株式会社加島美術(以下、加島美術)と株式会社ビーエスフジ(以下、BSフジ)は、2022年11月5日(土)から11月13日(日)にかけて、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.12を共同開催します。会期中は、加島美術(東京 京橋)にて下見会を実施します。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.12「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、絵画から茶道具、工芸品まで、日本美術を中心に多彩な作品を取り扱う入札型オークションです。2019年の開始以来、全国の出品者からお預かりした作品を美術愛好家の方々にご紹介するプラットフォームとして多くのお客様からご支持いただき、この度12回目を迎えます。今回は、古画、近代絵画、洋画、筆跡、彫刻など約360点を出品いたします。作家特集では、河鍋暁斎、東山魁夷、近藤浩一路の魅力に迫ります。また、戦後日本の彫刻界を牽引した佐藤忠良や富永直樹ら近現代彫刻の巨匠たちのブロンズ作品特集も必見です。さらに、円山應挙や伊藤若冲、横山大観、棟方志功、渡邊省亭、山下清など著名な作家の優品も出品いたします。美術品との暮らしは、私的な空間で繰り返し作品を鑑賞できる醍醐味があります。美術品を所有し、作品と対峙する時間が、皆様の暮らしに潤いをもたらすひとときとなれば幸いです。加島美術とBSフジは、お客様と美術品との出会いの場をお届けし、「美術を観る」から「美術と暮らす」ライフスタイルをご提案します。■開催概要下見会 :2022年11月5日(土)~11月13日(日)入札締切日:2022年11月13日(日)18時開札日 :2022年11月15日(火)会場 :加島美術〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2Tel:03-3276-0700 Fax:03-3276-0701出品作品数:約360点主催 :加島美術、BSフジアクセス :地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分/有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分/都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分/JR「東京駅」八重洲南口 徒歩9分アクセス■下見会について「美術品入札会 廻 -MEGURU-」の下見会では、出品作品がガラスケースなしでギャラリー一面に展示されます。作品の鑑賞はもちろん、実物のコンディションやサイズをご確認いただける絶好の機会です。お目当ての作品が決まれば、その場でご入札いただけます。来場予約不要・入場無料ですので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。※下見会で常時展示されていない作品もございます。ご希望の作品がありましたら、スタッフまでお申し付けください。※ご来場になれないお客様で、作品の詳細を知りたい方には、コンディションレポートをご用意しております。お気軽にお問い合わせください。下見会の様子■無料カタログ配布中全出品作品が掲載されたカタログを無料で配布しています。ご希望の方は、以下からお申し込みください。カタログイメージ→ 出品作品は「美術品入札会 廻 -MEGURU-」公式サイトからもご覧いただけます!→ ■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.12の見どころ●河鍋暁斎 特集幕末・明治期に人気を博した河鍋暁斎は、花鳥画から歴史画、風俗画、戯画、妖怪画まで自在に描きました。その反骨精神とユーモアに富んだ画風は、現代も多くの人を惹きつけてやみません。今回は、近年評価の高まる暁斎の実子、暁雲と暁翠の作品も併せてご覧いただけます。河鍋暁斎「三福神」《最低入札価格》¥680,000河鍋暁斎「三福神」●東山魁夷 特集「道」や「緑響く」など数々の傑作を発表し、戦後の日本画壇の代表画家として国民的な人気を誇った東山魁夷。今回は、魁夷の真骨頂ともいえる繊細優美な風景画をはじめ、制作過程が垣間見える素描やスケッチ、墨絵などの小品も取り揃え、画家の多面的な魅力に迫ります。東山魁夷「春の林」《最低入札価格》¥2,500,000東山魁夷「春の林」●近藤浩一路 特集山梨県に生まれ、明治から昭和にかけて活躍した画家、近藤浩一路。東京美術学校で洋画を学び、挿絵や漫画で名を馳せたのちに日本画を志します。水墨画に西洋画の陰影表現を取り入れた作品には、豊かな墨色に清新な光が舞います。「光の水墨画」と呼ばれた浩一路作品が放つ無比の魅力をご堪能ください。近藤浩一路「春水」《最低入札価格》¥100,000近藤浩一路「春水」●ブロンズ 特集人物を題材に具象彫刻の可能性を追求し、戦後の彫刻界を牽引した佐藤忠良。彫刻家に加え工業デザイナーとしても活躍した富永直樹。仏教美術の古典技法を用いつつ、彫刻の枠を超えた立体作品を生み出し続ける薮内佐斗司など、日本の近現代彫刻史を代表する巨匠たちのブロンズ作品を特集します。佐藤忠良「ともちゃん」《最低入札価格》¥500,000佐藤忠良「ともちゃん」■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.12の ハイライト作品円山應挙「紅葉四十雀図」《最低入札価格》¥800,000渡邊省亭「春秋花鳥雙幅」《最低入札価格》¥680,000横山大観「霊峰富士」《最低入札価格》¥7,000,000山下清「花火」《最低入札価格》¥1,800,000棟方志功「思瞳の柵」《最低入札価格》¥3,800,000棟方志功「天平の柵」《最低入札価格》¥5,000,000■「廻 -MEGURU- オンライン」の出品作品も特別展示会期中は「廻 -MEGURU-」のインターネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」の出品作品を第2会場にて特別展示いたします。下見会と併せてご高覧ください。◆「廻 -MEGURU- オンライン」第41回オークション会期 :2022年11月1日(火)~11月14日(月)21時出品数:約60点※「美術品入札会 廻 -MEGURU-」の出品作品とは異なります。※「廻 -MEGURU- オンライン」につきましては次ページ「ご参考」を参照ください。鏑木清方「八つ橋」エミール・ガレ「花文花瓶」≪ご参考≫■「廻 -MEGURU-」とは「廻 -MEGURU-」とは、「日本美術をもっと気軽に、安心して、正しく売買してもらいたい」という思いから、2019年に始まった日本美術に特化したオークションです。全国から出品された作品を取り揃え、美術品を売りたい人と買いたい人をつなぐプラットフォームとして、これまで国内外のお客様にご利用いただいてきました。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」に加え、2021年にはインターネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」を開始し、美術品を安全で、気軽に、便利に取引できるプラットフォームへと進化し続けています。◆「美術品入札会 廻 -MEGURU-」下見会を伴う入札型オークションです。2022年より年に4回開催いたします。カタログやWebサイトで出品作品を閲覧後、下見会または公式サイトからご入札いただけます。下見会で実物を見ながらゆっくり作品を選べる点が特徴です。現在価格は非公開で、会期終了後に落札結果が開示されます。◆「廻 -MEGURU- オンライン」インターネットで常時開催しているオークションです。毎月新しい出品作品が公開されます。ライブで現在価格を見ながら入札が可能で、ご請求金額の確認、精算まですべての手続きはWebで完結します。また、落札する度、落札金額の3%※のポイントが付与され、次回以降の精算から1ポイント=1円でご利用いただけます。※開催月によって変更となる場合があります。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」会期 :年4回(2月、5月、8月、11月)※2022年入札形式:非公開入札型開札 :会期終了後公開下見会 :あり「廻 -MEGURU- オンライン」会期 :毎月開催入札形式:公開ライブビッド(競り上がり)開札 :即時公開下見会 :なし■「廻 -MEGURU-」を利用する流れ「廻 -MEGURU-」では、全国の出品者から作品をお預かりし、美術品愛好家の皆様にご紹介しています。出品をご希望の方に向けて作品の無料査定を行い、最低入札価格を提示します。売却のタイミングや価格によって「美術品入札会 廻 -MEGURU-」または「廻 -MEGURU- オンライン」のいずれかへの出品をご提案いたします。また、美術品をお探しの方は、2つの「廻 -MEGURU-」からご希望の作品をお探しいただけます。出品者と購入者間の交渉や手続きは事務局が代行しますので、売買に伴う負担を最小限に抑えることが可能です。■「廻 -MEGURU-」を利用するメリット◆美術品を買いたい人のメリット●メリット1<美術の専門家が厳選した作品だから安心>すべての出品作品は、古美術の街・東京の京橋で長年店舗を構えてきた加島美術が査定し、厳選しています。美術の専門家によりクオリティが認められた作品群が揃っていますので、美術品の購入が初めての方も安心してお選びいただけます。●メリット2<ビギナーもコレクターもご満足いただける充実のラインナップ!>「美術品を購入したいけど、初めてで不安…」というビギナーの方から、作品を豊富に所有するコレクターの方まで、皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品をラインナップしています。掛け軸、絵画、筆跡、茶道具、工芸など多彩なジャンルの作品からお選びください。また、最低入札価格の価格帯が幅広く、手の届きやすい小品から、優品までお求めいただける価格帯の幅広さも魅力です。●メリット3<いつでも・どこでもお好きな方法で作品をチェック!オンライン入札もOK>「廻 -MEGURU-」では、すべての出品作品をオンラインでチェックし、入札することができます。ご自宅や外出先から、PC・スマートフォンなどお好きなデバイスでサービスをご利用ください。美術品の購入に関する詳細は、以下2つのWebサイトをご参照ください。「廻 -MEGURU- オンライン」→ ※常時開催「美術品入札会 廻 -MEGURU-」→ ※年4回開催◆美術品を売りたい人のメリット●メリット1<美術品を市場価格で売却!思わぬ高値で売れる可能性も!>「廻 -MEGURU-」では、美術品を売りたい方からお預かりした作品を、中間業者が入ることなく入札者へ直接売却します。そのため、下取価格ではなく、市場価格に近い価格で作品を売却できます。また、売却価格が見えるので安心です。入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。●メリット2<老舗古美術商による安心の査定・価格設定>東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術が作品を査定し、出品者の方とご相談しながら最低入札価格を設定します。様々な要素により市場価値が変動する美術品を、経験豊かな古美術商が確かな審美眼に基づき見極めます。査定相談は無料です。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼もお手伝いいたします。●メリット3<面倒な売却手続きを代行!>「廻 -MEGURU-」では、美術品売却の手続きをすべて代行いたしますので、査定後、出品作品をお預かりした後は面倒な手続きはありません。掛け軸、絵画や陶磁器などの焼き物類、茶道具など、お手持ちの美術品の整理をお考えの際は、ぜひ「廻 -MEGURU-」へのご出品を検討ください。美術品の出品に関する詳細は以下のWebサイトをご参照ください。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」→ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月31日【11月1日開催】参加無料ITリスク勉強会新建新聞社/リスク対策.comは2022年11月1日(火)15時から、組織のリスク担当者向けに暗号資産に関する無料オンラインセミナーを開催します。「ビットコイン」をはじめとした暗号資産は新しい形態の「お金」や革新的なテクノロジーとして注目を浴びている一方で、利便性やある程度の匿名性から犯罪に使われている側面もあります。個人で暗号資産を保有している人も増えており、市場にも浸透しています。ただ、新しい技術ゆえ情報も限られており、そのリスクを十分に理解しているとは言えない状況です。例えば、その匿名性は決して完全ではなく、分析スキルと適切なツールがあれば資金追跡が可能であり、捜査上の重要な手がかりをつかむことができるようになってきていることはあまり知られていません。本勉強会では、暗号資産に関わる事案を概覧しつつ、暗号資産に関する基礎的な情報から暗号資産の追跡といった最新の話題まで、リスク担当者としても押さえておきたい暗号資産に関する情報を提供します。「Zoom」を使って行います。お使いのネットワークで接続できるかご確認の上、お申し込みください。開催概要◆日時:2022年11月1日(火)15:00~16:00(事前映像の配信開始14:45~)◆方式:Zoomウェビナーを使ったライブ配信◆主催:リスク対策.com(株式会社新建新聞社)◆定員:100人※参加費無料要リスク対策.com会員登録(無料)詳細・お申し込み : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月19日2022年は、日本で初の鉄道が新橋〜桜木町間に開業してから150年になる年。この節目を記念し、東京ステーションギャラリーで10月8日(土)より『鉄道と美術の150年』が開催されている。150年の間に発展を遂げた鉄道、および美術の歴史を振り返る展覧会だ。2023年1月9日(月・祝)までの開催となる。今から150年前の明治5年(1872年)は、新橋―桜木町間にかけて鉄道が開業した年。と同時に「美術」という言葉が日本で初めて使われた年でもあるという。同展は、この150年にちなみ、鉄道にまつわる作品を150件紹介し、さまざまな視点から鉄道と美術の関係を明らかにするものだ。「幕末の鉄道絵画」、「拡張する鉄道」、「東京駅ビフォー&アフター」、「美術に見る終戦直後の鉄道の様相」など、様々な独自の切り口でピックアップし、そして時系列で紹介してく。左:横尾忠則《終りの美学》1966年 個人蔵(京都国立近代美術館寄託) 右:《ディスカバー・ジャパン no.4》1971年 鉄道博物館蔵歌川芳虎《鉄道開業新橋夜景図》は、鉄道開業式当日の「新橋ステーション(新橋駅)」の夜の様子を描いた浮世絵。歌川広重(三代)《東京汐留鉄道御開業祭礼図》は、開業式の模様を描いた物。開業式には明治天皇のほか、政府高官、外国の講師、在日外交官、お雇い外国人らが参加した。一般市民も鉄道沿線に集まり、大変な賑わいを見せていたという。左:歌川芳虎《鉄道開業新橋夜景図》1872年 鉄道博物館蔵右:歌川広重(三代)《東京汐留鉄道御開業祭礼図》1872年 鉄道博物館蔵《蒸気運転絵》は勝海舟が参内して鉄道の説明を行った際、宮中から支給された紙に揮毫したものだという。だれもかれもが150年前、鉄道に夢中だったのだ。中央:勝海舟《蒸気運転絵》1872年 鉄道博物館蔵印象派の画家、クロード・モネが駅や鉄道を絵のモチーフにしたように、日本の洋画家たちも駅や鉄道、線路をこぞって描いた。小絲源太郎《屋根の都》は上野の山から見た浅草方面の情景。画面の奥には朝もやにまぎれて凌雲閣(浅草十二階)がぼんやりと描かれている。左:小絲源太郎《屋根の都》1911年 東京藝術大学蔵中:近藤浩一路《京橋》1910年 東京藝術大学蔵右:鹿子木孟郎《津の停車場(春子)》1898年 三重県立美術館蔵左:小林猶治郎《タイトル不詳》1928年 板橋区立美術館蔵右:佐藤哲三《赤帽平山氏》1929-30年宮城県美術館蔵鉄道が開業し、美術の世界も著しく発展、多様化していく。鉄道をモチーフにした美術作品も、単なる風景画にとどまらなくなっていく。谷中安規は、蒸気機関車をモチーフに、幻想的な世界を作り出していった。左:谷中安規《幻想集 6.空》1933年 東京国立近代美術館右:谷中安規《作品2夜四題のうち街の本(渋谷)》1933年 京都国立近代美術館蔵また、表現手法も多様化する。笹本恒子は米軍に接収された列車で働く女性車掌を、林忠彦は復員した兵士の姿を捉え、ユージン・スミスは日立製作所での電車の製造風景を皮切りに、稼働する駅や車両、風景をカメラに収めた。左:林忠彦《復員(品川駅)〈カストリ時代〉より》1946年 東京都写真美術館右:笹本恒子《米軍専用車》〈昭和・あの時・あの人〉より 1946年 東京都写真美術館蔵W.ユージン・スミス〈日立〉より 1961年 東京都写真美術館蔵また、駅や電車そのものが芸術作品の「現場」となることもあった。村井督待は、高松次郎、中西夏之、窪田登、村田記一らが山手線の車内や駅構内で行ったパフォーマンス「山手線事件」の記録を撮影した。村井督待《「山手線フェスティバル」ドキュメンタリー写真》 1962年(プリント1998年) 東京ステーションギャラリー蔵駅や鉄道は、社会を反映する場にもなる。田中佐一郎は戦後の引き上げ列車の情景を、佐藤照雄は戦後約10年にわたり、上野駅構内での生活を余儀なくされた人々の眠る姿を描き続けた。炭鉱で働き、その暮らしを記録していた山本作兵衛は、石炭輸送のため開通した鉄道のため廃業を余儀なくされた船頭(舟頭)の姿を描き、中村宏は理想に燃え、待遇改善を勝ち取ろうとする国鉄マンを誇張なく描いている。左:田中佐一郎《三人掛け(引き上げ列車)》1947年 板橋区立美術館蔵 右:佐藤照雄〈地下道の眠り〉1947年-56年 東京都現代美術館蔵左:山本作兵衛《舟頭と陸蒸気》(コロタイプ複製)1965年田川市石炭歴史・博物館蔵右 :中村宏《国鉄品川》1955年 浜松市美術館蔵21世紀に入っても、鉄道や駅は美術と密接に関わり続けている。本城直季《new tokyo station》の手前に置かれた作品はアーティスト集団Chim↑Pom(当時)の《LEVEL7 feat.『明日の神話』》だ。2011年の5月にChim↑Pomは渋谷駅構内に掲げられている岡本太郎《明日の神話》の作品の横に、本作をゲリラ的に設置。大きな騒動となった。左:本城直季《new tokyo station》2012 東京ステーションギャラリー蔵手前:Chim↑Pom《LEVEL7 feat.『明日の神話』》2011 岡本太郎記念館蔵鉄道や駅、それをとりまく社会を幅広く扱った展覧会だが、会場となる東京ステーションギャラリーもまた重要文化財でもある東京駅舎内にあり、当時のままに残されたレンガ造りの壁面なども残されている。150年の歴史をたっぷりと楽しんでみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『鉄道と美術の150年』10月8日(土)~2023年1月9日(月・祝)、東京ステーションギャラリーにて開催
2022年10月14日10月8日(土)より、東京ステーションギャラリーでは、『鉄道と美術の150年』が開催される。明治5(1872)年、新橋―横浜間で開業した日本の鉄道は、今年150周年を迎えたが、実は、これまで「書画」などと呼ばれていた創作活動に「美術」という言葉が当てられるようになったのも、明治5年。そこで同展では、鉄道と美術、150年の様相を、鉄道史や美術史はもちろん、政治、社会、戦争、風俗など、さまざまな視点から読み解き、両者の「ただならぬ」関係を明らかにする。その関係のひとつは、「鉄道は常に美術を触発し、美術は鉄道を挑発する」ということだ。開業前後から、鉄道は多くの絵師たちが浮世絵に遺し、やがて洋画家や日本画家もモチーフとしてきたが、一方、駅や電車内で,パフォーマンスや作品の発表が行われるなど、まるで挑発するかのように、美術が鉄道を制作行為に巻き込んできたこともしばしばだ。このような鉄道と美術の関係を掘り下げて紹介する同展は、まさに駅舎の中にある東京ステーションギャラリーならではの展覧会といえるだろう。絵画では、鉄道が開通する前に河鍋暁斎が想像で描いた「極楽行きの汽車」(『地獄極楽めぐりの図』より)から、炭鉱で栄えた生まれ故郷、福岡県田川市のモチーフが炸裂する立石大河亞の《香春岳対サント・ビクトワール山》まで、近現代の鉄道絵画の傑作が勢ぞろい。また写真では、W・ユージン・スミスや本城直季ら個性的な写真家による作品、現代アートでは、アートユニット、パラモデルによるプラレールを使った《極楽百景第八景-新世界パーク温泉斬新な入浴-》など、とにかく鉄道に関するアート作品が満載だ。鉄道開業150周年だからこそ実現した同展は、今年大注目の希有な展覧会であること間違いない。平田実《「路上歩行展」と通勤者たち(中村宏・立石紘一作): 東京駅~京橋かいわい》1964年(プリント2016年)、東京ステーションギャラリー香月泰男《煙》1969年、山口県立美術館河鍋暁斎『地獄極楽めぐり図』より「極楽行きの汽車」1872年、静嘉堂文庫美術館 画像提供:静嘉堂文庫美術館/DNPartcom*展示期間:10月8日~11月6日木村荘八《新宿駅》1935年、個人蔵パラモデル《極楽百景 第八景 –新世界 パーク温泉 斬新な入浴-》2007年、和歌山県立近代美術館 (c)paramodel/photo:yasuhiko Hayashi中村宏《ブーツと汽車》1966年、名古屋市美術館【開催概要】『鉄道と美術の150年』会期:2022年10月8日(土)〜2023年1月9日(月)※会期中展示替えがあり会場:東京ステーションギャラリー時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(10月10日、1月2日、1月9日は開館)、10月11日(火)、12月29日(木)~1月1日(日)料金:一般1,400円、大高1,200円公式サイト:
2022年10月07日10月8日(土)より、国立新美術館では、『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術—— Do it! わたしの日常が美術になる』が開催される。『国立新美術館開館15周年記念李禹煥』の連動企画として開催される同展では、写真家・安齊重男(1939-2020)のアート・ドキュメントをもとに、国立新美術館のアーカイブに所蔵されている美術関連資料を公開し、1970年代日本の現代美術の諸相を読み解いていく。1964年の東京オリンピックや、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)を経て、高度経済成長を遂げた60年代後半以降、日本の芸術は、世界の現代アートの動向と呼応して、写真、映像、印刷物、通信、イベント、パフォーマンスなどと多様化していった。そうしたなか、展覧会が終われば解体されるその場限りの作品や、パフォーマンスなど追い、シャッターを切り続けたのが写真家・安齊重男だ。そんなANZAIフォトアーカイブから約100点を公開し、1970年代のパフォーマンスやコレクティヴ(集団制作)の系譜を時系列で展観。写真から伝わる当時のアート・シーンの熱気に圧倒されるに違いない。そのほか、チラシやポスター、冊子などで、自分たちの芸術活動の記録を流通させた関西拠点の美術家集団「THE PLAY」、各個人がそれぞれの場所で記録したデータを青焼きやゼロックスなどでコピーして郵送する一連の行為を不可視的美術館と想定した「精神生理学研究所」など、印刷物など複製できるメディアをたくみに使い、距離を超えて展開した美術家たちの活動や、自宅といった作家個人が日常生活を送る空間を舞台にして同時多発的に行われた展示を指示書や写真によって記録した「点展」なども紹介する。1970年代を代表するアーティストたちの興味深い活動とともに、彼らの制作意識や発表方法の広がりに着目しながら資料を読むことの重要性も感じることができるだろう。国立新美術館 ANZAÏフォトアーカイブ 「リチャード・セラ 《To Encircle Base Plate Hexagram, Right Angles Inverted》設営風景 東京都美術館 」1970年 (c)Estate of Shigeo Anzaï国立新美術館 ANZAÏフォトアーカイブ 「菅木志雄 《状為論(為相)》 常盤公園、東京」1977年(c)Estate of Shigeo Anzaï第6回「精神生理学研究所」原本 1970年島州一《南側》記録写真 「点展」戸塚、神奈川 1973年【開催概要】『国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術—— Do it! わたしの日常が美術になる』会期:2022年10月8日(土)~11月7日(月)会場:国立新美術館企画展示室2E時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜料金:無料公式サイト:
2022年10月05日加島美術(東京・京橋)は、2022年10月15日(土)から10月30日(日)にかけて、美術品の展示販売会「美祭 撰 05」を開催いたします。「美祭 撰 05」はその名の通り、加島美術が厳撰した日本美術の逸品だけをご紹介する特別な催しです。第5回となる今回は、円山應挙、葛飾北斎、横山大観など、選りすぐりの約40作品が一堂に会します。ギャラリーでの展示販売に加え、全ての出品作品を掲載したカタログを発行しておりますので、全国どこにいても作品を見て、ご購入いただけます。美の祭典「美祭 撰 05」で彩り豊かな芸術の秋をお過ごしください。「美祭 撰 05」メインビジュアル加島美術内観イメージ■2022年秋「美祭 撰05」3つの見どころ1. ガラスケースのない格別の鑑賞体験!会期中は、加島美術にて出品作品をガラスケースなしで展示しております。「美祭 撰」でご紹介するのは、国内外の美術館の展示や収蔵品に加わる事もある、まさに美術館クオリティーの珠玉の作品ばかり。日本美術の巨匠たちの唯一無二の作品を、間近にご覧いただける貴重な機会です。作家の筆遣いや古美術品特有の経年美、紙や岩絵の具の質感までも、どうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。2. 見て、読んで楽しい!充実のカタログ全国の日本美術ファンの皆さまに「美祭 撰」をお楽しみいただくため、毎回、趣向を凝らしたオリジナルカタログの制作をしております。作品写真をオールカラーでご紹介するのはもちろん、日本美術の魅力を深掘りするコラムやインタビューなど、読み物ページも充実しています。特別ゲストをお招きしてお話を伺う「Art Interview」では、直島・地中美術館初代館長の秋元雄史先生をお迎えして古美術から現代アートまで、時代とともに変化する美術の魅力をお教えいただきます。コラム「数寄がたり」では書のスペシャリスト、高橋利郎先生が上杉謙信ら戦国武将の書状について見どころを解説。また、「日本美術を支える人々」では、河鍋暁斎の大コレクターである藤田昇氏をお迎えし、暁斎の魅力についてお話しいただいています。さらに、カタログの新規購読お申込み特典として、初回2冊を無料*にてお届けします。ご希望の方はお気軽にメールやお電話にてお申し込みください。*ご新規登録の方のみ対象となります。美祭 撰カタログイメージ3. 2022年秋「美祭 撰05」の注目作品!「美祭 撰」でご紹介するのは加島美術が自信を持ってお届けする美術品のなかでも、とくに選りすぐりの逸品ばかりです。今回、出品する約40作品のなかには、円山應挙「竹虎図」や狩野一信「四季草花小禽図」、横山大観の富士の大作「秋色」、戦国武将 上杉謙信の「印判状」など、見どころのある作品が勢揃いしています。横山大観「秋色」横山大観「秋色」絹本 着色 共板 額装横山大観記念館登録O第14号本紙51×66cm/全体77×92cm¥20,000,000■出品作品(一部)円山應挙「竹虎図」双幅 紙本 水墨本紙98×30cm/全体183×42cm¥6,500,000狩野一信「四季草花小禽図」絹本 着色本紙113×45cm/全体197×57cm¥12,000,000河鍋暁斎「化猫図」紙本 着色本紙129×30cm/全体208×42cm¥3,800,000上杉謙信「印判状」紙本 吉川弘文館「演習古文書選古代・中世編」所載本紙27×37cm/全体110×45cm¥8,500,000白隠慧鶴「龍杖拂子図」紙本 水墨 佐竹龍洲箱書本紙128×29cm/全体222×43cm¥2,800,000棟方志功「むさしののひめかみの柵」木版画 額装 棟方巴里爾鑑定書 棟方志功鑑定委員会鑑定登録証本紙33×27cm/全体58×51cm¥8,000,000田中一村「観世音菩薩」紙本 着色 共箱本紙134×60cm/全体219×77cm¥7,000,000※価格は全て税込、作品の画像は部分です。[開催概要]日時: 2022年 10月15日(土)~10月30日(日)10:00~18:00 会期中無休会場: 加島美術 東京都中央区京橋3-3-2URL : ※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、営業日時が変更となる可能性がございます。予めご了承ください。[会社概要]株式会社加島美術〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分JR 「東京駅」八重洲南口 徒歩9分 SNSでも随時情報公開中Facebook : Twitter : Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月20日住友家の15代当主、住友春翠が蒐集した多種多様な美術品を所蔵し、京都と東京の2館で公開している泉屋博古館。東京館のリニューアルオープン記念展第3弾として、9月10日(土)に開幕した『古美術逍遙―東洋へのまなざし』では、古くは中国の前漢時代(紀元前2世紀)から江戸時代(19世紀)の作品まで、住友コレクションを代表する東アジア地域の美術品が集結。国宝2件、重要文化財10件、重要美術品8件を含む計79点が、「中国絵画」「仏教美術」「日本美術」「文房具と煎茶」という4つのテーマに分けて展示されている。特に明から清時代にかけての名画を多数所蔵し、世界的にも名高い住友コレクションの「中国絵画」は、住友春翠と長男の寛一によって二代がかりで蒐集されたもの。寛一は伝統に縛られない個性的な画風の作品を、春翠は型破りなものではなく気品のある作品を好んで集めたという。石濤《廬山観瀑図》重要文化財清時代(17-18世紀)第1展示室「中国絵画」では、明から清へと変わる激動の時代において、明に忠義を尽くし、苦境のなかで新しい表現を切り拓いた石濤(せきとう)、八大山人(はちだいさんじん)、漸江(ぜんこう)ら「遺民」とよばれる画家たちによる書画など12点を紹介。同館の中国絵画を代表する作品で重要文化財でもある石濤の《廬山観瀑図》は、風光明媚な景勝地、廬山の岩山と滝とが織りなす景観をダイナミックに描いた名作だ。左:石溪《報恩寺図》清時代康熙2年(1663)右:華嵒《鵬挙図》清時代(18世紀)続いて、第2展示室では「仏教美術」が紹介されている。同館の仏教美術コレクションは、数は多くないものの、中国から朝鮮、日本と、仏教伝来の道をたどるように地域的な広がりを持つのが特徴だ。ここで紹介されるのは、京都館が所蔵する国宝1点を含む9点。平安時代、12世紀に制作された国宝《線刻仏諸尊鏡像》は、諸仏が表現された線刻のあまりの細やかさに驚かされるはずだ。国宝《線刻仏諸尊鏡像》平安時代12世紀第2展示室展示風景より国宝《秋野牧牛図》や伊藤若冲《海棠目白図》も第3展示室「日本美術」は、京都館の日本の書画と、東京館の工芸とを合わせて構成。特に茶の湯、香道、能といった「数寄」を伝える道具34件が紹介されている。なかでも注目したいのが16世紀、朝鮮時代の名品《小井戸茶碗 銘 六地蔵》だ。小ぶりながらも存在感のある高麗の井戸茶碗だが、これは大名茶人・小堀遠州が伏見奉行をしていた時代に見つけたとされるもの。会場では、遠州が御水尾天皇の行幸に際した二条城の普請にたずさわったことにちなみ、《二条城行幸図屏風》をバックに《小井戸茶碗 銘 六地蔵》を鑑賞できるようになっている。第3展示室展示風景より《小井戸茶碗 銘 六地蔵》朝鮮時代16世紀《二条城行幸図屏風》江戸時代17世紀本章では、ほかにも、実際の茶会で取り合わされた茶道具のほか、閻次平作と伝わる国宝《秋野牧牛図》や伊藤若冲《海棠目白図》、《佐竹本三十六歌仙絵切 源信明》など、書画の名品の数々が展示されている。国宝伝 閻次平《秋野牧牛図》南宋時代13世紀伊藤若冲《海棠目白図》江戸時代18世紀詞:伝藤原良経絵:伝藤原信実《佐竹本三十六歌仙絵切 源信明》鎌倉時代13世紀第4展示室は「文房具と煎茶」。ここでいう文房具とは、中国の文人の書斎(文房)に備えられた道具を指す。文房に清らかな美しさを求めた中国の文人たちは、書画の道具や瓶花、青銅器、煎茶などを文房に取り入れ、友との清談を楽しんだという。本章では、中国の文人や彼らにあこがれた日本の人々が催した煎茶会のしつらえをイメージした展示から、かつて文房という空間でどのような芸術が鑑賞されていたのかを紹介。学問の神・魁星を鬼神の姿で現した《鍍金魁星像》や、清時代の磁器《粉彩百鹿図牛頭尊》など24点が紹介されている。《鍍金魁星像》明時代16世紀《粉彩百鹿図牛頭尊》清時代18世紀住友春翠という「数寄者」が、東洋の美術に向けたまなざしを、感じとってみてほしい。【開催情報】『古美術逍遥―東洋へのまなざし』2022年9月10日(土)~10月23日(日)、泉屋博古館東京にて開催
2022年09月15日与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、『取引先リスク管理Q&A(第2版)』が企業法務専門誌「ビジネス法務」に掲載されたことをお知らせします。『取引先リスク管理Q&A(第2版)』は、リスモンが7,000超の法人会員様から日々頂いた与信管理実務に関するご相談を収集し、お問い合わせの頻度が高い順に掲載した与信管理の実務担当者のための手引書です。本書に関する書評が、中央経済社の企業法務専門誌「ビジネス法務」2022年10月号『PICK UP法律実務書』のコーナーにおいて、掲載されました。なお、本書発行元である商事法務社主催の「債権管理実務研究会」で、出版を記念したWEBセミナーが本日より配信されます。与信管理の現場で起こるさまざまな問題点と対応策について、実例をまじえながら、パネルディスカッション形式で紹介いたします。■出版記念WEBセミナー概要タイトル:取引先リスクへの対応と管理手法視聴期間:8月31日(水)10:00~9月14日(水)17:00講師 :大川 治弁護士(弁護士法人堂島法律事務所)田邉 愛弁護士(弁護士法人堂島法律事務所/リスクモンスター株式会社 社外取締役、監査等委員)川本 聖人(リスクモンスター株式会社 執行役員サービス・コンテンツ本部長 兼 データ工場長)<視聴方法>「債権管理実務研究会」の会員法人向けのセミナーとなります。トライアル参加でのご視聴も可能です。 ■書籍概要タイトル:取引先リスク管理Q&A(第2版)著者 :リスクモンスター データ工場監修者 :田邉 愛弁護士(弁護士法人堂島法律事務所)/リスクモンスター株式会社 社外取締役(監査等委員)頁数 :196ページ定価 :2,530円(税込)発行 :株式会社商事法務発売日 :2022年5月20日購入方法:Amazon商品ページ 取引先リスク管理Q&A(第2版)■リスモン著書のご紹介RISMON BOOKSリスモンでは、企業理念「プロフェッショナリズムを繁栄の源泉にする」に基づき、社内だけでなく業界全体の英知に貢献するために定期的に書籍を執筆し、発刊しています。与信管理の入門編から現場のプロが使える実用的なものまで取り揃えています。ご自身の興味関心に合わせてぜひお手に取ってみてください。 ■リスモンの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPクラウドサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業(定額制の社員研修サービス「サイバックスUniv.」)やビジネスポータルサイト事業(グループウェアサービス等)、BPOサービス事業、海外事業(利墨(上海)商務信息咨詢有限公司)にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開しております。リスモングループ法人会員数は、2022年6月末時点で13,952(内、与信管理サービス等7,060、ビジネスポータルサイト等3,128、教育事業その他3,764)となっております。ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月31日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!美術部の展示高校時代、初めて美術部に入部したときの話です。早速、文化祭へ展示するための絵を下描きしていました。すると、高3の先輩がその絵を見て、「ふうん、まあまあね。」と言って去っていき…近くで絵を描いていた子に向かって、「すごい。あの子と比べ物にならないくらい上手ね」と私の方へ聞こえるように言いました。出典:lamireショックで怒りが湧きましたが、頑張って絵を完成させました。文化祭当日。先輩達が、展示している絵を見ながら何か話し合ってました。その中のひとりが、「見て、あなたが展示した絵のところに人が集まっているよ。あなたってすごい才能があるのね」と話してくれました。翌日、美術部へ行くと、私をバカにしていた先輩から、「今までごめんね。絵の魅力に気づけなかった、これから仲良くしてください」と言われました。絵の才能を認められて本当に嬉しかったです。(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月28日皇室に代々受け継がれてきた美術品類を収蔵する三の丸尚蔵館の至宝に、東京藝術大学のコレクションを加えた81点の作品で日本美術の歴史をたどる展覧会『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』が9月25日(日)まで東京藝術大学大学美術館で開催中。昨年、三の丸尚蔵館の収蔵品として初めて国宝に指定された5つの作品も公開されている。三の丸尚蔵館は、国に寄贈された昭和天皇の遺品を管理・保存することを目的に生まれた美術館。1993年に開館し、皇室に代々受け継がれた美術品を中心に、現在約9,800点の美術品類を収蔵している。同展では、この三の丸尚蔵館の至宝に東京藝術大学大学美術館のコレクションをあわせて紹介し、日本美術の魅力に迫っていく。展覧会は4章の構成。序章「美の玉手箱を開けましょう」では、明治天皇の許可のもと9年の歳月をかけて制作された《菊蒔絵螺鈿棚》のように、宮内省と東京美術学校によって後世に伝えるべく作られた名作や、岡倉天心の『日本美術史』講義ノートや、法隆寺金堂模型など美術を学問的に捉えるためにつくられた資料を展示。日本美術の魅力へと鑑賞者をいざなっていく。手前図案:六角紫水、蒔絵:川之邊一朝ほか 海野勝珉《菊蒔絵螺鈿棚》明治36年(1903年)三の丸尚蔵館蔵第1章「文字からはじまる日本の美」は、平安時代に生み出された仮名文字が発展し、美の概念へ結びつき、展開していく過程をたどっていく。藤原佐理の流麗な文字が美しい《恩命帖》は、宛名はないもののへりくだる表現から佐理が上位者へ宛てたお詫びだと考えられている。伝藤原行成の《粘葉本和漢朗詠集》は、竹製の紙に亀甲や牡丹などの文様が雲母で擦りだされた唐紙に『和漢朗詠集』が書き写され、秀麗さが際立つ。昨年、国宝に指定された小野道風の書として知られる《屏風土代》は9月6日(火)より、この章で展示される予定だ。手前 藤原佐理《恩命帖》平安時代 天元5年(982年)三の丸尚蔵館蔵(9月4日まで展示)伝藤原行成《粘葉本和漢朗詠集》平安時代(11世紀)※場面替えあり第2章は「人と物語の共演」。人々が創り出した数々の物語をもとにした美術作品が紹介される。狩野永徳の制作と伝えられている《源氏物語図屏風》は、本来は襖絵であったものと考えられている。左隻は「若紫」、右隻は「右上に常夏」、左上に「蜻蛉」の場面が描かれた、重厚であり、可憐さも感じさせる作品だ。奥伝狩野永徳《源氏物語図屏風》桃山時代(16〜17世紀) 三の丸尚蔵館蔵(9月4日まで展示)《伊勢物語図屏風》は、明治から昭和にかけて活躍した画家による作品。伝統的な画題を、近代の画家たちはいかに継承し発展させたかを感じ取ることができる。山崎朝雲《賀茂競馬置物》は昭和天皇の皇太子時代に結婚を祝う献上品として制作されたもの。細部まで精緻に表現されている。第2章で展示される三の丸尚蔵館の国宝は《蒙古襲来絵詞》と《春日権現験記絵 巻四、五》。どちらの作品も9月6日より巻き替えを行う。手前:高取稚成/前田氏実《伊勢物語図屏風》(右隻)大正5年(1916年)三の丸尚蔵館蔵(9月4日まで展示※9月6日より左隻を展示)手前山崎朝雲《賀茂競馬置物》大正13年(1924年)三の丸尚蔵館蔵その大きさも圧巻の国宝《唐獅子図屏風》第3章「生き物わくわく」は、江戸から昭和にかけての生物をテーマにした作品を多く取り揃える。狩野永徳、狩野常信による国宝《唐獅子図屏風》(8月28日まで展示)や、8月30日からは伊藤若冲の国宝《動植綵絵》全30幅のうち10幅がならぶ空間はこの展覧会のクライマックスとも言えるだろう。《唐獅子図屏風》は、右隻を狩野永徳が桃山時代に、左隻を狩野常信が江戸時代に描いたもの。その巨大さはもちろんのこと、永徳の迫力あふれる獅子、そして永徳の獅子よりも若干落ち着きのある経信の獅子、両者の違いも見比べてみよう。右隻:狩野永徳 左隻:狩野常信国宝《唐獅子図屏風》右隻 桃山時代(16世紀) 左隻 江戸時代(17世紀)三の丸尚蔵館蔵(8月28日まで展示)また酒井抱一の《花鳥十二ヶ月図》や、葛飾北斎の肉筆画《西瓜図》、重要文化財である高橋由一の《鮭》など、絵師や画家たちの表現手法が際立つ作品にも注目だ。酒井抱一《花鳥十二ヶ月図》江戸時代文政6年(1823年)の一部(8月28日まで展示)左:葛飾北斎《西瓜図》江戸時代 天保10年(1839年)三の丸尚蔵館蔵(8月28日まで展示)右:重要文化財 高橋由一《鮭》明治10年(1877年) 東京藝術大学大学美術館蔵第4章「風景に心を寄せる」は、自然や風景をモチーフにした作品を紹介。江戸時代の蒔絵から、明治、大正、昭和時代の七宝や洋画なども並ぶバラエティ豊かな空間だ。初代飯塚桃葉《宇治川蛍蒔絵料紙箱・硯箱》江戸時代 暗永4年(1775年)三の丸尚蔵館蔵(8月28日まで展示)左:高橋由一《栗子山隧道》明治14年(1881年)右:五姓田義松《ナイアガラ景図》明治22年(1889年)いずれも三の丸尚蔵館蔵新施設への移行のため、現在は休館中の三の丸尚蔵館の作品をまとめて見られる貴重な展覧会。繊細な作品が多いため展示替えとなる作品も非常に多い。目当ての作品をしっかり見られるよう、事前に公式Webサイトにある出品リストなどで展示日程をきちんと抑えたうえで美術館へ出かけよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』8月6日(土)~9月25日(日)、東京藝術大学大学美術館にて開催※会期中展示替えあり
2022年08月15日株式会社加島美術(以下、加島美術)と株式会社ビーエスフジ(以下、BSフジ)は、2022年8月20日(土)から8月28日(日)にかけて、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.11を共同開催します。会期中は、加島美術(東京 京橋)にて下見会を実施します。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.11「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、絵画から茶道具、工芸品まで、日本美術を中心に多彩な作品を取り扱う入札型オークションです。2019年に開始して以来、全国の出品者からお預かりした作品を美術愛好家の方々にご紹介するプラットフォームとして多くのお客様からご支持いただき、この度11回目を迎えます。今回は、古画、近代絵画、洋画、筆跡、工芸品など約420点を出品いたします。特集では、華やかで洗練された画風、斬新な構図などにより国内外で根強い人気を持つ琳派、近代日本画の祖・橋本雅邦とその門下・川合玉堂の作品を取り上げます。また、円山應挙や長澤蘆雪、横山大観、鏑木清方、伊東深水、棟方志功、北大路魯山人、河井寛次郎など著名な作家による名品も必見です。美術品との暮らしは、私的な空間で繰り返し作品を鑑賞できる醍醐味があります。美術品を所有し、作品と対峙する時間が、皆様の暮らしに潤いをもたらすひとときとなれば幸いです。加島美術とBSフジは、お客様と美術品との出会いの場をお届けし、美術を観るから、美術と暮らすライフスタイルをご提案します。■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.11開催概要日時 :下見会 :2022年8月20日(土)~8月28日(日)入札締切日:2022年8月28日(日)18時開札日 :2022年8月30日(火)会場 :加島美術〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2Tel :03-3276-0700Fax :03-3276-0701出品作品数:約420点アクセス :地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分/有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分/都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分/JR「東京駅」八重洲南口 徒歩9分アクセス■下見会について下見会では、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」の出品作品が加島美術のギャラリー一面に、ガラスケースなしで展示されます。作品の鑑賞はもちろん、実物のコンディションやサイズを確認し、飾った際のイメージを持つ絶好の機会です。コンディションを十分ご確認いただき、お目当ての作品が決まれば、その場で申込書にご記入・入札いただけます。ぜひ下見会にご来場いただき、お気に入りの1点を見つけていただければ幸いです。※下見会で常時展示されていない作品もございます。ご希望の作品がありましたら、スタッフまでお申し付けください。※ご来場になれないお客様で、作品の詳細を知りたい方には、コンディションレポートをご用意しております。お気軽にお問い合わせください。下見会の様子■無料カタログ配布中全出品作品が掲載されたカタログを無料で配布しています。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。→ 出品作品は「廻 -MEGURU-」Webサイトからもご覧いただけます!→ (2022年8月上旬公開予定)■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.11の見どころ●琳派 特集桃山時代後期に本阿弥光悦や俵屋宗達が興し、江戸中期に尾形光琳・乾山が大成させ、続く酒井抱一、鈴木其一が定着させた一大総合芸術・琳派。日本の伝統美を新しい感性で捉えた華やかで意匠性に富んだ琳派の作品は、日本美術の中でも特に人気があります。今回の特集では、酒井抱一や鈴木其一、池田孤邨、中村芳中など江戸後期の作家を中心に約20点を出品します。琳派では、世襲や直接指導は重視されず、作家の多くが先人に私淑することによって画法を学び、流派を継承してきました。琳派ならではのユニークな着眼点や構図、意匠性にどうぞご着目ください。酒井抱一「朴の葉虫画賛」●橋本雅邦と川合玉堂 特集近代日本画の祖と称され、明治期に岡倉天心が率いる日本画改革運動を支えた橋本雅邦。東京美術学校(現東京藝術大学)で教鞭を執り、横山大観や菱田春草、下村観山など後の日本画壇を代表する作家の育成に力を注ぎました。雅邦に入門した作家の一人に川合玉堂がいます。京都で幸野楳嶺に師事していた玉堂は、内国勧業博覧会で観た雅邦作「龍虎図屏風」に感銘を受けて上京を決意し、雅邦の門を叩きます。師の導きを経て、雅邦が受け継ぐ狩野派と、自らが培った四条派を融合した新しい風景画を完成させます。今回の特集では、雅邦と玉堂の風景画や動物画など約20点を出品します。日本画壇の黎明期を築いた師弟の名品の数々を、どうぞご高覧ください。橋本雅邦「夏山行旅図」川合玉堂「春浦駘蕩」■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.11の ハイライト作品長澤蘆雪「亀図」渡邊省亭「秋草蝶図」竹久夢二「暮笛」白隠慧鶴「秋葉山大権現」伊東深水「涼風」中村岳陵「菊」東郷青児「塔」棟方志功「大守護妙黄不動明王尊」河井寛次郎「三色扁壷」北大路魯山人「赤呉須雁木文馬上杯」■「廻 -MEGURU- オンライン」の出品作品も特別展示下見会期間中、特別企画として「廻 -MEGURU-」のインターネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」で開催中の第38回オークションの作品を、第2会場にて特別展示いたします。下見会と併せて、どうぞご高覧ください。※「美術品入札会 廻 -MEGURU-」の出品作品とは異なります。※「廻 -MEGURU- オンライン」につきましては次ページの「ご参考」を参照ください。【ご参考】■「廻 -MEGURU-」とは「廻 -MEGURU-」とは、「日本美術をもっと気軽に、安心して、正しく売買してもらいたい」という思いから、2019年に始まった日本美術に特化したオークションです。全国から出品された作品を取り揃え、美術品を売りたい人と買いたい人をつなぐプラットフォームとして、これまで国内外のお客様にご利用いただいてきました。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」に加え、2021年にはインターネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」を開始し、美術品を安全で、気軽に、便利に取引できるプラットフォームへと進化し続けています。◆「美術品入札会 廻 -MEGURU-」下見会を伴う入札型オークションです。2022年より年に4回開催いたします。カタログやWebサイトで出品作品を閲覧後、下見会または公式サイトから、オンラインで入札いただけます。下見会で実物を見ながらゆっくり作品を選べる点が特徴です。現在価格は非公開で、会期終了後に落札結果が開示されます。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」→ ◆「廻 -MEGURU- オンライン」インターネットで常時開催しているオークションです。毎月1日・15日(※)に新しい出品作品が公開されます。ライブで現在価格を見ながら入札が可能で、ご請求金額の確認、精算まですべての手続きはWebで完結します。また、落札する度、落札金額の3%のポイントが付与され、次回以降の精算から1ポイント=1円でご利用いただけます。※開催月によって会期が異なる場合があります。2022年8月は、8月10日~31日の1回開催。「廻 -MEGURU- オンライン」→ ■「廻 -MEGURU-」を利用する流れ「廻 -MEGURU-」では、全国の出品者から作品をお預かりし、美術品愛好家の皆様にご紹介しています。出品をご希望の方に向けて作品の無料査定を行い、最低入札価格を提示します。売却のタイミングや価格によって「美術品入札会 廻 -MEGURU-」または「廻 -MEGURU- オンライン」のいずれかへの出品をご提案いたします。また、美術品をお探しの方は、2つの「廻 -MEGURU-」からご希望の作品をお探しいただけます。出品者と購入者間の交渉や手続きは事務局が代行しますので、売買に伴う負担を最小限に抑えることが可能です。■「廻 -MEGURU-」を利用するメリット<美術品を買いたい人のメリット>メリット1美術の専門家が厳選した作品だから安心すべての出品作品は、古美術の街・東京の京橋で長年店舗を構えてきた加島美術が査定し、厳選しています。美術の専門家によりクオリティが認められた作品群が揃っていますので、美術品の購入が初めての方も安心してお選びいただけます。メリット2ビギナーもコレクターもご満足いただける充実のラインナップ!「美術品を購入したいけど、初めてで不安…」というビギナーの方から、作品を豊富に所有するコレクターの方まで、皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品をラインナップしています。掛け軸、絵画、筆跡、茶道具、工芸など多彩なジャンルの作品からお選びください。また、最低入札価格の価格帯が幅広く、手の届きやすい小品から、優品までお求めいただける価格帯の幅広さも魅力です。メリット3いつでも・どこでもお好きな方法で作品をチェック!オンライン入札もOK「廻 -MEGURU-」では、すべての出品作品をオンラインでチェックし、入札することができます。ご自宅や外出先から、PC・スマートフォンなどお好きなデバイスでサービスをご利用ください。美術品の購入に関する詳細は、以下2つのWebサイトをご参照ください。「廻 -MEGURU- オンライン」→ ※常時開催「美術品入札会 廻 -MEGURU-」→ ※年4回開催<美術品を売りたい人のメリット>メリット1美術品を市場価格で売却!思わぬ高値で売れる可能性も!「廻 -MEGURU-」では、美術品を売りたい方からお預かりした作品を、中間業者が入ることなく入札者へ直接売却します。そのため、下取価格ではなく、市場価格に近い価格で作品を売却できます。また、売却価格が見えるので安心です。入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。メリット2老舗古美術商による安心の査定・価格設定東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術が作品を査定し、出品者の方とご相談しながら最低入札価格を設定します。様々な要素により市場価値が変動する美術品を、経験豊かな古美術商が確かな審美眼に基づき見極めます。査定相談は無料です。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼もお手伝いいたします。メリット3面倒な売却手続きを代行!「廻 -MEGURU-」では、美術品売却の手続きをすべて代行いたしますので、査定後、出品作品をお預かりした後は面倒な手続きはありません。掛け軸、絵画や陶磁器などの焼き物類、茶道具など、お手持ちの美術品の整理をお考えの際は、ぜひ「廻 -MEGURU-」へのご出品を検討ください。美術品の出品に関する詳細は以下のWebサイトをご参照ください。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」→ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月10日西洋アンティーク、東洋美術、近現代美術など幅広い作品が登場ニューアート・エストウェスト オークションズでは、7月23日(土)・24日(日)に美術品オークションを開催いたします。作品下見会(7月20日(水)-22日(金)※入場無料)にぜひお越しください。創業38年の美術品オークションハウス、ニューアート・エストウェスト東京五反田セールルームにおいて、美術品オークションを開催いたします。エミール・ガレやドームなどアール・ヌーヴォー、アール・デコの西洋アンティーク、唐代の仏頭や近代陶芸、茶道具などの東洋美術、そしてモダンアート、コンテンポラリーアートなど、全550ロットが登場。7月20日(水)-22日(金)には事前登録不要、入場無料の作品下見会を開催いたします。スタッフ一同、皆様のご来場をお待ちしています。<オークション出品作品>アール・ヌーヴォー&アール・デコ、西洋アンティーク、東洋美術、近代陶芸、茶道具、近代美術、現代美術<オンラインカタログ> <オークション参加方法> 前日の19時までにご登録をお済ませください。※参加登録費無料:会場参加(当日会場にてお客様ご自身でご参加いただきます):電話入札(スタッフが当日、お客様と電話をつなぎ参加します):書面入札(入札金額を事前にご提出いただきます):オンラインLive bid(当日、オンラインシステムにお客様ご自身がログインし入札にご参加いただきます。)*ご登録はオークション前日(22日19時)までにお済ませください。詳しくはお電話もしくはメールにてお問い合わせください。<お問い合わせ先>【HP 】 【Email】 info@newartest.com 【電話】0120-70-3722 / 03-5791-3131<会社概要>株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ美術品オークション会社として日本で最も歴史があり、1984年の創業以来、数多くのオークションを開催。現在はアジア最大のオークション会社を目指し年4回程オークションを開催しています。2021年10月、羽田空港での保税下オークションでは国内最高落札総額26億円を記録。オークションご参加へのお問い合わせをお待ちしています。〒141-0022東京都品川区東五反田2-5-15Login • Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月13日香椎化学工業株式会社(大阪市の化粧品製造会社)が製造販売する化粧品ブランド【リオヴェリテ】では、関西のデザイナーの卵である美術大学生・専門学生からパッケージデザインを募集し、最優秀賞者の作品を商品化して販売するデザインコンペを7月1日から開始します(応募期間は8月31日まで)。デザインコンペ画像●デザインコンペ開催のきっかけ学生アンケート結果、コロナで失われた発表の場に多数回答あるデザイン学校の関係者から、コロナ禍の影響で学生の発表機会が大幅に減っている事を教えていただきました。そこで、2022年1月頃から関西のデザイン学校17校を対象にアンケート調査を開始し、7校から回答を得る事ができました。アンケート結果によると71%が「コロナ禍で学生の表現や活動の場が減った」という実態が分かってきました。【アンケート回答の一例】「授業実施方法、作品のプレゼンテーションも対面からリモートで実施することが多くなり、学園祭の中止や縮小、展示会の来場者の制限等に伴い、活動できる場が減少しました」(大阪市 大学)「デザイン学科での大型イベントの内容も全て見直すことになり、1年間かけて企画を練っていた学生にとって厳しい決断を迫られました」(京都市 専門学校)学生達が発表の場を失っている事実と先生方の思いを受け、リオヴェリテトライアルボックスのリニューアル商品を対象として、パッケージデザインコンペの開催を決定いたしました。最優秀賞では実際に商品化していく過程を一緒に体験をすることで発表の場がない学生の支援と、貴重な経験の場になるのではないかと考えています。●香椎化学工業の「若者サポートプロジェクト」香椎化学工業ではこれまで、関西の若者たちの未来を応援する取り組みを行ってきました。2021年売上の一部を大阪府子ども輝く未来基金に支援活動として12万円の寄付を行いました。今回の取り組みも若者サポートプロジェクトの一環で、今後もプロジェクトを継続して行きたいと思います。●リオヴェリテ パッケージデザインコンペ概要【募集内容】リオヴェリテバランスコントロール トライアルボックスパッケージデザイン複数応募可【テーマ】自分を取り戻す瞬間【募集期間】2022年7月1日(金)~8月31日(水)【応募資格】美術やデザインを学んでいる方、または同等のスキルを持つ方デザイン関係の仕事をしていないアマチュアの方に限ります。【応募規定】創造性を持ったオリジナルデザインに限ります。【募集HP】 【受賞特典】*最優秀賞(1点) 総額10万円相当 (賞金5万円・限定デサイン商品化・デザイン商品30個・リオヴェリテ商品1万円相当・製品化までの流れを体験)*優秀賞(1点) 総額3万円相当 (賞金2万円・リオヴェリテ商品1万円相当)*佳作(1点) 総額1万円相当 (リオヴェリテ商品1万円相当)【デザインコンペ特設サイト】 トライアルボックス画像●審査員ブランディングデザイン総合演出家 写真家 桶屋 智秋(株式会社桶屋 代表取締役)/デザイン企画プランナー コピーライター 澤井 裕吾(株式会社RAWCREW 代表取締役)/香椎化学工業 デザイナー 秋山 佳子(デザイン室長)、原田 浩之(代表取締役)、小林 直子(常務取締役)、原田 卓哉(取締役)社内外計6名による審査後、各賞受賞作品発表●リオヴェリテとは1952年創業の香椎化学工業株式会社が2017年に新たに立ち上げた新ブランドです。創業以来大切にしてきた「美しい素肌を育む」という想いをかなえるために何ができるのかを考え、半世紀以上にわたる製造技術やノウハウをもって、ありのままの美しさを目指したブランドです。自分の時間を犠牲にしがちな女性に、肌とともに自分も取り戻してもらいたい。そんな思いから調香師が商品ごとに精油をいくつもブレンドし、あと残りしない自然な香りに仕上げています。香椎化学工業は、今回の活動支援を通して学生の皆様と交流の場を広げ、今後もそれぞれの分野と掛け合わせることにより、いろいろな思いを取り入れた豊かな企業を目指します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月30日近現代美術、西洋アンティーク、東洋骨董など幅広く募集いたします1984年創業、株式会社ニューアート・エストウエストオークションズでは、7月23日(土)・24日(日)開催のオークションへの出品作品を募集しています。お持ちの作品を、公開型の会場オークションで販売してみませんか?まずは無料の価格査定から、お気軽にお問い合わせください。オークション参加の経験がない方、購入したことはあっても、売ったことはないという方もご安心ください。創業38年の美術品オークションハウス、ニューアート・エストウェストでは、お持ちの作品の市場価格やオークション出品のタイミングなど、ご相談にお答えいたします。海外との行き来がまだ難しい現在でも、2008年より香港にてオークションを行ってきた弊社には海外顧客が多く、国内市場では知名度のない作品も高額落札を記録することがあります。作品の価格査定は無料、その価格をご覧いただいてから出品をご検討ください。募集作品【現代美術】奈良美智、草間彌生、KYNE、Backside works、ロッカクアヤコ、BANKSY、その他日本戦後美術など【西洋装飾美術】ガレ、ドーム、ラリックなどアール・ヌーヴォー&アール・デコのガラス作品、西洋陶磁器など【東洋骨董】近代陶芸、金工、蒔絵、漆器、書画、中国・李朝骨董など【出品方法】 【作品査定申し込み】 6月10日(金)まで作品出品申込みを受け付けております。*出品作品は弊社規定に基づき査定を行わせていただきます。詳しくはお電話もしくはメールにてお問い合わせください。<お問い合わせ先>【HP 】 【Email】 info@newartest.com 【電話】0120-70-3722 / 03-5791-3131<会社概要>株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ美術品オークション会社として日本で最も歴史があり、1984年の創業以来、数多くのオークションを開催。現在はアジア最大のオークション会社を目指し年4回程オークションを開催しています。昨年度の羽田空港での保税下オークションでは国内最高落札総額26億円を記録。オークションご参加へのお問い合わせをお待ちしています。*現在は主に東京、香港でのオークションを開催しています*〒141-0022東京都品川区東五反田2-5-15 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月02日Ground Y(グラウンド ワイ)は、現代美術家・笹田靖人とコラボレーションしたコレクションを、2022年5月27日(金)よりGround Y 直営店などにて発売する。細密画を描く現代美術家・笹田靖人とコラボ現代美術家の笹田靖人は、0.3ミリペンを使って細密画を描くアーティスト。Ground Yやヨウジヤマモトとも、度々タッグを組んできた。木炭、水彩画、パステル絵具のアートをシャツ&Tシャツに今回のコラボレーションでは、木炭と水彩画、パステルの絵具を組み合わせたアートをフィーチャー。いずれもメイドインジャパンのシャツやTシャツを展開する。ギンガムチェックのシャツの上からファンタジックなアートをプリントしたシャツや、抽象的な肖像のグラフィックを配したシャツ、Tシャツなどが登場。中には、ヨウジヤマモトのデザイナー、山本耀司をシュールな世界観で描いたグラフィックTシャツも展開される。尚、キービジュアルのモデルには、女優の那須ほほみ、ダンスボーカルグループ「超特急」のメンバーとして活動する小笠原海を起用した。【詳細】Ground Y×笹田靖人 アートコレクション発売日:2022年5月27日(金)展開店舗:Ground Y 直営店舗(ギンザ シックス/ラフォーレ原宿/渋谷パルコ/心斎橋パルコ)、公式オンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト」・シャツ 2種 57,200円/61,600円・グラフィックカットソー 4種 各13,200円※全てユニセックス、フリーサイズ展開【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2022年05月26日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2022年5月20日(金)から6月26日(日)まで、「朝鮮美術の精華 ― 絵画と工芸 ―」を開催いたします。アジア大陸の東端に位置する朝鮮半島には、長い歴史の中で高句麗、百済、新羅、高麗、朝鮮王朝などの国々が建ち、中国大陸の美術などを受容しながら、独特な芸術文化がそれぞれの時代に築かれました。代表的な仏教を厚く信仰した高麗(918~1392)の、細緻で華麗な仏画、美しい青磁、そして朝鮮王朝(1392~1910)の宮廷画家達を中心に描かれた荘厳な山水画、素朴な味わいの民画、白磁などの工芸、日本を訪れた朝鮮通信使ゆかりの墨画などがあります。本展観では、大和文華館コレクションのうち、朝鮮半島の歴史文化に育まれた多彩な美術と、それに関連する中国と日本の美術、計50件を展示します。楊柳観音図 高麗時代青磁象嵌花文合子 高麗時代雲山図 李長孫ほか筆 朝鮮王朝時代展覧会:「朝鮮美術の精華 ― 絵画と工芸 ―」の詳細についてはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月16日子どもが外で遊ぶようになるとヒヤリハットなシーンが増えますね。小さな子どもの行動は予測不能! 興味を引くものがあれば衝動的にダッシュするし、ママの手を振りほどいて走り出すのも日常茶飯事。とくに自転車デビュー後は危険もさらに増えて、ママやパパは目が離せません。▼真坂(まさか)家のケース子どもの“万一”というと、「交通事故でけがをした」など被害者になるケースを思い浮かべる人が多いでしょう。でも、逆に相手にけがをさせてしまうことも…。子どもが加害者になるリスクは日常に潜んでいるんです。子どもが自転車でぶつかって加害者に!?日常に潜む高額賠償のリスク子どもは危険予知能力が未熟で、どんなに気を付けていても事故を完全に防ぐのは難しいもの。実際に子どもが自転車で歩行者とぶつかってけがをさせたり、他人のものを壊したりして、親が損害賠償を求められるケースはめずらしくありません。 もっと詳しく見る >> 過去に帰宅途中の小学生が歩行者と衝突した事故がありました。転倒して頭を強打した歩行者は、意識が戻らず寝たきり状態に。裁判では約9,500万円の賠償命令が言い渡されました(2013年神戸地方裁判所)。自転車事故によるこうした高額賠償事例は全国で起きています。子育てママ・パパも安心!こくみん共済の「個人賠償プラス」って?もし、高額賠償になったらどうしよう…。そんなママやパパの漠然とした不安を解消してくれるのが、こくみん共済の「個人賠償プラス」。月々200円で受けられる手厚い保障についてご担当者に伺いました。こくみん共済「個人賠償プラス」は、子どもの病気やけがに備える「こども保障タイプ」に追加で加入できる保障です。月々200円の掛金をプラスするだけで、最高3億円まで賠償リスクに備えられますよ。\こくみん共済「個人賠償プラス」/3つのポイント 資料請求する >> 1. 掛金は月々200円「個人賠償プラス」は月々200円。「こども保障タイプ」(月々1,200円)と組み合わせて加入でき、合計1,400円と手頃な値段です。※「個人賠償プラス」単独の加入はできません。※こくみん共済の各保障タイプとの組み合わせが可能です。2. 最高3億円まで保障手頃な掛金ながら保障が充実。最高3億円までの賠償リスクに備えられます。3. 家族みんなが保障対象1世帯で1人が加入すれば、生計を一にする同居の親族(※)が保障の対象に。ママパパ、兄弟姉妹、祖父母もOK。安心が大きく広がります。※詳しい保障範囲はこくみん共済coop HPをご確認ください実は交通事故以外でも、損害賠償責任を求められる事例はさまざま。たとえば、こくみん共済の個人賠償プラスの支払事例では、買い物中に子どもがお店の商品を壊してしまい、弁償を求められたケースもあります。また、マンションの駐車場で誤って車を傷つけてしまうのもよくある事例です。賠償額は数万円で済むものから、100万円を超えるものまで幅があります。万一、億単位の高額賠償ともなれば、子どもや家族の将来設計や人生まで変えてしまうでしょう。日常に潜む賠償リスクに備えておくことは、わが子の未来を守ることにつながるのです。子どもの身の回りに潜む「賠償リスク」に確かな備えを子どもの成長は嬉しい反面、新たなリスクや心配も増えるもの。家族の笑顔を守るには、日常に潜む賠償リスクへの備えが肝心です。こくみん共済なら、「こども保障タイプ」に月々200円の掛金をプラスするだけで「個人賠償タイプ」へ加入でき、家族みんなの賠償リスクをカバー。子どもの健やかな成長を見守りながら、毎日を安心して過ごしたいママやパパにとって頼れる存在になってくれます。 \家族みんなのリスクに備える/こくみん共済「個人賠償プラス」を見る 子育てをするママとパパを応援!こくみん共済「個人賠償プラス」月々200円の掛金で、最高3億円の損害賠償まで保障されるこくみん共済の「個人賠償プラス」。1世帯で1人が加入すれば、家族みんなが保障の対象になります。こくみん共済の各保障タイプと組み合わせて加入が可能です(※「個人賠償プラス」単独での加入はできません)。多様な保障タイプの中でもお子さまのいるご家庭におすすめなのが「こども保障タイプ」(月々1,200円)です。「個人賠償プラス」(月々200円)をプラスしても月々1,400円。手頃な掛金で充実した保障内容が魅力。子どものけがや病気から、家族みんなの賠償リスクまで、“万一”をトータルでサポートします。 \家族みんなのリスクに備える/こくみん共済「個人賠償プラス」を見る ▼「こども保障タイプ」って?0歳から加入できるお子さまの総合保障です。入院・通院・手術の保障に加え、入院時の諸費用や骨折までサポート! さらに、育児の悩みから学習内容まで専門家へメールで相談できる「こども相談室」を無料で利用できます。 詳しくはこちら >> 「こくみん共済」 ここが魅力!組合員のたすけあいの力をひとつにすることで、充実した保障を手頃な掛金で実現したのが「こくみん共済」です。年齢・性別にかかわらず、ムリなく加入することができます。また、医師の診断も不要なので加入手続きも簡単! 毎年5月末の決算で剰余が生じた場合、ご契約者さまには割り戻し金をお戻ししています。[PR] こくみん共済 coop イラスト:ちょっ子 文:古屋江美子※本記事に登場する人物とストーリーは、商品特長をお伝えする目的で作られたフィクションとなります
2022年05月16日株式会社加島美術(以下、加島美術)と株式会社ビーエスフジ(以下、BSフジ)は、2022年5月14日(土)から5月22日(日)にかけて、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10を共同開催します。会期中は、実物をご覧になりたいお客様に向けて加島美術(東京 京橋)にて下見会を実施します。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、絵画から茶道具、工芸まで、日本美術を中心に多彩な作品を取り扱う入札型オークションです。10回目となる今回の作家特集では、日本画を代表する江戸期の大家・円山應挙の動物画や花鳥画、「シベリヤ(シベリア)・シリーズ」で名高い昭和を代表する洋画家・香月泰男の風景画や静物画などを出品します。また、近代から現代までの女性美をたどる美人画特集、幕末・明治期に厚い信頼関係を結び、昨今大河ドラマでも注目を集めた徳川慶喜と渋澤栄一の筆跡作品を集めた特集など、見どころ豊富なラインナップでお届けします。さらに、伊藤若冲、浦上玉堂、横山大観、北大路魯山人、河井寛次郎など著名な作家たちの作品も必見です。美術品との暮らしは、プライベートな空間で繰り返し鑑賞できる醍醐味があります。美術品を所有し、作品世界を味わう時間が、皆様の暮らしに潤いをもたらすひとときとなれば幸いです。加島美術とBSフジは、お客様と美術品との出会いの場をお届けし、美術を「観る」から、美術と「暮らす」ライフスタイルをご提案します。■「廻 -MEGURU-」とは「日本美術をもっと気軽に、安心して、正しく売買してもらいたい」という思いから、2019年に始まった日本美術に特化したオークションです。全国から出品された作品を取り揃え、美術品を売りたい人と買いたい人をつなぐプラットフォームとして、これまで国内外のお客様にご利用いただいてきました。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」に加え、 2021年にはインターネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」をスタート。そして2022年5月、より便利で気軽に美術品購入をお楽しみいただくため、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」の価格帯を変更し、一部作品を「廻 -MEGURU- オンライン」へ移行します。美術品を便利で気軽に取引できるプラットフォームへと進化し続ける「廻 -MEGURU-」に、今度もどうぞご期待ください。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」会期 :年4回(2月、5月、8月、11月)※2022年予定入札形式 :非公開入札型開札 :会期終了後公開下見会 :あり最低入札価格:15万円~ ※一部作品を除く「廻 -MEGURU- オンライン」会期 :常時開催入札形式 :公開ライブビッド(競り上がり)開札 :即時公開下見会 :なし最低入札価格:1,000円~ ※一部作品を除く◆「美術品入札会 廻 -MEGURU-」定期開催の入札会と下見会を伴うオークションです。カタログやWebサイトで出品作品を閲覧後、下見会またはオンラインで入札いただけます。下見会で実物を見ながらゆっくり作品を選ぶことが可能です。現在価格は非公開で、会期終了後に落札結果が開示されます。2022年5月より、一部作品を除き最低入札価格15万円以上の作品を中心に取り扱います。◆「廻 -MEGURU- オンライン」常時開催しているインターネットオークションです。ライブで価格を見ながらオンライン入札が可能で、すべての手続はWebで完結します。また、2022年5月より「美術品入札会 廻 -MEGURU-」で取り扱ってきた15万円未満の作品が「廻 -MEGURU- オンライン」へ移行。出品作品が拡充し、より豊富なラインナップでお届けします。■「廻 -MEGURU-」の仕組み「廻 -MEGURU-」では、全国の出品者から作品をお預かりし、美術品愛好家の皆様にご紹介しています。出品をご希望の方に向けて作品の無料査定を行い、最低入札価格を提示します。売却のタイミングや価格によって「美術品入札会 廻 -MEGURU-」または「廻 -MEGURU- オンライン」のいずれかへの出品をご提案いたします。また、美術品をお探しの方は、2つの「廻 -MEGURU-」からご希望の作品をお探しいただけます。出品者と購入者間の交渉や手続きは事務局が代行しますので、売買に伴う負担を最小限に抑えることが可能です。■「廻 -MEGURU-」の魅力<美術品を買いたい人のメリット>メリット1 美術の専門家が厳選した作品だから安心すべての出品作品は、古美術の街・東京の京橋で長年店舗を構えてきた加島美術が査定し、厳選したものです。美術の専門家によりクオリティが認められた作品群が揃っていますので、美術品の購入が初めての方も安心してお選びいただけます。メリット2 ビギナーもコレクターもご満足いただける充実のラインナップ!「美術品を購入したいけど、初めてで不安…」というビギナーの方から、作品を豊富に所有するコレクターの方まで、皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品をラインナップしています。掛け軸、絵画、筆跡、茶道具、工芸など多彩なジャンルの作品からお選びください。また、 最低入札価格が「廻 -MEGURU- オンライン」は1,000円~「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は15万円~(一部作品を除く)と、手の届きやすい小品から、優品までお求めいただける価格帯の幅広さも魅力です。メリット3 いつでも・どこでもお好きな方法で作品をチェック!オンライン入札もOK「廻 -MEGURU-」では、すべての出品作品をオンラインでチェックし、入札することができます。ご自宅や外出先から、PC・スマートフォンなどお好きなデバイスでお気軽にご利用ください。<美術品を売りたい人のメリット>メリット1 美術品を市場価格で売却!思わぬ高値で売れる可能性も!「廻 -MEGURU-」では、美術品を売りたい方からお預かりした作品を、中間業者が入ることなく入札者へ直接売却します。そのため、下取価格ではなく、市場価格に近い価格で作品を売却できます。また、売却価格が見えるので安心です。入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。メリット2 老舗古美術商による安心の査定・価格設定東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術が作品を査定し、出品者の方とご相談しながら最低入札価格を設定します。様々な要素により市場価値が変動する美術品を、経験豊かな古美術商が確かな審美眼に基づき見極めます。査定相談は無料です。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼もお手伝いいたします。メリット3 面倒な売却手続きを代行!「廻 -MEGURU-」では、美術品売却の手続きをすべて代行いたしますので、査定後、出品作品をお預かりした後は面倒な手続きはありません。掛け軸、絵画や陶磁器などの焼き物類、茶道具など、お手持ちの美術品の整理をお考えの際は ぜひご出品ください!出品についての詳細は廻HPよりご覧ください。 ご相談はいつでも無料で受付しています!入札会事務局(加島美術内)までご連絡ください。E-mail: nyusatsu@kashima-arts.co.jp TEL : 03-3276-0700■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10下見会を開催10回目を迎える「美術品入札会 廻 -MEGURU-」では、5月14日(土)から5月22日(日)にかけて下見会を開催します。約330点の出品作品が加島美術のギャラリーにズラリと並び、ご覧いただくだけでも楽しいイベントです。下見会場では、作品の状態を確認した上でご入札いただけます。下見会は入場無料です。ご来場がかなわないお客様には、コンディションレポートをご用意いたします。下見会: 2022年5月14日(土)~5月22日(日)会場 : 加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)HP : 下見会の様子■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10カタログを無料配布全出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。 出品作品は「廻-MEGURU-」Webサイトからもご覧いただけます! (2022年1月下旬公開予定)■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10の見どころ●円山應挙 特集円山應挙は写生を重視した作風により、伝統的な「やまと絵」や「漢画」などの絵画観を一変させ、「円山派」に代表される多数の門下を輩出しました。本入札会では、繊細な筆遣いで生き生きと描かれる動物画、花鳥画などをご覧いただけます。日本画壇を代表する大家の卓越した画技、鋭くも慈しみに満ちた対象への眼差しを、心ゆくまでご堪能ください。円山應挙「狗児図」《最低入札価格》800,000~ 円山應挙「藤花雉子図」《最低入札価格》580,000〜 ●美人画 特集女性の美は、古来から多くの作家により描かれてきました。日本の美人画は江戸期以降に確立。作家たちは女性の容姿や内面の美しさを探り、表現方法を模索してきました。本入札会では、美人画の名手・鏑木清方や上村松園、伊東深水、伊藤小坡などによる気品あふれる優美な美人画や、現代作家・やちだ けいによるリアルな現代女性の姿など、作家独自の多彩な女性像をご覧いただけます。上村 松園「都おどり」《最低入札価格》1,000,000〜 伊東深水「雪晴」《最低入札価格》880,000~ ●徳川慶喜と渋澤栄一 特集江戸幕府最後の将軍として時代の変革期に立ち向かった徳川慶喜と、日本経済の礎を築いた渋澤栄一。慶喜は渋澤の才覚を早々と見出し、農民から幕臣へと起用して世に送り出しました。明治維新後、慶喜に感謝の心を抱き続けた渋澤栄一は『徳川慶喜公伝』を編纂。政権の表舞台から離れ余生を送る慶喜の名誉回復に努めました。本入札会では、厚い信頼関係で結ばれた二人の思想に触れられる筆跡作品を出品します。徳川慶喜「妙言無古今」《最低入札価格》800,000 ~ 渋澤栄一「業精于勤荒于嬉」《最低入札価格》450,000~ ●香月泰男特集太平洋戦争時のシベリア抑留の経験に根ざした「シベリヤ・シリーズ(シベリア・シリーズ)」で名高い香月泰男。復員後は、身近な風景や、花などをモチーフとした作品も多く描きました。本入札会では風景画や静物画を中心に出品しています。香月の作品はいずれも、生死の狭間で極限状態を経験した者にしか表現し得ない生命の煌めきを宿しています。コロナ禍、情勢不安…ありふれた日常が尊ばれる現代だからこそ、より強い光彩を放ち、観る者の胸に迫ってくるでしょう。香月泰男「チューレリイ宮殿」《最低入札価格》2,800,000~ 香月泰男「撫子」《最低入札価格》800,000~ ■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10のハイライト作品伊藤若冲「鶏図」《最低入札価格》2,000,000~ 浦上玉堂「気結煙霞図」《最低入札価格》6,000,000 ~ 渡邊省亭「杜若遊鯉図」《最低入札価格》280,000~ 絹谷幸二「桜花旭日富嶽」《最低入札価格》2,800,000~ 中島千波「花菖蒲」《最低入札価格》1,000,000~ 棟方志功「弘仁の柵」《最低入札価格》3,800,000~ 十一代三輪休雪「萩四方花入」《最低入札価格》150,000~ 北大路魯山人「染付 梅に兎之図大壷」《最低入札価格》500,000~ 加守田章二「湯呑」《最低入札価格》680,000~ 河井寛次郎「黒釉鐵打掛扁壷」《最低入札価格》400,000~ ■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10の出品作家(一例)円山應挙、伊東深水、伊藤若冲、伊藤小坡、浦上玉堂、横山大観、加守田章二、夏目漱石、河井寛次郎、河鍋暁斎、会津八一、岸田劉生、菊池芳文、菊池容斎、橘小夢、橋本 明治、芹沢けい介、熊谷守一、堅山南風、絹谷幸二、後藤純男、香月泰男、山元春挙、山口薫、山本梅逸、山本梅仙、司馬江漢、酒井三良、酒井道一、酒井抱一、十一代三輪休雪、十三代今泉今右衛門、十三代中里 太郎衛門、十四代今泉今右衛門、渋澤栄一、小泉檀山、小倉遊亀、小野竹喬、松井康成、松尾芭蕉、松尾敏男、松平春嶽、松林桂月、上村松園、新渡戸稲造、森祖仙、神坂雪佳、秦テルヲ、須田剋太、杉山寧、仙崖義梵、川合玉堂、川村清雄、川村曼舟、川端龍子、浅野弥衛、前田青邨、村上華岳、大橋翠石、大愚良寛、池大雅、池上秀畝、池田輝方、池田蕉園、竹久夢二、竹内栖鳳、中島千波、長澤蘆雪、鏑木清方、田中一村、渡邊省亭、島崎藤村、東郷青児、棟方志功、藤本鉄石、徳川慶喜、梅原龍三郎、白隠慧鶴、八代亜紀、不染鐵二、副島種臣、福田平八郎、福澤諭吉、平田郷陽、片岡球子、北大路魯山人、堀江友聲、本阿弥光悦、木村武山、木島桜谷、林武、鈴木其一、濱田庄司、エミール・ガレ、やちだけい ほか(順不同)■開催概要「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10会場 :〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2Tel : 03-3276-0700Fax : 03-3276-0701Email: info@kashima-arts.co.jp Web : 日時 :下見会 :2022年5月14日(土)~5月22日(日)入札締切日:2022年5月22日(日)18時開札日 :2022年5月24日(火)出品作品数 :約330点主催 :加島美術、BSフジ入札会カタログ:約330点の出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。ご希望の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。出品作品はWebサイトからもご覧いただけます。出品作品は2022年5月上旬公開予定。 <アクセス>地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分 / 有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分 /都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分 / JR「東京駅」八重洲南口 徒歩9分■「廻 -MEGURU- オンライン」会員登録受付中!競り上がりのライブ感が楽しめる「廻 -MEGURU-」のネットオークション「廻 -MEGURU-オンライン」を常時開催しています。2022年5月よりお得なポイント制度もスタート!会員登録は無料。オンライン限定の作品が多数ございますので、どうぞお見逃しなく!会員登録はこちらから: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月27日国宝、重要文化財などを多数所有する奈良国立博物館の所蔵品を、名品展として東京で初公開する『SHIBUYAで仏教美術 ―奈良国立博物館コレクションより』が、4月9日(土)より渋谷区立松濤美術館にて開催される。明治28(1895)年4月、帝国奈良博物館として開館して以来、127年の歴史を有する奈良国立博物館。仏教と関わりの深い古美術品や考古遺品などの保存、調査・研究、展示を通じて、優れた仏教美術の魅力とその背景にある豊かな歴史・文化を、長きにわたり多くの人々に伝えてきた国内有数の博物館で、毎秋に開催される『正倉院展』の会場でもある。同展では、奈良国立博物館の数多くある所蔵品の中から、国宝《牛皮華鬘》、重要文化財《如意輪観音菩薩坐像》など、これまで、東京ではまとまった形で公開したことのなかった、主に仏教に関する美術工芸品83件を名品展という形で紹介する。新型コロナウイルスの影響で、国内の移動もままならない現在。奈良にある名品を東京で鑑賞することで、心やすらぐ時間を過ごすことができるだろう。《如意輪観音菩薩坐像》 木造 古色(現状)平安時代 9~10世紀重要文化財 画像提供:奈良国立博物館《烏樞沙摩明王像》 絹本著色 鎌倉時代 14世紀 画像提供:奈良国立博物館【後期展示】《辟邪絵 天刑星》(部分) 紙本著色 平安~鎌倉時代 12世紀 国宝 画像提供:奈良国立博物館【前期展示】《泣不動縁起》(部分) 紙本著色室町時代15世紀 画像提供:奈良国立博物館【前後期で場面替え有】【開催概要】『SHIBUYAで仏教美術 ―奈良国立博物館コレクションより』会期:2022年4月9日(土)~2022年5月29日(日) ※会期中展示替えあり会場:渋谷区立松濤美術館時間:10:00~18:00休館日:月曜、5月6日(金)料金:一般1,000円、大学800円、 高校・60歳以上500円、中小100円※土日祝は小中学生無料、金曜日は渋谷区民無料※土日祝、最終週は「日時指定予約制」。公式サイト:
2022年04月08日加島美術は新たに、毎年春に開催する企画展シリーズとして「宴(うたげ)」を立ち上げました。本展では毎回テーマを設け、日本美術の専門画廊である加島美術が厳選した優品を展示販売します。第一弾となる「宴 -大絵画展-」は2022年4月23日(土)~5月1日(日)まで、東京・京橋の加島美術ギャラリーにて開催。鏑木清方や竹内栖鳳など、日本の近代美術史を代表する巨匠たちの作品約25点を展示します。また、開催に先駆けて、加島美術とBSフジが主催するネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」の会員登録者を対象に、4月9日(土)から無料のWebカタログを先行公開します。「宴 -大絵画展-」■加島美術が新たに立ち上げた企画展シリーズ「宴」心華やぐ春の季節に相応しい圧巻の美をご覧あれ!1988年創業の加島美術(東京・京橋)は、掛軸や書画を中心に中世から近現代までの幅広い日本美術作品を扱ってきました。美術品を販売するだけにとどまらず、時代とともに新たな日本美術の見せ方を探り、暮らしの中に美術品を取り入れることの価値を発信し続けています。今回、新たに立ち上げる企画展シリーズ「宴」では、毎春、掛軸や書画、洋画など加島美術が選び抜いた日本美術の優品を展示販売します。「宴(うたげ)」という言葉には、一般に知られる「さかもり」や「楽しむ」に加えて、「やすらか」「いこふ」などの意味があります(出典:『大漢和辞典 巻三 大修館書店』)。長引くコロナ禍の中、皆様が心穏やかに美を味わい、豊かな憩いの時間を送ることができるよう、選りすぐりの作品をお届けします。■明治から昭和にかけて近代日本美術を牽引した巨匠たちの優品約25点を展示!「宴」シリーズの第一弾となる「宴 -大絵画展-」では、近代(明治~昭和)の日本美術にフォーカスします。近代は約300年続いた江戸時代の終焉とともに訪れます。明治に入り、日本は文明開化を推し進め、急速に近代国家への道を歩み始めます。西洋の文化、思想、制度等が日本に伝来し、人々の価値観や生活様式も大きく変化していきました。そしてその波は、日本画壇にも大きな影響を及ぼし、新たな美意識が芽生えはじめます。画家たちは、それまでの日本美術の伝統的な技法や様式を守りながらも、これまでにない革新的な表現を生み出そうと模索したのです。本展では、この近代の黎明期から昭和にかけての作品群をご紹介いたします。近代日本画の先駆者として知られる竹内栖鳳や、美人画の巨匠と呼ばれる鏑木清方、花鳥画の名手として名高い渡邊省亭など総勢18名の画家、約25作品を取り揃えて展示販売いたします。■本展のポイント1. ご自宅でも外出先でも閲覧できるWebカタログを無料公開。「廻 -MEGURU- オンライン」会員登録で先行公開も!出展作品の画像、詳細情報、価格などを網羅したWebカタログを4月16日(土)から無料で公開いたします。※要事前申し込みまた、加島美術とBSフジが主催するネットオークション「廻 −MEGURU− オンライン」への会員登録をしていただくと、特典として4月9日(土)からWebカタログの先行閲覧が可能となります。作品は随時、お電話、メール、FAXにてお問い合わせ、ご注文いただくことができますので、ひと足早く作品をチェックできる先行閲覧がおすすめです。「廻 -MEGURU- オンライン」の無料会員登録はこちらから 2. 全出展作品をガラスケースなしに鑑賞できます開催期間中、会場では出展作品をガラスケースなしで展示いたします。ガラス越しではなかなか感じることのできない巨匠たちの筆遣いや繊細な表現、鮮やかな色彩を間近にご覧いただけます。【開催概要】企画展名 : 「宴 -大絵画展-」Webサイト: 日時 : 2022年4月23日(土)~5月1日(日)出展作家 : 鏑木清方、上村松園、竹内栖鳳、菱田春草、渡邊省亭、小早川秋聲、向井潤吉、福田平八郎 ほか作品点数 : 約25作品会場 : 加島美術〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2TEL:03-3276-0700アクセス : 地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分JR東京駅 八重洲南口 徒歩9分入場料 : 無料※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、営業日・時間が変更となる場合がございます。変更の際には、当社Webサイトや各種SNSにてお知らせしております。加島美術 Webサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月30日「特撮」のリアリティはこうして生まれた!?『生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展』に注目します。東京湾から襲来するゴジラ、デパートの屋上に舞い降りるラドン。昭和の子どもたちが胸躍らせた怪獣映画の破壊シーンがすべて手作りだったと聞くと驚くかも?「CG映画のなかった時代、戦争や怪獣、自然災害によって破壊される市街地など実写では撮影不可能な場面をミニチュアセットや模型を使って撮影したのが特撮(特殊撮影)と呼ばれる手法です。1954年公開の『ゴジラ』をはじめ、特撮の先駆者といわれる円谷英二監督を支え、監督が描くイメージを“実装”する役割を果たしたのが美術監督の井上泰幸さんでした」(東京都現代美術館学芸員・森山朋絵さん)徹底したロケハンと綿密なスケッチをもとに実景に忠実なセットを作り上げ、数々の名場面に貢献したほか、自ら設計した撮影所のプールで模型を使った海戦シーンを撮影、波起こし機を考案するなど、新しい手法を果敢に切り開くパイオニアでもあった。本展ではそうした業績とともに、井上さんの「表現者」としての個人史にもスポットを当てる。「太平洋戦争で片足を失い帰国した井上さんは、紆余曲折を経て28歳で大学に入り、バウハウスで学んだ山脇巌氏のもとでデザイン教育を受けています。初期の作品からは、テクノロジーを戦争ではなく芸術に向けられる喜びが伝わってきますし、同時代の前衛美術グループ〈実験工房〉が舞台パフォーマンスの装置に電飾やプラスチックなど、新しい素材を進んで用いた“総合芸術”の姿勢とも共通するかもしれません」会場ではスケッチや図面、ミニチュアなど数百点に及ぶ資料や貴重なメイキング画像が見られるほか、「昭和の特撮が令和の技術で蘇る」(森山さん)さまも見逃せない。『日本海大海戦』(1969)で使われた戦艦三笠の6mの模型も原寸大の3D画像で会場に登場する。また『シン・ゴジラ』(2016)で特撮美術監督を務めた三池敏夫氏が『空の大怪獣ラドン』(1956)の名場面、福岡・天神のデパートにラドンが舞い降りるセットを復元。このセットのみ限定で写真撮影OKなので、ぜひ自分だけの特撮シーンを!福岡・岩田屋周辺ミニチュアセットのメイキング写真、「空の大怪獣ラドン」(1956)より©TOHO CO., LTD.CGがかつて苦手としていた物体の重みを感じさせる空気感が特撮の強み。地元のデパートに本当に怪獣が舞い降りたかと九州の子どもたちを驚かせた名場面の撮影風景。怪獣・建造物設定対比図、「モスラ対ゴジラ」(1964)より©TOHO CO.,LTD.名古屋のテレビ塔、天守閣、ゴジラ、モスラの大きさの比率を示した手描きの図面。万能潜水艦アルファ号 デザイン画、「緯度0大作戦」(1969)より©TOHO CO., LTD.戦時中、海兵団に所属した井上さんは海戦ものを得意とした。この潜水艦は肖像写真で井上さんが手にしている模型と同じ「アルファ号」。いのうえ・やすゆき1922年生まれ。円谷英二(1901‐1970)のもと、特撮美術スタッフの一員としてキャリアを本格的にスタート。井上に学び協働した三池監督に加え、庵野秀明監督、樋口真嗣監督ら最前線で活躍するクリエイターたちに大きな影響を与える。2012年没。井上泰幸 アルファ企画にて、1994年 撮影:斎藤純二『生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展』東京都現代美術館 企画展示室 地下2F東京都江東区三好4‐1‐1開催中~6月19日(日)10時~18時(入場は17時30分まで)月曜休一般1700円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2022年3月30日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2022年03月29日【2022年4月27日開催】 座学とワークショップで学ぶリスク対策研修BCPと危機管理の専門メディア「リスク対策.com」は、選りすぐりの専門家と共同して企画したオリジナルの研修「座学とワークショップで学ぶリスク対策研修」を開講します。一方的な講義だけではくみ取りにくい実践的な気付きを、グループ学習などを通して、他業界·他社などの多様な視点を交えることで得ていただくことに重点をおいています。第一弾は「リスクマネジメント」講座です。本講座は、受講者が自ら属する組織·企業において、リスクマネジメントに関わる運営および活動において、指導者の役割を果たせる能力を習得することを目標としています。そのために必要なリスクマネジメント知識および着眼点を学び、ワークショップ(演習)で自ら考え、実際に職場で使えるように知識と手法をブラッシュアップします。最後の時限では、「リスクマネジメント診断ツール」を使って、自社のリスクマネジメント体制および活動を有効に機能しているかを診断し、総合的に自社のリスクマネジメント体制の問題点や課題とその改善策を考えます。ワークショップでは、全員のディスカッションを通じて、意見を共有できるとともに、講師から講評やコメント·意見をもらえます。※本講座は、学びの性質上、対面形式で行います。新型コロナウイルス感染対策を行ったうえで運営いたします。開催概要日時2022年4月27日(水)9時半~17時20分(開場予定9時15分)会場KATANAオフィス六本木セミナー室東京都港区六本木2丁目2-6 六本木福吉町ビル 8階対象者組織のリスクマネジメント、BCP、危機管理担当者、その教育に携わる人など講師リスク対策.com特別アドバイザー岡部紳一氏受講料一般5万5000円(通常7万7000円)リスク対策.PRO会員 3万3000円(通常5万5000円)※開講記念特別価格定員4~12人(会場定員の3分の1を上限に設定)※先着順※最少催行人数に達しない場合、開催を中止する場合がございます。詳細・お申し込み : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月25日日本一高いビル「あべのハルカス」16階の「あべのハルカス美術館」では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催しています。2022年度前半は4月より「庵野秀明展」、7月より「出版120周年 ピーターラビットTM展」の開催を予定しております。(既報のとおり。詳細は別紙参照)上記2本の展覧会に続き、新たに2022年度後半に開催する展覧会が決定しましたのでお知らせします。今後もより魅力的な都市型美術館として多くのお客様にお越しいただけるよう運営してまいります。 「楳図かずお大美術展」会 期 :2022年9月17日(土)~11月20日(日)共 催 :読売テレビ、読売新聞社開 催 趣 旨 :傑出した漫画作品を多く世に送り出した楳図かずお。その作品には漫画という既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観、幻視的なビジョンが至るところに発揮されています。本展は27年ぶりとなる新作を公開するとともに、「楳図かずおの世界」を気鋭のアーティストらによるインスタレーションで読み解こうとする今までにない展覧会です。「アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー」会 期 :2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)共 催 :ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、関西テレビ放送開 催 趣 旨 :ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、1865年に初版本が発行されて以来、今もなお世界中の人々を魅了し続けています。本展は、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)発の国際巡回展です。V&Aが所蔵するジョン・テニエルの貴重な原画をはじめ、物語をモチーフにした映画やデザイン、舞台やファッションなど、約300点の作品をとおして、150年以上の長きにわたり愛され続ける『不思議の国のアリス』の魅力を紐解きます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月28日今日の美術と人間の「感覚」を取り巻く状況にフィーチャーし、現代美術の分野で活動している7名の美術家を紹介する展覧会「感覚の領域今、「経験する」ということ」が、大阪の国立国際美術館で、2月8日(火)より始まる。昨今のコロナ禍のように、人類は数々な地球規模での困難な問題に直面している。人々を取り巻く環境や生活習慣は変化し、日常生活でも多くの行動が制限される中で、新しい経験のあり方が問われるようになってきた。そこでいま、現代美術が人々に多様な経験の機会を提供する媒体として、注目を集めている。同展では、飯川雄大、伊庭靖子、今村源、大岩オスカール、中原浩大、名和晃平、藤原康博という、現代美術界で活躍する、7名の美術家の作品が並ぶ。彼らは世代も表現形態も異なり、それぞれに独自の手法や素材、表現の世界、実験的な創作活動を探求してきた。展示作品の多くは新作となり、それぞれの出品作家が、これまでの創作の軌跡を引き継ぎながら、発展させた作品、新しい展開を試みた作品を出品する。国立国際美術館だけの特別展のため、それぞれの作家が同展のために考えた、展示空間への作品配置も見どころ。その展示空間は「感覚の実験室」とも受け取ることができ、鑑賞者である私たちは、感覚的に楽しんだり、身体を動かしながら感じたり、体験できるようになっている。美術が「視覚」の可能性の限界を押し広げようとした時代、「美術=視覚芸術(ビジュアルアート)」という捉え方は、すでに過去のものかもしれない。いまの美術、つまり現代美術は、私たちのあらゆる感覚器官を稼働させることによって遭遇する、新しい世界のイメージを開拓する行為である、と言えるだろう。そう考えるとき同展は、現代美術の多様性の一端を垣間見ることができるだけでなく、混沌とする現代社会の状況や様相、私たちの生き方や私たち自身を反映しているようだ。あなたの感覚を研ぎ澄ませて、感じてほしい。大岩オスカール《Big Wave (2020)》2020年 作家蔵 (c)Oscar Oiwa Studio[参考図版]藤原康博《Church on Cloud》2009年 (c)Yasuhiro Fujiwara, Thyssen-Bornemisza Art Contemporary Collection, photo: Kenryu Tanaka, Courtesy of MORI YU GALLERY[参考図版]今村源《きせい・キノコ―2019》2019年(リボーンアート・フェスティバル 2019 での展示風景) (c)Hajime Imamura【開催概要】『感覚の領域 今、「経験する」ということ』会場:国立国際美術館 地下3階展示室時間:10:00~17:00、金土は20:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜(3月21日、5月2日は開館)、3月22日(火)料金:一般1,200円、大学700円美術館公式サイト:
2022年01月21日株式会社 加島美術と株式会社ビーエスフジは、2022年2月5日(土)から2月13日(日)にかけて、美術品入札会「廻-MEGURU-」Vol.9を共同開催します。会期中は、実物をご覧になりたいお客様に向けて加島美術(東京京橋)にて下見会を実施します。美術品入札会「廻-MEGURU-」は、絵画から茶道具、工芸まで、日本美術を中心に多彩な作品を取り扱う入札型オークションです。9回目となる今回は、円山應挙を開祖とする円山・四条派や、ユーモラスな絵で禅の教えを優しく説いた仙崖義梵(せんがい ぎぼん)、スタイリッシュで抒情的な女性像を描いた東郷青児の作品を特集します。また、伊藤若冲や棟方志功、田中一村、河井寛次郎、2022年の干支・虎を題材とした作品など、必見の約660点をラインナップしています。未曾有のパンデミックの中、一人ひとりが暮らし方や働き方を見つめ直す昨今、「おうち時間を豊かにしたい」というニーズはますます高まっています。美術品を所有し、作品世界を味わう時間が、暮らしに潤いをもたらすひとときになれば幸いです。お客様と美術品との出会いの場をお届けすることで、美術を「観る」から、購入し、美術と「暮らす」ライフスタイルをご提案します。美術品入札会「廻-MEGURU-」■「廻-MEGURU-」とは「日本美術をもっと気軽に、安心して、正しく売買してもらいたい」という思いから、2019年に始まった日本美術に特化したオークションです。全国から出品された作品を取り揃え、美術品を売りたい人と買いたい人をつなぐプラットフォームとして、これまで国内外のお客様にご利用いただいてきました。美術品入札会「廻-MEGURU-」に加え、2021年にはインターネットオークション「廻-MEGURU- オンライン」をスタートし、ご都合に応じて便利で気軽に美術品を取引できるプラットフォームへと進化しています。◆美術品入札会「廻-MEGURU-」定期開催の入札会と下見会を伴うオークションです。カタログやWebサイトで出品作品を閲覧後、下見会またはオンラインで入札いただけます。下見会で実物を見ながらゆっくり作品を選ぶことが可能です。現在価格は非公開で、会期終了後に落札結果が開示されます。会期 :年4回(2月、5月、8月、11月)※2022年予定入札形式:非公開入札型開札 :会期終了後公開下見会 :あり◆「廻-MEGURU- オンライン」常時開催しているインターネットオークションです。ライブで価格を見ながらオンラインで入札が可能で、すべての手続はWebで完結します。会期 :常時開催入札形式:公開ライブビッド(競り上がり)開札 :即時公開下見会 :なし■美術品入札会「廻-MEGURU-」の仕組み廻の仕組み「廻-MEGURU-」では、全国の出品者から作品をお預かりし、美術品愛好家の皆様にご紹介しています。出品をご希望の方に向けて作品の無料査定を行い、最低入札価格を提示します。売却のタイミングや価格によって美術品入札会「廻-MEGURU-」または「廻-MEGURU- オンライン」のいずれかへの出品をご提案いたします。また、美術品をお探しの方は、2つの「廻-MEGURU-」からご希望の作品をお探しいただけます。出品者と購入者間の交渉や手続きは事務局が代行しますので、売買に伴う負担を最小限に抑えることが可能です。■美術品入札会「廻-MEGURU-」の魅力・美術品を買いたい人のメリット1. 美術の専門家が厳選した作品だから安心すべての出品作品は、古美術の街・東京京橋で長年店舗を構えてきた加島美術が査定し、厳選したものです。美術の専門家によりクオリティが認められた作品群が揃っていますので、美術品の購入が初めての方も安心してお選びいただけます。2. ビギナーもコレクターもご満足いただける充実のラインナップ!最低入札価格は3万円から「美術品を購入したいけど、初めてで不安…」というビギナーの方から、作品を豊富に所有するコレクターの方まで、皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品ラインナップしています。掛け軸、絵画、筆跡、茶道具、工芸など多彩なジャンルの作品からお選びください。また、価格帯が幅広く、最低入札価格3万円~と、手の届きやすいお値段から入札可能です。3. いつでも・どこでもお好きな方法で作品をチェック!オンライン入札もOK「廻-MEGURU-」では、すべての出品作品をオンラインでチェックし、入札することができます。ご自宅や外出先から、PC・スマートフォンなどお好きなデバイスでお気軽にご利用ください。・美術品を売りたい人のメリット1. 美術品を市場価格で売却!思わぬ高値で売れる可能性も!「廻-MEGURU-」では、美術品を売りたい方からお預かりした作品を、中間業者が入ることなく入札者へ直接売却します。そのため、下取価格ではなく、市場価格に近い価格で作品を売却できます。また、売却価格が見えるので安心です。入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。2. 老舗古美術商による安心の査定・価格設定東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術が作品を査定し、出品者の方とご相談しながら最低入札価格を設定します。様々な要素により市場価値が変動する美術品を、経験豊かな古美術商が確かな審美眼に基づき見極めます。査定相談は無料です。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼もお手伝いいたします。3. 面倒な売却手続きを代行!「廻-MEGURU-」では、美術品売却の手続きをすべて代行いたしますので、査定後、出品作品をお預かりした後は面倒な手続きはありません。掛け軸、絵画や陶磁器などの焼き物類、茶道具など、お手持ちの美術品の整理をお考えの際は ぜひご出品ください!出品についての詳細は廻HPよりご覧ください。 ご相談はいつでも無料で受付しています!入札会事務局(加島美術内)までご連絡ください。E-mail: nyusatsu@kashima-arts.co.jp TEL : 03-3276-0700■美術品入札会「廻-MEGURU-」Vol.9下見会を開催9回目を迎える美術品入札会「廻-MEGURU-」では、2月5日(土)から2月13日(日)にかけて下見会を開催します。約660点余りの作品が加島美術のギャラリーにズラリと並び、ご覧になるだけでも楽しめるイベントです。下見会場では、作品の状態を確認した上でご入札いただけます。下見会は入場無料です。ご来場がかなわないお客様には、コンディションレポートをご用意いたします。下見会: 2022年2月5日(土)~2月13日(日)会場 : 加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)HP : 下見会の様子下見会の様子■美術品入札会「廻-MEGURU-」Vol.9カタログを無料配布全出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。 出品作品は「廻-MEGURU-」Webサイトからもご覧いただけます! (2022年1月下旬公開予定)■美術品入札会「廻-MEGURU-」Vol.9の見どころ●円山・四条派特集円山應挙を祖とし、江戸中期の京都で誕生した円山・四条派。写生を重視した作風は、伝統的な「やまと絵」や「漢画」が主流だった当時、新しい潮流を生み出しました。四条派の開祖とされる松村呉春は、与謝蕪村に絵と俳諧を学び、のちに円山應挙と交友を深め、文人画と写生画の接点を探っていきます。今回は、應挙、呉春をはじめ、円山・四条派の流れを継ぐ長澤蘆雪、森祖仙、森一鳳、川端玉章、幸野楳嶺などの花鳥画や文人画、動物画約20点を集めました。円山應挙「桜下鶯図」最低入札価格:¥1,000,000~松村呉春画 高芙蓉賛「春景山水図」最低入札価格:¥280,000~森一鳳「猛虎図」最低入札価格:¥180,000~●仙崖さん特集“仙崖さん”の愛称親れる禅僧・仙崖義梵は、江戸時代に市井の人々との交わりを通して教えを説き、数々の禅画を残しました。近年、複数の美術館で企画展が催され、ユーモラスで愛らしい作品は時代を超えて人々に支持され続けています。脱力感のある作風の中に覗く、確かな禅の教えを、どうぞご堪能ください。仙崖義梵「指月布袋図」最低入札価格:¥800,000~仙崖義梵「布袋画讃」最低入札価格:¥680,000~仙崖義梵「楊柳観音図」最低入札価格:¥480,000~●東郷青児特集閉じられた瞼に、デフォルメされたしなやかな肢体。ロマンチックで詩情豊かな乙女像を描いた東郷青児は、竹久夢二の下絵描きやパリ留学などの経験を経て技術を磨き、独自の美の世界を構築しました。その甘美でスタイリッシュな作風は、文学作品の装丁や商品パッケージ、喫茶店の内装にも取り入れられるなど、美術界にとどまらず人々に親しまれてきました。どこかものうげで郷愁を感じさせる美人画の数々を、ごゆっくりお楽しみください。東郷青児「城と少女」最低入札価格:¥1,200,000~東郷青児「婦人像」最低入札価格:¥100,000~■美術品入札会「廻-MEGURU-」Vol.9のハイライト作品伊藤若冲「墨梅図」最低入札価格:¥900,000~村上華岳「蓮華座上の菩薩」最低入札価格:¥3,300,000~伊藤若冲「雙鶴図」最低入札価格:¥1,800,000~岡本神草「浴」最低入札価格:¥1,000,000~田中一村「石榴図」最低入札価格:¥3,000,000~棟方志功「丸顔図」最低入札価格:¥1,200,000~河井寛次郎「鐵釉筒描花文扁壷」最低入札価格:¥800,000~■美術品入札会「廻-MEGURU-」Vol.9の出品作家(一例)円山應挙、長澤蘆雪、森祖仙、森一鳳、川端玉章、幸野楳嶺、伊藤若冲、酒井抱一、渡邉崋山、田能村竹田、田崎草雲、菊池容斎、柴田是真、河鍋暁斎、奥原晴湖、児玉果亭、橋本雅邦、松本楓湖、今尾景年、酒井道一、神坂雪佳、渡邊省亭、尾形月耕、鈴木華邨、吉田博、富岡鉄斎、竹内栖鳳、都路華香、山元春挙、川村曼舟、小野竹喬、橋本関雪、伊藤小坡、上村松園、秦テルヲ、村上華岳、土田麦僊、大橋翠石、下村観山、川合玉堂、鏑木清方、川端龍子、伊東深水、松林桂月、堅山南風、小早川秋聲、堂本印象、田中一村、酒井三良、丸木位里、小松均、中島千波、横山大観、手塚治虫、石ノ森章太郎、岸田劉生、藤田嗣治、椿貞雄、東郷青児、山下清、須田剋太、アルフォンス・ミュシャ、ジャン=ピエール・カシニョール、ジョルジュ・ルオー、バンクシー、仙崖義梵、本阿弥光悦、小林一茶、与謝蕪村、池大雅、白隠慧鶴、福澤諭吉、渋澤栄一、夏目漱石、樋口一葉、川端康成、会津八一、与謝野晶子、竹久夢二、森鴎外、高村光太郎、有島武郎、中村草田男、伊東深水、熊谷守一、司馬遼太郎、平櫛田中、棟方志功、河井寛次郎、荒川豊蔵、北大路魯山人、三輪壽雪、十四代酒井田柿右衛門、三代徳田八十吉 ほか(順不同)■開催概要美術品入札会「廻-MEGURU-」Vol.9会場 :加島美術〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2Tel: 03-3276-0700Fax: 03-3276-0701Email: info@kashima-arts.co.jp Web: アクセス :地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分/有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分/都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分/JR「東京駅」八重洲南口 徒歩9分日時 :下見会:2022年2月5日(土)~2月13日(日)入札締切日:2022年2月13日(日)18時開札日:2022年2月15日(火)出品作品数 :約660点主催 :加島美術、BSフジ入札会カタログ:約660点の出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。ご希望の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。出品作品はWebサイトからもご覧いただけます。出品作品は2022年1月下旬公開予定。 ■「廻-MEGURU- オンライン」会員登録受付中!競り上がりのライブ感が楽しめる「廻-MEGURU-」のネットオークション「廻-MEGURU-オンライン」を常時開催しています。会員登録は無料!オンライン限定の作品が多数ございますので、どうぞお見逃しなく!会員登録はこちらから: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月19日12月4日(土)より世田谷美術館展示室2階にて、音楽と美術をテーマに、新たな視点で収蔵品を紹介するミュージアム コレクションⅢ『ART / MUSIC わたしたちの創作は音楽とともにある』が開催される。学生時代にノイズ・バンド「JUKE/19」を結成し、ミュージシャンとしても活動する大竹伸朗 、実験的な音楽も手掛けたデュビュッフェ、自ら作曲した楽譜「クレマンス」を出版し、アトリエでバイオリンの演奏もしていたルソー 、不思議な楽譜を作品に描いたヴェルフリ、レコード・ジャケットをデザインしたラウシェンバーグなどを紹介。芸術家たちの創作の糧ともなった音楽との関係を、展示作品44点で展観する。出品作家:アンリ・ルソー/ジャン=ミシェル・バスキア/大竹伸朗/A.R.ペンク/マルティン・キッペンベルガー/アドルフ・ヴェルフリ/ジャン・デュビュッフェ/カレル・アペル/サカ・アクエ/ロバート・ラウシェンバーグ/横尾忠則ほかアンリ・ルソー《フリュマンス・ビッシュの肖像》1893年頃世田谷美術館蔵横尾忠則《聖シャンバラ火其地》1974年世田谷美術館蔵(c)Tadanori Yokooアドルフ・ヴェルフリ《ツィラー=タールの聖三位一体》1915年世田谷美術館蔵【開催概要】『ミュージアム コレクションⅢ ART / MUSIC わたしたちの創作は音楽とともにある』会場:世田谷美術館 2階展示室会期:2021年12月4日(土)~2022年4月10日(日)時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(1/10、3/21を除く)、12/29(水)~1/3(月)、1/11(火)、3/22(火)料金:一般200円、大高150円、65歳以上・中小100円※同時開催の企画展チケットで観覧可●公式サイト:
2021年11月30日株式会社 加島美術は、2021年11月13日(土)から11月28日(日)まで、美術品の展示販売会「美祭 撰」を開催いたします。葛飾北斎、上村松園、横山大観などの、選りすぐりの作品約55点あまりを取り揃え、ギャラリーにて展示・販売いたします。また全ての出品作品を掲載したカタログを発行し、ご来場いただけない方にも、見て、買って楽しんでいただけます。美術品を「観る楽しみ」から「持つ喜び」へ。「美祭 撰」は、ワンランク上の美術品をご紹介します。美祭 撰 04 メインビジュアル◆2021年秋の「美祭 撰」3つの見どころ1. 貴重な作品の数々をガラスケースなしに見ることができます加島美術は、創業当初から作品に直接触れる体験を大切にしてきました。ガラス越しではなかなか感じることのできない作品の佇まい、作家の筆遣い、紙や墨が持つ独特の質感や経年美といった、古美術品ならではの魅力を存分に堪能していただけます。2. アートブックのような充実のオリジナルカタログ加島美術がこだわり続けてきたオリジナルカタログ。多くの皆様にご好評いただいているカタログ内のコラムページは、今回も充実した内容でご用意いたしました。特別ゲストをお招きしてお話を伺う「Art Interview」では、北斎館館長として数々の展覧会や作品発掘に携わる安村敏信先生をお招きし、世界中の美術愛好家を虜にする葛飾北斎の魅力を伺いました。また、「数寄がたり」では、府中市美術館学芸員の金子信久さんによる江戸時代の虎の絵についての考察を掲載。「日本美術を支える人々」では、公益財団法人摘水軒記念文化振興財団理事長の寺嶋哲生さんに、近世絵画のコレクションをつくり育てる愉しみについてお話いただきました。美術ファンの皆さまに読み物としても楽しんでいただけるアートブックのような一冊です。新規でお申し込みいただいた方には、無料でカタログを進呈いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。3. 2021年秋の「美祭 撰」注目作品約1年半ぶりの開催となる今回の「美祭 撰」では、選りすぐりの作品約55点を出展いたします。どれも加島美術が自信を持ってお届けする優品ですが、中でも今回の注目作品は葛飾北斎の肉筆画「水草水鶏図」、狩野一信「獅子落子図」、前田青邨「富士」。その他にも、松尾芭蕉、白隠慧鶴などの筆跡、上村松園、伊東深水、小野竹喬などの近代絵画といった、珠玉の作品を取り揃えております。前田青邨 「富士」・葛飾北斎「水草水鶏図」紙本 着色本紙61×28cm / 全体151×39cm¥16,000,000・前田青邨「富士」紙本 着色 共板 額装本紙58×83cm / 全体82×108cm¥6,000,000・白隠慧鶴「越後三尺坊図」紙本 水墨 淡川康一箱書本紙122×29cm / 全体210×40cm¥7,800,000・上村 松園 「紅葉」色紙 金地絹本 着色 額装 東美鑑定証書全体51×47cm¥7,000,000・狩野一信「獅子落子図」紙本 水墨本紙180×93cm / 全体284×108cm¥6,500,000・伊東深水「日比谷公園」絹本 着色 額装 東美鑑定証書本紙43×57cm / 全体63×76cm¥6,000,000・松尾芭蕉「花の雲・・・」短冊台貼幅 紙本 俳聖芭蕉翁生誕三百年記念展覧会出品全体147×23cm¥5,000,000・小野竹喬「茜」紙本 着色 共シール 額装 笠岡市立竹喬美術館「小野竹喬のすべてPartI」所載本紙17×23cm / 全体30×36cm¥4,500,000※価格は全て税込です。伊東深水「日比谷公園」上村松園 「紅葉」◆開催概要日時: 2021年11月13日(土)~11月28日(日)10:00~18:00 会期中無休会場: 加島美術 東京都中央区京橋3-3-2URL : ※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、営業日時が変更となる可能性がございます。予めご了承ください。◆会社概要株式会社 加島美術〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2 SNSでも随時情報公開中Facebook : Twitter : Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月27日「ソトロビマブは重症化リスクの高い軽症から中等症の患者1千57人が参加した海外の臨床試験では、患者の入院や死亡リスクを8割近く下げる効果が確認されました。軽症患者向けに厚労省が7月に初承認した抗体カクテル療法薬に続き、早ければ9月中にも特例承認される見通しです」(医療ジャーナリスト)この治療薬は英国の製薬会社グラクソ・スミスクラインが開発した点滴薬だ。米国では5月に緊急使用が許可され、オーストラリアでも8月に正式に承認されている。「オーストラリア国立大の准教授によれば、投与した患者15人全員の症状が改善。デルタ株などの変異株にも効果があり『誰も入院せず、重症化を防ぐことができる次世代治療薬』と報告しています。あわせて多くの専門家も《どんな変異株もやっつける凄腕スナイパー》《重症化と予防医療崩壊の救世主》などと絶賛しています」(前出・医療ジャーナリスト)この新薬について、『元WHO専門委員の感染症予防BOOK』(三笠書房)の著者で医学博士の左門新氏はこう語る。「従来の抗体カクテルは2種類の別々の変異株に効くように、2種類の薬を文字どおりカクテルしています。一方、今回のソトロビマブは変異を起こすスパイク部分ではなく、その大本に対する抗体を作ったので、変異に左右されません。ほかのどの変異株に対しても実験上は効果があったので、人間にも同等の効果が期待できます。つまり、全ての変異株に対して効果が期待できるという点で非常に画期的なのです」点滴薬だが、病院でしか受けられないのだろうか。「抗体カクテルの点滴も一般家庭で使うことができたように、厚労省が認めれば、ソトロビマブも家庭で投与できる可能性はあります。ただし、点滴は医師の診断後に看護師などの医療関係者が行わなければいけないので自宅の場合は医療関係者の訪問は必須。1時間程度はかかると思います」副作用もほとんどなく、今後多くの利点が期待されるという。「一歩前進した治療薬で、この技術を使えばmRNAワクチンにも応用できます。インフルエンザは多様な変異株に対応するため毎年、何種類も打ったりしますが、変異株に左右されないこの技術には大きな可能性が秘められています」ただ、現状問題なのは費用面だ。国が買い上げ配布している1本10万円といわれる抗体カクテル以上の価格だという。「製造コストはそんなに高くないはずなので、今後広く使われていけば下がる可能性があると思います。“あらゆる変異株に効果的な治療薬”という選択肢が増えたことは、非常に希望が持てることだと思います」画期的な治療薬の登場で、強力な変異株に怯えていた日々を、やっと過去のものにできるかも――。
2021年10月01日デスクワーク中心の方は、1日の中で座っている時間が長い方も多いかと思います。近年、長時間座ったままでいることで、健康リスクがあるという研究が増えてきました。今回はその健康リスクについてと、対策方法をお伝えします。座りすぎによる健康リスクとは?日本人は世界一座りすぎている?!日本人の座っている時間は、1日「7時間」で、世界20カ国中、最も長いことがオーストラリアの研究機関による調査でわかりました。(※1)長時間のデスクワーク、パソコンやスマートフォン、テレビの視聴、車の運転などで、座位中心の生活になっていることが考えられます。座りすぎはタバコと同じようにカラダに悪い?長時間座り続けることで、血流が悪くなることや、筋力が低下することで健康リスクを高めると考えられています。1日の座位時間が4時間未満の人に比べ、8~11時間未満は15%、11時間以上は40%も死亡リスクが上がるという報告があります。(※2)また、WHO(世界保健機関)によると、長時間の座りすぎは「世界で年間200万人の死因になる」という発表もあり、座りすぎも喫煙や飲酒と同じように健康リスクがあるということが言えるでしょう。座りすぎによる糖尿病リスクの上昇血糖値は、運動をすることで筋肉での消費が促進されるので、糖尿病の予防には食事だけでなく運動も勧められています。座位時間が長く、運動量・筋肉量が少ない方は、積極的にカラダを動かしたいものです。実際に、トロント大学の研究では、1日の中で座ったまま過ごす時間が長いと、糖尿病リスクが91%アップすることが明らかになったという報告があります。(※3)座位時間が長い方は、運動量も少ない傾向があるようです。米国糖尿病学会が2015年に発表したガイドラインでは、座らないで立ったまま過ごす時間を1日に1時間30分増やすことが奨励されています。座りすぎによる健康リスクを防ぐには?座りすぎは死亡リスクや糖尿病リスクだけではなく、メンタルヘルスへも影響を及ぼす可能性があることもわかっています。(※4)30分に1回は立ち上がると、健康リスクを減らすと言われているため、とにかくこまめにカラダを動かして、少しでも座っている時間を短くすることを心掛けましょう。職種や生活環境により難しい場合もあるかもしれませんが、過ごし方の例を紹介しますので、ご自分の生活に当てはめて実践してみてください。オフィスでの過ごし方・アラームやパソコンのポップアップ機能で立ち上がる時間を設定する・30~1時間に一度はトイレ、飲み物、資料を取りに行くなどで立ち上がる・立って仕事をする(メールのチェックや電話など)・内線電話やメールなどでなく、歩いて話に行く・かかとの上げ下げをする・ストレッチをする自宅での過ごし方・テレビのCM中は立ち上がって家事やストレッチをする・スマートフォンは続けて使用せず、30~1時間に一度は小休憩をする・ストレッチや筋トレをする時間を設ける座りすぎていると思ったら、まずは立ち上がってカラダを動かしてみましょう。健康のリスクを減らすだけでなく、気分もすっきりするはずですよ。特にデスクワーク中心の方は、意識して取り組んでみてくださいね。【参考・参照】(※1) Adrian Bauman 1, Barbara E Ainsworth, James F Sallis, Maria Hagströmer, Cora L Craig, Fiona C Bull, Michael Pratt, Kamalesh Venugopal, Josephine Chau, Michael Sjöström, IPS Group,“The descriptive epidemiology of sitting. A 20-country comparison using the International Physical Activity Questionnaire (IPAQ)”,Am J Prev Med,Aug;41(2),2011 ,228-35(※2)Hidde P. van der Ploeg, PhD; Tien Chey, MAppStats; Rosemary J. Korda, PhD; et al,“Sitting Time and All-Cause Mortality Risk in 222 497 Australian Adults”,Arch Intern Med 2012;172(6),494-500(※3)Aviroop Biswas, BSc; Paul I. Oh, MD, MSc; Guy E. Faulkner, PhD; Ravi R. Bajaj, MD; Michael A. Silver, BSc; Marc S. Mitchell, MSc;and David A. Alter, MD, PhD,“Sedentary Time and Its Association With Risk for Disease Incidence,Mortality, and Hospitalization in Adults”,Ann Intern Med,Jan 20 162(2),2015,123-32(※4)公益財団法人 明治安田厚生事業団体力医学研究所,「日本人勤労者における座位行動とメンタルヘルスの関連」,体力研究 No.114 Apr,2016,pp.1~10 あすけんコラムV2厚生労働省eヘルスネット糖尿病を改善するための運動<>(最終閲覧日:2020/2/2)
2021年09月12日誰もがよく知る美術作品などを独自の視点で改変し、絵画の新たな可能性に挑戦し続けている現代美術家・福田美蘭(1963-)。新たなものの見方や考え方を提案する福田の芸術は、単なる絵画という枠にとどまらず、豊かな発想力によって独自の展開を遂げた作品を多く発表してきた。同展では、菱川師宜から葛飾北斎、伊藤若冲といった千葉市美術館が所蔵する浮世絵、江戸絵画の名作を福田美蘭が自らセレクトし、それを題材に新作16点を制作。発想の元となった作品と対応させ、浮世絵、江戸絵画と現代美術のコラボレーションを展開。だまし絵や描き表装、3D画像など視覚を揺さぶるトリックを用いて、鑑賞者の常識を覆す新しい見方を提示する。また、これまでも地下鉄サリン事件や東日本大震災など、社会を揺るがす出来事をテーマに作品を制作してきた福田だが、今回、東京2020オリンピック開催に対する戸惑いや、新型コロナウイルスの猛威への恐れ、終息への思いを込めた新作を制作。福田の飽くなき探求心をもって制作された作品を通して、コレクションの意義を見直すとともに、絵画を通して現代を生きる私たちにメッセージを投げかける。月岡芳年《風俗三十二相けむさう享和年間内室之風俗》明治21年(1888)千葉市美術館蔵伊藤若冲《雷神図》宝暦-明和期(1751-72)頃千葉市美術館蔵福田美蘭《大津絵−雷公》2014年群馬県立館林美術館蔵菱川師宣《酒呑童子褒賞》延宝(1673-81)末期千葉市美術館蔵福田美蘭《大江山の酒吞童子退治》2019年【開催概要】『福田美蘭展千葉市美コレクション遊覧』会期:2021年10月2日(土)– 12月19日(日)会場:千葉市美術館時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:10月4日(月)、11月1日(月)、12月6日(月)※10月11日(月)、11月15日(月)は休室日料金:一般1,200円、大学生700円※10月18日(月)は「市民の日」につき観覧無料※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は共通チケット半額千葉市美術館公式サイト:
2021年09月10日