習い事で、子どもに「行きたくない」「やめたい」と言われたことのある人も少なくないと思います。せっかく続けてきた習い事をやめるか続けるかは、親としても悩みますよね。6歳の息子は先日、1年ちょっと通った将棋教室をやめました。やめるに至った経緯と辞めるタイミングに関する失敗談を紹介します。4歳で将棋を始めた息子、少しずつ勝てるようになったころ…息子が将棋教室に通い始めたのは、年中の終わり。4歳には早いかな? と思いましたが、体験教室へ行ったら「楽しかった! やりたい!」と言うので、始めることに。まわりの子は年上ばかりで、最初の頃はまったく勝てませんでしたが、少しするとときどき勝つことも出てきました。グッと上達した時期もあり、集中して考えながら将棋を指していましたが、ある時から明らかに下手になっている! と感じるように。中だるみの時期かと思い、様子を見ていました。息子の気持ちに気づけなかったと反省10か月経った頃から、教室へ行くのを渋ったり、「ぼく、勝てないから…」と、グチも言うように。励ましたり、慰めたりしつつ、イヤならやめてもいいとも伝えましたが、本人は「やめない」の一点張り。教室の先生も友達も好きとのことなので、どうしたらいいか迷っていました。先生に相談したところ、「最近はやる気がなく、勝ちたいという意思が見えない。勝負に勝てないことを気にする子もいて、そういった子は、将棋を指すのが辛いかもしれません」と。性格によって向き不向きがあるとのこと。勝負に負けると「悔しい、次は勝ちたい」と闘争心を燃やすタイプと、「自分はできない、ダメなんだ」と落ち込んでしまうタイプがあります。息子は、完全に後者タイプ。先生のお話を聞いて、今まで息子の気持ちに気づいてあげられなかったと反省しました。思いきってやめたら気持ちが軽くなった今までは、習い事の曜日が来るたびに、「やめさせた方がいいのか…でもせっかく続けてきたのにやめるのはもったいない…」と憂鬱になっていました。将棋教室をやめてからは、親も子も気持ちがふっと軽くなった気がします。ただ、習い事をやめたあと友達と将棋を指す機会があったときには、「ぼく、弱いから…」と、指したがりませんでした。やめさせるタイミングが遅くなり、自信を失わせてしまったことは、私の反省点です。習い事をする目的を再確認今回のことで「習い事はなんのためにさせるの?」と原点を振り返りました。わが家の場合、“習い事を通して、将来役にたつスキルを身につけてもらいたい”です。そして、それには「楽しんでいること」が大前提。子どもが楽しめないのであれば、身につくものも身につかないということがわかりました。これからは“今、やめるのはもったいない”という親の主観ではなく、“今、子どもが楽しめているかどうか”で続けるかどうか判断しようと思います。現在は、ひとりひとりの個性を尊重してくれる学童スタイルの英会話教室と、のびのびと身体を動かす親子運動遊びへ通っています。息子も習い事の日を待ち遠しく感じているようで、楽しんで通える場所が見つかってホッと一安心です。<文・写真:ライター三浦麻耶>
2019年07月09日近年、習い事に通っている子どもが増えています。その割合は、8歳で9割近くに至るのだそう。皆さんの中にも、お子さんに習い事をさせたり、今後通わせることを検討したりしている方は多いかもしれません。では、習い事に期待できる効果とは何でしょう?知識や能力が身につくことだけでしょうか?今回は、習い事のもつ「本当の効果」をお伝えします。習い事、「なんとなく」通わせてませんか?習い事は、大きく分けて3つのジャンルに分けることができます。学習塾・英会話・公文などの「学習系」、水泳・サッカー・体操などの「スポーツ系」、ピアノ・習字・プログラミングなどの「芸術・技能系」です。多くの場合、親が子どもに習い事をさせる目的は、ジャンルごとに大きく異なります。たとえば、「学習系」なら受験のため、「スポーツ系」なら体力をつけるため、「芸術・技能系」なら情操教育のため、といった目的が考えられますよね。また、「サッカーをやらせたい」「ピアノが弾ける子に育てたい」など、習う内容そのものが目的になることも少なくありません。一方で、ジャンルを問わず、特別な目的がない状態で習い事を始める家庭もあります。たとえば、「自分が昔やっていたから」「子どもの友だちが通っているから」といった事情が考えられるでしょう。もちろん、それらも習い事を始める立派なきっかけのひとつ。しかし、習い事には、じつはジャンルを問わず期待できる本当の効果があるのです。目的を持たずに「なんとなく」習い事をさせている方は、習い事の醍醐味を知らないままかもしれません。では、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。習い事の本当の効果とは・多様性を知ることができるウェブサイト「中学受験情報局『かしこい塾の使い方』」主任相談員の小川大介さんは、習い事が子どもに与えるよい影響のひとつが「多様性を知れること」だと言います。習い事は、保育園や幼稚園、学校などでは出会う機会のない異世代の人たちや、価値観の異なるさまざまな人たちと一緒に物事に取り組むチャンスが多いのです。習い事には子どもの成長に好影響を与えることがいくつも含まれています。ひとつは「多様性を知る」こと。世代や価値観が異なるさまざまな人に交じって、学校の先生とはちがう先生と習い事に取り組む。子どもは、これまで知らなかった世界を知ることになります。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|“後伸び”する子としない子の違い。成長後に学力が急伸する幼少期の過ごし方)多様性を知り、受け入れることは、グローバル化が進む現代を生きる子どもたちにとって欠かせない経験です。それが早期にできるとすれば、非常に価値のあることと言えるでしょう。・自分の成長を実感することができる小川さんはもうひとつ、「成長感覚をつかめる」ことを習い事のメリットとして挙げます。もうひとつが、自らの「成長感覚をつかむ」ということ。習い事は、やったらやっただけ成果が見えるようにできています。スイミングでも書道でも、はじめたからには「○級になりたい、○段になりたい」というふうに思うものでしょう。そのために、教室以外でも練習をするようにもなります。そして、努力を続けることで技能が身についていき、目標を達成したという成功体験を得る。これが、自分が成長していく感覚や挑戦意欲を育ててくれるのです。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|“後伸び”する子としない子の違い。成長後に学力が急伸する幼少期の過ごし方)目標を掲げ、練習に励み、結果を出す。そういった一連の経験により、子どもは自分の成長を感じることができるのです。こうした経験は、次なる挑戦に対する意欲を大きく高めてくれます。そして、その新たな挑戦が、さらなる成長へとつながっていくのです。・「やり抜く力」を身につけることができる教育ジャーナリストのおおたとしまささんが習い事の意義として掲げるのは、『やり抜く力』を育ててくれることです。習い事とは、子ども自身が求めるものをすることによって、夢中になり、達成し、挫折を味わい、そして壁を乗り越えることで、「やり抜く力」を育ててくれるものであり、なんらかのスキルを得るのは副次的な成果です(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「教育虐待」のやっかいな実態。今の子どもには “決定的に足りない” 時間がある)「やり抜く力」とは、自分でやりたいと言ったことを最後まで頑張る力を指します。別名は「GRIT」(Guts=度胸、Resilience=復元力、Initiative=自発性、Tenacity=執念の4つの頭文字をとった言葉)。成功者に共通する要素として、今注目されている言葉です。・語彙力を上げることができる子どもの思考の発達や乳幼児期の親子の関わりを専門研究分野とする、十文字学園女子大学教授の大宮明子さんは、「習い事をしている子どもは語彙力が高い」と主張します。習い事は多様な人たちと出会えるだけでなく、コミュニケーションが取れるからです。今、語彙力は国語だけでなく全教科に必要な力として注目されています。言葉を知らなければ、教科書の内容を理解したり、試験の問題文を読んだりすることができないからです。また、言葉を知り、文章を読みこなすことは、AI時代を生き残っていくために必要な力とも言われています。そのなかでも、わたしが注目しているのが語彙力です。わたしも携わったある研究では、なんらかの習い事をしている子どもは、一切習い事をしていない子どもより語彙力が高いという結果が出ました。大好きな習い事をしていれば、先生や同じ教室に通う友だちとも積極的に話すことになります。そのコミュニケーションによって、語彙力が伸びたのだと推測できます。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「親の言葉遣い」に見る、成績優秀な子が育つヒント。語彙力が伸びる会話の特徴)楽しく続けて、醍醐味を味わおうこのように、習い事に期待できる効果は次の2つに分けられます。・人とのコミュニケーションにより得られるもの(=多様性を知ることができる、語彙力が上がる)・本人が努力し続けることにより得られるもの(=自分の成長を実感する、やり抜く力を身につける)注意したい点は、いずれも習い事を始めたからといって、必ず得られるものではないということです。先生や、一緒に習う仲間たちと積極的に接して関係性を築いていくのには、ある程度時間がかかります。また、本人が目標設定をし、それを達成すべく努力するのにも、ある程度の期間が必要です。つまり、習い事の醍醐味を味わうには、本人が前向きな気持ちでその習い事を継続できなくてはなりません。親にできることは、それをバックアップしてあげることです。たとえば、親自身も習い事に来ている人たちと積極的にコミュニケーションを取ったり、子どもが頑張っているところを褒めてあげたりすることが大切です。「あれもこれも」とたくさんの習い事をさせたり、嫌がる子どもを無理矢理通わせたりしては、習い事のもつ本当の効果は享受できません。習い事は、本人が心から楽しめて、自信を持って続けられるものであるべきなのです。***今、子どもに習い事をさせようか迷っている方は、習い事にどんなことを期待しているのかを、あらためて考えてみてください。それが本当に叶えられそうかどうか、叶えるためのバックアップができるかどうか見極めることで、子どもにとってよい判断が導けるのではないでしょうか。(参考)StudyHackerこどもまなび☆ラボ|“後伸び”する子としない子の違い。成長後に学力が急伸する幼少期の過ごし方StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「教育虐待」のやっかいな実態。今の子どもには “決定的に足りない” 時間があるStudyHackerこどもまなび☆ラボ|「親の言葉遣い」に見る、成績優秀な子が育つヒント。語彙力が伸びる会話の特徴StudyHackerこどもまなび☆ラボ|成功者に共通するGRIT。「やり抜く力」をぐんぐん伸ばす、4つの家庭習慣PR TIMES|『子どもの習い事に関するアンケート調査』を実施株式会社バンダイ|「習い事に関する意識調査」結果mataiku|子供の習い事は本当に必要?専門家に聞く習い事の重要性と、親の心構え。ニュースイッチ|AI時代を生き残る術「教科書などの文章を読む力をまず身につけるべき」
2019年06月22日英会話にダンス、プログラミング、スポーツクライミングなど、親世代が子どものころにはあまりなじみのなかった習い事や遊びの数々。教育制度の改革で「やらせた方がよいのかしら」と思う一方で、自分に知識がないジャンルは、一歩踏み出しにくいですよね。でももしかしたら、子どもの「好き」や「得意」がそこに隠れているかも。未知のジャンルに飛び込むときの心構えとその世界、ちょっとのぞいてみました。自分が子どものころに経験しなかった習い事や遊びで子どもに“挑戦させた”もの、これから“させてみたいもの”は?(※複数回答)1位英会話…228人●英語に緊張しないようにと思って始めましたが、狙い通りになっています。(39歳・4歳児のママ)2位体操…179人●幼稚園のお遊戯でもひときわ目立ち存在感があります。曲が流れると勝手に踊り出し、「創作」ができるように。(42歳・5歳児のママ)3位ダンス…167人●できないことに何度も挑戦する意欲が身に付き、集中力が上がりました。(33歳・4歳児のママ)4位プログラミング…153人●打ち込むのにアルファベットが必要なので、自分でアルファベットを書く練習も始めました。(42歳・4歳児のママ)5位空手…95人●マナーや礼儀、気遣い、力を付けることの目的などを学べています。(33歳・6歳児のママ)※アンケートは2019年2月6日~3月5日、あんふぁんWebで実施。(有効回答数503)挑戦させるときの考え方ママが経験したことのない習い事や遊びにトライさせるときの心構えやポイントを、コーチングのプロ・谷亜由未さんに聞きましたQ 親が教えられないことを習わせても大丈夫?A 分からないことを教えてくれるのが「先生」です親が教えられないからこそ「習い事」。子どもが分からないことは、先生に聞けば良いのであって、それを心配する必要はありません。一方、「分からない」ことは、今やインターネットや書籍でいくらでも調べられます。「分からない」という思い込みの枠の外し方は簡単ですよ。Q 将来、役に立つかを考えるべき?A 生活力と結び付けてはダメ親は「将来、それでお金を稼げるかしら?」と生活力に結び付けて考えがちですが、やりたいこと、好きなことは、その人にとって「生きる喜び」につながります。「将来」のゴールを就職で考えるのではなく、その後の子どもの人生まで見据えて、長いスパンで考えて。Q いつまで続けさせるべき?A 子どもの「続けたい」を優先しましょう「やりたい」「好き」が見つかったら、子どもは「続けたい」というサインを出すもの。「まだ始めたばかり」「これをやらせたい」という親の執着心は捨て、次々と新しいことに挑戦させましょう。「コレだ」というものを早く見つけさせることこそが、大切だと思います。Q させてみたいことが近所でできませんA まずはネットワーク作りを今はインターネットで誰とでもつながれる時代。都会で刺激を受けさせたいと思う人もいれば、田舎で思い切り走り回らせたい、と考える人も。情報を多く持つ信頼できる人とつながることができれば、そのネットワークから情報を得たり、相互に行き来をすることも可能に。価値観に縛られず子どもを信じて「応援する」これからは、何が生まれるか分からない時代。AIが発達すれば、仕事は減り、“遊びの時代”が来るといわれています。どこに住み、何をするかも自由。親は、いろいろな世界を子どもに見せてイメージを広げさせることが大切になってきます。「こうなってほしい」と願うのはいいけれど、その通りにはなかなかなりません。子どもは、思いもよらないものにハマることも。これまでの価値観に縛られず、子どもを信じて、応援しましょう。お話を聞いた人:谷亜由未さんプレシャス・マミー代表取締役会長。学習教室の運営を経て、2006 年に起業。コーチング、インプロを使った企業研修のほか、PTA セミナーや子育て講座で講演。子どもが塾なしで東京大学に合格したのを機に、子育てのノウハウとコーチングをミックスしたプログラムを確立。2010 年同社を設立。ママの人生を考えるセミナーや講演に飛び回るイラスト/柴田ケイコ「分からない」から『一緒にやってみます』来年度から小学校でスタートのプログラミングプログラミング教室に親子で参加した関根玲美さん(30歳)と奏輔くん(4歳)。ゲームを楽しんだ後、教えられた通りにタブレットの上をスイスイと指を走らせる奏輔くんに、玲美さんはびっくり。「私は頭が固く、教えるなんて想像もできません。でも、一緒にトライしてみたら意外と私も夢中になれました」豊かな発想力を育み、人としても成長できる「冷蔵庫に象さんを入れる方法を考えてみましょう」。プログラミング教室ではじめに出された課題、あなたならどう答えますか?「絵を描いて入れる」「漢字を置き換えて“冷象庫”にする」どれも正解。このなぞなぞのような問いに答えるには、思考力が必要です。「プログラミングを学ぶことで、このような“思考力”が鍛えられます」と親子で一緒に学べるプログラミング教室「ファミプロ」を主宰するSunQの代表取締役社長・斉藤靖さんは話します。2020年度(2021年1月)から大学入試センター試験が廃止。記述式問題が増加し、論理的思考力が重要視されるように。「物事を教えることが中心の教育の時代から、自ら学んで問題を解決し創造する、イノベーションを起こせる人を育成する時代に。ゼロから生み出すだけではなく、もともとあるものを組み合わせるのもイノベーションです。豊かな発想力や想像力を持つ人が、AIの時代で勝てる人材と言われています。プログラミングという未知のものを通して、チャレンジする力や成功体験、達成感を味わって、人間としても成長していけるのではないでしょうか」(斉藤さん)また、親が興味を持って一生懸命トライする姿を見せることで、子どもの刺激にも。「分からない」「知らない」ではなく、一緒にやってみようという気持ちも大切なのかもしれませんね。奏輔くんがドローンに目を輝かせる一幕も。この後、ドローンに「上昇して空中で止まり、下降する」というプログラミングを施し、成功しました取材協力/ファミプロ「分からない」から『見守っています』オリンピックの新種目としても注目のスポーツクライミングボルダリングに出合い「これだ!」幼いころから体操や木登りが大好きだったという平野夏海さん。現在は、スポーツクライミングの代表選手として、国内外で活躍する日々です。小学校4年生のときにバラエティー番組でボルダリングを見て「やってみたい」と思い、ジムで体験したのがきっかけ。夏海さんは「これだ」と思い、お母さんの美奈子さんは「好きならやってみたら?」と後押ししたそう。「幼稚園入園前は運動が得意ではなく、心配していたので、幼稚園の体操教室に入りたいと言い出したのはうれしい驚きでした。『やりたい』と言い出したのを“今度ね”と言わず、すぐにやらせたのが良かったのかもしれません」。口出しできないからこそ良かったスポーツクライミングは、美奈子さんにとっては未知の世界。「分からないことは、同じクライマーや先生に相談させ、私はそばで見守るだけです。私の子どもですが、私と同じではありません。私の視野にはないものが、本人には見えているのかも。経験者なら口出ししたくなる場面でも、私にはできません。でもそれが、かえって彼女にとっては良かったようです。私は、本人が一度『やる』と決めたことを応援するだけです」とニッコリ。「ボルダリングは、他のスポーツと違ってやることが決められていない。自分の頭で考えるのが楽しいし、達成感があります」と、夏海さん。「目標は、ワールドカップでボルダリングとリードの両方で優勝すること」。そんな夏海さんの挑戦を、美奈子さんは頼もしそうに見つめます。※スポーツクライミングには、登る速さを競う「スピード」、登り切った回数を競う「ボルダリング」、登る高さを競う「リード」の3種目があります撮影/盛田ちふみ平野夏海さん2002年東京都生まれ(16歳)。10歳からボルダリングを始め、11歳から選手として大会に出場。「アジアユース選手権2018」では、ボルダリングとリードで優勝など多くの大会で入賞し、第4期JMSCAオリンピック強化選手に選出
2019年05月15日恋愛は容姿だけでなく習い事などで内面を磨くことも大切です。しかし、どうせ習うなら好感度の高いものを習いたいもの。今回は男性が思うポイントの高い習い事についてご紹介します。料理教室実用的な料理教室は男女問わず人気の習い事です。習っているだけで美味しい手料理を作ってくれるのではないかと期待する方もいるでしょう。食事は生きる上で必要不可欠なものであり、癒しでもあります。恋愛の延長に結婚を想定する方も多いため、料理ができる女性というのは非常にポイントが高く強みになるでしょう。たとえ容姿が良くなくても、料理上手な女性と恋愛したいという男性もいるくらいですから、容姿に自信がない方でも十分高ポイントを稼ぐことができるといえます。ピアノ教室(音楽教室)一般的にピアノ教室に通う方は品格と知性を持ち合わせたお嬢さんのイメージが強いようです。ですから、おしとやかで清楚な女性といったポジティブな印象が強く、男性からのポイントも高くなっています。また、音楽は知育にも効果的であるため、充実した子育てができるという印象を持つ方もいるようです。昔は派手で奇抜な格好をしていたという方や子供とコミュニケーションを取るのが苦手という方でも心配いりません。ピアノ教室で清楚な女性に変わり、ポジティブなイメージを植え付けましょう。気になる彼が振り向いてくれるかも知れませんよ。英会話教室英会話教室は知的な印象が強く良いイメージを持つ方も多いかもしれません。特に英会話のようなコツコツ勉強をし努力していくことが必要な習い事は、知性だけでなく向上心がなければ続きません。ですから、そのような向上心や前向きに努力する姿勢に注目する男性も多いようです。日本では日本語さえ話せれば不自由はないため、英語が苦手という方もたくさんいます。そのような方が多い中、英語ができるというのは大きな魅力ではないでしょうか。他の人とは違うというアピールポイントとなるかもしれません。スポーツクラブアクティブな印象が強いスポーツクラブは家庭的な習い事とはまた違う魅力があります。特にアウトドアやスポーツが好きな男性にとってはポイントが高いようです。気になる男性の趣味がアウトドアやスポーツだという場合はスポーツクラブに通うと良いかもしれませんね。もちろん男性の趣味に合わせる良いきっかけにもなりますが、スポーツは肉体だけでなく精神にも良い影響を与えるといわれているため、内面磨きにも最適です。スポーツによるホルモン分泌で、もともとネガティブで内向的だった方でもポジティブで外交的な思考になることもあるのです。印象を変えたい方はこのような習い事にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
2019年04月30日子どもの放課後の過ごし方は、時代の変化とともに変わってきました。月曜日はサッカー、水曜日はピアノ、金曜日は学習塾…。学校を終えたあとも過密スケジュールをこなす子どもたちも多いですね。しかし、子どもが移り気なのは、ママもパパもよくわかっています。自分から習いたいと言って始めても、急にやる気がなくなったり、「もうやめたい」とぼやいてサボろうとすることがあります。それが本心なのか、それともその時の気分で言っているのか…。その言葉をうのみにしてやめさせてもいいのか、それとも励まして続けさせればいいのか。また、習いごとが増えすぎて「やめさせるタイミングがつかめない」という声もちらほら。今回は「習いごとのやめどき」について、見極めのタイミングをお伝えしましょう。■習いごと「始めた理由は?」子どもの希望、親の都合やめどきのタイミングを考える前に、まずは習いごとをさせた理由を思い出してみましょう。多くの場合、下記のような理由である場合が多いのではないでしょうか。・子どもが「やりたい!」といったから。・ママやパパがやらせたかったから。・放課後の時間をいつも持て余しているから。・親が仕事しているため、帰ってくるまでの居場所の確保がしたいから。習いごとをさせるのは「子どものやりたい」をかなえてあげたいというケースが多いかもしれませんね。ほかにも「放課後はゲームばかりしているから、何か習いごとをしたほうが時間を有効に使える」あるいは「仕事で帰宅時間が遅いので、子どもが習いごとをしてくれれば安心」など、さまざまな理由があるようです。■習いごと過多のデメリット習いごとは、子どもが学校で深めにくい興味や好奇心を満たしてあげることができます。さまざまな経験や知識を得られますし、毎日違うことをすればいつも新鮮な気持ちで活動的に過ごすこともできるでしょう。ただ習いごとの数が多すぎると、下記のようなデメリットが生まれてしまうこともあると思います。1.疲れがたまる習いごとを毎日のようにしていると、十分に休む時間が得られず、疲れがたまってしまうことがあります。見た目は元気そうに見えるので気付きにくいかもしれませんが、実は日々の疲れが蓄積し、園や学校では眠そうにしていることもあるでしょう。2.気疲れする睡眠もとれているし、ごはんも食べている。けれど子どもは頭の中でいろいろ考えています。習いごとは誰かと競争しなければいけないもの、集中しなければいけないものも多いですよね。すると必要以上にがんばってしまい、結果的に気持ちが疲れる「気疲れ」を起こしてしまうこともあるのです。3.受け身になる、指示待ちになる習いごとには指導者がいる場合が多いですよね。すると「次は何をするのかな?」と指示を待つ機会が多くなります。こうした習いごとは秩序を守る、集団行動を守るという経験にはなりますが「次はどう動くべきか」という能動的な考えが生まれにくくなるデメリットもあります。受け身になることで、自分から気付くことが少なくなってしまうのです。4.友だちと関わる機会が減るピアノなど、集団ではなくひとりで習得する習いごとを多くさせている場合、学校外で友だちと関わる機会が減ってしまいますね。例えば、友だちとケンカをしたとき、どう対応すれば良いのか。友だちとどんな遊びをしたら楽しいのか。人との関わりを通じて学ぶ機会が減る可能性もあるといえるでしょう。■子どもの習いごと「やめどきのタイミングは4つ」習いごとが多過ぎる、子どもが習いごとに消極的…。そんなときは、いつ、何をきっかけにやめさせればいいのでしょうか。そもそも、習いごとをやめさせるべきかどうか親が悩むのは、もしかしたら心の奥底に「簡単にやめてしまったら、すぐあきらめる子にならないかしら…」という心配があるのかもしれません。でも、それは少々心配しすぎかと思います。というのも、小さいうちは本当に興味があるのか、ないのか。子どもも親も判断するのが難しいものです。やってみないと興味があるか、ないかは分かりません。ですから、まずはお試しという気持ちで始めてみて、「これは向かないな、子どもも楽しそうではないな…」と思ったら3カ月~半年くらいでやめていいと思うのです。単純に「興味がないことが分かって良かった」と受け止め、また別のことを始めれば良し。同じようにまたやめてしまっても、それで良しと考えてもいいのではないでしょうか。それでも習いごとをやめさせることに迷うようなら、納得できる小さな目標やゴールを定めてみるのも良いでしょう。例えば、ピアノを習っているなら「この曲が弾けるようになってからやめよう」、スイミングなら「平泳ぎができるようになったらやめよう」といった小さな目標を設定するのです。達成したあと、もう1度やめるかどうかを子どもと一緒に考えてみる、といった方法もありますね。「ここまでできたらOK!」というゴールを明確にすることで、「できない、あきらめたから、やめた」といったネガティブな感情ではなく、「達成できた」というポジティブな感情でスッキリとやめられるでしょう。また本人から「やめたい」と言ってきたときは「何かほかにやりたいことある?」と聞いてみると、意外と別の興味が生まれていることもあります。それなら「代わりにそっちをやろう」とスライドできるので、やめやすいかもしれません。もし、明らかに子どもの元気がなくなってきた、疲れているように見える…などの心配な変化を感じた場合は、一定期間休む、あるいはやめるなど早めの対処が大切です。習いごとのやめどき。タイミングで迷ったときは、「お試し期間が終わったとき」「小さなゴールをクリアしたとき」「ほかにやりたいことができたとき」「元気がなくなったとき」と、この4つを基準に考えてみてはいかがでしょうか。
2019年04月14日出会いのチャンスはいろいろなところに転がっているもの。習い事もそのひとつです。今回は、カルチャースクールや趣味のサークルがきっかけで恋人ができた!という20~30代の女性の体験談をご紹介。習い事を出会いにつなげるコツを考えていきましょう。■こんな習い事で彼氏をゲット!まずは、習い事でどういった出会いがあったのか教えてもらいました。「韓流アイドルにハマって韓国語講座へ。仕事で必要だから、と習いに来ていた同年代の男性と仲良くなりました」(24歳/会社員)「ジョギングを始めようとランサークルに参加。若いビジネスマンが多くて、楽しく走っているうちに彼氏もゲット」(28歳/医療関係)「革小物を作りたくてレザークラフト教室に。意外と男性も多くて、何人かに飲みに誘われています」(30歳/営業アシスタント)趣味の集まりやスクールでは、普段の生活では知り合えない人とコミュニケーションを取れるのが最大のメリット。共通の話題もあるので会話に困らないのも魅力です。なお、番外編でこんなエピソードも。「料理合コンに行ったら、学びながら男性と話せて一石二鳥でした。一人の人とLINEを交換し、何度かデートした後、告白されてお付き合いスタート」(27歳/医療関係)特に今は興味のあることがない…という人は、趣味コンに参加してみるのもいいかも。■こういう女性は好印象!でも、ただ習い事に行っただけで恋人ができるわけではありません。やはりその場で男性に「いいな」と思ってもらうことが大切です。男性が「仲良くなりたい」と感じる女性とは…?◎単独行動で「グループで来てる女の子は、たいてい固まっておしゃべりしてるイメージ。一人参加の子のほうが話しかけやすい」(29歳/ワイン会社勤務)一人で新しい場所に飛び込むのは勇気がいりますが、それだけメリットも多い、ということを心得ておきましょう。また、友人と一緒だとしてもムダ話ばかりはNGです。◎コミュニケーションを忘れずに「向こうから挨拶をしてくれると好感度大」(27歳/貿易会社勤務)「こんにちは」「初めまして」を言える人は、男女問わず好印象。「もっといろいろ話してみたい」って気持ちになります。シャイな人は、ひとまず笑顔で会釈するだけでもOK。◎服装にも気をつけて「DIY教室に参加したとき、フリルのついたワンピースの女性がいたんです。木を切ったりするのに何考えてるんだろう…ってびっくり。やっぱり、その場の雰囲気に合った服で来たほうがいいと思う」(34歳/自営)めいっぱいドレスアップしたからといって、男性に声をかけられるわけではありません。TPOは大切。女性らしさをアピールするオシャレはデートの日の楽しみにとっておきましょう。■習い事と恋活を両立させるコツ恋愛と趣味、どちらも頑張るためには?習い事で彼氏をゲットした女性たちにリサーチし、ポイントをまとめました。・継続が大切なので、本当に興味のあるものを選ぶこと!「出会いが多そうだから」と思って通うと、苦痛になってお金がムダに。・開催日や時間をチェック。男性が多いのは平日の夜か土日です。・まずは体験レッスンに参加を。入会後に『自分には合わない』と思っても後の祭りです。参加したら意外と男性と接する機会がなかった…というのもよくある話。やっぱり楽しく学んで、素敵な人と知り合いになるのがベスト。そのためにも上記のポイントは、ぜひ覚えておいてくださいね。■まずは自分磨きを目的に本来、習い事の目的は、興味のある分野の知識を深め、技術を磨くことですよね。「誰かいい人いないかな?」とそちらにばかり気を取られるのは本末転倒です。真剣に学ぶ姿こそ、周りの人の心をも動かす、ということをお忘れなく。
2019年04月10日こうすれば彼を落とせる、というようなモテテクの通りにしたのに彼氏ができなかった…という人は、そのモテテクが逆効果になっているかもしれません。男性にモテるところか逆にウンザリさせているモテテクの特徴を挙げてみましょう。過度なボディタッチちょっと肩を叩かれたり、隣に座ったときに少し触れてしまう程度のボディタッチは、男性はそれほど嫌いではありません。しかしそれが過剰になり、無理やり胸を押し付けたり、なでまわすように手に触れたりするのはNGです。女性から突然、過度なボティタッチでアプローチをされると、男性は困惑して一気に引いてしまいます。セクハラが叫ばれて久しいですが、男性も急にベタベタ触られたら嫌な気持ちなのは同じです。LINEやメールの返信をわざと遅くする相手のことが気になってもっと親しくなりたくなると、LINEやメールの交換をする場合もあるでしょう。そんな時に、巷で流れるモテテクに従ってわざと返信を遅らせたりする女性もいますが、これもやり過ぎると連絡にだらしがないだけの女性と見られてしまいます。男性だって気になる彼女からの返信を待っている心理は同じです。基本的には連絡のためのツールだという認識を持ち、適度なタイミングできちんと返信しましょう。か弱い女性を演じる態度男性は本能的に弱い女性を庇護したくなるものですが、「か弱い」といっても度が過ぎてしまうと、ただ面倒で扱いにくいだけの女性になってしまいます。特に熱のある体温計の画像など、いわゆるメンヘラ系な発言や投稿をしていたら要注意です。普段は真面目でしっかりしているのに、ふとした時に弱い部分が見え隠れする、それが男性の言うところの守ってあげたくなる女性なのです。またメンヘラ的な態度は同性の友達もなくしてしまうので、もし心あたりがある人はすぐにでも改善しましょう。モテテクもやり過ぎれば嫌われるモテテクは適度に使えば印象アップにもなりますが、やりすぎてしまっては一気に引かれてしまいます。男性は単純なようでいて、意外としっかりと女性のことを見ています。自分を落とそうとしている魂胆がバレバレでは、彼はもはや引いていくばかりです。やり過ぎには十分注意しましょう。
2019年04月10日大好きな彼に嫌われたくない・・・大好きな彼とせっかく付き合えたのだから、彼に自分の全部を好きになってほしいと考える女性も多いのではないでしょうか。とにかく嫌われたくないからいろいろと努力をし、自分磨きをしてきた人もいるかもしれませんが、外見ばかり磨いても中身が伴っていないと意味がないので、注意をしてください。大好きな彼に好かれる女性であり続けるためにも、男性に嫌われるような言動や行動は意識して改善していく努力が必要かもしれませんね。こちらでは、男性が彼女にやめてほしいと考える口癖と行動をご紹介します。男性が彼女にやめてほしいと思っている口癖3選女性がよく言いがちな口癖で、実は男性がげんなりしているといったこともよくあるようです。嫌な口癖があれば直接言えばいいのに!と思う人もいるかもしれませんが、男性はできるだけトラブルを避けたいと考える人が多いので、気づかないうちにストレスをためさせてしまっているということもあるかもしれません。こちらでは男性が彼女に本当にやめてほしい口癖を3つご紹介します。(1) 気にくわないと「もういい!」と言いながら拗ねるせっかく一緒にいるのに、自分の意見が通らない時や、思ったことが伝わらない時に「もういい!」と怒ってしまったことのある人も多いのではないでしょうか。「もういい!」と言うのであれば、怒らないでよ、もういいんでしょ。と思う男性が多いようです。男性からすれば、わがままな女性と感じてしまうことも多いようなので注意をしましょう。(2)「やっぱり私の言った通り」と常に上から目線何かあるごとに、「やっぱりね」「そうだと思った」「ね、言ったでしょ」「初めから私の言った通りにしておけばよかったのに」などと言ったことのある人も多いのでは!? 男性は女性より上に立ちたいと考えている人が多く、これらのように話すことで上から目線で話されていると感じて、不快な気持ちになってしまう人も多いようです。男性と話すときは「そうなんだ」「すごいね」「知らなかった」「さすが」と持ち上げるように接したほうがお互いに上手くいくでしょう。(3)「だって」と言ったらわかってくれると思っている男の人に注意されたり、直してほしいところを言われた時に、「だって」と言い訳してしまうこともあると覆います。「だって」という時は、自分に間違いがあったうえで言い訳する場合によく使われる言葉なので、「だって」と聞くことで気を悪くする男性も多いです。男性から注意されたら「ごめんなさい」「ありがとう」「これから直していくね」と、素直に謝るようにし、注意してくれたことにお礼を伝え、改善していくということを伝えましょう。男性が彼女にやめてほしいと思っている行動3選あなたも実はしているかも!?男性が彼女に本当にやめてほしいと思っている行動をご紹介します。趣味や自分を満たすためには必要なことと考えている女性もいるかもしれませんが、男性は心の中ではやめてほしいと本気で思っていることもあります。こちらを参考にしてみてください。(1) アイドルの追っかけ男性アイドルの追っかけを必死でしている彼女のことを理解できないと考える男性も少なくはないようです。男性アイドルの追っかけも女性からすれば、立派な趣味のうちの一つかもしれませんが、男性からすれば、痛々しいと感じている人も多いようです。せっかく付き合っている男性とは、誤解をしたまま過ごすのは辛いですよね。アイドルの追っかけを理解してもらうように話してみるか、もしくは、男性になにもかも話すのではなく、自分の中の趣味程度にとどめるようにした方が良いかもしれませんね。(2) とにかく洋服の買いすぎどんどん服を買って増えていっているのに、なかなか捨てれず困っているなんて人も多いのではないでしょうか。服がたくさんあるのであれば、1年着なかった服は捨てる!1年に数回タンスを片付け見直す機会を作るなど努力をしましょう。また、服を買いに行く時に毎回彼についてきてもらっている人は、服選びが長かったり買いすぎだったりでうんざりされているかもしれませんので、彼と行くのは数回に1回程度にとどめておくとうまくいくかもしれませんね。(3) しょっちゅう増えるブランド物ブランド好き女子は男性に引かれてしまうかもしれません。ブランド物をとにかく身に着けていないと落ち着かないような女性は、結婚してもブランド物を買い続けそうで不安という男性も多いようです。全身ブランド物ではなく、ポイントで持つようにするなど、気を付けるようにしましょう。彼女にやめてほしいと思う行動や言動に気を遣おう!自分自身が当たり前にしてきたことが、相手も当たり前に考えているとは限りません。男性が嫌がることや、これらの例に当てはまることは一度見直してみるとよいかもしれませんね。
2019年03月30日一昔前と比べて、子どもの習い事や勉強を巡る環境は様変わりしていますよね。親としてはせっかく月謝を払うのであれば、将来に役立つことや学力に反映することを学ばせつつ、子どもの興味や得意分野も伸ばしてあげたいところ。そして、親がなってほしい職業と小学生が憧れている職業には大きなギャップがあるようです。子どもたちに長らく人気があるのは、YouTuber。常にベスト3に入っています。そこで、親と子どもで希望の職業の違い、親がさせたい習い事についてご紹介します。■ YouTuberが依然として小学生の憧れの職業の上位に!株式会社 学研ホールディングスは全国の小学1~6年生の各学年・男女100人ずつとその保護者(計1,200組)を対象にアンケート調査を実施。その結果を小学生白書Web版 「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」として公開しました。今回の調査は、日常生活や将来のこと、日々の学習や習い事、自由研究、学習参考書・問題集、メディア・情報通信機器など、さまざまなカテゴリに分けて行われました。まずは、「将来就きたい職業」について。男女総合のランキングは1位が「パティシエ(ケーキ屋)」、2位が「プロサッカー選手」、3位が「YouTuberなどの動画配信者」という結果になりました!男女別に見てみると、男子の1位は「プロサッカー選手」、2位は「YouTuberなどのネット配信者」、3位は「警察官」だった一方、女子の1位は「パティシエ(ケーキ屋)」、2位は「看護師」、3位は「保育士・幼稚園教諭」。女子よりも男子の方が、YouTuberに憧れている小学生が多いことがわかります。今回のランキングでもYouTuberは、小学1~5年男子のトップ3にランクインし続けるほどの人気ぶり。U-taka / PIXTA(ピクスタ)最近では、自身の知名度を利用して、自然災害に見舞われた被災地に募金をしたり社会問題について呼びかけたりと、社会的な役割を果たすことも多くなってきているYouTuber。親世代としてはどうしても眉をしかめがちな職業ですが、「どのようなYouTuberにあこがれているのか」を掘り下げてみると、意外とそこには立派な子どもの夢や自立心があるのかもしれません。■ 親が子どもになってほしい職業は「専門職」「教員」「公務員」!親が子どもに期待する職業について最も人気が高かったのは、専門資格や高い技術を必要とする「専門職」(28.3%)が1位となり、2位「教員、公務員」(14.8%)、3位「大企業の社員」(13.6%)とは大きな差がつく結果に。kou / PIXTA(ピクスタ)4位の「弁護士・医師などの士師業」(10.9%)も含め、子どもに専門性や安定性を求める気持ちが強く表れていました。小学生がなりたい職業ランキングでは、「教師・先生」(1.8%)が13位、「会社員」(0.9%)、「公務員」(0.6%)はランク外となり、親の希望と子ども自身の夢のギャップが如実にあることがわかります。また、「特にない」(42.2%)を男女別で見ると、男子39.2%、女子45.2%。女子よりも男子の方が、将来の職業に対する親の期待がやや強くなっており、全体的に親が子どもに期待する職業については少し前時代的な結果が見て取れました。■ 「水泳」「塾」より「多くの小学生が習っている習い事はアレ!次にご紹介するカテゴリは「習い事」。小学生白書では毎年行っている「習い事」調査ですが、習い事をしている小学生は82.8%と約5人に4人でした。今は、毎日のように何かしらの習い事をして、友達と遊ぶ時間がない小学生も少なくありません。また、習い事ランキングを見てみると過去5年連続1位だった「水泳」が今年は2位にランクダウン。一方で1位に輝いたのは、「受験のための塾・学校の補習のための塾」でした。Ushico / PIXTA(ピクスタ)3位には「通信教育」、5位にも「英語塾(読み書き中心)・英会話」がランクインするなど、スポーツや文化的なものよりも、勉強の習い事をしている小学生が多くなっていることがわかります。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)クラス全員が同じスピードで同じ内容を学ぶ学校とは異なり、塾では一人一人に沿ったやり方で勉強ができるメリットがあります。少子化とともに、大学の偏差値も二極化が進んでいる現在。水泳やピアノ、バレエなどよりも、塾や通信教育など勉強の習い事に力を入れる小学生は、今後も増えていくのかもしれません。■ 親が塾選びで重視するのは「通いやすさ」「料金」「評判」の3つ親に「塾選びで重視すること」について聞いたところ、1位は「家からの通いやすさ」(58.2%)、2位は「料金」(54.8%)、3位は「評判」(43.0%)、4位が「授業内容」(42.1%)となりました。Pangaea / PIXTA(ピクスタ)そして学年別に見ると、学年が上がるにつれて「家からの通いやすさ」は次第に下がっていく傾向に。これは、低学年では通塾への安全性がより求められていると思われます。また、「料金」も学年が上がるにつれて下がっていく傾向が見られました。高学年になり中学校進学が近くなってくると、しっかりと勉強ができる塾であれば料金が多少高くなってもかまわないと考える親が少なくないことがうかがえます。CORA / PIXTA(ピクスタ)小学生のなりたい職業や習い事を取り巻く実情が詳しくわかった今回の調査結果。一方で、親の希望とは異なるリアルな子どもたちの現状も明らかになり、将来や勉強について子どもとどうコミュニケーションを取っていくのかも考えさせられる結果となりました。親として「子どもにはこうなってほしい」という願望はどうしても持ってしまうものですが、子どもの希望や夢にはしっかりと耳を傾ける親でありたいものですね。【参考】※小学生に人気の習い事5年連続1位の「水泳」がランクダウン!1位はいったい…?小学生1,200人にアンケート調査(学研教育総合研究所)
2019年03月25日子どもの習い事では、送迎やスケジュール管理など、親の協力が不可欠なことが多いですよね。かわいい子どものためとは言え、その大変さに苦労しているパパやママは多いのではないでしょうか。今回は、習い事のどんなことに親が苦労しているのかを調査したアンケート結果から、パパやママが子どもの習い事とどのように付き合っていけばいいのか、考えてみたいと思います。■約8割の親は子どもの習い事を大変だと感じている!アンケートでは、子どもの習い事で、保護者が大変なことがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が78.3%となり、8割に迫る親が習い事において大変なことがあると感じていることがわかりました。Q.子どもの習い事で保護者が大変なこと、ある? ある 78.3%ない 6.2%習い事をやっていない 15.0%その他 0.5%パパやママたちは具体的にどんなときに子どもの習い事での大変さを感じているのでしょうか。いくつかの悩み別に分けて、見ていきましょう。■兄弟、試合など送迎に悩む親たちは多数送迎の大変さについては、多くのコメントが集まりました。「送迎が大変です。5才差の兄妹ですが、同じ習い事でも教室の時間差や曜日、幼稚園と小学校からの帰宅時間も違うので、先に妹を連れて行って置いてきて、次に兄を迎えに行って連れて行くピストン送迎になっています」(東京都 40代女性)「時短で仕事しています。兄妹で日時調整して、下の子は常に上の子の送迎に連れて行かないといけないので、送迎中に眠ってしまったら運ばなきゃならない。それなのに旦那はさらに上の子を学習塾に入れて、送迎しろと言う。何の協力もしない人に言われたくない、私が倒れる」(茨城県 40代女性)「兄弟でそれぞれの習い事をして居ますが、曜日も時間もバラバラなので送迎が大変です」(神奈川県 40代女性)サッカーや野球など試合が行われるスポーツにおいては、「車を持っていないので、試合場所が遠いときは送迎がとても大変」という声も見られました。習い事をしている場所が遠いことや、子どもの安全のために、小学生になっても送迎をしているという人も多いようで、送迎の大変さは長年に渡り、保護者にとっての負担になっているようです。■夕方は息をつく暇もなし! スケジュール管理ができない最初は余裕がある曜日に習い事を入れていたはずが、気が付いたらスケジュールがいっぱいになってしまった…。こんな経験がある人も多いのではないでしょうか?曜日が決まった習い事のはずが発表会や試合などの日程が入ると、とたんにスケジュールがくずれていきがちです。さらに小学校でも学年があがるごとに授業時間も増え、宿題も多くなってきます。だからといって子どもにスケジュール管理を任せるわけにもいかず、親がかなりドタバタすることに…。「週2で柔道をやっていますが、8時半に終わるので、帰ってきたら9時。それからご飯やら次の日の準備にお風呂。バタバタで、私が寝るのはいつも1時を過ぎる」(石川県 40代女性)「大会や遠征、BBQ。もちろん練習もあるし、家族での予定が立てられない」(徳島県 20代女性)「仕事が17時15分終わりなのに、習い事は17時から。車で片道20分かかるところなので、学校が終わったら電車で行かせています。練習は週6日、4時間。帰宅後の夕食、入浴、宿題、翌日の支度など、精神的な部分も合わせて、子どものフォローをするのが大変」(三重県 40代女性)「小学1年生なので、サッカーと空手は送迎が必要。水泳はバスで送迎ですが、忘れ物や乗り遅れなどある。通信教材はわからないとふてくされるため、おだてながら一緒にやる必要あり。仕事と下の子の世話もあり、夕方から息をつく暇もなし」(神奈川県 30代女性)そのほか、「幼児の体操教室で親の付き添いが必須なのが大変」という声や、「中学生になり、部活と予定の調整が難しくなった」という声もありました。パパやママたちは、忙しい自身のスケジュールの合間を縫って、子どもたちの習い事の送迎や付きそいに時間を割いているようですね。また、子どもの毎日の生活を考えて、習い事を含めたスケジュール管理をしていることがわかります。■お茶出し当番にコーチまで…親の負担が大きすぎる!習い事のなかには、親自信の負担が大きいものもあり、そこに大変さを感じている人も。とくに「スポーツ少年団」と言われる、学校や地域ごとに野球やサッカーなどのスポーツ活動をしているチームに入った場合、「親の参加が必須となっている場合が多い」という意見が聞かれました。「グラウンド当番、コーチへのお茶やお菓子出し、大会への子どもの引率など、いろいろと大変なことは多いです」(広島県 30代女性)「空手を習わせていましたが、合宿や大会のたびに同伴しないといけないし、ルールを覚えて、審判のジャッジを点数として記す作業もしなくてはいけない。間違えたらと不安でいっぱいで、耐えきれず辞めさせてしまいました」(宮崎県 40代女性)「娘がバレエを習っていますが、母の会があり、先生のためにやることも多いです。発表会の手伝い、先生の舞台のお手伝い、レッスン場兼先生のご自宅のお掃除当番、草むしりなど…」(埼玉県 30代女性)なかには「親が経験者であるばっかりに、知らないうちにコーチにされた」という声まで寄せられていて、こうなると、生活の中でかなり多くの時間をそこに費やさなければならないことが想像できます。「先生やコーチのために、なぜここまで?」と疑問に感じてしまうと、負担感だけが強く感じられるようになるのかもしれません。■習い事にひそむ見えない出費がつらい…習い事を始めるにあたって、まずは月謝などの金額はもちろんチェックする人は多いことでしょう。「毎月●●円ならOK」と思って始めたのに、気が付いたら出費が増えてしまっている。「見えない出費」はどんなときに発生しているのでしょうか?「サッカークラブチームでしたが、遠征なども多く、毎月の交通費が月謝以上にかかり悲鳴あげていました。また春夏冬と合宿があり、冬と春が5万円、夏は8万円でした」(神奈川県 40代女性)「文系の習い事で、講師の方にこだわりがあり、道具の買い替えを要求してくる。家庭によって経済状態はまちまちなのだから強制はやめてほしい」(愛知県 40代女性)「お楽しみ会から、祝勝会、差し入れ、応援の交通費。うちだけ行かないのは、子どもがかわいそうなので、なんとかやってきました」(神奈川県 40代女性)ほかにも、「送迎のコインパーキング代なども地味にきつい」といった意見も。ジワジワと負担がのしかかってくる「習い事の見えない出費」、これはかなり親としてはきついし、怖いですよね。出費がつらい親の気持ちと反比例するように子どもがその習い事で楽しんでいると、親としては余計悩みの種となっていきそうです。筆者の6歳の長男もサッカーを習っているのですが、毎年秋に日帰り合宿があり、通常の月謝に加えて約1万円がかかります。「日帰りにしては高いな」と内心思いつつ、「みんな行くし、いっしょにサッカーやりたい!」と言われると、「高いからダメ」とはなかなか言えないのが実情です。■習い事の成績も影響する…? 親同士の微妙な関係習い事では嫌でも周りと比較するシチュエーションは多く出てきます。また全員が出場できないようなチームプレーの場合などでは、自分の子どものフォローもしつつ、周囲へのアンテナをたてている人も多くいました。「“うちの子はうまい、あの子は下手だ”と、親同士が集まれば嫌なことばかりの会話。そんななかに入るのも嫌で、常に一人でいる私。そうするとわが子に嫌な目が向けられます」(三重県 40代女性)「“仕事で送り迎えしかできない”と最初に話していたにもかかわらず、“ちゃんと手伝ってもらわないと困る”と言われてかなり腹が立ちました。体験だけで終わりましたが、続けていたら何を言われていたのか考えると、ぞっとします」(奈良県 40代女性)「小さいうちはまだいいが、だんだん『選ばれた』、『選ばれない』が出てくる。熱心な親の子が選ばれたらいいけど、そうでなければ陰口や悪口を言われて、嫌な思いをする。正直、『選ばないでくれ』と思ったこともある」(東京都 50代女性)そのほかにも、「ダンスでのセンター争いに親子でおびえていた」、「陸上で足の速い子自慢に疲れた」、「親子でボスに気に入られなければと気を使った」など、習い事だからこその親同士の微妙な関係性が見えてきます。子どもが選ばれるのは本来は喜ばしいことのはずなのに、「選ばないでくれと思っていた」というコメントは胸に突き刺さりますね。■やめるタイミングが難しい練習が大変だったり、他にやりたいことが出てきたりと、習い事を続けていくなかで、子どもが「やめたい」というときが来るかもしれません。そんなときに、親としてどのようにふるまうべきか、悩んでいる人もいるようです。「やめ時が難しい。その子の向き不向き。意欲やほかのことへの新しいチャンスなど、周りに流されないように判断したい」(神奈川県 40代女性)「子どもが楽しんでいるときはいいけど、やめたくなっちゃったときは悩みました。“せっかくここまでやったんだから、まだがんばろうよ~”と引き延ばし作戦。やめるタイミングって、難しい!」(新潟県 50代女性)これまでに親子で費やしてきた時間とお金のことを考えると、強制させたくもない、しかしすぐに辞めさせたくもないと悩んでしまう気持ちは理解できますよね。■宿題、仕事の関係、お金…習い事をしていない理由アンケート結果によると、「そもそも習い事をやっていない」と答えた人も15%いることがわかりました。「下の子がいるなかの付き添い、学校の宿題と復習をする時間がいる、8時半には寝かせたいことなど、ネックが多くて、習い事はさせたいけど踏み出せません」(千葉県 30代女性)「英会話を習わせようと申し込みにいったら、習い事の時間が15時半とか16時から。親が仕事していたらそんな時間には無理でしょって諦めました」(鳥取県 40代女性)「母娘2人暮らしで、仕事もフル勤務で帰宅は遅い。予算もなければ送迎もできない!」(千葉県 40代女性)ほかには、「子どもに“学校の宿題があるのにこれ以上やる事が増えたら大変だ”と言われた」というコメントもありました。無理して習い事をさせず、親子のキャパシティを踏まえて、それぞれが暮らしのなかで「習い事をしない」という選択をしている人もいるようです。■習い事とどうつきあえばいいの?「習い事のことで悩みはない」と答えた人は、約6%。親子で習い事と楽しく付き合うためにはどのようにすればいいのでしょうか。「子どもがやりたいこと、今しかできないことだったりすると、応援したくなります! うちは子どもが4人いますが、それぞれが好きな習い事を1つやらせてあげています。みんなが別々の事をしていて、やはり大変は大変。でも、この大変なのは今だけなのだと思うと、貴重な時間を体験させてもらっているんだと実感しています」(神奈川県 30代女性)「子どもが一生懸命ならそれも親の務め。子どもは高3で10年そのスポーツをやり続けて、ついこの間引退しました。いろんなことがあって大変だったけど、なんだか寂しくなる。親も子どもと一緒に成長しましたよ」(千葉県 40代女性)習い事は、子どもたちの人生をより豊かにしてくれるものでもあり、それをサポートする親にとってもかけがえのない子どもの姿を見る機会でもあります。子どもによってはその習い事は一生の支えとなる場合もあるでしょうし、心や身体を磨く時間にもなります。だからこそ多くの親は、「子どものやりたいことをサポートしたい」という思いを抱くのでしょう。しかし、時間的にも経済的にも自分のキャパシティにも、限りはあるという現実もあります。親が習い事によって疲弊しすぎてしまい、毎日の生活に支障をきたしてしまっては、子どもにもそのマイナスが降りかかります。もし何らかの問題を抱えているのであれば、夫婦でまずは対策をとることができるか話し合うことが必要かもしれません。そして習い事との関わり方などについては、当事者でもある子どもの意見がもっとも大事。親子で習い事にどう向き合っていくかなどを話す時間を設けることは、子どもの熱意だったり、夢だったりといった大切なことを一緒に考える良い機会となるかもしれませんね。Q. 子どもの習い事で保護者が大変なこと、ある?アンケート回答数: 7273人 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年03月24日将棋のように勝負する習い事では勝って嬉しいという気持ちも大事プライベートでは、大の将棋ファンとしても知られる木村草太さん。基本的に子どもたちの習い事の教室などを決めるのは奥様の担当だが、こと将棋の習い事に関しては、木村さん主導で進めてきた。現在は娘、息子ともに将棋道場に通っている。「将棋道場っていうのは、すごく弱い子どもでも、ちゃんと敬意を払われる場所なんですよ。というのも、将棋道場に通っているおじいちゃんたちは、最初は本当に弱かった子どもが、あっという間に自分を追い抜かして、場合によってはプロになる、みたいなことを体験している。目の前にいる子が1年後には先生になっているかもしれない、という世界なので。子どものことをまったくあなどらないんです。それがけっこうおもしろいですね。これがスポーツだと体格の問題があるので、1年や2年で子どもが大人を追い抜かすっていうことはまずない。でも、将棋は強い子は本当に強いですから。負けて悔しいと感じることも大事ですけど、やっぱり子どもにとっては勝って嬉しいという気持ちも大事ですね」習い事というのは奥が深いものだ。単純に向いている、向いていないではなく、その習い事の場所にどんな意味を見出すかは、子ども個人によって違ってくる。「ここ1本に賭ける!という気持ちで真剣にやっている習い事と、趣味として楽しんでいる習い事とではだいぶ違うので。うちの娘は将棋道場に通っていても、自分で本を読んで勉強したりしないから、あんまり好きじゃないのかな?と思って見ていたんです。でもあるとき、道場に向かう途中で、娘が武者震いをしながら『あー、楽しみだ~』と言っていて。あ、この子はこの子なりに、将棋の時間を楽しんでいるんだなと思いました。で、やっていることも、けっこうおもしろいんですよ。娘がある日『新しい戦法を考えたので、やってみたら勝った』と。そうしたら『まわりの男の子たちが、みんなでその戦法の破り方を会議したから、翌週は負けてしまった』と話してくれたことがあって。これ、非常にプリミティブなんですけど、プロがやっていることと一緒なんです(笑)。もちろんプロや、プロになるような子から見ると、本を読めば1時間で分かることだったりするんですけど。そういうことを自分で考えて、何日か、何週間かというスケールでやっていることに、私はすごく意味があるなと思うんですよね。自分で道なき道を歩むっていう体験。子どもには時間があるので、その時間を大切にしてほしいと思いますね」親の苦手を補うようなことも子どもの習い事を選ぶときのポイント木村さんの娘にとって、純粋な楽しみの時間であり、のびのびと自分のやりたいようにできる習い事が将棋だとすると、その一方で「プレッシャーがかかり、自分のベストを尽くそうとガチンコでやる習い事」はピアノとフランス語とのこと。あらゆる種類の子どもの習い事が存在する中で、これ!と親が選ぶときの決め手は何なのだろう。「自分たちの子どもなので、自分たちの性格がある程度、受け継がれますよね。将来何で困るか、自分の体験を通して予測できるじゃないですか。だから、子どもの習い事を選ぶとしたら、好きなこと、得意なことだけじゃなくて、それを補うようなこともポイントです。運動が苦手だろうから、バレエをやらせるとか。娘の場合、妻も私も外国語がそれほど好きではないので、早めに語学をやらせてあげようとか。ただし、英語を習うと、学校の授業がつまらなくなりすぎる気がしたんです。たとえば、今は小学生で英検2級とか準1級を取る子いますよね。でも、その子、中学校の英語の時間、何やるんだろう?って思うんです。その点、フランス語なら、中学校の英語の時間が無駄にはならない。あと、フランス語やドイツ語は、英語と文法構造が似ているので、実は英語を勉強するときにプラスになるんですよ。しかも、フランス語は女性名詞と男性名詞があって、第一人称、第二人称、第三人称、かつその複数の6項目で動詞が変化するなど、英語より文法がずっと複雑です。それに慣れていれば、きっと英語の勉強はラクになるんじゃないかなと(笑)」子どもの権利を守るためには学校側の管理の都合に流されない木村さんが研究している憲法の役割とは、強大な権力を持っている人々から、私たちの自由や権利を守るためのもの。木村さんは著書『子どもの人権をまもるために』の中で、貧困、虐待、指導死、保育不足など、現代の子どもたちに降りかかる困難から、子どもを守るために何をすればよいかについて論考している。子どもが小学校に通うようになって、学校という場所が抱える問題点も、よりリアルに浮かび上がってきた。「たとえば、小学校では掃除を子どもにやってもらっていますけど、それはちょっと問題があるな、と最近は思っていて。教育としてやるなら、家庭科の授業でやれば十分です。しかも、ちゃんと技能検定もやらなくちゃいけない。でも、掃除の技能が身についたかどうかは見ていないということは、完全に学校の利得のためにやっているんですよね。『でも、掃除をする人を雇うと、すごくお金がかかるんです』って反論されることがあるんですけど、その反論って、致命的だと思うんですよ。だって『お金がかかるから、子どもたちにやらせています』っていう主張になるわけですから。経費節減が目的なら、児童酷使とか、意に反する苦役とかになるんです。そういう視点がないと」また、他の先進国と比べると、小学校だけでなく、中学や高校でも学級制度が導入されているのが日本の大きな特徴だ。「私は “学級” というものが、あまりよくないと思っています。それは、『学校とは勉強するところだ』という大前提に照らして、不合理だからです。今も昔も学級の中で学力の差がすごくある。そうした環境で、みんなで一律に授業をやるのはなかなか大変なんですよ。しかも、今の学校教育では、校則を守らず髪を金髪にする子と授業に追いつけずに勉強をやらなくなる子とでは、『風紀が乱れるから』という理由で金髪の子を問題視する風潮にある。学校=勉強する場所なはずなのに、これっておかしいですよね?全ての子がしっかりと学べるようにしようという目的を置いたときには、どこに基準をおくか、が大事な話だと思います。勉強が得意な子を基準に学校制度を組み立てても、全体としてはあまり学習効果が上がらないと思います。それぞれの子どもに適した学習を目指すなら、できる子にはどんどん自習をしてもらって、本当にできない子に学校の先生のコストを割いていく、というようなことをしたほうがいいんじゃないかなと思います。担任制も、学級制度の弊害ですよ。学級というのは、基本的に1年間、その先生だけに任されます。これをやっちゃうと、変な担任とか、相性の悪い担任にあたったときに、1年間が地獄になってしまうんですよね。だから、学級制度をやめて、大学のような単位制にして、子どもたちが先生も選べるようにする。教える人と成績評価をする人を分けるということもしていくといいですよね。学校側の管理の都合に流されず、“子どもは権利の主体である” という出発点を私たちが意識として強く持つことが大事だと思います」PROFILE木村草太 Sota Kimura1980年、神奈川県生まれ。2003年、東京大学法学部卒業、同年、同大学大学院法学政治学研究科助手に就任。現在、首都大学東京法学部教授。専門は憲法学。首都大学東京の法科大学院での講義をまとめた『憲法の急所――権利論を組み立てる』(羽鳥書店)は「東大生協で最も売れている本」と話題を集めた。立憲主義を重視する立場から、各種メディアで積極的に発言を続ける。著書に『自衛隊と憲法――これからの改憲論議のために』(晶文社)、『子どもの人権をまもるために』(晶文社)、『AI時代の憲法論人工知能に人権はあるか』(毎日新聞出版)など。Photo:Shin HamadaText:Keiko IshizukaConposition:Shiho Kodama
2019年03月22日子どもの習い事は、ママ同士の話題にもよくあがります。4歳から小学2年生までの4年間、7つの習い事にトライしてきた息子。現在は、3つの習い事に落ち着きました。子どもの関心、親の期待、どちらもキーとなる習い事選び。今回は筆者の失敗談から、自信につながる習い事についてお話しします。失敗談1.レッスンについていけず、すぐ「辞めます」宣言…息子が4歳のとき、普段から、音楽に合わせて楽しそうに踊っていたので、習い事としてダンスをすすめてみました。ダンススタジオを探し、体験レッスンでの「楽しかった!」との一言に、迷わず入会を決めました。しかしその後、振り付けの難しさについていけず、息子は恥ずかしそうに見学するだけ。できない→恥ずかしい→参加したくない、という気持ちを言葉で伝えられなかったようです。そこをうまく汲み取ってあげられず、筆者はレッスン中に「やりたくないなら、いつでも辞めていいんだよ」と言ってしまいました。すると、息子はすぐさま「先生、ぼくは今日で辞めます」と、いきなりの「辞める宣言」。結局3か月も続きませんでした。そんな息子ですが、小学1年生の運動会では、リズムダンスのリーダーを務めました。本人は「ダンス習ってたもん!」と誇らしそうでしたが、親としては、あの時きちんと息子と話し合いができなかったことを反省しています。その反省は、「子どもの習い事の意思決定は、親子でよく話し合った上で行う」というわが家のルールになっています。失敗談2.習い事が多いと家計を圧迫息子が年長の時に、下の娘が入園。2人とも園の課外教室に通っていました。息子には小学校入学前に、大の水嫌いを克服させたく、水泳を習わせたいと思うように。対象年齢やレベルによってクラスが分かれていることもあるので、2人同時に通えるよう、幼稚園児クラスを探しました。正直なところ、2人分の入会金や月謝は、負担がありました。それに加えて、娘はバレエとチアダンスに興味があり、全部やらせてあげるには、スケジュール管理と月謝が悩みの種に。2人分の保育料だけでも家計を圧迫していたからです。充実のレッスンが安く受けられる「キッズプログラム」の利用そんな時に見つけた、区営スポーツセンターの「キッズプログラム」。ジャンルが幅広く、どれも3か月ワンクール。都度申し込みができることが何よりの魅力でした。入会金はなく、3か月分をまとめて支払いますが、1回当たりのレッスン料は1000円前後。この「キッズプログラム」を利用し、幼稚園児クラスのスイミングに入会。別の曜日に息子は器械体操、娘はチアダンスを。夏休みや春休みには、数日間の短期コースも設けられていたので、娘はバレエ初級にもトライ。気軽にお試しができたので、子ども自身がやりたいこと、やれることを考えることができました。市町村や区でいろいろなプログラムがあるので、試してみたい習い事を探してみてはいかがでしょうか。習い事が自信につながる息子が小学2年生、娘が年長に進級するタイミングで引っ越ししたため、一旦2人とも習い事をすべて辞め、新生活に慣れるまでは、と見守っていました。転校から間もなく、息子はPTAのイベントで誘われた、ソフトボールチームに入部。キャッチボールもできない状態で、ついていけるか心配しましたが、夫のサポートもあり、上達しています。その後も、息子は計算好きを生かしてそろばん教室に、また、お友達に誘われて、テニススクールに通い始めました。新しい環境で自分の世界をどんどん広げているようです。特にそろばんでは、検定試験に毎回合格できることが、自信につながっている様子。夏休み、絵画にチャレンジした際、頑張っていることを描くように促すと、そろばんを題材に選びました。今でも習い事選びは難しいと感じていますが、その習い事を通して子ども自身の成長があり、親としての喜びや感動を味わうことができます。これからも、子どもたちがいろいろな世界を広げたり、深めたりできるものを探していきたいと思っています。 <文・写真:フリーランス記者よしだひろこ>
2019年03月15日オリンピック競技にもなり子どもたちの間でも人気の習い事である空手。気になっている人も多いのではないでしょうか。今回は3歳から3年間、息子に空手を習わせてきた筆者が感じた空手を習うメリット、デメリット、また、やめたいと言った時の親としての対応をお伝えします。息子が空手を始めたきっかけ息子が3歳のころ、近所のお友達のママに空手の体験に誘われました。稽古は1時間。まだ幼稚園入園前でしたし、年齢的にも早いとは思いましたが、「とにかく息子のあり余る体力を消耗させたい」「本人が戦隊ヒーローに憧れてやりたがっていた」というのが入門のきっかけでした。空手にかかる費用は?初期費用は胴着、サポーター等の購入に約2万円、年度毎にスポーツ保険約1000円、月々の月謝は道場により3000円~1万円くらいになります。また大会費用や審査料、合宿費用などが別途必要になります。はじめは難しいことだらけ3歳では1時間その場にいるだけでやっと。息子の道場では子どもも大人も同じ稽古をします。当時息子はその中で最年少。厳粛な雰囲気の中、最初は「ママー」と呼んでしまうこともありました。しかし、ママは手出し口出しはできず、すべて先生、先輩の指導にお任せします。型も丁寧に教えてくれるのですが、息子にはまだ難しく、あやふやな動き。それでも本人はみんなと同じにできているつもりで「せい!」「おす!」と、気合いだけは人一倍でした。少しずつ、ふざけてしまうことも減り、道場の決まりも身についてきた年中の秋頃。息子は、ついに気づきました。自分は型ができていない…そして息子よりあとから入門した年上の友達は級が上がっていくのに、自分は審査を受けさせてもらえない。行くのがイヤになり「やめたい」と言うようになりました。やめる?続ける?悩んだ結果息子の「やめたい」という強い気持ちに、親としてとても悩みました。「確かにやっていることは、幼児には努力でカバーしきれないくらい難しいこともある。無理矢理行かせてもしかたないか…」。しかし考えてみたら、息子は、登り棒、補助なしの自転車、鉄棒、木登り、縄跳び、側転など、同い年の子がするような運動は、何でも得意!これは毎週の空手で体が鍛えられていること、人の動きを見たり、話を聞いたりして、その動きを真似することに慣れていたおかげでは、と思いました。また、幼稚園で友達にイヤなことをされたり、ケンカをしても、暴力でやり返すことはなく、幼稚園に行きたくないと言ったこともありませんでした。この精神面の強さも空手で培ったものだと思います。パパとも話し合った結果、息子自身のために今までがんばってきた空手をこれからも続けてほしい!という結論になりました。息子が空手を続けるためにまず息子に「運動が何でも上手で体が強いのは空手のおかげじゃないかな」と話をしました。それでも「難しいからやめたい」と、気持ちは変わりません。しばらくの間は「空手に行ったらお菓子を買おう」「空手に行ったら映画に行こう」と、ごほうび作戦でなんとかだましだまし行くこともありました。また、パパも一緒に空手を始めて、道場で真剣に取り組む姿や、家でも一生懸命練習する姿を見るようにしました。少しずつ気持ちが戻り、迎えた年長の春、幼稚園の友達が入門。同い年の友達が入ってくれたことで、息子はすっかりやる気を取り戻したのでした。見えてきた成長年長になると繰り返し練習すれば、少しずつ難しい型も覚えられるようになりました。そして年長の冬、ついに昇級審査を受けることになりました。3時間以上の間集中して、今まで覚えたことを見てもらいます。上の級の先輩がやっている間は、静かに見学して待ちます。師範に大勢の前で注意されても、組み手で痛い思いをしても、弱音ひとつ吐かずにやり抜いた息子。いつの間にかひとまわりも、ふたまわりも成長していました!無事、審査に合格し、級が上がると、初心者稽古から上級者稽古に変わったため、そのメンバーの中ではまた最年少になってしまいました。でも、もう劣等感を感じることはなく、みんなにかわいがられながら、自分のペースで一生懸命に稽古に励んでいます。家での自主練習も欠かさないほど、やる気に満ちています!空手のメリット、デメリットは?3年間、空手を続けてきて感じたメリットは・体力、体幹、柔軟性、運動能力が向上した・精神的に強くなった・ケンカしても友達に手を出すことがなくなった・挨拶、待つこと、話を聞く姿勢が身についてきた・努力する大切さ、達成感を味わえた・物怖じせず、年上の先輩や先生と関われるようになった・パパとの絆が強くなった小学校入学前に上記のような力がついたことは、息子にとって本当によかったと思います。もちろん何歳から始めても、生きていく上で大切なことをたくさん学べます。デメリットは・集中力、体力が必要なため空手の日は体力温存させることが必要・ケガをする可能性があること・自宅練習のため、親が覚えて教える、動画撮影をしておくなどの対応が必要というところです。1番怖いのはケガですが、小さいうちは身体が柔らかく、組み手をしてもお互い力も弱いため、あまりないようです。これから、成長と共に心配が増えるかもしれません。厳しい習い事だからこそ、育つこと道場や小学校の体育館、公共施設などさまざまな場所で行われている空手の稽古ですが、流派もさまざま。息子のやっている「極真空手」は組み手の時、実際に相手に突きや蹴りを当てます。中には寸止めで当てない、型のみで組み手がない流派もあるそうです。「極真空手」の組み手はもちろん痛いですし、初めて息子が組み手をした時、自分より大きな相手に突かれたり蹴られたりする姿を見て、涙が出そうになったくらいです。ケガをする危険性もあります。でも、だからこそ真剣に技を磨く。打たれ強くなるし、痛みを知っているからこそ、普段、人を傷つけることはしなくなります。今はこの道場に入門して本当によかったと思っています。ただ、当てるのは怖い、という子どももいると思うので、親の考え方や子どもの性格によって、方針の合う道場を選ぶといいと思います。可能であれば親子で習うと、家庭で難しい型も教えることができ、親への尊敬の気持ちも生まれますよ。子ども目線の楽しい習い事もたくさんありますが、空手に限らず厳しさのある習い事は、続けることで気持ちを強くしてくれます。登校拒否や引きこもり、いじめが問題になっている昨今、すばらしい習い事だと感じています。<文・写真:フリーランス記者nicoai>
2019年02月28日親にとって、子どもの習い事に関することは大きな悩みごとの一つ。春の新学期に向けて、子どもに新たな習い事をさせたいと思っている方は少なくないでしょう。子どもが興味を持つことをさせるべきか、将来役立つことをさせるべきか、スケジュール調整はできるのかなど、悩ましいポイントはたくさんあります。今回は子どもの習い事についての親の意識や悩みについてリサーチしてみました。■ 理系の習い事に興味を持っている親は多い進学塾の栄光ゼミナールでは、2018年6月6日~6月20日に小学1~6年生の子どもを持つ保護者467人を対象に小学生の習い事に関するアンケート調査を実施。今回は、その調査結果をもとに、子どもの習い事についての親の意識を見てみましょう。調査ではまず、水泳、英語・英会話、ピアノ、体操、サッカー、そろばん、ダンス、空手・剣道などの武道、バレエ、書道、理科実験、プログラミング、塾以外の学習系教室の13の習い事のうち、小学生の半数以上が経験しているものを調べました。すると、「水泳」(83.2%)、「英語・英会話」(60.8%)、「ピアノ」(53.7%)が上位3位という結果に。akiko / PIXTA(ピクスタ)また、習ったことはないが「機会があればやってみたい(やってみたかった)」習い事で多かったものは、「プログラミング」(59.8%)、「理科実験」(57.0%)、「書道」(54.0%)でした。ocsa / PIXTA(ピクスタ)水泳、英語、ピアノは、今ではお馴染みとなっている“三大習い事”といえますね。また、プログラミングや理科実験など、理系の習い事に興味がある人が多いことがわかります。■ 習い事を選ぶ時に親が最も重視することは?小学生の間に習った(習っている)習い事を選ぶ際に重視したことについては、81.8%が「子どもがやりたがっているかどうか」と回答し、最も多い結果に。よっしー / PIXTA(ピクスタ)また、「子どもの将来に役立ちそうかどうか」「曜日や時間帯の都合が合う」も、それぞれ過半数以上の回答が得られました。さらに、子どもが小学生の間で一番長く続いている(続いていた)習い事について、その理由を聞いたところ、「子どもが続けたいという気持ちがあるから」と回答した保護者が最も多く、66.3%でした。新しく始めるにせよ、長く続けるにせよ、子ども本人の気持ちを最優先している保護者が多いことがわかります。■ 家庭内で方針やルールを決めることが大事最後に、習い事についての方針や悩みを聞いてみました。習い事を選ぶ際には「種類が多様化していて、どれも魅力的に感じてしまう」「苦手の向上をはかるか、得意を伸ばして苦手をカバーするか悩みます」といった理由から、何を選んだらいいのかわからない保護者は少なくないようです。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)一方で、「自分で『やりたい!』と思う気持ちが芽生えてからでも遅くないと思う。好きこそものの上手なれだと思う」「運動系で一つ、学習系で一つ、本人希望で一つというのを方針としています。増えすぎないように、新しいことをやる場合は、 どれかやめます」といった回答も。ocsa / PIXTA(ピクスタ)周りが始めていたりたくさんの情報を耳にしたりすることで、悩みがちな習い事ですが、それぞれの家庭でしっかりと方針を決めることが重要だとわかります。習い事を続けたり辞めたりする上での悩みについては、「継続させるための親のフォローが大変」「運動系の習い事は辞め時が難しく、親子で揉めました」といった回答が得られました。Anjie / PIXTA(ピクスタ)また、「習い事と中学受験の勉強を両立するのが難しい」という声も。Ushico / PIXTA(ピクスタ)習い事を継続して頑張ることは、貴重な社会経験となるだけでなく、勉強にも生かせます。また、子どもの習い事は親にとって、金銭面以外の負担になることもありますが、家庭内で方針やルールを決めたり話し合いで乗り越えたりすることによって、子どもの成長だけでなく、親子のコミュニケーションや愛情表現にもなるでしょう。子どもの習い事に悩んでいる方は、ぜひ今回の調査結果を参考にしてみてください。【参考】※栄光ゼミナール小学生の習い事に関する実態調査
2019年02月20日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは、ぎゅうにゅうです。今回は娘の習い事のことを書かせていただきました。上の子が幼稚園に入る頃、何か一つくらい習い事をしようかな~と考えて小さいうちは付き添って通うから私も楽しい方がいいな~と一緒に歌ったりして参加できる音楽教室を探しました。でもこの頃、お腹に2人目がいて、そのことを相談してみると「ぜひ下の子を連れて通ってください~!」と快く受け入れてくれました。そして年少の春から通い始めることに。下の子が生まれてからも毎回連れて参加していて、泣いたりぐずったりしたらと心配していましたが、音楽が心地いいのか、毎回ほとんど寝ていました。なので安心してしばらく通っていたんですが成長していくにつれ次第に寝なくなっていって(当たり前だけど)最近は…とにかく鍵盤に触りたい下の子。それを阻止するのに必死の私。そんな状況がしばらく続いていてレッスンの迷惑にならないように…と気を使うしどうにかならないものかと悩んでいます。
2019年02月19日新しい年を迎え、何か新しいことを始めたくなる季節です。子どもにも習い事を始めさせようか、もしくは新しい何かを始めさせたいと考えるママもいるかもしれません。今子どもに人気のある習い事とはどんなものでしょうか?最新の人気ランキングを見てみましょう。習い事を始めるのは何歳から?子どもが習い事を始める年齢は何歳が多いのでしょうか。子どもに習い事をさせている親650人に聞いたアンケートを見てみましょう。<習い事を始めた年齢の多い順>・7歳以上16.8%・4歳15.8%・5歳13.7%・3歳13.7%・0歳11.8%・2歳10%・6歳9.5%・1歳8.7%かなりばらつきがあります。子どもの意思を確認できる3歳以上が多めですが、0歳からスタートする子も多いですね。習い事の内容や親子の参加有無など多岐に渡る為、年齢で何歳からと決めるというよりは内容が重視されるようです。※Weeklyゴーゴーリサーチ第815回より習い事人気ランキング8選最新の習い事人気ランキングと、人気の理由を見てみましょう。1位 水泳習い事の定番となり、3年連続不動の1位となっています。マタニティやベビースイミングなど、小さい内から通わせられることが特徴です。泳ぎを覚えるためだけではなく、丈夫な体づくりやぜんそくの改善などを目的に始める子も多いようです。通ってから風邪を引きにくくなったという声もあります。運動量が多い為、活発な子のストレス発散にもオススメです。2位 学習塾公文なども含めた学習塾の人気が近年高まっています。受験対策などもあり、塾に行く子の低年齢化が進んでいます。幼児から小学校低学年頃では、計算や論理的思考を養う基礎作りの場として最適と考えるママが増えているようです。幼児向けであれば遊び感覚で通えるところが多いため、「学ぶ=楽しい」という感覚を身につけられることも早くから通うメリットです。3位 ピアノかつては女の子の定番の習い事でしたが、最近は男の子も増えています。音符を読めるようになれば様々な楽器や音楽に親しめるようになり、音楽の幅が広がります。反復練習をすることは、コツコツ続ける習慣も身につきます。指先を動かすので、脳の発達も促されると言われています。最近の住宅事情では防音に気を使ったりピアノの置き場所に苦労したりということがありますが、それに合わせた電子ピアノなども人気に伴い普及しています。4位 英語・英会話以前から人気が高いですが、小学校での授業必修化を前にますます人気が高まっています。また、グローバル化が加速するこれからの時代には英語が必須であると考える親が増えていることも一因です。入試も変わっていく中、暗記・文法を重視した従来の内容から、「英語に親しむ」「耳を慣らす」「会話を楽しむ」という内容が増えており、そういった教室に人気が集まっています。小さい内は英語への抵抗も少ないので、躊躇せず口に出すことができるようになります。5位 体操体力のつく年頃になると、園などだけでは発散できずに子どももストレスがたまり、親も付き合いきれずに疲れてしまうことがあります。体をたくさん動かしてもらいたいという理由から始めることも多いようです。また、小学校にあがってから体育への苦手意識をなくしたい、柔軟性やバランス感覚を身につけたいという思いからも人気となっています。6位 通信講座通う必要がないことと、比較的安価であることが人気の理由です。しかし身につけるためには親の絶対的な協力が必要です。大手だと「Z会」「進研ゼミ」「ドラゼミ」などがあります。7位 サッカーワールドカップやなでしこジャパンなどで人気が高まっています。体力だけではなくチームワークも身につけることが出来ると人気です。8位 そろばん計算が早くなるだけではなく、集中力がつくことも人気の理由です。自宅教室などが多いため安価であることも魅力です。習い事の種類は本当にたくさんありますが、内容を大きく分けると運動系・文科系に分かれます。そのため、習い事のかけもちをする子どもが増えています。習い事をいくつ通っているか聞くと、1つという回答が4割弱なのに対し、2つ・3つという回答は4割強、残りはそれ以上となります。中には7つ、つまり毎日何かの習い事をしているという回答までありました。※いこーよアンケート調査回答459人筆者の周囲でも、習い事をしていないという子は見かけたことがなく、しかも複数通う子がほとんどです。感覚としてではありますが、3つくらい通っている子が多いと感じています。私の息子も2つ通っていましたが、最近本人の希望で3つ通うようになりました。英語教室は0歳から通っており、本人の中で「通うもの」という意識があることと、将来の夢には必須であると感じているようでやめたいと言われたことはありません。他の2つは本人の強い希望で通うことになり、1つは年中の終わりから、もう1つは前述した最近始めたもので、水泳です。元々親としては水泳に通わせたかったのですが最初は絶対に嫌だと言っていました。しかし小学校で新しくできたお友だちの影響で自ら通いたいと言い出し、親の想像を超えて楽しく通っており、今では週2回行きたいとまで言うほどです。また友人は、子どもに急にサッカーがやりたいと言われ今までやったことがないので続くかどうか半信半疑だったそうですが、楽しく通っていて既に2年程続いているそうです。親が「この子には向いていない」という決めつけをするのも良くないですね。親の習わせたいものと子どものやりたいことが違うと悩んでしまう部分もありますが、誘導する程度なら良いとしてもやはり無理やりやらせることはあまり意味がないと思います。通うことがストレスになっては元も子もないですよね。時代を反映し子どもの為になるものがやはり人気となっていますが、それを踏まえた上で自分の子どもに合うものを見定めて、本人の希望をしっかり取り入れていきたいですね。
2019年02月08日年齢が上がるにつれて、子どもたちの習い事の個数は増えているようです。習い事や通信教育に関する情報を提供するサイト「ケイコとマナブ.net」の調査結果によると、以下のデータが出ています。■未就学児ー1.62個■小学校低学年ー2.02個■小学校高学年ー2.14個この結果をどう考えればいいのでしょう?■参照コラム記事はこちら↓多すぎる習い事のデメリット。習い事の上手な選び方と削り方のコツ
2019年02月03日彼氏が浮気をしている事が発覚した場合、大抵の女性は別れを考えると思います。でも、彼が大好きで絶対に彼を失いたくないという場合には、彼を許してそばにいるという選択を取ることもあるはずです。浮気をされても、彼と別れたくない・・・でも、彼に浮気をやめてもらいたい時は、今後どのような行動をしていくのが良いのでしょうか?今回は、浮気されても別れたくない女性へ「彼の浮気を止めさせるコツ」をお届けします。1. 浮気の証拠は最後まで取って置く!少ない証拠で彼を責めない彼の浮気が発覚したという事は、何かしらの証拠を発見したという事だと思います。でも、浮気の証拠をすぐに彼につきつけ、感情的にまくし立てても何一つあなたのプラスにはなりません。男性は、追い詰められると全てを投げ出し逃げたくなるところがあるので、あなたがぐうの音も出ない証拠を彼につきつけ、責めてしまうと「もういい!別れよう」という流れになってしまう可能性が高いです。そのようになってしまうのは、別れたくないあなたにとってマイナスですよね。まずは、彼を責めずに証拠を残していきましょう。彼の浮気の証拠は、捨てずに全て日付と共にファイリングしていきます。その時の自分の気持ちや二人の状況などもメモして残しておくと、万が一裁判という事になった時に有利になります。2. 笑顔で「バレてるよ」ということを匂わす彼の浮気を知ってしまうと、女性はすぐ男性に詰め寄りたくなりますが、別れたくないのであれば、まずは彼の様子をじっくりと観察しましょう。彼と浮気相手の女性の関係が現在どのようなものであるのかを探りながら、同時に彼に「浮気しているのわかっているよ」という雰囲気を匂わす事も忘れないでください。でも、絶対に嫌味な言い方をしないこと!「なんでスマホにロックがかかっているの」とだけ言うと、喧嘩に発展してしまいそうですが、笑顔で「ロックをかけなければいけないような事・・・してるのね。まあ、仕事に支障が出ない程度にね」と伝えるのが良い方法。彼の気持ちに罪悪感を残すためには、「釘をさす」と「気遣う」をセットにするのが良いそうです。「ばれているのかも?」と彼自らに思わせることで罪悪感を煽り、浮気を止めてくれる事もあるようですよ。3. 浮気が確定したら本気かどうかを確かめる彼の浮気が確定した場合、相手の女性に本気になっているのかどうかを知る必要があります。もし、浮気相手の女性に本気になっているとしたら・・・あなたが何を言っても手遅れ状態。気持ちは完全に向こうの女性に行っているので浮気がバレた時点で切り捨てられるのはあなたです。でも、彼の気持ちの中に少しでも迷いが生じている場合、謝罪をしたりしてあなたとの関係を続けたいと言ってくる事もあると思います。そういう時は、「浮気なら許す」と彼に許す気持ちを伝えてください。浮気がバレた時というのは、彼もあなたの機嫌を損ねたくない気持ちが強いので、あなたの言う通りに動いてくれるはずです。その状態の時に、二人の約束事を作り、彼の行動を把握できるようにすると良いですね。例えば、「スマホにはロックをかけない約束」「休みの日をしっかり教える約束」「合鍵を渡してくれる約束」など自分にとって有利な条件を幾つか彼に飲ませるようにしましょう。4. 自分に落ち度はなかったのかを考える浮気をする男性がもちろん一番悪いのです。でも、お付き合いは二人でしているもの。もしかするとあなたにも彼を浮気に走らせてしまう原因があったのかもしれません。浮気をしてしまった理由を、彼本人に聞いても口を閉ざすだけだと思うので、共通の友人に話を聞き出してもらったり、SNSなどで彼の心境や愚痴が書かれていないかをさかのぼりながら見ていきましょう。会えなくて寂しくて浮気をしてしまったのか、マンネリが原因なのかなど、彼が浮気をした原因を見つけ出し対策すれば彼の気持ちはあなたに戻ってくると思いますよ。5. 浮気を繰り返す男?それとも浮気をやめてくれる男かを見極める人間は悲しいことに、悪い事を一度すると、「自分にも出来た」という自信が付いて、そのことを繰り返しやすくなると言われています。簡単に言うと、浮気へのハードルが下がって、何度も浮気を繰り返すようになるということです。彼が浮気を繰り返す男なのか、それとも反省して二度と浮気をしない男なのかを見抜く事も必要でしょう。浮気を後悔している男性は、浮気をした後に彼女との話し合いにしっかり応じてくれますし、浮気をした理由や経緯などを話してくれる傾向にあります。それに対して浮気を繰り返す男性というのは、浮気がバレた時に逆ギレしたり、すぐさま別れを切り出したり、話し合いに応じようとしないケースが多いです。自分がしたことに対して責任を取ろうとせずに、逃げようとするからです。この違いを参考に、彼がどちらのタイプなのかを見極めて、あなたのこれからの行動に活かしてください。彼をとても大切に思っていると、彼が浮気をしても「許したい」という気持ちが大きくなって、別れるなんて出来ないと考えてしまうと思います。でも、浮気をされたということはあなたは一度見限られたという事です。その事実を冷静に受け止め、今後彼と続けていけるのかどうかをしっかり吟味していきましょう。written by 亀ぱんだ
2019年01月30日やりたくて始めた習い事でも、続けていくには当人はもちろん家族の協力も必要な場合が多いかと思います。特に幼児期の習い事は継続やモチベーション保つことが大変だったりしませんか?我が家の4人の子どもたちもそれぞれ習い事をしましたが、長続きしなかったのがほとんど。唯一10年以上続いたのが次女のエレクトーンでした。といってもやはり平坦な道のりではなく…この時はなだめすかしても叱っても、頑としてレッスン拒否。それが1~2か月続き、私の方が参ってしまいそうでした。でも辞める?と聞くと辞めたくはないらしい…。幼いと、自分の気持ちを言葉にするのって難しかったりしますよね。何か嫌なポイント…?何かが引っかかっている。レッスンの場で自信のない部分をやらなければならないことが次女の嫌なポイントなのでは…?と家で練習させたいと思った私。でも「練習しなさい」という言葉かけでは拒否するので、ちょっと声かけを変えてみることに。練習やレッスンとなると抵抗があった次女、「ママに教える」のならやってくれました(笑)そして、ママに教えてるうちに気になってたところができるようになり、レッスンでもちゃんと参加するように!(喜)その後もたまに壁にぶつかりながらも、成長と共に自分でも気持ちを立て直せるようになり高校生になるまで継続できました。目標だった「弾きたい曲が弾けるレベル」までになったことと、高校で新たにやりたいことがはっきりしていたため、習うのは終了しました。 でも、ここまでの継続は自分たちだけでは無理だった気がします。先生と相談しながら一緒に取り組めたこと、いろんな角度から声掛けしてもらい、無理強いせず、でも必要ならば分かりやすく手短に淡々と叱る…さすがプロだなと感謝しています。おかげで継続は力なりというとても大切なことを学べましたし仲間もできました。今は弾きたいときに弾きたい曲を弾いています。それは次女の人生の潤いになってると思います。 「やりたい」「好き」がある、見つかるってステキなこと。それがさらに「自信」に繋がるかもってもっとステキですね。
2019年01月24日ウーマンエキサイトをご覧の皆様あけましておめでとうございます!!今年もどうぞよろしくお願いいたします♪今日はわが家の「習い事」事情についてのお話です。■習い事は1人1つ! そのワケは…わが家は小2、年中、1歳と3人の子どもがいますが、今のところ習い事をしているのは上2人だけです。長女は小2で始めたピアノ、長男は最近始めたサッカーと、基本的に習い事は一人一つだけ、と決めています。その理由はというと、経済的なこともありますがなによりも…わたしの周囲には、3人きょうだいでそれぞれ2つずつ習い事をしていたり、ほとんど毎日何かしらの習い事で毎日送り迎えしていたり、というご家庭もあるのですが…。わたしのキャパが無理だと言っている…グフッ(吐血)子どもの習い事をさせるってことは、セットで「母親が送迎をする」「付添をする」ということも、もれなくついてくるわけなんですよね!!なかには送迎付きや、付添不要の習い事もありますが…。■母の身にもこたえる習い事の現実それでも、自分の子どもが「やりたい!!」と言ったことは応援してあげたいものですよね。子どもの可能性を伸ばしてあげたいのが親心…。そのためなら頑張れるもの!!だけど…夫にこう簡単に言われるとイラッとします!!「習い事の負担は全部ママ」となりがちですが、2人の大事な子どものことです。ぜひパパも一緒に考えて欲しい!! と思うわたしなのでした。
2019年01月20日皆さんは、子どもに習い事をさせますか?させる場合はいつから始めますか?私もほぺこに何かしらの習い事をさせたいなーとは思っているんですが、実際に何を習わせたらいいのかまだぼんやりとしています。そんな中、4月から始まる幼稚園生活の延長で、スイミングや英会話などの習い事の案内もあり、始めるなら今年からなのかなと考えています。■親自身の子ども時代を振り返ってみると…ちなみに私は親が色んな体験をさせてあげたいと思ってくれていたらしく、小さい頃からピアノ・習字・スイミング・英会話などを習わせてもらいました。…が、どれも長続きしなかった。我ながら本当に根性がないというか努力する気持ちがないというか、ピアノに至っては赤いバイエルすら終わらせることができませんでしたからねっ!!(汗)親には申し訳ない事をしたなぁと今でも後ろめたく思っています。そんな長続きしない私の血が流れている娘のほぺこ。自分の不甲斐ない過去を参考に、ほぺこが本当に自分からやりたいと強く思う事を探してやらなくてはモノにならない予感…(汗)そこでほぺこの普段の行動を観察してみると…■謎の鍛錬を積む娘…武術がピッタリ!?空手?合気道?護身術?なんか日々自分を鍛えています(笑)そして今の子どもたちって、ダンスやヒップホップが人気みたいですね!!学校にも取り入れられているくらいなので、この先もっとメジャーになるのかな?しかし、ほぺこには踊りのセンスはイマイチの予感。そこも私のDNAをしっかりと受け継いでいます(笑)そんな感じで今もこれだという習い事を発見できずにいますが、これから始まる幼稚園生活を通じてほぺこが色んな体験をして、夢中になれるものに出会ってくれたらいいな♪それが何なのか、今からワクワクしているのでした。
2019年01月18日本連載の最終回である今回は、習い事にかかるお金について考えてみます。子どもが小さいと、教育費にさほどお金がかからない分、習い事にお金をかけがち。「僕はほとんどの家庭は、習い事をさせすぎだと感じています」と言うのは、家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さん。習い事のお金をムダにしない秘訣を教えていただきました。【手取り20万円 教育費どうやって貯める?】 Vol.1 わが家は、子どもを大学に通わせることができる? Vol.2 大学入学まで毎月の貯金額は「7500円」で大丈夫のワケ Vol.3 夫に万一のことがあったら? 子育て世代の保険選び基準はこの2つ ■ほとんどの家庭は習い事をさせすぎ横山さんの「ほとんどの家庭は、習い事をさせすぎだと感じています」という見解について、もう少し突っ込んでお話しを聞いてみました。「『子ども同士で遊ばせず、忙しい思いをさせるのが教育なのかな?』と、僕はつねづね思っているんですよね」(横山さん)横山さんは、6児の父。とても説得力のあるお話だと思う一方で、やっぱり「周りが習い事をしていると、不安になってしまう」というのも親心なのではないでしょうか? そこで習い事にかけるお金をムダにしない方法を聞いてみました。「ズバリ『やめ時』を見逃さないということです」(横山さん)。横山さんがいろいろな子育て世帯を見てきて思うことは、「子ども本人はたいして好きでもないし、やる気もないのに、惰性や親の願望だけで習い事をしているご家庭も多い」ということ。■「やめ時」を見逃さないために必要なこと「習い事を惰性で続けるとストレスになるし、お金もムダになります」(横山さん)。筆者自身、そんな状態に陥ったとき「少し我慢させて、続けさせるのも大事なのではないだろうか?」と、迷ってしまった経験があります。どう判断すれば良いのでしょうか?「そこは、子どもをよく観察しましょう」(横山さん)。たとえば「やりたがらない」「休みたがる」、また通信教育系にありがちな「たまっていく」というのは、「やめ時」の大きな兆候だとか。「わが家ではそういう兆候が見えたら、そのタイミングで話し合いをします。それ以外でも、3ヶ月に一度くらいのペースで話を聞いて、子どものやる気を確認するようにしています」(横山さん)。■本人のやる気を確認する時のコツ横山さんの奥さまである関口さんは、本人のやる気を確認するときのコツをこんなふうに教えてくれました。▼本人のやる気を確認する時のコツいかにもやる気がない時に、「そんなんだったら、やめちゃいなさい!」と頭ごなしに言うと、「怒られるから続けなきゃ!」と子供が委縮し、かえって習い事が惰性化してしまいます。わが家では、「どうなの?」と尋ねて、本人のやる気を確認するようにしています。出典: 『手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書』 (横山光昭・朝倉真弓/きこ書房)「そんなんだったら、やめちゃいなさい!」。筆者はそのセリフ、何度も言ったことがあります(涙)。声のかけ方って、すごく大事なんですね。■子どもが「やりたい!」と言ったら?子どものやる気がない場合、惰性で習い事を続けさせるのはムダだというのはわかりました。では子どもが「やりたい!」と言った場合はどうしたら良いのでしょうか?「子どもの『やりたい』は、たくさんあります。とくに幼稚園や小学校くらいの年齢だと『お友だちがやっているのを真似したい』と、思うことも多いんです」(横山さん)。でも全部やらせてあげることなんて、金銭的に無理。そんなとき、自分が悪い親のような気がしてしまいます。「わが家では、『どれが一番やりたいのか』を子ども自身に考えさせることを大切にしています」(横山さん)。自分が本当にやりたいことであれば、たしかに長続きしそう。「子どもが『やりたい』と本気で決めた習い事なのであれば、われわれ親も子供が続けられるように目を配り、声かけもします。要は、お金を出すだけじゃなく、子どもがどんな風に習い事に取り組んでいるのかを、親が見守ってあげるといった姿勢が大切なんですよね」(横山さん)横山さんの子育て観が垣間見える発言は、いい意味で「お金の話」という枠を飛び超えていると感じます。そんな横山さんが、「最後にひとつだけ、申し上げておきたいことがあります」と、おっしゃいました。気を引き締めて伺いましょう。■教育資金と老後資金はシーソーの関係「教育費をかけてあげたいと考えるのは親心。この連載を読むような方は、家計のバランスをとりながら、教育費や子どもとの時間を最優先されている親御さんが多いのではないでしょうか?」はい、たしかにそうですね…。筆者も同感です。「でもね、お子さんにお金をかけすぎると、老後が確実に圧迫されます。これはもうシーソーの関係です。ぜひ、老後を置き去りにして教育費を第一に考えすぎないようにということをアドバイスしたいんです」(横山さん)30代にとって、老後はまだまだ先の話。でも、横山さんはこんなふうにおっしゃいます。「老後の資金作りは40歳ぐらいから、20年ぐらいかけてやっていただきたいんです」■人生100年時代に、教育費で考えるべきは「かけてあげられる額」仮に30歳で第1子が生まれたとして、親が40歳になったとき、子どもは10歳。教育費が本格的にかかる時期ではないけれど、その先にはもっとも教育費がかかる時期が控えています。そんな時期に「老後のことを考える」なんていう心境には、正直なところなれないのではないでしょうか? 「そのとおりです。けれども、これからは人生100年時代などと言われています。老後と呼ばれる期間が長くなればなるほど、まとまったお金をキープしておかないと困るということになるんです」(横山さん)30代の頃から「40代になったら老後のお金も意識していく」ということを知っておき、頭の片隅に置いておく…。それが、大切なのかもしれませんね。「そこで意識していただきたいのは、『自分たちが、子どもにかけてあげられる教育費の額』なんです。『教育費は一般的にいくら必要』という話ではなく、『自分たちは、教育費をいくらかけられるのか?』ということを考えましょう」(横山さん)。「自分たちは、子どもに教育費をいくらかけられるのか?」という問い、とてもすてきですね。なぜならこの問いは「自分たちは、どんな子育てをしたいのか?」ということと向き合うキッカケになると感じたからです。教育記事も書いている筆者は、親が主体的に自覚的に子育てをする時代が、これからやってくると考えています。この連載が一人でも多くの子育て世代が、「自分たちの子育て」を考えるキッカケになるとうれしいです。■今回のお話を伺った横山光昭さんのご著書 『手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書』 (横山光昭・朝倉真弓/きこ書房 ¥1,100(税別))手取り月収20万円、ボーナスなし、昇給見込みなし…。子育てのお金にまつわる不安は、ちょっとしたコツさえ知っていれば、大学資金をしっかり貯めて、習い事もさせてあげられます。相談者・高梨(たかなし)が、横山先生に率直な質問をぶつけるストーリー形式で、いつのまにか教育費の考え方が変わっていきます!手取り20万円を前提に書かれていますが、手取りが異なる家庭でも、教育資金の貯め方や保険の選び方など参考にしながらお金について考える機会となります。横山光昭さん家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役。お金の使い方を改善する独自の家計再生プログラムで、これまで15,000万人以上の家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。
2019年01月18日子どもが就学年齢近くになると、気になってくるのが「習い事」。楽しいのはもちろん、できれば将来子どもが勉強や仕事をするうえで役に立つような習い事をさせたいものです。そして、習い事を始めるなら新年が明けたばかりの今が最適!そこで今回は、イー・ラーニング研究所が子どもがいる20~50代の親世代に聞いた「年末年始の子どもの習い事アンケート」の結果から、今はどんな習い事が人気なのかをご紹介しましょう!■ 2018年の習い事1位は「学習塾」! 興味がある習い事は?調査ではまず、「2018年、学校以外に習い事をさせましたか」と質問。すると、「はい」が65%、「いいえ」が35%で、去年は大多数の子どもたちは何らかの習い事したという結果となりました。習い事の内容は、1位が「学習塾」(54人)、2位が「スポーツ系」(49人)、そして3位が「英会話スクール」(34人)という結果でした。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)しかし、実際に去年子どもがした習い事と、「本当は気になっていた」習い事には大きな差があるようです。ocsa / PIXTA(ピクスタ)「2018年、保護者間で話題になった習い事は何ですか?」と尋ねると、1位は何と圧倒的に「プログラミング教室」(59人)という結果でした!以下、2位は「英会話スクール」(45人)、3位は「スポーツ系」(24人)という結果となりました。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)みなさんは「実はプログラミングを習わせてみたい」と思いつつ、無難な学習塾に通わせている……というのが現実かもしれません。■ 2019年に子どもに挑戦させたい習い事1位は?調査では61%の親が「2019年に新しい習い事をさせたい」と答えています。今年親が子どもにさせたい習い事1位は「プログラミング教室」と「英会話スクール」が並んで58人という結果に。よっしー / PIXTA(ピクスタ)以下、「スポーツ系」(34人)、大差で「音楽系」(17人)が入っています。m.Taira / PIXTA(ピクスタ)次に、「なぜその習い事をさせたいのですか(させる予定なのですか)」と尋ねると、1位は断トツで「将来のためになると思ったから」(79人)。2位は「2020年の教育改正に向けて」(39人)、そして3位は「本人が希望したから」(30人)という結果でした!2020年からは大学のセンター試験が廃止されることもあり、親たちも「学習塾ではなく、もっと将来役に立つ実用的なスキルを深く学ばせたい」という気持ちが強いようですね!よっしー / PIXTA(ピクスタ)■ プログラミング教育を重視する文科省調査の結果、多くの親たちが「2020年の教育改革に先駆けて、子どもにプログラミングを習わせたい!」と興味津々なようです。文部科学省、総務省、経済産業省ではプログラミングのポータルサイトを開設し、2020年から小学校で必修科目となるプログラミング教育の重要性と内容について発信しています。同サイトによると、2020年からはこの教育改革の一環として、小学校ではプログラミング教育が必修化されます。Greyscale / PIXTA(ピクスタ)21世紀は「IT」の時代。コンピューターやインターネットを熟知し、それをビジネスに応用している人々が経済的な大成功を収めている場合が多く、世界の大富豪もアマゾンやマイクロソフト、フェイスブックなどの創業者・最高経営責任者(CEO)で占められています。また、子どもが将来どんな道に進もうと、世界に通用する舞台では英語習得が必須。2020年になる前に、今からプログラミングと英語に親しませておけば、もしかしたら将来「第二のビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)」になれるかも……!?【参考】※子どもがいる親世代に聞いた「年末年始の習い事アンケート」2018年に話題になった子どもの習い事、2019年にさせたい習い事の第1位は、どちらも「プログラミング教室」に※文部科学省・総務省・経済産業省小学校を中心としたプログラミング教育ポータル
2019年01月17日皆様こんにちは、普段はライブドアブログで絵日記ブログを日々公開しているこっさんと申します。小学生2人+3歳児(保育園児)&夫と、ぐうたらと生活している主婦です。この度、ウーマンエキサイト様にて連載させていただけることになりました!初めましての方も、ブログからの方も、よろしくお願い致します☆子どもの習い事、どうしてますか?早速本題なのですが、皆様、お子達に、「習い事」させていますか?うちですか? うちは、実は現在、ひとっつもさせていません(威張るな)!!!子どもが年少や年中とある程度成長してくると、周りのママたちも習い事について考えてきます。スイミング、ピアノ、バレエ、英会話などなど、さまざまな習い事を始めるお友達も増えてきました。わが家も例にもれず、長男タロスが年中組の頃になると、「そろそろ何か習わせた方がいいのでは…!?」といよいよ焦ってきました。そんな中、たまたま見つけたとある体験教室。体験教室を受けている最中のタロスとキノコはとても楽しそうで、「お、これはイケるんじゃないか?」と感じ、体験終了後、タロスから 「またやりたい!もっとやりたい!」という感想が。正式に習い事をすることにしました!その時ちょうど次男妊娠中で、出産後の送迎などに少し不安はあったけど、なんとかなるかなと楽観的に思っていたんです。しかし、習い事初日…反応が…薄い!!というか無い!!!確かに長男タロスは人見知りだし、教室は子どもたちだけなので普段は親は見られない。知らない子どもたちと知らない先生といきなり…となったら慣れるまで時間かかるよな。そのうち慣れる慣れる…! と思い週1の習い事を続けました。そして次男が生まれ…習い事開始から半年……全然慣れない…!!楽しかった? と聞いても「わからん」どんなことした? と聞いても「わからん」どうなっとんだこりゃ!?体験教室のあのキラキラしたタロスはどこ行った!?と心配大爆発。教室の先生にも面談のたびに様子をうかがっていました。それでも慣れることのないまま約1年…。とうとう「行きたくない」と嫌がるようになってきたタロス。辞め時がわからない習い事。しかし習い事の困ったところって辞め時がわからないことなんですよね!「子どもが嫌がるからってすぐにやめさせてもいいのだろうか?」「逃げ癖がつくのでは?」「継続力がない子になるのでは?」と思ったり思ったり思ったり…。辞め時がわからず、なんとか嫌がるタロスを毎週連れて行ったり時々休ませたりしていたのですが赤子を抱えて、夕方に送り迎え。更に連れていこうにも嫌がる長男。少しずつ少しずつ、私も疲れてきました。約2年間の習い事生活に終止符を打つ。「将来役に立つものだしね」なんて淡い期待を抱きつつ始めた習い事でしたが、嫌がる長男を連れて行って、特に何かを覚えてきた感じもなく…これって、意味あるのかな? と感じ始め、とうとう、約2年間習い続けましたが、特に何の成果も得られなかったです。子どもが楽しんでいるようでもなく、身についているでもなく、ただお金を払っただけのような気がしてなりません(笑)教訓として…周りがしているからと焦って習わせない。もし習わせるなら、子どもが「やめたい」ということも覚悟して、無理強いさせないということを心に誓いました。とりあえず…タロスよ、2年間よくがんばったな…!こっさんでした!
2019年01月16日はじめまして! ユウコトリトリと申します。夫、長女(2007.5生)、長男(2011.7生)、次男(2015.9生)と暮らしています。普段は会社員として働き隙間時間に、鳥獣戯画チックな絵で育児にまつわる小ネタを描き、インスタグラムへ投稿しています。この度、御縁あってウーマンエキサイト様で記事を書かせて頂くことになりました。よろしくお願いします!さて、今回は「習い事特集」ということで、長女の習い事についてご紹介します。■ちょっと珍しい長女の習い事小5の長女は現在、芸能養成スクールでお芝居を習っています。習い事としてはあまり馴染みがないかもしれないですね。小学校低学年時、本人が「女優さんになりたい!」と言い出したのがきっかけで習い始めました。■養成スクールのイメージって…芸能スクールでお芝居を習っている事を知った方からはと、聞かれる事があるのですが、長女はあくまで「習い事」の範疇のレベルなのでまだまだです。芸能の世界は厳しい!もちろん同じスクール生でも、オーディションにガンガン応募してプロを目指す子や、事務所に所属しプロとして活躍している子もいますよ!■お芝居を習って良かったこともともと人前に出るのが好きな性格ではありましたが、さらに積極的になりました(親である私が持ち合わせていない部分なので、素直に尊敬します)。 人見知り、引っ込み思案を直したくて通っている子もいます。他にも通い始めてから、随分しっかりしてきたなぁと感じる事が増えました。大きな声でハキハキ挨拶するって、意外と大人でも出来ていない人もいるかもしれない…また、イベントのお手伝いだったり、テレビや映画のロケが地元であれば、エキストラで出演したり…。これって勉学、スポーツのお稽古ではなかなか経験できないことだと思うんです。あとは、何より本人が楽しそうに通っているのが嬉しいですね。ただ、親の欲としては勉学の習い事にも、そろそろ少しは興味を持っていただきたい…かな…。
2019年01月15日幼稚園に通うようになり2年目、年中組になったイチコ。周りの友だちは習い事を始めていました!こんだけ昼寝するってことは、幼稚園で体力を使い果たしているからで…。ってことは、習い事する体力…なくない?お友だちが習い事を始めて焦る気持ちもありますが、無理に習い事して幼稚園に行けなくなったら元も子もない!機嫌が悪くなったら本人もしんどいし私も大変!…ということで、年中組の1学期は、「習い事はしない!」という結論に。そんなイチコですが、周りのお友達が習い事をしていることを知ってしまい…。年中の1学期で昼寝がグッと減ったイチコ…。何があったん!? というくらいの変化です。すごい。習い事への熱意でなのか…!?ということで、2学期からプールに通い始めました。元々水遊びは好きなので、プールを習えることにルンルンのイチコ。遊びの延長で楽しんでいます。泳げるようになるにはまだかかりそうですが、楽しめていればOK!良かった良かった。プールでさらに体力がつくといいなぁ。楽しくがんばろう!
2019年01月14日今回のグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイは、子どものときの習いごとにまつわる切ない思い出について。前後編でお届けします。あけましておめでとうございます!今年は大厄年のグラハム子です。ちなみに、夫は私のひとつ年上です。今回は、私が夫と結婚を決めた理由のひとつを描きたいと思います。それはまだ結婚前、夫(当時はまだ彼氏)とともに、共通の知人たちと食事をしたときでした。■子どもの習いごとの悩みに知人たちは…こんな会話を聞きました。本当に、なにげない会話の一部だったと思います。でも、私にはすごく胸に刺さる会話でした。なぜなら、私自身が昔、A先輩の息子と同じような経験をしたからです。■“母の希望の習いごと”に自分が向いていないと思ったら私は幼稚園のころ、とあるスポーツの習いごとを始めました。きっかけは覚えていなくて、気がつけば通っていた感じです。おそらく母の希望だと思います。最初の数年は疑問を持たず通っていました。母も応援してくれていました。が、小学校2年生のころ、 私は母にそう言いました。理由は、「自分にはその習いごとがあまり向いていない」と気づいたからです。でも母は と言いました。私は言われたとおり、もう少しがんばることにしました。でも、やっぱり自分には向いていないと思う気持ちは変わりませんでした。変わらないどころか、日に日に、その気持ちは増していきました。だんだんと行きたくなくなり、習いごとを休む日も多くなっていきました。週3日ある習いごとでしたが、月に1回も行けないときもありました。それでも母はやめさせてはくれませんでした。■私のぽっかり開いた穴に母がいる…小学校高学年になると、もう「やめること」をあきらめました。だんだんまた通うようになり、すると母もよろこんでくれました。中学校ではその習いごとの部活に入りました。強豪校で、成績は県大会でも常に上位でした。メダルや賞状をもらうたび、母はとてもよろこんでくれました。私もメダルをもらったり、賞賛されることはうれしかったです。でも、ずっと自分の本当の気持ちは、ぽっかりと穴が開いてしまっていて。その穴の中に他人(おもに母)が住んでいるような感じでした。…長くなりましたので、続きは後編に…。後編は、「もし子どもの時、習い事を辞めさせてくれたら…」と思ったときに、夫が言った言葉とは…。子どもが親に対して持っている気持ち、親になって初めてわかる気持ちを見つめなおします。
2019年01月11日まだ息子は4歳なので習い事はしていないのですが、どんなことに興味を持つのか今から楽しみにしています。3歳くらいから習い事をする子もいるみたいだし・・・そこから天才キッズとか生まれるわけですし・・・息子もなにかさせるべき!?そんなことを考えているとき、2人の息子さんをもつママさんと習い事について話す機会がありました。2人の息子さんは習い事に水泳やサッカーをしているみたいなのですが、話を聞いてみると本当に大変そうでした。特にサッカーは他県まで親同伴で試合に行ったり、自家用車でメンバーを連れて行くことも多いそうです。すごく重みのある言葉でした(笑)そもそも私は…昔から家にいるのが大好きで、部活もほぼ帰宅部…子どもを生んだ今でも、なんとかして家で息子を満足させれないか変な方向に努力をする…そんな完全インドア派の私なので、子どもの習いごとに“こんな条件”を求めてしまいます。こんな心構えでは息子に習い事をさせるなんて、無理かもしれません(笑)個人的には剣道や空手など心身を鍛える習い事をしてくれたら嬉しいなぁ~と思っています。なにを選ぶか、今から楽しみです!!
2019年01月08日「よそのお子さんは英会話教室に1歳から通っているんだって…」みたいな話を聞くと、子供のうちは遊ぶのが勉強と思っていた我が家も、年長くらいになると、そろそろ我が子もと心配になったりします。パパンが幼少期の頃は「学歴社会」が問われ、塾通いが活発になっていました。パパンだけでなく、周りの子も複数の塾に通っている子が多かったと記憶しています。でも広く浅くやったばかりに、どれもそこそこで何一つ極められませんでした。結果、勉強から逃げて絵ばっかり描いていたので、イラストレーターになりましたけど…。我が子のお勉強は自宅学習を目指し、知育の玩具や、ドリル帳を与えていましたが、これに全く興味を示さない。結局、年長になったタイミングで「〇文式」の力にたよりました(汗)。でも、最初のうちは良いのですが、段階が進む内に学校から帰宅後、塾の宿題に時間を奪われるようになりました。これって我が家の望んでいた姿なのだろうか?塾から言われたカリキュラムで学習するのも大事ですが、お子さんのタイプに合った学習スタイルも大切と考えます。我が家の場合、分量や通う頻度を調整することで子供たちもダラダラ学ぶことが減り、短期集中してくれるようになりました。アリッサは、学習に対する好奇心も高いようなので、この子にはこの子に合った学習スタイルを探してあげようと思います。
2019年01月04日子どもがいるとどうしても気になるのが、習い事の問題。小学校の勉強や部活ではできない体験をさせられますし、就学前にスポーツやアートに親しむことで、子どもの発達によい影響を与えたいと望む親御さんは多いことでしょう。とはいえ、「習い事なら何でもいい」と考えている人は、そういないのでは?最近は「東大生の多くが子どもの頃にやっていた習い事」が注目を浴びるなど、「脳の活性化」という観点で習い事を検討する保護者もいます。それに、「ほかの家庭ではどんな習い事をさせているんだろう?」と気になったり、勉強との兼ね合いも悩みどころです。そこで今回は、ちまたで人気の習い事と、習い事を選ぶ際のポイント、「StudyHacker こどもまなび☆ラボ」編集部オススメの習い事をご紹介します。お子さんの習い事を決める参考になれば幸いです。子どもの習い事人気ランキングベネッセ教育総合研究所は2017年3月、「3~18歳(高校3年生)の子どもを持つ母親」16,170名を対象に「第3回 学校外教育活動に関する調査」を行いました。その結果によると、就学前の子どもの多くがやっている習い事などの活動トップ10は以下のとおり。なお文字をクリックすると、「StudyHacker こどもまなび☆ラボ」の関連記事をお読みいただけます。幼児に人気の習い事などの活動ベスト10第1位 スイミング(23.0%)第2位 体操教室・運動遊び(15.5%)第3位 英会話・英語教室(10.5%)第4位 楽器の練習・レッスン(9.6%)第5位 音遊び/リズム遊び(音楽教室)(8.2%)第6位 リトミック(5.9%)第7位 サッカー/フットサル(4.5%)第8位 ダンス(3.3%)第9位 計算や漢字などのプリント教材教室(2.9%)第10位絵画/造形(2.5%)水泳が習い事として人気なのは有名ですが、小学校に上がる前の子でも5人に1人が習っているというのは驚きですね。スイミングが心身に与えるよい効果に期待を寄せる保護者が多いのかもしれません。英会話やプリントによる勉強をすでに始めている子が一定数いるというのも注目ポイントです。次に、小学生の習い事について見てみましょう。広告代理店の博報堂が2016年3月、「小学生の長子がいる母親」1,428名を対象に実施した「『子どもの習い事・身につけさせたいスキル』レポート」によると、多くの小学生がやっている習い事は以下のとおり。小学生に人気の習い事ベスト10第1位 水泳教室(31.1%)第2位 通信教育、宅配教材(29.3%)第3位 ピアノ、音楽教室(25.6%)第4位 そろばんなどの自習型学習塾(22.8%)第5位 野球やサッカー等の運動クラブ(20.9%)第6位 英語教室(20.4%)第7位 その他(13.7%)第8位 受験対策用の学習塾、教室(10.2%)第9位 水泳、ダンス以外の体育教室(9.5%)第10位ダンスなどのパフォーマンス教室(バレエ含む)(7.7%)水泳は相変わらず、圧倒的な人気です。そして、4人に1人が通信教育で勉強したり、音楽教室に通ったりしています。体や知能が発達したためか、就学前と比べて習い事にチャレンジする子が多いようです。習い事を選ぶポイントどの習い事が人気かは大体わかりましたが、こんなにも選択肢があると迷ってしまいますね。習い事を選ぶ際、どのような点を考慮して決めればよいのでしょう?ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと読売新聞が2006年、3歳〜中学生の子どもを持つ1,026名を対象に実施した「子どもの習い事に関する調査」によると、保護者たちは以下のような理由で習い事(学習塾含む)をさせているようです。習い事をさせる理由ランキング第1位体力や運動能力の向上(46%)第2位子どもが自分で行きたいと言ったから(45%)第3位音楽や美術、書道など文化的な能力の向上(30%)第4位受験を目的としない学力向上(29%)第5位受験対策(15%)子どもの意欲を重視しつつ、やはり「子どもの能力を伸ばしてあげたい」と考えて習い事をさせる親が多いのですね。ひととおりの運動や文化的活動は幼稚園や学校でもできますが、その時間はごくわずか。体育がずっと苦手だったという人や、音楽の授業をまじめに受けても楽譜が読めるようにならなかったという経験を持つ大人は多いはず。学校以外で何か特別な活動に取り組ませ、得意分野を作ってあげたいと思いますよね。さて、多様な習い事のなかから「これをやらせよう!」と決めたとしても、考慮すべきことはまだあります。世のなか、特に都市部にはあまたのスイミングスクールやピアノ教室が展開しているからです。どの施設・団体で習わせればよいのでしょう?ベネッセ教育総合研究所が2009年3月、「3歳~17歳(高校2年生)の子どもを持つ母親」15,450名を対象に実施した「第1回 学校外教育活動に関する調査」の結果によると、親たちは以下のことを重視しているそうです。習い事選びで重視することランキング第1位子どもが楽しんでいる(94.3%)第2位費用が安い(61.2%)第3位家から近い(57.3%)第4位指導者が信頼できる(53.8%)第5位子どものレベルに合っている(49.2%)やはり、子どもが楽しんで活動できることがいちばんのようですね。また、第2位~第5位の要素は、習い事の続けやすさに関わっています。これらの要素がひとつでも欠けると、習い事を続けるのが物理的に難しくなったり、子どもの意欲が低下したりしかねません。検討している施設・団体が上記の要件を満たしているか確かめるため、いくつか体験授業を受けて比較してみるのがよいのではないでしょうか。習い事を選ぶ際に考慮するポイントは、人によって異なります。「StudyHacker こどもまなび☆ラボ」編集部が重視しているのは「脳の発達」という観点。子どもが小さいうちにさまざまな体験をさせると、脳の神経が刺激され、よりよく発達すると考えられています。脳の発達が大いに期待できる、オススメの習い事を3つ、ご紹介しましょう。おすすめの習い事1:そろばん日本人にとって定番の習い事、そろばん。地域にいくつか教室があるのではないでしょうか?そろばんは、右脳を刺激してくれる習い事として知られています。ふつう、私たちが計算をするときには論理的思考をつかさどる左脳を主に使いますが、NPO法人・国際総合研究機構の副理事長であり脳科学を専門とする河野貴美子氏によると、そろばんの有段者は暗算をする際、右脳を用いているのだとか。彼らの頭のなかではそろばんの珠(たま)が動いているので、イメージをつかさどる右脳が活発になっているそうです。右脳を活発にすると、記憶力や直感が磨かれると考えられています。ほかにも、そろばんには以下のようなメリットがあります。詳しくは「子どもにそろばんを習わせる5つのメリット。リーズナブルだけど脳への効果は抜群!」をご覧ください。●自信が養われる●集中力がつく●費用が安め●資格が取れるおすすめの習い事2:ピアノみんなが憧れる習い事・ピアノ。東大生の多くが習っていることでも知られるようになりましたね。一般社団法人・日本子ども音楽教育協会の理事長である滝澤香織氏によると、ピアノの演奏は右手と左手を同時に使うため、右脳と左脳の両方が活性化されるそう。これによって、右脳と左脳のあいだにある神経の束「脳梁」が太くなり、右脳・左脳間の伝達がスムーズになるそうです。また、精神医学を専門とするジェームズ・ハジアク教授(米バーモント大学)らの研究により、楽器を練習した子どもほど、集中力をつかさどる脳の部位が発達していることが明らかになりました。ピアノをはじめとした楽器を演奏するには、指先を精密に動かし、リズムを正確に刻み、楽譜を素早く読めなければいけません。多くのことを一度にこなさなければならないため、集中力がつきやすいのかもしれませんね。ピアノには以下のように、ほかにも多くのメリットがあります。詳しくは「ピアノは何歳から始めるべき?脳科学から徹底的に考えてみた。」をご覧ください。●音感が養える●外国語が得意になる●自己制御や問題解決能力など「人間指数(HQ)」が養えるおすすめの習い事3:スイミング子どもの習い事として人気ナンバーワンなのがスイミングです。最近は、ピアノと並んで多くの東大生が経験した習い事としても有名ですね。スイミングは体だけでなく、脳も鍛えると考えられています。特に育つとされているのが「空間認識能力」。方向や位置関係を正しく理解し、目の前にないものを頭のなかで再現できる力です。この能力が高いと、自動車を運転しやすくなったり、スポーツで活躍しやすくなったり、設計関連の仕事に就きやすくなったりします。心理学者のデイビッド・ルビンスキー氏によると、空間認識能力は「人間のなかで眠っている潜在能力のうち、最大の部分かもしれない」とのこと。創造力やイノベーションとも関係しているそうなので、スイミングを通して子どもの秘めた能力が開花するかもしれませんね。ほかにも、スイミングには以下のようなメリットがあります。詳しくは「東大生の幼少期の習い事の第1位は『スイミング』!そのメリットとは?」をご覧ください。●集中力がつく●風邪をひきにくくなる●全身の筋肉を鍛えられる●ケガをしにくい「子どもの習い事をやめさせたい」と思ったら子どもがやりたがったし、将来のためになれば……と思って始めた習い事。しかし、さまざまな事情により、「そろそろやめ時かな」と感じることがあるかもしれません。習い事をやめさせたいと思うのには、以下のような場合が該当するでしょう。-子どもの意欲がなくなり、練習しなくなった。-習い事よりも勉強に注力させたい。-月謝を払いつづけるのが厳しい。「子どもの意欲がなくなった(ように見える)」場合最初は楽しそうだったのに、今ではいやいや通っているみたい……。子どもがこんな様子だったら、まずは「最近、習い事はどう?」「今はどんなことをやっているの?」と話を聞いてみましょう。そしてもし、「先生が好きじゃない」「同じクラスに嫌な子がいる」のように環境に不満を持っていることがわかったら、別の教室を検討するか、大きなスクールであれば曜日・時間を変更してクラスを替えてみては。また、「今やっていることが難しすぎて、ついていけない」のであれば、先生と相談してみましょう。環境に不満があるわけではなく、「もう充分にやった」「ほかのことに時間を使いたい」と思っているのかもしれません。今の習い事について「次の目標はある?」「どれくらいまで上達したい?」と聞いてみて、あまりポジティブな答えが返ってこないのであれば、やめてしまってよいでしょう。「やめる」といってもけしてネガティブなことではなく、ひとつのことを終えて、次のことに挑戦するというだけの話です。友だちと遊んだり、別の趣味に熱中したりする時間が生まれて、それもまた素晴らしい経験となるでしょう。一方、楽器のように自宅での練習が求められるにもかかわらず、練習の意欲を失っている場合は、少し難しいです。練習したがらない理由が「その習い事に飽きた」というものであれば、やめてしまってもよいでしょう。しかし、習い事自体は好きなのに、地道な練習を面倒に感じてしまう時期はあるもの。練習しないからといってすぐにやめさせてしまうのは早計かもしれません。子どもを信じてしばらく様子をうかがってみましょう。その際、たとえば楽器の習い事なら「久しぶりに○○ちゃんの演奏聞きたいな」と促して、演奏が終わったら褒めたり、親子でコンサートに行ったりなどのアプローチをとってみてはいかがですか。「もっとうまくなりたい」と願う気持ちがよみがえるかもしれません。習い事より勉強を優先してほしい習い事をやめて、その分の時間を勉強に使ってほしい……。そう考える保護者は少なくないようです。上述したベネッセの「第3回 学校外教育活動に関する調査」によれば、「運動やスポーツをするよりももっと勉強してほしい」と考えている小学生の親は37.5%、「音楽や芸術の活動をするよりももっと勉強してほしい」だと45.2%でした。この割合は調査のたびに増えています。けれど、机での勉強では得られない経験ができるのが習い事ですから、できればやめさせたくないものです。「家でも学校でも全く勉強をせず、通知表の数字がひどい」といった極端な状況でなければ、習い事はぜひ続けるべきだといえます。子どもがなかなか勉強をせずに悩んでいる場合、「子供が勉強しないときの対策。イライラはNG、親子で勉強計画を立てよう!」を参考にしてみてください。子どもが勉強しないときに役立つ6つのアドバイスを掲載しています。金銭的に厳しい……最初の頃はなんとかなったけれど、今は習い事の費用を払うのが家計的に厳しい場合。弟・妹が生まれた、子どもの習い事が増えたなどの背景があるかと思います。子どもが続けたそうにしているのに、お金の都合でやめさせなければいけないのは辛いですよね。まずはできるだけ、習い事を続けられる方法を模索してみましょう。子どもが複数の習い事をしている場合、率直に家計の事情を伝え、最も続けたい習い事を1つに絞ってもらいます。「あれも、これもやりたい」と子どもは思うでしょうが、複数の物事を比較して決定するよい機会です。金銭教育だと思うことにしましょう。子どもの金銭感覚を養う方法については「『お金教育』は幼少期から。お金の大切さを知るための、最初の4ステップ」をご覧ください。習い事が1つでも、まだ厳しいという場合、今よりも安価に習える教室・団体を探してみるという手もあります。上に挙げた「第3回 学校外教育活動に関する調査」によると、小学生のスポーツ系の習い事に関して、「民間経営」の団体で習っている場合の平均費用は月に6,000円台でしたが、「地域ボランティア運営」だと2,000~3,000円台、「自治体・公益法人運営」だと3,000~4,000円台でした。習い事の教室を開いている団体の見つけやすさは地域によって異なりますが、諦めずにできるだけ安い運営母体を探してみましょう。***子どもの習い事について、悩みは尽きないかもしれません。「StudyHacker こどもまなび☆ラボ」は今後とも、習い事に関する知見を発信してまいります。(参考)ベネッセ教育総合研究所|第1回 学校外教育活動に関する調査 2009ベネッセ教育総合研究所|第3回 学校外教育活動に関する調査 2017(データブック)博報堂|【博報堂こそだて家族研究所】「子どもの習い事・身につけさせたいスキル」レポートNTTコム リサーチ|子どもの習い事に関する調査StudyHacker こどもまなび☆ラボ|子どもにそろばんを習わせる5つのメリット。リーズナブルだけど脳への効果は抜群!StudyHacker こどもまなび☆ラボ|ピアノは何歳から始めるべき?脳科学から徹底的に考えてみた。StudyHacker こどもまなび☆ラボ|東大生の幼少期の習い事の第1位は「スイミング」!そのメリットとは?StudyHacker こどもまなび☆ラボ|空間認識能力を鍛える楽しい方法。ゲームとおもちゃが意外と使える!
2019年01月04日