,500円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月03日結城佑莉(ゆうきゆうり)シンガーシングクリエイターの結城佑莉(ゆうきゆうり)が2023年9月27日(水)にリリースしたニューデジタルシングル「浮かぶように」のMusic Videoを自身のYouTubeアカウントで公開した。結城佑莉「浮かぶように」Music Video結城は自身の楽曲の作詞・作曲・編曲・歌唱・演奏のすべてを一人で手掛ける令和ポップ世代のシンガー・ソングクリエイターで、この曲は、『日々生活をするうえで意図せず他人と影響を与え合うことは避ける事ができず、尊いことではあるが、たまにひどく恐ろしくなってしまう瞬間もある、そんな中で難しいことは考えずに、気楽にぷかぷか浮かぶようにいられたらいいな』という想いを込めた楽曲。MVはイラストレーター・アニメーターである"とろろとろろ"が手掛けたもので、結城佑莉は「浮かぶように」MVに関して以下のようにコメントしている。-----------------------------------個人的な意見ですが、誰かに影響を受けたな...と感じる瞬間は総じて、その人がいない場所でその人の要素を見つけた時です。それは次の季節の何かを探す営みと似た顔をしているもので、空に次の季節を探すように、「巡り会い」を表現できればと思いました。お楽しみいただければ幸いです。-----------------------------------リリース情報デジタルシングル「浮かぶように」デジタルシングル「浮かぶように」配信中! TOP | 結城佑莉(ゆうきゆうり) Official HP : Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月29日結城佑莉(ゆうきゆうり)シンガーシングクリエイターの結城佑莉(ゆうきゆうり)が9月27日(水)にニューデジタルシングル「浮かぶように」のリリースが決定した。結城は自身の楽曲の作詞・作曲・編曲・歌唱・演奏のすべてを一人で手掛ける令和ポップ世代のシンガー・ソングクリエイターで、6月にリリースしたシングル「いつか花になる」は全国のラジオ局・番組で24のパワープレイを獲得し、一気にその知名度を上げ話題になった。結城佑莉は「浮かぶように」に関して以下のようにコメントしている。-----------------------------------当たり前だけど、日々生活をするうえで他人と影響を与え合うことは避けられないわけで、尊いことだけどたまにひどく恐ろしくなってしまう瞬間もあると思います。その両義性に満ち満ちた場所で、難しいことは考えずに、まあそんなもんかとぷかぷか浮かぶようにいられたらいいなと思いながら作りました。お楽しみいただければ幸いです。-----------------------------------また「浮かぶように」は9月14日に放送されるFM大阪『Rhythmic+ WORLD』内で初オンエアされる。リリース情報デジタルシングル「浮かぶように」結城佑莉デジタルシングル「浮かぶように」2023年9月27日(水)配信リリースTOP | 結城佑莉(ゆうきゆうり) Official HP : Twitter投稿 : instagram投稿 : 結城佑莉〈ゆうきゆうり〉「いつか花になる」MV 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月13日結城佑莉結城佑莉(ゆうき ゆうり)が、6月7日(水)にニューデジタルシングル「いつか花になる」をリリースする事が決定した。今作はDISH//、超特急などのプロデュースで知られる新井弘毅がサウンドプロデュースを手掛けており、全国FM、AMラジオ局・番組にてパワープレイが多数決定している事も発表になった。「いつか花になる」に関して、結城は以下のようにコメントしている。-----------------------------------どんなものでも名前をつければそれになる可能性があるので、間違いも正解も、そのどちらでもないものも花になればいいという気持ちを歌にしました。丁寧な言葉選びを心がけながら、いまできる遊びを詰め込んだ曲です。お楽しみいただければ幸いです。-----------------------------------獲得パワープレイ一覧Date FM(宮城)「6月度 Mega Play」ニッポン放送6月度「最優秀新人」NACK5「6月前期パワープレイ」茨城放送 LuckyFM POWER PLAY 6月FM FUJI(山梨)「6月度SOUND FOREST」SBSラジオ(静岡)6月度マンスリーパワープレイMID-FM(名古屋)6月度「761オシ!ミュージック」パワープレイFM三重6月度POWER PLAY岐阜放送(ぎふチャン)ココロのオト 昼レコ!「今週の歌」(6/26〜6/30)FM岐阜6月度「G-POWER PLAY」HitsFM(FM飛弾)6月度パワープレイ北日本放送(富山)でるラジ「今週のうた」(6/5〜6/9)FMとやま6月度MUSIC POWER PLAYMRO北陸放送(石川)6月度「音どけ」(6/12〜6/18)福井放送午後はとことん よろず屋ラジオ「今週の歌」(7/3〜7/7)FM大阪6月度「POWER PLAY」ラジオ関西「6月度 ラジオ関西オススメ曲」RKKラジオ(熊本)「6月の推しSONGS」エフエム大分6月度「POWER PLAY!」エフエム佐賀「Gat’s Morning」内“Weekly Cut’s”(6/19~23)「CHANGE」内“Fms Weekly Push”(6/19~23)MBC南日本放送(鹿児島)「6月度音楽委員会推薦曲」リリース情報2023年6月7日(水)配信リリース「いつか花になる」結城佑莉デジタルシングル「いつか花になる」2023年6月7日(水)配信リリース 【結城佑莉】プロフィール2000年生まれ、22歳。作詞・作曲・編曲・歌唱・演奏のすべてを手がけるシンガー・ソングクリエイター。そのサウンドは、敬愛するASIAN KUNG-FU GENERATION、RADWIMPS以降のロックからの影響、そして令和ポップ世代を体現する解像度の高い繊細なる歌詞世界、耳なじみの良い音像センス、たくみなボーカリゼーションによって聴くものを魅了する。セルフプロデュースにて紡がれる物語性ある文学的な世界観は、フィクションとノンフィクションの狭間をたゆたい作家性高い唯一無二の“結城佑莉ワールド”を創出する。ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)TOP | 結城佑莉(ゆうきゆうり) Official HP : Twitter投稿 : instagram投稿 : 結城佑莉(ゆうきゆうり) 「ごくらくとんぼ」MV 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月01日結城佑莉(ゆうきゆうり)「ごくらくとんぼ」MV未知なる才能のシンガーソングクリエイター、結城佑莉(ゆうきゆうり)が3月29日に配信したデジタルニューシングル「ごくらくとんぼ」のMusic Videoを公開した。結城佑莉は自身の楽曲の作詞・作曲・編曲・歌唱・演奏のすべてを一人で手掛ける令和ポップ世代のシンガー・ソングクリエイター。今回「ごくらくとんぼ」のMVはアニメーションになっていて、ピクセルアーティストななみ雪が手掛けたもの。結城佑莉は今回のMVについて以下のようにコメントしている。■結城佑莉 コメントアニメーションはななみ雪さんに担当していただきました。ななみさんの作品は、どれも洗練されているけど、どことなく人懐っこさがあるので、なんでもないけどキラキラした日常の一瞬を切り取れればいいなと思いました。楽曲と一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。「ごくらくとんぼ」<リリース情報>デジタルシングル「ごくらくとんぼ」2023年3月29日(水)リリース ■セルフライナーノーツ 公式SNSTwitter投稿 : instagram投稿 : TOP | 結城佑莉(ゆうきゆうり) Official HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月31日結城佑莉(ゆうきゆうり)作詞・作曲・編曲・歌唱・演奏のすべてを一人で手掛ける令和ポップ世代のシンガー・ソングクリエイター・結城佑莉(ゆうきゆうり)が、デジタルニューシングル「ごくらくとんぼ」を3月29日にリリースする事を発表した。今作の「ごくらくとんぼ」は結城佑莉なりのラブ・ソングであり、合わせて公開になったセルフライナーノーツでは『否応なく「そこにある」愛に、ふと自覚する瞬間を描ければいいと思って曲をつくりました。皮肉をこめて「ごくらくとんぼ」と題をつけました。』と語っている。さらに新ビジュアルも公開され、コラージュによって緻密に構築されたフィクションとノンフィクションが共存する写真となっている。そしてジャケットは本人自らが描いたイラストであり、結城の新たな才能がうかがえる。3月29日(水)発売 デジタルシングル「ごくらくとんぼ」<リリース情報>デジタルシングル「ごくらくとんぼ」2023年3月29日(水)リリース2022年11月16日発売「渦」MVSNSTwitter投稿 : instagram投稿 : オフィシャルサイトTOP | 結城佑莉(ゆうきゆうり) Official HP : SELF LINER NOTES | 結城佑莉 Official Site : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月15日音楽フェス「結いのおと2023」が、2023年4月22日(土)・23日(日)の2日間、茨城県結城市で開催される。街なか音楽祭「結いのおと」とは「結いのおと」は、茨城県結城市の“街なか”を舞台にした回遊型音楽フェスティバル。歴史ある街並みに点在する寺社仏閣、酒蔵、古民家などをステージに、様々なアーティストがライブを行うのが特徴で、のんびりと街歩きを楽しみながら上質な音楽に出会うことができる。注目の出演アーティスト記念すべき10回目の開催となる2023年は、全国対バンライブツアー開催で話題のchelmico(チェルミコ)や、楽曲「エジソン」が注目を集める水曜日のカンパネラなど豪華アーティストが出演。そのほか、青葉市子、奇妙礼太郎、yonawo(ヨナヲ)の荒谷翔大らも会場を盛り上げる。出演者一覧■2023年4月22日(土)ホール:SPECIAL OTHERS / toconoma / chelmico / Neibiss / 青葉市子 / 水曜日のカンパネラタウン:Shing02+SPIN MASTER A-1 / bird / 奇妙礼太郎■2023年4月23日(日)タウン:THA BLUE HERB / Skaai / 荒谷翔大(yonawo) / SUKISHA(Bandset) / 蔡忠浩(bonobos) / kojikoji / dawgss※第2弾出演者情報開催概要音楽フェス「結いのおと2023」開催日程:2023年4月22日(土)11:00~20:00、23日(日)11:00~18:00開催場所:茨城県 結城市北部市街地※雨天決行・荒天中止。※会場は都合により変更となる場合あり。チケット情報前売りチケット発売日:2023年1月15日(日)12:00~チケット価格:・4月22日(日)【22DAY】・4月23日(日)【23DAY】 8,000円・4月22日(日)【22NIGHT】 4,000円・4月22日(日)~4月23日(日)【2DAYS】 15,000円※2DAYSでは22NIGHTステージには入場できない。(別途チケットが必要)※入場の際に1ドリンク(500円)のチャージ料が必要。※当日券販売の有無についいては後日発表。※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2023年01月07日この秋、島根県雲南市の大東ふれあい運動場陸上競技場にて「昌子源カップ」という少年サッカー大会が開催されました。この大会は、島根県雲南市で活動する大東ジュニアフットボールクラブ(以下、大東JFC)が主催している大会で、クラブの代表を務める横山武志さんとガンバ大阪(※開催当時)の昌子源選手の父親で、長年サッカー指導にかかわってきた昌子力さんが島根県出身で旧知の仲ということもあり、地域の子どもたちのためになる大会にしたいと4年前から「昌子源」選手の名を冠して開催しています。子どもたちが主体の大会でどんな光景が見られたかをお届けします。子どもの主体性を育てたいと思っているチームや保護者の皆さんは参考にしてみてください。昌子源カップ出場チーム全員で記念撮影(写真提供:大東JFC)サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■ベンチに監督、コーチが入らない大会には大東JFCのほか島根県内や近隣の鳥取県、広島県などから全8チームが参加。4チームずつのリーグ戦ののち、上位決定戦が行われるレギュレーションで行われました。大東JFCの横山代表は、以前よりサカイクの理念に共感してくれており、チームでの指導においても子どもたちの人間性を高めることを重視しています。今年6月にはサカイクのイベント「池上カップ」も開催するなど、子どもを成長させることのみならず、保護者、指導者も学ぶ機会も作っています。4回目となる今年の昌子源カップでは、池上カップのフォーマットを踏襲し、指導者が選手と同じベンチに入らず、対戦相手の指導者とともに本部ベンチで声を出さず見守る方法を採用。この大会では指導者たちは選手と離れ、本部ベンチで昌子力さんと一緒に試合を見ていた(写真提供:大東JFC)そのようなやり方は初めてという指導者も多かったですが、「あの選手上手ですね」「普段どんな指導しているんですか」など指導者同士で交流をしていました本部ベンチで監督たちと言葉を交わしながら試合を見ていた昌子力さんも、「こういう形式の試合は初めて体験したけど、大人がいなければいないで子どもたちも何とかするものだし、良いね」と評価していました。指導者の中には、「子どもたちとの距離感が分かった」と口にした方もいたそうで、離れてみることでの気づきもあったようです。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは■時間管理や作戦決めも自分たちで行うベンチからはポジティブな応援の声がたくさん聞かれた(写真提供:大東JFC)選手たちの方も、ベンチに大人がいないことで、普段とは勝手が違います。いつもは監督やコーチがメンバーを決めて送り出していたチームも、この大会では自分たちでしなければならないのです。いくつかの学年が混在しているチームもありましたが、多くの場合は上級生が主体的に声をかけ、自分たちでメンバーや戦い方を決めたり、試合の残り時間なども管理するなど話し合いをしながら試合に臨んでいました。監督やコーチは反対側のベンチで声を出さず見守っているだけなので、ピッチの中のチームメイトへの声掛けも選手たちが積極的に行います。外から見たプレーのアドバイスだけでなく、「いいよ、いいよ!」「ここから1点取り返そう」「まだまだいけるよ」など、ポジティブな声掛けが響き渡っていました。試合の後は、両チームが対面してお互いのチームの良かったことを伝えあう時間も設けられました。そこでもやはり、「〇〇の時のプレーが良かったと思います」「応援が積極的でよかったです」など、相手チームの良さを積極的に発言する姿が見られました。大会終了後は表彰式が行われ、順位の表彰のほかにポジティブな応援したチームを選出したサカイク賞が贈られました。チーム表彰だけでなく個人の優秀選手も選出。昌子力さんが選出した各チームの優秀選手が発表では、副賞としてガンバ大阪(※開催当時)の昌子源選手のグッズが贈られ、子どもたちは憧れの選手のサイン入りグッズに目を輝かせていました。■大人が離れることで、子どもは自分で動くきっかけをつかむ練習でも試合でも、大人が先導して行動を促すことが多いと思いますが、それではいつまでたっても自分たちで考えて動く力が身につかないものです。困っているときやアドバイスを求められたらサポートするのは当然として、少しづつでも子どもたち自身で話し合って動く機会を作ることで、思考し行動する経験を積み重ねることができるもの。大人がかかわりすぎないことで、子どもたちは自分で動き出す。参加チームの皆さんもそれを感じた1日になったようでした。みなさんのチームでも参考にしてみてください。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年12月26日音楽や映像なども盛り込んだ「令和版大エンターテイメント人形芝居」公益財団法⼈江⼾⽷あやつり⼈形結城座(理事⻑:三代⽬両川船遊)主催、『瞼の母』が2022年9月29日 (木) ~2022年10月5日 (水)にザムザ阿佐ヶ谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21ラピュタビル B1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@youkizaJAPAN) 不朽の名作である長谷川伸原作 「瞼の母」令和版 大エンターテイメント人形芝居!演出には人間味あふれるエンターテイメントな舞台創作で定評のある流山児祥氏を迎え、脚本にはコメディアン・俳優・タレントなど多才に活躍するラサール石井氏と、魅力的な方々との座組みで、孫三郎はじめ結城座座員一丸となって取り組んで参ります。【あらすじ】幼いころに母親と生き別れた、番場の忠太郎という渡世のやくざ者。江戸まで来て、柳橋の料亭で女将をしている女性が自分の母親だと知る。しかし浮世の義理から女性は母親だと認めようとしない。失意のうちに忠太郎は料亭を去る。目を閉じれば優しい母親の姿が浮かぶ…。公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座結城座は江戸時代の寛永12年(1635年)に初代結城孫三郎が旗揚げいたしました。それから380年を超える長い年月を経て、現在 『国記録選択無形民俗文化財』『東京都の無形文化財』に指定されている、日本唯一の伝統的な「江戸糸あやつり人形」の劇団です。江戸幕府公認の五座の中では、歌舞伎三座(市村座、中村座、河原崎座)は座元名のみの継承となり、残る薩摩座も姿を消してしまい、現在として存続するのは結城座のみとなりました。1993年5月に十代目結城孫三郎(結城雪斎)の次男・三代目両川船遊が十二代目結城孫三郎を襲名し、二つ名前で活動を続けて参りましたが、2021年6月、結城孫三郎の名跡を長男の結城数馬に譲り、十三代目結城孫三郎が誕生いたしました。自身は両川船遊の一つ名前に戻り、活動を続けています。結城座の主な活動としては、歴史ある「古典公演」の他に、書き下ろしや翻訳による「新作公演」があり、新作の中では、役者と人形が同じ劇空間で競演したり、人形遣いが人形を使う一方で生身で役を演じたり、また劇中に「古典」の手法や、これも江戸時代から伝わる「江戸写し絵」(ガラスの板に絵を描き投射する)等を挿入するなど、常に結城座独特の舞台空間を創造し続けています。公演概要公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座『瞼の母』公演期間:2022年9月29日 (木) ~2022年10月5日 (水)会場:ザムザ阿佐ヶ谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21ラピュタビル B1F)■出演者十三代目結城孫三郎結城育子湯本アキ小貫泰明大浦恵実中村つぐみ佐次えりな三代目両川船遊伊藤弘子(流山児★事務所)■スタッフ脚本:ラサール石井演出:流山児祥音楽:朝比奈尚行舞台美術:池田ともゆき音響:島猛照明:奥田賢太映像:濱島将裕舞台監督:大山慎一擬闘:栗原直樹演出助手:畝部七歩宣伝美術:小田善久■公演スケジュール9月29日(木)19:009月30日(金)14:0010月1日(土)14:0010月2日(日)14:0010月3日(月)14:0010月4日(火)19:0010月5日(水)14:00※開場は、開演の30分前■チケット料金一般:5,000円ペア:8,500円U30(30歳以下):3,000円学生:2,000円(全席指定・税込)※U30、学生券は要身分証提示※カンフェティ取扱は一般のみ【企画・制作・主催】公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座(国記録選択無形民族文化財/東京都無形文化財)【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)/独立行政法人日本芸術文化振興会【協賛】COFFEE HALL くぐつ草/未来工業株式会社【協力】株式会社コクテール堂/株式会社シモジマ/流山児★事務所/ザムザ阿佐谷/スターロード商店街 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月15日芸能界きっての『おしどり夫婦』として知られる、モデルの結城アンナさんと、夫で俳優の岩城滉一さん夫妻。2022年で結婚46年目を迎え、結城さんのInstagramでは、夫婦の仲むつまじい写真が公開されています。同年6月12日には、結城さんが「何千年も前の1枚」として、数十年前に撮影されたと思われる夫妻のツーショットを公開。写真に写る、若かりし頃の2人に「美男美女」「今も変わらない関係性がうらやましい」と絶賛のコメントが寄せられました。 この投稿をInstagramで見る Anna Yuki (結城アンナ)(@ayukihouse)がシェアした投稿 同年3月には、14年前に撮影した夫妻のツーショットを公開している結城さん。結城アンナ・岩城滉一、14年前の2ショット「最高の1枚」「理想の夫婦!」今回公開された写真は、14年前よりも、だいぶ昔に撮影されたものですが、2人の距離感や仲のよさはずっと変わっていないことが分かります。写真は反響を呼び、美しい2人の姿と夫婦愛にさまざまなコメントが寄せられました。・お2人とも素敵に歳を重ねられていますね。・美男美女すぎる。本当にほれぼれしちゃう。・絵になる2人とは、まさにこのこと。『おしどり夫婦』と呼ばれるだけあり、今も昔も変わらぬ夫婦愛は、多くの人を感動させたようです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月12日江戸糸あやつり人形結城座第一回スタジオ公演『東海道中膝栗毛~赤坂並木から卵塔場まで~』が2022年6月5日 (日) ~6月11日(土)に結城座スタジオ(東京都小金井市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 小金井市民の皆様方より、地元公演のご要望の声が高まる中、この度満を持して「第一回スタジオ公演」を行う運びとなりました。「東海道中膝栗毛~赤坂並木から卵塔場まで~」をはじめ三本の古典演目を、ここ武蔵小金井の結城座スタジオにてご覧いただきます。結城座スタジオは普段は結城座の稽古場であり、長年にわたる人形遣いや人形たちの汗や息遣いが染み込んだ場所です。そんな特別な場所を、手づくりの芝居小屋にして皆様をお迎え申し上げます。とりわけ、「東海道中膝栗毛」は2020年の復活公演にて好評を博し、生の新内の語りと人形の掛け合いや、歌川広重「東海道五十三次」を編集したデジタル映像が舞台背景に投影されるなど臨場感・没入感にあふれた演目となります。限られた席数での公演となりますが、小さな場ならではの人形の醍醐味を存分に味わっていただければと思っております。公演概要江戸糸あやつり人形結城座 第一回スタジオ公演『東海道中膝栗毛~赤坂並木から卵塔場まで~』演目:「寿獅子」「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の場」「東海道中膝栗毛~赤坂並木から卵塔場まで~」公演日:2022年6月5日 (日) ~6月11日(土)会場:結城座スタジオ(東京都小金井市貫井北町3-18-2)■出演者十三代目結城孫三郎 / 結城育子 / 湯本アキ / 小貫泰明 / 大浦恵実 / 三代目両川船遊 / 新内多賀太夫(弾き語り)■スタッフ構成: 三代目両川船遊 / 照明: 大屋恵一 / 音響: 島猛 / 映像: 濱島将裕 / 舞台監督: 高橋淳一 / 宣伝美術: Lami design■タイムテーブル6月5日(日)14:006月6日(月)14:006月7日(火)14:006月8日(水)19:006月9日(木)19:006月10日(金)14:006月11日(土)14:00※開場は、開演の30分前■チケット料金全席自由:4,500円(税込)※各種割引チケットは結城座HPにて取扱い■団体概要江戸糸あやつり人形結城座江戸時代、寛永12年(1635年)に初代・結城孫三郎が日本橋で旗揚げし、幕府公認となる。国と都の無形文化財。現在小金井市に拠点を構える。古典や伝統の深化とともに、新作公演など世界数十カ国に及ぶ実績を重ねている。2021年6月、結城数馬が十三代目結城孫三郎を襲名。十二代目結城孫三郎は三代目両川船遊のひとつ名前に戻り、精力的に活動を続けている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月17日2022年3月14日、モデルの結城アンナさんが、夫で俳優の岩城滉一さんとのツーショットを、自身のInstagramに投稿しました。そのツーショットは、2008年に撮影されたもの。14年前の、2人のラブラブな姿をご覧ください! この投稿をInstagramで見る Anna Yuki (結城アンナ)(@ayukihouse)がシェアした投稿 娘のリクエスト"たまには昔の写真をアップすれば"で探し出した2008年の1枚。14年前…あっという間に過ぎてしまった。ayukihouseーより引用2人は、2021年に結婚45周年を迎えています。笑い合う姿からは、互いへの愛がひしひしと感じられますね!結城さんは、過去にも岩城さんとのツーショットを自身のInstagramに投稿しています。 この投稿をInstagramで見る Anna Yuki (結城アンナ)(@ayukihouse)がシェアした投稿 年を重ねても、2人の笑顔から伝わる幸せな雰囲気は変わりません。14年前のツーショットには「素敵すぎる」「今も変わらず仲がよくて癒されます」などの声が寄せられました。・昔から2人の大ファンです!!当時のお写真も、現在の2人もとても素敵。・理想の夫婦!本当に絵になる2人です。・いやもう、2人の表情が最高すぎます。・とてもいい写真。惚れぼれとしました…。お互いを想い合う結城さんと岩城さんの姿を見ていると、幸せのおすそ分けをしてもらったような、温かい気持ちになりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月15日江戸糸あやつり人形結城座(東京都小金井市、代表:三代目両川船遊)主催による結城座旗揚げ385周年記念公演第三弾『変身』が2022年3月26日(土)~3月30日(水)に「劇」小劇場(東京都世田谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて2月1日(火)発売開始予定です。カンフェティにて2月1日(火)10:00よりチケット発売開始予定 公式ホームページ 公式Twitter ある朝起きたら、僕は巨大な虫になっていたカフカの名作「変身」をシライケイタ脚本・演出で上演!人形デザインは「自身の負の記憶と人間の闇を混淆した美」を描く画家、谷原菜摘子!結城座と初タッグの活躍中の若き実力者たちと挑む、人間の心の深淵を描く人形芝居にご期待ください。【あらすじ】洋服のセールスマンで一家の大黒柱のグレゴール・ザムザは、ある朝目覚めると、虫になっていた。おぞましい姿に母親は悲鳴を上げ、父親はザムザを部屋へ追い立てる。妹のグレーテは唯一グレゴールの世話を焼いてくれるが、だんだんと世話がおざなりになっていく。ご挨拶憚りながら……もうかれこれ四十年前くらいから、カフカの変身を舞台にかけてみたくて仕方が無かったのですが、すでに色々な方々、あらゆる劇団が取り上げていたので、二の足を踏んでいたのですが、この年(七十八歳)になり、ますます変身がやりたくてしかたがなくなり………しかし、台本、演出、人形美術をどうすれば良いのか……悩んでいたところ、シライケイタ氏に出会い、この人で行こう!と心に決め、そして偶然TVで谷原菜摘子さんの特集が組まれていたのを観て人形美術はこの人以外はない!と思い、失礼とはわかっていながら、すぐに連絡したところ、快く承諾してくださいました。お二人とも私から比べたらお若く(そりゃあたりまえでしょう)まだ見ぬ世界へ私を連れて行ってくれるのは間違い無いであろうと今から心が舞い上がっています。そんな気持ちでお客様とお会いできることが楽しみです。どうぞ皆様賑々しくご来場ください。心よりお待ち申し上げます。三代目 両川船遊江戸糸あやつり人形結城座日本文化が華開いた江戸時代、寛永12年(1635年)に初代・結城孫三郎が日本橋で旗揚げし、幕府公認の一座となる。古典や伝統の深化とともに、新作公演など世界数十か国に及ぶ実績を重ねている。2021年6月、十二代目結城孫三郎の長男、結城数馬が十三代目結城孫三郎を襲名。公演概要結城座旗揚げ385周年記念公演第三弾『変身』公演期間:2022年3月26日(土)~3月30日(水)会場:「劇」小劇場(東京都世田谷区北沢2-6-6)■出演者十三代目結城孫三郎三代目両川船遊結城育子湯本アキ小貫泰明大浦恵実中村つぐみ■ スタッフ脚本・演出シライケイタ人形美術谷原菜摘子舞台美術松村あや音響プラン佐久間修一照明プラン奥田賢太舞台監督青木規雄演出助手島田香澄人形製作籾倉梢恵宣伝美術小田善久【企画・制作・主催】公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座(国記録選択無形民俗文化財/東京都無形文化財)【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【協賛】COFFEE HALL くぐつ草 / 未来工業株式会社【協力】株式会社コクテール堂 / 株式会社シモジマ / 劇団温泉ドラゴン / 下北沢東会・あずま通り商店街■公演スケジュール3月26日(土)19:003月27日(日)14:003月28日(月)14:00★3月29日(火)19:00★3月30日(水)14:00★公演終了後アフタートークを予定※上演時間 90分程度■ チケット料金一般:5,000円※結城座のみ取り扱いチケットペア券:8,500円U30(30歳以下):3,000円学生:2,000円DM会員先行予約:4,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月13日グラビアアイドルの結城ちかが、最新イメージDVD『溢れるユウキ』(発売中 4,180円税込 発売元:apricot)をリリースした。当時現役女子高生だった2014年にグラビアアイドルとしてデビューを果たし、ヤングジャンプ「21代目ぷるるんクイーン」、アサ芸シークレット「初代ニューフェイスグランプリ」など輝かしい実績を誇る結城ちか。2016年から2017年までは17代目ミニスカポリスのメンバーとして活躍したのは記憶に新しい。その彼女が3年ぶりにグラビアDVDをリリース。現在の芸名から本名に改名することを宣言しており、"結城ちか"名義としては最後のDVDとなる。154cmの身長に上からB100・W63・H90という日本人離れしたスタイルとJカップバストが魅力の結城。本作では彼女のスタイルをたっぷりと堪能できる構成で、バストを随所で揺らしている。シーンとしてはラストを飾るベッドのシーンが見逃せない。小物として使った空のペットボトルをセクシーに舐めるなど、とても22歳とは思えないセクシーさだ。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月23日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館6F(12:00~)で開催予定(中止・延期の可能性あり)。
2020年08月17日3月28日の会見で、今年いっぱいでの芸能界引退を発表した森昌子(60)。4月4日に埼玉県・深谷市民文化会館で行われた還暦コンサートに密着した。爆笑コントあり、魂の熱唱ありの濃密な2時間。あらためて引退への思いを聞いた――。「自分の本音が言えたのですっきりしました。引退は決めたけれど、それを黙っていたことでずっと悶々としていましたから。引退会見を境に、目の前がぱあっと晴れやかになりました(笑)」この日、コンサート終盤で引退について話し始めると、客席から「やめないで!」の声が。「私なりに考え抜いた結論です。どうか私のわがままを許してください」。森がそう言うと、会場から大きな拍手が沸き起こった。「引退を決めたわけですから、1ステージを真剣に、1曲1曲に魂を入れて歌っています。それを12月まで続ける。それが私ができる、ファンの皆さまへのせめてもの恩返しだと思っているので」昨年10月から始まった「還暦コンサート」は12月まであと76カ所(4月12日現在)。全国津々浦々を回り、1日2公演を毎週3~4回行っている。合間にはテレビ出演などもあり、まさに多忙な日々の真っただ中だ。「ファンも高齢化していて『昌子ちゃんが近くまで来てくれたから、今日は見に来られたよ』と言われるとうれしい。大都市以外も周りたいとスタッフに話したらこんな数になっちゃった(笑)。だから忙しさでいったら、デビュー当時と同じかな」花の中三トリオのころと同じ慌ただしさという芸能生活ラストイヤー。「最後まで頑張りたいです」。そう語る笑顔は、決意表明のように見えた。13でデビューし27歳で結婚のため引退。20年のブランクを経て復帰。そこから13年の月日を重ね、先の引退会見。あらためてリタイア後の夢を聞いた。「まだわからないですねぇ。ただ、会見でも言いましたけど、絵を見るのが好きなので、美術館巡りをしてみたいです。いつも仕事で飛行機や新幹線に乗せられて、あっち行ったりこっち行ったりを繰り返しているので、ゆっくりと鈍行に乗って、各駅停車で降りて、いろんな景色や絵を見たり。そういうふうに過ごすのもいいのかなと思います」よく考えた末の引退発表だ。「1人の歌手がいなくなるだけで、こんなにみなさんに声を掛けていただけて、恵まれた歌手人生だったと本当に思いますね」
2019年04月22日前回の『美術鑑賞は“ぶらぶら歩きでいい加減に”。子どもがアートに目覚める瞬間』では、アート鑑賞で得られる能力と鑑賞の極意についてご紹介しました。「美術館はぶらぶら歩きで、いい加減に見るのがコツ」と言われたら、子どもと一緒でも気が楽になり、とてもリラックスして美術館を巡れそうですよね。そして「自分のアンテナに引っかかった作品を見つけたらそれをじっくり鑑賞する」とお伝えしましたが、その際に役立つのがMoMA(ニューヨーク近代美術館)推奨のVTSという鑑賞法です。今回は、子どもの “生きる力” をぐんと伸ばしてくれるアートの見方をご紹介します!MoMAが確立したVTS(Visual Thinking Strategy)とはVTSとは、MoMAの教育部部長だったフィリップ・ヤノウィン氏と認知心理学者のアビゲイル・ハウゼン氏が1980年代に生み出したアート作品鑑賞教育です。美術を鑑賞することにより、「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を高めることを目的としています。つまり、人間教育の一環としてアートを活用しようというもの。具体的には、グループで1つの作品をじっくり鑑賞し、その後、その作品について感じたこと、考えたことなどを話し合います。教育効果が認められ、VTSは欧米諸国で広がりました。ディスカッションはファシリテーター(調整役)がリードして行なわれますが、その際問われる質問はたったの3つだけです。(1)絵の中では何が起きていますか?(2)作品のどこをみてそう思いましたか?(3)もっと発見はありますか?VTSでは鑑賞者の自主性を何より大事に考えるため、ファシリテーターの発言はできるだけ抑えられます。そして一番大切にされているのは、最初に「作者や作品の情報なしに、1つの作品を10分以上じっくり純粋に見ること」。その後ディスカッションをすることで、総合的な創造的思考能力が磨かれていくのです。日本で開発されたACOP(Art Communication Project)次にご紹介するACOPはVTSを基に京都造形芸術大学で開発された対話型鑑賞法。1つの作品をじっくり鑑賞し、グループでディスカッションするスタイルは同じですが、こちらがより重視するのは「対話」です。同じものを見て、感じたり思ったりしたことを共有、共感することで多面的発見があり、一人だけでは到達できない解釈を得ることができるのです。これにより、「みる・考える・話す・きく」という人の基本能力が高められます。ACOPではナビゲーター(VTSではファシリテーター)と言われるリード役がとても重要で、作品と鑑賞者を深くつなげるために、より大きな役割を担っています。対話の主導はあくまで鑑賞者側ですが、求めに応じて情報を提供したり、鑑賞を深めるプロセスをスムーズに運ぶため、熟練のスキルが必要になります。鑑賞に正解なんてない!親子で感じたことを語り合う方法方法がわかったとしても、個人で本格的な実践はなかなか難しいですよね。そこで、前編でご紹介した専門家のアドバイスと対話型鑑賞法のエッセンスを融合して、親子で美術館を訪れた際に試せる方法をまとめてみました。この方法の目的は「観察」と「感想」をリンクさせるクセをつけること。なぜそう感じたのかの答えは観察による発見の中にあるのです。<親子で対話型鑑賞する方法>(1)美術展や作者に関する情報は得ずに、先入観なしの真っ白な状態で美術館へ(2)気楽にぶらぶら見て、親子でお気に入りの作品を1つ選ぶ(3)【HOW】「どのように描かれているか」じっくり観察し、お互いのポイントを出し合う(4)【WHAT】「その作品をどう思うか、何を感じたか」について語り合う(5)【WHY】(3)と(4)を関連づけることで、作者の意図や時代背景などを想像したり、発想をとばして楽しむ今回はみなさんがよく知る絵画「モナ・リザ」を例に【HOW】【WHAT】【WHY】の過程を具体的に試してみましょう。【HOW】絵を見て気づいたことをなんでもいいのであげてみましょう。じっくり見れば見るほどたくさん見えてくるものがあります。「姿勢がいい」「優しそう」「こっちをみてる」「少し微笑んでるかな?」「肌の色が白い」「肌が柔らかそう」「眉毛がない」「椅子に座ってる」「左手の上に右手をのせてる」「着心地がよさそうなドレスを着てるね」「後ろに道路や緑豊かな山や湖か川が見える」「よくみたら橋も見えるね」「絵の色が古めかしく見える」【WHAT】“HOW”の発見から受ける印象や感じたことを語りましょう。「姿勢も身だしなみも良くて、優しそうな笑みが優雅な感じ(育ちが良さそう)」「肌や洋服の質感がリアルで、絵が生き生きとして見える」「薄い微笑みが謎めいても見える」「見つめられているようでドキドキする」「後ろに自然が広がっているからか、ほっとする」「絵の色が褪せて見えるから古い絵だと思う」【WHY】これまでの観察と感じたことから、作者はなぜこの絵を描いたのか、どんな時代だったのかなど、観察したことをふまえて、様々なことを想像してみましょう。「古そうだし、これはすごく昔の絵で、モナ・リザさんは貴族だと思う」「えらい人だから、自分の肖像画を画家に描かせてるんじゃない?」「貴族は普段は都会に住んでると思うから、ここは別荘なのかも」「とてもリラックスしているように見えるから、モナ・リザさんと画家さんは仲良しだったんじゃないかな」以前ご紹介した、歌とアニメで “世界のびじゅつ” を紹介するテレビ番組『びじゅチューン』のように、想像力にまかせて、絵から発想を飛ばしたストーリーを作ってみるのも楽しいですね。大切なのは、見たこと感じたことを語り合うことにより、気づきや学びが生まれ、アートを身近に楽しいものだと思えるようになることです。正解はありません。まずは直感を大切にして自由にやってみましょう。対話型鑑賞法を試す前にオススメの絵本『あーとぶっく』シリーズ最初から対話型鑑賞法を試すのは少し難しすぎるのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。でしたら、お試し前の準備体操として、鑑賞のヒントとなりそうな絵本があります。それが、『あーとぶっく』です。皆が知っている有名な画家を自由な楽しい発想で分析するように書かれた絵本たち。作家の特徴をクローズアップして、子どもたちが興味を持ちそうなおもしろい発想で綴られているので、「観察→発想」のプロセスをイメージしやすいものです。対話型鑑賞法に過剰な知識はNGですが、アートへのハードルを下げるはじめのステップとして、また、小さなお子さまにもとてもいい絵本です。シリーズは全13巻(ゴッホ・モネ・ピカソ・ルノワール・ルソー・スーラ・シャガール・ゴーギャン・クレー・マティス・ローランサン・モディリアニ・ミロ)、ぜひお子さまと一緒に読んでみてくださいね。『ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる(小学館あーとぶっく)』結城昌子著(小学館)「なんかしっくりくるなあ、この絵」気が合う名画と、うまく出会えたらしめたもの。あなたはもう名画を鑑賞しているのではなく、名画を体験しているのです。このシリーズは、名画と友だちになるための私なりの絵本。(引用元:artand結城昌子オフィシャルサイト|小学館『あーとぶっく』シリーズ全13巻)シリーズの著者である結城昌子氏は、『あーとぶっく』についてこのように話しています。自分なりの方法で、名画と友だちづきあいをしてみませんか?***最後に――VTSを日本に紹介し、ACOPを開発するのに尽力されたのが京都造形芸術大学教授の福のり子氏。コミュニケーション力育成を重要視するACOPの目指すところを次のように語ってらっしゃいます。「あなたはそう感じる。でも、私はそう感じない」というときに、単に「人は多様だ」ということで片付けてしまっては、その相手との関係性はそこで終わってしまう。そうではなくて、「私にはそういう風には見えないけれど、あなたの説明をもっと聞きたい」という姿勢によるコミュニケーションがあること。その上で、賛成はしなくても「確かにその説明を聞くと、あなたにそう見えたのは納得できる」というところまでいくことが、ACOPのコミュニケーションなんです。それぞれの見かたがある人たちがどのように関わっていくのか、ということが一番大切ですから。(引用元:DNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち)これは、今の多様性の時代にいちばん求められている、とても大事な素質ではないでしょうか。「アート」の語源は “生きる技術” なのだそう。人と人をつなぐアートが子どもたちの “生きる力” を育み、豊かな人生を歩む道しるべになるなんて、すばらしく、素敵なことですね。(参考)リクナビNEXTジャーナル|必要なのは、自由な発想だけ!MoMA開発「対話型アート鑑賞」で磨ける、ビジネスの役立つスキルとは?artand結城昌子オフィシャルサイト|小学館『あーとぶっく』シリーズ全13巻ルーブルDNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち京都造形芸術大学アートコミュニケーション研究センター|コンセプト和樂 2019.2ー3月号 『日本美術は自由だ!』, pp42-43. 小学館.岡崎大輔著(2018), 『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』, SBクリエイティブ.フィリップ・ヤノウィン著/京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター訳(2015), 『どこからそう思う?学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ』, 淡交社.DNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち
2019年04月22日今年いっぱいで芸能界から引退すると発表した歌手の森昌子(60)が28日、都内で引退会見を行い、「年内を持ちまして引退させていただくことになりました」とあらためて報告。引退を決意した理由やファンへの思いを語った。森は、1986年に歌手・森進一との結婚のため引退し、2006年に復帰。2度目の引退となり、「本来このような会見は非常に恥ずかしいのですが、3度目はございませんので、どうぞよろしくお願いします」と冒頭であいさつした。引退の理由は「昨年10月に還暦を迎えて60歳になるんだと、これからの自分の残された人生はあとどれくらいあるのかなと、真剣に考えるようになりました。私は幼少期から今まで自分の時間を使った時が少なくて、思い出もそんなに多くありません。芸能活動以外に時間をかけてこれからの自分の人生を大いに楽しんでいけるよう、大変勝手でわがままとはわかっているんですが、このように決断をしました」と告白。発表のタイミングについては「記者の方から『これからの目標は?』『50周年は?』と聞かれるたびに口ごもってしまって、本当の気持ちを伝えられない、とても申し訳ない気持ちになってしまい、このままでは無理だなと判断しました」と説明した。引退に関して悩んだか聞かれると、「なかったですね。60歳になったら何か新しいことが待っているんじゃないかなと、ふと考えてしまったんです」と返答。仕事への不満も「何もない」と言い、「逆に最近はいろんなところで番組にも出させてもらったり、コンサートにもたくさんの方に来ていただいて、『楽しかったよ』、『面白かったよ』って言っていただけているので、まったく仕事での不満はないです」と話した。そんな中での引退にファンへの心苦しさがあるのではと聞かれると、「昨日も座っていた方が『辞めないで』というのを持っていて、ごめんなさい、私のわがままで申し訳ないです」と謝り、「でも何か自分でやりきった感というか、歌い手として、本当に自分のやりたいことをやれてこられたことにはとても感謝しています」と自身の思いを述べた。歌手人生で大切にしてきたことを聞かれた場面でも「ファンのみなさまですね。一度辞めて20年間の時を経て戻ってきたのに温かく笑顔で迎えてくださったみなさまには、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです」とファンへの感謝の気持ちを表現。前回の引退時と比較して「今回の方が非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。一度目の引退のときは、ご報告という形での引退でしたので」とより申し訳ない気持ちだと打ち明けるも、「第2、第3の青春を取り戻していきたいと思っています」と前を向いた。年内最後の活動は、「12月中旬」を予定しているとのこと。NHK紅白歌合戦への出演の可能性を聞かれると「全くないです。私はテレビをゆっくりと拝見させていただきたいと思います」と否定し、「もしオファーがあったら?」と言われても、「ないと思います」と答えた。引退後については「正直まだ何も考えられなくて、残された日々をとにかく充実させるように、ファンのみなさまに私の気持ちが届けられるようにということしか考えられないですね。でも、映画とか美術鑑賞もそうですが、お料理も興味があるので、もうちょっと上手に作れるようになったらと思います」と話し、また、1日限りの復活の可能性を聞かれると「ないです」ときっぱり否定した。そして、ファンに向けて「本当に長い間応援をしていただき、ありがとうございました。森昌子は、みなさまのおかげでとても恵まれた歌手生活でした。これから残された時間、みなさまへの感謝を胸に抱き、精一杯皆様の心に残るいい歌をお届けすべく、全身全霊で歌ってまいります。どうか最後のその日がくるまでお付き合いいただきますようよろしくお願い致します」とメッセージを送った。
2019年03月28日森昌子(60)が年内いっぱいで芸能界を引退すると、一部スポーツ紙が報じた。記事によると森は46年間世話になっていた恩人が昨年夏にがんで死去したことから人生について考え直すように。自身も09年に子宮頸がんを克服するなど、闘病生活を経験。心身ともに休養する必要性を感じていたという。05年に森進一(71)と離婚後、シングルマザーとして3人の息子を育てるために芸能界復帰。長男は人気ロックバンドONE OK ROCKのボーカル・Taka(30)。息子たちが独り立ちしたこともあり、自分自身のための時間を持ちたいとも考えるようになったという。「昨年10月から今年12月まで全国100カ所以上を回る還暦ツアーを開催中。小学2年生のキャラ・まーちゃんも演じるなど、お客さんを喜ばせる演出が話題となっています。そうしたツアーでの完全燃焼の背景には、これまで支えてくれたファンへの恩返しの思いもあったのでしょう」(音楽業界関係者)森といえば、72年に「せんせい」でデビューし、73年には「中学三年生」がヒット。同じ中学3年生だった桜田淳子(60)や80年に引退した山口百恵さん(60)とともに「花の中三トリオ」として人気を博し、昭和の音楽史に名を残した。「おおみそかで引退となることから、06年まで15回出場したNHK紅白で引退の花道が用意される可能性もあるでしょう。出場すれば目玉歌手となるのは確実。元夫や、いまだに紅白に出場していない長男との豪華共演に期待の声が上がっています」(芸能記者)新元号で最初の紅白だけに、大いなる盛り上がりに期待したい。
2019年03月25日お正月はフレッシュな気分で、普段は忙しい家族が一緒に過ごせる大切な季節です。神聖な1年の始まりに感性を共有すべく、家族皆で美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか。意外かもしれませんが、お正月期間にも開いている美術館は多いのです。今回は、家族でアートを楽しむ技とおすすめ美術館をご紹介します。年明けに、ぜひ家族で美術館に行ってみてくださいね!美術館を楽しむための4つのコツ美術館は、普段から行き慣れていないと、どうしても敷居が高いイメージですよね。でも海外の美術館はそんなことはありません。ロンドンでは美術館や博物館は基本的に入館無料ですし、ニューヨークでも市民や子ども向けに色々なサービスを提供していて、皆さん気軽に利用されています。ですから日本でも気負うことはないのです!親子でおもいきり美術館を楽しめる4つのコツをご紹介しましょう。【1. 下調べをする】観に行く展覧会の概要をざっくり調べていきましょう。自由すぎると、何を観ていいのか漠然としすぎて戸惑ってしまうかもしれません。そこで、イマジネーションのベースになるテーマや、作者についての情報を少しだけ入れて行くことをオススメします。注意すべきは、詳しく調べすぎないこと。知識は時に、発想の自由を奪ってしまいます。【2. 自分なりのテーマを決めていく】「自分のベスト5を選ぶ」「部屋に飾りたいアートは?」「それぞれの絵に自分でタイトルをつけてみる」などなど。「今回のテーマ」を家族で決めて行くと、アートを見る視点も変わって楽しめます。「えー!あの絵を部屋に飾るの!?」なんて、鑑賞後に会話も盛り上がりそうですね。【3. 自分の視点と感性で自由にみる】「鑑賞する」ということは、「作者が誰で、どんな背景で作品を作ったかを把握し、その意図を正しく受け止めること」ではありません。「そうすべき」と思ってしまうと堅苦しくなってしまいます。鑑賞法に決まりはありません。自分の感性で作品から受けたイメージを膨らませて想像を飛ばしたり、何かを連想したり、自分との共通点を見出したり、自由な感性で作品を受けとめてみてください。【4. 美術館で非日常感覚を味わう】“美術館に行く” ということは、“展覧会を観る” ということだけに止まりません。特に最近の美術館は建築そのものにこだわりを持っていて、カフェやミュージアムショップ、子供のための施設も充実しています。さっき見た作品について語り合ったり、腹ごしらえをしたり、お土産を買ったり、鑑賞の前後も美術館を味わい尽くしましょう!毎回全てのコツを実行する必要はありません。その時々でいろいろな楽しみ方を発見してみて下さいね。◎金沢21世紀美術館美術館がより楽しくなるツール楽しみ方はわかったけれど、子どもが美術館に興味を持っていない場合や、そもそも美術館がどんな場所かを理解していない場合はどうしたらよいのでしょう。そこで、美術館に行く前に見ておくとより鑑賞が楽しくなる番組や絵本をご紹介します。アートへの子どもの興味をひきつけてくれること間違いないしです。<テレビ>■NHK「びじゅチューン」(Eテレ水曜午後7:50)歌とアニメで“世界のびじゅつ”を紹介する番組です。おもしろいのは、作詞・作曲・アニメ制作・歌の全てを担当しているアーティスト・井上涼さんが繰り出す、豊かで突飛なイマジネーション広がるアートの世界観!作者の意図とは別に自由な発想で各アートのオリジナルストーリーを表現しているのです。キャッチーな歌詞と耳に残るリズミカルな音楽。「そんな時は鳥獣戯画ジム♪」「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織♪怒ってる…噴火してる…♪」など、歌詞は子どもには少し難しいかもしれませんが、理解できなくても子どもたちの心をがっちり掴んでしまうほどのオリジナリティ。一度見たら親子できっとハマってしまいます。例えば『ムンクの叫びラーメン(作詞・作曲/井上涼)』を見て、展覧会でホンモノの作品を見たら……ちょっとクスッと笑ってしまうかも。その後作品に興味を持って、「実際はどういう作品なんだろう?」と調べる子もいるでしょう。アートは自由に楽しんでいいんだということが分かれば、美術鑑賞の導入としても大成功です。鑑賞後に家族で“オリジナルびじゅチューン遊び”として、それぞれがどう思ったかを披露しあうのも楽しそうですね。テレビ放映以外にもNHK公式サイトで見られる動画もありますので、ぜひ一度チェックしてみてください。<絵本>絵本を読んで楽しく美術館デビュー。子どもたちを美術館へ誘う、魅力的な絵本たちです!『ババールの美術館』(評論社)作・絵:ロラン・ド・ブリュノフ訳:せな あいこぞうのババールが使わなくなった駅舎に美術館をオープン。たくさんの美術品を見に街の大人や子どもがやってきます。有名絵画の登場人物は全部ぞうになっていて可愛らしさに子どもたちも引きこまれるでしょう。テーマごとに美術品の説明も簡単にされていてアート入門書としても良いものです。美術にはルールはない、だからなにを感じても自由であると、絵本の中でババールは話していました。『ひらめき美術館』(小学館あーとぶっく)結城昌子著自由に楽しめる美術館が本に閉じ込められたような絵本です。「ひらめき美術館」の「展示室」では有名なアート作品を一堂に介して観ることができます。しかも面白くて興味をそそる解説付き。「みんなが参加する部屋」では、ピカソのつもりで絵を描いてみたり、ミロのヴィーナスの腕を想像してみるなど、自由な発想を楽しみます。「みんなの展覧会」の部屋には、皆の作品が発表されていて、同じ作品を観ても感じとることはそれぞれ違うんだということが良くわかります。アートに対して心を軽くしてくれる工夫いっぱいの、親子で楽しめる絵本です。親子で利用しやすいおすすめ美術館家族で美術館に行く心の準備が整ったら、次は実際に美術館へ!年始や連休などの休日にも利用しやすい美術館をご紹介します。●東京都美術館上野にある美術館が参加する「ミュージアムスタートあいうえの」をはじめとして、子どもやファミリー向けサービスが充実しています。休館日も基本的には月2回で、年始も1月2日から開館。しかも小学生は無料で観られる展覧会がほとんどです。毎月第3土曜・日曜は「家族ふれあいの日」で、対象の展覧会のチケットが保護者も半額となります。●森美術館年中無休で、年末年始もオープンしています。ドラえもんやモダンアートなど子どもの興味をそそり、想像力を働かせて楽しめそうな企画が多いのは、美術館の理念「あらゆる年齢、地域、国々の人びとに開かれた美術館であることを目指している」からなのでしょう。●大塚国際美術館徳島県鳴門市にあるこの美術館の素晴らしさは、ヴァチカンに行かずして「システィーナ礼拝堂」を鑑賞できることです。そのほかにも1000点以上に及ぶ西洋の名画が全て陶板で再現されている陶板名画美術館で、その完成度の高さは、ローマ法王庁からの聖シルベストロ騎士団長勲章授与やピカソのご子息からの賛辞などでも証明されています。年始も元旦からオープンしていますのでお正月に神聖な気持ちで名画を家族で堪能するのもいいですね。●金沢21世紀美術館石川県金沢市にあり、2004年の開館以来全国から人が集まる人気の美術館です。コンセプトに「“まちの広場”としての市民参画交流型美術館」「子どもたちとともに成長する美術館」とあるように、建築も「まちに開かれた公園のような美術館」です。ガラスが多用された開放感、どこからでも人が入れるような多方向性円形デザインは数々の受賞歴に輝くSANAA(妹島和世氏+西沢立衛氏)によるもの。オブジェが点在する広い芝生の庭、デザインチェアが置かれたガラス張りの回廊のようなスペース、アートライブラリーなど無料で利用できるエリアも充実しています。週末にはキッズスタジオでワークショップなども開催。お正月は2日からオープンしています。***昔に比べると、アートも多様化して、より親しみやすいものになってきたような気がします。それも美術館の様々な取り組みや関係者の方々の努力の成果なのでしょう。アートが引き出す子どもたちの自由な感性と可能性は、彼らの世界を広げてくれるにちがいありません。これからますます美術館が身近な場所になってきそうですね。(参考)東京都美術館森美術館金沢21世紀美術館大塚国際美術館びじゅチューンEhonNaviStyle|親子で美術館に行こう!はじめてのアート鑑賞を応援する絵本藤田令伊(2015), 『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』, 秀和システム.ロラン・ド・ブリュノフ作 せな あいこ訳(2005), 『ババールの美術館』, 評論社.結城昌子著(1996), 『ひらめき美術館 第1館』, 小学館あーとぶっく.結城昌子著(1996), 『ひらめき美術館 第2館』, 小学館あーとぶっく.結城昌子著(2002), 『ひらめき美術館 第3館』, 小学館あーとぶっく.
2018年12月29日『結城アンナさんに聞く 食、ファッション、ライフスタイルのこだわり』開催概要2018年10月28日(日)、セブンアカデミーにおいて、1日限定のスペシャル講座『結城アンナさんに聞く 食、ファッション、ライフスタイルのこだわり』が開催される。年齢を重ねるたびに、美しさや輝きが増している結城アンナさんに、暮らしを楽しむヒントを学ぶ。開催時間は15:30から17:00まで。受講料は会員が4,320円、一般が5,184円。9月30日(日)まで申し込んだ場合は、入会金1,080円(通常は5,400円)でセブンアカデミーに入会することがきる。受講申し込みはセブンアカデミーのウェブサイトにて受け付け中。問い合わせは、セブンアカデミー(電話番号:03-6697-0771)まで。結城アンナさんのプロフィール結城アンナさんは1955年9月12日生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。1961年に初来日し、1971年から日本に定住している。夫は俳優の岩城滉一さん。10代からモデルとして活躍。現在はA-Teamに所属し、タレント、エッセイスト、イラストレーターとして活躍している。Instagramのフォロワー数は30,000人以上。著書には「自分をいたわる暮らしごと」がある。(画像はA-Teamより)【参考】※セブンアカデミー※A-Team※結城アンナさん Instagram
2018年09月02日結城洋平が主宰を務める「結城企画」。その第3回公演『瞬間、今、おれ、わたし、やるっきゃない』では家族をテーマにコメディを繰り広げる。結城と、出演する吉田ウーロン太のふたりに聞いた。結城企画 第3回公演『瞬間、今、おれ、わたし、やるっきゃない』お互い初共演となるふたり。「大歳倫弘さんと家族をテーマに三兄弟の話にするとなり、お兄ちゃんになる人はどんな人がいいかと探していた時に、ウーロン太さんがお兄ちゃんだったらめちゃくちゃ楽しそうだなと思った」とオファーした心境を語る結城。吉田は「結城くんの出演していた『南の島に雪が降る』という野外舞台がとにかくすごくて、出演者みんながパワフルで輝いていました。なので結城くんもギラギラした人間なんだと思っていました」と印象を述べる。テーマとなる家族について「今まで自分の家族は意識していなくても家族だった。結婚してから、自分の家族を初めて客観的に見てみると今まで当たり前だった家族の暖かさとか、お母さんの愛のあるお節介に気がついた。客観視できるようになって発見したことを、新しいかたちで劇にしたいです」と結城。吉田は「子供ができたら家族の形も変わりました。俳優は自分の身体あっての話だなと思っていたんですが自分の命より大事なものができちゃったら、自分の命は二の次になるんです。だからこの舞台も命がけでやっても構わないと思ってます(笑)!」と意気込みを語る。また結城企画ではプロデュース面も担う結城は「大歳さんは役者に寄り添って作品を創ってくれる方なので、先の読めない展開を一緒に創っていくのは楽しくなりそう。小劇場B1にしたのも、家族を俯瞰で見るような、観察しているような感覚になれたら面白いよねということで選んだんです」と思いを明かす。吉田は「家族の中身が舞台上で展開されていって、どう家の壁を取っ払っていくのかなというのがお客さんに見えてもらえたら嬉しいなと思います」と見どころを述べた。吉田扮する長男と、結城扮する次男に挟まれる長女役に望月綾乃、次男の友人役に満間昂平を迎え、“未体験家族劇”とうたう今回の作品は予想だにしない展開になりそうだ。「いつかやりたいなっていうものは、いつかにしていたらほんとにいつかになってしまうので、ウーロン太さんに声かけるっきゃない!と思いこのキャスティングが実現しました。この期間やっている東京の演劇の中で一番おもしろいと思うので、あなた、観に来るっきゃない!」と結城も気合が入る。公演は5月27日(水)から7月1日(日)まで小劇場B1にて上演。チケットは5月12日(土)から一般発売がスタートする。
2018年05月11日歌手の森昌子が、16日にスタートするテレビ朝日系新バラエティ番組『帰れマンデー・見っけ隊!!』(毎週月曜19:00~ ※初回3時間SP)の初回放送に出演し、お笑いコンビ・サンドウィッチマンと今話題の父娘芸人・完熟フレッシュと神奈川・丹沢湖を旅する。「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」と題した今回の旅は、サイコロを振って出た目の数だけバス停を進み、そこで歩いて飲食店を見つけるまで次のバスに乗ることはできないというルール。そんな中、森は完熟フレッシュの娘・レイラと意気投合する。レイラと同じ年の頃に芸能界デビューをしたという森は、当時を思い出しながら「なんでお父さんとデビューしようと思ったの?」「ずっとお父さんとやっていこうと思ってるの?」と質問攻めに。さらには「お父さんとじゃなくて、私とコンビ組まない?」と誘う場面もあった。これに対して父の池田57CRAZYは「奥さんだけでなく、子どもにも逃げられたら僕はどうしたら…」と、ぼう然とする。レイラは森について「とても優しくて面白い方でした。もちろんお名前は知っていましたが、キャラとかまではわからなかったし、バラエティのイメージもあまりなかったけど、めちゃくちゃボケるんです。途中からは、手をつないでもらって、うれしかったな」と楽しんだ様子。しかし父については「今日のパパはあんまり言葉を発していなかったので、積極性が足りなかったかな」と手厳しかった。
2018年04月11日歌手の森昌子(58)が18日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系・金曜21時~)に出演し、自身の怖すぎる教育論を語った。 森の長男は、人気ロックバンド「ONEOKROCK」のボーカルTaka(29)。ワンオクファンの注目も集まるなか、森は「自分の一生をかけた仕事は子育て」と告白。「痛みを覚えさせるためにわざと怪我をさせる」「目上の人を敬う子にするため兄弟間でも敬語を使わせる」「18歳になったら問答無用で一人暮らしをさせる」など独自の教育法を披露した。 この“鬼母”っぷりに、元夫・森進一(69)にも「ちょっとやりすぎなんじゃないの」と言われたこともあったという。特にスタジオを驚かせたのが、反抗期だったTakaに対して「包丁を出して応戦し『お前を殺して、母さんも死ぬ』と言った」というエピソード。「今最近映画でも見ないよ!」と、司会の中居正広(45)も思わず突っ込んでいた。 そんな森だが、実は『女性自身』17年2月21日号でもこの“包丁エピソード”を明かした上で独自の教育を行う理由について語っていた。 《子育てにはいろいろな考え、やり方があると思いますけど、私は、それくらいの覚悟がないと本当の意味での子育てはできないし、『子を思う親の気持ち』は伝わらないのではないかと思います。息子たちは3人3様の人生を歩んでいて、顔を合わせるのはお正月ぐらい。あとは携帯やメールでの交流ですけれど、いくつになっても私の子どもですから。いまでも息子たちに何か起きた場合は、親である私の責任だと思っていますし、『母親』というのはそれくらい強い覚悟で子どもに接していかないといけないと思うんです》 一見やりすぎではと思われる鬼母教育。しかしその裏には、しっかりと子を想う母の愛情があった。
2017年08月19日『音楽喜劇「のど自慢」~上を向いて歩こう~』の公開ゲネプロが29日に東京・東京国際フォーラム ホールCで行われ、森昌子、河合郁人(A.B.C-Z)、監修・演出の井筒和幸が取材に応じた。同作は1999年に公開された映画『のど自慢』をベースに音楽喜劇として舞台化。売れない演歌歌手・赤城麗子(森)とそのマネージャー・須谷保(河合)が人気歌番組「のど自慢」に出るために奮闘する。32年ぶりの舞台に、「緊張が拭えない」という森が「みなさんが親切に介護してくださるから……」と恐縮すると、河合は「エスコートです、エスコート!」と慌てて訂正した。森の役名の”レイコ”が「母親と同じ名前」だという河合は、「『麗子さん』っていうたびに母親の顔が出てきたんですけど、だんだんうちのレイコ(母)を超えましたね」と頷く。さらに河合が「(森が)甘えてくるシーン、本当に申し訳ないんですけど、ものすごくかわいいんですよ」と心境を吐露すると、森は驚いた様子で「ちょっと待ってください! ドキドキしちゃった!」と少女のように恥じらい、井筒も「かわいいんだよなあ」と納得。河合は「あの瞬間すっごいかわいくて、キュンキュンしてて。キュンポイントです」と明かした。一方森も、河合について「頼りになるマネージャーなんですよ」と絶賛。「暗転して真っ暗になると、さっと肩を抱いてすっと連れて行ってくれて、どきっとしちゃいますね」と照れたように語ると、河合はすかさず「ここ、使ってください!」と訴える。森と相思相愛の様子に、河合も「こっちの麗子さんとうちのレイコさん(母)が同時に頼ってきたら、こっちの麗子さんをとります」と宣言した。また、舞台で「越冬つばめ」を披露する森に、河合は「歌ってすごいなと思いました」としみじみ。河合が「稽古場でも毎回本気で歌っていただくんですけど、歌を聞いただけで涙が出る、体にしみる。自分たちの曲で一切ないんですよ」と自虐すると、周囲から一斉につっこまれていた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて6月29日~7月4日、神戸公演は新神戸オリエンタル劇場にて7月22日~24日、名古屋公演は中日劇場にて8月12日~18日。
2017年06月29日『音楽喜劇「のど自慢」~上を向いて歩こう~』の制作発表が19日に都内で行われ、森昌子、河合郁人(A.B.C-Z)、湖月わたる、上原多香子、寺西拓人(ジャニーズJr.)、小川菜摘、前田吟、監修・演出の井筒和幸、司会の生島ヒロシが登場した。同作は1999年に公開された映画『のど自慢』をベースに音楽喜劇として舞台化。売れない演歌歌手・赤城麗子とそのマネージャー・須谷保(河合)が人気歌番組「のど自慢」に出るために奮闘する。32年ぶりの舞台という森は「平静を装ってるけど、緊張している」と明かし、「皆さんに助けていただきながら、楽しい舞台にしていただけたらなと思っています」と語った。グループを離れ単独での舞台出演は初という河合は「歌も、もしかしたら歌うのかなという感じなんですけど、うまいんだけど歌手としてはそこまでうまくないみたいな役だったので」と説明し、「僕もグループの中で、歌はうまいんだけど、そこまでインパクトがあるわけではない」と笑わせた。また初の会見となった寺西について、生島は「記者会見前にストレッチをしていた」と明かす。寺西は「森昌子さんの舞台に出るんだよと言ったら、おばあちゃんがとても喜んでくれて。一生懸命頑張らなければ」「僕も大学を卒業したばかりで歳も近いので、自分に近いものを演じられたらいいなと思います」と意気込んだ。寺西の母親役の小川は「いや、こんな綺麗な顔の息子がいたらね。うちは夫(浜田雅功)のDNAが強いから」と嘆いていた。出演者陣がのど自慢に出るなら? という質問には、河合が「僕ジャニーズが大好きなので。あ、僕ジャニーズなんですよ」と、SMAPの「夜空ノムコウ」を選曲。マイクのハウリングに邪魔され「キーンってなっちゃった!」と恥ずかしがりながらも「Bメロをアレンジしすぎた木村拓哉さんの歌い方」を披露した。また、寺西は「小学校の時にバンドを組んでいて、その時はスピッツさんをやっていた」と、「チェリー」をピックアップ。河合から「歌ってごらん、すっげー恥ずかしいから」と促され、「愛してるのひ……」まで歌ったところで耐えきれずに「すいません」と謝っていた。さらに湖月が振り付きで松田聖子「夏の扉」を歌うなど、カラオケのようにヒートアップ。最後には森昌子が「デビュー当時のひばりさんの『悲しき口笛』」とモノマネを披露し、盛り上がりを見せた。会見終了後の囲み取材では、森がポスター撮影時のエピソードを披露。「(河合と)ツーショットの時『僕がお守りします』って。もうなんて素敵な言葉を言ってくれたんだろうと思って。息子と同じような年頃なのにドキドキしちゃって、すごい頼らせてもらおうと」と河合を見つめた。河合が「マネージャー役なので、タレントを守る」と言うと、森は「それだけ!?」と驚いたが、河合は改めて「ちゃんと森さんを守ろうと思って言いました」ときっぱり。森は「久々の男性からの告白だった」と喜んでいた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて6月29日~7月4日、神戸公演は新神戸オリエンタル劇場にて7月22日~24日、名古屋公演は中日劇場にて8月12日~18日。
2017年05月19日お笑い芸人・明石家さんまがMCを務める関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』は、レギュラー放送最後のゲストに、さんまと旧知の仲である歌手・森昌子を迎える。関西テレビは24日(13:56~14:25)、フジテレビは25日(13:00~13:30)に放送される。昔からの知り合いとあって、さんまが「うるさいオバちゃんですね」と言うと、森が「オジちゃんにオバちゃんって言われたくない(笑)」と切り返す。さんまは今でも森のデビュー曲「せんせい」を口ずさんでしまうといい、「今でも僕らが歌えるってすごいですよ。森さんの曲は全部歌えます」と絶賛するが、森が「中学三年生」をリクエストすると、さんまの記憶があいまいなことが判明する。現在は独身の森は「さんまさんのような友達がいたら楽しいだろうな」「家に遊びに来てほしい」と誘うものの、さんまが手料理をおねだりすると、「料理は、さんまさんが作ってください!」と拒否。さんまは「家に行ったら友達だけじゃ終わりませんよ」と、森の自宅での出来事を妄想し始め、呆れられてしまう。また、長男でロックバンド・ONE OK ROCKのボーカルTAKAの話題にもなり、森は「なるべく芸能に行かないようにしていたのに、中学の終わりくらいに急に『歌いたい!』と言い出して…」と、当初は芸能界入りに反対していたことを告白。しかし、その後は「親だから言いにくいんですけど、歌も英語も上手いんです」と、自慢をし始める。この放送で、31年半続いてきたレギュラーが終了。以降は年数回ペースのスペシャル番組として放送されることになっており、10月7日(21:00~22:52)の特番では、ゲストに古舘伊知郎、吉田沙保里、土性沙羅、栄和人らを迎える。
2016年09月17日