本当はやめなければいけないとわかっているのだけど、どうしてもやめることができない悪い習慣があって困っていたりはしないだろうか。体重の増加が気になっているのについつい間食をしてしまったり、時間を有効に使いたいのにスマホでダラダラとネットやゲームをやって時間を浪費してしまったり、悪い習慣を「やめたいのにやめられない」ことで悩んでいる人はきっと少なくないはずだ。新年度や月のはじめなど意識が高くなるタイミングで「今度こそやめるぞ!」と決意をしても、それでキッパリと悪い習慣をやめられることはほとんどない。何度もやめてみては挫折し、やめてみては挫折しを繰り返し、それでも懲りずにまた「今度こそはやめるぞ」と決意する。客観的に見るとかなり滑稽なのだが、少なくとも「今度こそは本当にやめるぞ」と決意している時は本気なのだから笑うに笑えない。思うに、意志の力だけでどうにかなる問題であれば、それはもうとっくにどこかでやめられているはずである。それができないということは、意志の力だけに頼らない別のアプローチを考えなければいけない。今回紹介する『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(古川武士/日本実業出版社/2014年1月/1400円+税)は、そんな今まで意志の力だけで悪い習慣をやめようとして失敗してきた人におすすめできる一冊だ。本書は、習慣化コンサルタントである著者が悪い習慣をやめるためのメソッドを体系的に説明したもので、そのメソッドは意志の力ではなくNLPとコーチングをベースにしている。「やめようと思っても意志が弱くて続かない」と思っている人は、ぜひ本書の心理的・行動的なアプローチを試してみて欲しい。○悪い習慣をやめられないのには理由があるそもそも、悪い習慣はなぜなかなかやめることができないのだろうか。思うに、本当にその習慣に「悪いことしかない」のだったとしたら、特に何もしなくても自然にやめられているはずである。それでも悪い習慣が手放せないのは、実はその習慣の中に肯定的な意味が含まれているからだ。悪い習慣を断ち切るには、まずこの事実に気づかなければならない。たとえば、ダラダラとスマホをいじったりテレビを見たりすることはリラックスにつながるし、飲み会でお酒を思いっきり飲めば少なくともその間は嫌なことを忘れることができる。このような肯定的な側面を無視して意志の力だけで悪い習慣をやめてしまうと、いままで悪い習慣によって満たされていた欲求が満たされなくなってストレスが溜まり、どこかでまた元に戻ってしまう。悪い習慣をやめるには、まず最初に「悪い習慣によって満たされていた欲求は何なのか」を理解する必要がある。その上で、本書ではこの欲求を他の行動に「スイッチング」することで満たしつつ、悪い習慣を断ち切る戦略が紹介されている。たとえば、だらだらとスマホをいじることでリラックスしていたのだとしたら、熱中できるミステリー小説を読んでリラックスすることに行動のパターンを切り替えてみる。これはただ漠然と「やめるぞ!」と決意するのに比べて、だいぶ戦略的なメソッドだと言えるのではないだろうか。○ロードマップを作って時期に応じて戦略を変えるさらに、本書で紹介されているやめる習慣メソッドは、中止の期間に応じて戦略を変えることを推奨している。具体的には、3ヶ月かけてある悪い習慣を断ち切る場合、第1週~第3週を禁欲期、第4週~第7週を無気力期、第8週~第10週を安定期、第11週~第13週を倦怠期と名付けてそれぞれの期間で対策の力点を変えていく。たとえば、はじめたばかりの禁欲期であれば、時には投げやりになってしまうこともある。そういう場合があるのは仕方がないと受け止めた上で、上限を設けて段階的にやめる時間を増やすように工夫する。一方で、最終段階の倦怠期は変化をつけることでやめることのマンネリ化を防ぐ工夫をする。最初に設定したスイッチング行動を別のものに変えてみるなどが考えられるだろう。このようにやめるという行為を点ではなく線と考えて、ロードマップを作って対策を打つというやり方はメソッドの実効性を高めることにつながっている。本気でやめたいと思うなら、不確実な意志の力に頼るよりも、本書で紹介されているような戦略を立てて確実に一歩一歩進んでいったほうが実際にやめられる確率も高くにあるに違いない。○悪い習慣をやめれば好循環がはじまる悪い習慣をやめることができれば、人生はどんどんよいものに変わっていく。生活の主導権を取り戻すことができるので、毎日を快適に過ごすことができるようになるし、そうなればさらに他の悪い習慣を断ち切るためにエネルギーを使うこともできる。悪い習慣をやめることは、人生に好循環をもたらすことに等しい。やめたいと思っているのにやめれないことがある人は、ぜひ本書を手に取ってみてほしい。長年やめることができなかったあの習慣を、今度こそ手放すことができるかもしれない。日野瑛太郎ブロガー、ソフトウェアエンジニア。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」を開設。現在も日本人の働き方に関する意見を発信し続けている。著書に『脱社畜の働き方』(技術評論社)、『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』(東洋経済新報社)がある。
2015年05月15日もはや社会でも日常的に使われるようになった生活習慣病。国内外を問わず、生活習慣病が原因で命を落としている人が後を絶たないが、実は食生活をほんのちょっと変えるだけでその罹患(りかん)リスクを低減できるのはご存じだろうか。医学博士でもある日本生活習慣病予防協会の池田義雄理事長に、生活習慣病の原因と罹患(りかん)リスクを回避する方法を伺った。○世界の死因の6割が生活習慣病体によくない日々の習慣が積み重なって引き起こされるのが生活習慣病で、代表的なものがメタボリックシンドロームだ。これが内臓脂肪型肥満とともに高血圧、糖尿病、脂質異常症をもたらし、心臓病や脳血管疾患(脳卒中)、糖尿病合併症、さらにはがんをも招く。中高年に患者が多い生活習慣病による死亡数は、世界でも非常に多い。世界保健機関(WHO)が発表した「2012年世界保健統計」によると、2008年の世界の総死亡数(5,700万人)のうち、6割以上の3,600万人の死因が生活習慣病だった。WHOは、2030年までには生活習慣病由来による死者が年間5,500万人に増加するだろうと予測しており、今後も世界中の人々の大きな死因の一つとなりうることが考えられる。「日本では年間に約100万人の方が亡くなられていますが、そのうちの6割にあたる60万人の方は生活習慣病が原因といわれています。そのおおよその内訳は、30万人ががん、15万人が心臓病、15万人が脳血管疾患です」と池田理事長は語る。○糖尿病を招きやすい食後高血糖とは多くの生活習慣病の原因となるのが、メタボリックシンドローム。池田理事長は、メタボリックシンドロームの人は食後にある特徴が見られると話す。「メタボリックシンドロームでは、腹腔内に脂肪がたまるという生物学的異常が見られます。そういった異常を呈している人の食後の血糖値を見ると、普通の人よりもそれが高く推移する『食後高血糖』という症状が見られます」。この食後高血糖の人の血中には、血糖値を下げるホルモンとして知られている「インスリン」が大量に分泌されており、かつそれが働きにくい「インスリン抵抗性」が示されている。そしてこの過剰なインスリンは、動脈硬化やがんを誘導する可能性があることが知られている。内臓脂肪が過剰に蓄積されている人では、血圧を上げたり、インスリンの働きを阻害したりする成分などもここから異常に分泌されてくるため、その結果として、生活習慣病リスクが一層高まってしまう。すなわち健康体でいるには、内臓脂肪をためこまないようにして、インスリンを過度に分泌させないことが必要になってくるというわけだ。○糖の吸収速度を緩やかにするパラチノース内臓脂肪の沈着を防ぐには、適度な運動やバランスのよい食生活などが必要となってくるが、多忙な日々を送る人たちにとっては、それらを日々実行することは難しい。そこで、池田理事長はふだんの食生活にパラチノースという甘味料を取り入れることを提唱する。パラチノースとは、はちみつなどに微量に含まれている天然の糖質で、砂糖に似たすっきりとした味わいが特徴だ。「ブドウ糖と果糖が結合したパラチノースは、砂糖と同じ1gあたり4kcalですが、小腸での吸収速度が砂糖に比べて5分の1という特徴があります」。糖質の吸収速度が緩やかだと、血糖値の上昇も緩やかになり、結果としてインスリンの分泌が抑制される。さらに、糖質が小腸をゆっくりと移動することにより、糖代謝をコントロールするホルモン「インクレチン」が効率よく分泌されるというメリットもあるという。さらに、内臓脂肪をつきにくくするというデータもある。ブラジル在住の日系人30人を対象としたヒト試験では、パラチノース配合糖(パラチノース9割:スクロース1割)を1日45g、16週間にわたって摂取してもらった結果、内臓脂肪面積が対照群(スクロース単体摂取)と比較して有意に低くなったという研究成果が得られている。○スローカロリープロジェクトとはさまざまなメリットがあるパラチノースに着目し、池田理事長は販売元である三井製糖らと共同で「スローカロリープロジェクト」を提唱。「元気で太りにくい健康な体を創る」という理念の下、ゆっくりと消化吸収できるレシピを紹介するといった啓発活動を続けている。「パラチノースは砂糖と同じカロリーで、より食後の血糖値を上がりにくくしてくれます。また、味わいも砂糖と同じくらいおいしいと言われています。そのため、食後の血糖値が高めに推移する人には、ふだん使用している砂糖をパラチノースに置き換えるという選択肢もお奨めです」。
2014年10月09日日本では昔から、「おやつ」という習慣があります。今回は、このおやつの時間を見直し、良い睡眠を習慣づけるための食べ物を提案します。夜の快眠につながるおやつとは?仕事の合間の気分転換や夕食前の空腹時などにおやつを食べると、夜の快眠につながると言われています。一概におやつといってもいろいろありますが、夕食前におやつを食べる場合には、ナッツ類をおすすめします。ピーナッツやカシューナッツ、アーモンドなどのナッツ類は、よく噛んで食べるため、昼間であることをからだに実感させるのに有効で、脳を覚醒させてくれる働きをします。また、ナッツに多く含まれるマグネシウムはカルシウムの吸収を助けてくれます。そのため、おやつにナッツを食べてマグネシウムを補給しておくと、夜になってからのカルシウムの吸収がよくなり、眠りにつきやすくなるのです。睡眠のためになるデザートがある?夕食後、ちょっとしたデザートが食べたいなあというときにも、「睡眠のためになるデザート」があります。意外かもしれませんが、デザートの中でも、ミルク入りの甘いチョコレートは、快眠によいといわれています。ほかに、チョコレートアイスクリームやチョコレートクッキーなどもおすすめです。チョコレートには睡眠を改善するトリプトファンが豊富不眠症の人は体内のトリプトファンが少ないと言われています。このため不眠を改善するには、トリプトファンを積極的に摂取することが必要です。トリプトファンを多く含む食品には大豆や牛乳がありますが、チョコレートにもトリプトファンが含まれているため、快眠にはよいと言うわけです。ただし、甘くておいしいからといって、食べ過ぎには注意しなければいけません。適量を適切なタイミングでちょこっと食べることで、快眠体質を目指していきましょう。
2014年09月23日毎日の生活はついつい繰り返しになってしまいがち。そこに何か新習慣を取り入れれば、生活に変化を感じられたり、気分も新たになったりするかもしれません。最近、何か新習慣を始めましたか。興和株式会社が今年8月2~5日にインターネットで全国の女性300人(20、30、40代各100人)に行った新習慣をテーマにした調査によると、2013年に新習慣を始めた女性は34.3%だったそう。その理由としては、57.3%の人が「自分磨きのため」と答えて、第一位だったそう。逆に行わない理由は、「面倒だから」が第一位で26.4%。その反面、新習慣を始めていない約7割(69.0%)の人が新習慣に前向きであることもわかりました。また、“新習慣にかけたい時間・予算”は、「1,000円未満、30分未満」との回答が多く、女性は安価かつ短時間で始められる新習慣を求めているようです。そこで、「アロマモイストクリーム」を使った新たなハンドケア習慣を新しく取り入れてみるのはいかがでしょうか。これなら、低価格・短時間で始められる「新習慣」になるはず。「アロマモイストクリーム」は、従来のハンドクリームとは全く違うハンドマッサージのための保湿クリーム。マッサージに最適なコクのあるテクスチャーで、やや硬めに作られているので、指止まりも良さそう。また尿素10%配合の保湿力で健やかで柔らかな手肌に導いてくれるのも嬉しいですね。さらに、香り高い5種類のアロマが、マッサージをより心地よいものにしてくれそう。 ブランドサイト では、朝・昼・晩ごとに異なるオススメの香りと、マッサージ方法が紹介されているので、チェックしてみて。マッサージはたった60秒なので簡単。これならすぐ始められそうですね。840円のプチプライスだから、気分によって香りを使い分けられるよう、お気に入りを複数揃えておくのもおススメ。例えば、華やかに装いたいときや女性らしさを引き出したいときには、「バラの女王」と称されるダマスクローズのエレガントな香りを受け継ぐ、ダマスクモダンローズの香りの「グレース・ローズ」を。また、朝のおでかけ前には、ゆずの爽やかさに甘く芳醇なマンダリンを加えた心が弾む、みずみずしいフルーティな香りの「ジューシー・シトロン」を。フリージア、ジャスミンのフローラルブーケに、爽やかなスペアミントがアクセントの「ホワイト・フローラル・ブーケ」は、清楚で透明感のある香りが清楚な印象を醸し出してくれるかも。お休み前には、鎮静作用のあるフレッシュ・ラベンダーにカモミールを添えた「リラクシング・ラベンダー」を。そして、爽やかなユーカリブタス、ローズマリーの香りに、甘酸っぱいラ・フランス、カシスをブレンドした、ソフトなグリーン系のアロマの「ハーブ&フルーツティー」は、仕事や家事の合間のリフレッシュに。心地いい香りに包まれながら60秒で簡単にできるマッサージを、毎日の新習慣に取り入れてみては? 美しい手肌とともに、気持ちのゆとりも生まれそうです。・アロマモイストクリーム 公式サイト
2013年09月11日家族以外には知られたくない習慣も……子どものころからの習慣は、大人になってもなかなか抜けないものです。そんな習慣を彼氏や友人に見つけられてしまい、恥ずかしい思いをした女性も多いのではないでしょうか。そこで今回は、390名のマイナビ会員の女性に、子どものころから続けている、やめられない習慣についてアンケートをしました。>>男性編も見るQ.子どものころから続けている、やめられない習慣を教えてください(複数回答)1位食習慣13.1%2位親をパパ・ママと呼ぶ12.3%3位自分のことを名前で呼ぶ10.3%4位ぬいぐるみとともに寝る9.9%5位買い食い9.7%■食習慣・「何にでもマヨネーズをかけたくなるので、人前での食事は気をつける」(30歳/医療・福祉/専門職)・「食事の際に牛乳を飲む」(29歳/情報・IT/技術職)・「夜ごはんを食べる前に空腹が我慢できなくて、スナック菓子を食べてしまい、夜ごはんがあまり食べられなくなってしまう」(31歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■親をパパ・ママと呼ぶ・「親の呼び方を変えるタイミングを逃したため、いまさら変えられないから」(25歳/情報・IT/技術職)・「就職活動のときは父・母と言うように頑張っていたが、つい面接のときにママと言ってしまったことがある」(28歳/不動産/事務系専門職)・「いまさら変えるのも恥ずかしい。ただ人前では言わないが……」(27歳/情報・IT/営業職)■自分のことを名前で呼ぶ・「親や親せきの前だけだが、自分のことを名前で呼んでしまう。兄の婚約者の前でも、親や兄が一緒なら自分の名前を使ってしまい、婚約者は私より年下なのでちょっと恥ずかしい」(31歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「いまさらどう呼べばよいかわかりません」(29歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「自分のことをつい『ちーちゃん』と呼んでしまいます」(25歳/学校・教育関連)■ぬいぐるみとともに寝る・「ずっとぬいぐるみと一緒に寝ているので、一緒じゃないと安心して眠れない。周りには、恥ずかしいので秘密にしている」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「一緒に寝るぬいぐるみは決まっています」(27歳/小売店/販売職・サービス系)・「ベッドに自分一人は嫌」(22歳/建設・土木/事務系専門職)■買い食い・「コンビニで買ったお菓子を、その場で開けてしまう」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「買い食いや食べ歩きは、みっともないと思いつつ、楽しいからやる」(22歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「お金を自由に使えるだけに、やめられません。お祭りなんか、少ないお金で必死に楽しんでいたころが懐かしい」(31歳/不動産/事務系専門職)■番外編:名前テープを貼(は)って、紛失を防止!・トイレに関する習慣「トイレでは、ズボンは完全に下ろしておかないと落ち着かない」(24歳/ソフトウェア/技術職)・すべての持ち物に名前を書く「仕事場でのボールペン等、すぐなくすので全部テプラで名前を貼(は)っておいている」(26歳/商社・卸/営業職)・体の骨を鳴らす「静かなところで、暇になったときに指の骨を鳴らしてしまい、周りが一斉に自分のほうを見た」(28歳/商社・卸/事務系専門職)総評1位に輝いたのは「食習慣」でした。食事のときに牛乳を飲むという習慣なら健康にも良さそうですが、お菓子を食べ過ぎてしまうといった食習慣は、ダイエットの妨げになってしまいそうですね。続く2位は「親をパパ・ママと呼ぶ」、そして3位は「自分のことを名前で呼ぶ」となっています。家族以外の人と一緒にいるときには、この習慣が出ないように気をつけたいところです。ついうっかり人前で「パパ・ママ!」と言ってしまうと、大人の女としてはちょっと恥ずかしいかも?4位は「ぬいぐるみとともに寝る」。子どものころから一緒に寝ているぬいぐるみがある、という女性も多いようです。ぬいぐるみがないと、安心して眠れないという女性も。5位は「買い食い」。たしかに、やめられませんよね。イライラしたときなどに、ストレスの解消法として買い食いをしてしまう女性は多いようです。番外編では、「すべての持ち物に名前を書く」というものがありました。これは、物を大切にしているという意味では、良い習慣だと思います。ただ、人に見られるとちょっと恥ずかしいかもしれませんね。皆さん、さまざまな習慣をお持ちのようですが、彼氏や結婚相手には知られたくないと感じる習慣は、早めに直しておいた方が良いのかもしれません。(文・OFFICE-SANGA森川ほしの)調査時期:2012年6月14日~2012年6月17日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性390名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】小学生のころによくやった遊びランキング【女性編】ある瞬間、自分も年をとってしまったなぁと感じることランキング【女性編】イマドキの小学校で驚かされること完全版(画像などあり)を見る
2012年08月20日前回の記事では、アメリカのマーケティング会社『Hubspot』のブログ記事「トップクラスのコンテンツクリエイターが意識している10の習慣」を参考に、恋愛や婚活に役立つ3つの習慣を紹介しました。2回目の今回は、さらに3つの習慣をお届けします。 ■4:ディティールに気を配る「偉大なクリエイターはディティールに気を配ります。これはもみがらから小麦の粒をより分けるという才能なのです。彼らはつづりや文法がマーケティングに大きく影響するのを知っています。(中略)ブログのタイトルひとつとっても、コンテンツを台無しにしてしまうことがあります。すべてのコンテンツについて文法やつづり、読みやすさを確認しましょう」恋愛でも、何気ない一言が彼を傷つけてしまったり、気の緩みからだらしない姿を見せて幻滅されたりすることが少なくありません。“相手からどう見られるか”について、常に気を配りましょう。男性のふとした表情やしぐさなども見逃してはなりません。「これくらいでまあいいか」と妥協することなく、自分の内面・外面における魅力をめいっぱい相手に伝えるためにはどうすればいいか模索し続けることが大事です。 ■5:コンテンツの元ネタに困ることがない「コンテンツ作成でもっとも難しいのはアイデアをひねりだすところです。(中略)アイデア帳を作って暇なときに見直してみる、同じトピックを違う角度から見てみる、RSSリーダーに業界の人が書いているブログをたくさん登録してアイデアのヒントにする……。可能性は無限です!」クリエイターが同じようなネタばかり提供して、顧客から飽きられるというのは命とりです。同様に、恋愛においても、相手から飽きられないというのは非常に重要なことだといえるのではないでしょうか。別に、デートのたびに違う人格を演じろ。常にサプライズを用意しろと言っているわけではりませんよ(そんな女がいたら、男性から見て逆に怖いです)。ただ、相手から喜んでもらえるにはどうすればいいのかというアイデアを練ることは、男性を魅了し続けるうえで不可欠だといえます。そのためには、前回の記事の“■3:複数のリソースを使いこなす”でも述べたように、友人や複数の媒体から常に情報をインプットすることが大事です。また、やたら新しいことに飛びつくばかりではなく、過去を振り返って「あのとき彼はどんなふうに思ったのだろう」とじっくり考えてみるのもいいのではないでしょうか。 ■6:教育者のように考える「素晴らしいマーケティングコンテンツのクリエイターは教育者のように考えます。彼らは将来の顧客がよりよい判断を行い、素晴らしいお客さんになってくれるように情報を提供します。(中略)そして見込み客を呼び込んでみましょう。オススメするためのコンテンツではなく、教えるためのコンテンツを作ってみましょう」“教育者のように考える”とはどういうことでしょうか? 元記事を書いたHubspotという会社は、マーケティング事業を行っていますが、この会社では商品の押し売りを勧めません。客がインターネット上から情報を集めて、商品を購入したい気になるような方法を提案しています。つまり、“教育者のように考える”とは、“客に商品の魅力をわかってもらうにはどうすればいいのか考える”と言い換えることができるでしょう。これを恋愛に当てはめてみると、自己アピールのしすぎや愛情の押し売りは厳禁ということになります。「ほら、私ってこんないい女なの」「あなたのこと好き好き好き!」というのは、相手からウザい・重いと判断されかねません。そうではなく、自分の魅力や好意をさりげなく相手に伝えて、その気にさせることに心を配るべきです。また、彼氏との結婚を焦っている女性なら、「いつになったら結婚してくれるのよ!」と彼を責め立ててはなりません。たとえば、一緒に新婚カップルのお宅を訪問するなどして、さりげなく結婚に対する良いイメージを彼に持ってもらうように努めてみてはいかがでしょうか。 以上、恋愛や婚活を実らせるために参考にしたいトップクリエイターの習慣10個のうち、今回は3つの習慣をお届けしました。前回同様に、トップクリエイターの仕事と恋愛の秘訣には意外な共通点があるのが興味深いですね。次回は、残りの4つの習慣を紹介します。 【参考】※ 10 Habits of Top-Notch Content Creators 【画像】 by.Lambroso
2012年02月09日