肌やお尻にハリがなくなってきて、老化を感じたことがある人も多いと思います。肌や身体は、20代から30代と移り変わる時に少し状態が変わります。特に周りの環境によるストレスがあると、老化につながる事があります。「シワの数だけ幸せになる。」と言いますが、そんなこと言ってられませんよね!今回は、美習慣を持つ方法を見てみましょう。 29歳は老化に対して注意すべき?はい。ほとんどの女性は30歳から老化を心配するようになります。でも、実際には研究により、29歳から老化が始まることがわかりました。29歳という節目はただの「年齢」の区切りだけではないのです。人生にとって大きな節目となり自分を見直すこともあると思います。自分の人生で経験をしたことを心のコレクションとして、20代の頃とは違った考え方や精神に気づくことがあると思います。このことは30代へのステップとしてバランスのとれた第一歩です。そして、老化を感じた時に心配ばかりしているのは良くありません。その心配事の数だけ、シワの数につながってしまいます。初めて感じた衰え 初めて白髪やシワを見つけるとショックを受ける人も多いですよね。しかし、老化はいつかは必ず来るものなので、受け入れる事も覚えましょう。白髪ができて、ストレスを溜めると新しい白髪を生むことになります。時間の流れに対して起こるひとつひとつの事に気持ちを乱されるよりも、歳と一緒に美しくいる楽しみを覚えることが大切です。どのくらいの長さを鏡の前で過ごす?ある研究によると、女性は1年間最低73時間鏡の前で過ごしているとのことです。美容に興味がある人ならその時間長さはもっと長くなります。化粧をしたり、アンチエイジング対策など、鏡の前でまるでスパイのように顔を眺め一つ一つのシワや吹き出物見つけては、原因や対策を考えます。これでは心配事が増えてしまいます。シワを見つけたときの顔は、眉間にシワが寄っているなんてことも。「 弾力がなくなってきた…」とか「疲れが肌に出てきた…」など自分にマイナスなことを投げかけるのをやめましょう。その分、水分をたくさん取る、新しいスポーツを始める、1日15分の散歩をする、良い香りのアロマをたいてみる、などの時間にあててみませんか?心がよく感じると鏡の前の自分にも反映されることを忘れないでください。美習慣を作るヒント自分の美しさに対して「必要なもの」を自分自身に問いかける習慣を持ちましょう。これを繰り返すと、毎日の本当に必要なものと実際が違っていることに気づくようになります。まず、髪の毛を見てみましょう。できるだけ天然素材のものを使っていますか?顔はきれいに洗っていますか?年齢とともに、やはり、ナチュラル素材のものを体が求めていることに気づくと思います。美習慣を持つたくさん働いた後には、香りの良いスクラブで身体を洗ってみるのも1つです。お友達と温泉に出かける習慣もいいですね。「自分の美」に時間をかけることが大切です。幸せでないとダメ今まで、幸せな人が若々しいことに気づいたことがありませんか?それは雰囲気だけではなく、数多くの「ストレスが与える老化現象」の研究で科学的に証明されています。 毎日と向き合う方法を覚えて、困難や感動を感じながら、少しずつ笑顔でいる時間を増やしましょう。1日に少なくとも10分笑うと良いと言われています。ポイントは、老化とうまく付き合い、自分が幸せでいられる美習慣を持つことです。ぜひ、心がけてみてください。
2016年07月27日田舎に住むと、空気が綺麗で肌にはとても良く、歳をとっても良い老化の仕方をします。皮膚の表皮を都会暮らしの人と比べてみると違いは明らかです。ある研究で、同じようなライフスタイルを持っていて同じ時間紫外線を浴びている30〜45歳の女性を200人集めて企画をしました。その結果、都市に住んでいる女性が肌年齢が高いことがわかりました。田舎暮らしの女性より都会暮らしの女性は10パーセント老化が進んでいるのです。そこで、肌の老化を防ぐ方法をご紹介します。空気汚染が肌に悪影響を及ぼすひと昔前までは、車の排気ガスや軽油によるヒーターによる空気汚染やスモーク問題は深刻でした。この状況からは少しずつ改善されてきましたが、最近では空気汚染対策のため大きな汚染をフィルターで取っているのに、フィルターで取り切れないもっと小さな汚染が広がり、肌の中に浸透しやすくなっています。PM(粒子物質)の問題PMと呼ばれる物質は、表皮のバリア機能を通過することができ、肌の中の細胞に入り込み血管の中へと進んでいきます。肌全体は、表面上変わりなく見えますが入り込んだ物質を中和させるために、肌の老化へとつながるのです。空気汚染は老化だけでなく腫瘍につながることもあり、肺がんの原因にもなります。肌の老化を進め、「美」を意識する女性には大きな悩みとなります。日本が抱える汚染問題風の流れによって中国から来るPMが大きな問題となっています。東京を中心にする首都圏、関西圏の汚染が進んでいるのと同時に、中国地方、九州の汚染が目立ちます。天候や風の向きにも注意をしないといけないのが現実です。PMの濃度は、こちらからチェックできます。全国のPM2.5情報・予報サイトどうしたら防げるの?都会に住む女性で特に気をつけたいのは、油脂含むクリームを塗って外に出かけない事です。油脂が入っているクリームは、汚染物質を肌に引っ付けてしまいます。皮膚科医はいろいろなところで保湿のためにクリームを塗ることを勧めますが、汚染を気にするなら、ナチュラル素材の製品が1番です。化粧品もミネラル、紫外線カットするものがベストです。これらが皮膚を守ってくれます。そして、帰宅したらすぐに顔を洗うのも1つの方法です。まとめ空気汚染が身体に悪いのは知っていたけど、マスクをするのに大切な顔のお肌のケアを怠っていませんでしたか?こまめに洗うこと、使う化粧品を変えることで老化をゆっくりさせることもできるので、実践してみてください。
2016年06月23日「肌がサビる」って聞いたことありますか?金属がサビるのと同じように、私たちの体もだんだんサビて老化が進みます。その原因となるのが「活性酸素」。20代でもちゃんと対策しておかないと、シミやしわが増え、老けた印象になってしまうことも……!そこで今回は、老け顔を予防する肌サビを防ぐ食品をご紹介します。肌サビを加速させる原因は?加齢によって増える活性酸素ですが、それ以外にも増える原因があります。体に有害物質を取り込む「喫煙」、ホルモンバランスが乱れる「ストレス」、肌を守ろうとして活性酸素が増える「紫外線」、解毒する際に発生してしまう「食品添加物」など、日常生活には活性酸素を増やすものが身近にあります。体の中で活性酸素が増えると、メラニンを作る指令が狂ったり、肌周期が乱れてしまったり、シミやしわ、肌荒れが作られやすくなって、年齢よりも肌年齢がぐっと上がってしまうんです。美肌をキープ!抗酸化作用のある栄養素と食品体内で増える活性酸素ですが、それに対抗するのが抗酸化作用のある栄養素。体の中で作ることができない物質なので、食事から摂って肌を守りましょう。抗酸化作用があるとされている代表的な栄養素は、大きく三つに分けられます。・ビタミン(ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンE)・フィトケミカル(ポリフェノール、リコピン、カテキンなど)・ミネラル(亜鉛、セレン)今回はこれらの栄養素から、4つを取り上げて具体的な食品もご紹介します。1.ベータカロテン粘膜や皮膚を美しく保ち、免疫機能を正常に保つ美肌のビタミン。体内で必要に応じてビタミンAにも変換されます。にんじん、かぼちゃ、ブロッコリーなど色の鮮やかな緑黄色野菜に多く含まれています。2.ビタミンCハリのある肌、シミ予防など、美肌に欠かせないビタミンCも抗酸化作用があります。キャベツ、ほうれん草、アセロラ、キウイなど、野菜や果物に多く含まれます。3.ビタミンE血管や肌、細胞などの老化を防止する、別名「若返りのビタミン」ともいわれるのがビタミンE。強い抗酸化作用があります。ナッツやかぼちゃ、うなぎなどに多く含まれます。4.ポリフェノール自然界に5,000以上のポリフェノールが存在するといわれていますが、全てに強力な抗酸化作用があります。中でもお勧めなのがレスベラトールを含む、ぶどうや赤ワイン。細胞を若々しく保ち、美肌維持効果があるといわれています。いかがでしたか?加工食品を避けるモデルさんも多くいますが、食品添加物を避けるのには肌サビも関係していそうですね。よく噛んで食べると抗酸化力を高める唾液が多く分泌されるので、食材を大きめにカットして食べるのもおススメです。これから紫外線がますます強くなる季節。抗酸化作用のある食材を意識して摂るようにし、肌サビからお肌を守りましょう。
2016年06月13日晩婚化が進むいま、「妊活」についての意識が高まっています。しかし、卵子老化や不妊の原因について知りたくても、情報が多すぎてかえって混乱してしまうことも。そこで今回は、妊娠にまつわる正しい知識を得るために、不妊治療専門の「はらメディカルクリニック」原利夫院長にお話をお聞きしました。■晩婚化により卵巣年齢が上昇している現在日本の女性が初めて出産を迎える平均年齢は、30.6歳。女性の社会進出にともない、妊娠・出産年齢は上昇しています。「現代は、初潮から妊娠までの期間が長く、生理の継続によって子宮や卵巣に負担がかかっています。子宮内膜症、卵巣のう腫といった病気を防ぐためには、妊娠は若いころのほうがいいんですよ」(原先生)晩婚化により卵巣年齢は上昇。妊娠率の低下が懸念されています。キャリアアップのために妊娠適齢期を逃してしまうケースも少なくありません。これから先、妊娠を望む女性は何をすればいいのでしょうか。■生理がきちんと来ているか確認しよう欧米だと、35歳くらいで結婚したら自然妊娠よりも不妊治療・体外受精に進むというのは本当ですか?「35歳以前から2年間性交があっても妊娠しない場合、不妊治療を考えたほうがいいということ。35歳で結婚するぶんには、まだ1~2年様子を見ても大丈夫です。36歳なら1年程度様子を見てもいいでしょう」(原先生)まだ結婚する予定がない場合は、心構えとしてなにに気をつければいいですか?「まず気をつけなければいけないのは、生理が周期的にきちんと来ているかということ。来ていれば、妊娠できる体の準備が整っているはずです。最近多く見られるのは、不特定多数の異性と性交したために、性病にかかり卵管が詰まるといったトラブルが起きるケース。異性関係にルーズだと性病にかかり、不妊症になってしまうことがあります」(原先生)これは、若い世代にとっても大きな問題ですね。また、生理痛がひどかったり、20歳を超えても生理周期が整わなったりする場合は、一度婦人科を受診するのがおすすめです。■外科手術と不妊に意外な因果関係が!外科手術が不妊と関係すると聞いたことがあります。鼠径ヘルニアや、子宮頸がんの手前のステージである高度異形成の手術は不妊に影響するのでしょうか?「鼠径ヘルニアに関しては、子どものころに手術をした際、腸と間違えて卵管を縛られてしまうケースがあります。そのために不妊症になってしまう人がいるのです。大人になってからの鼠径ヘルニアの手術では、間違って卵管を縛ってしまうことはないでしょう。高度異形成では、子宮の入り口を削り取る手術をおこないます。通常、排卵期になると精子が子宮に入りやすくするために頸管粘液が多く分泌されます。ところが、高度異形成の手術で子宮頸部を削り取ると、粘液が不足して精子が子宮に進みづらくなり、妊娠に影響が出てくるのです」(原先生)高度異形成は、子宮頸がんの検診によって発見できますから、早期発見のために定期検診を受けることが大切ですね。まだ結婚する予定がないなら、避妊具を使うなど、子宮頸がんになるリスクを避けることも必要になります。■卵子の老化とは減少と質の低下を指す年齢を重ねると、卵子が老化してしまうと聞きました。これは具体的にどういうことなのでしょう。「排卵に備えて成熟する卵子の候補は3~18個、加齢とともにその数は減り、35歳以上になると3~5個に減ってしまいます。また、35歳を過ぎると卵子の遺伝情報が欠損しやすくなり、ダウン症の発症率が高まります。卵子の老化とは、この卵子の減少と質の低下を指しています」(原先生)25歳未満で43%だった妊娠率も、35歳以上では14.5%まで下がってしまうんですよね。「20歳くらいの人は、タイミングが合えば結婚して3カ月で妊娠するわけです。35歳を越えると、妊娠するチャンスは1年に1~2回の割合まで減ってきます。年齢によって妊娠率にかなり差があります」(原先生)35歳という年齢は、卵子の質が低下し、女性ホルモンの年齢が減少してくる時期。自然妊娠を望むなら、35歳までがいいそうです。35歳未満でも、2年以上妊娠しないなら婦人科で検査が受けられます。■なぜ卵子の「凍結保存」が必要なのかいま、卵子の凍結保存が話題になっています。そもそも、どうして卵子を凍結保存する必要があるのでしょうか。「卵子が老化すると妊娠しづらくなるので、そうならないうちに若いうちに卵子を取って受精させておこう、ということですね。年を取ってからの卵子では妊娠しづらい、また、赤ちゃんに障害が起きやすくなります。いますぐ妊娠の予定はないけれど、将来子どもがほしいなら若いうちに卵子を取っておこうという考え方です」(原先生)35歳をすぎても仕事をバリバリこなしたいという女性は多くいます。仕事に打ち込み、妊娠を諦めないためには、受精卵の凍結は選択肢のひとつになるのですね。未婚の女性でも、卵子のみを凍結保存し、年を重ねてから若いころの卵子で妊娠・出産が可能だそうです。保存の費用は病院によって異なりますが、妊娠できる時期の延長に期待が高まります。*大きな問題となっている晩婚・少子化問題。必ずしも子どもを産むことがすべてではありませんが、不妊症にならないために気をつけるべきこと、妊娠を諦めないためにできることがあります。正しい知識を身につけ、ときには専門の医療機関を頼ってみてはどうでしょうか。(文/ぱるぱる) 【取材協力】※原利夫・・・医学博士。58年慶応義塾大学大学院医学研究科修了にて医学博士学位を取得。同大産婦人科助手を経て、62年東京歯科大学市川病院講師、平成元年千葉衛生短大非常勤講師となる。平成5年、不妊治療専門クリニックはらメディカルクリニックを開設。専門は生殖生理学、内分泌学、精子学。著書に『図解赤ちゃんがほしい人のための本-二人で治す不妊』池田書店、『不妊治療がよくわかる 元気な赤ちゃんができる本』池田書店など。 【参考】※はらメディカルクリニック※原利夫(2008)『図解赤ちゃんがほしい人のための本-二人で治す不妊』池田書店
2016年06月10日紫外線を数分間でも浴びると、お肌はダメージを受け、シワ・シミ・たるみなど、お肌の老化を早めます。なんと、お肌の老化の原因は紫外線が80%とも言われているんです。そこで、紫外線による「シミ」や「光老化」の原因、美肌を保つ方法についてご紹介します。紫外線とシミ、光老化の関係紫外線のお肌へのダメージで、一番気になるのは、やはりメラニン色素生成への作用です。メラニンは色素細胞の中で、チロシンというアミノ酸から生成されます。チロシンはチロシナーゼと呼ばれる酸化酵素により、次々と反応しメラニンへと変化していきます。生成されたメラニンは、本来は通常の表皮のターンオーバーによって角質とともに垢として排出されます。紫外線により角化細胞(ケラチノサイト)に異常が起こると、色素細胞に「メラニンを作りなさい」という指令が出続け、過剰にメラニンが作り出されます。 過剰に作り出されたメラニン色素は、ターンオーバーとともに排出しきれずに残ってしまいます。これが、「シミ」や「光老化」の原因になります。じわじわダメージが蓄積される光老化紫外線の積算時間によるお肌の老化を、「光老化」と言います。子供の頃から日焼けに気をつけていれば良いですが、なかなかそうはいきません。また、紫外線は、晴れでも曇りでも毎日降り注いでいます。「ちょっとだから・・・」という油断が、少しずつ紫外線によるダメージを積み重ねていくのです。光老化がお肌にもたらすダメージ紫外線には、A波(UV-A)とB波(UV-B)があります。主にA波は真皮の深いところまで届いてコラーゲンやエラスチンを変質させ、お肌の弾力を奪います。また、表皮は年とともに薄くなるものですが、光老化は表皮を肥厚させます。だから、お肌ゴワゴワしたり、深いシワができやすくなるのです。目の下のたるみも光老化が原因です。光老化を進行させないためには?日焼け止め剤を塗るのが1番効果的です。日焼け止め剤には、紫外線拡散剤と紫外線吸収剤の2種類があります。お肌を労りたいのであれば、紫外線拡散剤をお勧めします。紫外線拡散剤の弱点は、白浮きしやすいことですが、紫外線吸収剤に比べると、お肌に与えるダメージはかなり少ないです。これからの季節、たとえゴミ出しに行く数分間でも、日焼け止めクリームや日焼け止めローションを塗り、美肌を保ち続けましょう。次回は、日焼け止め剤の効果的な使い方について、詳しくお伝えします。
2016年04月13日「揚げる」「焼く」などの高温で調理された食べ物が、老化を促進することをご存知でしたか?マイボイスコム株式会社の調査によると、50%以上の人が体にいい食べ物を摂るように気をつけているのに、高温調理を避けている人はほとんどいませんでした。これからお話しするのは、細胞レベルで老化を早めてしまう食品中の物質について。老化が気になる女性なら、読んでおいて損はない情報ばかりです。■1:トランス脂肪酸(一日の目安量:2g未満)マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が、人体によくないという話は聞いたことがあるはず。日本でも、マーガリンは食べてはいけない食品と認識されつつありますが、それはなぜなのでしょうか?トランス脂肪酸には、二種類あります。実はバターにもトランス脂肪酸が含まれていますが、こちらはもともと食品中に含まれている天然のもの。ですから、食べ過ぎなければ健康に害を及ぼすことはありません。問題は、マーガリンに含まれるもうひとつのトランス脂肪酸。こちらは油脂を加工する工程で、水素添加という加工技術によってできたもの。この人工的なトランス脂肪酸はたくさん摂取すると、心臓病のリスクを高め、老化を早めるそうです。アメリカではすでに、トランス脂肪酸の表示が義務づけられていますが、実際には1グラム以下は測定が難しいため表示の必要がなく、およそ37%の加工食品にいまだ含まれているのだといいます。マーガリンだけでなく、精製油、乳化剤、合成着色料にも含まれるので、日本人の私たちも同じように危険にさらされています。ではどうすれば、トランス脂肪酸から身を守れるのでしょう?それはいうまでもなく、パック詰めになった加工食品ではなく、自然の食品を多くとることです。■2:砂糖(一日の目安量:25g)甘いものが欲しくなるのは、私たち人間の本能です。なにしろ、簡単に摂取できるエネルギーですから。でも油断は禁物。血液中の過度の糖分は、コラーゲン不足につながり、シワができやすくなります。そして、細胞中のミトコンドリアにダメージを与え、記憶力や視力を悪くし、早期老化につながります。また糖分のとりすぎは、2型糖尿病、心臓病、アルツハイマー病をも引き起こします。糖分は常習性が強く、簡単に手に入ってしまいますから、なおさら注意が必要です。糖分をとりすぎないためには、加工食品を使わないこと、そして代わりに天然の糖分である蜂蜜、メープルシロップ、ココナッツシュガー、デーツをとることです。■3:精製炭水化物(一日の目安量:20g以下)18世紀に小麦の精製技術が発明されてはじめて白いパンが登場し、日本でも白米が江戸中期に食べられるようになりました。でも精製された炭水化物は、栄養価を奪われていて、製糖と同じような害を体に与えます。消化に時間がかからず、すぐに吸収されるので、食後に血糖値が急上昇しインスリンが大量に分泌されます。このような大量分泌がつづくと膵臓に負担がかかり過ぎて、糖尿病になったり、老化を促進したりします。ですから、精製炭水化物が登場する前に人間が食べていた豆類や玄米のような穀物をとれば、体内の消化吸収、栄養代謝システムもよくなり、健康で若々しい体を維持できるわけです。■4:高温調理によって生まれるAGE(一日の目安量:体内に蓄積されるため、できるだけ少量)食品を高温で調理すると、体内の終末糖化産物(AGE)という炎症性化合物を増やします。そのAGEが、老化を促進するといわれています。AGEは、体内の酸化的ストレスや炎症を誘発し、AGE値が高くなると、骨粗しょう症、神経変性疾患、心臓病、脳卒中などの成人病につながるといわれています。さらに、肌のくすみ、たるみやシワも肌の表皮の下にたまったAGEが引き起こしているのですが、これは意外と知られていません。AGE測定推進委員会によると、アメリカで加工食品が老化をもたらすと理解している人は76%ですが、高温調理で老化することを知っている人は11%だけだそうです。日本では、おそらくもっと知られていないのではないでしょうか?AGEから身を守るには、低温調理することがオススメです。そして、揚げ物やグリルした肉、魚は大変おいしいものですが、しょっちゅう食べるのはやめましょう。*結局、なるべく人工的でない天然の食品を選ぶようにすること、そして、ヘルシーで加工されていない食品を、あまり油を使わずに調理して食べていれば、肉体は老化が早まることはなく、ゆっくりと老化していくはず。さらによいことに、いままでよりずっと健康でいられるはずです。いい食生活で、美と健康を手に入れてください。(文 /スケルトンワークス) 【参考】※4 Foods That Age You Faster−Eco Watch※食習慣と調理法が老化に与える影響−AGE測定推進委員会HP※からだにいい食事・食べ物-マイボイスコム株式会社※すぐにわかるトランス脂肪酸-農林水産省※WHO opens public consultation on draft sugars guideline-WHO※糖質は可能なかぎり減らす-銀座東京クリニック
2016年03月03日“手は顔よりも10年早く老化する”株式会社ドクターシーラボでは、自身が展開中の「ジェノマー」より、「ジェノマーリペアハンドクリーム」の販売を開始した。「ジェノマー」は、老化を遺伝子レベルから研究しているエイジングケアコスメブランド。「リペアハンドクリーム」は、2月19日より、全国の百貨店・直営店などで購入可能となっている。「顔よりも10年早く老化する」といわれている手。家事や仕事で酷使するため、1年中ダメージを受けている。「リペアハンドクリーム」は美容液のような美容成分を配合しており、ダメージを受けた肌をふっくらとした手肌へ整えるエイジングケアハンドクリームだ。うるおいベールで肌を守る使用しているのは、「シア脂」と「ローズヒップ脂」の植物オイル。さらに、3種類の「セラミド」や、「水溶性コラーゲン」「ヒアルロン酸Na」など。セラミドは、大切な肌を外的刺激から守り、「シア脂」や「水溶性コラーゲン」「ヒアルロン酸Na」などで保湿をおこなう。ふっくらと艶やかにさらに「ザクロ花エキス」でふっくらとした肌に整え、「アボカド脂」は、艶やかな指先へと導く。使用感は、べたつかず、さらっとしており快適。香りは、ジェノマーオリジナルグリーンティーだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・年齢が現れる手や爪のエイジングケア用ハンドクリーム手あれや乾燥、エイジングケアまで徹底ケア女性らしいふっくらとハリのある手肌爪へ
2016年02月22日肌の老化は20歳を境にすでに始まっています。「まだ若いから大丈夫!」といって油断していると、気づいたときにはシミやシワができていた・・・なんてことも。肌のエイジングケアになによりも効果的なのは、若い頃からのアンチエイジング対策。もはやエイジングケアは、20歳を過ぎたくらいから始めるのが常識になっています。■1.エイジングが進みやすいところは?顔のパーツの中で、特にエイジングが進みやすいのが目の周り、口の回り、あごの下です。みなさんチェックしてみてください。今までなかったはずの目尻のしわや、ほうれい線、体重は同じなのに、以前よりあごの下がだぶついていませんか?とりわけ目元や口元は、他の部分よりも皮膚が薄いため、お手入れをしていないとシワができやすいのです。そのまま放置しておくとどんどん深く刻まれ、気づいた時には、なかなか解消することのできない頑固なシワになってしまうのです。■2.エイジングの原因エイジングの主な原因と言われているもの。・肌の乾燥20歳をピークに肌の潤いを保つ保湿細胞が減少していくことで肌が乾燥しやすくなっていきます。乾燥すると角質層の表面が剥がれやすくなり、水分が蒸発していきます。水分を失うと肌(表皮)は薄くなり小じわになっていくのです。・肌の菲薄肌の弾力の元である、コラーゲンやエラスチンの量が加齢とともに減少し、皮膚が衰え薄く(菲薄化)なっていきます。これは女性ホルモンの分泌量低下が大きくかかわっています。・細胞の酸化これはみなさんも良く耳にする『活性酸素』が原因でおこる細胞の酸化のことです。活性酸素が脂肪と結びつくことで細胞を酸化させ、皮膚のコラーゲンなどが硬くなり、肌の弾力を奪い取ることで、エイジングを促進しているのです。・光老化これもみなさんご存知ですね、そう『紫外線』が原因で肌細胞にダメージを与えるものです。みなさんは生まれてからずーっと紫外線にさらされています。子供のうちはまだ新陳代謝も活発で、細胞の生まれ変わりも早くあまり気にする人はいませんが、20歳をピークに新陳代謝の遅れや細胞の衰えが進み、ダメージが表面化してくるのです。■3.エイジング対策残念ながら年を取ることは止められませんが、エイジングのスピードを遅くさせることは可能です。・外的要因である紫外線を極力防ぐこと。上記エイジングの原因のなかで最もエイジングを進める光老化の防止です。日焼け止めを塗るのはもちろんのこと、それ以外に肌をなるべく日にさらさいないようにしましょう。・活性酸素を発生させる原因を防ぐこと。紫外線を浴びないこともその一つですが、その他にも、喫煙、ストレス、食事など普段の生活習慣を改善することが大切です。・肌の乾燥を防ぐこと。外出前やお風呂上がりなどは、化粧水やクリームなどを塗って肌の保湿に努めてください。・女性ホルモンの分泌を補う食事をとる。サプリメントで補うのも一つの方法ですが、やはり日常の食事から補うことが大切です。大豆食品、野菜、ナッツ類、乳製品、青魚、等をバランスよく摂るように心掛けましょう。■おわりにエイジンングは外的要因によるダメージの蓄積が主な原因です。気づいた時には、かなり進行している状態です。早いうちからの対策を心掛けるようにしましょう。(下山一/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月27日シミ、シワ、タルミ、乾燥、くすみ、大人ニキビ…。大人の女性たちの肌悩みは様々。これらすべてを“年齢を重ねたせいだから…”と考えていませんか? 実は加齢による肌の老化は2割程度と意外にも少なく、残りの8割は、毎日浴びている紫外線やブルーライト(青色光)などによる光ダメージ=「光老化」によるものです。どんなライフスタイルを送っていても、冬でも降りそそいでいる紫外線による光老化は避けては通れないもの。冬の紫外線対策は怠りがちですが、油断大敵です。そこで、今回は美容ジャーナリストの奈部川貴子さんをお招きして読者座談会を開催! みんなの肌悩みについて、すぐに実践できる解決策を教えていただきました。[肌老化の80%の原因]=「光老化」を知っていますか?紫外線による肌ダメージは「加齢」よりも深刻! 奈部川さん:まずは皆さんのライスタイルについて教えてください。土田さん:昼間は事務の仕事をしています。仕事や犬の散歩などで外にいることも多いです。屋内と屋外で過ごす時間は半々くらい。休日は遠くまでドライブに行くなどアクティブに過ごしています。奈部川さん:屋外にいたあとなどに、“肌の変化”を感じることはありますか?土田さん:くすみやすくなりましたし、何より乾燥がひどくなるのを感じています。そんな時は加湿器をつけたり、普段のお手入れにオイル美容を取り入れたり、漢方茶を飲んだり。いろいろ試しています。奈部川さん:努力をされているんですね! 小林さんはいかがですか?小林さん:平日はWEBサイトの編集で、ほとんど社内にいます。休日は、たんぼで米づくりをしたり、子供のサッカーの試合がある時は一日中、太陽の下で過ごしています。日焼け止めを塗るなど基本的なUVケアはしているのですが、シミがだいぶ増えてきたと実感しています。奈部川さん:早いと翌日にはシミが気になりますよね。紫外線を浴びた直後の肌は敏感なので、肌を刺激しないスキンケアがおすすめですよ。藤本さんはいかがですか?藤本さん:私はフラワーコーディネーターの仕事をしているので、日中はブーケの制作やレッスンをしています。子どもがサッカーを習っていた時は、土日に紫外線を浴びて日焼けをするように。サッカーをやめてからは、子どもも私も肌が白くなり、それだけ紫外線に当たっていたんだなと痛感しましたね。奈部川さん:ライフスタイルは異なりますが、みなさん紫外線の影響を受けていますよね。『光老化』という言葉をご存知でしょうか? 実は紫外線は、肌ダメージの8割を占めるほど、影響力の大きいもの。毎日浴びている紫外線によって肌が破壊され、その結果、肌老化につながるのです。残りの2割である “加齢による肌老化” とは、明確に区別されているんですよ。土田さん:紫外線による影響が8割も!? 知りませんでした。奈部川さん:例えば、畳も紫外線を浴びているところは傷んでいて、光が当たっていないところはキレイですよね? 肌にも同じことが言えるんです。さらに、肌の奥まで浸透するUV-A波は冬でも比較的多く降りそそいでいるから、冬でも紫外線対策は重要です。 肌トラブルへの対策よりも大切なのは「自立する肌」そのものをつくること奈部川さん:紫外線だけでなく、ストレス、排気ガス、タバコなども肌の老化を引き起こす原因となります。最近ですと、パソコンからの「ブルーライト」もシミが出来る原因になると言われています。みなさんが日々の暮らしの中で受けている何気ないことが肌の老化と関係しているんですね。藤本さん:40歳をこえてから大人ニキビが気になってきたのですが、それも教えていただいた『光老化』などが関係しているのでしょうか?奈部川さん:はい。光老化によって、乾燥肌になるという意味では、関係しています。大人ニキビの原因の一つには「乾燥」があります。ニキビは毛穴まわりの角質が乾いて厚くなり、閉じてしまっている状態なので。毛穴まわりは脱水しているんですよ。土田さんはくすみ、小林さんはシミ、藤本さんは大人ニキビ… と、お悩みは人それぞれですが、大切なのは肌トラブルが起きてからひとつひとつを解決しようするのではなく、肌の根本からのケア “自立する肌そのものをつくっていく” という意識。日々ダメージを受けているなかで、肌本来の力を引き出し高めていくためには、表面的なケアだけでは足りないんです。藤本さん:肌の本質を理解して、もともと備わっている力を引き出していくというのは素適な考え方ですね!奈部川さん:どんな肌悩みでも、自立した肌に欠かせないのが、ビタミンAです。ビタミンAには細胞のダメージを修復し、細胞の生まれ変わりを助けてくれる効果があります。またビタミンC、ベータカロチンなどの抗酸化ビタミンには、皮膚が受けるダメージを最小限に抑えてくれる働きがあるんですよ。 肌老化の原因の80%である「光老化」に着目、紫外線大国の医師が開発したスキンケア『エンビロン』奈部川さん:健康で自立する肌へと導くためには、無理なく毎日続けることが大切になってきます。実は毎日の生活の中で、ビタミンAや抗酸化ビタミンを肌に取り入れる方法があるんですよ。それは、まずは基礎化粧品を変えてみること。私が、ビタミンAや抗酸化ビタミンを配合したドクターズスキンケア『 エンビロン 』と出会ったのは17年前。メディカルサイエンスの視点から開発されており、美容業界や医療業界ではずっと話題のアイテムです。ネット上の口コミサイトでも好評価が多いですよ。土田さん:食べるのではなく、肌から直接ビタミンAを取り入れられるんですね。続けることで効果を実感できるケアが好きなので、ぜひ試してみたいです。奈部川さん:『エンビロン』シリーズには、ビタミンA(レチノール誘導体)が配合されています。 クリニックやエステティックサロン で、肌の状態をカウンセリングした上で最適なものが案内されるんですよ。まず、気軽に『エンビロン』を体感したい方には、プロビタミンAが配合された『 エンビロン モイスチャースタートセット 』(モイスチャージェルスタート(保湿ジェル) 25ml、モイスチャークリームスタート(保湿クリーム) 25ml)を使ってみるのもおすすめ。ノンカウンセリングで手に入るファーストステップです。小林さん:私は敏感肌なので、スタートセットがあるとうれしいです。テクスチャはオレンジ色なんですね。奈部川さん:ベータカロチン(プロビタミンA)などの美容成分がたっぷり入っているので、成分自体の色ですね。化粧水は"水"なので皮脂でおおわれた肌には、すぐに浸透しづらいのですが、これはジェルタイプで浸透率が高いんです。土田さん:スッとのびて、肌なじみも良く浸透していきますね。奈部川さん:『エンビロン』の魅力はなんといってもステップアップシステム。ビタミンAの配合濃度別にさまざまなラインナップが用意されているので、 クリニックやサロン でカウンセリングを受けて、自分の肌レベルをどんどん上げていくことが可能です。ビタミンAの配合濃度がより高いアイテムにステップアップしていくことで、さらにエイジングケアに特化することもできるんですよ。これはエンビロンならではです!小林さん:だんだん攻めていけるんですね!藤本さん:光老化のことは知らなかったのですが、日常生活のどのシーンにもあてはまるのでびっくりしました。ちょうど、肌の根本から見直していきたいと思っていたので、知ることができてよかったです。読者3名のみなさんも驚いていたように、日常的に浴びる紫外線や、日々の些細なことも、肌ダメージにつながっています。健康的で美しい肌を保つためには、紫外線対策とビタミンAの摂取が欠かせません。まずは基礎化粧品を見直して、毎日のスキンケアでビタミンAを取り入れることからはじめてみましょう。 エンビロン モイスチャースタートはこちら >>
2015年12月22日姿勢が悪いと老けて見えるだけでなく、太りやすくなるほか、美容や健康上色々な問題が生じ、デメリットだらけ。ポイントをおさえて姿勢を良く保ち、美と健康を手に入れましょう! ■女性の姿勢、20代からの変化筋肉の量は20歳あたりがピークで、その後は少しずつ確実に減っていきます。女性の姿勢が最も均整がとれるのは20代。30代になると筋力は減少し、姿勢は早くも崩れ始め体は変化していきます。それに対して、男性の姿勢の変化は50代くらいから。女性はもともと筋肉が少ないため、男性よりも平均して20年も早く、姿勢が崩れ始めると考えられます。■現代は姿勢に悪いものばかり現代社会は、姿勢の悪化に拍車をかけてしまっています。長時間のデスクワークや、スマートフォンの見すぎなどが、悪影響を与えているということは言うまでもありません。体を動かす機会が減ってきた人は、普段から意識していないと筋力はどんどん低下してしまいます。■筋力の低下を放っておくと怖いことに・・・日常生活に支障がなければ、筋力低下も特に問題だとは思わないかもしれません。しかしそこに大きな落とし穴があります。筋力の低下は、冷え・むくみ、太りやすく痩せにくい、疲れやすい、片頭痛、内臓機能低下といった、女性特有のさまざまな不調の原因となります。筋力低下による猫背は、マイナス思考に陥りやすく幸福度が下がりがちになるなど、心の状態にまで悪影響を及ぼすということがわかってきました。さらに猫背は、顔のたるみも悪化させ老け顔の要因にもなるため、良いことなしです。■筋力アップで姿勢を保つ!トレーニングをすれば、いくつになっても筋力を向上させることができます。姿勢の美しさを保つのに特に意識したいのは、体の胴体部分にあたる体幹の筋肉。肩を後ろに引き、左右の肩甲骨を合わせるストレッチ「キャットレッチ」などの体操がおすすめです。食事で筋肉に必要な要素、たんぱく質をしっかりとることもお忘れなく。姿勢が良いと、若々しく見えるだけでなく、顔のたるみも防止でき、さらには健康効果・幸せ気分もアップします。ちょっとした隙間時間に体操を取り入れるなどして、より美しい姿勢を保っていきましょう。
2015年11月18日decenciaはこのほど、「目元の老化意識と目元ケアに関する調査」の結果を発表した。調査は9月14~17日の期間にインターネット上で行われ、30~40代の女性256名から回答を得た。はじめに、顔のどの部分に老化を感じるか尋ねたところ、80.0%の女性が「目元」と回答した。次いで、「口元」(69.1%)、「頰」(47.3%)と続いた。さらに目元に老化を感じると回答した人を対象に、普段、アイクリームを使用しているか聞いた。すると、63%の女性がアイクリームを使用しておらず、目元ケアをしていないことがわかった。同社によれば、夏は高い位置を移動していた太陽が、冬にかけてだんだんと低い位置を移動することにより、日差しが目元により当たるようになるという。その上で「今の時期は紫外線が目元にダイレクトに届きやすい時期といえます」と指摘。 「夏が終わったからといって、紫外線対策を怠っていると、目元のエイジングがより進んでしまうという危険があります」と警鐘を鳴らしている。
2015年10月23日40代から「髪の老化」意識9月16日、アデランスは、髪のアンチエイジングケアについて調査を実施したと発表した。白髪を見つけたり、髪にパサつきを感じたりなど、髪の老化を意識し始めるのは40代からであることがわかった。髪は人目につきやすく、年齢の印象を左右することが多い。同調査においても、女性の“老け”ポイントを尋ねた結果、「肌」(1位)に次いで、「髪の毛」(2位)に“老け”を感じる人が多かった。「白髪が増えた」が1位髪の老化の悩みとしては、「白髪が増えた」が1位で、約8割の女性が回答。また、約5割がツヤが減った、パサつきが増えたと感じていた。また、60・70代になると「髪が細くなってきた」という意見が多くなってくることから、40代の次は60代で髪の悩みが増えることがわかった。ケアに興味は8割、シャンプーが人気女性の約8割が「髪のアンチエイジングケア」に興味を抱いている一方で、実際にケアに取り組んでいる人は3割弱と少ないことが判明。具体的なケアについては、悩みに応じてシャンプーやコンディショナーを使い分けている人が最も多く、続いて、ヘアスタイルを工夫している、自宅で白髪染めをしている、などがランクインした。(画像はプレスリリースより)【参考】・アデランス プレスリリース
2015年09月23日夏が終わると、「シミや目元の小ジワが目立つようになる」「毛穴が開いたままでなんとなく老けたような気がする」なんてことはありませんか?あるとしたらそれは、毎日浴びる紫外線による肌を「光老化」させることが原因です。■紫外線「UV-A」と「UV-B」の違いとその影響紫外線には2種類あります。表皮にダメージを与え、おもにシミの原因をつくる「UV-B」と、肌の奥の真皮にまで届き、コラーゲンを破壊させ肌のハリが低下し、シワや毛穴の開きの原因「UV-A」。これらがシミ・シワ・毛穴の原因「光老化」を進行させる原因なのです。特に注意すべきは、波長が長く、雲を通過してしまうため、地表に届く紫外線の9割を占める「UV-A」。窓ガラスも透過して室内にまで届くので、スッピンで室内にいても紫外線を受けてしまっているのです。■紫外線から守るケアと闘うインナーケアが必要(1)メラニン色素の生成によってできてしまった「シミ」メラニンを生成するメラノサイトが活性を続け、部分的にメラニン色素が過剰になってしまった状態。紫外線を防ぎ、メラニン色素を減らすお手入れが必要です。(2)コラーゲンが減り肌の折れ癖が戻らない「シワ」肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンがダメージを受けると肌は弾力性を失い、表情ジワが定着してしまいます。(3)ハリが失われ、閉じる力も減少すると起こる「毛穴のゆるみ」頬の毛穴が開いてポツポツとして見えるのも光り老化が原因です。真皮にハリがなくなると、緩んでしまい、毛穴が開きっぱなしに。まずは外側から肌を守るケアをしましょう。肌に負担がかからない日焼け止めを選び、こまめに塗ることや天然ミネラルパウダーでカバーするよう心がけが必要です。紫外線を受けて日焼けしてしまったと感じたら、クレイパックなど自然の力を借りたスキンケアも効果的。さらに紫外線を浴びると、肌や体内で活性酸素が発生します。しかし活性酸素は、メラニンの生成や弾力を失うダメージに大きな影響を及ぼします。そこで、体内からのインナーケアが必要になります。抗酸化物質(ポリフェノールやリコピン、ビタミンA・C・Eなど)が多く含まれる野菜や果物を多く摂ることで、活性酸素は軽減されます。とりにくい成分はサプリメントでもOK。*夏が終わったからといって紫外線対策を怠ってしまう人も多いこの時期ですが、実はまだまだ多くの紫外線が降り注がれています。秋以降も外側からのケアと内側からのケアにより、「光老化」からお肌を守りましょう。(文/Marico Taguchi)【参考】※老化の原因は紫外線!?女性の大敵、その名は「光老化」-ロート製薬株式会社
2015年09月20日最近、ヘルスコンシャスな人たちから注目を集めているキーワード「AGE(エージーイー)」をご存じですか? AGEとは体内で糖とタンパク質が結びついてつくられる物質で、美容や健康の天敵といわれています。そこで『老化物質AGEためないレシピ』の著者である料理家のタカコナカムラさんに、AGEをためない食生活のコツを聞きました。そもそも「AGE」って何?AGEとは「Advanced Glycation End Products(終末糖化産物)」の略。糖とタンパク質が熱によって結びついてできる物質で、病気や老化のもとになるといわれています。AGEは食品にも含まれており、ホットケーキやトンカツはAGEが高い食品の代表例。たとえばホットケーキなら、小麦粉・卵・牛乳などたっぷりの“タンパク質”に“砂糖”が加わり、それをフライパンで“高熱で焼く”というAGE化しやすい条件が勢ぞろいしています。AGEは体内でも作られ、その大きな原因となるのが高い血糖値。血糖値の高い状態が続いていると、AGEがより作られやすく、体内に増えてしまうのだそうです。「AGE」が身体に与える影響とは?糖化したタンパク質であるAGEは、タンパク質本来の機能を発揮できず、さまざまなトラブルを引き起こします。「たとえば血管にたまれば動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まり、骨なら骨粗鬆症、脳ならアルツハイマーの原因になっているという報告もあります。さらに皮膚にたまればシワやシミのもとに。髪の毛もほぼタンパク質からできているのでAGEがたまるとコシのないパサパサの髪になってしまいます」とナカムラさん。タンパク質は人間の体で水分に次いで多い成分なので、AGEは体内のあらゆるところにたまってしまうのもこわいところです。体内のAGE量を計ると体内年齢がわかるAGEは加齢と共に蓄積していく傾向があり、最近では体内のAGE量を機械で計ることもできます。AGE値を知ることで病気のリスクが確認できることから、病院などで採用するケースも増えています。また、東京・新宿の「タヒチアンノニカフェ」では毎週日曜日に「AGEスキャナー」を使ったAGE値の無料測定サービスがあります。実は先日私も計ってみたのですが、AGE値は198、体内年齢は48歳(※実年齢は37歳)という結果に……。AGE値としては平均の範囲内にあったものの、生活の見直す必要性を実感しました。「AGE」をためない食材選びと調理のコツナカムラさんにAGEをためないポイントを教えてもらいました。1. AGEを増やさない調理方法を選ぶ同じ食材でも調理方法によってAGEの量は変わります。高温で長時間調理するほどAGEは増えるので、揚げ物やオーブン料理より、煮る・茹でる・蒸すなどの調理法をベースにするのがおすすめ。油は非常にAGE量が高く、同じ鶏を使った料理でも「蒸し鶏<焼き鳥<唐揚げ」の順でAGEが増えていきます。2. AGEをためない食材を摂るタンパク質の糖化を抑える働きをもつ食品を同時に摂るのも効果的です。具体的にはオクラや納豆などのネバネバ食材、きのこや海藻。果物ならベリー類やカボスやレモンのような柑橘類。唐揚げにレモンをかけるだけでも違うそうです。ただし果物は果糖が多いので摂りすぎには注意。ほかには血糖値が上がりにくい低GI値食品もおすすめだそうですもちろん、「アレもコレもダメ!」では長続きしないので、「今日は揚げ物を食べたから明日は煮物にしよう」など自分でバランスをとる目安にしてほしいそうです。AGE化を抑える「ベジブロス」(野菜だし)のすすめもうひとつナカムラさんが強くオススメするのはベジブロス(野菜だし)です。野菜の皮やヘタ、種を煮出してつくる出汁は抗酸化作用が強く、生活習慣病などを予防する機能性成分「ファイトケミカル」も豊富。最近では、このファイトケミカルにAGE化を抑える働きがあることがわかってきたそうです。スープなどいろいろな料理に使え、3日ほど冷蔵保存も可能。ぜひ多めに作っていろいろな料理に活用してみては?【ベジブロスの作り方・手順】1)大き目の鍋に水1300mlを注ぎ、よく洗った両手一杯分の野菜の切れ端を入れる。2)鍋に火をつける前に料理酒を加える。野菜の臭みを消し、うまみを引き出します。3)弱火で20~30分コトコト煮る。強火だと野菜が煮崩れるので注意 ※アクもファイトケミカルなのでとりません。4)ボウルの上にザルをおき、鍋ごと移して濾す。野菜の旨味と栄養が凝縮された黄金色のベジブロスが完成。著書『老化物質AGEためないレシピ』の中には、このほかにも前述のポイントを活かしたAGEをためないレシピが多数紹介されています。どれも簡単で気軽にできるのがメリット。「日々の食事こそが美容と健康の一番の近道だし、安上がりですよ」とナカムラさんも話します。まずはAGEをためないルールを知り、意識していくことから始めたいですね!取材協力/・タカコ・ナカムラホールフードスクール ・AGE測定推進協会
2015年08月04日1年の中で夏はもっとも紫外線が注がれる季節。日焼けが肌に影響を及ぼすことは広く知られているが、そのダメージは単に肌が黒くなることだけではないことをご存じだろうか。実は紫外線を浴び続けると、シミやシワ・たるみなどの肌トラブルが起こるといわれている。その「光老化」のメカニズムと対策について、医療法人社団一信会 ティーアイクリニック・理事長の田原一郎医師にお聞きした。○紫外線は肌をサビつかせる!?悪いイメージが先行しがちだが、紫外線にはよい面もある。紫外線を浴びることで、カルシウムの生成などに作用するビタミンDを体内でつくることができるからだ。例えば妊婦の場合、1日7.0μgのビタミンDの摂取が厚生労働省より推奨されており、食事での摂取だけでなく日光浴が勧められる場合もある。ここでは「肌老化」という観点から、紫外線が肌に与えるダメージに注目してみたい。まずメカニズムについて、「紫外線は『活性酸素』を発生させ、肌細胞の酸化を引き起こします」と田原医師。活性酸素とは、体内に取り込んだ酸素の一部が変化したもので、本来はウイルスや細菌などを攻撃し、体を守る役割を果たしている。ただし、増えすぎると攻撃性を増し、健康な細胞にもダメージを与えてしまうというのだ。ここでいう酸化とは、肌細胞がサビつくことを意味する。田原医師は、「肌老化の原因には『加齢』『酸化』『糖化』の3つがあります」としながら、「紫外線による酸化をいかにして防ぐかも重要です。紫外線を浴び続けると活性酸素がたまって酸化が起き、シミやシワ・たるみなどの"光老化"が進行してしまいます」と警告する。○紫外線による深刻な肌ダメージ「光老化」とは光老化の代表的な症状が「シミ」だ。紫外線を浴びると、皮膚を守ろうと活性酸素が発生する一方で、酸化を食い止めるためにメラニン色素も生成される。メラニン色素は紫外線を吸収して肌の奥(真皮)への侵入を防ぐために、紫外線を浴びた数日後に黒い日焼け(サンタン)となる。通常は、その後で皮膚のターンオーバー(新陳代謝)とともに日焼け部分が剝がれ落ち、もとの肌へと戻っていく。しかし、メラニン色素が過剰に生成されたり新陳代謝が乱れたりすると、色素沈着を招き、シミになって現れるという。そして光老化の症状では、「シワ・たるみ」も忘れてはならない。「紫外線によって肌細胞が酸化すると、肌のハリや弾力を保つためのコラーゲンやエラスチン繊維が壊れてしまいます。それによってシワやたるみができるので、肌が老化する一番大きな原因です」と田原医師。○UVケアの基本は「日焼け止め」地表に届く紫外線には、「UVB波」と「UVA波」の2種類がある。UVB波は波長が短く、夏の照射量が多いのが特徴。影響は肌の表面(表皮)にとどまるものの、エネルギーが強いため、赤い炎症を伴う日焼け(サンバーン)の原因に。一方、波長が長く、季節や天候に関係なく1年中降り注いでいるのがUVA波だ。エネルギーはUVB波よりも弱いが、肌の奥(真皮)まで浸透し、光老化の原因になるといわれている。田原医師は紫外線対策について、「日常紫外線でもレジャー紫外線でも、日焼け止めを塗ることが大切です。日焼け止めを選ぶときは、UVB波だけでなく、UVA波の値もチェックしましょう」と話す。日焼け止めのパッケージには、UVB波を防ぐ値はSPF(世界標準)、UVA波を防ぐ値はPA(日本独自の基準)で示されている。シーンに応じて使いわけてみよう。また、日焼け止めの塗り忘れにも要注意だ。特に首筋や耳の前後、太ももの裏、足の甲などは忘れやすいので気をつけたい。日焼け止めは汗や皮脂で落ちてしまうため、朝に塗った効果が1日続くと思わずに、こまめに塗り直すのがベストだ。○"飲むUVケア"もお勧めちなみに、"内からのケア"として日焼け止めのサプリメントもあるとのこと。「サプリメントを飲むだけでも効果があるといわれますが、塗る対策と飲む対策の両方を行うのがお勧めです。特にマリンスポーツなどをする人は、塗るタイプはすぐに落ちてしまうので、飲むタイプがより効果を発揮すると思われます」と田原医師。このように、紫外線は今現在の肌以上に未来の肌に影響を与えるようだ。まだ若い人でも、対策を始めるなら早いに越したことはない。いつまでも若わかしく美しい肌を保つためにも、UVケアを習慣にしてみてはいかがだろうか。※画像と本文は関係ありません○記事監修: 田原一郎(たはら・いちろう)医療法人社団 一信会 ティーアイクリニック 理事長平成11年に日本医科大学医学部を卒業後、日本医科大学附属病院 第一外科に勤務。平成19年より平成立石病院や都内美容クリニックなどで実績を積む。平成24年に医療法人社団 一信会 ティーアイクリニックを開院。医学博士日本医科大学大学院分子生物学分野学位論文;Systemic Cancer Gene Therapy Using Adeno-associated Virus Type 1Vector Expressing MDA-7/IL24アメリカ遺伝子治療学会にて講演後、Molecular Therapy(Impact Factor 7.149)掲載日本外科学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医
2015年07月28日ビューティコーディネーターの平野宏枝です。私はこれまで10代から90代の女性の方々へ美容についてアドバイスをしてきましたが、年代によって悩みはさまざま。特にお肌の衰えを感じてくる30代からのケアの仕方が、その後の40代、50代に影響してくるのです。まさにわたしも30代真っ只中なので、身をもって感じています。以前は気にならなかったのに、30代に入るとお肌に老化のサインが現れ始めます。例えば、血行不良やターンオーバーの乱れ・乾燥が原因で、どんよりと疲れて見えるくすみ感が増したり、今まで浴び続けてきた紫外線やホルモンバランスの影響で、メラニン色素が沈着してシミが目立つようになってきたり…。また、お肌内部のコラーゲン減少や紫外線によるシワ、たるみ、毛穴の開きも出てくるようになります。このように、20代では感じられなかった変化が出てくるのが30代のお肌です。挙げたら悩みは尽きませんが、30代からはこのような肌の悩みそれぞれの原因に対するケアを、毎日のお手入れに組み込むことが大切です。今は安心していても、まさに「イマ」のケアが今後を左右してしまうのですよ。■若々しく魅せる肌作りの3つ極意とは?さて今日は、若々しく透明感のあるお肌作りのテクニック3つをご紹介しましょう。20代はアイメイクを重要とする方も多いのですが、30代から重要視してほしいメイクのポイントはベースです! まさに目指す美しい肌とはぷるっとした透明感ある肌。みなさま、憧れますよね! そんな肌は年齢を問わず若々しく見えるもの。逆に老けた印象になりがちな肌とは、例えばお粉やパウダーファンデーションを多く塗りすぎてかさかさになり、お面みたいになってしまっていたり、気になるシミや毛穴などを隠したいという一心でついつい厚塗りになっている肌です。(1)スキンケアをしっかり行うまず大切なのがスキンケア。水分と油分のバランスがポイントです。徐々に年齢を重ねてくるとお肌の水分と油分は確実に減ってきます。したがって潤いがなくなり、乾燥によるシワがふえたり。ベースメイクをする前には、しっかりとした保湿をすることが美肌のポイントです。基礎であるお肌のキメを整えて、美しく保っていれば、その後にのせるメイクアップも少しの量ですみますからね。また水分だけではなく、オイルや乳液などの油分も必要なのでたっぷりプラスしてあげましょう。(2)明るすぎる色のチョイスと厚塗りは要注意くすみが気になるから白いファンデーションを! では、白浮きしたおばさんメイクになりかねません。あごに乗せてみて首の色と合わせた時、少し暗いかなと思う程度の色を選べば自然な肌作りが出来上がりますよ。また特にまぶたのたるみ、目尻のしわ・たるみ、目の下のくすみ・くま、ほうれい線、口角のたるみは老けて見えやすいパーツなので注意が必要です。ここにはワントーン明るいファンデーションや自然なハイライトを足してあげると、光の効果で若々しく魅せる演出ができます。シミやシワや毛穴などカバーしたいところがあったとしても厚塗りは厳禁!薄いヴェールをかけるイメージで薄く伸ばしていきましょう。そして気になる部分のみ叩き込むようにして乗せていくこと。厚塗り感のないナチュラルなベースメイクが完成して、無駄な化粧直しも必要なくなることでしょう。(3)うるおい効果の高いベースメイクをチョイスする。エイジングや乾燥が気になる30代には肌への密着度の高いリキッドファンデーションがお勧めです。うるおい効果を重視したものの方がアンチエイジング効果は高いのです。お肌のうるおいと油分のバランスがキープされるので、化粧崩れの防止にも。なかでも、「DHC Q10モイスチュアケアリキッドファンデーションEX」は、とっても優秀なアイテム。コエンザイムQ10やスーパーヒアルロン酸、マリンコラーゲンなどのお肌に嬉しい美容成分をたっぷり配合した、美肌美容液ファンデーションなのです。まるで美容液マスクをしているような使い心地で、しっとりとお肌を包み込んでくれます。メイクしながら日中の肌を長時間トリートメントし、うるおいやハリをキープしてくれるのはとても嬉しいですね! まさに、みなさまが抱えるお悩みを一気に解決してくれる一本。紫外線や冷房で乾燥が気になるこれからの季節にもぴったりですね。そして、美しさは健康なくしては成り立ちません。睡眠・食事・日焼け対策・日々たくさん笑顔になることなど、全てのバランスが大切ですね。ぜひ自信のあるお肌作りをして、潤いのある日々をお過ごしくださいね。
2015年05月28日30歳以上の女性の約9割は肌トラブルに悩んでいる2015年5月20日、小学館女性インサイト研究所から「肌に関する意識調査」の調査報告が公開された。年齢と共にどんどん増える傾向にある肌トラブル。シワ、シミ、たるみなど枚挙に暇がない。そこで同研究所は30歳以上の女性を対象に「肌の悩み」を調査した。30代から50代の500名の女性に「現在、何らかの肌トラブルを感じているか」という質問をしたところ、なんと90.4%が「イエス」と答えた。肌の老化が悩みの種実際にどのような肌トラブルを感じているのか質問したところ「シミ」「シワ」「毛穴の黒ずみ・開き・たるみ」という回答が多数。しかもその原因を尋ねたところ、どの肌トラブルにおいても「年齢および老化」という回答が最も多かった。今回の調査によって、多くの女性が肌の老化に悩んでいるということが明らかに。ビューティスキンスペシャリストの深澤亜希さんは「肌の老化の原因は酸欠肌にある」と語る。酸欠肌とは酸欠肌とは血行不良によって肌細胞のターンオーバーが乱れた状態。酸素や栄養分は血液によって体の隅々まで運ばれていくため、血行が悪いところには酸素や栄養分が不足し、老廃物の排泄もできなくなる。体の冷えや筋肉量の低下、睡眠不足、ストレス、悪い姿勢の持続などが血行不良の主な原因。深澤さんによると、運動や睡眠、食事、スキンケアの正しい習慣を身につければ誰でも美肌になれると言う。しかし肌は1日で変わるものではないため、続けることが必要不可欠だとも言う。まさに「美は1日にして成らず」という言葉通り。正しい習慣を身につけて美肌を手に入れたいものである。(画像はプレスリリースより)【参考】・小学館女性インサイト研究所プレスリリース
2015年05月21日日差しが強まり、紫外線が気になる季節です。紫外線によって引き起こされるお肌のダメージといえば、シミ・そばかす。日々の紫外線対策をしっかりと行うことが大切なのは、みなさんご存じの通り。でも、紫外線の怖さはそれだけではありません。実は、肌老化の象徴である “シワ” や “たるみ” の大きな原因は「光老化」だと言われています。光老化の原因となるのが、屋内外で毎日浴びている紫外線です。最近、話題のagingアプリ。どんな感じかしらと、遊び半分で自分の老化した顔をシュミレーションしてみたら、なんと「老後の顔はこんなふうになってしまうの?!」と、しばし愕然としました。あらためて、シワやたるみは今からしっかりと防がねばならない、と痛感。「若さ」と「美肌」を追求するアラフォー女子ならば、「光老化」対策は万全に行いたいもの。そのためには、日やけ止めを塗る “体の外側” からの対策だけでなく、 “体の内側” からのケアもしっかり行うことが重要となります。そこで、今日からすぐに始められる体の内側からの紫外線対策をいくつかご紹介しましょう。毎日の「日やけ止め」+「食事」で対策を!まずは紫外線のおさらいから。肌に影響を及ぼす紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)があり、UVBは皮膚の表面に届いて短時間で皮膚を赤くし、日やけ・シミの原因になります。そして、表皮を通過して肌の深部まで到達して光老化の原因となるのがUVAです。UVAのなかでも、最も波長の長いロングUVA(長波長UVA)は、なんと肌の深部(真皮層)まで到達し、コラーゲン繊維やエラスチン繊維、また、これらを生成する繊維芽細胞にもダメージを与え、シワやたるみの原因となるのです。恐ろしいことにこのUVAは、天気や気温に関わらず1年中、雲やガラスも通過して降り注いでいるのだとか。とくに5月~9月頃は紫外線量も増えるため、念入りなケアが必要となります。毎朝、顔・首・デコルテにまで日やけ止めをしっかりと塗っていても、忙しい日中はこまめに塗り直しができなかったり、汗を拭くことにより日やけ止めがとれてしまうかもしれません。そこで取り入れたいのが、紫外線対策を意識した食生活です。「食事」で紫外線対策! その方法とは?体の外側からの紫外線ケアは基本中の基本。さらに毎日の食生活で行う、 “浴びてしまったUVへの対策“ もあわせて行わないと、アラフォーの紫外線対策は万全とは言えません。浴びてしまった紫外線で発生した体の中の「活性酸素」を除去してくれるのがビタミンCです。しかし、残念ながらビタミンCは体に貯めておくことができません。また、ストレスや疲れによっても大量に消費されてしまうため、意識的に補給したい栄養素です。フルーツから摂取するのが一番手軽ですが、この場合は昼間ではなく夜以降にいただくことも重要なポイント。わたしが意識的に実践しているビタミンCの補給法と、体の内側からの紫外線対策として注目している、もうひとつの“新成分” についてご紹介しましょう。その1.今夜からできる! ビタミンCの補給法柑橘系フルーツには、ソラレンと呼ばれる光毒性物質が含まれていることもあり、紫外線の感受性を高めてしまうため、紫外線対策としていただく場合は朝よりも夜に摂取するほうがよい、とも言われています。◆夕食時、肉や魚など、良質なたんぱく質のソテー + グレープフルーツソースでコラーゲン生成を促す。◆夕方以降にのどが乾いたとき、夜のお風呂上がりなどには、炭酸水+レモン果汁で水分とビタミンCをチャージ。白湯や常温のお水に入れても。その2.紫外線対策、いま話題なのは「アロエ」!最近わたしが注目しているのが「アロエ」です。最新の研究結果では、アロエの葉(アロエベラ)からとれるアロエステロールという成分が、肌を紫外線によるダメージから守ってくれることがわかりました。化粧品による外側からの肌ケアだけでなく、内側から美肌効果を得られる「新しい美容方法」ということで美容のプロたちも注目し、大きな話題となっています。食べた後のアロエステロールは、真皮の線維芽細胞に働きかけ、肌を紫外線ダメージから守るだけでなく、ヒアルロン酸やコラーゲンを自ら作り出す力を高め、プルプルとうるおった“美肌体質”になれるのだとか。食事にアロエを加えて、からだの中にアロエステロールを摂り入れていくことにより、気になるお肌のエイジングケアがさらにパワーアップする、というわけです。そこで早速トライしてみたのが、アロエベラ葉肉90g分のアロエステロールが入った、森永乳業の「ALOE BENE(アロエベネ)」。話題のアロエの凄さを体感したくて、このアロエドリンクを日々の食生活に加えてみることにしました。アロエ風味のヨーグルトドリンクなので、さらりとしたのどごし。1日1本、試しに3日間ほど飲み続けてみたのですが、朝起きた時に太ももや胸の周りなどボディ各所にうるおいを実感し始めました。「全身は一枚の皮膚と考えれば、顔にも効果あるはず!」と、1週間ほど続けてみたところ、口元や目元にもハリを感じるように。気になる紫外線ダメージもケアして、肌のうるおいもキープ。美肌を実感できているので、常に冷蔵庫に4~5本をストックするようにしています。1本45kcalとローカロリーなので、時間帯を気にせずに朝のスムージーにプラスしたり、ランチのお供にしたり、夕食のデザート代わりにして飲んでいます。スーパーやコンビニで手軽に入手できるため、忙しいアラフォーが食事から始める紫外線ケアの第一歩としてもおすすめです。すでに、真夏並みの紫外線量が降り注ぐ季節。毎日の日やけ止めと、体の内側からのケアを意識した食生活の積み重ねが、あなたの10年後、20年後の「若さ」と「美肌」を左右するかもしれません。今年は、体の内側からのケアも充実させて “美肌体質” を目指してみませんか?
2015年04月28日暖かくなると、外に出る機会が自然と増えますよね。出会いの多い春、ふと気になってしまうのが肌の老化。室内ではなんとなくごまかせていた肌のしわ・しみ・たるみも、明るい野外では隠すことができません。そんな老化を隠そうとメイクを厚くしても、ますます老けてみえるだけだったり……。春になると気になる「黄ぐすみ」とは?さらに、これからのシーズン気をつけて欲しいのが「黄ぐすみ」です!室内では気づかなかったけど、明るいところで肌を見ると「肌色とファンデーションのトーンが合っていない?」と感じることはありませんか?それは肌の黄ぐすみが原因になっているかもしれません!黄ぐすみとは、年齢を重ねるにつれて肌が黄ばんでくる現象。タンパク質が皮膚に蓄積されて、「カルボニル化」してしまうため発生するのです。カルボニル化は紫外線によるダメージ、ストレス、栄養バランスの乱れ、そして加齢に伴う鉄の蓄積によって起こります。「隠しピンク設計」がメチャクチャ使える!肌が黄ばむ悩みを抱えているなら、春に向けてコスメを変えてみましょう!おすすめは、気になる大人の肌悩みを解決してくれる新発想「隠しピンク設計」を取り入れた『Attenir(アテニア)』の新メイクライン。隠しピンク設計は、肌トラブルを隠すために厚塗りをするのではなく、アイテム別に忍ばせたピンクのやわらかな光によって、年齢を重ねることでできる大人の表情美を引き出すという全く新しい発想です。例えばベースメイクは、バラの花弁のように幾層にも重なって構成された“ピンクローズピグメント”という粒子を配合。この粒子が肌の上で乱反射して、肌に血色感や明るさ、そしてハリツヤを演出します。そしてポイントメイクには、レフ板効果のあるピンク色の板状粉体“クリア発色パウダー”が含まれています。このパウダーが、くすみやたるみによる影を払拭しながら、美しくつややかに発色するのです。さらに肌に潤いとハリを補給してくれる「フィルム化コラーゲン」とヒアルロン酸も配合されているというから、これは期待ができそう!隠すのではなく年齢を活かすという新鮮な発想に心惹かれて、早速アテニアの新メイクラインを試してみました!ナチュラルな「大人の表情美」・・・!私のおすすめはパウダリーファンデーションとルージュ!パウダリーファンデーションは、うすく塗っただけでも肌のくすみをしっかりカバーできます!カバー力が高くても肌が白っぽくならず、ナチュラルな質感をキープしてくれるのが嬉しいところ。しかもパウダリーファンデーション特有の粉っぽい仕上がりがないのも◎。そしてルージュもかなり好感触。これまでは「ルージュっておばさんっぽい?」という思い込みから、リップはグロスのみで仕上げていました。でもこのリップは表情をぐっと明るく見せてくれますし、しかも適度に大人の色っぽさを表現できるんです。パウダリーファンデーションとルージュを一緒に使用することで、さらにパワーアップ!大人の魅力を引き出してくれるコスメがあれば、もう年齢を重ねるのも怖くない?どんな場所でも自信を持って、上を向ける女性になりましょう!
2015年04月13日タンパク質摂取不足タンパク質摂取不足は皮膚機能の老化現象を招き、肌水分量の低下やコラーゲン合成が減少することが知られている。日本人はタンパク質の摂取量が不足しており、高齢者においては健康維持に最低限必要とされる量も摂取できていない人がたくさんいることが指摘されている。研究の背景牡蠣(かき)は「海のミルク」と呼ばれるようにタンパク質、グリコーゲン、ビタミン、タウリンや亜鉛などを豊富に含んでいることから滋養強壮効果があることが知られている。牡蠣の美容効果に対してはあまり注目されていなかったが、近年同様に滋養強壮効果の高いスッポンの美容効果が注目され、スッポンエキスを含む健康食品が美容のために売り出されている。東洋新薬は広島県産牡蠣エキス「まるごと濃縮かきエキス」を販売している。牡蠣のむき身を酵素分解により、濃縮エキスとしたもの。滋養強壮成分を豊富に含み、亜鉛の含有量が高いのが特徴。亜鉛の吸収促進作用も有している。研究成果マウスを使った動物実験において、タンパク質摂取不足による、皮膚の老化機能、肌水分量の低下、コラーゲン合成低下をまるごと濃縮かきエキスが抑えることを明らかにした。研究内容は日本薬学会第135年会(2015年3月25日~28日:神戸)で発表がおこなわれた。【参考】・東洋新薬プレスリリース
2015年04月01日だんだんと暖かい日が続くようになり、日差しの強さも感じる季節になりました。「そろそろUV対策しなきゃ」なんて、のんきに考えているアラフォー女子はいませんか? 紫外線は、季節や天気、もちろん気温などに関係なく、一年中、常に地上に降り注いでいます。日々浴びている紫外線が、あなたの肌をじわりじわりと老化させているのです。いつまでも若々しい肌でいるためには、毎日のスキンケアの一環として「正しいUVケア」を取り入れることが重要です。いまからでも遅くはありません。まずは紫外線が肌にもたらす影響や、本当に必要なケアをきちんと知ることから始めましょう。知っておきくべき「ロングUVA」の存在紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)があることは、すでにご存じの通り。UVBは、皮膚の表面に届いて短時間で赤くなる日やけの原因です。このUVBから肌をどの程度防止できるかという目安の数値が、SPF(2~50+)です。一方、表皮を通過してさらに肌の深部まで到達し、メラニン色素を濃くしたり光老化の原因になるのがUVAです。このUVAから肌をどの程度防止できるかという目安の数値が、PA(PA+~PA++++)となります。しみ・しわ・たるみを防ぎ、いつまでも若々しい美肌を保つためにも、このPAの数値をしっかりとチェックして、UVケアグッズを選びましょう。最近の研究では、このUVAの中でも、最も波長の長いロングUVA(長波長UVA)が真皮層まで届き、コラーゲン繊維やエラスチン繊維、また、これらを生成する線維芽細胞にもダメージを与え、シワやたるみの原因となっていることがわかってきました。お肌の老化が気になるアラフォー女子は、このロングUVAの存在をしっかりと認識して、常にこれを防御していくことが重要です。紫外線量の約75%が「ロングUVA」という事実!紫外線の約95%がUVAと言われています。なかでも、肌深部の真皮まで届くロングUVAは、地上に降り注ぐ紫外線のなんと約75%を占めています。UVBはサマーシーズンに紫外線量が増えるのですが、UVAは、春でも真夏の半分もの紫外線量が降り注いでいると言われています。そして、以下の図にあるように、日の出から日の入りまでずっと、雲や窓ガラスも通過して降り注ぐため、知らず知らずのうちに肌真皮にまで到達している危険性は高いのです。だからこそ、健康で若々しい肌を保つためにはロングUVAからも肌を守るUVケアが必要なのです。敏感肌でも使える、ロングUVAブロックの日やけ止めが登場この気になるロングUVAに着目し、さらにアジア人の敏感肌を考えて開発されたという日やけ止めがお目見え。敏感肌でも毎日使えるのに、SPF50 ・PA++++の高い紫外線防御力があります。早速、試してみました。化粧水と乳液で肌を整えた後に使用します。肌にするりとのび、なじみのよさは抜群。べたつかないので首やデコルテまでするりと、そして、しっかりと塗ることができます。日やけ止め特有のニオイもまったく気にならず、これなら、毎日の朝のお手入れの仕上げとして使える! また、テカリにくいので、これからの季節は化粧下地としてもオススメです。世界50か国以上の皮膚科医が採用するブランドフランス生まれの「ラ ロッシュ ポゼ」は、敏感肌のためのスキンケアブランドです。14世紀にフランスの中南西部にあるラ ロッシュ ポゼ村で発見された湧水・ターマルウォーターは、古くから肌のケアに使われてきました。肌を健やかに保つ作用があることで知られる成分・セレンを豊富に含みます。このターマルウォーターは、ラ ロッシュ ポゼ製品に含まれ※、もちろん、「UVイデア XL アクア フレッシュジェル クリーム」にも配合されています。紫外線をきちんとブロックしてくれるだけでなく、スキンケア効果があるのも嬉しいですね。※一部製品を除くロングUVAをしっかりとブロックすることが、未来の美肌の基本です。毎日のお手入れに、いますぐに取り入れみてはいかがでしょう。
2015年03月26日紫外線対策としてまず気になるのがお肌。最近では、髪も気にする人が増えたようですが、眼については盲点になっている人も多いかもしれません。3月9日におこなわれたジョンソン・エンド・ジョンソンのメディアセミナーでは、金沢医科大学眼科学講座教授の佐々木洋先生が、タンザニアでの疫学調査の結果をもとに「紫外線が眼に与える影響と対策」について講演しました。佐々木教授によると、昨年金沢医科大学が紫外線強度の高いタンザニアで行った疫学調査で、子どもの頃から眼に大量の紫外線を浴びていると、眼の老化を招く可能性があることがわかったそうです。視力の調査では、タンザニアの子どもの視力は日本の子どもよりはるかに良いにも関わらず、成人の視力はタンザニア人より日本人のほうが良いという結果が出ました。タンザニアと日本(石川県)の紫外線強度を比べると2倍近い差があり、タンザニアの子どもは日本の子どもよりも戸外での活動時間が長く、眼鏡やコンタクトレンズの使用率も低いため、眼部への紫外線被ばく量が3倍以上にもなっています。その結果、紫外線が原因とされる眼疾患である瞼裂斑(けんれつはん)を患っている子どもが日本の約4倍もいることがわかりました。さらに、成人になると紫外線関連の疾患で視力を失っている人が多く、また紫外線対策も不十分なため、日本人より眼の老化を招いている可能性が高いようです。紫外線の影響で白目の一部がシミのように黄色く濁って盛り上がる瞼裂斑(けんれつはん)は、軽度の場合自覚症状がなく、気づかないこともありますが、症状が進むとさまざまな支障が出るだけでなく、審美的な問題もあります。眼をキレイに見せるためにも、瞼裂斑(けんれつはん)のような紫外線の影響による眼疾患にも注意を払いたいものです。また、紫外線の影響によって水晶体が白く濁り、核白内障が早い時期から発症することで、眼の老化現象が早まる可能性が出てきます。老眼など年をとってからのことと思いがちですが、若いうちから紫外線対策をすることが大切でしょう。これから暖かくなってくると、ますます必要になってくる紫外線対策。サングラスで十分だと考えている人も多いと思いますが、実はメガネやサングラスのみの場合は、レンズと顔の隙間から入り込んだ紫外線が眼に吸収されてしまいます。またレンズの色が濃い場合、視界が暗くなることで瞳孔が開き、結果として眼に紫外線が入りやすくなる可能性があるので注意が必要です。眼の紫外線対策のためには、メガネ(もしくはサングラス)に加え、UVカットコンタクトレンズ、つばの広い帽子の3点を併用することが重要だと、佐々木教授も強く訴えていました。UVカットコンタクトレンズは、さまざまな会社から販売されていますが、商品によってはUVカット率が公表されていないものもあるようです。ジョンソン・エンド・ジョンソンのアキュビュー(R)シリーズは、全てUVカット付きで、眼に有害な紫外線B波を97%以上、紫外線A波を81%以上カットするとのことです。お肌や髪の紫外線対策を意識するように、これからは眼の紫外線対策もしっかり心がけましょう。・ジョンソンエンドジョンソン 公式サイト
2015年03月17日暖房や外気の乾燥により、肌の水分量や油分量は大幅にダウン。肌は、乾燥した砂漠状態に…。ターンオーバーのリズムも乱れて、小ジワやたるみ、くすみなど、肌老化を引き起こしてしまいます。うるおいのある肌を保つためには、肌の水分量と油分量をキープすることが大切。今回は、毎日の生活の中で、肌の水分量や油分量を保つ方法をご紹介します。■正しいスキンケアで肌の基盤づくり乾燥対策で一番大切なのは、なんといっても保湿。毎日の正しいお手入れで、肌のコンディションを整え、乾燥に負けないお肌の基盤づくりが大切です。とくに注意が必要なのが洗顔です。間違った洗顔は、肌の油分をとりすぎてしまったり、肌を傷つけてしまう原因に。洗顔の際は、洗顔料をしっかりと泡立て、強く擦りすぎずに、やさしく余計な皮脂や汚れを包みこむように落とすのが鉄則。また、すすぎの際は、温度の高いお湯で洗い流すのはNG。お肌のうるおいを奪いすぎてしまい乾燥の原因に。すすぎの際は、人肌程度のぬるま湯で、あごの下や耳の後ろなど洗い残しやすい部分に注意して丁寧に洗い流します。顔を拭く際も要注意です。肌に負担をかけないように、タオルでやさしく押さえるように心掛けてください。■体内への水分補給も忘れずに! 洗顔後は、もちろんすぐに保湿ケア。お風呂上りや洗顔後の肌は、うるおいが一番逃げやすい状態です。化粧水でたっぷりとうるおいを与えて、乳液やクリームでしっかりとうるおいをとじこめます。正しいスキンケアで肌の基盤づくりをした上で、さらに取り入れて欲しいのが、肌の水分や油分を保つための生活習慣。室内に適度な湿度を保つように加湿器を利用したり、濡れタオルを干したり、観葉植物を置くなど、室内の湿度をあげる工夫を心掛けてください。また、体内に水分を取り入れることも重要。こまめに水を飲んだり、セラミドなどうるおいを守ってくれる成分が含まれたサプリメントや健康をサポートしてくれる飲料を毎日の習慣にして、肌の水分や油分を保ち乾燥知らずの肌を手に入れましょう!
2015年02月27日老化を食い止めるお肌のお手入れのポイントは、たったひとつ!?30代に入った途端、時が経つのが早く感じられるもの。ふと気づいたら“アラフォー”に・・・。 ところが最近、いくつになってもオーラを放つ美しい女性がたくさんいます。一体彼女達の生活は、何が違うのでしょう。お肌のお手入れのポイントは「時間」2015年1月、アテニアは「時計美容」という新理論をもとに開発した「ドレスリフト」(エイジングケア)、「プリマモイスト」(本格保湿ケア)の2つのスキンケアラインを発表。今までにない「時計美容」の概念と商品について、商品企画部・斎藤智子さんにお聞きしました。――「時計美容」のコンセプトについて教えてください。斎藤弊社ではこれまでも、日中は外的ダメージから肌を守り夜はじっくり保湿するなど、生体リズムをベースにした化粧品をご提案してきました。その考え方をさらに進化させ「時計遺伝子」という最先端医学の概念を取り入れたのがこの「時計美容」です。スキンケアを「朝のケア」「夜のケア」というスポットのものとして考えるのではなく、朝のケアが夜の美しい肌をつくり、夜のケアは朝の美しい肌につながるという、24時間の概念でスキンケアを考えていくというものです。――朝と夜はつながっていて、24時間の充実が必要・・・、よい睡眠をとるための考え方とも共通していますね。なぜこのようなコンセプトが生まれたのでしょうか。斎藤私たちは通信販売や直営店販売という性質上、お客様の声をごく身近に聞くことができ、化粧品だけでなくライフスタイルまで含めてお話を聞く機会もあります。その中で、現代の多くの女性たちがとても頑張っていて、それ故にストレスを抱え疲れてしまっているという事実を実感してきました。一方で、年齢を重ねても自然体で人生を楽しんでいる女性もいます。そういった方は、日中は活動的に過ごし、夜はしっかり眠り、3度の食事を楽しみ・・・と、自然のリズムに上手に乗りながら毎日を過ごしていることに気づきました。そこに「時計遺伝子」との出会いがあり、2つの理論が重なったのです。アテニア「時計美容」 Chapter 1 睡眠は若返りのための再生工場女性たちにもっと自分を大切にしてほしい・・・――単に肌をケアするためのものではなく、ライフスタイルの提案も込められているのですね。斎藤ライフスタイルを実際に改善するのは容易ではありません。でも、小さなことでもよくしてみようと意識して実践すれば、安心感や自己肯定につながりますよね。忙しいなかでも女性たちにもっと自分を大切にすることで結果的に美につながることを知ってほしい・・・、そんな願いを「時計美容」に込めています。――具体的に教えていただけますか?斎藤例えば、お手入れ方法の「タッチングメソッド」。わずか30秒の動作の中に、自律神経を整えて朝晩のメリハリをつけて睡眠中の肌の再生効率をupさせる要素を入れてあります。朝のケアは、のびと深呼吸から始めてしっかり体を目覚めさせ、血液やリンパの循環を促し夜の間にたまった老廃物をデトックス。夜は精油の香りをゆっくりかいでリラックスし、笑顔をつくる動作で締めくくって、明日のための心地よい眠りへ・・・。手で顔を包み込む動作をすると、手の体温が肌だけでなく脳もしっかり癒してくれるんですよ。――確かに、全身の動作も取り入れたタッチングメソッドは、肌がきれいになるだけでなく、全身の調子が整う感じがしますよね。化粧品の成分についてはどうでしょうか。斎藤快眠セラピストの三橋美穂先生を監修に迎えて天然精油の機能性アロマを取り入れました。日中用乳液には一日を気持ちよくスタートさせるローズマリーの香り、ナイトクリームには快眠を誘うレッドシダー樹液を配合。さらに「プリマモイスト」にはノバラの香り、「ドレスリフト」には、幸福感を誘うダマスクローズを基調としたブレンド精油を使いました。また時計遺伝子の理論に従って変化する肌状態にあわせて、夜はダメージ修復と水分の蒸散に備えて栄養とうるおいをプラス、朝は睡眠中に失われた水分の補充や紫外線・乾燥によるストレスからの防御対策をします。いずれも睡眠中の肌再生効率を一番に考えた最先端の美容成分を使っています。――スキンケアが楽しくなりそうですね。斎藤ケアをするとき、肌を大切に扱うことで脳も癒されて相乗的に美肌効果も高くなるので、ぜひ楽しく取り組んでみてくださいね。これからも、みなさんと等身大で向き合い、楽しいこともつらいことも共有しながら、本当の意味で効率的に美肌をつくるお手伝いをしていきたいと思っています。*アテニアの新スキンケアラインに関する情報はこちらPhoto by James C.
2015年02月18日最初はあまり目立たなかったのに、気づくと徐々に大きくなってくるシミ。コンシーラーやファンデーションで隠せても、素顔になると明るみに出る茶色いシミは、いつ見ても気分を憂鬱にさせます。そんなシミの原因は……ズバリ紫外線!特に紫外線が最も多くなるこれらからの季節は、より対策をバッチリしなくてはいけませんが、紫外線予防以外の、シミを失くす効果的なケアってあるのでしょうか?肌老化の犯人は、「一重項酸素」である!肌が紫外線を浴びると、細胞から 一重項酸素という活性酸素が発生します。そして、この一重項酸素こそ、実はメラニンを発生させるシミの原因です。しかも、肌の細胞を傷つけ、酸化させるので、肌の老化も進行させてしまいます!つまりはこの一重項酸素をやっつけることが、白くて若い肌を保つ秘訣となるのです。ビタミンCやEが効かない一重項酸素には、アスタキサンチン!活性酸素なら、ビタミンCやEを摂れば消去できると思う方もいるでしょう。しかし、一重項酸素に対してのビタミンCやEの効力は、実はほとんど効果なし!なのです。では、どうすればいいいのかというと、その答えは「アスタキサンチン」にあります。というのも、自然界に存在する赤い色素のアスタキサンチンは、活性酸素を消去してくれる「抗酸化成分」を強力に含んでいる成分だから。その抗酸化パワーは、ビタミンCの6,000倍、そしてコエンザイムQ10の 800倍とも言われているほどなんです!アスタキサンチンは、どう摂取するのがベスト?アスタキサンチンを摂るには、鮭、いくら、海老などを食べることで摂取できます。とはいえ、毎日イクラを食べるとなると……大変ですね。そんな時にはサプリメント、ドリンクからとるといった方法もあります。でも、もっとシミや肌老化に効果的な方法があるんです!それは、スキンケアでとり入れること。スキンケアならアスタキサンチンだけでなく、美白や保湿の他の美容成分をとり入れることができるからです。なかでもオススメなのが、美白オールインワンゲル『ドットゼロ・パーフェクトゲル』。アスタキサンチンはもちろんのこと、メラニン生成を防ぐ”プラセンタ”やヒアルロン酸の1.6倍もの保湿力をもつ“シロキクラゲ”、さらに肌本来の美しさを引き出す20種類以上の和漢成分が様々な肌悩みを解決してくれます。しかも、厚生労働省が効果を認めている医薬部外品!オールインワンタイプなので、忙しい女性にもピッタリです。でも、アスタキサンチンって高いのでは?アスタキサンチンは高価なイメージですが、ドットゼロ・パーフェクトゲルのトクトクコースなら、なんと初回に掛かるのは送料の430円だけ!実質30日間無料で、アスタキサンチンのパワーを試すことができるんです。使い終わった頃には、透明感が出てファンデーションもワントーン明るくしなきゃ!なんて思うかもしれません。一刻も早くケアをしないと、シミは今でもどんどんと大きくなってしまいます。だからこそ、今すぐ手軽にできるオールインワンゲルのドットゼロ・パーフェクトゲルのアスタキサンチンパワーで肌老化をストップさせちゃいましょう!
2015年02月17日“サビ” といわれてもパッと想像しにくいけれど、「サビること=老化」といえば、誰でもドキッとしてしまいますよね。例えば、リンゴの断面が時間の経過とともに茶色に変化するのは、酸化=サビるのが原因。しかし、リンゴの皮にはポリフェノールなど優れた抗酸化成分が含まれていてしっかり中身を守ってくれているんです。人も刺激やストレス、加齢などにより、酸化の原因となる活性酸素が増加。もともと人にも「サビない身体」にさせないための抗酸化物質が備わっているのですが、残念ながらこれも加齢とともに減少へ。だからこそ、「いつまでも若々しくキレイでいたい」、「健康でいたい」…そう願うアラフォー世代は “サビない身体づくり” を常に心掛けておくことが必要です。そこで、「サビない身体づくり=抗酸化」を目指すための3つのルールをご紹介しましょう。その1:質の良い睡眠を心がけ、ストレスを溜めこまないサビの原因、活性酸素を除去する「抗酸化物質」は体内でも作られますが、不規則な生活や乱れた食生活、睡眠不足、ストレスなどにより、それを作る機能が低下し、圧倒的に抗酸化物質の量が不足に。加齢やストレスで“身体がサビる”と言われるのはこのためなんですね。特に疲れやストレスは大敵! 良質な睡眠は、強力な抗酸化作用を持つホルモン・メラトニンの分泌を促すことがわかっています。ストレスを溜めないように心がけ、良質な眠りで防サビを目指しましょう!その2:適度な運動やボディケアで血流の巡りを促す運動そのものは活性酸素を発生させる行為として知られていますが、運動によって活性酸素から身を守るためにより多くの抗酸化物質を体内に蓄積するため、適度な運動をしている人の方が体内に抗酸化物質が多いと言われています。また、体内の抗酸化物質が減少すると毛細血管も細く衰えてくるので、血流も悪くお肌にとってもマイナスに。生活習慣病を引き起こす原因にもなります。女性は特に体を温めて冷やさないようにし、ボディケアやマッサージなどで血液の巡りを良くしておくことが大切です。その3:抗酸化力の高い“オリーブ葉”を味方につけるそしてすべての美と健康は体の中で作られる、つまり何よりも重要なのが抗酸化作用の高い食事を心がけること。……とはいっても忙しい日々の中で、栄養管理をするのは至難の業。でも、このまま「フケ」たくはない! そんなジャストアラフォー世代でもある私が見つけたのが、オリーブ葉に含まれる「フェノール酸」の存在です。古いもので樹齢3000年、4000年と生きるオリーブオイルの木。永遠ともいえる長い時間を、外的からの攻撃を制止し、病気と闘い、身を守る……その強大な防衛力にはきっとワケがあるはず、と思っていたのですが、そのヒミツがこのオリーブ葉に含まれる「フェノール酸」にあったのです。これは、ポリフェノールの一種で、美容と健康にダメージを与える酸化を防いでくれる成分。この抗酸化物質が、人の体においても有効に働き、水分バランスを保ち、血流をよくすることで、肌のツヤ・ハリが持続され、弾力性を保てるのだとか。早速、気になるこのオリーブ葉エキスを、わたしも毎日の生活に取り入れてみることに。今回選んだのは「コンビタ オリーブ葉エキス」。オーストラリアのオリーブの木から朝摘みされた若葉をそのまま抽出しているこだわりの「オリーブ葉エキス」だそう。また、このオリーブ葉エキスのポリフェノール含有量は、エキストラヴァージンオリーブオイルのなんと30~40倍だとか。味は植物発酵エキスのような濃厚で甘みのあるシロップ状。これを1日15mLを目安に飲むだけなのですが、まずひとくちで飲み干してみると、すぐに体の内側から「カー!」と温かくなるような印象に。始めのうちは飲み忘れないように一気に飲んでいましたが、味になれてくるとヨーグルトにかけてみたり、紅茶に入れるなど楽しみながら摂るように。ちょっぴり苦味のある甘さが薄れて、おいしく続けることができました。私の場合、まず最初に変化として表れたのが、手足の末端がぽかぽかと温かくなったこと。これって血流が良くなったってことなのかな?と、継続していると、今度は朝のスッキリ!がやってきました。ガンコなぽっこりお腹のハリがなくなり、なんとなく気分も爽快。そして飲み初めて1カ月ほどたった頃、洗顔時にうれしい違和感!あれ?肌のもっちり感が変わった……?! 洗い流すとき、手のひらに触れる頬のもっちりとした印象が明らかに違うんです。これには感動! それに日中、カサカサ感が気になっていた肌もなんだかいい調子。このあたりからです、「よし! しばらく続けていこう!」と心に決めたのは。オリーブ葉エキスは免疫力もupしてくれるので、季節の変わりめの健康管理にも活躍してくれそうです。まずは日々の生活習慣を見直し、適度な運動を行った上で、“オリーブ葉エキス”を味方につけて、身体の中から“キレイ”と“健康”を目指しましょう。・朝摘みオリーブ葉エキス(キレイスタイル限定!今なら特別価格で)
2014年12月09日30代を過ぎると、お店の照明が意外に明るくて一瞬不安になることも増えてきませんか?肌に自信がなくて薄暗いお店ばっかり選んでしまったり……。巷にはアンチエイジングの商品があふれていますが、実際に使っても「効果がいまいち」という人も多いのではないでしょうか?でも、待って。じつは老化が止まらない根本的な理由は、他のところにあるのかもしれませんよ。 美肌の秘訣は、若返り成分だった!!美肌になるには、アンチエイジングの有効成分が、じぶんの中にどれほどあるか、が鍵となります。それは、私たちの肌に備わっている“グロースファクター(GF)”。皮膚の修復や再生に重要な役割を果たすと、医学的にも実証されている成分なんですよ!しかし問題は……グロースファクターの分泌量は、年齢とともに減少してしまうこと!減ってしまうけれど、美肌を手に入れるためには欠かせない大事な成分だから、ぜひケアしたいものです。グロースファクターを効率よく肌に届けるには?減ってしまったグロースファクターを補う方法は簡単!グロースファクターを含むコスメを使うことです。とはいえ、グロースファクターが含まれたコスメをそのまま肌に塗っても、真皮まで届かない場合や、酵素によって分解されてしまう場合もあり、なかなか有効活用しづらいのです。そこでオススメは、グロースファクターをリポソーム化した美容液『リルジュ リカバリィエッセンス』です!リポソーム化とは、必要な成分を細胞と同様の膜を持つカプセルに入れること。カプセルに入れると酵素分解を防いでくれるので、グロースファクターを肌の奥(角質層)のすみずみまで届けることができます。そして、この美容液には、コラーゲンやヒアルロン酸など、肌の表面を潤す成分がまったく配合されていません。なぜなら、コラーゲンやヒアルロン酸の分子は大きいため、有効成分の浸透の妨げになってしまうから。アンチエイジングに徹底してこだわったため、『リルジュ リカバリィエッセンス』には保湿成分が含まれていないのです。なので、洗顔後にこの美容液を使い、その後いつも通りの保湿ケアをしてください。肌力をつけると、あの頃のじぶんの肌も叶う!グロースファクターを補うと、肌力がつくのでターンオーバーが正常に近づき、シミやたるみ、シワなどにアプローチできます。肌を若返らせたい人や、今までのアンチエイジングの化粧品で満足できなかった人に、お勧めしたい新しい考え方の美容液です。今なら「7日間 実感トライアル」が999円(税込)で試せるので、気になる方はぜひ使ってみてくださいね!※参考: リルジュ リカバリィエッセンスImage photo by Pinterest/*
2014年10月25日外気の温度が下がる秋冬、お風呂の湯温設定を1℃〜2℃上げる方はかなり多いのではないでしょうか。 でも、この1℃〜2℃の上昇で、入浴による肌の乾燥ダメージはぐっと進みます。もともとボディの肌は顔よりも皮脂腺が少なく、体温以上のお湯に触れる時間が長くなると、皮脂膜や肌キメの間を埋めている細胞間脂質が流出しやすくなります。今回紹介するのはそんな肌への負担を最小限に抑えて、乾燥による老化を進ませない入浴術です。肌の潤いレベルを下げない工夫肌の潤いを守っている皮脂膜や細胞間脂質は、人肌(約37℃)以上のお湯や、ボディウォッシュなどの洗浄成分に触れることでも流れ落ちます。湯上がりにボディローションやボディクリームを塗ることで表面的な潤いレベルはある程度リカバリーできますが、熱めのお湯と洗浄成分によるWパンチは、肌内部のバリア機能を少しずつもろくします。結果、刺激が入りやすくなってトラブルが起きたり、ハリや弾力も低下していきます。そこで、必ず押さえたいポイントは (1)入浴剤の活用 (2)しっかり汗をかく の2つです。(1)の入浴剤は、いろいろなタイプがありますが今回は保湿成分の入った入浴剤をさします。乳液を溶いたような湯船につかれば、肌表面に保湿成分が接触し続けるので肌内部の潤いが奪われて湯上がりに肌がパサつくことはありません。(2)の汗をしっかりかく、ことがなぜ大切かというと汗と皮脂が混ざりあうことで肌の潤いを守る皮脂膜が作られているためです。とはいえ、汗をかくには体を温める必要があり、一方で湯温はできるだけ上げたくない、というジレンマがありますよね。そこでおすすめしたいのが、体の芯から温まるしょうがドリンクを飲んでから湯船につかるアプローチ。しょうがの力を借りて発汗を応援しょうがは、血流を促して体の深部から熱を作り出す働きのあるショウガオールという成分が乾燥させることで作用するようになります。ひと手間かかりますが、スライスして天日干しにしたしょうがをハチミツ漬けなどにしておけば、あとはお湯をそそぐだけでショウガオールがしみ出した “体内ぽかぽかドリンク” の完成です。バスロ―ブはボディ保湿アイテム!そして湯船につかってしっかり汗をかけるところまで温まったら、湯上がり後はぜひバスローブを。タオルメーカー UCHINOさんによると、湯上がりにバスローブを羽織ることは入浴による保温効果をキープし、肌の水分蒸発を防ぎ、温まることで分泌されるキレイな汗=二次発汗の汗をほどよく籠らせることで肌をしっとり保ってくれるそう。こうして入浴後の乾燥ダメージを防げれば、後からつけるボディローションやボディクリームがマイナスリセットではなくプラスに働き、秋冬でも年齢を感じさせない弾む「しっとりボディ」が叶いますよ♪参照サイト ・ お風呂を楽しむ湯の国 ・ 魔法のスキンケアアイテム!? 奥深い バスローブの知られざるヒミツ、 おしえてUCHINOさん
2014年10月16日コーセーは10月15日、同じ供与者より異なる年齢で得られた皮膚細胞からiPS細胞を作成し、解析したところ、老化の痕跡である「テロメア」が供与年齢に関わらず回復していることを確認したと発表した。同研究成果は、同社の加治和彦 研究顧問(元京都大学 iPS細胞研究所 特任教授)らによるもので、10月27日から30日まで、フランス・パリで開催される「第28回国際化粧品技術者会連盟」世界大会にて詳細が発表される。「テロメア」とは細胞の染色体の両端にある構造で、細胞分裂を繰り返すと短くなり、ある限界を超えて短くなると細胞分裂が止まるため、老化の指標として知られている。今回の研究では、iPS細胞を用いて細胞を初期化することで、「テロメア」を回復可能かを調べた。同研究で用いられたiPS細胞は、同じ人物より異なる年齢(36~67歳)で得られた細胞から作製されたもの。解析の結果、初期化されたiPS細胞の「テロメア」はいずれの供与年齢においても、長さが同程度まで回復していることがわかった。さらに、これらのiPS細胞を表皮細胞に分化させることに成功し、iPS細胞が細胞の供与年齢に関わらず正常に機能することが確認された。今後について同社は「iPS細胞化と供与者の加齢について、遺伝子レベルでの知見を蓄積することで、老化過程の再現やメカニズムの解明が進むことが期待される。また、iPS細胞やそれを分化させた細胞を用いることで、老化研究の領域だけでなく、皮膚の生理機能解析や化粧品成分の評価系の確立、動物実験代替法への応用などに広げることが可能となる」とコメント。次世代の化粧品の開発へと応用していくために、iPS細胞についてより深化した研究を進めていくという。
2014年10月16日(画像はプレスリリースより)顔のたるみのケアをしている?『遺伝子と肌の老化』に関連する役立つ調査結果!株式会社ドクターシーラボは『遺伝子と肌の老化』の関連性について調査を実施した。調査の方法はウェブアンケート方式で、360名の女性が調査の対象になった。最初に『自身のフェイスのたるみを感じているか?』の質問について、8割以上の人が【感じている】と答えた。次いで【感じている】と回答した人を対象として、『積極的に、フェイスのたるみケアを実施しているか?』の問いでは【実施している】を選んだ人はおよそ7%で、【まあまあ実施している】が約29%である。一方で【実施していない】は6割以上だった。シッカリとフェイスのたるみケアを実施しているのに、効果を感じられない理由は?さらに『キチンとフェイスのたるみケアを実施しているのに、効果が見られないと感じたことはあるか?』の質問では、88%以上の人が【ある】と答えている。そして“効果を感じられない”理由について、【ケアの努力不足】【スキンケアが自分に適していない】【キチンとケアは実施しているが、ストレスを感じている】【上質のスキンケアを用いていない】などがランクインされた。さらに『自身の肌質は、遺伝子に関係している部分があると思うか?』と質問したところ、全体の約9割の人が関係していると思っているようだ。また85%以上の人が、肌老化に関連する遺伝子を調べる“検査キット”があることを知らないことが判明した。シワやたるみなどの、肌老化の原因は?ドクターシーラボは調査結果とともに、シワやたるみの要因は素肌ケアによる環境的および日々の生活環境のほかに、「肌老化遺伝子」(肌質)も要因の一つだと述べている。そして“遺伝子レベルでの、たるみケア”を考慮する場合に実施すべきことについて【美容成分を見直す】【外的および内的原因の解決】【プロビタミンC】など、あわせて4つをあげている。肌のたるみを気にしている人は、このような調査結果を参考にして、肌のたるみの原因を研究してみては。【参考】・株式会社ドクターシーラボ プレスリリース
2014年10月04日