産業技術総合研究所(産総研)は12月11日、圧縮機を用いないで、ギ酸から高圧水素を連続的に供給する技術を開発したと発表した。同成果は、産総研 化学プロセス研究部門 マイクロ化学グループ 川波肇 研究グループ長、井口昌幸 特別研究員、再生可能エネルギー研究センター 姫田雄一郎 水素キャリアチーム付らの研究グループによるもので、12月10日付けの独科学誌「ChemCatChem」に掲載された。水素ステーションにおいて、水素の圧縮に用いる圧縮機は設備費の約30%を占めるうえ、水素の圧縮にかかるコストは、供給する水素価格の約50%に達するため、省エネルギーで低コストの高圧水素製造技術の実現が望まれている。同研究グループが今回開発した技術は、イリジウム錯体によってギ酸から水素を効率的に発生させる反応により、化学エネルギーを圧力エネルギーとして取り出して高圧水素を得るもの。ギ酸とイリジウム錯体触媒を耐圧の反応容器に入れ、80℃で反応させると容易に40MPa以上の高圧の水素と二酸化炭素のガスを連続的に発生させることができる。また、ギ酸から発生した水素と二酸化炭素からなる30MPaの高圧ガスをマイクロ熱交換器で素早く-10℃まで冷却したところ、均一相の状態から、気相と液相の2相に分離した。さらに冷却温度を-50℃まで低くして上部の気相の成分を測定すると、水素が85%となった。これは、得られた水素と二酸化炭素が超臨界流体として均一相であった状態を、一気に冷却して高圧状態へ変化させると、気相と液相の2相に分離する現象を利用している。同研究所によると、同方法を用いれば、理想的には93%にまで水素を精製することができ、将来、より迅速に冷却が可能な熱交換器の導入や、別途高圧下での二酸化炭素の吸収除去技術を併用すれば、実用に耐えうる99.99%以上の純度の高い高圧水素をギ酸から得られるとしている。
2015年12月11日キャセイパシフィック航空は12月9日、羽田空港キャセイパシフィック・ラウンジの開設1周年を記念し、ラウンジのシグネチャーカクテルとして「Haneda Jade(羽田ジェイド)」と「Sweet Haneda(スウィート羽田)」を発表した。「羽田空港キャセイパシフィック・ラウンジ」は、2014年12月9日に新ブランドコンセプトを取り入れた世界で最初の「キャセイパシフィック・ラウンジ」として開設された。また、日系以外の航空会社によって羽田空港国際線旅客ターミナルに開設された、初めてのラウンジでもある。総床面積は990平米で、香港以外の自社ラウンジとしては最大級の広さとなる。ラウンジのデザインはロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏率いるスタジオイルゼ(StudioIlse)が、ラウンジにおける飲食サービスは国際的にも定評あるホテルオークラのグループ会社が担当している。2つのシグネチャーカクテルは、10月26日に開催されたマルコポーロクラブのパーティにおいて、同ラウンジを運営するホテルオークラのグループ会社が提案した中から、マルコポーロクラブの会員と日本支社のマネジメントによる試飲・人気投票により選ばれた。シグネチャーカクテルは12月9日より、ラウンジ内のバーで楽しめる。「Haneda Jade(羽田ジェイド)」は、香港で縁起が良いとされる翡翠(Jade)にちなんで名付けられたアルコール入りのカクテル。緑茶のリキュールとクレーム・ド・カシス、レモンジュース、スプライト、グレナデンシロップで作られたカクテルは、和の風味の中にもカシスのさっぱり感が添えられている。キャセイパシフィック航空のコーポレートカラーである、緑と赤の2色のグラデーションがシャンパングラスに表現されている。もうひとつのSweet Haneda(スウィート羽田)」は、ノンアルコールカクテルとしてグレナデンシロップ、レモンジュース、シロップ、クラブソーダで作られてたさっぱりとした一品。デザインは、夜の空港の滑走路に灯る誘導灯をイメージし、グラスの縁は砂糖でスノー・スタイルに演出されている。
2015年12月10日●ユニバーサルデザインの最先端施設東京国際空港ターミナル、日本空港ビルデング、NTT、パナソニックの4社は、羽田空港の国際線および国内線旅客ターミナルにおいて、12月3日より世界初の情報ユニバーサルデザイン高度化の共同実験を開始すると発表。デモンストレーションが行われた。この共同実験は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向け、訪日する外国人観光客、障がいのある人、ベビーカーや車いすの利用者、高齢者などを対象とし、より適切に観光客を誘導することが狙い。そのために、「音」「光」「画像」「無線」といった最先端技術を活用する。羽田空港の国際線の旅客ターミナルは2010年に開業しているが、国際ターミナルを作る前から「ユニバーサルデザイン検討委員会」を立ち上げており、障がいのある人をはじめ当事者参加型でユニバーサルデザインを作ってきたという経緯があるようだ。東京国際空港ターミナル 代表取締役社長 土井勝二氏は、「イギリスに本拠を置く"スカイトラックス"という空港や航空会社の評価機関があるが、羽田空港は去年と今年で2年連続5つ星の評価。日本では羽田空港のみ。国際線・国内線のユニバーサルデザインのレベルが高いというのが評価要因として大きい」と語る。そして2014年に行われた向上委員会では、訪日する外国人観光客への情報提供、情報伝達とコミュニケーション方法の改善を考えており、これをふまえてIT活用の提言がされている。その結果による共同実験のスタートというわけだ。今回の実証実験では、NTTが「かざして案内」と「インテリジェント音サイン」と「プロジェクションサイン」を、パナソニックが「光IDサインと高指向性ビーコンを使用したナビゲーション」を行う。●NTT実証実験○NTT実証実験① -かざして案内-NTTのデモンストレーションは、案内板にスマートフォンやタブレットのレンズ部分をかざす(向ける)ことで、さまざまな情報が得られる「かざして案内」。案内板の内容を母国語に翻訳して表示するほか、現在位置の提示や目的地までのナビゲーション、交通機関の運賃・時刻表を提示するなど、おもに外国人観光客に向けた機能となっている。担当者によると、外国人観光客が空港に到着後に困ることとして「次にどこへ行けばいいのか、どの交通機関を使えばいいのか」という心配事が最も多いようだ。日本人が海外の空港に到着したときも同様だろう。看板にタブレット端末のカメラ部分をかざすと、インフォメーションの看板が読み込まれ、画面が交通案内などに切り替わった。これはカメラに映った物体を分析する「アングフリー物体検索技術」。事前に画像を撮影して登録しておけば、その後はどんな角度からでも、また一部が隠れていてもかざすだけで物体を認識できる。実際にデモンストレーションでは斜めからタブレット端末をかざし、問題なく認識された。またHTML5ベースのため、アプリをインストールすることなくWebブラウザだけで動作する。今後、お店の写真やサンプル食品をかざすと、画像を認識して料理内容を表示する予定。宗教上食べられないものがある場合も考慮するようだ。○NTT実証実験② -インテリジェント音サイン-続いて、視覚障がいのある人向けの「音サイン」をより分かりやすくする「インテリジェント音サイン」と呼ばれる技術の実験。「聞こえやすい音声案内」「分かりやすい音声案内」「いろいろな所で音声」という3つの特徴を挙げている。インテリジェント音サインには、合成音声の明瞭化技術が使われている。周囲がうるさく聞き取りにくい環境でも全体のボリュームを変えることなく、音サインがはっきり聞こえるのが特徴だ。目を閉じてよく耳をすませてみると、通常の音声ガイダンスとは違いがあるのが分かった。また、空港内に設置されたビーコンにウェアラブル端末やスマートフォンを持ち歩くと、反応して自動で音声が聞こえてくる仕組みも公開された。例えば、各国の言語に合わせた「こちらは男子トイレです」と端末から案内が聞こえてくるシステムとなっている。○NTT実証実験③ -プロジェクションサイン-空港では混雑の発生頻度が上がり、問題となっている。それを解決する技術が「プロジェクションサイン」と呼ばれるもの。これは「プロジェクション・マッピング」を用いた案内サインで、人の流れる傾向に応じて案内の内容や場所を動的に変更する。また緊急避難を視覚化。災害時のアナウンスなど、聴覚に障がいのある人への情報提供メディアとして機能する。人の流れをビッグデータで解析し、刻々と変化する混雑状況を先読みして緩和するのが狙いだ。チェックインカウンターの付近に映像が投射されているため、すぐに目につき分かりやすい印象を持った。●パナソニック実証実験○パナソニック実証実験 -光IDサインと高指向性ビーコンを使用したナビゲーション-パナソニックは、2つの技術についてデモンストレーションを行った。パナソニックの「光IDサイン」は、独自開発した「光ID」という技術を使っている。LED光源を高速点滅させることで、さまざまな情報を送ることが可能となった。この光IDの発信機を搭載した照明看板や照明器具、デジタルサイネージ(ネットワーク接続型のディスプレイ)などにスマートフォンのカメラをかざすことで、関連したコンテンツを表示することができる技術。最大の利点は、光源にスマートフォンをかざすだけで使用できること。混雑していても光が届く位置であれば情報が取得できる点。実際にスマートフォンを赤いかばんのデジタルサイネージにかざしてみたところ、瞬時に反応した。手前に人だかりがあっても問題ないそうだ。この技術によって、外国人観光客が自国語で商業施設の情報を取得することができる。前述のNTTの技術である「かざして案内」同様、外国人観光客の需要を掘り起こした形だ。「高指向性ビーコンを使用したナビゲーション」は、従来のビーコンでは実現できなかった位置情報サービスが可能になる。GPS電波の届かない室内でも、ナビゲーション機能が利用できる。パナソニックの担当者によると、音声のナビゲーションもあるため、視覚に障がいのある人も安全に利用できるとのことだ。実際に高指向性ビーコンが設置された発表会場内を回ったところ、問題なく感知していた。GPS電波が届かない場所は多いので、これが実現すれば、外国人観光客、視覚に障がいのある人、ベビーカーや車いすでの移動者、大きな荷物でエスカレーターが使えない人などの移動の大きな手助けとなるだろう。○羽田空港の「おもてなしアプリ」にNTT、パナソニックの技術が集約上記で述べたNTTとパナソニックの技術は、羽田空港が提供するひとつのアプリで使うことを想定しているという。空港に到着後、フリーWi-Fiに繋がり、ダウンロードページが表示されるようになる予定だ。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、有効活用されることが期待される。
2015年12月06日今年、ピースの又吉直樹さんと芥川賞を同時受賞した羽田圭介さん。見ての通りすこぶるハンサムな色男。しかし授賞式で、又吉さんの横でちょっと深めのVネックのシャツにジャケットで佇む羽田さんには、何か妙な存在感が…。受賞後、バラエティ番組に出演するにつれ、“個性的で味のある素顔”が明らかに…!!「最初に出たのがフジテレビの『アウト×デラックス』だったんですが、確かに、50人前のカレーを作ってひたすら食べ続けるとか、クッキーを焼くとか言いましたけど、それ、そんなに面白いですかねぇ…?芥川賞作家に対する世間のイメージとのギャップがあるのか、あるいは芥川賞作家が、ロボットのペッパーくんみたいにいろいろやらされてるのが面白いとか?ペッパーくんに似てるって、別々の現場で言われたんですよ。その後いろんな番組からお声がけいただきますが、みんなあの番組の印象で僕を呼び、似たような話を引き出そうとするんです。でももはや自分は“出がらしの素人”なので、もう引き出しなんてないんですよ。最近はテレビの方と打ち合わせをしていても、僕が面白いエピソードをなにも持っていない、そしてその場で嘘話をねつ造して提供する気が一切ないので、相手がイライラすることが多くなった気がします」素をどこまで、あるいはどこを見せるか。作家個人によってその線引きは異なるもの。羽田さんは、情報コントロールをしてる感が見え見えの人はカッコ悪いと、バッサリ。「キレイなところだけ見せるのって、都合が良すぎると思う。密着番組なのにカメラの前で、バッチリ整った髪型にオシャレな格好で原稿書いてる作家とか、不自然さ丸出しで馬鹿みたいですよね。いつも同じアングルで宣材写真撮ったりとかも。僕自身はどう見られたいとか全然ないので、カッコいいところを見せようとも思わないし、どうでもいいことならいくらでも晒します。だって、テレビに出るのは本を売りたいから、ですからね。でも、正直自分が思ってたほど、テレビに出ても、本、売れないです…。テレビを面白がる人と、本を買う人は種類が違いました。最近、講演会の出待ちまでしてくれる方がいて、どうやらテレビを見てファンになってくれたみたいなんですが、その人、僕の本一冊も読んだことないらしいですしね」◇はだ・けいすけ小説家。’85年生まれ。高校時代に『黒冷水』で文藝賞を受賞。今年『スクラップ・アンド・ビルド』(文藝春秋)で芥川賞を受賞した。◇芥川賞の発表を待ちながら、銀座のカラオケ店で先輩作家らとカラオケに興じていた羽田さん。その顔には、デーモン閣下のメイクが…。これで世間がざわつき始めました。※『anan』2015年11月18日号より。写真・松木宏祐イラスト・タテノ カズヒロ
2015年11月13日東京工業大学(東工大)は11月10日、水素を高温高圧下においても周囲の物質との化学反応なく安定して保持する技術を開発し、高温高圧力下における流体水素のプラズマ相転移の観察に成功したと発表した。同成果は、同大学大学院理工学研究科の太田健二 講師と大阪大学大学院基礎工学研究科附属極限科学センターの清水克哉 教授らの研究グループによるもので、11月9日付けの英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。水素は拡散性・反応性が非常に高い元素であるため、実験のために高温高圧発生装置の内部に安定して保持し続けることが困難であった。そこで同研究グループは、宝石用ダイヤモンドを用いた高温高圧発生装置「ダイヤモンドアンビルセル」の内部に、水素を高温高圧力下においても周囲の物質との化学反応なく安定に保持するための技術開発を行い、100万気圧を超える高圧力かつ1000K以上の高温条件での水素の実験を可能とした。さらにこの技術を利用し、大型放射光施設「SPring-8」の高圧構造物性ビームライン「BL10XU」のレーザー加熱システムを使った約80~110万気圧、2650Kまでの条件での実験から、流体水素の相転移現象を明らかにした。また、BL10XUのX線マイクロビームを使用したX線回折像から高温高圧環境状態を確認。これに加え、水素試料と高圧装置との間に化学反応が起きていないことも確認した。この実験によって観察された高温高密度水素流体のプラズマ相転移は、絶縁体-金属転移に対応している可能性が高く、木星や土星などの水素を主成分とするガス惑星の内部構造やガス惑星磁場の生成メカニズムの解明につながる成果であるという。また、水素の温度圧力相関係が明らかになることで、室温付近の高い超伝導転移温度が予想されている固体金属水素の合成のための指針となることが期待される。
2015年11月11日GOMA STUDIOは2016年3月12~13日、羽田空港国際線ターミナルにて世界中の日本アニメ・マンガ・ゲーム・コスプレファンと交流できるフェスティバル「HANEDA INTERNATIONAL ANIMEMUSIC FESTIVAL」を開催する。同フェスは2015年3月に初めて羽田空港で開催され、世界各国から日本通の外国人シンガーが集結した。第2回となる2016年3月では、「さらなる海外との交流」をテーマに掲げて開催する。日本をテーマとしたフェスティバルを海外で主催している外国人オーガナイザーや、そのフェスティバルから選ばれた日本通の外国人シンガーを招待し、アニソン音楽コンサートや交流会を行い、ビジネスのきっかけとなる場も提供を予定している。招待予定国はモロッコ、スペイン、イタリア、ドイツ、オーストラリア、フィリピン、アメリカ、フランスなど。
2015年11月09日有名人御用達のドクターが開発株式会社フォーネイションは、2015年11月16日(月)に水素美容液「H2パフォーマンスバスコスメティック(以下、バスコスメ)」を発売する。同製品は、有名人御用達のアンチエイジングドクターが開発し、医療現場でも使用されている全身美容液。水素には高い抗酸化作用があり、最近では「水素水」や「水素サプリ」などにも注目されている。しかし、肌に対して水素の効果を期待するには「肌に近くに水素を投与する」ことが重要だという。肌だけでなく全身に効果あり!バスコスメの使い方は簡単。バスコスメを、お湯を張ったバスタブに入れるとマイクロバブル(細かい泡)が発生。湯を混ぜると泡は消えて白濁するが、この状態が水素が湯船に行き渡った「ナノバブル」の状態。その湯船に浸かることで、皮膚から水素が浸透し、骨に至るまで効果を発揮するとのこと。その効果は以下の通り。1皮脂への効果:体臭・加齢臭の除去2角質/髪への効果:くすみの除去、育毛・発毛効果3表皮組織への効果:小じわ、シミ4真皮への効果:たるみ5皮下組織/毛細血管への効果:ダイエット、糖尿病6筋肉/靭帯への効果:筋疲労からの回復、腱鞘炎7骨/関節への効果:骨粗鬆症、関節炎、リウマチ(引用:プレスリリースより)肌への効果だけではなく全身美容に役立つ「バスコスメ」、興味がある人は試してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社フォーネイション プレスリリース/PR TIMES
2015年11月09日羽田エクセルホテル東急(東京都大田区)は2016年1月11日まで、同ホテルのカフェ&ダイニング「フライヤーズテーブル」にてレストランフェア「秋田大館フェア」を開催している。同イベントの開催期間中は、主に秋田県大館市や同県山本郡八峰町の食材、加工品を使ったメニューを提供する。"北限の梨"と言われる「中山梨」や、「きりたんぽ」「比内地鶏」といった同市の特産品のほか、市内の子供と地域の人々が育てたひまわりの種から作った「ひまわり油」や、海に面した山本郡八峰町(はっぽうちょう)の魚介類などを使って、洋風や和風にアレンジしたメニューを展開するとのこと。また、同ホテルでは「What’sおおだて市」と称して同市の特色も紹介。秋田名物「きりたんぽ」の本場である点、伝統工芸品「曲げわっぱ」の産地である点、忠犬ハチ公の生まれ故郷である点の3点となる。「きりたんぽ」の洋風アレンジメニューを用意するほか、曲げわっぱのおちょこと共に同市の地酒を提供。羽田空港にて、大館市にあるハチ公像の高さ約2mのレプリカも設置する。期間中、ディナータイムに「秋田大館フェア」のメニューをオーダーした人には、先着約500人に秋田杉の間伐材割り箸と、毎年2月に大館市で行われる「アメッコ市」の飴をプレゼントする。さらに、アンケートに回答した人の中から抽選で5人にきりたんぽ鍋セット「本場大館 きりたんぽ玉手箱」(2人前)をプレゼントするとのこと。なお、同イベントの開催時間は各日10:00~25:00。ランチは~17:00(ラストオーダー16:30)、ディナーは17:00~(ラストオーダー: コース料理21:30・アラカルト24:30)で、ドリンクとケーキのラストオーダーは24:30となる(ケーキはなくなり次第終了)。ランチはソフトドリンクバー付きで1,630円~、ディナーは4,800円、6,000円、9,000円などのコースを用意している。※価格は全て税・サービス料込
2015年11月05日羽田コースは羽田空港に4:30頃集合し、5:35頃羽田を出発、初日の出と富士山を見ながら遊覧を楽しんだ後に、8:00頃羽田に到着する。使用機材はボーイング777-200型機(223席仕様)で、ANAマイレージクラブ(AMC)会員限定で11月19日10:00より販売する。販売方法はANA国内ツアーデスクでの電話予約のみとなっている。旅行代金はプレミアムAコース(窓側の席を含む)で2人10万円、プレミアムBコース(窓側の席を含まない)で2人7万円、普通席利用Aコース(窓側の席を含む)で2人9万円、普通席利用Bコース(窓側の席を含まない)で2人6万円(普通席利用A/Bコースは1席追加ごとにひとり1万円の追加料金が発生し、追加の場合は通路側もしくは中央席となる)。名古屋(中部)コースは中部国際空港に5:00頃集合し、6:00頃中部国際空港を出発、初日の出と富士山を見ながら遊覧を楽しんだ後に、7:50頃中部国際空港に到着する。使用機材はボーイング737-800型機(166席仕様)で、AMC会員限定で11月20日10:00より販売する。販売方法はANA国内ツアーデスクでの電話予約のみとなっている。旅行代金は窓側から2席で2人8万8,000円(通路側1席追加ごとにひとり1万円の追加料金が発生する)。機内では弁当と飲み物を提供し、また、搭乗証明書と升酒(未成年の乗客にはジュース)、お土産も用意する。なお、天候により富士山を望むことができない場合がある。また、使用機材・航路は変更になる場合もある。
2015年10月28日東京モノレールは11月2日、羽田空港や首都圏へのアクセスの起点であるモノレール浜松町駅のリニューアル工事を終えリニューアルオープンする。「わかりやすさ、親しみやすさ」をコンセプトに、案内サインの見直し等を分かりやすい案内サインへ変更し、3階コンコース階の待合エリア改装は同社キャラクター「モノルン」をイメージした。また、乗車ホームトイレを改装したほか、ホーム階ドーム天井をブルーのLEDライトに変更、乗車ホーム待合エリアの壁面を緑化、降車ホームに待合エリアを設置、ホーム階と3階コンコース階の床を黒に変えるなどのリニューアルを施している。新たな情報サービスとして、11月上旬にはフライトインフォメーション(国内線出発便)をモノレール浜松町駅5階乗車ホームに設置を予定している。
2015年10月26日富山きときと空港では現在、北陸新幹線開業の影響で羽田便利用者が大幅に減少したことを受け、第3弾「富山-羽田便リピートキャンペーン」や国内線売店「まいどは屋」で「富山-羽田便ご利用のお願い」セールなどを実施している。同空港では搭乗者数を公開していないが、2016年夏ダイヤでは羽田=富山線の6往復維持が懸念される状態になっていると言う。羽田便利用者促進を狙い、10月1日~2016年2月29日には第3弾となる「富山-羽田便リピートキャンペーン」を実施し、羽田便5往復(または片道10回)で先着500人にANA旅行券5,000円分をプレゼントしている。また、ますずしなど富山ならではの銘菓や海産物、地酒などをとりそろえた国内線売店「まいどは屋」では、10月8日~12月22日にかけて「富山-羽田便ご利用のお願い」セールを実施している。対象者は富山発の318便/320便/322便搭乗者で、一部商品を除く全商品を10%割引する。
2015年10月09日ANAとLEXUSは10月1日より、ANA運航の国際線ファーストクラス利用者に羽田空港における乗り継ぎサービスにてLEXUS車を用意し、国内線と国際線ターミナル間をよりスムーズに移動できる日本初の乗り継ぎサービスを開始する。使用する車両には、「LEXUS LS/LX」というラグジュアリーサービスにぴったりなフラッグシップ車両となっている。同サービスは、羽田空港にて第2ターミナル発着のANA運航国内線とANA運航国際線を乗り継ぎ(最終目的地までの搭乗手続きおよび手荷物の預かりが完了済み)、かつ、国際線区間をファーストクラス利用者が対象となる。サービス車両は指定できない。なお、11月からはLEXUSのフラッグシップセダンLSの「L-Select」から青と白で内装を仕立てた「Escape Journey」仕様車を導入する。このサービス車両は、予告なく変更になる場合がある。
2015年10月01日東京大学は9月17日、高効率太陽電池の電力で水を電気分解するシステムを構築し、太陽光エネルギーの24.4%を水素に蓄えることに成功したと発表した。同大学によれば、世界最高効率だという。同研究成果は同大学の杉山正和 准教授、藤井克司 特任教授、宮崎大学の西岡賢祐 准教授らの研究グループによるもので、科学誌「Applied Physics Express」に掲載された。水素は自動車などのクリーンな燃料として今後の需要増大が見込まれているが、現在は化石燃料から製造されている。太陽光から効率よく低コストで水素を生成する技術の開発が望まれているが、これまでの光触媒を用いた手法では、太陽光から水素へのエネルギー変換効率は10%未満だった。10%を超える変換効率を達成した例としては、集光型太陽電池と水の電気分解装置の組み合わせを用いたオーストラリアのグループの22.4%という記録があるが、これは実験室内の模擬太陽光源で得られた結果だった。今回の研究では、新型の高効率集光型太陽電池に高分子膜を用いた水の電気分解装置を接続し、実際の太陽光下で安定的に水素を製造することに成功し、変換効率24.4%という世界最高記録を樹立した。新型の集光型太陽電池は、光学系の設計を改良した住友電気工業の集光型太陽光電池をTHKの高精度太陽追尾架台に搭載することで、発電効率31%を達成した。この集光型太陽電池を電気分解装置の電流電圧特性を考慮して直列接続数を最適化することで、発電した電力をほぼ損失ゼロで電気分解装置に導入できたことが今回の結果につながったとしている。今後、集光型太陽電池の発電効率は35%まで向上すると考えられており、その場合水素への変換効率は28%に達する見込みだ。今回の研究で用いた太陽電池と電気分解装置は市販されていることから、設置条件に合わせた設計により太陽光から24%の高効率で水素を製造することが既存技術で実現可能であることが示されたかたちとなる。研究グループは、今後太陽光由来の水素がエネルギー源として本格的に普及するには、集光型太陽電池の一層の効率向上と低コスト化、日照条件に合わせて太陽電池と水の電気分解装置の接続を逐次最適化する回路の開発が必要であるとしている。
2015年09月17日国土交通省は羽田空港から東京都心部への舟運の可能性を検証するため、9月19日~26日の8日間、羽田空港船着場~秋葉原(万世橋)の運航を試行的に行う社会実験を実施する。同実験では採算性や利用者動向を確認するとともに、利用者へのアンケートを通じ改善点を洗い出す等、今後の本格的な運航に向けた検証を行う。コースは品川(天王洲)10:30発・羽田空港船着場11:20着、羽田空港船着場11:30発・秋葉原(万世橋)14:00着(品川経由)、秋葉原(万世橋)15:00発・羽田空港船着場17:30(品川経由)着の3つで、羽田空港国際線旅客ターミナルと羽田空港船着き場間は移動用無料バスを運行する。羽田空港から東京都心部間の最短ルートの定期的な航路設定は初の試みとなり、昭和5年(1930)竣工の万世橋たもとの船着き場という85年前のインフラ「船着き場」を活用する。行程では、神田川や隅田川、京浜運河に架かる30橋以上の橋梁群をくぐる。日本文化を伝える一つの取り組みとして、インバウンドもターゲットにしている。乗船券は8月25日の発表と同時にほぼ完売となり、増便分も含めて9月16日13時現在、9月21~25日の平日のみ販売している。なお、16日までに購入すると最大600円引きとなり、秋葉原=羽田空港船着場は大人2,900円(当日価格3,500円)・小人2,000円(当日価格2,500円)、秋葉原=品川(天王洲)は大人2,380円(同3,000円)・小人1,500円(同2,000円)、品川(天王洲)=羽田空港船着場は大人1,620円(当日価格2,000円)・小人900円(当日価格1,000円)となる。予約方法など詳細は運航会社・ジールのホームページを参照。
2015年09月16日日本エアポートデリカと古舘プロジェクトと浅草ヨシカミの3社は9月11日より、空弁「ヨネスケのこだわり天むす」と「ロースカツサンド」を同時に楽しめる「羽田最強タッグ ヨネスケ&ヨシカミ弁当」(税込800円)を発売した。「ヨネスケのこだわり天むす」は、プレーンの天むす・とり天むす・れんこん天むすの3つの味が楽しめ、累計販売個数(※)80万個という人気の空弁。一方の「ヨシカミロースカツサンド」は、こんがり焼いたトーストパンにロースカツとコールスローキャベツをはさんだ食感が特長で、累計販売個数(※)は67万個となっている。羽田空港第1旅客ターミナル2階「空弁工房」「ピア」「ベイサイド」各店、羽田空港第1旅客ターミナル2階「BLUE SKY ゲートショップ」各店(一部店舗を除く、販売時期調整中)、羽田空港第2旅客ターミナル2階「空弁工房」「ピア」「シーサイド」各店で販売している。※2012年9月発売から2015年8月の累計販売個数
2015年09月13日クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは9月16日~11月1日限定で、羽田空港第2旅客ターミナル内の「Krispy Kreme Doughnuts Mercedes me Tokyo HANEDA店」限定商品の第2弾として、秋のドーナツ「ショコラーデ フロッケンザーネ」(税込250円)を発売する。「ショコラーデ フロッケンザーネ」は、ふわっと軽いシュー生地を使ったドイツの伝統ケーキをイメージしたドーナツ。今回はベンツカラーに合わせ、シュー生地に軽い口当たりのチョコクリームとストロベリーをサンドし、上には削りチョコレートをトッピングしてココアパウダーを振りかけて上品に仕上げた。Mercedes me Tokyo HANEDA店では他の店舗とは異なり、店舗限定デザインのボックスやカップを用意している。イートイン利用者には、ドーナツはオリジナルのプレートで、ドリンクはオリジナルのマグカップもしくはグラスで提供する。テイクアウト利用者には、「3個入り」(ショコラーデ フロッケンザーネ、ザッハトルテ、ベルリーナ フランボワーズ: 税込760円)と、「6個入り」(ショコラーデ フロッケンザーネ、ザッハトルテ、ベルリーナ フランボワーズ、チョコレート グレーズド スプリンクル、抹茶 オールドファッション、オリジナル・グレーズド: 税込1,300円)のオリジナルボックスを用意している。
2015年09月10日ノービル・インストルメントは8月28日、モバイルバッテリとAC-USB充電器、ニッケル水素充電器が一体となった「MIXJUICE(UP0051B-05PA)」を発表した。発売は10月10日。販売価格は6,800円(税込)。MIXJUICEは、モバイルバッテリとUSB充電器付きACアダプタ、ニッケル水素充電池の充電器としての機能を1台にまとめた複合型充電器。モバイルバッテリ用として、2,400mAh×2本の単3形ニッケル水素充電池が付属する。出力は5V/0.5A。電池は交換可能で、単3形と単4形に対応。アルカリ電池も使用できる。ACプラグを備えており、一般的な家庭用コンセントに接続すれば、AC-USB充電器として利用可能だ。100~240Vの電源に対応し、出力は5V/1A。スマートフォンなどを充電できるほか、ニッケル水素充電池の充電も可能。MIXJUICEをコンセントにつないだまま、スマートフォンなどとニッケル水素充電池を連続で充電できる。本体サイズはW75×D70×H21mm、重量は85g(電池含まず)。USBケーブルは付属しないため、ユーザーが別途用意する必要がある。
2015年08月29日日本空港ビルデングは羽田空港国内線第2旅客ターミナルにおいて、8月24日~29日に東京音楽大学主催による音楽祭「2020年での再会を目指して」を実施する。同音楽祭は「5年後に、現在と再会するために」をサブタイトルとしている。初日のオープニングでは約40人からなるオーケストラが生演奏を披露し、 2日目からは、「祭~地方で芽生え、育っていった芸能~」「納涼音楽祭」「ゆうやけ、こやけ」「未来のコンサート」そして、最終日となる8月29日には「2020年での再開を目指して」と、毎回異なるテーマに沿ってオーケストラがさまざまな音楽を奏でる。場所は国内線第2旅客ターミナル5階のフライトデッキトーキョーで、入場は無料。なお、内容は予告なく変更となる場合がある。スケジュールなど詳細はホームページを参照。
2015年08月24日Peach Aviation(以下、Peach)は8月8日に羽田空港へ就航した。東京(羽田)=台北(桃園)のMM1029便は通常、羽田05:55発・台北08:30着だが、8日は台風13号の影響により初便の出発が大幅に遅れ、夕方出発となった。Peachは今回の羽田=台北以降も大阪(関西)=宮崎線を8月28日、沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線を9月4日に就航するなど、国内線13路線・国際線9路線にネットワ―クを拡大する。○羽田=台北線開設の4つの狙い羽田=台北線の開設は、都心の潜在顧客層への働きかけによる航空需要の拡大、旺盛なインバウンド需要のさらなる取り組み、深夜早朝枠を利用した夜間の航空機の有効活用、そして、羽田と成田の首都圏の両輪として活用することを狙っている。羽田=台北線は週6便で運航し、片道運賃は7,680円~で燃油サーチャージはかからない。フライトは、羽田05:55発・台北08:30着、台北00:30発・羽田04:45着という早朝・深夜便となる。うまく活用すれば、宿泊なしの弾丸旅行も可能だ。現在、同社はすでに東京(成田)=関空/新千歳/福岡線を運航しており、「昼間便は成田を、深夜便は羽田を活用し、首都圏の需要に応えていく」と代表取締役CEOの井上慎一氏は語る。なお、2016年3月31日までの試験運行で、東京駅や渋谷、新宿、横浜など主要地域から羽田までの深夜早朝バスが各ルート1日1往復で運行されている。羽田発は25時台、羽田着は4時台(一部3時台)のため、この夜行バスを活用すればPeachの早朝・羽田便にも間に合う。○国内・国際ともに4時間以内の路線をPeachの今後について井上氏は、「欧米ではLCCは3~4割のシェアですが、日本ではまだ8%程度です。私たちは他社との差別化として、『運航品質』『効率化』『ブランディング』『イノベーション』を掲げています。そしてPeachはもともと、国内・国際の区別を持っておらず、片道4時間以内で行ける地域に積極的に展開しています。拠点化というよりまずは路線を増やす、プロダクトアウトではなくマーケットインを採用していきます」とコメントしている。Peachの現状を見てみると、この8月6日には就航3年5カ月で累計搭乗者数1,000万人を達成している。同社の平均搭乗率(2014年度)は85.9%と高く、特に同社のみが就航している関空=仙台線は日本で最も搭乗率が高い路線になっている。また、関空=仙台線は2011年度に比べて2014年度で56.4%増、同様に同社のみが就航している関空=松山線は同比で37.9%増、関空=長崎線は同比で49.5%増を記録している。これについて井上氏は、「LCCは既存の路線を奪うのではという声もありますが、実際、同じ大阪の伊丹=仙台/松山/長崎線の搭乗者数も増えています。つまり、Peachは航空需要の相乗効果をもたらしていると考えられます」とコメントしている。Peachの搭乗者は国内・国際ともに20~30代の女性がメインであり、特に国際線においては訪日外国人の割合が60%超まで増加しているという。「例えば、美容院に行くために台湾から沖縄へ行く人や、お気に入りのアーティストの全国ツアーを制覇する人など、飛行機による旅を日常に取り入れることによって生まれた『新たなライフスタイルの創出』がPeachの搭乗者に起きています。そんな、人生を面白くする旅をしていただきたい」と井上氏が語るように、ライフスタイルにも変化をもたらしてくれるPeachの路線展開に、今後も期待がかかる。
2015年08月08日ブランドパートナーズは8月9日~16日、「シナボン羽田空港店」を羽田空港第1旅客ターミナルの地下1階に期間限定オープンする。「Cinnabon(シナボン)」は、アメリカ合衆国のシアトルで誕生し、世界56カ国で約1,100店舗を展開するシナモンロール専門店。シナモンロールは、特別に栽培・精製された「マカラシナモン」を使用する秘伝のレシピで作られている。同店で取り扱うのは、持ち帰り専用「シナパック」のみ。「シナボンクラシック 2個」(税込840円)、シナボンクラシック1個と「ピーカンボン」1個を詰めた「コンボ 2個」(税込880円)、「ミニボンクラシック」6個入りの「ミニボン 6個」(税込1,650円)、夏季限定「ココナッツミニボン」3個とミニボンクラシック3個入りの「ココナッツミニボンコンボ 6個」(税込1,650円)、ミニボンクラシック2個、「ミニピーカンボン」2個、「ミニチョコボン」2個が入った「ミニトリプルコンボ 6個」(税込1,750円)の5種類が販売される。それに加え、ドリップコーヒーのポーションパックや、シナボンのオリジナルロゴグッズなどお土産用商品も登場する。営業時間は、11時~19時。
2015年08月07日Peachは8月8日に羽田空港へ就航し、東京(羽田)=台北(桃園)線を開設する。その前日には羽田就航を記念して、都内で就航記念イベント実施。会場には、両親が台湾人のモデル・舞川あいくさんと2015 ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさんが、「Peach トリッパー」として登場した。東京(羽田)=台北(桃園)線は週6便で運航し、片道運賃は7,680円~で燃油サーチャージはかからない。フライトは、羽田05:55発・台北08:30着、台北00:30発・羽田04:45着という早朝・深夜便となる。うまく活用すれば、ホテル宿泊なしの週末弾丸旅行も可能だ。また現在、2016年3月31日までの試験運行で、東京駅や渋谷、新宿、横浜など主要地域から羽田までの深夜早朝バスが各ルート1日1往復運行されている。羽田発は25時台、羽田着は4時台(1部3時台)のため、この夜行バスを活用すれば早朝の羽田線にも間に合う。そんな羽田=台北線の就航へ、舞川さんも期待するひとりという。舞川さんの祖父母が台湾に住んでいることもあり、「おじいちゃんとおばあちゃんにもっと気軽に会いに行ける。私にとって台湾は特別な場所」と語った。舞川さんは特に夏の台湾がオススメと言い、「マンゴーかき氷がおいしいですし、熱い中、小籠包を汗をかきながらふーふーして食べるのもいい」と提案した。そんな愛する台湾ではあるものの、舞川さん今まで、旅費がかさむことがネックで日帰り台湾旅行を考えたことがないという。しかし今回、片道7,680円~で日帰りもできるフライトに対し、「ビジネスマンにも優しい」とPeachの羽田=台湾線の就航を歓迎した。一方、宮本さんはまだ台湾を訪れたことがないようだが、今回の価格設定に「新幹線よりも安い! 」と、早速台湾旅行に興味を示していた。
2015年08月07日ANAは8月4日、10月25日から始まる2015年ウィンターダイヤより、羽田=北京/上海線の増便と羽田=広州線を新設することを発表。同日より航空券の予約・販売を開始した。今回の増便・新設は5月の日中両国による政府間協議で合意に至ったことを受けてのもの。ANAは2014年春の羽田空港の発着枠拡大を契機に、羽田は国際線と国内線の乗り継ぎ拠点空港として、成田は主に北米~アジア間の国際線乗り継ぎ拠点空港としてそれぞれネットワークを強化し、「首都圏デュアルハブモデル」を強化している。北京線および上海線では現在運航中の羽田朝発・羽田夜着の便に加え、羽田を夕方に出発して昼頃に帰着する便を新設する。なお、羽田=北京/上海線は現行の週7往復から14往復に増便となるが、成田=北京線は現行の週14往復から週7往復へと減便になり、成田=上海(浦東)線は現行の週21往復のままとなる。羽田発着路線としては中国4都市目(香港を含む)となる広州線を新規に開設することと合わせ、首都圏のみならず国内各地から中国への出張・旅行がより便利になる。羽田=広州線は週7便を新設し、成田=広州線は現行の週7便のままとなる。増便または新規開設となる北京・上海・広州線においても、ビジネスクラスおよびエコノミークラスの各種割引運賃を引き続き利用できる。さらに、増便・新規開設を記念して8月4日より、東京=北京/上海/広州線と名古屋=上海線にて、往復1万9,000円~(別途、サーチャージが必要)から販売となる期間限定のエコノミークラス割引運賃「Super Value」を設定する。※これらの計画は関係当局への申請・認可を前提としている
2015年08月04日14年6月、羽田空港ターミナルにオープンした「イセタン羽田ストア(メンズ)ターミナル2」と、同年7月にオープンした「イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル1」が、それぞれストア1周年を記念し、ストア限定アイテムを発売する。(※メンズの限定アイテムは発売中。レディスは7月29日から発売予定)「イセタン羽田ストア(メンズ)ターミナル2」では、ニューヨークを拠点に日本のものづくりを発信する「ヴイルーム(V::room)」の三越伊勢丹限定ラインとなる「ヴイルーム ネイビー(V::room NAVY)」がバイカラーのパーカーを限定発売する他、ジュエリーブランド「サトゥルノ(SATURNO)」からは、現代の飛行機の原型といわれる機種がモチーフとなったシルバーピンなど、羽田らしいアイテムを揃え展開している。「イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル1」では、デイリーウェアを扱う「アメリカーナ(AMERICANA)」が、飛行機がモチーフのパーカーやデニムパンツのディティールが活かされたユニークなポーチを発売。このほか、「リタジーンズトーキョー(RITA JEANS TOKYO)」のTシャツ、天然ゴムを使用した「サラクス(SALACS)」のビーチサンダルも限定発売される。雑貨アイテムでは、昨年のオープン時に大好評だったという「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」の限定サーモマグから新色が登場するほか、「ボビーダズラー(Bobby Dazzler)」のパイロットの手作りぬいぐるみ、コスメブランド「コレス(KORRES)」、「オブ・コスメティックス(Of cosmetics)」のスキンケアセットなども展開する。フードアイテムでは、ジュースバー「スカイハイ・フライ・バイ(Sky High Fly by)」の1/2DAYジュースクレンズと保冷バッグのセット、オーガニックカフェ「ローズベーカリー(Rose Bakery)」のトラベリングペストリーボックス、シカゴ発のポップコーンショップ「ギャレット ポップコーン(GARRETT POPCORN)」など、同ストア限定アイテムが揃う。
2015年07月23日東京ディズニーシーの人気キャラクター・ダッフィーの特別塗装機「JALハッピージャーニーエクスプレス」(ボーイング737-800型機)の初便が14日、羽田空港から松山空港(愛媛県)に向けて飛び立った。東京ディズニーシーでは今月3日、2005年に登場したクマのぬいぐるみをモチーフにしたキャラクター・ダッフィーの誕生10周年を祝うスペシャルプログラム「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」(~2016年3月18日)が開幕。同プログラムを記念し、日本航空(JAL)とオリエンタルランドが国内線に特別塗装機を就航させることとなった。初便は本日のJAL435便(東京・羽田発13:00/松山着14:25)。駆けつけたダッフィーファンが待ち構える中、11時40分頃に駐機場に姿を現した。続いて、ダッフィー10周年記念の特別コスチューム姿に変身したダッフィーバスに乗って、乗務員6人が到着。その後、乗客97人を乗せ、定刻より早い12時56分に駐機場を離れ、ファンや関係者に手を振って見送られながら滑走路へ。そして13時7分、青空に向かって飛び立った。特別塗装機は今朝、JAL メインテナンスセンター2格納庫内で報道陣に初お披露目。機内も公開され、ダッフィーが描かれているオリジナルヘッドレストカバーが装着されたシートや、ポストカードラックに用意される「JALハッピージャーニーエクスプレス」のポストカードなどが紹介された。今後、2016年4月ごろまで全国各地に就航する予定(就航しない地域もある)。具体的な路線や便名は、運航前日の夕方にJALホームページで公開される。
2015年07月14日メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)が羽田空港第2旅客ターミナルに7月22日、空港内初となる自動車ブランドの情報発信拠点「メルセデス ミー 東京羽田(Mercedes me Tokyo HANEDA)」をオープンする。「メルセデス ミー 東京羽田」は、メルセデス・ベンツが世界的に展開を進める利用者向けサービス「メルセデス ミー(Mercedes me)」の世界第3号店にしてアジア第1号店。より多くの人にメルセデス・ベンツブランドに親しんでもらうため、羽田空港に出店することが決定した。店舗運営は、メルセデス・ベンツと正規販売店契約を結ぶシュテルン品川が担当する。店舗の周囲に設置されたギャラリースペースでは、メルセデス・ベンツの最新モデルの展示などを行い、利用者に向けてメルセデス・ベンツの旬な情報を提供していく。その他、ラウンジスペースではデジタルデバイスを活用した双方のブランド体験の場を用意し、コレクションショップでは羽田空港限定のトラベルグッズを始めとしたファッションやライフスタイルグッズを展開する。またレストラン・カフェスペースでは、「エッグセレントバイツ(eggcellent BITES)」と「クリスピー・クリーム・ドーナツ(Krispy Kreme Doughnuts)」とコラボレーション。羽田空港限定のメルセデスオリジナルフードやドリンクなどを提供する。
2015年07月13日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月10日、アルハイテックが朝日印刷より協力を得るかたちで、アルミ系廃棄物から水素を発生させ発電に利用するシステムの有効性検証に着手すると発表した。これは、アルハイテックが独自開発したたアルミ系廃棄物からアルミを分離し水素を発生させ、発電に利用するシステムの有効性を産業界で検証することを目的としたもので、これまで一貫したシステムとすることを目指して乾留炉と水素発生装置の開発が進められてきたが、今回、実用化のめどが立ったことから、朝日印刷が提供する工場敷地に規模を拡大した装置を新たに設置し、工場から出る紙・アルミ・プラスチックの複合材製品の端材を利用した実動工場におけるシステムの検証を開始するという。計算では、アルミ系廃棄物900tを処理した場合、原油換算で約450kL、電力量換算で約170万kWhの省エネが可能になるとしており、CO2排出削減量も年間約1,200tと、一般家庭2,680軒分の月間排出量に相当するという。なお、今後は、年内に装置を完成させ2016年から運用を開始する予定で、得られる成果をもとに検証を行い、製品としての完成度を高め、導入顧客となりうる印刷工場、パッケージ工場、金属工場などに対し、装置販売やリース、運用支援、特殊アルカリ溶液の販売、装置メンテナンスなどのソリューションの展開を図っていきたいとしている。
2015年07月10日ANAグループでは7月7日の七夕に、羽田空港では7回目となる七夕イベントを実施した。フライトはANA61便(羽田11:00発・千歳12:35着、ボーイング777-300型機)で、浴衣姿のグランドスタッフやCA、女性パイロットたちに見送られ、420人(内、幼児が5人)の乗客を乗せて飛び立った。同便の搭乗ゲート前には笹と短冊を用意し、誰でも自由に願い事を記入できるスペースを設置。浴衣姿のグランドスタッフやCAたちが訪れた人に声をかけ、願いを託した短冊を笹につるすサポートをしながら「みんなの願いが叶いますように」と想いを込めた。中には、短冊スペースに走りよってきたものの何を書いていいのか悩んでいる子どももおり、お母さんが「プリンセスになりたいって書いてもいいのよ」とフォローしている姿も。「短冊に願い事を書くなんて、なんだか懐かしい」という年配の方もおり、それぞれが年1回のこの日を楽しんでいたようだ。これらの短冊は後日、ANAによって栃木県の足利織姫神社に奉納される。また、当日は搭乗口の天井に天の川をイメージした装飾を施し、乗客には七夕デザインのうちわとともに、「ANA Star Festival 2015.7.7」とデザインされたステッカー付きのお菓子が配布された。乗客の中には、「自分が乗る飛行機でこんなおもてなしをしてもらえるなんて。記憶に残るフライトですね」とコメントする人もいた。当日はこの七夕フライトのほか、羽田空港の出発ロビーにも笹と短冊を設置。浴衣姿のスタッフが訪れる人を笑顔で迎え、それぞれの願い事を届けるサポートを担っていた。
2015年07月07日日本空港ビルデングとCYBERDYNE(サイバーダイン)は7月2日、羽田空港旅客ターミナルビルへの次世代型ロボット導入等における業務提携に関する基本合意書を締結したことを発表した。日本空港ビルデングは首都圏空港を中心とした航空需要は増加を続ける中で、少子高齢化や労働人口の減少といった課題に対し、旅客ターミナルビルにおける最先端テクノロジーの導入を検討してきた。その中で、サイバニクス技術(※)を用いたロボットスーツ「HAL(ハル)」を開発しているサイバーダインとの締結にいたったという。サイバーダインは2004年に筑波大学発ベンチャーとして設立以来、近年はこれらの技術を用いた作業支援ロボット等についても実用化・製品化をしている。同基本合意書は、日本の玄関口である羽田空港から日本の技術を発信していくこと、また、空港利用者に対する安全・安心・便利を前提とした良質なサービスを提供すること、および、空港従業員がより健康的に働きやすい環境を創出することを目的として締結された。両社は同基本合意書の締結を皮切りに、羽田空港全体として各関係者と連携しながら「世界に先駆けた空港におけるロボット技術活用の未来像」を創出し、より魅力ある羽田空港の発展に貢献していくという。同基本合意書の内容は、サイバーダインが開発製造したロボットスーツHAL作業支援用(腰タイプ)・クリーンロボット・搬送ロボット等を、日本空港ビルデングが管理・運営する羽田空港旅客ターミナルビルへ導入すること、また、日本空港ビルデングによる空港での販売促進および保守サービスで展開することとしている。さらに、日本空港ビルデングの持つ空港事業における知見や実績と、サイバーダインの持つサイバニクス技術を活かした次世代型ロボット化空港モデルの創出を目指すとしている。※サイバニクスとは、サイバネティクス・メカトロニクス・情報技術を中核として、IT技術、ロボット工学脳・神経科学、生理学、行動科学、心理学、法学、倫理学、感性学を融合複合した新しい学術領域で、筑波大学大学院の山海嘉之教授が創設したもの。それを応用した各種技術がサイバニックス技術と呼ばれている
2015年07月03日日本空港ビルディングとCYBERDYNEは7月2日、羽田空港旅客ターミナルビルへの次世代型ロボット導入などにおける業務提携に関する基本合意書を取り交わしたと発表した。今回の合意は、日本の玄関口である羽田空港から日本の技術を発信していくこと、ならびに空港利用者に対する安全・安心・便利を前提とした良質なサービスの提供、そして空港従業員がより健康的に働きやすい環境を創出することなどを目的としてなされたもの。具体的にはCYBERDYNEのロボットスーツ「HAL作業支援用(腰タイプ)」のほか、クリーンロボット、搬送ロボットなどを日本空港ビルが管理・運営する羽田空港旅客ターミナルビルに導入するほか、それらのロボットの空港での販売促進および保守サービスの実施などを行う予定としている。また、そうした空港事業における知見や実績を踏まえ、CYBERDYNEの次世代型ロボット化空港モデルの創出も目指すとしている。
2015年07月02日トヨタ自動車(トヨタ)、日産自動車(日産)、本田技研工業(ホンダ)は7月1日、水素ステーションの整備促進に向けた支援策を発表した。3社は今年2月に水素ステーションの整備促進に向けて支援策を共同で推進することに合意しており今回の発表はそれを踏まえたものとなる。具体的には、3社は政府による水素ステーションの運営支援と協調し、水素供給ビジネスへの参入を決めたインフラ事業者に対して、水素ステーションの運営経費の一部を支援するとともに、同取り組みの周知を図り新規参入を促していくとしている。運営費の支援は水素供給・利用技術研究組合(HySUT)への資金拠出を通じて行われ、支援割合は1/3かつ1基あたり年間1100万円を上限に、同日より2015年度分の申請を受け付ける。さらに3社は、水素ステーションに関するニーズやステーション稼働履歴といった情報の活用や、水素ステーションの利便性の向上、燃料電池自動車や水素に対する理解促進および認知度の向上についてインフラ事業者と共同で取り組んでいくとしている。
2015年07月01日