優しい飼い主さんと暮らす猫のブレックファースト・サンドイッチは、小脳低形成という病気を患っています。そのため、うまく歩けない時がありますが、毎日を元気に過ごしていました。障がいをもつ猫におもちゃをあげようとしたら?ある日、飼い主さんはブレックファースト・サンドイッチにドーナツ型のおもちゃをあげようとしました。「ここにおもちゃがあるよ」と猫に話しかけると、なぜか犬のスープが近付いてきます。「あなたに話しかけたんじゃないんだけど…まあいいわ」と、スープにおもちゃをあげる飼い主さん。すると次の瞬間…スープが飼い主さんが驚かせた理由がこちらです。@little.tunnyLOVE IS REAL♬ original sound - Little Tunny隣の部屋へ戻ったスープは、おもちゃをブレックファースト・サンドイッチの前に置きます。スープは、ブレックファースト・サンドイッチのためにおもちゃを取りに行ってあげたのです。そのことに気付いた飼い主さんは感動。「どうもありがとうね」とスープをなでてあげました。この動画には170万件の『いいね』が集まり、スープの優しさを称賛する声が寄せられています。・猫に対してこんなに優しい犬を初めて見たよ。・いい子すぎる!涙があふれた。・この猫には介助犬がついているんだね。誰に教わったわけでもなく、ブレックファースト・サンドイッチのサポートをしているスープ。ブレックファースト・サンドイッチが子猫の頃から一緒に過ごしているので、たまに助けが必要だということが分かっているのでしょう。犬の賢さと思いやりの深さには、本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月28日障がい福祉サービスを提供する株式会社ティーサービス(所在地:静岡県静岡市、代表:小澤 満雄)は、障がい者の独創的な世界観に着目し、障がい者アートを刺繍デザインにした“ハンドタオル”を、当社が運営する多機能型就労継続支援事業所・こころ彩(いろ)(以下:こころ彩)にて、販売開始いたしました。※ブランド名:iroasobi(イロアソビ)商品タオル■利用者=アーティストこころ彩は『Let'sわくわく!』をスローガンとし、「わくわくのこころが未来を彩り、笑顔になるよう、みなさまに活かされ、生きる施設づくり」を目指しています。昨今新型コロナウイルス感染症の影響で多くの方が苦しんでいる中、日々気分が明るくなるようなこころ彩ならではの商品提供ができないかと考えていました。そんな中、就労の一環で気軽に絵を描く機会があり、利用者の中にイラストを描くことが好きな方や独創的な発想で描き上げる方がいることに気づいたのです。そこで利用者=アーティストとしての可能性に着目し、この絵でコロナ禍の日々を少しでも明るくできないかと考え『手洗いを楽しみに』をコンセプトに、利用者のイラストをハンドタオルに刺繍でデザインする事業を思いつきました。作業風景■商品の特徴個性あふれるアーティスト一人ひとりの世界をハンドタオルというカタチにし、お客様の日々の生活に彩りをお届けします。ハンドタオルはアーティストのサイン入りの複製原画とセットで販売され、パッケージは中の商品を引き立たせるためスタイリッシュな円筒形のクリアケースを採用しています。商品は市内の飲食店「本格讃岐うどん こころ彩」の物販コーナーで販売され、いずれは通販サイトでの販売も開始いたします。イラストが刺繍デザインに■販売計画販売時期 :令和3年11月6日販売場所 :本格讃岐うどん こころ彩(住所:静岡市駿河区高松2576)価格帯 :580~1,080円(平均価格帯:730円)通販サイト :令和4年開設予定月間販売当初予定個数:1,000個■会社概要社名 : 株式会社ティーサービス代表 : 小澤 満雄設立 : 2012年10月19日従業員数: 50名所在地 : 静岡県静岡市駿河区高松2576業種 : 福祉事業内容: 就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所、共同生活援助事業所、住宅型有料老人ホーム、訪問介護事業所URL : iroasobi: 事業所外観 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月06日株式会社クロス・カンパニー(X-Company, Inc、通称:クロスチーム、CROSS TEAM)は、障がい者とプロフェッショナルの共創により、障がい者が社会の一員として垣根のないキラキラと輝く社会の創造を目指しています。また、自閉症、知的障がい持つ子供の親たちに、我が子の可能性に少しでも希望が持てればと、共感をエネルギーに参画した障がい者の家族やプロのデザイナーをはじめ多彩なメンバーが参加しています。今回、障がい者とプロフェッショナルが共に創り上げるプロセスをストーリーで伝える『共創のデザイン展』を羽田空港にて開催したく、2021年9月24日、クラウドファンディングサイト『READYFOR』にて初のクラウドファンディングに挑戦しました。クラウドファンディングプロジェクトページ: クラウドファンディングイメージ■これまでの活動■当社では、これまで地域の養護学校、特別支援学校と共同でアート・ワークショップを開催し、その中で生まれた個性豊かで色使い鮮やかな作品たちはプロのデザイナーによって全力で想いを込めたデザインへと仕上げられ、企業の限定商品デザインやホテルの装飾、自動販売機デザインなどに採用され、学校には売上げの一部を寄付還元しながら活動をしてきました。また、最近では当社への問い合わせや発注も増え続けており、企業のCSRやSDGsへの関心の高まりを実感しています。ホテルロビー装飾■Challenged Designerとしてイキイキと活躍してほしい、という障がい者の家族としての願い■欧米では障がい者を「challenged person」「potential person」と呼ぶ時代。(注:差別・区別ではなく、挑戦する・可能性のある人々との意味を込めている)多くの支援を受けながらも進学も就労も選択肢が限られる人生を歩んでいる彼ら・彼女たちの現状を知っているからこそ、障がい者にも新たなワークスタイルがあっても良いのでは、という障がい者の家族の切なる願いをこの提案に込めています。■日本の玄関口 羽田空港での開催を決意■一人では乗り越えられない壁も、「共創」の力で乗り越えられるという確信に変わったとき、まずは活動を知ってもらう必要性を実感し、選んだ舞台は“空港”でした。クロスチームの活動を知った羽田空港からアプローチがあり、第二ターミナルの国内線搭乗口66番付近にクロスチームの作品がウォールアートとして壁面を彩ることが決定したことでこの想いに拍車がかかり、「様々な人生が行き交う日本の玄関口羽田空港で、クロスチームの想いを作品に乗せて展示できたなら、そこから飛び立つ皆さんと共に未来へ羽ばたける一歩になるのではないか」という想いのもと、これまでの共創で生まれた数々の作品・デザイン画を通して、新たな働き方の可能性を見出す機会にしたいと考えています。■『共創のデザイン展 Challenged Design Collection』開催概要開催日時:2021年12月1日~20日(予定)開催場所:羽田空港第2ターミナル 5F羽田空港展示イメージ 1羽田空港展示会場イメージ 2■将来の展開■障がい者が社会の一員として垣根のない世の中になることを今後の大きな目標と位置付け、その理想に近づく歩みとして、誰でもが集える「CROSSS SQUARE」を構想しています。障がい者やその家族、地域の方々や企業、障がい者と触れ合う機会がなかった人まで、分け隔てなく気楽に・気軽に・気兼ねなく集える場、「CROSSS SQUARE」を理想としてチャレンジし続けます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月05日父親と息子がキャッチボールをするのは、日常でよく見られる光景です。「息子ができたら一緒にキャッチボールをするのが夢」という男性もいるのではないでしょうか。ジョセフ・ワンプラーさんはある時、父親のスティーヴンさんから、こういわれたそうです。「ほかのお父さんたちみたいに、一緒にキャッチボールができなくてごめんな」スティーヴンさんは生まれつき脳性まひを患っていて、ボールを投げることができないのです。そんな父親の言葉を聞いたジョセフさんは、1本の動画を作りました。彼が父親へ伝えたい思いが詰まった、短い動画がこちらです。@the.wampler.wayIf any little league teams need a coach, he’s the best out there! ##fyp ##fypシ ##disability ##happy♬ You Are Enough - Sleeping At Last映っているのは、ジョセフさんが誕生してからずっと、笑顔で息子の成長を見守ってきたスティーヴンさんの写真。バックに流れているのは スリーピング・アット・ラストの『You Are Enough』という曲。ジョセフさんは「そのままの父さんで十分だよ」というメッセージを伝えたかったのです。この動画を見たスティーヴンさんのリアクションをご覧ください。@the.wampler.way##greenscreenvideo The reactions may or may not be my favorite part:) ##fyp ##fypシ ##disability ##happy♬ original sound - The Wampler Way息子の思いを知って、嬉しそうな表情を見せるスティーヴンさん。今にもあふれそうな涙をこらえているようにも見えますね。この動画には300万件を超える『いいね』が集まり、涙する人が続出しました。・動画を見て、こんなにすぐに号泣したのは初めて。・涙が止まらなくてトイレから出られない。・きみには最高のお父さんがいるんだね。うらやましいよ。 View this post on Instagram A post shared by The Wampler Way (@the.wampler.way) スティーヴンさんは若い頃、自分は結婚することも、子供を持つこともないだろうと思っていたのだそう。ところが今では優しい妻と2人の子供に恵まれて、毎日笑顔で暮らしているといいます。愛は目には見えません。だからこそ、言葉や行動にしなくても、ちゃんと感じることができるのではないでしょうか。父親からのあふれんばかりの愛情を受け取って、ジョセフさんはこれからも幸せに成長していくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月29日日本で深刻な社会問題の1つとされている、痴漢行為。他者の身体に合意なく触れ、尊厳を傷付ける痴漢行為は迷惑防止条例違反で罰せられます。2020年12月に公表された警視庁のデータによると、検挙されたものだけでも1年で1780件を超えるのだとか。また、被害の6割は電車や駅構内で起こっているそうです。一般的に痴漢被害は抵抗しなさそうな人が狙われやすいため、泣き寝入りを余儀なくされた人も多く存在することが推測できます。障がい者を狙った卑劣な痴漢行為の事例に、怒りの声自分よりも力が弱く、抵抗しなさそうな弱者を狙う痴漢行為は、卑劣な犯罪。2021年8月25日、障がい者を取り巻く問題に取り組む非営利団体『DPI 日本会議』が、障がい者をターゲットとした痴漢行為についてウェブサイトに掲載。障がい者が電車を利用する際、一部の鉄道では「〇〇号車に乗車、××駅で降車します」といった駅アナウンスを行うことがあります。このアナウンスは、駅員同士が情報を共有するためのもの。乗降時に駅員が補佐を行うため、必要なのでしょう。しかし、信じられないことに一部の人はこのアナウンスで障がい者の居場所や降車駅を把握し、痴漢行為をはたらいているというのです。ウェブサイトで掲載された実際の事例は、どれもあまりの卑劣さに目を疑うようなものばかりでした。視覚障害者車両ドアのところの外側を向いて立っていたら、後方から「いたいた!手伝ってあげるよ」と言いながら後方に回り、ぴったり迫りもぞもぞされ、荒い息をされた。離れようとしたが、ぴったりくっつかれて動けない。次の駅でドアが開いたときに、とりあえず車両からでた。希望駅ではなかったので歩行に慣れていなくすごく困ったが降りるしかなかった。その場にいて次に来た電車に乗るしかなかった。DPI 日本会議ーより引用車いす使用者東京に出てきて初めての終電。ほとんどの乗客が酒臭かったのでアナウンスしないでくださいと頼んだのに、それでは乗せられないと断れたので仕方なく乗りたくない一番後ろに乗せられた。べろんべろんに酔った男性が飛び乗ってきて、「居た!手伝ってあげようと思って走ってきたよ。○○駅でしょ?」と言いながら可哀そうにと繰り返し足をさすられた。「やめてください」といっても離れてくれず、私も逃げられず、大きな声をだしても周囲の人は聞こえないふりしているように感じた。とても辛く忘れたくても忘れられず今でも夢を見る。この話に触れるのはこれが最後にして前に進みたい。DPI 日本会議ーより引用車いす使用者自宅に見知らぬ男がよくいるけど知っているか?と近所の人に聞かれて確認したら、電車内で時折見かける男性で、後を付けられていると知った。その後、何度も自宅周辺にいるので警察に相談し被害届けを提出した。夜中に窓ガラスに大きな石を部屋に投げ込まれた。警察に通報したら警察に相談した嫌がらせではないかと言われた。警察や近所の人が助けてくれ捕まった。今でも遅くの帰宅にならよう気を使い生活している。DPI 日本会議ーより引用ウェブサイトに掲載されているものだけでも被害事例は13件あり、中には「上記より酷い被害のため、記載しないことを希望」というものも。相手が障害を持ち、抵抗するのが難しい状況と知った上で、加害者は痴漢行為をはたらいているのでしょう。被害に遭った人たちは、「アナウンスによって居場所や目的地を知られ、ターゲットにされてしまう」と恐怖を感じているといいます。電車での乗降時のアナウンスは、本来支援のためのもの。善意を利用し、卑劣な行為をする人たちに怒りを感じずにはいられません。これらの事例はネット上で拡散され、多くの人から怒りの声が上がっています。・発想がゲスすぎて、めまいがした。加害者に人の心はないのか?・あのアナウンスを、犯罪で利用する人がいるなんて思いもしなかった。信じられない。・言葉にならないくらい卑劣。今まで気付くことができなかったのを悔やみます。先述したように、駅でのアナウンスは乗務員に安全確認を伝達するためのもの。しかし、善意を利用し悪行をはたらこうとする人がいるのも事実です。被害に遭う人を1人でも減らすため、社会全体が関心を持ち、考えていかなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2021年08月27日赤ちゃんが生後7カ月のときでした。いつもは少しグズついても、あやせばすぐに立ち直るのに、その日は昼からずっと泣きっぱなし。「これはおかしい」とよく観察してみたところ、驚きの原因が判明しました。初めて夜間救急に駆け込んだときの体験談をお伝えします。 めずらしく泣き止まない赤ちゃん夫も休みの休日の午後でした。ずりばいを覚えた赤ちゃんは動きが活発になってきていて、おむつ替えもじっとしてくれず寝返りをして抜け出そうとします。そのときたまたま近くにバウンサーがあり、危ないと咄嗟に腕を掴みましたがおでこをぶつけて泣き出してしまいました。 いつもはすぐに泣き止むのに、落ち着いてはまた火がついたように泣き出すの繰り返し。少し違和感を覚えながらも、今日はご機嫌ななめなんだろうと思っていました。 腕が上がらない!? 初めての夜間救急へ赤ちゃんは泣き疲れてお昼寝をしていましたが、夕方に起きるとまた大粒の涙を流し始めました。さすがにおかしいと感じ、赤ちゃんをよく見てみたら左腕が力なく下がっていたのです。 時間は午後7時。慌てて夜間救急の対応をしている病院を調べ、タクシーの手配をしました。病院への道中は不安でいっぱいになり、このまま赤ちゃんの腕が動かなかったらどうしようと悪いことばかりが頭を駆け巡りました。 診断は「肘内障(ちゅうないしょう)」 救急へ駆け込むと、小児外科の先生から「肘内障」と診断されました。左ひじの関節が亜脱臼を起こしてしまっているのだそうです。処置をしてもらうと、しばらくしていつもどおり腕を上げることができました。この肘内障は、6歳までの赤ちゃんがなりやすく、腕などが強く引っ張られることなどで亜脱臼を起こしてしまった状態なのだそうです。もしかしたら、バウンサーにぶつかりそうになった赤ちゃんの腕をつかんで引き止めようとしたことが、原因だったかもしれません。 肘内障について知識がなかったのでとても焦りました。また、こんなにささいなことで起こってしまうものだということにも驚きました。これを機に赤ちゃんの体についてもっと知り、気をつけていこうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO著者:しまのさくら一女の母で夫と3人暮らし。出産を機に勤めていた会社を退職。現在は育児のかたわら、データ入力の仕事や妊娠・出産・育児に関する記事を執筆している。
2021年08月09日36歳ごろからドライスキンが気になり始め、肘、膝、かかとのガサガサも目立ち始めました。さらに冬になると白い粉を吹くことも。ネットで調べてみたところ、汗をかかないとドライスキンになりやすいことが判明。そのころ、職場の近くに部屋を借りており、通勤時間は徒歩で5分。職場は冷暖房完備のため、真夏の暑い時期でも、ほとんど汗をかくことがなくなっていました。そんな私が岩盤浴の発汗トレーニングに取り組み、ドライスキンが改善するまでのお話です。35歳でドライスキンが気になるようにそれまでの私はドライスキンとは無縁で、スキンケアといえば気が付いたときにスキンクリームを塗る程度。しかし、36歳ごろからから、ドライスキンが気になるように。肘、膝、かかとのガサガサが目立ち始め、肘のガサガサが洋服の繊維に引っかかることも。冬になると皮膚が白い粉を吹いた状態になりました。スキンクリームを塗れば一時的に潤うものの、30分すると乾燥した状態に逆戻り。スキンクリームではドライスキンを根本的に解消することができませんでした。さらに乾燥で肌がかゆくなることもあり、どうにかしてドライスキンを改善したいと思うようになりました。汗をかかないとドライスキンになりやすいそのようなとき、岩盤浴で汗をかいたあと肌の調子が良くなるという同僚の発言を耳にしました。ネットで調べて見ると、汗にはいくつかの作用があり、その1つが保湿であるという記述を発見。それによると、汗には乳酸ナトリウムや尿素など天然の保湿成分が含まれており、それにより皮膚は潤うとのこと。そのため、汗をかけない人はドライスキンになりやすいそうなのです。振り返ってみると、私の仕事はデスクワークがメイン。そのため、汗をかく機会は多くありませんでした。35歳で会社が変わり、勤務場所から歩いて5分のところに部屋を借りるようになりました。夏の暑い時期は、ギリギリまで冷房が効いた部屋で待機、ちょっと歩けば冷房の効いている職場に到着。冬も暖房が効いている部屋と職場を徒歩5分で行き来する毎日。自転車に乗ったり旅行で遠出したりしても、あまり汗をかいていないようにも感じました。汗をかくことは、肌がベトベトしたり洋服に臭いが付いたりと、あまり良いイメージがありませんでした。しかし、汗は体にとって大切な役割を果たしているということを、その記事を読んで気付きました。私のドライスキンは、汗をかかなくなったことが原因かもしれず、それを改善したいと思うようになりました。岩盤浴に通って発汗トレーニングを継続しっかり汗をかくために、発汗トレーニングをしようと思い立ちました。何をすればいいのか考えましたが、ジョギングをするには体力的に自信がなく、ウォーキングだとほとんど汗をかけず……。岩盤浴に通っている同僚の影響もあり、近所にあるスーパー銭湯の岩盤浴を利用することにしました。浴室の入り口に入浴方法を解説するポスターが貼られていたため、それを参考にしました。うつぶせの状態で5分~10分入浴あお向けになって5分~10分入浴水分補給しながら5分ほど休憩ポスターには、この流れを1セットとして、3セット繰り返すと書かれていました。念のため調べてみたところ、小さな違いはありますがこれが基本パターンのようでした。私は岩盤浴初心者だったため、うつぶせ5分、あお向け5分、休憩は10分と、初日は入浴時間を短めにしました。2日目からは、うつぶせ10分、あお向け10分、休憩はそのときの気分で5分から10分ほど取りました。岩盤浴に入るペースは週に1回。長く続けることが大切だと思い、忙しい時期は隔週のペースにしました。最初の1カ月はなかなか汗をかけず、3セット目にやっと気持ちが良い汗が流れるという程度。2カ月目に入ると1セット目からサラサラの汗をかけるようになりました。まとめ今は住まいが変わり、近所に岩盤浴に入れる施設がないため、月に2回とペースは落ちていますが、44歳になった今でも継続。あくまで私の感覚ですが、入浴後は肌がしっとりしており、ドライスキンが徐々に改善されていると感じています。肌が乾燥することはありますが、白い粉を吹くことはなくなりました。これからも岩盤浴で汗をかくことを心がけていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)【駒形先生からのアドバイス】本来、体の仕組みとしては汗が蒸発するときが一番肌が乾燥します。汗をかいたあとは肌が乾燥しないように、水分補給や保湿をしっかりおこないましょう。著者/ひこすけ(45歳)仕事で海外と日本を行ったり来たりしているため生活が乱れがち。
2021年07月26日2021年夏に開催予定の東京五輪。開会式ではミュージシャンの小山田圭吾さんが楽曲制作を担当します。しかし、小山田さんが過去に障がい者へのいじめを雑誌で明かしていたことから、人選に批判的な声が続出。同年7月16日、小山田さんは自身のTwitterアカウントで、いじめについて「大変今更ではありますが、連絡を入れて被害者に直接謝罪をしたい」と思いを明かしました。小山田圭吾の『障がい者いじめ報道』にIKKOが涙ながらに持論を展開同月18日に放送されたバラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、今回の騒動について特集。問題となっている90年代に掲載された雑誌のインタビューで、小山田さんは「小学生から高校生の頃、障害のある同級生らを全裸で縛ることや、バックドロップをしたことがある」と自ら明かしています。MCである和田アキ子さんは、インタビューの原文を読んだ上で「テレビではいえないくらい、いじめというにはあまりにも悲惨」と非難。コメンテーターであるタレントのIKKOさんは、直接いじめの謝罪をすることについて、真剣な表情でこのように思いを明かしました。なんかそれって、今更掘り起こして…昔のことを思い出してしまうから、そういうことしてほしくないですね。アタシだったら思い返してしまうし、苦しかった時のことを。それで通常のいじめじゃなくって、何回もラジオとかいろんなところで自分のいじめを武勇伝みたいにしてるじゃないですか。それを「知らなかった」っていうこともあり得ないと思うんですよね。それも、身体の悪い人たち…障害持ってる人たちに対して、そんなこと(いじめ)できるのかな。涙しかないです、本当。アッコにおまかせ!ーより引用涙声になりながら、いじめ行為や本人への直接謝罪について持論を展開したIKKOさん。今回の件を受け、ネットではいじめを受けたことのある人から「今更、いじめた人に謝罪なんてされたくない」「謝ったら終わりというわけではない」といった声が上がっています。IKKOさんがいうように、武勇伝として面白おかしく語られていたいじめ行為を数十年後に謝罪されても、嫌な記憶を思い出してしまう人は多いでしょう。IKKOさんの涙ながらの訴えに、視聴者からは共感する声が寄せられました。・涙ぐんでいて、IKKOさんは人の痛みが分かる人だということが分かった。・いじめって被害者は一生苦しむんだよね。直接謝るだなんて、余計に苦しめると思う。・IKKOさんの意見に同意。自分の気持ちを代弁してくれてありがとう。いじめは心と身体を深く傷付ける行為であり、被害者は一生のトラウマを抱えることになります。たとえ加害者が謝罪をしても、その傷が癒えることはないでしょう。被害を減らすためには、いじめ行為がいかに酷であるかを多くの人が知らなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2021年07月18日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行によって、マスクは私たちの生活により重要な物となりました。これまでは主にインフルエンザが流行する冬や、花粉が飛ぶ春に使用されていましたが、飛沫感染を防ぐため1年を通して着用している人がほとんどです。しかしマスクを着用していると、いろいろと不便なことも。『ニュー・ノーマル』の生活に慣れるには、まだ時間がかかるでしょう。ユニ・チャームの、障がい者にも優しい『顔が見えるマスク』に反響2021年4月27日、衛生用品メーカーであるユニ・チャーム株式会社が、画期的なマスクの受注販売を開始しました。マスクを着用していても口元や顔の表情が視認できる『unicharm顔がみえマスク』です。口元の部分が透ける素材になっているため、着用している人の表情や口の動きが相手に見える仕組みになっています。マスクの問題点として、顔の下半分が隠れてしまうこと。表情が見えづらいだけでなく、口の動きからも言葉を読み取る聴覚障がい者は日常生活に支障をきたしていたのです。この『顔がみえマスク』は、マスク生活によってコミュニケーションが困難になっている聴覚障がいがある人や、言語障がいのある人などのため、開発されました。同製品は鼻や顎をしっかりカバーし、隙間を極力なくす設計に。また、くもり止め加工の透明フィルムが使用されています。マウスガードは飛沫の抑制に不安を残していましたが、『顔がみえマスク』はしっかりと飛沫感染を防ぐことができるようです。また、水で手洗いすることができるため、何度も繰り返し使うことができます。『顔がみえマスク』はネットでまたたく間に話題となり、多くの人から「聴覚障害があるので助かる!」「素晴らしいアイディア」といった声が上がっています。コロナウイルスが流行して早1年。この画期的なマスクによって、多くの人が安心してコミュニケーションを取れるようになるでしょう。【unicharm 顔がみえマスク】発売日:2021年4月27日より受注を開始し、同年5月28日より発送を開始販売方法:ユニ・チャーム ダイレクトショップで受注販売サイズ:男女兼用普通サイズ内容量:1枚価格:1480円(税込)[文・構成/grape編集部]
2021年04月27日アメリカ・メリーランド州に住むジェシカ・ロングさんはアメリカ代表のパラリンピック水泳選手です。ロシアで生まれたジェシカさんはヒザ下にある腓骨(ひこつ)が部分的または完全に欠損している先天性腓骨欠損症のため、生後18か月の時に両足を切断しました。幼い頃から義足をつけて生活している彼女は、運動が大好きな女性に成長。現在28歳のジェシカさんはこれまでに4つのパラリンピックに出場し、13個の金メダルを含む23個のメダルを手にしています。 この投稿をInstagramで見る Jessica Long(@jessicatatianalong)がシェアした投稿 義足のアスリートが切実な訴えジェシカさんには日常的に困っていることがありました。それは駐車場で障がい者用スペースに駐車すると見知らぬ人から非難されること。この日も見知らぬ女性から「あなたはそこに停めるべきじゃない」といわれた彼女は、障がい者マークを見せて「私には両足がないんです」と説明したのだとか。この出来事の直後、彼女はTikTokに動画を投稿しました。@jessicatatianalongTo the handicap police... be kind! ##amputeelife ##fyp♬ orijinal ses - cagritanerこういうことがたびたび起きるの。私は子供の頃にいじめられたことはなかったし、障がい者用スペースに駐車することで大人からいじめられることになるなんて思わなかった。(人がなぜ私を非難するのか)理解できるわ。私は若いし、運動をしていてたくましい。でも両足がないの!私が平気そうに見えるのも知っているわ。でも本当に大変なの。義足は重いし、痛いのよ。だからハンディキャップの人専用スペースに駐車しているの。『ハンディキャップ警察』のみなさん、ただ親切にしてください。人がなぜ障がい者用スペースに駐車しているかなんて、あなたたちは知る必要ないでしょう。jessicatatianalongーより引用(和訳)またジェシカさんはInstagramで、このようなことが週に2回から4回起きると説明。見知らぬ人から怒鳴られたり、ワイパーにメモが挟んであったり、車の窓を叩かれたり、ただ文句をいうために彼女が車から降りるまで待っていた人もいたそうです。また高齢の夫婦がスーパーの中でジェシカさんについて回り、彼女をしつこく非難し続けたこともあったのだとか。彼女が義足のことを伝えても「このウソつき!」といい返されたといいます。ジェシカさんの投稿には共感と励ましのコメントが寄せられています。・私も義足で、同じことがよく起きるわ。誰もが他人には見えない何かと闘っている。だから親切でいましょう。・子供より大人のほうがより意地悪になれるのかも。・俺も義足だけど、もしそんなことが起きたら義足を投げつけてやりたいぜ!・あなたの美しいエネルギーをそんな人たちのために無駄遣いしないで。 この投稿をInstagramで見る Jessica Long(@jessicatatianalong)がシェアした投稿 私たちは知らない人がどのような苦労をしているかなんて分かりません。元気そうな人でも、周りには見えない健康上の問題を抱えている可能性があります。ジェシカさんのような若い人が障がい者用スペースに駐車していたとしたら、きっと何か事情があるのだろうと推測する優しさを持ちたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月27日一般的に人が認識する色と違う見え方になる『色覚障がい』をもつ人は多くいます。アメリカ・ジョージア州に住むマックさんもその1人。海外メディア『TODAY』によると、彼は中学生の時に自分が色覚障がいをもっていることを知ったといいます。マックさんの22歳の誕生日に、彼の友人たちが特別なプレゼントを用意していました。それは『色覚補正メガネ』です。そのメガネをかけたマックさんのリアクションは…。The fact that I hardly ever mentioned my want for colorblind glasses and my friends literally went out of their way to get me a pair for my birthday just tells me how much they love my ass and I couldn’t have asked for better people to call my brothers!!! pic.twitter.com/0BKOeftxYC — Mac (@maciavelli_) January 4, 2021 I love y’all!!! ❤️ @256__Will @J0_Na_Than @x_The_Cover_x pic.twitter.com/ZqzCJswgXG — Mac (@maciavelli_) January 4, 2021 目の前に広がる色鮮やかな世界に言葉を失うマックさん。「これをみんなは見ていたのか?」「ブロ(ブラザー)、なんなんだ!」と繰り返し、驚きを隠せない様子。そして最後は感極まったように黙り込んでしまいました。マックさんは投稿で、友人たちへの感謝をつづっています。俺は今まで色覚補正メガネが欲しいって話したことはほとんどなかった。でも友人たちは俺の誕生日のためにメガネを買いに行ってくれたんだ。彼らが俺のことをどれほど好きかってことを伝えるためにね。俺にとって彼ら以上に最高の『ブラザーたち』はいないよ!@maciavelli_ーより引用(和訳)動画を撮影している友人の顔は写っていませんが、大喜びするマックさんを見て笑っている声が聞こえます。こんなにも喜んでくれたら、贈ったほうも嬉しいでしょうね。色覚補正メガネをかけて喜びを爆発させるマックさんの動画は200万回以上再生され、たくさんのコメントが寄せられています。・きみはいい友達を持ったな。・よかったね。見ていて私まで嬉しくなった。・あなたが喜ぶ姿を見たらもらい泣きしちゃったわ。マックさんは映像制作の仕事をしているのだそう。そのため「これからは色覚補正メガネでもっといい映像が作れることにわくわくするよ」とつづっています。これからは今まで見たことがなかったカラフルな世界を思い切り楽しんでほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月15日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。おでかけスポットは、視覚障がい者の案内によって純度100%の暗闇の中で対話を楽しむ「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。積水ハウスとの共創プログラム「対話のある家」が大阪で開催中で、天体観測を楽しむ夕べに夫婦で参加してきました。■ダイアログ・イン・ザ・ダーク「対話のある家」第31回「真っ暗の中で天体観測を楽しむ夕べ」10月26日まで住ムフムラボにて開催。参加者4人で「家」の中へ。視覚障がいのあるぐっちさんとやべっちさんが、「今日は家族になってみんなで過ごしましょう」と案内してくれます。部屋が次第に暗くなり、真っ暗に。目が慣れて何かが見えることはありません。こんなに見えないなんて……。ロープを手に、隣の相手を感じながらソーシャルディスタンスを取ります。壁を伝って歩いて靴を脱ぎ、縁側へ。最初は怖くて「汗びっしょり」という夫。やべっちさんの優しい声に導かれて徐々にリラックスし、安心モードになりました。縁側から庭に下りて、音や声を頼りにみんなと道具で遊びます。そしてみんなで天体観測をイメージし、それぞれの体験を語ります。記者は、この夏見た日本海の満天の星が360度広がったように感じました。もう一人の女性も沖縄で見た星空が見えたと言います。あっという間の約70分で、併設のカフェで参加者と感想を述べ合いました。見えないものをイメージや感覚が補ってくれる不思議な体験。怖さも克服でき、気づきを与えてくれます。会話が弾むのでリピーターが多いのも納得です。(文:西元まり)「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月12日「子どもの腕を強く引っ張ってはいけない」と知ってはいたのですが、引っ張らなくても肘が亜脱臼することがあるようです。私の娘に起こったできごととその後の経過についてお伝えします。 腕を動かさない=動かすと痛い!?ガタン!という音と同時に響き渡る2歳の娘の泣き声。一瞬目を離してしまった隙に、椅子から落ちてしまったようです。いつもより強い泣き声に不安になりつつ、抱きしめて落ち着くのを待ちました。 まだうまく説明できないため、どこをどうするとどう痛いのかはわかりません。素人目には出血や腫れているところなどはなかったのですが、腕を上げられないようなので、病院へ行くことにしました。 整復してもらうと痛みは引いた医師の診察の結果は、肘内障(ちゅうないしょう)。その場で先生に整復してもらうと、だんだんと娘の動きも増え、硬かった表情もやわらかくなり、普段の姿が戻ってきました。「戻れば、瞬時に痛みはなくなるようです」と先生もおっしゃっていました。 肘内障は、骨格が発達するにつれ起きなくなってくるそうで、小学校2、3年以降はほぼ起こらないそうです。一度なると繰り返すことがあるそうで、娘はその後、手を引かれた際と就寝中に再発しました。 その後の対策翌日、保育園の先生に肘内障になったこと、どのような場面で起きたかを報告しました。もし、保育中に娘が腕を動かさないなど気になることがあったら連絡してもらえるようお願いしました。クラスメイトと遊ぶ際、特別な禁止事項はないと病院の先生から伺ったので、遊びや日常生活に変化はありませんでした。 今回のように、腕を引っ張らなくても、転倒時に手をついたり、寝返りをうった際に肘内障になることがあるようです。いつもの様子との違いを読み取って、不安や疑問を感じたら病院に電話をしてみるなど、対応することが必要だと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:佐々木友恵2人の女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月27日赤ちゃんが生後7カ月のときでした。いつもは少しグズついても、あやせばすぐに立ち直るのに、その日は昼からずっと泣きっぱなし。「これはおかしい」とよく観察してみたところ、驚きの原因が判明しました。初めて夜間救急に駆け込んだときの体験談をお伝えします。 めずらしく泣き止まない赤ちゃん夫も休みの休日の午後でした。ずりばいを覚えた赤ちゃんは動きが活発になってきていて、おむつ替えもじっとしてくれず寝返りをして抜け出そうとします。そのときたまたま近くにバウンサーがあり、危ないと咄嗟に腕を掴みましたがおでこをぶつけて泣き出してしまいました。 いつもはすぐに泣き止むのに、落ち着いてはまた火がついたように泣き出すの繰り返し。少し違和感を覚えながらも、今日はご機嫌ななめなんだろうと思っていました。 腕が上がらない!? 初めての夜間救急へ赤ちゃんは泣き疲れてお昼寝をしていましたが、夕方に起きるとまた大粒の涙を流し始めました。さすがにおかしいと感じ、赤ちゃんをよく見てみたら左腕が力なく下がっていたのです。 時間は午後7時。慌てて夜間救急の対応をしている病院を調べ、タクシーの手配をしました。病院への道中は不安でいっぱいになり、このまま赤ちゃんの腕が動かなかったらどうしようと悪いことばかりが頭を駆け巡りました。 診断は「肘内障(ちゅうないしょう)」 救急へ駆け込むと、小児外科の先生から「肘内障」と診断されました。左ひじの関節が亜脱臼を起こしてしまっているのだそうです。処置をしてもらうと、しばらくしていつもどおり腕を上げることができました。この肘内障は、6歳までの赤ちゃんがなりやすく、腕などが強く引っ張られることなどで亜脱臼を起こしてしまった状態なのだそうです。もしかしたら、バウンサーにぶつかりそうになった赤ちゃんの腕をつかんで引き止めようとしたことが、原因だったかもしれません。 肘内障について知識がなかったのでとても焦りました。また、こんなにささいなことで起こってしまうものだということにも驚きました。これを機に赤ちゃんの体についてもっと知り、気をつけていこうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO著者:しまのさくら一女の母で夫と3人暮らし。出産を機に勤めていた会社を退職。現在は育児のかたわら、データ入力の仕事や妊娠・出産・育児に関する記事を執筆している。
2020年08月11日前回 の続きです。左腕を痛がる息子を、救急病院に連れてきた私たち。患者さんが少なかったこともあって、比較的順番は早く回ってきました。診察室に待っていたのは、整形外科の先生。私は、息子の状況を説明しました。すると先生は…「ハイタッチしよう!」と息子に手を伸ばしました。息子は右手でハイタッチをしました。「こっちの手でも、できる?」と先生が聞きましたが、息子は「いやだ」といって左手をだらんと下げたまま、動かしませんでした。先生は、息子の身体に触れずにじーっと左腕を見つめ、と、私に息子の体をおさえるように言いました。そして息子の左腕を曲げ、右左右左と動かすと…『ポキッ』と音が!「はい! いま、音なったから大丈夫!」と言われ、待合で待機するように言われました。10分ほど待合で待っていると、先生がやってきて、もう一度「ハイタッチしよう!」と言いました。息子は、痛がることなく、左手をあげ、ハイタッチをしました。 ■息子の腕は肘内障になっていた息子の腕は、肘内障になっていたそうです。肘内障とは、肘の人体と肘の外側の骨が外れかかることによって起こるそうです。無事、腕は元通りになり、家に帰りました。帰宅後、速攻でソファーにダイブする息子。これまでも何度も流血するケガをしている息子。男の子の武勇伝は、親の制御を無視して更新されていくのか…私たちもこうやって、いつの間にか慣れていくのか…と思いました。おうちで遊ぶ時間が増えたいま、家庭内でのケガが増えないよう、できる限りは気をつけたいと思いました。
2020年06月11日2020年3月に50周年を迎えるanan。そんなananの「美乳強化塾」号で、田中みな実さんが見せた大胆な“肘ブラポーズ”は、その美しいボディが大きな話題となり、本誌は完売に。一大センセーションを巻き起こしました。そんな田中さんが当時の思い出を語ってくれました。写真集『Sincerely yours…』(宝島社)が60万部を突破し、2020年の頭から社会現象を巻き起こした田中みな実さん。「こんなに反響をいただけていることに驚いています。写真集のお渡し会に来てくれた9割が女性で、みんなキレイにメイクを施し、お洒落をして、そんな子たちに『みな実ちゃんになりたいんです』なんて言ってもらえて、こんな幸せなことあります!?にわかには信じられない気持ちです(笑)。これほど女性に関心を持っていただけるようになったのは、ananの『美乳強化塾』特集がきっかけだったと思います。ananは心理テストや恋愛、SEX特集など切り口がいつも斬新で、女性に刺さるものばかり。書店やコンビニに並んでいれば必ず目に留まるし、学生のころから手に取っていますね。カバーが毎号印象的で、ステキだと思っていたから、表紙のお話をいただいた時はうれしかったです!」とはいえ、本当は迷いもあったそう。「特集でもお話ししましたが、胸が大きいことをずっとコンプレックスに感じていました。局アナ時代はサラシを巻いてテレビに出ていたことも。カバー撮影時は30歳になった年で、若いころよりはハリがなく、形にも自信はなくて。ただ、お話をいただく少し前からパーソナルトレーニングに通い始め、カラダの変化を実感していた時期でもあったので意を決して、臨むことにしました」やると決めたからには中途半端にしたくない、そんな思いから生まれた“肘ブラポーズ”で表紙を飾り、その号は見事完売!「あれ以来、コンプレックスだった胸を愛でてあげられるようになりました。潰して隠すのではなく、胸に合ったブラをセミオーダーするようになったり、バストケアが習慣になったり。よく『どうしてそんなにストイックに頑張れるんですか』と聞かれますが、自分ではストイックとは思っていないんです。スキンケアやメイクなどの美容が元々大好きなのと、身長が低いことやカラダのバランスが決していいわけではないことなど、コンプレックスがあるからこそ、探究心を持ち続けていられるんじゃないかな。かつては自分が認めたものしか信じなかった私が、固定観念を捨て、他人の意見も信じていいのではないか、と思えるようになったのもこの特集のおかげ。ananは、自分のカラダと向き合うきっかけを与えてくれた特別な思い出です」No.2069(2017年9月20日号)撮影日は1カット目から“肘ブラポーズ”でした!「お尻もぺったんこだし、顔も幼くてどこか自信なさげ…。今は自分のカラダと向き合い、鍛えたことで自信が持てるように。それが表情にも出ている気がします。ちなみに表紙が撮影の1カット目(笑)。刺激的でした」たなか・みなみ1986年11月23日生まれ。2014年にTBSを退社し、フリーに。現在『坂上忍の勝たせてあげたいTV』(日テレ)、『グータンヌーボ2』(カンテレ)などMCのレギュラーを持つ。キャミソール¥29,000パンツ¥47,000(共にエアロン/コロネット TEL:03・5216・6518)サンダル¥43,000(ネブローニ/フラッパーズ TEL:03・5456・6866)リング(K18YG×アコヤパール)¥80,000(カラットアー/ISETAN SALONE 東京ミッドタウン TEL:03・6434・7975)※『anan』2020年3月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・NIMU(まきうらオフィス)ヘア&メイク・AYA(LA DONNA)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2020年03月08日年齢とともに気になる肘上のお肉のたるみです。肘は年齢が出やすい場所と言われます。すっきりとした肘とそうでない場合では、同じ年齢でも後ろ姿にはっきりと差が出てしまうものです。髪や肌を気にするように、肘もケアをして、後ろ姿マイナス10歳を目指しましょう。肘に年齢が出やすい理由肘は日常の動作の中でも特に動かす頻度が多く、曲げ伸ばしの角度も大きいため皮膚が伸びやすく、年齢と共に黒ずみや皮膚のたるみが蓄積されてしまいます。また、伸ばした状態の肘は自分で目視する機会が少なく、黒ずみやたるみの症状に気づきにくいのも肘に年齢が現れてしまいやすい理由の1つです。いくら髪やお肌のお手入れをしていても、同じように肘のケアができていないと年相応、もしくは実年齢以上に老けて見えてしまいます。関連記事ほうれい線の原因は「○○の重さ」かも!?セルフマッサージで若見え顔に!肘上のお肉解消・セルフケアマッサージ肘上は二の腕のお肉の延長でもあるため、重力に逆らえないお肉が下がり、肘上に溜まりやすいです。痩せている方でも、横から見たときに肘の上がボコッとして残念なシルエットになっている方も少なくありません。次にこの肘上の肉溜まり解消ケアの方法についてご紹介していきます。【用意するもの】・マッサージ用オイル※マッサージ用セサミオイルなどは血流促進効果がありながら比較的安価でおすすめです。肘上のお肉解消ケアの方法<やり方>① 二の腕全体にマッサージ用オイルを塗ります。② 片方の腕を軽く上げて、もう片方の手の親指と人差し指の間を上げた腕の肘上にセットします。③ 強めの力で肘上の肉を捕らえたら、脇方向へ10回〜20回程度思い切り流します。④ 反対の腕も同様に行いましょう。※強めの力でしっかりお肉をキャッチしながら流すのがポイントです。始めは少し痛いと感じるかもしれませんが、徐々にお肉が柔らかくなり痛みも無くなってきます。肘上のたるみ解消簡単トレーニング<やり方>① 足を肩幅程度に開いて立ちます。② 肩の力を抜いて、肩甲骨を寄せながら思い切り胸を張ります。(腕は少し後ろの方に移動しています)③ 手のひらだけを正面に向けて、肘を曲げない状態で腕が後ろに上げられるところまで上げます。(二の腕にかなり力が入っている状態です)④ ③の位置をキープしたまま肘を曲げ、手のひらで肩をタッチ→目一杯後ろへ戻す、という動きを20回程度繰り返します。※特に肘上を意識しながら行うとより効果的です。肘の黒ずみやたるみはケアで解消していこう数年、数十年かけてできた肘上の黒ずみやたるみは、数日では解消できませんが根気よく3ヶ月程度続けられると目に見えて効果を実感できます。また、マッサージの後や外出先で気付いた時にクリームなどでしっかり保湿をすることで角質が固くなってしまうのを防げますので、こちらも癖付けできるようにしていきましょう。Hikaruヨガインストラクター
2020年01月19日みなさまこんにちは、鶏岡みのりです。今回は、私がコミュ障が原因でとても困った、他のママとのエピソードを前編・後編でお送りします!コミュ障の私が恐れていることコミュ障のママが恐れていることといえば、ひとりだけ「ぼっち」状態になることだと想像する人が多いかと思います。もちろん、それもあります。しかし、意外と私ひとりが「ぼっち」という状況はありませんでした。授業参観でも何でも、「ぼっち」の人というのは私だけではないのです。それよりも現実的に遭遇しやすい、困った状況があります。それは・・・。距離感がある相手との会話例えば、児童館で私ともう一組の親子しかいないような時。授業参観で、他のママに「ちり子ちゃんのお母さんですか?うちの子がいつも仲良くしてもらって・・・」と、気をつかって話しかけられた時。会話が全然、続かなくて気まずい…。「ぼっち」でいるだけの時とは違い、コミュニケーション能力が試されてしまうのです。難しい。実に難しい…。ある日、実家近くの公園であれは、休日にちり子(娘)と一緒に泊まりで私の実家へ遊びに行った日のことでした。普段は、ちり子だけで実家に行くことが多く(行き帰りは私の母と一緒)、知らないうちに近所に同年代のお友達ができていました。その日もお友達と仲良く遊んでいたちり子。しばらく経って、近所の公園に迎えに行ったのです。すると、どうやらお友達のママも同じタイミングで迎えに来ている様子。ちり子に声をかけて、帰ろうとしたその時・・・。えーー!! ありえないだろ!!!他のママって、私は全く知らない人だぞ!しかし、ちり子はたまにしか会えないお友達ともっと一緒にいたかったらしく、行くと言ってききません。その様子をみて、他のママ達は親切に「一緒にどうぞ」と言ってくださったのです・・・。「なんでやねん」って思われていることでしょう。AママとBママはランチの約束をしてるわけだから、しっかり友達なわけですよ。そこへ、見ず知らずのにわとり顔のママが入ってきたら戸惑うに決まっています。私だって、気まずいのに行きたくないです。「じゃ…、じゃあおばあちゃんを呼んで来ようか」と、代わりに私の母(コミュ力が高い)を呼んでくると言っても、ちり子は「ママと行くの!」と、これまた頑固。しかも、さらなる展開が起きます。その場にはもうひとりいらっしゃったのでした。それは・・・。まさかの彼氏付きーーーー!!!どうやらAママ(美人)はシングルマザーのようです。ちり子に「一緒に行きたい」と言われた時、「他には誰が行くの?」と私が聞いたところ、隣にいたAちゃん(お子さん)が「私とママと、ママの彼氏の人と、BちゃんとBちゃんのママ!」と、ご丁寧に教えてくれたのです。腕に美しいタトゥーのある彼氏さんもAママ達も、私より若そうで華やかな感じ。話が合いそうにない気が・・・。正直ぜんぜん行きたくないですが、私のコミュ障のせいでちり子の楽しい時間を奪うのは申し訳ない。かくして、他のママ達のお言葉に甘え、史上最強に帰りたいランチに参加させてもらうことになったのでした。試されるコミュニケーション力そして、居酒屋ランチへ。ママ友ランチってそのへんのカフェとかだと思ってたんですが、チョイスがちょっと渋いのは男性がいるからなのだろうか。席へ着くなり、隣にいたAママが私に質問をしました。え?この変な「間」はなに?変な間のあと、ハッと気づいて「・・・あ、お酒飲まれます?」と聞いたところ、「はい」と。私「どうぞ、飲んでくださいねー。」・・・そうか。最初からこう言わなきゃいけなかったのか。Aさんの質問は、私にお酒を飲んでいいか聞くためでもあったのだ。(…というかそれがメイン?)居酒屋とはいえ思いきり昼間なので、念のため聞いてくれたのだと思います。つまり、変な間ができないスムーズな正解はこう。難しい!!!コミュ力が高い人は、サッと正解が言えるのだろうか。できれば、最初から「お酒飲んでいいですか?」って聞いてください。むしろ、べつに聞かずにサクッと飲んでくれてもいいんです!・・・と、思うのは私だけでしょうか。そして、さらに「帰りたい」と思う出来事がおこるのでありました。(後編へ続きます)
2019年11月02日はじめまして、鶏岡みのりです。このたびウーマンエキサイトで連載させていただくことになりました。夫のユウと、小4のちり子との3人暮らしをしている、にわとり顔の母です。さて、第一回は出産特集ということで、あの日の思い出をどうぞ。陣痛がきた日は、とても天気がよく・・・。完全に寝不足でした。それが後々、あんなに響いてくるとは。というのも、妊娠後期はずっと不眠に近く、全然寝られなかったのです。翌日が休日だったので、夫とゲームをしていました。まぁ、私はほとんど見ているだけでしたが。朝方にゲームを終えると、下痢かな?というような痛みがだんだん強くなり、こりゃ陣痛だということで病院へ。そのまま入院し、お昼になるとさすがに眠くなってきました。しかし・・・。寝られるわけない。陣痛の合間に寝ようとしても、また陣痛が来る恐怖で寝られない。一方、助産師さんには「陣痛をしっかり起こすのにも体力が必要なので、なるべく寝てください」とアドバイスされました。そりゃ私も寝たいのですが、寝られません。寝不足で体力不足の私は、弱い陣痛しか起こせず、一向にお産が進みませんでした。弱い陣痛と言っても、かなり痛い。■「陣痛を和らげる方法」が効かない!?そこで、母親学級のときに先生が言っていた「痛みを和らげる方法」に頼ることに。誰かの親指が犠牲になるようだ。申し訳ないが、夫に頑張ってもらいましょう。しかし!余計に痛いわ!おそらく有名な「陣痛を和らげる方法」だと思うのですが、私はむしろ痛いだけ。最初は軽く押してくれたのが幸いしました。いきなり親指が折れる力で押されていたら、大変なことになっていたでしょう。痛みに苦しんでいると、助産師さんが。今度は肛門かい。と思いましたが妊娠中に読んだ雑誌でも、お尻を押すといいという話が書いてありました。そのためのボールもしっかり100均で買っていました。が、助産師さんが握りこぶしで押してくださる流れに。すると・・・。「うるさい妊婦だな」と、思われたに違いないでしょう。というかどうして、ことごとく痛いのでしょうか。痛みを和らげるはずが、痛みを倍増させてきます。どちらも有名で、有効な「陣痛お和らげる方法」だと思うのでが、私のようなケースもあるようです。和らげるのに失敗しつつ、なんとか早く産もうと病院のお風呂に入ったり、歩き回ったり。そして、病院に来てから24時間後、弱い陣痛でしたが何度もいきんで、やっと出産。子供の顔を見て安心すると、ものすごい疲れが。もうボロボロ。■良いこともあった?出産に時間がかかったのは苦しい反面、良いこともありました。会陰切開をせずに済み、傷も小さかったのです。時間がかかったことにより会陰が急激に伸ばされることがなく、切れなかったのだと思います。トイレも、最初の一回がしみて痛かったですが、その後は大丈夫でした。傷が小さい分、出産後のダメージが抑えられ(それでも全身筋肉痛で、フラフラではありましたが)回復が早かったと思います。2人目の予定はないので、もうあの痛みを経験することはないと思いますが、これから出産される方は妊娠中とにかく睡眠をしっかり取れるように心がけてくださいね。
2019年10月20日赤ちゃんが生後7カ月のときでした。いつもは少しグズついても、あやせばすぐに立ち直るのに、その日は昼からずっと泣きっぱなし。「これはおかしい」とよく観察してみたところ、驚きの原因が判明しました。初めて夜間救急に駆け込んだときの体験談をお伝えします。 めずらしく泣き止まない赤ちゃん夫も休みの休日の午後でした。ずりばいを覚えた赤ちゃんは動きが活発になってきていて、おむつ替えもじっとしてくれず寝返りをして抜け出そうとします。そのときたまたま近くにバウンサーがあり、危ないと咄嗟に腕を掴みましたがおでこをぶつけて泣き出してしまいました。 いつもはすぐに泣き止むのに、落ち着いてはまた火がついたように泣き出すの繰り返し。少し違和感を覚えながらも、今日はご機嫌ななめなんだろうと思っていました。 腕が上がらない!? 初めての夜間救急へ赤ちゃんは泣き疲れてお昼寝をしていましたが、夕方に起きるとまた大粒の涙を流し始めました。さすがにおかしいと感じ、赤ちゃんをよく見てみたら左腕が力なく下がっていたのです。 時間は午後7時。慌てて夜間救急の対応をしている病院を調べ、タクシーの手配をしました。病院への道中は不安でいっぱいになり、このまま赤ちゃんの腕が動かなかったらどうしようと悪いことばかりが頭を駆け巡りました。 診断は「肘内障(ちゅうないしょう)」救急へ駆け込むと、小児外科の先生から「肘内障」と診断されました。左ひじの関節が亜脱臼を起こしてしまっているのだと言います。処置をしてもらうと、しばらくしていつもどおり腕を上げることができました。この肘内障は、6歳までの赤ちゃんがなりやすく、腕などが強く引っ張られることなどで亜脱臼を起こしてしまった状態なのだそうです。もしかしたら、バウンサーにぶつかりそうになった赤ちゃんの腕をつかんで引き止めようとしたことが、原因だったかもしれません。 肘内障について知識がなかったのでとても焦りました。また、こんなに些細なことでおこってしまうものだということにも驚きました。これを機に赤ちゃんの体についてもっと知り、気をつけていこうと思います。著者:しまのさくら一女の母で夫と3人暮らし。出産を機に勤めていた会社を退職。現在は育児のかたわら、データ入力の仕事や妊娠・出産・育児に関する記事を執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月26日「子どもの腕を強く引っ張ってはいけない」と知ってはいたのですが、引っ張らなくても肘が亜脱臼することがあるようです。私の娘に起こったできごとと、その後の経過についてお伝えします。 腕を動かさない=動かすと痛い!?ガタン! という音と同時に響き渡る2歳の娘の泣き声。一瞬目を離してしまった隙に、椅子から落ちてしまったようです。いつもより強い泣き声に不安になりつつ、抱きしめて落ち着くのを待ちました。 まだうまく説明できないため、どこをどうするとどう痛いのかはわかりません。素人目には出血や腫れているところなどはなかったのですが、腕を上げられないようなので、病院へ行くことにしました。 整復してもらうと痛みは引いた医師の診察の結果は、肘内障(ちゅうないしょう)。その場で先生に整復してもらうと、だんだんと娘の動きも増え、硬かった表情もやわらかくなり、普段の姿が戻ってきました。「戻れば、瞬時に痛みはなくなるようです」と先生もおっしゃっていました。 肘内障は、骨格が発達するにつれ、起きなくなってくるそうで、小学校2、3年以降はほぼ起こらないそうです。一度なると繰り返すことがあるそうで、娘はその後、手を引かれた際と就寝中に再発しました。 その後の対策翌日、保育園の先生に、肘内障になったこと、どのような場面で起きたかを報告しました。もし、保育中に娘が腕を動かさない等、気になることがあったら連絡してもらえるようお願いしました。クラスメイトと遊ぶ際、特別な禁止事項はないと病院の先生から伺ったので、遊びや日常生活に変化はありませんでした。 今回のように、腕を引っ張らなくても、転倒時に手をついたり、寝返りをうった際に肘内障になることがあるようです。いつもの様子との違いを読み取って、不安や疑問を感じたら病院に電話をしてみる等、対応することが必要だと思いました。 著者:佐々木友恵2人の女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月27日「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながるこんにちは。「『好き』で自信を創り、『好き』で社会とつながる」をビジョンに、発達障がい児向けのメンターマッチングサービスと教室運営をしているBranchの中里祐次です。Branchは、「発達障がい児の好きなことを見つけたり、好きなことができる環境創りのサポートをするサービス」です。こんなことをやっています↓↓Upload By 中里祐次Upload By 中里祐次 | 発達障がい児の孤独をなくし、可能性を伸ばす習い事って、「役に立つからやる」ことなんだっけ?出典 : この仕事を始めてから、「お子さんが自分の好きなことをできる時間って、今はどれくらいあるのかな?」と、よく考えます。自分の子どもの頃を考えると、おそらく100%に近いくらい、好きなことばっかりやっていたように思うんですよね(勉強していた記憶のない子どもだからかもしれませんが…)。友だちと公園で遊んで、その公園での遊び方を自分で考えたり、当時自分が好きだったドッジボールをみんなでやりたくて勝手にドッジボール部を創ったり…とにかく好きなことばっかりやっていた、のんびりした子ども時代だったなぁ、と。ただ、今のお子さんを見ていると、時代は変わってきているのかな、と感じます。というのは、学校の勉強や習い事に関して、お子さんが好きでやりたいことをベースにやる/やらないの判断をしているわけじゃない場合が多くなってきているように見えるからです。「これを覚えること、習うことがすべての子どもに役立つ」といった、まるで「正解」が決まっているかのような言説をよく見るようになりました。もし本当に、そういったすべての人に正解と言える方法があれば楽だと思う人もたくさんいるでしょう。Branchに相談に来る保護者さんの中にも、「次は子どもに何を習わせれば将来うまく行きますか?」というような質問をされる方がいらっしゃいます。なんとなくそれを聞いていると、スマートフォンのアプリをインストールするように「その習い事に通わせれば、自動でわが子に必要な能力がインストールされる」ような感覚でいらっしゃる方も多いのかなぁ、と感じます。でも、肝心のお子さんの感情はどこ行っちゃったんだろう…。ためしに、自分のお子さんに学校の勉強や習い事について「これは好きかどうか?」を一つずつ聞いてみてください。全部好きっていうなら、とてもその子はラッキー。残念ながら実際は、そうじゃない場合がとても多いと思います。習いごとに行ったあとに僕がお子さんに会うと「実はさっきの習い事、好きじゃないんだよなぁ」なんて言うお子さんも多いです。僕らは、なんでも言ってくれるような関係性が創れて良かったなと思うとともに、悲しい気持ちになります。好きで好きでたまらないことを、大人が全力で応援する出典 : 僕たちBranchは、我慢して我慢して勉強したり習いごとをした先にあるものよりも、「好きで好きでたまらないので誰にも止められない!」ということを大事にすることが、今の時代の学びにとても大切だと思っています。たとえばうちの子は、大好きなレゴをやってる時は大きい声で声をかけても肩を叩いても気づかないような子でした。今はマインクラフトをやったり、YouTubeでマインクラフトの動画を見たりしている時がその時間です。好きなことをやってる時は自発的にものすごい集中力でやっていますが、嫌いなことは絶対やりたくない。思えば自分もほぼ同じタイプの子どもでした。ある時、東京大学の文化祭で東大レゴ部の方が出展されているのを見つけて子どもと出かけました。レゴ好きなので、何か良い影響があるかなー、と期待をしながら。実際うちの子は、目をキラキラさせて東大レゴ部の方にレゴについてたずねたり、帰ってきてからも学校の作文にそのことについて書いたり、大きくなったら東大レゴ部に入りたいから東大に行きたいといったりと、中々良い影響があったようです(東大に行けるかどうかとかは置いておいて…。というか、本人はそれを言ったことをたぶん忘れています笑)。実はその時の経験から生まれたのがBranchなんです。つまり、お子さんの好きなこと(例えばレゴ)を得意な大人(ここで言えば東大レゴ部の方)とマッチングする、というサービスです。その後、サービスが続くうちに代官山に教室を構えたり、お子さんの好きなことを保護者の方と一緒にどう伸ばしていくかを考える計画書を提出するようになったりと、色々と進化を続けて今に至ります。「好きなことで社会とつながる」その最初のきっかけを例えばどんなお子さんがいらっしゃるかというと、こんなお子さんです。Upload By 中里祐次Upload By 中里祐次発達障がいのあるお子さんがメインですが、発達障がいはないけれど不登校状態だというお子さんも多いです。また、たまに「天才を育てるサービス」と勘違いされますが、それは違います。すべてのお子さまが「好きなことができて、それによって自信がつくことと、好きなことで社会とつながるきっかけを創る」ことがBranchが行っていることです。またもう一つ「お子さんの才能を新しく生み出す」ことを期待されることもありますが、基本的に「お子さんが好きなこと」をベースに考えていくので、それがお子さんの好きなことであれば一緒に考えていきますが、お子さんが嫌いなこと、興味のないことであれば僕たちがやることの範疇ではないかな、と思っています。安心して好きなことができる環境を創るのがBranchの役割まだサービスがスタートして3年弱なのですが、最近、Branchのチームで大事にしたいと考えているのはこんなことです。Upload By 中里祐次上述したように、Branchには社会の中で傷ついたお子さんがとても多くいらっしゃいます。好きなことにはすごい集中力を見せるのですが「学校に行けなくなってから、その好きなこともあまりやらなくなっちゃったんです」というようなお悩みも。Branchの場合は上記の図にあるようにまず最初に「安心して好きなことができる環境設計」を大事にしています。人と会うことや、外へ出ることも難しいお子さんもいますので、先に「どんな人」がいるか「どんな場所なのか」を伝えたり、場合によってはこちらから訪問したりもします。他にも、教室事業である「Branch room」のスタッフが共有する「グランドルール」として、こんなことを大事にしています。----------------------------ここはお子さまの「好き」を見つけること、「好き」を育むことを目的としています。・一緒に考える=つまり「教えない」ことです・見守る=つまり「指示しない」ことです・整える=居心地良く、少しの新しい発見がある空間を創ることです上記のようなことを私たちは主に行います。----------------------------まだまだ至らない点もありますが、安心できる場所があると、お子さんにちょっとずつ自信や自己肯定感が生まれるのかな、と思いながら日々活動しています。そして、だんだんと自己肯定ができるようになってくると、自主的に「これやってみよう!」と、自分のやりたいことをやるスイッチを押せるようになると思っています。大人になった時にこの「自主的に自分のやりたいことのスイッチを押せること」がとてもとても大事だと思っていますので、まずはそのための環境創りに取り組んでいるのが、いまのBranchです。もちろん、すでに自己肯定もできていてやりたいこともあるお子さんの場合、それをどう伸ばしていくかの環境創りのサポートが大事になるので、そのあたりも語りたいのですが…長くなってきましたので、今日はこの辺で。ご興味を持ってくださった方は、ぜひBranchに遊びに来ていただければ幸いです。オンラインのメンターマッチングサービス「Branch」は全国どこからでもご利用可能です。東京におられる方は教室事業の「Branch room」も覗いてみてください。それでは。 | 発達障がい児の孤独をなくし、可能性を伸ばす東京・代官山Branch room
2019年05月23日こんにちわ。渋谷です。今回はママ友に関してということなんですが、いかんせんコミュ障なので基本的に友達自体がそんないないんですよね【完】が、そんな私にも一人だけ仲良くしてくれるママ友がいます。コミュ障なりのママ友の作り方をご覧ください。■コミュ障な私のママ友作り結構みんな似たようなことを考えてたりするんだな~というのが衝撃的でした。そして自分が思うほど周りはそんなに自分の事を悪し様には見てない。考えるより酒飲んでテンションあがった勢いでウェ~イ! と相手の陣地に乗り込むくらいの軽いノリでいいんだな~と。当って砕けてしまったらそれはそれ!そもそも友達なんて躍起になって作るものでもないし数が多けりゃ良いということでもないんだよ(おまいう)本当に一緒にいたいと思う人、特別何かをしなくても自然と自分の周りにいてくれる人。それが本当の友達なんじゃないかな~と改めて思ったりしたのでした。
2019年05月14日買うだけで、誰かにやさしくなれる。LOVE&LIFEアイテムカタログ。今回は“障がい者支援”ができるアイテムについて。教えてくれたのは環境ジャーナリストの中野博さんです。SUPPORT(障がい者支援)持続可能な社会に求められるのは、どんな人でも安心して暮らせる地域の実現。「働く意欲がありながら、障がいなどの理由により一般の事業所に就職することが難しい人々に就労の機会を与えることも大切なことです。最近では、彼らのアーティスティックな感覚や個性を生かした製品も増えてきました。こうした製品は、一般販売はもとより企業が社会貢献事業の一環として購入し、イベントなどで配布することも。障がい者支援の一つのスタイルとして浸透し始めています」【1】猫のイラストがキュートなマグ。奈良県にある福祉施設「たんぽぽの家」。障がいのある人もアートを通じて自由に自分を表現できる「アートセンターHANA」を併設している。外側と内側に猫のイラストが描かれたマグカップは、持ち手部分に星のマークをあしらうなど、遊び心いっぱいのデザイン。ゴロちゃんマグカップ¥1,000(chikuru makuru/GOOD JOB STORE)【2】ハンカチブランドとのコラボが実現。障がいのある人がアートを仕事にすることができる環境をつくることを目的に設立された組織「Able Art Company」とハンカチブランド『H TOKYO』がコラボレートし、所属アーティストの作品をあしらったハンカチ。自由なモチーフと独創的なタッチのイラストをプリントしたハンカチはギフトにもぴったり。ハンカチ 各¥1,800(H TOKYO×Able Art Company/GOOD JOB STORE)【3】雇用を促進するハンドメイドブラシ。手工芸ならではのぬくもりと、伝統的でありながらモダンな佇まいを感じるプロダクトを得意とするスウェーデンの老舗ハウスウェアメーカー『イリス ハンドバーク』によるブラシ。目の不自由な人たちが一つひとつハンドメイドで製作している。上・ベジタブルブラシ¥2,000下右・ベイカーブラシ¥600下左・マッシュルームブラシ¥2,000(以上LABOUR AND WAIT TOKYO TEL:03・6804・6448)中野 博さん環境ジャーナリスト、エコライフ研究所所長。企業のエコブランディングや講演活動を行う。『あなたがきらめくエコ活!』(東京書籍)など著書も多い。※『anan』2019年3月13日号より。写真・山口 明スタイリスト・野崎未菜美取材、文・宮尾仁美リサーチ協力・長坂磨莉撮影協力・AWABEESTITLESUTUWA(by anan編集部)
2019年03月08日「父(克介さん・70)も同じ視覚障がい者ですが、複数の福祉施設を営む社会福祉法人の理事長として、晴眼者と同じように社会生活を送っているので、私も社会に貢献できるはず。文章を読み上げるパソコンソフトや点字機器、記憶、そして熱意を武器に、優れた弁護士になるため研修に励んでいます」そう話すのは、昨年9月、最難関の国家試験といわれる司法試験に、2度目の挑戦で合格した板原愛さん(28)。弁護士といえば、法廷で分厚い書面や六法全書を駆使しながら立ち回る姿を思い浮かべるが、愛さんは、角膜変性症という重度の視覚障がいがあり、視力は0.02~0.03で、視野も30度程度と狭い。文字を読むのも困難だ。「昨年末で司法研修所での勉強を終えています。今は裁判所、法律事務所などでの研修が始まっています。司法修習生仲間もできて、先日は飲み過ぎてしまいました。研修後、法律事務所への就職活動は大変だと思いますが、この人に依頼してよかったと思われる弁護士になりたいです」障がいがありながらも、人生の試練をくぐり抜けてきた愛さんは、勇壮なだんじり祭で有名な、大阪府岸和田市で生まれ育った。「普通の小学校に通いたいと言ったときは、教育委員会に交渉してくれたし、両親は私の挑戦を必ず応援してくれる。でも、始めたことは“やり遂げるまで諦めるな”と厳しく育てられました」(愛さん・以下同)小学校では、拡大文字の教科書を使用していたが、学年が進むにつれ、扱う文章も長くなり、拡大文字ではスムーズに読み進められない。勉強に遅れが出ないよう、中学校は東京の視覚特別支援学校へ入学。親元を離れての寮生活を始めた。「中学時代、分厚い点字の憲法の本に夢中になり、修学旅行にも持参したりして(笑)。次第に司法に関わる仕事をしたいと考えるようになって、周りには『弁護士になる』と宣言していました」一浪して入学した青山学院大学法学部では、友人とダーツやビリヤードも楽しんだ、と笑顔で振り返る愛さん。卒業後は、本格的に司法試験に臨むため、法科大学院へ進学した。「早稲田大学の大学院法務研究科を選んだのは、司法試験の合格率が高かったこと、それに日本の大学では数少ない、障がい学生支援室が設置されているためです」愛さんのために板書が読み上げられるほどサポートは手厚く、教科書を作った出版社の協力もあって、文章を音声に変換することができた。同級生たちのなかには名門校出身も多く、刺激になったが、「優等生だったことが一度もない」という愛さんにとっては、気後れすることも多かった。そんなとき、希望の光となったのは、日本で初めて視覚障がい者として弁護士になった、野村茂樹氏が所属する奥野総合法律事務所に、計3週間、インターンとして受け入れてもらったことだ。「野村先生は、所長の奥野(善彦)先生に『弁護士に必要なのは書類を読むことよりも、判断力だ』と言われて、弁護士になることを決意したそうです。その話は、私にとって強い励みになりました」1度目の司法試験は不合格。くじけそうになったが、父親からは電話で「刀折れ、矢尽きるまで戦う覚悟で挑め」と励まされた。司法浪人としての1年間は、全力を尽くすことだけを考えた。「布団に入ると、『今日は勉強が少なかった』と不安になってしまう。だから、そんな余裕もないほど疲れ切るまで勉強しました。それで2度目の挑戦は、合格者の中で上位17%に入る成績でした」現在の研修生活が終われば、晴れて弁護士となる愛さん。「弱視の人は、多少は目が見える。そのため社会に出ると、頼まれた書類仕事などでオーバーワークになり、症状が悪化したり、休職・復職を繰り返すケースもあります。障がい者の人たちを助けるため、私だからこそできる活動をしたい。でも、これまで長く仕送りで生活してきたので、まずは、しっかりと一人前の弁護士として、自立して稼いでいきたいですね!」父と母から教え込まれた“諦めない”という強い気持ちが、愛さんからはあふれていた。
2019年01月17日自分の好みや体型に合ったファッションを、思い切り楽しみたい――。こんなありふれた願いを、「身体に障がいがある」という理由で諦めなくてはいけない人たちがいます。「障がい者用のダサい服は、もう着たくない」そんな声を聞いて立ち上がったのが、ファッションデザイナーで「a.ladonna.(アラドナ)」の代表、加藤千晶(かとう・ちあき)さん。ファッションブランド「a.ladonna.」の代表を務める加藤千晶さん。「障がいのある人のために服を作ろうとすると、どうしても“介護者に寄り添った服”になってしまう。それは機能的なだけで、デザインとしてはダサいことが多いんです」加藤さんはこう話します。その現実を目の当たりにしたとき、培ってきた自身のデザインが役に立てるかもしれないと一念発起。“障がいのある方と共に着られる服”をテーマに、新しいライン「a.ladonna.+(アラドナプラス)」を立ち上げました。ここでは、そんな加藤さんの怒りを抱えながら疾走したアパレル時代、人から必要とされる喜びに目覚めた今、そして一歩先に描いたビジョン……など、彼女のヒストリーに迫ります。■“怒り”が仕事への原動力だった——加藤さんが幼い頃から描いていたというデザイン画を拝見したのですが、「本当に子どもが描いたの?」とつっこみたくなる完成度の高さでした。ちゃんと描き始めたのは小学校4年生くらいの頃です。“お絵描き”という感覚ではなく、ちゃんと“デザイン”というものを意識していたのを憶えています。デザインの背景にあるストーリーまで鮮明に思い描いていましたね。加藤さんが小学生時代に描いていた、洋服のデザイン画。「このデザイン画が、私の今の仕事の原点になっています」と話しながら見せていただいた。「こんな髪型のこんな人が、こんなポージングで着ているんじゃないか」というような(笑)。——視点がもはやプロ並みですね。デザイナーさんはやはり、そういう感覚でお仕事をされている方が多いのでしょうか。「こんな人が、こんな風に身にまとってくれたら素敵なんじゃないか」というところからデザインするのが理想の姿だと私は思っています。でもファッション業界も大きく変わってきていて……。ファストファッションが大量に入ってきてからは、やはりブランドからそんな余裕がなくなってしまったように見えます。去年売れたデザインをアレンジするとか、他社で売れているデザインをコピーするとか、そんな方法が一般的になったのかな。——そうしたファッション業界の変化を、加藤さんはどのように捉えていたのでしょうか?職人の技術によってつくられるファッションに憧れを持って飛び込んだからこそ、20代は本当に苦悩の日々でした。業界に対しても、自分の会社に対しても、世の中に対しても、とにかく不満だらけ。怒りを原動力にしてデザインを描いていました。特に疑問に感じていたのは、「技術はないけれど価格が安い」という理由で縫製がどんどん海外へ発注され、日本の職人さんたちがことごとく食べていけなくなったこと。今日履いているこのブーツ、何度も修理し直しているんですが、20代の頃お世話になった職人さんに作ってもらった当時のブランドのサンプルなんです。加藤さんが職人さんに作ってもらったブーツ。20代の頃からメンテナンスをしながら履き続けている。——素敵ですね。とても味があるというか。当時、私が任されていたブランドの靴を作っていた方の作品です。小さなブランドでしたけど、親身になってどんなお願いにも答えてくれて、アドバイスもしてくれて……。でもある日その方から電話がかかってきて。「加藤さん、来年の展示会の分、作れなくなった。もう、(店が)回らんわ」と言われました。業界のコスト削減の煽りをモロに受けてしまったんですよね。その後その工場は倒産して、連絡が取れなくなってしまった。そのとき、私の中で糸が切れちゃったんです。こんな正直者がバカを見る世界、嫌だなって。それでポーンと会社を辞めてしまいました。■たどり着いたのは“身体障がい者の方と共に着られる服”——ご自身のブランドである「アラドナ」を立ち上げられたのは、どんなことがきっかけだったんですか?他業界に転職しようと思ったんですけど、やっぱり経験がないからことごとく面接で落とされてしまって。貯金が千円もなくなって「あ、死ぬな」って思ったときに、もう一度自分にじっくり向き合ってみたんです。そこで気づいたのは、私は決して洋服が嫌いになったわけじゃないということ。自分の置かれた環境が許せなかったけど、小さい頃からあんなに大好きだった服を、結局は嫌いになれないということでした。だけど会社に戻る気にはなれない。それならつくってしまおう、と。——貯金千円以下のところから会社を立ち上げるのは大変だったのでは?まずは商社と契約をして、フリーデザイナーとしてデザインを売ることから始めました。2年間で資金を貯めて、以前お世話になっていた工場や職人さんに連絡をして。「ひとりで会社をつくろうと思うんですけど、予算もないし、手広くもできないんです」ということを正直に伝えたところ、何人かの方が力を貸してくれて、なんとか立ち上げることができました。今から10年前、29歳のときです。——その10年の間に加藤さんがたどり着いたのが、“身体障がい者の方と共に着られる服”だったのですね。そうなんです。ブランドを立ち上げて、細く長くデザインをつくり続けていくうちにたどり着いたのが、流行にとらわれず使い捨てでもない、男女問わず自由気ままに着られる服でした。どんな体型の方も着こなせるようにファスナーの代わりにゴムのデザインバリエーションを増やしたり、肌触りの良い素材を使用していたのですが、その発想がバリアフリーとしての機能と合致して。たまたま私がつくっている服を見た福祉関係の知人が、「これって障がいのある人でも着られそう。そういうラインつくれないの?」と声をかけてくれて、3年前に“身体障がい者の方と共に着られる服”「アラドナプラス」として発足。そこからは、生地屋さん、縫製屋さん、モニターの皆さんと何度も意見を交わしパターンを引き直しながら、ようやく最近、最初のサンプルが完成したんです。■介護者のためだけに作られた服に、一石を投じたい——これまで普通のアパレルしか経験のない中で、難しい挑戦だという感覚はありませんでしたか?むしろ「自分こそ役に立てるかもしれない」と思いました。ユニバーサルデザインではなく通常のアパレルで経験を積んでいて、ハイファッションまで網羅する技術もある。着やすくてスタイリッシュな服なら、私に任せて欲しい!と思ったんです。着る人ではなく、介護する人のためだけに考えられたデザインって例えば、(脱がしやすくするために)洋服に巨大なファスナーリングがついていたりする。私だったら絶対にそのようなデザインにはしませんから。——巨大なファスナーリング、たしかにデザイン的にはいけてないですね……。やはり障がいのある方の中には、服に対して不満を抱えているケースが多いですか?多いですね。特に女性でユニバーサルデザインの服を好んで着ている方って、本当に少ないんですよ。理由はひとつ。とにかく「ダサい」から。こんな服を着るくらいなら、着にくいけれど一般の市販服を我慢して着たほうがいいという方が多いんです。特別扱いして欲しくない、健常者と同じ服が着たい、と。——おしゃれを楽しみたい人にとって、選べる服が少ないのは悲しいですよね。今回ブランドのモデルを務めてもらった女性は、右半身麻痺の障がいがある方なんです。「アラドナプラス」では、クラウドファンディングにて資金を募っている。ブランドのモデルを務めている女性も当事者のひとり。もともとおしゃれが大好きだったのに、「車椅子に座ってしまったら、どうせデザインなんて見えない」「普通の服を買ってもひとりでは着られない」といった理由で買い物にも行かなくなって、どんどん閉鎖的な性格になってしまったそうなんです。そうやって諦めなくてはいけないことが増えていくのって、すごく悲しいなと思って。気に入ったものを身につけている時って、本当に気分がいいじゃないですか。そういう、ささやかだけどすごく大切な喜びを取り戻してもらうための架け橋になりたいな、と。■“自立服”の確立を目指して——怒りが原動力だった20代の頃と比べると、ずいぶん仕事へのスタンスが変化したのでは。そうですね。ずっと「打倒・ファストファッション!」みたいな反骨精神でやってきたんですけど、最近やっと“競争”じゃなくて“共存”なのかな、と思えるようになりました。マジョリティが必要とするところじゃなくて、そこからこぼれたところで求めてくれている人たちがいるなら、そこを埋めていくのが私の役割なんだと今は思います。あとはやっぱり、助けてくれた職人さんたちへ恩返しがしたいという気持ちが強いですね。——「アラドナプラス」への挑戦が、自分のビジョンを明確にしてくれたんですね。そうですね。今クラウドファンディングで出資を募ってるのですが、なかなか一筋縄にはいかないと感じることもあります。でもすべて自分で決めてやっているし、我慢だとは思っていません。長期戦になるとは思うけれど、待てるようになりました。実は、挑戦してみたいことがもうひとつあって。「アラドナプラス」には“自立服”という側面もあるんですけど、高齢者の方にもどんどん着ていただきたいと思っているんです。障がいのある方と同じように、“自分で選んで自分で着られる”という体験が、高齢者の方が自分らしくおしゃれを楽しむことができるきっかけにも繋がるはず。高齢者数がピークを迎える2025年までに、この自立服というジャンルを確立させることが今の目標なんです。こうやって新しいビジョンを描いては、逆算しながら生きている。それが私らしい生き方なのかな、と今は思います。クラウドファンディングは7月31日まで実施中です。支援はこちらから!取材・Text/波多野友子Photo/小林航平加藤千晶プロフィールファッションデザイナー・衣裳作家/a.ladonna.合同会社代表/一児の母ブランド名:CHIAKI-a.ladonna.JAPAN/ a.ladonna.+“ひとりからみんなへ 日本から世界へ” 環境や労働問題などを解決するため、ALL-WINの価値観でファッション業界から新たな基準を創り、未来の子供たちに美しい地球と心身を残していくことをミッションとしている。同じ価値観の企業とも契約を交わし、イノベーションやプロジェクトを生み出し中。 webサイト:
2018年07月27日『グッド・ドクター』(フジテレビ系)第1話が7月12日に放送された。山崎賢人が、自閉症スペクトラム障がいでコミュニケーションに障がいがある一方、サヴァン症候群で驚異的な暗記力を持つ小児外科医・新堂湊を演じる本作。湊は子どもを助けるために一生懸命だが、人の気持ちを推し量ることができない。「僕は人と違います」。胸が締め付けられるようなセリフは、たくさんのことを私たちに問いかけた。■サヴァン症候群で小児科を目指すことができるか幼いころから小児科医になることを夢見てきた新堂湊(山崎)は、レジデントとして小児外科の世界に飛び込むことになる。期待に胸を弾ませて迎えた初出勤。湊は途中で事故に遭遇するが、暗記している膨大な医療データから最良の方法でケガをした子どもに応急処置を施し、なんとか東郷記念病院にたどり着く。救出した子どもの母親からは深く感謝される湊だったが、指導医の瀬戸夏美(上野樹里)とともに小学1年生の将輝の病室を訪れた際、ある問題を起こしてしまう。横紋筋肉腫が再発した将輝に対し、両親の意に反して真実を打ち明けてしまい、母親から「二度と近づかないで」と非難されてしまったのだ。夏美からの「カルテには書かれていないそれぞれの事情がある。ご両親の気持ちがわからないの?」という問いに、「わかりません」と即答する湊。事故現場での正確な対応といった医師としての優れた能力が明かされた一方で、コミュニケーションが苦手である湊に立ちはだかる壁が、早くも浮き彫りになったかのようにみえたのだが…。■湊と子どものピュアな心に、あふれる涙その後、将輝の容体が急変。居合わせた湊は「早くオペしないと死んでしまいます」と、一刻も早い手術を望むが、「触らないでください。ほかの先生を呼んでください」と声を上げる母親。しかし湊は苦しむ将輝を前に居ても立っても居られない。結果として看護師・橋口(浜野謙太)の協力もあり無事に高山(藤木直人)が手術することとなり、将輝は一命を取り留めた。手術を終え、湊に対して「先生が気づいてくださらなかったら、今頃あの子は。それなのに私、大変失礼なことを。本当にごめんなさい」と頭を下げる母親。だが湊はそんな母親に「僕は人と違います。慣れています」とほほえむ。さらに息子がかわいそうだと話す母親に「かわいそうじゃありません。かわいそうなのは、病気であることです」とまっすぐに伝えるのだった。ドラマの最後に明かされたのは、将輝が退院を待ち望んでいた理由。それは早く小学校に行くことではなく、ママの誕生日をおうちで祝ってあげたいということ。つらい状況でも、母親のことを思う子ども。そして、そんな子どもの本音に寄り添う湊のピュアな思いに心が温まるが、同時にさまざまな感情が交錯し、溢れる涙を抑えることができなかった。■自分の子どもが病気だったら…親に突き付けられる難題終始、胸が苦しくなるようなセリフの連続だった第1話。なかでも印象的だったのは「先生たち、自分の子どもを“ああいう人”に任せられますか?」というセリフ。これは、湊が将輝に再発を勝手に告知してしまったことに激怒した母親が、担当医に発した言葉だ。辛辣(しんらつ)な言葉だが、親であれば気持ちがまったく理解できないわけではないから、心苦しい。子どもが命に関わる大きな病にかかったとき、どんな医師に診てもらえたらが安心かといえば、腕もよく、親の気持ちを理解してくれる医師なのかもしれない。けれども、もしも逆の立場だったら? 自分が湊の母親だったら? そう考えると、より一層胸が痛む。そして、そんな行き場のない切なさを癒やしてくれるのもまた、湊の優しさにほかならない。患者より接待ゴルフを優先する医師、規則に縛られ担当医の指示だけに従う医師、障がいがあるというだけで切り捨てようとする医師、はたまた「大人になれない子どもをなくしたい」と切に願う医師。一体、名医=グッド・ドクターとは何だろうか。視聴者は多くのことを自問自答しながら、ドラマと向き合っていくことになりそうだ。■役者・山崎賢人が語る大きな使命とは山崎が自閉症スペクトラム障がいの医師を演じるということで、放送前から注目を集めていた本作。第1話が放送されるやいなや、演技を絶賛する声がSNSに上がった。山崎は、特徴的な手や視線の動き、こわばった表情などを細やかに表現。一方で、子どもに頬をつねられたり、子どもと一緒に絵を描いたりするシーンで見せる、柔らかな表情も絶妙だった。小児外科医は医師全体の0.3%しかいないというセリフがドラマ内であった。山崎は番組の公式インタビューで「このドラマで小児外科の現状を知っていただいて少しでも良い方向に向かえば…小児外科医を目指す方が少しでも増えたらうれしい」と話すなど、大きな使命を持ってこの作品に挑んでおり、その決意が伺える幕開けとなった。次回描かれるのは、未受診妊婦の女子高校生。破水からの緊急出産となるが、生まれてきた赤ちゃんは大きな問題を抱えていて…。『グッド・ドクター』第2話は、7月19日よる10時から放送。木曜劇場『グッド・ドクター』木曜よる10時から※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」
2018年07月19日9月13日発売の女性誌「an・an」(マガジンハウス)の表紙で、フリーアナウンサーの田中みな実(30)が初のヌードを披露した。上半身裸の“肘ブラ”ポーズが発売前から話題を呼んでおり、早くもSNS上では絶賛コメントが殺到している。 《一気に田中みな実の株が上がった》 《田中みな実の美乳がたまらない》 こうした男性からの高評価はもちろんのこと、意外に女性からも支持されているようだ。 《田中みな実さんのお胸女子から見ても美しい》 《田中みな実が可愛くて好きなんだけど、私より20キロほど軽い》 《最近の田中みな実さんが可愛すぎてなんか女神感ある》 かつてはぶりっ子キャラのイメージが強く、女性ファンが少なかった田中アナ。にもかかわらず女性から好評だった理由を、美容関係者女性がこう分析する。 「田中さんは胸が大きいだけでなく、腹筋が良い具合についているんです。女性はいくら胸が綺麗でも、だらしない身体には憧れません。でもムキムキ過ぎても駄目で、少し頑張れば手の届くくらい筋肉美が共感を呼びます。その点、田中さんの身体は全身のバランスが最高。つまり“30歳のリアルな肉体美”が女性から支持を集めているようです」 グラビアで女性人気も獲得した田中アナ。新境地を開けるのだろうか。
2017年09月11日「今回の本で、三女の亜子が発達障がいとともに生まれたことを初めて書きました。私は美宇という日本一の卓球女子を育てた母親と言われますが、同時に障がい者の娘を育てた母親です。どちらも同じ子育てなんです。そのことを伝えたいと思いました」 そう語るのは、ドイツで開催された卓球世界選手権女子個人で48年ぶりの銅メダルに輝いた平野美宇選手(17)の母・真理子さん(48)。 山梨県甲府市郊外で卓球教室「平野卓研」を営む真理子さん。娘の応援に赴いたドイツのホテルで、新著『美宇は、みう。』(健康ジャーナル社)の原稿を書き綴った。その中で、三女の亜子さん(12)が発達障がいだと初告白したのだ。 「亜子は対人関係が希薄で思ったことをそのまま素直に行動に移しますから、幼児期は『先生のお話を聞きましょう』と言われても、嫌なのですぐに向こうに行ってダラーっとしてしまう。無理に引き戻しても逆効果。ゆっくり諭すように話して、時間をかけてやらせました」 真理子さんが美宇選手の遠征に付き添って家を空けるのが寂しくて泣いていた亜子さんは、6歳で「亜子も卓球やりたい」と言い出したそう。 「本人が『やる』と言うならママの私も徹底して付き合おうと。美宇もたまに実家に戻ったときは、卓球で亜子の相手をしてくれます。亜子にとって日本代表の姉は“雲の上”の存在。美宇から『亜子、こういう風に返すんだよ』とレッスンをしてもらうと、『美宇ちゃんが教えてくれたよ!』って大はしゃぎ。『ショートバウンドで打ち返したら相手に勝てるよ』と教えると、ひたむきに一生懸命練習していました。執着心は相当なものなんです」 3姉妹でいちばん最後に卓球を始めた亜子さんは、瞬く間に頭角を現した。昨年には小学生日本代表として海外に派遣されるまでに。「あの亜子がここまでねえ」と真理子さん自身も驚いたという。 「大体ひとりでできるようになりましたが、頬にケチャップがついていても平気とか、気になることもあります。少しずつゆっくり、ですね。美宇の目標は3年後(東京五輪)。そこで金メダルを狙っています。姉妹3人、みんながんばっているのが自慢です!」 卓球一家の子育てママはそううれしそうにほほえんだ。
2017年06月30日障がい者と結婚した人に「偉いね」と言ってしまったあのとき2016年4月から、障がい者差別解消法が施行されました。人の個性に応じて、できる範囲で助けてあげましょうねという法律です。最近はパラリンピックも注目されつつあり、テレビで放送されるようになりました。今までは障がい者と縁がなかった人でも、これからはどんどん身の回りに接する機会が増えていくでしょう。不慣れなものには、不慣れな対応をしてしまうもの。私もいくつか経験があります。もう10年くらい前だったと思いますが、知り合いの女性が、車いすの男性と結婚をすると聞いたときのことです。思わず「偉いね」と言ってしまったのです。直後に、「あれ、思っていることと違うことを言った」と思いました。「車いすの男性とわざわざ付き合うなんて、あなたはいい人ね」と言いたかったのではないのですが、彼女にはそう聞こえたかもしれません。今、Co-Co Life☆女子部という障がい女子のためのフリーペーパーの制作に関わっていることもあり、車いす女子と一緒に出歩くことも普通になりました。まあそれで感じるのは、靴で歩くか車いすで歩くかは大した違いではなく、単に一緒にいて楽しければまた遊びに行く、というだけの話です。あのとき私が言いたかったのは、心のバリアを取り払って一人の男性として車いすの彼を選んだその女性はステキだな、ということだったんですよね。『パーフェクトワールド』(有賀リエ/講談社 KC KISS)既刊3巻『パーフェクトワールド』は、高校時代に好きだった男性と同窓会で再会したら、彼は歩くことができず、車いすの人になっていた、というストーリーです。絵柄はカワイイのですが、ネタはシビアです。ラストで、彼が迫ってくる牛が怖くて思わず立ち上がって歩けるようになりました、みたいことは(たぶん)ないでしょう。「私があなたの足になるわ!」ジャジャーンでハッピーエンド、ということでもないでしょう。少女マンガは社会の問題や来るべき未来を先取りするストーリー中、「幻肢痛」といって、動かなかったり切断してしまった足が痛むことや、排泄などの健康上の問題を次々とぶつけられます。とはいうものの、テレビでよく見かけるような、「車いすの生活は大変だけど頑張っているんです!」みたいなお涙頂戴の障がい者ポルノでもありません。障がいを客観的に見つめ、そこで起こる問題をどう解決していくのか、主人公は努力をしていきます。きれい事だけでは済まない、障がい者との恋愛について真摯に受け止め考える姿勢には、とても好感が持てます。これからますます社会のバリアフリー化が進んで、障がいがあるとかないとかの境界線がなくなっていくでしょう。和久井が少女マンガって素晴らしいと思うのは、こうした社会の問題や来るべき未来を先取りする作品がとても多いことです。障がいを持つ人と関わる機会が増えれば、当然、恋愛や結婚という問題も身近になっていくでしょう。「障がい」と一口に言ってもさまざまで、車いすひとつとってもたくさんの種類があります。「車いすの人はこうだ」と決めつけてしまうことはできませんが、ひとつの例として、そして自分が恋愛に求めるものや条件を考えるのに、参考になるかもしれません。ちなみに和久井は、車いすの男性はけっこう好みです。付き合ったらどうかというのは、経験がないからわからないけど。Text/和久井香菜子
2016年12月06日