恋人になって関係を深めていくうちに、気になるのは結婚のこと。「このままいまの彼と結婚するべきなのか」、不意に悩む瞬間は誰にでも訪れます。付きあっている期間が長いほど結婚のことが気になりますし、たとえ交際期間が短くてもプロポーズを期待してしまうもの。でも、そんな期待とは裏腹に、「本当にいまの彼と結婚して大丈夫かな」という不安を感じてしまうのも事実。性格が悪いわけでもないし、一緒にいて居心地のいい彼。だけど、結婚となれば不安もある…。まだプロポーズされてもいないのに、マリッジブルーになる瞬間ってありますよね。もし明日、彼から突然プロポーズされたら? やっぱりすぐには返事できない…即決する自信がない人は、自分のなかで何か解決していない問題があるはず。彼との関係に、ひっかかっていることがあるんでしょうね。真剣に彼との結婚を考えるなら、自分の気持ちと素直に向きあうことが大事です。そのために必要な3つのことを、まずは自分に問いかけてみましょう。1.「未来予想図に彼はいる?」これって、ものすごく単純なこと。彼との結婚生活が現実的か、非現実的かをイメージするだけの問題です。未来予想図を思いうかべて、いまの彼と一緒にいる将来の自分を想像してみましょう。具体的にリアルにイメージできるなら、それは彼の価値観や人柄を受けいれている証拠。あまりイメージできない人は、彼に対する不信感や悩みが結婚への不安につながっているのかもしれませんね。ポイントは、より具体的にリアルにイメージできるか、できないか。子どもや家のこと、どんな暮らしをしているかなど具体的にイメージしてみましょう。2.「もしも人生から彼がいなくなったら?」これから先、いろんな人との出会いや別れをくりかえしますよね。でも、いまの彼が自分の人生からいなくなったら後悔しませんか? ちょっと想像してみてください。結婚する、しないにせよ、恋人関係が終われば遠い存在になってしまいます。彼はやがてほかの女性と出会い、結婚するでしょう。そして、いつか子どもが生まれ父親になる可能性も…。そんな彼の未来を想像したとき、その相手がやはり自分であってほしいと思うなら、あなたの人生にとって彼が特別な意味をもっている証拠。「それも仕方ない」と割りきれるなら、ひょっとすると彼に対する気持ちが弱くなっているのかもしれません。3.「彼が落ちこんでいるとき支えになりたい?」よい面ばかりを期待したりイメージしたりするのは理想から抜けだせていない証拠。結婚は山あり谷あり、楽しいこともつらいことも夫婦で共有するものです。彼がどうしようもなく打ちのめされたとき、心の底から支えになりたいと思えるなら結婚してもうまくいくことでしょう。落ちこんでいる彼に対して、もし幻滅したり冷めたりして見放しそうな予感がするのなら、それは本当の“愛”ではないのかも…。精神的な支えになってあげられるか、いざとなれば共働きして経済的にも支えないといけなくなるかもしれない。いざというときの覚悟も、結婚には必要なんです。なんだかんだ言っても、結局は実際に結婚してみないとわからない夫婦の絆。カレとの結婚を悩んだら、思いきって一歩踏みだしてみるのもひとつの選択肢です。夫婦になって、初めて見えてくる景色がありますから。ひとりで考えると不安は増すばかり。将来について、さり気なく彼の意見を聞いてみるのもアリですね。
2016年03月13日「いまの彼と結婚したら幸せになれるかな」なんて漠然と考えたことありませんか? 先輩夫婦の結婚幸福度数「QOM」を読みといて、幸せな夫婦になるにはなにが大切かを考えてみましょう。■結婚幸福度「QOM」とは「QOM」とは「Quality of Marriage」の略称。直訳すると結婚の質、つまりは結婚生活においての幸福度を指すものです。婚活支援サービスであるパートナーエージェントが博報堂研究開発局のサポートを得て全国の20〜69歳までの夫婦を調査し、日本人の結婚観を反映して2013年に開発しました。「QOM」を構成する要素は大きくわけて「自己PR力」「観察力」「ケンカ力」「仲良し力」「境界力」「過去未来力」の6つ。80の設問に答えていくことによってそれぞれの力がどの程度か分析され、1000点満点で評価される仕組みとなっています。「QOM」が発表されてから2年以上がたち約11万名が受検。結婚生活における幸福度が高い夫婦・低い夫婦の特徴や傾向、ちがいがいっそうハッキリとしてきたようです。■やっぱり大切な、思いやり「QOM」の調査によると、結婚幸福度が高い夫婦と低い夫婦でもっとも差が大きかったのが、「パートナーからの思いやりを日頃から感じているか」という点。結婚幸福度が高い夫婦ではなんと97%もの夫婦が日頃から思いやりを感じています。その一方、結婚幸福度が低い夫婦は22%しかパートナーからの思いやりを感じていません。「夫婦にとって思いやりが大切!」と口にするのは簡単。しかし、やはり日々の感謝や気づかいは皆が皆できるわけではないようです。結婚幸福度が高い夫婦と低い夫婦での差は歴然です。いまの彼は、日常のちょっとしたときに「わたしって大切に思われているなぁ」と思える彼ですか? 逆にあなたは彼に対して思いやりを持って接することを心がけられていますか? もし彼との関係が一方的に尽くしたり尽くされたりの関係なら、一度考え直してみる必要があるかもしれません。おたがいに思いやるには、尊敬できるところを見つけたり相手の意見を尊重したりするところからはじめてみるとよいでしょう。■結婚しても、異性としてみられるか「QOM」の調査で興味深ったのが、「パートナーのことを異性としてみているか」という点。これも、結婚幸福度が高い夫婦と低い夫婦を比べると大きく差が開いています。結婚幸福度が高い夫婦では92%、低い夫婦では20%という結果となっています。夫婦になってからも付き合っていたときと同じように、休日にはデートをしてドキドキしたりキュンとしたり、男女としての関係を続けられるかどうかが鍵のようです。まったく新鮮味がなく退屈な関係を安心感と勘違いしてしまっていませんか?長くつきあっている彼がいるなら、マンネリな恋愛になっていないか、今一度ふりかえってみてはいかがでしょう。■将来について一緒に考えて話せるかふたりの将来について話す夫婦は、「QOM」の調査では結婚幸福度が高い夫婦では91%、低い夫婦では21%だそう。また、結婚幸福度が高い夫婦は81%がコミュニケーションについて満足しており、低い夫婦は9%が満足しているとのこと。これらのことから、十分なコミュニケーションによって現在のおたがいのことを知り、そこからふたりの将来について考えていくことが幸せな夫婦にとって重要だとわかります。いまの彼と遠慮なく将来を話し合えるような仲であれば、夫婦になってからも幸せを感じつづけられる可能性が大きいといえるでしょう。「QOM」は診断サイトでだれでもチェックできます。まだ結婚していなくても、いまの関係をふりかえるのにおすすめです。・ 結婚の幸福度指数「QOM」診断サイト
2016年02月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚相手をどう決めたらいいのかわからない」というかなえさん(27歳・看護師)に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■かなえさんのお悩み結婚相手をどうやって決めたらいいのかわかりません。いま、結婚の話をしている彼がいます。楽しくて、居心地がよくて、一緒にいて落ちつくのですが、相手の嫌な部分(金銭感覚のちがいや、目立ちたがりな性格など)が気がかりで、結婚に踏みだせません。完璧な人間はいない、理想なんてありえないとわかっているのですが、一生を共に過ごすと考えると、妥協できない、と思ってします。いままで付きあった方とも、同じように嫌な部分に目がいってしまいお別れしてきました。私が選りごのみをしているから結婚できないのでしょうか。それとも、本当に結婚したいと思える方に出会っていないだけなのでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりかなえさん、いわゆる“上から目線”ですね。でも、いいですよ。女性はそれくらいでないと! 結婚したら生活を共にしていくのですから、妥協しなくていいと思います。その代わり、かなえさんの“自分を見る目”を少し変えるだけで何かが変わると思いますのでお伝えしていきますね。かなえさんと同じような悩みを抱える方がカウンセリングに見えることがあります。そういう方は、お話していると楽しいですし、きっとお仕事も家事もそつなくこなせるでしょうし、容姿も秀でている方だったりします。ですので、傍から見たら「どうしてご結婚されないのだろう」と思われてしまうようです。よくよくお話を聞くと、周りにその方に見合う男性がいないようにも感じます。つまり、ご自身が「いるべき場所」「いるべき世界」にいないために、出会うはずの人に出会っていないように思いました。かなえさんは、お付きあいしても最後は嫌な部分に目がいってしまいお別れしてきたのですよね。たとえば、「金銭感覚のちがいや、目立ちたがりな性格など」というように。じつは、人に対して「嫌だな」と感じる部分というのは、自分に対して許可していない部分でもあるのです。つまり、かなえさんは「目立ってはいけない」というマイルールを持っているのだと思います。「調子に乗ってはいけない」や「分をわきまえないといけない」もあるかもしれません。また、金銭感覚というのはどちらの意味で書かれているかわかりませんが、自分より極端にみみっちい貧乏くさい方とはお付きあいしていて嫌でしょうし、自分の育った環境より極端にお金持ちすぎる方には引け目を感じてしまうのではないでしょうか。ここで勝手な推測をさせていただきます。かなえさんは、現在、ご自身よりも条件が良くて、尊敬できて、お金持ちで、容姿も良くて…というような方たちと出会える環境に身を置いていらっしゃいますでしょうか。そして、そのような男性とお付きあいできることになった場合に、よろこんで自分を推薦できますでしょうか。多分、ちがうのではないかなと思います。じつは、かなえさんご自身も何か強い劣等感を抱えていらっしゃるのではないかと感じました。劣等感というのは、人にいいたくない、恥ずかしい部分です。人は誰でも劣等感があるものです。強い劣等感があると、それを隠しますし、そのために人と心の深い部分でつながることが難しくなったり、本来の自分の魅力さえも無意識に隠してしまったりすることがあります。また、人との関係を優劣ではかってしまいますから、なかなかパートナーシップも築けないものなのです。かなえさんが、お付きあいしてきた方たちを上からジャッジしてしまうのは、じつはご自身を上からジャッジしていたということになります。自分にダメ出しが多いんですね。自分にダメ出しが多いと、劣等感を感じてしまう人たちとはお付きあいできませんよね。すると本来の自分には相応しくない人たちの中に身を置いて、グルグルしてしまうと思うんです。「目立ってはいけない」という言葉も辻褄が合いませんか。かなえさんが、ご自身の中の「できない部分」「ダメな部分」「目を背けたい部分」を開いて出したときに、じつはいまよりも魅力が出るのではないかと思います。弱くて寂しくて情けない部分ですね。すると、そこを守ってあげたいと思う男性が現われるのではないでしょうか。人の嫌な部分が目につくのは「強い自分」として生きてきた、選ぶ側の目線ですよね。今度は自分が弱い立場になり、選ばれる側になればいいのではないでしょうか。妥協とは逆に感じますが、本来の自分の魅力を発揮して、いるべき場所にいれば、きっと見合う方がかなえさんを探して選んでくれると思うのです。かなえさんがすることは、自分の劣等感、欠点も認め受けいれて、弱い恥ずかしい自分もさらけ出すこと。それがいるべき場所に行かせてくれる方法でもある気がしますよ。きっといままでしっかりとがんばってきたでしょうし、努力されてきた方なのだと思います。けれども、自分も完璧ではありませんよね。そして、つかれませんか。もうしっかりしなくていいし、ダメな女でいい。人を馬鹿にする女でもいいし、上から目線な女でもいい。人をジャッジしてしまうし、偉そうでもいいです。すてきに目立って叩かれてもいいじゃないですか。笑われてもいいじゃないですか。だって本当のかなえさんはもっと素晴らしいし、素晴らしい人と出会っていいのですから。そしてやはり、好きな人と結婚してくださいね。じつは、結婚したいかしたくないかはすぐに決められるものだそうです。悩んだということはきっとまだ出会っていなかったのです。きっとこれから出会います。応援していますね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年02月16日お付き合いをしている恋人がいても、お互いに気持ちが固まらない限り、結婚へは進まないもの。コラムニスト・ひかりさんが結婚を決断してくれない彼に対してどうすべきか悩む女性にアドバイスをします。■結婚を決断してくれない彼にモヤモヤしてしまう(Nさん・28歳)いま、私は15歳年上(43歳)の彼とお付き合いしています。同じ会社の人でした。彼は、恋愛経験があまりなく、不器用ながらにとても優しく穏やかで、私を大切にしてくれます。そんな彼と早い段階から、私は結婚したいと思うようになり、それを伝えました。私は契約社員だったのですが、次の更新時期のときに更新しないで一緒に住もうという話になり、次の職場も早く見つかりました。ただ、契約が終わっても、いつ引っ越ししていいのかなどをはっきりしてもらえず、モヤモヤしています。私から聞かないと話を切り出してくれそうにもありません。それに、私から聞くとしつこいと思われそうで嫌です。今後、本当に結婚してくれるのかどうか不安です。彼からは「結婚するつもりがなければ一緒にいない」と言われていますが、信じられません。彼に自分から話をふっていいものでしょうか。色々考えすぎて、行動できなくなっています。■Nさんへの回答もう2人の話し合いで、一緒に住むという話になっているのであれば、「引っ越し先はどうする?」と普通に聞いてみてもいいのでは? ただ、彼が「結婚するつもりがなければ一緒にいない」と言っていて、Nさんにも結婚の意思があるのであれば、「私の親が、同棲する前に会いたいと言っている」と言って、会わせてしまうのもいいでしょうね。このときに、ご両親に「同棲するなら、結婚してほしい」と言ってもらうのも1つの手です。私の周りではそれがきっかけで結婚した男性って結構いますよ! ただ、彼は43歳なら、年齢的にもNさんよりももっとリアルに結婚について考えているところはあると思うんです。自分できちんとプロポーズしたいと思っている場合もあるでしょうし。だから、仕切りすぎてしまってもいけないので、「私の親が会いたいと言っている」くらいのことを言って、様子をみるのもいいと思うんですよね。これでもし会いたがらないのであれば、彼はまだ結婚の意思は低いと見てもいいでしょうしね。まあ、手段の1つとして、ご参考まで。ただ、彼を自分の理想通りに動かそうとするときに、1つ、気を付けた方がいいことがあります。■相手を理想通りに動かすよりも大事なことたとえ思い通りに結婚できたとしても、相手に「押し切られた」と思われてしまっては、お互いに幸せになれないもの。だから、自分の意思は伝えつつも、「相手がどう思っているのか?」「相手はどうしたら幸せになれるのか?」などをきちんと考えることは大切です。20代くらいのときは、「相手が自分に何をしてくれるか」で愛情をはかったりしがちですが、まずはきちんと相手を愛することの方が大事。相手を理想通りに動かそうとばかりしないで、相手にとって手放したくないくらい、優しくて、愛情深い女性になりましょうね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2016年02月10日「男性と比較すると、女性は初対面で今後の縁の有無を即断する傾向がある」上記は結婚相談所に勤務する知人女性が、なげくようにいっていた言葉です。■ピンとくる相手を探す=白馬の王子様探しと同じことかしこまったお見合いの場ではなくても、結婚を望む女性が陥りやすいマイナススパイラルではないでしょうか。かくいう筆者自身も、結婚前に、このマイナススパイラルに陥った経験があります。いま思いかえしてみると「なんと浅はかな…」と自分を嘲笑したくなるものです。当時は、ピン! と来る相手になかなかめぐりあえず、次に会うかどうかの白黒を初回ではっきりつけていたのです。それを何度かくりかえして気づきました。そもそも、ピン! と来る相手には、簡単にはめぐりあえないという、シンプルな事実に。そういう相手を探すこと自体が、「白馬の王子様」を待つ幼稚な考え方と大差がなかったのです。そこで、発想の転換をすることにしたのです。好みのタイプではない相手でも、すぐに縁を切ることはせず、まずは長所を3つ見つけることにしました。この方法は、会社員時代、嫌いで嫌いでどうしようもなかった上司の長所を3つ発見し、嫌いな気持ちをセーブした体験からヒントを得ました。■相手が自分の理想に近い男性になる可能性も先出の知人によれば、女性との接触経験が少ない男性と、それなりに経験を積んだ女性がお見合いするケースも珍しくないそうです。ですが、話が盛りあがらないため、次回につながらずに終わってしまうことが多いとか。女性との接触経験が少ないということは、女性をリードすることはもちろん、女性がよろこびそうな言葉をかけられないということでもあります。ですが、はたしてこれを“即縁を切る理由”にしていいのか、というのがわたしの考えです。女性慣れしていないということは、ちがう角度から眺めれば、自分の理想に近い男性になってくれる可能性を秘めているといえるからです。「そうじゃなくて!」と、強く相手を否定するよりも「こうしてくれたらうれしいな」と、ことあるごとに伝えていけば、フィーリングが合うカップルに成長できることもあるのです。長所と短所は背中あわせです。つまり、自分が短所だととらえた裏側をのぞいてみることで、相手の長所が見えやすくなります。この視点を忘れず、とりあえず相手の長所を3つ、見つけるようにしてみてください。2つまでは比較的簡単に見つけられますが、3つ目はなかなかむずかしいものです。誰に対しても長所を3つ見つける訓練をすると、自分がいかに相手のことを辛口採点していたかにも気づけます。相手の短所より長所に目が行くようになると、周囲がいい男だらけに見えてくるから不思議です。もちろん、生理的に受けつけないと感じる相手とは、この方法で無理やり縁をつなげる必要はありません。しかし、出会いがないといいながらも、すぐに縁を切ってしまう人には、一度試していただきたいです。恋愛面のみならず、仕事で合わない人にもこの方法はオススメです。自分自身が、いまよりもっと生きやすくなるはずですよ。
2016年01月16日オーバー30の女性が結婚を考えたとき、避けるべき男性の特徴を過去2回にわたってお伝えしました。じつは、まだまだあるのです。今回で最後になりますが、ぜひ参考にしてみてください。ひとつめが、「自分の価値観を押しつけながらも相手の価値観を受けいれない」男性です。ある女性の実体験を記しましょう。■価値観の共有が一方通行でしかない彼女の恋人は、彼女が嫌いな食べ物であっても、自分の好物は「いいからとにかく食べて!」と強制する男性だったそうです。彼が食を通じて自分と価値観を共有したいのだろうと、最初は彼女も無理にでもチャレンジしていました。彼女が彼の好きな食べ物に挑戦したのと同様に、自分の好物なら彼も受けいれるだろうと、彼女は予想します。しかし、実際に勧めてみたところ、がんとして受けいれず、ひと口も食べようとしなかったそうです。たかが食の嗜好(しこう)のちがいと片付けられる問題ではありません。彼と一緒にいるかぎり、相手の価値観を押しつけられながらも自分の価値観を受けいれてもらえない日々を送ることになるのです。ささいなことがらから、人間性が見えてくることはよくあります。彼女が例の彼とテレビを見ていたときのこと。テレビに出ている女性タレントを見た彼が「この子、かわいくて好きだ」といいました。彼女はその女性タレントに対して、好ききらいなどの印象を持っていなかったため、「そうなんだ」と答えたところ、彼からはこんなことをいわれました。「なんでかわいいって思わないの? 自分より若くてかわいいから嫉妬しているんじゃないの?」驚がくですね。彼は自分の価値観を押しつけるどころか、「俺のいっていることや感じていることは、すべてにおいて正しい」と信じこんでいる“俺サマ”だったのです。こういった男性とは話しあいすらままならないものです。オーバー30のみなさんは、彼女を反面教師にして、ささいな言動から彼の本質を見きわめるようにしてください。■クレジットカード払いが多いもうひとつめが、「なんでもクレジットカードで支払う」男性です。以前、取材したファイナンシャルプランナーさんが、こんなことを教えてくれました。「ポイントをためるために賢く活用するならいいけれど、うまく使えない人のほうが多い。とくに食費をクレジットカードで支払うと、家計が破綻しやすい」わたし自身が、フリーランスという月々の収入が安定しない職業に就いているせいか、クレジットカード払いの多い人に疑問を持ってしまうことも事実です。実際に、支払いのほとんどをクレジットカードですませている男性に「いまこの段階で、今月いくら引きおとされるか把握している?」と質問したこともあります。何人かに聞いたところ「わからない」という答えが大半でした。現代は、いつリストラされても会社が倒産してもおかしくない時代です。数か月後に給料が確実に振りこまれると、なぜ断定できるのでしょうか。振りこまれる前に職を失ってしまったら、引きおとされる金額はまかなえても、先の生活が不安になることは目に見えています。未来に振りこまれるであろうお金は、まだ自分のものではないのです。だからといって、クレジットカードを否定しているわけではありません。先のファイナンシャルプランナーさんのように、賢く活用すればいいだけ。ただ、これが生活をともにする夫となると、話が変わってきます。クレジットカードはお金の動きを目で見て確かめることができないため、気づいたら夫が借金をしていた、というケースもあるからです。クレジットカードに関しては、性別問わず当てはまることといえます。クレジットカード払いの多い人は、貯金をしていないケースが多かったことも取材でわかっています。オーバー30の女性のみなさんの貴重な時間を有効に使うためにも、上記2つに当てはまる男性に出会ったら、「即撤退!」を強くオススメします。
2016年01月02日「できる限り早く結婚したい」と考えているオーバー30の女性は、時間がないと焦っている人が大半です。時間がないからこそ、相手選びは慎重に、そしてまちがったりはしたくないと強く思っているのではないでしょうか。では、まちがった相手選びとはなんでしょうか。具体例を挙げればきりがありませんが、仕事で恋愛相談を受けてきて、わたしが実感しているのが、以下に当てはまる男性です。■恋人との関係を自然消滅させた経験があるこれは、自然消滅「させられた」側には当てはまりません。そして、元恋人からDVなどの被害を受けた、ストーキングされたなどの異例も除きます。2年ほど前からでしょうか。「彼に関係を自然消滅された」と嘆く声が、なぜか20代半ばから30代後半の女性たちから激増しました。彼女たちはまず、彼からの連絡がどんどん減っていくことに悩み、そしてついに連絡が来なくなって相談を寄せてきます。これも恋愛相談を受けつづけてきてわかったことですが、基本的に女性は恋人から別れを告げられたとき、その理由を対面ではっきりと聞きたがるものです。自然消滅されるという形では理由がわからないため納得できず、相手に気持ちが残ってしまいやすくなるのです。そして、貴重な時間を浪費してしまうのです。関係が浅い段階で、男性に過去の恋愛のことをたずねたとしても、「自然消滅させた経験がある」などとは答えないと思います。ただし、自然消滅「させた」経験者の共通点を把握しておけば、まちがった相手選びを事前に防ぐことは可能でしょう。その共通点が次にあげる項目です。■問題を解決せずに先送りするクセがある=“逃げグセ”がある自然消滅「させる」側の人間は、別れたい理由を告げるという面倒なことを避けたがります。そのため、問題を放りだして逃げてしまうのです。“逃げグセ”を持っているかどうかは、日ごろの言動でわかります。女性側が問題を解決するため話しあおうとすると、「いまはそういうことを話すときではない」「そういうむずかしいことはわからない」などといいわけをして、問題を先送りするのです。“逃げグセ”のある男性と結婚すると、苦労することが目に見えています。面倒くさいことから逃げるということは、女性側に負担が強いられることにつながります。結婚式や義実家・親戚付きあい、家事、子育て、金銭面、老後…あらゆることが女性にのしかかることも想像に難くないのです。ですから、自然消滅させられた女性から相談を受けるとわたしは、「別れて正解だった」と伝えています。“逃げグセ”があるかどうかは、みなさんもきちんとチェックするようにしてくださいね。
2015年12月26日オーバー30の女性で、結婚願望がありつつも現在恋人がいない人は、「次に付きあった人とは結婚する」と考えていることが多いと思います。わたしの知人にも婚活に励んでいる女性がいますが、自身の年齢が気になり焦ってしまい、「その人はやめておいたほうがいいのに…」と、感じる男性と交際しているケースがちらほらあります。初婚の人の場合、結婚を考えられる相手と付きあいたいと思いながらも、「結婚したことがないのに、結婚に向いている男性像などわからない!」というのが本音ではないでしょうか。結婚に向いている男性像はわからなくても、避けるべき男性の特徴はあるのです。そのひとつめをこれからお話します。■結婚後も仕事を続けることを応援してくれる…の次が肝心結婚後も女性がバリバリ働くことを望み、応援してくれている。ここまでは理想的だといえます。しかし、前提として女性が家庭的であることを絶対条件にしている男性は気をつけたほうがいいでしょう。加えて、男性自身が妻を専業主婦にするほどの収入を稼いでいない、もしくは収入はあるけれど、妻にも自分と同等の生活費を入れてほしいと望んでいる場合は、完全にアウトです。さらに追加すると、家事が苦手で、結婚後の家事はすべて妻に任せようと考えている男性は、お話にすらなりません。■ある質問で、避けるべき男性を見きわめるかなり前のことですが、テレビで放送していた婚活現場のドキュメンタリー番組で、このようなタイプの男性を見たことがあります。正確な年収は忘れてしまいましたが、男女ともに700~900万円のゾーンだったと記憶しています。その男女が結婚相談所で出会い、互いの結婚観について話しあっていたときのことでした。女性が「結婚後も仕事は続けたいと考えています」と伝え、男性も「働くことは応援します」と答えたあとの会話が衝撃的でした。まずは、女性がこう質問しました。「仕事が忙しいときは、夕飯をつくることができない日もあると思います。そういう日は、おそうざいを買ったり、外食でも大丈夫でしょうか」すると男性は、自身は家事がまったくできないのに、はっきりとこう答えたのです。「それは困ります」自分は料理ができないけれど、手抜きは困るというのです。自分勝手きわまりない価値観で、テレビを見ていた当時、独身だったわたしは、「こういう人は、たとえスペックがよくても無理!」と感じたことを覚えています。「女性が働くことを応援する」という意見は、生活費を削られたくないという腹黒い人生設計の“隠れみの”です。こういう男性は、自分と同等の生活費を入れてくれたうえで、家事全般を担ってもらうという、“家政婦”以上の女性を求めているだけなのです。当然ですが、彼らは破談。関係が浅い段階で男性の正体がわかったのですから、時間を浪費せずにすんだともいえるでしょう。しかし、わたしの知人のなかには、このタイプの男性だと知らずに付きあってしまった女性がいるのです。結婚を意識するようになったふたりが将来のことを話していたとき、彼にこういわれたそうです。「生活費は半分、出して“あげる”よ」この男性も先のテレビに出演していた男性と同じく、家事はまったくできません。手伝う気もなかったそうです。結婚すれば女性側の負担が激増することは確実なのに、“あげる”と、なぜか自分が上、女性が下という扱いをしていたそう。女性は興ざめして、楽に別れを決断できたそうです。この手の男性を避けるためには、テレビに出ていた女性と同じような質問をしてみるといいでしょう。わたしも実際に質問していました。自分の彼が結婚相手として避けるべき相手かどうかをチェックできるので、オススメですよ。
2015年12月19日このようなタイトルにしましたが、完成した人間など性別年齢、未婚既婚を問わずこの世には存在しません。ですが、「生涯をともにする結婚相手を探そうとすると、相手を見る目が厳しくなり、あれもこれも…とつい条件を並べがちになる」と、ある結婚相談所を取材した際、担当者が語っていました。この傾向は、男女ともに見られるそうです。■理想の夫婦やイクメンを見てあおられてはダメ!外見が自分好みで(できれば整っている)、オシャレで社交的で優しくて気が利き、結婚したら家事を担当してくれて、育児も手伝ってくれて、浪費・ギャンブル・浮気癖なし(DVなどは除外前提)。そして、できるだけ年収も高い。このようなスペックを持つ、結婚相手として完成形に近い男性は大半が既婚者か、独身だとしてもしれつな争奪戦に勝たないといけないことは、みなさんも熟知していると思います。ただ上記のような男性は、女性をリードする、あるいは楽しませることにも長けているという副産物もついてくることが少なくありません。既婚でこの類の男性を見つけると、「こういう人が旦那さまだったら…」と想像することもあるかもしれません。じつは、その想像こそが間違いなのです。理想の夫婦やイクメン記事を読んで、あおられてはいけません。■完成形に近い男性の大半が既婚者なのには理由がある既婚男性は奥さまという異性と暮らすことで、女性を巧みに扱う経験値を積み、積んだ結果をあなたに見せてくれているだけ。ほとんどの男性が結婚後、奥さまの怒りを助長する地雷ポイントを踏みます。そのたび、「女性にこういうことをしてはいけないんだ」または「こういうことをすると喜んでくれるんだ」と訓練に訓練を重ね、結婚相手として完成形に近い男性に近づいていくものなのです。奥さまが男性をうまく操縦できるようになる仕組みもしかり。つまり夫婦は「お互いに育てあう存在」であり、ふたりとも伴侶として未完成の状態で出会い、完成に少しずつ近づいていくもの。ですから、完成に近い独身男性などいないという現実を忘れないようにしてください。そう考えれば、「ここを微調整すれば、もっといい男になるかもしれない」という目で男性を見ることができるようになります。選択肢の幅が広がるわけです。 ■育てあえる関係になれる男性の見極め方ちなみに、「お互いに育てあう存在」になるためには、まずは相手の意見に素直に耳を傾ける姿勢が大切だと実感したエピソードがあります。以前、女性との交際経験が少ない男性から、以下を質問されたときのことです。「上りエスカレーターでは女性を前に、下りエスカレーターでは女性を後ろにして乗らなければいけないのはどうしてですか?」これは、女性の安全を確保するためのポジショニングです。実生活で上にいる女性が後ろに倒れて男性がそれを支える、または下りエスカレーターで女性が転んで男性が背中で支えるシチュエーションはそうそう起こりません。けれどその位置に男性がいてくれることによって、女性は守ってもらえている安心感を得られ、安心感が信頼につながると伝えました。すると彼は即、実行したのです。彼は現在のわたしのパートナーではありませんが、「こういう人となら育てあえる関係になれるだろう」と感じたことを覚えています。お互いに補いあい、育てあって周囲から「最近(いい方向に)変わったね」と言われる関係を目指せるかどうか。この観点で出会った人を眺めれば、完成に近い独身男性を探そうとする、無理な婚活からも逃れられるのではないでしょうか。
2015年09月12日こんにちは。Dr.コパです。独身の時期が長く続くと、早く結婚しなければと思う一方で、迷いもいっそう大きくなってしまうもの。今回は、葛藤の中で誤った判断をしないように、本当に幸せになるためにすべき考え方をお伝えします。■4歳違いはOK! 先祖からのご縁を大切に恋人としては好きでも、結婚を考えた瞬間「この人でいいのか」という不安が出てくるもの。一生をともにする相手なのですから、妥協など許されませんよね。そこで一つの判断基準としておすすめしたいのが、相手との年齢差。風水では、4歳、8歳、12歳など4で割り切れる年齢差、あるいは同い年の場合は先祖からの縁とされます。先祖が二人の仲を取り持ってくれるので、スムーズに結婚話が進むでしょう。もし今そういった人とお付き合いしていて、ずるずると続いている気がするなら、その人とは腐れ縁なのかもしれません。とはいえ、悪い意味ではなく、二人でいるのが自然ということ。それこそが切れない縁なのですから、幸せになれるはずですよ。きっと、そういう相手には好き嫌いとは違う、不思議な感情があると思います。それならば、「縁は異なもの、味なもの」という言葉を信じて、相手と歩む人生を選びましょう。■条件つきだけどうまくいく相手もいる! また、4で割って余り1になる年齢差なら、同じ目的があるとうまくいきます。余りが2なら、まったく異なるタイプ、余りが3なら友だち夫婦かもしれません。だからといって、そういう相手は避けなさいというわけではないのです。元から良縁を持っている二人は稀ですから、努力してでも添い遂げたいと思うなら、良縁がはぐくまれるでしょう。 ■どうやっても良縁にならない相手とは!? ただし、初めから一緒にいるだけでストレスを感じ、良縁になりにくい関係もあります。それは、相手が6歳差、18歳差だった場合。いくら愛情が盛り上がったとしても、問題が起こり疲れてしまいます。すれ違いがストレスの原因ですが、相手に合わせようと頑張ったところで余計に神経をすり減らしてしまうでしょう。■迷ったときには、こう考えて! 既に相手が決まり、もうみんなにも背中を押されているならば、5割以上結婚へと傾いているでしょう。そして、今お伝えした判断基準にも合うならば、8割方気持ちは固まっているはず。では、なぜあと2割の踏ん切りがつかないのでしょうか。まず、平凡過ぎてつまらなそうだと考えているあなた。多くを望むなとは言いませんが、平凡な二人ならば幸せな家庭を築くのは簡単なのです。その上で、楽しいことを見つける努力はできるでしょう。また、価値観、センス、味覚が合っているのかで悩む人も多いはず。育ってきた環境は変えられるものではありませんから、その点で踏ん切りがつかないのならば、結婚してうまくいかない可能性もあります。特に、舌の感覚は三代残ると言いますから、見過ごしてはいけない問題です。妥協すべきではないポイントで今迷うことができているのは、ある意味ではラッキーなこと。結婚する前に問題点に気付けているのですからね。人間関係でもよく言いますが「あんな一面さえなければ、いい人なのに…」というのは「その一面があるから、悪い人」だったりします。結婚相手も同じで、迷っている部分があるなら、それこそがあなたにとって結婚において一番譲れないことだとも言えるのです。細かいことで悩むのは悪くありません。逆に、腐れ縁のように感じても、一緒にいて何のストレスもない相手なら、幸せに導いてくれるでしょう。 ・なまえだけで驚愕的中!【陽気な幸運オヤジDr.コパ】開運姓名判断 ・【驚愕の事実】あの人が“結婚”の言葉を口に出さない~理由・本音~
2015年09月10日周りの仲間や古くからの友人たちの結婚ラッシュが続くと、「そろそろ私も結婚しないといけないかな」という焦りを感じてしまいがち。ただ、そこで生じてくるのが1つの疑問。本当に結婚して幸せになれるのか、焦って手に入れた家庭はうまくいくのかということ。今回は結婚に焦りを感じている女性に送る、結婚の名言を紹介しましょう。結婚は簡単なものじゃない結婚とは全精神を注ぎ込まねばならないものだ。イプセン/作家出典:友人・同僚の必ずうまくいく短い結婚スピーチ P30より引用イプセンの名言からすると、結婚をすることであらゆる試練があり、その試練を乗り越えないといけないという考え方ができます。結婚=幸せというイメージを抱いている人もいるけれど、実際は山あり谷ありの日々なのかもしれません。家庭を持つことでこれまでとは全く違う環境になり、自分のことよりも家族やパートナーのことを優先しないといけなくなります。結婚するのは簡単だけど、その後の生活や将来への不安なども大きく、今までとは違った悩みを感じることになるでしょう。結婚すると素敵なことも逆に結婚した女性だけの特権もたくさんあります。例えば、家族がいることで温かさを感じたり、安心感を覚えたりすることができるでしょう。落ち着いた生活を送ることができ、これまで感じていた焦りは解消されるはず。また、子宝に恵まれることができれば、今まで味わったことのないような喜びや楽しさを得られるので、「結婚してよかった」と実感できる日が訪れるでしょう。「適齢期を逃したくない」というのは、小さな命を授かりたいという思いも関係しているのかもしれませんね。焦りすぎは禁物結婚のメリットに惹かれたり、周りの雰囲気にのまれたりすると、結婚を焦ってしまうこともあるでしょう。ただ、あまり先へ先へと進もうとすると、夫婦間でのトラブルが頻発してしまったり、金銭面での問題が生じたりと良い結果を得ることはできません。実際に、結婚への憧れが強すぎて、「理想と現実とのギャップに戸惑ってしまった」という人もいるので、地に足を付けてしっかりと見極めることが大切なのかもしれません。結婚のメリット・デメリットそれぞれについて、今一度考えてみてはいかがでしょうか? 結婚できる環境や心構えができてからアクションを起こしたほうが、本当の幸せを掴めるかもしれませんね。
2015年07月21日大好きな彼が悩んでいると、こっちまで辛い気持ちになりますよね。どうにかして彼を助けてあげたい、良い方向に進むように支えてあげたいと思うはず。国内最大級のQ&Aサイトの オウケイウェイヴ にも、同じ境遇の人、同じ悩みを抱えていた人たちがいます。ちょっと覗いて、解決策を見つけてみましょう。質問社内恋愛中の彼(27歳)は営業マンをしています。おとなしく、自分にコンプレックスのある彼は、営業マンに向いてないと自信がありません。彼の部署の後輩から話を聞くと、先輩らしくやれてるようでもありますが、やはり同じ社内なので、彼があまり仕事のできる方ではないことは小耳に挟むこともあります。もしも営業マンから転職した方がいいとしても、この不況で職があるか、新しい仕事で自信がつくのか疑問です。彼との結婚を希望していますが、仕事に自信が持てないことがネックになっているようなのです。回答1あなたの気持ちもわかりますが、それって母性本能が原因では? 社会の評価は冷たいものです。それを改善するのは、自分自身。あなたの彼は、自分の仕事について日々「反省」を試みていますか? 仕事ができるかできないか、それは、日々の勉強に基づくものです。この点に気付かない限り、自己の成長はありません。転職を考えるのもひとつですが、もし、自分を省みていない彼なら、どこでも通用しないでしょう。あなた自身も、彼の不足している点を見つけ出し、上手にアドバイスされてはいかがでしょうか。「あげまん」として行動されることを試みてはいかがですか? 回答2女性です。最近、男性の自信というものについて考えていたのですが、これは本人の生まれ持った性格が非常に左右するものだなって痛感しました。質問者様の彼がこの営業職が苦手だということ以外、性格的な事が書かれていないので、どのように判断していいのか良く分かりませんが、比較的おとなしめの言動をする男性は、ビックリするほど頑固だということです。究極のところ、本人はこちらが考えている以上に嫌だと思っていることなどに対して常に頭を悩ませているのであり、直したいと思いながらも直せない自分がいたり、自分の中に大きな葛藤があるようです。回答3私自身は、最初営業はいやでした。人と話すのが苦手で向いていないと思っていました。営業ができない人物と言う評判でしたのでろくな取引先を持たせてもらえず、成績は当然悪かったのです。それがあるとき支店長が変わり、そのときある取引先と商談中で苦労していたのですが、これを逃せばもう後がないと言う気持ちで必死でした。そうした姿勢が次の支店長に認められて援護射撃をしてもらい、商談成立になりました。それで自信がつき、出世し、営業の○○と言われるようになりました。僕は営業は舞台の上の役者にたとえています。営業に出るときは演技をするのだと言う気持ちで行くことです。臨機応変に悲劇のヒーローも喜劇役者も演ずることです。地の自分ですると恥ずかしいことをいっぱい言います。割り切って演技者になるようにされたらいかがでしょう。彼のコンプレックスを払拭するには、あなたの努力だけでなく彼自身も意識改革をしないといけないでしょう。向き不向きを考える前に、今必要なこと、改善すべきことを一緒に考えてみてはいかがでしょうか? 彼自身ではわかっていない魅力や欠点をあなたが指摘することで、彼の可能性を引き出すことができるはず。あなたから見た彼の印象や性質を素直に伝えてあげて、コンプレックスを解消するきっかけをつくってあげましょう。仕事で行き詰っている彼を応援するのは意外と難しく、男性にとってはデリケートな問題だったりします。「頑張って」という言葉が逆に傷つけてしまうこともあって、なかなか1歩を踏み込みにくいもの。質問の回答にあるように、まずは彼の働きぶりをよく聞いて、適切なアドバイスで導いてあげましょう。・ オウケイウェイヴ 元記事は こちら
2015年07月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「こわくて結婚できない」という、やゆよさん(33歳)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。やゆよさんのお悩み付き合っている彼が結婚をしたがっていますが、私はこわくてできません。私はいつも付き合っている人と『ずっと一緒にいる』ということが信じられません。相手が冷めるか、自分が嫌になるか、という未来しか想像できず、結婚が良いものだと思えないです。本当はちゃんと幸せな家庭を持ちたいと思っています。でも、できる気がしません。今の彼も年下だし、頼りないし、いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かないと思います。だからと言って、他の人だったら上手くいくとも思えない。私はどうしたら良いですか?心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりやゆよさん、こんにちは。高橋かのんです。せっかくそんなお相手がいるなら、結婚、してみましょうよ! と軽く言っちゃいます(笑)。やゆよさんもおっしゃっているように、これは相手が彼だからの問題ではなく、やゆよさんの中の問題のようですよね。本当は幸せな家庭を持ちたいけど、今の自分では、誰とでもそうできる自信がないという悩み。そもそもとして思うのですが、そんな自信や確信なんてなくていいのではないかと思うのです。「ずっと一緒にいたい」とは思っても、どうなるかは誰にもわからないのですから。今は、離婚も多々あることですから、もう少し気軽に考えてもいいのかもしれませんよ。とにもかくにも、今、せっかくここまで自分について感じているのですから、まずは、今の時点て、もう少し深く向き合ってみましょうか。私も、中学生の頃すでに、なぜか結婚しても離婚するだろうと思っていた記憶があります。その頃は漠然と思っていたのですが、今思うに、両親を見ていて、結婚にいいイメージが持てなかったからだと思います。離婚すればいいのにと思っていましたし、子供のために離婚できないと言っている母に、子供を思うなら尚更してほしいという思いと、自分が足手まといになっているような気がして、それなら、子供なんて産まなきゃよかったのにとさえ思っていました。やゆよさんは、何を見て、何を経験して、良いイメージが持てなくなったのでしょうね。そして、それは、本当でしょうか。疑ってみてほしいのです。実は、勝手にそう思っていることも多いからです。私の母も、結局のところ、父(もう亡くなっていますが)が好きなんだなあと今ではわかります。イメージって大事ですから、結婚っていいなと思えるご夫婦と、たくさん関わることもオススメしますよ。「いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かない」とのことですが、そんなあなたを知った上で、彼は結婚したいと言ってくれています。素敵じゃないですか。そのままでいいということです。でも、そういう自分がイヤということであれば、イライラの原因も掘り下げて向き合ってみるのもいいでしょう。相談内容からの可能性としては、自分の頼りなさを嫌っているだけかもしれません。彼を頼りなく思って、自分がなんとかしなくてはと無理してがんばっていませんか? そんな自分が自分でも心許なくて苦しいのだとしたら、お互い頼りなくて共倒れになってもいい、という覚悟で自分でがんばるのをやめて、彼を頼りにしてみてください。自信がなくて結婚に踏み切れないことも相談してみるといいと思います。あるいは、実はないものねだりで、勝手にどんどん決めていくリーダーシップのある人より、少々頼りないくらいの相手がよくて、やゆよさんは自分が決めていきたい、頼りにされたいタイプなのかもしれませんしね。いずれにしても、まずは「彼が頼りないから、やっている」と思っていることをやめてみたらわかります。お楽しみに。さて、冒頭で、結婚してみればと言いましたが、実のところ、形は関係ないと思っています。してみればと言われて、どう感じたでしょうか。まずは、その答えに従ってみるのでいいと思います。大事なのは、二人の居心地であって、二人の今を大事にしていけばいいのではないでしょうか。でも、もしも、ここでお伝えしたことをした上でも、ずっと怖がって「してみたいけど、できない自分」を感じて、どうようかと悩み続けるのであれば、いっそ、してみてもいいのかもしれません。何事もしてみないとわからないこともありますからね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月14日恋愛の相性というのは、さまざまなところで感じるものです。今回は、恋人が潔癖症で悩んでいる女性からのお悩み相談に、コラムニスト・ひかりさんがお答えします。結婚を前提の彼がきちんとし過ぎて窮屈かも…(Aさん・34歳)将来的に結婚を考えている彼がいます。お互い、結婚を意識していますが、付き合ってから間もなくして、彼との価値観の違いに悩むようになりました。例えば、彼の部屋は常に整頓されていて、初めは尊敬していましたが、彼は私が動かした物は自分で位置を直すことがあります。それが段々窮屈になり、自分がとても駄目な人間のように思えてくるようになりました。彼は子供も好きみたいですが、結婚して一緒に暮らしたり、子供が産まれて家が散らかっていたらストレスが貯まり、我慢できないのではないか、と心配です。彼は私を好きでいてくれていますが、今はかなり無理をして身だしなみをきちんとし、女性らしくして、彼に合わせているので、今後一緒に生きていけるのかどうか、不安を感じます。彼を変えようとは思いませんが、このままではいずれボロが出て呆れられ、嫌われるのではと思うと、恋をしていて段々辛くなってきました。実はもう我慢の限界で、別れたいとすら思っています。Kさんへの回答彼に合わせ過ぎて、無理してしまっているんですね。それで付き合い続けるのは辛いですよね。彼自身、潔癖症なところがあるようですが、問題は、それを周りの人に対しても求めるか否かですよね。汚れていたら、相手に文句を言うのではなく、自分で掃除するような人であれば、むしろきれいにしてくれて、女性は大助かり! なんてことにもなるのでしょう。でも、それを相手にも求めるようであれば、その彼はどんな人と付き合ってもうまくいかないかもしれません。結婚となると、恋愛とは違って毎日の生活となるので、細かいことにネチネチと文句を言ったりしない、大らかな人をパートナーにしたいというのは誰もが思うことですしね。少しずつ自分を出して! 今後、リアルに結婚を考えるのであれば、いつまでも“作った自分”ばかり出していても仕方がないので、少しずつ、自分らしさを出していって、様子をみるしかないですよね。そこで相手に文句を言われるようなことがあれば、話し合いをして、少しずつ折り合いをつけていくことも大事です。今回の場合でも、相手がキレイ好きなのはかまわないし、今後、一緒に暮らしたときもキレイに掃除をしてくれる分にはありがたいけど、自分にまでそれを強要されると困ることは、きちんと言った方がいいですしね。もし、それで彼の心が離れていくようでは、結婚したってうまくいかないので、そういうときは「合わなかった」と割り切るしかないでしょう。もし、掃除がどうしても苦手であれば、お金はかかりますが、結婚後は掃除のプロに頼んで、その分、自分は外でお金を稼いでくるという方法もあります。結局は、結婚し、共に生活するとなると、家の整理整頓だけではなく、あらゆるところで価値観の不一致は出てくるものなので、合わないところもなんとか折り合いをつけて、お互いに無理しない程度に我慢できるか、というのがポイントなんですよね。別れを決断する前に、お互いに柔軟に問題を解決していける関係なのかどうかをよく見てみては? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年07月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「頼りない彼と結婚を考えられません」というみちさん(30歳・看護師))からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■みちさんのお悩み彼が頼りないひとで結婚を考えられません。年齢のことも考えるとあまり時間もなくて別れるかどうか悩みます。いい人で優しい人だけど頼りないし、私はあまり性交渉が好きじゃないのに求められ断るのも辛くなってきました。嫌いじゃないけど好きかと聞かれても正直わからなくて踏み出せません。私はバツイチ子供なしなんですが、元旦那といるときには悩まなかった内容で困ってます。またなんでも元旦那と比べてしまうのも嫌な自分がいます。よいアドバイスがあれば聞かせてください。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりみちさん、こんにちは。いかり屋圭子です。一言アドバイスするとしたら「彼に失礼だから別れたらいかがでしょうか」でした。失礼しました。この言葉を聞いて、みちさんはどう感じますか。 少し感じてみてくださいね。「いや、まだ別れたくないわ」もしくは「そうか、やっぱり別れたほうがいいか」のどちらでしたか。みちさんは、結婚に何を求めていらっしゃいますか。今の彼よりも頼りがいがあり、セックスを求めない方が現れたらその方に乗り換えますか。もしくは今の彼と同じだけれども高収入や、さらに条件がいい方が現れたらどうしますか。結婚に対して、人それぞれ求めるものや、イメージが違うと思いますので一概には言えませんが、結婚する前からセックスを断りたくて、そしてそれが辛いということですが、結婚したら更に、断ることに罪悪感を感じるのではないかと思います。彼のことを日々、「頼りない」と思い心の中で責めて、一方セックスについては罪悪感を感じる。そんな結婚生活になるかもしれません。どうでしょう? みちさんは、今の彼と別れないまま、ほかにもっといい人が現れたら、今の彼と別れて新しい人のところに行きたいのではないかと感じてしまいました。けれど、新しい出会いというものは「彼がいない状態」の時に来るものだと思います。世界は広いし、男性は多いし、みちさんはまだ若いです。みちさんは、きっと「損をしたくない」方なのかもしれませんね。みちさんの心の中にはまだ「元夫」の居場所があるのかもしれません。ある方の言葉によると、誰かと結婚したいかしたくないかは、本当は瞬時に判断できるものらしいですよ。人間も動物ですからね。直感が働くそうです。たぶん今のまま彼と付き合っていたら、遅かれ早かれ彼の方から別れたいと申し出るのではないかと思います。だから、みちさんは自分の気持ちがはっきりするまでしばらくウダウダとしていればよろしいかと思います。今回は辛口の回答になりました。そして、この回答を読まれて、みちさんがどう感じるかで決まるのではないかと思います。本当はみちさんの中ではもう答えは出ているのだと思います。考えてみてくださいね。そして「損してもいい」という言葉をつぶやいてみてください。損してもいい自分は何を選択するのか。損得ではなく、自分の心は本当は何を求めているのか。自分に聞いてみてください。答えは自分だけが知っていますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月09日一緒にいたら幸せになれる人と恋愛をしたいものですね。コラムニスト・ひかりさんが、厳しくも愛をこめて愛されたい症候群の女性のお悩みにお答えします。■私は男性を見る目がないのかもしれません(Iさん・27歳)先日、3年間つきあっていた彼と別れました。1年半遠距離をし、1年半同棲をしていました。別れた原因はふたつ。彼の両親と結婚の意見が合わなく、どっちつかずの態度を彼がとるので話が進まなくてイライラしたこと。さらに、彼はお金にルーズで家賃の支払いを2ヵ月分滞納するようなところがあり、結婚してもうまくいかないんじゃないかと思ったからです。別れてみて思うのが、「あんまり彼に愛されている実感がなくて、さみしかったんじゃないかな」ということ。そして、友人などから、「あの彼氏と別れて正解だったね」とすごく言われ、私は男性を見る目がないんじゃないか、と。今後、相手を変えても、今の自分のままでは幸せな恋愛ができない気がするんです。そこで、1.愛されたい症候群から抜け出して、恋人がいなくても幸せを感じられる方法2.一緒にいたら幸せになれるパートナーの選び方この2点を、ぜひ教えていただきたいです。■Iさんへの回答愛されたい依存症の人は、相手の存在で自分の心の隙間を埋めようとしている人が多いので、まずはその自分の心の隙間はなにか? をきちんと知った方がいいでしょうね。たとえば、思うように夢や仕事がうまくいっていないから、恋愛に幸せを求めている人もいるし、自分に自信がなくて、恋人がしてくれることで自分の存在価値をはかっている人もいます。それによって対応の仕方は変わります。もし、夢や仕事がうまくいっていないのであれば、恋愛に逃げずに、まずは自分が納得できる環境作り&実力をつけることが大切です。自分の価値を恋人の行動ではかるのであれば、まずは自分で自分をきちんと受け止められるようになる必要があるわけです。恋人がいなくても幸せを感じたければ、Iさんが自分の心に足りないと感じているものは何かを理解し、自分でそれを埋められるようになった方がいいでしょうね。■自分が魅力的になった分、相手の魅力に気付ける! 人によって、幸せになれるパートナーは違うのでは? 相性ってありますしね。ただ、あえて幸せになれる魅力的なパートナーの選び方について言うとすれば、それは、自分が魅力的になれば分かります。自分の魅力を磨けば磨くほど、相手にその魅力があるのかどうかが見えるからです。たとえば、依存体質を抜け出し、精神的な自立ができるようになった人は、依存体質の人を見れば分かります。だから、そういう人を魅力的には思わなくなります。自分の心の弱さに負けない人になったら、自分の弱さに負けている人が分かります。だから、そういう人を好きにはならなくなるでしょう。もうひとつ言えば、相手の欠点が常識的な範囲内であれば、それに対して自分が対応できる人になれば、幸せになれます。たとえば、元彼のようにお金にルーズな人であっても、毎月の給料日に彼の口座から、ふたりの共通の口座に定期自動送金するような手配をすれば、なんとかやりくりできることだってあるでしょうしね。相手の欠点を直すだけが手段ではありません。自分の行動次第で環境を快適に変えられることもあるんですよね。人は相手にばかり魅力を求めがちですが、まずは自分が変われば、自然と選ぶ相手も対応の仕方も変わり、結果、幸せになれるものですよ! ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年04月29日相手の条件を見て、結婚相手を探す人は多いものです。完璧な人はいない、そう理解しつつも理想を追ってしまっていませんか。コラムニスト・ひかりさんが、厳しくも愛をこめてお悩みにお答えします。 ■条件から外れると冷めてしまいます(Sさん・33歳)婚活中です。会社での出会いはなく、友達の紹介等もないので婚活パーティーに行っています。人柄も良さそうだし、収入もいい人とカップル成立し、数回会っていくうちにお付き合いが始まり、いい感じだなと思っていたら、「実は俺、持病があるんだ」と告白され、お別れしました。他にも、宗教団体に入っている人や兄弟が犯罪者の人などにも出会いました。しかし、完璧な人はいないのは分かっていますが、自分の条件と合わないところがあると、どうしても冷めてしまいます。条件で冷めていく私はおかしいのでしょうか? 若い頃と違って、純粋に好きになって恋愛できなくなってきています。次に出会っても借金が無い人がいい、貯金がある人がいい。病気もなく健康な人がいい。と色々と欲張りになってきています。事前に確認をして、すべて条件をクリアしていたら次に進もうと思うですが、ひとつでもひっかかることがあれば、断ってしまうのは、おかしいのでしょうか? ■Sさんへの回答私自身、「相手の条件以上に愛が大事」だとは思っていますが、条件を見ないと言っても、限度はありますよ? どんなに愛情があっても、借金、DV、浮気癖、宗教問題などは、結婚後、現実的にあなたを後悔させる要因になるかもしれません。もちろん、相手の問題に対して、どこまで受け止められるかは、人それぞれでしょう。「愛しているから、その問題を一緒に乗り越えたい!」という人もいるでしょうし。だから、最終的には、相手への愛情や心の器の大きさ次第ではないでしょうか。だから、Sさんのように、相手に対して愛情がないのに、自分が受け止められない問題があったら、関係を続けるのは無理でしょう。■障害を乗り越える関係を築くのは簡単ではないまた、厳しい問題を一緒に乗り越えたくなるような関係を築くのは、ちょっとやそっと婚活パーティーで出会ったとか、デートを数回したくらいでは難しいでしょう。つまり、婚活パーティーで知り合いたければ、ある意味、条件でジャッジするのもいたしかたないとも言えます(そういう出会いの場ですし)。ただ、だんだんそういう出会いが苦手になってきたのであれば、もっと違う出会い方で相手を探すのもいいでしょうね。たとえば、趣味や習いごと、ボランティア活動などで、結婚相手に限らずより多くの人と出会える場に参加するとか。そこで相手の人柄をよく知り、愛情を抱いたときには、相手に何か問題があっても、乗り越えたくなるかもしれませんしね。もっと色々な方法で婚活してみては? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年04月15日結婚前のお付き合いの期間、夢あふれる時期です。さて、どれくらいお付き合いしてから結婚するのが平均だと思いますか? スピード婚のカップルも目立ちますが人口問題研究所の調査結果では平均4.3年です。「4年!?」と驚く方も多いと思いますが、この「4年」という数値は、私が長年取り組んでいるセックスレス問題では重要な数値です。以前行った主婦層の性意識調査では結婚後4年以降でセックスレスになるカップルが多いという結果が出ました。また、アメリカの人類学者ヘレン・フィッシャー博士の「愛は4年で終わる」という説も有名です。人は飽きるものなのです。恋愛ホルモンと呼ばれるPEAは付き合い始めて2年で出なくなるという説もあります。ということは、ラブラブカップルはお互いマンネリを感じる頃に結婚するという起爆装置を抱えていると思いませんか?そしてその飽きる最大の要素に「カラダの相性」があります。男女間の相性の良し悪しの中でカラダ=SEXは重要なファクターです。こっぴどい喧嘩をしたり、ののしり合いをしていてもカラダの相性がばっちり合っていればけんかの後、極上のセックスができます。そして喧嘩魂が沈静化します。年齢を重ねても仲がよいカップルはスキンシップを怠りません。「妻のカラダに飽きた」など思わないのでしょう。結婚前にカラダの相性を確かめておく事はそれはそれは重要なことなのです。■カラダの相性ってどういうこと?数多くのセックスレス問題を解決してきた経験をもとに、二松まゆみ流の分類をしました。・肌ざわり彼女のスベスベの肌に触れているだけで幸せを感じるという男性の声は数多し。女性側も彼の胸板の上に頭を乗っけてあたたかさを感じると幸せです。心地よい肌のあたたかさに直接触れることで人は安心します。とくに男性は自分にはない胸の膨らみに至極の幸福感を味わいます。お互いの肌触りがいいということは必要です。・臭い男女は遠い遺伝子の臭いを好きになるという論文があります。しかし、そんな難しい事は考えずとも「あっ!好きな匂い」「ジンジンする匂いだわぁ」というのは生理的にわかるものです。離婚直前の夫婦は「夫の匂いがある空間にいるだけで虫酸が走る」「妻の匂いがすると鳥肌が立つ」とまでいうほど相手の匂いを嫌います。結婚前に彼の匂いが嫌というかたは、要注意。彼のうなじ、脇周辺に鼻を近づけ、クンクンして確認しましょう。・性器官の形これは持って生まれたものなので変える事はできません。大きさ、角度、位置など…。でも安心してください。スタイルの工夫によってこちらはリカバリー可能です。・性の欲求これが一番やっかいな相性です。私が運営する恋人・夫婦仲相談所に来られる方々には性の欲求が著しく離れているカップルが相当多いのです。これはかなり深い話し合いをして、擦り合わせをしないとラブラブには戻る事はできません。私は「性欲曲線のすれ違い」といっています。なぜしたいのか、なぜしたくないのかを相手に伝えて、理解しなければ平行線のままです。性欲が高い女性と低い男性の組み合わせ、またその逆の場合も、結婚後に同レベルの性欲にするには努力が必要になります。数年セックスがなくなるとあきらめるカップルが非常に多いのが我が国の現状です。・性の嗜好彼とのエッチは最高! と思っていても、じつは彼は本性を見せていないかもしれません。「本当はこんなことやあんなことしたい」という男性の本音を汲み取ることができるような心が広い女性を目指してください。多少のことで驚いてはいけません。カラダの相性を結婚前に確かめておくのは恥ずかしいことではなく、超重要なことです。結婚式や新生活の話がはずむラブラブの時期にこそしておくべき話題ですので、避けずに明るく話してみてください。もしいま悩んでいる場合は、彼に即刻伝えてください。彼に改善する兆しが見えたら結婚しても大丈夫! そこでドンビキして「女性がそんなことをいうなんておかしい」と拒否するような発言が出たら、いま一度彼との将来は考え直すくらいの勇気を持ってください。年齢を重ねても手をつないで出かけたり、寒い夜に抱きしめてくれる旦那さんを理想とするなら、「カラダの相性」を軽く考えてはいけません。いつまでもハグできる夫婦をめざしましょう。カラダの相性も確認できて、「彼となら!」と思えた人は、迷わず次のステップに進みましょう。どんなウエディングをしたいのか、話すきっかけ作りにもなるのが、結婚情報サイト「東京ウエディングコレクション」。カラダの相性と同じく、お互いの理想をよく話し合うことは大切。「東京ウエディングコレクション」でステキな将来を描いてくださいね。・結婚したくなったら“ウエコレ”結婚準備・結婚式場選びなら東京ウエディングコレクションにおまかせ! 公式サイト ※出典:人口問題研究所調査 ※参照:「新・抱かない男の見分け方」(スターツ出版)
2015年04月03日将来を考えているのであれば、男性に「経済力」を求めるのは当然のこと。結婚してお金がなくては、いくら「愛」でつながっているとはいえ、生活面での不安や心配が後を絶ちませんよね。最近では「セレブ婚」という言葉が出回るほど、女性にとって男性の「経済力」や結婚後の生活面での充実が注目されるようになってきました。しかし、億万長者がこの世に何人もいるわけではないし、求める全員がその願いを満たすことは不可能です。女性が男性の経済力をどれほど重視しているのか。20代の女性に比べ30代の女性、つまり年齢が上がるにつれて、男性の「経済力」を重視する割合は上がっていきます。生活を考えるとどうしても経済力は重視せざるをえないというのがその理由。それでは、どのくらいの経済力があれば満足なのでしょうか。男性からいわれたいセリフで考えてみました。■「働きたいなら働けば?」女性が働き、社会進出がされているこの時代働くことに抵抗はないけれど、だからこそ男性にいってもらえると嬉しい言葉です。「働かなくてもいいけど、働きたいなら働けばいい」という、女性の経済力に頼らない男性のスタンスが嬉しいひと言です。■「この中で自由にやって!」生活費、遊び、貯金もとくに制限なし! お給料を渡すからこの中でやりくりしてくれればいい、という自由なスタンス。お小遣いや食費など関係なく、とにかく自由にやらせてくれるという男性の余裕が魅力的に感じるという女性も多いようです。私からすればノータッチなこの感じが逆に怖くも感じるのですが…。ほかには、こんな究極のセリフをいわれたいという意見も。■「買いたいものを買って、食べたいものを好きに食べていいよ」値段を見ずに買い物ができるレベル。海外旅行にも行きたいしオシャレをしてディナーにも行きたい! 何も我慢しないで過ごせる環境で生活したい! という願望をすべて叶えてくれるセリフです。つまり、女性が共通して思っているのは、最低限、女性の経済力に頼らなくてもやっていける経済力がほしいということ。これは現代の男性にとってはちょっとプレッシャーを感じる意見かもしれませんね。ちなみに私は「せっかくなんだから働けば?」と言ってくれる男性が好きです。女性として、人としての自立を応援してくれる男性に魅力を感じるから。「君の稼ぎが頼りです」はやっぱりちょっと…。ただ、これは私の持論でもあるのですが、「お金」への過度な執着は自分への意識・質を低下させるのではないかと思います。なぜかというと、お金へ執着(この男性は稼いでるから手放せないとか手に入れたいという気持ち)することによって、「自分らしいライフスタイル」「自分らしい美しさ」ではなく、「お金」を手にするために行動するようになります。それでは自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、とは関係がなくなってしまいます。自分らしい「生き方」「美しさ」を失った女性からは何の魅力も感じられません。先日、久しぶりに会った婚活中の友人がいるのですが「●●の仕事をしている人と知り合いたい」「お金持ちと結婚したい」とずっと話していました。垢ぬけて今時の女性になっていた彼女の中に「彼女らしさ」は消えており、それを見て純粋に綺麗だと思えず、逆に「必死すぎて、見るに堪えない…」と思いました。これが本心でした。何より「お金お金」といっている女性は間違いなく見苦しいし、求めすぎている姿は逆に「今まで苦労してきたんだな…」とかわいそうにさえ思えてしまうのです。そして同時に疑問に感じてしまうのです。もし男性に「お金」がなくなったら、あなたはどうするの?助けてあげようと思うの?それとも別れを考えるの?お金は水もの。ずーっと裕福に暮らせる保証もないなか、男性のお金だけが頼りで、それがなくなったら生きていけないような女性なんて、男性の方から「お断り」なのではないでしょうか。「お金は男性の質を表す!」といわれることもありますが、それ以前にもっと自分の「質」を考えてほしいなと思います。どうか「過度」な執着にだけはご注意を!
2015年03月14日結婚に憧れている女性の中には、「とりあえず結婚したい!」と焦っている人もいますよね。でも、既婚女性に話を聞いてみると、「結婚してからできなくなったことが結構ある…独身が羨ましいって思う!」なんて意見もちらほら。今回は、既婚女性が思う「独身のうちにもっとやっておけばよかった」なんて意見を調査してみました。■1.友だちとの旅行「結婚してから、なんとなく旦那を気にしてしまって旅行にいくっていいづらくなってしまった」「独身のときに比べて自由に旅行の計画が立てられない」とぼやいている既婚女性は結構多いです。たとえ旦那さんが「いいよー行って来なよ」なんていってくれても、何となく心に引っかかるみたいです。旦那さんの了解を得ることなく、自由に予定を立てられる旅行に皆さん憧れているようです。■2.夜遊び「当日誘われる飲み会だとなかなか行けない」「仕事の帰り道にふらっとバーに寄ることもあったけど、旦那さんが先に帰っていると思うと、我慢して家に帰る」「オールナイトで遊ぶとか基本的に難しい…付き合ってたころは内緒で友だちと遊んでいたけど、さすがに一緒に住むと無理」夜遊びが大好きだった女性にとっては、少しつまらなく思ってしまうこともあるようですね。男友だちと飲みに行くという機会も激減してしまう人もいるみたいです。■3.恋愛「せっかく結婚したのに何をいってるんだ!」「旦那さんのことが大事じゃないのか!」と憤慨する独身女性もいるかと思います。確かにその通りなんですが、やはりもう、「恋愛」真っ只中の気持ちを味わえないことを残念に思い、独身女性を羨ましく思っている女性は少なからずいるみたいです。不倫がテーマのドラマって定期的に流行っていますよね。既婚女性が恋愛に飢えている気持ちをドラマで満たしているのかもしれません。「もう恋愛はお腹いっぱい!」と満足するくらい色恋に生きてみれば、結婚して独身の人を羨ましがることはないのかもしれませんね。独身女性には、独身の今だけしかできないことがたくさんあるようですね。結婚を羨ましがる前に、悔いの残らないようたくさん遊んでおきましょう!
2015年03月02日2回にわたってお伝えしてきた「 彼が結婚相手にふさわしいか見極める方法 」。以下も参考にしてみてください。■生き方を尊重し合える=価値観の一致です。実際にあった例ですが、夫は妻に専業主婦を希望し、妻は働きたいという夫婦がいました。そのことで関係がギクシャクし結果、妻は専業主婦になりましたが、妻は仕事が大好きだったため、生活にハリがなくなってしまったといっていました。結婚前に話し合っていればそんなことにはならないと思うかもしれませんが、この夫婦は話しあっていたそうです。途中で夫の価値観が変わったか、妻と結婚したいために本音を言わなかった可能性があります。話し合いとは、本音を言葉で伝えあい、確認しあうこと。このケースの場合は、妻が「結婚しても働きたい」ではなく「働き続けるから」と宣言すれば防げたかもしれません。また、そういった本音をぶつけあうことを避けたいとどこかで感じてしまうのであれば、それは、言いたいことが言いあえる関係とはいえません。本音で意見を言えない相手と何十年も暮らすのは、かなり辛いことですから、そういった意味でも生き方を尊重しあえるかどうかの確認は必要ということです。■お互いに相手の欠点を受け入れあえる欠点とは、極度のギャンブル好きや酒乱、女癖(または男癖)やDVなど、恋人にすらしないほうがいい特徴のことではありません。長所と短所は隣りあわせ。例えば男性側がグイグイ引っ張ってくれるタイプであれば、強引すぎるところが欠点になることがあります。この短所は最初、大抵が長所だととらえるため、欠点として見えてくるのはやや時間が経過してから。そういう欠点を見つけても、それを長所の裏側だととらえて、受け入れあうことができるかどうかを考えてみてください。■彼との結婚生活を想像したときに幸福感で満たされる一度も波風が立たずに、平穏無事に結婚生活を続けられる夫婦は稀です。ですが、結婚前、とくに結婚経験のない未婚女性は、結婚生活に夢を持っていてもいいとわたしは思っています。彼との結婚生活を想像してみてください。心が幸福感で満たされるでしょうか。もし、少しでも疑問を覚えたら、それは心が発しているサインです。わたしは仕事で恋愛相談を受けていますが、結婚生活に関する相談をしてくる女性は、結婚前のこの“心の声”を無視して結婚してしまっていることが多いものです。以上、3回にわたって9つの項目をお伝えしてきましたが、「彼が自分にふさわしいか」と同時に、「自分が彼にふさわしいか」も考えてみてくださいね。
2015年02月17日前回 は「彼が結婚相手にふさわしいか見極める方法」として、以下の3つをお伝えしました。・彼といると他人に優しくなれる・タイミングがあう・「結婚したい」のか「彼と結婚したい」のかを考える上記は自分を軸にした見極める方法ですが、今回は、彼の人としてのチェックポイントをお伝えします。■サバイバル能力がある倒産やリストラが増えて、正社員でも一生安泰という時代ではなくなってしまいました。もし彼が現在、それなりの地位や収入を得ていたとしても、生涯の保障は約束されていないのです。そういった時代を生き抜くために必要なのは、サバイバル能力。例えいまの職を失ったとしても、自分は何とかなる、自分でどうにかする、という逆境を乗り越えられる精神力です。サバイバル能力は、同性の友人の多さにもつながります。困ったときに助けてくれる本当の意味での親友に相談したら、仕事を紹介してくれたというケースもあるのです。■彼自身へのご両親への対応長年暮らしてきた家族の前では、素が出やすいものです。そしてそれは、将来のあなた自身への対応です。彼が親をやや乱暴に扱う、また言いなりになりすぎていると感じるのであれば、それは将来、価値観の不一致へもつながります。親世代はまだ「嫁は息子の家に嫁ぐことが当然」と考えることが多い世代ですから、彼の親が間違ったことをいっても彼が反論しない、聞き流すだけであれば、将来あなたが苦労することは確実。彼は、親から自立してパートナーと新たな家庭を築く決意や、あなたを守る気持ちが欠けているかもしれないからです。■お金やモノへの所有欲が強すぎる金銭感覚が一致しているほうがいいとはよくいわれていることですが、彼がお金やモノへの所有欲や執着が強すぎる場合、結婚生活は破綻しやすくなります。所有欲や執着が強いということは、「自分のものは自分のもの」という感覚が人より強いということ。人に分け与えることを惜しみやすくなるため、働く妻に家事をしてもらっているのに生活費は折半、もし妻が子育てなどで専業主婦になった場合、「誰の稼ぎで生活できていると思っているんだ」などの暴言が飛び出す可能性もあるからです。散財するのもよくなく、所有欲が強すぎるのもよくない。ほどほどがいい、ということです。ちなみにこの3つは、彼もあなたに対してチェックしている項目かもしれないということを忘れないでくださいね。次回も、「彼が結婚相手にふさわしいか見極める方法」をお伝えします。
2015年02月16日「彼のことは好きだけど、結婚相手としてはどうなのかな」結婚を意識したとき、こう考える女性もいるのではないでしょうか。男性からすれば傲慢に感じられるかもしれませんが、もし今の彼が一緒にいても幸せになれない相手であれば、やり直せる年齢なら人生を仕切り直したほうがいいとわたしは思います。もし、上記のような気持ちになった経験者は、以下をチェックしてみてください。■彼といると他人に優しくなれるこのサイン、じつは交際初期にはっきりと表れています。お互いに愛情補給をしあえることで心が愛情で満たされ、満ちあふれた愛情を他者に惜しみなく分け与えることができるようになるものなのです。心が常に穏やかで安定し、誰かの些細なミスに過剰反応するようなギスギスした気持ちが消えるなど、自分で自覚するほかにも、周囲から「顔つきが優しくなった」といわれることで自覚する人もいます。家は一番寛げる場所ですから、2人がこういった気持ちでいられることはとても重要ではないでしょうか。もし、交際歴が長い人は、いまもこういった気持ちが自分の中に残っているかを確認してみてください。■タイミングがあう曖昧な見極め方かもしれませんが、既婚者に「どうしていまのパートナーと結婚したのか」と質問すると、よく出てくる言葉です。わたしは仕事で恋愛相談を受けていますが、「彼が結婚を決意してくれないから別れてしまったけれど、やっぱり復縁したい」という悩みを寄せられたこともあります。きっぱりと見切りをつけて、別のパートナーと結婚してしまうことも珍しくありません。結婚は縁あって成立するもの。縁はタイミングにつながり、タイミングがあうと「この人といるとなぜだか心地いい」という感覚を味わえるものです。■「結婚したい」のか「彼と結婚したい」のかを考える女性が年齢的に焦り出すと、この事実が見えづらくなってしまうことはよくあることです。「彼でなければダメなのか」、それとも「結婚がしたい」のかを、もう一度考えてみることをオススメします。自分の気持ちを客観視したいのであれば、箇条書きでいいので紙に書き出してみましょう。誰かに見せる必要がない箇条書きですから、「彼のここを好きだといったら人に非難されるかも」と思うようなことも書き出してみること。そして、その条件は彼「だけ」が備えていて、失いたくないものなのかを判断してみてください。次回も「彼が結婚相手にふさわしいか見極める方法」をお伝えします。
2015年02月15日国際結婚をするとなると、色々な問題が出てくるものです。今回はこんなお悩み相談です。■家族みんなが幸せになれる方法はないでしょうか? (Mさん・31歳)私は今海外で暮らしており、同じ国の中で遠距離恋愛をしています。彼は外国人ですが、日本語や日本の文化が大好きで、同じ日本人だと思えるくらいに一緒にいると居心地がいいし、お互いに将来は結婚したいと考えています。私の悩みは自分の家族のことです。彼を家族にも紹介したいのですが、2ヵ月ぐらい前に、母にメールで報告すると、「好きな人ができたと聞いて嬉しいけど、相手がそちらの人と聞いて、ちょっと心に余裕がないのでもう少し待ってください」との返事でした。私はひとりっ子です。彼と結婚したらこのまま海外で暮らしていくと思います。彼と結婚したいけど、ひとり娘の私しかいないのに、育ててもらった親を置いて海外へ行ってもいいのか…など考えます。家族みんなが幸せになれるような方法はないか、毎日考えています。何かアドバイス頂けましたら嬉しいです。■Mさんへの回答Mさんは優しい方ですね。確かにすぐに駆けつけられないところにいないとなると、ご両親のことが心配になる気持ちはよく分かります。ただ、そこまで好きな人がいるのであれば、きちんとその幸せを掴んで、自分なりの家庭を築いた方がいいと思います。ご両親だって、なんだかんだ言っても、Mさんが幸せになることが一番の願いだったりするものですよ? ■距離より大切なのは、思いまた、すぐに駆けつけられるから親孝行できるというわけでもないんですよね。介護でも、自分ですべてやろうとしてしまって、精神的にいっぱいいっぱいなって、親と良い関係が築けなくなるくらいであれば、プロに任せられるところはお願いして、自分は親の精神的なケアをする方がお互いにHAPPYなこともあります。いつも会えない距離にいるからこそ、会える時はお互いに気づかい、労わり合える関係になることだってあります。それに、今はIT技術も発達しているのでテレビ電話も可能ですし、いつでも何かあった時には日本に駆けつけられるだけの準備をしておけば、意外と距離は感じないかもしれません。Mさん自身、今も遠距離恋愛をされているから分かると思いますが、距離よりも大切なのは“思い”なんですよね。いつでもお互いの心に相手がいるのか。逆にいくら近距離にいても、心が離れてしまっている家族だっていますしね。誰もがみんな大人になれば、自分の人生は自分で歩まなくてはいけないから、ずっとパートナーや家族が傍にいればいいというものでもないもの。それこそ誰かが傍にいなくてはいけないと思うときは、単にそこにあるのは依存心だったりすることも。ちなみに、今いらっしゃる国がどこか書かれていなかったので、それによってお母さんが心配されているという可能性はないですか? 先進国ではなく、発展途上国だったり、治安がよくない国だったりすると、親心として別の意味で心配だったりすることもあるでしょう。それでも親は、自分の理想とは違っても、それが子どもの幸せであるならば、見守ることが大事なんですよね。Mさんはご両親の愛情をしっかり受け止めながら、どうか自分の幸せを掴んでくださいね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年02月04日男友達だった人を恋人として見られるのか? お相手によっては、結構、悩む問題ですよね。今回はこんなお悩み相談です。■恋愛対象としては受け入れられません(MOさん・31歳・会社員)ずっと結婚願望が強く、6年くらい婚活しています。心からいいなと思う人とはなかなか出会えず、運良く出会えて付き合えても、浪費家だったり束縛する人だったりで、結局、別れてしまいます。高校の男友達がいて、お互いの悩み相談などをし合っていました。彼には結婚願望が強いことなど、何でも話せます。つい最近、その彼からいきなり「結婚しよう」と告白されました。でも私は友達としか見られず、恋愛対象としてはどうしても心が受け入れられません。ただ、お互い何でも言い合える仲なので、付き合うべきなのかなと悩んでいます。■MOさんへの回答確かに“男友達”と言っても、付き合ってもいいと思えるような相手もいれば、本当に単なる友達でいたい相手もいるものですよね。MOさんにとってその彼は、後者なんでしょうね。単なるお友達だからこそ、自分の恋愛観などもぶっちゃけて言えるというのもありますよね。では、今後どうするか? おそらくこれは「生理的な問題」だと思うんです。人として好きだけど、男として見られるかどうか。リトマス試験紙になるのは、彼とキスができるかどうかです。できるのであれば、可能性はあるかもしれません。「キスはしたくないなぁ」と思う程度の相手だとしたら、やはり友達のままでいた方がいいかもしれません。生理的に受け付けないのは、努力ではどうすることもできないので。■友達になれる異性は貴重! ただ個人的な意見を言うと、結婚という長い人生を共に歩く相手は、やはり“友達になれるほど気が合う相手”の方が楽しいと思います。恋のトキメキやドキドキは楽しいものですが、それは脳内麻薬が出ている一時的なもの。たとえば、会話が合わないけど、ただただ異性として惹かれてしまう場合もあります。そういう人と結婚をしてしまったら、脳内麻薬が切れた後は、毎日の生活がつまらないかもしれません。定年退職後に旅行を楽しむ夫婦もいれば、友達と行く方が楽しいという奥さんもいるもの。熟年離婚が増えている現在、周りを見ているとやはり、会話を楽しめ、一緒にいて心地よい相手と結婚した方が、長い目でみて幸せそうです。大人になって、異性と言いたいことを言い合える友達関係が築けるのは、意外と難しいもの。そういう相手は、意外と結婚相手にはいいかもしれませんよ? 彼のことを生理的に受け付けないのでなければ、試しに一歩先に進んでみては? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年01月28日自分は結婚したいのに、好きなった相手に結婚願望がないとき、あなたならどうしますか? 今回はこういったお悩み相談です。■「年齢的にもどうしてもあきらめられません」(Eさん・35歳)バツイチ子持ちの56歳の男性に恋をしました。彼の子供は成人し、1人で生活しています。彼も私の事を想ってくれています。でも今後また結婚や子供をもつということに関しては考えられないようで、私は年齢的にもどうしてもあきらめられません。今はそこに折り合いがつけられず、距離を置いています。仕事で顔を合わせるので、会うと気持ちが高まって切なくなります。彼よりも好きになれる人との出会いを求めた方がいいと頭では考えているし、前向きに行動もしています。でも、好きな気持ちって嘘がつけないものです。ひかりさんが同じ立場なら、どんな風に考えますか? ■Eさんへの回答なるほど。結局、付き合う前の関係が築けてない段階で、お互いに自分の理想を押し通そうとしているから、彼は「Eさんとの結婚願望はない」し、Eさんは「彼と結婚したい」わけです。でもそれは実際に付き合ってみたら、変わる可能性はあるのではないでしょうか? 彼がEさんを失うくらいであれば、結婚したいと思うかもしれないし、付き合っているときに子供ができる可能性だってあります。Eさんだって、結婚という形ではなくても彼と添い遂げたいと思うほどにまでホレ込むこともあるでしょうし、逆に「こんな人とは結婚したくない」と思うことだってあるわけです。頭でっかちに色々と考えたところで、実際に体験してみないと分からないことなんて世の中たくさんありますよ? 30代以上の男女が付き合うときには、「結婚を前提に付き合いたい」と思うのは、ごく自然なことです。もちろん遊び半分で付き合う必要はないし、結婚前提だと思えるほど、真剣に相手との関係を考えられることは素敵なことです。ただ、付き合ってもいないのに、本当に結婚したらふさわしい相手かどうかなんて、現実的には分からないものです。付き合ってみて、「あれ? 違った!」ってことだってあるのではないでしょうか? 付き合う前はお互いに“よそ行きの顔”で良い女、良い男を演じていたとしても、付き合うにつれてボロが出てくることはよくあること。そこで喧嘩をしたり、許し合ったりして、関係を深めていくことで、ようやく結婚というのがリアルに考えられるようになるものだとも思うのです。もちろん、勇気があってチャレンジャーな人であれば、その関係を築く作業を結婚してからにしてもいいですが、その場合、もし「違った」場合は、恋人同士以上に別れることのリスクは高まりますよ? ■付き合ってみないと分からない! もちろん35歳で結婚する気のない男性と付き合うのは、ハードルが高いです。ただ、彼以外にも付き合う可能性がある人が他にいるならまだしも、今いないのであれば、彼と付き合ってみてもいいと思いますよ? 彼と付き合いながら、他に結婚が考えられる相手と出会ったときには、自分がどうしたいのかを考えればいいでしょうしね。それに対して誠実ではない、と思うかもしれませんが、彼が結婚しないという人生を貫くのであれば、それは「彼女が他の男性と結婚する可能性があることも受け入れなくてはいけない」ということでもあるのです。なにはともあれ、そんなに好きな相手がいるのであれば、まずは付き合ってみて、頭ではなく、その経験を元に感じる自分の思いを大切にしてみてはどうでしょうか? ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2014年12月17日家事も育児もしっかり手伝ってくれる「イクメン」がブームになっている今、自分の彼はそうなるのか不安…。そんな読者の悩みに脳科学者の黒川伊保子さんが答えます。【質問】彼とは仲もいいし、できれば結婚したいと思っています。ひとつ気がかりなのが、彼は仕事をバリバリしたい人なので、結婚後は家事育児を分担したくないと言っている点です。私も仕事が好きで続けていきたいので、ひとりで家事育児を抱えていく自信がありません。彼との結婚は諦めた方がいいでしょうか? それとも、彼に変わってもらうべきなのでしょうか? 自分が変わるべきでしょうか?(28歳 会社員)【回答】まず、覚えておいてほしいことがあります。女性脳は、ずっと先までの確約を欲しがります。それは、脳の演算方式のせい。プロセス(経過)に意味を見出す脳なので、過去にこだわるし、未来が気になる。しかし、男性脳は、今のこの瞬間を生きている脳なのです。まだ生まれてもいない子どもの子育てに至るまで縛られそうになったら、結婚どころか、あなたへの情熱さえも萎えちゃうかも。結婚前に、結婚後のことをいろいろ言って約束させるのは、絶対にお奨めできません。石橋を叩いて渡るならいいけど、叩いて割っちゃわないでね。さて、あなた自身が仕事と育児の両立に自信がないということ。昔から案ずるより産むがやすし、と言って、本当にそう。案外、どうにかなるものです。だって、自分の子どもは、本当にかわいいもの。「傍にいて触れていたくてたまらなくなる」から大丈夫。「恋をしたら、仕事が手に付かないかも」なんてことないでしょう? 彼に早く会いたいから、仕事の効率を上げて何とかしてしまう。結果、仕事の評価も上がったりして。その奇跡は育児にも起こりますし、彼にも、その変化が起こります。我が家の夫も、育児になんてとんと参加する気がないと思っていたのに、気が付いたら、保育園の遠足の付き添いをどちらが行くかじゃんけんで争うくらいのイクメンに。大丈夫、大丈夫。一方で、私は、自分の子育て経験から、子育ての主役はやはり母親だと思います。母親は、赤ちゃんと意識のどこかがつながっていて、テレパシーみたいに意志や体調がわかる。パパはやっぱりそんなわけにはいかないから、本当に大事なときは、母親が触れていないと危ないのです。だから、「彼とイーブンで子育て分割」なんて言ってると、子育てはうまくいきません。女は、子供を産むんなら、たとえシングルマザーでも産みたいくらいの気持ちで産まないとしょうがないと思うの。この男の子供を、自分がひとりで育てても欲しいと思えるなら産む、くらいの覚悟が「子供を持つ」ということには必要ですよ。でもね、それだけの価値が、子どもにはある。私は今、23歳の息子と本当に仲良し。ナイトのように守ってくれ、本の貸し借りをし、ロックコンサートにも舞踏会にも一緒に行くし、ショッピングもレストランデートもする。バイクで放浪なんて、私には絶対出来ない冒険を彼がして、それを語ってくれるし。この子のおかげで人生が本当に楽しいです。子どもは自分のもの。子育ては、自分の責任であり、究極の楽しみ。そう覚悟を決めて、シングルマザーみたいな覚悟でいたら、あらら、家計を半額でも入れてくれて、家賃も払ってくれている男がいたわ、という感じで夫を捉えたらラクじゃない? その上、母子で熱を出したら、とりあえず最低限の家事もやってくれるなんて奇跡(微笑)。だって、誰だって両手に荷物をもって転んだ人をみたら手を添えずにはいられないじゃない。もしそのときにいっぱいいっぱいだったら、「進んでやってくれない」なんて意地張ってないでおむつとミルク渡しちゃえばいいじゃない。最初から「半分やってね」と約束を取りつけなくても、その時になったら相手も手を差し伸べるはず。だから大丈夫よ。それでも、手伝ってくれなかったら、イクメンの夫婦2組くらいと一緒に休日を過ごすのがおすすめ。男性脳は、規範に従うのが心地いいので、「これが世の中の約束ごとなんだ」と思うと同じことをしたがります。特に、日本男子は周りがやっていることに従う習性があるので、この方法は効果テキメンなはず。ただ、そのときに「ほら、あの人もやってるよ」と言うのはダメ。他のパパたちは赤ちゃんを抱っこしてるのに、自分だけ何もしないで座ってる、これはみっともないことだと本人自身が自覚することが大切です。あとは、その場になったら「美容院行ってくるからお願いね!?」と無邪気に頼んじゃってください。重ねて言うけど、女性脳は将来の約束を取りたがるけど、それは男性からしたら意味がないこと。今から心配せずに、まずはふたりのいい関係を築いていってくださいね。 まとめ:黒川伊保子が教える、幸せを呼ぶ脳のつかい方 毎週金曜更新
2014年11月21日突然ですが。あなたは今後、恋人との将来、未来をどう考えていますか? 最近、よく耳にする「タイミングがきたら…」という言葉。それを聞く度にいつも思ってしまう「タイミングって何?」そんな私もあっという間に「既婚者」の身ですが、去年の今頃は「結婚」の「け」の字も出ていなかった程、結婚から遠い存在でした。なにより旦那の「結婚はしないから」のスタンスで付き合いを始めたので、意識をしなかったというのもあるのですが。ただ、そんな私たちが結婚できたのには、二人に一つ大きな共通点があったから。それは「思い立ったらすぐ行動!」スタンス。旅行以外、特別な「計画」は一切ナシ。「ここにいきたい!」と思ったら、それが二人の行くタイミングだったということです。花火大会も、都内で予定していたのに、当日浴衣に着替えた途端「静岡にいこう!」と飛び出すことも普通にありました。 しかし結婚に関しては、「お互いの価値観が…」とか「ある程度お金がたまらないと…」とか今後の人生がかかっている、と思えば思うほどに自分の決断や判断に自信が持てず、なかなか決めることができない人も多いのが現状ですよね。特に私のような(28歳)「適齢期」とも呼ばれる年代に入ると友人も結婚し始めたり、意味もなく不安になったり、焦ったり。「本当にこれでいいのか」なんて思いだしたらきりがなく、男女共に永遠に判断ができないスパイラルに陥ります。そしてみんな「タイミングがきたら」と言うのですが…。でも私からしてみると「タイミング」=「相手任せ」な気がしてしまい、そんな風に考える男性には魅力を感じません。重要な決断だからこそ、ビシっときめてほしい! そして自分もビシっと決めたい! これが、私と主人の共通スタンス。だからこそ、強く思ったその時、お互いの決断に迷いがなく結婚に結びついたのかもしれません。 もちろん、結婚貯金等一切ない中、いきなりの結婚に周りからは「え? 大丈夫なの?」とビックリされることも多々ありましたが、そんな心配をよそに 結婚式が終わった直後、私たちはたった3日間で新居を購入し、年末完成に向けて内装準備を進めています。私も主人もこの「決断」と、それに伴う「行動力」があったからこそ、結婚後の生活も楽しく過ごせているのだと確信しています。人生「計画性が大切」といいますが、恋愛に関しては「計画通り」にいくことはないと、いうのが私の持論。相手がいての「恋愛」であり「結婚」です。自分の計画通りにいくわけがありません。そしたら残されているのは「決断」と「行動力」。目の前にある状況、恋人に対してどのような「決断」「行動」を起こしていくかで、どんどん開けていくものだと思っています。出す決断が【大きい】【小さい】は関係なく、「迷う」決断に自信は生まれません。思い立ったらそれが決断の時であり、タイミングです。あなたも自分に自信を持って、ぜひ突き進んでほしいと思います。
2014年11月14日「究極の選択話」ってよくしますよね。「お金持ちのブサメンと、貧乏なイケメンならどっちと付き合う?」とか…。そこまで極端ではなくても、恋愛の場面では「どっちにしたらいいんだろう…」と悩むことってあると思います。私がよく伺うケースとして「すごく好きなところもないが、これといってイヤなところもない男性が自分のことを好きだと言ってくれている。経済的に安定している職業(会社)だから結婚には向いていそう。自分も早く結婚したいと思っているが、このままお付き合いしてもいいのだろうか」といったものがあります。またこちらとは逆で「話も合うし、一緒にいて楽しくてとても好きな男性がいるのだが、収入が不安定。彼と結婚したい気持ちはあるものの、彼が今の仕事のままなら子供も持てないかもしれない。結婚を考えるなら彼とは別れたほうがいいのか」というケースも多いです。結婚は現実的な生活の延長にありますから、確かに男性の経済力は気になりますよね。あなただったらどうするでしょうか? 私がいままで多くのカップルの結婚、離婚を見てきてまず思うのは「お金が第一の理由で男性を選んだら、後々後悔するケースが多い」ということです。当然のことですが、お金は自分自身で稼いだものでなければ自分の自由に使うことはしづらいものです。すごくリッチな男性であっても、結婚後の生活費については僅かしか出さないということもあります。また、夫の実家が不動産などの資産を多く持っていることをあてにして結婚したら、不動産はすべてお兄さんが相続することになっているといわれて愕然としたり、夫の親から「資産は減らすな。増やすことだけ考えて、子供に引き継げ」と言われたり…特に、代々資産を持っているようなお家ではこういう考え方は珍しくありません。そしてどんな人の人生も長い間に変化していきます。もちろん男性の経済力だって、良くも悪くも変化します。もし悪くなったときに、それでも彼と一緒にいたい! と思える気持ちがなければ結婚生活はうまくいかなくなるでしょう。良くなったとしたら、それに従い外からの誘惑も多くなりますから、彼があなたより自分を大事に思ってくれる女性を見つけてしまい、あなたと別れる決心をする可能性も高くなります。ですので、上記の前者のケースであれば、彼のすべてが好きとはいえなくても、「この点は男性として尊敬できる!」と思えるものをあなたが見つけられるかどうかが、今後のお付き合いのカギといえそうです。では逆に、「彼自身は好きだが経済力に不安がある」パターンはどうでしょうか。この場合は、彼が自分の将来をどう考えているか、将来に対する明快なビジョンがあり、あなたがそれを応援したい気持ちになれるかどうかがポイントといえます。とはいえ、彼のビジョンは彼のもの。あなたが彼の人生を代わることはできませんから、どこまであなたが手助けできるか、自分の中で腹を決めておきましょう。結婚するに値する男性であれば、今は収入が低くても、あなたに頼ろうという姿勢は見せず、自分の進みたい方向に向けて「正しい努力」をするはずです。そして何より、彼があなたを大切に思っているなら、自分のためにあなたが苦労するような状況をよしとしないでしょう。結婚すると、愛情の形は年月を重ねて変わっていくものですが、お互いに対する信頼と尊敬の気持ちがあれば、どんな形でも結婚生活は円満であると私は思います。どっちにしよう…と悩んだときは、目先の状況だけで決めずに、じっくり自分の心と会話してみてくださいね。
2014年08月30日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼との結婚を待つべきか、別れるべきか」と悩むまおさん(32歳・看護師)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)taka - Fotolia.com■まおさんのお悩み付き合って3年目の一つ下の彼氏とのことです。付き合った当初から彼が結婚に前向きでお互いの両親にも会い、すぐ結婚だと思っていました。しかし結婚前に同棲を始めたこと、彼が昇進したことなどが重なり結婚は今すぐじゃなくてもと言うようになりました。不安でしたが両親にも会ってくれたしと同棲を続けました。それから1年半経ち、九州へ彼が転勤になりました。私は結婚してついていきたかったのですが、彼は落ち着くまでは結婚できないと。泣く泣く遠距離恋愛をしています。私も年齢的にも距離的にも長くは待てないと言っています。彼はまだ社会人となって4年で守りに入りたくないと言います。彼は私を結婚相手とは見ていなくて単に逃げているだけだと感じていますが、普段は仲が良くできれば彼と結婚したい思いがあります。彼がその気になるまで待つのは辛いです。追い詰めたくないけど期限を決めて決断できないなら別れを選んだ方がいいのか悩んでいます。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより32歳。付き合って3年目。それは悩みますよねぇ。私も同世代なので気持ちはとても分かります。気持ちは分かりますが「AとBどっちにしようか悩んでます」という方はだいたいほぼ100%、どちらにするかは自分で決めています。こういった質問をする方が本当に聞きたいことは「Aにしたいのですが、この選択で間違っていないですか?」ということだと思います。私はそれで幸せになれますか? 後悔しませんか? ということを、聞いているのだと思うんです。たとえば、3年付き合って結婚まで考えた彼と別れて、次の人を探す。…面倒ですよね。イチから恋愛して、関係性を深めて、結婚。本当にそんな人と出会えるのか、という不安も出てくるかと思います。それではもう一方の選択肢、今の彼を信じて待ち続ける。…いつになるか分からない。年齢のこともあるし、袋小路になるような気がして不安ですよね。こう言った状況は、人が岐路に立たされたとき、共通に感じる不安のパターンだと思うのです。職場を変わろうかと思う。今のままの場所で地道に続けていった方がいいのか。それとも勇気を出して変わった方がいいのか。留学するか、しないか。結婚するか、しないか。やるか、やらないか。心屋の考え方を知ってる方に最近よく聞かれることがあります。「心屋では損する方を選べといいますが、この場合どちらが損する方ですか?」そんな二者択一の質問。結局「どちらを選んだら、正解ですか?」「どちらを選んだら、幸せになりますか?」ということを聞いているんですよね。失敗したくないし、うまくいく未来がほしい。気持ちは分かりますが、失敗してもいいから自分が「したい」と思う方を選ぶのが一番だと思います。こう考えてはどうでしょう? 新しい恋をするも、今の彼を信じて待ち続けるもどちらを選んでも自分は幸せになれる。「どっちを選んでも、私は、幸せになれる」そんな前提なら、まおさんはどちらを選びますか?別れるか。続けるか。まおさんはどちらにしたいですか?どちらにしたら「いい」か。どちらにする「べき」か。どちらにしたら「間違えない」か。そういった基準で選ぶのではなく、自分の気持ちとしてはどちらに「したい」のか。どちらを選んでも、後悔するかもしれない要素があるんですよね。その後悔するかもしれない要素を受け入れてみてください。それが心屋が言っている「損してもいい」ということの意味です。「後悔してもいいから、別れよう」「後悔してもいいから、信じて待とう」大丈夫です。どちらを選んでも、まおさんは幸せになれます。まおさん自身で決断して、扉を開いてみてください。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月26日